陽が照らす桜の木(〆)

陽が照らす桜の木(〆)

迷子の魔人  2020-11-10 17:35:38 
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待人有り!


 >1 Rule-規約-
 >2 World-世界観- & Stage-舞台-
 >3 GLOSSARY-用語-


※合図があるまでお喋り禁止※



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  • No.47 by カラム・ハッサン  2020-12-09 00:15:24 


……なんでそうなるんだっ!
(どうやらこれまでそういったものに縁がなかったらしく、クーポン券を手に不慣れ感満載な様子の相手から "これで乗れるのか" というようなことを問われれば、相手の方も見ないまま、手をひらひらと泳がせ "のれるのれる~" と軽く返したが、それだけでは納得しきれなかったらしい相手が何やら有らぬ憶測から怯えと不安を抱き、少しの気遣いと共にそれを前面に出した態度を示してくれば、上述の台詞と合わせてぺしっと相手の胸辺りを緩く叩き。続けて、不満そうに口を結んだまま、じとっとした瞳を相手に向けると、再度チケット売場を指し示し「ほら、あの販売係のお婆さんの顔を見てみなよ。善良そうでしょう? とてもここにいる人を全員騙している顔じゃないよ」と、ある種ルッキズムを含んでいそうなことを言い出し。……しかし、指し示された窓口の高齢女性は、別に善人面というわけでもなく、むしろ、ずっと眉間にシワを寄せており、気難しそうな雰囲気の上、先程のクーポン購入時の案内も無愛想でやたらと淡々としていて。今も変わらず、今朝余程つまらないことでもあったのかと邪推したくなるほどの不機嫌そうな素振りでクーポンを捌いており。……その様子を改めて視界に止めれば、自分で指し示しておいて何ながら、幾らか表情を固くしてしまい。……うん、咄嗟に納得させられそうな言葉を思い付かなかったから、てきとーを言ってしまった感はあるな、と自分でも少し反省して。しかし、何も言えないよりは良かっただろう、と思い直せば、丁度乗りたかったミニバスがやってきたため、パッと笑顔に戻り、相手の服の袖を軽く引きつつ)

あ、来た来た!あのバスだよ! …クーポンを使うのは降りる時だからなくさないでね?




(/此方の意向としては、バス内の描写はあってもなくても大丈夫なので場面転換はご自由にお願いします。特にやりたい描写などがなければ、兵士のいる民家まで飛んでも無問題ですし、本当にご自由に!)

  • No.48 by アルムナーク  2020-12-10 00:39:53 



…いや全然善良そうじゃねーよ、あの婆さn!?
(相手の指し示す売場へ視線を向けるも、その人物は善良と言うよりは気難しそうな一癖も二癖もある様な人物に見え、言葉を失い間を開け2度ほど瞬きをして。最後まで言おうとした所、売場のお婆さんが何か文句でもあるのかと言いそうな勢いでキッと此方を睨んでおりその形相に恐怖を感じて、到着したバスにそそくさと乗り込んで。)



──此処か?
(バスから降りて少し離れた場所に共同住宅が並び立つ街に出て。他の街と違うと言えば住宅が砂を被り大半が廃墟と化しており。砂漠が近い事もあってこの時期になると砂嵐が多く、更には治安もあまり良いとは言えない為外を出歩く人も少なく。逆を言えばこう言う場所だからこそ、隠れ蓑にもなると言えるのだが──。
そんな中、他よりは幾らか丈夫そうなマンションへ足を踏み入れ階段を登っていくと例の人物がいると言う3階の角部屋の前で足を止めて)



(/お言葉に甘えて場面変換させて頂きました!
この後の展開ですが、中に入ると例の兵士と護衛兼見張り役の者が殺.されており何も掴めないかと思われたが、敵側がシャムスの者を送り込んでくると踏んでわざと手掛かりを残していてカルムによる物と断定、早速洞窟へ乗り込む──なんていうのを考えてみたのですが如何でしょうか?)

  • No.49 by カラム・ハッサン  2020-12-10 04:20:31 


ひえ~。思ったより寂しいところだな。運気が逃げそう……
(伝令係から貰った紙を頼りに、降車後、足を進めていけば、辿り着いたのは思いの外に閑散としており、荒涼とした空気の漂う街で。何かにつけ、気運や験担ぎに関することを言いたくなるのは商人の性だろうか。取りあえず、住民に聞かれたら無礼とも捉えられそうな、あまりに率直な感想をひと気のなさに乗じてさらりと述べては、相手と共に目的のマンションへと。そして、目当ての扉を前にすると、改めて手元の紙に示された部屋で間違いないことを確かめ、小さく深呼吸をしては一旦相手に目配せし、それから扉をノックして。何か言うのが本来ならば礼儀かと思いつつ、まずは無言で扉の向こうの気配を探ろうと)

…………………。




(/場面転換とご提案をありがとうございます。
すごくワクワクする展開ですね~/// とても良いと思います!それで行きましょうか。ただこちらで敵組織の動向はどこでも回していいものかと迷いましたので、本編描写は突入前に留めてあります。この後は、一緒に待つ描写をお返し頂ければ、さすがに拙息も突入すると思いますが、多分一向に反応がないので、一旦は無言のまま、考えあぐねるとかやり始めそうですし(←)、息子様の方で強引に行ってしまっても、どちらでも構いません。もっと積極的に回した方が良かったりしたら教えてくださいね!)

  • No.50 by アルムナーク  2020-12-10 23:06:29 




……開いてんじゃねーか。
(深呼吸する様子を見て、何処か緊張でもしてるのだろうかなんて考えつつ目配せに対しては大丈夫だと応える様に一度頷き。本来ならば何かしら反応が有るであろうに待てども扉の向こう側から返事は無く、相手を見やるも無言のまま。いつまでも待たされるのも性に合わず、ドアノブに手を掛け軽く回すとガチャリと音を立て鍵が開いている事を知らせて。果たして中に何人居るかまでは分からないが、ドアを開けると白で統一された壁と木目の床がそれぞれの部屋まで続いている模様。しかし床には住居に不似合いな血痕が等間隔で垂れており更には物音も話し声もせず、あまりの静けさに違和感を覚えそのまま室内へ。血痕を辿り土足のまま廊下を進み、奥の角を曲がると護衛と思われる兵士の一人が壁にもたれ掛かる様にして多量の血を流し倒れているのを発見し、しゃがみ込んで兵士の首に触れるも脈が無いと分かれば)

…奇襲、だな。




(/了解しました!
それとご相談なのですが、カラム君とは別にキャラを回して頂くことは可能でしょうか?今後出てくるであろう重要キャラや敵キャラの一部を出来たらと思うのですが…勿論、PL様のやりたい場面などで登場させたいキャラが居ましたら仰って頂ければ此方がやらせて頂きますので!

愚息突入させました←
あれですね、事件現場で緊張感もなく開いてるなら入っちゃえ的な軽い人並みの勢いで((

んーそうですね、もう少し積極的に回して頂けると嬉しいです!この後、敵との戦闘もありますし!
此方は一場面をグダグダと長く回しがちなので「長いわ!」とツッコんで頂けたら切り替えますので、そう言う場合は言って頂けたら有り難く…!)


  • No.51 by カラム・ハッサン  2020-12-11 06:00:25 


……え、開いてる……?
(扉を叩いてみたものの、中から一切の応答はなく。不審に思いつつも、暫し次にどう動くべきかと考えようとすれば、相手がドアノブに手を伸ばして。あっさりと開く扉に違和感を覚えては、不吉な気配を感じ取り、少々難しい表情となり。……だって、おかしいだろう。秘密の隠れ家に鍵をかけていないとは、奇妙なほどに不用心だ。何かの罠かと邪推したくもなるが、合言葉を通して出会い、王様からの手紙も持っていたあの伝令係が裏切り者とは思い難く、そうであれば否応なく、味方が事前に想定できなかった事態が発生している可能性に辿り着き。

警戒心を十二分に強め、室内を覗けば、果たして床には赤い液体が散っていて。うわ……と声に出しそうになるが、ありったけの理性で何とか耐えては、相手と同様に自分も土足のまま、中へと。さりげなく腰のシャムシールをいつでも抜けるように手だけで確認しながら進んでいけば、突如瞳に飛び込んできた遺体に度肝を抜かれそうになり。野党と剣を交わすぐらいなら幾度も経験があるが、別に元々血生臭い出来事を専門に生きてきたわけではない。反射的に叫びそうになるも、咄嗟に息を止め、口元に手を当てて、少し後退った程度で踏み止まり。しかし、内心は全く穏やかではなく、冷たい汗が背筋を伝えば、対称的に相手はとても冷静な素振りで兵士の生体反応を確認し。

……普段はいっそ子どもっぽいくらいの印象さえ感じてしまうことも度々の相手だが、こういう時の頼りがいは打って変わって常人とは段違いであり。その背中に一抹の安心感を覚えている場合ではない。自分もしっかりしなくてはと気を引き締め直せば、また小さく深呼吸し「そうみたいだな……」と言葉を返して。自分も既に事切れている兵士に近づき状況を確めると、黙ってその場に膝をついて手を合わせ、宗教的な祈りを捧げ。続けて「ごめんね。ちょっと君のことを確認させてもらうよ」と述べれば、顔や衣服、所持品を軽く改めて。それから、室内の他の様子も簡単に調べれば、やがて立ったまま、ちらりと再度遺体に目をやりつつ「……どうやら、彼が噂の兵士くんで間違いないみたいだな」と、相手に向けているとも独り言とも取れるような曖昧なニュアンスで呟き。

敵組織にも思想があり、やっているのは互いに命のやり取りとは言え、一介の兵士に対するむごい蛮行の結果に胸のうちでは怒りとやるせなさを覚えながら、他方ではドライに任務のことも考えなくてはならず。……こうなってしまっては手掛かりなしだろうか。いや、室内はまだこの部屋だけを、しかも、ざっとしか見ていない。次はちゃんと相手に向き直れば、真剣な光を宿した瞳に真面目かつ落ち着いた口調で)

アルム、この状態でも"微かな魔力を辿る"ってことはできるのか? ……どっちにしても、当然ここで終わるわけにはいかないし、俺はもう少しこの部屋も他の部屋も調べてみるよ。





(/サブキャラ、モブキャラを動かすのはとても好きですよ!// 是非やりたいです!// こちらの方はこれまで敢えて物語の根幹に関わる部分には触れてこなかった節があるのですが、もしも、むしろ意欲的な創作を!ということでしたらどんどん話し合いをしていきたいですね←

積極的了解です! トピック内で既出の事項の他に、既に決めてあること、思い描いている流れがあれば、都度お伝え願います。消極性による受け身化、積極性による確定化は、個人的にはなりきりあるあると思っていますので……。ロルについても了解と言いますか、そこは私にもそういう節はある気がしますので、今後とも嗜好や意向は伝え合っていけると嬉しいです。……特に今回は、長くしてしまいましたし、前半部は鸚鵡と見なす人もいそうな回し方、結局展開があまり動いていないんじゃとか突っ込みどころがあると思うのでorz)

  • No.52 by アルムナーク  2020-12-11 23:55:09 



ああ…死後2日ってとこか。獣の爪痕…

(倒れている兵士を見た後の反応に、恐らくこういった場面は初めてなのだろう。それも無理も無い。普通に生活していればこの様な状況に遭遇する確率は限りなくゼロに近い訳で。それでも荷物を漁る前に祈りを捧げる律儀さなどから、初めてにしては切り替えが早く割と落ち着いている様にも見え。相手が例の兵士であると確認し終えるのを待ち、改めて兵士の妙な傷を見て眉間に皺を寄せ顰め面になり上記を。

王からの手紙にあった敵側の情報と一致する点から、魔人が関与しているのは間違いないだろう。だが自分が知る限り、獣に関連する魔人など聞いた事もない。暫く考えていたのだが、真剣な表情で此方を見る相手の問い掛けに顔を上げては「…やってはみるが、可能性は低い。魔力を辿るには生きてる本人の記憶が必要でな。他に手掛かりでもあれば良いが…」と。けれど此処で兵士が倒れていたとなれば逃げようとしていたのではないかと推測し、ふと通路の奥へ視線を向けるとどうやら先はリビングの様で。そのリビングから床に倒れているのか、人の手が見えハッとすれば)

カルム!リビングにも倒れてるやつがいるっ。





(/ありがとうございます、そう言って頂けて良かった!
この後の事だと獣人の魔人か、その契約者のどちらか一方をやって頂けたらなーと思ってまして。ある程度戦闘したら、敵側は何か理由をつけて撤退する方向で考えています。
集められた子供の一人(10歳くらい)が、強制的に獣人の魔人と契約させられ人格も変わってしまい、その場を事実上牛耳っているのは彼で…みたいなのも面白いかなと!


分かりました!
相談で決める事となると
①子供達を集めてる理由
②獣人の魔人は人造なので何の動物が融合されているのか。

くらいですかね。これはどうなんだろうか、と言う様な質問があれば仰って頂ければと!
また嗜好や意向についても、同意見ですので気になる点がある場合その都度お話して行きましょう。)

  • No.53 by カラム・ハッサン(PL)  2020-12-12 17:40:18 


(/PL発言について了解です!
次のロールで他に拾えるヒントの描写もしたいので、先に敵サイドについて打ち合わせをさせてください。まず、この後登場する獣人の魔人か、その契約者、動かしたい方に希望はないでしょうか? こちらの方ではお話を伺い、ざっと以下のような設定を考えてみましたので、そのまま提案させて頂きます。

▼事件の背景(子供を集めた理由/獣人の魔人について)
・元々月[カルム]の者が、兵力の増強と憑依実験の材料、二つの目的があって誘拐事件を起こした。憑依実験の多くは失敗したが、成功例もあり、本来の犯人はその唯一の成功例たる少年に現場の指揮を任せて席を外した。強制的に "氷河属性を持つ白虎の魔人" と契約させられた少年は本来の人格を失い、野心と暴力性に取りつかれている。調査に乗り込んできた兵士を一人を除いて皆殺しにし、残る一人も太陽[シャムス]の魔人を誘き寄せるために一時的に泳がせただけで結局惨殺している。それでも彼が現場の指揮を任されてからは、憑依実験が止まっているため、それ以降に拐われた子どもなら多数がまだ無事。現在はアジトにしている洞窟で、太陽[シャムス]の者を待っている。

割りと陰惨な流れで好みもあるでしょうし、勿論そのまま通してほしいとは思っていませんが、一案として部分的にでも如何でしょうか。人造魔人と契約者のPLについては、そちらから希望があれば、その通りで。なければ、今回は契約者の少年をやらせてほしいです。長文で恐れ入りますが、一旦返信を待たせて頂きますね)

  • No.54 by アルムナーク  2020-12-12 21:53:23 



(/希望ないので、魔人をやりますね!
ご提案ありがとうございます、なんとも魅力的な設定でワクワクしてます!
追記するならば、拐われた子供達は何故か契約者や魔人の命令に忠実。その理由として生きて帰りたければ言う通りにする事。逆らえば、逆に命を奪うと脅されている為。仕方なく従っているものの、約束通り帰れたものは誰も居なくその事実を知る子供は居なくて…というのを入れたいなと。

上の絡み文で、リビングに倒れていた人は契約者の親なんていうのは如何でしょうか?探していた所、たまたま姿を見かけ、追いかけ問い詰めたが全く別人の様で邪魔だと攻撃されたとか。後は兵士を手に掛けるところを見られ、邪魔された為攻撃されたとか。)

  • No.55 by カラム・ハッサン(PL)  2020-12-12 23:25:39 


(/承知しました。
それでは魔人の方はお任せしますね。敵の方もプロフィールは作りますか? こちらとしてはどちらでもいいと思っており、希望がなければ、なしにしようと考えているのですが。あった方が、とお考えの場合はがっつりと簡易、どちらをご希望かまで教えて頂けると嬉しいです。

設定にも好意的なご反応をありがとうございます!追加設定も、子どもたちのこと、リビングの犠牲者の素性、両方とも了解です。とても切なくて悲しい展開ですねTT いいと思います!←← 犠牲者が殺されてしまった過程については、詳細は後々物語の中で明かしていく形でも宜しいでしょうか?

こちらから確認したいことは現時点では以上のため、他にそちらから相談しておきたいことがなければ、ご回答をもらえ次第、次のレスではロールかプロフィール、どちらかを返させて頂きますね。宜しくお願いします)

  • No.56 by アルムナーク  2020-12-13 01:14:47 



(/キャラPFについては、把握する意味も込めて提出して頂けると助かります。月のボスが出てくる状況の時は、詳細なPFが良いかなと思っているのですが、今回はメンバーとは言え手下なので簡易的で大丈夫ですよー。
此方はがっつり(アルムよりは短め)ですが、能力などの関係の為お気になさらずに!性別についても特に希望はないのでお好きな方をお選び頂ければと。



犠牲者詳細…(以下略)についてもそんな感じで大丈夫です!現場に残された手掛かりですが、初期の頃に魔風石という魔人同士で使われていた通信機の役割の透明な石が空間に浮いて残されており、その魔風石に魔人が手をかざすとカウントが表示され時限爆弾だった…って展開で如何でしょう?魔風石なら持ち主の魔力が強く残っている為、簡単に追えるみたいな。)

  • No.57 by カラム・ハッサン(PL)  2020-12-13 20:00:10 


「俺は血の匂いが好きなんだ。お前も俺の玩具になるか?」

「逆らう奴は誰であろうとぶっ潰す。血肉の裂ける音ほど、興奮をそそられるものもないな」


Name/ タルジュ=ナミル・マフディ

Age/ 10

Strain(種族)/ 人間

Gender(性別)/ ♂


Character(性格)/
強制的に "氷河属性を持つ白虎の魔人" と契約させられた少年。その性格は、冷酷非情、野心的で暴力的、まるで冷血な荒ぶる虎。平常的に怒りを抱えており、沸き上がる暴力性でイライラしていることが多く、好戦的。それでも、自分より強いと見なしている月[カルム]の幹部には従順であり、同時に "認められたい" という思いを強く持つ。また、直接表には出さないが、根底には渇望的な愛情希求を抱えている。


Figure(容姿)/身長142cmほど。
髪色は月白と薄鈍のバレイヤージュ。乱れて癖のあるメンズミディアム。ぱっちりした猫目の三白眼にエメラルド色をした瞳孔。八重歯の覗く口元で、魔装されると耳は虎耳になり、顔や手にも毛皮が生じ、さらに虎を連想させられる入れ墨のような模様が浮かび上がる。服装は白いカンドゥーラに、金色の糸で煌びやかな刺繍と縁取りがされた膝丈まである濃い緑色のベストに、単色だがベストと同色のズボンをはき、頭にも同じ色の小さな帽子を被っている。


Weapon(武器)/バグ・ナク、ジャマダハル
黒や銀をベースにした地味でシンプルだが、何処かうら寂しさを感じるデザイン。ジャマダハルの刃の部分はやや青白い光を帯びており、バグ・ナクとジャマダハル、双方に共通し、魔装されることで武器からも冷気をまとった風圧を発することができる。


Contact Ornament(契約アクセ)/左足首
タンザナイトが嵌め込まれた純銀製のアンクレット。


Note(備考)/
元々は北方の地域の生まれ。しかし、後に飢饉の発生を切っ掛けとして家族で南部に移住する。だが、転居先の地域の子どもたちに馴染むことができず「余所者」として爪弾きにされ、孤独でいることを強要された経緯を持つ。実父は本心では当人への愛情を持っていたが、態度は非常に厳格で近付きがたいタイプ、実母は幼少期に流行り病で失っており、家にいるのは継母。月[カルム]に拐われ、人造魔人を憑依させられた後は、本来の大人しくて内向的だった性格は失われ、ずっと胸に秘めていた怒りを、契約の影響で増強した暴力性と衝動性のままに発散するようになり、自身を心から心配して探しにきた実父のことも、本当に苦しい時に受け入れてくれなかった、突き放された、体罰を受けて抑圧された、という怒りと憎悪から容赦なく殺害した。




(/簡易のつもりで作成しましたが、仕上がってみたらそうでもなくなった()気のするプロフィールを提示いたします。ご査定をお願いいたします。>56 犠牲者詳細と手掛かりについても承知しました。魔風石については、希望がなければ、カラムにとっては初見の品であり、見ただけではそれが何だか分からない、というていで回したいと思います)

  • No.58 by アルムナーク  2020-12-13 23:28:00 





「初めまして。私の名はファウスト。以後お見知り置きを。」


「坊ちゃん、あまりはしゃぎ過ぎないように。貴方は子供ではなく、一人の紳士なのですから」



Name/ファウスト

Age/見た目20代後半(実年齢4500歳)


Strain(種族)/ 人造魔人(白虎)

Gender(性別)/♂

Character(性格)/紳士的で誰に対しても敬語を使うが、全ての人間は換えの利く玩具としか思っておらず口調とは対照的に血も涙もなく冷徹。契約者についても、使えないと判断すればまた探せば良いと考えていたが今の契約者についてはお気に入りの様子。


Figure(容姿)/身長187cm。
全体的に黒髪ベースで白銀メッシュの短髪だが襟足のみ背中まで長く、その頭には伝説の神獣白虎を思わせる金の角が2本。普段は眼鏡をかけニッコリとした糸目だが、開くと瞳も角と同様金色で虎の様な鋭い目付き。両頬に各2本ずつ虎を思わせる様な白色の模様が褐色の肌に際立つ様にあり、耳は尖っていて左耳に金色のピアスを2つ。
引き締まった肉体にも虎柄の痣があり、全身紺色のスーツと黒コート、ポケットに懐中時計、持ち手にシルバー装飾の施された黒のステッキと如何にも紳士と言った印象を与える。また虎の尻尾も生えている。



Ability(属性・能力)/
①魔装…虎の様な姿に変え、筋力などの身体能力を数十倍に強化させ、氷系の魔力を使える様に付与する。
②本能力…氷虎獣装。氷の結晶を背中に纏った虎の姿になり、鋭い爪と牙をもち鋼鉄の様に硬い。更に氷だけで無く、風の能力も使用出来る。


Compensation(対価)/
①能力向上させるとは言え、過信して使い続けると青い炎に灼かれ下手をすると死に至る。
② 氷と風の能力を同時に使用出来る為、魔力切れになるのが早く使用頻度が増える事で魔人の姿を徐々に保てなくなる。


Weapon(武器)/
基本的には体術を使う為無し。ただし、愛用のステッキを剣の様にして使い戦う事もある。

Contact Ornament(契約アクセ)/
右足首に契約品
タンザナイトが嵌め込まれた純銀製のアンクレット。

Note(備考)/
人造魔人になる前は、魔人の中でも珍しく様々な研究に没頭する変わり者だった。人体実験なども行っていた為それ故に魔人だけでなく人間からも危険視されていた。だが契約をしてはいないものの一人の女性だけが良き理解者であり、お互いに好意を寄せていた。ある日呼び出しを受け出掛けていたが、戻ると女性が何者かに惨殺されていた。実は「太陽」に属する者からの呼び出しだったのだが、待てども現れず戻ると悲惨な事態に…その事から全て「太陽」に属する魔人に仕組まれたのだと思い込み、怒り狂った状況で罪なき人々を殺害。更なる強さを求め復讐する為に人造魔人となる。
人造魔人となる過程で、月属性の魔人からスカウトされた事もあって敬い忠誠を誓っている。
現在の契約者に対しては「坊ちゃん」呼び、一人称は「私」。



(/素敵なPFありがとうございます!不備も見受けられませんのでOKです。
タルジュ君のPFを参考に、能力の魔装部分を考えてみました。これ違うんじゃないかとか、噛み合ってないよなんていう点があればご指摘頂けると有り難いです。
魔装の姿や付与能力についても、自由に技を出して頂いて大丈夫です!
魔風石についてはカラム君は初見でお願いします。アルムからのちに説明させるつもりなので!)

  • No.59 by カラム・ハッサン(PL)  2020-12-15 09:55:09 


(/契約者PFのご査定と魔人PFのご提出をありがとうございます!
こちらとしても不備不満に感じる点は全くございません!むしろ、素敵なプロフィールをありがとうございます☆ 初めてメガネやスーツのキャラクターが出てきましたね笑 また、こちらのキャラクターについて補足ですが、がちに憑依の影響で人格が退廃し、不本意に暴力性に振り回されているとなると、バックグラウンドや現在の年齢から考えて、個人的には鬱味が過ぎると思うので() 表に出ている人格は今まで潜めていただけで、現状も本人の意思に適った面があるという形でRPさせて頂きたいと思っています。

魔風石や付与能力など、その他のことについても了承しました。今回はPL発言のみで失礼いたしますが、今晩~明日中には>52の続きからロルを返信させて頂きますね。宜しくお願いします)

  • No.60 by アルムナーク  2020-12-15 13:15:22 




(/ありがとうございます!「大丈夫か?コイツ」って思いながらもスーツキャラ作っちゃいました←
備考欄以上に変わり者のThe??HENTAIなので気を付けてください笑
タルジュ君の補足、RP、返信の件了解です。


そ、それと、>52にて訂正箇所を見つけました。
大切な息子様の名前の誤変換並びに訂正の遅れ、誠に申し訳ございません…!カラム君であると認識しているのですが、投稿前にしっかり確認をしていれば…!スライディング土下座でお詫び致します、大変失礼致しました!)

  • No.61 by カラム・ハッサン  2020-12-16 07:30:05 


そうか……分かった。他に何かないか、先に探してみよう。
(魔力の追跡という手法に関し、自分の問いかけに対する相手の答えを聞けば、片手を顎の辺りに当てながら、その情報を心に落とし込むように徐に頷いて。その後、相手の台詞で顔を上げると、自分もリビングの方に視線を向けつつ「……生きちゃいないと思うが、もしなら」と呟き、一縷の可能性に賭けて急いで部屋を移動し。しかし、いざ、リビングに飛び込めば、ウッと思わず、口元に手を添え。新たに踏み入ったその部屋も惨憺たる有り様で、乾いた血の匂いがえげつなく。……正直これは吐くかもと思ったが、遺体から目をそらすことで何とか耐えて。さらに "……いやいや、人間と思うな、他の動物でなら解体現場も皮を剥がれる様も見てきただろう" と微妙に不謹慎だが、現実に適った精神的対応策を講じれば、それでも一旦は壁の方を向き、俯いたままそこに両手をついて一度深く深呼吸し。大丈夫と念じると、遺体に刻まれている生々しい傷跡に対しては断固として直視を避けつつも、ゆっくりと仰向けに倒れている "その人" に近付き、すぐ隣に跪いては改めて風貌を確認して)

……40代くらい、男性だな。

(亡くなってから時間の経った遺体は無闇に触るべきでない、という話は聞いたことがあるが、瞳を開けたまま倒れている見知らぬ男の顔を一回視認してしまうと、どうしても気の毒になり、ポケットから本来ジュエリーに触れる時の為の清潔な布を取り出せば、軽く広げて顔に掛けてやり。つい「……こんなもので済まないな」とどのみち届くことはないであろう詫びの言葉が口をつくが、他方で、先程の廊下の彼が兵士なら、今ここにいるこの人は誰だ、という冷静な疑問も脳裏に浮かび。床にはよく見れば、獣のものと思わしき毛が無数に散っている。さて、他に手掛かりは……と目線を上げれば、不意に奇妙なものを視界に認めて。一瞬気の所為かと思ったが、どうやら気の所為ではない。透明な……石だろうか?何処かからぶら下がっているのか? ゆっくりと立ち上がれば、どうにも宙に浮いているように見えるそれに近付き、曲げた腕で控えめに指差しつつ、独り言のように純粋な疑問から)

え、なにこれ?



(/ロルをお返ししました。
>60について、その手の誤字は全然気にならないので気にしないでください←)

  • No.62 by アルムナーク  2020-12-16 10:32:05 



…他に誰か居るなんて、鴉は話してたか?

(兵士に手を翳し魔力探知を試みるも、やはり全く探知出来ず。自分も他の手掛かりを探そうと兵士の側から立ち上がり、廊下の壁や床の傷を改めて見て酷い有様に険しい表情になり。少し遅れてリビングへ足を踏み入れると更に悲惨な状況。部屋に飛び散った血痕、廊下と同じく床や壁に付けられた無数の爪痕、そして床に倒れている人物。恐らく相当の恨み或いは怒りをもった者の犯行なのではないかと推測し。突如浮かんだ一つの疑問…伝令役は兵士以外に人が居ると話していたのだろうか。最後まで話を聞いていなかった為、そんな情報は聞いておらず相手なら聞いているかもしれないと問い掛けつつ、リビングの男性の側にしゃがみ込むとこの人物にも一応魔力探知出来るかどうか手を翳し集中。だが微量の魔力を探知することすら出来なくて。もっと早ければ何か掴めたかもしれない、そう諦めていた所聞こえてきた相手の独り言とも取れる発言。その言葉に反応し、視線を上げると懐かしい物体が浮かんでおり。直ぐに立ち上がり、自分もその物体に近づいてよく見れば)

──!やっぱり魔風石だ、これなら辿れるかもしれない。



(/あ、ありがとうございます!)

  • No.63 by カラム・ハッサン  2020-12-16 22:00:20 


いや、聞いていないよ。それでも付き人がいたって不思議じゃないと思うけれど。……でも、この人の服装はちょっと合っていない気がするね。
(相手の問いかけに自分が実際に聞いた内容と、その上での憶測を合わせて答えるが、話している端から、床の遺体にさりげなく視線を流せば "その人" の格好にはどうにも違和感を覚えて。常駐していた味方であれば、何かしら騒動に備えて武器や鎧を身に付けていても良さそうなものだが、そういった重々しい装備は一切見当たらず、かといって、只の世話係のように身軽で動きやすそうな部屋着というわけでもない。上着を着たまま倒れている姿は、まるで他人の家を訪問中、不意に襲われた客人のようであり。しかし、仮にその憶測が事実に適っているのなら、隠れ家であるはずのこの場を訪れ、室内に入ることを許されたこの男はますます何者であるのか。……考えたところで謎が謎を呼び、結論には至らず。無意識のうちに自分の気を落ち着かせるように軽く頬をかくと、また半ば独り言みたく「……伝令係ってあちこちにいるんだっけ? 取りあえず、何処かで捕まえて、このことは報告しよう。その時、ここには本来誰がいたはずなのかも確認できればいいんだけれど」と呟き。その後、宙に浮かぶ奇妙な石について、相手が何やら反応を示せば、自分もその隣で石を緩く指差した姿勢のまま、相手の方を見てしぱしぱと瞬きをし)

まふうせき? 何それ?

  • No.64 by アルムナーク  2020-12-17 00:15:31 



…月(カルム)の関係者、かもな。

(相手の言う様にこの場に付き人が居たとして悟られない様に変装していたとしても、はっきり此れと言える根拠はないが違和感を感じるのは確かで。それに付き人が仮に居たとしても鴉が報告しないのはおかしい。隠す理由があるならば、会わせる事は疎か居場所を教えたりも断固として無いだろう。──ならば一体誰なのか…伝令から聞いた話だと"兵士は酷く怯えていた"。そんな状態で客人を招き入れたとは到底考えにくいが、兵士を装い訪ねて来ていたとしたら──。あくまで仮定にしか過ぎないが、そうまでして入って来た人物だとすれば宿敵である「月(カルム)」関係者の可能性が高いかもしれないと考えボソリと)


魔風石ってのはな、俺ら魔人の間で昔使われていた通信機だ。魔風石は持ち主の魔力を使うから特色も出易い。真っ赤な魔風石なら火系属性、緑色なら大地属性…みたいにな。

(相手の疑問の声に対し、珍しく丁寧に説明を始めて。人間が知らないのも無理ないだろう。何せ今から数千年も前に魔人同士でしか使えなかった代物。更には魔力の微妙な加減が難しく、いつの間にか使われなくなり忘れ去られたのだから。空中に浮かぶ透明な魔風石を懐かしそうに見ていたが、懐かしがっている場合では無いと我に返り、気を引き締め再度見直すと無色透明な魔風石の中に氷を表す蒼色の紋様が浮び上がっているのを見つけ「氷河属性だな。これなら魔力を辿れる」と。これなら完璧に魔力探知出来ると判断し、片手を魔風石に翳し集中すると何やら赤文字で数字が浮かび上がり"ピッ…ピッ…"と何とも嫌な乾いた音を立てカウントが始まり)


お、おい、これって…!

  • No.65 by カラム・ハッサン  2020-12-17 04:45:13 


わお、……ねぇ、アルム、それ止められる? あるいは投げられる?
(初めて見る不思議な物体について、相手がしてくれた解説をふんふんと黙って聞いていたが、その後、相手の一アクションを経て、その物体のどう聞いても不吉な挙動を目の当たりにすれば、即座に腰を引かせ、両手を下げたままながら軽く構え、今すぐにでも踵を返して駆け出せる姿勢を俊敏に取りつつ、一応自分は詳しい扱いを知らない "ソレ" に関して相手に出来る操作の確認を取り。変な音を止められるなら、それで落着。あるいは掴んで窓の外のひと気のなさそうな方向に放り投げられるなら、それでも良さげ。どちらも無理なら、本能的にここからは取り急ぎ退散した方がいい気がしてならず。先の問いかけからほぼ間を開けないで、真顔で魔風石を凝視しつつ、凍ったみたいに固くて冷たい声音で急かすが如く言うことは切実な心情そのままであり)

……早く答えて。

  • No.66 by アルムナーク  2020-12-17 10:05:52 



いや、機械に詳しくねーもん。
(数字が若くなっていくと言う事は爆弾の類なのだろうが、魔風石自体にそんな機能が付いているなんて聞いた事もない。まして機械に詳しい訳でもなく、相手の口から発せられた言葉から魔風石を両手で掴み持ち上げようとするもビクともせず、何回か試すも微動だにせず「くっそ!なんで動かねーんだ!」と。
何としても相手だけは守らなければと一旦魔風石から手を離し深呼吸をすれば、己の腰にあるカットラスを鞘から引き抜きながら「カラム、お前は先に出てろ。」一言発し純度の高い炎を刀身に纏わせて)

  • No.67 by カラム・ハッサン  2020-12-17 12:40:07 


……カウントが20を切ったら絶対すぐにこの場を離れて。
(相手の返答と行動によって、相手もまたこの事態を正確に理解できているわけではないと悟っては、ならば、今、一層求められているのは瞬時の判断力であることを解して。もたもたしている暇はない。取りあえず、ここを離れた方が良さそうだ。予定調和のように踵を返そうとするが、しかし、そこで相手はまだ何らかの別策を講じるつもりだと気付き。逃げよう、と言うよりも先に、相手から立ち去ることを促されると、真顔のまま一瞬声を詰まらせ。……他に何かできることがあるのだろうか、いや、つい先程の反応からして相手も多分不確定の要素に賭けようとしているだけだ、なら置いていって大丈夫なのか、でもここに残ったところで反って邪魔になる可能性もある、無理に腕を引いて出てもこの後の無事が保証されているわけでもない……刹那の内に思考は巡ったが、結局ちらりと魔風石に浮かぶ数字を確認しては、静かだがはっきりした物言いで現在の自分にとって出せる最適解と断じた折衷案を述べ、最後にやや大きな声で念押ししては、即座に出口に向かい)

絶対だよ!魔人だからって無理しないでね!!

  • No.68 by アルムナーク  2020-12-17 20:30:36 



ああ、約束する!

(相手の背に向かって声を張り返事すれば、改めて気を引き締め集中力を高めると共にカットラスを握る手に力を込め、刀身に纏わせた炎の温度を高めて中心部に突き刺し。
普通に斬ろうとすれば硬さに負けて折れてしまうが、マグマに近い高温にする事で確かな手応えを感じて魔風石の表示を見ればカウントが止まった事にホッと胸を撫で下ろしカットラスを抜いて腰の鞘に収め。
しかし安心したのも束の間、遠隔操作されているらしく再びカウントがスタート。爆発を止められなくとも、最小限の被害に抑えなければと熱魔法を使いリビングだけでなく部屋全体を熱の膜で覆い。約束の20秒もいつの間にか切っており、その場から急いで離れ部屋の外へ出ようとした瞬間に轟音と共に爆発──だが膜で覆っていた事もあり、部屋は滅茶苦茶だが隣接する他の部屋への被害はなく暫くの沈黙が流れて)

  • No.69 by カラム・ハッサン  2020-12-19 10:15:56 


……!
(相手をその場に残し、部屋を飛び出したまでは良かったが、マンションの廊下に出れば、他の部屋の扉も目について。あれ、これ、もしかして、他にも入居者がいる……?と思い至ると、自分と相手だけが危険を察知しているのに、黙って一人で逃げるのはどうなのかと思考が巡り。咄嗟に隣の部屋をノックしてみるが、応答はない。空き部屋か?それとも昼寝中とか?……そもそも、必ず何か悪いことが起こるとは限らない。相手が講じた策が上手くいって何事も起こらずに済む可能性もあれば、元々あのカウントは只の脅かしで空騒ぎだったというオチがつく可能性もあり。だが、逆にとんでもないことが起きる恐れも捨てられず、さらにその規模も計れないのなら一部屋だけを気にしても不足そうで。心を決めたように扉から離れれば、素早く廊下を駆け、階段の近くにあった非常ベルを作動させ。けたたましい音がマンションに響く。先程までいたのは3階の角部屋。よって、幸い隣にあるのは一部屋だけ。それでも同じ階どころか、なるべく付近一帯に届くようにと口元に手を添え大声で「火事だーっ!3階で火事が起きてるぞ!!すぐに逃げろ!!」と叫び。そこまでして漸く自分自身も急ぎ足に階段を降りていくと、1階に着いてから壁に背を添え、様子を伺うように上方に視線をやり。どれくらい時間が経っただろうか、相手はまだかと思った瞬間、突如、マンション全体を揺さぶるような震動と耳をつんざくような轟音が届いてきて。最初は瞳を閉じ、全てが治まるのを大人しく待ったが、やがて瞼を開けると上階に向かって相手の名を呼び掛け)

───……ッ!! ……アルム~!俺はここ!無事か~!?何処にいる!?

  • No.70 by アルムナーク  2020-12-19 21:36:38 



──っ、ゲホッ、ゲホゲホッ…

(爆風にで飛ばされ壁に背中を強打し少しの間気を失っていたらしい。それ以外に他は何ともなく、爆発による煙で煤まみれになりつつ少々咳き込み。瓦礫を退けて立ち上がると、同階の他の部屋に影響が無かった事に、初めてやった事にしては我ながら上手くいったもんだと息を吐いて。すると聞こえて来た相棒の声に無事なのだと認識すれば、ベランダから顔を出し「此処だ、何とか生きてるみたいだ。今そっちに行く」なんて冗談を交え手を軽く挙げ生存の意思を示して。ふと足元を見ると魔風石のカケラを見つけ拾うと、急いで階段を降り一階へ向かい)

  • No.71 by カラム・ハッサン  2020-12-20 13:50:19 


アルムっ!良かった!
(流石にマンションの他の部屋からも人が出てきて、なんだなんだと物々しい雰囲気となり。見た目通りと言っては悪いかもしれないが、入居者はそこまで多くないようだ。多少の喧騒が起こっても混雑した態様にならないのは有り難い。爆発直後だけは止まったようにも思えたが、結局再度響きだし、今も鳴り止まない非常ベルの中で、大きな音に驚いたのであろう子どもの泣き声に紛れ、ガス漏れ事故か、火事が起きているという声を聞いた、といった大人の会話が聞き拾え。しかし、今の自身にとって関心事に当たらぬその流言を無視し、何とか上階の様子を探れないかと考えていては、何処からか相手の声が届いてきて。そっと先程の部屋が確認できそうな位置に移動すると、ベランダに立つ相手の姿を認め、こちらも片手を上げて相手の合図に応じつつ、そのままの心情を口にし。……でも、何でベランダにいるんだ。残り時間が少なくなったら、現場を離れるようにと言ったはずだが。こちらに向かうと告げて顔を引っ込めた相手を待ちながら、若干の不満を抱いて難しい顔をするも、落ち合ったら聞いてみるかと、腕組みをしつつ一先ずの気を沈め。すぐにでも相手の下に向かいたい気持ちもあるのだが、出て行こうとする入居者の波に逆行して戻ろうとするのも迷惑だろう。また、ここに立っている姿は先程相手も確認したはずなので、下手に動いてすれ違うリスクを踏むより、大人しく待っている方が吉に違いない。そのような判断の上で道行く人の邪魔にならない位置にそれとなく移動しつつも、マンションの階段の出入り口を注視したまま、その場に佇み)

…………………………。

  • No.72 by アルムナーク  2020-12-20 23:12:38 




あ"?…俺は何ともねーよ。
(マンションに響く警報音、階段には避難を急ぐ人々。
警報音を鳴らしたのも、避難する様に求めたのも恐らく相棒だろう。作業に集中する中聞こえてきた声と、爆発する前に鳴らされた警報音により見た限り怪我人等も出ていない様。
避難する人々に紛れて下へ急ぎたいのだが、所々破れた服と爆発で飛んできた破片で顔には細かい傷、更に煙で汚れた姿が異様に思えたのだろう。ジロジロと見てくる視線が鬱陶しく少々苛立った様子で睨みを効かせるも、返ってきたのは予想外の怪我を案じる声ばかり。その様に少しばかり驚きながらも平気だと返事を返せば黙々と先を急ぎ、"今は非常事態だぞ、他人より自分の避難を優先しろよ"なんて内心で毒吐きながらも胸の奥に擽ったさを感じ、これが何なのかよく分からなくて片手で自分の頭をわしゃわしゃと。
避難する人々の話し声に耳を傾けると、"さっきの揺れは何だ""消防はまだか"など様々に聞こえ。あの部屋で亡くなっていた二人には悪いが、付け焼き刃の技とはいえ本当に少ない被害で済んでよかったと思え。暫くして一階に近づいた頃、相棒は何処だろうかと周りをキョロキョロ見ながら探して最後の一段を降り相手の姿を見つけ近付けば、相棒との約束を破った事は怒られるかも、なんて思うと少しばかり怖いが心配かけまいと引き攣った笑みを浮かべて)

思ったよりも梃子摺っちまった…。

  • No.73 by カラム・ハッサン  2020-12-21 00:05:03 


アルム!
(3階の一室からは今も薄く灰色の煙が出ている。一瞬は顔を見たとは言え、物々しい雰囲気の中で避難していく人々を眺めていると、まだかな、見えないところで実は大きな怪我をしていたりはしないだろうか、と相手に対する心配は募り。やきもきと暫しの時間を流せば、ようやく階段の出入り口から相手が姿を見せて。思わず、相手の名前を呼ぶとすぐさま駆け寄り、相手の外見が煤を被った後のように煙で汚れていること、服も所々破けていること、顔にも細かな傷が出来ていることに気付き。その上で相手の台詞から、被害が今の規模に収まったのは、相手が何かしたからなのではないかと察すれば、無理をしたことを怒りたいような、あるいは無事だったことによる安堵から泣きたいような、もしくは勝ち得た結果を褒めたいような、何とも複雑な表情となって。特に意識したわけでもなく相手の手を取ると、俯いたまま小さく息をつき、それから顔を上げて相手の目を見つめ、ほっとした心情を織り交ぜつつも、一応は落ち着いた声音に真面目な表情で。褒める時の一瞬だけは微笑も浮かべながら)

無理をしたんだろう…?でも、よくやったよ。だけれど、今、アルムがいなくなったら、俺は一人で任務をこなさないといけないんだからな?

