---Abandoné【 指名制 】

---Abandoné【 指名制 】

xxx  2017-12-05 23:46:58 
通報



 

 ある者の目で見れば、
 それは朽ち果てた館の跡。

 またある者の目で見れば、
 それは荘厳なる"ナニカ"の館。
 
 
 「 おいで。 」 「 おいで。 」
 「 ようこそ。 」 「 ようこそ。 」


 反復する囁きが聞こえたなら、
 手招くこの手が見えたなら、


 「 お前は館に 」 「 招かれた。 」
 「 館は 」 「 お前を 」 


 気付いた時には、もう遅い。


 「 「 つ か ま え た ! 」 」





>「 もぉいいかい? 」 「 まぁだだよ! 」


 

コメントを投稿する

  • No.118 by マリウス  2018-01-04 00:43:21 


>116

(机の上から運ばれ消えていく、とある女性の手記。きっとまた暫くの間は誰の目にも触れぬ所で眠りにつくのだろう。彼女の手記と、其れを己に手渡してくれた彼のおかげで、ほんの少しの間、昔に帰れたような心地になれた。そう、自身が修羅の道を行く前の、まだ純粋で未熟な若かりし頃に。たが其れと共に恐れていた事実にも直面してしまった。大切であった人達の笑顔が、まるで虫食いの様にじわじわと己の中から抜け落ちているのだ。表面上はそうとは悟られず、胸中では押し寄せる絶望と恐怖に震えそうであった。最後には虚しく殺意と喪失感に苛まれ、朽ちぬ身体と生きていくのだろうか。光の見えぬ道の先、思い悩む様にそっと目蓋伏せ、頬には色濃く睫毛の陰影が落ちて。ふわり、漂ったお茶の匂いが現実へと己を引き戻す。気付けば机の上には一人分のティーセットが。何とは無しにカップへ注がれている琥珀を眺めながら、実体を持たぬ彼は食事をとる事もないのか、と今になって思い至る。)
貴方は食事を取ったり、人に触れたり、其れこそ睡眠などの欲求はないのか?否、出来ない…のだろうか。
(言った瞬間、初対面にも関わらず不躾な質問をしてしまった、と我に返って。彼の方に向き直り'気分を害したならすまない'と深々と頭を下げ浅慮を恥ずる。訥々と単調に語られていく内容は求めていたものに近い。結局堂々巡り、先に進むには死ぬ事を諦めなければならないのだ。深く椅子の背に体重を預け、天井を仰ぎ見る。どこまでも神に見放された人生。死、という選択肢も自由に選べぬ。それとも此れは贖罪いう名の試練か。一度考える事を放棄して目蓋を閉じれば、暗い世界の中、入ってくるのは彼の声音だけ。感情の起伏を感じさせぬ一定の調子が、逆に何か楽器の様な調べを思わせる。ゆっくりと心が凪いでいくのが分かる。そのお陰か、心に少しばかりの変化が訪れる。今日まで自身のことばかり考え動いていたのが、ふと屋敷に住まう住人へと意識が向き、彼らと言う存在に興味が湧いた。)
あぁ、貴方の声は心地良いな…。どんな内容でも聞いていたくなる魅力があるようだ。……業、と言うならば矢張り此れは俺に科せられた試練、と思うべきか。死を諦めた瞬間に死がある、か。まるで儘ならぬ人生の縮図だ。答えたくなければ答えなくて構わない…良ければ貴方が何故その身体になったのか教えて欲しい。

  • No.119 by マリウス  2018-01-04 01:21:28 



返事を待っていたかったのだが、落ちる時間が来てしまったみたいだ。
今日は有難う。貴方と話していると、不思議な気持ちになってばかりだ。
まだまだ話していたかったのだが、それは次回の機会としよう。


久しぶりに話せて楽しかった。
貴方に良い夢が訪れる事を祈っている。

  • No.120 by ファントゥーム  2018-01-04 01:25:21 




>118 マリウス

この館で死を経験したことのある者はただ一人、私だけだ――遠い昔、私は自ら命を手放した。自ら望んで、死を迎えた…然しながら、本来天に召されるべき魂だけが、この世に繋ぎ止められたのだ。(未だ彼の思考に絡み付いて離れぬ過去と現在と、そして未来と言う茨がぎりぎりと彼を締め付けている。彼は己を照らす光を失い、新たな光となるべき存在との出会いを未だ果たしていないのだ。今はただ、叶わぬ望みを抱え、いっそ手放したくとも手放す事の出来ない生を生きている――それを物語るのは、彼の言葉ではなく彼の見せる表情や仕草のひとつひとつだった。音もなく、ただそっと頬に落ちる陰影を見た瞳を静かに瞼の裏へと隠す。作業を中断し、ゆらりと本棚の前を離れると彼の向かう机の傍まで近づき、徐に伸びた手は持ち上げようとしたティーポットをさっとすり抜けた。そう、この手はこの世の物には触れる事が出来ない。それは、何も物に限った事ではないのだ。彼の質問を特段無礼とは思っていない、知りたいのならば教えてやろうと言わんばかり、机を避けるのではなく体ごとすり抜けながら彼の目の前まで近づくと、此方を見上げるその顔に触れようと手を伸ばした。無論、その手が彼の肌に触れる事はない。確かな実体を持っていながら、まるで霧のように何の感触も与えないまますり抜けてゆく。己の身に降り掛かるその呪いを、彼の目にしかと映す。「この体は、既にこの世のものではない…故に、私はこの世のものに触れる事が出来ない。無論、食事も睡眠も必要としない…出来ないからだ。」と、淡々とした声に乗せて語った。最早それを、苦痛と思う感情さえ薄いのだろう。ただ当たり前の事を話すだけの口振りに感情は滲んでおらず、それこそまるで用意された文章を読み上げるかの様だった。あまり己のことを積極的に話す性分では無かったが、今日は単なる気まぐれか、それとも彼の存在がそうさせるのか。ともあれ、彼の質問を撥ね付けようとはしないまま、彼の望む答えを紡いで)
私は嘗て、愛する者を失った。彼女は私の全てだった、彼女の為に生き、彼女と彼女の居る世界を愛していた。何物にも替え難く、私にとって唯一無二の存在…そんな彼女を失い、私は絶望した。彼女の居ない人生を生き長らえる事に、価値など微塵もありはしないと…そう思ったが、私は自ら死を望む前に、彼女と再び相見える方法を探したのだ。
手当たり次第に本を読み漁り、数え切れない程の人間から話を聞き、どうにか彼女を取り戻す方法は無いかと探し回った果てに…私は魔術に行き着いた。彼女の命を取り戻す為に、それ相応の代償を贄として差し出す――今思えば馬鹿馬鹿しい話だが、到底正気を保てる状況でもなかったのだろうな…私はその贄を手に入れる為に、多くを殺めた。人も、動物も…愛するたったひとりの命の為に、別の命を奪い続けた。
…聡いお前ならば、その末路は言わずとも分かるだろう。死者を呼び戻す方法など、有りはしないのだ。今度こそ、救済の余地無く私は絶望した。そして、呼び戻せないのなら会いに行けば良いのだと、私は自ら命を手放した。あの世で、せめてあの世でなら彼女に会えると信じて……滑稽な話だ、彼女への愛故に自らの手を血で染め、業を積み、挙句の果てに…己の抱えた未練によって、この世に魂を縛り付けられたのだ。


  • No.121 by ファントゥーム  2018-01-04 01:27:18 




>119 マリウス

…もうこれ程時間が経っていたのか。

こうも己の事を人に語る事は無かったが…お前は不思議だな…何処か、私とよく似ている。
…また此処へ、顔を出すと良い……

…良い夢を。


  • No.122 by アンヴィジブル  2018-01-04 01:33:22 






おっと、気が付いたらもうこんな時間だな。
そろそろ、館の明かりを落とす頃みたいだぜ。

さっさと部屋に戻ってベッドに入んな。ちゃんと毛布被って、暖かくするのも忘れるなよ!

それじゃ、ぐっすり眠って良い夢見ろよな。

おやすみ、死にたがり。



>本日の交流受付終了 参加希望者様のPF受付は継続中




  • No.123 by xxx  2018-01-04 13:05:38 







>トピック主よりお知らせです

当トピックにおける「結末」について補足説明を致します。

館へと招かれた死にたがり達がどの様にして暮らしてゆくのか、どの様なルールがあるのか、そもそもの館の仕組みとは、等、この館には謎に包まれた部分が幾つかある事と思います。
勿論、「死にたがりが死にたくなくなるまで館で暮らす」と言う大筋は既に説明がなされていますが、もっと詳しい内容に関しては、館に住まうナニカ達との交流の中で情報を得て頂けますと幸いです。
説明の丁寧さ、態度、言葉の選び方はそれぞれ異なりますが、きっと教えてくれることでしょう。

さて、そんな館での暮らしにはひとつの「結末」が用意されています。
死にたがりとして館で暮らす内、いつしか「死にたくなくなった」時、死にたがりには2つの選択肢が与えられます。

ひとつは、元の世界に戻って暮らすこと。
ふたつめは、元の世界を捨て館で暮らし続けること。

死にたがりは、そのどちらかを自由に選ぶことが出来るのです。

その最後の選択に関しても、なされるべき説明が存在しますが、それはまたそれぞれの死にたがり様が紡がれる物語の中でナニカ達との交流を通してなされることと思います。

当トピックにご参加中の死にたがり様は、最後の選択肢の後、下記の中からその後の展開を選んで頂く事が可能です。

⒈館を旅立ち、元の世界へ戻ったものとして姿を消す(=登録解除)
⒉館に残り、命の続く限りナニカ達と暮らし続ける(=登録継続)

⒈を選択した場合は、ご希望があれば新たな死にたがり様として再びご参加頂く事が可能です。
⒉を選択した場合は、ご希望があれば最期の瞬間を迎えた後、⒈と同様に新たな死にたがり様として再びご参加頂く事が可能です。勿論、館での暮らしを心ゆくまで楽しみ続けて頂く事も可能です。

以上、長くなりましたが当トピックにおける結末についてご説明をさせて頂きました。
ご参考までにご一読頂けますと幸いです。
ご不明な点に関しましてはトピック主、若しくは館の住人までお気軽にお尋ね下さいませ。




  • No.124 by マダム・ノワール  2018-01-04 19:27:30 






ごきげんよう、今夜も冷えるわね。

こんな日は決まって、蜂蜜を少しだけ溶かしたレモンティーが飲みたくなるの。
後でギャルソンに用意して貰いましょ。

良かったら、あなたも来ると良いわ。
レモンティーと一緒に、何か美味しい物がついてくるかも知れなくってよ?



>「遊びにおいでなさい、あたくしの愛しい死にたがり達。今夜は1人、可愛がってあげられるわ。」


このトピックに興味はあるけれど、何か分からない事や気になる事、不安に思う事があって参加希望を足踏みをしている…もし、そんな子が居たら、遠慮無く声を掛けて頂戴ね。
折角興味をもってくれているんですもの、可能な限り此処へ迎えてあげたいの。

場合によっては応えてあげられない事も残念ながらあるかも知れないけれど、まずは相談して頂戴。
ふふ、怖がることは何も無くってよ。誰も取って食ったりしないわ。

それから、下に書いてある事は館からの大切なお知らせよ。忘れずに確認なさい。



>7 当トピックにおける『指名制』について
>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>64 提供キャラクター追加のお報せ
>123 当トピックにおける『結末』について




  • No.125 by マダム・ノワール  2018-01-04 22:42:06 






今夜は少し早いのだけれど、そろそろ館の明かりを落としましょう。

明日はもう少しゆっくり出来ると思うわ、もし時間があればいらっしゃい。

そう言えば、今日も十分寒かったけれど、明日は一層寒くなるようね。
体を冷やさないように、しっかり対策なさい。

それじゃあ、また明日。
おやすみなさい、あたくしの可愛い死にたがり達。



>本日の交流受付終了 参加希望者様のPF受付は継続中




  • No.126 by ギャルソン  2018-01-05 18:12:55 






皆様、こんばんは。
こうして御挨拶に上がるのも、何だか久しく感じられますね。

我々は体調を崩す事がない為に、その苦しみは生憎理解しかねるのですが…
どうやらニンゲンの世界におかれましては、
"インフルエンザ"が流行っているとかいないとか。

館に招かれた、或いは招かれるかも知れないニンゲンの皆様、
くれぐれも病の類には御用心を。

何せ、治療出来る者がこの館に果たして居るのかどうか…
分かりませんからね?



>「さて…今夜は2人まで、お迎えの準備が整って御座います。」

今宵は館が、少しばかり夜更かしをするのだとか。
明かりの灯っている内は、御遠慮なさらずにいつでもお越し下さいませ。

ああ、それから…以下、館からの大切なお知らせに御座います。
恐れ入りますが、何方様も御一読下さいます様お願い申し上げます。


>7 当トピックにおける『指名制』について
>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>64 提供キャラクター追加のお報せ
>123 当トピックにおける『結末』について




  • No.127 by ギャルソン  2018-01-06 00:34:52 






おやおや、あれこれ館の中を片付けている内に随分と時間が経っておりました。
こうして私と出会すという事は、今夜のあなた様は夜更しの御予定――なのでしょうか。

それにしても、今宵はとても静かですね。
何かと騒がしいこの館の中にも、こんな夜はちゃんと訪れるのです。
きっと、朝までぐっすり眠れることでしょう。

お休み前のホットミルクを御用意しておきました、宜しければどうぞ。

それでは、そろそろ館の明かりを落とします――

おやすみなさいませ、死にたがり様。良い夢を。



>本日の交流受付終了 参加希望者様のPF受付は継続中 御質問や御相談等もお気軽にどうぞ




  • No.128 by ファナティック  2018-01-06 12:22:03 






っはあ!やっと解放されたぜくそったれが!
あの性悪女、俺様をあんな巫山戯た部屋に閉じ込めやがって――

あ゛?何だ、知らねぇってのか?『お仕置き部屋』だよ、前に双子が閉じ込められてただろうが。

あの部屋はなァ…この館で"悪さ"をした奴が連れて行かれる、本当に、クソみてぇな場所だ!
何てったって、自分の一番嫌いなものと一緒に一週間缶詰めにされるんだからな。

仕置きを受けた所で、悪魔であるこの俺様が反省なんざする訳ねェだろうが!
いい加減に学べってんだ、無意味だって事になァ!
聞いてるか?性悪女。あっははははははァッ!お前だよ、マダム・ノワール!



>「あの…本当に、ごめんなさい……煩くて…ごめんなさい…今日は2人…お迎えが出来るみたい…」

ふう、はあ…やっと戻って来られた…
今日は、これから一日掛けてのんびり館の明かりを灯しておくんだって。
途中でお返事がゆっくりになる事もあると思うんだけど…ごめんね、許して欲しいな…

いつも通り、館の明かりを落とすまではちゃんとお迎えの準備をして待ってるよ。
その、えっと…暫く館がしーんとしてても、声を掛けてみてね。

それから、何か質問したい事やこうしてくれないかなあって相談したい事があったら、
遠慮せずに声を掛けてね。その時は、背後口調で大丈夫。館の声がお返事します。

最後に、下に書いてあるのは館からの大切なお知らせみたい。まだ読んでない方は忘れずに読んでね。


>7 当トピックにおける『指名制』について
>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>64 提供キャラクター追加のお報せ
>123 当トピックにおける『結末』について




  • No.129 by xxx  2018-01-06 20:52:53 






>2人までの交流受付及び参加希望者様のPF受付継続中 御質問御相談等もお気軽にどうぞ




  • No.130 by 夏目 央  2018-01-06 21:05:25 




この前は急に来れなくなってごめんね。ヴィペールにお城の案内、改めてしてもらいたいと思って。

__お庭でおやつとか、ちょっと憧れるし。




  • No.131 by ヴィペール  2018-01-06 21:34:54 





>130 夏目央

城なんて大層な場所じゃないわよここは…
それに、あんな霧だらけの庭じゃ食べられる物も食べられやしないわ。

案内して欲しいならさっさと支度して着いて来な、はぐれても探してやらないから。
精々、アタシを見失わないことね。



此処で暮らしていく上で、最低限覚えておくべき場所だけ案内するわ――他は自分で好きに探索しな、あまりちょろちょろ動き回らない方が良いとだけ忠告しておくけれどね。(基本的にこの手の仕事はあまり得意ではなかったが、これもひとつの気まぐれである。態度こそ相変わらず高飛車で棘のあるものが目立つものの、彼女が着いて行くのに苦労しない程度の速度を保って廊下を進んで行くのはこの男なりの気遣いなのだろう。間取りそのものは、中世ヨーロッパの時代に建てられていた一般的な貴族の館とそう変わり無いが、何せ彼女を含むニンゲン達の生活には到底考えられない様な空間がひっそり存在しているのがこの館の特徴である。無闇に立ち入ろうとする好奇心があまり望ましいものではないのだという事を暗に報せつつ、まず向かったのは玄関ホールを抜けて右奥に進んだ辺りにあるダイニングルーム。左右に開く扉を開けて中に入れば、やや光度を抑えた優しいオレンジ色の明かりに照らされた空間が広がる。十数名は一度に集まれそうな広さの長テーブルには染み一つ皺一つ無い純白のテーブルクロスが敷かれ、その上には等間隔に置かれた燭台とずらりと並んだ食器類が見えるだろうか。どうやら、常に料理さえ運ばれて来れば直ぐにでも食事が始められる用意が整えられているらしい。食事時にはまだ早く、しんと静まり返ったダイニングルームの中で徐に彼女を振り返ると「食事の時間は特に決まってないから、好きな時に勝手に来て勝手に食べなさい。アンタが席についたら、直ぐに料理が運ばれてくるわ。」と簡易的な説明を始め)




  • No.132 by 夏目 央  2018-01-06 22:07:04 



>ヴィペール


私からしたら此処はお城だよ。ちょっと古風なね。ちゃんとついて行くからあんまり走ったら駄目だよ。





その最低限覚えておかなきゃ駄目な場所にヴィペールの部屋も追加しておいて。
( 身長差とリーチの違いが有りながら小走りを続けなくてもいいのは相手のさり気ない優しさなのだろうか。そう言えばそんな優しさを本来一番に愛して欲しい人から最後に向けられたのはいつだっか。そんな事を胸の深く深い所でぽつりと考えてすぐにやめれば、未だ諦めてはいない相手の部屋の話を再びさりげなく持ち出して歩みを早め。連れて来られたのはこれまた本や映画の中でしか見た事のないようなお洒落で広々としたダイニングルーム。「__此処ってそんなたくさんの人が住んでるの?」椅子の数はさる事ながら座ればすぐに料理が運ばれて来るなんて相当の数のコックやメイドが必要であろう。こちらを振り返った相手の横を静かに通り過ぎては僅かの歪みもない純白のテーブルクロスが敷かれるテーブルを人差し指でツツ…と謎りながら端から端まで、表情ではなく体で楽しむようにして移動し、一番奥の端でピタリと歩みを止めれば「ヴィペール、お腹減ってる?」と緩く首を傾けつつ問い掛けて )



  • No.133 by ヴィペール  2018-01-06 22:23:53 




>132 夏目央


くどいわね…わざわざアタシの部屋まで案内なんて、そんな事する訳ないでしょ。(もうとっくに諦めたものとばかり思っていた自室への案内を求める彼女の声、呆れの色を隠そうともせずに重い溜息をついてばっさりとそれを切り捨てた。どうやら、案内を断ると言う事を此方もまだ諦めてはいない様である。それから特に気の利いた話題を提供してやるでもなく辿り着いたダイニングルーム、馴染みの無い場所へ案内された時、死にたがり達が見せる反応は不思議とどれもに通っている。驚きと関心、そして次第に表れ始める楽しげな様子。滑らかな質感のテーブルクロスを指先でなぞってゆくその様を傍観しつつ「ただ用意されてるだけよ、必要以上にね。」と彼女の疑問に対する答えを。本来、文字通りに"死にたい"と言う思いに取りつかれている筈のニンゲン達が、この初めの案内の時ばかりは皆何処か楽しそうにしている。つくづく単純で分かり易い生き物だと他人事の様に考えてしまうのは、己がニンゲンと言う存在からは遠くかけ離れているのだという事を己に思い知らせる為なのかもしれない。澄ましきった顔のまま彼女の動きを目で追い掛けてはいるものの、あまり長居をする気はないらしい。丁度、次の場所へと催促しようとしていたタイミングで歩みを止めた彼女と視線を合わせると「悪いけど、此処でアンタと仲良く食卓を囲む気は無いわ。次行くわよ。」と、顎を使ってダイニングルームの入口を示し)


  • No.134 by 夏目 央  2018-01-06 22:54:59 



>ヴィペール


うん、そう言われるって思ってた。
( 想像通り案の定断られてしまった。それどころか呆れたような溜息まで吐かれてしまえばそれ以上我儘を上塗りする事は出来ないと言うもので、あっさりすぎるくらいあっさりと引き下がりつつ問い掛けた質問に対する答えにふむ、と頷き「じゃあ好きな所に座り放題だね。一番最初に食べるのはパスタがいいな」なんて近い内に来るだろう食事を楽しみにしている旨を伝え。それから再びテーブルを指で謎りながらもと居た場所まで戻って来ると、あぁ何故バレてしまったのだろう。ずばり考えていた事について言い当てられてしまえば若干の苦笑いを浮かべつつ示されたダイニングルームの入口に向かって歩みを進め、廊下に出た所でくるりと振り返り相手が来るだろうその時を待って )



  • No.135 by ヴィペール  2018-01-06 23:11:16 




>134 夏目央


その内アンタも見掛けると思うけど、館の中はあちこち"黒い影"が働いてるの。使用人の代わりにね。食事のリクエストもそうだけど、何か頼み事があったら話し掛けてみな。大抵の事はやってくれるはずよ。(引き際を弁えているとでも言うべきか、彼女が絶妙なタイミングですっと身を引くものだから此方も強く出るタイミングを失ってしまう。これこそが、彼女がこれまでの人生の中で身につけてきた処世術なのかも知れないと頭の片隅にそんな考えが浮上した。どうも調子が狂う、柄にも無くこうしてきちんと案内を進めている時点でそう思っていたが、彼女と居る内に時間が経てば経つ程その実感が強まっている。己に対する呆れと、半ば諦めにも似た気持ちを抱えたまましゅるりと出入り口へ向かいつつ、ぶっきらぼうな雰囲気は相変わらず否めないがそれでもきちんと説明の言葉を添えてやる。彼女を連れてダイニングルームを出た後、次の場所へと向かう前に一度立ち止まって彼女を見下ろした。正直この館では、食事をする場所と自分の部屋の場所さえ分かっていれば何とかなってしまう。風呂や洗面台は部屋に備え付けになっており、着替えも全て部屋の中に用意されている。強いて言うなら、退屈な時間をどんな事をして過ごしたいか、それによって覚えておくべき場所が変わってくると言ったところだろうか。そんな背景もあって「アンタ、元の世界では何して過ごしてたの?休みの日は。」と、そんな質問を投げかけて)


  • No.136 by 夏目 央  2018-01-06 23:36:21 



>ヴィペール


大家族ってやつだね。私一人っ子だから大勢と同じ家に住んだ事はないけど楽しそうだとは思うよ。
( "黒い影"だなんてにわかには信じられないが此処の存在自体がよくよく考えたら信じられないものなのだ。だとすればすんなりと受け入れられると言うもので、未だ出会った事のないその人と呼んでも良いのかわからぬ影を想像しながら今相手が調子が狂っている状況に苦々しさを覚えている事に等つゆ知らずと言った具合にはにかみ。そうしている内に鼓膜を震わせたのは一つの問い掛け。学校がある時には勿論学校で勉強をしているが休日は何をしていただろう。友達と遊ぶのも何だか億劫で学校の外では会わなかったし、かと言って家に居れば両親からの心無い言葉の刃で少しずつ少しずつ胸の奥の奥を切り刻まれるのだから__。「自分の部屋で本読んだり、たまにゲームしたりしてたよ」それでも外で一人で居ると言わなかった、言えなかったのは一種の見栄か何かなのか。相手にはバレているのかもしれないがさらりと半分本当、半分嘘の返事を返して )



  • No.137 by ヴィペール  2018-01-06 23:52:29 




>136 夏目央


さあ、どうかしらね。言っとくけど、あいつらは口利かないわよ。(彼女が一体何を想像しているのやら、実物よりも随分と楽しげなものを想像しているのだろうと感じさせる言葉に大袈裟な仕草で肩を竦める。事実、到底家族などと呼べる存在とは言い難いのが彼らである。あくまで何処までも都合良くせっせと動く働き者達、彼女もその内に彼らの上手い使い方を学ぶのだろうとそんな事まで考えていながら、それを言葉にして伝えてやらない辺りに意地の悪さが覗いていた。もし、己がもっと思いやりとデリカシーのある性分ならば、こんな質問はしなかっただろう。何故なら、あまり詳細な部分には触れていないにしろ、彼女が元の世界でどんな生活を送っていたか大まかな情報は事前に与えられていたのだから。友人と出掛けている間の事ならば兎も角、休日の過ごし方を問えば彼女は必然的に自宅での時間を思い出す事となる。それが彼女にとって、どの様な思いをさせる行為なのか――そんな所まで考えてやる程、この男は優しくなれない様だ。さっさと答えろと言わんばかりに向けていた眼差しは返って来た言葉を聞くなり玄関ホール中央の階段へと流れ、そのまま上の階を目指して進み始めると「蔵書室の場所を教えるわ。」とだけ伝え、ちらりと彼女を振り返って)


  • No.138 by 夏目 央  2018-01-07 00:10:33 



>ヴィペール


無口なんだ。__でもいいよ、私が勝手に話し掛けて勝手に満足するから。
( "口を利かない"というのは無口だと言う事ではなく言葉通りなのだろう、それを頭の何処かでわかっていながらも敢えて無口と言う表現をしつつあまりペラペラとマシンガンのように話し掛けられても困るだけ、それならば己の気の済むように話し掛けて終わらせようと自己満足を露わにし。果たして自身の特に何も考えずに自然と唇を震わせて紡いだ嘘は目の前の相手にバレたのだろうか。どちらだって構わないのだ。だからこそ特別確認したりもしない。ぶっきらぼうに告げられた次なる行き先に少しだけ心がホッとした感覚を無理矢理無かった事にして頷けば、相手の少し後ろを一定の速度でついて行きつつ「本に囲まれるのは好きだよ。ダイニングルームもオシャレだったし蔵書室もちょっと楽しみ」と何て事の無い声色で以て返して )



  • No.139 by ヴィペール  2018-01-07 00:29:23 




>138 夏目央


(此方がどんなに素っ気無く振舞っても、棘のある言葉を返しても、彼女は怯まず寧ろ彼女なりの前向きさで捉えようとする。健気ささえ感じさせるその姿勢に調子を狂わされてしまうのは、大凡己がその対極に在る存在だからなのだろう。それに心の何処かで気が付いているからこそ、それ以上の事は言わなかった。先の質問に対する彼女の答えについても同じ。僅かな声の震えに気が付いていなかった訳ではなかったのだ。それでも、仮に己が彼女の言った答えを"それは嘘だ"と否定したとて、きっと気丈に振る舞うのだろうとそう思っている。特別に確認をしないのはお互い様、無意識下にお互いが造り上げる目には見えない壁の存在がこうした何気ない会話の最中にちらついていた。とは言えそれは何も己と彼女に限った事ではない、更に言えば、知り合って日の浅い者同士であればよくある話。初めはこのくらいの方が丁度良いのだと、己の深い部分がそれを知っていた様だ。そうこうしている内に辿り着いたのは蔵書室の扉の前。「アンタが一日中、毎日読み漁ったってキリが無いくらいの本が置いてあるわ。」、そう言って開く扉の先には宛ら国立図書館とでも言うべきか、ドミノの様にずらりと並ぶ背の高い本棚にぎっしりと詰め込まれた本の数々。館の外観からは、こんなにも広いスペースが確保されているとは到底想像も出来ない。高い天井と奥行きのある室内には世界中の様々な国、そして様々な時代から集められた膨大な数の本が収容されているのである。この広過ぎると言って差し支えのない空間の中にぽつんと置かれているのは蔵書室を利用する者の為に用意された木製の机とテーブル。明らかにこの蔵書室の規模とは釣り合いが取れないその大きさが、この館に置けるこの部屋の利用状況を物語っていて)


  • No.140 by 夏目 央  2018-01-07 00:44:56 



>ヴィペール


( 己が返した自己満足に対する返事はない。が、それでいいのだと思う。息を吐くように紡ぐ嘘は昔からの癖で最早身に付いた自然現象のようなものなのだから、相手が気付こうが気付かなかろうがどちらだって構わないのだ。けれど学校で友達と一緒に勉強し、他愛ない話をしてお昼ご飯を食べる時よりも、家で理不尽な暴力を振るわれている時よりも、外で一人喫茶店に居る時よりも、そのどれよりも今こうして知り合ったばかりのそれも人間ですらない相手と居る時の方が何倍も何倍も安心できて安らぐのだから不思議なものだ。開かれた目の前の扉の先、まるで新たな別世界に来たかの如く広がる本の数々は相手の言葉がその通りだと確認出来る程で。「__私の部屋、此処でも良かったかもしれない」ぽつり、高い天井を見上げて呟いた言葉は多分広いこの部屋で呆気なく散っただろう。静かに静かに歩みを進めて行く先、ぽつんと置かれた小さなテーブルに歩み寄っては「何か可愛いね」と独特な感性のもとで呟いて )



