ラブライブ!スターズ!! 〆

ラブライブ!スターズ!! 〆

三丁目のミケネコ  2019-02-15 11:02:03 
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──ふたりで
スクールアイドルの一番星、目指そう!


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  • No.167 by 加賀いろは  2019-08-22 08:48:03 


立場は人を成長させると言いますけど、祐巳もつぼみや薔薇になるにつれて成長したということですね
メ◯カリなんかで安く譲ってくれる人、いませんかね(笑)
~ないしょ、というのはショートアニメみたいな感じでしょうか
ネタバレはちょっと困りますが調べて見てみますね

澪のちょっと男っぽい口調が大好きです

アイドルゾーンの伝授についてそこまでお考えでしたら撫子の目覚めはラブライブ!優勝のあとでいいと思います
物語の根幹に関わることについて無理を聞いてくださってありがとうございます
それでは今回新たに決まったこともふまえて本編を再開させますね
お待たせしてすみませんでした

  • No.168 by 渡辺 曜  2019-08-22 09:56:36 



全速前進~、ヨーソロー!

  • No.169 by 匿名さん  2019-08-22 09:58:08 

>168
ちょうど いろは だね!
おめっと!

  • No.170 by 乃木坂 桜  2019-08-22 18:42:39 

はい、ゆみちゃんの場合は、そうだと思います。
初めは、危ないところがありましたが物語が進むにつれて成長していき最後にお姉さまのできあがりですね。
最初は、あんなにも泣き虫だったのに……変わる物ですね。

祥子お姉さまとゆみちゃんのスール誕生のロザリオを渡すところが好きです。
それから白薔薇様としまこさんのスール誕生日話が好きです。

はい、ぜひ、調べて見てください。
どれも爆笑物です!

確かに澪ちゃんの男口調って良いですよね。
個人的に子供時代の澪ちゃんにも萌えます!
律ちゃんと澪ちゃんの子供時代の辛みは、結構好きです。

そうですね……どうしても撫子とすみれの二人に伝承したいのならば夢の中とかどうですか?
決勝前に撫子の病室にお見舞いにすみれといろはと桜が来てすみれが自分の高校生時代の思い出を話しているときに練習の疲れですみれといろはと桜が撫子の病室で寝てしまうと夢を見てその夢は、霧であたりが見えない何もないところにすみれといろはと桜がたっていて霧が晴れると撫子がたっていて桜達は、撫子の再会を喜んで撫子は、桜の頑張りを夢の中で見ていた事を伝えると夢の中に呼んだ理由をすみれの目を見て表すとすみれも全てを理解して撫子とすみれは、アイドルゾーンを使ったライブを見せてそのライブは、すみれが一人でアイドルゾーンを使って見せたライブの何倍も素敵なライブでライブを見せた撫子は、最後に世界大会決勝を応援をしていることと直ぐにまた会えるとだけ伝えると夢が覚めるとそこは、撫子の病室でって流れでしたら入れても構いませんけれどもどうしますか? 


  • No.171 by 乃木坂 桜  2019-08-22 22:19:21 

せっかくだからマリみてです。
10分で作ったネタのような小説です。
宜しかった読んでください。

これはマリヤ様がみてるの百合小説です
登場伽羅は福沢祐巳と松平瞳子です
瞳子の視点から書かれています。
ショートコント劇場

~似た者姉妹~

またお姉様がとんでもない事を言ってきた。

「ねえ、瞳子、瞳子のことを食べてもいい?」

お姉さまの部屋にいるときに子犬みたいに瞳で見つめてきた。

「駄目にきまっています!」

瞳子は、直ぐにきっぱりと断った。

「一口だけで良いから瞳子を食べたいなぁ~~」

お姉さまは、目をうるわせて物欲しそうに瞳子を見つめた。


「は~~……お姉様……そんな目で見ても駄目なものは駄目です……」

お姉さまの目をうるわせた眼差しを見るとしかたがなさそう軽くため息を吐いた。

「瞳子のいけず……」

お姉さまは、恨めしそうに瞳子を見つめた。

「いけずで結構です」

瞳子は、お姉さまの恨めしい眼差しを無視してたんたんと冷たく言い放った。
私もお姉様の事が攻められない。
だって私もお姉様の事を食べたいって思っていたから……

~終わり~


  • No.172 by 加賀いろは  2019-08-24 14:46:40 


作品内においてロザリオを渡す場面はある意味クライマックスですからね
もしいつかなりきりをする機会があればロザリオを渡すシーンは最高にドラマチックにしたいと思います

律と澪は小さいころから友だちだったんですね
知らないだけか忘れているのか、ちょっと記憶になかったです

アイドルゾーンの伝授については、ではこの流れでいきましょう!
できるならやはりふたりで、のほうがいいと思うので
いろいろと考えてくださって、いつもありがとうございます!

そしてショートコント(笑)ありがとうございます
わたしは祐巳の妹のキャラを知らないのでホントのおもしろさは分かっていないと思いますが、祐巳はかなり白薔薇さまに毒されていることはよく分かります←

  • No.173 by 乃木坂 桜  2019-08-24 17:32:41 

はい、ロザリオを渡すのは、クライマックスみたいな物ですからね。
そうですね、なりきりをする場合は、ロザリオを渡すときは、ロマンチックにしたいですよね。

忘れているのは、当たり前ですよ。
確かに澪ちゃんと律ちゃんの出会いは、二期で描かれていましたからね。
澪ちゃんの子供の頃は、人見知りでびくびくしていて凄く可愛らしかったですよ。
律ちゃんは、全然変わっていませんが……

いえ、小説作りのアイデアにもなりますから気にしないでくださいね。
では、アイドルゾーンの継承は、これで行きましょう。
でもアイドルゾーンは、世界大会決勝で初めて成功する感じでお願いします。

それまではアイドルゾーンは、失敗する感じでお願いします。

いえ、読んでいただいてありがとうございます。
はい、私の中では、ゆみちゃんは、変態キャラクターみたいな者ですからね。
かなり白薔薇様に毒されていますね。
ネタとしてゆみちゃんが胸好きのおっぱい星人とか女の子のパンツを盗んでいるとか考えてしまいます。
ネタですから小説までは、書いていませんがかなり妹とラブラブのハードなコミュニケーションをしている小説を書いた事があります。

  • No.174 by 加賀いろは  2019-08-25 11:14:38 


澪が人見知りでびくびくしているのは高校でも同じじゃないですかwww
でも律や唯には強い内弁慶な澪はかわいいと思います!

アイドルゾーンに関しては了解です
話を進めるうちにまた相談したいことがあればお願いします

1年のころは純粋で初心な祐巳も3年になるころには汚れてしまってるんでしょうか(笑)
でもそういう祐巳もいいですよね
祥子さまに限ってはちょっと想像できませんが……

  • No.175 by 乃木坂 桜  2019-08-25 15:07:52 

いえ、人見知りのレベルが違います。
律ちゃんが澪ちゃんに話しかけても えっと……あの……ひっ!?ってびくびくしていました。
とにかく話しかけられたら涙目になってました。
とにかくハイレベルの人見知りすぎて可愛らしかったです。

確かに強い内弁慶な澪ちゃんて可愛らしいですよね。

ありがとうございます、では、アイドルゾーンの継承は、それで行きましょう。
はい、解りました、では、相談ごとがありましたらまたよろしくお願いします。

それは、あるかもしれませんね。

実は、祥子さまでも少しだけ変態的な内容を妄想してしまいました。
誰かを好きすぎるとその相手の事を考えて少しだけ変態的な事を考える内容を考えてしまいまいます。
誰にも変態的な要素があります。
祥子さまの場合は、ゆみちゃんを思い影で息を荒くしてそうですね。
私が妄想するとたいがいは、キャラクターが崩壊します。

  • No.176 by 加賀いろは  2019-08-26 12:41:43 


なるほど
年を経てあれでも改善されているんですね

けいおん、最後まで見なきゃ
律の勉強しないと(謎使命感)

二次創作なら、まぁなんでもとは言いませんがアリなのでは
祥子さまや燈子のように完璧キャラに意外な弱点やヘンな性癖があるとギャップでおもしろいですよね
たしか祥子さまが白薔薇さまに嫉妬する場面があったと思いますがそういうの、好きです!

  • No.177 by 乃木坂 桜  2019-08-26 18:51:12 

はい、まぁ、律ちゃんのはた迷惑な性格に付き合わせられていたら嫌でも変わるのでないかと思います。

律ちゃんの勉強を頑張って下さい。
ぜひ最終回までお願いします。
でも個人的には、律ちゃんと紬ちゃんのカップリングも萌えます。
実際に律ちゃんと紬ちゃんの二人を題材にした話で萌えました。
律ちゃんが紬ちゃんに突っ込みまくりでした。
新しい1面を見ました。

そう言っていただけると助かります。
ありがとうございます。
祥子さまの嫉妬の場合は、せつない話になりそうですよね。
ゆみには、私よりも〇〇の方がふさわしいのでは、ないだろうかって感じで……
妄想がつきません!

  • No.178 by 乃木坂 桜    2019-08-27 05:31:53 

これはマリア様がみてるの百合小説です。
登場伽羅は福沢祐巳と松平瞳子です。

~お姉様に振り回されて~

福沢祐巳様、いえ、お姉様は、世界一可愛らしいと思う。
お姉様は、気づいていないけれどもファンクラブがあるぐらいだ。
お姉様っていっても血のつながった姉妹ではない。
リリアンには、スール制度がある。
上級生が気に入った下級生にロザリオを渡して姉妹になる事が出来る事だ。
瞳子のお姉様の福沢祐巳様ともこうしてスール(姉妹)になった。
そんなある日薔薇の館でお姉様はとんでもないことを提案してきた。

「ねえ、瞳子、私とキスしようよ!」

お姉さまは、さも突然のように真顔でキスをする宣言をした。

「お、お姉様、何言うんですか!?」

瞳子は、お姉さまの突然のキスをする宣言にびっくりして大声で聞き返した。

「瞳子は、私とキスするの嫌?」

お姉さまは、キョトンと首を傾げてお姉さまとキスをするのが嫌なのか質問をした。

「そうではありませんが……
だいたいキスは、好きな人同士ですることです」

瞳子は、お姉さまがキスをする意味が解っているのか解らずにじと~とお姉さまを見つめて指摘をした。

「えっ?
私は、瞳子の事が好きだよ」

お姉さまは、瞳子の言った意味が理解していないのか平然と瞳子が好きだと答えた。

「恋人にしたいくらい好きって意味です!
お姉様は、ロサ・キネンシスなんですからもっと自覚を持ってもらわないと困ります!」

瞳子は、お姉さまのさも突然のように平然と答える様子が事の重大を気づいていないみたいで原を立ててお姉さまを叱りつけるように話した。

「もう瞳子は、厳しいな……
でも私は、瞳子の事を恋人にしたいくらい好きだよ」

お姉さまは、瞳子の態度をみてしかたがなさそうに苦笑いを浮かべて瞳子の事が恋人にしたいほど好きだと告白をした。

「お姉さま、からかわないでください!
だいたいお姉様には、洋子様がいるではないですか……」

瞳子は、お姉さまの1番になれないのは、解っていた。
そのことに対してつらそうなのとお姉さまの態度に怒りを感じる気持ちがごちゃ混ぜになった。

「あれ、もしかして嫉妬している?」

お姉さまは、瞳子の態度を見て嬉しそうにニコニコしながら述べた。

「そ、そんなわけがありませんわ……」

瞳子は、お姉さまに図星を刺されて戸惑いながらお姉さまから視線をそらした。

「確かにお姉様の事は好きだよ。
でもお姉様の好きは尊敬の対象だから恋愛とは違うよ。
恋人になりたのもキスをしたいと思うのも瞳子だけだよ」

お姉さまは、ほんのり顔を赤らめて瞳子と恋人になりたいと告白をした。

「お姉様は、ずるいです……
そう言われたら断れるわけないじゃないですか……」

瞳子は、お姉さまの発言を聞いてお姉さまがずるいと思い恨めしそうにお姉さまを見つめた。

「ありがとう、瞳子~~」

お姉様は、瞳子の発言を聞いて嬉しそうに瞳子に抱き着いてきた。

「それならば早く目を瞑って、瞳子!」

お姉さまは、直ぐに瞳子を離して瞳子の肩を触りキスをする宣言をした。

「えっ、今ここでするんですか!?」

瞳子は、お姉さまが直ぐにキスを求めると思っていなくて慌ててお姉さまの行動を聞き返した。

「ほら、早くしないと薔薇の館に志摩子さん達が来るよ」

お姉さまは、瞳子の行動を楽しむみたいにニコニコしながら早くすることを急がした。

「は~~……わかりました……
早くすませてくださいね」

瞳子は、いつも強引なお姉さまを止められないと解っていて軽くため息を吐いた。
瞳子は、ゆっくりと目を瞑るとお姉さまが肩を掴んだ。
瞳子は、緊張したように身構えるとおでこにお姉様の唇の感触が感じた。

「えっ、おでこですか……?」

瞳子は、お姉さまの事だから唇にキスをすると思っていた。
でもお姉さまは、おでこにキスをしてきた。
瞳子は、期待外れだったので間抜けのようにキョトンとした。

「唇には、やっぱり瞳子からしてもらいたいからね。
もしかして瞳子は、唇にしてもらいたかったのかな?」

お姉さまは、瞳子から距離を取りお姉さまの自分の唇を触り悪戯っぽく微笑んだ。

「そ、そんなことは、ありませんわ!」

瞳子は、お姉さまに図星を刺されると慌てて否定をした。

「もう瞳子はつれないんだからね。
でも私は、そんな瞳子も好きだよ。
でもいずれ瞳子から私の唇にキスをしてもらうからね」

お姉さまは、両手を後ろで組んで照れ笑いを浮かべた。
そんなお姉様が誰よりも綺麗で見とれてしまった。
お姉様に瞳子の心は、ひっかけ回されてばかりだ。
でもそれが悪い気がしない。
多分その相手が瞳子の最愛の人だからだと思う。
私は、お姉様を愛おしそうに見つめた。
そしてお姉様に聞こえないくらい小声で「瞳子もお姉様の事を愛しています」って呟いた。

~終わり~

  • No.179 by 乃木坂 桜    2019-08-27 05:34:02 

私は、ゆみちゃんが瞳子ちゃんを振り回しているイメージです。
宜しかったら小説を読んで下さい。

  • No.180 by 加賀いろは  2019-08-28 11:40:14 


はた迷惑ってエライ言われようですねw
でも、なんだかんだで息の合ったりつみおのコンビがわたしは好きです

ムギちゃんはだれが相手でもゆる~く絡みますもんね
軽音部のツッコミ役って
あずさ>みお>りつ>むぎ>ゆい
って感じでしょうか
りっちゃんも普段はツッコまれるほうだけどムギちゃん相手だとツッコミにまわるんですね

小説、ありがとうございます!
楽しく読ませてもらいました
けいおん!でゆーと唯と梓みたいな関係ですね
でもこんなところを見たら祥子さまが嫉妬しそうですよね
表面上はなんでもない顔をして心の中ではすごくイライラしてたりして…

  • No.181 by 乃木坂桜  2019-08-29 17:52:49 

いえ、事実ですから(笑い
でもあれで律ちゃんは、いいところがあるんですよ。
はい、軽音部のツッコミ役は、そんな感じだと思います。
はい、むぎちゃんに振り回されてる律ちゃんって感じでした。
そして澪ちゃんのむぎちゃんの好きすぎる一面も見れました。
いえ、小説を読んでいただいてありがとうございます。
はい、そんな感じです。
他の小説を書いている方も似たような感じになっていました。
ほぼゆみちゃんのキャラクターが崩壊していますね。
はい、祥子さまが嫉妬しそうです!
て言うかどす黒い嫉妬のオーラを纏いそうです。
その事に気がつかないゆみちゃんとそれに怯える瞳子ちゃんって感じですね。

  • No.182 by 加賀いろは  2019-09-05 02:13:33 


律ちゃんがいいヤツなのはよく知ってますよ!
わたしはHTTの中では律ちゃんがいちばん好きですから

律もたまに振り回されると澪ちゃんの苦労が分かるというものです
まぁ反省したりはしないでしょうけれど(笑)

これ、祐巳のキャラ崩壊してるんですか?
わりとこんな感じのような←
祥子さまの嫉妬は可愛いですよね
まぁ、当事者からするとそんなことは言ってられないでしょうが
祐巳は鈍いというより、祥子さまが自分のことで嫉妬するなんてことを想像できないって感じですよね

さて、本題というか本編の相談ですが
わたしも、ここでわだかまりが完全に無くなるというのはないと思います
子どもの手前、あまりギスギスしているところを見せたくないという大人としての判断と、意地を張って簡単にわだかまりを捨てれない子供っぽい考えのせめぎ合いという感じですね
ある意味、すみれは撫子に甘えているのだと思います
今は少し離れているけれどいつでも仲直りできる、だけど今じゃない、という考えをあとで後悔することになる感じですね
仲直りするのはおっしゃる通り、最後の最後でいいと思います
ですから本編もそんな感じで進めさせてもらいますね?

  • No.183 by 乃木坂桜  2019-09-05 08:19:59 

律ちゃんは、魅力的ですもんね。
澪ちゃんに嫉妬する律ちゃんに萌えます!
私は、むぎちゃん押しです!

はい、律ちゃんが落ち込んだり反省するところは、思い浮かびません。

そう言ってもらえると嬉しいです。
私のゆみちゃんのイメージは、こんな感じです。

そうなんですよね。祥子様は、ゆみちゃんにあんなにも依存しているのにそれに気付かないゆみちゃんは、祥子様を大人扱いしている証拠ですが鈍感すぎます!

いろはさんも同じ考えで良かったです
いろはさんのいうとおりに大人としての判断と、意地を張って簡単にわだかまりを捨てれない子供っぽい考えのせめぎ合いという感じですから話し合っても喧嘩して別れる感じにしますか?
それともすみれの勝手とも言える無理矢理の意見を押し付けられて撫子が泣いて逃げるように別れる事にしますか?

  • No.184 by 加賀いろは  2019-09-07 13:32:18 


ムギちゃんのゆるふわかげんや世間ずれぐあいもいいですよね
そもそもムギちゃんの財力がなければHTTは成立しませんし!

依存されている、と思っていた関係が実は逆に依存していた、って関係、いいですよね?
こういうのも共依存っていうのかな?
傘木希美ちゃんと鎧塚みぞれちゃんとかそうですよね
唯と憂もそうかなって思います
実は祐巳と祥子さまもそうだったんですね

そうですね
すみれとしては、子どもたちに自分たちの不仲を見せたくないというのがあるけれど、追いかけてホントは謝って仲直りしたいのに素直になれずに、子どもたちの前では仲がいいふりをして、ってわざと冷たく言って撫子をまた泣かせてしまう感じでしょうか?
子どもたちの下に戻って、撫子は赤い目で仲がいいふりをするけれどいろはと桜は心からは納得できずに、今度はダンスの時間を迎える
という流れはどうでしょうか?
子どもたちの前では撫子は悲しい気持ちを抑えて最後まで気丈に振る舞ってほしいです

  • No.185 by 乃木坂桜  2019-09-07 22:49:55 

ずれているところが良いのではないですか。
ふんわりとして的外れな事を言うのがむぎちゃんの魅力です。
むぎちゃんって唯さん以上に天然な気がします!
でもむぎちゃんは、大学生編で家の財力を捨てて自分の力だけで生きていく事にするんですよね。
しっかりとしています。
学費もバイトで払う事にしてそれを心配をする澪達ってシチュエーションがあります。
むぎちゃんの感謝を表す為に澪達三人でブレスレットのアクセサリーをするプレゼントをするところは、萌えました。

はい、傘木希美ちゃんと鎧塚みぞれちゃんは、そうですよね!
唯と憂も祐巳と祥子さまもそうですね。

はい、それで良いと思います。
それならばストーリー的に幼稚園の裏門ですみれに捕まり素直に慣れないすみれは、撫子に酷いことを言われて泣きながらすみれの側を離れて幼稚園の庭の木の影でどうにか落ち着きを取り戻して桜達のところに戻りもう大丈夫だと伝えてすみれや桜達に演技でニッコリと笑い答えると桜といろはは、ふしんに思うけれども雰囲気的に話を聞くことができなくてあやふやのままダンスの時間になりで大丈夫ですか?

  • No.186 by 加賀いろは  2019-09-12 22:41:45 


あはは
その通りだと思います
でもたまにはちゃんとしたことも言いますよね(笑)
天然っぷりは甲乙付けがたいと思います
どちらも強烈です!
ムギちゃんって、ふわふわしてるけど芯は通ってるんですよね
ぶれないというか
軽音部の4人の友情、いいですよね
あ、仲間外れにしたらあずにゃんがひそかに拗ねそうです

はい、それでは本編はそんな感じで進めさせてもらいますね
なにか気になることがあればまた相談させてもらいます

  • No.187 by 乃木坂桜  2019-09-13 05:57:46 

はい、軽音部の四人って良いですよね!
もちろんあずにゃんも忘れていません。
あずにゃんは、澪ちゃんの事をお姉ちゃんみたいだと言ってむぎちゃんの事を可愛らしとも言って言っていました。
でも律ちゃんは、あずにゃんの豪快なお姉ちゃんまたは、先輩って感じですかね。
唯ちゃんは、あずにゃんにとって好きだけれども素直になれない恋人同士って感じですかね。
ほっぺたにキスをしようとした唯さんにビンタをかましてそのあと、密かに嬉しそうにしていましたしギー太に嫉妬もしていましたしね。

はい、本編は、そんな感じでお願いしますね。
はい、また相談することがありましたらよろしくお願いしますね。

  • No.188 by 加賀いろは  2019-09-20 12:44:55 


あずにゃんは同学年の子たちとの絡みもいいですよね
唯たちが卒業したあとに、憂たちが軽音部に入る話ってありましたっけ?

今季アニメもそろそろ終わりですね

視聴が追いついてないけど、まちカドまぞくおもしろいですね
シャミ桃のなりきりをしたい気持ちが…

あと、いまさらだけどわた天、見終わりました
かなり気に入ったのでぜひ2期やってほしいです

また秋アニメでオススメあったら教えてくださいね~
ざっとチェックしましたが、以前教えてもらった、私能力は平均値でって言ったよねが楽しみですね
あとはSAO、ちはやふるくらいかな、今のところ

ところでプリンセスプリンシパル、そろそろ見終われそうなので、以前お願いしていたようになりきりのお相手お願いしてもいいでしょうか?
もしよかったら設定の相談とかしたいし、お部屋のタイトルも考えなきゃです
すみませんが今月いっぱいまで忙しいのが続きそうなので、来月なったらもう少し早くレス返せるようになると思います
ご迷惑かけますがよろしくお願いします
いつもありがとうございます

  • No.189 by 乃木坂桜  2019-09-20 18:08:17 

はい、憂と純ちゃんの2人が軽音部に入るところがあります。
後は、紬ちゃんが妹のように思っているメイドも軽音部に入部しました。
確か名前は、斉藤 菫だったと思います。
後は、奥田 直です。
バンドの名前は、わかばガールズです。


今期のアニメは、私もいろはさんと同じ意見です。
食戟のソーマ 神ノ皿は、結構面白いですよ。

わたてんは、難しいですね。
軽く原作の漫画のストーリーをこえていますからね。
でも二期は、してほしいです。
こう言う日常アニメの二期ってなかなかされないんですよね……
小林さんのメイドドラゴンは、二期が制作確定ですから楽しみですね。

こちらこそプリンセスプリンシパルのなりきりの相手をよろしくお願いします!
なりきりの掲示板の名前は、何にしますか?

そんな気にしないでください。
自分のペースゆっくりとなりきりをしていきましょう。
そんな迷惑なんかかけられていませんよ。
むしろ私が迷惑をかけているのではないかと不安なくらいです……
こちらこそいつもありがとうございます。



  • No.190 by 乃木坂桜  2019-09-22 22:38:34 

響け!ユーフォニアムの百合小説です。
登場キャラクターは、高坂麗奈と黄前久美子です。

~あなただけの特別になりたい~ 

私は、昔から平凡の子供で勉強も運動を人並みぐらいで何も他人よりも飛び出た物がなかった。
だからかもしれない他人を引き付ける何かの特別になりたかったりする。
その願いは、叶えられる事ができないで子供時代を過ごしていた。
でも小学生の時に衝撃的な出会いをした。
いや、出会いって言うよりも出来事って言った方が良いかも知れない。
家族で見に行ったオーケストラのコンサートでその楽器と出会った。
色んな楽器が一斉に演奏をしたその後のソロパートのトランペットの音を聞いて衝撃を感じた。
そのトランペットの音は、綺麗ですぐにその音に引き込まれて何者も寄せ付けない特別な物を感じた。
私は、すぐにお父さんに頼んでトランペットを買ってもらった。
オーケストラで聞いたトランペットのような特別になりたくて夢中でトランペットの練習をした。
練習のかいがあってコンクールで賞をたくさんもらった。
でもいくら賞をもらっても私の心が満たされることがなかった。
私は、それが何か調べる為に初めて聞いた時に衝撃を受けた楽団のオーケストラを見に行った。
私は、その事に後悔をする事になる。
オーケストラの演奏は、演奏の技術が一流なことは当たり前だ。
そして何よりも人を感動させられる演奏は、私にない物を感じた。
私は、どうしたら人を感動させられる演奏ができるのか悩んでその答えを見つけるためによりいっそう練習をした。
いくら練習をしても人を感動させられる演奏ができなくて焦るばかりで気がついたら自分の演奏を見失っていてコンクールで賞をもらえなくなるほどスランプになっていた。
そしてある日運命的な出会いをした。
その日も公園でトランペットの演奏の練習をしている時に若い男性に話し掛けられた。

「えっと高坂さん家の麗奈ちゃんだよね」

声を掛けられた方を向くと二十代くらいで眼鏡をかけた男性がたっていた。

「はい、そうですが……おじさんは、こんな小学生に声をかけてナンパですか?」

私は、見ず知らずの男性に話し掛けられて警戒したように男性を睨むように見つめた。

「ナンパとは、失礼ですね。
私は、麗奈ちゃんのお父さんの古い友人で滝昇と言います。
麗奈ちゃんのトランペットを聞かせてもらったけれどもなかなか興味深い演奏でしたね。
心の悩みが感じて人間らしい魅力的な演奏でしたよ」

滝さんは、私の演奏を人間らしい魅力的な演奏だと伝えた。
私は、滝さんのその言葉がひにくを言っているように感じた。

「それって私の演奏を貶していますよね。
下手な演奏で悪かったですね!」

私は、滝さんの言葉に怒って睨むように滝さんを見つめた。

「これは、失礼しました。
麗奈ちゃんの演奏を貶したわけでは、ないんですよ。
もっと肩の力を抜いて演奏を楽しむことからもう一度初めてみたらどうですか?
おっと僕は、この辺りで失礼させてもらいますよ。
このあとに麗奈ちゃんのお父さんと会う約束をしていましてね。
待たせるのは、心苦しいものでしてね」

滝さんは、軽く両手を広げてアドバイスをしてくれた。
それから腕時計で時間を確認をすると約束があるからって私を置いて去っていった。

「何が肩の力を抜いて演奏を楽しむよ!
それで演奏が上手くなったら苦労をしないわよ!
でも演奏を楽しむ事をいつから忘れたのかな……?」

私は、好き勝手言って去っていった滝さんに怒ってぶつくさ文句を呟いた。
でも滝さんの演奏を楽しむって言葉を聞いて少しだけ考え込んで初めて演奏ができて嬉しかった曲を思い出した。
私は、初めて演奏できた曲を初心の帰って上手く演奏をすることを考えないで楽しむ気持ちだけを思い演奏をした。
すると心が踊っていつよりも良い演奏ができた。

「えっ、上手く演奏ができた……
滝さんは、何者だったの……?」

私のスランプを少しのアドバイスで解消させた滝さんが何者か気になった。
次の日も公園でトランペットの練習をした。
今までの悩みがなくなりのびのびと上手い演奏ができた。
演奏が終わると拍手が聞こえてきた。
拍手が聞こえてきた方を振り向くと滝さんが立っていた。

「素晴らしい演奏でした。
麗奈ちゃんの心のこもっていて聴いていて心が和むとても魅力的な演奏でしたよ。
スランプは、解消されたみたいですね」

滝さんは、両手を軽く広げて私の演奏を誉めてくれた。

「スランプが解消されたのは、滝さんのお陰です。
滝さんは、いったい何者なのですか?」

私は、スランプを解消するきっかけをくれた滝さんが何者なのか凄く気になったから滝さんはが何者なのか質問をした。

「音楽を教える仕事をしていてね。
指揮者みたいなものですね。
どうしても仕事の病気みたいな物で音楽の事で困っている人を見たらほっとけないのですよ」

滝さんは、困ったように苦笑いを浮かべて音楽で困っている人をほっとけない事を述べた。

「その……良かったらこれからも私の演奏の練習に付き合ってアドバイスをもらえませんか?」

私は、滝さんが練習を付き合ってくれたらもっと上手くなると思い練習に付き合ってもらえる事をお願いをした。

「そうしたいの気持ちがありますよ。
でも今日から外国に指導に向かわないと行けないのですよ。
ですから麗奈ちゃんの練習に付き合ってあげることができないんですよ。
スランプを乗り越えた麗奈ちゃんならばもう1人で大丈夫なはずですよ」

滝さんは、すまなそうに私の誘いを断るとスランプを乗り越えられたから私が1人でも大丈夫な事を伝えた。

「そうですか……では、いつか滝さんの指導が受けられる機会がありましたらまた指導をよろしくお願いできませんか?」

私は、このまま滝さんと別れるのは、もったいないと思った。
だからいつかまた演奏の指導をしてほしいとお願いをした。

「そうですね……
麗奈ちゃんの演奏のアドバイスをする機会がありましたら演奏を見ても構いませんよ」

滝さんは、私の熱意に負けて苦笑いを浮かべた。
そして私の演奏の指導をする機会があったらまた演奏の指導する事を約束をしてくれた。

「ありがとうございます。
その時は、ぜひよろしくお願いします!」

私は、滝さんの演奏の指導をまたしてくれるって言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑い指導をしてくれる事をお願いをした。
それからスランプの前よりも演奏が上達をしてコンクールに出たら必ずってほど上位三位以内入ることができた。
もう他の人の演奏を聞いても戸惑うことは、なかった。
それから中学生になったらブラスバンド部に入った。
私は、新入生の自己紹介の時に自分の演奏を見せる機会があった。
私の演奏を聴いてあまりの上手さに驚いていた。
他に自己紹介をしている人の演奏は、対していなかった。
落胆した頃に最後の自己紹介の人の番になった。

「私の自己紹介が最後ですよね。
私の名前は、黄前久美子と言います。
えっと楽器は、ユーフォニアムの演奏ができます」

黄前久美子と名前を名乗ったショートヘアーで天然パーマの女の子は、人当たりが良さそうにヘラヘラと笑っていた。
私の久美子を初めて見た印象は、何処にもいるような地味な女の子だった。
私は、久美子の演奏を聴いてびっくりした。
他の人の演奏と比べるととても上手く感じた。
そして久美子の演奏に人を引き付ける魅力が感じた。
私は、久美子の事に興味がわいた瞬間だった。
私と久美子は、パートが全然違ったから久美子と話す事がなかった。
そんなある日、いつものように公園でトランペットの練習をしていた。
演奏が終わると拍手が聞こえてきた。
声をした方を振り向くと久美子が立っていた。

「いや~~高坂さんの演奏は、上手いよね。
つい時間を忘れて聴いてしまったよ」

久美子は、私に近づきながら私の演奏を誉めてくれた。

「そう……ありがとう……
私の事は、麗奈で構わないわよ」

私は、自分の演奏を誉められるのは、なれていた。
でも久美子に演奏を誉められるのは、照れくさいのと嬉しいの二つの気持ちがあった。
私は、初めて感じた感情に戸惑った。

「解ったよ、麗奈。
それならば私の事も久美子で構わないよ」

久美子は、自分の事を久美子と呼ぶこと提案をしてくれた。

「解ったわ、久美子。
久美子は、いつからユーフォニアムを演奏をしているの……?」

私は、久美子の演奏の魅力がなんなのか気になりいつからユーフォニアムを始めたか質問をした。

「ん~~小学三年生の時かな。
おね
麗奈は、どうなの?
いつからトランペットを始めたの?」

久美子は、自分の顎に指を当てて考え込むと小学三年生の時にユーフォニアムを始めた事を伝えた。
そして逆に私のトランペットをいつ始めたのか質問をすると少しだけ首を傾げた。

「私も始めたのは、小学三年生の時よ」

私は、久美子と一緒の時期に始めたのが嬉しくてほんのり顔を赤らめた。

「えっ、私と同じ時に楽器を初めてそれであんなにも上手いだなんてあり得ないよ!」

久美子は、私の始めたのが同じなのに私の演奏が上手すぎたと不満を伝えた。

「そう……ありがとう……」

私は、久美子の演奏も魅力的に感じた。
でもそれを伝えると久美子のことだから調子にのるのと負けた気がしたからあえて素っ気なく久美子の誉めの言葉に感謝の言葉を伝えた。

「うぅ……そんなに素っ気なく返して強者のゆとりって奴なの!?
まあ、実際に麗奈の演奏に全然勝てないんだけれどね……」

久美子は、私の態度を見て落ち込んだように俯いた。

「何を言っているの。
久美子の演奏も魅力的よ……」

私は、久美子の落ち込みがかわいそうに思えた。
だから久美子に聞こえるか聞こえないかの声で久美子の演奏が魅力的な事を呟いた。

「ありがとう、麗奈。
私に気を使ってくれたんだよね。
よし!
いつか麗奈に負けないくらい凄い演奏ができるようになるからね!」

久美子は、私の久美子の演奏が魅力的って言葉を聞いて私が気を使ったと思い困ったように苦笑いを浮かべた。
そして気合いを入れるように久美子が自分のほっぺたを少しだけ強めに叩いた。
すると久美子が自分のほっぺたを叩いたパーンと良い音が響いた。
すぐに右手の人差し指を私の方に向けて私よりも上手くなる宣言をした。

「それは、楽しみにしているわね……」

私は、誰かに面と向かってライバル発言をされた事がなった。
でも初めてライバル宣言をした久美子の事が不思議と嫌な気がしなかった。
むしろ久美子が私ぐらいの演奏ができるようになるのが楽しみでしかたがなかった。
だから自然と笑みが浮かべた。

「何さ、それが強者の余裕って奴なのね!」

久美子は、私の演奏ができるようにならないと勝手に勘違いをしてほっぺたを膨らませて怒った。
こうして久美子との奇妙な関係が出来上がった。
私と久美子は、話すけれども特に大仲良しってわけでなかった。
そして中学三年生の最後に部活のグラスバンド部で参加する大会の県予選がおこなわれた。
私は、自分の最高の演奏ができて確かな手応えを感じた。
でもダメ金だった。
私は、落ち込んで俯いて泣いていると久美子が話し掛けてきた。

「良かったね、麗奈。
金賞だよ」

久美子は、私の背中を擦りながら金賞で良かったことの述べた。

「良いわけないでしょう!
金は、金でもダメ金なんだよ!」

私は、全国に行けない事が悔しくて涙を流して久美子を睨んだ。

「えっ、本当に全国に行けると思っていたの?」

久美子が真顔でキョトンとしながら全国に行けるわけないと伝えた。
私は、久美子の言葉に驚いて目を大きく開いて見つめた。
久美子は、私の態度と発言にしまったと思い自分の口元を押さえた。
久美子とは、この出来事をきっかけで話さなくなった。
でも私は、このきっかけで久美子の事が嫌いになったと言われるとそうでなかった。
むしろ良い子ちゃんの下に隠れた悪い子の久美子の性格を引きずり出したくなった。
そんなある日、お父さんに進路の相談をするためにお父さんの部屋を尋ねた。

『滝君、久しぶりだね。
結局決めてくれたんだよね』

お父さんは、誰かと電話していた。
そして電話の相手のことを滝君って呼んでいた。

「えっ、滝君ってもしかして私に練習のアドバイスをくれた滝さんのことなの!?」

私は、お父さんの電話の相手が滝さんだと解るとお父さんの部屋のドアに耳を当てて話すことを聞き逃さなさそうにした。

「そうか……君が音楽業界から退いたと聞いた時は、残念に思えたよ。
でも今は廃れているとはいえ、昔の強豪高の北宇治高校のブラスバンドの指導者になってくれるのは、嬉しいよ。
僕も北宇治高校のブラスバンドに入部していた身としては、これ程嬉しいことがないよ」

お父さんは、息を荒くしながら滝さんが北宇治高校のブラスバンドのコーチをすることを話した。

「北宇治高校のブラスバンドに入部したらまた滝さんの指導を受けられるの!?
その高校だったら私の成績ならば余裕で入学できるはずよね……
また滝さんの指導が受けられる!」

私は、滝さんの指導が受けられると思い軽くガッツポーズを決めた。
でも高校で運命的な再開をした。
私は、高校に入学をするとブラスバンド部に入部するために音楽室に向かった。
音楽室には、ブラスバンド部の部員と新入部員がいた。
新入部員の中に久美子の姿があった。
私が久美子の側を通ると久美子は、私がこの学校にいる事に驚いて変な声を出した。
私は、その久美子の様子が可笑しくて笑いをこらえるのに苦労した。
そして花火大会が近づいた時に私と久美子の関係が発展する出来事が起きた。
私が廊下を歩いていると誰かに手を握られた。

「ごめんね、私は、この子と花火大会に行くから行けないよ!」

声をした方を向くと私の手を掴んだ久美子と秀一が立っていた。

「それは、本当か?」

秀一に久美子の言った事は、本当なのか質問をしてきた。
横で久美子が話を合わせてくれって目で合図をしていた。

「ええ、本当よ……」

私は、久美子に話を合わせる事にした。

「ふ~~ん、そうかよ。
それは、悪かったな」

秀一は、私と久美子を見渡すと納得がいかなそうにその場を離れて行った。

「ありがとう、麗奈、助かったよ」

久美子は、両手を合わせてお礼を言った。

「それで何処にするの?」

私は、久美子の反応を確める為に花火大会の待ち合わせは、何処にするのか質問をした。

「えっ、何処にって何が?」

久美子は、私の言った意味が解らないみたいでキョトンとした。

「花火大会に行くのでしょう」

私は、私との花火大会が秀一の誘いを断る為の嘘だと解っていた。
でもわざと意地悪に久美子に花火大会の待ち合わせ場所の事だと指摘をした。

「えっ?ああ、その事ね。
それならば駅前に夜の六時でお願いね」

久美子は、今さら私と花火大会に行くのが嘘だと言えなくて待ち合わせ場所を伝えた。

「解ったわ、駅前に夜の六時ね」

私は、久美子に要件を伝えた。それから私と久美子は、すぐに別れた。
花火大会当日着物に着替えると待ち合わせ場所に向かった。
しばらく久美子を待ち合わせ場所で待っていた。
すると久美子が着物姿で早歩きで急いで近づいてきた。

「ごめん、麗奈、遅くなったよ!」

久美子は、息をきらしながら両手を合わせて遅れた事を謝った。

「別に怒っていないわよ。
一時間も待ってないわよ……」

私は、いつも通りに無表情でたんたんと言葉を返した。

「あわわ~~本当にごめん、麗奈!
あれ、でも待ち合わせ時間は、六時だったよね……
もしかして麗奈、待ち合わせ30分前から待っていてくれたの?」

久美子は、両手を合わせて何回も謝った。
でも私が待ち合わせ30分前から待ち合わせ場所に待っていた事に気がついてその事を質問をした。

「そうね……どうだったかしら?
早く行かないと花火大会が始まるわよ……」

私は、待ち時間を誤魔化すようにすぐに歩き始めた。

「あっ、待ってよ、麗奈!」

久美子は、私の後を追いかけて私の手を握り締めて私の顔を見てにっこりと笑った。
私は、照りくさそうにほんのり顔を赤らめた。
私は、花火大会会場に向かわないでいつも楽器の練習をしている街を見渡せる丘に向かった。

「は~~は~~やっと着いたよ……
まったく麗奈ったらこんなにも歩かせる事ないでしょう」

久美子は、街を見渡せる丘の公園のベンチに座るとベンチに両手を当てて息を整えた。

「久美子は、体力が無さすぎよ。
演奏には、体力が必要よ。
体力作りのために私と一緒にマラソンをする……?」

私は、久美子の情けない様子にため息を吐いてマラソンをするのかするのか質問をした。

「うへ~~マラソン!?
そんなの無理だよ。
だって早起きしないといけないんでしょう。
今よりも早起きなんか無理だよ~~」

久美子は、私のマラソンって言葉を聞いて変な声を出して凄く嫌そうに両手を横に振った。

「そう……それは、残念ね……
ところで久美子って性格が悪いわよね」

私は、少しだけ残念そうに話すと今日の本題を話した。

「えっ、それって私の悪口だよね!?」

久美子は、私の性格が悪いって言葉を聞いて驚いて性格が悪いって悪口な事を指摘をした。

「違うわよ。
誉めているのよ。
中学生のブラスバンド部の最後の大会で落ち込んでいる私に本当に全国に行けると思ったのだなんてなかなか言える人は、いないわよ。
その時の私は、悲しい気持ちよりもまずこんな事を言う久美子がどんな事を考えているのか興味が出たの。
だから久美子の良い子で固めた殻を破って性格の悪い久美子を引きずり出して見たくなったのよ」

私は、その当時の事を思い出して口元を押さえてクスクスと笑った。

「だってあの時は、本当にそう思ったんだもん。
てっ私の外の殻を破って怖いんだけれども!?」

久美子は、小声でボソリと呟いて私の言っている意味を理解できて驚いて声をあげた。

「クスッそう言うところよ。
やっぱり久美子は、思っていた通りの面白い子よね。
ますます好きになったわ」

私は、久美子の横に座り久美子の手を握り締めて愛おしそうに久美子を見つめた。

「なんだか言いくるめられた気がするんだけれども……
まあ、良いや。
麗奈の笑顔を見たらどうでも良くなったよ」

久美子は、納得の行かないように呟くと私の笑顔を見るとどうでも良くなったようで満面な笑顔を浮かべた。
それからすぐに花火の打ち上げが始まり久美子と私は互いの手を繋いで花火を見上げた。
それから時間が過ぎて県大会で金賞を取って全国大会に出場した。
でも全国大会では、惜しくも銅賞で終わった。
私と久美子は、来年こそ全国で金賞を取る事を誓いあった。
そして私達は、二年生になった。

「麗奈~~おはよう~~!」

私は、始業式に校門を歩いていると誰かを呼び掛けられて声がした方を振り向いた。
声をした方を振り向くと久美子が大きく手を振りながら近づいてきた。

「おはよう、久美子は、相変わらず元気ね……」

私も久美子にゆっくりと近づいた。

「元気なのは、当たり前だよ。
だって学年が1年上がって2年生の最初の始業式なんだよ。
気分も一新して頑張らないと行けないじゃない。
それに私が2年生って事は、新1年生が部活に入って来るんだよ。
楽しみでしかたがないよ!」

久美子は、私の横に立つとポンと軽く私の肩を叩いて久美子の腕を曲げて新1年生が楽しみな事を伝えた。

「そんな物なのね。
でも新1年生に演奏のレベルに負けて慌てない事ね……」

私は、冷めた眼差しで見つめて1年生の演奏に負けても慌てない事を注意した。

「もう麗奈ったら心配性だね。
さすがにそれは、大丈夫だよ」

久美子は、私の冗談とも言えるアドバイスに右手を軽く振って麗奈が心配しすぎな事を伝えた。
私と麗奈は、クラス分けの発表している正門前の掲示板で自分の組を確認をした。
そしたら久美子と緑と葉月の三人は、いつもと同じクラスだった。
そして嬉しい事に久美子も同じクラスだった。

「凄いよ、麗奈も同じクラスだよ!」

久美子は、今年、私も同じクラスだと解ると嬉しさのあまりに私に抱き着いた。

「同じクラスなだけで喜びすぎよ、久美子……」

私は、久美子に抱き着かれるとほんのり顔が赤らめて同じクラスなだけで喜びすぎだと冷静に指摘をした。
でもなんだか私も久美子と同じクラスが嬉しいようで少しだけ顔がゆるんでいる気がした。
久美子が演奏の事で悩んでいるのに気がついていた。
だから一ヶ月の過ぎた時にいつものように久美子が演奏をしている練習をしている校舎裏に久美子に会いに行った。

「久美子、ちょっと良い……?
最近、何か悩み事をしているみたいね。
どうかしたの?」

私は、久美子の前に立って最近久美子の様子が変な事を指摘した。

「うんん、何でもないよ、麗奈。
私、練習に忙しいからもう良いかな……」

久美子は、演奏が上手くならない気持ちを私に八つ当たりだと解っていてもきつい言葉を私に伝えた。
そして私にきつく当たったのを誤魔化すように私から視線をそらした。

「久美子、少しだけこっちを見て……」

私は、久美子の肩を触り神経な表情で私を見つめた。

「何よ、麗奈……んっ!?」

久美子は、自分の演奏の練習を邪魔をされたのが気分が悪いまま私の方を向いた。
久美子が私の方に振り向いた瞬間に私は、久美子の口にキスをした。

「な、な、な、いきなり何をするのよ!?」

久美子は、いきなり口に私からキスをされるのが驚いて大声を出した。

「久美子、どう気分が落ち着いた……?」

私は、久美子にキスをした事がさも当たり前なように冷静な顔でたんたんと落ち着いたのか質問をした。

「落ち着けるわけないでしよう!
さっきとは、逆に胸がドキドキしていて落ち着かないよ!」

久美子は、顔を真っ赤にして私に逆に落ち着かないって不満を述べた。

「でもさっきよりも余裕ができたはずよ……
悩み事は、新しく入部した1年生の演奏の事よね」

私は、久美子の考えが解っているようにじっと久美子の目を見つめた。
久美子の考えている自分の演奏が新しく入部した1年生に負けていると思った事だと指摘をした。

「麗奈に隠し事ができないよね……
うん、そうだよ。
新しく入ってきた奏ちゃんの演奏が上手すぎてね。
私の演奏と比べると負けているのではないかと思い焦ってね。
焦れば焦るほど演奏が上手く吹けなくなってきてね……
もうジレンマだよ……」

久美子は、辛そうに俯いて私に自分の抱えている悩み事を打ち明けた。

「ねえ、久美子、久しぶりに一緒に演奏をしてみない?
そうね……曲は、あすか先輩からもらった楽譜の響けユーフォーニアムで良い?」

私は、楽器のケースからトランペットを出すと久美子と一緒に演奏をする事を提案した。

「麗奈と一緒に演奏……?
別に良いわよ。
今の私の演奏が麗奈についていけるかわからないよ」

久美子は、ユーフォーニアムを構えて自分の演奏が下手になっているから麗奈の演奏についていけないことを先に述べた。

「それは、構わないわよ。
下手とか気にしないで良いわよ。
久美子は、何も考えないで演奏をして……
私が久美子の演奏に合わせるから……」

私は、トランペットを構えて久美子の演奏に合わせるから久美子が好きなように演奏をする事を伝えた。

「う、うん、解ったよ、麗奈……」

久美子は、小さく頷いて私の言葉にしたがうことを伝えるとユーフォーニアムのマウスピースに口をつけた。
私も久美子の行動に合わせるようにトランペットのマウスピースに口をつけた。
それから私と久美子は、自然と一緒に演奏を始めた。
私の演奏に引っ張られるように久美子も良い演奏ができていた。
気がつくと前の演奏を比べると月とすっぽんなくらい最高の演奏ができた。
久美子が良い演奏をするとそれに答えるように私がもっと良い演奏をした。
久美子は、私にこんな演奏をさせた事が嬉しくて快感に感じて鳥肌がたった。
私と久美子は、演奏が終わると楽器から口を離した。

「嘘みたい……さっきまで全然上手く演奏ができなかったのに……」

久美子は、自分の演奏が自分の演奏でないくらい上手に演奏ができて戸惑ったように呆然とした。

「何を驚いているの……?
久美子ならばこれくらいの演奏ができて当然よ。
久美子は、焦って自分の演奏ができなかっただけよ。
どうせ久美子の事だからもっと完璧にもっと上手にって自分を追い詰めすぎたのでしょう。
そこが久美子の良いところでもあり悪いところでもあるのよ……」

私は、久美子が自分の演奏が上手に演奏できて驚いたのをみて何もおかしくないようにキョトンとして久美子ならばこれくらい演奏できて当たり前な事を伝えた。
 
「うっ……麗奈は、何でもお見通しなんだね。
は~~……なんだか細かい事に悩んでいたのが馬鹿みたいだよ。
でもだからって言っていきなりキスをするのどうかと思うよ。
麗奈が常識外れな考えなのは、解っていたけれどもね……」

久美子は、私に的確な指摘をされると私にやっぱりかなわないなって思った。
そして自分の考えていたことが馬鹿らしくなり深くため息を吐いた。
久美子は、すぐに私をじと~~と見つめていきなりキスをするのが常識外れだと指摘をした。

「むっ、それは、失礼よ。
誰にもキスをするキス魔みたいに言わないでくれない……?
言っておくけれどもさっきのキスが私のファーストキスよ。
久美子が好きだから特別にキスをしたのよ……」

私は、久美子の反論を聞いてほんのり顔赤らめてさっきが麗奈のファーストキスだと伝えた。
そして私は、久美子の事が好きだと告白をした。

「えっ、そうだったの?
その……ありがとう、麗奈の気持ちは、凄く嬉しいよ……
私も麗奈の事が好きだったから……」

久美子は、私に告白をされるとかあ~~って顔が赤くなった。
そして照れくさそうに微笑んで久美子も私の事が好きだと告白をした。

「ありがとう、久美子……
これで私達は、恋人同士だと思っても良いのよね」

私は、親愛を込めて久美子を見つめた。
そして薄く微笑んで私達が恋人同士だと言うことを確認をした。

「う、うん、もちろん私達は、こ、恋人同士だよ……
でも麗奈は、滝先生の事が好きだと思っていたよ」

久美子は、あらためて久美子と私が恋人同士だと言うのが恥ずかしくて顔を赤らめた。
そして私と久美子が恋人同士だと宣言をした。
ふと私が滝先生の事が好きだと言うことを思い出して私に滝先生の事が好きでないのか質問をした。

「滝先生の事は、好きよ。
でもそれは、音楽の指導者としての滝先生を尊敬しているだけよ。
前から何回も言っていたはずよ……」

私は、じと~~と私を見つめて滝先生は、音楽の指導者として尊敬しているだけだと何回も言った事を指摘した。

「うっ……それは、そうだけれども……てっきり恥ずかしくて本当の事を言えないだけだと思っていたよ……」

久美子は、私の言葉を思い出して自分のほっぺたを右手の人差し指で触り恥ずかしくて本当の事が言えないだけだと思っていた事を伝えた。

「やっぱりそうだったのね。
久美子って勝手に勘違いする事が多いわよね……」

私は、攻めるようにじと~~と私を見つめて私は、勘違いが多いことを指摘した。

「それは、ごめんって……
悪いと思っているよ。
そのお詫びに麗奈の言うことを何でも1回だけ命令を聞くから許してよ」

久美子は、両手を合わせて私に謝り私の命令を1回聞くことを約束をした。

「……本当に何でも命令を聞いてくれるのよね?」

私は、意味ありげに少しだけ不気味に微笑んだ。

「うっ……何でも言うことを聞くよ。
でも私のできる事にしてよね」

久美子は、私の少しだけ不気味な笑みを見て少しだけ麗奈から距離をとるように後ろに下がった。
久美子は、何でも言うことを聞くけれども久美子のできる事にしてほしい事をお願いをした。

「そうね……どうしようかな……
それならば今度は、久美子から私にキスをしてくれない?」

私は、久美子のできる事にしてほしいって言葉を聞いて口元を押さえて真剣に悩むように考え込んだ。
私は、久美子のほっぺたを触り色っぽく微笑んで久美子からキスをする事を命令をした。

「えっ、私から麗奈にキスをするの!?」

久美子は、私のお願いがキスだと解り驚いたように大声を出して驚いた。

「あら、何でも言うことを聞いてくれるんでしょう。
今更無理だと言わないわよね……」

私は、驚いた久美子の態度を見て怖いくらいにこやかに微笑んで久美子に近寄り約束をまもることを強制させた。

「うっ……解っているよ。
私の言葉に嘘は、ないよ。
麗奈にキスをしようじゃない!」

久美子は、むきになり私を床に押し倒した。

「きゃっ!?
久、久美子……?」

私は、久美子に押し倒さられると純心の乙女のような可愛らしい悲鳴をあげた。
そしてびっくりしたように目をうるわせて私を見つめていた。

「私を誘惑した麗奈がいけないんだからね……」

久美子は、私の口に自分の口を近づけてキスをした。

「んんっ……れ……んっ……いな……う………んんんっ……」

久美子は、私を求めるように激しくキスをした。

「んっ……くみ……んんっ……こ……う……んんっ……」

私は、久美子に激しくキスをされるとあまりにも激しかったために苦しそうに目をうるわせて涙目になった。

「んんっ……れい……んっ……な……う……んんんっ……」

久美子は、私の苦しそうなうるわせた瞳に何か目覚める感覚がしてさらに激しく私にキスをした。

「やっ……んんっ……く……んっ……み……こ……う……んんんっ……」

私は、あまりにも激しくキスをされたために苦しそうに涙目になりながら久美子の体を押してキスをやめさせようとした。

「んんっ……れ……んんっ……い……んっ……な……う……んんんっ……」

久美子は、目をうるわせて久美子を押してやめさせるのを無視した。
そして私が逃げられないように体をしっかりと抱き締めてさらに激しくキスをした。

「んんっ……もう……んっ……う……んんっ……ん~~~!?」

私は、久美子に激しくキスをされて体力の限界がきて体をふるわせて倒れ込んだ。

「はっ!?ご、ごめん、麗奈が可愛らしくてつい激しくキスをしすぎたよ……」

久美子は、倒れ込んだ私の体をささえて激しくキスをしすぎた事を謝った。

「は~~は~~……確かに私がキスをしてって命令をしたわよ。
でも激しくキスをしすぎよ……」

私は、久美子に体を支えられてぐったりとしながらじと~~と久美子を見つめた。
そしてキスが激しすぎたと指摘をした。

「本当にごめんって麗奈。
でもこれで許してくれるんだよね」

久美子は、私に謝り命令を聞いたから今までのことを許してくれることを確認をした。

「許すも何も初めから怒っていないわよ。
でも久美子がこんなに私を求めてくれるって事は、それだけ私の事が好きなのよね。
そう考えると嬉しいものね……」

私は、嬉しそうにほんのり顔を赤らめて恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。

「うぅ……もう麗奈ったら可愛らしいだから!」

久美子は、私の恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた姿が可愛らしくてたまらず私に抱き着いた。

「きゃっ!?
もう久美子たらいきなり抱き着いたら危ないわよ……」

私は、久美子に抱き着かれると小さく悲鳴をあげた。
でもすぐにしかたがなさそうに苦笑いを浮かべて久美子を抱き締め返してくれた。

「ごめんね、ついいつもと違う麗奈が可愛らしすぎてね」

久美子は、私から離れながら私が可愛らしかったから抱き着いた事を謝った。
私から離れたのと同時くらいに下校時間を知らせるアナウスが鳴り響いた。

「それならば帰ろうか、麗奈?」

久美子は、鞄を持つと私の方を向いて帰る事を述べた。

「ええ、帰りましょう、久美子……」

麗奈が鞄を持つと私と麗奈は、どちらともなく手を握り締めて下校道を歩いた。
私と久美子は、こうして恋人同士になった。
久美子は、私が思っていたよりもとても面白くて魅力的な女の子だった。
久美子の側にいつまで一緒にいられるか解らない。
でも久美子の側にいられる限られた時間を大切にしようと思う。

~終わり~


  • No.191 by 乃木坂桜  2019-09-22 22:40:18 

リクエストの麗奈の目線の小説を書きました。
宜しかったら読んでください。

  • No.192 by 乃木坂桜  2019-10-01 06:47:00 

ハッピーシュガーライフのしおちゃんとさとちゃんの駆け落ちに成功したIf...のストーリーの小説が途中までできました投稿しますね。
続きを書くかは、未定です。
誰かとこの続きのなりきりをしたいです。
宜しかったら読んでください。

これは、ハッピーシュガーライフの百合小説です。
登場人物は、松坂 さとうと神戸 しおです。

~私達のハッピーシュガートラベル~

私は、しおちゃんと出会ってから一緒に過ごすようになった。
それから毎日が楽しくて自分の感じた事がない新しい感情に戸惑いながらもそれが嬉しかった。
だってその感情は、しおちゃんを愛しているから感じる感情だからです。
私は、しおちゃんとの生活を邪魔をする相手が誰でも許せなかった。
だから私としおちゃんの生活を守る為にしょうこちゃんも処分した。
私は、その事で落ち込んでいるとしおちゃんに拒絶された。
でもしおちゃんの本心を聞けてしおちゃんとの距離が縮まった気がする。
しおちゃんと私だけで何か残る特別な物が欲しくて指輪を二つ買って来た。

「ただいま、しおちゃん」

私は、しおちゃんと外国に逃げる準備の買い物を済ませると自分のマンションの家に戻りマンションの扉を開けるとしおちゃんが私の帰りを待っていた。

「お帰り、さとちゃん!」

しおちゃんは、私がマンションの扉を開けて入ってくると直ぐに私に抱き着いた。

「せっかくの私達のお城を捨てる事になってごめんね、しおちゃん」

私もしおちゃんを抱き締め返すとしおちゃんに私のせいでこの場所を捨てる事を謝った。

「もうさとちゃん、謝らないの!
これからは、さとちゃんと私と一緒に考えて歩いて行くって言ったばかりだよ!」

しおちゃんは、私を押して離れると怒ったように自分の腰に両手を当てて睨むように私を見つめた。

「ご、ごめんね、しおちゃん。
これからは私達2人で歩いて行くんだものね」

私は、慌てて両手を合わせてしおちゃんに謝った。

「実は、しおちゃんにプレゼントがあるんだよ。
私達の特別な何かが欲しかったの。
だからお揃いの指輪を買ってきたんだよ。
私達の愛の誓いの印だよ」

私は、指輪が2つ入った箱を開けるとしおちゃんに指輪を見せた。

「わ~~凄く綺麗な指輪だね!
ありがとう、さとちゃん!」

しおちゃんは、指輪を見ると嬉しそうにぱーと明るい笑顔で私に抱き着いた。
私としおちゃんは、一緒にご飯を食べてからお風呂に入るいつも誓いの儀式をする外が見える大きな窓ガラスのある部屋に来た。
私は、しおちゃんの人差し指に指輪を嵌めた。
私の指に指輪を嵌めようとしたらしおちゃんが私の手を握りしめてそれを止めた。

「さとちゃんの指輪、私が嵌めてあげる!」

しおちゃんは、指輪を取ると自分が私の指に指輪を嵌めたい事を述べた。

「それならばお願いね、しおちゃん」

私は、しおちゃんに指輪を嵌めるのをお願いをした。
しおちゃんは、10分くらいかかったけれどもどうにか私の指に指輪を嵌めてくれた。
私は、白色のシーツのような布を頭から被った。

「誓いの言葉!
病めるときも健やかなるときも喜びのときも悲しみのときも富めるときも貧しいときも死がふたりを分かつまで私は、さとちゃんが大好きなことを誓います……んっ……」

しおちゃんは、誓いの言葉を言うと私の唇にキスをしてくれた。

「んっ……病めるときも健やかなるときも喜びのときも悲しみのときも富めるときも貧しいときも死がふたりを分かつまで私もしおちゃんが大好きなことを誓います……んっ……」

私も誓いの言葉を伝えると今度は、私がしおちゃんの唇にキスをした。

「明日早くこの街を出るよ。
だから今日は、寝ようか、しおちゃん」

私は、しおちゃんを抱き締めて今日はもう眠る事を優しく伝えた。

「うん、早く寝る!
さとちゃん、今日は、一緒に寝たい!」

しおちゃんは、大きく頷いて目を輝かして私を見上げて私と一緒に眠りたい事を述べた。

「良いよ、今日は、一緒に寝よう、しおちゃん」

私は、しおちゃんの頭を撫でてしおちゃんと一緒に眠る事を述べた。
私としおちゃんは、パジャマに着替えると一緒のベッドに入った。

「ねえ、さとちゃん、明日から楽しみだね。
一緒に色んなところに行こうね!」

しおちゃんは、楽しそうにニコニコしながら私を見つめて明日からの旅が楽しみな事を伝えた。

「うん、色んなところに行こうね。
最初に行く場所は、海が綺麗なところなんだよ」

私を見つめるしおちゃんが可愛らしくてしおちゃんの頭を撫でながら最初に行く場所を教えた。

「最初は、海に行くの!?
私、海に行くの初めてなんだよ。
だから凄く楽しみ!」

しおちゃんは、両手を広げて海に行く事が楽しみな事を体全体を使って表した。

「しおちゃんが喜んでくれたのならば良かった。
明日は、早いからもう寝ようね」

私は、改めてしおちゃんの体に布団をかけて眠る事を勧めた。

「うん、お休みなさい、さとちゃん!」

しおちゃんは、私に抱き着いて私を見つめてお休みの挨拶をした。

「うん、お休み、しおちゃん」

私は、抱き着いたしおちゃんのおでこにお休みのキスをした。
しおちゃんは、安心したように目を瞑ると寝息が聞こえてきた。
私は、しおちゃんが寝たのを見て目を瞑り眠った。
私は、しおちゃんがおきる前に目が覚めて私の変わりにするしょーこちゃんがある場所に向かった。
私は、指輪を外してテーブルに置いてしょーこちゃんに私の学校の制服を着せた。

「ばいばい、しょーこちゃん。
私は、しおちゃんとこの先もずっと歩いて行くからね」

私は、しょーこちゃんに別れの挨拶をすると私が犯した罪に押し潰されそうになり吐きそうになるのを我慢した。

「さとちゃん、大丈夫……?」

声をした方を向くとしおちゃんが心配そうに私を見つめていた。

「ありがとう、大丈夫だよ、しおちゃん」

私は、しおちゃんの顔を見ると安心して気持ち悪いのがとれた。

「それならばこの家を出ようか、しおちゃん」

私は、しおちゃんの手を握り締めてこの部屋を出ようとした。

「あっ!待って、さとちゃん、指輪を忘れているよ」

しおちゃんは、私がしおちゃんの手を握り締めた手に指輪がないのに気がついて指輪を忘れている事を指摘した。

「えっ!?ありがとう、しおちゃん!」

私は、指輪がない事をしおちゃんに指摘される慌ててテーブルの上に置いてある指輪を取りに戻った。
私は、指輪を大事そうに持った。

「さとちゃん、私が指輪をはめてあげるね!」

しおちゃんは、私から指輪を取ると私の指に指輪をはめてくれた。

「ありがとう、しおちゃん。
これから指輪を失くさないように気をつけるね」

私は、指輪をはめてくれて指輪を忘れているのを指摘してくれたしおちゃんにお礼を伝えた。
私としおちゃんは、電車を30分かけて空港に向かった。

「わ~~大きな乗り物!
さとちゃんとあの乗り物に乗るの?」

飛行機乗り場の中に入ると窓にべったりとくっつき見える飛行機に目を輝かせながら見つた。

「うん、そうだよ、しおちゃん。
あの乗り物は、飛行機って言うんだよ」

私は、そんなしおちゃんの様子が可愛らしいなと思い自然と笑みが浮かべて頷くとしおちゃんに大きな乗り物と言うのではなく飛行機と呼ぶのだと教えた。

「あの乗り物は、飛行機って言うだね。
やっぱりさとちゃんは、物知り博士だ!」

私が大きな乗り物の名前を飛行機だと教えてもらうと嬉しそうに両手を広げて尊敬な眼差しで私を見つめた。
しおちゃんは、私の事を物知り博士だと宣言した。

「物知り博士ってしおちゃんに言われると照れるな……」

私は、しおちゃんの行動に照れて顎を人差し指で掻きつつ言った。

「わ~~照れたさとちゃんも可愛らしい~~!」

しおちゃんは、照れた私を見て嬉しそうに私に抱き着いた。

「もうしおちゃんったら~~」

私は、しおちゃんに突然抱き着かれ慌てふためくけれども可愛らしいなぁと感じた。

「ねえ、今から行く国は、どんな国なの、さとちゃん?」

しおちゃんは、私と行く国が楽しみでしかたがなくてわくわくしたように無邪気なように目を輝かせて今から行く国の事を色々考えていた。

「今から行く国は、とっても賑やかな国なんだよ」

私は、しおちゃんにこれから行くところを伝えた。

「私、賑やかなところ好き!
えへへ~~今からその国に行くのが楽しみだね!」

しおちゃんは、次に行く国を教えてもらうと両手を後ろに広げて賑やかなところが好きな事を私に見上げるように見つめた。
しおちゃんは、今から行く国が楽しみで両手を広げて少しだけ走り回るように歩き回った。

「私達の乗る飛行機はあと30分後だから時間あるけれどもしおちゃんは、何がしたい?」

私は、しおちゃんが今から行く国が楽しみと走り回るように歩き回るのを見て本当に楽しみなんだなと思い残り30分の間に何がしたいのかと尋ねた。

「うんとね……私、何か食べたい!
だって家を出てから何も食べてないんだもん……
お腹がぺこぺこだお……」

大きく両手を広げて何か食べたい事をお願いをした。
しおちゃんのお腹がすいたことを知らせるお腹のぐ~~と音が鳴ると恥ずかしそうに顔を赤らめた。
しおちゃんは、自分のお腹を触り目をうるわせて上目遣いでさとちゃんを見つめた。
お腹の音が鳴った事を言い訳をしようとして舌を噛んでだおって言ってしまった。
舌を噛んでしまったことがますます恥ずかしくて恥ずかしそうに俯いて涙目になると泣くのを我慢をした。

「そっか……お腹が空いちゃったんだね。
確か近くにカレー屋さんとラーメン屋さんがあるよね。
どっちが食べたい?」

私は、言葉を噛んでしまうほどお腹が空いてしまっているのだと気づいた。
しおちゃんの頭をそっと撫でて優しく慰めるように言った。
カレー屋やラーメン屋の方に視線を向けてどっちが食べたいか質問をした。

「私、カレーが食べたい!
うんとね……私、すっごく甘いカレーが良いの!
それに辛いの食べられないもん……」

私は、両手を大きく広げてカレーが食べたいのを体全体で表した。
満面な笑みを浮かべすっごく甘いカレーが食べたい事を私にお願いをした。
辛いカレーの事を思い出した辛さを我慢をするように口元をふさいだ。

「分かった、ちょっと待っててね、しおちゃん」

両手を大きく広げて体全体でカレーを食べたいのを表現するしおちゃんを見ると納得したように小さく頷いた。
私は、しおちゃんに手を振ると食べ物を買うためにお店に向かった。

「ごめんね、しおちゃん。
カレーを食べるのはやっぱり時間が掛かると思う変えなかったんだよ。
その変わりにソフトクリームを買ってきたんだけども大丈夫?」

私は、数分後にしおちゃんの元にアイスクリームを二つを手に戻って来た。
その内一つをしおちゃんに手渡そうとしながらカレーを買うことが出来なかった理由を伝えた。

「お帰り、さとちゃん。
わ~~ソフトクリーム!
私、ソフトクリームも好き!
ありがとう、さとちゃん!」

しおちゃんは、私が持ってきたソフトクリームを目をきらきらさせて満面な笑みで見つめた。
私からソフトクリームを受け取るとソフトクリームを買ってくれたお礼を伝えた。
それからソフトクリームを少しだけ食べた。

「このソフトクリーム、凄く美味しいよ、さとちゃん!」

ソフトクリームを食べると満面な笑みを浮かべた。
でもしおちゃんのほっぺたにソフトクリームがついていた。

「喜んでくれたなら良かった……
でもソフトクリームでお腹が膨れないよね。
飛行機でもたくさん美味しいごちそうを食べられるよ。
だから安心してね」

私は、しおちゃんの嬉しそうな表情を見てソフトクリームを買って来て良かったと考えた。
飛行機でたくさん食べれる事をしおちゃんに教えた。

「飛行機でも沢山食べれるの!?
えへへ~~ハンバーグもあるかな、さとちゃん?」

しおちゃんは、飛行機の中に沢山の食べ物があると聞いて目を輝かせた。
ハンバーグもあるのか質問をすると両手を広げて私に色んな物が食べたくて嬉しそうに見上げた。

「しおちゃんったら食いしん坊さんだなぁ……
ハンバーグもあるんじゃないかな」

私は、あははと苦笑いを浮かべてしおちゃんが食いしん坊だなぁと思ってしおちゃんの頭を優しく撫でた。

「本当にハンバーグがあるの!?
私ね、大きなハンバーグが食べたいの!」

飛行機の中にあるハンバーグの事を思い浮かべてハンバーグが美味しいだろうなって思い嬉しそうに両手を大きく広げて大きなハンバーグが食べたい気持ちを表した。

「大きなハンバーグか~。
あったらしおちゃんに頼んであげるね」

私は、しおちゃんの体全体を使って大きなハンバーグを食べたい事を聞いてやっぱりしおちゃんは、可愛らしいなって思った。
しおちゃんに大きなハンバーグを頼むのを約束をした。

「うん、約束だよ、さとちゃん!」

私は、大きく頷いて大きなハンバーグを頼んでくれる事をお願いをした。

「あとね、さっきからほっぺたにソフトクリームが付いてるよ」

私は、ほっぺたにソフトクリームが付いているのに気が付くとティッシュを取り出してくすくすと笑った。

「えっ、どこにソフトクリームがついているの!?」

しおちゃんは、私にソフトクリームがほっぺたについていると言われると顔を真っ赤にした。
そして恥ずかしそうにして慌ててほっぺたについているソフトクリームを両手で拭こうとした。

「心配しなくて良いよ。
もうソフトクリームが取れたからね」

私は、しおちゃんにほっぺたについているソフトクリームを慌てて拭こうとするしおちゃんに満面の笑みを浮かべてハンカチを取り出してソフトクリームをハンカチで拭いた。

「えへへ~~さとちゃんのおかげで恥ずかしい思いをしなくてすんだよ。
さとちゃんが気がついてくれなかったら一日中ほっぺたについているままだったよ。
ありがとう、さとちゃん!」

しおちゃんは、ほっぺたについているソフトクリームをハンカチで拭いてくれると私が拭いてくれたのが嬉しくて私に抱き着いて私を見上げてニッコリと笑った。
そして私のおかげで恥ずかしい思いをしなくてすんだ事のお礼を伝えた。

「でもね、例えしおちゃんのほっぺたにクリームが付いていたりしてもどんなしおちゃんも可愛らしいよ」

私は、どんなしおちゃんも可愛らしいのだろうと考えて愛おしそうにしおちゃんを見つめた。

「うぅ……さとちゃんの意地悪……」

しおちゃんは、私に言われた事が恥ずかしくて恨めしそうに私を見つめた。
しおちゃんは、可愛らしくほっぺたを膨らませて私の意地悪だと伝えた。

「ご、ごめんね、しおちゃん……
でもしおちゃんは、やっぱり可愛いってことを言いたかったの」

私は、可愛らしくほっぺを膨らませて怒るしおにちょっと悪かったかなと反省してしおちゃんが可愛らしかったと言いたかっただけだと謝った。

「そうだったんだね、ありがとう、さとちゃん!」

しおちゃんは、私の言葉が悪口でないことが解り機嫌が直したように嬉しそうにニッコリと笑った。
しおちゃんは、私に可愛らしって言ってくれたお礼を伝えた。

「そろそろ飛行機に乗る時間だから行こっか、しおちゃん?」

私は、時計の針が飛行機に乗る時間を指してるのに気がついてしおちゃんに飛行機を乗る事を勧めた。

「うん、さとちゃん、飛行機に乗ろう!
えへへ~~飛行機に乗るのが楽しみだなぁ~~」

しおちゃんは、私の右手を握り締めて嬉しそうに微笑み私を見上げた。
私としおちゃんは、飛行機の搭乗口に向かって歩き始めた。

「私も飛行機に乗るの初めてだから楽しみだよ」

私は、しおちゃんの手を握り搭乗口に行くと席番号が書かれた紙を取り出した。

「さとちゃんも飛行機に乗るのが初めてなんだね!
私も飛行機に乗るのが初めてのんだよ。
うん……と……これが私とさとちゃんの初体験なんだね!」

しおちゃんは、一生懸命に言葉を考えてしおちゃんと私の初体験だと他の人が聞いたら勘違いするような発言をしてしまった。
私と手を握り締めて搭乗口に行くと座席番号が書かれた紙を取り出して飛行機の中に入り座席に座った。

「しおちゃんと飛行機に乗るのが初めて……確かにそうかも知れないね……」

私は、確かにしおちゃんと飛行機に乗るのが始めてかもしれないと思い座席に座った。

「えへへ~~さとちゃんとの初体験がどんどん増えて行くね!
これからも色々と私に教えてね、さとちゃん」

しおちゃんは、座席に座り両手を広げてこれからも色々と私に教えてほしい事をお願いをした。

「しおちゃんとの初体験が増えて私は幸せだよ……
もちろんこれからも教えるからね」

私は、座席に座りしおちゃんのお願いにもちろんと言うように頷くと自分のシートベルトを付けた。

「えへへ~~ありがとう、さとちゃん……大好き!」

しおちゃんは、嬉しそうに両手を広げて私に色々と教えてくれる事のお礼を伝えるとそんな私が大好きだと思い言葉に出して伝えた。

「私もしおちゃんの事が大好きだよ」

大好きだと言葉に出して伝えるとしおちゃんに微笑ましさを感じて様子で私も大好きとしおちゃんに気持ちを返した。

「うぅ……つけられないよ……」

スチュワーデスに飛行機が発進するからシートベルトをして下さいと言われるとしおちゃんがシートベルトを締めようとした。
でもなかなかシートベルトがつけられなくてシートベルトがつけられない事を悲しくて涙目になりおろおろとした。

「それじゃあ、シートベルトを付けてあげるね……はい、出来たよ」

私は、しおちゃんの方を向けばしおちゃんが困っているのに気づいてしおちゃんのシートベルトを付けてあげた。

「ありがとう、さとちゃんは、何でもできるんだね!」

しおちゃんがシートベルトを締めるの苦労していると私が簡単にシートベルトをつけてくれた。
私にシートベルトを締めてくれたお礼を伝えた。
しおちゃんは、何でもできる私が凄いと思い目をきらきらさせて尊敬な眼差しで私を見つめた。

「ううん、これくらい誰でもできることだよ。
だからしおちゃんもできるようになるよ」

しおちゃんが目をきらきらさせて尊敬な眼差しで見つめてくるしおちゃんに私は、シートベルトを付けるのは誰でも出来る事だと伝えた。

「えっ、私でもできるようになるの、さとちゃん!」

しおちゃんが私にしおちゃんでもシートベルトをつけれるようになるって言葉を聞いて目をきらきらさて自分でもシートベルトをつけれるようになるのか確認をした。

「さとちゃん、これからも色々と教えてね!」

しおちゃんは、私に色々と教えてもらってできるようになるのが嬉しくて私に色々と教えてほしいとお願いをして座席に深く座った。

「うん、もちろんだよ、しおちゃん!」

私は、しおちゃんの質問に強く頷いてもちろんだとにっこり微笑み答えた。

「ありがとう、さとちゃん!
さとちゃんは、いつも私に色んな事を教えてくれるね。
さとちゃんは、物知り博士だよ」

しおちゃんは、シートベルトをしているために感謝の気持ちを伝える為に私に抱きつけなかったけれどもそのかわり私の右手を握り締めてニッコリと笑いいつもしおちゃんに色々と教えてくれる私に感謝の気持ちを伝えると私が物知り博士だと褒めた。

「物知り博士だなんて……照れちゃうよ……」

私は、顔を赤くして物知り博士だと言われた事に照れてしまった。

「さとちゃん、飛行機が動き出すね!
胸がドキドキするよ!」

放送アナウンスで飛行機が動き出す事が聞こえて来ると飛行機が動き出し初めた。
しおちゃんは、飛行機が楽しみで満面な笑みを浮かべて私を見上げた。

「そうだね...…これからどんなことが待ってるのかな...…」

私は、しおちゃんに微笑んだままそっと独り言を呟いた。

「うん、そうだね!
うんとね……さとちゃん、海に行ってみたいの!」

私がこれから色んな事が起こるのか楽しみだと言う言葉を聞いてしおちゃんは、少しだけ両手を広げて海に行ってみたい事を私にお願いをした。

「海か~~、ちょうど今回行くところが海が綺麗な場所なんだよ。
だからちょうど良かったかも知れないね!」

私は、今回行く国は海が綺麗な場所だと言う事を思い出すと微笑みながらしおちゃんにそれを伝えた。

「えっ、そうなの!?
私ね、海でいっぱい泳ぎたいの!
でも私は、水着を持っていないの……
どうしよう、さとちゃん……」

私に海のある場所に行くと言われて嬉しそうに両手を広げて海でいっぱい泳ぐ事を宣言した。
でもふと水着を持っていない事に気がつくと水着を持っていない事を悲しそうに呟いた。
そして私に助けを求めるように目をうるわせて涙目で私を見上げるように見つめた。

「大丈夫だよ、しおちゃん、実は、こんな事もあるかなぁと思ってしおちゃん用に水着を買ったんだよ」

しおちゃんが目をうるわせ涙目で言う相手に大丈夫だとしおの頭を撫でながら言った。
そしてしおちゃんを安心させるようににっこり微笑んだ。

「えっ、本当に!?
ありがとう、さとちゃん!
それならばいっぱい泳げるね!
海って水が沢山あるんだよね。
私、すっごくすごく楽しみなの!」

さとちゃんに私の水着があると聞くとさっきまで泣きそうな表情の後と思えないほど嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
そして両手を大きく広げて海が楽しみな事を体全体を使い表した。

「うん、そうだよ!
私もすっごく楽しみだなぁ...…」

しおちゃんが海が楽しみだと答えるように頷いた。
そしてしおちゃんと海に行けるなんてと考えると自分も楽しみでしかたがなくなった。


「うん、海、凄く楽しみ!
さとちゃん、私ね、海って初めてなの!
だから海についたら泳ぎ沢山教えてね」

しおちゃんは、両手を広げて海が楽しみな事を体全体を使い表した。
それから泳いだ事がないから私に泳ぎを教えてほしいことを子犬みたいに目をうるわせてお願いをした。

「そっか……しおちゃんは、海に行くのが初めてなんだね……
色んな泳ぎ方をたっくさん教えるからなんでも聞いてね」


私は、しおちゃんとの毎日や過去の事を考えると相手は確かに海に行ったことが無いと言う事に気付いた。
そして泳ぎをなんでも教えるからと伝えた。

「ありがとう、さとちゃん。
うん、色んな泳ぎ方を教えてね、さとちゃん。
うんとね、カエルさんみたいな泳ぎ方をしたいの!」

しおちゃんは、私に泳ぎ方を教えてくれるって言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑った。
そして大きく両手を広げてカエルさんみたいな泳ぎ方の平泳ぎを教えてほしい事をお願いをした。





  • No.193 by 加賀いろは  2019-10-02 01:35:43 


こちらレス遅くなってすみません
ちょっと小説の感想を書くのに時間がかかりそうだったので手を付け損ねてました

まずはいつも小説ありがとうございます
今回も楽しく読ませていただきました

響け、の方は桜のオリジナルっぽい話の内容で、アニメともわたしたちのなりきりとも少し違ったふたりのやりとりを楽しく読ませてもらいました
麗奈と滝先生のやりとりも実際にこんな感じっぽくて感心しました
そして恒例(笑)のキスシーン、今回もありましたね
ごちそうさまです
締めの最後の一文がわたしは好きです

はぴしゅが、の方は見たのが比較的最近なので小説を読みながらシーンが思い浮かんで思わず涙ぐんでしまいました
誓いの言葉、いいですね
さとちゃんとしおちゃんのやりとりがすごくらしくて、とても癒されました
アニメのふたりの終着点もすごくいいですけど、やっぱり幸せに暮らすふたりというのもすごく見てみたくて
ここで終わるとまだなにかトラブルが起きそうで怖いので、ぜひ少なくとも海が綺麗な国に行くところまでは読んでみたいな、って思います
あと、だれかと、なんて寂しいこと言わないで、しよう、って言ってほしいな
なんて

ということで、簡単ではありますが感想でした
改めて、いつもありがとうございます
お疲れさまでした

  • No.194 by 加賀いろは  2019-10-02 02:29:42 


本筋のレスしておきます

菫ちゃん、いましたねっ
すっかり存在を忘れてました
って、わたし、そこまで見てないはずなのになんで存在を知ってるのか我ながら謎ですが
執事の斎藤さんの娘?孫?でしたよね、たしか
けいおん!見たいけど時間が……
見るものが多すぎです~

ソーマもマンガはずっと見てましたが十傑のあたりで止まってますね
ってか、ソーマって連載終了したんですね!
知らなかった…

小林さんち~はわたしも見てました
おもしろかったですよね
2期は事件の影響もありますしまだいつからとかは決まってないみたいですね
残念です

プリプリ、ですが劇場版が来年4月公開に決まったみたいですね
少し先ですが待ち遠しいです
それからスレのタイトルですが「嘘つきはスパイの始まり」にしようかなと思いますがどうでしょう?
ホントは本編のサブタイトルみたいに英語の言葉遊びみたいにしたかったのですがわたしの英語力ではムリでした……

  • No.195 by 乃木坂桜  2019-10-07 05:59:07 

いえ、気にしないでください。
ゆっくりと行きましょう。

小説を読んでいただいてありがとうございます。
私の小説を読んでくれたためにレスが遅くなられたのならば感謝するほどです。

いえ、こちらこそいつも小説を読んでいただいてありがとうございます。

感想ありがとうございます。
いえ、お粗末様でした。
最後の一文は、映画の麗奈が久美子に話したいつまで久美子の側にいられるだろうって言葉からヒントをもらいました。
私の小説をこんなにも理解していただいて嬉しいです。
私から見た久美子と麗奈のやりとりは、こんな感じに感じました。

そう言ってもらえると嬉しいです。
それならばハッピーシュガーライフの続きを暇なときにでも続きを書いてみますね。
はい、2人には、幸せな生活をしてほしいです。
ありがとうございます。
では、この続きでなくても良いですが駆け落ちに成功したIf...の世界のなりきりの相手をよろしくお願いいたしますね。

ためになる感想をありがとうございます。
いえ、いつも読んでいただいてありがとうございます。
今は、高校生と子供の百合のオリジナルの小説を書いているところですからできましたらまた読んでくださいね。

はい、執事の斎藤さんの娘さんだったと思います。
薫ちゃんと紬ちゃんのやりとりを見て見たいです!

けいおんは、いつも見ても良いですよね!
確かにいろいろと見る物が多すぎます。
たまっている作品が、6作品以上あります。
休みの日に2作品の消化がせいいっぱいですから大変です。
映画も見に行かないといきませんからさらに大変です……

はい、ソーマは、終わったみたいですね。
ミスター味っ子みたいで面白いです。

小林さんは、面白いですよね。
小林さんが最終回でトールの事を自分の物と叫んだのは、萌えました!

そうですよね……あの事件は、悲しかったです……

プリプリの映画は、楽しみですよね!
なりきりのタイトルは、素敵で気に入りました。
では、それでお願いいたしますね。
ついでに英語は、A liar is the beginning of a spyです。
フランス語は、Un menteur est le debut d'un espionです。
スペイン語は、Un mentiroso es el comienzo de un espia.です。

一応書いておきますね。


  • No.196 by 加賀いろは  2019-10-09 23:28:32 


いつも思って感心するんだけど…

いろんなキャラのセリフや場面、よく覚えていますよね!

麗奈のセリフとか、小林さんのセリフとか

わたし、見たはずなのにぜんぜん覚えてないや

スゴい!

次の小説も楽しみにしていますね
こちらこそありがとうございます!
ところで、乃愛、紳、桜の続きはどうかなぁ…(チラッ←

はぴしゅがのなりきり、ぜひお願いしたいですけど最近少し心配が…

キャラが違うとはいえ、どうしても反応や対応が似通ってきて
わたしとばかりじゃツマンナイんじゃないかなって

それはともかく
プリプリのスレ建てしました
「嘘つきはスパイの始まり~A liar is the beginning of a spy~」
です
ぜんぜん待ってないから
早く来なくてもいいからねっ←

  • No.197 by 乃木坂桜  2019-10-11 06:50:21 

いえ、うろ覚えです……
小林そんも麗奈も百合目線で見ていますからどうしても印象が強くなります。
うろ覚えですが……

そう言ってもらえると嬉しいです。
次の小説は、高校生受け小学生ぐらいの子供攻めです。
とにかく子供が暴走してありえない発言をします 。
この小説の次から乃愛、紳、桜の続きを書いてみますね。
次の小説でとりあえず完結すると思います。

いえ、いろはさんの違うキャラクターの演じるのが上手いですから気にしないでください。
ですからぜひハッピーシュガーライフの相手をよろしくお願いいたしますね。

プリプリの掲示板を作ってくれてありがとうございます。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたしますね。


  • No.198 by 乃木坂桜  2019-10-12 16:39:43 

今書いている小説は、この続編になります。
宜しかったら読んでください。


これはオリジナルの百合小説です
約一名暴走します
登場伽羅は全員女性です
登場伽羅は白鳥つぐみと逢見藍沙です
白鳥つぐみは高校三年生で逢見藍沙は9歳です

~暴走幼女藍沙ちゃん~

~第一話~

私とその子との出会いは、突然でした。
そして今から起きるはちゃめちゃの学園生活の前触れでしかなかったりします。

「つぐみお姉様、好きです!
藍沙と付き合ってください!!」

手紙で公園に呼び出されて公園にきたらそこには可愛らしい女の子がいた
そうとても可愛らしい女の子……いや、正確には幼女だった……

「名前は、なんていうの?」

つぐみは、冷静に対応しようとした。
そしてできるだけ落ち着きながら誰なのか女の子に質問した。

「名前は、逢見藍沙、年は、9歳です」

藍沙ちゃんは、無邪気ににっこりと笑い自己紹介をした。
9歳だったんだ、うん、さすがに子供には、手は出せないよね

「ごめんね、子供とは、付き合えないからね」

つぐみは、すぐにきっぱりと交際の断りをした。

「嘘だ!!」

藍沙ちゃんは、凄い顔で声をあらわにした。

「ひっ!?」

藍沙ちゃんのあまりにも豹変ぶりの表情に驚いて後ろに後ずさった。

「大丈夫です!
つぐみお姉様を楽しませる事が出来る自信はあります!」

藍沙ちゃんは、凄い勢いでつぐみの顔に自分の顔を近づけた

「それは、どういう意味?」

つぐみは、嫌な予感しかしなかったがとりあえず聞き返した。

「もちろん子作りです……」

藍沙ちゃんは、顔を赤らめて両手で自分の顔を隠した。
そして恥ずかしそうに照れながら述べた。

「ちょっとストップ!
子供がそんな事を言ったら駄目だよ!」

つぐみは、藍沙ちゃんの肩を触り言い聞かせるように話した。

「たちでもねこでも攻めでも受けでも自信はあります!」

藍沙ちゃんは、真剣な表情でじっとつぐみを見つめた。

「あ、あの、藍沙ちゃん……?」

つぐみは、冷や汗をかきながら戸惑いだ。

「それに藍沙はぴちぴちの子供ですから問題はありません」

藍沙ちゃんは、胸をはり自信満々に自慢をした。

「ぴちぴちって若すぎる!」

私は、藍沙ちゃんの事を幼すぎる事を指摘をした。

「日本人は、ロリコンだって相場が決まっています!」

藍沙ちゃんは、親指を立ててすがすがしいくらいにこやかの笑顔でつぐみを見つめた。

「いや、それは一部の人だけだからね」

つぐみは、有無言わずに突っ込みをいれた。

「どうしても駄目ですか……?」

藍沙ちゃんは、目をうるわせて上目遣いでつぐみを見つめた。

「本当にごめんね、藍沙ちゃん……」

つぐみは、申し訳なさそうに話して

「解りました。
ではこれにサインしてくれたら諦めます」

藍沙ちゃんは、一枚の紙をつぐみに渡した。
書類の最初に結婚届けと書かれていた。

「これって結婚届けじゃない!?」

つぐみは、予想のつかない物を渡されて紙を破こうとした。
でも寸前で破くのを踏み止まった。

「お姉様の両親にもお姉様との結婚の許可は取っています。
それに藍沙の両親も結婚の許可をとっていますから安心してください!」

藍沙ちゃんは、結婚許可の用紙につぐみの両親と藍沙ちゃんの両親の名前が書かれている署名を見せた

「てっ私の両親は、なにをしてるのさ!!」

つぐみは、両親のとんでもないことをしたことに驚いて大声で叫んだ。

「さあ、サインをしてください!」

藍沙ちゃんは、ニコニコしながらボールペンをつぐみに渡そうとした。

「いや、無理だからね」

つぐみは、結婚届けとボールペンを藍沙ちゃんに返した。

「どうしても駄目ですか……?」

藍沙ちゃんは、泣きそうに目をうるうるうるわせながらつぐみを見つめた。

「藍沙ちゃん、ごめんね。
今は、誰とも付き合うつもりがないんだよ……」

つぐみは、藍沙ちゃんの目をうるわせた表情を見て良心が痛んでできるだけ優しく藍沙ちゃんのお願いを断った。

「今は付き合うつもりがないのだったらまだ藍沙にもチャンスはあるんですよね」

藍沙ちゃんは、ぱーと明るい笑顔でつぐみを見つめた。

「いや、それは………」

つぐみは、これ以上断るのは、気がひけて言葉を濁した。

「覚悟してください、必ずつぐみお姉様と結婚してみせますからね」

藍沙ちゃんは、つぐみに人差し指を指して恋の宣戦布告をした。

「ハードルがあがってるよ!
付き合ってもいないのに結婚てどんだけだよ!」

私は、藍沙ちゃんの願いが高すぎる事を指摘した。

「大丈夫です。
夢は大きく持つことにしていますから」

藍沙ちゃんは、自分の腰に両手を当てて自信満々に話した

「夢がでかすぎだよ!」

私は、すぐに夢がデカすぎる事を指摘をした。

「では早速帰ってつぐみお姉様を落とす作戦会議をしてきますね。
さようなら、つぐみお姉様」

藍沙ちゃんは、つぐみの言葉を聞かず突っ走るみたいにふかふかとお辞儀をして挨拶をした。
それからすぐに公園を走って去って行った
この時は藍沙ちゃんがあんな行動をとるとは思ってもみなかった。
そして次の日の学校でとんでもないことになる。

「それでは授業を始める前に転校生を紹介する。
良いぞ、入ってこい」

先生は、教室の閉まっているドアの方を向いて呼びかけた。
すぐに誰かが教室に入ってきた。
そして教室に入ってきたのは、よく知っている女の子だった。

「な、なんで……?」

今、教室の前に立っている転校生の人物が意外すぎた。
つぐみは、その出来事があまりもの予想を超えていて思考回路がついていかずにいた。
私は、ただ呆然と教室に入ってきた女の子を見つるしかできなかった。
女の子は、チョークで黒板に自分の名前の逢見藍沙って書いた。

「逢見藍沙です、年は皆さんよりも年下の9歳ですがよろしくお願いします」

藍沙ちゃんは、ふかふかと頭を下げて自己紹介をした。

「ごほん、それからつぐみお姉様は藍沙の婚約者ですから手を出したら許しませんから覚えてくださいね」

藍沙ちゃんは、1回咳をすると教室のクラスメート達を見渡してつぐみの婚約者発言をすると誰にも文句を言わせなさそうににこやかに微笑んだ。

「ぶっ!?」

つぐみは、藍沙ちゃんのあまりにものとんでもない発言を聞いて唾を吐き出そうとした。

「ねえ、聞いた?
つぐみさんたら子供に手を出したらしいわよ」
「つぐみはロリコンだった、人は見かけによらないね」
「子供に手を出すなんて最低よね」

クラスメート達は、つぐみを冷めた目で見つめ悪い口を噂し始めた。
うぅ……クラスメートの視線が痛いよ…………

「あ~~藍沙は9歳だが外国で飛び級をしていて大学を出ていてな。
でも高校に通ってみたいとの本人の強い要望でこのたびこの学園に転校することになった。
気軽なく仲良くしてやれよ……」

先生は、面倒くさそうに自分の髪を触った。
そして先生は、藍沙ちゃんが学校に転校した理由を簡単に説明をした。
そうこれは私と藍沙ちゃんのこれから始まる波乱万丈の学園生活の幕開けでしかなかった
うぅ……私の平穏な学園生活を返してよ…………
本当に心の底から泣きたくなった……

~つづく~

  • No.199 by 加賀いろは  2019-10-19 02:11:26 


またまた楽しい小説をありがとうございます!

いろいろツッコミどころはありますが、まぁおもしろければよいのかな、と
いや、むしろツッコミ待ち?←
藍沙ちゃんがどうしてつぐみさんのことを好きになったのか、作品最大の謎はおいおい解明されるものと期待しておきますね
またぜひ続き、読ませてくださいね!

リクエスト、聞いてくださってありがとうございます
無理なさらずに、のんびりで大丈夫なので楽しみに待っていますね

そんなふうに言ってもらってありがとうございます
もしある程度演じ分けできているならそれは桜が上手に相手してくれているからだと思います
わたしでよければハッピーシュガーライフのなりきりのお相手もさせてくださいね
わたし、さとちゃんをさせてもらっていいですか?

  • No.200 by 乃木坂桜  2019-10-19 15:26:53 

いえいえ、小説を読んでいただいてありがとうございます。

藍沙ちゃんがどうしてつぐみさんのことを好きなのかは、意外な理由があります。
そして藍沙ちゃんの危ない考えの理由も意外な理由があります。

そしてこの先は、さらに藍沙ちゃんが暴走します。
変態的な意味でです(笑い

ありがとうございます。
また続きを読んでくださいね。

いえ、リクエストを貰えるのが小説家?の生きがいです!
毎回リクエストありがとうございます。

そういってもらえるのは、なりきりをしてもらえる私にとって最高の誉め言葉です。
でもいろはさんが相手のお陰です。
ありがとうございます。

では、いろはさんがさとちゃんをよろしくお願いいたしますね。
私がしおちゃんをやらせてもらいますね。
掲示板は、どちらが作りますか?

  • No.201 by 加賀いろは  2019-10-24 05:48:31 


ずいぶん思わせ振りな予告ですね!
どんなサプライズがあるのか楽しみにしておきますね
そして藍沙ちゃんの暴走がセイチャの規約に触れませんよう!(笑)

そういえば、「わたし、能力は平均値でっていったよね」見てますよ
すごくおもしろい!
マイルちゃん、可愛い♪

秋アニメ、なに見てますか?
オススメあったら教えてくださいね

「はぴしゅが」のスレ建てはお願いしてもいいでしょうか?
ふたりだけの甘いハッピースイートホームをお願いします!

  • No.202 by 乃木坂桜  2019-10-25 23:22:38 

はい、楽しみにしていて下さいね。
藍沙ちゃんの謎が解けるのは、最終回間近になると思いますからまだまだ先ですね。
大丈夫ですよ。
表現をぼやけさせますからね。

はい、わたし、能力は平均値でっていったよねって良いですよね。
漫画とアニメは、少しだけストーリーを変えているみたいですね。
マイルちゃんの百合要素がもう少しだけほしいですね。

アズールレーンと放課後さいころ倶楽部がお勧めですよ。

前期のアニメは、ソウなんですとグランベルムと戦姫絶唱シンフォギアXVとRe:ステージ! ドリームデイズ♪と魔王様、リトライ!とまちカドまぞくととある科学の一方通行を見ていました。

ふたりだけの甘いハッピースイートホームって言う掲示板を作りましたから宜しかったら来て下さい




  • No.203 by 加賀いろは  2019-10-28 10:43:12 


表現がぼやけるだけで、することはしちゃうんですね!
オブラート3枚重ねでお願いします(笑)

「平均値~」は原作と少し流れが違うのですね?
確かにアニメはあまり百合要素ないですよね
これからに期待でしょうか

「アズレン」と「さいころ」はどっちも見てます!
特にアズレン、いいですね

「まちカド~」おもしろかったですね2期期待です
あとは録画して見れてないものばかりで…
なんとか少しずつ見ていきたい

今見てるアニメで「旗揚げ!けものみち」というのがスゴくおもしろいですよ

スレ建てありがとうございます
そちらもよろしくお願いします!

  • No.204 by 乃木坂桜  2019-10-28 12:41:28 

はい、解りました。
でもほぼ寸止めで終わる感じになります。
放送禁止用語も使えませんからね。

はい、平均値は、これからの展開に期待ですね。
でも漫画のストーリーを軽く追い抜く感じがします。
マイルちゃんの学生時代は、してほしいです。
あとは、学生時代の親友の再会もしてもらいたいです。

はい、アズレーンは、艦隊コレクションと同じ物を感じましたから楽しみです!


まちカドは、シャミ子の残念さとシャミ子を手玉にとる桃に萌えました。
あとは、お約束のこれで勝ったと思うなよの一言につきますね。

旗揚げ!けものみちは、面白そうですよね。
とっていますから前期のアニメが 見終わったら見てみますね。

いえいえ、向こうのハッピーシュガーライフの掲示板でもよろしくお願いいたしますね。

  • No.205 by 乃木坂桜  2019-11-24 21:12:19 

暴走幼女藍沙ちゃんの続編ができましたから投稿しますね
宜しかった読んで下さい。


~注意事項~

これはオリジナルの百合小説です
カップリングは、高校生17歳×子供9歳です。
約一名幼女が暴走します
登場伽羅は全員女性です
登場伽羅は白鳥つぐみと逢見藍沙です
白鳥つぐみは高校三年生で逢見藍沙は9歳です。
子供が18禁すれすれの変態的な発言と行動をして暴走をします。
苦手の方は、注意してください。
藍沙ちゃんのしたことを実際にしたら犯罪になるから絶対に真似をしないで下さい。
純恋愛だと思って読まれた方の気分を害される場合がありますから注意してください。
18禁では、ありませんがエロいシチュエーションもあります
この掲示板に不適切だと言う苦情がありましたら消去する場合がありますからご理解よろしくお願いいたします。

~暴走幼女藍沙ちゃん~

~第2話~

藍沙ちゃんが転校してきてその日の最初の休み時間に藍沙ちゃんの回りに人が沢山集まって質問攻めに合っていた。

「よう、つぐみ、大変だったみたいだな。
まさかつぐみが子供が好きな特殊な人種だと思わなかったよ」

声をした方を向くと金髪でショートヘアーの背丈が180ぐらいの女性がたっていた。
彼女の名前は、アイリス・スカーレット。
イギリス人と日本人のハーフで同級生で私の親友だ。
アイリスは、楽しそうに口元を押さえてクスクスって笑っていた。

「はぁ~~もうやめてよ……
そんなわけないでしょう……」

私は、クラスメートから軽蔑な眼差しで見られたばかりだった。
それなのに親友からもからかわれると精神的に疲れて軽くため息を吐いた。

「そう落ち込むなよ。
冗談だからさ」

アイリスは、私の態度があまりにも落ち込んでいるのを見てその様子が可笑しいと思って口元を押さえてクスクスと笑った。

「そう言う冗談は、止めてくれよな……
本当に疲れているんだからさ……
ごめん、トイレに行って来るね」

私は、アイリスの態度に嫌気を感じて軽くため息を吐くと椅子から立ち上がった。

「ああ、行ってらっしゃい。
きばって来いよ」

アイリスは、軽く右手を振って親父ギャグ並みの下ネタを述べた。

「女の子がそんなことを言わないの」

私は、アイリスの頭を軽く叩くとトイレに向かう為に教室を出ていった。

「待って下さい、お姉様。
私も一緒にトイレに行きます。
かまいませんか、お姉様?」

私が教室を出ると藍沙ちゃんが私の後を追いかけて近づいてきた。

「まあ、一緒にトイレぐらいかまわないよ」

私は、さすがに藍沙ちゃんとトイレに行っても何もおきないと思い了承をした。

「ありがとうございます、お姉様」

私と藍沙ちゃんは、トイレに向かった。
トイレに入るとそのまま個室に入った。
藍沙ちゃんも私と同じ個室に入ってきた。

「あ、あの、藍沙ちゃん、なんで私と同じ個室に入ってくるのかな?」

私は、同じ個室に入ってきた藍沙ちゃんに戸惑いながら見つめた。

「えっ、だってお姉様と同じ個室に入らないとお姉様のトイレの後始末ができないじゃないですか」

藍沙ちゃんは、さも当然のようにきょとんとしながら後始末発言をした。

「あ、あの……藍沙ちゃん、後始末ってなんなのかな?」

私は、藍沙ちゃんの発言の予想ができたけれども冷や汗をかきながらとりあえず後始末は、なんなのか質問をした。

「それは、もちろん拭いたり吹いたり舐めたりです……」

藍沙ちゃんは、顔を赤らめながら私にする事を伝えた。

「って何を拭いたり吹いたり舐めたりなのよ!」

私は、藍沙ちゃんの問題発言を聞いて大声で突っ込みをいれた。

「それは、もちろんあ……」

私は、藍沙ちゃんの放送禁止用語を言おうとしたから慌てて藍沙ちゃんの口を鬱いで藍沙ちゃんの言葉を止めた。

「藍沙ちゃん、子供がそんな下品な言葉を言ったら駄目だよ!
それで手に持っているスマホは、何かな?」

私は、藍沙ちゃんの手に持っているスマホを指差してそれで何を撮るつもりなのか質問をした。

「もちろんお姉様のしているところを撮影じゃなくて成長記録を残す為です!」

藍沙ちゃんは、親指を立てて盗撮宣言を堂々とした。

「いや、それは、盗撮だよね!
とにかく個室から出る、藍沙ちゃん!」

私は、無理矢理藍沙ちゃんを個室から外に出した。

「そんなぁ~~お姉様のいけずですぅ~~
中に入れてください、お姉様ぁ~~」

藍沙ちゃんは、トイレの個室の外で情けない声をあげた。
私は、藍沙ちゃんの言葉を無視してトイレをすませた。
個室を出ると藍沙ちゃんが満足な笑顔を浮かべて個室の前に立っていた。

「お疲れ様です、お姉様、早かったですね」

藍沙ちゃんは、すがすがしいほどの笑顔を浮かべて答えた。
でも藍沙ちゃんの手には、何か手に握られていた。

「トイレでお疲れ様ですは、ないと思うよ。
それで、藍沙ちゃん、手に持っているのは、何かな?」

私は、藍沙ちゃんが手に持っている物を何かなんとなく解ったけれども取り敢えず質問をしてみた。

「はい、これは、ICレコーダーです」

藍沙ちゃんは、ICレコーダーを持っているのが当然ニッコリと笑いながら手に持っている物を教えた。

「それで藍沙ちゃんは、何でICレコーダーを持っているのかな?」

私は、藍沙ちゃんの答えが解っていたけれども確認の意味でなぜICレコーダーを持っているのか質問をした。

「それは、お姉様がしているところの音声を録音……じゃなくてお姉様の成長を記録するためです!」

藍沙ちゃんは、素直に答えようとして慌てて言いなおした。

「ふ~~ん、なるほどね。
私の成長の記録をとっていただけね……」

私は、藍沙ちゃんの言葉を聞いてこれでもかってほどのニッコリと笑い聞き返した。

「はい、お姉様の成長の記録です!」

藍沙ちゃんは、自分のした事がさも当たり前のように自信満々に答えた。
私は、無言で藍沙ちゃんの持っているICレコーダーを奪うと録音した音声を全て消去した。

「あ~~お姉様、何をするんですか!?
せっかく後で楽しもうと思ったのにデータを消すだなんて酷いです!」

藍沙ちゃんは、涙目でデータを消した事の文句を私に言った。

「酷いじゃないよ。
そんな物は、残さなくて良いものだよ」

私は、軽く藍沙ちゃんの頭を叩いて記録に残さなくて構わない事を述べた。
それからぶつくさ文句を言っている藍沙ちゃんを置いて自分の教室に戻った。
それからあっという間に昼休みの昼御飯の時間になった。

「お姉様、少しだけよろしいでしょうか?
実は、お姉様の弁当も作りましたから宜しかったら一緒に食べませんか?」

四時間目が終わると藍沙ちゃんが弁当を二つ持って私の席に来た。

「藍沙ちゃんが私に弁当を……?
それは、構わないよ。
ありがとう、藍沙ちゃん。
遠慮なく弁当をもらうね」

私は、藍沙ちゃんから弁当を受け取ると藍沙ちゃんと一緒に弁当を食べる事を了承した。
私と藍沙ちゃんは、この学校の生徒で一部の人しか知らない学校の裏庭にある桜が咲いている大きな桜の木の前に向かった。

「凄く幻想的ですわ……
こんな場所が合ったのですわね……」

藍沙ちゃんは、裏庭の桜の咲いている大きな桜の木の前に来ると子供らしく目をキラキラと輝かせて桜の木を見上げた。

「気に入ってくれたのならば良かったよ」

私は、子供らしく無邪気に笑う藍沙ちゃんが可愛らしく心が和みながら藍沙ちゃんを優しく見つめた。
藍沙ちゃんは、鞄から敷物を出すと桜の前にひいた。
私と藍沙ちゃんは、敷物の上に座り弁当を開けるとウサギの顔のキャラ弁が出てきた。

「へ~~可愛らしい弁当だね。
藍沙ちゃんが弁当を作ったの?」

私は、感心しながらウサギのキャラ弁を見つめて藍沙ちゃんが弁当を作ったのか質問をした。

「はい、私(わたくし)が弁当を作りました。
あんまり上手くできませんでしたから恥ずかしいですわ……」

藍沙ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめ俯いた。
そして弁当があんまり上手にできてない事を恥ずかしそうに伝えた。

「恥ずかしがる事は、ないよ。
見た目も匂いもこんなにも美味しそうだもん。
藍沙ちゃんがこんなにも料理が上手だなんて見直したよ。
これならばいつお嫁さんになっても大丈夫だよね」

私は、弁当の匂いを嗅いで味も美味しそうだと思った。

「本当ですか!?
それならばお姉様のお嫁さんにしてください!」

藍沙ちゃんは、私の顔に自分の顔を近づけて私のお嫁さんにしてほしい事をお願いをした。

「それは、それ、これは、これだよ。
藍沙ちゃんをお嫁さんにもらうつもりないからね」

私は、軽く藍沙ちゃんの頭を叩くように撫でて藍沙ちゃんのお嫁さんになるつもりがない事を伝えた。

「それは、残念です。
でも私(わたくし)もお姉様と結婚をするの諦めていませんわ。
いつかお姉様を私(わたくし)に振り向かせてもらいますわ。
覚悟してくださいね、お姉様」

藍沙ちゃんは、右手の人差し指の自分の唇を触り色っぽく微笑んで自分の決心の気持ちを伝えた。

「うっ……はい、はい、勝手に言ってなさい。
弁当を食べさせてもらうね」

私は、藍沙ちゃんの子供と思わないほどの色っぽさに胸がドキッてときめいてわざと素っ気なく答えた。

「はい、どうぞ食べて下さい、お姉様」

藍沙ちゃんは、私の態度を見て全て解っているようにクスって笑った。
そして右手を私の持っている弁当に向けて弁当を食べる事を勧めた。

「いただきます。
んっ……なかなか美味しいよ。
このウインナーなんか絶妙な焼き加減だよ」

私は、両手を合わせていただきますをすると弁当のおかずを食べた。

「それならば良かったですわ。
お姉様、あ~~ん……」

藍沙ちゃんは、卵焼きをお箸で掴むと私の方に向けた。

「えっ……?
あ、あぁ……自分で食べれるから良いよ」

私は、藍沙ちゃんにお箸で掴んで向けられると顔を赤らめた。
そして自分の照れを隠すように自分でお箸をおかずを掴んで食べた。

「そうですか……それならばしかたがありませんわね……
んっ……んんっ……」

藍沙ちゃんは、私に向けたおかずを食べなかったのを残念そうに微笑んだ。
そして少しだけ何かを考え込むと私に向けたおかずを自分の口に入れて良く噛んだ。
そして藍沙ちゃんは、私を押し倒すとそのまま口移しでおかずを食べさせた。

「んっ……んんっ…………んんんっ!?
……ゴックン……」

私は、藍沙ちゃんに口移しで無理矢理食べさせられた。
私は、あまりもの突然な出来事で発情したようにうっとりと呆然と藍沙ちゃんを見つめた。

「お姉様、ごちそうさまでしたわ」

藍沙ちゃんは、私の様子を見て満足そうに右手の人差し指で藍沙ちゃんの自分の唇なぞるように触り色っぽく微笑んだ。

「お姉様、他も食べさせましょうか?」

藍沙ちゃんは、私の唇を右手の人差し指でなぞるように触り色っぽく微笑んだ。

「それは、謹んでお断りします!
今度同じ事をしたら許さないからね!」

私は、慌てて藍沙ちゃんから離れて両手を大きく振って食べさせてもらうのを断る事を意識表現で表した。

「大丈夫ですわ、お姉様。
お姉様の嫌がる事は、なるべくしませんわ」

藍沙ちゃんは、私の態度を見て口元を右手で隠して楽しそうにクスクスと笑った。
そして私の嫌がる事は、しない事を約束した。
私は、藍沙ちゃんの子供とも言えない仕草に胸をドキドキと高鳴った。
そして放課後になると藍沙ちゃんが私のところに来た。

「お姉様、一緒に帰っても宜しいですか?」

藍沙ちゃんは、お散歩が待ち遠しい子犬みたいな表情で私と帰りたい事を上目遣いで見つめながらお願いをした。

「別に構わないけれども藍沙ちゃんの家は、何処なの?」

私は、藍沙ちゃんと帰っても構わないと思うのと同時に藍沙ちゃんの家の場所が気になった。

「えっ、お姉様、お姉様の親御さんに聞かされていないのですか?」

藍沙ちゃんは、きょとんと首を傾げて私との事を聞かされていないのか質問をした。

「えっ、聞かされていないよ。
どういうことなの?」

私は、間抜けな顔のままきょとんとしながらなんのことか質問をした。

「一応お姉様のお母様から手紙を預かっていますわ」

藍沙ちゃんは、鞄から一枚の封筒に入った手紙を渡してくれた。
私は、封筒の中から手紙を広げた。

「えっと……なんて書いているんだ……
『やっほ~~つぐみ、突然藍沙ちゃんの両親と私とお父さんの4人で一年間世界旅行に行くことになったのよ。
子供の藍沙ちゃんを独り暮らしさせるわけにいかないので私の家で預かる事になったわ。
つぐみ、藍沙ちゃんの面倒をちゃんと見てあげなさいよ。
追伸、旅行から帰って来た時につぐみと藍沙ちゃんの子供が増えていても構わないわよ。
早く孫の顔を見せなさいよ。
だから頑張りなさいね、つぐみ。
母より』
……て私の両親は、何を考えているのよ!」

私は、お母さんのとんでもない内容の手紙を読んであまりにもの内容だったから手紙を破こうとして寸前で踏み止まった。

「そう言うことですのでお姉様、今日からよろしくお願いいたします。
もちろん夜のお世話もさせてもらいますわ」

藍沙ちゃんは、ほんのり顔を赤らめて礼儀正しく正座すると両手を合わせて頭を下げてお辞儀をした。
そしてこれからお世話になる事と夜のお勤めもさせてもらう事を合わせてお願いをした。

「ぶっ!?
藍沙ちゃんと一緒に過ごす事は、構わないよ……
でも夜のお世話は、しなくても構わないからね!」

私は、土下座をした藍沙ちゃんの肩を触り優しく一緒に過ごしても構わない事を伝えた。
でもすぐに夜のお世話は、いらないってきっぱりと断った。

「そうですか……では、したくなったらいつでも言って下さいね。
私(わたくし)は、いつでも準備万全ですわよ!」

藍沙ちゃんは、私の断ったのを聞いて残念そうに話した。
そしてすぐに親指を立てて性的な意味でいつでも相手が出来る事を伝えた。

「いや、この先金輪際そのような事をする必要がないからね……」

私は、藍沙ちゃんのとんでも発言とこれからの藍沙ちゃんの生活を思い浮かべると大変だと思い軽くため息を吐いた。
私と藍沙ちゃんは、真っ直ぐ自分の家に向かった。
家に着くと藍沙ちゃんを今は、使われていない部屋に案内をした。

「藍沙ちゃん、誰もこの部屋を使っていないから好きに使ってもらって構わないからね。」

私は、和室の誰も使っていない部屋を藍沙ちゃんの部屋にする事を勧めた。

「あら、私(わたくし)は、お姉様と同じ部屋でも構いませんわよ」

藍沙ちゃんは、きょとんとしながら私と同じ部屋でも構わない事を伝えた。

「私の部屋は、2人で過ごすの狭すぎるよ」

私は、子供の藍沙ちゃんがゆっくりと過ごせるようにと2人で過ごすのは、狭すぎることを伝えた。

「私(わたくし)は、それでも構いませんのに……
それでは、制服を着替えたら晩御飯を作りますわね」

藍沙ちゃんは、鞄を部屋の端っこ(タンスの横)置いて着替えたら晩御飯を作ることを提案をした。

「それならば今日くらいは、私も晩御飯の準備を手伝うね」

私も晩御飯を作るのを手伝う事を提案をした。

「それでしたら晩御飯の手伝いよろしくお願いいたしますわね、お姉様」

藍沙ちゃんは、やんわりと微笑んで晩御飯の手伝いをお願いした。

「うん、晩御飯の手伝いまかされたよ」

私は、藍沙ちゃんのお願いにニッコリと笑い答えると自分の部屋に鞄を起きに行き制服を着替えて台所に向かった。

「お姉様、晩御飯は、うなぎの丼で構いませんか?」

台所に着くと藍沙ちゃんが先に台所に来ていた。

「う、うん、それは、構わないよ。
でも藍沙ちゃんのその姿は、なんなのかな?」

藍沙ちゃんは、ちゃんとエプロンをつけていた。
いや、エプロンをつけているのは、当たり前だ。

「何ってご飯を作る時に必要な最適な姿ですわよ」

藍沙ちゃんは、私が何故そんな事を聞くのか解らずにきょとんとしながら答えた。

「エプロンをつけるのは、解るよ。
でもエプロンの下に何か着ようよ!」

そう藍沙ちゃんは、裸エプロンだった。
私は、藍沙ちゃんに裸エプロンが駄目だと大声で突っ込みをいれた。

「でも裸エプロンは、新婚生活に王道なスタイルだと言われていますわよ?」

藍沙ちゃんは、何故私が怒っているのか解らずにきょとんとしながら新婚生活の普通のスタイルだと伝えた。

「いや、私と藍沙ちゃんは、結婚をしていないから結婚生活では、ないよ。
ってそうじゃなくて裸エプロンって特殊な性癖の持った奴がする事だからね。
とにかく子供の藍沙ちゃんがする事でないからね!」

私は、藍沙ちゃんの肩を触った。
そして裸エプロンは、子供の藍沙ちゃんがする事でないと説得をした。

「そうですか……お姉様は、裸エプロンでなくて何もつけていない裸の方が良いのですわね。
さすがはお姉様、鬼畜ですわね!」

藍沙ちゃんは、尊敬したような熱い眼差しで私を見つめた。
そして私が裸好き発言をした。

「いや違う!
私は、裸エプロン好きでも裸好きでもないからね!」

私は、大声を出して裸も裸エプロン好きでないことを否定した。

「そうですか……それでしたらお姉様は、下着フェチなのですわね。
解りました、恥ずかしいですがお姉様の為に黒色のスケスケのTバックを履いてみせますわ……」

藍沙ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて私を勝手に下着好きだと勘違いをした。
そして恥ずかしそうにもじもじしながらセクシー下着を履くことを約束をした。

「それも違う!
私は、下着フェチでも下着好きでもどちらでもないよ!」

私は、藍沙ちゃんが私の事を下着好きだと勘違いをしそうだったから全力で否定をした。

「えっ!?
お、お姉様たら私(わたくし)では、思いつかないような恥ずかしい格好をさせるつもりなのですわね……
解りました、恥ずかしいですがお姉様の為に頑張ってみせますわ……」

藍沙ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて両手を前で握り締めてもじもじと体をくねくねとさせた。

「それも違う!
藍沙ちゃんの中で私は、どんな人物なのよ……」

私は、藍沙ちゃんのとんでも発言を聞いて軽くため息を吐いて軽く頭を押さえた。

「とにかく洋服を着てくること!
このまま裸エプロンだったら風邪をひくでましょう!」

私は、藍沙ちゃんの方に右手の人差し指を指して洋服に着替えて来る事を命令した。

「お姉様がそこまで言うのならば解りました。
洋服に着替えてきますわね」

藍沙ちゃんは、この部屋を出ると洋服に着替えて戻って来た。

「ぶっ!?
あ、藍沙ちゃん、その姿は、なんなのかな?」

私は、藍沙ちゃんの服装を見てその姿がなんなのか質問をした。
だって黒のゴシックロリータみたいな洋服にエプロンドレスを付けていて頭には白色のカチューシャを付けていたからです。

「何ってメイドさんの洋服ですわ。
この洋服だと汚れにくくて動きやすいのですから便利なのですわよ。
お姉様もメイドの洋服を着ますか?」

藍沙ちゃんは、メイドの洋服のスカートを掴んで軽く回って私に藍沙ちゃんのメイドさんの姿を見せつけた。

「いや、メイドの洋服だなんて着ないよ!
まあ、さっきの姿よりもましだから良いけれどもさ……」

私は、さっきの裸エプロンよりもましだと思い文句を言うのを止めた。

「それでは、晩御飯を作ってしまいますわね」

藍沙ちゃんは、両腕を曲げて料理を作る意気込みを伝えた。

「それならば私も晩御飯を作るのを手伝うね」

私は、袖まくりをして料理を手伝う事を伝えた。

「ありがとうございます、お姉様。
でもやっぱりお断りします。
ご飯の用意は、お姉様の嫁である私の勤めですわ」

藍沙ちゃんは、軽く首を横に振った。
ご飯の用意は、私の嫁である自分1人で作ることを伝えた。

「いや、だから藍沙ちゃんの旦那さんでないって……
藍沙ちゃんが1人で料理を作りたいのならばお願いをしようかな?」

私は、藍沙ちゃんの旦那さんでないことを指摘をした。
藍沙ちゃんが言い始めたら聞かないのをなんとなく理解して晩御飯を1人で作るのをお願いをした。

「はい、頼まれました!」

藍沙ちゃんが私に1人でご飯を作るのを頼まれると嬉しそうにニッコリと笑った。
元気の良い声で返事を答えた。

「ご飯ができたら呼びますね。
ですから学校の宿題でもしていて下さいね」

藍沙ちゃんは、台所に立った。
晩御飯を作り終わるまでに学校の宿題を終わらせることを勧めた。

「宿題……あっ!?
あははっ……宿題ね。
う、うん、晩御飯までに宿題を終わらせておくよ。
さあ~~て宿題をしてこようかな?」

私は、宿題の事を忘れていたのを誤魔化すように大袈裟に笑ってみせた。
そして宿題をするために自分の部屋に戻った。

「お姉様、晩御飯ができましたわ!」

それから1時間後1階から藍沙ちゃんが私を呼ぶ声がした。
私は、1階に降りるとリビングに入るとテーブルに料理が並べられていた。

「わ~~美味しそうな料理だね。
藍沙ちゃんに料理を作らせてしまってごめんね」

私は、テーブルの席に座った。
そして藍沙ちゃんに料理を作らせた事を謝った。

「いえ、謝らないで下さい。
私(わたくし)は、作りたくて作っただけですわ。
今日の料理は、うなぎの丼とスッポンスープとマムシドリンクとマンドレイク(Mandrake)の漬物ですわ」

藍沙ちゃんは、軽く首を横に振り料理を作りたかっただけだと伝えた。
そして作った料理を教えてくれた。

「本当に美味しそうだね。
でもなんだか性のつく物が多い気がするのだけれども気のせいかな?」

私は、藍沙ちゃんの邪な考えを感じてじと~~と藍沙ちゃんを見つめた。

「気のせいですわ、お姉様。
うなぎの丼は、体力がついて、スッポンスープとマムシドリンクは、興奮作用があって、マンドレイクの漬物は、体がほてって発情状態になるだけですわ」

藍沙ちゃんは、料理を食べておこる副作用を素直に話してくれた。

「……藍沙ちゃん、うなぎ丼だけもらうよ」

私は、藍沙ちゃんの料理にたいする副作用を聞いて冷めた眼差しで見つめてうなぎ丼だけ食べる事を伝えた。

「えっ、そう言わず他の料理も食べて下さい。
そして次の朝まで激しく楽しみましょう!
大丈夫ですわ。
私(わたくし)も初めてですが知識やテクニックだけならば他の誰よりも負けない自信がありますわ!」

藍沙ちゃんは、息を荒くして私の顔に自分の顔を間近に近づけて朝まで寝かせない発言をした。

「か、顔が近いって。
と、とにかく落ち着こうよ、藍沙ちゃん」

私は、藍沙ちゃんの肩を触り藍沙ちゃんの気持ちを落ち着かせようとした。

「私(わたくし)は、冷静ですわよ。
ですからお姉様、私(わたくし)の初めてを貰って下さい!
そしてお姉様の初めてを私(わたくし)に下さい!」

藍沙ちゃんは、さらに息を荒くしながら私を押し倒そうとした。

「もう……いい加減にしなさい!」

私は、藍沙ちゃんに襲われそうになるとそれを阻止するために藍沙ちゃんの頭を少しだけ強く叩いた。

「ぎゃふ!?
お、お姉様、頭を叩くだなんて酷いですわよ。
私(わたくし)の頭にたんこぶができたらどうするのですか?」

藍沙ちゃんは、私に頭を叩かれると悲鳴をあげて恨めしそうに私を見つめた。

「ご、ごめんね、藍沙ちゃん。
でもこれで落ち着いたよね?」

私は、両手を合わせて藍沙ちゃんに謝った。
そして落ち着いたか質問をした。

「はい、確かに落ち着きました。
ごめんなさい、お姉様、少しだけ興奮をしていたみたいですわ。
その……こう言う事をするのは、雰囲気とか大事ですものね。
さすがにリビングでするのは、駄目ですわよね。
ですから寝る時まで我慢しますわ」

藍沙ちゃんは、素直に謝ってくれると寝る時に襲う宣言をした。

「いや、藍沙ちゃんとこれからもする予定がないからね」

私は、きっぱりと藍沙ちゃんと愛し合う予定がないことを伝えた。

「それに興奮して眠れなくなったら明日も学校があるから辛くなるよ。
だからせっかくだけれどもうなぎの丼だけで良いよ」

私は、興奮して眠れなかったら明日の学校が辛くなるからうなぎの丼だけで良いことを伝えた。

「そうですか……それならば仕方がありませんね。
残った食べ物は、後で薬の材料にでもしますわね」

藍沙ちゃんは、残念そうに話すと残った料理を薬の材料にする事を伝えた。
私は、藍沙ちゃんがとんでもない内容を話した気がしたけれどもとりあえずスルーをした。
でもこの後に藍沙ちゃんの薬を作るのを止めなかったのを後悔することになったりする。

