アメトリン 2025-08-22 07:57:51 |
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「ミルクティー」ですね?畏まりました。(ミルクティー、難しいのが来たなと思い。作るが難しいのでは無い、スーパーやコンビニにも売ってるのがいいのか、ちょっといい感じの紅茶のティーパックから作るものがいいのか、と。)……では、私オススメのチョコ紅茶にでもしましょう。(コンビやスーパーで売ってる物は甘すぎて買わないが、"チョコ紅茶"という物はよく購入していて、それをミルクティーにしてタンザナイトも偶に飲んでいるようだ。甘いがチョコは好きな為、チョコの風味が驚く程にしっかりあり、ミルク感が強く味に深みがある"チョコ紅茶"は好きらしい。)
…それでは真心を込めてお作りしてきますので、少々お待ちくださーい♪(そう貴方に伝えキッチンの方へ足を向け)
チョコ紅茶…、お願いします
(“チョコ紅茶”聞いたことはあるが、口に入れたことの無い飲み物だ。名前を聞く限り、甘そうな感じだがあなたは何故それを知っているのだろう。やはり甘いものが好きなのだろうか、なんて呑気なことを考えていれば、あなたはキッチンの方へ向かっていき、その数分後に自分もあとを着いていく。気が付かれないようにそーっと足音を立てないように廊下を歩き、キッチンを覗き込んで。)
(「潜入任務なんかでシェフになりきったことでもあったのだなろうか。」「それともかなりの料理好き?」と、そう思えるほどの手際の良さと一つ一つの動作に練習しておかなければ中々出来ないような高度な技術が見受けられる。恐らく貴方が人生で1度も見た事がないであろう食材や調味料も彼は使っているだろう。お巫山戯気味ではあったものの料理自体はかなり真面目に真剣に作っているようだ。)
("これで仕上げかな"とポツリと呟いては指で何かを摘みサッと最後に散らし料理が1品完成したようで。毒をいれるなんてことは無いはずだが塩でも砂糖でもそれは無さそうで気にはなるかもしれない。それも束の間、スマホのタイマーが鳴り、カップのティーパックを取り出して。馴れているのか牛乳を目分量で注ぎ、最後に1つだけ小さな氷を入れたらチョコ紅茶のミルクティーの完成で。)(宣言通り本気でやりすぎていていつもなら誰かに見られたりすると気が付くのだが、全く貴方に気づく様子も無く。)
……わっ
(キッチンの出入り口からあなたをそっと覗いていれば、余程集中しているのか、普段気が付くであろう自分の気配に全く気がつく様子はなく真剣に見た事のないような料理を作っている。あまり料理をしたことはないが、仕上げられた一品は高度な技術によって作られているのだろう。自分が要望した紅茶は慣れた手つきであなたの手によって作られていき、あなたの言っていた“チョコ紅茶”が完成したようだ。完全に油断しているあなたに、仕掛けられっぱなしは性にあわないのか料理や皿から手を離し危険がない状態で後ろから肩をつかみ声とともに驚かせようとして。)
ん、?(当然肩を掴まれたものの全く彼が驚く様子は無くむしろ表情は崩さないものの貴方の意図が一瞬理解出来ずか少し疑問のような、困惑のようなものが滲み出ていて。どうやら彼にはこのくらいじゃ効き目が無いらしい。)
……ごめんね、全然気づかなかったみたいだ。お料理してたからかなぁ、("自分に用があってもしかしたら声掛けてくれてたけど俺が聞こえてなかったのかな"なんて事も考え申し訳なさそうにそう貴方に伝え。驚かせようとした、だなんて今の彼の貴方への理解度と知識じゃその発想には全く至らず。)……ところで、今のは何の物真似なんだい?"わっ、"っていう若い女の子に人気な流行りのキャラクターでもいるのかな?(うーん、と顎に手を当てて考える素振りを見せては)、、あ!
もしかして、あの白くて熊さんみたいな…○○○○ってやつかい?とっても可愛かった。(○○○○は比較的最近話題になり始めた若い子に人気キャラクターの名前。※悪気無し。ニコニコしながら 「"わっ"って言ってる貴方が可愛かった」 という報告と共に彼はそう至って真面目に尋ねていて。分からないからこそ貴方のことをもっと知りたいのである。)
ちがいますよ…まったく効き目がありませんね…
(ただ単に驚かなかっただけではなく、驚かせようとしたという発想までないとは…。さらには「わっ」と言ったことは〇〇〇〇というキャラクターの真似だと思われている。思わずため息が出てしまうほどの鈍感さに驚かせようとしたこちらが馬鹿らしくなってくる。「可愛い」と言われてしまえば可愛くないとでも言うように首を振って。だが、自分の性格である負けず嫌いが発動したのかなんとしてでもあなたを驚かせたくて少し考えると、思いついたように顔を上げて。)
……これで、どうです?
(あなたに思い切り抱きつくと、これで驚いたかと様子を伺うように上目遣いのようになりながら首を傾げて聞いてみる。)
……違ったのかい。("結構我がならいい線いってるな"と、結構真面目に正直 彼は考えていた為、まだまだ知識不足な自分への失望とショックが大きく。そもそも貴方はキャラクターの真似なんてしていないのだが、大前提のそこに彼は気づく様子もない。だが、流石に彼も"まったく効き目がないですね"なんて言われてしまえば小首を傾げ、まさかさっきの行動は何か別の意図があるのかとようやく頭に過り考え始めたようだ。ただ、沈黙は避けたいのでクイズのように何か別の貴方の意図の候補が思いつくまではキャラ当てでもしておくかと思い。)
○○○○が違うなら…あ!あれかなぁ?○……え…っ、、?(が、刹那に木っ端微塵に全てが塵も残らず、何か言葉を紡ごうとする様子も見受けられたが困惑・驚き交じりの声と共にそして消えていった、貴方が次にとった行動と発言によって。完全に今の彼はもぬけの殻状態、ピタリと動きが止まってしまい。一体内心どんな事を彼は考えているのだろうか。)
…あたたかい……
(まるでキャラクター当てクイズのように次のキャラクターの名前を言おうとした瞬間に抱きついたため、急に言葉を発しなくなったあなたに大丈夫かと声をかけようと思ったが、何を考えているのか分からないあなたの顔になんだか悪いことをしてしまったような気がする。そんなことはさておき、こちらから抱きついてしまったため後に戻れずそのまま抱き締めたままにしていれば、ふいに伝わるあなたの体温が心地よくてすり、と胸に頬を擦り寄らせて。)
……そうかい。それはよかったねぇ、、?( "こっちはそれどころじゃないんだけどな" なんてことまでは言えず心に留めておき。さてさて、それでは彼の爆発している想いを、心の声を"少しだけ"覗いてみることにしよう。)
(『え?何。渚紗ちゃん、それはさ俺の事好……ん、?え、きっ』以下省略…。恥ずかしいが、我ながら最初に浮かび上がってきたものがこれだったもので素で気持ち悪いと思ってしまったのだ。6歳差があって相手は未成年、流石に犯罪臭がする。)
(『気もない異性にやっちゃダメなことだよ、それ。しかも君が今抱きしめてる男を誰だと思って…裏社会でも名前が有名なうえ明日会う時は宿敵かもしれない激ヤバ男だろ??』(自傷気味、自分がヤバいやつなのはしっかり自覚している。そう、あくまで任務なんかで鉢合わせてしまった場合、タンザナイトは貴方のことを捕まえなくてはならない、むしろ逃げられたことを根に持ってる為、自分から進んで酷い目に合わせようとしているという設定なのである。が、"気もない異性にしちゃいけない"なんてのはかなりブーメランでもあるだろう。それに気付こうとしないのだ。気付いたら何かが"終わってしまう"気がするから。)
(『ちょっと本当に待ってくれ、そんな事より何よりやっぱ、』"可愛い"と、そう思ってしまった。癒しがすぎる、忙しく眠れない日々が続いていたりもしたが全部消えてった。これが俗にいう"浄化"というやつなのかもしれない。正直初手で王手だが、上目遣いまでされるとそれはもう癒しの次元を超えてあの世への片道切符。そのくらいの破壊力が自分にはあるらしい、効果は抜群。身をもって今それを思い知らさせられている。"流石に罪な女の子…"、というかこれはよろしくないと思った。誰にでもこんな事をしてしまうのなら取り返しのつかない事も起きてしまうだろう、なので少し危機感を持ってもらうことにしようと思い。こちらからも貴方を抱きしめ返し少し力を強めてみて。)
はい……、ぅわっ、痛いです…少し力を弱めてください
(あなたの心の中では抱きついたことにより爆発寸前まで追い込まれている、なんていうことも知らずに目をつぶってあなたの体温をしっかり感じていれば、何を考えたのかは分からないがあなたからも抱きしめ返されて。普段(出会って一日目だが)ならば赤子に触れているのではないかと思うほど優しくしてくれるはずなのに、今回は力が強く、思わず声を出してしまうほどで。戸惑い、困惑したように眉を下げてあなたのことを見上げて、力が強い、痛いと音を上げる。)
……嫌だね、渚紗ちゃんが悪いんだよ。(痛いと言われても緩めるつもりは無いらしく何も力加減は変えずに。そう貴方に返す声はいつもよりもワントーン低く、彼の雰囲気そのものも別人のように冷たく鋭い。)
「男」だからね、俺は。普通の成人男性だ。言っただろう?君を狙ってる奴(男)は沢山いるって。……オブラートに包みすぎたかもしれないけど、言ってる意味分かるだろう?この世界はね、残念ながらろくでもない奴だらけなんだ。、、それなのに、何の危機感もなく抱きついてきちゃってさぁ、("その海のように透き通る宝石のような瞳で上目遣い"などなど細かいものも無限に浮かんでくるが言い出すとキリがないので抑えておき)
何されても、文句なんて言えないとは思わないかい?(そう貴方に問いかける。正直抱きついてきて欲しい、これが本音。とても嬉しかったし幸せだった。ただ、貴方が誰彼構わずにこれをするのか?あまりにも危険だ、危機感を持った方がいい、と貴方の無事が自分の感情よりも優先された。その他にも色々耐えられなかったのもあるが…。)
っ…確かにそうですが、誰彼構わずするわけではありませんよ。それくらい、あなただってわかるでしょう?
(力を弱めるつもりのないあなたに少し怖さを覚えながらも、冷たい口調も、言葉も自分が危険にさらされないように危機感を持ってほしいからだと言うことが分かれば、そんな恐怖なんて吹っ飛んでいき。あなたの言っていることは正論だ。少し仲がうちとけているからといって抱きついて甘えるようにしたのは不用心である。だが、人一倍他人を信用しない彼女だ。そんな人があなたに甘え、擦り寄っているということは…、、言葉にしなくてもわかるだろう。)
えぇ、、?(貴方のことを"軽く1回泣かせてやろう"くらいに思って演技していたのにも関わらず、そんなことを言われてしまえばもう言葉が詰まり、出てこなくて。いつも通りの雰囲気に戻ってしまう。)
分からない、なんでだい…?俺とか、明らかに抱きついたらダメな部類の奴じゃないか。(彼は自己肯定感が高いのか低いのかよく分からない。)(言葉選びに迷い、少し間が空いたものの定まったのか、優しい声色で言葉を紡ぎ始め。)抱きつくとか、、そういうのは、"いつか君が本当に好きになる人" の為にとっておいた方がいいんじゃないかな。好きでも無い、むしろ嫌いな俺なんかにしちゃったら、勿体無いだろう?(そう話す彼は、普段通りニコニコしているはずなのに何処か寂しそうだ。自覚していなかったとしても、目を逸らしてもやはり、滲み出てきてしまうものなのだろうか。)
……渚紗ちゃんはさ、可愛いし優しいんだから、、ほら、"学校"にでも行けばすぐにでも、きっといい人が見つかるよ。(強く抱き締めていたのを緩め、片手で貴方の頭を優しく撫でながら何処か困ったようにそう話して。)
そんな人、できませんよ。裏社会で生きていたら尚更…。私は嫌いな人に抱きつくほど、軽い女に見えるのですか?
(あなたは自分から距離を詰めてくるくせに、こちらから近付けば遠慮をするように遠ざかっていく。何故だろう、過去になにかあったのだろうか。にこにこしながらも寂しそうに自傷するあなたに、心からなんだかわからないものが溢れてくる。あぁ、母性だ。あなたのことを物理的にでなく、精神的に守ってケアしてあげたい。こんなことを思うなんて、自分はどうかしているだろうか。自分はあなたの事が嫌いだろう、と言われれば、あなたはそう思っていたのかと少し驚いてしまう。嫌いな相手にスーパーまで着いていき、抱きしめるほど誰にでも愛想を振りまく軽い女に自分は見えるのだろうか?)
あなたは私が好きなくせに…
(悔しそうに、むっとしながらぎゅぅぅっと力いっぱい抱き締める。(力はあまり強くないため痛くないだろうが)あなたが自分と出会ってから抱えていた、あなたすら分からないあなたの感情を「好き」だと断言して。)
出来るさ、今からでも遅くない…裏社会を引退して、学校に通おうじゃないか。俺手伝うよ。(そうして欲しい。)
…見えないね。(確かにその通りかもしれない。見えるか見えないかでいわれると正直見えない。考えた後、冷静にそう返して。)
す、、き、?(自分が作り上げてきた全てを、仮面を壊されたかのように貴方の言葉を聞いてはあからさまに動揺してしまう。表だけでは無い、これは心の底からくるものだ。いつもとは訳が違う。)(ボスから"タンザナイト"という名を貰ったのだが、幹部達は皆ボスから見た、基準は不明だが近しいと思われる宝石の名前を恐らくだがつけられているのである。そして、タンザナイトは"冷静"を象徴する宝石。心の底から動揺する事なんて彼は滅多にない、貴方といると連発してるが。)……あ、あぁ!勿論さ。好きだよ、君のこと。(恋愛的な意味では無い、あくまで"友達"としての意味を込めて貴方にそう伝える、貴方のその自分が貴方に抱いているという"好き"も友達としてのを想定しているのだろうと考え。)(貴方にぎゅーっと抱きしめられても、今の彼にはどうすることも出来そうになく、全然分からないのだ。……ちなみに悪い心地は一切しない。)
いいえ、それはできません。私は一生を賭けて、ボスのことを守ると誓いましたから
(“学校”…そこはどんな場所だっただろうか。10歳くらいまでは学校に通っていたのだが、ある日を境に生活が一変してから行っていない。ボスにも「自分のことはいいから、学校へ行って学んできてもいいんだよ」と言われた。だが、その時も首を振ってボスを守りたいと言い切ったと思う。)
…ふふっ、まだ気付いていないのですね。私も好きですよ、“海斗さん”のこと
(どうやら、あなたが理解できていない“本当の感情”を彼女は見抜いているのかもしれない。あなたは必死にその好きだという感情を“友達”としてのものだと受け止めようとしているが、本当はそうじゃないんでしょ?とでもいうように悪戯っぽく笑ってみる。あなたの目の前にいる少女は猫でもあると同時に小悪魔的な一面もあるようだ。戸惑いながらも自分が好きだと言ったあなたに、こちらも同じ気持ちだということを伝えると、あくまで“タンザナイト”ではなく、“綴 海斗”としてのあなたが好きだと言って。)
……君は凄いな。俺とは大違いだねぇ、ボスへの"忠誠"か。(そんなもの、彼には存在しない。凄いと思うのは本心からだが思うことがあるのも確かでそれを貴方に伝えようと思い、言葉を紡ぎ始め。) 、、守りながらでも、学校に行くことくらいは出来るはずさ。何が起きるか分からない、色んなことを経験しておいた方が良い。必ず君の為になるよ。(案外的確だろう、間違ったことは言ってない筈だ。)……そして何より、君のボスもそれを望んでる、ボスの幸せが君の幸せなんだろう?、、、安心してくれよ。君の悲しむ顔は見たくないからさ、俺。(訳:君の為なら、君がそれを望むのなら、守るよ。誰だって。)
あ、あぁ…そうなのかい、、、それは、光栄だな。(ますます貴方に興味が湧く。そう素直に貴方に伝える。貴方はまるで自分の全てを見透かしているかのようだ。珍しく、まさか照れているのか、顔にまでは出なかったもののほんの少しだけ耳が赤くなっていて。)
……君は凄いな。俺とは大違いだねぇ、、ボスへの"忠誠"か。(そんなもの、彼には存在しない。凄いと思うのは本心からだが思うことがあるのも確かでそれを貴方に伝えようと思い、言葉を紡ぎ始め。) 、、守りながらでも、学校に行くことくらいは出来るんじゃないかい?何が起きるか分からない、色んなことを経験しておいた方が良い。必ず君の為になるよ。(案外的確なのかもしれない。最悪の場合としての、貴方のボスに何かあった時あなたがどうなっているかしまうんだろうかと心配なのである。)……そして何より、君のボスもそれを望んでる、ボスの幸せが君の幸せなんだろう?、、、安心してくれよ。君の悲しむ顔は見たくないからさ、俺。(訳:君の為なら、君がそれを望むのなら、守るよ。誰だって。あくまで君の為だけど。)
まぁ、俺が言えたことじゃないし…強制するつもりは無いし出来ないんだけどね。また考えて見てほしいな。(とだけ最後に伝えておき。)
え、好き、?あぁ、、!そうかい…それは、光栄だな。(目を合わせることなんて出来なかった。視線を逸らしてしまった、我ながら頭が悪いと思う、あまりにも分かりやすい。ついには貴方に、"私も好きですよ"なんて言われてしまえば心臓がとまりそうになる、逆にってやつだ。リアクションなんて素でしてしまったら"終わる"だろう、心をなんとか無にしてかなり留めて貴方に言葉を返す。もうなんだか怖くなってきた。"俺の命狙ってる?" なんて思ったが流石に心に留めておき。ますます彼は貴方に興味が湧いてきて。まるで自分の全てを見透かしているかのようだ、こんなことは初めて。珍しく流石に照れているのか、顔にまでは出なかったもののほんの少しだけ耳が赤くして)
/すいません…!!!修正点というかお恥ずかしながら正直寝惚けてたのでもう一度書かせていただきました(蹴り推奨)
…優しいですね、あなたは。もしそうなったとき、ボスのこと…よろしくお願いします
(学校に行く、という経験自体が自分の為になり、ボスが学校に行くことを望んでいるのなら…と言葉で言われてしまえば納得せざるを得ない。そして、もし仮に学校に行くことになったら自分がボスの近くで守れない間、あなたが守ってくれるらしい。敵対する組織間で、相手のボスを守るなんて有り得ないことだ。だが、そんなことは強いあなたにとって関係の無いことなのだろう。そうなる可能性はとても低いが、もしそうなったとき、情けないがあなたに頼もう。)
耳、赤くなっていますよ。裏社会の有名人が照れるなんて珍しいことですね
(あからさまに顔を逸らされ、そんなに好意を伝えられるのは嫌だったのかと思うが、あなたのことを見ているうちに耳が赤く染まっていることに気が付く。あぁ、照れているのかと察すると腕を最大限伸ばしてつん、と赤くなっている耳をつついてみる。)
……はははっ、、(遠回しな表現をする訳でもなく"耳が赤くなってますよ"なんてストレートに言われては、耳をつつかれてしまっては、いつものように笑おうとするもののもう苦笑いしか出てこなくて。 「揶揄ったら面白いタイプの子」 だと思っていたのだが、貴方は案外逆に揶揄ってくる 「小悪魔タイプの子」 なのかもしれない。)
よし、(!!!!!!!!!!!→流石に実際にそこまでの勢いをつけては言わないが、心の中ではこれくらいの勢い。)(このままでは命に関わるので、どうにかしてこの状況から抜け出そうと思考を巡らせた結果 一つの答えに辿り着き。そして、貴方の前髪を額を撫でるようにして優しく分けては、額に口付けをする。)……もう気は済んだかな?悪戯っ子なお嬢ちゃん。(いつの間にかいつもの表情や雰囲気に戻っており。余裕そうな眼差しなうえ何処か悪戯っぽい笑みを彼は浮かべていて。)
……はははっ、、(遠回しな表現をする訳でもなく"耳が赤くなってますよ"なんてストレートに言われては、耳をつつかれてしまっては、いつものように笑おうとするもののもう苦笑いしか出てこなくて。 「揶揄ったら面白いタイプの子」 だと思っていたのだが、貴方は案外逆に揶揄ってくる 「小悪魔タイプの子」 なのかもしれない。)
よし、(!!!!!!!!!!!→流石に実際にそこまでの勢いをつけては言わないが、心の中ではこれくらいの勢い。)(このままでは命に関わるので、どうにかしてこの状況から抜け出そうと思考を巡らせた結果 一つの答えに辿り着き。そして、貴方の前髪を額を撫でるようにして優しく分けては、額に口付けをする。)もう気は済んだかな?悪戯っ子なお嬢ちゃん。……それとも、まだ足りない?(いつの間にかいつもの表情や雰囲気に戻っており。余裕そうな眼差しなうえ何処か悪戯っぽい笑みを彼は浮かべていて。)
/抜けてるセリフがあったのに気づき追加させて頂きました…!(蹴り推奨)
ん…っ、足りないと言ったら…?
(何を考えたのかはさっぱり分からないが、前髪を退かされ、そのまま額にキスを落とされればなんの抵抗もなく大人しくキスを受ける。自分が抱きついている状況のため避けられるわけが無い+避けたらこの後どうなるかか分からないため怖いという理由で。赤く染まっていた耳も戸惑っていた表情もいつの間にか元に戻っており、それと同時に本調子を取り戻したようで余裕そうな悪戯っぽく笑みを浮かべるあなたに少し残念に思いながら、このまま押され続けるのはつまらないため、気が済んでいないと言ったらどうなるかを聞く。)
(「足りないといったら」…ねぇ、、、ん????何言ってんだろ、この子。と、貴方の発言に思わずニッコリしたまま固まってしまい。「何故照れない、?恥ずかしいだろう????」と、口には出さないものの不思議に思い、正直少し肝が冷えたのも事実だ。恥ずかしがる様子もない、むしろまだ"戦う意志"がある貴方に全ての予定が狂っていく。思わずここまで上手くいかないことも、自分が振り回される側になるのも滅多にないのでなのか、ふっと息を吐くように笑みが零れ。そして優しく、けれども真剣に貴方の心にに刻み込ませるかのように彼は話し始め。)
渚紗ちゃん、いいかい?俺に限らず、、たとえ君がね、本当に好きな人が出来たとしてもこれ以上のことはしたらダメだよ。渚紗ちゃんはまだ"子供"だからね。……それと、俺で遊ぶのがダメとはいわないが、、あまり大人を揶揄いすぎない方がいい。困るのはきっと、(口には出さないものの "貴方だと" そう言わんばかりに何かが強く訴えていて。どうやら彼は貴方の今までの行動は、相手は誰でもいいとまではいかないがあまり関係ないんだろうと、子供のお巫山戯、遊び、好奇心 みたいなものと考えているようで。)お嬢ちゃん、、俺ばっかりズルいって、「お野菜さん」達が"僕達、私達にも構って~!"って、言ってるみたいだ。我慢の限界みたいだねぇ……あぁ、泣き声が聞こえてくるよ、可哀想に。(※聞こえてきません)
てことで、お野菜さん達とも遊んであげよっか。(軽い茶番を入れつつさっきまでの空気感を壊し。にっこりと笑みを浮かべそう言うと軽々と貴方を抱えてしまえば席まで運び、優しく降ろして。)
あなただからやっているのに…
(優しく、諭すように自分に言うあなたにまだあなたは自分のことを子供扱いするのかと少し不満に思っていて。自分がああやって詰め寄っているのも、大人であるあなたをからかいたいがためにやっていると思われているらしい。出会ってからたった一日だ。それしか経っていないのに自分がこうしてからかっていることに、自分でさえも驚いているほどあなたには心を少しづつ開いていっている。それを言葉にしていないからか完全に理解してくれないあなたに、わかってよ、と言いたい気持ちをグッと抑えながら、小声でポソッと“あなた”相手だからなのにと呟く。)
野菜と遊ぶって…わっ…!
(ほぼ放置してしまっていた料理の野菜たちの心の声(?)を代弁するあなたに、先程までとまるで雰囲気が変わったため、少し驚きながらも野菜と遊ぶとはなんだと口にする。軽々と持ち上げられると、未だ慣れない浮遊感に心臓をバクバクとさせながら、優しく降ろされるともう何も言う気も起きず。)
(「貴方だからやってる」というのを聞いては、俺ってそんなにからかいがいがある奴なのか?と疑問を抱きつつ。いつも揶揄う側の人間なので)
…待っててね、お野菜さん達を呼んでくるから。(訳:持ってくるから。)(数分も経たないうちに料理を運んできて。)
(机に並べられた料理達は、高級料理店のコースで出てきそうなのもあれば、お母さんが作ってくれそうな家庭的なものもあり。)
……"色々"入れてるからねぇ、、気に入ってもらえるかは分からないけど食べれるとは思うよ。とても食べられるようなものじゃなかったらチョコ紅茶のミルクティーで流し込めばいい。(ちょっと悲しいけど)あ、俺のイチオシはね、この可愛いピックとか刺したり飾り切りをしたやつで、、(「可愛いだろう?」と、そう貴方に伝えて。確かにかなり手が込んでいてそれが一番自信があるらしいが、野菜の味は普通に野菜。他の料理の方が絶対的に貴方が、野菜嫌いが食べれる味付けであろう。"色々"使ったので。ただ、飾り切りをしたりピックを刺したりしたものが1番"何か"を込めて確かに作ったのである。パッと見ただけでは綺麗だが、全ての料理に共通していえることとして、少し歪な形の切り方をされた野菜もあったりすること。得意な訳ではないのかもしれない、それでも最大限に綺麗に切ろうと一生懸命作ったのはよく伝わってくるだろう。隠しているが実は指を少し切ったりもしたのだから。……味に関してはプロ級なので普段は多分雑に野菜を切ってるだけなのだと推測できる。冷静に、「形で味が変わる訳ないだろ」と酒を片手にテレビ越しに突っ込んでたタイプの人間だったが、テレビで見たのはそこが重要!!みたいな風に言ってたのはよく覚えてる。)
えぇ、まぁたしかに可愛いですね…。では、い、いただきます…。
(ピックが刺さっていたり、ハートや星型に切られた料理は“見た目”はとても可愛らしい。のだが、どれだけ可愛くても本来の姿は自分の大嫌いな野菜であることを忘れているわけではないため、素直に可愛いと喜べるわけがなく。まずはよく見る家庭的な料理に箸を伸ばし、掴むと口の中へ運ぶ。口に入れたとき、案外行けるかと思われたが噛めば噛むほど野菜本来の風味が染み出してきて。あなたはとても食べられるようじゃなかったらチョコ紅茶で流し込んでいい、と言っていたが、それは作ってくれたあなたに失礼で、悲しむと思ってそれらせず。野菜の味に耐えるように目をぎゅっと瞑り、咀嚼をしていき飲み込むと、ふぅ、と息をつき。)
食べられました…!えらい、ですか?
(これまでほとんど野菜を食べてこなかった身からしたら、こうして飲み込めたことが凄いと自分でも思っているため、決して食べている時の顔はいいものではなかったが、“食べられた”という事実にあなたの顔を見て偉いかと聞く。)
(「へぇ…食べてくれた。やっぱり可愛い見た目にしたからなのかな?案外悪くないのかもね、、何事もやはり偏見は良くないんだな。」 と貴方を見ては改めて思い、昔の自分に少し後悔をする。もしかしたら野菜嫌いの友人も、可愛い見た目にしたら食べてくれたのかもしれない。正直可愛く切ってみたりするのも何もかも面倒臭いうえ効果無し、非効率だとか考えていた為、わざわざ多額を使い、野菜嫌いが野菜を食べれるようにする"魔法の粉"のようなものを結構ゴリ押しで彼は作らせたのだ。ちなみに、高級料理のように見える方にはそれが使われている。)
………!うん、偉いね。お野菜さん達も喜んでるさ。(貴方からそんな言葉が出てくるとは思ってもいなかったのか、最初は驚きと困惑も滲み出ていたもののすぐに穏やかに目を細めては微笑ましそうに貴方を見遣りそう言い。"えらい"と自分に言って欲しいのだろうか?深読みしすぎてしまうので本当の意図までは分からなかったが、貴方が自分にとって目を疑う程に"愛らしい"ことだけはよく伝わってきて思わずため息をつきそうになった。何やってもそれじゃないか。野菜を食べている嫌そうな顔ですら出てくる感想はこれに似たものばかりなのである。)
…ん、なんだかこっちは野菜の味が薄い気がします。なにか使ったのですか?
(自分から強要したものの、あなたに褒められて少し嬉しいのかふふんと自慢げな表情をしたあと、高級料理のように繊細に作られている料理を口に運ぶ。すると、可愛らしいピックなどが刺さっている方よりも嫌いな野菜の味が少し薄いように感じる。野菜の味を薄くするような方法があるのだろうか、と思い聞いてみて。)
(貴方が自慢げな表情をしたり、嬉しそうにしているのを見ては「俺も嬉しいよ。」と心に留めていたはずが、心に留めようとしている事が多すぎてなのか、ぽつりと呟いていて。)
うん?…あぁ、か(貴方の"何か使ったのですか"というか質問に対して説明が難しいので、金があれば出来るという現実的な解答をしてしまいそうになったが正気に戻り、何とか直前で止めて。)はははっ、気になるかい?そうだねぇ、、別に、これといったものは使ってないんだけどな。(うーん、と軽く考える素振りをしながら大嘘を躊躇なく交えつつ。)
いつもと違うこと………あ!俺の"愛情"かもね?渚紗ちゃんのことを考えると自然と愛を込めて作っていたな。(考える素振りをしていた時に実際にどんないい感じの嘘をつくのか思考を巡らせていて、いい感じのを思いついてはそのままそれを貴方に伝える。効果の面では嘘なのかもしれないが "愛を込めて作った" "自然と愛を込めていた" は嘘では無いのかもしれない。)そう!愛が隠し味さ。(なんて冗談なのか本気なのかはよく分からないがヘラヘラ笑いながらそう言い。)
…?そう、ですか…。あなたも食べてください、私一人では食べきれません
(隠し味はあなたの愛情、だと言われるとそんなわけあるかと思いつつも、あなたならその可能性はゼロではないため否定はしないでおいて。メンバーで先程食事をとったというのもあるが、嫌いな野菜の料理を全て食べ切るのは難しく、あなたも食べるようにと言って。)
もう遅いですが…、泊まっていくのですか?
(みんなで食べたり、スーパーへ行ったりしているうちにいつの間にか時間はたっていて、時刻は21時を回ろうとしている。成人であるあなたにはこの時間は遅いとまでは行かない時間だろうが、そんなことを聞いてみる。)
あぁ、分かったよ。頑張ったね、、(減った野菜を見ては貴方の野菜の嫌いの度合いも大体理解した為、これは凄い事なのだと感心して貴方を褒めて。)次食べる時は、もっと仲良くなれるといいな。俺も頑張ってみるよ。(そう言い、貴方の頭をぽんぽんと優しく撫でて。野菜嫌いの友人が面倒臭いから多額を使い、一から商品を作らせた男である。頑張っちゃったらどうなってしまうのだろうか。)
……ん、(貴方の言葉を聞いては自身の腕時計に視線を落として。時刻は21時くらい、正直彼にとってはまだまだ早い。一瞬疑問が過ぎったがすぐにそれも消えてゆく。貴方にとって、21時が遅い時間だということに心から安堵して。)
とま、、、俺がかい、?(そう貴方に聞く彼の声は少し揺らいでていて。疑問と困惑と驚きと、複雑な感情が入り交じっているのがよく分かる。) いや…大丈夫さ。まだまだ夜は長いからね。それに、、あまり長くいるのは迷惑だろう。恐ろしくて眠れないんじゃないか…?(君達が、と言わんばかりに。実際に普通なら間違いなくそうだろう。)
ん…がんばってみます…。
(あなたに頭を撫でられると、相変わらず大人しくそれを受け入れており、次はもっと仲良く(食べられるように)なれるといいね、と言われ、自分からしたいわけではないが今更引き下がれないため出来る限りの話だが、頑張ってみると口にする。)
そうですか…。いえ、恐ろしくはありませんよ。多分、みなさんあなたを信用していますから
(大丈夫だと断られると、少し寂しさを感じながら、自分が泊まったら怖いだろうと言うあなたに首を振って否定する。普通であれば、裏社会の有名人が同じ家で寝ているというのは怖い状況なのかもしれないが、この組織の中で一番と言っていいほど警戒心が高い自分が信用している、ということで組織のメンバーもあなたを信用しているようで。)
…………。そんなこと、初めて言われたよ。(ふっと思わず笑みを零して。自分にとってそれがあまりにも面白おかしかったから。まっすぐ "信用している" なんて言われたのはいつぶりだろうか。思い出せないので初めてと言っておく。心配もあるが、嬉しさが勝ってしまうのはもう、仕方のないことなのかもしれない。)
何日間とか、断言はできないんだけど、、渚紗ちゃん。─── 、この辺りには近付かない方がいい。いや、近付かないでくれ。……ある"計画"があってね。詳しくは教えてあげられないけど、うちの組織の子達が、、幹部がうじゃうじゃいるだろうから。(場所の名前を伝えてはそこには近付かないで欲しいと貴方に頼みをする。貴方に傷ついて欲しくないからなのだが、そこまでは何故か出てこなくて。)
わかりました。あなたの言う通り、近付かないでおきます。…ん、美味しいですね。甘さが控えめで飲みやすいです
(“───”…聞いたことも、行ったこともない場所だ。これまで縁がなかったため、あなたに言われなければ言ってなかっただろうが、万が一のことがあるため頭に入れておく。あなたが言うということは、相当危険なのだろう。このことはメンバーにも伝えておかなければ、と思いながら野菜の料理を食べ進める。ふと、その料理にばかり意識を向けていたが、そういえばチョコ紅茶をまだ飲んでいないことに気が付き、ティーカップに手を伸ばし、飲んでみる。カカオの香りを感じることが出来るとともに、爽やかな後味にすこし驚きながら、これは甘いのが苦手な人でも飲みやすそうなものだと感じて「美味しい」と感想をこぼす。)
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(/急な背後の割り込み失礼します!後日、タンザナイトくんの言っていた危険な場所に任務でうっかり近づいてしまって、タンザナイトくんが助けに来る…というシチュエーションが思い浮かんだのですが、どうでしょうか!?)
あぁ、頼んだよ。(頼んだらすぐ了承してくれる、検討してくれる、話をちゃんと聞いてくれる、渚紗ちゃんってやっぱりいい子だなぁ…と、話の通じない輩を沢山見ている・相手をしてきた為、 尚更彼を強くそう思い。貴方のその素直おさ、優しさが、汚い歪んだ大人達によってねじ曲げられない事だけを彼は心の中で静かに祈り。)
そうだろう?チョコの風味がいいんだよねぇ、、("いいなぁ、俺も帰って飲もうかなぁ、、"なんて呑気なことを考えながら、楽しそうにニコニコと良さを軽く語り。貴方といるとなんだか心が自然と和むらしい。やはりこれは"浄化"というやつかもしれない。)
さてと、渚紗ちゃんはそろそろ寝る準備をした方がいい時間だろうし、、(お風呂とか諸々)食器を洗い終わったら…お暇しようかな。(そう貴方に伝えては、今から食器を洗ってくるといい。)
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(/それしたいな~って私も考えておりました!ありがたや、、お声掛けしてくださりありがとうございます!是非やりましょう…!!!)
いえ、お皿くらい私が洗います。あなたは明日も恐らく任務があるでしょう、帰ってお休みしてください
(寝る準備…、確かにまだお風呂も入っていないし、歯も磨いていない。そんなところまで気が遣えるところはやはり大人だなと思いながら、これからお皿を洗ってくると言うあなたの前に立っては、それくらいは自分でやると首を振る。自分も明日任務があるように、あなたにもあるだろうと思い、早く帰って休むことを推奨する。)
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(/ありがとうございます!!タンザナイトくんが帰ったら、翌日の任務に向かうところまで飛ばしても大丈夫でしょうか??)
……えぇ、別に、、(いいんだけどなぁ、と思いながらも貴方の気持ちを尊重することも大事な気もして。それに自分はまだ"今日"やるべき任務が実は終わっていないのである。めんどくさいので借りが自分にあるであろう他の幹部に押し付けるのもありだなとか考えながらも時間があるので今日はもう自分で終わらせてしまうことにしようと思い。)……分かったよ。お心遣い、どうもありがとう。それじゃあ、、またね。お嬢ちゃんがいい夢を見られますように。(ひらひらと手を振っては、笑みを浮かべてはいるものの何処か少し名残惜しそうな色を滲ませながら貴方に別れを告げて。自身の能力によって瞬きのうちに貴方の前から姿を消し。"またね"とは言ったものの"明日"とは彼は言わなくて。)
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(/勿論!お願い致します……!)
はい、またいつか。…お気を付けて
(また明日、と言わないのは裏社会の者にありがちなことだろう。メンバーも、ボスも決してその言葉は言ってくれない。自分も同じように返事すれば、瞬きを一つする間に姿を消したあなたに、ぽつりと言葉を零す。どこか寂しそうにしていたあなたの顔を思い出し、あんな顔をする必要ないのに、と思いつつ食器を洗い、風呂に入り、歯を磨き…といつも通りの順番で寝る準備を終わらせていきベッドに身体を預けると一日で多くの疲れが溜まっていたのか目を閉じるとすぐに眠りについて。)
――それでは、行ってきます
(翌朝、よく眠れたなと思いながら任務に行く支度をしていて。今回行く場所はまだ行ったことのないところのため、辿り着けるか不安を抱えつつも、軽く朝食を食べると玄関で見送ってくれたメンバーにその言葉をかける。スマホの地図を頼りに、なんとか任務場所に着くことが出来たが、予想よりも早く到着してしまった。ビルの屋上で昨日と同じように狙撃銃の準備をしてターゲットが来るのを待つ。)
(今日は直々に、幹部も何人か携わられる"重大な任務"がある日だ。スケールもかなり大きい。自分達の部隊もそれは例外では無かったらしく朝早くから同僚に叩き起こさせられた。皆、本意では無く嫌々ではあったものの「ボス」に逆らうことなんて例え隕石が落ちてきても自分達にとっては無理なこと。そのうえ今日は幹部のお1人も、まさかの自分達も指定されていた配置に来られるらしい。遅れたりした時のことを考えると恐ろしくて仕方が無いため大人しく同僚達と共に自分が指定された配置へと早急に向かい。基本この組織の幹部は何故か個性派揃いで大体が恐ろしい。それを従えている"ボス"はもっと恐ろしいのだが、、)(……それが運悪く貴方の任務場所だったのだ。さらにはここに来るという幹部というのは、「タンザナイト」でも「オニキス」でもないのである。階段を誰かが登ってきている音が、貴方の耳に微かに届くだろう。何処かの組織の構成員のような、只者では無い気配を感じるような者達がこのビルの屋上まで、実際上がろうとしてきているのだから。)
っ……
(ゾクゾクッと、背筋に冷たいものが走る。階段を上る、コツコツとした音がこちらへ近付いてくるのがわかる。全身に鳥肌が立ち、冷や汗がじんわりと滲む。これはまずい、と本能でそう理解すると狙撃銃を手放しすぐに短銃を手にかける。足音からして、複数人いるだろう。近距離で戦うのは得意ではない。出来れば相手をしたくないのだが…、仕方がない。まずは自分の身の安全を優先するべきだと考え、向かってくる足音の方向を見ながら狙撃銃をケースにしまう。)
………こちら、○○部隊、配置につきました。("声を遠くからでも脳内に直接伝えること"これがここに来た構成員の1人の能力なのか、そう誰かに上記を道具も特に無しで伝えていて。まだ此方へ来られるという幹部は居らず心から彼らは安堵して胸を撫で下ろしたのも束の間、自分達の他にも誰かがいるようで気配を感じてはそちらに構成員の1人が目を向けて。)
おい、、あれ。(構成員の1人だと思われる男が他の構成員達に声を掛ける。)人が居るぞ!一般人の女…。いや?狙撃銃持ちか…(はっ、と思わず仕事が増えるのかと呆れたように彼は笑い。一般人であったとしても容赦はしないのだが、一般人で無いとなるとただ始末するだけでは済まない。情報などを徹底的に吐かせる必要があるのである。狙撃銃を持っている貴方を見ては一般人で無いことは確信して彼らの目付きが変わる。「へー、こんな可愛い小さな女の子が狙撃銃持ち?すごいギャップなのね。、、、少し心苦しいけど、幹部も来られるんでしょ?ちゃーんと、私達が仕事してるってところみせないとね。」 だなんて構成員である女の1人がいったりもしていて。貴方が1人なのに対して此方は複数人、彼らは確かに貴方が幼く華奢に見えるのもあり、かなり油断をしているが圧倒的貴方が不利なのは事実なのである。)
めんどうなことになりましたね…、、
(最初は一般人だと思われていたが、狙撃銃を持っているのを見られると一気に見る目が変わっていく。自分の得意な狙撃は近距離では不利なものでしかないため、溜息をつきながら上記の言葉を呟く。体があまり大きくはないため、相手からの攻撃を避けるのは得意だがこの人数差は大きなダメージだ。まずは一人くらいやらなければ、と考え能力を使い瞬時にに距離を詰め先程自分のことを「小さな女の子」と言っていた女性の腹に銃口を当てると引き金を引いて仕留めようとする。)
っ、、、!?(瞬時に距離を詰められてはそれに構成員の一人の女は反応出来ず。場は静まり返り、発砲音だけが響き渡る。引き金を引かれてはそのまま銃弾に女は腹を貫かれてしまい。……ここに居る構成員達は誰一人としてこんな事が起こるとは思ってもいなかった為、かなり分かりやすく混乱していてざわつき始める。そして、一部は仲間を撃たれて黙っているわけもなく無く。)
…っ、、よくもやってくれたなぁ!?女。タダで済むと思うなよ!!!!(そう怒鳴るように、吐き捨てるように構成員の男1人が言い。複数人で一旦貴方を大人しくさせようと、拘束しようと、足に目掛け1人が銃口を向け。何人かが動きを抑えようと襲いかかり。)
仕方がないでしょう、私たちは殺し屋同士です
(まさかなんの抵抗もなく撃たれるとは思っていなかったのか、自分でも殺してしまったことを少し驚いているようで。仲間がやられてしまい、怒鳴っている相手にそう言うと、いっせいに動き出す相手全員のしようとしていることを大まか予測すると、まずは足元に撃たれた銃弾を避け、ひとつひとつの攻撃をかわしていく。あなたたちがしていた話が本当ならば、いづれ幹部が来てしまうのだろう。幹部と遭遇するのは避けたいため出来ればこの状況から早く逃げ出したい。そう思っているだけのため、敵を殺す必要はないのだ。)
……っ、(「この女、パッと見は弱く見えるが、、なかなかだな。俊敏で無駄な動きが無い…こんな小さい女一人に、俺達が手間取ってるだなんて幹部にバレたら、、、」)(想像するだけでも膝から崩れ落ちそうな程に恐ろしくて仕方がなく。もう少しで幹部が来てしまうだろう、なんとしてでも早く決着をつけなければ。"どんな手を使ったとしても"そう、ここにいる誰もが思う。)
……あれを使う、頼んだぞ。これで、、、終わりだ!(そう吐き捨てるようにいう声は震えている。よっぽど彼らは幹部が怖いのだ。やはり、数が多いだけありやれることは多い。構成員の一人が代償つきの「能力」を発動する。相手の視界を十秒ほど奪う能力である。1日1回しか使えず、本来は代償により自分も何分間か動けなくなる為 全く使い勝手が無い能力。だが数が多い為使っても問題無いのである。そして、複数人が貴方に「致命傷には全くならない、あくまで動きを止めるための箇所」を狙い銃口を向けて引き金を引き。)
っ…厄介な能力ですね…!
(攻撃をかわしたあと、銃の引き金を引き撃とうとするが、視界が一瞬で真っ暗になる。それが相手の能力だということがわかると嫌そうに眉をひそめてそう言う。複数人が銃をカチャッと構える音が聞こえれば、このままではまずいと思い再び自分の能力を発動し、ある路地裏に一瞬で移動する。だが、能力を使う前に弾が数発当たってしまったのか致命傷ではない程度の傷が頬などにできてしまって。左の二の腕には弾が命中してしまったのか、血が溢れ出しており、その痛さに傷を抑え座り込んで。おそらく、ここは昨夜彼が言っていた危険な場所なのだろう。すぐに移動しなければならないのは分かっているものの、傷を負ってしまったせいで長い距離となると一回しか使えなくなってしまった。)
よし、そいつをとりあえず縛ってその後に死なないように応急処置を、それから …(貴方に弾が命中したことに皆、ほっとしては胸を撫で下ろし。冷静な構成員の1人が色々と指示を出したりしていて。)
はぁ、、何とかなったのか。マジヒヤヒヤしたわ、、幹部が来なくてよかっ…(なんて、一部がザワザワしながら話していたのだが、、後ろに人の気配がしては血の気が引いていき。)
???)……"何とかなった"、やって?おいおい、冗談やろ。女一人に、、しかもこんな、(弱そうなとでも言わんばかりで。)何分お前らかけてたんや。ほんっっと使えないらしいなぁ?(彼らの安堵の声を遮るようにそう登場と同時に罵倒して。どうやら彼がここに当たっている幹部らしい。見た目的には20代後半から30代前半といった所だろう。貴方の方に目を向けては其方へ足を進め。) なぁ、お前…どこのなん?射撃技術は見事やったわ。こいつらよりよっぽど使えそう、、、丁度いい。なぁ、全部捨てるってなら命 「は」 救ってやってもええで、見た目がいいし。どう?(なんてケラケラと、どこか薄汚い、悪い笑みを浮かべながら顔を覗き込み貴方にそう問いかけ。)
私の命を救って…何をさせる気ですか
(相手の全員が登場した者に怯えている様子、そして隠しきれない貫禄が組織の幹部であるということを示していて。此方へ足を進め、顔を覗き込まれると自分になにかさせる代わりに命を救ってやる、という条件を出されて。ケタケタと不敵な笑みを浮かべながら笑っている様子から、どうせろくなことはさせないのだろう。良くて組織の殺戮兵器として働かせられるか、最悪の場合は…「見た目はいい」と言っていたことからそのような仕事か…。考えるだけでも気持ちが悪いが、それは言わないでおこう。自分の命を救ってくれた後、何をするのかを聞いてみる。どんな事でも現在の組織から寝返るつもりは無いが。)
……何って、、言わんと分からんの?(はぁ?と、貴方に呆れたような態度を取りつつ、悪い笑みは全く崩れること無くそれくらい分かるだろと言わんばかりで。)お前が出来そうなこと、、何でもさせる、隈無く利用する、それだけや。結局、ここで拒否してもお前は情報を吐くまでずーっと拷○室やで、地獄やろなぁ?吐いたら吐いたで終わるわけやけど…(笑)。で、どうするん?(貴方の顎を無理やり持ち上げては、"あんまり待つのは好きじゃないねん" なんて付け加え。早く決断しろという意図を隠すつもりも彼にはないらしく。)
………残念ですが、お断りさせていただきます
(目を瞑り、考える。このまま、もし提案を受けいれて少しの間相手の組織の言うことを聞き、油断したところで抜け出す…。そのようなことを考えたが、それではボスに連絡出来ないだろう。組織の者に裏切られたと思うくらいならば、拷〇室で一生情報を吐かされる方がマシだ。そう考えた結果、あなたからの交渉を断り。どうやら相手が幹部に気を取られている間に潜めていたナイフを取り出したのか自分を拘束していた縄を切っており、片足を踏み出し幹部と距離を詰めると、そのままナイフを横に振り顔を容赦なく切りつけようとして。)
ははっ、"お断り"やって???覚悟だけはいいみたいやな。"アイツ"に任せたら面白いことになるかもしれへんわ。
……っ、、!!!ぶねぇ。(予想外だったようで驚きを隠せずにいながらもかなりギリギリのところでなんとか回避してみせる。)当たったらどないしてん、、はぁ。このまま後は任せようと思ってたけど、いいや。予定変更。ちょっと泣かせよか。(不気味な程ににっこりと笑みを浮かべては貴方を思いっきり蹴ろうとして。次いでに構成員達も呼び出し、色々用意させようともしており。)(構成員達はブルブル震えていて機嫌を伺うばかりの態度だったのだが、何かに気づくと…) あの、、お電話が、(と、幹部の携帯が鳴っていることを指摘して。)
っっ…!ちょっとのレベルではないでしょう…!
(どうやら、あなたの組織には拷〇が得意な者がいるらしい。惜しくもこちらの攻撃は避けられてしまい、思わず舌打ちしたくなる気持ちを抑えながら、ちょっと泣かせる、という言葉とは見合わないような蹴りを避けることが出来ず、怪我をしている左腕でそれを受けて。左腕に負担をかけすぎているが、利き手に攻撃されるよりマシだと思った咄嗟の行動で。震えていた構成員のひとりが幹部に話しかけ、電話が鳴っているということを指摘する。誰からの電話なのだろうか、まずは一発でも攻撃を命中させなければと 話しかけてきた構成員に意識を向けるであろう幹部に短銃で狙いを定めて肩や足、腹などを撃ち抜こうと何発も撃つ。)
いっっっ…はぁ、、、(咄嗟なのもあり、頬に掠ったのと、肩を避けきれず撃ち抜かれて。怒りはどんどん蓄積していってる為、かなり貴方はまずい状況だろう。)
そろそろ本当に大人しくしてもらってもええか。このままじゃあ…お楽しみの前に出血4しちゃうんちゃうか?(なんて言いながらも、貴方の短銃を持っている手を狙い撃ち抜こうと容赦なく銃口を向けては引き金を引いて。そして誰からの電話かを確認しては舌打ちをしたりして渋っていたが、最終的には出て。)
電話相手)あ、繋がった。おはようございま~す♪
─── なんの用や?特別な事か。てかお前、、なんか食べてるやろ。
電話相手)あれぇ、バレちゃいました?流石、天下の ─── !まあまあ、いいじゃないですか。普通、朝ごはんの時間でしょ?(なんてケラケラと笑っていて。)
別にそんな…「あの件」に関して、またお話したいなー?って思っただけですよ。○日後の ?───、なんてどうです?
後は単に、、ボスに状況を聞けって、急に電話がかかってきて命令されたもんでねぇ?電話をさせても繋がらないって……結構キレてましたよ。こわいこわ~い(笑)(思ってない)
(ボスがキレてるというのが冗談なのか本当なのか電話相手だと怪しいが可能性があるだけで恐ろしく冷や汗をかいて。)
─── お前嬉しそうやなぁ??9そ餓鬼の青二才が、(なんて罵り舌打ちをしては切り替えて。)
なぁ、 「タンザナイト」 お前もこっち来たらどうや?ええ女おるで。拷○しがいのありそうな女が。
ははっ、そんなそんな、俺は心配で胸が張り裂けんばかりですよ。(ちなみに同じ幹部でありながら、位的にも知名度的にもタンザナイトが上なのだが何故敬語なのかというと単に歳の問題でタンザナイトが勝手に敬語を使ってるだけであり。)……女の子?うーん、お誘い頂いたのはとっても嬉しいんですけど、今日オフなんでねぇ、、それに、あんま興味ないかなあ。俺は博愛、平和主義だから…痛めつけるだなんて、、苦しめるだなんて、、!心が痛むんですよ。(何処までが本当か分からない、貴方の目の前にいる幹部もやばいが、タンザナイトも貴方といた時とは全然違う、本人か疑うほどに、電話越しなのにも関わらずなかなかのヤバい奴に感じるだろう。むしろ目の前にいる幹部よりもヤバい奴に感じるのではないだろうか。全てが胡散臭いし嘘くさい。ただ、此方に来させることが出来れば、貴方に気付けば助けに来てくれるかもしれないのは事実なのである。)
えぇ、呼んだらどうです?どれだけ拷〇されても、私は情報を吐きませんよ
(相手の方に自分の撃った弾が命中したかと思えば、やはり幹部というだけありそれだけでは怯むことなく短銃を持っている右手を撃たれるということがわかれば、武器よりも手を優先し、武器を放り投げてなんとかその弾を命中させることなく避けられて。スナイパーというだけあり、銃はいくつか持ち歩いているため、気に入っている銃だが腕には変えられない。相手が電話に応答すると、その口ぶりから電話相手が自分の知っているタンザナイトだということがわかる。彼が来れば、もしかしたら助けてくれるかもしれないという期待を抱いて、敢えて相手を煽るようなことを言って。)
( "1回お前は黙っとけ" と、堪忍袋の緒が切れたのか、いや、とっくに切れていただろう。吐き捨てるようにそう言っては今度は本気で拳を貴方に振り下ろそうとする。…が、それが貴方に当たることは無かった。)
っ、、え……は?(代わりにそう、彼の間抜けな声だけが響き。)
いやぁ…朝っぱらから随分と、派手に面白そうなことやってるじゃないですか。(幹部の背後からいつの間にか現れ、其方に靴の音をカツカツと響かせ焦る様子も無くあくまで冷静に、ゆっくりと近づいてくる男は間違いなく昨日貴方の組織を襲撃してきた、貴方と一緒にスーパーに行ったりご飯を食べたりもした男であり。……今日はお馴染みのサングラスはかけていないようだ。不敵な笑みを浮かべ余裕感で満ち溢れているが、心の内は違うのかもしれない。貴方の声が届いたその瞬間、気が付けば反動のように能力を使っていて、どうやら無意識にここへ来ていたのだから。)…ほんと、いい趣味してるみたいだな。(皮肉混じりの意味だろう。何箇所も撃たれぼろぼろで血塗れになっている貴方を視界に捉えては普段の笑みは消え失せ、その場の空気を凍らせるような、地の底から響き渡るような、自分が思っていたよりも一層低さを増した声色でそう呟いており。)
オフやから来ないんじゃなかったんか?ははっ、お前どっちの味方やねん、、(冷や汗が止まらない、思わず青ざめてしまう。それは構成員達も例外ではなく、その場の全員といってもいいだろう。なんてったって、気が付けば瞬きのうちに貴方に拳を振り下ろそうとした 「幹部」 の片腕が無くなっていたのだから。─── そんなことが可能なのか?そう思うかもしれないが、能力を応用すればそれは可能なのかもしれない。何方にせよこの場でそんなことが出来るのはただ一人である。地面にぼとっ、という音と共に切り落とされた腕が此方に戻ってきては落下して。そうさせたのは勿論タンザナイトだが、タンザナイト自身が直接切り落とした訳では無い。)
たんざ、ないとさん…
(視界が暗くなった際に複数箇所に撃たれた銃弾の傷からは血が溢れ出し続けていたため、出血多量でもう視界がぼやけており、拳を振り上げられ、本気で殴られそうになると「あぁ、もう無理か」と断念し目を瞑りその痛みに耐えようとする。だが、どれだけ痛みを待っていても来ないため、何故だろうと思い目を開けると、そこには見慣れた者の姿があり。その姿の名前をぽつりと呟くと、全身の力が抜けてその場にへたり込む。いつの間にか切断されていた幹部の腕がぼとっと落ちる音が聞こえ、その光景に絶句する。あなたは自分が血塗れになっているのを見て、地を這うような低い声と、いつもの営業スマイルとは全く想像のつかない冷たい表情をしていて、その姿にもゾッとしていて。)
……どっちの味方?はははっ、別に俺はこの件関係ないですし、どっちのでも無いですよ。ただ、、呼ばれた気がしたから会いに来ただけ。
(不自然に営業スマイルを再開しては、ニコリと不気味とも捉えられるであろう笑みを浮かべそう話す。まるで、幹部の腕が切り落とされたという先程起こった衝撃の出来事が無かったかのように、他人事のように彼は全くその件に関して触れず。)
……あぁ、、今日は風が強いみたいだ。("たんざ、ないとさん"と貴方に呼ばれ其方を見遣るものの反応は無し。ビルの上というのもあり髪が揺れ風の揺らぎを感じてなのか、そう彼は呟く。そして数秒後、幹部の切り落とされず残っていた片腕も突然姿を消し、瞬きのうちに切り落とされては戻ってきて「ぼとっ、」という音と共に先程同じ様、地に落ちて。)
( ───間違い無くこんな事が出来そうなのはこの場に彼しかいない、というのは事実。だが、彼はパッと見何もしていない。彼がやったという "証拠" が無いのもまた紛れも無い"事実"。まるで、彼の先程の発言は風の揺らぎを感じてあぁ呟いたのでは無く、風が強いせいで幹部の腕が切り落とされた、とでも言っている風にも捉えられる。)
(構成員達が震えながらも 「あ、あのぉ、、」 と、タンザナイトに声をかけようとする。そして彼はそれに対して「早く治療した方がいいんじゃないか?(幹部を)応急手当をして上の医療班に任せるのが賢明だろうね。……責任を問われるのは君達だと思うよ。」とだけ冷たく言い放ち。いつもは誰にでも友好的な筈なのだが、そんな彼は今ここには居ない。こんな事は初めて、はっきり言ってしまえば 「異常事態」 だが、それは彼ら(構成員達)も貴方を傷付けた内の一人という事実があるからなのだろうか。)
ありがとうございます…、まさか、本当に来てくれるなんて…
(ぼやける視界の中、捉えたのはもう片方残っていた幹部の腕が再び切り落とされたということだ。片腕だけならまだしも、両腕ともやってしまうとは…と言葉を失う。凄まじい断末魔を上げて切断された痛みを嘆いている幹部には少し同情してしまう。普段、だれにでも友好的であろう彼は、今はそんな姿はなくただただ冷たい。狙撃銃を杖代わりにしてなんとか立ち上がると、そのままあなたの方へおぼつかない足取りで歩いて向かう。あなたの目の前まで到着したかと思えば、左腕は銃で撃ち抜かれ、幹部の重い蹴りを受けたため使い物にならないため右手をあなたの方へゆっくり伸ばし、服をぎゅっと掴む。そのままあなたの胸にすり、と額を当てれば上記の言葉をつぶやく。普段から声を張ることは少ないが、今は弱っているのかあなたにしか聞こえないくらいの声量で。本当ならば、今ここで倒れて身体の力を抜きたい。だが、それよりもあなたに感謝の言葉を伝えたくて。)
………。(貴方に服をぎゅっと捕まれ、胸に額を擦り寄せられ、さらには感謝まで伝えられると一瞬動揺で固まってしまう。──正直複雑な感情だ。だが、貴方の状態を見るにそんな事で固まっている暇も思考を巡らせる時間すらも無いらしく素早く切り替え。色々聞きたいことも話したいことも、やりたいこともあるが 「今一番やるべきこと」 を最優先し。)
、、、無理に喋らなくていい。傷口を、出来るだけ強く押さえておけるかい?(拷○室に送られるまでは情報を吐かせる為、普通ここまで傷を負わせない。故に、まさかこんな事態になっているとは思っていなかった為、今使えそうな、渡せるものがハンカチ位しか手元に無く。それを貴方の右手に握らせては上記を問いかけ。)(貴方を抱えてはその場から能力を使い離れる。彼が能力を使い次の瞬間、貴方の視界に入った光景は貴方にとって見覚えの無い、初めての場所だろう。慣れた足取りで何処かへ向かい、1つの部屋の扉を開けてはソファーに優しく貴方を降ろして。もしかすると、彼の家だったりするのだろうか。)
ここは…あなたの家ですか?
(あなたのハンカチを右手に握り、左腕の一番出血が酷いところをあなたに言われた通り出来るだけ強く抑える。出血を抑えるためだと分かってはいるものの、抑えるのは傷が痛むのかふーっと息を吐いて痛みを紛らわせる。あなたに抱えられらあなたの能力が使われたのか一瞬で周りの風景が変われば、ある家に入る。おそらく、あなたの家なのだろう。ソファに優しく降ろされれば、血がついてしまうと思い、あまり身体をソファに預けることは出来ず。)
……うん、俺の家。やっぱ嫌?、、そりゃ嫌か。(分かってはいたものの心に傷なのは不可避であり、何処か少し寂しげに目を細め。さっきのできっと貴方は自分のことが怖くなったと彼は思っており、何処か距離を感じられるであろう。)
ごめんね、君の家に送った方が良いとは思ったんだけど、咄嗟で"距離感"が分からなくなってしまったんだ。……すぐに返すから、今は少し我慢してくれないか。(と申し訳なさそうに貴方に伝える。家に返してあげたいものの流石に今の状態で貴方を返す訳には彼もいかない。今いる一部屋だけでも一人で暮らすには少し広く、寂しく感じるだろう。内装はお洒落で落ち着いた、何処か大人びているシックな雰囲気で彼は中々にセンスがあるらしい。)
……ほら、無理をしないで、、大丈夫。そのソファー、丁度買い換えようと思っていたところだ。(なんて、貴方に気を遣わせない為の嘘をつき。)("色々持ってくるから少し待っててね"と貴方に伝え、彼はその場を離れ。)
いえ、そんなことは…!…嫌だなんて、一言も言っていないではありませんか…
(ここがあなたの家だということがわかると、安心したようで表情筋などの全身の力が抜けて、少し肩の荷がおりたように感じる。どうやら、ここがあなたの家ではなく組織の事務所だったり拷〇室ではないかと警戒していたようだ。自分の家に連れてこられて嫌だろうと寂しそうに目を細めて言うあなたに、立ち上がりそうな勢いで否定する。自分はそんなこと一言も言っていないのにと、こちらまで寂しい気持ちになってくる。)
ありがとうございます…、はい、わかりました
(ソファが汚れてしまうと気をつかっているのがあなたにはバレてしまったのか無理をしないように言われ、素直に受け入れソファに身体をあずける。あなたは色々持ってくる、と言って出ていってしまったため、この広くておしゃれな部屋には自分一人しかいない。家具は大方揃っているのに、どこか生活感のない雰囲気に、ここで一人で暮らしていたら自分の組織のような賑やかな場所に来たくなる気持ちもわかる。やはりあなたの家ということもあり、昨夜いたずらで抱きついたときの匂いと、同じ匂いがして安心してしまう。)
(一分も経たない程で彼は直ぐに戻ってきて。)(貴方に嫌われたんじゃないか、自分は怖いんじゃないか、なんて不安が募る中だが暗い雰囲気だったらもっと貴方を自分が恐怖に陥れる気がして切り替えようと努力し。)
……じゃじゃーん!色々持ってきたよ。きっとすぐに傷はどうにかなるからね、、お兄さんに任せてくれ。(そう言い、彼が持ってきたのはどうやら救急箱と謎の薬、それを飲む為の水などで。説明書は熟読しては飲み薬を手に取り。)そうだねぇ、じゃあまずは、薬からかな。うちの組織の幹部の一人が自分の能力を駆使して作った物でね、これが本当に凄いらしい、、傷が直ぐに治るんだと。…その代わりに、頭痛とか発熱とか色々「副作用」はあるらしいけれど、、命には代えられる物なんてないからね。心細いかもしれないけど…俺もついてるよ。渚紗ちゃん、頑張れるかい?(なんて不安げに、助けに来たのが自分なんかでごめんとでも思っているような、そんな雰囲気で申し訳なさそうに貴方に聞いて。)
えぇ、構いません。…そんなに申し訳なさそうにしないでください、私は来てくれたのが“あなた”で、本当に助かりました
(すぐに救急箱と謎の薬を持って帰ってきたあなたは、その薬の説明をし始める。話を聞く限り、その薬の効果はとてもあるが、副作用が強いらしく発熱や頭痛などがあるらしい。あなたの言うとおり、命には代えられないため頷いて薬を使用することを受け入れる。あなたは口に出していないが、助けに来たのが自分で申し訳ないと思っているかのような様子を汲み取ると、あそこに来てくれたのがあなたでよかったと思っていることを伝える。)
……なんで渚紗ちゃんは、そんなに俺に優しくしてくれるんだい?大した利がある訳でも無いだろう。どうも不思議な感覚で、、("優しくされるのが慣れていない"というのは事実だ。彼は過去に何かがあり、その影響で組織の激ヤバ幹部よりも、誰よりも"イカれていて"そのうえで強い奴になろうとしたのだ。ちなみに、当時の彼は幹部でもなんでもなかった。貴方の言葉を聞いては思わず質問してしまったが、"今は薬を飲むのが先だよな"と頭に過り。)
いや、ごめんね。変な質問をして……忘れてくれ。
薬を飲もうか、一人で飲めるかい?(手や腕に大分重症を負っている貴方を見ては粉薬の為、掴めはするかもしれないが震えたりして飲めないんじゃないかと彼はどうやら心配らしい。)
…利がなければ、優しくしないなんてことはありませんから
(忘れてくれ、というあなたの言葉はまるで聞こえなかったかのような振りをして、なぜそんなにも自分に優しくするのかと言う言葉に答える。なぜ、と言われると少し難しいような気もするが、自分が幼い頃ボスに拾われたとき、同じような質問をしたような気がするのだ。返ってきた言葉は「助けるのに理由なんていらないだろう?」…今思えば、なんともボスらしい言葉なのだが、その当時は平和ぼけしているのではないかと思っていた。あなたはあまり人から優しさをもらっていない。だから、自分の優しさで少しでも満たされたらいいなと心のどこかで思っていて。)
はい、飲めます。お気になさらず
(あなたの持っている薬を受け取ると、なんの躊躇いもなく口の中へ放り込む。そして、直ぐに近くに置いてあったコップの水でその薬を飲みこみ。粉薬は嫌いだ。錠剤と違って味が舌に残るから。まだ残っている薬の味に眉をひそめながら、再び水で口をゆすぐように飲んで。)
(貴方を静かにただ見守っており。内心とてもソワソワしているのは多分気の所為。女の子が一人で薬を飲むというだけで、数年ぶりにソワソワしてる自分に本当に震えそうになる。ゲームでいう"バグ"みたいなものだろう。全部気の所為と流そうとして。)
偉いね…よく飲めました。(薬を飲めたようで一安心。内心胸を撫で下ろしては貴方を褒め。頭をぽんぽんと軽く触れ、撫でて。)あぁ、、!そうだ。いい物があるよ。(と何かいい事を思いついたかのように言うと"ちょっと待っててね"と伝えまた部屋から離れ。ちなみに、薬の効果は数分も経たないうちに発揮され傷を綺麗さっぱり無くし治癒してくれる超優れものだが、副作用も同様で傷が治った瞬間から1日位続いてしまうのである。タンザナイトも使った事がない為そこまでは知らず。)
…?はい…
(再びどこかへ行ってしまったあなたの後ろ姿を見つめた後、銃弾がかすった頬や胴体、襲われた際に擦りむいた膝などの浅い傷は、気がつけばすっかり完治している。その光景に思わず、おぉと声を漏らしそうになるも、一番の重症である左腕の出血は先程よりも治まったような気もするが、まだ完全には治っていない。ここまでの怪我をするのは初めてだろうかと思い返していれば、あなたが帰ってくるのを待つ。)
……お口直しにいかがですか?お嬢ちゃん、(部屋に戻ってきてはハイテンション気味に上記を彼は言うと、じゃじゃーん!と貴方の昨日興味があると言っていたお菓子の期間限定品まで全種類を机に並べてみせて。)(実はあの後、任務を終わらせてなおまだ早いなぁ(時間)と思い、明日もオフだったのでスマホでひたすら距離を調べ能力を使い、スーパーをはしごしたのである。期間限定品に関してはかなり裏ルート。どうしても貴方の喜ぶ顔が彼は見たかったのだ。想像するだけでも勝手にスーパーでこのお菓子を探すbot化しており、今があるのだから。正直、朝になるまで探し回ってた。結構やばい人。)
わぁ…、でも、これはあなたが好きなものでは?
