相乗りで何処までも 【 〆 】

相乗りで何処までも 【 〆 】

検索  2022-07-09 20:46:55 
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唯一無二の相棒へ。




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  • No.9213 by 探偵  2025-07-24 21:51:08 ID:65b68c258


なんだよまだ仕事中、……お、美味そうだな
(昨夜あれだけ寂しく感じたベッドでも相手がいれば他のものは何もいらなくて幸せな心地に包まれたまま眠りについた。その後ジンさんからあの神社に潜んでいた宗教団体について捜査が進んでいると聞いたが健人の名前がでなかったのは良いとして、彼の親友だという康介の名前も出ることはなかった。そう簡単に見つかる場所に彼の親友はいないらしい、あとは健人が自らの足で一歩を踏み出すのを待つだけだろう。そうやって日々を過ごしていたが本格的な夏が始まり風.都が丸ごと湯だったような暑さが続けば事務所の扉を叩く人の数も減ってしまっていた。暑さにへばった所長は『ギブアップ…』と言いながら帰っていき今は相手と二人だけ、何やら動画を見ている相手を遠目に見ながらデスクで報告書を作っていた。といっても依頼数が少なければ作るべき報告書も少ないわけで最後のひとつを書き終えてしまうとどうしたものかと息をつく。おやっさんお気に入りの小説でも読もうかと思った矢先、相手がこちらを呼びながらデスクへと駆け寄ってきた。異様なテンションに薄らこの先の展開を予想しつつ口だけは仕事中だと言い張って怪訝そうな顔をすると無理やり差し出された画面を見る、するとそこには夏らしい装飾がありながらも豪華なパフェが写っていて思わず素直な感想を口にしてしまった。しかしハードボイルドな男に甘いものは似合わない、軽く咳払いしてその場を誤魔化すと「これめちゃくちゃデカイな…二人じゃねぇと食べきれねぇだろ」となんてことの無い返事をしながら相手をチラリと見て)

  • No.9214 by 検索  2025-07-25 00:11:46 ID:415c83bff

ああ、こんなに大きいの始めて見るよ。
(仕事中なのだと言い張る相手に構わずに近くに寄るとス.タ.ッ.グ.フ.ォ.ンの画面を見せる。夏らしい飾りつけとボリュームのパフェを見せれば相手が好意的な反応を示してますますテンションが上がる。ハードボイルドを気取って態度を繕う相手だったがこちらの興奮は止まらずに大きさについて同意していた。画面の中のリポーターも一人では食べきれない旨のコメントを残したあと『ここはなんとカップル限定のスイーツを出しているお店なんです!』と紹介を始める。どうやら最初から二人でシェアをする前提のボリュームで二人で楽しんで味わうのがコンセプトらしい。特にこのパフェは夏の間の期間限定スイーツであるのに加え数量限定でもあってカップルの間で大人気メニューとのことだ。映像にも幾つものカップルが楽しそうにパフェを食べている姿が写り、話を聞けば聞くほど好奇心が擽られ早速相手の方を期待を込めた目で見て「翔太郎、ここに食べに行こう!」と誘いをかけて)

  • No.9215 by 探偵  2025-07-25 07:45:48 ID:65b68c258


カッ、…!?いや待てフィリップ!こんなとこ行けるわけねぇだろ!この店行ってこれ食べるってことはカップルだって宣言するようなもんじゃねぇか!!
(相手の興奮具合から見るに次に相手が何を言い出すかは分かっていたが話を核心へ迫らせないように画面の内容に言及する、ひとりで食べるには明らかにキャパオーバーなボリュームのそれに感想を零していると画面の中ではリポーターがパフェを紹介し続けていてそちらをまた眺める。するとこの大きさの秘密が【カップル限定】であることが明かされると思わず絶句してしまった。店内の様子が映し出されれば何処も浮かれたカップルがひとつのパフェを二人でシェアしている。海沿いということもあり店内は地中海をモチーフにした白が基調のオシャレな空間でそんな中でどのカップルも二人だけの世界に入り込んでパフェを食べている。そして案の定相手はこれを食べに行きたいと言い出して即座に待ったをかけた。二人の関係は一応大っぴらにしないスタンスだがここにいけばそれはもう自分達がそういう関係だと宣言するのと同じだ。もはやあれを食べることでカップルだと周りにアピールしていると言ってもいい。そんなのハードボイルドではない、というよりそもそも恥ずかしすぎる。なんとか気を逸らそうと「一個前に紹介されてたキウイフルーツのジェラートも美味そうじゃねぇか?」と違う話題を振ってみて)

  • No.9216 by 検索  2025-07-25 11:32:00 ID:415c83bff


別にカップルなのは事実なのだから問題ないだろう? …確かに魅力的だったけどパフェの方が豪華で食べてみたい!
(このパフェがカップル限定だと紹介されると相手は絶句した後に反対意見を叫ぶ。その言い分をとりあえずは聞くものの自分達の関係はやましい訳でもなく映った彼らのように食べることの何が問題か分からず首を傾げながら不思議そうに答える。ひとつ前に紹介されたジェラートの方の話題を振られるも一度この大きくて夏らしいフルーツたっぷりのパフェを見てしまったらどうしてもそちらを食べたくなってしまって首を左右に振ってからぐいっと相手の顔に近づいて更にオネダリを重ねた。画面の中でもカップル限定という画期的な条件に話題が進み『このパフェはカップル限定ですが仲良しであることを証明する当店の条件をクリアして頂ければご友人同士でも注文頂けます!』と説明があれば「ほら、君が気になるならこの友人ってことでも良いから食べに行こうよ、翔太郎。隣町だから人目もそんなに気にならないはずだ」と畳み掛けるように誘いをかけじーっと期待を込めた目で見つめ続け)

  • No.9217 by 探偵  2025-07-25 12:39:19 ID:65b68c258


だからそれをアピールするのが、っ……ったく、ハードボイルドに甘いもんは似合わねぇが、仕方ねぇ。アキコも帰っちまったしどうせなら今から行くか。ただし!友達ってことでいくからな!
(自分達は正真正銘のカップルではあるのだがそれをおおっぴらに言うのは恥ずかしい、一応相手は組織から隠れている身で深い関係性だとバレると互いにリスクになるという建前もある。だが相手にこちらの言い分は届いていないようで心底不思議そうに首を傾げている、更に反論しようとするがその前に相手は子供っぽく首を振ってこちらへグッと近づいてきた。その瞳にはキラキラと輝きを宿していて全く引く気配がない、そしてその輝きに見つめられていれば簡単に絆されてしまうことは自分自身でもよく分かっていた。極めつけのように友人同士でも仲良しを証明できれば注文可とアナウンスがされて逃げ場はなくなってしまった、証明の内容が気になるところだが相手はさらに勢いを増してこちらへと迫って見つめられてしまった。こうなってしまえばもうテコでも動かない、それにこんなに目を輝かせている恋人の願いを叶えないわけにはいかなかった。参ったとでも言いたげに軽く笑って遂にはパフェを食べに行くことにする、ただし友人として、だ。だが先程の映像を見るに海辺の店舗はロケーションも良さそうで「どうせならハ.ー,ド.ボ.イ,ル.ダ.ーでドライブがてら行くか」と乗り気な返事をして)

  • No.9218 by 検索  2025-07-25 14:06:08 ID:415c83bff

今から!ふふ、それは良い考えだ。なら直ぐに準備してくる!
(相手は何やらぐだぐだ言っているが案外というか結構自分には甘い。キラキラした目を向けじっと見つめてれば観念したようにいつもの前置きと共に許可が下りればぱあっと顔を明るくした。更に今からとなれば一気にテンションも上がって声を弾ませればその後の言葉など一切耳に入らずに声を弾ませた。これからの予定ができたところで相手から案外乗り気な提案がされるとさらにその瞳は煌めいてすぐさま賛成の意志を示す。海沿いをドライブして美味しいパフェを食べるなんて最高のデートの過ごし方だろう。そうなれば善は急げで準備を宣言してすぐ荷物をガレージに取りに行った。それからすぐに準備を整えて戻ってくると「行くよ、翔太郎。早くしないと売り切れてしまうかもしれない」と急かすように告げハットを被った相手の手首を掴んで引っ張るような形で事務所を飛び出した。住所や行き方も先ほどの短い時間で調査済みでわくわくを隠し切れない様子でハ.ー,ド.ボ.イ,ル.ダ.ーの後部に跨って)

  • No.9219 by 探偵  2025-07-25 18:43:19 ID:65b68c258


ちょ、もうちょっと落ち着けって!
(こうなってしまえば相手を止めることなど出来やしない、それが相手に対して甘い事も含まれているのはそっと脇に置いておきパフェを食べてに行くのを承諾すればみるみるうちに相手の顔は明るくなってこちらの表情も緩まってしまう。この顔を見る度に我儘をきく選択をして良かったと思ってしまうのだからどうしようもない。途中からこちらの言葉も聞こえていないようで呆れと愛おしさの混じったため息を漏らすと相手がガレージへ行くのを見送ってこちらもデスクを片付けた。ついでに事務所も片付けてしまうとハットを被ってガレージへ続く扉の前で待つ、少しも経たないうちに相手が戻ってくると手を取られて勢いよく事務所を一緒に飛び出すと文句を言うがその声も弾んでしまっていた。ハ.ー.ド.ボ.イ.ル.ダ.ーに跨ると「案内は任せたぜフィリップ。飛ばすぜ!」とこちらも上機嫌にエンジンを吹かして発射させた。最初こそ見慣れた街を走っていたがだんだん街の端へと差し掛かりついには隣町へと入る。相手の案内に従いながら海の方向へとバイクを走らせて)

  • No.9220 by 検索  2025-07-25 21:45:02 ID:415c83bff

わぁ…海だよ、翔太郎!!
(相手の手をとって事務所を飛び出ると後ろから文句が聞こえてくるがその声も弾んでいて口元のニヤケが止まらない。一緒に乗り込んだ相手の体に軽く抱きつくとハ.ー.ド.ボ.イ.ル.ダ.ーはエンジンをふかせ出発をした。見慣れた市街地から離れ街の端へと向かう、日差しはカンカンと照りつけているが吹き抜ける風は涼しくて普段あまり見ない景色を興味深く見ていた。隣町に入り検索した通りに道案内をしていると古い建物が並ぶ地区を抜け、一気に視界が開けた。そこには青い海が遠くまで広がっていて感嘆の声を上げる。運転に支障が無い程度に相手の肩を叩きテンション高く海の方を指さした。海沿いでは風は更に強くなって街中では決して味わえない風に目を輝かせていた。そうして海岸沿いを走っていれば少し先に目的の建物を見つけた。「翔太郎、あの建物だ」と伝えてはパフェへの期待を抱いてずっと変わらない海の景色を見つめていて)

  • No.9221 by 探偵  2025-07-26 10:41:43 ID:65b68c258


おぉ!、風.都と同じくらい良い潮風だな
(相手の案内に従いハ.ー.ド.ボ.イ.ル.ダ.ーを走らせる、旧市街とも言うべき古い町並みは微かに潮の匂いがしていたが、建物が途切れ一気に視界が広がり潮の匂いを纏った風を感じると同時に壮大な海が広がって感嘆の声をあげた。当然のように相手のテンションも一気にあがって肩を叩かれると少しだけ後ろを振り返って頷きながら答える、海岸線を走り抜ける間も夏の日差しに潮風が心地よくて夏にしか味わえない走り心地に上機嫌にバイクを走らせていた。相手の興奮度合いをこちらを掴む手から感じつつ進んでいればやがて海沿いに目的地が見えてくる、外観もオシャレなその建物に近づくと敷地内に入りバイクを停めた。相変わらず潮風は気持ちいいが店の前には二組ほど客が待っていて、そのどちらもがカップルらしいのをみれば「店の外からもう空気がハードボイルドじゃねぇな…」と思わず呟いていて)

  • No.9222 by 検索  2025-07-26 14:37:43 ID:415c83bff

名前書いてくる! …外もオシャレだから待つのも苦じゃないね。
(海岸沿いの風を浴びながら広い海を見渡す。まさに夏という風景を眺めていると目的地が見えてきて更に期待が高まるとぎゅっと相手に抱き着いた。そうしてバイクを走らせて敷地内にたどり着いた。相手が呟きを零すのも気にせず入口に名簿を見つけると声を掛けてから『ヒダリ』と名前を記した。相手の元に戻ってくると辺りの装飾に目を向け素直な感想を口にする。白を基調としたオシャレな外装はそこから見える海とマッチしていて普段とは違う遠くに遊びに来たような気分になる。落ち着きなく建物やここから見える景色を見て回っていたが並んでいた一組が呼ばれたのを見れば待つ為に用意された椅子に座る。待っている間も期待は高まっていく一方で先程の1組と横にいるカップルを見てから「皆あのパフェ目当てなんだろうね」と楽しそうに告げて)

  • No.9223 by 探偵  2025-07-26 15:56:21 ID:65b68c258


まぁ、だろうな。売り切れてなきゃいいんだが…
(相手が強く抱きつくのを背中に感じて小さく笑みを浮かべつつバイクを停めて待機場所へと向かう。相手が名前を書いてきてくれるのを待っていたがオシャレな空間に最高のロケーションとなればいかにもデートスポットらしく気後れしてしまう。一方で相手はこの非日常的な空間にキョロキョロと辺りを見回していてそのいつも通りさには安心するところがあった。忙しない相手に軽く返事をしていれば前の一組が呼ばれて空いた席へと座る、相手の言う通りきっとみんなあのパフェを目当てに来ているのだろう。そんなカップルらしいことを自分達もしているのがなんとも落ち着かないまま返事をする、店の前にはあのパフェの宣伝をする看板が出ているが売り切れの案内がないのを見るにまだ残っているのだろうか。そんなことを考えながら暫し無言の時間が過ぎる、海風が吹いて木々を揺らす音が響いて葉の間から漏れた光が床でキラキラと煌めいた。すると隣に座っていたカップルのうち女性の方が『ほんと付き合って貰っちゃってごめんね!あのパフェどうしても食べたかったんだけど、カップル限定で、でも私彼氏いないし』と少々早口で話し始め、男の方も『いや俺甘いもの好きだし!逆に彼氏役が俺で申し訳ないっていうか』なんて話を始めて何となく動きを止める。会話の内容から察するにこの二人は付き合っていないがお互い好きと言い出せずにいる所謂付き合う前の一番楽しい時期を過ごしているようで、自分達の横からなんとも甘酸っぱい会話が流れてきていたのだ。初々しいやり取りにこの場の雰囲気は隣の二人の色に染まってしまって、こちらまでむず痒くなると耐えきれずにチラリと相手の方を見て)

  • No.9224 by 検索  2025-07-26 18:44:40 ID:415c83bff

……、……何だか懐かしい空気だったね
(あれだけ大きなパフェで待ってる人もいるのなら確かに売り切れの可能性もある。自分たちの番が来てもまだ残っていることを祈りながら席に座ってその時を待っていた。何となく辺りを見ていると隣の男女一組から何処か緊張を感じられるような声が聞こえてきた。話からするに2人はカップルではなくあのパフェを食べる為に一緒に来たらしい、だがその雰囲気から単なる友人同士ではないことが流石の自分でも分かった。それからも『そんな事ないよ!一緒に食べるなら悠真君とが良いなって思ったから…』『え!?そうなんだ…他にも俺で良ければなんでも付き合うから!』と初々しい会話が続き、何となく隣で言葉を発するのが躊躇われてその話を聞いていた。この探り合うような一歩ずつ距離を詰めていく期間については覚えがある。甘酸っぱいやり取りが続く中、ふと隣に視線を向けると相手もこちらを向いていて目が合った。相手が彼らのやり取りから何を思ったのか何となく察すると口端を上げ、椅子に座り直すフリをして距離を詰めた。友達にしては近い、自分達があんな感じだった時の距離のまま少しだけくっついてご機嫌な顔で順番を待っていた。少しすると彼らの名前が呼ばれて初々しい様子で中に入っていった。自分達だけが残されるようになると相手の方を向いて懐かしむように感想を告げて)

  • No.9225 by 探偵  2025-07-26 22:04:38 ID:65b68c258


…、……懐かしい?俺達もあぁだったってことか?さすがにあそこまでバレバレじゃなかっただろ。あんなのほぼ好きだって言ってるようなもんだったし、俺はもっとスマートだっただろ?
(黙って座り順番を待つ間も隣からは初々しい会話は止まらなくて歯がゆいようなむず痒いような、なんとも言えないもどかしさを感じていた。互いにかなり好意的な言葉を言っているのにこれで付き合っていないらしい。相手の方をみればどうやら同じく隣の二人の会話を聞いていたようで何か言いたげな目をしている、大体考えていることは同じだろう。相手が椅子に座り直すフリをして少しだけ二人の距離を詰めると二人の服が微かに触れ合うくらいの距離になる、別になんてことのない距離のはずなのに隣の二人の空気に影響されていつも以上に気恥ずかしくなれば忙しなく目を動かして焦る気持ちを誤魔化していた。やがて二人は店内に呼ばれていき相手と二人になれば軽く息をついていつもの空気を取り戻す、すると相手はあの二人を懐かしいと称してピンと来ずに目を瞬かせた。確かに相手への想いを自覚して以来相手との距離について考えたり不意打ちに動揺したりといろいろあったがあそこまで露骨なことは無かっただろう。それに多少動揺することはあれどこちらはいつでもハードボイルドでスマートな探偵だったはずだ、わざわざキメ顔をしながら手をキザったらしくクルリと回して問いかけて)

  • No.9226 by 検索  2025-07-26 23:03:25 ID:415c83bff

スマートか…。あの時は僕もそういう経験や知識が無くて気付けなかったけど、ハグをして顔を真っ赤にしたり、酔っ払って僕に抱きついてきたりしただろう? それに頬とか首筋にさりげなくキスされたこともあったし
(座り直すふりをして距離を詰めてみるとその視線を泳がせていて彼らにバレないように小さく笑みを浮かべた。そうしているうちに二人は店内に呼ばれ二人きりになったところであの空気を懐かしいと称すると相手は思い当たる節がないといったように目を瞬かせる。そしてツラツラと自分はそうでないことをアピールしながらキメ顔をするが口元を手でなぞり少し思い出すだけでも否定材料は幾つも出てくる。あの時は基本的なことが分からず恋の何かも分からなくて普通に受けいれていたが最初からかなり距離の近い事をしていた気がする。懐かしい記憶を振り返ってこの行動の一つ一つを例にあげてみる、今となればそれが親しい或いは気になっている人にしかしない行為なのは分かる。更に時折されていたキスの意味もその時の相手の想いが爆発した証拠なのだろう。彼らよりも行動に出ている分バレバレだったことに思わず揶揄うような笑みが浮かんで
で「そういえばあの時から全部僕が欲しいとかも言われていたね」と更に言葉を続けて

  • No.9227 by 探偵  2025-07-27 08:42:21 ID:65b68c258


な、……全部言うなよ!お前だって検証だっつって抱き着いてきたり髪触ったり匂いがどうのって…しかもお前の方は無自覚だったし、
(付き合う前の初々しさやもどかしさなんてなかったと主張してみるが相手からはあっという間に過去の出来事を掘り返されてその時の事を思い出すと固まってしまう。確かにきちんと想いを伝える前になんだかんだと相手に接触していて酔いに任せて口付けたこともあった。まだ恋だとか付き合うだとかそういう概念すら知らなかった相手ならいろいろと忘れていることもあるだろうかと踏んでいたがきっちり覚えていたらしい。酔いに任せて出てしまった本音まで詳細に覚えていれば静止の意味も込めてツッコんでいた。それにこちらにだって覚えがあって、しかもそれらは好意の意味を知る前に行われていたのだ。その方がよっぽど想いの表現としては大きいだろうと指摘するがそれはそれで相手が自分を理屈抜きに想ってくれていた証拠でもあるようで言っていてまた恥ずかしさは増してきた。顔が赤くなってしまいそうになるのを阻止するように大きく頭を振ると「ってかそもそも人前でしてねぇからセーフだろ!」と無理矢理な理屈を押し通そうとして)

  • No.9228 by 検索  2025-07-27 11:23:27 ID:415c83bff

だって始めてだったのだから仕方ないだろう。…まあ、夏祭りの時は怪しかったけどそういう事にしておこうか。
(相手の過去の行為について述べてみれば相手の動きは固まり、さらに続けそうな言葉に静止込のツッコミが入った。その姿に楽しそうに笑っていたが今度は相手からこちらの行動をあげられるとその時の姿を思い返して若干口を尖らせながらポつりと呟いた。あの時は無自覚でその行為の意味もよく分かっていなかったが他の誰でもない相手だからこそ行っていた自覚はある。人前でしていないからセーフという理屈も想いを伝え合う前の夏祭りのことを思えばグレーゾーンな気がするがこれ以上追及すると自分も墓穴を掘ってしまいそうでセーフと言うことにしておいた。そうしている内に店員が中から出てきて『二名でお待ちのヒダリ様』と名前を呼ばれる。いよいよ自分たちの番になれば途端目を輝かせて「行こう、翔太郎!」と声を掛けながら立ち上がった。冷房の入った涼やかで統一感のあるオシャレな店内に入ると窓際の席に通される。水とメニュー表がテーブルに置かれるがお目当てはもう決まっていて「良かった、まだあるみたいだ」と『カップル限定 トロピカルパフェ』と書かれた豪華な写真を指さして)

  • No.9229 by 探偵  2025-07-27 17:50:23 ID:65b68c258


おぉ、めちゃくちゃいい席だな。…いいかフィリップ、あくまでも仲良しの友達ってことで頼むんだからな
(対抗するように相手の初々しいというか、無自覚な好意を並べると相手は口を尖らせている。初めてという意味ではこちらも同じだろうと思うが相手の状況を考えれば本来ならばこちらがコントロールしなければいけない状況ではあった。出来なかったからこその今の結果なのだが。夏祭りについては「お互い様だろ」と苦しい言い訳をしていたところで店内へと呼ばれて椅子から立ち上がる。案内されたのは窓際の最高の席で思わず感嘆の声を上げた、涼しいながら海をしっかり感じられるこの店一番の席だろう。だが問題はここからだ、目的のパフェがあって良かったのだが同時にカップル限定のこれを今から食べるという試練がやって来て相手が嬉々としてメニューの写真を指差すと念を押すようにここにいる間は友達なのだと繰り返した。この発言をしている時点で周りの人間からは自分達がカップルであることを察せてしまうのだが、その事には気が付かないまま気合いを入れるように軽く息をはく。二人の様子を見て注文が決まったと思われたのかひとりの店員がやっきて『お決まりですか?』と声をかけられた。一瞬怯みそうになるのをなんとか持ち直して「このパフェお願いします。友達同士でも頼めるんですよね?!」と若干早口で捲し立てるように言って)

  • No.9230 by 検索  2025-07-27 20:17:15 ID:415c83bff

分かってるよ。 …大丈夫です、お願いします。
(店内でも上位のポジションであろう席に案内されると更にテンションがあがる。席に座って目的のパフェの在庫もあることを確認出来ると相手にそれを伝えるが相変わらず友達同士であることを強調するように言う。周りを見ればそれぞれが2人の世界に入り込んでいて他の人を見ている様子はないのだが相手には譲れない一線らしい。ひとまずそれで構わないと頷くと店員が注文を聞きに来てくれる。相手が早口でパフェの注文と言い訳のように友人同士であることをアピールすると店員はにこりと笑って『勿論頼んで頂けますが一応カップル限定ですので後から仲良しの証明をして貰います。それでも宜しいですか?』と問いかけられる。証明が気になるもののここに来て頼まない選択肢は無い。相手に代わって問題ないことを告げると店員は笑顔で去っていった。視線を相手に戻すと「頼めたのは良いけど証明ってなんだろうね」と純粋な疑問を口にして)

  • No.9231 by 探偵  2025-07-28 07:52:48 ID:65b68c258


それが一番怖ぇんだよな……
(ひとまず無事にカップル限定のパフェを友達として頼めてひと安心する、周りをちらりと見まわせばどのカップルもあのパフェを目の前に一際浮き足立った雰囲気を発していてソワソワと落ち着かない。最後に店員が言質を取るように言った証明とやらも気になるところだ。相手も同じ疑問を抱いているようで思わず愚痴っぽく呟いてしまう、きっとパフェを食べる前に何かしら儀式的なものが必要なのだろう。そう言っていた矢先にニコニコと笑顔の店員が籠のようなものを抱えてやってくる、そして『カップル限定トロピカルパフェをご注文頂きありがとうございます!このパフェを食べてお二人にはもっともっと仲を深めていただきたいので、いくつかラブラブミッションをご用意いたしました!』と楽しげに言われて字面の強さに思わず固まってしまう。こちらのリアクションを見たのか店員は『お二人はお友達とのことですがカップルに負けないくらいラブラブになってくださいね!』と矛盾したことを言われて頭がクラクラとしてきた。そして店員は籠から何やらステッキのようなものをいくつか取り出す。先端にはハートやら星やらLoveだとかKissだとか、何やらファンシーな飾り付けがついている。ズラリと並べられたそれらに圧倒されていると『この中から二つ好きなものを選んで持っていただいて、二人でくっついた写真を撮るのが最初のミッションです!』と宣言がされてまた固まってしまって)

  • No.9232 by 検索  2025-07-28 11:26:56 ID:415c83bff

ラブラブミッション?…なるほど、カップルと同じぐらい親密な写真を撮るのが条件という訳か。なら僕は…、これにしよう。
(無事に注文は通ったものの妙に気になる言い回しについて二人で疑問を抱いていると先ほどの店員がカゴを持って戻ってくる。にこにことした笑顔で告げられた言葉は予想をしなかった言葉で思わず同じワードを口にしながら首を傾げた。こちらの反応も承知の上なのか更に楽しそうな口調でその趣旨を説明してカゴからステッキのような物を取り出してテーブルに並べる。そこには何とも可愛らしいハートや星、Kissなど恋愛色や浮かれたようなマーク、文字が書かれていて向かい側の相手がそれを見て固まっているのが見えた。だが何となく証明の趣旨は分かってきた、元々の条件であるカップルと同等ぐらいの関係性の二人が食べられるという希少性を売りにしているのだろう。一人で冷静に納得したように頷くとパフェを食べる為に直ぐそれに応じる意思を見せるとステッキに目を向ける。少し悩んでから吹き出しの中にハートマークが描かれているようなデザインのステッキを手に取ると相手の横にやってきて横に並ぶと「こんな感じかい?」と自分が喋っているように持ちながら問いかけて)

  • No.9233 by 探偵  2025-07-28 12:35:45 ID:65b68c258


仲良しの友達以上だろそれ……え、
(ようやく仲良しの証明方法が明かされ思わず固まってしまう、限定パフェを食べているカップルが軒並み浮かれた雰囲気になっているのはこのラブラブミッションとやらを一緒にやってひと盛り上がりしたからだろう。こちらが固まっている間に相手は冷静にことを分析しツッコむ前にノリノリでステッキを選び始める、やがて取り出したのはハートマークが着いた吹き出しで明確な言葉は描いていないもののやはりカップル向けの色は強い。隣にやってきて楽しげにステッキを見せる相手に今度こそツッコんだ。ステッキを2つ以上使わなければならないということはこちらもひとつは持たなければならないということだろう。こうなれば無難なものを、とステッキを選ぼうとした矢先『お兄さんは迷ってるみたいなのでくじ引きにしましょうか!』と店員が言い出して目の前にあるステッキが回収されてしまう。困惑している間に先端が籠に隠された状態でこちらに差し出され『好きな一本を選んでください!』と言われてしまった。無難な絵柄を選ぶのに失敗し直感で一本を手にして引き抜く、するとそのステッキの先には分厚めの赤い唇にKiss meとラグジュアリーな文字が添えられていてまた固まってしまった。店員は目論見通りこちらが絶対に選ばないようなものを引き当て上機嫌そうに『それ口元に持ってくるといいですよ!』とポーズまで指定されてしまう。そのまま撮影タイムになると店員は自分達の目の前にトロピカルパフェと店名が入ったポップな飾りを置く、そして『はい、じゃあくっついてくださーい』と当然のように言われカメラが構えられて)

  • No.9234 by 検索  2025-07-28 15:10:26 ID:415c83bff

ふふ、なんとも情熱的なチョイスだね。ほら翔太郎も構えて
(ハートマークの吹き出しをチョイスして相手の横にやってくると相手からツッコミが入る。友達という前提ではあるが自分達もカップルであるのだからそこまで躊躇する理由もないだろう。相手の選択を見守っていると店員の機転でくじ引き方式で柄を選ぶことになった、その様子を見守っているとあの中でも普段の相手ならば絶対に選ばない類の柄を引き当てていて思わず笑ってしまう。揶揄うような言葉を投げかけていると注文していたパフェと店名の飾りが運ばれて来て撮影の準備がされる。このパフェを食べる為だと普段かそれ以上にくっついて仲良しの距離となると自分の横にステッキを持ってくる。相手にも同じようにするのを促しながらカメラを見つめると『はい、ポーズ!』の掛け声とともにシャッターが切られた。店員が撮影した写真を確認すると『いい感じです、撮った写真はお帰りの際にお渡ししますね』と笑顔で告げた。ステッキがカゴに回収されていきこれで終わりかと思ったが店員は帰ることなくガラトリーケースを置いてはそこにいて『ではパフェも運ばれてきた事ですし最後にお二人で仲良くあーんし合ってください!』と指示があれば流石の課題に「えっ」と固まり相手の方を見て)

  • No.9235 by 探偵  2025-07-28 18:34:47 ID:65b68c258


俺が選んだんじゃねぇよ!……え、……いや俺達友達で…
(ステッキの端に付けられた情熱的な真っ赤な唇に呆然としていると隣から笑い声が聞こえてくる、楽しそうに揶揄う相手にはツッコみを入れておいたがまんまと店員の策略にハマってしまったようだ。だが自分で選んだものではない、という免罪符があれば一応言い訳はきいて相手に促されるまま店員の指定通り自分の口元とステッキの唇を同じ高さにあわせた。そのままシャッターが切られればすぐにステッキを下ろす、どうやらラブラブミッションとやらは無事にクリア出来たようだ。パフェもやってきてこれで心置き無くパフェにありつけそうだと思った矢先に次のミッションが課されて相手と一緒に固まると同時に顔を合わせる。ミッションはいくつかあると言っていたがパフェを食べさせ合うなんて恋人以外許されないだろう。断ろうと再度友達であると伝えるが店員はニコニコの笑顔のまま『とっても仲良しの二人ならやりますよね?』とさも当然とばかりに言われてしまい「やらねぇだろ!」と思わずツッコんでしまった。カップルでもなかなかのハードルだがこれがパフェを食べる条件なのだろう、散々騒いだせいか周囲の目線は自分達に集まっていて【友達同士で来たのに恋人らしいことをさせられている】という意味で好奇の目を向けられている。まさか本物のカップルだとは思われていないはずだ。カメラまで構えられてしまえばもう逃げ場もなく、渋い顔のままスプーンを手に取るとせめてもと相手の好きなバニラアイス部分をひとすくいして無言で差し出し)

  • No.9236 by 検索  2025-07-28 19:16:41 ID:415c83bff

…パフェの為にもやるしか無さそうだね。……ん、美味しい。
(まさかの課題に固まって相手と顔を見合せてしまうが店員は笑顔を崩さずに当然のことだと告げる。どうやらカップルであろうとなかろうと平等のミッションが課せられるらしい。相手が強く突っ込んだりして騒いだせいで心做しか周りからの注目を集めていてさっきまで自分達のことを気にしてない人からも視線を向けられている。普通に恋人として来るよりも目立ってしまっている気もするがこうなったらさっさとやり遂げてしまうしかないだろう。覚悟を決めたように呟いていると相手がパフェスプーンを持ってこちらにひとすくいしたバニラアイスを差し出してくる。ちらりと相手を見てからそのまま顔を寄せアイスを口にする。夏の日差しを受けていて若干火照っていた体にその冷たさと甘さが染み渡ってふにゃりと笑みを浮かべる。その味を満足そうに噛み締めるとこちらもマンゴーとクリームの乗った美味しい所をすくうと調子に乗って「あーん」と言いながらカメラの前でスプーンを差し出して)

  • No.9237 by 探偵  2025-07-29 07:54:42 ID:65b68c258


…、……お前な…ん、…
(周囲の客の注目が集まる中ここで引くことなど出来ず相手にアイスの乗ったスプーンを差し出す、相手も困惑していたようだが意を決してアイスを口に含んだ。すると固かった表情はそれこそアイスと一緒にトロけるようにふにゃりと和らぎ笑みが浮かんでその表情の変化に胸が強く鼓動を打った。さっきまで一緒に固まっていたのにその変化は心臓に悪い。思わず相手に見とれていたがその隙にシャッターがきられていた事には気が付かず、今度は相手からクリームとマンゴーを乗せてスプーンが差し出される。アイスで機嫌を良くしたのか言葉まで付け加えられるとまた動揺してしまって目を泳がせた。だがやはり店員と客が見ている中で下手に引くこともできず顔を寄せてスプーンの上のものを口に含む。ひんやりとしたマンゴーに甘いクリームは良くあっているがやはりソワソワと落ち着かなくて眉を下げながら目を泳がせ「美味いな…」というのが精一杯で)

  • No.9238 by 検索  2025-07-29 11:14:11 ID:415c83bff


だろう?ひんやりと甘くて夏らしいパフェだ
(思わぬミッションに固まったもののその味は間違いなく美味しくてご機嫌のまま今度はこちらがスプーンを差し出す。相手は動揺したように目を泳がせるが覚悟を決めたのか顔が近づいてスプーンの先端を含む。その間も何処か落ち着かないように眉を下げていたものの好意的な感想が聞こえてくれば自分は差し出しただめにも関わらず自慢げな笑みを見せて絶賛していた。撮影を終えた店員は『カプルにも負けない仲良しっぷりをありがとうございます!それでは是非この後もお二人で仲良くパフェを味わってください』と告げるとカゴなどの道具を持って去っていく。“仲良く”を主張した言葉に少々照れ臭くなるも相手と言われるならば悪くは無くて口元を緩ませながら「じゃあ仲良く食べようか、翔太郎」と楽し気に笑いかけると早速自分で一口食べ始めて)

  • No.9239 by 探偵  2025-07-29 12:26:58 ID:65b68c258


なかなかの試練だったな……そうするか
(なんとか相手から差し出された分を食べると晴れてラブラブミッションとやらは達成出来たようで店員達はテーブルから去っていく、周囲からの注目もある程度薄れたようでほっとしていた。パフェを食べるための最難関を突破すればあとはパフェを楽しむだけだろう、幸いカップルではなく仲良しの友達という建前も保ったままだ。カップル達と同じことをさせられていたのはさておき、頷きながら答えるとこちらもスプーンを手に取ってパフェへと伸ばす。パフェが入ったグラスは通常よりも大きく、前に二人で作ったパフェと比べて違いは歴然だ。フルーツとアイスがいくつも飾り付けられ二人でもなかなかの食べ応えだろう。先程すくったのとは別のパイナップルシャーベットらしきものをすくい上げて口に運べばミッションで妙に上がってしまった体温も冷やされてようやく口元が緩んでいく。同時に先程の相手の表情を思い出せば「さっき食ったバニラアイス、そんなに美味かったのか?」と揶揄うように聞いてみて)

  • No.9240 by 検索  2025-07-29 15:03:45 ID:415c83bff

…ん。 ああ、市販のよくあるやつとは違って濃厚な気がするよ。君も食べてみるかい?
(無事にミッションをクリアすれば漸くお目当てのパフェに有りつける。早速マンゴーとクリームの部分をすくって口にしてみれば二種類の甘味とマンゴーのみずみずしさが感じられて満足げに口端を上げた。相手の方を見てみればシャーベット部分っぽいところを口に運んでいてその美味しさに口元を緩めていればこちらまで嬉しくなってしまう。番組で紹介されるだけあってその見た目に劣らない素材の良さにテンションは上がっていきさらにもう一口、口に運んだところで先ほどのバニラアイスの感想を聞かれる。普段食べるようなバニラアイスも美味しいがここのアイスは手作りなのかそれともお高い物を使っているのか分からないがバニラビーンズが効いたような濃厚な味わいがするのだ。関心を寄せられるとその味を相手と共有したくなって自分のスプーンでバニラアイスの部分をすくうと周りに客が居るのも忘れいつものように相手の口元に差し出して)

  • No.9241 by 探偵  2025-07-29 17:43:01 ID:65b68c258


へぇ、さすが人気なだけあって抜かりねぇな。…え、………
(パフェは見た目の豪華さはもちろんひとつずつの美味さもお墨付きでこれだけ人気が出るのも頷けるものだ、視界の端にいた店員が入口に掲げられていたトロピカルパフェの看板を片付けているのが見える、きっと自分達のパフェが最後だったのだろう。事務所をすぐ飛び出して正解だったと思いつつ先程の笑顔を思い出しながら味を問えば既にご機嫌な相手からはテンション高くその感想を伝えられる。シンプルなバニラアイスひとつとっても美味いらしい。相手に勧められて「おぅ」と返事をしてスプーンを動かそうとするがその前に相手が動いて目を瞬かせる、そしてごく自然にアイスが掬われこちらに差し出されるとまた固まってしまった。もうラブラブミッションとやらは終えたはずだがきっとそんなもの関係なくいつも通りの行動としてこちらにアイスを差し出しているのだろう。思わず目線を周囲に走らせる、先程のようなこちらへの注目は外れていてそれぞれのテーブルは自分達の食事に夢中のようだ、それに加え先程お互いにパフェを食べさせあって店員の後押しもあればある意味ハードルは下がっている。そんなことを刹那の間に考え結論を出すと差し出されたスプーンに顔を寄せ口に含む、バニラアイスは確かに一般的なものより濃厚で口いっぱいにバニラの味が広がればその美味さに口元は緩もののやはり恥ずかしさは抜けずに眉を下げてチグハグな表情をしながら「…確かに美味いな」と呟いて)

  • No.9242 by 検索  2025-07-29 19:43:02 ID:415c83bff

…、……だろう? 建前は違うけど僕達だってデートなのだから存分に楽しまなくては。
(いつものように相手の元にスプーンを差し出したが相手の反応でここが周りに人がいる店内であることを思い出して一瞬固まる。だが今更引っ込める気にもなれなくてじっと相手を見つめながら行動を待つ。相手は辺りを確認するように視線を迷わせてものの近づいてきてスプーンの先を口に含んだのをみればぱっと表情を明るくする。バニラの味はお気に召したようで口元が緩みつつ羞恥で眉が下がったような素の表情が見えればこちらまで笑みが浮かんで得意げに声を掛ける。このパフェ自体も勿論高クオリティの味なのだろうがこうも気分が弾むのは相手と一緒に食べているからだろう。自らも顔を寄せて相手との距離を近付けると二人だけが聞こえる声量で自分達もデートであることを告げる。ご機嫌な表情のまま、また自分の席に戻ると相手に使ったスプーンでそのままシャーベット部分もすくってさらに食べ進めていき)

  • No.9243 by 探偵  2025-07-29 20:19:43 ID:65b68c258


っ、……言ったな……
(相手はこちらの反応を見てここが出先であるのを思い出したようでスプーンを持ったまま固まっている、しかし引っ込める気はないようでこちらも問題ないと踏み切ると再び相手から差し出されたものを食べた。途端に表情が明るくなるのだから心臓に悪い、じわりと熱くなった頬を冷たいアイスが冷やしていった。軽く息をはいて気持ちを整えていると相手が近づいてきて目を向けると二人だけに聞こえる声で立派なデートをしているのだと告げられてまた顔に熱が登りそうになった。相手はこちらを置いて元の位置に戻って上機嫌にしている、顔に赤みが出る前に大きめにパイナップルシャーベットをすくうと口の中に放り込んで無理矢理赤みを引っ込めた。そちらがその気ならこちらも同じ手を使うまでだ、今しがた口をつけたばかりのスプーンでオレンジと生クリームをたっぷり、さらにその上にハートのチョコが乗った部分を掬いとると相手の方に差し出して「ほらフィリップ、俺からの愛情だ」とわざと周囲の注目を集めるように少々大きめの声を出して)

  • No.9244 by 検索  2025-07-29 23:14:45 ID:415c83bff

…え、…これはまた大きな愛情だね、……んっ、ん!
(建前はどうであれ自分達も他のカップルと同じデート中なのだと告げると相手がまた動揺したのが分かった。その反応に満足そうにしながら元の位置に戻るとパフェを食べる方に戻る。普段はそれぞれ注文して交換する事が多いからこうやって一つのものを分け合うのは割と珍しい。崩さないように気をつけながら食べ進めていると相手にしては珍しくスプーンに果物やクリームをすくいとってるのが見えた。そして辺りにも聞こえるような声と共にスプーンを差し出されると注目を集めるためのような行為に思わず固まってしまった。実際周辺のテーブルからちらちらと視線を向けられているのが分かる。この状態で口にするのは躊躇われるものの先程デートと宣言していれば意を決して近付き口を開いた。だが一口で一気に食べようとした分、たっぷりと乗っていた生クリームが口端から溢れた。慌てて指で拭うも反対側はまだクリームが残ったままで)

  • No.9245 by 探偵  2025-07-30 07:51:37 ID:65b68c258


……クリームついてるぞ
(このパフェを恋人同士のデートとして楽しむならばここはもう振り切った方がいい、少々大袈裟な声を出せばあのテーブルの二人がまたふざけているようだと周囲の目がこちらに注がれる。相手もこちらの意図が分かったようで一瞬体が固まった、先程同じことをしたのだから応じるのは当然のことだろう。少しして相手が近づきスプーンを口に含む、しかしクリームたっぷりのそれはひと口では収まらなかったようで口端から白のふわふわが溢れでているのを見れば意趣返しだとかそんなことは忘れて素で笑ってしまった。こちらの差し出した大きすぎるひと口に慌てる様子が可愛らしくて暫く眺めていたがひとしきり拭いた後にも口端にはまだクリームが残っていた。周囲の認識がまだ友達同士である以上ある程度のことをしても友達同士が恋人のフリをしてふざけていると思われるはず、大袈裟であればあるほどおふざけだと処理される。ガタリと音を立て椅子から腰を上げるとテーブル越しに相手の方に近づく、そのまま手を伸ばすとするりと撫でるように頬に手を添えて声をかけた。そのままわざと唇の真ん中に親指の腹を置き、そこを撫でるように横へとゆっくり動かしてクリームを丁寧に取れば、満足気な顔をしながら席へ戻って親指のクリームを口に含み)

  • No.9246 by 検索  2025-07-30 11:43:42 ID:415c83bff

え、どこに…っ!?…、
(恥ずかしさの余り一口で全部食べてしまおうとしたが生クリームが口端から溢れてしまった。その姿を見て相手が笑ったのが見えれば一気に羞恥が襲ってきて慌ててその口元を拭った。粗方全部拭ったつもりだったがまだ残っていると聞けば焦って手当たり次第拭おうとするもその前にこちらに手が伸びてきて頬に触れられると思わぬ距離に体を固める。そのまま唇に触れられると友達という前提を崩すような行為に大きく目を見開いて相手を凝視する、やけにゆっくりと唇を撫でられている間全く動けなくてじわじわと顔が赤く染まっていく。相手が席に戻り唇から取ったクリームを口にしたのをきっかけに正気に戻るとまた一層顔を赤くして「っ、翔太郎!なにするんだい!」と大きな声を上げてしまう。だがその声でさらに注目を集めることになると弱ったように視線迷わせ)

  • No.9247 by 探偵  2025-07-30 12:32:47 ID:65b68c258


さっきの店員さんも仲良くって言ってただろ?
(慌てる相手を他所に緩慢な動きで頬に手を添えて唇に指をあてる、大袈裟すぎるほどカップルらしい動作だが二人きりでは当たり前の行為であることを周囲の客は知らないだろう。あくまでもおふざけとして唇を拭えば手を添えていた頬が一気に熱くなるのが分かる、さらに目に見えてそこが赤くなればいやでも口元はニヤついた。相手が何か言う前に離脱して拭い取ったクリームを食べているとやっと相手から文句が飛んできてその時間差にもまた口元を緩めながらすました顔で大の仲良しの友達としての行動だと主張しておいた。相手の焦りようとこちらの躱しように周囲の客もクスクスと小さく笑っている、作戦は成功しているらしい。周囲の注目を集めていることに相手は困った様子で先程と立場が逆転すればこちらも上機嫌になるというものだ。未だ真っ赤な相手を見ればさらに追い打ちをかけたくなるもので先程食べたパイナップルシャーベットをまた大きめに掬いとって「これで体冷やした方がいいんじゃねぇか?ほら、あーん」とまた堂々と相手にスプーンを差し出すと揶揄うように言って)

  • No.9248 by 検索  2025-07-30 15:59:48 ID:415c83bff


っ…、君の方がこの状況を楽しんでいるじゃないか。…ん、
(まるで周りにアピールするように唇を拭われ、そのクリームも目の前で相手が食べられてしまうと顔に熱を持って赤くなってしまう。どう考えても仲良しの友達を超えた行動ではあるが先程自分がしたように仲良しを強調していて言い返せそうにない。周りからもくすくすと楽しそうに笑い声が聞こえているとますます視線を泳がせていた。そうして動揺しているこちらとは対照的に相手はやけにご機嫌でまた調子のいいことを言いながらシャーベットを乗せたスプーンを差し出してくる。じっと相手を見つめ少々愚痴っぽく文句をつけるとシャーベットと相手の顔を交互に見てから顔を寄せる。同じ轍を踏まないようにまずは半分ほど口に入れ、もう一口で全てを食べきった。さっぱりとした甘さのパイナップルに火照った身体が冷やされて僅かに口元を緩める、唇についた欠片も自分で舐め取ると「おかげさまでちょっと冷えたみたいだ」と感想を伝えつつちょうど棒状のチョコ菓子が視界に入るとスプーンを使わずそのまま手にしてから立ち上がり身を乗り出すような形で「お返しだ」と相手の口元に差し出して)

  • No.9249 by 探偵  2025-07-30 18:52:30 ID:65b68c258


せっかく評判のパフェなんだから楽しく食べた方がいいだろ?…なんだよこれでゲームでもするかと思ったぜ
(最初こそカップル限定スイーツという文字に腰が引けてラブラブミッションなるものに完全に困惑してしまっていたが周囲の目線の乗りこなし方を理解した今何も恐れるものはない。きっとあえてカップルっぽいことをすればするほど友達同士の戯れに見えるのだろう。未だ困惑している相手を見てさらに周囲の注目を集めるようなことを言いながらスプーンを差し出せば今度は二口でシャーベットを食べていてその表情が綻ぶ、動揺して目を泳がせる相手もいいものだがやはりこうやってストレートに喜んでいるのを見るのが何より幸せだ。それに今は何よりも正真正銘デートの時間、今を楽しむことが一番だ。シャーベットを無事に食べ終えた相手はパフェに刺さった棒状のお菓子を手にしてこちらへ身を乗り出す、そして口元に差し出されればまた冗談めかしたことを言ってひと口齧りついた。そのまま相手の手からお菓子を取ると今しがた自分が齧ったばかりの所を相手の方へ差し出し「お前も食うだろ?」と楽しげに言って)

  • No.9250 by 検索  2025-07-30 19:45:10 ID:415c83bff

っ、あのゲームは君が甘えたがりになるみたいだからしても良いけどね。 ああ、もちろん。
(周囲の視線を妙に意識してしまって顔を赤くなってしまったが差し出されたシャーベットは素直に冷たくて美味しい。本来なら友達の範疇を逸脱した行為だが店内のお客さんは浮かれている人も多く自分達もカップルのノリをする仲良しの友人に見えている様だ。ならばそれに乗るのが一番だと頷き、シャーベットを味わっていた。それから次に目についた棒状のチョコ菓子を相手に差し出す。ゲームというワードで大雨で避難したホテルでやった光景を思い出して一瞬身を固める。だがやられっぱなしは悔しくてその時に酔いも合わせて可愛らしかった事を小さく笑いながら告げる。お菓子を取られて楽しげに差し出されると二つ返事で頷き顔を寄せる。そして同じくその先っぽに齧り付くがちらりと相手を見るとそのままあのゲームのように身を乗り出しながら勢い良く食べ進めていく。そのまま持ち手の指先に到達すると密かにぺろっと舐めてから「これも美味しいね」と素知らぬ顔で離れていき)

  • No.9251 by 探偵  2025-07-30 20:24:50 ID:65b68c258


な、おい!…そ、想像で勝手なこと言うな、よ…っ?!
(棒状のお菓子でカップルとなればいの一番に思い浮かぶのは定番のゲームで揶揄うようにその単語を出してやれば相手はまた一瞬固まっていて思わずニヤけてしまう。だが直後相手はかつて大雨でホテルに閉じ込められた時のことを引き合いに出して目を見開いた。ここで大胆にカップルらしいことが出来るのは自分達が友達という前提があるからこそだ、しかし過去にもそれらしいことをしていたとなれば前提は崩れいつもカップルらしいことをしている、つまり恋人同士だと言っていることになってしまう。周囲の客はそれぞれの恋人に夢中でこちらの話などまともに聞いてなどいないのだが自分達が本物のカップルだとバレてしまわないか気が気ではなくて焦ってしまった。なんとか誤魔化そうとギリギリ声がひっくり返らないようにしながらすました顔で口を開いたがその前に棒状のお菓子が一気に食べられ最後にはあの時を思い出させるように指先が舌で擽られるとぶわりと一気に顔を赤くさせた。その間に今度は相手が素知らぬ顔でこちらを離れていく。赤い顔を他人に見られないように顔を俯かせながら「これじゃパフェ食えねぇじゃねぇか…」と文句を言っていて)

  • No.9252 by 検索  2025-07-30 22:21:21 ID:415c83bff

ふふ、さっきまでの僕とお揃いになったね、翔太郎。
(相手の話から実際に自分達でやった時の事を匂わせるような話を振ると分かりやすく相手は目を見開いた。慌てたようにあくまで想像の話だと言い張るが周りのカップル達は各々の恋人と過ごす時間に夢中でそもそも他人の話を聞いてないだろう。それに気づかないまま弁明をする相手を微笑ましく思いつつ差し出されたチョコ菓子を最後まで食べて少し悪戯をしてみるとより分かりやすく相手の顔が真っ赤に染まっていく。直ぐに離れてもその色は治まる気配はなくてまた立場が逆転したような様に楽しそうに【お揃い】だと称する。普段よりも浮かれている自覚はあるがカップル限定のパフェなんて物を食べているのだから仕方ないだろう。これ以上揶揄うと相手が動けなくなりそうで追撃は諦めるとセットでついてきたアイスコーヒーを飲んで口の甘さをリセットするとまたバニラアイスをすくって口に運ぶ。その甘味にまた口元を緩めつつ辺りを見れば同じく楽しそうに恋人と話している人達ばかりで「…皆幸せそうだね」と素直な感想を呟いて)

  • No.9253 by 探偵  2025-07-31 07:49:20 ID:65b68c258


うるせ。……俺達も周りからはあんなふうに見えてんのか
(これまでなんとか抑えてきた顔の赤みは一気に爆発してしまってなかなか熱が引きそうにない、それを楽しそうに【お揃い】だという相手に恥ずかしいのだがその笑顔を見れば嬉しくもあって、しかし有効な反撃は見当たらずに八つ当たりのような一言を口にしていた。こちらもアイスコーヒーを飲んで一旦口の中と気持ちを落ち着かせる、パフェにはアイスを初めとした溶けてしまうものも多くこのままのペースでは美味しく食べられる時期を逃してしまいそうだ。顔の赤みが引っ込んだ頃合にパフェの真ん中に鎮座しているプリンをすくい取って食べる、甘いクリームにあわせて控えめの甘さのそれを楽しんでいれば相手が周囲を見回しながら呟いていてこちらも他の客を観察してみる。ほとんどのテーブルには自分達と同じパフェが乗っていて各々が自分達の世界に浸っている。これも最初に行われるラブラブミッションとやらで雰囲気が盛り上がるせいだろう、自分達と同じくミッションでもないのにお互いにパフェを食べさせあったりしているのも見受けられてどのテーブルも幸せな空間が広がっていた。自分達も同じ幸せを堪能している自覚はあって特に考えもせずに呟くが、直後周りのカップルとは違う状況であるのを思い出すと「いや、あんなに幸せそうだって思われてちゃまずいな…」とあくまでも自分達は友達同士という前提があるのを自分に自覚させるようにまた呟いていて)

  • No.9254 by 検索  2025-07-31 11:32:15 ID:415c83bff

……別に気にしなくても良いと思うけど。ここには好奇の目で見てくる人もいないし良い意味でお互いの事しか見えていないようだから僕達が多少幸せそうにしてても何も思わないはずだ。
(相手も顔を真っ赤にしていたがアイスコーヒーとプリンでクールダウンしたようでまたパフェを二人でつつき合う。様々な種類の甘味が乗ったパフェを味わうながら周りを見ればそれぞれ話が弾んだり食べさせ合ったりもしている。奥には先ほど甘酸っぱい会話をしていた二人組も楽しそうにパフェを食べていて店内は幸せそうな空気に包まれていた。自分達も同じ状況であると示すような呟きが聞こえてくれば胸の内が擽ったくなるも相手は自分に言い聞かせるように呟きを続ける。それをじっと見ればまたシャーベットをすくって口に運んでから自分の意見を伝える。相手はずっと周囲からの目を気にしているようだが現に今まで自分達を変な目で見て来た人たちはここにはいない。それぞれ自分達の世界に浸っていて周りが見えていないといった所だろう。ならば自分達が何をしていようとよほどのことで無ければ注目を集める可能性も低い。更にパフェスプーンでバニラアイスとハートのチョコの乗った部分をすくうと「それにここが風.都.の外ならばルールの適応外だろう?」と楽し気に告げながらそれを相手の口元に差し出して)

  • No.9255 by 探偵  2025-07-31 12:23:53 ID:65b68c258


………それもそうだな。…ん、美味い
(オシャレな雰囲気に加え周囲の客と同じく自分達も先程のラブラブミッションとやらで距離が近い行為をするハードルが下がっていて油断しすぎないようにと自戒を込めて呟く。しかし相手は揶揄うでもなく茶化すでもなく、冷静にこの状況を分析して目を瞬かせた。確かに自分達が騒げば周囲の注目はこちらに集まっていたがこうやって二人で会話している分には他の客は各々のパートナーに忙しく誰もこちらを見ていない。誰もが一緒にパフェを食べる大切な人との時間を堪能していた。更に相手からここがルールの適用外である風.都.の外であるのを告げられると一瞬動きを止めた後にストンと今まで気にしていたものが体から抜けていった。確かにここは風の街の外だ、それにせっかくこんな特別なパフェを食べているのならば周囲の客と同様に相手とこの時間を共有することに集中したい。それに二人だけの世界に浸って幸せな空気を出してもそこら中にそれが溢れているのだから悪目立ちすることもないだろう。納得するように頷きながら呟くと身を乗り出して躊躇することなくスプーンを口に含む、冷たくて濃厚なアイスの中にハートのチョコが混じっていて少々恥ずかしいながらも今度こそパフェをしっかりと味わうことが出来て自然と笑みを浮かべる。肩の力が抜ければテーブルの下で相手の方に足を伸ばして軽く触れさせあう、テーブルに挟まれてはいるがより相手を感じることができるようになれば上機嫌に口角はあがって「新しい層食ってみるか」と楽しげに言えばスプーンを少々奥へいれて爽やかなソーダ味のゼリー部分をすくい上げて相手の方へと差し出して)

  • No.9256 by 検索  2025-07-31 16:29:16 ID:415c83bff

君と一緒に食べるからこその味だね。底はゼリーになってるのか、…ん、ちょっとしゅわしゅわしてて不思議な体験だ
(自分なりの今の状況を分析して変に取り繕う必要もないだろうと語れば相手の目が分かりやすく瞬いた。街の中では何かと気にしないといけない部分も多いがこの特別な場所なら少々浮かれてしまっても許されるはずだ。それに納得するように頷いた相手の口元に甘いバニラアイスを差し出すと今度は躊躇うことなく口に含まれたのを見て自然と笑みが浮かんだ。相手の顔にも柔らかな笑みが浮かんだかと思えばテーブルの下で足が何かが触れる気配がして一瞬視線をそちらに向ける。その正体が分かれば胸は温かい物に満たされて自らも挟み込むようにして足をくっつけると浮かれた言葉を口にしていた。そうしていると相手がパフェの器の底の方にスプーンを入れて綺麗な水色のゼリー部分を救いあげる、上とはまた違う層に感心していると当然のようにこちらにスプーンが差し出される。それにまたご機嫌になるのを感じながら顔を寄せ口に含んだ。味だけでなく軽く炭酸も閉じ込められているようで普通とは違う食感に少し驚いた後、その感想を相手に伝える。ふと良いことを思いついて自分もゼリーの層をすくい、さらにその上にパイナップルシャーベットが乗せるようにすると「沢山乗ってるからこういう組み合わせも出来るね」と話しながら相手の口元に差し出して)

  • No.9257 by 探偵  2025-07-31 17:41:24 ID:65b68c258


仲良しの…カップルじゃねぇと食えねぇからな。…ん、…すげぇ爽やかな組み合わせだ
(周囲の客が各々で夢中であることに相まってここが風.都.の外だと気づけばすっかり張っていた肩肘は緩まって心のままに相手との時間を過ごすことが出来る、こちらが差し出されたアイスを口にすれば相手の顔には笑みが浮かんでそれだけで幸せな心地に包ま
れた。浮かれた心のままにテーブルの下で足をくっつければこちらの足が相手に挟まれて口元はさらにニヤけてしまう、先程の続きで友達という言葉を出かけるがチラリと周囲を見て思い直せば正真正銘カップルとしてのデートだからこそだと口にしていた。こちらが差し出したソーダのゼリーは不思議な食感らしく、感想を聞いて気になっていれば相手はゼリーとシャーベットを組み合わせてこちらへと差し出してきて緩んだ口元のままスプーンを口に含んだ。相手の言った通り炭酸が入ったぷるぷるなのにシュワシュワなゼリーとさっぱりとした味のパイナップルシャーベットが良くあって味を噛み締めるように軽く目を閉じていた。その後はプリンにオレンジを乗せた全く違う組み合わせを試したり棒状のお菓子にクリームをたっぷりつけて食べたりとそれぞれの組み合わせを楽しんで、気がつけば半分以上は互いに食べさせあいながらパフェを食べ進めていって)

  • No.9258 by 検索  2025-07-31 19:22:49 ID:415c83bff

…あれだけ大きかったのに案外食べられるものだね。
(すっかり気を抜いてパフェを食べていれば口元は緩むばかりで心も弾む。その中でハッキリと自分達のことをカップルと称する言葉が聞こえると目をきらきらさせ強く頷いていた。ますますデートだと意識することになれば浮かれて水色と黄色の組み合わせをした一口を差し出す。それを口にした相手から好意的な感想が聞こえてくれば無邪気な笑みを浮かべていた。そうしてお互いに新しい組み合わせを見つけては感想を呟き、お互いに食べさせあったりしていればあれだけ大きかったパフェもどんどん無くなっていき、残り一口分になってしまった。食べ切ってしまうのは惜しいものの残しておいたマンゴーと器の側面についた生クリームを綺麗にスプーンにすくい取ると「最後の一口は君に捧げよう」と笑みと共に少し気取った言い回しをしながらまた相手の口元に差し出して)

  • No.9259 by 探偵  2025-07-31 20:18:29 ID:65b68c258


二人なら余裕だったな。…なんだよ俺のマネか?なら遠慮なく、ん…
(こちらが周囲が浮かれているのをいい事にカップルだと口にしたり二人の色を宿した爽やかなひと口を食べる度にこちらをみる相手の顔に笑顔が灯って、その度に胸が温かくなる。冷たいパフェを食べながらいつの間にかどっぷり二人の世界に浸っていればあっという間にグラスの中身は減っていった。最初に画面で見た時は食べ切れるものなのだろうかと疑ったものだが美味しい上に爽やかな味が多く二人で難なく食べきれてしまった。相手がスプーンでグラスに残った最後のマンゴーとクリームをすくいあげれば少々気取った言い方と共にこちらへと差し出してくる、小さく笑って揶揄うようなことを言いつつお言葉に甘えて最後のひと口をいただいた。グラスに残っていたシロップ類をたっぷり纏いさらにクリームも乗っていれば「特別甘いな」と感想を言いながら口元は緩みきっている。グラスの中は完全に空になって「美味かったな」と余韻に浸りながら最後のアイスコーヒーも飲み干して)

  • No.9260 by 検索  2025-07-31 23:15:24 ID:415c83bff

特別な一口だからね。ああ、評判につられてきて正解のお店だった。
(最後の一口を少々気取って差し出すと相手は小さく笑ってそれを口にする。相手の感想に様々な想いや味が乗った一口だったと無邪気に笑いつつ二人で完食した大きなパフェのグラスを見つめる。これだけ大きかったが爽やかな味に加えて中身も様々で飽きることなく食べ進めることが出来た。きっかけはテレビ番組だったがあの時飛び出して食べに来て良かったと胸を張って言えるスイーツだった。甘いものを満足行くまで食べることが出来てご機嫌のまま頷いているとタイミングを伺っていた店員が近付いてくる。その手には封筒があって『こちら先程お撮りした写真です。本日のお二人の笑顔、記念にお持ちくださいね』と言いながら手渡してくれた。カップルと同じ扱いなことに今更ながら少し羞恥を覚えるも店員が去っていったタイミングで封を切ってみると先程二人で並んで撮った写真とそれぞれにパフェを食べさせている所の写真が紙製の簡易フォトフレームに差し込まれていた。まだ吹っ切れてなかったときで恥ずかしそうにしてる顔だが見るからに幸せそうで「確かに良い記念になりそうだ」と微笑んで)

  • No.9261 by 探偵  2025-08-01 07:56:29 ID:65b68c258


…また他人に見せられねぇ写真が増えちまったな。家だけに置いとかねぇと
(爽やかで甘くて相手との時間に浸れるパフェはあっという間になくなってしまった、事務所を飛び出すようにして店に来たがその選択は大正解だったらしい。アイスコーヒーを飲みながら傍にある窓ガラス越しに海を眺めていると店員が近づいてきて相手に封筒を渡す、中身は最初に撮った写真のようで相手との時間にすっかりその存在を忘れていれば少々照れくさくも軽く身を乗り出して封を開ける相手の手元を見守る。中身を開けてみればこの店の雰囲気と同じ白色のフォトフレームに三枚の写真が収まっていた。写真の中の二人はまだ友達同士だと誤魔化すことに必死でなんとなくぎこちないのが初々しさを醸し出している、まるで入店前にみたカップルのようだ。思わず笑ってしまいながら感想を口にしつつチラリと相手の方をみればその顔は幸せの色に満ちていてこちらの顔にも同じ色が浮かんだ。ささやかな夏の一時だったがまた二人だけの思い出が増えて心を満たすとテーブルの下で軽く互いの足を擦り合わせながら「そろそろ行くか。ここらへん軽く走ってから帰ろうぜ」と声をかけて)


(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。まさに夏の一幕といったお話でしたがカップル限定パフェに振り回されてわちゃわちゃしたところから二人だけの時間に浸るところまで検索くんと探偵が穏やかな時間を過ごすやり取りができて夏休みを過ごすような感覚で楽しむ事ができました。今回もありがとうございます!
次のお話ですがいかがいたしましょう?このまま二人の時間をもう少し過ごすような方向ですと前にあげて下さった香水を作る話、いっそこのまま夏の海を楽しむ話、あと騒がしいお話ですとメモリの力でおばあちゃんから高校生に若返った子に満足するまで付き合わされる話、なんてのを考えていたのですが検索様はいかがでしょうか?)

  • No.9262 by 検索  2025-08-01 10:58:12 ID:415c83bff

カップルらしくて良いじゃないか。ああ、帰るまでがタンデムデートだからね
(封を開けて中身を見れば何処となくぎこちない二人が映っていてお互いに笑い合う。今まで記念でツーショットを撮ることは何度もあれど第三者に二人でいる瞬間を切り取られることはあまりない。そういう意味では特にパフェを食べさせ合う写真は貴重だろう。また新たに二人の写真が増えたことに幸せな笑みを浮かべつつカップルらしいと称していた。テーブルの下で足をくっつけて擦り合わせるのを感じれば視線だけ下に向けて小さく笑い【デート】というワードを使って頷くと立ち上がった。会計を済ませて店の外に出ると涼やかだった店内に比べて夏の日差しが降り注いでいる。それにまた夏らしさを覚えながら沢山甘い物と幸せを味わってご機嫌のままバイクに乗り込むと「行こう、翔太郎!」と声を掛けてぎゅっと相手の体を抱きしめて)

(/こちらこそいつもお世話になっております。カップル限定に抵抗して友達同士だと主張する探偵君と甘い物に目が無い検索でわちゃわちゃとこの時期にピッタリな楽しい時間を過ごすことが出来ました。すっかり絆された探偵君が可愛らしく後半は遠慮なしに食べさせ合う二人が微笑ましくなりながら夏のひと時が過ごせたと思います、今回もありがとうございました。
悩む所ですが香水を作る話はいかがでしょうか。この前あった二人の時に使うものを作っても良いですしペアリング出来る奴を作る話でも楽しそうです。おばあちゃんが若返った子の話も騒がしくなりそうですし探偵君の育ての祖母に絡めてちょっぴりしんみりさせることも出来そうなので是非後々やらせてください!)

  • No.9263 by 探偵  2025-08-01 12:28:49 ID:65b68c258


……ペアリング?
(店が作り出した雰囲気にすっかり飲まれ幸せな時間を相手と二人で共有し、バイクの後ろに乗せた相手の体温と抱きつく心地を感じながら海沿いを軽く走るタンデムデートまでしてたっぷりとカップルの時間を過ごした日から一週間ほど、本日の風.都.も相変わらず茹だるような暑さで当然のように客足は鈍かった。午前中にネコ探しをしたもののいつもならなんて事のない依頼のはずなのに太陽光を浴びていつも以上に体力を奪われてしまって昼過ぎには事務所でバテていた。相手が入れてくれたアイスコーヒーを飲んで体を冷やしていると若.菜.姫,のラジオが聞こえてくる、天気の話や最近遠出した話などをぼんやりと聞いていたが『そこで香水の専門店をたまたま見つけたんです』と話題が広がっていく。なにやら自分でカスタマイズしながら香水を作れる場所があるらしい。そんな店もあるのかと聞いていれば『意中の人とペアリングの香水を作るのも良いですよね』なんて話題が続いて聞き慣れない単語に思わず同じ言葉を繰り返していて)

(/それでは香水を作るお話にいたしましょう!二人の時に付ける香水にするか迷ったのですがペアリングのを作る方がより二人の特別感が出るかなと思いましたのでそれっぽい流れにしておきました。おばあちゃんが若返る話は是非育ての祖母のお話も絡めて騒がしくもほっこりなお話にできれば!それではいつも通りいい感じに乗っちゃってください/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9264 by 検索  2025-08-01 15:32:46 ID:415c83bff

ペアリングは確かこの前の料理とワインみたいに相性の良い組み合わせの事だったと思うけど…
(カップル限定のパフェを楽しみ帰りも海沿いをバイクで走る夏らしいデートを満喫してから一週間ほど。相変わらず事務所の外は今年最高の気温を連日更新していて朝に猫探しに出掛けた相棒も昼過ぎにはバテて帰ってきていた。ガレージも冷房装置はあるもののあれだけ広い空間には効きが悪く最近は事務所の方で過ごしていた。いつもの時刻になり若.菜.姫のラジオの時間になると椅子をラジオの前に持って行きその声に耳を傾ける。相変わらず陽気に近状を語る彼女に心惹かれつつフリートークの一環で聞こえてきたのは香水専門店の話だ。感心したように聞いていれば【ペアリング】というワードが出てきてソファーに座っていた相手から同じ言葉が聞こえてきた。ペアリングという単語自体はこの前マダムと食事に行く際の下調べとしてワインと食事の知識を調べた時に見たことのあるものだ。二つ以上のものの相性を示す単語だと説明を挟んでいるとラジオの方でも似たような説明がされる。世界で一つだけかつ二人の香水が合わさった時の真紅とが売りのようで『普段は別々の香りを纏って一緒になった時に相性ピッタリの香りになるなんてロマンティックだと思いませんか』と彼女が興奮気味に感想を述べるのを聞けば「へぇ…確かに面白いアイデアだね」と興味を示して)

  • No.9265 by 探偵  2025-08-01 18:04:04 ID:65b68c258


相性のいい組み合わせ、か……バラバラなのが二人になるとひとつになるってわけか……
(香水は当然知っているがペアリングという言葉とは結びつかなくて思わず呟くと相手が補足を入れてくれる、そういえばマダムと食事をした際に彼女がそのキーワードを口にしていた。つまりは違う二つのものの調和を楽しむ、といったところだろうか。ひとりずつのオリジナルな香水というだけで特別な響きがするがさらに二人が隣に立った時にだけ二人の香りが混ざりあいひとつの香りになると言うのは何処と無く自分達を示す言葉と似通ったものを感じる。それに二人の香りが混ざりあう経験は覚えがあって、それは主に二人の家での事が多いことを思えばゆらりと目線を泳がせる。あの時のような相手と溶け合うような感覚、相手から自分達だけのお揃いの香りがする喜びを思い起こせば段々と香水への興味が湧いてきた。そのまま若.菜,姫のトークを聞いていれば『あ!ふ,う.と.く.ん.ラブさんによれば風.都.にも同じことが出来るお店があるみたいですよ!』とリスナーの手紙が読み上げられる。いくつか候補を思い出せば「あぁ、あの店か」とひとつ条件に合致する店舗を思い出して)

  • No.9266 by 検索  2025-08-01 19:12:28 ID:415c83bff

今ので分かるんだ。結構身近でもやってるんだね……
(二つの香水で三つの香りを作り出してその調和を楽しむというコンセプトに素直な感心を寄せながらラジオの話に耳を傾ける。二つが重なった時にする香りはお互いが一緒にいる時にしか感じられない訳でオリジナルの香水が輪をかけて特別なものに感じられる。そして珍しく相手の方が興味を持ったように話を聞いていてその顔をちらりと覗いていると彼女がリスナーの手紙を読み上げる。大体の地区と店の名前でピンと来たのか直ぐに目星のついた相手に感心しつつ、店の存在を知ればますます現実味が帯びてくる。今もお揃いの香りを身につけているがオリジナルのペアリングはまた違った魅力がある。勿論その響きに興味そそられると「行ってみるかい?その店」と相手の意見を伺ってみて)

  • No.9267 by 探偵  2025-08-01 21:30:13 ID:65b68c258


香水売ってる店なのに椅子とカウンターがあるから不思議だと思っててな。香水が作れる店だったのか……、…
(今だってシャンプーとボディソープでお揃いの香りを纏ってはいるのだが二人揃った時に真価を発揮するというのは自分達との親和性も高いように思えてなんとも魅力的に感じる。ラジオで話題に上がっている店には覚えがあって相手に感心されれば少々得意げな顔をしつつも香水を取り扱っている店、とだけしか知らなかったのが現状だ。店のことを思い出していると相手から誘いがかけられて一瞬考えるように目を伏せる。香水と言っていの一番に思い出すのは相手が纏っていた桜の香りだ。女子高生二人から香水の名前と銘柄は聞いていたがその店に置いてあるものなのだろうか。そしてもう一つの思い出と言えばクローゼットに押し込んで封印した香水でおやっさんに雷を落とされた思い出と共にしまっている。再びラジオの前で椅子に座る相手の方をみる、香水によってより二人で一人を強めるのであれば吝かではなくて「そろそろ俺もハードボイルドな男として相応しい香水を付けなきゃならねぇし、行ってみるか」と肯定的な返事をして)

  • No.9268 by 検索  2025-08-01 23:10:11 ID:415c83bff

単純に色々と香りを嗅いでみたいし、相談出来るなら悲惨なことにはならないだろう。 そうと決まれば今から行くよ、翔太郎!
(どうやら相手はその店を軽く見た程度だったようでその体験については知らなかったらしい。若.菜.姫のこの放送が無ければ自分も何かきっかけがない限りは知ることはなかっただろう。相手に誘いをかけてみると少し悩むように目が伏せられた後、視線が重なった時には好意的な返事がされてこちらもぱっと表情を明るくした。相手がハードボイルドな香水を身につけるならともかく専門店ならば今まで嗅いだことの無い香りを嗅ぐチャンスかもしれない。いつしか匂いで好奇心を爆発させた時と同じように目を煌めかせながら理由を並べていく。行くことが決まれば外が灼熱の気候だろうと待っていられず、ちょうど彼女のラジオの放送が終わると電源を切ってから【今から】だと宣言する。手短に支度を済ませると相手の準備が終わったのを見計らって手を引いて事務所を飛び出して)

  • No.9269 by 探偵  2025-08-02 09:33:56 ID:65b68c258


過去が悲惨だったみたいに言うなよ!…今から?!
(主におやっさんに雷を落とされてから香水に手を出すことを控えていたが相手との特別が増えるのは悪くない、というより嬉しい。こちらが好意的な返事をすれば相手には笑顔か浮かんで、それだけでも店に行く選択をして良かったと思えてしまう。相手の余計な一言にはしっかりとツッコミを入れていたが続いて今から行くのだと宣言すれば思わず驚いてしまう。だが事務所に客足の気配はなく先日パフェのために事務所から飛び出したのを思えばこれでいいのかもしれない、若.菜.姫のラジオで紹介された以上時間が経つにつれて混雑するはずだ。呆れ半分と期待半分の笑みでソファから立ち上がるといつもの帽子を頭に載せる、途端に相手に手を捕まれ外へと連れ出されると「おい!」と声を上げるもその声色は随分とご機嫌だった。頭の中にある地図を辿り店へと向かう、確かオシャレなセレクトショップか並ぶ一角にあったはずだ。通り丸ごと特別な店が並ぶ中で綺麗なガラス張りの店舗を見つけると「ここだな」と目的の店の前で立ち止まり)

  • No.9270 by 検索  2025-08-02 11:16:45 ID:415c83bff


わあ…これ全部香水……!
(早速今からいくのだと告げると驚きの声が上がるも善は急げなこは先週のパフェで実証済だ。準備を整えて相手の手を引くと後ろから声が聞こえるもののその声は弾んでいてご機嫌のまま街に繰り出した。相手の案内でセレクトショップが立ち並ぶ通りに向かうと普段は縁がないようなディスプレイが並んでいて興味深くそれを見ていた。やがて目的の店に案内されると「行こう」と声をかけてガラスの扉を開けた。中に入ると落ち着くような不思議な香りが鼻腔をくすぐる。店内には沢山の瓶が綺麗に陳列してあって恐らく全て香水の類だろう。聞いた事のない香料の名前や光景に興奮気味に目を輝かせながらその瓶の一つ一つを見ていく。好奇心を全開にしていると店員の一人が相手に近付いてきて『なにかお探しですか?』と話しかけ)

  • No.9271 by 探偵  2025-08-02 12:27:36 ID:65b68c258


すげぇ量だな…お前瓶割るなよ
(相手と共に店内に入るとまず感じたのはリラックス出来る何かの香りで思わずゆっくりと呼吸してしまう、さすが香水専門店と言ったところか。店内は木材の棚が並ぶ落ち着いた雰囲気でズラリと並べられたガラスの瓶はそれだけで絵になってしまうほど綺麗だった。相手と同じくこちらも感嘆の声をもらしていると早速相手は好奇心をフルスロットルにさせてキラキラとした目で香水の瓶を見ていく、どれもガラス製であるのを考えると一応釘は指すものの非日常的な空間にソワソワしているのはこちらも同じだった。こちらも棚を眺めていれば店員が近づいてきて話しかけられる、若.菜.姫のラジオで紹介されていて直ぐさま来店したことに若干恥ずかしさを覚えつつも「ここでオリジナルの香水作れるって聞いて来たんです。その…こうペアリング出来るやつを考えてて…俺達この街で探偵やってて、こいつは相棒なんでそういう香水が欲しいなと思って!」と前回のパフェ同様カップルに見られないよう言い訳を挟みながらも要望を伝えれば店員さんはこちらの勢いに小さく笑って『もちろん作れますよ。それでは説明をさせていただきますのでこちらへどうぞ』とカウンターの方へ案内される。未だ香水に夢中な相手の腕を軽く引いた後カウンターの方へと移動して備え付けられたイスへと座り)

  • No.9272 by 検索  2025-08-03 01:30:58 ID:415c83bff


……なるほど先にイメージを決めてから作り上げていく訳だね。
(中にずらっと並ぶガラス瓶に興味惹かれて順番にその名前と添えられた説明書きを見ていると相手が店員に話しかけられる。またもあくまで相棒との香水だと説明しているがその必死さのせいで不自然に見えているのは気のせいだろうか。だがそんな要望にも店員は小さく笑って案内がされると棚の香水を見ていた所を相手に腕を引かれ、右隣に並ぶ形で椅子に座った。二人が揃うと店員は香水を作る際の流れを説明がされる。最初に香水を使うシチュエーションや大まかな方向性を決め、その次にメインの香料決め、バランスを考えて調整してから調合・試香になるらしい。その順番に感心していると『本日はどんなイメージの香水をお作りになりますか?』と改めてコンセプトを聞かれる。あまり詳しいことは決めていなくて相手の方をちらりと見ては「普段使い出来るようにあんまりキツ過ぎなくて、でも僕たちらしさが出てる香りが良いかな。僕の奴は静かで少し甘い香り…だろうか。君は何かあるかい?」と少々悩みながら纏めると相手にも意見を伺ってみて)

  • No.9273 by 探偵  2025-08-03 11:11:16 ID:65b68c258


香水のイメージ、か……俺も普段使い用だな。あとはハードボイルドな男に似合う甘すぎないクールなのがいい。あーそれと、こいつが隣に並んだ時に違和感がないやつ
(カウンターに備えられた椅子に座りまずは香水作りの流れの説明を受ける、細かい事はさっぱりだが調整はこの店員がやってくれるらしい。となれば基本的にはこちらの要望を伝えるのが良さそうだ。チラリと相手の方をみればお互いに目があう、思い立ってすぐ店に来たのだから具体的な内容は固まっていない。相手に話を振られてこちらも香水のイメージを伝える、普段使いするならばハードボイルドさを補強するようなものが良さそうだ。二人のぼんやりとしたイメージに店員は小さく頷きながら話を聞いてくれて『なるほど。ではそのイメージを自分の中にしっかり持ったまま先ずはあちらの中から好きな香りを選んでいただけますか?』と先程眺めていた棚の方を案内される。ズラりと並んだ中からひとつを選ぶのは骨が折れそうだが『棚の右側がよりスイート、左側がよりフレッシュ、また上側がよりフローラル、下側がよりリラックスできる香りになっています』と案内を受ければ「とりあえずいろいろ試してみるか」と相手に声をかけ)

  • No.9274 by 検索  2025-08-03 12:48:38 ID:415c83bff

そうだね、1個軸を決めたら他も自然と待っていきそうだ。 …これは好きだけどちょっと甘過ぎるかな、…こっちは……、
(こちらも大まかなイメージを伝えると相手もそれに続くかやはり見えない香りとなると抽象的な言い回しになってしまう。それでも並んだ時に違和感が無いという項目は最重視する所でもあって一緒に頷いていた。それから今度は棚の方に案内されて香りの種類の傾向を説明されるがやはりピンとこない。やはりこういうのは実際に嗅いでみるべきだろうと何となく目に付いたものを手に取って香りを確かめてみる。店員の『初めはトップノートと呼ばれる最初に印象を決める香りから選んだ方が良いですよ』というアドバイスを受け、普段から付けたくなるような好きな香りを探していく。バニラと呼ばれる香料はその名の通りバニラアイスのような香りで確かに好きではあるが身に付けるには少し甘過ぎる。段々と左と上に移動していくとさっぱりとした甘さと上品なフローラル系の香りのバランスの良いガラス瓶を見つけ手が止まる。ほんのりと苦味のような香りもあってそれが自分のしている事を思い出させるような凛とした印象を受ける。ピンと来たその瓶にはネロリと書いてあって香りを確かめたムエットを差し出すと「僕のやつ、これが良いと思ったんだけどどうだい?」と一番自分のことを知っているであろう相手にも意見伺ってみて)

  • No.9275 by 探偵  2025-08-03 18:38:14 ID:65b68c258


ネロリ、か……パッと華やかで明るい印象だし、さっきお前が言ってた少し甘いってのにも当てはまる。ちょっとビターな感じがするのもお前らしくていいんじゃねぇか?
(香水は香りの傾向にそって並べられているらしいがやはりピンとは来なくて眉間にシワを寄せたまま悩んでしまう。相手はいつも通りの好奇心で早速香りを試していてまずはそれについて行くことにした。相手が嗅いだものを自分も試していって場所ごとにどう香りが違うのかを確かめていく、そのうち相手はひとつの瓶の香りを嗅いで動きを止めた。ムエットを差し出されて意見を求められると鼻を近づけ香りを嗅いでみる。最初に鼻腔に到達したのは爽やかな柑橘系の香りで好奇心を爆発させた時のキラキラとした笑みを連想させた。一緒に香ってくる少し甘い香りも相手の無邪気さをイメージさせるがその中にビターな香りも混じっていれば歳に似合わないミステリアスな空気とも結びつく。相手が気に入った香りであるのが一番だがこちらからみた相手のイメージともその香りは良く合っていて小さく笑みを浮かべながら頷いた。相手の選択が終われば今度はこちらの番だ。まず甘さはハードボイルドに似合わないことを思えば選ぶべきは棚の左側だ、さらにフローラルな香りもおやっさんには似合わないことを思えば手は自然と下側へ伸びる。いくつか香りを確かめる、サイプレスとラベルされた瓶の香りは新緑や青葉を思わせる中に鋭いスパイスの香りまでして理想に近い。しかし他人を寄せ付けない雰囲気も纏っていて街の人と話す機会が多いことを思えば悩みどころで、ひとつ上の棚にあったエレミとラベリングされた瓶に手を伸ばした。ムエットに鼻を近づければ同じくウッディでスパイスの香りがあるが柑橘系の香りも少し混じって鋭さが緩和している、これくらいがちょうど良いだろうかと相手の方にムエットを差し出せば「俺のはこれでどうだ?」と感想を聞いてみることにして)

  • No.9276 by 検索  2025-08-03 21:12:57 ID:415c83bff

ならばこれにしよう。…エレミ、初めて聞く名前だ。 …一瞬ピリッとシャープな感じがするけどその後に爽やかなレモンっぽい香りが続いて、嗅ぎ続けてたら落ち着く様な不思議な温かさがあるね。…ちょっと荒いけどその奥に君の優しさとか芯が燃えてる感じがあって、凄く翔太郎っぽいと思う。
(自分の直感に響いて良いかもしれないと思った香りを相手にも近付け嗅いで貰う。分析するように告げられた感想はおおよそこちらが感じたものと一致していて自分らしいと頷かれるとぱっと表情を明るくしてこの香りにすることに決めた。それぞれのノートでは複数の香料で構成される事も多いようで他に組み合わせる候補も考えている傍らで相手は下の方から瓶の香りを確かめていた。その内の一つをつけたムエットを差し出されるとラベリングされた名前を読み上げながら香りを吸い込んだ。ネロリともまた違う乾いたシトラス系の爽やかな香りと同時にスパイシーでシャープな匂いを感じる。その奥には静かなウッディさとほんのりと樹脂のような甘さがあって目を瞬かせる。てっきりあの憧れの香水のようにもっと濃くて尖っている香りを選んだかと思っていたが一見クールに見えて後からじんわりと心に残る香りはハードボイルドを気取りながらも優しく甘い所を隠しきれない今の相手らしい匂いだ。もう一度香りを確かめるように嗅いでから感想を述べてイメージに合っていると頷く。そうしていると話を聞いていた店員が決めた香料に合う組み合わせをピンクペッパーやユーカリなど何種類か選んでくれる。それを一つ一つ順番に嗅いでいき一番しっくり来たブラックカラントの瓶を持つと「トップノートはこれにしようかな」と決めて)

  • No.9277 by 探偵  2025-08-04 07:54:47 ID:65b68c258


…おぅ、…そうか……
(自分が一番しっくりと来た匂いを相手に確認してもらえば一瞬驚いた表情をした後にもう一度匂いを嗅いで感想を伝えられる。いつも何かを分析する時と同じように細かく香りとこちらの事を結びつけて解説されると相手がこれほど細かく自分を見てくれている嬉しさと並べられた褒め言葉への照れ、それを相手は無意識でやっているだろう恥ずかしさ等などが一気に襲い来て数秒固まってしまった。なんとか言葉を捻り出したあとに数度頷いて気持ちを誤魔化しておく、ひとまずこちらのことを一番よく知る相手からも自分らしいとお墨付きを貰えばこれで間違いないだろう。その後相手と同じくこちらも選んだ香りに近しいものやあうものを店員がいくつか選んでくれて、ウッディ系統の香りがいくつか候補にあがる。相手がトップノートを決めて考えあぐねていれば店員から『こちらで選んだ香りでしたらどの香りでもお相手様に合いますよ』とアドバイスをうけ、そのままエレミをトップノートに選んだ。その流れのまま一番長く香るミドルノートは同じくウッディでスパイシーなシダーウッドを選ぶ。あとはラストノートだけだが、相手の周囲にある香りの候補を一通りみたあと「…桜、とか使わねぇのか?いや強い香りのは俺が困るな」とボソリと問いかけ慌てて首を振っていて)

  • No.9278 by 検索  2025-08-04 11:42:54 ID:415c83bff

…すみません、この組み合わせに桜の香りを加える事ってできますか?
(こちらが感想を伝えると相手は何故か固まってしまってぎこちなく頷きを繰り返している。キョトンとしながらも今度はこれに合う組み合わせを選んでいく段階でトップノートの次は一番長く香るとされるミドルノートを探す。候補の中から何個か嗅いでみて花の蜜のような甘さで何処か異国っぽい柔らかな香りがするジャスミンとフローラルで静かな上品さを感じるアイリスの間で迷っていると隣の相手が自分の前に並んだ瓶を見ながらぽつりと【桜】というワードを口にする。思い浮かぶのは一緒に桜の花見の時とその夜の香りと依頼人に張り合う時に付けていたとっておきの香水の香りだ。一瞬固まって、それが意図する意味に気付けばどうしようもなく心が掴まれて返事をする暇もないまま店員に今の組み合わせに入れることが出来るか尋ねる。今までの系統にはない香りのリクエストであったが店員はすぐに微笑んで『もちろん出来ますよ。他の香料よりも少なめに入れたりするとほんのり香ったりするので知っている人だけが気付く秘密の香りにも出来るんです』と告げられ、こちらの事情を知っているかのようなワードセンスに固まってしまった。すぐさま店員は瓶を取りに行きムエットで既に決まった組み合わせに桜を少し加えたものを作ってくれる。それを受け取って嗅いでみると軽やかで甘くも酸味と苦みを感じるようなベースの後に桜の柔らかく優しいフローラルノートを感じるようになって思わずもう一度香りを吸い込んだ。そのまま左隣を向くと「…どうだい?」と尋ねながら相手の鼻先にムエットを差し出して)

  • No.9279 by 探偵  2025-08-04 12:34:27 ID:65b68c258


あ、……っ……いいんじゃねぇか?
(香水というワードでいの一番に思い浮かぶのは桜だ。相手と色々な意味で深く結びついた香りだが問いかけておいて常時相手から桜が香るのは困ると提案を引っ込めようとする。近づく度に桜の香りが相手から香ってくればきっとまともでいられない、探偵業に支障が出るのは目に見えていた。しかしこちらの問いかけに答える前に相手は店員に桜の香りを足せないかと聞いていて、既に桜を足すのが決定事項になっていれば嬉しと同時に取り返しのつかないことになりそうで慌てて相手を止めようとした。だが店員はこちらの意図を組むように少なめに入れて桜を秘密の香りにすることを提案してくれる、その響きだけで顔が赤くなりそうだったが目の前にあった適当なムエットを手にして鼻に当てなんとか落ち着きを取り戻していた。その間に二人の要望通りに香水が調香されて相手がそれを試しに嗅いでいる、少し間をおいてもう一度嗅いでいるあたり気に入っているのかもしれない。そのまま相手はこちらの鼻先にムエットを差し出して恐る恐るそこの匂いを嗅いでみる。最初に鼻腔に届くのは甘酸っぱい香り、よく見る相手のイメージそのものだがずっと嗅いでいるとふわりと桜の香りが体に取り込まれて目を泳がせた。じっくりと香りを嗅いだ時にだけ現れる桜の匂い、それはまさに秘密の香りであって相手の隣に長くいれる自分にしか分からない香りとなれば優越感を満たすには十分だ。これ以上嗅いでいてはムエットから離れられなくなりそうで上体を軽く引いて頷く、相手に接触した時に離れられなくなりそうだと考えが過ぎっていた。軽く咳払いをして気持ちを持ち直すと「お前は俺にリクエストとかねぇのか?」と聞いてみて)