  • No.74 by アルムナーク  2020-12-21 01:31:20 



…っ…まあ少しはな。
(ベランダから相手の姿を見た時に無事を認識したが、こうして目の前にすると比べ物にならないくらい無事で良かったと安心して。けれど複雑な表情を見ると、やっぱり怒ってるのかもと内心焦りがあり頬を片手で掻きながら直視出来ずに視線を逸らし。するともう片方の手を取られ、真っ直ぐな相手の目を見て申し訳なさが込み上げ「…約束守れなくて悪かった」と一言謝罪して。声音は落ち着いているが、先程の表情からして心配を掛けたのは間違いない。そっと手を解き相手の頭へと手を伸ばし軽く撫でながら、眉尻を下げ普段あまり見せない優しげな表情を浮かべれば)

これだけは覚えておけ。俺は何があろうと、お前の前からいなくなったりしない。絶対にな?

  • No.75 by カラム・ハッサン  2020-12-21 09:25:15 


…………約束は守るように!
(相手に頭を撫でられれば、少しの時間は目を合わせたままじっとしていたが、やがて何かを思い出したように瞳に芯の強そうな光を取り戻せば、相手をびしりと指差し、はっきりした口調で。続けて腕を組むと、軽く頬を膨らませ「難しそうな約束ならしないこと。アルムと俺は契約者同士でもあるんだからね」と何処か商人的なノリがベースとなっている説教をし。そして、次には周囲の様子をそれとなく伺いつつ「そろそろ衛兵が来るんじゃないかな。このことは一旦王様に報告を上げよう。手紙を届けてくれそうな人が捕まるといいんだけれど」と例のマンションの一室でも言っていたことを改めて繰り返して。それから、相手の方を振り向くと僅かに首を傾げながら、休憩できそうなスペースを探すことを示唆しつつ)

まふうせき?というやつも吹き飛んじゃったよね?……調査は振り出しに戻った感じかな。アルムの怪我も手当てしたいし、何処かで一度この後の作戦を組み直そうか。

  • No.76 by アルムナーク  2020-12-21 10:24:31 



ギクっ…へいへい、根は商人なのな。嫌いじゃねーけど。
(約束に関して指摘を受ければ撫でていた手を止め退ければ、肩を竦めて目を細め苦笑いを浮かべて。
「なら鴉に頼むのが手っ取り早いだろ。こんな騒ぎだ、衛兵に紛れているかも知れねーし」衛兵に頼んでも良いが、被害状況の確認や現場検証などで時間が掛かり過ぎてしまう。それに他の住人に王に仕えるものと知られては色々と面倒だ。ならば、伝令に頼むのが一番だと考え提案を。

「こんな傷舐めときゃ治る。それに収穫はあったんだぜ?」
魔風石についての質問を受け、相手の前へ手を出し広げれば10cm程の魔風石のカケラがあり。大した怪我でもないし先を急ぎたいが作戦を考え直すのは必要だろう。近くの空き家でも良い、何処かないだろうかと周りを見渡せば道路の向こう側に衛兵と少し離れた場所に鴉の姿を見つけ)

カラム、彼奴に頼めば何とかなるかもな。

  • No.77 by カラム・ハッサン  2020-12-22 09:30:34 


…………………………。
(説教めかして述べた自分の台詞に対する相手の返答には、そっと黙って表情を盗み見たのみで済ませて。……だって、守ってもらわないと今後別の約束をしても安心して信じていられないだろう?、という本音は、口に出すとくどいような気がしたので敢えて言わず、胸に留めて置くこととし。それから、相手があの騒動の現場でも手掛かりを逃さず、しっかり拾っていた事実を知らされれば、一瞬だけ瞳を丸くし、続けてしぱしぱと瞬きをした後、如何にも感心したように「えぇ、よくあの騒ぎの中で」と述べ、さらに、差し出された魔風石のカケラと相手の顔を一度交互に見てから、ぱっと笑顔となれば「……さすがだね。頼りになるよ!」と心からの賞賛を告げ、軽く肘で相手をつつき。

その後、柔和な表情を少し悪戯っぽく歪めれば「まぁ、でも、顔の傷は自分じゃ舐められないだろ?消毒液くらいつけておこう?」と、先に相手が口にした強がりのような言葉に、やや理屈めいた切り返しをして。再度周囲に注意を向けると、相手が口頭で指し示した通り、幾らか距離を置いた辺りに衛兵と鴉らしい人物の姿をそれぞれ認め。衛兵はともかく、内心で鴉を指して、つい「しめた。本当にいるものなんだな」と呟きを漏らせば、先程爆発に巻き込まれたばかりの相手の挙動にもさりげなく気を配りつつ、足早に鴉の近くへと向かい。……恐る恐る声をかけてみれば、その人物は本当に鴉。周りに人がいないか、盗み聞きはされないか、といったことには互いに気を配りながらも、声を潜めて "太陽[シャムス]の者だ" という正体を明かし合うと、あっと言う間に話は通り、すぐ付近にある別の隠れ家に案内されて。

そこは一見ただの民家。全く何の変哲もなく、入ってみれば内装はやたらとシンプルで、室内には机に椅子、ベッドといった最低限の物しか置かれておらず。"己が話を聞き、その内容を書簡にまとめて組織に届けようか" と提案する鴉を緩く制し、報告事項と確認したい点は自分で手紙にしたためると宣言しては、筆を取るために空いていた机に着きながら、鴉と相手、双方を見比べて)

鴉くんは、アルムの怪我を手当てしてやってもらえないかい?消毒液と絆創膏は、もしここになければ俺の鞄の中にあるから。……アルムは手紙を書き終わるまで、ベッドにでも座って休んでいてほしいな。鴉くんのこと、困らせたら駄目だよ?

  • No.78 by アルムナーク  2020-12-23 02:01:50 



偶々、足元に落ちてたんだよ。

(偶然とは言えカケラでも見つけられたのは奇跡。況して爆弾そのものだったのだから尚更で。褒められれば満更でもない様で、胸を張り「やれば出来るのが俺だからな」と鼻高々に誇らしげに続けて。

あの爆発で擦り傷程度で済んだのは不幸中の幸いというべきか。手当てに関して言えば、消毒液の独特の匂いが苦手という事もあり出来るなら避けたかったのだが、この後の戦闘に備えて素直に手当を受けておくべきだと渋々了承し後ろをついて行き。案内された民家に着くなり、相手の言葉を素直に聞きつつ「お、おう」と短く返事し背中を見られまいと足早にベッドへ移動し腰掛けて。

顔の傷の消毒と絆創膏を貼ってもらい手当てを終えると、他の箇所にも怪我をしていないか念の為診せてくれと言われ嫌そうにそっぽ向くも、今回の鴉は少々手慣れ感があり暫しの沈黙の後態とらしく『…あれれ?もしかして怖いんですか?まあそうですよね、魔人といえど怖いものの一つや二つありますよねぇ…?』なんて挑発され、カチンと頭にきたらしく額に青筋浮かばせ「はぁ!?怖くねーし、怖いもんなんかひとつもねーっつの!」と言い返し、さも簡単に挑発に乗せられれば背中を見せれば余程強い衝撃でぶつけたのだろう。背中全体が真っ赤に腫れており)


『……貴方はバ.カなんですか?これだけ腫れているのに、隠そうとするなんて。いや聞くまでも無い、大馬.鹿野.郎ですね』(呆れた様にため息を吐いて容赦無く厳しい言葉を続けて)

  • No.79 by アルムナーク  2020-12-23 02:01:51 



偶々、足元に落ちてたんだよ。

(偶然とは言えカケラでも見つけられたのは奇跡。況して爆弾そのものだったのだから尚更で。褒められれば満更でもない様で、胸を張り「やれば出来るのが俺だからな」と鼻高々に誇らしげに続けて。

あの爆発で擦り傷程度で済んだのは不幸中の幸いというべきか。手当てに関して言えば、消毒液の独特の匂いが苦手という事もあり出来るなら避けたかったのだが、この後の戦闘に備えて素直に手当を受けておくべきだと渋々了承し後ろをついて行き。案内された民家に着くなり、相手の言葉を素直に聞きつつ「お、おう」と短く返事し背中を見られまいと足早にベッドへ移動し腰掛けて。

顔の傷の消毒と絆創膏を貼ってもらい手当てを終えると、他の箇所にも怪我をしていないか念の為診せてくれと言われ嫌そうにそっぽ向くも、今回の鴉は少々手慣れ感があり暫しの沈黙の後態とらしく『…あれれ?もしかして怖いんですか?まあそうですよね、魔人といえど怖いものの一つや二つありますよねぇ…?』なんて挑発され、カチンと頭にきたらしく額に青筋浮かばせ「はぁ!?怖くねーし、怖いもんなんかひとつもねーっつの!」と言い返し、さも簡単に挑発に乗せられれば背中を見せれば余程強い衝撃でぶつけたのだろう。背中全体が真っ赤に腫れており)


『……貴方はバ.カなんですか?これだけ腫れているのに、隠そうとするなんて。いや聞くまでも無い、大馬.鹿野.郎ですね』(呆れた様にため息を吐いて容赦無く厳しい言葉を続けて)

  • No.80 by カラム・ハッサン(PL)  2020-12-23 05:10:52 


(/相済みません。事前連絡です。少々リアルが立て込んでおり、お返事が遅れるかもしれません。最大限に遅くとも次の土曜日中には戻りたいと考えていますので、恐縮ですがお時間を頂けますと幸甚です。ご了承のほど宜しくお願いいたします↓)

  • No.81 by アルムナーク  2020-12-23 08:42:22 


(/了解です。
此方はお気になさらず、ゆっくりで構いませんのでリアル優先してくださいませ。コロナ禍且つ気温の変化などもありますので、ご無理なさらず体調には十分お気をつけください^_^)

  • No.82 by カラム・ハッサン(PL)  2020-12-24 23:40:12 


(/Merry christmas☆ 暖かなご返信を誠にありがとうございます^^ 少し時間が取れましたので、これから返信を書かせて頂きます)

  • No.83 by カラム・ハッサン  2020-12-25 02:50:10 


………………鴉くん
(相手の怪我の手当ては伝令係の彼に任せ、自分はしばらくの間、机に着いて大人しく手紙を書いていたが、その間もさりげなく両者の動向には気を配っており。伝令係の挑発と、それにあっさり乗ってしまう相手の素直さには正直ちょっと苦笑しそうになっていたのだが、その末に "相手は割りと大きな負傷を負っていたらしい" ことを仄めかす発言が耳に届けば、少々心配してそちらを振り向き。うわぁ、本当に腫れている、と思った。何か言うべきかと言葉に迷えば、その隙に伝令係が相手に向けて厳しい台詞を吐き出して。……それを理解すれば、黙ったまま視線を机上に戻し、ペンを早めてすぐに手紙を書き上げ。丸めて筒に入れると、ベッドの近くに歩み寄り、尚も暴言を吐き続ける伝令係にそっと声をかけて。こちらを向いた伝令係に書簡を渡せば、静かに微笑を浮かべ「相方の手当てをありがとう。これ、書き上がったからお願いします。悪いけれど、急ぎで頼めますか?」と問いかけ。承諾した伝令係が "出る時に掛けてポストに入れておいてほしい" と民家の鍵だけをこちらに預け、その場を後にすれば、代わりのようにベッドに腰掛けて短く息をつき。隣の相手を見ると、にっこり笑って優しく落ちついた声音で)

そんな怪我をしてたんだ。動けそうかい? 少なくとも腫れが引くまでは少し休もうね。ここ冷蔵庫あるみたいだけれど、氷枕はあるのかな。探してくるよ。




(/お待たせいたしました。この後の場面転換などはご自由に。あってもなくても構いません)

  • No.84 by アルムナーク  2020-12-25 08:55:46 



…ああ、全然動ける。
(その後も鴉と言い合いしながら少々手荒な手当を受け、大きめの湿布と包帯を巻かれ。手当を終え相棒からの手紙を受け取り民家から出ていく鴉を威嚇するが如く睨むも、全く相手にされる事なく寧ろ威圧感たっぷりの満面の笑みを向けられ若干萎縮し。鴉の姿が見えなくなるとホッと胸を撫で下ろし、腕を軽く回し何とも無いとアピールして。
鴉に対して若干文句を垂れつつも、休む事で魔力を回復出来るなら有難いと表には出さないが内心感謝しており。敵地に向かう途中で電池切れにでもなったら洒落にならない。魔力を回復するための本能から、突然猛烈な睡魔に襲われ瞼が閉じるのを必死に堪えながら「カラ、ム…少し、寝…r…」最後まで言い終らぬ内に睡魔に勝てず座ったまま眠りにつき。

──暫くして。いつの間にかベッドに横になって寝ており、目を開けて欠伸をしつつゆっくりと体を起こせば)

…ふわっ…よく寝た。




(/Merry Xmas!
場面自体はあまり変わりませんが、作戦会議描写は入れたいなと思いまして少しばかり時間だけ進ませて頂きました。
作戦会議→敵地に乗り込む、流れの方が良いかと思いまして!)

  • No.85 by カラム・ハッサン  2020-12-26 20:30:14 


……ん? あ、おはよう。
(疲れた様子で眠ってしまった相手に薄手の毛布を掛け、そのままベッドを譲り、机に戻って書き物をしていたが、やがて、外が大分薄暗くなっていることに気付くと、一旦置き手紙だけ置いて外に出掛け。荷物を預けている宿屋に"今夜は遅くなるか、あるいは帰らない"という連絡を済ませ、道中で干し肉とバケットを購入すれば、隠れ家に戻り。すると、丁度、相手が目を覚ましたところに出くわしたため、軽く声をかけてから、吊り下がっていた電灯の紐を引き、室内に明かりをつけて。不要になった置き手紙を処分しつつ、改めてちらりと相手の方に視線をやれば、次の瞬間にはもうそらしながら「この分だと、辿れるにしてもアジトに向かうのは明日だね。今夜は作戦会議に当てよう」と述べ。机上を片付けた後にまた相手の隣まで来て、ぼすんとベッドに腰掛けると、買ってきた食料品の紙袋を差し出しながら)

はいこれ、今日の夕飯。



(/展開について承知しました。世界観的に"電話"はあるんでしょうかね…?こちらとしては結構近代をイメージしており、電話はあっても一家に一台はまだ、ぐらいを想像しているのですが、相違があれば教えて頂きたいです。電話がないようであれば、宿屋への連絡は小間使いでも拾ってやったのでしょう←)

  • No.86 by アルムナーク  2020-12-27 23:11:37 



…なら相手側の情報として分かってる事の確認からだな。
(明かりの眩しさを手で遮る様にして一瞬目を顰め、少しずつ明るさに目を慣らせば、差し出された紙袋を受け取ると同時に空腹を知らせる腹の虫が鳴り「さんきゅ、丁度腹減ってたんだ」と軽く礼を述べ、中身のバゲットと干し肉を取り出し早速食べ始めて。
「今回の一件、間違いなく月(カルム)による物だな。それも氷河属性の。」まるで見つけてくれと言わんばかりに不自然に浮いていた魔風石と魔風石に手を翳して発動した時限爆弾と言う点から、自分達太陽(シャムス)が来ると踏んでのことだろうと容易に推測出来。更に魔風石の中に浮かんでいた紋様が、氷を表す物だった為それだけでも収穫はあったと言える訳で。同族が起こした事とは言え冷静に分析しつつ、しかも淡々と続け)

けど壁や床にあった引っ掻き傷が何なのか、分かんねーんだよな。


(/電話の認識、合ってますよー。結構前からある物の地域によっては高価な為、富裕層やホテルなどの施設、お店くらいにしか設置されていない認識だと助かります。また西部では機械工学が発展しており携帯などもありますが、他の地域では広く認知されていない為、西部を除き使っているのは王国の兵士や王に仕えるものなど限られていて。兵士や太陽(シャムス)には国から支給されているが、重要事項や極秘情報などの報告は傍受やハッキング等から漏洩しない様に、今でも昔ながらの手法(手紙)が使われている…と言う感じですかね。後付け感否めませんが…笑)

  • No.87 by カラム・ハッサン  2020-12-28 10:10:09 


……分からないことが多いな。
(相手の考察を聞きつつ、投げ出していた足を片方だけ立てて、それを抱えるようなポーズを取れば、呟きを漏らし。月[カルム]が関わっていることはほぼ確実の前提として、さらに誘拐事件との関連とアジトの位置も王家による事前の調査で間違いないものとしよう。疑問となるのは今回のことであり。……何故、あの兵士を殺したのか、そして、同じ一室に倒れていた男性は誰だったのか。魔風石がなければ、まだ納得できるところもあったのだが……犯人は元々アジトの場所を知られたくなかった、だから、うっかり逃がしてしまった兵士を執拗に追いかけて殺した、という話なら、あの男性のこと以外はまだ合点が行き。しかし、それならヒントのように魔風石が残されていたことが分からず。

思索してみるものの、これという答えには辿り着けず、やがて姿勢を解いて、相手の方を振り向けば「……王様からの手紙は覚えてる? アジトでは獣みたいな姿の何かが待ち構えているらしいじゃないか」と述べ。続けて、相手から視線をそらして自身もバケットをかじりつつ「……それが本当に獣なのか、何か悪いことをした人間なのかは分からないけれど。兵士くんに話を聞かせてもらうこともできなかったしね。……ただ、あの部屋をやたらと荒らした当人である可能性は高いと思うな」と告げ。それから、干し肉と水にも手をつけ、最後に)

今日出した手紙の返事を、明日朝には鴉くんがここに持ってきてくれるはずなんだ。それを受け取ったら、また別の手紙を預けたい。アジトの位置の報告と援軍の要請を出す。そこまでやったら、俺たちで先に偵察だけしに行こう。



(/ご返答をありがとうございます!承知しました^^)

  • No.88 by アルムナーク  2020-12-28 23:13:35 




仮に獣じゃなく人間によるものだったとしても、残されてた獣毛や爪痕の説明がつかない。
(最初の問いに対して勿論覚えていると頷けば、仮定として話を進め。確かに兵士の話を聞けなかった事は痛い。敵を見たという情報さえ聞ければ、何かしら対策も立てられる訳で。だが直ぐに殺.されず、一度生かされたのは一体何だったのか。引っ掛かる点は多く、考えれば考える程分からない事だらけで頭を悩ませ。
それでも食事を早々と済ませ水を一口飲むも、またあの鴉が来ると知れば咽せながら「ぶっ、ゲホゲホッ!…ああ、そう。」嫌そうな表情を浮かべ目を逸らして。援軍を呼ぶとなれば、国の兵士よりも同所属メンバーが来る可能性は高いが不安要素しかなく間を開けて意味深にボソリと)

──偵察だけで済むと良いんだがな。

  • No.89 by カラム・ハッサン(PL)  2020-12-30 14:00:11 


(/現時点で事前指定の期間を過ぎる予定はないのですが、それでも一応のご連絡です。バタバタしており少しお返事が遅れています。本年中にまた最低一度は返信させて頂きたいと考えていますので、お待ち頂けますと幸いです。ご了承のほど宜しくお願いいたします↓/PL発言蹴りご自由に)

  • No.90 by カラム・ハッサン  2020-12-31 14:45:53 


だからさ、とにかく獣みたいな姿の何かはいるってことなんだろう? 正体や数がどうであれ、襲撃の犯人か、あるいは犯人が連れていたのはそいつで確定だろうね。
(相手の台詞に、落ち着き払い淡々とした口調で考察を返せば、水筒を傾け、自身も一口水を飲んでから食事を終え。一息吐いてから、意味深な相手の言葉を聞き拾えば「……アルムのことは信用しているけれど、俺は二人きりでそんなヤバそうなところに入っていって、得体も知れない連中を相手に乱闘を演じるなんて絶対嫌だよ…?」と、表情こそ冷静なものの、語った内容としてはまだまだ一般人らしい憂慮で応じ。その後、民家の中を探せば、ベッドはこの部屋にある一つだけだが、ブランケットや枕など寝具の一式は他にもあることが分かって。ベッドのサイズは大きめであり、二人で使うこともできそうだが、今日一日を振り返って相手の方が疲れているのではと考えると、片手を顎の下に当てつつ、立ったまま)

俺はソファーで寝るから、アルムは明日に備えてベッドで休んでくれないかい?



(/お待たせしました。本年はこれで最後になるかと思います。短い間ながら今年はお付き合いを誠にありがとうございました。もし良ければ、来年も宜しくお願いいたします。戦闘パートに入っていきたいですね!// それでは良いお年をお過ごしください)

  • No.91 by アルムナーク  2021-01-01 00:14:54 



まあ、そうなんだけど…

(相手の考察を受け、王からの手紙内容を今一度思い返し肯定とも否定とも言えない曖昧な返事をして。実際に見た者の証言と残されていた痕跡を見れば、そう考えるのが妥当だろう。それでも自分の中では引っ掛かる点はあるが、表に出さず言葉を飲み込み。
不安にさせるつもりは無かったのだが、結果として自分の発した言葉から不安にさせてしまったのなら申し訳なく何か言葉を発しようとするも言葉を詰まらせ。それでもこの先得体の知れない敵と遭遇する事はゼロではなく、いずれは戦わねばならない時が来る訳で。突然思い立った様にベッドから立ち上がり「…っ…いやベッドはお前が使え。俺は野暮用があるから。明日の朝には戻る」と告げれば部屋から出て行き)




(/明けましておめでとうございます!
年内中にご挨拶をと思っていたのですが叶わず、気付けば年を越してしまいました笑

此方こそ、素敵なお相手様に出会えて且つ楽しい時間をいつもありがとうございます!
どうぞ、今年もよろしくお願い致します。

/この後の展開ですが、続けて頂いても場面変換して頂いても何方でもお好きな展開にして頂けると嬉しいです!)

  • No.92 by カラム・ハッサン  2021-01-01 05:40:29 


え? 何処に行くの…?

(すっかりソファーで眠るつもりで、ブランケットを抱えていそいそと床に就こうとしていれば、相手からは思いがけない言葉が返され。きょとんとして去ろうとする背に視線を向け、問いかけるも一足遅かっただろうか。あるいは答えを貰ってもこちらが聞き取れなかっただけだろうか。次に耳に届いたのは、扉が閉まった時のぱたんという乾いた音のみで。一人になった部屋で「……せっかち」とさりげなく相手に対する愚痴を吐けば、一度ソファーとベッドを見比べた後に、まぁ、ああ言ってたんだし……と納得して、ブランケットは畳んだ状態のままソファーに置き、自分はベッドに入ることにし。電灯の紐を引いて確認してみると、どうやらこの部屋の照明は常夜灯が付いていないタイプらしいことが分かり。仕方なく手持ちのバッグから非常用のライトを取り出せば、微灯に設定し、枕元に置き。少々不満そうに「……一人の夜、嫌いなんだよ。特に暗い部屋では」と独り言を呟いてから、眠りに就いて)

******

(翌朝。緊張感からか平常より早い時間に目が覚めたが、疲労感の効果か睡眠の質は良かったように感じられ。すっきりとした心持ちで朝の支度をしていると、想像よりも早く烏が尋ねて来たため、急ぎで洗顔と髭剃りを済ませ、予定通りの対応をし。援軍はすぐに手配できるだろう、という烏の言葉に心強さを覚えつつ、改めて"先に行っているから宜しくお願いします"と告げて見送れば、自分たちもそろそろ行かないとと気を引き締め、最後というつもりで民家の中を点検し)

うーん、と、忘れ物はないな?




(/敬頌新禧。昨年はお世話になりました。また、年始から有難いお言葉を頂きまして恐悦でございます笑 RPはもっと精進していきたいなぁと思っており、他の方から学ぶことばかりですね……今年も宜しくお願いいたします^^*
 物語の方は、前日のその後の描写+翌日への場面転換、で回しました。翌日の描写では徹底して確定避けをし、息子様については、○カラムが起きた時に既に戻っていた、○カラムが起きた後に戻ってきた、○今もまだ戻っていない……どれでも通るようにしたつもりなので、ご了承頂けると嬉しいです。)

  • No.93 by アルムナーク  2021-01-02 08:50:30 



──準備出来たのか?

(昨夜出てから今の今まで戻らず、漸く戻ってきた所に丁度鴉が民家を訪れている所を見かけ、昨日の事もあり拒絶反応で咄嗟に身を隠して。その場から去るのを確認してから、何事もなかったかの様に平然と民家へ近付きドアを開けるとどうやら準備出来ている模様。思っていたよりも出発準備が早かった為、少々驚いた様子で上記を。)


(/選択肢有りの場面転換ありがとうございます。
悩んだのですが、結果としてカラム君起床前後には戻っておらずに今し方戻ってきた事にさせて頂きました。)

  • No.94 by カラム・ハッサン  2021-01-03 02:55:07 


あ!お帰り、アルム。遅かったじゃん

(荷物をまとめ、室内の点検も済ませ、後は相手が帰ってくるのを待つのみと思ったところで折よく相手が戻ってくれば、目が合うなり平常通りの穏やかな口調で。やや意外そうな顔立ちの相手を前にし、その場に立ったまま手をひらりとさせ、軽く室内を指し示せば「準備は出来ているよ。鴉くんはついさっき帰ったところ。援軍は後々来てもらえそうだし、俺たちもそろそろ行こうか」と告げて。しかし、その後、一旦伸ばした手を顎の下に当てれば、相手の表情を伺うようにちらりと視線を投げ)

それとも少し休んでからにする?



(/休まない場合、場面転換はご自由に)

  • No.95 by アルムナーク  2021-01-03 23:02:25 



いや、行こう。
(気遣いは有難いが、前日の昼間たっぷりと睡眠時間も貰った事だし大丈夫だと返し。踵を返してドアから離れると、ポケットから魔風石の欠片を取り出し手を開くと掌上に魔風石が浮かび上がり、それを頼りに先を歩いて行き)


──────


…昨夜知り合いに会って来た、何か知らねーかと思って。
(其方を見ず何も喋る事なく歩いていたが、敵地の洞窟が見えた頃近くの岩影に身を潜めながら突如口を開いて。知り合いと言っても魔人の知人なのだが、少しでも確かな情報が欲しくて連絡を取り。「今回の敵に関しての情報は得られなかったけど、色々と月(カルム)について調べてくれるって。今は連絡待ちだけど」残念ながらこれから向かう先の情報は得られなかったものの、協力者を得られたのはこの先心強く報告して。
「…行くぞ」注意深く洞窟の方を見るも見張らしき人物もいなく、最新の注意を払いつつ岩影から出て洞窟入り口へ急ぎ向かい)

  • No.96 by カラム・ハッサン  2021-01-03 23:51:01 


……魔人仲間?

(相手の話に小さな声で聞き返すが、その口調は半分以上独白のようで……今は別のことに気を張りたい状況、ここで詳しく話を聞く必要はないと踏んでいることが語調に現れていて。……相手に出会ってから、突如"お前の前世は皇女で、お前は選ばれし人間なのだ"と告げられ、迎えに来た兵士たちの手引きにより王様に謁見し、組織に配属されたものの、自分には知らないことがまだまだ多い。それなのに、ほいほい依頼は来るのだから、正直王様にはもっと研修システムをしっかり組んでくれないか、という気持ちもあるのだが、それを今言っても仕方がない。相手の返事を待たずに、まぁ多分魔人仲間なんだろう、魔人にもきっと魔人なりの横の繋がりがあるんだろうな、と想像で納得すれば、動き出した相手に付いていき。洞窟の入り口付近で注意深く壁に背を当て、そっと中の方に視線をやっては、一度相手の方を見直し、何処か言い聞かせるような雰囲気で人差し指を立てると、真剣な表情でヘタレなことを言い出し)

……いいかい、アルム……俺は、偵察以上のことは絶っっ対嫌だからね? 本当に嫌だからね? ……ここが間違いなくアジトなのか、どれくらい敵がいそうか、あわよくば……子どもたちが此処にいる痕跡を見つけられないか、その辺の裏を取れたらすぐに退散するよ。

(何せ先に此処に来たという兵士団は全員死んだのであり。いや、兵士団が殺されたアジトと此処が同一なのかといった確証も、結局得ることはできず仕舞いとなってしまったのだが、どっちにしろ、今回の任務が危険そうであることに変わりはなく。だが、内心では、一般の人間にとってとても危険で手に負えない可能性があるからこそ、魔人と、その契約者である自分のような者の力が求められていることも理解していて。静かに息を吐いては、腰のシャムシールを手だけで確認し。今一度相手に覚悟を灯した瞳を向ければ、一旦頷き「じゃあ、行くよ」と述べて洞窟に足を踏み入れ。

洞窟は外見も地味で入り口も目立たない感じであったが、入ってみれば、つくづく人工的な雰囲気は感じられず。道幅は狭く、灯りの一つもない。悪人たちが出入りするにも不便では、と思えるほどで。その上、妙にひんやりしている。しばし、進んでみたものの、これでは向こうから誰かが来たとして、隠れようもなく鉢合わせになってしまうだろうし、その誰かとやり合うことになったとしてもシャムシールを抜けるほどの余裕もないように感じられ。相手に向け、手で止まるように合図を送れば、自身のベストの裏を探り、そこにジャンビーヤがあることを確かめ。続けて、腰掛けの鞄に手を当てつつ、潜めた声で)

暗くて何も見えないよ……灯りをつけてもいいかい?




(/洞窟の内外を勝手に描写しましたが、ソニー・ビーンの洞窟みたいに一見狭くて小さいが、実は目立たない細い通路を見つけて抜ければ、奥行きや広々としたスペースがある、といったイメージで回しました^^ ご参考までに)

  • No.97 by アルムナーク  2021-01-05 00:01:32 



…分かってる。主人の言葉は絶対だ、お前がそう言うなら逆らえねーしな。
(何度同じ事を聞かされるんだ。呆れにも似た溜息を吐けば、彼は商人なのだから本格的な戦闘経験もほぼ無いに等しいだろうし、避けたいと言っても仕方のない事。けれど、真剣な表情でそんな事を言われると出したくない溜息もつい出てしまう。今まで数多の主人と契約を交わして来たが、敵を前にして戦闘に対し此処まで消極的なのは初めてで少々苛立ちながら"主人には逆らえない"と言う事を強調して。
その後の問いに対し一度頷くと相手の背後を援護する様な形で後に続いて洞窟内部へ。

少し進んだ所で止まる合図を受け、その通りに立ち止まるとこの場で灯りなど点ければ敵に此処に居ると教えるようなもの。そんな事をすれば偵察の意味がなくなる。咄嗟に相手の手首を掴み「やめとけ。バレるぞ」と制止し一言。でも暗闇の中進むのも足元さえも見えないのだから危険。どうするべきかと考えていると、奥の方から松明の灯りだろうか。洞窟の壁面に反射してある程度の空間の広さが分かり。掴んでいた相手の手首を離し、警戒しつつ前へ進めば)

………!


(奥の広い空間前まで来ると敵かと警戒しそっと覗くと、その灯りの正体は10歳にも満たない小さな子供が手を繋いで不安そうに真ん中辺りで周りをキョロキョロと見回しており。誘拐された子供なのだろうか、思考を巡らせるも罠かも知れないと警戒し子供達の前に出るか躊躇して)



(/分かりやすい補足有難うございます。そしてイメージが一致していたので驚きました笑

それと追記というか提案です。
上絡み文の前半部で、主人には逆らえないと表記しましたが(此処から提案→)実際その通りで、逆らおうものなら契約品が何かしら感知して軽い電流が流れる仕組みにしてはどうかと思いまして。主人側の契約品に見えない様にボタンかなんかあって、気に入らないと押せるシステムなんてのも面白いかなと←
ギャグネタとしても使えますし、勿論喧嘩をした時なんかにも使える主人特典的な 笑
如何でしょう?)

  • No.98 by カラム・ハッサン  2021-01-05 01:40:10 


…………………………。

(相手の返答とため息に不満そうだなと察するも方針を改める気はなく。どこ吹く風といった涼しい表情でそれでも洞窟の奥へと歩を進めていったが、暗さと狭さに不安を覚え、灯りをつけることを提案したものの、あっさり相手に却下されてしまい。今度はこちらの方が少々不満げに頬を膨らませるが、ひとまず自分より非常事態に慣れているであろう相手に従うことにして。しかし、足場の悪さと個人的に暗闇が苦手なことによる厭な緊張感が変わらぬままとなり。つい、じゃあ、もう這って進むしかないのでは、と口に出しかけるが、そこで相手と同様に道行く先の光に気付いて。黙ったまま、前を行き始めた相手を追うように自分も足を運ばせると、壁に松明が疎らに備えられた広場の入り口まで辿り着き。中を伺えば、中央に子どもたちの姿を認めて。

……一瞬で分かった。職業柄、人の顔や容姿の特徴を覚えるのは得意なのだ。あの子たちのルックスは、事前に聞いていた誘拐被害者と思わしき子どもたちの特徴とほぼ完全に一致しており。……あっちゃ、いきなりビンゴだ、と内心思ってしまえば、正義の組織の一員としては大分相応しくない渋い表情に諦めたような薄い笑みをまとわせて。まるで子どもたちを見つけたくなかったかのようであるが、当然自身にも正義感はあり。だが、ここでこんな風に出てこられては迷うではないか、せめて、檻の中にでも閉じ込められているのなら、援軍を待って一気に救助と腹を決め、引き下がることができたのに。

駆け寄って入り口まで誘導するだけで、助けられるかもしれない。でも、罠の可能性もある。それに……ひぃ、ふぅ、みぃ、と目視で人数を数えたのみで、今視界の先に捉えている子どもたちの人数は、明らかに聞いている被害者の数より少なく。仮に彼等だけの連れ出しに成功したとして、他の子どもがより酷い目に遭う恐れも考えられて。……どうするのが最善か、答えは出せぬままだが、取りあえず気付いた情報は共有しておいた方がいいだろうと考えつくと、相手を軽く肘でつき、こちらに意識を向けるよう瞳で促せば、至近距離にいる相手にさえ、ぎりぎり聞こえるかどうかの微かな声量で)

……あれ、間違いないよ。拐われた子どもたちだ。青いチョッキの子がいるだろ?あの子が確かアシュガル、他の子の名前は忘れたけど、見た目と服装は聞いた覚えがある感じだね。



(/光源の正体については明確な記載を見つけられなかったため、壁にもあるものという創作をしましたが、認識の相違があればすみません。
 ご提案についてアイディアをありがとうございます笑 主人側にかなり優位な特典ですね笑 そちら様さえ宜しければ、是非乗らせてください)

  • No.99 by アルムナーク  2021-01-06 21:36:42 



……そのガキ共が何で此処にいるか分からねーけど、罠って可能性もあるよな。このまま援軍待つか?
(相手に意識を向け言葉一つ一つを聞き逃さない様にと耳を傾けて。一人で出て行って今いる子供だけでも救出する事は出来るが、下手に動いて他の人質が犠牲になるのも避けなければならない。仮に誘き出す罠で子供達に被害がなかったとしても、二人で行って揃って捕まっては元も子もない。ならば、此処は援軍を待つべきかと意見を求めて。)



(/灯についての明細表記抜けてましたね、申し訳ありません…!認識合ってますし、ご指摘&補足ありがとうございます。

では、その設定を追加という形で入れましょう。
使いたい時にお使いください笑)

  • No.100 by カラム・ハッサン  2021-01-07 03:20:16 


……他に道は? ……ないか。少し様子を見よう…?

(相手の質問に対し、背を壁につけ周囲を見渡しつつ、呟くように答え。考えた適解は、シンプルながら一旦子どもたちの様子を見ること。それも相手の"子どもたちが何故ここにいるのか分からない"という台詞から着想を得たもので。この場に留まって援軍を待つ気はない。しかし、引き返すのなら、持ち帰れる情報が少々中途半端になるように思え。仮に洞窟の外に戻って援軍を待ったとして、合流してからどう行動するか。取りあえず、何人かは子どもを確認できたから、その子たちは必ず助けるように根回しし、後は突入か? 結局内部構造はほぼ分かっていないのに? ……せめて、敵の実態とおおよその人数ぐらいはヒントを掴みたく。

ともすれば、一度ここの子どもたちは見送り、他に進めそうな通路があるなら探索を優先すべきではと考えたものの、薄暗い洞窟内で、続いて見える道は他に見当たらず。それなら、情報収集に繋がりそうな最後の手段は、不意に現れた子どもたちをしばし "観察すること" と判断し。何故ここにいるのか、何をしようとしているのか、話は通じそうか、話し掛けたら騒がれそうか……推察できる要素が増えれば、次の手も打ちやすくなるだろうと踏まえて。見つからないように警戒しつつ、息を潜めて、広場の様子を伺い続け。

……すると、やがて子どもたちは何処か緊張を纏った不安げな面立ちで、広場の中央にて手を繋いだまま輪になって歌い出し。内容は童歌のようだが、自分には聞いたことのないものだ。……それは、実は北方の地域に伝わる子どもの遊び歌で、飢饉により大家族が一人一人命を失っていき、最後の一人も雪で扉が閉ざされた室内にて亡くなるという様を唄ったものであり。……何となく歌詞に不吉な雰囲気を感じながらも、身動きもせず沈黙を続けていると、最終章の "氷ノ妖精ガいたずらシ、オ家ノ扉モ開カナイ。哀レナ子ドモハ永遠ノ冬" という一節が歌いきられた途端に、遠く洞窟の入り口の方で、何かが動き何かにぶつかって止まったような非常に大きな物音がして。びくりとし、音の方へと視線を向ければ瞳を丸くして、先程までよりは若干ボリュームがあるが、それでも一応まだ控えめな声量で嫌な予感をそのまま口に)

……え?……もしかして、閉じ込められた!?!?





(/いいえー。記載のない箇所は好き勝手補完していきますのでお気になさらずw 認識に相違がなかったのなら良かったです。また腕輪の機能については了解しました☆
 本編ですが、上記のRPをする上で、以下のような背景を"仮のもの"として考えました。他に想定している流れや設定、理想があれば投げてほしいのですが、もし良ければ共有は如何でしょうか?

 ・子どもたちは5人、広場にいたのは罠
 → タルジュは太陽[シャムス]の者が来ると見込んで、広場に見張りを遣わせていた。見張りの子どもたちは「侵入者が現れたら殺.すこと」「定期的に歌うこと」を命令されている。洞窟そのものに魔法がかけられていて、侵入者がいる時に童歌を歌うと、それに呼応し入り口が封鎖される仕組みになっていた。
 ・子どもたちの実情
 →広場には外から入ることが出来ても、中から出ることはできない魔法がかかっており、足を踏み入れると全面が壁になる。これによって、子どもたちは絶対脱出できないようになっていた。また、子どもたちの心情については>54のご提案の通り(脅されているため、敵対的)。

 抵抗などあれば、本当に無視してください。最後に、本編の童歌ですが、カラムは知らなくてもアルム君が知っているかどうかはご自由にお願いしたいです。陰惨な歌詞は、ロンドン橋も人柱の歌だし、Ring-a-Ring-o'Rosesもペストの歌だし、かごめかごめも怖い解釈沢山あるし、ぐらいのノリで創作しました←← 長文ですみません!)


  • No.101 by アルムナーク  2021-01-07 13:28:15 



……随分と余裕だな、あのガキ共…!?

(暗闇に居た所為か先程に比べれば目も慣れて来たが、地図も無ければ灯りも点けられない状況で動いては危険でしかない。相手の意見に賛同し頷くと、再び広場の子供達を気にしつつ広場を注意深く見ると左右に一つずつ、子供達の奥に一つの合計三つの道がある事に気付いて。その道のどれかを辿れば残りの子供達が居る場所へ通じるのか、将又敵に出くわすのか。何方にせよ、行くには広場を抜けなければならないが…その事実を相手に伝えようとした瞬間、聞き覚えのある童歌が聞こえ歌い主を辿れば何と子供達。呑気なもんだと呆れかけるも、微かな魔力を感知して子供達から目を離し周りを警戒し。


だが先程まで殆ど感じられなかった魔力が、洞窟全体から分散される様に感じられ魔力の正確な出所までは掴めず。更に何かがぶつかった様な大きな音が無常にも洞窟内部に響き渡り、入り口を塞がれたのだと認識するもまだ他に出口があるかもしれないと希望を捨てずに冷静さを保ち「落ち着け、他の方法を考えるぞ」と。


恐らく状況からして、入り口が塞がれた原因が童歌を歌う事なのは間違いない。広場の子供、歌に反応しての作動…此方が侵入している事自体把握されているのか。その辺ははっきりとまでは分からないが、取り敢えず先程見つけた三つの道について話そうとするも、追い討ちを掛ける様にその三つの道から冷気が流れ込み地面がみるみる凍り始め、あっという間に子供達の足元まで広がり。一方の子供達も、こんなの聞いてないと言った様に恐怖と寒さから震えており。更には誘き出させるためか、凍った箇所から氷の棘が出現し今にも子供達に襲い掛かろうとして)



チッ…!

(罠だと分かっていても見捨てる訳にはいかないと咄嗟に反応し、子供達の周りを熱の膜で覆い氷の棘から守り溶かして。こうなっては、もはや身を隠す理由もないだろうと広場へ出て行こうとして)



(/ワクワクする様な背景考案、ありがとうございます!
子供達の人数、役回り了解しました。

実情に関してですが、"全面壁になる"部分だけ変更というか補足になりますが実際見える壁ではなく、目には見えない透明な壁にしては如何でしょう?それこそ魔法で作られたもので、広場に入る事は出来ても人体センサー式で出るには術者が解除するか、タヒなないと出られない、みたいな。

童歌については知ってる事にさせて頂きますね!
創作素晴らしいですね^ ^歌詞を読んで、恐怖感もあり良い意味でゾッとしました((((;゚Д゚))))←)

  • No.102 by カラム・ハッサン  2021-01-08 01:00:07 


……! ……うん!