(昨夜一緒にスーパーに行った時にあなたが買って、自分も少し貰ったお菓子の種類がコンプリートされていて。その光景に思わず感嘆の声を漏らすほど驚いているようで。そのお菓子たちを見つめる姿は、これまでにないほど目が輝いているだろう。薬のお口直しにどうかと聞かれる。それはもちろん食べたいが、このお菓子はあなたが好きなものだったではないかと指摘する。)
(目を輝かせる貴方を見ては自然と微笑ましそうな笑みが零れる。が、ちなみに彼は優しい微笑みとは裏腹に「はぁ、好き、、本当に感謝。俺生きてて良かったな。なんでそんな可愛いわけ?逃げられたら命に関わるし、正直このまま監、、、。
─── というか、渚紗ちゃんを痛めつけて可愛いお顔に傷までつけたあの子達、どーしようかな?倍にして返さないとなぁ…あんなんじゃ(笑)
……けど、奴(幹部)はまだしも他は完全に悪いとは言えないか。はぁ、、机の角で小指ぶつけてろ、キャッシュレスしか使えないお店で現金いけると勘違いして会計の時に恥じかけばいいのにな、」なんて、貴方に対してと、貴方のことを傷付けた一応仲間な筈な人達に込み上げてきたこの想いの数々は流石にきっと多分気の所為だろうと思い込むようにしていて。"そんな悪いお兄さんにはなりたくない、嫌われるじゃないか"と頭の中でその邪念を塗り潰すように繰り返し。)
……え?俺が好、、あぁ。(確かにそういう設定だったなと思い出して。甘くてとてもじゃないが自分には無理だったのをしっかりと覚えている。) いいんだよ、君に食べてもらいたくて買ってきたからね。
そうですか…?では、お言葉に甘えて。…!!美味しいです…!
(表面上では笑ってはいるものの、心の中では自分に怪我を負わせた幹部や構成員たちに対する不満が爆発し、とんでもないことを考えていることや、目を輝かせている自分にも監…の後はまぁ分からないが、そんなことを考えているなんてこと知る由もなく。好きなのに全て譲ってくれるなんて優しいんだなと、あなたはこのお菓子がまだ好きだと完全に信じているようで。そこまで言うならと、今回はあなたに甘えることにし、数あるうちのオレンジ色のパッケージのようなものを開けて食べてみる。どうやらこれはキャラメル味のようで、先程の薬の苦味なんて吹っ飛んでしまい。パタパタと左右に動かす無いはずのしっぽが見えるほど、お菓子が美味しく嬉しいようで。)
そうかい、それは良かったねぇ。俺も嬉しいよ、(そう言い、柔らかく彼は微笑む。この微笑みは全くをもって嘘でも偽りでも無い。が、あくまで貴方の前では "いいお兄さん" でいることを徹底する。先程の不満も、貴方をこの家に留めておきたいという邪念もまた完全な嘘では無いのだから。優しいか、優しくないかでいうと彼はとても優しい方だろう。が、完全な悪でもなければ善でも無いのである。)
………(お菓子を食べる貴方を、彼はずうっと目を逸らすこと無く見つめており。これ以上無い程に幸せらしい。)
(心に留めておくが、貴方を見る度に毎回思うこと、切実な願いがある。写真が取りたい、取らせて欲しいというものだ。貴方のその嬉しそうな顔を残しておきたい、何度も見返したい。故に、写真が撮りたいが流石にそこまでの仲じゃないだろう。本当、全財産貢いでもいいと思っている。今の彼が1番欲しいものはと聞かれ嘘偽り無く答えるのなら、間違いなく貴方の写真だろう。)
……あの、そんなに見られると…困るのですが…
(ぱくぱくと表情を完全に緩ませながらお菓子を頬張り、鼻歌まで歌い出してしまいそうなほど幸せそうにしながら、ふとあなたの視線に気がついたのか、首を傾げて食べ続ける。何秒、何分経ってもこちらへの試験を一切ずらすことなくずっと見てくるあなたに戸惑いながらも、それよりも恥ずかしさが勝つようで顔や耳を赤くし、視線を泳がせて。もしあなたが写真を撮らせてくれないか、と聞いたら疑問に思いつつもオーケーはするだろう。もちろん、他の誰にも見せてはいけないという条件はついているが。全財産を注ぎ込んでまで写真を撮りたいと思っているのなら、今こうしてあなたに見られている恥ずかしさをお菓子を食べることで紛らわそうとしている姿は撮りたい状況(表情)そのものだろう。)
え、あぁ、!ごめん、ごめんね、、ダメだな俺。("君が可愛すぎてつい…"と貴方に丁度届かないくらいの声でぽつりと呟いてしまい。)
……不快な思いさせたな。その、、お菓子を幸せそうに食べるお嬢ちゃんを見てると、俺まで心がぽかぽかしてくるというか、とても幸せな気分になって、心が踊ってるようなそんな気がして………。
普通はさ、名前を知ったら皆んな恐怖する…俺のこと、それ以上知ろうとしてくれる人なんていないんだ。無理もないし、それで正解なんだけどね。
───だから、こんなに喜んでもらうのは、俺…本当に久しぶりで、、(そう正直に自分の想いを言葉で紡ぐ。だがこんなのは言い訳にすぎないだろう、そう彼は思い話すのを止める。)
お菓子、食べ終わったら教えてくれるかい?(立ち上がっては部屋から出て行こうとして。)
いえ、別に…、不快とまでは言っていませんが…。はい、わかりました
(自分をずっと見てくることを指摘すると、ごめんと不快にさせただろうと謝るあなたに首を振って。自分がその時あなたに対する思っている気持ちは他の人よりも積極的に伝えているつもりなのだが、何度それをやってもあなたにはなかなか伝わらない。いつになったら変に律儀で消極的なのはなくなるのかな、と思いつつ、立ち上がってまた部屋を出ていこうとするあなたに返事をして。)
っ…はぁ…
(あなたが部屋を出てから少し経つと、薬の副作用がついに来てしまい。ということは腕の深い傷ももう治ったのだろう。座っていてもなお来る激しい目眩にソファに手を付き下を向いて息をつく。心臓の動機が激しく、体温が上がっているのか汗もかいてきた。あなたは呼んだらすぐ来てくれるのだろうが、今はそんな声が出るほどの余裕はない。)
(女の子が家に来てるのに自分は友人に勧められて見る専として始めたSNSを雑に見ながら、庭でタバコを吸うというなんともまぁ虚しい時間を彼は今過ごしており。ちなみにこの家は買ったというより譲ってもらったもの。半強制的に住むことになったというのが正しい。栄えている街からは少し離れた場所にあり無駄に敷地が広いのも特徴。)
へぇ…。(貴方が薬の副作用により大変なことになってるなんて思っておらず、呑気にSNSを見ては "流行りの移り変わりって早いんだなぁ" なんてことを学ばさせられており。今は邪念しか浮かんでこない為、別のことを考えたいのである。だが、流石に遅くないか?とも思い始め。というか、、"無駄に広いから迷ってるんじゃないか?"とも頭に過ぎり。一旦部屋に戻ろうとやっと動き始め。)
あつい…、
(ソファに手を着いたまま、身体の気だるさや暑さ、ガンガンと響く頭の痛さに眉をひそめ耐えて。感情や気持ちを抑えるのが得意な自分でも、思わず暑いと口にしてしまうほど体温は上昇しており、ソファにはぽたぽたと汗が落ちてしまうほどで。血で汚した挙句、汗でも汚してしまうとは…とソファを汚し続けていることをぼんやりする頭で考えつつ。心の中では、早くあなたが戻って来るように願っていて。)
(部屋の前まで来ては「入るよ、渚紗ちゃん」と声を掛けてから5秒後くらいにドアを開けて。)
……渚紗ちゃん、?(ドアを開けるとぐったりしている貴方が目に入る。 ─── まさか薬の副作用か?と状況を何となくだが理解しては流石の彼でも焦った様子ですぐに貴方の方へ駆け寄る。「少し触るよ。ごめんね、」と伝えた後に貴方の額に手を当てては触れた瞬間、"あぁ、これはやばい"と確信させられ。 とりあえずは、こんな状況でソファに寝転ばせておくのはよろしくない。ベットに運ぼうと、貴方を刺激しないように慎重に優しく抱え、寝室まで運んではゆっくりとベットに降ろし寝かせる形にして。) 頭が痛い?それとも気持ち悪いのかな、、(心配そうに貴方の様子を彼は伺っていて。)
ゆっくりでもいい、話せるかい?(そう、貴方に優しく問いかけた後)……話せないくらいにしんどかったら、俺の手を握ってくれないか。(とも付け加えておき。)
あたま、いたくて…っ、さみしかった…
(ガチャっと扉が開く音が聞こえれば、やっと来てくれたと安心で胸がいっぱいになるのを感じる。抱えられ、ベッドまで運ばれると優しく降ろされ、心配そうな表情で自分の今の状態を聞かれる。話せないくらいにしんどいなら手を握って、と言われるとあなたの手を両手でぎゅっ、と掴む。副作用で弱っているため普段よりも握る力は弱いがそれでも精一杯に強く握る。伝えられないほどしんどいわけではなく、ただあなたの体温などを感じて安心したかったようで、頭がとても痛いということを伝える。そして、今にも泣き出してしまいそうなほど潤んだ目と赤くなった顔であなたのことを見つめ、あなたが来てくれなくて不安で、寂しかったとも言って。)
(恐らく、普段よりも弱々しい力で貴方に手を握られては可哀想に、と痛ましい気持ちになり。貴方を傷つけた仲間のはずの構成員と幹部に自分でも底知れない殺気がやはり目を逸らそうとしても再び湧いてきて。やっぱ、小指を机の角にぶつかるのと、キャッシュレスしか使えない店で現金使えると勘違いして恥をかくのに追加で、スーパーで何個かレジがあって空いてると思うところを並んで結構人が並んでるレジに並んでる人達と比較し優越感に浸っていたのに、前で会計してる人が遅すぎて結局自分が最後になるという絶望を味わって欲しい。と、「え~?美味しそう!ちょっとだけ食べさせて~」と友人に言われ、「いいよ~」と快く了承し、いざ食べさせてみるとガッツリ食べられ苛立って欲しいと心の底から思い。自分でも驚く程に、なかなかに本気で悪意があることがこの他にも無限に浮かんでくる、非常にまずい。)
……そうだったのかい。ごめんね、、心細かったよね。(ん?"寂しかった"????と耳にそんな言葉が入ってきた気がしては、"聞き間違いだろうか"と、自分の耳を疑いつつ表には出さないように心で留めておき。)、、、安心してくれ。俺は、お嬢ちゃんを置いてったり離れたりはしない。一緒に居るよ。(そう貴方に安心感を与えるような優しい声色で伝え。)
ちょっと待ってね……聞いてみようか。(そう言い、これを作った幹部に連絡を取ろうとし始め。)
(─── というか、威力流石にやばくないか???いつもの敬語が崩れてるのでもう萌だし、泣き出してしまいそうなほど潤んだ目と赤くなった顔で見つめるとかそれはもう心臓を止めにきてるとしか思えない。可愛すぎて4にそう、「キュン死」というのはまさにこのことだと思う。22年生きてるが、人生で初めて体験したようで。)
ん…わかってる…
(あなたは自分を置いてどこかへ行ったりはしない、と安心感のある優しい声で言われてしまえば、頷いてあなたが自分を置いていくなんてことはしないということはわかっている、と言って。あなたが敬語を使わない自分に“キュン死”しそうになっているのも知らず、敬語を使う余裕なんてなく。今握っているあなたの手は体温が高くなっている自分の身体よりも断然冷たく、気持ちがいいのかすり、と撫でてもらいたがる猫のように頬を擦り寄せる。)
(自分に"一人は寂しいから離れないで欲しい"というのが貴方の御所望なようなので、出来るだけ全て能力で済まそうと思い。空間を繋げては、ここから離れることなく冷えピ○、ハサミ、体温計などを取り出してみせて。)
少しでも嫌だと思ったら…この銃で俺のことを撃ってくれ。(最初にそう伝えておき、銃を貴方の傍に置いておいて。貴方に不快な思いをさせた時点で自分に生きる価値はないと思う、冗談に聞こえるかもしれないが結構彼は本気で。)
それじゃあ、ちょっと失礼…体温を測るね。(貴方の肩辺りに軽く触れる。脇のくぼみの中央に体温計の先端をあてては閉じさせて。"ん…分かってる"と言われては可愛いなぁ、うん、、いつものも可愛いけどこれは流石に…俺の心臓持つかな。と本気で不安になるってくるのが現状。猫のように頬を擦り寄せられては、赤子に接するかのように優しく貴方の頬を撫でて。)
(次にハサミを手に取っては、手際良く冷えピタを3個くらい取り出しては、1つはそのままで置いておき、もう2つはカットし始め。手馴れているようにも見えるかもしれないが、全然手馴れていない。不安な要素が多いが余裕感は決して絶やさない。貴方に不安を1mmたりとも与えさせたくないのである。……格好つけたいし。)
撃たないから…しまって…
(能力でこの場から一歩も動くことなくハサミや体温計、冷え〇タを空間から取り出すあなたに、自分があなたと離れたくないのを察してそうしてくれたのかな、と思い。嫌だったら自分を撃て、と言いながら枕元にあなたの銃を置かれると、ふるふると首を横に振り、あなたの手に銃を押し付ける。あなたは絶対に自分の嫌がることを勝手にしないとわかっていて、そんな優しいあなたをあなたが望んだとしても傷つけたくないのだ。ハサミで冷え〇タを切るなら自分が手を握っていてはやりずらいだろうと手を離し、あなたが切り終わるのをじっと待っていて。)
………分かった。(貴方のその発言に彼がどう思ったのか、何を思ったのかは不明だが、他に何か言うことも無く大人しく貴方に言われた通りに銃を仕舞い。ちなみに、彼の場合は能力を使うのは決してノーリスクでは無い。正直、感覚が麻痺している彼にとってはいうほどキツイものでも無いが、必ず後で代償による苦しみを伴うのだ。塵も積もれば山となる…使えば使うほどにそれは増す。ある程度、このままのペースで今日1日使っていると後に苦しむことになるだろう。だが、そんなものも貴方の為ならどうでもいいと彼は思ったらしい。)
(冷えピタをいい感じに切り終わると、貴方の前髪を軽く手で分け流して。)……ここ、少しひんやりするからね、(と、貴方の額に優しく触れてからそう伝え、冷えピタを手を抜くこと無く丁寧に貼って。)
ひ、っ…つめたい…きもちいい
(何も言うことなく銃をしまってくれたあなたに安堵しながら、前髪を退かされ、小ぶりに切られた冷え〇タを額に貼られると事前にあなたに言われていても、その突然の冷たさに驚いたのか控えめを声を上げる。だが、じきにその冷たさに慣れてきたのか冷たくて気持ちがいい、と感想を零して。)
かいとさん、手…
(もちろん冷え〇タだけでも顔の冷たさは充分なのだが、あなたはどこにも行かないと分かっていても発熱すると精神的にも弱くなるタイプなのか、先程のように手を握りたいと求めるように言い、あなたの方に両手を伸ばす。)
……どうぞ。(貴方に手を差し出ては好きにできるようにして。)
気持ちいかい?それは良かった…もっと冷たくしようね。(先程の体温計の結果を見るにかなりの高熱、冷えピ○1つじゃ確実に足りないだろう。貴方に差し出していない方の手で、ある程度小さく切っておいた方の残り二つの冷えピタを貴方の首の付け根(後頭部で喉の左右)、脇の下、などに貼っていき。)
エアコンもつけよっか。今の季節は暑いしねぇ、、(そう言いエアコンのリモコンを手に取っては冷房をつける。そして、ペットボトルまで能力によって出しては蓋だけを緩めておき貴方の手の届く場所に置いておく。彼は貴方が快適に過ごせる空間を着実に作っていっているようで。)
……これ(薬)を作った子には連絡しておいたよ。1時間以内には俺に電話をしてきてくれるとは思うんだけど、、、あ!他に何かして欲しい事はあるかい?なんでも遠慮なく言ってくれ。俺に出来る事ならなんでも答えてみせるよ。("君の為なら"、ここが1番重要なところなのだが口には出さず。安心感を与えるような優しい声色も、穏やかな表情も絶やすことなくそう聞いて。)
のうりょく、使いすぎてる…いいの?
(自分の自由にできるようにあなたの手が差し出されれば、その手をぱっと掴み顔の近くまで持ってくると上機嫌そうにまたすりすりと擦り寄って。握っていない方の手で器用に様々な場所に切った冷え〇タを貼られている間は大人しくして。だが、ペットボトルを能力によって取り出したのを見ると、先程からあなたは能力を使いすぎているのではないかと思い、そう聞いてみる。)
ううん。でも、かいとさんはいてほしい…
(何か必要なものはあるかと聞かれると、今自分の過ごしやすい環境を作ってくれていることで充分で、何もいらないと伝える。頼る(甘える)人がいないのは心細いのか、あなたはいて欲しいとだけ我儘を言って。)
(自分の手を顔の近くまで持ってくると、上機嫌そうにまたすりすりと擦り寄らせる貴方に、その本気で掴んだら折れてしまいそうな小さな手と、柔らかい頬に彼はとても癒されており。)
大丈夫、俺…こう見えて結構強いからね、多分。(なんてにこりと笑みを浮かべながら冗談めかして言ってみる。"結構強い"というのは恐らく嘘じゃない、事実だろう。なんてったって彼はあの"タンザナイト"なのだから。…ただ、強ければ苦しくないなんていうのはまた別の話。) 君の今の苦しみに比べたら、、いや…君の為なら、俺はきっと痛くも痒くもないよ。("どんなことでも"という言葉も隠れているのだがそれは口には出さず。言葉を途中で変えながらも、彼は言いきってみせる。そして、「ほんと、代わってあげられたらいいのにな、」と、痛ましい気持ちと悔しさが混じったような、なんとも言えない複雑な感情を抱きながらぽつりと呟き。)
俺に、?(流石に少し驚きは滲み出てしまった。"貴方の組織のメンバーとかじゃなくていいんだろうか"と、そう思いながらもそれを貴方が望むなら彼に断る理由など無く。)……君がそれを望むのなら、仰せのままに。
そう…、わかった
(能力の使いすぎで起こる代償は本人の強さや弱さに関係していることでは無い。それはもちろんわかっているのだが、それを言わないのは何か理由があるのだろうと思い無理に聞き出すことはなく頷いて。大きく冷たい“あなた”の手はとても安心するのか、自分で頬に手を当てるようにすれば今にも寝てしまいそうなほどうとうとして目に力が入っていない。「仰せのままに」と自分の我儘を微塵も否定することなく受け止めてくれるあなたに、まるで王子様みたいだ、という感想を抱いていて。)
("そう……わかった"と、貴方に言われては彼は満足気であり。)
……そう、それでいいんだよ。お嬢ちゃんは俺にコキ使わせとけばいい。使えるものは、余すこと無く使っていこうじゃないか。(珍しくいかにもマフィアらしい、幹部らしいことを言ってはニコリと仕事の時と同じ、普段通りの笑みを浮かべていて。)
(うとうとしており、目に力が入っていない今にも寝てしまいそうな可愛らしい貴方を見ては、安心からくるものもあるのか、ふっと息を吐くように笑い。)
いいんだよ、ずっと俺はここに居るから…安心しておやすみ、(安心感を与えるような優しい声色でそう伝え、擦り寄せられている手の親指で貴方の頬をするりと撫でて。)
ん…おやすみなさい…
(“使えるもの”…あなたの言うそれは、きっと物だけではなく人も含まれているのだろう。俺にこき使わせとけばいい、と言っていたため自分のことも物だと思っているのだろうか?そんなこと思わないで欲しいな、なんて思いつつ安心感のある声と、その声の主であるあなたの指先で頬を撫でられてしまえば自然と目が閉じてしまう。目を閉じたかと思えば、すぐに規則正しい寝息を立ててあなたの手を顔近くで握ったまま深い眠りについて。)
んん…、
(――どのくらい時間が経っただろう、気がつけば眠りに落ちていてすっかり寝てしまった。起きたばかりで熱もあるため頭がぼんやりとして働かないが、ここがあなたの家で、飲んだ薬の副作用によりぐったりしていたことは覚えている。)
……俺の前で、そんな心地よさそうに眠るのはお嬢ちゃんだけだよ。(「、、本当、気が狂うな。」と、自分の手を握る柔らかくて小さな愛らしい手と、その可愛らしい寝顔を自分に晒す貴方を見ては、彼はぽつりと一人で上記を呟いて。)
("気が狂う"というのが自分にとって良いのか、悪いのか、善し悪しはまだ曖昧で彼自身も分からないのだろう。ただ、貴方に自分が掻き乱されているのは事実。それは彼も理解をしているようだ。明らかに本調子じゃない…少し、いや大分 "タンザナイト" が崩れている気がしていて。)
(彼は貴方と約束をしていた通り離れておらず、確かにここに居る。貴方が眠っている間も、自身の手を貴方に握らせたままにしていたようだ。その方がきっと、貴方にとってもいいと思ったのだろうか。)
(貴方が眠る前は、普段のサングラスもつけていなかったが、どうやら今は何かをつけているらしい。─── 寝起きの人が一目見ただけでは勘違いをするかもしれない。が、今 彼がかけているのはよーく見ると確かに眼鏡で。顔が良いのはあるがこれまた似合っているといえるだろう。何もかけていない時、サングラスの時とはまた違った雰囲気を醸し出していて。)
、、、……?
(そして、もう一つ分かること。決して、彼は視力がいいわけでは無いらしい____現在、とても小さな文字で書かれた説明書のような何かをなんとかして読もうと努力しているようだ。)
……俺の前で、そんな心地よさそうに眠るのはお嬢ちゃんだけだよ。(「、、本当、気が狂うな。」と、自分の手を握る柔らかくて小さな愛らしい手と、その可愛らしい寝顔を自分に晒す貴方を見ては、彼はぽつりと一人で上記を呟いて。)
("気が狂う"というのが自分にとって良いのか、悪いのか、善し悪しはまだ曖昧で彼自身も分からないのだろう。ただ、貴方に自分が掻き乱されているのは事実。それは彼も理解をしているようだ。明らかに本調子じゃない…少し、いや大分 "タンザナイト" が崩れている気がしていて。)
(彼は貴方と約束をしていた通り離れておらず、確かに今ここに居る。貴方が眠っている間も自身の手を貴方に握らせたままにしていたようだ。その方がきっと、貴方にとってもいいと思ったのだろうか。)
(貴方が眠る前は、普段のサングラスもかけていなかったが、どうやら今は何かをかけているらしい。─── 寝起きの人が一目見ただけでは勘違いをするかもしれない。が、今 彼がかけているのはよーく見ると確かに眼鏡で。顔が良いのはあるがこれまた似合っているといえるだろう。何もかけていない時、サングラスの時とはまた違った雰囲気を醸し出していて。)
、、、……?
(そして、もう一つ分かること。決して、彼は視力がいいわけでは無いらしい____現在、とても小さな文字で書かれた説明書のような何かをなんとかして読もうと努力しているようだ。)
…わたしがよみましょうか?
(目を覚ますと、明らかにあなたであろう人なのに普段見なれない人がいるな…と思いじっと見ていると、メガネをつけているから見慣れないのかと思って。ふと、サングラスをつけているのも、何もつけていないのもいいが、メガネはoffのような姿でいいな…と無意識に思ってしまっていて。なんとか頑張ってメガネをつけて目を細めて小さな小さな文字の説明書を読もうとしているのを見て、寝たことで少し回復したのか敬語が戻っていて。だが、少しふわふわとした話し方で。)
、、、渚紗ちゃん……!起きてたのかい、、ごめんね。また俺、気づかなかったみたいだ。(料理を作っているのを覗き見されていた時と同様、自分でも気づかなかったことに正直驚きながらそういい。それほどに彼は集中していたのである。)
体調はどうだい?、、、いや、良くなってないよな。(確かこの紙に…と、彼が頑張って読もうとしていたのは薬に関しての資料だったらしい。作った本人は忙しかった為、部下達に追加分を色々と組織の建物の方に置いて貰っておいたのである。)
え?いや、渚紗ちゃんは、、(今の貴方に何かをさせるのは無理をして欲しくない為あまり乗り気ではできない。ただ、眼鏡までかけても、どう頑張っても読めないのが現状。)いいのかい、?(なんて、何処かしゅんとしながらも…気づいたら聞いてしまっていて。)
えぇ、かまいませんよ。…えっと―――…らしいです。…わかりましたか?
(どうやらあなたが試行錯誤して読もうとしていたものは、自分が先程飲んだ薬のに関してのものだったらしい。自分に無理をさせるなんて…と、どこかしゅんとしているあなたにこのくらい大丈夫だということを伝え、上体を起こすと片手はあなたの手は握ったまま、あなたが持っていた説明書を受け取り読んでみる。そして、その内容をそのまま読み上げると読んでいた本人でも理解するのに難しいものなのだが、あなたにはちゃんと伝わっただろうか?)
うんうん……あぁ、、何となくわかったよ。ありがとう。(相槌をしたりしながら、貴方が読んでくれているのを真剣に彼は耳を傾け。)
……凄いな。お嬢ちゃんはこんなに小さな文字が読めるのかい、(文字がとても小さいのは事実なので貴方の目の良さに驚くのは筋が通るが、実際彼の目がそんなに良くないのもあるだろう。彼は心から感心している様子で、子供を褒めるように貴方を褒めてはよしよしと頭を撫でていて。)
それにしても…随分と巫山戯た内容だな。ははっ、こんな雑なのを俺にねぇ、、確かに面白いけど、(いつもの自分なら間違えなく"面白い"、ただそれだけで済んでいたし、むしろ絶賛だっただろう。……が、今回は訳が違うのである。貴方を一刻でも早くマシに、楽にしてあげたいのにも関わらず内容があまりにも難しく(これも嫌がらせなのか)書かれている為、分かりにくいがタンザナイトには聞くだけでも十分伝わったようで、舐めた雑な明らかに悪意がある資料を部下に用意させた、この薬を作った幹部に少しイラッときて。こんなの本当に初めてだ。目を逸らしていただけなのかもしれないが、イラッとか無かったのに。)
…おこっているのですか?
(説明書を全文読み上げると、ありがとう、と言いながら自分の目の良さを褒められると同時に頭を撫でられるとなんとも満足気に表情をゆるめる。だが、この説明書は理解できたあなたにとってどうなら“巫山戯た内容”らしく、なぜかは分からないがあなたの纏う雰囲気が少しピリついて、少しイラついているようにも見える。説明書を理解できなかった自分にとっては、それが何故だかは理解できず、あなたの袖をくいっと引っ張り、少し不安そうな表情で怒っているのかを聞いて。)
それと、あの…あなたが腕をきったかんぶのかたは…大丈夫なのでしょうか?
(袖を控えめに引っ張りながら、自分の熱によって頭が回らなかったのだが、今は少しマシになってきたのかあなたが56したも同然な幹部は大丈夫なのか、なぜあそこまでしたのかも聞く。)
怒ってる…?(貴方にそう言われては不思議そうにその言葉を声にしてみて。)………あぁ、怒ってるさ。とってもね、(にこりと笑みを浮かべながらもそう言いきってみせる、とても不穏。今更隠すなんて無理だろう、自分の気持ちに正直に言ったようで。)
……心配なのかい?(何故かそう貴方に質問し返す彼は少し不満げであり。むしろあんなんじゃ足りないと思うので追加していこうと思っていた男。)うーん、、("大丈夫なのか"と聞かれると正直分からない。)あの程度で4ぬ奴なんて……ボスは要らないだろうからね。きっと大丈夫だよ、先輩強いもん。それに、お嬢ちゃんが飲んだ薬を作った子も付き添ってるだろうしな。(あんなにもあっさりと腕を両断させていたが、別に彼は先輩と仲が悪い訳ではない。良くもないけど。あの幹部の実力はある程度認めているようで。彼はどちらかというと、いいところは良いと素直に思え、言えるタイプの人間な為"強い"と言うのには抵抗が全くなかった。自分より強いかと言われるとノーコメントだが強いと思うのは事実。……ちなみに、「先輩」と呼んでいるが、幹部の中でも位、序列がしっかりとある為 一応あの幹部は彼にとって部下に入る部類。)
なぜです?あなたが怒ることなんてあまりないでしょう
(言葉を繰り返したあと、何も隠すことなく怒っている、と断言するあなたに不思議そうに首を傾げる。我儘を言っても、めんどうな絡み方をしても怒らないあなたが、説明書に書いてある内容だけで怒るなんて、謎でしかない。このことだけでなく、あなたが自分を助けに来てくれた時も、自身の姿を見て怒っていたような気がする。自分が原因で、あなたを怒らせてしまっているのだろうか。)
心配ではないといえば嘘になってしまいますが…、あの方よりも、あなたの立場が心配なのです。仲間にあんなことをして敵である私を守って…
(元はと言えば、今回のことは全て自分が悪いのだ。あなたに事前に注意されていた場所に無闇矢鱈に近付き、4の瀬戸際まで行って助けてもらう…、なんて自分勝手なのだろう。守ってくれたあなたには申し訳ないが、自分を助けたことであなたの組織での立場が危うくなるのなら今からでも組織のアジトまで行って身を売ってしまおうか。)
ははっ、、俺、結構怒ってるよ。こんな溢れ出てくるのは初めてだし。(かなり怒っているのだろう、今回は怒りが抑えきれなくなったという。)
……君はね、俺にとって大事な────。(言いたいことは、胸の奥で渦を巻いていて言葉で表せず詰まってしまったようだ。自分でも理解しようとしない、目を逸らしている「何か」が出かけたその心はまだ揺れていて。)
まさかお嬢ちゃんは、俺の心配をしてくれているのか?(そんなのは普段のキャラや立ち振る舞いから「大丈夫」だと、彼自身が思わせている為 仕方が無いのかもしれないが、ここ数年はしてもらったことが無かった部類の人間な為、驚きが隠せずにいるようで。だが、悪い気はしない気がする。むしろ……。)(それと、彼は貴方が警告をしたのにも関わらずあの場所に近づいた事に関しては "きっと、何かやむを得ない事情があったんだよな" と勝手に解釈をしており全くをもって怒ってなどいない。むしろ、もっと早く来てあげられなかった申し訳なさで溢れているのだ。)
……ありがとう。(嘘偽り無く本当に心配そうな、淀みのない海のように透き通った綺麗な青を、貴方の顔を見てはふっと笑みを零し。)
質問で返してごめんね。まだまだ俺達出会って二日目、大した思い入れも無いだろう。(※彼は激重感情を無意識に、貴方と出会った瞬間くらいから抱いています。増したのは言うまでもないですが、)
噂通りのクズかもしれないよ、目の前にいるのは間違いなくあの"タンザナイト"な訳だし……。
俺がいなくなったら、渚紗ちゃんは寂しい?(と、自傷気味でもあったがあくまで優しく柔らかく貴方に聞いて。)
…私の目の前にいるのは“タンザナイト”ではなく、“海斗”ですから。
(あなたが言うには、今回の件に関しては結構怒っているらしい。怒ったら自分の組織の幹部でも両腕を切断してしまうような者だ、絶対に怒らせないでおこうと心に誓って。自分はあなたにとって大切な…。と、言葉を切らしてしまうあなたに、あなたはいつもこのような場面で言葉を詰まらせてしまうなと思いながらもその続きは聞かずあなたから言ってくれるのを待とう。今まで、あなたは心配というのをされたことが少なかったのか、自分が心配しているのかと聞かれたあと、何かを考えたのかありがとうと感謝をされる。二日間…そう、あなたと出会ってからまだ二日しか経っていないのだ。だからこそなのだ。二日間でここまで信用しようと思った人は、あなたが初めてなのだから。ボスですら警戒を解くのに一週間ほどかかったというのに。自分で言っていても、何を言っているんだと思う。名前が違うだけで人は同じなのに、と言われるとうまく説明できないが、伝っているだろうか?)
えぇ、寂しい…と思います
(あなたがもし居なくなったら…寂しい、よりも心配の方が勝つだろう。いつ4んでもおかしくないこの社会で、急に連絡が途絶えたりでもしてしまえば、そういうことなのだろう。あなたがいなくなったらと想像するだけで、なんだか胸の当たりが苦しくて、ざわざわするような気がして、無意識だがいなくならないでとでも言うようにあなたの手を両手で力いっぱい握りしめる。)
………!!(貴方の言葉を聞いては、"いなくならないで"とまるで訴えられるかのように両手でぎゅっと自分の手を握られては、僅かに目を細め、静かな声音でこう言った。)
なら、寂しい思いはさせないって約束しないとな。
─── 4なないよ、俺は。(少し間は空いたものの、目を逸らすことなく貴方の瞳を捉えてそう彼は宣言して見せて。……この社会で生きていてこんなことを宣言できる人間は、嘘でもそういないだろう。だが、彼は冗談でも無く本気のようだ。ちなみに、昨日貴方に「また明日」と言わなかったのは会いに来るのが迷惑だったりしないかなぁ、、と、来ていいのかな、と自信が湧かなかっただけなのである。貴方の為なら、どんなことでも出来てしまう気がする。自分でも最初は疑っていたが、両腕切断じゃ足りないだとか思ってしまった時点でそれが答えだろう。今までだって、不可能と言われてきたことをやってきた、彼にとっては得意分野でもあり。)
…そして、君の明日も俺が保証する。生きるうえで、お嬢ちゃんは「必要」な存在だから。不可欠でねぇ、、(緩やかに目を細めては、貴方の頬に手を添えて。頬を優しく撫でながら、彼はそう言葉を紡ぐ。言ってることが滅茶苦茶だが、相変わらずブレず何処か安心感を与える声色だ。)
…!えぇ、信じます
(自分が寂しい、というとそれに答えなければと思ったのか言ってもいないのに、あなたの口からは“絶対に”とでも言っているようにも聞こえるほど芯のある声で4ぬことは無いというあなたに軽く口角を上げて。そこまで言われてしまえば、自分は信じることしか出来ないし、信じたいと思って。)
私のも…。では、この命は大切にしなければいけませんね。…?必要、ですか?
(あなたの命だけではなく、自分の命を守ると言われると驚いたように言葉を繰り返す。それなら、あなたに無理はさせないように自分の命でも大切にしなければ、と思って。あなたが生きる上で、自分が必要で不可欠だと言っている意味がよく分からず、首を傾げて。)
俺、おかしくなっちゃたみたいだからさ、(自分でも信じらないと言わんばかりに呆れたようにケラケラと笑っていて。)
うん、必要。(即答)
……俺はきっと、お嬢ちゃんに出逢うために、幸せになるサポートをする為に、、生まれてきたんだね。これまでの悲嘆も、茨の道でさえも全て……あぁ、理解出来てきた気がするよ。(そう、貴方に出逢う為の、幸せのサポートが出来るような人間になる為の試練だったのかもしれない、とまで本気で心の底から思えてきた現状があり。今まで、どれだけ理想や誰かの願いのために実力をつけ下克上を果たし成り上がってきたとしても、地位と権力を得ても、上辺だけの友人を沢山作ってみても、使い切れない程の金を得ても、命懸けのギャンブルをしても、自分にとっては何故か満たされない「何かが足りない人生」だった。だが、今はどうだろう?
─── 貴方といる時は確かに違う。その「何か」が満たされていっている気がするのである。)
(勿論、あくまでお手伝いなので自分が貴方の"恋人"とかになるなんてのは烏滸がましいと考えていて。まだ、貴方への感情を恋愛的な意味の「好き」とは思わないようにしているそうだ。あくまで彼の貴方への感情の解釈は「妹的存在」といったところだろう。年の差もあるので自分に言い訳をするにはうってつけらしい。)
…………ん?????(自分でもとんでもないことを今、無意識に呟いていたのに彼も気付いたようで。)世界のバグかな。今のは忘れてくれ、、(と、バツが悪そうに、気まずそうに、申し訳なさそうに貴方へお願いをして。「世界のバグ」という自分でも何を言ってるのかよく分からない、意味不明なワードまでついに出てきてしまった。)
いいえ、忘れません。この耳でちゃんと聞きましたから
(悲嘆、茨の道…。今のあなたが楽観的だったり、にこにこといつも笑顔なのは決して楽だとはいえない人生を歩んだ結果、そうすることが一番最適だと考えたのだろう。あなたの言う試練はきっと自分の想像ができないほどのものなのだろう。その試練を自分と出会い、手伝いをするためのものだった、と考えるのは少し荷が重い気がする。あなたは自分のことを過大評価しすぎではないか?…だが、そんなことを無意識で彼は言っていたのか、申し訳なさそうに「世界のバグ」だと面白いことを言いながら、忘れて欲しいと言われる。ここで、「え?何か言いましたか?」と言ってもよかったが、せっかくのあなたをからかえるチャンスだ、逃す訳にはいかない。)
…あ、看病ありがとうございました。ご迷惑を――うわ、っ
(あなたのベッドで寝ていたこと、冷え〇タが額や身体中に貼ってあることから、紛れもないあなたが看病をしてくれたのは明らかだ。これ以上滞在して迷惑をかける訳にも行かないため、自分は組織にでも帰ろうかとベッドから出て地面に足をつき歩こうとすると、上手く力が入らず倒れそうになってしまう。頭痛も、発熱感もあるものの、目を逸らそうとしていただけのようで。)
ははっ、、参ったな。("この耳でちゃんと聞いた"なんて言われてしまっては困ったように苦笑いをして。そもそも、あんな事を言ってた時の自分は一体どんな顔をしていたのだろうか、、表情に関しては自信があるので大丈夫なはず…と信じたい。彼は願うばかりであり。)
ねぇ、渚紗ちゃん。俺の我儘を聞いてはくれないかい?(倒れそうになってしまう貴方を優しく抱き留めては「まだしんどいだろう?無理しちゃダメだよ。」なんて言った後にそういい。抱き留め、流れるように抱き寄せた後に、必要以上に力を加えたり、決して強くしている訳でもないが、貴方を確かに逃げられないように、自分から離れられないようにしてからそう問いかけて。)
すいません…ありがとうございます。…はい、なんでしょうか?
(倒れそうになると、優しく流れるように自然に抱き留めてくれたあなたに謝りながらも感謝の言葉を伝える。身体能力もあるだろうが、本当によく人のことを見ているな、と思いながら我儘を聞いてくれないか、という言葉に顔を上げて首を傾げる。風邪ではないが、抱き締められるほど近くにいるとうつしてしまうかもしれないため離れようとあなたの胸板を押すも、ビクともしない。抱きしめている力は決して強くないし、痛くもないのに…。と思いながら、あなたの言う“我儘”とは一体なんのことだろう。)
……一人は寂しい、、(そう彼はぽつりと呟いて。"寂しい"というのは本心なのかもしれない。今まで、押し56してきた感情を無理矢理吐き出したかのように彼にしては珍しい弱々しい声であり。)
今日だけでもいい、、一緒には居てくれないか。(貴方を抱きしめるようにするのはやめて解放し、貴方と目を合わせないようにそっぽを向いてから彼はそういい。こんな調子で言うつもりは無かったのだが、"寂しい"なんていい、そっぽまで向いて言ってしまっては随分本気っぽくなってしまった。いや本気っぽくなってしまったというか……本当に、夢のような時間だった。看病なんていう綺麗な言葉で飾られているが、彼にとってはそれだけではなかった筈だ。悪い大人だと自分でも思う。でも、貴方との時間が"言葉では表せないほどに幸せで純粋に楽しかった"というの事実だ。、、、本来は、ここに留めておきたい理由として薬の副作用がどれくらいで終わるのか曖昧なうえ、症状が悪化したりするのが怖いのがあったりしたためこんな発言をしたのだと自分で思っていたしそれもあるはずなのだが…。本当「勘違い」しそうになる。)
!…えぇ、もちろん。あなたが望むなら
(仮面のように張りつけている笑顔の裏は、こんなにも弱々しいのか。今更で、とても当たり前のことなのだがあなたも人間なのだ。ただ、裏社会の組織のトップをはっているだけの人間。なら、“寂しい”という感情くらいあっても当然ではないか。あなたの本音を聞くのは昨晩、銃口を向けられたときを含めて二回目だろうか。一人は寂しい、と小さくぽつりと呟く姿は、成人男性にも関わらず、子供にも見えてしまうほどで。今日だけでも一緒にいたい…もしかして、それがあなたの言う我儘なのだろうか。それだとしたら、あまりにも小さく控えめだ。そんなあなたの我儘を断る訳もなく受け入れる。)
海斗さん
(あなたの名前を呼ぶと両手を広げる。どうやら抱き締めていい、という合図なのだろう。あなたの自分に触れる手は優しすぎるのだ。別に思い切り抱き締めたとしても構わないのに。今だけは、そんな配慮を忘れて本心のままに行動してほしい、と思った結果両手を広げることしか出来ず。)
(小さな小さな文字を読むためにかけていた眼鏡を外し、サイドテーブルにそっと置いては貴方のことを痛いとまではいかないだろうが____いつもよりも確かに強く抱きしめていて。)
……………、、(撫でるのはまだしも、自分から抱きしめるのは確実に、彼的にはアウトだろう。でもこれは不可抗力、仕方のないことだったとは思う。なんてったって、自分のことを本名で呼んだうえで両手まで広げてくるんだから。 【彼的には貴方に本名で呼ばれるだけでも破壊力が凄い。】"つまりどうしろと、、?"そう思いながらも駆り立てられた衝動は抑えられなかった。結果的に、冷静に考える前に体が勝手に動いていたのだから。今までは何とかして抑えていたものの、ついに我慢の限界が来てしまったのだと思う。……貴方を抱きしめるのは、なんとも心地よくて自分に安心感を与えてくれる。生きていると実感させてくれる。そして何より、"あたたかい、、"と、心の底から身に染みるように感じて。)
ん…いい子。……余計なことは考えないでください、今は私のことだけ考えて
(何も言うことなく、メガネをそっと置いてはこれまでにないほど強く抱き締められると、子供を褒めるように、でも決してバカにしているわけではない言い方で「いい子」だと褒めれば安心感から目を閉じて。しばらくあなたの体温をそのまま感じていれば、数秒した後目を開け、背中をとん、とん、と一定のテンポで叩けば、あなたのことだから、自分はあなたよりも歳上なのに…とか、男女でこんなことをするなんて…など考えてしまうだろうと思ったのかそんなことを言って。「私のことだけ考えて欲しい」なんて、人生で口にするとは思わなかったが、あなたに向けての言葉ならまぁいいかと思えて。ずっと経ったままこうしているのは楽ではないため、あなたと抱き合ったままベッドの縁に座ればあなたが離れないようにこちらも強い力で抱き締めながら、座ったことにより少しだけ身長差がマシになったような気がして、頭に手を伸ばし優しく頭を撫でる。)
(今、「年下の女の子に子供扱いをされるお気持ちはどうですか?」と、そう質問されたら"情けない"と彼は答えるしかないだろう。正直、この一言に尽きる。…と、思っていたのは束の間、杞憂だったのかもしれない。貴方の発言と共に刹那にそれは過ぎ去っていき。「今は、私のことだけ考えて」だなんて、まるで心が見透かされているようではないか。そんなことを言われてしまってはもうどうしようもできないのが彼の現状。自然と体から、余計な力が抜け落ちていくのを感じる。「もう少しだけ、、もう少しだけでいいから……このままで。」と。神様もきっと、許してくれるよねぇ、ほんの少しくらい、、と思い込むことにしてゆっくりと目を閉じて。)
……渚紗ちゃん、好きだよ。(自分でも、どちらの意味で言ったのかは分からない。分かりたくもない……ただ想いが込み上げてきた、それだけだ。)
っ、!…あなたは本当にずるいですね
(てっきり、そろそろ甘やかされるのは性にあわないと言われて離れられると思っていた。だが、大人しく撫でられ、抱きしめあっているのが現状で、これまで甘えたい、甘やかされたいという感情を抑えていたため溢れ出して止まらないのだろうかと考えて。好きだよ、と言われると頭を撫でていた手をピタッと止め、少しした後ため息をつきあなたは狡い人だと困ったように微笑みながら言う。“好き”というのは恋愛的な意味なのか、それとも友情的な意味なのか…。どちらなのか気になって仕方がないが今はあなた甘やかして休ませてあげよう、と庇護欲や母性が湧いてきて。)
眠っても構いませんよ、あなたがお話したいなら起きていても構いませんが…
(止めていた手を再び動かし、次は髪を手ぐしで梳くように触れながら、もちろんあなたが昨晩から店をハシゴして自分の気に入ったお菓子を買っていた、ということは知らないが助けてもらった時間は早朝だったため、眠いだろうと思い寝てもいい、と言葉をかけて。)
…………狡いはこっちのセリフだな。渚紗ちゃんって、ほんとにズルい、、(貴方のその言葉にだけはどうしても納得がいかなかったようでぶつぶつと呟いていて。)
ん、、、(さて、究極の二択を迫られてしまった…どうしようか。大前提として今日は貴重な休日だ。徹夜をし眠れない日も続いていたため、仕事のことを考えると確実に貴方の言葉に甘えさせてもらい眠っておく方がいい。ただ、貴方といれる時間に寝てしまうのはどうなんだろうか、「勿体無い」「俺から離れちゃうんじゃないか」と不安な要素も次々と募ってきて。)
私はずるいと思われるようなことをした覚えは無いのですが…。…いいえ、寝ましょうか。私も寝足りないので
(ずるい、というとそれには異論があるのかぶつぶつと自分もずるいと言うあなたにずるくないんだけどな、と思いつつ。寝るか寝ないかの二択で悩むあなたの考えていることは、大方予想できる。裏社会の任務はだいたい、夜~朝にかけてのことが多く、日中は書類仕事もあるため寝れる時間が少ないのだ。しかもあなたの組織はとても大きなものなため、自分のところよりも休みが少ないだろう。自分も先程寝る前にあなたがいなくならないか、という心配があったため、あなたも同じ状態なのではないかと考える。このままでは平気だといつものように笑って流してしまうな思い、自分も一緒に寝るから寝よう、ということにして。)
っ……それは、、良くないね。うん。君ってこは本当に、(「罪な女の子」というのが過ぎると思う。この表現がしっくりくる。)(貴方の手を優しく退けては、ベットから離れる。貴方の言葉で流石に正気を取り戻してたらしい。"一緒に寝る" つまり添い寝をしようということなのか。そんなことをしたら4ぬ。というか完全にアウト。したくない訳ではない、勿論、そりゃ正直したい。当たり前じゃないか。貴方と添い寝をした暁には、22年間の人生でも一度も体験したことがないような幸福感を得るうえ、とてもいい夢が見られたりするんだろう。……でもダメだ、負けるな自分、頑張れ自分。貴方の幸せをサポートするうえで、超えてはいけない一線というのはあるだろう。そう繰り返し思い込むこととして。……完全に自分の感情と想いを自覚してしまったら、もしも貴方が自分のことを好きだというのならまた話は違うのだろう。そんな日が来ることは無いと思うが、、、)
俺はここに居るからね。まだ寝足りないなら…安心して、渚紗ちゃんはゆっくりおやすみ。(ベットの傍のサイドチェアに腰掛けては、にこりと柔らかい笑みを浮かべては貴方の頭をよしよしと撫でながら優しい声色でそんなことをいって。)
寝てください、私がそこに座りますから。……お願いします
(やはり、あなたは大人だ。自分と同じベッドで寝るなんて…と正気を取り戻せば先程までの甘えモードはどこへやら。寝た足りない、と言ったのはあなたを自分と一緒に寝かせるためだ。もちろん、寝ようと思えば寝れるのだが、あなたが寝ないのなら意味が無い。自分から離れてしまったあなたに不満を抱いたのか頬を膨らませて、自分がサイドチェアに座るからあなたは寝るように言う。どうすればあなたを寝かしつけることができるだろう、と考えるとお願いすることしか思い浮かばず。)
うーん…、だ~め。(少し考える素振りを見せたがそれは束の間、にこりとしながらも淡々と、そうはっきりと彼は貴方にそう伝えて。)
あ、!そうだ。渚紗ちゃん、食欲はどうかな、?あんな早朝だった訳だし……朝ご飯も食べてないんじゃないかい?、、食べれるなら食べておいた方がいいと思うんだけど、(心配そうに話しながら、貴方にそう提案をする。というか食べて欲しい。貴方が別に眠くないのを察したのか、これはまずいと考えこの空気感から抜け出すためなのか、本当に不意にそう思ったのか、真意は不明だが食事の話題を突然切り出して。)
頑固ですね…。あぁ、そういえば…食べられますが、これ以上あなたのお世話になる訳には…
(だめ、だと笑顔できっぱり言われてしまえば頑固なあなたにまだではないかと考える。だが、それはあなたの次の話題によって遮られ、そういえば早朝に軽く食事をとっただけでそれから何も口にしていない。4に際まで追い詰められ、発熱によってそんなこと考えている暇もなかった。今はなんでも(野菜を除いて)食べられるくらいには腹が空いているが、自分がこんな状態のため料理を作ることはできない。だとしたらあなたが作ってくれるか、買ってくるか…どちらにせよ、行動するのはあなたのため、これ以上迷惑をかけるわけにはいかないと言って。)
大丈夫。渚紗ちゃんは大切な大切なお友達だから…("そんな距離感じゃないだろ"と自分でも思いつつ、ツッコミを入れると自分が終わるためそれには目を瞑っていて。)
一生お世話になっててもいいんだよ?(「お金だって毎月、口座番号とか教えてくれたら振り込むんだけどなぁ、、」とも呟きつつ。)
……いつでも、気がむいたら声をかけておいで。(そんなことを言う彼は、もう完全に普段通りの表情で、にこりと笑みを浮かべていいる。恐らくどれくらい送ったらいいのか、自分でも限度が分からずとんでもない額を送ってきたりするんだろう。)
さっきも言った通り俺って、、「寂しい」らしいからねぇ。孤独は毒って…ははっ、4んじゃうかもしれないね。(恐らくそれならとっくに4んでる。調子が戻ってしまった今の彼だと、それすらも笑い話にできるらしくケラケラと笑っていて。これの本当の意図として、実は「今日だけでもいいから一緒にいてくれないか」といった自分に対して貴方は承諾した。だから、今日は俺から離れるなんてありえない、、そうだろう?という意味が込められているとかいないとか………曖昧。)
冗談でも、そんなこと言わないでください。そもそも何も食べないのと帰るのとは別の話ではありませんか
(もし口座番号を教えたらどうなってしまうのだろうか…あなたなら、考えるだけでも背筋がぞわぞわするほどの大金を送ってくるであろう。それはそうと、寂しいと4んでしまう…もし本当にそうならもうとっくにこの世にはいないだろう。だが、裏社会の者である限りいつ4んでしまうか分からないため、冗談でも言わないでほしいと言って。たしかに今日は一緒にいるとは言ったが、食事を用意してもらうのとあなたから離れるのとは違うだろうと指摘して。)
ごめんね。(生きる宣言をした後にこれはよろしくないだろう。流石に間違えた。)、、、確かに。(少し早とちりが過ぎたのかもしれない。貴方の言う通りだと素直に彼は納得している様子で。……ここまで早とちりになってしまったのが、胡散臭くはあるものの "寂しい、一緒にいて欲しい" という言葉が真実なのか嘘なのかの答えを指し示しているのはいうまでもないことなのだろう。分かりにくいようで細部まで見逃すことなくよく観察をすれば、裏をかけば、彼は分かりやすいのかもしれない。まぁそれが容易では無いのだが、、)
うーん、渚紗ちゃんは今、どれくらいしんどいのかな、、食べれるのはいいとして……自分で歩くんじゃなくて、運ばれるなら、外には行けそうなくらいかい?(貴方が食事をとれるということで、自分なり思考をかなり巡らせてから、小首を傾げては貴方にそう質問をし。貴方がこの質問に対してどう返すのかにとって今日の昼ごはんは変わってくるのだろう。案外重要かもしれない。)
はい、自分で歩くことはまだできないのですが…。でも、運んでもらうのは悪いです
(あなたの言うことを整理すれば、どうやら今日は一緒にいて欲しいというのは本音のようだ。だんだんと本音を話してくれるようになったあなたに、少し嬉しく思いながら今どのくらいしんどいのかと聞かれると歩くことは出来ないが、食べることはできると答えて。だが、よくよく考えればあなたに迷惑をかけたくないのに運ばれることになってしまえば、それこそ迷惑だろうと言って。)
………。( 調子が戻り、詰まることは無くなったかと思いきや、不意に訪れる静寂。貴方の言葉を受けては、うーん…と、また思考を巡らせて。どうやら貴方は"運んでもらうのが悪い"というだけで外に行くのが無理な訳では無いそうだ。スマホを手に取り何かを検索し始めて。運ばせる、という貴方が抱く罪悪感に対しては、討論するよりもより早い方法があると思ったのかもしれない。)
……ほら、渚紗ちゃん。見てごらん(そう言いながら、貴方に自身のスマホを渡して。画面に映し出されているのは、フルーツなどのトッピングの彩りや采配が綺麗で美しい、可愛らしいとも捉えられる見た目のものもある、見るからにふわふわで美味しそうなパンケーキの数々であり。若い人達の中で、今とても話題な有名なお店であり貴方も知っているかもしれない。)
っ…運んでほしいです…
(うーん、といいながら考えた後、スマホを取り出すあなたに何をするのだろうと思い見ていれば差し出された画面に映っていたのは有名なパンケーキのあるお店で。最近の流行りで平日でも混雑しているほどのお店だ。ずっと行きたいと思ってはいたものの、あまり時間が取れず先延ばしにしてしまっていたのだが、あなたがその店を知っているとは…。見てご覧、という口調から察するに、ここならあなたでも行きたいだろう、というニュアンスのことが言いたいのだろう。あなたに運んでもらうのは申し訳ない。だが、背に腹はかえられないと観念したのかその店まで運んで欲しいとお願いして。)
……!ほんとかい、?
わ~い♪ 俺もこの店、行ってみたかったんだ。今はくまちゃんの形とか装飾で、可愛らしい限定メニューがあってねぇ、、一人は不安だったけど、渚紗ちゃんが居てくれるなら安心だな。("運んで欲しい"と貴方から言われてはぱああっと明らかに顔を明るくさせ、楽しげににこにことそう伝えて。反応から見るに、本当に嬉しかったのだろう。中でも期間限定のくまさんのパンケーキに関しては、実は彼も前々から目を付けていて気になっていたもの。忘れたくてもSNSを利用していると、オススメに出てくるうえ、可愛いもの・その中でも特にくまちゃん愛好家なので、見て見ぬふりは出来なかったらしい。かれこれ1ヶ月くらい悩まされていた。もうすぐ期間も終わってしまうため仕事をサボってぼっちで行くことを本気で検討してたとかしてなかったとか、、、。そんなくまさんのパンケーキと、やっと御対面出来るだけでなく貴方と実質お出かけまで出来てしまうのだ。彼にとってはこれ以上無い幸せだろう。)
いえ、そこまで言われるほどでは…。実際にあなたが連れて行ってくれるのですから
(自分が運んでほしい、と言ったことに隠し切れないほど喜び嬉しそうにしているのを見て、自分はそこまで喜ばれるほどのことをしたのだろうか?と考えるもしていないため、そこまで喜ぶほどではないだろうと言って。どうやらあなたは可愛らしいもの(特にくまさん)が好きらしい。普段にこにことしているものの裏社会人物ということもあり怪しさは満点な外見からは想像はつかないだろう。そう思っている自分も、その1人なのだから。その店まであなたの能力を使っていくのだろうか、それとも運ぶ、と言っていることからその店まで徒歩で自身を抱えていくのか…どちらにせよ負担が掛かるのはあなたのため、まだ申し訳ないなと思いながら。)
お嬢ちゃんは、そんな謙虚にならなくてもいいと思うんだけどな。、、でも、ありがとう、(確かに貴方の言う通り、彼がオーバーリアクションのようにも見えるだろう。ただ、案外嘘はついておらず。……実は彼の家、くまさんのお人形が至る所に置かれている。寂しさから来るものなのか、永遠にくまさんファミリーの勢力を無意識に自分の家へと拡大させてしまっており。)
抱っこ、、それともおんぶか…。
渚紗ちゃんは、どれがいいかな?(ぶつぶつ何処か困り気味に独り言を呟きながらも、何が最適解なのか考えが纏まらず分からなかったため、大人しく本人の意思を聞くことにしたようで。)
抱っこ…がいいです…
(謙虚にならなくてもいい、と言われるがそれは難しい。あなたは素直に甘えてくれる方が好きなんだろうが、それが思うようにできないのだ。あなたには結構甘えているつもりなのだが…。そして、抱っこかおんぶかどちらがいいか聞かれると、少し恥ずかしそうに抱っこの方がいいと言って。あなたにはおんぶよ。も抱っこの方がされ慣れている(?)ため、のようで。)
は~い♪りょーかい。抱っこね、、(「確かにそっちの方が、お顔が見れるしいいかもしれないな…。」「急に抱きついてきたり抱きついてもいいサインを出してくれるのに抱っこだけでほっぺなんて赤くしちゃって、、うぶなのか、はたまた計算高いのか。」なんて思いながら) 失礼、(そう一言かけてから、貴方を優しく抱き抱えては、かなり目的地の街からこの場所は離れているため、街まで能力を使用し転移して。束の間に辺りの雰囲気が変わり、貴方の目の前に広がる光景は、同い年くらいの若い人が比較的多い、賑やで活気溢れる大都会といったところだろう。)
やっぱり此処はいいねぇ、、賑やかで。(満足気に、何処か楽しげに貴方にそう感情を分かち合おうとする。貴方がこういう場所は得意では無いと言っていたのが脳の片隅に残ってはいたものの、普段の定型文が出てしまった。)
─── ははっ、オフの日にこんなにも可愛いお嬢ちゃんを連れながら街を歩く日が来るとは……、、俺は羨望の的らしい。こんなに見られると、なんだか照れちゃうな。(彼の言う通り、街を行き交う人々の視線を間違いなく今牛耳っていて。自分が貴方を抱っこしていることで、皆に自分は羨ましがられており羨望の的となっていると彼は主張し。「照れちゃうな」なんて言ってはいるものの、ケラケラと笑えている時点で大したことは無いのだろう。むしろ、この状況を満喫しているようにも見える。が、さらに注意深く彼の一挙一動を観察すると、その紫の瞳の奥には暗い光が宿っているようにも見えるかもしれない。案外、心の奥底にあるのは貴方のことを"譲ってあげない"という自覚無しの独占欲溢れる強靭な精神なんだろうか。)
…そうですね
(優しく持ち上げられれば、お姫様抱っこをされた時と同じようにあなたの服を控えめに掴んで。このようなときは、首に手を回した方がロマンティックで良いのだろうが生憎自分たちはそんな関係ではない。あなたの能力が使われたのか一瞬で周りの景色が変わり、賑やかでまさに都会という言葉がマッチする場所につき。喧騒的な場所は得意ではない、と昨日あなたに言ったが、賑やかでいいところだと言うあなたに、同意する。静まりきった場所よりも賑やかな方が社会的にはいいに決まっている。)
子供ではない私があなたみたいな高身長の男性に抱っこされているからですよ…。決して羨望の目で見られている訳では無いと思いますが…。…、、あなたの瞳は、とても綺麗ですね
(行き交う人の視線を集めてしまっている理由は、おそらく“高身長のイケメンが少女をにこやかに抱っこしながら歩いている”からだろう。人の容姿にあまり興味はないが、確かにあなたはイケメンの部類に含まれるだろう。だが、それをあなたに言ってしまえば調子に乗ってしまうというのはわかりきっているため、「高身長の男性」とだけあなたの方を向いて話す。その際に見たあなた目の奥は、どこか沈んだ色があり、思わず鳥肌が立ってしまいそうになる。なぜそんな目をしているのかは分からないが、昼の太陽の光に当たるあなたの紫の瞳はまさに価値の高いタンザナイトのようで思わず声に出してしまうほどに美しい。)
えぇ、、そうなのかい、?(「子供ではない私があなたみたいな高身長の男性に抱っこされているから」、という貴方の言葉を受けてはあまり腑に落ちない様子で、そう疑問形でぽつりと呟く。確かに自分は、顔が俗にいうイケメンといわれる部類であるうえに、高身長で外面はニコニコしていて、表社会ならば「胡散臭い」なんて言われるのも多少は抑えられ、老若男女問わず好かれる雰囲気があると思う、それは理解をしている。"武器"にもなるからだ。だが、そのうえで、貴方はそれに勝る価値があるのだと彼は心から思うのだ。貴方の魅力に勝るものなど彼にとっては無いのだろう。)
(貴方の口から「あなたの瞳は、とても綺麗ですね」だなんて、そんな褒め言葉が出てくるとは思い掛け無かったようで、自分の耳を疑いながらも僅かに肩を竦めて。)
……ははっ、渚紗ちゃんは大人のご機嫌取りが上手みたいだ。(「ありがとう」と、素直に言えば良かったものの、そんな言葉をつい返してしまう。だが、皮肉混じりの意味では無い。単純な褒め言葉であるのは確かで。きっと彼は、自分には、その言葉は勿体ないと思ったのだろう。)
…すいません
(もちろん、あなたの瞳の色を褒めたのはご機嫌取りなんかではない。単純にそう感じて思わず声に出してしまっていたのだから。皮肉混じりの意味で言ったものではないとわかっていても“ご機嫌取り”とあなたに言わせてしまったことを謝罪する。あなたにとって、瞳が綺麗だという言葉は勿体ないと思っているなんてことは知らずに、気まずそうに、申し訳なさそうに視線を下へ落とす。)
え、いや、、っ…(貴方にそんなことを言わせるつもりも、そんな顔をさせるつもりも、無かった。ただただ彼は、自分の瞳にあまり自信がなかっただけなのである。自分みたいな、どうしようもない人間が、貴方のような綺麗な瞳を、ろくな瞳をしている訳ないと、そう思い込んでいた、、これは、心の奥底にある自己肯定感の低さから来るものなのだうか。本当にそれだけだった。胸を刺すような痛みが走る、実際に怪我をしての痛みではない、精神的なものから来るものなのだろう。彼にとってはそれが、大男に殴られるよりも、銃弾が自身の体を貫くことよりも痛くて仕方が無かった。)
違う、、、違うんだ。
………ごめんね。少し驚いただけさ、そんなことを言ってくれたの、渚紗ちゃんが初めてだったから…。(と、余裕感で満ち溢れていた先程までの彼は何処へやら。困ったような、申し訳なさそうな様子でそう言葉をなんとか紡ぐ。何処か気弱にみえるだろう。)
そうですか…あなたの初めて、もらってしまいましたね
(違う、と否定する声が聞こえるとぱっと顔を上げて再びあなたの方を見る。その顔はまるで悪いことをしてしまった犬…いや、捨てられて悲しそうな犬、と言った方が合っているだろうか。どちらにしてもとても気が弱く、しゅんとしている顔を見て先程までの謝罪がばからしくなってきて。瞳が綺麗だと言ったのは自分が初めてだったらしい。それを聞くといたずらっぽく口角を上げ、あなたの鼻につん、と人差し指で触れて「初めてをもらった」と嬉しげに、からかうように言う。)
────── っ、、(悪戯っぽく口角を上げ、自分の鼻につん、と人差し指で触れて、自分の「初めてをもらった」と嬉しげに、揶揄うようにいわれてしまえば、威力が高すぎたようで思わず言葉を失い、冷や汗をかく。貴方はズルい、やはり狡いと思う。いつもは誰と話す時でも揶揄う側なのに、、やはり貴方といると調子が狂うようだ。細かい事でも気になる、すぐに引っかかる、頭から離れない。………冷や汗をかいたのは、自分にとって何か不都合だからなのだろうか。その「不都合」に気がついたしまった瞬間に自分は終わるのであろう。"それだけ"は理解できる。だからあえて、もうこれ以上は考えないこととして。)
はははっ、貰われちゃった、、な。
……いつでも俺はウェルカムさ!渚紗ちゃんにならね…。(そんなこと言って大丈夫?と思わずツッコミをいれたくなる発言。彼自身が1番そう思ってる。ただ「衝動」は抑えられなかった____)
もっと奪いに来て?楽しませて、俺に「初めて」を教えておくれよ。(なんて、自信と余裕で満ち溢れているような不敵な笑みを見せながら宣言してしまい。ただ、先程から危機感や焦りを感じているものの、心が踊っているのも、胸が高鳴っているのも全て無視はしきれない紛れもない事実であり。「本能」といったところだろうか。自分の中で気付かぬ内に葛藤をしているのであろう。)
そう言われると少し難しいですね…。あなたは大抵のことなら経験しているでしょうし…、
(“初めて”を貰われるのは自分なら歓迎だと言うあなたに、他の人がこのようなこと(からかい)をしてしまった際にはどうなってしまうのだろう…いや、あまり深くまで考えるのはやめておこう。あなたは読めない人だ。もしかしたら笑って流すかもしれないし、その笑顔で仕留めてしまうかもしれない…。まぁ、自分がからかうのは許されているのだから良いかと考えるのを放棄して。突然のからかいに焦りを見せていたあなたでも、すぐに調子を取り戻したようでもっと“初めて”を奪い、楽しませ、教えてくれと不敵に笑うのを見ては顎に手を当てて考える。なぜなら、あなたはどんな意味でも経験豊富だろう。なにより、事前に何かを企みそれを実行しようとしても、直ぐにバレてしまう。その時に思いついて不意にやるからこそ、あのような反応が見れるのだ。)
…ですが、楽しみにしていてください。たくさん“奪って”あげますから
(鼻に触れていた人差し指を滑らせ、頬にまで移動させると再びつんつん、と頬をつく。あなたの初めてを奪う、なんて他から見たらなんで命知らずなんだと思われるだろう。だが、あなたから奪って欲しいと言ってきたのだから話は別だ。楽しみにしていて、と少女の顔をしながらも艶やかにそう言って。)
─── っ、はははっ、、あ~あ、やっぱ最高。俺、渚紗ちゃんに「虜」みたいだよ!クラクラ中毒、、、変なお薬みたいだね、一度知ったら…もう戻れなくなりそうだ。(※実際、もう戻れないところまで彼はきています。手遅れです。)("ゾクゾクする"、という表現が近いのだろうか、貴方の返事に・頬をつつかれては、彼の頬に赤みがさして。この赤みは、恥ずかしさから来るものでは無く、どちらかというと"嬉しさ" "興奮" "熱中" といった方が近いのだろう。彼は発言通り、何はともあれ貴方に夢中なのである。そう、オブラートに、綺麗な表現で包んでいこうじゃないか、という方針を固め始めて。心の底から溢れ出てくる感情に、目を逸らすのはそろそろ限界になってきたらしい。……そもそも、彼がイカれてるのは残念ながら事実なのである。優しいとイカれてるは別。)
俺のを奪うのは大歓迎なんだけど… 渚紗ちゃんも奪われないように、、気を付けてね。(なんて、意味深な発言をにこりと笑みを浮かべながら残して。)
えぇ、いいですよ戻れなくなっても。私が面倒を見ます
(あなたの頬に赤みがさしたのに気が付けば、その表情から察するに恥ずかしさ、照れから来ているものではないと理解する。どうやら彼は自分に初めてを奪ってもらえることに“嬉しさ”や“興奮”を抱いているらしい。そんなところも、実に少し他の人とは感性がズレているあなたらしいなという感想を持ちながら、変な薬のような中毒性をもつ自分にハマってしまいそうだと言われると、イタズラやからかいではなく、本心で言っているかのようにそれを肯定する。あなたになら一生甘えられて面倒を見るのも苦ではないだろう。)
っ…、、不意打ちは…大人気ないと思います…
(意味深な発言を笑顔で言われてしまえば、それに照れたように頬を赤らめ視線を逸らす。先程まで自分があなたをからかっていたのに、一瞬にして立場が逆転してしまった。)
……ん、、どうしたの?恥ずかしくなってきちゃった?(貴方の反応にふふっ、と微笑ましそうに笑みを零しては。)
いいね、渚紗ちゃんって……甘すぎず、でも苦すぎない、、最高の加減だよ。(と、ハイテンション気味に大絶賛して。つんつんしていて大人が顔負けをするほどにしっかりしている貴方も、自分の組織の彼処にいた構成員達は、○○部隊という名前があるほど、かなり有能で実力があるほうだろうに、一人で一蹴してみせ、幹部を前にしても折れないかったり、自分に「面倒を見ます」なんて言えてしまうほどに命知らずとも言えてしまうかもしれないが強気で、勇敢なところも、何かを食べている時や、具合が悪かった時などに主に見せてくれた、甘くて幼い貴方も、全ての貴方に彼は夢中なようで。ドストライクらしい。今誰かに好きなタイプを聞かれたら、貴方と答えるかもしれない。) パンケーキ、楽しみだなぁ、、(甘いのは苦手だが、貴方といると何らかの力で食べれるようになるかもしれないとまで思えてきて。先程から22年間の人生で初めてのことが多発、異常事態しか起きていないため、全然有り得る話だ。)
…???…はい、私もとっても楽しみです
(甘すぎず、苦すぎない最高の加減だと自分を褒めるあなたをなんのことだろうと不思議な目で見つめる。職業柄、人の考えていることは大方わかるが同業のあなたの思考はなかなか読めない。言葉にしてくれないとはっきりとは理解できないのだ。そのため、あなたの内で溢れてきそうになっている自分に対する感情も、あなたが自分に夢中なことも未だに知らない。今向かっているお店のパンケーキが楽しみだと零すあなたに同意し、いちごのパンケーキにしようか、バナナにしようか…それとも贅沢をしてスペシャルメニューにしてしまおうかと考えていて。)
……本当かい?それは良かった。(自分だけじゃなかったことに心から安堵して。少し気分が高揚しすぎてしまったことに反省、普段の仕事の時は、かなりイカレキャラなため、むしろ先程なんかよりももっとハイテンションで、発する言葉もやってることも何もかも抜かりなくヤバい奴なのだが、今は違う。あんなのをずっとしてたら、肉体的にも精神的にも疲れてくるものだ。それにあくまで自分は、貴方にとって「普通の優しいお兄さん」でありたいと思っているのである。「普通」というのは、お互いどう足掻いても不可能なことだろうが、、それでも、できる限り近づきたいと強く思う。)
とうちゃーく♪(目的地に到着したようで。何処からか、おなじみの「サングラス」を取りだしてはかけ。パンケーキ屋さんは案の定、今話題の人気店というのもあり混雑しており、順番待ちの大行列ができているが、彼はそれを無視し、普通に貴方を抱っこしたまま店に入り。イカれてるとはいえ、流石に彼は列を無視してお店に入るような人では無いはずだ。)
やはり混雑していますね…。さすが人気のお店――って…並ばないのですか?
