全部全部がすきなもの

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主ガチ勢の刀  2019-03-16 11:11:47 
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  • No.160 by 葵/髭切  2019-04-21 18:13:52 




(/最高ですね。いまつるちゃんは悲しい過去が本当にしんどい……純真無垢かと思いきや何だかんだ矢っ張り年上ですし、それでも子供らしいところもあるし。可能性の塊。
本当にわかります、謙信くんもっと来てくれていいのよ。小豆ママ早く来てほしすぎて物欲センサーが……年明けのキャンペーンでにゃーさん割とすぐに来たのに…
江雪兄様の和撲の威力高すぎますよね、練度低いのに敵を一撃で屠った時は驚きました。えっと……兄様…?ってなりました。お小夜もびっくり。夜戦は短刀独壇場な所ありますもんね…。私は短刀メインに育ててたので夜戦はスイスイでしたけど山での兄様と数珠様以外の耐久度の低さが辛かったです。遠戦でまぁ削られる削られる。)


【髭切】

…うーん、そうしようかな。
( 写し絵、と聞くと暫し逡巡する。嫌という訳では無いのだが、主はそんなに写真というものを取らない。だが、こうした珍しい場面は忘れないように撮っておくべきか。多分、幾ら忘れがちとはいえこれだけのことはそう忘れないと思うのだが。弟の名すら忘れてしまうような刀では頼りないということか。忘れて欲しくないということにしよう、都合よく言葉を咀嚼して、華奢な指の枠越しに笑う彼女に緩く手を振ると、ひとつ頷いて。__折角撮るなら何より愛おしい主人と一緒に写りたいものだ。そも、男一人だけが写るというのも華がないと思ってしまうのは平安育ち故か。「主も一緒に撮ろうよ、あの子に頼めば撮ってくれると思う。」何かと現代に聡い少女ならば端末の使い方など簡単に覚えていることであろう。内側のカメラなどつゆしらず告げると。 )



【葵】

現代ではこれが普通ですー。……はい、これ見て。
( 慎みがない、と言われるとまるで自分が無恥である様に聞こえてむっと唇を尖らせる。確かに彼の時代からしてみれば女性の肌の露出が少ないかもしれない。然し現代では巫女服よりずっと馴染み深い服装であり、同様に動きやすい。短いスカートだってそこらじゅうに居ると言うのに。まあでも、普段写真を撮らせてくれない彼が頷いてくれたのだから言うことには従おう。自撮りなど一年以上はやっていないのだから上手くできるだろうか。スマホのカメラ機能を起動させ、内カメラにすると腕を高く伸ばし、うまいこと景色と二人とが写るように調整して。広い画面ではなく、その隣の小さなカメラのレンズを指差すと、カメラ越しに彼に笑いかけ。これを撮ったら待ち受けにしよう、だなんて考えるとこの一枚が相当貴重なものに思えて。 )




  • No.161 by 宗三 / 朧  2019-04-21 19:06:32 





(/ いまつるは真剣必殺の無表情っぷりがンヒッてなります。真剣必殺で笑う子も迫真の顔する子も無表情になる子もすき…本性見えてますよ感…
んええにゃーさんあっさり来るのは実に羨ましいです…日向くん目当てに回しすぎてにゃーさんも碌に回せず、傷が癒えないまま白山くんに資源しゃぶり尽くされた駄目審神者はわたしです。皆ごめん…
山時点でもう数珠様…?????ちょっと初年度3月開始の身としてはぴんと来ない話ですね…いやまあぽっけ実装と共に始めた人はおじじとこぎ持ってる状態から開始ですもんね、うーん未だに現実味がない )


【朧】

駄目。___レンズなんか見てる暇ないでしょ。
( 程無くして返される彼の言葉に目を細め、腕を下ろす。ああ、顛末は歴代の主と同じか。数十年生きた人間でさえ時の進みが速いというのに、千を生きた刀の付喪神は一体どれ程の体感なのだろう。きっと一枚の写真として残しておいても、それを見てさえ何も思い出せなくなる日が来るのではないか。__きっと、其方の方が虚しい。ぺちん、乾いた音を立てて彼の両頬を掌で挟む。人外の色をした金の瞳をじっと見つめると、窘めるような口調で上記を。暫く口を一文字に結び、噤んでいた口から次に零れるのは笑みで。らしくもない自分に思わず表情を崩す。「思い出さなくていいから、忘れるまで憶えてて欲しいなぁ。」それこそ、一分でも一秒でも。幾ら意中の相手とはいえ、縋り付くのは性に合わない。きっと神様にはこの機微は伝わらないかもしれない、そう思うとふっと肩の力が抜ける。手を下ろし、再び彼の手を取ると写真撮影も終わった様子の後輩の元へと。)


【宗三左文字】

こう、ですか。…嗚呼、面妖な…
( すまーとふぉん、だとかいう薄く小さい機械に自らの姿と並び立つ主人、そして背後の眺望が映し出される。未だに原理はよく分からないが、現代に技術に不慣れな自分にはあの機械がどうにも不気味なものに思えてならない。少しばかりある身長差を埋めるために身を屈ませ、彼女との距離を詰める。慣れたように笑う彼女につられ、固く笑みを浮かべる自分が見え、酷く滑稽に思えた。こういったハイテクな機器は他の柔軟性のある刀剣にでも扱わせるべきだというのに。___耳に馴染まない電子音を合図に、寄せていた身を離す。普段から撮られ慣れていないと、こういった時に無様を晒すことになるのか。この先ずっと残るであろう写真に思わず顔を覆って深く溜息を吐き。)



  • No.162 by 葵/髭切  2019-04-21 23:23:43 




(/ああーわかります、その子達の本性というか、戦に対する姿勢が見えちゃうのすごく……無表情になる子に限って軽傷以下の立ち絵が笑ってたりするのでその落差も余計にぐっときます。
にゃーさん来てから長船ぱったり途絶えましたね……ああ白山……なんの事だか…(遠い目)
シールで交換しましたね、あまりの欲しさに。そうですね、当時の四時間組初期装備でした!スタダ勢の審神者様からしてみるとやっぱり実感湧かないものなのでしょうか。)



【髭切】

__……嗚呼、解ったよ。何千年でも此の身に刻んでおこうか。
( 嗚呼、この少女は。藍鉄の瞳を細めて頬を包む指先がほんのり冷たく感じる。彼女らしくもなく、縋るようなその視線が愛おしい。普通は想い人にこんな表情をさせないものだが、自分にだけ向けてくれる感情であるというのならば甘んじて受け入れよう。暫しの閉口の後、目を閉じると困ったようにその頬に手を擦り寄せ上記を。忘るまじ、そう思ってきた事でもいつかは忘れてしまうことであるのだが、どうしても彼女の存在だけは忘れたくないものだ。永劫彼女の笑顔の傍で、だなんて心の奥で囁く独占欲さえ嫌いになれないのだから、つくづく自分に呆れたものだ。末端とはいえ神である以上、彼女より長生きするのは確実だ。例え萬を超える月日であっても、覚えていられるだけ覚えていようと心に誓えば、手を引かれるがままに後輩の元へと着いていき。 )


【葵】

えへへ……宗三と初めてツーショット撮った!ふふ、色男じゃん!格好良いよ宗三。
( シャッター音をきるとすぐに離れた身が写真嫌いを思わせてつい笑いが溢れる。__否、それより笑顔になる理由は彼とツーショットを撮れたことかもしれない。フォルダの中へと保存された写真を見ると、霊力の都合か現代に随分と溶け込んだ様子の彼が写っている。真を写す、とは果たして何が真なのやら。然し様変わりした彼の様子が随分と格好よく見えてしまうのは一体何故だろうか。嗚呼、矢っ張り待ち受けにしよう。こんな貴重な体験はそうない。浮かれるが侭に流れるようにその場で写真を待ち受けに設定すると嬉しそうに緩んだ頬で相手の顔を見て。待ち受けにした事がバレないうちに携帯をそそくさと仕舞うと、入れ替えに財布を取り出す。さて、小さい子に混じらなければならない時が来てしまったようだ。まあ、多分大丈夫な筈だ。溜息を小さく吐いて顔を上げた矢先、奥へと行った先輩が今度は戻ってくるのが視界に入り。 )




  • No.163 by 宗三 / 朧  2019-04-22 00:45:51 





(/ 推し贔屓除いても小宮刀の迫真の表情が大好きです。あのお三方が脱ぐとアイコンの表情アップに良い意味でうおってなります。はあ好き。
新刀種ですしヒーラーですし早いところ救済措置欲しいですね。次のシール…は厳しいかなあ。特命調査で希泥とかでも阿鼻叫喚になりそうですよね。もう確定報酬じゃなきゃ喜べない…
じゃあ函館から既に天下五剣とご旅行なさってたんですか?リッチすぎる。でも映画で始めた人なんて3スロ太刀二振り貰えてにほおじとへしも貰えるんですもんね。初期刀お留守番になっちゃいそう。)


【朧】

はいはーい、見るもの見たし帰ろっか。
( 近頃、少しばかり彼に甘い気がする。元より余り物事に固執しない性質ではあるが、本丸を持っている以上今隠されるのは御免蒙りたいところだ。全部終わったのなら幾らだって隠してくれて構わない、なんて考えてしまうのは惚れた弱みか。居心地の悪い思考を払拭するように後輩である彼女に声を掛ける。視察の二文字も既に何処へやら、結局適当に報告書を仕上げればそれで良いと再び開き直り。「ほら、現代じゃ色々障りもあるでしょ?」彼女を揶揄するために繋いで手をぐっと引き寄せると、彼へと軽く凭れてみせる。早い話、矢張り人目のある環境下では距離を詰め難いだろうという揶揄が六割、残りは単純に雑踏と、加えて近侍の見た目を霊力で繕うのに疲れたといったところか。帰ったら当初の予定通り、少し昼寝でもしようか。報告書は勿論後回しでいいし、彼との揃いの何かも折角だからもう少し考えよう。本丸を思うと無性に疲れがこみ上げ、口許を押さえて小さく欠伸を吹かしてから凭れた彼の腕を緩く抱き。)


【宗三左文字】

先輩はこんな調子のようですけど、…どうしましょうか。
( そう言えば審神者以外の人間には、主人の霊力によって現世の人の容姿に紛れ込むように見えているんだったか。耳から枝垂れ落ちる荒染の髪を一房手に取ると、一人?を緩ませる彼女を横目で見る。もしかすると、あの墨のような黒髪にでも見えているのだろうか。もしそうなのだとしたら、少しだけ嬉しい。密かに口許を緩めると、近付いてきたもう一人の審神者に目を向ける。矢張り政府からの指令は真面に取り合っていないらしい。ああ見えて几帳面な主人のこと、個人的に障りの件は内心で同意しているが、彼女はどう出るだろう。取り出した財布を見る限り、今の今まで幼児が順番待ちをしていた望遠鏡を覗く気でいたようだが。上記を彼女に問うと、浮世離れしている為もあるだろうが、やや疲労の色を見せる相手方の審神者へと一瞥を。先述の通り、近侍の容姿は審神者の霊力任せだ。不器用な彼女だ、疲れに気付いていなくても不思議ではない。今日は随分と気分も高揚していたし、と視線を戻して返事を待ち。)



  • No.164 by 葵/髭切  2019-04-22 06:43:00 




(/あー!いいですねいいですね!個人的には来派が好きだったりします。直前まで元気なちびっ子と保護者してたのに突然男の顔になるの本当に好きです。
そうですね……どうせ泥率低いですし、かといって悲報の里でも豊前江さんみたいに条件めちゃめちゃ厳しいとかだとそれはそれで…。うぅむ、ヒーラー欲しい。
そうですね、天下五剣様と函館行きました。確かに映画組凄いですよね。まさか八振り全員配るとは思いませんでした。)


【髭切】

わ。……ふふ。そうだねぇ、僕疲れちゃった。
( ぽすりと聞こえるか聞こえないかくらいの衣摺れの音を立てて腕に収まる主人を受け止める。暫し彼女の言葉を咀嚼すると、段々とその意図が読めてきて。確かに帰ってゆっくり寝るのも悪くない、好きなだけ彼女の髪に触れてまたいつも通り甘えれば良いだろうか。欠伸までする小柄な猫の肩に腕を回すと、彼女の進言を後押しするように笑顔で上記を述べる。馴れない人混みに揉まれ、慣れない事をした分刀剣とはいえ疲れたのは事実である。身体的、と言うよりは気疲れの方が大きいだろう。今日誤解も解消して距離も縮まりそうな後輩二人にも丁度良い。主人同様に揶揄うつもりで目を細めると、障りねぇ、と口だけ動かしてゆるりと微笑む。今日の残りは疲れた主人を癒す時間にしたい、そう思えば相手の様子を伺うように小首を傾げ。 )


【葵】

え……あー…。__じゃあ、どうしても買いたいものあるので、それだけ買っても良いですか?
( 真逆帰城の勧めをされるとは思わなんだ、まだ視察らしい事もしていない様な。そこまで考えて様子を伺う近侍の相手方の近侍の目線が大体一緒である事に気が付く。__流石に、ここで空気が読めないほど莫迦な女ではない。一応現代の街に足を運んで様子は見てきたのだから作文のように上手く誤魔化せば其れらしい報告書は出来上がるだろう。現代の知識量も多い。たまには、たまには仕事の息を抜いても怒られないだろうか。帰ってすぐ報告書を書けば口うるさい初期刀も文句は言わないだろう。嗚呼、なら。それなりに気がかりなのはお土産の事だ。可愛い可愛い短刀や脇差達に買って帰ると約束したもの。丁度財布も出したばかりだし、其れらしい理由付けにはなるだろうか。長財布を手で挟みながら顔の横に持ってきてお願い、とでも言いたげなポーズを取れば、どうだろうかと苦笑して。 )




  • No.165 by 宗三 / 朧  2019-04-22 20:12:39 





(/ 明石は真剣必殺で左手に持ち替えるのが最高すぎて…明石好きです。きわ愛染くんの中傷つつきすぎで好感度爆上げとかそんなレベルじゃない。城下亀甲掘りでは随分とお世話になりました。膝明石ソハヤありがとうね。
白山くんめちゃくちゃ可愛いので全審神者の元に届いて欲しいですね…っていうかいち兄との回想が最高オブ最高。やっぱりお兄ちゃんしてるいち兄最高か…
映画でへし沼嵌った方も多いそうですね。池田屋踏破して真っ先にへし極めて弱さに泣く人結構見かけてふふってなります。打刀推しは辛いな… )


【朧】

あー、…やっぱり要るかな、お土産。
( どうしても買いたい物、矢張り比較的幼い身形の刀への土産物だろうか。何処の本丸も催促するのは同じか。我が本丸に短刀は何振りいるんだったか、ざっと指を折ると思わず表情を曇らせる。とは言え日用品なんざ渡しても使い所がないだろうし、適当に甘味でも買えば満足してもらえるだろうか。兎にも角にも本丸を想う後輩の手前、“私は買わないけど良いよ”だなんて言える筈もなく。「…じゃあ、もう少しお預けだね。」甘えた口調の彼に向き直ると、申し訳なさそうに眉を下げて大きな子供を諭し。現代の文化に慣れるため、だとか如何にかして経費で落ちないだろうか。肩に添えられた彼の手を取り弱く握ると、上述の言葉通りに離す。__まあ、本丸に帰ったとしても寝具へと直行する予定なのだが。薄く笑むと、彼女同様に薄い財布を取り出して再び昇降機へと。)


【宗三左文字】

__どうしても…
( 仲睦まじく距離を縮める彼らの姿を見て、流石に言わんとすることを察した様子の主人。しかし彼女の口から出たのは、暫しの引き留めで。どうしても、と形容するまでに彼女が購入したい物とは何だろうか。苦笑しつつ手を合わせる姿を遠く眺める。___ああ、もしかすると短刀への土産だろうか。だとすれば弟の分もあるのだろう、そう満足が充たされそうになる。しかし、あと一滴、という際に水面に波紋が広がる。思わず上記を口から零した。そういえば先刻、演練に際した“ご褒美”を要求したような。どうしても買いたい物、その響きが自分に向けられているのかと思うと酷く心が乱れた。唯の勘違いであるとも知らずに、相手方の二人が此方に背を向けると共に賺さず彼女の手を取る。一体何を贈って貰えるのだろうか。「手早く済ませましょう。」此方も気疲れをし、一刻も早く本丸へと帰りたい。言い訳が作られたものだと表に出ないように努め、いつも通りの澄まし顔で彼女を一瞥し。)



  • No.166 by 葵/髭切  2019-04-22 21:31:44 




(/わかります、やる気出すしかありまへんなってずるくないですか…。来派の属性過多っぷりが本当にずるい。好きです。ほたたのおみ足本当に可愛い。
あーー羨ましいです……!白山来なかった…!白山くんが弟してるのめちゃめちゃ気になるです…!宗三と何回こんにちはしたか覚えてないレベルで怒涛の1時間半でした(白目)
あぁー、多そうですね!映画のへしは秀吉に遠慮がない所が可愛かった…。私は映画で鶯丸の沼に落ちました。そのまま古備前に両脚突っ込みつつあります。レベルで殴るゲームって言うのもありますし極めると練度下がっちゃいますからね…各審神者のお好みになりますよね。)


【髭切】

んー、そっか。仕方ないよねぇ。
( 決して直ぐに帰れる訳では無い事にちょっぴりの落胆が混じる。だが、懇ろな後輩審神者に"まだ仕事が終わっていないから"と一蹴されずに、最後の土産物買いだけで済んだのは良かったのかもしれない。出逢ったのがこれまた熱心な彼女の同輩か、将又年上の審神者ならばこうはいかなかっただろう。ようやっと触れられると思った最愛の主人からお預けをくらったのも相まって、更に残念そうに眉を下げると、主人の隣に控えて歩き。__そういえば、ただの気疲れなら良いのだが、何だか身体が少し重いような気がする。昇降機に再び脚を踏み入れると、壁際に背中を預ける。人混みや初めての体験、感情の大きな起伏もあってか予想外に疲れて居るのかもしれない。帰ったら確りと休まなければ。珍しく調子が良くないのを不思議に思いながら、これまた珍しく小さな溜息を吐くと。 )


【葵】

うん、早く済ませちゃおうか。宗三も欲しいものあったら言うんだよ?
( 断られることなく了承して貰えたことにほっと安堵する。学生身分の頃とは違って、審神者業としてきちんとお給金が貰えるようになった。故に何でも買える……という訳では無いのだが、何故かまださして増えない本丸の人数ならばお土産を買っていく事くらいならば可能だろう。隣に居る近侍にも何か喜ぶものを買ってあげたい。__とまで考えて思い出した、褒美の事。プレゼント、となればそれなりの店へと行きたいが、どうもそれは叶わなさそうな様子。だが土産物屋で彼へのプレゼントが買えるのだろうか。拘る性分が邪魔をするのは、"自分が納得した上で彼が喜びそうなもの"という条件を潜り抜けたものでなければあげたくない、という所か。一応目星を立てて見るのは良いかもしれないが、ちゃんとしたものは後日こっそり買っておこう。彼には申し訳ないが、お土産だけに留めようと決めると、先輩の背を追うようにして高い塔を下り。 )




  • No.167 by 宗三 / 朧  2019-04-23 03:22:59 





(/ 来派三振りの完成っぷり素晴らしいですよね…個人的に明石が審神者に対してたまーーーーに保護者してくるのが大好きです。修行見送りとかのよしよし感よ…
怒涛の鶴丸と1時間半でしたね…CP期間後半になって出る初期刀が窘められてるみたいで辛かったです。桶狭間でなけなしの資源掻き集めては1時間半……うっ(死)
うぐ沼はあったかくていいぞ……映画のうぐは鶯丸様って感じでしたね。他媒体はうぐぴ。正直大包平の推し語りはそこまでやる気起きない()んですけど、うぐの推し語りなら幾らでも出来る気がします。やっぱりスルメキャラにハマったときのもう手遅れ感が堪らん。 )


【朧】

…やっぱり帰りたい?
( 昇降機内へと入るや否や、壁に凭れ薄く溜息を漏らす彼の姿。その姿に疑問符を浮かべて小首を傾げると、自身もその隣へと。目に見える橙色の疲れは特に見えないが、矢張り浮世離れした平安刀には些か刺激が強すぎたのだろうか。気骨が折れてしまった彼の袖を引くと、梔子の瞳を覗き込むように上体を倒して再び首を傾げる。いつも近侍を務めてくれているわけだし、余り疲れさせたくはない。「帰ったらゆっくり休もうね。近侍は他の子に頼むから。」側仕えに関しては余り拘りがない。申し出があったから彼に任せているが、休みたいと言うのなら他の刀を呼んでも良いだろう。矢張り慕ってくれる打刀だの薙刀だのが妥当だろうか、善意で伝えると安心させるように笑みを浮かべて。)


【宗三左文字】

そう、ですね。__褒賞の件なんですが。
( 欲しい物があったら___その言葉に、先刻はよりもやや浮かれた心は考えに耽り始める。褒賞といっても輪郭さえ浮かばなかったが、今にして考えると幾つか欲しい物、基彼女から贈って欲しい物が思い浮かぶ。明確にこれと言えるわけではないが、矢張り最初に想うのは、消耗品では余りに勿体無いということ。そして次に、出来る限り褒美は誇示しておきたい。特に、口を開けば主主と疎ましい藤色の同僚には。緩く掛かる高低差の浮遊感に揺られつつ、上記に続ける。「…身に付けられる物、が理想ですかね。」吟味するように言うと、例えばと髪を緩く結っている赤い紐へと手を触れて示唆する。一応と内番時と戦装束で紐の色を変えているのだが、きっと彼女から貰えたとするなら、その拘りも無くなってしまうことだろう。あからさまに振り回されている自分が滑稽で、それでも不快感はなくて。ふっと目を細めると薄桃の髪を揺らして手を下ろし。)



  • No.168 by 葵/髭切  2019-04-23 06:49:45 




(/わっっかります…。やる気ないとか言う割に任命されたらちゃんと仕事してくれるの好きです。
1時間半と3時間の大量発生でした……依頼札の枯渇がすごくて遠征行かせまくったし拾いに行ったな…。(遠い目)
めちゃくちゃ格好よかったです…!なんかこう、他媒体で可愛いイメージがついちゃってたので平安刀のギャップに撃ち抜かれました。ぜひぜひ推し語り聞かせてください!!ご教授を!)


【髭切】

____え。……近侍を降りる気は無いよ?
( 柔らかい微笑みで告げられた言葉はここ数年一度たりとて望まなかった事。急に何を言い出すのか、驚いてしまって暫し茫然と主人の目を見つめ。悪意が無いことは判るのだが、それでも自分にとっては嫌で嫌で仕方が無い事を笑顔で告げられるともの悲しい。何か近侍から外されるような粗相はしただろうか。それとも先程の溜息がいけなかったのだろうか。今まで散々近侍を譲れと言われてきた本丸の刀剣達にその座を奪われてしまう事はどうしても避けたい。唯でさえ刀剣に平等に接しようとする彼女の中で、唯一特別を感じられるような"近侍"という役職の座が占める地位は自分の中ではかなり重いもので。漸く思考と身体が追い付いてくると、此方も何とか柔らかい笑顔で意思表示をすると、小さく肩を抱き寄せる。その上で、「僕の仕事だからね。」と強調する様に付け加えると、半ば縋るような視線で彼女に視線を送り。 )


【葵】

身に付けられるもの……ん、判った!
( 薄桃の絹糸を縛る髪結い紐を指して何か身に付けられるものをと希望する近侍の言葉を忘れないように復唱する。彼が何かを強請る、という状況は今までで初めてかもしれない。半強制的に強請らせた様な気もするが、それでも何かを望んでくれるということが嬉しく。身に付けるもの、アクセサリーの代表格と言えばイヤリングやネックレス、ブレスレット__だとは思ったのだが、彼は見事に既に数珠や耳飾りを身につけてしまっている。髪結い紐はこのご時世そう売っていない様な気もする。指環はサイズが合わなかったら、と思うと渡し難い上に、何か別の意図を含んでしまうような気がする。昇降機に揺られながら、彼には何が似合うだろうかと思案する。__本人の雰囲気に合いそうなものを、と考えると本人を見るのが一番いい。顎に手をやり上から下までじっくりと線の細いを見詰め。 )




  • No.169 by 宗三 / 朧  2019-04-23 15:08:39 





(/ 割と審神者ぬ対して庇護欲湧いてそうなの好き過ぎてすき…今のところ来派二人は極で声大きくなってきてるので、明石もボリューム上げてくるんでしょうかおー怖!!!!殺気が漂ってきてますやん!!!!
駄目さにわなもので桶狭間にケビン出しちゃってるんですよね。一回槍チク累積で重傷になったとき資源なさすぎて手入れできなくて笑いました。ブラックだなあ…
うぐぴの好きなところは形容する言葉が「変な人」なところです。大包平同様に多分審神者に対してそこまで興味ないと個人的に思うんですけど、うぐの場合はだからこそ接しやすい距離感というか。まあいいか、とか気にするな、とか何のしがらみもないからこそ、中傷時につついた時とかにベリーカインドさが滲み出ててとても心地いいんですよね。でも消された手入れ時ボイスの本気で嫌がってる感は絶対に忘れない。それとこの控えめ薄味プレゼンを聞いたうえで就任3周年のボイスを聞いて欲しいんです。茶畑へようこそ。)


【朧】

そう?…まあ、そう言ってくれるなら助かるけど。
( 予想外の彼の反応に、思わず傾いた首の角度が浅くなる。一応此方としては気遣ったつもりだったのだが、どうやら逆効果になってしまったらしい。釘を刺すように肩を抱かれ、二三瞬きを返す。彼らしくもない縋るような視線が申し訳なく、小さく眉を下げて。どうしたものか、彼の側へと身を寄せ。「私も出来れば髭切がいいし。」柔く笑むと、腕を伸ばして彼の細い乳白色の髪にさらりと指を通して梳く。別段他の刀剣に頼むのは構わないが、矢張り彼と比べてしまうと少々口煩く感じてしまう。例外的に彼が甘すぎるのは重々承知だが、生憎一度与えられた甘い蜜を易々と手放せる程出来た人間でもなかった。ね、と拗ねてしまった子供を諭すように目を合わせて再び首を傾げて。)


【宗三左文字】

まあ、どうか深くは考え過ぎないように。
( あからさまに喜色を表に出して此方を観察する彼女の視線が擽ったく、同時にそんな単純な様子が愛おしかった。纏わりつく不快感のない視線に軽く身を捩ると、苦笑交じりに上記を告げる。よくよく考えれば、即断即決で何かを決められるより、出来るだけ長く彼女の小さな頭の中に悩みの種を植える方が良いかもしれない。自分の告げた言葉にやや違和感を覚えると、一つ咳払いを。「貴女のことですから、職務中に気を散らせたりもするのでしょう。」わざとらしく鼻を鳴らし、手隙の腕を上げ、彼女の髪を指先で軽く掬う。言葉とは裏腹に、職務中だというのに自分のことを考えて気が散漫になる風を想像すると、充足感に満たされた。生真面目な彼女のこと、きっと気が散っていることに気付く都度自分を戒めるのだろう。無意識にふっと目を細めると、下層へと到達した合図の電子音が鳴り、重い扉が開くと髪を撫でていた手を下ろし。)



  • No.170 by 葵/髭切  2019-04-23 21:07:22 





(/んーー来派ずる……。明石の声が大きくなったら声の緩急がより好きになってしまう……やば…。
桶狭間それなりに周回しやすいですし仕方ないです、槍とか薙刀とかは砥石をかっさらって行くから資材不足だとなんだか申し訳なくなってしまう。
わかります!それなりの距離感を保てそうなの凄くわかる!!!ベリベリカインド、ごくり……。こんにちは茶畑。うぐぴなんでそんな可愛いん…?鳥太刀のお爺様達はギャップ凄くて辛い。)


【髭切】

………うん。
( あまり多くの事を気に留めない性質故か、主人にこうも強く縋るのはらしくないだろうか。我ながら随分と俗世的になったものだと呆れてしまう。柔く髪を梳く手の温かさも、同じように柔い笑みも、視界に映る彼女の全てが愛おしく、同時に手離したくないものだ。拗ねているのを宥められた幼子のように手に擦り寄ると、上記の様に小さく一つ返事をして。出来れば自分が良い、の言葉に直ぐに絆されつつあるのは惚れた弱みであるし、その反面当然だと安堵する自分もいる。嗚呼、早く帰ってゆるりとした時を過ごしたいものだ。下へと降りた昇降機の扉が開くと、抱いている彼女の細い肩から手を離し、髪を撫でる手を取って昇降機から降りる。主人に陶酔し、主命に拘る打刀や薙刀に譲る気のない彼女の隣を歩けるという優越感を今更ながら再認識して。 )



【葵】

うん……中々現世に買い物には行けないからなぁ。一人で出掛けたら歌仙とかが怒るし。
( 矢張り髪を撫でてくれる彼の手が酷く心地好く感じる。目を細めて相手と目を合わせると、彼の言葉通りに難しく考えて居た分量を減らして、考えを軽くすると。確かに考え事をするとひとつの事に集中してしまって仕事が進まないだろう。なるべく早く決めてしまいたいし、身に付けられるものというのは現世に多く万屋に少なし。こういった機会でなければ買い物に出るのも難しいが、プレゼントを選ぶにあたって本人の目の前というのも面白くない。こういう時一人で出掛けられたら、とは思うもののそんな事をしたら雷が落ちてしまうだろう。うぅむ、と小さく唸ると丁度下の階へと着いたようで。髪から離れてしまった手を名残惜しく思いつつ店の立ち並ぶ場所へと降り立つ。まずは皆へのお土産からか、とめぼしい店は無いか首を回して。 )




  • No.171 by 宗三 / 朧  2019-04-23 22:40:52 





(/ 明石のやっっっっさしい癖に妙に色気あるお声何なんでしょうね。浅利さん三振りともすき…三者三様でくるしい…
何で検非違使って奴らは適確に極大太刀とか刺してくるんでしょうね???5倍期間以外は頼むから7面に帰ってくれ…もう源氏もいっぱい救出したし彼らに用事はないです。
ログボ、放置、中傷時本丸、豆まき、就任3周年辺りがとても茶畑。うぐの聞き役に徹したいです。。永遠に大包平プレゼンしててほしい…じわじわ仲良くなりたい… )


【朧】

…あのね、他の子よりちょっぴりだけ、髭切の方が好きだよ。
( この言葉に閉口してくれるということは、即ち特別であることに優越感を得ている、ということで良いのだろうか。だとすれば絆されてくれる想い人のなんと可愛らしいことだろう。こんなにも彼を好いているというのに、それを知らずに主人を独占しようとするだなんて狡い刀だ。きゅんと疼いた母性本能に触発されて好きが高じてしまい、甘えたに腕を絡める。建物内特有の土産屋へと足を踏み入れても、陳列された色取り取りの土産物の包装も、気が彼の方へと向いていまいち目に入らない。重症だ、と胸中でこっそりと苦笑すると、此処が現代で、尚且つ本丸の他の刀剣がいないことに言い訳を一つ拵え。絡めた彼の腕を引くと、踵を持ち上げて小さく上記を耳打ちし。無論、ちょっぴりというのは虚言だが。「近侍頑張ってくれる分だけね。」親を揶揄う子供のように目を細めると、多少発散出来た彼への気持ちの分空いた余裕に、土産物への吟味を詰め込み。)


【宗三左文字】

一人で現世へ、なんてお転婆は勘弁してくださいよ。少々不用心が過ぎる。
( 彼女の学生気分の抜けていない発言に思わず深く溜息を返す。一本丸の頭が現代へと一人で出向くだなんて、あの口煩い初期刀でなくとも苦言を呈するだろう。彼女に仕える刀剣の一振りとしても、彼女に想いを寄せる一人の男としてもそれは看過出来ない。何時ぞや軟派はされたことがない、だなんんて宣ってはいたが、今や彼女も妙齢。そんな不届きな輩が現れない保証はない。「悪い男にでも声を掛けられたら、」苦々しい表情で尻切れ蜻蛉の言葉を途中でぐっと喉奥に押し込む。余り想像すらしたくない話だ。手始めにと先輩である審神者の足の向かう土産物屋へと立ち寄ると、現代の目眩のしそうな色使いの包装が並び、そっと目を伏せる。これに関しては何も言及することはない。彼女ならば弟でも喜びそうな物を選んでくれるだろう。無意識に繋いだ手に力を込め。)



  • No.172 by 葵/髭切  2019-04-24 06:48:03 




(/声優さんって凄いなぁ、と改めて思いますね……本当に全部好き…。
エイム力半端ないですよね、なるべく遭遇したくない分避けて通るしか……
ふむふむ。メモメモです。縁側でお茶飲みながらお喋りしてるうぐさんのお話聞くの幸せなんだろうなぁ。)


【髭切】


……本当かい?__それは嬉しいなぁ、ふふ。
( 小さく耳打ちされた言葉を聞き取ると、思わず自分の耳を疑ってしまう。主から賜った言葉をよくよく咀嚼して理解に努める。__どうやら想い人からの愛情に気が付きにくいというのは本当の様だ、自分が他の刀よりも少しばかり上回っている、というのは彼女の性格から考えても随分と嬉しい。数拍を置いて緩んだ顔ではにかんで。他方、欲張りな自分の中では"ちょっぴり"である事が物足りない。本来ならばずっと好き、と言われたいものというのが恋煩いの常であろうに。近侍の職務を全うすればするほど、とのお達しもあった事だ。より一層他の刀剣に譲る事が出来なくなってしまった。仕事熱心、とは言えた性質ではないが想い人からのたった一言でやる気が出てしまうのは重症だ、と口の中で独り言を転がすも、まぁそれでもいいと思ってしまう。桜の花弁が舞っている事にも気が付かないで彼女の事にばかり集中しており。 )


【葵】


何、心配してくれてる?優しいねぇ宗三は。
( 現代っぽい土産物、とは果たして何であろうか。棚に立ち並ぶ根付達は東京限定、などの所謂ご当地グッズだ。収集家な刀が居たとしたら現世の四十七都道府県全部を集めさせられかねないのが恐ろしい所。一人に買って帰るくらいなら何も問題は無いのだが本丸となれば結構な量である。個包装の菓子類とお財布に優しい何かで良いだろうか。珍妙な物を幾つか買って帰れば皆で遊べる筈。土産物を吟味していたら聞こえてきた近侍の苦言は途中で途切れてしまった。繋がれた手に力が入っている辺り、身を案じてくれているのだろうか。心配せずとも雷を避ける為一人で出掛けたりなどはしない心算だ。何だか優しさが擽ったく揶揄う様にくすくすと笑うと、同じく少し揶揄った口調で上記を口にすれば。彼は棘のある言葉を使う割に、結構な心配性である。もう少し素直になれば良いのに、なんて小さく付け加えると、土産物の棚に目を戻し。 )




  • No.173 by 宗三 / 朧  2019-04-24 19:58:17 





(/ 平野くんの声が一番地声に近いんですよね。明石の声とか聞いてるとぼんやりひらのんみがあってなんというか…あああの子成長したらこんな声になるのかなと思うと…ごくり。
検非違使実装前からプレイしている身としては未だに悶々懐古しちゃいます。せめてもうちょっとドロップが美味しいと助かるんですけどね。でもたまに源氏落ちるとちょっと嬉しくなります。確率低い兄者だと尚。
ある日ふと気付いたら茶葉がちょっぴりいい葉っぱになってたりして、親密になってるのを感じたいです。でも茶葉の良し悪しなんてわかる雅さないから多分無理(悲しい) )


