xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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>ヴィペール
此処で食べるお菓子は初めてかもしれない。付き合ってくれてありがとう。
( はてさて持て余す位にたっぷりとある時間を今日はどう使おうか。まだ明るいこの時間から長い半身浴もいいかもしれないし、蔵書室でお気に入りの本を探すのもいいかもしれない。そんな事を考えながら部屋の窓から射し込む陽の光を浴びて無意識に出た欠伸を噛み殺した丁度その時、ふいに部屋の扉が開き見知らぬ相手によって連れ出されればあまりに唐突な出来事に瞬きをするしかなく。連れて来られたのは談話室。一先ずのお礼もそこそこに扉の取っ手へと手を伸ばし開け放てば一番初めに視界に映ったのはその独特な半身で。「おはようヴィペール。何かさっきの__男の子に連れて来られたんだけど、」やはり相手の姿は奇妙なのに見れば見る程安心する。ちらりと背後の閉じた扉へと顔を向けた後にまた視線戻しつつ遅すぎる挨拶を紡いでは、取り敢えず呼んだのは相手なのかと暗に問いかけて )
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