(予期せぬ事態に動揺を露にしかけたが、冷静な相手の言動に一度ハッとしたような表情になると、気持ちを取り戻して強く頷き。しかし、どうしたものか。無論当人はそうと知らないが、考えるのは "潜入がばれたのか"、"自分たちが此処にいることも把握されているのか" といった相手の内心と重複していることであり。だが、理性で結論を出すより前に、それまでは気付いていなかった3つの通路の存在を、そこから立ち込める冷気と合わせて初めて視界の先に認めれば、展開していく事態に表情を強張らせ。

思わず「え、これは……まずいんじゃないのか!?」と声を上げてしまうと、次の瞬間にはあわやというところで子どもたちを守るように陽炎が出現し。誰がそうしたのかは思考を巡らせるまでもない。反射的に隣を確認しようとすれは、そこに先程までいたはずの相手は既に広場へと足を踏み出しており。……ああ、もうこの状況で隠れている意味はなさそうだものな、と瞬時に納得すると、自分も後を追おうとするが、歩き出すより先にその場で、相手に気付いた子どもの一人が驚きと怯え、半々といった表情でまだ少々離れた位置にいる相手の顔辺りを見上げている様が伺えて。……つい "可哀想に、あんなに小さいのにこんな怖い目に遭って" と同情心が芽生えると、少々視線を下方に落としてから、相手の背中に向け "怖がらせるような態度を取ったら駄目だからな…?" と届きはしなさそうな念を送り。

だが、伏し目がちになった為に、低い視界の中で一瞬煌めいた不自然な光を見逃さなかった。あれ、今のは?とそちらへ意識を集中させると、相手さえもう少し歩み寄れば、一番近い位置につくであろう子どもが、怯えた表情のまま、手を着ているベストの裏に滑り込ませており、その先には何やら鋭利な影が伺えることを把握して。……多分、ナイフだと察すると、咄嗟に広場へと踏み入り相手に向けて叫ぶように)

……っ、アルム!気を付けて! その子何か武器を持ってるよ!!




(/背景設定を受容して頂けた上、勿体ないぐらいのお褒めのお言葉をありがとうございます。とても嬉しく思います^^* 補足設定についても、ご提案をありがとうございます。良いですね~そちらで行きましょう!
 また、本編についてですが、アルム君の作り出せる「熱の膜」を今回「陽炎」と表現しました。今時点で私がイメージしているものとしては同義なのですが、もし「違う!」ということがあれば、教えてほしいです↓)

  • No.103 by アルムナーク  2021-01-08 20:47:18 



!?危ねっ…!

(相棒の声により、武器を持つ子供が自分に襲い掛かって来た事に気付きギリギリの所で避けるとその子供の隙をついて手刀で気絶させ、地面に倒れる寸前で支えそのまま脇に抱え。一息吐く間も無く、溶かして消えた筈の氷の棘が再び生き物の様に次から次へと襲い掛かり、自分に当たる既の所でしゃがみ込み避けると棘同士をぶつけて相殺させ。下手に動き回れば子供達に攻撃が当たる可能性もあるが、その子供達もそれぞれ武器を懐に忍ばせていた様でナイフやら銃を構えていて。

氷の棘による攻撃が止んだ所でゆっくりと立ち上がり「お前ら武器を下ろせ。怪我したくねーだろ」と臆する事なく説得を試みるも、応じる事はなく未だに武器を握る手を震わせながら其々が構えたままで。恐怖心などの感情はそのままで、操られている風にはとても見えない。だとすれば脅された上での行動なのか…理由が何にせよ、このままではまずいだろう。何とかしなければと相棒の方を見れば)

カラム、コイツら言うこと聞かねーぞ?



(/能力については、此方の語彙力の無さが生んだ結果です、お恥ずかしいっ…!もう少し勉強して参りますっ/蹴り推奨)

  • No.104 by カラム・ハッサン(PL)  2021-01-10 03:35:07 


(/事前アラートです。この連休中少々忙しく、次にお返事できるのは、11~12日頃になるかもしれません。ご了承頂けますと幸いです!汗)

  • No.105 by カラム・ハッサン  2021-01-11 09:15:09 


わ! …………えぇっと…

(警告した次の瞬間、子どもが握ったナイフが相手の手前を掠めて。とても心臓に悪い。思わず声を漏らしてしまうが、寸でのところで攻撃をかわした相手は、自身とは対照的に冷静そのものであり、怪しげな氷塊だろうと子どもたちの武器だろうと、その都度状況を的確に把握してはあっさり回避していく姿が様になっており。動きといい態度といい、つい "……すごいな" と改めて感心してしまうが、ひたすら見惚れているわけにもいかず。こと相手に視線を向けられ、子どもたちに対する感想を伝えられれば、何か対策を考えねばと相手と子どもたちをそれとなく見比べて。……結果、何人かの子どもと目が合ったが、目の合った子どもは例外なく、自身の次には相手の方をチラ見しており。

……つまり、すぐ近くに相手がいるからそれが牽制になっているだけで、もう少し距離を縮めれると、自分の方にも襲いかかってくる気なのかもしれない。……うん、子ども相手に剣は抜きたくない。しかし、大人しく守りに徹していても、戦局が悪くなることは目に見えていて。数秒のうちに思考をまとめ終えれば、やがて敵意がないことを示すかのように軽く手を上げ、子どもたちの方に真剣な眼差しを向けて「君たち、僕等は国王の使いだ。指令を受けて君たちを助けに来た。敵じゃないんだけれど、何故、攻撃する?」と声を張り。それを聞いた子どもたちは一度内輪のみで顔を見合せたが、怯えた表情で武器を握りしめたままで。

どうしようか、相手は既に脇に一人子どもを抱えているし。今、氷の攻撃は収まっているものの、それが再開した上で、己に敵意を向けてくる子どもたちを傷付けないようにしつつ、かつ氷柱から守りながら戦うのでは、さすがにつらかろう。……ここで説得しないと、と気持ちを確かに持てば、畳み掛けるように「援軍も来る。国王からの使いという話が疑わしいなら、これが任務の手紙だ。ちゃんとサインが入っているぞ。捕らえるように命令されているのか?それとも殺.すように? そんなことをしたって、君たちが助かるのは確定だ。殺人鬼になってから、親御さんと再会する気?」と続け。最後の一言はかなりの賭け。最悪、もう他の悪行に加担させられている恐れもあるし、それなら煽りになってしまう。だが、震え通しの様子から、彼等もまた物騒なことには慣れていないと踏んだのであり。……頼むから、ここで折れて、と願いつつ「……協力してくれ。それで君たちの帰りが早くなるか、遅くなるかが決まるんだ」と付け足せば、とうとう何人かの子どもが泣き出して。

どれだけキツく命令されているのか、それとも単純な不安からか、武器は手にしたままだが、泣いていない子どもも仲間の涙に動揺を受けている雰囲気となり、戦意は削げただろうか。相手の方に視線を戻せば、落ち着いた口調で抱えている少年について言及し)

アルム、その子の手当てはこの子たちに任せよう。



(/説得回() しかし子どもたちに武器は持たせたままなので、和解一本ではなく戦闘継続も可能な形にしました。お好きなように繋げてください。また、初期からですが、カラムの一人称の揺れはわざとで畏まった場面では"僕"になります。←)

  • No.106 by アルムナーク  2021-01-11 11:09:11 



……………
(敵意丸出しの子供達を説得させるならば、自分よりも相手の方が適任だろうと暫く静観を決め込み、それでも警戒を怠る事はせず様子を見守り。敵意がない事を示す為とは言え、この状況で手を挙げるなど隙を見せる様なものだろうと心の中で相手を叱責しつつも、先程までの子供の様子に変化が見られ泣き出す子供達。手にしていた武器を地面に落とし泣きじゃくる子も居れば、未だ動揺を隠せずにどうしたら良いか分からないと後退りする子も居て。割合として半々といった所だろうか。
結果として説得出来た事に少々驚きつつ唖然とするも、相手の声掛けにハッとして「そ、そうだな。」と一言返し。一人の子供に近付きしゃがみ込むと脇に抱えていた子供を託し、優しい声色で「コイツを頼むな、それと危険だからあの兄ちゃんの後ろに隠れてろ」と告げ子供の頭をポンと軽く叩くと自分達が入って来た方向を指差して指示。それに応じて頷き相手の後方まで移動する子供を尻目に立ち上がり、さてもう半数の子供達をどうするかと向き直り。すると左端の道から不気味にもコツ、コツと杖をつく音が聞こえてきて警戒し)





【ファウスト】

……おや?約束を守れないなんて悪い子達ですねぇ…正直"失望"しました。

(片手にステッキを持ちゆっくり歩いてくると姿を現し、ニッコリとした穏やかな表情を浮かべつつも言葉には棘があり。今までよりも強く地面をステッキで叩きカツン──ッと鳴らすと子供達は恐怖で青褪めて。然しアルムの前にいる子供達は逆に迷いがなくなった様に地面に落ちている他の子の武器も拾い、再度敵意丸出しで怒り狂った様にカラムとアルム其々に向かっていき。その様を見て満足げに「──やれば出来るじゃないですか。その調子ですよ?」と子供達の行動を褒め称えて)




(/カラム君の一人称、了解です!
子供達の動向については半々にさせて頂きました。半数は説得に応じ、もう半数は説得に応じれば殺.されるかもしれないという極度の恐怖(洗脳)から迷っていてそこにファウスト登場で吹っ切れ戦闘態勢へ。と言う方向にさせて頂きました。カラム君後方に隠れた子供達は動けないと上では回しましたが、今後の展開はご自由にどうぞ^ ^)

  • No.107 by カラム・ハッサン  2021-01-12 01:00:26 


……! ……見るからに黒幕っぽいのが出てきたな。

(緊張感と警戒心は解かずとも、説得に応じてくれた2人の子どもが、相手の腕から気絶した1人を預かる様を見届ければ、瞳には冷静さを保ちつつ "このまま、この場は穏便に収められるだろうか" と内心では期待も抱き。しかし、その後何処からか規則的な物音が響いてきて。音の出所を探れば、広場奥にある向かって左端の道。そして、出てきたのは長身かつ見慣れない地域の衣服を纏った男。頭に生えた金の角から "ただの人間ではない" ことは、魔力を感知できない自分にも分かって。その台詞と、彼に対する子どもたちの反応を認めるや、軽く男を睨むように抱いた感想をやや胡散臭そうな声音で口にし。

それから続けて、先程まで相手の近くにいた子どもの内の1人が何やら雄叫びを上げ、敵意も露にこちらに向かってくれば、すっと片手で自分の後方にやってきた子どもたちを庇うような仕草を見せ、視線は駆け寄ってくる子どもにやったまま、はっきりした声で「大丈夫だからね」と述べて。……もう子どもを相手に剣を抜きたくない、等と言っていられる場面ではない。また、1対多数なら重傷を負わせない自信が持てなかったのだが、1対1なら、あるいは……と、次の刹那にはシャムシールを引き抜き。走ってくる子に自分の方からも向かっていくと、余裕のある表情で「良い威勢だな!アシュガル!」と叫び、まだ、その子の身体と自身が持つ剣の切っ先に距離があることを目視で認めつつ、大きく手前で振り抜いて。当然のように、相対している子は驚いて怯んだ様子を見せたため、そこでさらに屈み込みつつ距離を縮め、次には地面にシャムシールを持ったままの片手をつき、身体をバネのように伸ばして足払いを仕掛け。

……これが相手なら、転倒しそうな子どもを直前で綺麗に抱き止めることも可能かもしれないが、残念ながら自分にはそこまでの俊敏さは備わっておらず。それでも必死で片腕を伸ばせば、自身の半身を半ば下敷きにするように子どもと一緒に倒れ。その動作のためにシャムシールは地面に置き去りとなってしまったが、倒れた後は反ってすぐに空いた腕を伸ばせ、子どもの手から武器を奪って遠くに投げることができて。改めて子どもの手首を両手で地面に押さえ、押し倒したかの如き姿勢となれば、柔和な雰囲気こそ残っているが、少し息を乱し、それでも落ち着いた声音で)

さあ、観念して…? …いいかい? ここはどうやら危なさそうだから、俺は君を縛り上げて不自由な身にはしたくないんだ。抵抗をやめて、一緒にここを出てほしい。




(/もし、ファウスト君に子どもの擁護をさせたかった場合は、その隙を与えずに決着という感じのRPにしてしまい、すみません汗 そういった場合にはタルジュが魔力の温存と相手の力量を計ることを目的として "子どものことは庇わなくていい" と言っていた等の回避設定を提案させてくださいませ汗
 …というか、話は換わりますが、ファウスト君、ずっと会いたかったです…!!/// 遂に登場シーンまでやってこれましたね!!//← 機を見てタルジュも登場させます。)

  • No.108 by アルムナーク  2021-01-13 01:30:45 



それは玩具じゃねーんだぞ、まだ早いだろ。
(一旦攻撃が止んだものの、見覚えも名前も知らない現れた男の影響で再び2名の子供が此方に向かってきて。一人は銃、もう一人はダガーナイフを逆手に持っており今までの行動とは明らかに違って攻撃するスピードも早く片方に集中する訳にもいかず。それでも二名からの攻撃を交わし、銃を持つ子供の隙をついて背後を取り、先程の子供同様に手刀で気絶させ。もう1人が尽かさず、攻撃を仕掛けてきた為手に持つナイフ目掛けて蹴りをお見舞いすれば刃先が折れて弾き飛び。武器を奪ってしまえば此方のもの、そう思っていたのだが着ているベストの裏側にスローイングナイフを隠していた様で油断した所に投げ込まれた為右頬を掠め。その瞬間、子供相手とは言え怒りが湧き上がり「…っ!いい加減にしろ、このガキっ!」瞬時に子供の間合いに入り込めば鳩尾を殴り気絶させて。

「手間かけさせやがって…カラム、説得よりも気絶させた方が手っ取り早いだろ」気絶させた2名を軽々と持ち上げ、少々手荒いが他の子供達がいる方へ投げて。相手を見れば1人の子供を押さえ込んでいる様子。そのまま説得を試みている様を見て、傷つけたく無いと言う相手の優しさから来るもなのだろうと理解しつつも、明らかな敵もいる状況でのソレは甘く、下手をすれば命を落とす事にもなりかねないと見兼ねて提案をして)




(/問題ないですよ^ ^
ファウストの性格からしても、タルジュ君以外は守る気も助ける気もなく最終的に捨てます精神の酷い奴なので←

な、なんと!ファウストに会いたいと思って下さっていたとは!残忍でどうしようもない変態(←)なのに、なんだか救われる思いです笑 登場させないと始まらないのは分かっているのですが、果たしてこんな危険な奴を登場させて良いものかと悩みました笑

タルジュ君の登場、楽しみにしてます!)

  • No.109 by カラム・ハッサン  2021-01-13 13:26:02 


…………………………。

(押さえ込んだ子どもの瞳からはまだ敵意が消えず、怒りと悔しさが綯い交ぜになった表情でこちらを睨んできており。これは参ったな、と少々呆れたところで耳に届いたのは相手の言葉。ちらりと一瞬そちらの方向を確認すれば、どうやら相手は台詞通り、子どもたちとの戦闘に手早く終止符を打ったらしく。……華麗なものだ、見事としか言いようがない。だが、実績も明らかに提案されたところで、自分にはその方策を取れない理由があり。こんなことを言うのは正直嫌なのだが、今の状況を考えたら仕方ない。自分と同じように一度相手の方を視認して仲間がやられたことを悟り、やや切なそうな顔立ちとなった、下方の子どもに視線を向け直せば、口調こそ落ち着いていて柔和なままだが、笑っていない瞳で「……あのお兄ちゃんはああ言ったけど、本当のことを言うとな……俺は君を上手に気絶させられる自信がないんだ。だから悪いんだけれど……これ以上逆らうなら、俺は君を斬るよ?」と告げ。途端、明らかに子どもの表情が変わって。ああ、本当に嫌。こんな脅迫みたいなことは言いたくない。しかし、他に手が思い付かない。大人相手なら自分だって技術に自信がなくても拳を振るえただろうが、今、押さえている手も細くて華奢であり。相手のように無駄な負傷は与えず、一撃でノックダウンなど、到底自信を持てず。

幾らか青ざめ、分かりやすく怯えた雰囲気となった子どもと再度目が合えば「分かったら、友だちを助けるのを手伝って。そしたら俺も君を守れる。協力してくれるなら全力で守るさ。ただ次にまた襲いかかってきたら、その時は容赦しない」と耳元に向け、敢えて低く発した声音で囁くように伝え、半ば突き放すような素振りで立ち上がり。解放された子どもは慌てた様子で、既に説得に応じた仲間たちの下に駆けていって。自身の方は床に落ちたままとなっていたシャムシールを拾うと、再び先ほど出てきた怪しい男に向き合おうとするが、そこでふと何処からが聞こえてくる歌に気付き。音の出所を視線で追えば、いつの間にか例の男の近くにまた別の子どもたちが集まっていることが分かって。……歌っていたのは、その中の一人の少年。韻は最初の子どもたちが歌っていた童歌と同じであり、彼は "末ッ子わふぁー裏切ッテ、戸棚ノぱんヲ盗ミ食イ。見ツケタ兄貴ニ殺サレタ" という一節をつまらなさそうに歌い上げれば、自分たちの方を一瞥してから舌打ちし。荒んだ瞳を向けて吐き捨てるように)

「……使えねェ奴ばっかだなァ!?」



(/問題なくて良かったです! ファウスト君、良い悪役キャラですよねw ……また余談ですが、カラムのRPで意識していることの一つが「損得勘定する気質」だったりします← あと、本編については最後にタルジュを登場させました。宜しくお願いします。ついでに最初にいた子どもたちは結局6人になりましたね笑)

  • No.110 by アルムナーク  2021-01-13 21:34:35 


……お前にしては上出来だな。

(子供脅す様な態度で説得するなんて本心では無い筈。それでもそうせざるを得ない状況で、何を伝えたかまでは分からないが怯えた様子で説得に応じた子供を見て、相手の隣へ移動すれば慰めにも励ましにも似た言葉を投げ掛け。
また聞こえて来た歌に警戒しつつ、そこに現れた他の子供と然程変わらないであろう少年。だが他の子と違うとすれば、子供らしからぬ威圧感と荒い言葉遣い、漂わせる雰囲気も違う。恐らく先程現れた獣人よりも、この子供が本件の黒幕なのではと考え)

…コッチが本当の黒幕か?





【ファウスト】

落ち着いて下さい、坊ちゃん。偶々、今回は"不良品"だっただけの事…"玩具"はまだ沢山有るではありませんか。

(主人の登場に敬意を表す様に胸に手を当て一礼し姿勢を戻すと、冷静になる様諭して。笑みを浮かべてはいるものの、倒された子供や説得に応じた子供に対し単語を強調し貶して。
子供相手にも容赦ない攻撃、また言葉は聞き取れずとも子供の様子を見て脅迫紛いな言葉を放ったのだろうと推測。この2人を前にしてどんな貶し言葉を放った所で動揺の色は恐らく見せないだろうと思いつつも反応を見たいが為に、他の子供も人としての認識は無くまるで道具扱いの発言を。)



申し遅れました、私はファウスト。此方は主人のタルジュ。以後お見知り置きを。
(再度敵に向き直れば丁寧な言葉遣いと態度で名前だけという実に簡易的な此方側の紹介をして。)



(/ザ悪役ですね笑
カラム君のRP意識、了解です!アルムは考えるよりも即行動、無関係に突っ込んでいくタイプなので、ある意味良い凸凹コンビかと!

タールージューくーんっ!!←
6人になっちゃいました笑 人質の子供はそれなりの10から20人程かなと認識してましたのでつい←)

  • No.111 by カラム・ハッサン  2021-01-15 01:20:39 


【カラム】

ははは、さんきゅ。

(剣を構えたまま立っていれば、隣に来て労いと思える言葉をかけてくれた相手に乾いた笑みを返し。さて、慣れないことをやったからといつまでも疲れた態度ではいられず。相手との軽いやり取りを挟んだ後、再び瞳に真剣な光を取り戻すと、怪しげな男と妙に目立つ荒んだ雰囲気の少年、それからやや不安そうな表情でこちらに視線をくれている、彼等の周囲の子どもたちと改めて対峙し。……あの人数は、捌くのが大変そうだし、他にもまだどんな手を使ってくるかが分からない。この後、どう動くべきかと思考を巡らせかければ、不意に隣にいる相手の呟きを耳が拾って。思わず「え」と言葉を漏らし、瞳をぱちくりと瞬かせれば「まっさか。だって、どう見ても子どもだよ?」と相手の方を見つつ、剣を持っていない方の手では例の少年を指し示しながら。

……真の黒幕だなんて大層な、きっと思春期に差し掛かってる最中にこのような場へ不本意に連れ込まれ、ちょっと荒みが入っているだけの誘拐被害者だろうと憶測をつけつつ、少年に対する警戒心に限定すれば、呑気そのものといった調子で構えていると、今度は自身が怪しいと踏んでいる大人の男の方が口を開き。……え、坊っちゃん?……え、主人!?……台詞を聞き終えれば、その内容は相手の推察の正しさを補強するようなもので。男の "人を人とも思っていなさそうな" 冷酷な発言より、専らそちらの方が気になってしまい。丸くした瞳で男の近くにいる少年を再度見やれば、少年は男に "主人" と言われたことに気を良くしているのか、眉間にシワを寄せた不機嫌そうな表情のままながら、何処か得意気に少々胸を張っていて。えぇぇえぇ……本当にあの子の方が立場が上なのか、と認識すると、構えている剣を軽く上下に振りつつ、つい反射的に)

おいこら、君! 子ども同士ならいいよ?どんな子と遊んでも。でも大人と遊ぶなら、ちゃんと相手が信用できそうな大人かどうか、選ばないと駄目だろ!? 何処かで習わなかったのかよ!

(そう叫んでしまい。自身にも丁度同じくらいの年頃の弟や妹がいる所為もあってなのだが、果たしてこの場に相応しい台詞だったかどうかは微妙であり。他方、言葉を掛けられた側の少年は、こちらの言い様に対し、ぴくりと眉を動かし。続けて子どもとは思えないような……ドスが効いており、強い怒りを孕んだ語調で吼えるかの如く『ッ、うっるせぇな!!? てめぇ、誰に向かって口聞いてんだよ!!? あ"あ"!? 嘗めてっと八つ裂きにするぞ!!!このやろう!!』と叫び。その応答にやや引いた表情になれば "うわぁ、手のつけられない思春期" と思うもさすがにそれは口に出さず)



【タルジュ】

( ──やってきた兵士たちをほぼ皆殺しにしてから、幾らかの時間が過ぎ。そろそろ本命が来るのではないかと思っていて。一応 "待ってやっていた" 侵入者の気配に、お次は何人ぐらいの集団でどれほど武装してきたのかと思いきや、様子を見に来てみれば、たったの二人。それもとても重装備とは言えず。……こちらも魔人一人との共闘でこれまでの狂乱的な遊戯を演じてきたので、油断できないことは何となく分かるが、それでも少々の物足りなさと、そんな連中にあっさり負けたり寝返ったりした手下の子どもだちへの苛立ちを覚え。むしゃくしゃした気分になりながらも、途中では相方の言葉で多少落ち着き。

……そうさ、今の自分は特別な存在だ。周囲から排斥され、ガラクタのように "いらない/使えない" と捨て置かれる存在ではない。むしろ圧倒的な権力と地位を以て、下の者を "選ぶ側"。……どこまで意図的なのかは不明であるが、自分以外の者に対するトゲを含んだ相方の物言いは率直なところ、対比的に自分の心を深く癒し、満足させてくれるものとなっていて。ところが、そうしてやや良くしていた気持ちも、その後の敵陣の台詞で再度怒り一色に塗りつぶされ。余計な世話だ。ク.ソ親父を始め、これまで周りにいた胡散臭い大人たちが言う "信用できる大人" なんかより、今の相方の方がずっと理解者だし、欲しいものを与えてくれており。感情のまま怒鳴り返すと、眉間のシワを深めつつ、一度、魔人と思わしき柑子色の髪の男の方をちらりと見て。それから "事の次第に寄っては" 首元にバグ・ナクでも突きつけ、人質にしてやろうとすぐ近くにいた少女の腕を影でそっと引き、敵陣に対しては挑発するように皮肉な笑みを浮かべつつ、今少し様子見をするつもりで)

お前ら、正義の味方か?こっちは名乗ってやったんだぜ?いい大人が自己紹介もできねーのかよ!!




(/今回、超長文で恐れ入ります。
そして阿呆な言動で、下手したら敵にやられる前にアルム君にしばかれかねないかもですね、カラム← 一応本人は真面目なんですよ……。人質の子どもの人数了解です。ざっくりそういう認識で行きましょうb)

  • No.112 by アルムナーク  2021-01-15 11:42:59 




…ほれ見ろ、当たってんじゃねーか。

(敵同士でありながら自己紹介をしてくる辺り、それなりの自信があるのだろう。驚く相手とは対照的に自分の推測が当たった事に多少誇らしげに返すも、次に聞こえて来た突拍子もない相棒の発言に吹き出せば腹を抱えて大笑いしながら「ぷっ、くはははっ!…待て待て待て。お前、どう考えたらそんな答えになるんだ?ふ、くくっ、どう見ても違うだろーがっ…」敵と対峙し緊張が走る場面で笑わせてくるとは思いもせず、余程ツボに入ったのか途中でも笑いながら続けて笑いが落ち着いた頃に息を整え、タルジュという名の少年の簡単に挑発に乗せられてる所を見ると"その辺はまだお子ちゃまだな"と感じ取り。


名を名乗れと求めてくる辺りも、此方の情報は恐らく手に入れていないという事。対峙する敵が仮に月(カルム)の者だったとしても此処で捕まえるか、将又倒す事さえ出来れば此方の情報を月メンバーに流される事は無いのではと、相手の挑発にも乗らず冷静に分析して。敵の少年と魔人は果たして月(カルム)に属しているのか、鎌をかけてみようと口を開けば)


正義の味方?そんな認識な訳?オレら。
…だとしたら良い迷惑だわ。ただ、月(カルム)の頭首(=月属性の魔人)をぶっ潰してーだけなのによ。"闇堕ちしたク.ズ"をな。




【ファウスト】


まさか、とは思いますが…この私を黒幕とお思いですか?だとすれば、坊ちゃんを差し置いてその様な真似…実に烏滸がましい。私は只々、坊ちゃんに仕えるだけの存在でしかありません。誤解しないで頂きたい。

(敵側の主人と思わしき人物の発言を受け、やれやれと困り果てた様にため息を一つ漏らせば確信をつく様に問い掛けて。今まで幾度となく強制契約を繰り返して来たが、他の器はどれも契約できずに朽ち果てる欠陥品ばかり。そんな中、唯一苦痛に耐えて自分を受け入れ契約した強靭な精神力を持つ主人を意識しないにしろ侮辱されるのは心外で。右手の中指で眼鏡のブリッジに触れクイっと上げつつ、眼鏡奥の目を光らせながらカラムを見て。
続いて聞こえて来た自分たちが所属する組織の頭首を侮辱する発言に、言葉遣いや態度には怒りを表さず落ち着いた口調で)

我々のボスを侮辱するとは良い度胸ですね…言っておきますが、貴方方が太陽に属する者というのは既に知っています。でなければ、あのマンションの一室に魔風石を残したりなどしませんよ。それにどうでしたか?我々からの贈り物は。……スリルがあって楽しめたでしょう?



(/しばくどころか、ツボってますよ。うちの愚息←
カラム君の真面目さが伝わってくるからこそ、可愛くて仕方がない!…あ、背後の心の声ダダ漏れ失礼しました、げふんげふn←

今更ですが、月(カルム)の影の統率者(=魔人)をアルムの兄弟設定にしたいなと思ってまして。兄か弟か、どちらが良いか悩んでおります。更に欲を言うと、その兄弟の魔人をお相手様にやって頂けたらなーと思ってまして…如何でしょうか?登場自体はまだ先になるかと思うのですが、上記絡み文でボスの存在を挑発とは言え少しだけ出してしまったので名前だけでも決められたらなと…突然の思いつきで申し訳なく…!)

  • No.113 by カラム・ハッサン(PL)  2021-01-17 14:25:10 


(/シンプルに体調を崩しまして、
 お返事少々遅れます。ご了承を……。先行し、PL発言のみお返しさせて頂きたいのですが、まずカラムのぼけを笑って流して頂いて良かったです笑

 加えて、月[カルム]の統率者の件も承知しました。またとてもワクワクする背景設定ですね。
 大役で緊張しますが、自分で良ければ張り切ってやらせて頂きたいです。ついて質問が三点、以下の通り、

 1. 便宜上の性別は"男性"固定か?
 2. 性格や容姿などに理想はあるか?
 3. 単独で動いているわけではなく、
   主人がいるという想定で間違いないか?

 お答え頂けると嬉しいです。後は、おまけのようですが、もしアルム君の名前に何か由来があれば、参考にさせて頂いて、兄弟Cの名前もそちらに寄せるのもありかなと思いますので、良かったらお伝え願います。本編の方はもう数日お時間をください。遅くとも水曜日には、また参ります。)

  • No.114 by アルムナーク  2021-01-18 03:47:52 

(/大丈夫ですか?(>_<)
ゆっくりで大丈夫ですので、しっかりご静養なさってください^ ^

統率者の件、引き受けてくださりありがとうございます!
ご質問にお答えします。


①男性の方が何かとやりやすいかなと。

②兄の場合→アルムよりも高身長、全く似てない兄弟、甘い言葉で仲間を信用させながら、その実他人を見下し目的の為ならば手段を選ばず、必要とあらば仲間をも切り捨てる冷酷非道ピエロ。
弟の場合→アルムと同身長or低め、その他髪色と髪型以外はそっくり、アルムとは正反対の性格、丁寧口調、傍目には悪人には見えないが…←

③主人はいます。その主人は、此方でやらせて頂きます。
主人キャラは王国の第一王子、契約魔人の掌で踊ろされてるとも知らず性格グルングルンにねじ曲がってる設定予定←


実は元々暖めていた別キャラの名前でして「Noctis=Almark(ノクティス=アルマーク)=夜、魂+方舟」のアナグラムです。(Almnark)
結局出す場所も無く、今設定キャラの名前を考えていた時に偶々思いついた物でして笑

追記設定になってしまいますが、この際アルムナークと言う名の他に本来の名前があるけど何らかの理由で前の名前は捨てた的なのも有りかなと考えてます←

本当にご無理なさらないで下さいね。
完全復活されてからでも全く問題ありませんし、待ちますから!)

  • No.115 by カラム・ハッサン(PL)  2021-01-19 02:40:13 


(/質問へのご回答とお気遣いのお言葉を有難うございました。アルム君のPL様も寒い日が続いていますので、どうかご自愛のほど……

 再度、PL発言のみで失礼いたします。

 月[カルム]の統率者について、それでは月属性の魔人で……迷ったのですが、アルム君の "弟" という形でやらせて頂きたいと思います。名前は「ルキシアース」(Luxiarth)を仮のものとして提案させてください。

 私どもに想像できる範囲を越えて格好良かったアルム君のお名前の由来を(一応/私なりに←)参考にさせて頂き、Noctis(夜/ラテン語)とArk(方舟/ラテン語)と対になるように、Lux(光/ラテン語)とEarth(大地/英語)から文字を持ってきて、Anima(魂/ラテン語)を入れるのは揃えました。うーん……と思われる場合は突っ込んでほしいです。

 細かなPFは後ほど。いっそ、個人カテに設定相談できる別室を設けるのは如何でしょうか? お話の追記設定の他、魔人の兄弟という関係性や過去の想定等についても、出来ればイメージのすり合わせをしておきたいなと思いまして。不要と思われるようでしたら、この場での進行でも大丈夫なのですが…!)

  • No.116 by カラム・ハッサン(PL)  2021-01-19 09:31:27 


(/誤字訂正:方舟を "Ark" とするのは英語でした。ええ、はい、だから大地を意味する "Earth" も英語から引いたんですよ!汗← 誤表記と訂正を重ねて失礼いたしました↓)

  • No.117 by アルムナーク  2021-01-19 11:30:04 


(/お気遣い頂きありがとうございます。

弟君ですね、了解です。名前もカッコイイ!
また対になっているのも、兄弟設定として合っていて良いかと^ ^

そうですね、本編スレ内だと流れてしまって探すのも大変ですし。「陽が照らす桜木(設定・相談室)〆」というスレを個人カテに建てますので、今後のキャラPFや設定相談は其方でやりましょう。
スレ建て後、先ず用語の追記(合言葉、伝令役、魔風石や携帯について等)をさせて頂きますね。
もしお相手様のキャラで追記や変更点など無い様でしたら、此方のキャラPFと合わせて載せさせて頂こうかと考えているのですが宜しいでしょうか?)

  • No.118 by カラム・ハッサン(PL)  2021-01-19 12:11:55 


(/もしお世辞でも()褒めて頂いて有難うございますTT 別室について肯定とトピ建てのご提案も感謝です。カラム、タルジュともにこちらのPFに変更点はないので、現状通りで掲載にも問題はありません。お手数をおかけすることになり恐縮ですが、宜しくお願いいたします)

  • No.119 by アルムナーク(PL)  2021-01-19 18:25:11 


(/大変お待たせ致しました!
トピ建て、これまでの設定内容記載終わりましたのでご移動頂けると幸いです^ ^

↓相談室↓

https://m.saychat.jp/bbs/thread/667671/


よろしくお願いします。)

  • No.120 by タルジュ=ナミル・マフディ  2021-01-19 22:25:53 


【タルジュ】

バカにしやがってぇ……!

(敵方の主人側と思わしき男の台詞を聞いた時点で仔細な解説をするまでもなく大分癇に障っていたのだが、その後の敵方の魔人らしき男の態度も相当に腹が立つもので。自分を前に腹を抱えて笑うとは……第三者的な視点で見るのなら、どちらの言動も悪気があってでないことは明らかなのだが、状況と立場から当人が侮辱と感じ取るのには十分であり。薄く青筋を立て、周囲の子どもたちにとっては正しく焄蒿悽愴を覚える形相となりつつ、唇を震わせれば呟きを漏らし。だが、次の間には気を取り直すと、こっそり人質を取る算段を取りながら、敵陣に挑発を返して。

それに対し、落ち着きを取り戻したらしい敵方の魔人は、平然とした調子でさりげなくこちらのボスとの因縁を感じさせる台詞を述べたため、素直に "おや、知り合いなのか?" と疑問に思えば、意外そうに瞳を瞬かせ。何せ、相方はともかく自身はまだ数えられる程度しかボスには会ったことがなく。……しかし、月[カルム]のボスと太陽[シャムス]の魔人の間に元々は関わりがあったという話なら聞いたことがあり。ともすれば、今、目の前にいるのは少なくとも間違いなく大物で、さらに恐らくは相方が見込んでいた通り、太陽[シャムス]の者なのだろう。一介の兵士とは訳が違う。捕らえて献上すれば、どれほど褒められるだろうか。美味い予感につい口角を上げると、何処か得意気な表情となり、敵陣の様子を見つめ)

…………………………。



【カラム】

えぇ……だって、どう見てもまだ坊やだし……

(自身としては真っ当な注意をしたつもりだったのだが、呼び掛けた当の少年には剣幕も激しく怒鳴り返され、隣に立つ相棒には大笑いされ、敵方の怪しい男にも何だか呆れられた雰囲気であるし、周囲のリアクションは散々な感じであり。取りあえず、相手に向けては小声で補足のように言動の動機を伝えるが、そうしているうちにも会話は進展し。自己紹介もできないのか、という少年の言葉に "そういえば申し遅れていたな" と思うが、先に口を開いた相手に場を任せれば、結局自分は黙ったまま過ごして。だが、その後、敵方の魔人らしき男が語った内容を聞くと顔立ちが変わり、油断なく剣を構えたまま、自分たちと相対する2人に咎めるような瞳を向け)

あれは本当に君たちがやったのか?……なら、どんな理由があってあんな酷いことをしたんだ!? こっちのことを多少は知ってもらえているようなら話は早いね。俺たちはそれも含めて真相を調べに来たんだ。一連の誘拐事件の犯人も君たちなのか?



(/お待たせいたしました。本編お返しいたします)

  • No.121 by アルムナーク  2021-01-21 00:28:37 


……………。

(此方から仕掛けた挑発に乗らない敵側の魔人の態度に潔く諦めつつ、自己紹介もしていないのに此方の属する組織を知っている様子に少しは情報を得ている様だと理解して。
またマンションの一件も、先程の氷属性の攻撃から恐らくはと予想はしていたのだが敵の口から聞いた事で間違っていなかったと確信を得て。かと思えばタルジュを見ると、何を企んでいるのか分からないが得意げな表情に少しばかり嫌な予感を感じつつ警戒だけは怠らず、相棒と魔人の会話に耳を傾けて)



【ファウスト】

誘拐…とは聞き捨てなりませんね。我々は救い出して差し上げたのですよ。殆どが貧民家庭の子ばかり。親から蔑まれ、食事もろくに与えられず居場所もない。挙げ句の果てには人買いに売られ、邪魔者扱い……はぁ、実に嘆かわしい。

(心外だと言わんばかりに眉尻を下げ困り顔を浮かべて、尤もらしい言葉を並び立て。実際述べた様な家庭の子も含まれるが全てではなく、多少の偽りも含んでおり天を仰ぎながら続け、更には態とらしく感嘆の溜息まで漏らせば俯き暫し黙り込み。再び顔を上げれば目を見開き、敵の後方から此方を隠れ見ている子供にニヤリと口角を上げると)

…だからここに連れてきた……勿論、"実験材料"としてね。



  • No.122 by カラム・ハッサン  2021-01-21 15:23:32 


……実験材料?

(対峙している男が発した不穏なフレーズを聞き拾うと、訝しげに眉をしかめ。そのタイミングで男の隣にいる少年も笑い声を上げたかと思えば、表情は明るくも瞳の奥には冷酷な光を宿し『あはは! 大体よォ……この世は……えぇと……"じゃくにくきゅーしょく"…だ! 弱いくせに刃向かってきたオッサンどもを殺したのは何が悪い? それからな、俺の親父のことなら、あいつは"じごーじとく"だぜ!? ざまあみろってもんだよ。アッハハハハハ』と述べて。オッサンどもと言うのが兵士たちを指しているであろうことは推測できたが、後半の話については今一つ内容を飲み込めず、一層怪訝な顔立ちになれば、少年の方には「親父?……君は自分の父親にも何かしたのか?」と問いかけ。さらに再度、魔人らしき男の方に視線を戻すと、先に"仕えるだけの存在"と強調されていたにも関わらず、あくまで"大人の責任"を問うかのように抑えた怒気を孕んだ物言いで)

おい、ファウストと言ったな? あなたはこの子に何をさせたんだ?



(/10歳の語彙力ってどんなものだろうと思いつつ……平常だと "身の程知らずに" と書きたいところを "弱い癖に" に改めるぐらいのことはしました← 四字熟語が微妙に間違っているのもわざとです。カラムはしつこい気もしますが、ご容赦頂けますと幸い……← 返しにくいなど、あればいつでも教えてください><)

  • No.123 by アルムナーク  2021-01-21 17:24:41 



【ファウスト】

…坊ちゃん、それを言うなら"弱肉強食"ですよ。

(再び目を糸目に戻しニッコリと笑みを浮かべながら、主人の言い間違いをそれとなく訂正して。その後の主人の言動に対して否定する事なく手に持つステッキを自分の腕に引っ掛け拍手しながら「…とても正しい判断でしたよ。何せ我が主人にとって"要らぬ存在"でしたからね。」と褒め称えて。此方とは対照的に発せられた言葉からピリッとした心地良い緊張感と怒りを感じ取り、少しばかり酔いしれニヤリと口角を上げれば拍手していた手を止めて。)

何って…力を貸しただけですよ。力が強すぎて加減するどころか、殺.してしまいましたけどね。絶望したあの男の顔、最高でしたァ…貴方方にも見せて差し上げたかったのに…残念です。

(契約者ならば当然だろうと言うかの様に答え。力加減などするつもりもなく、この先弊害になる存在は全て消すべきと言う考えもあり主の父親を殺害した事をあっさり認め。その時の情景、変わり果てた息子を見て驚愕した顔や攻撃され絶望しながら息絶えた男の姿を鮮明に覚えており、それらを思い出せばまるで芸術品でも見た様に嬉々としてうっとりとした表情を浮かべ、悪びれる様子もなく最後には挑発も兼ねて再度笑みを浮かべて)


(/承知しました!
言い間違えちゃうところも、うん、なんか子供らしさが残っていて可愛らしいですね←

全然返しやすいですよ!
逆にファウストが変態過ぎて返信しづらくないか、心配しております(( )

  • No.124 by カラム・ハッサン  2021-01-23 14:10:54 


…!? なんだって……? ……つまり、まさかあんたはその子に親殺しをさせたのか!?