【朧】

…ふふ、本当だよ。
( ちらりと目の前を淡い桜色の一片が舞う。自らの言葉で好きな相手が高揚してくれることが嬉しくない筈もなく、思わず此方も表情を綻ばせ。しかし彼の反応に若干の違和感を覚え、ここ数年の記憶を辿る。ああ、そういえばこうやって直接言葉として伝えるのは初めてだったか。自分の忍耐強さに感心しつつ、僅かに残った違和を咀嚼する。彼への好意は全て面に出てしまっていると思っていたが、若しかすると上手く隠し切れているのかもしれない。一主人として嬉しい誤算に機嫌を良くすると、箱入りの小包装菓子を手に取りつつ「もしかして知らなかった?」と目線だけ彼に向けて問う。彼の向こうに見えるレジカウンターから丁度人が捌けたのを見ると、迷っていても仕方がないと吟味していた菓子を手に持ち精算へと。)


【宗三左文字】

ええ、乳飲み子並みに目が離せませんからね、貴女は。
( 此方の心配など何処吹く風、当の本人は至ってあっけらかんとしている。現代にて十数年を過ごしたのならば、人の穢れ程度知っていて欲しいものだが、実に呑気なものだ。明け透けな揶揄に眉を寄せると、ふいと顔を背け、物珍しい包装へと手を伸ばし眺める。目を箱へと落としつつ、上記を溜息まじりに告げ。しかし本丸では見掛けないような菓子ばかりだ。この展望台の形を模したような物が多く、様々な技術の歩みが止まってしまっている自分からすれば、何もかもが不思議だった。先程の源氏の太刀ではないが、矢張り自分も気疲れはしている。元より人酔いをしていたし、そろそろ本丸が恋しい。こういった菓子類を見ていると、茶請けにでもして彼女と一緒にゆるりと過ごしたい欲がじわりと滲む。小さく頭を振ると、慣れ親しんだ本丸を懐かしみつつ疲労を上長させる菓子を陳列棚へと戻し。)



  • No.174 by 葵/髭切  2019-04-24 22:23:25 




(/色気の塊ですね……声優さんって凄い。二役以上やってる声優さんでたまに「あ、確かに似てるかも!」って思った時の嬉しさが凄いです。平野くんが成長したらあのお声……。
前まで検非違使ドロ限定だったのが鍛刀できるようになっちゃった以上だいぶしょっぱいですよね……。それでもレア刀ドロは嬉しいですけれど。
あーーー茶畑!素敵!何も言わないけどちょっとずつ認めてくれるの好きが深いですね。お茶の違いあんまりわかんないですけど。茶利きのスキルはないです悲しい。)




【髭切】

うん。__ふふ…嬉しいなぁ。
( 目線を此方に向け、問うてくる相手。好い人からの甘い言葉が嬉しくない訳もなく、どうしようもなく頬が緩んでしまう。知らなかったか、と言われれば正直な所全然気が付かなかったものだ。想い人からの愛情に鈍くなってしまうのは自分も同様らしい。意図せずとも勝手に溢れてしまう花弁と笑顔に、惚気の様な独り言。本丸の面子に自慢する気は無いが、一人で優越感に浸るくらいは誰にも怒られないだろう。「僕は主のものだからね。」主人に褒められることそのものが嬉しいのだから、と小さく付け加える。彼女の持つ個包装の菓子の箱に目をやると、今の浮ついた心ではつい共に茶を飲む理想が膨らむ。勘定を済ませようとする彼女に着いて会計口へと足を向けて。 )



【葵】

乳飲み子ってどちらかと言えば……あー、いや、そこまで言う?せめて何か言われたとしても幼児とかかと思ってたのに。
( 予想よりずっと幼くなってしまった形容が明らかに煽りである事は簡単に察知した。しかし、乳飲み子とは随分と幼すぎる。未だ一人で歩けもしないではないか。それに加えて、人の身を持つ年月でいえば彼の方が随分と乳飲み子では無かろうか。そう言い返したくもなったが下らない言い合いは本丸ですれば良いし、明らかに見た目が大人である彼に"乳飲み子"などと発した会話が周りに聞かれて不審に思われては困ると言葉を飲みこみ。子供っぽい所がある、との自負は零では無かったものの、そこまで幼くはないと唇を尖らせる。ひどぉい、と態とらしく付け加えると、彼が今しがた棚に戻したクッキーを手に取り。個包装だし、これならば皆で食べられるだろうか。後は適当に安価な短刀用の玩具でも買って帰ろうか。「あっち行くよ、宗三。」子供向けのカラフルな玩具が並ぶ区画へと足を運ぶ旨を告げると其方の方へと歩みだし。 )




  • No.175 by 宗三 / 朧  2019-04-25 01:20:43 





(/ あの性格で明石ボイスの平野くんマジ騎士様…前田くんの大人ボイスも聞きたいです。はあまえひらしんどい。
せめてうらそねとか再入荷してほしいですね。もう習合面倒だし小豆謙信でいいじゃん…謙信くんいっぱい欲しい。
眠れない深夜に本丸お散歩してて、たまたま起きてたうぐに会って茶でも淹れてやろう、とか言われて外が明るくなるまでお話したい。たまには主の話もーとか言われたら審神者は死にます。 )


【朧】

…ねえ髭切、なんで近侍の申し出したの?
( 案外と自分は彼らで言うところの“隠蔽”が得意らしい。本丸を担う主人としては喜ばしいが、彼に対して想いを寄せる年頃の娘としては、些か残念なような気もする。少しくらい意識してくれても___、なんて思ってしまうのは、此処が現代で、尚且つ本丸の他の刀がいないからなのだろうか。自分で思っているよりもずっと浮かれている胸中を落ち着かせがてら、彼に背を向けて勘定を済ませる。余分に買う分には彼らも怒らないだろう。財布を仕舞い、彼の手を再び取る。更に奥へと消え入る後輩二人の背中を見ると、暫しかかると踏んで。彼女達の用事が終わる少しの合間だけ、主と刀、なんて柵は捨ててみようか。逢引もそろそろ終わってしまうことだし、これくらいはきっと不敬に当たらないだろう。暇潰しとして再び彩られた包装を眺めつつ、出来るだけ視線を落として上記を問い。)


【宗三左文字】

今更ですけど、一体何を吹き込まれたんですか?
( 何気なく自分が手に取っていた洋菓子が丁度彼女のお気に召したらしい。そんな些細なことにすら喜びを見出してしまう自分は確かに幼いのかもしれない。彼女が飲み込んだ言葉を推察しつつ自嘲すると、手を引かれるままにちょっとした玩具等が並べられている区間へと連れられる。相変わらず現代の文化に馴染みがない自分には、どれもこれも珍妙な置物にしか見えない。きっと短刀ならばすぐに慣れてしまうのだろうが。手を結ぶことにも何処か慣れてしまい、会話の中身が普段通りのものに近付いているのが何となくわかった。そういえば先程、入場券を買う際に先輩に吹き込まれていたことは一体なんだったのだろうか。随分と肩の力も抜けたであろう彼女に上記を尋ね、「入場券を買っていた時、」と補足を一つ。相手方自体浮世離れしている為、余り変なことは吹き込まれてないはずだが。桃色の髪を揺らして首を傾げ。)



  • No.176 by 葵/髭切  2019-04-25 06:47:49 





(/主君、とか呼ばれたら溶けて消える自信があります……忠誠が深い……。
小豆さんドロするならめちゃくちゃけびーし周回するのに。今のところうまみが無いのが残念。うらそね……曽根さん手に入れるのめちゃくちゃ大変だったな…。
あーーー鶯丸罪深い…!可愛い!気がついたら夜が明けてるの素敵…。)



【髭切】

んー……余り覚えてないけれど、傍に居たいからかな。
( どうやら買い物が終わった様子の主人。荷物を持つのも近侍の仕事、なんて思ったが彼女の目線がそこにある以上闇雲に持つことは避けたい。未だ戻らない後輩達の様子を見るに、暫し主と話が出来るようだ。彼女の訊ねる言葉に目を丸くして二三度瞬きを。はて、今となっては近侍である事が当たり前なのだが、近侍を申し出た当時の自分は何を思って居ただろうか。初々しかった頃の練度の低い時分に想いを馳せながら顎に空いている手をやる。__そう思えば、随分と長い恋煩いだ。想い人に一番近い場所で、贔屓をしない彼女にとってのそう無い肩書き、其れこそ初期刀にも劣らないような。彼女の傍に在りたい、今も昔もその一心が強かった気がする。多少の下心だって在ったが、今となっては其れも靄が掛かるほど薄い記憶である。容の良い唇を上記の言葉通りに動かすと、ゆるい三日月を描いて。そのまま顎から手を離し、藍鉄の柔い髪を一撫ですると。 )



【葵】

……あー…あれね。宗三の好きな人、誰だろうねって。
( 眼前にある珍妙な玩具達は幼い頃欲しがったのだろうな、と思えば何だか懐かしさが込み上げてくる。変わった形の水鉄砲は夏場に皆で遊べるだろうか。それともごっこ遊びが出来るものの方が良いだろうか。然しごっこ遊びをする様な短刀は余り居ない分、隠れ鬼などをして居る気がする。ここは身体を動かして遊べるものの方が良いか。水鉄砲に手を伸ばす、そんな中で聞こえてきた全然違う質問にピタリと動きを止め。思い出されるのは気恥しい先輩との恋話。相手を横目にちらと見ると、首を傾げている。嗚呼、ご無体な質問だ。自惚れているなどと知られたら。隠し事が苦手な自身には中々嘘が吐けない。気恥しさを隠すように、玩具を選ぶ素振りをしながら何となく核心には触れずに言葉を濁すと。 )




  • No.177 by 宗三 / 朧  2019-04-25 11:40:50 





(/ 粟田口で一番いち兄リスペクトしてるのが前田くんってところが大好きです。そりゃあ猫可愛がりしちゃうよ…弟が自分の真似してお覚悟!とか最高じゃないですか…そんないち兄もかわいい。
私のところの検非違使は長曽祢推しでした。ここ数年はずっと膝推し決め込んでますけどね。気軽に兄者探しに来てくれる良い子です。
最推しのこと考えてるといつの間にかうぐのこと考えちゃうんですけど、しょうがないですよね() うぐ見てると幸せになれる気がするんだ… )


【朧】

ふーん…それって、長谷部とかと一緒?
( 長い指の先まで繊細さが見える滑らかな手を目で追うと、そのまま数年前を回顧する彼の様を眺め。後を追うように自らもまだ経験が浅かった頃を想起すると、愉しげに口許を緩ませ。あの生真面目な後輩ほどではないが、昔はもう少し張り切っていた頃もあったものだ。怠ける為に頑張っていた節も多少あるが。彼からの返答に顔を上げる。傍に居たい、近侍を続けてくれているということは、その気持ちは今も変わっていないのだろう。具体的な日付は霞みがかって思い出せないが、顕現し早くから申し出てくれる辺り、矢張りそういった性質か。髪を撫でる彼の手が心地いい。硝子細工を扱うような優しい手つきに眠気が誘われ、目を細めて睫毛を伏せる。微睡みから空返事を返すと、何とはなしに彼と共通した性質の刀の名を挙げてみる。そういえば最近、藤色の彼に余り構ってあげられていない気がする。手のかからない彼はついつい寂しがるのを忘れて後回しにしてしまう。目の前の梔子色から目を逸らすと、近日中に内番でも任せて談話しようかと一考し。)


【宗三左文字】

成程。__それで?何を言われたんですか?
( 概ね予想通りである話題に相槌を打つ。しかしまあ、彼女を好いている自分だからいいものを、此れがもし自らの好いている相手が他にいるとしたら。いつの時代も女人は井戸端で花を咲かせるものらしい。同業の友人が出来、この男所帯の中での職務の中で少しでも気を緩められるのならば僥倖。そう思ってはいたが、あの近侍同様厄介な気質の友垣が出来てしまったようだ。相談相手にもなるだろうし、余り下手なことを言えなくなってしまった。一つ溜息を吐いてから、此方へと顔を向けようとしない彼女の横顔を見詰める。視線で輪郭を辿り、遮る黒髪越しに藤色の瞳を眺め。誰なんだろうね、で終わってあの反応にはなるまい。閉口されては厄介だ、「彼女に聞いても良いんですけどね。」とだけ付け加え核心を突かない彼女の外堀を埋め。)



  • No.178 by 葵/髭切  2019-04-25 21:46:46 




(/前田くんめっちゃよく来てくれるのでついつい可愛がっちゃいます。いち兄弟大好きだからそうですよね……小さいのにロイヤル…
あーー羨ましいです!虎徹兄弟中々揃わなかったなぁ。膝丸君私のところもよく来ます。鍛刀でもちょこちょこ来るからそろそろ兄者も名前覚えられるかな。覚えないんだろうな。
古備前繋がりが深いですからね、しょうがないですね() 私も青江派可愛いから見てるだけで幸せです。)


【髭切】

本丸の誰とも違うさ。僕だけの気持ちだと思うよ、屹度。
( 忠誠心が一際強い彼と自分とを同列に並べられる事が何だか口惜しい。別段忠誠心が無いわけは無い、"主の刀"という側面でも主を慕う気持ちがある。__然し、未だ伝えていない想いは我が本丸に居るどの刀達とも違う筈だし、そういった点では誰より彼女に心酔している自負がある。彼女へと向ける想い、恋煩いはどうか自分だけであって欲しい。独占欲の強さを我ながら感じる。先程他よりちょっぴり好きだと言われたものの、彼女へとこれだけの想いを向けているのは一方的であるような気もする。本丸の皆とも違うし、彼女と相互的な感情では無い事が寂しい。そんな二つの意味を込めて上記を落ち着いた声音で告げると、長い睫毛を臥せる彼女を見詰める。見た目も中身も、所作の一つ一つが可憐で護りたくなる。彼女が主である以上はこの想いが叶うことはそう無いと思うと先が随分と長い。ならば少しでも長く傍に居るために早く帰城して落ち着きたいものだ。店の奥からまだ戻らない後輩が早く戻ってくるようにと思えば、また一つ彼女の絹糸を梳いて。 )


【葵】

意地悪な……。うーん…__そうだねぇ、実はさ?
( 成程、の一言で終わらせてくれるはずも無く続けられた言葉にぐ、と息が詰まる。なんて男だ、女子同士の恋バナの話にズケズケと。その上外堀まで埋めてくる様に逃げ場を潰していく。策士と言えば策士なのだが、性が悪い。目星を付けたそれらしい玩具達を手に取ると、露骨な溜息と苦言を一つ。扨、何と答えたものか。私かもしれない、と云われたのは事実なのだが。"そんな訳無いでしょう、何を勘違いしたんです?"__だなんて、優に脳内で再生出来る皮肉。苛立ちを覚える様な煽りだが、自惚れによる勘違いなのも事実なのだろう。此処は敢えて開き直ってみようか。暫しの閉口の後、観念した様に眉を下げると彼の方に顔を向ける。そのまま苦笑して前置きすると、「朧さんに主人かもしれないよって言われて。そんな訳ないとは思うんだけど、なんか一瞬だけでもそうかもって思っちゃって。ごめんね?」と続ける。好かれていて満更でも無いと思ってしまう辺り随分な自惚れだろう。そうと決まったわけでもないのに、皮算用をするだなんて。あはは、と軽い笑い声で誤魔化すと、困った様に頬を掻いて。 )




  • No.179 by 宗三 / 朧  2019-04-26 20:05:36 





(/ でもなんというか、個人的には後藤くんとかにひっそりといち兄をリスペクトしていて欲しいです。やっぱり弟がお兄ちゃんぶるのって兄を見てだと思うんですよね。お覚悟!とか練習してたら前田くんに先越されてヴってなる後藤くん、可愛くないです???
3:20は大体お膝、あると思います。違うんだよあずこりゅパパ上の習合終わってないねん…お前はレア4最速で習合終わっただろ…馬装備のやっさしい声で無事墓りました。ピザマヨすき…
青江派最推しとのことですし、もし一旦今のが落ち着いて尚また成りしたいなーと思ってくださるようであればぁぉぇをお勉強しておこうと思うのですが、如何でしょうか。最推しって聞いてから最初に「宗三堀川がやりやすいでーす」とか言ったの地味に申し訳なくて!!! )


【朧】

…あのね、女の子って、とっても単純なの。だからそういうことは___、
( 彼の言葉はいつだって思わせ振りで、それでいて焦れったい。可愛いだの好きだの、此方が無理矢理忠義として自らを納得させていることも知らず、好き勝手に甘い花蜜を溢す。本丸に他に同性がいなくて良かった。この甘露を与えられるのが自分だけだという悩ましい事態だと錯覚出来るから。薄く吐いた息と共に僅かに肩を落とすと、困ったように眉を下げる。主人と刀、だなんて柵を捨ててしまえば、その言葉に期待をしないなんて無理な話なのに。今の今まで思考に居た織田の刀は既に後回しに。努めて平時と同じような声色に努めると、諭すように上記を。変わらず髪を撫でる彼の手を取り、体温を確かめるように縁を指先でなぞる。人差し指だけを立てさせると小さく唇を寄せ、リップ音を一つ。いつもの“駄目”は主人の言葉で、彼と逢引をしている少女の言葉ではない。だとすれば。包んでいた手を取り直し、今自らが口付けしていた箇所を彼の唇へと当てがう。「ちょっぴり、期待しちゃう。」接吻は夢で強請るのが限界のようだ。照れ臭さを紛らわせるように表情を緩めて。)


【宗三左文字】

それで?貴女はそれを聞いて、如何思ったんですか?
( 普段の自分を鏡写しにされたような溜息と苦言に漸進的に瞬きを数度。やっと此方へと向いた藤色の瞳を見据えると、零れる苦笑とその後の言葉にほんの一瞬だけ目を剥き。矢張り近侍同様土足で他人の本丸事情に踏み込んでくる厄介な人物だ。長い睫毛を伏せ、そのまま瞳を閉じる。はぁ、と小さく自分の溜息が聞こえ、無意識に息を溢す不躾な薄い唇を一文字に結び直し。再び寒色の双眸を露わにすると、彼女の方へと一歩、距離を詰める。この状況に似合わない子供の派手な色の玩具を棚へと戻すと、空いた小さく滑らかな手を掬って軽く此方へと引き寄せる。眼だけを小さく細め、彼女だけを見詰めて。「戸惑い、困惑、嫌悪、それとも__喜びだとか。」彼女のこと、きっと自分にいつもの如く否定を貰い、掛かる靄を払うつもりだったのだろう。無知は罪だ、自分を慕う男にそんな事を言ってはいけないと教えなければ。再び彼女の髪へと手を伸ばすと、高貴な瞳を遮る細く美しい髪を軽く払い。)



  • No.180 by 葵/髭切  2019-04-26 21:14:32 




(/あーーわっかります!!密かに(隠しきれてない)いち兄リスペクトしてるといいなって思います!大将組の中で一番いち兄の動作をよく見てそう。最高に可愛いですね、今にでっかくなるんだもんね……。
ありますよね!もう膝くんったら私まだ小豆ママ居ないのに沢山来てくれるので習合で乱舞レベルが上がる上がる。でもまだMaxではないから馬装備ボイス楽しみだな。
えーー良いんですか!?私得募集で始めてお付き合い頂いてるのに、なんだかそっちの方が申し訳ないです!いえ、めちゃくちゃ嬉しいんですが!!私に出来る事が少なくて申し訳ないです……本当…。)


【髭切】

……!___期待、しなよ。
( 指先に柔く温かな感触が伝う。邪魔な手袋は展望室へと昇る前に既に取り払われていて、邪魔なものは無かった。小さくちゅ、と音が聞こえると息を呑む。嗚呼、また『駄目』の一言を貰うかと思っていたのに。随分な口説き文句だ、可愛らしくって仕方がない。自分が守るべき姫君にこうも惑わされてしまうとは。口付けを貰った人差し指が自分の唇へと戻ると、これが所謂間接的な接吻である事を自覚する。それと同時に聞こえてきた、いつもよりずっとずっと柔い言葉。一瞬だけ目を向いて、そして逸らす。何だか少しばかり頬が熱いような気がして、気恥しそうに口を結ぶ。本丸であったならば、其の唇に堪らず口を付けていただろう。無理やり我慢させられているような気がして、もどかしい。彼女の期待は直に叶うものであるが、言っても良いだろうか。暫しの閉口の後、意を決したように顔を上げ彼女の藍鉄の瞳に梔子色を合わせる。少し上擦った、けれど極力いつも通りの声で上記の事を告げると、彼女の手を空いている片手で包み込み。 )



【葵】

え……どう、って云われても__。
( 深く吐かれた溜息にある種良くない方の期待が通った事を確信する。矢っ張り否定してきたか、解っては居たが面と向かって否定をされると何だか心の奥が空虚になった気がする。笑い話だと飛ばす心の準備をしていたのも束の間、引き寄せられ急に近付いた距離に目を剥く。髪と同じ色で縁取られた長い睫毛の奥に見える、相対の寒色が美しく、吸い込まれるように彼の瞳ばかりを見詰め。照明の位置と身長差でか、此方から見た彼に影がさして、それがまた彼の儚さを引き立たせる。反対に聞こえてきたのは否定ではなく追求で、言葉に詰まってしまう。此処でだんまりを決め込んでは、また彼の意地悪な質問攻めに遭って仕舞う事だろう。嗚呼、どうか笑って聞いて欲しい。「__驚いたけど、少しだけ納得した、というか。」寧ろそうだったらいいな、と思った事だけは素直に言葉に出来ず。虚しい勘違いの笑い話にしたい、というのが未だ諦めきれていないのだろうか、困った様に眉を下げて口角を上げると。 )




  • No.181 by 宗三 / 朧  2019-04-26 22:23:51 





(/ 薬研もあっくんもしなのんもちょっと自立しすぎですからね。なんというか、きわ後藤くんの本丸ボイスは距離の近いロイヤル感がじわっとあって滾ります。ああ守り刀って最高。添い寝して…(お覚悟)
あららそれは楽しみですね!!!馬装備ほんっとに最高なのでケビ狩りしましょしましょ。兄者兄者言ってて忘れがちですけど、ふとした時にお膝の誠実かつ実直って感じの言動に溜息しか出ません。ログボの俺に任せておけが好き過ぎて。
いえいえ、ああ青江だったのかと相当後悔致しまして…その際は是非また推し語りして頂きたいです。遅筆拙文だというのにもう一ヶ月以上楽しませて貰ってるので!!!感謝してもしきれません本当に。主様好きです。() )


【朧】

___…ん、っふふ、あはっ。……髭切、かわいい。
( 繊細でしなやかな彼の手からそっと手を離すと、早くも自分の行動を顧みる。少し気障ったらしかったか。彼の目線が此方から逸らされているのを見ると、不安げに身体を僅かに傾け、視線を合わせようと。その内、彼の白い肌に映える朱が目に入る。思わず食い入るように彼を見詰めるも、矢張り薄っすらとと紅潮しているようにしか見えない。頬を染めて目を逸らす様が、なんだかいじらしく感じる。蜂蜜の色をした双眸が此方へと向き、思わず肩が跳ねた。何時もよりほんの少しだけ、彼の声が上擦っている気がするのは錯覚だろうか。__嗚呼、余裕がないのは彼も同じだったのか。いつもは飄々とした彼の真剣な眼差しに、“可愛い”と思ってしまえば、立場は既に主人且つ、人の身を与えた母親へと逆戻り。肩を震わせて笑みを溢れさせると、手を解いて両の掌で彼の?を包む。少し熱い。満足げに目を細めると、「思わせ振りなことばっかり言うから、お返し。」指の腹で目尻を撫でつつそう付け加え。)


【宗三左文字】

………えぇ、分かりました。
( 愛しい人と絡む視線が心地良い。皐月の藤の花を閉じ込めた宝石のような瞳には、浅ましい自分しか映っていない。その事実が只管に彼女への愛情を募らせる。緩慢に言葉を紡ぐ容の良い唇を急かすことなく待ち、ゆっくりと言葉を咀嚼すると、再び瞼を下ろす。驚きと納得。情けない、隠そうと躍起になっていた感情は此処まで顕になっていたのか。だとするならば、一層の事自らの気持ちを少しばかり吐露しても構わないのではないか。薄い唇を少し開け、息を吸う。同時に睫毛を上げると、出かけた言葉を胸中へと押し込んで口を結ぶ。苦味の混じった彼女の笑みが目に入った。___成程、予防線と来たか。想い人に対し嫌味を零すような捻くれた性分、棚から牡丹餅を許すのは些か彼女に有利だと感じる。与えるより、与えられるより、対等で居たい。そう考えてしまうのは道具として過ぎた我儘だろうか。包んでいた手を離し、ふっと薄く笑みを。「早く帰りましょうか。」無難な言葉に置き換えると、自らの手の代わりに先程の玩具を彼女に握らせ、再び先程の距離感へと戻り。)



  • No.182 by 葵/髭切  2019-04-27 17:38:32 





(/なんかもう短刀詐欺、って思う中で後藤くんは本当にロイヤルを受け継いでます。添い寝頼んだら本人は快諾しそうですけどいち兄にバレた瞬間お覚悟ポイントが……。
楽しみです!!!検非違使狩ろう!!ログボ最高ですよね、兄者のありゃ?もう始まるのかい?もぐいぐいくる。好き。
いえいえ!!そんな事言っていただけるだなんて光栄の至りです!こちらこそ返信にムラがあったり語彙は拙いなりでご迷惑ばかりお掛けしてしまって……。そういえばあっという間にひと月以上経ってましたね。私もとても楽しませて頂いておりますので感謝しかありません!私も大好きです!)



【髭切】

ありゃ?__男だって勘違いするのに。
( ころころ、と鈴を転がした笑い声が耳の中に響く。__はて、自分は今凄く真剣だったのだが、笑われる要素はあっただろうか。暫し考え直してみると、矢っ張り無い代わりに揶揄われて居るという事を理解した。主人が声を上げて笑うのは随分と珍しいが、それでも笑ってくれることが嬉しい。嬉しいけれど、どうやら伝わっていないようだ。真剣な眼差しは疑問にとって変り、何時もの疑問の声を上げる。どうして見てくれないのか、上記をぽつりと零す。単純なのは何も女子だけではないと言うのに。拗ねた幼子の様に唇を尖らせると、包まれた頬を膨らませる。自分はこんなにも彼女の一挙一動に心を乱しているのに、至って真剣な此方を可愛がる様子の彼女に、少し縮まった気がした距離が気の所為だと思ってしまうのが口惜しい。あと少しだったのに、と文句を言う脳内で、帰ったらしようと思っていた接吻がこのままでは唯の悪戯になってしまいそうだ、なんて考える。いじけた子供のように自分の頬を包む細やかな手の甲に無骨な男性らしい手を重ねると、指の間を擽るように指で撫で。 )



【葵】

…あ、えっと、うん!お、お会計してくるね、先に朧さん達の所行ってて!
( 彼の次の一手は何であろうか、内心身構えつつ彼の様子をじっと見詰める。閉じられた睫毛の長さが美しく、つい綺麗だとばかり思ってしまう。儚さ相まって、本当に見た目だけなら未亡人の様だ。__少しだけ、接吻を待つ様な顔に思える。そんな失礼な事を考えながら、彼の瞼が持ち上がると少しばかり緊張した様子で言葉を待つのだが。聞こえてきた言葉はどうやら踏み込む物でもなく、この話を終える様な一言で。今のを聞いて彼がどう思ったのであろうか、だなんて此方から踏み込む気にはなれなかった。距離が離れても気が抜けた様に彼を見詰めていたのが、再び握らされた玩具にはっと我に帰る。見蕩れてしまっていた、だなんて口が裂けても言えない事を隠すように、だが確実に狼狽しているのはバレバレな様子でわたわたと上記を述べると、レジカウンターの方へ小走りで向かい。嘗ては、友人同士の買い物で何も買わない方は先に外に出て待っていた、その名残りで無意識的に近侍を侍らせずに一人列へと並んで。 )




  • No.183 by 宗三 / 朧  2019-04-27 19:38:12 





(/ 「大将の快眠をしっかり守ってやるぜ!」とか嬉々として引き受けてくれそうでかわいい…いち兄はそんなに怒るなら代わりに貴方が添い寝してくれていいんですよ!!!
肘丸よりも兄者の方が言葉遣い俗っぽいのがすきすきの好きです。特に一騎打ちの「おぉ…怖」が好き過ぎて好き過ぎて、堪えきれず生で一騎打ちしてもらいました。シラノ刀は目元のアップが本当に綺麗ですね。
「最推しは解釈違い怖いからこっちの子がいいなー」って感じでしたら是非ともお申し付けくださいね。今の内に勉強しておきますゆえ!!! )


【朧】

よしよし、むくれないの。___ほら、もう帰れるみたいだし。
( 虚を衝かれてしまった様子の彼を満足いくまで眺め、一つ長く息を吐いて笑いを収める。何方かと言えば甘えたい側なのだが、彼の前ではつい母性本能が擽られて甘やかしてしまう。だからこそ、先程の彼の真剣な眼差しは、少しばかり嬉しかった。意中の人が自分のことを異性として認識している、この事実に喜ばない者が居ようか。彼とは反対にご機嫌な様子で目を細め。滑らかで綺麗な手も、自らの手と重ねられると矢張り筋張っていて大きい。どれだけ可愛らしくても男性なのだ。すぐにまた、“女の子”の表情に戻ってしまうのが悔しくて、稚児をあやすように笑いかける。ふと視線を感じると、周囲へと目を向ける。現世の俗気に馴染まない一柱の姿に瞬くと、伸ばしていた手を下ろす。腕へと掛けていたビニール袋を持ち直し、空いた片手で其方へと手招きを。)


【宗三左文字】

済みませんね、お邪魔して。此方の用件はもう片付きそうです。
( 此方の言葉を聞くや否や、もたついた早口で小鳥のように囃し立て、精算へと急ぐ彼女の後ろ姿を見送る。あの狼狽の仕方は、何を表しているのだろう。望んでいたのは、矢張り肯定だったのだろうか。そんな風に考えてしまう自分の浅ましさに溜息を。一人で平気だろうか、一瞬過る過保護な考えを払うと、辺りを見回して彼女の指示通りに。軈て空間が切り取られたような霊気を見つけると、人目も憚らずに_自分も他人を言えた立場ではないのだが_お互いの肌に触れる彼らの元へと爪先を向ける。暫くすれば此方へと手招きがなされ、少しだけ歩調を上げて。合流すれば若干の嫌味を近侍の彼へと向けつつ報告を。「主もすぐ来ますので。」そう付け足すと、勘定の列へと並ぶ彼女に目を向けて示唆し。)



  • No.184 by 葵/髭切  2019-04-27 21:04:41 




(/粟田口に囲まれて寝たいですね……いち兄が主ガチ勢だったら絶対添い寝してくれると思うんですよ。可愛い。鳴狐叔父様でもいいのですよ……
源氏兄弟最高ですよね、兄者の話し方の割に浮世離れした雰囲気が最高です。気ままに生きてる猫っぽい。目元くっきりしてる分さいのこうです。
本当にありがたいです、正直ロルと台詞回しが素敵過ぎて色んな刀を見たいせいで凄く迷ってるんですよ!!青江ちゃんも見たいのは当然なのですが、長谷部や歌仙、あと膝丸くん見てみたかったり実は三条も気になっ……うぅん迷います…。私で出来そうなことがありましたらなんなりとお申し付けくださいね、方言男士でも多分出来ますので!)