(目的地であるパンケーキのお店には長い列ができており、その人たちの年齢層は10~20代とわかく、女性の方が多いが、中にはカップルもいる。列に並んで待っている間は降ろしてもらおうとあなたに言おうと思ったが、その列がまるで見えないかのようにお店の中に足を進めるあなたに列に並ばないのかと声をかける。幾ら裏社会で常人とは違うからと言って、そんなことをするほど非常識な人のはずはないと思っていて。もしそんな非常識者だったら幻滅するのだが…。)
ん?あぁ、、渚紗ちゃんが並びたいなら勿論、並んでもいいんだけどね。一応…(此方を視界に捉えては、目の色を変えて店主と思わしき人物が何処か焦った様子で駆け寄ってきて。「ご案内します、此方へどうぞ」と声を掛けてきては、普通の客が食べている場所からは少し離れた部屋まで案内されて。)まさか貴方様に本当に来て頂けるとは、、足を運んで頂いたこと、心より感謝致します。「タンザナイト」様、お待ちしておりました。(そう店主と思わしき人物は深く頭を下げ一礼をして。)そちらのお嬢さんは、、(貴方を見ては少し驚いている様子で。タンザナイトにそう質問をし。)
─── はははっ、頭を上げて、そう畏まらないでくれ。久しいね、経営が順調そうで良かったよ。(にこりと笑みを浮かべているものの営業スマイルといったところだろうか、貴方と2人の時に見せるものとは少し違っていて。)…迷いが無かったといえば嘘になるが、随分センスのいい物を出しているみたいだからつい気になってね、、予約の確認まで気づいたらしていたな。(なんて笑い話のように話す。和ませるのもお手の物なようで、この場の空気感を少し軽くして。)
……あぁ、この子は、、そうだな。俺にとって「特別な子」とでも言っておこうか。(どうやらここの店長と知り合いらしい。海斗としてでは無く「タンザナイト」として。何かしら此処の店主も裏社会に関係があるのだろう。"予約の確認までしてしまった"ということなので何かしら事前にしているのであろう。恐らく、普通に予約がしたいといったが、予約とか要らないのでいつでも入ってきてください、のように近しいニュアンスのことを彼は言われたのだと思われる。)
…タンザナイトさん
(店内に入ると、恐らく店主らしき人が焦った様子でこちらに駆け寄り、こことは少し離れた部屋へと移動する。人を抱っこしたままこうして話せるあなたの神経の図太さに若干引きながらもふたりが会話をしている間は何も言わないでおいて。自分のことが話題に上がり、あなたの口から「特別な人」と出ると否定の言葉が出そうになるがグッと堪え、恥ずかしそうに、気まずそうに視線を泳がせる。そしてあなたたちの会話がひとまず終わればあなたの服をくいっと引っ張り、あなたの名前を呼ぶ。店主らしき人が「タンザナイト様」と呼んでいたことから、ここでは「海斗さん」と呼ぶことはやめていて、この状況を説明してほしそうにじっと見る。)
(ふふっと笑みを零しては) 渚紗ちゃんは俺にとって、「特別な人」だよ。間違いなくね。(と、もう一度宣言してみせて。)俺のこと、タンザナイトさんっていう人も初めてかもな。(とケラケラ笑い。)
(店主は貴方がタンザナイトのことを「様」では無く「さん」で呼んだことに驚きが隠せない様子でぶるぶると震えていて。相当タンザナイトのことが恐ろしいらしい。)
……俺、ここの店主さんと知り合いでね。まぁ「お友達」といったところだろうか。(ちなみに、店主が自分のことを怖がっていることを知ったうえでしている。店主は全力で"いえいえいえ…わたくしなど、貴方様のご友人だなんてそんな、、"と、否定していて。)
前々から予約を出来る日を聞いていたのさ。普通に、気になってたから、、虚しい話だけど、一人で食べに来ようと思ってね。……でも、予約は要らないからいつでも来てくれと快く彼は言ってくれた。俺がお嬢ちゃんを連れて来たことに関しては、○○ちゃんも意外だったみたいだけど。(○○、恐らくそれが店主の名前であろう。男性にも彼はちゃんをつけるらしい。)
(貴方が恥ずかしそうに、気まずそうに視線を泳がすと、ふふっと笑みを零して)
渚紗ちゃんは俺にとって、「特別な人」だよ。間違いなくね。(と、もう一度宣言してみせて。)
(ちなみに)……俺のこと、タンザナイトさんっていう人も初めてかもな。(と、ケラケラ笑い。確かに案外、「お前」「様」「くん」あだ名、呼び捨て、etc....は幹部などからもされるのであるが、タンザナイト「さん」と呼ばれるのは案外本当に、よくよく考えてみたら貴方が初めてのようだ。貴方の反応を悦に浸った笑みを浮かべながら心底楽しんでいるようで。)
(店主は貴方がタンザナイトのことを「様」では無く「さん」で呼んだことに驚きが隠せない様子でぶるぶると震えていて。相当タンザナイトのことが恐ろしいらしい。)
……俺、ここの店主さんと知り合いでね。まぁ「お友達」といったところだろうか。(ちなみに、店主が自分のことを怖がっていることを知ったうえでしている。店主は全力で"いえいえいえ…わたくしなど、貴方様のご友人だなんてそんな、、"と、否定していて。)
前々から予約を出来る日を聞いていたのさ。普通に、気になってたから、、虚しい話だけど、一人で食べに来ようと思ってね。……でも、予約は要らないからいつでも来てくれと快く彼は言ってくれたんだよ。俺がお嬢ちゃんを連れて来たことに関しては、○○ちゃんも予想外だったみたいだけど。(○○、恐らくそれが店主の名前であろう。男性にも彼は"ちゃん"をつけるらしい。)
2度も言わなくて結構です…!……また“初めて”もらって…いえ、奪ってしまいましたね
(からかっているのか、自分があなたの特別な人だと店主に自慢したいのかはわからないが、もう1度特別な人だと言うあなたに今度こそ耐えきらなかったのか2度も言わなくていいと赤い顔で否定する。そして、タンザナイト「さん」と呼ぶのは自分が初めてだ、と言われると先程まで話していたことを思い出し、無意識にあなたの初めてをもらってしまった…いや、奪ってしまったとあなたの耳元に顔を近付けて、店主に聞こえないくらい小さな声でそう囁く。)
へぇ、そうなんですね…。というか、そろそろ降ろして欲しいのですが…店主さんを居ずらいでしょうし
(あなたと店主が友人関係(あなたがそう言っているだけで、店主の反応を見ればそのような気軽な関係ではないことはわかっているが)であることなどを知れば、そう言葉を零して。大方内容は理解できたようだ。そして、もうあなたに抱っこされている感覚に慣れて来てしまったのか、まだその状態だったことを忘れてしまっていて、気が付くと降ろして欲しいとお願いする。だが、その理由は人前だからというもので、2人きりの空間ならばこの状態でもいい、というような口ぶりで。)
へぇ…?本当、全然折れないんだねぇ、、。(肩を軽く竦める仕草は穏やかで。思考を巡らせ、人生を振り返ってみても、貴方ほどの強い意志を持つ人はなかなか見当がつかず、何処か愉しげに、満足気に笑みを浮かべる。初めてを奪われるなら全て貴方がいいと、出会ってまだ2日なのにも関わらずそう思ってしまうのは、自分が愚脳だからなのだろうか。)………渚紗ちゃんには、不撓不屈の精神、反骨精神みたいなのがあるみたいだな。俺も思わず呑まれてしまいそうになるよ、、、呑まれないけどね。(褒めたうえで、困ったような顔を一瞬見せたうえで、それも束の間、呑まれないと何処か余裕さを滲みだしながら貴方に宣言してみせて。)
……あぁ、これは失礼。(指摘されては、そういい貴方を優しく降ろす。フィットしすぎていて、完全に自分も忘れていた様子で。やはり彼は、フィジカル系には見た目だけではあまり見えないが、貴方を抱っこすることを負担に感じない程度には、しっかりと力はあるらしい。まぁ彼の場合、「渚紗ちゃん」だから、というのもあるかもしれないが……。謎の力が発揮されるのである。彼にとって、渚紗ちゃんパワーというのは、非常に有能で偉大な物だろう。)
全然折れないのはあなたも同じまではありませんか…
(最初に初めてをもらったときとは違う反応につまらないなと不満そうに見つめた後、思わず自分に呑まれそうになる、と言う割には余裕があり、まぁ呑まれないけどねと付け足すあなたに上記の言葉を呟いて。)
いえ、ありがとうございます…
(優しく降ろされると、久々にきちんと地に足が着き、まだ身体は熱を持っているということから少しふらついてしまいそうになりあなたの腕にぎゅっと抱きつく。抱っこされている時や、手を握ってみるとわかるのだが、案外あなたは細身に見えてしっかりと筋肉があり、実際に自分を抱っこしていても忘れていた。ちゃんと男性なんだなぁ、と思いながら「…申し遅れました、私は…レイです。よろしくお願いします」と店主に頭を下げて挨拶する。“レイチェル”だと名乗るか少し迷ったが、万が一のためありふれた名前の“レイ”だとなのって。)
……掴んでていいからね。(自分の腕にぎゅっと抱きつかれては、そちらに目を見遣り。上記を優しい声色で声をかけては、貴方の頭にぽんぽんと優しく触れて。)
いえいえ、、そんな。レイさんですね……。(「レイ」という名前に近しい名前は裏社会でも聞いたことがあるが、「レイ」自体は聞いたことが無い。タンザナイトとはどんな関係なんだろうか、と謎が深まるばかりだが、これ以上触れるのも肝が冷えるため、考えないようにして。)
こちらこそ、申し遅れました。私は、__所属の、○○です。どうぞ、よろしくお願い致します。(自分の所属している組織まで名乗っては、もう一度、改めて深く頭を下げて。)お2人は、今日は普通に……パンケーキを食べに来られたんですよね、?("まさか別の要件じゃないよな?"と、内心手に汗握り、ヒヤヒヤしながら此方へ質問をしてきて。よく観察をすると、手が震えているのが分かるだろう。)
あぁ、勿論!若い子達の中で話題なっているふわふわなパンケーキを、是非1度食してみたくてきただけの……ただの一般客さ。(と、にこりと笑みを浮かべ、店主に返して。相変わらず、裏社会の人間というのを大前提に置くと、かなり胡散臭くみえるだろう。)
──で、では、御席にご案内致しますね。特……
普通の席で構わないよ。本当、どうかそんな気を遣わないでくれ。…俺達、お友達だろう?、、緩くいこうじゃないか。緩く、(店主が特別な席に案内しようとしたところを、彼は「そんなに気を遣わなくてもいい、俺達、お友達だろう?」と、普通の席で構わないという。ニコニコと、穏やかな口調でそうはいうものの、店主の反応を見るに貴方の思う通り、そんな関係では一般常識的に考えるとタンザナイトの解釈はさておき100%そうでは無い。彼らの関係を掘り下げていけばいくほど闇は深くなっていくため触れないのが恐らくここでは英断。忘れてはならない、彼は確かに海斗でもあるが、間違いなくタンザナイトでもあるということ。)
ご丁寧にありがとうございます…。
(いつも通りの優しい声色で掴んでいてもいい、と言われながら頭を撫でられると、ついその手に擦り寄り甘えたモードに入りそうになるがいけないいけない、と店主の前であるということを思い出して。自分の名を言うと、やはりあなたと繋がっているということはある程度裏社会の情報を知っているようで、「レイさん」と繰り返すのを聞けば、「レイチェル」だと名乗らなくて良かったと安堵する。だが、彼も深くまで掘り下げるほど命知らずではないのか所属している組織、名前を丁寧に言われ、その対応に胸が暖かくなるのを感じながら感謝の言葉を伝える。)
えぇ、SNSで見た可愛らしい店内も楽しみたいですし…、、ね?タンザナイトさん
(あなたは店主と“友達”だと思っているらしいが、反応から見るにそんな関係ではないことは一目瞭然だ。怯えているようにも見える店主に助け舟を出すかのように普通の店内の空間を楽しみたい、と言いながらあなたにも同意を求めて。)
…………。確かにそうだねぇ、、内装がとても可愛らしかったな。そうそう、それが言いたかったんだよ!俺。(あまりにも白々しく嘘くさい。一瞬訪れた静寂は何だったのだろうか?あまりにも、妙に歪でこの場に寒気を与えるものだっただろう。)
─── ありがとうね、レイちゃん。(本当にそんなことを言いたかったのかはさておき、貴方の回答に満足気な笑みを浮かべ、感謝を伝えていることから、貴方は「正解」を選んだのだろう。タンザナイトはよく人を試すのである。裏社会の人間に、タンザナイトという人物の印象を聞かれたとして、大抵の人が「胡散臭い、恐ろしい、掴めない、分からない」etc....と、そう答えるだろう。そう思われていることを、彼は自覚している。なんてったって自分でそう見せているのだから。……そんな印象を持たれている自分だからこそ、自分の行動1つで相手が、普段とは違う、異様で奇妙で面白い反応をよく見せてくれるのである。それが彼は面白くて、愉しくて仕方が無かったりもするのかもしれない、、、)
……!!!承知しました、御案内しますね。("女神だ…"と、貴方に感謝してもしきれないと思いながら、2人を案内して。)
??はい…、、?
(ほんの一瞬現れた、奇妙な静寂はなんだったのだろうか。おそらく一般人があの場にいたら顔を青白くしていただろなと思わせるほどのものだったが、その静寂はあまりにも白々しい嘘によって破られ、もっとマシな答えはなかったのかと思いながら、とりあえず同意してくれてよかったと安堵する。ありがとう、とあなたから言われれば、一体なんのことだとでもいいたげな表情で首を傾げながらも返事をする。助け舟を出したことで「女神だ」と思われていることなんて露知らず、案内してくれている店主の後ろをあなたの腕に抱きつきながら着いていく。)
(貴方に"ありがとうございました、本当に助かりましたっ"と、ボソッとタンザナイトに聞こえないくらいの声で伝えては、席に案内した後、無駄な動き一つなく素早く店主は去って行き。)
あ、行っちゃった。元気でね~、、また今度…。(貴方に伝えた言葉が聞こえていたのか、はたまた逃げる動作が完璧な店主が面白かったのか、上記をいいながらも楽しげにケラケラ笑っていて。店主がバックルームに戻ったのを確認してはサングラスを外す。)……隣に座る?それとも向かい合って座ろうか。(案内された席が、4人で丁度のテーブル席だったため、貴方にどちらがいいか質問をして。)
では、向かい合わせで。…私の前ではサングラスを外すのですね
(店主からの感謝の言葉になんのことですか、と聞こうと思い其方を向けば、店主はバックルームに素早く戻ってしまっていて。先程から感謝の言葉を言われすぎている気がする。どれも真相は不明のもの…。何か知らない間にしていたのだろうかと思いつつ、あなたからの質問には上記のように答える。あなたの家や自分の組織の場だったら隣で座ってももちろん問題は無いのだが、四人席なのに隣で座ったら「あのふたりカップルなのかな」という目で見られるに違いない。しかも、相手が“あなた”だ。それはそうと、あなたと反対側の席に座れば、店主が戻ったのをバックルームに戻ったのを確認してからサングラスをかけたのを見ていたのか、自分の前ではサングラスをつけないのかと言って。)
うーん…、、いいのかい、?皆んな、隣で、横で座ってるよ。(と、質問をした割には意外そうな反応をし、家族やカップルが横に座っているのを指摘して。本人は完全に無自覚なのだが、そう訴える紫の瞳は何処か寂しげで。)
あくまで飾り道具だからね、、このサングラスをしていたら俺…より大人っぽく、胡散臭く見えないかい?(なんてニコニコと、冗談めかして貴方に話し。よく似合ってはいるが、お洒落のためでは無いのだろう。あくまでこれも仕事用なのかもしれない。)
……周りの人がそうしているからなだけです
(周りを見れば、大体の人が向かいあわせではなく隣で座っているのを見て、別にいいだろうと返そうとするもあなたの瞳は寂しさの色を含んでいて。「一人は寂しい」と本心でそう言われた後にその目は狡いだろうと思いながら席を立つとあなたの隣へと移動し座る。決して、あなたのその寂しいという視線に応えたわけではない、とでも言うようにぷいっと恥ずかしいのかそっぽを向きながらそう言って。だが、その返答にあなたが残念がったりより寂しく思う必要はない。彼女の表情を見れば、いつもの照れ隠しでツンケンとした性格が出ているだけだということは誰が見てもわかるだろう。実際に、無意識なのだろうがあなたを寂しい思いをさせないようにと手まで握っているのだから。)
胡散臭い…まぁ、否定はできませんが…。私はメガネを付けているあなたが一番素敵だと思います
(あなたが冗談めかしく言った「胡散臭い」というのは、間違っていないだろう。サングラスはあなたの雰囲気にあっているし、何もつけていないと端正な顔立ちがよく見える。だが、自分が1番不覚にもときめいてしまったのは説明書を一生懸命読もうと、メガネをかけていた姿だ。あれは完全にオフモード、という感じがした。)
………! あぁ、そうだね、、ありがとう。(貴方が隣にわざわざ移動してきてくれたうえ、自分の手まで握ってもらうと・貴方のその表情を見ては、心底嬉しそうに声を弾ませ、普段の含みのあるものとは違い、貴方にもまだ見せたことがなかったような、何処か無邪気な笑みを浮かべ、感謝を伝えて。)
───── え、、まじか、俺…眼鏡似合ってたの、?(と、予想外の返答が返ってきてはかなり驚いた様子で、唖然と、"きょとん"と、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして。普段選ばなそうな「まじか、」なんて言葉を使っているのが何よりの証拠だろう。)
……そうかい、、成程ね、(少し視線を逸らしては眼鏡をかけている自分について、彼は真剣に「うーん、」と、考え始めて。) 眼鏡の俺の、どこら辺が良かったの?(結局見当がつかなかったのか、案外早めに自分で考えることを放棄し、貴方にそう質問をしてみて。)
いえ…。そうですね…、やはり見なれないからでしょうか。それに完全にオフという感じがしていたので…
(これまで見たことがない、キラキラと光って見えるほどの無邪気な笑顔で感謝を伝えられると、少し戸惑ったように返事をする。作ったような笑みではなく、その笑顔の方が圧倒的に良いのは当たり前なのだが、他の人に見せてほしくない、という自分でもなぜそう思ったのかは分からないが独占欲が湧いてきて。メガネのどこら辺がいいのか、と聞かれると少し考えたあと見慣れないから、と理由が一番最初に思いつく。そして後から、完全にオフな感じも良かったと伝える。)
…でも、あまり無闇にならないでください。”私だけ”が知っていたいのです
(握っている手の力を少し強めると、ふてぶてしい顔で他の人には見せないで、と言って。自分でもなぜだかは分からないがあのメガネ姿や輝くような笑顔は自分以外に知られなくないのだ。)
オフ感がいいんだ、、、へぇ…(最近の流行りだったりするんだろうか、全然知らなかった、考えたことも無かったと、言わんばかりで。)あははっ、、心配せずともあんな姿……俺、レイちゃんにしか見せないよ。(不思議そうに小首を傾げる。が、あの時の自分を思い出しては、少しバツの悪そうな顔をした後、呆れたような笑いが出てきて。誰かのために小さな小さな薬の説明書を、目があまりよくなくて普段から見えないため、仕方なく眼鏡を使って見ようとするものの、小さすぎて余計見えなくて、、のような姿は、「タンザナイト」らしくないといえるだろう。"見せられない"の方が正しいのかもしれない。絶対に1人の時と、貴方の前以外ならしないと断言出来る位だ。)
…これがメニューかな。レイちゃんは、どれにするんだい?(笑みは絶やさず、「何か気になるものはあるかな、」とも質問してみながら、立てかけられているメニューブックを手に取っては、貴方が見やすいように其方に寄せメニューブックを置き、開いて。)
…そうですね…、では、これにします。あなたは?
(心配しなくても、あんな姿は自分にしか見せない、と言われるとそれほど嬉しい言葉はなく、ふふんとどこか満足げな顔をしたあと「そうですか」と返して。どうやら自分以外には見せない、ということに優越感に浸っているらしい。メニューをこちらが見やすいように広げてくれるが、それではあなたが少し見にくいだろうと思い、隣にいるため肩がつきそうなくらい近付けば、自然と顔も近付いてしまいことになりながらメニュー表を2人の真ん中に置くようにして。元々悩んでいたが、メニューを見て決まったのか、いちごがふんだんに使われたパンケーキを指さして。)
(メニューを真ん中に置いてもらっては、申し訳なさを感じながらも、貴方の優しさに温もりを感じて。「ぽかぽか」する、というのは、まさにこのことなのだろう。悪い心地はしなくて、むしろとても心地良く。)いちごのパンケーキか、、いいねぇ、美味しそう。(と、貴方のチョイスに賞賛を送る。恐らく彼は、貴方の選んでいるものは甘すぎて食べられないが。)
俺は勿論…!この、くまちゃんのパンケーキ一択だよ。(貴方に質問をされては、最初のページを開いて。彼が指さしたのはチョコレートがふんだんに使われた期間限定のクマの要素が詰め込まれている可愛らしいパンケーキで。甘いものは基本苦手だが、チョコレートならいけるのである。上記を話す彼の瞳はいつもとは違い、先程の無邪気な笑みに近いものがあり。貴方にあげた人形も可愛らしいクマの人形だったため、推測するに、彼は相当、クマさんが好きなのだと伺える。SNSで流れてくる度に、なかなか行くかを決断しかね、ため息をつくのが日課になっていた。)
とても可愛らしいですね…。
(あなたの選んだパンケーキのイメージ図を見ると、メニュー名の通りパンケーキの上には可愛らしいくまさんが沢山乗っかっており、いかにも「可愛い」という言葉が似合うものだ。期間限定、と書いてあり、可愛らしいことから女性には大人気だろう。そして、どうやらあなたは可愛らしいものの中でも「くまさん」が最もと言っていいほど好きなようだ。このお店に連れてきてくれたことや、看病してくれたお礼に今度くまさんの特大ぬいぐるみでも差し出してみようか…。なんて考えていて。)
あぁ、飲み物はどうしましょうか?
(甘党な自分でも、なんの飲み物なしに生クリームいっぱいのスイーツは食べきれない。メニューの最後の方にあるドリンクのページを開けば、ラテアートで書かれたくまさんの飲み物などもあり、なんとも悩ましい。「んー…」と小さく唸りながらよくよく悩み考えれば、決まったのか「私は決まりました」と付け足して。)
!!!! …レイちゃんもそう思うかい?(口には出していないものの、くまちゃんのパンケーキが「可愛い」という、自分の感情を貴方に共感してもらえると、嬉しそうに口角を緩めて。「分かち合う」というのがこれほどまでに心地の良いものだとは思ってもいなかった。"くまさんが可愛い"なんていう話をしたのは、初めてとまでは言わないが…貴方で二人目くらいだろう。最初に話した相手は、可愛いと言ってくれなかったため、納得いかず、どうも気分が晴れなかった。だが、今は清々しいほどに胸がすく思いをして。)
わ、、もう決まったの?…俺は、どうしようかな、(くまさんがラテアートで描かれたものがやはりどの飲み物よりも魅力的に彼の瞳には映ったが、チョコ味ではないうえに甘そうだ。流石に頼むからには飲まなければならない、苦渋の判断ではあったものの諦めて、カフェに来たら安定の、ブラックコーヒーを頼むことにして。)
─── あぁ、俺も決まったよ。(と、ほんの一瞬前までは苦渋の決断を強いられた葛藤があったものの、態度には出さないように普段通りの表情でそう答えて。)
…わかりました。あ、すいません
(あなたがそのくまさんのラテアートで描かれたものにしなかったのは意外だ。甘いもの×甘いものは嫌なのだろうか、と思いながらあなたが飲めないなら実物だけでも見せてあげたいと思ったのか、元々は抹茶ラテを注文する予定だったが、変更して近くにいた定員さんを呼び止める。「いちごのパンケーキとくまさんのパンケーキ、ブラックコーヒーとくまさんのラテを一つずつお願いします」と言って注文する。もちろん、未だにあなたは甘いものが好きだと思い込んでいるため、くまさんのラテアートのドリンクが甘すぎて飲めたいため苦渋の決断をした、とは知らず。)
……すいません、少し出てきます
(ブー、ブー、と自分のポケットにあるスマホが音を立てブルブルと震える。誰だろうと思い画面を見てみれば△△という男性の名前が表示されていて。それを見れば席を立ち、せっかくカフェに来ているのに申し訳ない、と言ったように謝罪をした後外に出て電話に応答する。)
(「くまさんの、ラテ、、」と、思わずぽつりと呟いて。実物をこの目で拝見することができることを、貴方のお零れなため、少しの罪悪感を抱きつつも、内心大いに歓喜しており。もしかして、そんなことは流石に無いと思うのだが、貴方をずうっと見ていたため視線などから何となく予想がついて、貴方は「抹茶ラテ」を頼むと思っていたのだ。そのため、自分がくまのラテを本当は頼みたかったというところまでを察してくれて抹茶ラテでは無くくまのラテを頼んでくれたとか…。そうだとしたらK.O、試合終了だ。それは流石に惚れるじゃん??いや、好き。と、なってしまう、不可抗力。…まぁ、ぶっちゃけると元々惚れ込んでるのであまり関係ないのかもしれないが。)
そんな顔しないで、俺が急に連れてきちゃった訳だし。、、あぁ、分かったよ、ゆっくり話しておいで。(と快く、電話をしてくるというのをにこりと笑みを浮かべたまま了承して。)
…………。(貴方がいなくなっては、可愛い店内で友達同士、家族連れ、恋人同士etc.に囲まれながら、一人、男で、今日の出来事を振り返りながら虚無の時間を過ごし。顔が良いため、余計に彼は視線を浴びるのだが、それがどうも気分的にも今は哀れみの目にしか見えなくて、なんだか虚しくなり。「貴方といる時間」を知ったからこそ、一人の時間を虚しさが増しているのかもしれない。常時持ち歩いているお気に入りのくまの人形を取り出しては見つめ合うことにして。)
――お待たせしました。…それ、私も持ち歩いていますよ
(電話の相手は組織の幹部で、「何も連絡をせずなかなか帰ってこないからボスが心配している」という要件で。確かにいつもは任務終わりにカフェに行く時は毎度毎度「お茶をするので遅くなります」という内容の連絡をしているのだ。だが、今回はその連絡がなく遅いためボスが心配したのだろう。電話相手が幹部からボスに変わると、今日あったことを全て話し、今は彼と一緒にいることを伝え電話を終える。ボスに心配をかけていたことは申し訳ないが、心配してくれた嬉しさもあるのか、帰ってくる時にはなんだか彼女の纏う雰囲気が柔らかく、表情が緩んでいるのがわかるだろう。席に戻ると、あなたがくまの人形と見つめあっているのを見て、昨日あなたから受け取ったくまの人形をポケットから取り出し、あなたに見せて。)
……、(貴方が戻ってきたようで、そちらに目を見遣ると、先程よりも纏う雰囲気が柔らかく、表情が緩んでいるようで。そんな貴方を見ては、微笑ましい気持ちになる筈なのに、いや、なってはいるはずなのにも関わらず、それだけでは終わらない。____むしろ、それらがドス黒い何かに飲み込まれていく。より大きな、強い感情によって。…不思議な現象だ。何故か胸がザワつき、腑に落ちない、なんとも言えない。人生の中でも体感したことの無い、初めての歪な不快感を抱いている自分がいて。)
─── おかえり、(優しく微笑んで貴方にはいうものの、その目の奥には明白に、暗く、澱んだ、深淵のように底知れない "何か" が確かに宿っていて。)
……あの、何かありましたか…?
(おかえり、と優しく微笑みながら、いつも通りの声色で言っている筈なのに“何か”が違うような気がする。あなたのことをよく見れば、紫色の瞳の奥には黒く澱んだものが溶け込んでいる。やはり、二人で出掛けに来たのに電話に出るなんて非常識だったかと思いながら、あなたの様子に先程までの柔らかく和んだ彼女の雰囲気は消え、戸惑いの色に変わっていて。あなたの顔を覗き込むようにして首を傾げ、席を外している間に何かが起こった可能性もあると踏んだのかそう聞いてみて。)
──っ、、いや…ごめんね。何でもないよ。(自分のせいで、貴方の柔らかく和んだの雰囲気を戸惑いの色に塗り変えてしまったことに気づいては、罪悪感に押し潰されそうになり、申し訳なさそうに上記を伝えては貴方から視線を逸らす。少し目が覚めた気がして。……胸がチクリと傷む。彼にとっては、弾丸が己を貫くことよりも、全身の骨を粉々に折られる地獄のような痛みよりも、それは耐え難いものだと感じた。己の感情を理解しようとしない、目を逸らそうとする自分になど、傍観者になる権利すら与えられないらしく、その感情が激戦を繰り広げているということだけを、ただただ無力な自分と共に感じさせられるだけであり。「何でもない」なんていったが、彼の瞳が戻らないどころか、雰囲気まで寂しげな何かを纏い始めて、哀愁を漂わせており。)
言ってくれないと…分かりません…。それとも、私に言えないようなことですか?
(謝りながらなんでもない、と此方から目を背けるあなたに疑問は増えるばかりだ。それよりも、頑なに事情を話してくれない、そして紫の瞳の奥に宿している黒く澱んだ“なにか”も戻らず、さらに寂しそうにするあなたに、こちらまで寂しくなってしまったようであなたの服をきゅ、と握り締めれば青色の瞳を不安げに揺らす。自分に言えないようなことならば、これ以上足を踏み入れることはないが、話せるのに話さない、というのは一番心にくる。)
_____レイちゃんはさ、、俺から離れたりしない?(貴方の小さく柔らかな手を取り、自身の両手で包み込む。何とか言葉を返そうと思い、不意に出てきて紡いだ言葉が上記だったのだ。なんとも重々しい、、かなり意味深な質問。まるでその言い方だと、過去に、彼の身近な誰かが居なくなったかのようなニュアンスにも捉えられてしまう。あんなもの思い出したくもないのに。……もう取り消すことが出来ない「あの時」のように、戻れないと、何故か今の彼の奈落の底にいるような気分では至ってしまい、全てを諦めて貴方からの返事を待つことにして。自分が、"貴方に嫌われてしまったかもしれない"と彼は思い始めていて。)
はい、もちろんです
(はっきりと、一瞬の間もなくそう言い切る。貴方が暴力を振ってきたり嫌なことをしてきたりしたら話は別だ。だが、どれだけ理性を失ったとしてもあなたはそんなことをする人ではないとわかっている。もしそんな事が起こったとしても、そのときは自分があなたに何かしてしまったのだろうと容易に考えられてしまう。大きく、優しいあなたの手で包み込むように自身の手が埋まってしまえば、普段はそうされると安心するはずなのに、今回は違う。どれだけ身体が大きくても、今は小さく見えてきて。あなたの意味深な質問は、過去に誰かがあなたの元から離れて行ってしまったことがある、とも捉えられる。もしそうだとしたら、自分はあなたと似ている過去を持っているのかもしれない。)
いや…変なこと言ったな、、ごめんね。最近仕事が忙しかったから、少し疲れてるのかもしれない……俺からは離れていいんだ。いや、離れてくれ。君が大人に、18歳なるまでには、、必ず。(「必ず」という強い言葉を使っているあたり、もしかしたら、彼は自分から離れるつもりなのかもしれない。……一つだけ言えることがあるとしたら、これは、離れたいのではなく、「離れなければならない」という、何処からか駆り立てられる強い意志なのである。)
──約束だよ、レイちゃんは幸せになってね。せめて、俺よりは長く生きてくれ。(切実な想いを貴方に伝える。訴えかける紫の瞳は元に戻っていて。……これはどちらかというと、母性のようなものにも近いのだろうか?子供には自分よりも長く生きて欲しい、先に4んで欲しくない、みたいな…そんな感情に近い気がする。やはり結局は、どれだけの黒い澱んだ感情があったとしても、胸の奥にあるのは貴方の幸せを誰よりも願うもの。そのためならどんな手段だって厭わない。その他の己の欲求や欲望さえも塗り潰す。貴方は、終わりの見えない暗闇をただがむしゃらに進んできた、彼にとっての突然舞い降りた光であり、太陽のような存在なのだ。貴方無しじゃ生きていけないとまで思ってしまう。一度知ってしまったらもう戻れない。今までだってそうだった、目的のためにそうすることで今の「タンザナイト」が完成したのだから。貴方が18歳になるまでに、出来る限りのことはしてあげたいのである。)
いや…変なこと言ったな、、ごめんね。最近仕事が忙しかったから、少し疲れてるのかもしれない……俺からは離れていいんだ。いや、離れてくれ。君が大人に、18歳なるまでには、、必ず。(「必ず」という強い言葉を使っているあたり、もしかしたら、彼は自分から離れるつもりなのかもしれない。……一つだけ言えることがあるとしたら、これは、離れたいのではなく、「離れなければならない」という、何処からか駆り立てられる強い意志なのである。)
──約束だよ、レイちゃんは幸せになってね。せめて、俺よりは長く生きてくれ。(どこか寂しげな色を滲み出しながらも優しく微笑んでみせ、そう、切実な想いを貴方に伝える。訴えかける紫の瞳は元に戻っていて。……これはどちらかというと、母性のようなものにも近いのだろうか?子供には自分よりも長く生きて欲しい、先に4んで欲しくない、みたいな…そんな感情に近い気がする。やはり結局は、どれだけの黒い澱んだ感情があったとしても、胸の奥にあるのは貴方の幸せを誰よりも願うもの。そのためならどんな手段だって厭わない。その他の己の欲求や欲望さえも塗り潰す。貴方は、終わりの見えない暗闇をただがむしゃらに進んできた、彼にとっての突然舞い降りた光であり、太陽のような存在なのだ。貴方無しじゃ生きていけないとまで思ってしまう。一度知ってしまったらもう戻れない。今までだってそうだった、目的のためにそうすることで今の「タンザナイト」が完成したのだから。貴方が18歳になるまでに、できる限りの事はしてあげたいのである。)
……あなたは一番肝心なときに隠すのですね。私が子供だからですか?私に離れてほしいならあなたから離れればいいのです。あんなに尽くしておいて、今更そんなことを言うなんて…。じゃあ、私とあなたが出会ったあの朝に56してくれればよかったのに…
(仕事が続いていて疲れていた、忘れてくれ、と言われれば悔しそうに顔をゆがめる。あなたはいつもそうだ。本当に思っていることを隠して話を違う方向へ持っていく。そんなことを言って欲しかったわけじゃない、ただあの黒く澱んだ瞳の理由を聞きたかっただけなのに。そうやって隠すのは、やはり自分があなたよりも6つほど歳が下だからだろうか。子供扱いして甘やかしてくれるのはいいが、「子供だから」という理由で隠すのは違うじゃないか。あなたの組織の幹部と鉢合わせて56されそうになっていたところを助けたり、こうしてカフェに連れて行ってくれたりするのに、離れた方がいいだなんて、虫が良すぎる。離れた方がいいと言われるくらいなら初めて出会った日に…と、言葉が溢れて止まらない。こんなことが言いたいんじゃない。ただ、あなたが本音を話してくれるようになったのに、近づけたと思ったのに離れた方がいい、と言われたのが悔しいのだ。唇を噛み締め、自分のスカートをぎゅ、と握る彼女の目には涙が今にも零れてしまいそうなほど溜まっているだろう。)
…すいません、取り乱しました。忘れてください
(テーブル横にある紙ティッシュを取れば、目に溜まっていた涙を拭く。あなたと隣でよかった。もし向かい合っていれば、泣き顔をしっかりと見られるところだった。柄にもなく本音を話しすぎてしまった、と謝罪すれば先程言ったことは忘れてほしいと言って。)
_____レイちゃん。(こちら側に目を向けさせるために貴方の名前を呼んでは、両手を再び優しく包み込んで、話を聞いてくれ、とその紫の瞳は訴える。)違う…そうじゃないんだ。"大人"とか"子供"とか、、そんなんで隠してるんじゃないよ。(貴方の瞳を捉えては、逸らすことなく真摯にそう言い切り。)ただ、俺はね…いつかは君を害する、君にとっての「幸せの障壁」になってしまうと思うんだ。そしてそれは、君が年を重ねるにつれて、大きくなっていく ─────── (何故なのか、と聞くとややこしい話になっていくのだろう。なぜならあまりにも理由が多すぎるからだ。)
……っ、、そうだね。今からでも離れるべきなんだろうな、本当は。(貴方に"あなたから離れればいいのです"と言われると、納得せざるおえなくて、寂しげな色を滲ませながらぽつりと上記を呟いて。本当にその通りだ。今すぐにでも自分から離れたらそれで済む話なのかもしれない。それでも、貴方と出会ったからこそ、自分の塞ぎ込んでいた想いが溢れ出てくるのを、彼は抑えられなくなってしまった。)
でもさ、、。これは俺の我儘だけどね、君といれる限界のその淵までは、「役に立ちたい」と、「一緒にいたい」と思うんだ。(これは本心から来るものだ。嘘は付いていない、ありのままの今の気持ちを、自分の「我儘」を貴方に伝えて。)
──だって俺は、君のことが…可愛くて、愛おしくて仕方ないみたいだから。(そう、貴方の頬に手を添えては、少し寂しげに目を細めた後、親指でするりと撫でて、困ったような笑みを浮かべ。)
…………レイちゃんがね、まだ知らない、楽しいことも、面白いことも、この広い世界のことも俺が、なんでも教えてあげる。56しなんてしなくたって、太陽は昇るし、期間限定の美味しいスイーツは食べられるし、この世界は輝いてるんだよ。(上手く笑えているか分からない、自分が言える立場で無いのはよく分かっている。こんなにも幼いのに裏社会の人間である貴方の、その透き通った青に映る世界が、自分には想像もつかない。本当に上記のことを己が思っているのかすらも彼には分からない。それでも、それでも「渚紗」ちゃんには…やはり"表の世界で生きて欲しい"と、いうのが溢れ出てくる。)
だから、お願い。56されておけば良かったなんて……そんなこと、嘘でも言わないで、
だから、忘れてくださいと…っ、……障壁なんかじゃ、ないです…。私はあなたがいないと、幸せになれない…、、
(名前を呼ばれては、反射であなたの方を向いてしまう。あなたの紫の瞳は話を聞いてくれ、と訴えているように見えて目が離せなくなる。忘れてくれと言ったじゃないか。それなのになんでまだ追求するんだとでも言いたげに睨もうとするが、あなたの声が、手がどうしても優しくて温かくて、また目に涙をじわじわと溜めはじめて。「俺はいつか自分の幸せの障壁になってしまう」と言われると、ふるふると力弱く首を振る。そんなわけない、あなたは自分のこれからの人生に必要不可欠な存在なのだから。そのことを青の瞳が紫の瞳にそう訴えかけていて。)
限界なんて来ません…っ、じゃあもっと一緒に…いてよ…っ
(あなたと自分が一緒に居れる限界まで役に立ちたい、一緒に過ごしていたいと本心で言われれば涙が頬を伝ってスカートにぽたぽたと落ちていく。一緒にいれる「限界」なんてくるはずがないだろう、だってあなたは自分を守ってくれると言ったじゃないか。自分のことを可愛いと、愛おしいと頬に手を添えられ、親指で優しく撫でられながら言われるとさらに涙が零れてあなたの指を濡らす。もう、“あの時”のように大切な人を失うのは御免だ。だが、大切な人がいるのに、その人と離れて過ごす方がもっと嫌だ。もっと、もっとずっと際限なく一緒にいたいと、まるで子供のわがままのよう言って。)
…ごめん、なさい…っ
(おそらくあなたは自分に「表のなんの澱みのない世界で生きて欲しい」と思っているのだろう。だが、今更表の世界で生きることなんて自分はしたくないのだ。なぜなら、この薄汚れた裏社会でボスにも、あなたとも会えたのだから。56されておけばよかった、なんて言わないでと言われると、そう言ったことを心から後悔する。自分を想うあなたの気持ちを自分が踏み躙ってしまうなんて、なんて馬鹿なことをしてしまったんだろう。)
………いいんだよ、俺の気持ち、伝わったなら良かった。(そう柔らかい微笑みを浮かべながら、何処までも優しい声色と穏やかな口調で話して。)、、、怒ってないからね???(自分がもしかすると怒ったりしてるように見え、怖くて泣いている可能性も無くはないなと考えて、そう付け足しておき。)
_____まだ、2年。とまではいわないけど、その日(一緒にいられなくなる時)が来るまで、1年以上は確実にある。…だから、そんな顔をしないでくれ。、、泣いてる顔も、昇天しちゃいそうなくらい可愛いけれど、君の笑顔を見ている時が俺、この世の何よりも幸せを感じられるんだよね。(「泣いてる顔も可愛い」という本音が零れつつも、親指で貴方の涙を拭っては、思わず抱きしめていて、慰めるように背中を優しく撫でる。"障壁なんかじゃ、ないです…"なんて温かい言葉をかけてくれるが、綺麗な言葉だけでは守れないこともあるのだろう。痛々しい気持ちになりながらもそれに関してはノーコメントで。)
あぁ、、、、こんな雰囲気にするつもりは無かったんだけどな。本当、仕事続きで目を澱ませるのはよくないねぇ…「社畜の目」許すまじ。(「まじ…?」なんてもう一度心の中で唱えては、"使い方あってるのか"と、不安になり。確かに疲れていたのはあるかもしれないが、100%それだけでは無いといえるだろう。和ませるように「許すまじ」なんて言う人生で1度も口に出したことがないような言葉を発してみて。)
俺さ……これからの1年間くらい丸サボり───、 裏社会というか幹部を引退、、、いや、休職しようかな。(なんてことを、彼は淡々と呟く。不意に、天から舞い降りてきたかのように思いついたこのとんでもない案。正直、組織への忠誠心の欠けらも無い彼にとっては、許されるかはさておき、ありよりのありであり。)
うん───── 、ありだな…?全然。むしろ良くないか。
だってさ、毎日レイちゃんに会いに行けちゃうってことじゃないかい、?????????????(誰と話しているのかはよく分からないが、疑問形になっていて。彼は自分とお話をしているのかもしれない。)
ん…、、わかりました
(その日、とは恐らく…いや絶対に“一緒にいることが出来なくなる日”のことを指しているのだろう。今までは早く大人になって色々なことをしてみたい、と思っていたが、月日を重ねることであなたに会えなくなるのなら、時間なんて止まってしまえばいいのになんて思ってしまう。泣いている顔も可愛い、と言われれば泣かせたのはあなたじゃないかと文句を言いそうになるも、そんなにことを言ったらあなたはしょんぼりしてしまう未来が見えたため黙っておいて。あなたが泣いている顔よりも笑っている顔の方がいい、と言うなら素直にそれを受け入れよう。親指で頬を伝う涙を拭われると、気が付けばあなたに抱きしめられていて。さらには背中まで撫でられてしまえば、あなたといつか離れなければいけない日が来る、という事実を受け止めようと、今はあなたに甘えて。)
えぇ、私は構いませんよ
(普段なら休職してまた復帰する時はどうするんだ、あなたの組織のボスに引き留められるのではないか、なんていう質問をするだろう。だが、今はちがう。あなたが自分とできる限り一緒にいたいと思うなら、それに応えようじゃないか。)
…………本当かい?(ぱああっと顔を明るくさせては心底嬉しそうに声を弾ませていて。すぐに手帳を取り出して予定を確認し。)うん、決~めた。明日、休職勝ち取ってくるね。(と、にこりと笑みを浮かべそう宣言してみせて。)(貴方が口には出さないが、疑問に思っているところまで察したのか言葉を紡ぎ始める)
……ボスと1:1で話すのと、会議と、他の幹部からのバッシングが凄そうだけど、、、無理なことは無いだろうなぁ、正直。「嘘」は得意だし、あの子達ちょろいし。(と、舐め腐った態度で、全く焦っている様子もなくケラケラ笑っていて、自信に満ち溢れており。)("タンザナイトが休職する"となると、裏社会でも1ヶ月が経っても騒ぎが収まらないほどの大きな大きなニュースになるだろう。あまりにも彼は軽い、4に物狂いで積み上げてきたものがあるはずだが、そんなものどうでもいいらしい。なんなら貴方が望むなら引退してもいいと思ってしまうレベルまできている。)
(そうこうしている内に、定員がパンケーキを運んできては)
こちら_______です。……お2人はカップルなんですか?(なんて頬を少し赤く染め、ニコニコと聞いてくる。抱きしめたりするもんなので、元からの視線はあったが、今じゃこの店の全ての視線を牛耳ってるといっても過言では無い状況であり。)
えぇ、頑張ってください
(予定を確認するために手帳を取りだした後、休職を勝ち取ってくると宣言されると、さすがあなただと思う。普通なら一人のまだ女性とも言えない年齢の者に、これまで積上げてきた業績などを捨てることができるだろうか。頑張って、と応援すると、もしそれが本当に叶ったなら、あなたのしたいことを全部しよう、と考えていて。)
えっ、と…、、”まだ”です…
(念願のパンケーキが届き、それに目を輝かせると定員にお礼を言う。だが、その定員に「2人はカップルなんですか?」と聞かれれば視線を泳がせる。こんなカップルだらけの店内で抱き合ったりしていればそう思われるのも当然か…と思い、なんと答えようか迷った末、あなたの端正な顔をちらちらと見て耳まで赤く染め上げると「まだ」という言葉を使って。)
……!?っ、、(彼はというと、お冷を飲んでいたため、定員からの発言を受けて、貴方がどんな反応をするのか愉しげに眺めていただけだったのだが、まさかの発言に思わず喉を詰まらせ、「...ゲホッ、ゴホッ...」という具合で噎せてしまい。一拍置いてから小さく息を吐いては仕切り直して。)
─── 失礼。はははっ、レイちゃんったら照れちゃって……面白い冗談だね。俺達、既に恋人だろう?(なんて、貴方の恋人にだけは絶対なってはいけないと、心に誓っているはずなのに頭がおかしくなったのか、タンザナイトの特性の一つ、からかい好きの9ソ餓鬼がでてしまい。)(店員は、わぁ…!やっぱりそうなんですね!と、きゃっきゃ盛り上がっていて。それに対して、「そうなんですよ~、本当、可愛くて仕方なくてねぇ、、やっぱりバレバレでしたか?駄目だな、、抑えようとしても溢れ出てきてしまうから、」なんて彼はノリノリで返しており)
ちょ、っ…!怒りますよ…!
(「まだ」と答えたのは、からかいではなく自分の願望だ。お冷を飲んでいたあなたは噎せてしまい、心配そうな目で見つめるとすぐに調子を取り戻したのかこちらをからかうように「もう付き合っているだろう?」や「可愛くて仕方がない」というあなたに熱ではない、じわじわとした熱いものが身体に広がっていくのを感じる。そんなあなたに揶揄うのはいいが、度が過ぎたら怒るぞ、と脅しをかけて。もちろん、あなたからすれば彼女が怒ることなんて微塵も怖くないだろうが。)
──どうせ告白しても付き合ってくれないくせに…、、
(と、あなただけに聞こえる声量でふてぶてしい顔でそう呟く。)
("ごゆっくりお過ごしくださいっ"と、きゃぴきゃぴ店員が去った後、「どうせ付き合ってもくれないくれに…、、」なんて貴方が呟いているのを耳に入れてしまうと思考の渦に飲み込まれ。)
?─────レイちゃんって、誰かと付き合ってみたりはしてみたいのかい?、、、お年頃だもんね、そりゃそうか。同年代の彼氏の一人や二人、欲しいよな。(指先を顎に添えては、「うーん」と小さく唸りながら、考える仕草をして思考を巡らせ。)
…あ!いいひと、俺、紹介出来るかも。(なんて、数秒後、本意でないことを伝えられ、貴方はあまり好ましく思わないはずなのに、彼はいいことを思いついた!と言わんばかりに何処か明るくそう伝え。本当にいいことだと思っているのである。)
("ごゆっくりお過ごしくださいっ"と、きゃぴきゃぴ店員が去った後、「どうせ付き合ってもくれないくれに…、、」なんて貴方が呟いているのを耳に入れてしまうと思考の渦に飲み込まれ。)
────レイちゃんって、誰かと付き合ってみたりはしてみたいのかい?、、、お年頃だもんね、そりゃそうか。同年代の彼氏の一人や二人、欲しいよな。(指先を顎に添えては、「うーん」と小さく唸りながら、考える仕草をして思考を巡らせ。)
…あ!いいひと、俺、紹介出来るかも。(なんて、数秒後、本意でないことを伝えられ、貴方はあまり好ましく思わないはずなのに、彼はいいことを思いついた!と言わんばかりに何処か明るくそう伝え。本当にいいことだと思っているのである。)
違います…!あなたが、いいんです…
(定員が去ると、あなたが大きな思い違いをしていることに気がつく。自分は”あなた”がいいのに、あなたは”年頃の女の子だから誰かと恋愛してみたいんだな”と思っているらしい。席を立ち上がりそうな勢いでそれを否定すると、いい人なんて紹介しなくてもいい、”あなた”がいいんだと訴える。先程は自分とあなたが恋人だ、と定員に言っていたくせに、なぜ相手があなただと言わないと分からないのだろう、とあなたの鈍感さに少し呆れていて。)
…………。("あなたが、いいんです"なんてまるで告白セリフのような言葉を自分に向けられては、無言になってしまい、静寂が訪れ。数分が経過しようとした時、やっと彼の口から言葉が紡がれていき。)
、、、レイちゃんは、俺と付き合いたいの?(数分間も無言だったのだ、かなり思考を巡らせたのだろう、思うことが沢山あったはずだ。だが、最初に、自分の解釈が合っているのかを確かめるためにそう貴方に質問をして。もし合っているのなら、「昨日の敵は今日の友」なんて言葉があり、実際それを自分達は体現していたが、昨日の敵は今日の友を超えて昨日の敵は今日の想い人、現代の若い子風にいったら好きぴなのだろうか、それになってしまうではないか。流石にここまで急展開なのは、ドラマや漫画でも見たことがない、、、少女漫画ならこういうのもあるんだろうか。詳しくないのでその辺は分からないが……だって1ヶ月とかじゃなくて「昨日」だよ???と、まだ理解が追い付いておらず。"俺、君のことを、君の仲間諸共56そうとしてたんだよな、?"と昨日の出来事がなかったんじゃないかな、なんか別の人と勘違いされてない?と疑い始め。ちなみに、特大ブーメラン。)
そ、そうだと言っているじゃないですか…
(突然、あなたが話さなくなったと思えばそれが数分続き、声をかけようとしたところやっとあなたが口を開いて。その口から出た言葉は「自分はあなたと付き合いたいのか?」という質問で。先程から何回も言っているじゃないか、なぜこんな場面で察しが悪いのだと心の中で文句を呟きながら、彼女の恋愛面での性格“ツンデレ”が出てしまっていて。出会ったのは昨日だ。まだ出会ってから丸2日も経っていないのに“好き”という感情を抱くのは、もしかしたら間違っているのかもしれない。だが、あなたがくれた優しさや温かさは、好きになるのに十分な要素で。)
(流せばよかったものの、自分が"俺と付き合いたいの?"なんて質問したのだ。逃げることは確実に許されないだろう。勿論、"付き合いたいか"、"付き合いたくないか"という彼の本心は別として、付き合うなんて論外だ。それだけは心に決めていたのだから。「幸せの障壁」にだけはどうしてもなりたくない。それになるくらいなら4んだ方がマシだと思ってる。「ふー」と、深く息を吐いては言葉を紡ぎ始めて。)
─── ボスは?レイちゃんには、あの優しそうなボスがいるじゃないか。それに……「付き合う」って意味、レイちゃんは本当に分かってる?ただの"お友達"じゃないんだよ。(と、発言した後、向きは変えないが、ゆっくり視線を逸らし。再び思考を巡らす。一旦逃げることにした。いわばこれは、いい案が思いつくまでの時間稼ぎだ。付き合うの意味くらい、小学生に通っているくらいの子供ですら分かるだろう。)
ボスは命の恩人です。恋愛感情なんて最初からありません。えぇ、もちろん理解してます
(あなたは自分のことを大切だと、守りたいとは思っているが、”一人の女性”としては見てくれないだろう。あなたが可愛いと愛おしいと思っていると言ったのは自分が”少女”だからだろう。ボスのことを話題に出されると、ボスのことはそのような目で見てはいないと否定する。「付き合うということを理解しているのか?」と聞かれると、もちろんだと頷く。)
だから、私はあなたと付き合いたいと思っていますが、それをあなたには望みません。ただの独り言だった、と思ってくださればいいのです。……さぁ、食べましょう。せっかくの出来たてが勿体ないです
(”付き合う”ということは好きな人同士が交際することだ。あなたが自分のことを恋愛的に好きではないのなら、なにも意味を成さないのだ。先程の「あなたと付き合いたいと思っている」という自分の言葉は忘れて欲しいと、独り言だと思って欲しいと伝える。やはり言うべきではなかった、言ったらあなたは諭してくるだろうとわかっていたのに。話を変えなければ、この話はあなたにとって面白いものじゃないだろう。)
…………。なら、「お試し」してみるかい?期間は1ヶ月、、いや、1年でどうかな。(彼が思いついたのは1年間だけ貴方の彼氏になるというなんとも言えない期限付きの残酷なもの。この提案を切り出すか、とても迷いはしたものの、貴方の気持ちを知りながら何もしないなんて、子供扱いだけをし続けるだなんて、弄ぶようなことはしたくない。学校に通わず、比較的小さなマフィアの組織に所属する貴方は、人との繋がりも、見える世界も少なく狭いのかもしれない。それを自分が「お試し」という形で彼氏になることで広げてあげられるかもしれない、とも思えなくもなく、そう提案したのだ。それに、家がかなり離れているのに毎日会いにいくだなんて、恋人同士でもなかなかしないだろう。)
─── 嫌いな人に…いや、 君以外に、俺こんな提案しないよ。(勘違いをされそうなのでそうとだけ付け足しておき。彼は至って真剣で、大真面目。自分みたいなどうしようもないやつが、仮にも貴方の彼氏になるのは許し難いが、してあげられることが増えるとなると、悪い話でもないのである。)
…えぇ、それはいいかもしれません。では一年だけ…よろしくお願いします
(やはり、自分は馬鹿だ。あなたを”彼氏”という立場に置いてしまえば、離れなければいけない日が来た時により辛くなるのはわかっているのに頷いてしまうなんて。普段あなたの思考は読めないが、今は何となくわかってしまう。あなたにはあなたなりの考えがあるのだろう。それは自分のことが”好き”というだけではない、何かをしてあげなければという気持ちが働いているのだろう。こんな期限付きの契約のようなもの、くだらないと、本当に付き合っているとは言えないとわかっているのに。せめて、”恋人”という関係が終わる、来年のこの日はすんなりと受け入れよう。絶対に悲しまない、寂しがらない。そう決意して。)
見てください、このラテアート、とても可愛らしいですよ
(”恋人”になったからといって、大きくなにかが変わるわけではない。ただ”恋人だから”という理由で会いに行ったり、どこかに出掛けたりする口実ができるだけだ。先程、定員がこの席まで届けてくれたパンケーキたちに目をやれば、一緒に届いたくまさんの描かれたラテをあなたに見せて。)
……分かった。仮とはいえ、今から俺は、君の「彼氏」だ。よろしくね、レイちゃん。(こんなにもスムーズに、自然な流れでいくとは思ってもいなかった。貴方の言葉を胸に受け止めては、にこりと笑みは浮かべていて固くは無いものの、覚悟を決めたように上記をいい。後日、お試しのお付き合いをするにあたって、契約書のような物を作ってこようと思う。)
─── レイちゃんにはちゃんと、、人間の汚くて醜い、黒い部分も教えないとな。(僅かに目を細め、静かな声音で彼はそう言った。その後、)
…一つだけ、覚えておいて。俺、ちょっぴり(愛が)重くて、嫉妬深いタイプなんだ。でも、そんなに心配はしないで、可能な限りは、嫌な思いをさせないようにするからね、(そう貴方に宣言をしておく。……もしかすると、貴方が予想しているよりも、この契約のようなものをしたことにより、彼は大きく変わってしまうのかもしれない。それは貴方にとって、「良くも悪くも」と言えるだろう。案外彼は、狡猾なうえ、やると決めたら本気で貫き通すタイプである。今までは「嫉妬」だなんて出来る立場じゃないと思っていたが、仮でも彼氏となれば話は別だ。流石に全部は出さないが、もう必要に隠すつもりも無い。貴方には、学んで欲しいと思う、「愛」というものの恐ろしさも、素晴らしいさも。ちなみに彼は、「ちょっぴり重い」で済まされるレベルの愛の重さではないだろう。恋をしてしまったら、少しまずいタイプの人間である。)
……!本当だねぇ、、可愛らしいな。もしかして、俺に見せるために頼んでくれたの?(なんて、悪戯な笑みを浮かべながら ふふっ、と笑みを零して、貴方に聞いてみて。抹茶ラテを頼もうとしていたのまでを分かったうえで彼はそう聞いており。貴方に向ける眼差しが、何処か甘ったるく、契約をする前とは明らかに違うのが分かるだろう。くまちゃんも勿論可愛いのだが、あなたの方に目がいってしまうのは不可抗力だろう。くまちゃん×渚紗ちゃんという彼にとっての夢のコラボに歓喜しつつ、貴方の反応を愉しげに待ちながらも癒されており。)
へぇ、意外ですね。てっきり嫉妬なんてしないタイプかと…。わかりました。でも隠したりしないでほしいです…
(「重い」とは恐らく愛のことだろう。勝手な思い込みだが、あなたは嫉妬もしない、愛してるよ、と口先だけ言うタイプだと思っていたが、実際は真逆らしい。嫌な思いをさせないようにするから、と言われると頷いた後、その”嫉妬”という感情を隠すことはしないでほしいと伝える。もちろん、わざと嫉妬させるような真似はしないがどのような時に、どんなことをしたら嫉妬するのかというパターンを知っておきたいのだ。)
そ、そんなわけないじゃないですか。偶然です。……あの、このラテを見てほしいのですが…、、
(意地悪な笑みを浮かべながら俺のために選んでくれたの?と聞いてくるあなたに、バレていたのかと少し動揺を見せながらもそれを誤魔化すように否定する。おそらく、このくまさんのラテアートも見ただろうが、それよりも此方の顔をスイーツよりも甘ったるい目で見つめられ続けると、困ったように視線を泳がせて。)
───"俺が嫉妬なんてしないタイプに見えた"、か。へぇ、、"隠さないで欲しい"ねぇ…?分かった。いいよ、君がそれを望むなら。(と、どこか含みがあるようにも感じられる、にこりとした笑みを浮かべながらそう返事を返して。)
お嬢ちゃんったら…はははっ、、しっかりしてるのに、そういうところがあるのも可愛いんだよな。(なんて、2日間だが、数え切れない程に見つけた貴方の可愛いところの一つだと改めて振り返るように呟き。)
(「ふーん、」とわざとらしく声を漏らすと、)
じゃあ、"そういうこと"にしておこうか?(くまちゃんのラテの件に関して、そんなわけないという発言を受けては、焦る貴方とは対照的に、余裕さを滲ませながら、この状況を楽しんでいて。"そういうこと"と、言うことによって、あくまで自分は知っているというのを包み隠さずに彼は示し。)
あぁ、ごめんね、、つい不可抗力で。だって、お嬢ちゃんが、あまりにも可愛すぎるもんだから…(先程までは、曖昧な表現や言い回しで直接的には伝えていなかったのに、ここにきて本心を話す。これもテクニックの一種なのだろうかか。揶揄うのを極めている彼ならやりかねない。)
…ありがとうございます。…?そういうところ、とは?