(洞窟内の一室に響くは、軽薄に聞こえる拍手の音。魔人らしき男がその手を止めるのと同時に開いた口から、恍惚を帯びた語調で語った内容を理解すれば、瞳を丸くして。低く掠れた声で呟きを漏らすと、次の瞬間には受けた衝撃と抱いた怒りも明らかに男を鋭く睨み、無意識のうちに剣を構える腕にも力を込めつつ、出来れば虚言や誇張であってほしくも、ほぼ確信的な問いをかけ。途端、再度男の隣の少年が『あはは!』と笑い声を上げれば、楽しげな表情に不釣り合いなほどの冷酷かつ狂気的な瞳を向け、こちらを指差し『お前いい加減にしろよ? ファウストの言う通りで、俺は誰にも命令されてない。ファウストは力を貸しただけ! 俺は俺がそうしたいと思ったから、あいつをぶっ殺したんだよ!』と告げ。

さらに少年は、人質の存在を示すように掴んでいた近くの少女の腕をぐいと乱暴に引くと、愉快そうに『さて、怖いな!? これからお前も死ぬ! 俺が殺すんだ! どうやって死にたいかぐらい聞いてやってもいいぜ!?』と煽り、先程こちらを指差してきた手に持っていたバグ・ナクをこれ見よがしに少女の頬の辺りに突きつけて。加えて、自身の相方の方にも視線を向けると、八重歯の覗く口元で挑発的に『ボスと知り合いなら会わせてやるよ! 俺たちは親切だからな!』と述べ、また笑い。……推察するに、相方のことは殺害する気がないのだろうか。どのみち、自分が命を落とすと、契約関係にある相方も眠りにつくことになるはずなのだが。

しかし、現状ではそのような疑問は些事。伝わる敵意は十分。少年に腕を掴まれている少女はやや青ざめ、怯えが見て取れる様子で助けを乞うように潤んだ瞳でこちらを見ており。……ただ、その視線は "積極的な救済" を求めているものではなさそうで。どちらかと言うなら "余計なことをしないで。この人を怒らせないで" といった消極的な意図を含んでいそうな……無論、目だけから読み取れる情報など、当てずっぽうにも等しい推量に過ぎないが。ともかく状況の全てが悪質だ。露悪的に振る舞うわりに節々で子どもっぽさを感じさせる少年の言動と、それを看過する如何にも悪辣そうな男……例え、今この場で突然任務が解除されたとしても、放って済ませられる場ではなく。改めて、双眸に強い意思を灯すと、対峙する両者を睨み付け、風を切るように構えた剣を一度横に振り抜き、宣戦布告をするかのごとく)

嫌疑十分だ! あんたらを、俺と相棒は引っ捕らえて然るべき場に突き出す!! 手始めに他の子どもたちは解放しろ!! 傷付けるようなら、その分こちらも手荒に行く! ……いいね? アルム、戦うよ!!



(/性格付けが見事に反映されており、かつ情景の浮かぶRPで勉強になるばかりです。返しにくいなんてことは全然ないですよ! こちらは今回も長文で恐れ入ります↓)

  • No.125 by アルムナーク  2021-01-23 22:46:35 



チッ…おいコラ餓鬼、あまり大人をナメんなよ?

(右手の小指で自分の耳を穿りながら退屈そうに黙って聞いてれば、実の親まで手に掛け反省する様子も無く寧ろ他人を傷付けるのを楽しんでいるようにさえ聞こえ舌打ちを一つ。
更には相棒を殺害するつもりだと断言しているのだから、頭に来ない訳も無く。小指の先にフッと息を吹きかけると、鋭い目付きでタルジュを睨み付け。
「お前の力を借りずとも、いずれ会えるだろうよ。」と今すぐ会いたい訳ではない意図をそれとなく伝えて。人質を取られている状況は最悪と言えるが、交戦を望む相手ならその通り動けば離す可能性もあるかもしれない。
そう考えてる最中、隣から聞こえてきた勇ましい相棒の声に乗り込んだ時とは別人に思える程に逞しく。睨んでいた表情も一瞬だけ緩み、フッと軽く笑えば)

ああ、お前が望むならなっ…!



【ファウスト】

…ほう、我々と戦るおつもりですか?…まあ坊ちゃんも遊び足りない様ですし…

(面白い様に想定通りの反応にくすりと笑みを溢せば、顎に手を当て戦う気の敵を見てから主人を見て。幹部からの命令もあり、どの程度力に耐えられるのか適応能力も見て置きたく少しばかり考える素振りを見せるも右手の指を鳴らし、自分の魔力[第1段階]を付与して)



(/お褒めのお言葉ありがとうございます!
まだまだ未熟で拙い文の為、お相手様からも他の方からも学ぶ部分が多く勉強させて頂いてます。
いやいや、長さは気になさらないで大丈夫ですよ!その時、場面で変わる事あるかと思いますし、此方もムラがありますのでお気になさらずに!)



  • No.126 by カラム・ハッサン  2021-01-24 00:45:51 


「アーハッハッハ! よっしゃきた! そうこなくっちゃ! どっちが子どもか試してみようぜ!?」

(怒りや不快感を露にする自身と相棒に対し、敵方の二人はむしろ、その反応を面白がってさえいそうな様子で。魔人の男の態度から感じるのは、まるで暗く冷たい洞窟の奥に眠る氷のような冷徹さ、そして、少年の態度から感じ取れるのは、己が何をやっているかも分かっていないような罪深き幼さか。

続けて魔人の男が指を鳴らせば、少年の頬には入れ墨かと見違える2本の線が生じ。同時に少年は得意そうに高笑いすると、恐らくは先の相棒の悪態に引っかけた挑発をしてきて。……"どっちが子ども" とは、どう見てもあんたが子どもだろ、と些か突っ込みを入れたくなるが、口振りからして少年の言う "子ども" とは単に年齢に寄るものではないのだろう。大方、力のない者や考えのない者の象徴と言ったところだろうか。憶測はともかく、対戦の火蓋は切られ。

少年が楽しそうに『お遊戯の時間だ!!前にいる奴はみんな、踊れ!あっちの男はぶっ殺して、もう一人は足でも潰して生け捕りだ!!』と叫べば、腕を掴まれている少女以外で、かつ集団内において前方に立っていた子どもたちは多くが顔色を蒼白に変え、大慌てといった調子で自身と相棒に向かって駆け出してきて。つい、何故そこまで迷いもなく?と疑問に思うが、次の瞬間にはその理由が分かり。少年は台詞を言い終えると同時に、少女に向けていた腕を一度横に振るい、魔法を発動させた様子で。前方にいた子どもたちの本来の立ち位置には、その刹那に勢いよく細い氷柱が生え。数量で見てこそ上級の魔法とは思えないが、切っ先は鋭く、位置も的確、一歩でも子どもたちが駆け出すのが遅れていれば、容赦なく彼等を貫いたであろう。

……まるで、暴君だな、と感想を抱くが、口に出している暇はなく。向かってくる子どもたちはこれまで余程脅されてきたのか、必死の形相で。相棒と違い、自身は一度に多数と組み合って、彼等に大怪我をさせない自信はなく、ここは頭の使いどころ。素早く隣に立つ相棒に寄れば、小声で「アルム、出来るかぎり、あの子等は傷付けたくない。でも、あいつらの近くにいたら結局攻撃を受けそう。だから、ここは一旦背後に下がって、出来るだけあいつらから離れた距離に誘おう?」と早口で耳打ちし、その時点で宣言通りに後退しつつ、作戦の全容を語るほどの余裕は持てずとも、その次にしてほしいことまで辛うじて伝え)

……距離を取れたら、一瞬だけ俺を魔装してほしい。できるかい?



(/露悪的なタルジュの言動に、普通に不快を覚えるアルム君のモラルが好き過ぎます← ロルの長さについても寛容で気遣いあるお言葉をありがとうございます!)

  • No.127 by アルムナーク  2021-01-24 21:20:09 



ああ、分かった…今のお前なら俺が調整せずとも自在に操れんだろ。

(敵側の主人の変わり姿に、"あの年齢で魔装を使えるとは"と内心感心しつつ、相棒の提案に小さく頷き同様に後退。
案の定子供達は此方の動きに反応して攻撃を仕掛けてくるも躱しながら、相棒の言葉に耳を傾けて。
此方の魔装は初見の付け焼き刃なんてものではない、制限時間はあれどそろそろ魔力の調整も任せて良いかもしれないと判断。無論付与はするが、その後は任せようと決めれば「…やってみろ、試すには良い機会だしな。餓鬼共は任せろ」と続け、敵から一定の距離を取った所で相棒への魔装を発動して。
かと思えば、息つく間もなく踏み込んでくる子供達の相手を一手に引き受け「餓鬼共、遊んでやるから掛かってきな」と少しばかり威圧的な態度で、然し腰のカットラスを抜く事はなく刺激して)



(/あ、ありがとうございます!普段あんなでも確実に成長してるんでしょうねT^T 笑)

  • No.128 by カラム・ハッサン  2021-01-25 22:40:06 


ありがとっ、アルム!

(幾人かの子どもたちが必死を伺える表情で声を上げながら此方に向かってきて。敵陣との間合い、相棒との距離感、そして、先に自分たちと対峙した別の少年少女の立ち位置を目視で確認しつつ、それとなく後退しては、のびのびと戦えそうで、かつ、他を巻き込まずに済みそうなスペースへと誘導し。その最中、視界に捉えた先の少年少女たちの不安げで、何かすべきかと迷うような眼差しに気付けば「そこを動くなよ!大丈夫だからな!」と声を張り。

続いて、自身の頼みを快諾してくれた相棒によって魔装を受けると明朗な声音で礼を述べ、全身に漲る力の一部を乗せて指を鳴らし、向かってくる子どもの一人の足元に、当たらぬような位置加減で威嚇程度の高い火柱を上げ。驚いた何人かの子どもが悲鳴を上げたが、気にせず「降参するなら今のうち! 武器を捨てた子は攻撃しない! 向こうへ行って!」と告げ、先の少年少女たちが佇んでいる方向を一瞬だけ視線と顎で示して。

その言葉で数人の子どもが板挟みの選択肢に困り果ててしまったのか、泣きそうな表情となったり、はたまた戸惑うように示された方向を一瞥したりしたが、残念ながら武器を手放す者は一人もおらず。さらに、また別の数人は血気盛ん、敵意剥き出しのまま。……仕方ないなと割り切ると、次は相棒に向かって「俺は徹底して擁護に回る! なるべく短時間で武器持ちを全員昏倒させることはできるか!?」と言って。戦闘の能力にもセンスにも開きがある自身と相棒が、それぞれに子どもたちを相手にするのでは、結局相棒にかける負担が増えてしまいそうだし、敵陣に援護射撃の隙も与えかねない。となれば、ここは役割分担。

まず万が一にも相棒の集中を削がないよう自分の身は自分で守ること、その上で全体に気を配って、相棒が目先の子どものみに注力しても不意を打たれぬように気を配ろうと。相棒にやや遠方から攻撃を仕掛けようとする子どもがいれば、足元に火柱を上げ、暗に撤退を促し、それとは別に隙があれば、武器に向かって火玉でも撃とうという方針で。……どこまで上手くやれるか、揺るぎない自信があるわけではないが、自分だって交戦の経験がゼロでもなく、援護一辺ならあるいはと。自身に向かってくる子どもたちのことは受け流しつつ、ただ説得的な口上だけは続け)

君たち、俺たちを信じられないのか? だったら、まずは3人だ! それだけ味方がやられたら、強さを認めて折れてほしい! 今からだって武器を捨てた子には手を上げない!



(/援護の宣言をさせたので、アルム君の戦闘描写内でも、カラムの援護攻撃描写は確定で自由に回して頂いて構いません。必要がなければスルー推奨でお願いします← また、カラムなりに色々考えているようですが、当然作戦に乗るかどうかはPL様とアルム君のご自由に←)

  • No.129 by アルムナーク  2021-01-26 01:21:09 




っと…あ?出来なくはねーけど、餓鬼相手に魔力を発動させる事になるぞっ…良いのか?

(明らかに戦闘慣れしていない子供が相手なら攻撃を受けるのは容易。だが不慣れと言えど子供たちにとっての現司令官、敵の少年の威圧感から来る恐怖故か攻撃の手を止める事は出来ない様で、避けても避けてもキリがなく。中には両手でナイフを持ち、目を瞑ったまま此方へ向かってくる子もいて。片手でその子の頭を押さえくるりと回せば、押さえていた手を離し手刀で首を狙い気絶させ。それでも他の子が引っ切り無しに襲いかかってくる為、どうにかしなければならず。

相棒の問い掛けに対し、短時間で昏倒させる方法があるにはあるが、子供に使うのは少しばかり酷なもの。魔人の基本能力として備わっているもので、此方の認識する対象を威圧して気絶させる"魔障"と呼ばれるもの。発動させた者の風圧(目には見えない魔力)に当てられる事で気絶する為、大人でも意思の弱い者は意識を飛ばし数時間は目を覚さない程で使っても良いべきか悩む所。

そう考えてる中でも子供達の攻撃は止まず、子供から攻撃されそうになった時相棒が上げた火柱によって助けられ「カラム、ナイスタイミング」とニッと笑みを溢して)


(/了解です!
作戦については、乗らせて頂こうかと^ ^

また、上記絡み文に出しました"魔障"については咄嗟に思いついたものです←
相談トピの方にも、後日追記用語として追加させて頂きますね!)

  • No.130 by カラム・ハッサン  2021-01-31 22:21:21 


【カラム】

……頼む!

(子どもたちの攻撃をかわしつつ、相棒に返した言葉は迷いなく。本当のところ、先の発言は直前の戦い振りから手技による昏倒を想定してのものだったが、取り立てて方法に拘る気はなく、今、重要なのは短時間で子どもたちの戦意を削ぐか、あるいは最低限の負傷で戦闘不能にすることであり。魔力でそれが叶うのであれば、止める理由はない。自身は視野をなるべく広く保ち、時に相棒の周囲にも援護で魔法を発動させては、自分が一歩前に子どもたちに向けて放った宣言との矛盾も一応考慮に入れ、真剣な口調で「アルムの周囲にいる子から、お願い!」と続けて。

……魔装を受けてから動き通しだが、果たしてどれくらい時間が経っただろう。現在の戦闘を長引かせる最大のデメリットは、恐らくこの後に控えているであろう本命の戦闘で時間切れが起こることであり。迷うような表情、あるいは泣き出しそうな顔立ちとなりつつも向かってくる子どもたちの攻撃を受け流し、こめかみに滴る汗を感じながらも、一瞬ちらりと遠方に立つ二人組の方を見ては、ここで自分たちが屈服してしまえば、信じてこちらに付いてくれた子どもたちの立場もまずいはずだ、と口を強く結び、黙ったまま気持ちを保ち直し)

…………………………。



【タルジュ】

あっはっはっは、踊ってんなァ!

(自分たちからはやや遠方に当たる壁際へと逃げ、その場で己がけしかけた子どもたちと乱闘を始めた敵陣の様子を眺めては愉快そうに。それから、瞳を細め、にやにやしながら「駒はまだ沢山あるんだ。どうやって料理するのが一番楽しいだろうなァ…」と半ば独り言のように呟き。ただ、あそこまで距離を置かれては、直々に茶々を入れることは叶わないどころか、何やら時折叫んでいるのは分かるものの、正確に発言内容を聞き取ることも難しく。既に魔装によって増強され、常人以上となっている身体能力のお陰で集中すれば聞き取りは可能かもしれないが、まだ遊戯も序盤、真剣になるよりリラックスしていたい気持ちが勝り。結局呑気に構えたまま、悪巧みするように少女を掴んでいない方の手を軽く自身の顎辺りに添えて、緊張感のない声音で楽しげに)

なぁ、ファウスト? やっぱり何人かは裏切るかな? 裏切り者が出たら、あいつらの目の前で殺してやるのもいいかもな。


(/相済みません、大変お待たせいたしました汗 また、タルジュが残虐なことを言っていますが、対応はご自由に← PLとしては進んで無益な殺生をする気はないので、タルジュがその気でもなんやかんやモブを守らせるRPをさせて頂くかと思います←←)

  • No.131 by アルムナーク  2021-02-03 20:35:25 


りょーかいっ……!

(許可を得ればニヤリと口元を緩め、攻撃を躱す動きを止めて瞼を閉じると、目の前の子供のみならず相棒の周りにいる子供にまで意識を集中させカッと瞼を開けば紅い瞳で"魔障"を発して。次の瞬間子供達が白目を剥きばたり、ばたりと倒れていき。先程まで敵意を向けていた子供達全員が倒れたのを確認すると、再び瞬きすれば瞳の色が元に戻り。)




【ファウスト】

既に裏切り者も出ていますし、可能性は大いにありますね。
どの道使い物になりませんし…どうでしょう?今度は坊ちゃんが、あの魔人の相手をしてみては?

(暫し黙って観察していたが敵側の主人の魔装姿を見て、契約関係にある事への確信を得て。魔人が魔障を使った事で、子供達が倒れていく様子からもはや使い物にならないと判断し、最初から期待してはいなかった為に子供の様子を見るどころか、敵側の主人の方に興味が湧き。
すると我が主人からの問い掛けに対し、さも当然であるかの様にさらっと答え更に提案し。)


(/大丈夫ですよ!
了解です、ファウストは戦わせたい気満々ですがw)

  • No.132 by カラム・ハッサン(PL)  2021-02-06 00:46:11 


(/すみません。超私情なのですが、たった今、仕上げた長文が通信エラーで消失し、大ダメージを受けたのでリカバリー少しお待ちください)

  • No.133 by カラム・ハッサン  2021-02-06 01:52:56 


【カラム】

え……? え、すごい…っ……じゃなくて!!

(再度頼み込んだ後、相棒が瞳を閉じたので一瞬何をどうする気かと思ったが、心配しかけた次の間には子どもたちが一人また一人と倒れていき。やがて全員が倒れれば、つい辺りを見回してぱちくりと瞬きをし、覚えた感心のまま呟きを漏らすが、すぐにハッとして。気持ちを切り替えるようにその場で首を振ると、シャムシールを腰に戻し、最も近くにいる子どものところに移動し。抱え起こそうとしながら相手の方を振り向けば、眉を八の字にして、迅速な行動への感謝が半分、結果への困惑が半分といった微妙な表情で「……ありがとう、でも……周りにいる子からと言っただろう!?」と言って。それからすぐ、既にこちらに付いている少年少女たちへ視線を向けると手招きし、もう片方の手は口の横に立てて添え「ごめん、君たち!運ぶのを手伝ってくれないかい!?」と一言。……運ぶと言っても所詮、広場の隅に寄せる程度なのだが、意識を失ってセルフ防衛は期待できない状態である以上、その辺に転がして置くよりはまだ不安要素が低くなるという算段で)



【タルジュ】

あ? なぁんだ。みんな、やられちゃったみてぇだなぁ。

(遠方からながら、敵方の戦闘状況を見ていたところ、どうやら勝負はついてしまったようで。子どもたちがぱたりぱたりと倒れていった様に対し、特に驚く素振りは見せず、ただ相棒が彼等を評した言葉の通りに "使い物にならなくなった" 玩具を見るような目付きとなり。つまらなさそうに眉間にシワも寄せたが、続いて相棒からの提案を耳に止めると、途端にニンマリと口角を上げ。瞳にも光を取り戻すと、顎の下辺りに片手を添えつつ、これから起こることへの期待感から楽しそうに「いいな。あいつらもそこそこやるようだし」と言って。

腕を掴んでいた少女を突き放すように乱暴な動作で解放すれば、自分は前へと進み出て。背を向けたまま、まるで取るに足りない些事を頼む時のような口調で、手放した少女について相棒に「そいつ、何かあったら首刎ねちまえよ。役立たずに生きてられてもムカつくだけだし」と、特に意味もなく気まぐれありきであるが、周囲の子どもへの脅し文句としては十分に効果を発揮しそうな台詞を吐き。現にその言葉を聞いた少女は青ざめ、一度だけ隣に立つ魔人の男を見上げ、小さく身体を震わせたのだが、見ていない当人に響くものがあるはずもなく。ただ、か細く独り言みたいな声音で囁かれる "……役に立つ、役に立ちますから……だから、殺さないで……" という懇願なら聞こえたが、それでも結局、動く心はなく。

自集団から4、5歩ほど離れれば、敵方との距離はまだ随分と空いていても、その場でジャマダハルを引き抜いて構え。そのポーズのまま、何やらちまちまと倒れた子どもの移動を試みているらしい敵方に向け、顎を引き、しかし鋭い眼光を宿した瞳はまっすぐに挑発するかの如く「おぉい、お前ら!!ちょっとはやるようじゃん!?」と声を張り。それから、少し顔を上げると、性質の悪いイタズラを企んでいるような子どもの笑みを浮かべ)

そいつら殺したのか? だったら、ご褒美にボスの登場だ。次は俺が相手してやる! かかって来いよ!!


  • No.134 by アルムナーク  2021-02-07 13:17:18 



…あ?先だろうが後だろうが、どのみち掛けんだから同時の方が手っ取り早いだろーが。

(子供達が気絶した事で、物凄く褒められるだろうと何処か得意げに鼻高々しい気持ちで居たのだが、例の言葉の後に何やら困惑気味の声が聞こえ同時に鼻を折られた気持ちにもなり。気絶後の運ぶ手段まで考えていなかったらしく、それを誤魔化すかの様に結果論を口籠もりながら続け。
此方の様子を伺っていた敵側の主人が鋭い眼光と共に、此方を挑発している様子。分かりやすい挑発に、そう易々と乗る気は無いのだが気絶した子供を運んでいる相棒達へ危害が及んでは意味がないと判断し、相棒と子供達を守る様に前へ出れば)

んな訳ねーだろ。そんな悪趣味は持ち合わせてねーよ。
全く…随分と威勢の良い"お坊ちゃん"だな。そんなんだと、友達少ねーんじゃねぇの?

(血の気の多さに多少呆れつつ、此方に意識を集中させるべく逆に挑発して)



【ファウスト】

…畏まりました。
ああ、そうだ…一つ君に言っておきましょう。役に立つとは"自らの命をも差し出す覚悟"という事です。…この意味、分かりますよね?

(主人の頼み事に対しにっこりと笑みを浮かべれば胸に手を当て軽く頭を下げ、そのままの姿勢で前へと出る主人を送り出し。姿勢を元に戻せば隣の少女を見る事なく、か細い声で懇願する言葉を聞いて『なんて弱い生き物か、こんなモノを玩具として傍に置いておくなんて不愉快極まりない。いっそ、この場で八つ裂きにしてやろうか』なんて呆れにも似た苛立ちの気持ちを抱えつつ、今はまだ人質の身。上手く使えばもっと面白くなるかもしれない、と思考転換させその少女にだけ聴こえる様に"役に立つとはどういう事か"を惨忍さを含んだ声色で伝えれば、少女は恐怖でどうにかなってしまいそうな程に震え"どう転んでも助からない"との意を組むと絶望し只々その場に力無く立ち竦んで。

少女の様子を見てクスリと小さく笑えば「さあ、一緒に来なさい。」と一言発し、主人の邪魔にならぬ様に歩き出せば敵側の主人へと近付いて)

少しお話ししませんか?

  • No.135 by タルジュ=ナミル・マフディ  2021-02-07 15:20:29 


【タルジュ】

な!! …………な ん だ と ぉ う……!? ……お前……お前、覚悟しろよッ!?

(意地の悪い笑みを浮かべ、すっかりニコニコしていたが、敵方の魔人の台詞を聞くや、すっと顔色を変え。傍目にも何か "地雷" を踏まれたらしいと分かる程度に一瞬表情を凍らせれば、次はわなわなと唇を震わせ、怨嗟の込もった言い様で低く言い返し、続けて一度色が引いた顔に赤味を取り戻せば、怒り心頭といった様子で敵方の魔人をびしっと指差して。声音にも表情にも憎しみを込め、唾を散らして怒鳴ると、魔装を受けているがために見た目からは想像しがたいような素早さで敵方の魔人に向かって走っていき。だが、まだ剣も届かないであろう十分に距離が空いている場で立ち止まれば、その瞬間にジャマダハルを持つ腕を大きく横に振るって、叫びながら弾丸のような氷の矢尻を一挙に5つほど放ち)

俺は、俺はなァ!? レベルの低い連中と友だちになる気なんて、ねェんだよォォ!!!!



【カラム】

……! ……お話は構いませんが、シチュエーションが穏やかではありませんね?

(魔装を解いて子どもたちの移動を試みているところで、向こうの少年の挑発は聞こえたが、先決なのは今取り組んでいる作業の完遂。一度どうしたものかと少年の方を確認はしたが、相棒が前に出てくれたのでほっとして。さりげなく、少年への応対はそのまま相棒に任せ、先にこちらについた子どもたちの協力もあり、ほとんどの昏倒した子どもたちを壁際に運べた頃合い。こちらに近付いてくる影に気付くと、既に降参している子どもたちにはあまり近付いてほしくないため、またさりげなく前へと進み出て。ある程度の距離感のところで声をかけられれば、彼の隣に怯えきった雰囲気で佇む少女のことをちらりと見てから、いつでも引き抜けるように腰のシャムシールに手を伸ばしつつ、冷たい瞳と声音を男に返し)



(/友だちいないことを相当気にしているタルジュ← カラムが魔装を解く描写は>133で入れた方がスマートでしたね……事後確定のようになってしまい恐れ入ります↓)

  • No.136 by アルムナーク  2021-02-07 22:49:20 



!……っと、図星かよ。

(あからさまに態度や声音が変わった事で、一発目から地雷を踏んだ事に少々焦りつつ、相手の行動に注意を払いながらもあまりの素早さに追うことは出来ず。然しながら、これまでの戦闘で培った勘を頼りにカットラスを素早く抜刀し、此方に放たれた氷の矢尻3本を切り崩し、残りの一本は左腿外側を掠めてもう一本は右足前スレスレに地面へ突き刺さり。
年齢は満たないものの、魔装しているとは言え戦闘センスはそれなりに持ち合わせている様だと敵ながら感心。
次は此方の番だと、カットラスを構えたまま地面を強く蹴れば相手の前まで距離を詰めるもカットラスは囮に、持たぬ左手で相手の頭を掴もうと手を伸ばし)




【ファウスト】


ふふっ、穏やかではない?
…それは貴方次第ですね。妙な動きさえしなければ、私は何もしませんよ。

(初めから戦場に穏やかな場所など無いだろうに、何を言ってるんだと思わず笑みを溢せば妙な間を開けて意味深に続け。隣に立つ少女の瞳には生気が無く、相手が腰の武器に手を伸ばすのを視界に捉えてはその少女の頭に手を乗せながら穏やかな口調で、それでいて忠告を交えた冷たい声色で続け)



(/タルジュ君、ごめんよー!アルムも友達少ないからっ←←

いえ、問題ありませんよー!あ、子供達の目覚めるタイミングお任せしても宜しいでしょうか?決して考えてなかった訳ではないんですよ、はい…汗←)

  • No.137 by タルジュ=ナミル・マフディ  2021-02-09 00:15:53 


【タルジュ】

ちっげええええよッ!

(図星と言われれば、増強された五感で耳聡く広い。憤怒で赤らめた顔のまま、否定の語を口にしつつも、瞳は割りと正確に相手の動きを追っており。矢尻をほとんどをかわされた次の瞬間に剣を構えた相手がすぐ手前まで間合いを詰めてくれば、左手の動きには気付いていないものの、右手の剣を受けようとしているというよりは、目の前の相手を武器ごとしゃにむに横断しようとしているかのような無茶苦茶な構えと勢いで、叫びながら、半回転を描く形でジャマダハルを横に大きく振り抜こうとし)

根拠のないことを言われるのが、ムカつくだけだぁああ!!



【カラム】

……本題は?

(男が少女の頭に手を置こうとしたのみで、つい瞳を緊張に揺らしてしまい。思わず息を呑むが、動揺をあからさまに見せるのが得策でないのは交渉の常識で。何とか表情に平静を取り戻せば、広場には相棒と対峙しているのであろう少年の声も響いていて。……そちらも気になる、魔装を受けているとはいえ、魔人の生の長さに比べれば、どうしたってほんの少し前に契約をしたのであろう少年に、戦闘経験も豊富な相棒が押されるとは到底考えられないが、戦闘に一瞬の油断も禁物なのもそうと捉え。だが、この状況では。ちらりと相棒と少年の方も見てみたが、今はそちらに迎えないと思い直し。目の前にいる男に向き直れば、こちらの方こそ妙な真似をされ次第、瞬時に剣を抜いて腕でも肩でも切りつけやろうというつもりで、腰の辺りに伸ばした手はそのまま、しかし、警戒を不要に煽ることも避けようと言及された時点で動きは止めて。冷静な瞳と声で、男の次の言葉を促すように小さく顎をしゃくり)



(/ジャマダハルって刺突武器なんですが、切りつけるように振り回している辺り、多分タルジュはまともな使い方を知らないんでしょうね← 回転切りは避けて頂いた場合、その後は大振りの動作のため、必ず隙ができるので、お好きな確定動作を入れて頂いて構いません。もちろん、必要なければスルーをお願いします!)

  • No.138 by カラム・ハッサン(PL)  2021-02-09 03:00:04 


(/度々のPL発言すみません。>>136の「子供達の目覚めるタイミング」についてお返事が抜けていましたね!汗 ごめんなさい、心の中で「了解^^」と言っただけで満足していました← 改めて了解です!汗/ご返信不要)

  • No.139 by アルムナーク  2021-02-11 00:40:03 



っと!…おいおい、根拠なんて初めからねーよ?そうだな、強いて言うなら…

(相手の頭を掴み地面に倒すつもりでいたが、彼の持つ武器の本来の使い方では無く大きく振ってきた為、咄嗟にカットラスを逆手に持ち身を護る様に盾の様な役割に変更。相手の刃と此方の刃が当たった時、相手の力加減を受け流す様な形で少しばかり手前に引くとすぐに止め、妙に耳に残る刃と刃が擦れた金属音を響かせながら跳ね返せば、そこで生まれる大きな隙を見逃さずに瞬時にしゃがみ込み足払いを決め込み立ち上がり。相手が倒れた所で尽かさず、相手の目前へカットラスの刃先を向けて。
「…"勘"?」先ほどの言葉の続きを考える様な素振りを見せつつ、やがて一つの答えに辿り着けば再度おちょくる様なそれで居て冷静な声色で続けて)



【ファウスト】

…今更とお思いになるでしょうが、貴方とあの魔人の関係についてお聞きしたい。どうやら貴方も魔装を使える様ですし、契約関係にあるのは間違いないと踏んでいますが…如何です?

(剣に伸ばす手はそのままの様だが、話をする事に応じてくれた事に少女の頭に置いた手を退かし本題を話し始めて。王国の兵士から情報を得ない限り、ここに乗り込んでくる者など居はしないだろう。それに加えて一瞬とは言え、魔装した姿を目にした事で確信を抱くも、それ以外の情報は乏しく何かしら得てボスへの手土産にするつもりで)



(/タルジュ君からの攻撃については、受け流す動作から跳ね返し、足払いで倒す流れにさせて頂きました。この流れなら、魔装第二段階の要求するにしても、ファウストから様子を見て与えるにしても自然な流れに出来るのではないかと思いまして^ ^)

  • No.140 by タルジュ=ナミル・マフディ  2021-02-13 16:05:18 


【タルジュ】

ーッ!

(耳に障る嫌な音。相手を切り裂こうとした自身の凶刃と、それを受け止めようとしたらしい相手の剣身が勢い良く擦れ合って、合間に漏れた悲鳴のような金属音。眉をしかめ、次の手を考える隙もなく、続いて相手が突如しゃがみこんだかと思えば、足に鈍い打撃を覚え、視界が反転し。崩したバランスのまま、豪快に腰を地面に打ち付け「いったッ…」と溢すと、即座に目前に現れたのはカットラスの刃先。思わず、瞳を丸くしてその切っ先を見つめてしまったが、余裕さえ感じる相手の台詞が耳に届くと、途端に眉間にシワを寄せ、非常に荒んだ目付きとなって相手を睨み付け。まだ腰に残る痛みに刺激され、あっさり攻撃を食らってしまった悔しさと、相手に対する怒りが沸き上がる……だが、一度害意に満ちた目で睨んだ後は、唐突にフッと笑って。地面に尻と両手をついたままながら、相手を見つめる瞳は真っ直ぐに「…なかなかやるじゃん」と述べれば、さらに、口元にだけ薄い笑みを浮かべた表情で「これぐらいじゃないとつまんねーよな。前のおっさんたちなんてよォ、土人形みたいに脆くてつまんなかったんだ」と続け。それから、ジャマダハルを持っていない方の手を軽く上げると、身を守るように相手と自分の境界に地面から氷の壁を呼び出そうとし、また、自身の相棒の方を振り向いては大きな声で)

ファウスト!!第二段階だぁあああ!!



【カラム】

……ああ。

(相手の話を聞けば、体勢は固めたままだが、納得したような表情となり。肯定の意味ではなく、単なる相槌として "ああ、そういうことか" の後半が抜けたような台詞を繋ぎ。推察するに、あちらの少年も先にこちらに自己紹介を求めてきたし、今目の前にいる男たちはこちらの情報はをこまで持っていないと認識して良さそうか。それにしても相手本人も "今更と" と前置きしたように分かりきったことを聞く。……判然としていることという思いから、つい何か裏があるのかと考えてしまうが、振る舞いは自然かつ冷静に。ここはちょっと鎌をかけてみるかと、相手の瞳を捉えたまま「お答えしてもいいんですが、聞かれるだけというのはアンフェアですね。でも、そう言っても、ほとんど自明のことなので引っ張る意味は乏しいかもしれない」と続け。そこで空気を裂くように、魔装の強化を求める少年の声が割って入ってくれば、反射的にそちらに視線をやるが、すぐに目の前の相手に瞳を戻すと)

お先に坊やの救済をどうぞ。その後、僕の質問にも答えてくれるのなら、先の貴方のご質問にも少し詳しくお答えしましょう。



(/了解です!お心遣いをありがとうございます^^)

  • No.141 by アルムナーク  2021-02-14 10:30:22 


そりゃどーも…それについては同感。

(刃先を向けても尚臆する事なく楽しんでいるかの様な相手、子供と言えど敵らしい台詞と態度に根性と負けん気が備わっている事に流石の言葉に尽きる。それに比べて、最近の衛兵達は平和ボ.ケしてると言うか、緊張感に欠けていてそれでいて横暴な態度を取る者もいる始末。敵でありながらもその点については共感出来るが、それもほんの一部の人間に対してのみで。
「っ!…第二段階…?」素直に降参するとは思ってなかったが、地面から微かな魔力を探知し尽かさず後ろへ飛び離れれば敵と自分の間に氷の壁が出現し阻まれて。更に聴き慣れぬ単語に、恐らく魔装の事だろうが二段回目以降があるとは全く知らず身構えて)





【ファウスト】

…ふむ、良いでしょう。答えられる範囲でしたらお答えしますよ。

(相手方も此方の情報を欲しているのは一目瞭然。顎に手を当て困った様に眉尻を下げ暫し考えるも、その表情が嘘であるかの様にあっさりと提案を受け入れ。
此方側の情報を多少なりとも漏らしたとて、その情報を囮に塗り替えれば良いだけの事。だとしても全てを打ち明けるつもりはなく、にっこりと笑みを浮かべる様は余裕綽々といった態度で。
主人の我が名を呼ぶ声に耳をピクリと動かし反応するも、相手から視線を外す事はなく、寧ろこれから大切な話をしようと言う時に魔装強化の要求。表情にこそ出さないが、やれやれと内心で少しばかり呆れていると、相手からまさかの救済を許可する言葉。普通ならば許可など出さないだろうに、何か意図があるのではと探りたくなるがここは素直に受け入れて「…お気遣い痛み入ります。」と一言発し、頭を軽く下げると再度右手の指を鳴らし[第二段階]を主人に付与して。


「…坊ちゃん、私は信じていますよ?」主人に背を向けたままの状態で少しばかり強い口調で、それでいて何か黒いものを感じる様な威圧を含んだ声色で発しつつ顔だけ主人に向ければ多くは語らず眼鏡を光らせにっこりと。
顔を戻し再度相手に向き直れば)

失礼しました。では、お話し頂けますか?

  • No.142 by タルジュ=ナミル・マフディ  2021-02-14 14:05:40 


【タルジュ】

次だな!!

(氷壁を呼び出すとともに二段階目の魔装を受ければ、いきなり立ち上がるのではなく一旦前屈みになり腰を浮かせ、それから飛躍的に向上した身体能力で地面を蹴ってバク転し。元いたところから幾らか後方に着地すると、自分が呼び出した氷壁の所為でその向こうにいる相手の位置は視認できないが、お構いなしと言った具合でジャマダハルに魔法をまとわせ、台詞を口にしながら俊敏な動作で大きく横に振るって。途端、剣身から無数の氷の粒子によって形成された冷気がカッターのように放たれ、目にも止まらぬ速度で風を切り。広場全体で気温が下がったかのような冷感が辺りに漂う。放たれた冷気は先に召喚されていた氷壁を寸断し、なお、落ちない勢いで突き進んでいき、狙いは恐らく氷壁の向こうにいるだろうと踏んでいた相手を傷付けること。

戦闘そのものと魔装の強化を受けたことによる高揚感から、八重歯を覗かせた口元を邪悪に歪めると「アッハハ! 腕の一つでも飛んじまえよ!!」と笑い、同時に足を一度ドンと踏み鳴らし。それも魔法発動の合図であり、ここまでで相手は接近戦の方が得意そうだと感覚的に認めたがゆえの防壁。自分の周囲半径2m程度を囲むように、鋭く尖った氷の円錐を生成しようとして。……その時、ちり、と胸の辺りに炎の気配を覚えたが、今、この場で代償を気にして攻撃の手を緩めるつもりはなく、内心では舌打ちしたい思いで "もうかよ" と不満を感じるが、表情には出さず、ただ楽しそうに)

ショーはまだまだこれからだ!!



【カラム】

…………っ!?

(洞窟内の室温が急に下がったような寒気に思わず、ぶるっと身体を震わせてしまい。つい相棒と少年が戦っている方を振り向くと、丁度少年が氷壁に向けて冷気の刃を放ったところで。氷壁の向こうに相棒がいるかどうかを確認するほどの余裕は持てず、咄嗟に「うわ、危ない!!」と叫んでしまい。目前にいる魔人の男のことは、この瞬間だけあっさり意識の外で)




(/目にも止まらぬ速度~とかはあくまで人間基準で書いています。アルム君の目にどう映るかを縛る気はないのでご了承を。というか、>137でカラムも思索していますが、本来なら「人間であり、子どもであり、契約初心者であり、戦闘初心者」のタルジュは能力的にも経験的にもアルム君に敵うはずはないと思っています。タルジュ側にあるアドバンテージは「殺傷への躊躇のなさ」や「子どもであり初心者であるがゆえの奇抜な戦い方」ぐらいでしょうね←
 それはそうと、カラムの意識が丁度二人の戦闘に向いたこともあり、この辺りで会話のターンを挟み、本来のペアを合流させて「アルム君vsタルジュとファウスト君&カラム」になっている構図を「アルム君&カラムvsファウスト君&タルジュ」に戻すのは如何でしょうか? 気乗りしなければスルーをお願いします)

  • No.143 by アルムナーク  2021-02-15 23:28:38 


…やるかよ、勿体ねぇ。

(氷壁の所為もあり容姿までは確認出来ないが、空間に響く相手の台詞から何かしら攻撃を仕掛けてくるのは容易に推測でき、鞘に収めこそせずともカットラスを左腰辺りへ納める様な仕草で抜刀の構えを取り、熱魔法を静かに発動させ自分の周りの温度を上昇させ。すると氷壁諸共崩し消える事なく此方に向かってくる斬撃を相棒の叫び声が聞こえたのとほぼ同時に視界に捉え、素早く斬り込み斬撃を弾くと天井へ。斬撃を受けた天井から破片が降り注ぐも動じる事なく相手を見据えれば、何やら相手の周りに円錐状の防壁が出現。接近戦が得意と見ての判断だろうが、そうはさせるかと左手の人差し指と中指をくっつけ、クイクイッと動かせば相手の足元から炎柱を出現させようと)




【ファウスト】


…あの魔人が心配ですか?



(話を其方退けで、戦闘する2人の方に意識の向いている相手を見て呆れた様にため息を一つ。それでも主人の適応度も見ておきたい部分もあり釣られる様に戦闘中の2人へ視線を向けながら、何処か面白がる様に言葉を発し)


(/了解です。
アルムとしては契約年齢に達していないのに魔人と契約している時点で、何処となく他の子供や契約者と違うと感じており捕縛する気でいながらも戦闘センスや能力を探るつもりでタルジュ君に合わせて戦闘していると受け取って頂けたら嬉しいです。

構図に関しても、そろそろかなと考えておりましたのでPL様提案通り戻せたらなと^ ^
ファウストも、情報を聞き出したら実戦でも何かを得るつもりで戦闘に参加という方向で調整したかったので賛成です。)

  • No.144 by カラム・ハッサン  2021-02-17 12:56:26 


(弾かれた斬撃が天井に当たったことによる轟音。響く震動に思わず少々姿勢を強張らせ、だが、別段怯えているわけではなく。ちらと敵方の魔人の方を見れば、冷静な瞳と声音で「…いえ、あいつは子ども相手に遅れを取るような奴じゃないですよ」と言い切り。一度僅かに竦めた背筋を伸ばし、改めて敵方の魔人に意識を戻せば、少しだけ首を傾げたまま)
お話の途中でしたね。…そう、あの子のことなんですが、おかしいんですよね。本来契約できる年齢じゃないはずだ。いつどこで出会ったんですか?



(/アルム君がロルの中でタルジュを評価してくれていることを実はとても嬉しく思っていました// 「本来は敵わない」と思っていますが、一方的なやられ役にする気もないため、頂いている手加減に乗じて頑張らせたいと考えています。
 しかし、今回はタルジュのRPを落とし、すみません。想定している火柱の強さを教えて頂けないでしょうか? あと、発動前に魔力の気配はあると思って大丈夫ですか?)

  • No.145 by アルムナーク  2021-02-17 21:57:46 



【ファウスト】

…元々は他の子供達と同じですよ。憑依の実験体として此処に連れて来られたんです。他のモルモット(子供)は、私の力に耐えられず朽ちましたけどね。

(早速根本的な部分に踏み込んでくる事はある程度予想はしていたが、こうも真っ直ぐと聞いてくるとは。誘拐した事から実験について包み隠すことなく打ち明け。実験に耐えきれず命を落とした子供達に対しては、同情する事もなく単なる実験材料としか見ておらず、半ば呆れた様に続け)



(/いえ、お謝りにならなくて大丈夫ですよ!

魔力の気配は、基本的にどんなに微量であっても必ずあるものと思って頂いて構いません。
炎柱についてですが、今回はタルジュ君の戦闘能力がどの程度か知りたいが為の行動と、完全に倒す気はなくどうにか大人しくさせ捕まえられたらラッキーみたいな考えからのものなのでそんなに強くは有りません。段階で言うなら「中」程度で、普通の人間なら把握しきれないけど「魔人と契約してる者」ならそれなりに対応出来ると思って頂ければと。

ややこしく感じられましたら、すみません。汗)

  • No.146 by カラム・ハッサン  2021-02-20 10:10:50 


【カラム】

……何故、また。

(相手が答えた内容とその言葉選び、使われた声音に不快を感じないわけではない。だが、敢えてそれを表情には出さず、睨むことさえ我慢して。代わりのように、一度傾けた首をゆっくり戻せば、空虚を宿した瞳で相手をじっと見つめ、無表情に "何故またそんなことを" という台詞の後半を略した言葉を呟くように繋げ。

剣を掴みかねている腕も含め、姿勢は全く変えていない。ただ次の反応を待つより先に刹那だけ、相棒と交戦中の少年の方へ視線を流し。……結果、目に映ったのはいつの間に呼び出したのか、少年の姿を隠すように地面から生えた複数の氷製円錐。内心 "防御の構えを取ってくれたなら好都合" と考えて。これならまだ少しだけ相手と話をしていられるかな、と視線を正面に戻しては、やや顎を引き、大きくはない声量ながらはっきりとした言い方で)

……よりによって親殺しまでさせて。ようやく読めたんだが、あの部屋で倒れていたのは、あの子のお父さんだったんだな。



【タルジュ】

……! ……ヒュ~! なぁんだ、こんな攻撃もできたのか!