【髭切】

うん……。ああ、おかえりなさい、大丈夫だよ。
( 幼子を宥める母の顔をしている彼女が、矢っ張り"主人"であり、且つ自らを顕現させた母同然の存在であることを告げている気がする。そう思うと主従の垣根と壁を感じて仕舞う。それを越えた関係を望んでいるというのに、自分で隔てを作ってしまっては元も子もあるまい。考えを振り払い、甘える心算でご機嫌な彼女の髪に手を伸ばすと。買い物中だった様子のもう一組、近侍だけが戻ってきた事に少しばかり疑問を感じた。主人を置いて出て来た、訳では無さそうだが。貰った嫌味をまるでそのまま言葉通りに受け取り、柔い笑みを返すと。邪魔された、と言うよりは向こうを待つ暇潰しの一環である、さして気にする程でもない分早く帰りたい気持ちが一層募る。彼の主はどうやら精算機に並んでいる様子、先に戻れと言われた、のが自然だろうか。先程から自分達の集団の浮世離れした雰囲気が多少なりとも目をひいていることは知っている。主を一人にする、というのは自分では考えられない以上「心配じゃないのかい?」だなんて、過保護にも一つ後輩に訊ね。 )



【葵】

__……よし。お待たせしちゃってすみません、終わりました!
( 精算待ちの列に並ぶ間、辺りを見回しながら物思いに耽る。彼の思わせぶりな行動は、果たして本当に主を想っての事なのだろうか。然し、徒に主人の心を弄ぶ程に性格の悪い刀でもない。寧ろ、野心が強く強欲な元主達の元へと渡りに渡る望まぬ傾国な分、そういった意識は無さそうだ。其の信頼が又期待してしまう元なのだが。小さくかぶりを振って思考を追い払うと進んでいく列に従っていく。隣に近侍がおらず一人で並ぶ、というのが随分と久しぶりで心許なく感じる。人知れず眉を下げて自分の分の会計を済ませると、辺りを注意深く見回して目的の人を探す。霊力探知が未だ鈍い分、中々雑踏の中から見付けるのは大変で。店先に出て少し経った所で、少し浮世離れした三人を視認すると、ほっと息を吐く。お開きになってしまうのは寂しいような気もするが、良い時間を過ごせた。最後に買い物で時間を取ってしまったのが先輩に申し訳ない。何時もの快活さの篭った笑顔で三人の元へと戻り声を掛けると。 )




  • No.185 by 宗三 / 朧  2019-04-27 21:53:31 





(/ ガチ勢のいち兄には「はっはっは、子供扱いに見えますかな。」とか言われながら腕枕とかしてほしいです。余裕そうに笑いつつもうめちゃくちゃ余裕ないいち兄いいぞ…
シラノさんの非公式四周年記念絵の兄者が美少女すぎて…(墓入り) あの絵マジでperfumeかな??って感じですよね。シラノ刀すきすき。
褒められてりゅ……………お世辞でも嬉しいです。というか普段色んな子の妄想してるのバレちゃうのでお世辞であってほしい。ガチ勢三条とか神隠しオチ不可避でいいですね。兎にも角にも此方も大包平以外なら基本全員提供可能ですので横綱は勘弁してください!!!!(服従のポーズ)
あ、それと若干若干若干締めみたいにしておきました。何か取りたいアクションがあれば続けてもよし、なければお好きな時点に飛ばして頂ければと…本丸帰城直後で泥のように眠る近侍も美味いし暫く経って症状出てきてからでも美味いしとにかくちゅっちゅだ!!!(蹴り可) )


【朧】

あ。……__そうだ、葵ちゃんにこれ。
( 変わらぬ様子で帰ってくる後輩の彼女を見留めると、折角のダブルデートもお開きの時間だと改めて感じる。随分と気が重かったはずが、彼女のお陰で大変楽しいものになってしまった。若い子は凄いなあ、そう年も離れていない彼女に感心していると、ふと数日前の記憶が蘇り声を零す。否、あれは夢だったか。兎に角鞄からメモ帳とペンを取り出すと、紙の上にインクをさらりと走らせる。久方振りに書くアルファベットの羅列は、筆記体とブロック体が混じっていた。インクで字が潰れないよう平仮名で自らの名を記すと、ぺりりと一枚紙を剥がし、彼女の手を取り紙を持たせる。「私の連絡先。お仕事でも、個人的な話でも、気軽に声掛けてほしいな。」笑みを添えて告げ、手を離す。御二方の恋情も気になることだし、胸中で付け加えると近侍の手を取る。小さく謝辞を述べるとひらりと手を振り、帰城の為に人気の少ない場所を探し始め。)


【宗三左文字】

…………少し、頭を冷やそうかと。
( 相手の近侍の一言に、僅かに眉を顰める。帰って来た主人に顔は向けず、悩ましげに溜息を一つ。まあ、彼ならば主人の側を離れないだろう。自分だって普段通りならばそうした。しかし、あの時側に仕えていると本心を吐露してしまいそうで、そして隠していた心情を追及されてしまいそうで。二本の指でこめかみを押さえると、渋い表情を浮かべて上記を。主人が先輩から何か紙を受け取ると、にこやかに手を振って遠退く彼らの背。又会いたいかと問われれば少し疑問に思ってしまうくらいには厄介だが、それでも今日は少し、楽しかった。一息吐くと、隣並ぶ彼女へと目を向ける。「さて、僕らもそろそろ。」無意識に声に疲れが滲む。何となく気疲れとは違い、身体の芯から重いような___重傷を追ったときともまた違う、身体にある疲労感から彼女の手を握って。)



  • No.186 by 葵/髭切  2019-04-28 00:21:15 




(/あーーいち兄可愛いです……秋田くんとかに「いち兄と主君が並ぶと夫婦のようです!」って言われて満更でもなさそうにでれっでれするいち兄が見たい…見たい……
シラノさんのイラストめっちゃくちゃ目元が素敵ですよね。八重歯も素敵です。美少女。
お世辞じゃないんですよこれが……!本当にロルが好きすぎて何回も何回も読み直しては悶えてたりするので。こぎちゃんヤバそうですよね、神隠し待った無し感。かしこまりました!!色々迷っておきますね!貴女様も此方への希望がございましたら遠慮なく教えてくださいね!
わわ、ありがとうございます…!帰ってぐったり寝た翌朝、症状出始め位の設定にしておきました。)


【髭切】

____ん…。うぅ、ん…?
( ちち、と小鳥の鳴き声が厭に耳に張り付く。何だか頭の奥が鈍く痛み、体全体が熱い。身体が蒲団に縫い付けられた様に重く、寝汗で寝間着の襦袢が首筋に絡むのが鬱陶しく感じて薄らと目を開ける。早朝の明るさとは言えない程日が高い。遅い朝の様で、どうやら寝過ごしてしまったらしい。皆が起こさずにいてくれたのは昨日の疲れを気遣ってだろうか、優しいものだと内心仲間への感謝を。乾いた喉が腫れているのか、随分と痛む。夢でも昨日のことを視た位だ、相当に疲れているのだろうか。然し、疲れているとはいえ刀である自分にこうも体調の崩れが出るものであろうか。緩慢な動作で身を起こすと、矢張り背中が重く感じる。もう直に朝餉も出来る時間であろうか、弱った体に鞭を売って布団から這い出でる。厨当番達にだらしが無いと怒られる気もするが、とりあえず布団はそのままに上着だけを肩に引っ掛けて。喉の痛みを取り払うために小さく咳き込んでも余り意味は無さそうだ。壁に手を付いてのろのろと覚束無い足取りで食堂の方へと赴けば。 )



【葵】

そーざ、入るよ?
( 朝餉の時間になっても起きてこない近侍が珍しい。普段からちゃんと朝は起きて来るし、偶に自分を起こしてさえくれる様な刀が朝寝坊とは。初期刀兼厨当番の困った顔を思い出す。初期刀と近侍の兄弟に起こしてきて欲しい、と頼まれては断る理由もあるまい。普段兄弟達で使わせている部屋の障子の前に立つ。疲れでも溜まったのだろうか。一声掛けて静かに障子を開けると、まだ敷かれた儘の膨らんだ布団の傍らに腰を下ろす。畳に投げ出された結わえられていない髪が綺麗で、梳いてしまいたいと思う。だがそれより先ずは皆で集まって食事を摂らなければ。「ほら、起きて宗三。朝ご飯出来たって。」ぽんぽんと優しく布団を叩いて声を掛け。こんな時間まで彼が寝ているだなんて、なんだか想像が付かなかった。今日はゆっくり休ませよう、と思いながら彼の返答を待ち。 )




  • No.187 by 宗三 / 朧  2019-04-28 01:49:08 





(/ はっはっは困りましたなあ主殿…チラッ…なんというか、彼も割と似合いますよね、ガチ勢。アイスロイヤルミルクティーじゃ断トツで似合ってるよ…
最近のシラノさんの描く弟者がひたすらに雄々しくてしんどいです。京のかたな展描き下ろし源氏いいよね…お膝の眉間の皺ほんとに好きで好きで。たまには羽を伸ばしてくれ。
ふええ嬉しい…実をいうと宗三そこまで動かした経験ないので、付け焼き刃でどうにかなってるか心配で心配で。でもこぎは審神者が愛情受け入れようとしたら窘めてきそうな気がします。だってそんなことされたら隠しちゃうから。いけません主様。うーん次やるとしたらって考えて三池以前となると、ぱっと出てくるのは膝明石みっただ辺りでしょうか。お三方ともめちゃくちゃに困らせたい。)


【朧】

おはよ、近侍さん。今日は随分ゆっくり___、
( スパン、喝を入れるように勢いよく庭へと面する障子を開け放つ。磨った墨の匂いの充満する自室に、一気に朝の新鮮な空気が流れ込んできて気持ちが良かった。筆を乗せていた紙__昨日の偵察に関する政府への報告書を手に取ると、鼻を衝く朝餉の香りを辿り、文系を名乗る打刀へと書面の見直しを頼もうと部屋を後に。結局あの後は泥のように眠りこけてしまい、目を覚ましたのは夜も更け切った深夜頃だった。らしくもなく手をつけた報告書に悩まされること数時間、そして今に至る。ああ、そういえば。いつもならば既に目を覚まし、朝一番から甘い言葉を囁く近侍の姿が見られない。彼も疲れているのだろうか___そう思い、角を曲がると目に入る彼の後姿。歩調を速めて歩み寄り、声を掛ける。が、何か様子がおかしい。覚束ない足取りに違和感を覚え、彼の前へと回り込む。肌に朱が差し、目が熱に冒されている。否、そんなまさか。そんな事例は聞いたことがない。そうっと前髪を払い、彼の額へと手を充てがう。…熱い。訝しげに表情を歪めると、「身体、おかしい?」とだけ恐る恐る問い。)


【宗三左文字】

………………主。
( 今朝は一段と睡眠が浅かった。普段から一度寝たら朝迄、という風でもなかったが、今日は特筆する程に酷い。寝苦しさに何度も夜中に目を開け、不快な身体の怠さにまたすぐ眠りの中へと落とされる。薄く起きた脳が、何度も夢を見せた。その夢も、子供が画材を好き放題に使って描いた絵のようで、酷く不快だった。瞼から朝の光が透け、何度目かの寝覚めを迎える。ああ、まただ。身体が重い。視界が虚ろだ。頭が痛む。ただ一つ、今回違うのは___愛しい人の声が聴こえること。掛け布団の中がじっとりと汗ばんでいて不愉快に思いつつ、ごろりと仰向けに寝返りを。上手く焦点の合わない目で、天井と彼女の姿を見詰める。一つ、上記を溢す。久方振りに聞いた自分の声は、何やら少し掠れている気がした。身体を起こす気になれず、ふらりと彼女の方へと腕を伸ばす。肌に触れた巫女服の厚い布さえ冷たく思えて心地良く、彼女の細い腕を掴むと駄々を捏ねる子供のように強く引っ張り、布団へと倒れ込ませ。)



  • No.188 by 葵/髭切  2019-04-28 07:19:50 




(/似合ってますよね……弟達の手前ベタベタ甘える訳にはいかないけど弟達が甘えてるの見てひっそり羨ましく思ってて欲しい。
んーーーわかりますわかります……!くびれと足が綺麗すぎてついガン見しちゃう。色々と綺麗がすぎる。女性的な綺麗じゃなくてちゃんと男として綺麗なのがまた……。
付け焼き刃……しゅごい…。こぎちゃんはいい子ですからね、確かにそうかもしれません。三条は審神者の真名うまいこと手に入れそうです。 畏まりました、その三振りなら動かしやすいと思います!三池以降のキャラが曖昧な分上手く回せるように尽力します…本当に幅の狭さが申し訳ない…!)



【髭切】

……………ある、じ。
( 上手く焦点の合わない視界、もう随分と歩いた気がするのに食堂に一向に辿り着かないのは何故だろうか。廊下の長さが倍にでもなった様な気がして、ほうと息を吐く。吐き出された息ですら熱いのだから、身体の中に火でも着いたような気分だ。朝餉の香りで胸焼けしそうだ、今日は申し訳ないが残してしまおうか。余りの暑さに脳みそが茹だってしまうなぁ、なんてぼんやり考えていると、突如視界に入った小柄な人影に思わず眉間を寄せる。敵意がある訳では無いのだが、如何せん焦点が合わず誰だか判らない。声を聞いて漸く愛し主である事は認識したのだが。額に触れた彼女の手が酷く冷たく感じる。咳払いをして彼女の名を呼んでみても、声は矢っ張り何処かおかしい。主の質問に迷うこと無く小さく頷くと、散乱した思考は兎に角冷たさを求め、小柄な体躯を抱き締めて。 )



【葵】

きゃっ……!?ちょっと宗三、何して……__!
( 寝起きの声は掠れがち、とは言うぶん声が乾き切って居たのに、珍しいな程度で余り変化が気にならなかったのが間違いだった。強く引かれた腕、普段から刀を奮っているか筆を執っているかの大差ではそう振り払える筈もなく布団へと倒れ込む。その際上げる事となった悲鳴は珍しく可愛らしいものとなったが、今はそれどころではない。朝寝坊の上に主への悪戯とは、流石に少々窘めなければならないと声をあげようとした所で異変に気が付く。随分と身体が熱く、彼の腕が汗ばんでいる様な。上げかけた不満の声は途中で止まり、先程迄感じかけていた羞恥も同時に何処かへと飛び去り。訝しげな顔で額に張り付いている細い絹糸を指で避けて、自分の額と合わせる。__いや、そんな真逆。刀で、神様なのに。だが確実に覚えのある熱さは人の子が病を抱えた時のものと同じで。「…体調悪い?朝ご飯食べられそう?」先程とは打って変わって、心配そうな声で顔を離すと指で彼の額にてらついた汗を拭い。 )




  • No.189 by 宗三 / 朧  2019-04-28 09:49:18 





(/ いち兄って完璧に見えて隙だらけなのが素晴らしいんですよね。芝の言ってた「部下にするには可愛げがない、息子にするには出来すぎている、でも愛されないと死ぬ」ってのが最高すぎて。ああ沼ふかんい!
シラノ刀は僕ら華奢でーすみたいな顔して結構身体しっかりしてて興奮します。うぐとか大包平と並びがちで気付かないけど胸も肩もあって変な声出そうです。胸ないとあの服着られないよな…
語尾にハートが一番似合うのは確実にこぎだと思ってます。三条の人外感ほんと堪らんですよね…もう見た目からしてラスボスの集いみたいですもん。あーっとどうかお気になさらず!!!じゃあ三池後から選んでいいよーって言われても同じ面々挙げると思います() )


【朧】

っとっと………よしよし、苦しいね。
( 熱に浮かされ濡れた瞳と上気した?が色っぽい。?に張り付く髪を指先で退けてやると、肌を掠める彼の熱に目を細める。声が掠れ、高い熱…単調に考えれば風邪、だろうか。ふと視界が大きく動く。気付いた時には彼の腕の中で、蹌踉めく余地もなく強く抱き締められていた。抱き締められることは多々あれど、こんなに強かったことはあっただろうか。薄い襦袢越しに彼の熱が伝わり、どうにか腕を出すと彼の頭を撫でる。母親が幼い子供を安心させるような口調で宥めて。報告書はふぉうやら書き直しらしい。何の意味もなくなった紙切れを丸めると、ぽいと廊下へと投げ捨て。「髭切、主のお部屋行こっか。もうちょっと歩ける?」情熱的なのは悪くないが、場所が宜しくない。取り敢えず彼を手元に置いておくべきだろう。何より___他の刀剣に移る可能性だってある。それだけは何としても避けたい。さらりと?を撫でると、心を鬼にしてぐっと肩を引き離し、昨日のように腕を絡めてゆっくりと自室へと歩き始め。)


【宗三左文字】

___身体が重い。頭が痛む。喉が掠れる。何なんですか、これ…
( 短刀相手かというほどに近付く彼女の顔に軽く身を捩るも、それが互いの熱を確認しているのだと分かると睫毛を伏せる。矢張り彼女の肌が随分と冷たい。否、自らが熱いと形容するべきなのだろう。やっと離れた彼女を眺め、問い掛けを自分の中で咀嚼すると、重い身体に鞭を打って上体を起こす。首元に張り付く布が不愉快で、着流しの襟を更に緩める。彼女の問い掛けに答えるよりも先に、自らのこめかみを押さえて苦々しげに上記を。一年間人の身を与えられて過ごしたが、こんな経験は初めてだ。思いつく限りでこの身体に起こっている異常を並べると、無意識に縋るような目を彼女に向ける。人間としては彼女の方が生きた年数は長い。この身体に起こっている異常が何なのかを知りたくて、気怠さから深く呼吸をし。)



  • No.190 by 葵/髭切  2019-04-28 12:31:53 




(/吉光の太刀最高すぎません……?最高ですね!?お覚悟していち兄……。
わかります!!体薄い様に見えて実はしっかりしてるの堪らんです。本当に堪らん。逆三角形綺麗すぎて。
こんこん(ハート)ってして欲しい。手を狐の形にして。三条ラスボス感あるだけあって全然揃わなかったな…。攫ってほしさ。わああほんとにすみません、ありがとう御座います……!)



【髭切】

…うん。ゲホッ、なんか、喉が変なんだよね……。
( 身体の芯が重力に抗えない様で、冷たい主の身体が心地よい。熱に浮かされた儘であるというのに背筋が凍るように寒いのは何故だろうか。今迄で体感した事が無い感覚が苦しくて、手を引かれるがままにまた一歩一歩と歩きだす。何処がどう悪いのか解れば多少は大丈夫だろうか。喋ろうにも喉が上手く働かず、咳払いをして出した声は何故だか弱々しい。身体に力が入らないのも困ったものだ。足の裏から伝わる床板の冷たさが心地よくいっそここで寝てしまいたいと思えてきた。彼女の部屋はここからさ程遠く無いはずなのだが、途方も無い道のりに感じる。普段から刀を振り鍛えている分の体力はあると思ったのだが。「……熱いのに、寒くて。」人の身を与えた母、主人には知っている事があるだろうとぽつぽつ話し始めては、偶にふらつく身体を支えるように壁に手を付いて。 )


【葵】

……あー、風邪、かな?人でいうところの。伝染るかもしれないし私の部屋に移ってもらってもいい?政府に連絡取ってみる。
( 上体を起こした彼に合わせて此方も身体を起こす。元よりずっと開いた胸元が惜しげも無く晒され、且つ長い髪が掛かっているとなんだか如何わしい様に思えて唾を飲む。__相手は病人なのに、何を考えているのか。内心喝を入れると頬を掻いて思い当たる節を探す。最近は引いて居ない分風邪の症状とやらが懐かしい。兄弟に感染してしまっても彼が罪悪感を覚えてしまいそうだ、自分の部屋で様子を見よう。刀剣が風邪を引くというのは聞いたことがないが、先輩なら何か知っているだろうか。昨日貰った連絡先が思い当たるも、端末は自室。政府への連絡機も自室。兎に角自室へと行かなければならないようだ。辛そうな体を無理に動かすのは少々気が引けるが、動いてもらうしかない。頬に張り付いている彼の髪をよけてやると、心配そうに顔を覗き込み上記を。 )




  • No.191 by 宗三 / 朧  2019-04-28 13:25:29 





(/ 幸せにしたい…………根元がへしと同じだったりするのかなとか考えると最高に沼ですよね。お覚悟してー!って言って照れ笑い浮かべさせたいですな。軽口叩いてもらえるくらいになかよぴになりたい。
というか源氏は脚長すぎるねん…特前のお膝が人気ですけど私は細袴もファビュラスで大好きです。脚のライン出るのもいいけど、襞で隠されるとなんか逆に…ああ弟者の立ち絵罪深い。
こんこんのお手々でさにわにちゅーしてほしい!!!!!!!「今はこれにて我慢出来ますかな、ぬしさま(はーと)」すき。でも主様三条太刀最初からいたじゃないですかーやだー。岩さん欠番が長かったんですかね? )


【朧】

そんなに珍しいことじゃないよ、心配しなくて平気。
( 喉の痛みと、悪寒と、それから高熱。矢張り風邪なのだろうか。出不精の自分が昨日の人混みで菌を貰ってくるのならば十分の有り得るのだが、それは刀剣とて同じだというのか。どちらにせよ外傷がない分手入れでは治らないのだろう。険しい表情を解くと、掠れた声で小さく話す彼に穏やかな笑みを浮かべて上記を。病は気から、そして風邪は百病の長。主人が情けなく狼狽していては、臣下が落ち着いていられるわけがない。ふら付く彼を支えつつやっとのことで自らの部屋に辿り着くと、添削をした後すぐに寝てやろうと敷いていた布団が目に入る。怠け癖も偶には役に立つらしい。背を押して彼を室内へと入れると、隙間なく障子を後ろ手に閉め。「辛いだろうし、もう一回寝なさい。具合悪いなら眠れると思うから」もう一度彼を抱き締め、宥めるように背中を摩る。此方は此方で報告書の作り直しと上への連絡、ついでに本丸の誰かにも報せておかなくては。彼の弟が不在で、今だけは助かった。苦笑を零しつつ彼の熱を感じ。)


【宗三左文字】

ええ、………貴女が側にいると、少し楽なようで。
( 此方を覗き込む申し訳なさそうな表情に、小さく頭を振る。一人で布団の中に閉じ籠っているよりも、今は何か彼女の霊気が心地いい気がする。無論、身体が弱って意中の相手の側にいたいだけかもしれないが。再び布団に埋まりたいと渇望する身体を胸中で叱責すると、ぐらりと覚束ない足取りで身を起こして立ち上がる。蒸れた布団から出た瞬間に、背筋を冷たい何かが駆け上がる気がした。ああ、寒気がする。身体が揺れた際に頭は警鐘のように痛みを増す。全てにおいて最悪だ。心配性な彼女を一瞥すると、一度眉を寄せて。主人の取り乱した姿は余り見たいものではない。だとすれば面に出すわけにもいくまい。乱雑に障子を開けると、前後不覚のままに彼女の部屋へと爪先を向ける。漂う朝餉の匂いが酷く不愉快で、軋む床板が頭痛を増長した。風邪、何と恐ろしい病魔だろう。感染るかも、とは言っていたが、彼女に感染る可能性はないのだろうか。思考が進む割に、距離は途方もなく遠く感じる。肩を落とすと疲労から来る溜息が溢れ。)



  • No.192 by 葵/髭切  2019-04-28 17:04:46 




(/火が苦手なのもあって色々護りたいです……ほんとに可愛い。ですなですな。主殿って呼んでくれるいち兄が好き。
わーーーめっちゃわかります。村正派の内番着もそうですけど、見えない色気が……着てるほうが逆に、みたいなのありますよね。
ちゅーしてほしいですね!!!!!なんと可愛らしい。実は驚かないで欲しいのですが、岩融より石切丸が来なかったんですよ!!ほたたの方が先に三振り来るし、なんだかんだいって石切パパが一年以上は来ませんでした。ドロップしないし鍛刀も来ないし。)



【髭切】

……嗚呼、うん。
( 途方も無く長い道のりを歩いた様な気がする。背中を襲う刺すような悪寒に苛まれながらも主人が目的とする部屋に辿り着き。彼女が普段使っている部屋である分、彼女の霊力に満ちているからか少し身体の重さが取れたような気がする。勧められるがままにふらつきながら蒲団の元へと歩み寄ると、力なく横たわり。深く息を吐くと、掛け布団を被る。__布団を掛けると熱いというのに、取り去るとああも寒いとは。人の子は病魔に侵されているとこんなにも苦しい思いをするだなんて、随分と大変な生き物だ。熟今迄健康体であったことが有難いと思い知らされた。__此の儘仕事が出来ないのであれば、近侍を外されてしまうのでは。今の体調では彼女の守刀になる事すら叶わない。それが酷く寂しく感じると、主人の細く白い手首を此方へ引き寄せる。少しでも傍に居たい、縋る一心で彼女を布団の中へと引き寄せて。 )


【葵】

ちょ、宗三、無理しないで…!大丈夫、傍に居るから、ね?
( 顔色が酷く悪い。彼は気付いて居ないのだろうが、身震いまでしているとなると流石に心配せずには居られない。ふらふらと覚束無い足取りをしている彼の脇へと寄り添うと、彼の細い腕を肩に回す。そのまま手を取って、彼の身体の方にある腕は身体を支えるように彼の肩へと回して。背負ったり抱き抱えたりが出来たら良かったのだが、如何せん筋力と身長差でそれは難しい。身体に手を回して気が付いたのだが、彼、随分と細い様な。熱が高くなった身体がここ迄細いと、不安が次々と湧いてくる。何故いきなり風邪など引いたのだろうか。もうとうに書き終えてしまった報告書を修正して出さなければ。__現代の視察、危険がない分審神者が行けるとは随分な嘘ではないか。肩を優しく摩ると、安心させるように努めて落ち着いた声音で相手の様子を窺い。 )



  • No.193 by 宗三 / 朧  2019-04-28 18:11:54 





(/ まあゲーム内では呼んでくれてないんですけどね。割と皆審神者のこと呼んでくれなくて寂しいです。お前とか君とか二人称じゃなくて普通に呼んでほしいな!!!
わかりますわかります、村正派の内番服のえちち半端ない。お二人ともすっごい品あるのになんであんな如何わしいんだ……是非蜻蛉さんにお伺いしたいですね。そして困らせたい。
えぇ…大太刀で一番気軽に来てくれる初心者の味方だと思うんですけど…これを驚くなというのは無理があります。まあその、厄祓いする必要がなかったのでは???うんきっとそう。他の穢れだらけの審神者の元に行くので忙しかったんですよ。うんうん! )


【朧】

…髭切?どうしたの、淋しい?
( 彼が大人しく布団に入ってくれたのを見届けると、僅かに安堵して溜息を吐く。取り敢えず優先して行うべきことは、本丸の皆への情報伝達と、それと氷水の用意か。ここまで熱が高いと自然治癒は時間が掛かるだろう。汗もかいているようだし水分も補給させなければ。ああ、子が病に罹った親というのはこうも大変なのか。取るべき行動が多くて、というよりも、心配で気が気でない。自らが幼い時は冷たいと感じていた両親も、こんな気持ちだったのだろうか。さて、と腰を上げようとした瞬間、腕を掴まれ弱く引き寄せられる。勿論この部屋には自分と彼しかいないわけで、畳へと手を突くと身を屈めて彼の表情を除く。熱に浮かされる時は少し淋しい。彼も同じなのだろうかと目を細めると、軽く頭を撫でる。余裕のない表情が珍しく、庇護欲を煽った。いつもの通りに両の掌で熱い?を挟み込み。)


【宗三左文字】

…嗚呼、無様な……
( あれよあれよと言う間に、彼女に凭れて歩く体勢になってしまった。大の男が年端もいかない娘に、そして想い人に助けられなければ歩けもしないだなんて、途轍もなく恥ずかしい。片方の掌で顔を覆うと、深い溜息と共に上記を。語尾が咳き込み混じりになってしまったことが更に情けない。口内に溜まった唾液を嚥下するだけで痛みが走って不快だ。兎にも角にも、こんな姿を誰かに見られては一生物の恥だ。既に全員食堂へと向かっている筈だが、例外がいたらと思うとまた違った寒気がする。「平気ですよ、見た目程悪くありません。」文字に起こすと平静だが、合間合間に咳やら深い呼吸が混じる。意中の相手の前で平然としていたかったが、今の状態ではとても無理らしい。仕方がなく彼女に凭れて廊下を進むが、どうも道が長い。行き慣れた道を長いと感じる程に身体が弱っているのかと自覚すると、少しだけ甘えるように彼女の体を抱き寄せて。)



  • No.194 by 葵/髭切  2019-04-28 21:18:17 




(/そうなんですよね、なんだかんだ主って呼んでくれる子少ないの寂しいです。みんなもっとあるじって呼んで!主寂しいな!!
戦装束の露出に比べてぴっちり着こなしてる筈の内番服があんなに如何わしいのは何故……。蜻蛉ママならきっと頬を赤らめながら困ってくれるはずです。うーん可愛い。最高。困らせたい。
大太刀一番乗りはたろじろ兄弟でしたね。腫れ物がなかったんだろうなきっと……レシピサイト見ては「1番来やすいってなんだろう」という哲学に見舞われた数少ない石切丸難民でした……。)



【髭切】

うん。何でだろう、心に隙間が出来たみたいなんだ。病の時は心も弱るものなのかい?
( 必然的に眉が下がる。部屋を出ていこうとしていた彼女が留まってくれた事が嬉しく、握る手に少し力を入れる。淋しい、と問われてそこで限りなく淋しさを覚えていることを自覚すると、熱に浮かされ何処か潤んだ瞳で頷いて上記を。言わずとも直ぐに淋しいと判るのは矢張り彼女にもそういった経験があったからなのであろうか。身体を持つ先輩として訊ねる為に声を上げる。一声発音する度に痛む喉に眉を顰めながら言葉を紡げば、熱のせいかじわりと生理的な涙が浮かぶ。之ではまるで泣いているみたいだが、別段泣きたい訳では無い。空虚を感じる胸が痛く、一分一秒でも永く彼女の傍に居たいと切望する心がもう一度彼女を布団へと引き寄せる。大分距離が近付いてくると腕から手を離し、華奢な体躯をぐいと抱き寄せて蒲団の中へと。衣擦れの音すら耳に痛い、そんな状況が嫌で熱の篭った吐息を深く吐き出すと、縋るように抱き締め。「__寝付くまで、傍に…。」甘える子供のように素直にして欲しい事を吐露すると、少しだけ身体の緊張が抜け。 )


【葵】

それは平気じゃない人が言う台詞ね。大丈夫、治ったら惚れるくらい格好いいとこ沢山見せてよ。
( 平生を装おうとしたり、現状を無様だと嘆いたりと如何にも良い方向に高い彼のプライドを感じてつい呆れてしまう。普段から素直では無いのだから、体調が悪い時くらいは素直に甘えて欲しいものだ。咳き込んだり不規則に深呼吸している以上心配は無論抜けないが、一保護者としてそんな彼が可愛いと思える。意地っ張りなんだから、と言う意を込めてくすり笑みを零すと背を摩りながら窘めるように上記を。正直な話、先日からの彼との会話や先輩との会話で自分が片想いである事を何となく察してしまった以上これ以上好い所を魅せられては確実に堕ちて仕舞うのだが。少々歩いて部屋の前まで辿り着くと、爪先を器用に障子の隙間へと引っ掛けて自室を開く。畳んでしまった蒲団を押し入れから出さなければならない。手が塞がっている以上不可抗力だ、後に怒られるくらいはどうということは無いと自分に言い聞かせて、部屋の中央へと戻した卓を再び脚で部屋の端に追いやり、布団を敷くスペースを作ると「布団敷くからちょっと待っててね、」と身体を離して。 )




  • No.195 by 宗三 / 朧  2019-04-28 22:02:07 





(/ 極でお手紙に書いてくれるの分かってるんですけど、こっちは早く知りたいんだよと…推しの呼び方が「主」じゃなかったらどうしよう。妄想捗ります。
村正派の内番服はスカートタイプの袴なので、つまり…ごくり。通り魔的犯行で袴捲りしたい。短刀ちゃんと隠れんぼしてて「蜻蛉さん隠して><」とか馬鹿なこと頼みたい。
私も初大太刀はじろちゃんでした。太刀不足の本丸で獅子奮迅の活躍をしてくれてもうじろちゃん大好きです。きわじろ美人すぎだよぉ… )


【朧】

…………しょうがないなあ。
( 痛ましく掠れてしまった彼の柔らかな声に一つ一つ頷く。自分の身体に起きる初めての異常だ、彼とは言え恐怖もあるだろう。可哀想に、じわりと目の縁に張る涙を拭ってやろうと前屈みになった瞬間、ぐっと抱き寄せられ体勢を崩す。いつの間にやら普段通りに彼の腕の中に収められ、二三瞬きを。けれど普段と違うのは、彼の腕に込められる力加減だろうか。幾らか弱いのが寂しくて、思わず自分から身体を寄せる。意中の人にそこまで言われてしまっては断れるわけもない。擽られる母性本能のままに笑みを浮かべて上記を告げ。「大丈夫、髭切が起きるまで側にいるから。」丁度自分も寝ようとしていたところだ、ならば都合が良いだろう。主人に似ず気の利く我が子達ならば、同衾の現場を見て部屋に入るのも躊躇ってくれるだろう。後で誤解を解く必要はあるが、其れは其れ。そうっと彼の?を撫で遣ると、ね、と小さく首を傾け。)


【宗三左文字】

……女人が、端ないですよ。
( 少し歩みを進めるだけでどっと疲れが込み上げる。直ぐにでも柔らかな布団に身を埋めたいと泣き言を溢す身体に溜息を吐くと、やっと見えた彼女の部屋に小さく呻き。いつも以上に彼女の匂いが鼻を衝く気がするのは、身体が危機感を覚えて五感を鋭敏にさせているのだろうか。途端、聞こえる物音に思わず肩が跳ねる。見れば普段から足癖の悪い彼女が卓を足で退かしたようで、頭に響く音に不快さを感じつつ眉を寄せ。離れてしまった彼女の身体を恋しく思う自分に目を逸らすため、小さな声で上記を。敷かれていく布団を壁際でぼんやりと眺めていたが、その内はっと彼女を見遣る。「…まさか僕に、貴女の布団で寝ろと?」咳払いをしてから掠れた発声で問う。想い人の寝具で寝ろというのは、些か自分の中の貞操観念に反する。彼女だってつい数刻前まではこの布団の中にいたわけで、詰まる所___、込み上がる咳に思考を止められ、思わず咽せ返り。)



  • No.196 by 葵/髭切  2019-04-28 23:05:03 




(/わかります。数珠さんがもしも主以外の呼び方。してきたら好きすぎて尊いあまりにスマホを投げてしまいそうな気がする。どんな推しも好き。
あ、アウトーー!たじろぐ蜻蛉さんを見てニヤニヤした後に別の刀にこんこんと叱られるやつですね。それを見た村正が次は寧ろオープンにして待っててくれるやつ。
大太刀極はとんでもなく美しいですよね。たろじろの神格感半端なくてうおおおおってなってました。)



【髭切】

うん____。
( 上手いこと彼女を腕の中へと収めると、突き放すことなく寧ろ受け容れてくれた事に酷く安心感を覚える。自分より体温が低い彼女は冷たくて気持ち良いのと同時に人肌の温かさも持ち合わせている為寒気を持つ身体にちょうど良い。優しい鈴の音が耳に心地好く、またそれが嬉しい。安心したように眉を下げて頬を緩めると、ゆっくりと目を閉じる。なんだか目でも回っているような気がして、変な感じだ。彼女が近くに居るだけで多少楽になるのは何か理由があるのだろうか。漂う彼女の霊気が手入れの時以上に心地好く感じて、もっと傍に居たいと思ってしまうのは随分な欲張りだと思わず自分に呆れてしまう。早く此の原因不明の病魔から解き放たれたいものだ。そう思っている内に随分と疲れていた様子の意識はだんだんと微睡み、次第に呼吸も落ち着いてきた。些か気が落ちるには早いような気もするが、それだけ体力が無い証拠だろう。すう、と小さな寝息を立てて意識を手放すと。 )


【葵】

はいはい…天下人の御刀様には私の様な下々の醜女の蒲団は嫌かも知れないけど今は寝てもらうよ、ちゃんと休んで。
( 想像通りの苦言が飛んでくると、不可抗力だと割り切っていた分適当に生返事をして蒲団を敷き続ける。軈て聴こえてきた言葉を咀嚼すると、明らかに自分の蒲団で寝ることに対しての抵抗がある事を理解する。抵抗がある、と言うのはなんだか少し寂しい気もするがそうも言って居られない。彼の部屋から蒲団を取ってくるより急ぎ休ませるには此方の方がずっと早い。高貴な暮らしをしていた彼には自分専用の布団でなければ不満なのかもしれない。彼が寝付いたら此方の方に彼の布団を運んでおこうか。溜息混じりに敷き終わった蒲団をポンポンと数度叩いて寝る様に指示を出し。「昼迄には宗三の部屋から蒲団持ってくるから。」今はこれで勘弁して欲しい、と一言告げると立ち上がり、卓の上の端末を手に取り。嗚呼、朝餉と彼の為の水分も用意しなくては。予想よりやる事が多そうで大変だ、と思いつつ上司への緊急連絡のページへと慣れた様子で端末を操作して。 )




  • No.197 by 宗三 / 朧  2019-04-29 00:12:34 





(/ ずず様はなんか主呼びは似合わないような…じゃあ何だって言われると主さん?主様??うーんしっくり来ない。割と主殿かもしれんな…悶々。
村正は馬鹿みたいな遊びでもなんか付き合ってくれそうでそういうところ大好きです。幼女審神者になって村正に肩車されてえなあ…
神様が人間に手を貸してくれてる感!!!レア4は極で背景事故確定してるからなーと思ってたんですけど、ほたたが結構似合ってて安心しました。ホロ背負ってる江雪さんとかうぐ見て笑わない自信ない。)


【朧】

目が覚めたら、起こしてくれていいから___それじゃあ、おやすみ。
( 安堵の色を浮かべる近侍に庇護欲は増し、長い睫毛を伏せるその姿を見てから優しく上記を。弱った彼も愛らしいが、矢張りこんな風に力無く縋り付く抱擁よりも普段通りの彼が良い。次に目を覚ました時には、少しでも彼の症状が軽くなっていますように。そんな御呪いと、普段は中々隙のない彼に対する少しの煩悩を込めて、そっと頬に口付けを。先日のお返しだと自らに言い訳を一つ。扨、此処からは主人の仕事だ。枕元に転がる携帯端末を手に取ると、簡易的に政府へと報告を。随時経過報告___在り来たりに文末を締めると、画面を落とす前に先日交換した後輩である彼女の連絡先を表示し。“髭切お熱出しちゃってます” “宗三は平気?” 最も怖いのは原因が不明の場合だ。不謹慎にも彼女の近侍が同じ症状なのを期待して。今から彼と寝る為返事は出来ない旨も伝えておくと、ぽいと端末を投げる。彼女への返信も目を覚ました後で良いだろう、最後に彼の頭をもう一度撫でると、そっと胸に顔を埋める。色々なことで疲れていた頭は温い布団に負け、容易く意識を手放して。)


【宗三左文字】

…主、我儘を言っても良いでしょうか。
( 矢張り真面に取り合って貰えない。そういった嫌味な意味ではないのだが、これも普段の言動が原因か。気怠い身体に逆らえず、おずおずと彼女の布団へと身を埋める。___噎せ返るような彼女の匂いに思わず、全身が総毛立った。髪から香る椿油の匂いとも違う、何処か甘く、柑橘にも似た香り。こんなにも彼女の幽香に包まれているというのに、実際愛しい主は側にいない。その事実が堪らなく寂しく思えて、端末へと目を向ける彼女の方を視線が追ってしまう。ああ、弱った身体では耐え切れそうもない。そう思った時には既に上記が口を衝いて出ていた。不貞腐れた子供のように視線を落とし、一度上体を起こすと身体を端に寄せ、布団を捲る。「___手なんか、出しませんから。」彼女にも自分にも宣言すると、背を向けて再び寝転がる。脳裏を過るのは先日の太刀の言葉。主人と一つの寝具で寝た、何も起こらなかったからこその発言だろう。彼に出来るならば自分にも出来る、又もそう言い聞かせると自然と瞼が下がり、布団のかからない背に悪寒が走って身体を丸め。)



  • No.198 by 葵/髭切  2019-04-29 08:44:37 




(/お外だと主人、って呼んでそうかなってちょっと思って一人でバタバタしました、もうおずず様ならなんでも好き()
わっっかります……huhuhuとか笑いながらもちゃんと世話焼いてくれる人だと思ってます。子供の世話うまそう。
レア高すぎると背景眩しくなりそうですよね。キラッキラしてる江雪兄様とか絶対笑ってしまいますね。なんかもう読経して街を練り歩いてそう。和睦和睦。)



【髭切】

_____ん…。
( 数時間の後、鈍い頭の痛みで目を開く。壁掛け時計を見ると、今は大体辰の刻位か。どうも見慣れない部屋の景色に、此処が自室出ない事を察して辺りを見回す。腕の中の心地よい温もりに、主人の部屋で寝ていたらしいことが思い当たった。__そう云えば、朝一で倒れ掛けて彼女に介抱して貰ったのだった。寝る前に比べたらほんの少しだけ身体を縫いつけるような重みは取れた気がする。これも全て彼女が傍に居たお陰なのだろうか。そうであればいいのだが、如何せん喉が乾いて仕方が無い。朝餉を食べなかった分茶も水も口にはしていない、かと言って厨に一人で行けるのだろうか。眠気で微睡む意識と、水を欲しがる身体とが離反していきそうだ。視線を落とすと、隣で小さく寝息を立てる彼女が愛らしい。柔い藍鉄の髪をそっと撫で、抱き締める腕に力を込める。目覚める迄傍に居てくれたのは本当のようで、それがまた愛しい。__これが健康体であったなら、どんなにか幸せだろう。余り起こす気は無いのだが、起きてくれたらいいな程度に「主、」と小さく掠れた声を掛けて。 )


【葵】

え、マジか。大変……ん、どうしたの宗三。布団掛けなきゃ寒いでしょ?湯たんぽとかいる?
( 政府への連絡として近侍が急な高熱を出し、風邪のような症状が出ている事、昨日現代へ赴いていること等を報告し、報告書はまた送り直す事等を含めた文書を送信する。送信完了、の文字を見ると丁度連絡しようとしていた先輩からのメッセージが入る。どうやら彼方も似たような事が起こっているらしい。そう云えば、昔熱を出した時に母がスポーツドリンクを持ってきてくれた気がする。"宗三も熱出しました"、"矢っ張り現代で何かあったのかも"、"スポドリ飲ませると良いかもしれません"といったメッセージを返信し、返信が無くても良い報告程度に捉えて彼方も大変だとひとりでに言葉にすると、彼の弱った声が耳に入る。仕事が残っている以上端末を片手に抱えたまま彼の側まで行くと、随分と端で寝ている事に疑問を覚える。布団も掛かっていないしどうしたのか。普段の彼とは違った一面が庇護欲を増して、背を向けている彼の髪を撫でる。「好きなだけ我儘言ってね、一応は主なんだから頼ってよ。」彼の意図している事には気付かず、優しい声音で語り掛けると、枕元に端末を置いて畳に手を付き、彼の顔を覗き込んで。 )




  • No.199 by 宗三 / 朧  2019-04-29 09:46:46 





(/ ずず様は是非普段呼ぶ時と誰かに紹介する時とお外で呼び方使い分けててほしいです。一粒で三度美味しい…………でもやっぱり色々考えても主呼びなんだろうな。奇をてらって審神者ァ!!とか誰かに呼んでほしいです。お前だよ大包平
どっちかというと蜻蛉さんの方が子供慣れしてなくてわたわたしててほしい。だってほら、村正の方がお兄ちゃんだから……はあ最高…
いち兄こりゅ辺りはホロ似合いそうで安心なのに…同じレア4でこの差。あー修行帰還で早くふふってなりたい。太刀極まだですか!!!)