  • No.9280 by 検索  2025-08-04 15:04:02 ID:415c83bff

じゃあこれも入れることにしよう。リクエスト…そういえばこの辺に、…これだ。あとからふわっと心が緩むようなバニラとかキャラメルみたいな甘さが感じられて、でも気取るようなスモーキーな香りもある。それに…ちょっと桜の葉のような香りもするからふとした瞬間に僕のことを思い出せるだろう?
(相手に刻み込んだ深い香りで自分のことを思い出しては欲しいが普段の探偵業や生活に支障があるのは困る。それを量で調整することにして現段階の香りを確かめ、相手にも嗅がせてみると時間差で相手は目を泳がせた。そして上体を引いて逃げるように離れる姿を見れば効果抜群なのは丸わかりで普段使いの香水に忍ばせる秘密の香りとしてはばっちりだろう。ある程度香水の構成が形になってきた所で今度は相手からリクエストを聞かれる。相手がいつも身に着ける香水に入れたいもの、とまで考えてさっき丁度自分用ではないが気になった香りがあったのを思い出してその辺の瓶を見ていく。何個か香りを確かめて目当てであった【トンカビーン】と書かれた瓶を持ってきてムエットにつけてみる。さっきまでの相手の系統とは違って二人きりの時に自分の好みに合わせて食べるようなバニラアイスやキャラメルのような甘い香りがする、だが甘いだけでなく取り繕おうとするスパイシーもあって渋々という体で付き合ってくれる相手に雰囲気が似ている。相手は多分知らないだろうが別次元の探偵の吸っていた煙草を連想させるようなスモーキーな香りも僅かに香って、普段甘やかしてくれる部分も含め自分だけの知っている恋人と探偵の部分が詰まったような香りだ。相手にもムエットを近づけながら相手っぽい部分を説明するがある地点で言葉を切ってから一歩踏み込む。バニラっぽい香りとは別に香る桜餅のような香り、間接的に記憶を思い出させることが出来るのに加えかつ香水をつけた自分と一緒にいればより強く桜の香りを意識するようになるだろう。悪戯に微笑むと相手らしさに加え自分の香水との繋がりをアピールするように相手だけに聞こえる声で小さく囁いて)

  • No.9281 by 探偵  2025-08-04 17:58:32 ID:65b68c258


……なんつーか、すげぇいろんな匂いがすんな……っ、!
(相手の香水に桜の香りが入ることになり嬉しいような今後また苦難が訪れそうな、相反した予感を抱えながら相手からの要望を聞いてみる。こちらの事を一番よく分かっているのは相手なのだ、このままでは似通った傾向に纏まってしまいそうなのもあって、それに相手がどんな香りを選ぶのかも気になって問いかけてみた。すると相手は一旦その場を離れてひとつの瓶を手にする、また聞きなれない名前のそれを纏ったムエットに鼻を近づけた。まず最初に感じたのは心地よい甘さでそれがバニラやキャラメルだと解説されると確かにと頷く。甘ったるすぎず優しく寄り添うような甘さだ。それを心が緩むと表現されるとそれがこちらに対するイメージなのだろうかと内心擽ったい思いをする、ただ甘いだけであればハードボイルドじゃないという文句も言っただろうがその中にスモーキーな香りがあればこれまでの香りともぶれていなくて相性が良さそうだ。様々な面があるトンカビーンという香りをさらに吸い込んだ矢先、先程嗅いだばかりの匂いを鼻腔が擽った、同時に相手がさらに一歩近づいて秘密を共有するように囁くとあの時の感覚がぶり返してしまいそうになる。慌ててムエットから離れて文句を言おうとするが下手に騒いでは店員に怪しまれてしまう、目で文句を訴えていれば『いい組み合わせですね。それぞれの香りも素敵ですがお二人が並んだ時に最初は方向性は違うけれど調和する香り、そこから時間が進むにつれて同じ香りになっていくなんて、深いところで結ばれた絆を感じられますよ』とお墨付きを貰い、そのワードチョイスにまた擽ったさと恥ずかしさを感じれば「……なら、これで」と短く言うことしかできなくて)

  • No.9282 by 検索  2025-08-04 19:05:33 ID:415c83bff

ふふ、良い香水が出来そうだね。
(今まで相手の選んだ香りはどちらかと言えば第一印象だったり他の人に見せている顔だったがその奥のふっと緩んだ瞬間を表現したくて一つの香料を確かめて貰う。そしてなにより決め手になった要点を明かすと相手は分かりやすくムエットから離れて思わず笑みを零してしまった。自分の香水に入れることに決めたのは桜の花の香りで、トンカビーンはその葉のような柔らかい香りだが連想させるには十分なはずだ。店員からも共通項があることにお墨付きを貰い、深い所で結ばれた絆と言われると自分のチョイスを褒められたようで得意げな表情を浮かべる。相手からも短いながら採用する旨の声が聞こえてくるとついには笑い声が零れて出来上がりにますます胸が弾んだ。『ではこれを元にもう少し香りを足して完成させていきましょう』と店員の提案で残りも決めていく、悩んでいたミドルノートは桜を邪魔しないようにアイリスにしてベースは嗅いでいて心地良いホワイトムスクに透明感のある甘さの少量のアンブレットシードにすることにした。大体の香水の構成が決まった所で「君も決まったかい?」と問いかけて)

  • No.9283 by 探偵  2025-08-04 20:58:37 ID:65b68c258


あぁ、俺もこれで完成だな
(店員に単独でも二人合わさっても相性が良いことを告げられると相手は得意げな顔をしていて、その表情をみるだけで文句も簡単に引っ込んでしまう。こういうところがトンカビーンの甘さと結びついているのかもしれない。ここまで決まればあとは整えるだけのようで店員のアドバイスを受けながら香りを選んでいった。ベースにはセダーウッドとアンバーを選びウッディさで全体を整えることにする、これで基本の香りから飛び出た柑橘系やスパイシーさがよりハッとする香りになり甘さもより落ち着いたものへと包み込んでくれることだろう。桜の葉の香りは意識したときに香ってくるはずだ。相手の問いかけに頷き答えたところで『お疲れ様でした。では最後に今作った香水瓶に貼るラベルをお作りするんですが、何色がよろしいでしょう?』と問われる。その問いの答えだけは迷いなく直ぐに決めることができて、チラリと相手をみると「じゃあ俺は紫で」と答えて)

  • No.9284 by 検索  2025-08-04 23:39:54 ID:415c83bff

僕は緑で。 __ これが僕達の香水…!
(相手の方を見ればこちらも香りを選び終えたようでいよいよ完成は近い。期待を乗せた表情をしているとラベルについて聞かれ、即座に答えた相手に続いてこちらも自分の色を答える。店員はにっこり笑い『それでは最後にお仕上げしてくるので少々お待ちしてください』と告げてから一旦裏へと去っていく。今頃自分達だけの香水が作られているのだと思えばワクワクして使った香料などを書き込んだオーダーシートを見返したりして落ち着きなく待っていた。それから少しすると店員がカウンターにトレイを持ってくる。そこにはそれぞれ紫色と緑色のラベルのついたオシャレな香水瓶が乗っていて中には香水が入っているのが見えた。ラベルには今日の日付と店名、使った香料が記載されていて世界に一つだけという特別感を強く感じる仕上がりで興奮気味に声を上げた。『せっかくですし今付けてみますか?』と進められると仕上がりがどうなったかという興味が上回りキラキラした顔で何度も頷いた。緑のラベルの方を手に取り数度空プッシュしてから手首に吹きかけると透明感のある甘酸っぱさが広がってより深く息を吸い込むと「良い香りだ……」と呟いて)

  • No.9285 by 探偵  2025-08-05 07:55:59 ID:65b68c258


あっという間に出来ちまったな。…、…ちょうど今のお前みたいな香りだ
(ラジオを聞いてすぐ飛び出してきて右も左も分からないまま始めた香水作りだったがいろいろと香りを試して相手と話すうちにあっという間に出来上がってしまった。二つのオシャレな香水瓶に緑と紫のラベルが並んでいれば特別感は増して自然と口角はあがる。右隣の相手も随分お気に召したようで目をキラキラと煌めかせていたが店員から勧められ早速香水を使うことになった。少し身を寄せて手首にかけられた匂いを嗅いでみるとトップノートに選んでいたブラックカラントの引き付けられるような甘酸っぱい香りがして、好奇心を輝かせている今の表情をそのまま表したような香りに揶揄いまじりに感想を口にする。こちらも数度プッシュしてから手首に自分の香水をつけてみる。最初に立ち上ってくるのは落ち着きのある森林の中にいるような香りで思わず深呼吸をした。相手からも先程の香水が香ってくるがリラックス出来る香りの中に胸を悪戯っぽく擽る甘酸っぱさが混じってきて「香水の相性もバッチリみてぇだな」と何処か嬉しそうに言って)

  • No.9286 by 検索  2025-08-05 11:39:15 ID:415c83bff


ああ、系統は違うけど隣でちゃんと並び立っていて普段の僕達みたいな香りだ。
(手首から立ち上がるような甘酸っぱい香りを確かめていると相手も顔を寄せてその香りを嗅ぐ。今の自分の香りだと言われると表情が和らいで自分をイメージした香水なのだと強く認識するようになった。相手も自分の香水を手首に吹きかける、自分とはまた違うスパイスのような香りと森林のような落ち着くような香りが立ち上がって空中で自分のモノと混ざる。無邪気な甘酸っぱさ香りに鋭くも包み込む香りが並び立ってお互いを引き立て合う様子は普段の自分達とのあり方と一緒で弾んだ声で頷いた。満足そうに笑っていると店員が『徐々に香りも変わっていくので是非帰りながらこまめに嗅いでみてください』と助言をして出来上がった香水を箱に入れてくれる。更に高級そうな小さな紙袋に入れて貰うと特別な物を手に入れた事に気分を高揚させながら会計を済ませた。その間も時折手首の香りを嗅いだりしながら店を出ると「良い買い物をしたね」と上機嫌に告げて)

  • No.9287 by 探偵  2025-08-05 12:31:24 ID:65b68c258


あぁ。俺のハードボイルドさを引き立てる良い香りになったし、これから毎日付けねぇと
(二人の香水が同じ空間にあっても香りは喧嘩しておらず、むしろ互いに溶け合い調和してより心地良い香りになっている。自分達のように相性は抜群のようだ、それを嬉しそうに言葉にする相手に対しこちらはこれ以上何かを言うのは少々恥ずかしくて軽く笑みを浮かべて同意するに留めておいた。香水瓶を包んでもらう間も相手は頻繁に手首の香りを楽しんでいて相当気に入った様子に胸がふわりと浮かび上がるような気持ちになる、きっと相当緩まった顔をしていたに違いない。店員さんに礼を言って店を出れば二人だけになって満足気に頷き返事をする、相手との特別な香りを求めて店を訪れたがぼんやりとしていた理想は想像以上の形になって今二人を包み込んでいる。自分だけの香りは過去むちゃくちゃにつけたものと違って大人な雰囲気も帯びたハードボイルドなものになったが相手と交わればより落ち着くものになって自然と相手との距離を詰めてしまう。互いの腕があたったところで軽く笑うと「お前に近づきたくなっちまうな」と上機嫌に言って)

  • No.9288 by 検索  2025-08-05 15:33:52 ID:415c83bff

無くなってもこのレシピを見せれば同じものを作ってくれるようだし、またその時の僕達に合わせて作り直すのも悪く無さそうだ。この特別なペアリングを感じられるのは僕達だけだからね
(店を出て二人だけになっても手に持った紙袋の重みが誇らしくてつい声も弾む。ふわりと風が吹いて立ち上がる香りは今度はミドルノートの静かなフローラルな香りと溶け合うような温かな甘さが混じるようになってまた先ほどとは違った印象を受ける。紙袋の中には香水瓶の入った箱とは別に一枚のカードが入っていてそれを出してみると今回の香水の構成などが書いてあった。次回これを持って行けば今回とまったく作成してくれるそうだ。これから定着するであろうこの香りが無くならないことに安心する一方またその時に合わせて新しく作るのもいいかもしれないと声を弾ませていた。そもそもあれだけ量があればいつ使いきれるかも分からないのだが。そうして話していると香りに惹かれるように自然と相手が距離を詰めてきて軽く腕同士が当たる。同じくくすっと笑ってペアリングの香りの特別感について強調しながら話しているともっと落ち着いてこの香りを楽しみたくなってしまう。ちらりと相手の顔を覗き込むと笑顔のまま「今日は帰ってこの香りを堪能するのはどうだい?」と提案して)

  • No.9289 by 探偵  2025-08-05 18:20:05 ID:65b68c258


あぁ、いつでも俺達だけの特別な香水が作れそうだ。…そうだな。事務所も閉めて来ちまったし、このまま帰ろうぜ
(特別な香水と共に相手と並んで歩けば右隣からは優しいフローラルな香りがしてくる、一方こちらからはよりウッディな香りが風に乗って香ってきて二人が並ぶことでよりリラックス出来る空間が出来上がっていた。相手が袋を探って一枚のカードを取り出す、どうやら今回使った香水のレシピたるものが書かれているらしい。自分達の特別な文字列に擽ったさを覚えつつカードを見つめる、これがあればまた同じ香水を作って貰えるらしく遠慮なく毎日これを使えそうだ。相手と毎日使っていればきっとまた買いにいくタイミングも同じだろう、その時にまた今回のように二人で話しながら香水を作るのも悪くなくて作ったばかりだというのに次に思いを馳せて弾んだ声で返事をしていた。要望通りの二人でひとつの香りに惹かれていれば帰宅する提案がされる、もう事務所も閉める時間でこの香りをもっと楽しみたい方へ気持ちが傾けばこちらを覗き込む相手の頭を軽くぽんぽんと撫でて帰宅することを選んだ。二人の特別な香りに包まれたまま帰路を歩いていけばやがて家へとたどり着く、玄関をくぐり「ただいま」と帰宅の挨拶をすれば二人の家に二人だけの香りが広がって「家との相性も良さそうだ」と冗談めかして言って)

  • No.9290 by 検索  2025-08-05 19:20:12 ID:415c83bff

ただいま。 これから家で付けてから出掛けるようになるなら普段の部屋の空気にもこの香りが混ざるかもしれないね。
(体感ではサクサクと香水の構成が出来上がった気がしていたが実際にはもうそこそこ良い時間だ。それにもっと今出来たばかりのこの香水の世界に浸りたくて帰宅を提案すれば相手から肯定的な返事がされて、ぱあっと笑みを浮かべる。更に頭を撫でられるとその表情は緩んでまだ街中にも関わらずその手を引いて家へと帰った。玄関をくぐって相手に続いていつもの言葉を口にしながら中に入る。片付けもそこそこに早速紙袋から箱を出して中身を取り出して行く、毎朝香水をつけるようになったら当然この部屋の空気にもその香りは移るだろう。そうしたら帰宅して感じるこの空気もいつかは変わってほんのりと二人の香水の残りが感じられるようなものになるかもしれない。新しい変化の兆しにワクワクしながらそれぞれ箱から出してベッド脇のテーブルに並べる、二色の香水瓶が夕日の光を浴びてキラキラしているように見えてこれだけでも一種のインテリアのようだ。だがメインはそちらでなくてベッドに腰がけると「翔太郎」と名前を呼びながら左隣をとんとん叩いて)

  • No.9291 by 探偵  2025-08-05 22:08:34 ID:65b68c258


確かに…家丸ごと俺達の匂いに染まるわけか。……なんだよフィリップ
(新たに纏った二人の香りを楽しみたくて、さらに言えば二人揃って調和した時の香りをもっと知りたくて、帰宅の案に賛成すれば相手の顔はみるみる明るくなって顔が緩んでしまう。香水をつけた直後の甘酸っぱい香りを思い出しながら帰路を歩き玄関をくぐった。帽子を片付けている間に香水瓶が取り出されてベッド脇のテーブルに置かれる、夕日を受けてキラキラと輝く二つのそれは新しい自分達を示すものになった。毎朝香水をつけるなら当然この部屋でつけることになる訳でそのうちこの家は常に二つの香りが混ざりあって香る場所になる事だろう。そんな日を楽しみにしながら片付けを終えると相手から名前を呼ばれる、目線を向けるとベッドの隣へと誘われて小さく笑みを浮かべた。呼ばれるままに左隣へと座ると惚けたことを言いながら名前を呼ぶ、頭の言葉に意味はなくただ名前を呼びたかっただけだ。相手にピタリとくっつくように座る、外では出来なかった距離でいれば二つの香水のミドルノートが混ざりあって思わず目を瞑れば「…なんつーか、お前の隣がもっとリラックス出来る場所になったな」と感想を口にしながら香りに浸るようにゆっくりと深呼吸をして)

  • No.9292 by 検索  2025-08-06 00:14:35 ID:415c83bff

こうした方がわかりやすいだろう? …それは良かった、これからもっと馴染んでこの香りがしないと物足りなくなるかもしれないね。
(これから変わっていく家の空気を楽しみにしながら名前を呼ぶとその顔に小さな笑みが浮かぶ。なんだよと言いながらもその表情は柔らかく、こちらにくっつくように座られると得意げに呼んだ理由を告げる。ほかの余計な香りがなく、更に距離も近くなればお互いの香りにだけ集中することが出来て深く息を吸った。溶け合うような甘さと温もりに自然と肩の力が抜けていくと隣からも落ち着いた感想が聞こえてゆっくり呼吸する気配を感じた。この場所が相手にとってリラックスできる特別な場所になるならそれほど嬉しいことは無い。さらにこの香りが段々と【いつもの香り】になる予感に口元が緩むのを感じながら香水をつけた方の手を相手に伸ばしてゆるゆると頭を撫でる。ふわりとシダーウッドが香る中に自分がリクエストしたバニラっぽい甘い香りが混ざると少しだけ寄りかかるようにしながら「一度くっついたら離れられなくなりそうだ」とクスッと笑って)

  • No.9293 by 探偵  2025-08-06 07:56:01 ID:65b68c258


せっかく世界でひとつのもん作ったんだし、それくらい家に馴染んで貰わねぇとな。…あぁ、全然動けそうにねぇ
(二人で暮らし始めてお揃いのボディーソープとシャンプーを使って同じ匂いになった時もこの家に相手が住み始め新たな香りが加わった時も、その変化に気がついた時にこの上ない幸せを感じたものだがきっと今回もいつか帰宅した時にいつもの匂いが変わって幸せを感じる瞬間が訪れるに違いない。その時を楽しみにしつつベッド脇で煌めく香水をチラリと見やってあの二つがこの家の当たり前になるのを楽しみにしていた。不意に相手の手がこちらへと伸びて頭を撫でられる、香水が付いている手が近づけばよりバニラの甘い香りがより感じられるようになって、甘やかされるスイッチがいつも以上に強く入ってしまうと締まりない笑みを浮かべた。スッと突き抜けて行くようなこちらの匂いを相手の匂いがより柔らかくして包み込まれるような香りがする。相手の体がこちらに寄りかかると腕を伸ばして腰へと巻いてより二人の距離を縮める、こちらからも軽く体重を預けて寄り添いあって新たな二人の香りに浸った。不意に耳あたりに鼻先を近づけるとスンとそこの香りを嗅いで「いつものお前の匂いも健在だ」と楽しげにいうと鼻先で耳の縁を軽く擽り戯れて)

  • No.9294 by 検索  2025-08-06 11:37:44 ID:415c83bff


この香り、好きだ……。っ、別に上書きした訳では無いから当然じゃないか…
(一度触れ合ってリラックスした相手を見ればもっと甘やかしてしまいたくなって手を伸ばしてその頭を緩く撫でる。するとその表情はすぐに締まりのないものに蕩けていき、腰に腕が回されると更に密着することになる。そうすれば自然と二人の香りも混ざりあって柔らかくも甘い特別な空気になっていれば深く息を吸い込んでこれからの二人の香りを脳に刻みつけると共にありのままの想いを口にしていた。いつの間にか相手に身を委ねるような形で体重を預けていると相手の体が動いて鼻先が耳の近くに近付き、そこで自らの匂いを嗅がれて居るのが分かれば一瞬身を固めてしまう。じんわりと羞恥で熱が上がればその分香りも立ち上がって、更に鼻先が耳の縁に触れると小さく震え視線を迷わせた。香水だけでも世界で一つだけではあるがそこにお互いの本来のフェロモンのような匂いが混ざれば唯一無二となる。なんとか冷静に言葉を返しながら動揺を隠すように擦り寄ると「香水を耳の裏につける方法もあるらしいけど、君は嫌だろう?」と様子伺うように問いかけ)

  • No.9295 by 探偵  2025-08-06 12:27:26 ID:65b68c258


まぁな。……悩ましいな。お前の香りが無くなっちまうのは困るが、香水と混ざった時の匂いも興味あるな
(二人だけの特別な匂いに包まれゆっくり堪能する、好意的な言葉には「俺も」と同意しておいた。匂いと言えば最もその人の匂いが香るという場所に鼻先を伸ばしていつもの香りも確かめながら軽く擽ってみる、腰を回していた相手の体は僅かに震えてそんな反応でさえ今は楽しくてニヤけてしまった。抱き寄せる体はじわりと熱を持って更に纏った香りが強くなれば耳元でまたゆっくりと呼吸してその音を聞かせる、楽しげに笑っていると相手が諸々を誤魔化すように擦り寄ってきて心地良さを覚えながら腰に回す腕に僅かに力が入った。最も相手の匂いが香る場所に香水を重ね付けすることに関しては悩みどころでいつもの匂いでいて欲しい気もこの特別な匂いとさらに溶け合った時の香りが気になる気もする。相変わらず鼻先で耳朶や縁をなぞってちょっかいをかけるように戯れながら、気持ちはこの出来たての二人だけの香りを楽しむ方へと傾いて「試しにつけてみるか?」と聞いてみて)

  • No.9296 by 検索  2025-08-06 15:58:23 ID:415c83bff

…君って割と物好きだよね。…ん、物は試しだ。不満なら風呂に入って洗い流せば良いし。
(じわりと恥ずかしさに熱が上って目を泳がせている間も相手は耳元で笑い声を零し、更に強くなったであろう香りを嗅ぐ呼吸音がしてぎゅっと相手の服を掴んだ。誤魔化すように擦り寄りながら香水をつける場所について会話を続けると意外にも付けてみることに興味を示してまた鼻先で耳朶などを擽られている。何かと耳元を愛でられることが多く好奇心を示す相手に小さく反応しつつもぽつりと素直な感想を口にしていた。だがそれは自分も同じことで相手の問いかけに小さく頷く。しっかりと混ざり合うのか、それともかき消されたり反発し合うのかこれから香水を使うなら検証も必要だろう。家ならばあの時のように風呂で落とすのも容易で出来ない理由もない。くっついたまま腕を伸ばして二つの香水瓶を手に取る、耳の裏は自分から見えなくて少々狙いにくいもののおおよその位置から軽く一プッシュして吹きかけると消えかけていたトップノートの香りがまた広がる。一回深呼吸してその空気に浸りつつ「…どうだい?」と尋ねてみて)

  • No.9297 by 探偵  2025-08-06 18:37:08 ID:65b68c258


お前の匂いが好きなだけだ。………香水の奥にお前の匂いがあるな
(耳裏は相手の匂いが最もする場所で他の匂いで塗りつぶされるのは耐えられないが相手にとって、そして二人にとって特別な香水となれば話は別だ。小さく反応する姿に胸を擽られ鼻先で戯れるのを止めないまま、すっかり甘えるスイッチが入った状態では相手の呟きに素直な気持ちをそのまま口にしていた。相手が香水を取るため体を動かせば一時的に体を離す、そして耳の後ろに香水が吹きかけられた。周囲に甘酸っぱい香りが広がってまた無意識に深呼吸していると相手から感想を求められる、問いかけられたならばしっかりと確認しなければならないだろうと相手の腰を包むように両腕を回すと先程よりもより近い距離で耳の後ろへと鼻先を寄せた。まだ付けた直後でトップノートの香りが大半を占めているが抱きしめる体温がいつもより高いせいかその中に微かに相手の香りが混じっている。だがこれでは二つの匂いが調和しているとは言えず「もうちょっと時間経ったくらいがちょうどいいかもしんねぇな」とそのまま動く気配見せないまま一番濃い匂いのその場所から離れないでいて)

  • No.9298 by 検索  2025-08-06 20:43:58 ID:415c83bff

ん、確かにもう少し馴染ませた方が良いかも。…昼間はこの香りを纏って夜はいつものシャンプーの香りがするようになっていつでも君と一緒だね。
(今度はより顔の近くで体温の高い耳の後に吹きかけてから様子を伺うと相手から更に抱きしめられ、よりあけすけに匂いを嗅がれることになる。本来は隠しているものを暴かれているような心地になればまた羞恥で体温は高いままになるが相手ならばそれも許せてしまう。つけたてのせいでまだ香水の方が主張が強いと聞けば納得したように頷いて寄りかかってくる相手の頭を撫でるのを再開する。同時にこちらからも顔を寄せ、相手の纏う香りを堪能するように息を吸った。今はすっかり香水の香りを纏っているが風呂に入ると全部落ちて今度はいつものシャンプーやボディソープの香りを纏うようになる、そしてそれが薄れた朝にまた今度を付けての繰り返しの日々を送ることになるだろう。つまりいつも愛おしい相棒兼恋人の香りと一緒に過ごすことになる。その予感に口端を上げると楽しそうにその事を告げながら軽く抱き寄せ相手のこめかみにキス落とし)

  • No.9299 by 探偵  2025-08-06 21:42:33 ID:65b68c258


昼間はペアリングした香りで夜は全く同じ香りになるわけか……あぁ、昼も夜もフィリップを感じられる
(甘酸っぱい香りは当然好きな香りなのだが相手の香りに馴染むにはもう少し時間がかかりそうで耳に近い位置でその変化を楽しむ、頭を撫でられるのが再開されれば途端に体の力は抜けてしまって相手の体を引き寄せつつもこちらから少し体重を預けた。相手がこちらによってきて匂いをかぐ、今自分がしている事だというのに少々恥ずかしくて照れ隠しの笑みが浮かんだ。甘酸っぱいトップノートが落ち着くのを待つ間相手からはこれからは違う形で、けれどいつも一緒の香りを纏うことになるのだと言われればふわりとアイリスの花が咲くように幸せが胸に灯る。今までもずっとお揃いの香りを纏ってはいたがより二人揃って意味を成す香りをそれぞれに纏って、夜にはまたひとつになって、新しいサイクルで相手が傍にいることを感じられる予感にこちらも弾んだ声で答えた。本来ならば夜に向けてお揃いの香りになるべきなのだが相手に抱き寄せられてこめかみに口付けが落ちるとより相手の隣から離れがたくなってしまって「今日は風呂に入るのも難しいな」と冗談めかしていうとお返しに相手の柔らかな頬へ口付けを送って)

  • No.9300 by 検索  2025-08-07 00:13:45 ID:415c83bff

確かに今日は一番の難題かもしれないね。
(お互いくっつき合ってその香りを確かめて、照れ笑いを浮かべる。トップノートが緩んでいくと次はふわりと相手のウッディな香りと静かな甘さ混じりのアイリスの香りが広がってまた違う感情を揺さぶる。昼と夜ではそれぞれ違った意味でお互いを感じさせるような香りを纏うことになる旨の話をすれば相手からも弾んだ声で返事が返ってきて自然と笑みが浮かぶ。どちらの香りも気に入っているものでこのサイクルが定着して行けばどちらが不足しても物足りなくなることだろう。さらに深く絡みつくような繋がりを持てることに仄暗くも強い幸福を抱えながらこめかみにキスを落とした。すると相手からも冗談めかした言葉とともに頬に口付けが送られ、つい表情が綻んでこちらも楽しそうに笑いながらぎゅっとつよくその体に抱きついた。ふわふわと暖かくて幸せな心地を覚えながらまた相手の頬にキスを落とす。そのまま髪を撫でたりして幸せな時間を過ごしながら「明日、アキちゃんとかも気付いたりするかな」とちょっと楽しみが滲む声で口にして)

  • No.9301 by 探偵  2025-08-07 08:17:04 ID:65b68c258


そりゃ気づいて…一発貰いそうだな。明日は朝からうるさそうだ
(相手との新たな特別が増えて二人でくっつきながら戯れてなんとも幸せな時間を送る、頬に口付けを送れば相手はこちらへと強く抱き着いてその心地にまた口元は緩んでしまった。今度は頬に口付けが落ちて口元を緩ませていれば更に頭を撫でられてふにゃりと子供っぽい笑みを浮かべる。こちらも腰に回す手でゆるゆるとお腹を撫でていると明日の所長様の反応を楽しみにする言葉が相手から伝えられて、朝のやり取りを想像すれば思わず笑ってしまう。二人が昨日までと異なる匂いを纏っていて気づかない所長ではない、それがさらにペアリングされた相性抜群の香りとなれば理不尽な言葉と共にスリッパが飛んでくるのは確実だろう。明日の朝は覚悟しておいた方が良さそうだ。ゆるゆると頭を撫でられながら再びこちらから目尻へと口付けを落とす、リラックスするようにゆっくりと呼吸をすると二人の香りが一緒に体内に取り込まれてクラリと脳内が揺れた。時間が立ちトップノートが落ち着いてきてより落ち着きある香りが二人を包むがその中に胸を擽る香りがある、ついさっき香水を作ったばかりではそれがなんなのかは明白で、様々な香りが入り交じっているのに余計にそれだけを意識してしまいそうになる。逃げるように顔を移動させると鼻先を耳裏へと再び近づける、まだトップノートが強いそこの香りをゆっくりと吸い込んで意識を逸らして居て)

  • No.9302 by 検索  2025-08-07 11:01:49 ID:415c83bff

覚悟はしておいた方が良さそうだ。…いつもの痕は見せびらかしたり出来ないけど香りは気付かれても構わないからね。
(相手の頭を撫でてすぐそばにある頬に口づけると何とも幼い笑顔が見れてこちらまで緩い表情を浮かべる。ゆるゆるとお腹を撫でられ幸せを噛みしめながら明日の朝の話をすればその賑やかを想像してまた心が弾んだ。最初に相手の香りの変化に気付いて、そのことについて自分に聞いて来た所で二人がお揃いで香りを纏ったことに気付くという流れが容易に想像が出来る。冗談交じりの会話をしながら目尻にキスが落ちるとまたふわりと幸せに脳が揺らいで軽く擦り寄った。外に出る相手なら多くの人がその香りの変化に気付くだろう。それが自分と繋がったペアリングの香りだと思えばちょっとしたマーキングのような、密かな他人へのアピールのようにも思えて悪戯な笑みを浮かべながら明日以降のことを楽しみにしていた。そうしているとほんの僅かにだが腕の中の相手が動揺したような気配を感じた、相手は再び耳裏に鼻先を近づけていて軽く思考を回してその原因に辿り着くと「…もしかして桜の香りでもしたかい?」とわざと囁き声で問いかけてみて)

  • No.9303 by 探偵  2025-08-07 12:27:31 ID:65b68c258


…香りがお前のものっていうアピールか、いいな。…っ、…家だと秘密の香りがよく分かるんだよ…
(新たに加わった二人だけの香り、ぺアリングしたこの香りは二人揃ってはじめてお揃いだと分かるものだ。それがある種マーキングなのだと相手が悪戯に笑う、確かにそれぞれ別行動しているときは気づかれないこの香りは他人に認知されつつも互いが互いのものである証になりうるものだ。普段こっそりとつける所有痕と違って堂々としていられるが真の意味は自分達にしか分からないのは二人で秘密を抱えるような背徳感があって胸を擽られてしまう。別で胸を擽られているのを誤魔化しながら返事をしていれば、不意に相手に囁かれて身を固めた。それが図星となれば簡単に動揺してしまって体温があがれば香り立つ匂いはより濃くなった。その中にも桜の香りは混じっていて逃げるように耳の後ろの方へ擦り寄りながら羞恥を誤魔化すようにぶっきらぼうに返事をする、今や桜の香りは嗅いだだけで胸を乱すものなのだから。だが耳裏に付けた分も甘酸っぱい香りは霧散し段々と落ち着いた香りになってくる、その中には秘密の香りと称した桜が入り交じり始めて逃げるように身を引けば「そろそろ風呂入らねぇか?」とお揃いの香りになることを提案し)

  • No.9304 by 検索  2025-08-07 14:31:50 ID:415c83bff

ふふ、効果抜群のようだね。…、まだ馴染みきってないし、何より君の感想聞いてないだろう。
(相手の行動の意図が推測出来れば自然と口角は上がってわざと秘め事のように囁き声で聞いてみると触れる相手の体が固まったのが分かった。更に触れる体温がじんわりと熱くなって相手の香りが更に濃いものになるとまたくらりと脳を揺さぶる。再び耳の後ろへ擦り寄ってぶっきらぼうな言葉が聞こえてくればつい笑い声を零して相手に深く刻み込んだ桜の記憶が健在であることに声を弾ませていた。これから毎日つけるとなればこうして秘密の香りが表に出てくることも多いだろう。今も尚胸を乱せていることにご機嫌になりつつ、相手が身を引いて離れていこうとすればそれを引き留めるように抱き寄せまた自らくっつく。風呂に入っていつもの香りになるのだって魅力的だがまだ十分に堪能していなくて検証結果も聞いていなければ相手の提案を断って至近距離のままじっと見つめる。その間も香りは立ち込めていき片方の手を頬に添えて軽く指先で撫でながら「翔太郎、…どう?」と検問いかけて)

  • No.9305 by 探偵  2025-08-07 17:42:31 ID:65b68c258


な、……すげぇ、心地好くて…お前の隣から離れたくねぇけど、……この距離でいると、胸が…苦しくなるっつーか…
(二人の香水は様々な香りが入り交じっているはずでそれらが調和しこの空間を包み込んでいるはずなのに、一度意識してしまえばこの混ざり合う香りの中に桜の気配を探してしまう。これ以上意識するのはマズいと風呂に入ることを提案して離れようとしたが抱き寄せ引き止められて至近距離で視線が交わると目を見開いて固まってしまった。まだ足りないと言い張る相手の目は何処か楽しげで、しかし逸らすことは出来ない。より近い距離で顔を付き合わせればさらに血の巡りは早くなる、手を頬に添えられれば香水をつけた手首が鼻に近づいた分香りは強くなって、相手の香水の中とこちらの香水の中、両方に潜ませた桜の香りが体内に取り込まれてクラクラと脳を揺らして相手を見つめる瞳がユラリと揺れた。相手に求められれば応えたくて瞳をみつめたまま感想を口にしていく、相手の傍をより心地好くし、安堵させ、いつまでもここに居たくなるような、より相手から離れられなくなる香り。だが同時にこの距離でいれは自ら願った隠れた香りを拾えるようになって胸が掻き乱される、まともに息をするのも難しくなれば呼吸が乱れ物理的にも精神的にも胸が強く圧迫される。相手を見つめ心が惹かれるままに唇を重ねる、直ぐには離れられなくて暫くそのままでいたあとゆっくりと離れて無意識に熱い息を吐き出した。まともさを失いつつある頭を軽く振って無理やり起こすと「お前はどうなんだよ、香水の感想」と今のやり取りを誤魔化すように聞いて)

  • No.9306 by 検索  2025-08-08 00:02:57 ID:415c83bff

……ん。…そうだね、最初はちょっとツンとしてるけど、段々和らいでいってこの暖かくて甘い空気に僕達の存在ごと溶けていくような感じがする。香りでも君に抱きしめられてるみたいだ。
(相手を逃がさずに抱き寄せるとその目は見開かれるがそらされることはない。このまま頬に手を添えると瞳がゆらりと揺れて無意識に口角が上がった。見つめあったままぽつぽつと、だけど本音をこぼすように告げられた感想はこちらが相手を魅了して乱している証明でさらに深いところまで満たされていくようだ。会話の途中でふと相手が近付いてくればそのまま唇が重なって服の生地を握る。暫く重ねるだけのキスを交わしてゆっくりと離れていくとまた視線を重ねる。触れる相手の体温や濃くなった香りに加えちょっとした仕草で相手の動揺が分かるのが面白くて口元は緩いまま感想を求められると一旦思考をそちらに移す。初めに相手から香っていたスパイスのような清涼感は落ち着いて包み込むようなウッディな香りが鼻腔をくすぐる、さらに二人の甘さが体温に溶け合ったような心地の良い香りが漂っていれば軽く頬擦りして見せながら感想を口にした。ちょっぴり照れくさそうに笑うとやはりまだ手放し難くて「もうちょっとだけこうさせて」と甘えるように肩口に顔を埋めて)

  • No.9307 by 探偵  2025-08-08 07:47:04 ID:65b68c258


……香りでも抱きしめられてるってのは同感だな。…ん、……
(この香りと向き合ってそれを言葉にしていくうちに胸はどうしようもなくいっぱいになってしまって至近距離に愛しい人がいれば耐えきれず唇を重ねる、ゆっくりと離れて視線を交わすも息苦しさは変わらなくて視線は相手へと縫い付けられてしまった。誤魔化すの半分、相手からも感想を聞きたいの半分で問いかければ相手は口元を緩めたまま返事をする。いつもの物事を分析する口調で香りが分解されて、頬擦りされながら感想が伝えられればまた息苦しいほど胸はいっぱいになるのにこの上なく嬉しい。それに相手をそのまま写したような香りに包まれるのは抱き締められる時の感覚に近くて同じ感想を抱いていることにもまた喜びを感じていた。照れくさそうに笑う相手に胸を擽られて甘える相手を抱き留める、ゆっくりと背中を撫でていると肩口に埋まる相手の耳裏からは先程と違って落ち着きのある甘い香りと相手の匂いが入り交じって強く香ってくる。先程はトップノートが先行していたがより調和した香りになっていて、再び鼻先で耳裏を擽ると「ここのも馴染んできたな」と嬉しそうに呟く。しかしその中には当然を胸を乱す香りも潜んでいるわけで、ゆっくりと熱い吐息を漏らしながら抱き締める腕にぎゅっと力を込めて)

  • No.9308 by 検索  2025-08-08 11:22:45 ID:415c83bff

…そうかい?…いつもより鼓動が早いみたいだ
(いつも以上に相手からは離れがたくてより強くくっついたまま感想を述べていく。二人の香りが混ざって溶け合うような心地に胸は温かくなっていくばかりだ。ゆっくりと背中を撫でられると体から力も抜けて相手の肩口に顔を埋めながら体重を預け素直に甘えていた。トップノートも落ち着きを見せ息を吸いこむたびにお互いのベースノートを中心とする余韻のような香りを感じているとまた相手の鼻先が耳裏を擽って小さく笑い声を零した。馴染んだと嬉しそうな声を聞けば少々照れ臭くも大人しくそこに居ることを許す。だが同時に首筋に熱い吐息を掠めると思わず身を固めてしまう、相手の体温は同じほど高くなっていて強く抱きしめられた体から伝わる心臓の鼓動も普段より早い。素直に伝わってくる相手の動揺とその原因を知っていればその反応と香りを楽しみたい気持ちが勝って相手を巻き沿いにしてベッドに倒れ込む。そのままぎゅっと抱き着き直すと「翔太郎」と名前を呼んで緩く足も絡めてから深く呼吸をして幸せな世界に浸って)

  • No.9309 by 探偵  2025-08-08 12:27:07 ID:65b68c258


理由知ってんだろ、……っ、…ん…
(相手はまるで知らない振りをしてこちらの鼓動が早いと楽しそうに口にする、その原因がこの距離と香水の中に潜ませた秘密の香りであるのは十分知っているはずだ。文句を付けるように言っていれば不意に体を押されて二人の体がベッドへと倒れ込んでまた息を飲む、また抱き締められて名前を呼ばれながら足が絡まると更に接触面積が増えて上擦った声が溢れ出した。慌てて口を噤むが呼吸を乱された状態ではすぐに酸欠になって熱く震える息を吐き出す。今はただ相手と寄り添ってこの香りを堪能する時間だ、愛しい恋人からこうやって寄り添うことを望まれている。だが二人の距離が縮まり香りが立つ度に脳内がクラクラと揺れる、まだ嗅ぎなれない二人の特別の香り、そしてその中に隠された相手と深く結びついた桜の香りが体内へと入り込んでベッドの柔らかさも加われば過去の記憶が強制的に想起される。ただ抱き合っているだけなのに自分だけこんなにも息が上がっているのがどうにも恥ずかしくて、しかし上手く息が出来ないほど相手を求める気持ちは膨れ上がってしまって、相手に強く抱き着くと「フィリップ…」と弱々しく名前を呼ぶ。相手の服を強く握って目を合わせられないまま「…キスだけ、してくれねぇか?」とこの空気に相応しくないのを承知の上でねだって)

  • No.9310 by 検索  2025-08-08 15:42:58 ID:415c83bff

…なんだい、翔太郎。…、…いいよ、こっち向いて
(文句を言われながらも二人でベッドに倒れこんでまた触れる面積を増やす。それに上擦った声を零して一人で震える呼吸が聞こえてくれば密かに口角をあげていた。普段こうしてベッドに横になるときは既にお風呂に入っていてお揃いの香りを纏っている。だが今は特別な二人の香りを纏ってただくっついるだけだ、その体温と香りを軽く抱き寄せながら堪能していると弱弱しく名前を呼ぶ声が聞こえて顔を上げ視線を向ける。相手はこちらの服を強く握って視線を逸らしたままの状態でぽつりとオネダリを口にしてその可愛らしさにぐっと胸が掴まれた。にやけてしまいそうになるのを堪えながら承諾の返事をするがまた頬に手を添えるとこちらを向くように声を掛ける。目が合って少し見つめ合ってから漸く顔を近づけるとそっと唇同士を重ねた。キスをしながらもう片方の手で相手の後頭部を撫でて愛でる、そのまま暫く触れるだけの口づけを交わすとゆっくりと離れて優しく微笑みつつ「好きだよ、この香りも…君も」と溢れる想いを口にして)

  • No.9311 by 探偵  2025-08-08 17:57:13 ID:65b68c258


…、…フィリップ、……、……俺も…香水も、フィリップの匂いも、フィリップも、大好きだ
(ただ抱き合って二人で横になっているだけなのに特別な香りに包まれ一度意識してしまった桜の香りを吸い続けて、くっついているだけなのに体温が勝手に上がっていく。羞恥に苛まれるも相手を求める心を止められなくて口付けを強請った。直ぐ様承諾されればそれだけで胸がドクンと強く鼓動を打つ、相手に呼ばれて目線を交えその時が来るのを待ったが中々望んだものは与えられない。口付けを待って見つめるだけで呼吸が荒くなっていく、瞳は期待と熱が高まっていきゆらゆらと急かすように瞳が揺れた。ようやく唇が重なると待ち望んだものに鼓動がさらに早くなり体温が上がって香りが高まる、だが同時に頭を撫でられれば安堵するように吐息を吐いてこの距離から離れて行かないように腕の力を強めた。やがて唇が離れていく、好意の言葉が伝えられるとこちらからも溢れるままに想いを伝えるがその言葉は何処か拙い。再び互いに見つめ合う、一度与えられてしまえば高まる熱に対して共有するのは柔らかな感触だけで、そのギャップに我慢が効かなくなってくる。キスだけだと言ったところなのに甘えるように互いの鼻先を擦り合わせると「フィリップ、もっと欲しい……もっと深いやつ」と荒く熱い呼吸混じりにさらに強請って)

  • No.9312 by 検索  2025-08-08 19:16:23 ID:415c83bff

…翔太郎、…キスだけじゃ無かったのかい? …ん、
(名前を呼んでこちらを向かせるとそれだけで呼吸を荒くしている。瞳が揺れたのを見てから唇を重ねるがリクエスト通り触れるだけだ。それだけでも腕の中の体は更に熱くなって甘く温かみのある香りと相手の匂いが部屋に広がっていく、やがて唇を離すと拙い口調で言葉が返されて見つめるその瞳はゆらゆらと不安定に揺れているように見えた。名前を呼ぶと相手から近付いてきて鼻先が触れ、軽くすり寄る。熱く荒い呼吸のままさらに深いお願いがされると瞬きを挟んで呆れたような、それでいて何処か楽しそうにも見える表情でからかうように問いかける。だが愛おしい恋人にお願いされたのなら叶えない訳にもいかず、するりと頬を撫でるとまた唇を重ねる。食むように唇を動かしてからさっきよりも多くの刺激を送り、不意に舌先でそこを濡らす。そのまま唇の間をなぞりながら相手が自ら開けてくれるのを焦らすように待って)

  • No.9313 by 探偵  2025-08-08 20:56:10 ID:65b68c258


だって…ぁ……ん、…っ……ふ、ぁ…ンっ…
(頭を撫でられ甘えてもいいスイッチが入った状態で体温だけが上がり続けたこの体では我慢をすることなど到底できない、さらに一歩踏み込んだものを強請れば相手は呆れたような、それでいて楽しそうな声で問われてしまう。それがお預けの意味に聞こえて眉を下げて言い訳を探そうとするがその前に頬の上を掌が滑って切なげな声が漏れる、直後再び唇が重なれば自分の願いが叶えられて喜びで体が小さく震えた。重なった唇はこちらを食むような動きになって、そんな小さな刺激にさえ声が溢れてしまう。こちらからも擦り合わせるように唇を動かすが吐き出す吐息はいつもより多く熱い。唇が舌先で濡れれば体が小さく跳ねるが、それ以上は深く踏み込まれず物足りなさに相手の服をまた強く握って自ら口を開ける。声が溢れていたそこは既に唾液で濡れていて自ら舌を差し出せばお返しにと緩慢な動きで唾液を相手の唇へと塗り込んで)

  • No.9314 by 検索  2025-08-08 21:59:35 ID:415c83bff

……ン、…は、ぁ……、
(先程の発言を持ち出してみれば子供のように言い訳をしようとするが頬を撫でればそれだけで声を上げた。そのまま唇を重ねてお互いに擦り合わせるような動きをする間も相手の吐息が肌を掠める、舌先で軽くなぞるとそれだけで体を跳ねさせたがそれ以上踏み込まないでいると相手は服を強く掴んで自ら中に招き入れるように口が開く。その仕草にまた口端を上げ相手の舌が伸びてくると軽く擦り合わせてそこを愛でる。次第に小さな水音が弾けるようになると吐息を零しながら口内に舌を差し込み大きく動かす、更には普段触れない部分をなぞり自分色に染めようとしながら後頭部を抱き寄せた。色濃く香りが立ち上がる中、頭を撫でながら舌を絡め始めると先程よりも大きく音が響き始めて)

  • No.9315 by 探偵  2025-08-09 08:55:21 ID:65b68c258


ン…ぁ……ッ、……んん、…すき、…ふ、ン…
(二人の特別な香りの中からさらに特別な意味を持つ桜の香りを過剰に拾い上げながら刺激の多くなった口付けを続けるがそれだけではまるで足りなくて自ら口を開ける、重ねる唇の端が上がるのを感じればじわりとまた幸せが胸に広がって相手の舌が中へと侵入してくると小さく体を震わせた。互いのものが絡まり十分濡れたそこからはすぐに水音が溢れる、こちらからも互いに絡ませ擦り合わせ相手の吐息が頬を掠めてまた胸が強く鼓動をうつ。相手にしか許されない場所までマーキングされて後頭部に手が添えられるとより香りは強くなって心地好いのに熱が上がるのは止まらなかった。水音が大きくなる中、こちらの体は桜のせいで既に十分高まってしまっているのに相手はまだ余裕がありそうで、その差にまた切なさを覚えてしまう。もっと相手も熱に堕ちて欲しい、互いにもっと蕩けあってしまいたい。頭を撫でられる心地好さに浸りながらも欲望は膨れるばかりで心のまま背中に回した手で相手の服を捲りあげる。そのまま布の下へと手を滑り込ませると熱くなりすぎている掌を尾骨に押し当てた。そこから背筋を下から上へ撫で上げてこの熱が少しでも相手に移ってしまうように掌を滑らせる、絡み合った舌は節操なく動かしたまま拙い声でまた好意を口にしていて)

  • No.9316 by 検索  2025-08-09 16:19:43 ID:415c83bff

は…、っん!?、っ、…しょう、たろ……
(誘い込まれるように開かれた口に舌を差し入れその中をマーキングしていく。後頭部に手を添えて軽く固定しながら舌を絡めればそこから2人の吐息と水音が響いて部屋の空気を支配していく。既に熱に浮かれつつある相手を見ながら前に反応が良かった所を探るように舌を動かしていると不意に後ろの服が捲られ熱い手が素肌に触れるとぴくっと体が跳ねて一瞬全ての動きを止める。尾骨に触れた手は背筋を撫でていき、その手に合わせて熱が掻き立てられるようだ。そんな状態では舌は絶えず絡みついて拙い声が好意を紡がれると瞳が揺れて一気に体温が上がる。熱い吐息が零れて相手の後頭部を掴み直すとさらに深く舌を入れて激しく音を立てるように動かす。呼吸すら奪うような激しいキスをしながらその合間に相手の名前を呼び熱に溺れていき)

  • No.9317 by 探偵  2025-08-09 22:39:19 ID:65b68c258


……ふ、ン…ァ……ん、ぐ……ふぃ、り……
(こちらの熱を伝えるように、あるいは塗りたくるように掌で相手の背筋を撫であげると抱き締める相手の体温が一際熱くなって香りが強く立ち、薄く目を開けば相手の瞳は揺れていて今度はこちらが口角をあげる番だった。舌を深く絡みつかせながら行為に似合わない幼い笑い声を漏らして背筋を撫で続ける、もっともっと相手と溶け合いたくて今度は自ら足をより深く絡ませ擦り合わせた。その間に後頭部が掴み直され一番いい角度に固定されると再び舌が口内へ深く潜り込んでくる、激しく淫らな水音が辺りへと響いて呼吸さえ奪われれば意識はぼんやりとしていくのに全てが相手に満たされていてただ幸せを感じる。名前を呼ぼうとするその言葉さえ奪われて上手く酸素が確保出来なければ喉が震えた。焦点さえ覚束無い熱に揺れる瞳で相手を見つめたまま口内に溜まったどちらのものとも分からない二人のものをごくりと喉を鳴らして飲み下してしまえば「へへ、…」とまた幼く笑ってみせて)

  • No.9318 by 検索  2025-08-10 00:01:53 ID:415c83bff

…っん、…は、ぁ…翔太郎……、誘ってるのかい?
(相手に煽られるような形で深く口づける間も背筋は撫でられてゾクゾクとそこが震える。さらに足が絡みついてくれば尚更相手の高い熱が伝わってきてこちらからも挟み込むように力を入れ捕まえていた。相手の呼吸のタイミングすら無視するように相手の舌を絡め取り欲のままに激しいキスをしていれば相手の体はより熱く、僅かに離れたタイミングで上擦った声と息が零れその喉は震えるようになる。やがてゆっくりと唇を離すと相手はこちらを見たままそれを喉を鳴らして飲み込んできてあまりに官能的な姿に大きく瞳を揺らす。熱い吐息とともに名前を呼び、余裕のない低い声で問いかけを発しながら相手の服の中に手を滑り込ませ素肌に触れる。反対側の手で軽く抱き寄せ相手の鼻先を匂いの濃い所を埋めさせるとゆっくりと胸板から腹部にかけて撫でていき)

  • No.9319 by 探偵  2025-08-10 10:47:32 ID:65b68c258


…、……俺、フィリップともっと一緒になりたい…ン、…香水、みたいに…ッ、!?あッ、く…ンんッ…ァ、ひッ、ん…
(頭を固定され差し入れた足も固定されて身動きが制限されていくなかで二人分が混ざりあったものを飲み下せば相手の瞳が大きく揺れてゾクゾクと体の芯が震える。相手が少しずつこちらと同じ所まで堕ちている感覚にどうしようもない興奮を覚えてしまっていた。熱に揺れる瞳で見つめられたまま問われる、もうそこに羞恥はなくて幼い笑みのまま肯定の意味で小さく頷くと熱と相手の掌で緩まった頭で望みを口にする。二人でひとつになる香水と同じように恋人とこのまま溶け合ってしまいたい。その間にこちらの素肌に相手の手が触れてその熱にまたゾクリと体が震えた。抱き寄せられると先程香水を付けた耳元に顔が埋められて焦りから体が固まる、しかし胸板から腹部へと手が滑っていくと上擦った声が溢れ出して同時に香りを思いっきり吸い込んでしまった。二人の特別な香りというだけで高揚感は増すのにさらに桜の香りが直接体内に取り込まれれば腹底の熱がぐちゃりと掻き乱される、思わず腰を引こうとするが脚を挟まれそれも叶わない。相手の匂いと香水の香りを強く感じれば触れられていないだけでも震えてしまうのに掌が素肌を這えば簡単に体は反応してしまって、動きに合わせてビクンと体を跳ねさせながら甘ったるい喘ぎ声が止まらなくて)

  • No.9320 by 検索  2025-08-10 12:12:48 ID:415c83bff

…は、ぁ、…この香りもちゃんと覚えてね、翔太郎
(じっと見つめながら問うと既に理性も蕩けているのか素直に頷き望みを口にする様を見ればまた興奮が煽られる。抱き寄せ一番香りの濃い場所に埋めた状態でその肌を直接撫でると相手は簡単に啼いてその体を跳ねさせた。その分何度も深くこの香りを吸ってしまうはずで今の刺激と結びつけるような工程をしていることに自然と口角がつり上がった。世界に一つだけの香りをもっと体の奥深くまで刻み込んで、長期間離れたら落ち着かないと思うほど駄目にしてしまいたい。底無しの独占欲を抱きながらくっついたまま力の入らない相手の体を転がして軽く覆い被さると絡めていた足を相手の足の間に割り込ませて再び固定する。香り立つ空気を閉じ込めてそこを柔く押さえつけながら喘ぐ相手に熱の篭った甘い声で囁くとまたこめかみにキスを落とし、何度も相手の素肌を撫でる。やがて胸板まで戻ってくると筋肉の筋の辺り爪で引っ掻くように刺激しながら「しょうたろう」とまた相手の名前を呼んで)

  • No.9321 by 探偵  2025-08-10 18:29:43 ID:65b68c258


ん、…ぁ…っ!な、まて、あッ!…く、ンッ…こうすいまで、おぼえたら…はッ、ァ…もっと、だめに…あ゛、ンんッ!
(もっとも相手の匂いが立つ場所に相手だけの香水が合わさって唯一無二の香りが絶えず体内へと取り込まれていく、その間にも素肌が撫でられて待ち望んだ刺激に体は簡単に悦んでしまっていた。体が押されてベッドとの間に閉じ込められてしまう、互いの体は密着し体温が上がったのも相まって益々香りは強くなり脳内と体の隅々までを塗りつぶしていく。その中の桜の香りに体が揺さぶられていたのに、相手の囁く声に漸くこれの意図を理解して瞳を揺らした。相手の存在と甘い記憶が結びついた桜の香り、それが僅かだから大丈夫だろうと今日の香水を普段使いするのに問題ないと思っていたのに、この香りそのものと情事の記憶が結びついてしまうのはマズイ。現状桜の香りを嗅いだだけでも大変なのに、香水がそれと同等になれば嗅いだ途端にまともでいられなくなってしまう。焦った声で止めようとするもこめかみへのキスで脳内は揺さぶられて思考がぼやけていく、なんとかダメな理由を説明しようとするがその間にも素肌が撫でられて喘ぎながらになってしまった。筋肉の薄い筋の部分を鋭く刺激されれば一際体をビクンと跳ねさせて甘く啼いてしまう、離れなければならないのに香りがもっとも強い耳裏から離れることが出来なくて「…ふぃ、りッ…ぷ、」と上擦った声で縋るように名前を呼んで)

  • No.9322 by 検索  2025-08-10 21:41:42 ID:415c83bff

…ん、君は僕のモノなのだからダメになってしまっても良いだろう?
(相手を自分とベッドの間に挟み込んでしまって楽しげに囁けば相手の瞳は分かりやすく揺れる。春だけではなくこれから日常的に使うことになる香水と記憶を繋ぎ合わせれば日頃から大変な事になってしまうのは間違いない。先程まで従順だった相手が焦ったように声をあげようとするもその肌を撫で、こめかみにキスを落とし、軽く引っ掻くだけで簡単に喘いでまともな抗議になっていなければ薄く笑みを浮かべる。それに一切相手が抵抗らしい抵抗をしないで寧ろ縋るように名前を呼んでくれば腹底が滾って熱い吐息を零した。また軽くリップ音と共に相手の顔に触れるだけの口付けを落とすと楽しそうに相手は自分のモノだと告げ筋をなぞるような形で手を下ろしていく。腹部をゆるゆると柔い力で撫でながらまた相手の耳元にリップ音を鳴らす。そのまま下腹部に到達する「…ねぇ、翔太郎。この香りと一緒にここも染め上げたい、…だめ?」と甘えるような声と口調で問いかけ、軽く掌で圧迫してみて)

  • No.9323 by 探偵  2025-08-10 22:34:52 ID:65b68c258


そ、れは…あ゛ッ!く、ンッ…ひ、ぁッ!は、…あッ、ん…いい…そめてほしい…もう、ふぃりっぷで、いっぱいになりたい
(香水の香りが相手と熱に堕ちた記憶を呼び起こすトリガーになるのはどう考えてもマズイのに相手は楽しげに笑っている、熱い吐息が肌を掠めれば脳内がクラクラと揺れて相手が良いというのならそれも悪くないと思えてしまう。何より桜の香りに溺れるあのどうしようもない快楽が脳裏を過ぎれば全てがダメになってしまうくらいこの香りを深く刻まれてしまいたいと願望さえ顔を覗かせる。その間にも筋がなぞられ相手の下で体を跳ねさせ絶えず喘いでしまう、しかし与えられるのは緩い刺激ばかりでそれ以上を知る体はどうにも物足りないなかった。耳元でリップ音が弾けて脳内がまたクラクラ揺れる、相手の声しか聞こえない催眠に掛けられたような状態で甘えるような、しかし奥深くまで侵入を許すようなオネダリがされると瞳を揺らした。そのまま先を予感させるように下腹部を圧迫されると一際高い声で啼いてしまった。このまま相手を受け入れれば確実に香りと相手の記憶が奥深く刻まれる、きっと日常に支障が出るのに焦らされた体はあっさりと先を望んでしまって熱に塗れ蕩ける瞳を相手に向けるとより熱へ堕ちることをねだった。もう焦らされるのは我慢できなくて相手の服を強く握ると「だから、もっとつよいのがほしい…フィリップしかわからなくなるくらいのが、ほしい…たのむ」とさらに香水と相手が深く結びつくように懇願して)

  • No.9324 by 検索  2025-08-10 23:36:27 ID:415c83bff

っ…ああ、もちろん。 ぜんぶ僕のモノにしてあげるよ
(まだ理性を残して揺れている背中を押してしまうように先に柔い刺激だけ送ってから甘ったるい声でお願いをすれば相手の体は分かりやすく反応を示す。これからやることを示すように軽く手のひらを押し付けてみれば一際高い声を上げて敏感に反応していてまた衝動に歯止めが効かなくなって行くのが分かる。追い討ちをかけるようにまたリップ音混じりのキスを落とすと拙い声で自分を受け入れる旨の返事が聞こえてくる。日頃の探偵や男としての在り方や日常への支障という課題よりも今自分とともに熱に堕ちていく道を選んだことにぞくぞくとした興奮が背中を走る。また一つ相手に鎖を結んだような独占欲と支配欲を覚えながらもその選択が正解だと示すように軽く唇を重ねた。相手の許可さえ出てしまえばもう止めるものは無い。唇を離すと強く服を掴んでくる相手に余裕のない声で今一度宣言をすると自らも肩口に顔を埋めそこに軽く歯を立てる。そのまま手は器用にベルトを外し中に滑り込ませると「…翔太郎、愛してる」と囁き、熱の核心に触れて夜に溺れていき)

(/日頃よりお世話になっております。そろそろ暗転かと思いお声掛けさせていただきました。普段身に付ける香水ということで背後共々かなり悩みながら作らせて頂きました。香料を選ぶ中でお互いに確認を取ったりその感想の中で相手への想いを語る事があったりと終始甘く賑やかな時間を過ごせたと思います。原作にも香水は出ていますが2人ならではの違う仕上がりにもなっていてこれから二人で使っていくのがとても楽しみです。またその後に二人で香りを確かめてエスカレートしていく様子も段々と動揺して甘えてくる探偵くんが可愛らしくとても幸せな時間を過ごさせて貰いました。今回もありがとうございました。
その次はいかがいたしましょう?甘いお話が続いたので少しピリッとした話や依頼系の物でも良いかなと思っておりましてどちらかにストーカーができる話やお盆らしく死者の関わる話、どちらかが喋れなくなった状態の事件解決などが浮かんだのですが気になるものや他にもやってみたい話はありますか?)

  • No.9325 by 探偵  2025-08-11 08:28:46 ID:65b68c258


(/こちらこそお世話になっております!暗転ありがとうございます。こちらも色々と調べて香水の奥深さを知りつつ、探偵ならどういう香りを選ぶか想像しながらやりとりするのが楽しかったです。検索様のおっしゃる通り二人で相談しながらお互いの印象を改めて話しながら二人の特別なお揃いをまたひとつ増やすことができてとても楽しかったです。その後香水の香りに浸りながら離れられなくなっていく甘い時間も、新たな業が増えてますます検索くんの存在が探偵に刻まれて幸せな時間になりました。こちらこそありがとうございました!
こちらも次はピリッとしたシリアスな展開がいいなと思っていたのですが、あげていただいたストーカーなお話かお盆らしく死者に関わる話が気になります。ストーカー関連なら狙われてる側が組織的に攫われたりみたいな話とかできそうですし、死者の方は怪奇現象が街に蔓延したり死者が生き返ると噂がたったりといろいろ出来そうでどちらか迷いどころですね…検索様のご希望展開などなどはありますか?)

  • No.9326 by 検索  2025-08-11 10:31:27 ID:415c83bff


(/ストーカーの話だとされてない方だけが気付いて警備体制を取ったり諦めさせようとわざと近い距離を見せ付ける→逆上したストーカーが実力行使に出るみたいな感じを何となく考えていて死者の方だと電車映画の幽霊列車のような生者と死者をひっくり返すのが目的(または一時的にそれが叶った状態)のメモリ使いと対峙するとか依頼人は実は幽霊でしたみたいなオチの話かな……などと考えていました。この中に気になるものに色々付け足しでも他の話でも良いのですがご希望があればお聞かせください)

  • No.9327 by 探偵  2025-08-11 12:19:52 ID:65b68c258


(/なるほど幽霊列車の話をベースにするの楽しそうですね!依頼人が幽霊だった、というのも面白そうなので正体不明の依頼人からメモリ破壊の依頼を受ける→本来物体の位置を入れ替えるだけの能力が怨念と絡みつき人の魂を対価に人ならざらる者の存在を具現化する能力になる、みたいな流れでいかがでしょう。お盆の時期というのもあり百鬼夜行みたいに街に妖怪が溢れるとかどちらかが魂を奪われて妖怪化する、とかも考えたのですがそれだとコメディ寄りになってしまうので悩みどころでして…シリアスにするなら未練がある人間が蘇ってしまったことで街に害を成し始めてそちらにも手を焼くとか死人が蘇るならおやっさんがいるかもと期待してしまう探偵とか、そういう要素も良さそうですね。とりあえず思いついたままに書いたのですが、ひとまず幽霊なお話をやらせていただきたいです!
ストーカーの方も次の機会にぜひやらせていただければと…!人の狂気が出るようなお話に出来たらなと思います。)

  • No.9328 by 検索  2025-08-11 13:21:30 ID:415c83bff


(/その流れ良いと思います。またその場合メモリの使用者と依頼人が生前かけがえのない関係で依頼人の死をきっかけに忘れらずにどんな手を使ってでも復活させようとしていて…みたいなのはいかがでしょうか。IFルートの自分達が選んだかもしれない選択みたいな感じで揺さぶられそうです。百鬼夜行も事態の深刻さが出ますし、初接触の時に能力の披露という形でどちらかが半分死者に→妖怪化みたいな流れならシリアスを保ったまま展開出来ると思います。おやっさんの姿を探してしまう探偵君とかも絶対いますし、右として一回死んでる検索がメモリの影響を受けたりと色々要素モリモリの話が出来そうです…!)

  • No.9329 by 探偵  2025-08-11 14:22:40 ID:65b68c258


…ん?え、……あ、どうも…
(新たに加わった二人の特別な香りを脳の髄まで刻み込むような夜を過ごしてから一日、翌朝新たないつも通りを作るべく早速二人でそれぞれの香水をつけて事務所へと出かけた。道を歩く間、隣にいる相手から香ってくるその香りに案の定胸はザワついてしまうが相手自身の香りが控えめであるのが幸いして道中フリーズする事態は避けられた。その後事務所にたどり着き所長様が出勤してくると二人へ挨拶した10秒後にはスリッパが飛んできて『この絶世の美女を差し置いてお揃いの香水つけるなんて高度なことするなんてどういうこと?!』とお怒りの言葉が飛んできた。その後も恋人アピールだとかイチャイチャしているのと同じだとか散々な言われようだったがただ香水を付けているだけという一言で押し通すことにした。そんな騒がしい日から一週間ほど、ウッディな香りが体に馴染んできた頃合にいつも通り事務所のデスクに向かっていた。世は丁度お盆の時期で客足は減っている、所長も現在大阪へ帰省中だ。穏やかな時間を過ごしていれば不意に事務所の中に夏に似合わぬ冷たい風が吹き込んでくる。身震いするほどのそれに思わず顔を上げるといつの間にか淡い藍色の着物をきた白髪の男性がひとり立っていて目を見開いた。事務所の扉を叩く音も、開く音もしなかったはずなのに。奇妙な心地のままデスクから立ち上がるとひとまず依頼人と思しき男性に声をかける。男はこちらと相手を順に見ると『お主らじゃな?鬼を倒したと言うのは』と全く身に覚えのない話をされて「は?」と思わず間の抜けた声を出して)

(/依頼人と使用者に因縁があるのめちゃくちゃいいですね!最終的には妖怪に寄りすぎている依頼人を人間に戻すために風.都全ての命を引き換えにしようとする、なんて展開も良さそうです。自分達を投影してしまうというのもめちゃくちゃ好きな展開ですのでぜひそんな感じでいきましょう!また他のアイディアもありがとうございます…!死に呼応してしまう検索くんとかも好きな展開です!何となく形も見えてきましたし、ひとまず初回置いておきます。今回も好きなこと盛り込みながらいきましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9330 by 検索  2025-08-11 17:53:30 ID:415c83bff


……もしかしてあの鬼ヶ島のことかい?
(二人で熱と香りに溺れた日から一夜明け、新しい習慣として香りを纏って出勤すると案の定所長にはバレて見事にスリッパが飛んできた。あくまで一緒に香水を買っただけと主張したのだが納得されずに散々な言われようをした一日だったのは記憶に新しい。そんな日から一週間ほど、香りを纏うのにも慣れて少しずつ自分に馴染んで来たのを感じていたが世間はお盆らしく平和な日々が続いていた。所長も大阪に帰省して事務所に二人であるのに加え事務所のドアを叩く者が居なければあまり身も入らずにスツールに座って本を読んでいた。穏やかな時間を過ごしていると室内にいるにも関わらず冷たい風が吹き込むら、思わず本から顔を上げるとそこには最近ではあまり見かけない淡い藍色の着物をきた白髪の男性が立っていて目を見開く。気配や物音もなく忽然と現れたような有様に固まっていると男は妙なことを口にする。鬼というワードを聞いてすぐに浮かんだのは幼い相棒と過去で解決したあの出来事だ。思えば男の格好はあの時一緒に戦った時の民のものに近しくて知らないであろう相手をチラッとだけ見てから尋ねてみれば深く頷いたのが見えた。ならばこの男は過去の存在ではと眉を顰めていると『…お主らには奴の持っているこれを壊して欲しい』と一枚の和紙のようなものを取り出す。そこには直方体の見慣れたシルエットのもの、ガ.イ.ア.メ.モ.リが描かれていてまた目を瞬かせる。「…これは?」と更なる情報を得ようと問いかけて)

  • No.9331 by 探偵  2025-08-11 19:32:48 ID:65b68c258


…鬼ヶ島??…、ガ.イ.ア.メ.モ.リ?!…いいぜ、詳しく聞かせてくれ
(音もなく現れ訳の分からないことを言われて困惑しているとさっぱりなこちらと違って相手は何か覚えがあるようでまた自分の知らないワードが出てきて同じ言葉を繰り返す。何やら事情を知っていそうな相手に詳しいことを聞く前に男は一枚の古めかしい紙を取り出す、しかしそこに描かれていたのは見慣れたものでまた声を挙げることになった。何やらいろいろとチグハグな男に相手と共に驚きと警戒と困惑の目を向けていると『この街でこいつに関わることはお主らに相談すればいいのじゃろう?』と少々挑発的に問われれば、ここで引っ込める性格でもなくて男を依頼人として迎え入れることを決める。いつも通り依頼人をソファに座らせ向かいに座れば机の上に和紙が置かれた、そして男は『単刀直入に言えばこの地の怨霊とこいつがくっついてしまったようでの、怪異になってしもうたんでどうにかして欲しいんじゃ』とあまりにも現実離れかつこちらに投げっぱなしなことを言われて思わず「は?」と声が出る。さらに『あぁ、ちなみに儂も同じ怪異の類じゃがお主らを襲ったりはせん』とかなり呑気に訳の分からないことを言われて「はァ?!」とさらに声をあげて簡単に我慢の限界を迎えると「ンな話信じられるわけねぇだろ!」と最後には叫んでいて)

  • No.9332 by 検索  2025-08-11 21:30:25 ID:415c83bff

…、怪異っていうのはあのホテルの幽霊みたいな感じだろうか。 ならもしかして…
(当然幼い相棒と解決した事柄について今の相手に記憶はない。混乱は伝わってくるものの男から提示される情報に気を取られてそれどころじゃない。メモリに関してはこの事務所というのは間違いなく相手も依頼を受けることに決めたようだが怪異というワードが出てくれば固まってしまった。メモリと怨霊が絡みついたと聞いてすぐに浮かぶのはあの廃ホテルの件だ、更に男も怪異だと聞けば一瞬驚くも音もせずに現れた理由に納得がいく。良くも悪くも非現実的な事件にはしょっちゅう巻き込まれていて相手とは反対に唇に指先を触れながら少し考え込む。過去の存在で怪異なら、と立ち上がって男に近付き手を伸ばす。男の着物に当たるはずの手はそこをすり抜けひんやりとした空気の実感だけある。人間では有り得ない状況に相手を見ると「どうやら本物みたいだよ」すり抜けた手を左右に振りながら告げていた。やがてゆっくり離すと「それで、そのメモリの持ち主や能力、或いは被害に心当たりは?」といつものように聴取を始め『…奴は初めは物体の位置を交換出来ると言っておった』と男も答えて)

  • No.9333 by 探偵  2025-08-11 22:16:09 ID:65b68c258


確かにそんなこともあったけど、なッ!?…なんでそんな呑気なんだよ……
(目の前にいる古風な男が自称怪異だと言われて納得できるはずもない、叫ぶこちらに対して相手はごく冷静に近しい例を思い出している。確かにメモリによる不可思議な事もメモリと幽霊が合わさった出来事も、なんなら怪異自体に巻き込まれたことだってあるがそれでもこの男の言うままを受け入れることはできない。訝しげな顔をしていれば相手は男に近づいてそのまま肩に触れようとした。しかし相手の手は男の体をすり抜けていって驚愕する。あっさり男が人間ではないものであると証明した相手は依頼人として話を聞こうとする、その柔軟っぷりは相手のいい所ではあるが思わず愚痴を零しながら聞く体勢に入った。どうやら和紙に描かれたメモリは物体を入れ替える能力があるらしい、厄介そうだが怪異とはあまり結びつかない能力だ。男は和紙を手に取ると『奴がこれを手に入れた時はそういう能力だったのじゃが、ある日夜道で女を襲おうとしてる男と鉢合わせたらしくてな。…奴は怨霊の類じゃが心根は優しい奴じゃ、女を助けようと男を呪おうとした時にこいつが反応して奴は人としての肉体を手に入れ、まぁつまりは生き返ったんじゃ。代わりにその男は魂を抜かれて動かなくなったようじゃが』とまた到底信じられない説明を受ける。だが今はいちいちそこで引っかかっている場合ではない、必死に頭を動かすと「つまりそいつは生きた人間の魂を使って怨霊になってる奴を蘇えらせられるってことか?」と男の話を纏めると男は静かに頷いて)

  • No.9334 by 検索  2025-08-12 01:25:26 ID:415c83bff

…生者を犠牲に死者を蘇らせる、確かに放っておけないメモリだ。
(実際に男に触れてこの世のものでは無いことを確かめていると相手は隣で驚愕し更には愚痴を零している。非現実ではあると思うが今まで幽霊に遭遇し、更には過去に何度も行った事があればこれくらいは許容範囲になってしまっている。メモリの能力について効くと本来の能力から怨霊の力か何かで大きく強化した経緯が語られる。誰かを攻撃出来るメモリは数多くあれど魂を抜いて入れ替わりのように肉体を奪う能力など聞いたことがない。相手の解釈に男が頷くのを確認すると端的に今できることを纏めその厄介さに眉を顰める。もしそのメモリを自分以外に使うようになればたちまちこの街に居る人々の魂が奪われ代わりに死者が徘徊するような世界になってしまう。しかもこの世をさまよっている魂の中には罪人やこの世への未練、恨みを持ったものも居るだろう。もしそんな者達が暴れたら、と考えればやはり放置する訳にはいかない。男の方を見て「それでそのメモリを持っている人物は何処にいるんだい?」と問いかけると男は僅かに視線を逸らし『それが数日前から行方が分からなくなってるんじゃ…、奴のことだからこの街を離れてはいないはずじゃが…』と答える。先程の説明やこの口ぶりから男とメモリの持ち主は何かしら関係のある知り合いなのかもしれない。相手の方を見て「ならひとまず情報収集でもしようか」と話しかけ)

  • No.9335 by 探偵  2025-08-12 11:14:33 ID:65b68c258


あぁ、厄介な奴が蘇っちゃ風,都が混乱しちまう。…いやその前にこいつに聞きたいことがある
(生者を代償に死者を蘇らせる、到底信じられない事象だが目の前に超常的な存在がいる以上先程の話は正真正銘風.都.に襲い来る脅威なのだろう。この世をさ迷っているような魂が生き返ってしまえばこの街の人に危害を加えられるのは必然だろう、街が泣かされる前にメモリを持ってしまった怨霊を止めなければ。今は行方知れずのようだがそれならば探偵の出番だ、生者の魂を奪うだなんて目立つことをしているならばすぐに見つけられるはずだ。相手は早速街へ繰り出そうとするがそれを一旦止める、そして依頼人の方へと目を向けた。これまで鳴.海.探.偵.事.務.所を訪れた中でもトップクラスに珍しい依頼人だが意思疎通が取れてこちらに協力的だ。それならば聞いておきたいことがあって「メモリを使った怨霊って奴とお前、その言い草じゃただの知り合いじゃねぇだろ。俺達に依頼するってのがどういうことか分かって言ってんだよな?」と問いかける。男の口調からメモリを使った怨霊とただならぬ仲なのは明らかだ、最初こそ目線があっていた男だったがふと目線を外すと『…奴はほんの500年ほど前、共に鬼退治をしていた…友だ。変に情が湧いては困るからの、儂は奴の近くにおらんほうが良い。それに、お主ら探偵がこの件を解決してくれるのじゃろう?』と躱されてしまった。男がどこか寂しげに笑った瞬間にまた冷たい風が事務所内に吹いてくる、ゾクリと背筋が震えたその時には男は居なくなっていた。奇妙な状況だがメモリが関わっているなら自分達に解決できるはずだ。ガレージに続く扉にかけられた帽子を手に取ると頭に乗せ「いくぜフィリップ、まずは魂を抜かれて倒れた人がいねぇか当たってみようぜ」と声をかけ)

  • No.9336 by 検索  2025-08-12 14:05:03 ID:415c83bff

…友達、……そうだね、まずは調査だ。
(能力の厄介さを聞けば早速調査に出掛けようと相手に声をかけるがその前に相手は男に用があるようで一旦動きを止める。大人しくそれを見守っていると相手は男にメモリの使用者との関係性を聞く。すると男は目線を逸らして共に鬼退治をしていた仲だと答える。その寂しげな表情と妙な沈黙に一般的な友達の枠を超えた何かを感じると同時に事務所内にはまた冷たい風が吹き、いつの間にか男の姿は消えてしまった。ぽつりと呟いていると相手は扉にかけていたハットを頭に乗せて声を掛けられる。相手の言う通りひとまず状況の確認をすべきだろう。こくりと頷くと相手に続いて事務所を後にした。カンカン照りの外は事務所の中より随分と暑く、手で仰ぎながらまずは普段人通りの多い商店街へと向かった。だが商店街はお盆にも関わらず猛暑のせいか思ったより人が少ない。「と言ってもどうやって倒れた人を探そうか」と相手に相談していると商店街近くの道路を救急車がサイレンを鳴らしながら走り抜けていく。何かの病気や怪我、この時期ならば熱中症だろうかとも考えが及んだがその症状を考えると相手の方を見て「翔太郎、追ってみよう!」と声を掛け)

  • No.9337 by 探偵  2025-08-12 15:27:47 ID:65b68c258


…どうやらビンゴみてぇだな
(事務所から一歩出てみれば盆らしい茹だるような暑さが広がっている、だが風.都の一大事である以上へばっている場合ではなくて街へと繰り出していく。まずは聞き込みかと思った矢先に救急車がけたたましくサイレンを鳴らしながら走っていった。探偵の勘が働くと相手の呼び掛けに「あぁ」と頷いてサイレンの音を追った。辿りついた先には意識を失って倒れる男が二人いて救急隊員が忙しなく動いている。夏であるのを思えば熱中症の線も考えられるが倒れている男は二人とも青白い顔をしていて生気がない、救急隊員が氷を当てようとした手を止めて驚いているあたり倒れている男の体は熱いのではなく冷たいのだろう。一気に二人やられたのかと思っていた矢先、『翔太郎くん!助けてくれ!!』と悲痛な声が聞こえてきてぎょっとした顔でそちらを見るとそこにはすぐ側の角に和菓子屋を構えている店主がいた。ただ事ではない様子に「落ち着け!どうしたんだよ」と肩に手をかけ問いかければ、店主は大きく息を吸ってから『あいつが…僕の店に嫌がらせしてたあいつが!さっきそこにいたんだ!5年前に死んだはずなのに!』と叫んで息を飲む。この店主はコンクールで優勝した際に準優勝だった男から逆恨みされ長年店に嫌がらせを受けていて、たまたま居合わせた時に何度か追い払ったこともある。嫌がらせをしていた男は結局無茶なバイク運転をして自損事故で亡くなっていたが、今の状況と照らし合わせるならば「二人が魂を奪われて、そいつが生き返ったってことか?」と状況を整理しながら相手の方を見て)

  • No.9338 by 検索  2025-08-12 21:00:53 ID:415c83bff

まだ生き返った例は見てないけど、可能性は高そうだ。救急も似たような症状の人を数日前から搬送しているらしい。
(こちらの声掛けに相手もピンと来ていたようで救急車が向かう方を追いかける。たどり着いた先には意識を失った男性二人が倒れていて救急隊員が処置をしている。だが本来熱中症ならば赤くなることの多い顔が血の気が引いたように青白くなっていて目を見開く。角から悲痛な声で相棒を呼ぶ店主の声が聞こえ、そちらは相手に任せていると救急隊員が『また冷たい患者だ』と呟きを零しつい「…また?」と声をかける。救急隊員は以前事件の解決の際に見かけたことがある人物であちらも自分が首を突っ込んでいた探偵だと認識すると『え、ええ…数日前から急に倒れてこの人達みたいに冷たくなって意識を失う方が何人も搬送されているんです。医者も原因が分からないって言っていて…』と情報を教えてくれる。恐らくその人達も魂を抜かれた人物の可能性が高い。彼らに感謝を伝えてから相手の元に戻ってくるとちょうど店主の言葉を纏めている所だった。相手から視線を受けると凡そ同じ推理だと頷きこちらが得た情報を纏める。そんな厄介な人物が生き返ったなら八つ当たりに街を荒らす可能性も高い、「その人物は何処に?」と問うと店主は『あ、あっちに向かっていった』と指さして)

  • No.9339 by 探偵  2025-08-13 08:39:12 ID:65b68c258


数日前か。あいつに何時から怨霊が活動したか聞いとくべきだったな……どぁっ?!
(恨みを持たれた死んだはずの人物が生き返ったとなれば店主も気が気ではないだろう。それにもしそいつが本当に生き返っていたとしたら店主が狙われる可能性は高い。相手がやって来て救急隊員から聞いた情報を共有される、既に被害は広がり始めているらしい。店主に死んだはずの人間が去った方向を教えてもらい早めに家に帰って出歩かないよう送り出してから早速移動を始めようとすると突然真横から『もうそっちにはおらんよ』と声が聞こえてくる。視界の端に白髪が目に入るとまた叫んでしまった。周囲に人がいなかったのは幸いだろう。突然現れたのは先程の依頼人で「なんだよ?!ってか突然話しかけんな!」と叫ぶも涼しい顔をして『言い忘れたことがあっての』と言われて軽く息を吐く。仕方がなく話を聞く姿勢を見せれば『どうやら奴は恨み辛みが重なった怨念の強い場所を巡っているようでな。儂ら怪異にはその類を気取ることができるがお主ら人間には無理じゃ』と説明がされる。行き先が分かっているのは良いことだが肝心のその場所が分からないのであれば意味が無い。「じゃあどうすんだよ」と続きを促せば『簡単じゃ。儂の力でお主らのどちらかを一時的に半妖にしてやろう』とまた現実味のない提案をされて「は?!」と声が出て)

  • No.9340 by 検索  2025-08-13 15:35:38 ID:415c83bff

へぇ、そんな能力が有るんだね。 え、…今までの話からするに半妖になるって事は半分死者に近い体になるんじゃ…
(指さされた方に進んでいるとまた突然真横からこえが聞こえてきてそちらを向けば依頼人の男が居て驚いてしまった。言い忘れていた事と聞き耳を傾けるとメモリ使用者が怨念の籠った場所を巡ってる事が伝えられる。同じ怪異同士ならばその怨念を感じ取れるという情報には感心した声を上げるも当然自分達には認識出来なければ参考にはならない。男が同行してくれればさっきの口ぶりからしてその気は無いのだろう。その解決法を相手が問うと予想外の答えが返ってきて思わず絶句する。これまでの話からするに怪異は死者のことを指すなら半妖は半分死者の状態、死にかけに近い形になってしまうことだ。恐る恐る尋ねてみると『ああ、そういうことじゃな』と男は頷く。この件は勿論解決するつもりだがもし戻る事が無かったら、と考えれば決め切る事が出来ずに「流石にそれはリスクが高いだろう、」と意見告げながらちらと相手を見て)

  • No.9341 by 探偵  2025-08-13 20:15:30 ID:65b68c258


……依頼人を信じるのが探偵ってもんだ。人間じゃねぇ奴を追いかけるならこっちもそれなりじゃねぇとな
(依頼人が半妖なんて信じ難いワードを出して驚愕していると相手がさらにその意味を明確化させる。半分怪異になるということは半分人間でなくなるということ、それはすなわち半分死人になることを意味する。生と死の状態が曖昧になるということだろう。説明を聞けば確かにリスクは高くて『そこら辺は上手くやるから安心せぇ。それとも儂を信用しとらんのか?』とまた呑気な声が聞こえてくるがその間に思考を巡らせる。怪異なんていう存在も曖昧な奴らを相手取るのだ、対抗する手段を増やすのは得策だろう。それに予めターゲットが来る場所が分かれば被害を未然に防げるはずだ。決意が固まると依頼人の方へ向き直って「俺を半妖にしてくれ」と進言する。こちらの思い切りのよさに依頼人は関心したようだったがチラリと相手を見ると『そうじゃな、そっちのは帰れなくなりそうじゃしの』と意味深なことを言ってその意味を聞く前に『ほい』と軽い言葉と共に指が鳴らされた。次の瞬間にボンッという音と共に煙に包まれる、なんとも言えない香りのするそれに咳き込みながら「ンだよこれ…」と煙を手で払った。煙が晴れて手元が現れた瞬間に息を飲む、そこには自分の左手が、骨だけになってしまった手があって「だあああ!!!」と叫んでしまった。そうやって叫ぶ顔の左目の部分もぽっかり穴が空いて眼球が無くなってしまっている。こちらの混乱など何処吹く風の依頼人は『おーどうやら餓者髑髏の半妖になったようじゃの。お主と何かしらの縁があるのかもそれんのぉ』と呑気に言っていて)


(/いつもお世話になっております!既にお返事が不定期になっておりますが、これからの夜の時間からお盆が開けるまでに掛けて背後がバタバタとしておりお返事できない日があるかもしれません。お返事が遅くなってしまうかと思いますが、お待ちいただければ幸いです。把握のほどよろしくお願いいたします。)

  • No.9342 by 検索  2025-08-13 23:39:55 ID:415c83bff

っ、翔太郎! しょうた、…えっ、…その姿、
(これからの調査において使用者が巡るという怨念の強い場所を探す必要があるがその為にどちらが半妖になるなんてやはりリスクが高過ぎる。他の方法が無いかと考えていたが男の呑気な声に対して勝手にその役目を引き受けると相手が言い出せば目を見開いて思わず名前を叫ぶ。相手もリスクは十分に承知のはずだ、その覚悟を決める思い切りの良さについていけずもう一度考え直すように伝えようとするがその前に男は意味深なことを言った後指を鳴らす。直後相手の体が煙に包まれると背中が一気に冷えてまた名前を叫びながら手を伸ばす、煙が晴れた時にはダブルのように体の左側だけ骨だけとなった明らかに異常な姿になっていて大きく目を見開いた。右側の人間の部分があるから何とか相棒が変化したのだと分かるが声を聞かなければ立派な怪異だ。男の呑気な声を聞いて直ぐに浮かんだのはあの時少しだけしか見ることの叶わなかった鳴.海,荘.吉の仮.面.ラ.イ.ダ.ーとしての姿だ。あれも確か髑髏のメモリだった。ぽつりと呟きを零すと同時に相手も向こう側の存在になってしまった気がして思わず捕まえようと腕を伸ばす。骨になった左側の肩に触れるとひんやりと冷たい気配がして手がすり抜ける、冷や汗が伝いながら右側の人間として存在に触れてやっと生暖かい存在に当たっている実感があって無意識にそこをグッと掴んだ。まだ相手は自分の隣にいる、それを確かめて小さく息を吐いていると依頼人の男は相変わらず呑気に『その体なら儂のいう怨念の気を感じとることが出来るじゃろ。期待しておるぞ』と言い残しまた冷たい風とともに去っていった。再び相手に視線を戻すと大丈夫だろうと分かっていながらも「その体になって何か変化とかないかい?」と心配そうに訪ね)

(/日頃よりお世話になっております。返信頻度について承知いたしました。こちらもかなり不定期になってしまいそうなのでいつも通り返せるタイミングでお互いのペースで進めていきましょう。楽しくなって行くところですので引き続き宜しくお願いします/こちら蹴りで大丈夫です。)

  • No.9343 by 探偵  2025-08-16 06:50:25 ID:65b68c258


餓者髑髏、か…なっ、透けた?!…心配すんなフィリップ、感覚はいつも通り…いやそれ以上だな
(骨だけになった自分の左手に相手と共に驚愕していれば依頼人から縁のある半妖になったのだと言われすぐに思い浮かんだのはおやっさんの姿だった。あの日に変身していたスカルも確か生と死が曖昧になっている存在だったはず。半妖というリスクを背負ったとはいえその縁がおやっさんとなれば心強い。そこでふと、死人が生き返るならば、その人物がこの地に縁があるならば、とひとつの可能性が頭をよぎってそれに思考が奪われそうになった。しかし相手がこちらへと近づいてきて意識を取り戻す、こちらに触れようと手が伸ばされるがその手はこちらに当たることなくすり抜けてしまってまた驚きの声が出た。相手を感じることすら出来ないことにスっと肝が冷えるが直後右肩に無事手が触れて安堵の息が漏れる。文字通りの半妖になったのは間違いがなさそうだ。依頼人がまた呑気な言葉を置いてさったあと不安そうな瞳がこちらを向いて軽く笑みを浮かべると右手で相手の頭をポンポンと軽く撫でる、気が気ではないだろうが対抗手段としてはこの上ないだろう。それに依頼人の言っていた怨念というのもなんとなく分かる気がする、嫌悪感を抱くような嫌な空気だ。今すぐ動くべきだろうがやはり左手のこれは目立つ、 大部分は服で隠れているがあとは風が吹き抜ける感覚がする左目部分だろうか。バイク用の手袋をして骨を隠し、前髪を無理やり引っ張って左目を隠せばパッと見違和感は無いはずだ。準備を整えると改めて相手の方へ向き直って「あいつが言ってた怨念ってのがよく分かるぜ。ひとまず繁華街を抜けてすぐの交差点がここから一番近い。いくぞフィリップ」と気合いを入れながら声をかけ)

(/結局2日も空いてしまいまして申し訳ありませんでした。大変お待たせしました。今日以降はもう少し時間が取れそうですのでお返事できそうです。ここからまた盛り上がる展開ですし、シリアスなとこも入れながら楽しんでいきましょう!/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.9344 by 検索  2025-08-16 12:48:49 ID:415c83bff