(嫉妬を隠さないで欲しいということを伝えると、それを受け入れてくれたことに感謝して。含みがあるような言い方と笑みに、自分の発言を後悔する日が来そうだなと直感でそう思いながらも、あなたが嫉妬することはあまりないのではと考えていて。自分はあまり、あなたと違って”お友達”というのも少ない…というか、ほぼ居ないのに加えて組織の構成員や幹部、ボスとしか関わる機会がない。もしあなたが他の男性と話して嫉妬するタイプならば尚更だ。「そういうところがあるのも可愛い」と言われるが、あなたの言う「そういうところ」が分からず首を傾げて思わず尋ねて。)
わ、わかりましたから…!そんなに褒めたって、何も出ませんからね
(余裕を見せるあなたに、自分だけこんなに掻き乱されているのが悔しいが、今は何も反抗することが出来ない。可愛い、と一応恋人になって数分しか経っていないのに本領を発揮するあなたに戸惑いつつ、幾ら可愛いと褒められても自分からあなたに何もすることは出来ないことを伝える。いや、もちろん抱き締めたり触れたりすることは出来るのだが…。困惑を誤魔化すようにパンケーキをナイフで1口サイズに切り取れば、フォークで刺し口元へと運ぶ。そのままパクッと食べてしまえば、パンケーキの生地のふわふわとした食感と生クリームの濃厚な甘さ、そして何よりいちごのほどよい甘さとそこに加わる酸味が味をしめていてとても美味しい。その味わいに目をキラキラと輝かせては、もぐもぐと咀嚼しながらあなたの方を見て「美味しい!!」と訴えかけて。)
あっははっ、別に…何も出さなくていいよ。俺は事実を述べてるだけだから。("そんなに褒めたって何も出ない"と言われては、涼しい顔でそう貴方に伝えて。)
そうかい…ん、それは良かったね。じゃあ俺も、いただきます。(目をキラキラと輝かせ、もぐもぐと咀嚼しながら「美味しい!!!」と、透き通った青の瞳に訴えられかけては、自然と顔が綻ばせながら上記を言い。"本当、渚紗ちゃんは愛らしい子だな、"と思いながら、パンケーキを一口サイズに切り取ると、フォークで刺しては口に運ぶ。)
くまちゃんは可愛いし、甘さがくどくなくて美味しいね。そりゃ大好評なわけだ、(少し不安な要素もあったが、自分も美味しく食べられる味で安心。チョコレートなのでとても美味しくて、もう1回だけ期間中に行くのもありだな、なんて考え。リピありらしい。)
……お嬢ちゃんも、「くまちゃんのパンケーキ」食べてみるかい?と美味しいよ。(なんて優しい笑みを浮かべながら、パンケーキを自分の一口サイズよりもちいさく、貴方が食べやすいであろうサイズに切り取ると、俗に言う「あーん」の準備万端で。新しいフォークを使っているわけでもなく、自分が使っていたもの。これは「関節キス」でもあり。優しい笑みを浮かべている割にはなかなかのやり手と言えるだろう。)
いいのですか?では、お言葉に甘えて…、
(パンケーキをナイフで1口サイズに切り、口元に運んでは頬張り…を繰り返しながら、その度に初めて食べたかのように表情を緩ませて。少し心苦しくなりながらも、自分が注文したラテのカップを持ち、口元へ近付けるとまろやかなミルクの甘さと香ばしいコーヒーの匂いが混ざっていて、飲まなくてもわかる美味しさに感激して。一口飲むと、最初にまろやかなミルクの優しい甘さが舌をつつみ、次第にコーヒーの小さな苦さが甘さと苦さを調和する。心が落ち着くのを感じながら、カップを置けばあなたに「くまさんのパンケーキを食べてみるか?」と聞かれ、それをすんなりと受け入れれば、あなたのフォークに刺さったパンケーキを食べて。年頃の少女にしては”あーん”に対して抵抗がなさすぎると思うだろうが、家族のような存在の組織の中でよくやっているので特に何も思うことは無い。)
美味しいですね、あなたが言うのも納得です。…私のも食べてみますか?
(くまさんのパンケーキの感想を零せば、あなたが先程言っていたことに同意する。甘さ加減がちょうど良くてとても食べやすい。もらったらお返しするのは当然だろう、といちごのパンケーキをあくまで自分の食べやすい大きさにカットしてしまったため、あなたからしてみれば小さいだろうがそんなことには気が付かず、こちらも食べてみるかとフォークを変えずに聞いてみて。)
…なっ、、(思わず声が漏れてしまった。あ~ん×関節キスという組み合わせなのにも関わらず恥ずかしがらないだと?と、軽く冷や汗をかきながら、内心驚愕しており。気づいてない……?いや、最近の子はそんなものだったりするんだろうか。そうだとしたら、恐ろしくて仕方がない。肝が冷えた。"なかなかやるな、"と、謎の対抗意識を貴方に勝手に抱きながら。そんなことを考えている内に、貴方から「私のも食べてみますか?」なんてフォークを変えず、小さなサイズにパンケーキを切り分けそう聞いてくる。挑戦、挑発されているのだろうか(勝手解釈がすぎる)。 勿論答えはYes.ここで引くなんて有り得ない。尊厳がかかってくるといっても過言では無いだろう。大人の余裕というのを示していかなければならないと思う、、既に心の内の余裕から貴方に負けているのかもしれないが、)……いいのかい?なら頂こうかな。(と、人のいい笑顔で貴方に返してみせて。)
…どうですか?
(謎の対抗心を抱かれていることなんて微塵も知らずに、あなたがいちごのパンケーキを食べると頷けば、フォークに刺さった小さなサイズのパンケーキをあなたの口元まで持っていき、食べさせて。口ではあなたの感想を聞いているものの、頭では普段組織の人とよく”あーん”をしている、ということに嫉妬するのだろうか?と考えていて。あなたが嫉妬した時の反応をまだ見たことがないため、少し気になってはいるものの、あなたから「普段誰かとしているのかい?」なんて聞かれなければわざわざいう必要はないだろう。)
……ん、、へぇ、いちごも悪くないんだな。美味しいね、(貴方に「あーん」をしてもらっているので"渚紗ちゃんパワー"が働いているのかもしれないが、いちごのほどよい甘さとそこに加わる酸味が絶妙なバランスで、甘くはあるものの、"美味しい"と感じて。最初は少し強ばっていたが、咀嚼しながら、自然と表情を緩ませる。今までは、食わず嫌いをしていたのである。人にいう割には、彼も甘い物だと食わず嫌いが多いのかもしれない。)
……レイちゃん。「あーん」をするのは、両親を抜いたとして、俺が初めて?───それとも、普段から誰かとしてるのかい?(名前を呼んでは此方へ向かせ、透き通った青を捉える。貴方くらいの年頃の女の子は、年上の男に「あーん」をしてもらうだなんてなんて、やはり恥ずかしいと感じるものだと思って。慣れているかのような…初々しさが貴方からは全く感じられなかったのだ。上記を質問しながらも、普段の笑みを崩すことは無いが、その瞳は、深淵のように底知れない、澱んだ黒が溶け込んでおり)
えぇ、まぁ…それなりに、といったところでしょうか…。
(あなたがいちごのパンケーキを美味しいと評価してくれたことに嬉しさと安堵を感じながら「良かったです」と零して。そのまま再びパンケーキを切って、それを食べようとしたところ「普段から”あーん”という行為を誰かとしているのか?」と聞かれ、先程そのことを聞かれたら素直に答えようと思っていたため、嘘つくことなく頷く。食事の度にするわけではなく、美味しい料理を食べに行ったときなどに互いに注文した料理をシェアしている。そのため「それなりに」という言葉を使って。あなたの瞳は自分が電話から戻ってきた時の瞳の澱みと似ていて、その澱みの正体も気になって。)
(発言を受けては、流石に彼も内心穏やかでは無いらしく、「ふーん、」と気怠げな言葉で貴方に反応をして。)
……そっか。(視線を横に流してから、僅かに目を細め、顎に指先を添えて、考える仕草をして。彼の瞳の澱みが消えることも無く、むしろ「黒」は深まっていく。その状況が暫くの間続いては、場が凍りつくように静寂が訪れていた。が、ようやく、上記だけを静かな声色で呟いて。)
うん、そうだねぇ、、お嬢ちゃんの組織の子達にも、挨拶しないとな。仮とはいえ、俺が君の「彼氏」になったってことを。隠すのもあまり良くないだろう。……教え込まないと、、脳裏に刻み、頭に焼き付けてもらわないとな。
───早速、今日なんてどうだい?(自分を納得させるように、唱えるように不穏な言葉をちょくちょく挟みながらも、何処か含みのあるにこりとした笑みを浮かべながら貴方に上記を問いかけて。)
い、いえ…仮ですし…。説明するとややこしくなってしまいます、挨拶をするまででもないのでは…?
(自分の周りだけ重く、凍てつくような空気になったような感覚に陥りながらもあなたが口を開けば、それは治まると思っていたが、その黒く澱んだ瞳は治まることなんて知らずにもっと深くなっていく。まずい、と直感で悟る。自分は選択を間違えてしまったようだ。「脳裏に焼き付けて教え込まないと」というあなたの言葉を聞いては、これは絶対”挨拶”にいかせては駄目だと思い、あくまで契約のようなものだし、そんなことをするまでもないと首を振り。怯えている訳ではない、驚いているのだ。あなたの空気の変わりように。)
それに、今日は二人で過ごす予定でしょう?
(そんな綺麗に定まったスケジュールはないが、まっすぐあなたの家に帰る理由はこのくらいしか思い付かなかった。あなたの機嫌を伺っているようにも見えるが、それよりも青色の瞳は「2人でいたい」と求める方が勝っているだろう。)
(「えぇ……」と、今度はあまり腑に落ちないような様子と声色で貴方の発言に反応をして。)
んん、、、レイちゃんがそういうなら……。(と、暫く経ってから「それに、今日は二人で過ごす予定でしょう」というのには渋りながらも了承をして。あくまで「今日」は。)
でも、後日どちらにせよ、挨拶には行かないとね。流石に分かっておいてもらって、許可は取らなくては…。旅行とかも連れて行ってあげたいし、(先程言った、「広い世界のことを教えてあげる」というのも彼は、流石に外国に行ったりはしないかもしれないが、宣言通り本気でするつもりで。子供のお遊びに付き合うような気持ちで貴方と仮の契約を交わした訳ではないのである。
…ちなみに、これでも貴方が向ける自分への「好き」は自分とは同じでない、恋愛的なものでは無いと考えていて。組織の人達以外の男性と関わることが今まで貴方は少なかったと思われるため、いわば「勘違い」というものをしているのだと、そう思うのだ。嫉妬などを抑えるのをわざとほどほどにして、「嫌」と、自分のことを拒絶をされたら、大人しく手を引こうと思う。これは、─── 「愛」とは何か?という彼なりの教育の一環でもあるのかもしれない。)
旅行…ですか
(あなたの瞳がだんだんいつもの綺麗なものへと変わっていくのを感じると、どこか強ばっていた体の力は抜けていき。あれがあなたの言う”嫉妬”なのだろうか。まだ自制しているようにも思えるが、他の人と”あーんをする”ということはあなたにとって嫉妬の範疇のようだ。よく覚えておこう、と思いながらパンケーキを頬張り、あなたの話を聞いていれば「旅行とかも連れて行ってあげたい」と言われ、言葉を繰り返す。旅行…。ボスや組織のメンバーに何度か誘われたことはあるが、まだ参加したことがない。理由は体力がないから、どちらかと言うと休日は家でまったりと過ごしていたいタイプだから、だ。体力がないのは戦うマフィアとしてどうなんだ、と思われるかもしれないが、自分はフィジカルで戦いに挑んでいるわけではない。家でまったりしていたいタイプなのは、出会って2日経っていなくてもわかるだろう。野菜の食わず嫌いと似通っており、これに関してはやらず嫌いというのが正しいのだろうか。だが、あなたと一緒ならもしかしたら…と思っている節もあるため、行きたくないという訳ではなく。)
……レイちゃんは旅行、行ったことないかい?(小首を傾げては貴方にそう問いかけて。貴方が"家でまったりしたいタイプ"だったな、というのを何となく思い出しては、ふっと息を吐くように笑ってから、言葉を紡ぎ始め。)─── きっと楽しいよ。「旅行」…俺もさ、最初は乗り気じゃなかったんだけど、、丁度、お嬢ちゃんと同じ歳くらいの時かな。爺さんに誘われて、結局は拳で黙らさせられて無理矢理連れて行かされてね、、色んなところいったんだ。(と、懐かしげに、僅かに目を細めては、朧気なようで鮮明な追憶を辿り。)
宝石を散りばめたように輝いた満点の星空、温もりと、優しい香りで包み込んでくれる彩り豊かな花畑、絵画のように美しい水天一碧、切妻屋根の上にいる可愛らしい猫ちゃん、、、あぁ、言い出したらキリがないね。当時は嫌々みたいな態度をとってしまったけれど本当、今思えば…全部いい思い出だよ。……あぁ、お嬢ちゃんの綺麗な目によく似た、透き通った海も見たな。(と、貴方の海のように透き通った青を見ては思い出したのか、微笑ましげに柔らかく微笑んで。「爺さん」というのは彼にとってかなり関わりが深い人物だったのだろう。)
…素敵です
(見なくても、行ったことがなくてもあなたの思い出を語るその表情から、その体験はあなたの人生をも変える”素敵”なんていう言葉では収まりきらないほど見事なものだったのだろう。星空、花畑、動物…あなたは色々なものを挙げてくれたが、自分の性分に合っているのは実際に行くことよりも、こうやって土産話を聞いたり、写真を見せてもらったりすることだ。だが、あなたがこれまでにないほど綿のように柔らかく微笑みながら語っているのを聞いては、断るすべなんてないではないか。あなたのいう「爺さん」という人物はあなたの人生の中でかけがえのない存在だったのだろうなと思いながら、その話を聞けば自然とこちらの口角も上がっていて、優しく微笑む。)
…旅行、してみたいです
(その優しく微笑んだ表情のまま、最初はあまり乗り気ではなかったものの、あなたの話を聞けば少しだけ興味が湧いたのかそう言って。)
…ほんと?(俺のこんな自分語りみたいな話で良かったのだろうか、と不安に思っていたが、貴方に興味を持ってもらえたなら良かったと心から安堵しては、ふふっと笑みを零し。)
────── じゃあ今度行こうね、約束だよ。仕事漬けの日々で澱みきった、積み上がっていく金の使い道すら無い、そもそも金以外何も無い…上辺なのは何人もいるけど本当の友達なんて正直1人くらい、、寂しくてどうしようもないらしい哀れで愚かな男に、どうか付き合ってやってくれ。(と、そんなことを自傷気味に自分でいいながらも更に虚しくなり困ったように笑っては、"指切りげんまん"をしようと小指を差し出して。「寂しい」と気づかされたのは実は今日、先程の出来事で。ずっと目を逸らしていたのである。)
寂しいと思うのは人であれば当然のことです。…指切りげんまん、ですね
(「愚かな男」と自傷気味に話すあなたに、愚かでも哀れでもないとでも言うように首を振れば、寂しいと自分から素直に言ってくれるようになったことを嬉しく思いながらそう言って。差し出されたあなたの小指と自分の小指を軽く絡ませれば「指切りげんまん」と唱えながら再び微笑むだけでなく、くすっと笑い声を零して。あなたの前でこうして声を出して笑うのはもしかしたら初めてのことかもしれない。)
…すいません、少しお手洗いに行ってきます
(机に伏せて置かれた伝票にちらっと目をやれば、お手洗いに行ってくる、と言って席を立ち離れようとするときにその伝票をこっそり手に取り、そのままお手洗い(会計)に行こうとして。)
……今の若い子は、御手洗に伝票持ってくんだねぇ、、、俺は虚しく、お金だけが積み上がっていくんだけどな。(なんて貴方にも聞こえるように呟く。やはり「お金」ここだけは譲れない。貴方の一挙一動、動作を1ミリたりとも見逃さないようしっかりと見ているため、それくらいは気づいたようで。自分も勿論若いが、貴方はもっと若い、それに彼は、ほぼ"爺さん"に育てられたといっても過言では無いため、余計に古くさいのである。興味深いし、流行りは乗りたいので、流行りや最近のワードは、今必死に勉強中。SNSを進められ初めてからは、少し知識は増えたものの、恐らく知らなくていい情報まで吸収してしまっているのが現状で。)
っ…ここは私に出させてください、毎回毎回お金を出してもらうのは申し訳ないのです
(あなたの呟きにギクッと肩を跳ねさせては、体の向きをあなたの方へと変更し、”この伝票は絶対に譲れない”とでもいいたげに伝票を体の後ろに隠せば、ド直球に今回は自分に出させて欲しいとお願いする。どれだけあなたにお金があったとしても、奢られてばかりでは申し訳ないのと、自分と食事をする度に支払わせてしまうことになると食事に誘われても行く気になれなくなってしまうような気がして。)
…”彼女”のお願い、聞いてくれませんか?
(どこで覚えたんだか、あざとく首を横に傾けては若干”彼女”という部分を強調しながら追い打ちをかけて。)
んんん、、(そんなものどこで覚えたんだ、まさか独学か???とあざとく首を横に傾けては若干”彼女”という部分を強調しながら追い打ちをかけてくる貴方の、とんでもない威力に驚愕し心が揺るぎ、冷や汗をかきながらも彼も呑まれる前に負けじとなんとな~く"いい感じ"の言葉を紡ぐ。)
申し訳ないだなんて……はははっ、本当、お嬢ちゃんは優しいんだね。骨の髄まで余すこと無く「利用」すればいいのになぁ、、俺、彼氏兼君のATMだろう───?お嬢ちゃんの幸せそうな顔がね、お金よりも、どんなものよりも価値があるのさ。対価なら十分に貰っているよ。……むしろ俺は、お嬢ちゃんにサービスをしてもらってばかりだと思うんだが、、視界に映しているだけでも、1秒500円、いや、1000円くらい、本当は俺からとってもいいというのに、、、(塵も積もれば山となる、深く考えれば考えるほどこれは激ヤバ発言だろう。ただ、彼なら本当に思っていてもおかしくはない。)
どこまで自己肯定感が低いんですか…、とにかく、私が払いますから。少し待っていてください
(あざとさに効き目はあったものの、やはりあなたは手強くそのくらいでは譲って貰えず。「ATM」や「利用すればいい」と自傷するあなたに、自己肯定感が低すぎると呟けば、こうなるともう強行突破しか手はないと思い、先程のあざとさはどこかへ飛んでいってしまったようで強気な姿勢に出ると、小走りで会計レジに向かう。レジを担当している定員に会計をお願いすると、ポケットから財布を取り出し、「やっと奢らせてもらえる」と、本来ならば奢ってもらえる嬉しさを感じるはずなのだが、彼女はまるっきり逆なようで、あなたが追いかけて来てしまう前に早く会計を済ませようとして。)
ちょ、レイちゃん!?……っ、、ダメか。ははっ、(強気な姿勢で、小走りで会計レジに向かわれ財布まで取り出されてしまうと、「能力」というチート技で、どうにかしようと思えば出来るが、流石に負けを認める。"これは参ったな、"といった様子で何処か楽しげで、困ったような笑みを零し。負けなんていう概念が、最近無かったため、余計彼にとって、それは心が踊ることで。)
本当、お嬢ちゃんは面白いんだなぁ、、(正直、本心から奢られることを嫌がる人間なんてなかなか見ないため、どうしようもなく不思議な感覚で、可笑しくて堪らなくクスクスと笑ってしまい。落ち着いてはら貴方の方までゆっくりと歩いていくと____)
──次からは負けないからねぇ、、「絶対」に。……覚えておいて。(そう、貴方に宣言をして。"次からは"といっているため、次だけでは無いのである。これからは全部俺が払ってみせるという意味が込められているのかもしれない。)
お、お手柔らかに…お願いします
(会計に勝ち負けがあるのか…、と思いながらもそこに突っ込んだらいけない気がしたため言わないでおき。あなたの「絶対」という言葉には謎の重みがあり、次からはと言っていることから今度一切財布を出させないつもりなのかもしれないと思うと、もう今回使った手はあなたには効かないとわかっているため、どうしようと頭を抱えたくなってきて。自分でも負けず嫌いだとは思っているが、有名組織の幹部を目の前にしては戦闘のときだけではなく、日常生活でもそのような覇気を感じるとどうしても引き下がってしまう。)
行きたいところなどあるのですか?
(店を出ると、今日は朝から自分とは桁違いのレベルの相手と戦ったため疲労が溜まっており、こうして普通に話せるまでに回復してはいるが、まだ本調子に戻ってはいないことから、出来ればこのままあなたの家に直で帰りたいところなのだが、もしあなたの見たいものや行きたいところなどがあれば、もちろん付き合うつもりでいて。)
…………。(副作用もまだ終わったわけではないうえ、朝っぱらから奴らとの戦闘で疲労が溜まっていて、貴方がまだ本調子に戻っていないことを察したのか、にこりと笑みを浮かべながら、無言で軽く手を広げて。恐らく「抱っこ」の合図だろう。)
俺の行きたいところねぇ、、レイちゃんの行きたいところかなぁ…(真剣に考えた後に、大真面目に彼は嘘偽り無くそう言って見せて。)
さっきは我儘を言ってしまったけど、、別に、お嬢ちゃんが組織の子達のところに、お家に戻りたいなら、それでも俺は構わない。───やっぱ少し寂しいけれど、また明日、会いに行けばいいからね。("少し寂しい"という自分の抑えきれない感情に呆れ、困ったような笑みを浮かべながも"また会いにいけばいい"と彼はいい。)
海斗さんの家に…帰りたいです
(無言のままあなたの手が軽く広げられれば、すぐに抱っこの合図だと分かり、あなたの目の前にいけば、こちらからもその抱っこを受け入れるように手を少し上に広げて持ち上げられるのを待つ。口ではまた明日会えばいい、とは言っているものの表情は”寂しい”と物語っていて、自分の行きたいところは一つしかない。「あなたの家に行きたい」ではなく「帰りたい」という言葉を使えば、手を広げたまま本音を言うのがまだ慣れておらず、恥ずかしいのか視線をあなたから少し逸らして。)
っ、、、そんなこと言っちゃダメだよ、、俺が4んじゃうから。(※可愛いの過剰摂取で)(その発言を受けて、頭を抱えるように片手で額を押さえては、横目で貴方を見つめながらバツが悪いような、苦い顔をしているものの、その頬には赤みがさしていて。)……俺以外にはそれ、言わないでね。もしも将来、好きな人が出来たとしても、、簡単には言っちゃダメだよ。(お願い、と貴方に伝えておき。彼は貴方がただただ心配なのである。)
ん、、分かった。じゃあ帰ろう。(ぽんぽんと軽く頭を撫でてから、貴方を優しく、軽々と抱っこしてみせて。人気のないところまで行き、能力を使っては束の間に彼の家であり。)
え、えぇ…分かりました…?
(4んじゃうから、心配だからと先程自分がした”なにか”をしてはいけないと言われ、なんのことだかさっぱり分からないが一応頷いて返事をしておく。軽々と抱っこされると、何度目かの抱っこなため、持ち上げられる際の浮遊感にはもう慣れたようで。あなたの能力によって一瞬で家まで着いてしまえば、やっと完全にリラックス出来るところに来たことで、ほっと一息付いて。)
(家まで着くと、刺激をしないように貴方を優しくそっと降ろして。)
……渚紗ちゃんはいい子だね。あぁ、わかってくれたなら良かったよ、(貴方が「分かりました」というと、満足気に彼は上記と共ににこりと笑みを浮かべ。)
───何かしたいことはないかい?お嬢ちゃんを喜ばせれるようなものが俺の家にあるんだろうか、、(顎に指先を添えて、考える仕草をしては困ったように、「うーん、」と小さく唸っていて。少し考えた後言葉を紡ぎ始める。)
ゲームとか、?それともあれかい、「ドラマとかアニメとかが見放題のやつ」とかがあったら嬉しいのかな、、(「一緒にいて欲しい」といったものの、自分の家にお年頃の女の子を楽しませてあげられるものが無い気がして焦りを感じ始め、顔や動作には出さないものの少しそわそわして。もっと学ばなくては……と改めて痛感。)
そうですね…。でもそれはお金がかかるものですから。
(正直言えば、今はアクション映画を見ることにハマっており、任務が終わってカフェに行った後にはその映画を見て時間を潰している毎日だ。だが、あなたにお金をかけさせたくないという気持ちがあるため、「はい、あったら嬉しいです」とまでははっきりと言えず。組織に帰ったら見れるため、わざわざここで見る必要は無いだろう。アクション映画でなくとも、あなたと映画やドラマを楽しめたらな、とは思っていて。)
…我儘、なんですが…。二人で映画を見たいです
(お金がかかる、と先に言ってしまった手前少し申し訳なさそうにしながらそうお願いをしてみて。)
……!!!俺も一緒でいいのかい、?(貴方に願望を躊躇うことなくはっきりと言って貰えれば、心底嬉しそうにぱああっと顔を明るくして。孤独なおじさんが孤独で食べている姿が心を癒してくれるのか、飯テロドラマを見たりは何故かするが、ドラマもアニメも映画も普段は全然見ないので、ほぼ初めてで。恐らく見たらハマるタイプだろう。罪悪感を抱かせたくもないため、何か言われる前によく分からないため片っ端から有名なものは全部契約してみる。彼の家の大きなテレビのリモコンは~~スティクなどが無くても切り替え可能なタイプのもので。途中から説明などが見えなかったのか、貴方が"オフ感があっていい"といった、眼鏡をかけ始め。) ─── ん…、多分できたよ。リモコンにボタンのあるものなら、なんでも利用できるんじゃないかな。ごめんね、その…どうやって動かせばいいのか分からないから、任せてもいいかい、?(彼は機械音痴。疎い。こればかりは分からないため、申し訳なく思いながらも大人しく貴方に任せようと思って。)
えぇ、もちろんです。ありがとうございます
(自分の我儘を一瞬で了承し行動に移すあなたに少し驚きながらも、そのことに感謝して。途中に説明文が入ったときにはメガネをかけて読む様子は、男性に抱くものではないとわかっていても”萌え”というものを感じていて。顔や声には出さないが、思わず抱きしめてしまいたくなる。あなたは機械音痴…または機械類に疎いのだろうか。申し訳なさそうな表情をしながらこちらにこの後の操作を頼まれると、もちろんだと頷いて。)
…どのようなジャンルがいいですか?
(こちらから映画を見たい、とお願いしたものの、あなたと見るとなると話は別だ。恋人なら恋愛系のものを見るのも当然だが、さすがにそれは気が引ける。かと言って、ギャグ系も違うだろう。自分では思い浮かばないため、あなたに聞いてみて。)
(スムーズに操作を進める貴方を見てはただ呆然と、凄いなと感心させられていて。此方に質問を投げかけられてはうっすらと現実に戻ってきて。)
……ジャンルか。
(─── 映画のジャンルって、何があるんだ?
と、純粋な疑問が頭を過ぎってはスマホを手に取り「映画のジャンル 大まか」で早速検索にかけてみて。ホラー、アクション、コメディ、ロマンス、ファンタジー、ミステリー、えすえふetc....ズラりと表示されたものを目に入れては、何れも彼にとっては実に興味深く面白みのあるものだった様。「へぇ…成程?」と、少し口角を上げてはぽつりと呟き。何となく意味は分かるものの、誤認識がある可能性が十分にある為、今一度どんなものなのかをじっくりと眺めて頭に入れておき。一通り目を通してはスマホを置き、纏まっては言葉を紡ぎ始めて。)
面目無いんだけど、、俺は生憎、映画初心者なもんで……右も左もよく分からなくてね。お嬢ちゃん的に"ガツンとくる熱いジャンル"を、是非ともご教授願いたいな。
そうですね…。では、ホラーなんてどうでしょうか?
(スマホでジャンルを検索したようだが、あまりピンと来たものがなかったようで自分の「ガツンとくる情熱的なジャンル」を問われ、少し悩んだ後にホラー系はどうかと提案する。あまり自分もホラー系の映画は見たことがないのだが、実は怖いのが苦手などのあなたの「意外な一面」が知れるかもしれないと思って。例としてどんなものがあるかをあなたに見せようと、検索欄にある”ホラー”のところを選択すれば、幽霊的なものだけでなく、いわゆる”ヒトコワ”や、ミステリーものの作品もあり。)
(「へぇ?」と声に出して言えば、貴方からの返答に分かりやすく、わざとらしく興味を示すようにして。)
渚紗ちゃんは"ホラー"が好きなのかい、、成程ねぇ…(顎に手を添わせてはまたスマホに手を取ってはじーっと睨めっこをしており、沈思黙考といった様子で。暫くしては貴方を横目で見るとふっと愉しげに笑みを零して。画面に目を見遣り暫くズラりと並ぶタイトルを眺めていたが良さそうなのを見つけたらしく。)
あ!それとかどうだい?"泣く子も逆に黙る"とか、"眠れなくなるの確定"だとか、"狂気が圧巻"…みたいな、色々書いてあるよ。(と、楽しげに貴方に提案をして。こう見えて彼は、貴方が絶叫好きだと思い込んでいるため完全に良心であり。わざわざスマホで友人から存在と使い方を教えてもらった、~~知恵袋のようなものを利用して、調べてみたのだ。その候補の中から更に厳選してタンザナイトが面白そうだと思ったもので。)
(「へぇ?」と声に出して言えば、貴方からの返答に分かりやすく、わざとらしく興味を示すようにして。)
渚紗ちゃんは"ホラー"が好きなのかい、、成程ねぇ…(またスマホを手に取っては、顎に手を添わせ、じーっと睨めっこをしており、沈思黙考といった様子で。暫くしては貴方を横目で見るとふっと愉しげに笑みを零して。テレビの画面に目を見遣り暫くズラりと並ぶタイトルを眺めていたがスマホに書いてあった、良さそうなのを見つけたらしく。)
あ!それとかどうだい?"泣く子も逆に黙る"とか、"眠れなくなるの確定"だとか、"狂気が圧巻"…みたいな、色々書いてあるよ。(と、楽しげに貴方に提案をして。こう見えて彼は、貴方が絶叫好きだと思い込んでいるため完全に良心であり。わざわざスマホで友人から存在と使い方を教えてもらった、~~知恵袋のようなものを利用して、調べてみたのだ。その候補の中から更に厳選してタンザナイトが面白そうだと思ったもので。)
怖そうですね…、見てみましょうか。…少し待っていてください
(どうやら良さげな作品を見つけたらしく、その映画の感想を聞くと少し緊張してきたような気もするが、隣にあなたがいれば何とかなるだろうと思っていてその映画を見ることにして。この家に来てあなたにたくさんのお菓子を貰ったのを食べながら見ようと思い、あなたにそういうと寝室のベッドに置きっぱなしにしてしまっていたお菓子を抱えてソファの端にそれを置いて。立ち上がったついでにそのまま電気も消した方が雰囲気が出るのではないかと思い。)
電気を消してもいいですか?
(ともう既にスイッチの前に立ち、指を添えているがそう聞いてみて。)
(渚紗ちゃんも、"俺みたいに目が悪くなっちゃうんじゃ?"とも心配に思ったが、映画というのは暗闇で見るのがメジャーらしい。なら…雰囲気も出てより一層楽しめそうだし致し方ないか、と考えが纏まって。)
───あぁ、構わないよ。(と、にこりと笑みを浮かべては快く了承して。)
……ほら、こっちにおいで、隣で見よう。(コップを手に取りお茶を一啜りして、喉を湿しては、座りながらも軽く貴方の方を向いて其方に目を見遣ると、笑みは崩さず、どこか落ち着いた、余裕感が溢れる声色で貴方にそう声をかけて誘い。これでも、心の内は、貴方と一緒に見れるというのと、ホラー映画というものは見たことが無い、"初めて"という点で心が踊っていて。恐怖などは今のところ0らしい。)
ありがとうございます
(あなたからの了承を得ると、遠慮なく電気を消す。だが、まだ昼間ということもありカーテンからは太陽の光が差し込んでいるため、部屋の中は決して真っ暗というわけではなく。)
…失礼します
(優しく余裕のある声で隣においで、と言われると頷くしかなく。(元々断ろうともしていなかったが)あなたと自身の肩がくっつくほどの距離に座れば、リモコンを手に取り、早速映画を再生する。ソファの横に置いておいたお菓子を手に取ると、先程あなたに沢山のバリエーションのお菓子を貰ったため、次はどれを食べようと映画を横目に考えていれば突然”ドンッ!”という大きな音がテレビから出て、思わずビクッと肩を跳ねさせる。)
………。(映画を見ている彼の様子は至って冷静っといった感じで、険しい表情をする訳でも無く、かといってニッコリ笑顔な訳でもなく、どちらかというと"穏やか"であり落ち着いていて。初めてホラー映画を見ると言っていたが、まるで何度も見たことがあるかのような、慣れきっているかのようで。何を考えているのかは全て不明。何か悪いことを考えているようには見えないだろう。)
____…渚紗ちゃん?(ビクッと肩を跳ねさせる貴方を見ては心底不思議そうにして。彼は貴方が絶叫好きと勘違いしているため、そもそも今のが怖いシーンだとまだあまり分かっていなく・全く思っていないため、見事な演出に興奮して?なんて予想を立てており。)
は、はい…?
(元の性格から、あまり大きな音は得意ではないのと、まだ序盤ということから気を抜いてしまっていたため声を出すほどではないが少し驚いてしまった。たくさんの種類から食べるお菓子が決まったのか開封するとそれを膝に置きいつでも食べられるような状態にしていて。また大きな音や演出があったとしても次は驚かないようにとじっとテレビ画面を見ていれば、あなたに名前を呼ばれそちらを向く。もちろん、絶叫好きというわけではないし、ホラー系を選んだのはあなたと見るには丁度いいかな、と思って選んだだけで。あなたが予想している見事な演出に興奮した、なんてもってのほかだ。)
……………。面白いね、この映画。数十分も経てば、もっと面白くなってそうだよ。(貴方の反応を見ては愉しげな笑みを浮かべ、臨機応変で言おうと思っていたことも何もかも、話を切り替えて別の方向へと持っていき。恐らく、今のところ全く笑える要素が無いだろう。普通の人なら大抵、気味の悪さ、狂気、恐怖で飽和している筈だ。"数十分経てばもっと面白くなる"という彼の予想は恐らく当たっていて。彼が本当にそれを思っているのか、貴方がホラーが好きだと思っているためそれに合わせているのかは不明だが…彼がいう"面白い"、それを一般人と置き換えると、示唆するものはあまりにも明確であり。)
…話の展開を読むのが上手いですね
(たしかにこの映画は一部のホラー映画マニアには刺さるだろう。それくらい、一般人には不気味で、狂気的だ。職業柄、血や4体などは嫌でも見慣れてしまっているが、この映画は裏社会のマフィアという立場からしてみても少し目に余るシーンがたまにある。おそらく、あなたは拷〇などをし慣れていることからそんなことは思わないだろうが。「数十分後、面白い展開になる」と言われた時には、もう十分なのだが…。と思っていながらも、その言葉をあまり信用していなかったのだが、物語が進んでいくとあなたの言っていたことが本当になり思わず感嘆の声をこぼしてしまいそうになる。なぜあなたにこの展開を読めたのかは分からないが、素直にその直感を褒めて。)
─── 本当かい?、、そう褒められると、ははっ、なんだか照れちゃうな。(貴方に褒められては冗談めかして楽しげに、笑いながらそう返し。)
想像力も、直感も、運でさえ、、全て実力のうちだからね。(彼にそれが備わっているのは、それが"必要"だったから、ただそれだけ。)
……………。(場面が切り替わっては、決して怖いわけでは無いのだが、、「怨念」系は正直、自分とかなり重なりヒヤッとするところがあるのであまり彼は得意ではないらしく。無意識に貴方の手をぎゅっと握っていて。)
……、、
(想像力、直感、運でさえ、それは実力のうちだと言うあなたにはどこか説得力があり、「えぇ」と頷いて。あなたがその立場まで登り詰めた過程では、そう零すほどの経験があるからだろう。場面が切り替わり、いわゆる怨念系のものに変われば、あなたの手が自身の手をぎゅ、と握る。なんとなく、そうしたくなる気持ちがわかる気がした。人の気持ちは素晴らしい。想い一つで大きなことを成し遂げられるし、他人を救うことさえ出来る。だが、それが恨みや憎しみに変わった瞬間が一番恐ろしいのだ。物語のように、怨念によって人が56されてしまうというのは、科学的根拠はないが実際に有り得てもおかしくない。大丈夫だ、とあなたよりも弱い自分があなたを慰めることは出来ないし、大丈夫だという確信はどこにもないため、ただ貴方の手を握り返して。)
あっははっ、、、俺もいつかはこうなりそうじゃないかい?いや…これじゃ100%済まないな。(あなたの手は、自分よりも小さくて少し力を入れると折れてしまいそうなのだが、何故かこれ以上に無いともいえるとても安心感を与えてくれて。一般人だと恐らく見るに堪えないようなグロシーンが流れているのだが、彼はと言うと、、"わ~っ"といった感じでケラケラ笑っていて。別に、これ以上のことを自分はやってるので俺ってこれ以上なんだぁ、、と現実を突きつけられてるだけなのだが)
まぁいっか。"お化けなんてないさ、お化けなんて嘘さ、ねぼけたひとが、見間違えたのさ"って、いうもんね?(それに…神様は優しいみたいだし。と、口には出さないものの心で唱え。神様は優しいというのは恐らく、貴方に出会うという最高の誕生日プレゼントを自分なんかにも届けてくれたからなのだろう。)
あなたは強いから大丈夫でしょう?
(この映画はもちろん怖いのだろうが、何より少し残酷なシーンが多いなと思いながら、そのシーンであなたはケラケラと笑っているのを見て本当に弱点がないな、と考えていて。怨念というのは、個人の強さや戦闘力の高さなどは関係ないだろうが、何を言っているんだとでもいいたげにあなたの強さに絶対的な信頼をおいていて。
えぇ、きっと平気です
(実際、世の中には心霊スポット、心霊現象などの動画が出回っているが必ずいるとも限らないし、かと言って絶対にいないとも言い切れない。だが、この裏の世界で生きていたら幽霊の怨念よりも生身の人間の方が何倍も怖いことを知っている。)
…………。あぁ、(本心なのかは不明だが、"強い" "切っても切り離せない必要な存在""価値がある"などとタンザナイトとしての彼は普段からケラケラ笑いながら自称していたりもする。が、いざ言われると少し照れてしまうらしい。とてもじゃないが、目が合わせられず、貴方から視線をそっと逸らしては小さく上記を返して。好きな女の子から言われているから尚更なのかもしれない。これでも彼は「初恋」、あまり耐性がある訳でも慣れている訳ではないのだ。目の前で流れているショッキングな映像と暗闇に感謝してもしきれないだろう。)
……渚紗ちゃんはさ、強くなりたいと思うかい?(小首を傾げては、不意に頭に浮かんだことをそのまま貴方に質問してみて。)
…はい、もちろんです
(あなたの目線が外れ、小さく返事をされるともしかしたら強いという言葉はあなたにとって不快だったか?と考えるも、あなたの表情から察するにそういう訳では無いことはなんとなくわかってきて。あなたと同様、テレビ画面に流れるショッキングな映像を眺めていれば「強くなりたいか」というあなたの質問が飛んでくる。数秒考えた後、「もちろん」という絶対的な言葉を使って頷く。今の自分の強さに不満がある訳ではないし、一生をかけて強さを追求するほど自分は強さに飢えているわけではいのだが、やはりこのままよりも強くなれる、と言うならなりたいものだ。実際、今朝あなたの組織の幹部に襲われた時もあなたが来てくれなかったら今どうなっていたか…。)
ですが、私がピンチのときにはあなたが助けてくれると信じています
(なんとも他人頼りだと、自分で言っていても思うのだが、本当にそう思ってしまったのだから仕方がない。困っていたとき、あなたは助けてくれると、ただの勘だけでそう言って。)
……うん、信じていいよ。俺、退屈はさせないからね。(にこりと笑みを浮かべては、そう答えになっていないような曖昧な返答を貴方にする。"強くなりたいか?"という質問に対して絶対的な意味を持つ強い言葉で返されては僅かに目を細め、静かにそれを胸に落とし受け入れて。)
……?、、、(先程からお世話になっている自分のスマホが音を立てて振動をしていて。手に取り、画面を確認しては気怠げに小さく息を吐いて。正直舌打ちがでそうになったのだが、そもそも人がいるところであまりしないものの、貴方の前では更に、治安の悪い要素を出来るだけ隠すのを徹底しているため勿論せず抑えて。)
……ごめんね、少し電話に出てくるよ。(と、貴方の頭にぽんぽんと軽く触れて撫でては申し訳無さそうに上記を伝え、その場を離れて。)
はい、わかりました
(あなたのスマホが音を立てて振動すると、その電話相手はどうやら仕事関係の者のようでどこか不満そうな表情をして優しく頭を撫で、この場を離れると伝えられる。それに頷くと、あなたの背中を見届けたあと、隣に誰もいない大きなソファに1人になるとなんだか寂しさを感じて。大人しく流れているホラー映画を眺めながらお菓子を食べて待っていて。)
(貴方と二人で映画鑑賞という至福の時間を中断せざるを得ない相手、今電話している相手は彼にとってもお偉いさん、上司辺りに当たる人物だと予想が出来る。だが、彼が電話相手と話す声はどうも気が抜けていて馴れ馴れしく、何処か発言一つ一つに嘘臭さが滲み出ている。触れてはいけないと心で秘めていたとしても、心惹かれ逃れられないような摩訶不思議な重い圧、神秘を纏い美しいものの、同時に隠しきれない哀愁と澱みが溶け込んでいる謎めいた、見る角度や光の加減で色が変わるという「多色性」を秘めたタンザナイトの瞳、胡散臭い笑みを引っさげているのが容易に想像出来てしまう。これが「タンザナイト」だ。初めて手を繋いだ時、自分で手を差し伸べたものの、触れた瞬間小さな感触に内心ギョッとしたが鼻歌を歌い出す程肌なじみがよかったのも、力いっぱい抱きしめられて、ぽかりと空いていた心の穴に、これ以上無い程の温かさが注ぎ込まれては"ぽかぽか"して、それが涙が溢れてしまいそうな程に心地よいと感じたのも、宝石の輝きに誰もが目を奪われるように、惹き付けられてしまうように、彼が一挙一動目離せないのも全て貴方だけ。)
─── はぁ~い♪ 分かりました。ん?あぁー、、いや__もしかして先輩、俺のこと気遣ってくれてるんですか?あっははっ、お優しいんですね。ほんと照れ屋だなぁ…最初からそう言ってくれればいいのに!……でも、今回は遠慮しとこうかなぁ。俺も、せっかくなら、、自分で選んでみたいと思ってね。(途中で完全にからかっているがこれは正常運転。断ったのには深い訳がある。任務とはいえ仮の彼女である貴方に、許可を取らなくてはならないと思ったのだ。電話が終わり、貴方の元へ戻っては"お話"があるといい。)
…お話、ですか?
(あなたが戻ってくれば、話がある、と言われその言葉を復唱し首を傾げる。昨夜、こちらの組織の皆と食事をしていた際にもお話があると言われ、あなたに襲われそうになったことを思い出す。その出来事もありあなたとの心の距離も少しは縮まったような気がするので、口に出してはあなたが自分を傷つけようとしたことを気にしてしまうだろうと思い、敢えて言わずに。それにしても、今回の”お話”というのはなんなのだろう。マイナスなことでなければいいが…と様々なケースを想像しながらあなたの返答をまっていて。)
そう、大切なお話。(貴方の瞳をしっかりと捉えては真剣さを滲ませながら話し始めて。)
…休職する前に俺、1つ大きな任務を受けることにしたんだ。__いや、きっと完全に休職は…一筋縄ではいかないうえ、不可能に近いんだろうが、、少しでもこの任務で口実を作れたらと思ってね。
───それでさ、今回の俺の任務なんだけど…(ふーと深く息を吐いては、何処か少し罰の悪そうな顔をして、貴方の瞳をしっかり捉えていたものの視線を斜め下に逸らし、困ったようにぽつぽつと言葉を紡ぎ始めて。詳細な事は別に言わなくていいかと貴方も理解出来るような言葉選びで軽く伝えようと思い。)
ざっくり言うと、舞踏会のような感じの場所に行って色々するんだけど、、、「恋人役」が必要らしく…同じ幹部の子から"いい女紹介するぞ"だとか提案されてさ、
/書き忘れてました。すいません、背後失礼します…!これ任務行くって言ってもらっても、止めてもらっても、そうですかと流してもらっても大丈夫です!(蹴り推奨)
…そうですか、私は構いません。恋人といっても、仮ですから
(どれほど真剣な話かと思えば、任務で女性と”恋人役”を演じるらしい。想像していた内容よりも衝撃的なことではなく、少し唖然としてしまいそうになる。実際、自分たちとの関係もいわば”仮の恋人関係”のようなものだろう。他の女性と似たような関係になったところで浮気だなんて思うことはない。自分たちは”仮”の関係だということを理解しているため、一線は引いているようで構わないと返答する。だが、理解していても、”仮”ということが自分で言っていても少し寂しくなる。どうせ”本物”にはなれないんだろう、と思うと”仮ですから”と言っている表情は少し寂しさが滲んでいて。)
………。(貴方の寂しげな表情を見ては胸がチクリと痛み、同時に自分で言ったものの「構わない」といった貴方に何故だか何とも言えない、為す術が無い、またもや人生でまだ経験したことの無い部類に入る、むず痒さを感じて、表情が僅かに歪みそうになった。)
───本当にいいのかい、本当に、?演技や嘘は得意だから、結構頑張っちゃうかもしれないし、、
(許可を取るための筈だった。貴方の「構わない」という言葉一つで満足だった筈なのに、不可抗力の衝動に駆られては上記を繰り返し聞いてしまう。まるで「よくない」と貴方に言われたいかのように、子供が駄々をこねるように上記を言う。驚く程に、訴えかける紫は子供のようなまっすぐな瞳だった。)
…っ…いや、です…
(本当にいいのか、とまるで自分の「構わない」という言葉はいらない、とでも言うように改めて言われ、頷こうとするもあなたの驚くほど真っ直ぐな「よくない」と言ってほしそうに訴える紫の瞳を見ると思わず俯いてしまう。ふるふると力なく首を振ったあと、嫌だと、他の女性となんて恋人に役でもなってほしくないと言う。任務だから、上司に言われたことだから仕方が無いのに、何故こんなにも我儘なことを言ってしまったのだろうと後悔しながらあなたの顔を見れないまま返答を待っていて。)
……!(その返答に声には出さないが、意図せずに口元を緩める。求めていたものを与えられた子供のような、心底嬉しそうで満足気な、無邪気な笑みだった。貴方が俯いていたから良かったものの、こんな顔を見られたら───と、危ういところだった。巻き込みたくないと強く思うが同時に、貴方以外を嘘でも口説きたくはない、恋人扱いはしたくないとも強く思ってしまうようになった。二つの想いが重なる中、貴方が片方を嫌だというなら勿論……彼が取る選択はただ一つ。)
……渚紗ちゃんはさ、"強くなりたい"って言ったよね。、、俺ならそれの、手助けをしてあげられるかもしれない。(思考を巡らせては一つ一つ慎重に、考え抜きながら言葉を紡ぐ。それは彼の都合のいいように、貴方に言い聞かせているようにも聞こえるかもしれない。)
_____恋人役として君を誘うよ。レイチェル、一緒に来ないかい?必ず、お金じゃなくても何でも…其方の組織の利益になる報酬を、タンザナイトの名において保証しよう。
(コードネームで呼んだその瞬間から、何かが瞬時に切り替わったのが赤子でも分かるだろう。貴方に上記を提案する彼は、心底楽しげに、悦に浸った笑みを浮かべていた。)
私がですか?あなたの上司にどうやって説明するのです?
(確かに、自分はあなたに強くなりたいと言ったが、強くなることとあなたの恋人役として舞踏会に行くことの関連性が見当たらない。もちろん、あなたの恋人役として舞踏会に行くのが嫌なわけではない。ただそれによってあなたの組織の立場や上司からの命令、など諸々のことが心配なのだ。裏社会では、上司の命令は絶対という暗黙の了解がある。あなたがどれだけ強くてもそれは変わらないことだ。)
…それに、私のわがままであなたに迷惑をかける訳にはいきません
(あなたなら、上司にお得意の嘘や巧みな話術でなんとか切り抜けられたとしても、そんなことは幹部の女性と行けばしなくて済むだろう。そう考えて。)
そういうのまで気にしてくれるんだね、(気遣いに温かみを感じるのと同時に、また「好き」という感情が溢れ出しそうになって。そういうところも嫌いじゃないらしい、むしろ好き。)
…任務を達成さえすればいいのさ。○○(組織名)、意外と自由なんだよねぇ。"結果重視"~っていうか、?(案外、彼の組織では幹部の権限は大きく、基本結果さえ残せばそれで良し、手段は問わない、「任せる」といったような方針らしい。)
俺、ボスのそういう所が好きなんだ。(どこか掴めないにっこりとした笑みを浮かべ上記を言い。)……それに、俺が嫌なの。君以外の子なんて興味無いし、嘘でも恋人役なんて御免かな。(と、いつの間にか子供のように駄々をこねていて。後に不貞腐れたような声のトーンで下記を言い。)
────知ってるかい?
同じ幹部の女の子に、俺がなんて呼ばれてるか。(ふーと深く息を吐いた後、あっさりとテンポよく言葉を紡いで。内容としては、胡散臭い、嘘臭い、顔だけの三大カ○(ヤニカ○、酒カ○、パチンカ○)、気狂い、などを上手く繋げた正真正銘の悪口で。恐らく彼女達は彼にだけでなく他の幹部にも例外無く酷いあだ名をつけているのだろう。)______癖野郎って呼ばれてるんだよ??……よくこんな悪口思いつくよねぇ、無駄に長いし。流石に食らったなぁ、、何より偏見が凄くてね。(お酒は程々、煙草は人の前では出来るだけ吸わないようにしているから程々、パチンコは指で数えられるくらいしか経験無し。)
渚紗ちゃんにも、俺ってそんな奴に見えるかい?(別に、彼女達からこう言われることは気にしていない。どんな風に思われようが関係無い、むしろ"ヤバい奴"という認識はとてもありがたかった。だが、上記を質問した後に、聞かなければ良かったと少し後悔して。自分は嘘が得意な分、他人の嘘にも敏感だ。恐らく、貴方なら気を使ってそんなことは無いと表面上は言ってくれるだろうが、あくまで"表面上"だ。本当にどう思ってるかまで漠然だが分かってしまう。"どんな風に思われてもいい"というのも、貴方からというなら話は別。そんな風に思われてたら…と考えるだけでも恐ろしく。)
…そういうことなら……
(大きな組織なだけ、過程ではなく”結果主義”という点には何故か納得してしまう。「自分以外の人と役でも恋人になんてなりたくない」という言葉を聞けば、それが心に染み渡り嬉しい気持ちが身体を満たしていき。恋人役になるはずだった幹部の女性は、あなたのことを散々な悪口を上手くまとめた酷いあだ名で呼んでいることを知れば、「酷い!!」と起こる気にもならないほどあなたが可哀想で。哀れんでいるわけではない、ただあだ名の衝撃が強すぎて引いているのだ。そんな女性と一緒に行くあなたも、そう呼んでいる女性も得をしないと思い、そう言うことなら、と頷いて。)
いいえ、全く…。でも、あなたの良さを知っているのは私だけでいいのです
(あだ名様な人物に見えるか、と聞かれると嘘をつくことなく正直に言い、首を振る。あなたは最初から自分に優しかった。そんなことを思うわけが無いだろう。そんなあだ名が付いていても、あなたの良さや優しさは自分だけのものが良くて、そんなことを言って。)
──────ありがとう、(貴方のそのまっすぐな瞳を見てはすぐに分かった、"嘘じゃない"ということが。自分は、それがどれ程に嬉しかったんだろうか。数字で表すと天文学的な数になるんだろう。驚いたように少しだけ目を見開いた後、「照れる」という己の感情に困ったように視線を斜め下に逸らした後、ほんの少しだけ頬に赤みをさしながら、貴方の目をしっかりと捉えては、心底嬉しそうに自然な笑みを浮かべては心からの感謝を伝えて。)
……なら、朝は早いし__今日はもう寝る準備をして、早く寝た方がいいかもね。(なんと、任務は明日の夜らしく。事前準備の為に今日は早く寝て、明日は早起きし、準備も打ち合わせも詳しい内容も、明日話したいと彼は言い。)(「うーん」と小さく唸りながら、顎に指先を添えて、考える動作をし。)
今日はこのままお泊まりして、一緒に寝る?それとも、お家まで送ろうか。どーします?お嬢さん、(と悪戯っぽい笑みを浮かべながら、口調を変えて、明らかにからかいながらそう聞いて。)
わかりました。…では、今日はご一緒させてもらいます
(今日は早く寝て明日に備えた方がいい、と言われると頷いて。明らかにこちらをからかうように悪戯な笑みを浮かべながら、今日は泊まるか家に帰るかと聞かれると、明日合流するのも面倒だというのと、もちろんあなたと一緒に寝てみたいという理由で泊まりたいと言って。)
…あの、お風呂をお借りしてもいいですか?
(このまま寝るような流れになっていたが、あなたも自分もお風呂に入っていないし、歯も磨いていないことを思い出す。やはり16歳ということもあり、組織ではきちんとした年齢に見合った時間帯の生活を送っているらしい。人の家に泊まり込んで此方からお願いするのは気が引けるが、清潔な体を保ちたいのかそう聞いてみて。)
本当に、渚紗ちゃんって肝が据わってるよねぇ…あぁ、勿論だとも。(恥ずかしがってお家に帰ると言うと予想していたのだが、まさかのこの家にお泊まりしていくらしい。勇気というか度胸というか、色々素直に感心させられて。その一方で、悪い気はしないが嬉しいような、心配が勝つような、、境界線を彷徨っており、彼は今かなり複雑な気持ちで。)
……どっちがいいかな?俺が先に入るか、渚紗ちゃんが先に入るのか、、────というか、お洋服は取りに1度帰った方がいいよね。(貴方が入ったお湯に、自分が入るという事実が貴方にとって気持ち悪いんじゃないか、でも自分が入ったお湯に貴方が入らなければならないのはもっと貴方にとって気持ち悪いんじゃないか、と葛藤の末、最善の選択を判断しかねて上記を尋ねて。数分、数時間も経てば、パジャマ姿の貴方が見られると思うと内心何故か涙が溢れてきそうで。正直もう4んでもいい。人生に悔いなし。)
私はどちらでも…入れさせてもらう側ですから。…適当なTシャツとズボンを貸していただけるなら、帰る手間も省けるのですが…
(肝が座っている…というよりかはあなたには酷いことをされないとわかっているからこのような油断しているような態度をとってしまうのだ。どっちから先に入るのか、と聞かれると一番困るであろう「どちらでもいい」という返答をする。実際にどちらでも構わないし、自分はお風呂を貸してもらう側のためそんなことまで決める権利は無いと思っていて。お洋服を取りに行かなければいけないね、と言われると確かにそうか…と服を取りに行こうと思うが、ここから組織までは遠いためどちらかの能力を使うことになるだろう。これもまた自身の我儘なのだが、もう使わないようなTシャツとズボンを貸して欲しい、と言ってみる。)
…そうかい、、じゃあ先に入ってもらおうかな。(邪心は無い、というかあったとしても消せばいい。そんな事実はなかったんだと、いつも通り入ればいいだけだ。貴方には1番綺麗な湯船に浸かって欲しいと思っただけ。そう、それだけ。)
────え??????それってつまり…(「彼シャツってやつじゃないの?」と、声には出さなかったものの、SNSで見たことのある、聞いたことのあるような単語が頭を過ぎり。貴方のパジャマ姿を見れないのは残念だが、そう焦る必要もない。1年もあればきっと、必ずまた見れる機会が何処かで訪れるだろう。それ以上に、自分の服を着た貴方を想像するだけで、もう既にきゅん4。くらくら中毒、ぶっ倒れそうになり。彼にとってパジャマ姿とはまた違った良さと萌、浪漫があるのだろう。勿論、何とか心で留めて踏み止まり倒れないようにはしたらしいが。)
ん、、着いておいで。(調子を取り戻しては、そう声を掛けて立ち上がり、先々は行かず、あくまでゆっくりと歩いてクローゼットまで案内して。「んー、」と軽く唸りながらも、貴方が寝るのに良さそうなTシャツとズボンを真剣に一つ一つ見極めては厳選し。)
……かなりぶかぶかだとは思うんだけど、、こんなのでもいいかな、?(厳選して最終的に選ばれたTシャツとズボン、セットで手に取っては貴方に見せ、そう尋ねてみて。)
わかりました、ではお先に入らせていただきますね
(自分に綺麗なお湯のお風呂に入って欲しいという思いやりからだろうか、自分から先に入ることになれば頷いて。物が少ないこともあり、この家の中はとても綺麗なためお風呂も綺麗なんだろうなぁ、と思いながらクローゼットまで案内され大人しくついて行く。)
ありがとうございます、洗って返します。…お風呂の場所を教えていただけますか?
(あなたによって厳選されたTシャツとズボンのセットを受けてると、それらはシンプルなデザインで伸びもよく寝やすそうなものであなたの気遣いに心が暖かくなって。ぶかぶかなのは当たり前だ。自分とあなたでは身長差が30cmほどあるし、肩幅や骨格も違う。洗って返す、となんとも律儀なことを言いながらお風呂の場所を教えてほしいと言って。扉がいくつもあって、どれがどの部屋なのか全く把握していないため、あなたがいなければ部屋を間違えてしまうだろう。)
あぁ、(律儀だなー、可愛い。とか思いながらもまた歩き始めて。何しても彼にとっては可愛いんだと思われる。彼の家は田舎に、わざわざ仕事場からもかなり離れた場所に建てられてるため(めんどくさいから住みやすい都会が良かった)かなり広いので移動距離もそれなりで。途中に洒落た絵画が飾られていたりもして、(任務でオークションとか潜入したりして雰囲気を楽しむために雑に落としただけ)、そこまででは無いが、雰囲気的にはもはや邸宅という表現の方がしっくりくるかもしれない。勿論自分で土地ごと買ったのは買ったけど、買おうと思った訳じゃない。唯一自分からお金を奪ってくれる存在。そこだけは虚しさを少し削ぎ落としてくれるので感謝している。)
はい、とうちゃーく♪ ここがお風呂だよ。ドライヤーとかシャンプーとかリンスとか、、ここにある物ならなんでも、好きに使っていいからね。あ、あとこれ、入浴剤。疲労回復効果があるんだけど…入れてもいいかな?
(脱衣所の更に奥、扉を開いた先は黒を基調としたまたしても大きい訳じゃないが高級感溢れる浴室で。あまり思い入れがないが、景色だけはかなりお気に入りで。)
もちろんです、ありがとうございます
(お風呂がある場所に行く途中には、お洒落な絵画が飾られており、それがこの家をより引き立てているようで印象的だ。広く、一人で来たら間違いなく迷ってしまうだろうし、扉が全て同じようなデザインのため、どれがお風呂の扉なのかもさっぱりだ。目的地であった風呂場まで着くと、黒を基調とした高級感溢れる浴室で景色がよく見えるようになっている。まるでホテルのようだな、と思いながら疲労回復効果のある入浴剤を入れるか、と聞かれると頷いて。)
(貴方から許可が取れると入浴剤を投げ入れて)
…どういたしまして。はははっ、これくらいお安い御用さ。何かあったらいつでも____ 、、、、(1人で住んでるので使用した事が無く、浴室の呼び出しボタンの正式名称ってなんなんだろう、なんて杞憂にすぎないことを真剣に彼は考えていて。)
この呼び出しボタンを押して俺のことを呼んでね。(結果、そのままの意味の言葉が出てきて。頑張って考えたけど 思いつかなかったらしい。)
────それじゃあ、こちらのことは気にせずに、心ゆくまでごゆっくりどーぞ。ほんとにそれ凄いから、、入浴剤の疲労回復効果、骨の髄まで堪能しておくれよ。(にこりと普段通りの笑みを浮かべては軽く手を振りその場から去って。)
(貴方から許可が取れると入浴剤を投げ入れて)
…どういたしまして。はははっ、これくらいお安い御用さ。何かあったらいつでも____ 、、、、(1人で住んでるので使用した事が無く、浴室の呼び出しボタンの正式名称ってなんなんだろう、なんて杞憂にすぎないことを真剣に彼は考えていて。)
この呼び出しボタンを押して俺のことを呼んでね。(結果、そのままの意味の言葉が出てきて。頑張って考えたけど 思いつかなかったらしい。)
ほんとにそれ(入浴剤)凄いからさ、、誰かとこの感動を分かち合いたかったんだよね。入浴剤の疲労回復効果、骨の髄まで堪能して、俺に感想聞かせてくれよ。
────それじゃあ、この辺で失礼するから、、こちらのことは気にせずに、心ゆくまでごゆっくりどーぞ。(にこりと普段通りの笑みを浮かべては軽く手を振りその場から去って。)
ありがとうございます
(あなたがこの場から居なくなると、早速服を脱ぎシャワーを浴び、シャンプーで頭を洗い流し…といつも通りの順番で終えていけば、最後に湯に浸かり。疲労が溜まっていた身体にお湯の温かさが染みて思わず声が漏れそうになるほどだ。それと共に入浴剤の香りが鼻孔をくすぐり、溜まっていた疲労が身体をぬけていくのが分かる。あなたの言う通り、まだ少ししか浸かっていないが入浴剤の効果はすごいものだと実感していて。逆上せないように5分ほど浸かると、お風呂を終えて。置いてあったタオルで体や髪の水分を吸い取れば、あなたが用意してくれたTシャツとズボンを履く。分かっていたが、想像していたよりもぶかぶかでズボンは丈が有り得ないほど長く、Tシャツは肩幅や骨格が違うため肩の部分がずれ落ちそうになる。ズボンの方は裾を何回も折って調整する。髪は短いし、今日くらいドライヤーをしなくても大丈夫だろうと思いタオルと自然乾燥だけで乾かそうと決めて。記憶を辿りながらリビングまで戻れば、ソファに腰掛けているあなたに声をかける。)
────上がりました。あの入浴剤、すごいですね。体が少し軽くなったような気がします
(とお風呂の温かさにより火照り赤くなった頬や濡れた髪、ぶかぶかなあなたの服を着ている姿をお披露目(?)するような形で入浴剤の感想を伝える。)
(今日は本当に何も無いオフの日ということで、貴方も居なくなってしまってはまた1人、暇になってしまった。スマホでSNSを見たり、テレビを眺めていたりもしたが、今は中途半端な時間でいいのも無くて飽きてきてしまったのか辞めにして。深く息を吐いた後、ゆったりとソファに体を預けては、気怠げにボーっと、無意識にタバコを吸い始めて。貴方が来ているというのに、いつもの悪い癖だ。その瞳には、底が知れない蕩ける様な闇を含んでいるようにも見えるだろう。普段騒ぐ分落差が激しく、一人の時は大体こんな感じになってしまうらしい。貴方といる時を知ってしまったからこそ、尚更なのかもしれない。)
!?……………っ、、、(だが、そんな闇をも全て浄化するのが貴方である。そちらに目を見遣った瞬間、ポロりと煙草を落としては完全に釘付けになり言葉も出てこず彼は固まってしまって。)
落としましたよ……、、あの、なにか変でしょうか?
