xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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>ヴィペール
__ッ…、
( わからない、わからないのだ。今相手が何を考えているのか少しも。首筋に伝わる息使いや熱を敏感に感じ取ってしまえば気持ちとは裏腹に自然現象の如く身体はぴくりと反応するもので。そんな中、静かに静かに、まるで獲物を狙う時のように忍び動いた大蛇の尾が自身の身体に巻き付きその力を強めた時に苦しさからか、唇の隙間からは少しの音が漏れた。それと同時にあぁ、少しだけ何かに気が付けた気がする。「__ヴィペール。私の身体、好きにしてもいいよ。どうせ死なないから。」視線だけを自身の首筋に向けて剥き出しになった牙を確認した後、先程より確かに力の緩まった尾をまるで母親が子供にするそれの様に片手で柔らかに撫で上げては、続いて首に飾られたチョーカーにその手で軽く触れ「…ヴィペールには貰ってばっかりだね。」と小さく微笑んで )
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