…ああ、リスクを負ったからには早く解決して元に戻して貰おう。……ココかい? っ、!
(相手の半分が人間でないものになってしまった衝撃は強く反射的にその肩を掴む。その不安が表情にも滲み出てしまっていたのか相手の右手が伸びてきて頭を撫でるとちゃんと存在を感じられることに少しだけ安心したように息を吐いた。なってしまったことは仕方無いし自分達が出来ることは無駄にならないようにこの事件を解決することだろう。こくりと頷いて気持ちを整え直すと相手は何かを感知したような素振りを見せた、恐らく怨念を感じ取っているのだろう。そして手袋を着用して前髪を整えるとパッと見は普通に見える。相手の声かけに頷き、相手が気配を感じ取った交差点に向かった。交差点には最近交通事故があったのか情報提供を求める看板とその下に花束やお供え物が添えてある。相手にここで合ってるかと確認していると横断歩道の向かい側から『や、やめてくれ!』と悲痛の声が上がる。慌ててそちらに目を向けると男が腰を抜かして何かに怯えるように後退りしている。ここからでも分かるほど冷たい空気が伝わってきて直ぐに駆け寄りたいがそこに続く横断歩道は赤信号で目の前を車が通り過ぎて渡れそうにない。男が怯える先に邪悪なオーラが揺らいで人の形になっていれば「もしかしてアレが依頼人の言っていたメモリ所持者…!」と声を上げ)

  • No.9345 by 探偵  2025-08-16 18:52:50 ID:65b68c258


そのはず…ッ、…あぁ、間違いねぇ。させるかよ!
(怨霊を感じ取った場所へと急げば恨み辛みが積み重なった原因を思い出す、そこはつい最近交通事故があって犯人はまだ見つかっていないのだ。気配と状況からしてここで間違いない、頷き答えていると交差点の向こうから悲痛な叫び声が聞こえてきて反射的にそちらを見る。そこには人のような何かがあってその恨みの強さに一瞬息が詰まる、同時に体の右半分が左同様冷たくなって思わず自分の体を見た。このままでは何の罪もない人の魂が抜かれてしまう、意を決すると軽く息を吸って次に息を止めた。すると左半身に広がる冷たさが右半分にも伝わる、息を止め死に近づくことでさらに怪異に近づくと全身が骨と化した。スーツが型崩れした状態で車が行き交う交差点に走り出す、構わず車は走ってくるが鉄の塊は体をすり抜けていった。横断歩道を走り切り息を吸えば再び半身だけが骨になってその勢いのまま人間ではないなにかに、メモリの使用者に殴りかかろうとした。しかしその前に別の影が割り込んできて攻撃を阻まれてしまう、そちらへ目を移せば和菓子の店主に嫌がらせをし5年前に死んだはずの男がいて目を見開いた。そのまま組み合いになると動けなくなってしまう、その間に人間の形の何かは怯えた男に手を翳す。すると使用者の心臓あたりで何かが光り同時に『Trade』とウ.ィ.ス,パ,ー,ボ,イ.スが響いた。途端に男から青白い何かが無理やり引き抜かれて地面に広がる恨みの塊へと注がれる、黒い塊はぐにゃぐにゃと異様な動きをした後に人型となり最後には交通事故で死んだはずの男になれば驚愕の顔を浮かべるしかなくて)

  • No.9346 by 検索  2025-08-17 00:07:03 ID:415c83bff

っ、翔太郎!…っ、これが蘇り…、返したまえ!
(近付こうにも交通量のある道路を渡ることが出来ずに焦りだけが募っていると相手が叫びその体が普通だった右半身も骨になっていく。全身が怪異となってしまった体に目を見開いて固まっていると相手は交差点へと飛び出していく。そこでようやく思考も回るようになって思わず叫ぶが怪異となった体は車をはすり抜け向こう側に到達した。それから車の往来が激しくなり相手の居る所でなにか起きているのか分からなくなる。漸く信号が変わって先が見えるようになった時には相手はモヤが少しかかったような男と組み合っているのが分かったが人の感覚では相手が見るものよりぼやけたように見える。なにか起きているのは明らかで急いで横断歩道を走って渡る間ウ.ィ.ス,パ,ー,ボ,イ.スが聞こえる、たどり着いた時にはこちらの目には怯えていた男が急に意識を失ったように倒れ顔の血の気が失せた顔をしている事とその傍らでモヤと共に人型を形成して行く様子が映り異常なその様子に一歩引いてしまう。だが今までの光景を見ていれば魂を奪い取って移植したのは明らかで方法は分からないが作られた方の男に飛びかかるもあっさりとその体をすり抜けてしまう。それだけでなく『えっと、こうか?』と言いながらその男がこちらにてを伸ばしてくると今度は実体として触れている感覚があってそのまま押されると「うわっ」と声を上げながら体をふらつかせる。蘇った事に感動したような男に対して相手と組合をしていた準優勝の男は『俺たちは魂を手に入れて蘇ったんだ、この力があれば今生きているヤツらに復讐が出来る…!』と怪異だけが聞こえる声で話を持ちかけていて)

  • No.9347 by 探偵  2025-08-17 17:26:28 ID:65b68c258


っ、フィリップ!…復讐なんてさせるかよ、いくぜフィリップ!
(こちらが和菓子屋の方と硬直状態になっている間に男の魂が抜かれて新たに怨霊が蘇ってしまう、驚いて動けない間に車の流れが止まり相手が蘇った男へと掴みかかった。しかし相手の手はすり抜けてしまって、それどころか蘇った男からは相手に触れられるらしく相手の体が押されてフラつくと組み合っていた腕を振り払って相手の元に駆け寄りその体を支えた。やはり人間の体で怨念に立ち向かうのは難しいらしい。依頼人から与えられたこの力を上手く使う方が良さそうだ。怨霊の言葉はこちらにはハッキリと聞こえる、やはり恨みを積もらせた怨霊をそのままにはしておけない。人間である相手には触れられなかったが半妖であるこの体ならば触れることはできた。ならば方法はひとつ。この体を使って相手と共に戦う、つまりはいつも通りだ。相手に声を掛けてベルトを腰にあてがい意識を共有する、メモリ使用者はこちらに対抗手段があると察したようで『どうやってその姿に…』と一人呟いていた。だが直ぐに『俺にはお前らの相手をしている時間はない。黄泉人!そいつらを止めておけ!』と指示が与えられた。名前と指示を受けた元怨霊の二人の周りにさらに周囲の怨念が引き寄せられて人間から妖怪に似たおぞましい姿へと形を変えていく、さらに力をつけた黄泉人と呼ばれた怨霊を前に紫のメモリを起動させるとドライバーへと挿入して)

  • No.9348 by 検索  2025-08-18 00:04:49 ID:415c83bff

ああ、変身! …君の体がベースならきっとダメージは入るはずだ
(怨霊に掴みかかるがやはりと言うべきかすり抜けてしまい、逆に向こうからは触れられてしまってその厄介さが身に染みる。ふらついた所を支えられて礼と共に視線を向けると相手はドライバーを取りだして腰に宛てがう。どうやら今の体でも問題なくベルトが現れて自分の腰にも同じものが現れると軽く笑みを浮かべると同時にはっきりと見えるようになった怨霊を見据えメモリを構える。メモリ使用者は怨霊達に指示を与えて奥に消えていこうとする、この件を解決するにはあのメモリを破壊しなければならないだろう。その為にも黄泉人と呼ばれおぞましい姿となった彼らを止めようとドライバーにメモリを挿入して意識を転送しいつものように変身を果たした。相手と二人で一人になったおかげで自分も怨念と呼ばれる類を感じられるようになり、彼らの声もはっきり聞こえる。推測を口にしながら早速拳を作り黄泉人に打ち込むと今度は確かな手応えがあった。だが傷ついた場所は周りの怨念を取り込んで直ぐに修復してしまって「なっ」と声を上げる。この場所の怨念が強いとなれば無限に回復されてしまう可能性が浮かぶと「長期戦は不利だ、どうにか一気に片付けてしまうしかない」とこちらのメモリを疾風から炎に変え、高温を纏った拳で打開策を試みて)

  • No.9349 by 探偵  2025-08-18 07:50:20 ID:65b68c258


なっ、…あぁ、お熱いのでいくぜ!
(ドライバーを介して相手の意識がこちらの体に流れ込んできて装甲を纏い変身を果たす、どうやら相手は怨霊をしっかりと感知出来ていなかったようだがこの姿であれば問題ないらしい。これも半妖の体をベースに変身しているおかげだろう。ならばと早速拳を振れば確かな手応えを感じて仮面の下でニヒルな笑みを浮かべた。しかし直後怨念によって傷は修復されてしまい相手と共に驚愕する、怨念が形を作ったものならば怨念で修復が可能なのも納得だ。そうとなれば相手と考えることは同じで気合いの乗った声で返事をすれば右半身を赤色へと変える、炎を纏った拳を黄泉人に叩き込めば『ぎゃあああ』と金属音のような耳障りな叫び声が響いた。どうやら先程の拳よりも聞いているらしい、傷ついた箇所も治りが遅く「このまま成仏させてやるよ!」とさらに気合いの乗った声で炎拳を連続で叩き込めば全身を炎で包み込まれた黄泉人は金切り声と共に霧散してしまった。どうやら黄泉人は炎に弱いようだ、もう一人の黄泉人もこちらへ襲いかかってくるが炎の拳の前では為す術はないらしく連続ラッシュを叩き込んでやれば耳障りな叫び声と共に炎に包まれ消えてしまった。一息ついていれば黄泉人がいた場所から青白い何かが飛び出しそれが先程魂を抜かれて倒れていた男へと入っていく。すると男は軽く咳き込んで体勢を変えた。まだ眠っているようだが無事魂は元に戻せたようで「黄泉人が居なくなりゃ倒れた人を起こせそうだな」と少々安堵しながら言い)

  • No.9350 by 検索  2025-08-18 11:07:03 ID:415c83bff

そうだね、だけどあのメモリ使用者を何とかしなければいたちごっこのままだ。他に怨念が集まっている場所はあるかい?…えっ、
(周囲の怨念を取り込んで回復をする様子に相手と揃って驚愕するがならばその前に倒しきるまでだ。浄化に火を使う宗教があるのを思い出し、右半分を赤色に変えて拳を打ち込むと先ほどよりも確かな手ごたえを感じて口角が上がった。調子の良い相手に合わせて連続で打ち込めば金切り声と共に霧散し、もう一体も同じくあっという間に倒すことが出来た。黄泉人がいた場所から魂のようなものが飛び出し、倒れていた男に入っていくと軽くせき込み生きている人間の動きとなる。左から伝わってくる安堵の感情に同意しつつ元に戻す手段は分かったとはいえ根本を絶たなければ被害者は増える一方だ。早くメモリ自体を壊すためのあの使用者の次なる場所を探そうとした所で共有している相手の意識が一瞬ひんやりと冷たさのようなものを感じる。今までにない感覚に戸惑いの声を上げていると強制的に変身が解除されて意識が弾き出された。慌てて目を開けた時には自分の体に戻っていてドライバーも腰から消えていた。相手の方を見るとさっきよりも骨ばった部分が増えているような気がして「…もしかして君が怪異に近づく分、変身できる時間が短くなるんじゃ…」と浮かんだ懸念をぽつり呟いて)

  • No.9351 by 探偵  2025-08-18 12:38:01 ID:65b68c258


え、……変身できてるのは人間の部分ってことか……くそ、あいつ大丈夫っつってたくせに。どっちにしろ時間との戦いだ。この先にある橋の下から嫌な気配がする、いくぜフィリップ
(ひとまず被害者を元に戻せることは分かったが相手の言うように根本を絶たなければこの事件は終わらない。頷き次の場所を探ろうとした瞬間、ドライバーを動かしていないのに相手の意識が体から抜け出していって目を見開く。意識を取り戻した相手の体の方を向けば、こちらが怪異に近づいたせいで制限がかかっているのではと推測が伝えられてスっと肝が冷える感覚がした。同時に首に涼しい風が通り抜けて思わずそこに手を当てる、スーツから出ている首部分に肉はなくて骨だけになっているのに気がつくと脳内がザワついた。思わず依頼人に対して悪態をつく、気配を探るだけならば問題ないのかもしれないが息を止めて一時的に透けたり黄泉人と接触する度に怪異に近づいているのかもしれない。思わぬ制限に焦りは募るが時間勝負であるのはこれまでと変わらない、依頼人の友だという使用者を早く止めなければ被害者が増えるだけだ。床に横たわったままの相手にまだ実態のある右手を差し出して引っ張り起こす、次の場所を共有すると共に走り出した。繁華街を離れて人気のない道を走りスロープを下って橋の下にやってくれば例の使用者を見つける、周囲にはそこでたむろしていたであろう高校生が5人ほどいて次々に地面に倒れていった。無理やり引き抜かれた魂は1ヶ所に集まって怨念を纏ってまた人型へと変化する、しかし5人が倒れたのに対して現れた黄泉人は一人だけで眉を顰めた。効率は悪いのにメモリの輝きを宿した影は『いいぞ…力が増してる』と高揚を宿して呟いていて)

  • No.9352 by 検索  2025-08-18 14:16:05 ID:415c83bff


…奪い取った魂の数によって強さとかできることが強化されるのか、それとも死んでからの年数や現世への未練で必要となる代償が違うのか…どちらにしろあの魂も元に戻さないと
(長く続かない変身とあの時感じた冷たさ、そして体の変化を繋ぎ合わせるとやはり先ほどの行動で怪異に近づいていると推理する方が妥当だ。もっとこの症状が近づいていったら、と悪い方向にばかり考えが及んで背筋が冷たくなるが目の前に手を差し出されると振り切るように頭を振ってからその手を取り立ち上がる。こくりと相手の言葉に頷いて嫌な予感がするという橋の下に急いだ。現場に着くと例の使用者と既に魂を抜かれた高校生たちが地面に突っ伏していた。複数のモヤのようなものが集まって一つとなり人型を形成するが先程と違って五人分で一人の姿にしかならない。その分図体が大きなモヤになっていればその理屈に推測を重ねる、結局答えははっきりとせずまたあの魂を元に戻そうとメモリを構える。だが無理に変身することが相手の怪異化に近づくかもと考えてしまうと変身が躊躇われてしまう、その隙をつくように黄泉人が大きく腕を振るってくると咄嗟に後ろに下がって何とかその攻撃を回避する。体が大きい分予備動作が大きく比較的動きは読みやすい、そしてその奥で使用人がまた去ろうとしているのが見えると「僕がこの黄泉人を引き付けているから君はあの使用人に接触してくれるかい」と相手に提案して)

  • No.9353 by 探偵  2025-08-18 18:26:13 ID:65b68c258


あぁ、何らかの法則があるはずだ。……なっ、フィリップ!…無茶すんじゃねぇぞ!
(最初に見かけた時は2人、先程は1人、そして今は5人、魂を奪われた人数はバラバラだが現れた黄泉人は1人だ。相手の推測に耳を傾け頷く、怨霊を蘇らせる為に必要な魂は何らかの法則で決まっているのだろう。ひとまず高校生達の魂を取り戻そうと再びドライバーを装着しようとする、しかし相手はメモリを構えたものの起動することはなくてその隙をついて黄泉人が襲いかかって思わず名前を叫んだ。慌てて相手に近づこうとするが犯人に接触するように言われて動きを止める。あの調子では攻撃を食らうことは無いだろう、また犯人に逃げられてはずっと堂々巡りだ。相手に声を掛けてから駆け出すとその場を去ろうとしている人の形をしたものへと近づきその腕を左手で掴んだ。驚いた顔をした犯人はこちらの腕を振りほどこうとするが右手を追加しその動きを抑え込む、顔を付き合わせると「捕まえたぜ。お前は何のためにこんなことやってんだ?」と鋭い目を向けて問いかける。しかし犯人は『俺にはお前に構ってる時間はない!』と一蹴されてしまった。逃げられないよう手の力を強めていると力比べではこちらに分があるようで犯人は苛立ちを顕にすれば『くそ、こんな奇妙な力どこで』と苦々しい顔を浮かべる。じっと怨念で揺らぐ顔を見つめながら「…これならお前の友達って奴から貰ったぜ?」と情報を与えてみる。すると怨霊は『は?』と驚愕の声をあげてあまりにショックなのか瞳と存在自体をわなわなと揺らしていて)

  • No.9354 by 検索  2025-08-18 19:32:06 ID:415c83bff

分かってるよ。 随分と動きづらい格好になったみたいだね?
(黄泉人の方を引き受けると一旦メモリは仕舞って攻撃パターンを読むのに集中する。大振りな攻撃はやはり読みやすく的確に回避をしながら観察に務める。『俺にはやる事があるんだ!邪魔をするな!』と叫びながら怪異は腕を振るうがやはり五人の魂を取り入れているのに動いているのは一人の人格のように感じられる。更に情報を得ようと煽りながら応戦していると相手が犯人の腕を掴まえているのが見えた。犯人は相手が友達というワードを出すと露骨に動揺して瞳と存在をわなわなと揺らす、『まさかアイツが?……そんなはずが無い』とブツブツ呟くあいだも存在が揺れていて、同じ頃対峙していた黄泉人からもモヤが出て来て目を見開いた。やはり犯人と黄泉人には繋がりがあるようだ。だが犯人は相手の前で唇を噛み締め『っ…お前達にも、アイツにも邪魔されてたまるか!』と声を上げると纏っていた怨念を更に強くして相手の腕を勢い良く振り払って)

  • No.9355 by 探偵  2025-08-18 20:38:13 ID:65b68c258


黄泉人もメモリの能力の一部ってとこか。…ッ?!
(依頼人が犯人のことを語る時の雰囲気に引っかかるところがあって犯人自身にもその存在を、そしてこちらに加担していることを伝えてみる。すると案の定犯人は動揺し始めて内心ほくそ笑んだ。同時に相手が対峙する黄泉人の存在が揺らいだのを見てニヒルに笑う、大元さえ叩いてしまえば全て解決できるのもこれで立証できた。あとはいつもと同じくメモリの摘出と破壊だが犯人はさらに怨念を纏ったかと思うと今までとは比べ物にならない力で手を振り払われてしまった。受身を取りながら後退すると犯人は怨念を揺らめかせながら冷たい視線をこちらへ向けて『…俺は必ずアイツを取り戻してみせる。例えアイツが、相棒が望まなくてもな!』と声を挙げて一瞬動きを止めてしまう。依頼人と犯人とがただならぬ関係であるのは感じていたが、まさかその間柄を自分達と同じ言葉で語るとは思わなかった。犯人は感情を昂らせ同時に冷たく激しい怨念が周囲に集まり吹き荒れる。相手と対峙していた黄泉人はその怨念にあてられさらに筋力を増加させると先程の黄泉人と同じように妖怪に似た姿へと形を変えた。そこでようやく記憶と姿が結び付けば「そいつ、10年前にここで殺された八百長レスラーだ!」と正体を言い当てる。言葉にされることで黄泉人は恨みを思い出したのか先程よりも早く重く腕を振るい始めて相手を抱えて地面へと転がった。黄泉人を睨むため顔を上げれば首までだった骨部分は左頬にまで侵食していて頬が物理的に無くなっている、さらに怪異化が進んでいるのに薄々は気づいているものの「フィリップ、まずは奴を止めるぞ」とドライバーを腰にあてがって)

  • No.9356 by 検索  2025-08-19 00:03:01 ID:415c83bff

相棒…、…ッ、翔太郎、その顔…! …ああ、行くよ
(黄泉人の存在が揺らぎメモリを何とかすれば今回の件が解決することは分かったが相手は振り払われてしまって犯人を自分でも分かるほど冷たい怨念をたぎらせていく。実体を持った犯人が決意を固めるように告げるがその中に【相棒】というワードがあれば思わず固まり同じ言葉を口にする。ならば共に戦に参加した相棒を甦らせるというのが彼の望みなのだろうか。思わぬ共通点と動機に思考を奪われていると黄泉人が更に禍々しい姿になったことにも気付けずさらに考え込んでしまう。そのせいで攻撃の素振りに一瞬反応が遅れてしまうが相手に抱えられることで何とか回避する。気を抜いた反省と感謝を相手に伝えようとした所で相手が首元だけでなく頬までもが骨だけになって妖怪に近付いてしまっているのを見れば大きく瞳を揺らして相手の名前を叫ぶ。やはり人ならざる者に近付くのは避けられないらしい。ますます焦りや絶望感が募る中、変身を提案されるとさっきの懸念が過ぎるが倒さなければ更に被害が出る。覚悟を決めたように返事をしてメモリを挿入すると再びダブルに変身した。早速メモリを赤と銀に変えると早速シャフトで連続で攻撃を打ち込む。手応えはあるが筋力を増強しているせいか先程のように瞬殺とは行かず、高熱の攻撃を加えながら「多分彼らは生きてる時の記憶とか恨みで動いてる。さっきみたいに感情を揺さぶれば力が弱まるかもしれない」と推測と相手の知っているレスラーの情報を伺ってみて)

  • No.9357 by 探偵  2025-08-19 08:35:33 ID:65b68c258


感情か、なら…流石八百長でしか勝てなかった野郎だぜ。ファンを悲しませてんじゃねぇよ!
(犯人と黄泉人は密接に関わっているらしく、また怨念も敵型を強化する要因になるようだ。相手を抱えて攻撃を回避しまずは邪魔な黄泉人を倒そうと提案するが相手はこちらを見て驚愕して言葉を失っている、顔の左側の冷たさが増しているのはどうやら気のせいではないらしい。大丈夫だと返事をする代わりに背中を軽く叩くとこちらもメモリを起動させて変身を果たした。浄化の炎を宿したシャフトを構えると攻撃を加えるが見た目通りのタフさに押し切ることが出来ない。力負けする懸念が頭をよぎるが相手から感情と存在が結びついている推測が伝えられると相棒の考えに乗ることにする。記憶を呼び起こし、落ちぶれ橋の下で静かに亡くなっていたというこのレスラーの情報を引っ張りだしてくる、そして黄泉人の拳を弾いたタイミングで怒りを買うような言葉を言い放った。途端に黄泉人を覆っていた黒いものがぶわりと大きく膨らんだかと思うと『何も知らない癖に!勝手なことを言うな!あいつのせい!あいつのせいなのに!!』と怒りを撒き散らしながら周囲の怨念をさらに取り込み始める。しかしその分強固さは揺らいだようで「いまだ!」と叫ぶと同時に炎を纏ったシャフトを振りぬいて)

  • No.9358 by 検索  2025-08-19 11:18:15 ID:415c83bff

…よし、これで彼らも大丈夫だ。このまま変身が切れる前に奴を…!
(今までの傾向を見るに恨みや未練が存在に大きく影響を与えているようだが逆に言えば感情を揺さぶれば勝ち目はある。黄泉人の元を知っている相手にそれを伝え何か動揺させる言葉をぶつけるように頼むと相手は早速攻撃を弾いたタイミングで怒りを煽る言葉を投げかける。するとて黄泉人は露骨に怒りを露わにするが怨念を取り込む仕草に隙が生まれる。すかさずシャフトを思いっきりぶつけると呻き声をあげながらその身体が仰け反った。再び固められない内に連続でシャフトを打ち込み、転がった所に渾身の一撃を叩きつけると黄泉人の体は蒸散し、その中から5つの魂が飛び出した。それぞれが高校生の体に戻っていきぴくっと体が震えたのを確認すれば安堵するように一息ついた。だが先ほどの事を思えばまたすぐに変身が解除される可能性は強い。幸いまだ逃げていない犯人の方を見るとシャフトを構え直してからそちらに走って迫る。屈強な黄泉人が倒され焦った犯人は攻撃の構えを取るも『ふっ、いい所に体があるな』と呟き怨念のこもった霊体になると意識を転送して抜け殻となっている検索の体に向かって行く。「っ、まずい!」と声を上げてシャフトを伸ばすも退けるには遅く、霊体が体の中に入ってしまうとゆっくりと目を開き検索の体が起き上がって)

  • No.9359 by 探偵  2025-08-19 12:24:20 ID:65b68c258


な、マジかよっ?!
(黄泉人の隙を作り連続で炎を纏ったシャフトを叩き込み最後に渾身の一撃を加えると金切り声と共に黄泉人は霧散する、無事魂も高校生の元に戻ったようで何よりだ。あとは犯人との決着を付けるだけ、相手と息を合わせてメ.モ,リ.ブ.レ,イ,クするために走り出す。しかし犯人は不吉な呟きの後にその体を再び怨霊に変換する、そしてあろうことが相手の体の方へと向かっていって思わず声を挙げた。シャフトは既のところで届かず霊体は相手の体に入り込みゆっくりと動き出す、隣にまだ相手の意識はあるのに体だけが動き出すありえない光景に唖然とするしかなかった。犯人が入った相手の体は見た事のない邪悪な笑みを浮かべながら『なんだ?妙に馴染みがいいな。これなら完全にこの体をいただくことも出来そうだ』と上機嫌にいいながら生身の体を隅々まで見渡している。相手の体を勝手に扱うことに怒りを覚えるものの攻撃を加えれば当然相手の体にダメージが通る、それだけは絶対に避けなければ。仮面の下で苦々しい顔をすれば「お前の体を傷つけずにメモリだけを壊さねぇと」とシャフトを強く握るも相手のことを思って動けないでいて)

  • No.9360 by 検索  2025-08-19 16:17:31 ID:415c83bff

勝手に自分の体を動かされるのはあまり良い気分では無いね……っ、待て!
(撃破に夢中になっていれば意識がぬけている自分の体のことは完全に忘れていてその身体を乗っ取られてしまう。似たようなことはイ.マ.ジ.ンの時にもあったがもっと邪悪な冷たい気配を感じていれば好きに身体を使われていることに眉を顰めた。相手が怪異に近づくことも避けたい事案だがまさかもう一つ不味い事態になるとは。上機嫌な犯人は邪悪な笑みを浮かべながら妙なことを口にしていて左からは怒りと焦りが伝わってくる。相手の言う通りメモリだけを破壊するかもしくはあの体から追い出さなくてはならないがその方法がすぐには浮かばない。自分の体が人質に取られているような状況で動けないでいると犯人はこちらを見ては鼻で笑って逃走を試みる。すかさずその後ろを追いかけると自分の姿をした犯人は街の方、それも風.都.タ.ワ.ーの方角に進んでいく。だがこの時間は街の人から観光客まで多くの人が利用している時間で魂を奪える犯人が向かうのは更なる被害を招く可能性が高い。「ここで引き留めなくては…!」と決断すれば右側のメモリを黄色に変えると変幻自在に動くシャフトを振るって伸ばし、犯人の拘束を試みて)

  • No.9361 by 探偵  2025-08-19 17:43:34 ID:65b68c258


実体を持っちまったのが仇になったな。俺の相棒の体、返してもらうぜ
(相手の体を乗っ取られてしまい手出しが出来なくなってしまえば犯人は再び逃走しようとする、だがはっきりと人間の姿形を持ったのならばその分捕獲は簡単だ。相手の思考が流れ込んでくれば半身を黄色に変えて変幻自在になったシャフトで相手の体を捕らえる、人間であるならば抜け出すことなんてできないだろう。だが次の手が未だ思いつかないのは変わらなくて傷つけないよう力加減をセーブして拘束しつつ凄んでみせる、すると相手の顔をした犯人はピタリと動きを止めた。ゆらりと顔をあげてこちらを睨みつける、そこには深い怒りと絶望と怨念が籠った相手の顔があって見た事のないその表情に心身が凍りつくようだった。歪んだ未来で出会った時にも似たような顔をしていたがそれよりももっとどす黒い感情を抱えた表情だ、詰まった喉を無理やり動かし息を吸うとそこが震える。相手の顔をした犯人は『相棒?笑わせる。その言葉を軽々しく使うな!それは俺とアイツみたいなのを言うんだ。お前らみたいなたかが数年の仲で、仲良しごっこで使うようなもんじゃない!』と怒りを顕にさせる。犯人は拘束されたまま嫌な笑みを向ける、相手の意思ではないと分かっていても上手く息が出来なくなりそうだ。そして周囲の怨念をゆっくりその体に纏い始めると『それとも、俺と同じ経験をしてみるか?』と嘲笑うように問いかけてきて)

  • No.9362 by 検索  2025-08-19 19:50:19 ID:415c83bff

ッ、あんな体験はもうコリゴリだ。…それに相手の都合も考えずに自分勝手に動くような人物が相棒を名乗っても良いのかい?
(狙い通り犯人を拘束することは出来たがそれから先は策はない。ひとまず拮抗するように睨んでいたが自分の顔は深い怒りや絶望で歪んだ表情を見せる。それに対して隣の相棒が強く動揺しているのが分かれば思考だけで【翔太郎】と呼びかけるが完全にその気迫に押されているようだった。更に相手が相棒というワードを口にするとますます怒りを顕にして叫んだ後、嫌な笑みを浮かべる。乗っ取られた自分の体に怨念が纏い始めると離れている自分の意識がぐらついた。焦りを抱きながら嘲笑うような言葉をかけられると唇を噛み締め冷たく吐き捨てる。相棒を失うかもしれないと思ったことは今までも何度もある、その度に深く傷付いて目の前が真っ暗になるような自体に何度も陥った。もうそんな目には合いたくないし、相手にもそんな悲しみを味わせたくない。先程の感情とリンクしている話を思い出すと犯人が酷く動揺した相棒の話を持ち出してわざと怒らせるように煽る。すると狙い通り犯人が乗っ取った自分の顔は歪み『お前に、何が分かる……!俺にはアイツさえ居れば!』と叫び出す。だが今度は存在が揺らぐのではなくますます怨念を取り込むようになっていてシャフトを人ならざる力で掴み、剥がされようとする。このまま逃がすのは不味い、何とか拘束を続けようと力を込めていると何処からか『もう止めんか!』と声が響いた。その瞬間犯人の目が大きく揺らぎ、怨念を取り込む動きが止まる。そちらを見ると依頼人の男が立っていて犯人である自分の顔をじっと見つめていて)

  • No.9363 by 探偵  2025-08-20 07:56:20 ID:65b68c258


っ、フィリップ…?…やっと出てくる気になったか
(語られる言葉は犯人のものなのにその顔が相棒のものであると途端に動揺してしまう、意識下で相手から名前を呼ばれなんとか切り離して考えることはできるがやはり気が気ではない。さらに怨念が体に纏い始めると自分の中にある相手の意識が揺らいで思わず声をかける、こちらが怪異に近づくのとはまた違い存在そのものがブレて保てなくなっている様に焦りを覚えた。犯人に体を乗っ取られることで相手を奪い去られてしまいそうな予感にシャフトを握る手に力が籠る。だが相手がさらに煽るようなことを言えば犯人の力は更に増して拘束の力を強めた。敵を抑え込まなければならないがやはりそれでは相手の体に負担が掛かる、その時に相手の体から犯人を弾き出す方法を思いつくが同時に後ろから声が聞こえてきて相手の体は動きを止めた。仮面の下でニヒルに笑う、二人が互いを相棒だと思っているならばきっと来ると思っていた。依頼人はジッと相手の顔を見つめながら『やりすぎじゃ太一、いい加減現世に介入するでない』と諭すように言うがそれに対して犯人は『やりすぎ?お前、誰の為に俺がこんなことしてると思ってるんだ!』と怒りを宿しながら答え『誰もそんなこと頼んでないじゃろ』と依頼人は静かに答える。その会話のやりとりで、犯人の願いを、二人それぞれの想いを察すれば、あの二人のことを自分達に重ねてしまった。その隙に犯人に絡みついていたシャフトが弾かれてしまう、犯人は再び相手の体に怨念を集め始めると『もうすぐこの力を使いこなせる。そしたら一郎、この街の人間全ての魂を使ってお前を蘇らせる!』と今までにはない焦りや執着を含んだ声で依頼人に向かって叫んでいて)

  • No.9364 by 検索  2025-08-20 11:59:36 ID:415c83bff

……っ、僕達が止めないと。
(背後から聞こえてきたのはあの依頼人の声で自分の体である犯人に近づいていく。今までで一番動揺が見られていて二人の言い合いの間にもその表情は怒りだけではない必死さに満ちていく。犯人にとって依頼人は何物にも代えがたく、それこそ他の全てを犠牲にしてでも蘇らせたい相手なのだろう。もし相棒を失った時にそんな手段があれば自分は手を伸ばさずに居られるだろうか。そんな思考の隙をつくように犯人はシャフトを弾いて拘束から抜け出した。再び怨念を集め出すとまた自身の意識が揺らぎそうになって必死に相手の存在を感じることでその存在を保つ。大切な人を思う気持ちは分かるがこの街の人の魂を代償にさせる訳にはいかない。シャフトを握り直し『…翔太郎、奴が動揺したタイミングで僕の体を思いっきり叩くなりして衝撃を与えてくれ。その後に変身を解除して意識を元に戻して僕の体を取り戻す』と意識内だけで作戦を共有する。犯人はその身体には攻撃が加えられないと思い込んでいる。ならば依頼人の言葉に加えて不意打ちの物理的な衝撃を加えれば反射的に離れて行く可能性は高いだろう。相手が既にリスクを負っているなら相棒としてリスクは承知で犯人の野望を阻止しなくては。犯人が怨念を集めていると騒ぎを聞きつけに来た通行人がやってくるがその場で急に倒れ、先ほどのように体から魂が抜けていく。この範囲が街全体になれば本当に生者と死者をひっくり返してしまう。焦りを覚えながら依頼人の『太一!』と叫ぶ声が響いて)

  • No.9365 by 探偵  2025-08-20 12:33:20 ID:65b68c258


フィリップ!…あぁ、それが依頼だからな
(依頼人と犯人の関係性はあまりに深い、それこそ生死を覆そうと目論むほどにだ。きっと犯人にとって依頼人を失ったことがこの世に残した最大の未練だったのだろう。相手の体に怨念が纏わりつくと隣にいる存在が揺らいで繋ぎ止めるように名前を呼んで意識下でも強く二人の繋がりを思う、犯人が何としてでも依頼人を取り戻したいのと同じようにこちらも決して相棒を失うわけにはいかない。意識下で相手から作戦を共有される、先程のレスラーの時のように怨念が揺らいだ隙に体を取り戻す作戦だ。意識下では『分かった』と言葉で伝えるが実行しようと決めたのは別の方法だった。それも相手には伝わってしまっているだろうが止められる前に走り出す。メモリの能力がさらに覚醒したのかこの場に近づいただけで構えのない人間は魂を抜かれていく、その光景と依頼人の声が届いたのか犯人は『みろ一郎!もうすぐお前を生き返らせれる!あの時お前を鬼から守れなかった俺の償いをここでさせてくれ!』と高らかに笑いだして、高揚のせいか相手の体の周りに怨念が揺らめいた。これ以上相手の体を勝手に動かし勝手に表情を変えるなんて許されない。犯人の間近に迫ればシャフトを構える、相手の作戦ではこのまま相手を物理的に殴る所だがそんなもの許されるはずが無い。軽く息を吸って、そして息を止めた。途端に体は怪異へと近づいて左半分の紫色が薄れて灰色に近づいていく、物質を透過し怪異を触れられるこの体で相手の体へシャフトを振りぬいた。すると体にはシャフトは当たらず中に潜んでいた犯人だけを弾き飛ばし無理やり体と怨霊とを引き剥がす、ドライバーを閉じる前にタイムリミットが来たのか変身は解除されてしまった。だがそれはそれで都合が良く「今だフィリップ!体取り返せ!」と叫ぶ。そうやって叫んだその顔の大半の肉はそげ落ち骨が顕になっていて右眼だけがそこに残っていて)

  • No.9366 by 検索  2025-08-20 15:54:16 ID:415c83bff

っ、翔太郎、ダメだ!…よし、戻った
(壮大な企みを阻止するためにもまずは自分の体を取り返さなくてはならない。相手にこちらの作戦を共有するが直後相手から伝わってきた考えはそれとは別の方法で思わず声で制止を叫ぶ。だが相手は既に動き出していて犯人の目の前まで迫る、そしてシャフトを構える素振りをしてからまた息を止める、すると共有する相手の意識がまた冷たくなって振るったシャフトが自分の体をすり抜け、犯人の霊体を捉えるとそのまま吹き飛ばした。そのおかげで揺らいでいた意識がハッキリするも次の瞬間には変身が解除された。色々言いたい事はあるがせっかくのチャンスを活かそうと意識が元の体に戻って弾き出した衝撃でふらついた体勢を立て直しその所有権を取り戻す。自由になった身体の動きを確かめながら相手にその旨を伝えようとするがそこには右目以外ドクロになってしまった相棒の姿があってぞくっと背筋が凍る。反射的に相手に手を伸ばそうとするが触れようとした肩もすり抜けてしまって服の下も骨になってしまったことが分かれば思わず息が詰まった。相手はほぼ怪異になりかけている、その事実に酷く動揺してしまうが相手を引き剥がすだけでは事態は収束しない。【依頼人を信じる】といった相手の言葉を思い出すとその決断に小さく息を吐いてから「僕と依頼人で奴の注意を引き付ける。その間に君はさっきの方法で使用しているメモリを奪い取る、…行けそうかい?」と確認を取って)

  • No.9367 by 探偵  2025-08-20 18:27:25 ID:65b68c258


あぁ、任せとけ。あんたもそれでいいよな?
(犯人に取られていた体を取り戻したのかいつもの表情がこちらへ向くと安堵して小さく笑う、しかし対して相手は恐れにも似た反応を見せていて自分が今どういう状況なのか大体理解した。こちらの体も限界が近いらしい、この街を救うのが第一だが結果こちらが怪異になってしまうのは避けたい。この二人のようにどちらかがどちらかを置いていってしまう事態は望ましくない。そういう意味でも早いところ決着をつけたほうが良さそうだ。相手はこちらの体に触れようとするがその手はすり抜けていってしまう、何やら言いたげだったがこのまま走り抜ける覚悟を相手も決めたらしい。作戦が提案されれば骸骨の口元をニヒルな笑みに変えて僅かに肉体が残った指先で相手の肩を叩いた。そして依頼人の方へと向いて問いかける、最初こそ矢面に立たなかった依頼人だがここに来た時点で腹は括っているのだろう。こちらの問いかけに一郎は『頼む』と一言だけ返して太一の元へと近づいていった。軽く腕を振れば太一が纏っていた怨念が簡単に剥がれて宙へと逃げていく、どうやら怨霊としては一郎の方が格が上らしく苛立った顔を見せた太一は『お前の為だって言ってるだろ!なんで邪魔するんだ!』と叫ぶ。しかし感情が昂ればその分周囲の怨念は揺らいでいた。恐らく体を透過できるのはあと一度、タイミングを見計らいながらメモリを奪い去る隙を伺っていて)

  • No.9368 by 検索  2025-08-20 20:44:34 ID:415c83bff

…君の気持ちは理解出来る。だけど君は彼にこの街の全ての魂を奪ったという重すぎる罪を背負わせて一人で生きていかせるつもりかい?
(本音を言えば何もしないでくれと言いたい所だったが自分達にはやるべき事がある。覚悟を決めて作戦を提案すれば殆ど骨になってしまった相手の顔が確かに笑ったように見えた。相手の指先が肩に触れる、ちゃんと相棒がここにいる証明にほっとしながら依頼人に確認を取ると深く頷いて了承がされる。恐らく相手の体が持つのはあと一回だ。太一と呼ばれた犯人の方は近付いてくる依頼人に悲痛な声で叫んでいる。その横に並び立つとその目をじっと見つめながらやろうとしていることを告げる。蘇らせることにばかり執着しているが他の魂を犠牲に生き返らせるというのはその償いきれない罪を背負わせるということだ。自分があの夜、鳴.海.荘.吉の死を犠牲にあの場所から逃げ出したように。【罪】という言葉に太一の瞳が大きく揺れる。それに続いて『儂はあの日死んだ。じゃが後悔はない。お主という相棒と戦場を共に出来たのじゃからな』と依頼人か話を続ける。すると今までにないほど怨念の形が揺らぐ。『共に戻ろう、太一』と依頼人のさらに呼びかけると更に大きく存在が揺れそのモヤの真ん中にメモリが形を表す。明らかに狼狽え『俺は、俺は…!』と呻き声に似た声をあげるとやけくそのようにまた体を奪おうとこちらに襲いかかろうとして)

  • No.9369 by 探偵  2025-08-20 21:55:52 ID:65b68c258


、させるかよっ!!
(あえて口を開かず存在を潜ませながらその時を待つ、一郎が太一に呼びかけ怨念を揺らした所にさらに相手が畳み掛けるように呼びかけて太一の心を揺さぶっていく。もし自分の力不足で相手を死なせてしまったら、それは過去何度も経験しかけたことであり、自らが手を掛けようとしたことだってある。きっと相手を失ったら永遠に後悔し続けるだろう、そしてもし相手を生き返らせる手段を見つけたら、それに手を伸ばしてしまうかもしれない。だが多くの人を泣かせた上で願いを叶えるなんて間違っている、それに相手の言うように償いきれない罪を押し付けることになるのだ。こうなった以上太一を止められるのは相棒である一郎しかいないだろう、自分達はそこに力を貸すだけだ。同じくかけがえの無い相棒を持つ人間として。一郎がさらに呼びかけるとヤケを起こしたのか太一は相手に再び襲いかかろうとする、太一が発する怨念が相手に近づこうとしただけでその輪郭がブレ始めると途端に相手を失うかもしれないと焦りと怒りが体に湧き上がる。気持ちは理解できるがやり方は許されない、湧き上がった怒りのまま叫ぶと太一の方へ突っ込んでいく。そして大きく息を吸ってから息を止めるとモヤの真ん中へと手を伸ばした。指先に残っていた肉がボロボロと朽ちていくなかTradeのメモリを掴み無理やりその体から引き抜く、骨だけになった右手で強くメモリを握れば人ならざる力が加わってメモリは高い音と共に骨の中で砕け散って)

  • No.9370 by 検索  2025-08-21 00:06:38 ID:415c83bff

…ッ、翔太郎! 悪いけどはやく翔太郎を元に戻してくれ、このままじゃ、翔太郎が…!
(相棒の言葉が図星を突いたのか、太一が纏う怨念は大きく揺れ感情が昂っているのがわかる。それでも諦めきれないのか、もう一度相性の良かったこちらの体を奪おうと近付いてくる。だが相手の存在にはまだ気付いていない。ならば後ずさってギリギリまで注意を引き付けていると背後に相手が駆け寄って来るのが見えた。そして再び相手の骨ばかりの体が太一の体を成す怨念の塊をすり抜けメモリへと手を伸ばす。その間も相手の人間としての部位が朽ちて骨になっているのを見てしまえば途端呼吸が出来なくなってしまう。相手の手が引き抜くとそこにはメモリが握られている。『やめろ、やめてくれ!それだけは!』と太一が叫ぶ中、相手が強く握ってメモリを砕いてしまうと高い音が鳴り響いて苦しむような声が聞こえる。太一が纏っていた怨念は地面や空気中にモヤとなって消えていき飛び出した白い魂は倒れている通行人へと戻っていく。太一もメモリの存在で長く現世に居たのかその存在が徐々に薄れていて依頼人が彼の名前を呼び傍に近付いていた。一件落着という光景だがそれどころではなくて直ぐに相手の名前を呼んで駆け寄る。その体は完全に餓者髑髏となろうとしていて他の怨霊と共に存在が薄れていくように見えた。手を伸ばしてもまたすり抜けてしまった事に軽いパニックを起こすと太一と並ぶ依頼人の元を向いて、なりふり構わず急かすようにお願いして)

  • No.9371 by 探偵  2025-08-21 07:52:32 ID:65b68c258


おい、落ち着けフィリップ。あいつが大丈夫だって言ってただろ?
(太一の悲痛な叫びに止まることなくメモリを砕いて破壊する、途端に形を保っていた怨念は霧散して魂も元の場所へと帰っていく。どうやら全て終わったようだ。一安心しながら一郎が太一に寄り添っているのをなんとなく自分達に重ねながら見ていたが、相手は慌てた様子でこちらに手を伸ばしその手がすり抜けていくとパニックを起こして依頼人を急かす。落ち着かせようと声をかけ無意識に肩に手を置こうとするもやはりすり抜けてしまってそこでようやく焦りを覚える、気がつけばこの体で肉体が残っているのは右眼だけになってしまった。事件を解決したというのに相手と労いを共にできないのは良い気分じゃない、一郎の方を向けば依頼人は暫しこちらを凝視したあと『…ギリギリじゃったの』と不穏なことを言われて「おい」と思わずツッコんだ。涼しい顔をしたままの一郎は『お主が怪異の力を使いすぎるからじゃろうが』と小言をいいながらまた指を鳴らす、同時にボンッと音が鳴って煙に包まれると思わず咳き込んでしまうが手で煙を払った頃には指先までしっかりと肉体があり全身は骨から人間のそれへと変化していた。どうやら無事元に戻れたらしい、真っ先に相手の頭に手を伸ばすとすり抜けずに無事そこを撫でることが出来て「これで元通りだ」と安堵を滲ませながら呟いた。その様子に目を細めた一郎は『改めて礼を言うぞお主ら。おかげで相棒に間違った選択をさせずに済んだ』と存在が薄れていく太一に目線を落として笑みを浮かべながら相棒を見つめていて)

  • No.9372 by 検索  2025-08-21 10:58:10 ID:415c83bff

だって……、翔太郎!
(依頼人を急かしていれば相手から宥められるも今の怪異に近い状態で大丈夫と言われても信じられる物ではない。眉が下がったところにさらにギリギリだったと言われると背筋が凍り不安と焦りを前面に出した顔で唯一残っている右目を見つめる。小言を言う依頼人が指を鳴らすとその身体が煙に包まれる、一抹の不安を覚えるも晴れた中から見慣れた相手の姿が出てきてこちらに伸びてきた手がちゃんと頭を撫でるのを感じると一気に安堵が押し寄せて思わず名前を呼びながら抱き着いた。そこにもしっかりと相手の体の形と温もりがあればぎゅっと抱きしめて確かめていたが依頼人から声を掛けられると慌ててそこから離れた。望みが絶たれて悔しそうな太一だが相棒と並ぶ姿は何処となく吹っ切れたようにも見える。先ほど飛びついてしまったのを目撃された羞恥を誤魔化すように軽く咳払いしてから「最終的に心を動かしたのは君の言葉だよ、…本当に大切な相棒のようだね」と告げると依頼人は『うむ…世話のかかる最高の相棒じゃ』と今まで見ることのなかった笑みを浮かべた。太一に合わせて依頼人の姿も薄れていく。もしかしたら依頼人の未練もまた相棒のことだったのかもしれない。『お主らも相棒を大切にするのじゃよ』と言い残すと穏やかな風が吹いて二人は連れ添ったまま何処かに消えていき)

  • No.9373 by 探偵  2025-08-21 12:30:32 ID:65b68c258


っ、あー問題なさそうだな……肝に銘じとく
(余計な一言はあったものの無事に元の体を取り戻せば安堵の息を吐く、相手の頭を撫でていたがそれだけでは足りなかったのかこちらへと飛び込んできてしっかりと抱き留めた。先程のように手がすり抜けて行かないことに安心はしたのだが今は依頼人である一郎と犯人である太一がいるわけで相棒だと名乗る二人から抱き合う姿を見られれば誤魔化すように適当な言葉を口にする、これは自分達が相棒以上だとバレてしまったかもしれない。相手は慌ててこちらから離れたがもう誤魔化すには遅いだろう、こちらも羞恥を感じて軽く人差し指で頬をかくがそこに肌がある事に改めて安心していた。相手が声をかければ一郎は相棒へと特別な感情を向ける、それはこちらにも覚えがあるもので自然と笑みが浮かんだ。太一も悔しげではあったが最後には相棒の方を見て穏やかな顔をしていてやがて二人は風.都.の風に吹かれて消えてしまった。気がつけばそこには穏やかな風が吹いているだけであれだけ感じていた怨念もおどろおどろしい怨霊も綺麗さっぱり見えなくなってしまった。周囲を見回す、ここは人知れず誰かが亡くなってしまうような人通りの少ない橋の下だ。相手の存在が消えてしまうかもしれないと思った後には、相手に触れられなくなってしまった後には、そして相棒と称した二人の特別な絆を見せつけられた後では、相手をより感じたくて一歩近づくとその体を抱き締める。先程は直ぐに解かれた腕が離れていかないように強く抱き締めて「…一緒じゃなくなるってのは、500年経っても癒えねぇ傷になるんだな」とポツリと呟いて)

  • No.9374 by 検索  2025-08-21 15:16:09 ID:415c83bff

…どうやら無事に解決したみたいだね。っ、翔太郎……ああ、彼らもお互いが大切だからこそずっと後悔していたんだろう。
(相棒として並んだ二人は最後は満足そうな穏やかな表情をしていて最後に穏やかな風が吹くと淀んでいた怨念ごときれいさっぱり消えてしまった。背筋が凍る想いは沢山したが夏の日差しが降り注ぐ平和な街を取り戻すことが出来れば今一度の安堵の息をついていた。すると相手はこちらに一歩近づいてきて腕が回される。触れる確かな存在に反射的に名前を呼ぶとこちらからも腕を回して今一度その身体に抱きつく。手はすり抜けていくことはなく冷たい骨や霊的な触感ではなく生きている人間の温かさが感じられて思わず軽く擦り寄る。ちゃんと帰ってきた実感に安心していると相手の方からぽつりと呟きが聞こえた。彼は500年前の相棒を蘇らせるために今回の件を引き起こした。あの言い方からするに相棒を守りきることが出来ずに目の前で失ってしまったのだろう。そして成仏も出来ずにあのメモリを見つけるまで彷徨っていたことになる。その感情は痛いほど理解が出来て同意するように静かに言葉を続けた。もしも同じ立場だったら、と考えると無意識に腕に力を込めて「…僕も君を失ったら化けて出てくるかもしれないね」と冗談交じりに呟いて)

  • No.9375 by 探偵  2025-08-21 18:27:38 ID:65b68c258


そりゃ相棒を目の前で無くしたらそうか……ンなこと絶対にさせねぇよ。お前をひとりになんかしねぇ
(相手を腕の中に閉じ込めると向こうからも腕が回されてその体温をより感じられるようになる、確かに触れられる喜びと安心に浸りこちらへ擦り寄る姿には思わず抱き締める腕に力が籠って相手の頭にこちらの頬をピタリとくっつけた。風に消えていった二人のやり取りを思い出して呟きを零せば相手も感じたことは同じなのか同意の言葉が返ってくる、やり方は看過できなかったがその想いは痛いほどに理解できるものだった。相手を失うことなど考えたくもないが、だからこそ取り戻す方法があるならば死に物狂いになるだろう。相手から冗談めかしたことを言われるが直前にこちらに回る腕に力が籠っていればただの冗談とは思えない、相手を置いていくなんてそれはそれで死に物狂いで回避するが、万が一の時はそれこそ本当に未練を抱えた怨霊としてこの風の街に留まってしまいそうだ。しかしそれはきっと自分も同じでゆっくり息を吐きながら相手を逃がさないように更に腕を巻き付けると「まぁでも…二人揃って怪異になるなら……それもいいかもな」と薄暗さも含む言葉を口にして)

  • No.9376 by 検索  2025-08-21 19:18:02 ID:415c83bff

その割にはさっき無理していたような気がするけど。……、まあ確かにそうかもしれない。 君と一緒に居られるならどんな形でも構わないよ。
(橋の下で元通りになった相手の存在を確かめるように抱き締める。相手からも力が込められるようになってさらにくっつくようになる。何物にも代えがたい相棒の存在、もしかしたらあの二人は自分達が進むかもしれない未来の一つなのかもしれない。その可能性を考えてぽつりと弱音を零すと相手から強い否定の返事がされた。断言するような言葉に緊張も解け安心するが先程こちらの作戦を無視して怪異化が近付く危ない手段を取ったのを思い出すと顔を上げ、じっと相手を見ながら文句を口にしていた。結果的には正解だったとはいえこの街で探偵をしていく以上こういった危ない橋を渡る機会は何度もあるだろう。未来への不安に揺れていると相手から更に腕を強く巻き付けてくる、そして薄暗さと依存を感じられるような呟きが聞こえると思わず固まる。勿論死ぬ自体を恐れてもいるが何より一番怖いのは何かしらで相手を失うこと、そしてそのまま離れ離れになってしまうことだ。そういう意味では二人揃って別の形となる未来はそれほど悪いものではない。相棒から出るとは思わなかった類の話に驚き、そして軽く笑ってしまいながらも深く絡みつくような願いに同意を示せば相手の首元に顔を埋めた。そして「…ずっと傍にいてくれ、翔太郎」と相手にだけ聞こえるように告げて)

  • No.9377 by 探偵  2025-08-21 20:08:37 ID:65b68c258


まぁ…それはそれだ。……当たり前だ。だからお前も、俺の傍から離れないでくれ
(相手から離れることは無いと強く誓うが先程無茶をしたのを指摘されれば痛いところを突かれてしまって誤魔化すように軽い調子で笑う、文句ありげに目線を向けられてしまえば宥めるように相手の背中をポンポンと叩いていた。あの二人の生き様を見たせいかどうにも相手から離れがたくて薄暗い欲望さえ顔をのぞかせるがそれさえ肯定されてしまえば相手にしか満たせない場所が満たされて目線を惑わせる、首元に埋もれる相手の体温が何よりも心地好い。互いに片方が欠ければまともに生きていけないのは良く知っている、当然命を落とすのは避けるべき事態だが二人とも一郎のような怪異になれば500年以上共に過ごせることが保証されるのだ。怨霊でも探偵を出来るのだろうかと飛躍した考えが浮かんだ所で傍で転がったままだった高校生の一人が唸り声を上げる、そろそろ目を覚ましてしまうところだろうか。彼らをいい加減病院に連れて行ってやらなければ、名残惜しくも腕を解いて「今度あいつらの墓に挨拶でもいくか」とス.タ.ッ,グ,フ,ォ,ンを取り出しながら言って)

(/お世話になっております!そろそろ区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。夏らしく幽霊が関わるお話でしたが互いに怪異に引きずり込まれそうになったり体を乗っ取られてしまったりとハラハラの展開盛りだくさんで大変楽しくやり取りさせていただきました。一方で依頼人と犯人の関係に自分達を重ねてしまって思いをそれぞれ巡らせる二人も良かったですし、久々に変身しての戦闘描写も楽しかったです!今回もありがとうございました。
次ですが賑やか方面でもこの流れでシリアスを続けても良いかなと思っておりまして、賑やかならおばあちゃんが若返る話、どちらかが猫語しか喋れなくなる話、シリアス方面だとどちらかが刺される話、ストーカーが現れる話、あたりが今まで出てきてたと思うのですが、検索様はいかがでしょうか?)

  • No.9378 by 検索  2025-08-21 22:39:56 ID:415c83bff

(/こちらこそ日頃よりお世話になっております。一旦こちらだけで失礼します。夏に合わせたシリアスなお話ながら怪異に近付いたり乗っ取られたりと好きなことを詰め込んで終始ハラハラするような賑やかなお話でした。徐々に侵食されていく探偵君に焦りつつ犯人の動機に身に覚えがあるこその心の揺さぶりなど大切な人である相棒にまつある話に出来てとても良かったです!個人的にもフォームチェンジやダブルならではの特性を活かす動き方が出来て満足いく流れに出来ました、今回もありがとうございましした!
並べていただいた話のどれも気になる所なのですが個人的興味で猫語しか喋れなくなる話はいかがでしょうか。以前の猫化犬化メモリの改良版が出回るもまた失敗作で……みたいな感じでしょうか?時間経過が条件だと引きこもって解決とかになっちゃいそうなので他の条件(満足いくまで愛でられるや影響受けた方だけが感覚的に分かる解除方法)みたいなのがあっても楽しそうです。想定してる流れや設定などがあれば聞かせて頂きたいです。またどちらが喋れなくなるのが良いかの希望などはございますか?以前は検索が近いことになっていたので今度は探偵君でも良いですしまた検索でちょっと揶揄うってのも楽しそうです)

  • No.9379 by 探偵  2025-08-21 23:41:28 ID:65b68c258


また猫かよ…
(街を怪異の手から守り、500年にも遡る相棒の二人の結末を見届けた日から一週間ほど、一通りの話を済ませて事務所から帰っていくジンさんとマッキーを見送っていた。軽く息を吐いて愚痴を零しながらテーブルの上に置かれたいくつかの写真に目をやる、そこに写っていたのはポーチや小さなカバンだった。どうやら以前街にばら撒かれた愛玩動物に接したような状態にさせるメモリの改良型が出回っているらしい、今度は能力にかかった本人を猫だと思い込ませる類らしく朝から『家族が猫になった』という通報が耐えないそうだ。あらかた回収は終わったのか通報は無くなったようだが見つけたら連絡してくれとの情報提供だった。あの時は相手と二人して能力にかかりいろいろと大変なことになったものだが同じ事態に陥るのは勘弁願いたいものだ。一応パトロールを強化することを決めていれば再び事務所の扉が叩かれて「どうぞ」と声をかける。そこには慌てた様子の男性が立っていて『頼みます!社外秘の資料が入ったバッグを無くしてしまって…探すのを手伝ってください!今すぐに!』と何やら切羽詰まった様子で叫んでいて)


(/それでは猫語しか喋れなくなるお話といたしましょう!導入はぜひそんな感じで改良版メモリが出回り能力を受けてしまう感じにいたしましょう。大まかな流れとしては捜し物の依頼の最中に能力を受けてしまうがそのまま二人で依頼を続行する、というのを考えていました。メモリの能力の方はご提案していただいた感じで飼い主と定めた人に心から気を許して甘え同時に満足するまで愛でられないと能力が解除されない、というのでいかがでしょうか?また能力にかかるのは探偵にさせていただければと!今回は前回と違い猫の本能に引っ張られる力が薄くわりと正気のままであるというのと、依頼中で外出中というのでプライドがなかなか許さなくてすったもんだできればと思います!ひとまずそれっぽく始めてみましたのでいつも通りいい感じに乗っていただければと!今回も騒がしいお話になるかと思いますが楽しくやって行きましょう!/何も無ければこちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9380 by 検索  2025-08-22 11:28:55 ID:415c83bff

よっぽどメモリ開発者に動物好きが居たんだろうか。 __ちょうどその辺を見て回る予定だったし一緒に探そうか
(怪異の騒動は無事に収束したものの次に舞い込んできたのはこれまた奇妙な話だった。以前街にばらまかれたメモリの改良品と思われるそれはまた認識を書き換えるような作用のもので一通り警察の方で回収はしたがまだ残っている可能性があるということだ。組織の方も前回のメモリを回収されたのは把握されているはずだが方向性を変えずにまた猫に関するメモリを作るとは単に開発者の趣味ではないかと素直な感想を口にしていた。そうしていると再び事務所が現れて慌てた様子の男性が入ってくる。どうやらカバンを無くしたようだが落とし物は探偵の、主に相棒の得意分野だ。落としたことに気付いた場所や時間、それまでに通った道とカバンの特徴について聴取する。その大きさは書類を入れるには少々小さく感じられたが『見つけても絶対中身は見ないでください!』と念押しする辺りとても重要な物が入っているのだろう。ちょうどメモリの件を受けパトロールする予定の場所であればその依頼を快諾することにして依頼人と連絡先を交換すると相手と共に早速街に繰り出した。依頼人が通った道を歩いていくがそれらしい物は無い。「何処かに紛れ込んだりしてるのか、既に誰かが拾って届けてるかもしれないけど」などと言いながらカバン探しを続けて)

  • No.9381 by 探偵  2025-08-22 12:29:44 ID:65b68c258


警察に届けられてるってのが一番理想的だが誰かが悪戯でさらに隠したり動物が持っていっちまってるってのも厄介……お!
(メモリ開発者の意図は分からないがこれだけ危害の少ない愛玩動物化する能力に執着しているということは相手の言うように最早趣味である可能性は十分考えられる、真面目にやれというのもおかしい話だが傍迷惑なのは間違いがなかった。ひとまずは飛び込んできた男性の依頼も受けることにして街へと繰り出す、あれだけ焦っていて中身も見られてはいけないものとなれば会社の機密事項が入っているのだろうか。とにかくこの切羽詰まった状況で鳴.海.探.偵.事,務,所を頼ってくれたのならばその期待に応えるだけだ。相手と連れ立ち依頼人がカバンを無くしたあたりを歩いてみる、依頼人も一通り探しただろうことを考えると道端にポツンと落ちているとは考えにくい。善意ある人に拾われていれば良いのだが悪戯の的になった可能性もある。建物の間や自販機の裏等など注意深く目を配りながら進んでいくと路地の先にその場に似合わないビジネスバッグを見つける、思わず声をあげると軽く駆けて近づいた。見た目は依頼人が話してものと概ね一致していて大きさも話していた通りだ、中身は見てはいけないと言われていたが依頼人のものだと確証がなけれは返しようもない。ここくらいならとサイドポケットを開けたところでカチッと何かが作動する音が聞こえて覚えのある音に「あ」と声をこぼす、直後溢れた光に包まれると思わず目を瞑った。光が収まり急いでバッグを開けるもそこにあったのはメモリが差し込まれた機械らしきもので『そっちかよ!』と思わず叫ぼうとした。しかし実際に口から出てきたのは「にゃーにゃっ!!」という言葉にもなっていないもので思わず固まってしまって)

  • No.9382 by 検索  2025-08-22 13:58:15 ID:415c83bff

なっ、…何だったんだ、今のは。…え?
(注意深く探しながら道を歩いていると相手が何か見つけたようで小走りで近づく相手の後に続く。相手が拾い上げたのはビジネスバッグでおおよその外見は依頼人が言っていたものと一致する。相手が依頼人のモノか確かめるためにサイドポケットを開くと何か不審な音が聞こえて思わず自分も声をあげた。直後眩しい光が発せられて思わず目を瞑った。光が収まると思わず呟きを零しながらも相手が中身を確認すると刑事の二人が言っていたメモリの刺さった機械が入っていて驚く。だがそれ以上に隣から人間では無い言葉が聞こえてくれば即座に顔を向け目を見開いた。周囲に猫が居る様子もなく、他に鳴き声は聞こえてこない。更に当人である相手はカチカチに固まってしまっている。愛玩動物に関わるメモリがばらまかれている事実と鞄の中のメモリ、そして今の猫の様な声という情報が繋がっていけばその理由は直ぐに推測がついてしまって恐る恐る「…もしかして今のって、君の声かい?」と問いかけ)

  • No.9383 by 探偵  2025-08-22 17:56:06 ID:65b68c258


みゃう、ヌァ、にゃにゃ……にゃあああ゛あ゛!!
(状況としてはジンさんから教えてもらっていたメモリの能力を拡散する装置を見つけたわけで、捜し物をしていてその存在が頭の中で薄れていたとはいえまんまとまた能力にかかってしまった状態だ。メモリの能力を受けたのならば焦るべきなのだが先程自分の口から出てきたものを信じられずフリーズしてしまう、隣の相手はこちらを伺うように見ると先程の声の出処を聞かれて思わず相手の方を見た。そんなの有り得るはずがない、このハードボイルドな探偵に不釣り合いな声なんて出るはずがないのだ。精一杯の強がりで軽く笑みを作ってから『そんなわけないだろ』と言おうとするが口から出てきたのはテレビでよく流れている喋る猫と紹介されている鳴き声のそれで再び固まってしまった。数秒後に自分の身に何が起こったのか理解すると思わず叫んでしまう、しかしそれもきっちり猫の声になっていて余計にパニックを起こしそうだった。こんな状態ハードボイルドどころか情けないを通り越して滑稽ですらある。依頼の途中だというのに猫の言葉しか喋れないなんて耐えられず思わず相手の両肩を掴むと直ぐ様検索を頼む、しかしそれも言葉にはならなくて「にゃっ!ナン、なぅにゃ!!」と猫語を話すことしか出来なくて)

  • No.9384 by 検索  2025-08-22 20:13:20 ID:415c83bff

…やっぱり君の声が猫の鳴き声になってしまってるみたいだね。っ、何か言いたいのは伝わってくるけど内容まで分からないな
(有り得ないはずの現象を目撃してしまったが未だに信じられず確認するように問いかける。するとまた気取ったような軽い笑みを浮かべるがその口から出るのはやはり猫の鳴き声で目をぱちぱちとさせた。タイミングといい聞こえる方向といい相手が発したので間違いないだろう。遅れて叫んだ言葉も完全に猫の叫び声で動揺する相手とは対照的に唇に指先を添えながら今の状態を分析するように口にしていた。完全に相手はパニックになっているようだが急にこちらの両肩を掴んで来ると何やら必死に訴えかけてくるが猫の言葉ではその内容はもちろん分からなくて眉を下げる。だがこの光景を誰かに見られるのは色々な意味でマズイ。相手の腕を軽く掴んで「一旦状況を整理しよう」と声をかけながら脇道へと入った。いかにも野良猫が姿を見せそうな細道ならばある程度通行人が来ても誤魔化しが効くだろう。改めて相手と向き合うと「この前みたいに猫耳とか尻尾はないね。…気分的な変化はあるかい?」と身体を確認しながら問いかけて)

  • No.9385 by 探偵  2025-08-22 21:11:04 ID:65b68c258


なーぅー………にゃ
(今はとにかくこの能力を解除することが優先だ。相手に検索を頼もうとするがこの声では伝わらないらしく不満気な鳴き声を出しながら大人しく脇道へと逸れた。ひとまずこれで人目に付くことはなくメンツは保たれるだろう。どうやら以前のように猫耳や尻尾はないらしい、軽く振り返ってみるが自分の目にもそれらは写っていなかった。前回は撫でられたい欲や愛でたい気持ちが大きく膨らむ効果があったが今のところそういう精神的作用もない。となればこのメモリの能力はただただ猫の言葉しか喋ることが出来なくなるという傍迷惑にも程があるものだということになる。相手の問いには首を軽く振って返事をするがやはり口から出てくるのは猫の声だ。厄介なことになってしまったと思わずため息を付く、依頼人の捜し物を一刻も早く見つけなければならないのだがこの能力がどうやったら解除できるのかも問題だ。時間経過で戻るのが有難いが情報はまだない。まずは能力解除の方法を出来る範囲で調べようと提案したかったがそれもこのままでは不可能だ。言葉でダメなら身振り手振りだ、相手と目を合わせてから相手が検索する時と同じく両手を広げてみせる。なるべく喋らないようにしたがそれでも息継ぎの合間に「にゃ」だとか「なぁん」だとか小さく声は出てしまって、本を読むジェスチャーをしたり電話をかける素振りをしてから健康器具を動かすジンさんのモノマネをしてみたりしてなんとか意図を伝えようとする。最後にはこれで伝わっただろうと言わんばかりに自信を宿した顔を向けて「にゃう」と一言鳴いて)

  • No.9386 by 検索  2025-08-22 22:57:19 ID:415c83bff

…ふむ、なら問題は解除の方法だね。…、手を広げて、何かを見て、電話して、…肩に何か…もしかして刃.野.刑.事? なら今のはメモリのこと検索してみてその情報も含めて報告しろってことかい?
(脇道にやって来たが見た目はやはり変わっていない。どうやら気持ちや衝動的な部分も変わっていないようでただ単に喋る言葉が猫の鳴き声に変換されてしまう効果らしい。その間の返事も猫の声でいつもの決まった格好とのギャップは大きい。だが依頼がある以上一旦事務所に戻って様子を見るのも相手は良しとしないだろう。ならば解決方法の模索を、と考えていた所で何か訴えかける相手の瞳と目が合う。不思議そうにしていると相手は身振り手振りを始めてその意図を察すると読解に集中する。動作の一つを読み取ると次の動きがされていき、じっと観察していると肩になにかを道具を使うような仕草を始めて中々その意味が分からずに眉を寄せていたがぱっと近しい人物の姿が浮かぶと確認するようにその名前を口にした。最後が刃.野.刑事ならぱそこから逆算して今のジェスチャーの流れも読めてきて自慢げに鳴く相手に可愛らしさを覚えつつ確認を取った。どちらにしろメモリについては検索すべきだろう、その場で目を閉じて地.球.の.本,棚に入る。改良元のメモリについては以前調べたこともあって本は直ぐに見つかる。そして本の後ろの方に以前には無かった記載があり、それを読んで戻ってくると「やっぱり以前のメモリの改良品なのだけど何処かで強い衝撃を受けたせいか一部機能が破損しているようだね」と状態を告げる。そして相手の方を見るとその内容に少々言いづらそうにしながら「そしてその解除方法だけど…飼い主と定めた心許せる人に甘えて十分に満足するまで愛でられること、らしい」と告げて)

  • No.9387 by 探偵  2025-08-23 08:15:15 ID:65b68c258


にゃあ!…、……にゃん、うーにゃうにゃう
(なんとかジェスチャーで自分の意思を伝えようとするとそこはさすが相棒と言うべきかこちらの動作だけで何が言いたいのか理解すると正しく意図が伝わったのが嬉しくて思わず『そうだ!』と返事をする。だがそれは猫が嬉しい気持ちを表現する時に高い声で鳴く時のそれとそっくりになってしまって、感情がダダ漏れの声に気まずそうな顔をしていた。ともかく意図も伝わったようで早速相手は検索を開始する、時間で解除されるなら一番いいが出てきた検索結果は期待と違うもの、しかもなかなかのハードルのものでまた固まってしまう。自分の場合飼い主というのは当然相手になるだろう、その人にこの状態で心身共に委ねなければならないらしい。相手になら何もかもを曝け出すことだって出来るが今ここでと言われれば話は別だ、誰かに見られるかもしれない状態では気を緩ませる事なんて出来ない。前のような精神に対する作用がなかったのが有難いような、しかし解除の難易度が上がっているような、複雑な気分だ。とにかく今すぐ相手に甘えるのは無理だ、手を動かし小さな四角を作ってからそれを横にどかす仕草をして能力解除を後回しにすることを伝え再び四角を作って今度は取っ手を持つ仕草をするとカバンを探そうと相手に伝えようとするもその間相変わらず猫の声が出続けていて)

  • No.9388 by 検索  2025-08-23 11:19:55 ID:415c83bff

……? 先にカバンを探そうってことかい?
(相手の嬉しそうな声を後押しにメモリについて検索するがそこで分かった解除方法は何とも特殊な内容だった。解除自体はさほど難しくないだろうが今ここで行うには相手が良しとしないだろう。固まってしまった相手の様子を伺っているとまた手を動かし始める。四角を作って動かす仕草だけではその意味が分からずに首を傾げていたがもう一つ四角を作って取手のような物を掴む動作を見ればそちらの意味は確認するように問う。その間も猫の鳴き声が出ていて精一杯伝えようとしているのが可愛くて脇道なのを良いことに頭に手を伸ばしてそこを軽く撫でてみる。動物の耳は無くていつも通りの感触のはずだが何となく手が吸い寄せられて「早く依頼を片付けてしまおうか」と話しながら手を動かし続けていて)

  • No.9389 by 探偵  2025-08-23 12:29:11 ID:65b68c258


にゃ!…なぅ、なー……
(相手に極限まで心を許して愛でられるのはやぶさかではないが流石にここで今すぐは難しい、前回と違いしっかり理性を保っていられる分、日中で依頼中というのも相まってプライドが許さなかった。今はあくまでもハードボイルドな探偵、それに不似合いな声をしているのはさておき依頼を解決するのが最優先だろう。無事にこちらの意図も伝わり肯定の返事をするが相変わらず嬉しそうな高めの声が出てしまって羞恥に視線を泳がせる、その間に相手の手が頭に添えられるとそこを撫で始めた。驚いた顔で相手を見るとまだダメだと言わんばかりに不満気な声を出す。しかし頭を撫でられれば途端に甘えたくなるスイッチが入ってしまう、暫く泳いでいた目は落ち着いてゆっくりと閉じられるとそのまま身を任せた。そうして大人しくしていると体の中からグルルと知らない音が聞こえてくる、最初こそ分からなかったが直ぐに喉を鳴らす音だと理解するとハッと目を開けてその場から飛び退いた。危うくこのまま相手から離れられなくなるところだった、返事に伴わない行動に文句を付けるが「んにゃう!なー、にゃ!」と相変わらずの声をしていて)

  • No.9390 by 検索  2025-08-23 15:45:32 ID:415c83bff

……ふふ、本当に猫みたいだ。 何言ってるか分からないな、
(嬉しそう声に吸い寄せられるように相手の頭に手を伸ばしてそこを撫でてみると不満気な声が上がる。だが気にもせずそのまま撫で続けているとその目は段々と閉じられて大人しく受け入れる様子を見れば思わず口角が上がる。それがバレないようにしながら手を動かし続けると何処からかグルルと鳴き声とは違う音が響く。目を瞬かせるがすぐにご機嫌な猫がする喉を鳴らす音であると気づくと相手もそれを察したようで慌てたように飛び退いた。逃げてしまったがそんな仕草すら猫っぽくて噛み殺しきれない笑い声を零すと声を弾ませた。短く鳴く声に文句を付けてきてるのは察するがご機嫌に分からないフリをしてまたぽんぽんと最後に頭を撫でておいた。だがこのまま機嫌を損ねて猫のように引っ掻かれても困る。ゆっくり手を離すと「じゃあ行こっか」と声を掛け、また先程のメインの道に戻る。再び探し物を見つけるターンだがやはりぱっと見て分かるところには置かれてないようだ。「ひとまずもう少し先まで歩いてみよう」と提案しながら捜索を開始して)

  • No.9391 by 探偵  2025-08-23 16:44:45 ID:65b68c258


んなゥ、な……にゃ
(相手に頭を撫でられるのは相変わらず何よりも心地好くてこのまま身を委ねてしまいたくなる、その気持ちもメモリの能力にかかれば猫が喉を鳴らす音になってしまいゴロゴロと気持ち良いと宣言する状態になってしまえば飛び退いて文句をつけた。対して相手は楽しそうに笑みを浮かべて声も弾んでしまっている、こちらを甘やかして嬉しそうな顔をする相手をみるとどうしようもなく幸せを感じてしまう。惚ける相手にまた文句を付けようと唸り声を出すが頭を撫でられればその勢いも簡単に削がれてしまい今すぐにでも家に帰って二人きりになりたくなってしまった。今はまだ依頼中だ、依頼人はあれだけ慌てて事務所に駆け込んできたのだから早くカバンを見つけなければ。そう思うものの手が離れていけばやはり寂しさは感じるもので不貞腐れるように適当な鳴き声で返事をしていた。気を取り直して相手と共に再び人通りの多い道へと戻る、何を言っても猫の鳴き声になってしまうので頷いて応えると道沿いを歩き始めた。しかしカバンの気配はなく直ぐに見つかる位置にはなさそうだ、一度警察の方も当たってみるべきかと思っていた矢先『あった!』と声が聞こえてそちらへ目を向ける。そこにはお世辞にも真面目そうではない、派手なシャツやネックレスをつけた男二人がいて『マジか!』などと言って騒いでいる。その手に握られているのは依頼人が言っていた少し小さめのビジネスバッグに当てはまるものだった。男はニヤニヤと嫌な笑みを浮かべながら『さっきおっさんが社外秘の機密事項入ったバッグ落としたって騒いでたの間違いなくこれだぜ。売っぱらえば金になる』と興奮気味に言っているのが聞こえれば獲物を定めたようにじっと二人を見つめてからチラリと相手の方を見て)

  • No.9392 by 検索  2025-08-23 20:05:51 ID:415c83bff

…盛り上がっている所失礼するよ。そのカバン、僕達の依頼人が落としたと言っていた物によく似ていて少し見せてくれないかい?
(ゴロゴロと喉を鳴らす相手が可愛らしく更に愛でたくなってしまうがそろそろ依頼に向かわなくては。その手を引っ込めると何処か寂しそうに鳴いた気がしてまた心を擽られた。人の多い道に戻って捜索を開始するがやはりすぐには見付からない。他の場所を当たるか一度警察に尋ねてみるかと考えた所で相手が何処かを見ていてその視線を追う。その先には男二人組が居てビジネスバッグを片手にこそこそと話し合っているようで異様な空気に柱に身を隠しながら様子を伺う。するとニヤニヤと笑みを浮かべながら窃盗の計画を企てているのが聞こえて眉を顰めた。相手の目が僅かに細まってこちらを向けば言いたい事を察してこくりと頷く。普段ならば相手の役割だが猫語しか話せない以上自分が担当するべきだろう。ふらりと近付いていくがこういう交渉事に慣れて居なければ直球で要件を伝えその鞄を指さす。男達は怪訝な顔を見せてから『なんだよお前』『これは俺達の物なんだからどっか行けよ』と明らかな敵意を向けてくる。あのカバンが依頼人の物であるかは分からないが他人のものに手をつけるなら見過ごせず「さっき売っぱらうとか言ってただろう」と問い詰めると男の一人に『うっせぇな!』と肩を強く押され何処かに行こうとして)

  • No.9393 by 探偵  2025-08-24 18:54:22 ID:65b68c258



(/お世話になっております。本日ですがこの後にもお返事が難しく、次投稿できるのが明日になりそうです。お待たせして申し訳ございません。明日はいつも通りお返事でるかと思いますのでお待ちいただけますと幸いです。よろしくお願いします/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.9394 by 探偵  2025-08-25 07:53:28 ID:65b68c258


っ、シャー!!……ッ!
(普段ならばこちらが真っ先に男達に詰め寄るところだがこの声で喋っては何も解決に至らないだろう、相手の方を見て交渉を任せることにすると頷いた相手は男達に近づいていった。何が起こるか分からない場面に相手を出したくはないのだが仕方がない、すぐ後ろに控えて様子を見守ることにする。相手はかなりストレートに男達を問い詰めれば素直に従う性質ではなくて敵意を向けてくれば思わず相手の方に体を近づける、案の定手を出してくれば押された相手の体を即座に支えて怒りのままに『おい!』と叫んでしまった。当然それは猫語に変換されるわけで威嚇する時のそれと同じ声が出てしまい、直ぐにしまったと顔を引き攣らせる。人間から人間ではない声が出て一瞬呆気に取られた二人だったが、『いい加減にしろよ!』と更に拳をこちらへと奮ってきた。今度は無言でそれを受け止めると相手の前に出て男の足元を蹴り体勢を崩してやり腕を捻りあげて制圧する。こちらの手際の良さをみたもう一人は焦ってその場から逃げ出してしまった。『待て!』と叫ぶもそれは「にゃおん!」と変換されてまた精神的ダメージを受け怯んでしまう、しかし止まっている暇はなく相手に目配せしてから男を追いかけ始めて)

  • No.9395 by 検索  2025-08-25 11:53:48 ID:415c83bff

僕が行く手を塞ぐから、君はこのままいつものように走って追い詰めてくれ
(ストレートに男達を追い詰めると白を切るが先程の会話からも怪しいのは明らかだ。さらに肩を押されると相手が背中を支えてくれるもいつもの叫ぶ声は猫の威嚇するときの声になっていて一瞬その場が呆気に取られる。我に返った男の一人が拳を振りかぶってくれば相手はいつもの要領であっという間に制圧してしまう。それにビビったもう一人がカバンを手にしたまま逃げ出すと相手がまた攻撃的な声で鳴き、それに怯む様子が伝わってくるが意志は変わらないようで目配せを受けると自分も追いかけ始める。男は狭い路地に逃げ込むが入り組んだこの辺りは行き止まりも多い。相手と出掛けることも増え大体の土地勘も出来てきていれば相手に指示を飛ばす。体力や足の速さは相手の方が上ならこちらは他の道に行かないように進路を塞ぐ役割に回る。T字路などに差し掛かると向かわせたくない方向に逸れて並走することで曲がる方向を誘導する。そうして追いかけると建物に囲まれた行き止まりに男を追い込んで)

  • No.9396 by 探偵  2025-08-25 12:30:22 ID:65b68c258


…、……
(男が逃走を始めて相手と目配せすると直ぐに指示が飛ぶ、こちらが喋れない分ここは相手の作戦に乗っかるのが早そうだ。こちらは男の後ろにピタリとつけて追い込みをかける、時折男の視線が脇道を捉えて進路を選んでいるのが見えれば相手が上手く進路を塞いでくれているのだろうとほくそ笑んだ。そのまま建物の狭間の行き止まりへと追い込むことに成功する、相手の方を向いてここで退路を塞いでおくように目配せすると男へと近づいていった。男は『絶対に渡さねぇぞ!』と息巻いていたがこちらが喋れない都合上無言でゆっくりと距離を詰めていくとだんだんと顔が引き攣っていく。奇しくもハードボイルドな探偵に近い事をしながら間近に近づけば固まったままの男の手の中にあるカバンを四の五の言わずに、あるいは言えずに掴んだ。そのタイミングで『あぁ!見つかりましたか!!』と声が聞こえて振り返る。そこには依頼人がいて顔を明るくさせると『それです!私のカバン!』と嬉しそうな声があがった。どうやら見つけたカバンは依頼人のもので間違いないらしい、安堵しながらカバンを回収しようとしたその時、男がこちらの隙を突く気でいたのか無理やりカバンを引き剥がそうとした。しかししっかりと取っ手を掴んでいる限りは奪われることはない、グッと腕に力をいれたところで勢い付いていた男の手が引っかかってサイドポケットの部分だけを開けることになった。途端にカチッと音がする、「にゃ」と声を上げた時にはあの時と同じ眩い光が当たりを包んだ。直後男の方から『にゃ?にゃぁあああ!!にゃ、にゃん?!』と困惑の猫の声が聞こえてきた。ゆらりと依頼人の方を向く、つまりメモリの能力を拡散するバッグをそこらに置いていたのはこの男のようだ。額に青筋を走らせながら「なぁん…んなー」と威嚇するような声を出しながら依頼人を睨んで)

  • No.9397 by 検索  2025-08-25 15:22:21 ID:415c83bff

えっ、…なるほど、絶対開けないでと言っていたのはメモリを仕組んでいたのをバレないためか。翔太郎、そのまま彼を捕まえておいてくれ
(上手くこちらの作戦がはまり行き止まりに追い込むことが出来れば相手の斜め後ろに並ぶようにして退路を断つ。普段なら一言二言言っている場面だが今回は無言でそのカバンを回収しようとする。そこで何故か後ろから依頼人が現れて自分のだと嬉しそうに主張した。そこに若干の違和感を感じながらも相手がカバンを引き渡そうとするが男がこの期に及んで奪い取ろうとしていてその取り合いでサイドポケットが開いた。次の瞬間先程と同じ光が辺りを包み、次に目を開けた時には男が困惑しきった猫の声を上げていて思わず驚きの声を零す。紛失したというカバンに先ほどと同じ仕掛けのメモリが入っているという事は依頼人がこの騒動に関わる犯人ということだ。それを自分達を使って回収しようとしていたとなれば少々腹立たしくもあり、威嚇するような声を上げる相手の肩をぽんぽんと叩くだけにすると捕獲をお願いしてすぐに警察に連絡を取った。二人とも逃げないように見張りながら警察の到着を待ち、刃.野.刑.事たちに二人と鞄を引き渡した。残りのメモリについては依頼人であった男から位置を聞き出して回収をしてくれるらしいがその話し合いの中でも相手が殆ど喋ることがないのに気付くと刃.野.刑.事は相手に近寄ってきて『今日の翔太郎はやけに大人しいな、風邪か?』と顔を覗き込んでいて)

  • No.9398 by 探偵  2025-08-25 19:03:02 ID:65b68c258


に、………っ、…
(まさか街に装置を仕掛けていたのが依頼人だったとは。文句は言い足りないが相手に肩を叩かれると不服そうな顔のまま依頼人を睨む。正体を見破られ焦って逃げ出そうとする依頼人を無言のままス.パ.イ,ダ,ー,シ,ョ,ッ,クで絡め取り、ついでに無言のまま窃盗を働こうとした男もワイヤーで縛っておいた。まさか同時に舞い込んだ依頼を同時に解決することになるとは、お手柄ではあるのだがこの状態では誇れるものではない。やがて警察が到着するが二人を捕らえた経緯やらをいつもはこちらが説明するのに全て相手に任せて突っ立ったままでいれば当然ジンさんがこちらの異変に気がつく。不意打ちで顔を覗かれれば思わず声が出そうになるがなんとか押さえ込んで数回頷くと喉を指差しておいた。ジンさんは不思議そうにしていたがそこへマッキーがニヤニヤした顔で近づいてきて『風邪ぇ?さっきあった時はピンピンしてただろ。もしかして…猫の声しか出せなくなったんだろ!』と図星を突かれてしまい思わず顔を引き攣らせてしまった。こんな時だけマッキーはこちらの変化を見逃さず『ほらみろそうだ!喋ってみろよ探偵!』とこちらをつついてくる。その手を払い除けながら声を出すわけにもいかず睨んでいると、無言を貫くこちらにだんだん気圧されてきたのかマッキーの勢いは無くなっていって、相手の方に向き直ると『な?喋らないってのはそういうことだよな?!』と同意を求めて)

  • No.9399 by 検索  2025-08-25 20:25:31 ID:415c83bff


…残念ながら本当に喉をやられてしまってるんだ、お昼ご飯に僕にカッコつけたかったのか激辛のつけ麺を食べてからずっとこれさ。
(事件の概要を説明し、要件の共有と引渡しをしているとこれまでずっと黙っている相手に刃.野.刑.事が問いかける。それだけなら誤魔化すのは容易だっただろうが真.倉.刑.事が絡んでくると厄介になる予感に頭を抱えた。案の定めんどくさい絡み方をしつつ図星をつくと相手は顔を引き攣らせ、さらに追撃を続ける。だが相手も声を出すと余計からかわれる事とプライドやらで黙ったまま睨み付けていて何とも異様な光景だ。言葉として反応がない真.倉.刑.事は萎縮していき、こちらに同意を求めてきた。ここは相手を立てて置こうと風邪ではないが喉をやられてるのだと告げる。そしてその理由を街を繰り出す時に見つけたつけ麺屋から引っ張り出してきて辛みで喉に炎症が起きているのだと説明する。「本当に凄い声になってるから喋りたくないらしい」と相手に視線をやりながら言葉を続けると真.倉.刑.事は再びにやにやし始め『どうせ無理して1番辛いやつ頼んだんだろ!』と絡み始めるが一応話題を逸らすことには成功する。刃.野.刑事はそのやり取りを見て『そんな状態でお手柄だったな。あとは警察に任せてその喉を治せ』と相手の肩をぽんと叩いていて)

  • No.9400 by 探偵  2025-08-25 22:35:48 ID:65b68c258


っ、………
(こちらが黙りを決め込んでいればマッキーは相手に逃げるように同意を求めてくる、チラリと相手の方を見ればこちらに味方してくれるようで内心胸を撫で下ろした。しかし喉をやられた理由はそれはそれであんまりなものでこちらを向いた相手に何やら言いたげな視線を送る、だが当然素直に能力にかかったなど言えるはずもなく、文句を口にしようにも喋ることも出来ず複雑な表情をしていた。相手の理由を聞いたら聞いたでマッキーはまた絡んできて言い返せないのにイラついてしまうがひとまずこれで今猫語しか喋れないことはバレないで済みそうだ。ジンさんからは労いの言葉を言われ肩を叩かれれば軽く頷き手をあげて応えていた。未だにバカにしてくるマッキーの首根っこをジンさんが掴むと引きずりながらその場を後にして二人きりとなる。なんとか誤魔化してくれたことに礼を言いたいところだがそれもこの状態では伝えることすら出来ない、相手はこちらの考えを誰よりも理解してくれるだろうが全て受け取れないのだと思うと少々物足りなさを感じて相手の袖を軽く家の方向に引っ張ると帰ろうの意味を込めて「にゃあ」と一言だけ鳴いて)

  • No.9401 by 検索  2025-08-25 23:30:43 ID:415c83bff

、君のその能力を解除する為にも帰ろうか
(それらしい理由を説明していれば相手から何か言いたげな視線を受けたもののどうやら話は誤魔化せたようで一安心だ。相変わらず絡んできていた真,倉.刑,事の首根っこを掴んで捜査に戻る刃.野,
刑事を見送ると再び2人きりとなる。結果的には依頼とメモリの件を一気に片付ける事が出来て安堵しながら相手の方に視線を向けると何か考え込むような、複雑な顔をしていてキョトンとしてしまう。だが裾を引っ張りながら短く鳴くのを聞けばその意図をすぐに理解できて前髪の当たりを軽く撫でてから帰宅を提案し、歩き出した。幸い道中誰とも会うことなく会話を求められる事は無かったが相手から聞こえてくるのはやはり猫の鳴き声で会話は出来ない。いつもの声で『フィリップ』と呼ばれないことに少し寂しさを覚えながら家に着くと鍵を開けて「ただいま」と言いながら中に入って)

  • No.9402 by 探偵  2025-08-26 07:55:52 ID:65b68c258


にゃぁん…
(相手に帰ろうと促すとその意図は正しく伝わったようで胸を撫で下ろす、前髪あたりを軽く撫でられると心地良いが物足りなくて「にゃ、」とまた一言だけ返事をして帰路へとついた。幸いにも知り合いに会わずに家まで帰ってくると控えめに鳴いてただいまの挨拶にしておく。リビングに移動しハットを仕舞えばようやく人前で喋ってはいけないという肩の荷が降りて軽く息をはいた。あとは相手に能力を解除してもらうだけで振り返り『フィリップ』と名前を呼ぶがそれも「にゃあ」と高めの甘える鳴き声に変換される。能力の解除条件は飼い主と定めた人に心から甘えて満足するまで甘やかされることだ、つまり能力解除を求めることは甘やかしてくれと頼むに等しい。そんなストレートな要求をすることに今更恥ずかしさを覚える、先程名前を呼んだのも甘やかされるのを期待したような声になってしまっただろうか。中途半端な羞恥に目を泳がせるとこれはあくまでも能力解除のためなのだと言いはろうとして口を開く、しかしそこから出るのは相変わらず「にゃ、んにゃん。なん、なー。にゃにゃ!」と猫の言葉で大袈裟に身振り手振りをしながら意図を伝えようとし)