「ごちそうさま、美味しかったよ、藍沙ちゃん。」

私は、両手を合わせてごちそうさまをすると料理のお礼を伝えた。

「いえ、お粗末様でしたわ。
お姉様、そろそろお風呂が沸きますわ。
それでその……お姉様とお風呂を一緒に入りたいのですが宜しいでしょうか……?」

藍沙ちゃんは、不安そうに上目遣いで見つめて私とお風呂に入りたい事をお願いをした。

「まあ、藍沙ちゃんとお風呂に入るのは、構わないよ。
でも変な事をしないでよ」

私は、じと~~と藍沙ちゃんを見つめて変な事をするなて伝えた。

「別に変な事は、しませんわ。
……たぶん……」

藍沙ちゃんは、軽く首を横に振り変な事をしないって約束をすると最後に私から目線を反らしてたぶんって付け加えた。

「……いまいち信用ができないんだけれども……
まあ、疑っても仕方がないか……」

私は、疑り深く藍沙ちゃんを見つめると軽くため息を吐いて今から疑ってしかたがないと思った。
私と藍沙ちゃんは、服を脱いでお風呂場に入った。

「お姉様の背中を洗いましょうか?」

藍沙ちゃんは、お風呂のお湯で体をかけると私の背中を洗う事を提案した。

「んっ……そうだね……
それならばお願いをしようかな?」

私もお風呂のお湯を体にかけると少しだけ考え込むと藍沙ちゃんに背中を洗うのをお願いをした。

「はい、お願いをされましたわ」

藍沙ちゃんは、私のお願いをされたのを満足そうに頷いてニッコリと笑った。
藍沙ちゃんは、タオルに石鹸をつけて泡立てると私の背中を洗ってくれた。

「お姉様、気持ち良いですか?」

藍沙ちゃんは、私の背中を洗いながら藍沙ちゃんに洗われることの感想を質問をした。

「んっ……気持ち良いよ、藍沙ちゃん」

私は、藍沙ちゃんに背中を洗われると気持ち良さそうに鼻歌を歌いながら気持ちが良い事を伝えた。

「それならば良かったですわ。
でもお姉様って素敵なスタイルをしていますわね
えい!」

藍沙ちゃんは、私の背中を終わると後ろから私の胸を揉んだ

「ひゃん!?んんっ……ちょっと……んっ……藍沙……ちゃん……んんっ……止めなさい……んっ……」

私は、藍沙ちゃんに胸を揉まれると体をくねくねさせて色っぽく声を出した。

「もうお姉様たら少しぐらい良いじゃないですか。
それにしてもお姉様の胸って大きく柔らかいのですわね」

藍沙ちゃんは、私を感じるように胸を揉んだ。

「んんっ……もういい加減に……んっ……しなさい…………んんんっ……」

私は、藍沙ちゃんに胸を揉まれると変な気持ちになりそうになるのを我慢をしようとした。
藍沙ちゃんは、突然胸を揉むのを止めて後ろから私に抱き着いた。

「藍沙ちゃん……?」

私は、藍沙ちゃんが大人しくなって私の後ろに抱き着いたのを見て戸惑った。
そして藍沙ちゃんの気持ちを確かめるように藍沙ちゃんの名前を呼んだ。

「お姉様、私(わたくし)の迷惑とも言える気持ちを正面からちゃんと受け止めて答えてくれてありがとうございました……
お姉様に嫌われるのでは、ないかと不安でしたわ……
でもお姉様と話をしたら想像以上の素敵な方でしたわ……
私(わたくし)を私(わたくし)として見てくれたのは、お姉様だけでしたわ……
私(わたくし)を私(わたくし)と見てくれなかったのは、誰もいませんでしたわ……
それでこそ私(わたくし)のお父様もお母様も例外でありませんでしたわ……」

藍沙ちゃんは、私の後ろの背中から抱き締めて涙を流して泣き声を我慢するように泣いた。

「藍沙ちゃん……」

私は、泣いている藍沙ちゃんにどのように声をかけたら良いのか解らずただ藍沙ちゃんを泣き止むのを待った。

「お姉様、ごめんなさい、見苦しいところをお見せしましたわ……
体を洗ってお風呂に入りましょう。
このまま外にいたら風邪をひいてしまいますわ」

藍沙ちゃんは、私を離すと恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。
照りを隠すように体を洗ってお風呂に入る事を提案をした。

「う、うん、そうだね、体を洗ってお風呂に入ろう」

私は、藍沙ちゃんの気持ちを感じて藍沙ちゃんの言葉に従う事にした。
私と藍沙ちゃんは、体を洗ってお風呂に入るとしばらくしてからお風呂場を出た。
お風呂に入っている間は、話す雰囲気でなかったか無言だった。
私は、お風呂を出ると体をバスタオルで拭いてパジャマに着替えた。

「わ~~お姉様のパジャマ姿可愛らしいですわ!」

藍沙ちゃんもお風呂を出ると体をバスタオルで拭いて寝る時に着るスケスケのピンク色のネグリジェに着替えた。
藍沙ちゃんは、私のパジャマを興奮したように目をキラキラさせながら見つめた。

「あ、ありがとう。
藍沙ちゃんもそのネグリジェ姿も可愛らしいよ」

私は、藍沙ちゃんの興奮したようすに戸惑いながら誉めてくれたお礼を伝えた。

「あ、あの……今日は、お姉様と一緒に寝ても宜しいですか……?」

藍沙ちゃんは、私に拒絶されるのが怖いかのように控え目に上目遣いで私を見つめた。
私と眠りたい事をお願いをした。

「う……まあ、今日くらいは、藍沙ちゃんと寝ても良いよ」

私は、藍沙ちゃんのいつもと違う藍沙ちゃんの様子にドキドキさせた。
そして自分のほっぺたを触りながら藍沙ちゃんと寝ても良い事を伝えた。

「本当ですか!?
ありがとうございます、お姉様!」

藍沙ちゃんは、私の藍沙ちゃんと一緒に寝ても良いと言う言葉を聞いて嬉しそうにぱ~~と明るい笑顔で私を見つめた。
私は、藍沙ちゃんの笑顔に胸がどきってときめいた。
私と藍沙ちゃんは、私の部屋に向かった。
私は、ベッドの上に座った。

「そう言えば今は、家でお姉様と2人っきりなのですわね……」

藍沙ちゃんは、私の部屋に入った扉の前で呟いた。

「藍沙ちゃん、どうしたの?」

私は、藍沙ちゃんが部屋の入り口の前で立ち止まったのを見て不思議そうに首を傾げた。

「お~~ねえ~~さま~~!」

藍沙ちゃんは、ネグリジェと下着を一瞬で抜いて私の方にジャンプ(ルパンダイ◯)をした。

「うわ~~!?
ま、待って、藍沙ちゃん!」

私は、藍沙ちゃんに押し倒させると慌てて藍沙ちゃんを止めようとした。

「待ちませんわ、お姉様!
今日は、明日の朝までねっとりしっとりと楽しみましょう!」

藍沙ちゃんは、私のパジャマを脱がそうとした。

「よ、よいこだから~~ねむろうよ~~」

私は、藍沙ちゃんの体を撫でながら赤ちゃんが眠る時に歌う子守唄を歌った。

「お姉様、私(わたくし)は、赤ちゃんでは、ありません。
ですからそんな事で眠れ……す~~す~~」

藍沙ちゃんは、私の子守唄を聞いて手のひらの温もりも感じてすぐに眠った。

「ほっ……寝てくれたか……
でも子守唄で眠るだなんて藍沙ちゃんは、やっぱり子供なんだね」

私は、藍沙ちゃんに下着とネグリジュを着せるとベッドに寝かせた。

「こうしてみてると普通の可愛らしい子供なのにね……」

私もベッドの中に入り私と藍沙ちゃんの体に布団をかけた。
ふと藍沙ちゃんとのお風呂の悩んでいる時のできごとを思い出した。
普段は、ハチャメチャな藍沙ちゃんがあんなにも大きな悩み事があるだなんて知らなかった。
私は、藍沙ちゃんの事を何にも知らないで理解していないと思い知らされた。
あんなにも小さな子供の藍沙ちゃんがどれだけ苦しんできたのか考えると何もできない自分が情けなくなり胸が苦しくなった。
私は、藍沙ちゃんの為に何ができるか解らない。
でも藍沙ちゃんの苦しみが少しでも和らぐのならばこの先も藍沙ちゃんの側にいようと思う。
私は、藍沙ちゃんの少しでも苦しみが減るのならばと藍沙ちゃんの体を抱き締めて目を瞑り眠った。

~つづく~

  • No.206 by 乃木坂桜  2019-11-24 21:16:13 

次は、中学生百合のすれ違う思いの三話の小説を作りますね。

  • No.207 by 乃木坂桜  2019-12-16 18:09:17 

これは中学生の百合小説です。

~すれ違う思い~

~第3話~

紳ちゃんと桜ちゃんを傷つけて一週間がたった。
私と紳ちゃんと桜ちゃんは、あの出来事をきっかけに互いを避けるようになっていた。
私は、このままで良くないと思っていた。
でも私のせいで紳ちゃん達をバラバラにした責任の息苦しさと罪意識からどうしたら良いのか解らなくて一人で泣いてしまう日々が続いた。
私は、無意識に子供の時に良く遊んだ桜の木のある公園に来ていた。

「あっ……桜の花がもう咲いていたんだね。
桜が綺麗だな……
良くこの公園で紳ちゃんと桜ちゃんとで遊んだよね……
うぅ……ごめんね、紳ちゃん、桜ちゃん……」

私は、紳ちゃんや桜ちゃんの事を考えると傷つけた事を思い出して悲しくなり両手を顔で隠して涙を流して泣いた。

「あれ、乃愛ちゃん、ではないか。
こんなところでどうしたんだい?」

声をした方を向くと学校の保険の先生の蝶(ちよ)ちゃんが立っていた。

「ち、蝶(ちよ)ちゃん……」

私は、蝶ちゃんにこの前させた事を思い出して体をびくって強ばらせた。

「そんな警戒しなくても構いませんよ。
弱っている子に何かするほど落ちぶれているつもりは、ありませんからね。
その様子では、紳ちゃん達と何か合ったみたいだね。
僕で良かったら相談ぐらいだったらのるよ」

蝶ちゃんは、苦笑いを浮かべて私に何かするつもりがない事を伝えた。
そして私の悩みの相談をすると提案をした。

「その……実は、桜ちゃんと紳ちゃんの恋を応援をしようとしたの。
でも土壇場、桜ちゃんと紳ちゃんの恋の応援ができなくなって邪魔をしてしまったの……
私って勝手ですよね……」

私は、蝶ちゃんに紳ちゃん達の事を相談をして。
そしてまた自分の勝手な事をした情けなさに両手で顔を隠して泣いてしまった。

「そうだね……勝手なのは、別に良いことでないだろうか?
特に恋愛の事にたいしてはね。
それに人は、1人なんだから好きな事をしとかないとあとで後悔をすることになるよ」

蝶ちゃんは、冷めた眼差しで私を見つめて好き勝手な事をしろって私に勧めた。

「そんな……好き勝手なんかできないよ……」

私は、蝶(ちよ)ちゃんの答えがあまりにも自分勝手でどう答えたら良いのか解らなくて辛そうに俯いた。

「ごめんね、乃愛ちゃん。
少しだけ意地悪な答えだったね。
何が本当に大事なのか解ったらおのずと答えが解るはずたよ。
乃愛ちゃんにとって何が一番大事なのだい?
親友とは、どうあるべきだと思うかい?
心の奥底の気持ちを隠して本当の親友と言えると思うかい?
僕だったら気持ちのうわべだけの嘘で固めた関係なんか嫌だけれどね。
そう……そんなのもう懲りごりだよ……」

蝶ちゃんは、私の心を見通すようにじっと見つめた。
そして本心を言えないのは、親友と言えないって意見を言った。
そして恐ろしいほど冷徹な怒った表情をした。
うわべだけな付き合いは、許さないって呟いた。
でもすぐにいつも通りの笑顔に戻った。

「私がどうあるべきか……」

私は、蝶ちゃんの心を見通すような眼差しを見て戸惑った。
すぐに私が蝶ちゃんと桜ちゃんに何ができるのか考えた。

「まあ、そんなに考え込むことでないよ。
物事は、意外と簡単で単純なことなのだからね。
答えは、もう乃愛ちゃんの心の奥底に出ていると思うよ
さてそろそろ僕は、行かせてもらうよ。
この後に人と会う約束をしていてね」

蝶ちゃんは、右手をひらひらと振って私から離れて行こうとした。

「ま、待って、蝶ちゃん!
蝶ちゃんは、やっぱり蝶ちゃんだったよ。
私のお姉ちゃんみたいな大切な存在だよ。
紳ちゃんがどう言おうとそれは、変わらないよ。
それからね、ありがとう、蝶ちゃん!」

私は、蝶ちゃんを呼び止めた。
そして蝶ちゃんに感謝の気持ちを伝えるように満面な笑みを浮かべた。

「お姉ちゃんね……」

蝶ちゃんは、私の言葉を聞いて困ったように苦笑いを浮かべた。
そして私の気持ちに答えるかのように軽く右手を振ってから去っていった。

確かに私は、紳ちゃんに対する気持ちを桜ちゃんにも紳ちゃんにも隠している。
その思いを伝えたら今までの関係が壊れてしまうかもしれないってのも解っていたからだ。
でもこのままで良くないってのも解っていた。
蝶ちゃんのアドバイスを聞いても思いをうちかけようとする覚悟ができなかった。
結局、紳ちゃんと桜ちゃんと話ができないでいた。
それから三日後中学校の休み時間の廊下で蝶ちゃんに話し掛けられた。

「やあ、乃愛ちゃん、あの後になんか進展は、あったのかい?」

蝶ちゃんは、軽く右手をあげて私に挨拶をすると何か進展が合ったのか質問をした。

「蝶ちゃん……うんん、何も進展は、ないよ。
私が臆病なのがいけないんだと解っているの……
蝶ちゃんがせっかくアドバイスをしてくれたのにごめんね……」

私は、蝶ちゃんのせっかくのアドバイスが無駄になった事を謝った。

「そんな事は、もう良いんだよ。
それで大切な話があるから今日の放課後に会ってくれないかい?」

蝶ちゃんは、軽く首を横に振り何も気にしていない事を述べた。
放課後に会いたいって提案をしてきた。

「えっ……?
放課後に会う約束をするの?
別に構わないけれども今言えない事なの?」

私は、蝶ちゃんのあまりにも真剣な表現に戸惑い今言えないことなのか質問をした。

「今は、言えないことだよ。
先生としてではなくて個人的な用事になるからね」

蝶ちゃんには、珍しく自分のほっぺたを触り顔を赤らめて照れながら話した。

「そうなんだね。
何処で待ち合わせをしたら良いの?」

私は、蝶ちゃんの照れた様子に不思議そうに首を傾げて待ち合わせ場所を質問をした。

「そうだね……
では、この前にばったり会った公園とかどうかね?
待ち時間は、そうだね……僕も忙しい身でね。
時間をあんまりとれなくて悪いが夕方の6時とかは、どうだろうか?」

蝶(ちよ)ちゃんは、少しだけ考え込みながら会う約束の時間と日にちを提案をされた。

「うん、その時間と場所ならば大丈夫だよ」

私は、大きく頷いてその時間と場所で大丈夫なことを伝えた。
私は、蝶ちゃんとの約束場所が紳ちゃんと桜ちゃんとの思い出の場所なことに不思議と何かがおきる予感がしていた。

「僕の提案を聞いてくれてありがとうね。
それでは、また放課後に会おう」

蝶ちゃんは、私の頭を乱暴にでも優しさを感じる撫でる方をした。
そして右手を軽く振って去って行った。

「うん、またね、蝶ちゃん」

私も去って行く蝶ちゃんを右手を振り見送った。
私は、その日の放課後に待ち時間と場所に向かった。

「まだ蝶ちゃんは、来ていないみたいだね。
でも話ってなんなのかな?」

私は、公園のベンチに座り公園の中を見渡した。
ふとこの公園で子供の時に紳ちゃんと桜ちゃんと遊んでいた楽しい思い出を思い出して心が温かくなった。
でもすぐに紳ちゃん達と仲が悪くなっているのを思い出して涙をうるわせて泣きたくなった。

「待たせたみたいですまなかったね」

私は、声がした方を振り向くと蝶ちゃんが立っていた。

「うんん、大丈夫だよ。
私も今来たところだからね」

私は、蝶ちゃんに泣きそうになっているのが気付かれるのが嫌で慌てて両手で涙を拭いて泣いていた事を誤魔化した。
そしてベンチから立ち上がり蝶ちゃんに近づいた。

「それで蝶ちゃん話ってなんなの?」

私は、蝶ちゃんの話がなんなのか解らずにきょとんとしながら蝶ちゃんの話を質問をした。

「その前に質問をするけれども紳ちゃんとは、仲直りができたのかな?」

蝶ちゃんは、真剣な表情で私を見つめながら紳ちゃんとの事を質問をした。

「えっ……?
うんん、仲直りは、できてないよ……」

私は、蝶ちゃんに紳ちゃんとのことを言われると紳ちゃんと喧嘩している事を思い出してつらそうに俯いた。

「やっぱりそうだったんだね……
乃愛ちゃん、綾倉(紳ちゃん)ちゃんのことなんか忘れて僕と付き合ってみないかい?
僕ならば乃愛ちゃんを悲しませる事はしないよ」

蝶ちゃんは、真剣な表情で私を見つめて私を見つめて私と付き合いたいって告白をした。

「えっ、ち、蝶ちゃん!?」

私は、蝶ちゃんに告白をされるとびっくりをして大声を出した。

「さてと、綾倉さん、いるんだよね。
出てきてくれないだろうか?」

蝶ちゃんは、公園の大きな桜の方を向いて紳ちゃんの名前を呼んだ。
紳ちゃんは、大きな桜の木の後ろからゆっくりと出てきて私達に近づいてきた。

「えっ……紳ちゃん…?
何でいるの……?」

私は、いきなり現せた紳ちゃんに驚いて戸惑いながら何でいるのか質問をした。

「乃愛、先生に気をつけろって言ったよな……
この前も危ない目に合ったばかりだろ。
それなのに二人で会うだなんてどうかしているぞ……」

紳ちゃんは、怖い顔で私に近づいてきて油断しすぎだと注意した。

「そ、それは……ごめんなさい……」

私は、また紳ちゃんに迷惑をかけて怒らせたと思い下を俯いて涙を流した。

「……乃愛ちゃんを責めるのは、間違いだと思うな。
綾倉さんは、嫉妬しているだけだよね。
僕が乃愛ちゃんに告白をしているのを聞いていたんだろ。
乃愛ちゃんが僕に取られると思ったんだよね。
この前の時も今回の時もね。
随分勝手だと思うけれどね。
乃愛ちゃんは、綾倉さんの所有物でないんだよ。
乃愛ちゃんを大切にできないんだったら僕が乃愛ちゃんを貰うよ。
良いよね?」

蝶ちゃんは、私と紳ちゃんの間に立って殺気を放ち怒ったように紳ちゃんを睨んだ。

「先生なんかに乃愛は、やらないよ!
これまでずっと乃愛を見て大切に思って大切にしてきたんだぞ!
後から出てきた奴に乃愛を渡さないよ!」

紳ちゃんは、睨むように蝶ちゃんを見つて蝶ちゃんに近づいた。

「その言葉だけでは、足りないね。
大切な事は、言っていないよ。
つまり乃愛ちゃんのことをどう思っているんだい?
綾倉さんが自分の気持ちを伝えないで誤魔化すような人が何を言っても意味がないことだと思うよ
それとも乃愛ちゃんに自分の気持ちを伝える勇気がないのかい?
それでよく乃愛ちゃんのことを大切にしているって言えるね。
そのことで乃愛ちゃんを苦しめてきたと言うのにね」

蝶ちゃんも紳ちゃんを真剣な表情で睨むように見つめた。

「そんなの乃愛の事を好きに決まっているだろ!
乃愛の事を愛しているんだからな!
乃愛が桜の恋を応援をして私に桜の気持ちを手伝ったのは、むかついたよ。
だって私が乃愛の事を好きなのに勝手に私と桜が恋人になるように手伝ってどれだけいらついたと思うんだよ!
私は、乃愛を誰にも渡さないからな!」

紳ちゃんは、蝶ちゃんの挑発の言葉に自分の気持ちをぶつけるように大声を出した。

「綾倉さんの気持ちは、解ったよ。
でも大切な事は、乃愛ちゃんの気持ちだよ。
乃愛ちゃんがどう思っているからだよ」

蝶ちゃんは、私の気持ちが大事だと紳ちゃんに伝えた。
紳ちゃんと蝶ちゃんは、私の方を向いた。
私は、自然と涙がボロボロと流していた。

「乃、乃愛!?
ご、ごめん、嫌だったよな……
あれだけ乃愛に酷い言葉を浴びせたんだから当たり前だよな……」

紳ちゃんは、私の泣き顔を見て慌てたようにおろおろとしてすまなそうに話した。

「うんん、違うの、紳ちゃん……
紳ちゃんの気持ちが嬉しくて……
私は、いつも紳ちゃんに迷惑をかけてばかりだったから嫌われていると思っていたから……
私も紳ちゃんのことが好きだったから……
紳ちゃんに嫌われたと思ったもの……
この思いが叶わないって思っていたから嬉しくて……」

私は、紳ちゃんの思いが嬉しくて両手で涙を流してボロボロと泣いた。

「ごめんな、乃愛……
乃愛を護ると思っていたのに気づいたら乃愛を傷つけて悲しませて……
これからは乃愛を悲しませないように乃愛を大切にするからね……」

紳ちゃんは、泣いている私を優しく抱き締めて背中を擦り私を慰めてくれた。

「うんん、私は、紳ちゃんが側にいてくれるだけ幸せだよ……
紳ちゃんに愛してもらってそれ以上の事を望んだら罰が当たるよ……」

私は、軽く首を横に振って両手で涙を拭いた。
そして紳ちゃんの気持ちが嬉しくて照れ笑いを浮かべるようにニッコリと笑った。

「その……ごめんなさい、私は、蝶ちゃんの気持ちに答えられないの……
私は、紳ちゃんのことが昔から好きだったから……
でも蝶ちゃんの気持ちは、嬉しかったよ。
ありがとうね、蝶ちゃん」

私と紳ちゃんは、しばらく抱き締めて互いを見つめるとどちらともなく離れた。
私は、蝶ちゃんの方を向いて蝶ちゃんの思いに傷つけたと思い謝った。
そして蝶ちゃんの気持ちのお礼をニッコリと笑いながら伝えた。

「ふっ……謝る必要は、ないよ。
僕は、女の子の幸せな顔が見るのが好きだからね。
だから乃愛ちゃんの幸せな顔が見れただけで満足だよ」

蝶ちゃんは、薄く微笑んで私の幸せならばそれで構わない事を伝えた。

「もしかして蝶ちゃんは、こうなるのを解っていてわざとこんな事をしてくれたの?」

私は、蝶ちゃんの今までの行動が紳ちゃんと私の仲直りをする手伝いをするためにわざと憎まれ役をしてくれたのでないかと思い質問をした。

「それは、買い被りすぎだよ。
僕は、本気で乃愛ちゃんを奪い取るつもりで綾倉さんにぶつかったんだよ。
綾倉さんが乃愛ちゃんに不釣り合いならば無理矢理に乃愛ちゃんを奪い取ろうと思っていたのに残念だね」

蝶ちゃんは、私と紳ちゃんが上手くいったのをわざとらしく残念そうに話した。

「その……桜ちゃんにも悪い事をしたよ……
桜ちゃんが紳ちゃんの事を好きだと解っていたのに桜ちゃんを裏切るような事をしてしまったよ……」

私は、桜ちゃんの恋を応援をすると心に決めていたのに桜ちゃんの思いを裏切るような酷い事をしてしまった事に悪いと思いをつらそうに俯いた。

「そんな事は、ありません、乃愛ちゃん。
私は、乃愛ちゃんのことが大切に思っているのですよ。
乃愛ちゃんも紳ちゃんも大切に思っているのです。
そんな二人が付き合うのを祝ないわけがありませんわ。
私は、乃愛ちゃんの気持ちを解っていたのにずるい事をしてしまったと解っているもの……
これからも私の友達にいてくれませんか?」

声をした方を向くと桜ちゃんが立っていた。
桜ちゃんは、ゆっくりと私達に近づきながらすまなそうに話した。

「うぅ……桜ちゃん……私の方こそ桜ちゃんと友達でいさせてください……」

私は、桜ちゃんの気持ちが嬉しくて涙を流して涙を両手で拭きながら述べた。

「ありがとうございます、乃愛ちゃん。
もう乃愛ちゃんたら泣き虫なんだから……」

桜ちゃんは、私を抱き締めて私の背中を擦って慰めてくれた。
私は、桜ちゃんの気持ちが嬉しくて涙がかれるまで泣いた。
涙が止まると私と桜ちゃんは、どちらともなく離れた。

「先生にも感謝しないといけません。
先生に紳ちゃんと乃愛ちゃんの事を相談をして色々としてくれたのですよ。
先生を当て馬みたいにしてしまいましたもの……
ところで先生は、どこにいるのですか?」

桜ちゃんは、蝶ちゃんがしてくれていた事を教えてくれた。
桜ちゃんが蝶ちゃんにお礼を言おうとして蝶ちゃんを探した。
私も蝶ちゃんに改めてお礼を言いたくて探して回りを見渡した。
でも何処にも蝶ちゃんの姿が見えなかった。

「蝶ちゃん……
本当にありがとう……」

私は、姿が見えない蝶ちゃんに改めて心のそこからお礼を伝えた。

「やっぱり私は、先生を探しに行きます。
たぶんまだ近くにいると思いますわ」

桜ちゃんは、鞄を持って蝶ちゃんを探しに行く事を伝えた。

「それならば私も蝶ちゃんを探しに行くよ」

私も慌てて鞄を持つと桜ちゃんに近づいた。

「それは、駄目です、乃愛ちゃん。
紳ちゃんともっと話さないといけないことがあるでしょう。
紳ちゃんと乃愛ちゃんには、もっと幸せになってもらわないと困ります。
良いですね。
これは、乃愛ちゃんと紳ちゃんにとって重要事項ですよ!」

桜ちゃんは、腰に右手を当てて左手の人差し指を私と紳ちゃんをそれぞれ指した。
そして先生が生徒を叱るように私と紳ちゃんに幸せになってほしいことを命令をした。

「は、はい、解りました!」

私は、軍隊のように直立に立って解ったって返事をした。

「ほら、紳ちゃんも返事をする!
解ったの?
それとも解らなかったの?」

桜ちゃんとも思えないほどのどす黒いオーラを纏い紳ちゃんに近づいた。
そして解ったのか返事をする事を命令をした。

「は、はい、解りました!」

紳ちゃんは、あまりにもの桜ちゃんの怖さに直立して大きな声で返事をした。

「はい、よろしいです。
では、先生の事は、私にまかせてください。
それでは、乃愛ちゃん、紳ちゃん、さようなら。
先生との事は、後で教えますね」

桜ちゃんは、軽く右手を振って優しく微笑んで去って行こうとした。

「うん、またね、桜ちゃん。
蝶ちゃんの事は、お願いね」

私も右手を振って桜ちゃんの挨拶を答えた。
紳ちゃんは、無言で桜ちゃんの方に右手を振って別れの挨拶に答えた。

「ねえ、紳ちゃん、もし良かったら私の部屋に来てよ。
その……色々と話したいの……」

私は、このまま紳ちゃんと別れたらまた紳ちゃんと仲が悪くなるのを恐れた。
だから紳ちゃんを怒らせないように控え目に紳ちゃんを自分の部屋に来るのを誘ってみた。

「乃愛の部屋にか……?
乃愛の部屋に行っても構わないよ」

紳ちゃんは、怒ったように黙りこんだような表情で紳ちゃんが一回私の部屋に本当に行くのか質問をした。
私は、伸ちゃんを怒らせたのでないかと思い一瞬体をビクッとした。
でもすぐにぶっきらぼうに私の部屋に行っても構わない事を伝えた。

「ありがとう、伸ちゃん。
それならばさっそく私の部屋に行こう」

私は、伸ちゃんが私の部屋に来てくれるのを了承してくれたのを聞いて安心したように微笑んだ。
伸ちゃんが私の部屋に来ることに緊張してしまい体の動きが不自然になり私の部屋に向かって歩き始めた。
伸ちゃんも私の後を追い掛けるように私の部屋に向かって歩き始めた。
私の家に着くまで私と紳ちゃんは、互いに緊張したように黙り込んでいた。
私は、自分の家の扉を開けようとしたけれども鍵が締まっていた。
私は、鞄から鍵を出して玄関の鍵を開けて家の中に入った。
親が出掛けた後みたいで玄関に親の靴がなかった。

「その……紳ちゃん、遠慮なく家にあがってよ」

私は、伸ちゃんと家で2人きりっと思うと緊張したようにガチガチになった。
そして不自然のようなこわばった表情で紳ちゃんを家の中に招き入れようとした。

「あ、ああ、乃愛、お邪魔するよ……」

紳ちゃんも緊張したように不自然な笑みを浮かべて私の家の中に入った。

「し、紳ちゃん、私の部屋に先に行っていてよ。
私は、飲み物をとって来るね」

私は、紳ちゃんと家で2人っきりなのが緊張をしてぎこちなくして私の部屋に先に行っていることをお願いをした。

「あ、ああ、解ったよ……」

紳ちゃんも私の部屋に入るのが緊張したようにぎこちなく返事をして私の部屋に向かった。
私は、紳ちゃんが階段をあがって行くのを見送ると飲み物を取りに台所へ向かった。
冷蔵庫から麦茶を出すと二つのコップに麦茶を入れて麦茶をもって自分の部屋に向かった。

「お、お待たせ、紳ちゃん……
飲み物は、麦茶で良かったよね」

私は、麦茶を自分の部屋に入った。

「あ、ああ、構わないよ」

紳ちゃんは、棚にある桜ちゃんと紳ちゃんと私の三人で幼稚園の卒園式の時に校門で取った写真立てを手に取って見ていた。
私が入ってきたのを見て写真立てを元の棚に直してテーブルの前に座った。
私は、紳ちゃんの前と少しだけ離してテーブルの上に麦茶を二つ置いた。
私は、紳ちゃんの横に座ると互いに何を話したら良いのか解らずに無言のままにしばらく時間が過ぎて行った。

「ねえ、紳ちゃん、私の事を好きって本当なの……?」

私は、紳ちゃんに告白をされたのが夢のように思えた。
だから不安そうに目をうるわせて私が好きなのか紳ちゃんに確認をした。

「そんなの何回も聞くなよ……」

紳ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて私から視線を反らした。

「言ってくれないと解らないよ……
あんなことがあった後だから不安なんだよ、紳ちゃん……」

私は、泣きそうに目にたくさんの涙をためてうるうるとさせて悲しそうにした。

「私は、乃愛を護るって決めたのにいつも悲しませてばかりだよな……
私は、乃愛のことを世界の誰よりも一番愛しているよ。
それでこそ乃愛を独占したいくらいにね……」

紳ちゃんは、私を優しく抱き締めて耳元で愛を囁いた。
そして私の唇に紳ちゃんの自分の唇を近づけてきて私とキスをしようとした。

「んっ……」

私も紳ちゃんの唇に自分の唇を近づけて軽くキスをした。

「えへへ~~紳ちゃんと恋人同士になれるだなんで夢のようだな……」

私は、紳ちゃんとキスをしてあらためて紳ちゃんと恋人同士になれたって実感ができた。
私は、それが嬉しくてほんのり顔を赤らめて嬉しそうに照れ笑いを浮かべた。

「乃愛、傷つけてごめんな……
私は、乃愛を護るって決めていたのに……
乃愛が私の気持ちを理解してくれないのが悔しくて……
先生の指摘通りに私は、嫉妬しているだけだったんだよ。
いざっとなったら子供のガキみたいにむきになってさ。
中学生にもなってみっともないだろ……」

紳ちゃんは、自分の大人げない態度をとったことが悔しくてつらそうに自分の両手を握り締めた。

「うんん、紳ちゃんは、全然みっともなくないよ。
紳ちゃんの気持ちに気づけなかった私が悪かったんだから……」

私は、軽く首を横に振り紳ちゃんの両手を握り締めてみっともなく事を伝えた。

「いいや、私が悪いんだよ」

紳ちゃんは、私に両手を握り締められたままじっと私を見つめ返して軽く首を横に振り自分が悪い事を伝えた。

「うんん、私が悪いの!」

私は、紳ちゃんが悪くないって思っていたからわからずやの紳ちゃんに張り合うように少しだけ大声を出した。

「いいや、私が悪いんだよ!」

紳ちゃんも私が悪いと思っていなかったから少しだけ大声を出して反論した。

「紳ちゃんのわからずや!」

私は、紳ちゃんを少しだけ睨むように見つめた。

「乃愛こそわからずやだろ!」

紳ちゃんも私を少しだけ睨むように見つめた。
私と紳ちゃんは、しばらく互いを睨み合った。

「クスクスクス~~ッ」

私は、こんなしょうもないことで怒っているのがおかしくなり口元を押さえて笑った。

「あははは~~っ」

紳ちゃんもなんでこんなしょうもないことで怒っているのかって馬鹿らしくなりお腹を押さえて笑った。

「なんだかこんなにも悩んでいたのが馬鹿らしくなったな」

私は、笑い泣きをしていた目に溜まっていた涙を右手で拭いた。

「本当だな……
私もいったい何をこんなにも悩んでいたのか馬鹿らしくなったよ……」

紳ちゃんも笑い泣きをしていた涙を右手で拭いた。

「ねえ、紳ちゃん、またキスがしたいなぁ~~」

私は、目をうるわせて上目遣いで紳ちゃんを見つめてキスをしてほしいことをお願いをした。

「もう乃愛は、甘えん坊だな……」

紳ちゃんは、私のお願いを聞いて仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。
紳ちゃんが私の肩を掴んでゆっくりと私の唇に紳ちゃんの唇を近づけてきた。
私は、目を瞑り紳ちゃんとキスをした。
私は、紳ちゃんの唇の感触を感じながらこんなにも幸せで良いのかって不安を感じていたりする。
でも紳ちゃんの優しい眼差しを見ると不安な気持ちがなくなるのが感じた。
だって愛する紳ちゃんとこの先も一緒だから2人だと何も怖くないって思うからです。

~終わり~



  • No.208 by 乃木坂桜  2019-12-16 18:11:17 

すれ違う思いの最終話ができましたら投稿しておきますね。
宜しかったら読んでください。

  • No.209 by 乃木坂桜  2019-12-17 16:47:34 

すいません、久しぶりにこの小説を書いたから紳ちゃんの台詞が男の子ぽすぎましたから修正しました。
ごめんなさい……

これは中学生の百合小説です。

~すれ違う思い~

~第3話~

紳ちゃんと桜ちゃんを傷つけて一週間がたった。
私と紳ちゃんと桜ちゃんは、あの出来事をきっかけに互いを避けるようになっていた。
私は、このままで良くないと思っていた。
でも私のせいで紳ちゃん達をバラバラにした責任の息苦しさと罪意識からどうしたら良いのか解らなくて一人で泣いてしまう日々が続いた。
私は、無意識に子供の時に良く遊んだ桜の木のある公園に来ていた。

「あっ……桜の花がもう咲いていたんだね。
桜が綺麗だな……
良くこの公園で紳ちゃんと桜ちゃんとで遊んだよね……
うぅ……ごめんね、紳ちゃん、桜ちゃん……」

私は、紳ちゃんや桜ちゃんの事を考えると傷つけた事を思い出して悲しくなり両手を顔で隠して涙を流して泣いた。

「あれ、乃愛ちゃん、ではないか。
こんなところでどうしたんだい?」

声をした方を向くと学校の保険の先生の蝶(ちよ)ちゃんが立っていた。

「ち、蝶(ちよ)ちゃん……」

私は、蝶ちゃんにこの前させた事を思い出して体をびくって強ばらせた。

「そんな警戒しなくても構いませんよ。
弱っている子に何かするほど落ちぶれているつもりは、ありませんからね。
その様子では、紳ちゃん達と何か合ったみたいだね。
僕で良かったら相談ぐらいだったらのるよ」

蝶ちゃんは、苦笑いを浮かべて私に何かするつもりがない事を伝えた。
そして私の悩みの相談をすると提案をした。

「その……実は、桜ちゃんと紳ちゃんの恋を応援をしようとしたの。
でも土壇場、桜ちゃんと紳ちゃんの恋の応援ができなくなって邪魔をしてしまったの……
私って勝手ですよね……」

私は、蝶ちゃんに紳ちゃん達の事を相談をして。
そしてまた自分の勝手な事をした情けなさに両手で顔を隠して泣いてしまった。

「そうだね……勝手なのは、別に良いことでないだろうか?
特に恋愛の事にたいしてはね。
それに人は、1人なんだから好きな事をしとかないとあとで後悔をすることになるよ」

蝶ちゃんは、冷めた眼差しで私を見つめて好き勝手な事をしろって私に勧めた。

「そんな……好き勝手なんかできないよ……」

私は、蝶(ちよ)ちゃんの答えがあまりにも自分勝手でどう答えたら良いのか解らなくて辛そうに俯いた。

「ごめんね、乃愛ちゃん。
少しだけ意地悪な答えだったね。
何が本当に大事なのか解ったらおのずと答えが解るはずたよ。
乃愛ちゃんにとって何が一番大事なのだい?
親友とは、どうあるべきだと思うかい?
心の奥底の気持ちを隠して本当の親友と言えると思うかい?
僕だったら気持ちのうわべだけの嘘で固めた関係なんか嫌だけれどね。
そう……そんなのもう懲りごりだよ……」

蝶ちゃんは、私の心を見通すようにじっと見つめた。
そして本心を言えないのは、親友と言えないって意見を言った。
そして恐ろしいほど冷徹な怒った表情をした。
うわべだけな付き合いは、許さないって呟いた。
でもすぐにいつも通りの笑顔に戻った。

「私がどうあるべきか……」

私は、蝶ちゃんの心を見通すような眼差しを見て戸惑った。
すぐに私が蝶ちゃんと桜ちゃんに何ができるのか考えた。

「まあ、そんなに考え込むことでないよ。
物事は、意外と簡単で単純なことなのだからね。
答えは、もう乃愛ちゃんの心の奥底に出ていると思うよ
さてそろそろ僕は、行かせてもらうよ。
この後に人と会う約束をしていてね」

蝶ちゃんは、右手をひらひらと振って私から離れて行こうとした。

「ま、待って、蝶ちゃん!
蝶ちゃんは、やっぱり蝶ちゃんだったよ。
私のお姉ちゃんみたいな大切な存在だよ。
紳ちゃんがどう言おうとそれは、変わらないよ。
それからね、ありがとう、蝶ちゃん!」

私は、蝶ちゃんを呼び止めた。
そして蝶ちゃんに感謝の気持ちを伝えるように満面な笑みを浮かべた。

「お姉ちゃんね……」

蝶ちゃんは、私の言葉を聞いて困ったように苦笑いを浮かべた。
そして私の気持ちに答えるかのように軽く右手を振ってから去っていった。

確かに私は、紳ちゃんに対する気持ちを桜ちゃんにも紳ちゃんにも隠している。
その思いを伝えたら今までの関係が壊れてしまうかもしれないってのも解っていたからだ。
でもこのままで良くないってのも解っていた。
蝶ちゃんのアドバイスを聞いても思いをうちかけようとする覚悟ができなかった。
結局、紳ちゃんと桜ちゃんと話ができないでいた。
それから三日後中学校の休み時間の廊下で蝶ちゃんに話し掛けられた。

「やあ、乃愛ちゃん、あの後になんか進展は、あったのかい?」

蝶ちゃんは、軽く右手をあげて私に挨拶をすると何か進展が合ったのか質問をした。

「蝶ちゃん……うんん、何も進展は、ないよ。
私が臆病なのがいけないんだと解っているの……
蝶ちゃんがせっかくアドバイスをしてくれたのにごめんね……」

私は、蝶ちゃんのせっかくのアドバイスが無駄になった事を謝った。

「そんな事は、もう良いんだよ。
それで大切な話があるから今日の放課後に会ってくれないかい?」

蝶ちゃんは、軽く首を横に振り何も気にしていない事を述べた。
放課後に会いたいって提案をしてきた。

「えっ……?
放課後に会う約束をするの?
別に構わないけれども今言えない事なの?」

私は、蝶ちゃんのあまりにも真剣な表現に戸惑い今言えないことなのか質問をした。

「今は、言えないことだよ。
先生としてではなくて個人的な用事になるからね」

蝶ちゃんには、珍しく自分のほっぺたを触り顔を赤らめて照れながら話した。

「そうなんだね。
何処で待ち合わせをしたら良いの?」

私は、蝶ちゃんの照れた様子に不思議そうに首を傾げて待ち合わせ場所を質問をした。

「そうだね……
では、この前にばったり会った公園とかどうかね?
待ち時間は、そうだね……僕も忙しい身でね。
時間をあんまりとれなくて悪いが夕方の6時とかは、どうだろうか?」

蝶(ちよ)ちゃんは、少しだけ考え込みながら会う約束の時間と日にちを提案をされた。

「うん、その時間と場所ならば大丈夫だよ」

私は、大きく頷いてその時間と場所で大丈夫なことを伝えた。
私は、蝶ちゃんとの約束場所が紳ちゃんと桜ちゃんとの思い出の場所なことに不思議と何かがおきる予感がしていた。

「僕の提案を聞いてくれてありがとうね。
それでは、また放課後に会おう」

蝶ちゃんは、私の頭を乱暴にでも優しさを感じる撫でる方をした。
そして右手を軽く振って去って行った。

「うん、またね、蝶ちゃん」

私も去って行く蝶ちゃんを右手を振り見送った。
私は、その日の放課後に待ち時間と場所に向かった。

「まだ蝶ちゃんは、来ていないみたいだね。
でも話ってなんなのかな?」

私は、公園のベンチに座り公園の中を見渡した。
ふとこの公園で子供の時に紳ちゃんと桜ちゃんと遊んでいた楽しい思い出を思い出して心が温かくなった。
でもすぐに紳ちゃん達と仲が悪くなっているのを思い出して涙をうるわせて泣きたくなった。

「待たせたみたいですまなかったね」

私は、声がした方を振り向くと蝶ちゃんが立っていた。

「うんん、大丈夫だよ。
私も今来たところだからね」

私は、蝶ちゃんに泣きそうになっているのが気付かれるのが嫌で慌てて両手で涙を拭いて泣いていた事を誤魔化した。
そしてベンチから立ち上がり蝶ちゃんに近づいた。

「それで蝶ちゃん話ってなんなの?」

私は、蝶ちゃんの話がなんなのか解らずにきょとんとしながら蝶ちゃんの話を質問をした。

「その前に質問をするけれども紳ちゃんとは、仲直りができたのかな?」

蝶ちゃんは、真剣な表情で私を見つめながら紳ちゃんとの事を質問をした。

「えっ……?
うんん、仲直りは、できてないよ……」

私は、蝶ちゃんに紳ちゃんとのことを言われると紳ちゃんと喧嘩している事を思い出してつらそうに俯いた。

「やっぱりそうだったんだね……
乃愛ちゃん、綾倉(紳ちゃん)ちゃんのことなんか忘れて僕と付き合ってみないかい?
僕ならば乃愛ちゃんを悲しませる事はしないよ」

蝶ちゃんは、真剣な表情で私を見つめて私を見つめて私と付き合いたいって告白をした。

「えっ、ち、蝶ちゃん!?」

私は、蝶ちゃんに告白をされるとびっくりをして大声を出した。

「さてと、綾倉さん、いるんだよね。
出てきてくれないだろうか?」

蝶ちゃんは、公園の大きな桜の方を向いて紳ちゃんの名前を呼んだ。
紳ちゃんは、大きな桜の木の後ろからゆっくりと出てきて私達に近づいてきた。

「えっ……紳ちゃん…?
何でいるの……?」

私は、いきなり現せた紳ちゃんに驚いて戸惑いながら何でいるのか質問をした。

「乃愛、先生に気をつけろって言ったわよね……
この前も危ない目に合ったばかりよね。
それなのに二人で会うだなんてどうかしているわよ……」

紳ちゃんは、怖い顔で私に近づいてきて油断しすぎだと注意した。

「そ、それは……ごめんなさい……」

私は、また紳ちゃんに迷惑をかけて怒らせたと思い下を俯いて涙を流した。

「……乃愛ちゃんを責めるのは、間違いだと思うな。
綾倉さんは、嫉妬しているだけだよね。
僕が乃愛ちゃんに告白をしているのを聞いていたんだろ。
乃愛ちゃんが僕に取られると思ったんだよね。
この前の時も今回の時もね。
随分勝手だと思うけれどね。
乃愛ちゃんは、綾倉さんの所有物でないんだよ。
乃愛ちゃんを大切にできないんだったら僕が乃愛ちゃんを貰うよ。
良いよね?」

蝶ちゃんは、私と紳ちゃんの間に立って殺気を放ち怒ったように紳ちゃんを睨んだ。

「先生なんかに乃愛は、やらないよ!
これまでずっと乃愛を見て大切に思って大切にしてきたんだよ!
後から出てきた奴に乃愛を渡さないよ!」

紳ちゃんは、睨むように蝶ちゃんを見つて蝶ちゃんに近づいた。

「その言葉だけでは、足りないね。
大切な事は、言っていないよ。
つまり乃愛ちゃんのことをどう思っているんだい?
綾倉さんが自分の気持ちを伝えないで誤魔化すような人が何を言っても意味がないことだと思うよ
それとも乃愛ちゃんに自分の気持ちを伝える勇気がないのかい?
それでよく乃愛ちゃんのことを大切にしているって言えるね。
そのことで乃愛ちゃんを苦しめてきたと言うのにね」

蝶ちゃんも紳ちゃんを真剣な表情で睨むように見つめた。

「そんなの乃愛の事を好きに決まっているわよ!
乃愛の事を愛しているんだからね!
乃愛が桜の恋を応援をして私に桜の気持ちを手伝ったのは、むかついたよ。
だって私が乃愛の事を好きなのに勝手に私と桜が恋人になるように手伝ってどれだけいらついたと思うのよ!
私は、乃愛を誰にも渡さないわよ!」

紳ちゃんは、蝶ちゃんの挑発の言葉に自分の気持ちをぶつけるように大声を出した。

「綾倉さんの気持ちは、解ったよ。
でも大切な事は、乃愛ちゃんの気持ちだよ。
乃愛ちゃんがどう思っているからだよ」

蝶ちゃんは、私の気持ちが大事だと紳ちゃんに伝えた。
紳ちゃんと蝶ちゃんは、私の方を向いた。
私は、自然と涙がボロボロと流していた。

「乃、乃愛!?
ご、ごめん、嫌だったわよね……
あれだけ乃愛に酷い言葉を浴びせたんだから当たり前だよね……」

紳ちゃんは、私の泣き顔を見て慌てたようにおろおろとしてすまなそうに話した。

「うんん、違うの、紳ちゃん……
紳ちゃんの気持ちが嬉しくて……
私は、いつも紳ちゃんに迷惑をかけてばかりだったから嫌われていると思っていたから……
私も紳ちゃんのことが好きだったから……
紳ちゃんに嫌われたと思ったもの……
この思いが叶わないって思っていたから嬉しくて……」

私は、紳ちゃんの思いが嬉しくて両手で涙を流してボロボロと泣いた。

「ごめん、乃愛……
乃愛を護ると思っていたのに気づいたら乃愛を傷つけて悲しませて……
これからは乃愛を悲しませないように乃愛を大切にするからね……」

紳ちゃんは、泣いている私を優しく抱き締めて背中を擦り私を慰めてくれた。

「うんん、私は、紳ちゃんが側にいてくれるだけ幸せだよ……
紳ちゃんに愛してもらってそれ以上の事を望んだら罰が当たるよ……」

私は、軽く首を横に振って両手で涙を拭いた。
そして紳ちゃんの気持ちが嬉しくて照れ笑いを浮かべるようにニッコリと笑った。

「その……ごめんなさい、私は、蝶ちゃんの気持ちに答えられないの……
私は、紳ちゃんのことが昔から好きだったから……
でも蝶ちゃんの気持ちは、嬉しかったよ。
ありがとうね、蝶ちゃん」

私と紳ちゃんは、しばらく抱き締めて互いを見つめるとどちらともなく離れた。
私は、蝶ちゃんの方を向いて蝶ちゃんの思いに傷つけたと思い謝った。
そして蝶ちゃんの気持ちのお礼をニッコリと笑いながら伝えた。

「ふっ……謝る必要は、ないよ。
僕は、女の子の幸せな顔が見るのが好きだからね。
だから乃愛ちゃんの幸せな顔が見れただけで満足だよ」

蝶ちゃんは、薄く微笑んで私の幸せならばそれで構わない事を伝えた。

「もしかして蝶ちゃんは、こうなるのを解っていてわざとこんな事をしてくれたの?」

私は、蝶ちゃんの今までの行動が紳ちゃんと私の仲直りをする手伝いをするためにわざと憎まれ役をしてくれたのでないかと思い質問をした。

「それは、買い被りすぎだよ。
僕は、本気で乃愛ちゃんを奪い取るつもりで綾倉さんにぶつかったんだよ。
綾倉さんが乃愛ちゃんに不釣り合いならば無理矢理に乃愛ちゃんを奪い取ろうと思っていたのに残念だね」

蝶ちゃんは、私と紳ちゃんが上手くいったのをわざとらしく残念そうに話した。

「その……桜ちゃんにも悪い事をしたよ……
桜ちゃんが紳ちゃんの事を好きだと解っていたのに桜ちゃんを裏切るような事をしてしまったよ……」

私は、桜ちゃんの恋を応援をすると心に決めていたのに桜ちゃんの思いを裏切るような酷い事をしてしまった事に悪いと思いをつらそうに俯いた。

「そんな事は、ありません、乃愛ちゃん。
私は、乃愛ちゃんのことが大切に思っているのですよ。
乃愛ちゃんも紳ちゃんも大切に思っているのです。
そんな二人が付き合うのを祝ないわけがありませんわ。
私は、乃愛ちゃんの気持ちを解っていたのにずるい事をしてしまったと解っているもの……
これからも私の友達にいてくれませんか?」

声をした方を向くと桜ちゃんが立っていた。
桜ちゃんは、ゆっくりと私達に近づきながらすまなそうに話した。

「うぅ……桜ちゃん……私の方こそ桜ちゃんと友達でいさせてください……」

私は、桜ちゃんの気持ちが嬉しくて涙を流して涙を両手で拭きながら述べた。

「ありがとうございます、乃愛ちゃん。
もう乃愛ちゃんたら泣き虫なんだから……」

桜ちゃんは、私を抱き締めて私の背中を擦って慰めてくれた。
私は、桜ちゃんの気持ちが嬉しくて涙がかれるまで泣いた。
涙が止まると私と桜ちゃんは、どちらともなく離れた。

「先生にも感謝しないといけません。
先生に紳ちゃんと乃愛ちゃんの事を相談をして色々としてくれたのですよ。
先生を当て馬みたいにしてしまいましたもの……
ところで先生は、どこにいるのですか?」

桜ちゃんは、蝶ちゃんがしてくれていた事を教えてくれた。
桜ちゃんが蝶ちゃんにお礼を言おうとして蝶ちゃんを探した。
私も蝶ちゃんに改めてお礼を言いたくて探して回りを見渡した。
でも何処にも蝶ちゃんの姿が見えなかった。

「蝶ちゃん……
本当にありがとう……」

私は、姿が見えない蝶ちゃんに改めて心のそこからお礼を伝えた。

「やっぱり私は、先生を探しに行きます。
たぶんまだ近くにいると思いますわ」

桜ちゃんは、鞄を持って蝶ちゃんを探しに行く事を伝えた。

「それならば私も蝶ちゃんを探しに行くよ」

私も慌てて鞄を持つと桜ちゃんに近づいた。

「それは、駄目です、乃愛ちゃん。
紳ちゃんともっと話さないといけないことがあるでしょう。
紳ちゃんと乃愛ちゃんには、もっと幸せになってもらわないと困ります。
良いですね。
これは、乃愛ちゃんと紳ちゃんにとって重要事項ですよ!」

桜ちゃんは、腰に右手を当てて左手の人差し指を私と紳ちゃんをそれぞれ指した。
そして先生が生徒を叱るように私と紳ちゃんに幸せになってほしいことを命令をした。

「は、はい、解りました!」

私は、軍隊のように直立に立って解ったって返事をした。

「ほら、紳ちゃんも返事をする!
解ったの?
それとも解らなかったの?」

桜ちゃんとも思えないほどのどす黒いオーラを纏い紳ちゃんに近づいた。
そして解ったのか返事をする事を命令をした。

「は、はい、解りました!」

紳ちゃんは、あまりにもの桜ちゃんの怖さに直立して大きな声で返事をした。

「はい、よろしいです。
では、先生の事は、私にまかせてください。
それでは、乃愛ちゃん、紳ちゃん、さようなら。
先生との事は、後で教えますね」

桜ちゃんは、軽く右手を振って優しく微笑んで去って行こうとした。

「うん、またね、桜ちゃん。
蝶ちゃんの事は、お願いね」

私も右手を振って桜ちゃんの挨拶を答えた。
紳ちゃんは、無言で桜ちゃんの方に右手を振って別れの挨拶に答えた。

「ねえ、紳ちゃん、もし良かったら私の部屋に来てよ。
その……色々と話したいの……」

私は、このまま紳ちゃんと別れたらまた紳ちゃんと仲が悪くなるのを恐れた。
だから紳ちゃんを怒らせないように控え目に紳ちゃんを自分の部屋に来るのを誘ってみた。

「乃愛の部屋にか……?
乃愛の部屋に行っても構わないよ」

紳ちゃんは、怒ったように黙りこんだような表情で紳ちゃんが一回私の部屋に本当に行くのか質問をした。
私は、伸ちゃんを怒らせたのでないかと思い一瞬体をビクッとした。
でもすぐにぶっきらぼうに私の部屋に行っても構わない事を伝えた。

「ありがとう、伸ちゃん。
それならばさっそく私の部屋に行こう」

私は、伸ちゃんが私の部屋に来てくれるのを了承してくれたのを聞いて安心したように微笑んだ。
伸ちゃんが私の部屋に来ることに緊張してしまい体の動きが不自然になり私の部屋に向かって歩き始めた。
伸ちゃんも私の後を追い掛けるように私の部屋に向かって歩き始めた。
私の家に着くまで私と紳ちゃんは、互いに緊張したように黙り込んでいた。
私は、自分の家の扉を開けようとしたけれども鍵が締まっていた。
私は、鞄から鍵を出して玄関の鍵を開けて家の中に入った。
親が出掛けた後みたいで玄関に親の靴がなかった。

「その……紳ちゃん、遠慮なく家にあがってよ」

私は、伸ちゃんと家で2人きりっと思うと緊張したようにガチガチになった。
そして不自然のようなこわばった表情で紳ちゃんを家の中に招き入れようとした。

「あ、ああ、乃愛、お邪魔するよ……」

紳ちゃんも緊張したように不自然な笑みを浮かべて私の家の中に入った。

「し、紳ちゃん、私の部屋に先に行っていてよ。
私は、飲み物をとって来るね」

私は、紳ちゃんと家で2人っきりなのが緊張をしてぎこちなくして私の部屋に先に行っていることをお願いをした。

「あ、ああ、解ったわよ……」

紳ちゃんも私の部屋に入るのが緊張したようにぎこちなく返事をして私の部屋に向かった。
私は、紳ちゃんが階段をあがって行くのを見送ると飲み物を取りに台所へ向かった。
冷蔵庫から麦茶を出すと二つのコップに麦茶を入れて麦茶をもって自分の部屋に向かった。

「お、お待たせ、紳ちゃん……
飲み物は、麦茶で良かったよね」

私は、麦茶を自分の部屋に入った。

「あ、ああ、構わないよ」

紳ちゃんは、棚にある桜ちゃんと紳ちゃんと私の三人で幼稚園の卒園式の時に校門で取った写真立てを手に取って見ていた。
私が入ってきたのを見て写真立てを元の棚に直してテーブルの前に座った。
私は、紳ちゃんの前と少しだけ離してテーブルの上に麦茶を二つ置いた。
私は、紳ちゃんの横に座ると互いに何を話したら良いのか解らずに無言のままにしばらく時間が過ぎて行った。

「ねえ、紳ちゃん、私の事を好きって本当なの……?」

私は、紳ちゃんに告白をされたのが夢のように思えた。
だから不安そうに目をうるわせて私が好きなのか紳ちゃんに確認をした。

「そんなの何回も聞かないでよ……」

紳ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて私から視線を反らした。

「言ってくれないと解らないよ……
あんなことがあった後だから不安なんだよ、紳ちゃん……」

私は、泣きそうに目にたくさんの涙をためてうるうるとさせて悲しそうにした。

「私は、乃愛を護るって決めたのにいつも悲しませてばかりだよね……
私は、乃愛のことを世界の誰よりも一番愛しているよ。
それでこそ乃愛を独占したいくらいにね……」

紳ちゃんは、私を優しく抱き締めて耳元で愛を囁いた。
そして私の唇に紳ちゃんの自分の唇を近づけてきて私とキスをしようとした。

「んっ……」

私も紳ちゃんの唇に自分の唇を近づけて軽くキスをした。

「えへへ~~紳ちゃんと恋人同士になれるだなんで夢のようだな……」

私は、紳ちゃんとキスをしてあらためて紳ちゃんと恋人同士になれたって実感ができた。
私は、それが嬉しくてほんのり顔を赤らめて嬉しそうに照れ笑いを浮かべた。

「乃愛、傷つけてごめんね……
私は、乃愛を護るって決めていたのに……
乃愛が私の気持ちを理解してくれないのが悔しくて……
先生の指摘通りに私は、嫉妬しているだけだったんだよ。
いざっとなったら子供のガキみたいにむきになってさ。
中学生にもなってみっともないでしょう……」

紳ちゃんは、自分の大人げない態度をとったことが悔しくてつらそうに自分の両手を握り締めた。

「うんん、紳ちゃんは、全然みっともなくないよ。
紳ちゃんの気持ちに気づけなかった私が悪かったんだから……」

私は、軽く首を横に振り紳ちゃんの両手を握り締めてみっともなく事を伝えた。

「いいや、私が悪いんだよ」

紳ちゃんは、私に両手を握り締められたままじっと私を見つめ返して軽く首を横に振り自分が悪い事を伝えた。

「うんん、私が悪いの!」

私は、紳ちゃんが悪くないって思っていたからわからずやの紳ちゃんに張り合うように少しだけ大声を出した。

「いいや、私が悪いんだよ!」

紳ちゃんも私が悪いと思っていなかったから少しだけ大声を出して反論した。

「紳ちゃんのわからずや!」

私は、紳ちゃんを少しだけ睨むように見つめた。

「乃愛こそわからずやでしょう!」

紳ちゃんも私を少しだけ睨むように見つめた。
私と紳ちゃんは、しばらく互いを睨み合った。

「クスクスクス~~ッ」

私は、こんなしょうもないことで怒っているのがおかしくなり口元を押さえて笑った。

「あははは~~っ」

紳ちゃんもなんでこんなしょうもないことで怒っているのかって馬鹿らしくなりお腹を押さえて笑った。

「なんだかこんなにも悩んでいたのが馬鹿らしくなったよ」

私は、笑い泣きをしていた目に溜まっていた涙を右手で拭いた。

「本当だね……
私もいったい何をこんなにも悩んでいたのか馬鹿らしくなったよ……」

紳ちゃんも笑い泣きをしていた涙を右手で拭いた。

「ねえ、紳ちゃん、またキスがしたいなぁ~~」

私は、目をうるわせて上目遣いで紳ちゃんを見つめてキスをしてほしいことをお願いをした。

「もう乃愛は、甘えん坊だね……」

紳ちゃんは、私のお願いを聞いて仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。
紳ちゃんが私の肩を掴んでゆっくりと私の唇に紳ちゃんの唇を近づけてきた。
私は、目を瞑り紳ちゃんとキスをした。
私は、紳ちゃんの唇の感触を感じながらこんなにも幸せで良いのかって不安を感じていたりする。
でも紳ちゃんの優しい眼差しを見ると不安な気持ちがなくなるのが感じた。
だって愛する紳ちゃんとこの先も一緒だから2人だと何も怖くないって思うからです。

~終わり~



  • No.210 by 乃木坂桜  2019-12-23 23:04:09 

新しい小説ができましたから投稿しますね。
BLには、興味がないかもしれませんが宜しかったら読んでください。
すいません、嫌いならば無視してもらっても構いませんよ。


これは、高校生のBL小説です。

~子猫(リトルタイガー)は、真面目君(生徒会長)に食べられる~

~プロローグ~

この街には、ヤクザも恐れる暴走族が合った。
暴走族のチームの名前は、トリカブト。
チームに所属している人数は、百人以上と言われている。
トリカブトの猛毒のように麻薬密売にカツアゲに影では、人殺しもしていると言われている危ない暴走族だ。
そんな暴走族の溜まり場に2人の中学生の男の子が現れた。
1人は、金髪の白色の百合の暴走族の特攻服を着ていた。
もう1人は、赤髪のロングヘアーで赤色の薔薇の暴走族の特攻服を着ていた。

「あ~~、なんだ、お前達は~~?
こんなところにガキが来るところでないぞ~~
ガキは、大人しく親のミルクでものんでな~~」

暴走族の一員らしいモヒカン頭の男性が中学生2人に気がついて中学生に近づいてきた。
すると他の暴走族の仲間も中学生に気がつき近づいてきた。

「一応聞いておくが正人をやったは、お前達なのか?」

白色の特攻服を着ている男の子は、暴走族達を睨むように見つめた。

「は~~?
正人って誰だよ。
そんなくずっぽい名前みたいな奴なんか知らないなぁ~~」

スキンヘッドの男性は、小馬鹿にするようにクスクスって笑っていた。

「正人がお前達の販売した麻薬の事を調べていたら闇討ちに会って意識不明の重体なんだよ……
お前達のシンボルのトリカブトの花が落ちていたんだ。
無関係とは、言わないよな……」

赤髪のロングヘアーの男の子は、静かにトリカブトの奴等を睨みながら正人を襲った犯人なのか質問した。

「あ~~思い出したよぉ~~
確か俺達の事をこそこそ嗅ぎ回ってガキのことかよ。
うざかったから皆でタコ殴りにしてやったよ。
いや~~気持ち良かったなぁ~~」

茶髪の男性が思い出したように両手をポンと叩いてその時の事を可笑しそうに笑った。

「そうかよ……」

金髪の男の子は、一瞬で笑っている茶髪の男性を殴り飛ばすとそのままドラム缶に突っ込んだ。

「てめえ、何をしやがる!
俺達トリカブトと解っていてやっているんだろな!」

スキンヘッドの男性は、木刀を持つとそれで金髪の男の子に殴りかかってきた。
赤髪のロングヘアーの男の子は、金髪の男の子を護るように立つ木刀をそのまま頭にうけた。

「ぎゃはは、ざまねえなぁ~~」

スキンヘッドの男性は、これで倒せたと思い高々と笑った。

「こんなの正人の受けた痛みから比べると屁が出るほど軽いよ……」

赤髪のロングヘアーの男の子は、木刀を受けた痛みが何でもなさそうに平然のスキンヘッドの男性を睨んで頭に当たっている木刀を奪い取るようにそのまま木刀を投げ捨てた。
そしてすぐにスキンヘッドの男性の顔を殴ると苦しそうにうずくまった。

「やりやがったな!
殺してやる!」

モヒカンの男性は、懐から小刀を出すと赤髪のロングヘアーの男の子に向かって行き小刀を刺そうとした。
赤髪のロングヘアーの男の子は、モヒカンの持っている小刀ごと相手の指をありえない方向にひねりあげた。

「ぐあ~~指が折れた~~」

モヒカンの男性は、小刀を地面に落とす苦しそうに転げ回った。

「殺そうとしたんだから自分も死ぬ覚悟ができているんだろうな……」

赤髪のロングヘアーの男の子は、小刀を拾うとモヒカンの男性を足で踏みつけて身動きを止めた。

「や、やめろ!」

モヒカンの男性は、赤髪のロングヘアーの男の子の持っている小刀を見て顔が青ざめて慌てた。
赤髪のロングヘアーの男の子は、モヒカンの男性の顔すれすれの横の地面に小刀を刺した。
モヒカンの男性は、小刀で刺されると思っていたのかおしっこをちびり泡を吹いて気絶をした。

「お前達、邪魔だ。
俺がやる!」

トリカブトの暴走族の集まっている中から2メートルは、あるような巨体のマッチョの男性が前に出てきた。

「お願いします、翔さん!
えへへ~~お前ら終わったな。
トリカブトの頭の翔さんに勝てる奴なんかこの世にいないんだよ」

小柄の黒髪のいかにも下っぱの思われる男性は、中学生の男の子達に指を指して小馬鹿にするように見つめた。

「月善(つくよ)、手を出すな。
俺がやる……」

金髪の男の子は、トリカブトの頭の翔と呼ばれる男性に近づけながら翔を自分で倒す事を伝えた。
赤髪のロングヘアーの月善(つくよ)と呼ばれた男の子は、少しだけ後ろに下がった。
金髪の男の子と翔は、互いに睨み合った。

「おらおらおら!」

翔は、金髪の男の子に向かって右手で殴ると次に左手で殴り最後に右足の踵落としを放った。
金髪の男の子は、全て紙一重でかわした。
金髪の男の子は、翔が大技の踵落としを放ったのを見てかわすと同時に翔の腹のど真中に全ての力を込めて殴った。

「なんだ、そのひ弱なパンチはよ。
そんなパンチでは、虫も殺せないぞ。
おら!」

翔は、金髪の男の子のパンチを受けても平然と立っていて殴られたところを右手で軽く叩いた。
翔は、すぐにお返しとばかりに金髪の男の子の顔を殴り飛ばした。
金髪の男の子は、赤髪のロングヘアーの月善(つくよ)と呼ばれた男の子の足元まで吹っ飛ばされた。

「真雪(まゆき)、きついのならば変わってやってもかまわないぞ……」

月善(つくよ)は、金髪の真雪(まゆき)と呼ばれた男の子を見下ろすときついのならば喧嘩を変わる事を提案をした。

「それは、必要がない……」

金髪の真雪(まゆき)と呼ばれた男の子は、翔に殴られて折れた歯を吐き捨てた。
真雪(まゆき)は、翔に近づいて互いに睨むように見つめた。

「おら!そりょ!やっ!どうした、逃げているだけでは、俺に勝てないぞ!」


翔は、真雪(まゆき)に向かって連続でパンチにキックの連打を放った。
真雪(まゆき)は、全て攻撃を紙一重で避けた。
でも真雪は、壁に追い詰められた。

「覚悟しろ。
年貢の納め時だ!
どりゃーーーー!!」

翔は、近くに落ちているコンクリートのついている鉄パイプを拾うとそのまま真雪に鉄パイプで殴りかかってきた。
真雪は、ジャンプして壁から剥き出しになっている鉄の棒を掴んで翔の鉄パイプを避けた。

「くっ、抜けないだと!?」

翔の振り下ろした鉄パイプが壁にめりこんで鉄パイプが抜けなくなった。
真雪は、壁から出ている鉄パイプを掴んでいる鉄パイプを使いさらに高くジャンプをした。
翔の背中の首筋めがけてかかとおとしを放つそのまま翔の顔面が地面にめり込みそのまま翔は、気を失った。

「翔さん!?
よくも翔さんをやりやがったな!
相手は、中学生のガキの2人だ!
こっちが数で勝っているんだ!
一斉に戦ったら負ける理由がねえよ!
やっちまえ!」

トリカブトの暴走族の男性達が一斉に真雪達に襲いかかった。
月善(つくよ)と真雪(まゆき)は、互いに護り合うようにトリカブトの暴走族と戦った。
月善(つくよ)の赤い薔薇模様の特攻服と真雪(まゆき)の白い百合の特攻服を着て戦う姿は、2つの花が舞うように踊って見えて他の人から見たら幻想的だった。
そして戦いが始まって1時間後に戦いが合った場所には、赤い薔薇(月善)と白い百合(真雪)の2つの花が咲いている(立っている)だけだった。
真雪は、トリカブトの頭の翔のうちポケットに入っているトリカブト達がおこなった麻薬の密売記録や犯罪記録の入ったSDカードを出してそれをとった。

「これでトリカブトもおしまいだな。
正人の調べたデータも合わせてトリカブトのおこなった犯罪があからみにでるわけだ。
後は、通報して駆けつけてきた警察にでもまかせたら終わりだ。
色んな奴とやりあってきてダチ達を護っているつもりだった。
でも正人が危ない事をしているって気づけなかった。
ダチを護れなかったのにこんな事をする意味がなくなった……
だからヤンキーは、卒業する」

真雪は、悔しそうに自分の両手を握り締めた。
正人を護れなかったからこんな事をする意味がなくなったと考えた。

「そうだな……そろそろやめ時かも知れないな。
真雪がヤンキーから足を洗うのならば俺もヤンキーでいる意味がなくなったからな……
俺もヤンキーを辞めるよ」

月善も真雪がヤンキーを辞めるのならばヤンキーでいる意味がないと思った。
だからこんなことを辞めると心に決めた。
それから10分後ぐらいに警察官が来た。
正人の調べたトリカブトの犯罪記録とトリカブトの頭の翔の持っていた犯罪記録を警察官に渡した。
この犯罪記録のデータがのおかげでトリカブトの暴走族の奴等が逮捕されてトリカブトが実質的に潰れたことになった。
真雪と月善は、病院にいる意識不明の正人に解決した事を報告した。
真雪は、家に帰る時に川の崖の原っぱで泣いている小学生の男の子を見かけた。

「よう、ガキ、どうしたんだ?」

真雪は、小学生の男の子に話し掛けた。

「っ!?なんでもねぇよ!」

小学生の男の子は、涙を両手で拭いてなんでもないことを伝えた。

「誰かにいじめられたのか?」

真雪は、小学生の男の子がいじめられたと思った。
だからいじめられていたのか確認のために小学生の男の子に質問をした。

「うっ……悪いかよ……
俺がチビとかのろまとかうっとうしいって言って暴力をふるわれていじめるんだよ……
俺は、何も悪いことをしていないのにさ……」

小学生の男の子は、悔しそうに俯いた。
小学生の男の子が自分が何もしていないのに何故こんな思いをするかと思った。

「お前が強くなればいいんだ。
これをやるよ。
これに似合うように強くなれよ」

真雪は、自分の着ている白い百合模様の特攻服を脱ぐと小学生の男の子に特攻服を渡した。

「えっ……?
貰っても良いのかよ。
大切な物だろ」

小学生の男の子は、特攻服をまじまじと見つめると特別な物だと感じて本当に貰っても良いのか質問をした。

「俺には、必要がない物だからな。
お前に使ってもらった方が特攻服も喜ぶよ。
そのかわりにその特攻服に似合うように強くなれよ」

真雪は、乱暴に小学生の男の子の頭を撫でて歯を見せてにって笑い強くなることを提案をした。

「うん、誰よりもお兄さんよりも強くなってみせるからな!」

小学生の男の子は、大きく頷いて誰よりも強くなることを宣言をした。
この小学生の男の子こそ高校生になって一匹狼として恐れられるリトルタイガーの五十嵐(ごじゅうあらし)美花(みはる)だったりする。

~第1話~
俺は、子供の頃から虐められていた。
見た目がチビで喧嘩も弱くていじめっ子にとって俺は、虐めやすかったんだと思う。
でも小学六年生の時に運命的な出会いをした。
俺は、その日も虐められた帰り道で川の近くの丘で虐められのが悔しくて泣いていた。

「よう、ガキ、どうしたんだ?」

川の丘の近くで泣いていたらいきなり誰かに話し掛けられてびっくりして話し掛けられた方を向いた。
そしたら金髪の特攻服を着た中学生ぐらいの男の子が立っていた。

「っ!?なんでもねぇよ!」

俺は、泣いているところを見られるのが男として最低と思った。
だから涙を両手で拭いてなんでもないことを伝えた。

「誰かにいじめられたのか?」

金髪の中学生ぐらいの男の子は、俺がいじめられたと思った。
だからいじめられていたのか確認のために俺に質問をした。

「うっ……悪いかよ……
俺がチビとかのろまとかうっとうしいって言って暴力をふるわれていじめるんだよ……
俺は、何も悪いことをしていないのにさ……」

俺は、虐められたのご知られるのと虐められたのが悔しくてつらそうに俯いた。
俺は、何もしていないのに何故こんな思いをするかと思った。

「お前が強くなればいいんだ。
これをやるよ。
これに似合うように強くなれよ」

金髪の中学生ぐらいの男の子は、自分の着ている白い百合模様の特攻服を脱いだ。
そして俺に特攻服を渡した。

「えっ……?
貰っても良いのかよ。
大切な物だろ」

俺は、特攻服をまじまじと見つめた。
その特攻服が特別な物だと感じて本当に貰っても良いのか質問をした。

「俺には、必要がない物だからな。
お前に使ってもらった方が特攻服も喜ぶよ。
そのかわりにその特攻服に似合うように強くなれよ」

金髪の中学生ぐらいの男の子は、乱暴に俺の頭を撫でた。
そして歯を見せてにって笑い強くなることを提案をした。

「うん、誰よりもお兄さんよりも強くなってみせるからな!」

金髪の中学生ぐらいの男の子が赤の他人の俺に特攻服までくれて励ましてくれたのが嬉しかった。
だから金髪の中学生ぐらいの男の子の期待に答えるように大きく頷いて誰よりも強くなることを宣言をした。

「頑張れよ、ガキんちょ」

金髪の中学生ぐらいの男の子は、右手を振って去って行った。
こうして金髪の特攻服を着た中学生ぐらいの男の子に男としての生き方を教えてもらった。
俺は、この金髪の中学生ぐらいの男の子に貰った特攻服に誓い喧嘩に強くなることを心に決めた。
俺は、俺に生きる道を導いてくれた金髪の中学生と同じ髪の色を金髪にしたり体を鍛えて虐めてきた奴と喧嘩をするようになった。
最初の方こそ喧嘩に勝てない日々が続いた。
でも根気よく体を鍛えた。
気がつくと喧嘩が負け無しになっていた。
見た目がチビでタイガーみたいに強いところと仲間を作らない一匹狼なところから俺のことをリトルタイガーと言う呼び名で恐れられるようになっていた。
それから俺の生き方を変えてくれた金髪の中学生を探していた。
でも結局金髪の中学生を見つけることができなかった。
勉強が苦手な俺は、受験勉強に苦労したけれどもどうにか高校に受かることができた。
それから気がつくと高校1年生になっていた。
俺は、日頃から怨みを貰っていて寝ているだけで喧嘩を売りに来る奴が多かった。
だから人が来ない裏庭の木の上で昼寝を結構していた。

「へ~~ここからだったら生徒会室が丸見えだな。
まあ、見えるっからと言ってどうもしないんだけれどもよ」

俺は、木の上で生徒会室を見ながら昼寝をするのが定番になりかけていた。
生徒会室を見ていると眼鏡をかけた黒髪のいかにも真面目そうな生徒会長がテキパキと仕事をこなしていた。
同じ生徒会メンバーの副生徒会長も書記も会計も要領が悪くて仕事をもたついているのをよく見ていた。
ほぼ優秀な生徒会長1人で生徒会を回しているようなものだった。
こういう完璧超人みたいな奴は、本当にいるのだと感心をした。
そしてその生徒会長のことが気になるようになった。
生徒会室を見ていると生徒会長の名前が佐藤(さとう)真雪(まゆき)ってのも解った。
そして生徒会室に良く出入りする風紀委員の加藤(かとう)月善(つくよ)と良く一緒にいて仲が良いみたいだった。
生徒会長の回りにいつも人が集まっていて一匹狼の俺とは、全く別の生き物のように感じていた。
その日も昼寝をするために裏庭の木のところまで向かっていた。

「まったくいつもいつも喧嘩を売られたら鬱陶しいぜ。
ってなんだ……?」

裏庭を歩いていると生徒会長がヤンキーに絡まれているのに気がついた。
ヤンキーが自分よりも弱い奴を虐めるのがムカついた。

「よう、お前ら何をやっているんだ!
弱い者いじめなんかするなよ!」

俺は、もうダッシュで生徒会長とヤンキー達の間に立った。
でもヤンキー達が生徒会長を殴る寸前だった。
だから俺がヤンキー達と生徒会長の間に入ったことによりヤンキーに殴られることになった。

「いってぇーー」

俺は、殴られた顔に手を当てて殴ったヤンキーを睨んだ。

「なっ!?
小学生みたいな姿のチビでその金髪は!?
まさかお前全てを破壊すると恐れられたリトルタイガーか!?」

俺を殴ってしまったヤンキーは、俺の姿を見てびっくりして後ろに下がった。

「てめえ~~誰が小学生だ!!」

俺は、ヤンキーに小学生扱いされたと思い血が頭にのぼって怒ってヤンキー達に襲いかかった。
俺は、ヤンキーの6人組を一瞬で殴り飛ばして気絶させた。

「うぅ、いてえなぁ……
あんたは、弱いんだから無理をするな」

俺は、ヤンキーに殴られた顔を擦りながら生徒会長に無理をするなと命令をした。

「ありがとう、助かったよ。
確か1年生の五十嵐(ごじゅうあらし)美花(みはる)君だったね」

生徒会長は、眼鏡を掛け直すと俺の名前を確認をした。

「へ~~俺の名前を知っていたんだ。
俺みたいな不良のことなんか興味がないと思ったよ」

俺は、生徒会長が不良の俺のことなんか興味がないと思っていた。
だから生徒会長が俺の名前を知っていたが意外すぎて驚いた。

「同じ学校に通っているだから全校生徒の名前ぐらい解るよ。
生徒会長をしているんだからなおのことだよ」

生徒会長は、何故そんなことを聞いたのか解らずにきょとんとして全校生徒の名前ぐらい解ることを伝えた。

「それよりも五十嵐君は、怪我をしているみたいだね。
治療をするから保健室に来てくれないだろうか?」

生徒会長は、ヤンキーに殴られて切り傷ができた俺の顔を見て保健室で治療をすることを提案をした。

「こんなの怪我のうちに入らないよ」

俺は、唇の怪我の血を右手で拭いて治療が必要がないことを伝えた。

「良いから保健室に来る。
私のせいで怪我をしたんだから治療をするのは、当たり前だよ」

生徒会長は、俺の腕を掴むと俺を引きずるように保健室に向かった。

「ま、待て、俺は、治療の必要がないって言っているだろう!
止めろ!
なんて馬鹿力なんだよ!」

俺は、生徒会長に無理矢理保健室に連れてこられた。

「まったくなんて馬鹿力だったんだよ。
はっきり言って俺が助ける必要がなかったんじゃないかよ……」

俺は、保健室の長椅子の上に座らされると棚から救急箱を探す生徒会長の後ろ姿を見つめていた。
生徒会長が棚から救急箱を見つけると俺の横の長椅子の上に座って救急箱も長椅子の上に置いた。

「染みるかも知れないが我慢しろよ」

生徒会長は、綿に消毒液をつけて俺の傷口に消毒液をつけて消毒をした。

「んっ……あっ……んんっ……んんんっ……」

俺は、生徒会長に消毒をつけられる事に色っぽく声を出してしまった。
しばらく消毒をされるといきなり消毒を塗る手が止まった。

「生徒会長、どうしたんだ?」

生徒会長がいきなり消毒をするのを止めた理由が解らなくてキョトンとした。

「お前、そんな声を出して俺を誘っているのか?」

生徒会長は、眼鏡を外すと近くのテーブルに眼鏡を置くと俺を長椅子に押し倒した。

「なっ!?いきなり何をするんだよ、生徒会長!」

俺は、生徒会長を押してどかそうとした。
でも生徒会長の押す力が強くてびくともしなかった。

「うるさいよ、子猫ちゃん……」

生徒会長は、怪しいいほど不気味に微笑んで俺にキスをした。

「んんっ……んんんっ…………んっ……!?」

俺は、あまりにも生徒会長が激しくキスをするから苦しくて涙目になった。

「んんっ……んっ…………んんんっ……」

生徒会長は、俺の態度を見てさらに俺を長椅子に強く押し付けて激しくキスをした。

「んんっ……ま……てっ……んんんっ……」

俺は、生徒会長のキスが激しすぎて苦しくて生徒会長から逃げるように体を動かそうとした。
でも生徒会長の力が強くて体が動かなかった。

「んんんっ……んっ…………んんっ……」

生徒会長は、俺の様子を楽しむようにさらに激しくキスをした。

「んんっ……んっ…………んんん~~~~!?」

生徒会長のキスがあまりにも激しすぎたから体力の限界と気持ちよすぎて気分の限界が来て体を振るわせて倒れこんだ。

「はっ!?ご、ごめん、大丈夫かい?」

生徒会長が俺が倒れこんだのを見てはって我に返り1回謝り大丈夫なのか質問をした。

「うぅ……ケ、ケダモノ、生徒会長、あんたは、ケダモノだよ!」

俺は、どうにか体調が治まると生徒会長から距離を取り軽蔑な眼差しで生徒会長を睨むように見つめた。

「ケダモノとは、失礼ですね。
五十嵐君が誘惑をするのがいけないのですよ」

生徒会長は、困ったように苦笑いを浮かべて誘惑をする自分が悪いと指摘をした。

「だ、誰が誘惑をしたんだよ!
言いがかりは、止めろよ!」

俺は、生徒会長を睨むように見つめて誘惑をしていないって反論をした。

「ふ~~ん、あんなにも色っぽい声を出していたのに違うって言うのかい?」

生徒会長は、俺が生徒会長に消毒液で治療をしてもらっている時にスマホで録った動画の俺の色っぽい声と姿を再生した。

「わ~~止めろぉ~~そんな物を聞かせるなぁ~~」

俺は、慌てて生徒会長からスマホを取ろうとした。
でも生徒会長は、軽々と避けた。

「気にする必要がないと思いますよ。
こんなにも可愛らしいのですからね」

生徒会長は、意地悪ぽく微笑んで俺の色っぽい姿の流れている動画のスマホに軽くキスをするとスマホをポケットにしまった。

「うわぁ~~可愛らしいって言うなぁ~~!」

俺は、恥ずかしさのあまりに生徒会長に殴りかかった。
でも生徒会長は、余裕で避けた。

「くっ、何が望みなんだ」

俺は、恨めしそうに生徒会長を睨んでどんな命令をするのか質問をした。

「別に何かをしてもらおうって訳でないんですよ。
生徒会長をしてると色々と窮屈なものでしてね。
ストレスの発散に付き合ってもらおうと思っているだけですよ」

生徒会長は、安心させるように優しく微笑んで酷い事をしないって約束をした。

「本当かよ……
例えばどんな事をさせるつもりなのか?」

俺は、疑り深く生徒会長を見つめた。

「そうだね……例えば休日とかに遊びに付き合ってもらったり生徒会の仕事を手伝ってもらったりムラムラしたときにキスをさせてもらったりかな……?」

生徒会長は、考え込みゆっくりと俺にしてほしいお願い事を伝えた。

「なんだ、そんなことならばっ……て、最後の欲情したらキスをさせろっておかしいだろ!
あきらかに普通のお願い事でないだろう!」

俺は、生徒会長のお願い事を聞いて慌てて生徒会長の方に人差し指を指した。
そして普通のお願い事でない事を指摘をした。

「おや、五十嵐君に拒否権があると思うのかい?」

生徒会長は、スマホを俺に見せて意地悪っぽく微笑んだ。

「くっ……やっぱりあんたは、ケダモノだよ……」

俺は、生徒会長にスマホを見せられると生徒会長を恨みしそうに睨むように生徒会長を睨んだ。

「別にそう思ってもらってもかまわないよ」

生徒会長は、余裕の笑みを浮かべてケダモノと思っても良い事を伝えた。
こうして生徒会長に俺の弱味を握られることにより奇妙な関係が始まった。

~続くかもしれない……?~






  • No.211 by 乃木坂桜  2020-01-02 14:10:23 

新しい小説を投稿しておきますね

~注意事項~

これはオリジナルの百合小説です
カップリングは、高校生17歳×子供9歳です。
約一名幼女が暴走します
登場伽羅は全員女性です
登場伽羅は白鳥つぐみと逢見藍沙です
白鳥つぐみは高校三年生で逢見藍沙は9歳です。
子供が18禁すれすれの変態的な発言と行動をして暴走をします。
苦手の方は、注意してください。
藍沙ちゃんのしたことを実際にしたら犯罪になるから絶対に真似をしないで下さい。
純恋愛だと思って読まれた方の気分を害される場合がありますから注意してください。
この掲示板に不適切だと言う苦情がありましたら消去する場合がありますからご理解よろしくお願いいたします。

~暴走幼女藍沙ちゃん~

~第3話~

9歳の子供の藍沙ちゃんが自分の高校に転校してきてしかも同じ家に住むことになって1日しかたっていないのに色々なことが起きた。
色々なこととよりもはっきり言って藍沙ちゃんの変態的とも言えるアプローチに振り回されてばかりだったりする。
藍沙ちゃんが転校してきて初日から色々とありすぎて精神的な疲れからぐっすりと眠ってしまった。

「んっ……なんだかすーすーする……
って藍沙ちゃん何をしているのかな?」

目を開けると私は、ベッドの上で下着姿だった。
そして藍沙ちゃんがスマホで私の下着姿の動画を撮っていた。

「おはようございます、お姉様。
私のことは、気にしないでまだ寝ていてください」

藍沙ちゃんは、私の下着姿をスマホの動画で撮りながらニコニコ笑顔で気にしないで下さいって答えた。

「そういうわけにいかないでしょう」

私は、藍沙ちゃんを攻めるようにじど~~と藍沙を見つめると藍沙ちゃんのほっぺたを軽くつねった。

「痛い、痛いです、お姉様!
ごめんなさい、ついお姉様のあられもない姿……じゃなくてお姉様の可愛らしい姿を撮りたかっただけなのです。
謝りますから手を離して下さい」

藍沙ちゃんは、私にほっぺたをつねられると痛そうに悲鳴を出すと動画を撮ったことを謝った。

「まったく藍沙ちゃんは、油断も隙もないんだから……」

私は、藍沙ちゃんのつねっているほっぺたを離すと仕方がなさそうにため息を吐いた。

「本当にごめんなさい。
お姉様との生活が楽しくてつい歯止めが効かなくなりました。
お姉様、朝食の準備が終わっています。
ですから制服に着替えて降りて来て下さい。
……やっぱりお姉様が着替えるのを手伝います。
さあ、お姉様、制服です」

藍沙ちゃんは、悪戯ぽく笑いながら両手を合わせて謝った。
そして少しだけ考え込むと制服を持って息を荒くして私に近づいて来た。
そして制服に着替えるのを手伝うことを提案をした。

「着替えぐらい自分でできるよ。
それに藍沙ちゃんに着替えるのを手伝ってもらったら反対に身の危険を感じるしね」

私は、藍沙ちゃんに着替えるのを手伝ってもらったら藍沙ちゃんに何かされると思い着替えるのを手伝ってもらうのを断った。

「それは、酷いです、お姉様~~
私(わたくし)は、何もしませんわよぉ~~」

藍沙ちゃんは、私に着替えるのを手伝うのを断られる情けなく声を出した。

「信用できるわけないでしょう。
良いから先に下に降りていなさい!」

私は、藍沙ちゃんを無理矢理部屋の外に連れ出して部屋の扉を閉めた。

「そんなぁ~~」

藍沙ちゃんは、部屋から閉め出されると情けなく声を出した。
私が着替え終わり部屋の外に出ると藍ちゃんは、下に降りた後みたいだった。
私は、リビングに向かうと藍沙ちゃんがテーブルに料理を運んでいる途中だった。

「ごめんね、晩御飯も作ってもらったのに朝食まで作ってもらって……」

私は、テーブルの席に座ると藍沙ちゃんに朝食を作ってもらったお礼を伝えた。

「いえ、気にしないで下さい。
料理を作るのは、お姉様の嫁の私(わたくし)の勤めですわ」

藍沙ちゃんもテーブルの前に置いてある椅子に座った。
私の嫁宣言をした。

「んっ……相変わらず藍沙ちゃんの料理は、美味しいよね」

私は、藍沙ちゃんの作ってくれた料理を食べると美味しくて少しだけ笑みを浮かべた。

「それならば良かったですわ……
お姉様、このウインナーの焼き加減の自信がありますわ。
ですから食べて見てください」

藍沙ちゃんは、お箸でウインナーを掴むとウインナーを私の方に向けた。

「え、えっと……自分のを食べれるから良いよ」

私は、藍沙ちゃんに食べさせられるのが恥ずかしくて顔を赤らめて食べさせてくれるのを断った。

「お姉様、あ~~ん」

藍沙ちゃんは、私が断ったのを見てさらにニコニコ笑顔でお箸でウインナーを掴んだままウインナーを私の方に向けた。

「いや、あ、あの……」

私は、藍沙ちゃんに食べさせるのを断ったのにさらにぐいぐいと私に食べさせようとしたから戸惑ってたじたじになった。

「あ~~んです」

藍沙ちゃんは、断るのを許さないって思いを込めてさらにぐいぐいとウインナーを私の方に向けた。

「あ、あ~~ん……」

私は、藍沙ちゃんの強引に食べさせようとする意気込みに負けて藍沙ちゃんの向けたウインナーを食べた。

「お姉様、美味しいですか?」

藍沙ちゃんは、私に向けたウインナーを食べたのを見てニコニコしながら美味しいのか質問をした。

「う、うん、美味しいよ、藍ちゃん」

私は、藍沙ちゃんに食べさせられた恥ずかしさで顔を赤らめて美味しいって呟いた。

「それならば良かったです。
んっ……ゴックン……お姉様、これで間接キスですね」

愛沙ちゃんは、私がウインナーを食べた愛沙ちゃんのお箸で自分もご飯を食べた。
そしてお箸にキスをして色っぽく微笑んで間接キスなことを伝えた。

「うっ……もう何を言うのよ……」

私は、藍沙ちゃんに間接キスをしたことを言われると顔を真っ赤にして照れているのを隠すように自分のほっぺたを触った。

「んんんっ……んっ……んんっ……お姉様の大きくて長くて固いです……んっ……」

藍沙ちゃんは、私が照れたのを見て少しだけ考え込んだ。
そしてフライパンで焼いた大きな長い切っていないウインナーを一つ掴んだ。
そして意味ありげにウインナーを口に入れて舐め出した。

「ぶっ!?
そんなことをするんじゃありません!」

私は、藍沙ちゃんのウインナーを舐める仕草が色っぽすぎて唾を吹き出そうになった。
それからすかさず藍沙ちゃんの頭を軽く叩いて下品だから止めなさいって伝えた。

「いった~~い!
もうお姉様たらいきなり叩くだなんて酷いでないですわ」

藍沙ちゃんは、叩かれた頭を両手で擦り涙目で私を見つめた。

「酷いじゃないよ。
食べ物で遊ばないの。
まったくそんなことをしていると学校に遅れるよ」

私は、藍沙ちゃんの不満を聞いて軽くため息を吐いて早く食べないと学校に遅れることを指摘をした。

「はい、解りましたわ……」

藍沙ちゃんは、私の態度を見てさすがにやり過ぎたと思い素直に料理を食べ始めた。
私と藍沙ちゃんは、料理を全て食べると家を出た。
それから私と藍沙ちゃんは、家を出て学校に向かった。

「っ!?」

藍沙ちゃんは、藍沙ちゃんによく似ている30代ぐらいの女性を見掛けるとビクッとして体を振るわせた。

「あら、あなたまだ生きていたのね。
化物の癖に良く堂々と歩いていられるわね」

藍沙ちゃんによく似た30代ぐらいの女性も藍沙ちゃんに気がつくと睨むように藍沙ちゃんを見つめた。

「うぅ……」

藍沙ちゃんは、藍沙ちゃんによく似た女性に罵倒されるとつらそうに女性から視線を反らした。

「ちょっと黙って聞かせてもらったけれどもそれは、ないんじゃないの。
あなたが誰だか知らないけれどもこんな小さな子供に化物っていうのは、酷くないですか?」

私は、藍沙ちゃんを護るように藍沙ちゃんと藍沙ちゃんとよく似た女性の間に立った。

「誰なの、あなた?
もしかしてこいつが何者なのか知らないんでしょう。
気の毒よね。
あなたは、騙されているのよ。
だってこいつは……」

藍沙ちゃんによく似た女性は、藍沙ちゃんの間に立った私の体全体を見た。
そして何かをさとったように藍沙ちゃんのことを言おうとした。

「ま、待って下さい!
お願いしますからお姉様にそれだけは、言わないで下さい。
お願いします……」

藍沙ちゃんは、藍沙ちゃんによく似た女性が何か言う前に大声を出して言うのを止めさせた。
そして涙を流しながら頭を深々と地面につけて土下座をして謝った。

「ふん、見苦しいわね。
あなたは、そうやっているのがお似合いよ」

藍沙ちゃんによく似た女性は、藍沙ちゃんの土下座を見て軽蔑するように鼻で笑いそのまま去って行った。

「だ、大丈夫、藍沙ちゃん?」

私は、普段の藍沙ちゃんの様子とかけ離れた行動に尋常でないと感じた。
だから藍沙ちゃんの肩を優しく触り心配そうに藍沙ちゃんを見つめた。

「ごめんなさい、お姉様、見苦しいところをお見せしましたわ」

藍沙ちゃんは、立ち上がりすまなそうに苦笑いを浮かべて私に謝った。

「それは、良いよ。
でもあの女性は、誰なの?
あっ、別に言いたくなかったら言わなくてもいいんだよ」

私は、藍沙ちゃんがまだ落ち込んでいるように見えた。
私は、藍沙ちゃんが心配で何か力になりたくなった。
その為に藍沙ちゃんと藍沙ちゃんとよく似た女性の関係が気になり控え目に質問をした。

「あの人は、私(わたくし)の産みの親ですわ……」

藍沙ちゃんは、つらそうな困ったような苦笑いを浮かべてさっきまでいた女性と藍沙ちゃんの関係を伝えた。
私は、藍沙ちゃんの様子から何か理由があると思った。
でもこれ以上は、聞かれたら困るって藍沙ちゃんの気持ちが伝わってきた。
私は、これ以上藍沙ちゃんを困らせたくなくて何もきけなかった。

「お姉様、学校に早く行かないと遅刻しますわ」

藍沙ちゃんは、何でもないようにニッコリと笑う笑顔を浮かべていた。
でもその笑顔がなんだか無理をしているように感じた。
藍沙ちゃんは、先に歩き始めた。

「う、うん、そうだね、早く学校に行こう」

私も藍沙ちゃんの後を追いかけるように学校に向かって歩き始めた。
学校に着くまで自然と互いに無言のまま時間が過ぎて行った。

「これは、私(わたくし)の問題ですからお姉様が気にすることでないですわよ」

教室に着くと藍沙ちゃんが私の方を向いて私に心配かけないように無理に笑って見せた。
それから藍沙ちゃんは、すぐに自分の席に向かって歩き始めた。
私は、子供の藍沙ちゃんが辛いのに気を使われたことが凄く情けなくなった。
そして何もできない自分に腹がたち自分の唇を強く噛んだ。
私は、ふと昨日のお風呂での藍沙ちゃんの態度を思い出した。
子供の藍沙ちゃんが抱えている悩みがなんなのか解らないし検討もつかない。
私は、慕ってくれている女の子の苦しみを和らげてあげられないことに腹がたった。
そして藍沙ちゃんの為に何ができるか考えたけれども何も思い浮かばなかった。
それから藍沙ちゃんに何もできないまま昼休みの時間になった。

「お姉様、今日も弁当を作ってきましたわ。
宜しかったら一緒にどうですか?」

昼休みになると重箱の弁当箱を持って私のところに近づいてきた。

「ありがとう、藍沙ちゃん。
今日も弁当を作って来てくれたんだね。
もちろん弁当を食べさせてもらうよ。
弁当を食べるのところは、昨日と同じところでかまわないよね」

私は、授業で使ったノートと教科書と筆箱を机の中に入れた。
そして昨日も弁当を食べた裏庭の桜の木の前で食べることを提案をした。

「裏庭の桜の木の前ですわよね。
もちろんそこで弁当を食べるのは、かまいませんわ」

藍沙ちゃんは、昨日見た桜の木の前で食べられると解ると子供らしくパーと明るい笑顔でニッコリと笑った。

「それならば決まりだね。
早速裏庭に行こう」

私は、椅子から立ち上がった。
藍沙ちゃんの笑顔を見ると落ち込んでいたのが少しでもおさまったのでないかと安心をした。

「はい、お姉様、お供しますわ」

私と藍沙ちゃんは、裏庭の桜の木に向かった。
桜の木の前で敷物をひくと私と藍沙ちゃんは、敷物の上に座った。
そして重箱の弁当箱を敷物の上に広げた。

「今日は、豪華だね。
こんなにも食べられるかな?」

私は、重箱の弁当箱の豪華な料理を感心しながら見つめた。

「ごめんなさい、お姉様。
お姉様に色々と食べてほしくて張り切って作りすぎてしまいましたわ。
食べれなかった残してもらってもかまいませんわ」

藍沙ちゃんは、私の弁当の料理を誉めた言葉を聞いて恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。

「ん~~このおにぎりなんか塩加減と昆布の味が染みて美味しいよ~~」

私は、おにぎりを食べると幸せそうに微笑んだ。

「それならば良かったです。
お姉様……んっ……」

藍沙ちゃんは、私の美味しそうに食べる仕草を見て安心したように微笑んだ。
そして玉子焼きを一つ唇でくわえるとそのまま玉子焼きを私の口元に持ってきて口移しで食べさせようとした。

「ちょ、ちょっと、藍沙ちゃん!?」

私は、藍沙ちゃんの行動にびっくりして慌てて後ろに下がった。

「んっ……んんっ……」

藍沙ちゃんは、逃がさないって雰囲気のオーラを纏い玉子焼きを唇でくわえたまま私の口に近づけた。

「ま、待って、藍沙ちゃん。
は、話せば解るよ……
あっ!?」

私は、藍沙ちゃんに詰め寄られると背後に桜の木に当たってこれ以上逃げられない状況を作られた。

「ん~~~~~~っ……」

藍沙ちゃんは、チャンスとばかりに玉子焼きを唇にくわせたまま私の口に近づいてきた。

「っ……くしゅん!」

桜の花弁が落ちてくると藍沙ちゃんの鼻の先に止まった。
藍沙ちゃんの鼻の先に止まった花弁のくすぐったさから大きくくしゃみをした。
くしゃみをしたせいで藍沙ちゃんがくわえていた玉子焼きを地面に落とした。

「あっ……これでは、お姉様に食べさせるわけにいきませんわね」

藍沙ちゃんは、口移しで食べさせられなかったのを残念そうに話した。

「ほっ……そういえば藍沙ちゃん今日の放課後に付き合ってほしいところがあるんだけれども構わないかな?」

私は、改めて敷物の上に座り直して今日の放課後に付き合ってほしいことをお願いをした。

「えっ、今日の放課後ですか!?
もちろんお供します、お姉様!
でもどこに行くつもりなのですか?」

藍沙ちゃんは、落とした玉子焼きを弁当の蓋の上に置いた。
そして敷物の上に座り直した。
いきなりの出掛ける誘いを聞いて身を乗り出して私の顔に自分の顔を間近に近づけた。
そして嬉しそうにニコニコ笑顔になった。

「わっ!?あ、藍沙ちゃん、顔が近いって……
でもこれから行く場所は、内緒。
ついてからのお楽しみね」

私は、藍沙ちゃんの顔を私の顔の間近に近づけてきたのでキスができそうだと思い慌てて藍沙ちゃんから距離を取った。
そして右手の人差し指を立てて右手の人差し指で自分の唇を触り片目を瞑った。
そして目的地に着くまでの内緒だと伝えた。

「解りましたわ、お姉様。
放課後の楽しみにとっておきますわね」

藍沙ちゃんは、私のこれから行くところの秘密って言葉を聞いて放課後に行くところが楽しみでニコニコ笑顔になった。
放課後になると鞄を持って藍沙ちゃんのところに向かった。

「藍沙ちゃん、帰る準備は、できている?」

私は、藍沙ちゃんの前に立って帰る準備ができたのか質問をした。

「はい、今、帰る準備が終わったところですわ」

藍沙ちゃんは、持ってきた物を鞄に直すと鞄を持って帰る準備が終わった事を伝えた。

「それならば行こうか、藍沙ちゃん」

私は、鞄を持ち直すと目的地に行くことを提案をした。

「はい、お姉様!」

藍沙ちゃんは、私の腕に抱き着いて嬉しそうにニコニコ笑顔で私を見上げた。

「わっ!?
は~~今回は、仕方がないよね……」

私は、藍沙ちゃんに腕に抱き着かれると驚きの声を出して藍沙ちゃんに腕に抱き着く必要がないって指摘をしようとした。
でも嬉しそうな笑顔を見ていると朝に落ち込んだ時の藍沙ちゃんよりも良いかもと思いしかたがなそうに苦笑いを浮かべた。
私と藍沙ちゃんは、しばらく山道を歩くと広々とした丘に着いた。
山の丘の公園から見下ろす街と海が綺麗でしかも日が沈む間近だったらしく街並みが夕日で輝いていた。

「凄く綺麗ですわ……
こんなにも綺麗な夕日は、見たことがありません……」

藍沙ちゃんは、夕日の街並みに感動をして自然と涙が流れていた。

「元気が出たのならば良かった。
私もね、大好きなおばあちゃんが亡くなったり悲しい時に良くこの丘に来ていたんだ。
この夕日を見ていると自分の悩みがちっぽけなことに感じてこれからを生きる力をもらえるんだよね。
私の秘密の場所なんだよ。
特別に藍沙ちゃんだから教えたんだから他の人に教えたら駄目だよ」

私は、片目を瞑りウインクをすると悪戯ぽく微笑んだ。
そしてこの場所の事を内緒だと伝えた。
そして藍沙ちゃんの悩みや悲しみが少しでもなくなればって心から思った。

「ありがとうございます、お姉様……
ごめんなさい、お姉様に気を使わせてしまいましたわよね……
この夕日の街並みの景色を見たら私の考えている悩みががどうでもよくなりましたわ」

藍沙ちゃんは、私の気持ちが嬉しそうにニッコリと微笑んだ。

「それならば良かった……」

私は、藍沙ちゃんの笑顔を見て元気になれたみたいで安心をした。

「お姉様は、私(わたくし)の秘密を知りたいと思わないんですか……?」

藍沙ちゃんは、私の心を覗き込むようにじっと私の目を見つめた。

「知りたくないって言ったら嘘になるかもね。
でもね、どんな藍沙ちゃんでも私の大切な藍沙ちゃんなのは、変わらないんだよ」

私は、藍沙ちゃんのほっぺたを触り優しく微笑んだ。
そして藍沙ちゃんがどんな存在でも大切なのは、変わらない事を伝えた。

「うぅ……ありがとうございます、お姉様……」

藍沙ちゃんは、私が藍沙ちゃんのほっぺたを触った手の上から私の手を重ねるように触り涙を流して泣いた。
私は、ゆっくりと藍沙ちゃんの体を抱き締めて背中を擦ってあげた。
藍沙ちゃんは、私の温もりを感じて我慢していたものが爆発してさらに激しく声を出して泣いた。
藍沙ちゃんは、涙が止まると私から離れた。

「お姉様、ごめんなさい、お見苦しいところをお見せしましたわ……」

藍沙ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべた。

「お姉様、私(わたくし)の秘密を聞いてもらえませんか?」

藍沙ちゃんは、真剣な表情で私を見つめた。
そして自分の秘密を聞いてほしいことをお願いをした。

「本当に藍沙ちゃんの秘密を教えてくれるの?
嫌だったら無理に話すことは、ないんだよ」

私は、藍沙ちゃんが誰にも知られたくと思っていた秘密だった。
だから無理に話すのでないかと心配そうに藍沙ちゃんを見つめた。

「私(わたくし)の秘密を聞いて下さい。
いえ、お姉様だからこそ聞いてほしいのです。
私(わたくし)の秘密を聞いて下さい、お姉様……」

藍沙ちゃんは、一度目を瞑るとしばらくしてから目を開けてゆっくりと藍沙ちゃんの秘密を話し始めた。

~つづく~

  • No.212 by 乃木坂桜  2020-01-05 09:58:46 

小学生腐女子同士の百合小説です。
登場人物は、谷川光(たにがわ ひかる)(主人公、小学6年生、女の子)、青葉のぞみ(あおば のぞみ)(生徒会長、小学6年生、女の子)です。
谷川光の視線で書かれています。

~小学生が腐女子だと悪いですか?~

~第1話~
私は、昔から友達と言う友達がいなくて楽しみと言えば本や漫画やアニメを見ることだった。
でも小学五年生の時に衝撃的な出会いをした。
本屋さんで格好いい男の子が表紙に描かれた小説を見てなぜか心が引かれてその小説を買ってしまった。
本の内容は、高校生の生徒会長とヤンキーの男性同士の恋愛小説だった。
バトルシーンは、迫力が合って男らしさがアピールしていて格好良くて物語に夢中になった。
男の子のヤンキーが男の子の生徒会長に激しく攻められる様子にときめいた。
世の中にこんなにも素敵な恋愛があるのだと感動した。
そして私が腐女子になった瞬間でもあった。
小説の名前は、青春ディズ。
私の運命を変える小説との出会いだった。
それからBL小説、BL漫画、BLアニメにとBLに夢中になった。
それから気が付くと小学6年生になっていた。
小学6年生になってもBL好きがおさまることがなく女性同士の恋愛のGLにも目覚めてさらに私の腐り具合が悪化していた。

「は~~……やっぱりBL物は、いつ読んでもたまらないなぁ……
でもショタ物の弟攻めで兄受けってなんなのよ。
ありえないでしょう!
弟に攻められてたじたじになる兄とか兄が可愛らしすぎでしょう!
兄の何が俺達は、兄弟だから駄目よ。
あんたは、乙女かってよ。
しかもぐいぐいいく攻める弟が男らしすぎでしょう。
嫌がる兄がだんだん弟色に染まって行って最後に俺は、弟でも好きだ!って告白には、泣けたなぁ……
でもこの小説を書いている先生ってどんな方なのかな?
編集部とは、メールや手紙でやり取りをしているらしいんだよね
編集長ですらゆりね先生がどんな方なのか知らないんぢよね……」

私は、読み終わった小説をベンチの上に置いた。
私は、昼休みに中庭のベンチで小説を読むのが日課になっていた。
ふと、中庭の渡り廊下を歩いていく生徒会長の青葉のぞみ(あおば のぞみ)を見かけた。

「相変わらず生徒会長は、綺麗だね……
でも私みたいな腐ってる人種と無縁の存在だろうね」

私は、生徒会長が男同士の恋愛が嫌いだと思っていた。
だからこの生徒会長と係わることがこの先もないと思っていた。

「ん~~……まったく宿題を忘れたからって居残り授業は、止めてほしいよね。
あれ、何か落ちている……」

私は、宿題の忘れる常習者だった。
それを見かなれた先生が私に居残り授業をした。
そのお陰で下校時間のギリギリになってしまった。
帰る時に学校の廊下で書類の入ってそうな封筒を見つけた。

「封筒の中身は、なんなのかな……?」

私は、封筒の中身が気になって封筒の中身を取り出した。

「えっ、青春ディズの続編の原稿なの!?
どうしてこんなところにあるの?」

私は、いつも愛読をしている小説だと解ると驚いて声を出した。

「まさかゆりね先生は、この小学校の関係者なのかな?」

私は、この原稿を落としたのがゆりね先生だと考えるとねがぽじ先生に近づけるチャンスだと思った。
だから原稿を探している人物を探して校内を歩き回った。

「あれ、あれは、生徒会長だよね。
どうしたのかな?
生徒会長、どうかしたの?」

校内を歩き回っていると何か探しているかのような挙動不審の生徒会長を見つけた。
なんとなく生徒会長のことが気になって生徒会長の後ろから話しかけた。

「ひゃん!?た、確か谷川光(たにがわ ひかる)さんでしたね。
下校時間は、とっくに過ぎていますよ。
早く帰りなさい」

生徒会長は、私がいきなり声をかけたのを驚きの声を出した。
生徒会長の威厳からなのか落ち着いたように話した。
でも何処か落ち着きがないような何かを探しているように視線がキョロキョロしていた。

「今帰るところだよ。
ところで生徒会長、あのね……うんん、やっぱりいいよ。
またね、生徒会長」

私は、生徒会長のことが気になった。
でも今は、聞かない方が良いと思い聞くのを止めた。

「ま、待ちなさい、谷川さん。
この辺りで落とし物ってなかったですか?」

生徒会長は、私を呼び止めたけれども落とし物のことを聞いて良いのか解らずにおどおどしながら控え目に落とし物のことを質問をした。

「えっ、落とし物ってこの事なの?」

私は、さっき拾ったねがぽじ先生のBL小説の原稿の入った封筒を見せた。

「そ、それです。
知り合いが落としたから探してって言われていましたの。
さあ、その封筒を渡して下さい」

生徒会長は、私から封筒を取ろうとしたので生徒会長の手を避けた。

「あ、あの……谷川さん、さっさとそれを渡して下さい。
その……もしかして封筒の中身を読みましたか?」

生徒会長は、私が避けたのを見て戸惑うけれどもふと私の目を見て恐る恐る中身を見たのか質問をした。

「いえ、中は、少しだけしか見ていません。
もしかして生徒会長は、ゆりね先生だったりしますか?」

生徒会長の慌てようからして封筒の原稿を書いたのが生徒会長の気をした。
だから直接ゆりね先生なのか質問をした。

「そ、そんな下品な名前の人なんか知りません……」

生徒会長は、目をうるわせて視線を反らして知らないって嘘をついた。

「それは、あきらかに嘘だよね。
下品なって内容を知っているからそんなことを言うんだよね。
生徒会長、いや、ゆりね先生の小説は、いつも感動しているの。
繊細な男心を表してそして男同士のピュアとも言える恋愛にいつも萌えいるんだよ」

私は、生徒会長に詰めより生徒会長……いや、ゆりね先生の小説を誉めた。

「ま、待って、谷川さん、解ったから落ち着いてよ。
ここで話されるのは、まずいから取り合えず私の家に来てください。
話は、そこでゆっくりとしましょう」

生徒会長は、私のぐいぐいいく行動に戸惑い私を落ち着かせようとした。
そして生徒会長の家で話の続きをすることを提案をした。

「えっ、ゆりね先生の家に来て良いの!?
ぜひ、ゆりね先生の家に行かせて下さい!」

私は、ゆりね先生の家に行けるのが嬉しくて興奮気味に話した。

「だ、だから私がゆりね先生って言うのは、内緒にしていますからねがぽじ先生って呼ばないでください!」

生徒会長は、私の口を両手で鬱いで涙目で私を睨むように見つめた。
私は、慌てて首を立ちに何回も振ってここでは、言わないことを約束をした。
私と生徒会長は、生徒会長の家の部屋に来ると私と生徒会長は、椅子に座った。

「……それでもう一度聞くけれども生徒会長は、ゆりね先生で間違いがないんだよね」

私は、しばらく時間をおいてから生徒会長がゆりね先生なのか質問をした。

「はい、そうです。
私がゆりねで間違いありません。
日頃、規則だ、風紀だって言っている堅物な癖に影ではBLを書いている小説家だなんておかしいでしょう。
笑いたければ笑ってもらっても構いませんわ……」

生徒会長は、自分が日頃厳しい癖にこんないかがわしい物を書いている腐女子のことを攻めるように苦笑いを浮かべた。

「そんな生徒会長のことを攻めるわけがないよ!
私ね、生徒会長の小説に助けられたんだよ。
嫌なことが会った時にいつも生徒会長の書いた小説に萌えて元気をもらっているんだよ。
その事で生徒会長のことを悪く言う人がいたら私が絶対に許さないからね!」

私は、生徒会長に詰めより生徒会長の肩を掴んで真剣に生徒会長を見つめて生徒会長の小説を誉めた。

「え……えっと、ありがとう、谷川さん……」

生徒会長は、キスができそうなくらい間近に私の顔があるのと小説を誉められた恥ずかしさで私から視線を反らした。

「あっ……ご、ごめん、生徒会長……」

私は、生徒会長の小説のことで熱くなりすぎて生徒会長の顔が間近にあるのに気が付いて慌てて生徒会長を離して生徒会長から視線を反らした。
しばらく沈黙が続いてから私は、生徒会長がどうして小説家になったのか疑問に思い生徒会長の方を向いた。

「生徒会長は、何で小説家になったの?」

私は、生徒会長に小説家のことを質問をした。

「私が小説を書き始めたのは、小学四年生の時にネットの小説掲示板に書き始めたのが始めてです。
ちょうど小説掲示板に投稿し始めて半年ぐらいだったわ。
私の小説を読んだ編集者から私の小説を本にしたいって私の掲示板でお願いをされたの。
最初は、断るつもりでした。
私は、小学生の子供だったから小説を作るのに色々と問題が出てくると思いましたから……
それに私の家は、厳しいからBL小説を書いているってのを良く思わないと思うの。
でも編集者は、私のことを内緒にしてくれるって言うから本を出すことにしたの。
私がBL小説の本を出しているって知られたら学校も親も黙っていないでしょうね……」

生徒会長は、小説家になった時のことを教えてくれると困ったようなつらそうとも言える複雑な笑みを浮かべた。

「生徒会長は、辛かったんだね……
大丈夫だよ、これからは、同じ腐女子の私が側にいるよ。
生徒会長の苦しみを和らげることができないかもしれない……
でも生徒会長の苦しみは、理解しているつもりだよ。
だって私も同じ腐女子だもん。
こんなBLが好きだなんておかしいと解っているし人には、言えないもん。
だからもう1人で苦しまなくて良いんだよ……」

私は、生徒会長を優しく抱き締めて生徒会長は、1人でないことを伝えた。

「っ!?ありがとうございます、谷川さん……」

生徒会長は、私の気持ちと温もりを感じて安心したのとはりつめていた物がなくなって私を抱き締め返して嬉しい気持ちで涙を流した。
しばらくすると生徒会長は、私から離れた。

「ごめんなさい、見苦しいところをお見せしました。
もう大丈夫です」

生徒会長は、涙を拭いて晴れ晴れとしたニッコリと笑った。

「それならば良かった。
そう言えばもう友達なんだから私のことを谷川って呼ばずに名前の光って呼んでよ。
私も生徒会長のことをのぞみちゃんって呼ぶからね」

私は、生徒会長の様子を見てもう大丈夫だと安心をした。
それから後ろで両手を組んでのぞみちゃんを覗き込むように見つめて私を名前で呼んでほしいことをお願いをした。

「え、えっと……その……光さん……?」

のぞみちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて目をうるわせて上目遣いで私を見つめると恥ずかしそうにたどたどしく私の名前を呼んだ。

「うぅ……もうのぞみちゃんたら可愛らしいんだからぁ!」

私は、のぞみちゃんの恥ずかしそうな仕草が可愛らしすぎてたまらずのぞみちゃんに抱き着いた。

「わっ!?もう光さんたらいきなり抱き着かないでください」

のぞみちゃんは、私に抱き着かれると恥ずかしそうに顔が真っ赤になり慌てたようにおどおどとした。

「あっ、ごめんね、のぞみちゃん。
でも始めてできた友達が同じ腐女子仲間でしかも憧れのゆりね先生だなんて夢のようだよ」

私は、おどおどとしたのぞみちゃんを見て慌てて離すと両手を合わせて謝った。
友達が始めてできてしかも憧れのゆりね先生だと思うと嬉しくてニコニコ笑顔になった。

「もう光さんたら大袈裟なんですから……
私の方こそ同じ趣味の友達ができて嬉しいです。
私は、趣味を隠して小説家の仕事をしていましたから同じ趣味の友達ができるだなんて思ってもいませんでしたもの。
ですから今、こうして同じ趣味の友達ができて夢のようです」

のぞみちゃんを私と友達になれたのが嬉しいらしくて嬉しそうにやんわりと微笑んだ。

「これからよろしくね、のぞみちゃん!」

私は、のぞみちゃんの両手を握り締めて仲良くする意味も込めてニッコリと笑った。

「はい、私の方こそよろしくお願いいたします、のぞみさん」

のぞみちゃんも私の手を握り返してやんわりと微笑んだ。

私は、こうして生徒会長ののぞみちゃんの秘密を知るのと合わせてのぞみちゃんと友達にもなった。
のぞみちゃんの秘密は、とてつもない内容だった。
でもこれからののぞみちゃんと一緒に過ごす学園生活のことを考えると楽しみで仕方がなかった。
だって生徒会長で小説家のゆりね先生で友達ののぞみちゃんと一緒なのたがらつまらないわけないと思います。

~つづく~






  • No.213 by 乃木坂桜  2020-01-05 10:01:35 

新しい小説ができましたから投稿しました。
性別とかは、秘密ですが私の本体は、この小説に出てくる主人公のようにこんな感じで腐っています。

  • No.214 by 加賀いろは  2020-01-16 02:43:02 


お疲れさまです

すっかり遅くなりましたが藍沙ちゃんとつぐみちゃんの2話、乃愛ちゃんと紳ちゃんと桜ちゃんの最終話、真雪くんと美花くんの1話まで読ませてもらいました

どの話もとてもおもしろかったです
こんなに早いペースでこれだけの話ができるのはホントにスゴいですね!