  • No.141 by ヴィペール  2018-01-07 00:56:25 




>140 夏目央


(しん、と静まり返った蔵書室内で何かの姿を探すようにぐるりと視線を動かした。どうやら、探している人物は今この場には居ないらしい。日頃この部屋に立ち入る機会は無いと言っても過言では無いだけに、相変わらず必要以上の広さと本の数だと感心を通り越して呆れの色すら滲む様子で息をつく。本に関心のある者にとってはそれこそ夢の様な場所なのだろうが、生憎己にとっては決してそんな事もなく。然しながら、この部屋に連れて来たのは正解だったのかも知れないと、少なくとも彼女の反応を見る限りではそう思った。あまりに静かなこの部屋の中では足音ひとつ、呼吸の音ひとつさえも高い天井へと向かって響いていく。すう、とも、さあ、とも表現出来る音と共に床の上を這いながらテーブルの傍に立つ彼女へ近付くと「それを本気で言ってるのなら、アンタの感性はどうかしてるわ。」と最早当たり前となった辛辣な一言。その後するりと彼女の体に緩く巻き付きながら、天井を見ろと言わんばかりに後ろから両手で彼女の頬を包み、ぐっと強引に上を向かせれば「今は居ないけど、此処に来るとよく見掛ける男が居るわ。一日中この部屋の中を漂ってる、陰気臭い男。何も悪さはしないから放っておいて構わないけれど、この館の住人よ。覚えておきなさい。」、そう説明した所で彼女を解放し)


  • No.142 by 夏目 央  2018-01-07 01:08:13 



>ヴィペール


( 広い広い部屋の中でぽつんと置かれたテーブルに何故だかふつ、と泡ぶくのように湧いて出た親近感のような気持ちに何を悲観的になっているのだろうかと自身の胸の中で笑えば直ぐにその考えを消し去り。さて、椅子にでも座ってみようかと思ったその刹那、ふいに近付いてきた相手によって出会った当初のように体を極めて緩い力で以て拘束されればぱちり、双眸瞬かせると同時に視線は強引な力によって天井へ。相手の説明によるとどうやらこの部屋の中には此処を気に入った先客が居るらしい。それは先程言っていた"黒い影"とは違う人なのだろう。「此処に来てからヴィペール意外の人と会った事ないし、少し興味はあるかな。オススメの本とか教えてもらおう」まだ見ぬその浮遊人を思いつつまた新たに出た楽しみに笑みを一つ。それから自由になった体で相手の背後へと回ると何を思ったのか伸ばした両親腕でそのウネウネと動く半身にむぎゅ、としがみついて )



  • No.143 by ヴィペール  2018-01-07 01:18:51 




>142 夏目央


此処に居るのは無害だからまだ良いわ。面倒なのが何人か居るから、精々用心する事ね――何されたってアンタはまだ**やしないけど、不必要に痛い思いはしたくないでしょ。(今し方語ったその男は、よく此処へ篭って本の整理に明け暮れている。特別に本が好きなのかと問われれば決してそんな事は無いのだが、この場所の管理は彼が一番適任なのである。この蔵書室を使う機会が増えれば、彼女もきっといずれは彼と顔を合わせる事になるだろう。生憎、己とは少しばかり相性の悪い男であるだけにあまり多くの情報を与える事はなく、彼についてのあまりにざっくりとした説明を終える頃には既に己には馴染みの無いこの部屋に退屈し始めている様で。長居は不要、と考えているのは先ほどのダイニングルームに続きこの蔵書室も同じ。此処をこんなに気に入っているのならもう他を紹介するまでも無いだろうと、頭はすっかり案内を終了させる方向へと向かってさえいる。そんなタイミングで彼女が取った突拍子もないその行動に初めの一瞬こそ驚いた様子で瞳を大きく見開いたが、次の瞬間にはしがみついた彼女をそのままぎりぎりと締め上げている。太い半身で締め上げた彼女の体を己の正面へ、そのままシューッと威嚇する様な音と共に長い舌をちらつかせれば「…何の真似」と一言問い)


  • No.144 by 夏目 央  2018-01-07 01:30:10 



>ヴィペール


一度死んでもいいって思ったらさ、意外と何でも出来ちゃうものかもしれないよ。痛いのは嫌だけど。
( 己はけしてマゾではない。痛い事や苦しい事は極力回避したいという気持ちは人並みに持っているつもりではいるがそれでも痛みや苦しみを超えて死を選んだ身、今更恐怖も何も無いのだ。最初に出会った相手の外見が外見なだけにこの広い広い館に果たしてどんな人々が暮らしているのか興味が消える事はなくあまり危機感の感じられぬ声色で以てそう返事を返し。__さて、その危機感の無さがこうしたまさに今現在の状況を産んでいるのだろうか。先程よりも強い力で以て締め上げられた体に痛みと苦しさを感じ喉の奥でくぐもった声にならぬ声を漏らすもそれも一瞬。視線と視線がぶつかってそこで漸く唇を開くと「ちょっとした好奇心。こういう事したらどんな反応するのかなっていう」あまりに欲望に忠実で簡単すぎる返事を返して視線を揺れる赤く長い舌に向けて )



  • No.145 by ヴィペール  2018-01-07 01:46:39 




>144 夏目央


(彼女は未だ年若い少女の筈、時折それがふっと感じられなくなる瞬間がある。否、若しくはその真逆なのかも知れない。危うささえ感じさせる素直さは、彼女が内に残したあどけなさ故なのか。何れにせよ、ある種の度胸を垣間見る瞬間がこれまでに何度か存在したが、今この瞬間もまさにその内のひとつとなるだろう。好奇心のままに動いた彼女、こんな得体の知れない場所ではいつ何が起こっても可笑しくは無いと言うのに、それどころかその結果こんな風に危ない目に遭っていると言うのに、その表情や言葉からは恐怖の色など微塵も感じられなかった。並みのニンゲンならばとっくに泣き出しているか、暴れているか、はたまた叫んでいるか――どの道、騒がしくしている事に変わりはないだろう。それなのに今目の前に居るこの少女は、平然として己を見詰めている。此処まで来るといっそ拍子抜けして、一瞬の怒りの感情も何処かへ吹っ飛んでしまったらしい。はあ……と重い溜息をついたかと思うと彼女の体を締め上げる半身の力を緩め、それでもまだ許してはいないと言わんばかり、長い爪を浅く食い込ませながら彼女の細い首を掴むと「どういう反応をするかは、これで分かったわね。もう二度と試してみようなんて思わないことよ、あと少し力を入れたら、アンタの全身の骨が砕けるわよ。」とおそらくは冗談ではない、本気の忠告を。しかしそれ以上には咎めもせず、怖がらせもせず、しゅるしゅると巻き付かせていた半身を解いてやりながら「それにしても…本当、妙に肝の据わった子ね。」と肩を竦め)



アンタ、随分夜更しじゃない。
生憎だけれど、今夜はそろそろ館の明かりを落とす頃合ね。

声は掛けたわ。さっさと部屋に戻ってベッドに入りな、暗くなってからじゃ部屋に辿り着けないわよ。

ちゃんと案内してやったんだから、迷わず真っ直ぐに行きなさい。良いわね。



  • No.146 by 夏目 央  2018-01-07 01:53:32 



>ヴィペール


お城__あ、館だったね。案内してくれてありがとう。面白そうな本見付けたら今度オススメするね。

夜はね、なるべく月の欠けた暗い日が好き。眩しかったら眠れないからね。それじゃあ、おやすみなさい。いい夢見れるといいね。



  • No.147 by ファナティック  2018-01-07 01:59:01 






…あっ、こんばんは。
こんな時間に会うなんて、随分夜更かしなんだね。

今日はそろそろ、館の明かりを落とすの。皆がちゃんと眠ってくれるかどうかは、別だけど…

また明かりが灯ってるのを見掛けたら、遊びに来て欲しいな。
その…待ってるからね。


じゃあ…おやすみなさい、死にたがりさん。



>本日の交流受付終了 参加希望様のPF受付は継続中




  • No.148 by ジュモー  2018-01-07 16:26:54 






さっむいね?さっむいね!
今日は雪が降ってるんだってさ、モルドルが言ってた!

積もったら、外で雪遊びする?雪遊びしよう!

雪だるま、雪合戦、そり遊び、何でも良いよ。
でも僕らが得意なのは雪合戦、だからオススメも雪合戦!

積もるまでおやつ食べて待ってよーっと。



>「早くおいでよ!今日のお迎えは1人だってさ、ちゃあんとおやつ残しといてあげたんだぞう!」


まだ此処に来てない死にたがり!来るかも知れない死にたがり!よーく聞いて。
何か質問したい事があったら、いつでも何でも聞いて良いんだってさ。館がそう言ってた!
その時は背後口調で大丈夫だからって、遠慮しなくて良いって、そんな事も言ってたよ!

あっ、それからこれも!
この下に書いてあるのは館からの大切なお知らせだから、まだ読んでないなら忘れずに読んで!
ちゃんと読んでなきゃ駄目なんだぞう。分かったね?分かったな!



>7 当トピックにおける『指名制』について
>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>64 提供キャラクター追加のお報せ
>123 当トピックにおける『結末』について




  • No.149 by ジュモー  2018-01-08 00:05:22 







しーっ、もう館の明かりが消えるよ。
なあんにも見えなくなるから、さっさと部屋に戻った方が良いぞ!

僕らは慣れてるから平気だけどね!
真っ暗な館の中を走り回るのって楽しいんだ。
迷ってうろうろしてる奴は、気付かずに跳ね飛ばしちゃうよ?跳ね飛ばしちゃうよ!

じゃ、良い夢見なよ死にたがりぃ。



>本日の交流受付終了 参加希望者様のPF受付は継続中




  • No.150 by xxx  2018-01-08 09:43:52 







皆様お早う御座います、トピック主です。

参加希望者様のPF受付をはじめ、
当トピックに関する御質問や「こうして欲しい」と言う御要望や御相談も随時受け付けております。

残念ながら全てお応え出来ると言う保証は出来かねてしまいますが…
掛けて頂けるお声があれば其れを取り入れていきながら、
少しでも皆様に興味を持って頂ける、楽しんで頂けるトピックにしていきたいと考えておりますので、
現在御参加中の皆様は勿論、未だ参加されていない皆様も、
何かご意見をおもちの方がいらっしゃいましたらどうぞお気軽にお聞かせ頂けますと幸いです。

まだまだ寒い日が続きます、くれぐれもご自愛下さいませ。



>交流受付開始はまた後程... 参加希望者様のPF受付、御質問御相談受付は継続中




  • No.151 by ………  2018-01-08 10:45:56 



>>主様と既参加者様

(/参加希望ではなく、読み込みの分際で失礼いたします。リアルでまとまった時間を取り難いことから、今日までロムに徹していましたが、こちらのトピックは本当に面白いです。独特な世界観や皆様の綴る文章が魅力的なだけではなく、主様の誠実な運営姿勢にも尊敬の念を感じずにいられません。もしも、このような書き込みが迷惑であれば大変に申し訳ないのですが、こうも素敵なトピック、私の他にも隠れファンはいるのではないかと思います。今日はせめて応援の気持ちを伝えたくて、書き込みさせて頂きました。しかし、長文となってしまいましたし、迷惑だった場合はどうか通報してください。また、返信は求めていません。ただ、もしロムが不快でなければ、今後も応援させてください…お邪魔しました)

  • No.152 by xxx  2018-01-08 12:30:41 




>151

(/先ずは、返信不要の旨をお伝え頂いたにも関わらず、こうしてお返事をさせて頂きますことをお許し下さい。日頃当トピックを御覧になって下さり、そしてこの様な温かい言葉を掛けて下さり、本当に有難う御座います。トピック主として、心から嬉しい限りです。私の中で造り上げられたひとつの世界観に興味をもって参加して下さる方々、貴重なお時間を使い御覧になって下さる方々に恵まれておりますことは、非常に大きな励みです。通報だなんてとんでも御座いません。此処で紡がれてゆく物語を、またいつでも覗きに来て下さい。今後共、当トピックを宜しく御願い申し上げます。長くなりましたが、御返信は不要です。)


  • No.153 by xxx  2018-01-08 18:31:30 






>トピック主よりお知らせです


この度、当トピックにおける『交流システムの変更』をさせて頂きました。

これまで当トピックでは、
・指名制且つ同時交流受付人数に制限有り
・交流受付開始のアナウンスから交流受付終了のアナウンスまでの間を交流可能時間とし、
 それ以外の時間は参加希望者様のPF受付のみ継続し、交流は不可

と言う体制をとらせて頂いておりました。
然しながら、トピック主である私自身の都合により、交流可能時間帯がある程度限定されてしまっているのが現状です。
そこで、より参加し易いトピックを目指し、交流システムを下記の様に変更させて頂きます。

・指名制且つ同時交流受付人数に制限無し
・PF登録後は随時、指名及び交流申込が可能
 トピック主の時間が取れ次第返信を行う、即レス・置きレス複合型

参加者様へのお返事は順番にと言う形になりますので、お一人お一人へのレスにお時間を頂いてしまうケースも増えるかと思いますが、これにより参加者様とトピック主の時間が合わなくとも交流の継続が可能になると考えております。

トピック主の都合により参加可能層を狭めてしまわない様にと、勝手ながらこの様な変更の措置を取らせて頂きました。既に当トピックに御参加中の皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。何か御意見御要望等御座いましたら、何なりとお申し付け下さいませ。

また、この度の変更につきまして御不明な点が御座いましたら、お気軽にお尋ね下さいませ。


それでは、今後共当トピックを宜しくお願い申し上げます。




  • No.154 by ヴィペール  2018-01-08 18:44:28 



朝からよく降るわね――
雨の日は別に嫌いじゃあないけれど、双子が館の中に篭りきりだから最悪だわ。
喧しいったらありゃしない…

こんな日は、モルドルにピアノでも弾いて貰えば多少マシになるわね。
あまり他人を褒めるのは好きじゃない。でもあの子のピアノの腕はアタシも認める所よ。

ま…機会があれば頼んでみな。



>参加希望者様のPF及び参加者様の交流申込随時受付中 御質問・御要望・御相談等もお気軽にどうぞ

この下に書いてあるのは、館からの大切なお知らせよ。こんなに長々書いて鬱陶しいわね…
面倒なのはアタシも分かるけれど、まだ読んでいないなら忘れずに目を通しておいて頂戴。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>64 提供キャラクター追加のお報せ
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について




  • No.155 by xxx  2018-01-08 22:26:05 






>受付継続中 御質問・御要望等御座いましたらお気軽にお声掛け下さいませ









  • No.156 by ヴィペール  2018-01-09 00:39:46 






館の明かりが消えるわ、部屋に戻りなさい。
部屋まで案内なんてしないわよ――まさか、場所が分からないなんて言わないでしょうね。

アンタの部屋の扉が閉まる音を聞いたら、明かりを落とすわ。
あまり長くは待たないわよ、さっさとして頂戴。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。




  • No.157 by マリウス  2018-01-09 12:24:59 



交流システムが変更になった件、了解した。
交流受付がなくなり、遅レス、時間が合えば即レス方式になったという事で良かったか?

随時交流申し込みが可能との事だが、良ければ前回の続きをキリの良いところで出来れば、と思っているんだが、どうだろうか?

あぁ、ここまでの確認で解釈に間違いがあれば指摘してくれ。

長々と失礼した。また時間がある時に返答を貰えたら嬉しいよ。

  • No.158 by ファントゥーム  2018-01-09 13:35:17 





>157 マリウス

事前相談無く、勝手な変更となってしまった事…
館に代わって謝罪させて頂く…申し訳なかった。

その認識で間違いない。今後は置きレスが可能だ。
よって、此方も其方も、時間の取れたタイミングで随時返信すると言う形となる。
自由度は上がったが、もし参加人数が増えてゆけば、返信に時間を頂く事が増えるかも知れない…
無論、此方は可能な限り早めの返信を心掛ける…
其方は自由に、其方のペースで参加して欲しい。
長くなってしまったが…御理解頂けると助かる…

さて、肝心の交流の件だが…前回の続きとの事で承った。
最後の場面を此処へ再び書き起こそう…



この館で死を経験したことのある者はただ一人、私だけだ――遠い昔、私は自ら命を手放した。自ら望んで、死を迎えた…然しながら、本来天に召されるべき魂だけが、この世に繋ぎ止められたのだ。(未だ彼の思考に絡み付いて離れぬ過去と現在と、そして未来と言う茨がぎりぎりと彼を締め付けている。彼は己を照らす光を失い、新たな光となるべき存在との出会いを未だ果たしていないのだ。今はただ、叶わぬ望みを抱え、いっそ手放したくとも手放す事の出来ない生を生きている――それを物語るのは、彼の言葉ではなく彼の見せる表情や仕草のひとつひとつだった。音もなく、ただそっと頬に落ちる陰影を見た瞳を静かに瞼の裏へと隠す。作業を中断し、ゆらりと本棚の前を離れると彼の向かう机の傍まで近づき、徐に伸びた手は持ち上げようとしたティーポットをさっとすり抜けた。そう、この手はこの世の物には触れる事が出来ない。それは、何も物に限った事ではないのだ。彼の質問を特段無礼とは思っていない、知りたいのならば教えてやろうと言わんばかり、机を避けるのではなく体ごとすり抜けながら彼の目の前まで近づくと、此方を見上げるその顔に触れようと手を伸ばした。無論、その手が彼の肌に触れる事はない。確かな実体を持っていながら、まるで霧のように何の感触も与えないまますり抜けてゆく。己の身に降り掛かるその呪いを、彼の目にしかと映す。「この体は、既にこの世のものではない…故に、私はこの世のものに触れる事が出来ない。無論、食事も睡眠も必要としない…出来ないからだ。」と、淡々とした声に乗せて語った。最早それを、苦痛と思う感情さえ薄いのだろう。ただ当たり前の事を話すだけの口振りに感情は滲んでおらず、それこそまるで用意された文章を読み上げるかの様だった。あまり己のことを積極的に話す性分では無かったが、今日は単なる気まぐれか、それとも彼の存在がそうさせるのか。ともあれ、彼の質問を撥ね付けようとはしないまま、彼の望む答えを紡いで)
私は嘗て、愛する者を失った。彼女は私の全てだった、彼女の為に生き、彼女と彼女の居る世界を愛していた。何物にも替え難く、私にとって唯一無二の存在…そんな彼女を失い、私は絶望した。彼女の居ない人生を生き長らえる事に、価値など微塵もありはしないと…そう思ったが、私は自ら死を望む前に、彼女と再び相見える方法を探したのだ。
手当たり次第に本を読み漁り、数え切れない程の人間から話を聞き、どうにか彼女を取り戻す方法は無いかと探し回った果てに…私は魔術に行き着いた。彼女の命を取り戻す為に、それ相応の代償を贄として差し出す――今思えば馬鹿馬鹿しい話だが、到底正気を保てる状況でもなかったのだろうな…私はその贄を手に入れる為に、多くを殺めた。人も、動物も…愛するたったひとりの命の為に、別の命を奪い続けた。
…聡いお前ならば、その末路は言わずとも分かるだろう。死者を呼び戻す方法など、有りはしないのだ。今度こそ、救済の余地無く私は絶望し…そして、呼び戻せないのなら会いに行けば良いのだと、私は自ら命を手放した。あの世で、せめてあの世でなら彼女に会えると信じて……滑稽な話だ、彼女への愛故に自らの手を血で染め、業を積み、挙句の果てに…己の抱えた未練によって、この世に魂を縛り付けられたのだから。


  • No.159 by ファントゥーム  2018-01-09 19:13:07 






雪がちらつき始めたな。今夜はよく冷える…

私の所を訪ねたとて、寒さを和らげる術など何も無い…
精々、温かい紅茶を出す程度だ。

体の芯まで冷え切ってしまう前に、他を当たるが良い…


>これより暫く即レス可能時間帯となりますことをお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中 御質問御要望等もお気軽にどうぞ




  • No.160 by マリウス  2018-01-09 20:20:36 




>158

なんだ、そんな事で謝罪しないでくれ。いつも俺たち死にたがりの事を考えてくれているのは、痛いほど伝わってるさ。逆に礼を言うべきは俺の方だ。

ま、貴方も無理はしないペースで返してくれ。どうせ行く当てもない、する事もない死にたがりだ。待つのはとっくに慣れてる。

前回交流文、感謝する。ではゆっくりお相手頼む。




貴方が一番、俺のような死にたがりと称される者と近い存在か。肉は朽ちても核なる魂が縛り付けられる、か。全く反吐がでる。
(本棚からゆらりと音もなく近付く存在。ただその身体は薄っすらと透け、存在そのものが希薄だ。目の前で非現実的な事が起きようとしている。伸ばされた手は目的のものを掴むことはなく、ただただ擦り抜けるだけ。言葉で聞く以上に目にしたものは己に衝撃を受けさせる。魂の容れ物が壊れてもなおのこと、斯様な屈辱を受けねばならぬ心境とは如何程のものか。自身の拙い思考力では想像も及ばぬことだけは確か。死ぬ事が出来ない、と嘆いていた己のなんと魯鈍な事よ。真に嘆かわしいのは彼らこの屋敷の住人達やも知れない。行き着いた答えの先、受容するにはまだ時間が必要なようだ。ふ、と静かな場に深い呼気を零し、片手をティーカップへと伸ばす。自分から聞いたにも関わらず、彼の話はまだ彼との関係が浅い己が聞いて良いほど軽い話でも、況してや好奇心半分で問うてよい話でもなかった。それでも、ぶれる事のない声音は訥々と彼に起こった事実だけを伝えてくれる。過去話に出来るまで、一体どれほどの長い年月を費やしたことか。自分にはまだ其れが出来ない。まさに未だ癒えることのない傷に素手で突っ込み、裂くような行為など──。冷え切った身体を温めるよう、一口お茶を嚥下する。じわり、温もりは末端まで浸透していく。)
…先ずは貴方がこの話を俺などにしてくれた事、感謝しよう。
(話す義理など彼には無かった。だが嘘偽ることなく語ってくれたのだ。辛かったな、などどの口が掛けられるだろう。慰めや励ましを与えたところで、何の救済にもならぬことは身をもって経験している。更に付け足すならば惨めになるだけだ。たった一言で片付けてよい訳がない、だから己には彼に伝えるべき言葉が見つからなかった。ティーカップを机へ戻し、椅子から腰をあげる。すっと背筋伸ばし彼に向けて深々と頭を下げ、礼を述べる事が精一杯の誠意。握りしめた拳は確かな質量をもって、己の存在を示す。じ、と見下ろした己の掌は透けることもなく、ただただそこにある。最初はこの身体から解放された彼を羨望にも似た気持ちで眺めていたが、今はどうか。ぱつと拳を開き、視線を蔵書室の奥、柔らかな木漏れ日がさす、小さな窓へと投げる。死ぬ事を諦めたら死を迎えることの出来る身体、ならば彼にとって死を迎えることのない身体は何を持って救われるというのか。相手に対して酷い質問をこれからしてしまう意識はある。だが、質問せずにはいられなかった。)
俺たちは死を諦める事で死を迎えられる。だが…貴方はどうなんだ?朽ちぬ身体を持ち、寿命の概念さえない魂のみの存在になって。貴方に…救いが訪れる事はあるのか?

  • No.161 by ファントゥーム  2018-01-09 21:56:25 




>160 マリウス


(似ている。彼は、嘗ての己に何処か似ていた。心の深層、他者の手は決して届かぬ場所…否、時に己の手さえ届かぬ場所に、獣を飼っている。それは怒りであり、悲しみであり、苦しみであり――己の心を喰らい尽くさんと、その牙を突き立てるのだ。鎖を砕き解き放つ、或いは飼い慣らす…獣を飼う人間にとって、其れを叶えるのは決して容易な事ではない。己は途方も無い年月の果てに其れを叶えたが、どうやら、彼にその瞬間が訪れるのは未だ先らしい。そして、其れを叶えぬ内の心にこそ価値があるのだと気付く瞬間もまた…彼には未だ遠いのだと、朽ちた心の欠片が囁いた。紅茶の香りが、その温かさが染み入るのは彼がまだ命ある存在としてこの世に生きている証拠。本来己を語る事を良しとしない筈が、まだ関係の浅い彼を相手にこうも饒舌であったのは、嘗て生きていた頃の己を無意識下で彼に重ね合わせていたからこそ――なのかも知れない。語られる言葉に耳を傾け、思いを馳せ、そして己を省みる。そこに、彼と言う男を構成する数ある要素のひとつを見た様な気がした。嗚呼、優しい男だ。この男は、痛みを知っている。己の痛みを知り、人の痛みを知る事の出来る男なのだ…と。)
…お前は未だ、楽にはなれぬ。だが、それでよい…今は未だ、それで良いのだ。
(彼の一礼を、その誠意を、ただ真っ直ぐに見詰めていた。硬く握り締められた拳も、掌に食い込む爪の感触も、この部屋の冷えた空気を"寒い"と感じる事の出来るだけの体温も――全ては命あればこそ、彼がこの世に生きてこその存在なのだ。彼と言うひとりの命ある者へ、自ら価値ある命を投げ出したひとりの亡者として、敬意を込めて一礼を返す。それからゆっくりと頭を起こし、冷え切ったこの蔵書室に微かながら温もりの欠片を落としてゆく木漏れ日を、彼の視線を追い掛ける様にして眺めた。最早、答える事を拒むべき問いは無い。救いとは何か、簡潔であり単純、それでいて確かな重みのあるその問いにゆっくりと瞼を落とす。深くゆっくりと吸い込んだ冷たい空気で肺を満たした後、は、と微かに零れた吐息の先に言葉が続く。)
…私は未だ、その答えを知らぬ――其れはつまり、その時が訪れるには未だ早いと言う事だ。
訪れるべき時に、訪れるべき者の元へ、訪れるべくして訪れる…救いとはそういうものだと、私は思っている。
なればこそ…私はその時を待たねばならない。もし、その時は訪れないと言うのなら…それを受け入れなければならない。
お前の耳には、嘸かし辛く苦しい事の様に聞こえるだろうが…死にたがり――お前達を迎え、見送る内…必ずしもそればかりではないと、時折俄かに…そう思うのだ。


  • No.162 by マリウス  2018-01-09 22:56:44 



>161

未だ楽にはなれぬ、か…。本当に人生とは儘ならぬものらしい。
(人生の先を行く者からの言葉はずっしりと重く、心の琴線に触れる。両極端な望みを抱くからこそ、ぐらぐらと天秤は揺れる。秤の上に乗っていたものは何か、今はそれさえも曖昧になってしまったが。陽光へ翳した手は確かな輪郭を持って、己の顔に影を作る。この手に繋ぎ止めたかった手はとうの昔に雲のようにすり抜け掻き消えてしまった。幻影を求め必死に伸ばした手は、今は脱力したように脇に垂れ下がっているのみ。瞳を射る光の向こう、遥か遠くに一瞬誰よりも大切で失くしたくなかった彼女達の存在を感じた気がする。足元にはきっかりと境界線が引かれ、踏み越えられないラインが存在する。眩しげに瞳を細めほんの少し、愛に包まれていた頃の己に戻る。軈て一つの区切りをつけるべく、窓へ背を向けた。視線を室内へ戻し、瞼を閉じた寡黙な男を見遣る。不思議と心は凪いている。彼の言葉のお陰で、今日この瞬間、本当の意味でこの屋敷で生きていく覚悟が出来た気がする。自分も彼の言う訪れるべき時を待ってみようか。)
…その時を待ってみるのも一興かもしれないな。貴方のおかげで、少しばかりその時を楽しんで待つ余裕が出来た。…と言っても、全てを享受するには時間が必要だが。
(長く話し続けて彼も疲れた事だろう。静かに過ごすつもりで来た蔵書室で思わぬ収穫をしてしまった。話の性質上重くなりがちな空気を断ち切るように最後の一言は力の抜いた声音で呟き、戯けるように軽く肩を竦め。乾いた口を潤すように、カップの中の紅茶を味わいつつ、全て飲みきる。長居した事で彼の手を止めてしまった。娯楽としての読み物を数冊棚から抜き取り、今一度礼を告げては奥の読書スペースへと足を進め、日が暮れるまで読み耽ろうか。)
有難う。今日は貴方と話せて良かった。仕事の邪魔をして悪かったな。少し向こうで本を読ませてもらうよ。




前回の続きより付き合ってくれて感謝する。
これ以上会話をすると貴方に情けない所を見せてしまいそうなんでな、名残惜しいがここで一旦話を区切らせてもらう。

さて次の交流はまた日を改めて。
今日は貴方との会話を余韻に、休む事とするよ。

有難う、貴方に良い夢が訪れる事を願おう。

  • No.163 by ファントゥーム  2018-01-09 23:26:25 




>162 マリウス


何れにせよ、お前は未だ暫く此処から離れられんさ――精々、少しでも気楽な過ごし方を見つける事だ…(窓から差し込む柔らかな光の先、彼が其処に何を見たか。何を思ったか。彼の耳に、それを問う声が響く事は無い。今日この日の会話が彼にとりどの様な意味を生んだか、その確かな答えを知ろうとはしなかったが、ひとつ確かな事がある。死にたがりだけが招かれるこの館で、死にたがりとして暮らしてゆくと言う事…理不尽以外の何ものでも無かった筈のそれを受け入れ、僅かでも楽しもうとするひとつの覚悟。彼の声に、表情に、仕草に、それを見た。何処と無く、息の詰まる様な重さを孕んだ空気がふっと軽くなったのは、彼が此処に来て初めて発した軽さのある一声が響いた時。心なしかその瞬間、薄い唇に微かな笑みが乗せられるのを彼の目は見ただろうか。彼の手が数冊の本をひょいと本棚から抜き取る頃には、既にテーブルの傍を離れて持ち場に戻っている。有難うと、そう言う彼の声には答えない。ただ、明かりが消えたままの暗い読書スペースへと向かっていくその背へちらりと目を遣った後、ふっと小さく振り翳した左手が彼の向かう先に優しい橙色の明かりを灯した。以降、蔵書室には誰の声も聞こえない。とすん、とすん、と時折本棚に本がしまわれていく音だけが、日暮れまで静かに響いていたのであった。)




…誰かと過ごすのはあまり得意ではないが…そう悪いものでもないと…今は、そう思う。
私からも感謝しよう…良い時間であった。

暖かくして眠れ…今夜はよく冷える。
館はお前を歓迎する…気が向けば、また此処へ来ると良い…

では、良い夢を――






  • No.164 by xxx  2018-01-09 23:31:43 




>受付継続中 午前1時前後まで滞在予定、御質問御相談等もお気軽にどうぞ


  • No.165 by ファントゥーム  2018-01-10 00:32:29 






館の明かりを落とす。暗闇で迷いたくなければ、早く部屋に戻るが良い…

恐らくは、明日の朝も雪が降っているだろう…
精々、風邪を引かぬことだ…この館に医者は居ない…

お前の部屋は、この廊下を真っ直ぐ進んだ先だ。
…良い夢を。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。




  • No.166 by モルドル  2018-01-10 17:46:08 






ああ、寒い!
今日は本当に寒いわ、体の芯まで凍り付いてしまいそう。

でもね、今夜の食事は私のリクエストなの。
あつあつのチキンポットパイ。ね、美味しそうでしょう?
どうしても食べたくって、ギャルソンにお願いしたの。

あなたも食べると良いわ。ふふ、幸せになれる味よ。


>これより暫く即レス可能時間帯となりますことをお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中 御質問御要望等もお気軽にどうぞ。




  • No.167 by 夏目 央  2018-01-10 19:29:21 




こんばんは。こうも寒いと部屋から出たくなくなるね。

でも前にヴィペールに案内してもらった蔵書室は好き。冷えた空気の匂いと本の匂いが混じっててね。…だから今日は、あの日居なかった蔵書室の先客さんに会いたいと思って。居るかな?