  • No.9403 by 検索  2025-08-26 11:06:30 ID:415c83bff

分かってるよ、甘やかせばいいのだろう? ほら、おいで翔太郎
(家に帰ってきて片付けを済ませていると少し高めの甘えたような鳴き声で呼ばれる。振り返れば一瞬だけ目が合ってそれから恥ずかしそうに目が泳ぐのが見えて思わず小さく笑う。メモリの効果を見るに精神的作用はないようだが気持ちがつい鳴き声として乗ってしまいやすいのだろう。中身が素である分相手にとっては恥ずかしいのかもしれない。それから言い訳でもするように鳴くが身振り手振りも加わると何とも可愛らしくて自分に都合よく解釈した事を言いながらより身を預けやすいようにベッドに腰がける。そして自分の横をぽんぽんと叩くと猫を相手にするような声で名前を呼んで相手をすぐ傍に招いた。相手が近寄ってくれば脇道でやった時と同じように優しくその頭を撫で始めてみて)

  • No.9404 by 探偵  2025-08-26 12:25:17 ID:65b68c258


んにゃ……なぁん………
(必死に言い訳を並べるも当然それが言葉として伝わるわけもなく、こちらの要求だけはすんなりと汲み取られるとやはり嬉しいような恥ずかしいような気分で落ち着かない。名前を呼ばれるもののそれも猫を呼ぶような口調で、しかし今から甘やかしてくれるのだと分かる声色に浮き足立ってしまう。素直に隣に座れば早速頭が撫でられ始める、もう周囲を気にする必要が一切無くなれば目を閉じてゆっくりと息を吐くがそれも甘えるような鳴き声へと変換された。能力を解除するためには満足するまで甘やかされる必要がある、裏を返せば今から存分に相手に甘えてもいいということだ。頭を撫でられすっかり探偵業が体から抜け落ちると自然と相手の体の方へ寄せてじっと相手を見つめる、そして相手の膝に手を置いてぽんぽんと軽く叩くとここに寝転がりたいと主張するように「にゃ」とまた短く高い声で鳴いて)

  • No.9405 by 検索  2025-08-26 16:02:58 ID:415c83bff

ふふ、ここでは好きなだけ甘えていいよ。…ちょっと待ってて、
(隣にやってきた相手の頭を優しく撫でるとまた甘えたような声が聞こえてくる。徐々に力が抜けていき身を預けるようにこちらに寄りかかってきていれば自然と笑い声が零れる。鳴き声以外は変わらないはずなのに見えない猫耳と尻尾があるようにも思えてきた。能力を解除するためにも、そして自分がやりたいという意味でも甘やかすような言葉を向けながらその髪をといたり頬を撫でたりしていた。そうするとこちらを見つめる相手と目があって、何かを求めるようにこちらの膝をぽんぽんと叩かれる。また短く鳴く声を聞けば何を求めているのかは丸わかりで一旦手を離すとベッドの端に移動して深く座り直して寝転がるスペースを作った。そして太ももをぽんぽんと叩き「おいで」とそこに招いて)

  • No.9406 by 探偵  2025-08-26 17:38:17 ID:65b68c258


…にゃう……、…
(二人きりの空間になりもう枷もなにもないのだが相手から言葉としてそれも許されれば更に肩の力は抜けていく。頭を撫でられたり頬を撫でられたり、既に心地好いがもっと身を預けたくなって膝枕を要求すれば直ぐにその意図は汲み取られて嬉しさと期待で口元が緩む、膝を叩かれ呼ばれるとそれに答えるように短く返事をして体をベッドに横たえ頭を相手の膝の上に乗せた。柔らかな感触と体温に一層体は解されて軽く脚に擦り寄る、寝転がったまま相手を見上げれば期待を込めた瞳で相手を見つめた。この体勢で頭を撫でられるのだと思えば期待は高まってしまいまだ撫でられもしてないのに喉がゴロゴロと鳴り始めて、遅れてその事実に気がつくと目を見開く。期待だけで既に甘えて幸せな声が出ていることに目を泳がせて顔を隠すように再び脚へ擦り寄った。だがこのままなのも物足りなくて急かすように「なう…にゃ……」と小さく声を掛けて)

  • No.9407 by 検索  2025-08-26 19:26:23 ID:415c83bff

もう喉をゴロゴロ鳴らしてどうしたんだい?
(相手にねだられるままに準備をして膝上へと招くと相手の口元は分かりやすく緩んで返事をしてから頭を乗せてきた。そこで擦り寄られると擽ったくて軽く身動ぎしながら相手の方を見つめているとそこからゴロゴロとした音が響いて目を瞬かせる。その発生源は明らかでまだ撫でてもいないのにリラックスしている事が分かれば少しからかい混じりに問いかける。相手も恥ずかしそうに目を泳がせるがその場から逃げるのでは無く擦り寄ってきていてその態度にも胸が弾む。小さくもお願いするように鳴く声を聞くと「翔太郎」と名前を呼んでその頭を優しく撫で始めた。ゆっくりとてっぺんから首元へと撫でて時折髪を指の間に通しながら愛でる。本物の猫のようだと感じながら「今日はこのまま甘えても良いよ」と優しい言葉かけて)

  • No.9408 by 探偵  2025-08-26 20:19:48 ID:65b68c258


んなぅ、なー
(目一杯甘やかされた経験が十分にあるからこそこの体勢になるだけで幸せは溢れてしまって喉が鳴る、こちらを揶揄う相手には文句を言うように声を上げるがここから離れるつもりはなかった。名前を呼ばれれば再び目線を交える、そのまま頭を撫でられれば何処よりも安心できて何よりも安らげる心地が降ってきて途端に表情は緩んだ。頭全体を隈なく撫でられて髪の合間に指が通ればその一本一本を愛でられているようで思わず吐息をつく、優しく甘えてもいいと宣言されてしまえば小さく笑みが浮かんで目を閉じて身を委ねた。少しもしないうちにまた喉がゴロゴロとなりはじめる、しかし今はきっちり愛でられているのだから問題ないだろうと心のままでいることにした。時折相手に擦り寄りながらグルグルと絶え間なく幸せの声を溢れさせる、不意にもっと相手を感じたくなってしまえば空いている手を取って抱え込むように持ち指先を口元へと引き寄せた。そして指の一本ずつを愛でるように軽く口付けを落とし、時折唇で啄む。メモリの能力は精神に作用しないはずなのだが猫のように扱われて甘やかされていればその気になってしまって、時折戯れるようにリップ音を小さく出しながら撫でられる心地に浸っていて)

  • No.9409 by 検索  2025-08-26 22:22:35 ID:415c83bff

すっかり猫になっちゃったようだ。…ん? 擽ったいよ、翔太郎
(自分の膝に頭を寄せてゴロゴロ言わせながら擦り寄ってくる相手はとても先程までの探偵とは思えない。文句を付けるように鳴かれるがそれすら愛おしくて絶えず手を動かして相手を甘やかしていた。すっかり気を抜いて体を預ける姿にくすくすと笑みを零しながら自分だけの恋人猫を撫で、頬も軽く指の背で撫でて愛でていると相手のお腹に置いていた手が取られて一瞬動きを止める。抱え込まれた手は相手の口元に運ばれて一本ごとに口付けを受ける。たまに唇で遊ぶようについばまれてると焦れったい愛情表現にまたくすっと笑ってわしゃわしゃと髪を撫でる。ちょっとした仕返しに指先で唇をなぞったりしながらも口元は緩みっぱなしで「翔太郎」とまた名前を呼びながら撫で続けて)

  • No.9410 by 探偵  2025-08-26 23:08:36 ID:65b68c258


にゃ、…にゃうん
(相手をより感じたくて、何よりこちらからも胸に溢れる幸せを伝えたくて、手を取れば戯れるように口付けを落としていく。何度も優しい手つきで頭を撫でられて頭の中は相手のことで満たされていく、ふわふわと浮かび上がりそうな幸せに身を委ねながら心のままに口付けていれば相手から笑い声が聞こえてきてそれすらも幸せの一因になればゴロゴロとまた喉を鳴らしていた。そうしていれば頭を少々乱暴に撫でられてしまう、せっかくセットしていた髪が乱れてしまうが相手の前ならば問題ない。髪がボサボサのまま何の締まりもないゆるゆるの顔を見せられるのはこの世で相手だけなのだから。名前を呼ばれればゆっくり目を開けて相手を見上げる、『フィリップ』と名前を呼ぶがその声は高く甘える鳴き声となった。相手と二人きりで愛でられれば幸せは溢れて止まらなくて、腕を抱えたまま軽く上体を起こして顔を近づけるとわざと止まり、じっと期待を込めた目で見つめて)

  • No.9411 by 検索  2025-08-26 23:57:24 ID:415c83bff

喋れなくても案外何を言っているか分かるものだね。
(ゴロゴロと喉を鳴らす相手の頭を少々荒っぽく撫でてみても抵抗の声は上がらずされるがままだ。こうやって素直に甘える姿もカッコつけていない素の部分を見せるのも自分の前だけだろうと思えば優越感に気分は上がる一方だ。撫で続けながら名前を呼ぶと閉じていた目が開いて目が合う。それから高く甘えるような声で鳴かれると不思議と名前を呼ばれたのだと分かってまるでドライバーを使った時に近い感覚に声を弾ませた。他の人が同じ状況になってしまうときっと分からなかっただろうが相手ならば何となく読み取れる。それを相手も知っているのか上体を起こして期待を込めた目がこちらを見つめるとわかりやすいオネダリにまた口角が上がってゆっくりと顔を近づけるとそのまま唇を重ねた。少し長めに触れ合ってから離れると「…当たってた?」と悪戯っぽく問いかけ)

  • No.9412 by 探偵  2025-08-27 07:47:13 ID:65b68c258


……、…あぁ。…あ、……条件満たしたみてぇだな
(名前を呼ばれてこちらも猫の声で名前を呼び返してみれば相手の声が弾む、言葉にならなくとも何を言ったのかは正しく伝わったようで相手との特別な繋がりに 胸はこの上ない優越感と幸せで満たされた。顔を近づけ相手を見つめてみればゆっくりと相手からも近づいてきてこちらも目を閉じる、直ぐに望んでいたものが与えられて唇を重ねながら口角があがった。相手とならば言葉さえ超えて通じ合える幸福な事実に胸が華やぐのは止まらない、心が相手から注がれた暖かなもので満たされるのを感じた瞬間にふわりと体が淡く光った。ゆっくりと唇を離してまた見つめ合い悪戯っぽい顔にまた胸を擽られながら返事をする、しかし口から出てきたのはいつも通りの自分の声で自分で驚いて目を瞬かせてしまった。どうやら心許す人に甘えて十分愛でられる、という条件はクリアしたらしい。つまりは相手に存分に愛でられそれをこちらが目一杯享受している証拠でもあって嬉しいような恥ずかしいような、擽ったい気持ちに襲われる。しかし今ようやく言葉を取り戻したのならば早く口にしたいものがあって、再び相手を見つめながら片手を伸ばして後頭部へと添えると「フィリップ、」とこの世界で一番愛しい存在である相手の名前を呼んで今度はこちらからゆっくりと唇を重ねて)

  • No.9413 by 検索  2025-08-27 11:45:24 ID:415c83bff

本当だ。満足して貰えたのなら何よりだ、…ん。
(些細な動きや動作でも相手が何を望んでいるのかはすぐに分かってゆっくりとした動作で唇を重ねる。特別な体温を共有して相手への愛おしさを表していると相手の体が一瞬淡く光った気がする、顔を離して悪戯っぽく尋ねてみると猫の声ではなく相手の声で返答がされてこちらも目を瞬かせた。飼い主に十分に愛でられるという条件が口づけで満たされるのはおとぎ話のようでもあって口元を緩め声を弾ませながら相手の照れくさそうな様子を眺めていた。これで目的は達成したが当然離れる気にはならずにその顔を見つめていると相手の手が後頭部に伸びてくる。そのまま自分の名前を呼ばれるとぐっと胸を掴まれたような気分がした。猫の声をあげる相手だって愛おしかったが相手の声で呼ばれる名前は何物にも代えがたい。顔が近づいてくれば全てを預けるように目を閉じて口づけを受け入れる。さっきよりも長くその感触と体温を確かめるようにキスをすると僅かに離して「やっぱりいつもの君の声の方が好きだな」と微笑んで告げ)

  • No.9414 by 探偵  2025-08-27 16:41:32 ID:65b68c258


……俺も。フィリップの名前をちゃんと呼べる方が好きだ
(膝枕で頭を撫でられ名前を呼ばれて、口付けを受ければ瞬く間に能力は解除される、相手と二人きりになれれば直ぐに条件は達成できると思っていたがあまりにもあっさり解除されてしまえば嬉しいが気恥しい。しかし心に溢れる幸せと暖かさは止まない、それは相手も同じようで目線が交わったままであれば名前を呼んで心に動かされるままに口付けた。先程よりも長く相手と感触と体温を共有するキスに雲の上にでもいるような浮遊感を感じながら唇を僅かに離して再び視線を交える、いつも通りがいいと言われればもっと愛しい人の名前を呼びたくなるもので同意しながら一度体を起こした。そして相手の頭と背中に腕を回して包み込んで二人の体をベッドへと横たえる。寝転がりながら向き合うようになれば自らの体温で相手を包み込みながら「フィリップ、もっと頭撫でて欲しい」と強請る。その表情は先程喉を鳴らしていた時と同じように幸せに口元は緩んでじっと相手を見つめていて)

  • No.9415 by 検索  2025-08-27 19:08:29 ID:415c83bff

…直ぐにクリア出来る条件で良かったよ。…ん、了解した
(相手の口付けを長い時間かけて味わって離れるとまた視線を交える。何とも珍しい時間ではあったがやはり相手に呼ばれるならいつもの声で、いつもの呼び方が良い。能力の解除の条件が自分達ならあっさりクリア出来るような類のもので良かったと感想を口にしていると相手が体を起こして背中にも腕を回してくると一緒にベッドに横になる。二人でベッドに沈むと相手の腕に包み込むように抱きしめられて至福の息をつく。触れるだけでこんなに安心するのはこの世で相手だけだろう。軽く寄り添っていると再び頭を撫でられることを望まれて目を細めて了承すると優しくまた手を動かし始める。ゆるゆると優しくゆっくりと、だけど愛情を込めて撫でて大切な存在を噛み締めていれば幸せが募って「今日はこのまま全部を後回しにして寝てしまおうか」と柔らかな声で提案して)

  • No.9416 by 探偵  2025-08-27 20:48:28 ID:65b68c258


あぁ、そうするか…もう今日はここから動ける気がしねぇ…
(二人してベッドに沈み込み相手を包み込みながらも頭を撫でられることを望めば相手の目は幸せそうに細くなって釣られてこちらも口角を緩くあげる。相手の頭を抱えるようにしてたっぷりと体温を感じたまま頭に手が添えられてそこが撫られる、優しく柔らかな手つきで髪の上を掌が滑っていけば存分に愛でられる心地に額をコツンと合わせてそれこそ猫が親愛を示すのと同じ仕草で軽く擦り寄った。このまま寝る提案を受ければ直ぐ様同意して頷く、心を許して満たされるまで愛でられてすっかり甘える体勢に入ってしまった今探偵へと戻るのはもはや難しい。全てを後回しにしてもいいほどに相手と密着したここからは離れがたかった。緩みきった顔のまま目を閉じて撫でられる心地に集中する、同時に抱え込んだ相手の頭に近づいて触れるだけのキスをした。相手に愛でられ溢れて止まない幸せをお裾分けするような戯れる短い口付けを何度も繰り返す、時折唇を啄むように悪戯なキスを交えながら幸せな心地に浸っていて)

  • No.9417 by 検索  2025-08-27 23:16:08 ID:415c83bff

同感だ。色んな事は明日の僕達に任せることにしよう。
(二人でベッドに寝転んで求められるままその頭を撫でると相手の口元が幸せそうに緩む。その反応と伝わってくる暖かな体温に心が満たされていけば今日はこのまま寝たいと願望混じりの提案を口にしていた。すると相手からも同感の返事がされ、今日はこのまま二人でいる事に決めてしまう。メモリの被害にあったのだからこれくらいは許されるはずだ。今日やるべきことを放棄するようなことを口にしながら手ぐしで髪を整えたり動かした手で悪戯に耳の形をなぞったりして相手の存在を確かめていると相手の顔が近づいてきてまた唇を重ねる。短く戯れのようなキスを受け止め、こちらからも返しながらも相手を撫でる手は止めない。心地の良い体温と手触り、そしてすっかり馴染んだペアリングの香水がほんのり香ると口元と心は緩んでいく一方で安堵と幸せに目をとろんとさせると軽く擦り寄りながら「好きだよ、翔太郎」と溢れる想いを口にして)

  • No.9418 by 探偵  2025-08-28 07:45:48 ID:65b68c258


…へへ、……俺も、フィリップの事が好きだ
(今日は走って警察の案件を解決しついでに窃盗未遂の男まで捕まえた上暫く猫語しか喋れず苦労したのだ、この後の時間くらい相手と過ごして自分の声で相手の名前を呼んでいたい。頭を撫でる手は止まらずに絶え間なく幸せな心地が注がれる、毛流れを整えられれば大切にされているのだという実感にまたふわりと胸は幸福で浮き上がって、悪戯に耳の縁に指が這うと口角を上げながら僅かに身を捩る。ふわふわとした心地のまま拙い口付けを重ねれば相手からも優しいそれが帰ってきて幸せを共有するはずが益々大きく膨らんでしまった。軽く擦り寄る気配がして目を開ければ相手の目は緩んで蕩けていてそんな表情でストレートな好意を伝えられればまた一段と幸せは募る、嬉しさが胸に華やいで止まらなくて照れくさそうに目を泳がせたあと幼い笑みと共に破顔してしまった。相手を包み込む腕でギュッとさらに抱き締めると同じく飾らず心のままの好意を伝える、再び顔を寄せると軽く吸い付くように口付けを送って小さくリップ音を響かせた。唇のあらゆる所へ同じように軽く吸い付き音を響かせるキスを繰り返してそこを心のままに愛でていて)

  • No.9419 by 検索  2025-08-28 11:14:51 ID:415c83bff

ならお揃いだね? …どんな姿になっても君が好きだよ、
(相手を愛でる手は止まることなくゆるゆると頭を撫でながら軽い口づけを交わす。悪戯に耳の縁をなぞるとくすぐったそうに身を捩っていてまた温かい気持ちが募った。ふわりと浮ついた思考のまま相手に擦り寄って好意の言葉を口にすると相手は照れ臭そうに目を泳がせてから自分にしか見せない幼い笑みを浮かべてまたぎゅっと腕の力が強まった。全身を相手に包み込まれてその香りと熱に包まれると気と体は緩んで同じ好意の言葉が返ってくると緩く微笑んでお揃いだと口にした。小さなリップ音交じりのキスが何度も落とされるとくすぐったそうに笑って軽く相手を抱き寄せながら受け入れていた。沢山相手から愛情表現を受け取るとますます目も思考も溶けていき何があってもこの気持ちは変わらないのだと語るとこちらからもキスのお返しをした。温かな幸せに包まれていれば騒動に巻き込まれ全力ダッシュした分疲労が顔を出す。目を閉じて相手に擦り寄り「…しょうたろう」と名前を呼んで)

  • No.9420 by 探偵  2025-08-28 12:28:17 ID:65b68c258


そうだな、……こんな姿でいられるのもフィリップの前だけだ
(まるで子供同士の会話のように好きであるのがお揃いだと言われると擽ったい気持ちにまた緩んだ笑みを浮かべる、いつもならハードボイルドだなんだ言うところだが二人きりの空間で相手に存分に甘え甘やかされているこの状況では話は別だ。心のままに相手を愛でていればまた口付けが降ってきて全てを受け入れられる言葉を聞けばまた胸は幸せで満たされて軽く擦り寄る、こうやって全てを投げ出して身を委ねて心のままにいられるのは相手の前だけだ。包み込んでいた相手がこちらへ擦り寄る気配がする、眠気が顔を出したのか蕩けかけていた瞼はさらに下がって完全に閉じてしまった。覚束無い声で名前を呼ばれればこちらも相手の眠気にあてられてゆっくりと目を閉じる、何よりも愛おしい存在を大切に抱き締めながら緩慢な動きで唇を重ね、暫くしてからまたゆっくり離れると「おやすみフィリップ」と呟いてそのまま意識を眠りへと沈めていって)

(/お世話になっております!探偵が猫語しか喋れなくなる騒がしいお話でしたが、言葉を喋れなくとも意図を汲み取ってくれる検索くんがいて、二人の以心伝心ぶりにほっこりするお話でもありました。猫の鳴き声だけでいろいろ喋ろうとする探偵を動かすのも大変楽しく好き勝手して楽しませていただきました。その後二人になってからもふんわりと甘い時間で存分に甘やかしてもらって幸せ溢れる時間となりました。今回もありがとうございました!
次のお話ですがいかがしましょう?より甘いお話かどシリアスなお話か、どっちかに振り切ってしまってもいいかなとかも考えていますが、検索様はいかがでしょうか?)

  • No.9421 by 検索  2025-08-28 14:29:00 ID:415c83bff

…ん、…おやすみ、
(ふわふわとした温かな幸せに浸っていれば眠気が顔を出して何よりも大切な存在へと擦り寄る。自分の前だけ何も隠すことのない素の表情が見せられるのだと告げられると口元も緩み切って拙い口調で相手の名前を呼んだ。このまま幸せな時間を噛みしめたい気持ちとこの穏やかな微睡みに身を預けたい気持ちが重なって段々と後者へと傾いていけば自然と目を閉じて体からも力を抜いていった。また相手から抱きしめられると口元が緩んでそこにまた唇が重なる。ただ触れ合うだけなのに十分に満たされていき、ぎゅっと相手を抱き寄せた。離れる頃には眠気が頭を支配していて大好きな相手の声で名前と最後の挨拶が告げられると甘い微睡みの中、眠りの挨拶を呟いてから二人で夢の世界に堕ちていき。)

(こちらこそお世話になっております。今度は猫語になってしまう話ですが限られた鳴き声でも探偵君の表情が良く伝わってきてとてもとても可愛らしい時間でした。つい鳴いてしまって恥ずかしがってしまう所も表情豊かに怒ったり威嚇したりと変わらず表情豊かな探偵君とある程度理解できる検索の以心伝心さが描写できる部分がたくさんあってとても楽しかったです。つい猫っぽくなってしまう探偵君も可愛らしく賑やかながらも楽しいお話でした、今回もありがとうございました!
次のお話ですが前回あがっていたストーカーの話はいかがでしょうか。二人の関係に焦点を当てた話にも出来そうですし、せっかくなら刺されてしまう話とひっつけてちょっとした長編にしてしまっても面白いかなとも思っております。妄想的な一目惚れや逆恨みなど色々なパターンがあると思うのですがやってみたい展開や要素はございますか?)

  • No.9422 by 探偵  2025-08-28 15:07:50 ID:65b68c258


(/一旦こちらだけで失礼します。それではストーカーな話にいたしましょう!刺される所までくっつけで是非シリアスなお話にさせていただければと思います。ストーカーとなりますと普段出歩いている探偵が最近あとをつけられていて、という方が自然でしょうか?そのまま探偵に惚れていて行動がエスカレートしていくのもいいですし、犯人は検索くんを手に入れたくて探偵を排除するために動く、あるいは検索くん宛に何かしら仕掛けてくる、みたいなのもいいかなと思います。最終的に刺される時は相手を庇って、みたいな感じがいいかなーとぼんやり考えたりしていますが、検索様の想定されている展開などなどはありますか?)

  • No.9423 by 検索  2025-08-28 17:31:38 ID:415c83bff

(/かなり悩む所なのですが庇って刺される部分のは検索がやりたいと思いましたので探偵君に厄介なストーカーがついていて、熱心なアピールしてきたり検索にちょっとした嫌がらせをしてくる…みたいな流れはいかがでしょうか。初めは探偵君も街の人だからとか元依頼人だからと温和に優しく接すると思うのでそれでますますエスカレートしていき、流石に危ない状況になってからは付きっきりで行動する…みたいなのも面白そうです。最終的に自分の気持ちに応じてくれないのに痺れを切らして探偵君を刺しに行く→検索が庇うみたいな事が発生という展開はどうかなと考えております。嫌がらせで不和を誘ってくるとか何処かズレたプレゼントが送られるとか色々面白そうなことが起こせそうですが探偵様の取り入れたい展開や流れはございますか?)

  • No.9424 by 探偵  2025-08-28 18:46:59 ID:65b68c258


ただいま。……
(相手と目一杯の幸せを共有しながら眠りに落ちた翌日、目を覚ました後も幸せの余韻を引き摺って互いに擦り寄ってから何とか体を起こし、そこからは後回しにしたものを片付けていく時間となった。事務所に移動すればジンさんから連絡があってあの傍迷惑な装置を全て回収したと報告があった、どうやら捕まえた男が全て吐いたらしい。残念ながら男はただの運び屋で組織に繋がる情報はなかったが街から混乱が取り除かれたのならば良いだろう。そんな日から一週間ほど、パトロールから戻ってくると帰宅の挨拶をするがその声は何処か上の空だった。いつも通りハットを定位置の金具へと掛ける、そのままキッチンへ向かうとストックされていたアイスコーヒーをコップへと注いで一口飲むと帰宅したての体を冷やした。帰宅してからずっと浮かない顔をしたままで体に染み渡るよあなコーヒーを飲んでも違和感は拭えなくて何かを考え込むようにコップの中をじっと眺めていて)


(/こちらも前回大怪我したのが探偵だったので検索くんが刺されてしまうのがいいかなと思っておりましたので今回は検索くんが刺される流れで行きましょう。また流れ考えていただきありがとうございます!こちらも大まかに考えていたのは同じでして、この街の人なら邪険に出来なくて穏便に事を済まそうとする探偵に対して過剰に干渉してくるのに危機感を覚えた検索くんと一時険悪になる、とか出来ればと思います!検索くんが付き添うようになってからあいつがいるから探偵を手に入れられない!と段々と検索くんに嫌がらせが増えてしまったり、周囲を固めるために変な噂を流されたり嘘を吹聴されて批判の的になったりとか追い詰められていく感じができればいいかなと。それではひとまずそれっぽく始めておきます。長編予定ですしいつにも増して好きな展開盛り込んでいきましょう…!/こちらなにもなければ蹴りで大丈夫です!)

  • No.9425 by 検索  2025-08-28 19:16:07 ID:415c83bff

おかえり。…?…何かあったのかい?
(幸せを共有して一緒に眠った日から一週間ほど。無事にあのメモリは全て回収されたようで街の混乱はひとまず落ち着いた。開発者や組織に関わる情報は得ることは出来なかったが引き続き警察の方では警戒と調査を続けてくれるらしい。平和を取り戻した事務所でいつものように本を読んでいると聞きなれた足音が近付いてきて思った通り相手が扉を開いて中に入ってくる。いつも通り返事をするもその声は普段よりも軽く、芯がなければ思わず本から顔を上げる。相手はハットを掛けるとアイスコーヒーをコップに注いで一口飲むもそれから浮かない顔でコップの中を見つめていて妙な違和感に立ち上がって相手に近付く。直ぐにこちらに要件を話しかけてこない辺り事件があった訳では無さそうだが上の空な相手にパトロールで何かあったのかと問いかけて)

  • No.9426 by 探偵  2025-08-28 19:50:04 ID:65b68c258


…、……あーいや、…怒らないで聞けよ?ちょっと前に指輪を無くしたって依頼してきた梓さんっていただろ?その人と、その……最近よく会うんだよな
(自分の思い過ごしか、それとも偶然ではないのか答えの出ない思考をグルグルと回していると相手が近づいてきたのにも気が付かず声を掛けられてようやく顔をあげる、どうやら顔に出てしまっていたらしい。取るに足らないことではあるがどうにも胸に引っ掛かりがあって相手の方を迷うように見る、だがこういうのは言葉にして整理した方がいいだろうと決めると内容が内容だけに一言前置きをしてから説明を始めた。奮発して買った大切な指輪を無くしてしまったと涙を目に浮かべて彼女が駆け込んできたのが少し前、いつも通りクールでハードボイルドな探偵らしく対応をし話を聞いてから探し回った結果カラスの巣から指輪を取り戻した案件があった。あの時彼女はとても喜んでくれて照れくさいのを誤魔化しながら対応していれば相手に睨まれたのを覚えている。きっとデレデレしているように見えたのだろう。そんな彼女だがそれで縁は終わらなかった。パトロールの休憩に自販機を利用しようとした時に再会し『運命ですかね』なんて軽く談笑したまでは良かったがそれから彼女と出くわす回数が増えたのだ。そして出くわす頻度は増えていき今日で三日連続、流石に運命だと冗談めかして言う場合ではなくなってきて「偶然って言う頻度じゃねぇとは思うんだけどよ…ここら辺に越して来たのか?」と頭を悩ませていて)

  • No.9427 by 検索  2025-08-28 21:03:16 ID:415c83bff

…ああ、いたね。…君のパトロールの順路とか時間は一定ではないのだろう? なら君を目的にしてる可能性が高い。
(相手に近付いて声をかけるとようやくこちらの存在に気付いたようでやはり何か考えているようだ。その内容について聞くと悩んだ様子から妙な前置きがされた後その内容が説明される。話に出てきたのは以前相手が指輪を取り戻した女性の依頼人の名前だ、妙に感動して相手に何度も感謝を伝えていたのを記憶している。その様子を思い出して少しむっとなるが前置きをされていればそれを飲み込んで頷いておいた。そして相手が彼女とよく会うと聞けば眉を顰める。固定されている時間と場所、例えばいつも同じ出勤時間に特定の場所で鉢合わせるなら行動パターンが一緒なのだろうと理解ができる。だが相手のパトロールは毎日同じ場所を通る訳でなく困っている人を助けたり街の人との雑談が伸びたりしてかなりルートにバラツキがある。それなのに良く出会うなんて偶然とは考えにくい。そうなれば考えられる可能性は1つでじっと相手を見つめながらその可能性を指摘した。以前喫茶店にデートの誘いをかけた彼女といい何かと好意を寄せられがちな相手に恋人としては複雑な気持ちを抱いてしまえは「また好かれてきたのかい?」とつい口にしてしまって)

  • No.9428 by 探偵  2025-08-28 23:13:53 ID:65b68c258


俺が目的…でも一定じゃねぇからこそ不思議なんだよな。俺が何処に行くかなんて彼女は分かんねぇはずなのになんでしょっちゅう……な、ンなわ、け…
(近頃薄らと感じていた違和感、梓さんと運命以上に巡り会うことを相手に伝えれば一瞬その顔は不満気なものになる、やはり聞いていて面白い話ではないのだろう。だが今の問題はそこではなくて出会う頻度だ。相手の言うようにこちらのパトロールのルートはその日その時によってどんどん変わっていくものでこの日に何処へ行くと決まっているものではない、噂や情報に寄って都度変えているのが現状だ。例え近所に住んでいたって普通ならばこんな頻繁に会うはずはない、相手の言い分通りこちらに会うのが目的ならば頻度の面は納得できるがどうやってこちらと同じ場所に現れているのか分からない。そもそも自分自身が目的とはどういう事かと問う前に相手から暫く見つめられ不満やら不安やらが混じった声で問われると言葉に詰まってしまう、つまりは彼女が自分に好意を抱いているか、という質問だ。反射的に否定しようとするが彼女の印象的な言葉が耳に残っていて語気が萎んでいく、相手を伺うようにみながら「…彼女に会う度に『やっぱり運命ですね!』って言われるんだが、これは…好意を抱かれてるのに入っちまうよな?」と恐る恐る聞いて)

  • No.9429 by 検索  2025-08-28 23:56:19 ID:415c83bff

……、…間違いなく入っていると思うよ。 僕の女装に惹かれていた彼も似たような事を言っていたし。
(頻度から見るに相手を探して接近してるのは間違いないだろうが相手の言う通り的確に出会うのは何か策が無ければ難しいだろう。待ち伏せしているのかそれとも何処かで監視をしているのか、どちらにしても不気味で恋人として見逃せるものでは無い。この前の彼女はストレートに相手を誘っていたが今の所会って話をするくらいだ、じわじわと近づいてきているような気配に深く考え込んでしまいながらも今の状況を口にすると相手はそれを否定しようとする。だが思い当たる節があるようでますます相手をじっと見つめていれば【運命】というワードが出てきてますます眉を寄せる。久々に再会した時ならともかく何度も言うのは間違いなく相手を意識してアピールしている証拠だ。以前自分の女装姿に惚れてメモリを使って結婚式まであげようとした男も同じ単語を使っていたのを思い出すと苦い表情を浮かベながら呟いた。多く見る相手に好意を持つ人間とは違う気配を感じると「…夕方のパトロール、僕も一緒に行って良いかい?」と問いかけて)

  • No.9430 by 探偵  2025-08-29 07:53:29 ID:65b68c258


っ、いたなそんな奴……駄目だ
(彼女に会う度にまるで刷り込まれるように、あるいは洗脳されるように告げられる【運命】という言葉、あれだけ言われれば記憶から切り離す事も出来なくてそれが好意の範疇か聞いてみると間違いないという言葉が返ってきて軽く息を吐く。どうやら彼女に言い寄られているらしい。例として出されたメモリを使ってまで相手と結婚しようとしていた男の存在を思い出せば苦々しい顔をする、確かにあの男も一方的に運命だからと言って相手を無理やり操っていた。頻繁に会っているだけと言えばそうなのだが異様な確率で会い続けていれば気にもなってしまう。どうしたものかと思っていた矢先、相手からパトロールの同行を申し出られると間髪入れずに断る返事をしていた。自分でもその勢いに驚いてしまって直ぐに「悪い」と謝罪を入れる。パトロール中に気になる事は彼女の存在が異彩を放っているがもう1つある、それは歩いている時に感じる視線だ。頬をかきながら「実は彼女の事とは別に最近歩いてると誰かに見られてる気がすんだよ。別に敵意はねぇし近づいてくることもねぇから無視してんだ。あんまり良い状況じゃねぇし、お前はここにいた方が安全だ」と説明し改めて同行を断ろうとして)

  • No.9431 by 検索  2025-08-29 11:30:07 ID:415c83bff

え、……なら尚更ついて行くよ。監視されているのは事実なのだろう? 君が不在であることを確認してからここに押し掛けてくる可能性だってあるし共に行動した方が安全だ
(パトロールの同行を申し出ると即座に却下されて思わず声を上げる。相手自身も驚いたのか謝罪が入るも更に反対する理由が述べられると目を見開いた。職業柄他人から感謝も恨みも向けられやすいがずっと見られているなんて明らかに異常だ。相手は敵意が無いから構わないと話しているが寧ろそちらの方がよっぽど気味が悪い。偶然を装って近づく彼女の件といいやはり放置は出来ずに首を振ってやはり着いていくと意思表示をする。こういう時、幾ら相手が心配だからと言っても相棒は大丈夫と言い張って許可してくれない。だがそういう時の対応も心得ていてあくまで冷静に意見を述べるように相手が不在の時にこの事務所に襲撃してくる可能性を提示して単独行動は危険という話に持っていく。二人いればその監視の目の正体を探れるかもしれないし、個人的には彼女のアピールも気になる。無意識に少し強めの口調で共に行動する安全性を主張しながら有無を言わせない視線を送って)

  • No.9432 by 探偵  2025-08-29 12:30:50 ID:65b68c258


、だから……確かにお前の言うことも一理ある、か。分かった、なら明日から暫くは一緒に行動するか。ただし、危なくなったら事務所戻ってガレージに避難させるからな
(パトロール中に感じる嫌な気配、だが敵意とは少し違うその質感に危機感はなかったが不気味であり煩わしくもあった。そんな小さなストレスが断る際の返事に乗ってしまったのかもしれない。改めて理由を告げるが今度は相手から断られてしまった。再度相手を説得しようとするもその前に先手を打たれてしまって言葉が引っ込む、それにこちらを監視している目的が相手だった場合には確かに厄介だ。組織が雇うようなプロの人間ならこうも簡単に気取られることはないだろうが前回の花嫁騒動の時のような奴が相手を狙っている可能性だってある。こちらを監視する視線に相手まで巻き込みたくないのだが様々な可能性を考えれば一緒に行動するのがベストだろう。それにこちらをじっと見つめる目を見るに何を言おうとテコでも動きそうにない。渋々了承するも万が一の時の約束は決めておく、ガレージであれば誰かがやってきても気づかれることは無く万が一はリ.ボ.ル.ギ.ャ.リ,ーが使えるが相手を幽閉するようなことはしたくないのも本心だ。明日からの方針を決めた後は特に依頼人も来ず事務所を閉めて帰路につく、家へ行く間、そして翌朝事務所へ来る際も気配は感じられなくて今やなんの憂いも無く街を歩けるのはこの時間帯しかない。じわりと精神的疲労を感じながら朝の用事を済ませいつも通りの時間を過ごせばパトロールの時間が近づいてきて)

  • No.9433 by 検索  2025-08-29 14:09:12 ID:415c83bff

じゃあ行こうか、翔太郎。
(彼女の存在と妙な視線、その二つが相手に向けられているのならばここは引くことが出来ずにある意味自分を盾にして説得を試みる。その可能性を考えて、あるいは自分が意見を変えるつもりがないのを悟ってか渋々了承されるとその条件に対しても「分かっているよ」と返答しておいた。その日は妙な心地を覚えながらも依頼人が来ることなく事務所を締めていつも通りの一日を終えた。朝も出勤するが何処となく相手が周りに視線を向けているのが分かれば早く解決させなくてはと心の内で決意をしていた。朝の書類整理などを終えるとパトロールの時間が近づいてくる。所長に今日は自分もついていく旨を伝え準備をする相手にも声を掛け、事務所を飛び出した。今日見て回るという相手のルートに従い歩き始めるが五分程したところで妙な気配を感じる。辺りを見回る振りをして振り返ってみても通行人が街を歩いているだけで怪しい人物は今のところいない。さりげなく相手に近づくと「…これが君の言っている視線かい?」と小声で問いかけて)

  • No.9434 by 探偵  2025-08-29 18:29:44 ID:65b68c258


…、…あぁ。直ぐ気づけるんだが何もしてこねぇから落ち着かねぇんだよな…
(所長に事務所のことを任せて二人で約束通り事務所を出る、すると五分もしないうちにこちらを注視する気配を感じて軽く息を吐いた。直ぐに気配に気づくのに隠れるのは上手いのか未だ尻尾は掴めていない、相手との距離が詰まって問いかけられると口だけを動かして返事をする。誰かに見られている悪寒はあるのにそれ以上がない、この纏わり着くような気配が続くだけ、ただし事務所に帰るまでずっとだ。そのまま気づかないフリをして高校の方へ歩いていくが相変わらず気配は感じたままで離れる気配はない。「前に全力で走って振り切ろうとしたこともあったんだが全然気配が消えねぇんだ」と以前の話をしながら角を曲がろうとしたところで人影が飛び出してきてぶつかってしまう、自分より背の低い人影はぶつかった反動で転びそうになっていて慌ててその体を支える。何とか地面に転がるのは避けられたようで「大丈夫ですか?」と声をかけると『翔太郎?』とある意味聞きなれた声が聞こえて目を瞬かせる、そこには今日で偶然出会うのが四日目になる梓さんがいた。予感はあったもののまた出会ってしまったことに驚いていると彼女は相手のことなどまるで眼中に無い様子で一心にこちらを見つめ支えられたまま『わぁすごい!会えたら良いなって思ってたけどほんとに会えるなんて!今日でもう何日目かな?ほんと私達運命だね!』と弾んだ声で言われて、昨夜の相手との会話を思い出すと苦笑いするしかなくて)

  • No.9435 by 検索  2025-08-29 19:45:38 ID:415c83bff

へぇ…、……! …こんにちは。
(先程からまとわりつくような妙な視線を感じて相手に話しかけると言葉だけで肯定の答えが返される。更に相手が全力で走っても振り切れなかったと聞けばますます不可解で何が原因なのかと考えを巡らせていた。相手が進むのにしたがって角を曲がると相手が何かにぶつかる。咄嗟に相手がその人を支えるが聞いたことのある声で馴れ馴れしく相手を呼んでいて、顔を向けると例の彼女がそこに居た。思わぬ出会いに固まっていると彼女は嬉しそうな笑みを浮かべながら相手を見つめ弾んだ声でまた【運命】だと語り出す。こちらのことは眼中になく、体勢を戻すつもりもないようであれば彼女が相手を狙っているのだと確信づいた。嫉妬の波を一息ついて飲み込み、彼女に話しかけるとようやく彼女はこちらを向く。自分を認識した瞬間、顔が歪んだように見えたが直ぐに相手の方を見て『共有はフィリップさんと一緒なんだね!』と話しかけている。正に相手しか見えてないという態度に僅かに眉を寄せるとつい牽制するような言い方で「最近色々と物騒だから暫くは一緒にパトロールすることにしたんだ」と告げ)

  • No.9436 by 探偵  2025-08-29 20:57:16 ID:65b68c258


俺一人じゃ手が回らねぇかもしれねぇから今日は相棒と一緒なんだ
(連日顔を合わせていればもしかしたら今日も、と思ってはいたが実際に出会って見れば胸に募るのは運命だと浮かれる心ではなく違和感だ。無邪気に喜んでいる姿は可愛らしい女性のそれだが相手に話しかけられそちらに顔を向けた彼女からは一瞬刺々しい雰囲気が溢れ出た気がする。対して相手も何処か威圧するような口調で彼女へと話しかけてる、まるで物騒なのは彼女自身だと告げているようだ。ひとまずは穏便な返事をしておこうとそれらしいことを言っていると彼女は少しだけ鼻を動かして相手を見たまま目を見開く、そして一瞬スっと全ての表情が彼女から抜け出してその顔が能面のように見えた。呆気に取られていたが彼女は再びこちらを向いて『えーほんと?翔太郎ならひとりでなんでも出来ちゃうのに』と嬉しいことは言われるのだが胸に漂う違和感は消えなかった。いい加減体勢を戻したいのだが彼女は一向に自立する気配を見せなくて支えたままの近い姿勢で動けないでいた。そろそろ体を起こして貰おうとした矢先彼女はそのままの姿勢でバッグを漁り始める、そして『今度ウ.ィ.ン.ド.ス.ケ.ー,ルで指輪を買おうと思うの。翔太郎詳しそうだしオススメ教えて欲しいな。ほら、指はこれくらい』とバッグから手を出して小指をこちらへと見せてきた。自分が指輪をつけているのと同じ指、その意味を考えている最中にさらに彼女の手が近づいて耳元でシュッと何かの音がした。驚いている間に反対側の耳元でも同じ音がする、直後体の周囲には酔いそうなほど甘ったるいローズの香りが漂い始めて『これはお礼の先払い。二人一緒のお揃いの香水って良いよね』と言われてようやく何をされたのか理解する。どうやらいつもの香水がかき消されるくらいに彼女の香水を振りかけられてしまったらしく困惑の笑みを浮かべていると彼女は何処か勝ち誇った笑みを浮かべていて)

  • No.9437 by 検索  2025-08-29 21:33:13 ID:415c83bff

…ッ、! …確かに素敵な香りだとは思うけど翔太郎には似合わないよ。 それに、これからの予定もお揃いも間に合ってるから。
(あくまで穏便に対応しようとするもずっと支えられたままの彼女を見るとつい気持ちが乱れて牽制するような物言いをする。相手もそれに乗ってくれていると急に何かに気付いたように表情を真っ白にしてからすぐまた笑みを浮かべながら相手に話し掛ける。いい加減離れてもらおうと思った最中、相手はバッグを漁りながら指輪の話をする。まるで相手と同じ位置のお揃いを揃えようとしている言動に大きく瞳を揺らした。外堀から埋めていこうとするような行動に心が落ち着かずに手を握りしめているとシュッと場違いな音が響いた。直後女性モノの甘ったるい香りが漂って、その元が相手の耳元と彼女の手元のボトルだと気づけば怒りが一気に湧き上がって相手の腕を強く引く。支えていた分彼女も起き上がればもう支えは要らないはずでその間に割り込むと感情を押し殺した故の低い声で感想を告げる。きっと彼女はさっきの接近で自分達の香水に気付いたのだろう、ならば遠慮は要らないかと鋭く冷たい目と言い方で更に威圧をかけるよ。「もう良いよね、行くよ翔太郎」と一方的に話を切り上げて腕を引きその場を立ち去ろうとして)

  • No.9438 by 探偵  2025-08-29 22:18:25 ID:65b68c258


っ、…あー、じゃあな
(あの日、二人で並んだ時により特別になるよう選んだ特別な香り、それが今や彼女の香水一色に塗りつぶされてしまって少なからず動揺していた。彼女は自分達がペアリングの香水をつけているのに気がついてこちらに香水を振りかけたのだろうか、有無を言わさず無理やりお揃いになったことに、そして連日出会ってしまう彼女が運命というこの出会いに、違和感と僅かばかりの嫌悪感を抱いてしまう。こちらが動けない間に相手は無理やり腕を引いて体勢が崩れた直後相手の背中が視界に入る、どうやら彼女は倒れずに済んだらしく一安心した。だがこちらに背中を向けた相手は敵意を隠さずに彼女を拒絶する言葉を告げる、その間彼女は何を言われているのか分からないといったキョトンとした顔をして『えぇ?私は似合うと思うよ?私とお揃いだし』と悪気のない声で言うがそれさえも相手の更なる追撃に遮られた。相手は腕を引き無理やりこの場から離れようとする、無難な挨拶をするが彼女はこちらに近づき手の甲から小指にかけてするりと撫でて『またね!』と次を思わせる言葉をかけていた。去っていく二人の背後で彼女が舌打ちをしたのは知る由もない。十分距離が空いたところを見計らうと隣へと並んで「フィリップ、気持ちは分かるがさっきのはやりすぎだ」と窘めるように声をかけて)

  • No.9439 by 検索  2025-08-29 22:57:56 ID:415c83bff


…っ、……あれだけされたのに彼女を庇うのかい?
(強引に彼女から相手を引き離してその場を後にする。何が何だか分からないという反応をするがわざわざ香水を吹きかけた事といい全て計算づくとしか思えない。腕を引いて立ち去るも更に彼女が相手に近付いて手の甲を撫でるのをみればまた感情が大きく荒れてしまって相手を掴む手に力が籠った。それから早足で少しでも距離を取るように歩いた所で相手がいつも通り隣に並ぶ。だが初めに出たのはこちらを窘めるような言葉で同時に彼女の甘ったるい香水が漂ってくれば感情のまま相手を睨み付けて思ったよりも低い声が出た。だがこれでは八つ当たりだと思い直せば一呼吸置いてから視線を逸らし「…すまない、少し取り乱した」と謝罪を挟む。彼女が相手に好意を抱いている事もそれが暴走していることも明らかだ。だが相手が先程も終始穏便な対応をしている事がそれを助長しているのではないかと考えが及ぶと「はっきり彼女にその気は無いって伝えたらどうだい?」と半分私情込の提案をして)

  • No.9440 by 探偵  2025-08-29 23:48:59 ID:65b68c258


少なくとも悪気はねぇし……そう、だな。このままじゃ前以上にこじれちまうしな
(かなり強引に彼女から離れることは出来たものの最後に小指を撫でられた感触が忘れられなくて何とも後味の悪い時間だ。彼女の行動は目に余る部分はあるが怪我させてしまうような行為は控えるべきなのと少々感情的になりすぎている相手を引き止めるためにも窘めるような言い方をする、すると相手から睨まれながら怒りの混じった返事がされて一瞬たじろいでしまった。直ぐに謝罪されると何処か言い訳のような事を口にする。彼女にそれとない違和感を感じるがそれは邪悪な感情から来るものではなくて好意であるのには間違いない、なんの理由もなく拒絶して彼女を泣かせるのは避けたかった。だが相手からすれば彼女から言い寄られているこちらの姿をみたわけで当然良い気分ではないだろう、その気は無いことを伝えるのを提案されれば彼女を少なからず傷つける選択に一瞬迷いはするものの、自分の答えは決して変わらないのだから誠実であるべきだろうと同意するように小さく頷く。以前依頼人に言い寄られた時には好意に気付かず相手には心労を掛けたわけで、今梓さんがこちらに好意を向けているのが明確ならば断りをいれるのが筋だ。相手の方を向けば「明日、…じゃなくて今度会った時に俺からきっちり伝える」と無意識に明日も彼女に会う予感がしていることに辟易としながらも約束を口にし)

  • No.9441 by 検索  2025-08-30 00:41:46 ID:415c83bff

…ああ、そうしてくれ。
(感情的に責め立て一旦落ち着こうとするも相手は彼女を庇うような言い訳を口にする。自分達の関係は限られた人にしか明かしていない。だから彼女が相手に好意を寄せるのは別に悪い事ではないのだがあの時の歪んだ顔が勝ち誇ったような顔が浮かんで感情が落ち着かないでいた。彼女にハッキリと断りを入れる提案をすれば相手は一瞬迷いを見せる、それが他人を無闇に傷つけたくない相手の優しさだと知っていてもモヤモヤしてしまって頷いたのを見てもそれは晴れなかった。最早規定事項のように明日というワードが出てくると瞳を揺らすも小さく息を吐いてから言葉を返しておいた。それからパトロールを再開するも近付くと彼女のつけた香水が漂ってきて、感情が荒れるようになると無意識にいつもより距離を取って歩くようになる。その間も視線を感じていたが大体を見回り事務所に戻ろうとしたタイミングでその気配が消えた。目的を達成したのかと考えながら帰路を進み事務所に戻るとほかの依頼で出ていた所長が先に帰ってきて何やら作業をしていた。「ただいま」と呟きながらそこに近付くと郵便物の整理をしていたようで相手の姿を見るとその中からパステルカラーの手紙を手に取り「翔太郎君宛の手紙来てたよ」と差し出していて)

  • No.9442 by 探偵  2025-08-30 08:56:48 ID:65b68c258


おぅ、この感じだと依頼ってわけじゃなさそうだな
(彼女にはっきりと断りを入れる時のことを思えば気が重いが彼女に期待だけ持たせるのも失礼で、何より相手に不誠実だ。相手の返事からは不満が消えなくてその後街を歩く際にも物理的にも精神的にも距離を感じる、その間ずっと彼女から付けられた濃いローズの香りが纏わりついていてずっと彼女が傍にいるようだった。空気を変えられないまま事務所に帰ってきていつも通りハットをしまった所で所長から話しかけられる、どうやら郵便を仕分けてくれていたらしい。変な空気を変えるべく意識して明るい声を出しながら手紙を受け取る、表には自分の名前が書いてあるだけで住所は書いておらずどうやら直接郵便受けに手紙を入れたようだ。差出人の名前も見当たらず不思議に思いながら手紙の封を開ける、中身を覗き込んだところで光るものが見えて取り出したところで思わず「え、」と声が漏れてしまった。手紙の中に入っていたのはウ.ィ,ン,ド.ス,ケ.ー,ルの新作の指輪だ、しかも一番の高級ラインでこんな風に裸のまま封筒の中に入れていい代物ではない。「すげぇ高級品じゃねぇかと」驚きながらも手紙の方を読んでみれば中身は依頼解決のお礼らしいが相変わらず差出人の名前はない。しかし読み進めた最後に『同封の指輪はぜひ小指に付けてください』という文字をみれば息を飲む、その瞬間に彼女の言葉と撫でられた感触を思い出した。つまりこれは彼女からの手紙なのだろうか、しかし散々礼は言われたし彼女だと特定できる要素はなくただ困惑して指輪を見つめるしか出来なくて)

  • No.9443 by 検索  2025-08-30 10:18:16 ID:415c83bff


……、今日は事務所に寝泊まりした方が良いんじゃないのかい。
(事務所に帰ってくると所長が相手に手紙を手渡す。それにさえ心が波打って一度気持ちをリセットしようとグラスにアイスコーヒーを注いでいると相手が声を上げて思わずそちらを見てしまう。そこには指輪が入っていていつの日か相手がウ.ィ,ン,ド.ス,ケ.ー,ルの新作をチェックした時に乗っていたものと同じであれば息が詰まった。確かその値段は高級品に分類されるものでふと先程の彼女との会話を思い出した。相手の驚く声が喜んでいるようにも思えて牛乳で割ろうとしていた手を止め、アイスコーヒーのまま一気に飲み干した。恐らく、というか間違いなくあの手紙の主は彼女だ。更に確信は無いがずっと感じていた視線も彼女の可能性が高い。口内と胸中に広がる苦味を感じながら今日は家に帰らずにここで過ごした方が良いのではないかと相手の方を見ずに口にして)

  • No.9444 by 探偵  2025-08-30 14:13:04 ID:65b68c258


……そうかもな。これでほんとに全てが偶然なら彼女が言う運命ってのかもしれねぇが……
(手紙の内容は差出人の名前は無いがごく当たり障りのない感謝の手紙だ、しかしその中で指輪を小指にはめて欲しいという文言だけが嫌に浮き上がって見える。未だローズの香りは体に付きまとっていてじっとりと纏わりつくようだ、無意識のうちにため息をつく。そこで相手にここで寝泊まりするよう言われると少し間をおいた後に同意しながらそっぽを向いている相手に先程の手紙を差し出す、この手紙の内容も気に入らないだろうが現状は把握して貰った方がいい。ひとつひとつを取れば何の変哲もない事柄、しかしその頻度は増えて少しづつ追い込まれているような感覚に息が詰まりそうだ。今は家と事務所の往復の間に彼女に会ったこともなく監視の視線を感じたこともないのだがこうも不穏なことが続いた以上いつその平穏が崩れるかは分からない。何より自分の中で彼女に二人の家を知られたくないという想いが膨らんでいた。その後はいつも通り事務仕事や依頼の相談などを受けて時間を過ごし事務所を閉める時間になって、アキコは『なんかあったらこのスーパー名探偵アキコ様に言いなさいよ!』とわざとふざけたことを言って帰るのを追い返すようにしながらも内心感謝して見送る。シャワーを浴びてようやく彼女の香水が体から離れればまた無意識にため息をついて机の上に置きっぱなしになっている指輪をチラリと見て)

  • No.9445 by 検索  2025-08-30 15:05:06 ID:415c83bff


………、翔太郎。
(事態が収まるまではこの事務所で過ごした方が良いと告げると同意の答えが返されながら手紙が差し出される。この指輪を小指につけて欲しいという文面を見ればまた視線が揺れ、彼女から差し出された物だろうと確信を深めていた。その後は普段通り仕事をこなしていたがずっと彼女の言動が脳裏を過ぎってホワイトボードの前で固まったり書類の記入を間違えたりと凡ミスが続いた。所長も何かを察したのか定期的に甘いものを持ってきてくれたり帰り際に**混じりの声がけをしてくれて少し気を抜くことが出来た。だがまた二人になれば先程の微妙な空気が続いていて相手に先に風呂に入るように促す。少しして相手が風呂から上がってくると自分も入れ替わりで入ってこようとしたがその目がテーブルに置かれたままの指輪に向いていればつい名前を呼んでしまう。そのまま近付いて視線を遮るように目の前に立つと時の方に意識を向けさせようとギュッと緩く抱きついて)

  • No.9446 by 探偵  2025-08-30 15:39:10 ID:65b68c258


ん?…、……フィリップ……心配すんな、俺の運命の相手がいるならお前だろ
(テーブルの上に置かれた値段だけは高い指輪に目を奪われる、きちんとはめてはいないが手に持った感触で言えば小指にぴったりのサイズだ。人に好意を持って貰えるのは悪いことではないのだろうがそれがここまで体に絡みつくような粘着さを持っていると息が詰まってしまう。何故彼女がこうも連日【偶然】出会ってしまうのか冷静に考えなければならないのに彼女が度々口にする【運命】という言葉が思考を邪魔して上手く考えがまとまらなかった。そうやって考える間も食い入るように指輪を見つめてしまったようで名前を呼ばれるとようやく意識を手元に戻して顔を上げる、すると視界には相手が入り込んできてそのまま抱きついてくるのを受け止めた。こちらの名前を呼ぶ声には不安が入り交じっていてこちらからも腕を回して抱き締めると落ち着かせるように相手の背中をポンポンと優しく叩く。しかしそれ以上に自分の中で張り詰めたものが相手の体温によって解かれてゆっくりと息を吐き出していた。どちらにせよ明日彼女にキッパリと断りを入れれば終わる話だ、出来ればそのまま監視の目もなくなることを願いつつ「明日ちゃんとケリ付ける、安心しろ」と落ち着かせるように声をかけて)

  • No.9447 by 検索  2025-08-30 16:18:23 ID:415c83bff

…ああ、君が揺らがないのもちゃんと知ってる。……だけど、彼女のあの様子だとキッパリ諦めてくれるだろうか…
(相手の意識と視線がずっとあの指輪に注がれるのが見ていられなくてギュッとその体に抱きついた。こちらの不安などお見通しだったようで腕が回されつ抱きしめられる。たしかに伝わってくる体温といつもの匂い、撫でられる背中の感覚にやっと張り詰めていた糸が解けていくような気配があった。相手も近いものがあったようで二人してお互いを確かめるように抱きしめ合っていた。その状態で優しく自分が運命だと言われると思わず腕に力が籠る。どんなアプローチを受けても相手は自分を選んでくれる。そこに疑いはないが幼馴染の件やメモリの力で相乗りを降りかけた件が脳裏をチラつくと完全に安心しきることはできなかった。マーキングをし直すように首筋に軽く擦り寄っていると明日の話がされる。相手ならばちゃんと断ってくれるだろうが問題は彼女が素直にそれを受け入れるかだ。あの時の顔は間違いなく自分に敵意を向けるようなものだった。ぽつりと不安を口にしながら「勿論僕もついて行くから」と言葉を続け)

  • No.9448 by 探偵  2025-08-30 16:46:48 ID:65b68c258


、それは…流石に大丈夫だろ。…あぁ、頼む
(相手を安心させるように、そして纏わりつくような悪寒を消し去るために、相手を抱き締めて変わらない気持ちを口にする、相手が回す腕にも力が籠ると張りつめたものがまたひとつ解されて小さく息を吐く。風呂によって香りがリセットされた所に相手が擦り寄ってきて擽ったさに小さく笑みを浮かべる、相手も風呂に入ればきちんとお揃いの香りになるはずだ。それこそ彼女が知りえない夜の間だけのお揃い。またひとつ安堵の息をついていたが相手が零した不安には一瞬動きを止めてしまう。百年の恋も覚めるような事実を彼女に告げるわけだが彼女が目覚めなかったら、とそこまで考えて思考を止める。前回と同じくもう恋人がいるのだと伝えればそれ以上出来ることは彼女には無いはずだ、半分は自分に言い聞かせるように大丈夫だといいながら背中をまたポンポンと叩いていた。ついていくと言われれば今回はこちらからもそれを望む返事をする、ひとりだと彼女の度を超えた熱心な目線に気圧されてしまいそうだ。明日は精神的な負担も多そうでその分エネルギーを蓄える必要がある、背中から頭へと手を移動させてそこを撫でると「風呂入ってこい、あの指輪はどっかにしまっとく」と声をかけて)

  • No.9449 by 検索  2025-08-30 17:44:44 ID:415c83bff

…そうだね、あまり心配し過ぎも良くない。 分かった、いつものお揃いにしてくるよ
(彼女の気持ちに応えられないと伝えればきっとこんな思いも抱かずに済む。そのはずなのだが彼女のことを考えると不安が過ぎって思わず口にしてしまう。すると相手も一瞬動きを止めるが大丈夫だと繰り返すように告げられ、落ち着かせるように背中が撫でられた。懸念は残るもののこうして答えの出ないことを考えても気が滅入ってしまうだけだ。今回は同行を相手からも望まれて少し安心する。相手だけならその優しさに付け込まれて押し込められるかもしれないがそうなれば自分が強制的に引き離せば良い。もう一度今日のやり取りを見なければ行けない現実は置いておいて方針を固めていると今度は頭を撫でられながら風呂に入ることを促されると漸く緩い笑みを浮かべて【お揃い】にしてくると告げ、最後にぎゅっと力を込めてから腕を解いた。風呂場に向かい、シャンプーとボディソープで全身を洗って流し、お揃いを香りを纏うと髪を拭きながら出てくる。「戻ったよ」と報告しながら相手の傍に寄って)

  • No.9450 by 探偵  2025-08-31 16:10:38 ID:65b68c258


おかえり。よし、明日もあるしとっとと寝ちまおうぜ
(風呂に入ることを促せばようやく相手の顔には笑みが灯って何処かギクシャクしていた間はようやくいつも通りに近づいた。離れる間際に抱き締められればまたひとつ張り詰めた糸は解かれて相手を送り出す。事務所でひとりになると再び手紙と指輪を見つめる、限りなく彼女からの可能性は高いが確信がないなら無下にできず結局手紙は他の手紙と同じくケースの中へ、指輪は高級品故雑にしまうことも出来ずデスクの中に入れておいた。暫くすれば相手が戻ってきてこちらへと近づいてくる、出迎えながら頭に乗っていたタオルを手に取るとわしやわしゃと動かして髪を拭いてやった。二人のお揃いを取り戻したのならばあとは体を休めるだけ、彼女は一筋縄ではいかない予感を押し殺しつつ諸々の準備を済ませたあとに二人で簡易ベットへと入る。いつもより少々狭い空間でより相手とくっついて寝転がると「おやすみ、フィリップ」といつも通りに声をかけて軽く口付けを送れば眠りについて)

  • No.9451 by 検索  2025-08-31 16:55:40 ID:415c83bff

……翔太郎、これ、また差出人不明の手紙だ。
(風呂上がりに相手に近づくとタオルでわしゃわしゃと髪が拭かれていく。いつも通りの行為だが今はそれが一番安心した。夜の支度を終えると一緒に簡易ベッドへと転がった。明日への不安はもちろんあるが二人なら何とかなるだろう。夜の挨拶とおやすみのキスに緩い笑みを浮かべるとこちらからも「おやすみ、翔太郎」と返して軽いキスを送る。精神的な疲労と相手の腕の中という安心感に包まれると直ぐに瞼は重くなって夢の世界に落ちていった。_翌朝、いつも通りの朝を迎え「おはよう、翔太郎」と声を掛けると朝の準備を始める。着替えや朝ご飯を済ませ郵便受けに朝刊を取りに行くとチラシなどとは別に一通の封筒が入っていて思わず固まってしまう。差出人の名前は書いてなくて今回は宛先も無い。何かが入っているようではないが中は分厚くてひとまず相手の元に持っていきそれを見せる。嫌な予感しかしないが匿名の依頼という可能性も無くはない。その場で封を切って中身を出してみると十数枚の写真が入っていてどれもここ数日の相手がパトロールしている時を盗撮したものだった。一番上には小さなカードが添えられていて『昨日は事務所に泊まったんだね。今日もパトロール頑張ってね!』と書かれていてふと彼女の顔が浮かんだ。また息苦しさを覚えながら確認の為に写真を捲っていると昨日二人でパトロールに出かけた時の写真が出てくる。だが自分が写っているであろう相手の隣に居る人物が顔を中心に真っ黒なペンで塗り潰されていて居なかったことにされていた。そこから感じる悪意に思わず「っ…」と息を詰まらせ絶句してしまって)

  • No.9452 by 探偵  2025-08-31 18:00:48 ID:65b68c258


っ、……見るなフィリップ。……俺をどう思おうが構わねぇがお前に手を出すの許せねぇな
(いつもの距離で、いつものお揃いの香りで眠りについた翌日、朝の準備を進めていくが残念ながら二人の特別な香水は家に置いてあっていつもの香りを纏うことが出来なかった。それもここ数日の彼女と監視の目のせいなのだと思えばやはり彼女に対する印象は悪くなってしまう、今日不本意にも彼女と出会えればそれで終わりなのだと気を持たせていると相手が郵便物を持って戻ってくる。そして差出人不明の手紙があると聞けばすぐさま彼女の顔が思い浮かんだ。嫌な予感を抱えたまま手紙の封が切られる、中から出てきたのは知らぬ間に撮られた大量の写真で息が詰まった。名前はなくとも添えられたメッセージカードから差出人は明らかでじわりとあの纏わりつくようなローズの香りが蘇ってくる、異常な数の盗撮写真に上手く息が出来なかった。しかし昨日の写真が出てくれば頭の中で糸が切れる音が響く、写真に写る相手の顔が不必要に塗りつぶされていてまるで存在を否定しているようだった。咄嗟に相手の手から写真を奪い取るともう片方の腕で相手の頭を抱え込むようにして、これ以上何も見せないようにこちらの肩口に顔を埋めさせる。塗りつぶした黒から感じるのは明らかな敵意、彼女は相手を邪魔な存在だと感じているらしい。彼女は愛すべきこの街の住人だが相手に手を出すのならば話は別だ、昨日の曖昧なものとは違う決意のある声色で「フィリップ、やっぱりお前はここにいろ。俺が彼女と話をつけてくる」と告げて)

  • No.9453 by 検索  2025-08-31 18:45:11 ID:415c83bff


っ、…昨日の時点で良く思われてないのは知ってたし、これくらい平気さ。…この件を問い詰めた所で彼女はシラを切るだろうし、君を一人で行かせる方が心配だ。
(視線だけでなく撮影までしていたなんてその執着さに気分が悪くなってしまうが自分の姿が塗り潰されている写真を見ると息が止まった。その意味を理解してしまった瞬間に写真は相手に奪われ肩口へと抱え込まれる形で視界が見えなくなる。その力強さと聞こえてくる声のトーンから相手の怒りを感じれば漸く息が出来るようになるが一人で彼女の元に行くと告げられると慌てて顔を上げた。彼女からあまり良い印象や存在だと思われていないのはあの短いやり取りの中で分かっていた。張り合うようにお揃いや相棒を主張したのだから相手に強い感情を抱いているのなら必然的に自分が疎ましく感じるのも理解できる。あくまで冷静に大丈夫だと告げ、こちらも強めの口調で一人で行かせることを拒否する。文面や状況証拠で彼女から送られたのだと判断したが客観的に言えばその証拠は無い。知らないと言われてしまえばそれまでだ。どんな手段を使ってもおかしくないと分かった以上一人で会いに行かせたくは無かった。じっと相手を見つめると「不安も責任も僕らは半分こだろう?」と意識的に笑って見せ)

  • No.9454 by 探偵  2025-08-31 19:18:25 ID:65b68c258


……平気そうには見えねぇが、それは俺も同じだな…分かった。とにかく彼女にその気がねぇのをはっきり伝えて、それで終わりにしねぇと
(自分に粘着質な好意を向けられるのは構わないが自分の一番大切な存在に危害を加えようと言うのなら話は変わる、相手に手を出そうと言うのなら黙ってなどいられない。明確な敵意にもう相手と彼女を会わせない方が良いだろうとひとりで行くことを告げるが相手は即座に顔を上げて強く反対する、無理やり冷静な口調で笑って見せる顔もぎこちなくて相手が精神的にも追い詰められているのは明らかだがきっと昨日と同じくこの状況で相手はこちらの言うことを聞くことはない。それに無理して強がっているのはこちらも同じなのかもしれない、少なくともあの大量の盗撮写真をみて動揺してしまったのは確かなのだから。軽く息をつくと不本意ではあるが相手と一緒にパトロールに出ることを決める、彼女にもう隣の席が空いていないことを告げればこの件はきっと終わるはずなのだから。最後にギュッと強く抱き締めてから離れてまた朝の準備を再開した。暫くして所長がやってくると盗撮写真を見て『翔太郎くんを盗撮するなんて悪趣味ね』とツッコむべきか迷う発言をしていたが相手の顔が塗りつぶされている写真を見ると途端に『何よこれ!』と怒りを顕にしていた。やがてパトロールの時間になってまた二人で出ることを告げると『ほんっと気をつけなさいよ!』と先程の勢いのまま釘を刺されて、それに少々気持ちも解されながら「任せとけ」と返事をしハットを被って相手の方を見ると「行くか」と声をかけ)

  • No.9455 by 検索  2025-08-31 20:01:35 ID:415c83bff


ああ。_ っ、……
(大丈夫だと主張するも相手にはその強がりもお見通しのようですぐに指摘が入る。だが精神的に追い詰められているのは相手も同じでその顔色はあまり良くない。譲らない態度に折れるように同行が許可されるとお互いの存在を確かめるようにぎゅっと抱きしめ合ってから準備を再開した。やがて所長が出勤してくると机に伏せていた盗撮写真を見ると強く怒ってくれた。ついでに昨日言っていなかったこれまでのあらましを説明するとその顔は心配そうな表情が浮かんでパトロールの時間になると強く釘を刺された。まだ彼女は自分にだけ敵意を見せているが過剰妄想などで所長に矛先が向かう可能性もないとは言いきれない。『アキちゃんも何かあったらすぐに連絡入れてくれ』と告げて相手の声かけに応じる形で外に出た。いつも通りパトロールを始めてまたすぐあの視線を感じるようになる。相手とアイコンタクトを取って気の所為でないことを確認すれば一先ずはいつものように街を見回った。だがなかなか彼女は姿を表さない。諦めたのかと淡い期待を抱いた所で公園の近くを歩いていると『翔太郎』とあの声が聞こえてきた。そちらを向けば彼女の姿があって『やっぱり翔太郎だ。五日間も連続で会えるなんてやっぱり偶然ってより運命だよね』と弾んだ声で相手に話しかけてくる。彼女があの写真を入れたのかと思い動けないでいると『今日はこの公園でお弁当を食べようと思ったんだ。翔太郎ってお昼ご飯まだだよね?沢山作ってきたから一緒に食べようよ』と明るく紙袋を差し出してくる。その中には当然のように二人分の弁当箱や箸、レジャーシートなどが入っており、嬉しそうに向けるその目は相手しか映してなくて)

  • No.9456 by 探偵  2025-08-31 20:49:49 ID:65b68c258


……梓さん。梓さんが俺をこうやって誘ってくれんのはありがてぇ。でも俺にはもう大切な人がいる。こいつだって決めた奴がいるんだ。だから俺は梓さんと依頼人以上の関係にはなれねぇ
(二人で事務所をでれば相も変わらず纏わりつくような視線を感じて無意識にため息をつき相手の方を向けば勘違いではないようで小さく頷く、今日も監視の目は外れないらしい。この違和感の中で大量に盗撮されていたのかと思うとまた気が重くなりそうになるがそれも今日が最後だと軽く頭を振って思考を無理やり追い出した。いつも通りに街を見て回って街の人と談笑していれば多少気が晴れていたが公園前に差し掛かったところで彼女の声が聞こえて一瞬息をするのを忘れる。彼女はこちらへ近づいてくるとまたも【運命】という言葉を口にしながら弾んだ声で昼食に誘われるが紙袋を一瞥だけして直ぐに彼女の方を見た。梓さんは一身にこちらを見ていて用意されてるのは二人分の食事だけ、隣に相手がいるのにまるで存在しないかのような振る舞いだ。顔を塗りつぶされた写真が脳内に過ぎると怒りがじわりと湧き上がって彼女を真っ直ぐ見つめながらはっきりとこれ以上の仲にはなれないことを告げた。強めの語気で勘違いがないよう伝えたはずだったが彼女はそれを聞いてキョトンとした顔をして首を傾げる、怒りや悲しみの表情が浮かばないのが逆に不気味だった。妙な静寂の後彼女は突然笑い出して『もー翔太郎ったら何言ってるの?びっくりしちゃった。私達こんなに運命に導かれて出会ってるんだよ?運命には逆らえないんだからね。あ、そっか!分かった、うんうん!』と一切こちらの言葉が響いていない様子で唖然とするしかない。彼女は続けて『もしかしてその彼女さんに何か言われた?それとも…』と口ごもって、首を勢いよく傾げて漸く相手の方に目を向ける、その目は何処か血走っていて『こいつに何か言われた?』と相手を瞳孔の開いた目で見つめていて)

  • No.9457 by 検索  2025-08-31 21:37:17 ID:415c83bff

…君が運命だと言っているものはただの妄想だ。ちゃんと翔太郎を見ているなら迷惑がっているのが分からないのかい?
(ここを通るのを見計らったような彼女は自分と相手の分のお弁当を手に食事に誘う。まるで自分のことなど視界に入っていないようで改めてその盲目さに唖然としていると相手がハッキリとした口調でその気がないことを告げる。だが当の本人は何を言われたのか分からないという顔を見せてから笑いながらまた【運命】と口にしていて背筋が冷える。彼女は相手の発言を正面から受け止めず、漸くこちらを見たかと思えば血走った敵意や恨みが籠った目と声を向けられ心臓の裏側がひやりと凍った。その視線は冷たくこちらを突き刺してくる。さらに『翔太郎は優しいから、そいつのこと見捨てられないんだよね。そういう所ももちろん好きだけど翔太郎が最後に選んでくれるのは私だって知ってるよ』と微笑みながら言葉を続けられるとその思考が理解出来なくて頭痛がしてきた。だがここで引く訳にもいかず、じっと彼女を睨むとその発言の全てを妄想だと切り返す。更に相手にとっても迷惑だと言葉を続けるとその表情は一瞬凍るも今度はその瞳がうるうると涙で潤み出して『なんでそんな酷い事言うの…。私はただ、翔太郎が好きで会いたかっただけなのに…』と震え声で呟く。先程までの態度との違いに固まっていると今度は周囲から視線を感じる。ちらりとそちらを見れば通行人がひそひそ話をしながら通り過ぎていて紙袋を持って泣きそうな彼女に同情的な視線が送られていて)

  • No.9458 by 探偵  2025-08-31 23:15:36 ID:65b68c258


…、…会いたいと思ってくれるのはありがてぇけど、俺は梓さんを選ぶことは、
(あれだけはっきりとこれ以上の発展はないと告げたのに彼女は全くその言葉を聞いていなくてただ笑うだけだ、説得を試みるつもりだったのに対話にすらならないこの状況に背中に冷や汗が伝う。はっきりとした拒絶をすれば終わると思っていたのに彼女が止まる気は無いらしい。それどころか相手に更なる敵意を向け始めて半歩前に出て彼女を牽制する、それもまるで効いていないようで彼女は彼女だけの世界の言葉で話し続けていた。相手が彼女の言葉を妄想だと切り捨てるがまるで響いていない、妙な間の後に彼女が泣き始めると同情の心は湧くが違和感を覚えるのも確かだった。しかし行き交う人々にはこちら側の事情など知る由もなく男二人で女性一人を泣かせているように見えるのだろう、ヒソヒソと噂する声が聞こえてくると軽く息を吐く。彼女は不特定多数の人々をも利用するらしい。知り合いが多いこの街で変な噂が立つのも困る、彼女に近づき声をかけようとしたところで突然手を取られて固まってしまう。顔をあげた彼女は目を潤ませながら『翔太郎も会いたいと思ってくれてるの?嬉しい!』と言ってもいないことをあったことにされ、反論する前に『これもお揃いだね?あ、運命ってことよね!嬉しいなー小指の指輪もお揃いだしね』と矢継ぎ早に言われて圧倒されてしまう。大声を出す力技もこの状況では使えず次の言葉を考えるうちに彼女から右手の小指にはまる指輪を見せられた。そこには昨日送られてきたのと同じ指輪がはまっていて息を飲む、こちらが固まっている間に彼女は『そろそろここの指輪変えた方がいいと思うの』と言いながら勝手にこちらの小指にはまる指輪を外そうとしていて)

  • No.9459 by 検索  2025-09-01 00:27:03 ID:415c83bff

余計なお世話だ、あの指輪も翔太郎には必要ない。
(会話をしているはずなのに意味が通じてなくて今度はその目に涙を浮かべながらまるで自分が被害者かのように振る舞う。この街で探偵業をする為にも変な噂が立つのは避けたい。そんな心理を突くような振る舞いに焦りと苛立ちを抱いていると相手が近づいてきたタイミングでその手を取る。彼女の細い右手の小指には昨日送られてきた高級品の指輪と同じものが送られていて目を見開く。そして位置だけで無く全てを【お揃い】にしようとしていれば流石に我慢し切れず彼女の手首を掴んで引き剥がす。毅然とした態度で彼女の行為に拒否を示すとまたじろりとこちらを睨んできてから『もしかして嫉妬してるの?でもごめんね、絶対にこっちの方が似合ってるし受け取ってくれたって事は翔太郎も気に入ってるんだよ』と見当違いのマウントを取ってきて眉を顰めた。ここまで話が通じない人と接するのは初めてでこれ以上は会話をしたら無駄だと判断すると彼女の手から相手の手に掴み直して「行こう、翔太郎。もう何を言っても無駄だ」と声を掛けながら立ち去ろうとする。だが彼女は恋人のようにもう片方の相手の腕にぎゅっと抱き着いていて胸が強くかき乱された気分がした。そんな自分の姿は視界に入らず彼女は女性らしい上目遣いで『フィリップさんと違って私は翔太郎のことを束縛したりしないし、ちゃんと見てるよ。一番好き、だって私たち運命だもんね』と甘い声で好意の言葉を告げて)

  • No.9460 by 探偵  2025-09-01 08:16:20 ID:65b68c258


あぁ、…っ、……俺は梓さんの気持ちには答えられねぇし好きな人は別にいる。誤解を招くようなことは止めてくれ
(彼女の悪意なき執着に上手く口が回らず周りの人の目があれば振り払うことも出来なくて指輪が抜き取られようとするのに対処が遅れた、しかし指輪に触れられる前に相手が彼女を引き剥がしてくれて助かったと息をつく。相手が強い口調で拒絶するもやはり彼女には届いていない。噛み合わない返事にまた頭が痛くなるのを感じる、そもそも指輪は送り付けられただけで受け取っていない。暖簾に腕押しなこの状況に痺れを切らしたのか相手がこちらの手を取ってこの場を離れようとする、ひとまずこちらの意思は強く伝えたのだからきちんとその意味を考えてくれるだろうか。しかし直後反対の腕に抱き着かれてしまって直ぐさまその希望は崩壊した。こちらを見上げる彼女からはあのローズの香りが立ち上り纏わりついて顔を顰めてしまう。最初に訝しげに見ていた人々もこちらの態度を見て一筋縄ではない空気を察し始めたようだ。ならばもう少し強気な態度に出てもいいだろう。一旦相手から手を離すと両手で彼女の体を傷つけないよう引き剥がしながらよりはっきりと拒絶の言葉を告げる、今は彼女の上目遣いも甘ったるい声も胸焼けしそうなほど重いものにしか感じられなかった。対して彼女はまたキョトンとして目をパチパチさせたが、パァっと顔を明るくして『確かに!誤解を招くような状況は良くないよね。分かった!私に任せといてね翔太郎。ちゃんとしてくる。あ、ほんとは一緒に食べたかったけど用事出来ちゃったから、はいこれ。感想聞かせてね!』と一気捲し立てるように言うと紙袋を押し付けてその場を軽やかな足取りで去ってしまい)

  • No.9461 by 検索  2025-09-01 11:32:59 ID:415c83bff

……納得、してくれたわけでは無さそうだね。彼女のいうちゃんとしてくるってのも嫌な予感がする。
(何とか指輪のお揃いは回避したもののずっと彼女の世界の話をしていて全くこちらの話が通じていない。更には恋人のように相手の腕に抱き着いて更に愛を告げ出すが周りも妙な温度の違いに気付いたのかひそひそ話はなくなって遠巻きな視線に変わる。相手が一旦こちらから離れると両手で彼女を引き離して改めて拒絶の言葉を向ける。だが彼女はまたキョトンとした後場違いに顔を明るくして勘違いした言葉をまくし立てると紙袋を相手に押し付けその場を軽やかに去っていった。二人その場に残されることになるがどう考えても相手の言葉を受け入れたようには思えない。つい重たい溜息交じりに呟きを零すとちらりと相手を見る。彼女が最後に残した言葉はこの状況を何とかするために動こうとしているようにも聞こえた。そして彼女の言動を見るにまともな方向に進む気はしなくて眉を寄せ不安を口にした。相手が押し付けられた紙袋に目をやりあの口調からするに手作りだと察すれば「食材がもったいないけどそれも手をつけない方が良い。何が混入しているか分からないからね」と告げて)

  • No.9462 by 探偵  2025-09-01 12:29:04 ID:65b68c258


何かしに行くから用事が出来たってことだろうな……、…だな、事務所で捨てるか
(嵐のように彼女が過ぎ去って行けば残るのは相変わらず重苦しい空気だけで相手のため息混じりの呟きにはこちらも同意して軽く頷く。こちらの断りの言葉は全く受け入れられず彼女は何かをするためにこの場を離れて行ったのだ、これまでの事を考えればまた厄介事を引き起こすはずだ。彼女と自分が運命であると示すために。手に残った紙袋は中身の割に重い気がする、中に入ったものをどうするべきかと思っていたが何かが混入している可能性を相手に指摘されれば嫌な想像をしてしまって気分が悪くなった。ゆっくり息を吐き出して平静さを手繰り寄せると彼女にバレないよう事務所のゴミとしてこっそり捨てることを決めた。重たいものを引きずるような感覚のままパトロールを再開する、その後彼女に出会うことは無かったが相変わらず影からこちらを盗み見る気配は消えることが無かった。やがて予定していたルートを回り終わり事務所へと帰ってくる、所長は心配そうに出迎えてくれたが簡単に事の経緯を説明するとドン引きした目で紙袋を見つめていた。早く彼女から貰ったものを手放したくてゴミ箱にセットしてあった袋を引っ張りだしついでに事務所内にあった小さなゴミ箱に入った中身も全部ひっくり返して纏め、最後に紙袋を詰め込んでしっかりと口を縛る。そのまま直ぐにゴミステーションに持って行ってコンテナに放り込めばようやく自分の手元から彼女の紙袋は無くなった。事務所に戻ってくれば一息ついて「どうやったら諦めてくれるか考えねぇと」とやや疲れた様子で言って)

  • No.9463 by 検索  2025-09-01 13:49:06 ID:415c83bff

…お疲れ様。まだ直接的な証拠がない以上警察も逮捕は出来ないだろうし、また顔を合わせて話しても結果は同じだろうね。
(異常な手を使ってくると分かった以上弁当の中身も安全とは言えない。それに個人的にも食べてほしくなくてそのことを告げると相手の顔色は悪くなった。ひとまずは予定していたパトロールを気持ち手短に済ませると事務所に戻った。心配そうな所長に事の顛末を伝えている間に相手は弁当箱を開けることなく紙袋ごとゴミ袋に詰めていく。念のためゴミステーションに持って行くのにもついていき事務所に戻ってくるとずっと気分の悪そうな相手に麦茶を淹れてくればそれを差し出してひとまずソファーに座るように促した。自分も横の座ると解決策を考える。普通の人ならば想い人に断れれば素直に引くだろうが彼女はその意味すら曲解して理解していないようだった。真っ先に浮かぶ警察への相談も大きな被害が出ていない以上難しく、何より相手の性格上積極的にはしないだろう。だが何回顔を合わせて直接伝えたとて彼女に伝わる気もしない。この街で探偵をやってこの事務所に居ることを公表している以上物理的に距離を取るにも限度がある。重々しい空気にまた溜息を零しそうになりながら相手の方を見ると「今日は早く休みたまえ、精神的にも疲れただろう」と気遣いの言葉投げかけて)

  • No.9464 by 探偵  2025-09-01 18:25:33 ID:65b68c258


ありがとよ。アプローチの仕方を変えねぇとな……そうだな。考えるのは明日でも…
(漸く彼女のものを手放すことが出来たがまだ終わった訳ではない、あれだけの正攻法を使って全く効果がないとは。盗撮も監視も贈り物も全て彼女である確信はあるが証拠は全くない、彼女はあくまでもそれらを全て運命だと言い張りたいのだろう。自分が作り出したものは運命といえないのなら理屈が通らなくてもきっと自分がやったと認めないはずだ。相手から麦茶を受け取れば礼を言いながらソファへと座る、冷たい麦茶は飲むだけで気を落ち着けられるがそれでもため息が零れそうだ。隣に座る相手の方をみればそれだけで安心しつつ早く休むように言われれば少し考えてから頷く。彼女とどう向き合うかは体力を取り戻した明日にした方が良いかもしれない。早いところ事務所を閉めようとした矢先にス.タ.ッ.グ.,フ,ォ.ンの着信音が鳴る、取り出し画面を見てみるとウ.ォ,ッ,チ,ャ.マ,ンからの電話だった。こんな時間に珍しいと思いつつ「どうした?」と出てみると『もー翔ちゃん水臭いなぁ、ボキに隠し事するなんて』と含みのある言い方をされて眉を顰める、電話越しからでもニヤニヤ顔が浮かびそうな口調だ。「なんだよ、やましいことなんてねぇぞ」と返事をすれば怪しげな笑い声のあと『なぁに言ってんの!前に噂になってた彼女!海外に行ったんじゃなくてちゃんと付き合ってたんじゃあん』と楽しげに言われて、そのテンションとは対象的に嫌な予感が過ぎれば固まってしまって)

  • No.9465 by 検索  2025-09-01 19:17:50 ID:415c83bff

何が起こって…もしもし?
(お互いに精神の疲労は大きい。対策は明日から考えても遅くは無いはずだと告げると相手もそれに頷く。普段よりも時間としては早いが所長も心配故か早く閉めることに反対せず店締めに取り掛かっていた。だが突然相手のス.タ.ッ.グ.,フ,ォ.ンの着信音が鳴ると相手が電話に出る。隣にいればその声は漏れ聞こえてウ.ォ,ッ,チ,ャ.マ,ンだと分かるが大きいネタをゲットした時のようなニヤニヤしたような口調かと思った途端彼女というワードが聞こえてきて目を見開く。何故今そんな話が出てきたのかと疑念が生まれその答えに繋がりそうになった所で今度はこちらのス.タ.ッ.グ.,フ,ォ.ンが鳴る。示されたエリザベスの名前に嫌な予感を覚えながら電話に出ると開口一番『フィリップくん、あの書き込みどういうこと!?』と勢い良く聞かされる。「…なんの事だい?」と聞けば電話の先にはクイーンもいるようで『…その様子じゃ知らないんだ。さっきね、この街のSNSに【今日は大切な彼とデート】って書き込みがあったんだけど一緒に載っていた写真が……翔ちゃんの腕に抱きつく女性で』とまで聞いて思考が止まる。明確に顔は写ってないがこの街の人が見れば相手だって分かること、ここ数日一緒に居たところを見たという目撃情報も集まってそこそこ噂になっているという説明をしてくれるが耳から耳に流れていくようにその意味を理解することを拒んでしまう。無意識に手は震え心配する二人に何とか返事をして電話を切った。気遣いの言葉と共に送られたメッセージにはそのアドレスが添えられていてゆっくりとしかうごかない指でそのページにアクセスすると二人が言った通りデート中にしか見えない二人の写真とメッセージが投稿してあって)

  • No.9466 by 探偵  2025-09-01 21:50:28 ID:65b68c258


……俺に彼女はいねぇよ。もしそんな事言うやつがいたら、それはそいつの嘘だ
(全く身に覚えのない付き合っている女性の存在、そんな嘘を誰がついたのか、こちらの交友関係を把握し外堀を埋めるような行為をしているのが誰なのか、証拠はなくとも確信は持てる。大きく深呼吸をして気を整えていれば隣の相手の電話も鳴り始める、画面に映った名前はエリザベスだ。嫌な予感を覚えつつも『もぉー惚けちゃってー』と未だ茶化す口調に対して真剣な声色で強くその情報が嘘であると告げると電話越しのウ.ォ,ッ,チ,ャ.マ,ンは異様な空気を察したのか『でもその子、翔ちゃんと腕組んだ写真持ってて…あー…もしかしてボキ余計な情報喋っちゃったかも…』と消え入りそうな声をしていて眉間の皺が深くなる、どうやら懇意にしている情報屋に接触して情報を得ると同時に嘘の情報を広めたらしい、なかなか強かだ。電話で話していると隣で電話をする相手の手が震え始める、その異様さにあちらでも何かあったのだろうと察すれば「とにかく、俺に彼女はいない。誰かに聞かれてもそう言っといてくれ」と告げれば一方的に電話を切る。そして相手の画面を覗き込んだところでちょうどSNSが開かれて彼女が自分の腕に抱きついている写真が映り、そこに添えられメッセージにまた上手く息が出来なくなった。咄嗟に画面を手で覆ってこれ以上彼女の異様な執着に晒されないよう情報を遮断すると「…いよいよ野放しに出来なくなってきたな」と絞り出すような声で言って)

  • No.9467 by 検索  2025-09-01 23:02:50 ID:415c83bff

……周囲を巻き込んで君との関係を既成事実にしてしまえば誤解ではなくなるっていう考えなのだろう、
(匿名の誰かが、恐らく彼女が相手を彼氏として周りにアピールしている。そのサイトを開くと飛び込んできたのは相手の腕に抱きつく彼女の写真だ。さっきもこの目で見たはずなのに上手くトリミングと加工がしてあって誰が見ても恋人同士の幸せな写真だ。見たくないのに目が離せないでいると相手の手が画面を覆ってやっと意識が元に戻る。追い打ちをかけるような事態に相手の絞り出すような声を聞けばその手に自らの手を重ねて軽く握る。自分達の関係は一部の人を除いて公にしていない、だから他人があの写真を見れば相手がこの女性と付き合っていると信じてしまうだろう。詰まっていた息を意識的に吐き出して冷静さを取り戻そうとしながら彼女の行動の理由を推測する。外堀を埋めて周りからも恋人同士に見られるようになればくっついても誤解ではなくなる、相手も首を縦に振ってくれるだろうと言うぶっ飛んだ思考回路だ。頭痛を通り越して嫌悪感すら感じる行動に顔を歪めながら「サイトに通報してこの投稿は削除して貰おう。噂の方も彼らが否定してくれれば良いけど…」と行動の指針と希望を口にする。それと同時に相手を握る手に無意識に力が籠ると「……君を彼女に取られたくない」と小さくぽつりと呟いて)

