迷子の魔人 2020-11-10 17:35:38 |
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【カラム】
……何故、また。
(相手が答えた内容とその言葉選び、使われた声音に不快を感じないわけではない。だが、敢えてそれを表情には出さず、睨むことさえ我慢して。代わりのように、一度傾けた首をゆっくり戻せば、空虚を宿した瞳で相手をじっと見つめ、無表情に "何故またそんなことを" という台詞の後半を略した言葉を呟くように繋げ。
剣を掴みかねている腕も含め、姿勢は全く変えていない。ただ次の反応を待つより先に刹那だけ、相棒と交戦中の少年の方へ視線を流し。……結果、目に映ったのはいつの間に呼び出したのか、少年の姿を隠すように地面から生えた複数の氷製円錐。内心 "防御の構えを取ってくれたなら好都合" と考えて。これならまだ少しだけ相手と話をしていられるかな、と視線を正面に戻しては、やや顎を引き、大きくはない声量ながらはっきりとした言い方で)
……よりによって親殺しまでさせて。ようやく読めたんだが、あの部屋で倒れていたのは、あの子のお父さんだったんだな。
【タルジュ】
……! ……ヒュ~! なぁんだ、こんな攻撃もできたのか!
(突如足元に感知した魔力の気配。咄嗟にバク転すれば、先程まで立っていた正にその位置に炎が吹き上がり。周囲の円錐が少し溶け、避けきれなかった服の端は焦げ付いたが、後は宙返りの最中、背と尻に熱を感じた程度。一瞬ならば火傷にも至らず。
着地と同時に冷やかすような口笛を吹くと、好奇心を刺激されたかのように瞳を丸くし、感想を続けて。炎柱が立ち消えれば、次は悪戯を企む幼児の如くニッコリと微笑み「へへへ、そう来るんならこっちもこうだな!!」と叫んで、再び冷気を纏わせたジャマダハルを次は斜め上向きにし横に素早く振るい。
……その斬撃で自身を囲う円錐が横断され。上半分が崩れ落ち、開けた視界。出来上がったやや高めの切り株のような氷の土台の上に一足飛びで乗っかれば、すぅっと息を吸い込み一旦意識を集中し。それからジャマダハルを両手持ちに切り替え、ザンと足元の氷台に突き刺すと、その動作に呼応するように突如、強烈な魔法の気配が漂って。だが、それは相手を狙ったものではなく、最初の立ち位置にいた子どもたちから悲鳴が上がり。……子どもたちの足首辺りから、立っている地面までの範囲をまとめて瞬間凍結させ、動きを封じたのであって。服の下で胸に灯る対価の焔が焼きつける。さすがに眉をしかめ、つい一瞬苦しそうな表情を見せたが、改めて相手を見据えれば、すぐさま平気を気取るように僅かに口角を上げ)
ゲストの参加タイムだ。…お前、素早いからな、助けようとしたら何人かは行けるかもな。でも、下手な真似するんなら、俺はその隙に一人だってぶち殺してやる。
(/ご回答ありがとうございます!今回は確定描写(救済する隙なしの人質確保)を失礼いたします。事前打ち合わせの通り、一度は主人公側に劣勢になってほしかったことと、膠着状態に持ち込むことで合流の隙を生もうという意図です。次のターン辺りでカラムにはファウスト君との会話を打ち切らせ、アルム君の側に行かせようかと思っています)
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