  • No.168 by ファントゥーム  2018-01-10 20:32:46 






>167 夏目央


蔵書室を気に入った死にたがりが居るのだと、風の噂に聞いていたが…
出入りは勝手にすると良い…騒ぎさえしなければ、私は構わん…

扉を開けて、明かりはつけておく…後は好きにしろ…




(すとん、すとん。天井の高い蔵書室には、分厚い本が棚へとしまわれてゆくその音がよく響く。日頃何かと騒がしいこの館において、恐らくは唯一、常に一定の静寂を保っているのがこの蔵書室。そんな空間で一日中、膨大な数の収容図書の整理に取り掛かっているのは半ば管理人と化した男――そう、今まさに、ふわふわと綿毛宛らに重みを感じさせぬまま宙を漂い、本棚から本棚へと行き来している己である。既にこの世のものではない肉体は、この世のものに触れる事が出来ない。その代わりに、所謂ポルターガイスト…手を触れずに物を動かす、念力の様なものを持ち合わせているのだ。この力こそ、蔵書室の管理役を任されている理由なのである。宙を漂う体の周辺には、大小様々な本が数冊それこそ風船の様にぷかぷかと浮いていた。時折ゆらりと手を動かしたかと思えば、糸でも引かれているかの様に動き出した本が戻るべき本棚へと導かれていく。それを何度も繰り返しながら、今日も今日とて終わりの見えない整理作業に勤しんでいて)




  • No.169 by 夏目 央  2018-01-10 20:59:21 



>ファントゥーム


( 可笑しなこの場所に来てからまだ数日しか経ってはいないものの不思議と居心地がよく感じるのは何だかんだ言いながらも話し相手になってくれて、館の案内もしてくれたあの人のおかげなのだろうか。そしてこの蔵書室もその人が教えてくれたのだ。だからこそ今こんな不思議な現象を目の当たりにしているわけで__。「こんにちは。便利そうな体だね」明かりのついた蔵書室に足を踏み入れてすぐ、宙をふよふよと浮く相手の姿とこれまた何て不思議な事だろう、触れてもいないのに浮かび移動する本の数々をまじまじと見詰めては首が痛くなるくらいに見上げてから一先ずは挨拶を、続けて普通の人間、己自身では梯子や何かを使わなければ届く事の出来ない場所の本を簡単に取れるその便利さにさらりとそう言葉をかけて )



  • No.170 by レノ  2018-01-10 20:59:42 



こんばんは。
のんびりとしたレスペースになってしまうんだけれど…お相手お願いしても良いかな?今日返せなくても時間を見つけて返すからね。


>115からの続きでもいいし、時間を飛ばして新規のはじまりでもいい。
俺と話をしてくれるなら誰でも歓迎する。

君のやりたい姿で来てくれたら嬉しいな。

  • No.171 by ファントゥーム  2018-01-10 21:16:55 




>169 夏目央


――、(はた、と手を止めたのは不意に聞こえた少女の声に反応しての事。一体いつの間にこの部屋へ入って来たのか。その存在に全く気が付かなかったのは、普段とそう代わり映えをしない単調な作業にもそれなりの集中力を割いていた証拠である。"便利そうな体"、その一言を受けて鼻から短く吐息を漏らす様な素っ気ない笑いを零すと、声の主をゆっくりと振り返った。顔立ちは未だ微かなあどけなさを残す少女の其れでありながら、年齢にそぐわぬ妙な落ち着き――度胸とも、ある種の冷たさとも言える其れを孕むその姿を見た時、頭の隅にぷかりと浮かび上がる事がひとつ。つい先日の事だ、この館のとある住人から彼女についての話を聞いていたのである。その住人とは誰か、それは言うまでもないだろう。幾ら死にたがり相手とは言え、彼が人に世話を焼くのは聊か珍しい話。それだけに彼女の存在はある程度印象的に残っていた様で、すうと双眸を細めながら彼女の目線の高さまで下降すると「ヴィペールの話していた死にたがりは、お前の事だな…見ての通り、本を探しているのなら此処には掃いて捨てる程置いてある…好きに使うが良い。」と抑揚のない淡々とした声がそう告げて)


  • No.172 by アンヴィジブル  2018-01-10 21:38:34 




>170 レノ


よっ、また来てくれたんだな!
無理せず楽なペースで楽しんでくれよな、まだまだ此処での暮らしは長くなるだろうからさ。

取り敢えず、館の説明もまだ済んでなかったし、続きから始めさせて貰ったぜ。
場面を変えたくなったり、他の奴と会いたくなったりした時は遠慮無く声掛けてくれよ!



おっ、顔の場所当てんの上手だな!良いセンスしてるぜ。(申し訳無さそうな彼の表情を見れば、此方まで申し訳無い気持ちになってしまう、そんな性格をしていた。今この場で起こる出来事の全ては、彼にとっては驚きと戸惑いとそして理不尽そのもの。恐らくはこの館に住まう者の中で最もニンゲンに近い感覚でそれを察してやれる身として、どうにかして元気づけてやりたいと言う思いがあった。存在と感触を確かめる様にして触れた、温かいニンゲンの手。彼の目に見せられる表情の変化は無くとも、発せられる声には何処か擽ったい様な気分が滲んでいるに違いない。おどけた様な口振りで彼を褒めてみせる頃には、その表情にも自然な笑顔が浮かんでいた事に気が付き、幾許かの安堵を取り戻す。よしよし、少しは慣れてきたらしい。そんな手応えを感じた矢先に勢い良く離れてしまった彼の姿には、特段残念そうな素振りをみせるでもなく寧ろ楽しげにけらけらと笑って見せる。何ともニンゲンらしい反応だと、口には出さぬまま心の内でそんな感想をもちつつ「ばぁか、別に移るようなモンじゃねえよ。」と彼の肩をぱしぱしと叩いて。どうやら、掴みは上々らしい。スコーンの効果も相まって一旦ある程度の落ち着きと元気を取り戻したと思しき彼の姿を今一度確認し、本題を切り出す事にした。握り締められたままの手を引いて歩き出すその足が向かうのは、ゆったりと寛げる談話室。玄関ホールからはそう遠くない。「立ち話もなんだからさ、ゆっくり出来る部屋で説明するよ。こっちだ。」後方の彼へそんな言葉を掛けてやりつつ、中央の階段を通り過ぎて左奥方向へ。幾つか扉が見えていたがそのうちのひとつを開けると、そこには暖炉のある広めの談話室。大きな木製のテーブルを囲む様にして置かれたふかふかと柔らかな質感のソファ、暖炉ではパチパチと音を立てて薪が燃えている。「適当に座れよ、紅茶淹れる。」と、彼に一声掛けてから紅茶の準備に取り掛かり)



  • No.173 by 夏目 央  2018-01-10 21:52:36 



>ファントゥーム


( 己の発した言葉で作業の手が止められれば音として相手にきちんと届いたのだろう事が見て取れ
。それに続くようにして降りてきた相手との視線が交わるとぱちり、一度控えめな瞬きを落とした後に首を縦に動かしつつ「特別探してる本は無いんだけど此処が気に入ったから。__ヴィペールに此処には先に先客が居るんだって教えて貰ってたからね、どんな人なんだろうって興味があったんだ」紛れも無くヴィペールによって話題に出された人は己だと肯定を、続けてこれと言った明確な目的を持って此処に来た訳ではなく、どちらかと言えば今回はお目当ての本を探すより目の前の相手に会ってみたかったのだという純粋な好奇心を口にして、一歩、歩みを進めると同時に後は出した前足に釣られるようにして歩みを進めぽつんと置かれた小さなテーブルの前で椅子を引き腰を下ろして )



  • No.174 by ファントゥーム  2018-01-10 22:08:36 




>173 夏目央



…私が興味に値するとは思えんが――此処が好きだと言うのなら、追い出しはすまいよ…寛いでゆくと良い…(文字通り、此処には到底数える事など出来そうもない膨大な数の本が収容されている。裏を返せば、それ以外には何もない場所なのだ。興味のある者には嘸かし充実した、それこそ夢の様な場所なのだろうが…特別探している本も無いのなら、静寂が確保されていると言う点くらいしか魅力が思いつかない。まして、自己卑下精神の強い性分であれば、己に興味を抱いて訪ねに来る者が居るなどとは想像もしていなかった。だからこそ、口から零れ落ちるのは愛想の無い捻くれた言葉だったが、彼女がこの部屋で過ごす時間そのものを妨害する意思は無いと言う事を伝える。世辞にも優しい男とは言えないが、冷え切った室内で女性が暖を取らずに過ごすには辛かろうと察してやる程度の事は出来るらしい。一体何処から呼び出して来たのか、蔵書室の奥からふわふわと漂う様にして運ばれて来たティーセットが彼女の前にあるテーブルの上へと並ぶ。まるで目に見えない誰かがその場に居るかの様な自然さで、ティーポットからは温かな紅茶が注がれ、ふっと立つ湯気からは微かなストロベリーの香りがするのを彼女は感じただろうか)


  • No.175 by 夏目 央  2018-01-10 22:40:15 



>ファントゥーム


__此処って不思議な人がたくさん居るんだね。ヴィペールもそうだけも、貴方も。…あ、あんまりじろじろ見られるの好きじゃなかったらゴメン。
( 本を目的として来た訳ではないのに追い出されなかった事は酷く心を温めるもので視線を少しも外す事なくまじまじとそれこそ不躾なまでに見詰め続けながらぽつり、一番初めに出会った彼といい目の前の相手といいどうやら今までの常識が通用しない容姿や出来事に素直に驚愕の意を示して。それからは相手の邪魔をする気はない。再び作業に戻るため宙に浮かんでしまうにしろ何にしろただただ観察をしてみたいのだ。と、そこまで思ってふと視線落としたテーブルの上、至極自然な動作で以てティーセットが用意されればカップの中で緩やかにたゆたう紅から香るストロベリーの香りに自然と溜息が漏れ。これを用意した人物は簡単に想像が付くと言うもの。だって宙に浮かぶ本を見たのだから。「いい匂いの紅茶だね。ありがとう」もう一度すん、と鼻を鳴らして匂いを嗅いだ後に口元に穏やかでどことなく年相応の笑みを浮かべると相手の居る方へと視線を向けつつお礼の言葉を紡いで )



  • No.176 by ファントゥーム  2018-01-10 23:03:43 




>175 夏目央



…確かに、お前達の目にはこの館で見るもの聞くもの…全てが異質に映るだろうな……此処はそう言う場所だ。(不思議、それは此処へ招かれた死にたがりの多くが口にする言葉のひとつだった。何しろ、彼らが暮らしていた世界では到底存在し得ないものが在り、起こり得ない事が起こるのだ。そんな印象も無理は無いと言う事を、この館に住まう者の誰もが知っている。とは言え、彼女の様な年頃の少女がこうもあっさりとこの館での暮らしを受け入れようとしていると言う点ではやや特殊な例だった。経験上、齢18の頃と言えば、幼子の様に見るもの聞くもの全てを無条件に信じ受け入れる素直さも成熟しきった大人の様に物事を客観視し先ずは冷静であろうとする余裕もそれぞれ不十分、難しい年頃である。故に、この館における扱いも難儀する事も少なくないのだが…彼女は例外らしい。成る程、あの男が言っていた事はどうやら真の様だ――口には出さぬ内心にそんな思いを巡らせながら、此方を観察する様な彼女の眼差しをちらりと見返すと「…好きにするが良い。」と簡単な返事をした。紅茶への礼が聞こえて来る頃には既に彼女に背を向け、再び整理作業を再開させていたが耳は未だ意識は幾らか彼女の方へと向けられたままである。暫しの沈黙の後、重たく閉ざされがちな口をゆっくりと開いたかと思えば「…死にたがり、お前は此処での暮らしをどう思う…」とそんな問いを投げ掛けて)


  • No.177 by モルドル  2018-01-11 00:07:41 






まあ、もうこんな時間だったのね。
あんまり夜更かししてるとお腹が空いてきちゃうから、そろそろ寝なくちゃ。
館の明かりを落とさないと…お部屋に戻る準備は出来てるかしら?

ふふ、寄り道しちゃ駄目よ。私、見張ってるんだから。

それじゃあ、良い夢見てね。おやすみなさい。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出及び御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。




  • No.178 by アンヴィジブル  2018-01-11 23:05:23 







なあ、見てくれよっ。
マダムがマフラーくれたんだ、似合ってるだろ?
これ巻いてると頭の位置が分り易いってさ。確かにそうかもな。

でもヴィペールは、外に出てる訳でも無いのにマフラーなんか可笑しいって言うんだぜ。
年中あんな寒そうな格好してる奴に言われたかねえよってな!

俺は気に入ってるから、意地でも巻いといてやんだ。



>やや短めとなる見込みですが、これより暫く即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。




  • No.179 by アンヴィジブル  2018-01-11 23:39:36 






おっと、悪い悪い。大事な事を忘れてた。
館からのお知らせをちゃんと載せろって、マダムに言われてたんだよ。

改めて、この下に書いておくから、まだ読んでなかったら忘れずに読んでおいてくれよな!



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>64 提供キャラクター追加のお報せ
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について



>午前2時頃までを目安に滞在中 引き続き受付継続しております




  • No.180 by アンヴィジブル  2018-01-12 01:08:30 






よっし――今夜はそろそろ館の明かりを落とすぜ、寝る準備は済んでるか?
冷え込みそうだからな、ちゃんと暖かくしろよ。

さあ、行った行った。部屋はもうすぐそこだろ。

おやすみ、良い夢見ろよな!



>予定より早めですが、これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出及び御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。




  • No.181 by マダム・ノワール  2018-01-12 19:13:31 






御機嫌よう、死にたがり達。

暫く寒い日が続くわね。
雪の降る日も多くなって、ジュモーが喜んでいたわ。

雪が積もったと最後にはしゃいで喜んだのはいつだったかしら。

…なんて、こんな事を言っていては、
あたくしの年齢について憶測が飛び交ってしまうわね。



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。




  • No.182 by xxx  2018-01-12 21:32:47 







>トピック主よりお知らせです



この度は、暫く館を離れていた2人の"ナニカ"が館に戻って来た事をお報せ致します。
下記にてご紹介致しますので、宜しければご覧になって下さいませ。

尚、本日より下記の2名を含めた10名が提供キャラクターとして指名可能となります。

今後とも、館とその住人たちを何卒宜しくお願い申し上げます。




Ⅸ ローズ-Rose- 花吐く姫君
女/外見年齢20代後半/丁寧に編み込まれたアップスタイルの赤髪/気の強そうなぱっちりとした空色の吊り目/ドレスの下で全身に茨が絡み付いている/身長160cm/色白/黒を基調とした中世ヨーロッパ貴族のドレス/華やかな銀色の扇子を常に持ち歩く
体から生えた茨が全身に絡みついた亡国の姫君。
自尊心が高く意地っ張り、振る舞いや言葉遣いは上品だが棘がある。沸点が低くすぐ怒る。
感情が昂ぶると茨が伸びて首や顔に至るまで締め上げ、口から赤い薔薇の花弁を吐く。
館に招かれた死にたがりに対しては、自分の言う事を聞きさえすれば良いと言う認識。



Ⅹ マスク-Masque- 仮面の下の狂気
男/外見年齢(顔以外による判断)は40~50代/肩甲骨まで届く髪をオールバックにしひとつに束ねたアッシュブロンドヘア/黒い蔦の模様が描かれた鉄製のマスクで顔を隠す/身長183cm/黒い開襟シャツ/ボルドーのスーツ上下/金色グリップの黒いステッキを手放さない
鉄仮面ですっぽりと顔を覆い隠した男性。
明るく気さくだが飄々として掴み所がなく、芝居がかった口調や身振り手振りが特徴的。
仮面の下には確かに顔がある筈だが目元口元の穴からは黒い空洞しか見えず、仮面は決して外さない。
館に招かれた死にたがりに対して親切な様に見えて、時折何か下心が見え隠れする。




  • No.183 by xxx  2018-01-12 21:38:51 






>提供キャラクターまとめ



Ⅰ マダム・ノワール -Madame Noir- 黒尽くめの創設者
女/外見年齢は30代半ばから40代頭/前下がりボブカットの黒髪/目の上も下もはっきりとした黒いアイライン/濃く長い睫毛/アーモンド型の黒い瞳/黒いリップを塗った唇/身長175cm/色白/黒いロングドレスに黒いハイヒール
館の創設者であり、ナニカ達を束ねる存在。
その正体は謎に包まれているが、古くから存在し強大な力をもつ魔女であると言う事は確からしい。
外見とは裏腹に面倒見が良く世話好きで、意外にも気さくな女性。
館に招かれた死にたがり達のよき相談役となり、館での暮らしを見守ってくれる。

Ⅱ ギャルソン -Garçon- 薄笑いの案内人
男/外見年齢は10代半ば/乱れのない七三分けショートカットの黒髪/大きく黒目がちの吊り目/口元にはいつも薄笑いが浮かんでいる/身長172cm/色白/白いカッターシャツ、黒いベスト、スラックス、蝶ネクタイ、革靴
常に薄笑いを浮かべた少年。口調や振る舞いは丁寧で、館の案内役を担う事が多い。
瞬きを一切せず、常に黒目がちの大きな目がぎょろりと開いているのが特徴的。
影の中に入り込む力をもち、影の中へ消えたかと思えば影の中から突然現れて人を驚かせる。
館に招かれた死にたがり達への対応は比較的良心的。

Ⅲ ファナティック -Fanatique- 猟奇的な狂信者
女/外見年齢は10代後半/内巻きショートボブの白髪/伏しがちの赤い瞳/眼差しは虚ろ/口元には黒い拘束マスク/重い鎖と鉄球のついた手枷/身長158cm/色白/白い修道服、焦げ茶色のブーツ/金のロザリオ
華奢な体で重い鎖と鉄球を引き摺りながら歩く修道女。
その正体は修道女の体を奪い取った悪魔。あまりに危険な猟奇趣味により拘束されている。
修道女と悪魔の人格が同居し、普段は大人しく主張も控えめだが、時折人が変わったように暴れ出す。
館に招かれた死にたがり達への対応は時と場合によって大きく差がある。

Ⅳ ジュモー -Jumeaux- 一心同体の双子
男/外見年齢は10歳前後/外はねショートカットの金髪/円く大きな翡翠色の瞳/片方は口を縫われ、片方は眼球の無い両目を包帯で隠す/身長148cm/ひとつの体にふたつの頭/異様に長く大きな両腕/赤黒ツートンカラー道化師衣装
ひとり分の体にふたり分の頭がついた双子。
口を縫われている方が「ダミアン(Damien)」、目を隠している方が「ドミニク(Dominique)」。
華奢な下半身では体を支えられず、その分長く大きく発達した両腕と手を使って動く。
やんちゃで悪戯好きな性格。毎日、一日中館の中を走り回って悪さをして楽しむ厄介者。
館に招かれた死にたがり達の事は悪戯の良い標的だと付け狙っている。

Ⅴ ヴィペール -Vipère- 忍び寄る毒牙
体は男、心は女/外見年齢は20代後半/肩流しセミロングウェーブの薄紫髪/垂れ気味な金色の瞳/鋭い牙と長い舌/全長未計測/人間の上半身と青紫色の大蛇の体/色白/上半身は常に裸/両手首に銀の腕輪
人間の上半身と大蛇の下半身をもつ、所謂オネエ。強力な毒をもつ。
高飛車で気性が荒くプライドの塊、取り分け美意識は人一倍で高く自分が大好きなナルシスト。
自分の美に絶対的な自信をもっている事に加えて、いつも人を誘惑せずにはいられない色欲家。
館に招かれた死にたがり達をすぐに誘惑して自分のものにしようとする。

Ⅵ ファントゥーム -Fantôme- 囚われの亡霊
男/外見年齢は30代半ば/オールバックの銀髪/左側の前髪だけ下ろしている/切れ長で深い青の瞳/仏頂面/身長188cm/生気の感じられない青白い肌/ネイビーを基調とした中世貴族の服装/左手の薬指には指輪
かつて愛した女性を病で失って以来、未練を残して成仏できないままでいる亡霊。
常に暗く陰鬱思考で、人に心を開かず自ら望んで孤独。芸術を愛し、振る舞いそのものは紳士的。
一見普通の人間のように生活しているが、亡霊である為この世のものには触れることが出来ない。
館に招かれた死にたがり達に対しては良くも悪くも無関心。

Ⅶ モルドル-Mordre- 心優しい噛み付き魔
女/外見年齢は20代半ば/腰まで届く緩い三つ編みの薄桃髪/長い睫毛に縁どられた飴色の垂れ目/後頭部にある鋭い牙をもつ大きな怪物の口を髪で隠す/身長164cm/褐色肌/白いフリル使いのワンピース/首に金色のチョーカー
後頭部に鋭い牙が生えた怪物の様なもうひとつの口をもつ女性。
穏やかで心優しいお人好し。誰にでもなく分け隔てなく優しさを振りまく八方美人気質。
もうひとつの口は非常に食いしん坊で、隙あらば噛み付こうと暴れだす為気が抜けない。
館に死にたがりが招かれるのをいつも楽しみに待っている。

Ⅷ アンヴィジブル-Invisible- 目立ちたがりの透明人間
男/推定年齢20代前半/全身透明で服を着ていなければ何処に居るのか分からない/身長176cm/白いシャツの上にモスグリーンのニット/黒いスキニーパンツ/黒いスニーカー/体が見えない為服だけが宙に浮いている様に見える
頭の先から爪先まで目には見えない透明人間の青年。
自己主張が強く目立ちたがりである事を除けば、個性派揃いの面々の中では至って普通。
"存在に気づかれない"事を何よりも嫌い、あれこれと気を引く為に動き回っているのが常。
普通であるが故、死にたがり達にとってはおそらく最も身近に感じられる存在。

Ⅸ ローズ-Rose- 花吐く姫君
女/外見年齢20代後半/丁寧に編み込まれたアップスタイルの赤髪/気の強そうなぱっちりとした空色の吊り目/ドレスの下で全身に茨が絡み付いている/身長160cm/色白/黒を基調とした中世ヨーロッパ貴族のドレス/華やかな銀色の扇子を常に持ち歩く
体から生えた茨が全身に絡みついた亡国の姫君。
自尊心が高く意地っ張り、振る舞いや言葉遣いは上品だが棘がある。沸点が低くすぐ怒る。
感情が昂ぶると茨が伸びて首や顔に至るまで締め上げ、口から赤い薔薇の花弁を吐く。
館に招かれた死にたがりに対しては、自分の言う事を聞きさえすれば良いと言う認識。

Ⅹ マスク-Masque- 仮面の下の狂気
男/外見年齢(顔以外による判断)は40~50代/肩甲骨まで届く髪をオールバックにしひとつに束ねたアッシュブロンドヘア/黒い蔦の模様が描かれた鉄製のマスクで顔を隠す/身長183cm/黒い開襟シャツ/ボルドーのスーツ上下/金色グリップの黒いステッキを手放さない
鉄仮面ですっぽりと顔を覆い隠した男性。
明るく気さくだが飄々として掴み所がなく、芝居がかった口調や身振り手振りが特徴的。
仮面の下には確かに顔がある筈だが目元口元の穴は黒い空洞しか見えず、仮面は決して外さない。
館に招かれた死にたがりに対して親切な様に見えて、時折何か下心が見え隠れする。




  • No.184 by xxx  2018-01-12 21:40:44 






>本日は1時から2時頃までを目安に滞在予定です。引き続き受付を継続しておりますので、お気軽にお声掛け下さいませ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ




  • No.185 by マダム・ノワール  2018-01-13 01:29:25 






窓の外を見てみたかしら?
もうすっかり外は真っ白ね、朝には積もっているかもしれなくってよ。

そろそろ館の明かりを落とすから、朝が来るのを楽しみに眠りなさい。
暖かいベッドでぐっすり眠れるように、あたくしがとっておきのおまじないを掛けておいたわ。

良い夢が見られると良いわね。
おやすみなさい、あたくしの可愛い死にたがり。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出及び御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。




  • No.186 by 死にたがり  2018-01-13 18:08:06 

名前/北条 敦志
読み/ほうじょう あつし
性別/男性
年齢/19

性格/刹那主義、快楽主義、自暴自棄な荒くれ者。いつもどこかに空虚を抱えており、他人の思いやりを踏みにじったり、他人を困らせたりして笑うこともあるクズだが、本心では、なかなか周りに認めてもらえなくて、失望を買い続けていることを悲しく思っている。自尊心・自己承認欲求、ともに強いのに、他人の好意や善意を素直に受け止められない意地っ張りでもあり、突っ張ってばかりいるけれど、本当は上手くやれない自分が大嫌い。カッとなりやすいところもあり、しかも攻撃体勢に入ると自制が効かず、容赦ができないといった危険な特性も持つ。また「できるのにやらない」人間は嫌いで、虐めることすらあるが、弱者と見做した相手や共感した相手には甘く、思いやりも見せる傾向にある。さらに自分を出来損ないだと思っていることや、実姉が病床の身だったことから、所謂「普通や健常」の枠から外れた人間に対しては意外なくらい寛容。

容姿/身長も体格も標準的だが、細かく言うなら背は中の上で、年相応に筋肉がついた身体。肌は日本人として普通な感じの小麦色。髪は肩よりもやや長いくらいのウルフカットで、明るい赤茶色に染めている。耳にはピアス穴が開いているが、現在は何もつけていない。首には長方形の飾りがついたシルバーのネックレスと、丸形の飾りが連なってついた長めのゴールドのネックレスを重ねてかけている。上半身は黒のタンクトップに、白いライダースジャケット。下は黒いライダースパンツに、殆ど黒に近いブラウンのローシューズ。

備考/家族構成は医師の父、専業主婦の母、先天性の病により昔から寝たきりの姉と心の優しい妹、成績優秀な弟で自身も含め六人家族。小学生の時は学業優秀でスポーツも好む快活な少年だったが、次第に両親がかけてくるプレッシャーに耐え切れなくなって悪友と付き合い始め、中学校では完全に不良になる。高校には進学したが素行は悪いままで、授業もサボりがちであった。それでも卒業はできると見込んでいたのに、三年生の時にバイク事故を起こして入院したことで、ぎりぎりだった単位と出席日数が足りなくなってしまう。留年を望むも、両親は既に彼を見放していたため、認めてやらず結局退学。一時、荒れかけるが、妹の勧めと励ましで勉強し直し、高卒認定試験を受け合格する。→

>187に続く)

  • No.187 by 死にたがり  2018-01-13 18:10:56 

>186の続き)

備考/→その後、ブルーカラーの仕事であっても就職し、家を出て「これからは真面目にコツコツやり、妹以外の家族にも認めてもらいたい」と思っていたのだが、ある日、結婚を前提に付き合っていた女性を巡る諍いで、女性に言い寄ってきていた恋敵の男性を傷つけてしまう。カッとなってやったものの、血まみれになって倒れた相手の姿に今までの喧嘩ではなかった違和感を得て「殺してしまったのではないか」と思い、「いよいよ自分の人生は終わったんだ」と絶望し、突発的ながら根の深い自殺衝動に取り付かれる。


ロルテ/
はあ…、はぁ…
(喘鳴のように荒く息をつきながら、やや血管の浮いた瞳で見下ろすのは相手の姿。薄汚い路地に転がる"それ"は血まみれで腫れ上がっており。下ろした自身の拳も赤く染まっていて、振るった暴力の激しさを物語る。相手の勤務先の駐車場で待ち伏せし、逃げ出したのを執拗に追いかけて、今はこの状況…― 完全に やってしまった 。願わくば、話し合いで済ませたかったことに、多少手荒な真似をしようにも牽制程度で抑えたかったやり取りに…― 最悪の結末をつけてしまった 。いや今までも、こちらも相手も血まみれになるような喧嘩はやってきたじゃないか、こいつも暫く経ったら半ベソをかいて起き出すに違いない…、そう思おうにも、血色も悪くだらんと垂れた相手の手足を見ていると、今まで感じたことのなかった奇怪な印象を受けてしまい。膝がガクガクと震え出しては、みっともないからと押さえようとするも収まらず。咄嗟に、すぐに医者に連れていけば助かるかも、とも思ったが、もし既に死んでいたのなら現行犯になってしまう、とも思ってしまい。脳内を様々な思考が錯綜するが、最後に響いてくる言葉は「お前の人生はもう終わったのだ」という宣言で。半ばパニックの状態となり、その場から駆け出すが、頭の中に響く声は容赦がなく「取り返しのつかないことをした」「お前はもう駄目だ」「彼女にも妹にも合わせる顔がない」「両親が見放したわけだ」等と繰り返し、気が付けば、近くにあった7階はあろうかという見知らぬビルの外階段を、上に向かって一心不乱に進んでいて、最上階の突き当たりに差し掛かったところで、フェンスに足をかけ)

俺はもう、終わりなんだ。

(呟いた言葉に答えるように頭の中に響いた声にも「そうだ、お前は死ぬべきなんだ」と告げられ。フェンスを乗り越えた身体は宙に投げ出されて)


  • No.188 by 死にたがり  2018-01-13 18:14:11 


(/>186-187の者です。最初からいきなり長文を連続で投稿してしまい、すみません(※)。参加希望です。

以前から世界観と皆様の美しいロル、生き生きとしたナニカたちに魅せられていたのですが、自分の腕前に対する自信のなさや、リアルタイムで時間を取ることの難しさから、参加希望を出すことを控えていました。

しかし、願わくば、やっぱりこの物語りに参加させてほしいという気持ちを捨てきれず、置きレスも可となった方針の転換も拝見し、今回PFを作成してみました。DQNっぽい息子になってしまいましたが、ご査定頂けますと嬉しいです。そのうえで不備があれば指摘を、相性の不一致を感じられた場合は、蹴りをお願いします。

※使用機種の仕様で、一度に投稿できるコメントが千文字ほどとなっています。よって、もし参加許可を頂けても、今後も区切った投稿をさせてもらう可能性があることは、事前にお伝えしておきます。)

  • No.189 by xxx  2018-01-13 19:09:49 




>186-188 死にたがり様


(/初めまして。先ずは、お返事が遅くなってしまい申し訳御座いませんでした。以前から此処へ興味をもって下さっていたとの事、本当に嬉しい限りです。そして此の度は、丁寧に確りと作り込まれたPF、お心のこもった参加希望のお言葉を有難う御座いました。確認をさせて頂き、不備相性共に問題御座いませんでしたので、是非とも館の新しい死にたがり様としてお迎えをさせて下さいませ!
つきましては、この返信を以て登録完了とさせて頂きます。今後、随時御参加可能となっておりますので、お時間の出来た際にはお気軽にお越し下さいませ。交流申込の書き込みの際に、最初のお迎えはどのナニカをご希望かお聞かせ頂けますと幸いです。尚、交流中の指名変更も随時可能ですので、此方もお気軽にどうぞ。
終わりに、投稿の区切りに関しましても承知致しました。ご丁寧に有難う御座います。
長くなってしまいましたが、新たな死にたがり様との出会いの時を楽しみにお待ち致しております。それでは、失礼致します。)


  • No.190 by ローズ  2018-01-13 19:10:11 






全く、いけ好かない殿方ですこと!
あの鉄仮面ときたら、一体何を考えてらっしゃるのか――私には到底、理解致しかねますわ。

人が静かに過ごしていると言うのに、私の周りをまるで虻の様にぐるぐると動き回って…
鬱陶しいと言う他表現のしようがありませんわね、本当に!

