ラブライブ!スターズ!! 〆

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三丁目のミケネコ  2019-02-15 11:02:03 
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──ふたりで
スクールアイドルの一番星、目指そう!


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  • No.309 by 乃木坂桜  2021-01-21 18:19:28 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第21話~

結局魔族達の襲撃がなくて無事に武術大会当日を迎える事ができた。

私が悪役令嬢のアンジュに転生した為により物語が大分と変わって来ているのかもしれない。

そうなると私の乙女ゲームの知識が役だたなくなるかもしれない。

良い方に変わってくれれば良いのだけれども前の様にアイリスちゃんが天使の力に目覚めて意識不明になる事態もあるのだ。

私は、破滅フラグを阻止と大切な人達の幸せを護る為にもっと頑張らないといけないと改めて決意をした。


「武術大会なんて初めてだから胸がドキドキしています。

アンジュ様の足を引っ張らなければ良いのですけれども……

アンジュ様の迷惑にならないか心配です……」


私とアイリスちゃんは、控え室で緊張した様にぎこちなく微笑んでみせた。


「そんな事を気にする必要がありませんよ。

いつも通りに戦ったらアイリスちゃんに勝てる人がいないはずですからね。

それに私も一緒だからもっと気楽で行って良いのですよ」


私は、ガチガチに緊張をしていたアイリスちゃんを見て

初々しくて可愛らしいなって思い顔が少しだけにやけてしまった。


「その……アンジュ様が抱き締めてくれたら緊張が落ち着くと思います……

その……駄目でしょうか……?」


アイリスちゃんは、おろおろとして目をうるわせて控え目に私を見つめて

私が抱き締めたら落ち着くから抱き締めてほしい事をお願いをした。


うぅ……!?

アイリスちゃんたら何て可愛らしさなの!?

可愛らしさの破壊力が原子力爆弾級だよ!!


私は、アイリスちゃんが可愛らしすぎて一瞬アイリスちゃんを襲いたくなり

でもどうにか理性で心を落ち着かせた。


「そんな事でアイリスちゃんの緊張が和らぐのでしたら構いませんよ」


私は、アイリスちゃんを優しく抱き締めた。

うぅ……!?

アイリスちゃんの体から良い匂いがするよ!!

それに、アイリスの体が暖かくて仔犬を抱き締めているみたいで気持ちが良いよ!


私は、興奮をした様に変質者の様に軽く息を荒くした。


「アンジュ様の温もりって落ち着きます。

それにアンジュ様の匂いも落ち着きます……」



アイリスちゃんは、目を瞑り私を抱き締め返して幸せそうに微笑んだ。



「ありがとうございます、アイリスちゃん。

アイリスちゃんも暖かくて気持ちが良いですよ……」


アイリスちゃんに体を誉められるとどう答えた良いのか解らず照れ笑いを浮かべて

私もアイリスちゃんを感じる様に目を瞑り抱き締め返して


「ありがとうございます、アンジュ様。

もう大丈夫です」


私とアイリスちゃんがしばらく抱き締め合い

アイリスちゃんは、私から離れて恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。


「それならば良かったです。

こんな事で宜しかったらいつでもしてあげます」


私は、ニッコリと笑い

アイリスちゃんを抱き締めるのは、いつでもしてあげるのを約束をした。

ドアを叩く音が聞こえてきた。


「ごきげんよう、アンジュ様、アイリスさん。

その……応援にきました。

どうでしょうか?」


マリー様が入って来ると私達の武術大会への調子を質問をした。


「そうですね……

少しだけ緊張をしていますが……

でも問題がありませんよ」


私は、マリー様が入って来たのを見て嬉しそうにニッコリと笑った。

そして緊張をしているが大丈夫な事を知らせた。


「さすがは、アンジュ様です。

こんな武術大会でも堂々とされて憧れます」


マリー様は、目をキラキラと輝かして尊敬の眼差しで見つめて

武術大会でも堂々としている私が凄い事を伝えた。


「はい、アンジュ様は、凄い方です!

私は、そんなアンジュ様とデュエットが組めて幸せです!」


アイリスちゃんは、マリー様の言葉に賛同する様にパーと明るい笑顔を浮かべて

私とデュエットが組めた感動を表した。

またドアを叩く音が聞こえてきて


「やあ、アイリスさん、アンジュ、どうですか?