  • No.9468 by 探偵  2025-09-02 08:15:41 ID:65b68c258


どういう理屈だよ……俺がこんなやり方で彼女になびくわけねぇだろ。大丈夫だ、ここにいる
(街の人々とSNSで自分が彼女だと吹聴すれば瞬く間に噂は広まったことだろう、いつも懇意にしている情報屋が容易に噂を耳にできるくらいにはもう周知の事実になっている。こちらのパトロールをずっと監視していたなら交流がある人を特定するのだって容易かったはずだ。じわりと追い詰められた感覚に上手く酸素を吸えずにいると相手の手が重なる、少し呼吸が楽になって相手の方を見た。きっと彼女の思考回路はそんなものだろう、誤解される、というこちらの発言だけを切り取って誤解されない状況を作り上げたのだ。これもまた皆が祝福してくれる、運命だ、なんて言うのだろうか。相手が投稿の削除を提案するが傍からみればただの浮かれた内容でしかなくすんなり削除されないかもしれない、エリザベス達に協力してもらって通報の数を増やせばなんとかなるだろうか。だがそれも場当たり的対策だ、彼女をどうにかしなければこの件は終わらない。いっその事彼女の望みを一度だけ叶えてしまった方が良いのではないかと一瞬思考が過ぎるが相手から手を握られて不安に塗れた呟きがこぼされると電話を置いて再び手を強く握る。彼女に流されてはダメだ、相手は不安に苛まれ彼女の敵意に晒され精神的負荷が大きい。何より相手を守らなければ。背中に手を添えて撫でながら変わらぬ想いを伝える、二人の空気をみて所長は『私が周りに怪しいヤツいないか見てから帰るから安心しなさい!』と宣言してこちらへ目配せしてくると、感謝の意も込めて軽く笑みを浮かべてから送り出した。二人きりになった空間で今度は両手を回して相手を抱きしめる、「彼女がどうやってこっちの動きを把握してるか、カラクリを解かなきゃな」と方針を口にし)

  • No.9469 by 検索  2025-09-02 11:14:04 ID:415c83bff

…ああ。アキちゃんもありがとう。 …彼女が君に抱き着いた時カメラを手にしている様子は無かった。だからあの写真は事前に何処かにカメラを隠していたかもしくは協力者が居るのかもしれない
(直接的ではなく街の人までも使って彼女に都合のいい状況が積みあがっていけば徐々に追い詰められていくような、居場所が奪われていくような気がして相手の手を握りながらつい不安を口にしてしまう。すると相手は強く手を握り返してくれて力強い言葉と共に背中を撫でてくれる。更に所長も怪しい人を見て回ってくれるという頼もしい宣言をしてくれると暗い気持ちも幾らか晴れて感謝を伝えた。あの時と違って今回は二人は味方だ、あんな身勝手な言動をする彼女に折れる訳にはいかない。所長にも一応気を付けるように伝えてから送り出すと事務所には二人きりとなった。相手から抱きしめられるとこちらからも腕を回してくっつき、方針を聞けばあの写真から気付いたことを述べていく。どれも彼女の手引きだろうが日中一人でずっと監視するのは流石に無理があるようにも思う。それに事務所を出て数分で視線を感じるようになるのも気になる、ずっと事務所の前を監視しているなら最初から感じるはずだがどうも相手が事務所を出るのを察知してから動いているようにも感じる。自分達がターゲットから情報を入手したい時にどんな手段を使うのかを考えていくと「ここ最近、誰かから貰ってこの事務所に新たに置いている物とかないかい?」と尋ねて)

  • No.9470 by 探偵  2025-09-02 12:35:43 ID:65b68c258


あぁ、画角からいっても彼女が撮ったものじゃねぇ。ずっとつけられてるのを考えても協力者がいるのかもしんねぇな。…最近貰った……そういやふ.う,と,く.んの人形が送られてきてたな
(相手を抱き締めれば不思議と焦りも気分の悪さも溶けだして息がしやすくなり、同時に頭は冴えてくる。彼女は話や理屈が通じなくて及び腰になってしまうが正攻法で通じないのなら作戦を考えなくてはならない、その為にはまずは彼女を知らなければ。相手から先程SNSに乗せられていた画像の話が出れば同意するよう頷く、あの写真はどう考えても第三者が撮ったものだろう。自動撮影ではあそこまで都合のいい画角にはならない。となれば少なくとも彼女ではない誰かがあの写真を撮ったはずだ。パトロールの間四六時中見られていることを思えば人の手は多い方が向こうにとっては都合が良く協力者がいる可能性はある。しかし彼女にとって何もかも都合がいいように動く第三者がいるのだろうか、彼女はこちらに異常なほど執着しているのだから見返りに彼女の気を引けるわけでもない。悩んでいたところで相手から最近の貰い物について聞かれる。基本的には消え物が多いが依頼のお礼にと置物の人形を貰っていたはずだ。自分の愛する街の愛するマスコットキャラクターならばとデスク脇に飾っていたのだ。一度ソファから立ち上がりプラスチックで作られたそれを持って帰ってくると「これだ」と相手に差し出して)

  • No.9471 by 検索  2025-09-02 15:09:45 ID:415c83bff

…一見普通に見えるけどプラスチック製にしては少し重いような…、……っ、盗聴器だ。
(彼女は相手の行動を何かの方法で把握している。だが視線を感じ始める時間差を考えれば事務所近くに待ち伏せしているというより遠隔で見ている可能性が高い。そしてその執着深さを踏まえて一つの可能性が浮かんで相手に最近貰った物がないかと聞けばふ.う.と.く.んの名前が上がる。相手が好きなこの街のマスコットであれば尚更嫌な予感がしてその人形を相手に取りに行って貰う。戻ってきた相手から人形を受け取ると外見を確認した。見た目はいたって普通のお土産売り場などに売ってそうなプラスチック製の人形だ。だが材質に対して妙に中身が重たいような気がする。確かめるために正面と背面をくっつけている継ぎ目に爪を引っ掛けて開けようとするとその間に透明になった接着剤の痕跡を見つける。既成品としては雑な造りだと感じて無理やりこじ開けてみると中に小さな基盤と纏められた配線、ふ.う.と.く.んの目の辺りには小さなマイクが設置されていて思わず息を詰まらせた。小さなアンテナらしき部品もあってこれから置かれてからずっと、そして今も現在進行形でこの会話が彼女の元に聞かれているかもしれない。背筋がぞっと冷たくなるのを感じながら相手の方を見ればマイクに拾われないように小さな声でこれが盗聴器であると告げて)

  • No.9472 by 探偵  2025-09-02 18:03:53 ID:65b68c258


っ、………
(最近この事務所に増えたものと言えばこれだけだ、相手が人形をいじる間送り主が誰だったか記憶を辿る。確か丁寧な文章で依頼のお礼が書いてあって差出人がなかった、ところまで思い出してスっとキモが冷える。これはあの指輪と全く同じパターンだ。そうやって考えているうちに相手はふ.う.と,く,んをこじ開ける、すると中からは何かの機器が出てきて息を飲んだ。そしてこれが盗聴器だと聞かされれば更に悪寒が走る、つまりこの人形が来てから今まで事務所の会話は聞かれていたということになる。それほど高性能ではなさそうなのを見るに声がはっきりと聞き取れるのはデスク周りだけだろうが音のやり取りで自分が事務所を出るのくらいは簡単に分かるだろう。もしこれがもっと高性能なマイクで相手との会話を全て聞かれていたら、カメラが付いていて映像まで筒抜けだったら、あらゆる可能性が頭に過ぎって上手く酸素が取り込めない。意識して深呼吸をしたあとに贈り物が保管してあるキッチン奥に行くといつか貰った風呂敷を取ってくる、そのまま相手の手の中にある人形を丸ごとくるんで音をなるべく遮断し、さらにデスクの棚の奥に押し込んだ。ひとまずこれで盗聴されることはないだろう、だが自分達が思う前から彼女の手はこの事務所に及んでいたらしい。こうなれば手段は選んでいられない、依頼以外ではあまり使いたくなかったが「フィリップ、あんまり気分は良くねぇと思うけど…梓さんのこと地.球,の,本,棚で調べてくれねぇか?」と頼んで)

  • No.9473 by 検索  2025-09-02 20:00:15 ID:415c83bff

…そうだね、何かヒントがあるかもしれない。
(ここ数日デスクに置いていたこの街のマスコットに盗聴器が仕込まれていたと分かれば相手の表情は固まり顔色も悪くなっているように見えた。今のこの瞬間も聞かれているかもしれないと思えば下手に動けなかったが相手が手の中人形を風呂敷に丸め込んで棚に押し込んで帰ってくる。壊しても良かったが流石に盗聴となれば警察沙汰であり証拠維持のためにもこれが一番だろう。相手が検索を頼んで来れば同意するように頷く。むやみやたらに他人を検索して詮索するべきではないと初めの頃に言われた事があるが今回は例外だろう。先に事務所の戸締りをして閉めてしまうと念の為ガレージに降りてから両手を広げ地.球.の.本,棚へと入る。早速彼女の名前を入れ同姓同名を絞るためのいくつかのキーワードを入れるとすぐに一冊に絞られる。それを手にして現実に戻ってくると初めの数ページをめくる。「プロフィールは以前依頼を受けた時に聞いたのと大体一致している。…だけど風.都.に来たのはここ数年の事のようだ」と文字を目で追いながらずっとこの街で暮らしていると言っていた彼女の嘘を指摘する。だが人物の本となると情報が多くてページが多い。パラパラと流し読みしながら「…彼女に関して何かここ数日で気になるワードとか項目は無かったかい?」と話を振って)

  • No.9474 by 探偵  2025-09-02 21:42:50 ID:65b68c258


あの時は捜し物だったから彼女の周辺はそこまで調べてねぇしな。…あんまりいい趣味じゃねぇが…キーワードは『連絡履歴』、協力者がいるんなら頻繁にやり取りしている相手がいるはずだ
(この地球のほぼ全ての出来事が記録されている本棚ならば個人の情報を引き出すことも容易い、彼女の言葉が嘘であるかも検証すれば答えを導くのは簡単だ。ガレージに移動して早速検索を始めれば手始めとばかりに相手がひとつ彼女の嘘を暴き出すとまるで暗い深淵を覗き込んでいる気になって吐き出す息は重い、だが彼女がこちらに向ける執着がなんなのか解き明かさなければきっとこのままいたちごっこは続くだろう。こちらからは真っ白にしか見えない本を見つめながら多少後ろめたさはありながらも彼女の連絡の履歴を参照するように頼む。ここ数日監視の目は続き毎日会うことに加えてあの写真、彼女ひとりではなく他にもこちらを監視している人物がいる可能性は高い。誰かを協力させて監視するにしても連絡をこまめに取り状況を共有し連絡を取り合うことは必須だろう。その存在を確かめるためにもまずは協力者を炙り出すことにして)

  • No.9475 by 検索  2025-09-02 22:26:35 ID:415c83bff


連絡履歴…ここか。……何件かあるけど毎日朝と夕方、そしてその間の時間に通話している人物がいるようだ。
(隣で様子を見守る相手の息は重い。本人の許可無くその素性や行動を暴くのは本来は避ける性格だが今回のことは他に調べようがない。ページをめくりながら相手に見る項目の糸口を尋ねるとまずは協力者の方を炙り出す提案がされる。直ぐにその項目を探せば近日の通信履歴のページを見つける。特に相手が視線を感じるようになったここ数日に絞って見てみると朝から夕にかけて頻繁に電話やメールで連絡を取っている人物を見つける。更に今日と昨日の時間を見るとパトロールのために事務所を出た時間と帰ってきた時間の辺りと一致している事に気付く。恐らくこの人物が協力者だろう。そしてその人物の名前について調べてみると思いがけない情報が出てきて動きを止める。そして相手を見て「…その人物は綾音と言って彼女の妹だ。学生の時の両親の離婚で苗字は違うようだが彼女が風.都に来たタイミングで妹も後追うようにやってきて一緒に暮らし始めたようだね」とその情報を共有する。更に本を読み込んでいきながら「妹は相当姉に懐いているみたいだ、…もしかしたら妹の方も姉の恋のサポートをしているつもりなのかもしれない」と抱いた推測を口にして)

  • No.9476 by 探偵、  2025-09-03 07:56:59 ID:65b68c258


連絡の頻度とタイミングからみて綾音ってのが協力者だな。離婚して暫く離れていた姉に盲目的に従ってんならそこも一筋縄じゃ行かねぇ関係なのかもな…
(相手に連絡の履歴を検索してもらえば協力者の存在はすぐに浮かび上がる、どうやら協力者は身内らしい。相当懐いているのならば梓が盗撮やストーカーなど犯罪まがいのことをしても積極的に協力している、ということだろうか。両親の離婚で引き離され再び出会ったのならば一筋縄ではいかない関係や感情があるのかもしれない、それこそ善悪を超えて姉の恋心を支えたいと思うほどに。愛憎表裏一体で一緒に暮らしながらも姉に逆らえない理由がある、という可能性もある。いずれにしろ綾音さんは梓さんのためならば何でも協力する状態にあるのだろう。彼女が自分達を監視し盗撮した方法もわかったところで次に彼女について知る取っ掛かりは「フィリップ、もうひとつ検索を頼む。彼女の過去の交際相手を調べてくれ。彼女が俺に執着するきっかけがその中にあるかもしれねぇ」ともう一度検索を頼む。彼女との接触は依頼の時だけ、その後最初の再開は偶然かもしれないがあとは運命という名のストーカーが生み出した必然だ。出会った当初に何かあったわけでもない、あれだけの執着を産むには彼女との交流が少なすぎる。となればこの行為は彼女の過去から地続きである可能性が高い。彼女と向き合うためにはこの項目は避けられないだろうと検索結果を待って)

  • No.9477 by 検索  2025-09-03 10:48:40 ID:415c83bff

ああ、調べてみよう。…彼女が初めて交際したのは高校生の時の半年間だ。それからは告白されても数日か一週間ほどで毎回別れているみたいだね。…だけど彼女から強くアプローチした人物が何人かいるようだ。
(相手の言う通り姉の犯罪まで踏み込んだ行為に協力しているならあまり正常な姉妹関係とは言い難い可能性が高い。こちらに説得を持ち掛けても諦めてくれる気がしない。更に相手は彼女の交際関係について頼んで来る、パラパラとページが捲られ該当箇所が開くとそこを読み込んでいく。意外にも彼女の交際相手はそれほど多くなく、告白されて付き合った分にはすぐに別れてしまっている。だがその後に記載のある交際までに至っていないケースの欄を見れば僅かに眉を寄せた。「一人目は通っていた塾の先生だ。苦手な教科を時間外まで教えてくれていて積極的にアプローチしていたようだ。二人目はアルバイト先の店長、こちらも優しく教えてくれたり賄いを作ってくれていたらしい。…そして一番新しい三人目が通っていた病院のカウンセラーだ。こちらは段々と来院頻度が増えていき業務内にプレゼントを渡したり退勤時を狙って待ち伏せ行為をしては警察沙汰になって最後には病院を出禁になっている」とその項目を読み上げていく。三人とも、そして相手も含め人に優しく接するような職業であり歳も彼女より上の人物だ。離婚したという事実を踏まえると「妹の方を引き取った父親は以前からあまり子育てに積極的では無かったようだから、優しくしてくれる年上の男性に強い執着があるのかもしれない」と推測を口にして)

  • No.9478 by 探偵  2025-09-03 12:32:23 ID:65b68c258


最初に付き合った奴と別れたのが両親の離婚の時期と近いな。…そのカウンセラーに渡したプレゼントっての、もしかして指輪じゃねぇか?
(静かなガレージの中で静かに相手の検索結果に耳を傾ける。聞く限りで違和感のない交際は最初だけであとは彼女からアピールしている人物にしか興味がないといった様子だ。愛情の薄い父親に家族の離別と初めての恋人の別れが重なった事実、彼女はそこで何か糸が切れてしまったのかもしれない。彼女が言いよるのは決まって年上の優しい男性、父親から与えられなかった分を取り返そうとしているようだ。自分に特別優しくしてくれる、というのが彼女が執着するようになるトリガーなのかもしれない。相手が検索結果を読み上げて行く中で気になるワードが出てきて記憶を巡らせる。彼女がこちらに贈り物として手紙で渡してきたのも指輪だった。そしてもうひとつ指輪というキーワードには覚えがある、彼女が依頼した捜し物も指輪だった。通勤路で落としてしまったという指輪を生垣の中から捜し出し綺麗にしてからキザったらしいセリフと共に返したのを覚えている。彼女が経験した両親の離婚、出会うきっかけとなったもの、こちらへの贈り物、それら全てが共通していて「もしかしたら彼女にとって指輪ってのは重要な意味を持つものなのかもしれねぇな。両親が離婚したことで意味の無くなった指輪、一方的に好きになった人に贈るのも指輪だ。…俺が依頼で指輪を捜して彼女に渡したのも、彼女にとっては全く別でかなり重い意味になっちまってるんじゃねぇか?」と推測を口にして)

  • No.9479 by 検索  2025-09-03 14:27:02 ID:415c83bff

…本当だ、君に渡した物よりも安価だけど当時の彼女にとっては値の張る指輪を渡しているようだ。その可能性はあるね、両親が離婚した際に結婚指輪を置いて出ていったという記述がわざわざあるぐらいだからお揃いの指輪をしていれば結ばれて離れていくことがないと認識しているかもしれない。ならば君が指輪を一生懸命探して綺麗にして渡した事を指輪を大切にしてくれる人、すなわち自分に優しくて結ばれるべき運命の人が現れたと思ってしまったのかも
(彼女の生い立ちや交際関係を探っていけば人物像が見えてくる。今回と同じようなことを過去にも行っているようだが相手がカウンセラーへのプレゼントに反応を示すと更にそこを探って出てきた情報から推測通りだと告げる。続けられた言葉もかなり彼女の芯を掴んでいる気がして更に【指輪】というワードで絞り込むと両親の離婚の際に父親が指輪をその場で外して出ていったという記述を見つけた。この光景を目撃した彼女にとっては想い人との縁や愛情が指輪の存在と根強く結びついているのだろう。そしてそれは指輪に関する依頼を受けた相手も同じで彼女にとっては無くし物が戻ってきた以上に相手が指輪を大切にしてくれた、もしかしたらそんな特別な指輪を送ってくれたとすら思っているかもしれない。理解しづらい思考だが相手に執着する理由が見えてくれば一旦本から相手に視線を向けて「あの指輪を彼女に突き返せばそのつもりは無いと分かってくれそうではあるけど今でさえ手段を択ばない彼女が否定された時どういった手段に出るか読めないね…」と更に悩みを口にして)

  • No.9480 by 探偵  2025-09-03 18:11:51 ID:65b68c258


あぁ、きっとそうだ。彼女にとって指輪は自分を愛してくれる人の象徴なんだろうな。……カウンセラーの時は警察沙汰にもなってるが…このままにしておくわけにもいかねぇし、彼女に指輪を返すしかねぇだろうな
(彼女の経歴の中、そして自分が経験した中でも強く存在を主張する指輪というキーワード。相手が更に深堀りすればやはり随所に記述は見られるようで彼女にとって指輪が特別なものであるのは明白だ。こちらが依頼として請け負った指輪を捜し彼女に返すという行為も彼女からすれば優しい男性が自分の為に指輪を贈ってくれたと解釈しているのかもしれない。彼女と同じ環境で育った妹ならばその考えに同調、あるいは同情して姉の行動をサポートしているのも頷ける。そうとなれば彼女にはっきりと拒絶の意志を伝えられる方法はひとつだ、相手も同じ意見のようだがその後の顛末に言及されれば目を伏せる。自分の前に執着した時にも大事になっているのならば今回も同じことになる可能性は高い、【探偵から指輪を贈られている】という認識があれば前回以上に取り乱す可能性だってある。だがこのままこの現状を受け入れ続ける訳にもいかない、この状況を終わらせるために、何より相手の心身の安寧を得るためにも彼女の執着を断ち切らなければ。腹を括れば少しでも安心させようと相手の頭を撫でて「明日で全部決着つけちまおう。何かあっても俺達二人なら大丈夫だ。不安も責任も俺らは半分こなんだろ?」と力強い口調で言って)

  • No.9481 by 検索  2025-09-03 18:56:46 ID:415c83bff

…ああ、そうだね。いつも通りの日常を取り戻す為にも早めに片付けてしまった方が良い。…翔太郎、
(彼女が相手の言葉を良いように解釈してしまうなら彼女の世界で特別な指輪を突き返せばその意図は伝わるはずだ。だがその後にどんな行動に取るか分からず、そのリスクに躊躇していると相手の手がこちらに伸びてきて頭を撫でる。嫌な方向に傾きかけていた思考が落ち着いて相手の力強い言葉が胸に染み渡ると先程の自分の言葉を引用した問いに頷いた。視線を感じ始めてからずっと相手の表情は重たく硬い。張り詰めたような緊張を解くためにも早くこの件を終わらせてしまうべきだろう。こちらも明日決着をつける覚悟を決めると改めて名前を呼ぶ。先程のように腕を背中に回して軽く抱き着くとそのままじっと見つめて「明日全部終わったら僕たちの家に帰ろう。ここも不便はないけどあっちの方がよく眠れる」と軽く笑みを見せながらその後の予定を提案して)

  • No.9482 by 探偵  2025-09-03 19:52:08 ID:65b68c258



フィリップ、…あぁ、あそこが一番安心できる。…香水もつけられてねぇしな
(彼女の執着度合いを考えれば明日は何が起こってもおかしくない、本当はひとりで行きたいのだがきっと同じやり取りが繰り返されるだけだろう。ここまで二人で歩いた以上最後まで二人で行くのが筋というものだ。万が一のことがあっても相手を必ず守ることを密かに誓いながら頭を撫でる、俯き掛けていた表情はマシになってこちらも笑みを向けた。そのまま名前を呼ばれると腕が回ってきて抱き締められる、こちらからも名前を呼んでその体を抱き締めるとより強い決意が漲った。目線を交わしたまま明日の約束がされると軽く頷く、ここでだって寝泊まりはできるがより二人だけの空間である二人の家で相手の体温を抱き締めながら眠りたい。それに今ではすっかり当たり前になった二人の特別な香りが抜け落ちてしまっているのも物足りなくて小さな声で付け加えておいた。誤魔化すように目線を逸らすと「そろそろ寝るか」と声をかけて)

  • No.9483 by 検索  2025-09-03 20:14:19 ID:415c83bff


ああ、明日のために今日は早く寝てしまおう。
(頭を撫でられながらも相手をぎゅっと抱きしめるとその顔に笑みが浮かぶ。明日を乗り越えればまたいつも通りの日々が戻ってくるはずだ。ご褒美とばかりに家で過ごす時間を提示すればやる気が出てくるというものでぽつりとお揃いの香りを今はつけてない事が呟かれると小さく笑って後頭部を優しく撫でておいた。誤魔化すような声かけに伺うような視線を向けるが今日は大人しく明日に備えて寝るべきだろう。最後にぎゅっと抱き着くと寝る準備をする為に1階に戻った。交代で風呂に入ってお揃いの寝間着を身に付けると先に簡易ベッドの奥に転がる。昨日と同じ狭い空間に相手を招き入れるとまた緩く相手の体に腕を回して抱き寄せた。明日は何が起きるか分からない、まだ不安は残っているが大丈夫だと言ってくれた相手に答えるように額に軽くキスを落とすと「明日無事でいれるようにおまじないだ」と軽く笑って告げ)

  • No.9484 by 探偵  2025-09-03 21:16:15 ID:65b68c258


……俺からも
(今ではすっかりお馴染みとなり油断すれば簡単に脳内を揺さぶられてしまう香り、それを自ら望むような発言は何となく恥ずかしくて目を泳がせていると伺うような視線を向けられるが同時に頭を撫でられて緊張が解れていくと同時に擽ったい気分になる。互いに強く抱き締めあってから離れると明日のためにも眠る準備を進めた。風呂に入って白と黒のパジャマに着替えるとベッドへと入る、狭いベッドの上で体を寄せあって確かな相手の温もりを感じていた。相手から額におまじないの口付けが落とされる、重苦しいものに纏わりつかれるのも今日で終わりだ。きっと明日には相手と共に二人の家で過ごせるはず。こちらからも顔を寄せて短く唇を重ねる、明日何が起こっても相手を守ると誓う意味も込めた口付けの後に「おやすみフィリップ」と声を掛けて瞳を閉じた。そして翌朝、目覚めるといつも通り身支度を一通り整え、相手に合図を出してから盗聴器が仕掛けられていた人形を元の位置に戻す、これで今日もまた彼女は自分達を監視することだろう。事務所にやって来た所長には筆談で状況を説明しいつも通り振る舞うように伝える。若干ぎこちない気もしたが彼女に問題なく盗聴出来ていると思わせるのには十分だ。その後デスクでいつも通り事務仕事をして途中で彼女から贈られてきた指輪を取り出しポケットに忍ばせる。いつも通りの時間になれば「そろそろ街の方見てくる」と相手に呼びかけるように、あるいは盗聴器に聞かせるように言いながら相手に目配せして)

  • No.9485 by 検索  2025-09-03 21:50:12 ID:415c83bff

じゃあ行ってくるよ。…今日は念の為なるべく人通りのある所や防犯カメラのある道を通ろう
(そっとキスをすると相手からも顔が寄せられ唇を重ねる。この場所も温もりも彼女に渡すつもりはない。明日への決意を改めてかためると「おやすみ、翔太郎」と返して目を閉じた。朝を迎えると相手の目配せで盗聴器入りの人形を元に戻す。それからいつも通りの朝の支度をしながら出勤してきた所長にも筆談で情報共有し、変わらない朝を装った音を彼女に聞かせる。朝の軽い書類準備を整えると相手から合図と共にパトロールに誘われる。普段通り応じる返事をしながら所長を見れば心配そうな顔をしていたが大丈夫だと表情と仕草だけで伝えてから事務所を後にした。まだ監視が付いていない内に今日回る道を提案する、強硬手段を取る可能性も考慮すれば直ぐに誰かが気付けたり証拠の残る場所の方が良いはずだ。相談しながら歩いているとあの重たい視線を感じて相手とアイコンタクトを取る。監視がついたならまた彼女が偶然を装って現れるはずだ、普段通り街の人と話して噂話の誤解を解いたりしながらパトロールを続けていると商店街の裏道に入ったタイミングで『翔太郎』とご機嫌なあの声が聞こえて)

  • No.9486 by 探偵  2025-09-03 22:35:23 ID:65b68c258


っ、その格好……
(ハットを被り街へと繰り出せばすぐに相手から今日のルートについて提案される、もしものことを思えば人目がある方がいいのは賛成で主に繁華街を歩くことを決めて歩みを進めた。少しもしないうちにまた纏わりつくような気配を感じて相手と目配せする、こちらの思惑通り今日も彼女と彼女の妹の二人で監視しているに違いない。いつも通りのパトロールを続け彼女が流した嘘を正しながら歩いていくとやがて商店街の裏道に入って一瞬人目が途切れた。それを見計らったように彼女の声が聞こえて一気に緊張感が走る、軽く息を吐いてから振り替えると目を見開くことになった。そこに居たのは予想通り梓だったが彼女が着ていたのはいつか相手がこちらの彼女に扮した時の格好にそっくりだったのだ。服の雰囲気、色合いもほぼ同じ、過去女装した相手との噂が立ったのを利用しそのものの格好をして噂の彼女に成り代わるつもりだろうか。ウ.ォ,ッ,チ,ャ,マ,ンが言っていた【余計な情報】とはこの事だろう。文句を言うのは後々として彼女は『凄い!今日で連続何日目かな?私、こんなに毎日翔太郎と【偶然】会えて嬉しい。やっぱり私の運命の人って翔太郎なんだね』とひとり盛り上がっていた。今までは彼女に圧倒されるばかりだったが今日は違う、これで終わらせるためにわざと彼女の策に乗ったのだ。こちらの雰囲気が違うのに気づいた彼女は相変わらずキョトンとした顔をしていたが「梓さん、昨日も言ったが俺にはもう大切な人がいて梓さんとは今以上の関係にはなれねぇ」と改めて断りの言葉を入れてからポケットを探る、そして指輪を取り出し差し出すと「これも受け取れねぇから返す。俺にこれは必要ない」とキッパリと言い切った。暫く沈黙が流れる、しかし彼女の目の瞳孔はゆっくりと開いていってわなわなとその場で震えだして)

  • No.9487 by 検索  2025-09-03 23:15:05 ID:415c83bff


っ、…! やめたまえっ!
(裏道に入って人目が途切れたタイミングで彼女の声が聞こえる。身構えながら振り返ると彼女がいたがその服には見覚えがある。かつて喫茶店デートに乗り込むために着た女装の服にそっくりだった。あくまであの時だけの格好だったが相手の為に選んだ服を勝手に真似して恋人の座を乗っ取ろうとする意図を感じれば分かりやすく顔を顰めてしまう。彼女はそんな動揺も知らずまた嬉々として運命だと一人盛り上がっている。だがいつまでも声を発しない相手にキョトンとした顔をしていて、改めて断りの言葉を告げられると動きを止めた。そして指輪と共にキッパリと拒絶の言葉を相手がいうと彼女の顔から表情が消える。しばしの沈黙の後、わなわなと震え始め『…なんで? 必要なんて嘘だよ、そんなこと翔太郎は言っちゃダメなんだから』と震えた声でブツブツと語り出す。現実を受け入れられないような態度に様子を見ることしか出来ないでいると突然彼女が差し出す相手の手首をかしっと掴む、突然の強行に彼女を引き剥がそうとするが彼女は『ちゃんと付ければ良いんだよ!ほら、こうやって…!』と必死な声で叫びながら返された指輪を無理やり相手の指にはめようとする。爪が食い込むほど力を込めている姿は異常以外の何者でもなくその動きを押さえ込もうとしても『だって私達は運命なんだから!』と喚いていて指輪を無理やり押し込もうとする彼女と揉み合いのような状態になっていて)

  • No.9488 by 探偵  2025-09-04 07:57:12 ID:65b68c258


っ、…俺は絶対にこれをつけねぇ。だから、
(彼女の中で愛情と深く結びつき過ぎている指輪、それをハッキリとした言葉と共につき返せば彼女の中でもその意味は通ったようで表情が失われていく。彼女の行動は迷惑であることは間違いないのだが自分の一言で失意に陥る姿はやはり胸が痛むものがあった。彼女は震えながらまた自分だけの世界の言葉を語り出す、それでも指輪を差し出し続けると突然腕を掴まれてしまった。そして指輪をむしり取られると無理やり指に付けようとしてくる、我を失っているせいか掴む力は痛みを感じるほどで一瞬顔を歪ませた。慌てた様子で相手が飛びついてきて彼女を引き剥がそうとする、こちらも腕を振りほどこうとするが血が滲みそうなほど爪が食いこんで動かす事ができない。火事場の馬鹿力と言ったところだろうか。再び言葉によって彼女を動揺させようとするが全てを言い切る前に『何してるの?』と別の女性の声が聞こえてくる。そちらを見れば彼女と何処と無く雰囲気が似ている女性が立っている、きっと妹である綾音さんだろう。綾音さんはゆらりとこちらへ近づいてくる、その顔は何処かやつれて目元は窪んでいて『なんで指輪しないの?お姉ちゃんの運命の人なんでしょ?早くお姉ちゃんと幸せになってよ。はやく…はやく!!じゃないと私の番にならないじゃない!』とまた正気ではない叫び声が響いて彼女は手元のバッグからゆっくりと光るものを取り出した。その手に握られていたのは包丁でスっと体が冷たくなる、女性二人ならば制圧することだって出来るだろうが今綾音さん側の腕は梓さんに掴まれていて自由に動かせず三人を巻き込んだこの揉み合いから離脱するのは難しい。次の瞬間に彼女が包丁を構えてこちらへと迫る、為す術はなくて狂気に染まった彼女の顔をただ呆然と見つめることしか出来なくて)

  • No.9489 by 検索  2025-09-04 10:40:02 ID:415c83bff

彼女まで…ッ、翔太郎っ!!…っ、が……、
(彼女に拒絶の言葉を返せば無理やり指輪をつけるという強硬手段に出る。二人がかりで引き剥がそうとしても火事場の馬鹿力のせいかなかなかそれは叶わず焦りだけが募る。そうしていると背後の方で別の女性の声が聞こえてきて振り返れば彼女と雰囲気の似ている女性、つまり綾音がそこに立っていた。その目がやはり尋常ではなくやつれているのにその目は爛々と輝いていてヒステリックに叫び声に近い声を上げている。そして妹は手元のバックに手を突っ込み、取り出した物が光る。それが刃の反射だと気付き、妹の狂気的な目が指輪を受け取らない相手に向いていれば全身が冷えていく。相手を失いたくないという強い感情が全てを支配すると反射的に身体が動いた。妹が叫び声のようなものをあげながら迫ってくる、鋭い声で相手の名前を叫ぶと同時に大きく一歩踏み込んで身体を妹と相手の間に滑り込ませる。空気が張りつめ視界に映る景色がやけにスローモーションに見えた。強く腹部に鋭く冷たい物が押し込まれる感覚、喉の奥から勝手に声にならない短い音が漏れた。包丁で刺されたのだと気付くのに数秒かかって、その間も腹部からは血が溢れだして包丁や服を赤色で染めていく。襲い来る痛みと急激に血が失われていくせいで見えている景色が滲んで足元が揺れているように感じるが相手に危害を及ばせないようの一心だけが身体を動かして包丁の柄の部分を彼女の手ごと強く握り動きを封じる。これでもう相手を刺すことは出来ないだろう。標的を間違えたことと溢れ出る血にパニックになったのか妹は『あ、あ、…やった、お姉ちゃんを邪魔する奴を消せた!これで、きっと!』とこの場に似合わない喜びと興奮混じりの声をあげていて彼女もまた『翔太郎、やっと2人きりになれるね…』と恍惚にも似た表情で名前を呼んでいて)

  • No.9490 by 探偵  2025-09-04 12:42:43 ID:65b68c258


_____ッ!!フィリップ!!!
(包丁をこちらに構えた綾音さんが近づいてくる、対処の為に動くことも出来ない今ただこちらに迫る刃を見つめることしか出来なかった。痛みを覚悟した矢先に何かがこちらの体を押し退ける、そして彼女との間に割り込んだ。その人影が誰なのかはすぐに分かってそこからは息をするのを忘れてしまう。立ち塞がる相棒で恋人でこの世で一番大切な人、その人の体に彼女の持つ包丁は吸い込まれていく。目の前で起こる光景を認識しているのに受け入れる事が出来なくて世界が急速に冷たく色褪せていく気がした。しかし相手の絞り出したような苦しげな声で意識を取り戻す、そして無意識のうちに声の限り相手の名前を叫んでいた。相手が刺されたというのにこの姉妹はそれを喜ぶように笑っていてブツリと頭の中の糸がちぎれる、こちらを強く掴む手を力を込めて無理やり引き剥がすと爪をたてられたままだった腕には赤い筋が走るが今はそんなことはどうでもいい。薄い息のまま背後から相手へ近づくと包丁を持つ綾音の手首を素早く握って加減を忘れて強く握る、すると先程まで恍惚と笑っていた彼女は悲鳴を上げた。彼女の握力が弱った所でこれ以上ナイフが動かないように相手の手を慎重に外させると相手の体を支えて「絶対動くなよ!」と言いながら相手の体をゆっくり地面へ寝かせた。包丁は深く入り込んでしまっている、下手に動かせば血管を塞ぐものが無くなって更に大量の血を流してしまうだろう。相手の体を支えていると背後から梓と綾音は『ねぇ翔太郎指輪は?』だとか『早くお姉ちゃんと結ばれて』だとか雑音を発していてそれにまた頭の中で何かが切れる音がすると「これ以上俺達に構うな!!」と叫んだ。周囲一帯に声が響き渡る、どうやら騒動を聞きつけたらしい人が集まってきていて警察と救急車を呼んでくれているようだ。相手の頬に手をあてながら「すまねぇ、俺が油断したから……もう一人いるって知ってたのに……フィリップ、」と不安と後悔が入り交じった目を相手に向けつつ呼びかけて意識を保とうとして)

  • No.9491 by 検索  2025-09-04 15:03:22 ID:415c83bff

……っ、は…、しょうたろう…大丈夫だ、多分、これくらいじゃ、死ぬことは、ないから…、……
(視界がブレて急激に手先が冷たくなっていく。その中でも相手の声だけははっきり聞こえて背後に相手の存在を感じると気力で立っていた膝は崩れて力なく相手に寄りかかりながら地面に寝かされた。空気が喉の奥に引っかかったみたいで上手く息を吸う事が出来ずに浅くペースの速い空気を繰り返す。腹部は熱と痛みを発しているのに指先は冷たくて先ほどから震えている気がする。周囲の声は水の中に居るみたいにぼやけて彼女達がなにを叫んでいるのかも分からない。そんな中、頬に何かを感じればその主を探すように目を向ける。滲む視界でも相手の顔だと直ぐに分かって無事であることに僅かに安堵の笑みを浮かんだ。一方相手の顔は焦りと後悔で歪んでいるのが見えると血で濡れた手をふらふらと伸ばして相手の手に重ね、弱々しくそこを握った。こんな状況になったのはどう考えても相手のせいではない、彼女達の行動は予測不可能だったのだから。そう伝えたいのに上手く頭も口も動かなくて代わりに短く呼吸を花見ながら命に関わることはないだろうといつもの口調で相手を安心させる言葉を紡ぐ。約束をした相手を一人だけ置いていく訳にはいかない。だがそんな意志に反して体は暗い海の底へ引き込まれていくように重たくなって意識が揺れる。流石に無茶をし過ぎたらしい。遠くでパトカーと救急車が近づいてくるのが聞こえる、相手の名前を再度口にしようとして「…しょう、た…」まで呟くも最後は喉が震えるだけで音にならずに消え、相手を映していた瞳がゆっくりと閉じられていき)

  • No.9492 by 探偵  2025-09-04 18:17:53 ID:65b68c258


この状態で言うことじゃねぇだろ!…馬鹿野郎、なんで庇ったんだよ……ッ、フィリップ!ダメだ寝るな!フィリップっ!!
(支えた相手の体はみるみると力が抜けていきその体温さえも失われていって相手がこの手から零れ落ちていく感覚に上手く酸素を取り込めなくて呼吸が浅くなる。相手の呼吸はそれ以上に浅くて生命が目の前で消えていくようで頭が真っ白になっていく。それなのに相手はこちらを焦点の合わない目でみて微笑んでいてそれが今生の別れ際に見せる笑みに見えれば相手を取りこぼしたくなくて支える手に力が籠った。相手の手がフラフラと上がってこちらの手に重なる、しかしその手は相手自身の血で染まっていて直接的な死の予感に瞳が揺れた。添えられた手をこちらから包んで強く握る、その指先が恐ろしく冷たくて動揺で吐き出す息が震えた。苦々しい顔であの時あのまま自分が、と口にするが逆の立場ならば必ず自分も同じことをする、相手の行動原理は分かるがそれでも相手を失うなんて耐えられることではない。相手がこちらの名前を呼ぼうとするがそれが途切れて目が閉じられようとする、このまま相手が死んでしまうのではと頭に過ぎれば夢中で相手の名前を叫んだ。相手を呼ぶだけしか出来ないのがただただ無力で声が枯れるのもお構い無しに必死に名前を呼んで手を握って相手の意識を繋ぎ止めようとしていた。不意に肩に誰かの手が置かれて振り返る、そこには救急隊員がいて『病院に運びます!』と声が掛けられる。いつの間にか周囲には救急車とパトカーがいくつも止まっている、梓と綾音は警察に連れていかれているところだった。「お願いします!」と相手を救急隊員に引渡し一緒に救急車に乗る、意識レベルが低いらしく『呼びかけ続けてください!』と言われれば救急車の中でも血塗れの手を握ったまま「フィリップ!しっかりしろフィリップ!!」と名前を呼び続けて)

  • No.9493 by 検索  2025-09-04 19:34:06 ID:415c83bff


(遠くから必死に相手が呼びかける声が聞こえる。それに答えなければ、と思うのに全身に重りがついたようで力が入らない。何とか抗おうとするも耐えきれず瞼は落ちていった。相手が救急車に同行して救急車に乗り込むとサイレンを鳴らしながら発射し、救急隊員が数字を読み上げたり手配の連絡をひっきりなしにしていて車内は嫌な緊張感が募る。隊員が呼びかけても反応しなかったが相手が必死に名前を呼び掛けているとその何度目かでほんの僅かにその手を握り返していた。病院にたどり着くと担架に乗せられ院内へと入る。緊急性を示すように『通してください!』と看護師が声を上げ数人がかりで無機質な白い廊下を駆け抜けていった。やがて処置室の自動ドアの前にやってくると相手に対して看護師が『患者のご家族ですか?』と制止も兼ねて尋ねる。そして『こちらでお待ちください』と告げ相手を残して中に消えていると部屋のランプが点って)

  • No.9494 by 探偵  2025-09-04 20:05:38 ID:65b68c258


そうだ!っ、……頼む……
(救急車で運ばれる間もただ相手の名前を叫んで現世に相手を繋ぎ止めようとする、周囲の救急隊員の声が緊迫しているのが分かれば相手がそれだけ死の淵にいるのだと思い知らされた。名前を叫ぶ中で繋がる手に僅かに力が籠ると相手は大丈夫かもしれないという気持ちとこれが最後の反応かもしれないという気持ちが交互に襲いきて正気ではいられなかった。救急車を降りて病院の廊下を駆け抜ける間も決して手を離さずに相手の名前を呼び続ける、そして処置室にたどり着けば制止と共に問いかけがされて、迷いなく相手の家族だと返事をしていた。ここから先はもう何もすることは出来ない、傍にあったベンチに座ると意識的に酸素を取り込むよう呼吸をして弱々しく言葉を溢れさせる。今自分には何も出来ない、あまりにも無力だ。先程までの喧騒は嘘のように静かになって、代わりに相手が刺された瞬間の映像が何度も脳内を巡る。何があるか分からないと腹を括っていたのにまさか凶器を持っていてしかもそれが相手を襲うなんて。彼女の経歴を思えば考える事が出来た事態だった、妹についてもっと検索して情報を得て対策を考えるべきだった、強引にでも相手を置いていくべきだった、次々に後悔が浮かんできて、もしもこのまま相手を失ったらと冷たい囁き声が聞こえる。最悪の結末を必死に振り払いながら処置が終わるのを待った。そして時間がどのくらい過ぎたか分からなくなった頃、処置中のランプが消えて勢いよく立ち上がる。中から医師が出てくれば無意識のうちに駆け寄っていて「フィリップは?!」と間髪入れずに聞けば『ひとまず命は取り留めました。後は本人の回復力次第です』と言われて、なんとか命が繋がったことに安心と疲労が押し寄せると崩れ落ちるようにベンチへと座って)

  • No.9495 by 検索  2025-09-04 21:19:21 ID:415c83bff


(医師が相手に成功の結果を伝え、処置が終わると事務的な入院の手続きへと移る。その途中ふらりと刃.野,刑.事が現れ、検索の無事を知るとあの後の彼女らの話を始める。姉妹は警察に押さえられると『翔太郎と引き剥がされた』『邪魔するフィリップさんが悪いのに』なとど騒いでいたようだが徐々に自分達の置かれている今の状況を理解して大人しくなってきたらしい。調べる中でストーキングの余罪も出てきて重い処罰になりそうと言いながら相手の顔色を見れば『フィリップ君が心配なのは分かるがお前も思い詰めてばかりいないでちゃんと休めよ。フィリップ君が目覚めた時にお前が倒れてちゃかっこ悪いからな』と肩をポンポンと叩く。さらに事情聴取などは落ち着いてからするように話を通しておいたようで刃.野刑.事は調査に戻ると去っていった。それから少しして先程の看護師が近付いてきて『刑事さんからお話を聞きました。まだ意識は戻っていないのですが面会致しますか?』と問いかけて)

  • No.9496 by 探偵  2025-09-04 22:20:51 ID:65b68c258


、します!お願いします!
(ひとまず命は助かったが相手がまだ目を覚ましていないことを思えば全く安心は出来なくて不安と後悔に苛まれたまま入院の手続きを行った。その途中にジンさんがやってきてその後の姉妹の話を聞く、ジンさんの話を聞くにもう彼女らから被害を受けることはなさそうだったが最後まで彼女らの認識が変わらなかったのが何とも悔しいよう虚しいような気分になる。相手は刺されて命の危機にまで陥ったのに彼女らが罪を数える日はくるのだろうか。無意識にため息をつきながら事務所に証拠品として盗聴器入りの置き人形があると伝えるとジンさんからは休むように言われその後調査へと戻っていく。しかし到底休む気にはなれなくて「あいつが苦しんでんのに休めねぇよ…」と誰もいない空間で呟いていた。入れ替わりで看護師がやってくる、面会するか問われると即座に返事をしてそのまま病室へと連れて行ってもらった。まだ絶対安静だと釘を刺された後に病室に入る、静かな部屋の中、心音を観察するモニターの音が響いて真っ白なベッドの中に相手が静かに眠っていた。配線や管が繋がれ痛々しい姿にまた息をするのを忘れてしまう、足音を立てないように近づくとベッド脇に椅子を置いて座り相手の顔を覗き込んだ。息はしているようだが顔はまだ青白い、あの時の光景がまた脳内に流れて「…俺のせいだ」と小さく呟くと項垂れる。せめて少しでも早く相手が目を覚ますよう祈りを込めるように相手の手に自分の手を重ねると優しく握っていて)

  • No.9497 by 検索  2025-09-05 00:28:09 ID:415c83bff

……………、…
(相手が個室の病室に通されると検索が静かに眠っていた。血塗れになった服は入院着のようなものに着替えられていてより普段と違う雰囲気を纏う。静かな病室の中で相手に手を握られながら深く深く眠っていたがそれから数時間程経って項垂れたままの相手が一度手を握り直したタイミングでピクリと瞼が一瞬震える。引き摺られるようにしずんだこの場所は静かで危害を加える物事や苦痛を感じることはない。深く心身が傷ついた状態ではこのまま引きこもったほうが良いのかもしれないと扉が閉じかけるが不意に認識した温もりと接触が意識の水面を揺らした。この感覚は知っている、自分にとって特別な、帰るべき場所の温度だ。そう強く自分の中で確信するとずっと閉じていた目を薄ら開く。見知らぬ天井をぼんやりと見つめ、まだ夢と現実の中を揺蕩うような意識の中、無意識に自らを呼び覚ました特別な何かを探すように視線だけを動かして)

  • No.9498 by 探偵  2025-09-05 07:54:13 ID:65b68c258


………フィリップ?ッ、フィリップっ!!良かった…
(俯いたまま相手の命を繋ぎ止めるように手を重ねて虚無の時間を過ごす、もしこのまま起きなかったらという不安とあの時もっと何かしていればという後悔が延々と頭を巡っていた。機器類の音しか聞こえない部屋の中で薄らと聞こえていた相手の呼吸音が不意に少しだけ大きくなる、虚無の空間ではそんな僅かな変化すら容易に分かるほど大きな変化で無意識に名前を呼びながら顔を上げた。するとそこには先程まで重く閉じられていた瞼が薄ら開いた相手の姿があって弾かれるように立ち上がり顔を覗き込む、間違いなくその目が開いているのを見れば相手は一命を取り留めたのだと確信して一気に安堵が押し寄せた。まだぼんやりとしている相手にこちらの存在を伝えるため頬に手を添える、何よりも大切な相手を失わずに済んだが同時にあまりにも痛々しい姿に感情はコントロール出来なくて悲痛な顔のまま「すまねぇフィリップ、お前をこんなにさせちまって…お前を守るって言ったのに…ほんとにすまねぇ」と謝罪を重ねて)

  • No.9499 by 検索  2025-09-05 11:20:15 ID:415c83bff


…しょう、たろう? …ぜんぶ、僕が独断でしたことだ…彼女たちに、君を傷つけさせたく、なかったからね
(何かに導かれるように薄っすら瞼を開くとぼんやりと天井を見上げる。まだ感覚が覚束なくて夢の中に居るような心地で揺蕩っていたがその視界の中に違う物が映れば視線はそちらを向いた。何かが近づいてきて頬に温かさを感じれば意識を失う前の縋るような顔と目の前の悲痛な表情を浮かべる相手の顔が重なってその大切な人の名前を呼んだ。段々とその時の記憶が蘇り今見える景色と着ている服を見ればあのまま力尽きてしまって処置の為に病院に運ばれたのだと理解する。そして相手が深い後悔や不安の中に居たことが推測出来ればゆっくりと手を伸ばして相手の手を僅かに握る。目覚めたばかりのせいか上手く口は回らないがそれでも謝罪を重ねる相手のせいではないと伝えたくて途切れ途切れに言葉を紡ぐ。医師の診断は聞いていないがあの時刺された場所と処置の痕を見るに深く刺さりはしたが臓器までは到達しなかったのだろう。少しずれていれば致命傷になっていたのはさておき、相手の手を確かめるようにまた力を込めると「あれくらいじゃ、死なないって言っただろう?」と軽く笑みを浮かべて見せて)

  • No.9500 by 探偵  2025-09-05 12:36:01 ID:65b68c258


それでお前が傷ついてどうすんだよ。俺がこの世で一番大切なのはお前なんだぞ……医者によりゃちょっとでもズレてたら、っ…
(目を覚ました相手の頬に手を添えて見つめれば考える前に謝罪の言葉が口から溢れ出してしまう、相手がこちらの名前を呼べば漸くその声を聞くことが出来て瞳が揺れえ無意識に詰まっていた息を無理やり吐き出すがそれも震えていた。相手の手が重なるがほんの少し手を上げるのも辛そうで直ぐにその手をこちらから握り直して支える。相手がこちらを想って行動したのは理解できる、自分だって必ず同じ事をする。それでも、そのせいで欠ければまともに生きていけないほど自分の中に食い込んだ相手を失いそうになった恐怖に打ちのめされて、自分自身が許せなくて、泣きそうな声を出しながら握った手に僅かに力を込めた。相手は冗談めかして笑って見せるが執刀医から聞いた話ではとてもそんな楽観的な事は言えない、その事実を口にするのも辛くて途中で言葉は途切れてしまった。代わりに優しくコツンと額を合わせる、未だ震える声のまま「…俺をひとりにしないでくれ」と弱々しく乞うよつに呟いて)

  • No.9501 by 検索  2025-09-05 14:59:19 ID:415c83bff

…翔太郎。…僕が取った行動に、後悔はない。もう一度あの時に戻っても多分同じ行動を取ると思う。だけど、君を不安にさせるつもりは無かった、ごめん。
(こちらがゆっくりと手を持ち上げるとすぐに相手からも握り返され支えられる。相手の存在を感じれば胸の内に安堵が広がっていくが一方で相手は震えたような泣きそうな声で言葉が返ってくる。自分が意識を失っている間相手はずっと大切な人を亡くしてしまうかもしれないと不安だったのだろう。以前にも似たようなことがあったといえその絶望感は薄まる物でも慣れる物でもない。こちらを気遣うように軽く握り返された手は相手の一番弱い部分が現れているようで震えた声で聞こえた呟きを聞けば思わず口を閉ざした。いつもなら頭に手を伸ばして優しく撫でて安心させるところだが寝たままの状態ではそれも適わない。代わりに名前を呼ぶとじっと見つめる。もっと上手くやればよかったという後悔はあれど、あの時相手を庇った行動に後悔はない。また似たような状況になれば反射的にまた同じことをしてしまうだろう。だが相手にこんな顔をさせたかったわけでは無くて眉尻を下げると謝罪のことを口にした。握っていた手を一度解いて、指を絡めるように繋ぎ直すと「ちゃんとここにいるよ、君を置いて行ったりしない」と誓うように告げて)

  • No.9502 by 探偵  2025-09-05 18:25:16 ID:65b68c258


…分かってる。あの状況ならお前は何度でも飛び出すだろうし、逆の立場なら俺も同じことをする。お前じゃなくて俺が刺された方が良かったって言ったらお前が怒るのも、知ってる……だから、今俺の傍にいてくれるならそれでいい……
(目を覚ました相手をどっしり構えて迎えなければならないのに感情のコントロールがまるで出来なくて情けない声を出しながら縋るように呟く、大切な存在がこの手から零れ落ちそうになる感覚は何度経験しても慣れるものではない。少し間が開いて相手から名前を呼ばれると額を離して目線を交える、そして相手に後悔はない事と謝罪を告げられると目を伏せた。自分の存在にすら食い込んだ相手の事は少なくないほどには知っている、相手がどうするか、自分ならどうするか、互いに承知しているだろう。相手に謝らせてしまったことが申し訳なくて首を振った。相手に望むことは先程の呟き通り、ただ傍にいて欲しい、それだけだ。握っていた手が一度解けて指が絡まるように繋ぎ直される、より相手の存在を感じることが出来るようになって言葉でも傍に相手がいると伝えられるとゆっくりと息を吐き出した。優しく手を引き寄せると相手の指をこちらの頬に当てる、頬に当てる指先はあの時と違って体温を取り戻しつつあって漸く小さく笑みが浮かぶ。そしてこちらかも何度も交わしてきたのと同じように「俺もお前の傍から何があっても絶対離れねぇから」と最期まで一緒にいる誓いを口にして)

  • No.9503 by 検索  2025-09-05 21:16:01 ID:415c83bff

当たり前だ。…うん、僕にとっての居場所はここだから、何度だって君のそばに戻ってくるよ。
(自由にまだ体が動かせない分、その手を握って言葉を送る。きっと互いに危機が迫れば咄嗟に庇ってしまうし、残った方はその度に失うかもしれない恐怖に怯えてしまうのだろう。相手が刺された方が良かったなんて言い出せば露骨に眉を寄せ、強い口調で肯定の言葉を返す。自分が痛くて重傷を負うよりも相手が傷つく方がずっと嫌だ、多分それは相手も一緒だろうけど。さらに相手の存在を確かめるように指を絡ませて繋ぎ直すと相手が息を吐き出したのが分かってそのまま相手の顔の近くに引き寄せられた。そのまま頬に手の甲が触れるとその暖かさとやっと見えた小さな笑みにこちらも表情を緩めると軽くそこを撫でた。改めてずっと傍にいることを誓われると相手の一番であると改めて実感出来て暖かいものに満たされた。自分も同じ気持ちなのだと伝えていればもっと相手に近づいてその存在を感じたくなって体を起こそうとする。だが先程閉じたばかりの腹部が激しい痛みを発して「…っ、ぅ」と言葉にならない声を漏らしながら何とか上体を起こすと繋いだ相手の手を軽く引いて「翔太郎」と呼びながらこちらに近づくように促して)

  • No.9504 by 探偵  2025-09-05 22:40:51 ID:65b68c258


ッ!馬鹿傷が、…無茶すんなよ……
(こちらの方が怪我にも慣れて体力もあるのだから刺されて無事なのもこちらだろうと思ってはいるのだが、当然相手はそれを良しとしなくて強く否定されると眉を下げる。身代わりで飛び出したのにと言い返したいところだがこれ以上は不毛だろう、命に変えてでも相手を守りたいという想いまできっとお揃いだ。こちらの頬に相手の手をあててなるべく接触面積を増やしていると不意にその体が動き出して苦痛に満ちた声が聞こえれば驚くと共に体の芯が冷える。まだ手術を終えてそれほど時間は経っていない、傷が開けばまた命に関わるだろうと直ぐに止めようとするがその前に相手は上体を起こしてしまってまた不安と焦りが胸の中に渦巻いた。しかし相手が軽く手を引けば何を求めているのか理解して思わず文句を言うように呟きながら体を寄せる、背中に腕を回して支えるようにすると「体の力抜いてもいいからな」と声をかけてこちらも上体を寄せた。腹部の傷を思えば思いっきり抱きしめることは出来ない、肩部分だけを触れ合わせるようにして傷に響かないようにすると相手に軽く擦り寄る。相手の体は随分と体温を取り戻しているが代わりに薬品のような知らない匂いが付いていた。触れ合ってはいるがこれ以上は許されなくて「…早くお前と二人で家に帰りてぇ」と果たせなかった約束をポツリと口にしていて)

  • No.9505 by 検索  2025-09-05 23:53:23 ID:415c83bff

だって寝たままじゃあれ以上近付けないじゃないか。…ん、…もう少しだけ待たせてしまうけど早く帰ろう、翔太郎
(何とか痛みにたえながら体を起こすと相手の焦った声が聞こえる。相手が同じ立場なら絶対安静だと寝かしつけただろうが今はただ無事に守れた相手の存在を確かめたかった。手を引けば何をしたいのか理解してくれたようで軽く腕を広げる、文句にはこちらも子供っぽい言い回しをしていたがこちらが望んだとおり相手が近付いてきて腕が回される。相手の言葉に甘えて体に響かない程度に相手に体重を預け力を抜いて抱き着いた。普段よりもずっと緩くぎこちない抱擁だが自分だけのポジションに戻れたことに安堵の息を吐いた。擦り寄ってくる相手の肩に顔を埋めると昨夜抱きしめた時に感じた熱や香りの幾らかを感じることが出来て深く呼吸を続けながら大切な人の存在を感じていた。そうしていると相手からぽつりと呟きがこぼされる。自分が怪我を負った以上傷が塞がってある程度動ける許可が降りなければ家には帰れない。結果的に約束を破ってしまったことになっていれば心苦しいが改めて最短で退院、そして自宅に帰ることが出来るようにと声を掛けた。ゆっくりと持ち上げた後ろ手で相手のアタマを撫で始めながら「そしたらアキちゃんにお休みを貰って、丸一日くっついていようか」と冗談交じりに提案して)

  • No.9506 by 探偵  2025-09-06 08:48:52 ID:65b68c258


早く帰りてぇけど、傷がちゃんと治ってからだからな……そうしたい。お前と一緒で、家から出たくねぇ…
(さっき傷が塞がったばかりだというのに体を動かす相手に文句を言えば子供っぽい言い訳が返ってくる、だがずっとひとりで不安と恐怖と後悔とに苛まれたこちらも望むことは同じだった。いつも通りとはいかなかったがそれでもやっと相手の存在を感じられる。こちらが呟きを零せばそれを満たすような答えがされて頭を撫でられればゆっくりと息を吐き出し余計な力が抜けていく。今回の件が始まってからあの家に帰れていない、簡易ベッドで寝てはいたが二人だけの特別な空間でなんの憂いもなくお揃いの香りでただ相手を感じる時間が欲しかった。ただしそれもきっちり完治してからだ、ここで無茶をして後遺症が残っては困るのだから。さらに相手から冗談めかした提案がされるが考えるよりも先に心がそれを望んでしまって肯定の返事をしてしまった。相手を外に連れ出したからこうなってしまったのだ、それならばもういっそ、と薄暗い感情が言葉になってしまう前に顔をあげて目線を交えると「とにかく今は寝とけ、大怪我してんだからな」と小さく笑みを浮かべて言えばさらに顔を寄せごく軽い口付けだけを送って)

  • No.9507 by 検索  2025-09-06 10:25:49 ID:415c83bff

この前とすっかり立場が逆だ。…なら早く治してアキちゃんに交渉しないとね。…ん、君も疲れているはずだから早く寝たまえ。
(相手を緩く抱きしめてその存在と熱を確かめる。あの時彼女は包丁を手にして勢い良く向かってきていた。あの時庇わなかったら相手にもっと深く突き刺さったかもしれない。口にはしないが庇ったのは間違いでは無かったと改めて思い直しながら抱きしめていると傷が治ってからだと釘が刺されてしまう。相手が大怪我した時には自分が似たような事を言っていたなと小さく笑いつつ退院した後の話に思いを馳せると直ぐに相手からも肯定と渇望の返事がされた。自分も早く相手と触れ合って心ゆくまで一緒にいたい。その為に早く治さなくてはと決意を高めているとまた体が気怠くなってきた。どうやら術後すぐに動いて限界が来たらしい。相手が顔を寄せ唇が重なると幸せを感じるもすぐに物足りなさが出てくる、だが満足に動けなくて退院までのお預けだろう。あれからずっと起きっぱなしなら相手も疲れているはずでこちらからもお返しのキスを送ると相手も体を休めるように促す。また痛みに耐え相手に支えられながら体勢を元に戻すと直ぐに瞼が重くなってくるが今度は冷たく強引に引き込まれるものではなく穏やかで暖かい眠気だ。その瞳で相手を見上げ「…おやすみ、翔太郎」拙い声で告げ)

  • No.9508 by 探偵  2025-09-06 14:48:03 ID:65b68c258


あぁ、おやすみフィリップ
(相手の冗談めかした言葉を正面から受け止めて返事をすれば相手からも前向きな返事がされて小さく口角をあげる、ずっと事務所で寝泊まりすることを強いられ落ち着かない日々を送っていた分を早く取り戻してしまいたかった。短く口付けを送れば相手の瞼が重そうになっていく、相手との時間は全く足りないのだが今はこれが限界だ。相手からも口付けがされてふわりと幸せが胸に浮かびながら傷に触らないように慎重に体を再び横たえた。穏やかな顔を浮かべる相手にこちらも穏やかな声で返事をする、ゆっくりと瞼が閉じられて相手はまた眠りについた。先程までの命が消えるかもしれない冷たい眠りではなくリラックスした穏やかな眠りだ。先程までと体勢は同じでも感じるものは全く違って安堵の息を漏らすと暫くその寝顔を眺めていた。いくらでも時間が経ってしまいそうだったが相手から早く寝るように言われたのを思い出せば静かに病室を出る、そして看護師に先程一時的に目を覚ましたことを伝えれば彼らもそれならば安心だと安堵の顔を見せていてさらに相手の無事を確信した。それからは事務所と病院を往復する日々が数日続いた。あの約束がある以上ひとりで家に帰る気にはなれなくて相手が退院するまでの間毎日見舞いに行く日々が続いて)

  • No.9509 by 検索  2025-09-06 16:11:09 ID:415c83bff

………よし、これでもう帰ることが出来るね。
(穏やかな眠りに誘われて目を閉じた日の翌日から退院に向け非日常の日々が始まった。傷口が開いてしまわないように最初の数日は安静状態で経過観察となり、それから起き上がるのが許可され見舞いに来た相手と話したり依頼の手伝いで簡単な検索くらいはこなしていた。やがて点滴が外れると歩行のリハビリをするようになって一週間程すればスタスタと歩けるようになっていた。お見舞いに来てくれた刃.野.刑事の事情聴取に応じたり所長に休みの件をお願いして何とか許可を貰ったりしながら過ごしていれば当初二、三週間と言われていた入院期間を予想を超えた回復力と駄々を捏ねたことで定期的な通院と激しい運動をしないことなどを条件に一週間半程で退院を勝ち取った。退院が決まった日、荷物を纏めると迎えに来てくれた相手にもって貰って退院の同意書にサインをし、やっと家に帰ることができることに声を弾ませながら相手に話しかけて)

  • No.9510 by 探偵  2025-09-06 23:33:40 ID:65b68c258


……お前、ほんとに大丈夫なんだろうな?もう何日か様子を見た方がいいって言われてんのに押し切りやがって…
(事務所と病院とを往復し時には相手の衣服を、時には果物などを、時には検索の案件を持って行って毎日見舞いを続ける日々も今日で終わりらしい。最初は寝たままで動く度に苦しそうな相手を見るのに胸がキリキリと傷んだがそれを隠しながら退院の日を楽しみに相手の回復を待った。少しずつ元のように体が動かせるようになり難なく歩いたのにはホッとしたが、その後医者とこちらが渋るのを押し切って通常より早く退院するのが決まってしまった。もちろん漸く相手と一緒に家に帰れることは喜ばしいのだが、帰りたいがために嘘の申告をしていないかと頭の上から足先まで注意深く観察しながら相手の歩く様子を見守る。声を弾ませる相手とは対照的にまた別の心配が増えてしまった気分だ。だが医者が言うには激しい運動をしなければ問題ないとのことで、つまりそれは相手と二人で一日家に籠る言い訳が出来たとも言える。そう思えば段々と楽しみが勝ってきてバイクからヘルメットを取り外すと「安全運転で俺達の家に帰るか」と差し出して)

  • No.9511 by 検索  2025-09-07 00:16:55 ID:415c83bff


君は心配し過ぎだよ。病室に居たって本を読むか君と話すか院内を歩き回るかくらいしかしてなかったしそれなら家でも同じだろう? …ああ、頼んだ。
(やっと帰れると上機嫌なこちらに対して相手は相変わらず注意深く心配そうな顔を向けていて改めて平気だと返す。もう殆ど傷は塞がっていて普通に動く分には問題は無い。予定通りの日程だとしてもどうせ病室で経過観察として大人しくしているのなら家で同じ事をしても変わらないはずだ。屁理屈をこねながら病院を後にすると久しぶりの外の空気を吸う。一緒に駐車場に向かい、バイクの元にたどり着いた時には相手も乗り気になっていて差し出されたヘルメットを受け取ると小さく笑って早速被りながら後ろに乗り込んだ。相手の腰に腕を回して抱き着くとバイクが発進して二人で家へと帰る。所長の気遣いで今日明日はお休みを貰っていて無事に約束を果たせそうだ。やがて見慣れた景色が近づいてきて家の駐車場にたどり着くとワクワクを抱きながらバイクから降りてヘルメットを預ける。すぐにでも駆け出したい気分だが医者に禁止されていたのを思い出すと「行こう、翔太郎」と言ってまだ外にも関わらず相手の手をとって家へと向かって)

  • No.9512 by 探偵  2025-09-07 10:48:24 ID:65b68c258


そういう屁理屈ばっかり思い付きやがって……
(安静にしているのから病院でも家でも確かに同じなのだが見守るこちらとしてはもしもの時を思えば心配ではある、しかし相手の理屈は筋が通っているし何よりようやく相手と家に帰れることが嬉しくて心做しか声も弾んでしまっていた。相手と共にバイクにまたがれば家へ向かって走り始める、ずっと病院に閉じこもっていた相手に久しぶりにこの街の風を感じてもらいながらバイクを走らせれば段々と後ろの相手の落ち着きがなくなってきて、帰宅するのを楽しみにしているのだと分かればヘルメットの下で口角を上げていた。やがて駐車場にたどり着くと自然と手が繋がれる、本来はルール違反だがこれくらいの距離なら構わないだろう。それにこれならば急に走り出さないよう止めることもできる。そんな言い訳を重ねていつもよりゆっくりとした速度で移動すれば二人の家の玄関へとたどり着いた。鍵を使って扉を開けると漸く相手が帰ってきたのだと実感して「おかえり、フィリップ」と噛み締めるように言って)

  • No.9513 by 検索  2025-09-07 11:26:51 ID:415c83bff

ただいま、翔太郎。
(相手はやれやれと愚痴を零しているがその声は弾んでいる。あの日約束してからずっと待ち遠しかったがそれはきっと相手も同じだ。バイクから降りて相手の手をとって二人の家に向かうと相手が鍵を開けて扉を開けた。まだ中に入ってもいないのに噛み締めるように帰宅の挨拶を口にする相手を見れば口元がつい緩む。相手の手を引いて二人共が家の中に入ると家に帰ってきた事を伝えるように言葉を返した。ストーカー騒ぎで事務所で寝泊まりしていた期間も含めれば半月程この家には帰ることは出来てなくて何処か懐かしい気分にもなる。靴を脱いでリビングの方までやってくると相手が荷物を置いたりハットを金具に掛けるのを見届けてから近付き、そっと抱き着くと「やっと帰ってこれた…」と呟きを零し)

  • No.9514 by 探偵  2025-09-07 17:41:43 ID:65b68c258


あぁ、……お前と一緒に帰ってこれて良かった…
(付き纏いにその後の病院もあってこの部屋には長い間帰ってこれず、入院の期間は二人で眠ることさえ出来なかったわけで漸く二人揃ってここに帰って来れた喜びが溢れて止まらない。相手の声で【ただいま】と帰ってくると余計にその喜びは膨らんで相手の存在をより傍に感じて胸がいっぱいだった。繋がれた手が引かれて二人で玄関をくぐる、一度片付けのために部屋には入ったがそれも数分だけでこうやって相手と二人で帰宅の挨拶をしながら二人の特別の空間に帰って来るのが随分懐かしく思えた。片付けを終えたタイミングで相手がこちらへと抱き着いてきて受け止める、あの時と違った暖かな体温を感じ触れることを躊躇う必要もない。緩く抱き着く体をこちらから強く抱き寄せてまた噛み締めるように本音を溢れさせていた。ずっと失っていた心地を取り戻し安堵と喜びとあの時これを失っていたらという不安が同時に膨らんでいく、少しでも取りこぼさないように抱き締める腕でそこにある布を握れば「今日と明日はずっと一緒にいてくれるんだよな?」と確かめるように問いかけて)

  • No.9515 by 検索  2025-09-07 18:45:11 ID:415c83bff

随分と待たせてしまったね。…ずっと一緒に居るよ、ちゃんと君のそばに居る。
(こちらから緩く相手を抱きしめると相手はそれを受け止め、さらに強く抱き寄せられた。病室でのこちらを気遣うような中途半端な物ではなくて不足していたものを埋めるような力強さに小さく笑みが零れる。本来ならばあの夜に帰ってこれるはずだったがそれからかなりの間相手を一人にさせてしまった。改めてその事を告げていると相手が縋るようにこちらの服を握り確かめるように尋ねてくれば少しでも安心して貰えるようにその背中を撫でながら今日と明日はずっと一緒に居ると何回も言葉にして約束する。仕事も休みならば他に何か考えたり外に出る必要もない、ずっと相手とだけの時間を過ごせるだろう。抱きしめてくっついた状態で軽く擦り寄って「二日間ずっと独り占めだ」と微笑んで)

  • No.9516 by 探偵  2025-09-07 21:09:46 ID:65b68c258


おぅ、……いい響きだ
(今や相手と朝から晩まで一緒にいるのが普通になっていて病室で別れを言ってバイクで病院から離れる度に寂しさを感じていた。それが連日続いたわけで、ようやく【また明日】を言わなくていい日々が戻って来たのに安堵すると同時に二度と離すまいと相手を強く抱き締める。暫くは相手と離れられそうにないが二人がかりで所長様を説得して明日までは二人きりでいられるのだ、それを言葉として相手から伝えられさらに【独り占め】だなんて何より優越感を感じる言葉を聞けば嫌でも口角はあがってしまう。早く約束通り一日くっついている時間を始めたいがその為に必要な事がある。顔をあげて目線を交えると「早くお揃いの香りになっちまおうぜ」と待ちきれなくて急かすように風呂に入ることを促して)

  • No.9517 by 検索  2025-09-07 22:16:51 ID:415c83bff


ああ、そうしよう。準備するから少し待っててくれ。
(相手からの腕の力は変わらず強いがそれだけ相手を寂しがらせてしまったのだと思えば申し訳なさと、同時に満たされていくような想いがある。今日と明日はきっとお互いに物足りないと思った物を埋め合わせる時間になるだろう。その一つとしてお揃いの香りというワードが出てくると一瞬目を瞬かせてから口端をあげる。別々に生活していたせいで今はそれぞれの別の香りになってしまっていて相手の言う通りお揃いにしてから二人の時間を過ごしたい。直ぐに賛成を示すが今の体ではいつも通りに出来ないことが一つがあって一度腕を解くと病院から持って帰ってきた荷物を漁ってその中の袋を持って脱衣場に向かう。上の服を脱いで腹部の包帯を解くとまだ治り切ってない傷の痕が現れる。退院時に指示された通り患部を防水パッドで濡れないように保護すれば傷も見えなくなり準備完了だ。全て脱いでなんの迷いもなく一緒の風呂に入ることにすると相手の方を見て「髪を洗うのは任せて良いかい?」とお願いして)

  • No.9518 by 探偵  2025-09-08 07:54:02 ID:65b68c258


………………あぁ。髪だけじゃなくて全部やってやるよ
(二人で何も考えずただくっついて二人だけの時間を過ごすには香りが違いすぎている、相手からは未だ病室の消毒液の匂いが残っているし、こちらは事務所で寝泊まりしていて香水もつけておらずいつもの香りとは程遠い。くっついた時きっとそれらはノイズになってしまって物足りなさへと繋がるだろう。風呂に入ることを提案すれば直ぐに賛成されるが準備と聞いて胸がザワつく、相手は医師から言われた通り傷口に防水パッドを貼るつもりなのだろう。包帯を解いて顕になった傷はまだ生々しく残っていてそこから目が離せなくなる、薄暗い囁きが耳元で聞こえた気がして目線を揺らした。ぼんやりと相手のことを眺めていたが声をかけられ意識を取り戻す、どうやら一緒に入る気でいるらしい。あれを見た後ではひとりで風呂に入らせるのも不安で直ぐに頷くと髪だけでなく全て面倒をみることを告げながらこちらも服を脱いで浴室へと移動した。まずはシャワーで体を温めるところからで「お湯かけるぞ」と言えば腕からお湯を当てる。体前面にお湯がかかってしまわないよう慎重に動かしながら「髪濡らすから上向いてくれ」と声をかけて)

  • No.9519 by 検索  2025-09-08 11:17:57 ID:415c83bff

ならお言葉に甘えようかな。…ん、
(準備を終えると何故がぼんやりとしていた相手に声を掛ける。一人で入っても良かったのだが相手のことだから心配で脱衣所辺りで待っているに違いない。ならば一緒に入ってしまった方が時間も短くなり、その間も一緒に過ごすことが出来て色んな意味で効率的なはずだ。あまり時間をかけないようにと言われていることもあって相手に髪を洗うのを任せると全部やると言い出して目を瞬かせる。普段ならば遠慮するところではあるが相手の顔を見れば不安や責任を抱いているのが読み取れて、それを世話することで少しでも解消できるならと考えると声を弾ませ相手に任せることにした。二人で浴室に入ると相手は早速シャワーで気遣いながらも腕から順にお湯をかけてくれる。入院中の特に前半は風呂に入ることが出来なかった分汗を流すことが出来るのはさっぱりして湯気が立って温まっていくのを感じていた。二人で体を洗う為にボディタオルを手に取っていつものボディーソープを泡立て始めていると相手に声を掛けられて手を止める。短く返事をすると言われた通り素直に顔を上げながら目を瞑って相手に身を任せて)

  • No.9520 by 探偵  2025-09-08 12:31:39 ID:65b68c258


全部やるって言ってんだろ。ほら、先髪洗っちまうから
(髪も体もこちらが洗うことを申し出れば相手からは弾んだ声で返事が返ってくる、その明るさに心は少し軽くなった。医者の言う通り入浴時間は短くしなければならない、素早く傷に障らないよう気をつけて入浴を済ませなければ。ひとまずシャワーで相手の体を温めて腹側に湯がかからないように顔を上向きにさせてから髪にもお湯をあてる、優しく髪をすくように手を動かしてお湯を馴染ませた。その間に相手はタオルにボディソープを泡立てている、あの傷を見た後では相手の体を少しも動かしたくなくて手首を軽く掴んで動きを止めさせた。医者からの許可を得て退院しているのは分かっているがそれでも傷口が開いたらともしものことを考えてしまう。手にシャンプーを出すと両手に軽く馴染ませてから相手の髪を洗い始める、髪自体を軽く洗ってからマッサージするようにして頭皮を含め頭全体を泡立てながら洗っていく。久しぶりに嗅ぐ二人の香りが浴室に広がれば無意識に深呼吸をしていた。じっくり労うように洗いたいところだが医者の言葉を思い出すといつもより手早く髪を洗ってしまう、再び上を向いてもらいシャンプーを洗い流した。頭が綺麗になったところで「次は体だ」とタオルを受け取るため手を差し出して)

  • No.9521 by 検索  2025-09-08 14:48:18 ID:415c83bff

流石に過保護すぎないかい?…いつもの香りがする、
(いわれるまま顔を上げて髪を濡らされながら手持ち無沙汰だった手でボディーソープを泡立ているとその手首を急に掴まれてしまう。そして半ば強引に中断されていまうと一瞬困惑しながらも何から何まで全部だと主張されると呆れ半分嬉しさ半分で笑ってしまう。退院したのだからこれくらい何ともないのにあの時上体を起こした時と同じ心配の仕方だ。壊れ物を扱うような態度につい呟きを零しつつも素直に相手に任せることにすると相手の手が頭に触れて洗い始める。絶妙な力加減でマッサージするように動かされると肩から力が抜けて長く息を吐いた。そしてなにより嗅ぎ慣れたいつもの香りが浴室中に広がるとちゃんと二人の場所に帰ってきたのだと実感して満たされるような心地で噛みしめるように呟いた。やがて手早く髪が洗われて声かけと共に泡が流されるとその特別な香りを髪に纏う事が出来た。次が促されると「これぐらいできるのに」と言いながらも泡立てたタオルを相手に手渡す。同時に相手が洗いやすいように向かい合うように振り返って軽く両腕を広げて見せ)

  • No.9522 by 探偵  2025-09-08 18:23:40 ID:65b68c258


病み上がりなんだからこれくらいやって当然だろ。…今日は大人しく世話されとけ
(医者がもう少し様子見した方がいいと言ったのを押し切って退院してきているのだ、もう大丈夫だと言われていても万が一を考えればなるべく相手には安静にしていて欲しい。これくらい大丈夫だろうという思いが招いたのがこの結果なのだから。相手は呆れるように笑うがこちらからすればこれでも足りないくらいだ。髪を洗うのも手早く済ませたがその間に相手がいつものシャンプーの香りにリラックスしているのが見えれば自然と口角を上げる、こういうひとつの仕草をとっても二人で家に帰ってこれたのだと実感できた。髪が終わり体を洗おうとタオルを受け取れば相手はやはり納得いっていない様子だ、無理して帰ってきた分大人しくしているのは当然だろう。相手がこちらへと振り返り両手を広げる、肌が良く見えて洗いやすい分防水パッドを貼った傷部分も良く見えて思わず目を泳がせてしまった。動揺がバレないうちにタオルを肩に当てて腕を洗っていく、ひとまず前面を避けて脚や背中まで一通り泡で綺麗にした後「あとはここをどうするかだな」と正面に戻ってくる。タオルを絞って余計な水気を落としたあとパッドを避けて胸板や脇腹を洗っていく、一通り泡を纏わせれば「水がかからないようにすりゃ大丈夫だろ」とひとり呟きながらタオルを洗ってボディソープを落としたあと、またタオルを固く絞ってから体前面の泡を丁寧に拭っていき)

  • No.9523 by 検索  2025-09-08 21:19:12 ID:415c83bff

…君ってこういう時、凄く丁寧だよね…。
(こちらが文句をつけても相手は譲る様子は無い。こういう所は頑固で何を言ってもやめてくれることはないだろう。大人しく従うことにすると泡立てたタオルを渡して両手を広げた。相手の視線がタオルから自分の体に移り、腹部に向かうとその目が泳いだ。何を思ったのか直ぐに分かったが何も言わないまま手が動かされ始めると大人しく受け入れる。肩や腕、足、背中と順に現れていき、正面に戻ってくると今度は丁寧に胸板や腹部がタオルで洗われていく。その後泡を洗い流したタオルで拭っていく様子をまじまじと見ていればその手際の良さと丁寧さに思わずぽつりと呟きを零す。何かと雑なイメージで見られがちな相手だが世話を焼く時とかは優しく手先も器用だ。その対象が自分であることにまた口元に笑みを浮かぶのを感じながら前面の泡が拭われ、その他の場所も順に流されていった。全身が洗い終えるといつも通りの香りを纏うようになるが今度は相手がまだ染まっていない。浴槽の縁に腰がけると相手を見つめながら「早く君も洗いたまえ」とお揃いに染まる事を促して)

  • No.9524 by 探偵  2025-09-08 23:07:50 ID:65b68c258


一言余計だ…大切なもんを大切に扱ってるだけだろ。……そこ危ねぇからちゃんとここに座っとけ
(傷は塞がっているとはいえ水に濡れて傷口がふやけてしまえば悪影響なのは間違いない、決して防水パッド周りを濡らさないように、しかし体を洗ってスッキリするように、タオルで丁寧に泡を拭き取っていく。拭き取りとタオルを洗って絞るのを何度か繰り返せばシャワーを使わずとも相手の肌は綺麗になっていく、相手の呟きには思わずツッコミをいれてその後ボソリと当然のことをしているだけだと返していた。いつも雑に扱っている気はないが今日から暫くは特別大切に扱わなければ壊れてしまうかもしれないのだ。前面を拭き終わりあとはお湯がパッドにかからないようにしながら泡を流せば相手の方は終わりだ、相手はこちらが洗い終えるのを待ってくれるようだが浴槽の縁に腰掛けるのを見れば暫くそちらを見つめる。縁は細く体が濡れた状態では滑ってしまう可能性がある、頭を打つのも危険だが今の相手には傷のことを考えるとより危険だ。バスチェアをシャワー前から少しずらした位置に置くと相手の手を引きそちらへ座らせる、今は少しの不安も取り除くべきだ。相手の安全を確保すると立ったまま自分の体を洗い始めるが相手が湯冷めする前にと髪を洗うのも体を洗うのもいつもより手早く行っていって)

  • No.9525 by 検索  2025-09-09 00:27:40 ID:415c83bff

、大切なものか……、…ふふ、分かったよ。
(シャワーで一気に流してしまえば楽なのに相手は何度も拭き取ってタオルを洗って絞りを繰り返していてマメな姿につい言及すると直ぐにツッコミが返ってきた。だがぽつりと呟きが聞こえるとそのストレートな物言いに一瞬固まって、その意味を噛み締めるように言葉を口にする。手間暇をかけて気遣うのが苦にならないくらい相手に大切にされていることが嬉しくて、でも照れ臭くて視線を揺らしながら泡を流されていた。こちらの番が終わりすぐに近くにあった浴槽の縁に腰がけて相手が洗うのを待とうとしていると相手がじっとこちらを見つめていてキョトンと首を傾げる。その意図が読み取れないでいたがバスチェアを近くに持ってきて手を引いて座り直すように促してくればまた大切だと言う過保護な行動に思わずまた笑ってしまって諦めたような言い方でありながら楽しそうにその指示に従うことにした。そのまま相手の洗い終わるのを待っていたが相手の風呂の時の行動をこうもまじまじとみる機会は無くて観察するような目を向けると「君ってそこから洗うんだ」とか「髪がぺたんってなってる」など興味深く分かったことを口にしながら待っていた。やがて全部洗い流したのを確認すると立ち上がって二人でまたシャワーを浴びて体を温め、十分になったところで浴室を後にする。バスタオルを手に取ると自分を拭く前に大きく広げ相手に巻き付けるのと一緒に緩く抱き着く、そこからいつもの香りが香ってくれば「これでお揃いの香りだ」と微笑んで)

  • No.9526 by 探偵  2025-09-09 07:55:02 ID:65b68c258


……あぁ、これで思いっきりお前とくっついてられる
(今は少しでもリスクになりうることを取り去るべきで相手をバスチェアに移動させれば相手は楽しそうに呆れて笑っていて過保護という言葉がまた脳内を駆け抜けていくが少しの油断も今はしたくないのだ。相手を安全な場所に座らせこちらも体を洗っていくが後ろから相手が現状を観察したり実況したりする言葉が聞こえてきて、体を洗うというなんて事のない行為をじっくりと観察されているのが分かれば「逐一実況すんなよ」と照れ隠しで文句を言っていた。その後泡を洗い流し再び二人の体をお湯でしっかり温めてから浴室を出る、体を冷やすのも傷に障るだろうと相手の体を拭こうとするがその前にバスタオルで包まれそのまま抱きしめられてしまう。自然とこちらも腕を回して緩く抱き着くとゆっくりと深呼吸をして二人の体から広がる香りを取り込んで、今度は安堵するように息をついた。付き纏いに気がついてからずっと望んでいたこの家の特別なお揃いの香りを漸く手に入れて足りなかったものが満たされていくのを感じる。このまま一時も離れたくないが相手が湯冷めしては困る、バスタオルを軽く巻き付けると「風邪ひく前にパジャマ着ねぇとな」と声をかければ今度はこちらがバスタオルを手に取って相手の体に宛てがうと全身の水気を拭いていって)

  • No.9527 by 検索  2025-09-09 11:16:50 ID:415c83bff

これを着るのも久しぶりだね。…ねぇ、翔太郎。退院のお祝いにアイスが食べたい
(相手を観察していることに文句を言われながらお互いの体を洗い終えると一緒に浴室を後にする。その間もお揃いの香りがするようになれば漸く元に戻ったと昂ってバスタオルで包み込むのを口実に相手を抱きしめた。風呂上がりで温かい体からは心地よくて口元に笑みを浮かべながらその感触や香りを確かめていたが抱きしめ返した相手もその場で深く呼吸するのを感じれば幸せが募る。そうしてお互いを確かめ合っていたがまた相手の過保護が顔を出して今度はこちらの水分をバスタオルで拭われていく。ある程度水分がなくなった所で傷口のパッドをガーゼに張り替えて手当を済ませた後今度はお揃いのパジャマに着替えていけばまた一つ相手とのお揃いが増えることになる。事務所でもお揃いの寝巻ではあるが二人きりで過ごす特別な夜と言えばやはりこの服だ。髪を拭きながら相手も着替え終わるのを待っているとふといいアイデアが浮かんで、じっと相手を見つめると以前購入して冷凍庫に保存されているアイスを若干子供っぽく所望して)

  • No.9528 by 探偵  2025-09-09 12:28:30 ID:65b68c258


退院祝いなら仕方ねぇな。用意するからベッドで待ってろ
(漸く相手を抱き締めても不満や物足りなさは感じなくなっていつも通りに心から安堵することが出来る、その後全身を拭いて傷口のパッドをガーゼに張り替える時にはまた心がザワついたが風呂さえ終わってしまえばあとは眠るだけだ。寝間着を着てお互いの色をまとえばさらにひとつ特別なお揃いが増えて相手に同意し返事をする、二人の空間で二人だけの時間を過ごすならば相手の色を纏うこの寝間着でなければ。お互いに着替え終わり相手の髪をさらに念入りに拭き終わったところで視線を感じて顔を向ける、こちらをじっと見つめるその顔は何かを要求しているのがよく分かって思わず「なんだよ」と口元を緩めながら聞いてしまった。すると相手が強請ってきたのはアイスでまた口元が緩んでしまう、いつか買ったちょっとお高い大容量アイスを食べる時が来たようだ。体を冷やすからダメだと言いたいところだがこの顔でオネダリされてはどうしようもない、退院祝いという名目まであれば断るのは不可能で湯上りのアイスにありつくことを決めた。相手に待っているよう伝えるとキッチンへと向かう、冷凍庫スペースに入れてあるアイスを取り出し涼しげなガラスの器を二つ出してくると大きめのスプーンを手に持って蓋を開けた。表面をかくようにしてなるべく丸くしてからアイスを取り出し器へと盛り付ける、こんもりとなったアイスを並べるとスプーンを添えてベッドへと戻ってきて「待たせたな」とアイスの盛られた器を差し出して)

  • No.9529 by 検索  2025-09-09 14:52:57 ID:415c83bff

やった。ああ、待ってる。……ありがとう、じゃあ早速いただきます。
(お揃いの寝巻を着て相手に髪まで入念に拭いて貰うとこれでいつもでもくっついても大丈夫な状態になるがお風呂上がりの火照った身体には甘くて冷たい物が欲しくなってじっと相手を見ながらアイスを求める。すると相手の口元は緩んで柔らかな笑みとともに許可がされると素直に喜ぶ。特別扱いはまだ続くようで待っているように言われると期待に弾む声で返事をしてベッドに向かうと腰掛けた。少しするとキッチンに行っていた相手がガラスの器を持って戻ってくる。そこにはこんもりと丸められたバニラアイスが盛られていて特別な甘味の登場に目を輝かせる。入院中はもちろんアイスなんて食べることは出来なくてこれも久しぶりのスイーツだ。お礼を言いながらグラスとスプーンを受け取ると相手が隣にやってくるのを待つ、並んで座ったのを見れば早速スプーンを手に取ってバニラアイスをひとすくいすると口へと運んだ。口の中で濃厚で冷たい甘さが広がって幸せそうに目を細める。続けざまにもう一口分すくってまた口に運ぶと「風呂上がりの贅沢だ」と呟きながら味わっていて)

  • No.9530 by 探偵  2025-09-09 18:03:13 ID:65b68c258


ベッドで食うのも今日だけの特別だ
(子供っぽく問いかけられたオネダリに抵抗できるはずもなく叶えることを決めれば同じく子供っぽい口調で弾んだ返事がされる、今は特別相手を大切にしたいのと同じくらい特別相手の笑顔を見たい。それがアイスで叶うならばお安い御用だ。器に見栄えも良くなるようアイスを盛り付け相手の元へと持っていく、途端に相手の瞳は輝いて久々にみる輝きに胸が擽られた。退院して一番最初に口にするものが相手の好物であるアイスとは良いお祝いになるだろう。ベッドに腰掛け相手の隣に並ぶ、本来ならばテーブルに座って食べるところだが今日は移動が少ない方がいい。それにお陰で風呂上がりにベッドでアイスを食べるだなんてちょっと悪いことを相手と共有するのも特別に思えて沈み込むベッドにかこつけて体を相手の方へ寄せた。相手がアイスをスプーンですくいとって食べる姿をついつい見つめてしまう、病院食には無かった甘みを堪能するように幸せな顔で目を細める姿にはつい笑ってしまった。その後も幸せそうにアイスを食べる相手を眺めながら「先にいっとくが体が冷えるからおかわりはなしだ」と釘を刺しておいて)