嗚呼、ねえ。ちょっと其処のあなた。
あの鬱陶しいの――…失礼、あの仮面の殿方を何処かへやって下さいませんこと?



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。




>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ




  • No.191 by xxx  2018-01-13 22:06:27 







>本日は午前1時頃までを目安に滞在予定です。引き続き受付を継続しておりますので、お気軽にお声掛け下さいませ。




  • No.192 by ローズ  2018-01-14 01:13:03 






まあ――私としたことが、こんな時間まで起きていたなんて。
夜更しはお肌の大敵ですわ。そろそろ館の明かりを落としましょう、ええ、今すぐに。

さあさ、あなた達。早くお部屋に戻って頂戴、私は一刻も早くベッドに入って眠りたいの。

途中、誰かに捕まらない様くれぐれもご用心なさって。
眠る前に厄介事だなんて御免ですの。速やかに、何事も無く、お部屋に戻ること…よろしくて?



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出及び御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。




  • No.193 by マスク  2018-01-14 20:03:42 






これはこれは死にたがり君、お目にかかれて光栄だ。御機嫌如何かな?

我輩は故あって、茨の姫君と暫くこの館を離れていたのだが…
何と目出度くこうして戻って来る事が出来たのだ。いやはや、こんなに嬉しいことはない!

嗚呼、嗚呼!もっと此方へお寄り、その顔を我輩によく見せておくれ。
なあに、悪い様にはしないさ。
この指先の一本、あわよくばこの掌で…その顔にほんの少しばかり、触れさせて欲しいだけなのだよ!


>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ

▼---Abandoné "Le journal de Mary"▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。




  • No.194 by 夏目 央  2018-01-14 20:38:51 




こんばんは、この館はやっぱり居心地がいいね。好きな時に起きて、好きな時にご飯を食べて__誰の顔色も伺わなくていいし。


取り敢えず、寒いからかな。何か人肌が恋しい。ヴィペールは元気にしてるかな?顔が見たい気分なんだけども。



  • No.195 by ヴィペール  2018-01-14 20:55:15 






>194 夏目央

そりゃ、そんな暢気な生活してるんだから居心地が良くて当然だわ――
別に此処じゃ無くたって、自由さえ保証されてたら同じように思うわよ。

言っておくけど、アタシの体温じゃ暖まらないからね。
…まあ良いわ、アタシを選ぶそのセンスだけは認めてあげる。
どんな場面から始めたいのか、それだけ聞いておくわ。希望があればさっさと言いなさい。




  • No.196 by 夏目 央  2018-01-14 21:12:30 




でも学校に行かない分勉強しないと。


気に入ってるんだよ、ヴィペールの事。不思議な体だし。希望は__一緒に3時のおやつとかどう?もしくはお外の散歩してみたい。何も無いのかもしれないけどね。



  • No.197 by ヴィペール  2018-01-14 21:31:24 




>196 夏目央

時間なら腐る程あるでしょう、勉強なら好きなだけ出来るわよ。

どっちもアタシの柄じゃあないけれど、
アンヴィジブルが焼き菓子を焼いたと騒いでいたからアンタも消費に協力しな。
迎えを寄越してやったわ、さっさと来ることね。



(館の中に漂う甘く優しいバターの匂い、これが何を意味するかこの館に住まう者は皆知っている。菓子作りが得意なアンヴィジブルが何かを拵えたのだ。匂いから察するに、恐らくはクッキーか何かだろう。ある者は"おやつの時間だ!"と歓喜し、またある者は"良い匂い"とうっとりするこの匂いを残念ながら苦手とする者が此処にひとり――唯でさえ甘ったるいこの匂いの所為で気が滅入っていると言うのに、畳み掛ける様にして匂いの根源を生み出した彼は"ヴィペール!お前あの死にたがりの子にこれ食わせてやれよ!お前が一番適任だろ"などと言うのである。バスケットにクッキーを詰めて彼女の部屋へ…そんな親切な働きが出来る性分でない事は最早言うまでもない。それでも仕方無しに赴いた一階の談話室、家具の隙間をぬう様にして奥へ進み「此処へ連れて来な。」と、ギャルソンの分身に彼女の迎えを命じた。この甘ったるい匂いはさっさと遠ざけてしまえ、クッキーの詰め込まれたバスケットをテーブルの上にどさりと置いて、彼女が此処へやって来るのを待ち)


  • No.198 by 夏目 央  2018-01-14 21:59:10 



>ヴィペール


此処で食べるお菓子は初めてかもしれない。付き合ってくれてありがとう。



( はてさて持て余す位にたっぷりとある時間を今日はどう使おうか。まだ明るいこの時間から長い半身浴もいいかもしれないし、蔵書室でお気に入りの本を探すのもいいかもしれない。そんな事を考えながら部屋の窓から射し込む陽の光を浴びて無意識に出た欠伸を噛み殺した丁度その時、ふいに部屋の扉が開き見知らぬ相手によって連れ出されればあまりに唐突な出来事に瞬きをするしかなく。連れて来られたのは談話室。一先ずのお礼もそこそこに扉の取っ手へと手を伸ばし開け放てば一番初めに視界に映ったのはその独特な半身で。「おはようヴィペール。何かさっきの__男の子に連れて来られたんだけど、」やはり相手の姿は奇妙なのに見れば見る程安心する。ちらりと背後の閉じた扉へと顔を向けた後にまた視線戻しつつ遅すぎる挨拶を紡いでは、取り敢えず呼んだのは相手なのかと暗に問いかけて )



  • No.199 by ヴィペール  2018-01-14 22:11:37 




>198 夏目央


(何の知らせも無しに得体の知れないものが部屋を訪ねて来たとしたら――その結果を想像出来ない訳ではなく、ただそれを気遣ってやるだけの優しさが足りないだけだった。彼女が部屋でどの様に過ごしていたかを知る術はもたないが、突然人の形をした黒い影の塊が部屋を訪ねて来たのだからきっと彼女も驚いた事だろう。物言わぬ"彼"に迎えと言う仕事を任せるにはそもそも無理があったのだが、抵抗をするでもなくあっさり着いて来てくれたのは何とも彼女らしい。待っていたのは時間にしてほんの2,3分程度だったが「遅い」と理不尽な一言を浴びせ、蜷局を巻いていた半身を伸ばしながらするりと彼女との距離を詰めれば「暇なら化粧の練習でもしたらどう。素の顔じゃ大した事ないんだから。」などと最早遠慮の欠片もない言葉を放つ。シュー、と長い舌をちらつかせつつ彼女の若く瑞々しい肌の質感を確かめる様に頬へ指先を這わせ、ちらりと視線をテーブルの上のバスケットへと遣ると「"3時のおやつ"だそうよ。あれはアンタの分、きっちり食べて消費しなさい。」と大雑把な説明の後、先程彼女を此処へ連れてきた彼に紅茶の用意を指示して)


  • No.200 by 夏目 央  2018-01-14 22:21:41 



>ヴィペール


( 遅いだなんて、何と理不尽な。約束をしていた訳でも会話の中に話題として出た訳でもないのに。それでも嫌な気持ち一つ起きないのはこの状況を客観的に見ているからなのか従来の性格からなのか。どちらにせよ新しい出来事が起きるのならばそれに乗っからない手はなく吐き捨てられた辛辣な言葉にも「私の学校校則が厳しくて化粧駄目だったんだよ。それに上手いやり方とかよくわからないから何か凄い厚塗りになりそう」と真面目な返事を返して。こうして相手に触れられるのは何度目だろうか。頬を滑る指先の感覚に僅かな擽ったさを覚えればピクリと小さく肩を揺らすもそれも一瞬で、相手の視線が向いたその先、テーブルの上のバスケットに同じく視線やっては「__凄いね、丁度お腹減ってたんだ。お昼何か食べる気になれなくて」と言葉にするや否や、猫や風の如くするりと相手の指先から離れバスケットへと駆け寄り瞳に確かな歓喜の色を浮かべながらバスケットの中を覗き込んで )



  • No.201 by ヴィペール  2018-01-14 22:39:34 




>200 夏目央


あらそう。それじゃ、此処なら好きなだけ練習出来るわね。試しに化粧してアタシの所へ顔を見せに来てみな、笑ってやるから。(何とも真面目な返事を紡ぐその唇を眺めていた両の目をすうと細めると、態とらしい仕草で肩を竦めた。美しさを探求する者として、素の顔にあれやこれやと描き足して作り上げた顔になど真に興味がある筈もない。にも関わらずわざわざ未だ若く美しい肌をもつ彼女に対して辛辣な言葉を吐かずにいられないのは、己にないその瑞々しさに対する無意識下の嫉妬なのだろうか。ともあれ、意地の悪い言葉を紡ぐ時ばかり饒舌なのは今更どうする事も出来ぬ性格故のこと。頬をなぞった指先でそのまま柔らかな彼女の唇に触れようとした矢先、するりと己の手から逃げていってしまう姿に伸ばしていた半身をするすると巻き直しながら彼女を眺めると「そんな甘ったるい物アタシは食べられないわ。空にするつもりでせっせと食べて頂戴。」と眉根を寄せる。さくりと一口齧った瞬間の香りと甘さを想像するだけでどんな気分になるか、顰めっ面が物語っている事だろう。クッキーには一切手を伸ばさない代わりに、用意された温かい紅茶のカップだけを受け取って)


  • No.202 by 夏目 央  2018-01-14 23:05:49 



>ヴィペール


__じゃあさ、もし上手に出来たらそれで噛み切ってよ、ここ。
( 例え思っていたより上手く出来たって、子供の塗り絵如くめちゃくちゃな化粧になったって、なんだって相手はきっと笑う。それは何故だか確信にも近い自信で。それだからか、それともまだ自殺を諦めていないからか、口角を持ち上げるようにして作った唇の隙間から覗く己の歯を人差し指で二度トントンと軽く叩いた後にその指を次は首筋へと移動させ。しかしそれもまた一瞬。再び視線をバスケットの中へと向け直すとまるで売り物のように綺麗に作られたクッキーを一つ摘み徐に歯を立てて「…美味しい」サク…と軽い音と共に広がる甘みと香り。もしかしたらこんなに美味しいクッキーを食べた事は無いかもしれない。「そんなに甘くないよ、丁度いい。今度作り方教えてもらおうかな」もう一口を咀嚼して淹れたての紅茶で流し込んだ後は食べられないと言う相手に構わず一枚を差し出すように前に出してみて )



  • No.203 by ヴィペール  2018-01-14 23:20:29 





>202 夏目央


死を諦めない内は、アンタは此処じゃ**ないわ。どんな致命傷を受けてもね。(首筋を噛み切れと言う彼女の言葉、未だ枷の様に彼女にまとわり付く死への憧れと言う闇の存在を其処に見た。細い彼女の首筋のひとつやふたつ、噛み切るのは容易である。濃く確かな温度をもった新鮮なニンゲンの血肉、下手をすれば殺してやるどころか捕食対象になり兼ねない。己にとっては彼女のもつ肉体の方が、バスケットの中に詰め込まれた甘ったるいクッキーより何倍も御馳走なのだから。無論、そんな事を言っても彼女の自殺願望に拍車を掛けるだけ――怖がる可能性よりも、じゃあやってみせてと平気な顔をして言ってのける可能性の方が恐らくは高いのだ。それが分かっているからこそ、疼きかけた捕食本能をぐっと抑え込んで彼女の首筋に目を遣る。それから舌の先で毒の染み出す己の牙をつう、となぞれば「それどころか…アタシに噛ませたら、傷口の痛みより寧ろ体に毒が回る苦しみの方が壮絶よ。それこそ死にたいと思わせる手助けにはなっても、死なせてやる為の手助けになんてなりやしないわ。」と締め括った。嬉しそうにクッキーを摘んでいる様に見えて、彼女の抱える闇の根は深い。思い掛けず、こんなに平和なおやつの時間の中でそれを実感した。当然それを知る由もなく要らぬと言った筈のクッキーを差し出すその手にはあ、と息を吐くと再び彼女の傍へと忍び寄る。口元を彼女の手へと寄せたが肝心のクッキーは素通り、指先から手の甲を通ってそのまま手首へと細長い舌を這わせて)


  • No.204 by 夏目 央  2018-01-14 23:36:55 



>ヴィペール


やっぱり可笑しな場所だね此処。それとも私の身体が可笑しくなってるのかな。
( 死にたいと願ってるのに**なくて生きたいと思えば**ると言うのか。そんな馬鹿馬鹿しくて摩訶不思議な出来事をすんなり受け入れる気にはならないが、現状どうする事も出来ないのが事実であればやれやれと言うように肩を竦めた後に、相手の唇の隙間から見える牙を食入るように見詰め「__痛いのも苦しいのも大嫌いなんだけどさ、たまに…本当にたまにね。ここ最近欲しくなるよ。私って意外とマゾの気質があったのかな」物理的痛みは慣れっこ。けれども身体の中を毒が回る感覚は知らない。この館に来てからと言うもの物理的痛みも心理的痛みも少しも与えられていないのが何故だか不安になってしまっていれば「変なの」と自身の事ながらに何処か他人事のような呟きを落とし。差し出したクッキーへと口元を寄せるのならば食べてくれると思うだろう。あぁ、それはもしかしたら極一般的な思考なのか。「__っ、」唇はクッキーを通り過ぎ己の指先から首筋へ。ぞくりと背中を駆け上がる異様な感覚に喉の奥で音を噛み殺せば一瞬身体を強ばらせはするものの直ぐに小さな笑みを口元に浮かべ「お腹減ってたら食べてもいいよ」なんて戯言を紡いで )



  • No.205 by ヴィペール  2018-01-15 00:01:13 




>204 夏目央


此処は可笑しな場所、そっちが正解よ。そう思ってるのはアンタだけじゃない、この館に居る者は皆そう思ってるわ。(やれやれと肩を竦める程度、彼女はあくまで静かな反応を見せているが、この理不尽さに激しい憤りを見せる死にたがりも決して少なくはない。無論、己も含めこの館に住まう者達は数え切れない程それを目にして来たのだ。説明のつかないこの理不尽を、誰もが知っている。同時に、彼女がそれ分かっているのと同じように、どうしようもないのだと言う事実もまた皆が分かっていることなのである。だからこそ彼女の抱く感想は決して間違いではないとありのままを告げた。痛みが欲しいと言う彼女の言葉、他人事の様に呟かれたその言葉にさえ、彼女の闇が覗く。要はそれ程までに、物理的そして心理的痛みと言うものが彼女の中で当たり前のものと化し、いつしか生活の一部になっていたのだろう。ずっしりと重みのある言葉をぽつりと吐いた唇に目を遣りつつ、手首から肘に掛けてゆっくりとなぞった。捕食本能を駆り立てる新鮮な若い血肉の匂いを薄い皮膚越しに嗅ぎ取りつつ「腕の一本くらい、と思ったけど止めとくわ。死にはしないけど、無くなった体の再生には時間が掛かるわ。どうせアンタは懲りもせずにアタシの周りを彷徨くでしょう。片腕を食いちぎられたなんて、そんなみっともない姿…見てる方がうんざりするわ。」と、いつもの調子でそんな刺のある言葉を並べては体を離して)


  • No.206 by 夏目 央  2018-01-15 00:13:01 



>ヴィペール


皆大変だねぇ。
( この場所が可笑しかろうが自身が可笑しかろうがそんなもの結局はどちらでもいいのだ。取り敢えず今は目の前のクッキー。まだ見た事もない他の__相手の言う所の所謂"死にたがり"達の苦労を適当に発した言葉で労ってはもう二枚目のクッキーを口内でもしゃもしゃと咀嚼し。どうやら部分的に欠損してもそのまま生き続けるのではなく再生するようだ。「残念。でもお腹減って人間食べたくなったらいつでも言っていいよ。取り敢えずまずは左手からあげる」相手の言う通り、今此処で腕一本食いちぎられた所で恐怖し姿を現さないようにコソコソ暮らすつもりは毛頭ない。だからこそ心底残念そうな言葉を落とすも相手が身体を離したその瞬間、あぁ、己は何を思ったのだろうか。「__あぐ、」右足を一歩前に出し離れたその距離を再び縮めては、徐に伸ばした右手で相手の腕を掴みあろう事かその腕に甘噛み程度に歯を突き立てて )




ヴィペール、ごめん。何か背後が手首と首筋のロル見間違えたらしい。普通は間違えないと思うんだけどね…。



  • No.207 by ヴィペール  2018-01-15 00:24:26 




>206 夏目央

その"皆"にアンタだって含まれてるのよ。まあ、その内嫌でも実感する事になるでしょうけど。(突如として背負う事となった理不尽な運命よりも目の前のクッキー、そんな彼女の姿に半ば拍子抜けした様子で瞬きをひとつ。"呆れた"と溜息混じりの言葉の後に肩を竦めれば、それ以上にこの館における死にたがりの苦労を説こうとはしなかった。どうもその手の事は彼女の前ではあまり意味をなさない、此処最近少しずつそれが分かってきていたからだ。それにしても、彼女は冗談かと思う様な気軽さで冗談にならない事を言う。理性をもつ分そこらの獰猛な獣との間に差こそあれ、血肉を糧とする獰猛さを内にもつ事に変わりはないのだ。そんな己を目の前にして、彼女の発言は無防備どころか挑発的とすら感じられる。「好き勝手言うもんじゃないわよ。第一、食べる側には食べる物を選ぶ権利があるわ。アタシは美食家なの。」などと相変わらずの言葉を発した口は、彼女の歯が腕にやんわりと食い込むその瞬間にきゅっと結ばれた。振り払おうとはしない、ただただ不可解な彼女のその行動を眺めながら「アタシの腕を代わりに噛みちぎってみせるつもり?」と呆れた様に尋ねて)


別にそう気にすることじゃないわ、誰にだって有り得る事よ。
謝る必要は無いと、アンタの背後にも伝えておきなさい。良いわね。


  • No.208 by 夏目 央  2018-01-15 00:37:35 



>ヴィペール


まだよくわかってない。ヴィペールの言う通りもっと時間が経てば実感するのかもしれないけど、取り敢えずクッキーが美味しいから今はもう何でもいいや。
( もっともっと深い本質の様なものを実感出来たとしてその時己はどんな事を思ってどんな行動を取るのだろう。どうにも自分自身の気持ちや思考に向き合うのは昔から苦手だ。どうにでもなればいいと思ってしまうのだから。そんな未来の事よりも今は目の前の欲…そう思う辺りはまだまだ子供なのかもしれない。と、珍しくそんな風に思考を巡らせるも最もらしい発言を受けてしまえば納得せざるを得ないようで「__まぁ確かに好き嫌いは人それぞれだもんね。塩コショウで少しは美味しくなればいいんだけど」結果、巫山戯ているのか真面目なのかもわからぬ声色で紡いだ言葉はそれでも自分を食べると言うそこからは外れない至極自己中心的なものであり。ちらり、目線だけで相手の表情を伺った後に静かに口を離しては「怒ると思った。それで、怒って私の事殺しちゃうかなって」と何時ぞやの蔵書室での話と結び付けるような発言をし。それにしても何故だろうか、今日はいつにも増して死にたい気持ちが強い )



うん、わかった。ありがとうねヴィペール。



  • No.209 by ヴィペール  2018-01-15 00:43:41 




>208 夏目央


キリの良い所でもなく、途切れる形になってしまって悪いけれど、
今夜はそろそろ館の明かりを落とす頃合ね。

次のレスまでに暫く時間が掛かる事を、先に伝えておくわ。

返信は不要よ。
暗くなって戻れなくなる前に、アンタもさっさと部屋に戻ってベッドに入りな。


  • No.210 by マスク  2018-01-15 00:52:12 






おやおや、もうこんな時間か。
君も随分と夜更かしだね、死にたがり君。愉しい夜の時間は、まだまだこれからだ――
と言いたい所だが、今夜はそろそろ館の明かりを落とすことにしよう。

部屋までの道のりは分かるかね?
心配ご無用、我輩が責任をもって君を部屋まで案内しよう。さあおいで、此方だよ。

ベッドに入ったら、暖かくして朝までゆっくり眠ってくれたまえ。

それではおやすみ、死にたがり君。良い夢を。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



  • No.211 by 北条 敦志  2018-01-15 01:03:02 



…ああ、もう真夜中だな。今日も一日お疲れサン。明かりが消える頃とは知って、挨拶に来させて貰ったよ。

まずさ、プロフ 不備無かったようで良かったわ。懇切丁寧な返信も恩に着る…だってのによ、こっちからの反応が遅れちまって、なんつーか、その…悪かったな。

参加許可貰えて背後は喜んでる。で、声かけン時の口調はキャラでも背後でも良いって話だったが、今回は先輩たちに習ってみたんだ…でも、俺、口悪ィからさ! ナンかあったら言ってくれよな。

そんで最初のお迎えだっけ? 誰でも良いなら、ジュモーって奴、俺はどういう奴なのか全く聞いてねェけど、背後は前から可愛いと思ってた…らしい。ってことは女なのかな、知らねェけど。今度宜しく頼む。

レスのペースもゆっくりになりそうだが、許してもらえると助かる。だが、無作法は指摘してくれ。俺はもう、他人の負担になって迷惑かけ続けンのは嫌ンなってんだよ…甘やかされるのだって、まっぴらごめんだ。

ん、ああ、あともう一つ?
個人のスレな、立った瞬間から見てた。紹介も預かったことだし、閲覧歓迎なら今後も覗かせてもらうわ。じゃ、今晩はこれで。


  • No.212 by ヴィペール  2018-01-15 21:35:24 




>208 夏目央


アンタらしいわね――今はそれで良いわ、何も考えずにせっせとそれを食べて片付けな。(つい己の物差しで考えてしまうのは悪い癖、よくよく考えれば彼女はまだ世間的に"大人"と呼ばれる年齢にすら達していない少女なのだ。子供と大人の境目、その最も不安定な年の頃で既に自らの死を願い、かと思えば突如としてそれを叶えると言う選択を取り上げられる――その過酷さをこれからじわじわと思い知っていくであろう彼女のこれからの時間を思い、柄にも無く心に灰色の雲が掛かるのを感じた。これだけはねつけても、彼女はまだ"食べてもらう"ことを諦めていない。この館においてそれは決して救いにはならない、寧ろ一時とは言え彼女の体に苦痛を与える行為。そう言うものなのだと説明を受けていながら、わざわざ己を怒らせようとそんな狙いを行動に移すその姿は、試してみなければ分からないだろうと死を諦めきれぬ彼女の深層を見せ付けているかの様である。同情と言うよりは憐れみ、そう形容するに相応しい気持ちだった。せめて、今の彼女を締め上げる死への切望を和らげるには現実をその目に見せること、己に思いつく唯一の方法。心なしか空虚に見える彼女の瞳をじっと覗き込んでいた目がちらりと逸れ、傍らに控えていたギャルソンの分身に目配せをする。直後、手渡されたのは一本の細身のナイフ。薄く、丁寧に研がれたその刃を彼女へ向けたかと思ったその刹那、ピッと素早い動きで白く細い首筋を切りつけた。噴水の様に鮮血が天井へ向かって飛び散ったのは、そして彼女の心臓が脈打つ度にぴゅ、ぴゅ、と血が溢れたのは、言うまでもないだろう。皮肉にも彼女は、この館で未だ己が**ないと言う事実だけでなく、己が今確かに生きていると言う証を見せ付けられる事となったのだ。ナイフで切り裂いた程度の傷ならば、みるみる内に塞がってしまう。血が噴き出したのもほんの短い時間の事、血濡れのナイフを床に投げ捨てながらすっかり元通りに傷の塞がった彼女の首筋へ指先を這わせれば「その程度じゃ、今のアンタの体は蹌踉めきもしないのよ。」と、低く囁く様な声がそう告げて)


  • No.213 by ジュモー  2018-01-15 21:35:41 




>211 北条敦志


ご指名だ?ご指名だ!
僕らを選ぶなんて、お前はなかなか、ミドコロのある死にたがりだな!

僕らの事を聞いたこと無いって?
だったらこれから教えてあげる、見せたげる!
マダムがお迎えに行けって行ってるから、特別にお迎えしてやろうっ。

序でにお前は運が良い、今の僕らは御機嫌だ!
お前が来るのを待っててあげる、ゆっくりのんびり待っててあげる。
だから早くおいでよ死にたがり、早く遊んでよ死にたがりぃ!



("新しい死にたがりがやって来た"、ざわつく館の空気がそれを報せる。恐らくはこの瞬間、館に住まう者皆が手を止め足を止め、その報せに反応するだろう。館は新しい死にたがりの存在を歓迎している。だからこそ、速やかに――館の中を報せが駆け巡った瞬間、最も玄関ホールの近くに居た者が迎えに行くと言う暗黙の了解が存在するのである。さて、今回の迎えは一体誰か…キャッキャとまるで果実が弾ける様な明るい笑い声を上げながら、騒がしく館の廊下を走る音こそがその答えだった。視線の先に見える扉を開けば、其処には新しい死にたがりが待っている。発達した両腕が交互に前へ振り出され、子供のそれとは思えぬ歩幅で進んでゆけば華奢な下肢が頼りなく、振り子のようにぷらぷらと揺れていた。程なくして玄関ホールの高い天井へ向かって突き抜けたのは"バアン!"とずっしり重い大きな扉を跳ね飛ばす勢いで開け放つ音。「ようこそ?ようこそ!迎えに来たぞ僕らの新しい死にたがり!」と、活発さそのものと言った子供の声が先に響いた音を追い掛けた。視線の先にはつい今し方此処へ到着したばかりと思しき彼の姿。彼の目に己の姿がどう映るかなど、そんな事を考えて行動するだけの頭は残念ながら持ち合わせていないらしい。並みの"ニンゲン"の目には異様以外の何物でも無いその姿を遠慮も抵抗も無しに晒しながら、ぺた、ぺた、と大きな両手と両腕を使って前進し「せえっかく飛び降りたのに、残念だったね。」と言葉の上でこそ彼に同情の意思を見せている様でいて、くふくふと零れる笑いに肩は小刻みに揺れており)


  • No.214 by xxx  2018-01-15 21:36:06 






>トピック主よりお知らせです


当トピックにおける『Bookmark』についてご説明を致します。

現在当トピックは『即レス・置きレス複合型』である為、日を空けてのご返信の際に前回交流時最後のレスが前ページ以前に流れており、見つけ出す為の手間が発生すると言う事態が予想されます。

そこで、交流が中断(置きレス状態)となった場合、此方からお返しした最後のレス番号を『Bookmark』として記録させて頂ければと思います。
『Bookmark』は即レス可能時間帯突入時や不在時間帯突入時等、館からのアナウンスの際にその都度記載させて頂きます。暫く日を空けてのご返信となった場合にも、前回交流時最後のレス番号を出来るだけ簡単に見つけられるようになればと思い、この様な措置をとらせて頂くことと致しました。
これについて何か御要望等御座いましたら、お気軽にお申し付け下さいませ。

尚、『Bookmark』はあくまで前回から継続して交流する上での便宜をはかる為のものですので、ご指名の変更や新規の交流開始をご希望される場合にはその旨をお伝え頂ければ随時ご対応させて頂きますのでご安心下さいませ。


それでは、今後共当トピックを宜しくお願い申し上げます。




  • No.215 by マダム・ノワール  2018-01-15 21:46:54 





御機嫌よう、あたくしの可愛い死にたがり達。

毎日寒い日が続いているけれど、元気に過ごしているかしら?