藍沙ちゃんは読んでいて途中からレールガンの登場人物の白井黒子が重なってすごく笑わせてもらいました
ルパンダ○ブは傑作ですね(苦笑)
ほんの少し()マジメなシーンもありましたが、よくぞ次から次へと変態的な行為が思いつくなと感心しました、なんて
続きがあるようなのですぐにでも読ませてもらいますが単純に笑えておもしろかったです

乃愛ちゃんと紳ちゃんと桜ちゃんの話は、まぁ最終的には落ち着くところに落ち着いて気持ちよく最後まで読むことができましたが途中の紆余曲折には泣けるシーンもあってよかったです
蝶ちゃんにしても桜ちゃんにしても好きな相手がいるのに相手のことを思いやって身を引くのはとてもツラいことですよね
身に積まされる思いです
蝶ちゃんと桜ちゃんがその後どうなったのかは気になりますがそこは言わぬが花のような気がするので聞かないようにしますね
みんないい子でこの話の登場人物はみんな好きです

真雪くんと美花くんの話はプロローグが長くて、この後が本編かとびっくりしました
すごくおもしろい構成だと思います
本編の登場人物に深みが出てよかったです
真雪くんはなんかすっかり軟派な子になっていて笑ってしまいますが芯の部分はきっと変わってないんでしょうね
月善くんが二人の関係に嫉妬したりするのかしないのか続きが気になりますね

…と、簡単ですが読んだところまで感想を書かせてもらいました
おもしろい話を読ませてくれていつもありがとうございます
残りの話も早く読みたいですがまた明日以降に

  • No.215 by 乃木坂桜  2020-01-16 12:44:32 

忙しいのに小説読んでくれてありがとうございました。
いえ、妄想駄々漏れの考えを小説にしているだけですからね。
誉められた物でないですよ。
こんなにも私の小説を理解してくれて感激です。

はい、藍沙ちゃんのモデルは、黒子です。子供だから何をしても許されるみたいな感じで暴走しています。ルパンダイブは、色んな同人誌でネタとして使っていましたから私も採用しました。いえ、黒子ならばどうするか考えてそれプラス犯罪になるような事を考えて小説を作りました。あくまでしゃれですみそうなところです。実は、ネタがなくなりましたから四話以降は、こんなにも暴走しないでシリアス+萌える展開になると思います。四話目は、藍沙ちゃんの秘密ご解る過去編で五話が変態的行動は、ないけれどもかなりグイグイ攻める藍沙ちゃんみたいな感じになります。

すれ違う思いのキャラクターでそういってもらえると嬉しいです。
裏話の話をすると乃愛のお母さんと蝶ちゃんは、付き合っていた時期があります。それから桜ちゃんと蝶ちゃんは、この先付き合うことになったりします。蝶ちゃんが乃愛ちゃんと紳ちゃんの仲をとりつなぐのをお願いをしたのは、桜ちゃんのさしがねだったりします。いつか蝶ちゃん目線で裏話的な小説を書きたいです。
かなりネタばらしですいません……

リトルタイガーの小説を理解してもらって嬉しいです。
そうなんですよね、この後に嫉妬して月善くんがヤンデレ化とか考えていました。

いえ、こちらこそ小説を読んでくれてしかもこんなにも理解してくれた感想をありがとうございました。
小説を読むのを無理しないで下さいね。
小説を読むのは、いろはさんのペースでゆっくりと読んで下さい。
他の掲示板で投稿するのは、まだ怖いですがいろはさんに読んでもらうために小説を書くの再開しました。
できましたらまた読んで下さいね。

  • No.216 by 乃木坂桜  2020-01-20 18:47:36 

これは、百合小説です。
この小説は、本編の過去編の小説です。

~暴走幼女藍沙ちゃん ~

~第四話~

ある外国の山奥にある研究室に白髪の60代ぐらいの女性と20代ぐらいの女性が何か言い争って喧嘩をしていた。

「本気かね。
君がやろうとしていることは、神への……いや、全ての生物への冒涜だ!」

白髪の60代ぐらいの女性は、机を強く叩いて女性を睨んだ。

「教授の考えは、時代遅れです!
これが上手く行くと人類の科学の発展に傾向されるかも知れないのですよ!」

20代ぐらいの女性も机を叩いて女性を睨んだ。

「でも遺伝操作による優秀な子供を産み出そうだなんて馬鹿げている!
自分の子供に優秀な子になってほしいだけじゃないか!
それだと君も君の子供も不幸になるってなぜ解らないんだ!」

60代の女性は、もう一度机を叩いて20代の女性を睨み返した。

「自分の子供に優秀になってほしいと思うのが何故悪いのですか。
親ならば子供が優秀になってほしいと思うのは、当たり前のことです!」

20代の女性が机に両手を起きながら女性を睨み返した。

「必ず自分の子供が恐ろしくなるだろうね。
何故ならば化学者の自分よりも賢くなり近い未来に劣る自分が嫌になって逆恨みをするように自分の子供を憎むようになるだろうね。
何故ならばそこに歪んだ愛しか存在がしないんだからね」

60代の女性は、机に両手を当てて女性を睨んだ。
そして女性の心の底の思いを言い当てた。

「そんなことは、ありません!
私は、遺伝操作の子供でも自分の子供ならば愛することができます!」

20代ぐらいの女性は、机に両手を当てて睨むように女性を見つめた。
自分の子供ならば愛せるって宣言をした。

「これ以上議論して無駄だね。
私は、抜けさせてもらうよ」

60代の女性は、研究室に置いてある自分の物を鞄にしまいながらこの研究室を出ていくことを伝えた。

「勝手にしてください。
せっかく人類の進歩の発展に立ち会える機会をなくすだなんて教授は、バカです」

20代の女性は、研究室を出ていこうとする60代の女性を攻めるように睨んだ。

「どうとも言え。
まったく愚かな事をすることだ」

60代の女性は、鞄に自分の物を詰め込むと一度20代の女性の方を向いて攻めるように睨んで研究室を出て行った。

「どちらが愚か者なのですか?
このプロジェクトに参加しなかった事を後で絶対後悔することになる言うのに……」

20代の女性は、研究室を出て行った60代ぐらいの女性を寂しそうに見つめた。
それから二年後に遺伝操作の赤ちゃんを産む実験は、成功した。
そして研究室を出て行った60代の女性の教授と喧嘩をした20代ぐらいの女性が自分の腹の中で遺伝操作で作られた優秀な赤ちゃんを産む事に成功をした。

「おめでとうございます、博士。
見て下さい、可愛い女の子ですよ」

30代ぐらいの女性は、20代ぐらいの博士の産んだ赤ちゃんをベッドで横になっている博士に抱かせた。

「私の可愛らしい愛娘……
この子が人類の希望になるのね……
この子の名前は、藍沙……
藍色のような落ち着いて全て人達を優しく包み込むように人類の希望になってほしいと願いがあるのよ」

藍沙ちゃんの母親は、藍沙ちゃんを抱き締めると赤ちゃんのほっぺたをスリスリとした。

「素敵な名前ですね。
きっと藍沙ちゃんは、人類の希望になるに間違いありません」

30代の女性は、藍沙ちゃんのほっぺたを優しく触った。
それから月日が2年が立った。
逢見博士は、藍沙ちゃんの子育て奮闘する日々が続いた。

『逢見博士、藍沙ちゃんの様子は、どうですか?』


藍沙ちゃんの産まれる時に立ち会った30代の女性の研究者が藍沙ちゃんのお母さんの家に電話して藍沙ちゃんの様子を質問をした。

「藍沙ちゃんは、手のかからない良い子よ。
でもよくリビングの床に大学で習う方程式を落書きをしているみたいなのよね」

逢見博士は、藍沙ちゃんの事を苦笑いを浮かべながら伝えた。

『まぁ、落書きだなんて可愛らしい子供の悪戯でありませんか』

女性は、逢見博士の愚痴を苦笑いを浮かべながら落書きは、子供の特権だと伝えた。
それから2年が過ぎて藍沙ちゃんが4歳になった。

『科学者の栄誉ある者に与えられる博士号の与えられた藍沙ちゃんは、4歳で授与されることになり世界最年少の授与として記録として残される事になります。
人類の希望とも言える天才少女の藍沙ちゃんに惜しみもない拍手をお願いします』

全国のテレビに同時配信をされた博士号の授与式で藍沙ちゃんがその国の大統領から博士号をもらった証の表彰盾を受け取るとわれるばかりの拍手がわきあがった。

「えへへ~~おかあさま、やりましたわ」

藍沙ちゃんは、表彰盾を受け取ると嬉しそうに自分の母親の逢見博士を見上げた。

「よくやったわ。
あなたは、私の自慢の娘よ!」

逢見博士は、自分をニコニコ笑顔で見上げた藍沙を優しくぎゅっと抱き締めた。

「えへへ~~おかあさま、だいすきですわ!」

藍沙ちゃんも逢見博士をぎゅっと抱き締め返した。
それから一年後藍沙ちゃんが五歳になっていた。

『科学者の栄誉ある者に与えられる博士号の与えられた藍沙ちゃんは、五歳で去年と今年の二回も連続で授与された
人類の希望とも言える天才少女の藍沙ちゃんに惜しみもない拍手をお願いします』

全国のテレビに同時配信をされた博士号の授与式で藍沙ちゃんがその国の大統領から博士号をもらった証の表彰盾を受け取るとわれるばかりの拍手がわきあがった。

「えへへ~~おかあさま、やりましたわ」

藍沙ちゃんは、表彰盾を受け取ると嬉しそうに自分の母親の逢見博士を見上げた。

「よくやったわ。
あなたは、私の自慢の娘よ!」

逢見博士は、自分をニコニコ笑顔で見上げた藍沙を優しくぎゅっと抱き締めた。

「えへへ~~おかあさま、だいすきですわ!」

藍沙ちゃんも逢見博士をぎゅっと抱き締め返した。
それから一年が過ぎて藍沙ちゃんが6歳になっていた。

『科学者の栄誉ある者に与えられる博士号の与えられた藍沙ちゃんは、6歳で連続で三回の授与されることになりました。
博士号を三回も授与させた者は、藍沙ちゃんが初めてで世界記録にのることになります。
人類の希望とも言える天才少女の藍沙ちゃんに惜しみもない拍手をお願いします』

全国のテレビに同時配信をされた博士号の授与式で藍沙ちゃんがその国の大統領から博士号をもらった証の表彰盾を受け取るとわれるばかりの拍手がわきあがった。

「えへへ~~おかあさま、やりましたわ」

藍沙ちゃんは、表彰盾を受け取ると嬉しそうに自分の母親の逢見博士を見上げた。

「え、ええ、よくやったわ。
あなたは、私の自慢の娘よ……」

逢見博士は、自分をニコニコ笑顔で見上げた藍沙ちゃんを見下ろしてぎこちなく微笑むだけだった。

「お、おかあさま……?」

藍沙ちゃんも逢見博士の態度を見て不安そうに逢見博士を見上げた。
その日から藍沙ちゃんと逢見博士の距離がぎこちなくなった。

「お母様、見て下さい。
アルミ缶と色々な材料を使ってがアルミニウム合金ができましたわ」

藍沙ちゃんは、逢見博士にアルミニウム合金を作ったの事を誉められると思い嬉しそうにニコニコしながら伝えた。

「そう……あとで見るからそこに置いていなさい」

逢見博士は、藍沙ちゃんの優秀すぎる能力と自分の子供より劣る自分の力にノイローゼ気味に悩むようになっていた。

「また新しい発明をしましたわ。
これだったら人工細胞の培養をもっと画期的にできて普通の臓器と変わらないはずですわ。
それから時間が余ったからお母様のやっていた仕事も終わらせましたわ」

藍沙ちゃんは、自分の母親が自分を拒絶しているように思った。
だから逢見博士の手伝いをしたら昔みたい笑ってくれると思い母親のしていた仕事を自分1人で終わらせた。
母親の仕事を終わらせた事を誉められると思いニコニコしながら逢見博士を見上げた。

「……藍沙、私の仕事をとって楽しい……?」

逢見博士の研究室に入ってきた藍沙ちゃんを睨むように見つめた。

「お、お母様、何を言っているのですか……?」

藍沙ちゃんは、逢見博士が怒っている意味が解らず戸惑いながら逢見博士を見つめた。

「おなたは、いつもそうよね。
天才は、凡人の苦しみなんか解らないわよね!
そんなにも自分の母親をバカに楽しい?」

逢見博士は、机をバンと叩いて藍沙ちゃんを殺す勢いで睨んだ。

「ご、ごめんなさい、お母様。
お母様が喜んでくれると思いましたの……
私が悪い事をしていたら謝ります。
だから嫌わないでください」

藍沙ちゃんは、逢見博士に嫌われたと思って藁にもすがる思いで涙目で自分の母親の腕を掴んだ。

「もうあなたと暮らすのは、うんざりよ。
私は、ここを出ていくわ!
あなたは、ここですきのように暮らしなさい!」

逢見博士は、藍沙ちゃんの手を振りほどいて研究室の自分の荷物をつめて研究室から出ていこうとした。

「ま、待ってください、お母様。
私を1人にしないでください!」

藍沙ちゃんは、逢見博士の体に抱き着いて逢見博士を止めようとした。

「私に触るんじゃないわよ、化物!」

逢見博士は、藍沙ちゃんを投げ飛ばして殺意のこもった眼差しで藍沙ちゃんを睨むとそのまま研究室から出ていった。

「私って化物なの……?」

藍沙ちゃんは、逢見博士が出ていった扉を呆然と見つめた。
それからしばらくして藍沙ちゃんは、自分が遺伝子操作で人工的に作られた普通の人間じゃない事を解った。
自分は、化物だと気づいた。
それから半年がすぎる間に藍沙ちゃんの親になりたいって方々は、たくさんいた。
その全てが藍沙ちゃんの遺産目当てや能力を利用しようとする奴等ばかりだった。
藍沙ちゃんは、子供だけれども大人の中で過ごして来たからそういう人達がすぐに解りわざと無理難題な事をすると皆去って行った。

「やあ、どうしたんだね、こんなところで黄昏て悩み事でもあるのかい?」

藍沙ちゃんは、全てが嫌になり海の砂浜で座り込んで海を見つめておた。
でもいきなり誰かに話し掛けられて声をした方を振り向くと二十代ぐらいの女性が立っていた。
そして女性は、明らかに悩みがなさそうな笑みを浮かべていた。

「誰だか知りませんが私に関わらない方が良いですわよ。
私(わたくし)は、人々に不幸をばらまく化物ですもの……」

藍沙ちゃんは、話をかけてきた女性があまりにも能天気に見えてため息を吐いて冷めた眼差しで女性を見つめた。

「そんな子供が自分の事を化物と呼ぶのは、感心しないな。
よし、家に来い、何かご馳走してやる。
こんな辛気臭い事を考える時は、食べて嫌な気持ちは、忘れることにかごるよ」

女性は、藍沙ちゃんをかつぐように持つと女性の家に向かって歩き始めた。

「ちょ、ちょっと、お姉さん、待って下さい!」

藍沙ちゃんは、女性に荷物を持つ感じで運ばれると慌てて女性を止めようとした。
でも女性は、藍沙ちゃんの言葉を無視して女性の家に着いた。

「ただいま、撫子!」

女性は、藍沙ちゃんをリビングで下ろした。
そしてリビングにいる女性に話し掛けた。

「お帰りなさい、司。
ってまた女の子を誘拐してきたの?」

撫子は、藍沙ちゃんに気がつくと軽くため息を吐いて攻めたように司を見つめた。

「誘拐してきたとは、失礼だね。
私は、悩める子供の力になろうと思っただけだよ」

司は、撫子の問題発言を聞いて藍沙ちゃんの力になりたいだけだと言い訳をした。

「それを誘拐と言うのよ……
ごめんなさいね、うちの人が強引なもので……
悪い人では、ないのよ。
それで良かったらお嬢さんの名前を教えてくれないかな?」

撫子は、司のする事がいつものことだと思うと苦笑いを浮かべた。
そして撫子は、藍沙ちゃんの目線に合わせて優しく藍沙ちゃんの名前わ質問をした。

「……私(わたくし)の名前は、逢見(あおみ)藍沙(あいさ)って言いますわ……」

藍沙ちゃんは、自分の事を知ったら利用しようとするのでは、ないかと思い自分の自己紹介をしても良いのか悩んだ。
悩んだけれども何も言わないのは、失礼だと思い結局自己紹介をした。

「藍沙ちゃんて言うのね。
可愛らしい名前ね。
無理矢理つれてきたお詫びに晩御飯を食べて行ってくれたら嬉しいわ。
どうかしら一緒にご飯を食べていかない?」

撫子は、藍沙ちゃんの名前を聞いて優しく微笑み名前を誉めた。
そして藍沙ちゃんを食事に誘った。

「いえ、せっかくのお誘いですが悪いですので遠慮させてもらいますわ」

藍沙ちゃんは、撫子の気持ちが親切からなのかそれとも何か裏があるのか解らなかったから食事を食べるのを断った。

「子供が遠慮するものでないぞ。
子供は、子供らしく大人に甘えておけ」

司は、藍沙ちゃんの頭を乱暴に撫でた。
乱暴だったけれどもその撫で感じが藍沙ちゃんのお母様に撫でられた感じと何かが似ていて落ち着いた。

「……それならば晩御飯を食べさせてもらいますわ」

藍沙ちゃんは、司の頭を撫でる手に優しさを感じて司だったらご飯くらい食べても問題がないと思った。

「おう、そうしろ。
やっぱり子供は、素直なのが一番だよ」

司は、撫でるのを止めて満足そうに歯を見せてニッて笑った。

「それでは、ご飯にしますわね」

撫子は、台所に料理を取りに向かった。

「私(わたくし)も料理を運ぶのを手伝わせて下さい」

藍沙ちゃんも台所に料理を取りに向かった。
藍沙ちゃんと司と撫子の三人で台所から料理をリビングに運んだ。
三人で運んだから料理を短時間で運ぶことができた。
晩御飯は、目玉焼きが上にのったハンバーグだった。

「あっ……」

藍沙ちゃんは、目玉焼きののったハンバーグを見てビックリした。
だって自分のお母様が落ち込んだ時に作ってくれたハンバーグにそっくりだったからです。

「んっ?どうかしたのか、藍沙ちゃん?」

司は、藍沙ちゃんの態度に違和感を感じて心配そうに藍沙ちゃんを見つめた。

「いえ、何でもありませんわ。
とても美味しそうなハンバーグですわね」

藍沙ちゃんは、自分の戸惑いを誤魔化すように軽く首を横にふって何でもない事を伝えた。
そしてやんわりと微笑んでハンバーグを誉めた。

「だろう!
撫子のハンバーグは、世界一なんだぞ!」

司は、撫子の料理を誉められる自分のことのように嬉しそうに歯を見せてにって笑った。

「もう司ったらそれは、言い過ぎよ。
藍沙ちゃん、味付けも普通の味よ。
それでは、料理が冷めるから早く食べましょう」

撫子は、司に誉められる恥ずかしそうに顔を赤らめた。
照れを隠すように両手を合わせていただきますをした。

「はい、いただきます、撫子様」

藍沙ちゃんは、両手を合わせていただきますをした。

「いただきます、撫子」

司も両手を合わせていただきますをした。

「どうぞ召し上がれ」

撫子は、両手を料理の方へ向けた。
藍沙ちゃんは、一口ハンバーグを食べると自然と涙が流れてきた。
それは、お母様が作ってくれたハンバーグの味に似ていた。
だからお母様の事を思い出してお母様に会いたくて悲しくなった。

「藍沙ちゃんは、悲しいことがあったのね……
今は、何が合ったか言わなく良いわよ。
でもね、藍沙ちゃんは、素敵な子なのが間違いないのよ。
だから藍沙ちゃんの事を必要としている子がいるはずよ。
会ってばかりだけれども私も藍沙ちゃんの事を大切に思っているのよ」

撫子は、しゃがんで藍沙ちゃんの目線に合わせて藍沙ちゃんの頭を優しく撫でた。

「うぅ……ありがとうございます、撫子様……」

藍沙ちゃんは、撫子の気持ちが嬉しくて泣きながら撫子に抱き着いた。
撫子は、藍沙ちゃんが泣き止むまで藍沙ちゃんを抱き締めて頭を撫でてくれた。

「ごめんなさい、お見苦しいところをお見せしました……
もう大丈夫ですわ……」

藍沙ちゃんは、自分の涙が止まると自分の弱味を見せたのが恥ずかしくて照れ笑いを浮かべて撫子を離した。

「それならば良かったです。
ハンバーグは、食べれるかな?」

撫子は、藍沙ちゃんが泣き止んだのを見て安心したように微笑んだ。

「もちろん食べれます。
ハンバーグが美味しすぎてビックリしただけですわ」

藍沙ちゃんは、自分の気持ちを誤魔化すようにニッコリと笑った。

「ほら、あ~~ん……」

司は、藍沙ちゃんの様子を見て少しだけ考え込んだ。
そしてハンバーグをお箸で掴むとハンバーグを藍沙ちゃんに向けた。

「えっ?あ、あの……あ~~ん……」

藍沙ちゃんは、司にハンバーグを向けられると戸惑った。
でも強引な司に何も言っても無駄だと思い食べさせられる恥ずかしさを我慢するように顔を赤らめて司が向けたハンバーグを食べた。

「どうだ、美味しいだろう?」

司は、藍沙ちゃんに向けたハンバーグを食べたのを見て満足そうに頷いてハンバーグの味の感想を質問をした。

「は、はい、美味しいです……」

藍沙ちゃんは、司の強引な行動に戸惑った。
でも不思議と悪い気持ちにならなくて素直な気持ちを伝えた。

「はい、藍沙ちゃん、あ~~んです……」

撫子が司が藍沙ちゃんに向けたハンバーグを食べたのを見てハムスターみたいで藍沙ちゃんが可愛らしく見えた。
だから自分でも藍沙ちゃんに料理を食べさせたくなりハンバーグをお箸で掴むと藍沙ちゃんに向けた。

「あ、あ~~ん……」

藍沙ちゃんは、撫子に料理を向けられると一瞬戸惑った。
でも結局口を開けて撫子の向けたハンバーグを食べた。

「ほら、あ~~ん……」

司は、藍沙ちゃんが撫子の向けたハンバーグを食べたのを見て今度は、ご飯をお箸で掴むと藍沙ちゃんに向けた。

「あ、あ~~ん……」

藍沙ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて司に向けられたご飯を控え目に食べた。

「はい、藍沙ちゃん、あ~~んです……」

撫子が今度は、プチトマトをお箸で掴むと藍沙ちゃんに向けた。

「え、えっと……あ、あ~~ん……」

藍沙ちゃんは、撫子の向けたプチトマトに戸惑うけれども結局プチトマトを食べた。
それから藍沙ちゃんは、撫子と司の交互に料理を食べさせられた。
しばらくすると藍沙ちゃんのお腹がいっぱいになった。

「あ、あの、もうお腹がいっぱいで食べれません」

藍沙ちゃんは、自分の口を両手でふさしでこれ以上食べれない発言をした。

「なんだ、もう食べれないのか。
子供は、たくさん食べれないと大きくなれないぞ」

司は、藍沙ちゃんの食べれない発言を聞いて仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。

「司、そう言ったら可哀想よ。
子供にしては、たくさん食べた方だと思うわ」

撫子は、自分の料理を食べながら藍沙ちゃんを庇うように良く食べた方だと発言をした。

「あ、あの、ごちそうさまでした、料理が美味しかったです」

藍沙ちゃんは、撫子と司のやり取りを見て慌てて両手を合わせてごちそうさまをした。

「藍沙ちゃんの口にあったのならば良かったわ。
料理達も藍沙ちゃんに美味しく食べてもらって喜んでいるはずよ」

撫子もちょうど自分の料理が食べ終わったところみたいで両手を合わせてごちそうさまをした。

「ごちそうさま、撫子。
なあ、撫子の料理は、美味しいだろう。
撫子が料理長を勤めていたレストランで5つ星をもらった事もあるだぞ。
藍沙ちゃんは、撫子の料理を食べれて幸せ者だな」

司は、自分の事を自慢するように意気込んで撫子の料理を誉めた。

「もう司ったら何を言うのよ。それにそれは、昔の事よ。
私にそんな事を名乗る資格がないのよ……」

撫子は、司に誉められると恥ずかしそうに顔を赤らめた。
でもすぐにつらそうな困った苦笑いを浮かべた。

「あれは、撫子が悪い訳じゃないだろ!
むしろ撫子は、被害者でないかよ!」

司は、撫子のつらそうな苦笑いを見て撫子の肩を掴んで撫子が悪くない事を伝えた。

「いいえ、それでも私の料理で不幸になった人がいるのは、事実よ。
料理は、人々を笑顔にする物なのよ。
それなのに私は、最低よね……」

撫子は、軽く首を横に振って俯いて自分を攻めた。

「ごめんなさいね、藍沙ちゃん。
不愉快な話をしたわね。
藍沙ちゃんは、気にする必要がないのよ」

撫子は、藍沙ちゃんがなんて言ったら良いのか解らずに困っているように撫子を見ているのに気がついた。
だから藍沙ちゃんの頭を優しく撫でて気にする必要がない事を伝えた。

「は、はい……」

藍沙ちゃんは、撫子に頭を撫でられてこれ以上聞かない方が良いと思い小さく頷いた。

「ごめんなさいね、司に無理矢理連れてこられたせいで親に連絡されてないでしょう。
私が藍沙ちゃんの家に送った時に親御さんに改めてお詫びをさせてもらいますわね」

撫子は、食べ終わった食器を流しに運びながら藍沙ちゃんを家に送る事を提案をした。

「いえ、家に親は、いませんので気にしないでください」

藍沙ちゃんは、軽く首を横に振って親がいないから気にしないで良いことを伝えた。

「親がいないの……?
親だけで旅行にでも言っているのですか?」

撫子は、何故藍沙ちゃんを家に1人にしたのか解らずにきょとんと首を傾げた。

「いえ、お母様は、もう帰って来ることがありませんわ……」

藍沙ちゃんは、困ったように苦笑いを浮かべた。
藍沙ちゃんは、お母様に捨てられた事を思い出して目に涙があふれた。

「藍沙ちゃん、辛い事を思い出させてごめんなさい……」

撫子は、藍沙ちゃんを優しく抱き締めて優しく背中を擦った。
藍沙ちゃんは、撫子の気持ちと暖かさが安心して声をこらして泣いた。

「ねえ、藍沙ちゃんさせ良かったら私達と一緒に生活をしないですか?」

撫子は、藍沙ちゃんが泣き止んだのを確認をすると控え目に一緒に暮らしたいって提案をした。

「えっ……?で、でも撫子様や司様に迷惑をかける事になりますわ」

藍沙ちゃんは、自分のお母様に化物のように扱われた恐怖から撫子や司も不幸になるのでないかと不安になった。

「は~~……だから言っているだろ。
子供は、遠慮するなとよ。
藍沙ちゃん、本当は、どうしたいだ?
私達と暮らしたいのか?
それとも暮らしたくないのか?」

司は、藍沙ちゃんの言葉を聞いて軽くため息を吐いた。
めんどくさいそうに自分の髪を触り藍沙ちゃんの気持ちを質問をした。

「それは……司様達と一緒に暮らしたいです!
もうひとりぼっちは、嫌です!」

藍沙ちゃんは、司達に自分の素直な気持ちを伝えた。
自分の願いを叶えてほしいって思いを込めて司を見つめた。

「もちろん一緒に暮らしても構わないです。
むしろ藍沙ちゃんみたいな可愛らしい女の子と過ごすのは、歓迎しますわ。
私は、藍沙ちゃんみたいな子供がほしかったのよ」

撫子は、藍沙ちゃんの一緒に過ごしたいって言うお願いを聞いて嬉しそうにニッコリと笑って藍沙ちゃんの頭を撫でた。

「ありがとうございます、撫子様、司様……」

藍沙ちゃんは、自分の本当にほしかった居場所が手に入ったのが嬉しくて嬉し泣きの涙を流して満面な笑みを浮かべた。
司と撫子は、そんな藍沙ちゃんの様子を見て2人で黙って藍沙ちゃんを抱き締めた。
司と撫子と藍沙ちゃんが3人で暮らすようになって色々なことがおきた。
藍沙ちゃんが司の事をお父様って撫子の事をお母様って呼ぶようになっていた。
最初は、藍沙ちゃんを小学校に通わせていたけれども藍沙ちゃんの学力が解ると大学に通わせる事になった。
そして大学生活の最初の夏休みに司があるところに出掛ける事を提案をした。

「なあ、私と撫子で今度の日曜日から三日間あるところに出掛けるのだけれども良かったら藍沙ちゃんも一緒に行かないか?」

司は、夜ご飯を食べ終わった時に藍沙ちゃんに話しかけてきた。

「えっ?はい、一緒に出掛けるのは、構いません。
何処に出掛けるのですか?」

藍沙ちゃんは、司の出掛ける提案を聞いてきょとんとして何処に出掛けるのか質問をした。

「それは、個人が本を作っている売る世界最大の同人誌即売会のワールドコミックマーケットに行くつもりだ。
1年に1回開催される世界最大のお祭りだ。
藍沙ちゃんは、勉強ばかりしているからたまに娯楽の息抜きも大切だ」

司は、悪巧みをするように微笑みながら同人誌即売会に行くのを誘った。

「お父様の気遣いありがとうございますわ。
せっかくだからそのワールドコミックマーケットに行かせてもらいますわ」

藍沙ちゃんは司の悪巧みの笑みの意味が解らなかったけれどもワールドコミックマーケットに行って知らない扉を開く事になった。
同人誌で男と男や女と女の同性同士の恋愛の素晴らしさをそして好きな人の為に変態的な行動をする素晴らしさを知った。
司と撫子の策略により世界最強の腐女子の子供が誕生した瞬間だったりする。
大学を二年で卒業した藍沙ちゃんは、ある街に出掛けた。
そこで迷子の女の子が泣いているのを見かけた。
誰も迷子の女の子に目向きもしなかったのにある高校生の女性だけが女の子に近寄り迷子の女の子と一緒にその女の子のお母さんを探した。
そして1時間後に女の子のお母さんを見つけることが出来たみたいだった。
藍沙ちゃんは、なんとなくその高校生の女性のことが気になった。
それからその高校生の女性を探すようになった。
その高校生は、猫が狭いところに挟まったのを助けたり捨て犬や捨て猫に餌をあげたり困っているお年寄りや色んな人を助けをしたり子供と遊んであげたり普通の人は、めんどくさがってやらないような事をしていた。
藍沙ちゃんは、ますますその高校生の女性のことが気になるようになった。
藍沙ちゃんは、自分の不注意で不良にぶつかってしまった。

「あ~~?
痛いじゃないか?
何、人にぶつかっているんだ?
慰謝料として持ち金全部出せや」

ぶつかった不良は、藍沙ちゃんに近寄り睨むように藍沙ちゃんを見下ろした。
藍沙ちゃんは、こんなことにあったことがなくて怖くなり涙があふれそうになった。

「ちょっとあなた達何をしているの!
いい年をして子供をいじめて恥ずかしくないの?」

声をした方を向くと藍沙ちゃんの気になる高校生の女性が慌てて近づいてきた。

「あ~~?
なんだ、こいつの変わりにお前が楽しませてくれるのか?」

不良は、高校生の女性の体を嫌らしい眼差しで見渡すように見つめた。

「調子にのるな!」

高校生の女性は、不良の足の弁慶の泣き所を思いっきり蹴った。
それからすぐに防犯ブザーを鳴らした。

「痛!?げっ、お、覚えていろよ!」

不良は、高校生の女性が鳴らした防犯ブザーを聞いて慌てて逃げるように走り去って行った。

「大丈夫?
まったく子供に絡むだなんて許せないよ」

高校生の女性は、走り去って行った不良の方を睨むように見つめてから藍沙ちゃんの方に振り向いて心配するように見つめた。

「は、はい、大丈夫です。
助けてくれてありがとうございました……」

藍沙ちゃんは、高校生に助けてくれたのが嬉しいのと恥ずかしいのが合わさって俯きながらお礼を伝えた。

「それならば良かった。
これからは気をつけるんだよ」

高校生の女性は、藍沙ちゃんの態度を見て満足そうに頷いてニッコリと笑い去って行った。
藍沙ちゃんは、その高校生の女性が去って行った方向を恋する乙女みたいに呆然と見つめていた。
それは、藍沙ちゃんがその高校生の女性に恋に落ちる瞬間だったりする。
藍沙ちゃんは、家に帰ってからもその高校生の女性の事を考えてボーとしていた。

「大丈夫、藍沙ちゃん?」

ボーとしている藍沙ちゃんを見た撫子は、心配そうに藍沙ちゃんを見つめた。

「お母様、私(わたくし)のことなのに自分のことが解りませんわ……
その人の事を考えると胸がドキドキしたり胸がせつないぐらい締め付けられる感情ってなんなのでしょうか?
私(わたくし)は、今までこんな感情を感じたことがありませんわ……」

撫子に話し掛けられるとつらそうに今まで感じたことがない感情の答えを質問をした。

「藍沙ちゃん、それは、恋って感情よ。
その人が好きすぎてその人の全てを手に入れたくなったり結婚をしたくなる気持ちのことよ」

撫子は、藍沙ちゃんの質問に優しく話し掛けるように答えた。

「これが恋なのですわね……
でも私(わたくし)は、人を好きになる資格なんかありませんわ……
だってたくさんの人を不幸にしてきたのですもの……」

藍沙ちゃんは、自分のせいで傷ついた産みの親の事を思い出してつらそうに微笑んだ。

「ねぇ、藍沙ちゃん、昔、私の料理で不幸になった人がいるって言ったわよね。
私ね、昔は、有名なレストランの料理長だったのよ。
でもレストランが悪い人の罠にかかり潰れそうになったのよ。
その時に料理勝負で勝ったらつぶれる話がなくなる事になったのよ。
だからレストランを潰されるのを阻止する為に料理勝負を全力で戦ったわ。
結果は、私の勝利だったわ。
私は、料理勝負に勝った事にうかれて負けた相手のことまで考えていなかったの。
勝負の相手は、自分の子供さんを人質にとられていて仕方がなく料理をしていたの。
料理勝負に勝ったら自分の子供を帰すって約束でね。
でも料理勝負で私が勝ったせいで子供さんは、帰って来なかったの。
勝負をした料理人は、悲しみ子供さんのあとを追いかけるように自分の命を捨てたわ。
私は、自分のレストランのことしか考えてなくて他の人の事を考えてなかったの。
だから私は、レストランの料理長を止めたわ。
私は、人を不幸にした存在だから幸せになる資格がないと思う?」

撫子は、藍沙ちゃんの目線の高さに合わせて肩を触り優しく質問をした。

「そんなことは、ありません!
お母様は、幸せになる資格があります!
お母様が不幸になるのは、我慢ができません!」

藍沙ちゃんは、声を大きく出して撫子が不幸になるのが許さない事を伝えた。

「ありがとうございます、藍沙ちゃん。
人はね、誰でも幸せになる権利があるのよ。
どんな不幸の人も悪い人も全ての人がね。
もちろん藍沙ちゃんも幸せになる権利があるんですよ。
それでこそ自分の娘ならばなおのことよ。
だからね、自分の過去に負い目を感じるのならばなおのこと幸せになってもらわないと困るわ。
だって親は、誰でも自分の子供に幸せになってほしいものなのよ。
だから藍沙ちゃんは、幸せになってね。
これは、親である私の願いでもあるのですよ」

撫子は、藍沙ちゃんの心に語りかけるように優しく話して藍沙ちゃんを安心させるようにやんわりと微笑んだ。
藍沙ちゃんは、撫子が自分の過去を許してくれたのが嬉しくてボロボロと涙を流した。
藍沙ちゃんが泣き止んだのを見て司が藍沙ちゃんに近づいてた。

「好きな相手を落とすのならば徹底的に相手の情報を調べることだ。
それでこそ恋のためならば軽い犯罪的なことも許されるぞ。
それからこれでも読んで相手を誘惑して必ず恋人になれよ」

司は、藍沙ちゃんに恋愛に対する心構えを教えた。
そして好きな相手を誘惑する百の方法(18禁版)を渡した。

「ありがとうございます、お父様。
必ずあの方と恋人になってみせますわ」

藍沙ちゃんは、真剣な表情で司を見つめ返して恋人になる意気込みを伝えた。
藍沙ちゃんは、ネットにハッキングをしたり小型ドローンを使いその高校生の女性の情報を調べた。
その高校生の名前は、白鳥(しらとり) つぐみ、高校三年生で面倒みが良くて優しい性格で頭が悪いことが解った。
そして司からもらった好きな相手を誘惑する百の方法(18禁版)で変態とも言える誘惑をマスターをしてしまった。
このためにつぐみが藍沙ちゃんに振り回されることになったりする。

「どうだ、誰だか解ったか?」

藍沙ちゃんがつぐみのことが調べ終わった頃に司が藍沙ちゃんの好きな相手の情報を質問をした。

「はい、解りましたわ。
つぐみお姉様は、やっぱりとても素敵な方でしたわ」

藍沙ちゃんは、つぐみのことを自分のことのように嬉しそうに話した。

「それならば早速つぐみの親に会いに行こう。
攻めるならばまず外堀から攻めるのが定石だぞ」

藍沙ちゃんと司と撫子の3人は、つぐみが家にいない時につぐみの親に会いに行った。
司は、つぐみの家の玄関の呼び鈴を鳴らした。
すると家の中から40代くらいの女性が出てきた。

「はい、なんでしょうか……?」

相手が女性だけだだからと言って知らない人達に戸惑い質問をした。

「忙しい時にすいません。
実は、うちの娘の藍沙ちゃんがつぐみさんに助けてもらったらしくてそのお礼と藍沙ちゃんが奥さんに話があるそうなので少しだけ時間をもらってもよろしいですか?」

撫子は、怪しまれないように優しく話し掛けた。

「えっ、つぐみがですか?
解りました、ちょうど旦那もいますので家の中で話をしましょう。
散らかっていますが家に入ってください」

つぐみのお母さんは、撫子の言葉を聞いてつぐみが何をしたのか気になって藍沙ちゃん達を家の中に招き入れた。

「誰だった……て、何かようなのかな?」

藍沙ちゃん達がリビングに入るとつぐみのお父さんは、撫子達に気がついて怪訝そうに何かようなのか質問をした。

「あ、あの、お初にお目にかかりますわ。
私(わたくし)の名前は、逢見(おうみ)藍沙(あいさ)と申します。
先月、不良に絡まれていたところをつぐみ様に助けてもらいました。
私(わたくし)を助けてくれてありがとうございました。
これは、その感謝の気持ちです。
宜しかった食べてください」

撫子に教えてもらいながら作った苺ケーキをつぐみの両親の前に置いた。

「ほ~~若いのにこんなにもしっかりして感心するな。
で話は、それだけでないのだろ」

つぐみのお父さんは、髭を触りながら感心したように話すと藍沙ちゃんの態度を見てそれだけでないと感じ取った。

「はい、実は、つぐみ様と結婚を前提をしたお付き合いをしたいと思っております。
その許可をもらいに来ました。
つぐみ様を私(わたくし)に下さい。
どうかよろしくお願いいたします」

藍沙ちゃんは、おでこを地面にくっつけて土下座をしてつぐみと結婚をしたい事をお願いをした。

「……藍沙ちゃんだったね。
藍沙ちゃんの気持ちは、理解した。
藍沙ちゃんは、つぐみと付き合う覚悟は、できているのかね?
女性同士で付き合うってことは、レズって他人に白い目に見られたり迫害されることにもなるかも知れないんだよ。
その覚悟ができているのかね?
ひなたを歩けなくなるかもしれないんだぞ」

つぐみのお父さんは、腕を組んで睨むように藍沙ちゃんを見つめた。

「その覚悟は、できています。
つぐみ様を好きな気持ちに嘘は、つきたくありませんわ」

藍沙ちゃんは、真剣な表情でつぐみのお父さんを見つめ返した。

「それによりつぐみも迫害されるとしてもか?
ましてや子供の藍沙ちゃんと付き合うとなるとなおのこと世間の風当たりが強いと思うがそのことは、どう思っているのだ?」

つぐみのお父さんは、怒っているような怖いほど威圧を感じるような眼差しで藍沙ちゃんを睨んだ。

「つぐみ様が私(わたくし)と付き合った事を後悔されないように最高妻として振る舞います。
もしもつぐみ様に危害をくわえる人がいるのならばどんな手を使っても相手を黙らせます。
つぐみ様に危害をくわえようとした事を後悔するほどにですわ」

藍沙ちゃんは、つぐみのお父さんの睨んだ表情を真剣な表情で見つめ返した。
しばらく藍沙ちゃんとつぐみのお父さんは、睨み合った。

「藍沙ちゃんの覚悟は、見せてもらった。
つぐみとの交際を認めよう。
その変わりに後で引き返すことは、許さんぞ」

つぐみのお父さんは、腕を組んでいるのを止めると最後に気持ちの再確認をした。

「はい、もちろん引き返すことは、ありえませんわ。
必ずつぐみ様と幸せになってみせますわ」

藍沙ちゃんは、真剣な表情でつぐみのお父さんを見つめた。

「でもたぶんつぐみのことだから簡単に素直にならないはずですよね……
せっかくだから私と真人さんと藍沙ちゃんの両親の2人の4人で藍沙ちゃんとつぐみの結婚許可書を作りませんか?」

つぐみのお母さんは、考え込むとつぐみと藍沙ちゃんの両親で結婚許可書を作るのを提案をした。

「俺は、恵の意見に賛成だ。
そうだな、つぐみは、逃げるかもしれないし逃げ道をふさいでおくにかぎる」

真人は、つぐみの逃げる道をふさぐ事を考えた。

「私も恵さんの意見に賛成です」

撫子ものりのりでニコニコしながら結婚許可書を作るのを賛同した。

「私も恵さんの意見に賛成だ。
こんなに面白いことがないからな」

司は、心の声が駄々漏れの言葉を話した。

「そのことで提案があるのですが良いですか?」

撫子は、悪巧みをするようにニッコリと笑った。

「実は、私も提案があるぞ」

司も悪巧みをするようにニヤリと笑った。

「提案ってなんなのですか?」

恵は、司と撫子の提案が気になってきょとんと首を傾げた。

「私達4人で旅行に行きませんか?
藍沙ちゃんとつぐみちゃんを2人で暮らさせる為にです。
どうですか?」

撫子は、楽しそうに右手の人差し指を立ててつぐみと藍沙ちゃんが過ごす提案をした。

「それは、良い提案ですね。
私は、賛成です」

恵は、つぐみの慌てる反応を思い浮かべて楽しそうに笑った。

「そうと決まれば早速準備にとりかかろう。
行動は、早い方が良いからな」

真人は、子供みたいに楽しそうに笑った。
こうして藍沙ちゃんとつぐみの両親の4人での旅行が決まった。
そして藍沙ちゃんとつぐみの結婚許可書の署名に2人の両親の恵と真人と司と撫子の名前が書かれた。
こうしてつぐみと藍沙ちゃんの結婚包囲網が完成に近づいていった。
それから一週間後に藍沙ちゃんがつぐみに告白をすることになる。

~つづく~

  • No.217 by 乃木坂桜  2020-01-20 19:00:36 

すいません、凄く長文になりました。
ストーリー的に1話に繋がることになります。
藍沙ちゃんの変態考えは、藍沙ちゃんの両親が腐女子だから藍沙ちゃんが毒されることになります。
裏話的には、司が撫子に藍沙ちゃんがつぐみにしているような事をしています。
それを間近で藍沙ちゃんが見ていますから普通だと思っているんですよね。

  • No.218 by 乃木坂桜  2020-01-20 19:00:39 

すいません、凄く長文になりました。
ストーリー的に1話に繋がることになります。
藍沙ちゃんの変態考えは、藍沙ちゃんの両親が腐女子だから藍沙ちゃんが毒されることになります。
裏話的には、司が撫子に藍沙ちゃんがつぐみにしているような事をしています。
それを間近で藍沙ちゃんが見ていますから普通だと思っているんですよね。

  • No.219 by 乃木坂桜  2020-01-20 20:13:52 

ごめんなさい、間違えて二重投稿になりました。
これから気をつけます……

  • No.220 by 加賀いろは  2020-01-30 02:55:09 


お疲れさまです

すみません、藍沙ちゃんの話の続きが気になったので「小学生が腐女子だと悪いですか?」の作品を読むのは後回しにして藍沙ちゃんの4話を先に読ませてもらいました

感動してけっこうボロ泣きさせてもらいました
よくもやってくれましたねっ
司さんと撫子さんの優しさがとても温かくて…
つぐみちゃんと藍沙ちゃんの出会いも素敵ですね
笑いとシリアスのバランスがとてもよくて、それに設定もしっかり練られていてホントにスゴいと思います
藍沙ちゃんの生みのお母さんじゃないけれど、これだけの作品を生み出せることに軽く嫉妬すら感じてしまいますよ

今回もお世辞じゃなく素晴らしい作品を読ませてもらってありがとうございます
桜さんの作品を読ませてもらって、またなりきりの相手をしてもらえてわたしは幸せ者です
ふつつかものですがこれからもよろしくお願いします
(ホントはもっと読み込んでちゃんと感想書きたいですが…簡単にでゴメンなさい)

ところで今季アニメはなにを見ていますか?
よかったらまた教えて下さいね
あと、メイドインアビスとハイフリートスクールの映画を見てきました
作品ご存知か分からないですがどちらもとてもよかったです
次はシロバコが楽しみです
それでは次の作品読めたらまた感想書かせてもらいますね

  • No.221 by 乃木坂桜  2020-01-30 11:06:14 

暴走幼女藍沙ちゃんをいきっよみしてくれてありがとうございます。

そんな誉めすぎです。
でも誉めていただいてありがとうございます。
実は、シチュエーションとか設定は、色んな作品からアイデアをもらっています。
1話を書いた時は、ただお気楽でハチャメチャでお試し的に小説を書いたのですが二話目を書いている時に色んな裏設定が思い浮かびました。
この後の小説は、あんまり暴走しないでぐいぐい行くところは、ありますがのんびりと甘い甘い話になると思います。
藍沙ちゃんの産みの親と藍沙ちゃんの仲直りイベントをどうしようか悩んでいますが全てがハッピーエンドになれると良いなって思っています。
いつも素敵な感想をありがとうございます。
ついでに藍沙ちゃんがつぐみに助けられた時は、藍沙ちゃんは、麦わら帽子を被っていて顔を隠していましたから告白された時は、助けた女の子か藍沙ちゃんだと気が付いていなかったのですよね。

そんなふうに思っていただいて嬉しすぎて感謝しても感謝しきれません。

私の方こそいろはさんに助けてもらえてばかりで感謝しても感謝しきれません。

こちらこそ相手をよろしくお願いします。

ただいま小説をまったく新しい文章構成にするためになりきりで試しに新しい文章構成で投稿していますのでもしかしたら変なレスになっているかもしれません。
ご迷惑をかけていたらすいません……
宜しかったら見捨てないでなりきりの相手をしてもらえたら嬉しいです……

暇になったらまったく新しいオリジナルの百合のなりきりをしたいと思っていますがどうでしょうか?

ハイフリートの映画は、見ました。
シロちゃんと艦長の百合ターンばかりで互いに大切に思っていて素直になれなくて切なくなりました。

岬 明乃ちゃんと知名 もえかちゃんの百合展開も萌えました。
メイドインアビスは、見ていないです。
見に行こうと思うのですがなかなか忙しくて見に行けません。
SHIROBAKOは、面白そうですよね。
私も映画を見に行く予定です。

気になるのは、レールガンとマギアレコードと防御力とバンドリと22/7とヒーリングプリキュアとハイキューをチェックしています

  • No.222 by 加賀いろは  2020-02-03 02:40:54 


お疲れさまです

小学生が腐女子~の小説を読ませてもらいましたよ
のっけからBL小説とのクロスオーバーとか光ちゃんの独り言に笑わせてもらいました
話の展開的にはだいたい予想通りに進んだので気持ちよく読めたのはよかったですけど意外性という点では物足りなかったですね
まぁ始まったばかりなのでしかたないと思いますし、そもそも別に意外性はいらないということもあると思うのであまり気にしないでくださいね
これからのふたりの関係がどうなっていくのか気になりますね
新しい小説を読ませてもらってありがとうございます

あ、ちょっと細かいところが気になったので指摘を
2カ所くらいでねがぽじ先生、という言葉が出てましたがこれはゆりね先生の間違いで大丈夫ですか?
あと、小学生は生徒ではなく児童なので生徒会長ではなく児童会長、ということになりますね
重箱の隅をつつくようなことを言ってゴメンなさい

ミケちゃんとシロちゃんは百合関係というよりもコンビというか長年連れ添った夫婦みたいな関係ですよね
後半の戦闘シーンでお互いの考えていることが言葉にしなくても分かりあっているような描写にすごく感動しました
ミケちゃんとモカちゃんの連携もすごくよかったですよねっ
こちらは百合ですけど!
今回は機関科の出番があまりなかったのが少し残念でした
登場人物が多すぎるからしかたないですよね
またぜひ続きを見たいです

レールガンとマギアレコードは鉄板ですよね!
防御力と22/7はまだ見れてないけれどこれから見る予定です
バンドリ、今まで見てましたっけ?
わたしバンドリすっごく好きなんですよね
桜さんは推しキャラいますか?
わたしは市ヶ谷有咲と丸山彩が大好きです
あと、推しが武道館行ってくれたら~、めっちゃおもしろいですよ!
機会があれば見てみてくださいね

オリジナルの百合のなりきり、すごくいいですね!
もしよかったら少しずつ設定から考えていきたいです

マリアさまもレールガンもしたいし忙しすぎますね(苦笑)

いつもレス遅くてすみませんがこちらこそこれからもずっとお相手お願いします
いつもありがとうございます

  • No.223 by 乃木坂桜  2020-02-03 17:40:47 

為になる感想ありがとうございます。

私も意外性が足りないかなって思っていましたからいろはさんの指摘がありがたいです。
この後の秘密のばれるイベントとかありますのでその辺りも考えて気をつけてみますね。
のぞみに姉がいるのですが変態的なシスコン(ゆるゆりのあかりちゃんのお姉さん並みです)がいますから面白いシチュエーションを絡ませたら面白いと思っています。
ついでにのぞみの姉は、高校の生徒会長を勤めていて小学生の時は児童会長を勤めていた優等生です。



そして小説の間違い指摘ありがとうございます。

実は、ある理由から小説の登場人物の名前を変えたのですが変え忘れていたのに気がつかなかったです。
そして小学校では、児童会長ってのを知りませんでした。

ですからいろはさんの指摘が嬉しかったです。
これからも間違いに気が付いたら教えてくださいね。

確かにミケちゃんとシロちゃんは、長年の夫婦って感じですよね

個人的にシロちゃんがミケちゃんの事を名前で呼ぼうとして恥ずかしくて呼べない所なんか付き合い始めた恋人同士に見えました。

それは、私も思いました。
長年絆で結ばれた相棒って感じですよね。

ミケちゃんとモカちゃんも互いを信じ合っていて萌えました。
密かにシロちゃんが嫉妬するかなって思いました。

納沙 幸子とヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルクのヤクザ口調で話す百合展開にも萌えました。
他の乗組員にも百合展開が見たかったです。

バンドリは、花園 たえ押しです。

たえ×香澄のカップリングが好きです

一期の最初頃に昼御飯を一緒に食べたりする約束をほっとかられて嫉妬するおたえに萌えました。

市ヶ谷有咲と丸山彩も良いですよね。

推しが武道館行ってくれは、面白そうですよね。

オリジナル件は、ありがとうございます。

希望の設定とかありますか?

マリアさまもレールガンも忙しいからできませんよね。

いえ、大丈夫ですよ。
私もレスが遅いですからすいません……

これからも長く相手をよろしくお願いします。

私の方こそありがとうございます。

今書いている小説は、小学生見たいな小さな先生と高校生の百合小説を書いています。

高校生が暴走します。
でも藍沙ちゃんみたいには変態的には、暴走しませんからもしかしたら物足りないかもしれません。

できましたら投稿しますからまた読んでくださいね。




  • No.224 by 乃木坂桜  2020-02-05 18:39:34 

小説ができましたから投稿しておきますね。
宜しかったら読んでください。
小説の書き方をまるっきりかえてみました。
読みやすかったのか読みにくかったのか教えてください。

それからすいません、子供見たいな先生のいじったり可愛らしい1面を書こうとしたら想像以上に生徒が暴走したために藍沙ちゃん襲来第二段になってしまいました。

先生が皆の妹的な感じで書いてみました。

自分でもやり過ぎだと自覚していますので気分を悪くしたらすいません……

  • No.225 by 乃木坂桜  2020-02-05 18:41:24 

※注意※百合小説
小鳥遊(たかなし)桃(もも)(先生)×十六夜(いざよい)菫(すみれ)(高校二年生)のカップリング

~small teacher momo(スモールティーチャー桃)~

1話

桃は、体が小さくて童顔から昔から小学生と間違われることが多くて
そのことで虐められることは、一回や二回でなくて
虐められないように体を鍛えて喧嘩も強くなった。
桃のような虐められている子達を助ける為に学校の先生になって
今日は、桃が初めて授業をする初日ー


「今日からこのクラスの先生になるのか。

よし皆のお姉ちゃんみたいな先生になるぞ!」


桃は、教室の前でクラスが書かれている2年3組の標識を見上げて気合いをいれるために自分のほっぺたを強く叩き
教室の扉を開けて中に入って教卓に立とうとして
その前に金髪でロングヘアーで背丈が168ぐらいありそうな女の子に抱き着かれてー


「何この可愛らしい生き物!

お嬢ちゃん、迷子?

ねえねえ、何処から来たの?

飴玉食べる?

名前は、なんて言うの?

お母さんとはぐれるたの?

それよりもお姉ちゃんと良いことしよう!」


抱き着いて来た女の子が犯罪者なように息を荒くさせて桃にずいずいと顔を近づけてきて
その様子が大人が子供に悪戯する悪い大人に見えてー


「落ち着け!

ボクは、今日からこのクラスを担任する先生だ!」


キスをする勢いで顔を近づけた女の子の顔を押して女の子の行動を止めようとして
桃の行動がさらに女の子を興奮させるように息を荒くして
傍からみたら悪戯をされる犯罪現場そのものでー


「もう嘘は、良くないな。

子供が先生になれる訳ないよ」


金髪の女の子が桃の顔に頬擦りし始めて幸せ絶好調なような笑顔を浮かべていて
知らない人が見たら間違いなく通報される場面で合ってー


「嘘じゃないって!

ボクは、ちゃんとした大人だ!

ほら、免許証を見ろ!」


抱き着いている金髪の女の子の腕から逃げて財布から免許証を見せて
金髪の女の子から逃げるのに体力を使った為に汗を一杯流し息を切らして警戒したように女の子を睨んでいて
桃が金髪の女の子に威嚇する様子が子猫が知らない人間に唸る様子に似ていてー


「桃ちゃんて言うんだね。

でもね、桃ちゃん、免許証の不正発行は、犯罪だよ」


桃の免許証を見ても信じる気がないみたいで桃の肩を触って優しく桃を見つめて
他人から見るとお姉ちゃんが妹に叱っているように見えて
金髪の女の子の背後に桃に悪戯がしたいって言う邪な黒いオーラを纏っていてー


「それならばこれならばどうだ!」


自分の鞄か大学の卒業証書とマイナンバーカードを出して金髪の女の子に見せて
さすがにこれならば信じるだろうと思い自慢するような腰に両手を当てて
その様子が子供が背伸びをして自慢をする可愛らしい子供の姿に見えてー


「桃ちゃん、どれも良くできた偽物だね。

これは、桃ちゃんが作ったの?

偉いね。

でもこう言うのは、無断で作ったら駄目なんだよ」


卒業証書とマイナンバーカードを見ても桃が作ったと思ったらしくて
桃の頭を優しく撫でて桃を諭すようにしゃがんで桃の目線に合わせて優しく微笑んで
金髪の女の子の背後に桃に悪戯をしたい邪な黒いオーラを纏っていてー


「だからボクは、大人だってッ!」


金髪の女の子が頭を撫でる手を振りほどいて両手を大きく何回も振り回して
桃が向きになる様子が子供が我が儘を言っている子供のように見えてー


「五月蝿いぞ!

今は、授業だ!」


突然教室の扉が開くと背丈が180ぐらいある24歳くらいの女性が入ってきて
入ってきた女性の顔は、般若のように怒っているように見えてー


「あっ、霞先生、実は、小学生が教室に入ってきました。

小学生が先生だと言って嘘をつくんですよ。

ですから嘘をついたら駄目だよって叱っていた所です」


金髪の女の子は、桃の肩を触り満足げに微笑んで
優等生の生徒会長のように眼鏡をかけていないのに眼鏡を触っている仕草をして
その様子が怪しい生徒のように見えてー


「桃は、大人だ。

これがその証拠だ」


自分のポケットから財布を出して財布の中から1枚の写真を出して
金髪の女の子に写真を見せて
写真には、2人の子供が写されていて
1人は、桃でもう1人は、霞に良く似ている子供が写っていて
写真が写っている子供達は、仲良く手を握り締めていて
その子供が天使をみたいに可愛らしくて写真を見たら誰も萌えてしまいそうになりー


「わーー可愛らしい子供達ですね。

霞先生の子供ですか?」


写真に写っている霞に良く似ている子供が可愛らしすぎて霞と別人と勝手に思い
霞が子供がいるような年でないのに平然と失礼な事をしていて
何もなかったように写真をポケットに直そうとして
その前に霞に腕を捻られて写真を取るのを止められてー


「これは、私の子供時代の写真だ。

黒子だって同じ所にあるだろう」


金髪の女の子から写真を取り上げて自分の写っている写真の顔を指差して
そこには、霞の目の下にある黒子と同じ所に写真に写っている子供の霞にも目の下に黒子が合って
霞と写真に写っている子供の霞が同一人物だと示していて
霞の背後に怒ったようなどす黒いオーラを纏っていてー


「えっ!?

この子供が霞先生って事は、この写真に写っている桃ちゃんが同じ年って事だよね。

本当に桃ちゃんは、大人って事なの!?」


桃が大人って事が意外すぎてびっくりして桃の方を指差して
それと同時に桃が大人ならば手を出しても構わないって邪な考えもしていて
その様子がまるで犯罪者が犯罪をする前のように見えてー


「やっと大人だと信じてくれたのかよ。

霞先生も説明ありがとうございます」


桃は、大人だと信じてくれたのに安堵の笑みを浮かべでも金髪の女の子の邪な考えを感じ取ってなのか悪寒を感じ体を少しだけ震わせて
何だか嫌な予感を感じて回りを確認するように周りを見渡し
それ様子が子猫が野生の勘で危険を察知した動物のように見えてー


「桃先生、どうかしたのか?」


霞は、桃が挙動不審のように回りを見渡したのを見て
何故そうしたのか解らずに怪訝そうに桃を見つめ
周りから見たらお母さんが自分の子供の事を心配する親の様に見えてー


「いえ、少しだけ悪寒を感じた見たいですが多分気の所為だと思います」


悪寒は、直ぐに治まり気の所為だと思う事にして
桃の背後で桃を何時か襲うかって邪な考えてどす黒いオーラを纏っている金髪の女の子が立っていて
その様子がハイエナが獲物を狙う狩人に見えてー


「そうか、それならば別に構わないが、

桃先生は、食べられない様に気を付けろよ」


霞は、金髪の邪な考えに気が付きでも黙っている方が楽しそうだと思って何も教えない事にし
注意だけを軽くする事にして
この後に面白い事が起こりそうだと思うと心の中でニヤリと笑い
その様子が小悪魔が悪戯をする前に様にお尻に悪魔の尻尾が見える気がしてー


「え、えっとー 気を付けます、霞先生」


霞が何故そんな事を言ったのか解らずにきょとんとし
霞の気遣いの答えると自分の置かれている状況が解っていないみたいでいて
背後で金髪の女の子が桃を狙う様に微笑んで
それは、巨大なコブラが獲物の鼠を狙う様に見えてー

霞が教室から出ていくの見て教卓の前に立ってクラスの名前を書いてある名簿帳を机の上に置いて
金髪の女の子も自分の席に戻ると座り
やっと教師らしい事が出来ると安心して嬉しそうに教室の中を見渡し
その様子が遠足を楽しみにしている子供に見えてー


「今日からこのクラスの担任になった小鳥遊(たかなし)桃(もも)だ。

ボクの事は、皆のお姉ちゃんだと思って何でも相談してもらって構わないからな」


桃が両腕を組んでお姉さんぶる様な態度を取って
この態度が威厳のあるお姉さんみたいだと思っていて
でも傍(はた)から見たら子供がお姉ちゃんぶる微笑ましシチュエーションになっている様でー


「うん、解ったよ、『桃ちゃん』」


クラスの生徒達は、少しだけ軽く互いを見つめ
桃に抱き着いてきた金髪の女の子は、桃の事を『桃ちゃん』ってちゃん付けをして
明らかに桃を子供扱いをしていてー


「はい、解りました、『桃ちゃん』」


1番前の席の女の子も桃の事を『桃ちゃん』ってちゃん付けをして
それが当たり前な様に年下見たいな扱いをしてー


「うん、了解だよ、『桃ちゃん』」


真ん中の席の女の子も桃の事を『桃ちゃん』ってちゃん付けをして
今度は、妹を見る様な優しい眼差しをして
桃は、先生としてでなくて皆の妹的な存在になった。


「もうボクは、大人の先生何だぞ。

ちゃんと大人扱いをしてよ!」


皆に妹扱いをされて怒った様に両手を大きく振って
桃が真剣に怒っているのが可愛らしく子供が怒っているようにしか見えなくて
教室の生徒達は、妹を見る様に生暖かく桃を見つめて
怒っている桃の姿が可愛らしすぎてスマホで怒っている様を動画に撮る生徒もいてー


「ごめんね、桃先生の事は、ちゃんと大人として見ているよ。

お菓子を上げるから機嫌を直してよ」


桃に抱き着いて来た金髪の女の子が桃に近づいてポケットから飴玉を出すと桃に飴玉を渡そうとして
金髪の女の子は、桃の事を完全に子供扱いをしていて
その様子が知らないお姉さんが子供を誘拐する為にお菓子を渡している様に見えてー

「そんな事でボクの機嫌が直る訳ないからなー」

金髪の女の子に反論をしようとして。
でも金髪の差し出した飴玉をパクリって食べて飴玉が美味しくて幸せそうに無邪気に微笑んでいて。
飴玉が美味しすぎて桃の周りにお花畑が見える気がして
その桃の様子が可愛らしすぎて教室の生徒達が桃を見る眼差しが『親が子供を見る』感じと似ていてー


「はっ、ごほん、で、では、
出席を取るぞ」


飴玉を食べて機嫌が直った様子を生徒達に暖かい眼差しで見られているのに気が付いてそれを誤魔化す様に咳を1回してクラス名簿帳を広げて
慌てて誤魔化す桃の様子が子供が迷子でおろおろしている見たいで可愛らしすぎて教室の生徒達が抱き着くのを我慢していて
その様子が子兎が猛獣のライオン達の檻の中にいる見たいに見えてー

桃がクラスの名前を呼んで生徒達がいるのか確認し始めて
桃に抱き着いた金髪の女の子を呼ぶ番になりー


「十六夜(いざよい)菫(すみれ)ーいるならば返事をしろぉー」


出席確認の為に大声で菫の名前を呼んでいて
菫の名前から大和撫子見たいの女の子だと勝手思って
菫を探して教室の中を見渡してー


「はーい、いるよ、桃ちゃん!

好きな物は、可愛らしい物と桃ちゃんみたいな可愛らしい人。

だから桃ちゃん、私と付き合ってください!」


桃に抱き着いた金髪の女の子の菫が右手を上げて立ち上がり
桃を襲う勢いで息を荒くして近づいて間近で桃を見つめて
その様子が端から見ると『人を襲う変質者』その者に見えてー


「ち、ちょっと、菫、顔が近いって!

て言うかボクは、先生だから生徒と付き合うつもりがないよ」


菫が間近に近づかれると怖がる様に戸惑い菫から逃げる様に後ろに下がり
桃が逃げただけ菫が詰め寄り
そして菫が詰め寄る分だけ桃が後ろに下がり
軽く食べる者とたべれる者の鬼ごっこ見たいになり
それは、『野獣のライオン』が『兎』に詰め寄り食べる為に襲いかかる間近に見えてー


「私は、一向に構いません。

桃ちゃんとの先生と生徒の禁断の方が燃えます!

さあ、桃ちゃん、私と禁断の失楽園一直線の恋愛をしましょう!」


桃の両手を握り締めて変質者の様に息を荒くして熱い眼差しで桃を見つめて
桃とならば禁断の恋も良いかもと思いそれと同時に桃と心中する前にせめて桃ちゃんと愛し合って繋がりたいと危険な考えもしていて
それはもう端から見たら『危ない人』その者でいてー


「嫌、失楽園って言っている所から2人共に死んじゃっているからな。

出来ればハッピーエンドを目指して欲しいかな?」

菫の危険な考えが怖くなりだらだらと冷や汗を掻いて菫から逃げる様に後ろに下がろうとして
でも後ろは、壁で逃げる事が出来なくて
菫をどうにか考え直させようとして
でも菫が桃を見つめる眼差しが危険な人の様に目が血走っていて
端から見たら菫が殺人を犯す『殺人者』その者に見えてー


「勿論ハッピーエンドも目指します!

心も体も幸せになれる様に愛し合いましょう!」


気持ちがハイテンションで真面な考えが出来てなく
桃を襲う様に桃の唇に菫の唇を近づけて
大人が嫌がる子供にキスを迫っている様で
他人が見たら『お巡りさんこちらですよ!』って通報されるレベルに見えてー


「ひっ!?

い、好い加減にしろ!」


菫にキスをされそうになると軽く悲鳴を上げて直ぐに菫の顔に頭突きをして
その頭突きが綺麗に菫の顔面に当たり
格闘技の師範代クラスが技を掛けた様に思えて
端から見たらギャグアニメの突っ込みを入れるのを思わせるシチュエーションに見えてー


「痛い!?

もう桃ちゃんたら行き成り頭突きをするだなんて酷いじゃない。

暴力は、反対だよ」


桃に顔面に頭突きをされて顔が少しだけ赤くなっていて
顔を右手で擦り頭突きの痛みで涙目になり不服そうに桃を見つめて
その様子が「悪戯に失敗した後の子供」の様に見えてー


「自業自得だ。

他の人の出席が取れないだろ。

ほら、早く席に戻れ」


じとーと菫を攻める様に見つめ軽く出席簿で菫の頭をコツンと軽く叩いて
菫のした事が全く思いなさすぎて呆れてため息を吐いて
端から見たら先生が生徒を叱る様子に見えなくもないが桃の小さい外見からして『子供が駄目な大人を叱る』様に見えて-


「はーーい、解りましたぁー」

これ以上桃に無茶な態度を取って嫌われるだけだと思い素直に桃の言うことに従って菫の席に戻って
でも心の中で後で桃を使って楽しもうと考えていて
席に座る菫から邪な考えをしているのが解り過ぎる様に小悪魔の尻尾と羽と角が見えた気がして
その様子が悪戯をする前の子供の様にも見えてー

桃は、菫の考えを気が付いていない様にクラスの出席を確認をして行って
出席確認が終わると出席簿を閉じて教卓の上に置いて
英語の教科書を広げて


「それでは、授業をはじましゅっ!?」


初めての受け持ったクラスの授業の性なのか緊張して思いっきり噛んで


『噛んだよね』


『噛みましたわよね』


『噛んだな』


『噛んだ、桃ちゃんも可愛らしいよね』


クラスの生徒達は、言葉にしなくて
でも心に思った事は、全員同じでー


「ごほん、あー授業を始めりゅっ!?」


桃は、気を取り直した様に咳をするともう一度言い直そうとして
でももう一度噛んで


『また噛みましたわ』


『また噛んだな』


『また噛んだよね』


『言い直そうとしてまた噛んだね』


『何回も噛む桃ちゃん可愛いぃー』


『舌足らずの桃ちゃん、萌え!』


桃ちゃんのクラスメート全員が同じ事を思い
クラスの生徒達が桃を小動物を見る様に生暖かく見つめ
端から『園児の御遊戯会のダンスの発表会を見に来ている親』の様に見えてー


「ーっ!?

英語の教科書の30ページを開けろ。

I scored a red point for the test score」


2回も同じ所を噛んだのが恥ずかしく顔を真っ赤にして
それを誤魔化す様に英語の教科書を広げて英語の例文を読んで
端から見ると『おろおろして慌てている子供』の様に見えてー


『誤魔化したよね』


『誤魔化したよな』


『誤魔化した桃ちゃんも可愛らしい』


『誤魔化したわね』


『誤魔化した子供っぽい桃ちゃん萌え!』


誤魔化した桃が可愛らし過ぎてクラスの生徒達が同じ事を考えて
生徒達が生暖かく桃を見つめ
端から見ると『小動物を可愛らしくて仕方がない女の子』の様に見えてー

黒板に英語の例文をチョークで書こうとして
でも黒板が高過ぎてチョークが届かなくて


「うーーん、うーーん、もう少しぃーー」


チョークが届かなくて一生懸命に背伸びしてチョークで書こうとして
いくら背伸びしても黒板に届かなくて
一生懸命に書こうとしている桃が『チワワ(仔犬)が飼い主から餌を貰おうとしている』様に見えてー


『何あれ、子犬みたいで可愛らしい!』


『持って帰りたい!』


『襲いたい!』


『スマホで保存をしないとね!』


『悪戯をしても良いよね!』


『抱き着きたい!』


クラス生徒達が邪な考え全快で桃を見つめていて
クラスメート達が桃を見つめる様子が『野獣達が小動物を狙う』様に見えてー

桃がクラスメート達の邪な考えを感じ取り悪寒を感じて体を振るわせて
それが何なのか解らずに周りを見渡して


「桃ちゃん、これを使ってください」


菫が桃の近くの黒板の前で腰を曲げ上体を折って屈んで四つん這いになって椅子の変わりになって
興奮した様に息を荒くしていて
端から見ると『変質者』その者に見えてー


「ちょ、ちょっと、菫!?

な、何をしているのかな?」


菫の変態的な行動に戸惑い呆然と菫を見つめ
菫が何故そんな事をしたのか理解出来なくて
端から見たら『変質者を見て怖がる子供』の様に見えてー


「何って桃ちゃんが黒板に届かない見たいだったから踏み台になろうと思っただけだよ。

決して桃ちゃんの体重を感じ取りたいとか踏まれたいとか違うからね。

純真に桃ちゃんの助けになりたいだけだよ」


菫の言っている事は、桃の為にしたいと思っている事の様に聞こえて
でも桃が変質者の様に息を荒くして様子から桃に踏まれたいって思う邪な気持ち全快なのが丸解りで
端から見て『M(マゾ)の変質者』その者に見えてー


「折角だけれども椅子を使わせて貰うよ。

て言うか菫も授業を受けるのだから椅子になったら授業を受けられないだろ。

そしてボクは、何よりも人の上に乗る趣味がないからね!」


椅子を黒板の前に持って来ると菫の方に右手の人差し指を指して冷たくて大声で突っ込みを入れ
菫の行動を断固拒否をする意思を表して
菫の行動の意味が理解出来ない様に頭を抱えてため息を吐いて
その様子が『子供が考える人』の銅像のポーズをしていて厳格な事を考えている様に見えてー


「それで日本語意味は、私は、テストの点数を赤点を取ったでー」


それから直ぐに菫を無視して授業を再開して


「桃ちゃんたら放置プレーだなんて何処でそんな高等技術を身に付けの?

でもそれも良いかもぉー」


桃に無視されて放置されるとそれも良いかもって思い息を荒くし体をくねくねさせて
その様子が『変質者』その者に見えてー

桃は、菫を気にしたら敗けだと思い授業に集中して
それから10分後にこれ以上桃をからかえないと思うと菫が自分の席に戻り
それからは、菫のちょっかいも無く平和に授業が進んでいき
そして昼休みにまた途でもない事が起こる事になる。

~続く~

  • No.226 by 乃木坂桜  2020-02-11 15:48:46 

暴走幼女藍沙ちゃんの続編が出来ましたから投稿しますね。
宜しかったら読んで下さい。

  • No.227 by 乃木坂桜  2020-02-11 15:49:53 

~注意事項~

これはオリジナルの百合小説です
カップリングは、高校生17歳×子供9歳です。
約一名幼女が暴走します
登場伽羅は全員女性です
登場伽羅は白鳥つぐみと逢見藍沙です
白鳥つぐみは高校三年生で逢見藍沙は9歳です。
子供が18禁すれすれの変態的な発言と行動をして暴走をします。
苦手の方は、注意してください。
藍沙ちゃんのしたことを実際にしたら犯罪になるから絶対に真似をしないで下さい。
純恋愛だと思って読まれた方の気分を害される場合がありますから注意してください。
この掲示板に不適切だと言う苦情がありましたら消去する場合がありますからご理解よろしくお願いいたします。

~暴走幼女藍沙ちゃん~

~第5話~

落ち込んでいる藍沙ちゃんを元気つけようと思った。
だから自分が落ち込んでいる時に良く来る街が見える公園の丘に連れて来た。
そして藍沙ちゃんの口から自分のとんでもない内容を教えて貰った。

「以上が私が隠していた秘密です……」

藍沙ちゃんから全ての秘密を教えて貰ってとても思い内容で何も言えなくなった。
藍沙ちゃんの秘密は、自分が遺伝子操作で愛し合ってではなくて人工的に作られた存在って事だった。
そして藍沙ちゃんの優秀な能力により傷ついた藍沙ちゃんの母親に捨てられたって事だった。
そして今の育ての親に拾われって事だった。
私は、こんな子供の藍沙ちゃんがこんなにも苦しんで来たと知らなった。
日頃から明るく振る舞っていた藍沙ちゃんが無理をしてきたのでないかと思うと胸が締め付ける様に苦しくなった。
藍沙ちゃんになんて声をかけたら良いのか解らなかった。
でもせめて藍沙ちゃんの苦しみが和らげてあげればと黙って藍沙ちゃんを抱き締めた。

「お姉様……?」

藍沙ちゃんは、私が何故抱き締めたのか解らずにきょとんとして私の名前を呼んだ。

「ごめんね、藍沙ちゃんがこんなにも苦しんでいるのになんて声を掛けたら良いのか解らないの。
駄目な姉でごめんね……」

私は、藍沙ちゃんを抱き締めながら藍沙ちゃんに何も出来ない事が悲しくて涙を流して藍沙ちゃんに謝った。

「もう泣かないで下さい、お姉様。
確かに昔は、とても苦しかったですわ。
でもお姉様や今のお父様やお母様やお姉様のお父様とお母様に出会えて昔ほど辛くなくなりましたわ。
何よりも今は、愛するお姉様が側にいてくれるのですから不幸な訳は、ありませんわ。
だから笑って下さい、お姉様」

藍沙ちゃんは、私の流した涙をハンカチで拭くと私のほっぺたを触り優しく微笑んだ。

「ごめんね、藍沙ちゃん……
辛いのは、藍沙ちゃんの方なのに逆に慰められるだなんて姉失格だよね……」

私は、藍沙ちゃんを慰めるつもりが逆に慰められて自分の方が年上なのに情けなく感じた。

「もうお姉様たら泣き虫何ですから……
私は、お姉様の驚いた顔や笑った顔や恥ずかしがる顔や発情した顔が好きなのですわよ。
ですからお姉様の泣き顔は、見たくありませんわ。
ですから笑った顔を見せて下さい」

藍沙ちゃんは、困った様に苦笑いを浮かべて私の気持ちを落ち着かせる様に優しく微笑んだ。

「もう発情した顔なんか見せた事がないよ……
でもありがとう、藍沙ちゃん」

藍沙ちゃんが私の笑ってほしいって望むのならばって思いニッコリと笑って見せた。

「はい、どういたしましてですわ、お姉様」

藍沙ちゃんは、私の笑顔を見て満足そうにやんわりと微笑み返した。
私は、藍沙ちゃんに何か出来ないだろうかって考えた。
私は、これで藍沙ちゃんの悩みを解消されるか解らなかった。
だけれども藍沙ちゃんに何かしてあげたくて藍沙ちゃんの産みの親に会う事にした。
昨日会ったばかりだからまだこの街にいると思い学校の放課後に藍沙ちゃんの産みの親を探す事にした。

「ごめんね、藍沙ちゃん、放課後用事が出来たから先に帰っていてくれないかな?」

私は、学校が終わると教科書やノートなどを鞄に直すと私の近くに来た藍沙ちゃんに先に帰るのをお願いをした。

「そうですか……解りましたわ、先に帰ってご飯を作っておきますわね。
お姉様、晩御飯は、何か食べたい物がありますか?」

藍沙ちゃんは、私の言葉を聞いて何かあるのかって感じ取りあえて何も聞かなかった。
鞄を持って晩御飯のリクエストを質問をした。

「うん、それならばカレーを食べたいかな……?」

私は、少しだけ口元を押さえて考え込むと好きな食べ物をリクエストした。

「カレーですね、解りましたわ。
美味しいカレーを作っておきますわね」

藍沙ちゃんは、私のカレーを食べたいってリクエストの言葉を聞いて私と夫婦になったみたいで嬉しそうにニッコリと笑った。
私は、藍沙ちゃんと別れて藍沙ちゃんの産みの親を探した。
多分一昨日の朝に会った女性が藍沙ちゃんの産みの親だと思った。
会って何か出来るのかは、解らなかった。
このまま藍沙ちゃんと藍沙ちゃんの母親が仲が悪いのは、悲し過ぎると思った。
藍沙ちゃんのお母さんに何処で出会えるかは、確証はなかった。
でも藍沙ちゃんのお母さんは、旅行鞄を持っていた。
そしてこの街の旅行客が泊まれるホテルは、1つしかなかった。
だからそのホテルに泊まっている可能が合った。
だからホテルの前で待つ事にした。
夜の六時半くらいに旅行鞄を持って藍沙ちゃんのお母さんが現れた。

「あら、あなたは、この前の藍沙と一緒にいた、女の子よね。
こんなところでどうしたの?」

藍沙ちゃんのお母さんは、私を見掛けると意外そうに私を見つめた。

「は、はい……実は、藍沙ちゃんの事で逢見さんと話がしたいと思いますが大丈夫ですか?」

私は、藍沙ちゃんの事を逢見さんに伝えて良いのか解らずに言い難そうに伝えた。

「藍沙……あの子の事でどうかしたの?」

逢見さんは、藍沙ちゃんの名前を聞いて怪訝そうに私を見つめた。

「藍沙ちゃんと逢見さんとの過去の事を聞きました」

私は、逢見さんに全ての事を知っている事を伝えた。

「それであの化物が何か言っていたの……?
私の事を嘸(さぞ)かし憎んでいたでしょうね」

逢見さんは、業とらしく藍沙ちゃんを化物を呼んで見せた。
憎い様な怒った表情をするけれどもその表情が傷ついている様に見えた。

「逢見さんは、本当にそんな事を思っているのですか?
逢見さんは、何だか無理をしている様に見えます」

私は、逢見さんから感じた違和感を素直に伝えた。

「……それは、どう言う意味なの……?」

逢見さんは、怪訝そうに睨む様に私を睨んだ。

「私に娘がいないから自分の子供のいる親の気持ちが解りません。
でも自分の腹を痛めて産んだ自分の子供が嫌いになるだなんどうしても思えません。
本当は、自分でも解っているのでないですか?
藍沙ちゃんに嫉妬しているだけだと事にです。
高校生なのに子供の藍沙ちゃんよりも頭が悪くて情けなくなる事もあります。
それと別に藍沙ちゃんは、とても良い子です。
たまに暴走をして苦労する事もあります。
でもそれも含めて藍沙ちゃんの事が好きなんです。
逢見さんは、藍沙ちゃんと忘れられない大切な思い出が必ずあるはずです。
それを思い出して下さい!」

私は、逢見さんの肩を掴んで逢見さんに藍沙ちゃんとの思い出を思い出してほしくて真剣な表情で逢見さんを見つめた。

「藍沙との思い出……」

逢見さんは、藍沙ちゃんの産まれた時の事や仲が良かった最初の三年間の事を思い出していた。
すると藍沙の事を思って自然と涙が流れてきた。

「そ、そんなの知らないわよ!」

逢見さんは、はっと我に返り自分の気持ちを誤魔化す様に両手で涙を拭いて私に反論する様に睨んだ。

「逢見さん……直ぐに変わるってのは、無理だと解っています。
ですがこれからの藍沙ちゃんを見守ってあげて下さい。
藍沙ちゃんは、この先必ず苦しい場面に出会す事があると思います。
その時に本当に助けになるのは、親である逢見さんの力なのです。
だからどうかよろしくお願いします」

私は、頭を深々と下げて逢見さんに藍沙ちゃんの事をお願いをした。

「あの子は、全て自分で解決する様な子よ。
私が今更助けをする必要も私が助ける筋合いもないわよ。
でもあの子が破滅していくのを知るのも面白そうね……
だからあなた、私とLINEを交換しなさい。
そしてそのLINEであの子の事を報告しなさい」

逢見さんは、辛そうに困った様に苦笑いを浮かべた。
逢見さんは、今更藍沙ちゃんと仲良く出来ないって解っているみたいだった。
だからせめて藍沙ちゃんの情報が知りたくて藍沙ちゃんの事を報告する様に命令をした。

「ありがとうございます、逢見そん。
今は、それだけで構いません」

私は、逢見さんの本当の気持ちが知れたからそれだけでも良かったって思った。
私のスマホのLINEと逢見さんのLINEを交換した。
それから逢見さんは、ホテルに入ろとして立ち止まった。

「明日の朝には、この街を出るわ。
だからあの子の事をお願いね……」

逢見さんは、私に聞こえるか聞こえないかの小声で呟いた。

「はい、解りました、藍沙ちゃんの事は、任せて下さい」

私は、自分の胸を叩いて藍沙ちゃんの事を守る事を宣言した。
逢見さんは、振り向かなかったが藍沙ちゃんと昔の様に仲良く出来ない事が解ってなのか涙を流している様に見えた。
私は、藍沙ちゃんと逢見さんが仲良く暮らす未来が来れば良いのにって本心から思った。
私は、逢見さんがホテルに入るのを見送ると藍沙ちゃんの待っている自分の家に向かった。
私は、家に着くと玄関で藍沙ちゃんが出迎えてくれた。

「お帰りなさいませ、お姉様」

藍沙ちゃんは、私の顔を見ると嬉しそうに微笑んでくれた。

「ただいま、藍沙ちゃん」

私は、藍沙ちゃんの笑顔を見るとこれまで苦しんででも一生懸命に生きてきた藍沙ちゃんが健気で愛おしくなり藍沙ちゃんを抱き締めた。

「あ、あの、お姉様……?」

藍沙ちゃんは、いきなりなんで私が抱き締めたのか解らずに戸惑いながら私を見つめた。

「藍沙ちゃん、私を好きになってくれてありがとう。
私と出会ってくれてありがとう……」

私は、藍沙ちゃんを抱き締めて感謝の気持ちを伝える様に藍沙ちゃんのおでこにキスをした。

「んっ……お姉様……私(わたくし)の方こそお姉様に出会た事を感謝してもしきれませんわ。
ありがとうございます、お姉様……」

藍沙ちゃんは、おでこに私がキスをすると恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて私を抱き締め返した。
私と藍沙ちゃんは、しばらく抱き締め合うとどちらともなく離れた。

「お姉様、晩御飯の準備は、出来ていますわ。
ご飯にしますか?
それともお風呂にしますか?
それとも私(わたくし)にしますか?」

藍沙ちゃんは、口元を右手の人差し指で触り色っぽく微笑んで自分を食べて欲しそうに私を見つめた。

「はーー、まったく何を言うのよ。
取り敢えずご飯にするよ」

私は、平常運転の態度の藍沙ちゃんに心が和んだ。
この様子の藍沙ちゃんがこの前の事で落ち込んでいる様に見えなかったのもあった。
だから業とらしく冷たい態度をした。

「もうお姉様たら連れないっですから……
解りましたわ。
ならば直ぐに晩御飯の用意を済ませますわね」

藍沙ちゃんは、私の答えを聞いて残念に微笑んだ。
藍沙ちゃんは、台所に料理を取りに向かった。
私は、藍沙ちゃんが台所に向かうのを見送り藍沙ちゃんに何が出来るだろうって考えた。
そしてこの愛おしく感じる藍沙ちゃんを必ず守ろうって心に誓った。

~つづく~






  • No.228 by 乃木坂桜  2020-02-20 22:32:41 

実は、ストライクウィッチーズでなりきりをしているのですがそこでの甘いなりきりを小説に編集して見ましたから宜しかった読んで下さい。

  • No.229 by 乃木坂桜  2020-02-20 22:34:28 

作品:ストライクウィッチーズ

ジャンル:百合

カップリング:エイラ・イルマタル・ユーティライネン×サーニャ・V・リトヴャク

エイラの視点で話が進みます。

~sweet duet(甘いデュエット)~

1話

連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」に入団して1人の女の子と出会った。
その女の子は、儚げで守ってあげたくなる女の子だ。
その女の子の名前は、サーニャ・V・リトヴャク、私にとって特別な女の子だ。
自分の部屋に戻るとサーニャが私のベッドの上で横になっていてー


「おいサーニャ、こんなところで寝たらカゼひくゾ

仕方ないなぁ、今日だけだゾ」


仕方がなさそうに苦笑いを浮かべ
サーニャの体に布団を掛けて
端から見て『親が娘を世話をしている』様に思えてー


「んっ……エイラ…………?」


目を擦りゆっくりと体を起こして
近くにエイラがいる事に気がついて
夢心地の様にエイラを見つめて
他人から見て『雛が親鳥を見ている』様に思えてー


「なんだ、起きたのか?

夜間哨戒で疲れているだろ?

もう少し寝ててもいいゾ。

ここは、私の部屋だけどナ」


眠たそうなエイラが可愛らしくて顔がにやけてデレデレになり
でも表面上は、エイラの体調を心配してー


「大丈夫、今は、エイラと話ししたい……」


眠たそうに少しだけうとうと体を揺らしてエイラの肩に寄り掛かりー


「そ、そーか、そーゆーことなら仕方ないナ。

私もサーニャと話したいって思ってたゾー」


少し赤くなった顔をサーニャに見られないようにサーニャの背中合わせになってー


「なんの話がイイ?

歌の話カ、オラーシャの話カ?」


背中合わせのサーニャの体温を感じてサーニャの事を気にしてー


「オラーシャ……」


サーニャは、私のオラーシャの事を聞いてオラーシャの事を思い出して少しだけ辛そうに表情を浮かべー


「オラーシャに帰りたい……

ごめんなさい、エイラに言っても仕方がないのは解ってるの……」


辛そうに俯くとエイラが傍にいる事に気がついて
エイラに心配掛けない様に無理に笑って見せてー


「バカサーニャ!

なにヘンな遠慮してんだヨー

約束したじゃないカ

ガリアからネウロイを追っ払ったらふたりでサーニャの家族を探しに行こうッテ

だから……だからサ、もうちょっと頑張ってネウロイをやっつけようナ、サーニャ」


立ち上がりサーニャを励ます様に力説して
サーニャを安心させる様にニコッと微笑み掛けて


「ごめんね、エイラ、もう少し頑張ってみる……」


サーニャの気持ちが少しだけ落ち着くと薄く微笑みー


「でもエイラが傍にいてくれて良かった……」


エイラに感謝の気持ちを表す様に嬉しそうにやんわりと微笑んでー


「な、なんだヨー

わ、私がサーニャの傍にいるのはある意味当たり前とゆーか……そのー……」


真っ赤になってサーニャから顔を背ける様に背中を向けてー


「と、とにかくなんでも頼っていーんだからナ」


自分の胸を軽く叩いて胸を張りー


「ありがとう、エイラ……」


エイラの背中から軽く抱き締めて顔をエイラの背中に蹲りー


「エイラの背中て暖かい……」


目を瞑りエイラの体温を感じてー


「あわわ、サ、サーニャー

し、仕方ないナー

ちょっとだけだかんナー」


頬をポリポリとかいて背中から抱き締めているサーニャの温もりを感じて
サーニャがエイラの背中にしばらく蹲ってからエイラから離れてー


「ありがとう、エイラ、もう大丈夫……」


うっすらと微笑みエイラを見つめー


「えぇ~、もういいのか?

もうちょっと……あぁ、いや、サーニャの気が済んだならいーんダ」


サーニャが離れたのを見て残念そうな表情をしてそれを隠すように両手を顔の前で振ってー


「……?」

サーニャは、エイラの行動の意味が解らなくてきょとんと首を傾げてー


「ン、なんだ?

私の顔になんかついてんのカ?」


サーニャの視線に気付いて顔に何か付いているのかと思い顔を袖でゴシゴシと擦ってー


「エイラの顔を見たくなっただけ……」

エイラの顔を間近でじっとエイラを見つめ


「お、オイ、サーニャー

私の顔なんかいつも見てンだろー

は、恥ずかしいじゃんカー」


サーニャに間近に見られるのが恥ずかしく照れて真面に顔を見れずにサーニャから視線を逸らしてー


「エイラの顔は、面白いから見ていても飽きない……」


エイラの照れた態度が可愛らしくて口元を押さえてクスクスと笑い


「なんだよ、モー

サーニャはひどいナー」


サーニャの笑った顔を見て本気で怒れなくて困った表情を浮かべー


「冗談……」


言葉をエイラに伝えてからしばらく感覚をあけてー


「半分は……」


って言葉を付け加えてー


「半分本気かヨー

ま、サーニャが喜んでくれるならいーけどナー」


サーニャの態度を見て喜んでくれるのならば良いかと思い苦笑いを浮かべてー


「ごめんなさい、エイラ。

エイラは、私に顔を見られるのが嫌……?」


ふとエイラが私に顔を見られるのが嫌だったのでないかと思い不安そうに目をうるわせてエイラを見つめてー


「バ、バカー、ヤなわけナイだろー!

……私はサーニャのことが大好きなんだからナー」

横を向いてぶっきら棒な口調で呟きそっとサーニャの背中に手を回して抱き締めてー


「ありがとう、エイラ。

でも告白みたい……」


エイラの気持ちを聞いて嬉しそうに薄く微笑んで
エイラの言葉が愛の告白みたいって思うと恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて
サーニャは、自分を抱き締めたエイラをじっと見つめてー


「ベ、別にそーとってくれてもいーゾ

大好きな気持ちはほんとーだからナー」


サーニャにじっと見つめられると自分の言葉が恥ずかしくなり照れながらあさっての方向を向いてー


「私もエイラの事が好き……」


ほんのり顔を赤らめてエイラの頬っぺたにキスをすると恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべー


「うわわわ、わぁー!?

さ、サーニャっ、き、キス!?」


サーニャに頬っぺたにキスをさせると顔を真っ赤にして頭から湯気を出してー


「親以外に初めてキスをされタ……」


キスされた頬を抑えだらしない笑顔を浮かべてー


「エイラは、特別。

特別だからエイラにキスをした……

エイラは、女の子同士でキスをするの嫌……?」


エイラの頬っぺたにキスをしたのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて
もしかしてエイラがキスをされるのが嫌でないかと思い不安そうにエイラを見つめー


「い、イヤなんかじゃないゾ!

女同士とか関係ないよ。

サーニャはサーニャじゃないカー

……だ、だいたいこんな気持ちになったのなんて生まれて初めてだし」

サーニャの両手を握りしめて力説すると自分の行動が照れくさくなりサーニャから視線を反らしてー


「ありがとう、エイラ……

でもこんな気持ちってどんな気持ちなの……?」


エイラの気持ちが嬉しくてうっすらと微笑み
直ぐにエイラの気持ちを改めて確認したくて業とこてんと首を傾げてエイラの気持ちを質問をしてー


「そ、それはだナー

……夜に寝る前とかサーニャのことを考えると……ドキドキしてこの辺が苦しくなるんダー」


胸を抑え切ない表情を浮かべてチラッとサーニャを見つめてー


「大丈夫、私も同じ……

エイラと同じなのが嬉しい……」



エイラとサーニャの同じ気持ちなのが嬉しくて薄く微笑み自分の気持ちを表す様に愛おしそうにエイラを見つめてー


「サーニャも同じなのカ?

それって、わ、私のことを思ってくれてるってことなのカ?」


サーニャの気持ちを確認する様にじっとエイラの瞳を見つめてー


「うん、エイラの事を思ってる……」


小さく頷いてじっとエイラの瞳を見つめ返して
自分の言葉が恥ずかしくてほんのり顔を赤らめてー


「サーニャ……」


ドキドキしながらサーニャを見つめ返そうとして急に後ずさって


「だ、ダメだぁー!

心臓がバクハツして死んでしまうゾー!」


枕を抱き締めてベッドの上で転げ回ってー


「エイラ、死んじゃ駄目……

エイラは、私を置いて何処かに行ったら嫌……」


エイラの後ろから抱き締めるとエイラの背中にサーニャの顔をくっつけてー


「いや、ホントには死なないけどサー

でも私は絶対サーニャをひとりにはしないゾ

いっしょにオラーシャに行くんだからナ」


振り向いてサーニャの手を握りしめて自分の決意を伝える様にじっとサーニャを見つめてー


「うん、約束、エイラと必ずオラーシャに行こう……」


エイラの手を握り返してエイラの決意に答える様にじっとエイラを見つめ返してー


「エヘヘー、サーニャの生まれ故郷、楽しみだナー」


サーニャの故郷に一緒に行くのが楽しみで満面の笑み浮かべー


「あ、ナーナー、サーニャ知ってるカ?」


小指を立てたエイラの方に手を差し出してー


「扶桑のオマジナイでユビキリってゆーんダ

約束事が必ず叶うんだとサー

宮藤に教えてもらったんダ」


サーニャと指切りの約束をするのが楽しみみたいにニコニコ笑顔になりー


「そんなおまじないがあるのね……

エイラ、どうするの?」


小指を出してこれからどうしたら良いのか解らずに少しだけ首を傾げてー


「えっとナ……

小指どうしを引っかけていっしょに約束事を言うんダ」


サーニャの小指にエイラの小指を繋いでサーニャを見てー


「……なんだろ

なんか恥ずかしーナ」


エイラがしたかったけれどもいざしてみると恥ずかしくなりニヘラと微笑んでー


「うん、少しだけ恥ずかしい……

約束、必ずエイラとオラーシャに帰る……」


サーニャがエイラと小指を絡めたのが恥ずかしいのか恥ずかしそうに顔を赤らめ照れ笑いを浮かべて
エイラと絡めた手を軽く振り約束をしてー


「必ずサーニャとオラーシャに行くゾー

宮藤の言ってたことだからナー

ホントに効くのか疑わしーけど気休めくらいにはなるだろ?」


サーニャと声を合わせて約束をすると小指を離さず照れくさそうにサーニャを見てー


「うん、でもエイラとしたから効果がありそう……」


小さく頷いてエイラとならばどんな事も出来そうだと思いエイラと繋いだ小指を離してー


「そーだナ、約束が叶ったらいちおー宮藤にも礼を言ってやるカ」

サーニャが指を離すと少しだけ残念そうに自分の頭の後ろで腕を組んでサーニャと小指を繋げたのが宮藤のお陰だと思い少しは感謝し様と思い


「うん、私も芳佳ちゃんにお礼を言うね……」


芳佳ちゃんのお陰でエイラとオラーシャに行く約束が出来て嬉しくて薄く微笑んでー


「ま、オマジナイの力なんてなくても絶対サーニャをオラーシャに連れて行くけどナー」


何だか宮藤に良いところを持って行かれたみたいで少しだけ面白くなくて自分の力でサーニャをオラーシャに連れていく事を宣言してー


「うん、エイラの事を頼りにしているね……」


エイラの気持ちが嬉しくて薄く微笑んでじっとエイラを見つめー


「エヘヘー、サーニャに頼られるとなんか力が沸いてくんナ

早くネウロイ来ないかナー」


サーニャに頼りにして貰えるのが嬉しくてだらしないほどにやけてー


「エイラ、楽しそう……

でもネウロイを呼び込んでるみたい……」


エイラが楽しそうにしているのを見て少しだけ意地悪をしてみてー


「私はサーニャといる時はいつも楽しーゾー

ネウロイをやっつけないといつまでたってもオラーシャには行けないじゃんカー」


サーニャの意地悪に気にしない様ににって笑いネウロイをやっつけてオラーシャに行く宣言をしてー


「私もエイラといると楽しい……

だから私もエイラを手伝う……」


サーニャが両手を前で握り締めてエイラを手伝う意気込みを表してー


「私とサーニャが力を合わせたらどんなネウロイが来てもへっちゃらサー」


サーニャの言葉を聞いてご機嫌に鼻歌歌いー


「エイラ、油断は駄目……」


エイラに詰め寄ると真剣な表現でエイラを見つめー


「わ、分かったヨー

そんなバルクホルン大尉みたいなことゆーなヨー」


サーニャの言葉を聞いて少し不満げに唇尖らせてー


「エイラに何か合ったら生きていけない……」


エイラが死んだらって考えたら悲しくなり少しだけ涙目でエイラを見つめー


「しないしない!

私がサーニャを泣かせるよーなこと、するわけないだロー?」


サーニャを安心させる様にサーニャの髪を優しく撫でてニッコリ微笑みー


「うん、エイラの事を信じる……」


エイラに頭を撫でられるのが気持ち良くて幸せそうに微笑みー


「エヘヘ、分かってくれたカー」


サーニャの幸せそうな表情を見て可愛らしいなって思い照れ笑いを浮かべて頬を掻いてー


「うん、解った……」


小さく頷くと自分の行動が大胆だったと思い顔を赤らめてー


「サーニャー、さっきから顔赤いゾー
熱あるんじゃないのカー?」


サーニャの前髪を手でかきあげてサーニャのおでことエイラのおでこをくっ付けてー


「うん、大丈夫……

エイラ、顔が近い」


小さく頷いてエイラの顔が近くにあるのが恥ずかしくなりエイラから視線を反らしてー


「あわわ!!」


サーニャの言葉を聞いて我に返って慌ててサーニャから飛び退く様に離れて


「わ、わざとじゃないからナ

心配のあまりつい、だかんナ」


自分の行動が恥ずかしくなり真っ赤になって横を向いてー


「大丈夫、エイラの気持ちは解ってる……」


エイラの頬を優しく触りエイラを落ち着かせる様に薄く微笑みー

「分かってくれてるならいーんダ

サーニャを見てるとどっか遠くに行っちゃいそーで時々不安になるんダ」


不安そうに横向いたままエイラの気持ちを表してー


「エイラ……」


エイラの気持ちをして何て言ったら良いのか解らずにしばらくエイラを見つめてー


「私は、何処にも行かない……」


エイラを安心させる様にエイラを優しく抱き締めてー


「エヘヘー分かってんだけどナー

サーニャ、なんかいー匂いすんナ?」


サーニャに抱き締められるのが気持ち良くて心地良さげに身をサーニャに任せて
ふとサーニャから良い匂いを感じてサーニャの匂いを感じ取る様にサーニャの匂いを嗅いでー


「今日は、まだお風呂に入ってないから恥ずかしい……」


恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめ俯いてー


「エイラの匂いは、落ち着く……」


エイラを抱き締めてエイラの匂いを確認してー


「お風呂かぁー

よーし、ごはん済んだらサウナいくカー」


サーニャの背中に手を回して優しく撫でてー


「うん、エイラとお風呂、楽しみ……」


エイラと一緒にお風呂が楽しみで薄く微笑みー



「スカッとしたい時にはサウナがいちばんだナー

わ、私もサーニャと入るお風呂、楽しみだゾ」


サーニャの裸を思い出して照れ臭そうにサーニャから視線逸らしてー


「エイラ、今、私の裸を想像した?」


エイラの心を覗き込む様にじっとエイラを見つめー


「してナイしてナイ

宮藤といっしょにすんナー」


慌てて顔を真っ赤にして手をぶんぶん振って否定してー


「本当に……?」

じっとエイラの瞳を覗き込む様に見つめ少しだけ首を傾げてー



「…………ちょっとだけ思い出してたカナー

だ、だけどちょっとだけだかんナー」


サーニャに本当の事を言ってサーニャが怒るのでないかと怖くなりサーニャから目を逸らしてー


「エイラのエッチ……」


エイラがサーニャの裸を見ていると解ると恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめ少しだけ頷きー


「わ、わわ、ちょっとだけだっていってるじゃないカー

そんな怒んなヨー」


慌てた様におろおろとしてサーニャを宥めようとしてー


「怒ってない、エイラがエッチのは解ってるから……」


恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめ上目遣いでエイラを見つめー


「待て待てー

それは誤解だゾー

や、確かにサーニャの裸は綺麗だし見るとドキドキするけど……

エッチな目で見たことは一度もないゾ

それは宮藤だけダ」


サーニャに詰め寄りキッパリと言い訳してー


「エイラ、いつも私の裸を見ていたの……?」

エイラを責める様にじーどーとエイラを見つめ少しだけ首を傾げてー


「あ、うぅっ、ハイ、お風呂の度に見てましタ……」


これ以上サーニャに誤魔化せないと思い観念したように弱々しく手を挙げて本当の事を告白してー


「エイラのエッチ……」


顔を赤らめ恥ずかしそうに俯きー


「わーーーっ、だから誤解だってば、サーニャー」


今にも泣きそうな顔で弁解してー

「大丈夫、エイラがそんな事をしないて解ってる・・・」

泣きそうなエイラを慰める様にエイラの頬っぺたを触り優しく微笑みー


「ホントカー?

ありがと、サーニャー」


サーニャが怒っていないと解ると嬉しそうにニパッと笑ってー


「うん、でもエイラの慌てる姿は、可愛らしかった……」


エイラの慌てた姿を思い出して口元を押さえて少しだけクスクスって笑いー


「ば、バカー、私は、サーニャに嫌われたらどーしよーって本気で悩んだんだゾー」


サーニャにからかわれていた解ると怒った様に顔を赤くして反論をしてー


「ごめん、エイラ、お詫びに胸を触っても良い……」


エイラの方に両手を広げてしばらくじっとエイラを見つめてー


「でも本当に胸を触ったらエイラの事を軽蔑する……」


エイラがどういう行動をとるのか確認してエイラの心を見るみたいにじっとエイラを見つめてー


「……そ、そんなこと、するわけナイじゃんかヨー」


無意識にサーニャの胸を触ろとして上がりかけた手を慌てて引っ込めてー


「本当に……?」


エイラの上がりかけた手を見て疑り深くじっとエイラを見つめー

「ホントーだヨー、ってゆーかサー、サーニャもあんまりヘンなことゆーなよナ

リーネや宮藤のおっぱい触んのとわけが違うんだかんナー」


サーニャの事が好きすぎて本当の事を言うのが恥ずかしくて顔を赤らめ横を向いて唇尖らせてー


「ごめんなさい、エイラ……」


エイラを怒らせたと思うとしゅんと落ち込む様に少しだけ俯きー


「あー、違うんだヨー、サーニャー

……その、私にとってサーニャは特別大事な存在だから……冗談や遊びじゃ触ったりできないんだヨー……」


照れ臭そうに顔を赤らめて小声でボソボソって呟いてー


「私は、エイラにとって特別なの……?

ありがとう、エイラ……」


エイラの気持ちを確認する様にじっとエイラを見つめ
エイラの気持ちが嬉しくて薄く微笑んでー


「れ、礼を言われるよーなことじゃないし

私が勝手に思ってるだけだかんナー」


サーニャの気持ちが照れ臭くて横を向いて頬を掻いてー


「それでもエイラの気持ちが嬉しい……」


エイラの気持ちが嬉しくてエイラに感謝の気持ちを伝える様に軽くエイラの手を触りー


「エヘヘ、サーニャも喜んでくれるんだナー

良かったー」


サーニャに手を握られると安心をした様にホッと胸を撫で下ろしてー


「ナー、サーニャ、おなか空かないか?

朝食、まだダロ?」


サーニャとの遣り取りが恥ずかしくなり慌てて話を変えるとサーニャを反応を確かめる様にサーニャを見つめサーニャをご飯に誘いー


「うん、お腹が空いている……

ご飯を食べに行く?」


小さく頷いてエイラをご飯に誘いー


「私も朝まだだからおなかペコペコなんだヨー

じゃあ食堂行こっカー

今日の食事当番、誰だろーナ?」


サーニャの方に手を差し出してー


「芳佳ちゃんだと思う……」


エイラの差し出した手を握り締めてー


「宮藤のごはんはウマイからナー

早く行かないとシャーリーやルッキーニに食べられてしまうゾー

サーニャ、行こう!」


サーニャの手を握り締めて食堂へ向かいー


「うん、芳佳ちゃんのご飯は美味しいから私も好き……」


小さく頷いてエイラに手を引かれながら歩くと芳佳ちゃんのご飯が楽しみで薄く微笑んでー


「宮藤のヤツ、今日はたまご焼き作ってくれてるかナー」


サーニャの手を引き前を向きながら歩いてー


「うん、芳佳ちゃんの玉子焼き美味しいから好き。

納豆も美味しい……」


芳佳ちゃんの料理が楽しみで薄く微笑んでー


「うぇー、サーニャ、ナットー食べれるのカー?

扶桑の食べ物でアレだけはダメダナー」


納豆を思い出して納豆を食べるのが嫌で顔を顰めてー


「好き嫌いは、良くない、エイラ。

納豆は、栄養があるって芳佳ちゃんが言っていたよ……」

少しだけため息を吐きじっとエイラを見つめて好き嫌いが駄目だと指摘をしてー


「栄養のことよりまずウマイかマズイかだロー

私は、サーニャの作ったビーフストロガノフがたべたいナー」


サーニャの作った料理の味を思い出して舌なめずりしてー


「好き嫌いは、駄目。

今度ビーフストロガノフを作ってあげるから頑張って食べて……」


両手を前で握り締めてビーフストロガノフを作るから頑張って食べる事を勧めてー


「うーん、ビーフストロガノフ作ってくれるなら……

がんばってみよーカナ」


腕組みして真剣に悩んででも誘惑には勝てずに食べる事を約束してー


「その代わりちょっとだけだかんナー」


納豆を少しだけしか食べない事を念押ししてー


「うん、それで構わない……」


小さく頷いてエイラならば少しでも納豆を食べてくれるのならばエイラの性格を考えるとそれだけでもましだと思いー


「私達が一番に着いたのね……」


食堂に着くと他に誰か着ていないのか周りを見渡してー


「今日はナットー出てませんヨーニ……」


祈りながら食堂に入ってー


「へぇ、ルッキーニが来てないなんて珍しーナ

おーい、宮藤、ごはんまだカー?」


テーブルの席に座り厨房に向かって声をかけてー


「すいません、お待たせしました。

今日のご飯は、肉じゃがと焼き鮭とお味噌汁と納豆です」


芳佳は、料理をテーブルに運んでくると料理の感想が気になりエイラ達の方をじっと見つめてー

「エイラ、納豆がそんなに嫌いなの?

納豆を食べれそう……?」


朝食に納豆が出たのを見て納豆が食べれるか心配そうにエイラを見つめてー


「匂いがダメなんだヨー

でもサーニャのビーフストロガノフのためだからナー」

悲壮な表情を浮かべて食卓に座りー



「おい宮藤ー

お前は、ホントーに気が利かないナー

なんでナットー、メニューに入れてんだヨー 」


食卓に並んだ料理を見るなり涙目になりー


「えっ!?

そ、その……ごめんなさい。

で、でも納豆は、美味しいですよ」


エイラに不満を言われると条件反射的に謝りー


「ナットーのどこがうまいんだヨー

扶桑人の味覚どーかしてんゾー」


唇を尖らせて愚痴をこぼしてー


「えっ、私って味覚がおかしいの!?」


エイラに味覚が可笑しいと言われて少しだけ落ち込んで見せてー


「でも納豆は日本の伝統料理なんですよ」


納豆を見つめて納豆が美味しいのにって思いー


「おかしーに決まってんだロー

こんなものがウマイだなんて

他の扶桑の料理はまーまーだけどナットーだけはダメダナ」


芳佳の納豆の説明を聞いて不味いってバッサリ切り捨てて指でバッテン作ってー


「納豆は、美味しいのに……」


不服そうに小声で呟いてー


「……エイラ、納豆を貰っても良い?」


口元を押さえて少しだけ考え込むとエイラの為に納豆を食べてあげようかなって思いー


「えっ、サーニャの分は、あるんだロー?」


不思議そうにきょとんとした表情を浮かべてー


「エイラ、納豆を嫌いみたいだから……」


納豆を少しだけ見てエイラを無理やり食べさせるのが可哀想になってー


「そりゃキライだけどサーニャと約束したからナー」


フォークで2、3粒突き刺し息を止めて口許に持っていきー


「頑張って、エイラ……」


エイラが納豆を食べるのをじっと見つめてー


「そ、そんなに見られるとたべにくいゾー」


往生際悪く文句を言ってみてー


「エイラは、私に見られるの嫌……?」


キョトンと首を傾げてー


「イヤ、なんか見張られてるみたいでサー」


納豆を刺したままのフォークを指先でくるくる回してー


「うん、解った……」


小さく頷いて自分のご飯に視線を落としてご飯を食べ始めてー


「……うーん」


サーニャがごはんを食べ始めるのを見てもう一度口許にフォークを持っていくけれど躊躇って近付けたり離したり繰り返してー


「エイラ、あ~ん……」


エイラが納豆を食べるのを悪戦苦闘しているのに気がついて納豆をスプーンですくうとエイラの方に納豆を向けてー


「あ、うぅっ……」


納豆をすくったスプーンが迫るのを見て顔がひきつった表情を浮かべー



「エイラ、大丈夫……?

口移しの方が良い?」


エイラに納豆をすくったスプーンをエイラに向けてどうしたらエイラが納豆を食べられるのか考えてー


「わ、わわ、分かった、たべるヨ、たべりゃいーんダロ」


サーニャの口移しって言葉を聞いて慌てて目の前のスプーンに食いついてー


「美味しい……?」


納豆を食べたエイラの納豆を食べた感想が気になりじっとエイラを見つめー


「……思ったよりいけるカモ」


納豆が意外と美味しくてびっくりしたように目を丸くしてサーニャを見返してー


「うん、でしょう……

エイラは、嫌いな物が食べれて偉いね……

明日、頑張ったご褒美にビーフストロガノフを作ってあげる……」


エイラが納豆を食べて美味しいって言葉を聞いて満足そうに小さく頷いて
エイラが嫌いな物を食べたのを誉める様にエイラの頭を優しく撫でて優しくエイラに微笑み掛けてー


「やったー、明日はサーニャのビーフストロガノフダー」


両手を上に上げて嬉しそうに微笑み返してー


「うん、頑張って作るね……」


少しだけサーニャの両手を前で握り締めてビーフストロガノフを作る意気込んで見せてー


「肉、たっぷり入れてくれヨ、楽しみだナー」


サーニャがビーフストロガノフを作ってくれるのが嬉しくてご機嫌に鼻歌歌い食事を再開してー


「うん、肉を一杯入れる。

でも今はご飯を全部食べよう……」

小さく頷いてエイラのリクエストに答える事を表すとじっとエイラを見つめ料理を全て食べる事を勧めてー


「あぁ、このあと任務もあるからナ

腹ごしらえしっかりしなくちゃナー」


美味しそうにパクパク食べてー


「うん、ご飯を食べないと体力が持たない……」


小さく頷きエイラがご飯を食べ始めたのを見て自分もご飯を食べるのを再開してー


「サーニャはごはん済んだら寝るのカー?」


食べ終わると両手を合わせてごちそうさまをしながら訊ねてー


「うん、夜の見回りがあるから……」


小さく頷いてサーニャも両手を合わせてごちそうさまをしながらエイラの質問に答えてー


「よーし、ごはんも済んだことだしサウナいくカー」


食器を持って立ち上がりー


「うん、でもエイラ、楽しそう……」

自分も食器を持って立ち上がり流しに運びながらエイラがサウナが楽しみなんだなって思いー


「そりゃー、サウナは気持ちいーし、サーニャといっしょならもっと楽しいに決まってるじゃないカー」


食器をじゃぶじゃぶ洗いながらサーニャの話に答えてー


「私もサウナは、好き……

それにエイラと一緒だから……」


サーニャのエイラと一緒って言葉が恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて食器を洗いー


「エヘヘ、そっかー

さ、いくカー」


食器を洗い終えるとタオルで手を拭きー


「うん、エイラ、サウナ室に行こう……」


食器を洗い終えるとタオルで手を拭きエイラの手を握り締めてエイラと手を握り締めるのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめてじっとエイラを見つめー


「ヨーシ、気を取り直して行くカー」


サーニャの手をキュッと握って微笑み返してー


「うん、行こう、エイラ……」

小さく頷きエイラの手を握り締めたままサーニャとエイラは、サウナ室に向かいー


「やっほー、いちばん乗りー」


脱衣場に着くとぽいぽーいと服を脱ぐとたたみもせずカゴにほうり込んでサウナ室に飛び込んで


「サーニャも早くー」


サウナ室の扉からサーニャの方へ振り向いて早く来るのを勧める様に両手を振りー


「待って、エイラ……」

洋服を脱いで洋服を畳むと裸でエイラの後を追い掛ける様にサウナ室に入りー


「サーニャー、こっちこっちー」


サウナの長椅子に座ってサーニャに手招きしてー


「うん、暖かくて気持ち良い……」


エイラの横の長椅子に座り背伸びをして気持ち良さそうに微笑みー

隣のサーニャの方を向こうとして慌てて視線を逸らせてー


「ホ、ホントだナー

やっぱサウナはサイコーだよナー」


足をパタパタさせて頷いてー


「うん、サウナは、気持ち良い……

でもどうしてエイラは、こちらを見ないの……?」


俯いているエイラに気がついて不思議そうに首を傾げてエイラを見つめー


「え?

あー……べ、別に見てないことないゾー」


顔を赤くしてそっちを向くけれど視線はあさっての方向を向いていてー


「ホントニサウナハキモチイーナー」


独り言のように呟いてー


「エイラ、私に何か隠し事をしてる……」


エイラの心の中を覗き込む様にじっとエイラを見つめー


「なにも隠してなんかないヨー

ほ、ホントだゾー」


チラッとサーニャを見るけれど照れくさくてすぐにそっぽ向いてー


「本当に……?」


エイラの心の中まで見る様にさらにじっとエイラを見つめてー



「……うぅ、実はひとつナイショにしてることガ」


言いにくそうにモジモジと小声で呟いてー


「ナイショの事……?」


内緒の事が何なのか解らずにキョトンと不思議そうに首を傾げて ー


「内緒の事って何なの、エイラ……」


エイラの内緒の事が気になりじっとエイラを見つめてー


「えーと、サウナ出たら渡したいものがあるんダ」


チラッとサーニャに視線をやってサーニャの反応を確かめてー


「私に渡したい物……?」


エイラの渡したい物が解らずにキョトンと少しだけ首を傾げてー


「うん、寝る前にさ、もう一度私の部屋に寄ってくれヨ、サーニャー」


伏し目がちにサーニャを見つめてー


「うん、解った、後でエイラの部屋に寄るね……」


エイラの渡したい物が楽しみで少しだけ薄く微笑みエイラを見つめてー


「サウナは、暖かいから眠くなる……」


首を少しだけ上下に振ってうとうとしてエイラの肩に寄りかかりー


「おい、サーニャー、サウナで寝たら体に悪いゾー

たく、しかたないな~、ちょっとだけだかんナー」


寄りかかりやすいように少し体勢を整えてー


「ありがとう、エイラ……」


エイラに寄りかかり目を瞑ってー


「ホントにちょっとだけだゾー」


デレッとした表情でお互い支え合うように軽く寄りかかりー


「エイラの体温を感じて気持ちが良い……んっ……」


エイラに寄りかかり目を瞑っていると気持ち良くて寝息を吐いて寝てしまいー


「あー、のんびりすんナー

私も寝てしまいそうだヨ」


サーニャを支えながらうとうとしてー


「すー……すー……」


エイラに寄りかかり寝息を吐いて眠っていてー


「あれ、ホントに寝てらー

夜間哨戒のあとは眠いからナー

……サーニャのほっぺた、柔らかそーだナーゴクリ」

おそるおそる指先をサーニャのほっぺたに近づけてー


「すー…すー……エイラ……」

寝息を吐きながら寝言でエイラの名前を呼び少しだけ体を動かしてー


「は、はいーっ?!」


サーニャに名前を呼ばれるとびっくりしてすっとんきょうな声をあげて体のバランスを崩してしまい慌ててサーニャを抱き止めてー


「んっ……エイラ……すー……すー……」

エイラの胸にサーニャの顔を置き寝言でエイラの名前をもう1度呼んでー


「な、なんだ寝言カ……って、まだ寝てんのかヨー

よっぽど眠いんだナー

おい、サーニャー、そろそろ起きろヨー」


サーニャがまだ寝ているってのが解るとホッと一息ついて直ぐにサーニャの肩を揺り動かしてサーニャを起こそうとしてー


「うーん……エイラ……?

おはよう、エイラ……」


ゆっくりと目を開けて近くにエイラがいるのに気がつくと薄く微笑みー


「オハヨー、サーニャー

そろそろ出ようっカ、ちゃんと暖まったカー?」


そっとサーニャを椅子に座らせてニッコリと微笑み返してー


「うん、暖まった……
サウナを出ようか、エイラ……」


小さく頷いて立ち上がるとエイラの方を向いてー


「そっかー、じゃあこれでゆっくり寝れるナー

ほらよ、サーニャー」


サーニャにバスタオルをポイと投げ渡してブラシを片手に持ってー


「後ろ向きな、髪をとかしてやるヨー」


サーニャの方に近づいて髪をとく事を提案をしてー


「ありがとう、それならばお願いね、エイラ……」


髪と体をバスタオルで拭いてエイラの前に後ろ向きで座り込みー


「エヘヘー、サーニャの髪はふわっふわでといてると気持ちイーナー」


ごきげんに鼻歌を歌いながらサーニャの髪をブラッシングしてー


「んっ……」


エイラにブラッシングをされているとこそばそうに体を少しだけ震わせてー


「アレ、サーニャ、痛かったカー?」


心配そうにサーニャの顔を覗き込んでー

「大丈夫、少しだけこそばゆかっただけだから……」


エイラの手にサーニャの手で触り薄く微笑みー


「そっかー、もう終わるかんナー」


サーニャの手を軽く撫でて再び髪を梳かし始めてー


「よーし、できたゾ、サーニャー」


髪を梳かし終わるとサーニャの正面に回って出来映えを確かめてー


「フフーン、やっぱ私がサーニャをいちばんかわいくできるよナー」


サーニャのといた後の出来映えを確認すると満足そうに何回か頷いてー


「ありがとう、エイラ……

私もエイラの髪を梳かしてあげる……」


エイラからブラシを取るとエイラを方をじっと見つめてー


「エヘヘー、じゃあ頼むナー」


ウキウキとした表情で椅子にあぐらをくんで座り込んでー


「うん、痛くない様に優しくするから……」


少しエイラの髪を触るとゆっくりとエイラの髪をブラシで梳かしてー


「エイラ、痛くない……?」

エイラの髪をブラシで梳かしながらサーニャのブラッシングが痛くないのか質問をしてー


「全然だいじょーぶだゾー

サーニャに髪といてもらうと気持ちイーナー」


目を閉じて鼻歌を歌いながら体を揺らしてー


「それなら良かった……

エイラの髪は綺麗……」


エイラの髪をブラシで丁寧に梳かしながら優しくエイラの髪を触りー


「そ、そっかー?

エヘヘ、ありがとナ、サーニャー」


サーニャに髪を誉められると嬉しそうに照れて赤くなりー


「うん、終わったよ、エイラ……」


エイラの髪を梳かし終わるとエイラの髪を愛おしそうに撫でる様に触りー


「ありがとナ、サーニャー、エヘヘ、さらっさらダー」


立ち上がるとその場でくるっと1回転して髪をさらっとなびかせてー


「……くしゅん、タハハ、早く服着よう」


ばつの悪い表情浮かべて慌てて服を着替え始めてー


「うん……」


小さく頷きサーニャも洋服に着替えてエイラの腕にゆっくりと抱き着いてー


「な、なんだヨ、サーニャー、歩きにくいゾー」


言葉とは裏腹にまんざらでない表情と口調でサーニャとエイラが一緒に脱衣場を出てー


「エイラは、嫌……?」


エイラの腕に抱き着き上目遣いで不安そうにエイラを見つめてー

「あ、歩きにくいとはいったけどイヤなんて一言もいってないゾー」


チラッとサーニャと目が合うとなにか気恥ずかしくて目を逸らしながらさりげなく寄り添ってー


「それならば良かった……」


安心した様に微笑みエイラとさらに体を密着させる様にエイラの腕にサーニャの胸をくっつけてー


「お、おい、サーニャー……」


顔を赤くしてなにかを言いかけてやめてそのまま歩いてー


「どうしたの、エイラ……?」


エイラの腕にサーニャの体を密着させると自然とサーニャの胸を押し当てる感じになりサーニャの胸の大事な所を押し当てるのに気がついていなくてエイラが何を言いたいか解らずに不思議そうに首を傾げてー


「な、なんでもネーヨ」


少しだけ不機嫌そうな声で応えてー


「……?」


エイラの行動の意味が解らずに不思議そうに首を傾げてー


「さ、入ってくれ、お茶を淹れるよ」


自室のドアを開けてサーニャを部屋に招き入れてー



「エイラ、お邪魔します……

ありがとう、エイラ……」


エイラの部屋に入ると少しだけ周りを見渡して椅子に座りエイラの方を向き薄く微笑みー


「くつろいでくれヨ、なんて今さらゆー必要ないよナ」


くったえのない笑顔で笑いかけるとキッチンに向かってー


「コーヒーと紅茶、どっちがイイ?」


ポットを火にかけて声をかけてー


「うん、ありがとう……

それならば紅茶でお願い、エイラ……」


小さく頷いて椅子の上で足を崩してお嬢様座りをしてー


「はいヨー」


リクエストに了承の返事をして手際よくお茶の準備とお皿にお菓子を盛るとトレイに乗せて部屋に戻ってー


「へへ、リーネにもらったアールグレイが残っていてよかったヨ」


嬉しそうにしながらサーニャの前にティーカップを置いてエイラも椅子に座ってー


「ありがとう、エイラ……」


紅茶を入れてくれたエイラに薄く微笑み紅茶を一口飲みー


「んっ……美味しい……エイラは、紅茶を入れるのが上手ね」


紅茶を飲みながら幸せそうに微笑みー


「まーな、これでもコツがあるんダ」


エイラも紅茶をひと口飲みながら得意気にうんちくを語ろうとしてー

「そうなのね、私、エイラの入れてくれた紅茶、好き……」

紅茶を幸せそうに飲みながら微笑みー

エイラがなにかを思い出してー

「や、そんなことはどーでもいーんダ

サーニャ、さっき言ってた渡したいものって実はそのティーカップなんダ

ホラ、私のと模様違いのお揃いなんだゼー」


サーニャのカップには赤いネコがエイラのには青いキツネのシルエットが描かれてあってー


「ずいぶん遅くなっちゃったけどサ、誕生日おめでとう、サーニャ」


サーニャにペアルックのカップをプレゼントをしたのが恥ずかしくて照れ笑いを浮かべてー


「私の誕生日、覚えてくれたの……?

ありがとう、エイラ……」


エイラがサーニャの誕生日を覚えていたのを少しだけ驚きでも直ぐにエイラにプレゼントされたティーカップ大事に持って嬉しそうに微笑みー


「あ、当たり前ダロー

ダイスキナヒト……(ゴニョゴニョとサーニャに聞こえないくらいの小声で呟いて)

サーニャの誕生日を忘れるわけないじゃないカ」


エイラの自分の発言が恥ずかしくて顔を真っ赤にしてそっぽ向きー


「ありがとう、エイラ……

でもエイラ、最初の言葉が聞こえなかった。

なんて言っていたの……?」


エイラに誕生日を覚えてくれて祝ってくれたのが嬉しくて薄く微笑み。
でもエイラの最初の言葉が聞こえなくて不思議そうに首を傾げてエイラの発言を質問をしてー


「な、なんでもない、なんでもないヨ、サーニャ」


エイラの恥ずかしい発言を質問をされると恥ずかしくなりかぁーっと赤い顔で手と首を振りー


「そう……?

でも顔が赤いよ。

大丈夫、エイラ……?

熱は、無いみたいね……」


エイラの態度を見て不思議そうに首を傾げるとふとエイラの顔が赤いのに気がついて
心配そうにエイラの顔を覗き込みエイラのおでことサーニャのおでこをくっつけてエイラの熱を測ってー


「ア、ワワ、サーニャー、顔が近いゾー

……今、熱が出てきたカモ」


慌ててサーニャから離れて耳まで真っ赤になって頬を押さえてブツブツ呟いてー


「エイラ、やっぱり風邪を引いてるの……?

エイラ、直ぐに無理をするから心配……」


エイラの熱が出てきたって言葉を聞いてエイラの顔を覗き込みエイラの頬を触り心配そうにエイラを見つめてー


「あ、アハハー、心配してくれてありがとナー

私はカゼじゃないからだいじょーぶだヨ」


チラ、チラッとサーニャを見るけどまともに顔を見れずにー


「それよりサーニャ、そろそろ眠いんじゃないのカ?」


これ以上サーニャに心配掛けるのと本当の事がばれるのをのを誤魔化す様にサーニャの体調を質問をしてー


「うん、まだ大丈夫……」


眠たそうに目をとろ~んとさせて少しだけうとうととしてー


「だいじょーぶなようには見えないゾー

……わ、私が訓練に行くまで私のベッド使ってもいーゾ」


エイラが訓練に行く時間を確認する様にチラッと時計を見てなぜか気恥ずかしくてぶっきらぼうな口調でエイラのベッドで眠る事を勧めてー


「んっ……ありがとう、エイラ……」


エイラのベッドに倒れ込み少しだけ欠伸をしてー


「時間までだかんナー

ちゃんと自分の部屋で寝ないとダメだゾー」


ティーカップを片付けながら後で自分の部屋のベッドで寝る事を勧めてー


「うん、解った……

エイラの言葉に甘えてそれまでエイラのベッドを借りるね……」


ベッドの上で横になり返事をすると目を瞑ると寝息が聞こえて来てー

キッチンで洗い物を済ませて濡れた手を拭きながら部屋に戻ってきてー


「わ、私も少し寝足りない気分だナー
サーニャ~、隣で横になってイーカ?」


わざとらしく欠伸をしながら聞いてー

「……って、もー寝てんのカ?」


もう眠っているサーニャにびっくりしてー


「うん、良いよ、エイラ……」


眠たそうに少しだけ目を擦り起き上がるとエイラに薄く微笑み掛けてー


「あ、ワリ、起こしちゃったカ?」


サーニャが起き上がったのを見て寝ている時に起こしたのかと思い悪いと思いー


「うんん、大丈夫よ、エイラ……」


軽く首を横に振り起こした事を気にしないで良いって事を表してー


「じ、じゃあちょっとお邪魔すんゾー

ま、ここは私のベッドだけどナー」


遠慮がちにベッドの端でサーニャに背を向けて横になって冗談っぽく笑ってー


「うん、どうぞ、エイラのベッドは、落ち着く……」

隣に寝たエイラの背中を軽く抱き締めてー


「さ、サーニャー?

エヘヘ、サーニャは暖かいナ」


サーニャに抱きしめられてドギマギして背中に温もりを感じながら目を閉じてー


「うん、エイラも暖かい、それにエイラの匂いは、落ち着く……」


エイラの背中に顔をくっつけて軽くエイラの匂いを嗅いでー


「えー、匂いって、へ、ヘンな匂いしてないカ?」


エイラが自分の服の匂いをクンクン匂ってみてー


「エイラの優しい匂いがする。

私、エイラの匂いが好き……」


エイラの背中に顔をくっ付けて薄く微笑みー


「ふーん、優しい匂いカァー

サーニャは詩人だナ

へへ、サーニャに好きっていってもらえて嬉しいゾ」


背を向けたまま小さくほそく笑んでー


「私、詩人て言われる様な事を言ってない……

私、エイラのだったら何でも好き……」


エイラの背中に顔をくっ付けて幸せそうにエイラを感じてー


「優しい匂いなんて言い方、私には思い付かないからナー

ピアノも歌も上手いし、やっぱサーニャはすごいナ」


サーニャの事がエイラの自分のことのように誇らしげな気持ちになってー


「そんなに褒めても何もでない……」


恥ずかしそうに顔を赤らめ照れを隠す様にエイラの背中に顔をくっ付けてー


「なにいってんだヨ、サーニャはホントにスゴいって

ホントならネウロイと戦うより音楽をするべきなんだヨ」


背中にサーニャの温もりを感じてドキドキさせてサーニャの思いを熱く語ってー


「エイラ、それは、言い過ぎ……」


エイラの背中を抱き締めて恥ずかしそうにほんのりと顔を赤らめてー


「サーニャは謙虚だからナ~

またサーニャのピアノ、聴きたいナ」


さりげなくサーニャのピアノを聞きたいアピールをしてー


「うん、それならば今度、エイラの為にピアノを弾いてあげる……」


小さく頷いてエイラがそんなにもサーニャのピアノの演奏が聞きたいのかって思いエイラの為にピアノの演奏をしようと思いー


「ホントか、サーニャー、やった、約束だかんナー」


嬉しくてぎゅーとサーニャを抱きしめてー


「ひゃん!?うん、約束、エイラ……」


エイラにいきなり抱き着かれると驚きの声を出して直ぐに優しく微笑みエイラを抱き締め返してー


「エイラも私に無い物を持ってる……」


じっとエイラを見つめてエイラに特別な物があると思いー


「へ、私カ?

そーだナ、タロット占いには自信があるナ

あと、シールドを張らずに戦えることカナ

ま、コレは自慢じゃないけどナー」


サーニャに誉められると鼻高々に感じて自信満々な態度を取りー


「うん、私は、エイラの占い好き……」


小さく頷いてエイラに占われるのが好きだと思いー



「まー、私の占いは当たるからナ

そーだ、今日のサーニャの運勢、占ってやろーカ?」

くるっと寝返りをしてサーニャの方を向いてー


「うん、エイラ、私の事を占って……」


小さく頷いてエイラをじっと見つめエイラの占いが楽しみみたいでー


「おっと、で、今日のサーニャの運勢だナ」


ぱっ、とサーニャから離れてエイラのデスクにタロットカードを取りに行き取って戻って来るとタロットカードでサーニャの事を占いー


「サーニャの今日の運勢は、コレダ!」


スチャ、と抜き取ったカードをサーニャに見せて裏返してエイラも確認して


「世界!」


あちゃー、といった表情でカードとサーニャを見比べてー


「悪いカードなの……?」


エイラの態度を見て良くないカードだと理解して少しだけ不安そうにエイラを見つめてー


「……うーん、なにをしてもうまくいかない暗示だナ

サーニャ、今日はおとなしく寝てた方が無難だゾ」


タハハ、と苦笑して慰めるようにサーニャの肩にポンと手を置いてー


「今日も夜間哨戒あるからそれは、無理……

でも気をつけるね……」


少しだけ考え込むとそんな事で休めないと思いエイラの忠告を聞いて気をつけていようと考えてー


「今日くらい夜間哨戒休んじゃえばいーじゃないカ

なんなら私からミーナ中佐にいってやろーカ?」


お気楽共思える軽い口調で休むことを勧めてー


「……エイラ、本気で言ってるの……?

エイラの気持ちは、嬉しい。

でもそう言うのは良くない……」


エイラの無責任発言を聞いて少しだけ怒った様にエイラを少しだけ睨む様に見つめてー


「わ、私はサーニャが心配だから……

サーニャのためにいってんだゾ

ネウロイだって毎日出るわけじゃないし

1日くらい……サボっても平気サー」


頭ごなしにサーニャに否定されてちょっとムッとした表情浮かべてチラッとサーニャの表情を伺いサーニャを説得しようとしてー


「でも私が我儘を言ったら他の皆に迷惑が掛かる……

エイラが心配してくれるのは嬉しい……

でもこれは、私にまかされた事だから止められない……」


エイラを真剣な表情で見つめサーニャの決意を表してー


「……サーニャはマジメだナー」


考え込むようにエイラが自分の髪を触ってー


「じゃあ、今夜の夜間哨戒は私がサーニャの代わりに行くヨ

それなら誰にも迷惑かからないからいーダロ?」


フフーン、と勝ち誇った表情を浮かべてー


「私の勝手な判断でエイラに頼むわけにいかない……

ちゃんと坂本少佐やミーナ中佐に相談してからじゃないと決められない……」

エイラの提案を聞いて不安しかなくてちゃんとしないと駄目だと思いー

「うーん、ミーナ中佐はともかく、坂本少佐に占いの話をしても怒鳴られちゃいそーだナー」


サーニャの提案を聞いて悩む様に腕組みして考え込んでー


「ま、サーニャは一晩部屋でおとなしくしてなヨ

私がうまいこといっておくからサー」


悪戯ぽく笑ってサーニャに向かってウインクしてー


「エイラにまかせたら不安で仕方がない……」


サーニャの右手をサーニャの口元に当てて考え込みエイラに任せたら不安しかないと思いー


「ちぇー、信用ないんだナー」


不服そうに唇尖らせてー


「でもどうするの……?」


エイラに任せるのが不安しか無くてエイラの答えを確認する様にじっとエイラを見つめてー


「どーするって……そーだナ

宮藤のナットーでおなかこわしたっていったらみんな納得してくれるんじゃないカ?」


ナイスアイデアとばかりに得意気の表情を浮かべてー


「エイラ、それは、無理があると思う……

それに腹痛で任務を休む人は、いない……」


エイラの提案を聞いて無理すぎると思い少しだけため息を吐きエイラの提案を責める様にじっとエイラを見つめてー


「えー、ナットーって腐ってるんだゾ?

おなかこわしたって不思議じゃないダロ~

それにハルトマン中尉はおなか痛かったら絶対休むナ」


エイラが自分では、名案だと思い何回もウンウンと頷きー


「納豆は、腐ってるんじゃなくて発酵してるだけって芳佳ちゃんが言ってた……

それにハルトマン中尉にそんな事を言ったら失礼よ」


エイラの言葉を聞いて困った様に苦笑いを浮かべてー


「えー、よく似たもんダロー?

