xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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>ファントゥーム
( 可笑しなこの場所に来てからまだ数日しか経ってはいないものの不思議と居心地がよく感じるのは何だかんだ言いながらも話し相手になってくれて、館の案内もしてくれたあの人のおかげなのだろうか。そしてこの蔵書室もその人が教えてくれたのだ。だからこそ今こんな不思議な現象を目の当たりにしているわけで__。「こんにちは。便利そうな体だね」明かりのついた蔵書室に足を踏み入れてすぐ、宙をふよふよと浮く相手の姿とこれまた何て不思議な事だろう、触れてもいないのに浮かび移動する本の数々をまじまじと見詰めては首が痛くなるくらいに見上げてから一先ずは挨拶を、続けて普通の人間、己自身では梯子や何かを使わなければ届く事の出来ない場所の本を簡単に取れるその便利さにさらりとそう言葉をかけて )
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