アメトリン 2025-08-22 07:57:51 |
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───いいえ、全く。
(覚悟はしていたが、あなたの過去はあまりにも壮絶で、聞いているだけでも身体の力が強ばってしまうほどだった。なんとなく、あなたの嫉妬深さや独占欲の強さの理由がわかったような気がした。その悲惨な過去によって失うことへの不安や恐れが生じているのだ。バカバカしくて、くだらないだろう、自分を嫌いになっただろうと無理やり笑みを浮かべながらも寂しそうに目を細めるあなたを見れば、芯のあるよく通る声でそれを否定する。その過去であなたの事を嫌いになるわけがないし、むしろ話してくれたことであなたの事が知れた気がしてもっと好きになったくらいだ。)
海斗さん、私はあなたの事が好きです。あなたが自分で最低だと思っている部分も、醜いと思っている部分も好きなんです
(そのよく通る声のまま、あなたに言い聞かせるように「好き」という感情をこれでもかと言うほど伝える。長年裏社会で研ぎ澄まされた感覚なら、これが嘘ではないということくらい火を見るよりも明らかであろう。)
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