検索 2022-07-09 20:46:55 |
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じゃあこれも入れることにしよう。リクエスト…そういえばこの辺に、…これだ。あとからふわっと心が緩むようなバニラとかキャラメルみたいな甘さが感じられて、でも気取るようなスモーキーな香りもある。それに…ちょっと桜の葉のような香りもするからふとした瞬間に僕のことを思い出せるだろう?
(相手に刻み込んだ深い香りで自分のことを思い出しては欲しいが普段の探偵業や生活に支障があるのは困る。それを量で調整することにして現段階の香りを確かめ、相手にも嗅がせてみると時間差で相手は目を泳がせた。そして上体を引いて逃げるように離れる姿を見れば効果抜群なのは丸わかりで普段使いの香水に忍ばせる秘密の香りとしてはばっちりだろう。ある程度香水の構成が形になってきた所で今度は相手からリクエストを聞かれる。相手がいつも身に着ける香水に入れたいもの、とまで考えてさっき丁度自分用ではないが気になった香りがあったのを思い出してその辺の瓶を見ていく。何個か香りを確かめて目当てであった【トンカビーン】と書かれた瓶を持ってきてムエットにつけてみる。さっきまでの相手の系統とは違って二人きりの時に自分の好みに合わせて食べるようなバニラアイスやキャラメルのような甘い香りがする、だが甘いだけでなく取り繕おうとするスパイシーもあって渋々という体で付き合ってくれる相手に雰囲気が似ている。相手は多分知らないだろうが別次元の探偵の吸っていた煙草を連想させるようなスモーキーな香りも僅かに香って、普段甘やかしてくれる部分も含め自分だけの知っている恋人と探偵の部分が詰まったような香りだ。相手にもムエットを近づけながら相手っぽい部分を説明するがある地点で言葉を切ってから一歩踏み込む。バニラっぽい香りとは別に香る桜餅のような香り、間接的に記憶を思い出させることが出来るのに加えかつ香水をつけた自分と一緒にいればより強く桜の香りを意識するようになるだろう。悪戯に微笑むと相手らしさに加え自分の香水との繋がりをアピールするように相手だけに聞こえる声で小さく囁いて)
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