それに、その顔はサーニャも中尉については同じ意見ダロー」


サーニャの顔を覗き込んでニンマリ笑ってー


「確かに少し思った……」


少しだけ悪戯ぽく微笑みー


「でもハルトマン中尉にそんな事を言ったら駄目よ……」


サーニャは、流石にハルトマン中尉本人に言ったら失礼だと思いー


「中尉ならきっとこーゆーナ

サーニャん、おなか痛いからお菓子ちょーだい」


エイラがハルトマンの口マネをしてみてー


「ハルトマン中尉なら言いそう……」


エイラのハルトマン中尉の物真似が似ていて少しだけ面白くて口元を押さえてクスクスと笑いー


「……っと、話逸れちゃったナ

でもさ、サーニャ、サボるとかじゃなくてもたまには休んでもいーと思うゾ」


サーニャの事が心配でちょっとマジメな表情を浮かべてー


「ありがとう、エイラの気持ちは、嬉しい……」


エイラの気持ちが嬉しくて薄く微笑みしばらく喋る感覚を空けてー


「……でもオラーシャに帰るまで頑張るって決めているから……」


サーニャが自分の覚悟を表す様に真剣な表情でじっとエイラを見つめてー


「そっか……そーだよナ」


サーニャの真剣な表情をじっと見つめてコツンと自分の頭を叩いてー


「分かった、じゃあ今日の夜間哨戒には私もいっしょに行くゾー

サーニャは私が守るんダ」


胸を張ってエイラが自分に言い聞かせる様に宣言してー


「エイラが来てくれるのは、嬉しい。

でもエイラ、次の日は、昼間もあるんでしょう。

体が持つの……?」


エイラが来てくれるのが嬉しいと思うのと同時にエイラの体調も心配してー


「うーん……まぁ、なんとかなんダロ

私のことは心配いらないっテ

サーニャをひとりで行かせたら、結局心配で寝れないだろーしナ」


サーニャの事が心配な事を表すのが恥ずかしくて照れくさそうに笑ってみせてー


「エイラ、ありがとう……」


エイラの気持ちが嬉しくてゆっくりとエイラに抱き着いてー


「い、いいって、気にすんナ」


サーニャに抱き着かれたのが恥ずかしくて照れて顔が赤くなり照れているのを誤魔化す様に明後日の方向を向いてー


「うんん、エイラの気持ちが嬉しい……」


軽く首を横に振りエイラに感謝する様に薄く微笑みー

「じゃあ夜に備えて寝るとするカ」


直ぐに気を取り戻した様に二って笑い眠る事を勧めてー


「うん、寝よう、エイラ……」


小さく頷いてベッドに倒れ込む様に横になりー


「アハハ、よっぽど眠かったんだナ

……ファ、サーニャを見てると私も眠くなってきたナ」


欠伸をするとサーニャに背を向けて横になってー


「おやすみ、サーニャ……」


背中のサーニャに気にして優しくサーニャにおやすみの挨拶をしてー


「うん、お休み、エイラ……」


小さく頷いてエイラの背中に抱き着いてエイラにおやすみの挨拶をして目を瞑りー


「ーー……!?」


背中にサーニャの温もりを感じてドキドキして目が冴えてしまってー


「すーすー……」


エイラの背中を抱き締めて寝息を吐いてー

『う~、サーニャ寝たのかなぁ
私はダメだぁ、こんなにドキドキしたまま寝れないゾー

てか、私のすぐ後ろにサーニャの寝顔が……

見たいけど寝返りして起こしたら悪いし~

あぁ、もぉ私はいったいどーすればいーんダー?ーー……』

エイラが心の中でその様に呟いて
エイラがもやもやして時間が過ぎて行った。
そしてこの先にエイラが大変な目に合う事になる。

ーつづくー


  • No.230 by 加賀いろは  2020-02-25 02:43:09 


お疲れさまです
遅くなりましたが「スモールティーチャー桃」読ませてもらいました
はっきり言って、とてもおもしろかったです
とても笑わせてもらいました
『桃は先生としてではなく皆の妹的な存在になった』
あと、桃先生が噛む場面、菫が踏み台になろうとした場面
ケッサクでした(笑)
他にもクセのありそうなキャラいるようなので続き、楽しみです

「暴走幼女藍沙ちゃん」の5話も読ませてもらいました
こちらはいつもと違って笑いどころはありませんでしたがいい話でしたね
通常運転とのギャップがいい感じに作用してるように思います
もし意図してストーリーを組み立ててるならスゴいと思います
登場人物がみんないい人でよかったです(しみじみ

ひとつだけ苦言を呈させてもらうと、どこかでも言ったと思いますがマジメな場面やいい場面での誤字は気をつけてくださいね?
あれだけ長いと見直すのはタイヘンだとは思いますけれどせっかくのいい場面がもったいないですから

エット…
まさかとは思うケド、わたしがエイラだって…
気付いてナイ?
マァ、わたしも桜がサーニャだって気付いたのケッコー最近だケド(苦笑
懐かしいナ
こうやって続けて読むとカナリ恥ずかしいやり取りしてるけれどタノシイ
正直、このあとの展開覚えてないヤ
よかったら続き、お願いシマスッ

とゆーわけで、ようやく宿題を終わらせることができました
読むの遅くてすみません
いつも楽しいストーリーをありがとうございます
これからもよろしくお願いします

あ…
最後にひとつだけ意見が
最近多用されている「~のように思えて」という文章だけれどあまり乱発するのはわたし的にはちょっとどうかな、と
あくまで個人的な意見なので参考までに

  • No.231 by 乃木坂桜  2020-02-26 21:39:10 

小説を読んでいただいてありがとうございます。

スモールティーチャー桃は、とかく桃が大人のに子供らしさ?を追及した結果こうなりました。
はい、菫以外に癖のあるキャラクターは、沢山いますよ。
レールガンの黒子または、藍沙ちゃんの大量発生になると思います。
桃先生の子供の様に背伸びをした可愛らしさをもっと表現できたら良いと思っています。
でもいろはさんが小説を読んで貰ってそう感じてくれたのならば嬉しいです。
同じ思いを感じてくれて小説を書く意欲がわきます。
ありがとうございます。

いいえ、意図的って訳でありませんがキャラクターの本質は、こうあってほしいと考えて書いていますからこうなりました。
キャラクター達は、何か悩みを抱えていてでも良い子だと思って愛を抱えて書いています。
本当に悪い人がいないと思っていますからね。
この後は、スモールティーチャー桃もそうですが運動会や期末テストや文化祭や修学旅行と行事が沢山ありますから何から消化しようか悩み物です……

やっぱり誤字が合ったのですね。

一応インターネットで漢字を調べて書いているのですがどうしてもどれが正解解らない場合がありますので確実に正解が解る方法があれば良いのですが……どうしても難しいです。これからも気をつけてみますね。

私は、そうでは、ないかなって思っていましたが確証がなかったです……
でも相手がいろはさんで良かったです。

では、続きも小説として書きますね。

宜しかった読んで下さい。

解りました、その文章を控えてみますね。

アドバイスをありがとうございます。

宜しかったらこれからも小説を読んで下さいね。


  • No.232 by 加賀いろは  2020-03-21 00:43:38 


劇場版SHIROBAKO、見てきたよ
安定のおもしろさでした
見ると創作がしたくなる不思議なアニメ(笑)
また続き作ってほしい~

次はいよいよプリプリですね!
楽しみすぎますっ

ところで雑談用に別にスレッドを作りませんか?
もし賛同してもらえるならわたし、作りますね
検討お願いします

  • No.233 by 乃木坂桜  2020-03-21 18:44:24 

劇場版SHIROBAKOは、面白いですよね。

百合要素もありましたし何よりも製作者の苦悩とか解って良かったです。

つい映画の中の作品を見ると物語を読みたいと思います。

小説とか書いてみたいです。

映画のプリプリは、楽しみです!

はい、よろしくお願いします。

でもいろはさん意外に小説を読んでほしくは、ありませんって言うか怖いです……

ですから二人だけ個別掲示板でお願いします。

そして今年のネットでのアニメのエイプリルフールネタが楽しみです。

ご注文は、うさぎですか?のネットのアニメの公式ホームページは、お勧めです。

魔法少女物とか萌えました!

良かったらチェックしてください。

  • No.234 by 加賀いろは  2020-03-23 02:30:22 


百合要素(笑)
んー
絵麻と久乃木さんかな?

木下監督や舞茸さんが苦しんでいる姿が描写されてましたよね
創作は苦しみとともにありますよね

桜も見たのですね?
よかったです

次の小説はどうなるか、楽しみですね
わたし的には桜の小説を独り占めしたい気持ちもありますが、やはり自分がいいと思うものは他の人にも読んでほしい気持ちもあります

あぁ、エイプリルフールってもうすぐですね
わたし、知らなかったのだけれどエイプリルフールって一大イベントなんですね
デレステとミリシタのイベントをがんばらないといけません(笑)

ごちうさ、3期するみたいですね
楽しみです
了解、ホームページ見ておきますね~

それでは雑談用スレッドを別に作るのでなりきりのネタの相談とかはそちらでしましょう
もしよかったらですが小説は引き続き、こちらのスレッドに投稿してもらっていいでしょうか?
よろしくお願いしますね~

  • No.235 by 乃木坂桜  2020-03-23 19:23:21 

絵麻と久乃木もそうですが、私は、あおいちゃんと宮井楓さんのだいぶとマニアックなカップリングも好きです。2人で殴り込みや2人で飲みに行くって愚痴るとか大人の付き合いって感じで好きです。

そうなんですよね、私も産みの苦しみに共感できました。
私の場合は、納得できなくても結局中途半端で完成させる場合がありますから2人を見習いたですね。

はい、見ました!

凄く面白かったです!

そう言ってもらえると嬉しいです。

でも他の人に読んでもらえる勇気が出るのは、もう少しだけかかりそうです……

やっぱりまだ他の人に読まれるのは、怖いですから……

でも小説を作る意欲は、戻りましたからどんどん小説を書こうと思います。

本当にいろはさんに助けられてばかりです。

次の小説は、少しだけ思考を変えて脱出ゲームみたいな謎解きの小説にしようと思っています。
でも登場人物は、全員女性にしますから少しだけ百合を絡める感じになります。
1話目で謎解きを提示をして二話目で答えを提示して次の謎解きを提示をする感じになる仕組みになると思います。

まだ試験だんかいですので色々とアイデアを考えています。

できましたら投稿しますので宜しかった読んでくださいね。

はい、エープリルフールは、一大イベントなんですよ。

アニメの主人公の妹が魔法少女になったりアイマスのPの総選挙とか君の名はのパロディーで君の縄とか笑いました。
特にご注文は、うさぎですか?は、いつもネタに気合いが入っていますから楽しみです。
後は化物語とニセコイのクロスオーバー作品でキャラクターが互いの学園に留学する話とか面白かったです。
個人的には、スタミュもキャラクターが同じで作品の設定を変えたりして萌えました。

今年もエープリルフールは、忘れないように気をつけないといけませんね。

すいません、少しだけ熱く語り過ぎました……

ご注文は、うさぎですか?は、三期があるだなんて知りませんでした。

教えていただいてありがとうございます。

百合物ならばのんのんびよりとかゆるゆりとかきんいろモザイク辺りがもう一度くらいアニメになりそうですよね。

そして春アニメは、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…は、面白いですよ

破滅フラグの変わりに恋愛フラグだ立ちまくりです。

主人公が女性ですが女の子から男の子まで恋愛フラグが立ちまくりでハーレム状態ですね。

しかも主人公の女性がタラシでしかも無自覚で他人の好意に気がついていないって言うハーレム主人公の王道を行ってますね。

百合展開もありますのでお勧めですね

後は、球詠とフルーツバスケットと新サクラ大戦とソードアートオンラインと食戟のソーマ 豪ノ皿と邪神ちゃんドロップキック’をチェックしようと思います。

今期は、ガルパンと痛いので防御力に極振りととある科学とハイキューとマギアレコードと恋する小惑星とSHOW BY ROCK!!(ショウ・バイ・ロック)とうちタマ?! ~うちのタマ知りませんか?~と異世界かるてっとと22/7とBanG Dream!とへやキャン△が面白かったです。

解りました、では、なりきりのネタは、雑談の掲示板で小説は、この掲示板で投稿させてもらいますね。
私のわがままを聞いてくれてありがとうございました。
いつもわがままばかりですいません。
いつも本当にありがとうございます。







  • No.236 by 加賀いろは  2020-03-25 18:59:13 


新しく雑談用スレッド作りました
レスはそちらに書き込みしますね

お部屋のタイトルは

「いろはにほへとさくらさく」

です

よろしくお願いします

  • No.237 by 乃木坂桜  2020-05-17 20:32:20 

昔書いた小説を修正したのを投稿しますね。

これは、小学生BL小説です。
登場人物は、田中 律と佐藤 蓮です。
登場人物は、全員小学生5年生です。

~田中 律の場合~

~その一~

~小さな恋の物語~

俺は、あることで悩んでいた……
それは、十年生きてきて初恋の相手が他の奴と違って特殊と言う事だ。

「律、帰ろうぜ」

俺は、教室で帰る準備をしていたら同じくらいの年の男の子に話し掛けられた。

「ああ、帰ろうぜ、蓮」

俺は、話し掛けられた相手の方を向いて返事をした。
この充って言うが俺の名前で正確には田中 律て言う。
で話し掛けてきたのが俺の大親友の佐藤 蓮だ。
それから俺の初恋相手でもある。
ついでに俺も蓮も男だ。
悩みって言うのは、初恋の相手が男で親友という事だ。
俺が蓮に恋してると気遣いたのは、小学二年生の時だ。
それから苦労の連続だった。
蓮に俺の恋心を気づかれないようにしないといけないからだ。
それなのに蓮は、俺によく抱きついてくる。
それに過激のコミュニケーションまでしてくるから大変なんだよな……
まったく蓮は、俺の気も知らないでよ……
俺は、深くため息を吐いた。

「……り……つ……律、おい、律、聞いているのか?」

蓮は、俺に何回も呼び掛けていた。

「えっ!?

な、なんだよ、蓮?」

俺は、律の呼び掛けに我に返り律に返事をした。

「まったくこの頃ぼーとしすぎだぞ、律」

蓮は、軽くため息を吐いて腕を組みながら俺を見つめた。

「こ、ごめん、蓮。

それでなんて言ったんだよ、蓮?」

俺は、慌てて律に軽く頭を下げて謝った。

「この前、律がしたいって言っていた新作の格闘ゲーム手に入ったんだよ。

だから律の家でやらないかって言ったんだよ」

律は、テレビゲームの格闘ゲームのソフトを俺に見せた。

「えっ、まじかよ!?

だってあのゲームて凄い人気のゲームではないかよ。

良く手に入ったよな」

俺は、蓮の持っているゲームソフトを見て声をあげて驚いた。

「この前に俺の出演しているラジオ番組でこのゲームを欲しいな~てそれとなく言ったんだよ。

そしたら俺のファンの子がプレゼントしてくれたんだよな」

蓮は、自分の芸能人としての有名なのを自慢するように話した。

「やっぱり有名の芸能人は、違うてことかよ。

有名の芸能人って良いよな……」

俺は、ほしいと言って手に入る蓮が羨ましく思った。
だから羨ましそうに蓮を見つめた。

「そう僻むなよ。

そのお陰でこのゲームソフトが手に入ったんだからさ」

蓮は、俺の頭をぽんぽんと優しく叩いて俺の気持ちを宥めた。

「それは、そうだけどよ……

なんか変な感じだぜ……」

俺は、芸能人の蓮が遠くに行ってしまうんじゃないかと不安に感じた。
俺は、何とも言えない表情を浮かべた。

「もしかして俺が遠くに行くと思って寂しく感じたのか?」

蓮は、俺の態度を見てなんとなく俺の気持ちを解ったように俺の顔を覗き込んだ。

「ちげ~~よ。

そんな事がある訳無いだろう!?」

俺は、考えている事を言い当てられると慌てて顔を真っ赤にして蓮の言葉を否定をした。

「本当の事を言われたからって照れるなよ。

律は、本当にツンデレだよな」

蓮は、後ろから俺に抱きつくとほっぺたをつんつんと突っ突いた。

「熱いから抱きつくなよ!

それに照れてねえよ!

それよりもさっさと俺の家に行こうぜ」

俺に抱き着いている蓮を振りほどいてさっさと歩き出した。

「まったく律は、連れない奴たな……

そこが律の良いところでもあるがな」

蓮は、仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。
俺は、蓮の言葉を無視してひたすら家に向かって歩いた。

「あれ、鍵が閉まっているお母さんが出掛けているのか?」

俺は、仕方がなくランドセルから鍵を出して家の玄関についている扉の鍵を開けた。

「俺の部屋は、階段を上がって右の部屋だから先に行っておいてくれよ」

俺は、玄関で靴を脱ぐと蓮の方を向いて先に自分の部屋に行っておくことを伝えた。

「ああ、解ったよ、先に律の部屋に行っておくな」

蓮も玄関で靴を脱いで俺の方を向いて先に俺の部屋に行くことを伝えた。
俺は、急いで台所に向かい麦茶とせんべいを用意した。
お盆の上に麦茶とせんべいを置いて急いで二階の俺の部屋に向かった。

「麦茶を持ってきたぞ」

俺は、麦茶を蓮の前に置いた。

「おう、さんきゅうな、律」

蓮は、ニッコリと笑い麦茶を一口飲んだ。
俺は、蓮の態度が変わっているのを気がついた。
蓮は、なんだか嬉しい事が合ったようにニコニコしている感じがした。
蓮にどんな嬉し事が合ったのか解らずに不思議そうに首を傾げた。

俺と蓮は、二時間くらいゲームをすると蓮が帰って行った。
ついでにゲームソフトは、貸してくれた。
返すのは、いつで良いと言われた。

寝る前にいつもと同じように日記を書こうと思った。
でも日記帳がないのに気がついた。

「えっ、嘘だろう!?

日記帳がなくなっている!?

あれには、俺の大切な秘密が書いてあったんだぞ!?」

俺は、慌てて家の中を日記帳を探し回った。
でも日記帳は、結局見つからなかった。
突然、蓮が明日の日曜日に二人で映画に行こうと言い出した。
演技の勉強になるからだそうだ。
別に用事もなかったし何よりも蓮の頼み事だから映画に行くと返事をした。
蓮と俺の2人で映画を見る事になった。
デートみたいでドキドキした。
映画館の前で胸をドキドキさせながら蓮を待っていた。

「ごめんなさい、お待たせしました」

後ろから誰かに声をかけられた。

「蓮、遅かった……な……?」

声をした方を振り向くとそこには、黒髪のロングヘアーで白のワンピースを着た典型的な美少女が立っていた。
俺は、しばらくその女の子を見つめていた。
その女の子は、俺の手をとった。

「それでは、行きましょう」

俺の返事を待たないでさっさと映画館に入って行った。
映画が始まってもその女の子の事が気になった。
何回も女の子の方を見てしまった。
その女の子は、俺の視線に気がついてニッコリ笑った。
女の子は、それからいきなり俺の口にキスをした。

「なっ、なっ、何をするんだよ!?」

俺は、女の子にキスをされると顔を真っ赤にして大声で叫んだ。

「あら、まだ気づかないのですか?」

女の子は、口元を押さえてクスクスと笑った。

「いったい何がだよ!」

俺は、なんで女の子が笑ったのか解らずに大声を出してなんの事を言っているのか質問をした。
でも映画館の中で声を出した為に周りから冷たい眼差しで見つめられた。

「映画館で話をするのも迷惑だから場所を変えましょう」

女の子は、話す場所を返る事を伝えた。
俺と女の子は、近くの公園に移動した。

「それで話を戻すが律、俺だよ、俺」

女の子がカツラを脱ぐと女の子の正体は、意外な人物だった。

「れ、蓮!?

なんて格好をしているんだよ!」

俺は、今まで一緒にいた人物が蓮だと解ると驚いて声を出した。

「やっと気づいたのかよ。

律たら気づくのが遅すぎだよ」

蓮は、楽しそうに口元を押さえてクスクスと笑った。

「そんなの普通は、解るかよ!」

俺は、相手が蓮だと解らない事を突っ込んだ。

「それで俺の女装姿にドキドキしていただろう。

律の鼻の下が伸びていたぞ」

蓮は、楽しそうにニコニコしながら俺の顔を覗き込んだ。

「鼻の下なんか伸びてねえよ!」

俺は、大声で反論した。
でも心の中では『やばっばれている……』と思った。

でも待てよ。
さっきの女の子が蓮だと言うことは……

俺は、ある重大な事を気付いた。

「おまえ、俺にキスをしただろう!」

俺は、顔を真っ赤にして体を震わせて右手の人差し指で蓮を指差した。

「やっと気づいたのかよ。

気づくのが遅すぎだぞ」

蓮は、自分の腕を組んで満足そうに俺を見つめた。

「お前、何故あんな事をしたんだよ……」

俺は、戸惑いながら蓮を見つめた。

「それを答える前に見てもらいたい物があるんだよ。

これがなんなのか解るよな」

蓮は、一冊の日記帳を出して俺に日記帳を見せた。

あれ?
見覚えのあるような……
てそれって俺の日記帳だよな!?

「それは、俺のだよ!

さっさと返せよ、蓮」

俺は、慌てて蓮の持っている俺の日記帳を取ろうとした。

「そうだな……

今度は、蓮から俺の口にキスをしてくれたら返してやっても良いぞ」

蓮は、俺が日記帳を取ろうとする手を避けると意地悪ぽく微笑んで俺を見つめた。

「そんな事をできる訳ないだろ!」

俺は、体を震わせて顔を真っ赤にして蓮を睨んだ。

「おや、できないの?

それならば今からこの日記帳の内容を声を出して読もうかな」

蓮は、悪戯ぽく微笑んで両手を後ろで組んで俺の顔を覗き込んだ。

「くっ……解ったよ……

蓮にキスをしたら良いんだろ!」

俺は、体を震わせて恨めしそうに蓮を睨んだ。

「うん、そうだよ。

素直に俺の言う事を聞く蓮は、好きだよ」

蓮は、嬉しそうに大きく頷いて俺の事を好きな事を伝えた。
俺は、蓮の口に軽くキスをした。
それから俺と蓮は、互いに見つめると照れ笑いを浮かべた。
俺は、蓮の様子を見て蓮も俺の事が好きだと理解した。

「律は、何故こんな事をしたのかまだ知りたいのか?」

蓮は、照れ笑いを浮かべて俺がこんな事をした理由を質問をした。

「うん、知りたいよ……」

俺は、蓮とキスをした事により発情したように顔を赤らめて蓮を見つめた。

「じゃあ、その答えを教えてあげるな」

今度は、蓮から俺に甘くて長いキスをした。

「は~~俺達がこんな関係になってどうなるんだろうな……」

俺は、蓮と恋人になったのが嬉しかった。
でも男同士で付き合うのが世間的に問題だと思い軽くため息を吐いた。

「そんなに落ち込むなよ、律。

芸能界で俺達とよく似た者同士のカップルは、結構いるぞ」

蓮は、軽く俺の肩を叩いて芸能界で普通な事を伝えた。

「そうだったのか……

てっまさか蓮も他の奴に攻められた事もあるのか!?」

俺は、俺達のような恋人が芸能界には、沢山いると聞いて安心したように微笑んだ。
でも蓮も他の人に好意を寄せられていると思い慌てて蓮に詰め寄った。

「その事について心配するなよ。

俺は、昔から律一筋だったんだからよ」

蓮は、俺以外興味がない事を伝え
蓮は、俺に気持ちを伝えるようにもう一度俺の口にキスをした……

~つづく……?~

  • No.238 by 加賀いろは  2020-05-23 02:50:13 


久しぶりの小説の掲載ありがとうございます!

始めから終わりまでニマニマしながら見てしまいました
恥ずかしいっ
とても楽しく読ませてもらったのですが、ひとつ思ったのはもう少し主人公の年齢を上げたほうがいいんじゃないかと
とってもおませな小学生だこと、って思ってしまったので
あ、この作品についてはこのままでもいいと思うけど小学生を主人公にするならもう少し子どもっぽい話にした方がいいかなって
参考程度に思ってくださいね
スミマセン、こーゆー話、わたしも好きです

よかったら、また続き読ませてくださいね
いつもありがとうございます!

  • No.239 by 乃木坂桜  2020-05-24 20:02:11 

小説を読んでもらってありがとうございます。

いえ、凄く為になる小説の感想ありがとうございます。

もう少し子供っぽい言動ですね。
挑戦してみますね。

年齢にあった話し方って難しいですよね。

どうしても中学生と小学生や年齢の話し方の分け方が苦手です。
もっと勉強をしないといけませんよね。

いつも為になる感想をありがとうございます。

気に入っていただいてありがとうございます。

続編は、考えていますから機会がありましたら読んでくださいね。

今書いている脱出物の小説の話は、もう少しだけ待ってくださいね。

  • No.240 by 乃木坂桜  2020-05-25 08:31:42 

小説が出来ましたから宜しかったら読んでくださいね

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

ー1話ー

私の名前は、花月(かげつ) 紫乃(しの)の高校二年生の女の子です。

学校の先生から旅館の宿泊券をもらって同じクラスメートで親友の女の子の暁(あかつき)紅葉(もみじ)と葉月 (はづき)桃花(ももか)妹の中学一年生の花月(かげつ)真白(ましろ)部活の高校の後輩の一年生の伊集院(いじゅういん)瑠璃(るり)の5人で旅行に来ている。

平穏の生活に満足していて

でもこの旅行で平穏な生活が打ち崩される事になった。


「お待ちしていました、このワゴン車で旅館まで送りします」


旅館のある街の電車の駅でしばらく待っているとワゴン車に乗った旅館のおばさんに私達を迎えに来てくれてー


「ありがとうございます、では、旅館までの道案内よろしくお願いします」


軽く頭を下げて旅館まで案内をお願いをして

私達は、ワゴン車に乗り込んでー


「でも旅館の宿泊券を貰って幸運だったよね」


旅館に泊まるのが楽しみでニコニコ笑顔になりー


「本当ですね、これも先輩が学校の先生から宿泊券を貰ったおかげですね」


部活の後輩の瑠璃も旅館への宿泊が楽しみでニコニコ笑顔になりー


「旅行だからと言ってだらけたら駄目だよ、お姉ちゃん」


妹の真白も腰に両手を当てて
興奮する紫乃を注意をしようとしてー


「いやーーしのりん様々やねぇーー」


親友の紅葉も旅行が楽しみでニコニコ笑顔でいてー


「本当だな、紫乃に感謝しているぞ」


親友の桃花も旅行が楽しみで薄く微笑みー


「いやーーもっと誉めてくれても良いんだよ」


親友2人に誉められると有頂天になり高々と笑ってー

でもその直後いきなり辺りが光輝いて光が紫乃達を包み込むと紫乃達は、気を失った。


「んっ……私は、どうしたのかな……?」


紫乃は、ゆっくりと目を開けると状況を整理する様に頭に手を触り周りを見渡した。

部屋の中は、私の周りに太陽の絵柄の魔方陣が描かれていてその魔方陣の外には1から12まで数字が順番に描かれていていてその外に丸が描かれていてその外に1から31までの数字が描かれていて右に東って書いていて左に西って書かれて天井に桜の花が描かれていて右の壁に1、前の壁に5、左の壁に6、後ろの壁に4ってそれぞれ数字が描かれていて壁一面は、赤色で後ろの扉があった。

近くに良く知っている三人が倒れていてー



「瑠璃ちゃん、紅葉ちゃん、桃花ちゃん、大丈夫!?」


紅葉(もみじ)と桃花(ももか)と後輩の瑠璃(るり)の体をゆすって歩いてー


「んっ……紫乃先輩……?

私は、どうしたのでしょうか?」


瑠璃が頭を押さえながら起き上がり状況を整理しようとしてー


「あれ、しのりん、るりるり、にももっち?

ボクは、どうしたのかな?」


次に紅葉が状況を整理する様に頭に両手を当てて辺りを見渡してー


「んっ、紫乃、紅葉、瑠璃?

いったい何がおきたんだ?」


次に桃花が軽く頭を横に振り立ち上がり周りを確認をしてー


「良かった、皆、目が覚めたんだね。

あれ、真白ちゃんは、何処にいるの……?」


皆が起き上がたのをみて安心した様に微笑んで

でも妹の真白がいないのに気がついて慌てて周りを見渡してー


「えっ、ましろん、だけがいないの!?

それは、大変だよ!」


紅葉も真白がいないのに気がついて慌てて周りを見渡してー


「はーー……落ち着けよ、紫乃に紅葉。

ここで慌てても仕方がないだろ。

取り敢えずこの部屋を出てから考えようぜ」


桃花がため息を吐いて落ち着かせる様に冷静に指摘をしてー


「あっ、紫乃先輩、あれが出口では、ないですか?」


瑠璃が後ろにある扉を指差してー


「あっ、本当だ!

さすがは、るりるり、周りを良く見ているね。

んーー扉は、開かないみたいだね。」


紅葉がドアノブを回して扉を開けようとしたけれども引いても押しても扉は、開かなくてー


「どうやら扉についているキーボードで数字を4つ打ち込んだら開く仕組みになっているみたいだな。

キーボードの数字は、0と1から9までの数字があるみたいだな……」


桃花は、扉についているキーボードの数字をまじまじと見つめ自分の考えを提示してー


「なるほどね、さすがは、ももっちだよ!

では、早速、何か入れてみようよ!

最初は、自分の誕生日の0620っと……」


紅葉は、扉のキーボードで0620って打ち込んで扉を開けようとしてー


「バカ、何をやっているんだ!」


桃花は、壁の隙間からナイフが飛び出て紅葉の方に飛んでいくのに気が付いて慌てて紅葉を抱えて横に飛んで
紅葉の立っていた扉にナイフが当たるとナイフが床に落ちてー


「ご、ごめんねーー、助かったちゃったよ、ももっち」


紅葉は、冷や汗をかきながら立ち上がり両手を合わせて桃花に謝りー


「まったく紅葉ちゃんは、うかつに何でも触りすぎだよ。

えっと、扉に何か書いているみたいだね」


紅葉のうかつな態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべ
扉に書かれている言葉に気がついて
扉を良く見るとフランス語でLe mensonge passe par la princesse de la dictatureって書かれていてー


「英語……この単語は、フランス語かな……?」


扉に書かれている文字をまじまじと見つめながらどんな意味があるのか考えてー


「Princesse dictateurは、独裁王女って意味だと思うよ。

他の言葉の意味は、解らないな……」


桃花は、扉に書いてある文字の意味を考えて解るフランス語の意味だけ伝えー


「うぅ……でも壁の赤色は、何だか動物の血みたいで気持ち悪いですよね……」


瑠璃ちゃんは、壁の色を気持ち悪そうに自分の体を触りながら周りを見渡してー

「 5641……それとも1564か……?」

桃花は、壁に書かれている数字を順番に読んでみてー

「それにしても天井の桜模様って綺麗だよね!」

紅葉は、天井の桜模様を目をキラキラ輝かせて見つめー

「1564……天井の桜の模様……扉に書かれていたフランス語の独裁王女……もしかして!」

昔読んだ本の内容を思い出して扉にある数字を打ち込んで扉のドアノブを押そうとして

そしたら扉がー……

ーto be continuedー


  • No.241 by 乃木坂桜  2020-05-25 15:39:50 

すいません、もう少しだけ簡単にするために書き直しました。
これでどうでしょうか?


~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第1話~

私の名前は、花月(かげつ) 紫乃(しの)の高校二年生の女の子です。

学校の先生から旅館の宿泊券をもらって同じクラスメートで親友の女の子の暁(あかつき)紅葉(もみじ)と葉月 (はづき)桃花(ももか)妹の中学一年生の花月(かげつ)真白(ましろ)部活の高校の後輩の一年生の伊集院(いじゅういん)瑠璃(るり)の5人で旅行に来ている。

平穏の生活に満足していて

でもこの旅行で平穏な生活が打ち崩される事になった。


「お待ちしていました、このワゴン車で旅館まで送りします」


旅館のある街の電車の駅でしばらく待っているとワゴン車に乗った旅館のおばさんに私達を迎えに来てくれてー


「ありがとうございます、では、旅館までの道案内よろしくお願いします」


軽く頭を下げて旅館まで案内をお願いをして

私達は、ワゴン車に乗り込んでー


「でも旅館の宿泊券を貰って幸運だったよね」


旅館に泊まるのが楽しみでニコニコ笑顔になりー


「本当ですね、これも先輩が学校の先生から宿泊券を貰ったおかげですね」


部活の後輩の瑠璃も旅館への宿泊が楽しみでニコニコ笑顔になりー


「旅行だからと言ってだらけたら駄目だよ、お姉ちゃん」


妹の真白も腰に両手を当てて
興奮する紫乃を注意をしようとしてー


「いやーーしのりん様々やねぇーー」


親友の紅葉も旅行が楽しみでニコニコ笑顔でいてー


「本当だな、紫乃に感謝しているぞ」


親友の桃花も旅行が楽しみで薄く微笑みー


「いやーーもっと誉めてくれても良いんだよ」


親友2人に誉められると有頂天になり高々と笑ってー

でもその直後いきなり辺りが光輝いて光が紫乃達を包み込むと紫乃達は、気を失った。


「んっ……私は、どうしたのかな……?」


紫乃は、ゆっくりと目を開けると状況を整理する様に頭に手を触り周りを見渡した。

部屋の中は、私の周りに太陽の絵柄の魔方陣が描かれていてその魔方陣の外には1から12まで数字が順番に描かれていていてその外に丸が描かれていてその外に1から31までの数字が描かれていて右に東って書いていて左に西って書かれて天井に桜の花が描かれていて右の壁に1、前の壁に5、左の壁に6、後ろの壁に4ってそれぞれ数字が描かれていて壁一面は、赤色で後ろの扉があった。

近くに良く知っている三人が倒れていてー



「瑠璃ちゃん、紅葉ちゃん、桃花ちゃん、大丈夫!?」


紅葉(もみじ)と桃花(ももか)と後輩の瑠璃(るり)の体をゆすって歩いてー


「んっ……紫乃先輩……?

私は、どうしたのでしょうか?」


瑠璃が頭を押さえながら起き上がり状況を整理しようとしてー


「あれ、しのりん、るりるり、にももっち?

ボクは、どうしたのかな?」


次に紅葉が状況を整理する様に頭に両手を当てて辺りを見渡してー


「んっ、紫乃、紅葉、瑠璃?

いったい何がおきたんだ?」


次に桃花が軽く頭を横に振り立ち上がり周りを確認をしてー


「良かった、皆、目が覚めたんだね。

あれ、真白ちゃんは、何処にいるの……?」


皆が起き上がたのをみて安心した様に微笑んで

でも妹の真白がいないのに気がついて慌てて周りを見渡してー


「えっ、ましろん、だけがいないの!?

それは、大変だよ!」


紅葉も真白がいないのに気がついて慌てて周りを見渡してー


「はーー……落ち着けよ、紫乃に紅葉。

ここで慌てても仕方がないだろ。

取り敢えずこの部屋を出てから考えようぜ」


桃花がため息を吐いて落ち着かせる様に冷静に指摘をしてー


「あっ、紫乃先輩、あれが出口では、ないですか?」


瑠璃が後ろにある扉を指差してー


「あっ、本当だ!

さすがは、るりるり、周りを良く見ているね。

んーー扉は、開かないみたいだね。」


紅葉がドアノブを回して扉を開けようとしたけれども引いても押しても扉は、開かなくてー


「どうやら扉についているキーボードで数字を4つ打ち込んだら開く仕組みになっているみたいだな。

キーボードの数字は、0と1から9までの数字があるみたいだな……」


桃花は、扉についているキーボードの数字をまじまじと見つめ自分の考えを提示してー


「なるほどね、さすがは、ももっちだよ!

では、早速、何か入れてみようよ!

最初は、自分の誕生日の0620っと……」


紅葉は、扉のキーボードで0620って打ち込んで扉を開けようとしてー


「バカ、何をやっているんだ!」


桃花は、壁の隙間からナイフが飛び出て紅葉の方に飛んでいくのに気が付いて慌てて紅葉を抱えて横に飛んで
紅葉の立っていた扉にナイフが当たるとナイフが床に落ちてー


「ご、ごめんねーー、助かったちゃったよ、ももっち」


紅葉は、冷や汗をかきながら立ち上がり両手を合わせて桃花に謝りー


「まったく紅葉ちゃんは、うかつに何でも触りすぎだよ。

えっと、扉に何か書いているみたいだね」


紅葉のうかつな態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべ
扉に書かれている言葉に気がついて
扉を良く見るとフランス語でLe mensonge passe par la princesse de la dictatureって書かれていてー


「英語……この単語は、フランス語かな……?」


扉に書かれている文字をまじまじと見つめながらどんな意味があるのか考えてー


「Princesse dictateurは、独裁王女って意味だと思うよ。

他の言葉の意味は、解らないな……」


桃花は、扉に書いてある文字の意味を考えて解るフランス語の意味だけ伝えー


「うぅ……でも壁の赤色は、何だか動物の血みたいで気持ち悪いですよね……」


瑠璃ちゃんは、壁の色を気持ち悪そうに自分の体を触りながら周りを見渡してー

「 5641……それとも1564か……?」

桃花は、壁に書かれている数字を順番に読んでみてー

「それにしても天井の桜模様って綺麗だよね!」

紅葉は、天井の桜模様を目をキラキラ輝かせて見つめー

「それにしても地面の魔方陣に書かれている絵は太陽だよな。

それに囲む様に描かれている数字を見ると時計を見ているみたいなんだよな……」

「5641か……1564……天井の桜の模様……扉に書かれていたフランス語の独裁王女……それに太陽の絵柄と時計……?

でも時計だったら1から60まで書かれているよね。

時計じゃなくてそれに良く似た感じの日にちとか年月とかなのかな……

太陽も時間関係に当て嵌めると……

方角も描かれている内容も何か意味があるんだよね……

もしかして壁に描かれている数字の読み方にも関係してからのかな……

でもそうなると……

はっ、もしかして!」

読んだ昔の物語の本の内容を思い出して扉にある数字を打ち込んで扉のドアノブを押そうとして

そしたら扉がー……

ーto be continuedー


  • No.242 by 乃木坂桜  2020-05-27 22:23:41 

謎解きの答えの小説は、1ヶ月後に投稿しますね。

それともヒントとか入りますか?

  • No.243 by 加賀いろは  2020-05-31 20:32:02 


え~~~っ
ぜんぜん分からないんだけれど?!
なにか特別な知識が必要なのかな?

ヒントをもらっても解ける気がしないんだけど、ヒント教えて~
絵が見れればもしかしたらピンとくるかもだけど?

ぜんぜん関係ないけど紫乃ってわたしハンネで使ってるから思い入れが湧くわ~

  • No.244 by 乃木坂桜  2020-06-02 23:09:16 

はい、特別な知識が必要なんですよ。

ついでにフランス語の意味は、独裁王女を嘘で貫くです。

もっと簡単に考えたら良いと思いますよ。

太陽が登るとか赤色が血の色で残酷の事が起きた意味とか今の季節とか最初の始まりが日の出と同じとかフランス語を使う場所とかです。

でもここまで話したら勘の良い人は、解ると思いますよ。

でも答えが解っても意味までは、解らないと思いますよ。

  • No.245 by 加賀いろは  2020-06-04 09:12:47 


わわ
なんとなく上条当麻みたいですね!
おまえの幻想をぶち壊すっ
あれ、ぜんぜん違う?

フランス革命が関係あるのかなとか思ったけど年代がぜんぜん違うみたいだし
勘が鈍いからかぜんぜん分からないのでもう答えを待つことにしますね

解答編よろしくです!

  • No.246 by 乃木坂桜  2020-06-04 11:18:26 

回答編を投稿しますね。
実は、エープリルフールが由来になっているって言われている答えなんですよね

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第2話~

扉のキーボードで0401って打ち込んでドアノブを押すとすんなりと開いてー


「やっぱり答えは、0401だったんだね」


開いた扉を満足そうに頷いてー


「しのりんは、何故答えが解ったの?」


紅葉は、感心した様に私を見つめー


「そんなの簡単だよ。

天井の桜は、春の季節を表していてね。

魔方陣の周りに描かれている数字は、日にちを表しているんだよ。

1から31が日にちで1から12が月をみたいにね。

方角は、太陽が登ってくる方角の目印になると思うんだよ。

そして天井の桜から見て桜の咲く季節が四月ってことでしょう。

四月は、太陽が東から登ってくる事を考えると始まりは、東からだと思うんだよ。

東に書かれている数字が1から読み始め1564と扉に書かれているフランス語つまりフランスの独裁王女から連想されるところから考えるとフランスの王女のシャルルが1564年に1月1日に年の始まりと勝手に決めた年になるんだよね。

そして壁の色の赤色は、多分人の血を表していると思うんだよ。

壁の赤色が血が飛び散っている様に見えるでしょう。

シャルルが国民を大量に殺害をした事を表しているんだよ。

扉に書かれているフランス語の独裁王女の続きは、を嘘が貫くだと思うんだよ。

国民がシャルルを貫いた嘘……つまり国民がシャルル王女が怒らした嘘って言うのは、国民達が勝手に新年を4月1日にして嘘の新年にした為になんだよ。

シャルル、つまり扉を、嘘がは、0401で貫くって言葉の意味は、キーボードで扉に打ち込むって事になるんだと思うんだよ 」


自分の思っている考えを瑠璃達を知らせてー


「さすがは、しのりんだよ!

名探偵だね!」


紅葉は、目をキラキラ輝かせて私を見つめー


「その……やっぱり紫乃先輩は、凄いです」


瑠璃は、ほんのり顔を赤らめ尊敬した眼差しで私を見つめー


「ごっほん、次の部屋に行こうよ。

早く茉白ちゃんを探さないと行けないんだからね」


紅葉ちゃんと瑠璃ちゃんに誉められると照れた様に顔を赤らめてそれを誤魔化す様に1回咳をして扉を開けて私達は、部屋から出て行って

扉に入ると広さが20メートルがある丸い部屋に出て

部屋の真ん中にゴリラの剥製ゴがたっていてゴリラ右の腕には、液体が入りそうな10センチくらいの穴が空いていて

そして壁に穴が空いていて

ABって書かれている穴からは黄色の水がBって書かれている穴からは赤色の水がOって書かれている穴からは黒色の水がAって書かれている穴からは紫色の水が流れていて

大きな水鉄砲の様な物に水の出るところに針がついて機械がゴリラの剥製の下に落ちていてー



「またおかしなところに出たよね。

茉白ちゃんも見当たらないしどうなっているのかな?」


次の部屋に入って周りを見渡して状況を確認をしようとしてー


「わーー格好いい!

多分このゴリラの剥製ってニシローランドゴリラだよ。

ゴリラの中では、1番多いゴリラの種類なんだよ」


紅葉は、目をキラキラ輝かせて剥製のニシローランドゴリラを見つめー


「紅葉ちゃんは、動物が好きなんだね。

そう言えば紅葉ちゃんの家に動物図鑑や動物のグッズが沢山あったよね」


紅葉ちゃんの部屋に行った時の事を思い出して紅葉ちゃんの動物グッズが可愛らしかったなって思いー


「紅葉先輩が動物が好きだなんて知りませんでした。

可愛らしいところがあるのですね。

でもこのゴリラの剥製って迫力が合って怖いです……

あれ、ゴリラの剥製の土台に何か書いています。

えっと『死にそうです、助けて下さい……』

何だか物騒ですよね」


瑠璃ちゃんは、ゴリラの剥製の土台の文字を気味悪がそうに見つめー


「なるほどゴリラが怪我をしているって事だよな……

でもこの水鉄砲ってまるで病院とかで良く見る物に似ているよな。

それに壁から流れている水も謎だよな……」


桃花は、全く解らなくて戸惑いながら部屋の中の物を1つずつ見て周りー

「ゴリラを治療したら何かが起こるって事だよね。

治療は、医療品や臓器や血を輸血したり手術道具が必要だよね」


どうしたらゴリラの剥製を治療できるか考えて自分の考えを知らせてー


「ボク、この謎の答えが解っちゃったよ!

こんなの簡単な問題だよ」


水鉄砲に良く似た機械である穴から流れている水を入れるとその水をゴリラの腕の穴からゴリラの剥製の中に水を入れて

そしたら剥製のゴリラがー……

ーto be continuedー




  • No.247 by 乃木坂桜  2020-06-04 15:05:55 

詳しく書くと16世紀ヨーロッパでは、3月25日から4月1日まで春のお祭りをしていました。でもシャルル九世が1564年の1月1日を新年にしました。それを怒った国民が4月1日を嘘の新年として馬鹿騒ぎをしました。それに怒ったシャルル九世が騒いだ国民を逮捕して処刑しました。以上が謎解きの由来です。

  • No.248 by 加賀いろは  2020-06-10 09:25:52 


桜は物知りなんですね!
エイプリルフールの由来というのはわたしは初めて聞きました
小説の紫乃はわたしと違って優秀ですね(苦笑)

なんでゴリラ(笑)
まぁゴリラであることになにか意味があるんだろうけれど
AとかABというのは血液型っぽいですよね
でもそれと色との関連がちょっと分からないですね
それでは解答編、お願いします!(ぁ

  • No.249 by 乃木坂桜  2020-07-10 17:39:38 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第3話~


紅葉ちゃんは、注射器に良く似た機械でBの水を入れてゴリラの腕の穴からゴリラの剥製の中に水を入れて
そしたらゴリラの剥製が光輝いてゴリラの剥製が小さくなって30cmぐらいのゴリラのきぐるみを着ていいて羽の付いて女の子に変わってその女の子が地面に倒れ込もうとして
きぐるみの女の子が倒れる前に紫乃がの女の子を抱き抱えてー


「ゴリラの剥製が女の子になったの!?

でも紅葉ちゃん、何で解ったの?」


きぐるみの女の子の抱き抱えながらどうして紅葉ちゃんが答えを解ったのか疑問に思いー


「えっ、そんなのは、簡単だよ。

怪我をしているゴリラの剥製を治療しないといけないんでしょう。

この部屋で治療に使えそうな物は、注射器みたいな機械と壁から流れている水って事でしょう。

壁の穴から流れている水の上にアルファベットが書かれているでしょう。

アルファベットがAとBとABとOってことは、血液型を表している事になるんだよ。

ゴリラの血液型が何種類もあるだよね。

でもニシローランドゴリラの血液型は、B型しかいないんだよ。

だからゴリラに輸血をする為にBの水を注射器で汲み取りゴリラの剥製に輸血したってことなんだよ。

この問題を解いたボクを敬っても良いんだよ」


紅葉ちゃんは、自分の知識を自慢する様に威張りながら自分の胸に右手を置いてー


「ほら、調子にのるな、紅葉……」


桃花は、仕方がなさそうに軽く苦笑いを浮かべて紅葉ちゃんの鼻を軽くつねってー


「わっ、もうももっち何をするんのよ!?」


桃花ちゃんに紅葉ちゃんが鼻をつねられると紅葉ちゃんが涙目で桃花を見つめー


「なんとなく自信満々の紅葉にむかついたから……」


桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの鼻を離すときょとんとしてさも当然の様な態度をとりー


「もう酷いよ、ももっち~~」


紅葉ちゃんは、頬っぺたを膨らませて不満を表してー


「クスッ、冗談だ、紅葉」


桃花ちゃんは、優しく微笑んで紅葉ちゃんの頭を撫でてー


「これで誤魔化されたって思わないでよね、ももっち。

しのりん、その子は、大丈夫そうなの」


紅葉は、不満全快で桃花を睨む様に見つめ

私が抱き抱えている羽のはえたゴリラの着ぐるみみたいな物を着ている小さな女の子がゆっくりと目を開けてー


「んっ……ここは、何処なの……?

お姉ちゃん達がアンの封印を解いてくれたの?」


ゴリラの着ぐるみみたいな物を着た女の子は、状況を確認する様に周りを見渡し

近くに私達がいるのに気がついてアンを助けてくれたのが私達なのか質問をしてー


「うん、一応そうなる事になるかな」


紅葉ちゃんは、自分が助けた事になるのかなって考え込み一応助けた事を知らせてー


「ありがとうございます。

アンは、この迷宮の主の大妖精のアンと申します。

実は、外から来た盗賊達に仲間達が捕らわれて行き最後まで抵抗した私も剥製の中に封印されてしまいました。

本当に助けていただいてありがとうございます。

迷宮を出るまで手助けをさせてもらいます」


アンは、頭を下げて私達に助けてもらったお礼を表すと迷宮を出る為の手助けをすることを提案をしてー


「ありがとう、アンちゃん。

私の名前は花月(かげつ) 紫乃(しの)

そして隣にいるのが友達の暁(あかつき)紅葉(もみじ)

その隣にいるのが友達の葉月(はづき)桃花(ももか)

その隣にいるのが学校の後輩の伊集院(いじゅういん)瑠璃(るり)だよ。

この迷宮を出るまで案内をお願いね。

ところでこの迷宮ってなんなの?」


私と紅葉ちゃん達の自己紹介をするとこの迷宮は、なんなのか質問をしてー


「この迷宮は、勇者の試練って言う迷宮です。

もともと世界を救うにふさわしいか調べる為の迷宮で入ったら最後この試練をクリアするまで外には、出れません。

試練をクリアしたら世界を救うことも滅ぼすこともできる力が手に入ります」


アンちゃんは、この迷宮の事を嬉しそうに説明をしてくれてー


「なるほどつまり進むにしろ外に出るにしろこの試練をクリアしないと駄目ってことか……」


桃花ちゃんは、状況を確認するかの様にアンちゃんの言った事を繰り返してー


「何故、私達がこの迷宮に飛ばされたかは、知らないけれどもここまで来たら引き返せないってことだよね。

アンちゃん、迷宮の案内お願いね」


ここまで来たら進ましかないと思いアンちゃんにこの迷宮の案内をお願いをしてー


「はい、解りました、紫乃お姉ちゃん!

この部屋を出るのでしたらこちらです」


アンちゃんは、右の壁に近づくと魔法で杖を出すと杖が輝くと壁から扉が現れて

私達は、その扉を使ってこの部屋を出て行き

次の部屋に来ると部屋の中には、2人の女の子が立っていて

部屋の壁にAとBと書かれている扉が2つ合ってー


「茉白ちゃん!?

良かった無事だったんだね。

でも茉白ちゃんが2人いるのは、どう言う事なの?」


2人の茉白ちゃん達に近づいて茉白ちゃんの無事を喜ぶと何故茉白ちゃんが2人いるのか質問をしてー


「解らないよ、お姉ちゃん。

この部屋に入ってきたら2人になったんだよ。

でも出口か解らないけれども入ってきた扉ならば解るよ」


右にいる茉白ちゃんが状況を説明して

次に左にいる茉白ちゃんが何か話そうとしたら茉白ちゃん達2人ともの動きが止まってー


「えっ、茉白ちゃん、どうしたの!?」


茉白ちゃん達が動きが止まったのを見て慌てて茉白ちゃん達の体を揺すりー


「待ってください、紫乃お姉ちゃん。

たぶんこれは、試練に関わる魔法だと思いますね。

確か分裂魔法は、表と裏、真実と嘘だったと思います。

1人は、表、つまり正直、本当の事を言う。

1人は、裏、正直じゃない、嘘の事を言うだったと思います。

質問は、茉白お姉ちゃんの2人に一回ずつ質問できたと思います。

正解の扉に茉白お姉ちゃんの2人と皆さんで扉に入ると茉白お姉ちゃんが1人になるはずです」


アンちゃんは、2人の茉白ちゃんの周りを交互に飛び回り

茉白ちゃんが別れた訳と解決法を教えてくれてー


「それって有名な話だよね。

確か1人は、正直者で本当の事しか言わないで

1人は、嘘をつく者で嘘しか言わないだったよね。

それぞれの住んでいるところを当てるって話だったよね。

確かあなたの住んでいるところは、こっちですか?って指を指して聞いて聞いて正直者が住んでいる場合は、正直者の場合は、はいって答えて嘘つきの場合もはいって答えて

嘘つきの住んでいる方を指を指してあなたの住んでいるところは、こっちですか?って聞くと正直者は、いいえ、って答えて嘘つきもいいえ、って答えるって奴だよね。

でも今回は、2人とも同じ扉から入ってきた来たからこの質問では、駄目だよね……」


自分の持っている知識では、答えにならなくてどんな答えだろうと考えてー


「うーーこんなの頭が混乱するよ!

嘘が嘘になれば良いのに!」


紅葉ちゃんは、私の言葉の意味が理解できなくて腕を組んで悩みまくりー


「嘘が嘘に……?

そうか、そうだったんだね。

さすがは、紅葉ちゃんだね。

紅葉ちゃんのお陰で答えが解ったよ。

ねえ、茉白ちゃん、質問をするよ。

うんとね……」

私は、思いっきりある扉を指して茉白ちゃん達にある質問をして

そしたら茉白ちゃん達がー……


ーto be continuedー

  • No.250 by 乃木坂桜  2020-07-10 17:42:09 

今回の謎解きの知識は、必要がないですが柔軟性が必要です。

結構有名な問題だったりします。

  • No.251 by 乃木坂桜  2020-07-10 18:19:08 

すいません、ヒントは、嘘の嘘が本当にが正解のヒントでした。

間違えてすいません

  • No.252 by 乃木坂桜  2020-07-13 19:16:57 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第4話~


たぶんこの質問が正解だと思いAの扉を指差してー


「ねえ、茉白ちゃん、Aの扉を通ってきたの?と聞いたら茉白ちゃんは、はいと答えるの?」


茉白ちゃん達を見渡して自分の思っている事を質問をしてー


「いいえ」


右の茉白ちゃんが首を大きく首を振って違うと質問に答えてー


「いいえ」


左の茉白ちゃんも首を大きく振って違うって質問に答えてー


「なるほどね、出口が解ったよ。

みんな、それならばこっちの扉に入ろう」


私達がBの扉に入ると2人の茉白ちゃんが光輝いて1人の茉白ちゃんになってー


「良かった、私、1つに戻れたよ……」


茉白ちゃんは、1人に戻れて安堵の笑みを浮かべー


「さすがは、しのりんだね!

でも何で答えが解ったの?」


紅葉ちゃんは、感心しながら答えが解ったのを誉めて

何で答えが解ったのか首をかしげながら質問をしていてー


「そんなの簡単だよ。

嘘の嘘を本当にすれば良いんだよ」


自信満々に答えのヒントを教えてー


「あの……つまりどう言うことでしょうか?」


謎のヒントを聞いても全く解らなくてクエッションマーク(?マーク)を頭の上に出している様に見えてー

「つまりね。

もしも指差したのが通ってきた扉とするよ。

聞いた子が本物の正直の茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問をすると正直にはいと答えるよね。

こちらが通ってきた扉ですか?と聞いたならばはいと答えるの?って聞いたら正直にはいと答えるよね。

もしも質問をしたのが嘘つきの茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問をすると嘘をついていいえと答えるでしょう。

こちらが通ってきた扉ですか?と質問したらはいと答えますか? って質問をすると本当の答えがいいえとなるからその嘘は、はいと答えになるよ。

もしも指差したのが通らなかった扉とするよ。

質問をしたのが本物の正直な茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問に正直にいいえと答えるでしょう。

こちらが通ってきた扉ですか?と質問をしたらはいと答えますか?って質問にも正直にいいえと答えるよね。


質問をしたのが嘘つき茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問をして嘘をついてはいと答えるよね。

こちらが通ってきた扉ですか?と質問をしたらはいと答えるの?って質問をすると本当の答えがはいとなりその嘘のいいえと答えるよね。

だからねはいと答えたなら指差したのが通ってきた扉だよ。

そして いいえと答えたならば、指差したのが通って来なかった扉つまり間違いの扉って事だよ」


子供にも解りやすい様に噛み砕く様に右手の人差し指を立てて説明をしてー


「さすがは、紫乃先輩です。

頼りになります」


瑠璃ちゃんが尊敬の眼差しで私を見つめ

私を見つめる瑠璃ちゃんの眼差しが恋をしている相手を見ている様に見えてー


「私のお姉ちゃんだもの。

こんなのできて当たり前だよ」


茉白ちゃんは、自分の事の様の私の事を誉めて

紫乃の事を自分の物って言う様に私の物って呼び方をしていてー


「そうですね、さすがは、私の紫乃先輩です」


瑠璃ちゃんも茉白ちゃんに対抗して紫乃の事を自分の物って言う様に私の物って呼び方をしていて

「そうだね、さすがは、私のお姉ちゃんです」

茉白ちゃんも瑠璃ちゃんに対抗して紫乃の事を自分の物って言う様に私の物って呼び方をしていて

瑠璃ちゃんと茉白ちゃんは、互いニコニコ笑顔で見詰めて火花を散らしている様に見えていてー


「るりるりもましろんも本当に仲良しだね。

それにしてもこの部屋って凄く広いよね」


紅葉ちゃんは、部屋の中を見渡して

部屋が体育館の様に広くてジェットコースターの乗り物の様な三人乗りのトロッコが6個置いて

右から順番にトロッコについているナンバープレートに6+0=1って書かれていて

その隣のトロッコのプレートに6+0=1って

その隣のトロッコのナンバープレートに2+4=1って

その隣のトロッコのナンバープレートに3+6+5=1って

その隣のトロッコナンバープレートには、1+2=1って

その隣のトロッコのナンバープレートに1+0+0=1って

それぞれナンバーが書かれていて


「わーこれを見てよ!

遊園地のジェットコースターみたいだね。

早く乗ろうよ!」


紅葉ちゃんがトロッコに乗ろうとしてー


「待て、紅葉、むやみになんでも乗ろうとするな!」


桃花ちゃんは、トロッコに乗ろうとする紅葉ちゃんの洋服の襟首を掴んで紅葉ちゃんがトロッコに乗るのを止めさせてー


「えへへーごめーん、ももっち。

ついそこにジェットコースターが合ったから乗りたくなったんだよ」


紅葉ちゃんは、自分の頭を軽く叩いて右目を瞑って舌を出して悪戯ぽく微笑んでおちゃらけてみていてー


「はーー……そこに山があるから登るみたいな事を言うな」


桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの態度を見て軽くため息を吐いて紅葉ちゃんの鼻を軽くつねってしまいー


「ちょ、ちょっと、ももっち、痛いって、そんなところをつねらないでよ。

ボクが悪かったから!」


紅葉ちゃんは、桃花ちゃんに鼻をつねられて痛そうに悲鳴を出して自分が悪かったって桃花って謝りー


「解れば構わない」


紅葉ちゃんの態度を見て桃花ちゃんが満足そうに頷き紅葉ちゃんの鼻から手を離してー


「あれ、こんなところに石碑がありますね。

なんの石碑でしょうか?」


瑠璃ちゃんは、トロッコの近くにある石碑に気がついて石碑を覗き込み

石碑には、『未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進め』って書いていてー


「『未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進め』ってどう言う意味なのかな?」


紅葉ちゃんは、石碑に書かれている文字を読んで石碑に書かれている文字の意味が解らなくて不思議そうに首を傾げてー


「道標って旅行みたいですね。

そう言えば旅行って言えば世界旅行とか時間旅行とか宇宙旅行とか時空旅行とか色々ありますよね。

でもほとんどできない旅行ですよね」


瑠璃ちゃんは、石碑に書かれている文字で連想できる事を考えてー


「紫乃お姉ちゃん、このトロッコに三人ずつに乗って2つのグループに別れてトロッコで次の部屋迎えば良いと思います。

トロッコが三人乗りだからちょうど良いと思いますよ。

正解のトロッコに乗ったら次の部屋で合流できるはずです」


大妖精のアンちゃんがこの部屋を出る方法を教えてくれてー


「この部屋から出る方法を教えてくれてありがとうね、アンちゃん」


アンちゃんの頭を優しく撫でて優しく微笑み部屋から出る方法を教えてくれたことに感謝を表してー


「はい、どういたしましてです、紫乃お姉ちゃん!」


アンちゃんは、私に誉められて嬉しそうにニッコリと笑いー


「『未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進め』ってどう言う意味なのかな?

でも道標が旅行か……

でも時間旅行とか時空旅行とかほぼファンタジーの世界だよね。

いや待ってよ、千五百秋(ちいほあき)の意味って確か……

私と茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、このトロッコに乗るからね。

だから桃花ちゃんと紅葉ちゃんとアンちゃんは、このトロッコに乗ってね。

それならば行くよ、皆!」


謎の答えが解ると茉白ちゃんの方を向いてこれからの事を指図をして

私達は、それぞれ三人二組に別れてあるナンバープレートが書かれて2つのトロッコに乗り次の部屋に向かい

しばらくトロッコに乗っているとー……


ーto be continuedー



  • No.253 by 乃木坂桜  2020-07-13 19:20:44 

答え編と次の問題を投稿しますね。

数字を良く見たら答えが解ります。

難しく考えないで簡単に考えてください。

  • No.254 by 乃木坂桜  2020-07-14 18:49:23 

次の謎解きは、まだ考えられていませんから答え編だけ投稿しますね。

謎解きができたらまた改めて小説を投稿しますね。

  • No.255 by 乃木坂桜  2020-07-14 18:52:40 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第5話~

私と茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、3+6+5=1ってナンバープレートに書かれているトロッコに乗り

紅葉ちゃんと桃花ちゃんとアンちゃんは、1+2=1ってナンバープレートに書かれているトロッコに乗るとトロッコが進み初めてもうスピードで洞窟のトンネルを走り初めてー


「キャーーキャーー早いです、早すぎます、助けて下さい、紫乃先輩!」


瑠璃ちゃんは、トロッコがあんまりにも早く走り過ぎて涙目で私に抱き着いていてー


「キャーーキャーー早いよ、早すぎるよ、助けてよ、お姉ちゃん!」


トロッコが早く走りすぎて茉白ちゃんも私に抱き着いて涙目になりー


「大丈夫だよ。

もう少しで出口に着くと思うからもう少しの辛抱だよ、茉白ちゃん、瑠璃ちゃん」

私は、茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの怖さが少しでも落ち着けばと2人を強く抱き締めると背中を優しく撫でて

しばらくすると洞窟の出口に出てトロッコがゆっくりと止まり

それからしばらくして紅葉ちゃん達の乗っているトロッコもこの部屋に入ってきてー


「あージェットコースターみたいで楽しかった!

もう一回くらいは、乗りたいこな!」


紅葉ちゃんは、トロッコのスピードが楽しかったみたいでニコニコ笑顔でトロッコから降りて

後を続いて桃花ちゃんとアンちゃんもトロッコを降りてー


「大丈夫だった、茉白ちゃん、瑠璃ちゃん?」


かなり怖がっていた茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの事が心配で心配そうに茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの顔を覗き込みー


「無理です、紫乃先輩が抱き締めてくれていたら落ち着きます……」


瑠璃ちゃんは、涙目で私を見上げて抱き締めてほしい事をお願いをしていてー


「そんなの無理だよ。でもお姉ちゃんが抱き締めてくれていたら落ち着くよ……」


茉白ちゃんも涙目で私を上目遣いで見つめて抱き締めてほしい事をお願いをしていてー


「そんな事で茉白ちゃんと瑠璃ちゃんが落ち着くならば良いよ」


茉白ちゃんと瑠璃ちゃんを優しく抱き締めて2人の背中を優しく撫でてー


「えへへー私のお姉ちゃんの匂いがして落ち着くよ」


茉白ちゃんは、私に抱き締められて幸せそうにニコニコ笑顔で微笑んでいてー


「私の紫乃先輩が暖かくて気持ちが良いです……」


瑠璃ちゃんは、私に抱き締められて幸せそうに微笑んでいて

しばらくすると瑠璃ちゃんと茉白ちゃんが私から離れてー


「ありがとう、お姉ちゃんのおかげで元気になりました。

さすがは、私のお姉ちゃんだよ」


茉白ちゃんは、ほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべて

私の事を茉白ちゃんの物呼びをしていてー


「ありがとうございます、紫乃先輩のおかげで元気になりました。

さすがは、私の紫乃先輩です」


瑠璃ちゃんは、薄く微笑み照れ笑いを浮かべて

私の事を瑠璃ちゃんの物呼びをして

瑠璃ちゃんと茉白ちゃんは、私の腕に抱き着いて互いにニコニコ笑顔で見つめ合い火花を散らしている様に見えてー


「そう言えばしのりんは、何故答えの道が解ったの?」


紅葉ちゃんは、キョトンと首を傾げて何故答えが解ったのか質問をしてー


「そんなの簡単だよ。

まず未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進めの意味だけれどもね。

未来を望む者は、先を進もうとする人達つまりこの迷宮を脱出しようとする私達の事だよ。

千五百秋(ちいほあき)の意味は、限りなく長い年月とか永遠とかつまり時間を表す意味だよ。

千五百秋(ちいほあき)を道標にして進めって事は時間を目印にして次の部屋に行けって意味だよ。

トロッコに着いているナンバープレートの6+0=1の意味は、6と0を合わせて60って事は60秒は、1分

同じく6+0=1は、60分は、1時間

同じく2+4=1は、24時間は1日

同じく3+6+5=1は、365日は、1年

同じく1+2=1は、12ヶ月は、1年

同じく1+0+0=1は100年は、1世紀って事だよ。

同じ部屋に行くには、同じ時間に向かうトロッコに乗らないと行けないんだよ。

この中で同じ時間は、365日の1年と12ヶ月の1年つまり3+6+5=
1のナンバープレートと1+2=1のナンバープレートのトロッコに乗ったら同じ時間つまり同じ部屋に行けるって事だよ」


自信満々に問題の回答を教えてー


「やっぱり私のお姉ちゃんは、凄いよ」


茉白ちゃんが私が問題を答えが解ったのが凄いと思ってなのか目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめ

茉白ちゃんが私の事を茉白ちゃんの物呼びをしてー


「そうですね、やっぱり私の紫乃先輩は、凄いですね」


瑠璃ちゃんも私が問題を答えが解ったのが凄いと思ってなのか目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめ

瑠璃ちゃんが私の事を瑠璃ちゃんの物呼びをして

瑠璃ちゃんと茉白ちゃんが互いに火花を散らしている様に見えてー


「本当にましろんとるりるりもしのりんの事が好きだよねぇーー」


紅葉ちゃんは、ニコニコ笑顔で茉白ちゃんと瑠璃ちゃんと私を見つめてー

~つづく~

  • No.256 by 乃木坂桜  2020-07-15 18:47:07 

すいません、しばらく謎解きの小説は、休ませてもらいますね。

その変わりに他の小説を書かせてもらいますね。

  • No.257 by 乃木坂桜  2020-07-15 19:30:11 

~この聖女様は、○○○につき御注意を~

ープロローグー

世界に狂暴な魔物達が大量発生した為に人々が殺されていくしかなくて

世界は、暗黒の時代に突入して

それをどうにかするために異世界から聖女様を召還して

召還した聖女様は、流れる様な綺麗な長い黒髪でどこか儚げで子供の様に幼く感じるその姿は、天使様にも女神様の様に美しく見えて

死にそうな重体の人々の怪我や病気を一瞬で治療して

大量の悪霊やゾンビーの群れを一瞬で浄化して

街には、どんな狂暴な魔物も街に入れない結界の魔法をはれて

死んだ人すら甦らせられとまで言われていて

一部では女神様と崇められているほどだった。

街の広場ののベンチに聖女様が座っていて

その周りに聖女様を護る様に王国騎士達が座っていて

聖女様を一目見ようと聖女様の周りには、人々が集まっていてー


「ああ、今日も聖女様は、美しいぞ。

まるで女神様を見ている様だ」


中年の男性が恋する乙女の様にうっとりと聖女様を見つめていてー


(『どうしてこうなった……』)


「まったくだよ、聖女様の姿を拝めるだけで後百年は、生きれる気がするぞ」


二十代くらいの男性が崇拝するように熱い眼差しで聖女様を見つめてー


(『だからボクが聖女様って可笑しいよ!』)


「ありかたや、ありかたや、ありかたや、ありかたや……」


杖をついたお婆ちゃんが両手を合わせて聖女様を神様の様に崇める様に祈りを祈ってー


(『どう考えてもこんなの可笑しいって!』)


「聖女様がこの国におられるだけで後百年は、安泰よね!」


二十代くらいの女性が崇拝する様な尊敬な眼差しで聖女様を見つめていてー


(『だって本当のボクは……』)


聖女様は、これからの事を考えて困った様に深くため息を吐いて

これは、ボクが聖女様として過ごす苦悩と苦痛の物語である。

ーTo Be Continuedー

  • No.258 by 乃木坂桜  2020-07-22 06:15:28 

~この聖女様は、○○○につき御注意を!~

ー第1話ー

放課後に高校の校舎裏の桜の木の前で黒髪でロングヘアーの子供の様な容姿で背丈が140ぐらい可愛らしい女の子?と坊主頭の野球とかの部活をしてそうなスポーツ少年が立っていてー


「好きだ、真白ちゃん、俺と付き合ってくれ!」


男の子は、頭を下げて自分と恋人同士になってほしいって女の子にお願いをしておてー


(『どうしてこうなった。

言っておくけれどもボクは、男の子だ。

いつも男の子に告白される。

見た目が女の子みたいなせいかもしれない。

言っておくけれどもボクは、ノーマルだ。

とりあえず目の前の出来事を片付ける事にした』)


「あ、あのね、彰、ボクは、男の子だよ。

男の子同士で付き合うとか間違っていると思うんどけれどもさ……」


ボクは、彰の気持ちを落ち着かせる様に男の子同士で付き合うのは、無理だと彰に言い聞かせ様としていてー


「そんなの関係がない!

俺は、真白ちゃんが男でも女でも好きなんだ!

だから付き合ってくれ!」


彰は、ボクを襲いかりそうな勢いでボクに近づいてきてー


「と、とにかく、本当に無理なんだから、ごめん、彰!」


ボクは、彰に襲われるかもって身の危険を感じて走って彰から離れようとしてー


「ま、待ってよ、真白ちゃん!」


彰がボクを走って追いかけ様として

ボクは、彰に捕まらない様にもっとダッシュで走って

でもいきなりボクの周りに光の魔方陣が表れると光輝いて周りが見えなくなり

気がついたら知らない場所に立っていて

ボクは、周りを見渡すと周りは何処かの中世のヨーロッパのお城の王様がいる場所の様なところでここが王宮の中だと直ぐに解って

王宮の中には、三十代くらいの立派な髭をはやした王冠をつけた男性がいて一目でこの国の王様だと解り

その隣には、16歳くらいの男性が立っていて立派な剣を腰につけていてこの国の王子様だと理解して

その隣に可愛らしいドレスを着た12歳ぐらいの女の子が立っていてこの国のお姫様だと思えて

ボクの前には、60代くらいのお爺ちゃんが立っていて手に魔法の杖を持っていてその様子がまるで魔法使いの様に見えて

王宮には、メイドや王国騎士や魔法使いらしい人達が立っていて


「やったぞ。

召還は、成功だ!」


魔法使いらしい60代くらいのお爺ちゃんは、ボクが現れたのが嬉しそうに持っている手をふるふると震わせていてー


「これでこの世界は、救われる!」


王国騎士の1人がボクが召還をしたのを待ちわびていたかの様に声を出して喜んでいて

ボクは、状況が飲み込めなくて戸惑いながら呆然と周りを見渡していてー


「突然の召還されて戸惑っていると思うが話を聞いてもらいたい。

まずいきなりの召還、すまなかった。

実は、この世界に突然の狂暴の魔物の大量発生や天災や疫病の為に世界は、滅びの道を進もうとしている。

それを阻止するためには、聖女の力が必要だと予言に書かれていてな。

すまないが聖女としてのそなたの力を貸してくれぬだろうか?

すまなぬ、今は、そなたの力が
必要なのだ。

どうか我々に力を貸してくれ!」


王様は、深々と頭を下げてボクに聖女様として世界を救ってほしい事をお願いをしてー


(『聖女様として世界をして救うって言われてもね……

って聖女様!?

ボクが男の子なのに聖女様!?

それってあり得ないって!』)


「あ、あの、召還されて何ですがボクが召還をされたのは、間違いでないでしょうか?

だってボクは、男の子ですよ。

男の子なのに聖女様って可笑しくないですか?」


ボクに聖女様の資格がない事を指摘をして

こんなのは何かの間違いだと思いー


「何を言っておる。

こんなに可憐で可愛らしいのに男の子の訳なかろう。

聖女として世界を救うのは、辛いのは、解るが子供でも解る嘘は、良くないぞ」


王様は、困った様にため息を吐いてボクを男の子ってまったく信用していなくてー


「だーかーらー、ボクは、男の子です!」


ボクは、なんとか男の子だと解ってもらおうと思い大声を出してなんとか説得をしようとしていてー


「聖女様は、女の子なのに何で男の子だと言おとしているの?」


お姫様は、ボクの男の子発言を聞いて不思議そうに首を傾げていてー


「お姫様、たぶん、聖女様は、召還されたばかりで気が動転しているだけだと思います。

異世界に召還されて心寂しいだけだと思います。

だから聖女様を優しくしてあげてくださいね」


お姫様の隣にいるメイドがボクを気遣う様な態度をとりー


「あーーもう、脱いだら男って解るよね!」


なかなか男と信じてくれない周りにムカついて服を脱いで裸になろうとしてー


「何洋服を脱ごうとしているんだ。

女の子がむやみに洋服を脱ぐものでない!」


王様の近くにいた王子様が慌ててボクが洋服を脱ぐのを止めてー


「それにしても聖女では、失礼だな。

お主の名前を教えてくれ」


王様は、自分の髭を触り少しだけ考え込みボクの名前を質問をしてー


「その……ボクの名前は、天馬(てんま)真白(ましろ)と言います」


王様達のボクが男だと信じてくれない態度を見てどうしたら戸惑いながらおどおどして自分の名前を知らせてー


「真白と申すか。

良い名前じゃな。

とりあえずしばらくこの国に泊まり気持ちを落ち着かせるがよい。

世界を救う手伝いをしてもらうにしてもしないにしてもじっくりと考えてから答えを出すが良かろう。

真白の泊まる部屋に案内してあげなさい」


王様は、ボクの名前を聞いて考え込む様に自分の髭を触り答えをゆっくり出すのを勧めてー


「はい、解りました、では、茉白様、こちらです」


王様の近くにいたメイドがボクの方に近づいて自分の部屋に案内されてー


「真白様、その服装では、この国で目立ちます。

テーブルの上にある洋服に着替えてください」


メイドは、ボクにこの国の洋服に着替える事を勧めると部屋から出て行ってー


「これがこの国の洋服なんだね。

なんだか下着も普通の下着と違う気がするんだけれど……」


ボクは、洋服に着替え終えてある事に気がついてー


「ってこれって女の子の洋服!?

ってことは、まさか、さっきの下着も女性物の下着!?

こんなの他の人に見せられないよ!」


ボクは、鏡の中で写る自分の清楚みたいに白色のドレス姿を見て体を振るわせて慌てて洋服を脱ごうとすると扉が叩いて部屋の中に豪華な鎧を身に付けた二十代くらいの女性の騎士が入ってきてー


「失礼します。

真白様の専属騎士になったマリア・ミシェルと申します。

どうか私のことは、マリアとお呼びください。

解らないことがありましたら気軽なくおっしゃってください」


マリアは、自分の胸に手を置いて丁寧にお辞儀をしてー


「うん、これからよろしくね、マリアちゃん。

ところでここが魔法が使える異世界って事は、自分のスキルなのが解るステータスプレートとか魔法で見れたりするのかな?」


異世界で魔法がある事を思い出すと自分のスキルや能力を魔法で解るのでは、ないかと思い質問をしてー


「はい、できます。

右手を前に出して『ステータスオープン』って唱えたら自分の能力が解るはずです」


マリアちゃんは、ボクの方をじっと見つめてステータスを見る方法を教えてくれてー


「教えてくれてありがとう、マリアちゃん。

えっと……『ステータスオープン!』」


ボクは、右手を前に出してステータスオープンって唱えると目の前に光のウインドーみたいな物が出てきてー


(『えっと、職業は、聖女っと

やっぱり男なのに聖女なのね。

レベルは、1で攻撃力は、1、防御力8、素早さは、7、魔力∞…と

魔力が∞とかあり得ないでしょう!

えっとスキルは、魔力の泉、効果は、魔力が無限にわきでる。

なるほどね、このスキルのおかげで魔力が無限大なんだね

他には、生命の祝福と神々の祝福と慈愛の祈り、効果は、秘密……

って自分のステータスなのに秘密ってなんだよ!

えっと性別は……男の娘っと……

って性別が男の娘ってなんなんだよ!

男の娘って性別でないでしょう!

男や女ならば解るけれども男の娘ってなんなんだよ!

他には、何も書いていないよね。

はー……このステータス情報なんなんだよ。

明らかにおかしいでしょう。

どっと疲れたかも……』)


ボクは、前に出たステータスプレートを両手で叩いたら消えてー


「ねえ、マリアちゃん、この世界を救えたら元の世界に戻れるって事で良いんだよね」


ボクは、まず元の世界に戻れるか疑問に思いマリアちゃんに質問をしてー


「すいません、その答えは、解りません。

召喚魔法の事は、禁術とされていました。

だから詳しくは、知らされていません」


マリアちゃんは、少しだけ困った様に苦笑いを浮かべ解らない事を知らせてくれてー


「なるほどね、つまり聖女召喚魔法について何も解らないって事だよね。

それでボクは、何をしたら良いのかな?」


情報を整理すると帰れるか解らないと解るとこのまま何もしないのは、何も変わらないと思いこれからの方針を質問をしてー


「冒険者ギルドに入って力をつけてもらいます。

私も一緒にお供させてもらいます」


マリアちゃんは、自分の胸に右手を置いて優しく微笑んでいてー


「ありがとう、マリアちゃん。

これからよろしくね」


マリアちゃんの気持ちが嬉しくてマリアちゃんの両手を握り締めてにっこりと笑いー


「は、はい、これからよろしくお願いします……

疲れていなければこのまま冒険者ギルドにいきたいのですが大丈夫でしょうか?」


マリアちゃんは、ボクに両手を握り締められて恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめてー


「ボクは、大丈夫だよ。

このまま冒険者ギルドに行こうよ」


ボクは、異世界の街を見てみたくて冒険者ギルドに行く事を賛同して2人で冒険者ギルドに向うとそのまま冒険者ギルドに入ると冒険者ギルドの中が騒ぎ初めてー


「おい、見ろよ、凄い美少女が入って来たぞ」


カウンターに座っていたマッチョの大男がボクの方を振り向いて最初に騒ぎ初めてー


「なんと可憐な美少女だ!」


背の小さい中年くらいの男性がボクを見て驚きの声を出してー


「異国の子かな?

是非、お近づきになって出来ることならば付き合いたいよ!」


背の高く痩せた男性が恋する乙女の様にうっとりとボクを見つめていてー


「馬鹿かお前みたいなむさ苦しい奴なんか相手にしてくれる訳ないだろ」


背の高く痩せた男性の横に座っていた小太りの男性が冷たい態度をとりー


「ありがたや、ありがたや、ありがたや……」


何処かのお坊さんの様なスキンヘッドのお爺ちゃんが両手を合わせてボクに向かって祈り初めてー


「俺の妹になってくれないかな?」


十代くらいのお兄さんが物欲しそうにボクを見つめてー


「いや、俺の娘になってほしいよ」


30代くらいの男性が愛おしそうにボクを見つめー


「いや、あんな可愛らしい孫も捨てがたいよ」


60代くらいのお爺ちゃんがうっとりとボクを見つめてー


「お持ち帰りしたいわ……」


十代くらいの美人のお姉さんが誘拐犯の眼差しでボクを見つめー


「いや~~あんな可憐な美少女と出会えるのならば生きていて良かったよ」


二十代くらいの男性がニヤニヤしながらボクを見つめてー


冒険者ギルドの中にいる冒険者の方々が小声でボクの噂をしていてー


「だからボクは、男の子なんだよ~~!!」


ボクは、男に見られなくて情けなくなり大声で男の子だと否定をしてー


「わーー可愛らしい、自分の事をボクだって!」


十代くらいのお姉さんが目をキラキラと輝かせてボクを見つめー


「女の子なのに男の子だって思っているだなんて本当に可愛らしい子!」


十代くらいの金髪の天然パーマのお姉さんが目をキラキラと輝かせてー


「そんなに一生懸命に男の子だと否定をするだなんで凄く可愛らしい!」


二十代くらいの赤髪の女性も目をキラキラ輝かせてボクを見つめー


「何処をどう見ても女の子なのにね」


十代くらいの水色の髪を女性が目をキラキラと輝かせてボクを見つめー


「良く来たな。

王様から話を聞いている。

俺が冒険者ギルドのマスターのポップ・カーマインだ。

俺の事は、気軽にギルマスって読んでくれ。

それでは、冒険者ギルドに登録する手続きをする。

着いてこい」


冒険者ギルドマスターは、腕を組みながら自己紹介をするとボクとマリアちゃんとギルマスは、冒険者ギルドの奥の部屋に向かってー


「まずは、魔力測定をする。

この水晶に手を置け」


ギルマスに言われるまま水晶に手を置くと

『どか~~ん!!』

って音を出して一瞬で水晶が大爆発をして煙が立ち込めてー


「げほげほ、なんなんだ!

水晶が爆発したのなんか初めてだぞ!?

なんて魔力なんだ!」


ギルマスは、まさか水晶が爆発すると思わなく大声を出して驚いていてー


「えっと、ごめんなさい……」


水晶を壊したのが悪いと思い謝りー


「次は、この石板の上に手を置け。

自分のステータスが表示される。

それで冒険者ギルドに登録完了だ」


机の上に石板を置いてこの石板を触る事を命令をしてー


「は、はい、解りました……」


緊張して返事をすると石板に右手を置いて

そしたら石板が光輝いて石板の上に光のプレートが現れてー


「職業は、聖女っと……

魔力が無限大(∞)だと!?

さすがは、聖女だと言わざるってことだな。

って性別が男の娘ってなんだ?

初めて見る性別だ。

聖女だから男でも女でもあるって意味の特別のなのか?

まあ、良い、とりあえずこれで登録完了だ。

そしてこれが冒険者ギルドのカードだ。

自分の個人情報が登録されているから失くすなよ。

初めはFのクラスから始まりE→D→C→B→A→S→SSってクラスがあがって行くぞ。

だから頑張ってクラスをあげろよ」


石板の上に写し出されている光のウインドーを操作して冒険者ギルドの登録を済ませるとFって書かれている冒険者ギルドカードを渡してくれてー


「ありがとうございます、ギルマス。

これからよろしくお願いします」


ギルマスから冒険者ギルドカードを受け取り頭を深々と下げてこれからの事をお願いをしてー


「真白様、今日は、お城に戻りましょう。

明日から忙しくなると思いますから今日は、ゆっくりと休んでください」


ボクに着いてきてくれたマリアちゃんがボクに近づいて1度お城に戻る事を提案をしてくれてー


「解ったよ。

今日は、付き合ってくれてありがとうね、マリアちゃん」


マリアちゃんに感謝の気持ちを表す様にニッコリと笑いー


「い、いえ、これが私の仕事ですから気にしないでください」


マリアちゃんは、ボクの笑顔をを見て恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて仕事だから気にしない事を知らせてくれて

これからの事を考えて憂鬱になり深くため息を吐いてー


こうしてボクの異世界での聖女、生活が始まった。

でもまさかこの後にあんなことが起こるだなんて思ってもいなかった。


~つづく~






  • No.259 by 乃木坂桜  2020-07-22 06:23:26 

新しい小説ができましたから小説を投稿しました。

男の娘の新ジャンルを挑戦してみました。

もう少しギャグパートや掛け合いを楽しい物にしたかったのですがまだまだ力不足の為に消化不全になりました。

もっとのりつっこみができるように頑張りますね

よろしかったら読んでくださいね

  • No.260 by 乃木坂桜  2020-07-29 17:43:51 

~この聖女様は、○○○につき御注意を!~

ー第2話ー

いきなり召喚された事とか男の子だと解ってもらえない事とか周りの反応とかのせいでストレスが溜まり疲れていたせいもありその日は、ぐっすりと眠る事ができて

次の日の朝早く目が覚めてー



「ふあーー、良く眠れた……


でもネグリジェとかススーして気持ち悪かったよね。

男なのにネグリジェを着せられるだなんて男を止めた気分だよ……」



両手を上に上げてあくびをして

ふと自分の白色のネグリジェを着た自分の姿を見て男としてのプライドが粉々になった気がして深くため息を吐いて


王様が用意してくれた聖女様が着る様な白色のドレスに着替えると扉が叩く音が聞こえてきてー



「どうぞ、入ってきて良いですよ」



扉の外にいる誰かに入ってきて構わないって許可をしてー



「失礼します、おはようございます、真白様。


昨日は、良く眠れましたか?」



扉を開けてマリアちゃんが部屋に入ってきて自分の胸に手を置いて軽くお辞儀をして朝の挨拶をしてー



「おはようございます、マリアちゃん。


うん、おかげさまで良く眠れましたよ。


それで朝早くどうかしたの?」



マリアちゃんが朝早く自分の部屋に訪れた理由が気になり何か悪いことがあったのか気になり何か合ったのか質問をしてー



「はい、実は、魔物が大量発生した森の近くの砦に魔物に攻め困れたみたいです。

砦は、護りきったみたいですが……

でも被害が出まして援助要請がでました。

朝早くですいませんが今から砦に向かってもらえませんか?

私ももちろんお供しますのでよろしくお願いします」



マリアちゃんは、ボクが昨日召喚されたばかりなのに次の日にいきなり出動要請を出されたのが申し訳なく感じて控え目に砦に行く事をお願いをしてー



「ボクが砦に行かないとマリアちゃんや他の方々が困るんだよね……

良いよ、砦に行ってあげる」



砦に行かないと後悔すると思い砦に行く事を決意してー



「ありがとうございます、真白様」



軽く頭を下げて感謝の気持ちを表して

それからボクとマリアちゃんは、砦に向かって

砦に着くと砦は、魔物達に攻撃後が見えるくらいぼろぼろになっていて

砦の前には、将軍らしいがたい体で赤色の鎧を纏った40代くらいの男性と数人の男性が待っていてー



「聖女様、お待ちしておりました。


でも聖女様がまさかこんな可憐な女性とは、思っても見ませんでした」



将軍らしい男性が軽くボクに近づいて軽くお辞儀をして挨拶をしてー



「聖女をさせてもらっている天馬(てんま)真白(ましろ)と言います。

あの……こんな姿をしていますがボクは、男の子ですよ」



やっぱり女の子に間違われたのが情けなくなりどうにか男の子だと理解してもらおうとしていてー



「あははーー聖女様は、冗談が好きみたいだね。

聖女様みたいな可愛らしい女性が男の子の訳ないだろう」



将軍の男性が声を出して笑いまったくボクが男性だと信用していなくてー



「すいません、真白様は、この世界に着たばかりで戸惑っておられるのです。

だから自分の事を男の子だと思っているみたいでして……

ですから暖かい目で見てあげてください」



マリアちゃんは、ボクの言動のフォローをしようとして

マリアちゃんの気持ちは、ありがたかったけれども男の子って信じてもらえない自分が情けなくなり半分涙目になってー



「自己紹介がまだでしたね。

俺は、この砦を任せれているルネ・ローラン将軍だ。


長い旅で疲れているでしょう。

食事でも食べて疲れを取ってください。


聖女様達を食堂に案内しろ」



将軍は、自分の自己紹介をすると近くにいた十代くらいの若いお姉さんに食堂に案内をする事を命令をしてー



「はっ、解りました。


こちらです、聖女様」



ボク達は、兵隊のお姉さんに食堂に案内をされて

食堂の椅子に座るとしばらくすると料理を台車に乗せて運んで来て

料理を運んで着た兵士を見て声を出すのを忘れて驚いてー



「その姿は、もしかして魔物にやられたのですか?」



腕がない痛々しい怪我をしている兵士の姿に戸惑いどうしたのか質問をしてー



「はい、そうです。

でも意識不明の重体の方もいますからそんな方達から比べると僕の怪我は、軽い方です」



料理を運んできた兵士は、困った様に苦笑いを浮かべてー



「そんな酷い事になっていたんですね。

ボクに何かできる事があれば良いのですが……


どうか皆さんが元気になって怪我が治りますよに……」



膝を地面につけて両手を合わせて目を瞑り皆さんの怪我が治って元気になるのを祈って

するとボクの体が金色(こんじき)に光輝いて光が砦全体を包み込み五分くらいすると光がおさまりー



「えっ、僕の腕が治った!?

腕が破損していたのに再生したの!?

これが聖女様の力ですか!?」



兵士を再生した腕をぶんぶん振って驚いてー



「聖女様は、こちらにいらっしゃいますか?」



砦にいる将軍と兵士達がほぼ全員集まったと思うくらいの人が集まってきていてー



「聖女様が私達の怪我を治してくれたのですよね」



女性の兵士がボクに近づいて女性の怪我を治してくれたのか確認をしてー



「体が半分なくなっていてこのまま死ぬかと思うくらい辛くて早く楽になりたかったです。

でも聖女様のおかげで体が全て再生して苦しくなくなりました。


聖女様は、俺の命の恩人です」



三十代の男性の兵士が女神様を見るように尊敬の眼差しでボクを見つめー



「不治の病気と言われていて余命わずかと言われていたのに怪我と一緒に病気も治りました。

ありがとうございます、聖女様は、女神様です」



五十代くらいの兵士の男性が両手を合わせて感激した様に嬉し泣きをして神様に感謝するようにボクに向かって祈りー



「えっ……?

これがボクの力なの……?

ボクは、ただ皆が元気になるように祈っただけなのに」



皆の怪我が治ったのを戸惑い理由を確認するためにもう一度自分のステータス画面を出してスキルを確認をして

すると慈愛の祈りのスキルの効果に怪我を治したいと願う全ての人々の怪我と病気を治す、効果スペース、治したいって全ての人々っ書かれていてー



(『何このチート能力!?

こんなのチート能力の範疇を超えているでしょう!?』)



あまりのチート能力の為に驚きの声を出そうになりどうにか声を出すのを我慢できてー



「本当にありがとうございます。

これでまた戦えます。


でも怪我が治ってもあの魔物の大群を前にしたらまた怪我をしそうですね」



坊主の兵士の男性がボクに感謝を表すとまた魔物の軍団に攻められると思うと困った様に苦笑いを浮かべてー



「やっぱり砦が魔物に攻められたら戦わないといけないんだよね。

ボクに何かできれば良いのですが……


どうか皆さんを魔物達や害する攻撃から護ってください……」



自分に何ができるか解らなかった

でもせめて兵士達の安全を祈る様に膝を地面につけて両手を合わせて目を瞑り兵士達の安全を祈って

すると自分の周りに光のドームが現れて

それが広がり光のドームが砦全体を包むと光が消えてー



「いったい今のは、なんだったのだ……?


聖女様、いったい今のはなんなのですか?」



将軍が光のドームが砦を包んで消えたのを見て戸惑いながら周りを見渡してー



「え、えっと、良く解りません。

ただ皆がこれ以上怪我をしないようにって祈っただけです」



自分でも今の現象の理由が解らなくて困った様に苦笑いを浮かべてー



「大変だーー、魔物の軍勢が迫っているぞーー!」



砦の攻めてくる敵の見張り台から敵が攻めてくる合図の鐘を鳴らしながら大声で敵の接近を知らせてー



「なんだと!?


聖女様は、安全なところで隠れていてください。

俺達が聖女様を護って見せますから安心をしていてください!」



将軍は、自分の胸に右手を当ててボクを護る意気込みを表してー



「ボクだけ安全なところにいる訳にいきません。

戦うのは、無理ですがせめて回復の援護だけでもさせてください。

駄目だと言ってもこれだけは、譲るつもりは、ありませんからね」



自分の両手を前で握り締めて真剣な表情で将軍を見つめ自分も皆を護る意気込みを表して

魔物を前に立つのは、怖かった

でも自分が逃げて誰かが死ぬのを考えるのが怖くてー



「聖女様……

なんて気高き人なんだ……

解りました、では、援護をよろしくお願いします。

でも聖女様は、命に変えて必ずお守りします」



将軍は、ボクが一緒に戦う発言を聞いて涙を流して感動して右手を自分の胸に当ててボクを命をかけても護る事を宣言をしてー



「私が真白様に魔物の指一本でも触れさせませんから安心してください、真白様。」



マリアちゃんは、ボクを安心させる様に優しく微笑んでー



「ありがとうございます、マリアちゃん。

頼りにしていますね」



マリアちゃんの護ってくれる発言が嬉しくてニッコリと笑い

ボク達は、魔物を迎え撃つ為に砦の門の前に集まってー



「魔物が来たぞ!

必ず魔物から砦を護りぬくぞ!」



将軍が剣を構えるとマリアちゃんと他の兵士達も剣を構えて

魔物の軍団が砦にすぐ間近に近づいてきて

するとー……



「ギャーーー!?」

「グアーー!?」

「グェーーー!?」

「ギュアーーー!?」



砦に近づいた魔物から順番に魔物達の体が光輝いて悲鳴をあげて魔物達が消えていきー



「いったい何が起きたんですか……?


ってあれは、隕石!?

まさかメテオインパクト!?

あんな巨大な隕石が砦にぶつかったらこの辺りは、何も残らないよ!?


真白様だけでも生き延びてください!」



マリアちゃんは、浄化されていく魔物達を呆然と見つめ

ふと魔法で山よりも大きな巨大な隕石が砦に落ちてくるのを見てマリアちゃんがボクを護る様に覆い被さって

隕石が砦にぶつかる前に砦が包み込んでいる光の壁に隕石がぶつかりパーンと隕石が砕けて隕石がきえてー



「これってもしかして……

ステータスオープン!」



さっきボクがした事を思い出して嫌な予感がしながらステータスのスキルを確認をしてー



(『えっと……守護神の願い……

邪悪の感情を持ったどんな狂暴の魔物も結界で浄化される。

全ての魔法と物理攻撃を弾く。

効果継続時間は、無制限って……

こんなのチート能力過ぎるでしょう!?』)



「その……もしかしてこの結界って真白様の力なのですか?」



マリアちゃんは、ボクが結界をはった力がチート能力過ぎて戸惑い

この結界をはったのがボクなのか質問をしてみてー



「それは、その……どうやらそうみたいですね……」



自分の頬っぺたを触り良い難そうに苦笑いを浮かべこの結界は、自分の力だと知らせてー



「ありがとうございます、また聖女様に助けられましたね


聖女様がいらっしゃいましたらこの国は、安全です」



将軍は、自分の胸に手を当てて感謝の気持ちを表してー



「ありがとうございます、聖女様は、この国の宝です!」



十代くらいの男性の兵士は、軽く頭を下げて感謝の気持ちを表して目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しでボクを見つめー



「ボクは、何もしていません。

少しだけ皆さんの手助けをしただけです」



将軍や兵士達に神様の様に感謝されるのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべてー



「真白様は、本当に奥深いのですね。

この砦の兵士達を2回も助けたと言うのに……


私は、これからも真白様の剣になり盾になり護る事を誓います」



マリアちゃんは、ボクに忠誠心を表すように膝を地面につけてしゃがんでボクの手にキスをして尊敬な眼差しを見つめー



「え、えっと、ありがとうございます、マリアちゃん……」



マリアちゃんに忠誠心を表す為でもまったくキスをされる経験がなくて恥ずかしくて顔を赤らめて俯いてマリアちゃんに感謝の気持ちを表してー



「聖女様、俺達を助ける為にいろいろと魔力を使った為に疲れたでしょう。

部屋を用意させますから今日は、ゆっくりと休んでください。


聖女様達を部屋に案内してあげろ」



将軍は、近くいた兵士にボク達がゆっくりと休む部屋を用意するのを約束して

近くにいた兵士にボク達を部屋に案内するのを命令してー



「ルネ将軍、気遣いありがとうございます」



頭を深々と下げて将軍に感謝を表して

兵士に連れられて泊まる部屋に案内をされて

部屋の中には、ベッドが2つ並べられていてー



「あ、あの……もしかしてマリアちゃんと同じ部屋で泊まるのですか?」



女の子と2人だけで同じ部屋に泊まるのは、問題があると思い戸惑い

マリアちゃんと2人で同じ部屋に泊まるのか質問をしてー



「はい、そのつもりです。

お城の中と違って砦の中は、危険が多いですからか弱い女の子1人の真白様、1人で寝かせる訳にいきません」



マリアちゃんは、ボクを護る意気込みを表す様に真剣な表情でボクを見つめー



「だからボクは、男の子で男の子のボクと女の子のマリアちゃんが同じ部屋に泊まるのは、いろいろと問題があると思うのです……」



マリアちゃんと一緒の部屋になるのが恥ずかしくて顔を赤らめて

男の子のボクと女の子のマリアちゃんが一緒の部屋になるのは、おかしいと思いー



「1人部屋になりたい気持ちは、解ります。

でも真白様は、どう見ても女の子なのに男の子だと言って子供でも解る嘘をつかないでください。

私は、真白様の専属騎士なのですよ。

お城の中ならば別に単独行動でも構いません。

でも砦の中って言っても危険がまったくないって訳でないのです。

真白様は、聖女様で国の宝なのですからちゃんと自覚をもってもらわないと困ります」



マリアちゃんは、腰に両手を当てて怒った様に真剣な表情でボクを見つめー



「ご、ごめんなさい……」



マリアちゃんのあまりにも真剣な怒った表情に戸惑いつい謝ってしまいー


「解れば良いのです。


私は、真白様が心配なだけです。

真白様を困らせたい訳でないのですよ。

ですから勘違いをしないでくださいね」



マリアちゃんは、満足そうに頷いて子供を叱る様に優しく笑いかけて

こうしてマリアちゃんと一緒の部屋で寝る事になり

結局一緒の部屋で寝ているマリアちゃんが気になり全然眠ることができなくて

今日の出来事は、これから起こる波乱万丈の異世界生活の始まるほんの始まりでもなかった……

~つづく~


  • No.261 by 乃木坂桜  2020-07-29 18:16:28 

新しい謎解きの問題を投稿しますね。

  • No.262 by 乃木坂桜  2020-07-29 18:26:36 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第5話~

私と茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、3+6+5=1ってナンバープレートに書かれているトロッコに乗り

紅葉ちゃんと桃花ちゃんとアンちゃんは、1+2=1ってナンバープレートに書かれているトロッコに乗るとトロッコが進み初めてもうスピードで洞窟のトンネルを走り初めてー


「キャーーキャーー早いです、早すぎます、助けて下さい、紫乃先輩!」


瑠璃ちゃんは、トロッコがあんまりにも早く走り過ぎて涙目で私に抱き着いていてー


「キャーーキャーー早いよ、早すぎるよ、助けてよ、お姉ちゃん!」


トロッコが早く走りすぎて茉白ちゃんも私に抱き着いて涙目になりー


「大丈夫だよ。

もう少しで出口に着くと思うからもう少しの辛抱だよ、茉白ちゃん、瑠璃ちゃん」

私は、茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの怖さが少しでも落ち着けばと2人を強く抱き締めると背中を優しく撫でて

しばらくすると洞窟の出口に出てトロッコがゆっくりと止まり

それからしばらくして紅葉ちゃん達の乗っているトロッコもこの部屋に入ってきてー


「あージェットコースターみたいで楽しかった!

もう一回くらいは、乗りたいこな!」


紅葉ちゃんは、トロッコのスピードが楽しかったみたいでニコニコ笑顔でトロッコから降りて

後を続いて桃花ちゃんとアンちゃんもトロッコを降りてー


「大丈夫だった、茉白ちゃん、瑠璃ちゃん?」


かなり怖がっていた茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの事が心配で心配そうに茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの顔を覗き込みー


「無理です、紫乃先輩が抱き締めてくれていたら落ち着きます……」


瑠璃ちゃんは、涙目で私を見上げて抱き締めてほしい事をお願いをしていてー


「そんなの無理だよ。でもお姉ちゃんが抱き締めてくれていたら落ち着くよ……」


茉白ちゃんも涙目で私を上目遣いで見つめて抱き締めてほしい事をお願いをしていてー


「そんな事で茉白ちゃんと瑠璃ちゃんが落ち着くならば良いよ」


茉白ちゃんと瑠璃ちゃんを優しく抱き締めて2人の背中を優しく撫でてー


「えへへー私のお姉ちゃんの匂いがして落ち着くよ」


茉白ちゃんは、私に抱き締められて幸せそうにニコニコ笑顔で微笑んでいてー


「私の紫乃先輩が暖かくて気持ちが良いです……」


瑠璃ちゃんは、私に抱き締められて幸せそうに微笑んでいて

しばらくすると瑠璃ちゃんと茉白ちゃんが私から離れてー


「ありがとう、お姉ちゃんのおかげで元気になりました。

さすがは、私のお姉ちゃんだよ」


茉白ちゃんは、ほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべて

私の事を茉白ちゃんの物呼びをしていてー


「ありがとうございます、紫乃先輩のおかげで元気になりました。

さすがは、私の紫乃先輩です」


瑠璃ちゃんは、薄く微笑み照れ笑いを浮かべて

私の事を瑠璃ちゃんの物呼びをして

瑠璃ちゃんと茉白ちゃんは、私の腕に抱き着いて互いにニコニコ笑顔で見つめ合い火花を散らしている様に見えてー


「そう言えばしのりんは、何故答えの道が解ったの?」


紅葉ちゃんは、キョトンと首を傾げて何故答えが解ったのか質問をしてー


「そんなの簡単だよ。

まず未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進めの意味だけれどもね。

未来を望む者は、先を進もうとする人達つまりこの迷宮を脱出しようとする私達の事だよ。

千五百秋(ちいほあき)の意味は、限りなく長い年月とか永遠とかつまり時間を表す意味だよ。

千五百秋(ちいほあき)を道標にして進めって事は時間を目印にして次の部屋に行けって意味だよ。

トロッコに着いているナンバープレートの6+0=1の意味は、6と0を合わせて60って事は60秒は、1分

同じく6+0=1は、60分は、1時間

同じく2+4=1は、24時間は1日

同じく3+6+5=1は、365日は、1年

同じく1+2=1は、12ヶ月は、1年

同じく1+0+0=1は100年は、1世紀って事だよ。

同じ部屋に行くには、同じ時間に向かうトロッコに乗らないと行けないんだよ。

この中で同じ時間は、365日の1年と12ヶ月の1年つまり3+6+5=
1のナンバープレートと1+2=1のナンバープレートのトロッコに乗ったら同じ時間つまり同じ部屋に行けるって事だよ」


自信満々に問題の回答を教えてー


「やっぱり私のお姉ちゃんは、凄いよ」


茉白ちゃんが私が問題を答えが解ったのが凄いと思ってなのか目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめ

茉白ちゃんが私の事を茉白ちゃんの物呼びをしてー


「そうですね、やっぱり私の紫乃先輩は、凄いですね」


瑠璃ちゃんも私が問題を答えが解ったのが凄いと思ってなのか目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめ

瑠璃ちゃんが私の事を瑠璃ちゃんの物呼びをして

瑠璃ちゃんと茉白ちゃんが互いに火花を散らしている様に見えてー


「本当にましろんとるりるりもしのりんの事が好きだよねぇーー」


紅葉ちゃんは、ニコニコ笑顔で茉白ちゃんと瑠璃ちゃんと私を見つめてー


「そう言えば次の部屋っていくつも扉があるんだね」


扉は、10個あってそれぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9って数字がって書かれていてー


「扉に0と1から9までそれぞれ数字が書いているよね。

ってことは、この中の正解の扉を開けたら次の部屋に無事に行けるって事だよね」


壁には、18+-=って書かれていて

その下には、『仲間を集めて次の部屋に進め』って書かれていて


「つまりこの問題を解いたら正解の扉が解るって事だよね」


問題を良く見ながら答えを考えていてー


「でも仲間を集めてか……

そう言えば仲間って同類とも言うよな……」


桃花ちゃんは、仲間と同じ言葉を連想するように呟いてー


「同類……仲間……確かに同じ言葉だよね。

同じ言葉……?

同じ物……?

同じ……?


そうか解ったかも!

皆着いて来て!」


ある数字の書かれている扉を開けて次の部屋に入っていき。

そしたらー……



ーto be continuedー

  • No.263 by 乃木坂桜  2020-07-29 21:27:14 

次の謎解きがまだできていませんから解答編だけ投稿します。

謎解きの問題ができたら完成編を投稿しますね。

  • No.264 by 乃木坂桜  2020-07-29 21:28:39 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第6話~

私達は、1って書かれている数字の扉の中に入ると無事に次の部屋に入る事ができてー


「やっぱり1の扉が正解の扉だったんだね」


自分の考えが正解だったのが嬉しくてしみじみと呟いてー


「さすがは、紫乃お姉ちゃんです。

紫乃お姉ちゃんだったら勇者になれるかもしれませんね」


アンちゃんは、私の周りを飛び回りながら尊敬した様に私を見つめー


「しのりんは、何故答えが解ったの?」


紅葉ちゃんは、感心した様に私を見つめー


「そんなの簡単だよ。

仲間を集めて次の部屋に進めって言うのは、同じ物を2つ揃えろって意味だよ。

18と-を合わせると18の真ん中に-合わせると

10
-=1って事で
10

1になるって訳だよ」


右手の人差し指を立てて目を瞑り自分の考えを知らせてー


「さすがは、私の紫乃先輩です。

頼りになります」


瑠璃ちゃんは、尊敬の眼差しで私を見つめ

私を瑠璃ちゃんの物呼びをしてー


「さすがは、私のお姉ちゃんだよ。

頼りになるね」


茉白ちゃんも私を尊敬な眼差しで見つめ

私を茉白ちゃんの物呼びをして

茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、互いに見つめ合い火花をバチバチと散らしていてー

~つづく~

  • No.265 by 乃木坂桜  2020-07-30 18:07:20 

新しい謎解きができたから小説を投稿しますね。

  • No.266 by 乃木坂桜  2020-07-30 18:08:31 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第6話~

私達は、1って書かれている数字の扉の中に入ると無事に次の部屋に入る事ができてー



「やっぱり1の扉が正解の扉だったんだね」



自分の考えが正解だったのが嬉しくてしみじみと呟いてー



「さすがは、紫乃お姉ちゃんです。

紫乃お姉ちゃんだったら勇者になれるかもしれませんね」



アンちゃんは、私の周りを飛び回りながら尊敬した様に私を見つめー



「しのりんは、何故答えが解ったの?」



紅葉ちゃんは、感心した様に私を見つめー



「そんなの簡単だよ。

仲間を集めて次の部屋に進めって言うのは、同じ物を2つ揃えろって意味だよ。

18と-を合わせると18の真ん中に-合わせると

10
-=1って事で
10

1になるって訳だよ」



右手の人差し指を立てて目を瞑り自分の考えを知らせてー



「さすがは、私の紫乃先輩です。

頼りになります」



瑠璃ちゃんは、尊敬の眼差しで私を見つめ

私を瑠璃ちゃんの物呼びをしてー



「さすがは、私のお姉ちゃんだよ。

頼りになるね」



茉白ちゃんも私を尊敬な眼差しで見つめ

私を茉白ちゃんの物呼びをして

茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、互いに見つめ合い火花をバチバチと散らしていてー



「本当に茉白ちゃんも瑠璃ちゃんも仲良しなんだね」



自分から見て茉白ちゃんと瑠璃ちゃんが互いが信頼しあってじゃれながら喧嘩している様に見えて

なんだか猫がじゃれあっているように見えて優しく2人を見つめー



「ところでこのは壁に着いている金庫は、何かな?」



正面の壁に右から順番に金庫が六個並べていて


壁には、『(りたひ+2+"+←)+い=』って書かれていてー



「『(りたひ+2+"+←)+い=』……?

どういう意味なのかな。

さっぱり意味が解らないよ~~!」



紅葉ちゃんは、方程式の意味が解らなくて?マークをたくさん出して混乱する様に悩んでいてー



「あれ、こんなところに手紙が落ちています。

えっと、手紙の内容は……


『このダンジョンをチャレンジしている勇者に手紙を残す。

先に進むのは、良いことだと思う。

でもまわり道をしたり着た道を戻ったり後ろに歩くのも悪くないだと思う。

たまには、整理整頓したら順番に1つづつ片付けたり1つづつ色んな物を数えるのも大切な事だと思う。

悩んだ時は、難しく考えなくて簡単に考えるのも大切な事だと思う。

勇者達に祝福があることを願う。

ダンジョンマスター:ミキ・ジョンポール』


どういう意味なんでしょうか……?」



瑠璃ちゃんは、手紙を読むとまったく意味が解らなくて考え込んでいてー



「まわり道をしたり着た道を戻ったり後ろに歩くかぁーー

でも後ろから歩くだなんて危ないよね。


整理整頓したら順番に1つづつ片付けたり1つづつ色んな物を数えるのってなんだか嫌だなぁーー

だってお金を数えるみたいで意地汚いもん!」



紅葉ちゃんは、手紙に書かれていた内容が嫌だと思って

頬っぺたを膨らませて不満を表してー



「後ろ……?

数える……?


あっ、もしかしてこの金庫がきっと正解の金庫だよ!」



紅葉ちゃんの言った言葉を繰り返すとある事に気がついて壁にある金庫を開けて

そしたらー……



ーto be continuedー

  • No.267 by 乃木坂桜  2020-07-31 06:29:47 

次の謎解きができましたから小説を投稿しますね。

宜しかったら読んで下さい

  • No.268 by 乃木坂桜  2020-07-31 06:31:10 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第7話~

左から2つ目の金庫を開けると悪いことは、何も起きないで

金庫の中には、アボカドの模様の鍵とスイカの模様の鍵とリンゴの模様の鍵とメロンの紋様の鍵が四個入っていてー



「やっぱりこの金庫が正解の金庫だったんだね」



金庫に入っている鍵を取り出してー



「すごーい、しのりん!

ボクは、全然解らなかったのに何で解ったの!?」



紅葉ちゃんは、私が答えを解ったのが驚いて大声を出してー


「そんなの簡単だよ。

(りたひ+2+"+←)の答えは、紅葉ちゃんの後ろって言葉で気がついたの。

←は後ろから読むって意味でね。

2+"は、言葉の2つ目に"をつけてだってことだよ。

つまりそれから解る答えがひだりって意味だよ。


『+い』だけれどもこれも紅葉ちゃんの数えるって言葉で気がついたんだよ。

ひらがなを数えるとあが一文字目でしょう。

次のいが2文字目になるんだよ。

だってひらがなを順番に言うとあいうえおって言うでしょう。

だからいは、2を表しているんだよ。


だから答えは、ひだりから2つ目って事が正解だよ」



右手の人差し指を立てて自信満々に答えを教えてー



「つまりボクのおかげで問題が解けたんだよね。

感謝してもらっても良いんだよ!」



紅葉ちゃんは、腰に両手を当てて自慢する様に偉そうな態度をとりー



「調子にのるな、紅葉」



桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの頬っぺたを引っ張り苦笑いを浮かべてー



「痛い、痛いって、ももっち!

調子にのりすぎたから謝るから止めてよ!」



紅葉ちゃんは、桃花ちゃんに頬っぺたを引っ張られて痛そうに悲鳴をあげてー



「まったく紅葉は、しかたがない奴だな……」



桃花ちゃんは、苦笑いを浮かべて紅葉ちゃんの頬っぺたを離して

金庫の扉を閉めると全ての金庫が消えて

その変わりに扉が現れてー



「この鍵で開けるのかな?

でもアボカドとメロンとリンゴとスイカの紋様に何か意味があるのかな?」



アボカドとメロンとリンゴとスイカの紋様の四つの鍵を見つめ考え込んで

扉には、きゅうりの紋様が描かれていて

扉に2つの鍵の穴がついていて



「扉に鍵穴が2つで鍵が4つあるってことは、この中に正解の鍵があるって事ですよね」



瑠璃ちゃんは、鍵と鍵穴を見つめながら染み地味と自分の考えを知らせてー



「あれ、扉に何か書かれている

えっと、『同類を集めて次へ進め』か……

さっぱりだな……」



桃花ちゃんは、扉に書かれている文章の意味が解らなくて

考え込みながらしみじみと呟いてー



「そう言えばきゅうりってボクの1番好きな野菜なんだよ。

きゅうりって食感がコリコリしていて美味しいよね!」



紅葉ちゃんは、大好きなきゅうりの事を思い浮かべて幸せそうにニコニコ笑顔になりー


「同類を集めて……

同類……

同じ物……

野菜……

あれ、そう言えばこの鍵って……

そうか、それならばこの2つの鍵を鍵穴に入れたら扉が開くかも!」



2つの鍵を2つの鍵穴に入れて扉を開けようとして

そしたら……



ーto be continuedー

  • No.269 by 乃木坂桜  2020-07-31 07:00:25 

すいません、謎解きの問題は、もう少しだけ時間がかかりそうですか謎解きの答えだけ投稿しますね。

謎解きの問題ができたら改めて完成編を投稿しますね。

  • No.270 by 乃木坂桜  2020-07-31 07:01:03 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第8話~

スイカの模様の鍵とメロンの紋様の鍵を扉の鍵穴に入れて鍵を回すとすんなりと鍵のロックが解けて

私達は、扉を開けて次の部屋に入っていきー



「やっぱりこの鍵が正解だったんだね」



次の部屋に入れたのを安心した様に微笑んでー



「ねえ、お姉ちゃんは、何で答えが解ったの?」



茉白ちゃんは、私が答えが解ったのが何故なのか不思議できょとんと首を傾げて



「えっ、だって同類は、同じ物って意味でしょう。

扉に書かれている紋様は、きゅうりだったからきゅうりは、野菜でしょう。

同類を集めてってことは、野菜を集めてって意味だよ。

でこの中の野菜は、メロンとスイカって事だよ。

つまりメロンとスイカの紋様の鍵を使い次の部屋に進めって事だよ」



謎解きの答えを解りやすく教えようとしてー



「あの……アボカドも野菜では、ないのですか?」



瑠璃ちゃんは、自分の考えがあっているのか解らずにおどおどしながら質問をしてー



「間違いやすいけれどもアボカドは、果物だよ。

アボカドは、木になっているからね。

木になっている木の実は、全て果物だよ。

それから地面からはえている葉っぱや草から実る実が全て野菜になるんだよ。

だからメロンとスイカは、野菜だよ、

ついでに苺とかも野菜になるんだよね」



自分の知っている知識を皆に知らせてー



「えっ!?メロンとスイカと苺は、野菜だったの!?」



紅葉ちゃんは、メロンとスイカと苺が野菜だったのがびっくりして大声を出して驚いてー


~つづく~

  • No.271 by 乃木坂桜  2020-07-31 07:01:04 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第8話~

スイカの模様の鍵とメロンの紋様の鍵を扉の鍵穴に入れて鍵を回すとすんなりと鍵のロックが解けて

私達は、扉を開けて次の部屋に入っていきー



「やっぱりこの鍵が正解だったんだね」



次の部屋に入れたのを安心した様に微笑んでー



「ねえ、お姉ちゃんは、何で答えが解ったの?」



茉白ちゃんは、私が答えが解ったのが何故なのか不思議できょとんと首を傾げて



「えっ、だって同類は、同じ物って意味でしょう。

扉に書かれている紋様は、きゅうりだったからきゅうりは、野菜でしょう。

同類を集めてってことは、野菜を集めてって意味だよ。

でこの中の野菜は、メロンとスイカって事だよ。

つまりメロンとスイカの紋様の鍵を使い次の部屋に進めって事だよ」



謎解きの答えを解りやすく教えようとしてー



「あの……アボカドも野菜では、ないのですか?」



瑠璃ちゃんは、自分の考えがあっているのか解らずにおどおどしながら質問をしてー



「間違いやすいけれどもアボカドは、果物だよ。

アボカドは、木になっているからね。

木になっている木の実は、全て果物だよ。

それから地面からはえている葉っぱや草から実る実が全て野菜になるんだよ。

だからメロンとスイカは、野菜だよ、

ついでに苺とかも野菜になるんだよね」



自分の知っている知識を皆に知らせてー



「えっ!?メロンとスイカと苺は、野菜だったの!?」



紅葉ちゃんは、メロンとスイカと苺が野菜だったのがびっくりして大声を出して驚いてー


~つづく~

  • No.272 by 乃木坂桜  2020-07-31 11:05:50 

本当にすいません、同じレスを二重投稿になりました。

これからは、気をつけますね

  • No.273 by 乃木坂桜  2020-08-02 13:16:47 

~この聖女様は、○○○につき御注意を!~

ー第3話ー

結局マリアちゃんとボクは、同じ部屋で寝てしまって

マリアちゃんの寝ている時の吐息が色っぽ過ぎて悶々として眠る事が出来なくて

結局次の朝まで眠る事が出来なくてー



「うぅ……結局、一睡も出来なかったよ……」



目の下に隈が出来ていて眠たそうにあくびをしてー



「んっ……おはようございます、真白様、良く眠れましたか?」



マリアちゃんは、ゆっくりと目を開けてボクの方を向いて薄く微笑んで朝の挨拶をしてー



「お、おはようございます、マリアちゃん。


うん、ちゃんと眠れましたよ」



マリアちゃんに心配をかけたくなくてニッコリと笑い朝の挨拶をすると眠れたって嘘をついてー



「……真白様、良く眠れなかったのですね。

すいません、砦では、安心をして眠れませんでしたよね。

せめて城に戻るまでの馬車の中で少しでも眠ってください」



マリアちゃんは、ボクの頬っぺたを触り心配そうにボクの顔を間近に覗き込み

するとボクとマリアちゃん顔がキスをするほど間近になりー



「ひゃん!?


は、はい、解りました。

マリアちゃんの言葉に甘させてもらいますね」



マリアちゃんに間近で覗きこまれて女の子の様に悲鳴をあげて

戸惑いマリアちゃんの提案に賛同する何回も頷いて知らせて

ボク達は、今日中にお城に戻る事になり

砦を出る時に将軍と兵士達が見送りに来てもらいー



「今回は、聖女様に助けられました。

ありがとうございました。

聖女様が困った時は、必ず聖女様の力にさせてもらいます」



将軍は、頭を深々と下げてボクに感謝の気持ちを表してー



「い、いえ、ボクは、たいした事をしていません。

少しだけ皆さんの手伝いをしただけです」



感謝を言われると慌てて両手を振りたいした事をしていないって思いー



「謙遜することは、ありません。

俺達は、聖女様に2回も命を助けてもらったのです。

聖女様がいなかったら今頃皆全滅していました。

聖女様は、俺達の命の恩人です。

このご恩は、一生かけてお返しします」



将軍は、自分の胸に右手を当てて神様を見る様な眼差しで直立体制になると他の兵士も直立体制になり返事をしてー



「え、えっと、ありがとうございます」



ボクは、将軍達の態度が大袈裟過ぎて戸惑い将軍達の気持ちに返事をしてー



「それでは、これからの聖女様の活躍を願って、敬礼!」



将軍達の敬礼で見送られながら馬車が走り初めて

疲れる様な事を何もしていないのにこんなにも感謝されて申し訳なく思い

しばらく馬車に揺られると寝不足のせいもあって眠ってしまい

しばらくすると馬車の急停車の揺れで目が覚めてー



「い、いったい何が起きたのですか!?」



起こされた衝撃で戸惑いながら周りを見渡してー



「すいません、聖女様、実は、この近くの街が燃えているのが見えまして。

迂回した方が良いと思うのですがどうしますか?」


馬車を運転していた男性がボク達の方を振り向いて今置かれている状況を説明してー



「……このまま街に向かってください」



少しだけ考え込むとこのまま街に行くのを提案をしてー



「ま、真白様!?

それは、あまりにも危険です!

私は、真白様を守る責任があります!

真白様を危険の中に飛び込む様な真似は、させません!」



マリアちゃんは、立ち上がり凄い怒りながらボクに近寄りー



「でも何が合ったか知る必要があるでしょう。

街で起きている事がもしかして国が滅びる原因になるかも知れないですよ。

ほっとく訳に行かないですよ」



これが国が滅びる原因になるかもって思い不安に感じて街に行く事を提案をしてー



「真白様……

解りました、真白様がそこまで覚悟があるのでしたら止めません。

でも真白様だけは、何があっても護ります」



マリアちゃんは、ボクの両手を握り締めてボクを護る意気込みを表してー



「ありがとうございます、マリアちゃん」



マリアちゃんの両手を握り返して嬉しそうにニッコリと笑い

ボク達は、燃えている街に向かって



「街が瓦礫の山になっている……

それにたくさん人々が死んでいる……

こんなの酷いです……」



街に着くと酷い状況の街に戸惑い街の中を見渡してー



「おや、こんなところに生きている奴がまだいるとはね

可哀想にもう死ぬ事になるのにな」



声をした方を振り向くとロープを纏った杖を持った骸骨が立っていてー



「えっ……?

あなたは、誰ですか?


まさか、この街を襲ったのは、あなたですか?」



骸骨の魔法使いに戸惑いながら相手の事を質問をしてー



「俺の名前は、不死の王オーバーロード。

破滅を振り撒く存在だ。


この街の奴らは、俺の良い実験台になったよ。

ほら、この街の奴らの様にな」



オーバーロードが手をあげると街の住人が悪霊になって宙をうろうろし始めてー



「そんなの酷い……


お願いします、街の人達が救われますように……」



両手を合わせて膝を地面につけて悪霊になった街の人達が救われのをお願いをして

するとボクの体が黄金に光初めて黄金の光が街全体に包み込み

光がおさまると悪霊になっていた街の人々の体が元に戻り生き返って初めてゆっくりと街の人々が立ち上がりー



「な、なんだと!?

悪霊から生き返っただと!?


その魔力は、まさか聖女か!?

俺は、聖女様って奴が嫌いでね。

人々を助けているつもりで良い事をしているつもりだろう!

偽善者やろうが1番ムカつくんだよ!

アンジェ、出てこい!

俺の妹のアンジェは、貴族の結婚を断った為に貴族に殺されてな。

妹を護ろうとした時に俺も殺されてな。

その時の貴族の憎しみからアンデットの魔法使いのオーバーロードになったんだよ。

そしてアンジェと一緒にいるためにアンジェをアンデットにしたんだ。

だから貴族の味方をする聖女が嫌いなんだよ!

やれ、アンジェ!」



オーバーロードは、悪霊から蘇ったのを見て驚きの声を出して

聖女のボクを憎む様に見つめ

体が五メートルあると思うゾンビーのアンジェを召喚して

アンジェにボクを攻撃をするのを命令をしてー



「ぎゃーーー!!」



ゾンビーのアンジェは、ボクに襲いかかろうとしていてー



「真白様には、傷付けさせません!


ま、真白、いったい何を!?」



マリアちゃんがゾンビーのアンジェの前にボクを護るに立って

ボクは、もう一度マリアちゃんの前に立ち

戸惑いながらボクを見つめー



「へーーまさか自分から殺されにくるとはね。


やれ、アンジェ!」



オーバーロードは、ボクの方に右手を向けるとゾンビーのアンジェがボクに襲いかかってきてー



「どうか全ての人達を助けてください……」



ボクは、アンジェとオーバーロードを助けたくて自分の気持ちを表す様に両手を合わせて膝を地面につけてアンジェとオーバーロードの幸せを願い

するとボクの体が黄金に光輝いてアンジェとオーバーロードが光包み込み

アンジェとオーバーロードは、生きている人間に戻りー



「んっ……お兄ちゃん……?


私は、確か死んだはずだよね……?

何で私は、生きているの?」



ゾンビから生き返ったアンジェが戸惑いながら周りを見渡してー



「アンジェ、生き返ってくれた!?