  • No.9531 by 検索  2025-09-09 18:58:36 ID:415c83bff

確かにそうだね、…え、あんなにまだ沢山あるのにかい?
(相手も隣に並んでグラスに盛られたアイスを食べていく。その甘味に口元を緩ませていると相手が更にくっついてきて二重の意味で満たされることになる。寝るためのベッドの上でアイスを食べるなんて確かに少々行儀が悪いかもしれないがそれも含め特別な時間だと言われると胸が弾んで仕方ない。相手と一緒にアイスを堪能しながら調子よく食べていたが不意にこれだけだと釘が刺されるとその動きを止める。あの時買った大容量のアイスは今手元にある二人分のアイスの分が無くなったとしてもまだ十分に残っているはずだ。その事を主張しつつ退院のご褒美なのに、という意味を込めてじっと相手を見てみるが譲ってくれる気配はない。だが勢い良く食べた分手元のアイスはもう半分ほど食べてしまっている。自分の手元のグラスと相手を交互に見た後、次は相手の手元のグラスに目をつけて一瞬にやりと笑うと「…翔太郎、」と呼んで軽く口を開けて見せ)

  • No.9532 by 探偵  2025-09-09 21:43:07 ID:65b68c258


当たり前だろ。何事もほどほどにしとかねぇと……っ、…
(相手と共に風呂と就寝の合間というリラックスタイムに共にベッドに座ってアイスを食べる、相手の好物はどんどん器から減っていきその分相手が幸せそうにするのを眺めていた。しかし相手が病み上がりという事実は変わらない、アイスを食べ過ぎれば当然体を冷やすわけで変に体調を崩して傷の回復が遅れるのは困る。特段甘やかしている自覚はあるが傷に障る可能性があるものは徹底的に避けるべきだ、先にそれを宣言すれば相手は不満気な目を向けてくるがこればかりは譲れない。器に取り分けた分くらいがちょうど良いと思っていると相手は自分のグラスとこちらを交互に見た後にまだ手をつけていないこちらのグラスへと目線を移す、相手の思考を理解したときはもう遅くてその顔がニヤけるのがみえた。直後名前を呼ばれ待ち望むようにこちらに向かって口を開けるオネダリの姿に胸が否応無しにグッと掴まれてしまう。こうなればもう相手の思惑通りというもので「ったく、相変わらず屁理屈ばっかり思いつきやがって」と文句を言うもののその口元はどうしようもなく緩んでいて自分の分からアイスをスプーンですくい上げると「ほら」と相手の口に運んで)

  • No.9533 by 検索  2025-09-10 11:53:09 ID:415c83bff

…ん、さっきより美味しい。じゃあおすそ分けのお礼だ
(今日は特段甘い気もするがこちらの体調や身体に関することだと厳しく制されてしまう。追加のおかわりが望めないならと目を付けたのはまだ手が付けられていない相手の手元のアイスだ。相手に軽く近づいて名前を呼びながら口を開けば相手の瞳が揺れたのが分かって悪戯な笑みが浮かんだ。こうなればこっちのものだ、そのままじっと見つめていると文句を口にしながらも相手からアイスの乗ったスプーンが運ばれてくる。ご機嫌な笑みを浮かべながら顔を寄せ口にすればバニラアイスの濃厚な甘味が広がって、相手がくれたという相乗効果で更に幸せを感じて噛みしめるように感想を告げた。放置していた分アイスは少し溶けてしまっていてスプーンに残っていたアイスを全部舐め取ると今度は自分が同じスプーンを手にしてアイスをすくう。まだ食べていない相手の為に多めにアイスをすくいあげると今のお礼として相手の口元に得意げに差し出して)

  • No.9534 by 探偵  2025-09-10 12:23:21 ID:65b68c258


そりゃ何よりだ。…ん、……確かにいつもより甘いな
(相手の思惑など簡単にわかるのにアイスを待ちわびてこちらに期待の目を向ける姿には逆らえるはずもない、アイスをすくいあげ相手の方に差し出せばそれだけでご機嫌な顔になるがそれをみて幸せを感じてしまうのだからどうしようもない。同じものを食べているのだから味は変わらないはずなのだがより美味しいと言われればこちらのアイスを相手にあげて良かったと簡単に思えてしまう。スプーンの上のものを綺麗に食べた相手はそのスプーンをこちらの手から取ってアイスをすくい上げる、大きめのひと口を差し出されれば体を寄せてアイスを口の中にいれた。溶けかけたアイスは冷たくて甘くて、ついでに相手と同じスプーンを使った事実に少々恥ずかしいが共有する喜びを感じる。相手の一部を少しでも取り込んだのだろうかと思考が過ぎれば今のひと口をより甘いものにさせた。そうなればもっとこのアイスを甘くさせたくてさらに体を寄せる、スプーンを介してではなく直接唇を重ねた。そこに僅かに残っていたアイスを軽く吸い付くようにして奪いされば相手の体温と混ざりあってより特別な甘みを感じて「ここのが一番甘い」と冗談めかして言って)

  • No.9535 by 検索  2025-09-10 14:29:07 ID:415c83bff

君と一緒の時じゃないと味わう事の出来ない味だ。…、本当だ。…ここはおかわりしても良いのだろう?
(相手から差し出されたというだけなのに特別甘く美味しく思えて自然と口角が上がる。同じスプーンでアイスをたっぷりとすくって相手の口元に差し出すといつも通りのように身体が寄ってきて咥えた。自分で食べるのも勿論好きだが同じものを共有して差し出すのもまた違った喜びがあって同じことを言う相手に一緒に居るからだと声を弾ませていた。さらにもうひとすくいしようとした所で相手がスプーンではなく顔に寄ってきて唇が重なった。軽く吸い付くように表面の溶けたアイスが奪われると一瞬身を固めるも特別な相手の体温も混ざれば先ほどとはまた違った味がし始める。すぐ真正面で相手を見つめると悪戯な笑みとともにまた一口分アイスを口にするそのままこちらから唇を重ねた。相手との体温の間では冷たいアイスの存在は分かりやすくて溶け切る前に相手に口移しする。溶けてしまって唇に残ったアイスを軽く舐め取って味がしなくなっても暫く口づけを続ける、やがて満足したころに僅かにだけ離れると「翔太郎の味がする」と冗談交じりに告げて

  • No.9536 by 探偵  2025-09-10 18:24:35 ID:65b68c258


あぁ、もちろん。……ん、…この食い方、癖になっちまいそうだ
(相手から与えられて食べるアイスだって特別で相手と一緒でなければ味わえないものだが、相手の唇の上に残るほんの少しのそれを奪ってみればより特別な味がして胸が満たされる、溶けきって唇に馴染んだそれは相手の味がした気がした。唇を離せば目線が交わって悪戯な笑みと共におかわりの可否を問われれば当然良いと返事をする。相手はまたスプーンでアイスをすくい上げて口に含むと直ぐにこちらと唇を重ねる。アイスを食べたばかりのそこはやはり特別に甘い、すると相手の口が僅かに開いて自然とこちらも唇を開ければその間に冷たいアイスが滑り込んできた。冷たいアイスと相手の味が混じった特別なそれは先程よりももっと甘く同時に胸を満たすもので溶けかけのアイスが口内に広がっていくのと同時に幸せが満ちていく、唇についたアイスを舐め取られると思わず体を固くした。その後も唇は直ぐに離れず重なったままだ、病室では短いキスを送るのが精一杯で、なんの憂いもなく相手をただ感じる時間に浸る。やがて唇が離れれば相手も同じことを考えていたようで思わず笑ってしまう、特別なアイスをより特別に甘くする行為を知ってしまえばもっとそれを味わいたくなるものでスプーンでアイスをすくい上げ口に含めば今度はこちらから顔を寄せ片手を相手の後頭部に添えてから口付ける。暫く唇を重ねるだけにしてアイスがトロリとするまで待ったあと唇を開けて口移しする、全てを相手に注ぎ込むようにゆっくり時間をかけて口内のものを相手へ渡したあと悪戯心で舌先を口内へと差し入れアイスを押し込んで)

  • No.9537 by 検索  2025-09-10 23:30:34 ID:415c83bff

……ん、……は、…
(おかわりとしてアイスを口にしたままキスをして僅かに開いたそこに滑り込ませる。付着した唇も一緒に舐めとると一瞬固まるものの相手の表情がまた和らいでこちらも笑みを浮かべた。段々とアイスを味わうことよりも特別な相手を感じて触れ合いたい気持ちの方が勝って来た所で相手がアイスを口にして後頭部に手を回してくれば更に身を寄せ待ち望むように唇を重ねる。ただ触れ合うだけでもずっと出来なかった分の幸せが増してきて体の力が抜ける。甘味と相手を欲するように唇を開くとその隙間から溶けたアイスが注ぎ込まれてその特別な味に薄ら目を細めた。小さく息を吐きながら注がれた冷たいアイスを味わい飲み込んでいると不意に熱を持った舌先が入り込んできてぴくっと肩を揺らす。その舌が一番美味しく感じてしまえばこちらからも舌を伸ばして残ったアイスを舐めとるように動かした。次第に小さく水音が立つようになるがそれも気にせず深いキスを続けて)

  • No.9538 by 探偵  2025-09-11 07:47:53 ID:65b68c258


……っ、……ん、……
(二人でアイスを食べていたはずがいつの間にか二人でしか味わうことが出来ないものを求めることに夢中になっている、二人の間で溶け合うアイスを受け渡しして冷たくて特別に甘いものを享受すれば心はいつも以上に満たされて幸福に胸が華やいだ。少しの悪戯心で、そしてもう少し相手の中へ踏み込みたい欲が湧いて、舌先を口内に入れてみれば相手はまた肩を跳ねさせる。直後相手の舌先が絡みついてそこを舐めとっていけば特別甘い味と行為に脳内がクラりと揺れた気がした。こちらからも舌をもう少しだけ差し入れて二人の間に残る甘味を共有する、相手の味が混じればそこは特別美味く感じて水音が弾けるのも気にせず舌を動かし続ける。何よりも相手の体温と深い所へ入り込む感覚すら久しぶりでずっと足りなかったものをようやく取り戻せると暫くは相手と深い所で互いの味を共有していた。互いの口内からアイスが無くなって互いのもので満たされた頃合に軽く吸い付いて中のものを奪ってから僅かに唇を離す、至近距離にいる相手を愛おしげに見つめながら「アイス溶ける前に食っちまわねぇと」と柔らかな頬に親指の腹をあてて優しくそこを撫でて)

  • No.9539 by 検索  2025-09-11 11:37:56 ID:415c83bff


……ん、…翔太郎…そう言いながら食べさせる気ないだろう。 じゃあこれが最後の一口だ
(舌先を触れ合わせるとさきほどよりも強く更に深く相手を感じ取れるようになって身を寄せながら舌を絡みつかせていく。特別に甘く感じる味と相手の熱はどちらも久しぶりに感じる物で不足していた部分を埋め合わせるようにキスを続けていた。アイスの味がしなくなってからも深くキスを続けていたが相手が口内に残った物を吸い取っていくと自分の物を取り込まれたような感覚にぞくっと背筋が震える。僅かにだけ唇を離すと大切な相手が自分だけを見つめていて心のままに相手の名前を呼んだ。まだ残っているアイスのこと言及しながらも親指で頬を撫でられると軽く擦り寄りながらもう先ほどのように普通に食べるのは不可能だとくすくす笑いながら主張する。だが残すのも勿体なくて少しだけ離れてそれぞれのグラスに残ったアイスを一つのスプーンに纏めてすくうと目の前で見せつけるように食べる。グラスとスプーンを近くの棚に置いて自由になった手で相手の肩を抱くとそのまま唇を重ねてまたゆっくりと溶けたアイスを口移しと舌で注いで)

  • No.9540 by 探偵  2025-09-11 12:29:18 ID:65b68c258


フィリップ……しょうがねぇだろ?やっとお前と二人きりなんだ……ん、…
(アイスの口移しからゆっくりグラデーションをなぞるようにして二人の舌が絡まるようになり深いキスへと変わっていく、十分二人のものが混ざったところで口内のものを奪えば手を添える相手の体が小さく震えてまた脳内がクラりと揺れた。愛しい人から名前を呼ばれればそれに応えるようにこちらからも名前を呼ぶ、そんなやり取りだけで胸は幸せに溢れていく。既に相手しか眼中に入っていないが手元にあるアイスをそのままにしておく訳にもいかない、こちらに擦り寄りながら笑う相手に胸がグッと掴まれて自然と口角を上げるとこちらも普通にアイスを食べる気はもうないことを伝えた。相手が二つの器に余ったアイスをひとつに集めて目の前で口に含む、それを直ぐに飲み込まないことは重々承知していて自然と目を閉じると再び唇が重なった。薄く開けた口に冷たいアイスが注がれる、先程よりももっと甘く感じるそれが脳内をクラクラと揺らしていく。頬に手を添えたままもう片方の手を腰に回して軽く引き寄せるとアイスに塗れた相手の口内に舌を差し入れた。先程よりもより奥へと侵入しそこに残ったアイスと相手の唾液とを舌で絡めとっていく、時折クチュリと響く水音も気にせず深い口付けを続けてアイスと互いの味を共有して)

  • No.9541 by 検索  2025-09-11 15:36:06 ID:415c83bff


ん……っ、…ぁ……
(残ったアイスを相手の前で食べると何をするのかお見通しなのか相手は次を待つように目を閉じる。その動きに誘われるように顔を寄せて唇を重ねれば溶けたアイスを注いでいく。相手から腰を軽く引き寄せられるとさらに距離は近づいて甘く熱い舌もさらに口内の奥へ招き入れることになる。少しもアイスを残さないように、もしくはマーキングでもするように根元から先まで舌を擦り合わせて絡めて相手と交わりを深めていく。次第に水音が響き口づけの合間に吐息が零れるのも気にせず相手に没頭するほどキスを続けていけばアイスは完全に溶けて味もしなくなったはずなのにずっと甘く感じられて幸せが脳を満たす。相手の寝巻を握って唇だけそっと離すとその瞳を見つめたまま口内に溜まっていた物をごくりと喉を鳴らして飲み込んだ。冷たく涼んだはずなのにふわふわとした心地いい熱に包まれていて求めるままに相手に寄りかかり、体重をかけてくっつくと「ごちそうさまでした」と微笑んで)

  • No.9542 by 探偵  2025-09-11 17:41:41 ID:65b68c258


……、…美味かったな
(蕩けたアイスを共有するのを名目にして相手の口内へ舌を差し込む、深いところで互いのものを絡ませ擦り合わせて、水音が弾けるのも気にせず口付けを続けた。時折口から溢れる吐息が胸を掠めて自分にしか許されない行為に幸福と優越感が同時に満たされていく、相手を抱き締めてただその存在を確かめるように甘い時間に浸っていた。やがて寝間着を握った相手が僅かに離れて目線を交えたまま口内のものが飲み込まれれば自分の一部が相手に取り込まれた様にゾクリと体の芯が疼くのが分かる、背徳的な光景に思わず吐息を漏らしてじわりと脳を痺れさせるような幸福が脳内に広がった。幸せな心地のままこちらに凭れかかる相手を抱き留めて緩く抱き締める、冷たいアイスを食べていたはずなのにすっかりその体は幸せな温かさを持っている。就寝までのひと時を過ごしたならば歯を磨かなければならないのだが今はこの幸せな時間にまだ浸っていたい。このまま隣に並んで抱き締めていてもよいのだがより相手とくっつきたくなればその体を支えたまま後ろへと回る、そして両脚で相手の体を挟むように座り直すと相手の腕に自分の腕を重ねるようにして緩く抱き締めた。お揃いの香りになった髪に軽く口付けると「今、すげぇ幸せだ」と夢心地に浸るように呟いて)

  • No.9543 by 検索  2025-09-11 22:40:52 ID:415c83bff

…ん、僕も同じだ。この場所が一番幸せで、居心地が良い。
(幸せな心地のまま相手にもたれ掛かると相手からも抱きしめられて温かな体温に包まれる。あの時彼女に奪い取られるかもしれないと思った存在が、失うかもしれないという存在がちゃんと手が届く所にあることが何よりも嬉しかった。さらに体重を預けようとしていると不意に相手がこちらを支えながら体の位置を変える。自分の後ろに回り込んで両足の間に挟まれると背後から包み込まれるような体勢となった。二人きりの特別な時間を過ごすときだけの状態にまた微笑みが零れて腕に手を添えながら身を委ねた。髪にキスされると擽ったくて小さく声を零しつつ聞こえてきた呟きに自分も同じだと言葉を返す。こうやって相手の元にいるのが幸せで、この場所を独占出来るなら何だって出来る。回された右手を手に取ると愛おしさや想いを伝えるようにキスを落とす。指先でもその形をなぞって愛でていたが今は指輪が外されている小指に到達すると「…ここも、他の人のものにならなくてよかった」と安堵を口にしてからその関節にリップ音混じりにキスを落として)

  • No.9544 by 探偵  2025-09-12 07:51:53 ID:65b68c258


フィリップ、…安心しろ、これまでもこれからも俺の頭の上から爪先まで全部お前のもんだ
(相手を後ろから抱き締めてアイスよりも甘い余韻に浸る、こちらに凭れかかる相手の重みが今は何より愛おしくて腹の傷に障らないように柔らかな力で包み込みつつ体をピタリと密着させていた。思わず言葉が溢れれば相手からも同じ言葉が返ってきて手にキスが落ちる、何気なくてしかし特大の愛情表現に相手の名前を呼びながら軽く擦り寄っていた。そのまま右手の上を指先がなぞって小指に到達する、彼女が執拗に自分のものにしようとしたそこを愛おしげに撫でてまた口付けが落ちると左手を相手の手に重ねて指を絡ませるようにして繋ぎ決して変わらない想いを伝えた。彼女がどれだけ叫ぼうと強行手段に出ようと決して揺るがない事実、口付けを落とされた小指で相手の唇を軽く撫でると「お前が指輪外せって言うなら外すし、変えろって言うなら変える。全部お前の思いのままだ」と優越感を煽るようなことを言いながら相手が唯一無二の特別であることを伝えその証拠代わりに耳の端へリップ音混じりに口付けて)

  • No.9545 by 検索  2025-09-12 11:35:36 ID:415c83bff

ん、僕も他の誰にも譲る気は無いよ。…、この指輪は君を象るものだし変えなくても良いけど……やっぱり欲しいかもしれない、君との指輪。
(相手の右手を見れば嫌でもあの光景を思い出す。お揃いだと見せつける彼女の姿や無理矢理相手に指輪を嵌めようとしていた姿は相手が心動くことがないと分かっていても不快で不安を感じるものだった。その記憶を上書きするようにキスをしていれば背後から相手の声で呼ばれて擦り寄られる。左手も相手から繋がれてさらに存在を強く感じるようになりながら真摯な想いを伝えれられると包み込むような安心感に小さく息を吐いた。何度だって確かめ合った誓いだが今も尚変わっていないことに安堵が募り、自分もそのつもりだと伝えながら手を握り返す。自分だけに送られる全てを委ねるような言葉に心の隅々まで満たされ緩い笑みを浮かべながら耳へのキスに小さく反応を示した。彼女がしきりにお揃いに変えようとしていた小指の指輪だって相手のお気に入りで小さく刻まれた傷の数々は一緒に苦難を乗り越えてきた勲章のようなものだ。つけていた痕をなぞるように小指を撫でていたが二人だけの特別な空間では更なる願望が芽生えて、少し沈黙を挟んでからいつの日か話していた二人の指輪のことを口にする。指の根元の辺りを緩く撫でながら「今回のケースは防げなかったかもしれないけど、君に特別な存在が居ることは知らしめたい」とさらに願望を呟いて)

  • No.9546 by 探偵  2025-09-12 12:32:29 ID:65b68c258


…っ………そう、だな……まぁ、少なくとも前みたいにデートに誘われることは無くなる、よな……俺も欲しい。俺たちがお互いのものだって証拠
(相手を腕の中に閉じ込めてくっついていれば暖かな体温で互いが溶け合うようで次々と接触面積を増やしていく、変わらぬ事実を伝えれば相手からも当然のように独占欲を隠さない返事が返ってきてまた胸は満たされて後頭部に軽く擦り寄っていた。この体全てが相手の思いのままだと伝えると言葉が途切れて視線を向けながら続きを待つ、そしていつか約束していた揃いの指輪が欲しいと伝えられると一気に思考がパンクして体が固まってしまった。直後じわりと相手を抱き締める体が熱くなる、新しい指輪がはまるのを望むように根元を撫でられると嬉しさと幸福が一気に頂点まで達してしまった。互いのものだと周囲に知らしめるような指輪、彼女の場合は特殊ケースだったが隣の席に空きがないのを示せば減るトラブルもあるだろう。軽くパニックにまで陥った中で何とか返事をするが気分は大いに浮かれてしまって互いの手を重ねたまま両腕を肩に回すと消化しきれない気持ちをぶつけるように相手を強く抱き締めて「…お前が俺との指輪欲しいって言ってくれるの、すげぇ嬉しい」)と噛み締めるように呟いて

  • No.9547 by 検索  2025-09-12 15:40:08 ID:415c83bff

なら決定だね。…君が全部をくれると言うなら未来の約束の証拠だって欲しくなるだろう?
(いつの日か誓い合った時に約束した指輪が改めて欲しいと伝えると最後の相手の動きが止まったのが分かった。同時に触れる相手の体温が上がるのを感じれば動揺しているのが丸わかりで密かに口角が上がった。お揃いの指輪を持つ意味は知っている、自分に関係ない事ならば単なる風習だと流しただろうが一番大切な人同士が身に着けるのなら相手のその立場だって自分が欲しい。さきほどまでと使ってぽつぽつと噛みしめるような言い方に浮かれているのを感じながら相手も欲しいと伝えられると弾む声で答える。未来の予約でもするように指の根元に触れていると後ろから感情が爆発したように強く抱きしめられてまた笑い声を零す。相手に関するものなら何だって欲しいがこれから先も一緒に居ると誓う証である指輪はより特別で、自分しか持つことの許されない物だ。色々な事情で関係を大っぴらに明かすことは出来ないが指輪をつけていれば近寄ってくる人物への牽制にもなるし、どちらともに関係のある人物にはやんわりとこの繋がりを伝えることが出来るだろう。その時のことを想像して胸が弾むと軽く擦り寄りながら「少し貯金が溜まったらどんなものがあるか見に行こうか。そんなに高くなくても良いから、君と二人で選んだ奴が良い」とその時の約束を持ち掛けて)

  • No.9548 by 探偵  2025-09-12 18:54:23 ID:65b68c258


あぁ、これからの俺だって全部お前のだ。…だからこれからのお前も全部、俺にくれ……そうだな、俺達らしい奴を一緒に選びにいくか
(思わぬ事態から風.都,タ,ワ,ーが見守る中で行った二人の結婚式、あの時生涯を誓って当然今もその思いは変わっていないが指輪を買う機会は逃していた。あの誓いを改めて口にされればこの幸せな空間の幸福は更に増して冷静ではいられなかった。いつか指輪がはまるであろう指の根元を撫でられて期待が昂って強く抱き締めればそこから笑い声が聞こえてくる、その声さえ鼓膜を揺らせば幸福になって未だ膨れ続ける幸福をぶつけるように後頭部へグリグリと擦り寄った。せっかく一世一代の誓いの証を買うならば豪勢にと言いたいところだが大事なのは二人らしいものであること、何より二人で指輪を選ぶことだろう。そこに値段は関係ない。軽く擦り寄る相手に擽ったさを覚えながら絡まる左手の指をギュッと握って軽く掲げる、大切な人がいる証であり生涯を誓うもの、最期まで一緒である証拠を付けるのが楽しみだ。気持ちは逸るばかりだが相手のことが第一で「まずはお前の怪我を完治させるとこからだな。…暫くもっと健康的なメニューにしてみるか」と結局は浮かれたことを言っていて)

  • No.9549 by 検索  2025-09-12 21:28:06 ID:415c83bff


もちろん、僕の全部は君のものだよ。 別に健康的なメニューを食べたからって回復が早まる訳じゃないだろう…
(相手の足と腕の間でつよく抱きしめられて後頭部に擦り寄られる擽ったくて、幸せで口元はニヤけて仕方ない。相手の全てが自分のものであると同じように、自分の全てもこれからも相手のものだと伝える。その証明の指輪も二人で選んでこそで、いつかそこで光るものが出来る左手を相手の手で握られるとその未来が楽しみで仕方なくない。そうしていると相手が楽しそうに今やる事を告げるがその内容は少々引っ掛かる。健康的なメニューといえばやはりバランスの取れた食事となり、そうなれば野菜など普段は避けがちな食材が使われることになる。あくまで効果が無いという方向で指摘を加えつつその案を採用しない方に持っていこうとする。ちらっと相手を振り返ると「それより君がこうしてくっついてくれる方が効果あるよ」と告げ)

  • No.9550 by 探偵  2025-09-13 08:40:57 ID:65b68c258


なに野菜回避しようとしてんだよ。病院でも山ほど野菜出てただろ。…、…ったく、そう言われると離れられなくなっちまうだろ
(何度も口にして結婚式だなんて大体的なことまでしても恋人の声で改めて相手が自分のものだと伝えられるとこの上なく嬉しくなる、自分が相手のものだと、また相手が自分のものだと知らしめる指輪を買いに行くのが楽しみで仕方がなかった。その為にも何よりまず相手の回復が第一だ、健康的な食事と聞いて相手が何を連想したのかは明白でやんわりと反対する相手にツッコミを入れる。病院食ほどきっちりとした物を作る気は無いが野菜をいつもより多めにするだけでもきっと効果はあるだろう。メニュー改革を推し進めようとするが相手がチラリと振り返って甘えるようなことを言われると軽く目を開く、相手の思惑などわかっているはずなのにどうしようもなくその姿は可愛らしく心を掴まれてしまって観念するように息を吐くと互いの頬をピタリとくっ付けて肩に回す腕に力を込めた。そのまま相手の傷に響かないようゆっくり誘導するようにして体勢を変える、二人で横並びになるようにしてベッドに寝転べば再び相手の後頭部と腰とに腕を回して包み込んで「早く怪我が治るようにずっとこうしときてぇな」と呟いて)

(/お世話になっております。本日なのですがこの後の時間からお返事が難しくなりそうです。明日も週末なペースになるかと思いますのでお返事遅くなってしまいそうです。お待たせしてしまい申し訳ないです。把握よろしくお願いします。)

  • No.9551 by 検索  2025-09-13 14:38:44 ID:415c83bff

じゃあ今日はずっと抱きしめる係をして貰おうかな。
(ナチュラルに反対し話題を逸らそうとしたが相手にはお見通しらしい。今の相手なら治すためだとドサッと野菜を一皿で渡してくる可能性もある。さらに手痛い指摘やツッコミが来ない内に振り返ってくっつく方が効果的だと告げる。相手は軽く目を開いたあと、観念したように笑って頬をくっつける。結局こうして甘やかしてくれる所はとても普段自称しているハードボイルドとは似つかないがこれが一番信頼出来る大切な人の姿で好きな所だ。肩を抱く腕に力がこめられてそのままゆっくりとベッドに寝転ぶ。ふたりで横並びになるともぞもぞと動いて相手と向かい合うように体勢を変える。相手から腕が回されて抱き締められるとこちらからも擦り寄って抱き着き距離を詰める。相手の呟きを聞くとくすっと笑って冗談めかして今日はずっとこのままだと告げる。こちらから回した手を後頭部に回してそこを撫で始めながら「今日はこうやって二人で眠れるね」と弾む声で口にして)

(/こちらこそいつもお世話になっております。返信について承知しました。いつも言うようにリアルが最優先ですし、まったりと待たせて頂くのでまた手が空いた時にお返事頂ければ幸いです。よろしくお願いします。/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.9552 by 探偵  2025-09-14 00:20:05 ID:65b68c258


お易い御用だ。…あぁ、やっとお前と一緒にここで眠れる。…暫くひとりは勘弁だ
(この幸せな距離から離れることなど到底出来そうになくて、更にはもっと相手とくっつくことを望んでしまうと二人の体をベッドに横たえて向かい合うようになる。愛しい恋人の体を抱き締めて傷の治りが早くなるというなら喜んでこの腕で相手を包み込む、何よりその言葉は相手がこの状況を望んでいる事に他ならないのだから目一杯相手を甘やかしたい今望みを叶えない訳がない。抱き締める体がこちらへ擦り寄ると擽ったくて口角があがる、このままの体勢でいることを望まれれば喜んでその任を引き受けた。早く治るようにと抱き締めていたはずなのに頭を撫でられれば途端に顔つきは緩んでしまって愛しい恋人が傍にいることをより実感する、こうやって頭を撫でられるのだって久しぶりなのだ。心が緩めば他人には決して見せない柔い部分も零れてしまって小さく呟く、しかしこれまでの寂しさより今相手と一緒に居ることか嬉しくて心のままに額や目尻、鼻先や頬、瞼と次々に短い口付けを降らせながら「今日はよく眠れそうだな」と幸せを滲ませ呟いて)

  • No.9553 by 検索  2025-09-14 04:34:53 ID:415c83bff

やっぱり家のベッドの方が広いし落ち着く。…、ああ。明日も休みだからゆっくり眠れそうだ
(相手と一緒にベッドに寝転がってその体に擦り寄る。一緒に寝るのは事務所でもやっていたがこちらの方がベッドも大きく何より二人だけの空間といった印象が強い。不安から解き放たれて何も悩む懸念もなければお互いの存在だけに集中出来るだろう。手を伸ばしてその頭を撫でてみれば相手の表情はより一層緩くなってその顔を見つめる。そのまま撫でているとずっと堪えていた本音がぽつりと零れてきて、一瞬だけ動きを止めてからその穴を埋めるように大きく手を動かして頭を撫でた。その間相手から短い口付けがあらゆる所に振ってくれば擽ったそうに笑って、もう片方の腕で更に近づくように抱き寄せる。幸い明日も休みで起きなくては行けない時間もない。安心出来るこの場所なら深く眠りに落ちることが出来るだろう。お返しに頬に軽くキスを落とし「こんなにくっついていたら夢の中でも一緒かもしれないね」と冗談っぽく緩んだ表情で告げていれば暖かな体温と安心感で次第にまぶたが重くなっていき)

  • No.9554 by 探偵  2025-09-14 11:45:43 ID:65b68c258


俺達の場所は間違いなくここだな……あぁ、きっと夢でもこうやってくっついてんだろ
(二人だけの空間で身を寄せあって窮屈に抱き締め合うとベッドの上はこの世で一番安心出来る場所になる、何よりも愛しい相手と体温を共有しただその存在を目一杯感じるのが幸せで堪らなかった。思わず零した寂しさも相手にたっぷり頭を撫でられればすぐに幸せに変換されて緩みきった笑みを浮かべる、お返しにたくさんの口付けを送れば相手は擽ったそうに笑って愛しい人の笑みにまた胸は幸せで満たされていった。頬にお返しの口付けがされると柔らかな感触に浸るようにゆっくりと息を吐いてさらに肩の力が抜けていく、もっと相手ににじりよって鼻先が触れ合う距離でじっと相手を見つめていた。夢で逢えるかもなんて非現実的なことも今は簡単に信じてしまえて夢の中でもこのままであることを望む、腕の中にいる相手がゆっくり瞼を閉じていくのをみればこの場所に安堵と幸福を感じてくれている実感が湧いてこちらまで穏やかな幸せで満たされた。こちらも瞼を閉じれば「おやすみフィリップ」と囁くように言って、最後に柔らかな口付けを相手に送ればゆっくりと意識を沈めていき)

(/お世話になっております!一旦区切りかと思いましてお声掛けさせていただきました。ストーカーなお話でしたが揺さぶられる探偵に対して絶対に傍に居てくれる検索くんがとても頼もしくて、同時に二人で対抗すればするほど梓が暴走していく感じがスリリングでとても楽しかったです!ストーカーの前ではガンと接してくれるのに二人になると不安に駆られる検索くんのギャップも大変良かったです。ストーカーにやられっぱなしも悔しいなと思っていたので検索を介して対抗手段を見つける所も上手く話が繋がって興奮しました。その後検索くんが刺されてしまってからの描写も細かくさせていただいてより緊迫感がありましたし、だからこその二人で家に帰ってきてからの二人だけの時間が幸せに溢れるものになって背後まで幸せでした。今回もありがとうございました!
この後ですがこのまま翌日のお話をするのもいいですし、検索くんが回復してからの休日のお話でもいいかなと思っておりまして…一気に切り替えちゃうのもありですし、検索様はのご希望などはありますか?)

  • No.9555 by 検索  2025-09-14 15:39:44 ID:415c83bff

これで正真正銘完治の証明を貰えたのだから今日からいつも通りで良いだろう?
(幸せと温かさを感じていれば安心して力を抜いたせいか眠気がやってくる。相手が直ぐ傍にいるのだと思えばその甘い誘惑には抗い難くゆっくり瞼を閉じていくと小さな声で「おやすみ、しょう、たろ…」と呟いて深い眠りに落ちた。翌日も普段仕事に行く時と同じ時間に目が覚めるも二人で抱きしめ合いながら二度寝をして一日中外に出ることなく幸せで充実した時間を過ごした。お互いの寂しさを埋め合うような休日を終えその翌日からは事務所に復帰することになったが資料の束を持とうとしたり少し外に散歩しに行こうとしただけで相手が慌てて止めに来たりしていた。相変わらず過保護だと主張したが相棒は傷に響くからの一点張りで譲ろうとしなくて早々に説得を諦め相手に任せるような生活をしていた。そんな生活を送って二週間程、舞い込んできた依頼が想定より早く終わったことと通院の最終日の予定が重なってまた1日休みを貰うと午前中に相手に送って貰い病院を訪れた。怪我の治りも良好でもう開くことは無く、薄ら残った傷跡も自然治癒で消えていきもう通院の必要もないと説明がされる。最後の手続きも終えて病院を出るとずっとこちらに気遣っていた相手に向け少し得意げに確認を取って)

(/こちらこそお世話になっております。狂気的なストーカーと対峙する話でしたが二人共の感情の揺さぶりを沢山出来てとても楽しかったです。早々に警戒する検索と探偵君の穏便に済ませようとする温度感の違いや徐々にエスカレートして周りも巻き込んで行くストーカーの犯行に背後共々苦しい場面もあったのですが探偵君が嫌悪感を滲ませたりお互いの存在を確かめあったりと二人の絆を強く意識するような行動に繋がってとても良かったです。二人ならではの推理パートで弱点を見つける事も出来ましたし指輪がキーアイテムになったりと話としても上手く繋がったかと思います。検索が刺された時や搬送や手術中の縋り付くような探偵君が印象的で緊迫感がありながらも好きな描写でした。退院後のお互いを確かめ合うような甘い時間も出来て幸せな時間でした、今回もありがとうございました…!
次ですがせっかくなら回復した後の話はどうかなと思いましてまた二人の時間を過ごすのも良いですし、甘い系に寄った騒動やお話に巻き込まれても良いかなと思うのですがいかがでしょうか。ひとまずどちらにでも繋がるように時間を進めさせてもらったので上手く続けて頂ければ幸いです…!)

  • No.9556 by 探偵  2025-09-14 17:18:26 ID:65b68c258


まぁガーゼも外れたしな…つっても俺が足で稼いでお前が検索するってのが俺達のいつも通りなんだからな、忘れんなよ
(久しぶりに相手の体温を感じて二人の家でゆっくりとした眠りについた翌日、相手との約束通り翌日も家から出ることはなく大半の時間はベッドの上で抱き締めあう怠惰で幸せな時間を過ごしてずっと一緒にいれなかった分を埋めるように相手と終始触れ合うような幸せな休日を過ごした。そして暫く相手の傷を気遣いながら過ごして今日は病院へ最後の通院日だ。晴れて休日を勝ち取った日でもある今日に医者からは完治を告げられ見た目にも傷はほとんどなくなってほとんど元通りといったところだろう。相手も何処か得意げに完治を宣言するが正直あの時から今までの不安が全て拭い去られたわけではなくて今一度二人の役割を宣言してそれがいつも通りだと釘を刺すように言う。組織が未だ精力的に活動していることを思っても「…もう少しお前が出歩く頻度を減らさなきゃな」とボソリと呟くように言って)

(/それでは回復した後の日としましょう!こちらは退院祝いにアイス食べ放題かデザート食べ放題にいくか、探偵が過剰に検索くんを囲おうとしてしまうお話はどうかなと思っていたのですが、甘い系統で騒動に巻き込まれるお話も楽しそうかなと思いまして…検索様が考えておられる展開とかあったりするでしょうか?)

  • No.9557 by 検索  2025-09-14 21:39:39 ID:415c83bff

分かってるよ、…君が一緒に居てくれれば問題ないだろう?
(無事に医者から完治の証明が出れば相手がこちらを気遣う必要はなくなる。それも含め元通りだと得意げに告げたが相手の反応は良いものというだけでは無さそうで普段の役割分担について言及されるとひとまずは頷いた。伺うように相手を見ていればぽつりと自分の外に出る頻度について呟きが聞こえてきて目を瞬かせる。最近は確かに色々と事件や騒動に巻き込まれているがそれは頻繁に外を出歩いているからではないだろう。だが何とか危険から遠ざけたいという気持ちも理解が出来れば少し考える素振りを見せたあと相手と一緒という条件を付けて問いかける。元々興味があるものがない限りはあまり外に出る性分でもない、外に出たいと思った時に相手が着いてくるならこの話も丸く収まるはずだ。それに今日は仕事も休みで特にやることはない。揶揄うような笑みを浮かべると「それとも今からデートをしないつもりかい?」と投げかけて)

(/探偵君が過剰に囲おうとする話面白そうです…!甘い騒動は案に出したものの具体的なのは考えてなくて感情メーターや好感度のようなゲージが可視化されちゃうメモリ、一定の距離を離れるか触れなくなると心身の異変が現れる、お互いに関する願望が実現しちゃう催眠…みたいな甘々メモリしか浮かばなかったのですが興味のあるものや探偵様の案などありますか?)

  • No.9558 by 探偵  2025-09-15 12:14:39 ID:65b68c258


それは……なら家で映画でも観るか?お家デートってやつだ
(元々自分達の役割分担は相手が安楽椅子探偵でこちらが街での調査担当だ、相手は組織から狙われる身で攫われたことだってあるのを考えれば当然の人員配置だろう。脅威から相手を守るための場所があの秘密の扉の先のガレージで本来なら相手はずっとそこにいる方がいい、だが相手をここに閉じ込めると一度口にした時組織と同じで道具扱いする気かと言われたのがまだ耳に残っていた。だからこそ二人で出かけるなら大丈夫だろうと出歩くようになったがあの日は二人で出歩いていても相手は生死を彷徨ったのだ、自分の力で相手を守りきれなかった。その思いは未だに胸に焼き付いて問いかけにも上手く答えることができない、今日は休日で相手と一緒にいるならば当然デートをしたいとは思うのだが外を出歩くのは何となく避けたくてとりあえず家に帰ることを提案する。家でもやることはあるだろうと適当な候補をあげながら「まだ暑いしな」と心のこもっていない適当な言い訳を積み上げて)

(/こちらも甘めな騒動今のところ思いついていませんで、今回は探偵が過剰に検索くんを囲ってしまうお話をさせていただければと!上げていただいた中では一定時間触れないと心身に何かしらが起こるお話とお互いに関する願望が実現しちゃうお話が気になるのでどこかの機会にやらせていただければ幸いです。それではちょっと薄暗いデート楽しみましょう!/こちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9559 by 検索  2025-09-15 16:59:33 ID:415c83bff

…? まあ君がそうしたいならそれでも良いけど。なら家で食べるものとか色々買って帰るのはどうだい?
(自分が心配ならば共に着いてきて一緒に行動すれば良いだろうと普段の理論を振ってみるが相手の歯切れは悪い。何かを考え込んでいるようにも見える素振りに首を傾げていて家デートを持ち掛けられると目を瞬かせた。てっきりこの街の良い所に行こうと誘われるかと思ったのに。だが特に行きたいところがある訳でもなければまだ暑いという妙な言い訳に不審に思いつつも素直に頷いた。相手と過ごせるならば何処だって異論は無い。だがこのままただ帰るのももったいない気がして、何処かでご飯や家で楽しめるものを買って帰ることを相手の顔色を見ながら提案してみて)

  • No.9560 by 探偵  2025-09-15 20:39:10 ID:65b68c258


だ、……家に帰ってもなんもねぇか。完治祝いのデートだし、お前の好きなの買って帰るか
(相手をなるべく外に出したくない気持ちが働いてしまって家でのデートを提案すれば相手は何処か引っかかりのある顔をしながらもすんなりと受け入れてくれて内心安堵する、今外を歩き回っても相手との時間に集中出来なさそうだ。胸を撫で下ろしたところでこのまま買い物に行こうと言われれば即座に反対する言葉が口から出かかる、だが家にはなんの用意もないわけでこのままではただ家でぼんやりするだけで終わってしまう。デートだと上機嫌な相手の笑みを消したくはなくてなんとか言葉を飲み込むと自分を納得させるように呟いたあと近くの大型スーパーに向かって歩き出した。これまで以上に警戒を強めなければと自分に言い聞かせながらいつもより近い距離で相手の隣に陣取り歩いていて)

  • No.9561 by 検索  2025-09-15 23:04:54 ID:415c83bff


…ああ、そうしよう。
(帰るがてら買い物をしてから帰ろうと提案すると相手は瞬時に何か言いかける。直ぐに黙ってしまった姿はやはりいつもと様子が違っていて、だけどその原因に思い当たる物が無ければ首を傾げるしかなかった。だがデートと言う言葉が出てきて好きなものを買ってくれると聞けば目がきらんと輝いて一先ずは受け流すことにした。相手が歩き始めると自分もそれについて行く、いつもより距離も近い気もするがデートと言う響きに浮かれているのだと判断すればこちらからも距離を詰めて大型スーパーに向かった。その道中繁華街を通っていると『そこのお兄さんたち』と急に声を掛けられ思わず足を止める。記憶にない辺り最近出来たようなコスメ屋のようで声を掛けた主である女性はこちらが止まったのを見るなり近付いてきて『お兄さん達めっちゃ肌綺麗ですね。うちの店最近出来たばっかりでオープンキャンペーンとしてコスメの試供とかやってるんですけど興味とかありませんか?』とハンドクリームなどの乗ったチラシを渡しながら食い気味に提案される。以前女装の時に幾らか触ったが未だ未知の世界だ。試供くらいならばお金も掛からないだろうかと『ハンドマッサージ付き!』と書かれたチラシの内容見つめながらその目は興味を示しかけて)

  • No.9562 by 探偵  2025-09-16 08:21:21 ID:65b68c258


…っ、やめろ!!……あ、
(心は全く落ち着いていないのだが買い物をするのを決めると相手の目は輝いてやはりこの輝きを失いたくないと思う、だが危険な目にあってもガレージに閉じ込めても、きっとその輝きは失われてしまうだろう。どうにもならない矛盾を抱えながら何時でも対応できるように相手の近くにいながら繁華街を歩く、すると女性の声が聞こえてその足音がこちらに近づいてくるとスっと肝が冷える心地がした。女性特有の高い声に迫る影、どうしようもなくあの日のことを思い出してしまえば反射的に相手を庇うように半歩前に出て腕で相手を庇って店員を睨んでしまった。しかしそこにいたのは新しい店を宣伝しにきた店員だ、遅れて心音が緊張で早くなると目を泳がせ腕を下げる。その間に店員は相手がチラシを受け取ったのをみて営業のチャンスだと思ったのか『簡単なのでここでも出来ますよ?』とクリームを片手に相手の手を取ろうとした。その瞬間にまたあの時のことがフラッシュバックして頭に血が上ると怒号に近い叫びを周囲に響かせ相手と店員の間に割って入ってしまう。店員は呆気に取られたあと怯えの表情を見せて、そこで漸く自分がしたことに気がつけば背後の相手を後ろに押しやりながら「悪ぃ、こいつ匂いがきついのはダメなんだ。また来るからその時におすすめ教えてくれ」と取り繕うように早口で言えば相手の腕を掴んでその場を離れて)

  • No.9563 by 検索  2025-09-16 12:01:06 ID:415c83bff

…っ、翔太郎? あ、えっとそういう事だからすまない。 ……翔太郎、もしかしてまた似たようなことが起こるって思っているのかい?
(愛想の良さそうな店員がこちらに話しかけてくると相手が半歩前に出て腕でこちらを制する。好奇心で飛びつく自分を制する為の動きだろうかと思ったがその目は店員を鋭く見ていた。相手の勘に引っかかる怪しいサービスなのかとチラシに視線を落として見ているとそれを営業チャンスと思ったのか店員がこちらの手を取ろうとする。その瞬間怒号にも近い声を上げて相手が決定的に割り込んできてその剣幕にびくっと肩が跳ねる。明らかに普段とは違う反応に伺うように名前を呼べば相手もはっとした顔をするも自分を後ろに下げてから早口で嘘の理由を捲し立てて強引に腕を引っ張っていく。今だ怯えと困惑の表情を浮かべる彼女にこちらからも声を掛けつつ相手に引かれるまま繁華街を離れた。注目を向けていた周りの人も無くなり落ち着いた道に出てくると相手の腕を一回ぐいっと引きながら名前を呼ぶ。先ほどから外を出歩くのを躊躇うような態度に退院してからずっと気遣うような仕草、さらに店員がストーカーだった彼女と歳が近かったことを考えればその理由が一つ浮かんで伺うような視線を向けながら問いかける。周りに人が居ないことを確認してから背中に手を添えそこを撫でながら「大丈夫だよ、彼女達は今も捕まっているようだしもうあんな事は起こらないから」と優しく宥めるように言葉をかけて)

  • No.9564 by 探偵  2025-09-16 12:29:25 ID:65b68c258


っ、……そんな事言いきれねぇだろ?最初は付けられてることも気付いてなかったんだ、俺が気付く前に強硬手段に出てたら……
(こちらの剣幕に店員は完全に怯えている、せっかくこの風の街に新しくやってきた店なのに出迎えるどころか怒鳴りつけるなんて。後日謝りにいくことを決めつつも相手の腕を掴んで人混みを避けるように歩き出した。周囲に人がいるとこちらに敵意を向けている人物が紛れてしまう、人気のないほうが対応しやすいだろう。そうやって警戒心を顕にして歩いていると突然相手に腕を引かれて驚いたように目を開いて相手の方を見る、そしてこちらの胸の内を見透かされるとさらに目を丸くさせた。どうやら相棒にはこちらの考えなどお見通しらしい。背中を撫でられるもののこの体勢では片腕を咄嗟に差し出せない。肩に手を置いて動きを制してから小さく首を振る、彼女らは捕まってはいるが彼女達と同じような人間がいつ出てくるかなんて分からない。それにただでさえ相手は組織に狙われているわけでどんな奴がどんな手を使って手を出してくるのか分からないのだ。ひとりの男性が静かに自分達から少し離れた位置を歩いてくるのが見えれば男性と相手の間に移動して「お前に催眠かける奴だっているし、同級生だっていいながら近づいてくる奴もいた。さっきのだってマッサージだって言いながら腕になんかされたら対処できねぇ」と考えていくうちにまた緊張で心音はあがって相手と目を合わせて無理やり笑みを浮かべると「やっぱお前先に家に帰っとかねぇか?お前を送った後に俺が買い物してくればいいだろ?」と今すぐ帰宅しようと提案し)

  • No.9565 by 検索  2025-09-16 14:56:36 ID:415c83bff

翔太郎、…翔太郎! 少し考えすぎだ、それに君と離れる方が危険だし、一人で待つのは寂しいよ
(ずんずんと歩いていく相手の腕を引いて動きを止めた所に推測をぶつければ相手の目が図星をさすように丸くなる。落ち着かせようと背中を撫でながら大丈夫と告げるが普段なら軽く身を預けてくれるのに今日は肩に手を置かれて動きを制される。遠くで聞こえた足音からも自分を引き離すように相手が体の位置を変え。ぽつぽつと聞こえてきたのはあったかもしれない未来とこれからも起きるかもしれない不安で今までの被害を例に挙げながら呟く姿は強迫観念に囚われているように見えた。一度名前を呼んでみてもそれは止める気配はなく濁流のように言葉が紡がれると相手がこちらを見る。目は合っているのに引きつったような無理な笑みを浮かべていてその様子は何とも痛々しい。声を張り上げて名前を呼び真の意味でこちらを向かせるとじっと相手を見ながら落ち着かせるように言葉をかけていく。きっと相手の不安は今までの物が積み重なって噴き出したもので言葉だけでは解消できない。真の意味で大丈夫だと思って貰う必要があるだろう。あくまで二人でないと寂しいという方向に話を持って行くと「じゃあ今日は近くのコンビニで必要なものだけ買って二人で家に帰ろう、それでどうだい?」と大型スーパーではなく手頃な場所で買い出ししてから帰ることを提案して)

  • No.9566 by 探偵  2025-09-16 18:38:31 ID:65b68c258


あんなことがあったんだから考え過ぎなんて、……そうするか。コンビニなら俺達以外の動向も把握しやすいしな
(これまでに何度も襲いかかった相手を失う可能性のあった危機、順に並べていくだけでも包丁が相手を貫いた時の絶望が脳裏を過ぎって内蔵が冷たくなる。それなのに心音だけは上がり続けて脳内は血が広がったように赤く熱い気がした。今までならばまだ怪我が完治していないのを盾に外出を控えるよう言えたのにその言い訳も今日でなくなってしまったのだ。次第に今すぐにでも相手を安全な場所に帰さなければとそれだけに思考が支配される、しかし強い口調で名前を呼ばれると我に返って動きを止めた。漸くきちんと相手を視界に収めれば考えすぎだと言われて目が泳ぐ、自分でも過剰な心配をしているのを理解している反面薄暗いところから誰かが『フィリップがまた刺されるかもしれない』と囁いている気がした。なんとか相手を帰そうとするが【寂しい】という一言を聞けば思考の暴走が止まる、相手を悲しませることはしたくない。人が多い大型スーパーの代わりにコンビニにいくことを提案されると数度頷く、即座に店の安全性について口にしたのは自分でも気づかなかった。掴んでいた腕を離して、しかし相手との距離は相変わらず近いままコンビニへの道を歩き始める。その間も警戒心は相変わらず発したままでコンビニについても周囲に素早く目を走らせてこちらを伺う目がないかを確認していて)

  • No.9567 by 検索  2025-09-16 19:29:45 ID:415c83bff

何を買おうか。家でまったりするならお菓子とか飲み物かな
(ずっと暴走気味で焦りと不安が全面に出ていた相手に対して強く名前を呼んで自らの想いを伝えるとやっとちゃんとした意味で目が合う。このままでは相手も落ち着かない、スーパーに行くのをやめて最寄りのコンビニに行くことを提案すれば了承の返事か返ってくるものの店の安全性に言及していて僅かに眉が下がる。相手が愛するはずのこの街の人物が警戒対象になってしまっていることが妙に居心地が悪い。早くその不安を取り除かなくてはと心に決めながら向かう道を変えてコンビニへと向かった。警戒したままの相手と一緒にコンビニへと入るとカゴを持って店内をぶらつく。スーパーと違ってコンビニは小さな土地の分売り場がぎゅっと詰まっていてその代わりにその店ならではの商品があったりする。期間限定と書かれたお菓子や商品をキョロキョロ見ながら相手に話題振って)

  • No.9568 by 探偵  2025-09-16 21:19:43 ID:65b68c258


そうだな。あとはアイスも買うか。コンビニになっちまったけどお前が好きなもん買って、…、…
(女性店員がこちらに駆け寄ってきた時からずっと心音が収まらない、視界に誰かが入るだけでその手にナイフを持って相手に駆け寄っていくのではとあらぬ心配をしてしまう。馬鹿げた妄想だと分かっているのに一度その妄想が実現しただけに油断する気になれなかった。コンビニについて店内を見回せば数人の人影が見える、他の客の動向に注意しながらお菓子のコーナーへやってくると相手はキョロキョロと落ち着きなく商品棚を見ていて子供っぽい仕草に僅かに口角をあげた。こんな表情もガレージに相手を閉じ込めらば見れなくなってしまうものだと自分に言い聞かせた矢先、不意に人影が自分達に近づいて相手が見ている棚に手を伸ばしてくる。途端に思考は真っ赤に染まって心音が上がると伸ばされた手を無意識に掴んで制止させた。知らぬ間に呼吸さえ止めていたが『翔太郎くん?』と声を掛けられるとハッとして顔をあげて人影の方をみる。そこには顔なじみの駄菓子屋の店主がいて『どうしたの?』と声を掛けられると意識が引き戻されすぐに手を離して「すみません。ボーッとしてて。お久しぶりです」と返事をした。店主は不思議そうな顔をしているがこの場を誤魔化すように相手の方を向けば「この人は俺がガキん時から通ってる駄菓子屋の店主さんだ。こっちは俺の相棒でフィリップです」と場の空気を無理やり戻しながらそれぞれを紹介して)

  • No.9569 by 検索  2025-09-16 22:44:40 ID:415c83bff

なら今日はアイスよりも向こうの、…駄菓子屋、…はじめまして。
(コンビニ店内を見て回っていれぱ幾らか相手の警戒も緩んだ気がしていつものように相談しながら商品を見ていく。せっかくならば冷蔵コーナーにあったコンビニスイーツにしようかなと述べようとしているといつの間にか横から人がやってきていて棚に手が伸ばされた。なんてことない仕草だが即座に相手がその腕を掴んで緊迫の空気が漂うと咄嗟にその人物と相手の顔を見る。だがその空気に反して優しい声が聞こえてきてその後の二人のやり取りから古くからの知り合いだと分かった。不思議そうにしている店主に相手が誤魔化すように双方を紹介してくれて、初めて聞く単語に興味を示すように同じ言葉を口にした。相棒だと紹介されると軽くぺこりを頭を下げ挨拶をすると『君が翔太郎くんの相棒か。たまに話には聞いてたよ、宜しくね』と和やかに挨拶が返される。相手の幼い頃からの付き合いならば無下にする理由もなく少々空気も和やかに戻って軽い世間話をしていると店主は『あ、そうだ』と言って懐を漁る。それから相手を見ると『さっきおまけで出たんだけどウチは飾る所がいっぱいだから、翔太郎くん好きだったよね?』と言いながら手頃なサイズのふ.う.と.く.んのマスコットを差し出す。そのサイズ感は盗聴器の仕込まれていたあの置物とよく似ていて思わず固まってしまうとそれを違うものかと思ったのか『もしかしてフィリップ君も欲しかった?確かこっちにポーズ違いのやつが…』とまた懐を漁って取り出そうとしていて)

  • No.9570 by 探偵  2025-09-17 07:54:26 ID:65b68c258


ッ!……いらねぇ!!…、…
(相手に伸びてきたと思った手は懇意にしている駄菓子屋の店主のものだった、街を見て回る時に前を通る店でもあって自分が小さい頃から世話になっている人でもある。そんな人の手を乱暴に掴んでしまった事に半分戸惑いと半分罪悪感を抱えなんとか場と自分の気持ちを紛らわせようとした。相手と店主の挨拶も和やかに終わった矢先に店主は鞄を漁って何かを取り出す、出てきたのはあの時に盗聴器を仕込まれていたのと同じふ,う,と,く,んのマスコットで顔が引きつってしまった。店主とは長い付き合いで小さい頃からこちらがふ.う.と.く.ん.が好きなのを知っている、これを差し出しているのも100%の善意だ。それを分かっているのにもしかしたらと警戒してしまう、視界の端に相手の姿が映ると同じく身を固めているのが見えて相手を守らなければと思いが膨らんでぶわりと全身に血が巡った。視界が真っ赤に染まる感覚の間に店主はまた鞄を漁り始めて、そこから光るものが出てくるのではと思えば即座に体は動いて相手を後ろにやりながら店主が鞄を漁る手首を強く掴んで後ろに押しやってしまった。コンビニ中にこちらの叫び声が響き一瞬時が止まる、一拍遅れて店主が呆気に取られた顔をしているのに気がつくと漸く自分が掴みかかっていることに気がついて「すまねぇ、」と慌てて手を離した。店主は目を瞬かせていたが、やがて『翔太郎くん顔色悪いね。高校生の時もそんな顔してたことあったかな…良かったらまたうちの店おいで。美味しいお菓子用意してるから』とにこやかに言うとこちらの肩を軽く叩いて相手に軽く笑みを向けるとその場を去ってしまった。その間呆然と立ち尽くしかなかったが店主がコンビニを出たところで「何やってんだ俺は…」と弱々しく呟いて)

  • No.9571 by 検索  2025-09-17 11:25:41 ID:415c83bff

…っ、……あ、……翔太郎。
(店主があの時と似たこの街のマスコットを差し出してくると嫌でもその中に盗聴器を見つけたときの事を思い出してしまう。思わず固まっていると店主が鞄を漁り始め、不意に相手に体を押しやられたかと思えば店主の手首を掴んで威嚇するような声を上げるのが見えた。その叫び声にまたびくっとしてしまうがそれは相手も同じようで素で戻ったように手を離す。急に強い声を向けられて驚いていた店主だったが気にしていない様子で相手の肩を叩きこちらにもすぐにこやかな笑みを向け、優しい大人の対応に上手く言葉が出てこなくて軽く会釈するしか出来なかった。店主がコンビニを後にして周りからの視線も幾らか和らいだ所で相手の自嘲気味な呟きが聞こえてくれば無意識に名前を呼ぶ。相手がこちらを守ろうとする警戒心は顔見知りの人物にまで及んでしまっている、それだけあの時の光景が相手に深く強いトラウマになっていることに酷く胸が痛む。だがこの街の守るべき対象にそんな行動をとってしまった相手の方が動揺しているはずで宙に浮いたままの手を握って「早く買い物を済ませて家に帰ろう」と呼びかける。今のままでは外に居るというだけで相手の精神は落ち着かない。手ごろな飲み物とお菓子、ちょっとしたお惣菜など今日一日家で過ごせるようなものを買うと相手にお会計を頼む。なるべく相手との距離を詰め、反対に他人が近づいてこないように考慮しながら会計を待ってコンビニを後にして)

  • No.9572 by 探偵  2025-09-17 12:31:37 ID:65b68c258


……そうだな
(あれだけ長い付き合いがあって店主がどんな人か知っているのにあの一瞬、間違いなく相手に襲いかかる敵として認識していた。そんな事あるはずないのに、あるはずのない事が起こっただろうとまた誰かが囁いた気がした。自分が嫌になるのに相手を守りたい気持ちだけが膨らんでいって自分でも折り合いを付けられない、正常でない自覚はあるがこれから相手が自由に外を出歩ける事に強く拒否している自分がいた。呆然としていれば相手がこちらの手を取る、相手自らが家に帰ろうと言っただけで気持ちは随分とマシになった。会計を済ませるとコンビニを後にする、先程よりも近い距離で相手の隣にピタリとついて周囲を警戒するように歩いていた。無言で帰路を歩いていればパタパタとこちらに近寄る足音が聞こえて息が止まる、心音があがって目を見開くと相手を庇うようにしながら勢いよく振り返った。直後『翔ちゃんやっほー!』『え、何それ番犬?』と高い声が聞こえてくれば一瞬身構えるものの距離もあったお陰で「…なんだよ、クイーンとエリザベスか」と気づくことができた。早くなった心臓を抑えるためにゆっくり呼吸しているとエリザベスが相手の方を向いて『フィリップくんやっと退院したんだ!良かったぁ心配してたよ』と相手を労う、クイーンはチラリとこちらを見てから『フィリップくんが入院してる間の翔ちゃん見てられなかったけど、今もやばそうだね』と指摘されてしまい、いつもならば言い返すところも言葉が出ずに目線を逸らしていて)

  • No.9573 by 検索  2025-09-17 15:19:55 ID:415c83bff

クイーンにエリザベス、久しぶりだね。例の件は色々手回ししてくれて助かったよ…やっぱり分かるかい? 何というか外を出歩いたらまた僕が危険な目に合うかもしれないと思っているみたいでずっとこの調子なんだ
(精神的に不安定な相手を引きつれ一緒にコンビニを後にする。ほぼくっついているといえるほどの近さで隣り合っていれば普段は心が弾むような時間であるのに相手の視線は周囲を注意深く警戒することに使われていて少し遠くにいるような気分だった。レジ袋を持ちながら帰りの道を歩いていると足音が聞こえる。即座に相手が前に出て庇うような姿勢を取りながら振り返ると見慣れた女子高校二人の姿があった。相手の体から緊張を解く様子を視界に入れながら手を振って彼女達を迎え入れる。例の噂も彼女たちのおかげでかなり払拭出来たと聞いている、真っすぐに労ってくれる姿勢にも胸も暖かくなると素直な笑みとともにお礼の言葉を告げた。一方クイーンは相手をちらりと見てから鋭い指摘をしていて観察眼に感心しながらこちらも目を逸らす相棒に目を向ける。二人には色々とバレているのならとある程度の経緯を明かすと納得するように相槌が打たれた。『でも彼女ってまだ捕まっているんでしょ?』という問いには頷き問題ないはずだと告げるが相手がそれで納得するとは思えない。一人では良い案が浮かばす、口元に指先をやりながら「どうすれば安心してくれるだろうか…」と本人の前で相談を持ち掛けていて)

  • No.9574 by 探偵  2025-09-17 17:50:46 ID:65b68c258


な、おい勝手に相談すんなよ。…彼女だけじゃなくて他にもいるかもしれね……え、
(こちらに近づく足音にまた思考は真っ赤に染まったが声の主が懇意にしている二人だと分かればなんとか心を落ち着かせる、流石にこの二人が今すぐ相手を包丁で刺すとは思えなかった。だがやはり相手の傍に自分以外の人間がいることは何処と無く落ち着かない、様子が変だと指摘されても上手く言い返せずにいた。こちらが黙りしている間に相手がこちらの状況を説明し始める。風の街全てを警戒しているだなんてこの街の探偵に相応しくないことを暴露されれば慌てて止めようとするがもう遅い、それに彼女が捕まっている話を聞いて即座に自分で彼女だけの問題ではないと答えてしまった時点で言い訳も何も無い。バツの悪い顔をしているとエリザベスが『あーそれ、翔ちゃんに文句言おうと思ってたんだよね。』『めちゃくちゃ落ち込んでるから言わなかったけど』と斜め上の返事が返ってきて間抜けな声が出る。目を瞬かせていると『あのさ、翔ちゃん私達の情報網舐めすぎ。翔ちゃんが彼女いる噂も私達とウ.ォ.ッ,チ,ャ,マ.ンとサ.ン..タ.ち.ゃ.んにかかれば一日で消えたんだよ?』『よーするに、何で私達に言わなかったの?』と次々と文句を言われてしまった。予想だにしない言葉に「あ、え、いや…俺だけでどうにかなると思って…」と戸惑っているとクイーンが『ここで翔ちゃんが私達に頼むべき事ってなんだと思う?』と済ました笑みを浮かべると相手にチラリと目をやって)

  • No.9575 by 検索  2025-09-17 19:06:54 ID:415c83bff

…ふふ、どうやらこういう所は彼女たちの方が上みたいだね?
(黙り込んでしまった相手を他所に今の状況を説明すると相手が止めようとするがその後の回答からその言い訳も聞かなくなりバツの悪い顔をする。深刻に悩んでいる相手とは裏腹に2人は続けざまに言葉を返し、目を瞬かせた隙にさらに畳み掛ける。次々と向けられる文句とそれに戸惑う相手の反応に思わず笑い声を零しているとクイーンのアイコンタクトのパスを受け、揶揄う言葉をかけながら相手の方を向く。相手が守ってくれようとしているのは当然嬉しいが今の相手は自分だけで何とかしなくてはと抱え込んでいる状態だ。一人では出来ることには限りがある事を二人で一人の相棒ならばよく知っているだろう。二人を見てから視線を相手に向けると「僕たちはこの街を守る為に動いてるけどそれと同じくらいこの街や人に助けて貰ってるはずだ。誰かに頼るのだって手段の一つだ、ならばこれだって例外ではないだろう?」と言葉を続けて)

  • No.9576 by 探偵  2025-09-17 21:41:09 ID:65b68c258


……みたいだな。…クイーン、エリザベス。俺はフィリップを今回みたいな目に二度とあわせたくねぇ。だからこの街に異変がおきたら、こいつに危険が及びそうな可能性があるなら、すぐに俺に知らせてくれねぇか?で、困った時には助けてくれ。いつも通りな
(女子高生二人に圧倒されて目が点になっていたが、相手からも揶揄うようなことを言われて漸く二人に言われたことをゆっくりと飲み込む事ができる。そして相手からこの街に助けて貰っているのだと言われれば大事なことを思い出した。この街の涙を拭いたいという思いの原点、それはこの街に育ててもらって助けて貰って恩義を貰ったからだ。この街の探偵として生きてその恩返しをしているつもりだったがまだまだ日々この街に世話になりっぱなしらしい。漸く小さな笑みを相手に向けると二人の方へ向き直る。そして今二人に頼むべきこと、相手を守るためその情報網を宛にさせて欲しいことを、有事には今度こそ相談することを申し出た。クイーンは満足気に『翔ちゃんがそう言うなら仕方ないね』と女王の名に相応しい笑みを浮かべる、一方でエリザベスは『じゃあ今回の報酬はカラオケ奢りね。あ、パーティアラカルトつきで』とさらっと報酬を言い渡されると「はぁっ?!」と声をあげて)

  • No.9577 by 検索  2025-09-17 22:45:49 ID:415c83bff

同じく翔太郎に関する危険や情報があったら僕に知らせてくれ、勿論翔太郎が拒否していてもね。 、僕も参加してみたい!
(2人のパスと自分達の、そして相手の原点の話を振ればその表情は先程よりもずっと落ち着いたものになって小さな笑みが浮かんだ。そして2人の方に向き直ると情報網をあてにすることと相談することを告げていた。ついでに相手の横に並び直すと同様に相棒に関する情報は自分の元に持ってくるように依頼しておく。普段事務所に安楽椅子探偵をする分、外の気配や行動には気づきにくい。だが彼女達を含めこの街の情報屋の包囲網があれば相棒が無理をしたり何かをしかけても直ぐに情報が回ってくるだろう。こちらも和やかな笑みを浮かべると2人は満足そうに頷く。さらにエリザベスが行ったことのないカラオケという場所で面白そうな物を相手にねだっていればすかさず自分も参加表明をし、『えー行こ行こフィリップくん』『フィリップ君退院祝いってことでどうせならウ.ォ.ッ,チ,ャ,マ.ンとかサ.ン..タ.ち.ゃ.んと呼ぼうか』と計画が進んでいく。噂の件といいお世話になったのながら良い機会だろう。初めての会に素直に笑みを浮かべると「楽しみだね、翔太郎」と相手に話しかけて)

  • No.9578 by 探偵  2025-09-18 07:56:57 ID:65b68c258


な、……まぁ、そうだな。今回の事では世話になったしフィリップの退院祝い兼ねて派手にやるか!
(女子高生二人にこれまで以上にこの街に目を光らせ同時に頼りにすることを申し出る、横からは相手がこちらと同じことを言っていて余計なお世話だと言う前にこちらの発言を先読みされてしまい口を挟むことも出来なかった。だが今回のようにこちらの危機が相手の危機へ繋がる可能性があるのを考えると自分達に危機が迫っているのならば知らせて貰った方がいいだろう。何処に危険が潜んでいるか分からないと強く疑念を持っていた思考は薄れていく、代わりに提案されたカラオケはこちらを置いて勝手に相手の退院祝いと盛大なものになっていた。会計のことを思って一瞬思考が真っ白になるが親しげに話す相手と二人を見ればこの街の一人として相手が生きている姿に言い様のない喜びを覚える、愛するこの街に相手がいることに幸せを感じていた。これは相手をガレージに閉じ込めては得られない感情だろう。今回の件で礼は伝えたが改めて感謝を伝えて相手の退院を盛大に祝ってやれるなら開催しないわけがない。漸く口角をいっぱいにあげると弾んだ声でカラオケ会を宣言した。その後は女子高生二人からまた細かく文句があったが概ね和やかに会話は進んで『じゃ、カラオケ楽しみにしてるから』『フィリップくんお大事にねー』と別れの挨拶をして二人を見送った。また二人に戻ったが先程よりも随分と楽に呼吸ができるようになって相手の方を見れば「ありがとなフィリップ、大事なことを思い出させてくれて」と礼を伝えて)

  • No.9579 by 検索  2025-09-18 11:32:32 ID:415c83bff

僕は何もしてないよ。守りたいと意気込んでくれるのは嬉しいけど一人で背負いこんで潰れてしまっては意味ないだろう?僕達には頼りになる仲間がいるのだから頼りたまえ
(文句を言おうとしていた相手だったが収集がつかなくなったから、もしくは振り切ったのか口角をあげたいつもの笑みを見せると乗り気にカラオケ会の開催を宣言して三人で盛り上がる。自分の退院祝いと銘打たれると少しくすぐったいがクリスマス会と同様きっと楽しい時間になるに違いない。さっそく予定を確認したりカラオケとやらの仕組みを二人に聞いたりしながら話を進めある程度纏まると二人は用事があるからと去っていく。『またね』と手を振って女子高生二人を見送ってから相手を見ると幾らかさっきよりも顔色や呼吸も良くなっていて伝えられる礼に軽く微笑んだ。相手だけでこの街の全ての悪意を見張るのは物理的にも精神的にも無理がある、一人で気負い過ぎても上手く行かないのは既に経験済みだ。自分の事ではないのが得意げな口調で他の手段も頼るように伝えながら相手の肩をぽんと叩いた。そして周囲に誰も居ない事を確認してから相手の手を取り「皆とのカラオケ会も楽しみだけどその前に今日は二人っきりでデートだからね」と宣言するとその手を引いて人通りの少ない裏路地から帰路を進んでいき)

  • No.9580 by 探偵  2025-09-18 13:05:44 ID:65b68c258


そうだな。みんなこの街を愛してんのは同じだ。…あぁ、ちゃんとお前とのデート楽しまねぇと
(今回は確かにこちらにとって脅威の存在が現れて相手は命の危機に晒された、しかしこの街の人全てがそんな存在ではない。この風の街に生きていて中には自分達に協力してくれる人もいる。その協力者の面々がなかなか強力な味方なのだから心強い。これまでだって幾度となく自分達を助けてくれたのだ、これからだってそれは変わらない。相手と皆が顔見知りを超えて退院祝いのカラオケパーティーをやるほどの縁があるのだから尚更心強い。そんな当たり前のことを相手を守ることに固執しすぎて忘れてしまっていたようだ。頷き応えていると周囲に人がいないのを確認してから手が繋がれる、そして改めて今日がデートなのだと言われると口角をあげて繋いだ手をぎゅっと握った。そのまま人通りの少ない道を選んで手を繋いだまま二人の家へとたどり着く、そこは相手を閉じ込める場所ではなくて二人で二人だけの時間を過ごす場所だ。玄関をくぐって「ただいま」と帰宅の挨拶をする、ハットを仕舞い買い物袋を適当に置いたのを見計らって「フィリップ、」と愛しいその名前を呼びながら相手を抱き締めて)

  • No.9581 by 検索  2025-09-18 13:46:38 ID:415c83bff

ただいま。…ふふ、捕まえたくなったのかい?
(すっかり調子を取り戻したように見える相手の手を取ると強く握り返されて口元が緩むのを感じながらそのまま人通りの少ない道を歩いていく。さっきとは違って何気ない話をしていればあっという間に家に辿り着いて相手に続いて帰宅の言葉を口にしながら中へと入った。買い物袋などをテーブルに置いて整理をしていると相手に名前を呼ばれそちらを向く。その時には既に相手は近づいていてすぐにその腕に抱きしめられた。もうそんな気は治まったと知っているからこそ笑い声を零して悪戯っぽく問いかけながらこちらからも腕を回して相手の体を抱きしめ返す。この身で自分を守ろうとしてくれた嬉しさが気が抜けて時間差でやってくればぎゅっと少し腕に力を込めて「翔太郎、今日はデートだから二人で閉じこもろうか」と楽しそうに告げて)

  • No.9582 by 探偵  2025-09-18 18:48:29 ID:65b68c258


……ちゃんとあいつらの存在は頼りにしてるけどよ、…でもほんの少しだけ、俺はお前をここに閉じ込めときたいと思ってんだよ
(相手を抱き締めていれば揶揄い混じりの言葉が飛んでくる、きっと冗談のつもりで相手は言ったのだろうがその気持ちが全くないかと言われれば嘘になる。相手をこの部屋に閉じ込めておきたい気持ちはずっと胸の片隅に抱えていたもので今回の件で余計に膨らんでしまった願いだ。二人きりになったからこそ胸の内に潜む薄暗い感情さえ口にしてしまえる、驚異から相手を守るという意味でも誰の手にも触れさせず自分だけのものにするためにもここにずっと閉じ込めておきたいと微かに願いを抱いている。当然それを実行することはない、しかし相手から強く抱きしめられて擬似的にでもその願いが叶えられると言われればどうしようもなく胸は満たされてしまって「あぁ、テーブルに買ってきたやつ広げちまおうぜ」と上機嫌に言って)

  • No.9583 by 検索  2025-09-18 19:53:42 ID:415c83bff

…、常にと言うのは無理だけど二人きりの時くらいは好きにして良いよ。 良いね、そうしよう。
(相手を抱きしめながら問いかけると相手はぽつり一番底にあるだろう感情を口にする。相手の願いを何でも叶えてあげたい気持ちはあるがここに閉じ込められてしまえばこの街の二人で一人の探偵にはなり得ない。だが恋人であるときだけでもその感情を受け止めたくて腕に力を込めて自分の存在を知らしめるように相手を引き寄せると2人きりの時はその欲を明かしても良いとその目を見ながら囁いた。どちらにしろ今日はもう一日外に出ることはないだろう。上機嫌に告げられた提案に賛成を示すと一旦腕を解いて買い物袋を手に取る、中から買ってきたお菓子や飲み物などを取り出すとテーブルに並べていく。普段ならば家にストックしない様なものやコンビニスイーツなども並んでいて「ちょっとしたパーティみたいだね」と言いながら楽しげに準備していき)

  • No.9584 by 探偵  2025-09-19 07:50:13 ID:65b68c258


なら俺達だけで退院パーティーの前夜祭だな
(普通ならば他人に明かせないような行き過ぎた独占欲が滲み出る願望、それさえ体を引き寄せられて見つめられながら肯定されてしまうと胸の底の底まで満たされてしまってじわりと幸せが広がってしまう。口角を上げると「ならそうする」とこちらも薄暗さを滲ませるような呟きで返事をしていた。今日はもうここから出ていく必要もない、それに完治を言い渡されたということは抱きしめる時に手加減する必要もないということだ。最後にぎゅっと強く抱き締めてから腕を解くとコンビニで買ってきたものを並べていく、あの時はあまり心身穏やかではなくて目に付いたものを適当に買い物カゴに入れたがどうやら暦上は秋の訪れのせいかテーブルの上に並んだものは焼き芋関連のスイーツがちらほらある。華やかになったテーブルを前に相手の椅子とこちらの椅子を最初からピタリとくっ付けて並べると左側へと座って相手の方を振り返り「どれから食べるんだ?」と問いかけながらすぐ右隣へ来るように手招きして)

  • No.9585 by 検索  2025-09-19 12:00:57 ID:415c83bff

どれにしようかな…まずはシンプルに芋の風味を味わえそうなこれにしよう。
(ありのままで良いと伝えると相手は口角を上げそれを望む返事をする、普段は外に出なければいけない分プライベートでは二人だけの世界に閉じこもったって文句は言われないはずだ。最後に今まで出来なかったぐらいの力強さでぎゅっと抱きしめられると満足げに笑いながら相手から離れた。テーブルの上に買ってきた物が並ぶとその豪華さに気分は上がる、相手が二つの椅子をくっつけてその左側に座ると初めにどれにするか悩むような言葉を口にしながら手招きされるままくっつくような距離でその右隣に座った。二人きりだからこその距離に胸を弾ませつつテーブルの上からまず取ったのは秋らしい見た目のスイートポテトだ。土台はタルトのように赤紫色のクッキー生地になっていて見た目から半分に割った焼き芋っぽいのに加えて手で掴んでも汚れないようなつくりになっている。早速封を開けると黄金に見えるお芋の部分が良く見えて観察するようにスイートポテトを見る。それから「いただきます」と言いながら端っこかた噛り付くと滑らかな舌触りと優しい甘さの芋の味、底のさくっとしたクッキー生地のバランスの良い組み合わせを味わう事が出来てすぐに相手の方を向くと「美味しいっ!」とその感想を伝えて)

  • No.9586 by 探偵  2025-09-19 12:32:49 ID:65b68c258


…そりゃ何よりだ。……
(ピタリとくっつけた椅子に並んで座って二人だけの退院パーティーを始める、買い物でバタバタしてしまった分ここからは相手の願いを存分に叶える時間にしなければ。数々のコンビニスイーツや飲み物が並ぶ中、相手が最初に選んだのはシンプルなスイートポテトだ、開封して真っ先に観察する姿は何とも相手らしくて胸が擽られて自然と口角があがる。観察の後に相手がスイートポテトへ齧り付くと直ぐ様その顔はこちらに向いて感想を伝えられる、感動をいの一番に伝えられることにまた幸せと優越感を感じれば、やはりこの姿の相手を誰にも渡したくなくて小さく笑みを浮かべながら返事をすれば相手の肩に腕を回して軽く引き寄せこちらのテリトリーの中に相手を入れた。不安に駆られた反動か今相手が側にいてこの家に二人でいる喜びが膨れてしまって溢れる想いのままにまだ甘さが残っているであろう唇に軽く口付ける、そのまま相手が持つスイーツポテトを齧ると肩に腕を回したまま咀嚼して「うん、確かに美味いな」と感想を口にし)

  • No.9587 by 検索  2025-09-19 15:35:37 ID:415c83bff

…ん、…芋の素朴な甘さが秋っぽい味だね。
(ぴたりと相手とくっつきながらスイートポテトを頬張れば優しい甘さが口いっぱいに広がって口元がつい緩む。相手にもその感想を共有すると相手の表情にも笑みが浮かんだ。ふわりとした幸せに浸っていると相手の腕が肩に伸びてきて更にぐっと引き寄せられる。さらに近い相手の一番素の部分に招き入れられたような気がしてご機嫌に相手を見つめているとその顔が近づいてきて自然と目を閉じる。軽く唇同士が触れて離れて行けばそれだけでも胸には幸せが満ちて緩い笑みを浮かべ、相手が手元のスイートポテトを齧るとその光景がくすぐったくて照れ隠しに同意の感想を口にしながらこちらも軽く相手によりかかって体重をかけた。あまりに近すぎる距離かもしれないが今日はこのままで居たい。相手とくっついたままもう一度味を確かめるように端を齧って咀嚼すると手元のスイートポテトを半分くらいに割ってから相手に視線を向け「あーん」と言いながらその口元に差し出して)

  • No.9588 by 探偵  2025-09-19 19:54:04 ID:65b68c258


あぁ、焼き芋の味をシンプルに味わうならこれが一番だな。……ん、…
(おおよそ食事をする時のものではない距離感で相手と共にスイートポテトを味わう、無断で相手の手から一口齧ってみても相手となら二人で分けるのが当たり前で二人でスイーツとこの空間の甘さに浸る。こちらに寄りかかる重みすら愛おしくてしっかりと支えながら相手がまた一口スイートポテトを齧る姿を視界に収める、残りは二つに割られて口元に差し出されると素直に口を開いた。口に含む際わざと指先まで唇に触れさせると軽く吸い付くようにして高いリップ音を響かせる、先程よりももっと甘く感じるスイートポテトを咀嚼すると相手が先程割った残り半分を手に取って口元のすぐ側まで差し出すと「おかえしだ」と言いながら特に意味もなくスイートポテトの欠片で相手の唇を優しくつついて)

  • No.9589 by 検索  2025-09-19 22:30:09 ID:415c83bff


もう、…美味しいかい? …じゃあ遠慮なく…ん、
(明らかに近過ぎる距離で相手を感じながら食べる甘味はやはり特別だ。相手にスイートポテトを差し出すと素直に口が開かれて中に含まれていく。だが明らかにわざとの動きで指先に唇が触れるとリップ音が響いて、その悪戯に声を上げるがどうしても声色は弾んでしまう。自分が差し出した物を食べる姿が微笑ましくて咀嚼する様子をついじっと見つめていた。すると相手は手元にあったスイートポテトを取ってこちらに差し出してくる、つんつんとつつかれるとスイートポテトと相手を交互に見てからその端を口にした。だが今回はそのまま離れずにポッキーゲームと同じ要領で食べ進めていき、あと一口までになると一旦口の中のものを飲み込む。そして少し大口で相手の指先ごと口にするとそのままあむと甘噛みしてみて)

  • No.9590 by 探偵  2025-09-19 22:44:56 ID:65b68c258


……、……美味そうだな
(戯れに指先にリップ音を付けてみれば言葉は文句だが声色は嬉しそうで、ちょっとした悪戯を甘んじて受け入れられることに幸せを覚える。こちらが咀嚼するのを見つめられるのは気恥ずかしくて視線をゆらゆらとさせていたが今度はこちらからスイートポテトを差し出すとポテトは端から順に相手の口の中へと消えていく。最後の一口の手前で止まった後に相手は指先ごと咥えてしまってそこを甘噛みされると柔い刺激に思わず笑みを漏らした。今度は相手が戯れるようにこちらの指先で遊んでいて大して意味の無い、しかしただ相手と触れ合って幸せな二人だけの時間が流れていく。相手の肩をこちらに更に寄せてから唇の上で軽く指先を動かしてみる。軽く歯をなぞったり唇を押したりしながらその様子をじっと見つめて、不意に噛まれていない小指で猫にやるように顎の下を擽ってみて)

  • No.9591 by 検索  2025-09-20 14:46:40 ID:415c83bff

、ここもちょっと甘い気がする。…んん、僕は猫じゃないんだけど、
(相手から与えられるスイートポテトを食べ進めていき、最後の一口を相手の指先ごと咥えて甘噛みすると楽しそうな笑みが浮かんだ。相手の指先を悪戯に遊んでいると相手から肩を引き寄せられさらに距離が近付く、その上で唇を押したり歯をなぞられると擽ったそうに笑いながらそこにちゅ、と吸い付いて味の感想を告げた。なんて事ない穏やかな時間を過ごしていると不意に相手の子指が顎下を擽る。今は猫の姿になった訳でもメモリの作用がある訳でもないのだが慈しむように大好きな恋人に撫でられると無意識に気持ち良さそうな声を出してしまう。それに自分で気付いて視線を迷わせ照れ隠しに相手に文句をつけるがその目は甘えるように細くなっていてされるがままだ。好きにされながら相手をじっと見て「…翔太郎」と名前を呼んで)

  • No.9592 by 探偵  2025-09-20 17:13:53 ID:65b68c258


……甘えたなのは一緒みたいだな。……
(相手の歯の形をなぞり唇の柔らかさを感じながら指先が甘噛みされてその感触に浸る、先程の意趣返しか指先に吸いつかれてリップ音がなればどうしようもなく胸は擽られてしまった。胸から溢れる愛おしさのままに顎の下を擽ってやれば相手は気持ちよさそうな声を出す、まるで猫がゴロゴロと喉を鳴らすようでその指を止める事は出来なかった。文句を付けるその言葉さえ擽ったくて相手の顎下を撫でるのに夢中になっていたが不意に相手の瞳がこちらへと向く、そこにはまたもや猫と同じく目を細める相手がいて甘えるような声で名前を呼ばれれば何を求めているかなんて明白だ。揶揄う言葉を言うがその口調はどうしようもなく上機嫌でさらに顔を寄せる、顎下を撫でていた小指で相手の顎をすくい上げて少しだけ顔を上へ向けた。相手の口のなかに入っていた指で軽くそこを開くようにして指を引き抜くのと入れ替わりで唇を重ねる、先程の軽いキスよりも一歩相手の中に入り込むように唇を擦り合わせ柔らかな肉の内側まで互いのものを触れ合わせる。僅かに開いたそこから漏れ出す相手の吐息さえ甘い気がすれば唇を擦り合わせる動作に時折舌で擽る動作を加えてそこを艶めかせていき同時に顎下を擽るのを止めなくて)

  • No.9593 by 検索  2025-09-20 19:34:48 ID:415c83bff

君に撫でられたらこうなってしまうのだから仕方ないだろう…。…ん、……は、ぁ……
(顎の下を擽られると猫でもないのに気持ちが良くてリラックスして甘えるような仕草を見せてしまう。文句を言いながらも大人しく受け入れていたが段々ともっと相手の温もりが欲しくなって当然の事だと主張しながらじっと相手を見つめた。するとそれだけで意図を読み取ったようで上機嫌に顎を持ち上げられると自然に瞼を閉じた。口内にあった指が引き抜かれこの間を塞ぐように唇が重ねられると歓喜に小さく声をあげる。腕で相手を抱き寄せてその服を握りながら唇を深く重ね、擦り合わせていく。呼吸の合間に吐息が零れるようになると相手の舌が不意に唇に触れて小さく肩が跳ねる。同時に顎下を撫でられると更に思考が蕩けていき、自然に唇が開くとこちらからも相手の唇の端から端まで舌でなぞってみて)

  • No.9594 by 探偵  2025-09-20 21:13:50 ID:65b68c258


……ん、…、……は……
(こちらのテリトリーに相手を閉じ込めたまま軽い口付けから一歩踏み込んだ食むような口付けを交わす、舌先で唇を擽れば腕を回す肩が小さく跳ねてその反応が良くこちらに伝わった。唇を擦り合わせるうちに相手の口は徐々に開いていき舌がこちらの唇へ這えば肩が小さく震える、腹の奥底が悪戯に擽られた気がした。相手の中にもっと踏み込みたくなると肩に回していた手を後頭部に添えて固定してしまうと唇を擽る舌をこちらのもので絡めとってついでに相手の口内へと押し込んで中で絡ませる、同時に顎下を撫でられて上機嫌だった相手の顔が浮かべば小指から人差し指と中指へ添える指を変えてより明確に広い範囲をなぞり始める。喉仏の上辺りから顎の先の方へ、時折顎のラインをなぞるように動かして相手の輪郭を確かめるようにあるいはそこを擽るようにしながら深いキスと共にそこを愛でていて)

  • No.9595 by 検索  2025-09-20 23:14:45 ID:415c83bff

…、……ン…ぁ、…
(自らが求めるままに開いた隙間から舌を出して相手の唇をなぞると相手の肩が小さく震える。自分の行動で相手が反応する事が嬉しくて口端を上げていると肩に回っていた腕が後頭部に移動してがっしりとそこを固定される。そのまま押し込まれるような形で舌が絡め取られて擦り合わせるようになれば相手を更に感じることができるようになって深い口付けに夢中になっていく。舌を絡めて時折舌裏など普段触れない所を悪戯に擽って特別なキスの感覚に浸っていると添えられてた指が変わって顎のラインを撫でていく。先程までの心地良さをまた覚えるが同時に深い口付けの最中ではそこを通る呼吸を意識してしまってキスが長引いていくのに比例して吐息の量は増えていき、息苦しさに喉を震えながら舌を動かしていき)

  • No.9596 by 探偵  2025-09-21 19:05:54 ID:65b68c258


…、…………ん、………
(相手の口内で舌を絡ませ擦り合わせながら顎をたっぷり愛でるように撫でていれば、そこを刺激されているせいかいつもより喉仏が揺れる回数は多くてこちらの口内に吐き出される吐息は多い。平時より熱を持った息はそれ以上に甘い気がして口から入って脳にまで到達しそこへ広がっていく気がする、それに加えて相手にしか触れられない特別な場所を舌先が擽るとさらに脳内は揺れた気がした。揺さぶられた思考は相手の反応がもっと欲しくなって一旦顎に添えた手を腰に添えてこちらに引き寄せてからさらに向こうへ体を傾け口付けたまま相手の顔を上に向かせる、後頭部は固定したまま反対の手を再びあげると相手の首を優しく掴むように添えた。そして顎ではなく喉周りをゆっくりと撫で始める、時折喉仏を親指の腹でなぞるようにして動かしてそこが震える感触を確かめた。その間も深い口付けは止めず上顎の裏や歯列など口内の隅々まで舌を這わせマーキングを施しながら吐き出される吐息を全て奪っていく、顔が上を向く分二人分の唾液が相手の口内に注がれて苦しげに震える喉を慰めるように撫でて愛で続け)

  • No.9597 by 検索  2025-09-21 22:38:03 ID:415c83bff

……っ、…ん、は……っ
(夢中になってキスを続けていればいつの間にか手が腰に添えられていてさらに引き寄せられる。相手が体を傾けて自然と上を向くような形となるとその分気道の通りは良くなって声や吐息が零れそうになる。その首を相手の手で包まれて喉仏の辺りを撫でられるとそこに圧迫感や温もりを感じて更に震え始める。人に晒すことの無い、相手だけに触れることを許した場所をなぞられると相手の物になるようマーキングされているような感覚に満たされるものを感じながらギュッと相手の服を掴んでいた。深く絡みつくような深いキスを続けていればだんだんと2人分の唾液が口内に流れ込んできて息がしづらくなりはじめる。酸素が薄くなり薄らと開いた瞳を若干潤ませながらも離れる気はなく、喉を震わせながら相手を求めていた。だがそれも限界に近付いていれば相手をじっと見つめたまま触れられている喉をごくりと鳴らして二人の物を飲み込んだ。少しだけ唇を離して熱い吐息を零すと溢れる思いのまま「しょうたろう」と口にして)