(突如足元に感知した魔力の気配。咄嗟にバク転すれば、先程まで立っていた正にその位置に炎が吹き上がり。周囲の円錐が少し溶け、避けきれなかった服の端は焦げ付いたが、後は宙返りの最中、背と尻に熱を感じた程度。一瞬ならば火傷にも至らず。

着地と同時に冷やかすような口笛を吹くと、好奇心を刺激されたかのように瞳を丸くし、感想を続けて。炎柱が立ち消えれば、次は悪戯を企む幼児の如くニッコリと微笑み「へへへ、そう来るんならこっちもこうだな!!」と叫んで、再び冷気を纏わせたジャマダハルを次は斜め上向きにし横に素早く振るい。

……その斬撃で自身を囲う円錐が横断され。上半分が崩れ落ち、開けた視界。出来上がったやや高めの切り株のような氷の土台の上に一足飛びで乗っかれば、すぅっと息を吸い込み一旦意識を集中し。それからジャマダハルを両手持ちに切り替え、ザンと足元の氷台に突き刺すと、その動作に呼応するように突如、強烈な魔法の気配が漂って。だが、それは相手を狙ったものではなく、最初の立ち位置にいた子どもたちから悲鳴が上がり。……子どもたちの足首辺りから、立っている地面までの範囲をまとめて瞬間凍結させ、動きを封じたのであって。服の下で胸に灯る対価の焔が焼きつける。さすがに眉をしかめ、つい一瞬苦しそうな表情を見せたが、改めて相手を見据えれば、すぐさま平気を気取るように僅かに口角を上げ)

ゲストの参加タイムだ。…お前、素早いからな、助けようとしたら何人かは行けるかもな。でも、下手な真似するんなら、俺はその隙に一人だってぶち殺してやる。



(/ご回答ありがとうございます!今回は確定描写(救済する隙なしの人質確保)を失礼いたします。事前打ち合わせの通り、一度は主人公側に劣勢になってほしかったことと、膠着状態に持ち込むことで合流の隙を生もうという意図です。次のターン辺りでカラムにはファウスト君との会話を打ち切らせ、アルム君の側に行かせようかと思っています)

  • No.147 by アルムナーク  2021-02-23 16:23:50 


【ファウスト】

だから言ってるではありませんか。父親を殺したのは坊ちゃんの意思…私は何も指示していませんよ。

(困り果てた様に眉尻を下げ、それでいて何処か愉しげにクスリと笑みを溢して。当初の目的はあの兵士を殺害し痕跡を態と残す事。いつの間について来たのか、兵士を手に掛けようかという時あの部屋へ現れその場でタルジュの父親であると判明。
必死で息子を連れ戻そうとする父とその父に対する怒りと憎悪から実父を手に掛けた子。…その時の様子は思い出すだけで滑稽で愉快。
だが肝心な部分の訂正だけはしっかりとし、不気味に笑う口を開けば)

…まあでも、生きていてもこれから先坊ちゃんの邪魔になるのは明白ですし丁度良かったですけどね?




【アルムナーク】


…チッ。

(動きを止めるつもりで放った炎柱だが、やはり契約しているだけあって一筋縄ではいかないかと小さく舌打ち。
相手の台詞と悪戯な笑みに何処か嫌な予感を感じつつ、相手の次の動きに注視して。円錐を横断、からの氷の台に飛び乗り突き刺された武器。周囲に漂う魔力の気配、何処から攻撃が来るかと警戒する中、聞こえたのは子供達の悲鳴。
戦闘に集中し過ぎて子供達への意識が少し掛けており、不意をつかれ"しまった、油断した"と内心で思いながら咄嗟に子供達の方を振り向き近付こうとするも、脅し文句を聞いては無闇に動く事も出来ずグッと堪えれば再度相手に向き直り、何もしないと意思を示すかの様にカットラスを地面に放り投げ、金属音が響き渡り)


(/了解しました。ご配慮ありがとうございます!)

  • No.148 by カラム・ハッサン  2021-02-23 18:20:58 


【カラム】

……気分の悪い男め。でも、約束は約束です。こちらもお答えしますが、俺と彼は契約者同士だ。

(何処か愉しそうに紡がれた相手の返答が耳に届くや、顎を引いたまま、真剣な怒りを宿した目付きで相手を睨みつけ、歯に衣を着せることも忘れて悪態をつき。続けて先に相手から向けられていた質問への答えも返せば、ずっと膠着させていた構えを解き、すっと一歩下がり。いつでも剣が抜けるような位置にあった手も今ではその場を離れた。無構えの状態となっては、片手は腰に当て、もう片方の腕は折ったまま軽く広げ「…あいつは太陽属性の魔人で、どうやら俺は "選ばれし人間" ってやつらしい」と付け足し。一応先に交渉条件として持ち出した "少し詳しい" 情報のつもりで。

それから、男の隣にいる少女を冷ややかな視線で一瞥した後、平常通りの落ち着いており、剣のない瞳に戻っては、相手を見つめ「……そろそろ向こうの戦闘が騒がしいですね。その子はここに置いていってはどうですか? 連れ歩くのも邪魔でしょう」と告げ、お話はこれで終わりとばかりに足の向きを変え、不意打ちの攻撃を受けぬよう、背は向けないように気遣いながらも、二、三歩と後退し、暗に相棒の元へと向かおうとして)



【タルジュ】

へへへ、お利口じゃん!!

(武器を捨てた相手の様子に満足げに笑えば、皮肉を述べて。胸に灯った焔はまだ少し痛い。しかも、現状で使っている技は一度の刺突で一本の回線しか引けない。つまり、元々自分たちがいた位置にいた子どもたちをこの技で人質に取った以上、実は自分も動けないし、攻撃もしにくいのであり。空中に漂う冷気をまとめ、氷柱を放つ等といったことであれば、今の技を中断せずに可能だが、言うまでもなく負担がかかり、積極的に取りたい方法ではなく。

だが、当然他に道筋がないわけでもない。まず第一にこの弱点を見破られないようにすること。こめかみに滴る冷や汗は無視し「……さっきのお返しをさせてもらおうか」と静かに強がりを呟き。さらに、相棒の方に視線を向ければ、暗に助力を乞うつもりで、呼び寄せるように声をかけて)

ファウスト!そろそろ、ショーも大詰めだぜ!?……足折るくらい任せてやろうか?



(/複数の相手から話しかけられてモテモテのファウスト君←)

  • No.149 by アルムナーク  2021-02-24 11:13:00 


【ファウスト】

褒め言葉として有難く頂戴しておきますよ。
…フフッ…成る程。どうやら私はツイているようだァ…この場で"復讐"を果たせそうですからねぇ…!

(怒りを宿した瞳と相手の気分を害せたのなら其れは自身の喜びでしかなく。身体の奥底から湧き上がるゾクゾクする感覚を覚えながら、相手が選ばれし人間である事と太陽属性の魔人だと改めて認識すれば、不気味にも含み笑いをしながら天を仰ぎ両腕をだらりと脱力。人造魔人になる事を望み、大きな力を得て、漸く契約者をも得て、その上念願の復讐すべき相手にも出会えた事に運命を感じ。然し本当に自身の大切なモノを奪った当人なのかは分からないが、今となってはそんな事はどうでも良く。太陽[シャムス]に属する者全てに復讐する事が自身の中の一つの目的であり。眼鏡に右手を添えて目を開き、眼球だけジロリと動かし相手を見れば口角を上げ再度不気味に笑みを浮かべ。

「…お気遣い無く。貴方に言われずともそのつもりですので。」姿勢を戻すとにっこりと笑みを浮かべ、隣の少女には"命を賭けろ"と伝えてある為、最早少女など眼中になく。寧ろ相手をどう痛めつけようかと思考を巡らせながら相手の動きを注視。すると聞こえてきた主人の声。呼応する様に主人を見るなりポケットから懐中時計を取り出し時間を確認。まあまあ上出来かと内心で思いながらポケットに入れながら「…ではお言葉に甘えて。」と一言告げ、瞬時にアルムの隣に移動すれば足に風の魔力を纏いそのまま横腹に蹴りを入れ、肋骨が2本折れる感触を感じ狂気に満ちた表情を浮かべながらそのまま洞窟の壁へと蹴り飛ばして。眉尻を下げては反省の色などまるで無くわざとらしい態度で)

…おっと、すみません。足では無く、間違えて肋を折ってしまいました。




【アルムナーク】

ぐっ!?……っ!

(警戒していたにも関わらず、隣に突如現れた人造魔人。受け身を取るにも風の魔法を纏っている蹴りの所為で間に合わず、もろに蹴りを喰らい激しい痛みと共に蹴り飛ばされ洞窟内の壁に激突。辺りには衝撃により発生した土煙が舞い、どんな状況か見えない状態とかし)



(/忙しいですね←
それでも仕事を卒無くこなすファウスト、超ど変態です←←(某CM← )

  • No.150 by カラム・ハッサン  2021-02-25 01:55:49 


【カラム】

……! ……………。

(ここまでやや芝居がかってはいるものの、どちらかと言うなら落ち着いた印象を受けていた相手が、突如敬語も崩し、手振りも交えて嬉しげなリアクションを示したことに意表を突かれ。つい瞳を丸めたが、すぐ冷静を取り戻すと、捨て台詞のような言葉を吐いて立ち去ろうとして。……その間、男の隣に立つ少女を見た時の目付きはわざと冷たくした。さも、大した関心がないかのように。だが、内心ではかなり緊張しており。

ゆっくり後退し、ある程度相手から距離を置いたところで返された言葉と動作には正直すごくほっとして。相手が、取り出した懐中時計に瞳をやった隙に本当のところ、詰めていた息を吐きたいぐらいだったが、そこはまだ耐え、胸の内では相棒の様子も気掛かりに思いつつも、表情はあくまで冷たい風を装い続け。……時計を仕舞った相手がすっと視界から消え、ここを離れたと理解できた瞬間に改めて安堵し、一気に緊張を解き。良かった、女の子に危害を加えず、離れてくれた、と思った。少女のことを邪魔と表現したり、ろくに気遣う素振りを見せなかったりしたのは全てブラフ。

効果があったのか、言っていた通りに元からここに置き去りにする気だったのかは不明だが、本心のまま如何にも少女のことが心配で、彼女には人質として高い価値があるような言動を取るのは得策ではなかったはずだ。ここまでの相手の様子からして、殺さないにせよ面白半分に傷つけた恐れなども想像には難くなく。だが、胸を撫で下ろしたのも束の間、次はやや距離を置いた場所から鈍い打撃音と相棒の苦しそうな呻き声、そして大きな衝突音が聞こえてきて。

はっとし、そちらを確認すれば、反射的に「……アルムっ!」と相棒の名を呼び。一旦少女に視線を戻すと、もう先程まで装っていた冷淡な雰囲気はなく、焦りと危機感と少しの心配を宿した表情で、少女のことを軽く指差し「君! あっちの子どもたちと同じところにいて! その方がちょっとは安全だと思うし、安全になるようにするから!」と告げ、その後は即座に駆け出し相棒の元へと向かって)

アルムーっ!!



【タルジュ】

アーハッハッハ、ナイスシュートッ!! ファウスト、プロ目指せるんじゃねェの!?

(相手が吹っ飛んだ様を目にするや、期待感と興奮からぱっと頬を紅潮させ、瞳は輝かせ。続いて広場に衝突音が鳴り響くと、両手は氷に突き刺したジャマダハルに添えたままながら、実に楽しそうに口を開けて笑い。相手の相方が慌てた様子で走り寄ろうとするのも、如何にも間抜けな雰囲気で滑稽、愉快でたまらず。一度軽く天井を仰いで笑ったが、次は堪えきれないとばかりに、俯いて「くく、あはははははは」と続け。だけれど、完全に油断しきっているわけではなく、敵方の主人がまだ魔人の側に辿り着いていないうちに何とか顔を上げると、にやけ半分ながら「待て待て待て待て、止まれ!!誰も動くな!!」と叫んで。

人質を取っていることを忘れられては困る。勝手な行動は慎み、こちらの顔色を伺いながら、おどおどしていて頂きたいのだ。……そういう意図で発した言葉は届いたのか、敵方の主人は一度こちらを見た後、ぴたりと歩みを止め、その場でこちらに向き直り、睨むような視線を向けてきて。剣は取ろうとしていないが、肘を曲げ、油断はしていない構え。だが、その真剣な表情さえ、今は面白おかしくて仕方がなく。ニコニコしながら「悔しいなァ…?傷ついたお友だちのとこに向かうこともできねェんだな!?」と煽って。それから、機嫌の良さそうな笑顔のまま自身の相棒の方に視線をやると、幸福な家庭でお腹を空かせた子どもが夕食のメニューにでも期待を寄せているかのような楽しげな口調で)

コイツさ、そっちの魔人の前で、ゆっくり八つ裂きにしてやってもいいなァ?


  • No.151 by アルムナーク  2021-02-26 11:12:37 



【ファウスト】

…恐れ入ります。

(楽しそうな主人の声に、主人の方を向けば胸に手を当て軽く一礼し何処か満足気に笑みを溢し。敵方の主の一声により生気を少し取り戻した少女が戸惑いながらも指示された子供達の方へ走り出す姿を視界に捉えるも、我が主人の叫びにより足を止めその場で蹲る様子を横目に捉え。
続いて主人の問い掛けに対し、逆らえばどうなるか子供達への見せしめにも、敵に対し主人の威厳を改めて誇示する事も出来ると考え、更には目の前で主人が八つ裂きにされる姿を見せられて屈辱と絶望に満ちた表情が見れるかもしれないと下衆な考えから口を開けば)

流石坊ちゃん。残忍で素晴らしい思考です。
…ですが宜しいのですか?その様なイベントはご自身でやられたいのでは?

(人質を拘束している魔力については一瞬手放す事になるであろうが、そこは契約者同士。引き継いでより強力に残酷な拘束を施す事も可能である訳で。主人の楽しみを奪うなど使える身としてあってはならぬ事、そう判断しての問い掛けで。
──一方アルムの方と言えば、衝突が凄まじかった所為か未だ何の反応も無く。広い空間と言えど此処は洞窟内、土煙が未だ漂い状況は読めず。念の為気を張り警戒はして)

  • No.152 by カラム・ハッサン  2021-02-27 10:45:48 


【カラム】

…………………………。

(立ち止まって少年を見返し、険しい表情で黙ったまま、内心この子は本当にまだ子どもなんだなと考えて。衝突音に驚き、咄嗟に駆け出したものの、途中で地面に何か光るものが落ちていると気付き。そのタイミングで少年から "待った" がかかったため、折良く足を止め、さりげなく注意を払ったところ、少し離れた場所に落ちていたのはどうやら相棒のカットラスで。……自ら手放したのか、それとも取り落としたのかは分からないが、どのみち、武器を失っていたことを認識すれば、改めて劣勢を察しつつ、他方では、隙があったら回収しようと得物の位置を覚え。相棒は魔法が扱え体術にも心得があるが、それでも、可能なら愛用の品は手元にあった方がいいだろう。

思索を巡らせているうちにも少年は得意気にこちらを煽り、敵方の魔人もそれに乗っている様子で。やり取りの最中、盗むように周囲を確認し、人質を取られていることも理解した。さて、この窮地はどう脱そうか。氷の上から、嬉しそうに自身を見下ろす少年は、姿形こそ年齢相応で、振るまいにも幼さを残しているが、同時に既に複数の兵士と実父を殺している殺人鬼であり。油断すれば、むしろ無邪気ゆえに容赦なく惨殺される可能性は想像できて。取りあえず、今は何処かで戦局を変える余地を見計らおうと沈黙を続け)



【タルジュ】

もっちろん! 俺がやる!

(相棒の言葉に、さすが分かってくれているという実感も露に笑顔で返答して。自分の技の仕組みについては、ばれなければいい。自分に対して無礼なことを言い、生意気に歯向かってきた敵方の主人をこれから好きにいたぶれるのだとしたら、こんなに愉快なことはなく、そうなると、当然見ているだけではつまらない。一度、人質に取った子どもたちへ、意図して鋭い視線を投げかければ「おい、誰も動くなよ?」と低めの声で強調し、それから広場全体へ向けて「誰もだからな」と繰り返すと、あっさり氷台からジャマダハルを引き抜いて。ニンマリ微笑むと、元の立ち位置からぴょんと飛び降り、その場で敵方の主人へ刃の切っ先を向け「どう殺されたいかぐらい聞いてもいいけど?」と笑い。それから、自身の相棒の方を見れば、当人なりに油断のないつもりで機嫌も良さそうに)

ファウストは、そっちのをマークしといてくれ。邪魔されたら白けるからな。

  • No.153 by アルムナーク  2021-02-27 21:49:49 

【ファウスト】

…畏まりました、お任せ下さい。
(主人の喜びが自身の喜びであり、再び胸に手を当て軽く一礼し、主人の指示通り敵側の魔人のいるであろう場所へ向かい。…だが、土煙が晴れそこにいる筈の魔人の姿は無く。少しばかり驚いた表情を見せるも、獣との人造魔人という事もあり殺気を把握する事など容易く攻撃の来る方向を察し、来ると同時に避ければ)

…やはり足を折るべきでしたかね。



【アルムナーク】

……っ!

(敵の蹴りにより受けた肋骨の激痛はあるものの、激突の衝撃で発生した土煙はこっそり魔法を発動させるのは好都合。この隙にと魔力を発動し、陽炎を出現させ自身の周りに纏い息を殺.し様子を伺っており。どうやら自分を連れ帰る気でいる様だし、気絶しているかどうかの確認に来るであろうと予測していたが、案の定その場にファウストが現れて。隙をついたつもりで、相手の顔目掛けて膝蹴りをかまそうと向かうも避けられ再び同魔法で息を潜めて)

  • No.154 by タルジュ=ナミル・マフディ  2021-02-27 23:36:55 


【タルジュ】

……お? ……ふーん、ちょっとはクールな技を使うんだな。

(相棒の返答を聞けば、満足してニコニコし、敵方の主人に近付こうとするが、その敵方の主人は魔人たちの方に視線をやり、次の瞬間その場に立ったままながら『……アルムっ!』とやや心配を含んだ声音で、当人の契約者の名を口にして。つい、つられるように同じ方向を見れば、丁度敵方の魔人が自身の相棒に蹴りをかわされ、陽炎に紛れて姿を消すところを目撃し。感心したように所感を述べたが、向こうのことはあくまで相棒に任せたつもりでおり、すぐに目の前の相手に注意を戻し。改めて軽く刃を向けると、狂気を宿した瞳を向け、八重歯の覗く口元で「無視するとはいいドキョーだな? 答えなかったお前が悪いから、お前のことはこの剣でちょっとずつ切っていって、苦しめながら殺してやる」と告げ。それから、ニヤリと笑えば)

逆らったら、あいつらの命はないからな?それでいいならやり返せよ。俺はどっちにしろ楽しませてもらうからさ。



【カラム】

……ちょ、ちょ、ちょっと待った!

(物音に気を取られ、つい相棒の方に意識をやってしまったが、先に投げかけられていた少年からの質問を無視したことで、どうやら余分に反感を買ってしまったようであり。残虐な発想を口にし、ジャマダハルを片手にじりじりと少年がこちらに近付いてくると、素直にまずいことをしたと悟ってやや顔を強張らせ。咄嗟に少し腰を引き、慌てた口調で制止を懇願しつつ、拒否するように開いた両手を前に突きだして。……すると、少年は一応その場で立ち止まり『……なんだ?ユイゴンでもあるのかよ?』と薄く微笑み。反射的に「えっと…」と口にし、続きは何をどう言えば、この窮地を脱せるかと考え。だが、何か言おうと再度口を動かしかけたところで、突如視界から少年が消え、代わりに至近距離で白刃が煌めき。同時に、焼かれたような鋭い痛みと自身の血管が脈打つ不快な感覚が強く生じて)

…………! ……うわ、うわああ、痛っ……!!

(地面に鮮血が散り、一瞬でこちらのすぐ近くに移動したらしい少年がニンマリと邪悪に顔を綻ばせ『……遅っせぇんだよ、お前。待ちきれなくて斬っちゃったじゃねェか』と囁く声が耳に届き。斬られたのは左の腰から右の肋軟骨の辺りまでを斜めに一閃。服の上からの斬撃とは言え、じんわりと痛みが走る。ほとんど無意識のうちに傷口を片手で押さえるが、その間際、少年が次は刺突を仕掛けようとしていることを目視で認識し、間一髪で体をひねって避け。刃先が風を斬る音がし、続けて『あっはは、避けてんじゃねェよ!』という声が聞こえ。少年はそのまま空振りしたジャマダハルを横に凪ぐように振るい、その攻撃は先の無茶な回避で無防備になっていた背中に当たり、衝撃ゆえにバランスを崩して転倒してしまい。うつぶせに倒れたところで少年が飛び乗ってきては、容赦なく自身の肩目掛けて、剣を突き刺そうとしてきて。地面に映った影でその動作に気付くと、瞳を丸くし「うわああ! やめろよ!?」と思いっきり素で叫び、瞬時に腕を動かして避けようと試みて)

『アハハハハハハハハ!! 怖いなァ!? 可哀想になァ!! 俺はチョー楽しいんだけどなァ!? ……ゆっくりバラバラにしてやるよ!! 俺の玩具ちゃん!!』



(/タルジュ、これは友だちが少なくなると思います←)

  • No.155 by アルムナーク  2021-02-28 00:55:51 



…!カラムっ!

(動く度に走る肋骨の痛み、思い通りに動けず更には此方の気配を読んでいるかの様な敵魔人の動き。陽炎で身を隠しているが、気配を読まれては攻撃をしても交わされてしまうだけ。何かいい策はないかと模索していると突如洞窟内に響き渡る己の主人の叫びにも似た声が耳に届き。何事かと其方を見ると同時に主人の名を呼び。近くの地面に飛び散る鮮血を見て目を見開き、一瞬の焦りから魔法が弱まり陽炎が解かれ姿を現せば、尽かさず敵側の魔人が狙いを定め切先が鋭く無数の氷の槍を此方へと放ちながら『…おや?かくれんぼはもう終わりですか?』なんて告げ。咄嗟に拳に炎を纏い何本かは振り払い。)



【ファウスト】

…甘いですね。…もしかして、動揺してます?

(氷の槍を囮として使い放った後、また瞬時にアルムの背後へと回れば耳元で囁く様に告げると、目を見開く敵側の魔人。面白い様に表情が変わる敵を見てニンマリと歪んだ笑みを浮かべれば、隙をついて背中を連打し最後の一撃で空中へ飛ばし更に追いかければ、休む暇も反撃を与える隙めなく続け様に連撃を与え壁へと激突させ。「氷ノ弾(アイスショット)」と短く技名を述べると掌に数弾ほどの氷の弾が現れ、肩と手首、足に命中させて。
『うぐっ…んなモン、効かねェ…!?』と命中した箇所から流血するも、熱魔法で溶かそうとすれば逆に傷口から少しずつ氷始めて使用を中止し。その様子を見て呆れた様に口を開くと)

無駄ですよ、それは私が研究して生み出した特殊な氷魔法でしてね?無理に消そうとすれば、その魔力を吸収して対象物を凍らせるんですよ。


(/では、友達候補に挙手しますかねファウストが←)

  • No.156 by カラム・ハッサン  2021-02-28 02:52:37 


【カラム】

うわああっ!!

(その途上で自身の肩の肉をえぐり、少年が持つジャマダハルの剣先が地面を突き刺して。ぎりぎりで直撃は避けたが、右肩の横辺りは赤く切り裂け。痛みと焦りで悲鳴を上げつつ、半ば本能的にマウントを取られた状況から脱そうとすれば、その場で背後にいる少年を振り払うように勢いをつけて立ち上がり。……少年はその瞬間にこちらの動作を察し、猫の如く飛びすさると、愉快そうに細めた瞳を向けてきて。他方、こちらは身体中が痛みを発しており、何とか再び背を取られないよう、振り返って少年と向き合う姿勢を取るも、片手で腹の傷を庇いながら、やっとの思いで立とうとする足はふらついており。霞む視界の中、正面に立つ少年は『腕でも取るか。なるべく苦しんで死んじゃえよ』と言って微笑み、手にしているジャマダハルの剣身に冷気をまとわせだして。

攻撃がくることを認識すれば、次に少年が楽しげな声音で『殺人カッターだッ!!』と叫んだのと同時に弾みをつけて横に避けようとするが、足をもつれさせてそのまま転んでしまい。斬撃はかわせたものの、またもしたたかに身体を地面に打ち付け、鈍い音が短く響き。……くらくらする頭でつい "これはやばいな、俺はここで死ぬのかもしれない" と考えて。戦闘に入る前、あんなに大言壮語をしたのに情けない、と自分でも思ったが、深く考えるまでもなく、戦局は非常に悪く。……この少年は自分をバラバラにすると言っていたな、自分がそんな状態になったって報せを聞いたら、母さんや弟や妹はどれだけ悲しむだろう、葬式も出来ないんじゃないか、等と無意識のうちに諦めモードで思考が回り。

だが、地面にぶつけた顎の痛みも生々しい中、瞳を開ければ、不意に複数の人影と目が合ったように感じられて。視線の先に捉えたのは、広場の壁際に固まって立っている子どもたちであり、皆一様に悲壮な表情でこちらを見ていることに気付き。……ああ、そうか、と気を持ち直す。自分がここで殺されてしまったら、必然的に相棒も強制睡眠に入るのだし、彼等を守れる人はいなくなってしまうわけで。……強い者は施せ、とは父の言葉だ、立たないと。その場でぐっと身体を起こしかければ、子どもたちに届くように大きな声で)

……大丈夫だからな!!



【タルジュ】

フフフフ、楽しいなァ~!?

(いたぶった相手は節々に傷を負い、衣服も乱れ、血まみれ。こちらの攻撃をふらつきながら必死で避けようとする様も、実に惨めで滑稽であり。素直な感想を口にしながら、再度転倒した相手にゆっくり近付こうとすれば、相手は地面に手をついて立ち上がろうとする意思を見せ、さらに何やら強がりとしか思えない台詞を叫び。それを聞き届けると、いよいよおかしくなって、プゥーッと吹き出し、思わず地面に這いつくばっている相手を剣先で指し示しながら、自身の相棒の方を振り向いて)

おーい、ファウスト! 聞いたか?今の台詞。アハハ!!これで何がダイジョーブなんだろうな!?アハハハハハ!!



(/それ、タルジュ目茶苦茶喜びますよ)

  • No.157 by アルムナーク  2021-02-28 10:35:04 


【ファウスト】

ふふふっ、貴方の主人は実にいい声で鳴かれる…その上、この状況で"大丈夫"?明らかな劣勢だというのに…実に滑稽ですね。

(敵側の主人の悲鳴を聞くなり体の奥底から背中へ伝う様に電気が走る感覚を覚え、口元に手を当て怪しげにそれでいて楽しむかの様に笑みを浮かべ。我が主人の言う通り、相手らにとって人質を取られ思う様に身動きが取れない不利な状況で、一体何処からそんな台詞が出てくると言うのか。不利な状況下での見栄、つまりは強がりとしか思えず。
目の前の魔人を見下すかの如く視線を向ければ、そんな事をしても無駄だと告げたにも関わらず再度魔力を発動させており「氷ノ弾」を受けた箇所から氷が広がり始めたかに思えたが、傷口から10cm程広がった辺りで綺麗に氷のみが綺麗に弾け飛び、有り得ぬ状況にその目を疑い。よく見ると俯き加減で魔人の体から蒸気が発生しており、ゆっくりと此方へ歩いてくる姿に警戒して)



【アルムナーク】

…スーッ……爆炎…!

(敵の攻撃を受けた箇所に走る痛みと冷たい感覚、魔力を発動すれば其処から氷が広がると言う敵の説明。魔力も使えず愛刀も手元に無い、どう戦うべきか思考を巡らせていると相棒の悲鳴が再度響き渡り。更に鼻を掠める微かな血の匂い、抑えていた怒りが心の奥底から湧き上がり血管が脈打つ感覚を覚える。自身の怪我の状況など顧みず、敵の指摘を無視して魔力を全身に巡らせ熱魔法を発動。然し敵魔人の説明通り、攻撃を受けた箇所から少しずつ冷たい感覚が広がるのを感じる。それでも熱魔法を止める事なく続け、自身の体温を上昇させればパリンッと音を立て氷が割れ。体温上昇に伴い体から蒸気が発生、俯き加減にゆらゆらと体を揺らしながらゆっくりと敵魔人の方へ歩き始め、目にも止まらぬ速さで急加速し敵魔人の胸元にスッと入り込み手を翳せば、熱風と炎を利用した爆発を起こさせお返しと言わんばかりに吹き飛ばせば、その場に佇み敵側の主人を静かに睨み付けて)



(/あ、アルムの怒りに触れた様です←
暴走に近い状態なので、傷の痛みも忘れて只々カラム君を助ける事しか頭にない状態です。お願いです、止めてくださi(( )



  • No.158 by カラム・ハッサン  2021-02-28 13:52:06 


【カラム】

……!!

(自身を嘲る敵方の声など、取るに足らない。全身の痛みに耐えつつ、とにかく今は何か策を講じないとと立ち上がろうとしていれば、微かに少年が『……ん? うお、』と声を漏らした直後、爆発音が響き渡り。自身も多少驚いたが、少年も続けて『ファウスト!』と叫んで。俯せになっていた状態から寝返りを打つようにし、その場で腕を支えに40℃ほど背を起こした仰臥位の姿勢を取ると、瞳で捉えたのは少年を睨み付ける相棒の姿であり。……先程の爆発音は相棒が何か技を使ったんだなと察しをつければ、その予測を補強するかのように、相手を見返す少年が如何にも陰険ににやつきながら『ふーん、なんだよ、怒ったのか?』と問いかけて。

その瞬間、突如脳裏に白い光が煌めき。……こんなことが前にもあった、今世の自分の体験ではないはずだが知っている、誰かの記憶がこのままでは駄目だと語りかけてくるようで。咄嗟に相棒へ向けて、眼光も鋭く毅然とした物言いで「アルムっ! 暴走は駄目だ!暴走はするな…!!」と言い切り。……洞窟内に反響する声音、頼むからその一言で冷静を取り戻してほしいと願いつつも、さらに続ける言葉は駄目押しのように)

俺は、大丈夫だからな。



【タルジュ】

……だから、何がダイジョブなんだよ?

(相棒と笑い合っていたところで、急に敵方の魔人の雰囲気が変わり、自身の相棒が攻撃されたことには少々興の冷める思いもしたが、依然まだまだ優勢のつもりで。敵方の魔人を煽ると、間を置かずに近くにいる相手が制止を求めるような言葉を繋ぎ。続けた台詞に含まれていたワンフレーズに引っかけ、尚も挑発めいた問いを返せば、相手は真剣な眼差しで『 ここに来る前に援軍を要請したんだ 』と言って。……援軍? 勝算はそれだけ? これはまた滑稽だなと思うも、自身が笑い出すより先に、相手は当人の相方に視線を戻し、落ち着いているがハッキリした言い方で『 アルム、言うことを聞いてくれ。俺の言うことを破るな。援軍が到着したら子どもたちを任せられるんだ。それまでは何が何でも持ちこたえるぞ 』と述べ、たまたま手の届くところに落ちていた、本来はあの魔人の物であるカットラスを掴むとそれを杖代わりにして、戦える状態であることをアピールするかのように立ち上がり。……虫けらが、一思いに今すぐバラバラにしてやろうか、と思ったが、一応あまり用心を怠るのも良くないと考え。ジャマダハルを低く構えたまま、敵方の魔人に話しかけるていを取りつつ、実際には、何処に吹っ飛ばされたのかもきちんと追いきれていないものの、無事だろうと信じている自身の相棒へと暗に呼びかけることにし)

お前の相手はファウストに任せたはずだぜ?

  • No.159 by アルムナーク  2021-02-28 16:11:49 


……っ!カラっ…ム……、あ"あああっ!!

(敵側の主人を睨んでいたがそれ以上近づく事もなく、まるで何かに対し必死に抗っている様で自分に言い聞かせる様な小さい声で何やら呟いており。未だ完全な暴走状態には入っていないが、頭の中で"主人以外は全て敵、皆殺.せ…殺れ!"と言う声が響き渡り葛藤。そんな時相棒の声が耳に届き、俯き状態から顔を少し上げ姿を探す様に目を動かして視界に捉えればあちこち怪我をしているにも関わらず立ち上がり戦えるとの意思表示。
その姿を見ては落ち着きを取り戻すのと、頭の中に響き渡る声を掻き消すように声を上げれば、己の右手拳を眉間に思い切り当て暫しの沈黙の後、手を離せば額から流血。
これにより怒りで熱くなっていた頭も冴え渡り冷静さを取り戻せば、暴走時の鋭い目付きではなく普段通りの自我を完全に取り戻し額から流れる血を腕で拭えば)

……サンキューな、カラム。マジで危なかったわ。
お前の相棒ならホレ、あそこだぜ?

(相手の魔人を吹き飛ばした方向を親指を立てて指し示しながら応えて)




【ファウスト】

っ…やりますねぇ。中々楽しませてくれるではありませんか…。

(攻撃を受け壁に激突し、胸元の洋服は焼け破れて胸に火傷を負いながらも痛い表情一つ見せる事なく、地面へ静かに降り立ち。先程の魔人の様子から、雰囲気も魔力もまるで違い楽しめそうだと笑みを深めて。邪魔な土煙を風魔法で振り払うと、変化のあった筈の敵が落ち着きを取り戻していて興醒め。自身の高揚感を返せと言わんばかりに自分の両手を獣の手に変え鋭い爪を出し攻撃を仕掛けようとした刹那、戦闘参加前まで自身と一緒にいた少女がアルムに背を向けて、まるで守るかの如くナイフを両手に持ち立ちはだかり)


おや?我々の邪魔をするつもりですか?

  • No.160 by カラム・ハッサン  2021-02-28 18:08:34 


【カラム】

「チッ、逆らうなら、あいつらを殺してやる!」

(冷静を取り戻してくれたらしい自身の相方に向け、少年が返答をしたその隙に地面を蹴れば、風に撫でられた傷口から発せられる疼痛に耐えつつ「嘘つけ!!」と叫んで、飛びかかり。少年は直前に気付いて避けようとしたが、体格差によるリーチが功をなし、逃がしきることなく腕を押さえ込んで押し倒せて。乾いた金属音を響かせ、手放されたジャマダハルが地面に転がり。

……ずっと注意して様子を見ていたが、きっと、この少年に一瞬で人質を殺傷できる力はないと踏んでいた。そうじゃないとおかしい。こんなに加害に抵抗がなく、面白半分で他者を傷付けられる風なのに、無条件でいつでも遠隔攻撃が可能なら、見せしめで殺すチャンスなど既に沢山あったじゃないか。それこそ今だって、相方を牽制するためにまず人質をいたぶってみせて良かっただろうに、何故 "お前の相手はファウストだ" と言ったのか。……瞬時かつ確実に、人質へ危害を与えられる手段を持たないからとしか思えず。

案の定、組み敷いた少年は『…ッ痛! ……なめんなよ!!?』と凄み、バグナクを仕込んだ拳でこちらの顔面を殴ろうとしてきたが、人質の悲鳴はどこからも聞こえず。少年の一撃は寸でのところで上体を起こして避けたが、そうすると次は間を空けずに、腹の辺りに思いきり蹴りを入れられ。傷口もあり、あまりの痛みに絶句してうずくまりかけると、少年はさらにバグナクのない方の拳で左肩を殴ってきて、こちらがよろめくと、その刹那に自身の下から抜け出し。まだ立てないこちらをよそに即座に立ち上がれば、怒りの形相で睨み付けてきて、今にも魔法で氷柱を出現させそうな勢いで)

「お前~! 許さねェぞ!? 串刺しにしてやる!!」



【タルジュ】

…………ッ!?!?

(敵方の主人の悪あがきに、徹底的に頭に血を上らせると目を剥き。特別に鋭く尖った氷柱で貫いてやろうと、足を一度踏み鳴らして魔法を発動させようとしたが、その時、突如広場に銃の発砲音が重たく鳴り響いて。同時に強く殴られたような衝撃を左腕に感じ、後方に倒れそうになるが、何とか数歩下がったのみでバランスを取り。……何だろう、何が起きたのかと思考を回しかけたところで、凄まじい痛みが左腕の辺りから広がり。無意識のうちに「うわ、うわ、うわあああああああ!!!」と絶叫する。自身の体に視線を向ければ、左の上腕が真っ赤に染まっており、ドクドクと流れ出る熱い血液が服を染めていて。思わず、傷口を抑え込み、腰を屈めれば「痛い、痛い、痛い!」と続け。幾らか遠方、壁際では自身が手駒扱いしていたはずの子どもの一人が、銃口から細く煙を上げる鉄砲を手に、どこか呆然とした表情でこちらを見ており。それに気付くと、痛みと恐怖で目に涙を浮かべつつも激しい怒りを覚え、顔を上げて「お前ら、絶対許さない!!俺を裏切った!!ぶっ殺してやる!!!」と、吼えるように掠れた声で叫んで。……だが、次の瞬間、また別の場所から爆発音が聞こえてくれば、洞窟内が僅かに震動し。それは、入り口を塞いでいた岩が発破で吹き飛ばされた音、つまり、相手が言っていた援軍の到着を意味する物音で。形勢が逆転したことを理解すれば、その場で腕を押さえたまま、悔しそうにぶつぶつと)

ちきしょう、ちきしょう……このヤロウ……

  • No.161 by アルムナーク  2021-02-28 19:41:38 



【ファウスト】

坊ちゃん!……仕方ありません、時間切れのようですね。

(洞窟内に響き渡る銃声とその直後に聞こえた主人の悲鳴。今まで微塵も見せはしなかった少しばかり焦りの表情を浮かべ、更に洞窟入り口の方から聞こえて来た爆発音と震動。
先程敵側の主人が援軍がどうとか言っていたが、偽りでは無く本当だったのだと理解すれば両の獣手を人間の手へと戻し眼鏡の鼻緒に中指を当てクイっと上げれば、比較的落ち着いた声色で諦めたように言葉を続け。
最早[太陽(シャムス)]の人間という事と目前の二人が契約関係に有り、ある程度の実力を知れた事だけでも収穫を得たと言える。また主人の能力に対する適応力を把握するという目的も果たせた訳で、当初の予定通りそろそろアジトへ帰還しても良い頃合いだと判断。
ナイフを持ったままの少女と魔人を尻目に、ゆっくりと主人の元へ行くと)

坊ちゃん、此処は潔く退くべきかと。貴方の力ならば平氏を蹴散らすことなど容易いでしょうが、ここは…ね?



【アルムナーク】

…今のうちにこっちへ来い。大丈夫だから…

(此方に背を向けている為少女の表情は分からないが、肩を震わせながらも必死の抵抗だったのだろう事は伺え。敵の魔人が離れた事により、少女へそっと声を掛けると目一杯の涙を溜めて此方に振り向き。ナイフを手放したくとも震えるあまり思う様に離せないらしく、少女の目を真っ直ぐに見て手を差し伸べればナイフを手放しカランッと乾いた音を鳴り響かせて走って来たのを受け止めて。)

  • No.162 by カラム・ハッサン  2021-02-28 20:43:20 


【カラム】

……なんだ!?

(大きい反撃が来るかもしれないと覚悟を固めたところで、突然広場に発砲音が響き、少年が悲鳴を上げたために自身も驚きを口にして。その後、恨みの込められた瞳で彼が見た方向を自分も確認すれば、先に降参してくれていた子どもの一人が銃を撃ったのだと分かり。……正直 "え、ちょっと待って、怖" と思った。そもそも誰を狙ったのかも現状では判断し難いのだが、仮に敵方を狙ったのだとして、プロでも外すことがあるのが射撃というもので、自分と少年の立ち位置から、銃弾が自分に当たっていた可能性もそう低いようには思えず。続けて発砲されたら、次こそ当たらない自信はない。一瞬、わぁ、どうしよう、と考えかけたが、銃口から煙をなびかせている鉄砲を手にした子どもと目が合えば、その子は余程プレッシャーを感じていたのか震えている様子で、それでも口を動かし、確かに "負けないで" と言ったように見えて。

助けようとしてくれたことを確信でき、かつ、続けて援軍の到着を予測させられる物音が鳴り響けば、少し安堵するのと同時に、子どもたちに二次攻撃の不要性を示すが如く、しっかり頷き返し。身体はあちこち痛いが、もう兵士たちの足音も聞こえてきている。正面に視線を戻せば、負傷した少年と、いつの間にか少年の隣に来ていたらしい魔人の男、二人に向けて、自身も満身創痍で地面に膝をついたままながら)

タイムアップだろ、降参しろ。



【タルジュ】

…………うぅ……。

(単純に痛いというだけではなく、流れ出る血で不安感が募り、本音を言うなら心細くて仕方なく。何処か安全な場所に逃げ帰りたいという気持ちはあったが、そんな弱気なことを誰が許してくれるだろうか。今までだって自分が不出来で駄目だから、父親も冷たかったのだろうし、先生も助けてくれなかったし、周囲にも馴染めなかったのだと、嫌な記憶が次々に脳裏を巡り。強い振りをしないと、結果を出さないと、ようやく見つけた新しい居場所も失ってしまうと焦りが募るが、そこで不意に自身の隣に知った相手がやってきて。

……地面に落ちた影でそのことに気付けば、この失敗を怒られるのではないかと内心ひどく怯え、俯いたまま表情を固く歪めたが、実際に相手の口から出てきたのは "逃亡の提案" であり。つい顔を上げ、やや驚いた表情で相手を見返したが、相手の提案が自分をからかっての嘘のようなものではなく、どうやら本当に "一緒に逃げないか" という意図で言ってくれているようだと察すれば、心底安堵して。油断すれば泣いてしまいそうになるのも、不安をそのままに、逃げるなんていいのか?許してもらえるのか?と問いたいのも、どうにか意地で堪え、あくまで強い振りを貫こうと気持ちを持てば、暗に逃げることを肯定しつつ、小さめだがハッキリした声遣いで)

……ファウスト、第三段階をくれ。そっちの方が早く走れるから。

  • No.163 by アルムナーク  2021-02-28 21:11:20 



…アイツらのそばに居れば大丈夫だ。行けるか?