【朧】

____…ん、なーあに…
( 今朝は随分と温かい。柔く頭を撫でられ、折角起きたというのに心地良さに甘えてしまいそうだ。誰かに掠れた声で名を呼ばれ、空返事と共に薄く目を開ける。目の前にあるのは見慣れた彼の顔。目が覚めて一番に好きな人が目の前にいる、なんて素敵な朝だろうか。多幸感にだらしなく?を緩めるとそっと彼の?を指先で撫でる。__熱い。そうだ、この子熱があるんだった。ふと朝靄の夢見心地から現実へと引き戻される。指を滑らせ額へと手を重ね。「おはよう。まだ淋しい?」早朝よりは多少熱も引いているのだろうか。今朝方の幼児のような愛らしい彼を想起し、揶揄の笑みを織り交ぜて問う。淋しいと言われても、そろそろ色々と用意をしておかなければ。先手を打つように彼の首の下に腕を通し、此方から抱き締める。思えば今朝はさらりと遂げたが、自ら彼を抱き締めるのは余り経験がないような。気付くと急に浮かぶ気恥ずかしさから目を背けて彼の背をとんとんと叩き。)


【宗三左文字】

…ええ、ですから___下々の醜女に共寝でもお願いしようかと。
( 聞こえてくる此方の望んでいない返事に、泥濘んでいた意識が僅かに引き上げられる。保護者気分にでもなっているのか、まだ結っていない髪が彼女の手に撫で付けられる。微かな苛立ちを感じるのは、自らの求めている彼女は「保護者」でも「主人」でもないからだろうか。全く以って浅ましい__が、その感情を抑えられる程心に余裕が残っていなかった。一度仰向けになると、彼女の細い手首を掴む。ぐっと彼女の腕を引くと共に此方は上体を起こすと、体勢を崩した姿を気分良く見下し。どうにか親なんて仮面が剥げてくれると良いのだが、矢張り煽るしかないか。上記を口にすると、挑発的に笑みを湛え。再び布団へと身を埋め、先程のように背を向ける。「どうか、少しだけ。」小さく本心を付け加えると、彼女の匂いに包まれ目を閉じ。)



  • No.200 by 葵/髭切  2019-04-29 13:47:37 





(/呼び分けて欲しいですね……えぇん沼深い……自分で勝手に底を掘り進めているだけな気もするけどふかんい。障子すぱーんっ!て開けて本丸中に響き渡る声で呼びそうな大包平。
わあぁ最高……ママ子供慣れしてなくて可愛い。どっちも包容力はとんでもなさそうですね。
レア4大人しい組は背景負けしちゃいそうな気が……。太刀極まだかな。わくわく。太刀も多いですからねぇ。)


【髭切】

少し、かな。喉が乾いたから水を飲みたいのだけれど……
( 小さく声を掛けただけでも目を覚ましてくれた事にも喜んでしまうのは自分が幼い証拠だろうか。寝起きの彼女を独占出来るのが非常に心地好く、此の気怠さと喉の乾きが無ければもう少し彼女の寝顔を眺めていられたのだが、と内心残念に思いつつ。珍しく抱きすくめられている事に目を丸くするも、頬を緩めて頷いて。自分の眠っている間ずっと想い人が側に居てくれたと思うと寝る前の空虚感は埋まるもので。応える様に軽く彼女の背を叩くと回していた腕を離して上体を起こし上記を。蒲団を抜け出して厨迄行っている間に彼女が目を覚まして心配を掛けてしまうのも考えものである。柔らかく微笑むと放っていた上着を肩に掛ける。__蒲団の外は矢っ張り寒い。緩い関節痛を鬱陶しく思いながら、緩慢な動作で蒲団から出ると。 )


【葵】

いたっ…____全く、仕方無いなぁ。
( ぐらり、視界が崩れると同時に体重の掛かり方も変わって手首に多少の負担が掛かると小さな呻き声が上がる。何が起こったのか理解出来ていない顔で数度の瞬きと共に彼を見上げると、段々と理解してきた頭が心の底から苛立ちを沸き立たせる。主人に悪戯を働き皮肉を言うだけの元気は有るのか、心配して損した。ばっと身を起こし頬をふくらませ、不平不満を言いかけた所でその言葉は後に聞こえてきた小さな本心に掻き消される。とことん素直じゃない近侍だ、珍しく甘えてきた様子に絆されてしまうのも重症だろうか。言葉の代わりに溜息を一つ付くと、背中を合わせるように彼の隣に横たわり。ここ迄行動に起こしたところでふと我に帰る。年頃の娘に、添い寝とは。手は出さない、という言の葉の意味を漸く理解して、心臓がはやり始め。 )




  • No.201 by 宗三 / 朧  2019-04-29 15:09:19 





(/ うるせぇ!!!でも大包平はお育ち良いから人前だとちゃんと主って呼んでくれそうです。推しに限らず男士の育ちの良さ見せつけられると悶えたくなるんですけど私だけでしょうか…
蜻蛉さん真面目すぎて不器用になっちゃうの好きすぎて…お団子ボイスさいっこうに可愛いですよね。三名槍で一番子供の扱い慣れてなさそう。
というか早く元六神将の三振りのスロットを増やしたい!!!!!2スロってだけで厳しいので早く色んなところ連れ回したいです。そう、例え石の投げられない打刀になっても… )


【朧】

…あ、こらこら。髭切はお部屋から出ちゃだめ。他の子に移っちゃったら大変でしょ?
( 今朝方程の体調の悪さは見受けられない。ある程度しっかりと話も出来る様子の彼を見ると、ほっと胸を撫で下ろす。寝ることで症状が緩和だなんて、本当に病原菌でも貰ってきてしまったのだろうか。考えている内にいつの間にやら布団から出ている彼を慌てて引き止め上記を。宥めるように小さく肩を叩くと、厨へと向かう為障子を開ける___が、ぴたりと歩みが止まる。嗚呼、なんと気の利く刀たちなのか。部屋の前に置かれた盆と二人分の食事、そして“後で僕の部屋に来るように”だなんてお怒りの一筆。微かに牡丹の香りのする文から目を逸らすと、冷茶のみを手に取り彼の側の卓へと置く。放り投げられていた携帯端末を拾い上げ、卓袱台へと頬杖を。なんだかどっと気疲れしてしまった。数時間前に返された後輩からの返信を見ると、軽く眉を寄せる。「葵ちゃんのとこの宗三も熱出てるって。」自分も彼も、安心させるために伝える。未だ来ない政府からの対応と共に溜息を吐き。)


【宗三左文字】

……すみませんね、情けなくて。
( 背中が僅かに触れ合い、目を細める。寒気の纏わりつく身体は、布団の中に独りでないというだけで幾許かの充足感に満たされ。振り向けばそこに彼女の小さな身体がある、その事実に心を昂らせる程の元気はないらしい。ただし、邪ではなく純粋に思うのは___このまま彼女に触れたら、この恋しさももっと満たされるのではないか、ということ。暫しの間思い悩んだが、病に冒されている頭では上手く測れないだけで即断だったのかもしれない。言い訳の如く上記を告げる。一つ寝返りを打って彼女の方へと向くと、華奢な肩をぐっと抱き寄せる。自分とは違う小柄な体躯に扇情され、短い髪を掻き分けて頸へと顔を埋め。手を出している訳ではない、ただの触れ合いだ。供述とは反対に熱の篭った息を白い首筋に充てつつ、背中を丸める。ああ、酷く落ち着く。無意識に小さく彼女を呼んだのを最後に、すっと足元の泥濘に攫われ意識を手放し、くたりと腕から力が抜け。)



  • No.202 by 葵/髭切  2019-04-29 22:11:44 




(/わかります、なんかこう、萌が通り越して「え??いい子かよ……」と打ちひしがれてます。逆にパッと見お育ち良さそうな子が敵を足蹴にしたりとかのお育ち悪い行動してもグッときます。
ど真面目故の……ですよね。三名槍で一番真面目ですし、生真面目すぎて疲れてないといいな。お団子可愛いですよね!!甘やかしたすぎる。
わっっかります!!!ある程度進んでくるとスロット数で刀装ガチガチに積んで勝負!みたいになっちゃいますよね。)


【髭切】

ありゃ、有難う。……そっか、向こうも駄目なんだ。現世の空気が僕達に合わなかったのかな。
( 立ち上がろうとすると途端に制止の声を受けて、口癖を零すと床の方へと戻る。冷茶が卓に置かれるのをぼんやりと長め、世話焼きな刀達で良かったと仲間への感謝を込めて。何かと誤解が生まれてしまったかもしれない、治り次第藤色の打刀にまた突っかかられそうな気もするが病気に侵されている以上仕方があるまい。心の中で言い訳をしながら、貰った冷茶をぐいと仰ぐ。喉を通る冷たさが心地よいと同時に、飲む時の喉の痛みが辛く眉を顰めると。汗ばんでいる以上随分と身体が乾いていたようで、一息に飲み切ってしまうと茶器を卓に戻して深く息を吐き出す。刀剣で熱を出す、だなんてそうあるまいと思っていたが、昨日共に出掛けた後輩もどうやら倒れてしまったらしい。線の細い彼らしいといえばらしいかもしれないが、もう経験値も入らない程成長してしまった自分でもこうなのだから向こうはもっと酷いのだろう。政府から何か有益な情報が得られれば良いのだが、今のところ何もかもが不明だ。現世で何か瘴気にでもやられたのだろうか、唯一思い当たる事をぽつりと零すと。 )


【葵】

そ、そうざ、何して……____……もう…。
( 彼とは数秒前迄背中合わせだった筈なのだが。突然後ろから引き寄せられ、身を強ばらせたと思った矢先に掻き分けられる髪が首筋に当たって擽ったい。だが、突如としてぞわりと総毛立つ感覚がした。項に掛かる熱い吐息の所為なのだが、而してこの感覚には良くない覚えがある。耳に入る呼吸音や彼の細い腕に抱き竦められている事実が頭の警鐘を増長させる。良くない。良くないのに、満更でもないと思ってしまう自分が嫌でもあって彼の名を呼んで制止して。次第にぞわぞわする感覚が減り、小さく自分を呼ぶ声が聞こえると、力の抜けた彼の方をそっと振り返る。どうやら漸く寝付いたらしく、深く溜息を付いて。然し、意中の相手と同衾という経験自体が随分と永く前の事に思っていた以上意識せざるを得なく、中々自分が寝る訳にも行かず。直に食堂に戻らない初期刀が来るだろう、この状況が見つかれば確実に雷が落ちる。年頃の娘が布団に男を入れるのはおよし、雅じゃない、と。理由を話せば伝わるだろうが、傍から見れば無防備極まりない。長谷部にも怒られてしまいそう、なんて考えると回された彼の腕をポンポンと撫でながら式神の管狐を呼び、伝令に遣わせて。 )




  • No.203 by 宗三 / 朧  2019-04-29 23:34:00 





(/ すみません、いちおーーーー確認を!!思ってた展開と違う…ってなったら申し訳ないので確認を!失礼します!!!
これ朝チュ…ごほん、もう一回起きたとき葵ちゃんは既にお布団外、ということなんでしょうか。それともあれですか、絆されて一緒に寝ちゃう感じでしょうか。前者だとちょっぴりしょんぼりして後者だと熱に浮かされた自分の行動に頭を抱える予定です(ネタバレ) )



  • No.204 by 葵/髭切  2019-04-30 00:11:19 




(/わ゛ーーー申し訳ありません!!曖昧な表現するから!!ごめんなさい!!
個人的には次第に落ち着いてきて一緒に寝て欲しいです。寝ながらスマホいじってたらそのまま寝落ちしてそうな感じを想像していただけると!足癖の悪さといい初期刀ママにこってり絞られてそう。絞られてくれ。
もう本当にすみません、逐一気を使って頂いて有難いと同時に申し訳なさでいっぱいです……!)




  • No.205 by 宗三 / 朧  2019-04-30 03:20:17 





(/ いえいえいえ、此方の読解力不足が顕著で申し訳なさが半端ないです、すみません…!!!!!
ということでしっかり頭を抱えさせておきました。初期刀な分朧本丸よりもずけずけ来るのかなとか想像しちゃいますね。例えばこう、朧本丸だと廊下に置いてあるのが普通に室内にあるみたいな…お母さんに如何わしい本見られた気分。)


【朧】

まあ、近侍外すわけにもいかないし。治るまでは一緒にのんびりしよっか。
( 満ちていた冷茶を喉を見せて飲み干す彼を姿を眺める。眉を顰めた姿もそうだが、普段では余り見受けられない姿だ。何をしていても様になってしまうのは美丈夫の特権か、将又その美丈夫に容易く籠絡されてしまった憐れな主人の色眼鏡か。憂いた様子の彼の髪をそっと梳かし、上記を。幾ら考えたところで上の動きを待つ他ない。演練は元より、出陣も遠征も数日放棄したところで今更何も変わらないだろう。暫くは彼に掛り切りか、暢気に笑みを浮かべると卓上へと置いた端末が電子音を発する。画面を除くと、待望の政府からの達しのようだ。報告したのが卯の刻、今が巳の初刻。この早さだと受理を伝えるだけの内容だろう。期待せずに文面を目で追う。現代へと赴いた事により霊力の供給が滞り一時的に___予想とは外れ、随分と詳細に記されている。「なんか原因分かったみたい。ちょっと待ってね…」顔を上げずに彼に伝えると、解決法が載っているかを確認する為に斜めに読む。目に留まった、場にそぐわない単語に思わず瞬きを。近辺の文を辿ると、思わず無意識に息を呑む。まるで何かの冗談のような一文を何度も読み返し、行き場のない困惑を珍しく面に出して彼を見据え。)


【宗三左文字】

_____………主。
( 薄らと、瞼越しに朝の光を感じる。身体の気怠さと頭に走る鈍い痛みが、目を覚ますことを億劫にさせた。眠りも浅かったようだし、もう暫し惰眠を貪っても良いかもしれない。腕の中に収まる柔らかな体躯を甘えるように抱き寄せ、嫋やかな花のような香りに身を包まれ___そこでやっと違和感を覚え、重い瞼を上げる。目を開けて一番最初に目に入るのは、滑らかな女性の白い首筋。艶のある濡れた黒髪が対照的で、何処か蠱惑的にさえ思える。見紛う筈もない、愛しい主その人だ。急いで腕を解き、思わず勢いよく上体を起こす。側頭部がずきりと痛んだが、それどころではない。一体何故。そこでやっと此処が自室でないことに気付き、床に就く前の記憶が蘇る。余りの熱に頭でも沸いていたのだろうか、掌で顔を覆う。想い人と一つの寝具で共寝だなんて、自分らしくもない。部屋を見回して時間を確認する。巳の刻の初刻、だろうか。矢張り余り睡眠時間としては長くはないようだが、先刻に比べて幾分か症状は和らいでいる。彼女の側で安心したとでも云うのか。兎に角この状況は不味い、どう見ても同衾の後だ。端正な寝息を立てる彼女の肩を躊躇いがちに揺らし。)



  • No.206 by 葵/髭切  2019-04-30 08:37:07 




(/いえいえいえ、書いていないことを読み取るのは至難の業ですからどうかお気になさらず……!申し訳ありませんでした!
葵を部屋の外で発見次第お説教タイム始まりそうですもんね。お母さん怖。一筆箋に一筆じゃないお小言書いてありそうです。)


【髭切】

__どうかしたのかい?
( 近侍は外さない、その一言にほっと安堵して息を吐く。近侍が仮に変わってしまったらと思うととても平生を保って居られるとは思わないし、其れこそ鬼になってしまいそうな心地がする。その心配も無くなって、治るまでゆるりと休めの合図が出ると柔らかく微笑んで頷き。するとどうやら彼女の薄い端末に言伝が来たらしい。聞きなれない電子音に少々驚いたが、彼女の発言によると原因がわかった、との事だし政府からなのだろうか。何時もと変わって意外にも早い対応に何目線か感心してうんうんと頷く。そのまま卓に頬杖を付いて愛らしい彼女の様子をじっと眺めて。内容は知らないのだが、ある程度まで読み進めた所で段々と彼女の気色が変わっていくのだけは手に取るように判り、異変を覚える。何か都合の悪い文章でもあったのだろうか。それとも真逆、不治のものだとか。何も知らない以上主人が取り乱すと此方迄不安になってしまいそうだ。彼女の方へと距離を詰めると、何かあったのかとぴかぴか光る薄い板を覗き込んで。 )



【葵】

んー……?おはよ……何…?
( 肩を揺すられる絶妙な感覚に沈んだ意識が浮上する。__嗚呼、いつの間にか眠ってしまっていたのか。中々開かない瞼だが寝る前の記憶はある、眠る前まで背後に居た彼に起こされているようだ。緩慢な動作でごろりと寝返りを打って彼の方を向くと、薄らと瞼を持ち上げる。とうに起き上がって居たらしく、上の方から垂れる彼の長い髪が美しい。眠気に任せて出た声は何処か間延びしていて。此方もゆっくりと上体を起こして彼と目を合わせる。「どうしたの?」何があったのか良く分からないが、少々狼狽している様だ。対照的に呑気な自分は欠伸までしており、片手で自重を支えつつ、もう片方の手を手梳にして彼の髪を整えてやり。巫女服の合わせが緩んでいる事に気付かず、何か連絡が入っていないかと端末を手に取ると。一件の新規通知、政府から。珍しく早い対応にどうせ大した事は書いていなさそうだ、と開いて読み進める。すると矢っ張り意外にも多い文章量。流し読みをしながら言葉を咀嚼していると、或る一文が目に止まる。差出人を三回ほど確認しつつ、その前後の文をまた読む。……え、と小さく言葉を零すと、力の抜けた手から端末がするりと滑り落ち。 )




  • No.207 by 宗三 / 朧  2019-04-30 09:48:14 





(/ 歌仙さんって何かしら見ちゃっても言いふらすタイプには見えませんけど、厨で世間話的にみっちゃんには言ってそうです。誤解解かないと夜ご飯お赤飯とかになりそう。)


【朧】

あ、ま、って。__あの、解決法、…あるにはあるんだけど…
( 人工呼吸の要領で、口から体内に審神者の霊気を送り込む。大層なことを宣ってはいるが、要は彼とキスしろということらしい。男性の審神者や、恋仲とは別の刀を現代に佩した審神者もいるだろうに、容赦がない。人工呼吸に容赦も何もないだろうが、意識のない相手と意識のある相手では雲泥の差だ。せめて彼で良かったと思うべきか否か、様子を窺うように視線を上げると、予想外に近い彼の顔。じわり、?に熱さが滲むのが分かった。咄嗟に携帯端末を取り、画面を胸に当てる。主人の一存でどうにかしていい問題なのだろうか。まさか、そんな筈はない。意を決して口を開くと、躊躇いつつ画面を彼へと向ける。彼と口付け、無論何度も考えたことはある。しかし想像の中ではもっと雰囲気も流れもあり、こんな展開は想定外だ。彼の反応が怖くて、気まずく顔を背け。)


【宗三左文字】

何じゃないでしょう、恋仲でもない男を褥に入れるだなんて___
( 目を開けた主人は少しも狼狽える様子はない。どころか此方とは対照的に欠伸まで零している。暢気に薄桃の整えていない髪を梳く彼女に、初期刀の如く苦言を呈し。無論その男というのは自分のことなのだが。しかし想い人とが病中の相手ならば閨を開け、同衾を許してしまうという事実は看過できなかった。侃々を説教を続けると、此方の懸想になんて気にも留めないように薄い端末を操作する彼女。一つ眉を寄せると、また小言を___と思ったが、どうにも様子がおかしい。茫然自失、といった言葉がよく似合う。そう思った瞬間、ぽさりと端末が布団へと埋まる。意図的に落とした、という風には見受けられない。拾うべきなのだろうか。別段誰かとの個人的な遣り取りを見るわけでもあるまい、心ここに在らずといった様子の彼女の代わりに、端末へと手を伸ばし。)



  • No.208 by 葵 /髭切  2019-04-30 13:43:36 




(/近侍の牽制も相まって厨当番の間でようやっとくっついたかーっていう雰囲気になってそうです。井戸端会議かな。精のつくものたくさん並べられる……)



【髭切】

ん?……霊気を、経口で………__。
( 今まで距離を近付けただけでこんなにも朱が滲む事があっただろうか。矢張り何処か様子がおかしい。訝しげに眉を寄せて彼女の様子を観察する。軈て躊躇いがちに見せられた画面を覗き込むと、其処に書いてある通達を目で追う。何やら堅苦しい文書がつらつらと書かれており、その末端に見えた一文が気になった。直ぐには理解が及ばない以上、書いてある文面を目で追って読み上げる。目と耳とで漸く言葉を理解すると、言葉が出てこないものだった。要約すれば主人と接吻をしろ、との事なのだが。そんな司令があるものか、彼女との接吻は望ましい事であれど口付けを強要するなど趣味が悪い。審神者が嫌がったら一体どうするというのか。自分が彼女を拒むという事だけは決して無い。絶対である、のだが、彼女はどうなのだろうか。先日の接吻は夢の中に消えてしまっているようであるし。「…僕は構わないけれど、主がしたくないなら要らないよ。」あくまで選択権は彼女にある。望まぬ接吻など与えてなるものか。指で彼女の髪を撫でると、少し真剣な表情で告げて。 )


【葵】

……嘘。ほ、他に方法とか無いの…?
( 後ろから頭を殴られたような衝撃が走る。彼のくどくどと長い説教も頭に入らず、右から左へ抜けていくだけ。大層堅苦しい文面だが結局は彼と口付けをしなければならない。たかが唇を触れ合わせただけでどうにかなるのか。霊力の扱いも未熟な審神者になんて事を。抑、彼は好きでもない女と接吻等言語道断だろう。数日前まで接吻で子が出来ると思っていた程の彼は当然接吻など未経験の筈。申し訳が立たない。何かの冗談や夢では無いのか、彼が手を伸ばしている端末を掠めとると再び文書を読み込む。__嗚呼、何かの冗談だと言って欲しい。完全に取り乱してしまった意識では目の前の彼の事など視界にも入らない。他に方法を模索する思考の中で呟いた言葉は随分と震えていた。頼みの綱になりそうな先輩、彼女の所もそうなのだろうか。スクリーンショットを撮って彼女との通信履歴を迅速に開き、写真と共にメッセージを送る。"これ本当ですか"なんて縋るように確認を。 )




  • No.209 by 宗三 / 朧  2019-04-30 14:57:15 





(/ あとでみっちゃん直々に呼び出して「身体の付き合いから始めるのは良くないよ」とか大人のお付き合いをレクチャーされるんですね分かります。伊達男に大人の恋愛の方法教えてもらいたい……… )

【朧】

……髭切、嫌じゃないの?
( 柔らかな声に読み上げられる文章に、小さく頷く。彼の手から端末を再び取ると、何度読んでも変わらない、質の悪い嘘のような伝令を読み直す。無機質な文体が如何にも業務的だ。ふと彼の指が髪を撫でる。肩を跳ねさせ顔を上げると、梔子色の瞳が真剣さを湛えて此方を見据えている。ああ、普段はあんなにも甘露を溢す癖に、結局彼は業務だと割り切ってしまえるのか。一人で取り乱している自分が情けない。優しい手付きにそっと目を細める。此の儘の一方通行ならば、逆に運が良いと此方も割り切るべきか。ここで彼に口付けをしたところで、意図的に一振りに傾倒したわけではない。掌で携帯が震える。通知を覗くと、後輩である彼女にも同じ伝達が来たらしい。アプリを開くと、画面の向こうの彼女にも、蟠る自分にも向けて文字を打ち込む。“嫌なの?”元より煩悩に打ち勝てる程の高潔さなどないのだから。再び顔を上げると、揺れた瞳で彼を見詰め上記を。意を決したとは言え、込み上がる羞恥心を振り払う方法はなく、頬は紅潮する一方で。)


【宗三左文字】

何ですか、さっきから上の空で。人の話を聞くときは___……?
( 自分が拾い上げるよりも先に、彼女の手中に収まる薄い端末。矢張り自分の言葉など耳を傾ける気もないらしい。思い返せばいつだってそうだ。あの薄い電子機器を覗き込むときは他の全てのことが疎らで、小さな画面にばかり視線を向ける。熟気に入らない。眉を寄せると、彼女の手の中からひょいと端末を奪い取る。体調を崩した近侍よりも大事な用事とは一体何なのか。画面に映るのは切り取られた文書の一部らしく、丁度結論が載っている。審神者、刀剣男士、経口、霊気、口移し___…よく、わからない。否、脳が理解を拒もうとしている。この症状を治す為には彼女と口付けをしろというのが政府の御達しだとでも。一段表情の色を険しく変えると、画面から彼女へと視線を戻す。「何ですか、これ。」上記に続く形で、一周回って冷静に問う。何かの冗句という可能性も否めない。先程からの取り乱しからいって可能性は薄いだろうが、一縷の望みを込めて。)



  • No.210 by 葵 /髭切  2019-04-30 19:07:45 




(/うーんさすが伊達男。誤解を解くのが大変そう。大人のお付き合い教えて欲しいですね、スパダリ筆頭ですし。「やっぱり愛を育む所から、ね?」とかいって駆け引きの極意を教えて欲しい。)



【髭切】

ん?嫌じゃないよ。僕は寧ろ本望だけれど、君が嫌じゃない?
( 熱に浮かされていても結局口からこぼれるのは甘い甘い砂糖菓子ばかり。こんなにも甘ったるい想いばかりを零しているのに、結局この想いが通じ合うことがないのが虚しい。嫌なことはしないで欲しい、それが一番の懸念で、髪を撫でる手を頬へと移す。揺れる瞳を覗き込むと、安心させるように微笑んで。微かに耳が捉えた振動音。確か通信している相手からの言伝を知らせるものだ。先の彼女の発言からして相手は新しい友人だろう。彼方も大変だな、なんて桃髪の後輩を他人事のように遠く気に掛けると、直ぐにその思考をやめる。今集中すべきは主人のこと。赤く染った頬が随分と愛おしい。これが霊力供給でなく本当に自分を想っての行為だったならどんなに幸せだっただろうか。仕事と言われても彼女と触れ合える事に喜びを感じているのに、あと一歩届かないのが残念でならない。もう片方の手も彼女の頬へと添えて頬を包むと、少し顔を近付ける。陶器のように透き通った肌、硝子玉の様な藍鉄の瞳。上気した頬も、自分のものになれば良いのに。そんな憧憬と共に目を閉じ。 )


【葵】

わ、私が聞きたい……やだよね普通、好きでもない女とこういうの。宗三、キス、した事ないだろうし。初めてなら本当に好きな人との方が……。
( 一体全体どういう事なのか。これは何、と聞かれても理解していない以上答えようがない。答えを知りたいのは寧ろこちらで、言葉に詰まりながらも首を振る。やがて振動した携帯からは先輩のメッセージが映る。"嫌なの?"と____自分の中で嫌だという気はさらさらないのだが。寧ろ目の前の線の細い美人とだなんて、嫌がる女の方が寧ろ少ないだろう。片想いである以上望ましいといえば望ましいのだが、彼がそうでなかった時が何より恐ろしい。失恋の傷は深くなればそれだけ業務に支障を来すだろう。困ったと言ったふうに眉を下げると、同様に困惑している寒色の瞳を見ながら上記をゆっくりと告げ__られたら、良かったのだが。純潔を重んじるきらいは相手にも働いてしまうようで、彼の初めての口付けを奪ってしまうことになるのは随分と気が引けて、段々申し訳無くなってくると目線は自然と白い布団のシーツに落ちる。思い返せば、彼は神様だ。尚のこと烏滸がましいのでは。乾いた笑いを零すと、尻すぼみな語尾を誤魔化して。 )




  • No.211 by 宗三 / 朧  2019-04-30 20:42:07 





(/ ああーみっちゃん素敵!!!!それに弁解する葵ちゃんが見たい…見たいです。みっちゃんじゃなくてもいいから必死に誤解を解く葵ちゃんが見たい。後で誰か出しましょうか。)

【朧】

……ごめん、多分今の何の意味もない……
( 彼の口から溢れる砂糖はいつもと変わらなかった。違いがあるとするならば、言われている相手がいつもよりも真面に受け取ってしまっていることくらいか。こんなにも美麗な風采の神様にそんなことを言われ、嫌がる方が珍しいのではないか。彼の手が?に添えられる。小さく浮かべた笑みは見惚れてしまう程に美しくて、意識しなければ呼吸の方法さえ忘れてしまいそうだった。両頬が彼の手に包まれ、僅かに近付く距離。小さく口から呼吸が漏れ、そっと瞼を下ろす。心臓が煩い。彼と、好きな人と、キスするんだ_____数秒の後、はっと目を開ける。違う、口付けをするのは私であって、ついでにこれも審神者の業務の一環なのだ。胸中で自分を叱責すると、再び畳へと手を突く。片手は彼の閉じた瞳を覆い、少しの間の後___柔い唇を、僅かに合わせる。リップ音も鳴らないような、触れるだけの口付け。?が熱い。彼に聞こえてしまいそうな程鼓動が高鳴る。ふと何周も回って冷静になった脳が、とある一文を想起する。人工呼吸の要領で。違う、これもっと深いキスだ。そうっと身体を離し、情けなさに自らの顔を覆い、呻くように上記を溢す。これじゃただキスしただけだ、改めてそう思うと自分の耳が赤くなる音を聞き。)


【宗三左文字】

…へえ。僕が嫌じゃなかったら、してくれるんですね。
( 段々と下がり、軈て布団へと埋まっていく彼女の視線を目で追う。先程は少し驚いたが、冷静に考えると自分にとって悪いことが一つもない話だ。業務という後ろ楯があれば不埒な行為、とも言い難いだろう。そっと愁眉を開く。しかし、自分も鬼ではない。此方の一方的な想いを彼女に押し付けようという気は更々ないのだ。経験があるとはいえ未だ年端もいかない少女なのだから。痛む喉に咳払いを一つすると、目線の合わない彼女に上記を告げる。距離を詰め、腕を伸ばす。彼女の濡鴉の髪を梳かすように手を通し、毛先までをつっと指で撫でる。首元まで降りた手をそのまま顎に添え、昨日のように顔を上げさせ。藤棚の瞳を覗き、「人と話すときは相手の目を見なさい」と、先程のお説教の続きを一つ。瞳にかかる細い黒髪を払い、手を下ろす。許される行為であるなら、本当は今すぐにでも色付いた唇を重ねてしまいたい。本丸で一番彼女を想っているのは確実に自分だというのに、未だ他の刀と同じ、主人と刀、という線引きの内に収まっていることが非常に口惜しい。こんなにも愛しているのに、合わせた瞳を緩く細め、砂糖をぐっと呑み込み。)