緊張をしていますか?」


ルイ様とアラン様とイオン様が部屋に入ってきた。

ルイ様が私達の体調を質問をした。


「大丈夫です。

緊張をしていません。

それにアイリスちゃんと一緒ですからね」


私は、アイリスちゃんの手を握り締めて

アイリスちゃんと一緒だから緊張をしていない事を知らせた。


「ア、アンジュ様……」


アイリスちゃんは、私に手を握り締められるとほんのり顔を赤らめて少しだけ嬉しそうに微笑んだ。


「さすがは、アンジュお姉様です!

アンジュお姉様にとって武術大会なんかお遊びみたいなものですよね!」


イオン様は、目をキラキラと輝かして尊敬な眼差しで見つめた。


「それでこそ俺のライバルだな!

俺達と決勝で当たるまで負けるなよ!」


アラン様は、私達の方に右手の人差し指を向けて

アラン様達と戦うまで負けない事を命令をした。


「そうですね……

約束は、できません。

でもできるだけ頑張ってみようと思います」


私は、少しだけ考え込んで

できるだけ頑張ってみる事を伝えた。

ドアを叩く音が聞こえてくると武術大会の役員の女性の生徒が入ってきた。


「アンジュ様、アイリスさん、戦う番になりました。

ついてきてください」


大会の役員の女性は、軽くお辞儀をしてついてきてほしい事をお願いをした。


「はい、解りました」


私とアイリスちゃんは、武術大会の闘技場の対戦相手の前に立った。

対戦相手は、杖を持った魔法使いの女性が2人だった。


「それでは、初めてください!」


審判の女性が手を前に下ろして戦闘の開始を合図した。


「速攻で終わらせるよ!


ファイヤーボール!

アイスショット!」


「ロックハンマー!

サンダーボルト!」


右の魔法使いは、両手を前に出して右手から炎のボールを左手から無数の氷の弾丸を私達向かって放ち

左の魔法使いは、両手を前に出して右手から岩のハンマーを左手から雷の弾を私達向かって放った。


「ダークウオール!」


私達に魔法が当たる前に黒色壁を作って

黒色の壁に魔法が当たると爆発の音が鳴り響き爆煙が上がり周りが見えなくなった。


「あははーー死んだかな?」


右の魔法使いが楽しそうに笑っていた。


「ホーリーレイン!」


魔法使い達が放った魔法を私の魔法で出した壁で全て防いた。

そして煙が晴れる前にアイリスちゃんは、無数の光のレーザーを空から降らして

魔法使いの女性の2人に攻撃をした。


「きゃーーー!?」


「いやーーー!?」


魔法使いの女性の2人は、アイリスちゃんの魔法が当たり悲鳴を出して後ろに吹っ飛び気絶をした。


「そこまで!

勝者、アイリス、アンジュぺあーー!」


女性の審判は、私達の方に右手を向けて

私達の勝者宣言をした。


「やりました、アンジュ様、私達が勝ちましたよ!」


私達は、控え室に戻るとアイリスちゃんは、私の両手を握り締めてニッコリと笑い

武術大会の1回戦を勝った興奮の喜びを伝えた。


「そうですね。

でもアイリスちゃんの攻撃魔法が強力だったから勝てた様なものです。

ですからアイリスちゃんの実力のおかげですよ」


アイリスちゃんに実力があったから勝てた事を伝えた。


「アンジュ様が攻撃を防いでくれたおかげです。

ありがとうございます、アンジュ様。

でもその……アンジュ様だったら私よりも強い魔法が使えますから護りを交代した方が良かったって思いますが……」


アイリスちゃんは、私の攻撃魔法が強力だったから私が攻撃魔法を使った方が良いことを提案をした。


「そうですね……

確かに私の魔法の方が強いです。

でも私の魔法が強すぎますから相手を殺してしまいますからね……

アイリスちゃん、頼りっきりで、ごめんなさいね」


私は、弱い魔法を試そうとした。

でも1番弱い魔法で一瞬で大岩を一瞬で木っ端微塵になるを見て

これは、人に向けて駄目な魔法だと理解した。

だからアイリスちゃん頼みにする事にした。


「い、いえ、アンジュ様の頼みでしたら喜んで手伝います!」


アイリスちゃんは、私が迷惑をかけている発言を聞いて慌てて両手を振り

私にだったら迷惑をかけられても構わない事を伝えた。


「ありがとうございます、アイリスちゃん」


私は、ニッコリと笑いアイリスちゃんに感謝の言葉を伝えた。

この後に乙女ゲームの悪役令嬢のアンジュがどれだけ酷い事をしていたのか改めて理解する出来事を思い出す事になるって思わなかった。



ーTo Be Continuedー

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