xxx 2017-12-05 23:46:58 |
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>ファントゥーム
__此処って不思議な人がたくさん居るんだね。ヴィペールもそうだけも、貴方も。…あ、あんまりじろじろ見られるの好きじゃなかったらゴメン。
( 本を目的として来た訳ではないのに追い出されなかった事は酷く心を温めるもので視線を少しも外す事なくまじまじとそれこそ不躾なまでに見詰め続けながらぽつり、一番初めに出会った彼といい目の前の相手といいどうやら今までの常識が通用しない容姿や出来事に素直に驚愕の意を示して。それからは相手の邪魔をする気はない。再び作業に戻るため宙に浮かんでしまうにしろ何にしろただただ観察をしてみたいのだ。と、そこまで思ってふと視線落としたテーブルの上、至極自然な動作で以てティーセットが用意されればカップの中で緩やかにたゆたう紅から香るストロベリーの香りに自然と溜息が漏れ。これを用意した人物は簡単に想像が付くと言うもの。だって宙に浮かぶ本を見たのだから。「いい匂いの紅茶だね。ありがとう」もう一度すん、と鼻を鳴らして匂いを嗅いだ後に口元に穏やかでどことなく年相応の笑みを浮かべると相手の居る方へと視線を向けつつお礼の言葉を紡いで )
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