  • No.212 by 葵 /髭切  2019-04-30 21:45:42 





(/かしこまりました!ご負担にならなければぜひぜひお願いしたいです……!しょっきりママか歌仙ママかのお台所組が一番やりやすいでしょうか。宗三の目の前じゃないから本音ぼろぼろさせたいですね。)



【髭切】

……そうなのかい?元気出たけれど。
( あれ程耳に痛かった衣擦れの音が今はさして気になりもせず、寧ろ心音を増長させる物のように感じる。唇に感じる柔い感触、瞼に重なる冷たい手。時が止まったかのように感じて、珍しく鼓動が速まる音が耳に聴こえてくる。瞼越しに再び明るさが目に入ると、薄く睫毛を持ち上げる。先ず目に入った彼女は顔を覆い隠してしまって、ちらと髪の隙間から覗く耳が赤々と染まっている。何かあったのかと肩に手を置くと、背中を曲げて彼女の顔を覗き込もうとする。手で覆ってしまっている以上、確実に照れているであろう顔が拝めないのが惜しい。扨、接吻とはこれだけで良いのでは。意味が無い、と称する彼女に疑問符を浮かべ立てる。自分としては随分と心が元気になった。愛しい人との口付けというのはそれだけで元気になる物だが、確かに霊力が流れて来た様には思わなかった。__意味が無いとなると、ただの気分の高揚なのかもしれない。一人で舞い上がっているだけなら、未だ知らぬ先があるというのか。とくり、逸る心臓の音を全身で感じながら、また彼女の髪を撫でる。少し熱くなった気がする頬を高熱の所為にするべく相手の言葉を待って。 )


【葵】

…する、よ。ただ__"嫌じゃない"じゃなくて、"したい"って思ってくれるなら、私は絶対逃げない。
( 彼から帰ってきた言葉は、自分の張っていた予防線とは随分と掛け離れたもので。如何してこういう時まで彼は優しく髪を撫でるのだろう。本当に本当に、期待している自分が情けない。落とした視線が再び彼の方へと戻される事にすら心臓が飛び上がるほど速くなる。顔に熱が集まり、彼の瞳に吸い込まれる。彼にとっては何気ない説教の一つや顎を持ち上げる腕の細さの割に男性的で逞しい手の一つ一つに内心歓喜してしまっている自分に気が付く。__違う、これは色恋沙汰じゃなくて、飽くまで業務だと言うのに。そう喝を入れても余り心に響かないのは、相手が彼だからこそなのだろう。唾を飲み込んで口を開こうとするも、言葉が喉に張り付いて中々出てこない。漸く絞り出した答えは、矢っ張り何処か彼を気遣って仕舞うもので。彼が良いなら自分は寧ろ喜んで応じる程だ、自分で言葉を紡ぐ度に、丸で彼に告白でもしている様に思えてくる。朱が集まる頬も気にせず、こうなったらままよ、と一息に上記を告げると、蒲団に降ろされた彼の手に自分の手を重ねると、真剣な眼差しで左右で異なる翡翠と蒼玉を見詰め。 )




  • No.213 by 宗三 / 朧  2019-04-30 22:43:52 





(/ ぜんっっっっぜん負担じゃないです!!どっちのママがお好みでしょうか。うんうんってしっかり聞いて否定しないのがみっちゃんママで、雅じゃない風流じゃないとか言いつつ応援してくれるのが歌仙ママですね。おぎゃ…)


【朧】

…じゃあもういらない?おしまい?
( 止め処なく溢れる小さな呻きを呑み込み、聞こえた彼の声に顔を上げ、覆った手から瞳だけを出す。何事もなかったかのように平然としている彼が恨めしい。此方はファーストキスを数年間想いを寄せている相手に捧げられて、思考回路はぐちゃぐちゃだというのに。彼の前髪を払い、額に手を宛てがう。矢張り熱い。無論、今は自分も他人のことを言えないかもしれないが。「多分あの、もっと深く、恋仲、みたいに…」宛がった手を下ろすと、一単語ずつ区切り辿々しく告げる。伝わっているのだろうか。元よりこんな方法が見出されたのは十中八九刀剣男士と恋仲の審神者発祥だろう。だとすればより深く、更に言うのならば一度や二度では足りないかもしれない。余りの羞恥心で目に涙が浮かぶ。というかそんなの、自分一人で出来るわけもない。眉を下げ縋るように彼を見詰め。)


【宗三左文字】

___それ、臣下に対する告白の強要ですか。
( みるみる内に朱に染まる彼女の整った顔を眺める。未だ何処か幼さの残る顔立ちが愛らしく、紅潮した?がその魅力を増長させる。この表情を見られるのは自分だけなのだ、ここ数日でそう錯覚してしまった浅ましい心は、羞恥に歪む彼女の表情を見る度に浅く満たされる。言葉を選んでいたのか、漸く紡がれた其れを咀嚼すると眉を寄せる。それは詰まる所、自分に“口付けがしたい”と言えと、そういうことだろうか。真剣な眼差しには悪いが、賺さず揶揄を織り交ぜた薄い笑みと共に上記を。しかし揶揄は否定ではない。重なった彼女の手を取り、此方へと引き寄せる。華奢でひんやりと心地のいい冷たさを胸の中に収め、少しだけ顔を寄せる。香る椿油が、自分のものか彼女のものか分からなかった。「___どうか僕に、貴女の口付けを頂けますか。」片手は彼女の背へと回す。指先で厚い巫女服の上から背骨をなぞり。)



  • No.214 by 宗三 / 朧  2019-04-30 22:45:23 





(/ やだまた文字化けしてる…例の如くほっぺたです。私もしかして気付いてないだけでもうこれ何度か化けてたりしてます??だとしたら非常に申し訳ない… )



  • No.215 by 葵 /髭切  2019-04-30 23:43:58 




(/光忠ママの休日にホットケーキ焼いてくれるママ感すごくばぶ……でも歌仙ママは初期刀補正が掛かるから余計にそっちも気にな……うぅん優柔不断ですみません…!折角初期刀ということなので今回は歌仙ママで是非ともお願いしたく存じます!
いえいえ、お気になさらず!実を言ってしまえば何度かありましたが、バッチリ伝わってますのでぜーんぜん平気です!)



【髭切】

…お終いにしちゃうの?恋仲みたいに、ってその先があるのかい?
( お終い、と言われると途端に物足りなく感じるのは随分と浅ましいだろうか。甚だしく欲深い神様だと我ながら思うが、神様故に強欲でもいいだろうに。覗く硝子玉が潤んでいて何だかいけないことをしているような気がしてきた。政府は随分と意地の悪い。彼女を困らせて良いのは自分位だと言うのに、いとも容易く命令一つで彼女をこんなにも困らせてしまうとは妬けるもの。とはいえ自分も重宝とされていた身の上、無知という訳ではないにしろ知識量は少ない。例え平安の世に生まれていても男女が一夜を共にする場所に刀を置く風習等当時は少なかったのだから深い事は知らないもので。意味がうまいこと自分の中で繋がらない単語を聞き取ると、取り敢えず今しがたの接吻より甘いものがある事を知る。彼女としては自分がその砂糖に肖る事には抵抗が無いのだろうか。探求心と悪戯心の芽生えた子猫の心では知りたくない筈も無い。何せ相手が最愛の人物なのだから。縋るような瞳と視線が交差すると、追い求める様に同じく視線を返して再び少し顔を近付ける。近付いただけで熱が伝わるくらい彼女の頭は沸騰しているようだが、果たして大丈夫なのだろうか。眉を下げて大丈夫かと一言声を掛けると。 )


【葵】

うぇ……し、臣下というか…あー…。
( 彼に翻弄されっぱなしなのだが、いつの間にこんなにも惚れ込んでしまっていたのだろうか。何時からだったかも解らないけれど、兎に角彼の揶揄には言いたいことが沢山ある。それも全て言葉に出来ていればの話になるが。強要の心算は無いし、何なら彼を臣下の一人として見た事等最初の数ヶ月だけだったのでは。兎に角今は彼を一人の男性として認めてしまっている。暫し何かを口にしようかとまごついていた後、軈て諦めたように一つ溜息を吐いて。__逃げない、と言った以上待ったは無しだ、ならば、と確認する様に彼と目を合わせる。「じゃあ、いくよ?_ごめんね。懸想と躊躇が入り交じって一瞬目を逸らすと、又瞼を閉じてしまう。上記に続けて述べると、身長の差を埋める為に肩に手を置いて、ぐっと顔を近付ける。寸前での一瞬の躊躇の後、自分の唇を彼の薄い唇へと重ねる。恋仲でも無いのに、先刻耳にだけ入っていた彼の説教が今更頭の中に浮かんでくる。今は其れでも霊力が__否、待て。霊気をどうすれば良いのか。抑まともに霊力を扱いきれない審神者にこれをさせて意味はあるのか。良く分からないままにそうっと唇を離すと、自分の唇に触れれば、え、今の意味あった?なんて自問に耽り。 )





  • No.216 by 宗三 / 朧  2019-05-01 01:44:56 





(/ 歌仙ママ承知致しましたー!!余り動かした経験ないんですけど、温かく見守って頂けると嬉しいです。次のガチ勢候補としても挙げられてましたし、どうぞサンプル程度に見て頂ければと…!
ぎゃあああやっぱり!!すみません、うちのスマホ氏は厨二病が抜けきらないようでして、ほっぺただけどうしても異字体が先に出てきちゃうんですよね。主様の返信にいっつも興奮して碌に推敲もせずだだーっと打っちゃってるので本当に申し訳ない…!! )


【朧】

___その、髭切も身体は男の人、…だよね?えっと、異性に対してしたくなるようなこと、して良いよって言ったら…
( 彼の心配そうな愁眉を見ると、掌で自らの?を包む。冷たい。そこまで紅潮しているのかと自負すると、申し訳無さそうに目を逸らし。矢張り彼は実践刀の太刀、寧ろ見目の幼い守り刀の方が知識ならば豊富かもしれない。たった今ファーストキスを終えたばかりの生娘には少々荷が重い。しかし短刀は勿論、何かと豊富そうな伊達男辺りに「キスの仕方教えてください」だなんて言える筈もない。大体、純粋無垢な彼に邪な知識を植え付けることなんて___そこまで考えて、ふと顔を上げる。普段あれだけ主人と距離の近い彼の事、劣情とは言わずとも多少の下心程度あるのではないか。溜まった唾液を嚥下すると、再び羞恥心に眉を下げる。躊躇いながら口を開くと、小さな声で上記を。「……それとも、私じゃ無理?」尻窄んだ語尾に小さく付け加える。ある程度彼から此方を求めてくれない限り、深い口付けなんて絶対に不可能だ。もしこの問いに頷かれたらと思うと、又目頭が熱くなるのを感じ。)


【宗三左文字】

………すみません、足りないようですが。
( その謝罪に一体何の意味があるのか、そろそろ此方の懸想にも勘付かれても可笑しくはないというのに。華奢な肩を抱くと、彼女に身を任せ睫毛を落とす。五感の一つが潰れ、彼女の浅い呼吸の音や厚い布の衣摺れを耳が拾い上げる。その内唇に重なる柔らかな感覚。最愛の彼女と、口付けをしている。その事実に心は粟立ち、薄眼を開けたくなる衝動を抑え、此方からも小さく彼女の唇を食み____そう思った瞬間、すっと彼女が離れる。一等不満の色を顕にすると、眉を寄せ上記を。鈍い頭の痛みはそのままだし、未だ柔らかな感触も愉しみ足りない。呆然としている姿に小さく首を傾げると、取り敢えずは再びの接吻を阻む彼女の手を取り下ろさせる。「何か問題でも?」一応と聞いてやると、再び顔を近づける。一年間焦らされて急に止められるわけもない。性急な自分を必死に抑え込むと、相手の反応を待ち。)



  • No.217 by 葵 /髭切  2019-05-01 07:43:47 




(/わーいやったー!よろしくお願いします!歌仙ママ楽しみです……!
気になさらないでください、大丈夫ですよ!文脈的に頬しかないな!ってわかりますし文字化け気にならないくらい文章が綺麗なのでいつもひゃぁあって悶えてますので!此方こそ推敲してないので読み直して文章汚いなって思う事沢山あります故もうしわけない…そう言って頂けて嬉しい限りです。)



【髭切】

…していいの?男神にこういう言霊取られると面倒くさいよ、本気にしちゃうから。
( したい事をして良い、まるで此方に身を委ねる様な発言だ。それが何を意味するのか彼女には判って居るのだろうか。好きにして良い、と言われてしまっては先ず手篭めにしてしまうだろうに。籠絡するのは容易いのだが、今回は相手が意中の人というのも問題だ。他の男士が病に伏せたら同じ事をするかもしれない、と考えたら結構な心配事だ。主人と恋仲になった三条派の刀剣の話は聞いた事があるが、中々に執着深い。自分もそうなのだろうか、なんて忠告の意を含めて上記を告げると、彼女の唇に人差し指を押し当てる。数年恋い焦がれて来たのだから好きにして良いだなんて言われたら、望むのはより深くへと沈む事位か。前のめりに進もうとする気持ちを抑えつけて身体を近付ける。空いた腕で華奢な腰をぐっと引き寄せ距離を詰めると、藍鉄の硝子玉を覗き込む。「…ここ迄しておいて、君とするのが嫌だと思うかい?」__嗚呼、自分は狡い刀だ。結論を一言で出してしまえるのは簡単だと言うのに、今回ばかりは質問に質問で返すとは。彼女の目尻に浮かんだ涙に口付け、軽くリップ音を鳴らすと悪戯に微笑み。 )


【葵】

霊力の流し方、解んない……ごめん…。
( 足りない、その一言がなんだか嬉しくて心が跳ねる。彼が相手ならば口付けのもう一度位は何も問題がないのだが、問題として上げられるのは自分の審神者としての未熟さである。自分の霊力がどの程度なのか感じられない以上、流し方など解らない。気配を察知するのも苦手で、結界は張ったことがない以上は判らない。流し方、と言うよりは流れているのかが解らないのだが、果たして彼になら理解出来るのだろうか。上記を告げると、口をついて出た謝罪は彼の接吻を貰い受ける事ではなく純粋に審神者としての無力感から来るもので。口移し、という事を鑑みると__深い方、なのか。二回目でいきなり其れでは彼の接吻の認識が変わってしまう。随分と不満げな顔をしている彼に眉を下げて彼の頬に手を添えてやると、指先で容の好い輪郭をなぞる。この先を知っている事には知っているし、体験済である。一方で教えた覚えもない彼には未知の事かも知れない。其れに妬いてくれたら少しだけ嬉しい。そう思って「…多分普通じゃない事するけど、大丈夫?」だなんて微笑む。そう、あくまで之は所謂接吻より先の事。普通は触れるだけなのだから。大丈夫じゃない、と言われたらまた何か方法を模索しなくては、なんて遠く考えながらもう一度頬を撫で。 )




  • No.218 by 宗三 / 朧  2019-05-01 09:55:28 





(/ というか朧ちゃんとママとの距離感はどんな感じなんでしょうか。好きな人とキスしちゃったーとか言えるくらい気の置けない仲ってとっても素敵だと思います…
んんんそう言っていただければ幸いです。言いたいこと多すぎてつい心情過多になってしまう今日この頃… )


【朧】

__思わなくて、いいの?
( そんな風に互いの同意を確かめ合ったら、まるで本当の恋仲のようだ。目端に落とされた口付けも、いつも通りの距離感も、子猫のような悪戯な笑みも、今日は全てが妄りに感じてしまう。数年間で培った主人としての矜持がぐずぐずに蕩けていくのが手に取るように分かったが、生憎止める術は持ち合わせていなかった。小さく上記を問う。遠慮がちに彼の肩に手を置くと、膝を立て再び唇を重ねる。先程よりも少しだけ深く、今度はリップ音が聞こえた。そのままの距離で、唇だけを離す。甘い砂糖で埋め尽くされてしまった思考は既に春めいた色に乗っ取られ、想い人との口付けに浮かれる年頃の少女がいるのみだ。ああ、このまま霊力なんて流し込まなければ。そうすればずっと、彼とこうして口付けを交わすことが許されるのではないか。馬鹿な考えが頭を過り、それを否定する冷静さも今は頼りにならなかった。小さく彼の名を呼ぶ。僅かに唇を尖らせるだけで触れてしまいそうな距離で、彼の琥珀色の瞳を見詰め。)


【宗三左文字】

ええ、_____…なんて、言うとでも?先に説明してください、詐欺じゃあるまいし。
( 霊力の奔流は一滴も感じない。矢張り審神者として未熟だからなのか、二三瞬きをし。霊力だの結界だのには造詣がない。例え分かったとしても、言葉で説明できるものなのだろうか。出来ないのだとしたら、彼女よりも数年長く審神者に就いている相手に聞くのも余り期待は出来ない。まあ、何もしないよりはマシだろうか。「聞いてみるしかないでしょう」溜息交じりに告げると、いつの間にやら投げ出された携帯端末を示す。それにしても生真面目な性分だ。焦らされた分、意中の人の唇を感じる余韻程度は設けて欲しかった。肩を落とすと、彼女の細い指が?を滑る。普通じゃないこと。僅かに孕んだ淫猥な響きはただの気の所為だろうか。それが甘露ならばと伸ばしかけた自分の手をぐっと堪え、呆れたように上記を。何をするのかは知らないが、未知の体験に彼女の前で無様を晒すのだけは御免だ。)



  • No.219 by 葵 /髭切  2019-05-01 13:14:17 




(/気の置けない中であると心の底から信じて止まない私がおりました…。夕餉前とかに今日はこんなことあったっていう朧さんのお話をうんうんって聞いてくれる光忠ママとか、職務の合間に何だかんだ助言くれる歌仙ママが居たらいいなって思います。
いえいえお気になさらず!ゆるーくやっていきましょう!)



【髭切】

__…なぁに。
( 重なった唇が触れるだけで終わらない事に、身体の熱が少しばかり上がったような気がする。それと同時に流れ込む霊気を呑み込む。すうっとそれが溶け込んで行くのを感じると、気怠ぬ重かった身体が少しだけ軽くなるような気がした。軈て唇が離れると、心地好い光景に目を細める。睫毛だけで届いてしまいそうな距離に最愛の人が居る。視界いっぱいに拡がる彼女の秀麗さに目が眩んでしまいそうな程だ。これ程近ければ頬が紅潮している事もバレないのでは。吐息混じりの小さな声が自分の名を呼ぶのが心地好く、気分を昂らせる。自然と上がる口角を抑えることもせず掠れたのどで返事をすると、華奢な背中を抱き締める。何時もこれより少し遠い位の距離感で触れ合っているのに、それが今は少し気恥ずかしく感じる。だがそれもまた心地好い__そう思っていた矢先、邪魔するかのように端末の電子音が鳴る。折角好い雰囲気なのに、無粋な真似をするのは一体誰なのか。ちらと横目で端末を見ると、詰まらなさそうに彼女の腰を引き寄せ。 )


【葵】

うーん、だよねぇ……ごめん、未熟なばっかりに…。
( 同じ歳頃の審神者でももう少し上手くこの力を扱えているのではないだろうか。熟自分の不器用さが情けない。勉学の成績は悪くは無かったが、世の中当然それだけで何とかなるものでは無かった。男士達が戦場で頑張っている分、自分も成長しなければならないだろう、そんな事を随分と生真面目に考えて。先程迄の緊迫感が何処と無く薄れ、苦い笑みを浮かべて上記を。兎に角今は霊力を送る方法を知りたい。放り出した端末を手に取り、頼みの綱になりそうな先輩に恥を承知で訊ねる。"霊気ってどうやって送ればいいですか?""自分だと流せてるかどうか解らなくて"、彼処も大変そうなのにこんな事ばかりで申し訳が無いな、と思いながらメッセージを送信する。仮に自分の予想が当たっていて、触れるだけでは足りなかったら。そう思うと矢っ張り何処か緊張してしまう。誤魔化すように自分の髪を指に巻き付ける。この勢いで彼と恋仲になってしまっても良いかも知れない、だなんて馬鹿げた考えを頭の中に浮かべながら先輩の返信を待って。 )




  • No.220 by 宗三 / 朧  2019-05-01 15:01:01 





(/ 葵ちゃん本丸のお話聞いててちょっぴり羨ましくなった()のでちょっと聞きたいんですけど、朧本丸の初期刀誰だと思います???後でキャラ固まるかなーと思って決めてなかったんですけど、うーむ。当初思ってたより審神者してるしはっちとかでしょうか。 )


【朧】

___もう、そんな顔しないの。ただの業務の一環なんだから。
( 薄く掠れた彼の声色が酷く蠱惑的で、正常な思考回路が綿菓子となって溶けていく。背を抱かれ、身体が揺れ互いの唇を掠める。それに煽られ再び瞼を落とし___ふと、電子音が現実へと腕を引く。立てた膝を下ろし端末へと手を伸ばすと、行き詰まった様子の後輩からだった。唐突に腰を抱き寄せられ彼へと凭れる。随分と御機嫌斜めな様子に思わず笑みを零す。審神者という立場を忘れた自分に対しても上記を告げると、柔らかな象牙色の髪を撫で。さて、後輩にはどう教えるべきか。崩れた体勢を整え、一度頭を冷やすことも兼ねて卓へと向き直り頬杖を。“もしかして宗三とキスした?”取り敢えず当たり障りなく送っておく。しかし昨日も問題なく霊力を扱えていたし、彼女にも出来ると思うのだが。“お水口移しするイメージかなあ” 口移しというか、人工呼吸というか。兎に角口を介して霊気を吹き込むのだから、軽く触れるだけでは足りないのは確かだ。“それでも無理なら舌?”加えて送信する。審神者の体液となれば嫌でも霊気が混じるだろう。しかしこれは半ば揶揄。生真面目な彼女のこと、真に受けてしまうだろうか。くすりと笑みを零し。)


【宗三左文字】

それで、普通じゃないこと、…というのは?
( 彼女の指に合わせて形を変える艶のある緑髪をぼんやりと眺める。さらりと流され彼女の目線は小さな画面へと落とされているわけだが、未だ此方の思考は先程の言葉に囚われたままで。普通じゃないこと。個人的には先程の口付けだって普通と看過するにはやや大き過ぎる。だとすれば__一体何が起こってしまうのやら。自らの唇を指先でなぞる。薄らと甘い果実の匂いがするのは、彼女が常日頃使っているリップクリーム、とやらの味だろうか。嗚呼、もう一度口付けがしたい。無意識に視線が色付く女性的な彼女の唇へと注がれる。隣並ぶと、そっと彼女の嫋やかな細い肩を抱く。髪を弄る彼女の手を搦め捕り、湧き出ずる好奇心の逆らわず上記を問い掛け。新しい物に肯定的とは言えない性分であった筈だが、恋煩いともなるとこうも変わってしまうのか。単純な自らに呆れつつ、そっと髪を撫で。)



  • No.221 by 葵 /髭切  2019-05-01 18:31:24 




(/個人的にはっちかむっちゃんかなって思います。まんばちゃんとか加州は朧さんの性格的に放っておけなくなっちゃうかな、と。審神者業とか、気品のある優雅さはははっちっぽいような気もします。初期刀談義楽しいですわくわく。)


【髭切】

……業務…。
( これだけ蜜月な距離感で、砂糖を煮出した様な会話を重ねても尚業務で済まされて仕舞うのか。唇を尖らせて彼女の言葉を復唱する。たかが業務、されど業務だ。"仕事"と言われてしまえば自分以外とも接吻を重ねるのだろうか、そんな事をされたら実に実に詰まらない。鬼にでもなってしまいそうだ。ひしひしと感じる独占欲の侭に卓へ向かう彼女の背後に座る。そのまま彼女を後ろから腕の中へ閉じ込め、小さな頭に顎を載せる。様子を窺うと端末を覗いて何やら面白がっている様子。自分との時間を邪魔した他者が彼女を笑わせている__のだが、果たして相手は誰なのか。此方に構ってくれるのを待ちながら"業務"と彼女の対話相手の事を頭に思い浮かべる。直近で浮かぶのは同じく熱に苦しめられている後輩の本丸だが、向こうの彼も祈願は叶ったのだろうか。そのまま契って仕舞えばいい、なんてぼんやり考えると、ふうと一つ息を吐いて。 )


【葵】

……__あー…えぇと、口移しとか……これとか。
( 先輩から返ってきた返事は半分以上は想像通りだった。最後の一文を覗いて。"触れるだけならしました"、取り敢えずはそう返すのだが、最後の一文は果たして真なのか。幾年か前の記憶が蘇る。後輩に主導権を握られっぱなしであったような。如何にも恋仲の様に肩を抱き寄せられると本当にそうであると錯覚してしまいそうになるが、実際そうでないことが何だか不思議に思われる。深い口付け、彼は節操が無いと嫌がりそうなものだが今の所は興味津々な様子。無知と言うのは恐ろしい。"なるべくライトに済むよう頑張ってみます"、と共に礼の一言を添えて端末を置くと、取られた手を握り返して彼の方へと向き直る。扨、なんと説明しようか。暫し言葉に迷ったあと、婉曲した表現が出来るほどの余裕も語彙も無い事に気がつけば、渋々と言った様子で説明を始める。横文字で言えてしまえば楽なのだが、彼には伝わらないだろうし。上記を語っている内に頬に熱が集まる。困った様に苦笑して言い終えると、"これ"を示す為に舌をちろりと出して示し。彼は多分幻滅するだろうが、こればかりは覚悟の上で。 )





  • No.222 by 宗三 / 朧  2019-05-01 19:58:59 





(/ ああーむっちゃん。むっちゃんもそれっぽいですね、最初からサボり看過されてた感が透けて見える…でも何度苦言を呈してもサボるからお手上げって感じのはっちもすきすき。創作審神者動かしてるときは本丸事情考えるのがすごく好きです、兄者の前は近侍長谷部だったんだろうなーみたいな… )


【朧】

わ、__ふふ、どうしたの。もう淋しくなっちゃった?
( なるべくライトに。返って来たその言葉に二三瞬きを。なるべく。彼女はそんなにも異性を惑わすテクニックをお持ちなのだろうか。完全に対岸の火事で文面を眺めていると、背後から伸びた腕に抱き竦められる。驚きの声が漏れるが、すぐに端末を置いて回された腕に手を重ねる。唯霊気を移していただけなのだから仕方がないが、自分ばかりが彼を求めていたようで少し寂しかった。甘えるように彼に凭れ、平時より温かい体温に包まれる。もう一度口付けがしたい。甲斐性のない欲に負けそわりと身を捩ると、目に入る彼の表情。珍しく口角が下がっている。もう一度ぴたりと背を彼の身体に密着させ、宥めるように彼の腕を軽く叩く。「髭切、もしかして機嫌悪い?」それとも矢張り体調が悪いのだろうか。主人でありながら接吻が出来るだなんて又とない機会だが、成る可く早く治すべきなのだろう。少々寂しげに眉を下げ。)


【宗三左文字】

___舌?………ですか、
( 口移しというのは想像に難くない。移すものが霊気だというのが不思議な話だが、霊気の流し方が分かっていない彼女に果たして出来るのだろうか。初期刀然として眉を寄せ考えると、少しの後に加えられた次の言葉に顔を上げる。彼女の唇から赤い舌が覗く。これ、とは舌のことなのだろう。さて、どういうことだろうか。小さく首を傾げる。まあいい、此方は治る治らないはさておき、彼女と口付けがしたいだけだ。言葉を濁したのはきっと生娘の主人では刺激が強いからで、追及したところで具体的な言葉は見込めそうにない。そっと彼女の?に手を添え、顔を近付ける。「習うより慣れろ、でしょう?」尤もらしく口を開くと、自らの片目にかかる荒染の髪を耳へと掛ける。簡単にでも結んでおくべきだったか、鬱陶しい。性急な欲を抑え込んで彼女の反応を待ち。)



  • No.223 by 葵 /髭切  2019-05-01 20:58:56 




(/気を張りすぎちゅうこともないきに、今日は休むぜよ!無理はいかんちや。って言ってくれそうですね。大天使むつエル… 書類仕事そんなに得意じゃなかったのにいつの間にかバリバリ書類書けるようになってるはっちとかすごく好きです。 わかります!!兄者と入れ替わる時に引き継ぎが色々大変だったんだろうなぁ。)



【髭切】

………悪くないよ。
( そう、機嫌は別段悪くない。ただ面白くないだけだ。彼女の後頭部にグリグリと頭を擦り付けて、抱きしめる腕に力を込める。__霊気が欲しい訳では無い、もう少し長く触れ合っていたい。主従の垣根を取り払って口吸いをしたいのに。だのに、彼女は業務として流してしまった。そのうえ今度は端末にご執心。何度も思うが之では弄ばれたようで詰まらない。どうしようもない物足りなさに焦れているだけなのだ。「……業務で終わらせちゃうの。」訊ねるように少しだけ語尾を上げるも、矢っ張り半分以上は落胆する気持ちが声色に出てしまっているだろうか。いじけた子供のように眉が寄る。横から彼女の顔を覗き込むようにしてじっと見つめる。業務じゃなくて、私的なお願いで彼女と口付けを交わせたら良いのに。その気持ちを訴えるように視線を送るも、伝わるかどうかは定かでない。しん、と静まって仕舞う時間が流れ、秒針の音が良く聞こえる。聞きたいのはこの音では無いのだが。数分、否、体感ではそうだが実際は数秒だったのだろうか、数刻の後に「…ねぇ、矢っ張りもう一度口付けするのって、駄目?」少し甘えるように、けれど逃がすまいと腕の中に閉じ込めている彼女に問うて小首を傾げると。 )


【葵】

……慣れてないから、上手くいかないかもよ。
( 頬に添えられる手と、髪を耳にかける仕草が妙に艶っぽく見える。流石傾国の刀、と思う一方で乙女心としては始終ときめきっぱなしなのが痛い。心拍がそれだけで上がり、顔に熱が集まる。だがこの先を知っているのは現状自分しか居ない。その上先程の様子では具体的にどうするのかは判って居ないらしい。__之ならば余裕そうに振る舞う彼の表情を崩せるのでは。照れて困惑する様子が見てみたいような気もする。そんな微かな好奇心が湧いてしまうと、此方の恥じらいの気持ちがせめぎ合う。何れにせよ彼は再び口付けをする気満々の様だが。結局勝ったのは微量の好奇心で、上記を一言忠告すると応えるように彼の頬に手を添え、顎を少し持ち上げると唇を重ねる。口移しの容量、を意識しつつ相手の気色を窺うべく薄く目を開ける。__駄目だ、全然感覚が分からない。確実性を増すべきなのだろうか。羞恥の方が勝ちつつある現状、彼の反応を待ちながら。 )




  • No.224 by 宗三 / 朧  2019-05-01 21:53:57 





(/ でも今になってちーと甘やかし過ぎたかの、とか言うんでしょ。サボり癖はムツエルのせいだった…???あとあれです、別に自慢とかじゃなくて保護者の目線で、着任した当初はあんなに素直に頑張ってたのにーとか話すはっちに、へえそうなんだねふーんとか適当に返事しつつもやもやする兄者…うっ(死) )


【朧】

……………よしよし。熱のせいで淋しいんだよね。
( 彼の言葉を最後まで聞き終えると、小首を傾げるその姿を見詰める。甘えた声色が可愛らしい。再び眉を下げ、困ったような笑みを浮かべると、腕の中で彼へと向き直る。そっと抱き締め、肩へと腕を回して片手は彼の柔らかな髪を撫でる。いつもの如く子供を宥める母親のように優しく上記を告げて。最後の言葉だけなら、良いよの一言で片が付いたというのに、その前の不満の篭った台詞が良くない。業務で無いならば、既にそれは主人の枠組みを超えてしまう。だから、仕方ないことなのだ。そっと身体を離すと、彼の梔子の瞳を見詰める。「__熱のせいなら、仕方ないよね?」そう、熱に冒されて主人への敬愛を恋慕と履き違えてしまったのならば、業務以外で口付けを交わしたって仕方がないことだ。病に罹った子の看病は親の務め。何も矛盾していない。気恥ずかしげに肩を竦め、薄らと染まった?を緩ませ。)


【宗三左文字】

___ん、駄目ですね。
( 彼女の手が顎を掬って持ち上げる。口移しならば、此方も少しばかり協力せざるを得ない。薄く口を開けると、唇が触れるだけの接吻とは違い、互いが互いの型に嵌っているように思える。成る程、悪くない。柔い唇を食めるのは先程の方が好いが、深く繋がっているようで此方も心地いい。微かに流れ込む彼女の霊力を感じ、そっと唇を離す。麻酔が効くように、側頭の鈍い痛みがすっと軽くなった。矢張り彼女は自分で気付いていないだけで、別段能力がないわけではない。そう感じはするが、ここで終わらせるわけにはいかない。すかさず上記だけを述べると、間髪入れずに此方から唇を重ねる。相手の動きを待つまでの暇潰しに、唇を柔く食むように吸う。ちぅ、と小さくリップ音が鳴り、聴覚で彼女との接吻を感じられる。気分を良くし柳腰を抱き寄せると、口移しの時のように薄く唇を開き。)



  • No.225 by 葵 /髭切  2019-05-01 22:56:14 




(/んんんんんどれも美味しいので捨て難い……朧さん本丸めちゃくちゃ可愛いです…。むつでもはっちでもどっちも美味しい、二度美味しい。()ヤキモチ焼きな兄者本当に動かしてて楽しいのでそういった背景があるとほっこりしちゃいますね!笑顔で気にしてない風を装ってるけどめっちゃくちゃ気にしてるやつだ…。)



【髭切】

____鈍いなぁ。
( 嗚呼、また伝わらない。というか、結論が微妙にズレてしまっている。本当に鈍いのか、それとも自分が彼女を愛しているという事を認めたくない以上そうやって結論付けて居るのだろうか。何方にせよ自身の本意ではない、自分の最愛の人にこうも期待させられておいて何も我慢しろだなんて言う方が酷な話だ。どこまでも"主従"という関係から抜け出せない事に苛立ちを覚える。此方はもう何年と想いを拗らせて居るのに気が付かないふりとは些か頂けない。ぼそり、と上記を独り言として零すと、彼女の藍鉄の硝子玉と目を合わせる。微笑む表情が朱に染まっているのが愛らしくて、自分がこの表情を独占しているのは先の不満感とは別の充足感がある。本当の恋仲になれたなら良いのに、完全には埋まらない距離がもどかしく眉を下げる。__主人から一番の寵愛を、では無く対等を望むのは過ぎた願いなのだろうか。指の背で彼女の頬を撫でると、再び顔を近付ける。今は唯この甘露を甘受して居れば良い。湧き上がる想いにぐっと蓋をする様に目を閉じ。 )