(扉を開けた時に煙草の匂いがしていたため何となくわかっていたが、予想通りあなたは煙草を吸っていて。あなたがこちらを向いたかと思えば、その煙草をポロッと落とし、家が燃えてしまうだろうと思いながらそれを拾い上げてあなたに渡そうとする。だが、あなたは石のようにこちらを見たまま固まってしまい。やはり服がぶかぶかすぎて不自然だろうか、と思いながらもあまりにも長い時間見てくるため恥ずかしさと気まずさで視線を少しばかり泳がせながらこちらを見てくる意図を聞く。)
……………。
(考える前に体が勝手に動いていた。タンザナイトは、冷静を象徴する宝石ではなかったんだろうか?ボスの目に狂いは無いはず。こんな事は初めてだ。"まだ知らない"複雑な感情が交差する中、同時に本能的に、未知に興奮し、心まで踊っているのが分かる。少し力を入れると折れてしまいそうな細い手首の感触に内心ギョッとしながらも、出来るだけ優しく、それでも逃すまいという明確な意思が感じられる程の力で掴み、グイっと引っ張っては体勢を崩させ、此方に倒れ込んでくるよう仕向けてみせる。そして、そのまま流れるように無言でぎゅっと貴方を抱き締めて。)
わ、っ…。どうしましたか?具合が良くありませんか?
(あなたに手首をグイッと引っ張られると、当然だがあなたの方に倒れ込むような形になる。そのまま倒れた体をあなたによって抱き締められると、先程から一言も発さないためどこか痛かったり体が優れなかったりするのかと思いそんなことを聞いてみる。同じシャンプーやリンスを使っているせいか、それともあなたの服を来ているせいか自分からあなたの匂いが少し違和感を覚えながらも嫌な訳ではなく、むしろ心地がいい。抱きしめられるのは好きだ。もちろんあなた限定だが。なんだか守られているような、包み込まれているような気がする。こちらも抱き締め返しながら、話してくれないのが新鮮で、こちらも話すタイプでは無いため少し困惑しながら甘えるようにあなたの胸板にすりすりと赤くなった頬を擦り寄せる。)
────いいや?確かに、心臓がドキドキはしてるけど、、きっとこれは"恋の病"ってやつだから、気にしないで。("具合が悪いのか"と貴方から心配してもらっては、胸がぽかぽかするのを確かに感じながら、冗談っぽく聞こえるが恐らく事実をそのまま伝えて。実は隠してはいるものの、今日使った分の能力の代償が丁度今降り掛かってきているのもあり貴方のその勘は正しいと言える。少しゾッとしてしまった。いつかは自分を構成する嘘も何もかも、貴方に自分の全てを見抜かれてしまいそうで。)
(自分の服を着た貴方を上から下まで改めて眺めては、自然と口角を緩め。"俺、男のロマン叶えちゃった、、オニキスちゃんにもはーなそっと"なんて案外呑気に唯一の友人に貴方とのことを話そうと考えながら、言葉を紡ぎ始めて。)
うん、、可愛いね、凄く似合ってる。
……あーあ、渚紗ちゃんのこと、俺が全部独り占めできたらいいのに。(相変わらず何を考えているか分からない、だが確かに熱を帯びたその瞳で貴方を捉えては、上記をいつもよりワントーン低い声で無意識に呟いていて。非常にまずい。)
ありがとうございます、……独り占め、できてますよ
(”恋の病”…自分とあなたは契約で恋人として結ばれているだけなのに、と思いながらもそう言ってくれるのは嫌ではないため口には出さないで。今日使った分の能力の代償が今あなたの身に降り掛かっている、とはもちろん知らずに、ただあなたが一言も発さなかったため体調が優れていないのかと思っただけだ。あなたの服を着た自分を上から下までじっくり見られ、可愛い、すごく似合っていると言われると少し恥ずかしさを感じながら感謝の言葉を口にする。普段よりワントーン低い声で自分を独り占めしたい、と呟いたのが聞こえれば、少し間を空けたあとあなたに抱きついたまま合っていた視線を逸らし、恥ずかしさなのか、まだお風呂の熱が抜けていないからなのか分からないが、頬を赤く染めたまま上記の言葉をポソッとつぶやく。)
……あっははっ、渚紗ちゃんはピュアだね。澱みのない綺麗な海みたいに透き通ってるのは、、目だけじゃないみたいだ。
("ピュア"というのは皮肉っている訳では無い。彼にとっては心からの褒め言葉だ。しっかりしているのに、案外年相応で可愛らしい、貴方のそういうところが大好きで。彼は激重タイプ、恋したら厄介系の男なため、貴方の想像している何倍も深いんだろう。独り占めの基準がまず狂っているのだ。)
俺の言ってる独り占めの意味…いずれはお嬢ちゃんにもちゃんと教えてあげなきゃね。__まぁいっか。そう焦らずとも、お利口なお嬢ちゃんならすぐにでも、、俺のことなんて見抜いてしまうだろうしな。
(愉しげに上記を言いながらも、困ったように笑う。これも授業。まだ貴方を独占できていないと彼はいう。貴方の全てを独り占めする上で邪魔な存在、やはり───。と、実に愚かで邪心だと理解していながらも、虚ろに彼らの姿が思い浮かぶ。貴方の組織の人達には明日にでも、任務の件もあるわけだし挨拶に行かないとなと改めて思って。)
…見抜く、とは…?
(海に似た瞳のように透き通っていてピュアだ、と言われると少し子供扱いされたような気もするが、まぁいいだろう。あなたの言う”独り占め”と自分の思う独り占めは何が違うのだろう。いずれは教えるとあなたは言うが、本当だろうか。聞いても上手くかわされる未来が見えるのだが…。あなたが想像している自分を独り占めするために”邪魔な存在”を思い浮かべている、なんてことは微塵も知らずにあなたが言った「俺のことを見抜く」とかなんなのだろうか。自分はあなたのことを見抜いたことは一度もない、と思っていて。どうやら彼女はあなたが欲しがっていた”人からの暖かさ”などをあげていたのは無意識だったらしい。あなたの感情が表情や行動に出ているならまだしも、そうでなければあなたの感情は全く予測できないと思っていて。)
………渚紗ちゃんは、まだ知らなくていい。
(今教えてあげてないのは間違いなく自分なのだが、宥めるようにして貴方の頭をよしよしとゆっくり、優しく撫でていて。)
さてと、お風呂に入って綺麗になった渚紗ちゃんを俺が汚したら大変だからね。俺もそろそろお風呂入ってこよっかなぁ、
_____ん?(そろそろお風呂に入ってこうかな、と貴方に声をかけたのだが、一点気になることがあり。美しい白銀色のその髪にそっと触れては見たら分かるのだが確信して、あることに彼は気づいてしまったらしく。普段の艶と頭を撫でる際に触れた時など、サラサラ具合で貴方が髪をちゃんと手入れしているのは流石に分かるので、"此方を気遣ってくれたのだろうか"と頭に過ぎり。それなら…と、貴方を抱えたまま脱衣所へと足を運び。脱衣所へ着くとそっと降ろすと同時に椅子に座らせて。)
ぇ、ちょっと…っ
(やはり言葉の真相を教えてくれないあなたに「もう…」と少し拗ねるような声を漏らして。そろそろお風呂に入ってこようかな、と零すあなたに頷くとあなたを待っている間、何をしようかということも同時に考えていて。だが、頭を撫でた際に自分の髪をまだ乾かしていないということに気が付いたのか自分を抱き上げると脱衣所へ連れて行かれ。椅子に座らせられるとあなたの方を見て。)
あの、一日くらい髪を乾かさなくても大丈夫ですから…
(とここに連れてきた意図を完全に汲み取っていて上記のことをあなたに伝える。)
えー、そんな釣れないことこと言わずにさぁ、せっかくだから使ってってよ、無駄に高いドライヤー。(貴方から「大丈夫」と返されては、少し気怠げで、子供ほどの無邪気さ、元気、やる気は全く感じられないものの、まるで子供がお菓子を買って欲しいと駄々をこねるように、上記を貴方に訴えかけて。同時に気怠げではあるものの、確かにその紫の瞳は、何か大きな野望を秘めていて。)
俺、世界の最先端技術の感動を、誰かと分かち合いたかったんだよねー!(続いて、突然規模が大きくなった。心にもなさそうな嘘くさい言葉を平然とにこにこと彼は語り。そして、彼の真の目的、本題へ移ることとし。)
……ねぇ、渚紗ちゃんの髪、俺が乾かしたらダメ?
…構いませんよ
(あなたが持っているそのドライヤーも、どうやらいい値段がするらしい。あなたの瞳はなんだか大きな野望が住んでいる気がして、”もしかして自分の髪を乾かしたいのか?”と思いながら「自分の髪をあなたが乾かすのはダメなのか」と聞かれると、断ったらまるであなたによって髪を乾かされるのが嫌、みたいになってしまうではないかと思い。別に嫌な訳では無いが、一日くらいサボってもいいだろうと考えていただけだ。人の髪を乾かすのは楽しいことなんだろうか、と疑問に思いながら、そんな頼まれ方をされてしまえば頷く以外に選択肢はなく。)
本当かい?!ありがとう。それじゃあ…ちょっと失礼。
(「わ~い!」と子供のようにきゃっきゃはしゃいでいたが、スっといつ間にか雰囲気が切り替わっていて、穏やかな笑みを浮かべ上記を述べては早速作業に取り掛かって。乾かす前に、フローラルな甘さの中にハーバルで爽やかな風を感じる、優しく包み込んでくれるような"ラベンダー"の香り付きのヘアオイルを貴方の髪に使用した後、ドライヤーで根元から髪を乾かし始めて。手慣れているのか、髪は撫でるように優しく触り、乾かす順番、当てる秒感覚も熱が刺激を与えない程度で微調整も完璧。まるで、過去に彼女でもいたんじゃないかと思う程に彼は手際良くこなしてみせて。ラベンダーの香りのものを使ったのは単純に一番思い入れが深く、好みの香りだから。)
渚紗ちゃんの髪は綺麗でサラサラだねぇ、、見惚れてしまいそうになるよ。少し触っただけでスルスル解けてくんだな……
いえ、人並みですよ
(優しく甘い花の中に清涼感や爽やかさのある香りの正体は、どうやらラベンダーの香りのヘアオイルらしい。その香りにどこか心が安らぐのを感じながら、慣れた手つきで髪を乾かし始めるあなたにまるで美容師にされているみたいだと思って。自分の髪はサラサラで綺麗だ、とあなたに褒められると人並みだと首を振る。たしかに普段から髪の手入れは怠らないが、それは外見の清潔感を保つためだ。いくらマフィアで血で汚れているとしても、外見だけは一般の少女のように維持したい。だが、その普段の手入れによってあなたに褒められるなら、これからは”あなたに褒めてもらうため”という目的でヘアケアをすることにしようか。)
─────そうかい?ここまで綺麗に手入れされてるのはなかなか見ないんだけどな、、(なんて、本心から不思議そうに自然と貴方への褒め言葉を呟きつつ、)……お疲れ様。乾かし終わったよ。(優しくぽんぽんと貴方の頭に触れ撫でては、乾かし終えたことを伝えて。)
わぁ~、凄い、、"天使の輪"ってやつだね。こんなに綺麗なのは初めて見たかも。
(と、貴方の髪の表面に見事に現れている、輪っか状の眩い輝きに感嘆の声を上げて。)
俺以外にも毎日これも見せてると思うと…はははっ、、(口には出し切らなかったものの、同時に衝動に駆られるかのように澱んだドス黒いやるせない感情が込み上げきて。心だけでなくそのタンザナイトの瞳にもそれは現れているらしく。)
そうですか?ありがとうございます…
(髪がどちらかといえば短いため、すぐに乾き終わるとドライヤーの音や熱が止まり、少し髪に触れてみると、美容室終わりのように髪がさらさらしていて、艶も増した気がする。やはり高いドライヤーのおかげだろうか、それともヘアオイルか?なんて考えていれば、髪の表面に所謂”天使の輪”というものが現れていて。それに此方も感嘆の声を漏らすと、あなたは自分の綺麗な”天使の輪”を他の人にも見せてしまっているということに嫉妬していることを察知し。)
──海斗さん
(髪を見せない、わざと髪の質を落とす、ということもできないため、自分に出来ることはなにもない。ということは、あなたの嫉妬を止めることもできないということだ。では、自分にすることは1つしかないと思い椅子から立ち上がると両手を広げあなたの名前を呼ぶ。)
…………!
っ、、、ありがとう、気を使わせちゃってごめんね。こんなんでヤキモチ、嫉妬とか…おかしいよな、普通。気持ち悪いし、、
(一瞬彼は嬉しそうな顔をした、しかし…それは刹那に過ぎ去ってしまった。気を使って両手を広げ「海斗さん」と貴方に名前を呼ばれては正気に戻り、そう流石に貴方が大怪我を負わせられた時よりかはマシだがそれに続くともいえる澱みが溶け込んだ瞳で自傷気味にぽつりと呟いて。何か"トラウマ"でもあるのだろうか、頭の中で今の貴方が誰かと重なりフラッシュバックが起きたのかもしれない。というか貴方があそこまで傷つけられたのは彼の中でトラウマを超えていたらしい。「嫉妬」という感情はあまりこれまでも抱いたことが無いため、それ以外の何か強い感情がそれと重なったのかもしれない。普段は自分から距離を詰めるのに、逆に詰められると後退りしてしまう。大切な人に拒絶される耐え難い痛みを知っているのだとしたら、これは自分を守る為の弱気だろう。)
────俺は、お風呂に入るから…渚紗ちゃんも明日は早いし、こっちのことは気にせずにもう寝ててもいいからね。(そう、なんとか平常運転を取り戻そうとして無理やり笑みを浮かべてはそう告げて。)
…………!
っ、、、ありがとう、気を使わせちゃってごめんね。こんなんでヤキモチ、嫉妬とか…おかしいよな、普通。気持ち悪いし、、
(一瞬彼は嬉しそうな顔をした、しかし…それは刹那に過ぎ去ってしまった。いつもの余裕そうな表情も消えて、焦っているようにも見えるかもしれない。気を使って両手を広げ「海斗さん」と貴方に名前を呼ばれては正気に戻り、そう流石に貴方が大怪我を負わせられた時よりかはマシだがそれに続くともいえる澱みが溶け込んだ瞳で自傷気味にぽつりと呟いて。何か"トラウマ"でもあるのだろうか、頭の中で今の貴方が誰かと重なりフラッシュバックが起きたのかもしれない。というか貴方があそこまで傷つけられたのは彼の中でトラウマを超えていたらしい。「嫉妬」という感情はあまりこれまでも抱いたことが無いため、それ以外の何か強い感情がそれと重なったのかもしれない。普段は自分から距離を詰めるのに、逆に詰められると後退りしてしまう。大切な人に拒絶される耐え難い痛みを知っているのだとしたら、これは自分を守る為の弱気だろう。)
────俺は、お風呂に入るから…渚紗ちゃんも明日は早いし、こっちのことは気にせずにもう寝ててもいいからね。(そう、なんとか平常運転を取り戻そうとして無理やり笑みを浮かべてはそう告げて。だが、細かい手の震えまでは上手く隠すことは出来ず。)
…?ハグ、しないのですか?
(あなたは自分に気を使わせてしまっている、というがこのような行動をしているのは気遣いではなく、あなたを苦しめているその感情を少しでも軽減できたらなという願望だ。それに、ハグはストレスの3分の1を解消できるらしい。普段仕事で忙しいであろうあなたは人よりもストレスを溜め込んでいるだろう。腕を広げたら飛び付いてくる、と思っていたのだが逆効果だったようで自虐気味に先程嫉妬やヤキモチを焼いていたことを気持ち悪いよな、と言う。もちろん気持ち悪くなんてない。逆に自分なんかに嫉妬してくれるのは嬉しいまである。(だからといってわざと嫉妬させるようなことはしないが)そんなことより、こちらが腕を広げて待っているのに抱きつかないのか?と抱きつくのが当然かのように首を傾げて聞いてみる。細かく震えている手、無理やり口角を上げているあなたをそのまま放っておくわけがないじゃないか。)
俺は風呂に_____
いいやごめんね、やっぱ無理だわ。ハグしたい、(そう返すと体から、もはや余計な力が抜け落ちていくのを感じながら、ぎゅっと貴方に抱きついていて。トラウマに、彼の中の渚紗ちゃんのことが好き好きパワーが、"愛と欲望"がなんと勝ってしまった。「やばいなー、これ。またまた~、、どうせこれも嘘なんでしょ?」なんて心の中でぽつりとツッコミを入れ呟きつつ、心の奥底では血の気が引いていて。自分で言うのもどうかと思うが、かなり色んな事を過去含めて拗らせているタイプの人間だと思う。普通こういうのってハグせずに距離をとったり拒絶してしまったりするんじゃないだろうか。俺は風呂に、までは良かったじゃないか。"いいやごめんね、やっぱ無理だわ。ハグしたい"??????
本人がこの発言とその後の行動に間違いなく一番引いていて。)
ん…最初からそうしていればよかったのです
(俺は風呂に…と言われると、不服そうな表情を一瞬見せたもののその後にすぐハグをしたい、と言われると少し表情が普段よりも明るくなったのはあなたなら見てすぐに分かるだろう。あなたにハグをされると満足気に上記の言葉を伝えると、あなたの体温、匂い、感触を身体全てで感じ取り、受け止めていて。)
海斗さん、私はあなたに嫉妬されることに気持ち悪いとも、可笑しいとも思いませんよ
(先程までは触れていなかったが、あなたが言った「ヤキモチや嫉妬はおかしいし、気持ち悪いよな」という言葉について否定する。嘘ではない、本心だ。あなたと話している時は強がり以外に嘘をついたことなんて一度も(恐らく)ないだろう。それくらい、あなたには自分でも驚くほどつい本音を呟いてしまうし、我儘を言ってしまう。「カフェで言ったでしょう、嫉妬も感情も隠さないで欲しいと。…約束、破らないでください」と少し怒っているような、不満そうな表情で頬を膨らませるとあなたをじっと見て。)
……渚紗ちゃんって、怒ってる時ですら可愛いんだな。
("ハグしたい"と我儘を言うと、幼気がまだ残るお人形さんのように整った可愛らしい顔が、僅かではあるものの"ぱああっと"明るくなった気がした。満足気に「最初からそうしていればよかったのです」なんて言われては、"ずっきゅーん"と自分の心が撃ち抜かれたのを彼は感じて。それと同時に、"これで人との関わりが少ない未成年の女の子だとか信じられない"と、思わず腰を抜かしてしまいそうなくらいには驚愕し。"魔性"という言葉を当てはめてみても違和感すら感じ無くて。)
(不満気な表情をして頬を膨らませ、こちらをじっと見てくる何ともまぁ愛くるしい貴方を見ては、「これ無料?????ファンサービスってやつかな。熱すぎない?」なんドルオタ思考にいつ間にかなりかけていたりもして。流石にこれは心の奥底に閉まっておいたが、ずーっと眺めている内にある可愛らしい動物と貴方がぴたりと重なっていき。ちょっとした好奇心から、リスのように膨らまされている頬にそっと優しく触れてみては、興味深そうに、可愛らしい動物を愛でているような優しい笑みをふっと浮かべ、そのまま下記を伝えて。)
──────ぷにぷにしてる、、リスみたいだね、
ちょ、っ…話を聞いてください…!
(表情を一つ変えるだけであなたが心の中でアイドルオタク気質と化しているなんてことは微塵も知らずに、呑気にあなたが抱き締めてくれたことを嬉しく思っていて。自分が頬を膨らませていることで、その姿をリスと重ねたのか、膨らんでいる頬に優しく触れられながら「リスのようだ」と言われると「怒っている時ですら可愛い」と言っていたこともあり、自分の話を全く聞いていないあなたの様子にまたもや怒ったような表情をする。普段表情を動かさない分、感情を行動で示すことが多いため、このように頬を膨らませるのだ。怒ったような表情する、ということは頬を膨らませるということなので、これに再びあなたが「リスのようにかわいい」なんて言うものなら、負(?)の連鎖だろう。)
っ…はははっ___まあまあ、、そう焦らないで?お嬢ちゃん。こういうのはね、ちょっとずつちょっとずつ…日進月歩ってやつなのさ。確かさ、オニキスちゃんも言ってたんだよ。
(貴方が可愛すぎてもはや笑えてきた、というか笑った。話を聞き流し誤魔化している自分に、またもや怒る貴方にこういうの(恐らく、心の内を全て明かすこと、隠せなくなってくることetc...の事を特定の物では無く、諸々彼は言っているのだろう。)は焦らずとも少しずつ少しづつ、自然となっていく(べき)ものなのだと話し。友人であるオニキスにも、タンザナイトの距離の詰め方が異常だった時に、かなり言葉を彼らしく改変しているが同じような事を言われたらしく。)
……致死量の幸せをどうもありがとう。渚紗ちゃんの目の前で俺が無様にキュン4してしまう前に風呂に入ってリセットしてくることにするよ。渚紗ちゃんは寝ててもいいからね。ゆっくりおやすみ、(そのまま流れるように軽々と再び抱っこしては貴方を寝室まで運び優しくベットに降ろして上記を伝えて。別に嘘は一言も発していない。事実である。)
はい…、、?おやすみなさい
(「キュン4」という最近の若者が使うような言葉をあなたが使うのはどうも違和感を覚えてしまう。もちろんあなたも若者の部類に入るのだが、どうも流行語を使われるのは慣れない。周り(組織)に自分と同年代の人がいないからだろうか。なんて思っていれば流れるように抱き上げられ、そのままベッドに優しく下ろされてしまえばあなたはお風呂に入るようで、その間に寝てしまっても構わないと言われる。おやすみ、という言葉をこちらも返すとあなたがいない時間が再びやってきて。前までは一人でいる時間の方が好きだったのに、今はあなたがいない静かな空間が違和感でしかない。疲れているはずなのに寝付けそうにないため、リビングにあるスマホを手に取ると、寝室へ戻りベッドに座り下半身に毛布をかけるとそのまま膝を折り曲げ、身体を小さく丸めながら、カフェの情報収集などをしてあなたが帰ってくるのを待っていて。)
(寝室から離れては抑えていた一人では、とてもじゃないが抱え込みきれない程の想いが自分諸共爆発しそうになりすぐに友人に電話でhelpを求めて。数分後_____)
そうなんだよ!俺、男のロマン叶えちゃったんだよねぇ~、、レイちゃんったらさ、正直顔はドタイプだし、性格も4ぬ程いいし、人の命をいとも簡単に奪えちゃうくらいに一つ一つの動作仕草表情…もう全部可愛くて本当に4(以下省略)
─────風呂入りながら携帯か…絶対落とすなよ。はいはい、良かったな。お前が本当は56すべき相手だったあの未成年で6つも歳が下の"レイチェル"にどうしようもないくらいに惚れ込んじまったのはよく分かったわ。……んで?全部って、具体的にはどこが好きなんだよ。(面倒くさそうにしながらも、単純に"タンザナイトが未成年の6つも歳が下の女にガチ恋をした"というのが面白いのもあるが、案外彼はノリがいいため話を聞いてくれ。暫く、タンザナイトの渚紗ちゃんトークが収まることもなくそれを聞くオニキスも興味津々なため結構会話は弾んで。)
……ねぇオニキス。爺さんもさ、1年間だけ…あの子の「保護者兼仮恋人」でいるくらいなら、、きっと許してくれるよな。
─── ま、1年くらいならな。(確信は無かったが、"許されない"なんていうのはあまりにも残酷だろう。彼を気遣い静かにぽつりとそう返して。)
(ドライヤーで雑に髪を乾かし、風呂からも上がっては時計を見ると電話もしていたのもあり結構経っていて。"もう渚紗ちゃん寝てるよな、、起こさないようにしないと、"なんて考えながら音を立てないように寝室のドアをそっと開けて。風呂上がりの彼はまだ髪が少し濡れていたり、風呂の熱によって身体が全体的にちょっぴり赤みを帯びていたり、普段はきっちりしているが、パジャマシャツのボタンを2つ開けてたりもしており、より一層、大人っぽく独特な雰囲気と"色気"というものを醸し出していて。)
───おかえりなさい。遅かっ、た…です、ね…
(あなたがお風呂に入ってから30分以上経過した頃だろうか、改めて時計を見ると成人男性にしては長風呂なんだな、と思いながら再びスマホに視線を移そうとすると扉の悪音が聞こえて。完全にオフだからといって、職業柄人の足音には敏感な方だが、扉の開く音で初めてあなたが来たと気が付いたため、自分が寝ていると思ってできるだけ音を立てないようにしてくれたのだろう。扉の方に目をやれば、まだ水分が残っているせいで深くなった濡れ羽色の髪、火照りで赤くなった顔や体、お風呂の熱で暑さを感じているのかパジャマシャツのボタンを上から2つまで空けている。その光景を目にすれば、刺激が強すぎたのか「遅かったですね」の言葉が途切れ途切れになり、視線をあなたから背けて。白銀髪の影からチラつく小さな耳と頬は明らかに赤く染まっているだろう。)
────もしかして、俺のこと待ってくれてた?
少しお友達と電話してたんだ、遅くなってごめんね。(予想に反して起きている貴方を見ては少しだけ目を見開いて。こちらのことは気にせずに貴方はもう寝ていると予想していたのだが、それは大きな間違いだったらしく。発言から考えるに、貴方の様子を見るにわざわざ待ってくれたのだろうと察しては申し訳無さそうにしていて。)
___ん、、どうしたの、俺が居ないうちに何かあったのかい?……頬っぺと耳が赤いな、、まさか熱があるんじゃ、(お風呂上がりの自分の姿が貴方にとって刺激が強すぎてこんなことになっているなんて、気づく筈もないが、同様に貴方の異変に彼が気づかない筈も無く、とても心配そうにしながら耳や頬が赤くなっていることを指摘した後、貴方が座っているベットの方へ一歩、一歩と近づいていき。)
いっ、いえ…大丈夫ですから…!
(身体の内側が熱くなる感覚に、何となく自分でも気が付いていたがどうやら自分の頬や耳は今赤くなってしまっているらしい。その赤さに熱があるのではないかととても心配そうに気遣ってこちらに進んでくるあなたに頭がパンクしそうでどうにかしてあなたを近づけさせないように、自分の視界に映らないようにしようとするもどうすることも出来ず、三角に折りたたんでいた足の膝に顔を埋めて。)
色気が…ありすぎなんですよ…っ
(プシューっとパンクしきった頭からはまるで湯気が出ていると錯覚させるほど、頬や耳だけでなく顔を真っ赤に染め上げ、ついに観念したようにチラッと頭を見て、また視線を背ければあなたの色気がとんでもないことになっていると伝える。)
(「へぇ?」と、彼はからかっているのか、貴方からのまさかの返答に分かりやすく、わざとらしく興味を示すようにして。"色気がありすぎなんですよ"なんて、ストレートに茹でタコのように顔まで真っ赤に染めながら貴方に言われては、初めは上記のように反応しながらも鳩が豆鉄砲を食ったようにきょとんと固まっているのも事実で。色気、、、どうやら風呂上がりの自分はとんでもなく"色気"があるらしい。今の貴方が嘘をついているようには全く見えないし、自分の顔が良いのは知っているのでそうであったとしても確かに可笑しくはないのだろう。"いいことが知れた"といわんばかりの様子で、ニヤリと何処か悪戯な笑みを彼は浮かべていて。そして、この状況が実に愉快で楽しくなってきたのか、火に油を注ぐような爆弾発言を投下する。)
……これから俺と毎日添い寝するのに?
へ、っ…いや、ちが…っ、くはないんですが…、でもっ…
(選択肢を間違えてしまった。色気によって自分がこのような状態になっていることを率直に伝えれば、あなたがからかってくるなんていうことは容易に想像できたはずだ。顔を見ることが出来ないので、あくまで想像でしかないがあなたは今意地悪な笑みを浮かべているだろう。「これから俺と添い寝をするのに?」と爆弾発言を投下されてしまえば完全に頭の中が限界突破したのか一人で自分でも何を言っているのか分からないことを呟いていて。)
……っあ、あまり…いじめないでください…っ
(少し経つと、あなたの手を力なくきゅ、と握れば顔の赤みはまだ全然残したまま、羞恥心によって潤んだ目であなたを見つめ、自分はベッドに座っているということもあり、普段よりも上目遣いで「いじめないで」ともっとからかいが加速するようなことを言って。)
(揶揄うも何もその前に今の貴方の表情や余裕のなさそうな喋り方で致命傷になる程に心が"ずきゅーん"と撃ち抜かれており、またもやきゅん4しそうにもなったが何とか踏み止まって。今の雰囲気も絶妙に光が灯らないタンザナイトの瞳も崩すことなく、微笑まし気に"ふふっ、"と笑みを零しては「いじめないで、、か。っ…ははっ、そんなつもりはなかったんだけどな。本当、可愛いんだから、、、もしかしてさ、お家に帰りたくなっちゃった?」と顔を軽く覗き込んでは貴方の考えていることを探るように何処か困ったように返した後、握られた片手をそっと離し頭の方まで持っていくとよしよしと撫でるのでは無く、ぽんぽんと軽く触れるように貴方の頭を撫でてはそのままスルりと頬の方まで持っていき。)
……ごめんね。でも、渚紗ちゃんが言ったんだよ。俺のお家にお泊まりしてくれるって、、今日は一緒に寝るんだってね。(その瞳を揺るがすこと無く、実質どれだけ恥ずかしがろうが今日は貴方と添い寝すると宣言して。)
いいえ、帰るわけないではありませんか
(いじめないで、という言葉にはあなたがからかったせいで自分が帰りたいと思っているのか、とどこか困ったように自分の考えを探るように聞かれ、首を振って帰りたくないと言う。握った片手を外されると、それに少し寂しそうな表情を見せたあと、ぽんぽんと軽くふれるように頭を撫でられる。そのままするっと頬の方まであなたの手が添えられると、先程自分から今日は泊まること、一緒に寝ることを言ったではないかと指摘される。)
えぇ、確かに言いました。でも、そんな姿で来るとは思っていなかっただけで…。
(もちろん、一緒に寝るのを解消する訳では無い。せっかくあなたと一緒にいるのだから、一緒に寝たいと思うのは当たり前だろう。ただ、その大人の色気が溢れて止まらない姿に戸惑っていただけだ。改めてその姿を見ると、また頭がパンクしてしまいそうになるのをグッと堪えて。)
………そうかい、それは良かった。申し訳ないけど我慢してね、、ついつい照れてる渚紗ちゃんが面白くて可……いつでも風呂上がりは俺、こんな感じだからさ、(普段からこうなのは嘘では無いが、多少ボタンを外さないなど改善の余地はあるだろう。本音をわざとらしく途中まで言いかけたりしながらも、貴方のその言葉を聞き、心の底では安堵してはそれを胸に静かに落とし、上記を貴方に伝えておく。これはこれからも変わることはないのだろう。)
──────ほら、おいで。
(「それじゃあ一緒に寝よっか、」と、貴方に伝えた後、自分も其方を向いたままベットに軽く横たわると手を広げ、あくまで自分からは抱き締めず貴方から来てスタンスでもっと此方に近づいてくるように言い。)
…暑苦しくは、ありませんか?
(あなたがベッドに横たわりこちらを向いて手を広げている姿はまるでモデルの雑記の撮影シーンのようだ。それくらい絵になるあなたの姿に驚きながらも、大人しく広げられた手の中にぽすん、と身体を埋める。お風呂上がりのため、いつもよりシャンプーやリンスの匂いが増していて、このベッドからも当然あなたの匂いがするため、こんなにあなたの匂いに包まれる環境は他にはなく。あなたは自分のことを中毒性がある、というがあなたも大概だろう。あなたの匂いに自分も中毒になってしまうそうなのだから。自分がそばにいることによって寝にくかったり、暑かったりしないかと少し不安げに質問して。)
…暑苦しくない、大丈夫だよ。渚紗ちゃんも大丈夫?暑かったら、エアコンの温度を下げるからね、
(抱きしめないで寝るという選択肢は彼には無いらしい。貴方の体はあまりにも彼にとっては小さく華奢で一歩力加減を間違えると骨がいとも簡単に折れてしまいそうで思わずギョッとしてしまう。だからこそ優しく、赤子に接するようにそっと抱きしめて。貴方を抱きしめるのはやはりあまりにも心地よく鼻歌を歌ってしまいそうになる位には肌なじみが良い。22年間で間違いなく今が一番幸福感で満たされており、気分が高揚しているのは自分でも分かるし、そうなるだろうというのは予めもう予想はついていた。だが、それでいてこの上ない程の安心感まで与えてくれるだなんて……そんなの最強じゃないか。貴方と出会ってこう思うのは何回目なんだろうか、1回2回の話では無い気がするのだが言わせて頂こう、"今なら俺、4んでもいいと思う。")
私も大丈夫です、お気になさらず。…もっと強く抱き締めても、いいのですよ?
(これまで何度か抱きしめ合うことはあったが、今回は赤子に触れているんじゃないか、と思うほど優しく抱き締められエアコンの温度を下げなくていいと首を振ったあと、「強く抱き締めても構わない」という言い方をしているが、本音はもっと強く抱きしめて欲しい、というもので。人を抱きしめ、抱きしめられながら横たわるのはこんなに幸福を感じるものだったなんて、と自分でも驚くくらい、この状態に満足していて。どうやら、それは彼も同じだったようで今なら俺、4んでもいいと思う、というあなたに少しばかりの笑みを浮かべれば「それは困りますが…、私も同じ気持ちです。人の体温は心地がいいものですね」と改めて、隙間がないくらいあなたを抱き締めれば、もっとあなたの体温を感じたいのか足を絡めて。)
……そうだね。本当、、、
(「この温かさは俺なんかには勿体ない、」そう思ったが声にはならなかった。ドロドロと纏わりついて離れない。幸せを感じる度に自分が元々どうしようもなくて最低な人間だと、貴方に釣り合って無いと思うのは大前提として、どうしてもあの出来事が頭を過ぎってしまう。一度は"命"を、それだけでは飽き足らず、貴方が命よりも大切だと思っているものでさえも諸共、ケラケラ笑いながら"全てをタンザナイトは奪い去ろうとした"という事実は、どう足掻いても彼の中でも、貴方の中でもきっとこれからも消えないのだ。……自分が貴方達に提供出来た良い事といえば、ある程度のものを失いながら命を賭け代として、貴方達を見逃したのはかなり大きいかったんだろうが、それ以外ならカフェで少し奢ったくらいだと思われ、大したことは全くしていない。
そのくせに、偉そうに自分の分の夜ご飯までわざわざ作らせたり、出会って2日目だというのにどうしようもない貴方への執着とまわりへの嫉妬心まで拗らせ始めている。自分が嫌いだ、どうしようもなく嫌いだ。全てを捨てる覚悟を決めたをあの日、タンザナイトになった日、捨てきることの出来なかった中途半端な優しさが貴方への悪影響を及ぼしているとしか思えない。"そこまで傲慢で9そで9ずならいっそ貫けよ、タンザナイト"とも思う。でも、それは出来なかった。生憎、こんなにも自分を求めてくれる6つも年下の海のように透き通った心を持つ可愛らしくて愛らしい少女を、拒絶する程の強固な精神を持ち合わせていなかったのだ。「本当に赦されていいといえるのだろうか?」「共にいる権利が、貴方を抱き締めて寝る権利が自分にはあるんだろうか?」疑問が後を絶えず、どうしようも無い後ろめたさを感じながら少し欠けていて埃を被り、本来の輝きを澱ませているともいえるタンザナイトのその瞳を僅かに細めた。終わりの見えない思考の渦の終着点、新たな一つの解が微かに浮かぶ。「自分からは驚く程に距離を詰めるのに、相手から距離を詰められると後退りをしてしまうのは何故なのか?」
それは、自分が相手を侵害してしまうと、"戻れなくなってしまう"と思うからなのかもしれない。降り注がれる感じたことも無い温かみが、"愛"が怖い。少し震える右手を左手の上に重ねることで貴方に悟らせないようにしながら深く息を吐いた後、漸く言葉を紡ぎ始めて。)
………渚紗ちゃん、俺はさ___お嬢ちゃんのこと、本当に"好き"になってもいいのかな?
"もっと"、もっとかい…力加減が難しいな、、ボキって折れちゃう気がして……
─────そうだね。本当、、
(「この温かさは俺なんかには勿体ない、」そう思ったが声にはならなかった。貴方の言葉に甘えて、貴方が物欲しそうな目をしているようにも都合のいいフィルターがかかっている気もするが、彼の瞳にはそう映ったため、強く抱き締めようかとも思ったが、幸せを感じる度に自分が元々どうしようもなくて最低な人間だと、貴方に釣り合って無いと思うのは大前提として、どうしてもあの出来事が頭を過ぎってしまう。一度は"命"を、それだけでは飽き足らず、貴方が命よりも大切だと思っているものでさえも諸共、ケラケラ笑いながら"全てをタンザナイトは奪い去ろうとした"という事実は、どう足掻いても彼の中でも、貴方の中でもきっとこれからも消えないのだ。
……自分が貴方達に提供出来た良い事といえば、ある程度のものを失いながら命を賭け代として、貴方達を見逃したのはかなり大きいかったんだろうが、それ以外ならカフェで少し奢ったくらいだと思われ、大したことは全くしていない。そのくせに、偉そうに自分の分の夜ご飯までわざわざ作らせたり、出会って2日目だというのにどうしようもない貴方への執着とまわりへの嫉妬心まで拗らせ始めている。自分が嫌いだ、どうしようもなく嫌いだ。全てを捨てる覚悟を決めたをあの日、タンザナイトになった日、捨てきることの出来なかった中途半端な優しさが貴方への悪影響を及ぼしているとしか思えない。"そこまで傲慢で9そで9ずならいっそ貫けよ、タンザナイト"とも思う。でも、それは出来なかった。生憎、こんなにも自分を求めてくれる6つも年下の海のように透き通った心を持つ可愛らしくて愛らしい少女を、拒絶する程の強固な精神を持ち合わせていなかったのだ。ドロドロと、染み込んでしまっては纏わりついて離れない溶け込んだ影が何度も何度も問いかけてくる。「本当に赦されていいといえるのだろうか?」「共にいる権利が、貴方を抱き締めて寝る権利が自分にはあるんだろうか?」疑問が後を絶えず、どうしようも無い後ろめたさを感じながら少し欠けていて埃を被り、本来の輝きを澱ませているともいえる灰簾石の瞳を僅かに細めた。終わりの見えない思考の渦の終着点、新たな一つの解が微かに浮かぶ。「自分からは驚く程に距離を詰めるのに、相手から距離を詰められると後退りをしてしまうのは何故なのか?」それは、自分が相手を侵害してしまうと、"戻れなくなってしまう"と思うからなのかもしれない。降り注がれる感じたことも無い温かみが、"愛"が怖い。少し震える右手を左手の上に重ねることで貴方に悟らせないようにしながら深く息を吐いた後、漸く言葉を紡ぎ始めて。)
………渚紗ちゃん、俺はさ___お嬢ちゃんのこと、本当に"好き"になってもいいのかな?
少し強く抱きしめられたくらいで折れるほど、やわじゃありませよ
(ポキッと折れてしまう気がする…そう言われると、そんなわけないだろうというようにクスッと微笑む。確かにあなたに本気で腕などを握られてしまえば折れるかも知らないが、力加減が難しいとは言っているものの、本当に折ってしまうほど力加減が分からないわけではないだろう。いつになったら強く抱き締めてくれるのだろう、とあなたの顔を見ると、思い悩んでいるような、何かを深く考えているような表情をしているのが目にうつり。…あなたのことは好きだ。でも、そのあなたをいつまでも苦しめているものの正体を一向に言ってくれないところは、嫌いだ。嫉妬も感情も、あなたのもの全てを自分に隠さず教えて欲しいのに。)
えぇ、早く…好きになってください
(「俺は本当に自分のことを好きになってもいいのか」と言われると、迷わず首を縦に振る。だが、その言葉を聞くのと同時にあなたは自分を好きになってくれていない、という事実が明らかになって。あなたが自分を本当に恋愛的に好いてはいないことは、もちろん知っていた。でも、心のどこかで期待してしまっていたのだ。ぽつりと、そのまま空気に溶けて消えてしまいそうなほどか細いの声で自分を好きになってくれ、と呟いて。)
そうかい、、なら___
(56しのターゲットで、相手に自分が殺意を抱いている場合だとかなら話は別だが、普通に少し強く抱き締めただけで"ポキッポキッ、ポキッ"と次々に骨が折れていくだなんて、貴方がいくら小さくて華奢な体つきであるとはいえど確かに有り得ない事ではあると頭では分かっていたものの、何故か結構真面目にそうなってしまうのでは無いかと最悪の場合をずーっと考えていたのもまた事実。クスッと微笑まれてはさっきまでの自分が恥ずかしく馬鹿らしくなってきた。束の間のくだらない杞憂にすぎなかったらしい。それでも怖いのは怖いため、1.2倍程度の力を加えて抱き締めてみる。普段は雑だが、貴方と関わる際は完璧な解に辿り着くための絶妙に微調整、積み重ねを大切にしていきたいと心に刻み込んでいて。)
………。お嬢ちゃんはさ、俺がなりふり構わず女の子と添い寝すると思うのかい?(寂しい気な表情を一瞬した気がした。後にぽつりと、空気に溶けて消えてしまいそうなほどか細いの声で"好きになってください"なんて貴方から言われては何かが妙だと考え、先程の自分の発言を遡り。「あぁ、これ誤解されてるかもねぇー、、」と、口には出さないものの心の中で呟いては、彼は状況を何となく理解したようで。この件に関しては間違いなく圧倒的に此方が悪いだろう。でも、これを上手く利用して自分は恋愛的に貴方を見てないという設定でいくのも案外ありなのかもしれい。ただ、貴方が悲しい思いをしてしまう可能性が少しでもあるのは耐え難く、迷いに迷い決め損なっては曖昧な返答をすることにして。)
勿論!お友達としての好きもあるけど…はははっ、ダメだなぁ、俺。
(これだけで留めるつもりだったのだが、口が勝手に動いており「爺さんに…"恋だけは絶対にするなよ。したらワシが切腹andお前を呪い56してやるからな!!!"ってキツく言われてたんだけどねぇ~。まずいまずい、今度墓参り行ってちゃんと事情説明するからさ、早まらないでねー、、」とあの世にいる爺さんとぽつりと会話して。これがほぼ答えだが、最後に決定打を打つことにして。やはり彼は、貴方が後ろめたさを抱きながら、辛い思いをしながら自分と接する可能性があったのが耐え難かったらしい。相変わらず何を考えているか分からない、それでいて熱を帯びたその瞳を貴方に向けては冗談には思えない、今までで一番真摯であり、自分の中で誰よりも何よりも愛おしい、恭しい者には捧げるかのような声色で言葉を紡ぐ。)
────好きだよ、渚紗ちゃん。
…ちょうどいいです、ありがとうございます
(またあなたにわがままを言ってしまったな、と思いながら自分のわがまま通り、抱き締める力を少し強めてくれたあなたに感謝の言葉を伝えつつ、その力加減で自分は痛くないということも伝えて。)
っ…私も好きです、海斗さんのことが
(冗談でも嘘でもない、今まで見てきた中で一番真摯で、本当に恋人なのではないかと思うほど愛おしい相手に言うような声で「好きだよ」と言われてしまえば、こちらから早く好きになって、と言ったものの本当に言ってくれるとは思っていなかったため少し驚いて。あなたの紫の瞳をじっと見つめ、視線を逸らすことなく、こちらも”愛おしい”という感情が沢山篭った声で好きだと返す。)
………………。
(その"好き"は、貴方が自分に向けてくれる好きは、まだ貴方が好きの種類を知らないだけで、恋愛的なものでは無いんだと、、そう頭では理解している筈なのに、視線を逸らすことなくまるで
”愛おしい”という感情が沢山篭ったような声で"好き"と言われてしまえば脆く淡い幻想を抱きそうに、勘違いしてしまいそうになり、僅かに目を細めては、ふっと小さく息を吐いて。)
(────不意に静寂は訪れ、彼が貴方に言葉を返すことは無かった。暫くしては片手でそっと貴方の頭に触れ、よしよしと撫で始め、もう片手で貴方の呼吸に合わせては、優しく背中をトントンとし始めて。まるで子供を寝かしつけているかのようだ。寝かしつけようと貴方に触れる彼の手は、瞳は、泣きたくなってしまう程に何処までも優しく温かみを感じられる、全てを包み込んでくれるかのような穏やかなものだといえるだろう。)
…ん、おやすみなさい…
(自分もあなたの事が好きだ、と言ったことに対してあなたは僅かに目を細めるだけで何も言ってはくれない。それに少し寂しさを感じつつも、当然だと受け止める自分も居る。あなたの大きく、自分の知っている中で一番好きで安心する手で撫でられ、もう片方の手では背中を優しく叩かれると、まるで赤子にでもなったような気分になって。日中なら「子供扱いしないでください」と抵抗しているが、今はあなたに好きだと言われたことの満足感と入浴剤によって少しマシになった疲れからだんだんと眠そうに目を蕩けさせていく。「おやすみなさい」と改めてあなたにそういえば、数分も経たないうちに安心しきった様子で目をつぶり寝息を立てて。)
(貴方が眠ったその直後、自分も安心してゆっくりと目を閉じると徹夜が続いてたのもあるかもしれないが、すぐに夢の世界だったのは覚えている。彼はあまり眠りが深い方とは言えない、むしろ浅いと言えるだろう。4時間眠れたらいい方なのだが、、驚いた。時計を見るに6時間程すやすやと眠っていたらしい。貴方と添い寝をしたからなのだろうか、、安眠効果まであるんだな。と感心しつつ、自分とくまのぬいぐるみをすり替えては起こさないように能力で寝室からスっと離れて、ある程度の身なりを整え、最低限度のことを済ませてから朝食を作り始めて。"何を作ったら渚紗ちゃんは喜んでくれるんだろうね、野菜は嫌いだもんなぁ、、"と、野菜が嫌いという点で、かなり苦悩し決めかねたのだが漸く決断。栄養の為にやはり野菜は必要不可欠だと思っていたが、辺りを見渡すとある食べ物が目につき、自然にふっと笑っていて。我ながら結構いい線をいってると思う、「フルーツサンド」これで勝負といこうじゃないか。手作りで、普通のクリームとチョコのクリームVer.を作り、いちご、バナナ、みかん、シャインマスカットetc...色々挟んで作ってみた。普段フルーツサンドなんて作らないのもあるのかもしれないが、貴方のことを考えて作るのは、とても"わくわくどきどき"して、気分だけは恋する乙女ってやつなのかもしれない。ソファに腰掛け、珈琲を飲みながら眼鏡をかけて新聞を眺めていて。最新を取り入れたいうえ文字が小さくて読めないので新聞は引退したいのだが、スマホでのニュースの見方が分からないらしい。恐らく彼は、ニュース系のアプリを知らないんだろう。)
──おはようございます…
(ふいに今自分が抱きしめているあなたを抱き締める力を強くし、擦り寄ると明らかにあなたではない柔らかさと肌触りに違和感を覚えて目を開ける。すると、目の前にいたのかあなたではなくクマのぬいぐるみで。どうやらあなたは自分よりも早起きらしい。身体を起こし、抱き締めていたクマのぬいぐるみを持って寝室を出て、リビングに向かって。ソファに座っているあなたの姿を寝ぼけ眼で捉えると、普段よりも気力のない、少し掠れた声で上記の言葉を投げかける。)
渚紗ちゃんもう起きたの~?健康的だねぇ…あぁ、おはよう。
……………………。
くまちゃんに、天使____マイエンジェル、?後光が差してるね。全てが輝いて見えるよ、、!無駄に大きい家がユートピアになるとはな、、、
(穏やかな笑みを浮かべてはスマートに挨拶は返すものの、貴方の方に目を見遣った瞬間、釘付けになり様子がおかしくなり始めて。朝から意味の分からないことを言い出しているが、別に彼は寝ぼけてない。朝から貴方が"おはよう"といってくれる世界線だなんて、2日前は全く想像がつかなかったし、夢のまた夢だと思っていたため感動すぎて泣きはしないが、普通に泣けてくる現状。寝起き姿の貴方が彼にとって素晴らしすぎたらしい。"なんて愛らしいんだ…"と、もはや驚愕、絶句。切実に抱き締めたい、写真を撮りたいとも思ってしまうがこれは我儘がすぎるだろう。抜かりなく、くまちゃんのぬいぐるみまで持っているだなんて、、夢のコラボレーションの再来である。そう、見るだけでも十分じゃないか。神様に感謝、生きとし生ける全ての物に感謝。一つでも欠けていたらこんな事にはならなかったのかもしれない。この世界はなんて素晴らしいのだろうか!今なら全員にもれなく心からの愛を向けられるかもしれない、と、ざっくり彼の頭の中は今こんな感じで。)
…すいません、何を言っているのかさっぱり…、、
(穏やかな笑みを浮かべて挨拶を返されたかと思えば、訳の分からないことばかり言うあなたに首を傾げては、その言葉を理解できないことを謝りつつ、言っている意味がわからないと率直に伝える。あなたの言葉にだんだんと頭が働いてきたのか、自分が持っているぬいぐるみをあなたの膝に置けば「この子、可愛いですね。手触りも柔らかくて抱き締めて寝るのに丁度よさそうです」とぬいぐるみの見た目や肌触りについて感想を伝えながら、あなたに返そうとして。)
…新聞なんて珍しいですね、今の時代スマホでも見れるのに…
(あなたが持っている新聞に目をやれば、隣に座りその内容を覗いて見て。眼鏡をかけている姿をやはり、眼鏡をかけていても映えるなと思いながらスマホでもニュースを見れるのになぜわざわざ新聞で見ているのか、ときいてみて。)
……ごめんね。まあ要するに?くまちゃん渚紗ちゃんが朝から可愛いなーって話さ。天使みたいだなぁ、、って思ってね。
(貴方に気まずそうに謝られては、すっと正気に戻りグサッときて彼も気まずそうに上記を返す。自分でも先程の発言を振り返ってみては、確かに傍からみたらヤバいのでは?と、「ふー、」と冷や汗をかきそうになりながら深く息を吐き、返してもらったぬいぐるみをそっと抱き寄せてはなんとか平常心と笑みを保つ。表に出てはいけない心の声が少し漏れすぎた、次は失言しないようにしなくては、、と反省会を開きながら心に刻み込み。⇒多分自然と溢れ出てくるので無理。これでも抑えてる方。)
はははっ、やっぱそうだよねぇ…新聞は最近じゃ珍しいよな。売上がどうちゃらこうちゃら~とかよく聞くし、、皆んな何で情報得てるんだか…。
(貴方の言う通り、新聞が今どき珍しいのは流石に彼でも知っている。一般的に今はテレビが主流なんだろうが、単にリアタイで見れることが少ないのと、"自分のペースで読めて一覧性に優れているし、情報が整理されてて楽でいいなぁ"と感じるため、新聞を利用しているのだ。)
やっぱりテレビが主流な______え。すまほ、、?
……スマホってこれだよね、スマホで見れ…。スマホで見れちゃうのかい、?(彼は生粋のスマホ初心者。これに関しては爺さんも悪いだろう。一瞬ピタリと固まっては、まだ理解が追いついていないようで、聞き間違えたのかと耳を疑い、"そんな訳ないよな、、"と思いながらも自身のスマホを手に取り貴方に見せては驚いたように聞き返してしまう。)
ありがとうございます…?
(あなたにサラッと「かわいい」「天使みたいだなと思って」と言われると、その言葉があまりにも自然すぎて語尾に疑問符を着けるように感謝の言葉を口にする。あなたが返したぬいぐるみを大切そうに抱き寄せているのを見て、ビッグサイズのクマのぬいぐるみをあなたに渡したいな、と思いつつ、自分が言った「スマホでもニュースが見れる」という言葉を聞いて固まっているのを見ては、まさか知らなかったのか?と考えて。)
えぇ、ーーというアプリを落とせば見れると思いますが…
(頭によぎったあなたがスマホでニュースを見れることを知らなかったのか?という考えは口に出すことなく飲み込む。どうやらスマホ初心者であろうあなたに少し可愛さを覚え、口角が上がるのを必死に堪えながら簡単にニュースを見れるアプリの名前を教えて。)
(まるで今の彼は、サンタさんの正体が幻だと知ってしまった子供のようで。何故かしゅんとしながらもスマホの画面を隠すことなく見せながら、貴方にいわれたアプリの名前をぽちぽち打ち込んでいて。便利なキーボードアプリを入れていなかったり、文字を打つ速度、検索候補に出てきてるのに押さないところなどで彼が初心者ということは何となく分かるだろう。打ち込み終わったようで検索をかけてみると1番上に貴方に言われたアプリが出てきたようでインストールしてみて。ダウンロードが終わると早速アプリを開く、色々設定し終わっては、ずらーっと最近のニュースが確かに画面に見事に並んでいて思わずスマホを落としてしまい。幸いにもソファだったためぽすっと音がしただけで、損傷はしていないので安心だ。何処か力ない声で下記を呟き。)
………俺、知らなかった、、、
大丈夫ですよ、少しずつ知っていけばいいのです
(自分の目の前で携帯の画面を見せながらポチポチと速いとは言えない速度で画面をタップしていくあなたの仕草にThe初心者という感じがして実に可愛らしく。あなたが自分に対して可愛い、という気持ちが少しはわかったような気がする。思わず抱き締めたい気持ちを抑えながら、ダウンロードが終わったアプリを開き、それを見て驚きからか思わずソファにスマホを手から離しどこか力のない声で「知らなかった…」とつぶやくあなた頭をぽんぽん、と撫でながら口角を上げて上記を伝える。あなたの前で笑顔を上げるのは4度目ほどだろうか。)
……!(ぽんぽんと撫でられて慰めの言葉をかけてもらうと、溢れ出す程の温かみを感じ、それと同時にまた染み込む影が何かを訴えかけてきている気がして、頭痛がした。目を逸らしそうになりながらも一目、貴方の笑顔を見ると、全てが吹き飛んでいくような気がした。束の間に、自分自身もまた、自然と口角を緩めていて。)
渚紗ちゃんに"色々教えてあげる"なんて言ったけど、俺が教えられちゃったな、、
(自分の不甲斐なさに困ったように、申し訳なさそうに笑ってみせて。今までならこれで終わりだっただろう。……だが、これだけでは終わらなかった。僅かに静かに目を細め、何かを深く考えている様子だったが、漸く言葉を紡ぎ始め。)
……ねぇ、渚紗ちゃんもさ、、君自身のことも、俺の知らない世の中のことも、細かいことでも愚にもつかない話でも、なんでもいいから___俺に教えてくれないかい?
(これは完全に此方の我儘だ。他人にこんな我儘をいったのは何年振りなんだろうか。言わないようにしていたのに、本当に自分は、貴方には叶わないらしい。つい安心感を抱いてしまって、その優しさに甘えてしまいたくなるのだ。)
─────色んなことが知りたいんだ。お嬢ちゃんと歳の近い子、同い歳のような子には俺、叶わないのかもしれないけど、、、楽しませられるように精一杯頑張るから。なんでも出来て、流行りもバッチリ抑えれてるような…君に見合う彼氏になりたい。
……そうですね…では、私のことについて話します
(深く何かを考えた末、紡がれたあなたの言葉は「自分自身のことについて、あなたの知らない世の中について、話にならないほどバカバカしい話でもなんでもいいから教えて欲しい」というもので。なんでもいい、と言われるとそれが一番困るのだが、少し考えたあと、やはり自分のことをより知ってもらうことにして。)
──私、人は信用しないと決めたんです。だから他の人よりも人のことを信用する速度が遅くて、組織の人しかいませんでした。…でも、あなたと話してから、少しくらい人を信用してもいいかなって思えたんです。出会いはいつも唐突ですね、仮ですが、たった二日で恋人にまでなってしまうんですから
(あなたの肩にこてん、と頭を預けると上記をそう語り始める。それを話す表情は辛そうでも悲しそうでもなく、穏やかなもので。)
あぁ、あと私の誕生日は────、、。…なにか他に聞きたいことはありますか?
(と、続けて自分の誕生日、好きな食べ物、趣味など、様々なことをあなたに教えて。大体教えて終わったと思えば、あなたが自分のことで知りたいことなどはあるかと聞く。久しぶりに、一人でこんなに話した気がする。舌が筋肉痛になりそうだ。)
(そうなんだねぇ、成程?いいじゃないか!へぇ…素敵だね。etc....と、反応は欠かさず楽しそうに、でも真剣に、貴方の話を一言も聞き逃さないように胸に落とし、刻み込んで。他に聞きたいことは無いかと貴方に聞かれては、勿論まだまだあるのだが、また今度聞けばいいかと考え。貴方の話の中で引っかかったものを当たって砕ける覚悟で聞こうと言葉を紡ぎ始め。)
──────渚紗ちゃんはさ、どうして、、どうして人を信用しないと決めたんだい?
……ごめんね、デレカシーの無いやつで。言いたくなかったら言わなくてもいい。でもさ、知りたいんだ。お嬢ちゃんのこと、全部。
(こんなことを聞くのは無粋だというのは分かってる。わざわざこの話題は今までも避けてきた訳だし。でも、そんな風に貴方に思わせてしまう何かがあるならそれを知りたい。少しでも力になりたい。その透き通った海のように綺麗な瞳に映った、あまりにも惨たらしくて残酷な世界も、小さな体で抱えている怒りも悲しみも、全て抱き締めてあげたいと思うのだ。今回は聞けなかったとしても、、いずれは必ず、どちらにせよ知りたいと思っていて。)
俺と話して少しくらい人を信じてもいいって思った、、?
(そんな光栄なことがあっていいんだろうか。自分なんかが?大したことはしていないはずなんだけど……と、驚きながらも正直めちゃくちゃ嬉しいのは、幸甚の至りなのは紛れもない事実で。)(そうなんだねぇ、成程?いいじゃないか!へぇ…素敵だね。お誕生日、絶対盛大に祝うからね!!!覚悟しといてくれよ。etc....と、反応は欠かさず楽しそうに、でも真剣に、貴方の話を一言も聞き逃さないように胸に落とし、刻み込んで。他に聞きたいことは無いかと貴方に聞かれては、勿論まだまだあるのだが、また今度聞けばいいかと考え。貴方の話の中で引っかかったものを当たって砕ける覚悟で聞こうと言葉を紡ぎ始め。)
──────渚紗ちゃんはさ、どうして…どうして人を信用しないと決めたんだい?何があったのかな、、……ごめんね、デレカシーの無い奴で。言いたくなかったら言わなくてもいい。でもさ、知りたいんだ。お嬢ちゃんのこと、全部。
(こんなことを聞くのは無粋だというのは分かってる。わざわざこの話題は今までも避けてきた訳だし。でも、そんな風に貴方に思わせてしまう何かがあるならそれを知りたい。少しでも力になりたい。その透き通った海のように綺麗な瞳に映った、あまりにも惨たらしくて残酷な世界も、小さな体で抱えている怒りも悲しみも、全て抱き締めてあげたいと思うのだ。今回は聞けなかったとしても、、いずれは必ず、どちらにせよ知りたいと思っていて。)
……小さい時に、両親が亡くなったんです。だから親戚の家に預けられたんですが、面倒くさがられたり、こき使われてたりしてて。世の中ってこんなに厳しくて、少しでも血が繋がっている相手でも酷い態度をとる人がいるんだなって思うと人の信じ方が分からなくなってしまったんです。
(彼女が「面倒くさがられたり、こき使われたりしていた」というのは、当時の今よりも幼い少女からしたら苦痛でしか無かっただろう。いわば虐〇だ。そんなこと、直接口に出してあなたに言えるわけがない。)
意外と、小さなことでしょう?
(人を信じれなくなる、といえば一番大切だった人に裏切られたことがあるとかだろう。それに比べたら自分の理由なんて小さなものだと自傷する。彼女の場合は幼少期に愛情を十分に注いでもらえなかったことが原因だ。それもしっかりとした人を信用出来なくなる原因なのだが、組織に入ってから自分よりも辛い過去の人を見ると、自分の理由はどうも小さなものに見えて仕方がない。)
(自分で聞いておきながらだが、本当に話してくれるとは思ってもいなかったので、少し目を見開いては正直驚いた。だが、すぐさま心機一転をさせ真剣に、遮ること無くただ静かに貴方の話を彼は最後まで聞いて。此方に気遣ってなのか、真意までは読み取れなかったが、オブラートな言葉で包みこまれているそれが、「虐○」だということは彼にも理解出来たようで。)
"千差万別"_____なんて言うけどさ、こんな可愛い子を虐める人もいるなんて、、実に理解し難いものだね。
(自分のこと以上に色んな感情が込み上げ複雑に絡まっていくのだが、此方が取り乱したらそれこそ終わりだと考え冷静さを欠かすこと無くまずは一言。貴方の心を少しでも楽にしてあげたいと、傷をどうにかして癒してあげられないかと心から思う。"どう伝えてればいいのか、何が正解なのか、本当に自分の言ってることが貴方にとって良いのか?"…考え出してしまったら、疑問も疑念も底の見えない深淵のようにキリがない。それでも、どこか自傷気味な貴方をみては、海のように透き通った瞳を見ては、伝えなければと思い。自分の上記の言葉に、どんな反応をするのか、まずは伺うこととして。)
可愛いといえばいいと思っているでしょう?
