検索 2022-07-09 20:46:55 |
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だろ?!なんつーかおやっさんが通ってそうな店だよな!
(まさに青天の霹靂と言うべきか、こんなにもハードボイルドな男が似合うカフェがこの風.都,に存在しているとは知らなかった。よく雑誌を見てみればオープン自体は最近のようで、つまりはこの店の店主は拘ってこの雰囲気を作り出していることになる。年季の入ったカフェももちろん良いのだが雑誌に添えられた【拘りの空間】という文字に益々惹かれてしまって興奮度はあがっていく。一方相手は雑誌に目線を走らせ多少なり興味を持ってはいるようだ、いつものようにハーフボイルドだとツッコミが返ってこないのに気が付かないままこちらが目を輝かせながら改めて雑誌を見る。もちろんひとりで行ってもいいのだが今や相手と何もかもを共有するのが当たり前になっている。しかしこちらの要望で相手を誘う機会は滅多になくて、自分の要望を伝え慣れていない身では「あー…」と一時口ごもった。喫茶店に行くということは即ちデートという意味も持つだろう、軽く目線を迷わせながら頬をかいて気持ちを誤魔化しつつ「…一緒に行ってくれねぇか?」とボソリと頼んで)
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