【葵】

ぇ、まっ……____!
( マジか。矢っ張り駄目だったか、そう零そうとしたのに連続的に重ねられる唇の所為で羞恥はあっという間に好奇心を上回る。近すぎる距離では行き場のない熱が頭に集中する。逃げない、だなんて言うんじゃなかった。袋小路に押い込まれ、やるべきは一つしか無くなってしまう。之で何とか向こうに霊気が行き渡れば良いのだが。恐る恐る舌を絡める。昔された時はこうだった筈、とは思うのだがこんなに甘かっただろうか。茹だって真っ白になった頭の中では次第に思考がぼんやりとしてきて、自分の力で立てなくなって来るような、そんな感覚に襲われる。蕩けてしまいそうな自分を"業務"の二文字で何とか律する。彼はこう迄されて嫌では無いのだろうか。何を考えたって結局は答えが出ない以上考える事を止めると、力なく彼の肩を押して顔を離す。離れ際に小さく鳴ったリップ音がまた羞恥を煽る。流石にこれで何も無い、という事は無いだろう。頭に響く余韻に言い様もない羞恥を感じると長い前髪と手を上手く使って顔を隠し。 )




  • No.226 by 宗三 / 朧  2019-05-02 00:36:26 





(/ やっぱりはっちを困らせたい………………主様さえ宜しければ朧さんにも初期刀に泣きつかせたいのですが如何でしょうか。
もう何百回でも声を大にして言いたいんですけど、主様の兄者最高すぎて!!!!!ネコ科!!!!!極済みの子の手紙とか読み返してるの見て面白くなさそうな顔しててほしい…すき… )


【朧】

___…髭切、好き。
( 鈍い、そんな独り言まで零す近侍が僅かに憎い。普段ならば未だしも、今日の彼の行動は目を逸らし難い。意中の人以外に業務以外の口付けを強請るだろうか。飄々とした態度の裏の真摯な人柄は、自分が一番良く分かっている。そして一を与えれば十を欲しがる彼のこと、きっと十を与えれば今度は百を強請るのだろう。ふと、下がった眉が目に入る。好きな人にこんな表情をさせて、本意な訳がないというのに。彼は想いを伝えて、どうしたいのだろうか。結局決定権は此方へと委ねるのだから、彼は狡い人だ。ああ、だとすれば。目を細め、彼の滑らかな頬を撫でる。偶には、彼に全てを投げてみようか。元より自分はそういったスタンスの筈。そう、全て欲しがりな彼が悪い。閉じた瞳の前で、まるで独り言を呟くように平然と、数年秘めた想いを吐露する。不思議と羞恥心は込み上げず、そのまま何か言われる前にと自らの唇で彼の口を塞ぎ。)


【宗三左文字】

ん、___…良く、出来ました。
( ぬるりと、生暖かい感触が唇を伝い、舌を搦め取られる。ぎこちない動きで此方の舌を求める彼女が愛らしく、欲望に負け薄眼を開け。余裕のない、真っ赤に染め上げられた顔。初な娘を籠絡しているようで、背徳感と支配欲が満たされるのを感じた。舌を伝って唾液が混ざる。甘露のように蕩ける味が魅惑で、唇で彼女の舌を甘く食む。ぽたり、布団の上へと垂れた雫が灰色に小さく広がる。ああ、勿体無い。柳腰を再び抱き寄せ、部屋に満ちていく水音に息を漏らす。もう既に何方のものか分からなくなった唾液をこくんと嚥下すると、弱々しく肩を押されて名残惜しくも唇を離す。薄い唇を舐め、顔を隠してしまういじらしい彼女を見遣ると、一度呼吸を整えてから上記を。そっと髪を撫でる。これでは男が女に狂うのも納得だ。ぐ、と手の甲で口許を拭い。)



  • No.227 by 葵 /髭切  2019-05-02 07:49:26 




(/了解です、大丈夫ですよー!!ご期待に添えられるかは分かりませんがはっちで回しましょう!
そう言って頂けて良かったです!!手紙は取っておいてあるけどやっぱり面白くないんだろうな、と思います。絶対唇尖らせてるよ兄者。ヤキモチ焼きさんめ。
此方も宗三の色気がとんでもなくて葵と一緒に語彙力消し飛ばしてます。なんて狡い男……。)



【髭切】

( え、と小さく声を上げる暇もなく塞がれる唇に甚だ疑問符が浮かぶ。彼女は今、なんと言ったか。ずっと切望していたたった2文字の愛の言葉を今この場で貰ってしまって良いものなのか。ひとくちに好きと言っても家族愛の好きなのか、友好の好きなのか。はては主従の好きなのか。素直に受け止めるだけの余裕が無いほどに焦らされてしまったが、この口付けが答えだとでも言うのだろうか。ならば好きなだけ頂いてしまおう。口の中で蕩ける砂糖菓子の様に、容の好い唇を食んだり、吸ったりを繰り返す。その度にちぅ、と鳴るリップ音が昂らせる元になる。接吻というのはどうも思考回路まで溶かしてしまう様だ、もっと欲しいと心の奥底の声がする。無論それに抗う術など最初から持ち合わせておらず、意の儘に深くを求めて舌を絡める。粘性のある音に、偶に混じる自分の吐息が熱い。背筋が善い意味でぞくぞくする。背徳感と多幸感に包まれながら数刻の後に唇を離すと、薄く微笑んで。 )
____貰っちゃった、ね。


【葵】

……何でそんなに余裕そうなの…どこで覚えてきたの…。
( 呼吸を整えながら彼のひどく蠱惑的な台詞に耳を傾ける。初めての事なら多少は、と思ったが全然そんな事は無かったようだ。骨折り損のなんとやら、とまで言う気は無いが何だか悔しい。抑、自分が下手なだけかもしれないが途中からの主導権は確実に彼にあった。知らない間に。普段から未亡人だのなんだの、細く女性的な線を感じていたがとんだ狼ではないか。羞恥が限界に達してじわりと涙が滲んでくる。教えた覚えも無ければ、多分之が初めてである筈。然しどうしてこうも差があるのか。力の抜けてしまった身体の体重を彼に預けながら、視線だけを彼に向ける。無骨に手で口元を拭う姿にさえ心臓が跳ねてしまうのは完全に乙女心を射抜かれていると思う。それがまた悔しくて、まだ整わない甘い呼吸混じりに上記を。 )




  • No.228 by 宗三 / 朧  2019-05-02 09:13:10 





(/ やったー!!ありがとうございます!!兄者寝かせるか何かしてお邪魔したいと思いますので葵ちゃんもお好きな時に!
詰まらない、ってなるのが神様みあって好きだったりします。でも主様の兄者可愛いから隠す感はあんまりなくて可愛い(語彙)
わわわそう言って頂けると非常に助かります!!ちょっと最近棘だの嫌味何処行ったんだよって感じなんですけど、大丈夫でしょうか!!デレ!!! )


【朧】

………ん、…機嫌治った?
( 細やかな音を伴い、唇が離れる。名残惜しさを体現するかのように伝った銀糸が間を繋ぎ、後を追うように彼の琥珀の瞳と視線が絡む。予想外に深く、癖になる程甘い恋仲のキスに黙らされてしまった。薄らと浮かべただけの笑みが途方も無く美しく、それがまた癇に障る。そんな口付け何処で覚えたのか、そんな苦言も今では口寂しさに負け、今一度彼の柔い唇を啄む。霊気なんて一滴も注がない、ただの口付け。神様相手になんて不敬なのだろうか。薄く目を開け、彼と額を合わせる。上記と共に目を細めると、彼に負けず劣らず欲張りな自らが再び触れ合いを求める。この人に骨の髄まで捧げてしまいたい。耳元で甘く愛を囁かれたい。そっと彼の?を撫でる。「僕も好き、なんて言ったら近侍外すから。」自制心は残っているようだった。僅かな安堵も含めて柔らかく笑み。)


【宗三左文字】

さあ。強いて言えば本能、でしょうか。
( 腰砕けになってしまった彼女をそっと抱き寄せ、幼い子供をあやすように、先程まで抱き寄せていた背中を優しく撫でる。荒い呼吸を聞きながらこうしていると、まるで睦言のようだ。褥の上でこうして口付けを交わしているのだから、本質は変わらないかもしれないが。彼女の問いに揺り籠のように身体を揺らす。その反応と言い、言葉と言い、遠回しに男を煽っていることにはきっと気付いていないのだろう。そんな風に口吸いを褒められ、もっとと強請らない自らを胸中で褒めておく。深くも考えず上記を答えると、ふと身体を蝕んでいた気怠さや頭痛が消えていることに気付く。彼女の舌に夢中で気が付かなかったらしい。さて、どうしたものか。治ったと言ってしまえば口付けはこれで終いだ。彼女の髪に顔を埋める。抱き竦めたまま背を倒し、彼女ごと布団へと身を預ける。溢れる多幸感に小さく彼女を呼び。)



  • No.229 by 葵 /髭切  2019-05-02 18:55:13 




(/かしこまりました!宗三さん寝かせてお仕事に戻る時に、にしようかと思います。はっち楽しみです。上手く回せるといいな……。
平安刀だとどうしても神々しさがでてしまうというか、長く生きてる分の余裕がありそうだなと思います。神隠しは朧さんの本意じゃない限りしないと思います。
大丈夫です!!!!甘えたな宗三可愛いなぁとついデレデレしてしまいます。こう、主導権を相手に握らせてるようで実は自分が持ってる感じが凄くよきです……)



【髭切】

えぇ、それは困るなぁ。それなら言わないから安心しておくれよ。
( 随分と気分が好い。理由は最愛の人との甘い甘い口付けに他ならない、口吸いを交わすまでの不満げな表情はとうに消え去り、いつもの様に柔和な笑みを浮かべる。唇を離してからも追うように小さなおまけが着いたこともさらに気分が高揚する結果になった。軽くなった身体で嬉しそうに彼女を抱き締めると、つい出かけた言葉を引っ込める。__愛の言葉を返すと、この立場で居られなくなるらしい。困ったものだ、近侍を外されてしまっては彼女に接近する口実が無くなってしまう。流石にそれは御免蒙りたい。困った様に眉を下げると彼女の藍鉄の髪に手を伸ばしながら上記を述べる。彼女が望まないなら口にする事はないであろう思いが少し寂しい。自分だって彼女の事が好きだし、愛している。それは勘違い無しにそうで、本丸の誰にも負けない想いがあると思う。何時か許されたら、なんて思いつつ。 )


【葵】

わ、何もう……病人とは思えないくらいご機嫌だね…。
( 彼の言葉にまたかあっと頬が朱に染まる。本能的に求められているとでも言うのか、さらりと此方を照れさせる様なことばかり言うのだから狡い、と思ってしまう。彼のこの余裕を何とかして崩したいのだが、そんな日が来るとも思えない。小さく息を吐くと、ようやっと呼吸が落ち着いてくる。流石に唾液なら霊力も向こうに行き渡っている筈。それなら水か何かを口に含んで口移しすればよかったのでは、と今更になって気付き失念する。仮に未だ足りなかったら次からそうすれば良い、恋仲でもないのにこれ以上は身体だけの関係になってしまいそうで心苦しい。そんなことを考えているとぐらついて横になる視界、思わず小さく驚きの声を上げる。彼が支えてくれたままだった為か痛みはないが、自分を呼ぶ声に顔を見上げると稀に見る柔らかい笑顔。先程まで高熱に苦しんでいたとはとても思えない振る舞いにぽつりと呟くと、薄桃の髪をふわりと撫で。 )




  • No.230 by 宗三 / 朧  2019-05-02 20:43:30 





(/ というわけで早速泣き言零しに行きたいと思います。はっちにやれやれされたい。
平安刀の独特な雰囲気本当に好きです、絶対一堂にに会したら審神者神々しすぎて近寄れない。あと絶対大包平浮く…
選択肢決めるのは相手だけど、それはそれとして自分の思う選択肢選んで欲しい宗三さんがすきです。傾国ですからね、主人の一人や二人転がしててほしい…でもこの宗三ガチ勢だから結局転がされてる… )


【朧】

……ねえ、病み上がりだしもうちょっと寝よっか。主お仕事あるし。
( 彼の腕の中に収められ、気の抜けた表情で笑みを零す。肩口に顔を埋め、落ち着く異性の香りに包まれそっと目を閉じる。これからはもう我慢することもなく、彼に対する好意に正直でいられる。彼から返る甘い言葉がないのは寂しいが、それでも___…ふと、違和感を覚える。当然のように自らの恋慕を肯定しているが、一振りだけに傾倒しない、なんて意思は一体全体何処へ消えたのか。口付けは業務として言い訳が立つが、吐露した想いは取り返しがつかない。どうやら接吻は本当に脳をぐずぐずに溶かしてしまうようだ、自分一人では考えが纏まらない。寧ろ更に彼に甘えたいと強欲さを出す自分が情けなくて仕方ない。ああ、一度離れるべきか。密着していた身体を離すと、上記を伝える。未だ本丸の皆に顔も見せていない。真っ当な主張だ。「辛くないようなら部屋出ても良いからね。」霊力の乱れならば感染を考えずとも良いだろう。付け加えた後、再び軽く唇を合わせ、回された彼の腕を解き。)


【宗三左文字】

…ええ、どうしてでしょうね。
( 小さな体躯を覆うように抱き締める。もしもこれが政府からの指令ではなく、個人的な口付けなのだとしたらどんなに幸せなことだろう。願わくば自分以外の誰も霊力の枯渇を起こさなければ良いのだが。彼女の柔い唇を味わえる男は自分一人のみで十分、確かな独占欲が湧く。白い首元に顔を埋め、すっと息を吸う。意中の相手の匂いというのは、どうしてこうも魅力を感じてしまうのだろう。多幸感に揺られつつ、微睡みの混じる声色で上記を。出来ることなら、再び彼女を腕に収めたまま眠りに就きたい。人の身を得て以来一番幸福な睡眠だったような気がするのは、既に補整が入っているのだろうか。一束ずつ髪を掬うように頭を撫で、顔を上げる。今一度口吸いがしたいが、飽く迄これは業務。唯の我儘で許されるわけがないだろう。憂げに溜息を零し。)



  • No.231 by 葵 /髭切  2019-05-02 21:44:21 




(/かしこまりました!次で兄者一旦締めて置くので、返信の時にはっち宛に書いてくださればそのままはっちで続けさせていただきますね。
平安刀会みたいなのあったら誰も勝てないラスボス感が出てしまいますね……うぅん好き…。おじいさまに対してぐぬぬってしてて欲しさ。あの潔い感じ凄くいいですよね…
うーんん可愛いよ宗三。いいように転がされたい。自分で選んだつもりなのに彼の思う壷っていうのが本当に好きです。密かに兄弟に恋愛相談してるといいな。というか宗三が恋を自覚し始めたあたりで兄様に感づかれてるといいな。)



【髭切】

……ん、解ったよ。部屋に戻って一眠りしてこようかな。おやすみ、主。
( あれよあれよという間に解かれてしまった腕の中が寂しいものだ。最後に貰った口付けを惜しむように自らの唇を指でなぞると、暫し目を閉じ考える。普段から余りすすんで仕事をしようとはしない彼女にしては随分と珍しい。何か自分に対しての不都合があるのだろう、また逃げられてしまうと言うのは惜しいが今日は少々押しすぎた気がする。色々と考えることも多い年頃の少女だ、余り思考の邪魔をしてはならないだろう。少し退屈だが、寝て過ごすしか無いようだ。少しの時間を置いて頷くと、上記のように返事をして手を下ろす。外に出て良い、との事ならば自室に戻って寝た方が良いだろうか。畳に手をついて、朝起きた時よりも幾分か軽くなった身体を持ち上げる。寝相で少し乱れた襦袢を軽く整えると、羽織ってきた上着を肩に引っ掛けて。仕切りの障子を開けると振り返りざまに柔く微笑んで部屋を出、障子を閉める。__あいしてる、と口だけをほんの小さく動かしてから自室の方へと爪先を向け。 )


【葵】

…こうして見ると恋人同士みたいだねぇ、なんて…__
( 首筋にかかる息が擽ったい。彼は人を勘違いさせることにおいて天性の才能でもあるのだろうか、まるで恋人にでも求められている気分だ。否、先程口付けを交わしている時は自分が勝手に恋仲だと勘違い仕掛けていた。答えてくれる、ということは期待しても良いのだろうが、未だ所定の手続きを踏んでいない上に周りがどう思うかの確認も取っていない。初期刀や、初鍛刀の弟君は理解を寄せてくれるだろうか。__抑、恋人が神様だなんて、両親はどう思うのだろう。少し悪戯な発言をしても誰も怒らないだろうか。無意識的にぽつりと上記を零すも、そこではっと我に返る。だから、未だ恋仲ではないと言うのに。「あ、いや、ごめん。なんでもないです。気にしないで今の。なんでもない!」何勘違いしてるんだ、と内心叱責すると、また頬に集まる熱を隠すように彼の腕の中で背中を向ける。また彼の顔を見られない、うっかり過ぎた発言から目を背けるようにぎゅっと目を瞑り赤くなった耳を塞ぐように隠すと。 )




  • No.232 by 宗三 / 朧  2019-05-02 22:37:41 





(/ わーありがとうございますー!!!兄者にお砂糖いっぱいいっぱい貰ったのでたっぷり叱ってやってください!
でかいのの中に混ざるいまつるっょぃ……平安ともなると作られた時期も曖昧ですし、割と隔てなくのんびり過ごしてそうですね。でも獅子王ちゃんは孫。
わぼけりゃオッケーな兄様あんまり参考にならなさそうですね。宗三何も言ってないのに勘付く兄と弟すき…楽しそうだなあと眺めててほしいです。 )


【朧】

( 彼の足音が障子越しに遠ざかるのを見計らい、背から柔らかい布団へと倒れ込む。もしや彼が欲張りなのは今代の主人の影響なのだろうか、去り際に口付けだなんてまるで恋仲だ。微かにシーツに残る彼の匂いに包まれ安心している自分の?を小さく叩くと、着替えもせず寝間着のままに廊下へと。と言っても、誰に意見を乞うべきなのか。彼に関してのことを相談した経験のある刀なんていない。ふと足元の膳が目に入る。後で彼に渡さなければ__そこから安易に連想される長船の一振り。否しかし、歌仙伝いに既に有らぬ誤解が生じている可能性もある。寧ろ変な気を回されてしまいそうだ。彼という選択肢が埋まっているのだとしたら___向かう先は打刀の一室。この時間で未だ寝間着だなんて、確実に渋い顔をされるだろう。しかし今は一番の古株に諸々お叱りを頂きたかった。一声掛けた後、障子を開け下記を告げ。)
___ねえ蜂須賀、久々に腰据えてお話しよっか。


【宗三左文字】

…其処で引かなければ、幾らでも肯定出来るんですけどね。
( 不意か、それとも故意にか零れた呟きに目を見張る。恋人同士、つまりは好い仲の相手と過ごす時間と同等の心地良さを彼女に与えられているということだろうか。ふわりと背後に薄桃の花弁が舞う。先の言葉に含まれる意図をやっと悟ったのか、分かりやすい誤魔化しに口許を歪め。背を向けてしまった彼女を背後から抱き竦める。耳を塞いでいるのは、真っ赤に染められているからだろうか。肩口に顎を乗せる。ああ、愛らしい。何処までも異性の庇護欲を煽る仕草がいじらしく、そっと目を細める。此方の声は聞こえているのだろうか。別段もう聞こえたって良い。小さく上記を呟くと、憂げに溜息を薄く伸ばす。恋仲になったところで得られるのはただの名称のみ、そう思っていた頃もあったというのに、今ではその“特別”が欲しくて堪らない。抱き締める腕に力を込めると、そっと瞼を下ろし。)



  • No.233 by 葵 /蜂須賀  2019-05-03 00:17:44 





(/かしこまりましたー!初期刀ですしはっちは極済かな?と思います。多分。違ったら申し訳ない……。葵の方もそろそろ宗三を寝かせて歌仙ママの元へ向かおうかと思いますのでよろしくお願いします。
そうだ、あまりの若々しさに忘れがちだけど獅子王ちゃん平安刀なんですよね……平安の中ではかなり孫ポジです。おじじ様の事じっちゃんって呼んで…。
キスで子供が出来るって教えちゃうくらいですからね。悶々とする次男を眺める弟と兄可愛いです。)



【蜂須賀】

おや、どうしたんだい?構わないけれど、未だ寝間着だなんて……君、朝餉も来なかったじゃないか。
( 本丸で唯一の凛とした女性の声、もう何年と聞き慣れた其の声に返事をして顔を上げる。初期刀として顕現して以降、本丸の変遷を見てきた以上かけがえのない主である事は確かである。開いた障子の向こうに見える姿にぎょっとする。よくもまぁお目付け役に見つからなかったものだ、否、昼前だからこそ見つからなかったのだろうか。近侍と共に朝餉に来なかった彼女の事が気掛かりで。当然それだけとは思わないが、歌仙が確か昨日の現代の事で体調が悪いとでも言っていた様な気がする。そんな彼女が突然部屋にやって来て話がしたいだなんて意味ありげにも程がある。距離の近い近侍に貞操観念まで緩められてしまったのか、男の部屋に寝間着で来るのは不用心が過ぎる。それ以前にこの時間になっても着替えないのはどうなのか。訝しげに眉を寄せると、何もする気は無い以上苦言を呈しつつ部屋に招き入れ。頼りになる刀は山ほどいるのに態々初期刀である自分を選んだのにはそれ相応の理由があるのだろう。一臣下として期待に応えられれば良いが。上座へ座る様に促すと、その向かいに座って彼女の言葉を待ち。 )



【葵】

__ああ、そうだ。仕事……。
( 上った熱が冷めるまで何か別の事を考えようと必死に脳内を模索する。そう、先刻の口付けは別に恋仲同士のものでは無い、霊力が足りなかったから直接受け渡しをしただけ。ひとつ言うなれば相手が彼だったのが救いだが、若し同じ症状が出ている男士の審神者が男だったり、好い人でなかったらどうしていたのだろうか。報告例が気になる。そこで思い出すのは修正しなければならない報告書の事で。一応彼が熱を出して寝込んでいる、という事はこんのすけに伝令して貰ったが、その後寝てしまった以上は本丸の皆とも顔を合わせていないし、ご飯も食べ損ねた。今日は別段休日でもない、何時までも寝ていては本丸の皆に申し訳が立たない、と思えば顔の熱はすっと引いていく。卓の上に昨夜から置きっぱなしのパソコンも気になる。また独り言の様に呟くと、腹部にある彼の靱やかな手をぽんぽんと軽く叩く。「そのまま寝てていいからね、一寸用事出来ちゃった。」名残惜しい様な気がするのをぐっと堪えて告げ。 )





  • No.234 by 宗三 / 朧  2019-05-03 02:28:16 





(/ そうです極です!!貴女呼びも君呼びもする…主様のはっちが想像以上にはっちしててほくほくです。歌仙ちゃん頑張りますのでぐーすかしてる宗三はほっぽってママの元へ顔を出して頂ければと!
孫ポジとしておじいちゃん達転がしててほしいです。年寄りのくだらない話とかに付き合う獅子王かわいい…
宗三さんは何も言ってないのに、表情やらで「ああ良いことあったんだな…」って察しちゃうご兄弟が好きです。小夜ちゃんはちょっと大人すぎる。 )



【朧】

いやいや、そんなに畏まらないで。ほら、昨日現代行ったでしょ?それで___…
( 見える着崩した金の着物に目が眩む。枝垂れる薄紫の髪の奥で容の整った眉が寄せられる。そうそう、これだ。主に甘い刀は好きだが、矢張り自らも根の部分は生真面目らしい。苦言を聞くと安心してしまうのは実家の名残か。ひらりと手を振ると、軽く遇らいつつ促される通りに上座へと腰を下ろす。忠臣であることを重んじてくれる彼の態度が落ち着く。始めは主人として扱われるのも不慣れだったっけ、数年前を想起すると口許を緩め。背を丸めて卓へと頬杖を突き、何やら堅苦しく考えている彼を解すように軽い口調で話し始め。近侍の彼が体調を崩していたこと、取り急ぎ部屋で寝かせたこと、身体を満たす霊気が不足していたこと、そして最後に、その現象の対策として来た政府からの通達のこと。「___で、今してきたとこ。」自らの唇に指を充てがう。一旦は業務としての口付けまでの話を。真面目な顔をしていては深く受け取ってしまうだろうから、ころりと笑い声を転がして。)


【宗三左文字】

___……ええ、素直にお言葉に甘えます。
( 体温に縋るように、後ろから肩口へと顔を埋める。人の相性の良さは匂いの好き嫌いに強く表れると、以前何処かで聞いたような気がする。だとすれば、甘く芳しいこの香りを良しとする自分は彼女と相性が良いのだろうか。嫌だと思う輩の気が知れない、そんな風に思いつつ背を丸めて温かな身体を抱き寄せる。小さく聞こえた彼女の呟きに顔を上げる。すっかり忘れていた、もう既に日も高くなりつつある。いつまでもこうしている訳にもいかないらしい。そしてそれは、近侍である自分も同様だろう。身を起こそう、そう思った矢先、回した手に彼女の手が重なる。…ああ、眠気はお見通しだったか。症状は引いたものの、矢張り疲れは抜け切らない。この落ち着く蒲団で再び寝ることを許されている。数秒間を開け、小さく上記を。名残惜しくも腕を緩めると、自然と瞼が下りた。消耗は此方の想定よりも激しかったらしく、ふうと息を一つ吐くと、途端に足元が泥濘む。体調を崩すのも悪くないかもしれない。深く身体が蒲団に埋まり、そう時間も掛からず意識も泥濘へと足を取られて行った。)



  • No.235 by 葵 /蜂須賀  2019-05-03 09:02:20 





(/本当ですかやったー!貴女呼びと君呼びの使い分け頑張ります。わ、ありがとうございます…!それじゃあ早速向かわせますね。
獅子王ちゃん はじっちゃんの話を「またそれかよー!」って言いながらもうんうんってちゃんと聞いてあげるのが最高に可愛いですね。
小夜ちゃん大人びてますよね、葵の中で実の弟みたいに扱ってるといいなって思います。葵さん初期から細川いたのか…!)



【蜂須賀】

成程……。そうか、政府もまた難題を押し付けたものだね。
( 彼女の話に時折頷いたり、相槌を打ったりして脳内で言葉を咀嚼していく。どうやら体調が悪いというのはあながち間違って居なかったようだ。現代に行っただけでそうなると判ってしまうと、自由に現代へ__というのが今後制限されてしまうだろう。霊力の枯渇は自分達にとって避けるべきもので、霊力が無ければ戦えないのだから。数年前までは現代に生きていた彼女が実家へと戻れる日は遠いのかもしれない。まだうら若い少女だと言うのに、憐憫の気持ちが湧くもふと動きが止まる。日がな自分達を牽制してくるあのマイペースな刀と接吻を交わしたらしい。可笑しい、未だ恋仲では無かったはずだが。"業務"となると他本丸では恋情関係無しにさせられているという事か。随分と可哀想な。同情と言うのを余り好まない性分だが、歳若い少女にさせることでは無いだろうと思うと眉間に皺が拠るし、口の端が引き攣る。上記を苦々しそうに述べて、続ける様に「……君、彼と未だ恋仲では無いはずだよね?そんな笑い事で済ませて良かったのかい。」主人の心情を心配する位は初期刀として当然なのだが、この状況でむしろ朗らかに笑っていられる方が不思議だ。卓に肘を乗せて彼女の目を見て。 )


【葵】

…ん、おやすみ。
( 丁度緩んだ腕から抜け出して起き上がると、そのままくだりと寝てしまった様子の彼。小さく上記を告げて、優しく髪をひとつ撫でてやる。__いつか、本当に恋仲になれたなら。そんな莫迦げた事を思ってくすりと小さく笑みを零すと、其の考えを振り払う。仕事をしなくてはならない。自分の布団に眠る彼を起こしに行ったきり主人が戻らないどころか、その近侍と共に寝ていたのだから本丸の皆は大層驚いてしまっただろう。特にあの初期刀の事だ、一応こんのすけに伝令して貰ったが絶対に怒っている。しかし、近侍が体調を崩して寝込んでいる以上厳しい母を髣髴とさせる彼の元で仕事をするのも偶にはいいかもしれない。立ち上がって服を軽く払い、姿見で確認する。巫女服は幸い皺にはなっていない用で、緩んだ襟元を直し髪を整える。彼に会うのに身嗜みがなっていなかったらそれはそれで恐ろしい。卓上のパソコンを手に取って、大きな音を立てないように部屋を出て。この時間なら料理組は厨だろうか。少々足早に厨まで行くと、丁度料理をしていた彼が目に入る。扨、なんと声を掛けよう。暫し言葉に迷った後、一番無難な「おはよう。」の言葉を掛けて。 )




  • No.236 by 歌仙 / 朧  2019-05-03 11:47:38 





(/ 娘に彼氏が出来てそわそわしてる歌仙with燭台切ご用意しておきましたー!思春期の娘にどう接するべきか是非そわそわしてほしい。
ししかわ………でも獅子王ちゃん可愛いけど、弟かって聞かれるとうーんって感じなんですよね。兄っぽさもあるから親戚にほしい…たまにしか会えない親戚に獅子王ほしい…
初期刀歌仙で初鍛刀小夜って設定初めて見たとき、あぁ人見知りだから安心しただろうなあとしみじみ思いました。初鍛刀の直後に始まるお小夜プレゼン。)


【朧】

うん。…だって、自分の主人が色恋に__しかも、自分と同じ刀剣に現を抜かすなんて嫌でしょ。
( 想像通りの彼の表情を見ると、此方の笑みにも苦みが混じる。パーソナルスペースなど意にも介さない近侍と居るよりも、余程女性としての立場を尊重されている気がする。 ただ、この先を話すには涼しげな目元から送られる目線が刺すように痛い。一つ息を吐くと、折角上座へと座ったのも気に留めず腰を上げる。彼の背後へと回ると、動き易いよう結われた絹糸を解く。重力に逆らわず、一筋の乱れもなく落ちる薄い色の髪が美しい。そのまま其処へと腰を下ろすと、そっと毛束を手に取る。女性の立場として嫌味なくらい綺麗だ。彼が此方へ顔を向けないよう、長い髪を三つ編みに結いながら上記を告げる。虎徹と云えば、それは名高い名刀。日本刀に詳しくなくとも、その名だけは知っているという者も少なくはない。そんな彼は、一体刀剣男士と恋仲になる審神者をどう思っているのだろうか。親に叱られる子のような気持ちで彼の背を見つめ。)


【歌仙兼定】

…早くはないな。随分と遅いお目覚めだね、主。
( 受け皿に口を付け、味を確かめる。矢張り塩みが自分には堪える。今日の昼餉は伊達の刀に合わせ、やや洋食に___ということだが、薄味好きの自分には味見をしても眉が寄るだけだ。ふと聞こえた女性の声に目線を移す。聞き紛う筈もない本丸の主人。思わず少し離れた眼帯の太刀と目が合う。ああ、実に遣り辛い。普段ならば遅い寝覚めに苦言を呈するところだが、今日は少々勝手が違う。彼女の近侍が病に伏せたという伝令が来た。そこまでは良い。問題は先程彼に粥でも如何かと尋ねに主人の部屋へ赴いた際、何故か彼女の部屋で、そして一つの寝具に二人の男女が寝ていたこと。本丸を受け持つ主とは云え、未だ成人にも満たない少女。普段通りに、と自らに言い聞かせると、短い挨拶に上記を返す。「彼はもう良いのかい?」付け加えながら戸棚から小皿をもう一つ取り出すと、こんそめすーぷ、だとかいう汁物を少々掬い彼女へと手渡し。)



  • No.237 by 葵 /蜂須賀  2019-05-03 18:54:03 




(/わーありがとうございます!気まずい中いつも通り装うとしてくれる保護者感ひしひしと伝わってきて可愛いです……
あーーわかります!いとことかはとことかの続柄に欲しいです。お兄ちゃんとも弟とも言えない感じ…
まだ人数少なかった頃の内番で毎回お小夜が冷たい歌仙ママ…。プレゼンによってお小夜の保護者に一瞬で染められるわけですね。朧さんの所の初鍛刀は誰だったんでしょうか。)



【蜂須賀】

其れで地に足着かなくなって職務が追い付かないのは確かに困り物だね、節度は持っておいて欲しいかな。
( 主と思って上座に促したのも束の間、あっという間に髪を弄り始めてしまった彼女にやれやれと息を零す。就任直後に較べて随分と刀剣との距離が近くなったものだ。近侍殿と彼女が互いに想い合っているのを此の本丸の大半が知っているのだが、彼女の矜持が其れを許さないのもまた知っている以上強く否定も肯定も出来ない。恋情という物を何かに対して抱いたことが無い分何かに心乱される心地が解らないが、其れでさらに仕事をしなくなってしまったら自分達刀剣男士としては非常に困ったものである。恋に溺れすぎた者の末路は悲しきかな破滅ばかり、主にはその路に走って欲しく無い。心配も踏まえて苦笑混じりに上記を告げる。だが節度さえ弁えれば愛情というものは色々なものに良く働く。種族を違えてはいるものの、人の身を持つ以上は付喪神だろうが刀だろうがぱっと見は眉目秀麗な人間なのだからうら若い少女が恋に落ちても致し方ないのでは。他の者がどう思うかは定かでないにしろ、一個人としては年相応の楽しみも享受出来ない運命にある彼女の心の安らぎの一つとしてなら否定する気はない。我ながら少々過保護が過ぎるだろうか、後ろで出来上がっていく三つ編みに小さく笑みを零すと。 )


【葵】

マジか、怒らないんだ………あ、うん、疲れてたみたいだから寝かせておいた。ちょうどその事で話そうと思ったんだけど。
( てっきり"何がおはようなんだい、今何時だと"なんて、おたまを持って鬼の形相で叱責されるかとばかり思っていた。少し奥にいる眼帯の彼も初期刀を宥めつつどうかしたのかと聞いてくるかと思って居たのだがどうも反応が芳しくない。訝しげに眉を寄せると、怒られなかったことに対する驚きの呟きが出てしまい。彼と居ると近侍とは別の、初期刀という思い入れも強いのだろうが彼の母親の様な雰囲気に安心するのだが、先程の気まずそうに目を合わせる二人を見ると矢張り落ち着かない。何を思われているのだろうか、同じ布団で寝ていたことが原因だろうか。政府からの通達も含め後々事情説明はしなければならないのだが、料理中では少々話し辛い事もある。眠っている近侍を話題にした質問と共に渡された小皿を受け取ると、引き換えに質問の答えを返して小皿に口を付ける。今日はコンソメスープか、ならば久しぶりに洋食だろうか。久方振りの味に目を輝かせると「今日も美味しいね」と眉間の皺はすっと取れ、年相応に微笑み。そう言えば朝ごはんをすっかり忘れていた、その分の空腹を思い出すと無性に昼餉が恋しくなって。 )




  • No.238 by 歌仙 / 朧  2019-05-03 20:59:14 





(/ 歌仙さんは主人に好きな人が出来たーなんて言われたら割と喜んでくれそうな気がします。ただし相手への思いを豊富な語彙で説明出来ないとアウト(厳しい)
それか近所に住んでる高校生みたいな。あら獅子王くん行ってらっしゃい、とか毎朝言いたくないですか??私は言いたい…
初鍛刀誰だろう……母親みマシマシなのでごこちゃんとかなのかなとぼんやり思います。初期刀初鍛刀によって男士への接し方結構変わってきそうで考えるのほんと楽しい…。)


