xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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>142 夏目央
此処に居るのは無害だからまだ良いわ。面倒なのが何人か居るから、精々用心する事ね――何されたってアンタはまだ**やしないけど、不必要に痛い思いはしたくないでしょ。(今し方語ったその男は、よく此処へ篭って本の整理に明け暮れている。特別に本が好きなのかと問われれば決してそんな事は無いのだが、この場所の管理は彼が一番適任なのである。この蔵書室を使う機会が増えれば、彼女もきっといずれは彼と顔を合わせる事になるだろう。生憎、己とは少しばかり相性の悪い男であるだけにあまり多くの情報を与える事はなく、彼についてのあまりにざっくりとした説明を終える頃には既に己には馴染みの無いこの部屋に退屈し始めている様で。長居は不要、と考えているのは先ほどのダイニングルームに続きこの蔵書室も同じ。此処をこんなに気に入っているのならもう他を紹介するまでも無いだろうと、頭はすっかり案内を終了させる方向へと向かってさえいる。そんなタイミングで彼女が取った突拍子もないその行動に初めの一瞬こそ驚いた様子で瞳を大きく見開いたが、次の瞬間にはしがみついた彼女をそのままぎりぎりと締め上げている。太い半身で締め上げた彼女の体を己の正面へ、そのままシューッと威嚇する様な音と共に長い舌をちらつかせれば「…何の真似」と一言問い)
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