会いたかったよ、アンジェ!」



生き返ったオーバーロードは、涙を流してアンジェを抱き締めてー



「あなたは、あの貴族達と違うんだな……

あなたは、紛れもなく聖女様だ。


ありがとう、聖女様」



オーバーロードは、ボクの両手を握り締めて涙を流して嬉し泣きをして感謝を表してー



「いえ、オーバーロードの苦しい時に助ける事ができませんでした。

だからボクは、感謝をされる様なことをしていません」



オーバーロードを困っている時に助けをする事ができなくて申し訳なく感じてー



「それでも聖女様には、感謝してもしきれないよ。

俺のことは、オーバーロードでなくてマルコって呼んでくれ。

もうアンデットでないからな。


今までの罪滅ぼしって訳でないが聖女様に着いていかせてくれ。

助けてくれたお礼をさせてくれ」


元オーバーロードだったマルコは、ボクに助けられたお礼をしたいってお願いをしてー



「私も着いて来させてください。

私とお兄ちゃんを助けてくれたお礼がしたいです。

雑用でも洗濯でも食事でも何でもしますからよろしくお願いします」



アンジェは、深々と頭を下げて助けてくれたお礼がしたいってお願いをしてー



「アンジェさん、マルコさん……


ねえ、マリアちゃん、2人も一緒に連れてって良いですか?」



アンジェさんとマルコさんの気持ちを感じて無理に断るのも悪いと思い

マリアちゃんに2人も一緒に連れてって良いのか質問をしてー



「真白様の好きなようにしてください。

私は、真白様の味方です。

ですから真白様の判断に従います」



マリアちゃんは、ボクの手を握り締めて優しく微笑みボクの味方だって知らせてー



「ありがとうございます、マリアちゃん。


マルコさん、アンジェさん、一緒に行きましょう」



マリアちゃんに頭を深々と下げてマリアちゃんの気持ちに感謝を表して

マルコさんとアンジェさんの方を向いて一緒に行く事を提案をしてー



「ありがとう、一緒に行こう、聖女様」



マルコさんは、ボクの方を向いて一緒に行く事に賛同してー



「ありがとうございます、一緒に行きましょう、聖女様」



アンジェは、ボクの方を振り向いて一緒に行く事を賛同をしてー



「一緒に旅をするのですからボクの事を聖女様でなくて真白って呼んで下さい」



これから旅をする仲間だから名前で呼んでほしいってお願いをしてー



「解った、真白様と呼ばせてもらうな」



マルコさんは、ボクの事を真白様って呼んでくれてー



「解りました、真白様って呼ばせてもらいますね」



アンジェもボクの事を真白様って呼んでくれてー



「街の人達の復興の事は、王国に救援要請を出していましたから安心してください」



マリアちゃんは、伝書鳩を王宮の方に飛ばすとこの街の事を大丈夫だと安心させ様としてー



「ありがとうございます、マリアちゃん」



マリアちゃんに王宮に街の復興要請を頼んだのを感謝を表して

ボク達は、城向かって馬車を走らせて

マルコさんとアンジェさんが一緒に旅をしてくれてこれからの事が楽しくなりそうで胸がわくわくして

でもこの後、まさかあんな事になると思わなかった。



~つづく~

  • No.274 by 加賀いろは  2020-08-07 11:16:42 


すみません
ずいぶんたくさん投稿してもらってるのにぜんぜん読めていません
今の忙しい時期が終わったら必ず読ませてもらいますので
お待たせしてばかりで心苦しいですがもう少しお時間をいただきます

  • No.275 by 乃木坂桜  2020-08-07 22:17:51 

いえ、そんな気にしないでください。

私がいろはさんにだけに読んでもらいたくて好きで投稿していますから気にしないでくださいね。


無理をしないでいろはさんのペースで読んでくださいね。

いろはさんに無理はしてほしくありませんから……


本当に気にしないでくださいね。

  • No.276 by 乃木坂桜  2020-08-08 05:55:39 

この聖女様は、○○○につき御注意を!~

ー第4話ー

ボク達は、新しい旅の仲間のマルコさんとアンジェさんをくわえて

マルコさん、お城に戻る為に馬車を走らしていて

しばらくするとマルコさんが声の叫び声を出してー



「待て、これ以上進まないない方が良いぞ!」



マルコさんは、これ以上進むなって命令をしてー



「えっ、いきなりどうしたのですか?」



マルコさんの声を聞いて馬車が止まりー



「この先の村から伝染病の気配を感じる。

たぶん近くの洞窟にいる冒険者により倒されたドラゴンの死骸から伝染病がばらまかれたと思う。

だから真白様、ここは、村を通らないで遠回りをするのを勧めるよ」



マルコさんは、この先に起きている状況を知らせてー



「このまま村を通りましょう。


迂回していたら時間がかかります」



迂回したら時間がかかるのって理由があって

でも村が伝染病でかかっていないか心配もありー



「真白様……

真白様は、仕方がないな……

良いぞ、村を通ろう」



マルコさんは、ボクの本当の考えを感じて苦笑いを浮かべて

村を通る事を賛同してくれてー



「本当に真白様は、仕方がない人ですね。

良いですよ、村によりましょう」



マリアちゃんは、ボクの行動にしたがなさそうに苦笑いを浮かべてー



「真白様は、本当に優しいのですね。

私も村までお供させてもらいます」



アンジェさんもボクの考えを解る様に優しく微笑み

アンジェさんとマルコさんとマリアちゃんは、ボクを優しく生暖かい眼差しで見つめー



「ありがとうございます、マリアちゃん、アンジェさん、マルコさん」



頭を深く下げてマリアちゃん達に感謝の思いを表して

ボク達は、村に向かって

村に着くと村人達がそこらじゅうに倒れていて

村人達の体に赤色の斑点が出ていてー



「こんなの酷いです……」



アンジェは、村の悲惨な惨状を絶望した様に村人達を見つめー



「真白様、これは、想像以上に酷いな……


でも真白様は、諦める気がないんだろ」



マルコさんは、村を惨状を見てこの村を諦めた方が良いと考えていてー



「はい、何か出来る事があればするつもりです。


どうかあらとあらゆる災害から救われますように……」



村人達の苦しみが和らぐ様にって両手を合わせて膝を地面につけて全ての人々が助かるようにって祈って

するとボクの体が黄金に光輝いて

黄金の光が村を包み込みさらに光が近くの洞窟のある山まで包み込み

しばらくすると光が落ち着いて

村人達の体から赤色斑点が消えて

村人達が立ち上がりー



「凄い……さすがは、聖女様だな。


っ!?

何か近づいてくる!?

この気配は、ドラゴン!?」



マルコさんは、伝染病が治った村人達を感心しながら見つめ

近づいてくるドラゴンの気配を感じて驚きの声を出してー



「聖女は、誰だ?」



ドラゴンは、ボク達の前に降り立つボク達を見渡して

聖女様が誰なのか質問をしてー



「聖女は、ボクです」



皆を護る様にドラゴンの前に出てー



「そうか……


妾(わらわ)は、皇黒龍(こうこくりゅう)のアルベドだ。


冒険者達の卑怯な策略により殺されたのだがお主のおかげでこうして生き返る事ができた。

感謝するぞ」



ドラゴンは、二十代くらいの黒髪の美女に変身すると頭を深々と下げてボクにお礼を表してー



「皇黒龍(こうこくりゅう)って世界を創造した者の七柱の1人のドラゴンでないか!?

そんな者が今、目の前にいるだなんて!?

夢を見ているのか!?」



マルコさんは、体が振るわせて驚いてー



「ほう、オーバーロード、いや、元オーバーロードも聖女に同行しているとは、面白い事だ。


妾(わらわ)を甦らしてくれたお礼に妾(わらわ)もお供させてもらうぞ。

もちろん構わないな?」



アルベドは、神々しくプレッシャーを与える様にボク達を見渡してー



「マリアちゃん、アルベドさんも一緒に行っても構わないですか?」



マリアちゃんにアルベドさんも一緒に行っても良いのか聞こうとしたらマリアちゃんとアンジェさんと村人達がドラゴンの姿のアルベドをみて恐ろしすぎてなのか気を失っていてー



「あっ……まあ、気を失うのは、仕方がないだろ。


俺もアルベド様を前にして震えが止まらないくらいだからな」



マルコさんは、マリアちゃん達が気を失ったのを仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて見つめー



「元気になります様に……」



両手を合わせて目が覚ましてほしい事をお願いをするとボクの体が光輝いて

光がマリアちゃん達を包み込むとマリアちゃん達がゆっくりと目を覚ましてー



「う……ん……真白様……?


って皇黒龍様!?」



マリアちゃんは、ゆっくりと目を覚ましてアルベドさんに驚いて後ろにさがりー



「落ち着いてください。

アルベドさんが危害をくわえる訳でありませんから安心をしてください」



マリアちゃんを安心させる様に優しく微笑んでー



「まったく酷いな。

妾(わらわ)は、危害をくわえるつもりがないよ」



アルベドさんは、マリアちゃんを安心させる様に優しく微笑んでー



「あっ……怖がってすいません……」



マリアちゃんは、申し訳なさそうに謝りー



「ところで聖女」



アルベドは、ボクの何か思いを表そうとしていてー



「ボクを聖女でなくて真白って呼んでください」



アルベドにボクの事を真白って呼んでほしい事をお願いをしてー



「それならば真白、自分の聖女としての力の理由を知りたくないか?」



アルベドは、ボクの力の理由が知りたくないのかって質問をしてー



「えっ、アルベドさんは、聖女としての力の理由を知っているのですか?!」



聖女としてのチート能力の理由が解ると思い驚きの声を出してー



「ああ、聖女としての力の理由を知っている人ならば知っているぞ。

善は急げだ。

今から行こう、真白」



アルベドは、聖女の力を知っている人の情報を教えてくれてー



「アルベドさん、その人の事を知っている人のいるところは、遠いのですか?」



聖女の事を知っている人の場所を質問をしてー



「世界樹が立っているエルフ国のアイリーンに住んでいる王女様ならば知っているはずだ。


妾(わらわ)の翼ならば1時間くらいでエルフの国に着くはずだ。


もちろん行くよな?」



アルベドは、自分がボクをエルフの国に連れて行くのが楽しみでしかたがない様にニコニコ笑顔で質問をしてー



「はい、行きます!


マリアちゃん達も一緒に来てくれますか?」



聖女の事が解ると即答して行く事を賛同をして

マリアちゃん達も一緒に来てくれるのか質問をしてー



「真白様の行くところ何処にでも着いていきます」



マリアちゃんは、ほんのり顔を赤らめてボクに着いて行く事を即答してー



「俺も真白様と一緒に行くぞ」



マルコさんは、ボクと一緒に行く事を賛同してくれてー



「私も真白様と一緒に行きます」



アンジェさんも一緒に着いて行く事を賛同してー



「皆さん、ありがとうございます」



皆さんが着いて行く事を賛同してくれるのが嬉しくてニッコリと笑い

アルベドさんがドラゴンに変身するとボク達の乗っている馬車事エルフの国のアイリーンに向かって

アルベドさんが馬車をエルフの国のアイリーンの前に置くと門前のエルフの兵士が近づいてきてー



「お久しぶりです、アルベド様。


今日は、どうされましたか?」



エルフの兵士がおでこに手を置いて軍人みたいに敬礼をしてー



「王女様のターナに面会に来た。

通し願おうか?」



アルベドさんは、人間に変身すると王女様に会うのを許可を取ろうとしていてー



「は、はい、解りました!


こちらです!」



門番のエルフの兵士に連れられてボク達は、王女様の謁見の間に通されてー



「アルベド様、お久しぶりです。

今日は、どうされましたか?


ってその子は、今回召喚された聖女様なのですか?

噂は、聞いているよ。

確か真白さんだったよね。


なるほどね、そう言うことですか……

聖女様の事を聞きたいんですよね。

話しても良いですが聖女様1人だけにお話をします。

それで構いませんよね?」



ターナ王女様は、アルベド達が謁見の間に着たのを見て何か用事なのか質問をして

ボクに気が付いて聖女様の事が聞きたいのだと思い

ボクだけに聖女様の置かれている状況を教える事を約束をしてー



「はい、解りました、それで構いません。


ごめんなさい、皆さんは、少しだけ待っていてください」



王女様は、ボクにだけ話をするのに何か理由があると思い

マリアちゃん達に少しだけ待ってほしい事をお願いをして

王女様に連れられて王女の部屋に移動してー



「ここならば誰にも聞かれる心配がありませんね。

それでは、聖女様の事を教えます。


昔魔物達が大量発生して災害が起きて疫病も大感染して世界は、破滅へと向かっていた。

それを対処する為に異世界から聖女様を召喚する事になった。

でも普通の聖女様では、魔力不足で世界を救うまでの力は、なかった。

そして奇跡的に伝説の性別を見つけた……

その性別は、男の娘だった!」



王女様は、解りやすく昔の出来事を説明してくれてー



「ってちょっと待った!

男の娘って普通の女装をした男の子ですよね!

それっておかしいでしょう!

子供も産めないんですよ!」



王女様の話がおかしすぎて鋭い突っ込みを入れようとしていてー



「何を言っているんだ?

男の娘は、赤ちゃんくらい産めるぞ」



ボクの言っている意味がおかしいみたいにきょとんとしながら答えてー



「えっ、男の娘は、赤ちゃんを産めるですか!?

男の娘は、凄すぎでしょう!

ってそんな訳ないでしょう!」



王女様がそも当たり前の様に話すから王女様の言葉を信じそうになってすぐに無理だと突っ込みを入れようとしてー



「実際に聖女様が子供を産んだ事があるぞ。

そしてその聖女の子供の子孫があなたつまり聖女を召喚した国のエルガルドフの王族だ」



王女様は、問題発言を簡単に言うように教えてー



「ってボクを召喚した国の王族が男の娘の聖女の子孫なの!?」



王女様の問題発言を聞いて大声を出して驚いてー



「確か聖女が最高11人産んだって記録に残っているはずだぞ……」



王女様は、男の娘の聖女の産んだ子供の人数を思い出して教えてくれてー



「それは、産みすぎでしょう!

はっきり言ってサッカーのチームが人数でしょう!

そんなのってあり得ないですよね!」



王女様の情報がとんでもなさすぎて大声で突っ込みを入れてー



「何を驚いておる。

お主も男の娘の聖女だろ。

赤ちゃんを産める事が出来るはずだぞ」



王女様は、ボクも赤ちゃんを産めるて世界最大の爆弾発言を教えてくれてー



「な、なんとボクにもそんな機能があるだなんてあり得ません!

うぅ……自分の事なのに自分が怖いですよ……」



ボクに赤ちゃんを産める機能があるのに驚いて地面に両手を付いて落ち込んでー



「ごほん、つまり男の娘が世界を救う力になるわけだ。

実際に男の娘の聖女様に何回も世界が救われているからね」



王女様は、話を戻す為に一回咳をすると男の娘が世界を救う発言をしてー



「うぅ……知りたくなかった世界の闇を知った感じがします……」



王女様の発言を聞いて知りたくなかった真実だったと思い



「男の娘の聖女の魔力は、莫大ですからね。

男の娘の魔力の莫大な理由は、詳しく判明されていませんが……

これからも聖女の真白の力に頼る事になると思います。

これからも聖女としての力を私達の助けを頼む事になると思います。

ですのでこれからもよろしくお願いします。

私に出来る事があれば手助けをさせてもらいます」



王女様は、深々と頭を下げてこれからも私達に手を貸してほしいとお願いをしてー



「解りました、ボクに出来る事があれば手助けをさせてもらいます」



この世界に召喚された意味を理解するとボクに出来る事は、何でもしようと考えていて

王女様と別れてマリアちゃん達のところに戻ってー



「お帰りなさい、真白様。

お疲れみたいですね。

聖女様の事で大変な事を聞かされたみたいですね。

私が何が出来るか解りませんが何か出来る事が合ったら言ってくださいね。

私達は、真白様の手助けをさせてもらいます」



マリアちゃんは、ボクの疲れている態度を見てさぞ大変な事を聞かされたと思いボクの力になってくれる事を約束をしてくれてー



「ありがとうございます、マリアちゃん。

その時は、よろしくお願いしますね」



マリアちゃんの気遣いが嬉しくてニッコリと笑い感謝の気持ちを表して

お城から出るとアルベドさんがドラゴンに変身してボク達をお城に運んでくれて

この時のボク達は、この後にさらに大変な事が起こるだなんて思ってもいなかった。



~つづく~

  • No.277 by 乃木坂桜  2020-08-08 17:29:17 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第9話~

ボクは、2と5パズルピースを順番にはめて

そしたら宝箱をすんなりと開いてー



「やっぱり答えは、25だったんだね」



自分の考えが合っていると解ると安心した様に微笑んでー



「しのりんは、頭が良いよね。

問題がちんぷんかんぷんだったのに良く答えが解ったよね」



紅葉ちゃんは、ボクが問題を解いたのを凄く思い感心した様にボクを見つめー



「そんなの簡単だよ。

数字に言い換えれば良いんだよ。

いやなやつを18782って言い直せるでしょう。

みなごろしは、37564に言い直せるでしょう。

だからね。

18782(いやなやつ+18782(いやなやつ)=37564(みなごろし)ってなるんだよ。

み+な+ご+ろ+しは、3+7+5+6+4になるんだよ。

そして3+7+5+6+4=25って事で答えが25になるんだよね」



ボクの考えを紅葉ちゃん達に教えてー



「やっぱり私の紫乃先輩は、凄いですよね!」



瑠璃ちゃんは、尊敬な眼差しでボクを見つめー



「やっぱり私のお姉ちゃんは、凄いよね!」



茉白ちゃんは、ボクを尊敬した様に目をキラキラと輝かせて

茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、互いを見つめ合い火花を散らしていてー



「あれ、宝箱に何か入っているよ」



紅葉ちゃんは、宝箱の中に入っている紙を取ると宝箱が消えて

変わり赤色の扉と青色の扉と黄色の扉と白色の扉と緑色の扉の扉の五個出現をしてー



「あれ、紙になんか書いてあるよ。

えっと『ろびのおいあらと=6+(-2)+1+(-4)+2+5+(-6)+6』だってどう言う意味なのかな?」



紅葉ちゃんは、紙に書かれている内容を読むと意味が全然解らなくて考え込んでー



「+と-って行ったり来たり進んだり戻ったりしているみたいですよね」



瑠璃ちゃんは、問題の文章を見て考え込みながら呟いてー



「進んだり戻ったり……?

あれ、もしかしてそれって……

ってことは、この様に読み変えると……

そうか、答えが解ったよ!

答えは、この扉だ!」


ボクは、正解だと思う色の扉を開けようとして

そしたらー……



ーto be continuedー

  • No.278 by 乃木坂桜  2020-08-08 18:19:43 

すいません、問題をまちがいました。

『ろびのおいあらと=6+(-2)+1+(-4)+2+5+(-6)+5』が正解の問題です。

回答編だけ投稿しますね。

あとで謎解きの問題も合わせて完成編を書きますね

  • No.279 by 乃木坂桜  2020-08-08 18:24:33 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第10話~

青色の扉を開けると扉の中に入ると無事に次の部屋に出る事ができてー



「やっぱりこの扉が正解だったんだね」



正解の扉を通れたのが安心をしてー



「やっぱり私の紫乃先輩は、素敵です……

本当に頭が良いのですね。


でも紫乃先輩は、何で答えが解ったのですか?」



瑠璃ちゃんは、恋する乙女の様にうっとりとほんのり顔を赤らめてボクを見つめー



「瑠璃ちゃんの進んだり戻ったりって言葉で気がついたんだよ。

問題文が『ろびのおいあらと』で+6ってことで六文字目が『あ』で-2って事は、あから2文字戻ると『お』で+1って事で1文字進んで『い』で-4って事で四文字戻ると『ろ』で+2って事で2文字進むと『の』で+5ってことで5文字進むと『と』で-6って事で6文字戻ると『び』で+5って事で5文字進むと『ら』ってことだよね。

それを全て合わせるとあおいろのとびらで正解だよ」



ボクの考えた答えを自信満々に教えてー

~つづく~

  • No.280 by 乃木坂桜  2020-08-08 20:26:07 

ついでにさらにレベルを上げた問題です。
答えは、あとで書きます。
usiarmak=F+(-E)+D+B+(-E)+B+D+(-E)

  • No.281 by 乃木坂桜  2020-08-10 19:10:47 

すいません、謎解きの問題を変えました。

  • No.282 by 乃木坂桜  2020-08-10 19:11:21 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第10話~

紫色の扉を開けると扉の中に入ると無事に次の部屋に出る事ができてー



「やっぱりこの扉が正解だったんだね」



正解の扉を通れたのが安心をしてー



「やっぱり私の紫乃先輩は、素敵です……

本当に頭が良いのですね。


でも紫乃先輩は、何で答えが解ったのですか?」



瑠璃ちゃんは、恋する乙女の様にうっとりとほんのり顔を赤らめて私を見つめー



「瑠璃ちゃんの進んだり戻ったりって言葉で気がついたんだよ。

問題文は、usiarmak=F+(-E)+D+B+(-E)+B+D+(-E)でしょう。

アルファベットは、1,2,3,て数えるのをA,B,Cって数えれるでしょう。

usiarmakを考えるとアルファベットをAから順番に数えるとFは、6番目って事でm

次のEは、アルファベットをAから順番に数えると5番目って事で-って事は、mから5文字戻ってu

次のDは、アルファベットをAから順番に数えるとuから4番目に数えて進んでr

次のBは、アルファベットをAから順番に数えるとrから2番目に数えて進んでa

次の-Eは、アルファベットをAから順番に数えてaから5番目に数えて戻りs

次のBは、アルファベットをAから順番にsから数えて2番目に進んでa

次の-Eは、アルファベットをAから順番にaから数えて5番目ででも-がついているから5文字戻ってs

次のBは、アルファベットをAから順番にsから数えて2進んでa

次のDは、アルファベットをAから順番にaから数えて4進んでk

次の-Eは、アルファベットをAから順番にkから数えて5でこの場合-だから5戻ってi

+だからそれを合わせるとmurasakiってなります。

それをローマ字呼びをするとむらさきになります。

むらさきは、紫色になるでしょう。

だから答えは、紫色の扉が正解だよ」



自分の考えた答えを自信満々に教えてー



「やっぱり凄いよね!

しのりんは、名探偵だね!」



紅葉ちゃんは、尊敬な眼差しでニコニコ笑顔で見つめー



「でもこの部屋ってなんなのでしょうか?

肖像画が外国人みたいですが……」



瑠璃ちゃんは、戸惑いながら周りを見渡して

壁には、ダビデ王とランスロットとユディトとヘクトールの肖像画がかけられていて

剣の絵柄と聖杯の絵柄と+記号の書かれたカードがテーブルの上に置いて

扉には、0から99までの数字が書かれてダイヤル錠ついているドアノブがありー



「わーー、凄いよ!

肖像画に描かれている人物って歴史で有名な人物ばかりだよ!

ダビデ王は、旧約聖書に登場する古代イスラエルの王なんだよ!

ランスロットは、アーサー王に仕えた円卓の騎士だったんだよ!

ユディトは、ジュディスとも呼ばれていてユダヤの女戦士でもあるんだよ!

ヘクトールは、ギリシャ神話の戦士、トロイ王国の王子でもあるんだよね!

実は、カール大帝の12人の勇士の1人のローランという説もあるんだよね!」



茉白ちゃんは、興奮した様に目をキラキラ輝かせて肖像画を見つめー



「そう言えば茉白ちゃんって歴史の人物が好きだったよね。

特に世界の歴史の人物が好きだったよね」



茉白ちゃんが肖像画を嬉しそうに目をキラキラ輝かせて見つめていたのを見て

そんな茉白ちゃんが可愛らしなって思いクスって笑いー



「でもこの剣と聖杯と+のカードに何か意味があるのかな?

でもこのカードってカードゲームのカードみたいで格好いいよね!

カードゲームのカードって攻撃力が高いカードが好きなんだよね!

高い攻撃力でチート攻撃でバシバシと無双するのが良いんだよね!」



紅葉ちゃんは、テーブルの上に置いているカードの絵柄を見てカードゲームみたいだと思い

興奮した様に息を荒くして私に近づいてカードゲームの良さを表してー



「まったく紅葉は、仕方がないな……

ゲームがとっても好きなんだから……


そう言えば剣と聖杯のカードって何処かで良く似た物をみた気がするんだよね。

何処だったかな……?

凄く身近な物の気がするんだよな」



桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて

剣と聖杯のカードを何処かで見た事があると思い一生懸命に何処だったのか思い出そうとしていてー


「カードゲーム……

身近な物……

あれ、そう言えば、この人物達って確かあのカードゲームで表していたよね。

それならばあれとこれをたすと……

答えが解ったかも!」


ダイヤルをある数字に合わせて扉を開けようとして

そしたらー……



ーto be continuedー

  • No.283 by 乃木坂桜  2020-08-15 18:04:08 

~百合注意~

(閉鎖空間脱出物)

~運命に導かれて~

~第11話~

扉のダイヤルを25に合わせるとすんなりに扉が開いて次の部屋に入る事ができてー



「やっぱり正解の数字は、これだったんだね」



正解の数字をちゃんと入れる事ができて安心した様に微笑んでー



「ねえ、しのりんは、何で答えが解ったの?

この絵柄は、何のカードゲームだったの?」



紅葉ちゃんは、答えが全然解らず何で答えが解ったのか質問をしてー


「カードゲームは、トランプだよ。

スペードは、剣を、クラブは、こん棒を、ダイヤは、貨幣を、ハートは、聖杯をそれぞれ表しているんだよ。

スペードのキング(K)は、旧約聖書に登場する古代イスラエルの王のダビデ王、クイーン(Q)は、ギリシャ神話の戦いの女神のパラス・アテナ、ジャック(J)は、シャルルマーニュの騎士のオジェ・ル・ダノワ

ハートのキング(K)は、シャルルマーニュとも呼ばれている西ローマ帝国皇帝のカール大帝、クイーン(Q)は、ジュディスとも呼ばれていてユダヤの女戦士のユディト、ジャック(J)は、ラハイヤとも呼ばれていてシャルル7世の傭兵隊長のラ・イール

ダイヤのキング(K)は、古代ローマ帝国皇帝のジュリアス・シーザー、クイーン(Q)は、旧約聖書のヤコブの妻のラケル、ジャック(J)は、ギリシャ神話の戦士でトロイ王国の王子のヘクトールでカール大帝の12人の勇士の1人ローランという説もあるんだよ。

クラブのキング(K)は、マケドニア国王のアレキサンダー大王、クイーン(Q)は、アルジーヌで女王を意味するラテン語のアナグラムって言うんだよ、ジャック(J)は、アーサー王に仕えた円卓の騎士のランスロットだよ。

それぞれこの例えられるんだよ。

剣の絵柄つまりスペードと聖杯の絵柄のハートで例えるよね。

ダビデ王は、スペードの13とユディトは、ハート12ってのを表すんだよ。

つまり13+12=25って事で答えが25なんだよね。


紅葉ちゃんのカードゲームみたいって言葉と桃花ちゃんの身近な物って言葉でトランプだと解ったんだよ。

ありがとうね、桃花ちゃん、紅葉ちゃん」



紅葉ちゃん達に答えを教えるとヒントをくれた紅葉ちゃんと桃花ちゃんに感謝の表してー



「うん、どういたしまして、しのりん!」



紅葉ちゃんは、ニッコリと笑い私の気持ちに答えてー



「いや、別に……紫乃の謎解きの手助けができたみたいで良かったよ……」



私に感謝を言われると恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべてー



「でも部屋には、車が五台止まっているんだね」



紅葉ちゃんは、周りを見渡して

部屋の中には、車が5台止まっていて

車にナンバープレートが、ついていて

ナンバープレートにそれぞれ『お36-87』『し23-12』『あ65-63』『ん85-67』『へ13-75』って書かれていて



「でも車が合っても、誰も運転できないよね。

うん、この謎解きは、解くの無理だね!」



紅葉ちゃんは、自信満々に運転ができないから、謎解きが無理宣言をしてー



「大丈夫です、お姉さん。

この車は、自動運転です。

運転の技術は、いりませんから安心してください」



アンちゃんは、紅葉ちゃん達の前で飛び回り車の情報を教えてくれてー



「でも車に乗らないと、次の部屋に、行けないよな。

さすがに歩いてだったらあの針だらけ通路は、通れないしな……」



桃花ちゃんは、出口の前の通路に並べてある針を見て

さすがに歩いては、無理だと思い苦笑いを浮かべー



「でもこのナンバープレートのひらがなって、不吉な文字や、見分けにくい物が、多いですよね。

まるで偽物のナンバーみたいですよね……」



瑠璃ちゃんは、じっくりと車のナンバープレートを見て

自分の思っている事を知らせてくれてー



「不吉や見分けにくい……

そう言えばこのひらがなって不吉や下品な意味を表すよね

それにこのひらがなも見分けにくいし……

でもどちらが本物のなのかな?

でもこの場合は、最初の方が本物って事だよね……

ねえ、皆、この車に乗って!」



車のナンバープレートをじっと見て考え込んで

でも瑠璃ちゃんの言葉であることに気がついて

瑠璃ちゃん達にあるナンバープレートの車に乗る事を勧めて

私達は、あるナンバープレートの車に乗って

すると車が動き出して

そしたらー……



ーto be continuedー



  • No.284 by 乃木坂桜  2020-12-18 16:36:43 

実は、今は、悪役令嬢に嵌まっていますからその小説を書きました。

宜しかったら読んで下さい

  • No.285 by 乃木坂桜  2020-12-18 16:37:57 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第1話~

『危ない!?』



突然誰かの声が聞こえたかと思うと突然頭に激痛を感じると倒れて気を失い

頭の中にある映像が浮かび上がって

部屋の中に立っていて

部屋の中は、漫画やゲームソフトが散らかっていて

部屋に置かれている鏡には、狸顔の黒髪のショートカットの女の子が立っていて



『なんなのよ、この冴えない女の子は……』



ふとテレビの方に顔を向けるとやりかけの乙女ゲームのゲーム画面が写し出されていて



『確か私が気に入りの乙女ゲームの「聖フォルテ学園~運命に選らばれし者~」だったよね……』



確かゲーム内容は、復活する魔王に対抗するために勇者学園が設立されて

その学園に平民の主人公のヒロインのアイリス ・クロフォードが学園に入学するところから話が始まるんだよね。

格好良くて可愛らしい男の子達が登場するのが魅力的なんだよね。

でも何よりも私の推しは、主人公のヒロインのアイリスちゃんなんだよね。

女の私から見ても可愛らしくて優しくてマジ天使だよ!

こんな子誰でも好きになるよ!


そして場面が変わり乙女ゲームの聖フォルテ学園を夜遅くまでしたために寝坊してしまい

慌てて家を走って出ると直後に車に当たりそれいこうの記憶がないー……



「……ジュ様、アン……様、アンジュ様、しっかりしてください!」


ゆっくりと目を開けると目の前に天使がいて

心配そうに私を覗き込んでいる天使みたいな女の子は、160cmくらいで背中まで伸びた蜂蜜色の癖っ毛ですみれ色の丸型二重も綺麗で華やかな顔立ちではないが可愛らしい印象の私の好みその者の女の子だった。


「良かった、気がつかれたのですね。


大丈夫ですか?

頭に建物から落ちてきた植木鉢が当たったのですよ」



天使みたいな女の子は、心配そうに私の顔を覗き込んでいて



「んっ、私は……はっ!?ご、ごめんなさい。

私は、あなたに何て謝ったら良いのか。

今までの事の償いは、必ずいたします!」



天使みたいな女の子の名前をアイリスって思い出して

アイリスちゃんに犯罪まがいの嫌がらせをしていた事も思い出して慌てて頭を地面に着けて土下座をして謝り



「ア、アンジュ様!?

そんな事をするの止めて下さい!?

私は、気にしていませんから!?」



アイリスちゃんは、私が土下座をしたのを見て慌てて私の肩を触って

自分が気にしていないことを優しく知らせてくれて



「この償いは、必ずします!

本当に申し訳ありませんでした!」



頭を何回も地面に叩きつけて謝り

アイリスちゃんから逃げる様にその場を去って行こうとして



「ア、アンジェ様!?

お待ち下さい!

ちゃんと手当てをしないといけません!」



アイリスちゃんは、私の怪我を心配してちゃんと治療をしないといけない事をお願いをして

でも私は、これまでしたアイリスちゃんにしたことが申し訳なく思い

アイリスちゃんが止めるのを無視して走って逃げて

自分の寮の部屋に戻るとそのまま自分のベッドに飛び乗り



「あーもうーーアイリスちゃんたら可愛らしかった!

でもアイリスちゃんがこの世界に存在するって事は……

乙女ゲーム聖フォルテ学園の世界に転生したって事だよね。

まさか、漫画やゲームやアニメの中である事をじかに体験するとはね……

まあ、せっかくだから乙女ゲームの世界を楽しもうと!


……ってちょっと待って!

確か私って悪役令嬢のアンジュ・メルシエに転生したんだよね!?

アンジュの末路って確か復活した魔王としてアイリスちゃんに殺されていたよね!?

良くて幽閉か国外追放だったよね!?

幽閉も殺されるのも嫌だ!


うん、よしこれは、国外追放を狙おう。

さーて、死なない様に国外追放を目指して頑張るぞ!」



ベッドの上で枕に顔をつけて気持ち悪いぐらいくねくねと体を動き回して

アイリスちゃんの可愛らしさの興奮を表して

ふと自分の今まで行動と何て呼ばれていたのか思い出して

自分が悪役令嬢のアンジュに転生した事に気が付いて顔が真っ青になりどうしようか悩んで

結局国外追放になる為に頑張る事を決めて

右手を天井に向ける様に上げて国外追放の為に頑張る事を高々と宣言をして

次の日、自分の能力を確認をする為に放課後の学校の裏庭に向かって



「よし、この時間は、誰もいないみたいだね。


この破滅世界を生き抜く為に自分の能力を把握していないと駄目だよね。

確か私の属性って闇魔法だったよね。

最初は、初級の魔法を試してみよう。


『ダー◯アロー!!』」



何回も周りを見渡して誰もいない事を確認して

四メートルぐらいある大きな木の前に立って

右手を大きな木の方に向けて

初級魔法のダーク◯ローを放つ為に呪文を唱えて

すると手のひらから黒色の槍が出てきてそのまま大きな木に向かって行き

大きな木にぶつかって

大きな木は、見る影もないほどに木っ端微塵になり

さらに黒色の槍は、大きな木の後ろにある学園の壁を突き破ってそのまま草原を通り過ぎて行き槍が目から見えなくなって



「え、えっと、たまたまだよね……

目、目眩ましならばこんな事は、起こらないよね。


『ダークラ◯ト!』」



自分の魔法の威力に戸惑いたまたまだと思い

他の魔法を試してみる事にして

両手を大きく広げて

目眩ましの魔法の『ダーク◯イト!』を唱えて

すると体の周りが黒く光初めて

気がつくと学園の全てが真夜中の様に暗闇に包まれて周りが何も見えなくなって



「か、解除、魔法解除!」



私は、慌てて両手を振り魔法の解除を祈って

すると闇が晴れていつものお日様が出ている明るい景色に戻り



「ここまできたらあの最終魔法を試したくなったかも。

さ、さすがにこの魔法は、使えないよね……


『ブラックホー◯!!』」



何でも魔法が使えるのが怖くなると同時にどこまで魔法が使えるか気になり

近くの山に両手を向けると魔力を込めて何でも吸い込む闇属性の1番最強の魔法『ブラッ◯ホール』を唱えて

すると山がブラック◯ールに一瞬で吸い込まれて山が跡形もなく消えてしまい



「あ、あははー……チート過ぎるでしょう……

アンジュの魔力は、凄かったけれどもここまででなかったよね。

もしかして私が転生者だからなのかな?

ま、まあ、魔力があるのにこした事は、ないよね。

自分の魔力が解った事だし今は、それで良いよね。

うん、取り敢えずこの魔力は、秘密って事にしておこう。

それにこの力をアイリスちゃんの為に使おう。

うぇへへーー、いずれはアイリスちゃんとあんなことやこんなことが出来る仲になれば良いよねぇーー」



自分のチート能力に戸惑い

今は、深く考えるのを止めると他の人に自分の能力を秘密にしようと心に決めて

自分のチート能力でアイリスちゃんと仲良くなりいかがわしい事が出来る仲になる事を邪な考えをして

変質者の様に顔がニヤニヤとにやけていて

でも私が試した魔法の試した時の昼間の出来事が大事になっていたって思わなかった。


ーTo Be Continuedー

  • No.286 by 乃木坂桜  2020-12-18 16:39:02 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第2話~

私の育ての親は、解りません。

私は、赤ちゃんの時に施設に預けられました。


アイリス ・クロフォード、この名前が好きです。

血の繋がった親がつけてくれた唯一の私へのプレゼントだからです。

七歳の時に光の魔法に目覚めて

私の光の魔法に目をつけられた聖フォルテ学園の学園長に入学させられる事になって

でも孤児の私に友達が出来る訳がなくて孤児だからって反対に虐められてばかりで

特にルイ・ローラン王子の婚約者であるアンジュ・メルシエ令嬢様に目の敵の様に虐められていて

生徒会室に向かう途中にいつもの様にアンジュ様に裏庭に呼び出されて



「アイリスさん、話がありますわ。

少しだけ宜しいかしら?

もちろんアイリスさんに拒否権は、ありませんわよ」



アンジュ様が私の前に立ち両腕を軽く組んでプレッシャーをかける様に私を睨んでいて



「は、はい、解りました、アンジュ様……」



小さく頷いてアンジュ様の後をついて行くと校舎の裏庭に着いて



「アイリスさん、最近、生意気ですわ。

平民の癖に生徒会に入り男性にも色目を使い自分の立場をわきまえなさい!」



アンジュ様は、腕を組んで私を攻める様に睨んでいて

私は、『またか』って思って

いつも色々の人に虐められて虐げられていてばかりで

なれたって嘘になるけれどもやっぱり良い気がしない



「ご、ごめんなさい、アンジュ様……」



私は、つらそうに俯いてアンジュ様に謝り

アンジュ様の怒りが少しでも落ち着ければ良いと思い



「っ!?

あなたは、どこまで私を愚弄するつもりなのよ!?

いい加減にしなさい!!」



アンジュ様は、怒った様に顔を真っ赤にして

右手を大きく振り上げて

私を叩こうとしていて

ふと、校舎の窓から植木鉢がアンジュ様の頭の上に落ちてくるのが見えて



「危ない!?」



私は、慌ててアンジュ様に危険を忠告をしようとしていて

忠告したのがむなしくアンジュ様の頭に植木鉢が当たり

アンジュ様が倒れて気を失って



「アンジュ様、大丈夫ですか!?

しっかりして下さい、アンジュ様!!」



慌ててアンジュ様の肩を揺すり

アンジュ様の体調を確認をしようとして

しばらくするとゆっくりとアンジュ様が目を開けて

恋する乙女の様に夢心地みたいにうっとりして私を見つめていて



「良かった、気がつかれたのですね。


大丈夫ですか?

頭に建物から落ちてきた植木鉢が当たったのですよ」



アンジュ様が気が付いたのを見て安心をして

でもアンジュ様がどこも体の異常がないかって心配をして



「んっ、私は……はっ!?ご、ごめんなさい。

私は、あなたに何て謝ったら良いのか。

今までの償いは、必ずいたします!」



アンジュ様が慌てると突然頭を地面に着けて土下座をして謝り



「ア、アンジュ様!?

そんな事をするの止めて下さい!?

私は、気にしていませんから!?」



アンジュ様が土下座をしたのを見て慌ててアンジュ様の肩を触って

気にしていないことを優しく知らせて



「この償いは、必ずします!

本当に申し訳ありませんでした!」



アンジュ様は、頭を何回も地面に叩きつけて謝り

私から逃げる様にその場を去って行こうとして



「ア、アンジェ様!?

お待ち下さい!

ちゃんと手当てをしないといけません!」



アンジュ様の怪我を心配してちゃんと治療をしないといけないって思い

私が止めるのを無視して走って逃げて行って



「アンジュ様、いったいどうしたのかな……?

気が付く前と後でまるで別人の様てした。

それにアンジュ様が気が付いた後に感じたあの膨大な闇の魔力は、いったいなんだったのでしょうか?

アンジュ様から感じた闇の魔力が怖い物ってよりも暖かくて心が落ち着いた感じがしました……」



アンジュ様が去って行った方向を呆然と見つめていて

生徒会室に向かう途中にアンジュ様に似た膨大な闇の魔力を感じたと思うと大きな爆発音が聞こえてきて



「た、大変だ!?

学園を護っている壁が壊されたぞ!?」


「学園の中から攻撃を受けたらしいぞ!?」


「この学園の結界魔法は、絶対でないの!?」



学園の外壁が壊れた事に生徒も先生もパニックを起こして沢山の悲鳴が聞こえてきて

またアンジュ様の闇の魔力が感じたと思うと今度は、学園が真夜中の様に真っ暗になり



「何も見えない!?」


「世界は、闇に包まれたのか!?」


「いやーー!?

きっと魔王が復活したのよ!?」



学園の生徒も先生も錯乱して悲鳴をあげまくり

しばらくすると暗闇が晴れて

またアンジュ様の闇の魔力の感じたと思うと今度は、空気の振動と耳鳴りがする様な音が響いたと思うと山が黒色の玉に吸い込まれて山が綺麗に消えてなくなり



「悪魔や魔物の巣窟で誰も人間は、立ち入れないの魔の山と恐れられている山が一瞬で消えたぞ!?」


「きっと魔王が自分の魔力を溜める為に生け贄にしたのよ!?」


「終わりだ!?

世界の終わりだ!?」


「いやーー、死にたくない!?」


「誰か助けてー!?」



学園の生徒も先生も悲鳴をあげて錯乱して気を失う者も現れて

ただ私だけが冷静で周りを見渡していて

この魔力の持ち主が邪悪な者の様に思えなかったからかも知れない



「アイリス、こんなところにいたのか?

直ぐ生徒会室に来てくれ。

今から先生と一緒に魔王復活の可能性の会議をするそうだ」



声をした方を振り向くと生徒会の副会長でこの国の王子様でもあるルイ・ローラン様が立っていて



「その事ですが……いえ、何でもありません。

直ぐに生徒会室に向かいます」



私は、この現象の正体を知らせ様と思い

でもアンジュ様に迷惑がかかると思いなおして知られるのを止めた

今のアンジュ様は、悪い人に思えなかったから。

私は、ルイ様と一緒に生徒会室に向かった。



ーTo Be Continuedー


  • No.287 by 乃木坂桜  2020-12-27 20:42:19 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第3話~

私が魔法を試し打ちをしてから寮に戻ってきて



「お帰りなさいませ、アンジュ様」



寮に戻ると部屋の中で私の専属メイドのメルシエ・セラが立っていて

セラは、赤色の瞳と髪が綺麗で背丈178ぐらいだった

セラは、軽く頭を下げて私に挨拶をして



「あっ……ただいま、セラ。


ねえ、セラ、大切な話があるの。

聞いてくれる?」


私は、セラに今までしていた我儘の事を思い出して

セラに今まで我儘の事を謝ろと思い

優しくセラに話し掛けて


「す、すいません、また何か怒らせる様な事をしましたか?」


セラは、私に怒らせたと思い慌てて頭を下げて謝り


「ち、違うの、今まで私の我儘を聞いてくれてありがとう。

それからごめんね、セラの気持ちを考えないで辛く当たってしまって。

これからはセラの重みにならない様にもっと頑張るから私の事を見捨てないで側にいてくれない?

セラの事を本当の家族のお姉ちゃんの様に大切に思っているのよ。

だからこれからも私の側にいてくれない?」


セラに誠意を込めて謝る様に頭を深々と下げて

セラの事を大切に思っているからこれからも側にいてほしい事をお願いをして


「も、もったいない言葉です。

そう思っていてくれただなんて今まで仕えてきたかいがあります。

うぅ……ありがとうございます、アンジュ様」


セラは、私の言葉が嬉しくて地面に座り込んで涙を流してわんわん泣いて


「わわ、大丈夫、セラ!?」


セラが涙を流して泣いたのをみて慌ててどうしたか良いのか解らずおろおろとして


「うぅ……だ、大丈夫です。

見苦しところをお見せしました。

これから一生アンジュ様に仕えさせてもらいます!」


セラは、ハンカチで自分の涙を拭いて私の両手を握り締めて

目を輝かせて一生私に仕える宣言をして


「あ、ありがとう、セラ。

でもセラにも結婚とかあるし一生って訳に行かないでしょう。

だから無理をする必要がないんだよ」


セラのあまりにもぐいぐい来る行動に戸惑い

無理をしない事をセラにお願いをして


「いえ、アンジュ様こそ、私の生きがいです!

結婚なんかしません!

むしろアンジュ様と結婚をしたいほどです!」


セラは、興奮した様に息を荒くして私の両手を握り締めて

とんでもない発言を宣言をしていて


「その……ありがとう、セラ?」


セラの言っている意味は、良く解らなかった

戸惑いながら疑問系で感謝の気持ちを表して

実は、このセラと言うアンジュの専属メイドに悲しい出来事があり

魔王として目覚めたアンジュを止めようとして殺されているんだよね。

あんな悲しい結末にならない様にするために破滅フラグを折らないとって改めて心に誓った。


ーTo Be Continuedー

  • No.288 by 乃木坂桜  2020-12-30 14:54:49 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第4話~

セラを死なせないって心に決めて次の日学校に向かって

登校途中で生徒達が慌ただしほど噂話に盛り上がっていて


「聞いたかよ、魔王が蘇ったらしいぞ」


「ああ、聞いたぞ、昨日学園に攻め込まれたらしいぞ」


「山が消えたのもその魔王の仕業だってよ」


「魔王が復活するのは、まだ先でないのかよ」


「魔王が復活だなんてこの世界は、どうなるのよ……」


学園の生徒達が魔王復活の話に盛り上がっていて


「…………」


魔法を試しただけなのになんだか大事になってしまってない!?

昨日の出来事は、私が原因だと隠し通さないと

破滅しない為に無駄な争い事ははぶかないとね!


昼休みになるとアイリスちゃんのストーカー……でなくて見守るファンとしてアイリスちゃんを護る為に探すことにして


「えっと…アイリスちゃんは、何処かな?


あっ、アイリスちゃんを見つけた!

女の子同士が集まって何か話しているよね。

何を話しているのかな?」


アイリスちゃんを見つけて

数人の女の子と話しているのに気がついて

木の後ろに隠れて耳の聴覚に強化魔法をかけて

何を話しているのか盗聴しようとして


「アイリスさん、あなたは何をしたか解っているの?

平民の癖に生徒会に入って

それだけでなく殿方に色目を使って恥ずかしくないの?」


「どうせ、生徒会にも光の魔法と言う特別な力のお陰ではいれたのでしょう」


「だいたい孤児な癖に生意気なのよ」


数人の令嬢がアイリスちゃんを攻める様に周りを囲んで傷つける様な言葉を話していて


「す、すいません……」


アイリスちゃんは、恐々と俯いて謝っていて


「っ!?

謝って許させると思うのかしら?

いい加減にしなさい!」


令嬢の1人が手から炎を出してアイリスちゃんに近づいて


「さ、さすがにまずいって!?

ダークオーラ!」


令嬢にアイリスちゃんが怪我をさせられるって思い

慌てて茂みから出て右手を炎を出している令嬢の方に向けて

体から黒いオーラを出して

黒い風が炎を出した令嬢に向かっていくと炎が消し飛び令嬢が転けて尻を地面につけて

令嬢達とアイリスちゃんは、恐々と私の方を向いて


ど、どうしよう、思わず魔法を使ってしまったよ……

これって破滅フラグへの道って訳でないよね!?

こ、こう言う時は、乙女ゲームの令嬢のとっていた態度を思い出して

よ、よし、行くぞ!


私は、心の中で気合いを入れて

乙女ゲームの令嬢が優雅に歩いている姿を思い出しながらゆっくりと歩き始めて


「これは、何事かしら?」


周りをプレッシャーをかける様に黒いオーラを出して令嬢達に近づいていき


「ア、アンジュ様……

そ、それは、ここにいるアイリスさんが立場を弁えていませんでしたわ。

ですから注意をしていただけです」


炎を出した令嬢は、恐々と私に反論しようとしていて


えっと…この令嬢の名前は、マリア・タチバナって言っていたよね。

確か努力家で素直になれないところは、あるけれども良い子って設定が合ったよね


私は、乙女ゲームの聖フォルテ学園の攻略本を読んだ情報を思い出して

どう態度をとるか決めて


「そんな事を言っては、駄目よ。

悪い子ね、マリア……

そんなに私に虐めてほしいのかしら?」


私は、マリアの頬っぺたを触ってから唇を撫でる様に触り

耳元で囁くと耳朶を軽く息を吹き掛けて


「きゃ!?あ、あの……その……」


マリアは、息を吹き掛けられると悲鳴を出して恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて


「解っているわ。

アイリスちゃんが羨ましいかったんでしょう。

マリアは、良い子だものね。

後で可愛がってあげるからおいたは、駄目よ。

仔猫ちゃん達も良いわね」


どす黒いオーラを出したままプレッシャーをかけて薄く微笑んでマリアの唇を離して

それから他の令嬢達の方を向いて色っぽく微笑んで


「は、はい、解りました。

これからそんな事をしません」


マリアは、顔を真っ赤にして俯きおろおろとしていて


「わ、解りました、アンジュ様」


他の令嬢も顔を赤らめておろおろとして


「解ったならば良いのよ。

行きなさい、仔猫ちゃん達」


自分の髪をかきあげて色っぽく微笑んで


「は、はい、失礼しました、アンジュ様!」


マリア達、令嬢は、逃げる様に去っていき


や、やってしまった……

何が仔猫ちゃんよ!?

うぅ……思い出しただけで恥ずかしくて死にそうよ……


「あ、あの、アンジュ様、助けてくれてありがとうございました」


アイリスちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて頭を下げてお礼を伝え


「えっ、いや、その……今のは、忘れてください!」


アイリスちゃんにお礼を言われるとさっきした恥ずかしい出来事を思い出して

恥ずかしくて逃げる様にその場を走って離れ様として


「えっ、アンジュ様!?

ま、待ってください!」


去ろうとする私を慌てて呼び止めようとして

でも恥ずかしくてアイリスちゃんの声を無視して去って行って


うぅ……何て事をしてしまったんだ……

思い出しただけで恥ずかしくて死んでしまいそうだよ……

でも今は、もう1つの破滅フラグを折らないといけないんだよね。

王子のルイ・ローラン様との婚約の解除をしないといけないよね。

卒業式にルイ様に婚約を解除されて

アイリスちゃんを虐めた罪により死刑または、国外追放されるんだよね。

破滅フラグを折る為にルイ様との婚約を解除しないといけないよね。

そうすれば卒業式の断罪イベントが起こらないはずだよね。

それにしても婚約解除+死刑または、外国追放と言い魔王復活と言い破滅フラグが多すぎるよね。

よし、なんとしても破滅フラグを折るよ。

破滅フラグなんかに負けないよ!


放課後になるとルイ様に婚約を解除してもらう為に会いに行って


「ルイ様、大切なお話があります。

少しだけよろしいでしょうか?」


教室を出て行こうとするルイ様を呼び止めて

大切な話がある事を知られて


「俺に話があるのかい?

込み入った話みたいだね。

良いよ、着いて来てくれるかな?」


ルイ様と一緒に中庭の人がいないテラスに向かって


「この時間ならば誰も来ないはずだよ。

それでは、話を聞こうか?」


テラスに着くとルイ様がベンチに座り

私の心を覗き込む様に私を見つめ


えっと……何て言った良いのかな……

そう言えば乙女ゲームや漫画のシチュエーション合ったよね。

よし、行くよ!


「私の道を進む為にルイ様との婚約を解除させてもらいます。

ルイ様は、本当の好きな人と幸せになってください」


髪をかきあげて妖艶に色っぽく微笑んで

自信満々にルイ様との婚約解除をお願いをして


「ぷっ、あははー、アンジュは、面白い事を言うね。

ますます興味が出てきたよ。

だから婚約は、解除をしないからね」


ルイ様は、楽しそうに口元を押さえてクスクスって笑い

満面な笑みを浮かべて婚約解除をしない宣言をして


「この話は、終わりだ。

俺は、今から生徒会室に向かうからまたね、アンジュ。

ちゅっ……」


甘いスマイルを浮かべて私のおでこにキスをすると軽く右手を振り去って行って

私は、ルイにおでこにキスをされると顔がトマトの様に真っ赤になり


「ど、どうしてこうなった!?

確かゲームでは、私には、全然興味がなかったよね

はっ、まさか、アイリスちゃんとの恋愛の為に私を捨て石にするつもりなの!?

アイリスちゃんは、私の物よ!

絶対ルイ様に負けないからね!」


私は、ルイ様に負けない事を改めて心に決めて


そう言えば今日って入学して1ヶ月たったよね。

確か学園の襲撃イベントが合ったはず

このイベントでアイリスちゃんが意識不明の大怪我をしたんだよね。

アイリスちゃんを絶対護らないと!

アイリスちゃんに危害を加える奴には、地獄への一方通行の片道切符をお見舞いしてあげるからね!


私は、どす黒いオーラの波動を出して

学園の生徒や先生の使い魔達も学園の動物達もどす黒いオーラの波動を感じて気を失って

後に魔王復活の前触れって恐れられたりする。


ーTo Be Continuedー

  • No.289 by 乃木坂桜  2020-12-30 20:19:18 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第5話~

俺は、魔王様を復活する為に色々と準備してきて

魔族の仲間を集めて人間を操って魔物を召喚して

順調に物事は、進んでいき

魔王様を脅かす光の魔法を操る女が学園に入学したって噂を聞いて

早めに魔王様の強敵になる前に排除する事にして

魔族と魔物を集めて寮を襲う為に学園の外に集まって


「そろそろ、行くぞ……」


人が寝ている真夜中になると右手を振って魔族と魔物達が敷地の中に入ろうとすると突然黒いの地面が沈み初めて

あっという間に先に突入した魔族達の姿が消えて



「い、いったい何事だ!?

魔力をまったく感じなかったぞ」


「おい、あそこに何かいるぞ!」


突然の出来事に戸惑い周りを見渡して

魔族の1人が壁の塀の上に立っている存在に気がついて

右手の指を指して知らせて


「ふふふ、今宵は、良い生け贄が揃っていることね。

私の餌になりたい子は、誰かしら?」


黒紙の女は、隠蔽魔法で俺達が見えていないはずなのに真っ直ぐと俺達を見つめていて

女に見つめられるだけで全身から冷や汗が出てきて

直ぐにヤバイ奴だと解り

女が右手の向けた思うと気がついたら黒色の針が魔族と魔物達の体が貫いていて

直ぐに黒色の影に沈んでいき


「くっ、撤退だ!

あんな化物がいるだなんて聞いていなかったぞ!」


俺は、仲間の魔族と魔物達に撤退を命じると逃げる様に去っていき



少しだけ離れた寮の屋上に1人の人間の男性が立っていて


俺は、人間と言う者が嫌いだ。

低俗で下品で人間なんか滅んでしまえって思ったりする。

だから魔族の襲撃の手助けをした。

魔族が攻め込むの見てこれで人間達がたくさん死ぬと思うと楽しみで仕方がなかった。

1人の令嬢が塀の上に立っているのに気がついて


「確かルイの婚約者のアンジュって言う令嬢だったよね。

何故あんなところにアンジュが?」


次の瞬間に魔族と魔物達が消えていき


「くっ、アンジュは、何者なんだよ!

くそ、あいつのせいで計画が台無しだ!」


俺は、女を恨んで睨んでいて

でも女が突然俺の方を振り向いて


「なっ、隠蔽魔法をかけているからこちらに気がつかないはずだろう!?」


ふと女の口が動いて何か話いて

俺は、口の動きの読心術で何を話しているか確認をして


「えっと……『今宵の小鳥は、良く鳴くことだ。遠く離れた仔猫ともじゃれあいたいことよね』

なっ!?

俺の事を仔猫だと!?

じゃれあうって俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すつもりなのか!?

早くこの場を離れないと!?」


俺は、女がここに来る前に自分の男性寮に戻って

次の日に学校に登校すると昨日塀の上に立っていたアンジュ令嬢を見かけて

アンジュは、俺に気がついて俺に近づいてきて


「ごきげんよう、ロベルト様

寝不足みたいですわね。

大丈夫ですか?

夜更かしで遊ぶのは、良いですが体を大切にしないと行けませんわ。

私も夜更かしで遊んでいたから他人に言えたことでありませんが……

互いに気をつけないと行けませんね」


アンジュは、妖艶に微笑んで

表向きは、私の体を心配をしている様に思えて

昨日の事を言っているって理解できて

俺は、殺されるって思い身構えて


「ロベルト様、肩に落ち葉がついてますわよ」


気がつくとアンジュは、肩に手を伸ばしていて

肩についている落ち葉を持っていて


なっ、この俺が簡単に周りに入られただと!?


「いつか遊びましょうね」


なっ、俺を遊ぶ様に惨たらしく殺すって言うのか!?


「約束ですわよ、ロベルト様」


くっ、何処に逃げても逃がさないって事かよ。


「それでは、失礼しますわ、ロベルト様」


アンジュは、じっと俺の瞳の中を見つめて

心の中を覗かれている様に思えて

鼻で笑われた気がするとアンジュは、去っていき


俺は、蛇に睨まれた蛙の様に何も言えなかった。

きっと昨日の事を言っているって理解できて

いずれ虫けらの様に殺すって宣言をしたことだと気づいて

あの女こそ魔王の生まれ変わりだ。

魔族すら自分の力をつける為の餌に過ぎなかったと言う事だ。

きっと今回の襲撃もアンジュの策略だったのだろう。

恐ろしい女だ……



ーTo Be Continuedー






  • No.290 by 乃木坂桜  2020-12-30 22:21:42 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第6話~

夜になると魔族の襲撃が来たらいつでも対処出来るように学園全体を見れる塀の上に立って


「なんとしてもアイリスちゃんを護らないとね!

取り敢えず塀の周りに罠を仕掛け方が良いよね。

ダークマーシュ(闇の沼)!」



塀の周りに近づいたら闇の中に沈むダークマーシュの魔法をかけて


「取り敢えずこれで少しは、敵の数を減らせるよね。

でも綺麗な満月だよね。

満月を見ていると中二病時代の事を思い出すよねーー」


満月を見上げていると中二病時代の時の事を思い出して

久しぶりに中二病の真似事ごしたくなり


「ふふふ、今宵は、良い生け贄が揃っていることね。

私の餌になりたい子は、誰かしら?」


自分の顔を右手で隠して中二病の決め台詞を決めて


「ダークニードル!」


何もない塀の近くに黒色の針を沢山放って

するとなんだか悲鳴が聞こえた気がして

良くダークニードルを放った方を見つめて

でも何もなくて気のせいだと思い

ますます中二病だった時の事を思い出して


「今宵の小鳥は、良く鳴くことだ。

遠く離れた仔猫ともじゃれあいたいことよね」


なんとなく男子寮の方を向いて

さらに痛い中二病発言をして


「うぅ……やっぱり中二病の真似事をしたら恥ずかしくなるよね……

って、魔族達の襲撃が遅くないかな?

そろそろのはずなのに…」


感知魔法を使って敵の反応を調べてみた

でも近くに敵の反応がなくて

結局その日は、朝になっても魔族達の襲撃がなくて


「ふぁーー、結局魔族達の襲撃がなかったよね……

ゲーム通りに行かない事もあるんだよね。

まぁ、アイリスちゃんが無事ならば他は、関係ないよね。

今日も愛しのアイリスちゃんの姿を見ないと!」


眠たいのを我慢してアイリスちゃんに会う為に学校に向かい

学校の登校途中にロベルト様を見掛けて


ロベルト・カーマイン様よね。

昨日の魔族襲撃の時に死ぬはずだったよね。

でも魔族の襲撃がなかったから死ななかったんだよね。

趣味は、小説を読むことだったよね。

いつも夜中まで小説を読んでいたよね。


「ごきげんよう、ロベルト様

寝不足みたいですわね。

大丈夫ですか?

夜更かしで遊ぶのは、良いですが体を大切にしないと行けませんわ。

私も夜更かしで遊んでいたから他人に言えたことでありませんが……

互いに気をつけないと行けませんね」


ロベルト様に近づいてきて

夜中まで小説を読んで無理をしない事を遠回しに知らせて


「ロベルト様、肩に落ち葉がついてますわよ」


ロベルト様は、何か考え事をしていたみたいで

いきなり私が肩についている落ち葉を取るのにビックリしていて


「いつか遊びましょうね」


私は、小説が好きな者同士仲良くなりたいと思い

小説の事で盛り上がる話をする約束をして


「約束ですわよ、ロベルト様」


もう一度小説の話で盛り上がる事を約束をして


「それでは、失礼しますわ、ロベルト様」


ロベルト様が戸惑っているのに気がついてこれ以上強引に行ったら嫌われると思い一度別れる事にして

ゆっくりとロベルト様と仲良くなれば良いと思い一度別れる事にして


とにかく今日もアイリスちゃんのストーカー……でなくてファンとしてアイリスちゃんを護らないと思いアイリスちゃん事を探して校舎を歩き廻った。


ーTo Be Continuedー

  • No.291 by 乃木坂桜  2020-12-31 21:59:32 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第7話~

今日は、剣を使った初めての戦闘訓練だったりする。

目立たない様に見学をしようとクラスメートから離れたところでクラスメート達を見つめていて

ふと、1人の男性に気がついて


確か二人目の攻略キャラの騎士団の団長の息子のアラン・デュランだったよね。

熱血筋肉馬鹿で戦いのことしか考えがないんだよね。

確か光属性のアイリスちゃんの強いって噂を聞いて戦いを仕掛けるんだよね。

ぼろぼろになりながらアラン様に向かって行くアイリスちゃんの根性に惚れ込んで気に入るんだよね……

あの時の一所懸命で一途に向かうアイリスちゃんが健気で萌えたんだよね。

さすがは、私のアイリスちゃんだよ!


私がうっとりしながらアイリスちゃんを見つめていて

するとアラン様がアイリスちゃんに近づいていき


まさか、アイリスちゃんがぼろぼろになるイベントが発生するの!?

私のアイリスちゃんを傷つけるなんて許さないわよ!


私は、慌ててアラン様とアイリスちゃんのところに向かって


「あんたが光の属性を持っている特別な子の、アイリスか?

俺と手合わせをしろ!」


アラン様は、剣をアイリスちゃんの方に向けて


「か弱い女の子に手を出そうだなんて許される事でありませんわ。

変わりに私が相手をしてあげる。

構わないですわね、アラン様……?」


私は、アイリスちゃんを護る様にアラン様の前に立って


『私のアイリスちゃんを傷つけるのでないわよ』って思い

どす黒オーラを出して

すると私のどす黒オーラを感じて鳥達が飛んで逃げていき


「っ!?

面白い、お前が相手をしてくれるって言うんだら相手になってもらおうでないか。

俺を楽しませてくれよ!」


アラン様は、私のどす黒オーラを感じ取ると冷や汗を出して

剣を構えて私を睨んで

私も剣を構えてアラン様を睨んで


「ダーク強化魔法レベルMAX……」


アンジュの肉体能力は、平均よりも下で普段は子供に負けるほどで

だから今使える最強の強化魔法を使い

どす黒色のオーラを纏い風が吹きまくり


「はーー!!」


アラン様が剣を構えて私に襲いかかってきて

私の剣とアラン様の剣がぶつかって

その瞬間アラン様の体が後ろに吹っ飛び

塀の壁にめり込み壁が音を立てて崩れて


えっ、アラン様、死んだ……?

まさか、私は、人殺しになったの!?

まさかの破滅フラグ確定!?

少しだけ力を込めただけなのに……


私は、呆然とアラン様が埋まっている壁の瓦礫を見つめ

瓦礫の中からアラン様がゆっくりと出てきて


良かった、生きていた、人殺しにならなくすんだよ……


アラン様が瓦礫から出てきたのを見て安心をして


「くっ、やるな、お前。

名前は、なんて言う?」


アラン様は、折れた歯をペッと口の中から捨てて

楽しそうに二って笑い


「アンジュ・メルシエ……」


うわー……できたら名前を覚えてほしくないんだけれど……


私は、名前を覚えられたらあとでめんどくさい事になると思い

名前を教えたくなかった

でもここで教えなかったらもっとややこしい事になると思い

仕方がなく名前を教えて


「アンジュか……

俺の相手にとって不足なし!

強化魔法レベル1!

ファイヤースラッシュ(炎斬り)!!」


アラン様は、楽しそうに二って笑い

強化魔法を使い肉体を強化して

剣に炎を纏わせて私に斬りかかってきて


「クシュン!」


私は、鼻がむずむずして

くしゃみをした瞬間にアラン様の体に剣が当たり

アラン様が後ろに吹っ飛び

木にぶつかるとそのまま木が木っ端微塵に吹っ飛び

その後ろの倉庫にも当たり倉庫も粉々に吹っ飛び

アラン様が瓦礫の中に埋もれて


あっ、今度こそ殺してしまったかも……


私は、人殺しになった覚悟を決めて


アラン様が血塗れで瓦礫から出てきて


「はーー、はーー、や、やるではないか。

俺のライバルとして認めてやる。

ありがたく思え。

がくっ……」


アラン様は、苦しそうにゼーゼー息を吐いて

私の方に近づいてきて

私の方に右手の人差し指を指して

ライバル宣言をすると力尽きた様に倒れ込んで

それを見たアイリスちゃんがアラン様に近づいて

アラン様に回復魔法をかけて治療をして

アイリスちゃんに近づいて


うぅ……アラン様に回復をかけるアイリスちゃん、マジ天使。

回復魔法をかけてられているアラン様が羨ましすぎるよ!


私は、アイリスちゃんが回復魔法を使っている姿を綺麗でうっとりしながら見つめ

アイリスちゃんが回復魔法の治療が終わると私の方を向いて


「私の変わりに戦ってくれてありがとうございます。

アンジュ様は、いつも私を助けてくれます。

なんてお礼を言ったら良いのか解りません……

アンジュ様にお礼をしたいです。

私に出来る事は、ありますか?

何でもさせてください」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて

発情した様に目をうるわせてじっと私を見つめて


はーはー、アイリスちゃんたら可愛らしい……

な、何でも!?

それならばあんな事もこんな事もアイリスちゃんがしてくれるって事!?

げへへーそれは、良いかも!!


心の中でニヤニヤとにやけていて


「それならば、私の恋人にっ!!

ごほん、じゃなくて友達になってくれませんか?

私は、友達が少ないですからアイリスちゃんが友達になってくれたら嬉しいです」


私は、暴走してアイリスちゃんと恋人になりたいと言おうとして

さすがに女の子同士で気持ちがれると思い

言葉を言い直して友達になりたい事をお願いをして


「私がアンジュ様の友達だなんて恐れ多いです……

でも私で宜しかったらアンジュ様の友達にさせてください」


アイリスちゃんは、私に友達になってほしい発言を聞いて

恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて

目をうるわせて少しだけ上目遣いで私を見つめ


はう!?

アイリスちゃんたらなんて可愛らしさよ!?

このまま襲いたいほどよ!


私は、アイリスちゃんを襲いたい気持ちを我慢してうっとりとアイリスちゃんを見つめ


「あ、あの、アンジュ様……?」


アイリスちゃんは、私の態度を見て不思議そうに首を傾げて


「あっ……ご、ごめんなさい。

こちらこそ友達になってくださいってお願いをしたいところよ。

これからよろしくお願いしますね、アイリスちゃん」


アイリスちゃんの両手を握り締めてじっと見つめ

友達としてよろしくってお願いをして


「はい、こちらこそよろしくお願いします、アンジュ様」


アイリスちゃんも私の両手を握り締めて恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべて

アイリスちゃんのその笑顔が天使の笑顔みたいで可愛らしくて

ついにやけ顔をなりそうなのを我慢してニッコリと笑い

私とアイリスちゃんは、互いに両手を握り締めて笑顔になって

それは、授業の終わるチャイムがなるまで2人の世界入っていて

この時は、しばらくしてからとんでもないことが起きるだなんて思ってもいなかった。


ーTo Be Continuedー

  • No.292 by 乃木坂桜  2021-01-01 23:34:57 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第8話~

私は、アイリスちゃんと友達になって

堂々アイリスちゃんと一緒になれる様になって

人生は、薔薇色の生活になって

いずれアイリスちゃんと恋人同士になりたいって邪な考えもしいたりしていたりする。

アイリスちゃんと一緒に寮に帰っていると誰かに話し掛けられて


「ねえ、ねえ、お姉ちゃんがアンジュなんだよね。

アランを倒したのは、本当?」


声をした方を振り向くと男の子が立っていて

この男の子の名前は、イオン・ルー

3番目の攻略キャラクターで12歳の子供だ

でも膨大な魔力を持った天才魔術師って言われていて

闇属性と光属性以外の水、火、土、風、雷の全て属性の魔法が使える

毒舌キャラクターと言う変わったキャラクターだ。


「……違います」


私は、ややこしい事になりそうで取り敢えず否定をして


「なんだ、違うんだ。

お姉ちゃんは、弱そうだもんね。

噂は、あてにならないよね。


こっちのお姉ちゃんが光の属性を持った特別な子のアイリスだよね。

ふーん、パッとしない顔だね。

それにどんくさそうしガッカリだよ」


イオン様は、自分の頭を両手で組んでつまらなそうに話して


「まぁ、良いや。

アイリスお姉ちゃん、僕と戦ってよ。

珍しい光の属性の力を僕に見せてよ。

まあ、アイリスお姉ちゃんが僕に勝てる訳ないけれどね。

少しだけ遊んであげるよ」


イオン様は、右手に炎を左手に水を出して

アイリスちゃんを挑発する様に鼻で笑い


そうこれは、イオン様とアイリスちゃんのバトルイベントなんだよね。

イオン様に苦戦して最後にアイリスちゃんの魔法が魔法の障壁を突破して

アイリスちゃんの力を認めるイベントなんだよね。

一生懸命に健気に頑張るアイリスちゃんが凛々しくて可愛らしかったんだよね。

でもアイリスちゃんが怪我をするって解っていて戦わせる訳に行かないよ!


「イオン様、宜しかったら私の相手をしてもらえませんか?」


イオン様のアイリスちゃんと戦うって言葉を聞いて

怪我をさせるかもって思い

怒った様にどす黒いオーラを纏って


「っ!?

へーー、アンジュお姉ちゃんの魔力はなかなかあるみたいだね。

楽しめそうだよ」


イオン様は、私のオーラを感じてびくって体を震わせて

悪戯ほく二って笑い

私達三人は、戦闘訓練所に向かい


「こちらは、準備ができました。

いつでもかかってきてください」


私は、イオン様に軽く右手を手招き


「アンジュお姉ちゃん、泣かせてあげる!


アイスショット!

ファイヤーボール!

ウォーターアロー!

ウイングカッター!


これでトドメだ!

サンダーボルト!!」


イオン様は、私の周りを走り

最初は、氷の弾のアイスショットを放ち

次に炎の弾のファイヤーボールを放ち

次に水の弓を作り水の矢のウォーターアローを放ち

次に右手に風の渦を纏わせて私の方に斬るしぐさをして風の刃のウイングカッターを放ち

最後に立ち止まり両手を上げて雷の弾を貯めて雷のビームのサンダーボルトを放ち


「ダークウォール……」


私は、イオン様が放った魔法が当たる前に闇の壁を作り

魔法が闇の壁に当たると大音量の爆発が起きて


「アンジュ様!?」


アイリスちゃんは、闇の壁に魔法が当たって爆発をしたのを見て

私を心配をする様に悲鳴を出して


「うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

死んだかな?

まぁ、死んでも弱いアンジュお姉ちゃんが悪いよね」


イオン様は、両手を後ろで組んで楽しそうにニコニコ笑顔で話していて

煙が晴れると私は、黒い壁に包まれていて

洋服も体も無傷で


「ほっ、良かったです。

アンジュ様、無事です……」


アイリスちゃんは、私の無事の姿を見て安心をして


「な、なんなの、それ!?

ずるいよ!

もう手加減をしないからね!

はーー!!

『メテオインパクト!』」


イオン様が両手を上に上げて魔力を空に放って

すると10メートルぐらいある隕石が落ちてきて


これならば受けても大丈夫だろう思い

でもふと、アイリスちゃんが近くにいるのに気がついて

アイリスちゃんに危害が及ぶと思い

右手の人差し指を隕石の方に向けて


「ダークショット!」


人差し指の先から黒色のビームを放ち

黒色のビームは、隕石に当たり

隕石が黒色のビームに吸い込まれる様に消えて


「な、なにーーー!?」


イオン様は、大声で驚きの声を出して


まったくアイリスちゃんに隕石が当たったらどうするのよ!!

こうなったお仕置きが必要だよね!


「ダークボール……」


私は、右手を上に上げて魔法で黒色のボールを作るダークボールを唱えて

黒色の魔法のボールの大きさがサッカーボールくらいの大きさになり


「あはは、なんなの、そんな小さな魔法の弾は」


イオン様は、私の出した黒色のボールを見て

楽しそうにお腹を押さえて笑い

黒色の魔法のボールが岩くらいになり


「ふ、ふーん、まだまだ小さいでないかよ」


イオン様は、少しだけ戸惑いながら強がって見せて

黒色の魔法のボールが学園の校舎ほどの大きさになり


「な、な、な、ちょ、ちょっと待て!?」


地面にお尻を着けて黒色の魔法のボールを指差して

黒色の魔法のボールが山よりも大きくなり


「ひ、ひーー!?

お願いだから待ってよ!?」


地面にお尻を着けて涙目で後ろに下がり


「大丈夫、一瞬で終わりますわ……」


私は、右手をイオンの方に向けて

山ぐらいある黒色の魔法のボールがイオン様の方に向かっていき


「ぎゃーーーーー!?」


イオン様は、聞いたことがない声の悲鳴を出して

イオン様に当たる前に黒色の魔法のボールを消して

イオン様が◯◯◯◯を漏らして気を失っていて


うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

まあ、アイリスちゃんの安全を脅かしたからこれくらい構わないよね。


私は、気を失っているイオン様を保健室に運んでベッドに寝かせて


「アンジュ様、お願いがあります。

私に戦い方を教えてください!」


アイリスちゃんが私の方に真剣な表情で私を見つめていて


「えっ、アイリスちゃん、いきなりどうしたのですか?」


私は、アイリスちゃんのいきなりの戦い方を教えてって言葉を聞いて

戸惑いながらどうしてそんなお願いをしたのか質問をして


「私は、アンジュ様が怪我をしたかもって思い胸が苦しかったです。

私にもっと力があればアンジュ様を護れたのに思いました。

私は、アンジュ様と一緒に歩きたいのです。

アンジュ様の側にいるために私に戦い方を教えてください!

お願いします、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて目をうるわせて間近でじっと私を見つめ


アイリスちゃん、良い匂いだよね……

ってそうでなくて

やっぱりアイリスちゃんって良い子だよね。

他人の為に強くなろうだなんてね。

よしアイリスちゃんの為に出来るだけ協力しよう!


私は、間近のアイリスちゃんの匂いが良い匂いでうっとりとして

でもすぐに正気に戻り

真剣なアイリスちゃんの為に協力をしようと思い


「戦い方を教えるのは、構いませんよ。

でも無理をしないって約束をしてください。

この約束をしてくれないと戦い方を教えることができませんよ」


私は、アイリスちゃんがすぐに無理をするのを知っていて

自分を大事にしたら戦いを教える事を提案をして


「はい、解りました!

無理しないって約束をします!

これからよろしくお願いしますね、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて真剣な表情で私を見つめて

こうしてアイリスちゃんに戦い方を教える事になり

こうしてアイリスちゃん(ヒロイン)改造計画が始まった。



ーTo Be Continuedー

  • No.293 by 乃木坂桜  2021-01-04 00:59:09 

すいません、8話を修正しましたから投稿させてもらいますね。

  • No.294 by 乃木坂桜  2021-01-04 01:00:12 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第8話~

私は、アイリスちゃんと友達になって

堂々アイリスちゃんと一緒になれる様になって

人生は、薔薇色の生活になって

いずれアイリスちゃんと恋人同士になりたいって邪な考えもしいたりしていたりする。

アイリスちゃんと一緒に寮に帰っていると誰かに話し掛けられて


「ねえ、ねえ、お姉ちゃんがアンジュなんだよね。

アランを倒したのは、本当?」


声をした方を振り向くと男の子が立っていて

この男の子の名前は、イオン・ルー

3番目の攻略キャラクターで12歳の子供だ

でも膨大な魔力を持った天才魔術師って言われていて

闇属性と光属性以外の水、火、土、風、雷の全て属性の魔法が使える

毒舌キャラクターと言う変わったキャラクターだ。


「……違います」


私は、ややこしい事になりそうで取り敢えず否定をして


「なんだ、違うんだ。

お姉ちゃんは、弱そうだもんね。

噂は、あてにならないよね。


こっちのお姉ちゃんが光の属性を持った特別な子のアイリスだよね。

ふーん、パッとしない顔だね。

それにどんくさそうしガッカリだよ」


イオン様は、自分の頭を両手で組んでつまらなそうに話して


「まぁ、良いや。

アイリスお姉ちゃん、僕と戦ってよ。

珍しい光の属性の力を僕に見せてよ。

まあ、アイリスお姉ちゃんが僕に勝てる訳ないけれどね。

少しだけ遊んであげるよ」


イオン様は、右手に炎を左手に水を出して

アイリスちゃんを挑発する様に鼻で笑い


そうこれは、イオン様とアイリスちゃんのバトルイベントなんだよね。

イオン様に苦戦して最後にアイリスちゃんの魔法が魔法の障壁を突破して

アイリスちゃんの力を認めるイベントなんだよね。

一生懸命に健気に頑張るアイリスちゃんが凛々しくて可愛らしかったんだよね。

でもアイリスちゃんが怪我をするって解っていて戦わせる訳に行かないよ!


「イオン様、宜しかったら私の相手をしてもらえませんか?」


イオン様のアイリスちゃんと戦うって言葉を聞いて

怪我をさせるかもって思い

怒った様にどす黒いオーラを纏って


「っ!?

へーー、アンジュお姉ちゃんの魔力はなかなかあるみたいだね。

楽しめそうだよ」


イオン様は、私のオーラを感じてびくって体を震わせて

悪戯ほく二って笑い

私達三人は、戦闘訓練所に向かい


「こちらは、準備ができました。

いつでもかかってきてください」


私は、イオン様に軽く右手を手招き


「アンジュお姉ちゃん、泣かせてあげる!


アイスショット!

ファイヤーボール!

ウォーターアロー!

ウイングカッター!


これでトドメだ!

サンダーボルト!!」


イオン様は、私の周りを走り

最初は、氷の弾のアイスショットを放ち

次に炎の弾のファイヤーボールを放ち

次に水の弓を作り水の矢のウォーターアローを放ち

次に右手に風の渦を纏わせて私の方に斬るしぐさをして風の刃のウイングカッターを放ち

最後に立ち止まり両手を上げて雷の弾を貯めて雷のビームのサンダーボルトを放ち


「ダークウォール……」


私は、イオン様が放った魔法が当たる前に闇の壁を作り

魔法が闇の壁に当たると大音量の爆発が起きて


「アンジュ様!?」


アイリスちゃんは、闇の壁に魔法が当たって爆発をしたのを見て

私を心配をする様に悲鳴を出して


「うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

死んだかな?

まぁ、死んでも弱いアンジュお姉ちゃんが悪いよね」


イオン様は、両手を後ろで組んで楽しそうにニコニコ笑顔で話していて

煙が晴れると私は、黒い壁に包まれていて

洋服も体も無傷で


「ほっ、良かったです。

アンジュ様、無事です……」


アイリスちゃんは、私の無事の姿を見て安心をして


「な、なんなの、それ!?

ずるいよ!

もう手加減をしないからね!

はーー!!

『メテオインパクト!』」


イオン様が両手を上に上げて魔力を空に放って

すると10メートルぐらいある隕石が落ちてきて


これならば受けても大丈夫だろう思い

でもふと、アイリスちゃんが近くにいるのに気がついて

アイリスちゃんに危害が及ぶと思い

右手の人差し指を隕石の方に向けて


「ダークショット!」


人差し指の先から黒色のビームを放ち

黒色のビームは、隕石に当たり

隕石が黒色のビームに吸い込まれる様に消えて


「な、なにーーー!?」


イオン様は、大声で驚きの声を出して


まったくアイリスちゃんに隕石が当たったらどうするのよ!!

こうなったお仕置きが必要だよね!


「ダークボール……」


私は、右手を上に上げて魔法で黒色のボールを作るダークボールを唱えて

黒色の魔法のボールの大きさがサッカーボールくらいの大きさになり


「あはは、なんなの、そんな小さな魔法の弾は」


イオン様は、私の出した黒色のボールを見て

楽しそうにお腹を押さえて笑い

黒色の魔法のボールが岩くらいになり


「ふ、ふーん、まだまだ小さいでないかよ」


イオン様は、少しだけ戸惑いながら強がって見せて

黒色の魔法のボールが学園の校舎ほどの大きさになり


「な、な、な、ちょ、ちょっと待て!?」


地面にお尻を着けて黒色の魔法のボールを指差して

黒色の魔法のボールが山よりも大きくなり


「ひ、ひーー!?

お願いだから待ってよ!?」


地面にお尻を着けて涙目で後ろに下がり


「大丈夫、一瞬で終わりますわ……」


私は、右手をイオンの方に向けて

山ぐらいある黒色の魔法のボールがイオン様の方に向かっていき


「ぎゃーーーーー!?」


イオン様は、聞いたことがない声の悲鳴を出して

イオン様に当たる前に黒色の魔法のボールを消して

イオン様が◯◯◯◯を漏らして気を失っていて


うーん、少しだけ遣り過ぎたかな?

まあ、アイリスちゃんの安全を脅かしたからこれくらい構わないよね。


私は、気を失っているイオン様を保健室に運んでベッドに寝かせて

しばらくするとイオン様が気がついて


「う……ん……僕は、いったいどうして寝ているの……?」


イオン様は、状況が解っていないみたいで自分の頭を押さえながら周りを見渡して


「良かったです。

気がついたのですね。

どうしてこうなったか覚えていますか?」


私は、できるだけ優しく微笑んで

どうしてこうなったのか質問をして


「確か戦闘練習場で……アンジュお姉ちゃんの魔法を……

はっ!?な、生意気の事を言ってす、すいませんでした、アンジュお姉ちゃん、いえ、アンジュお姉様!

ですから殺さないでください、アンジュお姉様!!」


イオン様は、涙目でベッドの上で土下座をして

何回も頭をベッドに叩きつけて謝り


「殺したりしませんから安心をしてください、イオン様。

でもアイリスちゃんに危害を加えたら許しませんよ」


安心をさせる様に優しく話し掛けて

ニコニコ笑顔でアイリスちゃんに危害を加えたら許さない事を知らせて

プレッシャーをかける様にどす黒いオーラを纏い


「ひっ!?

わ、解りました。

アイリスお姉ちゃん、いえ、アイリスお姉様に絶対危害を加えません!

ですから命だけは、取らないでください!」


涙目で軍隊の様におでこに右手を当てて敬礼をして

怖々とガタガタと振るえていて


「大丈夫ですよ。

殺したりしませんから安心をしてくださいね」


私は、イオン様の頭を撫でて優しく微笑んで


「ひっ!?

あ、ありがとうございます、アンジュお姉様。

それでは、失礼します!」


イオン様は、私に頭を撫でられると驚いた様に悲鳴を出して

慌てて私から離れて出口にまで下がり

頭を下げて謝り逃げる様に保健室から出ていき


さすがにやり過ぎたよね……

やっぱり子供を虐めるのは、心が痛むよね。

今度は、優しくしてあげないとね。


私は、もう少しだけイオン様に優しくしようと思い


「アンジュ様、お願いがあります。

私に戦い方を教えてください!」


イオン様が保健室から出ていくとアイリスちゃんが私の方に近づいて

アイリスちゃんが私の方に真剣な表情で私を見つめていて


「えっ、アイリスちゃん、いきなりどうしたのですか?」


私は、アイリスちゃんのいきなりの戦い方を教えてって言葉を聞いて

戸惑いながらどうしてそんなお願いをしたのか質問をして


「私は、アンジュ様が怪我をしたかもって思い胸が苦しかったです。

私にもっと力があればアンジュ様を護れたのに思いました。

私は、アンジュ様と一緒に歩きたいのです。

アンジュ様の側にいるために私に戦い方を教えてください!

お願いします、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて目をうるわせて間近でじっと私を見つめ


アイリスちゃん、良い匂いだよね……

ってそうでなくて

やっぱりアイリスちゃんって良い子だよね。

他人の為に強くなろうだなんてね。

よしアイリスちゃんの為に出来るだけ協力しよう!


私は、間近のアイリスちゃんの匂いが良い匂いでうっとりとして

でもすぐに正気に戻り

真剣なアイリスちゃんの為に協力をしようと思い


「戦い方を教えるのは、構いませんよ。

でも無理をしないって約束をしてください。

この約束をしてくれないと戦い方を教えることができませんよ」


私は、アイリスちゃんがすぐに無理をするのを知っていて

自分を大事にしたら戦いを教える事を提案をして


「はい、解りました!

無理しないって約束をします!

これからよろしくお願いしますね、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて真剣な表情で私を見つめて

こうしてアイリスちゃんに戦い方を教える事になり

こうしてアイリスちゃん(ヒロイン)改造計画が始まった。



ーTo Be Continuedー

  • No.295 by 加賀いろは  2021-01-04 10:56:41 

遅くなったけれど、明けましておめでとう。
今年もよろしくお願いします。

悪役令嬢の小説読ませてもらったよ。
今回もいろいろ笑わせてもらいました。
いつも楽しい話、ありがとうございます!
桜の出す変態キャラはホントおもしろいですね。
好きです。
続きが気になりますね。

あ、一つだけ。
もしだれか他の人に見せる機会があれば、もう少し文章を整理したほうがいいですよー

あと、レス遅くなっていてゴメンなさい。
少しずつになるけれど返していくので。

改めて、今年もお相手をよろしくお願いします。

  • No.296 by 乃木坂桜  2021-01-04 16:11:16 

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますね。

笑ってもらえたのならば書いたかいがあります。
読んでくれてありがとうございます!
もっと笑える小説を書けるように頑張りますね。
この小説は、かなり長い小説になると思いますから長いこと付き合ってくれたら嬉しいです。


そして適切な指摘ありがとうございます。
これからは、気をつけて書いてみますね。
いろはさんの指摘、いつも適切で助かっています。
これからも指摘をよろしくお願いしますね。

いえ、気にしないでください。
ゆっくりで良いですから気にしないでくださいね。
私は、いろはさんと話ができるだけで嬉しいですから気にしないでくださいね。

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますね。
今年も末長くよろしくお願いしますね。

  • No.297 by 乃木坂桜  2021-01-06 05:44:48 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第9話~

アイリスちゃんを私色に調教……でなくて強くするためにアイリスちゃん(ヒロイン)改造計画を実行した。


「アイリスちゃんは、どんな魔法を使えるのですか?」


戦闘訓練の為に闇のダンジョンの前に着いて

アイリスちゃんの能力を確認をしようと思い使える魔法を質問をした。


「えっと……キュアとヒールの回復魔法とホーリーアローの攻撃魔法とホーリーシールドの防御魔法です。

まだ魔法があんまり使えなくて恥ずかしいです……」


アイリスちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯き

あんまり魔法が使えない事を知られるのが恥ずかしいみたいだった。


「そんなの気にする必要がありません。

最初は、誰でも魔法があんまり使えませんからね。

自分の使える魔法でどう戦うのかを考えるのが大事です」


恥ずかしそうにするアイリスちゃんが可愛らしいなって思い

心の中でだらしない様にニヤニヤてしまった。

そしてアイリスちゃんに乙女ゲームと漫画で学んだ知識をそのままアイリスちゃんに教えた。


「今使える魔法で……やっぱりアンジュ様は、凄いです。

そんな事を考えて戦うだなんてきっと今まで血の滲む様な努力をしてきたのですよね」


アイリスちゃんは、目をキラキラと輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめた。


うっ……アイリスちゃん、そんな尊敬な眼差しで見ないでよ。

このチート能力は、アンジュが魔王としての依り代になる為の能力だし

知識もアニメや漫画やゲームの片寄った知識だよ。

だからそんな尊敬な眼差しで見ないでよ!


私は、アイリスちゃんの純真な尊敬な眼差しを見て

自分の能力でなかったからアイリスちゃんの尊敬な眼差しが恥ずかしくなった。


「大丈夫ですよ。

アイリスちゃんだったら私ぐらい強くなれるはずですよ。

だから安心をしてください。

それでは、ダンジョンに入ります。

ですから気を引き締めてくださいね」


アイリスちゃんに誉められるのが恥ずかしくなり

ダンジョンに入る事を知らせて

恥ずかしいのを誤魔化す様にダンジョンに先に入って行った。


「わっ、ま、待って下さい、アンジュ様!」


アイリスちゃんも私を追い掛ける様にダンジョンに入って行った。


「な、何か出そうで怖いです……

あっ、スライムです。

よ、よし、行きます!」


アイリスちゃんは、スライムを見つけると剣を握り締めて

そのままスライムに斬りかかろうとした。


スライム……確か洋服を溶かすモンスターだよね。

アイリスちゃんを裸になんかできないよ!


「ダークショット……」


私は、右手の人差し指をスライムに向けて指鉄砲を作り

右手の人差し指から黒色の弾を飛ばすとスライムにぶつかり

スライムが木っ端微塵に砕けた。


「あ、あの、アンジュ様……?」


アイリスちゃんは、私が先にスライムを倒したのを見て戸惑いながら私を見つめた。


「スライムは、服を溶かします。

アイリスちゃんを裸にさせられませんからね。」


私は、私のアイリスちゃんの裸を誰にも見せられないって思い

真剣な眼差しでアイリスちゃんを見つめ

さも当たり前の様にスライムを倒した事を伝えた。


「あ、ありがとうございます、アンジュ様」


アイリスちゃんの修行なのに私がモンスターを倒したのを見て

困った様に苦笑いを浮かべて感謝の言葉を伝えた。

しばらく歩くと吸血コウモリが現れた。


「い、行きます!」


アイリスちゃんは、剣を構えて吸血コウモリに斬りかかった。


吸血コウモリって血をすうんだよね。

アイリスちゃんの血を吸うだなんてそんな羨ましい事を許さない!

私がアイリスちゃんを護らないとね!


「ダークカッター」


私は、アイリスちゃんが吸血コウモリに斬りかかる前に右手を振り下げて黒色の刃を飛ばして。

黒色の刃が吸血コウモリに当たり真っ二つに斬れた。


「え、えっと……アンジュ様?」


アイリスちゃんは、私に先に吸血コウモリが倒されたのを見て戸惑いながら見つめた。


「吸血コウモリは、血を吸います。

アイリスちゃんの血を吸わせる訳にいきません」


真剣な眼差しでアイリスちゃんを見つめて

アイリスちゃんの血は、誰にもあげたくないと思った。


「あ、ありがとうございます、アンジュ様」


アイリスちゃんは、明らかに戸惑い苦笑いを浮かべて感謝の言葉を伝えた。

次にシルバーウルフが現れた。


「よ、よし、行きます!」


アイリスちゃんは、右手を前に前に出した。


「ダークアロー」


シルバーウルフが出現した瞬間に危険だと思い

両手を前に出して黒色の矢をシルバーウルフに向かって放って

シルバーウルフに当たると木っ端微塵に弾けた。

次にゴブリンが現れた。


「い、行きます!」


アイリスちゃんは、剣を構えて斬りかかった。


「ダークボール」


私は、手のひらの上に黒色の弾を出してゴブリンに向かって放ち

ゴブリンに黒色のボールがぶつかるとゴブリンが木っ端微塵に砕けた。

次にアイアンゴーレムが現れた。


「いきま……」


アイリスちゃんが剣を構えようとした。


「ダークレーザー」


私は、アイリスちゃんが剣を構えようとする前に右手をアイアンゴーレムに向けて

右手から出た黒色のビームがアイアンゴーレムに当たりアイアンゴーレムが木っ端微塵に砕けた。

次にワーウルフが現れた。


「い……」


アイリスちゃんが声を出そうとした。


「ダークニードル」


私は、ワーウルフが出現をした瞬間右手をワーウルフに向けて

右手から黒色の針が出るとそのままワーウルフにぶつかりワーウルフが串刺しになった。


「アンジュ様!

これは、私の修行なのですよ!

アンジュ様は、何もしないで下さい!!」


アイリスちゃんは、全然戦わせくれないのに怒って睨む様に私を見つめた。


「で、でも、アイリスちゃんみたいなか弱い女の子に戦わせられないです」


私は、アイリスちゃんに睨まれる困った様におろおろしてアイリスちゃんを見つめた。


「今度邪魔をしたらアンジュ様と1日話しません」


アイリスちゃんは、怒った様に腕を組んで横を向いた。


「ア、アイリスちゃんと1日も話をしてくれなくなるのですか!?

うぅ……解りました、戦いに手出しをしません……」


私は、戦いを邪魔をしたらアイリスちゃんに話をしてくれないって発言を聞いて

地面に両手をついて涙目になり

戦いを邪魔をしない約束をした。


「ごめんなさい、アンジュ様。

私は、アンジュ様と一緒に歩く為に強くなりたいです。

私は、この先もずっとアンジュの隣に立ちたいです。

解って下さい、アンジュ様」


アイリスちゃんは、深々と頭を下げて謝り

真剣な眼差しで私を見つめ

この修行が私と一緒にいる為に必要な事だとお願いをした。


アイリスちゃんは、そう言う子だったよね。

健気で頑張り屋で優しくて……

だから私は、アイリスちゃんを好きになったんだよね……


「そんな事を言われたら断れる訳ありません。

解りました。

アイリスちゃんの言う通りにします。

ですが無理をしたら駄目ですよ」


私は、軽くため息を吐いて

アイリスちゃんの言う通りをする事を約束をした。


「すいません、ありがとうございます、アンジュ様」


アンジュ様は、頭を下げて謝り

アイリスちゃんの言う通りをしてくれる事の感謝を伝えるとニッコリと笑った。


私は、アイリスちゃんから少しだけ後ろを歩いて

アイリスちゃんの戦っている姿を見守った。

アイリスちゃんは、危なく感じるところが合って

でも一所懸命に戦っている姿が健気で応援をしたくなった。

アイリスちゃんは、一般の学生よりも強いと思い

乙女ゲームの主人公なだけあって弱くなかったと思う。


アイリスちゃんがダンジョンのトラップのワープタイルを踏んだ為に私とアイリスちゃんは、大きな部屋に飛ばされた。


「大丈夫、アイリスちゃん?」


私は、他の部屋に飛ばされた時に怪我をしたか心配なり

アイリスちゃんにどこも怪我をしていないのか質問をした。


「は、はい、大丈夫です。

すいません、アンジュ様に迷惑を掛けました……」


アイリスちゃんは、自分の不注意で私に迷惑をかけたのをすまなそうに謝った。


「そんなの気にしなくて……はっ!危ない!?」


私は、大きな部屋の天井からレッドラゴンが現れて

レッドドラゴンがアイリスちゃんに手の爪で引き裂こうとしたのを見て

慌ててアイリスちゃんを護る様にレッドドラゴンの前に立って

私の体にレッドドラゴンの腕が当たり後ろに吹っ飛ばされた。


「ア、アンジュ様、大丈夫ですか!?」


アイリスちゃんは、慌てて私に近寄り

アイリスちゃんが私の体を触ると手が私の血で濡れた。


「うぅ……大丈夫ですよ、アイリスちゃん……」


私は、痛いの我慢して無理に笑ってみせた。


「っ!?

私のアンジュ様を傷つけただなんて許せません!」


アイリスちゃんは、私がドラゴンに傷つけられたのを見て

怒った様に立ち上がり

いきなりアイリスちゃんの体が光初めて

頭に光輝く天使の輪と背中に光輝く羽が2枚現れて

その姿は、天使その者だった。


「ホーリーライトバスター!!」


アイリスちゃんは、光の槍を出すとレッドドラゴンに向けて呪文を唱えて

光の槍の先から黄金に輝くビームが出て

黄金の輝くビームに当たったレッドドラゴンが一種で消え去り

さらにダンジョンの天井にビームが当たり

ダンジョンの天井が山ごと綺麗に消えて空の雲が見えた。


「はーはー……アンジュ様……

パーフェクトヒーリング……」


アイリスちゃんは、息をきらしながら私を姫様抱っこすると回復魔法の最上級魔法を私にかけた。


「えっ……痛みが消えて行きます……」


私は、アイリスちゃんに回復魔法をかけられて

傷と痛みが消えていくのに戸惑い治療が完治するとゆっくりと立ち上がった。


「アンジュ様が助かって良かったです……」


アイリスちゃんは、私の怪我が治ったのを見て安心をして

倒れ様として天使の輪と羽が消えた。


「わっ、アイリスちゃん!?」


私は、アイリスちゃんが倒れる前に支えるとアイリスちゃんが気を失って眠り始めた。


「今のってアイリスちゃんの隠された力だよね。

確か魔王として目覚めた私から仲間を護る為に天使としての能力が目覚めたはずだったよね。

その力の正体は、確かアイリスちゃんに転生する前の前世の4大天使の1人としての能力だったはずたよ。

能力に目覚めるのは、まだまだ先のはずなのに……

私が悪役令嬢に転生した為に物語が修正されたって言うの?

今のアイリスちゃんには、能力の反動が大きすぎるはずなのに……

大丈夫かな、アイリスちゃん」


私は、魔力切れで眠っているアイリスちゃんを姫様抱っこして心配そうにアイリスちゃんを見つめ

アイリスちゃんを寮に運んでベッドに寝かせて

ベッドで眠っているアイリスちゃんの右手を握り締めて

能力を使った後遺症がない事を祈った。


ーTo Be Continuedー

  • No.298 by 乃木坂桜  2021-01-06 21:50:19 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第10話~

アイリスちゃんが魔力切れで倒れて2日が過ぎた。

アイリスちゃんは、全然目を覚まさなくて

その様子は、死んでるかもって思うほど静かだった。

私は、寝ないでずっとアイリスちゃんを看病をして

アイリスちゃんがもしも何か合ったらと思うと心配でアイリスちゃんの側を離れることが出来なかった。


「アイリスちゃん、起きて下さい……

起きてくれないと悪戯をしてしまいますよ」


私は、ベッドで眠っているアイリスちゃんの右手を握り締めて

耳元で囁く様に起きないと悪戯をする事を伝えた。

でもアイリスちゃんは、何も答えてくれなくて

このまま起きないのではないかと思い泣きたいのを我慢をした。


「アンジュ様、私が変わりますから少しでも休んで下さい。

このままでは、アンジュ様が倒れてしまいます」


セラが後ろから話し掛けて

私に無理をしない事をお願いをした。


「ありがとうございます、セラ。

私は、大丈夫ですよ……」


私は、セラに心配をかけない様にって思い無理に笑ってみせた。


「アンジュ様、ですが!!」


セラは、私のことが心配だったみたいで大きな声を出した。


「ごめんなさいね、セラ。

でもお願いします。

今回は、私のわがままを聞いてください……」


私は、辛そうに無理に微笑んで

今回の事で我儘をさせてほしい事をお願いをした。


「アンジュ様……」


セラは、私の態度をみて何も言えなくなり

私を心配そうに見つめていた。


何かあるはずだよ。

乙女ゲームのストーリーを思い出せ!

確か乙女ゲームでもアイリスちゃんが天使の力に目覚めて倒れるイベントが合ったはずよね。

その時は、どうやってアイリスちゃんが助かったのかを!

…………

そうだ!

天使の雫だよ!

天使の雫は、どんな病気も治り魔力も回復するはずだよ。

天使の雫を飲ませてアイリスちゃんは、助かったはずだよ!

確か天使の雫には、他に大切なの能力が合ったはずだったよね。

何だったかな……?

駄目だよ、思い出せないよ……

とにかく天使の雫を手に入れないと!


「やあ、アンジュ、アイリスさんの調子は、どうかな?」


ルイ様がアイリスちゃんの部屋のドアを叩いて入ってきて

アイリスさんの調子を質問をした。


「まだ目を覚ましていません……

ルイ様、天使の雫って知っていますか?」


私は、アイリスちゃんの手を握り締めたままじっとアイリスちゃんを見つめ

目を覚ましていない事を知らせた。

そして直ぐに天使の雫の事を質問をした。


「天使の雫って確か奇跡の水って言われている物だったよね。

確か手にいれるには、4人の勇者がそれぞれ試練に挑まないといけないって言われていたはずだよね……

まさかアンジュ、試練に挑戦するつもりなの!?

無謀過ぎるよ!

今まで誰も試練に成功した者がいないんだよ!

死に行く様な物だよ!

考え直せよ!」


ルイ様は、私の肩を掴んで真剣な表情で私を見つめて

試練に行かせないって決意を表した。


「ルイ様、私は、自分の力に自惚れていました……

そして身勝手な行いのせいでアイリスちゃんを傷つけました。

その償いを……

いえ、違いますね。

私は、アイリスちゃんを……大切な友達を失いたくないんです。

自分の命をかけられるには、充分な理由です。

違いますか?」


私は、真剣な表情でルイを見つめて

何が何でもアイリスちゃんを助けるって言う意識表示をした。


「はー……止めて無駄なんだね……

解ったよ。

アンジュを止めないよ。

でも僕も一緒に連れて行くこと。

それが条件だよ」


ルイ様は、軽くため息を吐いて

ルイ様も一緒に行くことだと条件を出した。


「勝手に話を進めるな!」


部屋のドアがいきなり開くとイオン様とアラン様が部屋に入ってきた。


「もちろん俺も行くぞ。

アンジュのライバルの俺を置いて行くって言わないよな!」


アラン様は、自分の方に親指を指して

自分も行く事を強引に約束をした。


「僕もアンジュお姉様と一緒に行きます。

この命は、アンジュお姉様の物ですからね。

アンジュお姉様が命をかけるのならば僕も命をかけます」


イオン様は、自分の胸に右手を当てて

イオン様の命は、アンジュ様の物だからイオン様も一緒に行く事を提案をした。


「イオン様……アラン様……ルイ様……

私の我儘を聞いてくれましてありがとうございます……」


私は、深々と頭を下げて

イオン様達の気持ちに感謝の気持ちを伝えた。

私は、イオン様達の気持ちが嬉しくて俯いて涙を流して嬉し泣きをした。


「よし、決まりだ。

早速行くぞ!」


アラン様達は、私の嬉し泣きをみて

アラン様達は、互いを見て嬉しそうに笑った。

そしてアラン様は、右手を上に大きく上げて試練に行く意気込みを表した。


「セラ、アイリスちゃんの事をよろしくお願いしますね」


私は、軽くアイリスちゃんの頭を撫でて

直ぐにセラの方を振り向いて

セラにアイリスちゃんの事をお願いをした。


「はい、アイリス様の事は、任せて下さい。

命にかけてもアイリス様を護りします。


いってらっしゃいませ、アンジュ様」


セラは、自分の胸に右手を当てて

アイリスちゃんの事を任せてほしい事を約束をした。

そして軽く頭を下げていつもと同じ出掛ける時の言葉を伝えた。


私達は、試練を受ける為に天使の祠に向かい


「この魔の森を通り抜けたら天使の祠だ。

この魔の森は、魔物の巣窟だ。

大量の魔物がうじゃうじゃしているぞ。

魔の森に入って死んだ人間のゾンビーもうじゃうじゃしているはずだ。

気を引き締めて行くぞ!」


アラン様は、剣を抜いて

気を引き締める事を伝えた。

私は、アラン様達の前に立ち右手を魔の森に向けた。


「アンジュお姉様……?」


イオン様は、私の行動の理由が解らずにきょとんと首を傾げた。


「ブラックホール……」


私は、ブラックホールを唱えて

すると魔の森が黒色の玉に一瞬で飲み込まれて

魔の森が合ったところが何もない更地になっていた。


「さ、さすがは、アイリスお姉様です!」


イオン様は、私の魔法を見て

私と戦った時のトラウマが甦ったみたいで冷や汗を出していた。


「さすがは、俺のライバルだ!

でも最近似た体験をした気がするな。

確か……そうだ!

魔の山が消えた事件と同じだな!」


アラン様は、最近私のブラックホールの魔法と同じことが起きたと思い考え込んで

大声で私がブラックホールで魔の山を消した出来事を指摘をした。


「………………アンジュ、1つ聞きたいことがあるんだよ。

大丈夫かな?」


ルイ様は、怖いほどニッコリと笑い質問をした。


「いいえ、駄目です」


私は、直ぐに試したブラックホールの魔法で消した魔の山の事を指摘されたって直ぐに解り

ニッコリと笑い質問をしないでほしい事をお願いをした。


「質問を答えないって事は……

あの魔の山を消したのは、アンジュなんだね。

帰ってからじっくりとそのことで話があるから覚悟をしていてね」


ルイ様は、ニコニコ笑顔で帰ってから大切な話がある事を伝えた。

私は、ルイ様の笑顔がなんだか迫力があって怖かった。

怒られるのが怖くて今は、その事を考えるのを止めた。

私達は、更地になった魔の森だったところを歩いて天使の祠に向かった。

この時の私達は、試練の大変さが全然理解していなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.299 by 乃木坂桜  2021-01-09 06:51:21 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第11話~

私達は、天使の祠の扉の前に着いて

ルイ様が扉を開けようとした。


「あれ、開かないよ」


ルイ様は、扉が開かないのに不思議そうに首を傾げた。


「ルイは、貧弱だな。

俺が開けてやるぞ!」


次は、アラン様が扉を開けようとして

でも扉が開かなった。


「もう、お兄ちゃん達何をしているの。

僕が扉を開けるよ!」


次は、イオン様が扉を開けようとして

それでも扉が開かなかった。


「この扉は、壊れているのでないか?」


アラン様は、扉をバシバシって叩いて

扉が開かない不満を伝えた。

私は、駄目元で扉を開けようとして

するとすんなりと扉が開いた。


「あっ、扉が開きました……」


私は、戸惑いながら扉が開いた事を知らせた。


「さすがは、アンジュだ!

凄い馬鹿力だよな!」


アラン様は、二って笑い

私の事を馬鹿力だと悪口みたいな言葉を使い例えた。


「ありがとうございます、アラン様。

お礼に帰ってから模擬戦闘に付き合ってあげますからね」


私は、馬鹿力発言を聞いて頭にきて

ニコニコ笑顔でどす黒いオーラを纏い

遠回しに帰ったらボロぞうきんの様にする事を知らせた。


「本当か、楽しみにしているな!」


アラン様は、私の考えを理解していなかったみたいで

ニコニコ笑顔で私と戦うのが楽しみなことを伝えた。


「あー……アラン、死ぬなよ」


ルイ様は、私の考えを理解したみたいで

ぽんとアラン様の肩を触り

死なない様にする事を忠告をした。


「アランお兄ちゃん、死んだよね……」


イオン様は、両手を合わせて

アラン様の冥福を祈るように拝んだ。

アラン様は、筋肉馬鹿みたいで自分の置かれている状況を理解していないみたいだった。

私達は、天使の祠の中に入り

祠の中には、中央に泉があって

突然、泉から女性の天使が現れた。


『良く来ましたね。心清き者よ。

私は、あなたが来るのを待っていました』


女性の天使は、ゆっくりと目を開けて

私の方をじっと見つめた。

私達の頭の中に天使の声が直接響いて

テレパシーみたいな物かなって理解した。


「えっ、待っていたってどう言うことですか?」


天使の話では、私が来るのが解っていたみたいだった。

私は、悪役令嬢でアイリスちゃんと係わりがあるイベントに参加するはずがないのだ。

天使の祠に来るはずかない私が来るのが解っているのは、おかしいことだ。

もしかして乙女ゲームの方でアンジュが来るはずだったけれども来れなかったて事なの?

それとも乙女ゲームで書かれていないけれども天使の祠に来た事があるって事なの?


私は、理解ができなくてビックリして声を出して驚いて

何故解ったのか質問をした。


『それは……お答えできません。

あなた様のその事を知らせるのは、禁忌とされております。

でもあなた様は、大いなる運命に導かれて方だと言う事だけ伝えさせてもらいます』


天使は、軽く頭を下げて謝り

教えられない事を知らせた。


いったいどう言うことなの?

私が転生者だから?

それともアンジュには、私が知らない様な隠された秘密があると言うの?

魔王になるにしても断罪イベントがあるにしても乙女ゲーム通りに行かないにしても大きな事件に巻き込まれるかも知れないって事だよね。

これ以上何が起きるのよ……

本当に勘弁してほしいかも……


私は、これから起こる大変な事が嫌になり深々とため息を吐いた。


『それでは、試練を求められますか?』


天使は、私達の覚悟を確認する様に私達を見渡した。


「はい、試練を受けます!」


私は、何が何でもアイリスちゃんを助けるって思い

真剣な表情で天使を見つめ返した。


「もちろん試練を受けるよ」


ルイ様も天使を真剣な表情で見つめて

試練を受ける事を即答した。


「俺に逃げるって言葉は、ないぞ!

だから試練を受けるぞ!」


アラン様は、自分を親指を向けて二って笑い

試練を受ける事を宣言をした。


「もちろん僕も試練を受けるよ。

僕にかかれば試験なんかたいしたことがないよ。

それにアイリスお姉様との戦いに比べたら怖いものないよ」


イオン様は、自慢をするみたいに自分の胸を触りニッコリと笑った。


『それでは、中央の泉の中に飛び込んでください。

試練が終わるのをお待ちしています』


天使は、深々と下げて見送りの挨拶をして

そして天使の女性の姿が消えた。


「皆様、行きますよ。

無理は、しないで下さいね」


私は、ルイ様達に無理をしない事をお願いをして

覚悟を決めて泉の中に飛び込んだ。

そしてルイ様達も私を追い掛ける様に泉の中に飛び込んだ。


ーTo Be Continuedー

  • No.300 by 乃木坂桜  2021-01-10 18:53:46 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第12話~

俺は、とにかくやんちゃをする問題児の子供だったと思う。

立ち入り禁止の森に入ったり喧嘩をしたり悪戯をしたりとにかく迷惑の子供だったと思う。

危ない目に合った事が何回もあるがどうにかできたからこれからも大丈夫だと思っていた。

俺が8歳の時に俺の生き方を変える大事件が起きた。

「もう、アラン、また立ち入り禁止の魔物の森に入ったんだってね。

おばさんが心配していたよ」


幼馴染みのエリーが自分の腰に両手を当てて

お母さんが心配していたって怒ってみせた。


「もう、エリーは、心配性だな。

そんなの大丈夫だってよ。

いつも魔物の森に行っているけれども危ない事は、ないぞ。

エリーは、俺のお母さんかよ」


俺は、うざそうにエリーを見つめ

大丈夫だって事を知らせた。


俺は、エリーの忠告を聞かなかったのを後悔する事になるって夢にも思わなかった。


「じゃあな、エリー、俺は、これから用事があるからよ」


俺は、エリーの説教に嫌気が差して

右手を軽く振ってエリーから逃げる様に走ってその場を離れた。


「あっ、待ちなさいよ、アラン!

まだ話がすんでいないわよ!」


エリーは、去っていく俺を呼び止め様として

でも無理だと解り軽くため息を吐いた。


「まったくエリーには、困ったものだぜ。

だいたいエリーは、心配性なんだよ。

俺が危ない事をする様な失敗をするかよ」


俺は、ぶつくさ文句を良いながら魔物の森を詮索を楽しんだ。

時間を忘れて魔物の森を詮索した為に日の光が沈みかていた。


「いけない少しだけ森の詮索をしすぎたぜ。

早く帰らないと!」


俺は、夜の森の中が危ないと思い帰ろうとした。


「危ない、アラン!」


誰かに突き飛ばされたと思うと後ろに転がった。


「いたたた、いったいなんなん……だ……?」


後ろを振り向くと3メートルは、ある黒色の熊みたいなワイルドベアって言うモンスターが立っていて

その足元に苦しそうにうずくまっているエリーの姿が見えた。


「お前、エリーに何をするんだ!」


俺は、エリーが傷つけられたのを見て怒ってワイルドベアに斬りかかって

でもワイルドベアは、剣を腕で受け止められて

俺の体は、ワイルドベアの手で吹っ飛ばされて木に叩きつけられて

骨が折れた様な激痛を感じて動けなくなった。


「ぐあ!?」


ワイルドベアは、エリーの方に近づいて行った。


「うぅ……エリー……止めろ……誰かエリーを助けてくれ……」


俺は、エリーの方に右手を向けるだけしかできなくて

ワイルドベアがエリーの方に近づいて行くのを見ることしか出来なかった。


「はーーー!?」


木の上から誰かが飛び降りてきて

剣でワイルドベアを真っ二つにした。


「親父……お願いだ、エリーを助けてくれ……」


助けに来た相手が自分の父親だと解ると安心をした。

それからエリーを助けてほしい事をお願いをした。

親父は、小さく頷いてエリーの方に向かって

俺もどうにか動ける様になりエリーの近くふらふらしながら近づいた。


「これは、無理だ、助からない……」


親父は、エリーの体に大きな穴が空いているのに気がついて

悲しそうに首を横に振り治療が無理だと伝えた。


「そんな!?

ごめんな、エリー……

俺のせいで……

俺がエリーの言う事を聞かなかったから……」


エリーの体を抱き締めて涙を流して

何回もエリーに謝った。


「大丈夫だよ……

泣かないで、アラン……

私の能力の予知でアランの危険を見たの……

アランが死ぬかもって思い急いでアランを探したの……

でもアランを護る事が出来て良かった……」


エリーは、俺が無事なのが解ると安心した様に微笑んで

そしてゆっくりと目を閉じて息をしなくなった。


「エリー!!

うわーーーん!?

俺がエリーを殺したんだ!!」


俺は、エリーが死んだのを見て俺がエリーを殺したんたって思い

エリーを強く抱き締めてわんわん涙を流して泣いた。


「ふんっ!?

アラン、これは、お前が招いた事だ!

エリーちゃんに償いをしたいって思うか?

それならば大切な人を護る様に強くなれ!

強くなる事だけがお前の償いだと思え!」


親父は、いきなり俺を殴り飛ばして

俺の胸を掴んで真剣な表情で俺を見つめて

エリーの償いをしたいならば誰かを護れる様に強くなれって命令をした。

だから親父の命令を護る為に強くなるのを努力した。

他の奴から自分の事を筋肉馬鹿とか戦闘狂とか言われているのは、知っていた。

だが俺には、何が何でも強くなる為に頑張る生き方しか出来なかった。

俺は、誰より強くなった。

その為に張り合いがなくった。

そんな日々が続きある時に運命的な出会いをした。

光の属性者の噂を聞いて戦いを挑もうとして

でも後から現れた令嬢が光の属性者を護る様に立って

その令嬢と戦う事になった。

結果は、惨敗だった。

戦いにするならなかった。

俺よりも強い奴がいるのが解り興奮がおさまらなかった。

令嬢の名前は、アンジュ・メルシエ

今の俺の目標は、アンジュに勝つことだ。


「んっ、俺は……確か試練に挑戦をする為に泉に飛び込んだはずだよな……」


俺は、知らない部屋に飛ばされているのに気がついて

状況を整理しようと周りを見渡した。

いきなり煙が現れたと思うと煙が集まり俺と同じ姿になった。


「よう、俺、力って良いよな。

どちらが強いか戦おうぜ!」


偽者の俺は、剣を構えて楽しそうに二って笑った。


「良いぜ!

どちらが強いか戦おうぜ!」


俺は、自分と戦えるのが楽しみで

剣を構えて二って笑った。


「はーーー!!」


先に俺の偽者が剣を構えて俺に襲いかかってきた。


「やーーー!!」


俺も剣を構えて俺の偽者に襲いかかった。

俺と俺の偽者が剣を当たる事に突風が吹き荒れて

これこそが戦いだと思い楽しくて心がわくわくした。

しばらく戦いが続くと誰かが呼ぶ声が聞こえた。


『アラン!』


俺は、声がした方を向くと子供の時に死んだはずのエリーが立っていた。


「エ、エリー!?

な、何でお前がこんなところに……」


俺は、死んだはずのエリーがいるのに戸惑いエリーを見つめた。


「男同士の戦いに口を出すな!

消えろ!」


偽者の俺は、エリーに向かって剣を構えて襲いかかった。


「やめろーー!

今度こそエリーを護るんだ!」


俺は、エリーを護る様に立って

偽者の俺の剣を受け止めた。


「そんな女を護るだなんて軟弱だな!

どりゃーー!!」


偽者の俺は、俺を蹴り飛ばしてエリーと一緒に吹っ飛ばした。


「ぐあーー!?

大丈夫か、エリー?」


俺は、ゆっくりと起き上がり

俺の近くで横になっているエリーの体調を心配をした。


「良かった、気を失っているだけだな……」


エリーが気を失っているだけだと解り安心をした様に微笑んだ。

ふと部屋の隅っこに誰かいるのに気がついた。


「あれは、アンジュ!?

どうして、アンジュが?」


部屋の隅でアンジュが倒れているのに気がついて大声を出して驚いた。


「余所見をするな!

俺と戦いとの戦いを楽しもうぜ!」


偽者の俺は、俺に襲いかかってきた。

でも俺は、アンジュの事が気になって戦いに集中出来なかった。


「あの女が気になるのか?

安心しろ、消してやるからな!」


偽者の俺は、アンジュに剣を構えて斬りかかろうとした。


「止めろー!!

アンジュに手を出すな!」


俺は、アンジュを庇うようにアンジュの前に立った。

偽者の俺に剣で殴られて吹っ飛ばされた。


「ぐあーー!?

うぅ……」


俺は、吹っ飛ばされて地面に倒れこんで

立ち上がろうとしてでも体は、動かなかった。


「ふん、俺の癖に期待外れだな。

こいつらを殺したらお前も殺してやるからな。」


偽者の俺が煙に包まれると偽者の俺が2人に増えて

2人の偽者の俺は、エリーとアンジュに近づいていった。


「止めろ!

2人に手を出すな!」


俺は、体を動かそうとした。

でも体は、動かなかった。


またなのか……?

また俺は、大切な奴を護れないのか……?


俺は、何も出来ない自分が嫌になった。

ふと親父の言葉を思い出した。


『エリーちゃんに償いをしたいって思うか?

それならば大切な人を護る様に強くなれ!』


そうだ!

大切な奴を護る為に俺は、強くなったんだ!

こんなところで諦める事ができるか!


「うおーー!!

今だけで良い!

この命と引き換えで良いからアンジュ達を護る為にあの技を打たせてくれ!

ドラゴンフレアスラッシュ!!」


俺は、自分の生命力をエネルギーに変換する様に俺の体が光輝き初めて

剣を偽者の俺達に向かって剣を振り下ろして

剣からドラゴンの形をした炎が出ると偽者の俺達を包み込み

偽者の俺達が綺麗さっぱりと消えた。

それを確認すると意識がなくなった。


『気がついたんだね、アラン。

まったくアランは、無理をしすぎよ』


俺は、気がつくとエリーに膝枕をされていて

俺の髪を触り仕方がなさそうに苦笑いを浮かべていた。


「良かった……今度は、エリーを助ける事が出来たんだな……

はっ、アンジュは、大丈夫なのか!?」


今回は、アンジュを助ける事が出来て良かったと思い安心をした様に微笑んだ。

ふとアンジュの事を思い出して体を起こして立ち上がり

アンジュの安否を確認をした。


『アラン、あのアンジュさんは、偽者よ。

だから本当のアンジュさんは、別のところで無事なはずよ。

アランには、護りたいと思うような好きな人ができたのね。

その女の子を大切にしてあげて

私は、もうアランの側にいられないから……

神様に頼んでこの試練の時間だけ生き返らせてもらったの。

今度は、私を助けてくれてありがとうね、アラン。

私は、天国でアランの事をずっと見守っているからね。

早く天国に来たら許さないわよ』


エリーは、満面な笑みを浮かべて

天国にすぐに来ない事を命令をして

エリーの姿が消えた。


「ありがとう、またな、エリー……」


俺は、エリーが消えて行くのを見送り

部屋が輝き初めて何も見えなくなり試練が終わった事を理解した。



ーTo Be Continuedー

  • No.301 by 乃木坂桜  2021-01-12 10:49:57 

~百合注意~
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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第13話~

僕は、人間でない。

正確には、禁術によって人工的に作られた人間だ。

その禁術は、人間の体の一部を魔法で女性の体内に転移させて赤ちゃんを作る魔法だ。

移植した人間の能力を受け継ぐ事が出来た。

でも体に異常をきしたり代償を支払ったり寿命が短くなったり色々と問題があった。

何よりも人工的に子供を作る方法が神への冒涜とも言われていて外道とされて禁術とされていた。

僕の親は、優秀な子供がほしいって言う理由だけで禁忌をおかした。

僕の媒体となった人物は、過去に歴史最強と言われた賢者様だった。

僕は、そのおかけで3歳で初級魔法を使えて10歳で王国最強の魔術師になった。

王国最強の魔術師になった僕は、色んな貴族に目をつけられた。

ある金持ちの貴族が僕を手に入れたいって思い僕の親に大量のお金を渡して僕を引き取った。

僕の親は、禁忌をおかして産んだのに金をつまれたら直ぐに手放したのだ。

僕は、あっさりと親に売られた。

僕は、表向き貴族の息子として聖フォルテ学園に入学させられた。

ただ僕を買った貴族の家の名前を売りたいだけの道具でしかなかった。

僕は、周りの人間達に嫌気がさしてわざと憎まれる様な発言をした。

僕に勝てる人間は、いないと解っていたのも合ったからだ。

でも大きな理由は、それが僕をこんな目に合わせた奴等に対するせめて反抗だったからと思う。

学園に入ると僕よりも強い奴がいなくて落胆した。

そんな時に学園の先生に勝てるアランって言う戦士がいる噂を聞いた。

そいつを倒したら少しは、気晴らしになるかもって思い戦うのが楽しみだった。

でも模擬戦闘でアランがぼろ負けをしたって言う噂を聞いて

アランは、噂だけの弱い奴だと解り落胆した。

でもアランを倒した相手の事が気になった。

調べてみたら女でしかも軟弱だと思う貴族の令嬢だと解り

アランは、女に手加減したのか女に負けるほど弱かったのか解らなかったがアランに興味がなくなった。

その変わりアランを倒した令嬢の事が気になる様になった。

その令嬢を倒したら僕の気が張れるかもって思い楽しみで仕方がなかった。

その令嬢……いや、アンジュお姉様は、常識を外れている化物のような強さに思えた。

アンジュお姉様に勝てる生き物は、いないと思えて

最強の魔王ですらアンジュお姉様にかかれば赤子同然でないだろうかって思えた。

僕は、アンジュお姉様に負けて初めて恐怖の感情を理解した。

アンジュお姉様に恐怖して会うのも怖かった……

それからしばらくしてからアンジュお姉様にばったり出会った。


「お、おはようございます、アンジュお姉様」


僕は、ガチガチに震えて恐怖しながらアンジュお姉様に挨拶をした。


「おはようございます、イオン様。


それから怖い思いをさせてごめんなさいね。

でも解ってほしかったのです。

自分の力に使うには、責任がついてきます。

ただ力を使うだけでなくて他人を護る為に使ってほしかったです。

気づいていましたか?

この前に使った隕石魔法は、近くにいた無関係なアイリスちゃんを怪我をさせたり学園を壊滅させるはずだったのですよ。

イオン様にそんな事をしてほしくなったのです。

でも怖い思いをさせてごめんなさいね。

私には、弟がいなかったからイオン様が私の弟の様に思っているのですよ。

これからは、私がイオン様を悪い道を歩かない様に導いてあげます」


アンジュお姉様は、僕を抱き締めて優しく話かけてくれた。

アンジュお姉様の体の温もりがお母さんの様に感じて安心をして自然と涙が流れて泣いた。

僕は、アンジュお姉様の期待に答えれる様に頑張ろうと思った。


「あれ……ここってどこなのかな?

確か試練の泉に飛び込んで……

ってことは、これから試練があるって事だよね」


僕は、アンジュお姉様の後を追い掛けて

試練の泉に飛び込んだのを思い出した。

周りを見渡して状況を確認をして

僕は、外に出ているみたいで空が見えて闘技場の中にいるのに気がついた。

これから何かの試練があると思い周りを警戒して

いきなりアンジュお姉様が現れた。


「えっ、アンジュお姉様もこの闘技場に飛ばされたのですか?

アンジュお姉様が一緒ならば心強いです!」


僕は、アンジュお姉様が現れたのを見て安心をしてアンジュお姉様に近づいていった。

でもアンジュお姉様は、右手を僕の方に向けた。


『ダークショット……』


僕に向かって黒色の玉を放った。


「わっ!?

な、何をするんですか、アンジュお姉様!?」


僕は、慌てて黒色の玉を避けて

状況が理解できなくて呆然とアンジュお姉様を見つめた。


『ダークアロー……』


アンジュお姉様は、弓を構えるポーズをとり僕に向かって黒色の矢を放った。

僕は、慌てて魔法の光のシールドで防ごうとして

でも防ぎきれずに後ろに吹っ飛ばされた。


「うわーーー!?


くっ、戦わないとやられる!

アンジュお姉様に勝つために研究したあの呪文でないと無理だよ。

まだ完成していないけれども……

アイス……ウオーター……ロック……サンダー……ファイヤー……ウイング……

くっ……!?

シックスエレメントバスター!!」


僕は、魔法で自分の周りに氷と水と岩と雷と火と風を出して

その魔法を融合させて

虹色のビームをアンジュお姉様に向けて放ち

アンジュお姉様に当たると爆音が響き渡り闘技場全体に煙が立ち込めた。


「はーー、はーー……さすがのアンジュお姉様でも無傷ってわけないよね……」


煙で見えていないアンジュお姉様の方を見つめて

煙がはれると無傷のアンジュお姉様の姿が現れた。


「そんな!?

あれで無傷なの!?」


僕は、魔法がまったくきかなくて後ろに下がって体を振るわせた。


『ダークニードル……』


アンジュお姉様は、右手を僕の方に向けて呪文を唱えて

アンジュお姉様の右手から黒色の針が僕に向かって飛んできた。


「うわっ!?

や、やっぱりアンジュお姉様に勝てる訳ないよ!