前にギャルソンも言っていたけれど、
あたくし達には"体調不良"と言う概念が無いから、当然この館に医者は居ないの。
万が一あなた達が体調を崩したらそれこそ一大事…誰にも治してあげられなくってよ?

――ふふ、なんてね。
その万が一の時が来たら、あたくしの所へおいでなさい。何とかしてあげるわ。
可愛い死にたがりを病気のまま放っておくなんて、そんな事はしたくないもの。


>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>212 ヴィペールより夏目央へ
>213 ジュモーより北条敦志へ


▼---Abandoné "Le journal de Mary"▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。





  • No.216 by マダム・ノワール  2018-01-15 22:03:37 






御機嫌よう、あたくしの可愛い死にたがり達。

毎日寒い日が続いているけれど、元気に過ごしているかしら?

前にギャルソンも言っていたけれど、
あたくし達には"体調不良"と言う概念が無いから、当然この館に医者は居ないの。
万が一あなた達が体調を崩したらそれこそ一大事…誰にも治してあげられなくってよ?

――ふふ、なんてね。
その万が一の時が来たら、あたくしの所へおいでなさい。何とかしてあげるわ。
可愛い死にたがりを病気のまま放っておくなんて、そんな事はしたくないもの。


>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>212 ヴィペールより夏目央へ
>213 ジュモーより北条敦志へ


▼---Abandoné "Le journal de Mary"▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


※大変失礼を致しました。一部記載漏れがあった為、追加し再投稿させて頂きます。




  • No.217 by マダム・ノワール  2018-01-16 00:29:40 






あら、まだ起きてたのね。
あんまり夜更ししてると、誰かに捕まってしまうかもしれなくってよ。

道案内の明かりを寄越してあげるわ。館が暗くなってしまう前に、部屋にお戻りなさい。
部屋の扉には忘れずに鍵を掛けることね。
ふふふ、朝まで安全にゆっくり眠りたいなら――の話だけれど。

さあ、おやすみなさい。あたくしの可愛い死にたがり。


>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について

▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>212 ヴィペールより夏目央へ
>213 ジュモーより北条敦志へ

▼---Abandoné "Le journal de Mary"▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。




  • No.218 by ギャルソン  2018-01-16 19:28:33 




死にたがりの皆様、こんばんは。
もう御夕食はお済みですか?
まだお済みでないのなら、少々急がれた方が宜しいかと…

本日の夕食はハンバーグ、ジュモーの好物なのです。
食事の場で彼らと居合わせてしまっては…
正直、落ち着いて食べられるものも食べられませんので。
私めからの、ささやかな助言に御座います。

嗚呼、他にお召し上がりになりたい物があれば、
何なりとお申し付け下さい。すぐに御用意致しますよ。


>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について

▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>212 ヴィペールより夏目央へ
>213 ジュモーより北条敦志へ

▼---Abandoné "Le journal de Mary"▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.219 by ギャルソン  2018-01-16 23:29:48 




さて――
今宵は少々早めでは御座いますが、そろそろ館の明かりを落とす事と致しましょう。

そんな退屈そうな顔をなさらないで下さい、時には早寝も悪くないものですよ。
さあ、御休みの準備はお済みですか?
部屋まで私めがお送り致しましょう――どうぞ、此方です。

朝までごゆっくりとおやすみなさいませ、良い夢を。


>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について

▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>212 ヴィペールより夏目央へ
>213 ジュモーより北条敦志へ

▼---Abandoné "Le journal de Mary"▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.220 by ファナティック  2018-01-17 18:36:45 




怒ったローズが何処に居るかってね、直ぐに分かるの…足跡みたいに、薔薇の花弁が落ちてるから。
今日もきっと、マスクが怒らせたんだと思う…あの2人はいつも喧嘩してるんだよ。

モルドルと一緒に、お茶にでも誘いに行こうかな…

死にたがりさんも一緒に、来る?


>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について

▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>212 ヴィペールより夏目央へ
>213 ジュモーより北条敦志へ

▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.221 by 夏目 央  2018-01-17 18:48:12 




誰かと一緒にお茶をするのいいね。ちょっと魅力的。__でもヴィペールとこの前の続きからお話もしたいんだ。

最近来すぎだって言われちゃうかもしれないけど、暇だったら相手してほしい。



  • No.222 by ヴィペール  2018-01-17 19:14:42 




>221 夏目央


追い返されても懲りずについて回るくらいが、アンタらしいわよ。

前回最後のレスからそのまま続き、と言う形で良いのなら>221に返信して頂戴。
場面を変えて続きから、と言う形が良いのならどんな場面が良いか言いな。用意してあげるわ。


  • No.223 by ヴィペール  2018-01-17 19:15:29 




>222

アタシとした事が…>221じゃなく>212ね。訂正しておくわ。


  • No.224 by 夏目 央  2018-01-17 19:35:11 



>ヴィペール


( 嫌でも直にいろいろを身を以て知る事となる。それならば今はこれでいいのだ。死にたくたってお腹は減るしクッキーの美味しさは変わらないのだから。__そうしてそれは意外にも早く知る事となったようだ。「ッ、」双眸に映した相手の瞳が自身から離れる事一瞬、何が起きたのかもわからぬ速さで以て切り裂かれた首筋。手首を切った時はこの館に邪魔をされ感じる事のなかった血が吹き出る感覚も、心臓が大きく脈打つ音も、息がきゅうと苦しくなるような気持ちも、何もかもを一辺に受け取る事が出来た。それと同時にあぁ、やっぱり己は生きてるんだって__。吹き出た血が止まるのもまた一瞬。相手の言う通り傷はあっという間に塞がったのだろう。その手が自身の首筋を撫でたってひりつく痛み一つ感じる事がないのだから。「…うん、凄いね。これでストレス解消出来る人もこの館には一人位いるかもしれない」ぽつり、唇を震わせて出たのは感情の籠らない褒め言葉。それから視線を床へと落としては血に濡れたそこに苦笑いを浮かべ「これ、掃除するのって私だよね?」と自業自得だと思っている為に一応問い掛けて )



  • No.225 by ヴィペール  2018-01-17 19:52:24 




>224 夏目央


(不意に目の前へと差し出されたのは、赤い液体で半分程まで満たされた細身のグラス。無論、その赤い液体が何であるかは言うまでも無いだろう。くつくつと喉奥を鳴らす様な笑い声が聞こえて来そうな素振りでグラスを差し出す黒い影の塊を一瞥すれば、尾の先でベシンと叩きつける様にして追い払った。全く、分身とは形ばかりでは無くこの趣味の悪い冗談まであの男にそっくりだ――半ばうんざりする様な気持ちで顔を顰めつつ、改めて注意を目の前で立ち尽くす彼女へと向ける。どうやら彼女は理解するべきこと、理解せざるを得ないことを理解したらしい。つい数秒前にはぱっくりと割れ、今もなお確かに彼女の体に宿る生命の存在を主張するかの如く鮮血を吹き出していた傷口は最早影も形も無くなっている。指先でゆっくりとなぞった其処にあるのは元通り、滑らかな彼女の白い肌のみ。生憎喜ぶ事など出来そうも無い褒め言葉をさらりと流しつつ、はあ…と重い溜息の後に彼女の体を両腕でさっと抱き上げたかと思うと「アレにやらせるわ。アンタは掃除の前に着替えよ。」と、先程叩き潰した筈の影が再びひょっこりと傍らに姿を現しているのを見遣ってから、続いて血で汚れた彼女の衣服を目で示す。手段を選べと、恐らくは後でマダム・ノワールの叱責を受けるのだろう――そう思うと既に気が滅入り始めているのか、美しい顔に幾許かの疲れの色を滲ませつつ談話室を出て彼女の部屋を目指し)


  • No.226 by 夏目 央  2018-01-17 20:09:54 



>ヴィペール


( この状態で相手に差し出されたグラスの中身がワインだ、何て思うはずがない。それは自身も同じであれば飲むのだろうかと言う疑問を頭の片隅に宿して直ぐに辞め。さてこの広い館にモップや雑巾はあるだろうか、あるとしたら納戸か何処かか。そう思いちらと視線を扉へと向けた刹那、ふいに体が浮かび上がれば遅れて抱き上げられた事に気が付き。それと同時に床もそうだが自身も赤に染まっている事を確認する。「ヴィペールも血で真っ赤になるよ?お風呂入る?」と、言う事は相手も少なからず赤を受けると言う事。談話室を出る直前に黒い影にぺこりとお辞儀をしてから視線を再び相手に向けてどこか間の抜けた問を掛ければ後はされるがまま、久し振りすぎる感覚をじんわりと受け止めて )



  • No.227 by ヴィペール  2018-01-17 20:23:34 




>226 夏目央


――当然でしょう、分かり切った事聞くんじゃないわよ。(未だ乾かぬままの血がべっとりと体に付着するのが分かる。彼女の様なニンゲンのそれとは比較にならない優れた嗅覚には、聊か強過ぎる血の臭いが己の体の周りを取り巻いていた。血の臭いに敏感な住人がこの館にはもうひとり居る、嗅ぎ付けられてしまっては面倒だ。そもそも、己の体を汚してまで死にたがり相手に世話を焼くなどと、珍しいどころか極めて稀な事態。慣れない事はするもんじゃないと、今更ながらにそれを思い知らせんとする妙な疲労感に肩を竦めては、彼女からの問いかけをぴしゃりと一蹴した。そう時間を掛けるでも無く辿り着いた彼女の部屋、尾を使いやや乱暴に扉を開ければその場に彼女の体を下ろしてやり「風呂と着替え。血の臭いを残したまま出てくるんじゃないわよ、時間を掛けてでも確り綺麗にしな。これはアタシからの忠告よ。」と指示する。さっさと行けと言わんばかりに顎で部屋の中をくい、と示した後、血で汚れた己の体に視線を落とすなり遠慮の欠片も無く表情に憂鬱さを滲ませては「今回はアタシのやった事だから、責任を取ったけれど――そうじゃなかったら、こんな世話焼かないわ。間違っても、自分でもう一回試してみようなんて思わない事ね。今度こそ、アンタがどうなっていようとアタシは放っておくわよ。」と、間違っても彼女が己に対して余計な勘違いを抱いてしまわぬ様釘を刺すような言葉を添えて)


  • No.228 by 夏目 央  2018-01-17 20:40:55 



>ヴィペール


( そりゃそうだ。他人の、ましてやよくわからない人間の血を浴びてそのまんま何て事はある筈がない。首を一つ縦に動かす事で先の話を終らせては次いでいつの間にか到着していた自身の部屋の前で下ろされた事に少しばかりの寂しさのようなものが胸の奥の奥に巣食う感覚を無かった事にしつつ「此処の石鹸いい匂いだから好きだよ。ちゃんと綺麗に洗えると思う」とまたしても根拠の無い発言を一つ。相手の表情がこんなに憂鬱になったのを見た事がないかもしれない。そうまでしてこの状況に嫌気がさしているのだろう。それでも少しだけ嬉しかったのは内緒。「さっきのでちゃんとわかったから大丈夫。__ヴィペール、お風呂からあがったらまた談話室に行く?」忠告に逆らう事はしない。くるりと背を向けて壁や扉に触れて赤を残さぬよう気を付け部屋へと入ろうとするも、一つ思い出したようにまた体を相手に向け直すとまだ付き纏うつもりでいるのか先の居場所を問い掛けて )



  • No.229 by ヴィペール  2018-01-17 20:51:29 




>228 夏目央


是非、そうして頂戴。(石鹸の匂いを彼女が気に入っていようがいまいがそんな事は関係ない、と言わんばかりの態度で態とらしく一言言い切った。言われなくても、と言う反論は端から想定していないのだろう。そして、彼女の心情の小さな変化に気が付いてやれるだけの温かな気持ちも今のこの男には備わっていなかった様である。ささやかな気遣いの言葉ひとつ贈らないままに入浴へ急ごうとする体は既に暗い廊下の奥へと向けられ様としていたが、何やら声を掛けようと此方を振り返るその姿にぴたりと動きが止まった。視線こそ"まだ何か用か"とでも言いたげな冷たいものだったが、あんな事があっても尚まだ己と一緒に過ごそうとする彼女の姿勢には半ば呆れ染みたものすら浮かべながらすう、と双眸を細める。嫌味たらしく長めの溜息と共に肩が竦められ、血に汚れていない綺麗な方の手でぐいと髪をかきあげながら流す様な視線を彼女へと向けると「アンタらしいのは認めてあげるけど、たまには他当たりなさいよ――アタシも暇じゃないの。」とまずはいつもの調子で辛辣な言葉を吐く。それが本心なのか将又建前か、その答えは定かでは無かったが彼女に背を向けて廊下の先へと進み始める瞬間「あのクッキー、まだ食べかけでしょう。責任持ってアンタが片付けな。」とただそれだけを告げて暗がりの中へと消えてゆき)


  • No.230 by 夏目 央  2018-01-17 21:08:30 



>ヴィペール


( その言葉が本心なのか建前なのかを見極める事が出来る程相手と長い時間を共にしていないし、もし長く居たとしても自分にはわからないような気がする。それは確かに根拠の無いものではあるがそう思う時はわりと当たるのだ。ふと、その言葉でクッキーの事を思い出せばあれをあのままにしておくのは惜しい。「お風呂から上がったら取りに行くよ。ちゃんと全部貰う」それだけを伝えて先の相手の言葉には返事を返さぬまま、自身の部屋へとその姿を消してはその足で真っ直ぐにお風呂場へと向かい。赤に濡れた服は後で何とかしよう。今はそれよりもお風呂だ。浴槽に座り込むと同時に蛇口を捻れば流れ出るお湯がゆっくりゆっくり、確かにかさを増していくその様子を感情の籠らぬ瞳でただじぃ、と見つめ続けて )



  • No.231 by ヴィペール  2018-01-17 21:26:29 



>230 夏目央


(その先は案の定、としか言い様の無い展開が待っていた。幾ら死にたがりに対するひとつの説明の方法であったとは言え、聊か過激であった先の行いをこの館の主が何も知らずに居る筈は無い。早々に汚れを落としに向かおうとする己を"お待ちなさい、ヴィペール"と呼び止めるその優雅な声に纏う憂鬱さを一層強めながら歩みを止め、予想していた通り、その場でやんわりとした説教を食らう羽目になったのであった。無論、反省はしていない。かと言って、少なくとも今の己がマダム・ノワールの目に止まっている以上、下手な真似をするべきでは無いと言う事はよく分かっているつもりだ。柄ではない事は重々承知…然し今回の事に関しては自分で確り責任を取れと、そんな圧力が掛けられている様な気がしたらしい。結局、再び談話室へ向かうと言う彼女の存在を無視する事は出来ず、汚れを落として身形を整えた上で向かった先は己の最も落ち着く自室では無く未だ甘ったるい臭いの残る談話室だった。扉を開けて中に入ってみると、其処には未だ彼女の姿が無い。先ほどの忠告通り念入りに汚れと臭いを落としているのだろうかと頭の隅に想像しながら、残るクッキーを回収しに来るであろう彼女の手が談話室の扉を開く時を待ち)


  • No.232 by 夏目 央  2018-01-17 21:49:37 



>ヴィペール


( 相手がこの館の主である所の彼女に説教を食らっているなど露知らず、たっぷりのお湯に肩まで浸かって芯から暖まるその感覚に深い深い息を付き、その後備え付けのふんわりといい匂いの香る石鹸で体の隅々まで洗い血も匂いも完璧に落とした後、ドライヤーで以てざっと大雑把に髪の毛を乾かし真っ白のバスローブに身を包み部屋へと戻り。血のついた服とクッキーを天秤にかけた時、優先すべきなのはどちらかなんて迷うまでもない。勿論そこにはほんの僅かの期待もある。それに自身で気が付いてギョッとするのは少なからず自分は気持ちに疎く、また、どこか淡白な所があると自覚しているから。ふう、と一つ息を吐いてクローゼットから動きやすそうな灰色のスウェットに着替えれば、それこそ色気も化粧っ気も何も無い姿で部屋を出て談話室へと向かい。キィ…と小さな音をたてて扉を開けては一番始めに視界に映るのはクッキーではなく相手の姿で。「__クッキー取りに来たよ」隙間から体を入れて後ろ手で扉を閉めればちらりと視線を相手に向けつつ、テーブルに置かれているバスケットまで歩みを進めて )



  • No.233 by ヴィペール  2018-01-17 22:00:01 




>232 夏目央


(あくまで己の感覚を基準にしての話にはなるが、"結構待った"とそう感じていた。元々、あまり気の長い性格ではないのだ。それこそ、もういい加減にこれ以上は待てないと談話室を出て行く事も視野に入れて考え始める頃になって漸く現れた彼女の姿を見るなり、眉間にはぐっと皺が寄せられた。待たされた事に対してではなく、恐らくは彼女の姿に対しての反応だろう。今日になって既に何度目かと言う溜息と共に頭の先から足元へと一通り彼女の姿を眺めた上で「アタシが此処に居るかも知れないと少しでも予想してたなら、もう少しまともな格好で来るべきだとは思わなかったの?」と、小言を言うには決して困る事のない口が動き出す。怪訝そうな表情をそのままにバスケットへと近付いて来る様子を眺め、すかさず現れたギャルソンの分身が彼女の傍らで紅茶の用意を始める姿が視界に入り込んで来たのを確認すれば「それ飲んで食べたら、部屋に戻って化粧の練習でもしな。」と呆れの色を孕んだ声がそう告げて)


  • No.234 by 夏目 央  2018-01-17 22:12:46 



>ヴィペール


__クッキー、早く食べたくて。
( 今日はまあ、自身の気持ちに随分と振り回される日だ。この部屋に相手が居るかもしれない、居たらいいな何て淡い期待を確かに抱いたがそれは違うとすぐ様何かが勝手に決めてしまうのだ。それは紛れもない自分の感情なのにまるで迷子。結果的に"相手が居るかもしれないと思ったから早く来たかった"と言う確かな本音は何とも子供っぽい食い意地の張ったような嘘で塗り固められる事となる。そうして胸の奥の奥からぷくり、ぷくり、と泡ぶくのようにして湧き上がるのは俗に言う"寂しい"と言う感情なのだが勿論それも見ない振り。「あんまり可愛い感じのじゃなくて落ち着いたやつがいいな。ピンクより茶色のアイシャドウとか」分身がいれてくれた紅茶を受け取り小さく頭を下げれば化粧をした事はないものの、一応はある知識の元で聞かれてもいない事を答えつつ果たして相手は何処かへ行ってしまうのか、様子を伺って )



  • No.235 by ヴィペール  2018-01-17 22:28:30 




>234 夏目央


そう、それは良かったわ。期待しても良いんでしょう、ソレを片付けるペースに。(彼女の口にする言葉が本心なのかそれとも其れを押し隠す為の建前なのか、其れを勘ぐろうとする事を己の深い場所にあるものが拒んでいる。らしくもない、己に対してそんな思いを抱かずにはいられない自尊心の存在がそうさせるのかも知れない。子供と大人、どちらでもありどちらでもない。そんな矛盾を抱えた最も不安定な年の頃の彼女を目の前にして、世話を焼くつもりは無いのに焼かずにはいられない。同じような矛盾を抱く己を認めたくないが為、彼女に対する"優しさ"と呼べるものはその姿を隠してしまうのであった。そんなデリケートな部分に触れまいとして目を背けてしまうのはお互い様、話題が化粧へと逸れた事を心の何処かで好都合だと感じている自分が居る。此方にも手渡されたティーカップを受け取り、程良い温度の其れを一口喉へと流し込むと、体温の低い己の体をじんわりと紅茶の温かさが伝ってゆく其の感覚を確かめながら「それだけ分かってるなら何とでもなるわよ。アタシに付きまとう事を止められないなら、せめてアタシの納得の行く見てくれに近づける様に努力することね。」などと、何処までも傲慢な言葉だけは尽きる事なく紡がれて)


  • No.236 by 夏目 央  2018-01-17 22:40:34 



>ヴィペール


いいよ。でも少し勿体無いから明日部屋で食べる分は残すけど。
( 結果的に相手の発言が変わらない気がするのは自身が歩み寄らないからか。__物理的には歩み寄っているのだが何とまあ難しい事。バスケットの中のクッキーを人差し指と親指で摘み上げ前歯でサクッと噛み砕くともしゃもしゃとそれを咀嚼し飲み込んだ後に一つ首を縦に動かし。それにしても紅茶を飲む相手の姿がさまになる事ったら。暫く何か言葉を発する事なくその姿をまじまじと観察するも、"付き纏う"と言うその行動自体の何もかもを拒否される訳でなく妥協点のようなものを見出されれば「じゃあヴィペールの好きな格好教えて。スカート?化粧はどんなのがいい?好きな色は何?」と若干身を乗り出し珍しく矢継ぎ早に質問を投げ掛け。__まるで捨てられないように、見放されないように縋る幼子ではないか )



  • No.237 by ヴィペール  2018-01-17 22:58:32 




>236 夏目央


その手の物なら、アンタが食べたいと一言言えば幾らでも出てくるわよ。アタシなんかより、よっぽど世話好きな連中が此処には居るわ。(甘い物の類は基本的の好まぬ身としては、先程からさくさくと順調にクッキーを食べ進めてゆくその姿は身勝手ながら理解し難いものがある。バスケットの中身が減ってゆくに越した事はないのだが、あのバターの匂いの塊をよくもまあ次々と口の中へ放り込めるものだ…とでも言いたげな表情で彼女の動きを眺めていた。己にとっては、甘さのないこの紅茶の香りの方が最早比べ様もなく心地良い。彼女が此方を観察するかの様な眼差しで見詰めている事にも、その理由にも気が付いている。そして、其れを謙遜するでもなく寧ろ当然だと言わんばかりに受け止めているのは己の中のナルシズム故。さあクッキーの味に飽きるまで後何分保つか――そんな思いが透けて見える退屈そうな眼差しが僅かにその色を変えたのは、日頃彼女が見せる空虚さとはやや異なる姿勢を見た瞬間の事。矢継ぎ早の質問に一度は怪訝そうな顔をしたが、はあ、と短く息をついた後にゆっくりと瞼を落としては「女なら女らしい格好を心掛けな。一先ず、今のその格好は却下とだけ言っておくわ。」とまずは上下スウェットと言うスタイルに対しての評価を。それから更に「濃い化粧は嫌いよ。素の平凡さを誤魔化す程度…アンタはまだ若いんだから、薄化粧で上等だわ。似合う色は自分で見つけな。好きな色は紫、アンタには似合わない色でしょうけど。」と彼女からの質問には一通り言葉を返す姿勢を見せて)


  • No.238 by 北条 敦志  2018-01-18 01:03:36 

>213 ジュモー

(突発的に生じた興奮とパニックの中で、確かにビルの外階段から飛び降りたはずだったのに、気が付けば瞬間移動でもしたかの様に、傷の一つも無く見知らぬ場所に平然と立っていて。辺りは深い霧に包まれ、背筋をなぞる空気はひんやりとしており、悪寒を誘う。身体が一度だけ、自動的にぞくりと震えたものの、現状を飲み込めていない所為もあってか、精神は案外冷静であり。周りを見渡し、―…あんだ?どこだここは? と独り言を呟くも誰からも答えは返って来ない。仕方無しに道なりに進んでは、古びた洋館の玄関口らしき場所まで辿り着いて。閉まっている大きな扉を前に、一寸躊躇をしたものの、周囲は霧で視界も悪く、他に何処に行こうという宛てが思いつく訳でも無い。覚悟を決めて、まずはノックをしてみようと握った拳を構えた其の瞬間に、突如、扉が"バアン!"と音を立てては、勢いよく開け放れ)

「ようこそ?ようこそ!迎えに来たぞ僕らの新しい死にたがり!」

(音を追い掛ける様にして耳に届いたのは、如何にも子供らしい活発であどけない声だったが、確りと此方を向いて語りかけてきた其の声の主は、異形と言うに相応しいであろう容姿をしていて)

…!? うわああああ!!

(突然、扉が開いただけでも予期に反して驚くことだったのに、其処から出て来た者がこうも異様な外見とあっては何かを考える間も無く、叫び声を上げてしまい。尻餅こそつかなかったものの、反射的に二歩程、後退し。相手が続けた同情的な言葉も意識には留められず、其の場で改めて相手の身体を頼り無さ気な下半身から二つの頭迄、見開いた瞳でなぞり)

なんだ!? お前、どうなってんだそれ!?

(無意識に身体を翻して、喧嘩をする直前の様な姿勢で構え、思ったことを其の儘、口にして)


  • No.239 by ジュモー  2018-01-19 19:12:29 




>238 北条敦志


(驚く者、怖がる者、堂々としている者――死にたがりが初めて出会った館の住人に対して見せる反応は様々である。勿論反応の要因の多くは死にたがり本人の性格や生きてきた境遇なのだが、現れた住人が誰であるかと言う点も影響する場合が多い。初めに出会ったのが、一見すると彼らと同じニンゲンである住人であったなら、きっと目の前の彼の様に最早誤魔化しの利かない驚きを見せる事も無かったかも知れない。残念ながらこの双子の様に一目見て"異形"である事がはっきりしている分、突然の出来事に受けた衝撃と相まって嘸かし驚いた事だろう。無論、それを考慮するなどと言う気の利いた真似は出来ないのだが。その証拠に、彼の反応などお構いなしに一歩また一歩と近づいて距離を詰めていく。平気な顔をしている死にたがりより、こんな風に驚いてくれる死にたがりの方が好きなのだ。ふたつ並んだ顔は、かたやぎょろりぎょろりと両の目を動かして彼の頭の先から爪先までを隈無く観察し、かたや大きく開いた口からアハアハと楽しげな笑い声を上げる。軈て、ひょい、と右腕を振り上げたかと思うと臨戦態勢とも言える状態の彼の頭を大きな手で掴み持ち上げた。空いた左手で器用に体を支えつつ、掴み上げた彼の体をまるで振り子の様にぶらぶらと揺らしては「なかなか、活きの良い死にたがりだな!気に入った?気に入った!」と、声だけは可愛らしい幼子のそれである。宛らUFOキャッチャーとでも言うべきか、彼の頭を掴んで右へ左へと揺さぶっていた手が漸くぱっと開いて彼を冷たい床の上に下ろしてやると「お前は今日から此処で暮らすんだ、僕らと一緒に!嬉しいでしょ、嬉しいよね?」と一方的に喜んでみせた。どうやら、彼からの質問に答える気は無いらしい。新しい玩具を与えられた幼子の如く明るい笑い声の響く玄関ホールの中、右手の人差し指をぴんと伸ばして彼の顔を指し)


  • No.240 by ジュモー  2018-01-19 19:26:28 




いーっけないんだ、いっけないんだ!
ファナティックの奴、館の明かりをちゃんと落とさなかったんだって!

僕らですらやった事ないのにぃ!駄目な奴?駄目な奴!
僕らは良い子だから、ファナティックの代わりにちゃんとご挨拶しに来たんだぞう。
良い?いくよ?――コホン、

死にたがりのみなさん、ごめんなさい。

わあい、出来た?出来た!マダムにご褒美もーらおうっと!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
※トピック主です。先日はご挨拶も出来ず、大変失礼を致しました。改めてお詫び申し上げます。
 今後共、当トピックを宜しくお願い致します。


>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。参加希望者様のPF提出及び参加者様の交流申込は随時受付中です。御質問御要望等もお気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>239 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.241 by ジュモー  2018-01-19 23:56:22 




いつもよりちょっと早いって?
でも僕らもう遊び疲れちゃったから、今日はもうおーしまい!
館の明かりを落とすから、さっさと部屋に戻れ戻れえっ。

ほらほら、ノロマは待ってやらないぞ!
早く寝て明日に備えなきゃ。また僕らと遊んでくれるよね?くれるよね!約束だよ!

ゆーびきーりげんまん、うっそついたーら、あったまーをーつーぶす!ゆびきった!