【朧】

…まあ、職務は今でも放棄してるからあんまり変わらないと思うけど。
( 否定とも肯定とも言い難い意見に眉を寄せる。それは此方を気遣っての意見だろうか。心優しい彼のこと、日本人らしい邪推をしてしまう。混じる苦笑に応えるように上記を溢すと、端正に結われた編み目の線をそっと指でなぞる。再三言うが、女性から見て嫌味な程に毛艶がある。穢れのない神の御身だから、なのだろうか。一度それを意識すると、彼らに対する親近感がふっと薄れるのが寂しくて、気を紛らわせるように編み目を解す。歪みのない真っ直ぐな毛質には似合わず、満足気に笑みを浮かべ。「__んで、気付いたらなんか良い雰囲気になっちゃったりして。」付いてしまった型を手櫛ですっと鞣す。こうして髪を撫でていると、女性相手に相談しているようで安心する。自嘲混じりに笑みを含ませ、一つ溜息を。何処までも煩悩に弱い自分に嫌気が差す。このままだと孰れ隠されることさえ望んでしまいそうで。「一振りだけ、なーんて良くないのにー…」ごろりと畳に寝転がり、宛てもなく天井を見つめる。愛しい彼からの甘い言葉が欲しい。唇にそっと触れ耽ると、また一つ深く溜息を。)


【歌仙兼定】

ああ、それなら僕の部屋___いや、それは不味いか。
( まさか自分が怒るとでも思っていたのか。溢れた呟きを聞くと大きく溜息を。そんな反応、風流を良しとする自分とは縁遠いというのに。無論、例外は多々ある。小皿へ口を付けた彼女の柔らかな表情を見ると、納得のいかない表情で小皿を受け取りつつ、目の前の汁物を眺める。もう少し優しい味付けの方が好みだが、これが現代風なのだろうか。昼餉のまではまだ時間がある、ならば彼女と腰を据えて話すのも無理な話ではないだろう。了承を示し開いた口を途端に噤む。流石に今の状態の彼女を部屋に連れ込むのは近侍の彼に悪いだろうか。ひらりと手を振り慌てて打ち消す。「僕は文系だからね、分かっているよ。」実際の経験はないが、先人が詠んだ名歌は恋の句が多い。人の身にとって恋慕の存在が大きいことは承知の上だ。だとすればどうするべきか、顎に手を遣ると困ったように肩を竦め。)



  • No.239 by 葵/蜂須賀  2019-05-03 21:52:35 




(/昔の和歌集って大抵が恋の歌ですもんね、雅に愛を伝えられないと認めてくれない厳しさ。そして「それ文系関係ある?」って所で文系を突っ込んでくる所がすごく歌仙らしくてくすっと来ちゃいました、嬉しい。私はっち出来てるか不安になってきまきた。
なんですかそれ挨拶したすぎる……不良と思われがちなししおーくん最高に可愛いですね。夏服でチャリ乗っててくれ…。
あー、ぽいですね!元の性格+初期刀と初鍛刀でだいぶ変わってくる感じがするので多種多様な感じが興味深いです。)


【蜂須賀】

何も零か十かでは無いんだろう?なら____あぁ、もう!女性が寝間着で寝転がるだなんて端ないだろう。
( 彼女の言葉を聞いていると、随分と自分の本心と揺れているように思える。話とは恋愛相談の事だったか、大名道具の自身は余り詳しくないのだが頼られる事は嬉しい。どうも一振への恋慕をよく思っていないらしいが、律儀な彼女のことだ、たとえ近侍の彼と恋仲になってもきちんと他の刀とも主として彼とはまた違った愛情を持って接する事が出来るのだろうに、何かこう両極端な気がする。丁度三つ編みも解けた様だ、助言を一つして少し様子を伺ってみようかと振り返り、口を開くとまた眉間に皺を寄せる事になる。言葉の続きは失われ、ぐたりと横たわる彼女への苦言がひしひしと湧き出てくる。年頃の娘がなんて事を。思春期とやらは通り過ぎているとはいえ些か不用心が過ぎる。体たらくというか、なんというか。ここまで緩くなってしまったことは近侍殿に苦情を言った方が良いのだろうか。寄った皺を伸ばすように眉間に手を充てると、深く溜息を吐いて。「まったく…男所帯なんだから隙ばかり見せてはいけないよ。」気を許してくれているのはいいが、心配になる。少し癖が付いてうねった髪を指に巻き付けながらじとりと彼女を見下ろし。 )


【葵】

え、え……?何かまずいことあった?
( 彼の様子がどうも可笑しい、自分の意思と彼の言葉との間に何かしらの齟齬が有る。彼が何をそんなに渋っているのか、何を理解したのか。全くもって意図が解らず疑問符を頭の上に並べ立てる。彼の部屋で何も問題はない、むしろ自室だと近侍が寝ている以上其方の方が都合が悪い。繊細な心の情緒を持った文系、の彼の中で何か問題があったのだろうが、何を考えてもよくわからず首を捻る。ちら、と奥の伊達男の様子を伺っても彼に同調している様子、ますます分からない。彼の部屋が駄目ならば人に余り聞かれず腰を据えて話せる場所は余りない。縁側は雰囲気が柔和な癖に耳ざとい年長組が居るし、広間は確実に誰かがいる。__駄目だ、良い場所がない。正直小脇に抱えているパソコンも重く、何処かに置いて手を休めたい。「私歌仙の部屋でいいんだけど……なんか駄目な事あった…?」上記からはだいぶ間を置いてもう一度尋ねる。何か彼らには重大な勘違いをされている気がするのだが、もやもやの正体は掴めぬままで、思い当たらない事にうぅんと困ったように唸ると。 )




  • No.240 by 歌仙 / 朧  2019-05-03 23:01:40 





(/ 歌仙さんのぽんこつっぷりが本当に大好きなので、上手く表現出来てると嬉しいです。ガチ勢になったら更にぽんこつになりそう。主様のはっち全然問題ないのでお気になさらず!!!かわいい!!はっちかわいい!!
ああー夏服でチャリ!!その一文見た瞬間悶えてしまった…絶対ネクタイピンしてませんよね、はためかせながら坂道下ってる絶対…んああ…
実を言うともう次動かす子のイメージなんとなくしてるんですけど、初期刀と初鍛刀考えるのがとっても楽しいです。でもこうやって主様と一緒に考えるのも楽しいから敢えて決めないのもいいかもしれない… )


【朧】

小言ばっかり。主人の隙に付け込もうとするような子はいないよ、近侍さんあれだし。
( 一か十か。彼の言葉を胸中で復唱する。確かに方向性が違ってくるというだけで大事だという事には変わりない
。しかし恋仲という枠は一つしかない訳で___思索に彼のお小言が突き刺さり途絶える。今度は此方が苦笑を浮かべて上体を起こすと、不満気に口を尖らせ上記を。今にして思えば人目を憚らない彼の触れ合いは、ただ大らかに自らのペースを崩す気がなかったのではなく、牽制が含まれていたのだろうか。熟可愛い近侍だ、と思ってしまうのは彼に熱を上げている証拠か。後ろ手を畳へと突き、身体を支える。それとも、と前置き、眉間を押さえる彼に笑みを浮かべ。「目に毒だから、とか言っちゃう?」先程も思ったが、一女性として扱ってくれる彼の態度が非常に新鮮で心地いい。くすりと肩を震わせて笑うと、依然不満げな彼の動作を眺める。矢張り付き合いの長い彼との時間は落ち着く。頭を冷やすことも兼ねて少し近侍を任せるのも悪くないかもしれない、たらればをぼんやりと考え。)


【歌仙兼定】

ああ…なんて事を。君、少しは彼の情緒も考えてあげたらどうなんだい。
( 別段内密な話をしたい際に異性と二人きりになってしまうのは仕方がない不可抗力だとしても、時は考えなければならないだろう。睦み合いに及んだ後に他の男の部屋で二人きりだなんて、余りに彼が不憫だ。思わず表情を歪め、宥めるように彼女の華奢な肩に手を置く。そこでふと、衣服も髪も乱れていないことに気が付いた。嗚呼、成る程。実際に房事までは至っておらず、睦言を交わす迄で終わったのか。考えてみれば当然、今彼は病の身でそんな体力もないのだろう。__否、だとすれば更に不味いのでは。身体の火照りが収まらずに他の刀へと夜伽を頼んだ、なんて誤解されでもしたら。「君にその気がなくても、彼が悋気を起こしてしまうかもしれないだろう?」此方の意図を汲めない様子の困った主人に眉を下げ、幼子を相手にするように目線を合わせる。全く、言葉に出さなければ伝わらないだなんて。自らを初期刀として選んでおいて何て疎い主なのだろう、諭すように小さく首を傾けて。)



  • No.241 by 葵/蜂須賀  2019-05-04 08:16:41 





(/演練場とかで主に目を向ける男がいたら不機嫌になるし、ガチ勢歌仙が怖いから目逸らしてたら「この子の魅力が分からないなんて君の目はどうなってるんだい!」って怒りそうです。理不尽。ああー本当ですか!良かったです。
やん爽やかししくん……!白シャツと笑顔が眩しそう……パピコ半分こしてくれそうな感じです。可愛い。
そんなふうに言って頂けるなんて嬉しさ極まれりです。私が次動かす子の初期刀初鍛刀をふわふわさせておけばこうしてまた話し合えるのでは…?)



【蜂須賀】

はぁ……そうなんだけど、そうじゃなくて……。
( 確かにこの本丸には主の隙につけ込んで利を得ようとする刀は居ない。其れは近侍の牽制も相まってよりそうなって居るのだが、なにか根本的に違う。自分の身はある程度自分で守って欲しい、というのが本音で。確かに刀は自分の身を守るものだけれども、こうして人の身を得てしまった以上唯の道具ではなくなってしまったのだから。隙を見せない位が丁度よくあって欲しい。まして目の毒なんて事は無い筈なのだから。上手い伝え方が見つからず、深い溜息が出る。苦々しく上記を言うと額に手を充てて。ふわりとした柔和な雰囲気が駄目か、と言われたらそういう訳では無いと否定をするだろうし、そこが主人の美徳だと思うのだが。せめて、そう、せめてもう少し女性としての自覚を持って欲しい。「俺は貴女の為を思って言ってるんだよ、未だ若い少女なのだから。」と付け加えると、ちらりと相手の様子を窺う。この間兄もとい贋作に少々過保護過ぎだと窘められたが、初期からの付き合いでは心配になるのも仕方が無い。近侍といい彼女といい、小言に対してもう少し真面目に取り合って欲しい。やれやれ、と言った様子で肩を落とし。 )


【葵】

はい?何が?悋気って、恋仲でもあるまいし。私に彼氏いましたって言っても妬かなかったし大丈夫じゃない?
( 幼子を諭すように肩に手まで置かれてしまっては甚だ理解が追い付かない。彼は一体何をそんなに心配しているのか。彼がしている勘違いの正体がどうも掴めない。そも、悋気だなんて近侍の彼が抱えるのだろうか。先日妬いて居ないと言われてしまった以上彼にはそういった独占欲の類は無さそうに思えるのだが。目を丸くして瞬きを数度し、楽観的に思ったまま上記を口に出すと、何かがストンと腑に落ちる。__ああ、そういう事か。恋仲同士で同衾したとでも思われているのか。そう思うと眉間の皺が解消され、あぁと小さく感嘆の声が漏れる。それはそれで困りものだ。「宗三に布団に引きずり込まれただけだから。」この初期刀は色恋の情緒に特に敏感だった、とすれば勘違いするのも仕方が無いか。軽く弁解する様に手をひらりと降ると苦笑混じりに軽い釈明をする。その言葉選びにまた語弊があるとは気付いていないのだが、これで伝わればいいなんて淡い期待を抱いて。 )




  • No.242 by 歌仙 / 朧  2019-05-04 10:53:31 





(/ 「全く、君の魅力を解さない者が多いね。矢張り君の側仕えは雅な僕が一番似合っているよ。」とか得意げにふふーんしちゃう歌仙ちゃんかわ…でも歌仙さんのお部屋の引き出しには数え切れないくらいの主への和歌がぎっしりなんでしょ。惚れる。
ああ高校3年間同じクラスでひっそりと片想い募らせたみある…彼の田舎の高校生感なんなんでしょうか。金髪の癖に。編み込みとかしちゃうお洒落さんの癖に。
話し合いたい!!!!!葵ちゃんと離れるのとっても寂しいんですけど同じくらい次の創作ちゃんも楽しみだったりします。まだ次の相手誰かも決まってませんけど!)


【朧】

ふふ、蜂須賀のそれは親の目線でしょ。
( 大方予想通りの彼の言葉に、思わず表情が綻ぶ。愛しい彼とはまた違った方向性の過保護が心地いい。まだこの本丸が短刀や脇差ばかりだった頃も、こうやって色々なことを相談したものだ。その内織田の打刀に主命と仰がれ、源氏の宝剣に甘言を囁かれて尚、こうして彼の元へと足を運んでしまうのだから新人気分が抜けていないのだろう。刀剣に対し気張って我が子同然に接してはいるが、元より性分は甘えたな欲求の方が大きい。放り出していた足を畳み、乱れた薄い襦袢の裾を整える。「ねえお母様、娘に情人が出来ても怒らない?」天女のような物言う花の彼を父と形容するのはどうも納得がいかず、揶揄も含めた呼称を。姑がこれでは娘婿も苦労しそうだ、なんて他人事のように笑うと、型の付いた絹の髪を再び手に取り手で梳かす。彼のことだけはどうしても頭を撫でる気になれないのだから困ったものだ、ふわりと香る花の匂いに心穏やかに髪を見詰め。)


【歌仙兼定】

…分かった、僕の部屋で話を聞こう。
( 心の何処かで望んでいた否定の言葉に強張った表情を緩ませたのも束の間、その後の言葉に再び険しさの色を戻し。混じった苦笑が何を意味するのかも分からず、邪推は邪推を呼ぶ。布団に引き摺り込まれた、というのは合意の行為ではないということか。風流をこよなく愛する自分には全く理解の及ばないところではあるが、愛もなく肌を重ねることだって有り得る。もしや彼女たちは所謂身体だけの関係だということだろうか。彼女も妙齢の女性、男所帯の中で三大欲求にも数えられる肉欲を発散出来ないのも分かる。夜伽を頼むこともまだ許そう。しかしそれを羞恥心もなく人に語らうのは全く以って感心しない。どちらにせよ話を聞く必要があるらしい。上記を彼女に告げると、此方とは打って変わって平静さを取り戻した様子伊達の刀へと一言述べ厨を後にする。「君、余りそういう事を人に話すのは感心しないな。」耐え切れず既に廊下で口を開くと、内番の最中よりも余程眉間に皺を寄せ。)



  • No.243 by 葵/蜂須賀  2019-05-04 20:03:04 




(/えっっ惚れる……和歌で一杯っていうその一文で悶えました。特の頃はひた隠しにしてるといいな……
あーー卒業式に第二ボタン握らせてくれるやつだ……!なんかこう、田んぼのあぜ道を友達とワイワイしながら帰ってそうですよね。なんでだろう…すき…
畏まりました!!ではそのように!!そう思っていただけて嬉しい限りです、次の審神者さんの設定私も楽しみにしております!お相手決めてないですね、どう致しましょう。めちゃくちゃ迷うんですよね…!)


【蜂須賀】

お母様、って……君ねぇ。
( 自分が世に名だたる名刀であり、且つ真作である事は自分の誇りだ。それ故の男士としての矜持もしっかり持っており、だからこそ畑仕事や馬当番などといった仕事も避けたいものだし、それなりに自分の容姿が整っている自覚もある。あるのだが、女性を表す言葉で形容されるのは心外だ。親のような気持ちであることに間違いは無く否定する気は無いが、母とは如何に。再び卓上に肘を置いて頬杖をつくと、眉を寄せて苦笑を浮かべる。信頼されているのはいいが母ではなく父なのでは。見た目がそれを許さないらしいが。そんな自分に恋人の是非を聞かれては暫し閉口する。反対派では無いし、寧ろ良い方だと思う。初期刀の自分から言えば本丸の皆も納得するだろう。「そうだね、俺は構わないよ。他でもない貴女が選んだ人を嫌いになる理由がないさ。」何せ一番付き合いが長いのだから、と付け加える。そして何より、相手がよく見知った相手である事も承諾するに足ることなのだろう。何処の馬の骨とも解らない輩の元へ行くより余っ程安心して主人を任せられる。安心させるようにふわりと柔らかく笑みを零し。 )


【葵】

え……あ、はい…ごめんなさい…?
( 突然雰囲気が険しくなった様子の初期刀に思わず背筋が伸びる。叱られ慣れてしまった以上彼のピシャリとした声は背筋がよく伸びるのだが、何か気に障ることを言ってしまったのだろうか。顔色を伺うようによく分からない儘に謝罪を述べると、何が悪いのか解っていない以上気楽な自分が矢っ張り鬼だ、なんて思っており。お邪魔します、と一言断りを入れてから彼の部屋の障子を開けて入室し。相変わらず活花等の自分には解らない高尚な美術品が並ぶ部屋だと思う。審美眼とやらは自分には無いが彼の部屋は随分と芸術性に溢れている。文系、というか文化系の方が似合う。卓の端にパソコンを置くと、おずおずと正座をして。扨、何処から話すべきか。「…歌仙は、どう思った?多分見たよね、今朝の。」誤解が生じるとしたらここだろうか、いきなりではあるが核心をついた質問を。余り誤解を重ねては弁解するのが大変だ。恐る恐る窺う様に彼の碧玉の瞳を覗いて。 )




  • No.244 by 歌仙 / 朧  2019-05-04 21:08:51 





(/ 和歌発見しちゃったの見られて、「おや、見られてしまったね。未だ君への想いも君の魅力も表現しきれていない失敗作ばかりさ。」なんて気恥ずかしそうに照れ笑いしてほしいです。和歌の巧拙とか知らないけど取り敢えず全部くれ…
偶然帰る時間同じになって、畦道を自転車押して帰りたいです。それでお前ら付き合ってんのかよみたいな噂流れてごめんねって気分に…なりたい…青春の似合う男…
どうぞどうぞお好きなようにお迷いください!!というかこう、創作ちゃん同士で絡むのが楽しすぎて今からそわそわしてます。今回はもう現代行けない雰囲気ですし、次はペア旅行とか行きたい…本丸空けすぎたい。いつ終わるかも全然未定ですけどね!)


【朧】

…あぁ、うん。それ聞いて安心した。髭切と同じくらい、蜂須賀に嫌われるのも怖いんだね。
( 自ら羽衣を纏わせて帰ってきた癖に、母呼ばわりされるのは心外らしい。歪めた口許を片手で覆い、空いた手を彼の髪に通す。しかし彼の口が開かれ、その品の良い声が聞こえると、無意識に息を呑む。身体は強張り、穏やかだった表情は固まり。軈てその声が肯定を示していることが分かり、柔和で美しいその笑みを見るとほっと胸を撫で下ろす。背を丸め思わず笑みを浮かべ、僅かの間で積み上げられた倦怠感に溜息を。穏やかさを取り戻した声色で上記を告げる。好き勝手に弄った髪を一纏めにし、再び結いやすいよう片側へと寄せ彼の肩へと掛ける。「でもね、お母さん。私結婚するわけじゃないんだけど。」真面目に取り合ってくれるのは嬉しいが、どうもそんな結婚前夜のようなことを言われては気恥ずかしい。さて、またあの近侍に機嫌を損ねられては困る。そろそろ戻ろうか。一つ揶揄を残して立ち上がると、何かまた小言を言われない内に襟元と裾を直し。)


【歌仙兼定】

そうだね、今朝は__驚いた、かな。
( 自室へと入るや否や背筋を伸ばして正座をする彼女を一瞥する。これじゃまるで何方が主人か分かったものじゃない。「いいよ、崩して」とだけ声を掛けると、此方も彼女の前へと腰を掛ける。真摯に視線を合わせられ、疚しさにそっと目を逸らす。如何してそうも真っ直ぐに此方を見られるのか。耐え切れず据えたばかりの腰を上げ、爪先は戸棚の方へと。悪いことは悪いとはっきり進言するのが、彼女に最初に見出された刀剣としての務めだ。そう自分に言い聞かせつつも気を紛らわせるように棚の中の菓子へと意識を向ける。出来る限り穏やかに、乱れた心を悟られないよう上記を告げる。此方への日々重なる牽制で、近侍の彼が主人へと恋情を向けていることに気付くのは容易だった。況して自分は文系だから。しかしこれが相思相愛だとは気付くまい。器に幾つか小包装の甘い菓子をよそうと、緊張を解きほぐす為卓へと置き、再び腰を下ろす。「まさか君も、彼のことを好いていたとはね。」彼女たちがお互いの恋慕を知っていることを前提として、溜息混じりに告げる。そう、今朝はただ単に好い仲であることに驚いただけだというのに。再びはっきりと溜息を吐き。)



  • No.245 by 葵/蜂須賀  2019-05-05 00:08:43 




(/わ、わぁーー歌仙さん好き……!!和歌頑張って現代語訳して意味にときめきたい……37字の愛が素敵……。
甘酸っぱすぎて眩しい放課後ですね!あぁー波線使いたい。つつつ付き合ってねぇし!!ってどもりながらわたわたしてほしいです!
ありがとうございます、沢山迷わせていただきます……!ペア旅行楽しそうですね!何処までで終わりにしましょうか、神隠しエンドってことはなさそうですけど…そう言えばですが宗三さんってどうやって牽制してるんだろう。)


【蜂須賀】

嫌う事なんてないさ、"保護者"だからね。
( 緊張の糸がほどけた様子の彼女にほっと安堵の息を吐く。前々から思っていたが、彼女はしっかりしているようで甘えん坊な一面がある。頼ってくれることは光栄であり嬉しいのだが、いつの間に悪戯っ子な娘を持ったのやら。彼女の笑顔が多い方が良い、のは良いのだが矢張り母親呼ばわりされるのは落ち着かない。付喪神、特に彼ならば独占欲が強いのだから元より結納前提ではないのだろうか。そんな事をぼんやり思いながら彼女を見送る為に腰を上げる。嗚呼、そうだ。忘れない内に。「仕事の方は大丈夫かい。」サボり癖のある主人のことだ、未だ報告書に手を付けていないかもしれない。忘れない内に一つ忠告をしておかなければ。彼女を甘やかすのは近侍殿が存分にするだろう、ならば厳しい一面は受け持たなければ。人差し指を立てると少し意地悪く笑みを浮かべ。 )


【葵】

え……?……あー…私の片想いだよ。それとね?
( 君も、という言葉に目を丸くする。はて、てっきり自分の片想いとばかり思っていたのだが。素直でない近侍がそうも真っ直ぐに主を思えるのか。どうやら本当に恋仲だと勘違いされているらしい。これは一から説明しなければ。彼を起こしに行ったら熱が酷く高かったこと、感染す可能性も考慮して自室へ移したこと、戻ろうとした時に彼に布団に引きずり込まれてしまったこと。そしてその後は何事もなくただ自分が眠気に負けて眠ってしまっただけだということ。「驚かせてごめんね?先刻政府から伝令があって。」驚かせてしまったことへの謝罪を含めながら次々に説明を続けていく。霊力の枯渇、供給を経てもう一度寝かせてきたこと。ただ、供給の方法だけはどうも口に出来なかった。思い出すだけでも少し頬が熱くなる。片想いである以上期待してしまう、と眉を下げて一通り説明を終えると自嘲気味に微笑み。 )




  • No.246 by 歌仙 / 朧  2019-05-05 02:04:10 





(/ 見なかったことに出来ないかな、君には一番良い詩を送りたいんだ。とか照れつつ言っちゃう特歌仙愛しい………きわ歌仙は絶対手当たり次第おうた詠んできそうです。主、新しい詩を思いついたんだ。聴いてくれるかい?(本日4回目)
俺とそんな噂立てられたら迷惑だろ?とか気遣ってくれそう。噂立てられて気まずくなっちゃって微妙に疎遠になりたい…なんとなく厚くんとか獅子王ちゃんとかとは微妙な距離でいたいこのジレンマ。
「あーそういや主に遠征の報告し忘れてたわー」みたいな呟きを何処からともなく聞きつけて「言伝なら僕が」って出張ってそうなイメージです。要約すると主に寄らないでくれます???)


【朧】

…はあい、今日中に仕上げます。ありがとう、蜂須賀。
( 茶目っ気のある悪戯な笑みが小狡く、眉を下げる。今日ばかりは従わざるを得ない。急な来訪にも関わらず受け入れて貰い、況してや保護者である彼の言い付けだ。小さく謝辞を述べると、そっと障子を閉め部屋を後に。向かう先は勿論、愛しい近侍の部屋___なのだが、思わず歩調が遅くなる。何となく初期刀との遣り取りで胸がいっぱいで、思わず目頭が熱くなる。初陣で函館の短刀に大敗を喫していた頃の彼は何処へやら。彼からの嬉しい言葉の数々が頭を巡り、思わず目的の部屋を少しばかり通り過ぎてしまう始末。「__髭切、起きてる?入るよ、」声は掛けるが、恐らく彼は寝ているのだろう。涙の滲んだ小さな声で障子越しに呼び掛けると、返事も待たずに障子を開ける。報告書に手を付ける前に、先程欲に負け完全に霊気を流し込んでいなかった分の始末を付けなければ。室内へと踏み入ると、そっと中を覗き。)


【歌仙兼定】

___成る程。それは災難だったね。
( 彼女の話を全て聞き終わり相槌を打つと、自身の紫苑に色付く癖毛を指に巻き付かせる。昨今の現代遠征が害を成してしまったのなら、暫く現代へと足を運ぶことは規制されるのだろう。先日は随分と年相応に楽しげだったようだし、息抜きの選択肢が減ってしまったことを不憫に思い。しかしまあ、彼も大胆なことをするものだ。熱に浮かされていたとは言え、恋仲でもない意中の相手を同じ褥に引き入れるだなんて。慎み深いところは好感が持てたが、衝動に任せて動いてしまうのは頂けない。それはそれ、___ふらりと彼女へ視線を戻す。「…だがね、想い人とは言えどそういったことを易々と許すのは感心しないな。もう成人を控えた女性なんだよ?」何を思い出しているのやら、浮かれているのか頬を染める彼女にぴしゃりと言い放つ。「まあ、一少女の色恋は応援するけれどね。」一呼吸置いて付け加える。何せ相手は懇ろにしている同じ細川の短刀の兄君。風流を愛する自分としても、主人の初鍛刀の友人としても、否定する気は無い。安心させるようにふっと目を細めて見せ。)



  • No.247 by 葵/髭切  2019-05-05 08:31:41 





(/うぅん素敵……きわ歌仙は何かに付けて歌を詠んで批評を求めてきそうです。凄いね歌仙(語彙力) 主が現代の人だから余り言えないけど実は返歌が欲しいって思ってたら可愛い。
甘酸っぱくてほろ苦い感じの青春グラフィティが出来上がりそうな感じですよね。絶妙な距離感が心地よかったのに周囲のあれこれで疎遠になっちゃう思春期…かわ…。
あぁー好きを絶対言葉にしない牽制がそれっぽい……長谷部と折り合いめちゃくちゃ悪そう。)


【髭切】

____ん、あるじ……?
( かたん、と小さく障子が動く音と人の気配とに目を覚ます。猫の敏感さというか、今まで培ってきた武人としての本能というか。些細であれど人の気配があると夢心地から直ぐに現へと引き戻されてしまう。むくりと上体を起こし、欠伸を一つ。先程床についてからそんなに時間は経っていないがどうかしたのだろうか。想定よりずっと早い主人の来訪が気に掛かる。上記を未だしっかり呂律の回っていない眠たげな声で尋ねる。そういえば呼ばれた声が随分とか細かった。何か嫌なことの一つでもあったのだろうか。そう思うとあまり寝て居られない、目を擦り視界をハッキリさせると開いた障子の方を見遣る。矢張り佇む少女は主で間違いがなかったようだ。愛おしい少女に手招きを一つすると、今度は少ししっかりした声で「どうしたんだい、主。」と付け加える。どうも泣きそうな顔をしているらしい、一体何があったのか。寝起きに見る最愛の人の表情が曇っているとなかなか幸せとは言い難い。思い返してみても、原因になりそうな節がなかなか思い当たらず小さく首を傾げ。 )


【葵】

う、ごめんなさい…以後気を付けます。
( 時間差で飛んできたお小言に思わずまた背筋を伸ばす。親に叱られた子供の様に謝り、反省はしているのだが月並みな反省句しか述べることが出来ず。だが初期刀が色恋に反対派では無かったことが嬉しく、ほっと息を吐く。此方の想いは許されているようなのだが、今更ながら同時にある懸念が蘇ると余り喜べなくなってしまい。「……ありがとう、歌仙。」間を開けて眉を下げると、応援してくれる事に対して素直に感謝を述べる。それでも近侍を好いた時から纒わり付く葛藤が喜びの邪魔をして、素直な性分表情が曇る。この際まともに相談出来る機会も少ないのだから彼に吐露しようか。即決で意志を固めると物憂げな溜息をの後に続けて。「__あのね、」自分の想いは籠の鳥を烏滸がましくも縛り付けてしまうようなもので、縛り付けたくはないのだが、彼の言動一つ一つにときめいてしまうのが嫌になる。前々から思い悩まされてきたその悩みを口に出すと、不甲斐なさに泣きたくなる。俯きがちに下唇を噛んで。 )



  • No.248 by 歌仙 / 朧  2019-05-05 10:11:10 





(/ あららそれはお可愛らしい…平安の誰かに相談したらさらっと返歌詠んでくれて、よく意味も分からず文として渡したら実は内容が「主も歌仙めっちゃ愛してるよ!!!」みたいな感じで特の頃みたいにちょっと照れてほしい。勿論面白半分で詠んだおじいちゃんはご満悦で。
個性の闇鍋共じゃ絶対出来ない妄想を叶えてくれそうな素朴な子大好きです。へしと学生で純愛とか絶対無理だし…
主は今体調が優れないようなので云々とか息を吐くように嘘つくから葵ちゃん裏で病弱扱いされてそうだなとか思います。何も心当たりないのに体調心配されてそう。)


【朧】

あれ。__ごめんね、起こしちゃった?
( 予想外にも帰ってきた眠たげな声と、眼を擦る彼の姿に声を漏らす。手招きされるままに側へと腰を下ろし、謝罪を一つ。今に治るとはいえ、今日ばかりは彼に羽根を伸ばして欲しかった為些か申し訳なさが湧く。滲んだ涙のせいか心配までされてしまっているようで、又眉を下げ。「初期刀さんがね、私のことだーいすきだって。嬉しいね。」端的に、且つやや言葉足らずに説明すると、彼の心配を解くために目を細め、柔らかな笑みを浮かべる。浮かべる、と形容するよりは、先の初期刀の言葉を思い出し自然に溢れたと言うべきか。ああ、報告書に手を付ける前に、久方振りに彼からの手紙を読み直すのも良いかもしれない。良い思い付きに口許に弧を描き、崩れた彼の着流しの襟を軽く整えてやる。掌で彼の白い?を愛おしげに撫でると、「それだけ。」と金の瞳を見詰め。)


【歌仙兼定】

それは、実際に彼に聞くべきじゃないかい。___ただ、そうだね…
( 曇った表情から紡がれる葛藤に耳を傾け、恋慕に悩む年相応の少女を目を細めて見詰める。籠の鳥。様々な主の元を渡り歩き、唯其処に在ることだけを求められ再刃迄されたことを揶揄しての言葉だ。自らにその経験がない以上、余り安易に口出しは出来そうにない。眉を寄せて一言述べるが、一個人としての意見ならば。一度唇を結び、胸中で渦巻く想いに当て嵌まる言葉を思索し。「主人の胴欲でなく、異性の思慕で包んでおやり。愛と支配欲は紙一重でも、決して履き違えてはいけないよ。」縛る、と彼女は言うが、想い人への懸念を持つ少女の恋情を“縛る”と表現するのは看過出来ない。主人としてではなく、ただ彼に想いを寄せる少女の愛すら籠と表現するのなら___それはつまり、彼には雅を解する心が無いのだろう。口許に手を遣ると、指で自らの輪郭を撫でる。そっと視線を戻し、彼女の様子を窺うと。)



  • No.249 by 葵/髭切  2019-05-05 17:04:52 





(/わあぁ桜舞わせてる歌仙ちゃんかわいいやつですねそれ…!微笑ましすぎる…!壁になって眺めたい。
へしと学生恋愛…恋愛はあったとしても純愛は無いやつですね。個性の闇鍋は笑いました。学生で純愛出来そうなのの圧倒的上位がししおーくんとあっくんなんですよね。無用組でも純愛できる気がする……。
夕餉の時とかにしょっきりママに「体調はもう大丈夫なのかい?」って聞かれて一人だけ何が?ってなってるやつですね。宗三の嘘は見抜くのが難しそうだからなぁ。)


【髭切】

……へぇ。そっかぁ……近侍、変えちゃ厭だよ?
( 何かあったのかと枕元に来た彼女の顔を覗き込んだ矢先に柔らかい笑顔を浮かべる彼女の言葉に全身が石化したような衝撃が走る。肩に触れようと途中まで上げていた腕は力なく蒲団へと逆戻り、柔らかい布団の上に埋もれていく。初期刀の彼はそんな風に甘言を吐く様な男だっただろうか、今の今迄牽制してきたというのに、何の意味も成していなかったのか。__それより、彼が好意を伝える事は許されるのに如何して自分は許されないのか。初期刀と、遅れてきた自分との違いなのだろうか。初期刀、彼女にとって特別な刀。嗚呼、その肩書きが自分にもあったなら。希望観測を一つ言うなら、彼女は言葉足らずな所があるから何かまた別の事実が隠れているのだろうか。何方にせよ、心中穏やかで無い事は事実だ。此の儘では近侍の座を奪われてしまうのでは。懸念ばかりが頭に浮かぶ。其れは悋気にも近いのだが、愛しい彼女が起こしに来てくれる状況に興醒めしてしまう気がする。眉を下げると、対照的に嬉しそうな彼女に恐る恐る近侍は続けたいという事を告げて。 )


【葵】

____そっか。私、宗三そのものが好きなんだね。
( 矢張り実際に聞くしか無いのだろうか、そうなると告白する事になってしまうのだが。振られる可能性も考慮すると億劫になって中々言い出せないのが困りものだ。軈て続けられる彼の言葉をゆっくりと、確実に咀嚼する。彼の言葉を追うように復唱して、手遊びをする指先を見つめながら考え込む。自分の思いと相談するように暫しの間考え込むと、蟠りが解けて一つの答えがようやっと出る。近侍の彼が持つ沢山の人を寄せ集めた肩書きも勿論受け入れる心算なのだが、それ以上に彼の人柄や性格、人の身を持つ彼自体を好いて居るのだ、と。腑に落ちた様子で上記を述べると、気が付いた嬉しさや気恥ずかしさで自然と柔らかくはにかむ。流石は文系名刀、色恋の情緒を表すのがお上手だ。「ありがとう歌仙、スッキリした。」彼を初期刀に選んで本当によかった、そう思いながら年相応の無邪気な笑顔を浮かべると出された個包装の菓子を一つ口に放り込んで。 )