僕は、このまま殺されるんだ!」


僕は、慌てて横に飛んで避けて尻餅を着いた。


「わんわん!」


少しだけ離れたところに子犬がいるのに気がついて

子犬が尻尾を振りながら僕の方に近づいてきた。


「なんでこんなところに子犬がいるんだ……?」


僕は、近づいてくる子犬を戸惑いながら見つめた。


『ダークウイング……』


アンジュお姉様は、子犬の方に右手を斬る様に振り下ろして

黒色の刃を子犬に向かって放った。


「危ない!?」


僕は、慌てて子犬を抱えて横に飛んで黒色の刃を避けた。


「こんな子犬を攻撃をするだなんて何をするんですか、アンジュお姉様!?」


僕は、アンジュお姉様を睨んで子犬を攻撃した事に対して怒った。

でもふとアンジュお姉様の言葉を思い出した。


『自分の力に使うには、責任がついてきます。

ただ力を使うだけでなくて他人を護る為に使ってほしかったです』


アンジュお姉様がそう優しく伝えてる姿を思い出した。


「そうだよ。

あんな事を言うアンジュお姉様が子犬を攻撃する訳ないよ!

あなたは、アンジュお姉様でない!

あんたは、誰だ!!」


僕は、アンジュお姉様に右手の人差し指を指して

アンジュお姉様が誰なのか質問をした。


『ダークボール……』


アンジュお姉様は、邪悪に微笑んで

両手を上にあげて黒色の玉を作ると黒色の玉が大きくなっていった。


「アンジュお姉様の偽者なんかに負ける訳にいなかいよ!

僕は、アンジュお姉様を侮辱する奴に負けられないよ!


マジックミラーシールド!!」


僕は、両手を前に向けて光の鏡を出した。

偽者のアンジュお姉様が黒色の玉が山ほど大きくなると僕の方に右手を向けて

山ほど大きな黒色の玉がそのまま僕の方に向かってきた。


「ぐああ……負けられるか!!

アンジュお姉様を侮辱する様な偽者に負けられるか!!

はーーー!!」


僕は、山ほど大きな黒色の玉の魔力を光の鏡の中に吸い込ませようとして

でも光の鏡が割れそうになって

魔力の上に生命力も合わせて光の鏡に注ぎ込んで

どうにか黒色の玉を鏡の中に吸い込ませて

そのまま魔力を反射させるように黒色のビームを偽者のアンジュお姉様に向かって放ち

偽者のアンジュお姉様が黒色のビームが当たると偽者のお姉様が消滅した。


「はーー、はーー……やったよ……少しは、アンジュお姉様の強さに近づけたのかな……?」


僕は、魔力と生命力をギリギリまで使いきったために地面に倒れて

子犬が護ってくれた感謝を込めて僕の顔を舐めてくれた。

僕は、子犬が顔を舐めてくれるのが気持ち良くて深々と眠りに落ちていき

闘技場が光で包まれて何処かに転送されるだと理解をした。



ーTo Be Continuedー

  • No.302 by 乃木坂桜  2021-01-12 16:10:54 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第14話~

僕は、王子と産まれて将来王様になるのが決まっていた。

僕を王子として扱うばかりでルイ・ローラン個人としては、見てくれなかった。

そんな周りの態度が嫌になり日々つまらなくなるばかりだった。

そんなある日、俺に婚約者ができた。


名前は、確か……アンジュ・メルシエって言う令嬢だった。

僕に一目惚れしたらしく婚約を提案してきた。

別にアンジュの事が好きって訳でなかった。

でも女避けにアンジュが使えるってだけの道具でしかなかった。

聖フォルテ学園に入学をしてしばらくしてからアンジュに呼び出された。


「私の道を進む為にルイ様との婚約を解除させてもらいます。

ルイ様は、本当の好きな人と幸せになってください」


アンジュは、髪をかきあげて妖艶に色っぽく微笑んで

自信満々に俺との婚約解除をお願いをしてきた。


自分の道を進む為にって何処の覇王だよ!

アンジュってこんな事を言う奴だったのか?

面白い、アンジュって面白すぎたろ!

こんな面白い奴を誰かに渡せるかよ!


「ぷっ、あははー、アンジュは、面白い事を言うね。

ますます興味が出てきたよ。

だから婚約は、解除をしないからね」


僕は、久しぶりに口元を押さえて思いっきり笑った。


「この話は、終わりだ。

僕は、今から生徒会室に向かうからまたね、アンジュ。

ちゅっ……」


僕は、少しだけアンジュをからかいたくなりアンジュのおでこにキスをした。

するとアンジュは、顔がトマトの様に真っ赤になり慌てていた。


へーーアンジュってこんな面白い顔をするんだな。

可愛面白くてますます興味が出てきたよ。

これから色々と楽しめそうだな。


それからアンジュを目に追う様になった。

アンジュは、虐めていたアイリスをかばうようになり

しかもアイリスを護る為にアランやイオンとも戦って簡単に勝つことができて

戦いの為に怖がったイオンを母親の様に優しく包み込んで慰めた。

アンジュは、変わった。

いや、変わりすぎだった。

僕は、そんなアンジュを見てアンジュが気になり

気がついたら気になるから愛しいに変わっていた。

俺は、改めてアンジュを誰にも渡さないって心に決めた。


「んっ……僕は、いったいどうしてこんなところにいるのでしょうか?

確かアンジュを追い掛けて試練の泉に飛び込んだはずだが……」


俺は、周りを見渡して状況を整理をした。

部屋は、学校の教室ほど大きくて

部屋の中央に剣が突き刺していた。

いきなり光が現れて光の中から天使の男性が現れた。


『人間よ。

どちらから殺してお前の愛をしめせ。』


天使は、両手を前に向けて手のひらが光輝いて

光が前で集まり2人のアンジュが現れた。


『えっ、ルイ様?

私は、どうしてこんなところにいるのですか?』


右のアンジュは、戸惑いながら周りを見渡していた。


『あーん、相変わらずルイ様は、凛々しくて格好いいですわ!』


左のアンジュは、体をくねくねさせて甘えた猫なで声を出した。

右のアンジュは、変わった後のアンジュで左のアンジュは、変わる前のアンジュだった。


『さあ、どちらかをその剣で殺せ。

でないと両方とも殺す』


天使の男性は、両腕を組んでプレッシャーをかける様に僕を睨んだ。


「殺せば良いんですよね?」


俺は、試練の内容を確認をするために質問をした。


『そうだ、殺せ、そうすればどちらかを助けてやろう』


天使の男性は、両腕を組んで僕を見下ろした。


「そうですか……それならば仕方がないですね。

はーーー!!」


僕は、誰かを殺さないと両方とも殺すって言葉を聞いてため息を吐いて

部屋の中央に刺さっている剣を掴み思いっきり斬った。


『な、なんだと!

お前は、何故こんな事をした!?』


天使の男性は、僕が自分の腹を剣で刺したのを見て驚きの声を出した。


「どちらかを殺せって言ったがどちらかのアンジュを殺せって言っていないよね……

それに例えどちらも偽者のアンジュだと解っていても愛する人と同じ姿の人を殺すことは、
できませんよ……

僕は、愛する人を護るって決めたのですからね……」


僕は、腹に刺さった剣の痛みを我慢して苦しそうに話した。


『人間よ。

お前をここで死なすのは、もったいない!』


天使の男性は、僕の体を触り

僕の体が光輝いて一瞬で傷が治った。


『お前みたいな人間もいるのだな……

名前は、何て言う?』


天使の男性は、僕の傷が治ったのを見て

立ち上がり僕を見下ろして優しく僕を見つめた。


「ルイ・ローランって言います」


僕は、天使の男性を見上げて名前を知らせた。


『ルイ・ローラン、その名前を覚えておこう』


天使の男性が空に飛び上がりゆっくりと光の中に消えていって

部屋も光輝いて何も見えなった。


ーTo Be Continuedー

  • No.303 by 乃木坂桜  2021-01-13 21:01:49 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第15話~

「あれ……私は、確か試練の泉に入ったはずだよね……

ここって何処なのかな……?」


私は、周りを見渡して今置かれている状況を確認をした。

部屋の中に2つの扉があって

扉には、中を覗き込める様な窓が着いていた。


「扉の中は、どうなっているのかな?」


右の扉の窓を覗き込むと現代の世界で前世の私が友達のまこちゃん達と楽しそうに学校に行ったりアニメショップに行ったりして遊んでいる姿が見えて

次に左の扉の窓を覗き込むとアンジュになった私がアイリスちゃん達と楽しく遊んでいる姿が見えた。


「この扉を使ったら前世の世界に戻れるって事なの?

サヨナラもできないで別れたまこちゃんとまた会えるの……?

まこちゃん……会いたいよ……」


私は、まこちゃんとまた会えると思って右の扉を開けようとした。

でも途中でベッドで寝ているアイリスちゃんの姿を思い出して

それから専属メイドのセラの姿が思い出して

次は、ルイ様の姿を思い出して

次は、アラン様の姿を思い出して

次は、イオン様の姿を思い出して

次々にこの世界で出会った人々を思い出した。


「そうだよね……

この世界で出会った大切な人達を残して帰れないよね……

それに私の命よりも大切なアイリスちゃんを助けるって決めていたものね……

ごめんね、まこちゃん……

本当にごめんね……

勝手にいなくなって……

私の友達になって色々と助けてくれたのにまこちゃんに恩返しもできなくて……

裏切ってごめんね……

生まれ変わってまたまこちゃんに出会えたらたくさん恩返しするから待っていてね……」


私は、扉の向こうのまこちゃんに私の声が聞こえないって解っていた。

でも私が勝手に死んだ事を涙を流してまこちゃんに何回も謝らずにいられなかった。

私は、涙が枯れるほど何10分も泣いた。

私は、アイリスちゃんを助けるぞって気持ちに切り替えて

自分の決意を表す様に自分の頬っぺたを両手で叩いて

自分がアンジュとして過ごしている世界の左の扉を開けると扉の中に入った。

扉の中は、空が見えて木が立ち並んでいて

花もいっぱいはえていて中央にの何もない宙から流れている滝の水と大きな泉があって

まるで神話に出てくる楽園の様だった。

私は、周りを見渡しているとルイ様とアラン様とイオン様が光の中から現れた。


「良かったです。

皆様も無事だったのですね……


試練は、どうでしたか?」


私は、ルイ様達が誰もかける事なく無事の姿を現したのを見て安心をした様に微笑んだ。


「ま、まあ、僕にかかれば楽勝でしたよ、アンジュお姉様」


イオン様は、両腕を頭で組んで何故か私から視線を反らして楽勝だったって事を知らせた。

その様子は、明らかに私を怖がっているみたいに思えた。


「おう、楽勝だったぜ。

そして俺は、もっと強くなったぜ。

帰ったら見ているよな!

アンジュに絶対勝つからな!」


アラン様は、清々しいほどに歯をニって見せて笑い右腕を曲げて

今回の試練で強くなった事を嬉しそうに伝えた。


「そうですね……

まあ、ノーコメントってだけ伝えておきます」


ルイ様は、右手の人差し指を立てて

そのまま自分の唇に指をつけて右目を瞑りウインクをして

ナイショのポーズをとって意味ありげに微笑んだ。

でもイオン様もルイ様もアラン様も悩みが失くなった様に晴れ晴れとしているように感じた。


『試練を良く乗り越えられました。

皆様だったら試練を乗り越えてくれるって思っていました。

最後の試練です。

この泉には、皆様が受けた試練で貯まった魔力が込められています。

でもこのままでは、天使の雫になりません。

1人の命……生命エネルギーで天使の雫は、完成します。

命を差し出して泉に飛び込んでください』


光が集まり女性の天使が現れて試練を乗り越えたのが嬉しそうに私達を見渡した。

そして両手を大きく広げて天使の雫の為に死ぬ事を提案をした。


「なっ!?

ふざけるな!!

天使の雫の為に俺達に**っていうのか!!

冗談を言うな!」


アラン様は、天使の女性の天使の雫の為に**発言を聞いて

怒った様に剣を天使の女性に向けて睨みつけた。


誰かの命でアイリスちゃんが助かるって言うんだよね。

私は、もともと乙女ゲームで殺される悪役令嬢だし

それに私の命で私のアイリスちゃんが助かるのならば喜んでこの命を使えるよ。

何よりも私のアイリスちゃんを助けたい気持ちは、誰にも負けない!


私は、泉に近づいて行った。


「アンジュお姉様、駄目です!」


イオン様が私が何をするか感じ取り私を呼び止めようとして

私は、イオン様の言葉を無視して泉の中に飛び込んだ。


「アンジュ!?」


アラン様が驚いて私の名前を呼んだ。


「アンジュ、何て事をしたんですか!?」


ルイ様は、私が泉に飛び込んだのを見て慌てて声を出して驚いた。

私は、泉の底に沈みながらルイ様達の私を呼ぶ声を聞こえてきて

アイリスちゃんが助かるのを願いながら気を失った。



ーTo Be Continuedー

  • No.304 by 乃木坂桜  2021-01-14 23:19:22 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第16話~

私は、体を揺するのに気がついてゆっくりと目を開けた。


『やっと起きました。

もうルージュたらこんなところでさぼっていたのですね。

他の大天使とこの後、会議するはずでしたよね

もう皆様が待っていますよ』


目の前にアイリスちゃんに良く似た光の輪と四枚羽が背中にはえた天使が立っていた。

アイリスちゃんに良く似た天使が私の名前を呼んで

腰に両手を当ててしかたがなさそうにため息を吐いた。


『あっ……ごめんなさい、エリザベス。

ここのお日様が気持ち良かったですからつい眠ってしまいました。

今から行きます』


ルージュ(わたし)は、花の咲く野原で寝ていて

エリザベスに起こされるとゆっくりと目を開けた。

そして両手を上に上げてあくびをした。

エリザベスの後を追い掛ける様に歩いた。


『ねえ、ルージュ、この戦い終わると思いますか?』


エリザベスは、後ろを歩くルージュ(わたし)に話し掛けた。


『どうでしょうね……

私は、終わらしたいと思っています。

敵を滅ぼすだけでなくて他の方法を模索したいと思っています。

敵も味方も皆が幸せになる方法があるはずです。

私は、そうだと信じています』


ルージュ(わたし)は、エリザベスを真剣な表情で見つめ

きっと皆が解り合える世界になると信じていた。

だからその思いをエリザベスに伝えた。


「うっ……ん……私は、いったいどうしたのでしょうか……?

確か泉に飛び込んで私の命を使ったはずですよね……


それに懐かしい夢を見ていたはずですが……

駄目です。

夢の内容を思い出せません」


私は、周りを見渡して状況を確認をした。

すると自分の部屋のベッドの上なのに気がついて

私のベッドの隣でイオン様が椅子に座ってベッドにもたれかかる様に眠っていた。

そして天使の雫を作る為に私の命を使った事を思い出して

死んだはずの自分が何故生きているのかって考え込んだ。

それから何か大事な夢を見ていた事を思い出して

夢の内容を思い出そうとしても頭の中に霧がかかっているみたいで思い出せなかった。


「んっ……アンジュお姉様……?

良かったです!

アンジュお姉様、気がついたのですね!

何処か体の体調は、悪くないですか?」


イオン様がゆっくりと目を開けて

私が起きたのに気がついて

体をベッドに乗り出して私の体調を心配した。


「目覚めたのか、アンジュ!

心配したぞ!」


アラン様とルイ様が私の部屋に入ってきて

ルイ様が右手を上げて挨拶をした。


「起きたのですね。

調子は、どうですか?」


ルイ様は、甘いスマイルを浮かべて

私の体調を質問をした。


「はい、大丈夫です。

それであれからどうなったのですか?

確か泉に生命力を注いだはずなのですが……」


私が生きてるって事は、天使の雫ができなかったかもって思い心配になり

天使の雫が手にいれる事ができたのか質問をした。


「その事ですが……

誰かを助けたいって思いの気持ち必要だったみたいです。

ですからちゃんと天使の雫ができましたよ

それからアンジュ?」


ルイ様は、私を安心させる様に優しく微笑んで

私の顔を覗き込んでキスをするほど私の顔に自分の顔を近づけてきた。

私は、ルイ様にキスをされると思い目を瞑り身構えた。

ルイ様は、いきなり私のおでこにでこぴんをした。


「痛!?

え、えっ?

いったいどうしてですか……?」


私は、ルイ様にでこぴんをされて

何故ルイ様にでこぴんをされたか解らずに戸惑ってきょとんとした。


「僕達は、怒っているのですよ。

何故あんな自分の命を捨てる様な事をしたのですか?

僕達は、アンジュの力になりたいから手伝ったのですよ。

アンジュを傷つける為に手伝ったわけでありません。

もっと自分を大切にしてください。

今度同じ事をしたら許しませんよ」


ルイ様は、私の頬っぺたを触り真剣な表情で私を見つめて

私が自分を粗末にするのが許さないって叱りつけた。


「えっ、えっと……あの……」


私は、ルイ様の態度に戸惑いながらルイ様を見つめた。


「アンジュ、返事は、どうしたのですか?」


ルイ様は、私の頬っぺたを引っ張り

怒った様にニコニコ笑顔でどす黒オーラを纏っていた。


「ひっ!?

はい、解りました!!」


私は、ルイ様の迫力が怖くて思わず立ち上がり大きく返事をした。


「はい、よろしいです。

それでアンジュ、これが天使の雫ですよ」


ルイ様は、私が返事をしたのを見て満足そうに頷いた。

ポケットから天使の雫の入った小瓶を取り出して私に見せてくれた。


「ありがとうございます、ルイ様」


ルイ様から天使の雫の入った小瓶を受け取るとアイリスちゃんの寝ている部屋に向かった。


「アンジュ様、気がつかれたのですね。

良かったです……」


セラがアイリスちゃんの近くに座り看病していた。

セラは、私が部屋に入ってきたのを見て

私が気がついたのが解り安心をした様に微笑んだ。


「心配をかけてすいませんでした。

それから迷惑をかけましたね、セラ。

今までアイリスちゃんを護ってくれてありがとうございました」


私は、セラに近づいて

セラにアイリスちゃんの看病のお礼を伝えた。


「私にそんな言葉をかけてくれるだなんて勿体無過ぎます……」


セラは、私のお礼の言葉を聞いて涙を流して感動していた。


「では、早速アイリスちゃんにこの天使の雫を飲ませないと!

ってどうやって飲ませれば良いのかな?

そう言えば乙女ゲームで攻略キャラクターが口移しで飲ませていたよね……

……うん、緊急事態だから仕方がないよね。

ごめんなさい、アイリスちゃん……」


私は、乙女ゲームのシチュエーションを思い出した。

アイリスちゃんとキスをする言い訳をして

でもアイリスちゃんとキスができるって考えるとだらしないほどニヤニヤとにやけた。

ふと、アイリスちゃんの寝顔を見て自分の邪な考えが恥ずかしくなった。


「アイリスちゃんがこんな事になっているに私は、何を考えていたんでしょうか……

ごめんなさい、アイリスちゃん。

私もファーストキスだから許してくださいね」


私は、天使の雫を口にいれるとそのままアイリスちゃんとキスをして

口移しでアイリスちゃんに天使の雫を飲ませた。

するとアイリスちゃんの体が光輝いて天使の輪と羽が出てきた。

アイリスちゃんは、ゆっくりと目を開けた。


「う……ん……私は、いったいどうしていたのでしょうか……?

えっ!?

私に羽と天使の輪がついています!?

どうしてですか!?」


アイリスちゃんは、周りを見渡して状況を確認をしようとした。

ふと、窓ガラスに自分の姿をみて

自分が天使の様になっているのに気がついて大声を出して驚いた。


「落ち着いてください、アイリスちゃん。

ただ自分の隠された力が目覚めただけです。

アイリスちゃんは、この力を使える様にならないといけませんよ。

アイリスちゃんは、私の隣に並びたいのでしたら強くならないといけませんからね」


私は、優しくアイリスちゃんに話し掛けた。

そしてアイリスちゃんに自分の力を扱える様になる事をお願いをした。

私は、いつもアイリスちゃんを護ってあげる事が出来るか解らなかった。

それにまた今回みたいな事が起きないって言いきれない

それに私が魔王に目覚めたらアイリスちゃんを危険に合わせる事になると思い

アイリスちゃんに強くなってほしいと思った。

私は、真剣な表情でアイリスちゃんを見つめた。


「この力を使かえる様に……

解りました。

アンジュ様の隣にいられる様にこの力を使える様に頑張ります。

ですからこれからもアンジュ様の側にいさせてください」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて私の顔に間近に近づけた。

そして頑張るから私の側にいさせてほしい事をお願いをした。


「はい、構いませんよ。

私の側にずっといてください」


私は、アイリスちゃんの両手を握り返して側にいてほしい事をお願いをした。

私とアイリスちゃんは、互いを見つめ合い恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべて

私は、改めてアイリスちゃんの側にいれて幸せだなって思った。



ーTo Be Continuedー

  • No.305 by 乃木坂桜  2021-01-15 19:52:40 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第17話~

アイリスちゃんが目覚めて

アイリスちゃんの天使の力を制御事ができる様になるのを約束をしてから1日が立った。

そして次の日の朝になった。

朝早くいきなりドアを大きな音を叩く音で目が覚めた。


「アラン様、朝早くからいったいなんなのですか?」


私は、学校の制服に着替えてドアを開けると目の前にアラン様が立っていた。

迷惑そうにアラン様を見つめて

朝早くからどんな用事なのか質問をした。


「帰ってから模擬戦闘をやるって言っていただろう!

今から早速やろうぜ!」


アラン様は、右手の人差し指を私に指して

模擬戦闘をやる事を宣言した。


最初は、なんのことか解らなかった。

でも直ぐにアラン様に馬鹿力って言われて怒ってアランをぼろ雑巾みたいにするために模擬戦闘をすると言った事を思い出した。


まさか、あの時の事を本気にしていただなんて……

さすがに断れないよね……


私は、模擬戦闘の約束を断れないと思い深々とため息を吐いた。


「解りました。

模擬戦闘をやりましょう……」


私は、模擬戦闘をやる約束をして

私とアラン様の2人で戦闘訓練所に向かった。


「こんばんわ、アンジュ様、アラン様。

探しましたよ、アンジュ様。

こんなところにいたのですね。

今から何をするところなのですか?」


戦闘訓練所に着くとアイリスちゃんも戦闘訓練所に現れて

アイリスちゃんの天使の輪と羽は、直せたみたいでなかった。

そして私に何をするつもりなのか質問をした。


「ごきげんよう、アイリスちゃん。

実は、アラン様と戦闘訓練をする事になりました。

ですからその為に戦闘訓練所に来ました」



私はアイリスちゃんに朝から会えたのが嬉しくてニッコリ笑い挨拶をした。

そして今からアラン様と戦闘訓練をする事を伝えた。


「えっ!?

今からアンジュ様とアラン様が戦闘訓練をするのですか!?

アンジュ様の戦っている凛々しい姿が見れるのですね……」


アイリスちゃんは、私の戦っている姿を見れると思い

両手を握り締めて恋する乙女の様にうっとりとした。


「今度学園で開催される武術大会の前哨戦(ぜんしょうせん)だ。

だからって言って戦いに手を抜くなよ!」


アラン様は、剣を私の方に向けて

武術大会の前の準備の戦いだが手を抜かない事を命令をした。


そう言えばもう武術大会のイベントの時期なんだね。

確か2人でグループをデュエットを組んでデュエット同士で戦うイベントだったよね。

確かヒロインのアイリスちゃんと攻略キャラクターがデュエットを組んで戦ったんだよね。

この選んだキャラクターによりそのキャラクターのルートに入るんだよね。

ついでに私は、全キャラクターのルートをプレイしているんだよね。

どれも感動したんだよね……

ついでに悪役令嬢のアンジュは、決勝戦でアイリスちゃんと当たっていた。

アンジュは、汚い手を使ったんだよね。

でも最後は、アイリスちゃんが勝っていたよね

そう言えばアイリスちゃんは、誰とデュエットを組むのかな?

誰と組んでもアイリスちゃんが怪我をしないようにわざと負けるつもりなんだけれどね。

それにしてもアイリスちゃんと組む奴が羨ましいよ!


「ぼーとしてどうしたんだ?

早く剣を構えろよ」


アラン様が私が考え込んでいるのをみて

早く戦いたかったみたいで剣を構えるのを命令をした。


「あっ、すいません……

ダーク強化魔法レベルMAX……

待たせてすいません。

戦いの準備ができました。

いつでも大丈夫ですよ」


私は、アラン様の言葉で正気を取り戻した

そして今使える最強の強化魔法を使って肉体を強化した。

そして私は、剣を構えた。


「行くぞ!

やーーー!!」


アラン様は、剣を構えて私に斬りかかってきた。

私も剣を構えてアラン様に向かって行った。

私の剣とアラン様の剣が触ったって思うとアラン様が後ろに吹っ飛ばされて

壁に叩きつけられて壁が崩れた。


「まだだ!」


アラン様は、直ぐに瓦礫から出てくると直ぐに私に斬りかかってきた。

私とアラン様の剣が触れたと思うとアラン様が後ろに吹っ飛ばされて

壁に叩きつけられて壁がまた崩れた。


「まだまだだ!」


アラン様は、また直ぐに瓦礫から出てくると直ぐに私に斬りかかってきた。

私とアラン様の剣が触れたと思うとアラン様が後ろに吹っ飛ばされて

壁に叩きつけられて壁がまた崩れた。


「いたたた、さすがに強いな、アンジュ。

でも今までの俺と思うなよ!


はーーー!!

ドラゴンフレアスラッシュ!!」


アラン様は、血だらけになりながら瓦礫から出てきて

剣を私の方に向けて今までの自分でない事を宣言した。

そして剣を構えて体に魔力を込めると体が光輝いて

技名を叫びながら剣を振り下ろした。

すると剣が輝いたと思うと直ぐに光がおさまり

剣から技が何も出なかった。


「はー……はー……

やっぱり駄目だったか……

試練の時は、技が出せたのだがな

まだまだ修行不足って奴かよ……」


アラン様は、技が出なかったのをみて

力付けた様に後ろに倒れ込んだ。


「アラン様は、凄く強くなりましたね。

立てますか?」


私は、瓦礫に埋もれても直ぐに向かって来たのを見て

前は、直ぐに向かってこなかったのを思い出して

アラン様は、強くなったと思った。

それからアラン様の方に右手を向けて立ち上がるのを手伝おうと思った。


「はーー……はー……すまねえ、助かるよ、アンジュ……

ん……なんの感触だ?」


アラン様は、私の方に手を伸ばして立ち上がろうとして

でもアラン様は、余所見をしていた為に私の胸に当たり

当たった感触を確かめる為に私の胸を揉んだ。


「き、きゃーーー!!」


私は、アラン様に胸を揉まれると悲鳴を出して

アラン様のお腹を叩いて

そのままアラン様が後ろに吹っ飛び

戦闘訓練所の天井にぶつかりそのまま瓦礫に埋もれた。

アイリスちゃんがアラン様が私の胸を揉んだのを見て

アイリスちゃんの体が光輝いて天使の輪と羽がはえた。


「アンジュ様、待っていてください。

今、アラン様を消し去りますからね」


アイリスちゃんは、光の槍を出して

顔がニコニコ笑顔だったけれども明らかに怒りのオーラを出した。


「ま、待ってください、アイリスちゃん。

落ち着いてください」


私は、このままだったら本当にアイリスちゃんがアラン様を殺すかもって思い

優しく話し掛けて落ち着かせようとした。


「なんでアンジュ様は、止めるのですか?

まさか、アンジュ様は、アラン様の事が好きなのですか?」


アイリスちゃんは、私がアラン様の事が好きなのかもって考えると天使の輪と羽が黒くなり始めた。


わ、わ!?

ア、アイリスちゃんが堕天使に堕天してしまうよ!

どうにか止めないと!!


私は、アイリスちゃんが堕天使になりかけているのを見て

慌ててアイリスちゃんを落ち着かせる様に優しくアイリスちゃんを抱き締めた。


「わ、わ!?

ア、アンジュ様!?」


アイリスちゃんは、私にいきなり抱き締められて顔を真っ赤にして慌てて

そして天使の輪と羽が消えた。


「落ち着いてください、アイリスちゃん。

私は、アラン様よりもアイリスちゃんの方が大切だと思っていますよ。

だから安心をしてください」


私は、アイリスちゃんを落ち着かせる様にアイリスちゃんを抱き締めながら背中を撫でて

アイリスちゃんの方が大切な事を伝えた。


「……それならば私のお願い事を聞いてくれたら許します」


アイリスちゃんは、私の体に顔を埋めて

アイリスちゃんのお願い事を聞いたら許す事を伝えた。


「お願い事ですか?

アイリスちゃんの機嫌が直るのならば構いませんよ。

アイリスちゃんの願い事を聞いてあげます。

願い事は、どんなことですか?」


私は、いきなり願い事を聞いてほしいって言葉を聞いてきょとんと首を傾げた。

でも私が願い事を聞くだけでアイリスちゃんの機嫌が直るのならば安いものだと思った。


「その……私とアンジュ様の実力が開いてあるのは、解ります。

でもアンジュ様の力になりたいのです。

ですからお願いします。

今度の学園で開催される武術大会のデュエットの相手になってください!」


アイリスちゃんは、私から離れて真剣な表情で私を見つめた。

そして右手を私の方に向けて頭を深々と下げて

アイリスちゃんと一緒に武術大会に出てほしい事をお願いをした。


わ、私?

もしかして攻略キャラクターと上手く行っていないのかな?

だから友情エンドの隠しイベントで私と組む事になったのかな?

でもアイリスちゃんと一緒にいられるのならば喜ばしい事だよ!


「良いですよ。

アイリスちゃんとデュエットを組んであげます。

私もアイリスちゃんと組みたいって思っていたのですよ。

ですからこれからよろしくお願いしますね、アイリスちゃん」


私は、アイリスちゃんの差し出した右手を握り締めてニッコリと笑い

一緒に武術大会に出る事を了承した。

そして武術大会の事をお願いをした。


でもこの時の私達は、この武術大会でまさかあんな事になるだなんて思ってもなかったです。



ーTo Be Continuedー

  • No.306 by 乃木坂桜  2021-01-16 18:32:58 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(注意事項:19話と同じ時間軸です。2つの小説が1つの話になりますので2つとも読んでくださいね。)

~第18話~

俺は、いずれアンジュに殺されるって理解している。

だから殺される前にせめて愚かな人間どもに少しでも絶望させようと思い

戦闘訓練所に魔族攻め込められる様に転移の門を設置した。

俺は、満足して気持ちを落ち着かせる様に図書館に読書に向かった。


「ごきげんよう、ロベルト様。

ロベルト様も読書ですか?」


俺の後ろから誰かに話し掛けられて

振り向くとアンジュが立っていた。


「ア、アンジュ……俺を殺すつもり……いや、何でもない。

読書だ。

せめてこの本を読み終わるまで待ってくれ……」


な、何故、アンジュがこんなところにいるんだ!?

まさか俺の計画をアンジュの策略で操られていたって言うのか!?

俺は、このままアンジュに殺されるのか聞こうとして

でもアンジュの冷徹な笑みを見て聞いた瞬間殺されるって理解した。

俺は、せめて最後にこの小説を読んでから殺してくれってお願いをした。


「すいません、邪魔をしたみたいですね。

後日、また改めて話をさせてもらいますね」


アンジュは、薄く微笑み

どす黒いオーラを纏っていた。



俺は、アンジュの魔王の笑みを見るだけで体がガタガタと震えた。


アンジュは、小説を読み終わるまで殺すのを待ってやるって意味を込めて後日、また改めて話をさせてもらいますって言ったのだと理解した。

アンジュは、俺を虫けらを見るような眼差しで見つめそのまま去っていった


まさか俺の最後に読む小説が大罪人だとは、運命を感じた。

大罪人の小説のストーリーは、世界を憎んで悪行を働くストーリーだ。

まるで俺の人生を描いている様だった。

最後の読書を楽しもうと思い日当たりの良い席に座って小説を読み始めた。



アンジュがロベルトと話をしてから2時間後戦闘訓練所から転移してくる者がいた。


「上手く潜り込めたみたいだな。

ロベルトが上手くやったか」


魔族達が隠蔽魔法を自分にかけて転移門からぞろぞろと転移してきた。


「ダークサンダーー!!」


いきなり上空から黒色の雷が落ちてくると魔族達に当たり消滅した。


「いったいなにごとだ!

俺達の姿は、隠蔽魔法で見えないはずでないのかよ!」


「おい、あそこを見ろ!

誰かいるぞ!」


魔族達は、仲間が黒色の雷に当たって消滅をしたのを見て慌てて周りを見渡して

仲間の魔族が指を指した方を見るとこの前に襲撃を邪魔をした令嬢が立っていた。


「やっぱりここは、魔法の練習をするのに適していますね」


令嬢は、俺達の方に右手を向けて話した。


「何!?

俺達との戦いが魔法の練習だと!?

ふざけるな!!」


魔族の1人が令嬢に襲いかかった。


「小ブラックホール……」


令嬢は、魔法を唱えると小さな黒色の玉を出して俺達向かって放った。


「そんな小さな玉がなんだ!

叩き割ってやるぜ!


ぐわーー!?

吸い込まれる!!」


令嬢に襲いかかった魔族が令嬢の出した黒色の玉を叩き割ろうとして斬ろうとして

でも魔族が黒色の玉に近づいただけで玉に吸い込まれて

黒色の玉が威力が収まる事なく魔族達の方に向かっていった。


「くっ、あれは、ヤバイぞ!

魔法で打ち消すぞ!

ファイヤーアロー!!」


「アイスニードル!!」


「ロックハンマー!!」


「サンダーボルト!!」


魔族達は、魔法で炎の矢と氷の針と岩のハンマーと雷を出して黒色の玉に向かって放った。

でも全ての魔法が黒色の玉に吸い込まれた。


「くっ!?

撤退だ!!

あの黒色の玉に吸い込まれたら全滅だ!!」


魔族達は、慌てて転移門を使ってアジトに戻った。


「転移門は、どうだ?」


アジトに戻ると転移門が無事なのか質問をした。


「駄目だ。

あの黒色の玉に転移門が吸い込まれたみたいだ」


魔族は、転移門を出そうとした。

でも何も起こらないのを見て

首を横に振り転移門が壊れた事を知らせた。


「くそ!!

あの女は、何者なんだよ!!」


自分達の襲撃がまた失敗に終わったのを見て悔しそうに自分の両手を握り締めた。


「まだだ、まだ機会があるはずだ!」


魔族達は、次の襲撃の機会を考えた。

こうして襲撃は、誰にも解らないうちに失敗した。


ーTo Be Continuedー

  • No.307 by 乃木坂桜  2021-01-17 23:32:16 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(注意事項:18話と同じ時間軸です)

~第19話~

アイリスちゃんと武術大会に出れる様になったのは、嬉しい事です。

でもそんな私に悩みがあります。

それは、娯楽が少ないって事です!

だってこの世界には、アニメも漫画もゲームも同人誌もないんですよ!

腐女子の私としては、苦痛でしかないんですよ!

唯一の救いと言えばこの世界にも小説があるって事です。

って事で私のうっぷんをはらす為に今日は、図書館に来ています。


「でもこの世界にも同性同士の恋愛小説が合って良かったです。

さてと今日は、どれを読もうかな?」


私は、図書館に置かれている小説を1つずつ確認をしてどの小説を読もうかな確認をして

ふとロベルト様に気がついてロベルト様に近づいた。


「ごきげんよう、ロベルト様。

ロベルト様も読書ですか?」


私は、ロベルト様に近づいて話し掛けて

ロベルト様も読書なのか質問をした。


「ア、アンジュ……俺を殺すつもり……いや、何でもない。

読書だ。

せめてこの本を読み終わるまで待ってくれ……」


ロベルト様は、私の姿を見て冷や汗をだらだらだして顔が真っ青になっていた。


うーん、初めて会った時に馴れ馴れしくしすぎて警戒されているのかな?

私は、ロベルト様と仲良くなりたいのに……


「すいません、邪魔をしたみたいですね。

後日、また改めて話をさせてもらいますね」


私は、これ以上ロベルト様と話したらロベルト様の迷惑になると思い軽くお辞儀をして

薄く微笑んで可愛らしい蝶々などを見る様な愛しそうに見つめてロベルト様と別れた。

私は、どんな小説を読もうか選んでいて

ふと気になる小説を見つけて

小説を手に取ろうとした。

でも1つの小説に2人の手を取ろうとしていた。


「あっ……」


私は、手を引っ込みて手の差し出した人物を見つめた。

すると黒髪のショートヘアーの女の子が立っていた。


「えっ……?

ご、ごめんなさい、アンジュ様……」


黒髪のショートヘアーの女の子が頭を深々と下げて謝った。


「い、いえ、私の方こそごめんなさい……」


私は、深々と頭を下げて謝った。

ふと、黒髪のショートヘアーの顔を見てある事を思い出した。


え、えっと、マリー・フランソワって言う令嬢だったよね。

確か魔力は、平均よりも下だった。

それは、魔力が封印されているからなんだよね

実は……出生に秘密があるんだよね。

ある種族と人間とハーフだったりするんだよね。

でも私のせいで悲しい最後を迎える事になるんだよね。

あんな事を起きない為に私の魔王復活の破滅フラグ折らないといけないんだよね。

そしてある事件をきっかけでアイリスちゃんとマリー様が親友になるんだよね。

そのシチュエーションが凄く萌えるんだよね!


「こちらの小説は、先にマリー様が読んでください。

そのかわり読んだ感想を私に聞かせてくださいませんか?」



私は、マリー様に読もうとした小説を渡して

先に読むかわりに感想を聞かせてほしい事をお願いをした。


「あ、ありがとうございます、アンジュ様。

読んだら小説の感想を知らせますね。

やっぱりアンジュ様は、噂通り素敵な方です……」


マリー様は、私から小説を受け取り

ほんのり顔を赤らめて恋する乙女の様に私を見つめた。


私の噂か……悪役令嬢の私の噂は、良くない噂だよね……


「私の噂ってどんな噂なのですか?」


私は、あんまり良い噂でないと思った。

でもどんな噂か解れば破滅フラグを回避できるかもって思いどんな噂なのか質問をした。


「アイリスさん……お姫様を護る綺麗で気高く凛々しい黒騎士様。

それがアンジュ様の噂です。

私は、アンジュ様と同じ黒髪なのに私と違いすぎて情けないです……」


マリー様は、私と能力が違いすぎて情けなくなり俯いていた。


いやーーアイリスお姫様を護る騎士だて!

私とアイリスちゃんは、カップルみたいだよねーー

でも綺麗で気高く凛々しい黒騎士様……?

それって私でなくない?

どっちかと言うと好き勝手する破壊神って感じでないのかな?


私は、自分が今までした事を考えて明らかに自分でないように思えた。


「マリー様には、マリー様の良さがあるはずです。

人それぞれですもの。

だから人と比べて卑屈になる必要がありません」


マリー様が本当は、凄い力を持っているのを知っていた。

だから優しく話し掛けてマリー様が落ち込む事がない事を知らせた。


「アンジュ様……

ありがとうございます。

アンジュ様は、やっぱり凄い方ですね……」


マリー様は、私に慰められるとほんのり顔を赤らめて尊敬な眼差しで私を見つめた。


「ねえ、マリー様、私と友達になってくれませんか?

本を読む友達が周りにいません。

マリー様と本が好きな者同士ですもの。

きっと話が盛り上がると思います。

ですからもう一度お願いします。

私と友達になってもらえませんか?」


私は、マリー様が読書が好きなのを知っていた。

だから同じ本を好きな者同士マリー様を逃がしたくなくて

マリー様の両手を握り締めてニッコリと笑った。

そして私と友達になってほしい事をお願いをした。


「えっ……?

そ、その……私で宜しかったらアンジュ様の友達にさせてもらえましたのでしたら嬉しいです……

ですからこれからよろしくお願いします、アンジュ様」


マリー様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべた。

私と友達になってくれるのをお願いをした。


わーー、マリー様の笑顔って可愛らしいーー!

まるでどこかのお姫様みたいだよ!


私は、マリー様の照れ笑いの笑顔が可愛らしくてうっとりと見つめた。


「ありがとうございます、マリー様。

こちらこそよろしくお願いしますね」


私は、マリー様の笑顔につられる様にニッコリと笑った。

そしてこれから仲良くするのをお願いをした。


私は、マリー様と別れて戦闘訓練所に向かった。

戦闘訓練所にきた理由は、武術大会で使う魔法の練習のためだ。


「うーん、何処かに魔法の的になるところは、ないかな?

あそこは、ちょうど良いかも!!」


私は、戦闘訓練所の中で魔法の的がないのかって思い

戦闘訓練所を見渡した。

すると魔方陣の模様が壁に張られているところを見つけた。

この魔方陣だったら魔法の的にちょうど良いと思った。


「ダークサンダーー!!」


私は、右手を魔方陣の方に向けて

最初の魔法の試し打ちの為に魔方陣の近くに黒色の雷を放った。


「魔法の練習をするのに適していますね」


私は、魔法の試し打ちが上手く行ったのを見て

ここならば魔法の練習に適しているって思い

ある魔法を試してみようと思った。


「小ブラックホール……」


私は、普通のブラックホールならば威力が強すぎて使えないと思った。

だから威力をおさえる魔法を使おうと思った。

右手を魔方陣の方に向けて

威力をおさえた小ブラックホールを放った。

何でも吸い込む黒色の玉は、魔方陣の方に飛んで行った。

魔方陣に向かうまでに黒色の玉にいきなり炎の矢と氷の針と岩のハンマーと雷が現れると全て吸い込まれた。

小ブラックホールは、魔方陣に当たると壁と一緒に描かれている魔方陣消滅すると壁に大きな穴が空いて消滅をした。


「うーーん、この魔法は、威力がありすぎて使えないよね。

今回の武術大会では、封印かな……

そう言えば武術大会の前に魔族達の襲撃イベントが合ったよね。

魔族達から病み上がりのアイリスちゃんを護る為に頑張らないとね!」


私は、魔族達の襲撃イベントを思い出して

両手を握り締めてアイリスちゃんを護る決心をした。

すると私からどす黒いオーラを出て

学園の動物達や育てられている魔物が私のどす黒いオーラの波動を感じて泡を吹いて気絶した。

この出来事が魔王の復活の前触れって言われて恐れられる事になる。



ーTo Be Continuedー

  • No.308 by 乃木坂桜  2021-01-18 23:25:47 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第20話~

結局魔族の襲撃ないまま武術大会の前日になった。


そう言えば入学してから1ヶ月後の魔族の襲撃もなかったし

武術大会の前の魔族の襲撃もないみたいだし

このまま魔王覚醒イベントもなくて平凡な学園生活が送れるかもしれないよね!

でも何が起こるか解らないから油断は、駄目だよね。


私は、このまま破滅フラグが起きないかもって思い安心をしてニコニコ笑顔になった。

でも油断は、駄目だと思い気合いを入れる様に頬っぺたを1回叩いた。


「そう言えばイオン様とアラン様は、一緒のデュエットを組まれるのですよね」


武術大会の前日に大会の訓練の為にアラン様とイオン様とルイ様とアイリスちゃんと私の五人で戦闘訓練所に集まった。


私は、アラン様とイオン様の2人でコンビネーションの練習をしているのを見て

イオン様とアラン様がデュエットを組むのだと理解した。

だから確認の為にイオン様とアラン様がデュエットを組むのか質問をした。


「ああ、イオンは、子供ながら根性も合って意外と気に入っているんだよな!」


アラン様は、イオン様の背中をばしびしと叩いてすかすがしいほどの笑顔を浮かべた。

そしてイオン様を気に入っている事を知らせた。


「まあ、アンジュお姉様やアイリスお姉様の力までいかないけれども弾除けぐらいには、なるとおもいますからね」


イオン様は、アラン様に誉められると恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめていた。


私は、アラン様とイオン様の2人のやり取りを見てこのカップリングもありかもって思って

イオン様がみたいな子供が受けも良いよね。

でもイオン様の毒舌でアラン様を攻めるのも良いよね。

むしろリバースするのも良いかも!


私は、アラン様とイオン様のやり取りを息を荒くさせて見つめた。

腐女子の私にとってアラン様とイオン様のやり取りは、ご飯が三杯行けるほど美味しかった。


「どうかしましたか、アンジュ?

どうせ下らない事を考えているのですよね」


ルイ様は、私の考えを理解している様にため息を吐いて

私が下らない事を考えている事を指摘をした。


「えっ……そ、そんな事は、ありませんよ?」


私は、ルイ様に自分の邪な考えを指摘をされて

自分の頬っぺたを触りルイ様から視線を反らした。

自分の考えた事を誤魔化そうとした。


「はーー……まあ、アンジュのおかしい行動は、これで始まったばかりでありませんからね……

でもおかしな事をするのもほどほどにするのですよ」


ルイ様は、私の行動を見て仕方がなさそうに深々とため息を吐いた。


「そう言えばルイ様は、武術大会に参加されないのですか?」


私は、ルイ様が武術大会に向けて訓練をしていないのを思い出して

だからルイ様が武術大会に参加しないのか質問をした。


「そうですね……

アンジュと一緒ならば武術大会に参加しても良いと思うのですが……

実際のところは、王子の僕が武術大会などの危ない事の参加を認められなかったのですよね。

だから今回は、観客席でアンジュ達の活躍を見学させてもらいますね」


ルイ様は、困った様に苦笑いを浮かべて

観客席でアンジュ達の戦いを見学する事を知らせた。


「ごきげんよう、アンジュ様。

こんなところでどうされたのですか?」


声がした方を向いたらマリー様が立っていた。

マリー様は、不思議そうに首を傾げてどうしてこんなところにいるのか質問をした。


「ごきげんよう、マリー様。

武術大会の準備の為に戦闘訓練をしていたところです」


私は、マリー様に出会えたのが嬉しくてニコニコ笑顔になったて

武術大会の準備の為に戦闘訓練所で戦闘訓練をしている事を知らせた。


「あ、あの……アンジュ様、こちらの方は、誰なのでしょうか……?」


アイリスちゃんは、マリー様と仲良くしているのを見て

私とマリー様が仲良くしているが気になり戸惑いマリー様の事を質問をした。


「こちらの方は、マリー・フランソワ様です。

図書館で知り合って友達になりました。

アイリスちゃんでしたらマリー様と仲良くなれるはずです。

マリー様、こちらがアイリスちゃん、光の魔法を得意とする大切な友達です」


私は、アイリスちゃんにマリー様の事を紹介して

それからマリー様にアイリスちゃんの事を紹介をした。


「そうだったのですね。

アンジュ様の友達ならば私の友達でもあります。

これからよろしくお願いします、マリー様」


アイリスちゃんは、ニッコリと笑い

マリー様に向かって右手を差し出した。


「アイリスさんにそう言ってもらえるだなんて感激です。

こちらこそよろしくお願いしますね、アイリスさん」


マリー様に照れ笑いを浮かべて

アイリスさんの差し出した右手を握り締めて握手をした。


「でもマリー様には、負けませんからね。

アンジュ様は、渡しませんよ」


アイリスちゃんは、ニコニコ笑顔を浮かべて

マリー様と握り締めている手の力を込めた。


「その……私もアイリスさんに負けません……

アンジュ様を渡すつもりはありませんからね」


マリー様は、恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべて

アイリスちゃんと握り締めている手の力を込めた。

マリー様とアイリスちゃんは、見つめ合い互いに火花を散らしていた。

私は、マリー様とアイリスちゃんが仲良くしているのを見て女の子同士の百合は、良いよねって思い

ニコニコ笑顔でマリー様とアイリスちゃんを見つめた。

人知れず私をめぐるマリー様とアイリスちゃんの戦いが始まったとは、気がついていなかった。

この後、私達のせいでマリー様に危険な目に合わせる事になるとは、思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.309 by 乃木坂桜  2021-01-21 18:19:28 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第21話~

結局魔族達の襲撃がなくて無事に武術大会当日を迎える事ができた。

私が悪役令嬢のアンジュに転生した為により物語が大分と変わって来ているのかもしれない。

そうなると私の乙女ゲームの知識が役だたなくなるかもしれない。

良い方に変わってくれれば良いのだけれども前の様にアイリスちゃんが天使の力に目覚めて意識不明になる事態もあるのだ。

私は、破滅フラグを阻止と大切な人達の幸せを護る為にもっと頑張らないといけないと改めて決意をした。


「武術大会なんて初めてだから胸がドキドキしています。

アンジュ様の足を引っ張らなければ良いのですけれども……

アンジュ様の迷惑にならないか心配です……」


私とアイリスちゃんは、控え室で緊張した様にぎこちなく微笑んでみせた。


「そんな事を気にする必要がありませんよ。

いつも通りに戦ったらアイリスちゃんに勝てる人がいないはずですからね。

それに私も一緒だからもっと気楽で行って良いのですよ」


私は、ガチガチに緊張をしていたアイリスちゃんを見て

初々しくて可愛らしいなって思い顔が少しだけにやけてしまった。


「その……アンジュ様が抱き締めてくれたら緊張が落ち着くと思います……

その……駄目でしょうか……?」


アイリスちゃんは、おろおろとして目をうるわせて控え目に私を見つめて

私が抱き締めたら落ち着くから抱き締めてほしい事をお願いをした。


うぅ……!?

アイリスちゃんたら何て可愛らしさなの!?

可愛らしさの破壊力が原子力爆弾級だよ!!


私は、アイリスちゃんが可愛らしすぎて一瞬アイリスちゃんを襲いたくなり

でもどうにか理性で心を落ち着かせた。


「そんな事でアイリスちゃんの緊張が和らぐのでしたら構いませんよ」


私は、アイリスちゃんを優しく抱き締めた。

うぅ……!?

アイリスちゃんの体から良い匂いがするよ!!

それに、アイリスの体が暖かくて仔犬を抱き締めているみたいで気持ちが良いよ!


私は、興奮をした様に変質者の様に軽く息を荒くした。


「アンジュ様の温もりって落ち着きます。

それにアンジュ様の匂いも落ち着きます……」



アイリスちゃんは、目を瞑り私を抱き締め返して幸せそうに微笑んだ。



「ありがとうございます、アイリスちゃん。

アイリスちゃんも暖かくて気持ちが良いですよ……」


アイリスちゃんに体を誉められるとどう答えた良いのか解らず照れ笑いを浮かべて

私もアイリスちゃんを感じる様に目を瞑り抱き締め返して


「ありがとうございます、アンジュ様。

もう大丈夫です」


私とアイリスちゃんがしばらく抱き締め合い

アイリスちゃんは、私から離れて恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。


「それならば良かったです。

こんな事で宜しかったらいつでもしてあげます」


私は、ニッコリと笑い

アイリスちゃんを抱き締めるのは、いつでもしてあげるのを約束をした。

ドアを叩く音が聞こえてきた。


「ごきげんよう、アンジュ様、アイリスさん。

その……応援にきました。

どうでしょうか?」


マリー様が入って来ると私達の武術大会への調子を質問をした。


「そうですね……

少しだけ緊張をしていますが……

でも問題がありませんよ」


私は、マリー様が入って来たのを見て嬉しそうにニッコリと笑った。

そして緊張をしているが大丈夫な事を知らせた。


「さすがは、アンジュ様です。

こんな武術大会でも堂々とされて憧れます」


マリー様は、目をキラキラと輝かして尊敬の眼差しで見つめて

武術大会でも堂々としている私が凄い事を伝えた。


「はい、アンジュ様は、凄い方です!

私は、そんなアンジュ様とデュエットが組めて幸せです!」


アイリスちゃんは、マリー様の言葉に賛同する様にパーと明るい笑顔を浮かべて

私とデュエットが組めた感動を表した。

またドアを叩く音が聞こえてきて


「やあ、アイリスさん、アンジュ、どうですか?

緊張をしていますか?」


ルイ様とアラン様とイオン様が部屋に入ってきた。

ルイ様が私達の体調を質問をした。


「大丈夫です。

緊張をしていません。

それにアイリスちゃんと一緒ですからね」


私は、アイリスちゃんの手を握り締めて

アイリスちゃんと一緒だから緊張をしていない事を知らせた。


「ア、アンジュ様……」


アイリスちゃんは、私に手を握り締められるとほんのり顔を赤らめて少しだけ嬉しそうに微笑んだ。


「さすがは、アンジュお姉様です!

アンジュお姉様にとって武術大会なんかお遊びみたいなものですよね!」


イオン様は、目をキラキラと輝かして尊敬な眼差しで見つめた。


「それでこそ俺のライバルだな!

俺達と決勝で当たるまで負けるなよ!」


アラン様は、私達の方に右手の人差し指を向けて

アラン様達と戦うまで負けない事を命令をした。


「そうですね……

約束は、できません。

でもできるだけ頑張ってみようと思います」


私は、少しだけ考え込んで

できるだけ頑張ってみる事を伝えた。

ドアを叩く音が聞こえてくると武術大会の役員の女性の生徒が入ってきた。


「アンジュ様、アイリスさん、戦う番になりました。

ついてきてください」


大会の役員の女性は、軽くお辞儀をしてついてきてほしい事をお願いをした。


「はい、解りました」


私とアイリスちゃんは、武術大会の闘技場の対戦相手の前に立った。

対戦相手は、杖を持った魔法使いの女性が2人だった。


「それでは、初めてください!」


審判の女性が手を前に下ろして戦闘の開始を合図した。


「速攻で終わらせるよ!


ファイヤーボール!

アイスショット!」


「ロックハンマー!

サンダーボルト!」


右の魔法使いは、両手を前に出して右手から炎のボールを左手から無数の氷の弾丸を私達向かって放ち

左の魔法使いは、両手を前に出して右手から岩のハンマーを左手から雷の弾を私達向かって放った。


「ダークウオール!」


私達に魔法が当たる前に黒色壁を作って

黒色の壁に魔法が当たると爆発の音が鳴り響き爆煙が上がり周りが見えなくなった。


「あははーー死んだかな?」


右の魔法使いが楽しそうに笑っていた。


「ホーリーレイン!」


魔法使い達が放った魔法を私の魔法で出した壁で全て防いた。

そして煙が晴れる前にアイリスちゃんは、無数の光のレーザーを空から降らして

魔法使いの女性の2人に攻撃をした。


「きゃーーー!?」


「いやーーー!?」


魔法使いの女性の2人は、アイリスちゃんの魔法が当たり悲鳴を出して後ろに吹っ飛び気絶をした。


「そこまで!

勝者、アイリス、アンジュぺあーー!」


女性の審判は、私達の方に右手を向けて

私達の勝者宣言をした。


「やりました、アンジュ様、私達が勝ちましたよ!」


私達は、控え室に戻るとアイリスちゃんは、私の両手を握り締めてニッコリと笑い

武術大会の1回戦を勝った興奮の喜びを伝えた。


「そうですね。

でもアイリスちゃんの攻撃魔法が強力だったから勝てた様なものです。

ですからアイリスちゃんの実力のおかげですよ」


アイリスちゃんに実力があったから勝てた事を伝えた。


「アンジュ様が攻撃を防いでくれたおかげです。

ありがとうございます、アンジュ様。

でもその……アンジュ様だったら私よりも強い魔法が使えますから護りを交代した方が良かったって思いますが……」


アイリスちゃんは、私の攻撃魔法が強力だったから私が攻撃魔法を使った方が良いことを提案をした。


「そうですね……

確かに私の魔法の方が強いです。

でも私の魔法が強すぎますから相手を殺してしまいますからね……

アイリスちゃん、頼りっきりで、ごめんなさいね」


私は、弱い魔法を試そうとした。

でも1番弱い魔法で一瞬で大岩を一瞬で木っ端微塵になるを見て

これは、人に向けて駄目な魔法だと理解した。

だからアイリスちゃん頼みにする事にした。


「い、いえ、アンジュ様の頼みでしたら喜んで手伝います!」


アイリスちゃんは、私が迷惑をかけている発言を聞いて慌てて両手を振り

私にだったら迷惑をかけられても構わない事を伝えた。


「ありがとうございます、アイリスちゃん」


私は、ニッコリと笑いアイリスちゃんに感謝の言葉を伝えた。

この後に乙女ゲームの悪役令嬢のアンジュがどれだけ酷い事をしていたのか改めて理解する出来事を思い出す事になるって思わなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.310 by 乃木坂桜  2021-01-22 21:32:02 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第22話~

僕は、天使の祠の試練で強くなったと思った。

でも試練後にアンジュお姉様から試練前よりもっと強くなっているのを感じた。

そして闇と光の両方の魔力を感じるとても不思議な感じがした。

僕が強くなるとアンジュお姉様も強くなる。

アンジュお姉様は、ますます手の届かない存在になる様に思えた。

そしてアイリスお姉様は、天使の滴を飲んで気がついてからは、莫大な魔力を感じた。

それは、天使と同じ魔力を感じる様に思えた。

武術大会でアンジュお姉様とアイリスお姉様がデュエットを組んで戦う姿は、綺麗で

アンジュお姉様の防御魔法は、何物も弾く強固を感じて

アイリスお姉様の攻撃魔法は、的確で破壊力があり僕の攻撃魔法を凌駕するかと思いました。

本当は、アンジュお姉様と一緒に武術大会を出たかった。

でも僕の実力では、アンジュお姉様の足を引っ張るのが理解していた。

だから武術大会は、アランと一緒に出る事にした。

アランは、普段から強くなろうと努力をするのを知っていた。

それは、アンジュお姉様の強さに近づこうとするアランに共感が持てたからだ。

僕は、この武術大会でどれだけアンジュお姉様の強さに近づけたか確かめたかった。

武術大会の当日は、控え室で大会の順番待ちをしているとアンジュお姉様とアイリスお姉様が控え室に入ってきた。


「失礼します、イオン様、アラン様。

緊張されていませんか?」


アンジュお姉様は、僕逹が緊張をしているのか質問をした。


「アンジュお姉様、アイリスお姉様、来てくれたのですね!

ありがとうございます!

緊張は、していません。

アンジュお姉様と戦うまで負けるつもりは、ありませんこらね!

ですから僕達と戦う時は、遠慮しないでくださいね」


僕は、アンジュお姉様が控え室に来てくれたのが嬉しくてパーと明るい笑顔を浮かべた。

そしてアンジュお姉様の方に右手の人差し指を指して僕に遠慮しないで戦う事をお願いをした。


「解りました。

イオン様と戦う事になりましたら遠慮は、しません。

ですから勝ち進んでくださいね」


アンジュお姉様は、優しく微笑んで

僕と戦う時に遠慮をしない事を約束をしてくれた。

そして僕に勝ち進む事をお願いをしてくれた。


「イオン君、アラン君、戦う順番です。

用意してください」


武術大会の役員の男性が入ってくると準備をするのをお願いをした。


「はい、解りました」


僕は、返事をして杖を持って立ち上がった。


「おう、解ったぜ!」


アランも返事をすると剣を持って立ち上がった。


「アラン様、イオン様、頑張ってくださいね」


アイリスお姉様は、控え室を出て行こうとする僕達に応援の言葉を伝えた。


「ありがとうございます、アイリスお姉様」


僕は、アイリスお姉様に応援に感謝の気持ちを伝えると武術大会の闘技場に向かった。

闘技場に着くと体の大きな男性2人の前に立ち

2人とも杖を持っていて魔法使いだと解る。


「試合、開始!」


女性の審判は、右手を振り下ろして試合開始の合図をした。


「アラン、この前の奴をやるよ!」


僕は、練習で成功をした事がない技をする事を提案をした。


「へーー、1回も成功してた事がないのによ。

大会でやろうだなんてイオンも面白い事を言うな!

良いぜ。

やろうぜ!」


アランは、剣を構えて技を使うのが楽しみでニッて笑った。


「決まりだね!

アイス……フォイヤー……ロック……ウオーター……サンダー……

くっ……行くよ、アラン!」


僕は、体の周りに水と炎と岩と水と雷の魔法を出して

合体技を出す事を提案をした。


「ああ、来い、イオン!」


アランは、私から距離を取り高々と飛んだ。


「はーーー!!」


僕は、五個の魔法を合体させて虹色に輝く魔力の塊をアランに向かって放った。


「させるかよ!

サンダーアロー!」


右の男性の魔法使いは、魔法で雷の弓を作り雷の矢をアランに向かって放った。


「トルネードカッター!!」


左の男性の魔法使いは、両手をアランの方に向けて

風の渦をアランに向けて放った。


「アルティメットスラッシュ!!」


アランは、僕の放った虹色の魔力の弾を剣で受け止めて

そして魔力を剣のエネルギーに変換すると剣が虹色に光輝いて

アランの魔力も込めて剣を振り下ろして

魔法使い達に斬りかかり

魔法使いの放った魔法を虹色に輝いた剣に当たると魔法が吹っ飛び

魔法使い達の近づいて剣を振り下ろして

剣から虹色の爆発が起こり魔法使い達が爆発に包み込んだ。


「ぎゃーー!?」

「ぐあーー!?」


魔法使い達は、爆発に吹っ飛ばされて気を失った。


「そこまで!

勝者、アラン、イオン、ペアー!」


審判の女性は、僕達の方に右手を向けて

僕達の勝者宣言をした。


「よっしゃー!!

やったな、イオン!」


アランは、右手を僕の方に向けて僕の右手を叩こうとした。


「まあ、ぼちぼちかな?」


僕は、恥ずかしそうに顔を赤らめて

アランが叩こうとした右手を自分からもアランの右手を叩いた。

僕達は、闘技場を出ると街に出掛けた。


「お待たせ、シロ!」


僕達は、闘技場に出ると白色の仔犬が走ってきて

僕は、仔犬を受け止めシロに顔を舐められて気持ち良さそうに微笑んだ。


「それにしてもその仔犬は、何者なんだろうな。

天使の祠の試練で助けた仔犬だろ。

普通の仔犬って訳でなさそうだけれどもよ」


アランは、興味深くシロを覗き込んだ。


「さあ、それは、解らないよ。

まあ、可愛らしいから良いと思うよ。


あっ、待てよ、シロ!」


僕は、シロとじゃれあい幸せそうに微笑んで

シロがどんなものでも構わないって思った。

いきなりシロが走り出したのをみて

慌ててシロを追い掛けた。


「まったくシロもイオンも子供だな」


アランは、苦笑いを浮かべて僕シロを追い掛けた。


「シロ、捕まえたよ。

もう逃がさないからね」


僕は、街の裏通りでシロを捕まえるとニコニコ笑顔で見つめた。

いきなり立て掛けている丸太が僕達の方に倒れてきた。


「危ない!」


アランは、僕とシロを突き飛ばして

アランは、大量の丸太の下敷きになった。


「いったい何がおきたんだ……?

ア、アラン!?

待って、今助けるからね!」


僕は、アランが丸太の下敷きになったのを見て慌ててアランに近づいて魔法でアランを助けようとした。


「あわーー!?

な、なんだ……?

体が痺れて動かない……」


空から突然弾が数個降ってくると弾から煙が出てきて

煙を吸うと体が痺れて動かなくなった。


「お前達は、な、なんなんだよ!?」


突然物陰から数人の男性が出てきた。


「悪く思うなよ。

これも仕事なんでな」


僕とアランは、数人の男性に棒でタコ殴りにさせれた。


「骨を折ったらさすがに武術大会どころでないよな」


ハゲた男性は、アランの右腕を骨を折った。


「ぐあーー!?」


アランは、骨を折られて悲鳴をあげた。


「安心しろ。

お前の骨も折ってやるからな」


ハゲの男性は、僕の左腕を持つとそのまま骨を折った。


「うぎゃーーー!?」


僕は、左腕の骨を折られると悲鳴を出した。


「じゃあな。

まあまあ、楽しめたぜ」


男性達は、右手を振りながら去っていき

僕は、気を失った。


「んっ……僕は……?

痛っ!?」


僕は、ゆっくりと目を開けると状況確認をしようと回りを見渡した。

清潔な白いの布団とベッドの上に寝ていて

横に心配そうに僕を見つめているアンジュお姉様が椅子に座っていた。


「イオン様、気がついたのですね。

良かったです……」


アンジュお姉様は、僕が気がついたのを見て安心した様に微笑んでいた。


「アンジュお姉様……

はっ、アランは、無事なのですか!?」


僕は、アンジュお姉様が側にいるのに気がついて安心した様に微笑んだ。

僕を丸太から助けてくれたアランの事が心配になり

アランの無事を質問をした。


「アラン様の命の危険は、ありません。

でもアラン様の意識は、まだ気づいていません……」


アンジュお姉様は、隣のベッドで寝ているアランの方を向いて

気がついていない事を知らせてくれた。


「やあーー、大変だったみたいだな。

いやーー次の対戦相手は、俺達だったから戦えなくて残念だったよ」


長髪の男性と坊主の男性が病室に入ってきて

長髪の男性は、嫌らしく微笑んでいた。


「まさか、お前の仕業か!?

この卑怯者!!」


僕とアランを襲わせたのがこの男性達の仕業だと理解して

部屋に入ってきた男性達を睨んだ。


「はーー?

何言い掛かりをつけているんだよ。

襲われたからって俺達のせいにするなよなーー」


坊主の男性は、ニヤニヤしながら僕を見つめた。


「本当だよなぁーー

不幸な事故だったと諦めろよなーー」


長髪の男性もニヤニヤしながら僕を見つめた。


「……出て行ってもらえませんか?」


アンジュお姉様は、静かな声で出ていく事を男性達にお願いをした。


「はーー?

何でだよ。

俺達は、イオンの見舞いにきただけだぞ」


男性達は、嫌らしくニヤニヤと笑っていた。

突然アンジュお姉様の周りに風が吹き荒れて

男性達の方を睨むと黒色の風が男性の方に向かって行き

男性達は、尻餅を着く様に倒れた。

そして廊下の窓ガラスが割れた。


「2度目は、ありませんよ。

出て行ってもらえませんか?」


アンジュお姉様がどす黒いオーラを出してニッコリと笑った。

アンジュお姉様がこんなに怒ったの見たのは、初めてだった。


「ひっ、ひーー!?

殺されるーー!?」


男性達は、僕から逃げる様に慌てて病室から出て行った。


「すいません、アンジュお姉様……

せっかくアンジュお姉様に僕が強くなったのを見せたかったのに残念です……」


僕は、困った様に苦笑いを浮かべて

アンジュお姉様と戦えなかった事を謝った。


「辛かったら泣いても良いのですよ。

イオン様は、子供ですから我慢する必要がありませんよ」


アンジュお姉様は、僕を優しく抱き締めて背中を撫でてくれて

僕に無理をする必要がない事を知らせた。


「別に無理なんか……

うぅ……アンジュお姉様、悔しいです!

私は、アンジュお姉様と戦いたかったです!」


僕は、アンジュお姉様に背中を撫でられると安心をして

アンジュお姉様を抱き締め返して涙を流してわんわんと泣いた。


「よしよし、辛かったですね。

イオン様は、私の自慢な弟ですよ」


アンジュお姉様は、僕の背中を撫でて優しく抱き締めくれた。

僕は、アンジュお姉様の温もりがお母さんに包まれている様に安心をして

気がついたら眠ってしまっていた。



ーTo Be Continuedー

  • No.311 by 乃木坂桜  2021-01-23 16:22:48 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第23話~

私とアイリスちゃんの1回戦の試合が終わりイオン様とアラン様の1回戦の試合が終わった。

イオン様達の試合は、圧勝でイオン様達が凄く強くなったのが理解した。

いずれ私の破滅フラグに関わる事になると思うと少しだけ恐ろしくなった。

私とアイリスちゃんは、試合の疲れをとる為に街に出掛けた。


「あれ、シロ様では、ないですか?

ご主人様は、どうされましたか?」


いきなり仔犬のシロが私達の前に現れたのを見てきょとんと首を傾げた。

シロは、一所懸命に吠えていた。


「アンジュ様、もしかしたらイオン様達に何か合ったのでは、ないでしょうか?」


アイリスちゃんは、ふとイオン様達に何か合ったのでは、ないかと思い

イオン様達の危険を知らせた。


「そんな!?

シロ様、イオン様達のところに案内してください!」


私は、シロ様にイオン様達のところに案内をするのをお願いをした。

するとシロ様が吠えると私達をイオン様達のところを案内する様に走り初めて

私達は、シロ様の後を追い掛ける様に走った。

しばらく走るとイオン様達が倒れているのに気がついた。


「イオン様、アラン様、大丈夫ですか!?

こんなの酷いです……

アイリスちゃん、回復魔法をお願いします!」


私は、イオン様達の近くに近寄り

イオン様とアラン様の怪我を見て絶望をした。

そしてアイリスちゃんに治療魔法をお願いをした。


「は、はい、解りました!

ヒール!ヒール!」


アイリスちゃんは、アラン様とイオン様に近寄り回復魔法をかけて治療をしようとした。


「はーー……はー……これで命の危険は、ないと思います。

でも絶対安静なのは、変えられません……」


アイリスちゃんは、魔力を使いきった様に座り込んだ。

そして命に危険がないほど回復魔法で治療をできた事を知らせた。


「ありがとうございます、アイリスちゃん。

今日は、魔力を使いすぎで疲れたでしょう。

明日の試合もありますから戻って休んでいてください」


私は、頭を下げて治療をしと事の感謝の言葉を伝えて

試合と治療に魔力を使わせたアイリスちゃんに迷惑をかけらないと思い

寮で休む事をお願いをした。


「いえ、私も!

……すいません、寮で休ませてもらいます。

何かありましたら知らせてください」


アイリスちゃんは、自分もアラン様達の看病をするって言おうとした。

でも私の今日は、休みなさいって言おうとしている眼差しを見て

魔力を使いきった今の自分は、私の邪魔にしかならないって理解したみたいで辛そうに俯いて

すぐに顔を上げて真剣な表情で私を見つめて

何か合ったらアイリスちゃんを呼んでほしい事をお願いをした。


「ありがとうございます、アイリスちゃん。

その時は、よろしくお願いしますね、アイリスちゃん」


私は、アイリスちゃんを安心させる様にニッコリと笑った。

そして何か合ったらアイリスちゃんに知らせる事を約束をした。

私は、強化魔法を使いアラン様とイオン様を病院に運び

アラン様とイオン様が寝ているベッドの真ん中の椅子に座りイオン様達の看病をした。




「んっ……僕は……?

痛っ!?」


イオン様は、ゆっくりと目を開けて状況を確認をしようと周りを見渡した。


「イオン様、気がついたのですね。

良かったです……」


私は、、イオン様が気がついたのを見て安心をした様に微笑んだ。


「アンジュお姉様……

はっ、アランは、無事なのですか!?」


イオン様は、私が近くにいるのに気がついた安心をした様に微笑んだ。

直ぐにアラン様の心配をした。


「アラン様の命の危険は、ありません。

でもアラン様の意識は、まだ気づいていません……」


私は、隣のベッドで寝ているアラン様の方を向いて

気がついていない事を知らせてくれた。


「やあーー、大変だったみたいだな。

いやーー次の対戦相手は、俺達だったから戦えなくて残念だったよ」


長髪の男性と坊主の男性が病室に入ってきて

長髪の男性は、嫌らしく微笑んでいた。


「まさか、お前の仕業か!?

この卑怯者!!」


イオン様は、病室に入ってきた男性達が仲間に襲わせたのだと理解した。

そして部屋に入ってきた男性達を睨んだ。


「はーー?

何言い掛かりをつけているんだよ。

襲われたからって俺達のせいにするなよなーー」


坊主の男性は、ニヤニヤしながらイオン様を見つめた。


「本当だよなぁーー

不幸な事故だったと諦めろよなーー」


長髪の男性もニヤニヤしながらイオン様を見つめた。


「……出て行ってもらえませんか?」


私は、静かな声で出ていく事を男性達にお願いをした。


「はーー?

何でだよ。

俺達は、イオンの見舞いにきただけだぞ」


男性達は、嫌らしくニヤニヤと笑っていた。


私は、男性達の態度を見て心の底から何かが目覚める気がした。


『こんな愚かな人間なんか殺してしまえよ……』


心の底の闇の何かが私に話し掛けてきた。


そうだよね……こんな人間なんか殺しても良いよね……


私は、心の底の闇の声に答える様に心の中で呟いた。


『そうだ、こんな人間なんか殺してしまえ……』


もう一度心の底の闇の声に従う様に私の周りに風が吹き荒れて

男性達の方を睨むと黒色の風の刃が男性の方に向かって行った。

でも頭の中で私が人を殺して悲しそうにしているアイリスちゃんの顔が思い浮かんできて私は、正気を取り戻した。


駄目!!

止まって!?


私は、慌てて男性達に当たらない様に狙いを反らした。

男性達には、当たらなかったけれども変わりに廊下の窓ガラスに当たり窓ガラスは、砕け散った。

男性達に黒色の風の刃に当たらなかった。

でも黒色の風の突風にあおられて尻餅をついた。


「2度目は、ありませんよ。

出て行ってもらえませんか?」


私は、どす黒いオーラを出してニッコリと笑った。

私は、どうにか平常心でいようと努力をした。


「ひっ、ひーー!?

殺されるーー!?」


男性達は、私から逃げる様に慌てて病室から出て行った。


「すいません、アンジュお姉様……

せっかくアンジュお姉様に僕が強くなったのを見せたかったのに残念です……」


イオン様は、困った様に苦笑いを浮かべて

私と戦えなかった事を謝った。


「辛かったら泣いても良いのですよ。

イオン様は、子供ですから我慢する必要がありませんよ」


私は、イオン様を優しく抱き締めて背中を撫でて

イオン様に無理をする必要がない事を知らせた。


「別に無理なんか……

うぅ……アンジュお姉様、悔しいです!

僕は、アンジュお姉様と戦いたかったです!」


イオン様は、私に背中を撫でられると安心をして

私を抱き締め返して涙を流してわんわんと泣いた。


「よしよし、辛かったですね。

イオン様は、私の自慢な弟ですよ」


私は、イオン様の背中を撫でて優しく抱き締めて背中を撫でた。

イオン様は、しばらくすると安心した様に眠った。

私は、イオン様をベッドに寝かせてベッドの横の椅子に座った。


危なかった……

私は、もう少しで人を殺すところだったよ……

あの心の底から響いてくる闇の声は、なんなの……?

自分が自分でなくなる様だったよ……

もしかして私の意思の関係無しに魔王として復活するって言うの?

私が怖いよ……

大切なアイリスちゃんを傷つけたくないよ……

イオン様やアラン様やセラやルイ様やマリー様のいるこの世界を破壊したくないよ……


私が魔王として復活するかもって考えると怖くて自分の体を抱き締めて震えた。


この後は、無事に武術大会で勝ち進んでいき

決勝戦でアラン様達を襲った相手と戦う事になった。


「アンジュ、アイリスさん、調子は、どうですか?」


ルイ様が決勝戦で戦う前に控え室にきてくれた。

そして私達の体調を心配をしてくれた。


「はい、体調は、万全です。

アイリスちゃんは、どうですか?」


私は、アイリスちゃんの方を向いてニッコリと笑い次にアイリスちゃんの体調が質問をした。


「はい、私も体調は、大丈夫です。

いつでも戦えます」


アイリスちゃんは、私の方を向いてニッコリと笑い返してくれた。


「そう言えばマリー様は、どうしたのでしょうか?

いつもならば控え室に応援にきてくれるはずなのですが……」


私は、いつもならば応援に来てくれるマリー様がきていないから何か合ったのでは、ないかと心配をした。

それから何か見落としていないのかって思い不安になった。

突然、控え室のドアを叩く音が聞こえてきて

控え室にイオン様達を襲った2人の男性が入ってきた。


「やあ、アンジュ、何かお困りみたいだけれども何か合ったのか?」


長髪の男性は、嫌らしくニヤニヤと笑っていた。

私は、直ぐにこの男性達にマリー様が拐われたって理解するとまた黒い感情に飲み込まれようとした。

でもいきなりアイリスちゃんが私の右手を握り締めて

アイリスちゃんの温もりを感じて正気を取り戻した。

アイリスちゃんは、私を安心させる様にニッコリと笑った。

私もアイリスちゃんの気持ち汲み取る様に小さく頷いた。


「……それで何が望みなのですか?」


私は、長髪の男性を睨む様に見つめた。


「そんなの解っているだろ。

言っておくが棄権なんて駄目だぞ。

この前の恨みもはらしたいからな。

俺達を楽しませろよな」


長髪の男性は、嫌らしく微笑んだ。

男性達は、右手を振りながら去って行った。


これは、私……乙女ゲームの悪役令嬢、アンジュが武術大会でアイリスちゃん達にした事だ。

アンジュが命令をしてアラン様達を闇討ちの襲撃をさせたり

アイリスちゃん達と戦う決勝戦でマリー様を人質にして勝とうしたり

そんな卑怯な事を私がしていたんだ

私が記憶を取り戻していなかったら私がしていた考えると自分が怖くなった。


私は、自分の罪の大きさが耐えられなくて俯いた。

直ぐに今は、マリー様を助けないとって思った。


「ルイ、大切な話があります」


私は、ルイ様にある事を話してあるお願い事をした。

これで上手く行きます様にって神様に祈らずにいられなかった



ーTo Be Continuedー

  • No.312 by 乃木坂桜  2021-01-24 22:14:31 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第24話~

私は、ルイ様にあるお願いをした。


「仕方がありませんね。

良いですよ。

アンジュのお願い事を特別に聞いてあげます」


ルイ様は、仕方がなさそうにため息を吐いて

ルイ様は、私のお願いを叶える為に控え室を出て行った。


「……アイリスちゃんは、何も聞かないのですね」


私は、アイリスちゃんがルイ様のお願い事を何も質問をしないで聞いていたのをみて

アイリスちゃんが何を考えているのか解らずに不安そうに私の事をどう思っているか質問をした。


「そうですね……

気にならないって言った嘘になります。

でも私は、アンジュ様を全てを信じています。

ですからアンジュ様が言いたくなったら教えてください。

私は、いつまでもアンジュ様をお待ちしています」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めてニッコリと笑い

私の全てを信じている事を知らせてくれた。


「ありがとうございます、アイリスちゃん」


私は、アイリスちゃんの気持ちが嬉しかった。

だからアイリスちゃんの両手を握り返してニッコリと笑い返した。

そして改めてアイリスちゃんが好きだと再確認をした。

控え室のドアを叩く音が聞こえてくるとイオン様が入ってきた。


「アンジュお姉様、アイリスお姉様、次の決勝戦の相手が僕達を襲撃をした男性達ですが大丈夫ですか?」


イオン様は、私達の決勝戦の相手が卑怯だったから心配だったみたいで病院から抜けてきた。


「イオン様!?

病院を抜けて来たのですか!?

なんてむちゃをするのですか!?」


私は、ふらふらしながら控え室に入ってきたイオン様にビックリをして

むちゃをしない事をお願いをした。


「ご、ごめんなさい、アンジュお姉様……

でも胸騒ぎがして病院でじっとしていられませんでした……」


イオン様は、私に怒られてしゅんと落ち込んで謝り

私達が不安で病院でじっとしていられなかった事を伝えた。


「仕方がありませんね。

ありがとうございます、イオン様。

でも無理をしたら駄目ですよ。

イオン様は、私の大切な弟なんですからね」


私は、仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて

イオン様を優しく抱き締めた。


「ア、アンジュお姉様、恥ずかしいです……」


イオン様は、私に抱き締められて恥ずかしそうに顔を赤らめた。


「むちゃをしたイオン様が悪いです。

ですから諦めてください。

イオン様は、大人しく病院に戻ってくれますよね」


私は、イオン様を抱き締めて

イオン様を大人しく病院に戻るのをお願いをした。


「わ、解りました、病院に大人しく戻ります。

アンジュお姉様、アイリスお姉様、無理は、しないでくださいね」


イオン様は、私から逃げる様に離れて

私達に無理をしない事をお願いをした。


「解りました。

無理は、しません。

ですから安心してください、イオン様」


私は、優しく微笑んで無理をしない事を約束をした。

イオン様は、私の無理をしないって言葉を聞いて安心をした様に微笑んで控え室を出て行った。


「アンジュ様ってイオン様の事を大切に思っているのですね」


アイリスちゃんは、嫉妬オーラ全快のオーラを纏いニコニコ笑顔で私を見つめた。


「はい、イオン様は、私の大切な弟ですから大切に思うのが当然です。

でもアイリスちゃんの事も大切に思っています」


私は、アイリスちゃんが嫉妬をしたのを見て

今だったらアイリスちゃんに抱き着けらると邪な考えをして

どさくさに紛れてアイリスちゃんに抱き着いた。


「ア、アンジュ様、ありがとうございます……」


アイリスちゃんは、恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて私を抱き締め返した。


「アイリスさん、アンジュ様、決勝戦の出番です。

準備をしてください」


私とアイリスちゃんが抱き締め合っていると控え室のドアを叩いて大会の役員の女性が入ってきた。


「はい、解りました。

行きますよ、アイリスちゃん」


私は、役員の女性に返事をして

アイリスちゃんに闘技場に向かう事を提案をした。


「はい、解りました、アンジュ様は、私が護ります!」


アイリスちゃんは、真剣な表情で私を見つめて私を護る事を約束をした。

私とアイリスちゃんは、闘技場に向かった。


「決勝戦、開始!」


女性の審判は、右手を振り下ろして試合開始の合図を出した。


「へへへ、良く逃げずに来たな。

俺達を楽しませろよ!」


長髪の男性に嫌らしく微笑んだ。


「まず小手調べだ!

アイスニードル!

ファイヤーボール!

ウイングトルネード!」


坊主の男性は、両手を前に出して

始めに氷の針を飛ばして

次は、炎の玉を飛ばして

最後に風の竜巻を放った。


「ダークウオール!!」


私は、私とアイリスちゃんの周りに闇の壁を出して魔法を全て防いだ。


「なかなかやるな!

どんどん行くぞ!

サンダーアロー!!

ロックハンマー!」


長髪の男性は、両手を前に出して雷の矢を放って

次は、岩のハンマーを放った。


「ウオーターアロー!

ブリザード!!」


坊主の男性は、両手を前に出して水の矢を放ち

次に氷と水の吹雪を放った。


「きゃははーー、これで最後だ!」

「「ファイヤートルネード」」


長髪の男性は、炎魔法を出して

坊主の男性は、風魔法を出して

2つの魔法を合体させて炎の風の渦を私達に向かって放った。


「ダ、ダークウオール!!」


私は、私とアイリスちゃんの周りに闇の壁を作り全ての魔法を防いだ。


「へーー、なかなかやるな。

でも無防備の奴をサンドバッグの方も好きなんだよな。

解るよな?」


長髪の男性は、氷の剣を出して嫌らしくニヤニヤと笑った。

遠回しに無抵抗で殴られる事を命令をされたって解ると悔しそう男性達を睨んだ。

坊主の男性も岩の棒を作った。

坊主の男性は、アイリスちゃんに棒を振り下ろした。

私は、慌ててアイリスちゃんを庇う様に覆い被さった。


「アンジュ様!?」


私がアイリスちゃんを庇うのを見て慌てて驚きの声を出して驚いた。

坊主の男性と長髪の男性は、アイリスちゃんを庇った私を何回も殴った。


「私は、大丈夫ですから退いて下さい!」


アイリスちゃんは、アイリスちゃんを私が庇って殴られてたのを見て

アイリスちゃんから離れるのをお願いをした。

私は、10分以上アイリスちゃんを庇い長髪の男性達に殴られた。


「もう飽きた。

そろそろ終わらせてやるよ。

この魔法玉の中に炎の最上級魔法のフレアバーストが封印されているんだよ。

結界で観客席まで魔法の威力が届かないから安心をしてアンジュ達だけ地獄へ落ちろよ」


長髪の男性は、魔法玉を私達の方に投げて

魔法玉の封印が解けてフレアバーストの魔法が放たれて

爆炎が闘技場全体に広がって

私達を爆炎の炎が包み込んだ。



ーTo Be Continuedー



  • No.313 by 乃木坂桜  2021-01-24 22:18:46 

コロナが流行っていますから心配です。

無事ならば安心をできます。

返事をさいそくをしている訳でありませんから気にしないで下さいね。

体には、気をつけて下さいね。

  • No.314 by 乃木坂桜  2021-01-25 17:23:32 

~百合注意~
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~第25話~

アンジュは、僕にお願い事をしてきた。


「ルイ様、お願いがあります。

マリー様を助けに行ってもらえませんか?

マリー様は、学校の図書館の1階の1番奥の本棚に『願いの青い鳥』があります。

その本を抜くと本棚の奥に赤色のボタンがあります。

そのボタンを押すと地下室に行く為の階段が現れます。

階段を降りると地下室に出ます。

そこの地下室にマリー様が囚われているはずです」


アンジュは、凄く具体的にマリーさんが囚われている場所を知らせて

マリーさんを助けるのをお願いをしてきた。


「マリー様の事は、必ず助けします。

ですから安心をしてください。


でもアンジュは、どうしてそんなに具体的にマリーさんが囚われている事が解ったのですか?」


僕は、何故マリーさんの囚われている場所が解るのか不思議に思い

何故マリーさんの囚われている場所が解ったのか質問をした。


「それは……私が全て悪いのです……

私の招いた事なのです……」


アンジュは、辛そうに俯いて

自分が全て悪い事を知らせた。


「アンジュ、それは、どう言う事なのですか?」


僕は、アンジュの言っている意味が解らなくてきょとんと首を傾げて

どう言う意味なのか質問をした。


「それは……ごめんなさい……本当にごめんなさい……」


アンジュは、涙を流して俯いて何回も謝った。


僕は、何をやっているんだ……

アンジュを護るって決めたのにアンジュを悲しませて……

僕は、アンジュの婚約者なのですから悲しませるのが僕のやることでないはずです。

ですからしっかりしないとアンジュを護らないといけませんね!


「仕方がありませんね。

良いですよ。

アンジュのお願い事を特別に聞いてあげます」


僕は、仕方がなさそうにため息を吐いて

僕は、アンジュの為に何も聞かないでおこうと思った。

そしてマリーさんを助ける事を改めて決心をした。

僕は、右手を振って控え室に出て行った。

僕は、アンジュから教えてもらった学校の図書館に向かって

問題の本棚の前に来た。


「えっと……『願いの青い鳥』の本は、合った。

この本の奥に……

赤色のボタンって……

これですね……

えい……」


僕は、アンジュから教えてもらった『願いの青い鳥』の本を取ると本の奥に合った赤色のボタンを押した。

すると本棚が動いて地下室に降りる為の階段が現れた。


「アンジュの言った通りに地下室に行く為の階段が出てきましたね。

この階段の下にマリーさんが捕まっている部屋があるわけですね……

こんな事まで解るだなんてまったくアンジュには、驚かされてばかりですね……」


僕は、何故こんな情報まで知っていたのか不思議に思った。

でもそこがアンジュらしく思い苦笑いを浮かべた。

僕は、周りを警戒をしながら階段を降りて行った。


「貴様、何者だ!

ってボンボンの王子様では、ないかよ。

こんなところでどうしたんだ?

帰ってママの◯でも飲んでろよ」


地下室に降りると数人の男性がが居て

部屋の奥に鎖に繋がれたマリーさんがいた。

1人の男性が僕に気がついて驚きの声を出して

でも僕が1人だけなのに気がついてナイフをちらつかせてニヤニヤと笑った。


「マリーさんを返してもらえませんか?」


僕は、できるだけ丁寧な声を出して

マリーさんを返してほしい事をお願いをした。


「はーーー?

返す訳ないだろ。

あの生意気な女達を痛め付けるまではな。

武術大会でさぞかし良い声で泣いてくれるんだろうな」


男性達は、嫌らしくニヤニヤと笑い

アンジュ達の傷付いた姿を考えて興奮している様だった。


「出なさい、ブラッド・グラットン(血の大食い)」


僕は、アンジュ達に危害を加えるつもりだと理解するとブチってきれる音が聞こえてきて怒りを押さえられなかった。

僕は、ナイフで自分の手を斬り血を流して

血の中に封印されている刀に呼び掛けると血が赤色の刀に変わった。


「はーー?

俺達と戦うつもりなのか?

後悔するなよ!」


男性は、剣を構えると僕に襲いかかってきた。僕の刀と男性の剣が当たると刀が剣を一瞬で食べた。


「な、な、なんなのだよ、その刀は!?」


男性は、一瞬で自分の持っていた剣が消えたの見て

慌てて僕の刀を指した。


「僕は、謝りませんよ。

命よりも大切な人を護る為ならば鬼でも悪魔でもなります」


僕は、赤色の刀を手にもって男性達に近づいた。


「相手は、一人だ!

構わない、やってしまえ!」


男性達は、僕に襲い掛かってきた。

男性達の体に僕の赤色の刀が触れるだけで刀に男性達が食われて行った。


「ひ、ひーー!?

助けてください!?」


残った1人の男性は、腰に地面を着けて怖がった。


「駄目ですよ。

許しません」


僕は、ニコニコ笑顔で男性に近づいた。


「ひっ!?

そ、そんなーー!?

うわーー!?」


男性は、僕から逃げようとした。

僕は、逃げる男性の後ろから刀で斬り刀に男性を食わせた。


「アンジュは、今の僕を見たらどう思いますかな……?

きっと怖がるでしょうね……」


アンジュが僕の無惨に人を殺す自分を見て軽蔑するだろうと思い

僕は、困った様に苦笑いを浮かべた。


僕の持っているブラッド・グラットン(血の大食い)が触れた物は、全ての物を食べる刀だ。

もちろん代償もある刀を使っている時は、自分の血を吸われる。

昔は、この刀をあんまり使いたくなかった。

でもアンジュを護る為ならばこの力を使うって決心をした。


「マリーさん、大丈夫ですか?」


僕は、赤色の刀でマリーさんの繋いでいる鎖と手錠を食わせた。

僕は、マリーさんの体を揺った。

マリーさんに気をつかせる様とした。


「んっ……?

ルイ様……?

私は、いったい……?

確か……数人の男性に拉致されて……

ルイ様が助けてくれたのですか?」


マリーさんは、ゆっくりと目を開けると周りを見渡した。

僕に気がついてきょとんと首を傾げて僕が助けたのか質問をした。


「はい、もう大丈夫です。

ですから安心をしてください。

起きて直ぐで悪いのですが来てください。

アンジュ達がマリーさんに人質にとられていた為に戦えないんです」


僕は、マリーさんに今置かれている状況を説明して

僕と一緒に闘技場にきてほしい事をお願いをした。


「えっ!?

アンジュ様達がですか!?

解りました!

今すぐ闘技場に向かいます!」


僕とマリーさんと一緒に闘技場に向かった。

闘技場に着くと男性達は、魔法玉に封じ込まれたフレアバーストをアンジュ達に放つところだった。


「アンジュ様!

アイリスさん!

私は、無事です!

ですからアンジュ様、勝ってください!」


マリーさんは、闘技場の観客席の中央に近づいて

アンジュ達に声を出して応援をした。



ーTo Be Continuedー

  • No.315 by 乃木坂桜  2021-01-26 17:19:01 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

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~第26話~


魔法玉のフレアバーストが私達を爆炎の炎が包みこんだ。

私は、身構え様に体を強ばらせた。


「えっ……?

私、生きています……

ア、アイリスちゃん……?」


私は、炎で焼かれる痛みを身構えて

でもいつまでも痛みを感じられなくてゆっくりと目を開けた。

私が天使の羽と光の輪がついた天使バージョンのアイリスちゃんに姫様抱っこをされていて

私達の周りに光のバリアが張っていてその中にいた。


「パーフェクトヒーリング。

アンジュ様、体の痛みは、大丈夫ですか?」


アイリスちゃんは、私に最上級の回復魔法を使い傷を治して

私を地面に下ろして立たせようとした。


「は、はい、大丈夫です……」


私は、アイリスちゃんに地面に下ろされて

地面に立つとアイリスちゃんがあまりにもハンサムの男らしく感じて恋する乙女の様にうっとりとアイリスちゃんを見つめた。



「はーー!?

その姿は、なんなのだよ!?

それにこっちには、あの女がいるんだぞ!

勝手な事をするなよ!」


長髪の男性は、アイリスちゃんに右手の人差し指を指して

天使の姿のアイリスちゃんを見て驚きの声を出した。

こっちには、人質がいる事を指摘をした。


「あの女って誰の事なのですか?」


アイリスちゃんは、怒りオーラを出してニコニコ笑顔で誰が人質なのか質問をした。


「誰って、もちろん!!」


坊主の男性は、人質の名前を言おうとした。


「アンジュ様、アイリスさん、私は、大丈夫です!

ですから勝ってください!!」


声をした方を振り向くとマリー様が立っていて

大声で私達を応援をした。


良かった……

マリー様が無事です……

ルイ様は、ちゃんとマリー様を助けてくれたのですね……

でも乙女ゲームと同じところにマリー様が監禁されていて良かったです……


私は、マリー様が無事なのに安心をして微笑んだ。


「えっと……ローさんとライトさんでしたね……

覚悟は、出来ていますよね?

アイリスちゃん!」


私は、対戦相手の名前を思い出して

私は、怒った様にどす黒いオーラを纏い

右手を上に上げてアイリスちゃんの方を向いた。


「はい、アンジュ様!

ホーリー……」


アイリスちゃんは、左手を上に上げて

上で私の右手を握り締めて

光魔法を使うと左手が神々しく金色に光輝いた。


「ダーク……」


私は、アイリスちゃんの左手を握り返して

闇魔法を使うとまがまがしく黒く光輝き始めた。


「「光と闇のコントラスト・シンフォニア!」」


私とアイリスちゃんは、一緒に握り締めている手を振り下ろした。

すると私とアイリスの手から黄金の光と黒色の光が交わる光がローさんのを方に飛んでいき

ローさん達に当たる前に地面に狙いを変えて

地面が爆風で吹き荒れて

魔法が当たった地面に底が見えない穴が空いていた。


「ひ、ひーー!?」


「殺される!?」


ローさんとライトさんは、涙目で怖がっていた。


「大丈夫ですよ。

次は、外しません。

一瞬で終わりますから安心をしてください」


私は、右手を上げるとアイリスちゃんが左手を上げて

上げた手を握り締めて光始めた。


「ま、待ってくれ!

いや、待ってください!

俺達は、何でもします!

だから命だけは、取らないでください!」


ローさんとライトさんは、涙目で土下座をして謝った。


「それならばマリー様に謝ってください。

もちろんアラン様やイオン様にも謝って下さいね。

もちろん断りませんよね?」


私は、アイリスちゃんと上に上げた手を握り締めたまま光を輝かせて

どす黒いオーラを出して謝る事を命令をした。


「はい、もちろんです、アンジュ様!

ですから命を取らないでください!」


ライトさんは、涙目で土下座をしたまま私達を見つめた。


「その言葉を信じます。

でも約束を破ったら解っていますよね?」


私は、どす黒いオーラを纏いニコニコ笑顔でライトさんを見つめた。


「はい、もちろんです!

俺達は、一生アンジュ様の犬になります!」


ローさんは、ガタガタと震えて涙目で私達を見つめた。


「……よろしいです。

今は、ローさん達の言葉を信じます」


私は、アイリスちゃんと繋いでいる手を離して

どす黒いオーラを纏いニコニコ笑顔でローさん達を見つめた。


「……勝者、アンジュ様、アイリスさん、ペアー!!」


審判の女性は、私達の方に右手を向けて私達の勝者発言をした。


「それでは、優勝景品の聖剣のホーリーソードです。

魔王を討伐にも使われたとも言われています。

これからも勉学と武術に励んでください」


1人の女の子が剣を持って現れた。

この女の子って名前は、メリー・クレマンって言う子だったよね。

確かこの学園で1番強い剣士で

剣帝に1番近い存在だと言われていたんだよね。

確か怪我の為に療養中だったはずたよね。

でも聖剣って魔王を倒す為の剣だよね。

それって魔王として復活する私を倒す為の剣だよね。

破滅フラグどころか自分の首を閉めていないのかな……?


「あ、ありがとうございます。

これからも勉強と武術に頑張らせてもらいます」


私は、メリーさんからホーリーソードを受け取り

自分の首を閉める事になるかもって思い冷や汗を出して

ひきつった笑顔でニッコリと笑った。

私は、武術大会に優勝できた事よりもアイリスちゃんを護るができて良かったって言う安堵の方が大きかった。

でも今回の武術大会の時に自分の心の底から響く闇の声に逆らえない自分がいた。

いつか闇の声に負けて人を傷付ける事になり

アイリスちゃんを傷付けるかもしれないって考えると自分が怖くなった。

私は、皆とどうかこの先も平和で楽しく過ごせます様にって願いを込めて祈らずにいられなかった……



ーTo Be Continuedー

  • No.316 by 乃木坂桜  2021-01-27 21:39:12 

~百合注意~
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~第27話~

武術大会が無事に私達の優勝で終わった。

それから1ヶ月がたった。

イオン様の怪我も治ってアラン様も意識を取り戻して怪我も治った。


「イオン様、アラン様、怪我は、もう完治されましたか?」


昼休みに皆で食堂に集まって食事をした。


「おう、怪我は、完治しているぞ。

今からでもアンジュと戦えるぞ!」


アラン様は、二って笑い

今から戦えるほど完治している事を伝えた。


「はい、怪我は、完治しました。

武術大会の時は、ありがとうございました。

ライト達が僕達に謝罪に来てくれたのは、アンジュお姉様のおかげなのですよね」


イオン様は、軽く腕を曲げて怪我が完治した事を伝えた。

イオン様は、ライト達が謝罪に来た事の感謝の言葉を表した。


「いえ、本当は、イオン様達に危害が加える前に止めたかったのですが……

私の力がおよばなくてすいません……

でも聞きましたよ。

謝罪に着たライトさん達を魔法でぶっ飛ばしたらしいですよね。

本当にイオン様は、襲撃されたのを根に持ってられたのですね。

ライトさん達が全治1ヶ月の怪我らしいじゃないですか。

やり過ぎですよ……」


私は、ライトさんがイオン様達に謝罪に行ってイオン様に魔法で吹っ飛ばされたのを聞いていて

相変わらずイオン様は、襲撃に合ったのが根に持っていてそれが子供らしく思い苦笑いを浮かべた。


「確かにあの時は、凄かったよな。

俺が殴る前にイオンが魔法を放っていたからな。

まあ、そんなイオンも悪くないぞ。

俺もスカッとしたからな!」


アラン様は、満足そうに腕を組んで何回も頷いて

最後にイオン様の方に右手の親指を立てて

それをイオン様に見せて清々しいほどの二って笑顔を浮かべて

イオン様が吹っ飛ばしたのを誉めた。


「もうアラン様までそんな事を言いまして……」



私は、アラン様がイオン様を誉めたのを見て

アラン様もイオン様も血の気が多いと思い

仕方がなさそうにため息を吐いた。


「……アンジュお姉様、僕達は、自分が襲われたからライト達にこんなに怒っているわけでありませんよ。

確かに襲撃をされたのは、腹が立ちましたし。

アンジュお姉様と戦えなかったのが悲しかったです。

でも何よりも無抵抗なアンジュお姉様を傷つけられたのが許せなかったのです。


それから僕は、アンジュお姉様にも怒っているのですよ!

アンジュお姉様の優しさ知っていますし

そんなアンジュお姉様の事を皆が大好きです。

でももっと自分の事を大切にしてください!

アイリスお姉様を庇う気持ちは、解ります。

でもそれでアンジュお姉様が何か合ったら僕は、本当に悲しくて気がどうにかなりそうです。

ですからお願いします。

もっと自分を大切にしてください……」


イオン様は、私が本当に心配だったみたいで涙を流してわんわんと泣いた。


「ごめんなさい、イオン様……

心配かけるだなんて私は、悪いお姉さんですね……

もう無理は、しませんから泣き止んでください……」


私は、泣き出したイオン様を慰める様に優しくイオン様を抱き締めて

無理をしないから泣き止んでほしい事をお願いをした。


「うん、これは、アンジュが悪いな。

ここまで馬鹿だと思わなかったぞ」


アラン様は、二って笑い

私の事を馬鹿だと例えた。


ば、馬鹿!?

アラン様に言われるだなんて私は、終わりかも!?


「そうですね。

アンジュ様がここまで考え無しって思いませんでした」


マリー様は、深くため息を吐いて

私の事を馬鹿だと遠回しに伝えた。


マ、マリー様まで私の事を馬鹿みたいに言うの!?


「アンジュ様、私も怒っているのですよ!

私が倒れた時も命を投げ出す様な事をしたらしいですね!

この前の武術大会も私を護って危ない目に会いましたよね!

もう少しで死ぬところだったのですよ!」


アイリスちゃんは、腰に両手を当てて

私が無理をした事を怒った。


「ご、ごめんなさい、アイリスちゃん……」


私は、アイリスちゃんに怒られるとしゅんと落ち込んでアイリスちゃんに謝った。


「それにアンジュ様は、誰にでないようにも優しすぎます!

私がどれだけ嫉妬していると思うのですか?

聞いていますか、アンジュ様?」


アイリスちゃんは、私に詰め寄り

誰にも優しい事でいつも私に嫉妬している事を怒ってみせた。


「ご、ごめんなさい、アイリスちゃん……」


私は、アイリスちゃんの怒った態度を見て

怒ったアイリスちゃんがあまりにも迫力があり

素直に謝ってしまった。


「いえ、許しません!

罰として私にキスをしてください!」


アイリスちゃんは、怒った様に詰め寄り

ほんのり顔を赤らめて嫉妬した罰に私にキスをしなさいって命令をした。


「わ、解りました……」


私は、アイリスちゃんの怒った迫力に負けてアイリスちゃんのおでこにキスをした。


「……アンジュ様、唇にキスをしてくれないのですか?」


アイリスちゃんは、私がしたおでこのキスに不満そうにして

発情した様に顔を赤らめて

目をうるわせて上目遣いで私を見つめて

自分の唇を右手の人差し指で触り

私に唇のキスをお願いをしてきた。


はう!?

アイリスちゃんたら何て色気なの!?

私の理性がもたないかも!?


私は、あまりにもアイリスちゃんの仕草が可愛らしすぎて鼻血をボタボタとたらした。


「あーー……アイリスさん、一応、アンジュは、僕の婚約者ですよ。

婚約者の前でそう言う事は、やめてもらいませんか?」


ルイ様は、気まずさそうに自分の頬っぺたを触り

婚約者の前で誘惑をするのをやめてほしい事をお願いをした。


「はっ!?

あ、あの……す、すいません、アンジュ様。

今のは、忘れてください……」


アイリスちゃんは、ルイ様の言葉で正気を取り戻して

恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて

今の言動を忘れてほしい事をお願いをした。


「い、いえ……その……私の方こそごめんなさい……」


私は、アイリスちゃんの恥ずかしがったのを見て

自分も恥ずかしくなり顔を赤らめて俯いた。

私とアイリスちゃんは、互いに付き合い始めた恋人同士みたいな雰囲気が流れた。


「ごほん……アンジュ、皆に心配をさせて迷惑をかけたのは、変わりませんよね。

アンジュがこのままって訳にいかないのが解っていますよね?」


ルイ様は、1回咳をしてどす黒いオーラを纏いニコニコ笑顔になり

このまま何もないしないで私が許されるって思っていない事を質問をした。


私は、ルイ様のニコニコ笑顔が怖くて冷や汗を出した。


ルイ様の問いが怖くて無言で何回も頷く事しかできなかった。


「学校が明日から夏休みに入りましたよね。

アンジュが僕達に個人で1人1人に1日付き合うって事をしてもらわないと行けませんよね。

もちろんアンジュに拒否権は、ありませんからね」


ルイ様は、ニコニコ笑顔で私に拒否権がない事を念を押した。


「は、はい、解りました!」


私は、ルイ様のニコニコ笑顔が怖くて直立に立って敬礼をして

解りましたって了承をした。


こうしてルイ様とアラン様とイオン様とマリー様とアイリスちゃんとセラの6人と1日デートをする事になった。

私とアイリスちゃん達と一緒の長い夏休みが始まった。


ーTo Be Continuedー

  • No.317 by 乃木坂桜  2021-01-29 06:48:02 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第28話~

学校が夏休みに入りアイリスちゃん達に迷惑をかけた罪償いの為にアイリスちゃん達と1日付き合う事になった。

アイリスちゃん達とデートの様な事だと思う。

で今日は、アラン様と付き合う事になった。

学園の門で待ち合わせして

相手を待たせたら悪いと思い少しだけ早めに待ち合わせ場所についた。

アラン様を持っているとアラン様が待ち合わせ時間よりも前に来た。


「おう、アンジュ、待たせたな」


アラン様は、私が先に待っていたのを見て

二って笑い右手を振りながら私に近寄ってきた。


「いえ、私も今来たところですから気にしないでください。

それで今日は、何をするのですか?」


私は、軽く首を横に振り待っていない事を伝えた。

アラン様の事だから戦闘訓練関係だと思い

一応何をするつもりなのか質問をした。


「実は、アンジュに付き合ってほしい場所があるんだよ。

少しだけ遠出になるが構わないよな?」


アラン様は、何故か恥ずかしそうに顔を赤らめて頬っぺたを触り

ある場所に付き合ってほしい事をお願いをした。


「大丈夫ですよ。

今日は、アラン様に付き合う約束ですからね。

ですから何処にでも付き合いますよ」


私は、アラン様らしくない態度を見て不思議そうにキョトンと首を傾げて

アラン様に付き合う事を約束をした。


「本当か!?

よし行こうぜ、アンジュ!」


アラン様は、私の言葉を聞いて嬉しそうに二って笑い

アラン様は、さっさと歩き始めた。

私は、アラン様の後を追い掛ける様に歩いて

2時間くらい歩くと小さな村が見えてきた。

村は、賑わっていて村の人々から笑顔が見れた。

私は、小さな村だけれども良い村って感じで私は、好きな村だと思った。


「この村が俺の育った村なんだよ。

どうだ?

良い村だろう?」


アラン様は、自分の村を自慢する様にニコニコ笑顔で私を見つめた。


「確かに良い村ですね。

こんな村は、大好きですよ……」


私は、村を見渡して歩いた。

本当に良い村だと思った。


「だろう!

本当に良い村なんだよ!」


アラン様は、私の良い村って認めたのを見て

ニコニコ笑顔で良い村って事を念を押す様に話した。


「アンジュ、長いこと歩いたから疲れたろう。

1度、俺の家で休んで行こうぜ」


アラン様は、ほんのり顔を赤らめて

アラン様の家に行く事を提案をした。


「そうですね……

アラン様の言葉に甘えてアラン様の家にお邪魔します」


私は、少しだけ考え込んでアラン様の家にお邪魔する事を伝えた。

私とアラン様は、アラン様の家に向かい

アラン様の家の中に入った。


「ただいま、おふくろ!」


家の中に入るとリビングに連れてこられるとアラン様は、自分のお母さんに挨拶をした。


「あ、あの……お邪魔します」


私は、緊張して控え目にアラン様のお母さんに挨拶をした。


「あら、お帰り、アラン。


まあまあまあ、アランの恋人さん!?

修行しか興味がなかったアランが女の子を連れて来るだなんてね……」


アラン様のお母さんは、私に気がついて

私の事を恋人と勘違いをして

ハンカチで涙を拭いて嬉し泣きをした。


「な、何を言っているんだ、おふくろ!?

アンジュは、恋人でないぞ!?

アンジュは、俺のライバルだ!?」


アラン様は、私の事を恋人呼びをされると慌てて顔を真っ赤にして

私は、アラン様のライバルな事を伝えた。


「あら、まあまあ、そうだったのね。

でもアランがそこまで言うだなんてアンジュさんの事を大切に思っているのね。

アンジュさん、アランの事をお願いね。

まあ、アランは、馬鹿よ。

でもね、私にとって大切な息子なのよ。

悪い子ではないから買い頃よ」


アラン様のお母さんは、私の両手を握り締めてニッコリ笑い

アラン様を貰ってほしい事をお願いをした。


「え、えっと……あの……」


私は、アラン様のお母さんの強引の態度を見て

戸惑い困った様に苦笑いを浮かべた。


「だーー!?

おふくろ、いい加減にしろ!?

恥ずかしいだろ!?」


アラン様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて

慌てて私からアラン様のお母さんを離した。


「うふふ、ごめんなさいね、アンジュさん」


アラン様のお母さんは、口元を押さえてクスクスって笑い謝った。


「い、いえ、気にしないでください……」


私は、困った様に苦笑いを浮かべた。


しばらくアラン様の家に休むと体力が回復したから家を出ることにした。


「そろそろ帰るよ。

あいつのところに寄って行くつもりだ」


アラン様は、真剣な表情でアラン様のお母さんを見つめて

覚悟を決めた様にアラン様のお母さんを見つめた。


「そうなのね……

ついにあの子のところに行くのね……

アランが決めたのならば私は、何も言わないわ。

頑張りなさいよ、アラン」


アラン様のお母さんを優しくアラン様を見つめた。


「おう、解っているよ、おふくろ!」


アラン様は、二って笑い

自分の決意を表す様にアラン様のお母さんを見つめた。


「お邪魔した、アラン様のお母様。

また寄らさせてもらいますね」


私は、アラン様のお母さんに帰りの挨拶をした。


「ええ、またいらっしゃい、アンジュさん。

ついでにアランをいつでも貰ってくれても良いのよ」


アラン様のお母さんは、楽しそうにニコニコ笑顔で伝えた。


「だーー!?

もうおふくろ、それは、良いから!?

さっさと行くぞ、アンジュ!」


アラン様は、私の右手を握り締めて歩き始めた。

しばらく森の中を歩くと棒で十字架を立ててお墓が見えてきた。

お墓の石碑にエリーって書いていた。


「よう、エリー、久しぶりだな。

お墓参りにこれなくてごめんな。

やっとお墓参りにこれる覚悟ができたんだよ。

今日は、エリーに紹介したい奴がいるんだ。

こいつが俺のライバル……いや違うな俺の大切な友達のアンジュだ。

で、俺の越えるべき相手かな。

いつかエリーに紹介したいって思っていたんだ。

俺は、もう大丈夫だから安心をして天国から見ていてくれよな」


アラン様は、私の肩を右手で触り二って笑い

天国のエリーさんに自分は大丈夫な事を知らせた。


『アンジュさん、アランをお願いね』


空から光羽が1枚落ちてくるとお墓に当たり

光輝く小さな女の子が現れてニッコリ笑い

私にアラン様の事をお願いをすると消えた。


「はーー……まったくエリーは、おせっかいなんだけらな……

今日は、付き合ってくれてありがとうな、アンジュ。


エリーは、俺の幼馴染みで俺が殺した様な事だったんだよ。

でもアンジュのおかげで乗り越えることができたんだよ。

ありがとうな、アンジュ。


それでな、その……これからもアンジュの側にいさせてくれないか?

アンジュが側にいてくれたら俺は、強くなれる気がするんだよ……」


アラン様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて自分の頬っぺたを触り

この先も私の側にいさせてほしい事をお願いをした。


ふと、アラン様ルートでアイリスちゃんに告白をするシチュエーションに似ているのを思い出した。

何故悪役令嬢の私にこんな話をしたのか疑問に思った。

でもすぐに恋愛としてでなくて強くなる為のライバルとして側にほしいのだと理解した。


「良いですよ。

アラン様が強くなるのに必要ならばアラン様の側にいてあげます。

だってアラン様にとって私は、ライバルなんですよね。

でしたら側にいてあげます」


私は、ニッコリ笑い

アラン様が強くなる為の手助けをする事を約束をした。


「えっ……?

ありがとうな、アンジュ!」


アラン様は、一瞬キョトンとして

すぐに二って笑い私に強くなるのに手助けをしてくれる感謝を伝えた。

それから私とアラン様は、学園に戻った。

今日は、アラン様の意外な事が知れて充実した1日になった。

アラン様は、魅力的でアイリスちゃんをめぐる強力なライバルになると思うと複雑な感情だったりした。



~アラン視点~

アンジュの事を好きだと理解してアンジュに自分の気持ちを伝えようと思った。

俺は、告白の決意をする為にアンジュを自分の村に招待をした。

おふくろの奴がアンジュの事でからかい始めたのは、さすがに焦った。

いざ、アンジュに告白をしようと思ったら怖くなった。

アンジュの事を好きな奴がたくさんいたからだ。

それに剣の修行ばかりしていた俺は、どの様に伝えたら良いのか解らなかった。

結局、素直に好きだと伝えられなかった。

俺がここまで臆病になるだなんて思わなかった。

でもいつかアンジュに告白をするって改めて決意をした。



ーTo Be Continuedー

  • No.318 by 乃木坂桜  2021-01-30 07:42:53 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第29話~

アラン様と1日付き合って意外な事も知る事ができて充実した1日だったと思う。

それで今日は、イオン様に1日付き合う事になっていた。

私は、イオン様と待ち合わせ場所に少しだけ早く着いて

でもイオン様が先に待ち合わせ場所にいた。


「ご、ごめんなさい、イオン様、待たせてしまいました」


私は、慌ててイオン様に近づいた。

待たせた事を謝った。


「いえ、アンジュお姉様を待たせる訳にいきません。

僕が早く来ただけです。

ですからアンジュお姉様は、気にしないでくださいね」


イオン様は、ニッコリ笑い

私を待たせたくないだけだから気にしないでほしい事をお願いをした。


うぅ……イオン様は、なんて可愛らしくて良い子なんだよ!


「ありがとうございます、イオン様」


私は、イオン様が健気て可愛らしく思い

イオン様を優しく抱き締めた。


「い、いえ、どういたしましてです、アンジュお姉様……」


イオン様は、私に抱き締められて顔を真っ赤にして照れて

控え目に私を抱き締め返した。


「それで今日は、何処に行くつもりなのですか?」


私とイオン様は、しばらく抱き締め合うとどちらともなく離れて

イオン様とこれから行くところを質問をした。


「産みの親に会いに行こうと思います。

僕を捨てた親に会いに行くのに怖いですが……

アンジュお姉様が一緒ならば会いに行く勇気が出れます……

その……アンジュお姉様、一緒に産みの親に会いに行ってもらえませんか……?」


イオン様は、産みの親に会いに行くのが怖いみたいで自分の両手を恐々と握り締めて

私に産みの親に会いに行くのをお願いをした。


「私が一緒に行くことでイオン様が勇気が出れるのでしたら一緒に行かせてもらいますね」


私は、優しく微笑んで

私が一緒に行くことで勇気が出るのならばって思い一緒に行く事を賛同した。


「ありがとうございます、アンジュお姉様」


イオン様が私が行くのを了承してくれるのが安心をして嬉しそうにニッコリと笑った。


「それから産みの親に会う前に伝えておきたい事があります。

僕の出産の秘密です……

僕は、普通の人間でありません。

歴史の最強と言われた賢者の細胞を禁術を使い僕の母親の体内に移植して

移植した細胞で赤ちゃんをつまり僕を作ったのです。

ただ優秀な赤ちゃんがほしいってだけで作られました。

だから僕は、人間でありません。

でもあとで産みの親に売られるのですけれどね。

僕って何の為に産まれたのでしょうね……」


イオン様は、ゆっくりと自分の過去を話すと泣きそうな表情で苦笑いを浮かべた。

私は、イオン様にかける言葉が見つからなくて優しくイオン様を抱き締めた。


「ありがとうございます、アンジュお姉様……

アンジュお姉様にこうされているとお母さんに抱き締められているみたいで落ち着きます……」


イオン様は、私に抱き締められて幸せそうに微笑んだ。


私には、乙女ゲームをプレーした知識があった。

イオン様は、産みの親に売られたって思っているみたいだけれども乙女ゲームの知識で本当は、違う事を知っていた。

今回の事でイオン様の苦しみがなくなれば良いって考えも合った。


私は、イオン様に連れられてある村に向かった。

村は、寂れていて人があんまりいないみたいだった。

村をしばらく歩くと古い家の前に着いた。

イオン様は、ドアを叩くと家の中から二十代くらいの女性が出てきた。


「こんばんわ……その……まだお母さんって呼んでも良いのかな?」


イオン様は、緊張した様にガチガチになりながら挨拶をした。


「イ、イオン……

イオンが呼びたい様に呼べば良いわ。

取り合えず家の中に入ってからゆっくりと話をしましょう。

あなたも一緒に入ってくれない?」


イオン様のお母さんは、イオン様を見て明らかに戸惑った表情を浮かべた。

私とイオン様は、イオン様のお母さんに連れられてリビングに来た。


「イオン、戻ってきたのか?

ここは、お前が来る場所でないぞ」


イオン様のお父さんは、リビングに入って来たイオン様を見て

冷たくここにイオン様の場所がないことを伝えた。


「うん……解っているよ、僕の話が終わったら出て行くよ。

僕を産んでくれてありがとう。

お母さん達が産んでくれたからアンジュお姉様とも出会える事ができたの。

その感謝の気持ちだけは、伝えたかったんだよ。

それならば僕は、帰ります。

もう来ませんから安心をして良いよ……」


イオン様は、つらそうに微笑んでリビングを出て行こうとした。


「待ってください、イオン様。

私もイオン様の両親に話があります」


私は、イオン様の右手を握り締めて出て行くのを止めて

イオン様の両親を真剣な表情で見つめた。


「俺達に話か?

どうせ酷い親だと言うのだろう」


イオン様のお父さんは、私を悲しそうに見つめた。


「いえ、違います。

イオン様は、私の弟みたいな者です。

ですからどうしてもイオン様とイオン様の両親が悲しい思いをするのは、見ていられません」


私は、真剣な表情でイオン様の両親を見つめた。


今から伝える事は、本当はアイリスちゃんが気づいてイオン様の両親に説得する出来事だ。

でもアイリスちゃんのイベントを待っていたら手遅れになると思い私が伝える事にした。


「イオン様を貴族に預けたのは、イオン様を護る為でありませんか?

イオン様は、禁術で産まれた存在です。

もしもイオン様が禁術で産まれた存在とばれたら国や魔法業界に監禁されて実験のモルモットにされるのでないですか?

それを回避するには、貴族の息子になる事です。

貴族の息子にならば貴族の後ろ楯ができます。

そうなると実験のモルモットになる確率が減ると思います。

違いますか?」


私は、乙女ゲームの知識を思い出して

自分の考えをイオン様のお父さんに伝えた。


「えっ!?

お父さん、それは、本当なのですか!?」


イオン様は、私の指摘を聞いて慌てて顔をあげて

自分のお父さんを見つめて

私の言った事が本当なのか質問をした。


「……そんな事は、どうでも良い。

イオンを預けたのは、事実だ。

それに魔術研究者の俺達と一緒にいたらお前は、不幸になる。

もう俺達のところに来るな」


イオン様のお父さんは、立ち上がって

後ろを向いたままイオン様が不幸になるから来るなって伝えるとそのままリビングを出ていった。

イオン様のお父さんの背中が泣いている様に思えた。


「うぅ……僕は、ずっと親に護られていたのですね……

そうとは、知らないで僕は、逆恨みをして……

ごめんなさい、お父さん……

ごめんなさい、お母さん……」


イオン様は、地面に両手を置いて涙を流して泣いた。

私は、イオン様の悲しみが和らいだらって思い

イオン様を優しく抱き締めて背中を擦った。


「アンジュさんだったわよね。

これからも私の大切な息子をお願いね。

私達は、イオンの側にいられないから……

私達が優秀な子供がほしいって言う身勝手で産んだ私達が悪いのだから……

私達は、イオンに恨まれて仕方がないもの……

でもイオン、私達は、何処にいてもあなたの事を愛してるわ……」


イオン様のお母さんも立ち上がり後ろを向くと少しだけ涙を流して

イオン様にイオン様のお父さんとお母さんが愛してる事を伝えるとリビングを出ていった。

私は、イオン様が泣き止むのを待って2人で家を出ていった。


「アンジュお姉様、今日は、僕に付き合ってくれてありがとうございました。

アンジュお姉様がいなかったら親の本当の考えを理解できないで恨んでいるだけだったと思います。

アンジュお姉様は、僕に色んな事をしてくれます。

アンジュお姉様にどのように恩返しをしたら良いのか解りません……」


イオン様は、私に感謝をする様に真剣な表情で私を見つめた。


「そんなの気にする必要がありませんよ。

弟に何かしようと思うのは、姉としての当たり前の事ですからね」


私は、優しくイオン様を見つめて

弟のイオン様に何かするのは、当たり前だと知らせた。


「ありがとうございます。

僕は、アンジュお姉様の事が好きです」


イオン様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて

私に好きだと告白をした。


「ありがとうございます、イオン様。

私もイオン様の事が好きですよ」


私は、イオン様が姉として好きだと言ったのだと思い

イオン様の好意が嬉しくてニッコリと笑った。

するとイオン様は、困った様に苦笑いを浮かべた。

イオン様の苦笑いの理由が解らなかった。

でもイオン様の苦しみがとれて良かったと思った。



~イオンの視点~

僕は、産みの親の事でトラウマが合った。

でもアンジュお姉様と出会ってこのままで良くないと思い産みの親に会いに行く事にした。

でも1人で会いに行くのが怖くてアンジュお姉様も一緒に行くのをお願いをした。

アンジュお姉様と一緒に産みの親に会いに行くと親の本心を聞けて

自分が愛されているって解り泣いてしまった。

私は、アンジュお姉様に感謝するとともにアンジュお姉様の事を1人の女性として好きだと気がついた。

だから勇気を振り絞ってアンジュお姉様に告白をした。

でもアンジュお姉様は、僕の事を子供としか見ていなくて軽く流された。

僕は、早く大きくなりたいって思った。

大きくなって僕を1人の男性と見られたいって思った。

こんなにも子供の自分が嫌だと思ったのは、初めてだと思った……

僕は、アンジュお姉様に男と見られないのが辛くなり俯いた。



ーTo Be Continuedー

  • No.319 by 乃木坂桜  2021-01-31 17:04:04 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第30話~

イオン様と一緒にイオン様の産みの親に会いに行って

イオン様がイオン様の両親の本心を聞いて心残りが消えたと思う。

私は、イオン様の心を救えて良かったと思う。

そして今日は、ルイ様と1日付き合う事になった。

私は、学園の校門で少しだけ早くきてルイ様が来るのを待った。

しばらくするとルイ様が来た。


「おはようございます、アンジュ。

すいません、待たせたみたいですね」


ルイ様は、先に私が来ているのに気がついて少しだけ早歩きで私に近寄り

待たせた事を謝った。


「おはようございます、ルイ様。

いえ、私が早く来ただけですから気にしないで下さい」


私は、軽く首を横に振り

私が早く来たから気にしない事を伝えた。


「そうですか……そう言ってもらえるのならば助かります。

それでは、行きましょうか?

少しだけ遠出になると思いますから急ぎましょう」


私は、ルイ様の用意した馬車に乗りしばらく走ると大きな森が見えてきた。

森の前で馬車から降りると歩きで森の中に入って行った。


「ルイ様、ここの森って綺麗ですね。

それに空気も美味しいです……」


私は、ルイ様の後ろを歩き森の中を見渡した。

森の中は、所々輝いていて

空気も美味しく思えた。


「ここの森は、精霊の森って言われていて一般な人は、入れないところなんですよ。

今日は、僕が精霊と契約をする為に特別に入る事を許可されたのですよ。

アンジュには、僕が精霊と契約をするのに立ち合ってもらおうと思いましてね」


ルイ様は、私が感動した様に森の中を歩いている姿を見るのが楽しそうに愛おしそうに私を見つめた。


「そうだったのですね。

ありがとうございます、ルイ様!」


私は、ルイ様が精霊の森に連れて来てくれたのが嬉しくてニッコリと笑った。


「やっぱりアンジュは、そうやって笑っている方が可愛らしいですね」


ルイ様は、私の笑顔を見てほんのり顔を赤らめて

私の笑顔が可愛らしいって誉めた。


「ありがとうございます、ルイ様?」


私は、ルイ様が態度がまるで私が好きな様な態度に思えた。

ルイ様は、アイリスちゃんが好きなのにどうしてこんな態度をとるの不思議に思い

不思議そうに首を傾げて疑問計で感謝を伝えた。


しばらく歩くと大きな泉の前に着いた。


「アンジュ、僕が精霊と契約をするのを見ていてくださいね」


ルイ様は、私に精霊を契約をするのを見ていてほしい事をお願いをして

ルイが泉の中に入って行った。


「精霊よ!

僕の声に答えたまえ!

どうか僕の力を貸して下さい!」


ルイ様は、剣を泉の中に刺して両手を握り締めて祈った。

すると上位の炎の精霊のイフリートが現れた。


『人間よ。

何故力を望むのか?』


イフリートは、両腕を組んで

ルイ様が精霊の力を求める理由を質問をした。


「愛する人を護る為です!

無力の自分では、愛する者を護れません!

どうか力を貸して下さい!」


ルイ様は、自分の胸に右手を当てて

愛する者を護る為に力が必要だから力を貸してほしい事をお願いをした。


「では、人間に問おう。

その者が世界を滅ぼす存在になったらどうする?」


イフリートは、ルイ様を試す様にルイ様を見つめて

好きな者が世界を滅ぼす場合は、どうするのか質問をした。


「その場合は、愛する人を止める為に戦います。

愛する人は、世界を愛しています。

だから本当は、世界を滅ぼすのを望んでいません。

僕は、愛する人が好きな世界を護りたいです。

そして愛する人も取り戻します!」


ルイ様は、真剣な表情でイフリートを見つめて

愛する人も世界も助けるって決意を表した。


『うははー、強欲だな!