>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>239 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.242 by ヴィペール  2018-01-20 17:57:39 




…もう17時――、
寒い時期はこの時間まで寝てる事も珍しくないわ。寒いと頭も体も上手く動かないから。

見れば分かるでしょう?まだ此処から一歩も動く気になれないの…
其処で黙ってアタシを眺めている分には構わないけれど、何か用があるなら他当たって頂戴。

間違っても騒ぐんじゃないわよ…良いわね。



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>239 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.243 by xxx  2018-01-20 22:20:23 




>本日は午前2時頃までを目安に滞在予定となっております。引き続き受付を継続しておりますので、お気軽にお声かけ下さいませ。


  • No.244 by ヴィペール  2018-01-21 01:42:25 




予定より少し早いけれど、今夜はもう館の明かりを落とすわよ。
毎度の事なんだからいちいち言うまでもないでしょう、早く部屋に戻りな。

眠っている間は特に、部屋の鍵をきちんと掛けておくことね。
扉を破壊される音で目を覚ますだとか、朝起きたら枕元に誰かが居るだとか――
そんな目覚め方をしたくなければ、の話だけれど。
いずれにせよ、アタシからの忠告なんだから有難く受け取りなさい。

ほら、待つのは嫌いだって言ったでしょう。さっさとして頂戴。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>239 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.245 by 北条 敦志  2018-01-21 03:02:06 


>239 ジュモー

(動転した気を鎮めるだけの時間も無く、一歩また一歩と近付いて来た相手がたった今、移動にも使った其の大きな腕を片方、振り上げたかと思うと、抵抗する間もなく頭を掴まれ、持ち上げられてしまい)

…!?

(驚いている内に身体をぶらぶらと揺すられては、感想を囁かれた後、また突然、手を離されて地面に下ろされ。次に歓喜を孕んだ声色で言われたのは「お前は今日から此処で暮らすんだ、僕らと一緒に!嬉しいでしょ、嬉しいよね?」という台詞で)

はぁ!?

(ぴんと伸ばした人差し指を向けられれば、瞬時に眉間には皺が寄り、顰た顔の口から出たのは自然な感想。動悸はまだ収まらずとも、此処に来て漸く一連の驚愕は落ち着いて来て。改めて相手を観察すれば、奇怪な容姿をしているものの、どうにも自分より幾分も年下の子供に思え…此処迄、個性的な容姿の持ち主は初めてであるが、振り返れば、自分の姉も先天性の病により、身体中にチューブを繋ぎ、痰も器具を使って吸引しなければならない身であって。彼女が体調を崩して入院した際、付き添いで訪れた病院では、所謂"健常ではない容姿"の人々にも少なからず出会ったことがあり。人間の容姿が五体満足だけではないことぐらい知っている…其処迄、思い返せば、いよいよ平静を取り戻せて、取り敢えず、今、目の前にいる相手はさっきから口を聞いているので、意思疎通は可能なのではないかと考え)

おま…この家のガキか? とーちゃんとかーちゃんはどうした?

(それでも子供相手では埒が明かないと勝手に判断し、相手の言ったことも真に受けず、話の通じそうな者を呼んでくれればと怪訝そうな表情のまま、問い掛けてみて)


  • No.246 by ジュモー  2018-01-24 22:49:00 




>245 北条 敦志


(ぺたり、ぺたり、と冷たい床の上を二本の腕と二つの掌とを使い、彼の周りをぐるりと一周してその姿を観察する。けらけらと楽しそうに笑っているだけに見えて、彼の背丈や体型、表情等を注意深く窺っている。異様な己の容姿に驚いて何か攻撃を仕掛けてくるのではないだろうかという恐れからではなく、"新しい玩具"として品定めをしているのだ。玩具は丈夫であればある程良い、さて今回の死にたがりはどうか。幼いからこそと言うべきか、それとも幼い癖にと言うべきか、そんな生意気さを以て彼の玩具としての資質を窺っている。彼に上手く伝わるかどうかは全くの別問題として、これもこの双子なりの歓迎ではあるのだが。肝心の彼の反応はどうかと言えば、此処へ招かれてくる死にたがりにしては珍しく己に対する拒絶の意思を見せようとせず、それどころかコミュニケーションを取ろうとしているではないか。これは少々意外な出来事だった。幼いままの頭では、彼が拒絶よりも先に意思疎通を試みようと言うスタンスであるその理由とは、とそんな所まで考えが及ぶ事はなかったが少なくとも悪い反応ではない。拒絶には慣れているし、怖がるなり攻撃されるなりされたとて特別気を落とす事はないだろう。とは言え根っこはまだ幼子である身、例え無意識下であったとしても己の存在を認め、受け入れ、そして何より構って貰える事に焦がれずにはいられないのである。そんなこんなで、身勝手ながら既に彼に対し一定の好感を抱きながらも「ガキぃ?僕らはお前より、ずっとずうっと長生きなんだぞう!」と彼の発した問いかけの声に対する指摘は忘れない。それから改めてもう一度、右手の人差し指でびしりと彼を指差しながら「とーちゃんとかーちゃん?それはね、居ません?居ません!お前、僕らが子供だから話しても無駄だと思ってるだろ!ざーんねんでした、僕ら以外に聞いたって、皆おんなじ事しか言わないぞ!だからもう一回言ってあげる、お前は今日から此処で暮らすんだぞう、死にたがり!」と、これまでに出会った多くの死にたがり達がそうであった様に、己の言葉を真に受けようとしない彼に対して同じ説明を繰り返して)


  • No.247 by ファントゥーム  2018-01-24 22:58:18 




今宵は雪が降っている――
寒さを感じぬこの身では、こんな夜も苦にはならない…
何ら変わり映えのしない、いつもと同じ一日に過ぎないのだ…私にとってはな。

とは言え…雪の降る様を眺めて過ごすのは、そう嫌いではない…
嗚呼…あの白さにこの手が触れた最後の瞬間は、いつの事だったのか……



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>246 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.248 by ファントゥーム  2018-01-25 01:58:38 




…まだ起きていたのか。
深夜の館を彷徨くとは…薄気味の悪さこそあれ、そう楽しいものではないだろう…
館の明かりを落とす。暗闇に飲まれて泣かぬ内に、早く部屋に戻るが良い…

いつまでも部屋の外に出ていては、何に出会すか分からんぞ…
忠告はした…聞くも聞かぬも、後はお前が決めることだ…



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>246 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.249 by 夏目 央  2018-01-25 09:52:15 



>ヴィペール


此処に居たらすぐ太っちゃうね。__甘やかされるってこんな感じなのかな。
( 望めば幾らでも、だなんて魔法じゃあるまいし普通では有り得ない。誰かの静止が入ったりするはずなのに此処ではきっとそれがまかり通るのだろう。ふふ、と控えめな笑みをこぼしつつそんな状況とクッキーの美味しさを堪能するように次から次へと甘いそれを口内へ運び飲み込むといった動作を繰り返し。ややしてバスケットの中身が残り一枚になると相手の真似事でもするつもりか、これは紅茶と一緒にとカップに唇をつけて紅を飲み干した後に最後のクッキーもあっという間に平らげて。少しばかり感情的になった自覚はあった。けれども相手は答えをくれたのだ。「うん、これからヴィペールに会う時は__部屋を出る時はちゃんとした服に着替えるよ。薄紫とかのアクセサリーとかだったら付けられるかもしれない」一先ず自身の格好の反省を。それから相手が好きだと言った色を取り入れたいという気持ちをぽつり、吐き出してから「次に会える時は化粧するからそしたら__」"褒めて"そう言葉を続けたかった。けれどそれは空気中へ放散される事はなく飲み込まれてしまえば代わりに「アドバイスしてほしいな」と言葉を変えてちら、と相手を見やり )



  • No.250 by ヴィペール  2018-01-27 18:02:43 




>249 夏目央


体を動かさずにいれば、当然そうなるでしょうね。双子とでも遊んでみると良いわ、3日も遊べばみるみる痩せるわよ。(確かにこの館では"死なせて欲しい"を除けば、死にたがり達の願いにはある程度柔軟に対応が出来る様になっている。それこそ、バスケット一杯のクッキーを用意してやる事くらいは朝飯前だ。故に、"甘やかすって程の事じゃあない"と内心に抱いた素直な感想はと言うとそんなものだったが、フンと鼻で笑ってみせたかと思うと日頃遊びに全力を傾ける彼らの姿を脳裏に描きながら提案する。己にとっては双子と遊ぶなどと、言うまでもなく御免被りたい選択肢だが効果は覿面だろうと太鼓判を押すつもりである。結局ぺろりとバスケットの中に詰められていたクッキーを平らげてしまった彼女のその食いっぷりには感心を通り越して呆れが強く、「まさか本当に平らげるなんてね。」と思わず呟いた。年頃の少女の甘い物好きは珍しい事ではないが、此処まで来ると甘い物を好まない己にとっては到底考えられない光景だったらしい。じろじろと彼女の姿を遠慮もなしに眺めていた瞳は、今後の身嗜みを変えてゆく事についての前向きな発言に一瞬僅かに大きくなる。おそらくはこの館において彼女と過ごした時間は他の誰よりも長い、寧ろ彼女は己以外の誰かには殆ど会っていないのではないだろうか。そんな風に自覚出来る程度には何だかんだと言いながらも彼女と過ごしていた身として、初めて目の当たりにした彼女の積極性の欠片には少なからず驚いた様で「ふうん、アンタにしちゃ感心な台詞ね。まあ、頑張り次第よ。アタシに失礼の無い様に、精々努力することね。」ひらり、と効果音のつきそうな仕草で片手を広げてみせながら返す言葉は相変わらずの傲慢さだったが、それでも彼女のそんな申し出を突っ撥ねることはなく)


  • No.251 by モルドル  2018-01-27 18:10:11 




ふふふ、今日も寒いわね。
こうやってご挨拶しに来るのも、何だか少しだけ久しぶりな気がするわ。

外の景色はどうなってるのかしら、
今日は一日中コンサートホールに篭りきりだったから窓の外を見ていないの。あなたは見た?

そろそろ"こっち"がお腹を空かせる頃だから…早く行かなくちゃ。
空腹になるといつも以上に言う事を聞かないの、あなたも気をつけて。噛み付かれないように。

ああ、でも、私のお腹もそろそろお食事時ね…ふふふっ。今日の夕食は何かしら?楽しみだわ。



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>246 ジュモーより北条敦志へ
>250 ヴィペールより夏目央へ

▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.252 by xxx  2018-01-27 22:07:06 






>本日は午前2時頃までを目安に滞在予定です。即レス可能時間帯及び、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等継続しておりますのでお気軽に。

>尚、現状は未だ公式導入には至っておりませんが、気軽に館のナニカ達と交流をしてみたいと言う方や、館での暮らしを体験してみたいと言う方向けに『無登録参加』の導入を検討中です。【PF提出は任意(但し、名前/性別/年齢等最低限の情報が分かる簡易PFの提出を推奨)・即レス可能時間帯のみの対応・交流は一度きり、継続は不可】大まかにこの様なシステムとなる事を予定しております。もし、この『無登録参加』に興味をもって下さる方、試験的な実施にご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、お声掛け頂けますと幸いです。




  • No.253 by モルドル  2018-01-28 01:38:49 




もう、酷いわ。アンヴィジブルったら、いつも私を脅かすの。
昔はそんな事しなかったのに…きっとギャルソンの入れ知恵ね、そうに違いないもの。

アンヴィジブルを叱ってたらすっかり遅くなってしまったけれど、
今日はそろそろ館の明かりを落とすって、あなたにお知らせしに来たのよ。
予定より少しだけ早かったわね、館は気まぐれだからこんな事もあるわ。許してあげてね。

ささ、一緒にお部屋に戻りましょう。誰かに脅かされたりしないように、見張ってあげる。
――あっ、でもあんまり近づいちゃ駄目よ?



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>246 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.254 by アンヴィジブル  2018-01-28 12:11:09 




よっ、元気か?死にたがり。
今日は生憎の天気だなあ、どうせ寒いなら雪にでもなりゃ良いのに雨のまんまだ。

あんたらは雨の日って、どんな事して過ごすんだ?
俺はアトリエに篭っちまう事が多いな、不思議とこんな日は捗るんだよ。

今日も午後はそうなるだろうなあ。いつでも遊びに来いよ、歓迎するからさ!



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。本日途中で反応が遅れる事もあるかと思いますが、夜に掛けて長時間滞在予定です。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。

>尚、現状は未だ公式導入には至っておりませんが、気軽に館のナニカ達と交流をしてみたいと言う方や、館での暮らしを体験してみたいと言う方向けに『無登録参加』の導入を検討中です。【PF提出は任意(但し、名前/性別/年齢等最低限の情報が分かる簡易PFの提出を推奨)・即レス可能時間帯のみの対応・交流は一度きり、継続は不可】大まかにこの様なシステムとなる事を予定しております。もし、この『無登録参加』に興味をもって下さる方、試験的な実施にご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、お声掛け頂けますと幸いです。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>246 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.255 by xxx  2018-01-28 18:36:54 






>本日は午後11時頃までを目安に滞在予定です。即レス可能時間帯及び、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等継続しておりますのでお気軽に。

>尚、現状は未だ公式導入には至っておりませんが、気軽に館のナニカ達と交流をしてみたいと言う方や、館での暮らしを体験してみたいと言う方向けに『無登録参加』の導入を検討中です。【PF提出は任意(但し、名前/性別/年齢等最低限の情報が分かる簡易PFの提出を推奨)・即レス可能時間帯のみの対応・交流は一度きり、継続は不可】大まかにこの様なシステムとなる事を予定しております。もし、この『無登録参加』に興味をもって下さる方、試験的な実施にご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、お声掛け頂けますと幸いです。




  • No.256 by アンヴィジブル  2018-01-28 23:26:42 




――よっ、そろそろ館の明かりを落とすから知らせに来たぜ…って、何だよ、そんなに驚くなよ!
ったくモルドルと言い死にたがりと言い、俺が声掛けるとすぐ驚きやがって…
ファナティックやらジュモーやらマスクやらと比べたら、俺なんかマトモな方だろ?

…っと、そんな事言ってる場合じゃねぇな。ほら、明かり。落とすぜ?

寄り道せずに、真っ直ぐ部屋に戻れよな。
じゃ、おやすみ死にたがり。良い夢見ろよ!



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>246 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.257 by ローズ  2018-01-29 22:00:55 



ああ、寒い…寒くて仕方がありませんわ。
全く…こうも毎日寒くては嫌になってしまいますわね――お花が萎れてしまうじゃありませんの。

草花の弱る季節は即ち、このわたくしが弱る季節も同然。
早く通り過ぎて下さらないかしら…こうしている間も、雪の下に芽吹く生命が凍えていると言うのに。

春よ来い――ねえ、あなたもそう思いませんこと?



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。本日途中で反応が遅れる事もあるかと思いますが、夜に掛けて長時間滞在予定です。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。

>現在、『無登録参加』の導入を企画中です
未だ公式導入には至っておりませんが、気軽に館のナニカ達と交流をしてみたいと言う方や、館での暮らしを体験してみたいと言う方向けに『無登録参加』の導入を検討中です。【PF提出は任意(但し、名前/性別/年齢等最低限の情報が分かる簡易PFの提出を推奨)・即レス可能時間帯のみの対応・交流は一度きり、継続は不可】大まかにこの様なシステムとなる事を予定しております。もし、この『無登録参加』に興味をもって下さる方、試験的な実施にご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、お声掛け頂けますと幸いです。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>246 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.258 by 北条 敦志  2018-01-30 00:09:10 


>246 ジュモー

(仏頂面のまま其の場に佇んでいれば、相手は笑いながら、長く大きく発達した腕と掌を使い、どういうつもりなのか、自分の周囲を周り始める。思惑は分からない…そんな相手の様子を此方も何となく観察してみると、つくづく個性的な容姿をしていることが分かり。上半身と下半身の不均衡は勿論のこと、どう見ても二つある頭…しかも片方は目隠しをされ、もう片方は口を塞がれているようである。しかし、此方にとっては珍しく思える外見も本人にとっては当たり前の己の身体に違いない。ならば興味本意で詮索するのは野暮だろう。重ねてきた経験から素直にそうやって割り切れば、相手の身体に関する疑問は全て心の奥に押し込めることにして。ふと内面に向けていた意識を外に戻せば、相手も一周を終えて正面に戻ってきており。次いでなされた指摘は"そういう設定で遊びたいんだな"と思えるもので、フッと冷笑を漏らしてしまう。呆れたように左手は腰にやり、右手をひらりとさせれば少し頬を緩ませながら「あー、分かった分かった。お前の方がじいさんってことでいいよ。で、とーちゃんとかーちゃんは…」"どこにいる"と再度聞こうとしては、其処で相手の台詞の中に不可解極まる部分があったことに突如気付いて笑みを消し。相手に真剣な眼差しを向けては「死にたがりってなんだよ」と、知られようもない事実に相手が言及したことへの驚きのまま、口に出して)

  • No.259 by ジュモー  2018-01-30 00:33:54 




>258 北条敦志


お前、ちっとも僕らの事怖がらないな!すっごいね?すっごいね!(先程から毅然とした態度を保つ彼の姿には、幼いながらに感心している。少なくとも今の彼が不可解だと思っているのは、己の容姿についてではなさそうである。彼の表情から、仕草から、そして視線から、それが伝わってくる。だからこそ、稀有な死にたがりの登場に気持ちは盛り上がってゆくばかり。きゃはきゃはと、甘さを孕んだあどけない笑い声の合間には賛辞の言葉が混ざっていた。今はまだ、彼の冷静な対処を退屈だとは思わない。――少なくとも、今はまだ。新入りの死にたがりを一番に迎えると言う役目は、この遊びたい盛りの双子にとって御馳走に等しいと言っても過言ではないくらいに貴重且つ魅力的なものらしい。"早く遊びたい!この死にたがりと、この死にたがりで遊びたい!"と、そんな高揚感にうずうずと落ち着かない様子で彼の正面に陣取っていたが、不意に彼の表情からやや余裕の感じられる笑みが姿を消した事に気が付くと片割れが不思議そうに瞬いた。彼の笑みを奪った驚きの理由、先の己の言葉についてを指摘するその言葉に「なぁんだ!今更だな!しょうがない、教えてやろう。」と高笑い。徐に片手を持ち上げ、伸ばした人差し指の先でとん、と彼の胸をつついたかと思うと「僕らはぜぇんぶ知ってるぞ。お前、高い所から飛び降りただろ?高い所から飛び降りて、あのまま死んじゃえと思っただろ?だから死にたがり、お前は死にたがりなんだぞう!死にたがりだから、ここへ呼ばれたんだよ、僕らの館へ!」恐らくは、彼にとって鋭い衝撃――宛ら落雷とも形容し得る衝撃を伴って伝わる筈の言葉を、げらげらと賑やかな笑い声と共に容赦なく並べ立てる。空気を読めないのは、相手の心情を慮る事が出来ないのは、幼さ故か天性の悪癖か…果たしてどちらだろう)


  • No.260 by ローズ  2018-01-30 01:01:15 




あら、もうこんな時間。
のんびりお茶をしていると、つい時間の流れを忘れてしまいますわね。

さて、寝支度はもうお済みかしら?未だならお急ぎあそばせ、わたくし待つのは嫌いですわ。
――そんな察しの悪いお顔をなさらないで頂戴、館の明かりを落とすと言ってるんですの!

さあ、早く。でないと、暗闇の中を朝まで彷徨う事になるかもしれなくってよ?



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>259 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.261 by 北条 敦志  2018-01-30 01:31:34 


>259 ジュモー

(愉快そうにあどけない言葉で捧げられた賛辞は自分にとっては、むしろ奇妙に思えるぐらいのものであり。言われてから漸く、確かに今、目の前にいる相手の様な外見では怖がる者もいるのかも知れないし、寧ろそういう反応の方が一般的なのかも知れないと思い当たる。斯く言う自分も最初は驚いた。然し、遠い昔に父親に連れられて行った人体の標本館でも奇形の胎児や奇病にかかった人間の遺体を見せられて驚いたし、姉の見舞いで行った病院でも、腕や足のみならず、鼻や眼の無い子に出会って驚いたのだ。勉強はかつて放り出して以来、からきしで生命の尊厳だとか人間の条件等、高尚なことは分からない。だが、経験から思ったことは"動かず喋らない人間もいるし、其の様な中で動いて喋る者はまず人間である"ということで。ともすれば、今、目の前にいる相手は恐れるに足らない、只の人間のがきんちょであり。然しながら、大きな腕が持つ破壊力も、そんな力を無邪気な子供が得た場合の危険性も、想定しないのは思慮の浅さ故か子供に対する油断なのか。兎も角、其の指先がとんと自分の胸をつついた直後に相手の口から述べられたのは、正に落雷の様に衝撃的な言葉で。恐ろしい程に的確に言い当てられた経緯と心境に目を見開くと、無意識に口を少し開けてしまい。だが、何も言葉は出てこず、見ている者にとってはさぞ間抜けに映るかもしれない形相となりながらも"絶句する"とはこのことである。相手の言葉に自殺を試みる迄の出来事も蘇る。まるで悪夢、そう、此れは悪い夢なのではないだろうか…。然し夢なら何処からか…。再燃しそうなパニックの中で、今頭の中に反響するのは相手の声。呆然とした表情のまま、館の方へとゆっくり足を進め出せば、外装は朽ち果てている様にも見えた建物の内装を少しでも確認しようとあちこちに視線を飛ばしながら、相手が言ったことを反芻して)

「ここで暮らす…?俺とお前が?…いや、他にも誰かいるって言ってたな。中はどうなってんだ…?」


  • No.262 by 北条 敦志  2018-01-30 01:48:27 




(/毎回レスがゆっくりで申し訳ないです;。また、無登録参加の導入を検討中とのこと、コメントを拝見致しました。既に登録を頂いている身で、強欲なことかも知れませんが、もし他のPCで試験的な実施への参加が可能であれば、体験させて頂きたいな…と興味を持っています。既に登録済みのPCがいる場合は不可や、或いは、今日までの私の様子から不可、という場合はどうか聞き流して欲しいです。ひとまず、気持ちの表明のみさせて頂きますので、体験を検討しても良いという場合は、その旨のお返事を頂けると喜びます。背後から失礼しました)



  • No.263 by ジュモー  2018-01-30 22:24:18 




>261 北条敦志


(あくまで動じず、冷静さを保ったままの彼の振る舞いが単なる度胸ひとつによるものではなく、その背景に"慣れ"があるのを何処からか感じ取った様な気がした。慣れている、その思えば全てに合点がいった。怖がらない、動じない、蔑まない――それは、彼の目が己の様な存在をこれまでにも見た事があり、尚且つ一定の慣れをもっているからこそなのだ、と。肝の据わった死にたがりは決して嫌いではない、寧ろ、如何にしてその冷静さを突き崩してやろうかと企み始めてこそ悪戯心の本領発揮と言うもの。その先駆けとして彼の胸をつついた指の先は、片割れの頭から発せられる声に合わせてリズム良くその後も彼の胸をとんとん、とん、とつつく。まるで、言葉のひとつひとつを胸に刻めとでも命じるかの如く、「暮らすんだ!お前と、僕らと、その他色々が!此処で!」文字に起こせばそれこそ目障りな程必要以上の読点が打たれているであろう態とらしい言葉の切り方をしてみせる。同じ事を何度も繰り返し、言い方を変えてやる工夫も無しに告げるのは最早それが誤魔化し様のない、そして逃れ様もない事実であるからこそ。「夢なんかじゃないぞ!」、まるで彼の心の内を見透かした様な一声の後、不意に彼の傍離れたかと思うと玄関ホール正面の大きな扉の左右を囲む様にして伸びる赤絨毯の階段を駆け上がった。手摺りの上に飛び乗り、大きな手でおいでおいでと手招きしながら「今日は特別だよ、感謝しろ?感謝しろ!僕らが直々に案内してあげるぞ!置いてけぼりにされたくなかったら、さっさと着いておいでよ死にたがりぃ!」とそんな声を上げる。彼の反応を待たずにさっさと階段を上って行ったのは、言うまでもなかっただろうか。聊か強引さは拭えないが、これも"中はどうなってんだ"と言う彼の言葉に対する、双子なりの答えなのである。立ち止まってやる親切心は何処かへ置き去りに「早く早くぅ!」と急かす様な声だけが玄関ホールの天井へ抜けていくかの様に響き渡り)


  • No.264 by xxx  2018-01-30 22:27:56 




>262 北条敦志さんPL様

(/いえいえ、とんでもございません。こうして此処へ足を運んで下さいまして、本当に有難うございます。どうぞご無理を為さらぬ様、のんびりと楽しんで頂けますと幸いです。

さて、此の度は『無登録参加』にも興味をもって下さいまして有難うございました。
『無登録参加』につきましては、後程詳しく纏めたものを投稿致します。
長々と読み難い文章となってしまい、申し訳御座いません。お手隙の際に、別途纏めた『無登録参加』についての詳細をご一読頂いた上で、ご検討頂けますと幸いです。トピック主と致しましては、こうして新制度に興味をもって下さる方がいらっしゃる事は本当に嬉しい限りです…!もし試験的な実施にご協力頂ける場合は、どうかお気軽にお声かけ下さいませ。

それでは、失礼致します。)


  • No.265 by xxx  2018-01-30 22:33:48 




>トピック主よりお知らせです


現在、当トピックでは公式導入に向けて『無登録参加』を試験的に実施致しております。
下記にて詳細を纏めさせて頂きますので、お手数では御座いますが先ずはご一読下さいませ。



▼ 『無登録参加』について ▼
1.PFの提出は任意、ご提出頂ける場合もPFは簡易的な物でOK
 登録参加用PFでは死にたがりとなった経緯が必須となりますが、無登録参加用PFでは割愛可です
 ※理由は後述致します

2.期間は"交流開始から一週間まで"とし、期間中は即レス・置きレスどちらも可能です
 期間内に交流終了とする事も勿論可能ですが、一週間が経過した時点で交流終了となります

3.当トピックへ未参加(=登録済PCが居ない)の方は勿論、
 既に参加中(=登録済PCが居る)の方も無登録参加をお楽しみ頂く事が可能です

4.ロルは豆~長までご対応致します(但し、豆・短ロルは不慣れである事をご了承下さいませ)
 期間に制限がある為、テンポの良い進行をご希望の場合はご遠慮なく短めのロルをご選択下さいませ

5.極端なレスポンスの遅延を防ぐ為、無登録での同時参加人数は3人までとさせて頂きます

『無登録参加』開始の流れ
→『無登録参加』希望の旨、PF(任意)、指名、ご希望のシチュエーション(※詳細は後述)を投稿
→館からの返信があった段階で交流開始(期間は最長一週間、即レス・置きレス共に可)
→交流終了希望のお声かけor一週間経過を以て『無登録参加』の終了

※"かつて館で暮らした死にたがりの記憶を追体験"と言う形で進行してゆきます。(PFに死にたがりとなた経緯についての記載が不要なのはこの為です)その為、館に招かれたばかりの頃からある程度館での暮らしに馴染んだ頃まで、ご希望の時期を選んで体験して頂く事が可能です。※



以上、説明不足な点もあるかと思いますが、大凡この様なシステムとなっております。ご不明な点やご要望等御座いましたら、お気軽にお声かけ下さいませ。
「気軽にナニカ達と交流してみたい」「館での暮らしを体験してみたい」と言う方や、試験的な実施にご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、是非とも『無登録参加』の体験をご検討頂けますと幸いです。
また、既に当トピックへご参加頂いている皆様にも「ちょっとした気分転換に」「まだ会った事のないナニカとの交流を試してみたい」等、目的に合わせてお気軽に『無登録参加』をお楽しみ頂ければと考えております。

それでは、今後共当トピックを宜しくお願い申し上げます。


  • No.266 by マスク  2018-01-30 22:46:06 




漸く我輩の番が回って来た様だな!いやあ、随分と待った!

こうして挨拶をしに出て来られる日を心待ちにしていたのだよ。
何しろ、我輩にとっては死にたがり君と会える事は何よりの御褒美――
いやいや、失礼…何よりの、幸福なのだから。

ハッハァ!そんなに警戒しないでおくれ。そんなに、変質者を見る様な目で我輩を見ないでおくれ。



>本日はやや短めとなる予定ですが、これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>263 ジュモーより北条敦志へ
(>264 トピック主より北条敦志さんPL様へ)


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.267 by マスク  2018-01-31 00:27:04 




さあ、良い子の死にたがり君。今夜はそろそろ眠る時間の様だ。
我輩がこうして迎えに来たからには安心したまえ!君を安全に、部屋までエスコートしよう!

この館では何処から、誰が君を狙って飛び出して来るか分からんのでね…
我輩の様に、安心安全人畜無害な者にこそ君を守ると言う使命が与えられるのだよ!
いやあ、まっこと!光栄な使命を仰せつかったものだ!あっはっはっは!

何なら、朝まで君の枕元で一晩中見守っていても構わないくらいなのだが…どうかね?

――む、必要ない?何だ、そうか…それは残念…嗚呼、本当に残念だ……



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  NEW


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>237 ヴィペールより夏目央へ
>263 ジュモーより北条敦志へ
(>264 トピック主より北条敦志さんPL様へ)


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.268 by 夏目 央  2018-01-31 13:39:02 



>ヴィペール


此処には双子もいるんだね。…私子供好きだよ、意外と。
( この館にはまだまだ己の知らぬ住人がたくさん居るようだ。そのうちの一人__二人として双子が挙げられればまだ出会った事はないものの子供として認識されるようで、ふふ、と控え目な笑みと共に小さな呟きを落とし。こんなにも美味しいクッキーだったのだ、無くなるのも当たり前。何ら不思議な事ではない。が、甘い物が嫌いな相手からすれば物珍しく、また呆れも生まれるというものであろう。まだ食べられた、と言う言葉を敢えて飲み込み「凄い美味しかったよ」とだけ言葉にすれば底に残っている紅茶も綺麗に平らげて。そうやって満足した空気の中で相手が僅かにでも驚いたのは予想外だった。否、結局の所自身がこんなにも積極的になれたのも驚くべき事なのだが。ふつ、と湧いてきた羞恥に蓋をするように「せっかく新しい場所に来たから、ちょっとは試してみようと思って」と素っ気ない返事を返しては、全てを終わらせた今この場に留まる理由も相手を留めておく理由も見つからず「__ヴィペールはこれから部屋に戻るの?」と控え目な問いを掛けて )



  • No.269 by 北条 敦志  2018-01-31 14:43:17 



>263

(目の前にいる異形の子供は屈託なく、寧ろ、其れ故に残酷とも取れる程の明るさで、高らかに言葉を紡いでいく。此方は突き付けられた事実や、抱いた其の瞬間から心境を言い当てられていく現状への衝撃も冷めやらないというのに、其処を配慮してくれる繊細さや気配りは感じられず。急に自分から離れたかと思うと、次は何処と無く豪奢で荘厳な印象を受ける館内の階段を駆け上がり、手招きをしてくる。同時に投げ掛けられた"早くしないと置いていく"という様な台詞で、反射的に何時までも棒立ちしてはいられないことを悟り、慌てて相手を追うように駆け出しては「…おい!待てや、こらぁ!説明足りねぇぞ!」と乱暴な言葉を吐いてしまうが、その表情には明らかに余裕がなく、切羽詰まった雰囲気が丸出しで。つまり、分かり易い虚勢なのだが、今までの生活習慣から"下手に出て謙虚にお願いする"なんて技能は身に付いていないのだ。しかし、直感的に今一人にされたら今度こそ途方に暮れてしまうような気がする。となれば、絶対に相手を逃がす訳には行かず、腕の一本でも掴んで置かないとと駆け寄って、其のついでの様に、もう一つ気になったことを殆ど無意識の内に叫び)

あとな?誰が死にたがりだ、このやろう!俺は北条敦志ってんだ!北条さんって呼びやがれ!