(自分の過去をすべてではないが、大まかと伝えると高価な宝石のような深みのある紫の瞳と視線が合い、「可愛い子をいじめるのは理解できない」と言われる。あなたの言う「可愛い子」というのは話からして自分しか有り得ないだろう。あなたはこの2日間で数え切れないくらい自分を可愛いと褒めてくれたため、またかと思い再びクスッと笑みを浮かべれば少しからかい気味に上記を言って。どうやら彼女は自分の過去を話してもマイナスな気持ちになることはないらしい。それはボスとの出会いもあるが、あなたの出会いによって”人を信用すること”に対しての考え方が少し気軽になったのだろう。)
…あなたのことも、話したくなったら話してほしいです。いつになってしまうかはわかりませんが…
(あなたの方に頭を預けたまま、少し寂しそうにしながらそう言って。あなたの過去は、自分よりも遥かに想像できないほどのものなのだろう。今も、これからも全てをさらけ出させるつもりはない。ただの自分の願望なのだから。)
……………。
いいかい?渚紗ちゃん。
("自分と出会ってマシになった"だなんて、彼の頭に過ぎる筈も無く。辛い過去を話しているのに笑っているのが灰簾石の瞳には別の映り方をしたらしい。漸く決心がついたのか、ゆっくりと、当たり障りなく穏やかで優しいものの、心の籠った芯の通った声で言葉を紡ぎ始めて。)
"意外と、小さなこと"なんて言ってたけど、辛かったことに、大きいも小さいも無いんだよ。
(話を聞いて、今の貴方にこれだけは伝えなければならないと思ったのだ。本当に、こんなことを言うのは柄でもない筈なのだが、、、やはり貴方といると調子が狂ってしまうらしい。)
………体の傷とは違って心の傷は、休んでも、時間が経ってもそう簡単には治らないし、、フラッシュバックしちゃうこともある。薬だって見つける方が難しいし……抗うことで、苦しむこともあるんだろう。____でも"絶対"に、放置してて良くなることもないのさ。見て見ぬフリなだけ、最終的にはね、笑えてきちゃったりして、、人間って、「手遅れ」になってしまうんだ。
(まるで経験談のようだ。嘘偽り無い、彼自身かはたまた他人か。誰かのことを指しているのは間違いないだろう。貴方が語った過去の話を彼も改めて整理するように話した後)
それでも…こっち側に来ちゃったら、色んな子がいるだろうし比べたりもして今もきっとさ、誰にも言えない、、沢山のこと抱えてるんだよな。(「あぁ、やっぱこの世界嫌いかも、」と小さく彼は呟く。貴方の頬にそっと手を添えては、悲しげを纏いながら、僅かに灰簾石の瞳を細めて。)
悔しいけど、、俺は君の気持ちを完璧に理解してはあげられない。…でもね、話してくれたことが、どれだけ渚紗ちゃんにとって辛いことだったのかは痛いほどに伝わってきた。
───君が望むなら、話してもいいよ、昔の話。愚にもつかないくだらない話だけどね。だからさ、俺のお願いも聞いてくれないか。
、、、約束してくれる?今から俺が言うことを。
そう、ですよね…。あなたの言う通りです
(あなたの言っていることは全て、まるで経験談のようだ。その言葉が一つ一つ自分の過去の古傷をだんだんと癒してくれるような温かさを感じる。心の傷には特効薬はない、とあなたは言ったが、自分にとっての特効薬は”誰かに痛みをわかってもらう”ことだったようだ。ボスは過去を言わなくとも状況を見て察してくれていたが、誰かに口に出してさらけ出し、言うことが大事なのだ。頬に添えられたあなたの手の温度は低く、冷たいはずなのに何故か今はこれより暖かいものはないと思えるほど心地よい温度で。)
…え、いいのですか?───えぇ、約束します。あなたのわがままはとても珍しいですから
(まさか、教えてくれるなんて思ってもみなかった。上手く話を変えられてかわされると思っていたのに。あなたの言う”約束”の内容はまだ伝えられていないが、何となく聞かなくても了承していい気がして。)
………3つ言うからね。
1、もうそれを"小さいこと"だと思わない、言わないで欲しいな。小さくなんてない、それだけは絶対だ。
2、何かあったら誰でもいいから相談して。俺もいつでも聞くし、、そう、56しでも金目的でもなんでも。基本君のためならNG無しの年上彼氏がいるんだから……利用しなきゃ損損損だよ。
3、俺と、毎日_____1日1回でも構わないから、ハグしてくれるかい?チャージしなきゃもうやってけないんだよね。渚紗ちゃんの体温、覚えちゃった。
(内容は案外シンプルだといえるだろう。2つ目までは貴方のことを思っての発言と言えそうだ。3つ目は___ちゃっかり流れで紛れ込ませてるがどう考えてもフツーに彼の私利私欲。本人曰く、"、、許してくれ。いいじゃんか、別に。神様、これで天罰とか勘弁ですからね????"といった感じらしい。だが、この要求がすぐさま頭に浮かんできたのは"今の貴方を抱き締めてあげたい"、間違いなく彼の中にこの想いがあったからと言えるだろう。)
…わかりました、すべて約束すると誓います
(あなたの言う約束は3つあり、「過去を小さなことだと思わないこと」「何かあったら相談すること」「あなたとハグを1日1回すること」で。…最後のはなんだか例外な気がするが、約束という名目であなたとハグができるならご褒美だ。改めてその3つの約束を全て守ると誓い。)
……では、あなたの過去を聞かせてください
(少しの沈黙のあと、あなたの目を改めて見るとあなたの過去を聞かせてほしいと言って。あなたの過去は相当辛いもので、思い出すのも苦だろう。でも、あなたのすべてを知って肯定してあげたい、全てとは言わなくても少しでも理解したい、と思って。)
…母さんと、親父と、弟と、俺。4人で暮らしてて、、貧乏だっけど仲は良くて、凄く幸せなだった。けど、12歳くらいの時、母さん巻き込まれてマフィアに56さちゃって、、骨すら帰ってこなかったよ。その日からさ、親父おかしくなっちゃったんだ。俺達には暴○、酒に煙草、ギャンブル漬けの日々、金もすぐに底を尽いた。でもね、可笑しいんだろうけどそれでもやっぱ……父さんのこと、どうしても嫌いになれなかったんだよね。弟にも夢があって、"皆を助けるお医者さんになりたい"って、小さい頃から勉強も、熱心に頑張ってたよ。だから…2人養うために、何とか金稼がなきゃ行けなくて、、色んなところ行って頼み込んだんだ。勿論、12歳のボロボロの餓○なんて雇ってくれるところは無かったんだけどな。そこで出会ったのが裏社会の人間だったのさ。多くもなかったけど金は貰えたよ。一日中働いたら、なんとか2人を腹いっぱい食べさせることは出来るくらいには、、、それで良かったのに。俺、馬○だったから…親父、昔みたいに戻ってくれるないかな…とか、少し期待しちゃって、、"少し浮いた金"でプレゼント渡してみたり、色々したんだ。けど、それが間違いだったみたいで…………"全部無くなっちゃった"。
身を投げ出そうとした時に、出会ったのが爺さんだった。その爺さんがね、なんとあの引退した伝説のマフィア____で、色々あったし、反抗期だし、グレてた訳だけど、そんな俺をめげずに、爺さんは一から叩き直してくれたんだ。それで、世界が美しいこと、"過去は変えられないけど、この能力があったら、救える命が沢山ある"ってことを知った。でもさ……っ、はははっ、、当然の報いかもしれないけど、最後に「ありがとう」だけでも、伝えられてたらな、。
爺さんの名を借りて、組織に入った。トップクラスの裏社会の組織、ここで、幹部くらいにまで上り詰められたら、弟の夢、やり方は違えど、爺さんとの"約束"も全部、、叶えてあげられるんじゃないかともなんとか思えて、心を保つことが出来た。___けど、アニメや漫画の世界とは違って、現実は甘くなかったね。人助けの為だけに使ってきてたのに56しになんて、すぐ応用できる訳無かったんだ。そんな覚悟も生憎無かったみたいだしな、。
18歳のときだったかな、"色々あって"4にそうになってね。いっそなんの価値も無く終わるくらいなら、心の底から最後に大笑いしてやろうと思ったんだ。どうしようもない自分も、この世界のことも全部。笑いだしたら止まらなくて、、相当ヤバい奴になってたんだろうな。皆んな、見たことないほど怯えてたよ。……それで気づいたんだ、俺。正気のままいる方がこの世界じゃ可笑しいんだって。頭のネジが何本も外れてるイカれた奴らの相手するなら、それ超えたいなら、自分はそれ以上のヤバい奴にならないといけなかったんだって。失う物も無かったから…そこからは早かった、こういう才能はあったらしいね。気がついたら半年位で幹部にまでなってたよ。その過程で俺は果たして、何人の夢を奪ったんだろうな。何の為にここまで……って
───ね、馬○馬○しくて、、愚にもつかないくだらない話だったでしょ?
……俺のこと、嫌いになってくれたかな。
(裏社会で名を馳せてるだけのことはあるだろう。何個も省略されている部分、軽く触れられてるだけでよくよく考えてみると疑問が多く残る部分、それらはとてもじゃないが今は貴方に話せる内容では無く、彼にとっても心苦しかったものなのかもしれない。これでもかなりオブラートに包んで話せることは話した。こんな最低な話をしてしまっては、貴方に嫌われるのは怖くて怖くて仕方が無いのだが、今嫌われてしまえばいっそ楽なのかもしれないとも思ってしまった。何処か自称気味に、無理矢理な笑みを浮かべ、寂しげに細めたその灰簾石の瞳はどうしようもない哀愁と深淵のように底知れない淀みが溶け込んでいて。)
───いいえ、全く。
(覚悟はしていたが、あなたの過去はあまりにも壮絶で、聞いているだけでも身体の力が強ばってしまうほどだった。なんとなく、あなたの嫉妬深さや独占欲の強さの理由がわかったような気がした。その悲惨な過去によって失うことへの不安や恐れが生じているのだ。バカバカしくて、くだらないだろう、自分を嫌いになっただろうと無理やり笑みを浮かべながらも寂しそうに目を細めるあなたを見れば、芯のあるよく通る声でそれを否定する。その過去であなたの事を嫌いになるわけがないし、むしろ話してくれたことであなたの事が知れた気がしてもっと好きになったくらいだ。)
海斗さん、私はあなたの事が好きです。あなたが自分で最低だと思っている部分も、醜いと思っている部分も好きなんです
(そのよく通る声のまま、あなたに言い聞かせるように「好き」という感情をこれでもかと言うほど伝える。長年裏社会で研ぎ澄まされた感覚なら、これが嘘ではないということくらい火を見るよりも明らかであろう。)
…っっっ______渚紗ちゃんのばか。普通、嫌いになるとこでしょ。好きになったらダメじゃん…本当、、、、どんだけ沼らせる気、なんでそんなに俺の欲しい言葉をくれるの?…"タンザナイト"を落とす任務だったりするのかい?
(彼の何とか絞り出して貴方に対して言える最大限の悪口。多分悪口にもなって無い。口ではいうものの、「困った子だな、」なんて内心思うものの、嫌いにならないでいてくれたことに心の奥底で安堵した気がした。気づけば限界が来たのか、ぎゅっと貴方のことを抱き締めていて。溢れ出てきた感情を、今だけは__と、止めることなくぽつりと呟く、)
───俺も好きだよ、渚紗ちゃんのこと。それだけは、絶対誰にも負けてない、、、
ふふっ、実はそうかもしれませんね
(悪口になっていないが、あなたにとって自分に対する悪口の限界なのだろう。それにクスッと笑いながら、自分があなたの欲しい言葉を言ったせいなのか”タンザナイトヲタ落とす任務”として例えることに否定はせず。もちろん、そんな任務はないのだが。好きだと、溢れ出たような感情を言葉にされると嬉しそうに目を細め、そんなことを言うなら仮ではなく本当の恋人になりたいな、なんて思ってしまう我儘な自分がいて。ぎゅう、と力いっぱい抱き締められているはずなのに痛くないため、あなたの力加減に優しさを感じながら大人しく抱きしめられていて、背中をぽんぽんと叩く。)
えぇ、私が知っている中で私をこんなに愛してくれているのは生涯貴方だけでしょう
(まるで、あなたとの恋人期間が終わればもうそれからは彼氏を作らないと解釈できるような言い方で返答すれば同時にあなたの自分を愛する気持ちは誰にも負けていないということを肯定していて、)
……!!!やっぱそうなのかい、?でも、、君に全て奪われるのも悪くないね__本望かもな、
(そんな筈が無いことは分かっているが、ここまでくると真に受けそうになる。そうだった場合の自分の心情をそのまま貴方に伝えて。)
……"生涯"、、いやいやいや、、いや?
(まるで貴方が、これからは彼氏も恋人も作らないとも捉えられる言い方ではないか。その言葉を否定しようと思った。…でも確かに、自分でもいうのもなんだが、ここまで強く他人に、愛を抱く人がいるんだろうか。そんなの逆に怖く、疑問形になったしまった。)
……と、とにかく、、渚紗ちゃんはきっと俺なんかよりも、もっともーっといい人にこれからきっと出逢えるからね。さてと、ほら…朝ごはん、そうだ朝ごはんを食べようじゃないか!
(バツの悪そうな顔をしながらも何とか言い切り、"朝ごはん"の存在を思い出してはそれを盾にこの話題から逃げようとして。貴方からも運ぶからと、そっと離れようとして。)
…えぇ、お手伝いします
(「生涯」という自分の言葉に反応したようで、バツが悪そうな顔をしてしながらこの話題からは逃げたいようで。朝ごはんという別の話に変わると、もう既にフルーツサンドなどの立派な食事ができていることは知らないため、自分も立ち上がって手伝うと口にする。)
──これ、あなたが作ったのですか?
(キッチンに向かうと、もう既に出来上がっているフルーツサンドが目に映り、あなたの方へ視線を向けると驚きと喜び、嬉しさが混ざったような瞳であなたのことを見つめて上記のことを聞いて。)
あぁ、勿論!俺の愛情た~っぷり♪手作りフルーツサンドだよ。
……初めて作ったからちょっと不安だけど___渚紗ちゃんは甘いのが好きっていってたから、、フルーツサンドなら喜んでくれるかなって思ってね。
(冗談めかしたお巫山戯を挟みつつ、にこにこと貴方にそう話して。朝から貴方のことを考え、"喜んでくれるかな、、"とドキドキしながら何度も試行錯誤、、別に上記は嘘では無いはずだ。貴方のキラキラと輝いた、嬉しそうな瞳を見ては心の中で安堵して。)
ん~、、体にも良し、あまーい珈琲か、お茶か水か…いちごミルク。渚紗ちゃんは何が飲みたい?ごめんね、大した物がなくて、、、
(不甲斐なそうに、申し訳無さそうにそう謝る。普段甘いジュースは飲まないので、家にある貴方が飲めそうなものがあまりにも限られているのである。自分の珈琲を作りながらも冷蔵庫を確認しては貴方にそう質問して。)
ありがとうございます、とても美味しそうです
(朝から自分の好物を考えて作ってくれたのかと思うと、再びそのフルーツサンドを見ては悩み試行錯誤するあなたの姿が思い浮かぶ。健気だなぁ、とあなた乗った頭を今すぐにわしゃわしゃと撫でまくりたい気持ちを抑えながら、感謝の言葉と食べなくてもわかる美味しさを伝えて。)
そうですね…、、では私はいちごミルクでお願いします
(大したことがなくてごめん、と謝るあなたに首を振ったあと、考えるように顎に手を添えれば、少し考えたあといちごミルクにすると決めて。甘いフルーツサンドに甘いいちごミルクの組み合わせは、(本人は知らないが)甘いのが苦手なあなたからすれば理解し難いものだろう。)
ほんと?良かった…
("美味しそう"という直接の言葉を聞いては再度安心して、一拍置いてから小さく吐息を。嬉しそうに口角を緩めて。)
はぁ~い♪成程、いちごミルクかい、、
(顎に指先を添え、考える仕草をしては暫くした後、言葉を紡ぎ始めて。)
…渚紗ちゃんの好きな食べ物、飲み物も全部、なんて言うんだろ___あ、きゅるる~んって感じだね!なんだかとってもかわいい、、
(彼にとって、甘いもの×甘いものというのが理解し難い組み合わせなのは間違いないだろう。ただ、案外多種多様を理解しているタイプで、そんな疑問に思った訳でもない。彼が考えていたのは自分が見てきた中での貴方が好きな食べ物の共通点。お菓子系なのでそうなるのは自然の摂理なのだが、彼にとっては普段絶対足を踏み入れないものばかりなのもあり上記のようになったのだと思われる。語彙力低下。いちごミルクもコップに注ぎ、机に運び終え。貴方の頭にぽんぽんと優しく触れて。)
はーい♪準備完了~!手伝ってくれてありがとうね。……特性フルーツサンド、隠し味は愛情だよ。遠慮せずに、好きなのをどーぞ。お口に合うといいんだけど、、、
(愛情は勿論注いだが、隠し味は別にあるといえるだろう。彼は料理が上手い。何故か上手い。……昔、家族の為にずっと彼が作っていたりしたのかもしれない。)
そうでしょうか?…でも確かに、彩りは可愛らしいですよね
(自分の好きな食べ物や飲み物はきゅるるんとしていて可愛い、と言われるとまさかあなたが「きゅるるん」という言葉を使うなんて、と思いながらも、あなたが注いでくれているいちごミルクや作ってくれたフルーツサンドに目をやれば、確かに薄ピンク色や白など、一般的に可愛いと言われる色が集まっている。)
いえ、私は特に何も…。…では、いただきます
(頭をぽんぽんと撫でられ、手伝ってくれてありがとうと言われるが、自分は本当に何もしていない。ほとんどあなたがしてくれたため、その感謝の言葉に首を振って。テーブルに運ばれたいちごミルクやフルーツサンドは自分の目にはとてもキラキラと輝かしいものに見えて、椅子に座ると早速フルーツサンドに手を伸ばす。一口齧ると、パンの柔らかさがと生クリームのまろやかな甘さが感じられる。いちごは酸味が強く、生クリームの甘さとマッチしていてとても美味しい。まさに”幸福の味”だ。)
…!美味しいです、とても。あなたの愛情は甘く柔らかいのですね
(率直にフルーツサンドの感想を伝えたあと、悪戯げに“あなたの愛情”という隠し味の感想も伝える。)
……それは良かった。"好きな子"に幸せそうな顔しながら、そう言ってもらえるとこっちまでポカポカして嬉しくなってきたな、、俺も作った甲斐があったよ。ありがとうね、
(貴方に自分の作ったフルーツサンドを美味しいと言ってもらっては、嬉しげに口角を緩めて、自然と優しく微笑んでいて。"好きな子"だなんて言葉を使ったが、それ以前に人間として気配りの出来る気持ちのいい子だと思った、感謝を述べて。)
─────っ、、はははっ、上手いこと言ってくるじゃないか。流石だねぇ…本当、お嬢ちゃんには敵わないな。
(自分が悪戯に隠し味は愛情だなんていったのを利用し、逆にカウンターをしかけてくる貴方には"あっぱれ"しか出てこない。本当、面白い子だなぁ…なんて考えながら何処か楽しげにしながらも、彼は1度も目を逸らすことなく貴方をずうっとじーっと眺めていて。)
……、、あの、見すぎだと思うのですが…
(悪戯げにあなたのことをからかうと、満足そうな表情をした後再びフルーツサンドにかぶりつく。生クリームがたくさん入っているため溢れ出て口の端についているのを急いで指先で取ろうとし、「はしたないと思われたかな…」とあなたの方を見ると先程から一度もこちらから視線を外していないようで、じーっと長く見てくるあなたに驚いたようで、口元についた生クリームの存在なんて忘れてしまうほどで。あなたの視線が一向に外れないため、こちらから逸らし、見すぎだということを伝える。)
…あははっ、そうかな?ごめんね、つい見惚れちゃって、、、
(なんてわざとらしく貴方に返した後、"ふふっ、"と笑みを零しな後、貴方の口元についたクリームを綺麗な拭くものでそっと優しく拭き取って。貴方の口元のクリームを自分の指先で拭き取って食べてみたりもしてみたかったのだが、気持ち悪がられることだけ避けなくてはならない。少女漫画以前に、漫画を見た事がない彼だ。こんな発想はおかしいんだろうと考え、流石に理性が勝ったらしい。ちなみに彼は、はしたないだなんて思っておらず、むしろそれくらい夢中で食べてくれてたんだな、と愛らしい子だなと思っていて。もっと貴方のそういう一面が見てみたい。知りたいと思う。だが、一つだけ決めていることがある。それは他も出来るだけ控えるが、唇へのキスは何があろうとしないということだ。)
…あははっ、そうかな?ごめんね、つい見惚れちゃって、、、
(なんてわざとらしく貴方に返した後、"ふふっ、"と笑みを零し貴方の口元についたクリームを綺麗な拭くものでそっと優しく拭き取って。貴方の口元のクリームを自分の指先で拭き取って食べてみたりもしてみたかったのだが、気持ち悪がられることだけ避けなくてはならない。少女漫画依然に、漫画を見た事がない彼だ。こんな発想はおかしいんだろうと考え、流石に理性が勝ったらしい。ちなみに彼は、はしたないだなんて思っておらず、むしろそれくらい夢中で食べてくれてたんだな、と愛らしい子だなと思っていて。もっと貴方のそういう一面が見てみたい。知りたいと思う。だが、一つだけ決めていることがある。それは他も出来るだけ控えるが、唇へのキスだけは何があろうと絶対にしないということだ。)
もうずっと顔を合わせているではありませんか
(「見惚れちゃって、」というあなたに、昨日から今日までずっと一緒に居て顔を見ているのに、今更見惚れることなんてあるのか?と聞いて。確かにあなたの顔は整っていてずっと見ていたら吸い込まれそうな瞳、綺麗に通った鼻筋、薄く触れてみたくなるほど柔らかそうな唇など、挙げればキリがないほど良い点は沢山あるのだが、自分はどうだろうか。瞳が綺麗だと褒めてくれるが、それはあなたも同じだろう。口元に付いていた生クリームをあなたに拭き物で拭いてもらうと恥ずかしそうに「ありがとうございます…」とつぶやく。)
何回見ても見惚れてしまうのさ。好きだもん、、別に普通でしょ?
……渚紗ちゃんは可愛いよ。象徴だからね、
(貴方の心情を察したのか、不貞腐れたようにかわいいもん、と訴えかけ"可愛いの象徴"とまでいい。恥ずかしそうに"ありがとうございます"と呟く貴方を見ては、浄化どころか昇天案件で笑えてきた。自身の腕時計にスっと、静かに視線を落とすと一拍置いてから小さく吐息を。再び貴方の瞳を捉えては下記を言い。)
─────少し、任務の話をしておこうか。
っ…たしかにそうですが…
(好きならば、何回でも見惚れてしまうのは当たり前だと言うあなたに頷きながらも、食べている姿をずっと見られるのはやはり恥ずかしいし緊張する。今度あなたがなにかしている時にじっと見つめてやり返してみようか、なんていたずら心が働きそうになりながら、あなたの切り替わった雰囲気と言葉に無意識に背筋がピン、と伸びる。食べていたフルーツサンドの残りを食べてしまうと、飲み飲んだあと下記の返事をする。任務…もちろん忘れていたわけではない。あなたの組織で、幹部であるあなたが担当する案件だ。恋人役、といっても何もしないわけが無いだろう。)
…はい
……ん、、こっちおいで。抱きしめてもいい?そんなお固くならなくていいよ。ゆる~くいこうじゃないか、ゆるくね。
(何処までも穏やかな口調で彼は変わらずにこにこと話しているはずなのだが、タンザナイトに切り替わったのが何故か鮮明に伝わってくるだろう。)
渚紗ちゃんはさ、"Undead"っていう組織を知ってるかい?恐らく、"既に生命が失われているにも関わらず活動を続ける、4体に魔法・不思議な力によって、仮の生命を吹き込まれた存在を指す総称"っていうのが意味で、正しくそのままの意味が由来してるんだろうが____この組織が巷で今話題でね。何らかの力…恐らく"能力"によって、今生きてる人間も、4体すらも操り、着実に勢力を拡大していってるんだ。数十個の組織を壊滅、あのかの有名な○○の幹部も1人操られて、組織に大きな被害を与えさせられたんだとか…。ま、それだけならぜ~んぜん良かったんだけどねぇ。その子達、うちの組織にもわざわざ宣戦布告をしてきたらしく、ボスが激おこになっちゃってさー。本当馬……じゃなくて、凄い度胸で尊敬できるよねぇ、俺感動しちゃった!
、、、その子達が、豪華客船で裏社会の人間___それも恋人限定の現代でいうダンスパーティー???舞踏会みたいなパーティーを開くらしい。だからさ、それに俺は行ってこいって言われて。
……ボスも人使い荒いよなぁ、恋人なんて居ないって分かってたくせに、、"1日以内に代役を立ててこい。え?いや…顔、別にいけるだろ、、お前"とか。
───任務内容としては、"壊滅"と"護衛"だ。
…!はい、では…失礼します
(任務の話になったことで身体が強ばっていたのを察してくれたのか、抱き締めながら緩く話そう、と言うあなたに頷くと席を立ってあなたの膝の上に向かい合わせになるように座る。そのままぎゅう、と抱きつくと、静かに甘えるようにすりすりと擦り寄る。もちろん、任務の話を聞いていないわけではない。)
……厄介ですね…。えぇ、わかりました。壊滅と護衛…まだやったことはありませんが、頑張ります
(”Undead”…聞いたことがない。そんな組織が何十個の組織を壊滅させ、さらには有名な幹部も操られているなんて…。生きている人間も、4体すらも操る脳力は厄介以外の何者でもない。遠距離からターゲットを狙い撃ちする、という依頼を引き受けることが多かったため、壊滅も護衛も未だやったことがない。)
へぇ、、渚紗ちゃんはもしかして、遠距離から狙い撃ちする任務しかしたことがないの?まあ確かに…射撃のプロだもんな。
(甘えるようにすりすりと擦り寄ってくれる貴方に思わず"愛い…っ、、"と口角を緩めながら、頭をよしよしと優しく撫でて。"近距離でも強いのにな、"とあの時のことを頭の中で振り返っては思いながらも、貴方の組織の人達がもしかして貴方が危険な目に合わないようにしてくれてるのかとも考えられ少し安心して。"頑張ります"と意気込む貴方に相変わらず愛らしい子だな、と思いながら優しく微笑んでは言葉を紡ぎ始めて。)
うん、一緒に頑張ろうね。無理はしないで、"命"最優先でいこう。……そうだねぇ、1回渚紗ちゃんのお家に寄ろっか。連絡してないんじゃないかい?連絡していたとしても、1日男の家にお泊まりなんて心配してるだろう____仮彼氏の件も、任務の件も報告しなくては、、
えぇ、お恥ずかしながら…。プロなんかでは、、私はまだまだです
(あなたに頭を撫でられると、心地よさそうに目を細める。組織では遠距離からターゲットを狙い撃ちする任務しか回ってこない、ということがあなたにバレてしまえば、少し萎縮したように頷く。小さな組織といえど、彼女も一応幹部だ。それなのに似たような仕事しか担当しないのは不甲斐ないと感じてもしょうがないのだろう。「射撃のプロ」なんてあなたに言われると、嬉しい気持ちももちろんあるのだが、それほどまでのレベルには達していないと首を振る。)
確かにそうですね…。では、一度話をしに戻ってもいいでしょうか?
(自分の家に帰ることを推奨されれば、確かにそうだったと思い出し頷く。仮である恋人の関係、あなたの任務についていくということなど、話すことが沢山だ。)
勿論さ!えぇーっと、、ここから渚紗ちゃんのお家までの距離は…
(ぶつぶつ暗号のような、計算式のような何かを呟いていて。5秒ほどでそれが止まり、貴方の手を取ると能力を発動、手を繋いでいた事で共に転移して。転移した後、目の前に、その瞳に映るは確かに貴方達の家であり。)
はぁ、、良かった。成功したみたい。これでなんとなーく掴んだかなぁ…
(どうやら彼は何かを掴んだらしい。「ふー、」と気怠げに息を吐きつつも、僅かに、満足気に笑みを浮かべていて。)
……大丈夫、ですか?
(場所が移り変わると、目の前にあるのは確かに自分の家で。あなたの家からここまで、どのくらいの距離があったのだろう。決して近くはないため、自分の能力と同じで距離が離れているほど代償が大きかったとしたら…、と考えてあなたの方を見ると気怠げに息を吐いていて。背中に手を添えると大丈夫かと心配そうな表情であなたの顔を覗き込み様子を伺う。)
…掴んだ、とは?
(それはあなたの家から自分の家までの距離だろうか、それとも、長距離の移動だろうか、と考えながら背中に添えていた手を動かし、背中をさするようにしながらそう聞いて。)
…………?
あぁ、、お嬢ちゃんは本当に優しいんだな、
(一瞬困惑してしまった。まさか心配してくれているだなんて思いもしなくて、能力を使っただけで心配されたのは初めてだ。貴方の優しさに温もりも感じながらも言葉を紡ぎ始めて。)
心配してくれてありがとう__大丈夫だよ、安心して。"掴んだ"ってのはいいことさ。
(話すと複雑で少し長くなる。悪い意味では無いということだけ伝えておき。)
そうですか、?ならいいのですが…
(大丈夫だよ、とあなたに言われても心配そうな表情は変わらず。どうやら、あなたが言う「掴んだ」というのは悪い意味ではないらしい。それを伝えられると少しほっと安心して。早速家のドアを開け、中に入ると玄関の扉が空いた音で築いた構成員や幹部たちが出迎えの言葉をかけていて。あなたが隣にいることももちろん気付いているが、もうあなたと自分が一緒にいることに対して何も疑問を抱いていないようで。)
ただいま帰りました。…ボスの部屋に行きましょうか
(あなたの手を掴むと、以前にも一度行ったことのあるボスの部屋に向かう。ドアの前でコンコン、とノックをすれば入っていいよ、という声が中からして来て、「失礼します」と言ったあと部屋に入る。)
……あぁ、、
(にこにことした笑みは崩さないものの、ここの構成員や幹部の人達が自分のことに対してなんにも言ってこないことに相変わらず"変なの、"と違和感を感じたまま、"渚紗ちゃんは意外とすぐに心を開いてくれた気がするんだけど、それってそこまで凄いことなのかな?"と、疑問も絶えぬまま、貴方に手を引かれては抵抗することも無く身を任せ、流れるのままに一昨昨日来た、記憶に新しい見覚えのある、ここの組織のボスの部屋まで辿り着いていて。)
(扉を開けると、そこに居たのは一昨昨日にあったときの優しい表情と全く変わらないボスの姿があり。そのボスがあなたの姿を見ると「おや、タンザナイトくんもいたのかい。今日はどうしたんだい?なにか話でもあるのかな」とと作り笑顔でもなんでもない、あなたが来たことを歓迎するような笑みを浮かべながら、察しがいいのか話がある、という自分たちの目的をすんなりと当てて。)
お久しぶりです、ボス。はい、少し伝えなければいけないことがありまして…。彼の任務について行くことになりました。内容は──、
(あなたの組織のボスの護衛と、狙ってきている組織の壊滅をすることなどを伝える。「そうかい、わかったよ。タンザナイトくんがいるなら安心だね。気をつけて」と相変わらずの笑みを浮かべる。あなたがいるなら、とあなたに対して謎の信頼をしていて。彼女はというと、“仮の恋人の関係を繋いだ”ということは言いずらいらしく、困ったようなあなたのことを見る。)
(タンザナイトとしての自分で、恐らく年上相手なのに敬語無し、また舐め腐った態度を取ろうとも思った。だが、作り笑顔でもない此方を歓迎するような笑みを浮かべられては言葉が詰まり出てこなくて。視線を斜め下な流し、僅かに目を細め、暫くして貴方の視線に気がつくと"仮の恋人"の件なのは察して、自分の疑問を投げかけた後に話そうと思い。再度ボスの方に淀みが溶け込んだ灰簾石の瞳を向けては言葉を紡ぎ始めて。)
………何故、そこまで信用してくださるのですか?
俺はお嬢ちゃんを家に泊めた。何かしてても、手を出してたって普通おかしくないでしょ。俺、"タンザナイト"なんですよ?
、、、理解し難いな。お兄さんだけじゃない、貴方達皆んなそう____
(本当はこんな言い方がしたい訳でも無かった。彼がこういう言い方になってしまうのは、ここまで人に温かみを感じることもそんな風に接されるのも慣れておらず、何より彼の抱える過去の出来事などから自然となってしまうのだ。"怖い"のである。)
(「そうだね…、なぜ、と言われて説明するのがとても難しいのだが…。──勘だよ。君だって、良い人と悪い人の区別くらい簡単につくだろう?僕は君がいい人だと思っただけだよ。多分、この組織の人たち全員が僕と同じことを考えていると思うよ。」話している途中、あなたの目を彼は一度も逸らすことなくあなたを信用する理由を告げた。この言葉を聞いたら、自分が昔救われたときのような同じ気持ちになるだろう。)
私たちの組織に偏見だけで態度を変えたりする人はいませんよ。それに、私があなたに接している態度で、みんなあなたがどんな人かを理解していると思います
(と、付け足す。その表情はなぜ逆にあなたのことを信頼しないのか、とでもいいたげで。)
………………。
つかないですよ、俺はエスパーじゃない。人間は底知れないから___いつだってそう、騙される馬○から、優しい子から、この世界は居なくなっていく。神様だって、綺麗な花から摘みたいもんな、
(埃を被り、淀んだ灰簾石は、いつも何かに囚牢されているようで、優しくまっすぐなその言葉を聞いても尚、再び輝きを取り戻すことは無かった。)
────けど、、あぁ。少し、少しだけ分かった気がするよ。
(貴方の海のように透き通った綺麗な瞳を向けられては、寂しげなな瞳が晴れた訳でもないが、困ったように僅かに微笑んで。)
…俺は、お嬢ちゃんのそういうところが好きなのかもね、全部が海みたいに透き通ってて、俺とは似ても似つかない…まっすぐで、優しくて、甘くて、温かくて、、言葉なんかじゃ絶対に表しきれない。
(貴方のことを話し始めると溢れ出てくるように止まらなくなり、一拍置いてから小さく吐息を。その後にボスの方に目を向けては下記を言い。)
大事な話があります。今から話すこと…認めるか認めないかは、お兄さんが決めてくれませんか。
(「……うん、そうだね」この世の中は優しく、綺麗な心を持っている人からいなくなっていく…確かにそうだ。優しく温かかった笑みに、少しだけ悲しさと寂しさを染み込ませながらあなたの言葉に頷く。それは長くこの裏社会にいるボスならよりわかっていることだろう。)
真っ直ぐで優しいのも、温かいのもあなたの方ではありませんか。私はあなたのそんなところに惹かれているのです
(これは絶対に否定しなければいけないと思った。似ても似つかないなんて…そんなわけがないじゃないか。自分はあなたの温かさに、優しさにどれだけ惹かれて信頼できるようにまでなったと思っているのか。「うん、どうしたんだい?」そういいながら、疑問に思う時に首をこてん、と横に傾げるのは、ボスに似ている彼女のくせなのかも知れない。)
……お嬢さんの仮恋人を、俺に務めさせては頂けませんか。
お嬢さんに俺は救われました。そんな風には見えないかもしれないけれど、確かに救われたんです。胡散臭い作り笑顔じゃなくて、俺も、、少しは人間らしく、自然に笑えるようになったような、そんな気がしたから_______
(貴方が自分のことを好きだと言ってくれたというのを話すか話さないか、少し迷ったものの"しゃーないよな、、これは、"と申し訳なく思いながら決断して。)
健気でまっすぐな優しい子ですから…俺なんかにも、お嬢さんは"好き"だと言ってくれました。本当にそうなのかは分からないけど、恋愛的にってね。それで、"俺なんかが…"ってのも過ぎりましたが、"この子のことがもっと知りたい" "成長した姿を見てみたいなって"、恩返しがしたいなと同時に思いました。色んなことを教えてあげたい、もっと広い、この素晴らしい世界のことを知って欲しいと思うから……お嬢さんがもっとこの世界を好きになれるように、これからの未来が明るいものであるように、俺の出来ることは何でもしてあげたいと心から思いますし、捧げられるものは捧げるつもりです。
信じるか信じないかはお兄さんに任せますが、、タンザナイトの噂で"女遊びが好き"なんてものがありますね。……別に俺は好きじゃないですし、未成年に手を出すつもりも全くありません。お嬢さんは確かに可愛いけど___それだけで好きなわけではないんです。何より…お嬢さんが傷つくのは、俺が耐えられないので。
────仮恋人の期間が終わったら、二度と貴方達の視界に映らないと、お嬢さんからも手を引くと約束しましょう。だから…どうか、どうか1年間だけ、お嬢さんの傍に居ることを許しては頂けないでしょうか。……お願いします。
(いつもより実は緊張してるのも、キャラが違うのも事実だが、嘘偽りの無い言葉、まっすぐな瞳で最後まで目を逸らすこと無く話しきっては、「あーあ、何やってんだろ、、柄でも無いのにな。組織の子達がこれ見てたとしたら、すっごい笑われてネタにされるだろうなぁ、俺。」なんて考えながらも彼は深く頭を下げていて。)
──っ、、
(あなたの説明は、とてもわかりやすいものだった。何も間違っている部分はないし、誠実だ。だが、同時にこの契約期間が終わってしまえば、あなたは自分の元から離れてしまうということを実感させられる。あなたをこの目に移すことも、話すことすらもできなくなってしまうのかと思うと、悲しくて、寂しくて仕方がない。──また、自分は大切な人と離れなければいけないのか。震えそうになる自分の手を自分で抑え、なんとか震えと感情を押し56しながら、小さく息をつく。ボスは、なんというだろうと緊張しながら見ていれば、「………そうかい。ありがとう、タンザナイトくん。レイのことを心から想ってくれて。互いに了承を得ているなら、僕は構わないと思うよ。」長い、長い沈黙の後にようやく口を開くと、返答はYesで。その言葉にほっとしたのも束の間、「──ただ、もしレイを悲しませることがあったら、容赦はしないからね」どっと空気が重くなるのを感じるだろう。浮かべていた優しい笑みは消え失せ、あなたの前で初めて表情を消す。その雰囲気はまさにあなたが怒ったときと似たようなものを感じる。)
……ありがとうございます。容赦しないって、、あははっ、何する気ですか?俺すっごく気になるなぁ、、んちゃって、(完全に間違えた)勿論、その時は俺のことを56してください。生きてる価値が無いので。
────ただ、其方も改めて、本当にお嬢さんのことを大切に思っているのなら、よーく考えて頂きたい。……渚紗ちゃんの未来の為に、何が1番いいのかをね。
(長い長い沈黙の末、許可を貰うと内心安堵したがそれも束の間、其方の笑みが消え、"怒り"に似たような感情を感じ取るが怖気付くことも無く。彼は冷静ににこりと含みのある笑みを浮かべながら上記を言い。)
(自分の未来のためによく考えた方がいい、とどこか含みのある笑顔を浮かべながら言うあなたに対して「…おや、それはどういう意味かな?」と此方(ボス)も笑みを崩すことなくそう返答する。これは止めないと非常にまずい。どちらも引く気がないのだから。小さくため息をついた後、2人に下記の言葉を投げかける。)
もう、どちらも辞めてください。タンザナイトさん、行きますよ。もう話は終わりました。…失礼します、ボス。
(ボスにこんなことを言うのは初めてかもしれない。少し無礼だったかとも思うが、今回ばかりは仕方がないと自分に言い聞かせながら、強制的に2人の冷戦寸前の会話を断ち切らせるようにあなたの手を掴むと、部屋から出ていく。)
……どういう意味か?あっははっ、、分かってるくせに、お兄さんったら、ウブなフリしちゃって___って、わ…っ、渚紗ちゃん、今ね大切なお話中で、、、
よーく、よ~く考えてくださいね!!!!!!
(吐き捨てるように最後に念押をして。勿論、抗うことも出来たのだがそうはせずに、手を掴まれ引かれるがまま、強制的に部屋から出されて。)
はぁ……、、もう、子供じゃないんですから。ちゃんと”いい子”にしてください
(部屋を出て扉をパタン、と閉めたあと腰を手を当てて眉間に少しばかり皺を寄せ、頬を膨らませて言い合いをしたことを注意する。「子供じゃないんだから」と言っているのにも関わらず、「いい子にして」という言葉は矛盾しているようにも感じるかもしれないが、それを言っている本人は無意識なのかもしれない。)
…次は…あぁ、新しい服を買いに行っても構いませんか?
(あなたの組織ほどが誘われる舞踏会ならば、任務用の服や私服で行っては流石にまずいだろう。そう思い、少しはマシなオシャレな格好で行った方がいいと考え、新しい服を買いに行きたいと言う。もちろん、あなたに払わせる気なんてサラサラないのだが、あなたの服を見る限りファッションセンスが良さそうなので選んでもらいたくて。)
…ごめんね。つい、、
(すぐ煽りにかかってしまうのは悪い癖。何故か少ししょんぼりしながら申し訳なさそうに謝って。)
勿論さ、早速買いに行っちゃおうか。
(そっと優しく貴方の手を包み込んではまた能力を発動させて転移して。目の前に広がる景色は見事に雰囲気からいい感じの服屋さん。高級感も同時に漂っていて。)
いいねぇ、、都会って。はぁ…俺ね、本当はタワマンに住みたかったんだよ。綺麗な夜景が見れるだろう?星も好きだけど、人工的な溢れんばかりの光が好きなんだ。
(圧倒的に自分の家からより転移しやすいらしい。思わず感嘆の声を零し。恐らく億万長者の彼ならタワマンに住むだなんて簡単なことだろう、そう、あの家にはどうしても住むしか無かったのである。)
…私はここよりも、今のあなたの家の場所が好きです
(優しく手を包み込まれると、すぐに「しまった…」と後悔する。あなたにできるだけ能力を使って欲しくないのだ。自分の能力で移動する予定だったのに先を越されてしまった。次あなたの能力が発動しそうになったら自分の能力を先に使おう、と思いながら都内にあるタワーマンションに住みたかった、と言うあなたに少し間を置いてから上記を告げる。もちろん、都会は便利だ。だが、たまに喧騒さにうんざりしてしまうことがある。だからこそ、あなたの家が好きなのだ。静かで、誰にも邪魔をされていないようだから。)
…わぁ、、
(目の前に広がる高級感溢れるオシャレな服屋に思わず感嘆の声を漏らす。本当に入っていいのかと戸惑いの表情を浮かべながらあなたの方を見て。)
……そうかい?そっかぁ___渚紗ちゃんが好きっていうなら、あの家に住んでて正解だったのかもしれないな、
(貴方からの返答に驚きながらも、今まであの家に文句しか浮かんでこなかったのだが心から感謝して。渚紗ちゃんがいいなら正直彼は何でもいいのである。何よりも誰よりも"渚紗ちゃん第一"を彼は心がけるようになっていて。)
───どうだい?なかなかにいい感じでしょ?ボスにオススメしてもらったんだ。このお店はね、うちの組織とも仲がいいみたい。生憎俺は、今までお嬢ちゃんくらいの歳の女の子と関わる機会が皆無レベルに少なかったわけだから、どんな店がいいとか全然分からなくてねぇ…。こう見えて、、、今流行りのものまでどんな系統の服でもあるらしいよ!
……ほら、入ってみよっか。
(感嘆の声を漏らした後、溢れ出す高級感からなのか戸惑いの表情を浮かべる貴方を微笑ましく思い、ふっと笑みを零し自然に口角を緩めると、ぎゅっと手を繋いではお店に入り。)
は、はい…
(目の前の店の雰囲気に圧倒されていたのに気がついたのか、ぎゅ、と手を握って一緒に店の中に入るという気遣いに心の中で感謝しながらあなたの後ろにひっそり隠れるようにして店の中に入る。外からでもわかっていたことだが、やはり普通の服屋とは一味も二味も違う。店内にはどこを見渡しても高級感溢れるバッグやドレス、ハイヒールなどもありながら、メンズの衣類も揃えられている。これ、完全に自分は場違いすぎやしないか??と改めて実感させられながら、取り敢えずあなたの後ろを着いていくことにして。)
(いつの間にか彼はサングラスを装着しており。胡散臭さがブーストする上に、少し大人に見られた方がやはり得なのである。あくまでボスに紹介してもらい訪れた店、気は抜けず。)
あははっ、渚紗ちゃんったらそんな緊張しなくてもいのにって……あれぇ、?
────いらっしゃいませ、お客様。
…………本日はどういったご要件でしょうか?
(目にも止まらぬ速度で隙も無く、入った瞬間店員と思われる複数人に見事に包囲、銃を構えられて。なんて物騒な店なんだろうかと思うかもしれないが、彼らもまた表向きは服屋を営む"マフィア"である。この世界自体が"異能"という存在があるのも大きいのかもしれないが結構物騒。裏社会の人間となると尚更なのだ。防犯カメラに突然、正しい順路も辿らずに人が現れたのを確認、一般人じゃないのは彼らから見ても明らかだ。言わばこれは正当防衛のようなもので。「まさか、巷で噂のUNDEADってやつだったり?」なんて1人が呟いていて。)
…ただの客です
(驚いた。まさか入店して数秒も経たないうちに包囲されて銃を向けられるなんて、と思いながら腰にある短銃を抜こうとするも、少し考えると不審に思われるのも仕方がない。なぜなら、防犯カメラ越しにどこからともなく急に現れたのだから。その時点で”一般人”ではないことは悟られているだろうが、ここで無駄に戦って怪我でもしたらとんでもない。両手を軽く上にあげると、こちらに敵意はないということを表して。相手の1人が「UNDEAD」と呟いたのはもちろん聴き逃しておらず、やはり警戒されている組織なのかと実感する。逆に、うちの組織の情報が遅れているのか?なんて考えたりしていて。)
(「ただの客?そんなわけないだろ、」と、男が貴方に手を出そうとしたその瞬間、彼は片手でぐいっとその腕を掴んでは阻止してみせて。)
……初めまして、"仕立て屋"の皆さん?お会い出来て光栄だよ!
────俺はタンザナイト。ボスの____いや、"ペリドット"の紹介で来たんだ。その巷で話題のUNDEADが開く裏社会の人間を集めたパーティーに俺達は行く予定でねぇ、、此方の可愛らしいお嬢ちゃんの服を買いに来たのさ。お嬢ちゃんの言う通り、一般客と変わりないよ。
(彼が話している最中、貴方に手を出そうとした男が顔を歪め悲鳴を上げており。依然ニコニコとしながら彼は自然に話しているが、なんと男の腕を折ったらしい。今の灰簾石の瞳はいつもに増して淀みが溶け込んでいるといえるだろう。"あちゃ~、力加減間違えちゃった♪"なんて考えるようにしているが、そんなわけが無かろう。話終えると男から手を離して。)
(2つの大きな情報があった。1つ、彼らは"仕立て屋"といわれる組織の連中らしい。服屋としても表社会で普通にかなり有名で、裏社会では奇抜な事で有名だ。2つ、彼の組織のボスの名前は"ペリドット"。橄欖石の一種で、暗闇を払うと言われている、平和や太陽を象徴する石の名であり。)
ちょ、っ…やり過ぎですよ
(一人の男が此方へ手を出して来そうになり、ここで発砲してしまえば乱闘になると考えて「っ、」と声ではない小さな悲鳴を漏らす。だが、その手は此方に触れることはなくあなたによって掴み上げられている。「ありがとうございます」と感謝を言う暇もなかった。愛想の良いニコニコとした表情で平然と話しているのに、男の腕を握っているその手の力は半端ではないだろう。止めようとしたときにはもう遅く、顔を歪めて悲鳴をあげているのを見れば、腕は折れてしまったのだと分かる。さすがにそこまでするとは思っておらず、ため息をつきたくなるのを抑えながら、「やり過ぎ」だと注意する。あなたの話から聞くには相手の組織は”仕立て屋”というらしい。この情報も知らない。後で情報班にしっかりしてくれと言わなければ、と思いながらあなた達に目を向けて。)
失礼しました。…服を購入したいのですが、構いませんか?
(あなたが男の腕を折ってしまったことを謝りながらも、見るからに本気で謝ってはいない。少し間を置くと、先程の出来事はなかったように、まるで普通の高級服屋の客として話している始める。あなたも相当イカれているのかもしれないが、それは彼女もおなじようだ。)
ボキって音がして____
腕、痛かったよねぇ……ごめんね?力加減を間違えちゃったみたいだ、、次からは気をつけるよ。
(貴方から注意を受けては腕の骨を折ってしまった相手に申し訳なさそうに謝り。ぜっっっっったいに上記で言っていることはどちらも嘘。貴方のことを少しでも傷付けようとする人間を正直彼にとっては何よりも有害で生かしておけない。今回はこれでも"加減"をしたのだ。見た目だけでいうとフィジカル系には見えないかもしれないが彼の力には底知れないものがある。男の腕の骨を折ること位なら、もしかすると彼にとっては容易かったりもするのかもしれない。)
(正体が判明しては謝罪の言葉を述べた後、店員は貴方の言葉を聞くと、抑えてはいるものの僅かに身体を震わせながらこくこくと深く何度も頷き貴方に似合いそうな服を系統ごとに分けて何着も持ってきて。)
…こんなに持ってきていただいて…、少し申し訳ないですね
(注意をすると表面上では申し訳なさそうに謝っているが、おそらく…いや絶対にそんなことは微塵も思っていないのだろう。先程もボスと静かに喧嘩になりそうになっていたこともあり、やはりもう一度店を出たら言わないとな、と考えていて。僅かに身体を震わせている定員は急いで様々な服を用意してくれ、それを見ては、服に対して素敵だと思いながら、やはり先程あなたが腕を折ったことで脅しのようになっているため少し申し訳なさを感じて。)
タンザナイトさんは、どれがいいと思いますか?
(用意された服はどれもとても素敵で、自分では到底選ぶことなんてできないため横にいるあなたのことを見てはどれが良いと思うかを聞いて。)
俺かい?…………。
(顎に指先を添え、考える仕草を「うーん」と小さく唸りながら僅かに斜めに視線を流すと、何個か手に取ってはじっくりと考えている様子で。ネクタイとリボンベルト付きの可愛らしい付刺繍入りプリーツワンピース、派手過ぎ無い魅力的な黒のレース付きのフリルドレス、それの水色バージョンのもの、白基調の青のリボンが多くあしらわれた一言で表すなら"綺麗"が似合うドレス、etc.まで正直全部似合うと思うのだが大分厳選した。ただ、そこからは決めかねて。)
(あまりに真剣に彼が選んでいるので"タンザナイト"の噂から想像のつく人物像とは少し違う気がして店員一同驚きながらも、思わず純粋な良心から───あの、よろしければご試着されますか?と、1人が彼に声をかけ。)
……いいのかい?じゃあ、お願いしようかな、、
("ありがとう"と普段通りの笑みを浮かべ、感謝を述べては店員は試着室に貴方を案内して。)
(─────噂ではかなり狂気的というか、頭のネジが外れてると聞くといいますか、、タンザナイト様って…どんな方なんですか?も、貴方に服を渡すのと同時に愛想の良さそうな女性が質問して。骨を折った件に関しては、彼らは大前提裏社会の人間。力には驚いたが、此方は56そうとした訳なのであまり違和感も無いらしい。)
……、、
(まさか、あなたがそんなに真剣に厳選するとは思わなくて話しかけるのも億劫になってしまう。これはあなた一人じゃ最後まで決めきれなさそうだなぁ、と思いながらも”あなたが選んでくれた服”を着たいため、口出しをすることはなく。そんな中、一人の定員が試着をするかと話しかけて来て。さすが高級服屋の定員だ、と気遣いに感心していて。試着室に案内されると、「タンザナイトはどんな人物なのか」と愛想の良さそうな定員にそう聞かれる。どんな…、といえば答えるのはとても難しく、少し間を置いたあと、下記を伝える。)
…優しくて、人一倍愛情深い人です
(努力家、実は可愛いものが好き、愛情深さゆえの嫉妬や独占欲があること、機械音痴なところなど、色々なところを挙げればキリがない。だが、それらは自分だけが知っていればいいと少しの独占欲を見せ、定員には2つだけを教える。)
……そうなんですね、、(取り乱しはしないが、内心全員驚愕だろう。貴方が着替えるということで、何かあれば呼んでくれと伝えた後、さささっと音も無く消えて。恐らくバックルームではこの話題で持ち切りだろう。)
("腕の骨折ったのは良くなかったんじゃないか、"なんて今更彼は後悔し始めていて。そもそも暴力なんてしてはいけない、話し合いで解決するべきだというのを貴方に教えたかったのに、これでは逆効果ではないか。──────"普通"の優しいお兄さんを演じるのではなかったのか?正当防衛とはいえ骨を折るのは普通の優しいお兄さんなのか???……百歩譲っても残念ながらそんなはずが無いだろう。あぁなってしまったのは貴方が傷付けられるのが、その透き通った海のような瞳を汚されるかもしれないというのが己にとってどれほどに"恐ろしくて仕方がないこと"なのかを示唆しており、それを痛いほどにずっしりと今まさに彼は実感していて。)
………(息を吐くようにふっと笑い。"相手に教えたいなら、自分も一緒に成長しないとダメだよな、次こそは、、頑張ろうな、俺。"と、また一人で反省会。だが、極めてネガティブというわけでも無さそうだ。こんな風に考えるようになれたのは、間違いなく貴方のおかげであろう。案外諸行無常、人生山あり谷ありで。)
ありがとうございます
(タンザナイトという男は愛情深く、優しいということに驚きを隠せない様子に無理もないかと、あなたには悪いがそう思ってしまう。あなたに深く関わり、親密な仲になれば当然だと感じるが裏社会の”タンザナイト”はそんな人物だと想像もつかないほどの存在なのだから。定員は何かあったら呼んでくれと言った後にささっと素早くバッグクルームまで戻ってしまい。去り際の定員の背中に感謝の言葉を伝えたあと、厳選された数着の服を早速来てみることにする。最初は派手すぎない黒色のフリルドレスを来てみる。鏡に写った自分の姿を見てみれば、普段黒色の服を着ていることもあり、なんだかしっくりくる。試着室から出れば、その姿をあなたに見せる。)
…どう、でしょうか?
(しっくりくるような色といっても、やはりドレスということもありやや恥ずかしさを感じながら上記を述べて。)
ファビュラス…!!!!100点、?いや、100点なんて低すぎるな、、不可説不可説転(点)ってこれのことなんだね。
("どうでしょうか?"と言われ、声の方に目を見遣るとなんてことだろうか。そこには天使がいて。)
────すごく似合ってるよ、マイエンジェル…。好みの服じゃなかったらごめんね、完全に俺の好みで、、
(思わず口を押さえては物思いに浸っており、深く感嘆してはタンザナイトは大変ご満悦の様子らしい。彼の選んだ服は大人っぽさもあるが、バランスよく可愛らしい服が多いだろう。貴方なら何でも着こなしてしまうのだろうが、中でもよく似合うものばかりなはずだ。服選びに関しても彼はセンスがいいのだと思われる。)
……あぁ、、泣けてくるね。この姿のお嬢ちゃんをこれから他の子達にもお披露目しないといけないなんて___俺が独り占めしたいのにな。
(ぐいっと抱き寄せては思わず貴方抱き締めていて、貴方の耳元で本当に悲しんでいるような、腑に落ちないような、少し妬いているような声のトーンでそう囁いて。灰簾石の瞳には深淵のように底知れない、澱んだ黒が溶け込んでおり。)
ふぁ…?不可説…、、??…ありがとうございます、いいえ、そんなことはありません
(あなたの目が自分を捉えたかと思えば、「ファビュラス」「不可説不可説転」などの普段聞きなれない言葉を早口で続けるため追いつけなくなり言葉を繰り返すことしか出来なくなる。だが、あなたはこの服に大変ご満悦らしい。その様子にほっと安心しながらも、こんな調子で他の服もお披露目し続ければいつかあなたの体力がなくなってしまうのか心配になる。好みの服ではなかったらごめん、と謝られると、それを否定して。好みではないわけがない。むしろどの服も自分の趣味嗜好に合っていて困惑してしまうレベルだ。さらっと「マイエンジェル」とか言ったのが聞こえたような気がするが、まぁそのくらい似合っていると伝えたいのだろうと思い敢えて触れないでおき。)
っ…、もう…。──独り占めするのは私の恋心だけでは足りませんか?
(あなたに突然抱き寄せられ、そのまま抱き締められると少し驚きながらも受け入れるように自分もあなたの背中に腕を回す。耳元で少し妬いているような声色でこの姿を独り占めしたいと囁くあなたに、舞踏会なんだから仕方ないではないかとは言わず、こちらからもあなたの耳元で上記を囁く。真っ白な頬はいつの間にか桃色に色付いていて、澱んだ黒が溶け込んでいるあなたの瞳の暗さを全て吹き飛ばしてしまいそうなほどのあざとい上目遣いで見つめて。)
だっ________
っ……そんな可愛い目で見られても俺は、、、
(屈しないとでも言いたかったのだろうか、貴方のあざとい攻撃の火力は最高火力なのだ。笑顔だけでも4ねる男、見事に浄化。屈しないわけが無い。)
それは反則じゃないかい、?え、負けるよ普通に。(敗北宣言。澱んではいるものの、"渚紗ちゃん可愛い"が勝つ。)
、、、可愛いが過ぎると思うのさ。皆んなお嬢ちゃんの虜になっちゃう……そしたらレイちゃん俺なんか、、あぁ、めんどくさい男で悪かったね、
(自分で言い出したが、餓○かよと恥ずかしくなってきてしまった。これ以上恥を晒す前に撤退するべきだ。貴方からそっと離れては普段通り戻り言葉を紡ぎ始めて。)
とりあえずこれは買おう、可愛い……。いや?というか、お嬢ちゃんが全部似合うだなんて火を見るよりも明らかだったな。
────会計いいかい?
……君達が持ってきてくれた服、全部買うことにするよ。
(どうせ素晴らしい、もう分かりきってる。嫉妬心が芽生えてくる前に撤退しようではないか。定員を呼んでは厳選して中だけでもなく定員が持ってきてくれた服を全部買うと彼はいい。)
面倒くさくないです、可愛いですよ
(これ以上嫉妬のような類の言葉を出さないようにするためだろうか、自分で「面倒くさい男」だと言うあなたに首を振る。あなたが離れてしまえば、少し寂しく思いながらもすぐに嫉妬してしまうところが可愛いんだと伝えて。何を思ったのかはさっぱり分からないが、定員たちが持ってきてくれた服を全て購入すると言い出すあなたに困惑の色を見せながら、それはまずいと思い止めようと此方も負けじと言葉を紡ぐ。)
い、いえ結構です。こんなオシャレな服、普段着れませんよ。それに、この一着を買うとしても、私がお金を出します
(あなたの手をこちらへぐいっと引っ張る(あなたにはよろける程の力には感じないだろうが)と、あなたのお金を出させたくないようで全ての服を買うこと、自分がお金を出すということを必死に伝える。)
かわいい……俺が、、?
(思わず貴方の言ったことをもう一度唱えては腑に落ちない様子で、本当に困惑しており。自分は可愛くないと言わんばかりに、『レイちゃん"は"可愛いよ、』と返答して。)
まあまあ、そう言わずにさ?お嬢ちゃんもこれからの任務でこういう機会があるかもしれないよ。普段使いが出来そうな服も沢山あるし、、毎度同じ服では心許ないだろう。
───それに…♪レイちゃんの財布に今入ってる額で、払えるのかな?これ。この服だけだったら分からないけど___追加でついてくるアクセサリーに"宝石"が使われてるからねぇ、、値札も書いてない。
……パンケーキで奢ってもらっちゃったし、借りも返したいんだよね!どうかな?
(にこりと含みのある笑みを浮かべており、彼にとっては計画通りといったところだろう。ここは高級店の中でも高級店、値段が購入するまで分からないタイプであり。"自分もそんな大金財布に今は入ってないのではないか、"と思うかもしれないが、彼がいい終えた後に取りだしたのは俗にいう"ブラックカード"。お金を持ってる持ってない依然に、歳でいえば大人と子供、出来ることと出来ないことがある、それを利用し手やろうと思ったのだ。パンケーキ店で奢ってもらった時に宣言した通り、今後一切妥協無く彼は貴方に払わせるつもりは無いらしい。)
宝石、ですか…?い、いえパンケーキの借りなんて小さすぎる気がしますが…
(おそらく、あなたのその笑みは「計画通りだ」ということを意味するものだろう。ここまでの高級店となると、もちろん値札なんかついていないため全着買うとなれば自分では到底支払えない額になるのは目に見えている。あなたの口から「宝石」という言葉が聞こえると、首を傾げる。自分は宝石が使われたアクセサリーを頼んだ覚えはないのだ。パンケーキの会計時にあなたに言われたことを思い出す。あぁ、あの時の言葉は本気だったんだなと実感しながら、少しばかりの抵抗の言葉を。)
……、、では…お願いします…
(言いずらそうにあなたから視線を逸らせば、この件に関してはあなたの完全勝利のためもう自分に為す術はない。観念したかのように上記の言葉を伝えて。)
そう、宝石。勝手についてくるんだよねぇ…高級店は凄いよな、
(大嘘。高級店というところを先程から駆使しまくっており。勝手にセットでついてきたとでも言わんばかりの態度だが、しっかり彼が追加した。)
…………!はぁ~い♪
(一般人、大抵の人間は奢られると嬉しいだろうが、彼は払えて喜びを覚えるらしい。今回のこの喜びは確かに、勝負でもしている気分だった為別といえるが、金ばらまき系男、こう見えてもお金の使い方は誠実。子供達への寄付・募金も実はしているタイプ。実際に関わる機会もそう多いとは言えないが子供は大好き。そのため、奢ってあげたい="喜んでもらいたい"と、本質的には完全に善意な為、少し卑怯ではあったがこんな風に強引になってしまうのも憎まないであげて欲しいところで。)
(購入するといった後に店員から値段を見せられては「、、成程。」と軽くぽつりと呟いて。なかなかにいいお値段がしたのだろうか?眺めているだけではなんとも言えない反応を彼はして。定員に何払いにするかと聞かれては"一括払い"と即答。まぁ、彼なら大丈夫だろう。今回の任務も成功させれば良し。袋に丁寧に纏めてもらっては手渡しされては素早く受け取って。)
へぇ、そうなんですか…
(あなたが言うには、高級店にもなると宝石がセット(?)でついてくるらい。不思議なシステムだな、と思い、それが嘘だとは全く疑っていないようで。)
…ありがとうございます。…あの、やっぱり半分くらいは受け取ってください
(やはりいい値段がしたのだろう、一括で払っている姿を見るとなんだか罪悪感が心の底から湧いてきて、支払いが終わりあなたが商品を受け取っているのを見るとあなたに近づき、申し訳なさそうに眉を下げるとまだいくらしたのかは分からないが、その値段の半分を払わせて欲しいと言う。)
……そんなに払いたいのかい?
(悪意は全く無いものの、彼は奢って貰えたら皆謙遜しているだけで本当は嬉しいのだと本気で勘違いしている為、(金の恐ろしさは学習済み)貴方の反応に本気で悩んでおり。小首を傾げて、顎に指先を添えては、「んー、」と小さく唸りながら考える仕草をして。何か思いついたのか、普段の笑みは崩すこと無く貴方の瞳をしっかり捉えては漸く言葉を紡ぎ始めて。)
─────いいよ、じゃあ全額払わせてあげる。服やアクセサリーを買うのにかかったお金よりも俺にとっては遥かに価値のあるものさ。………お願い、聞いてくれるかな?
…!!本当ですか?
(少し考えるような仕草をした後、「全着をこちらに負担させてくれる」と言ってくれて。その言葉にあなたに一歩近づいてしまうほどで、相当嬉しいのか目をキラキラと輝かせながら上記の言葉を思わず口に出して。)
…?おねがい、ですか?
(あなたの言う「お願い」というものに首を傾げるとどんな内容なのか疑問を持っているようで。果たしてどんなお願いなのだろうか、なんの検討もつかないためただあなたの瞳を見つめて返答を待ち。)
────うん、本当だよ。
("本当ですか?"という貴方の質問にニコリと笑みを浮かべて上記を返して。それほどに貴方は嬉しかったのだろうか、此方へ1歩近づかれてはクスクス笑い、そっと優しく貴方の小さな手を握っては言葉を紡ぎ始めて。)
俺の家に、毎日なんて贅沢は言わないから、、週1、2回、お泊まりしないかい?正直人生、何処に居ようがお嬢ちゃんが笑顔でいれるなら、それ以上は望まない____けど、叶うなら…もし許されるのなら…傍で俺も見ていたくてね。出来る限り、"その刻"が来るまでは、お嬢ちゃんと一緒にいたいって、、どうしても思ってしまうのさ。
……面倒臭い男でごめんね。お嬢ちゃんといる時間のことを知ったからなのかな、、一人でいる時間がもっと寂しくなっちゃった。
("その刻"というのは間違いなく契約期間が終わり、貴方達の視界に二度と映らないという約束を果たす日のことだろう。困ったように、自傷気味に彼は笑って。自分で言っておきながら、流石に烏滸がましすぎたかもしれない。貴方にもし拒絶されてしまったらそれを素直に受け止めようと思い覚悟を決めて。)
…あなたは本当に健気な人ですね。お願いなんて使わなくてもそんなことくらい全く構わないのに
(あなたの大きな手で自分の手を包み込まれるように握られれば、再びあなたと視線を合わせる。お願いの内容と言うのは、「契約期間が終わるその時まで、週に1~2回お泊まりをして欲しい」というもので。…あなたのお願いはいつも小さなことだ。一つ前のお願いは、確か一日に一回は抱き締めてほしい、とのことだった。本当にあなたはこのようなときになると健気で控え目だ。そんなところも可愛くて好きなのだが。)
もちろんです、むしろ、3、4回でもいいんですよ?
(なんて、冗談っぽく言ってみるも半分は本気だ。あなたがこの言葉を聞いて喜んだ反応を見せたら、本当にそうしてみようか。)
え………!いいのかい、?
っ、、、じゃなかった。お嬢ちゃんは優しいねぇ、、気持ちは嬉しいんだけど、そんなの俺には贅沢すぎるさ___お嬢ちゃんに飽きられちゃったら悲しいし、、
("健気な人"というのに彼の中ではかなり引っかかりながらも遮ること無く聞いていると、週に1、2回、お泊まりして欲しいという自分のお願いに"3、4回でもいい"なんて返されては思わず、相変わらず澱みが消えることの無い瞳を、キラキラと輝かせる勢いでぱああっと顔を明るくさせて一瞬溢れんばかりの嬉しさを解き放ちそうな雰囲気もあったのだが数十秒も経たずに消え失せ、そんな弱気なことを貴方に話して。間違いなく一人にして欲しくない、一緒にいて欲しいのが本音だろう。彼の大切な人なんてもうこの世界にはほとんどおらず。)
………!!!いいのかい、?
っ……じゃなかった。お嬢ちゃんは優しいねぇ。けど、週に俺の家で3、4日お泊まりだなんて流石に無理してないかい?ベットわける気ないよ。
、、、気持ちは嬉しいんだけど、そんなの俺には贅沢すぎるさ___お嬢ちゃんに飽きられちゃったら悲しいし、、
(ベットわける気ない=添い寝させてもらう。"健気な人"というのに彼の中ではかなり引っかかりながらも遮ること無く聞いていると、週に1、2回、お泊まりして欲しいという自分のお願いに"3、4回でもいい"なんて返されては思わず、相変わらず澱みが消えることの無い瞳を、キラキラと輝かせる勢いでぱああっと顔を明るくさせて一瞬溢れんばかりの嬉しさを解き放ちそうな雰囲気もあったのだが数十秒も経たずに消え失せ、そんな弱気なことを貴方に話して。間違いなく一人にして欲しくない、一緒にいて欲しいのが本音だろう。彼の大切な人なんてもうこの世界にはほとんどおらず。)
無理なんてしていません…!えぇ、私もあなたと一緒の家にいるのに一人なんてさびしいです
(自分の言葉であなたが目を輝かせたと思えば、十数秒もすればそれはなくなり。あなたの変に消極的な部分は治してほしい。自分だってあなたのわがままに付き合って甘やかしてあげたいのに。無理をしていないかい、というあなたの言葉に勢いよく首を振れば全否定して。「ベッドわける気ない」という言葉の意味は知っていたのか、それに頷くと、あなたも自分と寝たいと思ってくれていることが嬉しくて。)
飽きるわけないじゃないですか、もしかして私が飽き性だとでも?