強欲だが悪くない。

良いだろう。

我は、お前に力を貸そう。

我の力が必要な時は、いつでも呼ぶがよい!』


イフリートは、ルイ様の答えを聞いて楽しそうに笑い

力を貸すのを約束をして

イフリートがルイ様の体に重なり溶け込む様に消えた。


ルイ様は、そこまでアイリスちゃんの事を愛しているんだね……

これは、アイリスちゃんをめぐる戦いの大きなライバルになりそうだよね。

でもルイ様には、負けないからね!

アイリスちゃんと恋人になるのは、私だよ!


私は、ルイ様の態度を見て

ルイ様のアイリスちゃんの好きな気持ちは、本物だと思った。

でもアイリスちゃんを好きな気持ちは、負けていないと思い

心の中でルイ様にアイリスちゃんの恋で負けない事を心に誓った。


「今日は、付き合ってくれてありがとうございます、アンジュ。

せっかくだからアンジュも精霊契約を試して見ては、どうですか?」


ルイ様は、優しく微笑んで

精霊契約に付き合ってくれた感謝を伝えた。

そして私に精霊契約を勧めてきた。


「そうですね……

精霊契約は、さすがにできないと思います……

でもせっかくだから試してみますね」


私に精霊の契約は、できないと思った。

でも駄目元で精霊契約を試してみようと思った。

私が泉に入っただけで色んな微精霊が集まってきて

泉が虹色に輝き初めて

微精霊が集まると6柱大精霊の闇の大精霊のダークと光の大精霊のホーリーと火の大精霊のフレアと風の大精霊のシルフと地の大精霊のノームと水の大精霊のウンディーネと精霊王のユグドラシルが現れた。


『我らは、あなた様が来るのを待っていました。』


精霊王のユグドラシルは、私を待っていた事を伝えた


「私を待っていたってどういう事ですか?」


私は、状況が理解できなくて

どうして私を待っていたのか質問をした。


『太古の昔にある者との約束だ。

理由は、言えぬ。

我らは、太古の約束であなた様と契約をして助けるぞ。

我らと精霊契約をしてくれ』


精霊王のユグドラシルは、私と契約をさせてほしい事をお願いをした。


「その……ありがとうございます。

私と精霊契約をして下さい」


私は、何故私と精霊契約をしたいのか理由が解らなかった。

でも精霊契約をしたら破滅フラグも折る事ができるかもって思い

精霊王のユグドラシル達に精霊契約をお願いをした。


『ありがとう、我々は、常にあなた様の側で護らせてもらう』


6柱大精霊の闇の大精霊のダークと光の大精霊のホーリーと火の大精霊のフレアと風の大精霊のシルフと地の大精霊のノームと水の大精霊のウンディーネと精霊王のユグドラシルが次々と私の体に重なり私の中に消えて行った。


「6柱の大精霊と精霊王と精霊契約をするだなんてさすがは、アンジュですね。

アンジュ、僕は、必ずあなたを護ってみせますからね」


ルイ様は、甘いスマイルを浮かべて優しく微笑んだ。

私を護る事を約束をした。


私を護るってアイリスちゃんを護るでなくて?

あっ、そうか、アイリスちゃんのいる世界を護る為に自分もついでに護るって事だよね。

さすがは、ルイ様は、一途だよね!

でもルイ様に負けるつもりは、ないからね!


「ありがとうございます、ルイ様。

頑張って下さいね」


私は、ルイ様の気持ちに感謝を伝えた。

アイリスちゃんを頑張って護る事を応援をした。


「……どうやら伝わっていなかったみたいですね。

まったくアンジュは、仕方がありませんね。

それでは、帰りましょう、アンジュ」


ルイ様は、私の態度を見て仕方がなそうに苦笑いを浮かべた。

私とルイ様は、学園の寮に戻った。

私にとってルイ様は、アイリスちゃんの強力な恋のライバルだと実感をした。


~ルイ視点~

僕の婚約者は、可愛らしい。

そして僕は、アンジュの事を愛している。

それなのにアンジュは、全然、僕の気持ちに気がついていない。

本当に仕方がない僕の婚約者だ。


武術大会でアンジュの強さを見て

今の僕では、アンジュの足手まといになると思った。

だから精霊契約をする事にした。

アンジュが一緒ならば精霊契約ができると思って

アンジュを精霊の森に一緒に行くのを誘って一緒に精霊の森に行った。

精霊契約をするとイフリートにアンジュが世界を滅ぼす存在になったらどうするかって質問をされた。

僕は、アンジュが自分で世界を壊して苦しむアンジュの姿を思い浮かんだ。

僕は、アンジュの本当の苦しみをなくす為とアンジュを本当の意味で護る為にアンジュと戦う事を即答した。

そしてアンジュにアンジュの事を護るって自分の気持ちを伝えた。

僕は、さすがに僕の気持ちに気づくと思った。

それでもアンジュには、通じなくて護るのを応援をされた。

まったくアンジュにどうしたら僕の気持ちが通じるのでしょうかね。

まったく僕の心をここまでかきみだされるのは、初めてだ。

僕は、改めてアンジュの事を愛しているって再確認をした。



ーTo Be Continuedー

  • No.320 by 乃木坂桜  2021-02-01 16:47:24 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第31話~

昨日は、ルイ様の決意を知って改めてアイリスちゃんの強力な恋のライバルになると思った。

で今日は、マリー様に付き合う事になった。

マリー様とは、読書仲間で楽しい1日になると思った。

私は、マリー様を待たせたくなかった。

だから待ち合わせ時間よりも早く待ち合わせ場所の学園の門の前に向かった。

でもマリー様が先に来ていた。


「ごめんなさい、待たせてしまいました」


私は、慌ててマリー様に近づいて

マリー様を待たせた事を謝った。


「い、いえ、その……謝らないで下さい。

早く来た私が悪いのですから……」


マリー様は、私に謝れると慌てて両手を振り

自分が早く来たのが悪い事を伝えた。


「ありがとうございます、マリー様は、優しいのですね」


私は、マリー様の気遣いが嬉しくてニッコリと笑い

マリー様の気持ちの感謝を伝えた。


「いえ、そんな事は、ありません……

その……今日は、私の家に来てもらえませんか?

私のお勧めの本を紹介したいですので……」


マリー様は、私に優しいって誉められると恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いた。

そして優しくないって少しだけ小声で呟いた。

私にマリー様の家に来てほしい事をお願いをした。


「はい、良いですよ。

マリー様の家にお邪魔させてもらいますね」


私は、マリー様の家にお邪魔をするのが嬉しくてニッコリと笑った。

私は、マリー様に連れられてマリー様の家に向かった。


「ただいまもどりました、お母様」


マリー様の家のリビングに入るとマリー様がマリー様のお母様に挨拶をした。


「あら、お帰りなさい、マリー。

それでそちらの方は、誰なのかしら?」


マリー様のお母さんは、マリー様に挨拶をした。

それで私の事が誰なのか質問をした。


「初めてまして、マリー様のお母様。

私は、マリー様の友達のアンジュ・メルシエと申します。

マリー様と仲良くさせてもらっています。

よろしくお願いいたします、マリー様のお母様」


私は、優雅にスカートの両端を掴んで目を瞑り軽くお辞儀をして

自己紹介の挨拶をした。


「これは、丁寧にありがとうね、アンジュさん。

これからもマリーと仲良くしてあげてね」


マリー様のお母さんは、私にマリー様と仲良くするのをお願いをした。


「はい、もちろんマリー様と仲良くさせてもらいますね」


私は、ニッコリと笑い

仲良くさせてもらうのをお願いをした。


「アンジュ様、早く私の部屋に来てください!

たくさん本を読みましょうね!」


マリー様は、私と本を読むのが楽しみでニコニコ笑顔でマリー様の部屋に行くのを勧めた。


「はい、解りました。

マリー様の部屋で本をたくさん読みましょうね」


私は、マリー様の部屋でたくさん本を読むのを賛同した。

私とマリー様は、マリー様の部屋に着いた。

部屋の中で本棚に沢山の本が飾られていた。


「凄い本の量ですね。

マリー様は、本当に本が好きなのですね」


私は、部屋の中の本が多くて感心した様に部屋の本棚を見渡した。


「いえ、図書館から比べるとまだまだ少ない方だと思います……

アンジュ様、この本なんか面白いと思います。

隣国同士の王子様とお姫様の恋愛が切なくて良い話なのですよ」


マリー様は、机の上に置かれている本を手に取り私に渡した。


「面白そうな本ですね。

せっかくだから読ませてもらいますね」


私は、マリー様から本を受け取り

マリー様の本のストーリーの説明を聞いて面白そうだと思い

本を読んでみる事を知らせてから本を読み始めた。

マリー様は、私が本を読み始めたのを見てマリー様も本を読み始めた。


「はーー……面白かったです……

さすがは、マリー様が勧めた本ですね……

あれ?

こんなところにも本が置かれています。

どんな内容の本なのでしょうか……?」


私は、本を読み終わると本の内容が面白かったから満足そうに本を机の上に置いて

本の面白かった為に天井を見つめながら本の内容を思い出した。

ふと、ベッドの下に隠す様に本を置いてあるのに気がついて

本を取るとその本を読み始めた。

本の内容は、男同士の恋愛小説で男同士のエロい絡みも合って子供には、読ませられない内容だった。

腐女子の私にとってこの本でご飯が三盃は、行ける内容だった。


「ア、アンジュ様!?

その本を読んだのですか!?

うぅ……隠していましたのに……」


マリー様は、男同士の恋愛、しかもかなりエロい内容の本を読まれたのが恥ずかしくて顔を赤らめて俯いた。


「そんなに落ち込む必要は、ありません。

私は、こう言う本が別に嫌いでありませんよ」


私に自分が持っている男性同士の恋愛の本を読まれて

この本を持っている事が軽蔑されると思い

落ち込んだのを見て優しくこんな内容の本が嫌いでない事を知らせた。


「……アンジュ様は、こんな男同士のしかもかなりエロい内容の本を持っている私が気持ち悪くないのですか……?」


マリー様は、こんな本を持っているのが普通でないと思っていて

私に気持ちがれたと思い

不安そうに上目遣いで私を見つめて

こんな本を持っているのが気持ち悪くないのか質問をした。


「いいえ、気持ち悪くありません。

むしろ素敵な本でありませんか。

私は、こんな本が大好物です」


私は、軽く首を横に振り

この本を持っているのが気持ち悪くない事を知らせた。

そして息を荒くしてこんな本が大好きだと教えた。


「……本当に気持ち悪くないのですか?

良かったです。

アンジュ様に気持ち悪く思われなくて……」


マリー様は、私にこんな本を読んでいることが気持ちが悪く思われなくて安心をした様に微笑んだ。


「いえ、私は、むしろ大好物です。

イオン様とアラン様であるかもって考える場合もありますからね」


私は、マリー様の両手を握り締めて

興奮をした様に男同士の恋愛の妄想をしている事を告白をした。


「えっ!?

アンジュ様もそんな事を考えているのですか!?

アラン様とイオン様って絶対付き合っていますよね!!」


マリー様は、私が男同士の恋愛に興味があるが解り

興奮をした様に私の両手を握り返して

アラン様とイオン様が付き合っている事を賛同をした。


「やっぱりマリー様と話をするのは、楽しいです」


私は、マリー様が私と同じ腐女子仲間だと解ると嬉しそうにニコニコ笑顔になった。


「アンジュ様、この本は、読んだ事がありますか?」


マリー様は、ベッドの下に隠していた。

『お姉様と秘密の学園』って言う本を私に見せた。

確かストーリーは、女子校が舞台でその主人公の女の子が年上先輩と付き合って愛を育てるストーリーだよね。


「はい、知っています。

何回も読みました。

特に愛の誓いをするところが素敵なのですよね……」


私は、何回もこの本を読んでお気に入りの1冊だった。

だからこの本のストーリーを思い出してうっとりとした。


「その……アンジュ様、宜しかったら愛の誓いをしてみませんか?

アンジュ様とでしたら愛の誓いをしたら素敵だと思いますので……

その……駄目でしょうか?」


マリー様は、不安そうに私を見つめて

私と愛の誓いがしたいのをお願いをした。


「それは、良いですね!

是非やりましょう!」


私は、アニメとか漫画の真似事をするのが好きで中二病でも合った私には、魅力的だった。

だから愛の誓いをするのを即答をした。

私とマリー様は、自分のおでこをくっつけて目を瞑り両手を合わせて祈りのポーズをした。


「「もしも天が私達を引き裂く時が来ても心は、いつまでも一緒で愛し合う事を誓います!!」」


私とマリー様は、愛の誓いをすると私達は、ゆっくりと離れた。

ふと、このやり取りを昔やった事がある様な不思議な感じがしてゆっくりと目を開けた。

するとマリー様が涙を流して泣いていた。


「マ、マリー様、大丈夫ですか!?」


私は、慌ててマリー様に近づいてどうかしたのか質問をした。


「い、いえ、すいません……

安心をして、その……懐かしい感じもして……

す、すいません、アンジュ様……」


マリー様は、涙を流して両手で涙を拭こうした。

私は、ふと、前世の泣き虫のあの子の事を思い出して

その子にしていた様にマリー様を優しく抱き締めた。


「泣きたかったら無理をする必要は、ありませんよ。

私が泣き止むまで側にいてあげますからね」


私は、マリー様の背中を擦り

子供を慰める様に優しく話し掛けた。


「うぅ……アンジュ様、アンジュ様……」


マリー様は、私を抱き締め返して大声を出して涙を流してわんわんと泣いた。

しばらくするとマリー様が泣き止んで私を離した。

「すいません、見苦しいところをお見せしました……

私は、もう大丈夫ですから……」


マリー様は、泣いたのが恥ずかしかったみたいで恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべた。

もう大丈夫な事を私に伝えた。


「それならば良かったです。

泣きたくなったらいつでも言って下さいね。

いつでも抱き締めてあげます」


私は、マリー様が泣き止んだのを見て安心をした様に微笑んで

マリー様が泣きたくなったらいつでも抱き締めてあげる事を約束をした。


「もうアンジュ様ったらからかわないで下さい」


マリー様は、私にまた泣いて良いって言われて泣き虫みたいに言われた気がして

だから恥ずかしそうに顔を赤らめて両腕を組んで横を向いた。

からかわないでほしい事をお願いをした。


「くすっ、ごめんなさい、マリー様」


私は、恥ずかしそうにしたマリー様が可愛らしく思い

少しだけ笑いマリー様に謝った。

私は、この後もマリー様の家で一緒に夜が遅くなるまで本を読んで自分の寮の部屋に戻った。

マリー様の家で本を読む感じが何故か懐かしい感じがした。

私は、マリー様と前よりも仲良くなれた気がして嬉しかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.321 by 加賀いろは  2021-02-02 08:08:39 

お疲れさまです。
ずいぶんご無沙汰してしまってたいへん申し訳ありません。
とりあえずここまで小説読ませてもらいました。
これだけの文章を毎日投稿するってホントスゴい。
そして内容はとてもおもしろかったですよ!
ただ、一つだけ残念なのは元ネタが分かっているだけにどうしても話やキャラが被ってしまうことです。
元ネタを知らずに読むか、ベースの設定がオリジナルだったらもっと楽しめたと思います。
でもこれだけの話を考えて文章を打ち込むのはホントにたいへんだと思うし、ホントにスゴいです。
お疲れさまです。
これからもがんばってください。

なりきりの方、まったくレスできずにいてホントにごめんなさい。
忙しいのが一番だけどちょっとモチベーションの方がどうしても上がってこなくて…
もう待ってくださいとは言えないけれど続けたい気持ちはあるので。
ホントにゴメンなさい。

  • No.322 by 乃木坂桜  2021-02-03 18:52:47 

お久しぶりです!

そして仕事お疲れ様です。

楽しんでもらえたのならば良かったです。

いえいえ、小説が最近書くのが楽しいですから凄くないですよ。

私は、小説を書くのがつらかった時期がありましたがいろはさんのお陰で乗り越える事ができました。

いろはさんは、本当に私の命の恩人です!

ありがとうございます!

いろはさんには、いつか恩返しがしたいです!

元ネタのキャラが被ってしまうことですか……

確かに被っていますよね……

はめフラと前に悪役令嬢×主人公(ヒロイン)のなりきりをした時の設定と暴走少女藍沙ちゃんの三個を合体した様な話になっていますよね。

特にマリー様辺りが……

オリジナルの設定も考えないといけませんよね……

私もそこが気にしていましたからいろはさんの指摘が的確で助かります。

いつもアドバイスありがとうございます。

ありがとうございます。

いろはさんの応援だけで後百話くらい余裕で書けそうです!

ですから暇な時とか無理をしないで読んで下さいね。

私の小説を読んでくれるのは、嬉しいですが無理をされたら悲しいです……


いえ、謝らないで下さい!

私は、来てくれただけで嬉しいですよ。

それにコロナが流行っているからコロナにかかっていないかもって心配になっただけですから気にしないで下さいね。

本当にいろはさんが無事で良かったです……

暇になったらまたなりきりの相手をよろしくお願いしますね。

私の小説が少しでもいろはさんの励みになるのでしたら嬉しいです。

  • No.323 by 乃木坂桜  2021-02-03 19:16:53 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第32話~

私は、良く昔の夢を見る。

昔って言っても私が私になる前で

この世界でない他の世界の夢だ

私が青葉 愛でその世界のゲームや漫画って言う物が好きで特にBLやGLっと言った同姓同士の恋愛の同人誌って言う薄い本が大好きだった。

私は、人付き合いが苦手で友達と言える人がいなかった。

でも中学1年生の時に運命的な出会いをした。

私は、放課後の学校の廊下で人とぶつかって鞄の中身をぶちまけた。

私は、BLの同人誌も鞄から出てしまい慌てて拾おうとした。


「ねえ、その同人誌ってアキラ様の書いた同人誌だよね!

しかも内容がかなりエロい奴!

私ね、その同人誌探しても見つからなくてね。

その同人誌を読ませてよ!

お願い、この通り神様、仏様、大臣様!」


ぶつかった女の子が私の鞄から出た同人誌を見て

土下座をして私の同人誌を見せてほしい事をお願いをした。

私は、土下座なんか初めて見た為に戸惑いながら女の子を見つめた。


「こら、麗奈!

愛さんが困っているでしょう!

無理を言わないの!」


女の子は、麗奈さんの頭を叩いて無茶のお願いをしない事を命令をした。

確かクラスメートの五十嵐・麗奈さんと天馬・真琴さんだったよね。

クラスの人気者で友達が沢山いて私とは、正反対の人間だよね。


「い、いえ、気にしないで下さい……

その……欲しければあげますので……」


私は、麗奈さんのぐいぐい来る行動が苦手で同人誌を渡して早く麗奈さんから離れようとした。


「それは、駄目だよ!

だって愛ちゃんがこの同人誌を手にいれるのに苦労したのは、私でも解るよ!

愛ちゃんが同人誌を見せたくないのならば諦めるよ。

でもその変わりに私と友達になってよ!

腐女子同士沢山BLとGLの話を盛り上がりたいもん!

これからは、愛ちゃんの嫌がる事もぐいぐい行くのを止めるから

お願いします、私と友達になって下さい!」


麗奈さんは、頭を下げて私に右手を差し出して


私と友達になりたい事をお願いをした。


「その……私と友達になりたいだなんて変わっていますね……

良いですよ。

私で良かったら友達になってあげます……」


私は、麗奈さんの事がなんだか憎めない気がした。

私は、麗奈さんの差し出した右手を握り締めて

友達になってほしい事をお願いをした。


「本当に!?

わーー、ありがとう、愛ちゃん!」


麗奈さんが私が右手を握り締めて

友達になって良いって言葉を聞いて

嬉しそうに私に抱き着いた。


「わっ!?

もう麗奈さんたらいきなり抱き着いたら危ないですよ……」


私は、麗奈さんに抱き着かれると恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いた。

私は、こうして初めての友達ができた。

私と麗奈さんが仲良くしていると真琴さんが嫉妬して邪魔しにきた。

私も麗奈さんと真琴さんが仲良くしていると嫉妬して邪魔をしたからお互い様だと思う。

でも麗奈さんは、鈍感で私達の嫉妬に全然気がついていなかった。


「やっぱり『聖女学院は、マリア様と一緒』の漫画は、良いよね!

特に『愛の誓いの儀式』が良いよね!

私は、あんなのに憧れるよね……

ねえ、まこちゃん、愛ちゃん、三人で『愛の誓いの儀式』をしようよ!」


麗奈さんは、『聖女学院は、マリア様と一緒』の漫画のストーリーを思い出して夢心地の様にうっとりとした。

目をキラキラさせて愛の誓いの儀式をしたい事をお願いをした。


「えっ、3人でやるのですか?」


私は、3人で愛の誓いの儀式をするって言う提案を聞いて戸惑い聞き返した。

私は、麗奈さんと2人でしたいと思った。


「うん、私は、愛ちゃんもまこちゃんも大好きだもん!

愛ちゃんかまこちゃんかなんか選べないもん!

2人とも私の大切な友達だからね!」


麗奈さんは、ニコニコ笑顔で私と真琴さんを抱き締めて

私と真琴さんが大切な友達な事を伝えた。


「まったく麗奈には、敵わないよね……」


真琴さんは、麗奈さんの言葉を聞いて仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。


「そうですよね……

麗奈さんには、敵いませんよね」


私と真琴さんは、互いを見つめて苦笑いを浮かべた。


「ありがとう、愛ちゃん、まこちゃん!」


麗奈さんは、満面な笑みを浮かべた。


「「「もしも天が私達を引き裂く時が来ても心は、いつまでも一緒で愛し合う事を誓います!!」」」


私と真琴さんと麗奈さんは、3人で互いのおでこにくっつけて両手を合わせて祈るポーズをした。

誓いの儀式をした。


「私達は、いつまでも一緒だよ!」


麗奈さんは、ニコニコ笑顔で私達とこの先も一緒な事を伝えた。

でもこの先にあんな事があるだなんて思わなかった……

私と真琴さんと麗奈さんの3人でいつもと同じ様に登校する為に待ち合わせ場所で待っていた。

真琴さんは、すぐに来たのに麗奈さんがいつまで待っても来なかった……

突然、真琴さんのスマホの電話のベルが鳴り響いて

真琴さんは、電話を出た。


「あっ、麗奈のお母さん、麗奈は、寝坊ですか?

えっ!?

嘘ですよね……

はい、解りました……

愛ちゃん、麗奈が事故に合って死んだって……

私は、また麗奈を護れなかったよ……」


真琴さんは、スマホを地面に落として涙を流して

麗奈さんを護れなかった事を呆然としながら呟いた。


えっ、麗奈さんが死んだの……?

私は、麗奈さんに告白もしていないのに……


私は、呆然としてぼろぼろ涙を流した。

それから気がついたら麗奈さんの葬式が終わっていた。

それからしばらくしてから真琴さんが会いに来た。


「ねえ、愛ちゃんに見てもらいたい物があります……」


真琴さんは、私に見てもらいたい事がある事を伝えて

真琴さんは、ある姿に変わった。


「その姿は、一体どういう事ですか……?」


私は、真琴さんの変わった姿を見て戸惑いながら見つめた。


「私は、◯◯の産まれ変わりです。

麗奈を護る為に転生したのです……

でも今回も麗奈を護れなかったです……

ねえ、愛ちゃん、麗奈の転生をした世界に転生してみない?

記憶が失くなるしまた麗奈と再会できるって保証は、ありません。

でも私は、麗奈と一緒いられるかもしれないって少しでも可能性があるのでしたら転生をするつもりです。

でもこの世界には、2度と戻ってこれません。

愛ちゃんは、どうしますか?」


真琴さんは、真剣な表情で私を見つめて

転生をするのか質問をした。


「真琴さんは、どうして私にそこまでしてくれるのですか?

真琴さんの秘密まで教えてくれて……」


私は、真琴さんがそこまでしてくれる理由が見つからなくて

何故そこまでしてくれるのか質問をした。


「それは、友達だからだよ。

それに麗奈の恋のライバルでもあるんだから

私だけ麗奈に会いに行くのが卑怯に思えたからね。

で、どうかな、愛ちゃん?」


真琴さんは、もう一度麗奈に会いに行くために転生をするのか質問をした。


「はい、麗奈さんに会えるのでしたら転生をします!」


私は、真剣な表情で真琴さんを見つめて

麗奈さんに会う為に転生をする覚悟を伝えた。

私は、こうして現代の世界に別れてこの世界に転生をした。


「う……んっ……もう朝なのですか?

なんだか悲しい夢を見ていたけれどもどんな夢だったのでしょうか……?

駄目です、思い出せません……」


私は、目をゆっくりと開けてふと、自分の目から涙が流れていたのに気が着いて

戸惑いの言葉を伝えた。


「今日は、1日アンジュ様が付き合ってくださいます。

アンジュ様とのデートが楽しみです……」


私は、アンジュ様とデートが楽しみでニコニコ笑顔になった。

その日にしたアンジュ様と家のデートでした愛の誓いの儀式が懐かしく思い

悲しい気持ちと嬉しい気持ちが重なり泣いてしまいました。

私は、アンジュ様に抱き締められて

アンジュ様の温もり感じて

心が落ち着いてまた泣いてしまった。

私は、改めてアンジュ様の事が好きだと再確認をした。



ーTo Be Continuedー

  • No.324 by 乃木坂桜  2021-02-03 19:18:19 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第33話~

昨日は、1日マリー様と付き合った。

マリー様の趣味と自分の趣味が合って

久しぶりにBLとGLの話で盛り上がって

なんだか昔の友達と話をしているみたいだった。


愛ちゃんは、元気なのかな……?

私が勝手に死んで怒っているよね……


私は、久しぶりに腐女子仲間で友達の愛ちゃんに会いたくなった。

で今日は、私の専属メイドのセラに恩返しをする為にデートに誘うと事にした。


「ねえ、セラ、前にセラを私のお姉ちゃんみたいって言ったのを覚えていますか?」


私は、朝食が終わるとセラにデートを誘う為に話し掛けた。


「はい、忘れる訳がありません!

私は、その言葉だけで生きていて良かったと思うくらいですから!」


セラは、興奮した様に私に近づいて

私にお姉ちゃんみたいって言葉を聞いただけで生きていける事を知らせた。


「それでね、今日は、セラを私のお姉ちゃんとして遣えてくれた恩返しがしたいの。

だから今日は、アンジュ様呼びは禁止よ。

私の事は、呼び捨てのアンジュかそれともちゃんつけのアンジュちゃんのどちらかにするように。

良いですね?」


私は、セラに恩返しがしたくて専属メイドでなくてお姉ちゃんとして説してほしい事をお願いをした。


「そ、そんな、アンジュ様をちゃん付けにしたり呼び捨てだなんて恐れ多いです!?」


セラは、慌てて両手を振り

私を呼び捨てやちゃんつけは、恐れ多くて無理な事を伝えた。


「その……どうしても駄目ですか、セラお姉ちゃん……」


私は、目を涙でうるうるとうるわせて上目遣いでセラを見つめ

私は、セラを誘惑するように私をちゃんつけに呼んでくれないのか質問をした。


「はう!?

アンジュちゃん、お姉ちゃんと良いことをしようね!」


セラは、私のおねだりポーズをみて

鼻血をだらだら流した。

そして変質者の様に息を荒くしながら私に近づいた。


「ありがとうございます、セラお姉ちゃん。

でも悪戯は、禁止ですよ。

それでセラお姉ちゃんが行きたいところとかありますか?」



私は、セラの態度が砕けてくれたのは、嬉しかった。

でもなんだか変質者の様になったのは、セラらしく思い

仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。


そしてセラに行きたいところがあるのか質問をした。


「そうですね……アンジュちゃんと買い物に行きたいです。

私は、アンジュ様……ではなくてアンジュちゃんと一緒にいるだけで楽しいですからね。

それに妹が出来たら姉妹仲良く買い物に行くのが楽しみでしたから……」


セラは、姉妹みたいな事がしたくて

私と買い物に行きたい事をお願いをした。


「解りました。

では、セラお姉ちゃんに今日は、付き合いますね」


私は、セラに甘える様にセラの腕に抱き着いてニッコリと笑い

今日は、セラに付き合う事を約束をした。


「ありがとうございます、アンジュちゃん。

それでは、初めは洋服を買いましょう」


セラは、私に腕に抱き着かれると興奮した様に鼻血をだらだら流して顔が気持ち悪いほどにやけていた。

最初の買い物が洋服屋さんに行く事を提案をした。


「解りました。

では、最初は、洋服を買いに行きましょう」


私は、セラの変態行動がなんだか憎めなかった。

私は、セラの腕に抱き着きながら洋服屋さんに向かって

しばらくすると洋服屋さんのところに着いた。


「セラお姉ちゃんは、どんな洋服を買うつもりなのですか?」


私は、セラの洋服のセンスとか解らなかった。

だからどんな洋服を買うのか質問をした。


「そうですね……

アンジュちゃんの洋服を選べさせてもらえませんか?

一度妹の洋服を選んで見たかったですからね」


セラは、少しだけ考え込むと私の洋服を選びをしたい事を伝えた。


「解りました。

では、私の洋服を選んで下さいね」


私は、セラに洋服を選びをお願いをした。


「はい、洋服選びを任せて下さい!

えっと……アンジュちゃんには、こんな洋服とか似合うと思いますよ。

ぜひ、試着して見て下さい!」


セラは、黒色のカチューシャ付きゴスロリを手に持って

私に黒色のゴスロリが着てほしい事をお願いをした。


「着ても良いですよ。

でも私に似合いそうにないと思うのですが……

どうでしょうか、セラお姉ちゃん?」


私は、黒色のゴスロリを着て

あんまりこんな洋服を着た事がないために恥ずかしそうに顔を赤らめて

私は、セラに黒色のゴスロリは、似合っているのか質問をした。


「はい、アンジュちゃんに似合っています!

それは、もうこのまま襲いたいほどです!」


セラは、変質者の様に息を荒くさせて私に近づいて

私を襲いたいほど可愛らしい事を伝えた。


「え、えっと……ありがとうございます、セラお姉ちゃん。

でも私を襲ったら駄目ですよ」


私は、いつもと違いぐいぐい来るセラに戸惑い

一応襲ったら駄目な事を伝えた。


「ねえ、アンジュちゃん、次は、この洋服を着て見て下さい!」


セラは、次にお姫様が着る様な純白のふりふりが沢山着いたドレスを私に見せて

このドレスを着る事をお願いをした。


「えっと、構いませんよ。

次は、このドレスを着ますね。


その……どうでしょうか、私にこのドレスが似合いますか?」


私は、ふりふりが沢山付いている純白でお姫様が着る様なドレスを着て

ドレスのスカートの両端をつまんで軽く一回転して

私にこのドレスが似合うのか質問をした。


「はい、アンジュちゃんに似合って可愛らしいです!

それは、もう襲いたいのを我慢するのが大変なほどです!!」


セラは、変質者の様に息を荒くさせて私に近づいて

私を襲いたいほど可愛らしい事を伝えた。


「え、えっと……ありがとうございます、セラお姉ちゃん。

でも本当に私を襲わないで下さいね」


私は、さらにぐいぐい来るセラに戸惑い

もう一度、私を襲わないでほしい事をお願いをした。


「アンジュちゃん、次は、この洋服に着替えて下さい!!」


セラは、ピンク色のミニスカートのチャイナドレスを私に見せて

次は、このチャイナドレスに着替えてほしい事をお願いをした。


「解りました。

着替えてみますね。


その……どうでしょうか、変では、ありませんか?」


私は、セラの見せたチャイナドレスがミニスカート過ぎて

さすがに着るのは、恥ずかしかった。

でもセラの為にチャイナドレスを着るのを覚悟を決めて

チャイナドレスに着替えて

私のチャイナドレス姿が似合っているのか質問をした。


「はい、凄く可愛らしいです!

アンジュちゃんを食べて良いですか?

いや、食べさせて下さい!!」


セラは、息を荒くさせて私に近づいて

私が可愛らしい事を伝えた。

私を食べさせてほしい事をお願いをした。


「え、えっと……ありがとうございます、セラお姉ちゃん。


それから私を食べないで下さいね」


私は、さらにぐいぐい来るセラに戸惑い苦笑いを浮かべて

セラに感謝を伝えた。

ジトーとセラを見つめて

私を食べない事をお願いをした。


「アンジュちゃん、最後にこの洋服を着てもらえませんか?」


セラは、シンプルの白色のワンピースを私に見せた。

私の好みに合った洋服だった。


「セラお姉ちゃん、どうして私の好みが解ったのですか……?」


私は、セラが私の好みが解ったのか解らず戸惑い

何故セラがこの洋服を選んだか質問をした。


「そんなのアンジュちゃんの小さな時かか一緒にいるのですよ。

アンジュちゃんの好みくらい解ります。

アンジュちゃんには、シンプルな白色のワンピースが似合いますね。

純真で優しいアンジュちゃん白色のワンピースは、ぴったりだと思います。

この白色のワンピースをアンジュちゃんにプレゼントをします。

それで私も同じワンピースを買います。

お揃いのワンピースを着てこの買い物を楽しみませんか?

私は、姉妹が出来たら同じお揃いの洋服を着て出掛けるのが夢だったのですよ」


セラは、優しく微笑んで

私の事は、何でもお見通しな事を伝えた。

そしてお揃いの洋服を着てデートを楽しむ事を提案をした。


「その……ありがとうございます、この洋服を大切にしますね、セラお姉ちゃん」


私は、セラの選んでくれた洋服が気に入り洋服を買ってくれた感謝を伝えた。


「アンジュちゃん、いや、アンジュ様、私をアンジュ様のメイドとして側にいさせてくれてありがとうございます。

私は、親に捨てられてアンジュ様のお父様に拾ってもらってアンジュ様の専属メイドとして遣える事になりました。

そして私を1人の人間として産まれ変わらせてくれたのは、アンジュ様です。

私をこの先もアンジュ様の側にいさせて下さい。

もしもアンジュ様に何かありましたら命に変えてもアンジュ様を護りします」


セラは、私を愛おしそうに私を見つめて

私を命に変えても護る事を約束をした。

セラが魔王となった私を止めようとして死ぬイベントを思い出した。

このままでは、私がセラを殺してしまうのでは、ないかと思い

泣きそうな表情で顔が真っ青になった。


「駄目です……

私の為に命を捨てないで下さい!

この先もセラには、私の側にいてほしいです!

お願いですから私の為に命を捨てる様な事をしないでください!」


私は、セラがあのイベント通りに私の為に命を捨てるのでないかと思い

涙を流して自分の命を大切にしてほしい事をお願いをした。


「アンジュ様……

ありがとうございます、アンジュ様。

安心をしてください。

私は、アンジュ様を残して何処にも行きませんよ。

だから泣き止んで下さい。

これから買い物の続きをしてくださるのですよね、アンジュちゃん。

泣き止んでくれないと買い物の続きができませんよ」


セラは、私を優しく抱き締めて子供を慰める様に背中を擦ってくれた。

そして私をちゃん付けに呼んで買い物の続きをしてくれるのをお願いをした。

私は、セラの気持ちが嬉しくてそして切なくて泣きながら何回も頷く事しかできなかった。

私は、この後もセラと買い物を楽しんだ。

そしてセラの死亡フラグだけは、絶対折る事を心に誓った。



ーTo Be Continuedー

  • No.325 by 乃木坂桜  2021-02-05 07:13:07 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第34話~

昨日は、セラの恩返しの為に1日付き合った。

セラの恩返しだったのに逆に私がセラに恩返しをされた。

セラとお揃いの白色のワンピースが私の宝物になった。

で今日は、アイリスちゃんに恩返しをするために1日付き合う事になった。

大好きなアイリスちゃんと過ごすのは、楽しみで仕方がなかった。

私は、アイリスちゃんを待たせたら駄目だと思い

約束の待ち合わせ時間の1時間前に待ち合わせの場所の学園の門に向かった。

1時間前だと言うのにアイリスちゃんは、もう来ていた。


「ご、ごめんなさい、アイリスちゃん!

待たせてしまいました。

もしかして約束時間を間違っていましたか?」


私は、アイリスちゃんがもう待ち合わせ場所に来ているのに気がついて

大好きなアイリスちゃんを待たせたのが悪いと思い

慌てて走ってアイリスちゃんに近づいて

アイリスちゃんを待たせたのを頭を下げて謝った。


「いえ、謝らないで下さい!?

アンジュ様とのデートが楽しみで私が早く来すぎただけです!?

早く来た私が悪いですから!?」



アイリスちゃんは、私が走ってアイリスちゃんに近づいて頭を下げて謝ったのをみて

慌てて両手を振りアイリスちゃんが早く来すぎたのが悪い事を伝えた。


うぅ……アイリスちゃんたら待たせたのを許してくれて

しかも待ち合わせ1時間前に来てくれるだなんて何て良い子なの!?

こんな良い子を他の攻略者に渡したくないよ!

必ずアイリスちゃんの恋人になって見せるんだからね!


私は、あまりにもアイリスちゃんが良い子過ぎるのが感動して

アイリスちゃんの恋人になるのを改めて決意をした。


「それでアイリスちゃん、今日は、何処に行くつもりなのですか?」


私は、アイリスちゃんとならば何処でも行くのが嬉しく思い

アイリスちゃんならばきっと素敵なところに行くのだと思い

アイリスちゃんとのデートが楽しみになり

アイリスちゃんの行きたいところを質問をした。


「今日は、どうしても私の育った施設の園長先生にアンジュ様を紹介したいです。

その……アンジュ様でしたら私の全てをみてほしいですから……」


アイリスちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて

アイリスちゃんの全てをみてほしい事をお願いをした。


アイリスちゃんの育った施設の園長先生ってアイリスちゃんのお母さんみたいな人だよね……

それって私をお母さんに紹介するって事!?

お母さんに気に入られて親公認の恋人になれるかも知れない事だよね!?

頑張って、アイリスちゃんのお母さんに気に入られないと!!


私は、アイリスちゃんが親代わりの園長先生に紹介したいって言葉を聞いて

親公認のカップルになれるかもって思い

園長先生に気に入られて親公認の恋人同士になろうと邪な考えをした。


「良いですよ。

園長先生に会いに行きましょう。

アイリスちゃんには、日頃からお世話になっています。

だから育ての親の園長先生にちゃんと挨拶をしたいと思っていました」


私は、優しく微笑んで

日頃からアイリスちゃんにお世話になっていると思い

アイリスちゃんの親代わりの園長先生にちゃんと挨拶をしたい事を伝えた。


「いえ、そんな私の方こそアンジュ様にお世話になってばかりで何てお礼を言ったら良いのか解りません!?

でもアンジュ様にそう思ってもらえて嬉しいです……

私は、ちゃんとアンジュ様の役に立っていたのですね……

ありがとうございます……」


アイリスちゃんは、慌てて両手を振り

自分の方がお世話になってばかりな事を伝えた。

でも私の気持ちが嬉しくてほんのり顔を赤らめて

私の役に立っているのが嬉しくて嬉しそうに薄く微笑んだ。

私は、アイリスちゃんに連れられてアイリスちゃんの育った施設に向かった。

施設の庭でおばあちゃんが子供達の面倒を見ていた。


「あっ、アイリスお姉ちゃん、帰ってきたの!?

お帰りなさい!!」


女の子の子供は、アイリスちゃんに抱き着いて嬉しそうにニッコリと笑い

アイリスちゃんにお帰りなさいの挨拶をした。


「まあ、アイリス、お帰りなさい。

体は、元気なの?

どこも悪くない?

ちゃんとご飯は、食べているの?」


おばあちゃんは、アイリスちゃんに気付くと優しく微笑んで

アイリスちゃんに挨拶をして

アイリスちゃんの体調を質問をした。


「園長先生、ただいま。

皆もただいま。

体調も良いしご飯もちゃんと食べているよ。

皆は、良い子にしていた?

園長先生を困らせていなかったよね?」


アイリスちゃんは、ニッコリ笑い体調が何処も悪くない事を伝えて

子供達を優しく見つめて

ちゃんと良い子にしていたのか質問をした。


「うん、ちゃんと良い子にしていたよ!

だからアイリスお姉ちゃん、いつものお菓子をちょうだい!」


男の子の子供は、両手を大きく広げてニコニコ笑顔で良い子にしていた事を伝えて

子供達は、両手を前に出して

アイリスちゃんにお菓子がほしい事をお願いをした。


「そうなんだね。

ちゃんと良い子にしていた良い子にお土産だよ。

今回は、クッキーだよ。

皆で仲良く喧嘩をしないで食べてね」


アイリスちゃんは、鞄から袋に入ったクッキーを子供達に渡して

仲良く食べるのをお願いをした。


「わーい、アイリスちゃんの手作りクッキー美味しいから大好き!」

「「「「「ありがとう、アイリスお姉ちゃん!!」」」」」


子供達は、頭を下げてアイリスちゃんにお菓子のお礼を伝えた。


「いつもお土産を作って来てくれてありがとうね、アイリス。

それでそちらの方は、誰なの?」


園長先生は、子供達がアイリスちゃんのお菓子をもらって嬉しそうにしたのを見て

子供達を優しく見つめからアイリスちゃんの方を見て

アイリスちゃんにお土産のお菓子を作ってきてくれたお礼を伝えた。

すぐに私に気がついて私が誰なのか質問をした。


「お初にお目にかかります。

私の名前は、アンジュ・メルシエと申します。

アイリスさんには、日頃からお世話になっていまして。

親代わりの園長先生にお礼の挨拶をしたくてついて来させてもらいました」


私は、優雅にスカートの両端を掴んで軽くお辞儀をして

アイリスちゃんの育ての親に挨拶をしたい事を伝えた。


「……はっ!?

これは、ご丁寧にありがとうございます。

立ち話も悪いですから建物の中に入って下さい」


園長先生は、私の上品な挨拶に夢心地の様に見つめて

直ぐに正気を取り戻して園長先生も頭を下げて私に挨拶をした。

そして建物の中に入る事を提案した。

私とアイリスちゃんと園長先生は、施設の中にある園長先生の部屋に入った。

私達は、椅子に座って

園長先生は、用意してくれたお茶を私達の前に置いた。


「アイリスにこんな素敵な友達ができるだなんてね。

学園に入学の話が来た時は、貴族ばかりの学園では、孤立するだろうって思いましたから入学に反対だったのよ。

でもアイリスが学園に入学したら施設にお金が入るって知って学園に入学を決めたのよね……

アイリスには、苦労をかけてばかりで……

でもこんな素敵な友達ができたのが私のせめての救いです……

アンジュさん、これからもアイリスの事を宜しくお願いします」


園長先生は、アイリスちゃんに友達ができたのが嬉しくて涙を流してハンカチで涙を拭いた。

そして頭を深々と下げて私にアイリスちゃんの事をお願いをした。


「アイリスさんの事は、任せて下さい。

この先もアイリスさんの側にいます。

そして必ずアイリスさんの事を幸せにします!」


私は、どさくさ紛れてアイリスちゃんの右手を握り締めて

アイリスちゃんの事を任せてほしい事をお願いをした。


「ア、アンジュ様!?」


アイリスちゃんは、私の告白の様な言葉を聞いて慌てて顔を真っ赤にしておろおろとしていた。


「なんだかアイリスがアンジュさんにお嫁さんに行くみたいで寂しいですね……

改めてアイリスを宜しくお願いしますね。


でもアイリスに大切な人ができたのならばそろそろ良いのかも知れないね……

アイリスの親から手紙を貰っているのよ。

アイリスが大きくなったら渡そうと思っていたのよ。

でも今が渡しどきみたいね……

読むかどうかは、アイリスに任せます」


園長先生は、机の引き出しから1枚の封筒に入った手紙をアイリスちゃんに渡して

読むか読まないかは、アイリスちゃんに任せる事を伝えた。


「私の本当の両親からの手紙……

お願いします、アンジュ様も一緒に手紙の内容を確認をしてください。

私だけでは、手紙の内容を確認をするのが怖いです……

でもアンジュ様が一緒ならば手紙の内容を確認する勇気が持てます……

駄目でしょうか……?」


アイリスちゃんは、手紙の内容を確認をする時に私に側にいてほしい事をお願いをした。

でも私に一緒に内容を確認をするのを断られるかもって思い

目をうるわせて不安そうに私を見つめた。


「良いですよ。

一緒に手紙の内容を確認をしてあげます。

それだけでアイリスちゃんの勇気が出るのでしたら喜んで力を貸します」


私は、不安そうに目をうるわせて私を見つめているアイリスちゃんを見て

その仕草が可愛らし過ぎて萌え死ぬかもって思い

どうにかアイリスちゃんに抱き着くのを我慢して

できるだけ下心を隠す様に優しく微笑んで

アイリスちゃんの親の手紙を一緒に読む事を了承した。


「ありがとうございます、アンジュ様。


それで園長先生にも一緒に手紙を読んでもらえませんか?

園長先生の事を本当の親の様に思ってます。

ですから園長先生にも一緒に手紙を読んでもらいたいです」


アイリスちゃんは、私も一緒に手紙を読んでくれるって了承されると安心をした様にパーと明るい笑顔を浮かべて

私に手紙を一緒に読んでくれる事の感謝を伝えた。

そして園長先生にも一緒に手紙を読んでほしい事をお願いをした。


「えっ、私も一緒に読んで良いの?

アイリスが私の事をそう思ってくれて嬉しいわ……

良いよ、私も一緒に手紙を読んであげます」


園長先生は、自分も一緒に読んで良いって言葉を聞くと驚きの声を出して

そしてアイリスちゃんが園長先生の事を親の様に思っているって言葉を聞いて

アイリスちゃんが自分の事を親だと思っているのが嬉しくて目をうるわせて

自分の涙をハンカチで拭くと手紙を一緒に読む事を伝えた。


「ありがとうございます、園長先生……

では、手紙を読みますね。

『アイリス、君を置いて何処かに行った私達の事をさぞ恨んでいるでしょうね。

私達の事を恨んでもらつても構わない。

私達は、それだけの事をしたのだから。

でもこのまま私達の近くにいたらアイリス君が不幸になるって神の予言を聞いたのだよ。

だから信頼できる園長先生にアイリスを預ける事にした。

私達は、アイリスが生きていてくれるだけで嬉しいから……

これだけは、信じてほしい。

私達は、アイリス、君の事を誰よりも愛している。

いつか必ずアイリスを迎えに行く。

それまでは、強く生き抜いてほしい。


愛しい私達の愛娘のアイリスへ……』


良かったです……

私の事は捨てられていなかったのですね……

私は、親に愛されていたのですね……」


アイリスちゃんは、手紙を読みながら徐々に涙が溢れてきて

手紙を読み終えた頃には、涙を流して泣いて

親の気持ちが嬉しくて涙が全然止まらなかった。


「アイリスちゃん……」


私は、アイリスちゃんの気持ちが落ち着く様にと後ろからアイリスちゃんを優しく抱き締めた。


「園長先生、全てを知っていたのですね。

そして園長先生に護れていたからこれまで生きてこれました。

ありがとうございました」


アイリスちゃんは、涙を拭いて嬉しそうにニッコリ笑い

園長先生にこれまで育てくれたお礼を伝えた。


「ごめんなさい、アイリス。

黙っていて……

でもアイリスの事は、自分の子供の様に大切に思っているのよ」


園長先生は、優しく微笑んで

アイリスちゃんを自分の子供の様に大切に思っている事を伝えた。


「アンジュ様も今日は、付き合っていてだいてありがとうございました。

アンジュ様がいなかったら手紙を読む勇気もでなくて

産みの親の本当の気持ちも気づけませんでした……

その……これからもアンジュ様の側にいさせて下さい……」


アイリスちゃんは、私が側にいたから勇気が持てた事を伝えて

そして恥ずかしそうに顔を赤らめて少しだけ俯いて

私の側にこれからも一緒にいさせてほしい事をお願いをした。


「はい、もちろん構いませんよ。

アイリスちゃんが嫌だと言ってま離れるつもりは、ありませんから覚悟をしてくださいね」


私は、ニッコリ笑いこの先もアイリスちゃんの側にいる事を約束をした。


「ありがとうございます、アンジュ様」


アイリスちゃんは、私の一緒にいるって言う約束を聞いて嬉しそうにニッコリ笑い

私は、それから園長先生からアイリスちゃんの子供時代の話とか聞けて充実した1日が過ごせて満足して寮に戻った。


でもアイリスちゃんの親の手紙イベントって確か攻略キャラクターと仲良くなるための終盤イベントだったよね。

何で私がそのイベントをする事になったのかな?

理由は、解らないけれどもアイリスちゃんと仲良くなれたから他は、気にしないけれどね!


私は、アイリスちゃんの重大イベントに参加できたから他は、気にしない事にした。

私は、アイリスちゃんに徐々に攻略されているって気づいていなかった。


ーTo Be Continuedー

  • No.326 by 乃木坂桜  2021-02-06 19:49:29 

~百合注意~
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~第35話~

私には、産まれる前の記憶がある。

思い出したって言ったら良いかも知れない。

きっかけは、アンジュ様が怪我をして助けなきゃって思って私が天使の力に目覚めて魔力切れになり

私を助ける為にアンジュ様が持ってきてくれた天使の雫を飲んでからだ。

転生前の記憶か解らない。

私は、1つ目は、何処か解らないけれども羽がはえていて自由に空を飛べる世界で私の特別な大切な人と楽しく過ごしていた。

2つ目は、ここの世界とまったく別の世界で仲良し3人で楽しく過ごしていた。

どちらの世界もとても幸せの世界だった。

でもどちらの世界でも私の大切な人を護れなかった。

大切な人が誰かは、思い出せない……

私は、いつも大切な人が死ぬところを見て目が覚める。

私は、夢の内容は、思い出せないけれども切なくて悲しくていつも涙を流して泣いてしまっている。

でもアンジュ様の事を思い出すと安心をして何故か涙が止まった。

そしてアンジュ様は、学園で初めて会ったはずなのに何故かまた会えて良かった。

今度は、必ずアンジュ様を護るって気持ちになった。

私は、この気持ちがなんなのか理解できなかった。

でもアンジュ様は、私にとってさらに特別な存在になったのは、理解した。

武術大会のデュエットのパートナーを頼んだ時もデュエットになってくれるのは、無理だと思った。

アンジュ様は、強くて素敵で他の男性の方をパートナーにすると思っていたからです。

でもアンジュ様は、喜んで相手になってもらった。

アンジュ様は、優しいから私の誘いを断れなかったのかもって考えるとアンジュ様に申し訳のない気持ちになった。

そして武術大会の決勝戦に卑怯の罠にかかり私達は、ピンチになった。

でもアンジュ様は、傷だらけになりながら私を護ってくれたのが嬉しいと同時に私のせいで傷つけたアンジュ様に申し訳なく思い

アンジュ様を傷つけた相手よりも私のせいで傷ついた事の方が辛くて泣きたくなった。

武術大会決勝戦の最後にアンジュ様と私の合体魔法は、アンジュ様と1つになれたみたいで嬉しかった。

武術大会が終わってしばらくしてから皆さんがアンジュ様とデートをする事になり

私は、アンジュ様と何処にデートに行こうか考えて

直ぐにアンジュ様を私の育った施設を見てもらいたくて

アンジュ様を育った施設を案内をした。

アンジュ様が園長先生に

『アイリスさんの事は、任せて下さい。

この先もアイリスさんの側にいます。

そして必ずアイリスさんの事を幸せにします!』

って言われた時は、ビックリしてアンジュ様が私の事を特別に思っていてくれそうで嬉しくて

それと同時に恥ずかしくなり顔を真っ赤にして慌てた。

でも直ぐにアンジュ様は、優しいからそう言ってもらえたのだろうと思い

少しだけ切なくてなった。

そして園長先生がアンジュ様がいるのならば大丈夫だろうと思い私に両親の手紙を渡してくれた。

手紙を読むのは、少しだけ怖かったけれどもアンジュ様と一緒ならば乗り越えられると思い

アンジュ様と一緒に手紙を読んだ。

手紙の内容は、親から私に対する愛の言葉だった。

私は、親の気持ちが嬉しくて涙を流して泣いた。

アンジュ様は、泣いている私を優しく抱き締めていてくれた。

アンジュ様の優しさに触れてさらに涙を流して泣いた。

私は、改めてアンジュ様の事が大好きな事を再確認した。

私は、平民でアンジュ様は、貴族だ。

この恋は、敵わないって解っている。

だからせめてアンジュ様の側にいられる時は、アンジュ様の手助けをしたいと思った。

アンジュ様が少しでも私を好きになってくれます様にって願った。

どうかこの先もアンジュ様の側にいられます様に願わずにいられなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.327 by 乃木坂桜  2021-02-06 19:52:24 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第36話~

私は、皆に恩返しをする事にアイリスちゃん達とデートをした。

最後のアイリスちゃんとのデートは、楽しみだったと言っても良い

アイリスちゃんの育ての親の園長先生と挨拶をできただけで嬉しいのに

さらに神イベントのアイリスちゃんの親の手紙イベントも体験できて

幸せすぎて不安になるほどだ。

で今日は、私とセラとアイリスちゃんとマリー様とアラン様とイオン様とルイ様の7人で泉の近くにピクニックに来ている。


「本当に晴れて良かったですよね。

良いピクニック日和ですね」


私達は、敷物の上で座り

ピクニックが楽しみでニコニコ笑顔になった。


「はい、本当に良いピクニック日和で良かったですよね。

そう言えば皆様は、アンジュ様とのデートは、どうでしたか?

私は、アンジュ様と愛の誓いの儀式をしました」


マリー様は、勝ち誇った様にアイリスちゃん達を見つめて

愛の儀式をした事を伝えた。


「あ、愛の誓いの儀式ですか!?

それは、どのような儀式ですか!?」


アイリスちゃんは、マリー様の愛の儀式って言葉を聞いて慌ててマリー様に近づいて

愛の儀式は、どんな内容か質問をした。


「うふふ、ごめんなさいね、アイリスさん。

それは、アンジュ様との秘密です」


マリー様は、悪戯っぽく微笑んで

人差し指を立てて自分の唇を触り

愛の誓いの儀式は、私との秘密な事を伝えた。


「そんな秘密だなんていったいどんな事をしたのですか!?

まさかセラさん達もいかがわしい事をしたのですか!?」


アイリスちゃんは、マリー様の秘密発言を聞いて体を震わせて動揺して

ふとセラ達もいかがわしい事をしたのか質問をした。


「私は、別にいかがわしい事をしていません。

そんなアンジュ様にいかがわしい事なんか恐れ多いです。

ただアンジュ様のゴスロリや色んな姿を着替えさせてもらっただけです」


セラは、慌てて両手を振り


私にいかがわしい事をするのは、恐れ多い事を伝えて

そして私で着せ替え人形にした事を言葉を付け加えた。


「アンジュ様を着せ替え人形にするだなんて羨ましいです。

アンジュ様のメイドだからと言ってやって良い事と悪い事があります!」


マリー様は、セラの私を着せ替え人形にした発言を聞いて

大声で私を着せ替え人形にしてずるい事を伝えた。


「俺は、アンジュと一緒に故郷に里帰りをして幼馴染みの墓参りだったからそんなにもおかしな事はしていないぞ」


アラン様は、きょとんとして里帰りをして大切な奴のお墓参りをした事を伝えた。


「えっ!?

アラン様は、アンジュ様を自分の家族に紹介をしてしかも死んだ大切な人に紹介をしたのですか!?」


今度は、マリー様がアラン様が家族や亡くなった大切な人に紹介をしたって言葉を聞いて驚き声を出して驚いた。


「えっ、そんなに驚く事かな?

僕もアンジュお姉様と一緒に自分の親に会いに行ったよ」


イオン様は、きょとんと首を傾げて

私と一緒に親に会いに行った事を伝えた。


「えっ!?

イオン様もアンジュ様と一緒に親に会いに行ったのですか!?」


またアイリスちゃんがイオン様の親に会いに行った発言を聞いて大声を出して驚いた。


「そんなアラン様もイオン様もアンジュ様が親公認の仲になるだなんて……

まさかルイ様もですか!?」


マリー様は、アラン様とイオン様が親公認になったと思い

ショックを受けた声を出して驚いた。

ルイ様もアラン様達と同じ事をしたのか質問をした。


「はー……マリーさんは、僕をどの様に思っているのですか?

それに僕は、アンジュの婚約者ですよ。

その必要は、ありませんよ。


そうですね……

ついでにアンジュとは、精霊の森でアンジュと愛を確かめ合っただけですね」


ルイ様は、自分の唇を触り悪戯っぽく微笑んで

そして直ぐにマリー様達を挑発する事に色っぽく微笑んだ。


「ル、ルイ様、アンジュ様と婚約者だと言ってやって良い事と悪い事があります!」


マリー様は、ルイの私との愛を確かめ合った発言を聞いてルイ様にやり過ぎだと不満を伝えた。


「それで感じんのアイリスさんもアンジュ様と何か合ったのですよね?」


マリー様は、ジトーとアイリスちゃんを見つめ

アイリスちゃんに私と何か会ったのか質問をした。


「えっ!?

そ、その……何もなかったですよ……」


アイリスちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて

私と何もなかった事を伝えて

でもアイリスちゃんの様子から何か合ったのは、確定の様に思えた。


「やっぱり何か合ったのですね!

白状して下さい!

言ってくれないとその胸を揉みますよ」


マリー様は、アイリスちゃんの誤魔化したのをみて

直ぐにアイリスちゃんと私に何か合ったのだと理解して

アイリスちゃんの胸を揉むポーズをする様に手を握ったり開いたりしてアイリスちゃんに近づいた。


「ひっ!?

わ、解りました、言います!

アンジュ様と一緒に育った施設の園長先生に会いに行って……

その……アンジュ様が園長先生に……

『アイリスさんの事は、任せて下さい。

この先もアイリスさんの側にいます。

そして必ずアイリスさんの事を幸せにします!』

って言っていただいただけで何もなかったです……」


アイリスちゃんは、慌てて両手を振り

私がアイリスちゃんに言ったプロポーズみたいな言葉をそのまま伝えた。


「それって明らかにアンジュ様のプロポーズではないですか!?

アイリスさんが1番許せません!

だから覚悟をしてくださいね!」


マリー様は、怒った様に怒りのオーラを出してアイリスちゃんに近づいて

アイリスちゃんの胸を揉もうとした。


「ちょ、ちょっと待って下さい、マリー様。

話せば解ります!

ひゃーーー!?」


アイリスちゃんは、マリー様から逃げようとした。

でもアイリスちゃんが逃げる前にマリー様が近づいてアイリスちゃんの胸を揉んだ。

アイリスちゃんは、胸を揉まれると悲鳴出して驚いた。

私は、マリー様達の様子をうっとりしながら眺めてやっぱり百合って良いよねって思った。


「そう言えば二日後に妹のアリスの誕生日なのですよ。

アンジュ、良かったらアリスの誕生日パーティーに参加にしませんか?

アイリスさん達、皆さんも参加してくれたらアリスも喜ぶと思いますからね」


ルイ様は、私達にルイ様の妹のアリスの誕生日パーティーに参加する事を誘った。

アリス様って確かルイ様の妹って事は、お姫様って事だよね。

確か年は、11歳だったよね。

そしてアンジュは、アリス様を虐めていたんだよね。

だからかなり怖がれたはずだよね。

ルイ様ルートの破滅フラグが折れるかも知れないからアリス様に気に入られないとね。


「その……ご迷惑でなければ私もアリス様の誕生日パーティーに参加させてもらいますね」


私は、控え目に微笑んで

アリス様の誕生日パーティーに参加する事を伝えた。


アイリスちゃん達は、私がアリス様の誕生日パーティーに参加するって言葉を聞いて互いに見渡して1回頷いた。


「私達もアリス様の誕生日パーティーに参加させてもらいますね」


マリー様は、ニッコリ笑いアリス様の誕生日パーティーに参加する事を伝えた。

マリー様達は、ルイ様に私を独り占めにさせられないって思った。

こうして私達は、アリス様の誕生日パーティーに参加する為に王様のお城に行く事になった。


同じ時間の別の場所である者達によりある策略を実行をさせられようとしていた。


ーTo Be Continuedー

  • No.328 by 乃木坂桜  2021-02-08 19:11:39 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

(37話と38話は、同じ時間軸です。

2つの話で1つの話になりますので必ず2つとも読んで下さい)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第37話~

俺の策略は、ことごとくアンジュにそしされている。

いや、違う、アンジュの策略にのせられていたって言った方が良いのかも知れない。

俺がまだ生かされているのが何よりもその証拠だ。

アンジュは、魔族達を殺して力をたくさん蓄えてきたと思う。

そして俺は、気づいたのだ。

アンジュ以外は、たいした事がない事に……

だからお城を襲う事にした。

アリス姫の誕生日パーティーが近々開催さるらしい。

アリス姫の誕生日パーティーが人々の悲鳴に変わると思うと今から楽しみで仕方がなかった。

お城に襲うには、結界の宝石を壊す必要があった。

俺の隠蔽魔法を使えば城に忍び込んで結界の宝石を壊すのは、簡単だった。

俺は、アリス姫の誕生日パーティーが惨劇に変わるのを間近で見ようと思い街に滞在する事にした。

街を歩きながらこの街の人々が悲鳴に変わると思うと笑いが込み上げてきた。

街を歩いているとアンジュとアンジュの側にいつもいるメンバーに気がついて慌てて隠蔽魔法を使い姿を隠した。

これで大丈夫だろうと思った。

でもアンジュは、じっと見えない俺の方を見つめていた。


「あの……どうかされましたか?」


マリーって言う令嬢がアンジュの態度を見て不思議そうに首を傾げた。


「いえ、仔猫がいましたので少しだけ可愛がろうと思ったところです。

でもマリー様達が一緒ですからまた後にします」


アンジュは、どす黒いオーラを纏い意味ありげに妖しく微笑んだ。


「なっ!?

俺を仔猫だと!?

マリー達がいなかったら仔猫のようにいたぶり殺すってことか!?

早くこの場を離れないと殺される!?」


俺は、このままこの街にいたらアンジュに殺されると思い

慌てて逃げる様にこの街を出て行った。

そしてある事に気づいた。

何故城に簡単に忍び込んで結界の宝石を壊す事ができたのかを

全ては、アンジュの手引きだったのだ。

アンジュは、今回も自分の力にする為に魔族達の襲撃を手引きされたのだ。

アンジュにとって王族ですら自分の力にする為の駒でなかった事に……

アンジュ、奴こそ、魔王の産まれ変わりだ。

アンジュは、この先、人間どころか魔族ですら全ての者を滅ぼすだろう。

恐ろしい女だ……



城から離れた森の中で魔族達が集まっていた。


「計画通りだな。

城を囲っていた結界が失くなったみたいだぞ」


1番大きな魔族は、城を護っていた結界が消えたのを見て不気味に微笑んだ。


「あの人間も利用されてるって知らなくて呑気な事だ」


小柄の魔族は、結界の宝石を壊した人間の事を思い出してクククって楽しそうに笑った。


「今回は、この前の様な事が起きないよな?」


魔族のリーダーらしい魔族が腕を組み参謀らしい魔族を見つめた。


「心配するな。

あの女は、今頃、学園でゆっくり学校の休暇を楽しんでいるはずだ」


参謀らしい魔族は、魔族のリーダーらしい魔族を見つめ返して

アンジュの事は、気にしないで良いことを伝えた。


「それならば問題がない。

作戦の決行は、今日の夜だ。

気を抜くないよ!」


リーダーらしい魔族が右手を高々と上げて

城に攻め込む意気込みを表した。

魔族達は、気持ちが高ぶった様に手を上に上げて雄叫びを上げた。

その夜になると先に空飛ぶ魔物に隠蔽魔法を使い空から城に攻めさせた。

魔物達が城に近づいた瞬間沢山の黒い花の様な炎に当たり空飛ぶ魔物達が次々に燃えて消えていった。


「いったい何事だ!?」


魔族のリーダーは、声を出して驚いた。


「おい、あそこに何かいるぞ!」


小柄の魔族は、城の屋根を指差した。

城の屋根には、いつも俺達を邪魔をして女が立っていた。


「くっ!?

撤退だ!

無策であの女と戦ったら我々は、全滅だ!」


リーダーらしい魔族の命令で撤退を開始した。

魔族達は、悔しそうに唇を噛んでいた。

魔族達は、次の作戦こそ成功させるって心に誓った。



ーTo Be Continuedー

  • No.329 by 乃木坂桜  2021-02-08 19:14:01 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

(37話と38話は、同じ時間軸です。

2つの話で1つの話になりますので必ず2つとも読んで下さい)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第38話~

私達は、ルイ様の妹のアリス様の誕生日パーティーに参加する為にお城のある街に来ている。


「やっぱり街は、賑わっていますね……」


私は、街中を見渡して歩いていて

ふと裏通りに入る物置の箱の上に可愛らしい仔猫を見掛けて

仔猫って可愛らしいなって思い

じっと仔猫を見つめた。


「あの……どうかされましたか?」


マリー様は、私がじっと仔猫を見つめていたのを見て

きょとんと首を傾げて

私にどうかしたのか質問をした。


「いえ、仔猫がいましたので少しだけ可愛がろうと思ったところです。

でもマリー様達が一緒ですからまた後にします」


私は、残念そうに微笑んで

また後でゆっくりと仔猫と遊ぶ事を伝えた。


「……アンジュ、気づいていたのですよね」


ルイ様は、真剣な表情で何かに気づいていた事を確認をした。


「えっと……何がでしょうか?」


私は、ルイ様の質問の意味が解らずにきょとんと首を傾げた。


「……アンジュがそう言うのでしたらこれ以上は、聞きません。

でもこの前の武術大会の時みたいな無理をしないで下さいね」


ルイ様は、私の態度を見て仕方がなさそうにため息を吐いて

私に無理をしない事を伝えて

私の態度を見てイオン様とアラン様も仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。

ルイ様もアラン様もイオン様も何かに気づいてみたみたいだよね。

いったいなんなのかな……?


私達は、そのままお城にいるアリス様に会いに行った。


「アリス、ルイだけれどもドアを開けても良いですか?」


アリス様の部屋の前に来るとドアを叩いて部屋の中にいるアリス様に呼び掛けた。


「ルイお兄様ですか?

どうぞ入ってきてください」


アリス様は、ルイ様の言葉を聞いて部屋の中に入って来る事を許可をした。


「やあ、アリス、良い子にしていましたか?

今日は、アリスの誕生日パーティーに参加する為に僕の学園の友達も来てくれましたよ」


ルイ様は、アリスに優しく微笑んで

アリス様の誕生日に参加する為に友達が来てくれた事を伝えた。


「よう、初めまして、姫様。

俺の名前は、アラン・デュランだ。

仲良くしてくれよな!」


アラン様は、右手を上げてにっ笑い

仲良くしてほしいって挨拶をした。


「姫様、イオン・ルーです。

仲良くしてね」


イオン様は、ニッコリ笑い

自己紹介をすると仲良くしてほしい事をお願いをした。


「あ、あの……アリス様、お初にお目にかかります。

私の名前は、マリー・フランソワと申します。

仲良くしてくださったら嬉しいです。

よろしくお願いします」


マリー様は、ガチガチに緊張してアリス様に挨拶をした。


「そ、その……初めまして、アリス様。

私の名前は、アイリス ・クロフォードって申します。

平民の私と仲良くするだなんておこがましいですが宜しかった仲良くしてくれたら嬉しいです。

そ、その、よろしくお願いいたしましゅ!?」


アイリスちゃんは、アリス様を前にしてガチガチに緊張をして

よろしくって挨拶をしようとして緊張しすぎた為に最後に言葉を噛んだ。


「これは、ご丁寧な挨拶をありがとうございますわ。

私の事は、お姫様って思わないで普通の1人の女の子として仲良くしてくださったら嬉しいですわ」


アリス様は、上品にやんわりと微笑んで

姫様でなくて普通の女の子として仲良くしてほしい事をお願いをした。


うーん、アリス様は、子供なのに良くできた子供だよ。

私がアリス様の様な年頃だった頃は、アニメや漫画や同性同士の恋愛の同人誌を読んで悪戯ばっかりしていたよ。

うん、私と大違いだよね。

それよりもこれまでの事をアリス様に謝らないとね!


「お久しぶりです、アリス様。

元気そうで安心をしました」


私は、アリス様を怖がらせない様にできるだけ優しく話し掛けて

挨拶をすると元気で良かった事を伝えた。


「ひっ!?

ア、アンジュ様、お久しぶりです。

アンジュ様も元気そうで良かったです」


アリス様は、わたしの姿を見て

明らかに怯えた様に涙目になり

恐る恐る挨拶をした。


うわー……完璧に私の事を怖がっているよね。

ここは、アイリスちゃんにした時みたいに誠意を表さないとね。


「これまで意地悪をしてごめんなさい、アリス様!

もう意地悪をしないしアリス様に危害を絶対与えないから許して下さい!」


私は、何回も地面に頭を叩き付けて私の必殺技の『ザ・土下座』をして何回も謝った。


「ア、アンジュ様その様な事は止めて下さい!

貴族の女性がその様にするは、良くありませんわ!

その……アンジュ様の気持ちは、良く解りましたから……

アンジュ様は、本当に変わられたのですね……」


アリス様は、私の『ザ・土下座』を見て慌てて両手を振り

私に土下座をするのは、止めてほしい事をお願いをした。

私が変わった事が嬉しそうに優しく私を見つめた。


「アンジュ様の土下座を久しぶりに見ました。

アンジュ様の土下座を見たら誰でも驚きますよね。

私も初めて見た時は、驚きましたからね」


アイリスちゃんは、初めて私が土下座をした時の事を思い出して

あれは、初めてされたら驚く事って思い

懐かしそうに苦笑いを浮かべた。


「それならば良かったです。

アリス様の事は、妹の様に大切に思っています。

だから気軽なく仲良くしてくれたら嬉しいです」


私は、アリス様を安心をさせる様にニッコリ笑い

アリス様を妹の様に大切に思っているから仲良くしてほしい事をお願いをした。


「解りました、その……アンジュお姉様、ありがとうございます……

これからも仲良くして下さいね」


アリス様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて

恥ずかしそうに私の事をお姉様付けで呼んだ。


うぅ……アリス様ったら恥ずかしがって可愛らしいよ!

イオン様の様なショタも良いけれどもやっぱりアリス様みたいなロリも良いよね!

まじアリス様、天使!


私は、アリス様が可愛らしくてつい抱き着きたくなるのをどうにか我慢をした。


「はい、これからよろしくお願いしますね、アリス様」


私は、邪な考えを隠す様に優しく微笑んで

これからよろしくお願いしますってお願いをした。

私達は、しばらくしてからアリス様の部屋を出て

私達は、街にアリス様の誕生日プレゼントを探す為に出掛けた。

私は、ある物を見つけるとアリス様の誕生日プレゼントとして買った。

それからその夜にアリス様の誕生日パーティーで城に沢山の人々が集まった。


「アリス様、誕生日おめでとうございます。

プレゼントに何をしようか悩みましたが手作りクッキーにしました。

宜しかったらクッキーを食べて下さいね」


アイリスちゃんは、昼間にお城の調理場で借りて作ったクッキーを可愛らしく袋でラッピングを物をアリス様に渡した。


へーアイリスちゃんは、手作りクッキーにしたんだね。

アイリスちゃんの手作りクッキーって凄く美味しいんだよね!

アリス様が羨ましいよ!


「ありがとうございます、アイリス様。

大事に食べさせてもらいますね」


アリス様は、嬉しそうにやんわりと微笑んで

大切にクッキーを食べさせてもらう事を伝えた


「誕生日おめでとう、姫様!

王族でも戦う事があるかも知れないだろ。

だから護身様に短剣をプレゼントするぜ。

小さくて子供のお姫様にも使い安いと思うぜ!」


アラン様は、宝石が付いた短剣をアリス様に渡して

これで身を護る事を提案をした。


いや、子供にしかもお姫様に短剣を誕生日プレゼントは、ないでしょう。

まあ、そこがアラン様らしいって言ったらそうなんだけれどもね。


私は、アラン様の短剣のプレゼントを見て

さすがに子供にしかもお姫様にないと思った。


「あ、あの……ありがとうございます、アラン様。

大切に日頃から護身様に持たせてもらいますね」


アリス様は、明らかにアラン様の短剣のプレゼントを見て

戸惑い苦笑いを浮かべて

短剣のプレゼントの感謝を伝えた。


「姫様、これは、僕からのプレゼントだ。

幸運のアミュレットって言って幸運をもたらすお守りだ。

姫様に幸運がおきると良いと思ってね。

良かったら使って下さい」


イオン様は、銀色のブレスレットになっている幸運のアミュレットをアリス様に渡した。


「ありがとうございます、イオン様。

とっても素敵なブレスレットですわね。

大切に使わせてもらいますね」


アリス様は、嬉しそうにニッコリと笑い

大切に使わせてもらう事を伝えた。


「誕生日おめでとうございます、アリス様。

私の1番好きな本を渡しますね。

とても良い本です。

ですから宜しかったら読んで見て下さいね」


マリー様は、『お姉様に首ったけ』って言う本をアリス様に渡して

良かったら読んでほしい事をお願いをした。


え、えっと……その本って確か姉妹の百合小説だったよね……

アリス様が変な趣味に目覚めなければ良いのだけれども……


私は、アリス様が変な趣味に目覚めないか不安で苦笑いを浮かべた。


「面白そうな本ですわね。

是非読まさせてもらいますわね」


アリス様は、マリー様から本を受け取ると嬉しそうにニッコリと笑い

本を読ませてもらう事を伝えた


「アリス、誕生日おめでとう。

12歳は、立派なレディですね。

そんなレディになったアリスにプレゼントです」


ルイ様は、白色の清楚って感じのドレスをアリス様に渡した。


「わー……素敵なドレスですわね……

ありがとうございます、ルイお兄様。

このドレスに似合う様な素敵なレディになれる様に頑張りますわね」


アリス様は、ルイ様からドレスを受け取ると嬉しそうにニッコリと笑い

このドレスに似合う様な素敵なレディになるのを約束をした。


「アリス様、誕生日おめでとうございます。

これは、私からのプレゼントです。

良かったら使って下さいね」


私は、百合のお花が刺繍をされたハンカチを渡した。


「ありがとうございます、アンジュお姉様。

大切に使わせてもらいますわね」


アリス様は、百合の刺繍を受け取ると嬉しそうにニッコリと笑った。


「実は、アリス様にもう1つプレゼントがあります。

少しだけ窓の外を見ていて下さいね。

とても良い物を見せてあげますね」


私は、自分の口元を触り悪戯ぽく微笑んで

窓の外を見ていてほしい事をお願いをした。


「窓の外ですか……?

解りましたわ。

楽しみにしていますわね」


アリス様は、私の良い物、発言を聞いてきょとんと首を傾げてすぐにニッコリと笑い

良い物を楽しみにしている事を伝えて

アリス様は、窓の外を眺めた。


「……ダークフラワーフレアバースト!!」


私は、お城の屋根に飛び乗り

両手を空に向けて呪文を唱えた。

私の手のひらから黒色の火の玉が何十個も出て

空に沢山の黒色の炎の花が咲誇った。

何だか沢山の黒色の炎の花の近くで何か燃えている気がして

悲鳴も沢山聞こえた気がした。


「わーー……凄く綺麗な炎の花です……」


アリス様は、私の魔法で出した沢山の黒色の炎の花を夢心地の様にうっとりして見つめた。

私は、20分くらい沢山の黒色の炎の花を空に向かって放ち

アリス様の所に戻った。


「アンジュお姉様、素敵な誕生日プレゼントありがとうございました。

良い思い出になりましたわ」


アリス様は、ニッコリ笑い

沢山の黒色の炎の花を見せてくれた感謝を伝えた。


「いえ、アリス様が喜んでくれて良かったです。

また見たくなったらいつでも言って下さいね。

アリス様の為ならばいつでも見せてあげますね」


私は、アリス様が喜んでくれたのを見て

嬉しそうにニッコリと笑って

アリス様が見たければいつでも見せる事を約束をした。


「さすがは、アンジュお姉様です!

えげつないですね!」


イオン様は、何故か息を荒くして私の魔法を誉めた。


「さすがは、アンジュだな!

容赦ないな!」


アラン様も何故か息を荒くして私の魔法を誉めた。


「アンジュ、アリスを護ってくれてありがとうございます。

今回もアンジュに助けられましたね」


ルイ様は、優しく微笑んで

アリスを助けてくれた事の感謝を伝えた。


「いえ、アリス様の為ですから気にしないで下さいね」


ルイ様達の言っている意味が解からなかった。

少しだけ首を傾げて

直ぐにニッコリと笑い

アリス様の為だと伝えた。

私は、気づかないうちに魔族を撃退したって思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー


  • No.330 by 乃木坂桜  2021-02-09 07:08:56 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

(37話と38話と39話は、同じ時間軸です。)



☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第39話~

僕の婚約者のアンジュは、優しくて素敵な女性だ。

そして誰も気づいていないがアンジュは、2回も学園を護っている。

そんなアンジュだからこの先も心配がないと思っていた。

でも武術大会でアンジュがアイリスさんを庇って怪我をしたのを見てアンジュも普通の女の子な事に気がついた。

それからアンジュは、直ぐに無理をするからそれが心配で仕方がない。

僕の妹のアリスの誕生日パーティーに参加する為に街に来ている。

ふとアンジュが何かをじっと見ているのに気がついて

アンジュが見ている方を見て

すると隠蔽魔法で隠れている何者かの存在に気がついた。


確かこの気配は、ロベルト・カーマインですよね。

ロベルトは、過去に2回も魔族を学園に招き入れています。

アンジュは、今回、ロベルトの事をどうするのでしょうか?


「あの……どうかされましたか?」


マリーさんは、アンジュの反応に違和感を感じて


きょとんと首を傾げた。


「いえ、仔猫がいましたので少しだけ可愛がろうと思ったところです。

でもマリー様達が一緒ですからまた後にします」


アンジュは、ロベルトの事を誤魔化した様にニッコリと笑った。


「……アンジュ、気づいていたのですよね」


僕は、アンジュにロベルトの事を質問をした。


「えっと……何がでしょうか?」


アンジュは、きょとんと首を傾げて

僕が言っている意味をとぼけて

ロベルトの事を庇った。


「……アンジュがそう言うのでしたらこれ以上は、聞きません。

でもこの前の武術大会の時みたいな無理をしないで下さいね」


僕は、アンジュのロベルトを庇った態度を見て

アンジュの優し過ぎてお人好しだと思い

仕方がなさそうにため息を吐いた。


イオンとアランもロベルトの気配に気づいていたみたいでアンジュのお人好しに仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。

僕は、アリスに挨拶を済ませて父親の王様に会いに行った。


「お久しぶりです、お父様。

ただいま帰りました」


僕は、王座の間に行き

右手を自分の胸に軽くお辞儀をしてお父様に挨拶をした。


「良いところに戻った、ルイ。

実は、困った事になってな。

結界を張っている宝石が何者かに壊されてな。

そこでルイ、お前に手伝ってほしい事がある」


お父様は、自分の顎を触り

困った事があるから僕に手伝ってほしい事をお願いをした。


「魔族が攻めて来るのですね。

今回は、僕の方に任せてもらえませんか?」


僕は、アンジュがロベルトを庇うのと同時に魔族襲撃の撃退を大事になる前に対処してそうにしているのアンジュの気持ちを手助けしようと思い

せめてアンジュの邪魔にならないように僕に任せてほしい事をお願いをした。


「ルイよ、何か策略があると言うのだな……

良かろう、お前に全て任せよう。

無茶だけは、するでないぞ」


お父様は、自分の髭を触り僕に任せて良いのか考え込んで

持っている杖を床に音を出して叩き付けてどうするのか決意をして

僕に全て任せる事を約束をした。


「ありがとうございます、お父様」


僕は、軽くお辞儀をして

お父様の全てを任せてくれる事の感謝の伝えた。

もしもアンジュに手に終えない様だったら命に変えてもアンジュを護り魔族を撃退するって心に誓った。

アリスの誕生日パーティーが始まり

魔族の襲撃がないままアリスの誕生日パーティーが進んでいき

このまま何もないまま終わるかもって思った。

でもアンジュが何か行動を起こした。


「実は、アリス様にもう1つプレゼントがあります。

少しだけ窓の外を見ていて下さいね。

とても良い物を見せてあげますね」


アンジュは、自分の口元を触り悪戯ぽく微笑んで

窓の外を見ていてほしい事をお願いをした。


「窓の外ですか……?

解りましたわ。

楽しみにしていますわね」


アリスは、窓の外を眺めた。

僕も窓の外を見つめた。

隠蔽魔法で姿を消した魔物が空を飛んでお城に近づいて来ていた。

その数は、千を越えているみたいだった。

さすがのアンジュもこの魔物の数を相手をするのは、無理だと思い

アンジュをいつでも護れる様にって精霊召喚の準備をした


「……ダークフラワーフレアバースト!!」


アンジュは、お城の屋根に飛び乗り

両手を空に向けて呪文を唱えた。

アンジュの手のひらから黒色の火の玉が何十個も出て

空に沢山の黒色の炎の花が咲誇った。

魔物達が沢山の黒色の炎の花に当たり燃えて消えて行った。



「わーー……凄く綺麗な炎の花です……」


アリスは、アンジュの魔法で出した沢山の黒色の炎の花を夢心地の様にうっとりして見つめた。

私は、20分くらい沢山の黒色の炎の花を空に向かって放ち

魔物を全て撃退し終わるとアリスの所に戻ってきた。


「アンジュお姉様、素敵な誕生日プレゼントありがとうございました。

良い思い出になりましたわ」


アリスは、ニッコリ笑い

沢山の黒色の炎の花を見せてくれた感謝を伝えた。

僕は、アリスの笑顔を見てアンジュが魔族を撃退した事に気づいていないと思った。


「いえ、アリス様が喜んでくれて良かったです。

また見たくなったらいつでも言って下さいね。

アリス様の為ならばいつでも見せてあげますね」


アンジュは、アリス様が喜んでくれたのを見て

嬉しそうにニッコリと笑って

アリスが見たければいつでも見せる事を約束をした。


「さすがは、アンジュお姉様です!

えげつないですね!」


イオンは、アンジュが魔物を撃退していたって気づいていたみたいだった。

興奮したように息を荒くしてアンジュの魔法を誉めた。



「さすがは、アンジュだな!

容赦ないな!」


アランもアンジュが魔物を撃退をしていたのに気づいていたみたいで

興奮したようににって笑い

アンジュが魔物を撃退をした魔法を誉めた。


「アンジュ、アリスを護ってくれてありがとうございます。

今回もアンジュに助けられましたね」


僕は、またアンジュに助けられたと思い

アンジュに国とアリスを護ってくれたお礼を伝えた。


「いえ、アリス様の為ですから気にしないで下さいね」


アンジュは、さも魔物を撃退をしたのが当たり前の様にニッコリと笑った。

今回もアンジュに助けられた。

アンジュみたいな者が英雄だと呼ばれる存在だと理解した。

僕は、大切な妹のアリスを護ってくれた恩返しを必ずするって心に誓った。



ーTo Be Continuedー

  • No.331 by 乃木坂桜  2021-02-09 18:28:40 

新作ができましたから投稿しますね。

今回も悪役令嬢物です。

  • No.332 by 乃木坂桜  2021-02-09 18:29:39 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆スケバンが悪役令嬢に転生してもやっぱり無双する件☆

~第1話~

世界最強と呼ばれたスケバンがいた。

ヤンキーや不良の男の子や女の子を束ねて

グループの規模は、千人以上と言われていて

政治家やヤクザや警察にも繋がりがあり

この国を裏から操っているとまで言われていて

スケバンの強さは、1時間で千人を倒した事があると噂されるほど強かった。

そのスケバンの赤髪は、人々の血を吸ってその様になったとも言われていて

はむかう者には、家族まで制裁をくだすとまで言われていた。

その伝説のスケバンの名前は、紅 昌(くれない あきら)。

世界……いや、歴史の中で最強のスケバンだ。

昌の事をみんなこう言う紅の悪魔だと……


あたしは、街の中を1人で歩いていた。

「く、紅の悪魔だ、目を会わせたら殺されるぞ!」


あたしの姿を見た高校生ぐらいの男の子は、慌てて逃げたした。


『…………』


「いやーー、死にたくない!?」


あたしの姿を見た中学生くらいの女の子は、怖がってしゃがみこんだ。


『どうしてこうなったのかな……?』


「す、すいません、通行の邪魔をしてしまいまして直ぐに退きます!

ですから命をとならないで下さい!!」


あたしの前を歩いていた高校生ぐらいの男性は、慌てて端っこに移動して頭を下げて謝った。


『あたしは、スケバンとかになりたくなかったのに!?

周りが勝手に決めただけだよ!?』


「ひーー!?

殺されるーー!?

助けてーー!?」


サラリーマンの30代くらいの男性は、あたしの姿を見て慌てて逃げ出した。


『警察や政治家やヤクザに繋がりがあるって言ってもただ道を聞かれたところを見られて勘違いされただけだし……』


「うえーーん、怖いよーー!?」


小学生くらいの男の子は、あたしの姿を見ただけで涙を流して泣いた。


『確かに千人倒したのは、本当だけれども……

あれは、友達が傷つけられたつい血が上って我を忘れてついやってしまっただけだし……

やっぱり直ぐに血が上るのは、良くないよね』



「ひ、ひーーー!?」


高校生ぐらいのヤンキーの男性は、あたしの姿を見ただけで泡を吹いて倒れて気絶をした。


『あたしは、お花を育てたり、動物を可愛がったり、刺繍をしたり、料理をしたり、少女漫画を読んだり、乙女ゲームをしたり、可愛らしい洋服を着たり、普通の恋がしたいだけなんだよ!!

あたしは、普通の女の子みたいに過ごしたいだけなんだよ!!

産まれ変わったら絶対女の子みたいな生活をするんだからね!!』


私は、産まれ変わったら絶対女の子みたいな生活をする事を心に誓った。


ーTo Be Continuedー

  • No.333 by 乃木坂桜  2021-02-09 23:40:21 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆スケバンが悪役令嬢に転生してもやっぱり無双する件☆

~第2話~

あたしは、一応グループのヘッドだから今日もグループ抗争に巻き込まれて全てを殴り飛ばして喧嘩に勝つと家に向かって歩き始めた。


「うぅ……いつまでこんな生活が続くのかな……?」


あたしは、喧嘩に嫌気がさしてため息を吐いて

ふと、小学生の男の子に数人男性がナイフで斬りかかっているのを見て


「危ない!?」


あたしは、ナイフで斬りかかる人数が多すぎて一人一人倒していたら間に合わないと思い

小学生の男の子を庇う様に覆い被さると何ヵ所もナイフで刺された。


「いたいじゃないですか!?」


男性達があたしにナイフを刺して動揺した隙に全ての男性を殴り飛ばして気絶をさせて

力を使いきって倒れた。

だんだん意思がなくなっていき

産まれ変わったら女の子らしい生きるって心に誓った。


「う……んっ……私は、生きているの……?」


あたしは、ゆっくりと目を開けると鏡に赤髪の13歳くらいの美少女が立っていた。


「うわーー可愛らしい女の子!?

ってもしかしてあたしなの?

でもどこかで見た顔だよね……

ってもしかして『フェアリーエンジェル~心で繋がる物語~』に登場した悪役令嬢のエリザベス・フランソワなの!?

確かエリザベスっヒロインを虐めた罰にして良くて国外追放で悪くてヒロインを殺そうとして襲いかかって逆に攻略キャラクターに殺されたよね!?

でも攻略キャラクターと接点がなくなれば破滅フラグを回避できるはずだよね。

よし、破滅フラグを回避するよ。

そして今度こそ、普通の女の子として生きるんだからね!!」


私は、高々と右手を上に上げて

破滅フラグを回避するのを誓った。


「でも確か学園を入学にするのは、まだ1ヶ月あるよね。

良かった、まだ、破滅フラグが起こるまで時間があるよね。

今のうちに破滅フラグを折るのを頑張るよ」


あたしは、今がいつか思い出して

まだ破滅フラグが起きるのに時間があると思い

どうにか破滅フラグを折る努力を決意をした。


前世の記憶を思い出して1週間が立った。

あたしは、街に出掛けて裏通りを通りで女の子が男達に囲まれていた。


「お願いします。

離して下さい!」


女の子は、男達の行動に嫌がっていた。


「ちょっとあんた達、嫌がっている女の子に何をしているのよ!!」


あたしは、嫌がる女の子に絡んでいる男達に頭にきて目にも止まらない早さで男の1人を殴り飛ばして気絶をさせた。


「何をしやがるてめ……ぐえっ!?」


もう1人の男性があたしに文句を言おうとした。

あたしは、最後まで言う前に男性を殴り飛ばして気絶させた。


「俺を誰だと……げほ!?」


もう一人の男性は、自分が何者か言おうとして

あたしは、男性が言い終わる前に殴り飛ばして気絶をさせた。


「くっ、**や!おら!!

ぐぁ!?」


もう一人の男性は、ナイフを出すとあたしに襲いかかって来た。

あたしは、男性の顔を殴り飛ばして気絶させた。


「くっ!?

覚えていろよ!!」


残りの男性達は、走って逃げて行った。


「大丈夫でしたか?」


あたしは、男性に絡まれて女の子に話し掛けて大丈夫なのか質問をした。

ふと、女の子の顔を見て

この乙女ゲームの主人公のヒロインのリコリス・アンリだと気が付いた。

リコリスって子は、料理もできて頭も良くて優しくてとってと良い子で女の子らしくて護ってあげたくなる女の子なんだよね……


あたしは、リコリスが可愛らしくてうっとりと見つめた。


「は、はい、大丈夫です……

あ、あの、ありがとうございます」


リコリスちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯いて照れ笑いを浮かべた。


「いえ、気にしないで下さい。

これから気をつけて下さいね」


あたしは、主人公のリコリスとあんまり関わりを持ったら破滅フラグになると思い

リコリスから逃げる様に去って行こうとした。


「あっ、待ってください。

せめて名前を教えて下さい」


リコリスは、私を呼び止め様として

あたしの名前を質問をした。

名前を覚えられると破滅フラグにかかわると思い

リコリスから逃げる様に去って行った。

この時は、他のフラグが立っているって気がつかなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.334 by 乃木坂桜  2021-02-11 18:40:03 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第40話~

アリス様の誕生日パーティーで花火を見せて1日が立った。

アリス様は、花火を気に入ってもらえて良かったと思った。

次の日にルイ様にあるお願いをされた。


「アンジュ、アイリスさん、少しだけ良いですか?

お父様がアンジュ達に話があるそうです。

ついてきて下さい」


ルイ様は、王様が私に話がある事を伝えた。


「私達に話ですか?

解りました」


私とアイリスちゃんは、王様の王座の間に向かった。


「よく参られた。

まず昨日の件でお礼を言わせてくれ、感謝をする」


王様は、頭を軽く下げてお礼を伝えた。


昨日の事……?

あっ、花火の魔法のダークフラワーフレアバーストで花火を見せた件だよね。

あれは、アリス様の誕生日パーティーの為にしただけなのにね。


「いえ、アリス様の為ですから気にしないで下さいね」


私は、軽く首を横に振り

アリス様の為だから気にしない事を伝えた。


「そうは、言ってもあれほどの事をしてくれたのだからそれ相応の褒美を渡さないと行けないな。

褒美は、何が良いか?」


王様は、自分の髭を触り感謝しきれないと思い

褒美は、何が良いのか質問をした。


褒美ってもう王様は、大袈裟だよね。

そんなに凄い事をしていないのにね……


「それならば貸しを1つで構いませんよ。

私が困った時が合ったら力を貸して下さい」


私は、どうしても褒美を渡したいって言う王様に大袈裟だなって思い

だからと言って褒美を貰う訳に行かなかったから困った事が合ったら力を貸してほしい事をお願いをした。


「貸しを1つとな。

うははーー、アンジュよ、面白い事を言うのだな。

良いだろ、何か困った事が合ったら力を無条件で貸そうではないか!


それから武術大会に優勝したアンジュとアイリスに願いが合ってな。

城を護っている結界の宝石が壊されてな。

また同じ事があるとは、限らん。

そこで最果ての洞窟に住んでいるダークドラゴンの魔石をとってきてほしいのだ。

ダークドラゴンの魔石は、頑丈で壊れないって言われいてな。

それに結界魔法も強力な物になるはずだ。

どうだ、頼まれくれぬか?」


王様は、私の貸し1つ発言を聞いて楽しそうに笑った。

直ぐに真剣な表情で私を見つめて

私とアイリスちゃんに魔石を取って来るのをお願いをした。


「アンジュ様、やりましょう!

結界魔法がなければ魔物に攻め困れた時に街に沢山の被害が出るかも知れません!

私は、そんなの耐えられません!」


アイリスちゃんは、私の両手を握り締めて真剣な表情で私を見つめて

街のみんなの為にも魔石を取って来るのをお願いをした。


「仕方がありませんね。

アイリスちゃんが魔石を取りに行きたいのならば私も手伝います。

でもこの前みたいに無理な事は、駄目ですよ」


私は、アイリスちゃんに両手を握り締められて真剣な表情で私を見つめられて恥ずかしそうに顔を赤らめた。

闇の洞窟で私を護る為に魔力切れになって意識不明になって倒れたのを思い出して

私を助ける為に無理をしない事をお願いをした。


「解りました。

ありがとうございます、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私が魔石を取りに行くのを了承させると嬉しそうにニッコリと笑い

私に一緒に魔石を取りに行く事の感謝の言葉を伝えた。


「そうか、行ってくれるか。

では、任せたぞ、アイリス、アンジュよ」


王様は、私が私達が魔石を取りに行くって言葉を聞くと嬉しそうにニッコリと笑った。


「はい、任せて下さい」


私は、王様に魔石を取って来るのを任せてほしい事を伝えて

そして私達は、王座の間を出ていった。


「アンジュ、最果ての洞窟に行く件ですが……

今回、僕達は、遠慮させてもらいます。

アンジュ達との実力に差が飽きすぎています。

なお、ドラゴン最強と言われたダークドラゴンと戦うかも知れません。

そうなるとたぶん僕達では、傷すらつけられないでしょう。

そんな僕達では、足手まといでしかなくなりますからね。

無理だけは、しないで下さいよ。

それからアイリスさん、アンジュが無理をしない様に見張っていて下さいね」


王座の間を出るとルイ様は、少しだけ考え込んで

ルイ様が私達の足手まといになるから今回は、着いていくのを止める事を伝えて

そしてアイリスさんに私の事をお願いをした。


「解りました、ルイ様。

アンジュ様の事は、任せて下さい。

アンジュが無理をしない様に見張っておこますね」


アイリスちゃんは、自分の胸を叩いてニッコリと笑い

私の事を任せてほしい事を伝えた。


「え、えっと……よろしくお願いします、アイリスちゃん」


私は、あまりにも生き生きと私の事を任せてほしいって言葉を聞いてつい反射的に頭を下げて私の事をお願いをした。


「あ、あの、こちらこそよろしくお願いします、アンジュ様」


アイリスちゃんは、私が頭を下げて私の事をお願いをしたのを見て

慌ててアイリスちゃんも頭を下げてアイリスちゃんの事をお願いをした。

私とアイリスちゃんは、互いに何回も頭を下げて

それがなんだかおかしくて私とアイリスちゃんは、どちらともなく口元を押さえて笑い始めた。


そう言えば乙女ゲームにも城の結界の宝石を壊されるイベントがあったよね。

その時は、魔族に攻め困れるイベントが合ったはずたよ……

幸いにもそのイベントが発生しなかったよね。

もしかして私以外の誰かが撃退したって事なのかな?

まあ、被害がないだけ良いよね!


私は、被害が無かったからよしとしようと思った。


でもこの時の私は、この旅で意外な人と出会う事になるだなんて思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.335 by 乃木坂桜  2021-02-11 18:41:31 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第41話~

私とアイリスちゃんは、ルイ様達と別れて最果ての洞窟に向かった。

最果ての洞窟って名前の通り凄く遠い場所にある。

馬車と船を乗り着いて10日間ぐらいは、かかる距離だ。

私達は、馬車に揺れられて次の街に向かった。


でもこれって確か乙女ゲームでは、攻略キャラクターとアイリスちゃんが2人で最果ての洞窟に向かうはずのイベントだよね。

悪役令嬢の私が参加しても良いイベントなのかな?


私は、攻略キャラクターのイベントを奪って良かったのか不安に思った。




「その……アンジュ様と旅は、初めてで楽しみです……」


アイリスちゃんは、馬車に乗り恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて

私との旅行が楽しみな事を伝えた


「私もアイリスちゃんとの旅は、楽しみですよ。


ルイ様達も一緒にこれたら良かったのですが……

さすがに危険ですから付き合わせる訳に行きませんからね」


私は、ニッコリと笑いアイリスちゃんとの旅が楽しみな事を伝えて

ルイ様達も一緒なら良かったと残念そうに話した。


「……アンジュ様は、私と2人の旅行は、不満なのですか?」


アイリスちゃんは、目をうるわせて上目遣いで私を見つめ

アイリスちゃんと2人の旅行は、不満なのかって質問をして

不服そうな嫉妬オーラ全開を出していた。


「えっ!?

い、いや、そんな事は、ありません!?

アイリスちゃんと2人の旅は、楽しみです!」


私は、アイリスちゃんの嫉妬を見て慌てて両手を振り

アイリスちゃんとの2人の旅行が楽しみな事を即答した。


「くすっ、冗談ですよ、アンジュ様。

ついアンジュ様の慌てた姿が見たくて意地悪をしてしまいました」


アイリスちゃんは、口元を押さえて楽しそうにクスクスって笑い

最後に悪戯っ子ぽく唇を触り色っぽく微笑んだ。


「じょ、冗談……?

もう、アイリスちゃんたら酷いです!!

アイリスちゃんの嫌われたかもって思い

本当に慌てたんですよ!

そんな悪い子のアイリスちゃんにお仕置きが必要ですね。

覚悟して下さいね」


私は、アイリスちゃんの冗談発言を聞いて

手を開いたり閉じたりしてアイリスちゃんに近づいて

覚悟をしてほしい事を伝えた。


「えっ!?

そ、その……優しくして下さいね……」


アイリスちゃんは、私のお仕置き発言を聞いて

目をうるわせて私から視線を反らして

優しくしてほしい事をお願いをした。


「うっ……!?

そんな顔をされたら出来るわけありません……」


私は、アイリスちゃんの仕草を見て

悪い事をしている様な罪の気持ちが出てきて

地面に両手を着いてアイリスちゃんにお仕置きができない事を伝えた。


「アンジュ様、私にお仕置きをしてくれないのですか……?」


アイリスちゃんは、物欲しそうに目をうるわせて私を見つめ

お仕置きをしてくれなのか質問をした。


「はぅっ!?」


私は、色っぽいアイリスちゃんがあまりにも可愛らしくて鼻血をだらだら流して倒れた。


「ア、アンジュ様!?

しっかりして下さい!?」


アイリスちゃんは、私が鼻血を流して倒れたのを見て慌てて私に近づいた。

そして私の体調を心配そうに私を見つめた。

私は、血液不足になり意識が徐々になくなった。

気が付いたらアイリスちゃんに膝枕をされていた。


「良かったです……

気が付いたのですね」


アイリスちゃんは、私が気が付いたのを見て安心をした様に微笑んだ。


「すいません、見苦しいところをお見せしました……」


私は、恥ずかしそうに顔を赤らめて

鼻血を出したところを見せたのを頭を下げて謝った。


「い、いえ、アンジュ様のだったら大丈夫です。

ですから気にしないで下さい!」


アイリスちゃんは、両手を振って

私のだったら大丈夫だから気にしない事を伝えた。


「ありがとうございます、アイリスちゃん。

あっ、次の街にもう着くみたいですね。

何もなくて良かったです……」


私は、アイリスちゃんの気持ちが嬉しくてニッコリと笑った。

次の街が見えてくると何もなくて良かったと思った。

私達は、街に着くと街の裏通りで数人のゴロツキに絡まれている子供の黒髪の女の子と金髪の男の子を見つけた。


「や、止めて下さい!」


黒髪の女の子は、嫌かって涙目になっていた。


「ダークショットアロー!(小)」


私は、右手の指を広げて黒色の紐を引っ張りゴロツキに向けて

ゴロツキ達の体に黒色の小さなビームが当たるとゴロツキ達が吹っ飛んだ。


「大丈夫ですか?」


私は、子供の女の子と男の子に話し掛けた。


「危ないです、アンジュ様!

ホーリーアロー!!」


私は、物陰に隠れていたゴロツキに気づいなくて

いきなりゴロツキに襲いかかってきて

アイリスちゃんは、それに気がついて襲ってきたゴロツキにホーリーアローを放って

ゴロツキがホーリーアローでぶっ飛ばされた。


「あ、ありがとうございます、アイリスちゃん」


私は、自分の不注意に冷や汗を出して

アイリスちゃんに助けて感謝を伝えた。


「あ、あの……助けてくれてありがとうございます、お姉ちゃん……」


黒色の女の子は、深々と下げてお礼を伝えた。

ふと、女の子を見て驚いた。


確か「聖フォルテ学園~運命に選らばれし者~」の続編の「聖フォルテ学園2~受け継がれし者達~」の乙女ゲームの主人公のエリカ・ベルナールだったよね。

確か光魔法と闇魔法が使えて

実は、アンジュの腹違いの妹だったりするんだよね。

そして魔王と天使の娘だったりするんだよね。

アンジュとエリカは、乙女ゲームで出会わないはずなのにこれも乙女ゲームの補正って奴なのかな……?


私は、続編の乙女ゲームの主人公との出会いに戸惑った。

この後にさらに大変な目に会うとは、思ってもいなかった。


ーTo Be Continuedー

  • No.336 by 乃木坂桜  2021-02-12 11:13:02 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(注意:42話と43話は、同じ時間軸です。

2つの話で1つの話になっていますから必ず2つの話を読んで下さいね)

~第42話~

私には、魔王様こそ世界を統一にふさわしい方だと思う。

だから魔王様、復活の為に動いてきた。

魔王様の娘と言われた光魔法と闇魔法を使える存在を知った。

その娘が魔王様の復活に何か使えるかもと思い

娘を捕獲に動いた。

ゴロツキに捕獲を命令したから魔王の娘を連れて来るのも時間の問題だと思った。

しばらくするとゴロツキが何も持ってないまま帰ってきた。


「魔王の娘は、どうしたんだ?」


俺は、魔王の娘の捕獲の失敗がないと思っていたから魔王の娘が何処にいるのか質問をした。


「す、すいません、お頭、黒髪の女に邪魔をされて失敗をしました」


ゴロツキの男性は、すまなそうに捕獲が失敗をした事を伝えた。


「失敗をしただとふざけるな!

お前達にいくら払っていると思うんだ!!

でも誰かに邪魔をされたとなると次の手を考えないとな……」


俺は、子供の捕獲に失敗をした叱り

邪魔をされたのならば次の手を考えないとって思った。

俺達は、森の中にある隠れアジトに向かった。


でも黒髪の女……?

確か魔族襲撃を邪魔をしている魔王と呼ばれた女が黒髪だったはず……

まさかこんな街に来るはずがないよな……


俺は、魔族の襲撃をいつも邪魔をしている黒髪の魔王の女の事を思い出した。

でも王国から離れているこんな街に来るはずがないと思い

首を軽く横に振り自分の考えを否定をした。


森の中にある隠れアジトの前の森の前で誰かいた。


1人は、魔王の娘で……

もう1人は、いつも魔王の娘といる子供の男の子で……

もう1人は、蜂蜜色の髪の女で……

もう1人は、黒髪の女だった。


「ブラックホール……」


黒髪の女は、俺達の隠れアジトの森に両手を向けて呪文を唱えた。

すると黒色の玉に俺達のアジトが森事吸い込まれる様に消えた。


なっ!?

なんだと!?

俺達のアジトは、隕石魔法のメテオインパクトでも耐えられる作りなんだぞ!?

それがアジトがまるごと消えただと!?

間違いない!!

奴は魔王と呼ばれる女だ!!


俺は、魔王と呼ばれる存在の女の前にして冷や汗をだらだらと流した。

魔王と呼ばれる女は、俺達の方を向いた。


「こっちの森でも魔法の試し打ちをしても大丈夫でしょうか?」


魔王と呼ばれる女は、俺達の方を向いて妖しく微笑んで

魔法をこちらに放つ発言をした。


「なっ!?

俺達を魔法で殲滅するって言うのか!?

ヤバイ!?

お前達、早くこの街を離れるぞ!

そうしないとあの女に皆殺しをされるぞ!」


俺は、部下に直ぐに街を出ていく事を命令をして

街を出て行く準備をして街を出て行った。

この時は、アンジュ達の腐れ縁と悪夢の始まりだと思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.337 by 乃木坂桜  2021-02-15 11:44:40 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第44話~

私は、エリカちゃんが強くなる為のエリカちゃん改造計画を開始した。

魔法が使えないエリカちゃんにまず最初に魔法を教える事にした。


「エリカちゃん、魔法は、使えるのですか?」


私は、乙女ゲーム通りならばまだ魔法が使えないのは、解っていた。

でも私がそれを知っているとエリカちゃんに何か感ずかれると思い。

一応最初にエリカちゃんが魔法を使えるのか質問をした。


「いえ、その……まだ魔法は、使えません……」


エリカちゃんは、自分が魔法を使えるのが出来ないのが恥ずかしそうに俯いて

魔法が使えない事を伝えた。


「それならばまず魔法の流れを感じるところからですね。

私が魔力を体に流します。

私の魔力の流れを感じて下さい。

自分の魔力を感じて自分の魔力をコントロールして下さい」


私は、エリカちゃんの両手を握り締めて

自分の魔力をエリカちゃんの体の流し込むから魔力の流れを感じて

魔力のコントロールをするのをお願いをした。


「わ、解りました!」


エリカちゃんは、緊張した様に解りましたって返事をした。

私は、エリカちゃんの体に魔力を流した。


「これが魔力なのですね……

アンジュお姉ちゃんの魔力が暖かいです……

エリカの魔力は……

これがエリカの魔力なのですね……」


エリカちゃんは、私の魔力を感じて私の魔力を手助けで自分の魔力を感じて

両手に魔力を溜めると白く輝き始めた。


「さすがは、エリカちゃんです。

覚えるのが早いですね。

次は、闇の魔法を使える様になりましょう。

闇の魔力をエリカちゃんの体に流します。

闇の魔法の感覚を覚えて下さいね」


私は、エリカちゃんの体に闇の魔法の魔力をエリカちゃんに流し込んだ。


「これが闇の魔法を魔力なのですね……

うんと……こうでしょうか……?」


エリカちゃんは、私の闇の魔法の魔力を感じて

見よう見まれで戸惑いながら闇魔法を使って見ようとして

すると両手が黒色に光、闇魔法を使った。


「はい、そんな感じです。


次は、光魔法ですよね。

アイリスちゃん、よろしくお願いしますね」


エリカちゃんが闇魔法を使ったのを見て満足した様に頷いて

闇魔法が使えたのを誉めて

次は、アイリスちゃんの方を向いて

アイリスちゃんにエリカちゃんに光魔法を教えるのをお願いをした。


「解りました。


今度は、私の光魔法の魔力をエリカちゃんの体に流します。

光魔法の魔力を体で感じて自分で光魔法を使ってみて下さいね」


アイリスちゃんは、エリカちゃんの両手を握り締めて

エリカちゃんの体に光魔法の魔力を流し込むから体で光魔法の魔力を感じて

自分で光魔法を使うのをお願いをした。

アイリスちゃんは、光魔法の魔力をエリカちゃんの体に流し込んだ。


「これが光魔法の魔力なのですね……

アイリスお姉ちゃんの暖かい魔力を感じます……


えっと……こうでしょうか……?」


エリカちゃんは、アイリスちゃんの光魔法の魔力を感じて

アイリスちゃんの光魔法の暖かい魔力を感じて幸せそうに微笑んだ。

エリカちゃんは、両手に光の魔法の魔力を込めると両手が金色に小さく光輝き始めた。


「はい、そんな感じです。


それでは、右手に光の魔法を左手に闇魔法を使ってそれぞれ光輝かせて下さい」


私は、エリカちゃんが光の魔法を使ったのを見て

ちゃんと光魔法が使えた事を伝えた。

私は、エリカちゃんが右手と左手で光魔法と闇魔法を使うのをお願いをした。


「えっ、両手にそれぞれ光魔法と闇魔法を使うのですか!?


わ、解りました、頑張って使って見ますね!」


エリカちゃんは、私の両手に光魔法と闇魔法を使えって言葉を聞いて

慌てておろおろとした。

自分の両手を前で握り締めて

右手と左手に光魔法と闇魔法の使う意気込みを伝えた。


「え、えっと……あれ……?

難しいですね……」


エリカちゃんは、一生懸命に右手と左手に一緒に光魔法と闇魔法を使おうとして

でも光魔法だけとか闇魔法だけとか片っ方の魔法だけしか使えなかった。


「それでは、これから毎日、光魔法と闇魔法が一緒に使える様に練習をして下さいね」


私は、光魔法と闇魔法を一緒に使える様になるのを毎日練習をする事をお願いをした。


「わ、解りました、毎日2つの魔法が一緒に使える様に練習をしますね!」


エリカちゃんは、両手を前で握り締めて

光魔法と闇魔法が一緒に使える様に努力をするって意気込みを表した。


「アンジュお姉ちゃん、俺にも魔法を教えてくれ!

ちゃんとエリカを護れる様に強くなりたいんだ!」


エリック君は、自分の右手を強く握り締めて

エリカを護れる様に強くなる為に魔法を教えてほしい事をお願いをした。


「エリカちゃんを護れる様に強くなりたのですね。

良いですよ。

魔法を教えてあげます」


私は、エリック君が強くなったら街崩壊イベントを回避できなくてもエリカちゃんと一緒に逃げれる事ができる様になると思った。

だから魔法を教える事を約束をした。

私は、エリック君を背中から抱き締めた。


「ア、アンジュお姉ちゃん、何をするんだよ!?」


エリック君は、私に後ろから抱き締められて恥ずかしそうに顔を赤らめて暴れ始めた。


「エリック君、じっとしていてください。

エリック君の体全体、強化魔法をかけます。

私の魔力の流れを感じ取って自分で使える様になって下さい」


私は、エリック君を抱き締めて密着しているところから体全体に強化魔法の魔力を流して

自分で強化魔法が使える様になるのをお願いをした。


「こ、これが強化魔法なんだな……

力が沸きですようだ……


よし、今度は、自分でやるぞ!


くっ……こんなにつらいだなんて……

でも使える様にならないと……」


エリック君は、私のかけた強化魔法の威力に驚いた。

私の魔力の流れを真似て自分で強化魔法を使い

あまりにも魔力を消費するからつらそうにどうにか倒れるのを踏ん張った。


「エリック君、ここまで強化魔法が使える様になれとも言いませんが努力をしてみて下さいね」


私は、エリック君が強化魔法を使うのが限界になって強化魔法を解いたのを見て

またエリック君の後ろから抱き締めて

魔力をエリック君の体に流し込んで強化魔法のレベルMAXをエリック君に使った。


「うわーー!?

なんなんだ!?

こんな強化魔法!?

自分でないようだよ!?」


エリック君は、私の使った強化魔法が強化過ぎて大声を出して驚いた。


私は、この後もエリカちゃんとエリック君の魔法の修行に付き合って

気がついたらお日様が沈み初めていた。


「もうそろそろお日様が落ちますね。

後は、明日、練習をして下さい。

ですから今日は、家に戻って下さい」


私は、夜になりかけているのに気がついて

あんまり遅くまで魔法の練習をさせたら親が心配をすると思い

魔法の練習は、明日にする事を伝えた。


「今日は、ありがとうございました、アンジュお姉ちゃん、アイリスお姉ちゃん。

あ、あの……助けてくれたのと魔法を教えてくれたお礼をしたいですからエリカ達の家に来て下さい」


エリカちゃんは、私達がエリカちゃんの家に来るのを断られるかもって思い

おろおろとして控え目にエリカちゃんの家に来てほしい事をお願いをした。


「そうですね……

せっかくだからエリカちゃん達の家にお邪魔をしますね」


私は、エリカちゃんの誘いを断ったら悪いと思い

エリカちゃん達の家にお邪魔をする事を伝えた。

私達は、エリカちゃん達の家に向かった。

エリカちゃんの家は、豪邸の様に大きかった。

この後に意外な人物と出会う事になるだなんて思ってもなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.338 by 乃木坂桜  2021-02-17 11:24:20 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第45話~

私達は、エリカちゃんとエリック君に連れられてエリカちゃん達の家の前に着くとそのまま家の中に入った。


「ただいま、お母さん」


エリカちゃんは、エリカちゃんの家の中に入るとリビングに向かいエリカちゃん達のお母さんにただいまの挨拶をした。


「ただいま、おふくろ」


エリック君は、エリック君達のお母さんに挨拶をした。


「おかえり、エリカ、エリック。

で、そちらの方は?」

エリック君達のお母さんは、おかえりの挨拶をして

私の事を質問をした。


「こちらは、危ないところを助けてくれた、アンジュお姉ちゃん、アイリスお姉ちゃんです」


エリカちゃんは、ほんのり顔を赤らめて私達をエリカちゃんを助けてくれた人達って紹介をした。


「アイリスさんにアンジュさん……?

あ、あなた達は!?

ごほん……エリカ達を助けてくれてありがとうございます。

私は、エリカとエリックの親代わりをしているエマ・ロバンって申します。

それでエリカ達を助けてくれたお礼がしたいです。

ですから今日は、泊まっていてください」


エリカちゃん達のお母さんは、私とアイリスちゃんの顔を見ると驚きの声を出して

でも直ぐに落ち着きを取り戻して

私とアイリスちゃんにお礼がしたいから今日は、泊まって行くのを行くのをお願いをした。


「えっ!?

アンジュお姉ちゃん達、エリカの家に泊まって行くのですか!?

是非、エリカの家に泊まって行って下さい!」


エリカちゃんは、私達がエリカちゃんの家に泊まって行くって言う言葉を聞くとパーと明るいニコニコ笑顔を浮かべた。


「すいません、気を使わせたみたいでして……

泊まるところは、まだ決まっていませんでした。

泊まる場所に困っていたところです。

だからエマさんの提案が嬉しいです。

ありがとうございます」


私は、エリカちゃんが私達が泊まるかもって思います嬉しそうにした態度を見て

泊まるのを断るのも悪く思い今日は、泊まる事を伝えた。

エマさんと2人で話がしたかったからエリカちゃん達が寝てから話し掛けた。


「おや、どうかされましたか?」


エマさんは、リビングに入ってきた私に驚いた。

そしてどうかしたのか質問をした。


「実は、私の妹のエリカちゃんやエリック君の事で話があります。

エマさんは、全て知っているのですよね?」


私は、エリカちゃんやエリック君の秘密を質問をした。


「っ!?

ア、アンジュ様、気がついていたのですね……

何処まで知っているのですか?」


エマさんは、私の事を様呼びをして

私が何処まで知っているのか質問をした。


「全てです……

エリック君とエリカちゃんの出生の秘密も全てです。

今までエリカちゃんとエリック君を育ててくれてありがとうございました。

エリック君の事も私の親のせいで大変な思いをさせました……」


私は、エマさんに深々と頭を下げてエリカちゃんとエリック君を育ててくれたお礼を伝えた。


「そんな感謝される様な事でありません!?

私は、エリカ達との生活が本当の娘と息子と過ごしているみたいで充実していました……

でもエリカ達が襲われたって事は、あいつらに気がつかれた事ですよね……

今の私では、この先エリカ達を護る事が難しいでしょうね……

アンジュ様、これからエリカ達を護ってくれませんか?」


エマさんは、慌てて両手を振り感謝をさせる事でないことを伝えて

頭を深々と下げてエリカちゃんの護ってほしい事をお願いをした。


「解りました。

エリカちゃんとエリック君の事は、護ってみせます。

ですから安心をして下さいね」


私は、自分の決意を表す様に自分の両手を前で握り締めて

エリック君とエリカちゃんを護る事を約束をした。


「ありがとうございます、アンジュ様。

これからエリックとエリカの事をよろしくお願いしますね」


エマさんは、深々と頭を下げて

エリック君とエリカちゃんの事をお願いをした。


「はい、エリカちゃんとエリック君の事は、任せて下さい」


私は、自分の胸を右手で触り

エリカちゃん達の事は、任せてほしい事をお願いをした。

そして次の日の朝にエマさんがエリカちゃん達にあるお願いをした。


「エリカ、エリック、アンジュさん達と一緒に旅に出なさい。

そしてアンジュさんから戦いを学びなさい」


エマさんは、エリカちゃん達に強くなる為に私と旅をするのを命令をした。


「えっ!?

アンジュお姉ちゃん達と旅をして良いのですか!?」


エリカちゃんは、私と旅をして良いって言葉を聞くと嬉しそうにニッコリと笑った。

私と本当に旅をして良いのか質問をした。


「はい、アンジュさん達と旅をしても良いですよ。

その変わりに1週間に1回は、状況報告の為に私に手紙を書く事。

良いですね?」


エマさんは、旅に着いて行って良い変わり1週間に1回は、エマさんに手紙を書く事を命令した。


「ありがとうございます、お母さん!

解りました。

必ず手紙を出しますね!」


エリカちゃんは、旅を出て良いって言われた事の感謝をニッコリと笑い伝えて。

そして必ず手紙を出す事を伝えた。


「アイリスさん、アンジュさん、エリカとエリックの事をよろしくお願いしますね」


エマさんは、深々と頭を下げてエリカ達の事を私達にお願いをした。


「はい、エリカちゃん達の事は、任せて下さいね」


私は、エリカちゃん達の事を任せてほしい事をお願いをした。


こうしてエリカちゃんとエリック君と一緒に旅をする事になった。

私は、エリカちゃんとエリック君とそしてアイリスちゃんとの旅が楽しくなりそうで胸のワクワクがおさまらなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.339 by 乃木坂桜  2021-02-17 11:26:33 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(46話と47話は、同じ時間軸です。

2つの話で1つの話ですから必ず2つとも読んで下さいね)

~第46話~

俺達は、魔王の娘の誘拐に失敗をして

魔王と呼ばれる女に皆殺しをされる前に街を出て

魔王と呼ばれる女に会わない様に王国と反対方向の街へ向かった。

今は、盗賊の真似事をして旅人を襲って

お金を貯める事にした。

幸いの事に王国から離れていた事もあり

俺達の討伐部隊を派遣される事は、なくて

俺達は、かなり派手に旅人を襲う事ができた。


「げへへへ、大分と最近は、稼げているよな。

まだまだ旅人を襲って稼げそうだな」


俺は、まだまだ稼げると思い

下品な笑い方をして自分の高まった気持ちを表した。


「お頭、この調子ならば盗賊団を立て直すのも時間の問題ですな。

そう言えば今日、金持ちの馬車が通るそうですぜ。

うへへぇーーもう一儲けできそうですな」


盗賊の部下は、良いカモが通る事が嬉しくて下品に笑った。


「うはははーー、まったくだよ。

本当に盗賊は、笑いが止まらない仕事だな」


俺は、旅人を襲うのが美味しい仕事過ぎて

上機嫌にお腹を押さえて笑った。

そして金持ちが乗ってそうな馬車が来ると剣を構えて馬車の前に立った。


「ちょい、待ちな!

馬車から降りろ!」


俺達は、馬車を囲む様に集まった。


「いったいなんなのですか?」


馬車から魔王と呼ばれる女とその側にいつもいる光魔法の使い手の女が降りてきた。


な、な、なななな!?

あいつは、魔王と呼ばれる女だと!?

なんとか誤魔化さないと俺達は、皆殺しだぞ!?


「す、すまない、最近、民間人に化けた盗賊団がうろちょろしていてな。

荷物の確認をお願いさせてもらえないだろうか?

ご協力してくれたら助かる」


俺は、魔王と呼ばれる女の皆殺しをしそうな眼差しを見て

冷や汗がだらだらと流して

いかにも自営団みたいな態度をとり

襲った事を誤魔化そうとした。


「民間人に化けた盗賊ですか?

最近物騒ですもんね。

良いですよ、馬車の中を見て行って下さい」


魔王と呼ばれる女は、何を考えているか解らない不気味な笑みを浮かべて

馬車の中を確認して良い事を伝えて


「き、協力感謝する。

それでは、失礼する」


俺は、いつ殺されるか解らない恐怖で汗をだらだらと流して

馬車の中を確認する事を謝り馬車の中を確認をした。

馬車の中には、魔王の娘といつも一緒にいる子供の男の子が座っていた。

魔王の娘と男の子は、俺達を見てびっくりしていた。

俺は、子供達に騒がれたら直ぐに殺されると思い慌てて馬車から出た。


「ご協力ありがとうございました!

良い旅が出来るのを祈っています!」


俺は、魔王と呼ばれる女に殺されると思い

恐々と右手を頭につけて軍隊の様に敬礼をした。


「ありがとうございます。

でも盗賊だなんて許せられないですね!

おじさん達も怪我をしない様に気をつけて下さいね」


魔王と呼ばれた女は、盗賊を許さないって事を宣言をして

俺達に怪我をしない様に気をつける事をお願いをした。


な、なに!?

おじさん達も怪我をしない様に気をつけて下さいねだと!?

それって怪我をしない様にって遠回しに後で襲撃するって事だと!?

今すぐ逃げないと殺される!!


俺は、魔王と呼ばれる女が直ぐに俺達が盗賊団だと気がつかれたと思い

冷や汗を滝の様に流した。


「そ、それでは、失礼します!」


俺は、慌てて敬礼をして

別れる挨拶をして

俺達は、魔王と呼ばれる女から逃げる様に離れた。

さすがに最果ての洞窟の辺りだったら魔王と呼ばれる女に出会う事がないと思い

最果ての洞窟の方に向かった。

これが盗賊のお頭達の悪夢の始まりだったりする。



ーTo Be Continuedー

  • No.340 by 乃木坂桜  2021-02-17 18:11:13 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(46話と47話は、同じ時間軸です。

2つの話で1つの話ですから必ず2つとも読んで下さいね)

~第47話~

私は、エマさんにエリカちゃんとエリック君の事を任されて一緒に旅をする事になった。

エリカちゃん達と旅をするのは、エマさんにエリカちゃん達の事を任されたからって理由だけでなかった。

私達と一緒に旅をしたらエリカちゃんの捕獲のせいで起きた街崩壊イベントが起きないかもって理由も合った。


「どうですか?

旅には、慣れましたか?」


私達は、エリカちゃん達と旅を初めて3日が立った。


野宿もしたからもしかして子供のエリカちゃん達に無理をさせてないかと心配になり

旅になれたかって質問をした。


「はい、旅には、慣れました。

旅は、新しい発見があり

日々充実しています。

私達を旅に誘ってくれてありがとうございました」


エリカちゃんは、私達との旅が楽しいらしくてニコニコ笑顔で私を見つめた。


「子供のエリカちゃん達に旅が大変ですからね。

辛くなったらいつでも言って下さいね。

無理は、駄目ですよ」


私は、腰に両手を当ててエリカちゃん達の顔を覗き込み

無理をしたら駄目な事を伝えた。


「はい、解りました!」


エリカちゃんは、嬉しそうにニッコリと笑い解った事を伝えた。

突然馬車の前に体の大きな男性が立った。


「ちょい、待ちな!

馬車から降りろ!」


大きな男性達は、馬車を囲む様に集まった。


「いったいなんなのですか?」


私は、いきなり馬車を止められて迷惑そうに私とアイリスちゃんは、馬車から降りた。


「す、すまない、最近、民間人に化けた盗賊団がうろちょろしていてな。

荷物の確認をお願いさせてもらえないだろうか?

ご協力してくれたら助かる」


リーダーぽい人が突然止めた事を申し訳なさそうにして

民間人に化けた盗賊団を調べる為に私達の馬車を調べさせてほしいってお願いをされた。


民間人に化けた盗賊だなんて人事でないよね。

私は、ともかくアイリスちゃん達を襲われるのは見過ごせないよね。


「民間人に化けた盗賊ですか?

最近物騒ですもんね。

良いですよ、馬車の中を見て行って下さい」


私は、民間人に化けた盗賊団の事を思い浮かべて

どす黒いオーラを纏い許せないって気持ちを込めて邪悪に微笑んだ。

馬車の中を確認して良い事を伝えて


「き、協力感謝する。

それでは、失礼する」


リーダーぽい男性は、私の邪悪な笑みを見て

汗をだらだらと流していた。


いけない自営団の人を怖がらせたかもって思い

自分の気持ちが隠せない事を後悔した。


そして自営団の男性達は、馬車の中を確認する事を謝り馬車の中を確認をした。

一通り馬車の中を見渡して直ぐに馬車から出てきた。


「ご協力ありがとうございました!

良い旅が出来るのを祈っています!」


自営団のリーダーは、恐々と右手を頭につけて軍隊の様に敬礼をした。

協力してくれた事の感謝を伝えた。


「ありがとうございます。

でも盗賊だなんて許せられないですね!