  • No.270 by 北条 敦志  2018-01-31 14:43:28 



>主様

(/無登録参加について、>265の解説文を拝見致しました。>264にて、ご丁寧な返信も有難うございます! 現実の予定とも兼ね合いつつ機を見て参加させて欲しいと思っています。その時は良かったら宜しくお願いします。また、本編の方ではつくづく口の悪い息子ですが、もしも気分を害された場合は本当にいつでも言って頂きたいです。こちらもどうか宜しくお願いします。/蹴り推奨)


  • No.271 by 北条 敦志  2018-01-31 14:49:44 



>269 主様

(/連続のレス消費を失礼します。>269にて、アンカーにジュモー君の名前が抜けていました。重ねて失礼致しました)


  • No.272 by ヴィペール  2018-02-06 20:15:14 




>268 夏目央


子供は子供でも、きっと今のアンタが想像してるようなものとは違うわよ。(控えめな笑みと共にぽつりと呟くその姿を見る限り、今の彼女が想像する"子供"とこの屋敷に住まう"子供"との間には少なからず相違があるようだ。ただでさえ主張の弱い彼女の事、出会ってしまえば一日中あちこち連れ回されて疲弊すると言う展開が目に見えている。子守り役を引き受けてくれると言うのなら、日頃双子の暴走に迷惑している身としては是非にと任せてしまいたい所ではあるが、彼女がそれに向いているとも思えず最中的には"期待するな"と言う意味を込めた返事に留めることにした。あっという間にクッキーも紅茶も平らげてしまったいっそ清々しいまでのその姿にふん、と短く鼻で笑ったかと思うと「ぶくぶくと醜く太ったりしようものなら、口利かないからね。アタシは醜いものが嫌いなの。」と吐き捨てる。徐に尾を伸ばし、しゅるしゅると彼女のウエストに緩く巻き付けたのはその腹囲を計る為か。彼女が何かリアクションをとるより先にさっと巻き付けた尾を解くと「覚えたわよ。」と釘を刺して。先程見せた一瞬の積極性は何処へやら、まるで上塗りをする様にあくまでも素っ気無い態度で振る舞う姿に言葉こそ口にしなかったが"可愛くないわね"とでも言いたげに目を細める。彼女の思う通り、今度こそ今の己にはこの部屋に留まる理由が無い。彼女が真に問いたいのは"部屋に戻るのか"ではなく"部屋に戻ってしまうのか"なのではないかと分かっている癖に、まるでそれに気が付いていない素振りをするのはへそ曲がりであるが故。控えめに尋ねる彼女の姿を横目にちらりと見遣りつつ「そうね、戻るつもりよ。これ以上此処に居る理由は無いもの。」と素直に答え)


  • No.273 by ジュモー  2018-02-06 20:43:44 




>269 北条敦志


あはははは!説明?欲しいなら遅れずに着いて来い!僕らノロマは嫌いだぞ!(楽し気な笑い声、挑発的な言葉、よく通る幼子の声が廊下の暗がりへ向かって木霊する。案内するなどとはそれこそ建前に過ぎず、結局はこの館へ招かれた新たな死にたがりを玩具にしたいだけなのだ。後方から己を追い掛けて来る足音を聞いて尚、立ち止まる気配は無い。序に言えば、先を行く背に向かって発せられたのが少々乱暴なものであろうと気にもしていないらしい。心も身体も永遠の子供、宛らピーターパンの様な存在でありながらこの双子はそんな夢のある存在ではない。無邪気である事に変わりはないが、その裏には確かな狡猾さをもっているのだ。今の彼は、突如として見知らぬ場所へ放り込まれ、何もかも分からない事だらけの脆弱な存在――ともすれば、彼はどうしたってこの館の住人である己を頼らざるを得ない。"こいつは僕ら無しじゃ途方に暮れる"、そんな子供らしからぬ打算によって好き勝手な真似をしているのであった。階段を上り切り、いつの間にか開いていた扉を潜ってその先の薄暗い廊下を少し進んだ頃。漸く彼の息遣いが近くに感じられる程度に距離が縮まった所でぐるりと背後を振り返り、徐に彼の傍にあった扉をつい、と指差したかと思えば「おっとっと、通り過ぎる所だった。そこ、その部屋だよホージョー。そこはお前の部屋だ!」と、先程の彼の叫び声を聞いていたのか聞いていないのか曖昧な呼称を添えて告げる。指差したのは何の特徴も無い、ただの扉。ネームプレートが掛けられている訳でも、傍に何か目印になりそうな物が置いてある訳でも無い。「ちゃぁんと覚えろよ、ホージョー!部屋の場所忘れても、僕らはもう教えてやんないぞ。」と、けらけら笑いながらでもそんな風に忠告して見せるのは、多くの死にたがりが自室の場所を覚える事に苦戦してきたからだろう)


  • No.274 by ???  2018-02-06 20:54:39 




少シダケ、久シブリカナア…コノ館ノコト、チャント覚エテテクレタ?

――ウン?僕ハ一体誰ナンダッテ?
フフフッ、誰ダロウネエ。今ハマダ知ラナクッテ当然、ダッテマダ会ッテナインダモン。

君ガ僕ト会エルノハマダモウ少シ先ノコト。デモ、必ズ会エルヨ。必ズ。
イツニナルノカハ、僕ニモ分カラナイケドネ。

ソノ時ガ来ルマデ、僕ノ事ヲ忘レズニイテ。約束ダヨ。



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  new


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>272 ヴィペールより夏目央へ
>273 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.275 by マダム・ノワール  2018-02-10 13:19:05 




ふう、近頃中々手が空かなくって困っちゃうわねえ。
こう見えて、あたくし結構忙しいのよ?

あら、何が忙しいのかって?
ふふふ、今はまだ秘密。
でもね、とっても大切なお仕事をしてるの。

いつか、あなたにも教えてあげる日が来るかも知れないわね。



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  new


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>272 ヴィペールより夏目央へ
>273 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.276 by 夏目 央  2018-02-10 19:45:05 



>ヴィペール


そうなの?…あ、でもよく考えたら私も子供だね。あんまり年近くない方がいいな。
( 己が思い浮かべる"子供"とこの館にいる"子供"はどうやら少しばかり違いがあるようだ。結局何がどう違うのかを深く聞く事をしないのはその子供に向けている関心が低いからだろう。そうやって考えるのをやめてはまた一つ、浮かんできた今度は別の思考に今更ながら自身の年齢を持ち出し自己完結をし。刹那、しゅるしゅるとウエストに巻き付いて来た相手が放った言葉は"らしい"もの。「ヴィペールに嫌われるのは少し嫌だな。此処にいるの居心地悪くなりそう」その体に片手を触れさせようとするがそれよりも早く再び解放されれば手持ち無沙汰になった片手は下ろす他なく、もし相手が口も利いてくれなくなった時を考えればそんなの考えるまでもなくお断り。そうならないようにしようと密かに甘い物の食べ過ぎ注意の警告を自身に出しつつ続けられた言葉に少しの沈黙をおき「__そうだね、私も戻ろうかな」行かないで、なんて留めるには自身は幼くないしらしくもない。これ以上何を言った所で引き止める事は叶わないと思っていればならば自分ももう行こう、それで部屋で大人しくしていようとまるで言い聞かせるような口振りと頷きを見せて )



  • No.277 by ヴィペール  2018-02-10 20:43:21 




>276 夏目央


子供でも大人でも無い、中途半端――今のアンタはそう言う歳の頃だわ。(しげしげと彼女の姿を眺めつつ、溜息混じりにそんな言葉を吐く。子供と呼ぶにはもう遅く、大人と呼ぶにはまだ早い。境目に立っているからこその不安定さや危うさをもつ彼女の歳の頃は己にとって最も扱い辛く、その一方で最も美しかった。寿命と言うものから切り離されてからと言うもの、もうどのくらいの時間を生きて来ただろうか。嘗ての若さへの懐古も先に待つ老いへの悲観もすっかり手放した存在となって久しい身ではあるものの、それでも心の奥底には彼女のもつ"若さ"や"瑞々しさ"、或いは"危うさ"――それらを羨み、愛おしく思う気持ちが僅かながらに残っているのだろう。「でもね、その中途半端さを…今は大事にしな。」と、敢えて素っ気無い口振りで添えたその一言こそがそれを物語っていた。…それはそうと、彼女の中に存在する己に嫌われる事への拒絶は好都合である。嫌われるのは嫌だと思っている内は、きっと彼女も体系の維持に気を遣う事が出来るだろう。美を保つ為の努力、それを惜しまない姿勢には好感が持てる。己の美しさに対して絶対的な自信をもつ身として、傲慢にも彼女の意思を試す様な気分でふんと鼻で笑ってみせたかと思うと「ああ、そう。じゃあ、アタシに嫌われないよう努力する事ね。そう言う懸命さは嫌いじゃないわ。」などと言ってのけるのであった。今度こそこの部屋に居る理由、序に言えば一緒に居る理由を失くした彼女が大人しく立ち去る姿を見送るつもりが、どうにも後味が悪い。彼女の様子から、本当はどうしたいのかを感じ取ってしまったからである。む、と顔を顰めた次の瞬間には重い溜息を吐き、腕を組みつつ今一度彼女の表情に目を遣れば「アンタもつくづく、懲りない子ね…いい加減アタシから離れてみたらどう。他に会ってないんでしょう、どうせ。」と、ぶっきら棒に問い掛けてみて)


  • No.278 by 夏目 央  2018-02-10 22:55:44 



>ヴィペール


それなら早く大人になりたい。__大人って自由?
( 自身はきっとまだ子供なんだと思っていた。けれどよくよく考えてみれば微妙な年齢なのかもしれない。それはそれで嬉しいのだ。思うに相手は大人、この館で好き勝手暮らす事が出来ているのかは謎であるが少なくとも何かに縛られたりはしていないのではないだろうか。緩く首を傾け視線をあわせては素朴な疑問を一つ口にして。__と、続けて紡がれた言葉は意外なもの。「中途半端がいいの?面倒な時期だって思うけど」まさか相手の口からそんな言葉が出るとは思っていなかったため些か驚いた。それと同時に相手にも自分と同じ年齢の時があって…と思えば小さな興味も湧く。それにしても相手の言葉は魔法か。"嫌いじゃない"そう言われただけなのに胸の奥の奥にまるでマッチで小さな火を灯されたような温かさを感じればそれにむず痒い何かを覚え首を縦に振るだけで終えて。さてこの場合どうするのが正解なのだろう。これ以上相手に付き纏うのは適切ではない気もする。「__ヴィペールがさっき言ってた双子の子供と遊ぶのも楽しそうかもしれないね」あわせた視線をさり気なく外すように地面に向けつつ、一先ずさっき話題に出た双子の話を強がり隠しに出してみて )



  • No.279 by ヴィペール  2018-02-10 23:30:36 




>278 夏目央


さあ、どうかしらね。自由かどうかなんて、そんなの人それぞれよ。(『大人って自由?』と問うた彼女の声が、頭の中で二度三度と反復する。たった一言、実にシンプルなその問いは彼女の意図しない鋭さをもっていた。まして、終わり無き生をこの館でただ途方も無く過ごし続ける者の耳には痛い問いであるとすら言える。子供か大人か――この館に住まう者達は最早そんな次元をとっくに超越してしまった者ばかりだが、敢えてどちらかに分類せよと言われれば間違いなく"大人"だ。そして、今彼女の目の前に居るたったひとりの大人は、彼女の問いに素直に頷く事が出来ずに居る。詳しく掘り下げられてしまうのが面倒で――と言うのはあくまでも建前に過ぎない。本当は、どう答えれば良いのかと戸惑う己を認めたくないだけだ。結局彼女に返したのは"人それぞれ"などと言う何処までも使い勝手の良い言葉のみ、それでもせめてもの己の意見として添えたのは「面倒である事には間違いないわ。でもね、案外捨てたもんじゃあなかったんだって、いずれそう思う時が来るのよ。アンタがすっかり"大人"になった頃にね。」とそんな言葉で。今、彼女の心の中にある思い、頭の中に巡る考え、それらを見透かす力はもっていない。然し、正確に言い当てる事は出来なくとも察する事は出来た。つまりはそれだけ、彼女は見ていて分かり易いのである。他人への気遣いなどとは無縁の性分とばかり思っていた己には似つかわしくない筈の感情だが、彼女の本心を察してしまった事で何とも言えない居心地の悪さがじっとりと己を取り巻いていた。それを振り払う方法はたったひとつ、彼女の真の望みを叶えてやること。額に掌を押し当てつつ、柄にも無く"参った"と言わんばかりに溜息をついたかと思うと音も無くゆっくりとその場を動き出し「強がるのなら、アタシが強がりだと気付かないくらい完璧に強がりな――それが出来ないなら、せめて正直であるべきよ。言葉に出来ないから察して貰おうなんて、甘ったれた真似は止めて頂戴。」と、一見容赦無く厳しい言葉を浴びせたかに見えた。然しながらこれは、己なりの助け舟。扉の手前で立ち止まり、ちらと後方の彼女を振り返ると「一度しか聞かない、良いわね。アンタはどうしたいの。」静かにそう尋ねて)


  • No.280 by マダム・ノワール  2018-02-11 00:49:00 




あたくしが出て来たと言う事はどういう事か、もう分かるわね?
ふふ、その通り。館の明かりを落としに来たのよ、ベッドに入る準備は宜しくって?

良い子にはとっておきのおまじないを掛けてあげるわ、良い夢が見られるようにね。
だから真っ直ぐ部屋にお帰りなさい、扉の鍵を掛けるのを忘れては駄目よ。

――そう、良い子。今夜はきっと素敵な夢が待ってるわ。あたくしのおまじないはよく効くの。

さあ、おやすみなさい。あたくしの可愛い死にたがり。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  NEW


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>279 ヴィペールより夏目央へ
>273 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.281 by 夏目 央  2018-02-11 19:42:54 



>ヴィペール


__うん、そうかも。
( もし相手が自由だと言ってくれたならば、もしくは不自由だと言ったならば、自分はどうしただろうか。どうしたって子供のままでいられないし勝ち取った自由も何れは無くなるのだ。否、この館に居る以上そのどれもが不毛なのかもしれない。だからこそそれ以上突っ込む事はせずに極めて物分りの良い風を装った返事を返し。それでも続けられた言葉を聞けばやっぱり先を知りたくなる。曖昧な今の時期を捨てたものじゃなかったと思える日なんて__「…やっぱり、早く大人になりたい」本当にそう思える日がこの先に来るのならば結果としてそこまで飛んでいきたい気分だ。そうしてそんな気持ちを抱えていた矢先の溜め息は双肩を揺らすには十分過ぎるもの。確かに己はまだ相手と一緒に居たいと思っていたのだから、此処でもう一度強がるのはきっと間違いだろう。歩みを進めた相手が扉の前で立ち止まり此方を見れば何とも居た堪れないような気持ちがふつふつと湧き出て来るが、あぁ、きっと今なら…。「__もう少し、一緒に居たい…」ぽつり、落とした言葉は自分でも予想以上に小さく相手にちゃんと聞こえたのかは定かではない。けれど確かに言えたのだ。自分の気持ち、感情に無関心を装って生きてきたのに今、たった一言貰えただけでちゃんと。何故だかわからないがじんわりと歪んでくる視界で今自分がどんな表情をしているかがわかってしまえば恥ずかしさやその他たくさんの言い様のない感情に支配され見られないようにと僅かに俯いて )



  • No.282 by 北条 敦志  2018-02-14 04:50:10 



>>273 ジュモー


待てッ!こら……ぜぇ、はぁ…

(二つ頭の子供は、楽しそうに笑いながら駆けていく。若い男と幼子ならば、身体能力の分は明らかに此方にあると踏んだのに、腕を使って進み行く其の背中が遠ざかる速度は思いの外に早い。ましてや、追いかけっこの会場は、此方にとっては初めて訪れた見知らぬ館の内部だが、彼等にとっては勝手知ったる我が家の様であり、時間の経過と共に段々と息が切れてしまう。其れでも何とか、もう少しで相手に手が届くだろうかというところまで距離を縮めれば、相手は急に此方を振り返り、近くの扉を指差して。予期せぬ行動に「わあ! 急に振り向くな! 危ねぇ!」と怒号を発しつつも立ち止まろうとし、勢いを持て余して足をもつれさせたかと思えば、転びこそしなかったものの、其の場に尻餅を付くような形でどすんと、へたりこんでしまって。はぁはぁと荒い息の中で改めて、相手が指し示した扉に目を向ければ、其れは至ってシンプルで特徴の無い外観をしており。追い掛けていた子供の笑い声も、本来なら指摘しておきたい"呼び捨てにされている"実情も、疲れた頭では処理しきれず、音声は右から左に抜けていく。又、本来ならば、其の扉は見ているだけで否応なく"覚えられっかな…"という一点が不安になっただろうし、抑、此処迄、どうやって辿り着いたのか、覚えていないことにも意識が及んだことだろうが、心身ともに疲弊している今の状態で思えたのは…"…嗚呼、私室まで用意してくれたぁ、親切だな…今日はもう休もう…"ということであって)




此処までありがとな。我が儘だが、次回は"次の日の朝から"絡んで貰えると助かる。それで、指名はマダムを希望してもいいか?
背後はとことん、ジュモーって…ああ、さっきのガキどもだよな。あいつらが好きみたいだが、あんな腕白ばかり指名されてちゃ、俺の身が持たねぇんだよ。ったく。
迷惑じゃなかったらまた来るわ。最近は寒いからよ、館の連中は風邪引くのかしらねぇけど、背後さんの方は無理すんなよ。


  • No.283 by ヴィペール  2018-03-02 20:41:34 


>281 夏目央


大人と子供にはね、それぞれ違う自由があるのよ。(彼女は先の言葉の意を追求しようとはしなかった。故に説明を求められている訳ではないと知ってはいたが、それでも静かに言葉を紡ぐ。「そして大人も子供も、結局いつだって無いもの強請り…その時の自分には無い自由を欲しがるわ。アンタもそう――アタシもそう。」彼女に背を向け扉を目指して進んでゆくその最中、到底自由を語る事の出来る身とは思えぬ者の口は心成しか僅かばかり憂いを帯びた声音に乗せて話の続きを語った。誰かに優しくするのは苦手だ、誰かに優しくされる事には慣れていないのだから。然し彼女はたった今、これまで踏み出す事の出来ずに居た一歩を確かに踏み出した。元より此処は彼女の様な死にたがりの為に生まれた空間、そして己はその空間で生きる者。なればこそ、今一度己も長らく踏み出す事のなかった一歩をそろりと踏み出してみようか――そんな思いは、そんな決意はゆっくりと彼女を振り返るその眼差しに宿り、暫し柄にも無く逡巡するような間を取った後に「だったら、さっさと着いて来な。待ってあげるのはこれが最後。して欲しい事はして欲しいと自分で言う、したい事は自分でする――アタシと一緒に居たいなら、それを守りなさい。」選ぶ言葉こそ手厳しいものであったが、不思議と日頃の刺々しさは幾らか和らいていたのではないだろうか)



随分と長い間待たせたわね――柄じゃあないけれど、素直に謝らせて頂戴。悪かったわ。
こんな風に時々反応のペースがまちまちになる事もあるわ…
でもね、必ず返す。これだけは約束するから、覚えておいて。
また時間があれば来ると良いわ、まだアンタは死にたがり――館の所有物なんだから。

  • No.284 by マダム・ノワール  2018-03-02 20:41:53 


>282 北条 敦志


さて――あたくしの可愛い死にたがりちゃんは、もうお目覚めかしら。(時刻は午前9時を少し過ぎた頃。首に巻いた大振りの黒い毛皮を靡かせながら優雅に館の中を進むその足取り、かつん、かつん、と響くヒールの音は彼の為に与えられた部屋の前で止まった。ふふふ、と口を閉じたまま鼻から吐息を漏らす様に控えめな笑い声を落としつつ見詰めたのは、赤いペンキでべったりと"ホージョー!"と書かれた部屋の扉である。これが一体誰の仕業であるかは最早言うまでもない。そして、恐らくこの部屋の主はまだこの余りに分かり易い"部屋の表札"の存在を知らないのだろうと見当が着いた。細い指の先でするりとなぞるようにして扉に触れると、なぞった部分が次第に薄らと透けてくる。早い話が覗き見である。部屋の主の許可無く中には入れない代わりに、そっと部屋の中を覗き込む様にして透けた扉の向こう側へ焦点を合わせると「さあ、起きて――朝食の時間よ。ご一緒に如何?」と、覗きを働いていると言う罪悪感など微塵も感じさせぬ柔らかな声がこの館で初めての朝を迎えた彼に向けて語りかけ)



折角あたくしを選んでくれたのに、お迎えが随分遅くなってしまったわね…ごめんなさい。
ジュモーは可愛い子達でしょう?ふふ、あたくしも同感だわ。また遊んであげて頂戴。
背後は忙しくはあっても体は元気一杯だったみたい。貴方のお気遣いのお陰よ。
時々こんな風に待たせてしまう事もあるけれど、必ずお返事します。約束するわ。
それじゃあ、早速お迎えに行くわね。貴方も、そして貴方の背後さんも。風邪には気をつけて頂戴ね。

  • No.285 by ギャルソン  2018-03-02 20:47:53 




これはこれは皆様――お久し振りで御座います、ご機嫌如何でしょうか。
館の明かりを灯さぬままに、これ程時間が経ってしまったとは…私めとした事が、不覚で御座いました。

然し、どうかご安心下さい。
この館も、館の住人も皆、死にたがり様との時間を楽しみにお待ち致しております。
いつの日も、ええ、いつの日までも――


>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  new


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>283 ヴィペールより夏目央へ
>284 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.286 by ギャルソン  2018-03-02 23:01:55 




久しく館の明かりが灯ったと言うのに…今宵はそろそろ御時間の様で御座います。
どうぞ此方へ、私めがあなたを御部屋まで御案内致しましょう。

本日も私めの分身が、心を込めてベッドメイキングをさせて頂きました。
ぐっすりと眠れる事請け合いの仕上がりで御座います。
心地良い眠りと素敵な夢をお楽しみ下さい。

さて、お部屋に到着致しました…施錠をお忘れ無き様。
それでは死にたがり様、おやすみなさいませ。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


  • No.287 by ファナティック  2018-03-03 16:18:52 




あの…こんにちは――何だか久しぶり……かな。
少しずつ暖かい日も増えてきたけど、やっぱり今日みたいな寒い日もありますね。

死にたがりの世界では、色んな"カンセンショウ"が流行る時期だって…マダムが言ってたの。
熱が出たり、お腹を壊したり、吐いたり、頭が痛くなったり…聞いただけでも辛そう…
だから、ね。暖かくして、美味しい物を食べて、元気に過ごして欲しいな。

…あ、紅茶の匂いがする。遅めのおやつにするんだって、ジュモーが言ってたの忘れてた。
その…えぇと……私はこれから行くの…良かったら、一緒に…どう?



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  new


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>283 ヴィペールより夏目央へ
>284 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.288 by 夏目 央  2018-03-03 19:38:52 



>ヴィペール

__じゃあヴィペールが今欲しい自由って何?
( つまり、そういう事。それぞれ違う自由を求めると言う事は紛れも無く目の前の相手も同様に何かしらの自由を求めていると言う事なのだろう。言葉に乗った僅かな憂いを敏感に感じ取ってしまう事が出来るのは今はいい事なのかどうなのか。不躾に聞く事が出来てしまうのはまだ子供だから。きっと。__さて、いつまでも俯いてなどいられない。静かにたっぷりの時間をかけて頭を持ち上げれば双眸に貼った膜はいくらか無くなっただろう、相手の放つ言葉は今まで出会った時間で紡がれた言葉のどれよりも厳しく、されどどれよりも優しく聞こえる。こくりと頭を縦に動かす事で了解の意を示しては、一歩、また一歩と相手に近付きつつ「ヴィペールの行く場所、一緒に行きたい」と再び、今度は先程よりもしっかりとした意思籠る声色で以て伝え、最後、ちらりと様子を伺って )




ヴィペール久しぶりだね。また顔が見れて良かった。__ヴィペールの姿が見えなかった間、化粧の練習してたよ。


  • No.289 by ヴィペール  2018-03-03 20:04:28 




>288 夏目央


さあね。アンタが此処を出て行く時が来たら、教えてあげても良いわ。(自覚する以上に己の感情が言葉に滲んでしまったのか、それとも彼女が他者の感情と言うものに人一倍敏感なのか。いずれにせよ、投げ掛けられた質問をはぐらかしたのは、求める自由を問うその声に何かネガティブな印象を抱いたからではない。単に、答えたくない。それだけだった。一度答える事を拒んでしまえば、彼女がそれ以上深く追求して来ないと言う事を分かっているのだ。肩へ流した淡い薄紫色の髪へ指先を通し、櫛の代わりにでもするようにするすると梳きながら彼女が此方へ近付いて来るのを待つ。思えば己がこんなにも誰かを待つ為に時間を使ったのは一体いつが最後だったか。早くしろと言わんばかりの表情を隠す事こそしなかったが、今度こそはっきりと、彼女の中にある確かな意思を伝えるその声に"ふん"と短く鼻を鳴らせば「…鈍臭いのは置いていくわよ。見失わない様に着いて来な。」とぶっきらぼうに告げる。そうして体の向きを開いた扉の向こうへと変え、行き先は告げる事無く何処かを目指して進み始め)



…アンタの物好きは相変わらずね――まあ、その姿勢は褒めてあげるわ。練習したならそれなりの化粧が出来るんでしょうね、近い内に見せてみな。


  • No.290 by 夏目 央  2018-03-03 21:01:30 



>ヴィペール

そっか。じゃあ一生知れないかもしれないね。
( それは遠回しに教えたくないと言う事だろう。ならばそれ以上聞こうとは思わないのが自身の性格であり、しかしながら少しの反抗はしたくなると言うもの。**ないのならば生きて元いた世界に戻る気など今の所さらさらないのだから。さて、己を連れた相手はこれから何処へ行くのだろうか。自身の事なのに妙に客観的な立場からぼんやりとそう思いながら相手の後ろ追うようにして部屋を出れば廊下に飾られる絵やその他諸々よりも目に付くのはその淡い薄紫の髪の毛で。少しだけ__少しだけならいいだろうか。動くものに興味を示す猫宜しく、静かに片手を伸ばせば柔らかな髪の毛の一束を手中へと収めようと試みて )




人ってそうそう変わらないんだよ、多分。一番にヴィペールに見せるから。約束。


  • No.291 by ヴィペール  2018-03-03 21:34:56 




>290 夏目央


随分生意気な事言う様になったわね――嫌いじゃないわ。(反抗とは珍しい、彼女の発言を受けて素直にそう感じた。良くも悪くも主張の控えめだった彼女の口からちくりと針で刺す様な、小さいながらも確かに伝わるほんの少しの反発を含んだ言葉に対して見せたのは、いつもの様に高飛車な態度でも素っ気無い態度でもない。くつりと喉の奥を鳴らす様な笑いと、すうと双眸を細める様な仕草。視線は前へと向けたまま、確認するまでもなく後を着いて来ている筈の彼女の姿は確認しないままに目的地へと向かう。屋内に居ると言うのに、この館で暮らしていると時折何処からかひゅうう、と生温い風が吹いてくる事がある。丁度今がまさにその瞬間だった。前方から吹いてくる風が肩へ流していた髪を攫って後ろへ流した頃、ゆっくりと僅かな躊躇いの気配を残したまま伸びてくる彼女の手がそこで待っていた。許可をするしないを扠置いて自然の力によって彼女の掌の中へするりと滑り込んだ薄紫色の髪の一束は、柔らかなその質感と波打つ様に緩やかな癖を伝えただろう。特別嫌がるでもなくかと言って喜ぶでもなく、顔だけでちらりと背後を振り返れば「猫か子供じゃあるまいし。」とだけ告げて溜息を吐く。そして、どうやらそうこうしている内に目的地にも辿り着いたらしい。ゆっくりと目の前の扉を開いた先にあったのは、この館で己が最も大切にしている一室。黄金の壁と天井、床。そして辺り一面に所狭しと置かれているのは、それこそトレジャーハンターがこぞって探し求めるような金銀、色取り取りの宝石の数々、それらを惜しみ無く使った宝飾品――見る者によっては激しく魅了され、また見る者によっては悪趣味だと顔を顰める、そんな何処かでも煌びやかな空間で)


  • No.292 by 夏目 央  2018-03-03 22:18:36 



>ヴィペール

( 自分でもどうしてあんな反抗をしたのかわからない。自然の流れに身を任せてその場を乗り切る、それが幼い頃から身に付いた自身を蓄積するものだったと言うのに。けれども怒られるでも嫌がられるでも、ましてや手を上げられる訳でもなく受け入れられれば不思議な感覚だけを覚えて控え目に頷くだけしか出来ず。何処から入って来るのか隙間風により薄紫は宙を靡く。それが手の平に収まったと同時に呆れを含んだ声と表情を送られれば「これ、少しお気に入り」と小さな小さな笑みを口元に浮かべ直ぐに手を離し。そうこうしている内に到着したのは今まで生きてきた中で見た事もないような財宝の数々が所狭しと飾られる部屋。チカチカと双眸を刺激する黄金に呆気に取られながら一歩後退りをしては「__ヴィペール、私場違いな気がする」と首を横に振り )


  • No.293 by ヴィペール  2018-03-03 22:50:07 




>292 夏目 央


(少しずつ、少しずつではあるが彼女は"主張すること"に慣れてゆこうとしているのだ。幼少の頃より彼女を支えて来た処世術をこの館で、己と過ごす時間を通して変えてゆこうとしている――それが伝わって来る様な気がしていた。未だ根深く彼女の心を縛り付ける死と言う救済への願望が姿を消すにはまだ時間が掛かる。それでも、目に見えぬ一歩は踏み出された。柄にも無く、まるで我が子の成長を見守るかの様な心情が己の中に芽生え始めている事を直視出来ない自尊心は、それ以上の言葉を掛ける事を拒んだ。髪に触れられるのは特別好きでも嫌いでも無かったが、己を評価される事は好きだった。こんな時ばかり素直になれない。彼女の言葉に「少し、なんて中途半端は止めて頂戴。」などと突慳貪に言い放つ声が、そんな心情を表している。勘の良い彼女にこれ以上あれこれとつつかれてしまう前にと財宝の眩さの中へ歩みを進めると、後退りする彼女の腰へ尾を巻き付かせる事で強制的に部屋の中へ招いた。じろりと彼女を見詰めた眼差しは"四の五の言わずに入れ"と言わんばかりの鋭さ。扉が閉まる音を聞いてから尾を解き放してやれば、色取り取りの宝石が積み上げられた一角へと近付いて「場違いも何も無いのよ、アタシがアンタを此処へ招いてやったんだから感謝しな。」とそう言い放ち)


  • No.294 by ファナティック  2018-03-03 23:59:49 




…そろそろ、日付が変わるね。
あの…ごめんなさい、館の明かりを落とさなきゃ。お部屋に戻って、真っ暗になる前に…

あっ、そうだ…良かったらこれ――
この小瓶を枕元に置くと、良い匂いがするの…ベルガモット、よく眠れる良い匂い。
その…嫌いだったらごめんなさい…でも、もし気に入って貰えたなら、今夜にでも試してみて。

それじゃあ…おやすみなさい、死にたがりさん。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  new


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>293 ヴィペールより夏目央へ
>284 ジュモーより北条敦志へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.295 by ジュモー  2018-03-04 12:46:12 




お腹いっぱい食べ過ぎた!
食べてすぐに昼寝すると牛になるんだって、いつかの死にたがりが教えてくれたぞ!

