検索 2022-07-09 20:46:55 |
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……俺からも
(今ではすっかりお馴染みとなり油断すれば簡単に脳内を揺さぶられてしまう香り、それを自ら望むような発言は何となく恥ずかしくて目を泳がせていると伺うような視線を向けられるが同時に頭を撫でられて緊張が解れていくと同時に擽ったい気分になる。互いに強く抱き締めあってから離れると明日のためにも眠る準備を進めた。風呂に入って白と黒のパジャマに着替えるとベッドへと入る、狭いベッドの上で体を寄せあって確かな相手の温もりを感じていた。相手から額におまじないの口付けが落とされる、重苦しいものに纏わりつかれるのも今日で終わりだ。きっと明日には相手と共に二人の家で過ごせるはず。こちらからも顔を寄せて短く唇を重ねる、明日何が起こっても相手を守ると誓う意味も込めた口付けの後に「おやすみフィリップ」と声を掛けて瞳を閉じた。そして翌朝、目覚めるといつも通り身支度を一通り整え、相手に合図を出してから盗聴器が仕掛けられていた人形を元の位置に戻す、これで今日もまた彼女は自分達を監視することだろう。事務所にやって来た所長には筆談で状況を説明しいつも通り振る舞うように伝える。若干ぎこちない気もしたが彼女に問題なく盗聴出来ていると思わせるのには十分だ。その後デスクでいつも通り事務仕事をして途中で彼女から贈られてきた指輪を取り出しポケットに忍ばせる。いつも通りの時間になれば「そろそろ街の方見てくる」と相手に呼びかけるように、あるいは盗聴器に聞かせるように言いながら相手に目配せして)
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