(敵側魔人の発言から撤退するつもりらしい。戦闘を続けるつもりなら、此方としてはこれ以上子供達を守りながらの先頭には限界がある訳で。正直敵の判断に胸を撫で下ろす心境ではあるが、撤退せずに敵の姿はまだある為に警戒だけは怠らず。いち早く相棒の側に行きたい気持ちを抑えながらも、恐怖から泣き続ける少女に優しく声を掛け先程よりは落ち着いた様子を見て、言葉を続ければ2、3度頷き。背中を軽く押して誘導、他の子供達の側へ行ったことを見届ければ相棒の元へ。)



【ファウスト】

いえ、これ以上は貴方の命に関わります。
…どうか私目の願いを聞き入れ、お乗り下さい。


(第二段階までの魔装をし限界が近いにも関わらず、怪我を負いその上第三段階魔装をするとなれば精神どころか肉体の崩壊も招く恐れも有り。それだけは避けたいと拒絶すれば、己の本能力である氷虎重装を発動させ、氷の結晶を背中に纏った虎の姿になり。主人が乗りやすい様に姿勢を低くして)

  • No.164 by カラム・ハッサン  2021-02-28 21:34:32 


【カラム】

……おい、こら待て、どこに行く気だ。

(こちらも怪我を負っているため、再度攻撃を受ければ戦局が危うくなりかねないが、敵方の二人の会話から、戦闘よりも逃亡に気持ちが傾いていることを察して。敵方の魔人が獣の姿に変化した様には少々関心を引かれたが、臆することはなく、その場に膝をついたまま、咎めるような台詞を投げて)



【タルジュ】

……分かった。

(相方の提案を素直に聞き入れれば、端的な返答の後、さらに相手の耳元に向けてそっと、相手にしか届かないような声量で「……ありがとな」と述べ。その背に乗るや、こちらを睨んでいる敵方の主人と、彼の近くに行こうと歩を進めている魔人を振り返り、最後の意地でキッと視線を返し「……邪魔が入ったからこうなったんだ。なかったら違った」と憎々しげに言葉を繋ぎ、仕舞いには如何にもベタな捨て台詞を吐いて)

お前ら、覚えてろよ…!?

  • No.165 by アルムナーク  2021-02-28 22:06:40 


カラム、やめておけ。

(近くまで来ると相棒の怪我の度合いが酷い事が分かる。それでも咎めの言葉を投げ掛ける姿勢は、少々小っ恥ずかしいが彼らの言う"正義"の組織に所属する故か。その姿勢には逞しさも感じるが、此処で引き留めればどんな状況になるか分からない。ならば此処は引き止めも深追いもしない方が良いと長年の戦闘経験から、相棒へ言葉を投げ掛けて。)


【ファウスト】

…賢明な判断です。またお会い出来るのを楽しみにしていますよ?まあ…生きて出る事が出来たらの話ですがね?

(主人の言葉に耳を傾け小さく頷くと去り際に、咎める様な言葉を放つ敵主人を見ては満身創痍な状態でありながらまだやるつもりなのかと呆れ半分とその姿勢に興味が湧く。ただ邪魔が入っては面白くないと諦めつつ、再度敵である魔人を見てその判断を称賛し。
再開するのを心から願っており、去り際のプレゼントとでも言えようか。意味深な言葉を残してその場を後にして。
その直後に洞窟内の至る所から順番に爆発が起こり)

  • No.166 by カラム・ハッサン  2021-02-28 22:41:49 


え、嘘、まじ!?

(相方の制止は耳に届いたが、敵方を睨む瞳をそらすことはなく。内心、逃げる気なのであれば、他に出入り口があるのだろうかと考えて。何故なら、出入り口が自分たちも使った一本のみなら、そこにもうこちらの援軍が駆けつけているのは敵方も分かっているはずで、今自分がここで必死に止めずとも、逃亡には妨害が入ると踏んでおり。しかし、もし他にも道があるのなら、流石に追えない、自分も相棒も満身創痍だ。……これ以上の無茶はできないと、敵方を鋭く睨みつつも黙ってじっとしていれば、やはり他にルートがあるらしく、少年を背負った大きな虎は、意味深長な言葉を残し、奥の道へと消えていって。

仕方ない、戦闘を通して子どもたちに犠牲を出さなかっただけで良かったかと思いかけたところで、方々から爆発音が鳴り響き、辺りが震動し。反射的に周囲を見渡すと、発生した事態に対し、素で所感を述べ。その間にも子どもたちは悲鳴を上げ、だが、同時に広場の入り口付近には衛兵たちが姿を現し。リーダー格と思わしき先頭の兵士は、広場の様子を一瞥し、負傷者が二人いることと、後は子どもばかりだと認識するや、力強く声を張り『遅くなって済まない!我らは王家の兵だ!歩ける者は早くこちらへ!負傷者は移動を手伝う!』と言って。

素早く身軽そうな数人の兵士が果敢にも崩れ行く広場に踏み込み、入れ違いで元々壁際にいた子どもたちは広場を出ていき。人質に取られ、離れた位置にいた子どもたちは、動ける者は自力で入り口に向かって走りだし、動揺や足元の氷のために動けない子は、駆けつけた兵士によって軽々と持ち上げられて運ばれて。自身の近くにも兵士がやってくれば、肩を貸そうとしてくれるが「……いや、自分で歩けるさ」と断り。だが、次の瞬間には他の兵士もやってきて、後ろから羽交い締めのような体位を取られ、持ち上げられ、先にいた兵士には両足を掴まれ、強制搬送の憂き目に遭い。肩を負傷しているので、かなり痛く「ちょ、痛たた! 待った、待った!」と言うが、聞く耳は持ってもらえず。迅速に外へと運ばれながら、心配事を半ば文句のように)

待って、待って、あれで全員か分からないんだよ、子どもたち! 奥にもいるかもしれなくて!!

  • No.167 by アルムナーク  2021-02-28 23:19:38 



あの野郎…んなモン大した事ねぇよっ。
…チッ、おい衛兵。コイツと子供らをしっかり守れよ?じゃなきゃ"殺.す"。

(意味深な言葉を残して去るとは如何にも悪人らしい。轟音と震動から察するに、この洞窟丸ごと爆破するつもりなのだろう。そう考えていると、その場に現れた衛兵から『君も怪我をしてるんだろう、早く此処を出なければっ』と腕を掴まれるも払い除け。相棒の言う様に、他にも誘拐された子供たちが残されている可能性は捨て切れず。舌打ちを一つ鳴らし衛兵の兵隊長を呼びつけるや否や、暴言を吐きながらも半ば強制的に相棒と子供達の事を託して。すると爆発の衝撃と振動で崩れ落ちる瓦礫を避けながら奥へと一人走り消えていき)

  • No.168 by カラム・ハッサン  2021-03-02 03:22:06 


******

…………ん、あれ……ここは!?

(いつの間にかぐっすりと眠り込んでいたらしく、目を覚ましてみれば、寝巻き風の服を着せられ、ベッドの上で。少し姿勢を変えようとしたのみで、身体のあちこちが痛み、何があったのかをゆっくりと思い出し。……そうだ、洞窟。確か爆発が起きて、でも、丁度兵士たちが駆けつけてくれて。慌ただしい空気の中、兵士たちの手で強制的に外に連れ出され、待ち構えていた救護班に引き渡された辺りからどんどん記憶が曖昧になっていき。腹と肩を目視で確認すると、丁寧に包帯が巻かれている。どこかのタイミングで意識を失い、そのままここまで運ばれたのだろう。ここが何処なのか、地理的なことは分からないが、少なくとも病院の一室であることは理解でき。ほっと息を吐くのと同時に、額に軽く手を当てては「……爆発オチなんて、サイテー」と、敵方に対する不満めいた台詞をこぼし、ベッドに背を預け。

だが、その後すぐ瞳を見開くと、痛みにも構わず上体を起こして素早く病室内を見回し。ここは二人部屋のようだが、隣のベッドには誰もおらず。なら、相方は何処に行ったのか。自身のベッドの脇の台に恐らくは医療スタッフを呼ぶためのベルがあることを視認しては手を伸ばしかけ、しかし、直前で止めると、まずは一旦本当にこの部屋に相方、あるいは医療スタッフはいないのかを確認しようと、どこへともなく呼びかけて)

アルム? アルム、どこに行った? ……誰かいませんか?


  • No.169 by アルムナーク  2021-03-03 10:04:14 



──お、目覚ましたんだな。気分はどうだ?

(此処は王家直属の病院、王族の他に王に仕える側近なども利用する病院。タイミング良く相手の呼び掛けに、呼応するかの様に病室のドアを開け二人分のペットボトルを片腕に抱え姿を現して。手当てを受けてからこの病室へ案内され、安静にする様にと言われたものの一向に寝付けず、飲み物を買うついでにぶらぶらしていた訳で。

また病院内で上半身裸はやめてくれと医療スタッフから口煩く言われた為、病院側から支給された相棒と同じ寝間着風の服を渋々身に纏い、額や手首など負傷した箇所に包帯、顔の擦り傷には絆創膏と見た目は痛々しいが、然程気にする様子もなく。相棒の隣、つまりは自分に用意されたベッドへ移動し腰掛けると、水の入ったペットボトルを一本差し出して。)

  • No.170 by カラム・ハッサン  2021-03-12 00:46:36 


アルムっ! ……良かった! 無事……ってわけではなさそうだけれど、

(上体を起こした姿勢で無意識のうちに片手ではシーツを握りしめ、きょろきょろと辺りを見回していたが、折良く病室の扉が開けばそちらに視線をやり。相手の姿を見るや、一瞬だけ驚いたように瞳を丸くしたが、すぐにパァっと笑顔になるとやや前のめりになって安心した旨を口にし。台詞を紡ぎながら、改めて相手の外見を確認すれば、一度前のめりになった姿勢をすすす…と元の位置に戻しつつ「……普通に立ち歩けているみたいだな」と続けて、如何にも安堵したように目を細め、肩の力を抜き。

それと同時に、少し身体を動かしたことで走った疼痛に思わず「痛っ……」とこぼし、左手で傷口を庇うが、もう片方の手でペットボトルは受け取って。緩い笑顔で「ありがとう」と返せば、ボトルの蓋を回しながら……間を置いたものの、あくまで先に聞かれた"気分についての問いかけ"への答えを兼ねた言い回しで苦笑いを交えつつ、最後は真面目なトーンで)

……悪くないよ。あちこち痛いけれど。途中から全然記憶がないんだ。洞窟が崩れてきた後、何がどうなったんだろう。あの二人はやっぱり逃がしてしまったまま?

  • No.171 by アルムナーク  2021-03-13 11:34:16 


生きてんだから、無事なのと一緒だろ?

(正直動く度に折れた肋骨の痛みはあるものの、相棒の笑顔を見るなり、その痛みすらどうでも良いくらい心底安心して。あの状況で生きて出られたのは、必死ながらに銃を撃った子供の咄嗟の判断のおかげでもあり、冗談っぽくありながらも真面目に答えて。


衛兵到着と同時に、敵が逃げる為に仕掛けた爆弾が爆発を引き起こし危うく逃げ道を塞がれる寸前だった訳で。相棒と言えば衛兵により強制的に搬送され、恐らく怪我による痛みと疲労とで意識を失ったのだろうと推測。自分はといえば相棒と救出した子供達を衛兵に任せ、他に子供達が居るかも知れないと洞窟の更に奥へ探しに行った訳で。残された子供達も全員救出出来たものの、ある意味でその部分の相棒の記憶の欠如があって良かったと内心胸を撫で下ろして。多少ぎこちなさを残しながら相棒の問い掛けに対し口を開けば)

あ…っと。衛兵が行方を探してるよ、恐らく手かがりを残さない為の洞窟爆破だろうし見つからねーと思うがな。
でも子供達は全員無事だから安心しろよ?


  • No.172 by カラム・ハッサン  2021-03-13 20:10:17 


全員?

(相手の言葉に一度ぴくりと眉を動かし、単語を復唱すると、次の瞬間には緩く微笑んで「……それは良かった。親御さんも安心しただろうね」と言って。それから水を一口飲み、ゆっくり頷きつつ思い出したように「ああ、そういえば」と繋げると、相手の方に視線を向け直し「……女の子、いただろう?ぼんやりしか覚えてないけど……あっちの魔人を一度足止めしてくれた……それから、銃を撃った子、二人のお陰で助かったんだ」と述べて、すぐ近くのテーブルにペットボトルを置き。疼痛に気を遣いながら、ゆっくり手前に腕を伸ばし、凝りをほぐせば、そのまま仰向けにベッドに倒れて。片手で自身の前髪をかき上げ、天井を眺めながら、最後は苦笑いを交え)

お礼を伝えたいものだね。銃の方は、正直少しずれていたら、俺に当たっていたんじゃないかとも思えて、怖かったんだけれどね。



(/会話回です。←)

  • No.173 by アルムナーク  2021-03-13 21:50:47 



その事なんだけどな…

("親"と言う単語を聞くなり難しい表情になり、少しばかり言いにくそうに口を開き。話すべきか悩みはしたが、正直に話すべきだろうと意を決すれば「…殆どの子供は家に帰りたがらない奴ばかりだ。それに、親に連絡した所で知らぬ存ぜぬ扱い…だから保護施設で預かる事になってるってよ?その二人の子供もな」と続け。中には親と連絡が取れないなどの事情から、実際に帰れたのは全体の4分の1程度。話に出た例の二人の子供も、保護施設で暮らすと聞いており。施設の場所は聞いているし、いずれ会えるだろうと思いつつ冗談を交え)

礼を言うにしても、先ずは怪我治さねーとな。
ついでに説教でもしてやったらどうだ?

  • No.174 by アルムナーク(PL)  2021-03-15 21:11:13 


(/PL様会話見逃し申し訳ありません!

会話回、良いと思います!
それと補足です。上記本文で子供達の様子について話しておりますが、ファウストが発言した様(救出 >121 )な家庭の事情から子供達も帰ることを拒み、保護施設で預かる流れにしてみました。少しばかり暗い感じになるやもしれませんが、苦手な場合は仰って下さい。訂正して改めて投稿させて頂きますので!)

  • No.175 by カラム・ハッサン  2021-03-15 23:03:11 


え…

(相手の説明を聞けば、ぽかんとした表情となって言葉を漏らし。一拍ほど間を置いてから納得したようにゆっくり頷くと「……ああ、あいつが言っていたこと、嘘じゃなかったんだな。それにしても "殆ど" か」と述べて少し瞳を伏せ。だが、続けられた相手の冗談でクスッと小さく笑うと、そのまま笑顔を取り戻し、起き上がって「説教なんて、助けてもらったんだからさ」と言い。それから相手のことをそれとなく眺めつつ、語り出しは軽口ながら、後半の方では何処となく興味と寂寥を交えた語調で)

……にしても、今回俺は割りと本当に死ぬかと思ったんだよ。だけど、こういうことをアルムはずっと繰り返してきたの? ……前世の誰かさんと一緒に。



(/えぇぇ、返信をもたつかせている間にお気を煩わせてしまい、誠にすみません!汗 >172のPL発言は半ば独り言のような感覚で書いたもののため、全くスルー上等でした。紛らわしい真似をしてしまい、かえって済まない思いです。また、子どもたちの事情についても了解です。苦手な展開ではありませんし、普通に乗らせてくださいな☆ お気遣いを大変にありがとうございます)

  • No.176 by アルムナーク  2021-03-16 10:13:17 



…事情がどうであれ、奴等がした事は許されねぇ。目には見えねー傷を負った子供も居るだろうしな。

(月[カルム]に属する者と知り、幼い子供達を使って実験していた事も知り、例え上からの命令だったとしても到底許される事では無くて。実際後から救出した子供達も正気を失った瞳をしており、話しかけても怯えるばかりで警戒していた。幸い怪我は無かったが、目に見える怪我が全てでは無い訳で。もっと早く助けられていたらと思うと胸が痛む、そんな気持ちを流し込む様にペットボトルの蓋を開け水を飲み。
それでも相棒の笑う様を見て、何処か安心して釣られる様に笑みを浮かべ。

転生者であり選ばれし者ではあるが、現相棒と契約してから因縁組織との戦闘は初めてだったなと思い返せば少しばかり申し訳なく、苦笑いを浮かべながらペットボトルの蓋を閉め。問い掛けに対しては軽い口調でありながら「ああ、数千年くらい前からな。"与えられた運命(さだめ)"ってヤツなのかも。正直慣れちまってる部分はあるかも知んねー。」と内心とは異なる思いを口にし。目の前で大切な物を失う事に慣れる訳がない、慣れたくもない。今度こそ断ち切らなければと思いつつ、相棒が最後に述べた単語に引っ掛かりを覚えれば)

そういや、俺が暴走しかけたのを止めたよな?カラムと契約してからは初めての筈だが、どうして止めれた?



(/いえいえ、お気に病まないでくださいね!汗

そう言って頂けて良かったです!
この後の展開予定のカラム君のお父さん話にどう持っていけたらと悩んでおりますが、何かご要望等はございますでしょうか?)

  • No.177 by カラム・ハッサン  2021-03-26 02:24:05 


…ん? 暴、走…? …ああ、そうか。

(まるで聞き慣れていない単語を聞いたかのように、相手が紡いだ台詞に含まれていた言葉を一度だけ復唱すれば、その後すぐに何かを思い出したかの如く、一旦相手から視線をそらし、自分自身だけで納得するように頷いて。それから相手に視線を戻せば、少々決まり悪そうに笑い、片手を自身の頭にやりながら「……何となく、だよ。何となく、あのままだと良くない流れになるような気がしたんだ」と告げ。さらに上げた腕を落としては、口元には柔和な雰囲気を残しつつも、瞳の奥にはやや真剣な光を宿して)

……あれが、聞いていた暴走寸前の状態なわけだね。留まってくれて良かった。あの坊やに隙ができたのも、結局あの一幕があってだしな。

  • No.178 by アルムナーク  2021-03-26 22:28:04 



…ふーん、何となくね。

(相手の表情に少々引っ掛かりを覚えつつも、深く追求する事はせず復唱し。それでも寸前で止めたのは紛れも無く相棒である相手、今はそれに対する感謝しかなく真っ直ぐに相手を見れば「…暴走前に止めれたのはお前が初めてだよ。…ありがとな、マジで。」と嵐が来る前触れかと思う程に珍しく頭を下げて礼を述べ。すると病室の外からドアをノックする音が聞こえ、何事も無かったかの様に直ぐに頭を上げドアの方へ視線を向けて。)


部下『失礼します…って起きてる訳n……っ!?えっ!?ちょ、いつ目覚められたんですか!?凄く心配したんですよ!中々目覚めないって医者は言うし…って言うか、アルムさんもカラムさんが目覚められたんなら知らせて下さいよっ、もう…(ドアを開けて中に入ると、目覚めず眠っている筈の上司が起きてベッドに座っている姿を目にして言葉を失い一瞬硬直して。だが次の瞬間には驚いた様に一人で言葉を続け、その様子は忙しなく喜怒哀楽を繰り返して。年の頃合いは頃19、20歳程で軍服を身に纏った…というより痩せ細った体に軍服が合わず、軍服に着せられているといった印象を与える一般兵士。右手には分厚い資料が挟まれたバインダーを持っていて。ふと思い立った様に軍服の胸ポケットから携帯を取り出せば、兵士長へ報告する為に電話を掛け「──です。はい…へ?今から、ですか?──はっ、了解致しました。」と簡潔に報告し電話を切り)』

  • No.179 by カラム・ハッサン  2021-03-27 03:26:07 


え、アルム…!?

(戦闘の最中、不意に脳裏をよぎった記憶は断片的で、あの時の自身の感情と言動は正直なところ、別の誰かに取りつかれているようですらあって。それほど咄嗟のことであり、改めて振り返るとどうにも不思議で気恥ずかしいような心持ちにすらなり、相手からの言及に対しても、さりげなくぼかすかの如く曖昧な返事をしてしまったのだが、その返答への相手のリアクションは思いの外に真面目で畏まったもので。これでまだ他の人物であれば、なんだよ、改まっちゃってさ、等と言って笑って流すこともできただろうが、何せ、相手である。割りと失礼なところだろうが、素直に衝撃の方が上回ってしまい、思わずそれまでのヘラついた表情から一転、驚きに目を見開き、仕草もぴたりと凍らせ、台詞を繋ぎ。

な、なんだこれは、嵐の前触れ? それとも、何処か怪我の打ち所が悪かったのか?と考えかけたが、その刹那、突如ノックの音が響いて。半ば反射的に扉の方へ視線をやると、顔を覗かせたのは若手の兵士。一瞬、あれ、誰だっけ?と思うが、例によって人の顔を覚えるのは得意分野、すぐに脳内検索でざっくりとした情報がヒットし。……確か、リズクって名前だったな、と思い当たり、素性としては自身の部下である。本音を言うなら、全然この関係には慣れていない。そもそも自分は元々行商人であり、上に立つより、下にいた方がしっくりくるというもので。だが、初めて会った時、自分とそう変わらないか、もしくは1、2歳、向こうの方が年上かもしれないのに瞳を輝かせ "これから自分は貴方の部下だ" と敬意の込もった挨拶をしてくれたことは覚えており。

回想している間にも兵士は何やら早口で述べており、仕舞いには携帯を取り出したかと思うと、ほんの少しのやり取りですぐに終話した様子で。ようやく出来た隙を見計らい、話しかけても大丈夫かなと判断すれば、ベッドの上に座った状態のまま、穏やかな口調で僅かに首を傾げつつ)

……えーと、ごめんな? リズク、心配かけたんだね…?



(/内心が多方面に対し割りと失礼な上、モブを勝手に命名し、過去も勝手に補完しました。問題があれば、お伝えください←)

  • No.180 by アルムナーク  2021-03-27 10:13:16 



リズク『本当ですよ、もう…でも無事で良かったです。…おかえりなさい、カラムさん、アルムさん。
(携帯を胸ポケットにしまうと、無事なのだと再認識すれば安堵して今にも泣き出しそうな表情を浮かべて。かと思えば、目尻に涙を溜めながら笑みを浮かべ涙を拭いながら交互に見て上記を。)』



…忙しねー奴だな。少し落ち着け、兵士長が居たらどやされんぞ。
(表情がコロコロ変わる様を見て、本当に兵士かと疑いたくなる程に頼りないと言うか、戦場に駆り出されたとして生きていけるのかと不安になるくらいで。それでも自分たちの帰還を喜んでくれる存在がいる事に、表情には出さずとも嬉しい様な何とも言えぬ歯痒さを感じ、それを誤魔化す様に冗談を交えつつ部下をいじり。
それはそうと彼が此処に来たのには理由がある筈だと推測すれば「…リズ、報告があんだろ?聞かせろ」とリズクの持つ分厚い資料へ目をやり促して)



リズク『あ、アルムさん、やっと僕の名前を!…はっ、えーっと…お二方が戦われた2名の行方についてですが、追跡しましたが足取りが途絶え残念ながらまだ捕まっておりません。現在も捜索中との事です。それと……
(これまでアルムから名前で呼ばれた事などなく、少々感動したものの促された事により気を引き締めバインダーを両手に持ち、資料を見ながら報告をして。少しばかり言いにくそうに言葉を詰まらせチラチラと二人を見て、こんなこと言ったら怒られるかもしれないと恐る恐る再度口を開けば)
…目覚められたばかりで大変恐縮なのですが、王宮の太陽[シャムス]会議室で会議を開くから急ぎ来る様にと…はははっ…いくら何でも急すぎますよね…』



(/全然問題ありませんよ、寧ろウェルカムです!
リズクについて補足しますと、戦闘は不向きだけど情報収集や情報処理などのデスクワークは得意な兵士と言った感じです。世話係または秘書とでもお思い下さい←)

  • No.181 by カラム・ハッサン  2021-03-28 00:25:04 


そんな、ちょっと疲れて寝ていたぐらいで…――

(若手兵士の返答に眉を軽く下げ、半笑いで片手をひらりとさせて何やら言いかけるが、その途中で、ふと気付いたように動作を止め。……ちょっと疲れて寝ていたぐらい? 本当に? よく考えたら自分は起きてから日時を確認しておらず。あれ、一体どれだけの時間眠っていたのかと疑問を覚えれば、先程ひらつかせた片手を顎の下に当て、物思いに耽るようなポーズを取り。だが、そうしているうちにも若手兵士と相棒の間で会話は進み。恐る恐るといった声音で自分の方にも話を向けられたと気付くと、再度、若手兵の方に向き直り。そして、続けられた言葉に一拍も置かず驚いた表情となれば、少々前のめりとなって「え!今すぐ!?」と口にし。それから、相棒の方をちらりと見て、さらにまた若手兵に視線を戻すと、やや瞳を泳がせながら台詞を繋ぎ、最後には "そうであってほしい" と願うように真っ直ぐな眼差しとなって)

いや、ちょっと待ってくれよ……さすがに今すぐじゃないよね? 俺もアルムも寝巻きだし、一度先生のところに寄るぐらいの余裕はあるよね…?



(/良かったです^^* 補足了解しました。リードして頂いていてとても回しやすいです。ありがとうございます//)

  • No.182 by アルムナーク  2021-03-28 01:25:13 


リズク『それがその、敵の情報を少しでも早く共有したいからと。実際に敵と相対した本人達から直接聞きたいと軍上層部のお達しでもあるらしくて。兎に角早急にと…服装はこの際、仕方ありません。そのまま参りましょう?

(先程の電話で受けた指令をそのまま伝えながら、病室入り口付近にある車椅子を引っ張り出してカラムのベッド横へ移動して。服に関しては戦闘で汚れていた事から洗濯に出している為病室には無く、洗濯後に届く手筈となっており。)』


……無理させられねー身体だって分かってんのか?どうしてもって言うなら、俺一人でも行くけど。どうする、カラム?
(戦場に赴く事もせず、王宮という安全な場所で指図ばかりするお偉方に苛立ちを覚え、額に青筋を浮かばせるも恐らく急な招集には仲間の一人"水と大地属性の魔人"が噛んでいるのだろうと推察し、不本意ながら応じる事にして。けれど、絶対安静の相棒に無理はさせられない。況して真面に休めていない状態で慣れぬ場所へ行けば、体への負担だけで無く精神的にも疲れてしまうのではと身を案じて)


(/回しやすいなら良かったです!
衣服については王宮の自室に行けば、代替えはあるけど急かされている状況なので、たぶん着替える暇もなくそのまま会議室に入る状況になるかと←
それと上記で軍上層部からのお達しとありますが、国王になります。ただリズクも知らされておらず、上官兵士だと思っています←)

  • No.183 by アルムナーク(PL)  2021-04-01 22:06:18 

(/設定トピにて書き込むか悩んだのですが、上げつつ念の為生存確認を取らせて下さい。
急かすつもりは全くないのですが、ご連絡無く4日程経過しておりますので少し心配になりまして…。もしやお忙しいのでしょうか?
一応4月4日23時59分で最終発言から一週間経過してしまいますが、此方としては折角頂けたご縁ですしこれから先もお相手願えたらなと考えております。

その願いを込めつつ、此方の独断で本日より2週間待たせて頂こうと思います。その為4月15日23時59分までに発言が見られない場合は、残念ながら解除とさせて頂きます。
よろしくお願い致します。)

  • No.184 by カラム・ハッサン  2021-04-03 23:08:47 


え、嫌だよ!

(服装はこの際仕方ない、という若手兵士の返答を聞けば、先程までの疑惑と願いを込めた表情から一転、困惑と驚きが混じった顔となり、ストレートに心情を口にして。さらに、若手兵士が健気に車椅子を自身のベッド脇につけてくれても、無意識のうちに掛け物を握りしめたまま、ふいと横を向いてしまい「寝巻なんて格好悪い。体裁も悪いし」と続け。だが、次に相棒の気遣いある台詞が耳に届くと、少々気まずそうな面持ちとなり。……別に具合は悪くないのである。確かに刀傷を追った身体は、当分無理も効かなさそうだし、体勢によっては痛む。しかし、歩けないほどではなく。ただ、寝巻姿で正式な場に赴くことに抵抗があるだけ。だけれど、その正式な場を取り持つはずの恐らく上の人が "格好もどうでもいいからすぐに来い" と言っている様子であり、ほぼ同じ立場の相棒は、こちらの身こそ案じてくれている様子だが、己のことについては不満を言わず、参加するつもりのようで、若手兵士が困ったような視線を向けていることも感じ。……これでは自分だけがワガママを言っているみたいじゃないか。少しの間は空けたが、やがて、少ししゅんとした表情となれば、掛け物を握っていた手を解き、片手で軽く人差し指を立てつつ、若手兵士に向けて)

せめて、上から羽織るものとかない?



(/人目を気にするのは、商人気質もありますが、年齢的なものもあります←)


  • No.185 by アルムナーク  2021-04-05 00:05:09 


リズク『えっ…いやいやいや、怪我されてるのを承知の上で呼ばれてますし気にしませんよ!そりゃ服装は大切ですけど…あ、コレ良かったら使って下さい。

(率直な心情と横を向いてしまった上司を見るなり、まさか拒絶されるとは思っておらず思わず言葉を失い困惑した表情を浮かべて。然しこんな事している場合ではないと頭を横に振り、何とか行く気にさせなければと機嫌取りを行い。更に問い掛けに対してそそくさと病室入り口付近へ移動。その近辺に置いた自身のバッグから上着を一枚取り出すと、再度近くに行き「失礼します」と一言告げ、バサリと掛け布団を捲ると膝の上辺りに置き。)

──では、これで問題は解決しましたし行きますよ?アルムさん、お願いします。』


あ?へいへい…。

(暫く黙って二人のやり取りを見ていたが、突如兵士から名を呼ばれると立ち上がり車椅子の置いてある側へ移動。すると相棒の首の下と膝下に手をそれぞれ入れて、ヒョイっと身体を持ち上げてお姫様抱っこの様な形となり。その状態から車椅子へ座らせれば兵士を見て「…ほれ、さっさと行くぞー。」と一言発し、先に病室を出て行き。リズクも後に続く様に車椅子を押しながら病室を後にして)




────────────



リズク『──さ、会議室へ直行しますね!
(病院前に用意した車で移動し数時間、目的地の王宮玄関前へと着き車から降りれば有無を言わさず、上司を乗せた車椅子を押しながら王宮内の指定された部屋へと急いで。途中に組織仲間と会う事もなく会議室前まで来ると「アルムさん、後はお願いします。僕は先に入れませんので。」と車椅子を握る手を離せば敬礼し、もう一人の上司へと頼みその場から離れて)』


(/お年頃ですね、分かります笑)

  • No.186 by カラム・ハッサン  2021-04-09 02:05:57 


………………横暴王様。

(若手の兵士に上着を預けられるや、それを手に取りつつ、不満そうな顔立ちでぼそりと一言。彼が話したところでは "会議を開くからすぐに来い" と言ったのが誰かは不明である。だが、太陽[シャムス]は王家直属の組織であり、そもそも今回の依頼も王様からの勅令だったはずで。もしかすると、言い出しっぺは他の主要メンバーか、あるいは兵士長の誰かなのかもしれないが、前提からして王様が欠席というのは考えにくいし、組織の最高責任者も王様ならば、王様以外の誰かが会議の開催を言い出したのであれ "こんなに急じゃ可哀想だ" のように言ってくれれば良かったのにと思いを巡らせ。

座ったまま上着を羽織っていれば、その間にも兵士と相棒が会話を交わし。"お願いします" って何の話だろうと疑問に感じたところで、不意に近付いてきた相棒に抱きかかえられると、咄嗟の事態に思わず赤面し「ちょ! 急に何するんだよ!?」と叫ぶも、次の瞬間には既に車椅子の上で。微妙な表情から切り替えられないまま、椅子を押されて病室を後にすることとなり)


────────────

(車椅子ごと乗車した車内でも、病院を出発してから思いの外に王宮までの道のりが長いことを察すれば、そのことでまた少し愚痴をこぼしたが、王宮に到着し、会議室と思わしき部屋の前まで運ばれると、表情から不満の色を消し、平然とした顔立ちで改めて軽く身嗜みを整え。去り行く若手兵士に向かって片手をあげ、笑顔で「ありがとね、リズク」と述べれば、さらに一度上げた片手を自身の顔の手前辺りに立てて、済まなさそうだが、どこか愛敬を絡ませた表情で「上着借りちゃってごめんよ。一通りのことが終わったら返すから」と告げて。兵士が立ち去ると一旦車椅子に深く背を預け、清ました様子で息をつき。それから相棒に目配せし、途中からは苦笑いも交えながら)

確か、女の子もいたよなぁ……こんなんじゃちょっと格好がつかないけど、仕方ないね。アルムもごめん、少しだけ肩は痛むけど車椅子は自分でも漕げるから、扉だけ開けてくれないかい?

  • No.187 by アルムナーク  2021-04-10 23:50:49 



ああ、ちょっと待ってろ。──っ!?

(一言だけ告げるとドアを開け、入りやすい様に扉を片手で押さえて中に入る様に促して。ドアが開いた事に気付き、人柄を表す様な露出の少ない薄黄色のワンピースを見に纏った一人の少女が此方を見て軽く会釈。そのすぐ側で少女と契約を交わした魔神と思しき少年が胡座をかいて宙に浮いており、他に誰かいるのかとそれとなく見渡せば兵士長3名は既に来ており各々の席に着席。だが、招集をかけた当人はまだ来ていないらしく心なしか緊張感は微塵もなくて。すると突然、相棒の顔目掛け枕が飛んできた為顔に当たるギリギリの所でもう片方の手で枕を受け止め、額に青筋を浮かばせ引き攣った表情を浮かべつつ仕掛けて来た犯人を見据えて)

…おい、オッサン!何しやがんだ、コラッ!


クラトス『んー?ワシは何もしとらんぞ、それとも何か?ワシがやったと言う証拠g!?痛っ、何するんじゃあ…痛いではないかっ。
(オッサンと呼ばれたものの、容姿からはその風貌はなく幼い少年の姿で浮遊。枕を何処からともなく出し、気付かれぬ様に指を動かし自在に操り、カラムの顔目掛け投げたのだが簡単に認めるのは面白くないと知らぬふりをするつもりでいたが、契約者の少女にふいに後ろから頭を叩かれ、咄嗟に叩かれた箇所を手で押さえ少女を見て)』


ティエラ「ご帰還早々、申し訳ありません。後でキツーい鉄槌を下しておきますので、此処はどうか私に免じてお許し下さい。…ほらクラトス、貴方も謝りなさ──謝りなさい、ね?
(自分の相棒が何かする気ではないかと長年の勘から薄々気付いており、案の定やらかしており呆れた様に溜息を漏らし。しかも指摘され自分では無いと否定している様を見て思わず我慢出来なくなり、表面上はお淑やかにゆっくりと歩き、それでいて静かな怒りを持ちながら近付いていけば相棒の頭をいきなり引っ叩き。すると何事もなかった様に、穏やかな口調で申し訳なく頭を深々と下げて謝罪し。だがふと横にいる相棒へ目をやると他人事の様な態度をしている為、謝罪を促すも謝る気がないのか顔を背ける始末。
これに怒りが頂点に達し、笑顔でありながら怒りのオーラだだ漏れ状態で効果音でも付きそうな程の威圧感を放てば恐れをなしたのか、相棒が宙に浮いた状態から床に降り立ち『す、すまんかった』と頭を下げて。)

  • No.188 by カラム・ハッサン  2021-04-13 22:27:59 


さんきゅ! ……って、うぉ!?

(扉を開けてくれた相棒に礼を述べつつ、車椅子を自分で漕ぎ、会議室に入ってそれとなく周囲の様子を一瞥すれば、突如顔面に向けて枕が飛んできて。反射的に払い落とそうとするが、その少し前で相棒が受け止めてしまい。その場で呆気に取られたようにぱちくりと目を瞬かせると、怒った様子の相棒と枕が飛んできた方向を見比べ。

だが、枕を飛ばしてきた犯人の契約者が、ため息の後しずしずと近付いてきて、犯人に軽く制裁を加えてから丁寧に謝罪を口にすれば、そちらに視線を止め。両手はハンドリムに添えたまま、顔だけを上げ微笑むと「やあ、ご令嬢、お久しぶりです」と述べて。続けて何か気の効いた文句でもと言を繋ごうとするが、その間にも令嬢と先の犯人でコントのようなやり取りが交わされると、犯人からも謝罪を受け。

一連の小気味良い流れに思わず小さく吹き出せば、軽く手をひらつかせ「ちょっと驚いたけど、当たっていないし、気にしないでくださいな」と笑い。それから車椅子を漕いで子どもの容姿の魔人の横を通過すると、自身と相棒に直属の兵士長に向け、一度片手を上げてにこやかに挨拶し、肯定が返ってくれば、その場に着こうというつもりで質問を続けて)

兵士長もお久しぶりです。こんな格好ですみません……俺の席はその椅子が置かれていない場所で合っていますか?

  • No.189 by アルムナーク  2021-04-14 21:36:27 



兵士長サルマン「はい。お怪我の方は大丈夫ですか?
大怪我をされたと聞いて、皆心配していたんですよ。

(席の配置としては、一番前に招集をかけた王や上官用に3席、その前に向かい合う様に真ん中に通路を挟み左右に分かれ白を基調とした机を前から3台ずつと席が其々用意されており。上官席から向かって左側に兵士長其々の席が、右側が契約者と魔人の席があり。

そしてガタイが良く30代後半くらいの兵士長と呼ばれる男。
兵士長席一番前の自分の席から立ち上がると左角をホチキスで止められた資料を片手に心配そうに近付き、二人の上司の席それぞれに会議資料を置いて。)」


……(椅子に座る事なく机に置かれた資料を手に取り、一枚目をめくり内容を軽く確認して。資料の内容として、ある程度あってはいるが何箇所か空白の部分があり、恐らく現時点で不明な箇所あるいは当事者に聞かなければ分からない部分と言った所だろう。リズクも言っていたが、これは質問される部分も多くある程度心構えが必要だなと珍しくため息を一つ溢して)





  • No.190 by カラム・ハッサン  2021-04-18 03:57:02 


ははは……えらい目に遭いましたが、アルムも俺もどうやら無事です。

(心配そうな表情を向けてくれた兵士長に少々苦い愛想笑いを返せば、椅子のない席に車椅子を寄せて机につき。内心では兵士長の言葉で "俺も自分の状態よく分かっていないんだよな。誰かさんの呼び出しが急な所為で" と思いを巡らせ。"誰かさん"、つまり "会議開催の発案者"が誰なのかはまだ知らない。しかし、これからその誰かさん本人であるか、もしくはその "誰かさんの提案を許した責任者" のどちらかには違いない人物が開くと考えると、つい出入り口の扉に視線を流し。表面上はいつも通りの柔和な表情のまま、ちらりと目をやっただけだが、素振りに乗せていないだけで正直、多少の恨めしさは持っており。

続けて、机の上に注意を向けると兵士長が置いた資料を手にし、パラパラとめくってみて。丁度そのタイミングで相棒がため息をつけば、視界の端で相手がまだ立っていることに気付き、資料を見ながらではあるが「アルム、座りなよ」と述べ。その後、元から机上に置かれていたペン立てから一本、筆を取ると、資料をざっと眺めた結果、自分が何か聞かれそうだと感じた部分と、自分の方から何かしら聞きたいと思った部分にチェックをつけだし。だが、そのような作業をしつつでも先のため息が幾らかは気にかかっていて、視線も合わせず、落ち着いた口調ながら、台詞はまるで弟や妹に接する時のように)

……具合悪いの?休みたくなったら意地張らないで言うんだよ。言いにくかったら、俺のこと足でちょっと突っついてくれたら、代わりに退室させてほしいって言うからさ。




(/見方によってはカラムが偉く王様に怒っているようなレスを続けてしまっていますが、一応想定している心理は "ちょっとの不満" です← またPLとしては、この流れに含むものはないことも念のため強調させてくださいませ。とても受け身なロルを続けさせて頂いており恐縮ですが、このフェーズで雰囲気を掴み、上手く共有していければと思っています。宜しくお願いします↓ ただここは今時点でももう少し積極的に、という箇所があれば、お手数ですが絞って伝えて頂けますと大変に嬉しいです。/蹴りご自由に)

  • No.191 by アルムナーク  2021-04-18 21:48:49 


…いや、大丈夫。それに慣れてねー場所にお前一人残して退室なんか出来るかよ。ほぼ初めてだろ?こういう場。

(着席を促されれば短く返事を返し、椅子を引いて着席。余計な心配をさせちまったかと、柄にもなく溜息を吐いた事に対し少しばかりの後悔を。怪我が痛むなどの体調不良からのものでは無いのだが、ただでさえ会議という場に慣れてないだろうに余計な心配まで掛けて負担を増やしたく無いといつも通りの口調で続け。
「てか、俺よりも自分の体調だろ?お前こそ無理せず言えよ、何なら上層部が気に食わねーってのでも良いぞー。代わりにぶっ飛ばしてやるからな」病室からの相棒の雰囲気から何処となく不満は消えていないのだろうと感じ取り、冗談を交えて恐ろしい事を口にしニシシッと最後に笑って見せ。
少しの不満でも積もれば山となる訳で、爆発する前に先手を打つのもアリかと考えているのは本当の事。何も急がなくとも療養してからでも遅くは無いだろうに…急な任務に呼び出し。いい加減此方の状況も分かって欲しいものだと心の奥底で怒りを覚えている訳で。そんな事を考えながら、頭の後ろで手を組みイスの背もたれに寄りかかっていると突然物凄い音を立ててドアが開かれ、何事かとドアの方を見て)



──バンッッッ!!──。



メリア『はぁ、はぁ──っ。…ノク、ノクトぉぉぉ──っ!!
(この部屋まで走って来た様でドアを思い切り開け放つと同時に肩で息をしながら、物凄い形相で室内を見渡し。目当ての人物を見つけると、まるで別人の様に?を赤く染めその人物の本名を叫びながら一目散に駆け寄り。その様子に兵士長達は唖然とした表情を浮かべており、皆一様に頭の中に疑問符が浮かんでいる様でもあり)

ちょっとちょっと大丈夫なの!?大怪我したって聞いてすっごく心配したんだから!!無理し過ぎなのよぉぉ、もうっ!
(近付くなり心配そうな表情を浮かべ、かと思えば双眼に涙をいっぱいに溜めて泣きながら一人喚いて。アルムと言えば、その圧に若干押され引いており)』



(/カラム君の心理、承知しました!補足頂き有難うございます^_^
太陽[シャムス]の3人目の魔人を登場させました。クセが強めです笑
絡み辛いなどあれば遠慮なく!)