(贅沢すぎる、飽きられたくないと弱気なことを言うあなたに頬を膨らませて上記のことを言う。別に怒っているわけではないが、あなたには自分の感情に素直になって欲しい。)
………顔はぶっちゃけ自信あるけど。総合で俺より魅力的な人なんて沢山いるだろうから、、、
─────お嬢ちゃん、大人の男の人と関わるのは組織の子達以外ならもしかすると、俺が初めてだったりはしないかい?
(顔をぶっちゃけちゃうと自信あるらしい。自分でもイケメンだと思ってる。まぁ確かに、自称していても皆納得するしかなかろう。"無理なんてしてない、飽きる訳ない"と言われては、胸が温まるようで嬉しくなる。だが、同時に纏わりついてくるそのむず痒い感情に表情が僅かに歪んだ。勿論、貴方がそんな軽薄で無いというのは頭の中では理解している筈なのだが、脳に過ぎる彼の不安は後を絶えず。色々あるが、それの何よりの原因が上記だろう。)
えぇ、まぁ…
(溢れ出るあなたの顔の自信に少し引きそうになるも、よくよく考えたらあなたが顔に自信を持つのは無理はないだろう。顔ももちろん整っていて綺麗だが、あなたの纏う雰囲気、高い背丈、人あたりの良さそうな笑顔まで追加されてしまえば、あなたのことを裏社会の有名人だと知らなければ街中を歩いていたときに何人もの女性に声を掛けられることだろう。大人の男の人と関わるのは、組織以外の人間だったらあなただけか、という質問には頷いて。男性、という区切りがなくとも、組織以外の人間とはほとんど関わったことがない。なぜそんなことを聞くのか、とでも言いたげな瞳であなたのことを見つめて。
…………。
やっぱりそうかい、、そうだよね。
────ごめんね、何でもないよ。
(嬉しくて心が踊るような、悲しくて全てを投げ出して寝てしまいたくなるような、なんとも言えない複雑な気持ちだ。貴方にとっての"初めて"なのはとても嬉しいが、自分に向けられている感情が恋心で無い可能性が大きくなってしまったではないか。"ふー、"と軽く息を吐いてはその事実を胸に落とし込み、貴方の頭をぽんぽんと撫でては"何でもない"とにこりと笑みを浮かべ上記を言い。腕時計を見遣ると言葉を紡ぎ始めて。)
……レイちゃん、組織の子にお化粧してもらえたりはするかな?そのままでお嬢ちゃんは俺を4に至らしめるほどに可愛いし輝いているから間違いなく不要なんだけど、多分女の子達全員してるからねぇ、、雰囲気的に、?
(本当に化粧なんて要らないと思うのだが、一応パーティーでもある為、雰囲気的には化粧をしてくるのがいいと考えたのだろう。"社交辞令"というやつだ。滅茶苦茶失礼な奴になっている気もして絶望しながらも伝えきり。)
君を家まで送ってから、俺も組織に顔を出しに行くことにしよう。迎えに行くのは○時くらいになると思うなぁ…普通にこの後仕事があってね、、働いて稼いでくるよ。
(今日のお買い物分⇒流石に彼でも1日で稼げる額では無かった。)
はい、わかりました
(あなたの意味深な質問に答えると、あなたの反応はなんとも言えないようなもので。それに首を傾げながらもあなたが「なんでもない」というので、あまり気にしないことにして。あなたの言いたいことはもちろんわかる。自分が可愛くないからメイクをしてほしい訳ではなく、ドレスや舞踏会の雰囲気に合うようにして欲しいのだ。そのことに対しては上記のように答えて、「君を家まで送ってから」と言われると、あなたはあなたの能力を使って自分を家まで送り届ける気だと判断し、それだけは阻止したいと思い。)
いえ、一人で帰れます。あなたと私の能力は似ていますし
(と、首を振って。あなたが迎えに来る時間を言われれば、それまでに準備を済ませられるようになんとなく頭で予定を立てて。)
……そうかい?
("女の子を家まで送らず放置してその場を去るなんて気が引けるんだけどな…。優しいお嬢ちゃんのことだから、気を使ってくれているんだよねぇ、、きっと、"なんて考えながら、貴方の言葉に対して対処に困ったように眉を下げつつ、申し訳なさそうな様子で。)
ドレスとアクセサリーは、先に送っておくね。
、、、気を付けて。お別れするのは寂しいなぁ…また後で。
─────"楽しみ"にしてるから。
(沢山購入し重いため、それだけでもせめて負担を軽くしようと先に、貴方の組織内の建物(家)に荷物だけでもと異能により彼は転移させたという。上記を告げるとぽんぽんと優しく頭に触れた後、相当時間が不味かったのだろうか、彼はその場からすぐに消えてしまって。)
ありがとうございます。…えぇ、また後でお会いしましょう
(ドレスとアクセサリーはあなたの能力によって自分の家まで運ばれたようで、結局あなたに能力を使わせてしまったではないか、と少し反省しながらも感謝の言葉を伝える。頭をぽんぽんと撫でられながら離れるのは寂しい、後で会おうと言う言葉に頷き、上記のように返事をすると時間が迫ってきていたのかすぐに姿を消してしまい。
───任務に向けて体力を残しておきたかったため、歩きで家まで帰ると、メイクやヘアアレンジなどに詳しい年上の女性構成員にメイクをしてほしいと頼み。時間をかけてメイク、ヘアアレンジを済ませ、鏡を見てみれば普段とは違う自分の姿が映っていて。メイクでこんなにも変わるのか、と感心しながらその姿には似ても似つかないほど厳つい短銃やナイフなどを仕込んで。メイクはナチュラルでありながら服の上品な黒を基調としたデザインに負けないほどの濃さで、髪は短くできることは少ないものの、左側で編み込みをしており、前髪は真ん中で分けられている所謂”センター分け”というものにしており全体的にドレスやアクセサリーに合った上品な仕上げになっている。できるだけ手荷物を少なくすれば、家を出て玄関の前であなたのことを待ち。)
(亀裂が走るガラス、穴だらけの壁、紅で塗り替えられた原型も留めぬ歪な空間。そこに、真意の分からぬにこにこと悪魔のような笑みを浮かべ陽気に話しながらタバコを吸う男と、若干引き気味に気怠げで、呆れたような目をして話を聞く男がいた。)
そんな事ないさ!人と人との繋がり"絆"って、本当に素晴らしいものだと思うよ。……ただ俺は、同じくらい______その絆ってのが崩れていくのが好きなだけ。宝石はさ、砕け散る時が1番綺麗なんだから。足元が崩れて…空が丸ごと落ちてきちゃいそうな、、希望に満ち溢れた瞳にどす黒いものが溶け込んでいく瞬間…♪
想像するだけでもゾクゾクするだろう?
───あぁ……思い出した。せっかく"これ"作ったのにねぇ、使ってあげれば良かった、、残念。次回にお預けかぁ、
はぁ、、あんな悪魔の所業よく出来るっすね。顔で許されてるところありますけど、普通に気持ち悪いっすよ。
(本心かは別とし、裏社会のタンザナイトはこういうキャラである。まさに"悪魔"、噂が酷いのも納得できるだろう。ニコニコと陽気に話しているものの、灰簾石の瞳は相変わらず澱んだ黒を溶け込ませていて。心の奥に秘める真実は掴みづらく底知れない。なんと言われようがその残虐性を曲げるつもりは無いらしい。"悪魔の所業"というのは情報を吐かせる為に、降伏させる為に行う拷○に近いようなもの。幹部の中でも彼はそれが特に酷いという。他の幹部はそのまま56したりもするのだが、彼の場合は100%そんな事はしない。最大の特徴出来る限りは"56していない"。これが大きな鍵となるのは間違いないだろう。彼なりの"理由"はあるが、知られてしまっては全て無価値になってしまうという。決して"真の目的"を本心を露見させるつもりは無いらしく。)
お坊ちゃん、俺達みーんな、ひと56しだぜ?中途半端な優しさなんて、かえって毒だよ。大っぴらに吐き出せないようなことも全て、愛しい恋人のように……優しく抱きしめてあげてごらん?そしたらきっと、全てを理解できるから。
…結構っすよ。
、、、あ、そうだ。ずっと気になってたんすけど"あの組織の奴ら"なんでただであんなリスクまで背負って見逃したんすか?現場たまたまいなかったから…アイツらに聞いても全然答えてくんねーし、教えてくださいよ。
あっははっ、気になるかい?
───でも、それは内緒。共有して分かち合うのも素晴らしいことだけど、たまには独り占めするのも悪くないだろう?
チッ…ケチっすね。別に分かち合ってな、あ____そろそろ時間じゃないすか?"UNDEAD"でしたっけ?
え?????
わー、、、本当だね。1時間計算ミスしたなぁ、俺。ごめんね、頼み事をしてもいいかい?
(煙草の火を消し、部下に頼み事をしては異能を使い、その場を離れて。貴方にはやく会いたい、でなくば渦巻く感情に罪悪感に、全てが呑み込まれてしまいそうだ。地を踏みつける足取り異常に重く、頬を撫でる夜風は刺すように、驚く程に冷たい。昼食も抜いたというのに結局準備をする暇なんて生まれなかった。が、流石に何もせずに行く訳にも行かず、遅れるというのを伝えるのを信頼出来る部下に頼んでおいて。)
………。(遅れると伝えるよう頼まれた、ついでに交換の仕方が分からないからL○NEを交換してきて欲しいとのことらしくスマホまで託されてしまった。他人にスマホを渡せるだなんてと驚きながらも、やましいものでもないか、弄りたいので検索履歴も見てみたが『映画ジャンル種類』『○○店、くまさんパンケーキいつまで?』『美味しいフルーツサンドの作り方』等の平和なものしかなく絶句。本当に頭がバグる。諦めてはインターホンを鳴らして。)
…はい
──?どちら様でしょうか
(約束通りの時刻になり、そろそろ来るかと椅子から立ち上がるとちょうどインターホンが鳴る。ドレスやメイクに合うような靴を履けば、玄関を開ける。だが、目の前にいたのはあなたではなく、知らない若い男性で。もちろん面識はなく、あなたの組織の人物であり、部下であるということも知らないため首を傾げると誰だと聞く。だが、その人物の容姿、体格、服装などを見ていると男性が持っているスマホに目が行く。そのスマホがあなたのものに似ていると分かると、より意味がわからなくなってくる。)
……………。
家間違えて無いっすよね??
、、、タンザナイトの部下っす。"レイチェル"さんって方いますか?ついさっきまで仕事してて、まだ準備が出来てないらしいんで、あの人遅れるらしいんでそれを伝えに、、、
───あぁ、あとは、(質問したいことがある、だがそれは後にしよう。扉を開けた先に立っているのは話し方に気力が無く、気怠げな瞳をした20歳ほどの若い男、貴方が釘付けになっているスマホを其方に向けて。)
L○NEの交換してあげて欲しいっす。"ずっとしたかったけどやり方がわからなくて自分からは提案出来なかった"って。あの人本当に機械音痴なんで、理解力はある筈なのに、機械系だけは本当にダメなんすよ。
(心臓の音が煩い、マ○オでいうスーパースター状態から通常の状態に戻ったようだ。あれをしている時の自分はどういう感情なんだろうか。気づいたら、本当に夢中になっているのか、全て終わっているのだから。"恐怖"と"興奮"は紙一重。ジェットコースターやお化け屋敷、遊園地の中でも人気であろう。皆刺激を求める、余韻までもがセットだ。自分が本当に狂人な気もするし、愚者な気もする。彼にも自分なりの『正義』があるのは事実。そのおかげで今まで完全には呑まれなかった。ただ、最近は本当に呑まれ始めていたのかもしれない。それを体感しながらも彼は抵抗しようとしなかった、"出来なかった"。今更これを否定してしまったら、指先を絡めて触れて誰かの夢が、全て泡沫となってしまうのだから。こんなことが脳裏に過ってくるのは貴方と出会ったからなのだろうか?22歳で既にこれ。…貴方が20歳を迎える頃、自分が26歳の頃にはどうなっているのだろうか、想像するだけでも恐ろしくて仕方がない。やはり貴方とは________。
18歳までは許容範囲だったのかもしれないが、契約で1年と言ってしまった。だが、自分が狂い始めたのは18歳くらいのこと、幹部になったのは19歳。現在は22歳、そう考えると案外妥当なのかもしれない。そんなことを考えている内に時間はどんどん過ぎ去っていたようで準備も終わっており。)
あぁ、それは私です。…わかりました、QRコードを出してもらってもいいですか?
(どうやら今話している相手はタンザナイト…自分が知っている”海斗”の部下らしい。相手の目的は自分のようで、「レイチェル」という名を出されれば、彼の部下なら別にいいかと何も疑うようなことはなく探しているレイチェルという者は自分であるということを伝える。彼が機械音痴なことはなんとなく勘づいてはいたが、やはりそうなのかと思いながら小さな肩掛けバックからスマホを取りだしL〇NEのアプリを開けばQRコードを読み取れるように画面を準備して。)
"タンザナイトの部下"って聞いて、怯えないんすね。変な感覚……薬飲ませてそうなのに、、、
(QRコードを差し出した後、貴方が"レイチェル"なのだと知ると気怠げながら、少し驚いた様子で目を見開いて。そして彼は数秒思考した後に、言葉を紡ぎ始めて。)
へぇ……あの人、未成年の潰さなきゃいけなかった組織の女幹部を気に入っちゃったってことすか?
それとも______
(その後に続く言葉は声にならなかった。本気で怒っているところは正直あまり見た事がないが、ただの勘ではあるものの、何故か上司に怒られる気がして。)
、、、凄いっすね、どうやってあの人の心を射止めたのか僕、気になって仕方ねーっすわ。
───もしも、レイチェルさんがそういう魅了系の能力者だったりするなら、俺が責任持って56さなきゃいけないんすけど。
(どんな場面でも基本笑みを浮かべているタンザナイトとは違い、どんな場面でも基本無表情なタイプ。その瞳には怒りも愉悦も宿しておらず。銃口を突きつけている訳でもないが、なんとなくマズイのは理解できるだろう。銃は使わない戦闘スタイルの可能性が非常に高いと伺えて。)
タンザナイトの部下"って聞いて、怯えないんすね。変な感覚……薬飲ませてそうなのに、、、
(QRコードを差し出した後、貴方が"レイチェル"なのだと知ると気怠げながら、少し驚いた様子で目を見開いて。そして彼は数秒思考した後に、言葉を紡ぎ始めて。)
へぇ……あの人、未成年の潰さなきゃいけなかった組織の女幹部を気に入っちゃったってことすか?
それとも______
(その後に続く言葉は声にならなかった。本気で怒っているところは正直あまり見た事がないが、ただの勘ではあるものの、何故か上司に怒られる気がして。)
、、、凄いっすね、どうやってあの人の心を射止めたのか僕、気になって仕方ねーっすわ。
───もしも、レイチェルさんがそういう魅了系の能力者だったりするなら、僕が責任持って56さなきゃいけないんすけど。
(どんな場面でも基本笑みを浮かべているタンザナイトとは違い、どんな場面でも基本無表情なタイプ。その瞳には怒りも愉悦も宿しておらず。銃口を突きつけている訳でもないが、なんとなくマズイのは理解できるだろう。銃は使わない戦闘スタイルの可能性が非常に高いと伺えて。)
残念ですが、私はそんな能力は持っていません。それにどちらかといえばあなたの上司よりの能力でしょうか
(別に、自分から彼の心を射止めようと思って何かをしたわけではないのだが…。様々な異名を持ち、変わっている彼のことだ。そう思うのが妥当だろう。相手の言う「敵のことを魅了する能力」を持っていたとしても、自分の性格であればその能力は上手く使いこなすことは出来ないだろう。相手の言葉に首を振って否定すれば、彼の部下であっても自分の能力は言わない方がいい気がして、上記のような答え方をする。ここで闘うのは本当にまずい。できれば穏便に済ませたいところなので、仕込んでいる銃には手をかけず。)
口ではどうとでも言えるっすけどね、へぇ?そりゃ厄、、
───っ、はははっ、、ちょっとちょっとー!酷いなぁ…俺もしかして、他の人に間違えられちゃった?
(能力で近くまで転移した後、部下と貴方が丁度話しているのを見ては其方に向かい、背後まで来たところで手を掴まれて、"ボキッ、"という鈍い音と共に、何本かの指の骨が砕け散ったのを鮮明に体感して。おかげさまで右手が使い物にならなくなってしまった。流石は彼の側近部下だといえるだろう。)
なんか凄い殺気みたいなのを感じた気がして体が勝手に……すいません。てか、この女、やっぱ信用できねーっすよ。絶対なんか騙されてま
(少し驚いた様子ではあったが、相変わらずやる気がない。謝罪に熱量が感じられないだろう。ただ、"凄い殺気みたいなのを感じた"というのはあながち間違ってないのかもしれない。灰簾石の澱みはより一層増しているようにも思えるのだから。)
……やっぱ痛い、痛くて痛くて仕方がない___流石にこれさぁ?『減給』ってやつなんじゃ、
はい、任務頑張ってくださいね。素晴らしいお嬢っすね、話してみて分かりました。L○NE交換しといたんで。てか先輩、水も滴るいい男じゃないすか、まじ似合ってるっす。輝いてますわ。応援してるんで、今度うまい焼肉奢るっすよ。じゃ、僕はそろそろ失礼します。
(『減給』というワードがタンザナイトの口から発せられては態度が急変。早口で上記を述べた後、目にも止まらぬ速さでその場から去り。タンザナイトの思惑通りと言えるだろう。)
……待たせちゃってごめんね、仕事が長引いてしまった。あの子に何かされなかったかい、?
(申し訳なさそうに遅れたことへの謝罪をした後、心配そうに貴方を見ては子首を傾げる。容姿を彼が褒めちぎるのは、それが終わってからなのだろう。彼はというと、いつもに増して大人びた雰囲気であり、手には黒手袋、横髪はほんの少し流していて。シャツはしっかり着込んでおり、黒を基調とした上着には袖口や襟元に金糸の刺繍が施され、ネクタイの色は黒に映えるような紫。所謂"正装"というやつだが、折り目正しい着こなしだからといって、堅苦しさや野暮さもなく、アクセサリーも厳選されており全て彼の良さを引き立たせている。どこをとっても非が無いと言えてしまうだろう。)
いえ、構いませんよ、お疲れ様でした。えぇ、特になにも
(部下の男性との会話であなたが近付いてくるのする気がつかなかったというのに、相手は殺気を感じたため気がついたらしい。さすがは彼の部下だ。…手の骨を折ってしまったことには驚きを隠すことができず、唖然としてしまいそうになる。目にも止まらぬ早さで部下の男性が帰ってしまえばあなたに話しかけられ、仕事によって遅れたこと、男性になにかされなかったかと聞かれ首を振る。)
とても似合っていますね、かっこいいです。…手は大丈夫…ではないですよね。一度中に入ってください、治癒能力を持つ方がいるんです
(あなたの服装、髪型に目を移せば全てがあなたを引き立てる材料になっており、あなたを纏う雰囲気はいつにも増して気品があり、これを2度見しない女性はいないだろうと思わせるほどだ。心からの感想を伝えた後、おそらく砕けた手の骨を心配して。玄関の扉を開ければ、一度入り中にいる治癒能力者に治してもらうことを提案する。)
………!!!
────本当かい?渚紗ちゃんにそんなこと言ってもらえるだなんて光栄だな、、
("かっこいい"と貴方に言ってもらうと、他の人から言われてもあまり何も思わないのだが思わず口角を緩め、彼は心底嬉しそうな笑みをしてみせて。)
え、?
……あぁ、、ありがとう。
(ぎゅっと折れていない左手で、優しく貴方の手を握ってはついて行く。今の貴方を見たその瞬間から、頭の中に致死量級の情報量が入ってきており渦巻いているのだが、漸く話出せそうで褒めようとしたその瞬間、何本か骨が砕けて使い物にならなくなってしまった自分の右手を心配してもらっては驚いたような反応をして。折れていたとしてもそのまま任務に行ったりも彼するため、難なくこなしてしまうため、もはや心配されなくなったのである。困惑を溢れ出しながらも、温かみが溶け込んできて。ちなみにこれは日常茶飯事。力加減が極度に苦手らしく、前は腕、肋の骨を折られたりもした。初対面の握手で手を握り返された時に指も含めた手の骨が全て折れた時は流石に驚いたが、なんだかんだ減給にしたことは無い。)
…__さん、怪我人です。右手の骨が折れています
(中に入ると、少し奥の部屋まで進んでいく。その部屋の扉を開けると、ベッドなどが置いてあり医務室のようになっているのがわかるだろう。机の前に椅子で座っている女性が自分たちの存在に気がつき、自分の言葉を聞くともう一つの椅子に座るように指示する。髪が緩く巻いてあり、纏う雰囲気も女性らしく上品なことから彼女に化粧やヘアアレンジを施したのはその女性だということがわかるだろう。女性があなたの幹部に触れ、5分ほど経過すると手を離し「はい、治ったわよ」と伝える。どうやらあまり愛想がいい方ではないようだ。)
ありがとうございました、行きましょうか
(仲は悪いわけではない。両者も愛想を振りまくようなタイプではないため、話すことがないのだ。あなたの方を見てそう言えば、治った右手を緩く引いて。)
へぇ?たったの5分で骨が治った。変な副作用も無さそうだし、、実に興味深いね!だから"ガーネット"ちゃんはあんなにムキになってたのか。俺へのあだ名(悪口)がグレードアップしてたからなぁ…
(軽く治った手を開いたり閉じたりしては感嘆の声をあげて。組織を壊滅させなかったことに対して誰よりも何故か怒っていたうちの組織の医療系の代表をしている女幹部のことを思い出しては愉しげな意地の悪い笑みを浮かべ、あの日の出来事に納得した様子で。女性の方に目を見遣ると、纏う上品で洒落た雰囲気から、貴方にメイクを施したのが傷を治してくれた女性なのだろうか?と頭に過ぎり。行きましょうかと言われたが、気になることがある。笑みは崩すことなく『ありがとう』と感謝を述べた後、小首を傾げては1つ質問を投げかけて。)
──────素敵なレディ、君がお嬢ちゃんのお化粧やヘアアレンジを?
…えぇ、そうよ。私の技術もだけど元がいいからなかなかいい仕上げになっているでしょう?
(ありがとう、という感謝の言葉を受ければ「ん、」と短く言葉になっているかも怪しい返事をして。普段しないレイチェルの顔を見てなんとなく察したのだろうか。自分がメイクをしたのかと聞かれ、隠すことなく頷く。ツヤのある赤いリップが塗られた唇の口角をあげれば、レイチェルの肩を抱き寄せて距離を縮めて。改めて彼女の顔を見ると、なかなかにいい仕上げになっているのを実感して上記を言う。)
あぁ、そうだねぇ… 君(レディ)は女神様だよ。こんなの_____はぁ、本当需要しかない、、、全てが最高の仕上りだ!レディのセンスには感無量だな。
(優しく頬に手を添えて、じっくりと貴方を眺めては困ったように少し眉を下げて。その言葉に深く頷いては、物思いに浸りながら共感して。"技術も素晴らしいし元もいい"本当にその通りであろう。全体的に黒のドレスに貴方の白銀色の髪は映えており、メイクはナチュラルでありながら服の上品な黒を基調としたデザインに負けないほどの丁度いい濃さ。髪は左側で編み込みをしており、前髪は真ん中で分けられている所謂”センター分け”というものにしていて普段とのギャップもいい。全体的にドレスやアクセサリーに合った可愛げがありながらも上品な仕上げで美しい。)
いつも可愛いくて"キュン4"してしまいそうなのに、こんな風に着飾ったお嬢ちゃんをみたら俺、、、
─────っ…………ゲホッゴホッ..ゲホッ、
(出来るだけ誰にもバレないように見られないようにしているのだが、貴方に彼の全てが夢中、釘付けになっていた為、対応できなかった。能力の使い過ぎによるものなのだが、彼はとてもタイミング良く吐血して。"一年間今回の任務が終わったら何らかの理由をつけて休職しようかな。君と出来る限り長い時間一緒にいたいし、"なんて言っていたが、本当にそうした方がいい状態。もしかしたらそれもあったのかもしれない。医療班に彼を気遣っている人物がいるのだが、何度も忠告されていて。)
はぁ、、みっともない姿をごめんね。気にしなくていいから。レイちゃんのヘアアレンジ、俺もできるようになりたいなぁ…
(流石の彼も女性の髪をアレンジする技術まではまだ習得していないようで、落ち着いてきてはハンカチを取りだし、口元を覆い拭きながら願望を漏らして。)
でしょう?もっと褒めても__って、大丈夫なの?レイは能力を使いすぎちゃダメよ
(優しく頬に手を添えてレイチェルに見惚れている姿を見れば、ふふんとまるで自分が褒められているかのように誇らしげにして。吐血したあなたを見れば、驚きながら大丈夫かと声をかける。さすがは治癒能力者とでもいうのだろうか。吐血した姿を見ただけで病気などを患っているわけではないと理解し、能力の使いすぎによるものだと判断する。あなたの能力がどんなものかは知らないが、レイチェルの顔を覗き込んでは気をつけるようにと声をかける。…訂正しよう。彼女はレイチェルのことが大好きらしい。)
えぇ、わかっています。…タンザナイトさん、このまま任務に行けるのですか?
(彼女からの言葉に頷けば、まるで普段から言われているような返事をする。そしてあなたの心配をすれば、そんな状態のまま任務にいけるのかと聞いて。)
君とはとても仲良くなれそうだ。……時に宿敵かもしれないけれどね。
(にこりと楽しげな笑みを浮かべては、今思ったことをそのまま口に出してみて。"渚紗ちゃん大好き同好会"なんてグループを組んで永遠に良さを語り合い続けられる気もするし、自分の嫉妬心は凄まじい為、飛び火もありえる。保証はできない。)
レイちゃん、ここではもう、タンザナイトじゃなくて、、、海斗でいいよ。いや、俺が海斗って呼んで欲しいんだ。_____そうだった……まだ海斗しか教えてなかったね。俺、"綴 海斗"っていうんだよ。
(本名を教えるのと同時に、"結婚したら綴が貴方の苗字になるのか、"なんて頭に過ぎってきては俺は何を考えているんだろうと思考を止めて。)
あははっ、本当は行きたくないけど、1年休職する為には必要不可欠なことだからさ。多少無理をすることになるかもしれないけれど、この任務が終わったら……肉体的にも精神的にも回復できるように、確実とはまだ言えないけどね、、ちゃんとお休みさせてもらうつもりさ。
……だからお嬢ちゃんは、傍で俺のことを見張ってて。
("このまま任務に行けるのか"と聞かれては、隠しても良かったのだが、もういいかなとも思って、困ったような笑みを浮かべては本音を伝える。つい、傍で"俺のことを見張ってて、"だなんて願望まで漏らしてしまった。)
それだけは避けたいわね。…まぁいいわ、とりあえずあなたにレイを任せさせてあげる
(レイチェルを可愛がったり甘やかしたりしたいという感情を持っているのは、どうやら彼も同じようだ。彼の言うとおり、仲良くなれるかもしれないが、レイチェルが好きすぎるあまり言い合いになることもあるだろう。上から目線に、もう喧嘩になるのではないかというほどの言い方で「任せさせてあげる」と言いレイチェルの肩を離し。)
…わかりました、では海斗さん、行きましょう。えぇ、もちろんです。…行ってきます
(あなたの苗字まで知れたことに嬉しく思いながら、あなたの手を引いて、見張ってて、という言葉に頷いてもちろんだと答える。構成員に行ってきます、と言ったあと部屋を出ていき。)
……お嬢さんには指一本触れさせませんのでご安心を。
、、、そうだね。
(喧嘩に至ることは無く、上記を治癒能力者に伝えた後、"渚紗ちゃんは愛されているんだな、"と色んな捉え方が出来るであろう僅かに少し寂しげな笑みを浮かべて。貴方の手を優しく握り返して部屋から出るとピタリの足を止めて。)
────瞬間移動しちゃおっか。
(にこりと笑みを浮かべては貴方が何か言う隙も無く彼は能力を発動し、目の前に広がる光景は豪華客船で。既に能力の使い過ぎではあるものの、この任務さえ終われば暫くは穏やかな時間が恐らく訪れるだろう、だからこそ彼はふりきっているのである。出し惜しみをするつもりも無い。それに、良くないとわかっているものの、貴方から心配されるのは実に心地が良く温かいのだ。こんな9ず男に騙されるのは本当に生涯自分だけにて欲しい。)
…!もう、さっき吐血したばかりではありませんか
(自分が何かを言う隙もなくあなたの能力によって豪華客船まで来てしまえば、怒った様子で頬を膨らませて上記を述べる。先程の吐血した姿を見てしまえば、元々無理をさせる気はなかったが、さらに無理をさせたくなくなってきた。この任務が終わって帰ることになったらあなたの家にまた泊まらせてもらって甘やかしてみようか、なんて思っていて。)
どうか無理はしないでくださいね
(怒ったような顔から、次は心配しているような表情に切り替わり、無理だけはしないで欲しいということだけ伝えて。)
……怒った君も可愛いね。やっぱりリスみたいだな、、
(反省する様子も無しに微笑ましげにくすくすと笑っては髪を崩さない程度に優しくぽんぽんと頭を撫でて。)
あぁ、、渚紗ちゃんの頼みなら。
(彼の中の今回の優先順位、1は貴方、2は一般客、3は任務の達成、4はUNDEAD以外の裏社会の人間、5が自分といったところだろうか。一応5には自分がいる。勿論、完璧に任務を達成させて、貴方と温かな家に傷を負うことも無しに帰りたいと彼も心から望んでいて。)
失敗した事なんてほとんど無い、だから大丈夫。
────今回も必ず成功するよ。
(直接的には言葉にすることなく、成功するよ、だなんて言ったが、"必ず成功させる、"というこれは誓いでもあり。貴方達を逃したことで、しっかり"幹部になってからは成功率100%"という栄光は過去のものになっている為、ほとんど無いという少し頼りない曖昧な言葉で飾っていて。"情けない、、"と思いながらも普通に格好つけれなかった。)
……えぇ、あなたが言うのなら信じます
(怒った姿がリスみたいだと言われるのは2回目だろうか。頬をふくらませてしまう癖を治したいと思ってはいるものの、長年の癖はどうも治らないようだ。セットされた髪を崩さないようにするためなのか優しく丁寧に頭を撫でられると、その手とあなたの心遣いに心地良さを感じて。「今回も必ず成功する」…なんて頼もしい言葉なんだろうか。自分がいなくても、あなたはこの任務を簡単に終わらせることが出来たんだろう。役に立ちたいが、まずはあなたの足を引っ張らないようにしなければと心に決めて。)
("あなたが言うなら信じてみる"という言葉に、僅かに目を見開いては意外そうな反応をして。貴方の小さな手にそっと優しく触れて、上手く指を絡ませては、俗に言う"恋人繋ぎ"とやらをして。大体掴んだ貴方の歩幅に合わせゆっくりと歩いては本会場へと足を運び。その途中で、下記を貴方に投げかけてみて。)
……お嬢ちゃんはさ、俺のことを信用してくれているのかい?
(扉を開けたその先に広がる光景は、目も眩むほどに眩い空間。会場の天井に取り付けられている一際大きいシャンデリアのが吊り下げられた大理石の広間には、赤いカーペットが敷き詰められていてとても優雅。体育館くらいの広さはは余裕でありそうな空間に、大勢の着飾った男女が集まり、グラス片手に談笑しあっていて。生演奏の音楽も、癪に障らない程度ではあるものの、心の浮き立つような明るい旋律。食事はビュッフェ形式のようで豪華な料理が彩りよく並べられていてどれをとってもハズレが無さそうだ。船というのもありきっと、バルコニーに出れば、涼しげな夜風が優しく頬を撫で、灯りに照らされた綺麗な海を眺めることも出来るのだろう。)
えぇ、もちろんです。…何か変ですか?
(あなたの大きな手が自分の手に触れれば、そっと指を絡められる。いわゆるこれは恋人繋ぎだろう。名前のせいもあるのかもしれないが、なんだか普通に手を繋ぐよりも密着感を感じて心地がいい。本会場へ向かう途中、あなたのことを信用しているのか、と聞かれる。当たり前だろう。最初の出会いはなんとも言えないものだったかも知らないが、その日から自分はあなたに何度助けられ、恩を受けたのだろうか。なにも迷うことなく頷くと、信用してしまうのは当然ではないかとでも言うように上記を問う。)
…!美味しそうなケーキが沢山あります、食べてもいいですか?
(扉を開けると、そこには眩しいほどキラキラと輝く光景が広がっていて。天井から下げられたシャンデリアや優雅な音楽も魅力的だが、やはり彼女が1番興味をそそるのはビュッフェ形式に並べられているスイーツのようで。あなたの手を引き小走りで近付けば、輝かしい目で食べていいかと聞いて。)
変、_____いや、不思議な感覚でね。そんなことを言ってくれるのはお嬢ちゃんくらいだから……嬉しかったんだ。
("何か変ですか?"と聞かれては普段なら変だと言っていたかもしれないが、何も迷うことなく当然ではないかとでもう言うように"勿論"と言ってくれた貴方がいたのだ。それを変だなんて言いたくは無い。自分の心に正直になり、心のままに上記を言ってみて。)
………。
(この食べ物自体をUNDEADが用意したものなのだとしたら、何かが仕込まれていたりしてもおかしくはない。むしろ、自分の経験を振り返ってみるに、仕込まれている確率は極めて高いと見受けられる。だが、美味しいそうなスイーツ、恐らくスイーツを作ったであろうパティシエらしき人達が貴方のその愛らしく輝かしい眼差しを見ては、微笑ましげな温かい視線を少し離れた場所からだが此方に向けているこの状況。それに、任務だからなんて言うのも心苦しいし言いたくもない。視線だけを斜めに逸らし不自然にならぬように2秒程で状況把握、思考した後、『確かにどれも美味しそうだ!ちょっと待ってね、このスイーツ、テレビで見たことあるような…!?』と雰囲気も任務だからなんて言いぶち壊すことも無く"テレビで見たことがあるような"なんていう咄嗟の大嘘をカマし、貴方にだけ彼が向ける優しげな笑みを崩すこと無くそう伝え。検索している風にスイーツの写真をスマホで撮り、何処かに送信して。30秒も経てば返信が来たようで、内容を見ては心から安堵してふっ、と息を吐くように僅かに微笑して。)
─────待たせてごめんね、少し気になっちゃって。……凄く有名な店のケーキらしいな。予約1年待ちとからしいよ?食べなきゃ損さ!お嬢ちゃんの好きなだけお食べ。
(特に異常の無いケーキだという確認が取れたのである。貴方の方に目を見遣ると優しげな笑みを浮かべ、心ゆくまで食べればいいと伝える。スイーツ界隈に詳しくない為自分は存じ上げ無かったが、有名な店のケーキなのは間違いないらしい。予約1年待ちなのかは知らない。雑な嘘で。)
…そうですか…、あなたが嬉しいならよかったです
(普通に考えるなら、裏社会の有名人のあなたのことを完全に信じ切るのは変だと思われるだろう。実際、あなたも少し言葉に詰まっていたような気がする。だが、そう言われて嬉しかった、というあなたの言葉は、何となく嘘ではないような気がして。)
本当ですか?…では、いただきます。───!美味しいです
(スイーツの検索をしているのだろうか。少し待っててね、と言ったあとスマホを弄り出すあなたに首をかしげ、言われた通り美味しそうなスイーツの数々を眺めていれば、検索が終わったのか好きなだけお食べ、と言われると嬉しそうに表情を明るくさせて。取り皿にショートケーキやカップケーキなどの甘い食べ物を乗せ、フォークで小さく切ったあと口に頬張る。そして、美味しい、となんの捻りもない感想を呟いて、)
…………!!
そうかい、それは良かったねぇ、、
("美味しい"と幸せそうにいう貴方を見ては、心からの安堵と上記と共に、食べてもいないのだが誰よりも嬉しそうに口角を緩めて。不覚にも、自分もお腹が空いてきてしまった。貴方との約束の時間に間に合わせる為、結局間に合わなかった訳ではあるものの、昼食も抜いて仕事をしてきたのだ。『食事』といっていいのか分からないが、少し掠りそうなものとして、ペットボトルの水を一本分飲んだのと煙草を数本吸ったくらいで。異常無しだというのは確認してもらったが、もしもの時の保険として彼は我慢しており。案外彼はいつだって冷静で警戒心がとても強いのである。その警戒心の強さと冷静さもあったからこそ、幹部になってから"任務成功率100%"という輝かしい業績を彼は得ていたのだろう。自分からは食べようとしないかもしれないが、貴方から指摘されると食べるかもしれない。渚紗ちゃんからいわれたこと、渚紗ちゃんからのお願いに、彼はめっぽう弱い。)
タンザナイトさんはなにか食べないのですか?
(ケーキをぱくぱくと食べ進めていけば、頬張る度に初めて食べたかのように美味しそうに表情を緩める。やはり甘いものは最強だ。来る前は緊張していたものの、あなたがいることと大好物であるスイーツを食べていることで緊張なんてどこかに飛んでいってしまった。自分が食べている姿を見て口角を上げるあなたを見れば、そういえばあなたは今日1日ほとんど何も食べていないのではないかということに気が付き。食べ物は原動力だ。なにも食べなかったら本来の力を発揮できない。そう思い、上記のようにあなたにそう質問してみる。)
(貴方から何か食べないのかと指摘されては『すー、』と息を吐いて、バツの悪そうな顔をした後、思わず息を呑む。"ダメだ、タンザナイト"と、自分の中の何かが訴えてくるのだが、今のお腹のすき具合、豪華で美味しいそうな食べ物の方に目を見遣るとやはり抑えられそうになく。)
────本当にごめん、お嬢ちゃん。俺はとんでもなく面倒臭い男だ。……今からとんでもなく面倒臭いことを言うだろう。けど、頼むから、嫌いにならないで欲しい、、、
(最初に謝罪と面倒臭い奴宣言からはいって。"嫌いにならないで欲しい"だなんて彼にしてはとても珍しい、弱々しい声で貴方にお願いして。やはり自分からはとてもじゃないが取れそうになっかったのだ。)
皿に適当で構わないから食事を乗せて持ってきてはくれないかい、?それで、その……
お嬢ちゃんにあーんしてもらいたい、、、
(貴方が持ってきてくれたものなら間違いなく自分は食べるだろう。それを利用したいのだ。そして、"お嬢ちゃんにあーんしてもらいたい"これは完全に自分の願望。こんなとんでもない我儘を言ったのは、人生でも貴方が初めてかもしれない。そんな我儘がいえてしまうほど彼が貴方に心を開いて、打ち解けている証拠でもあり。)
──!…ふふっ、そんなことで嫌いになりませんよ
( 「本当にごめん」「嫌いにならないで欲しい」とまであなたが言うものだから、何を言い出すのかと思えば内容は「食事を持ってきて、それを”あーん”して食べさせてほしい」というもので。思わずくすっと笑いを零してしまう。むしろ、あなたからのわがままはもっとしてほしいくらいだ。あなたも自分に甘えられている時はこんなに嬉しい気持ちになってくれているのだろうか、なんて思いながら嫌いにならないと首を振って。)
少しだけ待っていてください、すぐに取ってきますから
(そう言うと、少し背伸びをしてあなたの頭を優しく撫でる。あなたに背中を向ければ、たくさんの料理の中から”あーん”がしやすいパスタを選び、端には1口サイズにカットされたオレンジやりんごなども添えて。)
──お待たせしました。…あ、あーん…、?
(あなたの元に戻ると、早速食べさせようと皿の端でフォークを立てるようにしてパスタを巻き付ければ、そのままあなたの口元に持っていき食べられるようにする。少し恥ずかしそうにしながら”あーん”という言葉も呟いていて。)
っ……………。
(いつも撫でてる側なのだが、背伸びをして、貴方に頭を撫でられてはなんだか不思議な感覚だった。初めはその小さな感触に内心またもやギョッとしたのだが、全く悪い気分にはならず、むしろ心地よくて、"もっと撫でて欲しい"とも思い。暫くして貴方の体温が離れていくと僅かではあるものの、寂しさが胸の奥でぽつりと残り。)
、、、________!!!
(自分がわざわざ"あーん"をして欲しいと言ったからなのだろうか?恥ずかしそうにしながら呟いているのを見て、聞いては、可愛いがすぎて思わずよろけそうになるが何とか抑えて。くるくると巻いて食べやすくして口元まで持ってきてもらうと、ぱくりと一口で食べてみて。食べた瞬間思わずニヤケてしまい。空腹だったのも大きいのかもしれないが、貴方が"あーん"してくれる高級なパスタ、美味しくないわけがない。最高だ。正直ワインが飲みたい。)
『──────Ladies and gentlemen!紳士淑女の皆さん、ご機嫌。大変お待たせ致しました。No.3番オークションのお時間です!!!!』
……?わ、、オークションをやるらしいよ。No.3なんだねぇ、、俺のせいだ。(自分が遅れたから。)
というかあれ、UNDEADの人間かも。幹部辺りが妥当かなぁ…
(思慮深い反応をした後、司会を担当している男がUNDEADの人間なのではないかと疑いの目を向けて貴方にも伝えておき。)
オークション、面白そうだから付き合ってあげてもいいけど、、壊すのもありだよねぇ?
(意地の悪い笑みを浮かべては何か予想がついているのか、"壊すのもあり"だなんていう不穏な言葉を残して。)
っ……………。
(いつも撫でてる側なのだが、背伸びをして、貴方に頭を撫でられてはなんだか不思議な感覚だった。初めはその小さな感触に内心またもやギョッとしたのだが、全く悪い気分にはならず、むしろ心地よくて、"もっと撫でて欲しい"とも思い。暫くして貴方の体温が離れていくと僅かではあるものの、寂しさが胸の奥でぽつりと残り。)
、、、________!!!
(自分がわざわざ"あーん"をして欲しいと言ったからなのだろうか?恥ずかしそうにしながら呟いているのを見て、聞いては、可愛いがすぎて思わずよろけそうになるが何とか抑えて。『録音するから、もう1回言ってくれるかな?』なんて一瞬過ったが言えるわけが無いので、ため息が出るばかりで。はたして、彼が貴方の写真とボイスを入手することはこの1年間で出来るのだろうか。くるくると巻いて食べやすくして口元まで持ってきてもらうと、ぱくりと一口で食べてみて。食べた瞬間思わずニヤケてしまい。空腹だったのも大きいのかもしれないが、貴方が"あーん"してくれる高級なパスタ、美味しくないわけがない。最高だ。正直ワインが飲みたい。)
『──────Ladies and gentlemen!紳士淑女の皆さん、ご機嫌。大変お待たせ致しました。No.3番オークションのお時間です!!!!』
……?わ、、オークションをやるらしいよ。No.3なんだねぇ、、俺のせいだ。(自分が遅れたから。)
というかあれ、UNDEADの人間かも。幹部辺りが妥当かなぁ…
(思慮深い反応をした後、司会を担当している男がUNDEADの人間なのではないかと疑いの目を向けて貴方にも伝えておき。)
オークション、面白そうだから付き合ってあげてもいいけど、、壊すのもありだよねぇ?
(意地の悪い笑みを浮かべては何か予想がついているのか、"壊すのもあり"だなんていう不穏な言葉を残して。)
美味しいですか?
(食べた瞬間少し緩んだと思われるあなたの口元を見れば、不味くないことは確かなのだが、声を出さないあなたを疑問に思い、美味しいかどうかを聞く。おそらく有名なシェフが作ったであろう料理のため、不味いことはないだろう。)
幹部、ですか…。
(司会を務めている男性が声高らかにオークションを続けることを宣言すれば会場中の全ての視線が彼に集まる。あの男性が幹部だと疑わしいとあなたに言われると、少し体が強ばるのを感じると、無意識なのか皿を片手で持ってもう片方の手ではあなたの服をぎゅ、と掴んで。)
…もう、食べないのですか?
(オークションを壊そうと不穏なことを言うあなたに寂しげな表情で皿に残っているパスタやフルーツの存在を伝えて。)
……!ごめんね、仕事の時は俺、色々と勝手に制限をかけてしまっているみたいで、、、
(無意識に口には出さないようになってしまっていたようで思わず謝罪をする。不敬だと思うのは勿論だが、謝罪するくらいには美味しかった。)
美味しい、凄く美味しいよ!……腕がいい料理人が作ったんだろうね。お料理自体が素晴らしいのは勿論だけど、お嬢ちゃんが"あーん"してくれてるからかな、、今まで食べてきたものの中でいちばん温かくて"幸せの味"がした。
(嘘偽りの無い事実だ。高級料理を口にすることは、自ら店に行かずとも、仕事で客人等と彼ならよくあるだろう。それでも、今までで食べてきた中で1番、腹だけでなく心が満たされていくのを胸の奥で確かに感じた。)
……俺がついてるから大丈夫。『UNDEAD』なんて組織自体所詮、トコジラミちゃん達が悪者ごっこをしているのにすぎないさ。最近よくあるよねぇ、、?ちょっとやそっとの事で思い上がっちゃってさ。踏み足には破滅がつきものだというのに…
(『本当馬、、』と、通常運転のタンザナイトが出るところだった。こういう事が自動的にベラベラベラベラ出てくるのである。何とか留まったが非常に危ない状況で。)
そんな顔をしないで、ごめんね?______野暮なことはやめておこう。大人しく一緒に見てようね。
(『残りの物(皿に残ってる物)も、お嬢ちゃんが俺に食べさせてくれる、?』と貴方にお願いをした後、にこりと含みのある笑みを浮かべては言葉を紡ぎ始めて。)
今から始まるのはきっと、、ただの『オークション』なんかじゃない。よくある___君の組織はやっているのか知らないけれど、お嬢ちゃんも詳しいかもしれないな。
─────"詐欺"の授業でもしようか?
そうですか、それは良かったです。…幸せの味…なんだか少しわかる気がします
(あなたからの「美味しい」という言葉が聞ければ、自分が作った訳でもないのに何故かほっと安心して嬉しい気持ちでいっぱいになる。あなたの言う「幸せな味」の意味はうまく説明できないが理解できる。今朝あなたが作ってくれたフルーツサンドも、自分が好きな甘いものだからという理由だけではなく、心が満たされていくような感じがしたのだ。)
はい、もちろんです。…詐欺の授業、ですか?
(皿に残っている食べ物も食べさせてくれるか、と聞かれると頷いて返事をする。さっそくくるくると再びフォークに巻き付ければあなたの口元に持っていき、「詐欺の授業」のことを聞き返す。)
(口元まで再び運ばれ、それをぱくりと食べては『美味しい、、』と感嘆の声を漏らし、今度はちゃんと幸せそうな顔をして。)
………そう、"詐欺の授業"。学校なんかでも、今どきは習ったりするそうだよ。俺も見せてもらったんだ。"ボスが余計な事するな、"って怒ってたなぁ、、。しょうもないことかもしれないけれど、色々教えるって言ったし、せっかくだからね。俺の勝手な妄想で悪いけど、お嬢ちゃんは銃で標的を狙い撃つのが主な仕事みたいだし、あまりそういうのはしたことがないし、仕掛けられたこともないじゃないかな、?
(学校に貴方を通わせてあげたいのが本心だが、貴方はそれを望まないし拒むのが現実だろう。それに、もう貴方の年齢では学べないこともあるのだろう。なら、少しでも自分が教えてあげられないだろうか。最初の授業が詐欺なのは心許ないのだが致し方ない。基礎的すぎるかもしれないが知ってて損は無いだろう。今度はもっといいことを教えてあげたいと心から思って。)
詐欺なんてあげていくとキリが無いから、、教科書にあるような、今回は"悪徳商法"のよくある代表的なものを紹介するね。……クイズ形式にでもしようかな。
────さて、じゃあまず最初に、お嬢ちゃんが知ってる"悪徳商法"、具体的じゃなくても名前じゃなくても何でもいい、俺に知ってることを教えてくれないかな?
(元、詐欺のプロフェッショナル。幹部になってからだろうか、今は滅多に無い。小規模な任務は彼に回ってこないのである。)
…そうですね…一般人を対象にした組織的な商取引…でしょうか
(あなたの口元に運んだパスタをあなたが頬張り幸せそうな顔をしているのを見れば、こちらまで嬉しくなってくる。なぜ急に「詐欺」についての話になったのかは分からないが、詐欺の中に含まれている”悪徳商法”について知っていることを聞かれる。少し考えたあと、上記のことを口にする。言葉にして伝えるのは難しいな、と思いながら紡んだ言葉なため、少し伝わりにくい部分もあるだろう。)
よくあるのは架空請求やワンクリック詐欺…あとは点検商法などでしょうか
(思い出すように顎に手を添えて”んー”と呟いた後、悪徳商法についての具体例を三つほど挙げて。)
わお…!3つも具体的な名前が、、優秀優秀!よく知っているね。
(本当に感心した様子で貴方を褒めて。具体的な名前が出てくるとは思わなかった。)
じゃあ今回は、身近にも潜んでいる代表的な悪徳商法、、フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺、アポイントメントセールス、デート商法、キャッチセールス、点検商法、当選商法、催眠商法、送りつけ商法、儲かります商法、マルチ商法、霊視商法、、辺りを簡単に紹介していこう。まずはそうだねぇ…アポイントメントセールスから!__________
(よくあるような作り話で彼自身が一人何役も演じて、ストーリー形式で少し笑える要素や馴染める要素も交えながら、どれも分かりやすく解説をしていき。度々貴方への質問(クイズ)も投げかけたりもして、貴方と自分の2人だけだが本当に学校の授業のようだ。一通りそれが終わると、普段の少しお巫山戯モードから、束の間に切り替わり、ほんの少し目を細めては、揺るぎの無い真剣な眼差しを貴方に向けて。頬に優しく手を添えては、言葉を紡ぎ始めて。)
……馬鹿らしいと思うかもしれないけれど、これが本当にどれも、、年々騙されている子が増加傾向にあるんだ。腐りきった悪い大人は、いつだって輝かしい未来のある、優しい心を持つ君達のことを騙そうとする。そんなこと、絶対にあってはならないのさ。奪われるのはお金だけじゃない。他人事だとは思わず、お嬢ちゃんもどうか気をつけてね。自分だけじゃない、大切な人も守ってあげて。警戒心は十分すぎると思うけれど、君は優しいから、、、
"特に"、俺みたいな胡散臭い男には特に要注意だからね…!
(自分よりも年下に詐欺をした経験は無い。あくまで彼が標的にしていたのは意地汚い金持ちだ。詐欺を多く見て、実際してきたからこそ、目の前で現在進行形の詐欺が行われているこの機会に伝えたかった。きっとその頃には契約期間も終わり、傍にはいれないけれど、18歳なんかは特に標的にされやすい。)
─────さてと、よくある悪徳商法について学んだお嬢ちゃんに最終問題さ!これに正解出来たら俺は文句無し、合格だよ。
───わかりました、いつでもどうぞ
(ストーリー形式で様々な悪徳商法の例について分かりやすく説明されれば、あなたの物語は面白くて思わず表情を緩めてしまうものもなかにはあり。…学校というのは、こんなような説明をしてくれる場所なのだろうか、なんて思いながら静かにあなたの話を聞いていて。説明が終わると、真剣な眼差しを向けられ頬に優しく手を添えられれば他人事だとは思わずに常に詐欺の存在を警戒して欲しい、と言われる。「あなたが守ってくれるではないか」と言おうとしたが、その時にはあなたはもしかしたらいないかもしれない。そう思うと言葉が出てこなくて。話は”最終問題”にまで移り、それに正解したら自分は合格になるらしい。)
気合十分ってところかな、期待できそうだねぇ……それじゃあ、あちらにご注目~♪
『さぁ、続いての商品はこちら!~~の人気ブランド_______の売り切れ続出、ネットですら買えない幻のクシを……なんと!!10000円から、10000円からっっと?勢いがいいですねぇ!15000?20000?…30000円!!はい!30000円で落札です!!!!皆様、麗しの素敵なマダムに大きな拍手を!』
……あのクシが30000円か、、今話題のだよね。転売で100000円くらいなのも見たことがあるよ!凄くお得だなぁ、羨ましい!!次は俺も負けないようにしないと、
(完全に演技モードに入り。)
『まだまだいきますよ~!!!!続いての商品はこちら!感動級のふっくらご飯が手軽に家で炊けてしまう!お米の芯までしっかりと熱が伝わり、甘みや粘り、うまみを引き出す○○社独自の____通常価格は流通も少ないことから価値は底しれません…♪さらにさらに、____________!!150000円から、150000円からいきましょう!』
くー、、200000円でもダメか、、皆んな凄いなぁ。300000円で落札ねぇ……けど、いくら○○社の最新の炊飯器だからといって、冷静に考えて300000円ってどうなんだ?俺が見た時確か…んん?けど、まぁお得なのかな、、流通少ないみたいだし、司会の人が_______円の価値があるって言ってたし、皆んな凄い盛り上がってるし、、きっとそうなんだよね!次こそは、………やっぱ男気ってのが足りないよな!!
『まだまだまだまだいっっっっきますよ~!!!続いての商品はこちら!!!お酒好きのご存知の方をいらっしゃるのではないでしょうか!?__________、こちらをなんと?なんと?なななんと!!!1500000円から、』
『えー!?!?あれって超有名なやつだよね!?やばいって、ちょっと早く落札しないと!!!』
『待ってな、お財布と相談、、』
『そんなんしてる暇無いわよ!だってあの司会すぐに締め切るんだからっっ、』
………正式に言うと全然違うんだけど、よく似ていると思ってね。司会の巧みな話術に、会場のこの異常なほどの熱狂的な雰囲気。まるで全てが仕組まれているみたいだとは思わないかい?
最初のクシは確かに妥当、、むしろお得だったけれど、他は果たしてどうなのかな?だんだん値段が高額になってきたねぇ?、、あの炊飯器、凄い上手いこと言ってたけどそんな話聞いたことも無いんだよなぁ…俺結構詳しいと思うんだけど。
──────さて、ここで問題です。今行われている詐欺は、俺の紹介した中でいうとどれに1番近いといえるでしょうか?
マルチ商法…いえ、催眠商法…でしょうか…?
(オークションが行われている方に視線を移せば、富豪たちに紹介する商品の値段はだんだんと跳ね上がっていく。あなたが完全に演技モードに入って、富豪たちの心の声を実際の声にして表してくれているのもあり、より状況が分かりやすい。司会による巧みな話術、会場全体の熱狂的な雰囲気はまさに異常であり、おもわず褒め称えたくなるほどだ。このような詐欺はどのような部類に含まれるか、とあなたに聞かれれば、相当悩んでいる様子で顔を顰める。もちろん話は聞いていた。だが、決定的にこれだと言える自身はなく一つ一つ頭の中で消去法で考えて出した結果が「催眠商法」で。購入者の購買意欲を掻き立てるような司会者の話し方、この会場の雰囲気に合っていると思ったのだが…答えはどうなのだろうか。)
そうそう!!正解~♪よく出来ました。流石お嬢ちゃん、嬉しいな、、俺の話ちゃんと聞いてくれてたんだ?
(言葉の通り嬉しそうな笑みを浮かべては、軽く貴方を此方に抱き寄せては、よしよしと優しく頭を撫でて。)
催眠商法ってのは、勿論別の形もあるんだろうが大抵は締め切った会場で、オークション形式でするものが多いんだ。何かを無料であげた後、『もっとお得なのがあるよ!~~~なんだけど、君も会場に来てみない?』なんて声をかけてくるだろう。知らない人についていって良いことなんて本当無いねぇ、、参加者は何人もいるように見えるけどターゲットは1人の場合が多い。全員自分を騙そうとしている…敵ってことだね?催眠商法は一人暮らしを始めたりした若者から主婦や高齢者まで幅広く、どの世帯にも多い。最初は本当にお得なんだよ。シャーペン10円、フライパンがなななんと100円!!!なんていってるけど、それを落札しているのはお仲間さん。勢いで5000円くらいの羽毛布団を200000円で買わせたりするからねぇ……恐ろしい。あの炊飯器、10000円のやつさ。俺、結構お米好きだから知ってる。お酒も100000円くらいで買えるやつだねぇ。酒好きだから知ってる。値段がどんどん跳ね上がっていく________あぁ、見てて心苦しいよ。俺達は不正で入ったから持ってるわけだけど、ここスマホ没収されてるんだよねぇ、本当は。
(今も一般客の家族が落札しては蔓延の笑みを浮かべているがあの絵画なんて1000円くらいの偽物じゃないだろうか。とんでもない大損だ。そもそも、あんな値段、本当に払えるのだろうか。後で売ればいいだなんていって持ち金全部使っていたり来たら最悪の場合借金を負うことにもなるのだろう。スマホで調べられないとはいえ何かが妙である。)
……司会もUNDEADの構成員も上手いと思うけど、、冷静さを欠かせさせる"異能"なんかもあるのかもしれないな。
ん、ありがとうございます。でも、あなたの説明がわかりやすかったからですよ
(抱き寄せられたあと、頭を撫でられながら正解したことに褒められればこちらもあなたのことを抱きしめて嬉しそうに擦り寄る。褒めてくれたのはもちろん嬉しいが、これは自分の力ではなくあなたの説明があったからだと言って。「冷静さを欠かせる能力」…その能力を相手が本当に持っていたらどうやってしまうのだろう。いや、考えても仕方がない。あくまで予測でしかないんだからと言い聞かせるようにして。)
…そろそろ終わらせましょうか?
(ひっそりと仕込ませている銃に手をかければ、このオークションを終わらせるかどうかを聞く。もちろん司会者などを撃つわけではない。
……、、!!!!それは良かったよ。
("説明が分かりやすかった"と貴方からいってもらえては心から安堵した様子で嬉しげな笑みを浮かべて。すべってるんじゃないかとも思ったが、工夫したかいがあったらしい。)
……"終わらせる"って______何をする気だい、?
("まさか、司会を撃つとかじゃないよな?"と内心焦りながら貴方に聞いてみて。焦っているのも事実だ。だが、いくら表情で上手く覆い隠されていたとしても瞳だけは嘘をつかないらしい。自分でも無意識に、コントロールできない領域の下、灰簾石のその瞳は不安や困惑の他に、怪しげで愚劣な好奇心を確かに秘めていて。"人間は真実を欲しない、欲しいのは脆弱な夢に幻"これは彼も同じなのだろう。)
───やったことがバレたら終わりですが…こうするしかありません
(そう言うと、銃の引き金を引き天井から吊るされている豪華なシャンデリアの根元を狙い撃つ。小さな組織に所属しているからと言っても腐っても”スナイパー”のようで、狙撃銃でなくともしっかりと命中させていく。シャンデリアの照明部分に当たると、パリンッという音の後にガラス片が細かく降ってくる。その破片で4ぬほど人は弱くないし、自分たちは少し離れたところにいるから平気か、と思い。会場中はどよめき、「だれだ!?」「どうなっているんだ!」などの怒号の声が聞こえる。)
わ~、、凄いな…レイちゃんかっこいいね。一発で当てちゃうなんて…!!!
その歳でそれなのか___天性の才能さ、逸材だね。
(この少女は狙撃銃以外も使えるのか、とその技術に嘘偽り無く心から感心する。貴方の見事な射撃術を見せてもらっては"ひゅーひゅー♪と1人で彼は盛りあがっていて。ガラスに亀裂が入り砕け散り、毒を持った眩い?光となって大きな音と共に会場へ降り注ぐ。『───・・なんて綺麗なんだろうか。』こう思ってしまう自分はおかしいのかもしれない。まだ完全に失っている訳では無いが、彼の感覚はとっくに狂ってしまっているのだ。裏社会で存在を大きく示し、名を馳せている人物で正常を保っている人間など、存在するのだろうか?)
(会場が大きく混乱、人々の戸惑いや怒号の声が耐えぬそんな中、可愛らしい衣装に身を纏うものの、ボロボロにも見える、一人のどこか儚げで幼い少女が歌を歌い始めて。)
~~~♪
(その歌声は子守唄のように当たり障り無く優しく、会場を包み込む。分も経たない内に静寂が訪れては、次第に落ち着きを取り戻し始めて。まるで、全てが何も無かったかのように。歌に魅了され心を奪われている間に、気が付けばシャンデリアは無くなっていて。意識が朦朧としていたのだろうか、こんなことは普通じゃない。不意とはいえ、冷静さを象徴とする宝石の名を与えられた彼でさえ正常な状態を保てなかったらしい。まだ何とも言いきれないが、想像していたよりもこれは厄介な戦いになるかもしれない。そうなると、貴方を家に返さなくてはならないパターンが出て来るだろう。)
…っ、、あれは能力だったのでしょうか…
(幼く、儚げな雰囲気を持つ少女が現れ心地の良い歌を歌い始めると、意識が朦朧としてくるような感じがした。一瞬ふらつくも、なんとか耐えると自分は何をしていたんだろうという思い始めて。いけないいけない、これは敵の罠だとすぐに正気をなんとか取り戻し、同じく正気を取り戻したであろう隣にいるあなたに上記の言葉をなげかける。あれがもし能力だとしたら無限に歌えるわけではないとわかってはいるものの、厄介極まりないものだ。相性が悪いのだ。)
───…あの子、間違いなくUNDEADの人間だよねぇ、、?有益な情報が聞けるかも。
(「捕まえちゃおっか?」と、不穏な言葉に含みのある笑みを浮かべては、貴方と再びぎゅっと手を繋ぎ、彼は躊躇なく不思議な歌を歌っていた少女に近づいては声をかけて。)
こんばんは、可愛らしいお嬢ちゃん。
…一人なのかな、?
(「お母さんとお父さんはどうしたの?」と、跪く風に軽くしゃがんでは、少女の目線に合わせては質問してみて。タンザナイトが推測するにこの少女は、5歳~8歳といったところだろうか。家族が傍に居ないのはあまりにも不自然だ。)
『………………。』
それにしても、素敵な歌声だったねぇ…。心を奪い、意識さえも朦朧とさせてしまうような____本当に素晴らしいものだったよ。つい俺達は、歌声を辿ってここまで来てしまったんだ。
『お、おにいさんたち、だれなの、?る、るなの歌…るながあのお歌、つくったの、、』
へぇ…るなちゃんって言うんだ?俺は海___いや、
"タンザナイト"って言った方が分かるのかなぁ?
『……!!!!!る、るなは、しらない、なんもしらない、!ほんとうだよ。"UNDEAD"ってなに、?タンザナイトは、るな知ってるもん…!ほうせきのなまえでしょ。おててはなして、、叫んでもいいの、?』
(口早、キョロキョロとした視線の動き方、落ち着きの無い手足____動揺しているのは誰が見ても一目瞭然。少女はタンザナイトのこともUNDEADのことも知っているそうだ。実際、タンザナイトはUNDEADのことについて触れてすらおらず。そもそも、タンザナイトという宝石を小さな子が知っているのも珍しいだろう。)
……はははっ、、それはちょーっと、困るかなぁ。逆に、今叫んだら、るなちゃんはどーなっちゃうと思う?
(にこりと普段通りの笑みを浮かべたまま、注射器のようなもの彼は取りだし少女にそう尋ねて。あまりに恐怖だ。普通に考えて嫌な予感しかしないだろう。)
『る、るなは、、おかあさんが……』
(少女はぶるぶると震えて、消えてしまいそうな微かな声量な意味深な言葉と共に、涙が今にでも溢れ出そうなまっすぐな瞳を貴方に向けて。SOSのサインだろう。タンザナイトは任務を達成する為に、取るに足らない当然のことをやっているのかもしれないが、これではあまりに少女が可哀想である。)
『おにいさんいやっ、、……ぜ、絶対わるいひとだもん!!!!にこにこしてるけど、こわいもん、、るなにきっとひどいことするの…。るな、わかるの、、』
(こう見えて子供が大好きな彼が、子供に言われたら地味に傷付く言葉ランキング 7位。タンザナイトはピタりと固まってしまい。だが、これはかなり彼の自業自得であろう。彼に悪気は無いものの、少し不器用である。話し方も穏やかなはずなのに、全然穏やかじゃないんだから。)
あぁ、、恐らく能力だろうね。大丈夫かい、?
……無理はしないでね。しんどくなったらいつでも教えて。
(『お家に返すから、』という続きの言葉はあえて言わないようにして。先程は意識が朦朧していたが今は全くそんなことが無い為、大丈夫だとは思うものの、眉を下げては心配そうに貴方の顔を少し覗き込み、よしよしと頭を撫でて。)
───…あの子、間違いなくUNDEADの人間だよねぇ、、?有益な情報が聞けるかも。
(「捕まえちゃおっか?」と、不穏な言葉に含みのある笑みを浮かべては、貴方と再びぎゅっと手を繋ぎ、彼は躊躇なく不思議な歌を歌っていた少女に近づいては声をかけて。)
こんばんは、可愛らしいお嬢ちゃん。
…一人なのかな、?
(「お母さんとお父さんはどうしたの?」と、跪く風に軽くしゃがんでは、少女の目線に合わせては質問してみて。タンザナイトが推測するにこの少女は、5歳~8歳といったところだろうか。家族が傍に居ないのはあまりにも不自然だ。)
『………………。』
それにしても、素敵な歌声だったねぇ…。心を奪い、意識さえも朦朧とさせてしまうような____本当に素晴らしいものだったよ。つい俺達は、歌声を辿ってここまで来てしまったんだ。
『お、おにいさんたち、だれなの、?る、るなの歌…るながあのお歌、つくったの、、』
へぇ…るなちゃんって言うんだ?俺は海___いや、"タンザナイト"って言った方が分かるのかなぁ?