  • No.9598 by 探偵  2025-09-22 07:54:18 ID:65b68c258


…っ、……フィリップ………ベッドいくか
(深い口付けをしながら相手が喉を震わせ反応する姿が愛おしくて全てを感じようとそこに手を添えたまま舌を絡ませ続ける、傍からみれば首を絞めているような構図だがただ優しく撫でてそこが震えるのに言い様のない興奮を覚えていた。口内を支配していけば縋るように服が掴まれて苦しげに溺れそうになっている相手を慰めるように後頭部を掴む手で軽くそこを撫でる。やがて相手は口内のものを飲み込んでその様子が掌からありありと伝わると腹底がゾクリと疼く、唇を僅かに離せば薄らと涙を目に溜める相手が熱い吐息と共にこちらの名前を呼んでクラリとまた脳内が甘く揺れた。テーブルの上には甘いものがずらりと並んでいるがそれよりも甘い時間を相手と共有したい、移動を提案すると相手の返事を聞く前に肩と脚に腕を差し入れ体を持ち上げる。そのまま移動しベッドへ体を横たえると上から覆い被さった。相手が誰にも触れられないこの空間でさらに自分の下に閉じ込めて逃がさないようにすれば、恋人は正真正銘自分だけのものになる。相手を暫く見下ろし頬を親指で撫でるがその瞳には熱がチラついていて、耳、頬と順に口付けた後そのまま顔を下に移動させて首に何度も口付けを降らせ時折そこを甘噛みし)

  • No.9599 by 検索  2025-09-22 11:35:51 ID:415c83bff

…ん、…翔太郎。…は、…んっ…もしかして、ずっと我慢してた?
(二人分の唾液を飲み込んで瞳に相手だけを映しながら名前を呼べば相手の瞳も揺れたような気がする。移動を提案されて返事も聞かない内に体が持ち上げられると回していた腕を相手の首に回してしがみつくようにしながら小さく返事をした。テーブルに沢山の甘味を残してベッドに移動して来るとそこに寝かされてその上から相手が覆いかぶさる。さらに狭く相手と二人だけの世界に閉じ込められてしまえば心臓の鼓動が早くなるのを感じながら恋人の名前を呼んだ。こちらを見下ろして頬を撫でる仕草の優しさは先程と変わらないのにその目には確かな熱が灯っていて無意識にまた吐息を零す。耳や頬にキスが降ってくれば背中に回した腕を軽く引き寄せてもっとと強請る。相手の顔は段々と舌へと降りてきて執着じみたように首筋に何度も唇が触れ、軽く甘噛みされるとぴくっと体が震えた。だんだんと体温があがっていくのを感じながら相手の様子を伺うと一つ思い浮かんだことを悪戯っぽい口調で問う。入院していたときは勿論のこと退院した後も傷が癒えるまで力いっぱいに抱きしめられることもなかった。先ほどの不安と警戒といい長い間我慢させてしまったと思えば後ろ手で相手の頭を撫でながら「今日は何も遠慮せず君の好きにしていいよ」と甘く告げて)

  • No.9600 by 探偵  2025-09-22 12:30:26 ID:65b68c258



…、当たり前だろ……っ!、馬鹿野郎…加減できねぇだろ……
(ゆらゆらと腹底で熱が揺れるのを感じながら相手の耳に頬、そして首へと口付けを何度も落とす、背中に回る腕が強請るようにこちらの体を引き寄せれば相手を閉じ込めているはずなのに相手の中に誘い込まれているようでまた脳内が揺さぶられる。首を優しく喰らうようにしていれば相手から悪戯な声で問いかけがされて動きを止める。医者からは傷が再び開けば同じように命の危険があると言われていたのだ、自分の欲望をぶつけるような乱暴なことなど出来るはずもなく踏み込んでも深い口付けをするに留めて強く抱き締めることもしなかった。相手を失いたくないのと相反する相手を自分のものにしたい欲望を擽るような悪戯な声は隠して孕み続けた熱を無理やり掻き乱すようだった。絞り出すように返事をした直後、頭を撫でられながら好きにしていいなんて言われれば瞳が激しく揺れて同時に押し込めていたものが一気に喉元まで湧き上がって体温が上がる。今は相手を自分だけのものにしたい、自分の他に誰にも触れられない場所に閉じ込めて相手の全てが欲しい。我慢する必要のなくなった熱を逃がすように熱い吐息を吐き出す、それでも胸に湧き上がる欲は収まる気がしなかった。相手の脚の間に体を差し入れてより逃げ場をなくして体重をかけ動きを制限する、片方の手を後頭部に添え首筋を晒すように固定しもう片方の手の親指を相手の口に差し入れそこを閉じる事を許さないようにした。今からは何をしても許されるのだと思えば優越感と独占欲と劣情がぐちゃぐちゃになって胸に渦巻く、余裕なく「フィリップ、」と恋人の名前を呼ぶと首筋に噛み付く。甘噛みよりも強く、しかし肉を食い破らない程度の強さで首筋を這うように硬い歯を押し付け刺激して)

  • No.9601 by 検索  2025-09-22 14:40:01 ID:415c83bff


しなくていいよ、…僕だって君が欲しい。っ……翔太郎、っあ…っ、は……ん、
(浮かんだ疑問を楽し気に相手にぶつければ分かりやすくその動きが止まる。この期間露骨に色を感じることは無かったが思い返してみれば押し込めたであろうタイミングは幾つか思い当たった。絞り出すような声からそれでも普段通りに優しく気遣ってくれていたのだと思えば相手への愛おしさが湧き上がる。だが今日はもう我慢しなくていいと伝えるとその瞳が大きく揺れて触れた部分がさらに熱持った気がして薄らと口角があがる。熱い息が吐き出されるのを感じるとそれに呼応するように底の熱が煽られながら更に腕に力を込めて自らの願望を伝えた。すると相手の体が足の間に割り込んできて体重で強く抑え込まれるとともに頭の位置さえ固定されて親指が口端に入り込む。逃げ場なんてなく相手の好きにさせてしまうような状況にぞくりと背筋が震えていれば触れる所が熱くなるようだった。余裕なく呼ばれた名前に脳が掻き乱され、無意識に期待の乗った声で返していると相手の硬い歯が柔らかい皮膚に噛みついて短い声と共に全身が跳ねた。一度だけでなく何度も硬い歯が肌に宛がわれ強く推しつけられると開きっぱなしにされた口から吐息と声が混じって零れぎゅっと相手の服を抱きしめて)

  • No.9602 by 探偵  2025-09-22 17:20:48 ID:65b68c258


……ッ、……ずっと、お前のその声が聞きたかった………ン、…は……っ、…
(何よりも愛しくて大切な相手を自らの手で危険に追い込むことなんて出来なくて、しかし愛おしさを感じた分揺らいだ熱を押し込めてきた。その枷を外していいと言われた上に相手からも望まれてしまえば自制など効くはずがない、こちらを呼ぶ相手の声にも色が見え隠れすれば余計に体は昂ってしまう。先程から震えていた首筋をもっと強く愛でれば親指を差し込んだ口からはいつもとは違う声が溢れて熱い吐息が親指に当たってその熱さにまたゾクリと腹が疼く。二人で溶け合う時にしか聞けない特別に甘い声、恋人の自分にしか聞けない最高に甘ったるい声が鼓膜を揺さぶる。一度欲しいと思ってしまえば今は止めるものは何もなくて相手の耳元に口を寄せると唸るような声で囁きかける、そして舌全面でゆっくりと相手の耳を舐めあげた。唾液が煌めくようになった耳へ今度は舌を宛てがう、わざとらしくグチュリと音を鳴らしながら耳穴へは侵入し耳の縁を首にやったように強めに噛み付く。その間吐き出す吐息は全て相手の耳へと吹きかけて自分から出る全てのものを相手へと注ぎ込んでいく。相手の耳を執拗に舐めて水音を鳴らして噛むのを繰り返し、後頭部を固定した掌で前もって慰めるように頭を撫でたあと不意に耳朶に鋭く歯を立ててそこの肉を食い破って)

  • No.9603 by 検索  2025-09-22 20:20:13 ID:415c83bff

ん…、っあ……ひゃ、ッ、みみ…ヘンになる、ッあ!?、
(体重をかけられ動けない状況で首筋に絶えず刺激が与えられると口から零れるものに熱がこもる。相手が近付いてきて耳元に唸るような声で囁かれればその中に孕んだありのままの劣情を感じ取ってじってぶわっと全身が熱くなる。さらに耳を相手の舌が這うとその生暖かさに体が跳ねた。それだけでなく舌先が穴に入ってきて淫らな水音が鼓膜の近くで響き一際高い声で啼いた所に縁を強く噛みつかれると声にならない声を上げて体を強ばらせた。その間も熱い吐息と声が注がれていればまともな思考など出来なくて許される範囲の中だけで身動ぎをしながら頭に浮かぶままを口にしていた。相手の唾液で艶めいた耳は舌が動くだけで水音を鳴るようになり注がれる熱と快楽に浮ついたところを噛みつかれまた声を上げる。そうしてとろりと思考が蕩けはじめた状態では頭を撫でられると自然と目を細めるが不意に耳朶を強く噛まれると上擦った声を上げ、相手の下で一際大きく体が跳ねさせながら柔順に反応見せて)

  • No.9604 by 探偵  2025-09-22 21:26:44 ID:65b68c258


ふ、……ン…ッ、……は、ぁ……フィリップ、お前は俺のもんだ……誰にも手は出させねぇ…絶対に、
(熱い吐息と共に低い声で囁けばそれだけで組み敷く体は一気に熱をもってこちらも熱にあてられるように昂ってしまう。親指を差し入れたお陰で口からは絶えず相手の甘い啼き声が溢れ続ける、強く耳を刺激する度に押さえつけた体は面白い程に反応してこちらから与える全てを受け止め喘ぐ姿にどうしようもなく劣情は煽られてしまった。頭を撫でれば明確に体の緊張が解れてその隙を狙うように耳朶へ赤い痕を刻めば一層高い声が溢れて跳ねる体を無理やり押さえ付け全ての刺激を逃がさないように注ぎ込んだ。痕がそこへ馴染むよう数回強く噛んでからそっと口を離す、すぐにそこへ舌を這わせて耳穴まで舐めあげまたグチュリと音を響かせた。再び水音と、時折痕に吸い付き高い音を響かせながら甘い声が溢れて止まらない口内を親指の腹で優しく撫でればこの声も体温も全てを、なくしたくない気持ちが湧き上がる、昼間に感じた焦燥が僅かに顔を出せば再び刻んだばかりの証を上から噛み付いて黒い独占欲を隠さない言葉を唸るようにして口にしていた。相手は紛れもなく自分のものだ、それを証明したい、相手に刻み込みたい、分からせてやりたい。熱暴走した思考は止まる選択肢などなく舌先を耳裏から首筋沿って滑らせると行き着いた先の肩口に歯を宛てがう、服で見えないギリギリの位置に狙いを定めれば前ぶれなく容赦なしにそこへと噛み付いて所有痕を刻みつけ)

  • No.9605 by 検索  2025-09-23 09:41:36 ID:415c83bff

ッあ、ぁ……は、…っあ! …、ぜんぶ、きみだけだ…ン…ッ゛あ!?、っ…
(鋭く強い刺激が耳朶を貫けば反射的に体が跳ねる。だがそれすら無理矢理押さえ込まれて与えられる全てを享受しては相手の下で乱れた。今できたばかりの跡を強く噛まれるとまた息と共に喘ぎ声が溢れ、回した手で相手にしがみつく様に服を握った。離れたのもつかの間舌が再び水音を立てれば熱もった脳内を直接掻き乱されるようで声も体の反応も止まらない。唯一自由に動く足をもっと相手を求めるように絡ませて触れる部分を増やしていれば再びピアス穴のように出来た赤い痕を再び噛みつかれまた上擦った声をあげる。同時に聞こえてくるのは昼間にも感じた黒く重たく粘着質な独占欲の言葉でゾクゾクと背筋が震える。この街に愛されているあの左.翔.太,郎が個人的な劣情とも呼べる強い暴力的な欲を自分にだけ向けている。今回の件が相手にとって深い傷になってそれを埋めようと必死に自分のモノにしようとしている姿に優越感や執着心が満たされて口角が上がった。歯が離れていけば熱い息を吐いて呼吸を取り戻そうとしながら相手の言葉を肯定する。こんな行為を許すのも身を任せたいと思うのも相手だからだ。舌先が熱もった肌をなぞって肩口で止まると歯が触れて体が強ばる。またあの強い刺激が来ると身構えて、あるいは期待して相手の背中に爪を立てると容赦なくそこを噛み付かれてまた悲鳴にも似た声を上げてしまう。思考の全てが塗り潰されるような衝動に体は震え見開いた瞳を涙で潤ませながら訳も分からず「っ、しょ、たろ…あっ」と名前を呼んで)

  • No.9606 by 探偵  2025-09-23 17:14:45 ID:65b68c258


…ッ……ん…は、……フィリップ……すげぇかわいい…
(溢れるままに自分の劣情を舌を這わせ淫らな水音を鳴らし耳穴を犯して注ぎ込んでいく、所有痕を刺激してやれば背中に回した腕がさらに縋るように力が込められ足がこちらを離さないように絡まると更なる熱を強請られているようで昂った。黒く粘性の高い独占欲さえ喘ぎ声の合間に肯定されてしまって脳が痺れる。相手に暴力的な刺激を注ぎ込んで、それなのに親指を差し入れた口からは甘い声が溢れ続けて、背中に食い込む爪さえ相手がよがっている証だと思えば加減しようなどという理性は何処にも残っていなかった。今しがた刻んだ痕にゆっくりと舌を這わせて体をもたげて相手を見下ろす、そこには涙で目を潤ませながらこちらの名前を呼ぶ相手がいてあまりに煽情的な姿にまた瞳を揺らした。名前を呼びながら思わず腰を相手のそこへグッと押し付ける、体の中で特に熱いそこが擦れ合って思わず吐息を漏らしながら溢れるままの言葉を口にしていた。こちらが刺激を注ぐ度に相手は反応し喘いで啼いて体を跳ねさせる、自分の手ひとつで簡単に乱れる姿が愛おしくて堪らなくて、もっとこの手で相手を淫らにしてしまいたい。歪んだ支配欲を瞳に宿しながら相手の上着を捲りあげる、後でマーキングする事になる下腹部に手を添えて軽く圧迫して先を予感させながら口から手を引き抜き胸板へと落としてゆっくりそこを撫でると「ここはまだ俺のにしてなかったな」と何処か楽しげに、しかし熱を隠さずに呟く。胸板に顔を寄せ無意識に腰を揺らしながら数度だけ狙いを定めるように口付けると予告した場所へ再び歯を立て噛み付き所有痕を刻んで)

  • No.9607 by 検索  2025-09-23 19:44:25 ID:415c83bff


…は、ぁ…ンっ!…ぁ、つい…っ、あ、しょうた、ろ…ッ゛あ!、ぁ、
(首元に噛みつかれてくっきりとした赤い痕が刻み込まれるとそこを相手の舌がまたなぞってぴりっとした刺激を与える。また熱い息を吐き出していると相手の顔が離れていく気配がして上手く働かない頭でそちらを見上げる。すると相手の熱を孕んだような瞳と目が合ってその瞬間瞳が揺れた。こちらの名前が呼ばれて中央へ腰が押し付けられると特別な熱が擦れあってまた甘く鳴いてしまう。相手が自分の姿を見て興奮しているのがありありと分かってその先を想像すれば腹底が疼いて眉尻を下げた。相手に可愛いと言われることすら今は嬉しく感じてしまってまた大切な恋人をぎゅっと抱き寄せる。熱に浮かされて相手のことしか考えられなくなっていく中、相手に上着を捲りあげられると赤く熱もった肌を晒すことになる、その下腹部を軽く圧迫されるとそれだけでそこに与えられる刺激を想像しては甘く声をあげてしまった。腹筋を震わせながら口から指が引き抜かれると銀糸が繋ぐ、胸痛を撫でられながら腰が動かされるとそれだけで十分すぎる刺激で動きを止めようと足を相手の体に絡めて抵抗を試みるもその分密着することになり、不意に何度もくちづけが落ちた所に噛みつかれると相手の下で激しく乱れながら痛みだけではない蕩けた声を上げて)

  • No.9608 by 探偵  2025-09-24 07:51:20 ID:65b68c258


は、ァ……ンっ、……ッ、…フィリップ…好きだ……この世で一番、何よりも……ん、……ハ…
(相手を組み敷いて本能のまま下腹部を押し付ければ相手はそれだけで甘く啼いてまるでもう中へ侵入しているような感覚にグラグラと熱と思考が揺れる、その脳も瞳もとっくに劣情と熱で溶けきっている。体を抱き寄せられるのも喘ぎながら名前を呼ばれるのももっとと強請り煽る行為にしか見えなくてまだ綺麗なままだった白く透き通るような胸板に容赦なく歯を突き立てた。ずっと手を出しておらず傷一つなかったそこへ自分のモノだという証が刻まれる、何度か強弱を付けて噛んで深く深く赤を刻んだあと顔を上げて上から所有痕を見下ろすと支配欲が背筋を駆け上がってゾクゾクと疼き無意識に口角があがった。対して相手は口にもう何もないのに甘い声を上げ続け目には涙を浮かべながら蕩けきっている、自らの手でここまで相手が熱に堕ちていることに、そして悦んでいることに、ぐらりと嗜虐心が湧いて好意を口にすれば両手で相手の頬を掴んで固定し奪うようにして唇を重ねた。最初から遠慮なく舌を絡ませ口内に溜まっていた唾液をじゅるりと音を立てながら奪い去る、その後もグチュリと淫らな音を響かせ節操の無い深い口付けを続けながら腰を揺らした。再び吸い付く音と共に相手のものを奪い去ると僅かに唇を離して至近距離で見つめる、荒く熱い息を吐きながら相手だけを移した熱と劣情が揺れる瞳を向けると「フィリップ、限界だ。お前の全部を俺のものにしたい」と願望を口にする。今度は明確に互いの下腹部を擦り合わせ先程肩に刻んだ痕を親指の腹でグッと押して刺激を与えれば「いいよな?」と余裕無く問いかけて)

  • No.9609 by 検索  2025-09-24 15:06:40 ID:415c83bff

…っ、は、…僕も、すきっ、ン、っ……っあ、ん、しょうた、ろぉ…ッん
(まだ何も触れていない胸板に噛みつかれるとまた痛みとそれ以上の快楽が体を駆け抜けて余裕なく相手の下で身を捩る。何度も同じ箇所を噛みつかれてくっきりと深く痕を刻まれていけばその強すぎる刺激でパチパチと脳まで焼かれているような錯覚に陥る。他に思考を回す余裕など微塵もなくただ与えられる物に素直に反応を示していたがゆっくりと相手が離れて行けば涙を浮かべ蕩け切った顔を相手に見せた。相手もまた瞳には熱が揺らいでもう自分しか映していなくて二人きりである証拠に甘い息が零れる。全身が熱くて上手く力も入らなければ成すがまま頬を掴まれて唇が重ねられる、ほぼ開きっぱなしだった口内には唾液が溜まっていて舌を絡ませると節操なく水音が響く。丸ごと相手に奪われて飲み込まれてしまうと不足した分を埋めるようにぎゅっと抱き寄せこちらからも積極的に舌を絡めて、吸い付いて深い口づけに溺れていく。既に受け入れた時の様な熱を帯びて思考すらまともに働かなくなる中、僅かにだけ離れて行けば荒く呼吸を整えながら相手を見つめる。既に相手も熱に蕩けていて寸前のところで踏ん張っているような表情をしていてお願いがされる。あの時周りに向けられた警戒や不安も腹底にため込んでいる深く暗い執着も全部自分の物にしてしまいたい。「っ、ぼくも…」と応えようとして肩の所有痕を強く押されるとまた乱れたように喘ぎながらこちらからもう一度押し付けるようなキスを送り「ぜんぶ、きみのが良いっ…、今まで、我慢していた分もぜんぶちょうだい、翔太郎」ととびっきり甘い声で強請って)

(/いつもお世話になっております。そろそろ暗転かと思いお声がけさせて頂きました。事件後の二人ということで元通りになれて喜ぶ検索と不安を覚える探偵君の温度差が出来てとても楽しい時間でした。何気ない街の人や知り合いまで警戒して反射的に警戒してしまう探偵君が頼もしくもあり不安定で後に罪悪感を抱く所まで本当に好きな描写の数々でした。つい庇って囲ってしまう探偵君から検索への強い感情が伝わってきてドキドキしましたし、女子高校二人との会話を経て大切な会話を思い出す流れもとても好きです。普段大切にしている人や街よりもお互いのことが大切になったり選んでしてしまう瞬間が二人ならではの危うさであり魅力だなと個人的には思っているのでそういう場面がてきて本当に楽しかったです。その後の埋め合わせのような甘く蕩けるような時間も含め充実した時間でした。今回もありがとうございました。
次の話ですが甘い二人の時間を過ごしましたので日常的な話・事件やギャグっぽい話でも良いかなと思うのですが探偵様のご希望等はございますか?今まで出ていた話の中のどれかをやるのでも楽しそうですので興味がある物があれば教えてください)

  • No.9610 by 探偵  2025-09-24 17:29:13 ID:65b68c258


ッ!……悪いフィリップ、加減できねぇ…
(熱に浮かされるまま乱暴に舌を差し入れ絡ませるのに相手もまた舌を動かし絡ませて二人が愛し合う音が水音として部屋中に弾ける、こんな暴力的な口付けさえ受け入れ求められることにどうしようも無い優越感と支配欲と、同時に幸福を感じていた。至近距離で最後の願いを口にしながら所有痕の存在を主張すれば相手は喘ぎながら返事をして余裕のない短い口付けを受ければ下腹部に溜まる熱がぐちゃりと掻き乱される、そしてとびきり甘い声であらゆる欲望を刺激するオネダリがされるとバチンと最後の理性が弾け飛んだ。このまま相手を熱の底の底まで堕として二人の境界が無くなるまで溶け合いたい。そして、そのままこのベッドの上に相手を永遠に閉じ込めてしまいたい。繋がったままでもいい。熱暴走した思考は飛躍した欲望を膨らませて熱い息を震えさせながら吐き出す、さながら獲物を前にした獣のように相手だけを見つめながら喉を鳴らして生唾を飲み込むと、低く唸る声で形だけの謝罪をし邪魔な布を全て取り払っていった。)

(/こちらこそお世話になっております!この際なので思いっきりやろうとかなり探偵を不安定にさせてやり過ぎかなとも思いましたが気に入っていただけて何よりです。こちらも探偵が愛する街を疑うくらいに検索くんが探偵の存在に食いこんでいること、検索くんのためなら一歩踏み越えたことをしてしまいそうになること等など危ういことが出来てとても楽しかったです!二人の時折常軌を逸してしまいそうな関係こちらも大好きなので不穏な空気共々楽しむことができました。どうやって探偵を元に戻そうか悩んだのですが情報屋の面々を通して二人の根幹を思い出す流れも個人的にお気に入りでした。そしてその後に足りない分を埋めるような甘い時間もたっぷりと検索くんのかわいいところが見られてとても良い時間でした。ありがとうございました!
二人の関係に関わるお話が続いたので今度は思いっきりギャグに振らせていただければと思いまして、以前あげさせていただいたメモリの力で若返ったおばあちゃんに振り回されるお話なんていかがでしょうか?騒がしくもこの街の人と関わるほっこりなお話にできればと思います!)

  • No.9611 by 検索  2025-09-24 20:32:53 ID:415c83bff

では満足に歩けないはずの彼女がどこかに行方をくらませたという訳だね。…確かに何か事件性がありそうだ。
(二人だけの熱に落ちて足りなかった部分を存分に満たして溶け合うような一夜を過ごした翌朝、欲望のままにお互いを求めあった代償は大きく、あらゆる場所に跡が残りベッドから立つのも一苦労の有様だった。その調子では当然事務所に出勤してすぐに所長に気づかれてしまい豪快にスリッパを食らったのは記憶に新しい。街の噂にならないことを祈りつつ一足先に秋の装いをしてなんとかやり過ごした日から一瞬間ほど、平和な事務所でコーヒーを飲んでいると40代くらいの女性が慌てた様子で扉を叩いた。中へ招き事情を伺うと地元の集まりに向かった母親が突如姿を消したという。彼女の母親は活動的ではあるものの最近では足腰が悪くどこに行くにも娘の送迎やサポートが必要な状態らしい。そんな母親を趣味の集まりをするたため公民館に送り届け、終わるころに迎えに行くとその姿がなかったらしい。母親の体で自分でどこかに行ったとは考えにくく何か事件に巻き込まれたかもしれないと語る彼女の顔は心底心配そうでとても大切な間柄なのだろう。要点をまとめるとちらり相手のほうを見て答えはわかっているものの「どうする?翔太郎」と声をかけて)

(/それではおばあちゃんの話にいたしましょう。時間制限があったりもどりたいと思わないと戻れないみたいなメモリーにしちゃって若返ったおばあちゃんに存分に振り回されることにしましょう。ひとまずそれらしく初めて見たので上手いようにのっていただければ幸いです。)

  • No.9612 by 探偵  2025-09-24 23:05:16 ID:65b68c258


当然受ける、彼女の大切な人みたいだからな。安心してくださいお嬢さん。俺達鳴,海,探,偵,事.務,所が貴女のお母様をすぐに見つけてみせますよ
(相手を自分の下に閉じ込めて互いの境界が分からなくなるほど溶け合った日の翌日、完治までの間溜め込んだものを全て注いでしまった結果翌朝の姿は散々なものだった。昨日までひとつの傷も付けないように細心の注意を払って守られていたはずの相手が腰や肩に痛みがある素振りを見せれば何をしたかなんて所長様にはお見通しで甘んじてスリッパを受けることとなった。そうして一週間ほど経ってから事務所にやってきたのは母親を探して欲しいという女性だった。体が不自由なのであれば連れ去りの可能性もあり相手の言うように事件性は高いだろう。だが何より目の前で涙を流している女性がいれば拭うのがこの街の探偵の仕事だ、いつも通りハードボイルドな探偵らしくクールでニヒルに依頼を請け負う返事をすれば彼女は再び必死の形相で頭を下げていていた。その後彼女から居なくなった母親のことを聞く、名前はキミヨさんで今日の服装も教えて貰った。早速情報を持って相手と共に公民館に出向いて聞き込みを開始するもキミヨさんの趣味仲間も突然彼女が居なくなったと証言し施設の管理人に聞いてみても連れ去りの気配はなかったという。一応防犯カメラを確認してもらうよう頼んでから公民館を出ると「とりあえず周り探してみるか」と声を掛けてキミヨさんの痕跡を探すことにした。といっても今のところそれらしい手掛かりはない、足腰の悪いキミヨさんを連れ去るならば車がないと厳しいはずだが防犯カメラに写っているだろうか。そんなことを考えていると街に掲げられた地図を目の前に首を傾げている女性を見つける、何処か歳不相応な気配を感じるも困っているのは明白で「お困りのようですねお嬢さん?」といつもの調子で話しかければ『あぁすみませんねぇ。一番近くのウィドスカルってお店を探しとるんですが、知っとりますか?』と聞き馴染みのない店を聞かれて必死に記憶を呼び起こしていて)

  • No.9613 by 検索  2025-09-25 00:55:55 ID:415c83bff

僕も覚えがないね…。………、
(思った通り相手が依頼を受けると返事をして早速調子に乗り出す。最後に行方が分かっている公民館にやってくるがそれらしい情報は得られない。まるで忽然と姿を消したみたいだ。この街の有り得ないことの裏にはメモリの存在があることが多い。連れ去りの他に何かの事件に巻き込まれた可能性を考えていると地図を前に悩み込む女性がいて相手が話しかけに行く。10代か20代前半に見える姿をしているが女子高生二人のように携帯を手にしている様子はなく相手の問いに返す口調も独特だ。その中で出てきた店名らしきワードは相手も知らないようで当然自分も覚えがない。だが何となく気になっては相手が女性と話してる端で軽く目を閉じてキーワードを検索してみた。今いる場所の住所と共に調べると複数冊に絞られる。その内の一つを掻い摘んでから読んでみると思わぬ事実に目を見開き、いそいで意識を現実に取り戻す。相手のシャツの袖を引っ張って軽く名前を呼ぶと少し顔を寄せ「翔太郎、ウィドスカルという店は確かに昔この辺に出店してたようだけど20年ほど前に本社が潰れて全店無くなってるそうだ」とその情報を伝えて)

  • No.9614 by 探偵  2025-09-25 07:53:13 ID:65b68c258


どうりで覚えがねぇわけだ…あーお嬢さん。残念ながらその店はもうないみたいです。わざわざ風.都まで来てくれたのに…にしてもそんな古い店良く知ってましたね
(必死に記憶を辿るも該当の店名は思い出せない、彼女が困っている限りは助けたいのだがと悩んでいる時に相手にシャツを引かれて軽く顔を寄せる。どうやらこの場で検索してくれたようで該当の店はもう無くなってしまっているそうだ。そんな古い店を訪ねて来てくれたのに店自体がなくなっているとは、申し訳ないと思いつつも事情を説明しふと浮かんだ疑問を口にすれば『あぁいいのよ。私達の時代にウィドスカルといえばハイカラで憧れだけどお値段も張ったから今なら、と思ったんだけどねぇ』と状況に合わないことを言われ目を瞬かせた。まるで20年前にあった店と共に生きたような口ぶりだがどう見ても彼女は自分達と同じ世代だ、容姿に似合わぬことを言う彼女は更に『思い切って孫が着てたのを買いにいこうかしら』と口にしていて「孫?」と思わず声を上げてしまった。そこでようやく彼女は慌てた様子を見せて『あぁいえいえなんでもありませんよ』と後退りを始めるがハッとして目を開く。彼女に何処と無く感じていた違和感、それは自分達と同世代の彼女が来ているその服が年配の女性が着るそれだからだ。そしてその服は依頼人の彼女から教えて貰った服と全く同じなのだ。奇妙な状況だが今現在で考えられる答えはこれしかない、驚きの顔のまま彼女を見ると「その服もしかして、キミヨさんか?!」と驚きと共に声を上げて)

  • No.9615 by 検索  2025-09-25 11:01:39 ID:415c83bff

…どうやら正解のようだね。見つからない原因が若返っていたからとは…もしかして、メモリの影響かい?
(相手がこの街に来る前に潰れてしまった店ならば知らないのも当然だが彼女はその店に馴染みのあるような口ぶりでその服装と言い妙に引っ掛かりを覚える。更に孫というワードが出てくればますますその疑いは濃くなって相手が観察するように彼女を見てから探していた人物の名を呼ぶと彼女は驚いた顔をして『ち、違うわよ。私は藤崎キミヨって名前じゃ…』と口にするがこちらが口にしていない苗字までぴったり一致していれば探している人物で間違いないだろう。足腰の悪い人物の行方が分からなかった理由がまさか若返っているからとは思わなかったが一般的ではあり得ないことに加え半世紀ほど若返っていれば周囲が気付けなくても無理はないだろう。その原因になるであろう存在をあげると『めもり?が何か分からないけど、もしかして拾ったこれの事かしら…』と見せてくれたのは木製の小箱のようなものに加工されたメモリだ。一度起動したせいか配線が何本か焦げてしまっていて正規品ではなくジャンク品か試作品なのかもしれない。これまでの傾向を見るに時間経過で元に戻るはずで相手の方を見て「ひとまず無事に保護したと依頼人に報告しようか」と告げていると『あらあら、私まだ帰る気なんてないわよ』と彼女が言い出して)

  • No.9616 by 探偵  2025-09-25 12:34:45 ID:65b68c258


そうだな、そのうち戻るだろうし……え、…いやマダム、メモリの影響なら大人しくしといた方が……
(見た目は圧倒的に若いもののその服装と言動は探している人そのものだ、彼女がうっかりフルネームを口走れば思わず笑ってしまう。こんな奇妙なことが起こる原因はメモリだろうが毒素にやられている気配もない、相手が問いかければ彼女は相手に木箱のようなものを渡した。相手が調べるのを横から覗き込む、以前猫になった時の装置と似た様な傾向の装置らしいが壊れているということはこれ以上被害が広がることはないのだろう。依頼人の彼女を安心させるためにも相手に同意する返事をしようとしたところでまさかの彼女から拒否の言葉が聞こえてきて言葉が途切れる。今のところ問題は無さそうだがメモリの影響を受けたのなら何が起こってもおかしくは無い、説得を試みるも『ダメ!』と彼女は大声をあげて思わず動きを止める。彼女は眩い笑みを浮かべると『今は私のことキミちゃんって呼んで!こんなに若くて元気なんだから』と要求されてしまい何度か目を瞬かせた。軽く咳払いしてから「キミちゃん、ここは真っ直ぐ」と喋り始めるや否や『イヤ!』とまた拒絶されてしまい『勝手に元に戻るんだろう?それなら戻るまでの間を存分に楽しまなきゃイヤじゃ!!』と何ともなワガママを言われてしまった。気が遠くなりそうだったが同時にこのテンションになったおばあ様はテコでも動かないのに覚えがある、軽く息を吐くと「分かったよ。ただし!異変があったら俺達の言うこと聞いてくれ」と条件付きでワガママに付き合うことになってしまった。だがこちらを期待の目で見つめられるのは悪い気もしない、「俺は左,翔.太,郎,だ」と名乗ると『分かった!たろぽよじゃな!』と変なあだ名がついて「たろ…」と絶句してしまい)

  • No.9617 by 検索  2025-09-25 15:35:04 ID:415c83bff

たろぽよ…ふふ、なかなか良いあだ名だね。
(彼女を保護して様子見も含め家に帰す提案をすれば彼女から強い拒否の返事がされる。呼び名の要求に二人して目を瞬かせ、慣れている相手が先にその呼び方を使って説得を試みるも頑固拒否の姿勢を崩さない。確かに自然に元に戻ることを考えればこのままで居るのも帰るのも大きな差ではないが彼女のテンションは高く異常事態にも拘わらず楽しんでいるように見えた。結局は相手が折れて条件付きで彼女が楽しむことに付き合うころになったが相手が自己紹介をした所、個性的なあだ名で呼び始めて何とも気が抜けるようなポップな名前がツボに入ってしまって耐え切れない笑い声も零しながら自分も呼んでみる。全くハードボイルドらしくない名前に絶句する相手の顔が面白くてくすくす笑っていると今度は彼女はこちらを向いて『さっきフィリップと呼ばれておったな。なら今からりっぴーじゃ』と命名され「えっ」と思わず声を上げてしまう。それぞれに名前を付けてご満悦なのかきらきらとした笑みを見せながら『じゃあちょいとウィドスカルの代わりの洋服屋さん巡りに参りましょうかねぇ』と宣言していて)

  • No.9618 by 探偵  2025-09-25 20:29:37 ID:65b68c258


お前もなかなかいいあだ名だな、りっぴー。…それなら俺オススメのブランドがあるぜ?
(若さを取り戻した彼女はもう一切止まる気はないらしい、ここで下手に依頼人、すなわち娘に引き渡そうとすれば最悪行方をくらませてしまうかもしれない。今彼女の肉体はそれだけのポテンシャルを秘めているのだ。メモリの影響で何かしら悪化する可能性もあれば見守るという意味も込めて彼女の今を楽しむというのに付き合った方が良さそうだ。斜め上のあだ名には流石に固まってしまって相手が楽しげにそれを繰り返せば思わず相手の方を見る、しかし相手は相手でなんとも言えないあだ名を付けられていれば思わずニヤけてしまってこちらも新たな呼び名を揶揄うように口にしていた。それぞれの呼び名も決まったところで彼女はやはり服を所望しているようだ、この街で服を買うならオススメはひとつしかないだろう。自信満々に答えれば彼女はさらに目を輝かせ『おぉ!たろぽよのオススメのとこはなうでヤングでハイカラなのか?!』と最早死語な単語が並べられる、それらの単語に合致しているかはさておき最新のファッションを追うなら行くべき所はひとつだろう。「当然だ」と気取った声で答えたあと早速相手と彼女を連れ立ち近くの行きつけの店へ足を運ぶ、たどり着いたのは当然ウ.ィ,ン.ド,ス,ケ,ー.ルだ。普段は入らない店なのか彼女は何処か恐る恐るな様子で店内へと足を踏み入れる、しかし中に並べられた服や飾られているマネキンをみればさらに目を輝かせて『…ウィドスカルより凄い』と感想を零していて)

  • No.9619 by 検索  2025-09-25 23:04:14 ID:415c83bff


僕たち御用達のブランドで今僕が着ているのも翔太郎…じゃなかったたろぽよの着ている服もここのものなんだ。
(彼女は若い体を手に入れてかなり興奮しているようで何を言っても満足いくまでは止まりそうにない。こちらが読んだ名前に仕返しするような形で相手も呼び名に乗っかってくれば聞きなれない響きに落ち着かない様子を見せていた。同行することが決まったところで彼女が服を身に行くことを望めば相手は自信満々に答える。その言い方で行き先を察するも今まで聞いたことのない単語が羅列されると「それは一体何語なんだい」と思わず呟きを零していた。相手の案内でここから一番近いウ.ィ,ン.ド,ス,ケ,ー.ルの店舗の前にやってくると彼女はどこか緊張した面持ちで中に入っていきその後を追う。彼女は店内を見渡した後目を輝かせていて馴染みの店に対する素直な褒め言葉が聞こえてくれば誇らしく感じられて彼女のノリに合わせて相手を名前で呼びながら今二人が着ている服を見せながら説明をする。すると彼女はまじまじと服を見てから『素敵な服ね』と微笑んだ。あたりを見渡してレディースコーナーの服に近づいていけばこちらもその後を追う。明らかに若い人物がターゲットである流行りの服をまとったマネキンが目についたのかその足が一旦止まる。目を奪われたような様子だがその手は伸びることなく迷っているように見える、ちらりとその様子を確認すると「気になるなら試着してみたらどうだい?」と声をかけてみて)

(/お世話になっております。にぎやかな話が始まったところなのですが明日、明後日と少し用事が入ってましてお返事の頻度が下がってしまいそうです…。まったく返せないわけではないのですが間が空いてしまいそうでしたので先にお伝えしておきます。日曜の昼間にはもとに戻ると思うのですが二日間ほどお待たせさせることが多くなりそうですので申し訳ございませんが把握のほどよろしくお願いいたします。)

  • No.9620 by 探偵  2025-09-26 17:37:24 ID:65b68c258


存分に楽しむんだろ、キミちゃん?
(見た目と飛び出してくる言葉のギャップにそろそろ面白さを感じつつ彼女を自分達が贔屓にしている店へと連れていく、この風の街で最新のファッションを身に纏うならこの店が一番良いだろう。最初は緊張していた彼女だったが店に入った途端目を輝かせ相手が自分達の服もこの店のものだと紹介するとまた見蕩れるようにマネキンを眺めている。しかし眺めるだけで迷う様子が見えれば相手が試着を進める、確かに憧れはあるのになかなか手が出ないあたりまだ元の年齢の時のことを思って気後れしているのかもしれない。こちらからも背中を押すように声をかければ『そうよね…』と意を決したようで近場にいた店員に声を掛けると一式を揃えて試着室へと入っていった。少々時間が経った頃に試着室のカーテンが開けられるとそこにはオフショルダーの白シャツにタイトめな膝丈スカートを履いている彼女の姿があって、なぜか慌てた様子で『こ、これこうやって着るので合ってるのか?!肩もお腹も隠せないんじゃ!!』と声をあげるが「大丈夫、それが今の服だ」と軽く頷きながら言う。それで冷静になったのか『そういえば孫も着とったか…』とぶつぶつ言ったかと思えば服が馴染んだのかゆっくり試着室を出てきて鏡の前でクルクルと何度も回って姿を確かめ始める、その顔はやはり楽しそうに笑ってキラキラと輝いていれば思わずほっこりした気持ちでそれを眺めてしまった。しかし直後更に目を輝かせると『あれも着てみたい!』と別のマネキンを指さす、そこからは店員と、時折自分達手伝いながらキミちゃんのファッションショーが始まってしまって)

(/お世話になっております。お返事お待たせして申し訳ございません。本日朝から背後がかなりバタバタしておりましてお返事のお時間取ることができませんでした…また明日も丸一日お返事が難しそうでしたのである意味タイミング良かったです。いつも通り背後優先ですので、お時間等など余裕がある時にお返事いただけますと幸いです。ゆっくりお待ちしております。逆にこちらがお待たせしてしまうかもしれませんが…よろしくお願いします!/こちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9621 by 検索  2025-09-27 01:47:54 ID:415c83bff

…何とも楽しそうだね。……
(こちらが試着をもちかけ相手が背中を押すと一式の服を持って試着室に入っていく。二人で外で待っていると暫くしてその見た目の年代の女の子が着ているような短い服を着て彼女が出てくる。さっきまでの服とはギャップが強いのが慌てた様子だったが相手の言葉を聞き、若くなった姿を鏡で見てもう一度確認すれば服が馴染んだのかその場でくるりと回ったりしていて何とも微笑ましい。店も今は客がほとんどいなくてキラキラと輝く瞳で次の狙いを決めまた試着室に入っていけば隣で並ぶ相手に小さく笑いながら感想を告げる。彼女を見る相手の横顔には覚えがあって自分の要望に付き合う時も似たような顔だった。擽ったい思いを抱きつつ何度目かの試着から出てきた彼女に目を向けた。最初の躊躇は何処へやらすっかり流行の服を着こなしていておばあちゃんとは到底思えない。そして最後に着た服が気に入ったようで『これは幾らじゃ?』と店員に聞いていれば思わず「え、もしかして買うのかい?」と驚きの声を上げてしまう。彼女はその声にむしろ不思議そうにしていて『当然買うわよ、元に戻ったら孫にあげれば良いんだから』と何とも前向きな返事がされて意気揚々とレジに向かうのを見れば呆然とそれを見届けつつ「今までの我慢が爆発してるのだろうか…」と零して)

  • No.9622 by 探偵  2025-09-27 08:51:17 ID:65b68c258


かもしれねぇな。まぁでもいいんじゃねぇか?キミちゃんが楽しそうなら。…婆ちゃんがあんな風に笑うとこなんてなかなか見れるもんじゃねぇし
(彼女のファッションショーを見守りつつ相手と共に微笑ましくその光景を見つめる、最初こそ二の足を踏んでいたのに今や大はしゃぎだ。やがて彼女は試着した服が気に入ったのか店員に声をかけている、相手は驚いた様子だったがこちらは思わず笑ってしまっていた。勢いに任せて何着も買うと言い出さず孫にあげればいいと算段を立てるあたりはさすが年配者と言ったところか。レジへ向かう彼女を見送りつつ相手の呟きには軽く頷く、年齢や立場のせいで特にあの年齢の女性はいろいろと我慢を強いられることもあっただろう。目の前の彼女は確かに自分たちと同じ年代だが依頼人に現在の写真を見せてもらっていたこともあって時折元の姿の彼女を想像してしまう。あんなキラキラした笑顔を見ることはそうそうない、当然相手を覗いてだが。やがて彼女は購入を済ませてこちらへ戻ってくる、元の服が入った紙袋を持つことを申し出て受け取った。見た目と着ている服にギャップがあったがこれでその問題もなくなっただろう、店をあとにすると「さて、次は何をする?」と乗り気に次の行き先をきけば彼女は目を輝かせ『こんな可愛い服を着たんじゃから次は可愛い食べ物を食べたい!』と要望が飛び出て)

  • No.9623 by 検索  2025-09-28 13:55:15 ID:415c83bff

可愛い食べ物か、…それならこの前クイーンとエリザベスに教えてもらったカフェはどうだい?ミニパフェとかおしゃれなケーキとかいろいろあって若者にも人気らしいよ
(あっという間にレジに行ってしまった彼女を見届けながら相手と会話をする。足腰が不自由なら普段もこうして服を見て回ったりはなかなか難しいだろう。たとえメモリの力で起きたひと時の夢のような時間でもあんなに喜んでいる姿を見れば止められるものでもない。せっかくなら心ゆくまで楽しんでもらえた方がよさそうだ。戻ってきた彼女に相手が次を促すと次は可愛い食べ物を求められて少し考え込む、ふと女子高校二人に教えてもらったカフェを思い出して二人に話を振る。近頃SNSでも話題になっているお店で写真映えするような可愛いスイーツが楽しめてちょうど今の彼女の見た目のような年頃の女の子を中心に人気を博しているらしい。興味はあったもののハードボイルドを自称する相手を誘うには少々難航しそうだと思っていたからちょうど良い機会だ。説明をしながらス,タ.ッ.グ.フ.ォ.ンでその店のメニューでもある三種のベリーのパフェの写真を見せると彼女の眼はみるみる輝いて行き『なんじゃこの宝石みたいな食べ物は…可愛い…!行ってみたい!』とはしゃぎはじめ上手く乗せることに成功すれば口角を密かにあげつつ「ご所望のようだよ、翔太郎」と声をかけて)

  • No.9624 by 探偵  2025-09-28 18:53:55 ID:65b68c258


俺みたいな男には似合わねぇ場所だが、キミちゃんが行きてぇならエスコートするのがハードボイルドな探偵の勤めだよな。早速行こうぜ
(彼女が次に所望したのは可愛い食べ物だ、自分達はあまり得意ではない分野だがこういう時に役立つのが情報屋の存在だ。相手も思い浮かんだのは同じ人物のようで二人の名前と共に以前教えられたカフェが出ると同意するように頷く、小ぶりなスイーツが多いそこは見た目が可愛い食べ物というのにピッタリな場所だろう。相手が写真を見せれば彼女は直ぐに食いついた。流石に男二人で行くには気が引ける場所だが彼女が行きたいと言うならばその願いを叶えるのが今の自分達の役目だ。相手に強く言われたら結局は行くことになったであろうことはさておき、彼女の反応も上々で早速店に向かうことにした。歩いて少しいった所にあるカフェにたどり着けばまだ開店して間もないおかげかすんなりと中に通された。店内入口にはショーケースがあり中には様々なスイーツが並んでいて彼女はショーケースに駆け寄ると『ほんっとに宝石箱みたいじゃ…』と既に満点のリアクションをしている。席に通されて椅子に座れば女子高生二人から聞いていた情報を思い出し「こういうのがちょうどいいんじゃねぇか?」とメニューを指さす、そこにはショーケースの中のスイーツ2つと紅茶かコーヒーのセットが案内されていて「どうせならたっぷり楽しめた方がいいだろ?」とショーケースを指さし)

  • No.9625 by 検索  2025-09-28 23:44:36 ID:415c83bff

さすが人気なだけあっておしゃれな内装だ。いいね、何個かあった方が見栄えも良いだろう。
(相変わらず言い訳を口にしながらも彼女の願いに頷くとカフェに行くことに決まる。普通にお願いしてはなかなか時間がかかっただろうことを思えば二人に教えてもらった住所をもとにここから歩いてカフェに向かう。まだ比較的早い時間であるからか噂に聞いていたような行列はなくスムーズに中に入ることができた。内装は明るくおしゃれにまとまっていてこの前の海沿いのカフェとはまた違う雰囲気だ。彼女がショーケースに近づいていくのにつられそうになりつつあたりを見渡して素直な感想を口にする。席へと通されて相手が指さしたのはスイーツと飲み物のセットで二種類選べると聞けば彼女に劣らず目を輝かせた。メニュー表には本日のスイーツとしてショーケースに入っているスイーツの一覧の名前の書いたものが添えられているがせっかくなら実物を見て決めたいと思えば「もう一回見に行こうか」と彼女を誘ってショーケースのもとに向かう。定番のケーキから猫の形をしたプリンなどいろいろあってかなり悩むところだがおしゃれに飾られたシャインマスカットのタルトとミルクレープがおいしそうに見えれば「じゃあ僕はこれとこれにしようかな」とスイーツを決める。一方彼女は並べられたスイーツに目を輝かせながらも悩んでいて『こんな洒落た格好したプリンも美味しそうだし、このぱふぇも綺麗で選びきれんのじゃ…』とこぼしていて)

  • No.9626 by 探偵  2025-09-29 07:57:27 ID:65b68c258


そんなに悩むなら俺の分ひとつやるよ。俺みたいな男にこんな可愛いスイーツは似合わねぇからな
(彼女のために来たカフェだったが小ぶりでキラキラと輝くスイーツがひしめき合うショーケースを前に相手も駆け寄りそうになっていて思わず笑いそうになってしまう、ケースが選べるセットを進めれば彼女の隣で相手も目を輝かせていて二人が背を向けた隙に笑みを噛み殺すようにしていた。どうやら相手もよっぽどこの店に来たかったらしい。相手が誘いかけて彼女と共にショーケースへ移動すればこちらも追いかける形でスイーツを見に行く、相手は旬であり相手を表す色を纏うスイーツでもあるシャインマスカットを選んでいてその様子にもまたじわりと胸が暖かくなっていた。思わず相手に見蕩れてしまいそうになっていたが彼女の悩ましげな声を聞けば選択肢をもうひとつ増やせるようにとスイーツをひとつ譲ることにした。彼女はパッとこちらを見ると『いいのか?!』と声を弾ませていて軽く頷くとまた再び悩む時間が始まる、結局彼女は色んなフルーツが乗ったタルトにホイップたっぷりのプリン、艶々モモのミニパフェを選んでいた。こちらもビターチョコケーキをチョイスし席へと戻って注文を伝える。程なくしてケーキが目の前に運ばれてくるとテーブルは一気に華やかになって彼女は感動のあまり『すごい…プリチーでファビュラスでバエバエじゃな!』と口を手で押えていた。随分な喜びようにこちらも笑みを浮かべていたが彼女がふと憂いを帯びると『一緒に食べたかったですねぇ…』としみじみと呟いていて思わず彼女の方を見て)

  • No.9627 by 検索  2025-09-29 11:55:46 ID:415c83bff


…もしかして、旦那さんとかい?
(こちらよりも随分と悩んでいる彼女に相手がスイーツを譲る提案をしていれば彼女の顔がぱあと輝く。普段その立場は自分なのだが今日くらいは他人に譲っても許せる気分だ。枠が三つとなれば悩みながらも決めることが出来たようで席に戻ってそれぞれ注文した。少し待つとまたおしゃれなお皿に乗ってスイーツが運ばれて来てテーブルの上は豪華でちょっとしたお茶会みたいな様子になる。綺麗に盛り付けられたスイーツを興味深く観察していると彼女もまた感動しながら妙な単語を用いて喜んでいた。こちらもいざフォークを持って食べようとしたところで先ほどとは違う声色の呟きが聞こえてくると視線を向ける。その表情は憂いのようなものが浮かんでいて別の物を見ているようだった。その視線が僅かに落ちて手元に注がれると店内の照明に薬指が光を反射する。服も着替えて本来の姿から大きく変わった状態でも唯一変わらず身に着けている指輪、依頼を受けた時に聞いた彼女のプロフィールを思い出すと推測は容易で先に亡くなったらしい旦那の話題を振ればその瞳が大きく揺れる。驚きの後、自分達の職業を思い出したのか何処か憂いと懐かしさを織り交ぜたような笑みを浮かべ『…当たりじゃ。あの人は自分から言ったことは無いけど実は甘い物が好きでねぇ…多分これを見たらびっくりしてその後黙って味わうように食べるんじゃないかしら』と語る。とびっきり悲しむのではなくでも何処か惜しむような表情を見るのは初めてで思わず何も言えず動けないまま彼女を見つめていて)

  • No.9628 by 探偵  2025-09-29 12:36:25 ID:65b68c258


…随分おしどり夫婦だったみてぇだな
(宝石のようなスイーツはショーケースからテーブルに移動してきて華やかな輝きを放っていたが不意に彼女の表情が変わる、その顔と呟きで彼女が誰を想っているのかは容易だった。相手が問いかければ彼女は歳不相応な年季の入った笑みを浮かべる、添い遂げた人を想って、でも悲しみはいつまでもそこにある、そんな表情だ。目の前の輝きを、喜びを、大切な人と共有したいという気持ちは嫌ほど分かって一瞬の沈黙が流れる、しかし彼女の口調から旦那さんをこの上なく大切に想ってきたことはヒシヒシと伝わっていた。一緒にいることをここまで細かく想像できるのはその人の事をよく知っているからだ。思わずその推測を口にすれば彼女は少々照れくさそうに笑ったあとパッと顔をあげて『あーダメダメ!普段なら血糖値だ血圧だって言われてこんなにたくさん甘いもの食べられんのだから!はよぉ食べないと』とまた表情を明るくさせてスプーンを手に取る、すぐさまプリンをひとすくいすると頬に手をあてて『んー!美味い!ほら、はよ食べて』と場の空気を変えるように急かされて)

  • No.9629 by 検索  2025-09-29 16:37:28 ID:415c83bff

………、そうだね、いただきます
(年相応の、それよりも輝かしい笑みを浮かべていたはずなのに旦那の話をしている彼女には年季の入った表情が宿る。どんな感情を抱いているかは想像しか出来ないが今も尚大切な存在であるのは間違いないだろう。相手を失くしたり置いていったりすることへの恐怖を抱いている自分にとっては到達できない強さのように思えた。思わずじっとその表情を見つめ固まっていたが彼女は一気に顔を明るくして一度沈んだ空気を取り戻すようにプリンを口にしてはしゃいでいれば無意識に口元も緩んで改めてこちらもタルトにフォークを伸ばした。程よい硬さのタルト台の上に口触りの良いカスタードクリーム、そしてみずみずしい甘さのシャインマスカットのバランスの良い味が感じられると自然と笑みが浮かぶ。どうやら見た目だけでなく味も抜群らしい。店だからと珍しく選んだ紅茶もその後に口にすれば相性はバッチリで「味もばっちりだね」と感想を呟く。彼女も今度はパフェにスプーンを伸ばしてご満悦な表情を浮かべていて彼女もきっと甘い物が好きなのだろう。幸せを感じながらまだ手をつけていない相手を見れば「君も早く食べたまえ、放って置いたら君の分まで食べてしまうよ」と楽しそうに告げて)

  • No.9630 by 探偵  2025-09-29 18:56:25 ID:65b68c258


それだと俺の分が無くなっちまうだろ
(一瞬俯いた彼女だったが直ぐにその顔には笑顔がともる、こうやって旦那さんのことを時折思い出してはまた笑顔になっていたのだろうか。彼女のような強さを得られるような気はまるでしない、歪んだ未来の自分がそれを証明しているし先日相手を失いかけた一連のことを思っても彼女のように振るまうことは絶対にできないだろう。今はその強さに乗るように彼女と、続いて相手がスイーツに手を伸ばすのを見守る。彼女のはしゃぎようもなかなかだがこの店に来たがっていた相手の反応も上々のようだ。笑みのまま紅茶を飲むのを見守りながら二人に合わせて頼んだ紅茶を口にしていると相手から冗談めかしたことを言われてこちらもそれに応じるように答える。すると彼女がクスクス
と笑って『さてはりっぴー、私がケーキを譲ってもらったのが羨ましかったんじゃろ』と揶揄うように言えば目を瞬かせる。今日はあまり相手からそういった類のものは感じられないが確かにこういう場面で自分が何かを譲るのは相手の特権だ、彼女が真意を察したのかは分からないがここは便乗するのが面白くなりそうだ。こちらもすました笑みを浮かべると「なんだよりっぴー、それならそう言えって」と彼女に合わせた呼び方にしながら自分のチョコケーキを相手の皿に移すと「欲しいなら素直に言やいいのに」とまた揶揄うように言い)

  • No.9631 by 検索  2025-09-29 20:24:40 ID:415c83bff

えっ、別にそんなことは…っ、これだと君の分がないじゃないか。
(ケーキを味わいながらまだ手を付けていない相手に対してからかうような言葉を投げかけると相手も同じように笑って返事がされる。早く一緒に食べようという意味で声をかけたのだが何故か彼女がくすくす笑ったかと思うと彼女が相手からケーキを譲ってもらったことについて問われて思わず声を上げる。確かにこういう場面では何かと相手は自分のものをくれたりするが今回は本気で羨ましいと思ったわけではない。慌てて弁明を図ろうとするが相手が乗っかってきて彼女と同じノリで声をかけられる。さらには最後の一つのチョコケーキを皿に映してくると目を見開きながら文句を口にする。いくら甘いものが好きとはいえ相手がスイーツなしというのはダメだ、一緒に同じものを食べるから美味しいことを今までの経験で知っている。だがこのまま返しても相手は受け取らないだろうと考えれば自分のミルクレープとシャインマスカットのタルトを半分にして「じゃあお返しだ」と言いながら相手の皿に移す。それを見た彼女は『ならば私もたろぽよにお返しせねばな』とフルーツタルトの半分とミニパフェの桃を相手の皿に置く。結果的に相手のお皿には四種類のスイーツが乗ることになれば「一番豪華な皿になったようだ」とくすくす笑って)

  • No.9632 by 探偵  2025-09-29 21:47:24 ID:65b68c258


ハードボイルドな男に甘いものは、…あ、おい!
(彼女があまりにも迷うものだから自分のひと枠を譲ってしまったがそれで相手が寂しい思いをしていてはいけない、相手がそういう思いを抱いていないのも承知の上で、あのキラキラした顔をもっと輝かせたくて自分の分を相手の皿に乗せた。紅茶があれば十分だろうといつも通りクールに気取ったことを言うが言い切る前に相手はそれぞれのケーキを半分にしてこちらのお皿へと移してくれる。それを見た彼女はまたクスクスと笑って相手と同じくタルトの半分と桃をくれる、チョコケーキしか乗っていなかった皿は随分と鮮やかになって相手が楽しげに笑えば「俺みたいなのには似合わねぇのに」と言いながらも口には笑みが浮かぶ。それぞれのケーキには相手と彼女、それぞれの想いが乗っている気がした。早速相手の色を宿したシャインマスカットのタルトを取り分けて口にいれれば自然と口角は上がって「美味いな」と感想を口にする。それぞれの皿に様々なスイーツが華やかに並ぶなか彼女はまた穏やかな笑みを浮かべると『分かち合うというのは本当にいいものじゃ』としみじみ呟いていた。そしてふと相手の方を見ると『りっぴー!私達も交換せんか?この桃と、りっぴーのシャインマスカット!』とそれぞれのお皿を順番に指さして)

  • No.9633 by 検索  2025-09-30 00:27:14 ID:415c83bff

色んな種類を味わうのだって誰かと一緒に食べる醍醐味だろう? 良いね、なら物々交換だ。
(あっという間に相手のお皿を色鮮やかなスイーツが並ぶと相手は文句を言うがその口元には笑みが浮かぶ。一人で食べても普通に美味しいだろうがこうやって色々な種類や違う味を交換して感想を言い合いながら食べるのは誰かと一緒に食べるからこその楽しみだ。ご機嫌にそう伝えていれば相手はタルトを口に運んで笑みを見せる。それにまた嬉しそうに微笑んでいれば彼女からも噛み締めるような呟きが聞こえてきて心が暖かくなった。相手から貰ったチョコケーキを口に運んでいると彼女から交換を持ちかけられ、直ぐに了承の返事をするとマスカットをフォークに乗せ彼女の皿に乗せる。彼女からも桃がお皿に乗せられて自分のタルトの上に乗せてみれば桃とシャインマスカットが共演するようになり「この時期にピッタリな秋のタルトだね」と声を弾ませていた。彼女の方も特別なケーキにキラキラとした笑みを見せていて『これがてぃーパーティという奴じゃな』とご機嫌に紅茶とスイーツを味わって食べ進めていき)

  • No.9634 by 探偵  2025-09-30 07:50:40 ID:65b68c258


そうだな。味の感想も共有できるしな
(ひとつのケーキを食べることは一人でも出来るが交換してひとつの味を分け合うのは隣に誰かがいなければできないことだ、彼女がいる手前少々気恥ずかしくはあるがこれが自分達のいつものやり取りだろう。相手と彼女もまた果物を交換していて、それがまたひとつ親愛の輪を広げているように見えれば心がふわりと暖かくなった。そのまま紅茶とケーキを食べ進める、彼女もご満悦のようであっという間にテーブルの上にあった煌めくスイーツは無くなってしまった。同じくらい煌めく笑顔を浮かべた彼女は『はーこんなにたくさんスイーツを食べたのは初めてじゃ』と幸せに浸っている。そしてチラリと相手とこちらをみた後に『二人は随分仲が良いんだねぇ。あの人と小さい喫茶店に行った時ケーキひとつは多いからって二人で分けたのを思い出したわ。懐かしいの…』としみじみと呟いた。何かを思い出すように少し顔をあげた彼女は『やっぱり、分け合うのは幸せだねぇ』とまた噛み締めるように呟いていて)

  • No.9635 by 検索  2025-09-30 11:59:11 ID:415c83bff

…ああ、一人で居たら決して味わう事の無かった幸せだ。…ふふ、確かに一度カフェに訪れたならそう言えるだろうね
(それぞれのスイーツを交換し合って沢山の種類のケーキを紅茶とともに楽しむ。美味しいスイーツはあっという間に食べてしまう物で最後の一口を味わっていると彼女は満足そうな表情でフォークを置いた。彼女の歳ならばここまで沢山スイーツを食べることもなかなかできなかっただろう。ふと視線がこちらを向くとしみじみとした呟きが聞こえてくる。誰かと一緒に過ごすこと、それはあの施設から連れ出されたからこそ知った感覚で相棒と過ごすようになってから噛みしめるようになった幸せだ。今の自分は一人で食べてしまうよりも誰かとこうして賑やかに食べる方が美味しくなることを知っている。ぽつりとそれを呟けば彼女の顔は綻んで『じゃあ一緒にケーキを食べたたろぽよとりっぴーはお茶友じゃな』と宣言する。カフェに行くことをお茶をするという言い回しがあることを踏まえれば確かに一緒にスイーツを食べたならお茶友と言えるだろう。笑い声を零しながら頷いていたがご機嫌な彼女の指先がほのかに光って粒子がちらついていて)

  • No.9636 by 探偵  2025-09-30 12:39:47 ID:65b68c258


違いねぇな。…、……よし、次は何処にいく?
(相手から溢れたのはこの街で過ごすようになったからこそ出てくる言葉で思わず顔を綻ばせる、そういうこちらも二人で分け合い共有する幸せを知れたのは相手のおかげだ。その喜びを彼女は存分に知っているのか柔らかな表情で自分達をお茶友だと称する、こうやって同じ時間と味を共有したのだから名前も立場も関係なく友達だと言えるだろう。紅茶も一通り飲み終えてそろそろこのお茶会も終わりの頃合いだ、その時に彼女の指先が僅かに光っているのに気がついて一瞬動きを止める、どうやらタイムリミットが近いらしい。それならば早く移動すべきだろうと次の行き先を問えば『そうじゃな…普段ひとりで行くことができない見晴らしがいい場所、』と彼女が答えかけた所で彼女自身が指先の光に気がつく。目を丸くしてそこを見つめたが察しがついたのか語気は沈んでしまって『いや、ひとりでそこへ行ってもな』と目を伏せる。先程友達だと言ったばかりだろうと口にしかけたがきっと彼女がひとりではなく本当に一緒にいたいのは自分達ではないのだろう。それも飲み込んでいるのか彼女はまた顔を明るくして悩む仕草をするが次に出てくるのはきっと真の願いではない。どうしたものかと考えを巡らせる、彼女の願いを叶えることは出来ないが近いことはできないだろうか。何処まで出来るか分からないがふと案を思いつくと「いや、キミちゃんの願いを叶えるのが一番だ。フィリ…じゃなくてりっぴー。先にキミちゃんと風.都,タ,ワ,ーに行っててくれねぇか?」と声をかけ)

  • No.9637 by 検索  2025-09-30 15:35:51 ID:415c83bff

キミちゃん……、ああ、任せてくれ。 じゃあ行こうか、キミちゃん
(一緒にスイーツを囲んだ仲だと盛り上がっていたが彼女の指先が仄かに光って能力の解除が近いことを示す。本来ならば喜ぶことではあるが彼女の場合は体が元に戻ってしまうタイムリミットだ。相手が次の行き先を口にするが途中で言葉を止めてしまって視線も伏せられる。その意味は推測がついて、だけどどうしようもないことで彼女の名前を呼ぶことしか出来なかった。彼女はまた明るい表情をして次の行動を考え始めるが隣にいた相棒が何かを思いついたのかこちらに話を振ってくれば一瞬目を瞬かせる。だがこういう時相棒は何か依頼人にとって一番の行動を取る、それが分かっていれば二つ返事で了承の答えを返した。当の彼女は何がなんだかわかっていないようなキョトンとした顔をして相手とこちらの顔を見比べていたがお構いなしに彼女の手を引いて立ち上がる。困惑していた様子だったが頑なに会計をすると言い張る彼女にご馳走になることにすると相手と別れて風.都,タ,ワ,ーの方に歩いていく。30年ほど前のオープン時には旦那と一緒に訪れたと語る彼女の思い出話を相槌を交えて聞いていれば段々と街のシンボルに近づいてきて)

  • No.9638 by 探偵  2025-09-30 19:51:17 ID:65b68c258


__待たせたな。フィ…りっぴー、ちょっと。キミちゃんはちょっとだけ待っててくれ
(相手と彼女とを見送ってから足早にある場所に向かいまた足早に風.都,タ,ワ,ーへと向かう、二人が展望台の受付口にたどり着いたのとほぼ同時にこちらも同じ場所に到着し二人へ声をかけた。軽く手をあげた後相手だけを手招きして呼び寄せて少し離れた場所に移動する、その手には紙袋が握られていた。彼女に声が聞こえない場所までやって来ると「お前に頼みがあんだ」と声を掛けながら紙袋の中身を少し開けて相手に見せる、中身はウ.ィ,ン.ド.ス.ケ.ー,ルで買った服だ。ただしいつも相手が着ているテイストの服ではなく彼女が今着ている服と同じ系統の青色の服で並べばお揃いを感じられるはずだ。「ほんとはお前に誰かとペアの服装なんかさせたくねぇんだが…」と思わず本音を零しながら紙袋を差し出す、彼女の写真を幾つか見せてもらったが旦那さんと思しき人が身につけていたのはどれも青色の服で、相手の色ではないなら今回は彼女のために少しだけ隣の席を貸しても良いだろう。着替えスペースのある手洗い場の方をチラリとみると「先に上にあがっとくからこいつを着てあとから追いかけてきてくれねぇか?」と頼んで)

  • No.9639 by 検索  2025-09-30 22:20:46 ID:415c83bff

…?…これは、…まったく君って人は相変わらずだね。 分かった、着替えたらすぐに行くよ
(彼女と話しながら風.都,タ,ワ,ーの展望台受付までやってくるとちょうど相手もやってきて合流することになる。だがその手には見慣れない紙袋があって呼ばれるまま彼女を置いて少し離れた。不思議そうにしながら相手を見ていると紙袋の中身が明かされる。そこには彼女と同じ系統かつ探す際の参考資料として見せてもらった旦那がよく着用していた色の服が入っていてすぐにそこに意図を理解する。視線を相手に向ければその行動力にあきれたような呟きを零すが零された本音といいその口元を緩めていた。このためだけに新品の服を買いに行くなんて相手くらいの物だろう、相変わらずであるが彼女のためであるその意図を読みとるとこくりと頷いてから紙袋を受け取った。だが長時間離れていればそろそろ彼女も不審がってるだろうと相手を見届けて手洗い場の方に向かった。紙袋に入っていた服を着れば普段よりも少々窮屈ではあるが彼女のためだと我慢して一通り整えて着ていた服を紙袋に入れてからチケットを買って展望台へとあがるエレベーターに乗り込む。辺りを見渡して二人を探すとちょうど外の景色を見ているのを見つけ一息ついてから「おまたせ」と声をかけて)

  • No.9640 by 探偵  2025-10-01 07:52:03 ID:65b68c258


今の姿をめいっぱい楽しむのがキミちゃんの願いだろ?頼んだぜ、フィリップ
(相手に紙袋の中身を見せるとすぐにこちらの意図は伝わったようで呆れたようなことを言われるがその口元が緩んでいるのをみればこちらの計画に相手が乗ってくるのは明白だった。服一式を預けると彼女の元に戻る、こちらと入れ替わりで相手がいなくなったことに彼女は『りっぴーはどうしたんじゃ?』と不思議そうな顔をしているが「トイレ行ってからくるってよ。俺達は先に行こうぜ」と適当なことを言って先に展望台へと上がった。上へ移動する間こちらもオープン当時に旦那さんとここに来た話を聞きながら内心ソワソワとしつつ展望台へとやって来る、全面ガラス張りの展望台を前に彼女はまた目をキラキラと輝かせて街の様子を見下ろした。しかしその顔はまたふと憂いを帯びたものになる、きっと30年前を思い出していたのだろう。黙ってその様子を見守っていれば背後から相手の声がして振り返る、同時に彼女も相手の方へと振り返った。そこには彼女と同じブランド、テイストで、旦那さんがよく纏っていた色の服を着た相手がいて彼女は一瞬息を飲む、思わず相手の方に駆け寄っていった彼女は『その格好、』と何とか言葉を絞り出していた。相手を旦那さんの代わりにとまでは到底言えないがせめて少しでも彼がいる気分に、隣にいた時と同じ気持ちになってくれれば彼女の憂いも晴れるだろうか。相手に目配せしてから「お揃いの格好ってのもいいもんだろ?」と彼女に話しかければ彼女は大きく頷いて)

  • No.9641 by 検索  2025-10-01 10:58:25 ID:415c83bff

キミちゃん、僕も一緒に見ても良いかい?
(服を着替えて二人に声をかけると彼女が息を飲んだのが分かった。完全な再現とは言えないが色とテイストでその意図が読み取れたようで駆け寄ってきた彼女に笑みを見せた。相棒の問いかけに大きく頷いたのを見ればこちらからも展望台から一緒に景色を眺めて良いかと確認を取る。『もちろんじゃ』と応える声が先ほどよりも弾んでいれば相棒にアイコンタクトを取ってから背中に手を添えエスコートするようにしながらまたガラス張りの窓に向かった。二人で彼女を挟み込むように並ぶとここから見える景色を指さしながら「あの建物がさっきスイーツを食べたお店だね」と告げる。トイレで着替えるのと同時に彼女について少し地.球.の.本.棚で調べてみてこれまで旦那とどんな日々を過ごしたのか閲覧させて貰った。その記述を思い出しながらその方角を探し「確か…あの辺りがキミちゃん達が暮らしていた家かな」と指さすと『あれが…』と彼女はまじまじとその方向を見つめていて)

  • No.9642 by 探偵  2025-10-01 12:27:27 ID:65b68c258


その公園ならあそこだな。高い建物の左側だ
(相手の姿を見た彼女の反応は思った以上のもので彼女が喜んでいるのがありありと伝われば胸が暖かくなって小さく笑みを浮かべる、相手が彼女をエスコートするのを見れば余計な気持ちがざわついてしまうがそのまま三人で並んで風の街を見下ろした。先程の店を見つけたあと相手は彼女と旦那さんが暮らしていた家の方を指差す、依頼人からは何も聞いていなかったことを考えると着替えの合間に検索していたのだろう。旦那さんとの家を見たのをきっかけに彼女は煌めく笑顔のまま『あの家から少しいったスーパーにね、よく二人で買い物にいったの』だとか『少し先にある青い屋根見えるかしら?あそこのケーキが美味しくてお互いと子供たちの誕生日ケーキはいつもあそこで買っていたの』だとか『近くに桜の綺麗な公園があってね、そこでプロポーズされたのよ』だとか旦那さんとの思い出が次々に溢れ出して、はしゃぎながら話す姿は自分達と同じくらいなのに時折楽しげに懐かしむ顔は元の年齢のそれで、しかし先程のように憂いの影は何処にもなかった。彼女と旦那さんの思い出話を聞いていたが不意に彼女が自分の指先に目をやる、先程指先だけだった光は指の第一関節あたりまで進行していて指先は元の姿のものがほんの少しだけ見えていた。それを見た彼女は小さく笑って相手とこちらを順番に見ると『りっぴー、たろぽよ。本当にありがとう。とても幸せな時間だったわ』と目を細めていて)

  • No.9643 by 検索  2025-10-01 17:16:09 ID:415c83bff

へぇ…思い出がいっぱいだね。…僕の方こそキミちゃんと色々巡れてなかなか新鮮な時間だったよ。
(彼女と旦那が過ごしたらしい家を指さすとそこからその時の生活を思い出すように彼女が色々と教えてくれる。この街で過ごした時間が様々な思い出と結びつくような形で語られて本の文章を読むだけでは分からなかった彼女の人生が伝わってくるようだった。ちらりと横顔を覗けば喜々として説明をしていてこの表情を見ただけでも彼女のわがままに付き合った甲斐があっただろう。ある程度思い出話を語るのが落ち着いたところで彼女の視線が動いて自分もそれを追うと指先から光が溶けだし始めていた。そろそろタイムリミットなのだろう。改めて彼女がこちらを向き、礼を言われるとこちらも軽い笑みを浮かべてから言葉を返す。自分の身の回りに彼女のような一回りも二回りも年が上の人物はあまりいない、聞きなれない言葉に流行りの物にはしゃぐ姿、そしてこれまで歳を重ねてきたからこその深みや言葉の重みは物珍しく刺激を受ける時間であった。すっかり聞きなれたあだ名にこちらからも同じ呼び名で返しつつ感想を伝えている間にも光を伴う面積は増えて行っている。急に姿が変わったらちょっとした騒ぎになるだろうと彼女の手を引いて柱の陰の非常階段の辺りに移動し、今の服装のまま戻るのも考え物だと思えば普段の相棒の行動を思い出し着ていたジャケットを脱いで彼女の肩に掛けた。『ありがとう』とまた呟く彼女の顔に若干の不安が見えれば「元に戻っても連絡をくれたらいつでも顔を見せるよ、僕達はこの街の探偵だからね」と言いながら相手に視線を向けて)

  • No.9644 by 探偵  2025-10-01 18:53:33 ID:65b68c258


俺も、キミちゃんの話聞けて楽しかったぜ。__当然だ。困ったことがあってもなくても、いつでも鳴.海.探.偵.事,務.所に来てくれ。俺達お茶友だろ?
(彼女の指先から光が溢れてメモリの効果が消えかかっているのが分かる、どうやらそろそろ元の姿に戻る時間のようだ。こちらに礼を言う彼女に相手に続いて笑みを向ける、この街の人を笑顔にできたのなら何よりだ。混乱を避けるために人目のない場所に移動する、相手がジャケットを脱いで肩へとかけて紳士的な行動にまた小さく笑みを浮かべていた。彼女は元に戻ることへの不安か顔を俯かせる、それに気づいた相手が声をかければ彼女は『ほんとか?』と顔を上げた。これだけ同じ時間を過ごして楽しみを共有したのなら自分達は間違いなく友達だろう、彼女の言葉を引用してそれを伝えれば彼女はまた眩しい笑顔をその顔に宿した。そうして彼女の不安が無くなったのと同時に彼女の周りに光の粒子がふわりと浮かんで解けて消えていく、直後同じ場所にあの写真でみた老齢の女性が立っていた。若い年代向けの服を着ていたが相手のジャケットがあるおかげで違和感はない、足腰が弱いのならと彼女を支えるように腕を回すと「よし、それじゃ娘さんのとこに帰るか」と声をかければ『そうじゃな』と先程より少し枯れた声で、しかし先程と同じく眩しい笑顔で彼女は頷いて)

  • No.9645 by 検索  2025-10-01 20:18:44 ID:415c83bff

いえいえ、すごく明るくて楽しい時間でした。
(不安を顔に見せる彼女に声をかけるとその顔は上がって瞳が揺れる。相手が言葉を続ければその顔にはまた笑顔が宿ってお茶友だと誓い合った。それと同時に光の粒子が解けるように浮かぶと彼女の姿は変わっていき元の姿に戻っていく、改めてその変化に少し驚いてしまうが浮かぶ笑顔はさっきまで過ごした彼女のものと大きく変わることはなくて見知った友人の物だった。相手が声をかけ彼女を支えながら展望台から地上へと降り、彼女の家族に連絡を取ればすぐに迎えに来てくれることになった。地上へと降りて入口にある風.都.タ.ワーの歴史の展示を見ながら待っていると『お母さん!』と声が聞こえた。そこには息を切らした依頼人の姿があって『もう探したんだからね』と怒っているような、それでいて安堵したような声で話しかけている。まさか自分より若い恰好をしていろんなところをめぐっていたとは夢にも思わないだろう。『見つけてくださりありがとうございました』と深々と頭を下げる依頼人に言葉を返していれば依頼人はこちらの服を見て『その恰好…』と何かを言いかける。だがそれを遮るように彼女は『二人にはとっても良くしてもらったの』と微笑めば注意はそれて『お母さん、外を出回っていろんなことをするのが好きだから付き合ってくれてありがとうございます』と今一度依頼人が感謝の言葉を述べて)

  • No.9646 by 探偵  2025-10-01 21:17:00 ID:65b68c258


俺達もお茶友が増えて嬉しかったですよ
(相手と二人で彼女を支えながらゆっくりと展望台を降りていく、その足取りは覚束無いがこちらを掴んでくれる手には信頼を感じられた。依頼人の彼女に連絡すればすぐに迎えに来てくれることになる、一緒に歴史展示を見てまた昔話に花を咲かせる彼女の声に耳を傾けていれば依頼人の彼女がやって来た。小言を言われた彼女は自分達に向けていたのとはまた違う笑みを浮かべていて彼女の歴史を感じる、礼を言われて二人して返事をすれば依頼人は『お茶までいったの?』と意外そうな、しかし嬉しそうな顔をしていた。彼女に元着ていた服を渡しておくと彼女は隠し事を共有したように楽しそうに笑って『それじゃありっぴー、たろぽよ。またね』と彼女らしい呼び方と共に別れの挨拶をする、依頼人はその呼び方に驚いた様子だったがこちらが何も言わなければそれ以上言及することはなくて、こちらから別れの挨拶を送ってゆっくりと去っていくその背中を見送った。やがて二人きりになれば右隣にいる相手の方を見やって「メモリ絡みの依頼だったが、なんつーかあれでちょっとでもキミちゃんが元気になれたらいいよな」と発端はどうあれ街の人が笑顔であった結果に感想を口にして)

  • No.9647 by 検索  2025-10-01 23:21:35 ID:415c83bff

ああ、今回ばかりはメモリの能力に感謝してもいいかもしれない。…僕たちもあんな風にこの街で歳を重ねてたくさんの思い出を抱えるようになりたいね
(話をそこそこに相手が元の服の入った紙袋を渡して三人だけで笑う、メモリの効果も含め今日の出来事は自分たちだけの秘密だろう。驚いている依頼人を他所にこちらからも「またね、キミちゃん。健康には気を付けてね」と手を振って二人とは別れた。ゆっくりと去っていくのを見届けると相手から今回の依頼について話が振られる。はじめは人捜しだったがメモリの存在に気付いたことから始まり随分と騒がしい一日だった。だがあの失敗作のメモリがあったからこそ彼女は若いからだでやりたいことをやってはしゃぐことができたのだろう。今日の出来事が彼女にとって良い時間であったことを願うばかりだ。冗談交じりに頷きつつも時々感じ取れた積み重ねた時間の重さを思い出すとぽつりと思ったことをつぶやく。将来について深く考えたことはなかったがこの街で過ごして大切なものに囲まれていろんな経験をして、思えば彼女は理想的な将来の姿かもしれない。相手のような大切な人を失ってしまっていることを除いてだが。歳を重ねた人に触れ珍しく将来のことを考えたものの少々恥ずかしくなってくれば「君がおじいさんになった姿とかあまり想像できないけど」とからかうように笑って)

  • No.9648 by 探偵  2025-10-02 07:57:15 ID:65b68c258


そうだな…二人で爺さんになって展望台に登って思い出話に花咲かすのも、いいな。…何言ってんだ。今よりもっとハードボイルドな男になってるに決まってんだろ
(人探しから始まりメモリが絡んだ事件ではあったが彼女にとっては夢のような一時だっただろう、いつもこの街を泣かせる元凶となるメモリだが今回に限っては彼女の笑顔を生み出すことができた。相手の言葉にも頷きつつ返事をする、いつか二人で相乗りした先に今日の彼女のように大切な人との思い出をめいっぱい語る日があるのかもしれない。彼女と違ってその時隣に相手がいなければ楽しく昔話を語ることはできないだろうが。想像もできない、しかしいつか確実にやってくる未来に思いを馳せる、二人の皺が増えるその時まで一緒にいることが前提なのに少し擽ったい思いだ。しかし思い描くことは同じで彼女のように歳を重ね思い出を重ねても相手と様々な思いを共有していたい。少々浮ついた思いを抱えていれば相手が場を誤魔化すようにこちらを揶揄ってくる、それにいつも通りクールに返事をすれば「さて、これで依頼解決だ。帰るぜ相棒」と声をかけて)

(/お世話になっております!そろそろお話の区切りかと思いましてお声がけさせていただきました。騒がしいお話でしたがキミヨさんを通して二人の未来を考えて、いつまでも一緒にいるのを思い描くとてもほっこりしたお話に出来てとても楽しかったです。キミヨさんが躊躇する時に背中を押してあげたり上着を貸してあげたり検索くんがスマートに動いているのを背後共々暖かく見守って穏やかな幸せのお話になりました。今回もありがとうございます!
この後のお話ですが如何しましょう?ゆったりしたお話が続きましたので、本編の通常回っぽく依頼→変身撃破なお話をしてもいいですし、もっとドシリアスなお話をしてもいいかなと。逆に二人の日常なデートでも良いかなと思っておりますが検索様のご希望をお聞きしたいです!)

  • No.9649 by 検索  2025-10-02 10:56:41 ID:415c83bff

(/こちらこそいつもお世話になっております。区切りが良さそうなのでこちらだけで失礼します。普段二人の、特に検索の周りにいない年代の方との交流で珍しく振り回される側になったり仲良くやりとりしたりとほっこりするような時間になったと思います。不慣れなりに探偵君の真似をして彼女に優しく接する場面や同じテイストの服をわざわざ買ってくる探偵君などこの街の探偵ならではの優しい描写が出来て良かったです。今回もありがとうございました。
次の話ですが悩みどころではありまして履修済ならば.仮.面.ズのカ.オ.ス.ト.ー.ン絡みで衣装が変わったりするドタバタを含めた通常回的な一話、IFルートとして検索がガレージに閉じ込められることを了承したor強行された時の話、探偵君がメモリの効果などで精神攻撃や揺さぶりを受けて折れかける話、どちらかの声が出なくなった話、普段は検索の行きたい所でデートすることが多いので探偵君の好みの場所気になっている場所に行く話…などが思い浮かんだのですがいかがでしょうか)

  • No.9650 by 探偵  2025-10-02 12:25:11 ID:65b68c258


(/たくさん候補出していただいてありがとうございます!どれもめちゃくちゃ魅力的で是非順番にやっていきたいです。検索くんをガレージに閉じ込めるIFルートとか歪な関係で薄暗い話が出来そうで楽しみです。こちらも次々に無差別で人が襲われるのを捜査する通常回なお話やア.ナ.ザ.ー.ス,カ.ルに絡めたお話ができないかなとぼんやり考えていたりしたのですが、検索様も仮.面.ズご存知なら3部も来たタイミングですしぜひカ.オ.ス.ト.ー.ンなお話にさせていただければと!ベースのお話としてカ.オ,ス.ト,ー,ンをそのまま出すかそれっぽいメモリに変換するかどちらが良さそうでしょうか?)

  • No.9651 by 検索  2025-10-02 13:35:23 ID:415c83bff

(/探偵様もアイデアありがとうございます。ア.ナ.ザ.ー.ス,カ.ルは揺さぶられたり破壊者映画のような形で師匠を出したりと色々面白いことが出来そうですので是非やりたいです。
それでは仮.面.ズ的なお話にしましょう。扉の中や石周りの設定は是非活かしたいなと思っていたのでメモリの新しい活用法として開発された物という形の運用はいかがでしょうか。メモリは地.球,
の.記.憶を閉じ込めたものなので人の記憶ならどうなるかとかハイドープ辺りの研究とかで石形にしたもの…みたいなのでも良さそうです。現行のような理由で衣装チェンジしちゃっても良いですし、検索の右としての記憶を混ぜ込んでも良いかもしれません。かなり大雑把なことしか考えてないのですが大体の流れとか希望のカ.オ,
ワの中身とかありますか?もし仮面ズのほうで好きなイベがあったらその流れに則って…みたいな感じでも良いかなと。)

  • No.9652 by 探偵  2025-10-02 15:09:08 ID:65b68c258


(/メモリから新しく開発されたのが石というアイディアめちゃくちゃいいですね!それなら世界観を崩さずに石を介してもっとファンタジーな世界観も楽しめますね!検索様さえよければちょこちょこ石のお話も入れてもっと展開を幅広くさせていただければと!検索くんの記憶と絡んでくるのも原作基準でめちゃくちゃいいです。せっかくですし元ネタにあったワンダーランドをやるのはいかがでしょうか?ミステリーと並んで一番好きなイベントなのですが、世界観の変化が分かりやすくカ.オ.ワらしい非現実的な時間を味わえるかなと。ますは石初出しイベントみたいな感じでカ,オ,ワに巻き込まれて主を救い出す、みたいな一連の流れが出来ればいいかなと思うのですがいかがでしょうか?後々に検索くんの記憶と絡めてよりシリアスなことも出来ればいいかなと思っております!)