おじさん達も怪我をしない様に気をつけて下さいね」


私は、こんな良い人の自営団の方達と民間人に化けた盗賊と戦闘があると思い

それが許せなくてどす黒いオーラを纏って

自営団の男性達に怪我には、気を着ける事をお願いをした。



「そ、それでは、失礼します!」


自営団の男性達は、頭を深々と下げて

私から逃げる様に差って行った。


うーん、やっぱり私の悪役令嬢の顔が怖いってことなのかな……?

善意で街を護ろうとしていた人達に悪い事をしたかな……


私は、盗賊団が許せない気持ちを押さえつけられなくて自営団の方達を怖がらせたのが申し訳なく

自分の気持ちをコントロール出来なかった事を反省をした。


そして私達は、自営団の本当の姿に全然気づいていなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.341 by 乃木坂桜  2021-02-19 06:38:43 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第48話~

広い野原で私は、エリカちゃんとエリック君と睨み合っていて


「……行きます!

ホーリーアロー!」


エリカちゃんは、私に向かって光の矢のホーリーアローを放った。


「ダークウォール……」


私は、回りに闇の壁を作りホーリーアローわ防いだ。


「強化魔法レベル3!

はー!!」


エリック君は、今使える最高の強化魔法を使い肉体を強化すると剣で斬りかかってきた。


「ダーク強化魔法レベルMAX……

ダークソード……」


私は、最高の強化魔法で肉体を強化してから闇の剣を魔法で作り

闇の剣でエリック君の剣を受け止めて


「ダークアロー!」


エリカちゃんは、横に走りながら私に向かって闇の矢を放った。


「やっ!」


私の闇の剣でエリック君の受け止めている剣を流す様に反らして

エリックの体を体制を崩して

私の方に放ったダークアローを闇の剣で弾いて


「まだだ!」


エリック君は、体制を崩されたまま蹴りを私の方に放った。


「まだ甘いです……」


私は、指先でエリック君の蹴りを受け止めた。


「それは、どうですか?

光と闇のコントラストアロー!!」


エリカちゃんは、私の後ろに回り込んで

両手を前に出して光魔法と闇魔法の合体技の闇の黒色と光の黄金がミックスになった矢を放とうとして

光輝き初めて打つ前に魔法が弾けて魔法が不発で終わった。


「……やっぱり駄目でした。

打てると思ったのですが……」


エリカちゃんは、魔法が不発で終わったのを見て

力を使いきった様にその場に座り込んだ。


「大丈夫ですよ、エリカちゃん。

だいぶと魔法をコントロール出来る様になっていますよ。

何かきっかけがあれば光魔法と闇魔法の同時発動が出来るはずです」


私は、エリカちゃんが光魔法と闇魔法を同時に使うのを失敗をしたのを落ち込んでいるのを見て

エリカちゃんの頭を優しく撫でて

そのうち光魔法と闇魔法を同時に使える様になる事を伝えた。

「ありがとうございます、アンジュお姉ちゃん。

光魔法と闇魔法の同時発動が出来る様に頑張ってみますね」


エリカちゃんは、私に頭を撫でられて気持ち良さそうに微笑んで

同時魔法発動が出来る様に頑張る事を伝えた。


「やっぱりアンジュお姉ちゃんは、強いよな。

今回も1発を当てられなかったよ」


エリック君は、私に攻撃を当てられなかった事を落ち込んで

その場に座り込んで息を切らしていた。


「エリック君も強くなっていると思いますよ。

ただエリック君の攻撃は、素直過ぎます。

もう少し頭を使って攻撃のバリエーションを増やしたらもっと良くなるはずです」


私は、エリック君の頭を撫でて

もっと考えて攻撃をしたら強くなる事を伝えた。


「攻撃のバリエーションをね……

うん、頑張って考えてみるよ!

いつかアンジュお姉ちゃんを倒して見せるからな!」


エリック君は、私の考えを聞いて考え込んで

直ぐに右手の人差し指を私の方に向けて

攻撃のバリエーションを増やしていつか私を倒す宣言をした。


「大変です!

アンジュ様、誰かが魔物に襲われています!」


アイリスちゃんが私の戦いを見物していて

でもふと、村人らしい方達が魔物に襲われているのに気がついて

村人が襲われている方向を指を指して魔物に襲われていることを知らせた。


「それは、大変です!

ダークウインド!!」


私は、アイリスちゃんに襲撃を知らされて

慌てて闇の風で自分を体を運んで襲われているおじさんの所に向かった。


「何しに来た!?

逃げろ!

あなたでは、死ぬだけだ!!」


おじさんは、私に気がついて慌てて魔物から逃げる事を命令をした。


「ダークレインアロー!!」


私は、魔物達に向かって空から大量の闇の矢を雨をみたいに降らせて

魔物達を全て闇の矢で串刺しにした。


「な、な、な、なにーー!?」


おじさんは、私の魔法を見て驚きの声を出した。


「さすがは、アンジュ様です!」


アイリスちゃんとエリック君とエリカちゃんは、馬車で遅れて近づいてきた。

アイリスちゃんは、私の魔法を誉めた。


「その……ごほん、助けてくれてありがとう。

助かったよ。

俺の名前は、ポール・モロー。

街を治めている貴族の使用人だ。

実は、街が魔物の群れに襲われて……

助けを呼びに行くところだったんだ。

そこであなたの強さを見込んでお願いがある。

街の助けに行ってもらえないか?

このままでは、街が壊滅するのも時間の問題なんだ……

どうかお願いだ。

街を助けて下さい!」


ポールさんは、頭を下げて街を助けてほしい事をお願いをした。


「アンジュ様、街を助けに行きましょう!

困っている人をほっては、おけません!」


アイリスちゃんは、真剣な表情で私を見つめて

街を助けに行く事を提案をした。


「エリカ達の事は、気にしないで街を助けに行きましょう!

私は、アンジュお姉ちゃんのおかげで強くなりました。

足は、引っ張りません!」


エリカちゃんは、息を荒くして私に近づいて

強くなって足を引っ張らない街を助けに行く事を提案をした。


「俺に逃げるって選択は、ないよ!

だから街を助けに行こうぜ、アンジュお姉ちゃん!」


エリック君は、息を荒くして両手を前で握り締めて

街を助けに行く事を提案をした。


「解りました。

アイリスちゃん達が街を助けに行きたいのでしたら止めません。

街を助けに行きましょう!


ポールさん、街に案内をよろしくお願いします!」


私は、街を助ける事を賛同して

ポールさんに街を案内をする事をお願いをした。


「ありがとう!

街に案内をするぞ!」


ポールさんは、街を助けに行ってくれる事の感謝を表して

街に案内をする事を即答した。

ポールさんの案内で街に向かって

街の人達が無事な事を祈った。



ーTo Be Continuedー

  • No.342 by 乃木坂桜  2021-02-19 06:42:25 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第49話~

私は、街に着いたら直ぐに防衛出来る様に街に着くまで街の地図を見せてもらって

何処を誰に行かせるの考えた。

私達は、ポールさんの案内で街に着いて

街は、たくさんの魔物達に囲まれていた。


「エリカちゃんは、エリック君と一緒に東門の方をお願いします!

アイリスちゃんは、南門の方をお願いします!

私は、正門の北門の方に行きます!

危なかった撤退も考えて下さい!

それでは、行きますよ!」


私は、アイリスちゃん達に向かう門を指図して

襲われている門に向かう意気込みを伝えた。


「はい!

アンジュ様もエリック君もエリカちゃんは、気をつけて下さいね!」


アイリスちゃんは、私達に気をつける事をお願いをした。


「解りました!

アンジュお姉ちゃんもアイリスお姉ちゃんも気をつけて下さいね!」


エリカちゃんも私達に気をつける事を伝えた。


「へへへーーー、大丈夫だぞ!

アンジュお姉ちゃんもアイリスお姉ちゃんも油断するなよ!」


エリック君は、二って笑い大丈夫な事を知らせて

右手の親指を立てて私達に向けて

私達に油断しない事を命令をした。

私達は、それぞれの門に向かって

私の向かった北門の正門の前に10メートルは、ある角のはえた鬼が3体居て

1体の鬼は、大きなこん棒を振り上げて門を壊そうとしていた。


「ヤバイです!

ダーク強化魔法MAX!!」


私は、鬼が門を壊そうとしていたのを見て

慌てて今使える最強の強化魔法をかけて

鬼が振り下ろしたこん棒を殴り飛ばして

こん棒を粉々に粉砕した。


「うがーーー!!」


鬼がこん棒を粉砕されたのを怒って

両腕で私を叩き付けようとした。


「はーー!!」


私は、鬼が私を叩き付けようとしたのを見て

鬼の振り下ろした腕を掴んで山の方に向かって投げて

鬼は、山に叩き付けられて山が崖崩れする様に崩れて

鬼が山に埋もれた。



「ぐあーー!!」


「ぎゃーー!!」



鬼を投げ飛ばされたのを見て2体の鬼は、私の左右から殴りかかって着た。


「はーーー!!」


私は、左右から殴りかかってきた鬼を両手を広げて

それぞれの鬼の拳を受け止めて

鬼の2体を遠くの山に叩き付けて崖崩れが起きる様に山に埋もれた。


「ダークサンダーハリケーン!!」


私は、残りの雑魚の魔物が30体ほど残っているのを見て

両手を前に出して黒色の雷と風の渦を魔物達が巻き込んで一瞬で魔物達が消えた。


「大丈夫ですか?」


私は、魔物と戦っていた兵士達の前に降りて

兵士達は、怪我がないのか質問をした。


「あなたは、誰なのですか?」


兵士の男性は、私が誰なのか質問をした。


「私の名前は、アンジュ・メルシエ。

聖フォルテ学園の生徒です。

ポールさんの頼みを聞いて助けに来ました。

他の門にも私の仲間が助けに行っています。

ですから安心をしてください」


私は、自分の胸に右手を置いて自己紹介をして

ここに来た理由を教えて

他の門も私の仲間が助けに行ったから安心をしてほしい事を伝えた。


「ポールが……

そうか、ポールが助けを呼びに行ってくれたのか……

助けに来てくれてありがとうございます。

後は、俺達で大丈夫です。

ですから他の門の救援にも行って下さい」


兵士の男性は、深々と頭を下げて助けに来てくれたお礼を伝えて

北門の防衛は、もう自分達で大丈夫だから他の門の救援をお願いをした。


「解りました。

では、そうさせてもらいますね」


私は、他の門の救援に行く事を伝えて

ヤバイ気配のする者がいる門に向かった。



ーTo Be Continuedー

  • No.343 by 乃木坂桜  2021-02-19 18:46:46 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第50話~

街に着くとたくさんの魔物達に囲まれていた。


「エリカちゃんは、エリック君と一緒に東門の方をお願いします!

アイリスちゃんは、南門の方をお願いします!

私は、正門の北門の方に行きます!

危なかった撤退も考えて下さい!

それでは、行きますよ!」


アンジュ様は、的確に私達の向かう門を指図して

襲われている門に向かう意気込みを伝えた。


「はい!

アンジュ様もエリック君もエリカちゃんは、気をつけて下さいね!」


私は、アンジュ様の期待に答えようと大きな声で返事をした。

そしてアンジュ様達に気をつける事をお願いをした。


「解りました!

アンジュお姉ちゃんもアイリスお姉ちゃんも気をつけて下さいね!」


エリカちゃんも私達に気をつける事を伝えた。


「へへへーーー、大丈夫だぞ!

アンジュお姉ちゃんもアイリスお姉ちゃんも油断するなよ!」


エリック君は、二って笑い大丈夫な事を知らせて

右手の親指を立てて私達に向けて

私達に油断しない事を命令をした。

私達は、それぞれの門に向かって


南門に着くと大量のアンデッドの大群でうじゃうじゃしていた。


「ふおふおふお、またアンデッドになりたい奴が増えたのかの?」


骸骨のネクロマンサーは、私の姿を見て楽しそうに顎を触り

私をアンデッドにする事を宣言をした。


「えっ、って事は、このアンデッド達は、街の兵士達って事なの!?

街を助けたかった気持ちがあるでしょうに……可哀想過ぎます……

エリアターンリターンパーフェクトヒーリング……」


私は、ゾンビの人達を助け様と思い

天使の羽と和を出して膝を地面に着けて祈りのポーズをとり

ゾンビを人間に戻す魔法のエリアターンリターンパーフェクトヒーリングを使い

全てのゾンビが黄金の光に飲み込まれて

全てのゾンビが人間に戻っていた。


「はーー……はーー……やっぱりこの魔法は、体に負担がかかり過ぎます……」


私は、大量の魔力を使った為に地面に両手を付いて息を切らした。


「な、な、なんだと!?

まさか天使の力だと!?

あり得ない!

天使は、こちらの世界にこらないはずだ!

お前は、何者だ!」


骸骨のネクロマンサーは、天使がこの世界にいないはずだと思い

私に指差して私が何者なのか質問をした。


「私の名前は、アイリス ・クロフォード。

アンジュ様の友達で人間です!」


私は、自分の胸を触って自己紹介をした。


「ア、アンジュだと!?

お前は、奴の知り合いか!?

アンジュの関係者ならばなおのことほっておけないぞ!

お前は、ここで倒す!

出でろ、スケルトンドラゴン!」


骸骨のネクロマンサーは、アンジュの名前を聞くと顔色を変えて慌てているのが解った。

私を倒す事を宣言をして

魔法で頭が五個ある骸骨のドラゴンを召喚した。


「あなた、アンジュ様に危害を加える者なのですか!?

アンジュ様の所に行かせません!」


私は、ネクロマンサーのアンジュ様に危害を加えるみたいな発言を聞いて

光の槍を出してそれをネクロマンサーに向けて

アンジュ様に危害を加えさせない事を宣言をした。


「行け、スケルトンドラゴン!!」


ネクロマンサーは、地面に杖を叩き付けて

スケルトンドラゴンに私を襲いかかるのを命令をした。

スケルトンドラゴンは、五個の頭の口から酸の霧のブレスを吐いた。

私は、慌てて羽で飛んで避けて

でも避けきれてなくて少しだけ服が溶けていた。


「ホーリーアロー!!」


私は、光の槍をスケルトンドラゴンの方に振り下ろして

聖なる光の矢をスケルトンドラゴンに向かって放ち

でも魔法は、スケルトンドラゴンの骨に弾かれた。


「うはははーー、無駄だ!

そんな魔法がこのスケルトンドラゴンにきくはずがなかろう!

覚悟しろ!」


ネクロマンサーは、杖を地面に叩き付けて

スケルトンドラゴンは、尻尾で攻撃をしてきて

私は、後ろに飛ぶと後ろに壁があり尻尾を避けきれず

尻尾に当たり後ろに吹っ飛ばされて

壁に当たり瓦礫の下敷きになって

どうにか瓦礫から這い出てきた。


「はーー……はー……このままでは、殺られます……

一か八かです!

ヘブンズゲート!!」


私は、スケルトンドラゴンの回りに黄金の魔方陣を出現させて

魔方陣から天国の聖なる光を放って

スケルトンドラゴンを浄化した。

私は、魔力切れになりかけて倒れそうになった。


「まだです……」


私は、ふらふらしながらネクロマンサーに近づいた。


「ほーー、まだやるか!?」


ネクロマンサーは、私が近づいてきたのを見て身構えた。


「……ターンリターン」


私は、生き返りの魔法をネクロマンサーにかけて蘇らせた。


「きさま、なんの真似だ!」


ネクロマンサーは、自分が甦ったのを見て体を震わせて怒って見せた。


「私は、あなたも助けたかったです……

きっと辛い目に合ったのですよね。

私も孤児だと迫害されて虐められました。

でもアンジュ様が友達になってくれて私を助けくれたのです。

だから私も誰かを助けたかったです……

私にあなたを助けさせて下さい。

どうか1人で苦しまないで下さい」


私は、ネクロマンサーの頬っぺたを触り優しく微笑んだ。


「……っ!?

俺に触るな!

気分が悪くなった。

今回は、引き上げてやる。

でも今度は、この様に行かないからな!

俺の名前は、リュカ・デュラン。

いずれお前の命をもらうからな!」


リュカは、私が頬っぺたを触っている右手を叩いて慌てて私から離れて

私の命をもらう発言をして転送魔法でリュカの姿が消えた。

私は、敵がいなかなったのを確認をして

他の門に救援に向かおうとして

でも魔力切れと体力の限界が来てその場に倒れ込んで気を失っていき

薄れていく意識の中でアンジュ様達の無事を祈った。



ーTo Be Continuedー

  • No.344 by 乃木坂桜  2021-02-22 14:15:18 

~百合注意~
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~第51話~

街に着くとたくさんの魔物達に囲まれていた。


「エリカちゃんは、エリック君と一緒に東門の方をお願いします!

アイリスちゃんは、南門の方をお願いします!

私は、正門の北門の方に行きます!

危なかった撤退も考えて下さい!

それでは、行きますよ!」


アンジュお姉ちゃんは、的確に私達の向かう門を指図して

襲われている門に向かう意気込みを伝えた。


「はい!

アンジュ様もエリック君もエリカちゃんは、気をつけて下さいね!」


アイリスお姉ちゃんは、アンジュお姉ちゃんの期待に答えようと大きな声で返事をした。

そしてアンジュお姉ちゃん達に気をつける事をお願いをした。


「解りました!

アンジュお姉ちゃんもアイリスお姉ちゃんも気をつけて下さいね!」


エリカもアンジュお姉ちゃん達に気をつける事を伝えた。


「へへへーーー、大丈夫だぞ!

アンジュお姉ちゃんもアイリスお姉ちゃんも油断するなよ!」


エリック君は、二って笑い大丈夫な事を知らせて

右手の親指を立ててアンジュお姉ちゃん達に向けて

アンジュお姉ちゃん達に油断しない事を命令をした。

エリカ達は、それぞれの門に向かって

エリカとエリック君は、東門に向かった。

兵士達が1人の男を取り囲んでいた。


「うははー人間は、弱いな!

夜のバンパイアの王のダニエル・ゴーティエの相手になれる奴はいないのか?」


ダニエルは、腕を組んで高々と笑って

自分の相手が出来る奴がいないのか質問をした。


「怯むな!

我々がここで引いたら街の民が駆逐されるぞ!」


兵士達、20人が一斉にダニエルに襲い掛かった。

でもダニエルに近づく前に闇の針が20人の兵士達の体を貫いて兵士達は、倒れた。


「そこまでです、バンパイア、ダニエル!

ここからは、エリカ達2人が相手をします!」


エリカは、右手の人差し指をダニエルに向けて

エリカ達が相手をする事を伝えた。


「ほう、バンパイアの王たる我の相手を子供のお主達が相手をすると言うのか?

面白い!

少しだけ遊んでやろうでないか!」


ダニエルは、エリカ達が相手をするって言う言葉を聞いて

自分の顎を触り楽しそうに笑い

右手をエリカ達の方に向けて

遊び感覚でエリカ達の相手をする事を伝えた。


「舐めないで下さい!

ホーリーアロー!!」


エリカは、両手を前に出して聖なる黄金の矢をダニエルに向かって放った。


「はっ!!」


ダニエルは、右手を広げて縦に振り下ろして

黒色の刃を飛ばしてホーリーアローとぶつけて

ホーリーアローを消滅させた。


「強化魔法レベル4!!

はーー!!」


エリック君は、ダニエルの後ろに周り込んで

強化魔法で肉体を強化させて剣で斬りかかった。


「甘いわ!!」


ダニエルは、エリック君の剣を指先で挟んで受け止めてエリック君を投げ飛ばして

エリック君は、壁に激突して崩れた壁の瓦礫に埋もれた。


「ダークアロー!!」


エリカは、エリック君が攻撃している隙にダニエルの後ろに回り込んで

闇の矢のダークアローをダニエルに向かって放ち


「悪くないがまだまだ甘いわ!」


ダニエルは、エリカの放ったダークアローを右手で私の方に弾き返した。


「きゃーー!?」


エリカは、弾き返しされたダークアローに当たり後ろに吹っ飛ばされた。


「はーー……はーー……強いです……

それならばこれはどうですか!

光と闇のコントラストアロー!!」


エリカは、どうにか立ち上がり苦しそうに膝に手をついて

エリカは、右手に光魔法を左手に闇魔法を使いそれを合体させて放とうして

でも魔法が発動する前に弾けて魔法が失敗で終わった。


「魔法を失敗させるとは、とことん未熟だ!

はーー!!」


ダニエルは、黒色の魔力の塊をエリカの方に飛ばした。


「きゃーーー!?」


エリカは、黒色の魔力の塊に当たりエリック君が瓦礫に埋もれている場所に吹っ飛ばされた。


「痛っ……エリカ、まだ戦えるか?」


エリック君は、埋もれている瓦礫からどうにか這い出てきて

エリカにまだ戦えるのか質問をした。


「まだ戦えます。

でもエリカ達の攻撃が全く効きません……」


エリカは、どうにか立ち上がり

エリカ達の攻撃が全く効かない事を悔しそうに自分の両手を握り締めた。


「まだ試していない技があるだろ!

あの技ならば倒せるかも知れないだろ!」


エリック君は、エリカと2人で練習をしていた技を試していない事を伝えた。


「だ、駄目です!

あの技は、失敗してエリック君が死にかけたでないですか!」


エリカは、エリック君と技の練習をして死にかけた事を指摘をした。


「試しても試さなくても殺されるのならば試してみようぜ!

アンジュお姉ちゃんに鍛えられて強くなったんだぜ。

俺を信じろよ!」


エリック君は、エリカを安心をさせる様ににっ笑い

エリック君を信じて技を試す事を伝えた。


「……解りました、エリック君を信じます。

行きますよ、エリック君!

ダークボール!」


エリカとエリック君は、離れて距離をとり

闇の塊をエリック君に向かって放った。


「はーーー!

だ、大丈夫だ、次を放て!」


エリック君は、エリカの放った闇の塊の剣で受け止めて

剣に闇の塊の魔力を吸い込ませると剣は、黒く光輝き始めて

次の魔法を使うのを命令をした。


「ホーリーショット!!」


エリカは、光魔法の黄金のビームをエリック君に向かって放った。


「はーーー!

これが俺とエリカの力だ!

強化魔法レベル6!!

ホーリー&ダークスラッシュ!!」


エリック君は、光魔法の黄金のビームを剣で受け止めて

光魔法の魔力を剣に吸い込ませて

剣が黄金色と黒色が混ぜた色に光輝いて

今使える最高の強化魔法を使い

高速で剣でダニエルの体に叩き付けて

すると黄金色と黒色の混じった爆発が起きて何も見えなくなった。

エリック君は、後ろに飛んでエリカの所に戻ってきた。


「なっ、言っただろう。

俺を信じろってな!」


エリック君は、自信満々ににって笑い

自分を信じる事を伝えた。


「もう、エリック君たら直ぐに調子にのるんだから……

さすがに倒せましたよね」


エリカは、エリック君の態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて

爆煙で見えないダニエルの方を向いて

爆煙がはれると無傷のダニエルが現れた。


「ほーー、俺にダメージを与えるとは、なかなかの攻撃だ。

今の攻撃を100回くらい当てたら俺を倒せるかも知れんぞ」


ダニエルは、体にエリカ達の攻撃でついたほこりを両手で叩いて

今の攻撃を100回ダニエルに当てたら倒せる事を伝えた。


「そんな……こんな化物をエリカ達が倒せるわけありません……」


エリカは、絶望して地面に両手を着いて

自分では、どうしてもダニエルに勝てないって思った。

エリック君も呆然と立っていた。


「つまらんな。

もう終わりにしよう。

ダークバスター……」


ダニエルは、右手の人差し指をエリカ達の方に向けて

右手の人差し指から黒色のビームが出て

黒色のビームがエリカ達の方に向かっていった。


「っ!?

ホーリーシールド!!」


エリカは、聖なる光が輝く黄金色のシールドを出してビームを防ごうとして

でもあっさりシールドを突破されて

エリカ達に黒色のビームが当たり後ろに吹っ飛ばされた。


「きゃーーー!?

うぅ……」


エリカは、黒色のビームを受けて悲鳴を出して

体が痛くて動けなかった。


「ほーー、まだ生きているか。

でもこれで最後だ。

ダークメテオインパクト!」


ダニエルは、上空に黒色の隕石を作り

エリカに向かって黒色の隕石を落ちてきた。

エリカは、もう駄目だと思い目を瞑って

エリカは、最後にアンジュお姉ちゃんにもう一度会いたいと思った。



ーTo Be Continuedー

  • No.345 by 乃木坂桜  2021-02-22 14:18:17 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第52話~

私は、胸騒ぎがしてヤバイ気配のする方に向かって

空に黒色の隕石が現れたの見て

エリカちゃん達が危ないって思い

今使える強化魔法の最高呪文のダーク強化魔法レベルMAXを使って肉体を強化して

闇の瞬間移動呪文のダークテレポートを使いエリカちゃんの所に瞬間移動して

黒色の隕石がエリカちゃん達にぶつかる前に右手で黒色の隕石を受け止めて

黒色の隕石を空高くに投げて

黒色の隕石が一瞬で見えなくなった。


「エリカちゃん、エリック君、大丈夫ですか?」


私は、エリカちゃんの方を向いて

エリカちゃんとエリック君の体調を心配をした。


「うぅ……だ、大丈夫です……」


エリカちゃんは、苦しそうに私を見つめた。


「ダークヒーリング……」


私は、エリカちゃんとエリック君に闇魔法の回復をかけて一瞬で怪我を治した。


「アイリスちゃんの様に回復魔法が上手くないですが気休めになると思います。

で、あなたが私の可愛らしい妹達に危害を加えたのですよね?」


私は、エリカちゃん達を上手く回復されたか解らずに不安になって

気休めの回復しかできないって思い

エリカちゃん達に怪我をさせたのがダニエルなのか質問をした。

ニコニコ笑顔でどす黒いオーラを纏いドラゴンでも殺せそうな雰囲気を出していた。


「っ!?

……面白い。

次は、お前が相手をしてくれるのか?

俺の名前は、ダニエル・ゴーティエ。

バンパイアの王で夜の支配者だ。

殺される相手の名前を知らないのは、不便だろ」


ダニエルは、私のどす黒いオーラを感じて少しだけ私から距離をとり警戒をして

ダニエルは、自分の自己紹介をした。


「私の名前は、アンジュ・メルシエ。

一応名前を教えておきます」


私は、自分の自己紹介をして

ダニエルにエリカちゃん達のどのような仕返しをしようか考えた。


「ふっ、もう良いだろ、消えろ!

ダークバスター!!」


ダニエルは、右手を握り締めて私の方に振り下ろして

右手から黒色のビームを私の方に放った。


「……そんな攻撃がなんなのですか?

えい!」


私は、ダニエルの放った黒色のビームを殴って消し飛ばした。


「ダニエル、あなたの攻撃は、こんな物ですか……?」


私は、ニコニコ笑顔でどす黒いオーラを纏い

こんな攻撃がなんになるのか質問をした。


「ほーー、では、これは、どうかな。

ダークシャドー!」


ダニエルは、私の周りの地面に黒色の影が出現して私の体が沈み始めた。


「ダークショックバレット……」


私は、地面に黒色の玉を放ち

黒色の影を地面と一緒に吹っ飛ばした。


「それだけですか?」


私は、ダニエルを挑発する様に自分の髪を触った。


「舐めるなよ!

ダークミストニードル!(闇の霧の針)」


ダニエルは、自分の体を沢山の黒色の霧と針に変えると私に襲い掛かってきた。


「ダークグランドニードル(闇の地面の針)」


私は、地面に両手を着いて魔法のダークグランドニードルを唱えて

黒色の針に変わってで近づいてきたダニエルを地面から出現した黒色の針で串刺しにした。


「ぐぁっ!?

や、やるな!

アンジュ、お前をここで倒させてもらう。

この先、俺の障害になりそうだからな!」


ダニエルは、手は、コウモリの羽で

体は、狼の様な獣の姿で

大きさは、10メートルくらいの姿になって

私に襲い掛かってきた。


「私もそろそろ終わらせてもらいます。

ダークスラッシュ!!」


私は、闇の剣を作り剣に私の魔力を込めて

ダニエルの体を剣で後ろに吹っ飛ばした。


「ぐあーー!?


……まだだ、お前だけは、俺が殺す!

夜明けだと!?

くっ、いつか、アンジュ、貴様を殺すから覚えていろよ!」


ダニエルは、後ろに吹っ飛ばされると後ろの壁に叩き付けれて

壁の崩れた瓦礫に埋まり

怪我でぼろぼろになりながら瓦礫から出てきて

倒れそうにふらふらして苦しそうに息をきらしていた。

朝になり初めたのを見て

バンパイアは、お日様の光で体が灰になって消える事を思い出して

悔しそうに私の方に見つめて

私の方に右手の人差し指を指して

いつか私を殺す宣言をして

ダニエルが黒色の霧になって消えた。

これが夜の王、バンパイアのダニエルと私の長い戦いの始まりだったりする。



ーTo Be Continuedー

  • No.346 by 乃木坂桜  2021-02-22 22:26:30 

~百合注意~
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~第53話~

私は、ダニエルが霧になって消えた場所を見つめた。


「ダニエルを逃がしてしまいましたね……」


私は、街を狙っていた敵を逃がして良かったのか解らずに逃がしてしまった事を呟いた。


「さすがは、アンジュお姉ちゃんです!

あんな戦い方ができるだなんて尊敬します!」


エリカちゃんは、私の戦い方が凄すぎて興奮した様に私に近寄ってきて

私の戦い方が凄かった事を伝えた。


「やっぱりアンジュお姉ちゃんは、凄いよな!

俺達で勝てなかった敵を赤ちゃんの様にあしらうだなんて凄いよな!」


エリック君は、私の戦い方が凄かったと思い

私に近づいてニコニコ笑顔で私を見つめた。


「いえ、あんな雑魚の敵に勝っても自慢になりませんよ。

それにこれくらいの戦いならばエリカちゃん達でもできる様になりますよ」


私は、優しくエリカちゃんを次にエリック君を見つめて

エリカちゃんとエリック君ならば私の様に戦える様になる事を伝えた。

実際のところ、エリカちゃんとエリック君が私やアイリスちゃんの様に強くなっていたのを思い出した。


「……クスクス、やっぱりアンジュお姉ちゃんには、敵いませんね」


エリカちゃんは、私の言葉を聞いて

エリック君と互いを見つめ合い

私の言葉が私らしくて

こんな戦いの後なのに可笑しくなって

エリカちゃんとエリック君は、互いを見つめ合いクスクスって笑った。


「あはははーー、やっぱりアンジュお姉ちゃんには、敵わないよな!」


エリック君も楽しそうにお腹を押さえて笑った。


「笑える元気があるのでしたらもう大丈夫ですね。

でもアイリスちゃんがまだこっちに来ていないのが心配です。

南門に向かいましょう」


私は、エリカちゃんとエリック君が笑ったのを見て

もう大丈夫だと思い

ここにいないアイリスちゃんが心配になり

南門に行くのを提案をした。


「はい、アイリスちゃんが心配です!

南門に行きましょう!」


私は、エリカちゃんとエリック君の3人で南門に向かって

南門に着くとアイリスちゃんが倒れていた。


「ア、アイリスちゃん、大丈夫ですか!?

ダークヒーリング!!」


私は、アイリスちゃんに近づいて

アイリスちゃんに回復魔法を使って怪我を回復させて

アイリスちゃんの体調を確認をした。


「良かったです……

気を失っているだけですね……」


私は、アイリスちゃんが気を失っているだけだと気がついて

安心をした様に微笑んだ。


「皆さん、大丈夫ですか!?」


ポールさんは、私達に近づいて

私達の体調を心配をした。


「はい、大丈夫です。

ポールさん、すいませんが何処か休める場所は、ありませんか?

アイリスちゃんを休ませたいですから!」


私は、アイリスちゃんを抱き締めて

アイリスちゃんの休ませる場所があるのか質問をした。


「はい、ありますよ。

どうかパトリック様の屋敷で休んでください。

パトリック様がアンジュ様達を屋敷にお連れする様に言いつけられています」


ポールさんは、自分の胸に右手を押さえて

私達をパトリック様の屋敷に連れて来る様に言われていて

屋敷で休んでくれる事をお願いをした。


「ありがとうございます、ポールさんの言葉に甘えさせてもらいます」


私は、軽く頭を下げて

屋敷を貸してくれるお礼を伝えた。

私は、アイリスちゃんを姫様抱っこして

パトリック様の屋敷に運んでベッドに寝かせて

パトリック様に会いに行った。


「よく参られた。

私の名前は、パトリック・ヴァンサン。

この街の盟主だ。

この街のウェイストランドを護ってくれて感謝する。

アンジュ達の事は、ポールから聞いている。

街を護ってくれた褒美を渡したい。

何かほしい物は、あるか?」


パトリック様は、軽く頭を下げて

街を護ってくれた感謝を伝えて

街を護ってくれた褒美が何がほしいのか質問をした。


「いえ、褒美は、いりません。

好きでしただけです。

ですから気にしないでください」


私は、軽く首を横に振り

好きで街を助けただけだから褒美は、いらない事を伝えた。


「そう言う訳にいかんよ。

そうじゃな……

私の娘とかどうだ?

若くて良い子で可愛らしくて自慢の娘だ。

今ならば買い時だぞ」


パトリック様は、自分の顎を触り

自分の娘を嫁にするのを薦めた。


「あ、あの……私は、女ですよ。

女同士でも良いのですか?」


私は、パトリック様の提案に戸惑い

私が女だけれども良いのか質問をした。


「それは、構わんよ。

会うだけ会ってくれないか?

ほら、入って来い、ジュリー」


パトリック様は、部屋の外で待っている自分の娘に呼び掛けた。


「はい、失礼しますわ」


銀髪の8歳くらいの幼女が入ってきて

私は、ジュリーが可愛らしすぎてうっとりと見つめてしまった。



ーTo Be Continuedー

  • No.347 by 乃木坂桜  2021-02-23 16:24:19 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第54話~

私は、部屋に入ってきた美幼女のジュリーが可愛らしすぎてうっとりとジュリーを見つめた。


「初めまして、ジュリー・ヴァンサンと申します。


あ、あの……どうかされましたか?」


ジュリーちゃんは、スカートの両端を掴んでお辞儀をして自己紹介をして

私の態度を見て不思議そうに首を傾げて

どうかしたのか質問をした。


「い、いえ、何でもありません!

その……ジュリーちゃんは、私が婚約者でも良いのですか?

私は、女ですよ。

それに私は、一応、婚約者もいるのですよ。

それでも良いのですか?」


私は、ジュリーちゃんの質問に慌てて両手を振り自分がジュリーに見とれていた事を誤魔化して

私に婚約者がいるのに婚約者でも良いのか質問をした。


「婚約者って事は、まだ結婚をしていないのですわよね。

それでしたら問題は、ありませんわ。

それに重婚なんか珍しくありませんわ。

それから愛に男だろうが女だろうが問題は、ありませんわ。

それに家の繁栄の為に強い人との結婚は、喜んでお受けします。

それにこの街では、女同士で子供を作る方法もありますわよ。

ですから何も問題は、ありませんわ」


ジュリーちゃんは、ぐいぐいと私に近づいて

私との結婚に何も問題がない事を伝えた。


「いえ、あの……取り敢えず保留って事でお願いします」


私は、ぐいぐいと来るジュリーちゃんに戸惑い

婚約は、考えさせてもらう事をお願いをした。


「解りました。

今は、それで構いませんわ。

でもアンジュ様の嫁の座は、必ず手に入れてみせますわ」


ジュリーちゃんは、自分の両手を握り締めて

私と結婚する宣言をした。


「あ、あの……アンジュお姉ちゃんは、エリカのお姉ちゃんですよ

そ、その……アンジュお姉ちゃんは、渡しません!」


エリカちゃんは、ジュリーちゃんの私と結婚する発言を聞いて

私の右腕の袖を掴んでじっとジュリーちゃんを見つめて

私を渡さない発言をした。


「お、俺もアンジュお姉ちゃんを渡さないぞ!

アンジュお姉ちゃんは、俺の師匠なんだからな!」


エリック君も私の左腕の袖を掴んで

じっとジュリーちゃんを見つめて

私を渡さない発言をした。


「面白いですわ!

エリック様とエリカ様、アンジュ様とのめぐる戦いに負けるつもりは、ありませんから覚悟をしてくださいですわ!」


ジュリーちゃんは、エリカちゃんとエリック君の方に右手の人差し指を指して

私を渡さない宣言をした。


エリカちゃんとエリック君は、ジュリー様としばらく睨み合っていた。


「あ、あの、アイリスちゃんが心配です。

ですからアイリスちゃんの体調の確認に行きますね」


私は、エリカちゃんとエリック君とジュリーちゃんの修羅場が怖くて

アイリスちゃんが心配って理由でその場を逃げる様に走って離れた。

ジュリーちゃん達は、互いが睨み合っているせいで私が離れたのに気がつかなかったみたいだった。


「う……んっ……アンジュ様……?

私は、確か魔力切れで気を失ったはずですが……


はっ!?

アンジュ様、無事ですか!?

魔物は、どうなりましたか!?」


アイリスちゃんが寝ている部屋に行き

しばらくしてからアイリスちゃんが目を覚まして

状況を確認しようとして今までの事を思い出そうとして

ふと魔物の襲撃の事を思い出して

魔物達は、どうなったのか質問をした。


「魔物の襲撃を退けましたから大丈夫ですよ、アイリスちゃん。

ありがとうございます、アイリスちゃんは、頑張ってくれたのですよね。

アイリスちゃんが魔物を撃退してくれたのは、嬉しいです。

でももうこんな無理をしないでくださいね」


私は、アイリスちゃんを無理して怪我をしたことが心配で

でもアイリスちゃんが目が覚めたのが安心をして

アイリスちゃんを優しく抱き締めて

無理をしない事をお願いをした。


「アンジュ様を心配させてすいません……

これからは、気をつけますから安心をしてください……」


アイリスちゃんも私を抱き締め返して

無理をしないから安心をしてほしい事を伝えた。

私とアイリスちゃんは、無言で抱き締め合った。


「アンジュ様、婚約者の私を置いて行くだなんて酷いですわ」


ジュリーちゃんが部屋のドアを音を立てて開けて部屋に入ってきて

婚約者の自分を置いて行くのは、酷いって不満を伝えた。


「……婚約者……?

アンジュ様、婚約者ってどう言う事ですか……?」


アイリスちゃんは、ジュリーちゃんの婚約者って言葉を聞いて

私をゆっくりと離して

静かにニッコリと微笑んで

怒っている様にどす黒いオーラを纏い

婚約者ってなんなのか質問をした。


「ひっ!?

これには、訳あると言いますか……」


アイリスちゃんのどす黒いオーラを感じて

慌ててアイリスちゃんから距離をとり

冷や汗をだらだらとたらしてアイリスちゃんから視線をそらして

婚約者の事を誤魔化そうとした。


「訳ってなんなのですか……?

もしかして浮気ですか……?」


アイリスちゃんは、人を殺しそうな虚ろな眼差しを浮かべて

私に近づいてきた。


「う、浮気では、ありません!?

ジュリーちゃんを婚約者にしてほしいって言われて

考えさせてほしいって言っただけです!?

だから落ち着いてください、アイリスちゃん!!」


私は、アイリスちゃんの行動が怖すぎて後ろに下がり

涙目で婚約を考えさせてほしい事を言っただけですから落ち着いてくださいってお願いをした。


「そうですか……

まあ、良いでしょう。

今回は、アンジュ様を信じます。


ジュリーちゃんって言うのですね。

私は、アンジュ様の1番の友達のアイリス ・クロフォードって言います。

仲良くしてくれると嬉しいです」


アイリスちゃんは、いつもの優しい眼差しに戻り

ジュリーちゃんの方を向いて

ジュリーちゃんにアンジュは、アイリスちゃんの物宣言をして

ジュリーちゃんの方に右手を差し出して

ジュリーちゃんによろしくの握手を求めた。


「これは、ご丁寧にありがとうございます。

私は、この街、ウェイストランドを納めている貴族パトリック・ヴァンサンの娘のジュリー・ヴァンサンって申します。

アンジュ様の未来の妻になる予定です。

よろしくお願いしますわね」


ジュリーちゃんは、アイリスちゃんの手を握り締めて

私を未来の妻発言した。

アイリスちゃんとジュリーちゃんは、互いに手を握り締めて握手をして

互いに目は笑ってでも火花を散らしているように見えた。

私は、アイリスちゃんとジュリーちゃんの言動が怖くて

少しだけ距離をとり

ガタガタと体を震わせた。

これがアイリスちゃんとジュリーちゃんの私をめぐる戦いの始まりだとは、思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.348 by 乃木坂桜  2021-02-25 00:06:16 

~百合注意~
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~第55話~

私達は、パトリック様の屋敷で1日休んで最果ての洞窟に向かう事にした。

街を出る前にパトリック様に呼び出された。


「失礼します。

……話ってなんなのでしょうか?」


私は、パトリック様の部屋に呼ばれて

パトリック様の部屋に入ると話は、なんなのか質問をした。


「この街が襲われた原因についてだ。

私の娘のジュリーは、聖女様としての能力が合ってな。

魔族達は、私の娘が魔王の天敵だと見られたんだ。

このままでは、ジュリーが魔族に殺されるのも時間の問題だ……

そこでお願いがある。

ジュリーを連れって護ってくれないだろうか?

虫の良いお願いだとは、解っている。

どうかジュリーの事をお願いする!」


パトリック様は、街が襲われた原因を教えてくれて

頭を深々と下げて

ジュリーを護ってほしい事をお願いをした。


「……そう言えばジュリーちゃんを私の婚約者にしようとしましたよね。

それが原因だったのですか?」


私とジュリーちゃんの婚約をさせた理由が魔族からジュリーを護る為なのか質問をした。


「ああ、そうだ。

騙したみたいですまない……

でもジュリーを私の力では、護りきる事ができないからな……」


パトリック様は、軽く頭を下げて騙した事を謝った。


そう言えば乙女ゲームにもウェイストランドの聖女ジュリーちゃんは、出てきていたよね。

滅ぼされた街として描かれていたはずだよね。

って事は、ジュリーちゃんを連れて行ったら街崩壊イベントが起きないって事だよね……


「……解りました。

このまま見殺しにする訳に行きませんからね。

良いですよ。

ジュリーちゃんを連れて行きます。

そしてジュリーちゃんを護ってみせます」


私は、ジュリーちゃんの破滅フラグを回避する為にジュリーちゃんを連れて行く事を伝えた。


「ありがとう。

では、ジュリーの事をお願いする」


パトリック様は、頭を深々と下げて

私にジュリーちゃんの事をお願いをした。

しばらくするとジュリーちゃんがパトリック様の部屋にジュリーちゃんが入ってきた。


「あ、あの……お父様、話ってなんでしょうか?」


ジュリーちゃんは、不安そうにパトリック様を見つめて

話は、なんなのか質問をした。


「ジュリー、アンジュに着いて行きなさい。

現状がそれが得策だ。

アンジュならばジュリーを護ってくれるはずだ。

構わんよな?」


パトリック様は、ジュリーちゃんの肩を触り

私が護ってくれるから着いて行く事を提案をした。


「えっ、アンジュ様に着いて行って良いのですか?」


パトリック様の私に着いて行って良いって言葉を聞いて

嬉しそうにパーと明るい笑顔を浮かべて

着いて行っても良いのか質問をした。


「ああ、構わんぞ。

でもわがままを言ってアンジュに迷惑をかけるなよ」


パトリック様は、ジュリーちゃんの肩を触り

私にわがままを言って迷惑をかけないことを提案をした。


「ありがとうございます、お父様!!」


ジュリーちゃんは、パトリック様に私に着いて行って良いって許可をもらって

それが嬉しくてパトリック様に抱き着いた。


「では、すまないがジュリーの事をお願いするぞ」


パトリック様は、ジュリーちゃんを抱き締め返して

私の方を向いて

私にジュリーちゃんの事をお願いをした。


「はい、ジュリーちゃんの事は、任せてください」


私は、自分の胸に右手で触りジュリーちゃんの事を任せてほしい事をお願いをした。

私は、ジュリーちゃんを旅を連れて行くのを知らせる為にアイリスちゃん達に会いに行った。


「皆さん、少しだけよろしいですか?」


私は、アイリスちゃんとエリック君とエリカちゃんが部屋に集まっているのを見て

話をしても良いのか質問をした。


「はい、構いませんよ。

あらたまってどうかしたのですか?」


アイリスちゃんは、私の真剣な表情を浮かべた態度を見て

何か話があるのか質問をした。


「実は、パトリック様にジュリーちゃんを連れて行くのをお願いをされまして

この旅に同行する事になりました。

実は、今回の魔物襲撃ですがジュリーちゃんの聖女としての能力を狙われたらしいです。

たぶんまた狙われると思います。

私達と一緒にいた方がいざって時に護れます。

ですので今回の旅にジュリーちゃんを連れて行こうと思うのですが良いでしょうか?」


私は、ジュリーちゃんの安全の為にジュリーちゃんを一緒に連れて行く許可をアイリスちゃん達に頼んだ。


「エリカは、ジュリーちゃんを連れて行く事に賛成です。

エリカもアンジュお姉ちゃんに助けられて一緒に旅をする事になりました。

だから困っている人をいるのでしたらエリカも助けたいです!」


エリカちゃんは、自分の両手を胸の前で握り締めて

自分も助けられたからジュリーちゃんも助けたい事を伝えた。


「俺もジュリーを連れて行くのは、賛成だぞ。

俺も助けられてばかりだからな。

その恩返しができるのならば連れて行くのを賛成だ!」


エリック君は、偉そうに腕を組んで

恩返しができるのならばジュリーちゃんを連れて行くのを賛成をした。


「私もジュリーちゃんを連れて行くのは、賛成です。

困っている人は、ほっとけません!」


アイリスちゃんも両手を前で強く握り締めて

困っている人をほっとけない事を伝えた。


「皆様、ありがとうございます……

この恩返しは、必ずします……」


ジュリーちゃんは、アイリスちゃん達の気持ちが嬉しくて涙を流して

連れて行ってくれる事に感謝を表した。

こうしてジュリーちゃんも旅の仲間に加わった。

私は、ジュリーちゃんとの旅が賑やかになりそうで楽しみで仕方がなかった。



ーTo Be Continuedー


  • No.349 by 乃木坂桜  2021-02-26 22:25:00 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(56話と57話は、同じ時間軸です。

2つで1つの小説ですから2つとも読んで下さいね)


~第56話~


俺達は、街からかなり離れた最果ての洞窟の辺りで盗賊の真似事をして旅人達を襲った。

金儲けが目的でこの辺りをうろうろする旅人達は、金目の物をたくさん持っていて

たくさんお金を稼がせてもらった。

気がつくと盗賊団は、300人を越えるくらいの大部隊になっていた。

魔王と呼ばれる女から逃げて最果ての洞窟の辺りきて良かったと思った。


いつもの様に顔を布で隠して豪華な馬車が止まって休んでいる子供を襲う事にした。


「ひゃはははーー、子供がこんなところでどうしたんだ?

こんなところで子供だけでいると悪い奴に誘拐されるぞ。

俺みたいにな」


俺は、子供が3人いて

俺達は、斧を構えて下品の笑い

俺達の様な奴に誘拐をされる事を伝えた

ふと子供の顔を見て見覚えが合った。


確か魔物様の娘だったよな。


きゃはははーー、ついているぜ。

幸いの事に周りには、光の属性を持つ娘も魔王と呼ばれる女もいないし

これって大チャンスでないかよ!


俺は、下品に微笑んで魔王様の娘に近づいた。


「誰だよ、お前!

エリカとジュリーには、手を出させねえよ!

強化魔法レベル4!!

はーー!!」


男の子は、剣を構えて強化魔法を使い俺に襲いかかってきた。


「ほーー。

俺と戦うだなんて見上げた根性だ。

強化魔法レベル6!

はっ!」


俺は、斧で男の子の剣を受け取り

男の子を吹っ飛ばして男の子の木に叩き付けた。


「ぐあ!?

まだまだ、まだ行くぞ!!」


男の子は、剣で俺に斬りかかってきた。


「甘いわ!

どりゃ!!」


俺は、斧で男の子の剣を吹っ飛ばして岩に叩き付けた。


「ぐあ!?

うぅ……まだだ……」


男の子は、つらそうに立ち上がろうとした。


「……おい、お前ら、こいつらも遊んでやれよ」


俺は、盗賊の部下達に魔王の娘達を遊ぶ様に命令をして

魔王の娘達(エリカとジュリー)達に近づいてきた。


「っ!?

エリカちゃんには、近づけさせません!

聖女結界!」


子供の女(ジュリー)は、魔王の娘(エリカ)と自分の回りに光の壁のドームを作って俺達の部下が近づけるのを阻んだ。


「ホーリーアロー!!

ダークアロー!!

ホーリーアロー!!

ダークアロー!!」


魔王の娘(エリカ)は、光の矢と闇の矢を何発も部下達に向かって放った。


「うぅ……敵が多すぎます……

このままでは、押し負けてしまいます……」


魔王の娘(エリカ)は、いくら部下達を倒しても部下の数が減らなかった。


「うぅ……まだだ、エリカ達は、俺が護る!

強化魔法レベル6!

はーー!?」


男の子(エリック)は、今使える最高の強化魔法を使って俺に斬りかかってきた。


「強化魔法レベル7!!

ふんっ!?」


俺は、最高の強化魔法をを使い

剣を斧で受け止めて男の子(エリック)を吹っ飛ばすと岩に叩き付けた。


「ぐあ!?」


男の子(エリック)は、岩に叩き付けられて地面に倒れた。


「もう、これ以上は……」


子供の女の子(ジュリー)は、聖女結界を張る魔力が切れそうになり苦しそうに息を切らした。


「このままでは、皆殺されてしまいます……

アンジュお姉ちゃん……

いえ、違います!

エリカが皆を護らないと!!

はーー!!

『光と闇のコントラスト・シンフォニア!』」


魔王の娘は、両手を上に上げて

右手に光魔法を左手を闇魔法を使い

右手を黄金色に左手を黒色に輝かせて

両手を合わせて黒色と黄金色の交わったビームを部下達に放ち

部下達を吹っ飛ばして倒して

魔力切れたみたいで倒れた。

部下達は、10人くらいしか残らなかった。


「いったい何事ですか!?」


魔王と呼ばれる女は、瞬間移動で現れた。


や、ヤバイ!?

魔王と呼ばれる女だと!?

魔物を千体倒したはずだろ!?

殺される!?

ど、どうにか誤魔化さないと!?


「久しぶりですね。

そしてすまない……

子供達を抜き打ちで鍛えようと思って襲わせてもらった。

お嬢ちゃん達も怖い思いをさせてすまなかったな。

最果ての洞窟の辺りの魔物は、強くてな。

最果ての洞窟に向かう資格があるか確かめさせてもらった」


俺は、魔王と呼ばれる女を前にして冷や汗をだらたらと流して

俺は、顔を隠している布を外して

頭を下げて魔王の娘(エリカ)達を怖い思いをさせた事を謝って

鍛える為に襲った事を伝えた。


「あなたは、自営団の隊長?

エリカちゃんを鍛える為に襲った……?」


魔王と呼ばれる女は、俺の襲ったって言葉を聞いて

どす黒いオーラを纏って

魔王の娘を襲ったのか聞き返した。


や、ヤバイ、殺される!?


俺は、殺されると思い冷や汗をだらだらと流して

殺されると思い身構えた。


「そうだったのですね……

事前に知らせてほしかったです……」


魔王の娘は、ため息を吐いて

鍛えるのを知らせてほしかった事を伝えて

さっきより一層どす黒いオーラを纏った。


「すまなかった。

知らせたら抜き打ちで鍛える事でなくなるからな。


坊主も吹き飛ばしてすまなかったな。

お詫びに俺を思いっきり殴ってもらって構わんぞ」


俺は、魔王と呼ばれる女のさっきよりも濃厚などす黒いオーラを感じて冷や汗をだらだらと流して

俺は、男の子(エリック)に吹っ飛ばして悪かった事を謝って

変わりに俺を殴ってもらっても構わない事を伝えた。


「そんなの殴っても仕方がないよ。

でもいつか勝って実力でおじさんを殴ってみせるからな!」


男の子(エリック)は、俺の方に右手の人差し指を向けて

実力で俺を殴ってみせる事を伝えた。


「あ、ああ、楽しみにしているぞ。

お嬢ちゃん達もすまなかったな。

でも鍛えたかいがあったみたいだな」


俺は、できるだけ良い人ぶって

ニッコリと笑い

鍛えたかいがある事を伝えた。


「い、いえ、おじさんのおかげで光魔法と闇魔法の融合魔法が使えました。

だからおじさんに感謝しかありません」


魔王の娘(エリカ)は、慌てて両手を振り

光魔法と闇魔法の融合魔法が使えた事の感謝しかない事を伝えた。


「アンジュ様、いったい何があったのですか?」


遅れて近づいてきた光魔法を使う女(アイリス)は、何があったのか質問をした。


「アイリスちゃん、良いところにきてくれました。

実は、エリカちゃん達を鍛える為に自営団の方達が怪我をしました。

ですから回復をお願いします」


魔王と呼ばれる女(アンジュ)は、光の属性の女(アイリス)に俺達の回復をお願いをした。


俺達に回復魔法を使うだなんてどんな考えなんだ?


俺は、魔王と呼ばれる女の考えが解らずどんな考えなのか推測をした。


「わっ!?

それは、大変です!

エリアヒーリング!」


光の属性の女(アイリス)は、魔王と呼ばれる女(アンジュ)の言葉を聞いて

部下達全員に回復を使って怪我を治した。


「あ、ありがとうな、嬢ちゃん。

坊主達を鍛えられたし。

俺達は、もう行くぞ。

気をつけろよ」


俺は、光の属性の女(アイリス)に回復をされて感謝を伝えて

魔王と呼ばれる女から逃げる為にここから離れようとした。


「気をつけて帰って下さいね。

自営団の方達も襲われない様に気をつけて下さいね」


魔王と呼ばれる女は、気をつけて帰ってくれる事を伝えた。

そしてどす黒いオーラを纏っていた。


襲われない様に気をつけろってもしかして魔王の娘を襲った怨みをはらす為に後で襲うって事か!?

早く逃げないと殺される!?


俺達は、魔王と呼ばれる女のどす黒いオーラを感じて怖くなり

慌てて魔王と呼ばれる女から逃げる様に走って魔王と呼ばれる女から離れた。

俺達は、魔王と呼ばれる女から逃げる様に最果ての洞窟に向かった。



ーTo Be Continuedー


  • No.350 by 乃木坂桜  2021-02-27 16:18:27 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


(56話と57話は、同じ時間軸です。

2つで1つの小説ですから2つとも読んで下さいね)



~第57話~

魔物の襲撃から街を護って

ジュリーちゃんを旅の仲間に入れて

最果ての洞窟に向かった。

最果ての洞窟の辺りに来て

最果ての洞窟で危険がないか私とアイリスちゃんで安全を確認する事にした。


「私とアイリスちゃんで最果ての洞窟の入り口の辺りで安全なのか確認をしてきます。

ですからエリカちゃん達は、ここで待っていて下さい」


私は、エリカちゃん達に最果ての洞窟の入り口の安全を確認をするから待っていてほしい事をお願いをした。


「解りました。

アンジュお姉ちゃん、アイリスお姉ちゃん、気をつけて下さいね」


エリカちゃんは、心配そうに私達を見つめて

私達に無理をしない事をお願いをした。


「大丈夫ですよ。

無理をするつもりは、ありませんからね」


私は、エリカちゃん達を安心させる様にニッコリと笑い

エリカちゃんとエリック君とジュリーちゃんの頭を優しく撫でて

最果ての洞窟の入り口に向かった。


「えっと……最果ての洞窟は、これみたいですね……

最果ての洞窟からは、ヤバそうな雰囲気を感じますが他は、大丈夫みたいですね……」


私は、最果ての洞窟から感じるまがまがしいオーラを感じて冷や汗を出した。

ふと、エリカちゃんのいる方から大きな爆発音が聞こえてきた。


「いったい何事ですか!?

まさかエリカちゃん達に何か合ったのですか!?

すいません、私は、先にエリカちゃん達のところに戻ります!

ダークテレポート!!」


私は、アイリスちゃんに先にエリカちゃん達のところに戻る事を伝えて

直ぐに瞬間魔法を使いエリカちゃん達のところにテレポートをした。




「いったい何事ですか!?」


私は、エリカちゃん達のところに瞬間移動で向かって

エリカちゃん達の近くには、顔を布で隠した男達が立っていた。


「久しぶりですね。

そしてすまない……

子供達を抜き打ちで鍛えようと思って襲わせてもらった。

お嬢ちゃん達も怖い思いをさせてすまなかったな。

最果ての洞窟の辺りの魔物は、強くてな。

最果ての洞窟に向かう資格があるか確かめさせてもらった」


男性は、顔を隠している布を外して

頭を下げてエリカちゃん達を怖い思いをさせた事を謝って

鍛える為に襲った事を伝えた。


「あなたは、自営団の隊長?

エリカちゃんを鍛える為に襲った……?」


きょとんと首を傾げて

私は、エリカちゃん達を襲ったのか聞き返して

ついどす黒いオーラを纏ってしまって

私のどす黒いオーラを感じて自営団の方達が怖がってしまった。


あっ、自営団の方達が善意でエリカちゃん達を鍛えてくれたのに怒るなんて間違いですよね……


「そうだったのですね……

事前に知らせてほしかったです……」


私は、ため息を吐いて

鍛えるのを知らせてほしかった事を伝えて


「すまなかった。

知らせたら抜き打ちで鍛える事でなくなるからな。


坊主も吹き飛ばしてすまなかったな。

お詫びに俺を思いっきり殴ってもらって構わんぞ」


自営団の隊長は、私の態度を見て冷や汗をかいて

エリック君に吹っ飛ばして悪かった事を謝って

変わりに自営団の隊長を殴ってもらっても構わない事を伝えた。


「そんなの殴っても仕方がないよ。

でもいつか勝って実力でおじさんを殴ってみせるからな!」


エリック君は、自営団の隊長の方に右手の人差し指を向けて

実力で自営団の隊長を殴ってみせる事を伝えた。


「あ、ああ、楽しみにしているぞ。

お嬢ちゃん達もすまなかったな。

でも鍛えたかいがあったみたいだな」


自営団の隊長は、ニッコリと笑い自分よりも強くなる事を楽しみにしていることを知らせて

鍛えたかいがある事を伝えた。


「い、いえ、おじさんのおかげで光魔法と闇魔法の融合魔法が使えました。

だからおじさんに感謝しかありません」


エリカちゃんは、慌てて両手を振り

光魔法と闇魔法の融合魔法が使えた事の感謝しかない事を伝えた。


「アンジュ様、いったい何があったのですか?」


遅れて近づいてきたアイリスちゃんは、何があったのか質問をした。


「アイリスちゃん、良いところにきてくれました。

実は、エリカちゃん達を鍛える為に自営団の方達が怪我をしました。

ですから回復をお願いします」


私は、アイリスちゃんに自営団達の回復をお願いをした。


「わっ!?

それは、大変です!

エリアヒーリング!」


アイリスちゃんは、私の言葉を聞いて

自営団達全員に回復を使って怪我を治した。


「あ、ありがとうな、嬢ちゃん。

坊主達を鍛えられたし。

俺達は、もう行くぞ。

気をつけろよ」


自営団の隊長は、アイリスちやんに回復をさせてくれた感謝を伝えて

私から逃げる様にここから離れようとした。


「気をつけて帰って下さいね。

自営団の方達も襲われない様に気をつけて下さいね」


私は、わざわざ憎まれ役をしてくれた自営団の方達に感謝をして

もしかしてこんな良い人達の自営団の方達を襲う奴がいるかもって思い

そんなの許せないって思いどす黒いオーラを纏った。

自営団の方達は、私のどす黒いオーラを感じ取って慌てて逃げて行った。

私は、とても良い人達の自営団の方達を怖がらせた事が悪いと思い

今度、また再会したら何か罪滅ぼしをしようと思った。



ーTo Be Continuedー

  • No.351 by 乃木坂桜  2021-03-01 00:30:58 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第58話~

自営団の方達にエリカちゃん達を特訓してもらって

エリカちゃん達が強くなったと思う。

私達は、最果ての洞窟に向かった。


「エリカちゃん、エリック君、ジュリーちゃん、この先は、何が起きるか解りません。

洞窟の外で待っていた方が良いかも知れませんよ」


私は、最果ての洞窟の前に着くとエリカちゃん達の方を向いて

エリカちゃん達に危ないから洞窟の外で待っている事を提案をした。


「エリカ達は、何処までもアンジュお姉ちゃんに着いて行くつもりです。

ですから置いていくだなんて言わないでください」


エリカちゃんは、自分の両手を前で握り締めて

何処までも私に着いていく事をお願いをした。


「俺もアンジュお姉ちゃんに着いて行くぞ!

俺を置いていくだなんて言わせないぞ!」


エリック君も私に着いていく事を宣言をして

私に着いて行く事意識表示をした。


「私もアンジュ様に着いて行きますわ。

婚約者の私(わたくし)を置いていくだなんて言わせませんわ!」


ジュリーちゃんも両手を前で握り締めて

婚約者の自分を置いていく事を許せない事を知らせた。


「解りました。

でも無理をしないで下さいね」


私は、優しくエリカちゃん達を見つめ

無理をしない事をお願いをした。


「大丈夫ですよ。

何かありましたらエリカちゃん達を私とアンジュ様で護ったら良いだけですよ。

私とアンジュ様がいるから何も心配がありませんよ」


アイリスちゃんは、自分の胸を叩いて

アイリスちゃんと私がいるから安心してほしい事をお願いをした。


「それでは、皆さん、行きますよ!」


私は、アイリスちゃん達に最果ての洞窟の中に入る意気込みを表して

最果ての洞窟の中に入った。


「ダークアロー!!」


洞窟に入った瞬間に襲ってきたゴブリンに闇の矢を放ってゴブリンを倒した。


「強化魔法レベル5!

はーー!!」


次に洞窟の天井からオークとワーウルフが現れて

オークを真っ二つに斬り

次にワーウルフの頭を斬り落とした。


「危ないです!

聖女結界!」


当然洞窟の全方位から矢と槍が出てきて私達に襲いかかってきて

ジュリーちゃんは、光のドームの壁を作り矢と槍を弾いた。

次に私達の回りにいきなり転送門の魔法陣が百個くらい現れて

魔物が百体以上現れた。


「アイリスちゃん!」


私は、アイリスちゃんの方を向いて

アイリスちゃんとの融合魔法を使うのを提案をした。


「はい、解りました、アンジュ様!」


アイリスちゃんも私の方を向いて

大きく頷いて嬉しそうにニッコリと笑い

私とアイリスちゃんは、両手を握り締めた。


「「光と闇のコントラスト・ブラァストゥ!」」


私とアイリスちゃんの周りに黒色と黄金色の混じった光が広がり

魔物達が光を包まれて魔物達が消えていった。


「さすがは、アンジュお姉ちゃんとアイリスお姉ちゃんです。

私もアンジュお姉ちゃん達みたいに強くなれる様に頑張りますね!」


エリカちゃんは、尊敬の眼差しで目をキラキラ輝かせて私とアイリスちゃんを見つめた。


「いえ、エリカちゃん達も強くなったと思います。

それならばこのまま気を引き締めて進みましょう」


私は、軽く首を横に振り

エリカちゃん達が強くなった事を知らせて

このまま気を引き締めて進む事をお願いをして洞窟を進んで行き

危険な感じのする扉の前に来ると立ち止まった。


「たぶんこの扉の向こう側にダークドラゴンがいるはずです。

覚悟は、大丈夫ですか?」


私は、アイリスちゃん達にダークドラゴンに会う覚悟が出来ているのか質問をした。


「はい、覚悟は、出来ています!

行きましょう、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私の方を真剣で見つめ返して

ダークドラゴンに会う覚悟を表した。

エリカちゃんもジュリーちゃんもエリック君も私の方を真剣な表情で私を見つめて

エリカちゃん達の眼差しは、覚悟が出来ているって言っていた。

私は、エリカちゃん達の覚悟に答える様に軽く頷いて

扉を開けて部屋の中に入っていった。



ーTo Be Continuedー

  • No.352 by 乃木坂桜  2021-03-02 22:54:40 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


(59話と60話は、同じ時間軸です。

2つで1つの小説ですから2つとも読んで下さい)


~第59話~

俺達は、魔王と呼ばれる女から逃げて最果ての洞窟に向かって

最果ての洞窟では、レアアイテムがたくさん手に入れて儲けさせてもらった。


「あれって魔王と呼ばれる女だよな?

うへへぇーーもしかしてついて行ったら何か金目の物があるかも!」


俺達は、魔族からもらった隠蔽魔法の封じ込められたカードで姿を消して

魔王と呼ばれる女の後を着いて行って

部屋に入るとダークドラゴンが居た。


「うへへぇーー同士討ちしてくれたらありがたいんだけれどもね」


ダークドラゴンと魔王と呼ばれる女達の戦いをニヤニヤしながら見ようとした。


光の属性の女が俺達の方に黄金色のビームを放った。


「な、なにーー!?」


俺達は、慌てて黄金色のビームを避けた。

魔王と呼ばれる女が上空に魔法陣が数十個現れて

全ての魔法陣から黒色の10センチのビームが出てきて

俺達に向かってきた。


「ぎ、ぎゃーー!?」


俺達は、慌てて走り回って黒色のビームを避けた。

ダークドラゴンから全方位に黒色のビームを俺達の方に放った


「ま、待てくれーー!?」


俺達は、全方位の黒色のビームを走り回り避けた。

魔王と呼ばれる女と光の属性の女は、合体魔法の3メートルは、ある黄金色と黒色に光ビームを俺達に向かって放った。


「いやーー、死ぬーーー!?」


俺達は、黄金色と黒色に光ビームを走り回って逃げた。

ダークドラゴンは、口の中に黒色の光を貯めて

黒色の炎を俺達に向けて吐いた。


「ま、待て、しゃれになっていないって!?」


俺達は、黒色の炎を走り回って避けた。

ダークドラゴンは、口から黒色の炎を貯めて

俺達に向かってが黒色の炎を放った。


「だ、駄目だって、うぎゃーーー!?」


俺達は、走り回って黒色の炎を避けた。

魔王と呼ばれる女は、5メートルは、ありそうな黒色の矢を俺達に向かって放った。


「ま、待て、しゃれにならないって!?」


俺達は、走り回って5メートルは、ありそうな黒色の矢を避けて

光の属性の女は、5メートルは、ありそうな黄金色の矢を放った。


「ま、待てーーー!?」


俺達は、走り回って5メートルありそうな黄金色の矢を避けた。

魔王と呼ばれる女は、右手を

光の属性の女は、左手を上げて

上空に黒色と黄金色の光輝いて

魔力の塊が百メートルぐらいの大きさになった。


「ひ、ひーーー!?」


俺達は、百メートルぐらい大きな魔力の塊を見て失神をして倒れて気を失った。

しばらくすると気がついて


「んっ……俺達は……?」


俺は、周りを見渡して状況を確認をしようとした。


「良かったです。

気がつかれたのですね……」


魔王と呼ばれる女は、俺を心配そうに見つめていた。


「あ、あんたは!?

ひ、ひーー!?

すまなかった!

殺さないでくれーー!?」


俺は、魔王と呼ばれる女の眼差しの目がこのまま殺すって言っていた。

俺達は、慌てて魔王と呼ばれる女から走って逃げて

そして俺達は、盗賊から足を洗って善人になろうって心に決めた。



ーTo Be Continuedー

  • No.353 by 乃木坂桜  2021-03-02 22:56:28 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


(59話と60話は、同じ時間軸です。

2つで1つの小説ですから2つとも読んで下さい)


~第60話~

私は、扉を開けると大きな洞窟の部屋に出て

部屋の中には、黒色のドラゴン(ダークドラゴン)が寝ていた。

私達が入って来るを気づくとゆっくりと起き上がった。


『ほーー……人間がこんなところに来るとは、珍しいの。

んっ……?

お主達は……

そうか、もうそんなになるのかの……

人間よ。

我に何の様だ?』


ダークドラゴンの声が頭の中に響いて

ダークドラゴンになんの様なのか質問をした。


「あなたは、闇のオーブを持っていますよね。

城を護る為にあなたの持っている闇のオーブを下さい!」


私は、頭を下げて

城を護る為に闇のオーブがほしい事をお願いをした。


『ほーー、命と同じくらいの大切な闇のオーブがほしいと言うか。

面白い!

我を倒して力をしめせ!

そしたらお主に闇のオーブを授けよう!』


ダークドラゴンは、大きく遠吠えをして

ダークドラゴンの周りに黒色の風が吹き荒れた。


「……エリカちゃんとエリック君とジュリーちゃんは、遠くで私とアイリスちゃんの戦いを見守って下さい。

お願いします。

私達にダークドラゴンの事は、任せて下さい」


私は、エリカちゃん達の方を向いて

ダークドラゴンの事を任せてほしい事をお願いをした。


「そんなの俺達も戦うよ!」


エリック君は、自分達も戦う事を提案をした。


「エリック君、今のエリカ達では、足手まといです。

今回は、アンジュお姉ちゃんとアイリスお姉ちゃんに任せましょう」


エリカは、エリック君の肩を触り軽く首を横に振り

私達にダークドラゴンの事を任せる事を提案をした。


「くっ……エリカは、はっきりと言うよな……

確かにエリカの言う通りだから否定は、できないけれどもよ……

アンジュお姉ちゃん、アイリスお姉ちゃん、無理だけは、するなよ。

アンジュお姉ちゃん達が危なかったらアンジュお姉ちゃんが止めても戦うからな!」


エリック君は、私達が危なかったら戦う事を伝えて

それを断固した意識を表す様に真剣な表情で私を見つめた。


「解りました、そうならない様に気をつけますね。

アイリスちゃん」


私は、エリック君を安心をする様に優しく微笑んで

アイリスちゃんの方を向いて

エリカちゃん達が私達の戦いに巻き沿いにならない様に結界魔法を使う事をアイリスちゃんに伝えようとした。


「はい、解りました、アンジュ様」


アイリスちゃんは、私の言いたいことを理解して

小さく頷いて

結界魔法を使う事を賛同をした。


「「融合聖魔結界!!」」


私は、エリカちゃん達の右へ

アイリスちゃんがエリカちゃん達の左へ立って

私が闇魔法の結界魔法を使い

アイリスちゃんが光魔法の結界魔法を使い

私とアイリスちゃんの結界魔法を融合させて聖魔結界を使った。

エリカちゃん達の周りに黒色と黄金色に輝く神々しい光のドームが現れた。


「凄いです……

私(わたくし)では、こんな結界魔法を作れません……」


ジュリーちゃんは、私達の聖魔結界を見て

呆然と私達の結界魔法を見つめた。


『準備は、できたか?

いつでもかかって来るが良い!』


ダークドラゴンは、高々と遠吠えをして

私達にプレッシャーをかけた。


「強化魔法レベルMAX……

アイリスちゃん、行きましょう!」


私は、自分に強化魔法を使い

ダークドラゴンと戦う準備ができた事を宣言をした。


「はい、行きましょう!

ホーリーブラスター!!」


アイリスちゃんは、天使の羽と天使の輪と光の槍を出して

光の槍をダークドラゴンに向けて

光のビームを放った。


「ぎゃーーーー!!」


ダークドラゴンは、口から黒色の炎を出して

アイリスちゃんの光のビームと黒色の炎をぶつけて攻撃を消滅させた。


「まだまだ行きますよ!

ダークレインバスター!!」


私は、アイリスちゃんとダークドラゴンが攻撃がぶつかっている間にダークドラゴンの後ろに回り込んで

ダークドラゴンの方に両手を向けて

ダークドラゴンの上空に魔法陣が数十個現れて

全ての魔法陣から黒色の10センチのビームが出てきて

ダークドラゴンに向かって行った。


「ぎゃーーー!!」


ダークドラゴンは、黒色のシールドを張って

黒色のビームを全て防いだ。


「ぎゃーーー!!」


ダークドラゴンから全方位に黒色のビームを放った。


「アンジュ様!!

光のシールド!!」


アイリスちゃんは、私の前に立って光のシールドを張って黒色のシールドを防いで

でもビームが多すぎて防ぎきれずに光のシールドが壊れて

私とアイリスちゃんは、後ろに吹っ飛ばされた。


「きゃーーー!?」

「きゃーーー!?

うぅ……大丈夫ですか、アンジュ様?」


私とアイリスちゃんは、後ろに吹っ飛ばされて苦しそうにどうにか立ち上がり

アイリスちゃんは、私の体調を心配をした。


「は、はい、大丈夫です。

でもこのダークドラゴンは、私が今まで戦ったどの敵よりも強いです……

でも負ける訳に行きません!

アイリスちゃん!」


私は、強化魔法のおかげで怪我が少なくてどうにか立ち上がり

アイリスちゃんの方を向いて

右手をアイリスちゃんの方に向けた。


「はい、アンジュ様!」


アイリスちゃんは、私が向けた右手を掴んだ。


「「光と闇のコントラスト・スターライトブラスターー!!」」


私とアイリスちゃんの握り締めた手に黄金色と黒色の光集まってきて

3メートルは、ある黄金色と黒色に光ビームをダークドラゴンに向かって放った。


「ぐあーーーー!?」


ダークドラゴンにビームが当たり大きな爆煙が立ち込めた。


「倒せたのでしょうか……?」


アイリスちゃんは、爆煙で見えないダークドラゴンの方を向いて

ダークドラゴンを倒せたのか質問をした。


「それは、解りません……

でも無事では、ないと思います」


私は、アイリスちゃんと私の全力の合体魔法で無理だったらもうお手上げだと思った。

爆煙が晴れると無傷のダークドラゴンが現れた。


『少しだけびっくりしたぞ。

我にダメージをあたえた者は、久しぶりじゃな。

次は、こちらから行くぞ!』


ダークドラゴンは、口の中に黒色の光を貯めて

黒色の炎を吐いた。


「きゃーーー!?」


「きゃーーー!?」


私達は、無傷のダークドラゴンに戸惑い呆然とダークドラゴンを見つめて

ダークドラゴンの吐いた炎の反応に遅れて直撃して

後ろに吹っ飛ばされた。


『これで最後だ!!』


ダークドラゴンは、さっきよりも黒く輝く光を口に貯め始めた。


「っ!?

駄目です!!

アイリスちゃんだけでも護ります!!」


私は、ダークドラゴンの炎を吐く為に口が黒く輝き始めたのを見て

アイリスちゃんだけは、護りたいと思い体が黒く輝き始めた。


「そんなの駄目です!!

アンジュ様だけは、護ります!!」


アイリスちゃんもダークドラゴンの炎を吐く為に口が黒く輝き始めたのを見て

私だけは、護りたいと思い体が黄金色に輝き始めた。


「ぎゃーーー!!」


ダークドラゴンは、口から黒色の炎を放って

私達が黒色の炎で見えなくなって

でも黒色の炎は、弾ける様に消えて

私は、黒色の翼が四枚生えている姿に変わり

アイリスちゃんは、羽が四枚ある姿に変わった。


『その姿は、まさか!?』


ダークドラゴンは、私達の変わった姿を見て驚きの声を出した。


「……ダークアロー」


私は、ダークドラゴンに向かって5メートルは、ありそうな黒色の矢を放った。


「ぎゃーーー!?」


ダークドラゴンは、私の攻撃を防ぎきれずに後ろに吹っ飛ばされた。


「……ホーリーアロー」


アイリスちゃんは、ダークドラゴンに向かって5メートルは、ありそうな黄金色の矢を放った。


「ぎゃーーー!?」


ダークドラゴンは、アイリスちゃんの攻撃を防ぎきれずに後ろに吹っ飛ばされた。


「ダーク……」


私は、右手を上げて闇の魔法の魔力を貯め始めた。


「ホーリー……」


アイリスちゃんは、左手を上げて光魔法の魔力を貯め始めて

私とアイリスちゃんの魔力が合わさって黒色の黄金色の光が合わさった魔力の塊が百メートルぐらいの大きさになり

まだまだ魔力の塊が大きくなっていった。


『ま、待て!?

降参だ!

この辺りを消滅させるつもりか!!』


ダークドラゴンは、私とアイリスちゃんの作った魔力の塊を見て

慌てて全てを消滅させるつもりかって言って

私達の攻撃を止めようとした。


「はっ!?

今のは、いったいなんだったのですか……?」


私は、正気に戻り今の力がなんだったのか質問をした。


「私も自分が自分でないようでした……」


アイリスちゃんも正気に戻り今のは、なんだったのか質問をした。


『今のは、お主らの封印された力の一部じゃ。

まったくお主らには、今も昔も振り回さればかりじゃな。

久しぶりに楽しい戦いだったぞ』


ダークドラゴンは、8歳くらいの黒髪の幼女の姿に変わり

私達との戦いが楽しかったみたいでニコニコ笑顔になっていた。


「あの……それは、どういう事ですか……?」


私は、昔にダークドラゴンと戦った事があるような事を言われて

戸惑いながらどういう事なのか質問をした。


『すまぬ、我からは、まだ言えぬのだ……

闇のオーブじゃったな。

良いじゃろ。

持って行くが良い』


幼女に変わったダークドラゴンが右手を前に出して

幼女の右手が黒く光輝き始めて黒色に輝く宝石を現れて

闇のオーブを私に渡してくれた。



「ありがとうございます、ダークドラゴンさん」


私は、ダークドラゴンの幼女から闇のオーブを受け取り

闇のオーブを渡してくれた感謝を伝えた。


『我の名は、クロ・ルグラン。

我の事は、クロと呼ぶが良い。

それからお主らにこれを渡して置こう。

困った事が合ったらいつでも我を呼ぶが良い。

我は、いつでもお主らのところに駆けつけようではないか』


クロさんは、自分の名前を自己紹介をして

突然私とアイリスちゃんの左手の小指に黒色の宝石がついた指輪が現れた。

指輪から神々しい魔力を感じられた。


「ありがとうございます、クロさん。

困った時は、力を貸してもらいますね」


私は、クロさんが力を貸してくれる気持ちに感謝を伝える為に頭を深々と下げて

困った時は、力を貸してもらう事をお願いをした。


『それからのこやつらも連れて帰るが良い。

このままここに入られても迷惑なだけなのでな』


クロさんの目が黒く光と部屋の端っこから自営団の方達が現れて

自営団の方達は、気絶していた。


「大丈夫ですか!?

良かったです。

気を失っているだけみたいですね……

でも自営団の方達が何でこんなところにいるのですか?

もしかして私達が心配でついてきたのでしょうか……?」


私は、自営団の方達が心配で慌てて自営団の方達に近づいて

自営団の方達の体調を心配をして

気を失っているだけだと解ると安心をした様に微笑んで

私達が心配で来てくれたのだと思い

巻き沿いにした自営団の方達に申し訳なく思った。


「ありがとうございました。

それでは、私達は、もういきますね」


私は、もう一度頭を下げてお世話になった感謝を伝えた。


『それは、構わんぞ。

また会えるのを楽しみにしておるぞ』


クロさんは、軽く腕を組ながらまた会えるのを楽しみにしている事を伝えて

私達の方に両手を向けて

私達と自営団の方達は、最果ての洞窟の外の入り口のところに瞬間移動をさせられた。


「んっ……俺達は……?」


自営団の方達は、ゆっくりと目を開けて状況を確認をしようとした。


「良かったです。

気がつかれたのですね……」


私は、自営団の方達が目を覚ましたのを見て

安心をした様に微笑んだ。


「あ、あんたは!?

ひ、ひーー!?

すまなかった!

殺さないでくれーー!?」


自営団の方達は、私に気がつくと慌てて逃げる様に去っていった。


うぅ……この前怖がらせてしまったから嫌われたのかな……?

あんな良い人達に嫌われるのは、こたえるよね……


私は、自営団の方達に嫌われたと思い落ち込んでしまった。


「やっぱりアンジュお姉ちゃんもアイリスお姉ちゃんも凄いですね!

ダークドラゴンに勝ってしまうだなんて尊敬します!」


エリカちゃんは、私とアイリスちゃんがダークドラゴンに勝った事が尊敬した様に見つめた。


「いえ、エリカちゃんだったら私ぐらいすぐに強くなれるはずです。

ですから頑張って下さいね」


私は、ニッコリと笑い

エリカちゃんだったら私ぐらい強くなれるはずだと知らせた。


「本当ですか!?

ありがとうございます。

強くなる為に頑張りますね!」


エリカちゃんは、私よりも強くなるって言葉を聞いて

目をキラキラと輝かせて

強くなる為に頑張る事を約束をした。

私達は、闇のオーブを王様に渡す為に国の王宮に向かった。



ーTo Be Continuedー

  • No.354 by 乃木坂桜  2021-03-02 22:58:31 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆スケバンが悪役令嬢に転生してもやっぱり無双する件☆

~第3話~

あたしは、リコリスちゃんを助ける為に喧嘩をしてしまって

これからは、喧嘩をしない事を改めて決心をした。


「ここの街って賑やかだよね……

街の建物だって中世って感じでこれぞファンタジー世界って奴だよね……


あれ、あれって、確かあたしの専属メイドのアン・モレルだよね。

こんなところでどうしたのかな?

それに一緒にいる人は、誰なのかな?」


あたしは、街の中がファンタジー世界って感じで興奮がおさまらなくて

ふと、専属メイドのアンと誰か一緒にいるのに気がついて

物陰に隠れてアンが何を話しているのか確認をしようとした。


「ねえ、ねえ、お姉ちゃん、良いだろ。

俺と良いことをしようぜ」


チャラチャラしたお兄さんは、アンにベタベタと触り

俺と良いことをするのを命令をした。


「うるさいです。

私は、忙しいから他をあたってください」


アンは、迷惑そうにチャラチャラしたお兄さんを睨んだ。


「そう言わずに良いだろ、お姉ちゃん」


チャラチャラしたお兄さんは、ニヤニヤしながらアンの肩に腕を回してアンの胸を触ろとした。


「あたしの物のアンに何をするのよ!!」


あたしは、アンにベタベタするお兄さんに頭に血が上りかっとなり

チャラチャラのお兄さんのお腹を殴り飛ばした。


「ぐあっ!?

何をしやがる!」


チャラチャラしたお兄さんは、吹っ飛ばされて

直ぐに立ち上がり

あたしに殴りかかってきた。


「うるさいです!」


チャラチャラしたお兄さんをもう一度吹っ飛ばした。


「ぐあっ!?」


お兄さんは、吹っ飛ばされて後ろに倒れて

お兄さんの上に乗っかり

お兄さんの顔面目掛けて拳を振り下ろして

お兄さんの頭の横の地面を殴り付けると地面が割れた。


「外してごめんなさい。

今度は、殺して上げます!」


あたしは、大きく拳を振り上げた。


「ひっ!?

ま、待ってくれ!?」


お兄さんは、恐々と身構えた。


「待ちません!!」


あたしは、拳を振り下ろした。


「ぎ、ぎゃーーー!?」


お兄さんは、拳で頭を割られると思い悲鳴を出して

あたしは、お兄さんの顔に殴る前に寸止めをした。

お兄さんは、泡を吹いて気絶をした。


あーー!?

またやってしまった!?

喧嘩は、しないと心に決めていたのに……

もう、何をやっていたのよ……


あたしは、頭に血が上りまた喧嘩をしてしまった事を思い出して

地面に両手を当てて落ち込んだ。


「あ、あの、エリザベス様、助けてくれてありがとうございます。

私の事をエリザベス様の所有物と思ってくれるだなんて感激です!

どうか私を夜の供にさせて下さい!」


アンは、助けてくれた事の感謝を伝えて

そして興奮をした様に息を荒くしてあたしに近づて

夜のお世話をする事を宣言をした。


「落ち着いて下さい。

夜のお世話は、遠慮します」


あたしは、ぐいぐい来るアンに戸惑い冷や汗を出して

間近に近づいたアンを押し返して

夜のお世話は、いらない事を伝えた。


「と、とにかく今日は、もう帰りましょう」


あたしは、自分の屋敷に戻る事を伝えて

自分の屋敷に向かって歩き始めた。


「あーーん、エリザベス様ったら連れないのですから!

そんなエリザベス様も愛しています!」


アンは、あたしの後を追い掛けて

体をくねくねさせてあたしを愛している事を伝えた。

あたしとアンは、自分の屋敷に向かった。

こうしてまたもや他のフラグを立っているって事に気がついていなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.355 by 乃木坂桜  2021-03-03 23:09:21 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第61話~

アンジュとアイリスさんが闇のオーブを手に入れる為に最果ての洞窟に向かった。

残された僕達には、まだやる事がある。


「アンジュ達は、最果ての洞窟に行ったみたいだな。

で、俺達を集めたって事は、何か話があるんだよな?」


アンジュ達が最果ての洞窟を向かった後にアラン達を呼び出されて

アランは、僕に何が用事があるのか質問をした。


「アラン達は、自分の強さをどの様に思いますか?

今の僕達では、あきらかにアンジュやアイリスさんの足手まといでしかなりません。

そこで提案があります。

始まりの洞窟って言う洞窟があります。

強い魔物がいたりレアアイテムが手に入ったり強い魔法が覚えられるはずです。

そして地下を潜ればそれだけ強くなれるはずです。

地下は、何階あるか解りません。

潜り過ぎたら地上に戻れるか解りません。

それに魔物が強いですから生きて戻れるかも解りません。

無理に勧めるつもりは、ありません。

どうでしょうか?」


僕は、生きて戻れるか解らない事を伝えて

そして一緒に強くなるのか質問をした。


「俺は、始まりの洞窟に行くぞ!

強くなれるんだったら行かないはずがないだろ!」


アランは、自分の右手の強く握り締めて

強くなるのだったら始まりの洞窟に行く事を即答をした。


「僕も始まりの洞窟に行くよ!

強くなってアンジュお姉様に相応しい存在になります!」


イオンは、両手を前で強く握り締めて

アンジュに相応しい存在になる為に強くなる事を宣言をした。


「あ、あの……宜しかったら私も一緒に始まりの洞窟に行って良いですか?

武術大会でアンジュ様達に迷惑をかけました。

アンジュ様の荷物になりたくないです。

その為に強くなりたいです!」


マリーさんは、おどおどしながら自分の指を触り

すまなそうに武術大会で人質になって迷惑をかけた事を伝えて

直ぐに自分の両手を前で握り締めて

真剣な表情で僕達を見つめ

強くなる決意を表した。


「マリーさん、本当に宜しいのですか?

マリーさんを護って戦うのは、難しいです。

もしかしたら死ぬかもしれませんよ」


僕は、マリーさんが強くなるために始まりの洞窟に着いて来るってお願いを聞いて

死ぬかもしないのに本当に着いて行くのか質問をした。


「はい、本気です。

私は、アンジュ様の力になりたいです。

その為でしたら命を捨てる覚悟は、あります!」


マリーさんは、両手を前で握り締めて

真剣な表情で僕を見つめ

アンジュの為に強くなるならば命をかける覚悟がある事を伝えた。


「……解りました。

マリーさんの覚悟は、確かなのですね……

良いでしょう。

マリーさんも一緒に行きましょう」


僕は、マリーさんを見つめ返して

マリーさんの言葉を認めて軽く頷いて

マリーさんも一緒に始まりの洞窟に行く事を賛同をした。


「ありがとうございます、ルイ様」


マリーさんは、僕達と一緒に行く事を賛同してくたのが嬉しくて

ニッコリと笑って感謝を伝えた。

僕とマリーさんとアランとイオンの4人で始まりの洞窟に向かった。

始まりの洞窟は、この国のブレイブキングダムから北に500メートルから離れた一部の者しか入れない聖なる森の中に合って

そのまま始まりの洞窟に入った。

この時は、始まりの洞窟であんな事になるだなんて思ってもなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.356 by 乃木坂桜  2021-03-06 23:49:19 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第62話~

僕達は、始まりの洞窟の中に入った。


「洞窟全体から凄い魔力を感じるな。

これが世界の始まりって言われている洞窟なんだな……」


イオンは、感心した様に洞窟を見渡して洞窟の中を歩いた。


「危ねえ!?」


アランは、当然襲いかかってきたゴブリンを剣で吹っ飛ばした。


「まだまだきますよ!」


僕は、転送門から現れたウルフを剣で真っ二つに斬った。


「ウイングアロー!!」


イオンは、壁から現れたスライムを風の矢を放って

スライムを木っ端微塵に吹っ飛ばした。


「ひゃ!?

え、えい!!」


マリーさんは、吸血コウモリが突然襲い掛かって来たのに驚いて

恐々とどうにか剣で斬り捨てた。

それからしばらく魔物と戦いながら次に降りる階段の入り口の前に着いた。


「どうやらここでは、マジックアローが覚えられるみたいですね。

どうしますか?

マジックアローを覚えますか?」


僕達は、次の階段の入り口に魔方陣が合って

僕は、魔方陣を調べるとマジックアローを覚えれる魔方陣だと解り

マジックアローを覚えるのか質問をした。


「僕は、もうマジックアローを覚えているから良いよ」


イオンは、もうマジックアローを覚えているから必要がない事を伝えた。


「そうだな……

俺は、魔法なんて頼りたくないが……

でも強くなる為ならばそうは、言ってられないよな……

良いぜ。

俺は、マジックアローを覚えるぜ!」


アランは、魔法に頼りたいって思わなかった。

でも強くなる為ならば魔法を覚えた方が良いと思い。

マジックアローを覚える事を即答をした。


「あ、あの……私もマジックアローを覚えます。

少しでも強くなりたいですから!」


マリーさんは、おろおろとして控え目にマジックアローを覚える事を答えて

直ぐに自分の両手を前で握り締めて真剣な表情で僕を見つめ返して

強くなる為の意思表示を表した。


「解りました。

では、1人ずつ魔方陣の上に立って下さい」


僕は、魔法を覚える為に魔方陣の上に立つ事をお願いをした。


「では、始めに俺から行くぞ!


……変な感じだな。

これでマジックアローが使える様になったんだよな?」


アランが魔方陣の上に立ち魔方陣に両手を置いて

魔方陣の光に包まれて

光が落ち着くと軽く自分の体を触り

これでマジックアローが使える様になったか疑問に思った。


「あ、あの……次は、私が行かせてもらいます!


えっと……これでマジックアローが使えるのですよね……?

体の底から暖かい感じがして変な感じです……」


マリーさんは、自分の前で両手を握り締めて

マジックアローの魔法契約をする覚悟を表して

魔方陣の上で魔方陣を両手で触り

光が体を包み込み

しばらくすると光が落ち着いて

立ち上がり自分の体を触り

本当にマジックアローの魔法契約ができたのか不安に思った。


「不安ならばマジックアローを試しに使ってみては、どうですか?」


僕は、アランとマリーさんに魔法が覚えられた不安ならば試し打ちをするのを勧めた。


「確かに魔法を試してみるのが手っ取り早よな!

では、行くぜ!

マジックアロー!!」


アランは、壁に右手を向けてマジックアローを唱えた。

すると右手から赤色の矢が出て

壁にマジックアローが当たり壁が崩れた。


「おーー!?

すげえぞ!

本当にマジックアローが使えたぞ!」


アランは、マジックアローが使えたのが嬉しかったらしくて

ニコニコ笑顔で僕を見つめた。


「で、では、私も行きます!

マジックアロー!!」


マリーさんは、両手を前で握り締めて

魔法を使う意気込みを表した。

そして両手を前に出してマジックアローを唱えて

すると両手から黒色の矢が出て

壁に黒色の矢が当たり壁が崩れた。


「す、凄いです!

本当にマジックアローが使えました!」


マリーさんは、マジックアローが使えた興奮をぴょんぴょん跳ねて表した。


「……面白いですね。

自分の持っている属性によりマジックアローの種類も変わる訳ですか。

でもマリーさんも闇属性の魔法を使えるとは、アンジュみたいに強くなれるかも知れませんね」


僕は、顎を触り考え込んで

人によってマジックアローの種類が変わる事を感心をした様に話して

マリーさんが闇属性な事を驚いて

アンジュみたいに強くなるかもって思った。


「私がアンジュ様みたいに……?

そうだと嬉しいです……」


マリーさんは、アンジュみたいに強くなるって言葉を聞いて

ほんのり顔を赤らめて

アンジュみたいに強くなれたら嬉しいって思った。


「それでは、頑張って下さいね、マリーさん。

強くなるのを応援をしていますよ」


僕は、優しく微笑んで

マリーさんに強くなるのを応援をしている事を伝えた。

僕達は、洞窟の階層を進んでいき

ちゃくちゃくと強くなっていった。

順調に強くなって行くのが怖いほどだった。



ーTo Be Continuedー

  • No.357 by 乃木坂桜  2021-03-06 23:51:27 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第63話~

僕達は、地下十層に降りると和な花が咲いている草原や森が広がって

魔物が見当たらなかった。


「この階層は、安全ゾーンみたいですね。

休んで行きましょう」


僕は、敷物を出して地面にひいて休んで行くのを提案をした。


「良いですね。

休んで行きましょう。

弁当を作って来ましたから食べて下さいね」


マリーさんは、リュックサックから弁当を出して

敷物の上に弁当を広げた。


「わーー、美味しそうな弁当だよね!」


イオンは、目をキラキラさせて弁当を見つめた。


「お腹がペコペコだぞ!

早く食べようぜ!」


アランは、にって笑い弁当を早く食べる事を提案をした。

僕達は、両手を合わせていただきますをして

マリーさんの作ってくれた弁当を食べた。


「んっ……なかなか美味しい弁当ですね」


僕は、弁当のおかずを食べると美味しそうに薄く微笑んだ。


「凄く美味しいよ。

さすがは、マリーだね」


イオンは、弁当のおかずを食べて

料理が美味しくて幸せそうにニッコリと笑った。


「うん、上手い!

これだったらいくらでも食べれるぞ!」


アランは、美味しそうに弁当の料理をパクパクと食べて

料理が美味しくてニッ笑い幸せそうに微笑んだ。


「皆さんの口に合って良かったです。

ある人の為に料理を勉強しています。

ですから料理の腕があがっていて良かったです……」


マリーさんは、料理が誉められて嬉しそうに微笑んだ。


「……ある人ってアンジュお姉様の事?

マリーもアンジュお姉様の事が好きなの?」


イオンは、マリーさんの心を覗き込む様にじっとマリーさんの瞳を見つめた。


「……はい、私は、アンジュ様の事が好きです。

女が女を好きだなんておかしいですよね……」


マリーさんは、イオンの瞳を見つめ返して

アンジュの事が好きな事を告白をして

女同士の恋愛は、変だと思って

困った様に苦笑いを浮かべた。


「アンジュの婚約者の僕が言うのも変ですが……

愛に性別は、関係ありませんよ。

僕は、アンジュの事を愛していますからね」


僕は、愛に性別は、関係ない事を伝えて

ニッコリと笑い

アンジュの事を愛しているってさらって告白をした。


「うん、好きに性別も年齢も関係ないよ。

僕もアンジュお姉様の事を愛しているよ!

でもアンジュお姉様は、全然僕を1人の男性として見てくれないんだよね……

アンジュお姉様にとって僕は、子供の弟なんだよね……


アランもアンジュお姉様の事を愛しているんだよね」


イオンは、アンジュが1人の男性として見てくれなくて落ち込んだ。

アランの方を見つめて

アランもアンジュの事を好きだと指摘をした。


「なっ!?

な、な、な、何を言うだ、イオン!?」


アランは、イオンにアンジュの事を好きだと指摘をされて

顔を真っ赤にしておろおろとして慌てた。


「アラン様は、アンジュ様の事が好きですよね?」


マリーさんは、アランの態度が可愛らしくてクスって笑い

アランにアンジュの事を好きだと指摘をした。


「アランは、アンジュの事を好きですよね?」


僕は、ニッコリと笑い

アランにアンジュの事を好きだと指摘をした。


「お、俺ってそんなに解りやすいのか……?」


アランは、皆にアンジュが好きだと指摘をされて

アランがアンジュが好きだとばれているの事が解り

地面を両手で触り落ち込んだ。


「まあ……ドンマイです、アラン。

でもアンジュは、僕達の気持ちに全然気がつかないのですよね。

まったくアンジュには、困り者ですよね……」


僕は、アランの肩を触りニッコリと笑い

ドンマイって励ました。

アンジュが僕達の気持ちに気がつかない事をたいして仕方がなさそうに軽くため息を吐いた。


「そうなんだよね。

まったくアンジュお姉様には、困った事です……」


イオンもアンジュの鈍感さに深くため息を吐いて

仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。


「本当にそうなんですよね……

まったくアンジュ様には、困った事ですよね……」


マリーさんも仕方がなさそうにため息を吐いて

アンジュの鈍感さに困った様に苦笑いを浮かべた。


「そうだよな。

この前もアンジュに告白をしたのに全然解ってくれなかったんだよな……

アンジュは、鈍感過ぎるだろ!」


アランは、両手を前で握り締めて

アンジュの鈍感さの不満を伝えた。


「本当に僕達は、アンジュに振り回されてばかりですよね……

でも僕は、負けるつもりがありませんからね」


僕は、アンジュに振り回されてばかりだと思い苦笑いを浮かべて

アンジュを誰にも渡さない事を宣言をした。


「僕もアンジュお姉様を渡すつもりは、ないからね」


イオンも自分の両手を前で握り締めて

アンジュを渡すつもりがない事を宣言をした。


「私もアンジュ様を渡すつもりは、ありませんからね」


マリーさんは、軽く前で両手を握り締めて

アンジュを渡さない事を宣言をした。


「俺もアンジュを渡さないからな!」


アランは、右手を力強く握り締めて

アンジュを渡さない事を宣言をした。

僕達は、アンジュの恋のライバル宣言し合って

僕達は、アンジュを誰にも渡さないって改めて心に誓って

僕達は、しばらく休憩をすると次の階層に向かった。



ーTo Be Continuedー

  • No.358 by 乃木坂桜  2021-03-06 23:54:59 

☆スケバンが悪役令嬢に転生してもやっぱり無双する件☆

~百合注意~

(乙女ゲーム異世界転生物)


~第4話~

この世界に転生して1日が立った。

あたしは、この世界の事を知る為に街の外を詮索した。

街からだいぶと離れたところに滅びたみたいな廃墟の村みたいなところを見つけた。


「へーー、こんなところもあるんだね。

何かお宝が合ったりしてね」


あたしは、村の中を詮索すると人々が集まっている場所を見つけて

こんなところで集まっているから何かトラブルに巻き込まれるかもって思い

隠れて近づいて状況を確認をした。


「約束通り来たぞ!

妹を離しやがれ!」


男は、女の子を人質にしている男性達を睨んで

自分の妹を離す事を命令をした。

あたしは、その男に見覚えが合った。

確かこの乙女ゲームの攻略キャラクターで軍の最高責任者、大将軍の息子のカエデ・ガルシアだったよね。

そして人質にされているのがその妹のアヤメ・ガルシアだったよね。


「そうは、行くかよ。

お前の親父とお前には、だいぶと恨みがあるからな。

存分に怨みを張らさせてもらうぜ!

おい、野郎共、こいつを痛みつけてやれよ!

カエデ、逆らったらこいつがどうなるか解っているだろうな?」


男性は、自分の持っているナイフをアヤメの顔を撫でた。


「ひっ!?」


アヤメは、自分の顔をナイフで撫でられると顔が真っ青になり怯えた。


「くっ!?

解った、好きにしろ!!」


カエデは、男性がアヤメの顔をナイフで撫でられたのを見て

悔しそうに唇を噛んで

好きにするのを命令をした。


「へへへ、では、そうさせてもらうぞ!」


男性は、下品にニヤニヤ笑い

仲間の方を向いて

カエデを痛みつけるのを命令をして

カエデは、数十人で殴られた。


「……つまらんな。

こいつは、もう良いや。

死んでろ!」


男達のリーダーらしい男性は、カエデを殴るのを飽きたらしくて

アヤメを刺し殺そうとした。


「や、止めろーー!?」


カエデは、アヤメが殺されると思い

叫んでアヤメを殺されるのを止めようとした。

あたしは、可愛らしい女の子を傷つけると思い

怒りで我を忘れて一瞬でリーダーの男性に近づいてナイフを掴んで

ナイフを握り潰して

ナイスを握った為に手から血が出た。


「な、なんだ、お前!!

このグループの漆黒の誓いに歯向かうつもりか!!」


チンピラのリーダーの男性は、あたしを殴ろうとした。


「うるさいです……」


あたしは、反対にチンピラのリーダーを殴り飛ばした。


「ぐあっ!?

や、やりやがったな!

お前達、相手は、小娘1人だ。

殺せ!」


チンピラのリーダーは、チンピラ達にあたしを襲わせ様とした。


「へへへ、良い女だな!

俺と遊ぼっ……げふっ!?」


チンピラの1人があたしの姿を見て下品に笑い

あたしに近づいてきて

あたしは、チンピラが気持ち悪く思い

おもいっきりチンピラを殴り飛ばして気絶をした。


「何をしやがる!

ぐあっ!?」

チンピラは、仲間が殴り飛ばされて

怒ってチンピラを殴りかかってきて

無言でチンピラを殴り飛ばした。


「やりやがった……!!

ぐぇっ!?」


他のチンピラもあたしを殴りかかってきて

一瞬でチンピラを殴り飛ばした。


「調子に……!!

ぐあっ!?」


他のチンピラも殴りかかろうとする前にチンピラを殴り飛ばした。

10分後、百人以上のチンピラを全て倒して

チンピラが苦しそうに倒れていた。


「覚悟は、できていますよね……?」


あたしは、リーダーらしい男性をニコニコ笑顔で近づいて

どす黒いオーラを纏っていた。


「ひ、ひーー!?」


リーダーらしい男性は、涙目で後ろに下がった。


「面白い事をしているみたいだな」


廃墟の家の上から黒髪の男性が飛び降りてあたしに近づいた。

飛び降りて近づいてきた男性を見て驚いた。


確か攻略キャラクターの1人でチンピラの頭領のジャン・ボネだったよね。


「ジャンさん!!」


チンピラのリーダーだったと思っていた男性は、本当のリーダーのジャンを嬉しそうに名前を呼んだ。


「今度は、俺が相手にしてやるぞ!

はーーー!!

ぐあっ!?」


ジャンは、あたしに殴りかかってきて

あたしは、直ぐにジャンの腹を殴り飛ばした。


「くっ!?

やるな。

でもまだこれからだぞ!

はーーー!!


ぐぇっ!?」


ジャンは、直ぐに立ち上がり

あたしに殴りかかってきて

今度は、ジャンの顔を殴り飛ばした。


「へへへ、やるでは、ないかよ!!

まだまだ行くぞ!!

はーーー!!


ぎゃっ!?」


ジャンは、あたしに顔を殴られて鼻血が流して

楽しそうにニッて笑い

またあたしに蹴りを放って

あたしは、蹴ってきた足を殴り飛ばした。


「くっ!?

やるな……

でもこれで終わらせてやる!

はーー!!

破邪の拳!」


ジャンは、黒色のオーラを纏い

あたしに黒色の炎を纏った拳をあたしに向けて放った。


「うるさいです……」


あたしは、殴りかかってきたジャンを顔を殴り飛ばして

ジャンが家の壁に突っ込んで

血だらけで瓦礫の中からジャンが出てきた。


「や、やるではないか……

俺よりも強い奴には、初めて出会えたぞ……


俺を倒したからリーダーは、交代だ。

このチンピラのリーダーは、今日からお前だ!

このグループを頼むぞ!」


ジャンは、ふらふらしながらあたしに近づいて

あたしの肩を触りニッて笑い

このグループのリーダーになるのを命令をした。


「俺達を全て倒したあんたならば俺達を任せられる。

俺達は、あんたに着いていくぞ!」


アヤメを人質にしていた男性だった奴は、ニッて笑い

このグループのリーダーは、あたしにするのをお願いをした。


え、えーー!?

まさかまたこの流れなのーー!?

どうにか断らないと!!


あたしは、反論をしようとした。


「あなたがリーダーになったら妹のアヤメに危害がでなくなるな……

是非、チンピラのリーダーになってくれないか?」


カエデは、頭を深々と下げて

妹のアヤメに危害がでないためにグループのリーダーになる事をお願いをした。


「わ、解りました。

リーダーをさせてもらいます。

これからよろしくお願いします」


あたしは、カエデ達の頼みを聞いて

人助けだと思い

グループのリーダーになる事を賛同をした。


「あんたの名前を教えてくれるか?」


ジャンは、あたしの名前を質問をした。


「あたしの名前は、マルコです」


あたしは、自分の本当の名前を覚えられると後で色々と面倒な事になると思い

嘘の名前を知らせた。


「マルコか、良い名前だな!

これから漆黒の誓いをよろしくな、マルコ!」


ジャンは、ニッて笑い

これから漆黒の誓いを頼む事をお願いをした。


「マルコ、俺の妹を助けてくれてありがとう。

マルコがいなかったら俺も妹もどうなっているか、解らなかった」


カエデは、深々と下げて

妹を助けてくれたお礼を伝えた。


「いえ、構いません。

ムカつきましたから自分の為にしただけです」


私は、軽く首を横に振り

自分の為にしただけだと伝えた。


「あはははーー!?

気まぐれで俺達は、やられたって訳か?

ますます気に入った!

マルコ、一生、お前に着いていくぞ!」


ジャンは、あたしが自分の為に吹っ飛ばしたって言葉を聞いて

楽しそうにお腹を押さえて笑い

あたしの肩を触りニッ笑い

この先にあたしの側にいる事を約束をした。

こうして漆黒の誓いのリーダーになった。


も、もしかして転生しても喧嘩とかの戦い一直線コースなの?

いや、転生したばかりだからまだ解らないよね。

これからは、花育てとか料理を作ったり女らしい生活をするんだからね!


あたしは、女らしい生活をするって改めて心に誓った。



ーTo Be Continuedー

  • No.359 by 乃木坂桜  2021-03-08 17:22:41 

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

~第64話~

僕達は、始まりの洞窟に入り2週間が過ぎた。

地下25階層まで進む事ができて

魔法の契約も沢山できて魔法がたくさん使える様になって

格段に強くなったと思う。


「そちらに行きましたよ!」


僕と戦っていたオークが一匹がマリーさんの方に向かった。


「ダークショット!!」


マリーさんは、右手の人差し指を向けて

黒色のビームを放って

オークの体を貫いてオークを倒した。


「魔物は、全て倒せたみたいですね……」


僕は、戦っていたオークを倒して

他に魔物がいないのか周りを見渡して確認をした。


「そのオークで最後みたいだね」


イオンは、周りを見渡して魔物がもういない事を伝えた。


「でもマリーは、強くなったよな。

最初は、戦うのが危ない感じだったのによ」


アランは、マリーさんが強くなったのが嬉しそうにニッコリと笑い

マリーさんが強くなった事を知らせた。


「そうでしょうか……?

そうだと嬉しいです……」


マリーさんは、アランに強くなったと言われてほんのり顔を赤らめて

アンジュに少しでも近づけたと思い

嬉しそうに薄く微笑んだ。


しばらく洞窟の詮索すると大きな扉の前に着いた。


「この扉の向こうからとても大きな魔物の気配を感じますね……」


僕は、大きな扉の前に立ち

部屋の中に何かやばい魔物の気配を感じて

魔物に警戒した様に冷や汗を出した。


「この気配は、ドラゴンみたいですね」


イオンは、感知魔法で部屋の中の魔物が何者なのか確かめた。


「ド、ドラゴンですか!?」


マリーさんは、部屋の中の魔物がドラゴンだと解り驚きの声を出した。


「ドラゴンだと!?

俺の相手に不足なしだ!」


アランは、部屋の中にいる魔物がドラゴンだと解り

ドラゴンと戦うのが楽しみみたいでニコニコ笑顔になった。


「それでは、皆さん、行きますよ!」


僕は、マリーさんとアランとイオンの方を向いて

ドラゴンに戦う覚悟を確認をした。

マリーさんとアランとイオンは、僕の覚悟に答える様に軽く頷いた。

僕達は、部屋の中に入った。

外に転移されたみたいに空が見えて大きな闘技場の中に立っていて

頭が五個あるドラゴンのキングドラゴンがいた。


「キ、キングドラゴン!?

神話の領域の魔物ですよね!?

何故こんなところそんな神話級の魔物がいるのですか!?」


僕は、神話級のドラゴンの存在に声を出して驚いた。


「来るぞ!」


アランは、キングドラゴンが襲いかかってきたのを見て

僕達に注意をするのを命令をした。

僕達は、キングドラゴンを囲む様に距離をとった。

キングドラゴンは、毒の霧のブレスと炎のブレスと氷のブレスと岩のブレスと雷のブレスをそれぞれ吐いた。

僕達は、紙一重でブレスを避けた。


「強化魔法レベル6!!

フレアバーストスラッシュ!!」


アランは、強化魔法で肉体強化をして

体全体を炎を纏って剣でキングドラゴンの首を1つ斬り捨てた。

でも直ぐにキングドラゴンの頭が再生した。


「なっ!?

なんって回復力だよ!?

っ!?

ぐあっ!?」


アランは、キングドラゴンの回復力に驚きの声を出して

頭が再生すると炎のブレスをアランに放って

アランは、もろに炎のブレスを受けて後ろに吹っ飛ばされた。


「それならばこれは、どうですか?

出なさい、ブラッド・グラットン(血の大食い)」


僕は、ナイフで自分の手を斬り血を流して


血の中に封印されている刀に呼び掛けると血が赤色の刀に変わった。


「はーー!!

ぐあっ!?」


僕は、ブラッド・グラットン(血の大食い)にキングドラゴンの頭を食べさせて

でも他の頭の体当たりで僕の体が吹っ飛ばされて

キングドラゴンの頭が直ぐに再生した。


「それならば全てを押し潰すよ!

メテオインパクト!!」


イオンは、空から隕石を召喚して

その隕石をキングドラゴンにぶつけようとした。

でもキングドラゴンは、全てのブレスを隕石にぶつけて隕石を消滅させた。


「なっ!?

うわーーー!?」


イオンは、隕石を吹っ飛ばされて驚きの声を出して

頭で体当たりをされてイオンの体が吹っ飛ばされた。


「それならばこれは、どうですか?

ダークランス!!」


マリーさんは、両手を上にあげてキングドラゴンの上に20メートルある黒色の槍を出現させて

キングドラゴンにぶつけて

周りが爆煙で見えなくなった。


「さすがに無傷でありませんよね……

きゃーーーー!?」


爆煙の中からキングドラゴンがマリーさんに体当たりをして吹っ飛ばされた。


「くっ……強いです……」


僕は、どうにか立ち上がりキングドラゴンを睨んだ。

キングドラゴンは、五個の顔の口を開けてブレスを吐く準備をして

マリーさんの方に向かって五個のブレスを融合して虹色のブレスを吐いた。

僕とアランとイオンは、マリーさんを護る様にマリーさんの前に立ち

防御魔法でマリーさんを護ろうとした。

でも防御魔法が砕けて僕達は、吹っ飛ばされた。


「うぅ……」


僕達は、吹っ飛ばされて痛みで体が動かなくて

キングドラゴンは、また五個のブレスを融合した虹色のブレスを放とうとした。


「またですか……?

私は、また皆さんの足を引っ張っているのですか……?

いえ、違います!

今度は、私が皆さんを助けます!」


マリーさんの自分の気持ちに答える様に体が神々しく黒色に光初めて

それと同時に虹色のブレスが僕達を包み込んで

僕達の姿が見えなくなった。



ーTo Be Continuedー

  • No.360 by 乃木坂桜  2021-03-09 17:47:18 

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

~第65話~

僕達は、キングドラゴンの虹色のブレスを受けて

爆煙で辺りが見えなくなって

爆煙が晴れると僕達の周りに黒色のバリアがはっていて

マリーさんの背中に黒色の羽がはえていて頭に黒色に光輪が浮いていた。


「ダークアローー!」


マリーさんは、キングドラゴンの方に右手を向けて

10メートルある黒色の矢がキングドラゴンに向かって行き

キングドラゴンの頭が1つ一瞬で消えた。

でもキングドラゴンの頭が一瞬で再生して

五個の頭のブレスを融合させた虹色のブレスをマリーさんに放った。


「ダークシールド!」


マリーさんは、黒色に光シールドを出現させて

虹色のブレスを防いだ。


「すげーー!?

マリーってあんなに強かったんだな!!」


アランは、興奮した様にマリーさんとキングドラゴンの戦いを見つめた。


「でもどちらも決め手にかけます。

このまま戦いが長引けば体力の劣るマリーさんの方がふりになりますね……」


僕は、このままだったら体力の劣るマリーさんのふりになると思い

何かマリーさんの戦いを助ける方法がないか考えて

マリーさんは、両手を上にあげて莫大な魔力がマリーさんの両手を集まるのを感じた。


「カオスゲート!!」


マリーさんは、キングドラゴンの方に両手を向けて

キングドラゴンの周りに黒色の魔方陣が現れて

魔方陣から黒色の手が何百と現れて

黒色の手がキングドラゴンを掴んで魔方陣の中に引き摺り込んだ。

マリーさんは、キングドラゴンが魔方陣の中に消えるを見送り

マリーさんの羽と輪が消えて倒れた。


「マリーさん!?

良かったです……

気を失っているだけですね……」


僕は、マリーさんが倒れたのを見て

慌ててマリーさんに近づいて体調を確認をした。

でも魔力切れの為に気を失っただけだと解り

安心をした様に微笑んだ。


「ねえ、ルイ、マリーさんの力の事は、僕達だけの秘密にした方が良いよね。

だってあの力は……」


イオンは、マリーさんの力の正体に気がついたみたいで

マリーさんの力を秘密にする事を提案をした。


「確かにそうだよな。

バカの俺にも解るよ。

マリーの力の正体の事をよ……」


アランは、マリーさんの力の正体の確信をして

難しい顔で倒れているマリーさんを見つめた。


「そうですね。

それが得策かも知れません。

マリーさんの力の事は、僕達だけの秘密って事にしましょう。


でもマリーさんをこれ以上無理は、させられません。

ちょうど地上に戻る転送門があるみたいです。

ですから始まりの洞窟の修行は、ここまでにしましょう」


僕は、マリーさんに無理をさせられないって思って

だから修行は、ここまでにする事を提案をした。


「うん、そうだね。

それが得策だよ。

それに今の僕達の力でこれ以上始まりの洞窟を進むのは、自殺行為だからね」


イオンは、このまま進んだら全滅をしてしまうと思い

一度戻る事を提案をした。


「俺は、このまま進むぞ!

って言いたいけどよ。

さすがの俺も無謀だと解っているからな……

1度戻ろうぜ!」


アランは、右手を握り締めて

このまま進む事を即答して

でもさすがにこのまま進んだら全滅がすると思って

1度戻る事を提案をした。

僕は、マリーさんを抱っこをして

地上への転送門の魔方陣を潜って地上に転送して

城に戻りマリーさんをベッドに寝かせた。



ーTo Be Continuedー

  • No.361 by 乃木坂 桜  2021-03-13 06:25:13 ID:3796b9a1a

あげますね

  • No.362 by 乃木坂 桜  2021-03-13 06:31:12 ID:3796b9a1a

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

~第66話~

私達は、最果ての洞窟でダークドラゴンの闇のオーブを手に入れて

王国のブレイヴカントリーに向かい

城下町に着くとイオン様達が泊まっている宿に向かった。


「おかえりなさい、アンジュお姉様、アイリスお姉様!」


イオン様は、私の顔を見て安心をしたようにニッコリと笑った。


「お帰り、思ったよりも早かったな!」


アラン様も私達を姿を見て

嬉しそうに二って笑った。


「お帰りない、アンジュ、アイリスさん。

無事みたいで良かったです」


ルイ様は、私達の無事の姿を見て

安心した様に優しく微笑んだ。


「ただいま戻りました、イオン様、アラン様、ルイ様」


私は、ニッコリと笑い

ルイ様達の挨拶をした。


「あ、あの、ただいま戻りました。

待たせてしまってすいません……」


アイリスちゃんは、緊張しながらただいまって挨拶をして

闇のオーブを取りに言ったのが遅くなった事を謝った。


「それでその子達は、誰なのですか?」


ルイ様は、私の近くにいる子供のエリカちゃん達に気がついて何者なのか質問をした。


「あ、あの、初めまして、エリカ・ベルナールと言います。

アンジュお姉ちゃん達に助けてもらって一緒に旅をさせてもらいました。

どうかよろしくお願いします!」


エリカちゃんは、ガチガチに緊張をしながら自己紹介をして

頭を深々と下げて

これからの事をお願いをした。


「俺の名前は、エリック・ロバンだ!

アンジュお姉ちゃんに助けてもらって一緒に旅をさせてもらっている。

よろしくな、お兄ちゃん達!」


エリック君は、右手を立てて自己紹介をして

二って笑い

ルイ様達によろしくって伝えた。


  • No.363 by 乃木坂 桜  2021-03-13 06:33:43 ID:3796b9a1a

「私(わたくし)の名前は、ジュリー・ヴァンサンと申します。

アンジュ様とは、婚約をさせてもらいました。

アンジュ様に婚約者がいるのは、知っています。

でも私(わたくし)の国では、1人しか結婚したら駄目だと言う◯◯がありませんわ。

ですから誰にも文句は言わせるつもりは、ありませんわよ。

これからよろしくお願い致しますわ」


ジュリーちゃんは、優雅に両端を軽く掴んでお辞儀をして

ルイ様達に自己紹介をした。

そして私の婚約発言をして

婚約者がいる事を知っている事を知らせて

1人としか結婚したら駄目だと言う◯◯がない事を知らせた。


「おや、そうなのですか?

僕がアンジュとの本家の婚約者のルイ・ローランと言います。

仲良くしてくださいね」


ルイ様は、ジュリーちゃんが私の婚約者発言を聞いて

ニコニコ笑顔で右手をジュリーちゃんの方に右手を向けて

握手をする事を勧めた。

表面上は、穏やかなニコニコ笑顔を浮かべていて

でも背後には、許さないって言うどす黒いオーラを纏っていた。


「はい、アンジュ様と同じ婚約者同士仲良くしてくださってたら嬉しいですわ」


ジュリーちゃんは、ルイ様の手を握り締めてニッコリと笑った。

ルイ様の背後には犬の姿をしたオーラを感じて

ジュリーちゃんの背後には、猫の姿をしたオーラを感じて

ルイ様とジュリーちゃんの間に私を巡る戦いの火花を散らしている様に見えた。


「僕の名前は、イオン・ルーだよ。

アンジュお姉様の弟みたいな者だよ。

これからよろしくね!」


イオン様は、ニッコリと笑い自己紹介をして

ジュリーちゃんとルイ様に張り合う様に私と特別な関係発言をして

これからよろしくって伝えた。


「俺の名前は、デュラン・アランだ!

アンジュとは、心で繋がれた永遠のライバルだ。

これからよろしくな!」


アラン様もニッコリと笑い自己紹介をして

ジュリーちゃん達と張り合う様に私とは、特別な関係発言をした。

色んな意味でよろしくって伝えた。


「皆さん、勝手な事ばかり言わないでください。

アンジュ様は、私が1番の友達なのですからね」


アイリスちゃんは、何故かルイ様達に張り合う様に身を乗り出して

私と1番の友達発言をした。

ルイ様とアラン様とイオンとエリカちゃんとエリック君とジュリーちゃんとアイリスちゃんは、互いに私を巡る戦いの火花を散らした。

私は、その様子を本当に皆仲良しなんだなって勘違いをして

ニコニコ笑顔でアイリスちゃん達を見つめた。

この時は、この後にさらにややこしい事になるって思ってもいなかった。



ーTo Be Continuedー

  • No.364 by 乃木坂 桜  2021-03-13 06:41:49 ID:3796b9a1a

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

~第67話~

私は、アイリスちゃん達の仲良く話している様子が和んで

ニコニコ笑顔でアイリスちゃんを見つめた。

ふと、マリー様がいないのに気がついて

マリー様を探して周りを見渡した。


「あ、あの……マリー様が見当たりません……

マリー様は、何処でしょうか……?」


私は、マリー様が見当たらない事に不安に思い

ルイ様達にマリー様が何処にいるのか質問をした。


「その事ですが……

アンジュ、ついて着てください。

マリーさんで話がしたい事があります」


ルイ様は、真剣な表情で私を見つめて

マリー様にかんする話があるのを事を伝えた。


「マ、マリー様の事ですか!?

まさかマリー様に何か合ったのですか!?」


私は、マリー様に何か合ったのかって心配になり

ルイ様の後を着いていきマリー様のところに向かって

マリー様のいる部屋に着くとマリー様がベッドで眠っていた。


「マリー様、大丈夫ですか!?」


私は、慌ててマリー様に近づいてマリー様の体調を心配した。


  • No.365 by 乃木坂 桜  2021-03-13 06:50:49 ID:3796b9a1a

大丈夫ですよ。

魔力切れで眠っているだけですからね」


ルイ様は、私を安心させて優しく微笑んで

マリー様が魔力切れなだけだと知らせた。


「そうなのですね……

それならば良かったです……」


私は、マリーさんが魔力切れなだけだと解り安心をした様に微笑んだ。


「その……でも言いにくいのですが……

だいぶと魔力を使い過ぎたみたいでして……

全然目を覚まさないのですよ。

そのうち目を覚ますと思うのですけれど……

アイリスさんみたいな場合もあるかも知れませんので……」


ルイ様は、言いにくいそうにアイリスちゃんが魔力切れをした時と同じ事になる事を知らせた。


「そんな……

アイリスちゃんと同じみたいになるだなんて……」


私は、マリー様がアイリスちゃんが魔力切れと同じ様になると思い




「……すいません、しばらくマリー様とアンジュ様と私の3人にしてもらえませんか?」


アイリスちゃんは、少しだけ考え込むとルイ様達を見て

私とマリー様とアイリスちゃんの3人にしてほしい事をお願いをした。


「……解りました。

では、マリーさんの事をお願いしますね」


ルイ様は、マリー様の事をアイリスちゃん達にお願いをして

ルイ様達は、部屋を出ていった。


「アンジュ様、もしかしたらマリー様を目覚めさせれるかも知れません」


アイリスちゃんは、真剣な表情で私を見つめ

マリー様を目覚めさせるかも知れない事を伝えた。


  • No.366 by 乃木坂 桜  2021-03-13 06:54:57 ID:3796b9a1a

えっ、それは、本当ですか!?」


私は、アイリスちゃんの目を覚ませるかも知れないって言葉を聞いて

パーと明るく笑顔で本当にマリー様を目覚めさせれるのか質問をした。


「はい、多分大丈夫だと思います。

確証は、ないのですが……

マリー様の魔力は、光の魔力と闇の魔力を同時に感じたみたいな不思議な感じがします。

ですから私の光の魔力とアンジュ様の闇の魔力を合わせた回復魔法でしたらマリー様の魔力を回復させられるかも知れません。

その……少しでもタイミングがずれたりして失敗したら……」

アイリスちゃんは、不安そうに口元を押さえて考え込んで

マリー様が元気になるかも知れない事を知らせた。


「少しでもマリー様が元気になれるのでしたら試してみたいです。

それにアイリスちゃんと私の2人だったらきっと大丈夫です。

それに私は、アイリスちゃんの事を信じています。

そんな失敗をしないことを解っています」


私は、アイリスちゃんの両手を握り締めて優しくニッコリと笑って

私は、マリー様が元気になる可能性が少しでもあるのだったら試してみたい事を即答した。

そしてアイリスちゃんを信頼しているから失敗しない事を伝えた。


「……アンジュ様には、敵いませんね……

解りました。

アンジュ様の信頼に答えられる様に頑張ります。

失敗してアンジュ様に嫌われるのは、嫌ですからね」


アイリスちゃんは、私に両手を握り締められて真剣な表情で見つめられて

私とアイリスちゃんならば失敗をしない事を宣言されて

仕方がなさそうに苦笑いを浮かべて

回復魔法を試してみる事を約束をした。

そして私の期待に答えられなくて嫌われたく事を伝えた。

私は、アイリスちゃんの右手を握り締めて

アイリスちゃんは、マリー様の右手を握り締めて

私は、マリー様の左手を握り締めた。


「「光と闇のヒーリング!」」


アイリスちゃんは、光の回復魔法を使って

私は、闇の回復魔法を使って

2つ回復魔法をを1つの回復魔法に融合させた回復魔法をマリー様に使った。


「うぅ……」


私は、回復魔法に苦戦した。


「うぅ……負けません……

マリー様を絶対に助けるのですから……」


アイリスちゃんも回復魔法に苦戦をしてどうにかコントロールをしようとした。


「うぅ……お願いします、マリー様、目を覚ましてください……」


私もマリー様の無事を願って回復を使って

私とアイリスちゃんのマリー様を助けたいって思いが重なり周りが見えなくなるほど黄金色と黒色に神々しく眩しく輝いて

私とアイリスちゃんは、融合した回復魔法を使って気を失った。



ーTo Be Continuedー

  • No.367 by 乃木坂 桜  2021-03-17 06:05:01 ID:3796b9a1a

すいません、個人用・練習用の掲示板の方に移動しましょうか?

そこで小説を投稿しましょうか?

さすがに小説をここで投稿するのは、悪い気がしますので……

どうしますか?

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