xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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>234 夏目央
そう、それは良かったわ。期待しても良いんでしょう、ソレを片付けるペースに。(彼女の口にする言葉が本心なのかそれとも其れを押し隠す為の建前なのか、其れを勘ぐろうとする事を己の深い場所にあるものが拒んでいる。らしくもない、己に対してそんな思いを抱かずにはいられない自尊心の存在がそうさせるのかも知れない。子供と大人、どちらでもありどちらでもない。そんな矛盾を抱えた最も不安定な年の頃の彼女を目の前にして、世話を焼くつもりは無いのに焼かずにはいられない。同じような矛盾を抱く己を認めたくないが為、彼女に対する"優しさ"と呼べるものはその姿を隠してしまうのであった。そんなデリケートな部分に触れまいとして目を背けてしまうのはお互い様、話題が化粧へと逸れた事を心の何処かで好都合だと感じている自分が居る。此方にも手渡されたティーカップを受け取り、程良い温度の其れを一口喉へと流し込むと、体温の低い己の体をじんわりと紅茶の温かさが伝ってゆく其の感覚を確かめながら「それだけ分かってるなら何とでもなるわよ。アタシに付きまとう事を止められないなら、せめてアタシの納得の行く見てくれに近づける様に努力することね。」などと、何処までも傲慢な言葉だけは尽きる事なく紡がれて)
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