  • No.192 by カラム・ハッサン  2021-04-18 23:18:17 


俺も太陽[シャムス]の一員だからね、大丈夫さ。

(慣れない場なのではないか、といったニュアンスを感じる相手の言葉に、相変わらず書類へのチェックを続けながら、こともなげに応対し。続いて、ペン立てと同様、机上に配置されていた水のペットボトルを手に取ると、空けて口をつけ。だが、その間に相手が突如物騒な発言をすれば、ぶっと吹き出しそうになり、机こそ汚さなかったが、そのまま軽くげふげふとむせ。相手の言っていることが全く的外れだったのであれば、ここまでオーバーなリアクションとはならない。幾らか本心を言い当てられてしまったことと、そこからの過激な提案につい動揺したのであり。

傷口に痛みを感じつつ、何とか呼吸を落ち着かせれば、じととした視線を一度だけ相手に向け「やめてくれよ、まったく。敵対組織と戦った後で味方同士でも争うなんて、俺は嫌だからな?」と念を押し。そのうちに突然、大きな物音が響き渡り。思わずびくりとし、音がした方向を見れば、そこには官能的な服装の可愛らしい女性が、尋常でなく険しい表情で立っていて。……なんだ?なんだ?、と状況の整理が追いついていない中、女性はぱっと表情を切り替え、相棒へと向かっていき。その後の動作と台詞を認知するや、剣のない無表情のまま、なんだ、昔馴染みを心配しただけか、と結論し。一人頷いてから、机上の書類に視線を戻すと、さりげなく冷やかすようにヒュウと口笛を吹き、相棒を助ける気は全くないようで、むしろ無情ささえ感じる柔和な言い方で、書類にペンを走らせながら)

そうそう、言ってやって。本当すぐ無茶するから、アルムは。




(/3人目の魔人すごく可愛いです// ティエラ令嬢もそうですが、ここまで女性キャラはモブの幼女だけだったので、新鮮でいいですね// 蹴りご自由に)

  • No.193 by アルムナーク  2021-04-19 01:11:23 



ははっ、冗談だよ冗談。仲間内で争ったってどうしようもねーからなー。

(咽せる相棒を見て表面上は笑いながら軽く告げ。意味のある争いならまだしも、今は争って大事にする程の事でも無く。それも今回の会議内容によっては変わる可能性もある訳で。
周りを考えず咽び泣きながら本名を口にされた事と、助けを求め隣を見るも代わりに聞こえたのは口笛。冷やかされていると分かれば、多少の苛立ちを覚え「大袈裟なんだよ、大した事ねーから心配すんな。それと…俺は"アルム"だって言ってんだろ。似てねーだろうが!」と本名を隠す様に否定し、ノクトと呼ばれる人物とは別人だと言い張り。現時点では本名で呼ばれたく無いという気持ちと、それを知らない人から名前が違う事に対し突っ込まれるのも面倒だという考えからのもので。)




メリア『だってぇ……!ちょっとアンタ、何他人事みたいに言ってんのよ?アンタが言えた立場かしら?だいたい契約者(パートナー)なら、もっとしっかりしなさいよね!ノk…アルムが怪我したのはアンタにも責任あるんだからねっ!私なら大切な人に怪我なんてさせないわっ。
(アルムに注意された事でしゅんとするも、注意する様促す言葉を他人事の様に聞こえカラムの態度に先程までの甘えた様な表情と口調から一変し机をバンと叩き。更に責め立てる様な強い口調と上から目線な態度で続け。初期前世のリトレシアとアルムの関係を根に持ってる所もあって、腕を組み喧嘩を売る様な態度で威圧的に)』



(/あ、ありがとうございます笑
アルムの本名については、カラム君が知ってるでも知らないでもどちらでも!
メリアの態度については、いつも一緒に居られるカラム君への嫉妬から来ているものもあります←)

  • No.194 by カラム・ハッサン  2021-04-20 00:43:27 


え、

(あまりに呑気に他人事全開で台詞を紡いだところ、その言動はどうやら相棒を本気で心配し、取り乱した様子であった女性の感情を逆撫でしてしまったようで。突然に机を叩かれたことで再度驚き、目を丸くし、改めて女性の方を振り向けば、女性は立腹を隠さぬ風で腕組みしてこちらを見ており。

これは失言したな、と即座に察すると、暗にこちらには敵意がないことを示すかのようにへにゃりと緩い苦笑いを浮かべ、片手で自身の横首を撫でて幾らか決まり悪そうに、"自分であれば大切な者に怪我をさせない" との女性の言葉を拾い「……勇ましいことで」と言って。それから机上に視線を戻せば、やや猫背になりつつ、片手ではくるりとペンを回し、さも自省的な物言いで「……そうなんだよね。俺がもうちょっと頼りになったら、余計な怪我はさせなくて済んだんだよな」と続け、次の刹那にはパシりとペンを置き、両手を机につけて天井を仰ぐように、先程縮めた背筋を伸ばして。

だが、その後また女性と目を合わせれば、少々渋い目付きとなり「でも、魔人同士の戦いの中で、人間ができることなんて底が知れていますよ」と言い切り。さらに、そろそろこの女性の主人も来るのではと憶測しながら、穏やかな表情に戻って一度扉の方を見やると、最後は笑顔を向けて)

だから、こういう場で情報共有して皆で協力していけたらいいですよね。個別行動だと、出来ることには限界がありますから。お二人も今後とも宜しくお願いしますね。




(/了解です。本名を身近な人が知らない場合、アルム君が危惧しているような厄介なやり取りが身内間でも起きかねないため、本人から聞いたか、あるいは太陽[シャムス]で教わったかで取りあえず、カラムはアルム君の本名を知っているていでお願いします!
 カラムのやたら調子のいい切り返しはウザいかも知れないので() メリア嬢の気に障ったらさらにはねつけて頂いても大丈夫ですのでご了承を(←) /PL発言へのご反応はご自由に)

  • No.195 by アルムナーク  2021-04-21 11:15:14 



メリア『なっ、何なのよ!!本部に殆ど顔を出さない癖に、共有…協力…はっ、よくそんな事が言えたものね!初期のアンタだってそう…口で言って置きながら結局っ!?
(冷静に分析している姿に、感情をむき出しにしている自分がコケにされている様に捉え、組んでいた腕を解放し代わりに強く拳を握り怒りから体を震わせ。本当に初期の頃、リトレシアが情報共有や協力をと口にしながら一人突っ走って、一時昏睡状態に陥る様な大怪我をアルムが負う事があった訳で怒りのままに皆まで言おうとし。しかし、突然手首を掴まれその当人を見ればハッとして)』



…っ、メル!…いい加減にしろっ…。
("ただの幼馴染の彼女が、こんなにも相棒に突っ掛かるのは何故なのだろうか。毎回同じ様に敵意丸出しでよく分からない。"なんて考えながらも、またいつもの事かと口出しせずに黙って聞いており。怒る彼女と対照的に相棒は冷静、それ所か自分に力があればと反省する始末。どう考えても、"俺の怪我は俺の所為なのだから反省なんて必要ないだろうに"。
そんな事を考えていると、昔の話を持ち出されその事は現相棒に言ったって関係のない事。それにあの話は蹴りがついた筈。今更蒸し返すなんてお門違いだ。咄嗟に音を立て椅子から立ち上がればメリアの手首を掴みキッと睨みを効かせ低い声で制止すれば、彼女は俯き加減に黙り込んでしまい。その様子に再度周りがざわつき、掴んでいた手首を離して)



レナトゥス「…えーっと、お取り込み中です、か?そろそろ父上が参られますので、ご着席ください。…メリア、君の席はこっちだよ?
(騒つく会議室へ足を踏み入れると、遠慮がちに声を掛けて。相棒の様子がおかしいと思いながらも優しく声を掛けるも『…うっさいわね、分かってるわよっ。』といつもの調子で返され移動する姿に苦笑いを浮かべて。前の席に椅子が一つ足りないと分かると、付き人に頼み用意させ自分の席へ移動して)」


(/本名、メリアの件、承知しました!
次レスから王を登場させ、会議へ突入したいと思います。この王、やたらとしつこく厄介なのでご注意ください(^^;
意地悪な質問なども飛ぶかと←)

  • No.196 by カラム・ハッサン  2021-04-21 20:53:20 


えぇ…

(自分なりに言葉を選び、話を収めようとしたつもりだったが、どうやら思う通りには行かなかったらしく。一層怒りを露にした女性に対し、僅かに身を引かせると、困惑を交えた言葉を漏らし。何だか、やたらと敵対的だな、と思うも、表情には出さず、また多少戸惑いは覚えたものの、正直反発心や不快感は芽生えておらず。ただ、さりげなく女性から目をそらし、何か嫌われるようなことをしたんだろうかとは振り返りかけ、そこで女性の口から "初期のアンタ" というフレーズが出てきて、さらに話の運びが過去を連想させられるものとなれば "…何か前世の因縁が関連しているのか?" との仮定も自然と浮かび。

だとしたら、それは今の自分に把握しきれる範囲外だ。かといって、それをそのまま言うと、何せ相手は魔人なのだし、物理的に雷が落ちる可能性もなきしもあらずと思え。女性の方に視線を戻すも、果たしてどういう台詞を返そうかと黙して言葉探しを始めれば、機を同じくして、相棒が女性を止めてくれて。内心ほっとするも、相棒の一喝に室内は一度静まり返り、女性がしゅんと肩を落とすと、先ほどまでとは違った向きの囁きが漏れ聞こえ。

つい "…そ、そんなにキツく言わなくても" とも思うが、この感想もやはり、口に出すと角が立ちそうな気がして。相棒が多少直情的なのは元々の気質だし、女性にとってはここで自分に変にフォローみたいな真似をされても嫌味に取られる予感が働き。結局、お茶を濁すようにやや肩をすくめ、苦笑いを浮かべて場を流せば、会議室に新たな人物が現れ。その人物と女性の会話が一段落つけば、席に座ったまま、机上で軽く組むように両手を合わせ、朗らかな笑顔を向けて)

王子、お久しぶりです。




(/了解です。お任せする形で恐縮ですが、楽しみですねw)

  • No.197 by アルムナーク  2021-04-21 23:02:34 



…悪いな、カラム。

(再び椅子に座り直すと、知らぬ事を言われ困惑したのではないかと申し訳なさそうにただ一言謝罪し。幼馴染の主人も来た事だし、この話はこれで終わりだと思いながらも、後で当事者の幼馴染と話さなければと考え。
それ以上言葉を発する事なく、再び資料へ目を向けて。)



レナトゥス「カラムさん、ご無沙汰しております。前にも言いましたが、僕に敬語は不要です。どうぞ、気を楽に……ってこれから会議だと言うのに変ですよね、あははっ…
(とても一国の王子とは思えぬ程、物腰が低く父親がこの場にまだ居ない事もあり緊張感も幾らか少なく緩い物言いで。自分で言って置きながら、場違いかなと反省し苦笑いを浮かべて。すると『国王陛下、参られました。一同敬礼っ!』と国王側近のけたたましい声が響き渡り、立てるものは立ち兵士と契約者とアルムを除く魔人も敬礼し、アルムは起立するだけで敬礼はせず。国王が中に入り、後に続く様に上官一名が入室し席に着いたことを確認すると『なおれ!』と上官が声を掛け、皆が着席)」



──────────



国王「…皆揃っている様だな。…早速だが始めるとしよう。
まず中将。
(着席と同時に会議室全席を見渡し、車椅子姿のカラムとその隣に座るアルムを何処か納得した様に一瞥。それから直ぐに中将と呼ばれる男性へ声を掛けると、その男性が立ち上がり報告を始め。)」


中将『はっ!まず建物の一室で発見された犠牲者2名について報告する。一名は我らの同志、もう一人は一般人である事が判明。その者たちの弔いは済んでいる。

そして今一件の首謀者、タルジュ=ナミル・マフディ並びにファウストという魔人の手によるものと判明した。とても信じ難いがタルジュは僅か10歳の子供、ファウストは人の手により作られた人造魔人である事も判明している。だが残念ながら捕縛には至っておらず逃走中。また、先に報告した一般犠牲者はタルジュの父である事も判明。幼少期に実母を亡くしている為、現在継母が居るものの行方が掴めていない。
またこれは推測に過ぎないが、遺体の状況から見て父親に対し恨みを抱いていた可能性が非常に高い。ここまでで質問のある者は居るか?

(淡々と纏めた報告を続けて、キリの良いところで一旦話すのをやめて、周りを見て)』



(/中将の報告が多くてロル無しになりそうです笑)

  • No.198 by カラム・ハッサン  2021-04-24 23:25:56 


……!

(国王側近の敬礼を促す号令に相棒が従わなかったことに気付けば、着席が済んだ直後に他の人には見えないようテーブルの下で軽く相手を小突き。やや難しげな瞳でじぃっと相手を見て、声には出さずとも口の動きだけで "こら" と言ってみせ。その後、会議が始まれば、一度こちらを見てきた王様には、愛想も良さげに微笑を返し、小さく頷き。言うまでもなく、営業用スマイルだが、動作自体は自然に繕えているつもり。

続けて中将が報告し始めると、一転真面目な表情になって聞き入り。やがて、報告に区切りがつけば、浮かんだ疑問を内心で整理してみて。まず犠牲者については、認識に差異なし。一人が先行調査隊所属だった兵士くんであることも、もう一人があの少年の親御さんであることも把握済であり。

しかし、続けられた '首謀者' の指名にはやや違和感を持ち。'今一件' が仮に誘拐事件の全てを指しているなら、そもそも '少年を誘拐してきた' 黒幕が別にいると踏んでおり、手元の資料を確認して。また、少年の過去についても、生母と離別していたとは初耳だが、そこが把握できていて継母の行方が掴めていないのなら、その情報源と '継母も何らかの事件に巻き込まれた可能性があるのではないか' ということが気にかかり。…この分だと大体の情報源は、自身がマンションの隠れ家を出た後に送った手紙と、自分より先に起きていた相棒への聞き取り、さらに誘拐の被害に遭った子どもたちからのヒアリングだろうか、と予測を立て。

なら、事後調査としてはきっとまだまだなのだ。だからこそ、相棒と自分が呼ばれたのだろうと納得が行き。幾つか気になった点はあるものの、現時点で質問することとは思えず、記帳用にペンを構えたまま、黙って中将に視線を返し、次の言葉を待ってみて)



(/会話回ではあるあるですね。対するカラムの方は今回台詞がありませんが、ご容赦くださいませ。← ※当PL発言への返信はご自由に。)

  • No.199 by アルムナーク  2021-04-25 01:13:27 



っ?……。

(相棒に小突かれた事で其方を見て、その理由が敬礼をしなかった事に対するものと分かってはいるものの、"何故俺が?"と眉尻をぴくりと動かしやや不機嫌顔で返答し。王直属の組織に属している以上、王に敬意を表するのは当然だろう。けれど自分が契約しているのは相棒であり、従うと決めているのも相棒に対してのみ。なればこそ王に対して敬意を表す理由が無く、更に言えばどうも胡散臭く信用出来ない部分を第六感として最初に会った時から感じており、出来る事なら関わりたくない存在。そんな理由からの行動で、対して気にも止めず会議が始まると資料をめくり集中して)



クラトス『…ひとつ引っ掛かるんじゃが…この少年とそれに仕える人造魔人が首謀者と言ったが、ならばこの少年はどうなんじゃ?聞くところによると、他の子供と同様に連れてこられたそうじゃが。
況して幼き子供が今回の事件を何の後ろ盾も無しに動いたとは考えにくいのではないか?誘拐されていた子供の数は100人を超えていると聞いておる。まあ実際に救い出せたのはその半数であった様じゃが…?継母の行方が掴めていないのも気になるのう。

(片手を上げつつ、気になる点を質問し。)』



中将「…推察通り、ある組織が絡んでいる事は事実だ。だが、これについては後ほど報告する。
またタルジュも誘拐され実験体とされていたのではと考えている。
子供たちの話によると、最初はとても大人しく内向的だったそうだ。だがある日を境に、人が変わった様に暴力的になったと証言を得ている。恐らくあの洞窟内部で行われていた、憑依実験による副作用の様なものなのだろう。
その実験の過程で、誘拐された子供たちが犠牲になった様だ。無論弔いは済んでいるが…被害者の親からは非難の声が後を経たん。

また継母については、此方としてもこれ以上の情報が無く現在も調査中だ。」

  • No.200 by カラム・ハッサン  2021-04-25 01:53:26 


…………………………。

(つついた後の相手の反応に、こちらも少々不機嫌そうな表情となったが、裏にある心情を仔細に測ることはできず、あくまで '目上の人間には敬意を'、'正式な場では礼儀を' という自分の考え方のみから、相手に対し "まったく、分かっていないんだから" という感想を抱いて。しかし、そう思うのであれば、尚のこと、会議が始まった後は顔立ちも含め、真面目な様子となり。

子どもの外見の魔人と中将の間で一件、問答があれば '…俺にとっては、例の少年が誘拐の被害者であることは、敵方の魔人から言質が取れていることなんだよな' と自身の記憶を振り返り。黙って考え事をしていると、つい癖でペンを回しそうになるが、そこは厳かな会議の最中であるため、ひっそり気持ちを押さえ、表情も崩さぬまま保ち。

続けて、中将の言葉で引っ掛かりを覚えたのは 'ある組織が絡んでいる事は事実' とのフレーズ。ある組織って……月[カルム]だよね?どうしたって月[カルム]だよな、とちょっと思うが、'後ほど報告する' との言葉もあったため、ここも一旦黙したまま見送ることにし。自分が持っている情報については、一通りの話を聞き終えてから、機を見て発言するか、あるいは話すよう指名されるのを待とうと考えて。引き続き、ペンを構え、中将に視線を向けたまま、大人しくしており)

  • No.201 by アルムナーク  2021-04-25 03:02:27 


中将「他に質問はないか?──では次の報告に移る。
続いて、奴らが行っていた実験について報告する。憑依実験の他に、人の手により作られた魔人謂わゆる"人造魔人"の製造が行われていた模様。その根拠として、首謀者らと交戦したアルムナークの証言を元に洞窟の最奥に当たる位置に残骸を発見、残念ながら爆発によりサンプルの発見には至っていないが数多の動物の残骸も発見している。
今回交戦した人造魔人については、当事者であるカラム、並びにアルムナークの口から報告して貰う。
特徴や能力について教えてくれ。尚、"正確に"報告する様に。
…ではカラム、君から頼む。

(クラトスが納得した様に頷くと、再度他に質問者はいないか見回して。居ない事を確認すると次の議題へと移り、洞窟内部で行われていた実験の知る限りの情報を報告して。だが実際に現場に残されたものの中から人造魔人のサンプルなどは無く、当事者二人に聞かねば分からない事である為、資料にも空白が目立ち。報告する様に求めると、まるで虚偽の報告をするとでも思っているが如く、ある言葉を強調させ促して)」

  • No.202 by カラム・ハッサン  2021-04-25 11:57:14 


…………………………。

(表面は出さず、一貫して落ち着いた真面目な顔立ちのままだが、中将の発言を聞いていく中で、内心、憑依実験? 人造魔人? 動物の残骸が根拠? ……まずいな、全然話についていけない、とちょっと思い。資料をめくって、この何処かに説明が書かれているのかも、等と考え、視線で文字を追ってみるが、それにしたって本当に雑で不親切なんだから、と密かに王様及び組織に対する不満を募らせ。

しかし、そうこうしているうちに指名がかかり。反射的に中将の顔を見返せば、その後、一度会議室のメンバー全員の様子を見回し。それから、音は出さずに静かに息をつくと、立ち上がらないままながら真剣そうな瞳となり、全体に聞こえるよう声だけを張って「えー、皆さん、すみません。本件によって生じた不調により、座ったままの発言で失礼します」と断って。

それから、再び中将の方をちらりと見れば、ゆっくり視線を全体に戻しつつ「……確かに僕とアルムナークは、調査に赴いた洞窟内で魔人らしき男と、先程お話があった人間の男の子と交戦しました。ですが、魔人側が何か '特別な' 魔人だったとは存じ上げていませんでした。魔人側が '特別' であることを隠そうとしていたと言いたいわけではありません。これは単純に僕自身の魔人に対する知識不足に依拠した結果です。このような場で大変恐れ入りますが、後の報告はその前提でお聞き願います」と冷静に言い上げ。


実のところ、へりくだっているようで割りと '嫌味' である。一応、ここが身内のみの席であることを踏まえ、さらにそれでも、直接 '研修の不足' を非難しないだけ、王様側の名誉にも気遣ったつもりではあるが。続けて、それとなく周りの空気感を探りながら、片手をひらりとさせれば「では、ご指名に預かった通り、本件の中心的人物と考えられる魔人『ファウスト』について、ご報告します。容姿や性格など、仔細な点は既に子どもたちにヒアリングが行われ、資料にまとめられているようですので、そちらをご参照ください。僕は今、さらっと資料を見た限りで記載のなかったことに焦点を当ててお話させて頂きます」と告げ

両手を机上に添えた後、全体を俯瞰しつつ「長身で異国風の服を来た男です。氷属性というのも認識に相違はありません。実際に交戦したのはアルムナークですが、話したところ、慇懃な言葉遣いに落ち着いた物腰で、粗野で考えなしのような雰囲気はありませんでした。ただ、その属性のように、性根は冷たいことを感じさせられる人物でしたね」と言って、最後に)

一緒にいた男の子と契約関係にあることは明白。本人からも言質を取れており、あのタルジュという子以前にも、他の拐ってきた子と契約を結ぼうとし、失敗してきたことを仄めかしていました。他方で、タルジュとの関係性には、一定の信頼が成り立っているように見えました。戦闘の手段は、魔法と体術、それから逃走時には、虎に変身できることも確認しました。今、ざっと記憶からさらえたのはこれぐらいなのですが、ご質問があれば、アルムナークの報告も終わった後にお願いします。

  • No.203 by アルムナーク  2021-04-25 17:07:12 


──それじゃ次は俺だな。
タルジュとファウスト両名の関係性については、カラムと同じ様に感じた。タルジュは操られているでも無く、自分の意志で動いてる印象だ。逆にファウストは、タルジュに心底心酔してるって感じだな。

(中将の報告を聞き、人造魔人であったとは一言も報告していないのだが、何故そうであると断言出来るのか不思議に思うが、ふと思い当たる人物クラトスが頭に浮かび過去の戦闘から可能性として高いと助言したのだろうと考えに至り。
相棒の報告が終わったのを確認すると、重い腰を上げ自分の席から立ち上がり敵2名に感じた事をまずは報告。

「それからファウストは人造魔人と言ったが、俺は報告する過程でそんな事は一言も言ってねーが…どうしてそうだと言い切れるんだ?俺が報告したのは、"俺たち(魔人)とは異なる存在"と言っただけだぜ?実験施設についてもそうだ
。何かの実験が行われていた様だと報告はしたが、それがアンタらの言う実験内容とは言っていない。……それとも信じるに足る有力な情報提供者でも居るのか?」と鎌を掛ける様に中将とクラトスを見て。)



クラトス『待て待てアルムよ。ワシはお主の報告を元に、過去の事件とあまりにも似ていると感じたのだ。ならば大事になる前に、過去の事とは言え情報を共有すべきであろう。責められる理由はないと思うがのう。…それを踏まえて人造魔人と呼ばれる存在であると結論付けたのではないか?そうであろう?中将殿。
(睨みを効かせた目付きで此方を見るアルムを見て、少し焦り宥める様に慌てて発言。発言を続ける内に落ち着き、過去の情報を共有するのは当たり前と言わんばかりに正当性を強調し。同意を求める様に中将へ視線を向け)』



中将「…え、ああ、その通りだ。クラトスから報告、それに過去の資料として確固たる証拠を得ている。似過ぎているのでな。
(確かにアルムナークからは、人造魔人だと報告は受けていない。実験内容も不明瞭、会議を開くにあたり施設について報告出来ないとなれば王からの信頼にも傷がつくかもしれないと考えていた所、人間よりも遥かに長命で数々の経験のある魔人クラトスより良い話があると受けたもので。この事実を知るのは自分とクラトスのみの筈、痛いところを突かれて勘の鋭さに苛立ちを覚えていると、同意を求められ慌てて賛同し)」

  • No.204 by カラム・ハッサン  2021-04-25 19:46:43 


…………………………。

(発言者の立場をあっさり相手に譲れば、また取り澄ました表情で聞く側に回り。何やら相棒と子どもの外見の魔人でやり取りがあるも、先程までと同じく、しっかり内容に付いていけているとは言い難い。件の洞窟に潜入する直前、相手と会話を交わした際も思ったが、常々自分は '魔人という存在について' 無知であり。

相棒はすんなり '人造魔人' という言葉自体は受け入れている様子であるところ、そのような種類の魔人がいるのは、少なくとも太陽[シャムス]の魔人や上層部にとっては既知なのかもしれないと思いつつ、瞳ではそれとなくその時折の発言者を追っていって。また、どうやら相棒は例の敵方の魔人について、事前に "自分たちとは異なる存在" と報告していたらしく。

率直な感想を言葉にするのなら、それも今知ったことである。相手の横顔をちらりと見れば、無意識の内にすぐ逸らし、視線を宙や机上に泳がせながら、どこでそう……'自分たちとは違う' と思ったのだろう、と自分だけで考えてみて。自身が把握していることとしては、本来契約できないはずの齢の少年と契約関係にあったことや、マンションで見つけた '獣毛や爪痕' 等の痕跡を、相手が '魔人の仕業' とは '関連づけられていなかった' ことが思い浮かび。

獣に変身できる、といった特徴は、本来魔人の中でも異端なのかもと推察してみて、そこまで思い至ると、組織側が持っているベーシックな情報を積極的に公開してくれていないことを嘆く前に、魔人という存在の詳細については、自分からももっと興味を持って、相棒に色々聞いておくべきだったのかもな、とちょっと反省し、少し決まり悪そうに、苦笑いで誤魔化したいのを我慢しているような微妙な表情で、瞳には自嘲的な色を映し、唇を引き結んで。表面的な態度としては、再び、会議の進捗を見守る姿勢に戻り)

…………………………。


  • No.205 by アルムナーク  2021-04-25 22:14:04 



情報共有だ?よく言うぜ、上層部で情報を止めて組織に属してる奴等には降りて来てねーだろうが。見ろ、話について行けず置いてけぼりになってんぞ。
(此方側は任務や調査の報告をするも、上で情報共有しているだけで全く下には降りてこない一方通行状態でよく言えたものだと指摘して。周りを見回せば、聞き覚えの無い単語に困惑しているのか、契約者を始め兵士長達も頭を悩ませている様で。)


レナトゥス「えーっと…幾つか聞きたい点があるのですが、まずクラトスさんが仰った今回と類似していると言う過去の事件についてお教え願えますか?
(相棒を始めとする魔人達は何かしら知っている様で、相棒に聞こうにも話しかけるなと雰囲気で伝えている様子。更に、分からないながらも進む議題に質問を挟もうにも、何処と無くピリピリとした雰囲気が会議室を包み込み。堪らず自信なさげに席から立ち上がれば、一つの提案をして)」

  • No.206 by カラム・ハッサン  2021-04-25 22:43:12 


……!

(相手の発言で、改めてサッと周囲を見渡してみたところ、どうやら困惑は自分だけのものではなかったらしく。兵士長も頭を悩ませているようでは、やはり内部の情報機構にはテコ入れが必要なように思え。…太陽[シャムス]という組織は、名前そのものには伝統があるが、何せ世代を跨いで '選ばれし人間' が現れる度に再結成を繰り返しているはずで。要するに結局のところ、現組織としては歴史が浅いのであり。

そこまで思い至ると、これは他人任せではなく、自分も当事者として今後は積極的に動くべきなのかもと内省を交えて少々意識を改め。そう言えば、会議が始まる前に例の女性の魔人にも "本部に殆ど顔を出さない癖に" と言われたな…と自嘲気味に振り返り、再度苦笑いを噛み殺しているような微妙な表情となって。続けて、ややおどおどした様子ながら、第二王子が口を開けば、そちらの方に視線をやり。

何処と無くピリピリした雰囲気になっている会議室の空気を変えようとしたのだろうと憶測すれば、現時点でそこまで興味を引かれている部分ではないにせよ、乗っておこうと、情報を持っている者の発言を促すように、落ち着いた表情ながら、柔和な語調で参加者の様子を流し見しながら)

多分、世代を跨いだ昔の話ですよね。今回のようなことが前にもあったんでしょうかね?

  • No.207 by アルムナーク  2021-04-26 00:18:22 


中将「………。
(暫し黙り込み国王へ視線を向け、どうするべきかと対応を仰ぎ)」


国王「…よかろう。カラムよ、其方の言う通りだ。
だが我らも全てを知る訳ではない。より詳細に知るのは、クラトス、メリア、そしてアルムナーク。そうであろう?

(中将からの視線を感じ取るも、中将を見る事なくあっさり了承し。全てをクラトスから聞き知った上で、偽りを口にし更なる詳細を知る者の名前を挙げ、一人一人を見据えて。)

クラトス、其方が説明せよ。」



クラトス『御意。──今より3世代前になる。今回同様、国中の動物が減少する事案が発生したのじゃ。当初は密売目的と睨んで国の兵が調査していたが、結局実態を掴めなかった。それから一月後、人攫いが頻発。今回と違う点と言えば、王族や貴族が被害にあったと言う事。身代金の要求もなく、直ぐに当時の太陽[シャムス]メンバーが招集され調査に当たったのじゃ。
(潔く王命に従い過去の事件について話し始め)』

  • No.208 by カラム・ハッサン  2021-04-26 00:49:03 


…………………………。

(国王の台詞を聞くや、裏にある心理を読み取れない手前、そこも情報共有ができていないのか…と静かに危機感を覚え。また、子どもの外見の魔人が口を開くと、また澄ました表情で聞き入るが、話振りからして、これはもしかすると長くなる…?と疑問を持ち。そう言えば、会議の予定所要時間も聞いていなかったな、と思い至れば、え、ちょっと待って、ちょっと待ってくれよ……これもしかして、無限に長くなる可能性もあったりするのか?と、内心で先程とは別種の危機感を募らせ、心なしか表情も固くなり。そうであれば、本音を言うと当然勘弁してほしく、何せ、報告の最中に思い出したが、任務に従う直前まで自分は民間の宿屋に泊まっていたはずで、この事件を挟んできちんとアフター処理がされたのかも把握できていなくて。

藪をつついて蛇を出してしまったのだろうか、とも思うと、あまり目上の人の前で生意気な振る舞いや、あるいは組織の主要メンバーが一同に介している場で波風を立てようとするのもどうかと思っていたのだが、積極的に発言し、都合のいい流れに持っていく努力をした方がいいのかもと考えられてきて。漫画的に表現されれば、ぐにゃぐにゃになっていそうな口元に、瞳には少々の焦りを映し、子どもの外見の魔人や国王やその他上層部の者たちの表情をさりげなく伺うと、特に今、話している最中の魔人の機嫌を損ねるのは得策でないよな、と思い、煮え切らない気持ちから無意識の内にペンを握る力を強め。

正直なところ、より細かい話は、事件の目録を見ることを促せばいいのでは、と思えてしまい。しかし、あの魔人はああ見えて年長者だったはず。お年寄りの話が長いのは世の常であり。水を差すのは気が引けるが、要点を絞ってほしい気持ちには変わりがなく。即ち、今回の事件と関連させ、役に立ちそうな情報だけが知りたいのだが…迷った末に、挙手もせず、世間話に乗るようなノリで、内心は恐る恐る、表面的には柔和で悪意を感じさせない、した手に出ている雰囲気の表情と声音で口を開き、一つ核心と思える要素を指摘することで、話の進行を目論んでみて)

……それにも月[カルム]が関わっていたってことですね?

  • No.209 by アルムナーク  2021-04-26 01:43:27 



クラトス『左様。月[カルム]とは長年に渡り因縁があるのでな、事ある毎に裏で操っているのではと常に疑いを持っておる。睨んだ通り、月[カルム]が起こした事であったがな。調査した施設はもぬけの殻ではあったが、動物と合成された異形の魔人の遺体があったと言う訳じゃ。
これ以上は長くなってしまうのでな、詳細が知りたくば各魔人に聞いてくれるとありがたいのう。
(毎回話が長いと指摘を受ける為、何となくそんな空気を察して詳細を省き要点だけを掻い摘み説明して。それが一通り終わると席に着き)』



中将「聞いて分かったと思うが、過去の事案に酷似している為、先の報告通り人造魔人だと判断したのだ。異論がなければ次に移ろうと思うが?
(クラトスの話を聞き終え、結論付けた理由を告げ。再度周りを見回して)」

  • No.210 by カラム・ハッサン  2021-04-26 02:36:39 


……そもそも、人造魔人とは何ですか?

(導入に比して思いの外あっさりと終わった過去の事件の話に、肩透かしを受けたような感覚を得たが、長引かなかったのであれば、その方が好都合と若干不遜なことを考え。だが、話を聞いた上でも、尚も自身には把握できていないことが多く、中将の発言の後に、やや机との距離を詰め、僅かに身を乗り出せば、片手を控えめに上げつつ、真っ直ぐな光を灯した真剣そうな瞳を中将に向け、問い掛けて。

さらに、一度上げた片手をゆっくりと下げて机上に戻すと、隣の相手に一回だけ視線をやり、それから再度はっきりとした、迷いのない口調で「…無知を晒すようでお恥ずかしいのですが、僕の相棒は、最初の契約者の魂を引き継ぐ僕が今の年齢になるまで眠っていたと聞いています。少なくとも、ここにいる魔人は皆そうで、選ばれた人間と……しかもその人物が17歳になってからじゃないと契約できないって」と続け。その後、先に少々乗り出した身を引かせ、周囲の反応をそれとなく気にしつつも、尚も抱いた疑問と考えた憶測を吐露し)

でも、魔人って他にもいるんでしょう?彼等は何処にどうやって存在しているのですか?…目覚めて活動している魔人は皆、魂で結ばれた契約者がいるものなのでしょうか? その仕組みを無視して、強制的に魔人を起こすことができるのが '人造魔人' とか?




(/もしも万が一、回答や答え方に惑うような部分があれば、設定トピの方でお声掛け願います↓ また、このPL発言は蹴り推奨です。)

  • No.211 by アルムナーク  2021-04-26 11:25:58 



中将「そ、それはだな……
(肝心な部分の説明が抜けていた為の指摘、どう説明するべきかと言葉を詰まらせ)」



…基本的にどの魔人も眠りについているが、眠っている場所もバラバラだ。眠りつく場所と同化してるし見つかる事はまず無いが、"何らかの紋様"が現れてる。だからきっかけさえあれば、眠りから偶然覚める奴も居るんだよ。きっかけは色々だが、例えば自然災害の影響で偶々とか発掘調査で人の手に触れて、とかな。

(質問に答えられない様子に見かねて、何処と言う訳ではないがある一点を見て相棒の質問に答えて。眠りにつく場所へ現れる紋様とは属性を表すもの、更には眠る場所も属性によって左右される事、これらは下手をすれば悪用されかねない為と王や中将には話していない事である為敢えて言葉を濁し。)

それにな、必ずしも契約者がいるとは限らねーんだ。
契約せずとも存在する事は出来るし、見ての通り力さえ使わなければ人間と変わらねー。
人造魔人が作られる過程として未契約の魔人に、動物などを合成され作られるから見た目も異なるって訳だ。本来の能力に他の技術がプラスされ向上する分、リスクもある。過去に見つかった遺体は失敗作ってとこだろ。

(更に過去の事件を調べた上で得た情報を元に、知りうる限りの情報を伝え)

  • No.212 by カラム・ハッサン  2021-04-26 19:00:14 


……ということは、未契約で活動している魔人はみんな、偶然目覚めたってことなのかな? …アルムは今 "契約者がいるとは限らない" って言ったけど、元々契約者に 'なり得る' 人間はいると思って合っているかい?

(初めは中将に視線を向けていたが、相棒が口を開けば、そちらを振り向き。一連の話を聞き終えるや、ふむ、といった様子で瞳に静かな興味と関心を宿し、自身の顎の下に手を添えて。今の話でも不明瞭な点は依然として多いが、ここで矢継ぎ早に質問するのも、あまり会話の運び方として綺麗じゃないだろう。ともすれば、まずは手始めに '一つ'、冷静な風の相棒を見つめ、疑問点を繋げて出してみて。

そもそも相棒だって、自分が一定年齢に達したことで眠りから醒め、未契約の状態で自分のところに来て、その後血印契約を結んだのだから、'契約していない状態でも動ける' との話に違和感はなく。だが、仮にもし相棒にとっての自分のように、本来 '契約者になり得る人物' からしていない魔人がいるとすれば、その場合の眠りと目覚めのトリガーも気になるところであり。また、未契約の状態でも、もしも何の問題もなく動けるのなら、わざわざ契約を結ぶメリットがあるはずと思え。幾つも疑問は沸くが、ひとまず、表向きは一つを出した時点で相手の返答を待つことにし)

  • No.213 by アルムナーク  2021-04-26 21:36:34 


ああ、大体はな。だが例外もある、強制的に目覚まされた奴(=召喚された魔人)も居ると聞く。此れについては…っ…俺たちも知らない。

(相棒の質問に答えるべく其方を見て、未契約の魔人の認識は一部を除き合っていると答え。強制的な目覚め、つまり強制召喚という方法を知ってはいるものの、この召喚方法と後の常闇契約と呼ばれる方法は教える事も禁忌とされている為言葉を詰まらせるも、あくまでどう答えたら良いかと言葉選びをしてる風をなるべく自然に装い、結果知らないと苦笑いを浮かべ発言。
そして次の質問に応えようと再度身を引き締め口を開けば)


どんな人間でも契約出来る可能性はある。が、あくまで可能性であって、本当に契約出来るかはやってみなきゃ分からねー。それも契約年齢に達しているならまだしも、達してない子供が契約者となれば負担も大きく下手すりゃタヒ、だ。



(/今回の会議内容をまとめたもの、特に人造魔人などの単語に関する詳細なものを設定トピへ載せますね!/ご認知頂ければ返信は不要です)

  • No.214 by カラム・ハッサン  2021-04-27 00:49:08 


…………???

(相棒が途中、言い淀んだ点は特に気に留めなかったが、説明された内容には疑問が残り。口を小さく鉗んだまま、瞳ではじっと相手を見て、二回ほどゆっくり瞬きし。どんな人間でも契約出来る可能性はある……そうなのか? 選ばれた人間としか契約できないというのは太陽[シャムス]の魔人に特異なのか、それとも最初に聞いていた話が不正確か、あるいは自分の認識に取り違えがあり、太陽[シャムス]の魔人もそうなのだろうか。

本音を言えば、聞けば聞くほど、不明瞭な点が出てくるといったところ。相手から視線をそらし、車椅子の背もたれに深く背筋を預けると、軽く身体をそらせて天井を仰ぎ見て。うーん、この機会に勉強できないかと思ったが、もしかすると、結局切りがない?と疑念を抱き。姿勢を元に戻せば、このまま突っ込んでいくと、それだけで時間を使ってしまう予感が消えず、周囲にも煙たがられてはいないだろうかとやや心配になったのもあり、主に人間のメンバーの表情を順に伺いながら、温度感を計るように)

……僕、ここまでの話、正直知らないことばかりなんですが、皆さんはどうですか?

  • No.215 by アルムナーク  2021-04-27 01:39:13 



………。

(恐らく相棒の様子からして、疑問点がいくつも浮かんでいるのだろう。無理もない、こんな話を聞いて一度で理解しろという方が可笑しい。自分達でさえ長い年月を掛けて、調査して得られ理解したのだから。共に行動する事が殆どである訳だし、今浮かんだ疑問は後程聞いてくれれば答えるつもりでおり。他の人間はどうだろうかと見回せば)


レナトゥス「えーっと、ぼっ…私はメリアと契約してから、自分なりに資料を漁って学んだのである程度は…。でも理解出来ない部分は有りますね。
(一人称を僕、と言うつもりでいたのだが言いかけた瞬間、父である王が此方をジロリと睨んだ為言い直し。日頃から人前での一人称や言葉遣いには気を付けろと散々言われている為、恐縮し更に自信なさげに答え)」


ティエラ「私はカラムさんと同じですわ。聞いたことのない単語にお話ばかりで、正直ついていくのがやっと。ですが、今は会議の場。これ以上お話を長引かせるのもどうかと思いますし、会議後にメンバーだけで勉強会を開くというのは如何でしょうか?
(難しい話ばかりでついていけてるかも、正直不安なところ。相棒のクラトスに後で聞こうにも、今まであまり質問に答えてくれた事がなく今回も期待出来そうになく、こうなればと咄嗟に提案して)

  • No.216 by カラム・ハッサン  2021-04-27 09:25:16 


王様、ご令嬢はかのように仰いましたが、僕は質問状をまとめさせて頂きたいと思います。宜しいでしょうか?