だから僕らは鬼ごっこするんだ!お腹の中がからっぽになるまで!
ほらほら遊んでくれるよね?くれるよね!
10数える間待ったげる。出来るだけ遠くに逃げてよ死にたがり!僕らの足は早いんだぞう。

よおしそれじゃあ始めるよ!いーち、にーい、さーん!



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。本日は途中お時間を頂く事も御座いますが、夜に掛けて長時間レスが可能となる予定です。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について  new


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>284 ジュモーより北条敦志へ
>293 ヴィペールより夏目央へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


  • No.296 by xxx  2018-03-04 13:57:08 




>トピック主よりお知らせです


皆様こんにちは、トピック主です。

当トピックでは、
御質問や「こうして欲しい」と言う御相談・御要望も随時受け付けております。
既参加者様は勿論、参加希望者様やROM様もどうぞお気軽にお声掛け頂けますと幸いです。

とは言え、
交流の最中では流れを切ってしまう様な気がして中々声を掛け辛い。
あまり目立たずに書き込みたい。
と言う状況も予想される事から、この度御質問や御相談・御要望、その他諸々のお声掛けの場として、
別途トピックをご用意させて頂きました。


▼ ---Abandoné La lettre ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/631308/


残念ながら全ての御意見にお答えする事は出来兼ねてしまう事もあるかとは思いますが…
掛けて頂けるお声があれば可能な限りそれを取り入れていきながら、
少しでも皆様に興味を持って頂ける、楽しんで頂けるトピックにしていきたいと考えております。

何卒、今後共当トピックを宜しくお願い申し上げます。


  • No.297 by xxx  2018-03-04 21:04:57 




>本日は午前1時頃までを目安に滞在予定です。引き続き受付を継続しておりますので、お気軽にお声掛け下さいませ。


  • No.298 by ジュモー  2018-03-05 01:30:40 


はあーっ!遊んだ遊んだあ!
今日の僕らは大満足!夢中になって遊んでたら昼と夜のご飯は忘れちゃったぞ!
まあ良いや、明日になったら倍食べちゃおうか?倍食べちゃおう!

あっ、忘れるところだった。
もう明かり落としちゃうぞ死にたがり!ほらほら早く部屋に戻れ戻れえ!

明日も明後日もまた遊んでくれるよね?くれるよね!
じゃあおやすみ!また明日!



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>284 ジュモーより北条敦志へ
>293 ヴィペールより夏目央へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


▼ ---Abandoné La lettre ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/631308/
⇒詳しくは>296をご参照下さい。

  • No.299 by ヴィペール  2018-03-05 19:20:05 




昨日は一日中双子が館の中を走り回って…全く、喧しいったらなかったわ。
アイツらはね、幼さを盾にして好き勝手に振舞う狡猾な連中よ。
考え無しに甘やかしてると痛い目を見る事になるから、精々用心しておく事ね。

アタシが直々に助言してやってるんだから、有り難く受け取りなさい。
それから、この助言が単なる善意から来るものだなんて――間違ってもそんな風に自惚れないで。
これはある種の抗議よ。アンタ達が双子を甘やかすと双子が付け上がって、迷惑するの。アタシが。

まあ、そう言うことよ。
アンタが物分りの良い死にたがりである事を期待してるわ。



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>284 ジュモーより北条敦志へ
>293 ヴィペールより夏目央へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


▼ ---Abandoné La lettre ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/631308/
⇒詳しくは>296をご参照下さい。


  • No.300 by ファントゥーム  2018-03-06 20:03:08 




あまり――こうして挨拶に出るのは得意ではないのだ…
何を話せば良いのか…分からない。これでは聞いているお前達も嘸かしつまらんだろう…

今日は…いや今日も、か。
例によって例の如く蔵書室に籠りきりであった身では、館での出来事すら知る由もない…
強いて言えば、今日も今日とて騒がしかったと…そのくらいだろう。

騒がしさなど、最早気にもならんのだ――死にたがり、お前も直にそうなる筈だ…



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>284 ジュモーより北条敦志へ
>293 ヴィペールより夏目央へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


▼ ---Abandoné La lettre ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/631308/
⇒詳しくは>296をご参照下さい。


  • No.301 by 夏目 央  2018-03-06 20:26:14 



>ヴィペール

( 言ってしまえば光と影。勿論相手は光だ。何も知らない自身ではどうしたってそう思ってしまう。だからこそこんなにギラギラとした財宝の山は目が眩みそうで己の居る場所ではないと思うのに逃げる事も叶わず強制的に閉じ込められてしまえばどうする事も出来ないじゃないか。ドクドクと妙に高鳴る鼓動を無理矢理抑え込むようにして一つ息を吐き右足を小さく前に出しては徐にその場にしゃがみ込み。「__此処、ヴィペールのお気に入りの場所なんだよね?」ゆっくりと伸ばした片手で紫の宝石__アメジストを静かに握ればそのままの状態で相手を見上げそう問い掛けて。それにしたってこの宝石の山、一体何処から集めて来たのだろうか )


  • No.302 by ヴィペール  2018-03-06 20:49:45 




>301 夏目 央


(この輝きに、長い時を経て尚褪せる事の無い美しさに、もう随分と前から取り憑かれていた。この一室を悪趣味だと言うものは少なくない。部屋いっぱいに詰め込まれた宝飾品の数々が意思をもつとは思っていないが、不思議とそれらの"欲"めいたものが感じられるのだ。己がもつ美しさと輝きに絶対的な自信をもち、我先に、この部屋で最も美しく愛でられるべき存在は此処に在るのだと――この部屋で長く過ごせば過ごす程、そんな声が聞こえてきそうになる。その度に思うのだ、己によく似ていると。彼女と過ごす様になってからと言うもの、こんな風に己を省みる機会が妙に増えてしまった様な気がする。アメジストを一粒拾い上げるその指先を眺めた視線は、此方を見上げる彼女のそれとは交わらぬままゆらりと他所へずれた。視線の先にあったのは、シンプルだが品のある輝きを放つ銀製のアンティーク調チョーカー。中心からやや左へずれた場所には細やかな蝶の装飾、その翅には加工されたアメジストがまるでステンドグラスの様に填め込まれている。指の先にひょいと引っ掛けたそれを手に彼女と向かい合い、そのまま身を乗り出す様にして彼女の首へと顔を寄せれば「…アタシが良いと言うまで、じっとしてなさい――」と、そう囁きながらちろりと長い舌の先を白い肌の上へ這わせて)


  • No.303 by 夏目 央  2018-03-06 21:03:37 



>ヴィペール

( 問い掛けに関する返事は返って来なかった。それどころか視線もあわないんじゃあどうしようもない。上下左右何処を見ても余す事なく輝いているこの部屋は美しさを求める相手にとって特別な部屋のはずだ、そんな場所に自身を招いてくれたと言う事はほんの少しだけ、本当に欠片、期待してもいいのだろうか。自分は少なくとも嫌われてはいないのだと。__と、再びアメジストへと視線を下げてそんな事をぼんやりと考えたその時、光り物同士がぶつかるような僅かな音に続いて相手の顔が随分と近くにある事に気が付くとぱちくりと双眸瞬かせ。刹那、肌に感じる妙に独特な生温かさ。ゾクリと背筋に電流が走る感覚に釣られてぴくりと肩を揺らしては「…ヴィペール?」と控え目に相手の名前を呼んで )


  • No.304 by ヴィペール  2018-03-06 21:16:14 




>303 夏目 央


…アンタの言う通り、此処はアタシのお気に入りの部屋――誰にでも入らせる訳じゃないわ。(彼女の問いに答えぬまま、若く瑞々しい肌の質感を確かめる様に舌を這わせた細い首へ唇を寄せる。己にはもう二度と戻る事の無い、どんなに焦がれても手に入れる事の出来ないその若さを舌で、唇で、そして指の先で味わった。欲しい、欲しい、欲しい――心の深層に深く根を張る欲は無意識の内に大蛇の半身をするすると彼女の体へ巻き付かせ、ゆっくりと締め上げてゆく。漸く我に返ったのはそっと己の名を呼ぶ彼女の細い声が聞こえた時。一瞬はっとして眉を上げる頃には、彼女の首筋に毒の滴る歯牙を突き立てる寸前であった事に気付く。一体どうしたのだと問われるのを嫌がって、今更ながらに先の質問への答えを囁いた。半身は緩い力で彼女の体へ巻き付かせたまま、指先に引っ掛けていたチョーカーをそっと彼女の首へ飾ってやると「今のアンタには過ぎた代物…いずれ、これに見合う女になりな。」と至近距離に互いの視線を交えながら告げて)


  • No.305 by 夏目 央  2018-03-06 21:32:48 



>ヴィペール

__ッ…、
( わからない、わからないのだ。今相手が何を考えているのか少しも。首筋に伝わる息使いや熱を敏感に感じ取ってしまえば気持ちとは裏腹に自然現象の如く身体はぴくりと反応するもので。そんな中、静かに静かに、まるで獲物を狙う時のように忍び動いた大蛇の尾が自身の身体に巻き付きその力を強めた時に苦しさからか、唇の隙間からは少しの音が漏れた。それと同時にあぁ、少しだけ何かに気が付けた気がする。「__ヴィペール。私の身体、好きにしてもいいよ。どうせ死なないから。」視線だけを自身の首筋に向けて剥き出しになった牙を確認した後、先程より確かに力の緩まった尾をまるで母親が子供にするそれの様に片手で柔らかに撫で上げては、続いて首に飾られたチョーカーにその手で軽く触れ「…ヴィペールには貰ってばっかりだね。」と小さく微笑んで )


  • No.306 by ヴィペール  2018-03-06 22:09:05 




>305 夏目 央


…アンタを頭の先から爪先まで残さず食い尽くしたって、意味無いのよ。(浅ましい。己はなんと浅ましい生き物なのかと、心の底からそう思った。彼女の身体を締め上げ、歯牙を剥き出しにその白い首筋へ口元を寄せた時――己の中にあったのは捕食欲ではなく、羨望だった。腹なんて空いていない、それでもこの若い血肉を身体の中へ取り込めば、僅かにでも彼女のもつ瑞々しさに近付く事が出来るのではないか。どれだけ己の美を信じても、執着しても、磨き上げても、心の最深層には深い沼の様な劣等感を抱えているのだ。それをたった今、ほんの一瞬ではあったが目の前の少女に晒してしまう所だったのだと思うと、久しくこんな気持ちになった事は無いとはっきり実感出来るほど何とも居た堪れない気持ちになる。宥める様に尾を撫でる掌の柔らかさに思わず零れた自嘲気味な笑みは、間違い無く己自身に対して向けられたもの。同時に、向けられた微笑みから逃げる様に目を伏せ、伸ばした指の背ですうと彼女の首を撫でると「滅多にある事じゃないわ――人に贈り物をする様なタチじゃないもの。アンタと居ると調子が狂うわ、全く…あらゆる意味でね。」と呟く言葉は溜息混じり。然し言葉の最後には、唇には微かな笑みが浮かんで)


  • No.307 by 夏目 央  2018-03-06 22:28:59 



>ヴィペール

( てっきりお腹が減ったのかと思った。他人の感情にも自分の感情にも寄り添って来なかったツケがこんな所で回ってくるなんて。目の前の相手が何を考えてあんな行動にでたのか、そうして何を考えたからそんな自嘲気味な笑みが浮かんだのか、ちっぽけな検索思考では何も浮かんで来ないのだ。それにしても誰かの事を深く知りたいと思った事はもしかしたら初めてかもしれない、だからこそこんなにも歯痒い気持ちになるのではないか。「……」何も言葉にする事が出来ずにただただ黙しては何処にやる事も出来ないモヤモヤをまるで幼い子供が八つ当たりするそれのように、先程まで撫でていた相手の尾をペシリと叩くと言う行動に乗せて。再び撫で上げられた首筋に飾られたチョーカーはちゃんと似合っているだろうか。言葉の最後に浮かんだ小さな笑みに何故だか胸の奥の奥がぎゅうと締め付けられるような苦しさを覚えては「私も贈り物するよ、いつか。ヴィペールが好きそうなキラキラしたやつ。__だから、何処にも行かないでほしい…。」それを不安ととったのか、相手が居なくなるかもしれないと言う勝手な恐怖ととったのか、ぽつり、小さな小さな要望を落として )


  • No.308 by ヴィペール  2018-03-06 22:47:54 




>307 夏目 央


…変に黙るんじゃないわよ、何か言ったらどう――っ、何よ!(調子が狂う、狂わされている。そんな自覚があるからこそ、何も言わない彼女を目の前にして何とも言えぬ気まずさの様なものに苛まれていた。頷くなり、首を傾げるなり、いつもの様に物分りの良い素振りを見せるなり、自分勝手な思考が無意識の内にそれらを期待していたのだ。然し、己の前ではいつだって物分りの良かった筈の彼女が待てど暮らせど期待した動きを、言葉を寄越そうとしない。そんなある種不慣れな沈黙に耐え兼ねて思わずむすりと顔を顰めながら声を掛けようとしたその時、優しい手付きとは一変しそう強くはないがかと言って決して優しくは無い力加減で尾を叩かれる衝撃に、発した一声は勢いこそあったものの彼女の目に晒した表情には確かな驚きの色が浮かんでいた。彼女は矢張りまた少しずつ変化している、これは間違い無い。そんな実感を強めたのは、未だ躊躇いの残る控えめな様子ではあったものの確かに胸の内にある小さな思いを伝えようとする声。ツケが回ってきたのは此方も同じ。常に自分本位であり続け、他人を思いやり他人に優しくする事から逃げ続けた結果、こんな時にどうしてやれば良いのかが分からないのだ。柄にも無く困惑の表情を浮かべ、唇をきゅっと結んだまま黙り込む事数秒。ふん、と短く鼻を鳴らす事でその沈黙を打ち破れば「センスの無い物寄越したら、容赦無くはたき落とすから覚悟なさい。」とぶっきらぼうに言い放った後、「それに…答えの分かりきった事を言うんじゃないわよ、不毛だわ。何処に行くって言うのよ、どうせアタシは此処から一歩も出られやしないんだから。」と己なりの答え、今の己が彼女に与え得る最大限の優しさを以てそう告げて)


  • No.309 by ファントゥーム  2018-03-07 00:37:45 




――まだ起きていたか…直に館の明かりを落とす。道を見失わぬ内に、部屋に戻る事を勧めよう…

この蝋燭の灯に案内をさせる…着いて行け、お前の部屋まで辿り着ける筈だ。
安心しろ…そう簡単に消えはしない。少なくとも、無理矢理消そうとしない限りはな…

さあ、早く行け…道中、厄介な連中に出会わぬ事を祈るが良い…


>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。


>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>284 ジュモーより北条敦志へ
>308 ヴィペールより夏目央へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


▼ ---Abandoné La lettre ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/631308/
⇒詳しくは>296をご参照下さい。


  • No.310 by 夏目 央  2018-03-07 13:37:42 



>ヴィペール

__あ…、ごめん。
( 自分が何をやらかしたか気が付いた時には遅かった。相手の前ではいつだって"いい子"で居たはずなのにモヤモヤのやり場が無くなったくらいで子供の様に当たってしまうなんて。荒らげた声に反応するように一応の謝罪は口にするも何故だろうか、口元には隠す事の出来ない笑みが浮かんでしまうのだ。それからの沈黙は長く感じた。矢張り言ってはいけなかったかもしれない、そう思い直し"何でもない"ともう一度物分りの良いふりを、と思った矢先、聞こえたのは小さく鼻を鳴らす音とぶっきらぼうながらにも贈り物を受け取ってくれるという意思。それだけでモヤモヤとしていた気持ちが晴れるというのに__「…ヴィペールも死にたいの?」言葉こそぶっきらぼうではあるが確かに相手と共に居られる事はわかった。けれど新たな引っ掛かりが産まれてしまえば贈られたチョーカーに無意識のうちに触れながら緩く首を傾けそう問い掛けて )


  • No.311 by ヴィペール  2018-03-09 08:39:28 




>310 夏目 央


謝りながら笑うんじゃないわよ。(ぴしゃりと一声発してはみたものの、実際然程怒っている訳ではなかった。尤も、相手によっては直様締め上げにかかっても不思議ではない行動ではあったのだが。今は怒りよりも寧ろ、らしくない彼女の行動への驚きの方が強い。またひとつ目の当たりにした彼女の変化に刺々しい態度を取る気も何だか薄れてしまうと言うもので、溜息混じりに肩を竦めると視線だけはじろりと彼女を捉えたままぼやいた。年下の、それも唯の年下ではない。年の差など数える方が億劫になる程年の離れた少女を目の前にして沈黙を晒すしかなかった己を思えば口惜しい限りだが、こればかりはどうにもならなかったらしい。慣れない行動言動を積み重ねる内、一番の気に入りである筈のこの部屋の中でさえ妙に居心地が悪くなってしまい、"もう用は済んだ、出るわよ"なんて言葉を掛けてさっさと動き出そうとしていた矢先。まさか己の発言が彼女の中に引っ掛かりを生んだとは思っておらず、思っていなかっただけに投げ掛けられた問いに対しぴくりと片眉を上げる事で反応を示すと「アタシが――アタシ達が此処を出られない理由は、アンタとは違う。もう誰も死にたがっちゃいないわ。でも、この館に招かれる"死にたがり"だけ。アタシ達もそうだった、気の遠くなる程昔の話よ。」と、あからさまに面倒臭そうな顔をしながらも答え始める。どうやら、この手の説明は不得意分野らしい。はぐらかす事こそしなかったが答えと呼ぶには些か不親切な答え。今度こそ部屋を出て行くべくゆっくりとその場を動き出せば「その辺の事は、マダムかギャルソンか――もっと面倒見の良いのに聞いて頂戴。アタシは御免だわ、面倒臭い。」と言い切った後、"来るなら来い"と言わんばかりに顔だけで後方の彼女を振り返って)


  • No.312 by アンヴィジブル  2018-03-09 20:32:19 




よっ、久しぶりだな!
暖かくなったり寒くなったりはっきりしない時期だけど、風邪とか引いてないか?
美味い物食ってしっかり寝て時々体動かしてりゃあ、一年中元気だぜ。俺の場合はな!

最近ローズが太った太ったってやたら気にしてんだ。
その癖、紅茶のお供に甘い物は不可欠だから太らないように何とかしろって…無茶だよな、ったく。
なあんで女ってのはああなんだか……っと、今のローズとモルドルには内緒な!おっかねえから!

そう言う訳で、これから『太らない焼き菓子』の試作するんだ。
ひとりでやっても味気無いから、良かったらお前も手伝ってくれよ!



>これより暫し即レス可能時間帯となります事をお知らせ致します。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。



>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>284 ジュモーより北条敦志へ
>311 ヴィペールより夏目央へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


▼ ---Abandoné La lettre ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/631308/
⇒詳しくは>296をご参照下さい。


  • No.313 by アンヴィジブル  2018-03-10 01:02:31 


っと、すっかり遅くなっちまった――ほら、そろそろ部屋戻れよな。館の明かりを落とすぜ。

…暗闇からいきなり出てくるなって?
何だよ、お前までそんな事言うのか?ったく、しょうがないだろ俺は透明人間なんだから!

裸で館の中歩き回らなきゃならなくなったら、さすがの俺も堪んないんだって。
そういう訳だから慣れてくれよな。他の連中に比べたら無害な方なんだから良いだろ?
あ、普通って言うなよ普通って!それコンプレックスなんだからな!

ま、取り敢えず部屋まで連れてくぜ。しっかり着いて来いよ。



>これより暫し不在となります。反応までお時間を頂戴致しますが、今暫くお待ち下さいませ。尚、参加希望者様のPF提出、参加者様の交流申込・置きレスへの返信、御質問御要望等は随時受付中ですので、お気軽にどうぞ。




>25 当トピックにおける『PCとPL』について
>47 トピック方針の改定について
>123 当トピックにおける『結末』について
>153 当トピックにおける『交流システムの変更』について
>183 提供キャラクターまとめ
>214 当トピックにおける『Bookmark』について
>265 『無登録参加』導入に向けての試験的な実施について


▼ Bookmark ▼
>40 マダム・ノワールよりタナカミノルへ
館についてあれこれ変更が生じる前の交流だから、
指名や交流場面について変更の希望がある可能性を考慮して、
勝手で申し訳無いのだけれど一旦保留にさせて頂いたの。申し訳ないわ。
また館へ顔を出してくれた時に、あなたの希望を聞かせて頂戴ね。
続きからでも、新しい場面からでも、あたくしは歓迎するわ。

>172 アンヴィジブルよりレノへ
>284 ジュモーより北条敦志へ
>311 ヴィペールより夏目央へ


▼ ---Abandoné "Le journal de Mary" ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/629604/
⇒この館について、そしてこの館に住まうナニカ達についてが記されてゆく場所です。
 もし宜しければ、時々覗いてみて下さい。


▼ ---Abandoné La lettre ▼
http://www.saychat.jp/bbs/thread/631308/
⇒詳しくは>296をご参照下さい。

  • No.314 by 北条 敦志  2018-03-10 17:38:04 


>284 マダム・ノワール

よぉ…。有り難い誘いだな。

(自死を選択する過程に始まり、極度の緊張と連続した驚愕、止めに発生した追いかけっこと、昨日は無自覚のうちにとても疲れていたらしい。記憶も朧げだが、結局、案内された部屋でぐっすり寝入ってしまった様で、起き掛けだけはやたらと心地の良い朝を迎えた。そして、寝ぼけ眼でも周囲を見回せば、段々と覚醒する脳味噌も、改めて昨日の出来事が夢では無かったことを認識して。取り敢えず、毛布を退かし、ベッドに腰掛けて物思いに耽っていると、其の内、何処からか、微かに物音が聞こえてくる。…誰かが廊下を歩いているようだ、と気付いた途端に其の音は止んでしまい、変わりに扉に異変が起きて、顔を覗かせたのはハッキリとした黒いアイラインに黒い口紅のよく似合う貴婦人で。見た処、相手は大人であり、口調も優雅なうえ、どうやら自分に対しても棘がない。正直、此の館に昨日の子供しかいなかったらどうしようかと思っていたところだったので、かなりホッとたのだが、虚勢を張る癖が、その安心感を態度に出すことを許してはくれず。つい挑戦的で生意気そうな視線を向け、余裕ありげな笑みを浮かべると、妙に上からの物言いで相手の誘いを受け。「丁度、俺はここの連中に聞きたいことが山ほどあるんだ。是非、ご一緒させて頂こうか」と続ければ、早速、自分も廊下に出て)




待ってたぜ、マダム。
でも、返事が遅いとかは思ってねぇから、そこは気にしないでくれよ。うん、あれだ、トピの冒頭で1ヶ月程度の不在時は書き置きって断ってくれてたから、実はそれを当てにしてた。
リアルあってだから、今後ものんびり話せると嬉しいね。

  • No.315 by マダム・ノワール  2018-04-09 10:15:42 




如何お過ごしかしら、あたくしの愛しい死にたがり達。
御挨拶が随分久しぶりになってしまったわね…許して頂戴。

すぐにでも館の明かりを灯してあげたいところなのだけれど…
今日は館の住人を代表してあたくしから、死にたがり達に御断りと御報せをしに来たの。

毎日自由気儘好き勝手に暮らしているように見えて、実はあたくし達…結構忙しかったりするわ。
そして丁度今、忙しさのピークとでも言おうかしら。館はそう言う状況下にあるのよ。
館の管理者としては本当に情けないお話ね…でも現状、なかなか手が空かないの。
一ヶ月を超えて館の明かりを灯せなくなるような事態は極力避けてきたつもりだったのだけれど…
館がこれまでのように動き始めるまでに、もう少し時間を頂く事になりそうだわ。

お待たせしている子もいるから、本当に申し訳無い限りです。ごめんなさい。

だけれど、館とあたくし達は必ずまたあなたたちをお迎えするわ。約束よ。
だからもう少しだけ、館の明かりが灯るのを待っていて頂戴ね。

館の仕組みや決まりごとにも幾つか変更もあったから、
もしかすると次に館の明かりが灯る頃には館も少し姿を変えて…
建て替え、つまりリニューアルさせて頂く可能性もあるわ。あくまで企画の段階だけれど。

ともあれ、もし館の明かりが灯るのを待ってくれている死にたがりがまだ居るのなら…
あたくし、本当に嬉しくってよ。ありがとう。

また会えるのを楽しみに、もう暫くの間だけ…ごきげんよう。


  • No.316 by 夏目 央  2018-04-21 13:12:23 




マダムの声、聞こえたらからちょっと顔出して見たけど元気そうなんだね。ヴィペールも元気だといいな。

此処暫く私も顔出せなくて__でも次に灯がついた時はまた話がしたいな。…あんまり付きまとったらヴィペール怒っちゃうかもしれないけど。それじゃあ、また。



  • No.317 by マダム・ノワール  2018-06-03 19:24:06 




>館へ招かれた死にたがり達へ


お久し振りね、あたくしの可愛い死にたがり達。
随分と長い間、館を空けてしまったこと…先ずはお詫びさせて頂きます。ごめんなさい。

あたくし達の館は、姿を変え、仕組みを変え――間も無く、新たに生まれ変わるわ。
そう、漸くあなた達死にたがりを館へお迎えする準備が整ったの。
どうか勝手を許して頂戴。あくまで死にたがり達がより快適に暮らせるように、と…皆で考えた結果よ。

新たな館で改めて説明はさせて頂くけれど、もしあなた達がまたこの館へ足を運んでくれるのなら、
これまで通り、館での物語の続きを紡いでゆく事が出来るわ。
あなた達の情報、これまでの物語はきちんと記録を残してあるから安心して頂戴。

あたくしは勿論、館の住人は皆あなたの帰りを楽しみに待っていてよ。


最後になってしまったけれど、この場所での全ての出会いに心から感謝しているわ。
ひとり残らず皆、あたくしの愛しい死にたがり達――また、会えますようにとお祈りさせて。



それでは、また。御機嫌よう。


  • No.318 by マダム・ノワール  2018-06-03 20:44:22 






度々ごめんなさいね。
此処に、新たな館の場所を書き記しておきましょう。
再び館の明かりを探す時には、これを道標にして頂戴。
無事に辿り着けるように、あたくしがとっておきのおまじないをかけておいたわ。


【 登録/無登録 】ABANDONÉ -renaître-【 指名制 】
http://www.saychat.jp/bbs/thread/634564/




[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:オリジナルキャラなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック