ラブライブ!スターズ!! 〆

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三丁目のミケネコ  2019-02-15 11:02:03 
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──ふたりで
スクールアイドルの一番星、目指そう!


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  • No.335 by 乃木坂桜  2021-02-11 18:41:31 

~百合注意~
(乙女ゲーム異世界転生物)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第41話~

私とアイリスちゃんは、ルイ様達と別れて最果ての洞窟に向かった。

最果ての洞窟って名前の通り凄く遠い場所にある。

馬車と船を乗り着いて10日間ぐらいは、かかる距離だ。

私達は、馬車に揺れられて次の街に向かった。


でもこれって確か乙女ゲームでは、攻略キャラクターとアイリスちゃんが2人で最果ての洞窟に向かうはずのイベントだよね。

悪役令嬢の私が参加しても良いイベントなのかな?


私は、攻略キャラクターのイベントを奪って良かったのか不安に思った。




「その……アンジュ様と旅は、初めてで楽しみです……」


アイリスちゃんは、馬車に乗り恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて

私との旅行が楽しみな事を伝えた


「私もアイリスちゃんとの旅は、楽しみですよ。


ルイ様達も一緒にこれたら良かったのですが……

さすがに危険ですから付き合わせる訳に行きませんからね」


私は、ニッコリと笑いアイリスちゃんとの旅が楽しみな事を伝えて

ルイ様達も一緒なら良かったと残念そうに話した。


「……アンジュ様は、私と2人の旅行は、不満なのですか?」


アイリスちゃんは、目をうるわせて上目遣いで私を見つめ

アイリスちゃんと2人の旅行は、不満なのかって質問をして

不服そうな嫉妬オーラ全開を出していた。


「えっ!?

い、いや、そんな事は、ありません!?

アイリスちゃんと2人の旅は、楽しみです!」


私は、アイリスちゃんの嫉妬を見て慌てて両手を振り

アイリスちゃんとの2人の旅行が楽しみな事を即答した。


「くすっ、冗談ですよ、アンジュ様。

ついアンジュ様の慌てた姿が見たくて意地悪をしてしまいました」


アイリスちゃんは、口元を押さえて楽しそうにクスクスって笑い

最後に悪戯っ子ぽく唇を触り色っぽく微笑んだ。


「じょ、冗談……?

もう、アイリスちゃんたら酷いです!!

アイリスちゃんの嫌われたかもって思い

本当に慌てたんですよ!

そんな悪い子のアイリスちゃんにお仕置きが必要ですね。

覚悟して下さいね」


私は、アイリスちゃんの冗談発言を聞いて

手を開いたり閉じたりしてアイリスちゃんに近づいて

覚悟をしてほしい事を伝えた。


「えっ!?

そ、その……優しくして下さいね……」


アイリスちゃんは、私のお仕置き発言を聞いて

目をうるわせて私から視線を反らして

優しくしてほしい事をお願いをした。


「うっ……!?

そんな顔をされたら出来るわけありません……」


私は、アイリスちゃんの仕草を見て

悪い事をしている様な罪の気持ちが出てきて

地面に両手を着いてアイリスちゃんにお仕置きができない事を伝えた。


「アンジュ様、私にお仕置きをしてくれないのですか……?」


アイリスちゃんは、物欲しそうに目をうるわせて私を見つめ

お仕置きをしてくれなのか質問をした。


「はぅっ!?」


私は、色っぽいアイリスちゃんがあまりにも可愛らしくて鼻血をだらだら流して倒れた。


「ア、アンジュ様!?

しっかりして下さい!?」


アイリスちゃんは、私が鼻血を流して倒れたのを見て慌てて私に近づいた。

そして私の体調を心配そうに私を見つめた。

私は、血液不足になり意識が徐々になくなった。

気が付いたらアイリスちゃんに膝枕をされていた。


「良かったです……

気が付いたのですね」


アイリスちゃんは、私が気が付いたのを見て安心をした様に微笑んだ。


「すいません、見苦しいところをお見せしました……」


私は、恥ずかしそうに顔を赤らめて

鼻血を出したところを見せたのを頭を下げて謝った。


「い、いえ、アンジュ様のだったら大丈夫です。

ですから気にしないで下さい!」


アイリスちゃんは、両手を振って

私のだったら大丈夫だから気にしない事を伝えた。


「ありがとうございます、アイリスちゃん。

あっ、次の街にもう着くみたいですね。

何もなくて良かったです……」


私は、アイリスちゃんの気持ちが嬉しくてニッコリと笑った。

次の街が見えてくると何もなくて良かったと思った。

私達は、街に着くと街の裏通りで数人のゴロツキに絡まれている子供の黒髪の女の子と金髪の男の子を見つけた。


「や、止めて下さい!」


黒髪の女の子は、嫌かって涙目になっていた。


「ダークショットアロー!(小)」


私は、右手の指を広げて黒色の紐を引っ張りゴロツキに向けて

ゴロツキ達の体に黒色の小さなビームが当たるとゴロツキ達が吹っ飛んだ。


「大丈夫ですか?」


私は、子供の女の子と男の子に話し掛けた。


「危ないです、アンジュ様!

ホーリーアロー!!」


私は、物陰に隠れていたゴロツキに気づいなくて

いきなりゴロツキに襲いかかってきて

アイリスちゃんは、それに気がついて襲ってきたゴロツキにホーリーアローを放って

ゴロツキがホーリーアローでぶっ飛ばされた。


「あ、ありがとうございます、アイリスちゃん」


私は、自分の不注意に冷や汗を出して

アイリスちゃんに助けて感謝を伝えた。


「あ、あの……助けてくれてありがとうございます、お姉ちゃん……」


黒色の女の子は、深々と下げてお礼を伝えた。

ふと、女の子を見て驚いた。


確か「聖フォルテ学園~運命に選らばれし者~」の続編の「聖フォルテ学園2~受け継がれし者達~」の乙女ゲームの主人公のエリカ・ベルナールだったよね。

確か光魔法と闇魔法が使えて

実は、アンジュの腹違いの妹だったりするんだよね。

そして魔王と天使の娘だったりするんだよね。

アンジュとエリカは、乙女ゲームで出会わないはずなのにこれも乙女ゲームの補正って奴なのかな……?


私は、続編の乙女ゲームの主人公との出会いに戸惑った。

この後にさらに大変な目に会うとは、思ってもいなかった。


ーTo Be Continuedー

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