ラブライブ!スターズ!! 〆

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三丁目のミケネコ  2019-02-15 11:02:03 
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──ふたりで
スクールアイドルの一番星、目指そう!


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  • No.318 by 乃木坂桜  2021-01-30 07:42:53 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第29話~

アラン様と1日付き合って意外な事も知る事ができて充実した1日だったと思う。

それで今日は、イオン様に1日付き合う事になっていた。

私は、イオン様と待ち合わせ場所に少しだけ早く着いて

でもイオン様が先に待ち合わせ場所にいた。


「ご、ごめんなさい、イオン様、待たせてしまいました」


私は、慌ててイオン様に近づいた。

待たせた事を謝った。


「いえ、アンジュお姉様を待たせる訳にいきません。

僕が早く来ただけです。

ですからアンジュお姉様は、気にしないでくださいね」


イオン様は、ニッコリ笑い

私を待たせたくないだけだから気にしないでほしい事をお願いをした。


うぅ……イオン様は、なんて可愛らしくて良い子なんだよ!


「ありがとうございます、イオン様」


私は、イオン様が健気て可愛らしく思い

イオン様を優しく抱き締めた。


「い、いえ、どういたしましてです、アンジュお姉様……」


イオン様は、私に抱き締められて顔を真っ赤にして照れて

控え目に私を抱き締め返した。


「それで今日は、何処に行くつもりなのですか?」


私とイオン様は、しばらく抱き締め合うとどちらともなく離れて

イオン様とこれから行くところを質問をした。


「産みの親に会いに行こうと思います。

僕を捨てた親に会いに行くのに怖いですが……

アンジュお姉様が一緒ならば会いに行く勇気が出れます……

その……アンジュお姉様、一緒に産みの親に会いに行ってもらえませんか……?」


イオン様は、産みの親に会いに行くのが怖いみたいで自分の両手を恐々と握り締めて

私に産みの親に会いに行くのをお願いをした。


「私が一緒に行くことでイオン様が勇気が出れるのでしたら一緒に行かせてもらいますね」


私は、優しく微笑んで

私が一緒に行くことで勇気が出るのならばって思い一緒に行く事を賛同した。


「ありがとうございます、アンジュお姉様」


イオン様が私が行くのを了承してくれるのが安心をして嬉しそうにニッコリと笑った。


「それから産みの親に会う前に伝えておきたい事があります。

僕の出産の秘密です……

僕は、普通の人間でありません。

歴史の最強と言われた賢者の細胞を禁術を使い僕の母親の体内に移植して

移植した細胞で赤ちゃんをつまり僕を作ったのです。

ただ優秀な赤ちゃんがほしいってだけで作られました。

だから僕は、人間でありません。

でもあとで産みの親に売られるのですけれどね。

僕って何の為に産まれたのでしょうね……」


イオン様は、ゆっくりと自分の過去を話すと泣きそうな表情で苦笑いを浮かべた。

私は、イオン様にかける言葉が見つからなくて優しくイオン様を抱き締めた。


「ありがとうございます、アンジュお姉様……

アンジュお姉様にこうされているとお母さんに抱き締められているみたいで落ち着きます……」


イオン様は、私に抱き締められて幸せそうに微笑んだ。


私には、乙女ゲームをプレーした知識があった。

イオン様は、産みの親に売られたって思っているみたいだけれども乙女ゲームの知識で本当は、違う事を知っていた。

今回の事でイオン様の苦しみがなくなれば良いって考えも合った。


私は、イオン様に連れられてある村に向かった。

村は、寂れていて人があんまりいないみたいだった。

村をしばらく歩くと古い家の前に着いた。

イオン様は、ドアを叩くと家の中から二十代くらいの女性が出てきた。


「こんばんわ……その……まだお母さんって呼んでも良いのかな?」


イオン様は、緊張した様にガチガチになりながら挨拶をした。


「イ、イオン……

イオンが呼びたい様に呼べば良いわ。

取り合えず家の中に入ってからゆっくりと話をしましょう。

あなたも一緒に入ってくれない?」


イオン様のお母さんは、イオン様を見て明らかに戸惑った表情を浮かべた。

私とイオン様は、イオン様のお母さんに連れられてリビングに来た。


「イオン、戻ってきたのか?

ここは、お前が来る場所でないぞ」


イオン様のお父さんは、リビングに入って来たイオン様を見て

冷たくここにイオン様の場所がないことを伝えた。


「うん……解っているよ、僕の話が終わったら出て行くよ。

僕を産んでくれてありがとう。

お母さん達が産んでくれたからアンジュお姉様とも出会える事ができたの。

その感謝の気持ちだけは、伝えたかったんだよ。

それならば僕は、帰ります。

もう来ませんから安心をして良いよ……」


イオン様は、つらそうに微笑んでリビングを出て行こうとした。


「待ってください、イオン様。

私もイオン様の両親に話があります」


私は、イオン様の右手を握り締めて出て行くのを止めて

イオン様の両親を真剣な表情で見つめた。


「俺達に話か?