  • No.9653 by 検索  2025-10-02 20:26:46 ID:415c83bff


…綺麗な石か。そういえばウ.ォ.ッ.チ.ャ.マ.ンも似たようなことを言っていたね。
(若返った彼女と不思議な一日を過ごしこの街に新しい友人ができた日から一週間ほど、街はいたって平和な日々が流れていたが秋になって暖かくなった風が運んできたのは妙な依頼だった。迷いを滲ませながら事務所の扉を叩いたのはこの近くの会社に勤務する女性だった。彼女によると高校からの友人が最近急に性格が変わったかのように言動がキツくなったらしい。最近昇進してストレスが溜まってるからだと思っていたが詳しい話を聞くことも出来なくて代わりに原因を探って欲しいという依頼だ。ある程度内容を聞き終えた後何か言い淀むのが見えれば気になって話を聞く。すると彼女が見せてくれたのは大きく変化する前に投稿した友人のSNSだ。そこには『落とした財布拾ってあげたらその人が綺麗な石をくれた』というメッセージと共に宝石のように輝く写真が添えられていた。興味惹かれるように写真を見れば最近街で流れている噂を思い出して相手に話を振って)

(/是非是非、扉の中は何でも有りですので定期的にやって行きましょう。検索はもちろん探偵君の過去にまつわる記憶の回も出来たらと思います。そしてワンダーランドの話も承知しました、原作はメインの二人ならではの話だったので今回は初カ,オ.ワに巻き込まれた部分を重視して不思議な世界を楽しめたらと思います…!その他取り入れたい設定や描写があったら教えてください。ひとまずそれっぽい導入を初めておいたので上手く乗って頂ければ幸いです。)

  • No.9654 by 探偵  2025-10-02 22:48:44 ID:65b68c258


あぁ、落し物届けたお礼に綺麗な石をくれる人がいるらしいって噂が出回って、それが価値のある宝石なんじゃねぇかって言ってたヤツだよな?
(この街に新たなお茶友が増えてから翌日、あの依頼人と連絡を取る機会があったのだがその時に『母が服に興味を持ち始めて、引きこもりがちだったんですけど家を出るようになったんです』と嬉しそうに話すのを聞いて嬉しい便りにまた次に彼女に会う機会を楽しみにしていた。そんな日から一週間ほど、事務所にはまた新たな依頼が舞い込んでいた。行方不明者の捜索依頼だが失踪直前に彼女の性格がキツくなったのは気になる点だ。更に依頼人からは性格が変わる前に投稿されたSNSを見せられる、友人である依頼人がこの投稿に何か感じたものがあるのならその直感は信じた方が良さそうだ。綺麗な石、というワードには聞き覚えがあって相手から話を振られれば頷いて情報屋から聞いた話をなぞって口にする、お礼に貰ったという点も共通していれば探偵の勘がこの件を追うべきだと訴えてくる。ひとまず依頼人には何か追加の情報があれば共有してもらうことを伝えて一度別れる事となった。取っ掛りがあるのならば直ぐに調べるべきだろうと「とりあえずウ.ォ,ッ,チ,ャ.マ.ンのとこいくか」と相手に声をかけて)

(/そうですね、今回はカ.オ,ワのテンプレートを一通りなぞるようなお話に出来ればと思います!メモリからの派生でできた産物とするならばカオスが完成する過程をメモリの毒素に徐々に侵食され最終的にド,ー,パ,ン.トになる、という流れに置き換えるのはいかがでしょうか?直接差し込むのとは違って怪人化に時間がかかる分、一度完全に怪人化してしまうとバ,ー,ド,メ.モ.リの時のようにかなり的確に攻撃を加えないといけないためメ.モ,リ,ブ.レ,イ,クが難しくなる、みたいな設定だと緊張感も増すかなと思いました!人)

  • No.9655 by 検索  2025-10-03 00:01:04 ID:415c83bff

そうだね、何か情報が掴めるかもしれない。____ 例の石の件かもしれない依頼が入ったんだ、だから何か知ってないかと思ってね
(話を振れば相手も覚えがあったようで聞いていた噂の内容に頷く。必ずという訳ではないが何かをした理由にお礼として綺麗な石を配っている人物がいるというのがここ最近この街に流れている噂であり、最近では宝石かもしれないだとか持っていると心が揺さぶられる気がするといった話が出てきてさらに注目を集めているものだ。もし彼女の失踪とこの石が何かしら繋がっているとすれば当然見過ごせるものではない。依頼を引き受けることに決めお互いに何かあったら連絡を取るように伝え彼女を一度返した。その後すぐに情報屋の名前が出てくれば直ぐにうなずき事務所を飛び出した。情報屋の中で彼を探すのは難しくない方で人通りの多い街のあたりを歩けばすぐにその後ろ姿を発見する。『翔ちゃんにフィリップ君じゃん、お揃いでどうしたの』と声をかけてきた彼に端的に用件を切り出せばすぐに何のことかわかったようで笑みを浮かべると『ちょうどボキもそのネタ追っててちょうど今いい情報が入ったとこなんだよねェ』と告げる。だがすぐには切り出さずに相手の肩に腕を回して何故か自分から離れていくと『翔ちゃんさ、先週もフィリップ君と一緒に可愛い女の子と一緒に居たでしょ?』とにやけ顔で話しかけていて)

(/カオス化の流れをメモリの毒素の侵食に置き換えるのいいですね!精神的な弱みにじわじわと効く分深く入り込んで?がせない、メ.モ,リ,ブ.レ,イ,クが困難になったり後遺症が生まれるみたいな事実をどこかで出して緊迫感もマシマシにしちゃいましょう。直接刺したりもしないのでいつかどちらかが拾ってカオワを作り出してしまうのも楽しそうです。では衣装変化のハチャメチャを織り交ぜたりといつも通り好きな要素取り込みながら話を作っていきましょう…!なにもなければこちら蹴りで大丈夫です。)

  • No.9656 by 探偵  2025-10-03 08:13:03 ID:65b68c258


流石だな。なら、早速……え、…いやあれは……ただのお茶友達っつーか街を散歩してただけで…
(いつものハットを頭に携え街へ繰り出せば早速調査開始だ。この依頼といい最近街で急速に広がる『綺麗な石』というキーワードも気になるところだ。新たな情報が入っていないかも含めて早速ウ.ォ,ッ,チ,ャ,マ.ンの所へと赴く。相手から事情を説明すればよっぽといいネタが入ったのか彼は楽しげに笑みを浮かべている、これは十分に聞く価値がありそうだと早速新情報を聞く体勢に入った。しかしその前に腕を回され肩を組まれると相手から少し距離が出来て「なんだよ」と不思議そうな顔をする、直後先週のことを言われると動きを止めてしまった。流石街の情報屋、特に美女の情報は逃さないのがウ.ォ.ッ.チ.ャ.マ.ンという男だ。しかしあれは一筋縄ではいかない状況で素直に話す訳にもいかず適当に誤魔化そうとする、だが美女の情報を前に彼が引き下がるはずもなく『最近翔ちゃんの周りに女の子多くない?!ひとりはアレだったけど…でも海外行ったあの子とか先週の子とか女の子に囲まれて!翔ちゃんばっかりずるい!ボキも女の子とお茶したい!羨ましい!!』と肩を掴まれ揺さぶられてしまい)

(/メモリの毒素が深くまで入り込んでしまうのもめちゃくちゃいいですね!後遺症とかの話も好みなのでいつかビターエンドなお話もぜひやりましょう。どちらかがカオワ作り出すお話も是非やりたいです!ちょっと喧嘩した後に扉を開いてしまって、とかでシリアスさマシマシにしたいです。今回は世界観から楽しいものですし、思いっきり初めての石のお話楽しみましょう!/こちら蹴りでお願いします!)

  • No.9657 by 検索  2025-10-03 09:40:52 ID:415c83bff

…?何の話をしてるんだい?
(良い情報が入ったというのにウ.ォ.ッ.チ.ャ.マ.ンは相手の肩に腕を回して何処かに離れていく。ここからその話の内容は窺えないが相手が狼狽えているのを見てますます分からず首を傾げていた。相手の肩がぐわんぐわんと揺さぶられ始めると流石に近付いて二人に問いかける。するとウ.ォ,ッ,チ,ャ,マ.ンは相手に『次はぜっーたい紹介して貰うから!』と耳打ちしてから離れていった。一方的に話を取り付けると彼は上機嫌に得た情報を教えてくれる。綺麗な石は今のところ赤青黄緑の4色のどれかであること、噂は風.都.の中だけであること、人によっては魅入られてしまうように見えるなど初めて聞く話が多かったが一番気になったのは綺麗な石をお守りと持っていた彼氏が別れ話の後お手洗いに行った後店内から突然と姿を消したという話だ。席が店の入口辺りにあった為一人で帰ったとは考えられず店員も姿を見てないという、今回の依頼人のケースに似通っていれば「石を持っていた人が軒並み居なくなっている…?だけど手に入れてから失踪までの期間にはバラツキがあって失踪していない人も居るとなると法則性が掴めないね…」と推理しながら頭を悩ませていて)

  • No.9658 by 探偵  2025-10-03 12:32:27 ID:65b68c258


分かった分かった……彼女の石は確か、
(肩をウ.ォ.ッ,チ.,ャマ.ンに揺さぶられされるがままになっていたが相手が近づき声を掛けるとその動きは止まる、軽く服装と帽子を整えていると次の機会を耳打ちされて軽く流しておいた。まさか先週の彼女が今は老齢の女性になっているとは夢にも思うまい。彼が仕入れた【いい情報】とやらを聞いていく、何やら噂は更に大きくより具体的なものになっているらしい。さらに人が忽然と姿を消す話も出てくればいよいよ異常事態だ、ここまで奇妙ならばメモリ関連の依頼である可能性もあるだろう。だが彼女の性格が変わったことと男が失踪したことと綺麗な石が出回り始めたことと、まだ明確にそれらの点が繋がったわけではない。ひとまず今の情報と彼女が持っていたという綺麗な石が同じかどうか確かめるため先程依頼人に教えてもらったSNSを確認する、落し物のお礼に貰ったと写真を載せていた石は黄色で今の話とも合致していた。画面を見ていると横からウ.ォ,ッ.チ.ャ,マ.ンがスライドインしてきて画面を覗き込む、そして『あーヒナちゃんもそれ載せてたよねぇ。最近更新内容荒れてるし、さっき見た時もカリカリしてたからボキ心配』とさらりと言われて「え、」と思わず声を上げてしまった。まさか今まさに探している彼女を目撃しているとは思わず「このヒナって子が今俺達が捜査してる子なんだ!何処でみた?」と慌ててきけば『三つ先の裏道だよ』とあっさり答えが出てきて「フィリップ!」と相手の方を見て)

(/すみません二つ前のお返事で勝手に行方不明にしてしまっていたのですが完全にこちらの勘違いでした…性格が変わって依頼人から連絡してもなかなか返事をくれずに様子が分からない、みたいな感じに変換お願いします!/こちら蹴りでお願いします!)

  • No.9659 by 検索  2025-10-03 16:24:26 ID:415c83bff

ああ、追いかけるよ!…ヒナさん!
(ウ.ォ,ッ.チ.ャ,マ.ンから聞いた情報から新たに分かったこと、そしてまた謎のままであることを整理していく。教えてもらったSNSを確認すれば載せられた石はその情報と一致している。探している彼女もまた失踪するかもしれないと考えが及んでいるとウ.ォ,ッ.チ.ャ,マ.ンが彼女を見たと呟いて相手が慌てて問いかける。今の今、そして直ぐそこにいると分かれば相手の視線に答えるように声を上げ直ぐに駆け出した。見失う前に指さされた角を曲がると女性のものらしき後ろ姿が見えた。声をかけるとその人物は一瞬動きを止めちらりとこちらを向くがその手にはあの黄色の石が握られてている。彼女はこちらを一瞥するがそのまま行き止まりの方に進んでいく、その後を追うと突如として黄色の輝く扉が現れて「えっ」と声を上げる。明らかに異常な現象が目の前で起きているがさらにその扉が勝手に開いて彼女はその中に入っていく、その光景に絶句すると「…何が起きたんだ」と零して)

  • No.9660 by 探偵  2025-10-03 17:43:53 ID:65b68c258


ヒナさん!…んだよあれ、あれもメモリのせいか?……フィリップ。俺はこいつの中に入る。いつ扉が消えるか分かんねぇしな。お前はここで待っててくれ
(相手に声をかけすぐさま二人で走り出す、ウ.ォ,ッ,チ,ャ,マ.ンの言う通り直ぐに彼女は見つかって相手が声をかければ一瞬彼女の顔がこちらへ向くがまるで意に介さずそのまま道を進んでいった。行先は行き止まりのはず、依頼のためにはまずは彼女と接触しなければならない。袋小路へとは進む彼女に疑問を抱きながら角を曲がればそこには予想だにしない光景が広がっていて言葉を失った。そこにはあの綺麗な石と同じく黄色く光る扉があって彼女はその中へ吸い込まれるように足を進める、思わず名前を呼んだが彼女は止まることなく扉の中へと消えていった。あまりにも非現実的な光景に唖然としていたがふと正気を取り戻す!ここで立ち止まる訳にはいかない。性格の急変に失踪、それがあの扉と繋がっている気がする。きっとあの扉の向こうに答えがあるのだろう。いつものメモリ犯罪とは違いすぎる状況に相手の方へ振り返ればひとりで突入することを告げる、今彼女を追わなければきっと真相にはたどり着けない。一歩扉の方へ近づけばそのまま相手を置いていこうとして)

(/お世話になっております。いよいよカオワ突入でめちゃくちゃ盛り上がるところなのですが本日この後の時間から土日の間、返信が難しくなりそうです。隙間時間でお返事できればいいのですが、かなりお待たせしてしまうことになるかと思われます……申し訳ないですがお待ちいただけますと幸いです。把握のほどよろしくお願いします!/こちら蹴りで大丈夫です!)

  • No.9661 by 検索  2025-10-03 20:02:14 ID:415c83bff

君はそうやっていつも自分だけで行動しようとするけど、扉の中がどうなってるか分からない以上君を一人で行かせる訳にはいかない。 僕も勿論行くよ。
(黄色く光る扉の中に彼女が消えてしまって2人して固まっていたが相手が動きだしたことでこちらも正気を取り戻す。先程の何処か気の抜けたような表情といいその先の空間が今までの物に繋がっているのは間違いない。だが相手がこちらを向いて一人で中に入ると言い出せば露骨に眉を顰める。相変わらず自分を危険に巻き込みたくないと思っているのだろうがこの先が未知の世界である以上一人で突っ込んだ方が危険なのは火を見るより明らかだ。小さくため息をつくと普段の愚痴を込めて相手の意見を拒否する。そして勝手にいかないように腕を掴んで行動でも共にある事を告げて揉めていると黄色の扉がまた勝手に開いた。「えっ」と声を上げるも既に遅く体が傾いて扉の中に踏み込むがそこに足場は無くて叫び声を上げながら重力に従い下へと落ちていき)

(/土日の返信について承知しました。いつも通りゆっくりとお待ちしております!)

  • No.9662 by 探偵  2025-10-05 07:57:11 ID:65b68c258


どうなってるか分かんねぇ危険なとこだから俺が先に偵察を、……えっ?!だああああああああ!!
(見たこともない現象だが今は止まっている暇は無い、慎重に行動するためひとりは扉の前で見張っておくべきだろうという建前のもと相手をこのまま安全な場所に置いてひとりで扉の先へ行こうとする。しかしこちらの思惑はしっかり見破られてしまっていてため息の後にこちらの意見は却下されついでに勝手に行かないように腕を掴まれてしまった。こうなるのも薄々分かっていたがいつもとは勝手の違う現象にこちらからも相手の意見を否定しようとする、しかしその前に勝手に扉が開いて呆気に取られている間に二人して扉の中へと吸い込まれてしまった。しかもその扉の先は床のない場所で暗闇の中をどんどんと落ちていく、先の見えない落下に「フィリップ!」と相手の名前を呼んで強く腕を握って離れないようにした。そのうち一瞬視界が開けたあと何やら柔らかいものがクッションとなって衝撃が和らぎ、同時に『ボヨンッ』と凡そ聞きなれない音が響き渡った。おかげで怪我は免れたものの多少なり地面に叩きつけられたわけで「大丈夫かフィリップ?」と声をかけながら顔を上げた。そこには非現実的な光景が広がっていて驚愕する、大小カラフルなキノコが視界いっぱいに広がっていて「ンだこれ?!」と思わず叫んでしまって)

  • No.9663 by 検索  2025-10-05 10:26:59 ID:415c83bff

うわっ、…ああ、だいじょう、……え、えっなんだいこの服は…!
(真っ暗闇に落ちていく中相手に名前を呼ばれてその腕を掴む。直撃を覚悟したが何か大きな柔らかいものに当たって妙な音と共に弾んだ。そして地面に着地するとようやく動きが止まって相手の声がけに答えようとした。だが目の前に人の高さよりも大きいかつカラフルなキノコが生えていて目を見開いた。明らかに現実離れした光景に固まっているとつぎは手首に妙な感覚を覚えてそちらに目を向ける。そこには普段ないはずの可愛らしい紫のフリルがついていて入る前に来ていた服の面影はない。全く別の個性的な衣装を身につけているようでそこ以外にもフリルやリボンで飾られていて、頭に触れるともふもふとした猫耳がおしりには太めの紫のしましまの尻尾が生えている。メモリの効果にかかった時のような現実離れした光景にますます困惑することしか出来なくて)

  • No.9664 by 探偵  2025-10-05 20:10:44 ID:65b68c258


な、…………ンだよその衣装。この前の猫とは違、っ、俺もかよ!
(無事に地面に降りたてたものの目の前に広がるのは非現実的な世界でさらに隣から相手の叫ぶ声が聞こえてくれば慌ててそちらを見る、そこにはたっぷりのフリルやリボンで飾られたファンタジーな衣装を来て猫耳としっぽを生やした姿の相手がいて思わず固まってしまった。最初こそ驚きが勝っていたが普段は見ないテイストの服装に相手らしい猫の姿に思わず見蕩れてしまう。数秒後にやっと意識を手元に手繰り寄せると改めて相手の方を見る、以前猫耳が生えたように見えたのとはま違う見た目だ。このキノコに囲まれた世界にピッタリな服装だが扉を抜けた途端に服が変わるとは何とも奇妙な現象だ。驚きの声をあげていたが途中で自分の服も変わっていることに気がついて更に声をあげる、黒のシンプルなジャケットはいつの間にか白ベースのものに変わっていて襟が赤と黒チグハグなカラーになっており形もそれぞれ違っていて奇妙な襟だ。よく見れば襟はそれぞれハート、スペード、ダイヤ、クローバーを半分にしたもののようで胸ポケットには白いバラにベトりと赤いペンキが塗られた胸飾りがついている。いつものハットも白色に代わりぐるりとトランプのスートの柄が入っていて、自分からは見えないが頬にはJのペイントが施されていた。この世界観にはあっているが何とも奇妙な格好だ、自分の服装を冷静に観察すれば「トランプの柄の服で白いバラが赤く塗られてるってことは…この格好、不思議の国のアリスのトランプ兵のモチーフってことか?ならお前はチシャ猫、だよな?」と困惑しながら確認するように言って)

  • No.9665 by 検索  2025-10-05 22:16:07 ID:415c83bff

…本当だ。この周りの景色といい服といい不思議の国のアリスの世界の中に迷い込んだような場所だ。…いたい。
(ここから見える景色と自分の服が大きく変わって困惑していると相手も驚きの声を上げていて直ぐにそちらを向く。相手こだわりのシンプルさのあるスマートな格好からトランプの柄やバラのモチーフが散りばめられた衣装に変わっていて目を見開く、明らかに派手で個性的な格好であるのにここから見える景色には馴染んでいるように見えた。未だ状況が飲み込めないでいたが相手が作品のタイトルを口にすれば全てに筋が通って納得するように頷く。相手の特徴的な服もトランプ兵の見た目をアレンジしたもので、自らもこの耳と尻尾も恐らくチャシャ猫のものだろう。まるで物語の登場人物になったようだが明らかに現実離れしている。試しに自らの頬をつねってみるもそこに確かな痛みを感じてこれが夢の類でもないことを確認する。この異常の原因は間違いなくあの扉のせいだろう。辺りを確認しながら「訳が分からないけど僕がこうなったということはヒナさんも同じく何かの登場人物の役になっているのかな」と推測を口にして)

  • No.9666 by 探偵  2025-10-06 08:10:36 ID:65b68c258


…………あぁ、その可能性が高いな。とりあえず彼女を見つけねぇと
(このヘンテコな世界観にトランプモチーフ、極めつけの赤く塗られた白バラとくれば思いつくのは不思議の国のアリスしかない。相手の格好も奇妙だが紫色の猫、となればチシャ猫で合点が行く。どういう理屈でこうなっているかは分からないがアリスの世界に取り込まれてしまった、というのが現状らしい。そうやって考えていれば相手が自らの頬をつねる、夢では無いと確認する為の手段だと理解はできるのだが可愛らしい格好で猫耳を携えて自らの頬をつねる姿はどうにも胸を掴まれてしまった。相手の推測は自分のそれと同じで同意する返事をするがその間も視線は相手の猫耳に固定される、そして不意に手を伸ばすと頭についている猫耳に手を添えた。以前は本物の猫がベースでラガマフィンのそれはモフモフだっだか今回の紫色の耳も同じくふわふわで表面を撫でたり耳の内側に指を滑らせ感触を確かめる。触り心地は予想以上に良くて撫でる手を止められないままシマシマのしっぽの方へ手を伸ばせば軽く持ち上げるようにしながらその感触を確かめる、前より太いしっぽは「こっちは前より触り心地がいいな」と思わず感想を口にしてしまう程で勝手に相手の耳としっぽを触り続けて)

  • No.9667 by 検索  2025-10-06 12:11:22 ID:415c83bff

ひとまずこの辺を出歩いてみて…っん!なにするんだい
(こんなへんてこな恰好と周りの景色の原因を探るためにも先に入った彼女を探さなくてはならない。アリスの世界を模しているのならこの世界もあの物語のように進んでいくのか、彼女がアリスなのだろうかと思考を巡らせ、ひとまずは辺りを見回ってみようと提案しかけた所で不意に猫耳に触れられるとぴくっと肩が跳ねる。どうやら作り物ではなく神経も通じているようで耳をピンと立て抗議の声を上げる。だが相手の視線はそこに固定されたままで撫でられ始めるとその気持ちよさに徐々に鋭かった目を細めて身を委ねてしまう。尻尾の方も持ち上げるように触られると緩く振るようになって触ってくる相手の手に擦りつけてしまう。まるで猫になった時のように甘えてしまっていたが草むらで何かが動く音がすれば正気に戻って相手の手首を掴み「もう十分だろう、何が起きるか分からないのだから辺りを警戒するべきだ」と主張して引き剥がした。大きな尻尾を揺らしながら「アリスと言えば薔薇とかお茶会だろうか」とメインらしい箇所を口にして)

  • No.9668 by 探偵  2025-10-06 18:49:21 ID:65b68c258


…そりゃ触りたくな、ッ?!……そうだな。彼女も物語の登場人物なら物語がある場所にいるはずだ
(相手の頭にあるふわふわの猫耳に触れると直ぐ様抗議の声と共に耳がピンと立つ、正直その反応も可愛らしく構いたくなるもので撫で続けていると徐々にその目は細くなった。持ち上げたしっぽは手の中で小さく振られてこちらへと巻きついてくる、親愛の証にまた胸が掴まれると撫でるのに夢中になってしまいそうだったが近くの草むらが揺れると油断しきっていたせいか肩が思いっきり跳ねてしまった。その間に相手から引き剥がされてしまい少々の物寂しさを覚えるが軽く頭を振る、今まさに不可思議な状況に巻き込まれているのだから少しも油断するわけにはいかないだろう。気を取り直すと真面目な顔付きで彼女を探すべきという相手に同意する、しかし後ろで揺れる大きなしっぽにチラチラとまた目線を奪われてしまって早く事を解決しなければと軽く息を吐いた。あの扉をくぐって落ちたのはきっと物語冒頭のウサギの穴、ここは不思議の国の入口と言ったところだろう。アリスの物語には様々な場所が出てくるがその何処かに彼女がいるはずだ、ことの真相を確かめるためにもひとまずこの場から歩き出すことにした。キノコの森を歩いているとだんだんと周囲は普通の木々に切り替わっていく、暫くは音のない静かな森だったがやがて汽笛に似た音や何かのメロディが聞こえてきてその音に導かれるように進んで行った。やがて木々が少し開けた場所に出る、そこには大きなテーブルがありお菓子やお茶やらが所狭しと並んでいてぐるりと囲むように並べられた椅子のうち二つに帽子を被った男とうさぎ耳を生やした男がいて「これって…お茶会のとこ、だよな?」と確認するように相手に耳打ちして)

  • No.9669 by 検索  2025-10-06 19:52:13 ID:415c83bff

…ああ、そして作中では確か女王によって時間が止まっていて永遠と終わらないお茶会をしていたはずだ。
(すっかり没頭されていたようだが彼女を探すように声をかけると相手は真面目な顔で頷いた。まだ時々尻尾に目線が送られるのはさておき気を取り直すと道を歩き始める。何度観てもカラフルなキノコの生えているのは不思議な光景だったが段々と普通の木々になっていく、キョロキョロと辺りを見渡していると何やら音が聞こえてきて更に進むと大きなテーブルにたくさんの紅茶のカップやポット、お菓子などが並んでいる場所に出る。相手の言葉に頷きながらアリスの物語を思い出す、作中ではうさぎや帽子屋がお茶会を行っているところに出くわす場面があるが椅子に座った彼らの装いといい正にその場面だろう。そしてただのお茶会では無かったことを口にしているとうさぎ耳を生やした男がこちらを向くと『やあ、お二人共。良かったらワインはいかが』と声を掛けてくる。テーブルの上には勿論お茶しかない。テーブルの上に置かれたうさぎの持ち物である時計も動いていないことに気づくと相手の傍により「ここが物語の中で、登場人物にはそのルールが適応されるならあの場所に座ったら抜け出せないってこともあるかもしれない」と懸念を口にして)

  • No.9670 by 探偵  2025-10-06 22:10:56 ID:65b68c258


永遠に終わらないお茶会、か。座ったら最後ってことになりそうだな。悪いが俺達は先に、っ
(アリスの物語はざっくりと知っているが細かなところまでは把握していない、相手にストーリー上あった場所か問えば肯定の返事がされる。だが流石不思議の国と言ったところか、お茶会は永遠に終わらないものらしい。相手の視線の先を追えばカチカチ音が鳴るのに進んでいない時計があってどうやら相手の読みは当たっていそうだ。返事をしないこちらに対して今度は帽子屋が『早く早く座りなよ。早くお茶会を始めないと!』と急かしてくるが終わらないお茶会に閉じ込められ彼女を探しに行けなくなっては困る、首を振って断ろうとするがその言葉を言い切る前に帽子屋がこちらの腕を掴んできて『ダメだよダメだよ!お茶会をしなきゃ!そう決まってるんだから!女王様の命令だよ!』と叫ぶ。何処か狂気を孕んだ言葉に思わず無理やり腕を引っ込める、それでも帽子屋は再びこちらに手を伸ばそうとするがある所でその手は止まった。帽子屋は一生懸命に手を伸ばしているが椅子を立とうとはしない、あの様子では立ちあがれないというのが正解のようだ。やはりこのお茶会に参加するのは危険なようで「ここから離れた方が良さそうだな」と相手に声をかけるも今度はうさぎの方が『そんな!とんでもない!女王様の命令なのに!このテーブルにはなんでもあるのに!早くお座りよ』と更に迫ってきて)

  • No.9671 by 検索  2025-10-07 11:30:03 ID:415c83bff

っ、翔太郎、隠れよう!
(物語の通りならあのお茶会に参加するわけにはいかない。立ち去る旨に賛成を示していると帽子屋が相手の腕を掴んで椅子へと座らせようとする。その狂気じみた様子にますます恐怖を感じて後ずさればうさぎまで椅子から届く範囲で迫ってきて相手の手を引いて更に遠ざかる。女王様の命令は絶対というルールはこの世界に適応されているのだろう。『女王様に背いたら首を撥ねられちゃうよ』と物騒な言葉が聞こえてくる中、紅茶を飲んでいた帽子屋が『女王様だ!』と声を上げる。指さした方角の方から確かに足音が聞こえてくれば女王に見つかるのは不味いと判断して相手の手を引いて木々の茂みに飛び込む。お茶会が女王の命令なら参加しない事は反逆で見つかるのは不味い。彼らに密告される可能性も考え身を隠しながら移動して万が一の時に逃げ出せる距離を確保する。そこからこっそりとテーブルのあった所を覗き見ると赤と黒のドレスを身に着けた女性が兵隊を引きつれうさぎと帽子屋に怒りながら何か命令しているようだった。これも作中通りだと眺めていたが気の済んだ女王が兵の方を向いたところで思わず息を飲んだ。その顔は先程追いかけて扉の中に先に入っていった彼女のもので「ヒナさんが女王役…?」と小さく呟いて)

  • No.9672 by 探偵  2025-10-07 12:41:16 ID:65b68c258


アリスじゃねぇのかよ……もしかしてヒナさんの性格がキツくなったのってこの国の女王様になったからじゃ…
(狂気じみた言動で帽子屋とウサギがお茶会へと執拗に誘ってくるが椅子から降りることは決してない、きっとこれも女王の命令のせいであの椅子から降りれなくなってしまっているのだろう。一度椅子に座ればどうすることも出来なくなってしまう、掴まれない位置を保っていれば元凶たる女王様がくると帽子屋が叫んだ。ここで捕まるのはマズイ、この世界で女王様の命令が絶対ならば何かを命じられれば自由を失うことになる。相手に頷き少し離れた位置の茂みに身を隠す、やがて女王一行がやってくると何かを怒りながら命じていたがその顔には見覚えがあって息を飲んだ。相手も思うことは同じらしい、てっきりこの世界に迷い込んだ主人公かと思っていたが彼女に割り当てられたのは女王様だ。理不尽で怒りっぽい女王様を演じるうちに性格がそちらに引っ張られているのだろうか、彼女を見つけることは出来たもののまともに接触すれば命令を下されて自由を奪われてしまうだろう。悩みながら彼女を見つめていれば違和感に気がつく、目の周りが普通よりも黒っぽいのだ。よくよく見てみれば目の周辺には黒い亀裂のようなものが入っていてそれはメモリの毒素が侵食している時に現れる特徴によく似ている、相手の方をチラリと見てから「彼女の目の周り、メモリの毒素にやられてる時みてぇだ。この世界はメモリに関する何かから生まれてるのかもしれねぇ」と推測を口にし)

  • No.9673 by 検索  2025-10-07 14:18:41 ID:415c83bff

…本当だ。ならあまりここに長居させるのは不味いかもしれないね。かといって今の彼女が話を聞いてくれるかどうか…
(草むらから伺う女王様の顔は探していた彼女の顔で相手と共に驚く。彼女は女王様の役割を疑うことなく暴君のように振舞っていてここに来てから適応したのか女王様になって性格が変わったのかは判断がつかない。そのまま様子を伺っていると相手が彼女の眼の周りについて言及して注目してみると確かに亀裂のようなものが入っていてメモリの粒子のようなものが解け出ているようにも見える。通常のメモリが人体に突き刺してその記憶を直接体内に取り込むものならば今回はこのアリスの世界に対して散布するような形で使ったのだろうかと思考を巡らせるが結論はやはり出ない、だがどちらにしろこのまま放っておけば浸食が進行すると見ておいた方が良いだろう。早く連れ出してしまいたいが完全に役になりきっている彼女が対話に応じて貰えるとは思えない。「何かこの空間の突破口とか有効な手立てが分かればいいんだけど」と口にしていれば命令を飛ばして満足したのか彼女は何処かに去っていく。「ここがアリスの世界なら何かイベントや事件が起きるはずだ、見失わないように尾行しよう」と提案してはその後ろをこっそりとついていった。やがて辿り着いたのは城の庭園で綺麗な白いバラが咲き誇っているが彼女はそれを見るなり『なんで薔薇が白なの?普通、薔薇は赤色のはずよ。そこの者、なんとかしなさい!!』と近くの人物に怒鳴っていて)

  • No.9674 by 探偵  2025-10-07 18:05:14 ID:65b68c258


彼女にこっちの話を聞かせる方法か……___フィリップ、確か物語の中でアリスが裁判に掛けられるシーンがあったよな?
(彼女の目の周りに見える異常な亀裂、そこから見覚えのある緑色の粒子がもれ出していればこの異常事態がやはりメモリに由来するものだと確信する。毒素に蝕まれた時と同じ症状が出ているのならグズグズしている暇は無い、いつかド.ー.パ.ン,ト化してしまうことだってあるだろう。だが現状彼女とまともに会話出来るとは思えない、一方的に命令を怒鳴りつけられて終わってしまいそうだ。二人で頭を悩ませているうちに彼女は移動を始めてしまう、相手の声かけに頷いてひとまず後を追った。たどり着いたのは城の庭園で女王様である彼女はバラの色が気に入らなかったのかトランプ兵を怒鳴りつけている、これも物語の筋書き通りだ。覚えている限りで物語を順に追っていく、ここに迷い込んだアリスが一番ハートの女王と対峙し会話していたのは確か裁判のシーンだったはずだ。そこならば彼女から一方的に命令されるだけでなく彼女自身と話が出来るかもしれない、即死刑を言い渡される可能性もあるが現状彼女と対峙出来る可能性があるのはそこだけだ。バラを赤く塗る命令を下したあと彼女はその場を離れていく、そのタイミングで相手の方を向けばこちらの考えを共有することにした。せっせとバラを赤く塗るトランプ兵の方を見ると「俺は今からあの中に混じって裁判に掛けられるように仕向て、そこで彼女と会話する機会を作る。お前がチシャ猫ならある程度彼女に縛られずに動けるだろ?そっからは出たとこ勝負だが…意地でも彼女の本音を引き出してここにいる理由を聞き出す。それでどうだ?」と作戦を提案して)

  • No.9675 by 検索  2025-10-07 20:29:26 ID:415c83bff

ああ、女王のタルトを盗んだ罪で裁判にかけられるシーンがあった。容疑者は確かハートのジャック、…分かった、僕は何かこの世界に情報が落ちてないか調査してみる。
(庭園に行った彼女はバラの色が気に入らないとトランプ兵を?りつけている。これからどうするべきか考えながら彼女を見張っていたが離れていくタイミングで相手が物語の一シーンについて問いかけられた。女王のタルトを盗んだとしてトランプ兵が裁判にかけられアリスが証言する場面があったはずだ、その時の容疑者の名前を思い出そうとしたところで相手の頬のペイントが目に入って言葉が止まる。切り札とは違うがジャックだって相棒の持つメモリのアルファベットだ。そして相手から作戦が共有されると少し考えこんでから視線を向け賛成するように頷く。裁判にかけられるということは動けなくなることも死刑になってしまうリスクも高い、だが彼女と対話の機会を持つにはその時を狙うしかないだろう。代わりにこちらは自由気ままな猫の性質を使いその時に向け有利に働く情報や脱出の出口を探すことを買って出る。大きく尻尾を揺らすとぐいっと顔を寄せ「くれぐれも無茶はしないように!」と念を押すように告げ)

  • No.9676 by 探偵  2025-10-07 21:32:14 ID:65b68c258


タルトを盗む、か……あぁ、頼んだぜ相棒。俺だけじゃ多分死刑まっしぐらだ、ここがメモリで作られた世界なら地.球.の.本.棚の情報も役立、
(こちらの問いかけに相手は何をしようとしているのか察しが着いたようだ、彼女の前に出ていく上に自分の役柄がトランプ兵であるのを考えると彼女に命じられればそれこそ簡単に首から上が体からおさらばしてしまいそうだ。だがそこにチシャ猫という相手の存在が加わればイレギュラーに転ぶはず、そこに彼女と対話するチャンスがあるはずだ。物語に沿って裁判にもっていくには彼女のタルトを盗めばいいらしい、方針が固まればここからは別行動だ。物語を違う方向にもっていけるかは相手の情報収集にかかっている、いつもとは違いじっとしているのは性にあわないが仕方がない。相手にその後を託そうとすればグイッと顔が近づいて無茶をしないように釘を刺される、こちらを心配しているのは分かっているがその仕草は可愛らしくて「分かってるって」と軽い調子で返せばこちらからも顔を寄せて呪いついでに軽く唇を重ねた。何か言われる前に「じゃあ後でな」と軽く手をあげるとバラを塗るトランプ兵達の元へと近づいていった。トランプ兵達は自分と同じ格好をしていて簡単に輪に混じることが出来る、白い薔薇にべっとりと赤いペンキを塗っていればそのうちトランプ兵の数名が『お茶会の準備をするぞ!』と声をかけあい用意を始めた。そこに素知らぬ顔で混ざるとティーカップやケーキを次々とテーブルへ運んでいく。そしてお目当てのタルトを見つければ率先してテーブルへと運んで真ん中の一番目立つ所へ置く、周囲に人目のない隙を見計らって一切れタルトを掴むと素早く口に放り込んでそれを食べてしまって)

  • No.9677 by 検索  2025-10-08 12:01:49 ID:415c83bff

ん。…ああ、気を付けて。
(ある意味物語を動かす為の囮になると聞けば不安は湧きあがって顔を寄せると無茶をしないように釘を刺す。こんな世界で相棒と別れる訳にはいかない、それが分かっているのか分かっていないのか軽い調子で答える相手に僅かに眉を寄せていたが相手が近づいてきて軽く唇が重なるとその特別な感触に不安は薄れ表情を緩めた、そのまま去っていく相手を送り出すと相手とは違う方向に歩いていく。トランプ兵の中でもリーダー格っぽい人物を見つけ話を聞けばもうすぐ女王様がここに来ること、それまでは一人で城で休んでいる事が分かる。ならば盗み聞きでもすれば情報が得られるかもしれないと普段よりも俊敏な動きで城の中に潜り込んだ。そこから中庭で休憩する女王様もとい彼女の姿を見つけ、少し悩んだ後猫のように木の枝に登って様子を伺う。彼女は『私はこんなに頑張っているのに何で認めてくれないの』『ここなら皆私のいうことを聞いてくれる!私はもう情けなくなんてない』とぶつぶつ呟いていてその間も目の周りの亀裂から光の粒子が溢れ先ほどより広がっているように見えた。どうやらここは彼女が望む世界になっているようで微塵も元の世界に帰りたがっている兆しはない。メモリはそれ自体の性能はもちろんだが使用者の精神状態や気持ちに作用される部分が大きい。以前文化祭をやり直したかった彼女のように元の世界に帰りたいと思わせることが出来ればこの世界も崩壊するかもしれない。その原因であるメモリの特定を始めようとしたところで城の警備をするトランプ兵が騒ぎ立て『女王様、女王様。庭園のお茶会で女王様のタルトが、その…』と伝えに来る。どうやら相棒が動いたようだ、彼女が怒りを露わにして『そんな私に逆らうことをしたのは誰!?』と騒ぎ立てるのを見れば原作の流れになるよう王様の方にこの件を伝えに行き)

  • No.9678 by 探偵  2025-10-08 12:37:06 ID:65b68c258


どうも女王様。…俺がタルトを盗んだなんて滅相もない。ただ女王様のためを思って、
(タルトを平らげてしまえば当然テーブルの上のタルトは欠けた形になってしまう、そのタイミングで別のケーキを運んできたトランプ兵が欠けたタルトを見つけて顔を青くした。トランプ兵は慌ててどこかへ駆けていき、少し時間を置いてから女王である彼女がトランプ兵を引き連れ真っ直ぐとこちらへやって来る。軽く挨拶をすると『ああああ!!私のタルトが!!お前が大事な私のタルトを盗んだの?!』と激しい怒りと共に問いかけてくる、それに涼しい顔で答えようとしたがその前に『この者の首を跳ねよ!!』と命令が下ってその場から動けなくなってしまった。これが女王様の命令の力かと痛感したところで「待ってください女王様。俺は女王様のタルトに毒が入っているかもと思って毒味をしたんですよ」とあくまでも彼女のためであると主張する。彼女に寄り添う姿勢を見せれば彼女の動きが一瞬止まる、そのタイミングで王様が慌てて駆けつけてきて『待て待て彼に主張があるなら裁判をしないと!そこで正しいのがどちらか決めればいい』と助言すれば彼女は不機嫌そうにするものの、『良いわ。裁判でハッキリさせましょう』と物語通りの流れに持ち込むことが出来た。罪人として手首を背中側で括られ左右をトランプ兵に挟まれながら城の中へ移動する、ほどなくして玉座の前にたどり着けば彼女は『これよりこの不届きなトランプ兵の裁判を始める!』と宣言して)

  • No.9679 by 検索  2025-10-08 14:23:11 ID:415c83bff

…それはちょっと早計じゃないかい? 一方的な判決の提示は裁判とは言えない、それに君は女王様ではなく相澤ヒナだろう?
(王様に事を伝えて彼女が暮らしていた城の中を軽く探っていれば門の方が騒がしくなっていた。取り押さえられるような形で相手が裁判所を模した玉座の前に連れられてくるのを見れば物語通り進んでいることに安堵しつつここが正念場だと息を吐いた。城の者が玉座の周りに集まってくるのに乗じて自分も近くに寄ってくれば捕らえられた相手とアイコンタクトを交わした。彼女は裁判の開始を宣言するがすぐに相手を指さして『このトランプ兵は準備中に許可なく私の大事なタルトを盗んだ!よって今すぐ死刑よ!』と騒ぎ立てる。そろそろ頃合いかと一歩前に出ると彼女の暴走に口を挟む、視線がこちらに集まりますます彼女の眉間に皺が寄るが裁判の在り方を説明しながら依頼人から聞いたフルネームを呼ぶと彼女の瞳が大きく揺れ『な、なんでその名前…!』と驚いている。更に畳みかけるように「ここは恐らく君の願望の世界だろう、女王様という役も君が望んだもののはずだ」と続ければ『うるさい!その者も一緒に捕まえろ!』と彼女が叫ぶが体が重たくなるだけで今までのように動けなくなるわけではない。自分と同じ他所から来た人物の登場に動揺して命令の力が弱まっている。自分の中で立てていた仮説が実証されたことに口角をあげ「やっぱり君が命令を効かせることが出来ると思った人物には有効だけど少しでも君自身が迷ったらその効果は薄れてしまうようだ」とこの世界の法則をまとめつつ「裁判ならばしっかりと容疑者の意見も聞くべきだ」とニヤリと笑いながら話を誘導して)

  • No.9680 by 探偵  2025-10-08 18:42:57 ID:65b68c258


ヒナさん。こんな無理やりな形で会うことになっちまってすまねぇ。でも、最初にハッキリさせとくが俺達はヒナさんの味方だ。凛さんからヒナさんが心配だって依頼を受けて俺達は、
(玉座の前に立てば裁判の傍聴人という名のトランプ兵や従者が広間を埋め尽くす、その中に相手の姿を見つければ目配せして小さく笑う。これで準備は整った。早速裁判が始まり女王兼裁判長となった彼女が怒りのままに供述をする、といってもそれはほぼ命令だ。彼女の言葉の後、途端に体はピタリと動かなくなり自ら首を差し出すように勝手に顔が上を向く。このままでは死刑まっしぐらだがこちらには相棒がいる、良いタイミングで相手が口を挟んで彼女を女王様ではなく本名で呼ぶと途端に体の拘束が緩んである程度自由に動けるようになった。どうやら相手の読みは当たっているらしい、きっと彼女がこの世界に入り込めば入り込むほど仮想の世界は輪郭をよりハッキリとさせ彼女の思うままになるようだ。つまりここから彼女を連れ出すにはまず彼女が女王ではなく相澤ヒナであることを思い出させる必要がある。相手から会話のパスを受ければこちらもニヤリと不敵に笑う、そして彼女の目を真っ直ぐと見つめた。女王とトランプ兵ではなくこの街の人と探偵という立場で彼女に語りかける、そして友人からの依頼でこの場に来たことを伝えようとした。しかし依頼人の名前を出した途端、彼女はカッと目を見開くと『凛…?!今凛って言ったの?!あの子が私の心配?嘘に決まってるでしょ!!』と声を張り上げ激怒した。玉座の肘置きを何度も叩くと『やはりお前は死刑だ!死刑!!首を跳ねろ!今すぐに!!』と叫べばまた体が重くなりその場に立っていられなくなれば膝をついて)

  • No.9681 by 検索  2025-10-08 21:59:08 ID:415c83bff

っ、嘘なんかじゃない、彼女は暫く連絡が来ない君のことを心配していた。…君のことをちゃんと見ている友人だよ
(半ば賭けに近かったがやはり彼女の精神が命令の力に、そしてこの世界に繋がっている。ならば女王様という役から彼女を引きはがそうと声をかけ、相手にバトンタッチする。相手は味方であることを強調して伝えると少しばかり彼女のこわばりが解けたように見えるが依頼人の名前を出した途端その目が大きく見開かれる。なにかのトリガーになったのか声を張り上げ激怒すると叫ぶように命令を飛ばし、相手は膝をついてしまう。このままでは相手が本当に首がはねられてしまうと二人の間に立って相手の言葉を補強する。依頼人は間違いなく彼女のことを心配している、わざわざ自分たちのような探偵に依頼するまで、だ。そのことを熱心に伝え、さきほど木の上から聞いた言葉を思い出すと【彼女自体を見ている】というワードを使って友人だと伝える。すると彼女の瞳が揺らいで『嘘よ……だって何も連絡くれなかった。仕事疲れているならまた今度にしようって離れていったのに!』とぶつぶつと言葉を零していくがその間に目の周りの亀裂はだんだんと広がっていく。「なっ」と声をあげている内に彼女が『そんなわけない!!!』と叫んだかと思えば亀裂に沿って顔の半分ほどが怪物の、ド.ー.パ.ン.トのものに変化していって)

  • No.9682 by 探偵  2025-10-09 08:06:21 ID:65b68c258


なっ?!あのままじゃド.ー,パ.ン.トに……じゃあこいつらはヒナさんを見てくれてんのか?!違うだろ?こいつらは意のままに動くかもしんねぇけど、それはヒナさんを見てるからじゃない!女王様の命令だから従ってるだけだ!ヒナさんのこと見てんのは凛さんだ!
(こちらが依頼人の名前を出せば彼女は激しく怒りを顕にする、彼女の叫びはきっと彼女の本音の裏返しだろう。相手がそれを突くように依頼人が間違いのない友人だと諭せば彼女の動きが一瞬止まる、誰からも見られていないという不安や不満がきっと彼女をこの世界に留まらせている。しかし彼女はまた怒号をあげて相手の言葉を拒絶する、すると目の周りに入っていた亀裂はますます広がって彼女の怒りと共に顔が半分怪人のそれへと変化して思わず言葉を失った。いつもとは違う手順だがこのままではメモリを使った時と同じくド.ー.パ,ン.トになってしまうのは確実だ、それに普段とは違い彼女は恐らく毒素がかなり体に蓄積された状態でその体で怪人化してしまえば事態は悪化するに違いなかった。無理やり顔を上げると必死に叫ぶ、ここでは誰もが彼女に従うが彼女の欲求を満たすことはないだろう、彼女は怒りと苦しみに苛まれているのか両手で頭を押さえながら『でも!!あの子の隣にいるといつも惨めなの!凛はなんでも出来るから!だから影で私は凛に比べて情けないって絶対言われてる!!あの子が…大好きで憎いの!!』とまた叫んで怪人の顔が過去の顔をさらに覆う、だが彼女は自分達の言葉で揺らいでいるのか体の拘束はかなり緩くなった。その隙をついてかけ出すと被告人席を飛び出し相手を追い越して彼女の前に躍り出て「ヒナさんのその叫びを凛さんに伝えたことはあんのかよ?!」とこちらも叫べば『え、?』と戸惑いの言葉と共に彼女の動きが止まって)

  • No.9683 by 検索  2025-10-09 11:43:24 ID:415c83bff

彼女は君が以前より距離を取るようになったって寂しがっていたよ。だけど今でも積極的に色んな事に連れ出してくれて一緒に過ごすのが楽しい一番の親友だとも言っていた。…君の変化に一番に気付いたのは彼女だ、なら話してみる価値はあると思わないかい?
(まるで彼女の感情に応ずるように顔の半分がド.ー,パ.ン.トのものに変化していく。長くここに居る分完全に変化してしまえばメモリから引き剥がすのは容易ではないはずだ。相手が彼女の命令に抗って必死に叫ぶと彼女は両手で頭を抑えて苦しむように叫ぶ。更に怪物化は加速しているが裏を返せばそれだけ彼女の心に響いている証拠だ。相手が命令の拘束から抜け出して依頼人とのことを突き付けるとその動きは止まる。すかさずこちらも依頼を受けた時の表情や言動から彼女を大切に思っている事、一度その叫びをぶつけてみればいいことを気持ちの乗った声でぶつければ彼女の顔には更に戸惑いが浮かび女王を象徴する冠の存在が揺らぐ。このまま押し切ればこの世界は崩れると確信を持つが不意に周囲で傍観していたトランプ兵に黒いモヤモヤが浮かび上がりトランプをモチーフにしたようなマ.ス.カ.レ.イ.ド・ド.ー.パ.ントに変化する。その様子に目を見開くも「多分奴らはこのまま彼女をド.ー,パ.ン.トにしてしまうのが目的だ。その前に倒すよ、翔太郎」と叫ぶといつの間にか持っていた疾風のメモリを構えてから相手を見て)

  • No.9684 by 探偵  2025-10-09 12:26:51 ID:65b68c258


あぁ、ヒナさんには凛さんにもう一回会って貰わなくちゃならねぇからな。__変身っ!
(彼女を女王様から依頼人の友人へと引き戻すために面と向かって依頼人と再び向き合うべきだと叫べば彼女の動きが止まる、相手がこちらの叫びを後押しするよう冷静に依頼人の様子や言葉を伝えれば女王の象徴である冠が揺らぎ始めた。このまま彼女が依頼人ともう一度話すことを望めばきっとこの世界の女王様という立場から脱却できるはずだ。しかしそれを良しとしないのか周囲にいたトランプ兵達が一斉にマ,ス.カ,レ.イ,ド,ド,ー,パ,ン.トへと変化する、どうやら奴らはこの世界から彼女がいなくなると困るらしい。その目的は当然彼女をド.ー.パ.ン,トにするためだろう。声をかける相手の方をみればいつの間にかその手には疾風のメモリが構えられている、こちらの手の中にもいつの間にかドライバーと切札のメモリが収まっていた。相手の左隣に並んでハードボイルドな探偵らしくクールでニヒルな笑みを浮かべれば腰にドライバーを宛てがいメモリを起動させる、相手のメモリと意識がこちらの体に流れ込んでくるのを感じてから自らもメモリを装填してドライバーを開けば風と共に装甲を纏った。彼女をド,ー,パ,ン.トにするための物語を続けるため怪人が襲ってくる、それを拳と蹴りである程度牽制したあと「トランプみてぇに数だけ揃えやがって。なら…!」とこちら側のメモリを交換して鈍い銀色の装甲を纏う。シャフトを構えると一気に薙ぎ払って敵の数を減らしていって)

  • No.9685 by 検索  2025-10-09 15:01:42 ID:415c83bff

よし、じゃあ今度はこれだ!
(疾風のメモリを構えて相手の方を見ればニヒルな笑みが浮かぶ。いつもよりファンタジーな格好だが二人で横に並んでドライバーにメモリを装填すれば意識とともに相手の元に転送されて変身を果たした。早速怪人が襲ってくるがトランプ兵がモチーフなだけあって数が多い。すかさず銀色のメモリとシャフトに変更して薙ぎ払うとそれほど強くないのか簡単に消えていった。あっという間に数が減ると今度は裁判場にいたうさぎと何処からともなく現れた帽子屋が屈強な怪物へと変化する。それほどまでにこの物語を壊されたくないようだが今度はこちらのメモリを赤色に変えシャフトに高熱を灯すと重たい一撃を食らわせ倒していく。床に転がった怪物たちはもやのような物になって消え、残るは彼女一人だけだ。だが彼女は頭を押さえ苦しそうな声をあげる。顔の大半がド,ー,パ,ン.トのものへと変化していこうとしていたがその右耳近くの辺りに一際きらりと輝く髪飾りを見つける。そこにはSNSで見た黄色の石が嵌めこまれていて「翔太郎、あれ!もしかしてあの石を壊せば彼女を取り戻せるんじゃ」と推測を口にして)

  • No.9686 by 探偵  2025-10-09 18:17:12 ID:65b68c258


っ、あの石か!
(シャフトを振ればトランプ兵だった怪人は霧散していく、このままこの世界を壊されるのがマズいと思ったのかウサギと帽子屋が現れて他のよりも屈強な怪人に変化すると「ンなのありかよっ!?」と思わずツッこんでしまった。それならばこちらの火力を上げるまでのこと、右半分を赤色に変えて相性のいい高火力な攻撃を叩き込めば簡単に怪人はモヤとなって消えていった。残るは彼女だけ、毒素に苦しむ彼女をどう救えば良いのか彼女を観察すると相手が右耳近くに光る髪飾りを見つけた。そこにはSNSにあげていた黄色の綺麗な石が光っている、彼女があの石を見つめたことで扉が開きこの世界が作り出されたのならこの世界の起源はきっとあの石だろう。相棒の読みはあたっている、そう確信して彼女へと近づいた。錯乱する彼女は『近寄らないで!』と声を荒らげてこちらを叩こうとするがその手をそっと止めて仮面の下でニヒルに笑うと「失礼、お嬢さん」とキザな言葉と共にそっと彼女の髪飾りを外す。そして後ろへ振り返り軽くそれを宙へ放り投げるとシャフトを思いっきり振り抜き髪飾りをあの石ごと叩き壊した。高い音が響き渡り石が砕け散る、その瞬間に彼女は叫び声をあげてふらりと体から力が抜けた。彼女の体を素早く受け止める、痛みから解放されたのか彼女はぼんやりとこちらを見あげていてその顔のド.ー.パ.ン.ト化していた部分がゆっくりと崩れて元の顔に戻り、顔に入っていた亀裂は塞がって元のそれへと戻っていく。これでもう彼女が怪人になることはないだろうと変身を解除した。同時に不思議の国自体が震え始める、きっと石を失って世界が崩壊を始めたのだろう。彼女の方を見ると「さ、こんなところとっとと抜け出して凛さんとのお茶会にいかねぇと」とまたキザったらしいことを言えば彼女を横抱きにする、相手が起き上がったのを確認すれば目配せして「走るぞフィリップ!」と声を掛けて)

  • No.9687 by 検索  2025-10-09 21:21:36 ID:415c83bff


ああ、出口はあそこだ!
(変化していく彼女の顔の中で一際きれいに輝く石、あれが原因だろうと推測をくちにすれば相手はそれを信じてそっと髪飾りを外す、彼女は石を取り返そうと腕を伸ばすがその前に相手が髪飾りを放り投げシャフトで思い切り叩き壊した。その瞬間彼女が悲鳴をあげるも受け止めたその顔からは亀裂がきれいに塞がって元の顔に戻っていった。やはりあの石がメモリのようなものだったのだろう。変身を解除して意識をもとの体に戻したところで不思議の国の世界が地震でも起きたかのように大きく揺れる。自分が起き上がるのと同時に相手が彼女を横抱きにして声をかけられると庭園の出入り口の部分に黄色の扉が現れるのを見つけそちらを指さしながら走り出した。世界が崩れるような揺れを感じながら出口に向かえば扉はかってに開き視界が光に包まれた。光が収まって目を開いたときには自分たちが入ってきたときと同じ路地裏に出ていた。後ろを振り返ってもあの扉はもう消えていて「どうやら帰ってきたみたいだね」と安堵の息を零した。彼女の様子を伺おうとしたところで道の先から『ヒナっ!』と声が聞こえる。そこにいたのは依頼人の姿で相手に抱えられた彼女を見るなり走って近づいてきて心配そうな顔を向けていて)

  • No.9688 by 探偵  2025-10-09 22:11:09 ID:65b68c258


あぁ…ヒナさんも無事みてぇだな。…、凛さん!
(彼女を女王たらしめ全てが彼女の思いのままになり彼女を侵食する世界を作り出していた石が砕けて世界は崩壊し始める、彼女を抱えて相手と共に走り出せば相手が庭園の先にあの黄色く光る扉を見つけた。入口があれならば出口もあれだろう、迷いなく扉の中に飛び込めば一瞬視界は白に染まり、次の瞬間には元の路地裏へと戻ってきていた。無事に彼女をあの世界から連れ戻しド.ー.パ.ン.ト.化も防ぐことが出来て何よりだ。安堵の息を吐いていると依頼人がこちらへと駆けてくる、大方ウ,ォ.ッ.チ.ャ,マ,ンに自分達の行き先を聞いて来たのだろう。彼女を心配そうに覗き込む依頼人をみれば自分達の言葉が間違っていなかったのを確信して彼女の方を見る、彼女の瞳は依頼人を見つめて暫くゆれてやがてこちらを向いて下ろして欲しいと目配せを受けた。どうやら彼女に身体へのダメージは無いらしい、そっと彼女を地面に下ろせば依頼人を不安そうな目で見つめる。その様子を依頼人は優しい笑みで見守って『本当に、ヒナが無事で良かった』と穏やかに口にした。その言葉をキッカケにヒナさんはワナワナと震え始めてやがて大きな声で泣き出してしまう。突然の事に焦りそうになってしまうが依頼人が直ぐに彼女のことを抱きしめていた。そこから彼女は支離滅裂に今までの不安や寂しさを依頼人にぶちまける、同じく依頼人も寂しがったこと煮え切らない態度に苛立ったこと嫌われたのかもしれいないと不安だったことを包み隠さず彼女へと伝えて、しかし最後に『でもね、私にとってヒナは一番の友達なのは変わらないから!いつもヒナが頑張ってるのも背伸びしてるのも苦しんでるのも、それでも頑張ってるのも知ってるから!』と誰よりも傍にいることを伝えれば、彼女は涙でぐちゃぐちゃの顔のまま大きく頷いていて)

  • No.9689 by 検索  2025-10-10 00:00:41 ID:415c83bff


…どうやらもう大丈夫そうだね。
(依頼人が駆け寄ってくれば心配そうに彼女の顔を覗き込んでいる。彼女の願いで相手の腕から降ろすと依頼人が恐る恐る声をかけ、ようやく感情を爆発させるように泣き出した。そこからは彼女はずっとため込んでいた感情をぶちまけて、依頼人もまた遠慮して踏み込めなかった本音を包み隠さず伝えていた。やがて彼女が一番だと依頼人が伝え彼女が大きくうなずくと少し遠くで一緒に見ていた相手にこそっと呟いた。命令で従わせるわけでもなく、本当の自分を見てくれる友人がそばにいると気づいたのならもうあのような事態になることもないだろう。泣きじゃくっていた彼女を落ち着かせた依頼人がこちらを向くと『お二人とも、ヒナを見つけてくださってありがとうございます』と深く頭を下げた。その顔は事務所で見るものより見るからに明るいものになっていてこの顔を見るだけでも依頼を受けた甲斐があるというものだ。軽く微笑んで「大切な親友と仲直りできたようで何よりだ」と伝えれば二人は照れ臭そうに笑っていた。どうやら二人は今から休みのようで久しぶりに遊びに行く予定を決めたそうで彼女の方も立ち上がると女王様だった面影を感じさせない顔で『あ、あの…ありがとうございました!』とお礼を伝えてくれて)

  • No.9690 by 探偵  2025-10-10 07:49:16 ID:65b68c258


これでヒナさんが女王様になる理由はなくなったな。…いえこれが俺達探偵の仕事ですから。凛さんと楽しんできて下さい
(それぞれ踏み込めなかった部分に踏み込んでそれでも一番大切だと言い合う二人は間違いなく親友だ、命令を下し周囲に誰も並び立つことのない女王とは違う。相手がこそりと呟いた言葉にこちらも小さく笑みを浮かべながら返事をする、もう彼女があの世界を望むこともないだろう。依頼人と彼女が順に礼を言ってくれてこちらはこの街の探偵らしく返事をしておく、大粒の涙のあとに特大の笑顔が見れたのだから間違いなくこの街の涙を拭えたはずだ。その後二人は互いに笑い合いながら二人の時間を過ごすためにこの場を去って行く、依頼は無事に達成出来たがそこにはまだ多くの謎が残っていた。行き止まりになっている方を振り返ると「あの石、結局なんだったんだろうな。あの光とド.ー,パ,ン.ト化してるのを見るに間違いなくメモリに関連するもんだが…メモリを新しい形にしたのか?」と推測を口にしながら周囲に目をやって痕跡を探してみるが目立ったものはない、石は壊してしまいそれ自体を調べることもできず「石の持ち主の願望を叶える世界を作り出してた、んだよな?」と状況を整理し)

  • No.9691 by 検索  2025-10-10 11:11:02 ID:415c83bff

…これはあくまで推測だけど、メモリにはそれぞれ適合率って物があるだろう? 大半はその人の生まれ持った素質で左右するんだけど、あの場所では後天的に適合率を上げメモリの力をより引き出す為の研究も行われていた。そこで一番効果が強かったのが使用者の精神に過大な負荷をかけて何か一点だけに強い欲望を抱かせることだったんだ。…だけどそんなことをすればメモリの毒素が回って廃人化する、だからあの研究は中止になったはずだけど…
(何度も礼を行ってくれる彼女達を見送って路地に二人だけが残される。あの様子ならば二人の間で足りなかった時間や気持ちもすぐに埋まっていくだろう。依頼としては一件落着だが相手が今回の件について謎を口にする。あの異常な空間からメモリが関わっているのは間違いないだろうが今まで見た被害や現象とは全く異なるものだった。石は壊してしまったが徐々に亀裂の入っていく彼女やその時の状況を考えるとあの場所で気まぐれに覗いた研究データを思い出して推測と前置きしてから一つの可能性を説明する。無理やり強い欲望を引き出すことでメモリの適合率を上げる研究、数値だけを見れば成功と言えるがメモリの能力が強くなった分使用者の体がそれに耐えきれず利用価値がないということで研究は凍結したはずだった。顎に手をやり考えを巡らせながら相手の方を見れば「…もしあの石に遅効性や慢性毒のメモリと同じ効果があって人体に直接刺すことなく作用するなら持ち主を理想の世界に閉じ込め、じっくりと欲望や願望を抱かせてから無理やり強力なド.ー.パ.ン.トにしてしまうというのも可能かもしれない」と嫌な可能性を提示して)

  • No.9692 by 探偵  2025-10-10 12:42:54 ID:65b68c258


強い欲望…ヒナさんの欲望、願いを増長させるために都合のいい世界を作り出してそこで彼女を強力なド.ー.パ,ン,トに変えちまおうってことか?ふざけやがって…!
(メモリとは似て非なる石について疑問を口にすると、相手が過去の記憶を掘り起こして凍結された研究について情報を共有する。強い欲望を無理やり増長させる、というのは今回の現象とも一致している、それがメモリの適合率をあげること、即ち強力なド.ー.パ.ン.トを生み出すためのものとなれば組織が開発に注力するのも辻褄があう。つまりあの石は使用してすぐに怪人にならない代わりに理想の世界に閉じ込められ長い時間かけて毒素に侵され、無理やり欲望を増長した挙句に強力な怪人を生み出す装置ということなのだろう。人間を異形の存在へじっくりと作り変える手法に思わず悪態をつく、こんなもなの尊厳を踏み躙られるどころの話ではない。強く拳を握って怒りを顕にしながら扉があったほうを睨む、甘い夢を見せられてそのままだった場合を考えれば目を伏せる、「もしヒナさんがあのまま誰かに命令して服従させたいって欲望をもっと膨らませてド,ー,パ.ン.トになっちまってたら…」と回避した未来を思う。遅効性の毒素が回りきった体に異常な精神状態、そこにド.ー.パ,ン,ト化が加わった時、果たしていつも通りメモリブレイクが出来るのだろうか。嫌な予感を振り払うように首をふると「まだ街にはあの石が溢れてやがる、早く回収しねぇと」と逸る気持ちを溢れさせながら言い)

  • No.9693 by 検索  2025-10-10 13:52:15 ID:415c83bff

…完全にメモリの力に飲み込まれてしまえば本人の自我も薄くなるはずだ。そんな状態なら回収して詳しくデータを取ることも出来るし人を従わせるようなメモリを使えば手頃かつ強力な手駒や戦闘員として使う事も出来るだろうね。
(過去の研究を見た記憶から可能性を繋ぎ合わせてみただけだがそれなりに筋が通っている、誰しも抱くことのある欲望を利用して強力な怪物を生み出すシステムの流れを推測ながらも口にすれば相手は怒りを露わにして感情のこもった声で悪態をつく。今回は自分達の行動で何とか友人の存在を思い出し救い出すことが出来たがもしあのまま介入がなければ彼女はずっとあの世界の中に居ただろう。完全にメモリに支配されてしまえば使用者の自我や思考も殆ど無くなり組織の好きに使われる可能性だってある。体内にメモリが飲み込まれていない状態では現在の方法でメ.モ.リ.ブ.レ.イ.クが出来るかどうかも断言は正直難して眉をひそめた。相手も同じことを考えたのか首を振って他にも散らばった石の話題に触れると「…そうだね、新たに受け取らない事と現在持っていればすぐに捨てたり壊すように情報屋の彼らにも話を回してもらうことにしよう。彼女もSNSに写真をあげてからすぐには取り込まれることはなかった。ならば何かしらのきっかけであの扉が開く、と考えた方が良さそうだ」とこちらも頷き次の方針と考察を固める。その一方相手が酷く焦っているように見えれば相手の肩に手を置いて「僕達で次の被害も防ごう」と声を掛けて)

  • No.9694 by 探偵  2025-10-10 18:58:33 ID:65b68c258


ド.ー.パ.ン.ト製造機でも作ったつもりかよ…あいつらには後で連絡しておく。…あぁ、あの石は片っ端から壊さねぇとな
(あの石について相手がさらに考察を進めていく、強力な怪人を作るだけでなく組織の傀儡にされてしまうなんて許せるはずがない。メモリのように即座に怪人化しない代わりに一度怪人化させてしまえば強力で従順な戦闘員を手に入れ組織をさらに強化することが出来てしまうなんて。しかもその石は情報屋が簡単に情報をキャッチできるレベルで広まってしまっている、ド.ー,パ,ン.トならば派手に暴れて噂が立つものだがこれは街中に扉が開くだけで怪人化は静かに進行するのも厄介だ。考えれば考えるほど嫌な状況であの石のせいでこれまで以上の人が泣いてしまうのではと焦りを覚える、今すぐにやるべきことはとにかくやらなければ。そうやって焦燥感を覚えていたが相手の手が肩に乗れば視線をそちらへ向ける、そして相棒の方を見た。あの石がこの街に悪い風をもたらすならば自分達がやることはひとつ、それは今までと変わらないもので冷静さを取り戻せば軽く頷いた。相手のいうように石を手にして即座にあの扉が開くわけではない、この場所にいたときの彼女も何処か魅入られるような石を見つめていたのを考えると何か条件があるのだろう。この街を泣かせないためにはいつも通り相手と、そして街の仲間を頼ればいい。軽く息を吐くと「今日のところは一旦事務所に帰って依頼のこととあの石のことと纏めとくか」と声をかけて)

(/お世話になっております!カ,オ.ワな最初のお話でしたが不思議の国に振り回されつつも手探りで謎を探っていくような初期っぽいお話が出来て大変面白かったです!カ.オ.ワの設定とダブルの世界観を検索様が見事に繋いでいただいたおかげでめちゃくちゃいい設定になりましたね…!時間をかけてド.ー.パ.ン,ト化する
理由を適合率の強制増幅に繋げるのはほんと見事でした。これでより現実離れした設定も出来ますし一度完全に怪人化してしまうシリアスなお話もやりたいですね!今回もとても楽しかったです。ありがとうございました!
この後のお話ですがいかがいたしましょう?前に出していただいた中ですと探偵が行きたい場所にいくお話で雰囲気のいい珈琲店に探偵が行きたいと言い出すお話、検索くんをガレージに閉じ込めたIFルート、あとは探偵が構ってもらえなくて拗ねる話、あたりが良いかなと思ったのですが検索様はいかがでしょうか?)

  • No.9695 by 検索  2025-10-10 21:03:38 ID:415c83bff

そうだね、僕も少し調べたいことが出来たしまずは情報収集だ。
(相手の肩に手を置けば焦って伏せられていた顔が上がってこちらを向く。もちろんあの石の被害は防がなくてはならないが焦りすぎてもばててしまうだけだ。きっと次も今回のように何とか防ぐことが出来るだろう。そう信じてまた肩をぽんぽんと叩くと相手の顔には冷静さが戻っていて一旦事務所に戻ることを提案されると同意するように頷いた。元通りに戻った服で相手の右隣に並ぶと新たな決意を抱いて事務所へと道を歩き始めて)

(/こちらこそお世話になっております!不思議の国のアリスの世界でにぎやかに、だけどシリアス寄りにわからないなりの彼女を救おうとするような話が出来てとても楽しかったです。以前IFの初めての夜の時の探偵君の境遇が何となくつながって他作品の色んな要素を取り込みながら今後も広げていけるような設定にさせてもらいました。試作品という形でまるっきり違う方向性にも出来ますし色々な話に繋げられる基盤となった意味でもとてもよかった話だと思います。こちらこそありがとうございました!!
次のお話ですが今回がちょいシリアスの事件系だったので探偵が行きたい場所にいく話はいかがでしょうか。雰囲気のある場所でちょっと大人ぶる時間が出来そうです)

  • No.9696 by 探偵  2025-10-10 22:26:51 ID:65b68c258


___っ!これは…!!
(不思議の国に迷い込み女王様を救い出すと同時に組織の新たな脅威を知った日から一週間ほど、あの後ヒナさんと凛さんは頻繁に連絡を取り合うようになったらしく早々に旅行の計画まで立てて今度出発するらしい。一度ぎくしゃくしても確かに積み上げた絆は消えないものだと微笑ましく思いながら、同時に情報屋の面々にはあの石の事について共有しておいた。詳しいところまでは言えなかったが街を脅かす存在であること、石を見つけるか光る扉が発生していたら直ぐに知らせて欲しいことを伝えておいた。もし石を見つけたり渡されても手に取らないよう周知もしてくれるようでこれで少しでも被害拡大の抑制になるだろう。石のことを調べながら過ごしていたが今日は依頼人もおらずソファにリラックスして座りながら雑誌を捲っていた。風.都の最新トレンドを押さえるのに持ってこいな内容を読み進めていた矢先、ひとつの特集ページで手を止める。そこには珈琲店が紹介されていて内装はレトロでシック、渋い雰囲気だが何よりも直感的に【おやっさんが居そう】と感じたのだ。それは即ちハードボイルドな男に似合う喫茶店ということで雑誌を持ったまま相手に近づくと「見ろよフィリップ、この喫茶店!いかにも俺みたいなハードボイルドな男がいそうな店じゃねぇか?!」と興奮気味に話しかけて)

(/それでは探偵が行きたい店にいくお話にしましょう!何事も形から入る探偵ですので騒がしくも大人っぽく頑張る時間に出来そうです。それではそれらしく始めておきましたのでいつも通りいい感じに乗っていただければ!今回もよろしくお願いします。/こちら蹴りで大丈夫です)

  • No.9697 by 検索  2025-10-11 01:44:53 ID:415c83bff

…なんだい。…風.都.にこんな店があるんだね。
(最悪な事態を防げたとはいえあの石には謎が多い。帰ってきて早速情報屋に石についての警告を流し、情報が集まるようにして地.球.の.本.棚でも何か正体が分からないかと検索してみたがキーワード不足で絞り着ることが出来なかった。ブームが過ぎたのか、それとも情報屋達が上手くやってくれたのかSNSで石を貰ったという投稿が少なくなった頃、依頼人が朝から来ない事務所で奥のスツールに座りながら本を読んでいると相手に急に名前を呼ばれ顔を上げる。妙に興奮気味な様子に不思議そうな顔をしつつ見せられた雑誌に視線移せば落ち着いた空気で積み重ねた年季を感じさせるような珈琲屋の写真が乗っていて興味を示すように添えられた文や写真に目を通す。喫茶店を始めとする店が多く立ち並ぶエリアから外れた所にあるようでまさに知る人ぞ知ると言った店だろう。続いた言葉にツッコミを入れようとしたがいつもとは逆のような光景だと感じれば「確かに普段行くような喫茶店よりも落ち着いたかっこいい大人が利用するようなお店に見えるね」と同意しながら様子を伺ってみて)

  • No.9698 by 探偵  2025-10-11 08:44:43 ID:65b68c258


だろ?!なんつーかおやっさんが通ってそうな店だよな!
(まさに青天の霹靂と言うべきか、こんなにもハードボイルドな男が似合うカフェがこの風.都,に存在しているとは知らなかった。よく雑誌を見てみればオープン自体は最近のようで、つまりはこの店の店主は拘ってこの雰囲気を作り出していることになる。年季の入ったカフェももちろん良いのだが雑誌に添えられた【拘りの空間】という文字に益々惹かれてしまって興奮度はあがっていく。一方相手は雑誌に目線を走らせ多少なり興味を持ってはいるようだ、いつものようにハーフボイルドだとツッコミが返ってこないのに気が付かないままこちらが目を輝かせながら改めて雑誌を見る。もちろんひとりで行ってもいいのだが今や相手と何もかもを共有するのが当たり前になっている。しかしこちらの要望で相手を誘う機会は滅多になくて、自分の要望を伝え慣れていない身では「あー…」と一時口ごもった。喫茶店に行くということは即ちデートという意味も持つだろう、軽く目線を迷わせながら頬をかいて気持ちを誤魔化しつつ「…一緒に行ってくれねぇか?」とボソリと頼んで)

  • No.9699 by 検索  2025-10-11 11:24:21 ID:415c83bff

……良いよ、いつも僕の要望を聞いて貰ってるし今日は君に付き合ってあげよう。
(相手は話しているうちに段々と興奮が増していき雑誌に向けられる期待も分かりやすく増えていく。その姿は全くハードボイルドではないのだが指摘するのも野暮というものだろう。相手のテンションが高まっていくのを見守っていると相手が口ごもって視線が迷うのが見えた。まるっきりいつもと逆である事に口角を上がるのを感じながら敢えてこちらから何も言わずに相手を見つめる。そのまま待っているとポつりとさっきまでとは違う声量で頼まれ、その仕草に口端が吊り上がっていくのが分かる。ニヤニヤしてしまいそうなのを堪えつつ付き合うと言葉を返せば「なら今日はとびっきりキメて行かないとね」とからかい混じりに続けた。本を閉じて軽く準備だけしてくると相手が支度を済ませるのを待ってから「じゃあ行こうか」と声をかけ事務所を後にして)

  • No.9700 by 探偵  2025-10-11 15:18:40 ID:65b68c258


、……まぁ、そうだな。…あぁ、とっておきでいかねぇと!
(自分からどこかに行きたいだなんて滅多に言い出さないせいで相変わらず何かを強請るのは下手なのだがこちらから要望を伝えればあっさりと承諾され顔を明るくさせる、しかしそこで漸くいつもとは立場が逆であることに気がついて結局は小っ恥ずかしくなってしまった。だが揶揄いまじりに投げられた言葉は逆にこちらのテンションをあげるもので結局は興奮気味に頷いて支度を始めた。ガレージへ続く扉にかけられたハットの前に立てばいつもはすんなりと決まるのにどれにしようか悩んでしまう。相手に貰ったネックレスとお揃いのものか、おやっさんに憧れて持っていた白か、それともシックを全面に押し出した黒一色のものか。もう一度雑誌を広げて店の雰囲気を確かめると「ワンポイントかあった方が引き締まるか…」と散々悩んだあとに相手からプレゼントされたものを選んだ。デートという意味でもこれが最適だろう。ハットを頭に乗せるといつも以上に慎重に角度やらを調整したあと相手と共に事務所を後にした。道中も楽しみが止まらなくて何処と無く上機嫌でいつもより口角を上げながら歩みを進める、雑誌の内容を思い出しながら「珈琲にも拘ってるみてぇだし、なかなか楽しめそうだな」となぜかキザっぽく言いながらで隣の相手の方を見て)

  • No.9701 by 検索  2025-10-11 20:38:46 ID:415c83bff

へぇ、僕も他人が入れたコーヒーを飲む機会はあまりないしこだわりがあるなら楽しみだ
(こちらが支度を終えても相手はハットをどれにするかで悩み、鏡の前で慎重に角度を調整しているのを見ればつい口元が緩む。それほどこれから行くところを楽しみにしているのだと思えば何とも微笑ましい。以前相手に送ったハットを被って準備が完了したようで一緒に事務所を後にするがその道中も左隣で上機嫌に歩く相手を見れば物珍しそうについ視線を向けてしまう。妙にキザっぽい口調でその店のこだわりを語られると相手のノリに乗っかる形で楽しみだと口にする。普段は喫茶店のスイーツが目的で足を運ぶことが多くてコーヒーに力を入れた店はそう多くない。そのこだわりや違いを知ることが出来れば今後事務所などでコーヒーを入れるときの参考になるかもしれない、などと思考を巡らせながら街の中心から離れた店を目指す。まるっきりご機嫌なのを隠しきれない相手をちらちらと見ながら進んでいけば道にポツンと目的の店が見えてくる。最近できたと紹介されていたが焦げ茶色の煉瓦と深い黒の木材が組み合わされた外壁が静かな佇まいをしていてアンティークのランプが入口を照らしている。扉の横には黒板が置いてあって【本日の珈琲】として手描きで豆の名前と産地が記されていた。扉の外からも独特な空気を感じれば思わず控えめな声で「…入ってみるかい?」と問いかけ)

  • No.9702 by 探偵  2025-10-12 08:54:19 ID:65b68c258


…もちろんだ。
(店に行く間も訪れるのが楽しみ過ぎていつもより一段上機嫌な様子で相手の隣を歩く、浮き足立っていれば相手がこちらに何度も視線を向けているのも気が付かずハードボイルドな男がいるようなカッコイイ空間に浸れることをただただ楽しみにしていた。やがてたどり着いたのはポツンと建てられたレンガの建物でいつもの風.都.に静かに、しかし浮世にあるように、どこか現実離れした雰囲気を醸し出している。店は新しいはずだが建物自体は年季が入っていて、もしかしたら何かの建物をリノベーションしたのかもしれない。浮世離れした空気にこちらも気圧されていれば相手から控えめな声をかけられる、ここまできて引き返すだなんて選択肢はないだろう。軽く服を整えてから扉を開ければドアチャイムが高く澄んだ音を立てた。中に広がっていたのは雑誌で見た通り暖かな木製で整えられた空間でレトロで澄んだ雰囲気が広がっている、出入口ドアのすぐ横にはカウンター席が設けられてその中にはさながらバーカウンターのように珈琲を抽出するための道具があり後ろの棚には様々な形のカップが並べられていた。うっすらとかかるジャズの音楽と様々な珈琲豆の香りで既にリラックスできるような空間に思わず力を抜きながら息を吐いてしまう。中の雰囲気に圧倒されていると『いらっしゃい』とマスターらしき男の低い声が響いてきた。目を向ければそこに居たのは強面な男性でまた気圧されてしまう、なんとか「あー、二人で」と人数を伝えれば『…お好きな席にどうぞ』と案内がされた。ハードボイルドな男ならカウンター席の端に座るのが一番カッコイイが流石に初めての店でそれはハードルが高すぎる、チラリとその席を見てから奥にある二人席の方へ移動した。様々な店から椅子とテーブルを寄せ集めたのかデザインはどれもバラバラで、しかし全て木製であるところは統一されている。近場のテーブルに決めると席へとついて「なんつーか、すげぇ空間だ」と思わず感想を口にし)

  • No.9703 by 検索  2025-10-13 00:06:09 ID:415c83bff

…外観もそうだけどこだわり抜かれた空間って感じがするね、普段行く喫茶店とは雰囲気が違う。
(確認の意味とせっかく入るなら相手が一番手だろうと声をかけると格好を整えてから中に入っていく相手の後に続く。中は雑誌で見た通り、そして外装にもマッチした暖かな木製で整えられた空間で漂ってくるコーヒーの豊かな香りとジャズの音楽が外界とは違う世界を作り上げていて思わず見回すように店内を見てしまう。落ち着かないように周りを見ていればマスターから声をかけられ、相手の選んだ奥の席に移動する。デザインがバラバラに見えてどれも浮いているように見えないことに感心しつつ席に座ると相手もまたどこか落ち着かないように感想を口にしていて同意するように頷いた。この空間を乱すのが躊躇われていつもより声のボリュームを落として感想を口にしながらちらりとみたマスターの方を見ると彼は黙々と何か作業をしているようだった。少々緊張しつつテーブルの上には万年筆で書かれたような手描きのメニューを見つけるとそれを見て「僕はせっかくだし表の黒板に書いてあった本日のコーヒーにしてみようかな。君はどうする?」と話を振って)

  • No.9704 by 探偵  2025-10-13 18:30:43 ID:65b68c258


あぁ、気を抜くと飲まれちまいそうだ……なぁフィリップ、ダッチコーヒーってな、
(ハードボイルドな男にピッタリな喫茶店を見つけてやって来たはずなのに実際に来てみれば雰囲気に圧倒されて全く落ち着けない、こういうところで静かに、それでいてクールに珈琲を飲むのがハードボイルドというものなのにこだわり抜かれた空間では忙しなく店内を観察してしまいそうだ。だかそうやって動きがうるさいだけでもこの空間には相応しくない、何とか気を落ち着けつつ相手と同じくいつもよりも小声で返事をしていた。テーブルに置かれたメニュー表さえ抜かりなくオシャレでそれだけで怯んでしまう、気を持ち直すように軽く帽子の位置を直していると相手は頼むメニューを決めたようだ。この店でハードボイルドな男が飲むものと言ったら当然珈琲になるだろうがここは店長の拘りに見合う注文をしたい。当然相手が選んだ本日のコーヒーもそのひとつだろうが聞きなれない単語をメニュー表に見つけた。それを小声で相手に聞こうとした矢先テーブル脇から『ご注文は?』と低い声が飛んできて思わず小さく肩を跳ねさせてしまう、いつの間にかマスターが注文を取りに来ていたようだ。正直まだ決まっていないのだがここで狼狽えるのは男らしくない、動揺を何とか隠すと帽子の縁を軽くなぞりながら「ダッチコーヒーひとつ」と内容も分からないものを気取った声で注文して)

  • No.9705 by 検索  2025-10-13 20:45:30 ID:415c83bff

じゃあ僕はこのグアテマラを一つ。
(他とは違う空気感に緊張していたがそれは相手も同じようで落ち着きがないように店内に視線を向けている。まずは飲み物でも頼もうとメニューに目を向け入口から気になっていた本日のコーヒーをチョイスすると相手はメニューの中のひとつを聞いてくる。だがそれにこたえる前にいつの間にかマスターが注文を聞きに来ていて相手が肩を跳ねさせたのが分かった。相手の様子を見るにまだ決まってないはずなのだが普段のかっこつけたがりなところが出てしまって気取った仕草とともにコーヒーを注文しているところを見れば相変わらずだと小さく笑みが浮かぶ。今日は相手のリクエストでここにきているのだから思う存分好きなようにさせようと考えれば続いて自分もおすすめの本日のコーヒーを指さした。注文を受けたマスターはそのまま先ほど居た場所に戻っていくのを見届けるとつい口角を上げながら「ダッチコーヒーを選ぶとは流石のチョイスだね」と敢えて相手を褒めるような言葉をかけ、その正体を聞かれないように持っていきながら様子を伺ってみて)

  • No.9706 by 探偵  2025-10-13 21:42:05 ID:65b68c258


…、だろ?ハードボイルドな男は自然とハードボイルドな選択をしちまうもんだな
(何よりも雰囲気を重視するこの空間を崩すわけにはいかないのと、この拘りの空間に見合うようなハードボイルドな男でありたい気持ちが先行して中身そっちのけで知らないメニューを頼んでしまった。相手が頼んでいたコーヒーの方が聞いた事があってマスターが去ってから場にあった注文だったのだろうかとソワソワしてしまう。一刻も早くこの状況を解消するために相手に頼んだメニューの答え合わせをしようとするがその前に褒め言葉が飛んできた。普段担当なこともあって相手の方が圧倒的にコーヒーの知識は多い、その相手が流石だと褒めるのならきっと間違いはないのだろう。堂々とキメ顔をしながら人差し指で軽く帽子の縁を弾いてニヒルに笑う、今まさに自分は最高にハードボイルドな探偵だろう。その後木製の椅子に軽く寄りかかりながら頻繁に帽子をいじって位置を調整しながらコーヒーを待つ、程なくしてマスターが『お待たせしました』と二人分のコーヒーを持ってきた。相手の方にはカップが置かれたのにこちらの方にはグラスが置かれて目を瞬かせる、その間にマスターは『ごゆっくり』という言葉と共に去ってしまった。ハードボイルドな男と言えば当然ホットコーヒーだろうと勝手に思っていたのに目の前に置かれたアイスコーヒーを暫く見つめながら目が点になってしまう。何度か瞬きしたあと漸く視線を相手に向けて「……あってんのかこれ?」と最大限声量を落として聞いて)

  • No.9707 by 検索  2025-10-14 01:31:01 ID:415c83bff

…、ふふ、勿論あっているよ。ダッチコーヒーは水出しコーヒーの事だからね。
(こちらが褒めれば何か言いかけたのを噤んで相手はキメ顔を見せる。本人はハードボイルド探偵を気取ってるつもりだろうがその表情と注文内容を思えばはしゃいでいるようにしか見えない。ネタバラシは後の楽しみに取っておこうと「そうだね」とそれらしい返事をしながら相手を観察する。静かな空間にコーヒーの良い香りが漂い始め深く息を吸っているとマスターがコーヒーを持ってきた。自分の前には透き通ったホットコーヒーが置かれ、相手の前に注文通りのコーヒーのグラスが置かれてその目が瞬いて固まってしまうのが見えれば笑い声を零しそうになって口元を手で隠して堪える。置き終わったマスターが去った後も相手はそのまま動かない、見間違いか確認するように何度も瞬きした後ごくごく小さな声で問われるといよいよ耐え切れなくてくすくす笑いながらその正体を明かす。豆や産地の名前ではなく手法やジャンルの一種なのだからグラスで来て当然だ。思ったものと違う物が出てきて落胆しているようにも見えれば「低温で一滴一滴じっくり抽出するから雑味も出ないし、長時間かけて限られた量しか得られないから特別な一杯と言えるだろうね」と言葉を添えて)

  • No.9708 by 探偵  2025-10-14 07:52:42 ID:65b68c258


っ、お前知ってたな!…ま、じっくり作られた珈琲ってなら拘りの一杯ってことだよな。ハードボイルドな俺にピッタリじゃねぇか
(この整っていて静かな空間で薄らジャズが響くなか湯気の立つ珈琲を静かに飲む、それがハードボイルドな男の仕草だと思っていたのにいざ注文して出てきたのは冷たいコーヒーで予定していた理想の風景がガラガラと崩れてしまう。しばし呆然としてから相手の方を見ればちょうど手で押えていた口から笑い声を溢れさせるところで思わず大きな声を出してしまいそうになるのを何とか飲み込みながら小声で文句を付けた。通りで質問の答えが返ってこないわけだ。雑誌を見た時から思い描いていた姿から離れてしまい露骨に眉を下げていたが相手からダッチコーヒーの作り方を聞かされて顔をあげる、相手が事務所でやっているようなひいた豆にお湯を注ぐ方法とはまた違って長時間かけて作られる貴重な一杯らしい。考えてみれば水出しのコーヒーをメニュー表のこんな上に持ってくる店は少ない、ということはドリップコーヒーと同じくらいマスターが拘りを持って作ったものだろう。そう思えばすぐに気分は上方向に転換してまたも気取った表情をしながら何処か得意げに笑って見せる。早速グラスを手にすると一口飲んでみた。冷たいコーヒーはその温度の効果以上にスッキリと飲みやすく、コクが強く強調されて甘みすら感じる、雑味のない澄んだ味に「すげぇ美味い…」と素の声で呟いていて)

  • No.9709 by 検索  2025-10-14 11:54:36 ID:415c83bff

色んなコーヒーを飲んでみるのも大人の嗜みだと思うよ。…それは良かった。
(露骨に相手の眉が下がるがその手法が特別さや希少性を説明すれば相手の顔が上がる。そして自分を納得させるような呟きを零しながら簡単にその表情もご機嫌になっていくのを見れば軽く目を細めた。気取っているのに余計幼く見える相手にさらに同意するような言葉を告げていれば相手はコーヒーを一口飲む。そして聞こえてきたのはありのままの素の感動の呟きでそれにまた笑い声を零してしまう。熱して出したものを急冷した訳でもずっと砕いた豆を浸したわけでもない物なら普段のアイスコーヒーとはまた違う味のはずだ。口元は緩みっぱなしのまま自分もホットコーヒーを一口飲む、顔を近づけただけで香り高い香りを感じて豊かな酸味とコクがありながらすっきりした味わいに目を僅かに開く。中深煎りなのか自分で淹れた時にはあまり感じられないフルーティーさまであって確かめるように更に口をつけた。そのままほっと息をつくと「…美味しいね」と相手と同じくしみじみと呟いて)

  • No.9710 by 探偵  2025-10-14 12:29:18 ID:65b68c258


……お前、さっきから俺見て笑いすぎじゃねぇか?
(ハードボイルドな男が飲むコーヒーは苦味のしっかり効いた熱々のコーヒーだと勝手に思っていたがマスターが拘りを持っていれているコーヒーならばそれを嗜む男も間違いなくハードボイルドな男だろう。実際口にしたコーヒーは澄んだ味なのに口の中にコクがじわりと広がるものだ、使っている水から拘っているのかもしれない。そんなことを思いながら素直な感想を口にすれば相手からは返事が返ってくるがそれも笑い声まじりでチラリと相手の方を見る。揶揄うような笑いではなく親愛を感じる声だ、その後相手はカップを手に取るが何処と無くその口元は緩い。そのままコーヒーを口にして相手は驚いたような表情を見せる、きっと自分でいれるのとはまた違った美味しさがあるのだろう。一言溢れ出た感想もこの場の雰囲気を噛み締めるような穏やかなもので何となく目を離せなくなってしまう、暫く見つめていれば相手から幸せの感情が溢れ出しているように思えた。落ち着いた雰囲気の店内で相手がずっと幸せそうでいるのにこちらの胸はふわりと暖かくなって、しかしギュッと掴まれたようで、いたたまれなくなるとせっかくハードボイルドを気取っていたのに落ち着きなく目をうろうろさせると、照れ隠しでボソリと呟いて)

  • No.9711 by 検索  2025-10-14 14:51:13 ID:415c83bff

…そうかい?…だって、かっこつけるような言動の隙間から、君の甘い所というか素の部分が溢れて出ているのが何だか微笑ましくて
(マスターこだわりのコーヒーを口にすればほっと胸が和らぐもので小さく息を吐くと同時に肩の力を抜く。落ち着いた店内でコーヒーを味わっていたが妙な視線を感じて顔を上げればじっとこちらを見つめる相手と目があった。すると何処か落ち着きなく視線をうろうろさせながら笑い過ぎと言われると僅かに首を傾げる。だが文句だけではない照れのニュアンスを相手の言葉から読み取ると素直につい口元がにやけてしまう理由を上機嫌に告げる。ちょっと背伸びをしてかっこつけようとしている相手も結局本体の甘さが滲み出てしまう相手も面白くて、愛おしい。それを語る間もにこやかな笑みが浮かんで相手を見ると「全部、ぼくだけが見られる特権だろう?」と得意げな表情で告げて)

  • No.9712 by 探偵  2025-10-14 19:18:54 ID:65b68c258


な、誰が……なら完璧なハードボイルドじゃなきゃならねぇじゃねぇか…
(せっかくハードボイルドな男としてクールな時間を過ごすつもりだったのにいつの間にか相手が朗らかに笑う姿に目が釘付けになっている、幸せなのに照れて落ち着かなくて思わず指摘してみればさらりと甘いだとか素だとか言う言葉が出てきてまたも目を瞬かせて固まってしまった。カッコイイ男としてここに来たはずなのに相手にはそうではない部分が見えてしまっているようだ、一拍遅れてから反論しようとするが続いた言葉は自らが特別だと自覚しているような言葉で今度は目を見開いて固まってしまった。相手は当然特別でそういう隙を見せるのも当然相手だけで、この場でもそれが無意識に溢れ出てしまっていたことには恥ずかしさを、しかしそれを相手が当たり前のように特権として堪能していることには嬉しさと幸福を感じて顔に熱が上がるのを感じる。カッコイイ男をしに来たのに顔を赤らめる訳にはいかなくて思わず口元を手で覆って赤みを隠す、少しでもマシになるようにとコーヒーを口にするが格好つける余裕はなかった。ボソボソと言葉を続けたあとまた一口コーヒーを飲んで気を落ち着けながら「お前にしか見せられねぇんだし…」とボソリと呟いて軽く咳払いをしてからまた帽子の位置を整えて)

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