(他の契約者からの返答を得れば、一度徐に頷いた後、瞳こそ真面目な雰囲気だが、全体の表情はポーカーフェイスに王様の方を見て提案を口にし。第二王子の話を聞いたところ、やはり現状は自身の不勉強も要因にあるのだろう。確かに、組織に配属されてからも '任務が生じた際は伝達が行く' との語に乗じ、普段通りの生活を優先していた節はあり。そこは自分が反省するところとして、しかし、ここまで基盤知識ですら内部共有できていないのは問題に思え、もしくは国王に何か考えがあってなのかと、国王の表情をそれとなく伺いながら、ひっそり邪推してみたりして。

その時、令嬢の部下に当たる兵士長が挙手をすれば、やや重みのある声音で『宜しいですかな?』と述べ。反射的にそちらに視線をやると、ガーニムという名前だったはずの大柄でがっちりした体躯に、猛禽類を連想させられる少々強面の兵士長は、誰の返事を待つともなく、こちらと目を合うのと同時にその視線を外さぬまま『敢えて、質問状を提言された理由は会議の終わりにでも聞くとして…』と告げ。…彼の上司が提案した勉強会を支持しなかった点で、印象を悪くしたのかと一抹の不安を覚えるが、

続けて兵士長は中将と国王を交互に見て『私はてっきり契約者と魔人の間にのみ許された秘密が数多あるのかと思っていましたぞ。しかし、どうです。当の契約者でもこうも知識に幅があるとは。王様、この閉鎖・放任主義はどうかと思いますな。ですが、我が直属の主君・モーランド伯爵令嬢が仰る通り、本会議の主題はそこではありません。しかし、あまりに未知の単語が多いと、本題の話も豊穣なものとはなりますまい』と言って。さらに、眼力があって鋭いが、悪意は感じられない瞳で中将を捉えると)

「どうですかな、中将。共有されていない言葉はなるべく使用をお控え頂くか、あるいは話が遅滞なく進むよう、解説を加えられては。私からもお願いしたいのですが」





(/組織の雰囲気が掴めてきたため、クッソ生意気なモブを出しました。多分歴戦の強者とかで王様に対しても物を言えるぐらいの自信があるんでしょうね←← 問題があれば、ロルの再提出も考えさせて頂きたいため、教えてくださいませ。もしも問題がなければ、このPL発言に返信はご不要です。
 また、もしくは設定部屋などで王家が把握している知識の全容など、規定設定の枠組みをお教え頂ければ、国王派のモブなどを出させて、上手く会議を進行させたい所存ですので良ければご了承を。そのようなことがなければ、これまで通りにPLの把握している情報のみをベースにRPさせて頂きますね)

  • No.217 by アルムナーク  2021-04-28 22:47:23 



国王「……ガーラム、組織をこのような現状にしてしまったのは我にも責任がある。その非は認めよう。だが契約者と言えどまだ日も浅い為、知り得ぬ事もあろう。我の顔を立てると思って、これ以上責めるでない。
中将、ガーラムの提言通り知らぬであろう単語を極力避けて報告せよ。
(暫く目を閉じ黙って聞いていたが静かに目を開け、太陽[シャムス]メンバーからの信頼を得る為のパフォーマンスなのか素直に非を認め謝罪を。無論中将は慌てふてめき「陛下、おやめください!」と止めに入るがそれを制止し、話を続ければ最後に中将へ指摘し)



中将「はっ。報告をするにあたり、共有出来ていない単語については省き、解説が必要なものに関しては補足する。
(ガーラム兵士長の提言を呆気なく受け入れた国王に、ガーラムという男は国王からの信頼をどれ程得ていると言うのか。そんなことを考えながらも、まずは会議を進めなければと再度資料に目を向けると)
──首謀者に関する情報、特徴については再度書類にまとめて報せる。また首謀者が他の子供と同じく誘拐されてきた子供という点から、別の首謀者または組織が背後にいると考えている。その首謀者並びに組織について報告する、次のページを開いてくれ。」


(/生意気なモブ、に笑いました←
そして返信せずには居られなかったです笑
でも一人ぐらい生意気君が居ても良いですよね!ピリつかせるスパイスになるというか←

またこれから、設定トピに返信させて頂きますね。
国王派モブ、是非ともお願いしたいです!気になる点や不明点など、積極的に聞いてくださいませ。元々決めていた設定の骨組みに、後から出てきた案を肉付けしている様な状態なので答えるのに時間を頂く場合もありますが^^;)

  • No.218 by カラム・ハッサン  2021-04-29 15:46:26 


「はっ、ご高配、誠に痛み入ります」

(国王の返答を聞き届けた令嬢臣下の兵士長は、一度瞳を閉じて頷き、再度瞼を上げた際には真っ直ぐに国王を捉え、穏やかだが深くはっきりした声音で敬礼を添えて、国王への感謝を口にし。話が一段落したことに自分としてもほっとする。令嬢臣下の兵士長に見つめられた際は、本音を言うとその迫力と雰囲気に気圧される思いであったが、彼の提案と、それが通ったことは素直に有り難くもあり。例の席ごとに配置してあったペットボトルを手に取れば、一口だけ飲み、それから中将の指示通りに次のページを開いて)




(/PL発言、了解です☆)

  • No.219 by アルムナーク  2021-04-29 20:00:35 


中将「今回我々が睨んでいるのは言うまでも無く、謎のベールに包まれた組織「月[カルム]」だ。大きく動いたのは今件が初と思われるが、今後どのような動きをするか分からない。本件も偵察隊を送り込んだが、結果として皆消されている。資料を見て分かると思うが、得られているものは非常に少ないのが現状だ。
それから今後、カラム&アルムナークペア、ティエラ&クラトスペアには月[カルム]が関わっていると思わしき案件には必ず調査へ赴いてもらう。これは命令であり、断る事は許されない。万一どんな理由があろうと拒む事があれば……それは反逆罪と見做す。肝に銘じる様に。
(淡々と報告を進めるが、最後に王が決めた命令を告げ。その内容は命令と言えど、拒む事を許されず拒んだ場合も酷いもので。)


レナトゥス「ま、待って下さい!私とメリアも太陽の一員です、調査に参加をっ…!それにっ…それにやむ終えず調査へ行けない事もあるのでは…それだけで罪n──っ。
(調査員の中に自分と相棒の名前が無いことに納得いかず、珍しく席から立ち上がり意を唱え。それに一番納得いかないのは、拒否した場合に罰を与えると言うもの。あまりに横暴すぎる命令に声を荒げるもその声を遮る様に父である国王に阻まれ)」


国王「静まれレナトゥス。お前は、我の跡を継ぐ世継ぎ。その立場にあると言う事をよもや忘れてはいまいな。
お前が太陽の一員であるという事は重々承知している。だが世継ぎである自覚をを持たず、何の力もないお前に何が出来ると言うのだ?…何も出来ぬ、それが答えであろう。
それに拒んだ際の罰則をつける理由…一つしかあるまい。無知故の危機。手段を選んでいられぬ程逼迫していると言う事だ。それくらいの事、他の者ならば…理解していると思うが?
(我子息でありながら立場を弁えず、況して状況を理解せず発言するとは呆れて溜息を漏らし。更にはレナトゥスの言葉に被せる様に発言をやめる様制止。息子を突き放す様な物言いで発言すれば、そんな息子でも分かる様に説明。更には威圧感たっぷりに同意を求め)」

  • No.220 by カラム・ハッサン  2021-04-29 23:05:22 


……!?

(中将の'睨んでいるのは月[カルム]'という報告を聞きつつ、穏やかな表情のまま、いやそれ、確定で月[カルム]だよ?等と生意気なことを考えては、いつそれを伝えようかとタイミングを見計らっていたが、流れるように続けて国王からの命令を伝えられると、声こそ出さなくても、明らかに一度目を見開き、驚きを映した表情となって。しかし、すぐさま "おっと、いけない、冷静に" と思えば、すぐにまた落ち着いた顔に戻り。

その間に普段穏和で控えめな第二王子が珍しく声を上げたかと思うと、国王と彼とで会話がかわされ。国王の発言を聞けば、えぇ、まるで跡継ぎでない俺たちは危険な目に遭ってもいいみたいな言い方~!と正直思うが、態度には出さぬよう努め。折角さっきのガーニム兵士長とのやり取りで少しは見直していたのに、とも思うが、圧を感じる国王の物言いに、思ったことをそのままぽっと口に出そうものなら、いっそこの場で粛清されてしまいそうな雰囲気すら感じて。むしろ、背筋を正し口をつぐめば、顔立ちには緊張を残しつつも、つい本心とは裏腹に、同意を求める国王の発言に、こくこくと二回程頷いてしまい。

やった瞬間、自分でもちょっと気概がないなとは思ったが、そこは処世術と自身の中で割り切ることにし。ついでにちらりと、例の令嬢臣下の兵士長の顔を伺ってみるが、少々難しそうな顔立ちながら、何か異議を唱えそうな気配はなく。そりゃそうだよな、特に兵士にとって第二王子の命と国の安全はどちらも大事に決まっているものなと、内心のみで少しだけ肩を落とし。再び大人しく会議の進捗を見守ることにして)

  • No.221 by アルムナーク  2021-04-30 23:37:53 



レナトゥス「っ!……────。
(周りの反応と何より睨みの効いた父の眼光に圧倒され、言い掛けた言葉を飲み込み悔しそうに拳を堅く握りしめ、そのまま席に座り)」


中将「…では続ける。次に各部隊の特別合同訓練について。これは魔力を使う魔人と今後どう戦うべきか、今一度戦術を見直し、先を見据えて備えると言う理由から実施する。指南役はクラトス。魔人の中でも年長者、知識武力ともに優れている点から指名した。
参加者は各部隊から優秀な5名を選出し、今から配るリストに名を書いて提出せよ。各部隊5名、計15名を訓練に参加させそこで得た術を持ち帰り、仲間に教えるスタイルとする。
(第二王子が席に座った事を確認し次の議題へ。特別合同訓練という、この組織を作ってから実施した事はなく。訓練については他の兵士同様のメニューでやらせていたが、今件の事もあって今後の来るであろう戦いに備えて決定したもので。兵士長らに目で合図を送ると、各上司の選ばれし人間に「合同訓練選出者リスト」と上に書かれた一枚の紙を配らせ)
…会議は以上になるが、何か質問のある者はいるか?」

  • No.222 by カラム・ハッサン  2021-05-01 10:22:57 


…………!

(表面的には真面目にも見えそうな無表情で、内心ぼけっと話を聞いていたところ、不意に議題が切り替わり。さらにその後、紙が配られれば、会議の終わりが宣言され。黙ったままながら、つい中将の顔を見返し、あれ、先の事件の話も、月[カルム]の話もこれで終わり?と思って。何分、急ぎで呼び出されたのも、上の人たちが自分たちから直接詳しい情報を引き出したいらしいからと聞いていた。しかし、実際には一つの質問も受けず、特に話を深めることもなく、全く以て拍子抜けであり。…こんなにあっさり終わるなら、いっそ不参加で、その間に自前で調書をまとめ、提出するぐらいで良かった気がしてならず。渡された紙を持つ手の力をさりげなく強めると、こっそり中将と国王を順に見て '冗談抜きでこの二人は横暴なんじゃないのか' とほぼ確信の疑惑を抱き。

それでも、渡された紙には目を通し、そこに提出締切や訓練の細かな日程も書かれていることを確認すれば、特に敢えて今、質問したいことは浮かばず。だが、そう認識して会議の終了を大人しく待とうとしたタイミングで、ガーニムに比べると幾分か若い '第二王子の部下に当たる兵士長' シャフィークがすらりとした腕を伸ばし、挙手して。彼は澄んだテノールの声で『…宜しいでしょうか?』と問いかけつつ、中将と国王の様子を伺い。中将が頷いてから、続けて口を開くと、発言内容自体はシンプルで)

「カラム君が提案していた'質問状'は受け付けて頂けるとの認識で相違はございませんか?」

  • No.223 by アルムナーク  2021-05-02 08:40:59 



国王「…そうであったな。カラムよ、質問状を提言した理由は何だ?時間が惜しいからか?ティエラが提案した勉強会で学べば良いと思うが…納得のいく答えであれば、其方の言う質問状を受け付けよう。
(頬杖をつき黙って聞いていたが、まるで忘れていたとでも言う様な物言いで。逆に言えば、納得出来なければ認めないということ。カラムをじっと見て答えるよう促し)」


  • No.224 by カラム・ハッサン  2021-05-02 09:38:14 


…………!

(どうなることかと見ていれば、こちらに視線を差し向けてきた国王の言葉に思わず耳を疑い。口を噤んだままながら、刹那だけ瞳に驚きの色を映してしまったのは周囲に気付かれただろうか。続けて、内心さすがに怒りを覚え。……なんだ、つまり、この王様は何処まで放任する気なんだ?ガーニム兵士長との会話で自分の責任に言及したのは一体何だったんだ、と疑問が渦巻き。時間が惜しいか、と平然と言い切られたことも、それはむしろ、こちらが王家に聞きたいことだろう。契約者たちの知識に差があることを分かっていて、組織の側で正式に書簡を介し、研修不足の穴を埋めようとするのではなく、あくまで素人集団の自助努力のような形となるであろう勉強会の方を推すとは。それもそちらの提案は理由を聞かれることもなく無条件、怠惰を疑わないのが無理というもので。

自助努力に任せきるばかりではなく、少しは組織にも責任感を見せてほしいと思った気持ちは全く伝わっていないらしく、腸が煮えくり返る思いであり、不信感はピークに達したが、ここでそれを全開にするのはまずい。表面的には惚けたような無表情で、一瞬だけ動きを止めた程度のリアクションに止め、胸の内では浮かんできた様々な感情を圧し殺し、国王に向けてニッコリ微笑むと「……重要な事柄に関し、正式に文書の残る形で情報の公開と共有を希望するのは、おかしなことですか?」と問いかけ。

実のところ、先の国王の返答では、そもそも質問したシャフィークもやや目を丸くしていたし、最初に自身に"後で質問させてほしい"と言っていたガーニムも冷気を当てられたように表情を強張らせていたのだが、自身が切り返せば、次はそこに挑発的で素直ではないニュアンスでも嗅ぎ取ったのか、両者ともこちらにさりげなく視線をやり、シャフィークは難しげな顔立ち、ガーニムは何か言いたいのを直前で堪えているような表情となって。対して、先の国王の発言に薄く笑みを浮かべ、頷いていた国王側近については、もう瞳の色と固く引き結んだ唇から怒りを隠しきれておらず。…人当たりの良さそうな笑顔で国王を見つめたまま、内心、まずったかな、他の言い方があっただろうか、それとも苛立ちがばれてしまったのか、とも思うが、既に言ってしまったことは取り消しようもなく、割り切って、国王の返事を待つことにして)

…………………………。

  • No.225 by アルムナーク  2021-05-02 15:08:02 

国王「ふむ…結論から言えば"文書として残す事は認められん"な。
情報の公開と共有は賛同するが、文書として残すとなればリスクも高いのだ。況して重要な事柄となれば尚更な。過去に情報の横流しをした輩もいたのでな。──仮に此方が無知であると敵に悟られては、そこを弱点に何か仕掛けてくるやもしれん。

(唸る様な声と共に頷けば、認められない理由を述べ。何やかんやと理由をつけているが、要は王として国の治安を守る為と作った組織であるにも関わらず、情報共有・情報管理が徹底されていないと民にまで知られ、レッテルを貼られるのを恐れてのこと。勿論それだけではなく万一情報漏洩した場合に、文書となればそれが証拠となってしまう。それらを危惧しての事で。)」



(/操作しておいて何ですが、こんな自分大好き王様嫌です←←
実際居たら、引き摺り下ろされてそうですもん←)

  • No.226 by カラム・ハッサン  2021-05-02 17:00:11 


…………。

(立場さえなければ、さすがに怒っただろう。正直、何を言っているんだ、このお方は、と思っては、その感情を表面に出さぬよう必死で努め。商取引でも信用した相手とは文書を取り交わすものであり、重要な事柄をこれまで言葉でも伝えてこなかったのに、文字としても残したくないとは、最早、自己の責任がはっきりしてしまう事態からひたすら逃れようとしているだけにしか見えず。

表向きは柔和な笑顔のまま、何を言おうかと言葉を探しかけると、不意に第二王子の部下に当たる兵士長が挙手し、次は誰の反応も待たずに国王を見つつ、流れるように爽やかな語調で『それでは、機密事項についてはこちらの会議室で管理致しましょう』と言い切って。それから、ちらりと自身にも視線を向けてきたかと思えば、すぐにまた真摯で誠実そうな眼差しで国王を見つめ『それなら、漏洩の心配もないでしょう。こちらに鍵付きの棚か金庫を置いて管理し、室外への持ち出しは禁じます。その上で問い合わせがあった場合は常駐の兵士を介して照会できるように致しますと、漏洩は元より、口伝えのみによる情報の歪みにも対応できるでしょう』と述べて。

兵士長はそれなりに味方をしてくれているようだと思えれば、内心少し安堵し。というか、本当、そんなに質問状を嫌がる理由が怠惰以外にあるとすれば、それが何かは今一つ分からず。むしろ、こっちが聞きたい!……とさえ思うが、明らかな地雷に飛び込む気はなく。文書を残すことが認められないのなら、理屈上、勉強会をやってもノートを取ることも許されないはず。だとしたら、個人間で学習度がまちまちになるだけではなく、話し合った内容もその先から曖昧になることが予見され、いよいよ研修の意味が薄くなってしまうはずで。

さて、シャフィーク兵士長の提言に国王はどのような反応を示すことかと関心を持つと、国王が答えを返すより先に、次は令嬢の部下の兵士長が挙手もせずに、重々しく口を開いて、ゆっくりと『……賛成ですな。確か倉庫に、今は使っていない古金庫がありましたな。あれを持ってきて使いましょう』と言い。加えて、契約者と魔人、それぞれの顔を迫力のある渋い瞳で順に見ながら『時間は一晩、それぞれのリーダーは今夜の内にバディの魔人殿と話し合われては如何か。結果、メンバーで共有できそうなこと、及び解決しなかった疑問をまとめて頂きたい。私の方ではこの夜で金庫と投書用の箱をご用意いたそう。明日一日の内に、まとめた内容の投函を願う』と言ってのけ。

強面の兵士長の発言を聞き終えれば、それはそれで"…今晩?明日中!?"とも思ってしまい。いや、平常であれば、そのスピード感も分かるのだが、皆、俺とアルムは元々離れた場所にある病院から、急に呼び出されてここに来ているって分かってないんじゃ!?と疑念を持ち。しかし、質問状を提案したのは自分であり、それが無下に却下されそうになったところで二人の兵士長が庇ってくれたわけで。ここでぶーぶー言うのは、心象も良くないだろう。一人納得したように黙っていると、強面の兵士長は少し視線を高くし、ざっと全体を見ながら『異論のある者は?』と尋ね、その後に国王へと瞳を戻し)

「以上ということで宜しいですかな?」




(/対してレナトゥス君は、厚意でアジトに太陽[シャムス]のメインメンバーそれぞれの部屋を用意してあげるくらい優しくて、周囲への思いやりがあるので、胃が痛くなっちゃいそうですね←)

  • No.227 by アルムナーク  2021-05-02 21:19:09 



国王「……よかろう。中将、最も信頼のおける者に管理させよ。万一漏洩した場合は………シャフィーク・ガーニム其方ら分かっておろうな?
(最初に挙手したシャフィーク兵士長、それからシャフィークの案に乗るように後押ししたガーニム兵士長を流れる様に見て。それから溜息を一つ漏らせば、渋々案を受け入れ中将へ指示を出し。更に情報が漏れた場合、その責任は提言したシャフィークとガーニムの2名にあると、許可はしたが自分は一切責任を取らないと遠回しに、鋭い眼光と共に伝え。
それから二人の反応を伺い返事を聞けば、中将へ視線を向け。)」


中将「では、これにて会議終了とする。国王陛下、ご退室。全員起立、敬礼っ!──なおれ、解散。
(会議終了の号令、それから国王が入室した時と同じく退室時の号令を掛ければ全員が起立。国王が退室したのを確認し、敬礼をやめる様再度号令を掛け。その後、自分も退室していき)」

  • No.228 by カラム・ハッサン  2021-05-03 00:01:46 


「「ははぁ、ご高配痛み入ります」」

(名指しで念を押された両兵士長がはっきりした口調で返事をすれば、その後間もなく会議は終了し。最後の敬礼を終えて中将も退室すれば、露骨にならないよう、さりげなく静かに息をつき、胸を撫で下ろして。何はともあれ、会議は終わった、この後のことを考えないとな、等と思いながら、周囲の様子も伺ってみれば、先の兵士長二名は既に退却モードであり。第二王子の臣下の兵士長は、第二王子を気遣い、小声で何か話し掛けながら、無意識の内に目を引かれてしまうような綺麗な所作で机上の片付けをしていて。他方、令嬢臣下の兵士長はいつの間にもう片付けたのか、すっきりした机を前に立ち上がりつつあり。さて、自分たちも一度は病院に帰ろうか、例の若手兵にコートも返さないといけないし、元々泊まっていた宿屋のことも気になると考えると、ハンドリムに手を掛け。ところがその途端、突如重たい疲労感に襲われ。あれ?と心の中のみで呟き。自分で言うのも何だが、すごく疲れた感じで、身体が重く、熱っぽい気もし。かといって、動けないほどではない…と、思う。病み上がりで緊張した所為かな、等と断じると、念の為、近くでやはり帰り支度をしている様子の自身の部下の兵士長に、少し上がっている呼気の中、当人としては自然なつもりで声をかけて)

サルマン兵士長、お疲れ様です。これで今他に、俺にお手伝いできることはないですか?




(/PL視点の話ではありませんが、王様駄目ですね← 次レスにてサルマン兵士長を動かすかどうかはお任せします笑 このコメントは蹴り推奨です。)

  • No.229 by アルムナーク  2021-05-03 01:32:31 



サルマン「お疲れ様でした。そうですね、今の所は。
それとアルムさんに頼まれていたんですが、お二人が利用された宿へ連絡しチェックアウトの手配を済ませました。

(机の上を綺麗に片付け資料を手に取ると立ち上がり上司の元へ。労いの言葉と共に笑みを浮かべ、特にこれと言って手伝って貰う事もなく、もう一人の上司に頼まれていた事を思い出し会議が退屈だったのだろうか。大きな欠伸をしているアルムナークを見て苦笑いを浮かべながら報告して。)」



……カラム、具合悪いんじゃねーか?
(今回の会議で得られる物は殆どなく、終いにはこの国のトップとは思えぬ態度と発言に呆れ果て、国王に対する不信感は否めず。会議を開くことで、身勝手な国王の悪い印象を深めただけではないのか。そんな国王相手によく切り込んだなと口に出さずとも、相棒に対する賞賛を内心で送っていた訳で。あの発言を聞いて王の側近の怒りに満ちた表情を見て相棒は平然を装っていたが、内心では反省でもしているのだろうな等と推測し、その側近が此方を見るのも構わずしてやったりといった様なフッと口元を緩め嘲笑う姿を堂々と見せてやったのだが。

何にせよ、今回の様な会議は今までにあまり無くきっと疲れただろうと労いの言葉を掛けようとしたのだが、相棒の少しとは言えど乱れた呼気と心なしか顔も赤っぽく見え。直様席から立ち上がり、熱を計ろうと相棒の額へと少しばかり冷えた自分の手を伸ばし触れようとして)

  • No.230 by カラム・ハッサン  2021-05-03 02:33:18 


え、アルムが?

(自身の部下の兵士長の言葉に、意外そうに瞳を瞬かせれば、ちらりと相手を見て。その後すぐ、少々俯き加減に「……そうか、そうかぁ」と呟くと、再び兵士長に視線をやり「となると、俺の仕入れた品は?どうなりました…?」と尋ね。当然ながら、宿に預けてあったのは商品だけではなく、私物も同様なのだが、今はそちらにまで気が回らず。問い掛けられた兵士長の方は『もちろん、』と言って。

……?、一瞬、不自然に空いた間に疑問を持つが、兵士長は一拍程置けば、薄く眉間にしわを寄せ、車椅子に座っている為、低い位置にいるこちらを見下ろしつつ『病院への郵送を依頼しましたが……』と続け。その返答を聞くと、郵送か、きちんと梱包や配送手段にも気を配ってくれただろうか……多分無理な気がする、詳しく中身を知っているのは自分だけなのだし、これは病院に帰ったらすぐに確かめよう、と考え。それでも一連の手続きを済ませて貰ったことは素直に大変ありがたく、顔を上げれば、ほっとしたように笑顔で「そうですか。お手数かけちゃってすみません。ありがとうございます」とお礼を述べて。

だが、兵士長の方は怪訝な表情となっており。何だろう、と思ったところで、疑惑を帯びた相棒の声が耳に届き、手が伸びてきて。…確かに、ちょっと火照った感じはするが、高熱という感じはせず、恐らくあったところで微熱だろう。特に相棒の手は止めようともせず、ただ視線だけ返すと「別に大丈夫だよ。それより、やることが沢山あるから、帰ろう?」と告げ。対して、兵士長は再度口を開けば、こちらの様子を伺うようにしつつ、相棒の方も見て)

「いえ、疲れた感じが顔に出ていますよ。すぐ病院に戻られます? リズクなら控えさせていますが、私室で休んで行かれてもいいのでは」

  • No.231 by アルムナーク  2021-05-03 22:06:01 



……サルマン、体温計と水枕、それと医者を呼んでくれ。

(相棒の額に数秒ほど手を当て、多少なりとも熱が高い事を感じ取り。恐らく慣れない会議での緊張から解放され、疲れが一気に出たのだろうとおおよその予測を立て。しかし敵から受けた傷口が原因の熱という場合も考えられ、無理をして長時間の移動となれば負担も掛かるだろう。ならばと、相棒の言葉を無視して兵士長サルマンを見て的確に指示を出して。

それから相棒を見れば「お前、俺には無理しすぎとか言っといて自分では無理する気か?」と車椅子ごと此方を向かせ目線を合わせる為しゃがみ込みじっと見て。此処ぞとばかりに、普段言われている事を逆に指摘して。期日が迫っているものも確かに仕事としてあるが、今はそれよりも体を休めることの方が先決。病院にある荷物も気掛かりなのだろうが、それならばと口を開いては)

──お前の今やるべき事は体を休める事だろ。悪化して回復を遅らせることの方が、よっぽど迷惑になると思わねーか?
…荷物なら俺が取りに行くし、仕事のことも今は考えんな。

  • No.232 by カラム・ハッサン  2021-05-04 22:35:39 


……! ……っ。

(兵士長に向けられた相手の指示が、自身を気遣ったものだと悟れば "そんな、大袈裟な" と思うが、それを口に出すより先に、目線の高さを合わせてきた相手に痛いところを突かれると、ばっちり目が合った状態のまま、思わず言葉には詰まってしまい。兵士長の方も『はっ、私室にお運びしましょう』と何処か安心したような笑顔で答えては、すぐに居なくなってしまって。さらに相手から畳み掛けるように言を繋げられると、さすがに観念し。一度、苦笑いを抑えているみたいな表情になれば、次は諦めたような瞳となって、しかし、口調は軽い感じで)

……分かったよ。私室で少しだけ休もうかな。すぐ取りに行ってほしい荷物はないよ。付き合わせちゃって悪いけれど、俺が休んでいる間は、アルムも自分の部屋で休んでいるか……元気で退屈なら、久々の本部なんだし、散歩でもしていなよ。

  • No.233 by アルムナーク  2021-05-05 21:40:49 



おう。まあ別に退屈って訳でもねーけどな。

(相手の返事を聞いて軽く笑みを浮かべれば立ち上がり、車椅子を進行方向へ向かせればグリップを握り車椅子を押して。動くと多少なりとも痛みは当然ながらあるが、自分としては休むつもりは無く。相棒には悪いがこんな機会だし、魔人仲間と少し話をするつもりで。此方を見る魔人二人に、他の人に気付かれぬ様アイコンタクトでさりげなく合図を送り。コクリと頷いたのを確認した後、車椅子を押して会議室を後にすれば自分たちに用意された部屋の前へ移動し、ドアを開けて中へと入り。

──[詳しい間取り]───────────
部屋の入り口は一つだが、中に入れば大きな窓から柔らかい光が差し込む広いリビング。白を基調とした壁に優雅な彫刻が施され、床は大理石。リビングの中央にガラス張りのテーブル、それを囲む様に大きな黒革のソファーが存在感を主張していて。
入り口からリビングを真っ直ぐ進み、右手前が書斎。右手奥が自分に用意された部屋。
入り口から見て左側通路を進むと、左側のドアが浴室兼トイレ。それの向かい側が相棒に用意された部屋。──────────────────────────

久々といえど迷う事なく、真っ直ぐに相棒の部屋前まで移動して)

  • No.234 by カラム・ハッサン  2021-05-06 02:06:12 


さんきゅー…、じゃ、ちょっと休ませてもらうね

(車椅子を押してもらって私室まで辿り着けば、相棒の方を振り向き、少し眠そうな顔立ちで礼を述べ。それから、暗にもう十分だからと退室を促すが如く、軽く手を振って。第二王子の厚意によって自分たち二人に宛がわれた部屋は、流石王城と言ったところで随所に華やかな装飾が施され、如何にも豪華そうな家具が置かれているが、庶民気質の自分には正直、馴染むよりも圧倒されてしまうほど。しかし、今のように休みたい時はとても助かる。疲労感で少しぼーっとしている頭で、無料で宿泊できる高級ホテルみたいだな、なんてことを考えつつ、相棒が退室したら、素直にベッドで横になろうと)

  • No.235 by アルムナーク  2021-05-06 11:33:03 



何かあれば呼べよ?リビングに居るから。

(眠そうな表情の相棒を見るなり、ゆっくり休んで貰うために決断したのだから長居するつもりはなく。短めに言葉を発すれば、直様部屋から出てドアを閉め。
いつまでも病院服で居るのも嫌気がさし、自室に入りクローゼットから衣類を取り出し着替えて。上はタンクトップ、下はクロップド丈のサルエルパンツにサンダルと比較的ラフな服装で自室から出ればリビングのソファーでくつろぎ)


──────────────────


…いや、話せばややこしくなるし、変に勘繰られんのも迷惑だろ。いずれ話すとしても、今はその時じゃねーよ。

(リビングでクラトス、メリアと3人で先程の会議について反省点や月[カルム]について話をしており。国側が月[カルム]について情報を殆ど得ていない中、独自の情報網で得た情報を話すとなれば月[カルム]と繋がっているのではと疑われ兼ねない。あの王ならば真っ先に疑ってくる事が予測出来る為、今此処で話した事は各々の相棒は勿論の事、兵士長や部下達にも話すべきでは無いと口止めを。
話を終えれば、二人の魔人は立ち上がり部屋から出ていき。同時にフッと力を抜き、ソファーに凭れ掛かり軽く目を閉じて)


(/勝手ながら少しばかり時間を進めさせて頂きました。
この後繋げにくい様でしたら、場面転換して頂いても大丈夫です。)

  • No.236 by カラム・ハッサン  2021-05-08 01:29:12 


はーい、ありがとね。

(普段であれば、"リビングにいる"との相手の言葉に、気遣わず退屈したら出掛けるように、ぐらいは返したかもしれないが、露骨に疲労が出てきて眠気も来ている今、そこまでの気が回らず。ほとんど反射のように適当な返事をすれば、相手が出て行った後の室内で車椅子からゆっくり立ち上がり、上着を脱いで、簡単に畳むと、元々座っていた場所に置き。ほとんど意識もせず、つい伏し目がちに「……疲れたな」と呟けば、緩慢な動作でベッドに向かい、掛けものをめくって、ごろんと横になって。これまでろくに利用してこなかったにも関わらず、今朝にでも整えられたかのように心地の良いベッドの感触を全身で味わえば "流石、王城ふかふか…"等と月並みな感想を抱きつつ、いつの間にかぐっすりと眠り込んでしまい)




(/お手数をお掛けしますが、起こしませんでした。時刻の想定はしていらっしゃいますでしょうか? もし想定や決めていることがあれば、そちらの通りで。特にそういったことがなければ、カラムが最初に起きたのは午前中とし、そこから移動+会議で、眠り始めたのは昼下がりくらいを提案させて頂きたいです。そして、放置された場合、こちらとしては途中で兵士長が氷枕を持ってこようと起こす気はなく、次レスにて夜になり、夕食の時間も過ぎた頃合いに起き出すRPを返却させて頂きます。声を掛ける場合は先述の時間感覚の中でしたら、いつでも。)

  • No.237 by アルムナーク  2021-05-09 00:55:27 



──…ありがとな。あとは俺がやっとく。

(ドアをノックする軽い音に反応し立ち上がり、ドアを開けると部下の兵士長の姿が。頼んでいた物を持ってきた様で中に招き入れ、タオルが巻かれた氷枕を受け取ると適当に座って待つ様に指摘し。

相棒の部屋前まで来るとドアをノックしてから「…入るぞ。」と一応礼儀として静かな声で断り室内へ。相棒のベッドへと向かい、そこで眠る相棒の額へ手を伸ばしそっと触れようとし)



(/カラム君起床後から会議の時間は、PL様と同じく想定しておりました。また氷枕をカラム君の頭の下に敷く辺りは相棒として描写したいなと考えており、多少の描写になりますが上記にて加えさせて頂きました。アルムが入室又は額に触れようとした辺りで、目が覚めるかどうかはご自由に。
目覚めない描写でしたら、ササっと氷枕をセッティングして退室からの夜の時間帯に進めさせて頂きます。
その後レナトゥスの気配りで各ペアの部屋へ夕食を運ばせたとかで、そのタイミングで声を掛けさせて頂こうかなと。)

  • No.238 by カラム・ハッサン  2021-05-09 01:44:01 


…………zzZ

(洞窟からの移送途中で気を失い、そこから病院に運ばれてからも眠り通しだったはずなのだが、重圧を背負っての戦闘に加え、大怪我を負い、さらにその後、むしろ食事も摂らず眠り続けていたために体力の回復が追い付いておらず。加えて、遠出と会議の緊張感、そこから解放されたことによる脱力も重ねってか、すっかり深く寝入ってしまっていて。)




(/もしかしたらお気遣いを頂いているのかもと思ったのですが← 触る程度のことは、こちら過度な確定として認識しません。また>236に記載の通り、こちらは声掛けがなければ起こす気はなく、今回は入室時の一言のみでしたので"起きるような声掛け"とは捉えないでおきました。元々でしたら、このターンで時間を「夕食も過ぎる頃」として起こそうかと思っていたのですが、>237を拝見したところ、そこまでこちらで時間を望ましくない気がしたので(!)、引き続きの居眠りロルで恐れ入りますが、先をお任せいたします。このコメントは蹴りご自由に。)

  • No.239 by アルムナーク  2021-05-09 09:34:56 



……………

(額に触れるとやはり熱があり、起こさない様に頭を片手でそっと持ち上げ頭の下に氷枕を敷けば、その上に頭を乗せて手を放し。熱を測るのは相棒が起きてからでも良いだろうと考え、起こさぬ様に部屋から出ていき。

リビングで待たせている部下と向かい合わせになる様にソファーへ腰を下ろすと、『医官は急患が入ったとかで来られないそうです。ですが、薬を処方されました。炎症を抑える薬と痛み止めです。──それとコレはアルム殿に。ちゃんと服用して下さいよ?』と兵士長から袋に入ったカラム様の薬を受け取り、更に自分用に用意された薬も差し出され苦笑いを浮かべながらも受け取り。

「俺ら魔人側から出せる情報をまとめた。管理する資料の中に加えてくれ。カラムには話せてねーけど、クラトスやメリアも自分の相棒に話してる筈だから問題ねーだろ」と伝えれば、テーブルに置いていた資料を手に取り兵士長へ手渡し。早速取り掛かると兵士長は部屋から出ていき、用意された自分用の薬を手に取り中身を確認。湿布薬と痛み止めが入っており、湿布を一枚取り患部へ貼るとソファーに少しばかり横になり)


──────────────


………寝ちまってた。

(横になってから数時間の刻が過ぎ、部屋の外から聞こえる声で目が覚め、ドアへと向かい開けると王宮に仕える使用人が居り。話によれば、第二王子の命令で夕食を用意したとのこと。適当に中へ運んで貰えば、リビングのテーブルに並べられた夕食。怪我と体調のことを考慮して、体に優しい粥やスープ、魚料理などが用意されており。だが用意後出ていかない使用人、食事が終わるまでいるつもりなのだろうか。見られていては緊張してゆっくり食べられないだろうと、食事が終わったらカートに乗せて部屋の外に置いておくと伝え出て行ってもらい。
フッと息を吐き相棒の部屋前まで来ると、ドアをノックしてから)

カラム、起きてるか?

  • No.240 by カラム・ハッサン  2021-05-09 21:02:41 


…………zzZ

(長いこと、夢を見ていた。最初は穏やかで楽しい雰囲気で、良い夢だった気がするのだが、段々と色々なことが上手く行かなくなり。具体的な内容は、見ていく端から霧散していくようで、記憶に留めてはいられないのだが、どんどん不穏な空気が増していき、胸が苦しくなっていくような夢であって。流石に寝過ぎということもあって、頭痛も出てきた。精神的な不快感と、現実に生じた身体の痛みで眠りが浅くなれば、丁度そのタイミングで誰かに声をかけられ。幾らかダルそうに「……うーん」と唸ると、ようやく瞳を開け、半ば無意識の内に掛けものをはらい、横になったままながら、声がした方を振り向けば、片目をこすりつつ、如何にも寝惚けた声音で)

……父さん?

  • No.241 by アルムナーク  2021-05-10 07:39:19 



……俺はお前の親父じゃねーぞー?

(ドアを開ければ、自分を父親と呼ぶ相棒に多少の困惑を覚えつつ、その声色から寝惚けているのだと理解すれば若干棒読みになりながら否定して。
何なら近くに行って顔を見せてやろうかと、ベッド横まで移動すると椅子を出し腰掛けて。少し前屈みになり手を伸ばして、相棒の額に触れては)

…さっきよりは熱下がったな。飯食えそうか?

  • No.242 by カラム・ハッサン  2021-05-12 01:02:09 


…………ん? え……? ……アルムッ!?

(額に手を当てられても、暫しの間、ぼんやりした表情のままだったが、やがて、はっきり目を覚ませば、ばっと身体を起こし。目の前にいるのが相手だと分かると、それと同時に居眠りする前にあった一連の出来事を思い出し、反射的に窓へと視線をやって。屋外が既に真っ暗になっていると認識すれば、無意識の内に掛け物を握り締め、会議で生じた期限付きの課題のことを胸に思いつつ、焦った顔を相手に向け)

お、お腹はぺこぺこだけど!! っそれどころじゃないや! 今、何時!?

  • No.243 by アルムナーク  2021-05-12 09:32:06 



うおっ!……いきなり起きんな、傷口開くぞ。

(いきなり起き上がった相棒に少々驚くも、これだけの元気があるなら熱の方は大丈夫だろうとほっと胸を撫で下ろして。時間を問われれば「もうすぐ19時30分回るトコ。」と相棒とは対照的に落ち着いた物言いで。兵士長サルマンは他の兵士長2人と仲も良いし、恐らく事情を話しているだろう。そんな考えから焦る事もなく再度口を開けば)

腹減ってんだろ?まずは飯だ。
腹拵えしてから課題やんぞー。

(そう言うとリビングのドアをノックする音と共に、リズクの声が聞こえ。椅子から立ち上がれば、迎え入れる為に相棒の部屋から出て声主の方へ。
ドアを開けると『ご命令通り此方にお持ちしました。部屋の隅に置かせて頂きますね。』と大きな段ボール箱2箱を慎重に運び入れ、リビングの隅に置くと紙袋2袋をその上に置き、リズクは出て行き)

  • No.244 by カラム・ハッサン  2021-05-18 05:25:20 


じゅう…くじ? はん、…そうか。

(目が覚めたばかりで時間感覚を失っており、反射的に悪い想像をしては、半ば取り乱したような態度を取ってしまったが、相手から現在の時刻を教わると、ゆっくりそれを復唱し、最後は納得したように、一度浮かしかけた腰を再びベッドに落として。それから一旦、ふぅーと長めに息を吐けば、軽く相手に流し目をやり「……じゃあ、まだ時間があるな。期限が明日いっぱいだとしたら、余裕もあるか。良かった」と繋ぎ。続けて、食事の提案を受けると、疲れを残した雰囲気ながら「助かる。本当、腹ペコなんだ」と言って、苦笑いを浮かべ。その直後、壁を一枚隔てた向こう側からノックの音が響いてきて。なんだろう、と思ったのと同じタイミングで聞こえてきたのは、部下の声。出迎えにその場を立った相棒の背中を見送ると、自分もすぐベッドから下りてみて。多少ふらつくが、立ち歩けないほどでは……いや、杖は欲しい。しかし、ベッドに手を添えた状態で周囲を伺っても、杖として使えそうな物はなく。仕方なしに、少々おぼつかない足取りながら、壁伝いに歩いて、自室からリビングを覗いてみると、何やら沢山の荷物が目に入って)

なにそれ。



(/お待たせしてしまい、すみません…※このPLコメントは蹴りご自由にお願いいたします。)

  • No.245 by アルムナーク  2021-05-18 21:56:41 



何って俺らの荷物。何かやらせろってリズクがうるせーから頼んだんだ。

(紙袋の中身を確認して、自分の着替えが入っている方を手に取るとリビングのソファーへ座り。元々普段から持ち歩く荷物は少ない為、自分のは紙袋一つ分しかなく。
相棒の着替えも同様に綺麗に畳まれた着替えは紙袋に、それ以外の荷物や仕入れた品は一つ一つ丁寧に梱包され、壊さない為の配慮としてクッション材も段ボールに入れられており。

「後で念のため確認してくれってよ。で、こっちは子供達からのファンレターらしいぞ」ともう一つの段ボール箱を指差し簡単な説明を。子供達からの感謝の手紙だけでなく、一部の親から助けてくれたお礼にとちょっとした手作りの菓子類などの品物が入っていて。中身は後で見るとして、空腹の腹をさすりながら)

折角の料理が冷めちまう、早く食おうぜ?

  • No.246 by カラム・ハッサン  2021-05-30 22:05:52 


えぇ

(相手の返答を聞けば、瞳を丸くして。一度、その場で相手と荷物を見比べた後、荷物の方だけを軽く指差し「……元々宿屋に預けてあったやつ?」と問い掛け。それから、壁に当てていた手を放し、ゆっくりとリビングに足を踏み入れれば、荷物の方を気にしつつも、運ばれてきた料理の前に座り。一瞬、腹部に負った傷が痛みを放ち、思わず利き手で軽く傷口を庇ったが、耐えられない程ではなく。それより目前にしてみれば、改めて実に美味しそうな料理の数々につい、ゴクリと喉が鳴る。空腹だったこともあり、相手の説明を耳にしながらも、食具を手に取れば、早速食べようとしつつ、だが、直前で再度相手に視線をやると、きょとんとした表情で)

サルマン兵士長は、病院への郵送を依頼したって言っていた気がするけれど。

  • No.247 by カラム・ハッサン(PL)  2021-06-06 17:32:03 


(/本日の22時頃で最終レスより1週間となるため、一度アラートのみ書き置きさせて頂きます。)

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