どうせ酷い親だと言うのだろう」


イオン様のお父さんは、私を悲しそうに見つめた。


「いえ、違います。

イオン様は、私の弟みたいな者です。

ですからどうしてもイオン様とイオン様の両親が悲しい思いをするのは、見ていられません」


私は、真剣な表情でイオン様の両親を見つめた。


今から伝える事は、本当はアイリスちゃんが気づいてイオン様の両親に説得する出来事だ。

でもアイリスちゃんのイベントを待っていたら手遅れになると思い私が伝える事にした。


「イオン様を貴族に預けたのは、イオン様を護る為でありませんか?

イオン様は、禁術で産まれた存在です。

もしもイオン様が禁術で産まれた存在とばれたら国や魔法業界に監禁されて実験のモルモットにされるのでないですか?

それを回避するには、貴族の息子になる事です。

貴族の息子にならば貴族の後ろ楯ができます。

そうなると実験のモルモットになる確率が減ると思います。

違いますか?」


私は、乙女ゲームの知識を思い出して

自分の考えをイオン様のお父さんに伝えた。


「えっ!?

お父さん、それは、本当なのですか!?」


イオン様は、私の指摘を聞いて慌てて顔をあげて

自分のお父さんを見つめて

私の言った事が本当なのか質問をした。


「……そんな事は、どうでも良い。

イオンを預けたのは、事実だ。

それに魔術研究者の俺達と一緒にいたらお前は、不幸になる。

もう俺達のところに来るな」


イオン様のお父さんは、立ち上がって

後ろを向いたままイオン様が不幸になるから来るなって伝えるとそのままリビングを出ていった。

イオン様のお父さんの背中が泣いている様に思えた。


「うぅ……僕は、ずっと親に護られていたのですね……

そうとは、知らないで僕は、逆恨みをして……

ごめんなさい、お父さん……

ごめんなさい、お母さん……」


イオン様は、地面に両手を置いて涙を流して泣いた。

私は、イオン様の悲しみが和らいだらって思い

イオン様を優しく抱き締めて背中を擦った。


「アンジュさんだったわよね。

これからも私の大切な息子をお願いね。

私達は、イオンの側にいられないから……

私達が優秀な子供がほしいって言う身勝手で産んだ私達が悪いのだから……

私達は、イオンに恨まれて仕方がないもの……

でもイオン、私達は、何処にいてもあなたの事を愛してるわ……」


イオン様のお母さんも立ち上がり後ろを向くと少しだけ涙を流して

イオン様にイオン様のお父さんとお母さんが愛してる事を伝えるとリビングを出ていった。

私は、イオン様が泣き止むのを待って2人で家を出ていった。


「アンジュお姉様、今日は、僕に付き合ってくれてありがとうございました。

アンジュお姉様がいなかったら親の本当の考えを理解できないで恨んでいるだけだったと思います。

アンジュお姉様は、僕に色んな事をしてくれます。

アンジュお姉様にどのように恩返しをしたら良いのか解りません……」


イオン様は、私に感謝をする様に真剣な表情で私を見つめた。


「そんなの気にする必要がありませんよ。

弟に何かしようと思うのは、姉としての当たり前の事ですからね」


私は、優しくイオン様を見つめて

弟のイオン様に何かするのは、当たり前だと知らせた。


「ありがとうございます。

僕は、アンジュお姉様の事が好きです」


イオン様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて

私に好きだと告白をした。


「ありがとうございます、イオン様。

私もイオン様の事が好きですよ」


私は、イオン様が姉として好きだと言ったのだと思い

イオン様の好意が嬉しくてニッコリと笑った。

するとイオン様は、困った様に苦笑いを浮かべた。

イオン様の苦笑いの理由が解らなかった。

でもイオン様の苦しみがとれて良かったと思った。



~イオンの視点~

僕は、産みの親の事でトラウマが合った。

でもアンジュお姉様と出会ってこのままで良くないと思い産みの親に会いに行く事にした。

でも1人で会いに行くのが怖くてアンジュお姉様も一緒に行くのをお願いをした。

アンジュお姉様と一緒に産みの親に会いに行くと親の本心を聞けて

自分が愛されているって解り泣いてしまった。

私は、アンジュお姉様に感謝するとともにアンジュお姉様の事を1人の女性として好きだと気がついた。

だから勇気を振り絞ってアンジュお姉様に告白をした。

でもアンジュお姉様は、僕の事を子供としか見ていなくて軽く流された。

僕は、早く大きくなりたいって思った。

大きくなって僕を1人の男性と見られたいって思った。

こんなにも子供の自分が嫌だと思ったのは、初めてだと思った……

僕は、アンジュお姉様に男と見られないのが辛くなり俯いた。



ーTo Be Continuedー

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