『……!!!!!る、るなは、しらない、なんもしらない、!ほんとうだよ。"UNDEAD"ってなに、?タンザナイトは、るな知ってるもん…!ほうせきのなまえでしょ。おててはなして、、叫んでもいいの、?』
(口早、キョロキョロとした視線の動き方、落ち着きの無い手足____動揺しているのは誰が見ても一目瞭然。少女はタンザナイトのこともUNDEADのことも知っているそうだ。実際、タンザナイトはUNDEADのことについて触れてすらおらず。そもそも、タンザナイトという宝石を小さな子が知っているのも珍しいだろう。)
……はははっ、、それはちょーっと、困るかなぁ。逆に、今叫んだら、るなちゃんはどーなっちゃうと思う?
(にこりと普段通りの笑みを浮かべたまま、注射器のようなもの彼は取りだし少女にそう尋ねて。あまりに恐怖だ。普通に考えて嫌な予感しかしないだろう。銃では無く注射器なのは、たまたま今持っていたのと、感覚がバグりすぎて銃の存在が彼にとって身近で軽い為、謎に子供は注射器の方が怖いと思っていると思っているからで。)
『る、るなは、、おかあさんが……』
(少女はぶるぶると震えて、消えてしまいそうな微かな声量な意味深な言葉と共に、涙が今にでも溢れ出そうなまっすぐな瞳を貴方に向けて。SOSのサインだろう。タンザナイトは任務を達成する為に、取るに足らない当然のことをやっているのかもしれないが、これではあまりに少女が可哀想である。)
『おにいさんいや、、っ……ぜ、絶対わるいひとだもん!!!!にこにこしてるけど、こわいもん、、るなにきっとひどいことするの…。るな、わかるの、、』
(こう見えて子供が大好きな彼が、子供に言われたら地味に傷付く言葉ランキング 7位。タンザナイトはピタりと固まってしまい。だが、正直これはかなり彼の自業自得であろう。彼に悪気は無いものの、少し…大分不器用である。話し方も穏やかなはずなのに、全然穏やかじゃないんだから。)
ん…、ご心配ならさず。私はなんともありませんから
(顔を覗き込まれ、頭を撫でられるとどうやら心配をされているようで。能力によって体調が悪くなったりなどの被害は今のところないため心配いらないと首を振る。あなたに手を握られ、歌を歌っていた幼女まで近づけばじわじわと追い詰め、果てには注射で脅されているのを見れば、彼女からSOSの視線を感じて。)
……、、タンザナイトさん、幾ら敵かもしれないといっても少しやり過ぎかと
───るなさん、怖がらせてすいません。でも、悪い人ではないんです
(どうするかと迷った末、幼女を助けることをした。あなたの肩にそっと手を置けば、やりすぎたと言うことを伝える。あなたの気持ちは分からなくもない。敵だった時、逃がしてしまったことを後悔するのは当然のことだ。膝を抱えるようにしゃがみ、幼女よりも視線を少し低くすると、ピタリと固まってしまった彼に対する悪口の重さを少しでも軽くするようにサポート(?)するようなことを言って。)
”UNDEAD”に関することを知っているなら、教えて欲しいのです。私たち、とても困っていて…
(嘘だ。あまり困ってはいない、何しろ”UNDEAD”という存在すらも知らなかったのだから。あなたと一緒にいることで演技力や嘘を思いつく力が身についたのか、困ったように眉を下げながら。)
(貴方の嘘は実に見事でタンザナイトは思わず、感嘆の声を上げそうになり。このお嬢ちゃんはどうやら演技まで出来るらしい。流石"幹部"といったところだろうか。)
『……っ、る、るな、、おねえちゃんとふたりでおはなししたいの___おにいさん、は、、』
(少女が彼のことを、心から嫌なのがひしひし伝わってくる筈だ。因縁関係は恐らく無いので、"嫌い"というより、恐怖から来る拒絶。タンザナイトの噂を知っているなら無理はない。裏社会の超有名人なので、裏社会の人間であるならば知っているのが普通の為、変では無い。噂の真偽の割合としては事実半分、嘘半分というのが現実的なところである。きっと、この少女は悪い子じゃ無いのだろう。むしろきっといい子だ。"悪い人ではない"と貴方が言ったからか、ふるふる手足の震えは止まらないものの言葉を詰まらせて。)
───脅してごめんね。悪かった。いつも俺、こんなやり方しか出来ないから……本当、だめだよな、
(貴方から言われたからかハッとした。今まで何をしていたんだろう。1番大切なことを忘れているではないか。自称気味な言葉を呟く。だが、彼も子供を怖がらせるなんて、泣かせるなんてしたくない筈だ。だが、立場上、これは仕方の無いことなのも紛うことなき事実。彼にも彼なりの"正義"があるのである。それを信じて、今日までどんなことだってやり遂げてきたのだから。)(彼は、能力で空間を繋げて手を突っ込み、今話題な方の「チョコマシュマロ」を取り出しては少女に渡して。)
……これ、お嬢ちゃんにあげる。俺のこと、怖くて信じられないとは思うけど、変なもの入れてないから、、それだけは本当。
(自分の感情から目を逸らそうとするものの、やはり少し寂しかったのか、悲しかったのか、分かっていたはずなのに、彼は動かず、しゅんとしていた。が、それも束の間。息を吐くようにふっと笑い、完全に表面だけでも切り替えたように見せて上記を言い切って見せて。)
チョコはね、パリッとして、中(マシュマロ)はもちもち、、しゅわ~って溶けるんじゃないかな、、甘くて美味しいと思うよ。
……バルコニーに行けば、綺麗な景色が見えるんじゃないかい?
(立ち上がっては、『レイちゃん、俺は君を信じてるから。』とだけ言葉を残して、その場から去ろうして。この言葉は嘘じゃない。信じていなかったらその場から去ろうなんて出来ないんだから。、、チョコマシュマロに関しては絶対に彼が自分が買いたくて買った訳ではないんだろう。正直、今話題のチョコマシュマロなんて食べたことがないので中はもちもち~、、等全部雑。)
『…………!!こ、このおかし、、っ_________』
("ありがとう"と、感謝を伝えたかったのだろうか。だが、その言葉は出てこなくて。)
ちょっと、信じるって…!…、、もう。
──るなさん、少し夜風に当たりましょうか
(「俺は君を信じている」と言われた後、あなたがその場を立ち去っていくのを見るとあなたの言う「信じる」の意味がよく分からず止めようとするが、あなたがせっかく任せてくれたなら、その気持ちに応えたいという感情も浮かび上がってきて。仕方がないなぁ、とでも言うように声を漏らすと、彼女の方へ向き直し手を握るとバルコニーまで連れ出して。彼女の身長は…だいたい125cmほどだろうか。身長差はおよそ25cmほど。彼と自分との身長差とあまり変わらないだろう。あなたのようにもっと身長が高くなりたかったなぁ、と思いながら涼しい夜風に少し吹かれて。)
…”UNDEADのについて…何か知っていることはありませんか?
(そう、これが本題なのだ。チョコマシュマロの感想など聞きたいことはあるが、彼女が自分と二人で話したいと言ったのだから、話題をそらす訳にはいかない。)
『おかあさんも、おとうさまも、おにいちゃんも、るなも、なかよかったの。みんなでね、、なかよかったの。でも、急に…おとうさま、かわっちゃった。なんでかは分からないけど、ほんとにきゅうになの。それで、おかあさまの能力をりようして、おとうさまが悪いことするようになって、、つかわなかったらぼうりょくふるったり、もうめちゃくちゃで。……ほかの人にはめいわくかけたくないって、どんだけひどいことされても、おかあさまはたえてた。でもある日、おにいさまが56されちゃって、、それで───…っ。全部るなのせい、、、』
(トラウマを思い出して呼吸が乱れ、瞳が揺れた。だが、、)
『UNDEADのボスは、るなのおとうさまなの。』
(月影が照らす中、さあっと涼し気な風が頬を撫でた。熱も、緊張からの高揚感も、我慢しては溜まりに溜まっていた涙さえも、全部風に乗って流されていく。そこにあるのは少女の真っ直ぐな瞳だけ。一生懸命説明しようとはしているものの、幼い幼い少女である。理解しにくいところも多くあるだろう。まずは心を落ち着かせてあぜて、リラックスを。その後に、詳しく深堀してあげる必要がありそうだ。急に呼吸が乱れたりしている状況などから無理やり切り替わったのは、貴方からの質問、"UNDEADについて知ってることはありますか?"を、思い出して答えなきゃと思ってのことかもしれない。)
───はぁ~い!(♪)そこのイケてるハンサムなお兄さん。……俺と一杯いかがですか?
(貴方達がバルコニーの方へ行くのを確認しては黙って最後まで見届けて。勿論、任せるとはいったがあくまで少女を貴方に任せただけ。自分は何もしないなんてことあるはずなく。"翻弄したいなら相手の想像の上を"これが彼のモットー。先程のオークションの司会をしていた男を見つけては灰簾石の瞳は怪しげで脆い光を帯び、大理石を踏みつける足取りは軽く、意図せずに口元には不敵な笑みが浮かぶ。こうみえて、「…あぁ、渚紗ちゃんとられちゃった。どうでも良くないけど、渚紗ちゃんと今日も添い寝したいなぁ、」とだけ彼はずーっと考えていて。どうでも良くないらしい。)
…それは、とても辛かったでしょう。あなたのお父様のことはよく知りませんが、それはるなさんのせいではないと思いますよ。そうだとしても、子を授かった親の役目として暴力を振るなんてことは絶対にしてはいけないのです
(彼女が父親がUNDEADのボスだということには、思わず声が出そうになった。だが、そのような反応をしてはいけない。冷静に、いつも通りの態度で接する。再び彼女よりも目線が下になるようにしゃがみこめば、彼女の冷たくなった、小さな小さな手を両手で包み込むようにして握る。落ち着いた様子で、でも声色には優しさが含まれている。そんな声であなたの父親が酷い人物になってしまったのはあなたのせいではないと首を振る。…この子は、彼…タンザナイトの過去に少し似ているような気がする。そうなると、(元々そんな予定はなかったが)より見捨てられるわけないじゃないか。)
……少しずつで構いません。あなたのお父様が今していることは知っていますか?
(まっすぐと見つめてくる目に応えるように、こちらも青色の瞳を離さずに話し始める。まずはあなたの父親であるUNDEADのボスが、今裏社会になんの影響を与えているのか知っているか、という質問をなげかける。)
(小さくこくりと頷いてはあなたの手をぎゅっと握って。ぽつり、ぽつりと少しずつ言葉を紡ぐ。)
『いろんな人を、お人形さんにして悪いことをしてるの。おかあさんの異能は、ふれた相手をお人形さんにすること、、、それをUNDEADのかんぶなら、誰でもそのお人形さんたちをあやつられるようにしたのが、おとうさま。悪いことしてない人たちも、うらしゃかい、?の人たちじゃない人も、みんな…みんなね、』
(小さな女の子が一人で抱えるにはあまりにも大きなことだったのだろう。話すにつれて涙が溢れだしては、止まらなくなってしまい。)
、、、あ……
(下を見ては、お兄さん(タンザナイト)から貰ったチョコマシュマロが目に入って。袋から開けて、一つパクりと食べてみる。そしたらまた涙が止まらなくなって。ごそごそともう一つ取り出しては貴方の方にそれを向けて。)
うーん、あんまいいこと聞けなかったなぁ。幹部でこの情報量…きっとこの子達も_______
(使用済みの注射器片手に、もぬけの殻になってしまった司会の男を横目で見ては小さくため息をついて。確かに完全に害のある競合組織や邪魔な組織を潰すのは理解出来るかもしれないが、彼の組織は強い弱い大きい小さい関係なく、"全ての組織を潰そうとしているんじゃないか?"と思えるレベルの頻度で他の組織を壊滅させて回っている。いってしまえば、貴方達の組織もこちらの組織に直接的な害は無かっただろう。彼含めた彼の組織の幹部達は皆、互いに抱えているものも野望も違えど、最終的に行き着く先、他組織を壊滅させようとしているのも全て、意志を理解して"ペリドット"に従う理由というのは各々持っているのである。)
えぇ、そうですか。…深呼吸をしてください、これまで不安だったでしょう
(話していくと、だんだん涙を溢れさせる姿はとても見ていられない。こんなに幼い少女が抱えるには、とても重く大きなものだろう。彼女の話す過去に一つ一つ頷いて心に留めるように溢れ出る少女の涙を親指でそっと掬うように拭うと、落ち着かせるために深呼吸をすることを提案する。そして、彼女の奥の奥に秘めた「不安」「恐怖」「心配」などの感情を全て受け止める、とでもいうように彼女の感情を言葉にして伝えてみる。)
…くれるのですか?ありがとうございます
(開けられたチョコマシュマロの袋から一つ取り出し、こちらに向けられれば自分の分だと言うことを察する。素直に受け取れば、それを口に運んで。)
どう……?チョコマシュマロ、甘くて美味しいの、、
~~~♪
("深呼吸をしてください"と提案されては英語で歌を歌い始めて。どんな意味が込められているのだろうか?それは何ともまあ幼げで、神秘的で、儚くて、綺麗で、今にも消えてしまいそうな程に美しい。泣きたくなるような寂しさも、悲しみも、温かさもこの曲には、歌声には全て溶け込んでいる。皮肉にもこんなにも幼くして失ったものがある彼女だからこそ、この曲を作れ歌えるのだろう。)
…………!っ、、うん、、
("これまで不安だったでしょう"といわれては一瞬躊躇したものの、貴方になら言ってもいいのかもしれないと素直に頷く。そう、ずっと不安だったのだ。)
────わたし、るな。おねえちゃんは、、お名前なんていうの?おねえちゃん、好きなひといる、?
(貴方の手をギュッと握ってはほんのり頬を赤く染めながら、恥ずかしそうに名前と好きな人を聞いて。小学校にすら通わせてもらっていないるなちゃんには夢が、やってみたいことがあった。それは友達と"恋バナ"することで。)
とても美味しいですよ、ありがとうございます
(パリッとしたチョコの後にそのまま溶けてしまいそうなほどふわふわとした食感のマシュマロの優しい甘みがあとから感じられる。甘いもの好きにはたまらない味だ。思わず頬が緩みそうになるのを堪えると、彼女が返答に頷き、渡してくれてありがとうと改めて感謝を伝える。)
私の名前はレイチェルです。
──好きな人、ですか…。…先程、私の隣にいた方です
(名前を名乗られ、その次に名前を聞かれると一応裏社会の偽名で答える。子供とはいえ、本名を伝えるにはまだ信用はできない。手を握られたかと思えば、少し頬を赤らめながら恥ずかしそうに好きな人はいるのかと聞いてくる。その言葉を繰り返すと、パッと浮かんできたのはボスと…あなたで。敬愛か、恋愛的なものか…一体どちらなのだろうと考え彼女の表情を見ると、何かを察して。)
うん!良かったの、
(感謝を伝えられてはぱああっと顔を明るくさせ屈託の無いにっこり笑顔を貴方に見せて。)
レイチェル、、_____レイお姉ちゃん……!!!
そうなの…怖くないの、、?あのお兄さん。タンザナイト、、
(やはりタンザナイトという名前が引っかかるのだ。無理もないだろう。少し貴方のことを心配する気持ちさえも幼い少女ですら湧いてくるのだ。)
─────と、というか、!あのお兄さんとはどーいう関係で……お兄さんはレイお姉ちゃんのこと好きなの、?
(好きな人が"先程私の隣にいた人"といわれては歯切れが悪くなった様子で。ごにょごにょと少し身構えながらも、まだ彼女も子供。ズバズバと貴方に気になること自体は質問して。怖いという感情を抱きながらも興味は津々な様子。彼の話になり必然と彼の存在を思い出すだろうが、恐らくそろそろ此方のことを気になってきていて、貴方達のことで頭がいっぱいで、心配で、一人で寂しがってる頃合かもしれない。)
怖くありませんよ、本当は誰よりも優しくて、繊細で…。素敵な人なのです。あなたにもいつか分かる日が来るでしょう
(自分への彼女の呼び方に「お姉ちゃん…??」と内心疑問に思いつつも、こんなに幼い少女がこれまで頼れる人があまりいなかったからなのかも、とも考えていて。怖くないのか、という質問には迷うことなく首を振る。あなたから見れば、そりゃあ怖いだろう。無理もないため強制する気はさらさらない。それに彼のいい所は自分だけが知っていればいいと思ってしまうのだ。彼に似て、自分も独占欲が強くなってしまったのだろうか。)
…、、さぁ。どうなんでしょうか…、相手の気持ちはいつでも分からないものですよ
(彼は自分のことが好きなのか…、、わからない。彼の心の奥は、瞳の奥はいつまでも、どこまでも読める気がしない。自分で言っていて悲しくなってくるがこれが現実なのだ。もちろん、自分は彼のことが好きだ。それは何も間違っていない事実である。だが、果たして彼の方はどうなんだろう。考えたことがない。いや、自分で考えないように蓋をしていただけかもしれないが。)
……深いの、、、
(”でも…”と言いたげに瞳が揺れた。だが、貴方の話を最後まで聞いては口を噤んで。代わりに上記をぽつりと呟く。分かる日が本当に、いつか来るといいのだが_____)
『渚紗ちゃん!』
『大丈夫そうかい?』
『俺もそっち、行ってもいいのかな、、』
(と、送信。貴方達のことがやはり気になっては仕方なかったようで。何かあったら自分は耐えられないだろう。とはいえ、女の子2人の会話を覗いたり盗み聞きしたりするのも無粋。L○NEの存在を思い出した彼はそれを早速駆使してみて。"いやぁ、本当便利だなぁ"と、今一度呑気に感服。そこらの20代よりジジくさいのも年齢より少し上に見られるのも正直彼の人生から考えると仕方が無いことで。)
(大海原の上、距離感を掴んではぐったりしているUNDEADの幹部を自身の異能で転移させた後、体の重みと疲労感を大きく感じては、そこら辺にあったベンチに腰を掛ける。自分で開発しているある薬を注入しようと注射器を取りだしたが、手に力が入らず地へ落ち、船の揺れ加減が現在丁度心地よく、気づいたら微睡んでいて。)
…!
(ピロン、と小さな肩掛けバッグに入っていたスマホが音を立てて振動したのを感じると、バッグからスマホを取り出す。画面を見ると、彼からの連絡が3件ほど入っていて。内容を見ると、どうやら彼はこちらに来たいようだ。少し考えたあと、『いいえ、大丈夫です。』『私たちがあなたの方へ行きますよ。夜風は気持ちがいいですが、身体が冷えてしまいますから』『あなたは今どこにいるのですか?』と打ち込む。もちろん、適当なベンチで微睡んでいるなんてことは知らないため、返信はすぐに帰ってくるだろうと思っていて。)
(格好がつかない為、口が裂けても自分から言うつもりにはなれなかったが、正直もう限界が近い。自分で開発した薬や奇抜な休み方、部下に目を覚まさせてもらう等で耐え凌いでいたのだが、今回は様々な条件が重なることでつい微睡んでしまった。数分経っても貴方に返信は返ってくることも無く。スマホの画面は開きっぱ。現在、既読だけがついている誤解を招きそうな"既読スルー状態"。だが、人間万事塞翁が馬。こんな逆境でも一瞬で彼が回復出来る裏ワザがある。それが貴方。視界に映る、名前を呼ばれる、撫でられる、ハグしてもらうetc.....全てが効果抜群である。本会場にいないとなると考えられる場所は限られてくる。彼自体は案外、探せばすぐに見つかるのであろう。)
─────レイお姉ちゃん、?
(彼女には申し訳ないが、連れて行く他無いだろう。彼は元々、罪の無い人間に酷いことをするような人物では恐らく無いだろうし、生粋の子供好き。事情さえ話せば逆に助けてくれる可能性の方が高いと伺える。)
───…すいません、少し移動しましょうか
(一向にあなたからの返事は帰ってこない。もしや、自分に連絡をしている時の隙で襲われたか…?など考えればキリがないほどの不安要素が思いついてしまう。彼女に自分の名前を呼ばれるとハッとして彼女の顔を見る。そうだ、今自分の近くには彼女がいるのだ。一人であれば急いで駆け出していただろうが、ここは冷静を保たなければ。彼女の手を取ると、移動すると伝えたあと彼を探すべく足を動かす。本会場にはいない…じゃあどこだ…?と内心早く見つけなければ、と焦りながらそれを表に出すことはなく。少し離れた場所まで移動し、辺りを見渡すとベンチで気持ちよさそうに微睡んでいる愛してやまない彼の姿があって。全身から、どっと緊張が抜けたような気がする。彼女の手を引きながら彼の方まで行けば、)
…タンザナイトさん、起きてください。ここはベッドではありませんよ
(とんとん、と肩を叩き声を掛ける。寝顔を見るのは初めてだ。一緒に寝た時はあなたの方が遅く寝て、早く起きたのだから。相変わらず綺麗だなぁ、なんて感心しながら今は幼い彼女がいるため無闇にボディタッチをするのはやめて。)
…ん、、レイちゃん、?
(ぱちりと瞬きをした後、穏やかで無害そうな、普段より気力が無い、ぼーっとした寝ぼけ眼で誰よりも何よりも愛おしくて堪らない少女を瞳に捉え、優しげに口角を緩める。そして、少し掠れた声で思わず、反射的に名前を呼ぶ。"渚紗ちゃん"と呼びそうにもなりそうなものだが、それは今までの積み重ねてきた経験があり体が覚えていたのか大丈夫だったらしい。手を其方に伸ばしては思わず抱き締めそうにもなったが、子供がいるのを思い出しては不謹慎かな、と其方に伸ばした手を寂しげに力無さげに戻しては、きゅっと口を噤んでは我慢して。)
…あれ、俺寝てたのかな、?
(床に落ちている注射器に幼女。だんだん自分の状況に合点がいくと少しずつ現実に戻ってきては、不甲斐なく任務中なのにも関わらず自分が寝てしまっていたのだと気づく。)
────…っ、、ごめんね。情けない大人だな、本当。
(自分は自分に呆れた。貴方にも呆れられてしまっただろうか、だとしたら自分は終わる。彼にとってのショックの具合が自分や他人から呆れられるより、比べ物にならないのである。)
いえ、疲れが溜まっているのですよ
(任務というスイッチが入っているのだろうか。寝起きだというのに「レイちゃん」と呼ぶあなたのプロ意識に素直にすごいな、と思いながら、任務中に寝てしまったということがあなたにとっては失態なのか謝られ、首を振る。寝てしまうのも当然だ。昨日はせっかくの休みだったというのに自分が危険区域に近づいてしまったせいであなたに迷惑をかけて貴重な休みを潰してしまったのだから。本当は寝させてあげたかったが、今回ばかりはあなたの力がなければ任務達成は難しい。手を繋いでいない方の手であなたの頭を撫でて。)
帰ったら沢山寝ましょう、今は…頑張れますか?
(こてん、と首を傾げて今だけは頑張れるかと聞いて。)
(頭を撫でられては、胸の奥がぽかぽかしてきて懐かしいようでまた違う、慣れない温かさに思わず瞳を細めては物思いにふける。貴方がいてくれるだけで、彼にとっては大きな意味がある。灰簾石のその瞳で再度、しっかりと貴方を捉えては言葉を紡ぎ始めて。)
あぁ、勿論さ。君がいてくれるから、俺はきっと、どんなことでも頑張れるよ。今回の任務も義理なんてないのに____わざわざ付き合ってくれて、本当にありがとうね。───…君の優しさに、つい甘えてしまうところが俺にはあるみたいで、、迷惑はこれからもかけてしまうかもしれないけれど、それ以上で返せるように俺、頑張るから。
(バツの悪そうな、困ったような笑みを浮かべながらも、彼が真剣なのはその瞳からも声のトーンからも伝わるもので。)
『お兄さんは、レイお姉ちゃんのことすき、?』
?!うん…好き。大好きだよ、宇宙一?宇宙一さ!
(急に幼女から質問されては、少し目を見開いて驚いた様子を見せたが、すぐに口角を緩めて優しく微笑むと上記を迷いなく答えて。最大の規模をどう幼女にも伝わるように説明しようかと悩み咄嗟にでてきた言葉が宇宙一(いち)だった。もっといい表現はあるのかもしれないが間違えたことは言っていない為、自信ありげにそう言ってみせて。)
っ…、、もう、そういうことを言うのは2人だけのときにしてください
(まるで告白やプロポーズかと思わせるほどの想いの詰まった言葉と宇宙一好きだ、という言葉に完全に射抜かれてしまった。2人きりだったら完全に抱き着いていただろう。頬を赤くさせ、素直になれないのか嬉しい、とは言えず視線を逸らして上記を述べる。)
早く任務を終わらせましょう、あなたの限界が来る前に
(あなたの顔を再び見据えると、先程の照れたような可愛らしい表情はどこかへ行ってしまったようで、真剣な眼差しであなたが心配なのか早く任務を終わらせてゆっくりしたいと伝える。)
(頬を赤くして視線を逸らす貴方を見ては、微笑ましげにくすくすと笑い。ぽんぽんと、貴方の頭を優しく撫でて。)
あぁ、終わらせようか。
(彼にとって、どちらも可愛らしいのには変わりないのだが、自分に向けられるものが真剣な眼差しに変わり遠回しに心配までされると、真面目VS嬉しいの感情が対立して、冷戦がおこる。ふー、と深呼吸した後に幼女の方に目を向け言葉を紡ぎ始めて。)
るなちゃん、俺は絶対に君の手助けをするよ。出来る限り、要望を取り入れるようにもする。────…だから、どうか力を貸してはくれないかい?
『……っ___で、でも、タンザナイトのにんむは、UNDEAD関連の乗客は1人のこらずぜいいん…!』
あぁ、確かにそうだね。それが俺の任務。…けど、馬鹿正直にそんなのするつもり、俺には無いからさ。
(ふっと複雑に感情が絡み合っているのであろう何とも言えない笑みを僅かに浮かべると、るなちゃんが驚いたように「え?」と声を漏らすが無理も無い。噂のタンザナイトならきっとこうは言わないからだ。)
るなちゃんがどこまでうちの組織について知っているのかは分からないけど……。そりゃあ俺は、ペリドットの考えに賛成できる部分も勿論あるよ。けど、全部じゃない。俺にも俺の信じてきたものが、正義?ってのがあるからね。表社会の人間を、裏社会同士の争いに巻き込むなんて絶対あってはならないと思うからさ。自分の担当する任務で、罪の無い子に手は出させるつもりはないよ。もうあんなことは懲り懲り、、、……例え、手を出そうとしているのがボスだとしても、どんな手段を使ってでもね。
(風の便りで聞くようなタンザナイトは、絶対に言わなさそうなことを現在進行形で淡々とタンザナイト本物は話していて。彼の噂は半分嘘、半分本当だが、その裏に隠されたストーリーは確かに謎なのである。"あんなことは懲り懲り、"と本当の彼を知るのに重要そうな本音もサラッと漏らしていて。)
………、、
(るなは決めかねて困った様子で、右往左往と落ち着かず視線をドギマギさせた後、貴方の方に目を向けて。)
…今回の私たちの目的は確かにUNDEADの壊滅ですが、あなたは被害者です。あなたが酷い目に遭う必要はこれっぽっちもないのですよ
(彼の言うことにはもちろん賛成だ。彼女に微塵も罪は無い。それに同意するように視線を泳がせている彼女の前にしゃがみこむと、頬をするっと撫でるように触れる。その手つきはまるであなたのようで無意識に真似てしまっているのかもしれない。優しく諭すようにあなたは助かっていいのだということを伝える。わかってくれるだろうか…わかってほしい。組織の壊滅ということはあなたの父親であるUNDEADのボスを始末することになってしまうだろう。心苦しいが、そればっかりは避けることは出来ない。もし56されなかったとしても、一生拷問や雑用など、辛い扱いを受けることは目に見えている。)
…っ、、!うん。あのね、~~
(貴方の優しい手が、自らの頬に触れられると少し安心したのか落ち着いてきたのか、こくりと頷いてタンザナイトにも貴方に話したことを話して。)
成程ね、そうだったのかい、、
(話を聞き終えては眉を下げ、複雑そうな、悲しそうな顔をして。悩みに悩んだ末、「るなちゃんはさ、お父さんのこと好き?」と、質問してみて。)
!!き、きらい。きらい、、だいきら…っ____
(勢いでそう答えるものの、言葉を重ねる毎にぼろぼろと涙が溢れてきて言葉が途切れる。そう、るなちゃんのお父さんも不自然な程に急に変わってしまったが、元々はとても優しいお父さんだったのだ。)
ありがとう、無理に言わせてごめんね。……もう大丈夫だよ、ちゃんと伝わったからね。
(その"きらい、"の真偽なんて、似た過去を持つ彼ならすぐに理解出来たようで。)
…俺ね、幹部以外にも一応役職があって、うちの組織の営業部兼研究開発部のリーダもしてるのさ。るなちゃんのお父さんは拷問の末、俺のところに送られることになると思う。拷問を担当するのも俺かもしれないな____ 組織のボスとか、口をなかなかに割らない子は、よく俺のところに来るからね。それで、色々調べるんだけど、、─────…るなちゃんのお父さんも、もしかしたら、"該当"するかもしれないんだ。その場合なら希望はあるよ。うちの組織は今、何よりも探しているものがあって、、るなちゃんのお父さんがそれの"被害者"にね。お薬を注入した後、正気に戻ったら詳しく事情聴取はすることになるけれど……。総務部のリーダーは俺のベストマイフレンドのオニキスちゃんだし、ボスは不器用で、怖い人ではあるけど根っこからの悪人でもない。俺が土下座でもしたら面白くて、許してくれるかも。
……確実にとは言ってあげられない、本当にごめんね。でも、最善を尽くすようにはするよ。
(申し訳無さそうにしながらも、自分の立場を利用して最善は尽くすと言い切ってみせて。「話してくれてありがとう」とも付け足して。るなちゃんのお父さんはその被害者に該当する気が非常に高いと彼は見たようで、一か八かではあるが希望を持たせる話をしたようだ。「案内してくれるかい?」と、優しげな笑みも声のトーンも崩さずにるなちゃんに聞いてみて。)
……っ、、、うん!!るな、あんないするの。
(貴方とも、タンザナイトとも、真ん中に入りぎゅっと手を繋いでは歩き始めて。)
──わ、っ
(やはり、あなたは優しい。裏社会でいくつもの異名を持っているとしても、心は誰よりも優しく澄み切っているのだ。それをあなたは自覚していないだけ。だが、それを言うとあなたは必ず否定するだろう。そう考えて言わないでおいて。幼女の案内する、という言葉に少し安心した後、自分とあなたの間に入り手を繋いで案内し始めるあなたに驚きを隠せず。これは…まるで親子のようだ。なんだか不思議な感じだな、と思いながらあなたの表情を伺い。)
(別に自分はコワモテタイプとは真反対というか違うと思うのだが、るなちゃんが怖くないように優しい笑みを崩さず浮かべていたのだが、割って入って手を繋がれると一変して、きょとんと間の抜けた顔に一瞬なる。数秒すると思考が解けたようで、「 なんだか家族みたいだね。懐かしいな、、 」と嬉しそうに呟いて。勿論本当に嬉しいのだが、貴方とは手が繋げなくなるのでそこだけは難点。移動しながらも、"好きなキャラクターは?" "好きな食べ物は?" "休日何するの?"etc...と他愛もない話を楽しそうに彼はして。)
…るなちゃんとレイちゃんは、将来の夢とかあるのかい?
(「自分にとっての幸せってなんだと思う?」なんて付け足して。急にテーマが重く大きくなり。ただの好奇心だ。)
そうですね…夢はありませんが、私にとっての幸せは甘いものが食べられることやボスの幸せでしょうか
(将来の夢…考えたこともあまりないな、なんて思うと自分にとっての幸せは何か、と付け足され、そっちの方を答えることにして。ここで甘いものとボスと答えるのがレイチェル(天野 渚紗)だ。なんの迷いもなくその2つを答えると、その後にあなたのことに関することも思いつく。あなたと一緒にいることも自分にとって幸せなのだが、今は小さい子がいるため黙っていよう。)
…逆に、タンザナイトさんはどうなのですか?
(自分よりも上の位置にあるあなたの顔を見上げては、同じ質問をし返して。)
……俺かい?俺は、、どうだろうか___
(「うーん」と小さく唸りながら考える素振りを見せて。言葉が少し詰まっている様子で、何か引っかかる点でもあるのかもしれない。暫くして考えが纏まったのか、言葉を紡ぎ始めて。)
子供達が、美味しいものを腹いっぱい沢山食べられて、なんの懸念も無く夢を見れる。平和な日常が突如奪われ途切れること無く、末永く幸せに暮らせる、そんな世界になったらいいなぁって思うよ。
(「それが、俺の願いで幸せ。」なんて、嘘偽りの無いと何故か理解させられてしまうような程に自然と彼は言い切り。だがその数秒後、、)
─────…なんて、別に嘘じゃないけど、、最近は正直、"君が幸せならそれでいいかなぁなんでも"とか思っちゃったりしてる俺もいるのも事実なんだよねぇ。俺、本当に君のことが好きすぎるらしいんだ。…やばいこと言ってるのも分かるんだけど、こんなの初めてで抑えることも出来そうになくて、、気持ち悪かったら本当にいつでも言ってね?滝に打たれて、心を入れ替えてくるから。
(笑みは崩す事もキャラが崩れることも無いが本音を漏らして。人間なら誰しも抱いてもおかしくない感情だが、やばいかもと彼は感じているらしい。他人のことは許せるのに、広く見れるのに、自分のことになると厳しく狭くなるタイプ。)
あと、将来の夢ってのとは程遠い小さなことかもしれないけど、レイちゃんと色んなことしてみたいな、、デートにも旅行にも行きたいし、パーティとかもしたいし、
(想像するだけでこの上ない程に幸せだ。「言い出したらキリがないな、」と困ったように笑ってみせて。)
……俺かい?俺は、、どうだろうか___
(「うーん」と小さく唸りながら考える素振りを見せて。言葉が少し詰まっている様子で、何か引っかかる点でもあるのかもしれない。暫くして考えが纏まったのか、言葉を紡ぎ始めて。)
子供達が、美味しいものを腹いっぱい沢山食べられて、なんの懸念も無く夢を見れる。平和な日常が突如奪われ途切れること無く、末永く幸せに暮らせる、そんな世界になったらいいなぁって思うよ。
(「それが、俺の願いで幸せ。」なんて、嘘偽りの無いと何故か理解させられてしまうような程に自然と彼は言い切り。だがその数秒後、、)
─────…なんて、別に嘘じゃないけど、、最近は正直、"君が幸せならそれでいいかなぁなんでも"とか思っちゃったりしてる俺もいるのも、事実なんだよねぇ。本当に君のことが好きすぎるみたいで…やばいことを言ってるのも分かるんだけど、こんなの初めてで抑えること出来そうにもなくて、、気持ち悪かったら本当にいつでも言ってね?滝に打たれて、心を入れ替えてくるから。
だから…そうだね。ぶっちゃけるなら、君の幸せが俺の幸せかな。
(笑みは崩す事もキャラが崩れることも無いが本音を漏らして。貴方にはつい話しすぎてしまう。人間なら誰しも抱いてもおかしくない感情だが、やばいかもと彼は感じているらしい。他人のことは許せるのに、広く見れるのに、自分のことになると厳しく狭くなるタイプ。自己肯定感が低いのだろう。)
あと、将来の夢ってのとは程遠い小さなことかもしれないけど、レイちゃんと色んなことしてみたいな、、デートにも旅行にも行きたいし、パーティとかもしたいし、
(想像するだけでこの上ない程に幸せだ。「言い出したらキリがないな、」と困ったように笑ってみせて。るなは貴方を見ては何故かきゃっきゃっと嬉しそうに笑っていて。)
っ、、もう、るなさんの前ですよ。─── って、笑うところではありませんよ
(こちらの質問に少し考えたあと、答えが出たのか紡がれていく言葉を聞けば、あなたの夢や幸せは子供たちが静かに、平和に暮らしていくことだと分かり。納得だ。あなたらしい回答だなと思いながら頷けば、その後に付け足される内容に再び耳を傾ける。それは、簡単にまとめると「自分の幸せがあなたの幸せ」であると最近思ってきた、というもので。それを聞くと少し驚いたように目を見開くと、頬がほんの少し色づいていき、視線を逸らす。小さい子の前なんだから、と言っていることから2人きりのときならばいいという捉え方をされてもおかしくはないだろう。…実際、2人きりの場合は照れながらも自分も同じことを考えていたと返しているところだ。きゃっきゃっと嬉しそうに、楽しそうに笑っている少女を見ると、頬をふくらませて注意するようにそう言う。だが、もちろん本気で怒っているわけではなく恥ずかしがっているのを隠すように強がっているだけで。)
……えー、だって、好きなんだもん。
ねー?(『ねー?』)
(「というか…逆に、2人の時ならいいのかい?じゃあ、照れ隠しってやつか____本当に可愛いね。レイちゃんは、」なんて付け足し、楽しげに相変わらず彼はくすくすと笑っていて。るなちゃんとしっかり意思疎通しており「ねー」を合わせていて。)
『わっ、、』
(本会場の方から大きな音がしては、るなは思わずビクッと肩を震わせ。そして彼はというと、ピタリと立ち止まっており、灰簾石の瞳から完全に輝きが消え、深淵のように底知れない淀みが現れる。そして、いつもの余裕なんて微動もない縋るような声と共にぎゅっと貴方の手を取っては言葉を紡ぎ始める。)
……そう。レイちゃんの幸せが、君達の幸せが、俺の何よりの幸せであり願いなんだ。何かあったら、前みたいに傷ついてしまったら、耐えられない、、
────だから、分かってくれるよな?
(ニコリと含みのある笑みを浮かべ、言葉を話し終えた瞬間、まずは貴方を抱き寄せては注射器で何かの薬を打ち込もうとして。あの時はちゃんと隠していたが、相当あの出来事はトラウマだったのだろう。ボロボロで血に塗れた貴方を見るのはとてもじゃないが耐え難かった。その他にも子供に関してもトラウマが多々あるのかもしれない。そして今の状況、お母さんとボスが別の場所にいるなら賢い貴方なら二手に分かれようなんて言い出すんじゃないかと思った。間違いなくそれが最善の選択、だが彼にとっては違う。貴方と子供の無事が何よりの一番。少し面倒なことになりそうだがどんな犠牲を伴っても可能性は消さなくてはならない。)
…?なにを…、やっ、!──っ、、たんざ、ないとさん…?
(あなたと彼女の息がぴったり合っているのを見ると、本当にこの人達は…という風にため息をつく。あなたの言う「前みたいに」というのは、自分が危険区域に近づき血塗れになるまで戦った出来事のことだろう。たしかに、あの件はあなたの肝を冷やしたと自覚しているが今はピンピンしているためなんの問題も無い。だが、それはあなたにとってトラウマのようになってしまったよだ。抱き寄せられたかと思うと、鋭く光る注射器が目に写り、嫌だと抵抗するようにあなたの体を押す。当然力で勝てる訳もなく、注射器で刺されてしまい、薬が体内に注入されると段々と力が抜けていくのがわかる。あなたにもたれかかり、なぜこんなことをするんだとでも言いたげにあなたのことを意識が朦朧とする中見つめて。)
…………。
(光が灯らない薄暗い眼差しで貴方を見遣る。彼が作り笑いをする時、勿論デフォルトでもあるのだがそれは何かを隠したい時だったりもする。だが、貴方にその瞳を向けられるとそれすらも忘れてしまう自分がいて。「来てくれてありがとう。本当に助かったよ。君がいてくれたおかげで、なんの疑いも持たれずここまで居れた。」とまずは感謝を。そして、「今注入した薬は体に害も無い、ただの少し眠れるお薬だよ。注射器、きっと痛かったよね?ごめんね、、」と謝罪もして。)
──────けど、こっからはとっても危険なことなんだ。……レイちゃんはいい子だから、ここで大人しく待ってような。
(よしよしと頭を撫でる手と声は優しく甘ったるいまま、貴方を諭して。もう1つ理由をあげるとするならば、単純に貴方に56しをして欲しく無いと思ってしまう自分がいるからだろうか。自分でも身勝手ではあると思うものの、貴方のことを何よりも思っているのは確かで。)
っ、、…いい子じゃ、ないです…
(時間が経つにつれて、段々と視界はより霞んでいき足にも…いや身体全体の力が抜けていく。あなたを止めて一緒に任務を達成したいのに。足に力を入れて踏ん張ろうとしても、体は上手く言うことを聞かず、遂にはぺた、と床に座り込んでしまう。あなたの言いたいこともわかる。過保護で自分のことを大切に思ってくれているからこその行動なのだろう。「大人しく待っていて」と言いながら撫でる手つきとその声はいつも通り優しく甘い。普段なら甘えて擦り寄っているだろう。あなたの言う「いい子」という言葉に首を振り、いい子じゃないから自分も連れて行って欲しいとでも言いたげで。)
あぁ…勘違いしないでね。レイちゃんは強いよ。俺が情けないだけだからさ、
(これは事実。貴方が頼りないから連れて行きたくない訳でも、貴方の技術が劣っている訳でもない。自分の問題だ。貴方に傷一つつけさせない保証が今の自分に出来るかと言われると正直怪しい。敵の数的にも能力的にも、今回はあまりにも相手が悪すぎるのだ。)
(「いい子じゃない」と訴えかけて、連れて行って欲しいと言わんばかりの貴方を見ては灰簾石の瞳を少し細くして彼なりに考える。ぺたりと座り込んでしまった貴方に合わせるように片膝を立ててしゃがみ視線を低くすると、笑みを崩さないようにしながら優しい声のトーンで言葉を紡ぎ始めて。)
起きた頃には心配せずとも、全部終わってるよ。俺、失敗なんてしない。全員助けるし、UNDEADだって壊滅させる。るなちゃんが望む結果になるように最善も尽くすし_____
(彼は分かっているようで全く分かっていない。大切な人を傷つけない為に守るべき対象に、自分もいるべきなのだということが。"生きてさえいればどうなってもいい"と、少し極端な考え方を持っていて。)
……どうか、無理はしないでください
(床に座り込んだ自分に視線を合わせるように片膝を立ててしゃがむあなたの顔を見ると、胸が締め付けられる。本当に、無事に朝を迎えることは出来るのだろうか。あなたのその綺麗な顔に血や傷が付かず、再び顔を合わせることが出来るのだろうか。自分の望んでいる結果とは、あなたが無事で戻ってきてくれることなのだ。組織の壊滅は任務でたしかに大切だが、命が散ってしまえば元も子もない。だが、今の自分にあなたを止められる術はひとつも残っていないため、あなたの手に触れれば無理はしないようにして欲しいと最後にわがままを残し、どさっと床に倒れ込んで。)
……ごめんね。
(何処か寂しげな、申し訳なさそうな微笑みを携えたまま、貴方が床に倒れ込んだ後、卑怯だが先に謝罪しておいて。そのお願いだけは、今の彼は聞いてあげられる自信が無かったからだ。「でも全部…君とのあと1年を、出来るだけ長く一緒にいる為なんだ。」と、納得してもらえるとはあまり思えなかったし、言っても届かないのでわざわざ口にはしなかったが、つまりは最初から重傷は負う予定だったらしい。「ついておいで」と、るなに伝えると貴方を運んではベンチに降ろして。少し肌寒いかなと、上着を脱ぐと、自分の上着を貴方の肩にかけ、るなちゃんには一応、カイロを渡して。そして後に、「…───るなちゃん、俺のお願い聞いてくれる?」とるなちゃんに問いかけ。)
『うん、、!分かったの。』
(彼がその場から去ってからも時間はどんどん過ぎ去っていき、月が綺麗に見える時間になって。)
『おねーちゃん!!起きて、!お、おにいさんが…』
(助けを求めるように、縋るように声を上げると、寝ている貴方を必死にるなちゃんは起こそうとしていて。「いや、!!るなちゃん???ストップ、ストーップだよ。起こさなくていい。本当に、本当に大丈夫さ……!ほら、俺こんなにピンピンしてるし。」___ちなみに、声色から喋るのが少し苦しそうなのが伝わると思うのだが、ピンピンしている訳もなく強がろうともしたが流石に俺出血死するかもと、数秒後にベンチに身を預けて。全体的に傷を負っているが、一番まずいのは間違いなく胸辺りの大きな傷。血塗れなのでるなちゃんが泣きそうになっているのも無理はないだろう。少し休憩(※その数秒が命取り)をしてから能力を使おうと思っていて。ちなみにここにいる人間、ほとんど全てを安全な場所に転移させた為、残ってるのは船員くらい。)
───ん、、。っ…!!タンザナイトさん…!
(縋るように起きてと求める可愛らしい声が聞こえると、目を開けてゆっくりと上体を起こしその声の主である彼女のことを見る。───そうだ、今任務中で彼によって眠らされたのだ。彼女いう、「お兄ちゃんが…」という言葉はしっかりと聞こえていたのか、辺りを見渡しあなたのことを探す。ベンチに身を預けているあなたを見つければ、すぐさま胸についた大きな傷の存在に気がつく。思わず息を飲むと、急いで立ち上がりあなたの元までかけよる。)
誰にやられたのです、いつから出血を?敵はあとどのくらい残っているのですか?
(今までにないほど焦った様子で幾つも質問を投げ掛ける。あなたの事が心配だ。でもあなたが敵をどのくらい始末したのかも分からない。どうすればいい、考えろ。そう思うほど頭の中は複雑化し、呼吸も乱れてくる。あなたのことを見据える目は揺れていて、大きな傷から出る血を少しでも止めようと白いハンカチを出せば、傷口を力いっぱい抑える。だが、その手は細かく震えていて、白いハンカチは瞬く間に血によって真っ赤に染る。)
るなちゃん、君のお母さんは能力の使いすぎでとてもまずい状況でね、、色々聞かないといけないこともあるし、一旦はうちの組織の方で過ごしてもらうことになったよ。寂しいと思うけど___ごめんね。酷いことは俺が絶対にさせないようにしてあるから。……お父さんは、1回俺がお話させてね?色々調べるからまた詳しくはその後に伝えるよ。
『………!!うん、分かったの。─────…おにいさん、ありがとう、』
(感謝を伝えられては嬉しそうに僅かに口元を綻ばせて「どういたしまして」と返し。)
(今まで無いほどに焦った様子で、目を揺らし、細かく震えながらも傷口を押さえてくれている、優しくて誰よりも何よりも愛おしい少女を、今すぐにでも抱きしめてあげたいと思うのだが、あまり力も入らないし何よりそれは自分の汚い血が貴方についてしまう。片方の手袋を外しては、貴方の頬に手を添え慰めるように優しく撫でて。だが、力が入らなくなってきたのか、それは長くは続かず手をぱたりと下ろし。話せる内に話しておかなければと貴方の質問に解答を。「操られてた小さな子供にやられちゃった。とてもじゃないけど、一瞬躊躇して、とてもじゃないけど手が出せそうになくて、、馬鹿だよな。UNDEADの子達はみんな気絶させて、組織の方に送ったよ。この傷は5分10分前くらいかな、、?」)
────…いつもみたいに、海斗さんって呼んでよ。だめ?
(普段通りの貴方には見せる、いつもより若干弱々しくて今にも崩れてしまうそうな優しげな笑みを浮かべながら、元気が出るのでいつもみたいに呼んで欲しいと我儘を言い。彼はるなちゃんのことをもう信用していて。何とか能力を使って移動したとして自分で動けそうにもないので誰かに治療してもらわないとかなりまずい状況かもしれない。だんだん力が抜けていき、体が冷たくなっていく。大量出血により酸素が行き届いていないせいなのか、意識が朦朧としてきた。)
(実は、傷を負うのは想定内、勿論、子供だったから手が出しにくかったもその通りなのだが、むしろ"当たりにいった""避けなかった"未来のために。が、少し見誤ってしくじってしまった。想像よりも深くなってしまったらしい。)
いいえ、バカなんかではありません。あなたの判断はとても賢明ですよ。…わかりました、もう話さなくて大丈夫です
(あなたの手が自分の頬に添えられ、撫でられれば眉を下げてきゅ、と唇を結ぶ。こんな状態になっても尚、自分を甘やかそうとするあなたになんとも言えない感情が押し寄せてくる。いつもなら安心するあなたの手も、今は冷たいような気がして。自分の質問に一つ一つ答えてくれたあなたに頷けば、「馬鹿だよな」という言葉には首を振る。その判断はとてもあなたらしく、賢いものだ。大きな傷は5分~10分ほど前のものだとわかると、この出血量からして放置しておけば長く持つことは無いだろう。)
…もちろんです、海斗さん。
──どうか怒らないでください。あなたを助けるために私ができることはこれしかないのです。私もやるべきことが終わったらすぐにそちらに向かいます。…、、愛していますよ、海斗さん
(今にも崩れてしまいそうなほど弱々しく、優しい笑みを浮かべながらいつも通り名前で呼んで欲しいとお願いされれば、すぐにあなたの名前を呼ぶ。そして、『なにか』の覚悟が決まったようにあなたの少し冷たい手を握り、耳元で愛していると伝える。るなちゃんの手も掴み、どうやらあなたとるなちゃんを自分の組織に送り、船へ来る前に骨折を治してもらったあの女性の元で傷を治してもらおうと考えているようで。「やるべきこと」というのは、残った船員を陸まで転移させることだ。強くあなたとるなちゃんの手を握れば、組織まで瞬間移動させようとして。)
……待って、、一般客とUNDEADの子達はもう転移させたんだ。大丈夫だよ。残ってるのは船員くらいだろ?
数十人くらいなら…俺が、っ_____
(海斗と呼んでもらい、嬉しそうな顔をしたのも束の間、血の気が引くような彼にとっては一番恐ろしいことを貴方は話し始める。立ち上がろうとしたものの目眩やふらつきが彼を襲う。根性で行けそうな気もしたが、人間には限界というものがあるらしい。)
本当に、待ってくれ……嫌だよ、嫌、、俺の傍にいてよ、ぁ……
(「守られなくったって、迷惑かけられたってなんでもいい。だから、俺から勝手に離れないで。"あっち"にいこうとしないで。傍にいてよ。寂しくて寒くて苦しいから、、」これがきっと昔から変わらぬ彼の本音。手を握られると、貴方の能力を思い出す。どのくらいなのかは理解しきれていないが、代償を伴うものではなかっただろうか。何回も使うことに必ずなるだろう、危険な目に遭うこともあるかもしれない。いつも触ると傷つけてしまいそうで内心ギョッとしてしまう小さくて可愛らしい貴方の手が、今は悪魔の手のようにも感じられる。嫌な予感だけが頭を巡り、先程までの余裕なんていつの間にか無くなっていて、まるで子供のように、貴方に縋るような弱々しい声になる。実際にそんなことは起こらないんだろうが、雰囲気的には今にも泣いてしまうそうだと言っていいくらいだ。だが、それと同時に意識も本格的に朦朧としてくる。そもそも貴方の手を拒むなんてことが自分には出来ない。決め手となったのはこれ、しまいに〝愛してる〟なんて言葉が耳に入っては、「あぁ、これ、もう夢なんだ。俺の都合のいい夢なんだね?」と口にはしないしそんなことも口にする余力もそもそもないのだが、"現実じゃないな、これ"と彼の中で完全に切り替わったようで気を失ってしまい。)
…るなさん、タンザナイトさんこと、任せましたよ
(弱々しく自分に縋るようにそばにいて、離れないでと今にも泣きそうなほど震える声で言うあなたに心が痛みながら、どうやら限界を迎えてしまっていたようで気を失ったあなたを見れば、幼女の方を見て彼のことを任せたとそれだて伝えると2人を組織の治癒能力を持つ女性の医務室まで瞬間移動させる。スマホを取りだし、その女性に重傷を負ったあなたを治して欲しいという旨の連絡をした後、船員たちをいちばん近い陸地まで能力で瞬間移動させていく。最後の一人を移動させると、安堵と能力の使いすぎによる疲労で力が抜けてしまいその場に座り込む。今すぐにあなたたちの元へ行かなければならないのだが、頭はヒビが割れそうなほど痛み、息苦しい。少しだけ、と目をつぶれば深い眠りについてしまい。)
「っ…驚いたわね、レイの連れの男じゃない…酷い怪我…、、」
(レイチェルによって瞬間移動させられたふたりがどこからともなく現れれば、思わず息を飲む。その片方の男性が先程レイチェルが連れてきた男性だということ、胸に大きな傷を負っていることが分かれば、すぐさま治癒能力を発動させて治していく。ピロン、と音と振動とともにレイチェルからの連絡が届けば、なんとなく状況を理解する。傷を治しながらもう一人の小さな女の子に目やり、「あなたは誰かしら。レイチェルは今どこにいるの?」と質問を投げかける。無愛想なのは見てわかるだろうが、子供相手ということもあり圧をかけることはなく。)
え、えっと、わたしはるな、なの……。お父さんが今回のターゲットのボスで、、レイ姉ちゃんは船にいるの。海斗お兄さ___タンザナイトが止めようとしてたけど、レイお姉ちゃんは"お兄さんを助ける方法はこれしかない"って、やるべきことが終わったら戻るって言って、、、
それで、船に残って…───────
レイお姉ちゃんが心配なの、、、お兄さんは、このまま4んじゃうの、?
(そんな風に話す声や体は震えていて、ポロポロと涙を零しており。)
(胸の大きな傷、正しくは子供を庇おうとして庇ったのだが、お父さんとお母さんのところに行こうと手を差し伸べた時、その子供が操られていて思いっきり刺されたのである。結局、躊躇いがありながらも「痛いよな?ごめんね、、すぐ眠れるからね。」と注射器で薬を投入し眠らせていて。敵に操られているとはいえ、助けようとした大好きな子供に刺されるというのは物理的にもだが、精神的にも心の傷は大きかった。貴方に心配をかけることになると思って少し数字を弄っていたが、すでに出血してから30分以上経っており、さらに動き回っているので生きている方が奇跡の状態。果たしてそんな状態で貴方もいないとなると、彼は目を覚ますことが出来るのだろうか?逆に貴方が危機的状況になると一時的だが目が覚めるなんてことはあるかもしれないが、、)
「…そう…。レイチェルならきっと大丈夫よ。あの子はきっと自分でなんとかするわ。
いいえ、4なない。私が4なせない」
(小さな女の子の名前は、「るな」と言うらしい。これに至るまでの経緯をなんとなく掴むと、彼の傷を少しでも早く塞ぐために傷に手を当て能力を使いながら、彼女(レイチェル)のことは心配しなくても大丈夫だと言う。だが、内心少し意外だと驚いてもいるのだ。あまり外向的ではなく、任される依頼も狙撃銃でターゲットを狙い撃つという淡白な仕事だ。もちろんその狙撃術は申し分ないほどのものなのだが。そんな彼女が今、一人知らない場所で頑張っているなんて、となんだか親目線で見てしまう。大量の出血や疲弊しきっている彼を見ていたからなのだろうか。このまま助かることは無いのかと心配するあなたに首を振り、4なせることはしないと言い切る。彼は彼女にとってかけがえのない存在なのだ。失わせるわけにはいかない。)
───んん
(どのくらいの時間眠っていたのだろうか。眠ったことで少し体力は回復し頭痛や息苦しさもマシになったような気がする。ふぅ、と息をついたあと、最後の力を振り絞る気で能力を発動させ、組織の医務室まで瞬間移動する。一瞬で周りの景色が変わり、目を開ければ目の前には治療を受けている彼や治癒能力者の組織の女性、涙を流していたのか潤んでいる瞳の少女がいて。真っ先に彼の方まで足を進めれば、「海斗さん、起きてください。っ…おきて…」といつもなら暖かいはずの彼の手を握りしめ、額に近づけると起きてほしいとうわ言のように繰り返し。)
…………!
(自分でなんとかすると言い切れる信頼関係が凄いと心から思って。"4なせない"と言い切るところがとても頼もしくてかっこいい。おかげさまで、少しの安心感を得られては涙を拭い。───…ずっと考えていたことがある。お母さんとお父さんが家に居ない状況で、ここか何処なのかも分からない。タンザナイトならどうにかしてくれそうだが、彼も今こんな状況だ。帰る場所が無い自分は、どうすればいいのだろうと。)
(自分を治してくれた医療系の能力を持つ女性の腕に問題がある訳では全くない。どのくらいの治療が出来るのかは分からないが、ある程度胸の大きな傷は治ったはずだ。だが、結果的には彼は胸の深い傷以外にも、まだ隠しているもの、元からのものや積み重なっているものなどの普通の傷以外の要因もある為、5日間程は寝たきりの状態が続くことになるのだろう。元々、人間の限界を超えた仕事量だった為、疲れていたのだ。寝れていなかったようなので、リセットできるという観点でとてもポジティブな捉え方をすると5日間も寝ることは悪いこととは一概に言えないのだが、どれほど貴方に心配をさせて、どれほど貴方達に迷惑をかけることになったのだろうか。そんなこと、自分と貴方の立場を置き換えて考えてみただけでも、恐ろしいのが容易に想像できる。)
─────…っ、、あれ?俺………。
(陽の光に当てられて、彼は5日ぶりにゆっくりと目を開ける。目覚めた瞬間、上半身を起こそうとすると、頭痛や目眩にふらつき、倦怠感が襲ってきて、思わず片手で頭を抱える。同時に自分の置かれている状況を考えると、何となく理解しては暫くしてもあまりそれらが収まることも無いし、動いたらまずいのかもしれないが、早く貴方に顔を出さなくてはと思い、現在時刻は正午な為、"お昼ご飯でも食べてるのかな、"と推測すると、足を運び、ご飯などを一緒に食べさせてもらった部屋のドアを開けて。)
……るなちゃん、もし帰るところがなかったらここに泊まっていきなさい。少し騒がしいけど居心地は悪くないはずよ
(何かを考えている様子の彼女を見れば、その頭の中で考えていることを何となく汲み取り、上記の提案をなげかける。タンザナイトという男が怪我を心配し、涙を流すほどなのであれば敵意なんてないはずだと判断したゆえの発言で。)
ーーーーーーーー
───っ、!かいとさん…!
(あなたが眠ってから5日が経っただろうか。船からもここまで能力を使って戻ってきたときは治癒能力者の女性にもう休むように言われ、それから2日経った頃には普段通り任務を再開していて。今日も朝にターゲットを狙うという任務を終えると、組織で眠っているあなたの事が心配でいつも通うカフェには足を運ばずまっすぐ帰ってきて。昼で出かけている人もいるせいでいないメンバーもいるが全員で昼ごはんを食べ終わると、部屋を出ようとしたそのときに目の前には眠っていたはずのあなたが立っていて。驚いた表情をしたあと、それは一気に喜びの色へと変化し、思わず目に涙が溜まってしまうほどだ。)
良かったです、ほんとうに。私、あなたがもう起きないのではないのかと思って…っ、
(あなたの手を取ると、その手を頬に寄せればあの日よりも暖かい手に安心していて。起きないのではないのかという不安に毎日襲われていたことを言ったあと、「まだ休まなきゃダメです。寝なくてもいいですから、横になりましょう」とあなたの手を引き、医務室ではなく自分の部屋まであなたを連れて行く。)
(/返信が大変遅くなってしまい申し訳ございません!まだいらっしゃれば、ぜひ御相手をお願いしたいです…!!)
───…いいの、?
(温かい言葉にまた涙が込み上げてくる。思わずぎゅっと抱きつきそうになったのを抑えては、「お姉さんありがとう、」と感謝を伝えて。)
- - - - - -
え、あぁ…
(自分の手を取って頬に寄せられると貴方は一瞬、驚いた表情をしたが刹那に涙を溜めながらも嬉しそうな表情をして。それに対して彼は、少し目を見開いた後に抵抗することもなく流れるままに手を引かれる。───…自分が泣かせたのだろうか?不思議な感覚だ。分からない。正直、一瞬戸惑ってしまった。その涙から、憎悪や悲しみは感じられない。今まで、泣かせた以外で自分の為に泣いてくれた人なんていただろうか?幹部になってからは余計に、「あいつなら大丈夫」という印象が定着したのか、心配されることですら無くなった気がする。だからこそ、彼にとっては"嬉し泣きされる"なんて事は初めてに等しく、心配される温かみすら忘れかけていた訳なので、感じたことの無いような不思議な感覚にギョッとして、すぐには上手く対応する事が出来なかった。でも、その不思議な感覚が悪いものでない、ということだけは自分でも分かる。申し訳ないのは大前提だが、とても嬉しくて、胸の奥がぽかぽかしたような気がした。医務室では無い部屋まで連れられると、ここはなんの部屋なんだろう?と疑問に思いながらも、恐る恐る、勘違いをしていたら恥ずかしいので、貴方の涙の訳を聞いてみて。)
… 渚紗ちゃん。なんで、、泣いてるの?
/いえいえ、全然大丈夫ですよ。いつも渚紗ちゃんにはとっても癒されてます!!こちらこそ、これからも良ければ御相手して頂けると嬉しい限りです…!
あと、ついでにはなるんですけど、今後の展開について何かやりたいこと・取り入れたい要素などありますでしょうか…?なんでも遠慮なく仰って頂けると嬉しいです、、!それと、先の話にはなる気もしますが、1年後が訪れたとして別れないのもありだし、別れて数年後に再会する~みたいなのも面白そうだなぁと思いまして…!!御意見あったら是非伺いたいです、!
いいのよ、あなたはまだ小さいんだから。大人に甘えていればいいの
(涙がこぼれそうな表情をしながら感謝の言葉を言うあなたの頭を短く撫でると、どこか大人で余裕のある表情で子供は甘えていればいいのだと伝えて。)
(/↑の治癒能力者の女性との会話は切り上げていただいても構いません!)
なぜって…。あなたが起きてくれて嬉しいからに決まっているではありませんか
(隠せていたと思っていた涙はやはりあなたにはバレバレだったようで、涙のことを言及されてはわざわざ誤魔化すこともなく正直に伝える。だが、その言い方は「何を当たり前のことを聞いているんだ」とでも言いたげで、あなたのことを大切に思い、それゆえの心配が解けたときの安心感による涙だということがわかるだろう。治癒能力によって塞がった胸の傷を撫でるようにあなたの胸に触れたあと、その辺にこつん、と頭をつけては「──あの日、私とても頑張ったんですよ。…あなたに、褒めてもらうために」とあなたが気を失ったあと、頑張ったことについて話す。どうなら、頑張ったことを褒めて欲しいようで。)
ーーーーーーーーーーーー
(/ありがとうございます!アメントリン さまの優しい心遣いに感謝しかありません…!!
申し訳こざいません、今は特にやりたいシチュエーションなどは考えていませんのでとりあえず物語の流れるままに…という感じになっております。アメントリン さまもなにかやりたいものがありましたら遠慮なく仰ってください!
そうですね…別れないで円満(?)に続いていくのもいいですし、一度別れを体験したあとの再会もとてもロマンチックで私には到底選べません、、。)
────…そうなのかい、?
(当たり前のことだろうと言わんばかりの貴方の澱みない瞳に、思わず上記をぽつりと零して。その言葉を聞くと、口角を緩めて心底嬉しそうな顔を彼はする。『心配かけてごめんね、ありがとう。……嬉しかった。』と貴方に返して。)
………!?
(「俺に褒めてもらう為に…???????」 と、天地がひっくりがえったとも思わず錯覚させるような言葉が自分の耳に入ってきたもんで、取り乱しそうになったものの、「ふー、」と長めに息を吐いては冷静を保ち、穏やかな声色で言葉を紡ぎ始めて。)
__ありがとう。そうか、、残りの船員も君が助けてくれたんだ。凄いなぁ…若いのに本当、君は優しくて頼りになるよね。
("この可愛い生き物をどうしてくれようか。"と考えながらも、一先ずは優しく貴方の頭に触れるとよしよしと小さな子供を褒める時のように撫で始めて。彼が住んでいるのはかなりの田舎な訳で、御近所付き合いはとても盛んで近所の家の子供とよく遊んだりするので少しだけ慣れている。無理はしないで欲しいというのも伝えようかと思ったのだが、自分が貴方を守ればいいと考えやめておき。もう二度とあんなミスはしない。)
(あ!と思い出したように、『頑張った渚紗ちゃんには、ご褒美をあげないと。』と呟くと、考える素振りを見せながら「んー、」と軽く唸り。『そうだねぇ、、うん。』と最後の確認のように、自分の中でまとめ整理すると、漸く言葉を紡ぎ始めて。)
お嬢ちゃんの欲しいもの、やりたいこと、してほしいこと。な~んでも!お兄さんにいってごらん?
……君の為ならきっと俺、どんなことだって喜んで叶えるよ。
(〝なんでもね〟と強い言葉で後押しを。確かに貴方の為ならば、彼はなんでもやるのかもしれない。大抵のことなら出来る自信があるようで強い言葉も難なく使ってみせて。)
/
優しいだなんてそんな、勿体ないお言葉です。お恥ずかしながら発想力が5みなので全然思いつかない……ふう。そうですね、、やっぱイベント、行事?とか過りましたけど冬のいい感じの行事、イベント…何かありましたっけ、?!
1年後の件?は先のお話な気がするし…それまで保留で行きますか、、!優柔不断が……本当にすいません!
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