  • No.250 by 歌仙 / 朧  2019-05-05 18:48:04 





(/ 「でもここの表現は些か大胆過ぎるかな?」なんて言われてじじいに怒りにいきたい……ちなみに平安刀誰でイメージしました???
無用は片想い拗らせた上で何も起きなさそう感ありますね。「昨日たぬきとラーメン食い行ったんだけどよー」「あっそうなんだ…(私誘う気0なんだね…)」仲良し無用組がすきです。はい。
体重とか気にしてちょっとご飯減らしてほしい、なんて言ったら怒られるやつだ…ただでさえ体調崩しやすいんだから駄目だよ、って言われて何で???ってなるやつだ… )


【朧】

…ふふ、やっぱり嫌?それもちょっぴり考えたんだけどね。
( ぽすり、音を立てて布団へと埋まる彼の手を不思議そうに眺める。聞こえた彼の声に顔を上げると、不安そうな表情が目に入り。こんな時でも近侍を降りたくないと懸念する彼が可愛らしくて、つい頬を緩めて笑みを零す。しかし先程その考えを持っていたのも事実、彼とばかり一緒にいては砂糖漬けが普通だと勘違いしてしまいそうだ。実際、もう手遅れかもしれないが。布団へと落ちた彼の手を拾い上げると、一回りも大きな男性の手に目を細める。先程初期刀に言われた肯定の言葉が頭を過り、甘い蜜への欲が疼いた。「ねえ近侍さん、私のことどう思ってる?」小さく首を傾げ、琥珀のように煌めく金の瞳を覗く。こんなにも綺麗な神様からの寵愛を欲しがるだなんて、何と強欲なのだろうか。足を崩し、ぺたりと畳に座り込む。重ねた手を小さく握り、彼の言葉を待ち。)


【歌仙兼定】

いつの時代も愛は良いね。__所で、一つ聞いてもいいかな。
( 目の前に座す愛らしい少女の微笑みに、此方も目を細めて返す。一臣下として余り感心出来る言葉ではないのだろうが、彼女は主人として気を張るより、自然体でいる方がずっと魅力的だ。きっと彼も、媚びも機嫌伺いもしない彼女に惹かれたのだろう。そう考えると次に気になるのは、勿論彼女のこと。菓子を啄む程度の余裕が生まれた彼女を見据えると、上記に続けて唇を開く。「君は、彼の何処に惹かれたんだい?」文系を自称する自分として、身近に起きる粋筋をはいそうですかと流すわけにはいかない。これは井戸端に華を咲かせる婦人のような興味ではなく、風流を愛する者としての純粋な興味だ。相手方の彼に訊くのは十中八九あの中性的な顔立ちを顰められるだろう、ならば彼女に訊く他ない。翡翠の瞳を瞬かせ、やや前のめりに問い。)



  • No.251 by 葵/髭切  2019-05-05 21:35:45 





(/平安刀はおじじ様か意外性をついて鶴さんかな、と思いました。彼なら悪戯で大胆な表現仕込みそうです。
あーーありそうです、友達で終わりそう。二人で仲良く部活帰りにラーメンすすってて欲しい、おやつで。
体重増加が気になるし、ご飯減らすのがダメならっておやつを拒否すると「どこか悪いのかい……!?」って心配されて余計に断れないやつ……)



【髭切】

……どう、かぁ。…__そうだなぁ、
( どう思うか、そう聞かれて言葉に迷う。近侍を外すことをほんの少しでも考えられてしまう程には粗相が行き過ぎたらしい。彼女への愛情は計り知れないし、それを言葉にすることは容易いのだが。たった2文字、たったの二文字で近侍から降ろされてしまうことが不安である。出来るだけその表現は避けてみようか。__嗚呼、そう言えば。先人が詠んだ歌に自分の今の想いを表すのにぴったりなものがあった気がする。「君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな__。」ぽつりと零す37字の愛の歌。彼女の為に生きたい、その気持ちを率直に表した歌である。"好き"の二文字を避けた表現でちょうど良いだろう、少し気障過ぎたかもしれないが。文系の彼と似ている、だなんて思われてしまいそうだが。歌の真意が伝わればこの想いも伝わるだろうか。「可愛らしくて、綺麗だよ。」空いた手を彼女にそっと手を伸ばし、藍鉄の髪を梳いて優しく微笑みかける。重ねられた手を握り返して、藍鉄の瞳を覗き。 )


【葵】

___え。えぇと…。
( 突然食い入るように質問をされると思わず身を引いてしまう。別段嫌な訳では無いのだが、少々驚いてしまった。近侍に惹かれた理由、それを尋ねる彼の瞳は爛々と輝いていていて、興味津々な様子。__真逆、この想いを聞いて詩作の糧にするつもりでは。彼は色恋沙汰を経験していない以上色恋の歌を詠む事が出来ない、ならば身近な所で着想を得たいのだろうか。こんな時だけ働く推察に自分でも呆れてしまう。上手く、言葉に出来るだろうか。聞かれた以上惚気けても怒られるまい。「髪を撫でる手がね、誰よりも優しいの。前々から人の面倒見ることが多かった分甘えるの下手くそでさ。」甘やかす性分の方が強い分、彼に甘やかされる時間にひどく心を乱される。かと思えばふとした時に皮肉に織り交ぜられた儚さや孤独さが胸に刺さって、放っておけない。それがまた口惜しくて、何だか弄ばれているような気がしなくもない。時折菓子を齧りつつ零す恋慕。「まぁ、結局纏めると全部なんだけど。」ぽつぽつと零していた言葉がだんだん整然としなくなってくると、簡単な言葉で包括する。初期刀のような文才は無かったようだ、眉を下げて笑うと話を締めて。 )




  • No.252 by 歌仙 / 朧  2019-05-05 22:43:54 





(/ さらっと歌詠んじゃう鶴さん素敵………恋文か?って揶揄したら本当に恋文だったパターンですね。良いポジションだ…
安い早いで大して美味しくもないラーメン屋通っててほしい…あーーー無用可愛いです。無用組のこと考えてるとよく眠れる気がする。気のせい。
宗三何か知らない?って聞いても「貴女が細過ぎるだけですよ」とか言われて惨めな気持ちになりたいですね。宗三にそんなこと言われたら嫌味にしか聞こえないよ…)


【朧】

……それ、後朝の歌じゃなかったっけ。
( 容の良い唇から紡がれる一首の和歌に、思わず閉口する。実践刀と高を括っていたが、矢張り彼も平安の刀か。覚えのある歌の記憶を手繰る。百人一首に選ばれているのは覚えている、意味も比較的現代語訳に直しやすい、直線的な愛の歌だ。共に生きたいと願われているのは嬉しいが___ふと、詰まっていた記憶が蘇る。薄く頬を染め俯くと、小さく上記を呟き。視線を畳の目へと落とし、落ち着かない様子で太腿を合わせ身を捩る。「…もう。近侍降ろさないから、聞かせて?」気障な彼の所為で予定外の流れになってしまった。此方を覗き込む彼の目を見つめ返し、そっと両頬を掌で包む。考えてみれば彼は後朝だとか気になんてしていないだろうし、私が何も言わなければ良かった筈。自身で羞恥心を煽ってしまったことを後悔しつつ、そっと指先で彼の輪郭を撫で。)


【歌仙兼定】

…たったの一年で随分と籠絡されてしまったようだね。
( 戸惑いを織り交ぜて紡がれる少女の恋慕を、時折相槌を打ちつつ一つ一つ丁寧に耳を傾ける。想い人を語る表情がとてもじゃないが一本丸を背負う主人とは思えず、思い掛けず笑みを零してしまう。口許を緩めたまま上記を告げると、何とは無しに就任したての頃の彼女を想起し。自分の手から離れていってしまうようで、少しばかり寂しい気もする。ああ、これが子を見送る親の気持ちなのだろうか、後で一つ歌でも詠んでみよう。「それを全て彼に言えば良い。大丈夫、きっと伝わるさ。」長い睫毛を伏せ、ふっと息を吐く。一つ頭でも撫でてやろうと思ったが、幾ら親の気分とは言えそれは無粋だろう。隣並んで濡れた黒髪を撫でるのは、きっと彼女の想い慕う彼だけで良い。___さて、今晩の夕餉は赤飯か。行き場を失った手を菓子へと伸ばすと、もう一度薄く笑い。)



  • No.253 by 葵/髭切  2019-05-05 23:47:27 





(/鶴さんの驚きがとってもとってもいい方向に働く幸せエンド……繊細で雅な鶴さんも好きです。
あーーーかわいいです、そこはかとなく男子高校生感。なんかこう見てると心が健康になります。気の所為かしら。
あんな骨と皮しかない腕とか足で細いとか言われたら宗三に沢山食べさせたくなりますね…。食欲ないからとかいって夕餉の時に宗三のお皿に嫌いなおかずぽいぽいしたい。細い、食べなさいって言いたい。)



【髭切】

似たようなものでしょう、甘かったよ。
( 頬を染める彼女の初心さがまた愛らしくてつい揶揄いたくなる。一晩の逢瀬で肌を重ねた事はないにしろ、褥の中に入れてもらったり、先程は甘い口付けを交わした後だ。逢瀬と似たようなものだと悪戯っぽく上記を告げ微笑むと、包まれた頬を柔い掌に寄せる。聞こえてきた言葉に目を丸くすると藍鉄の宝石を見詰める。__思いを告げる事が許されるのか。許された上でどうなるかが解らないのだが。自分の望む結果が得られなかったら別の意味でまた寝込む事になりそうなのだが。ぱちくりと数度瞬きを重ねると、少し目を閉じる。まだ少し掠れる喉で、本調子ではないのが物足りない。小さく咳払いをして彼女の肩にそっと両手を置くり「……好き。本丸の誰より主の事が好きだよ。」だなんて、本当に素直な言葉を紡ぐ。素直になるのが難しいという刀の気持ちが今なら解る、率直に目を見て想いを告げるというのはどうも少し気恥しいものがある。段々と頬に熱が集まってきて、耳が燃えそうな感じがする。誤魔化すように不器用にはにかんで、そっと頬を撫で。 )


【葵】

えぇー……言えるかなぁ…
( 熟後方支援が上手な刀だ、確かに今の想いを告げれば彼へ全てが伝わるのだが。そう簡単に言えないのは大なり小なり意地を張る性格と羞恥その他諸々の要因だろう。就任当初から自分を見守り続けてきてくれた母親のような彼にはこれからも色々と頼ることが多いだろう。「……あ、でも。宗三の事は確かに好きだけど、だからといって皆のこと放っておく訳じゃないからね。」たまに聞く、恋愛に溺れ過ぎて他が手につかないなんて言う失態は犯す気がさらさらないことを予め言っておかなければ。恋人がいる審神者というのはある種の職場恋愛だ。流石に公私を混同する訳にはいかないと手を振ると、立ち上がる。一旦彼のところに戻って様子でも見ようか。「宗三の様子見て報告書書いてるから、お昼出来たら呼んでくれる?お母さん。」袴の裾を整え、パソコンを手に取る。お陰様で随分と自分の気持ちに整理が着いた、矢張り彼は母親のようだ。悪戯っぽく笑みを浮かべると挨拶と共に部屋を出て。 )




  • No.254 by 歌仙 / 朧  2019-05-06 01:12:11 





(/ 主から愛の歌を送られてしまってね!!って本丸中に見せびらかして、うぐとかに「それ鶴丸が詠んだやつだぞ」ってバラされるやつ。細川は同性愛厳禁…
審神者いらない。ぎねが高校生感あるって風潮、あんまり実感ないんですけどたぬと絡むと高校生み溢れると思います。つまりまだ高校生気分抜けない大学生感。すき。
じゃあ逆に「ちょっと太ってきたんじゃないですか」とか言う宗三????お前に比べればな!!どっち言われても非常に腹が立ちますね。でも宗三さんあの腕で刀振り回すしなぁ… )


【朧】

だめ。___それじゃ、どの好きか分かんない。
( どれだけ予想通りでも、たったの二文字が堪らなく嬉しい。彼の白い肌に差す朱が愛おしさを増し、今すぐにでも抱き締めたい衝動に駆られるのをぐっと抑える。気障なことはさらりと言う癖に、全く以って可愛らしい。数年我慢し目を逸らし続けた甘い言葉を、もっとと強請るのは端ないことだろうか。嗜めるように否定の言葉を口にした暫くの後、目を細めて柔らかく続ける。茜に染まる肌をを一撫ですると、手を離し此方の頬を撫でる彼の手を取り、自らの腰へと添わせる。「それとね、こういう時は口付けもするの。」砂糖菓子のように甘い言葉と共に、更に甘い口付けまであったら。ああ、幸せすぎて溶けてしまうかもしれない。そんな世迷言を思う程度にはこの雰囲気に呑まれてしまっている。本丸の皆の前では主の顔をしよう。だからせめて、彼と二人きりの時は繕わず、彼を想い慕う少女の表情を隠したくない。若干の気恥ずかしさに気の抜けた笑みを零し、小さく肩を竦め。)


【歌仙兼定】

___あぁ。愛娘の恋が成就するよう願っているよ。
( 入れられた断りに眉を下げて苦笑を零す。わざわざそれを自分に言うのか。__これでもこの一年間、君を見てきたつもりだけれど。そんな不満を口の中で転がす。刀剣男士の美しさに耽溺し、その一振りへと傾倒する余り職務を全うしない審神者は少なくはない。何かと生真面目な彼女にそんな懸念を抱いたことは一度足りとも無いのだが。無論気を引き締めるに越したことはない。笑みだけを返すと、腰を上げた彼女の後を追うように席を立つ。そろそろ自分も厨へと戻り、今しがた決まった夕餉の献立も伝えなければ。其れと__考えていた思考が、彼女の言葉にぴたりと堰き止められる。まさか本当に、自らに人の身を与えた女性に母呼ばわりされてしまうとは。普段ならば苦言を呈していたが、今は殊更気分が良い。くつと小さく喉を鳴らすと、悪戯な笑みを浮かべる彼女を見送る手向けに上記を告げ、小さく手を振って背を見送り。)



  • No.255 by 葵/髭切  2019-05-06 08:53:50 





(/は、はっぴーえんど……あれ…?普通にありそうなんですよね、鶴さん逃げて超逃げて
あ、すごいわかります…。大学生になって遊ぶ日決めたら遊びすぎて次の日の講義で眠くなるぎねちゃん可愛い……
宗三さんが細すぎるだけなんてすよねぇ……それなのに刀だ振るうし、意外とちゃんと腹筋ついてるんですよね。憎たらしい。好き。)


【髭切】

ありゃ…………ふふ、こっちはずぅっと前から身を焦がす程好きなのに。それとも、愛してる、の方がいい?
( 駄目、の言葉に一瞬酷く驚くも、嫌な方向のダメ出しでは無かったようだ。ほっと一息つくと、腰に回した腕にぐっと力を入れて彼女の方へと引き寄せる。全く我儘で大層愛おしい少女だ。熱烈な言葉を欲しがるだなんて。暫し態と言葉に迷う素振りを見せてから、にんまりと悪戯っぽく笑んで上記のように。思えば近侍を申し出た時からだし、好きという単語では正直言い表せない程だ。気障な台詞は意外と言いやすいのだが、正直な気持ちは真っ直ぐな言葉では届けにくいらしい。熱い頬を隠すかのように、腰を抱き寄せて唇を重ねる。彼女が接吻の方もと望んだのだから怒られる事もないのが良い事だ。別段深く深くを求める訳でもなく、唇を偶に軽く食んだり啄む位の口付け。数十秒の後、リップ音を立てて唇を離すと、もう一つ頬へと口付けを落とす。薄い襦袢から伝わる彼女の熱が愛おしい。梔子色の猫目を幸せの色で細めると、「僕の好い人になってくれる?」逸る心臓を無視し、砂糖を溶かした甘える声で尋ねて。 )


【葵】

( 嗚呼、どうもそわそわする。母性が強く母の様な初期刀のお陰で気持ちの整理は着いたのだが近侍にこれを上手く伝えられるだろうか。彼の兄弟は彼との交際を了承してくれるだろうか。__未だ付き合うと決まった訳でもないのに。小さく頭を振ると、この間近侍に告げた一言を思い出す。『好きになったら結ばれたいと思う』、我ながら自分の想いに鈍すぎる発言だった。近侍として共にいる時間が長くなると其れが当然になってしまうのかもしれない。自室の障子の前へと辿り着くと、自分に喝を入れる為頬をパチンと叩く。そっと障子を開け部屋に入り、障子を閉める。中に入ると結局持ってくる意味の無かったパソコンを卓に置いて電源を付け。起動を待つ間に、布団に眠る彼の顔を見つめながら、布団に投げ出された薄桃の髪を撫でる。指の間からすり抜けていく髪が綺麗だ。揃いの椿油の匂いに口元を緩ませながらもう片方の手でパソコンを弄る。思わず出た神頼みの呟きを彼が聞いていない事を願いつつ。 )
___両想いだったらなぁ。




  • No.256 by 葵/髭切  2019-05-06 08:53:50 





(/は、はっぴーえんど……あれ…?普通にありそうなんですよね、鶴さん逃げて超逃げて
あ、すごいわかります…。大学生になって遊ぶ日決めたら遊びすぎて次の日の講義で眠くなるぎねちゃん可愛い……
宗三さんが細すぎるだけなんてすよねぇ……それなのに刀だ振るうし、意外とちゃんと腹筋ついてるんですよね。憎たらしい。好き。)


【髭切】

ありゃ…………ふふ、こっちはずぅっと前から身を焦がす程好きなのに。それとも、愛してる、の方がいい?
( 駄目、の言葉に一瞬酷く驚くも、嫌な方向のダメ出しでは無かったようだ。ほっと一息つくと、腰に回した腕にぐっと力を入れて彼女の方へと引き寄せる。全く我儘で大層愛おしい少女だ。熱烈な言葉を欲しがるだなんて。暫し態と言葉に迷う素振りを見せてから、にんまりと悪戯っぽく笑んで上記のように。思えば近侍を申し出た時からだし、好きという単語では正直言い表せない程だ。気障な台詞は意外と言いやすいのだが、正直な気持ちは真っ直ぐな言葉では届けにくいらしい。熱い頬を隠すかのように、腰を抱き寄せて唇を重ねる。彼女が接吻の方もと望んだのだから怒られる事もないのが良い事だ。別段深く深くを求める訳でもなく、唇を偶に軽く食んだり啄む位の口付け。数十秒の後、リップ音を立てて唇を離すと、もう一つ頬へと口付けを落とす。薄い襦袢から伝わる彼女の熱が愛おしい。梔子色の猫目を幸せの色で細めると、「僕の好い人になってくれる?」逸る心臓を無視し、砂糖を溶かした甘える声で尋ねて。 )


【葵】

( 嗚呼、どうもそわそわする。母性が強く母の様な初期刀のお陰で気持ちの整理は着いたのだが近侍にこれを上手く伝えられるだろうか。彼の兄弟は彼との交際を了承してくれるだろうか。__未だ付き合うと決まった訳でもないのに。小さく頭を振ると、この間近侍に告げた一言を思い出す。『好きになったら結ばれたいと思う』、我ながら自分の想いに鈍すぎる発言だった。近侍として共にいる時間が長くなると其れが当然になってしまうのかもしれない。自室の障子の前へと辿り着くと、自分に喝を入れる為頬をパチンと叩く。そっと障子を開け部屋に入り、障子を閉める。中に入ると結局持ってくる意味の無かったパソコンを卓に置いて電源を付け。起動を待つ間に、布団に眠る彼の顔を見つめながら、布団に投げ出された薄桃の髪を撫でる。指の間からすり抜けていく髪が綺麗だ。揃いの椿油の匂いに口元を緩ませながらもう片方の手でパソコンを弄る。思わず出た神頼みの呟きを彼が聞いていない事を願いつつ。 )
___両想いだったらなぁ。




  • No.257 by 宗三 / 朧  2019-05-06 14:57:30 





(/ 特歌仙さんならはっぴぃえんどでした。鶴さんは晩御飯抜き。あれですね、好きな子からラブレター渡されて喜んでたら友達が書いたやつ渡されただけだったみたいな()
ぎねかわ…無用の二人ってなんとなく、どっちかの家遊びに来てお互い違うことやってるイメージあります。やっと口開いたかと思ったら「トイレ何処だっけ」って感じの。でもそういう仲が一番楽だよね…
きわ宗三の薄ら肋浮かんでる御身が大好きです。左文字はもっとちゃんと食べてくれ…焼肉とか連れて行きたい… )


【朧】

___…うん。髭切の、お嫁さんにしてください。
( 望んでいた愛の言葉を与えられ、主人としての矜持がどろどろに溶かされていくのが分かる。もっと甘い言葉を交わしたい。紅潮する頬をしかと感じながら、ぐっと腰を抱き寄せられ唇が重なる。下腹部がきゅんと疼いた。驚きで見開いたその目は次第に気分ごと蕩け、そっと瞼を下ろし首に腕を回して彼に抱き着く。互いが互いを求める度小さなリップ音が響き、五感全てで幸せを感じられる。意図的に残された小さな音と共に離れてしまった唇に、名残惜しげに眉を下げる。もっと、だなんて浅ましい言葉を彼が寸でのところで遮ってくれた。細まる琥珀に見惚れ、息をすることさえ忘れてしまいそうだ。精一杯余裕そうに笑みを浮かべ上記を口にすると、此方からも触れるだけの口吸いを送り。溢れんばかりの幸せに力なく笑い、先程同様深く彼を抱き締める。「でも、皆には内緒がいいな。嫌?」暫く彼の体温に包まれ雰囲気に浸った後、揺り籠のように身体を揺らしながら気懸りを問う。焼餅焼きな彼のこと、矢張り関係は公表したいのだろうか。独占欲から来る行為なら、それはそれで可愛らしい。ふっと笑むと、宥めるように彼の髪を撫で。)


【宗三左文字】

( 愛しい人に髪を撫でられる夢を見た。男の髪など何が良いのか、嫉妬する程美しい純粋な黒髪を持つ彼女は、幾度も自分の荒染の髪を指で梳く。夢の中の彼女が、小さく自分の名を呼ぶ。それを機に段々と暗幕が下され、最後には現実味を増した髪を撫でられる感覚だけが残り、その心地良さに揺られる。先程よりも明瞭になった聴覚が彼女の声を拾う___両想い、だなんて。夢の中故にその言葉に脈絡はない。どうせ可笑しなことを言うのなら、愛の言葉の一つでも投げ掛けてくれれば良い。夢でまで気の利かない人だ、呆れつつ薄眼を開ける。随分と自由に身体が動く夢だ。欲のままに此方へと伸ばされる彼女の手を取ってみる。ああ、温かい。ゆらりと身体を起こし、そっと彼女の柳腰へと腕を回す。抱き締める、と言うよりも凭れ掛かるという表現の方が正しいか、背を丸めて彼女の肩へと顔を埋める。両想いだったら、か。先の彼女の呟きが頭を過る。これが自らの欲望を表した夢ならば、浅ましさに身を委ねても誰にも責められないのではないか。気怠さに支配された頭では名案に逆らう術もなく、薄い唇を開き。)
主、___好き、と言ってください。


  • No.258 by 葵/髭切  2019-05-06 18:46:44 





(/頼まれたから詠んだ歌がまさかのガチラブレターでしかも他人の手に渡った挙句宛先が厨当番だったせいで晩御飯が抜き。こりゃ驚きだぜ。
あーーわかります、一緒にいる時間が楽しいから……みたいなとこありますよね、無用組かわ。
わかりみです。焼肉連れて行ってもあんまり食べないんだろうなぁ……是非とも沢山食べて欲しい。)



【髭切】

勿論。出来るなら僕の、って言いたいけど君が望むならそうしようかな。__離せなくなるかもしれないけど。
( 恋仲を通り越して夫婦の誘いを受けるとは思わなんだ、目を丸くして数度瞬きを。__だが、神にとって恋仲というのは所詮結婚の前段階に過ぎず、大抵契りを交わす時は結婚が前提だ。そう易々と離せるほど軽い気持ちで情を扱う男士の方が少ないだろう。嬉しそうに頬を緩ませると、頷いて髪を撫でる。皆に公表できないのは口惜しいが、演練場で他の男を大々的に牽制するのにも怒られることは無いだろう。独占欲が強い以上別れるという終わりの事は考えたくない。寧ろ終わりなど来させない心算だが、彼女もそれで良いのだろうか。「神様ってね、欲深いんだよ。」人差し指の腹を彼女の柔い唇に押し当てるとくすりと笑って付け加える。嗚呼、真逆結納迄望まれているとは思わなかった。今になってじわじわと押し寄せてくる幸せについつい頬が緩む。薄い背中を抱き寄せてもう一つ小さく唇を触れ合わせると、額をくっつける。今迄で最上級の幸せだ。背に舞う桜吹雪は留まることを知らず、自分を包む多幸感に身を任せて抱きしめる腕に力を込める。近侍を飛び越して夫、特別性が格段に上がったものだ。わかりやすく笑い声を零すと、甘える様に肩に顔を埋めて。 )


【葵】

おぉ…………。__好きだよ、宗三。
( 告白の強要ですか。内心先程彼に言われた言葉を其の儘返したくなる。緩慢な動きの様子を見ていたらあれよあれよという間に彼の腕の中で、且つ彼が凭れる先になってしまっていた。声のトーンや普段は言わない様な我儘、そして一瞬だけ見えたほぼ開いていない瞳の所為で彼が寝惚けてしまっていることは容易に想像がついた。薄紅梅の絹糸を指に絡めながら言葉に迷う。嗚呼、出来ることなら告白という物をされてみたかったのだが、仕方が無いか。彼の気持ちがどうであるかも解らない、嫌われては居ないと自覚しているが今の発言は実践で使われる経験が少なかった事による承認欲求から来る物なのかもしれない。そう思うと少しばかり切なくて、庇護欲がつい湧いてしまう。退紅の髪を少し避けて貌のよい耳許へ口を寄せる。優しく囁くように好意の言葉を紡いで。彼が寝惚けて居るからこそ言える事なのだが。彼への好意をきちんと口にしたのは初めてかもしれない、なんて事を思い出しながら柔らかく微笑むと、片腕で彼の細い体に片腕を回し、寝かし付けるように背を摩ってやる。昼餉までには起きて欲しいものだと思いつつ、のろのろと報告書を書き進めて。 )




  • No.259 by 宗三 / 朧  2019-05-06 20:31:03 





(/ 鶴さんほんと良いキャラしてる。でもどうせ光坊がご飯用意してるのも知ってる。それでみっちゃんにそれは良くないよね、って窘められるのも…知ってる…伊達…すき…
でも審神者はそんな二人のどっちかに片想い拗らせて、数年後同窓会とかで会って「苗字なんだったっけ?」とか聞かれて傷付きたい…審神者→→→→→→←←刀くらいも大好きなんです。
お財布に優しいけど心に優しくない…気を遣って頂かなくて結構ですので、とか言われちゃうやつ!!苦しい!! )


【朧】

…ねえ髭切、私もうちょっと人の身でいたいなあって。
( 忠告のように添えられた一言に閉口する。彼は度々こういったことを口にするが、彼自身の内側で渦巻く欲から来る言葉なのだろうか。其れを聞いて何も察せないほど鈍くもない、喜色満面といった様子の愛しい彼を撫でつつぼんやりと思索を巡らせる。何と無く雰囲気に任せて嫁だの何だの言ってしまったが、恐らく彼はそのままの意味で受け止めたのだろう。しかしまあ此方の実家は代々続く審神者な訳で、続いているということはつまり、自分のような例は少ないということ。おや、雲行きが怪しくなってきた。吹雪く桜に煽られつつ、そっと彼の肩を離して目を合わせる。子供を諭すように上記を告げ、小首を傾げる。隠されることに抵抗はないが、任された本丸含め全てを放り出すことには抵抗がある。「だからその、縁談とか来ても気にしないでね。体裁もあるから顔は合わせるかもだけど、」苦々しく笑みを浮かべる。無論彼から気持ちが揺らぐことなど無いと思うが、こういった時の彼はやや子供っぽい。心配の色を表に出して瞳を覗き。)


【宗三左文字】

…………成程。
( 耳に掛かる髪を繊細な手付きで避けられ、露わになった其処に息が吹き掛かる。優しい声色で紡がれたその四文字に、ふっと心が満たされる___と同時に、ぽつりと上記を。長い睫毛を持ち上げ、厚い巫女服の布地を見詰める。現実味を帯びた感覚に、頭の片隅でもしや既に夢から醒めているのでは、と推察もした。しかしどうやら間違っていたらしい、余りに都合が良すぎる。業務とはいえ口付けを交わした為だろうか、こんな夢魔に絡め取られるとは情けない。身体を離すと彼女の白い頬を両手で包み、顔を近づけて藤を閉じ込めた瞳を見詰める。「もう一度。僕の目を見て。」強めた口調とは裏腹に、陶磁器のような肌を優しく撫ぜる。片手が電子機器へと伸びることが気に入らず、彼女の腕ごと華奢な身体を抱き竦める。乾いた自身の唇を一度舐めると、欲を孕んだ瞳を細め。)



  • No.260 by 葵/髭切  2019-05-06 22:35:43 




(/あーーーっっ尊い……なんでそう……尊いもう…。鶴さんもなんだかんだ繊細で可愛らしいから伊達はずるいです。
あ、わかる……すごく分かります、主の愛をつめたーく流してるのすごく好きです。私もはいはいって流されたい。あぁん冷たい!って言いたいです。
違うんだ左文字兄弟に食べて欲しいのに……!伝わらない!細すぎますよあの兄弟!)



【髭切】

……うん。解った、大丈夫だよ。
( 嬉しくて仕方が無い、それは事実だが年頃の彼女には縁談ももちろん来るだろう。大丈夫とは言っても矢張り縁談が来ると考えるとそれだけで既に妬けてしまうものである。了承の返事を返すものの果たして妬かずに居られるだろうか、多分無理だろうが。既に面白くない、唇を尖らせると。流石に未だ戦いが終わっていない以上神隠しを易々と行う心算は無いが、中々遣りづらい所もある。彼女の両親はどう思うのだろうか。幾ら反対されても此方が神様である事に変わりはないのだが。「……君のご実家は許してくれるのかい?」其れが一番の心配事である。他の本丸で刀剣男士と添い遂げた事例もちらほら見るが、彼女の場合は出自が少々特殊だ。周りと同じように、とは行くまい。義両親になる人に挨拶を、と言うのは欠かせないことだがそこで彼女が懇々と叱られる様は見たくない。少々困った様子で藍鉄の柔い髪を梳きながら尋ねて。 )


【葵】

____す、好き、だけど……もうっ、いい加減起きて!
( 寝惚けて蕩けた瞳の中に確かに孕む欲深い鋭さに息を呑む。目を逸らすのも叶わない程近い顔に、舌舐めずり迄されては。__まるで、之から事に及ぶ男女の様だ。どくどくと強く脈打つ心臓の所為で息苦しく、はっと小さく熱い吐息が漏れる。それだけ顔が熱いのも有るのだが。戸惑う様にもう一度想いを告げる声は震えており、目も泳ぐ。駄目だ、この羞恥には耐えられそうもない。まして寝惚けて居るのだから、彼の意識をはっきりさせなければならない。羞恥から逃れるように彼の肩を掴むと、力を込めて押し戻し距離を取る。何時までも寝惚けている彼にこんなに想いを伝えた所で夢の中で終わらせられては困ってしまう。声を張って起きる様にと肩を揺する。彼は何も言ってくれない癖に、此方にばかり言葉を求める。其れが悔しい、彼には素面に戻って頂かなくては。息が上がったまま彼の様子を伺い。 )




  • No.261 by 宗三 / 朧  2019-05-07 00:13:54 





(/ 7面回想の後は伊達さん家と細川さん家は仲良くやってるんでしょうか。お小夜と貞ちゃんの絡みとかもっと見たすぎて見たい。お小夜に友人が…ってそわそわする兄様方も見たい。
主だから、って我慢するはしぇべとか最の高だと思います………………何度好きって言っても言い足りないのに「それさっき聞いた」って流してくる系男士すき…太刀大体全員似合うね…
でも江雪兄様は露出少なくてどの程度細いのか分からないので…ちょっと御召し物脱いで頂けます???あの真剣必殺が極でどの程度剥けるのか楽しみで楽しみで…)


【朧】

んー?ふふ、律儀だね。まあ多分駄目かなー。
( 詰まらなさそうに唇を尖らせる彼がただただ可愛らしい。不満を隠さないままに了承の返事をする物分かりの良い幼子を優しく撫で、ふと彼の言葉に目を丸くする。欲深な神様にしては随分と律儀なお言葉だ。何だか可笑しくて一つ笑みを零すと、さらりと否定を述べ。幼少からの記憶を辿っても、そういった顛末を迎えた親類の話は聞いた覚えがない。居たとしてもきっと名前は消されているのだろう。しかし自分が刀剣に対し傾倒しないと誓っていたのも、彼等が等しく仰ぐべき存在だからであり、愛い彼も例外ではない。根付いたその認識はきっと実家が由来だ。再び薄く笑うと、彼と額を合わせて影の差す金色を覗く。「でもね、旦那様。好きな時に契って好きな時に孕ませて、好きな時に隠して良いんだよ。」嬉しげに青みの混じる瞳を細め、恍惚に表情を緩ませる。神に娶られるだなんて身に余る光栄かつ愉悦。寧ろ選んで貰えたと言ってもいい。どうせいつ隠されたところで心残りは有るのなら、全て彼に委ねた方が良い。指先で彼の輪郭をなぞると、そのまま?へと手を添え小さく口付けを。)


【宗三左文字】

___ は、あ?そんな訳、
( 腕の中で小動物のように縮まる彼女が只管に愛おしい。吐息に籠る熱が又此方を煽る。文言こそ違わないものの、穏やかだった彼女の声色は一変し、頗る庇護欲を唆る震え声へと。自分の行動に踊らされている可愛らしい人に再び目を細め、そっと顎を掬い___ぐ、っと目の前が揺れる。肩を揺らされ距離を取られ、先程の整合性のつかない都合の良さは果たして何処へやら。肩で息をする彼女を丸めた目で見詰める。衝撃で目こそ覚めたが、いまいち状況の整理が追い付かない。何処からが夢で何処からが現実なのか、将又先の行動も含めて未だ夢なのか。訝しげに彼女を見詰め、瞬きを繰り返して額へと手を遣る。さて、まず何を言うべきなのか。一先ず優先されるのは、今この空間が夢か否かを確認することだろう。落ち着かずに視線を動かした後、畳へと手を突き彼女の方へと腕を伸ばす。先程まで手を添えていた?へと指を滑らせ、眉を寄せる。途端指先で柔肌を摘み、軽く引っ張る。「…痛いですか。」険しい表情で一つ問うと、彼女の反応を待ち。)



  • No.262 by 葵/髭切  2019-05-07 06:11:20 





(/だいぶ突っかかってましたもんね……仲良くしてくれてるといいなぁ。貞ちゃんに手を引かれて本丸駆け回るお小夜……うぁ尊い。兄ズ感激ですね。
わかりますー!!すきすきして呆れられたいです。何言ってるんですか、って言われたい…。
内番服で手首ほっそ…って思うくらいなんですよね、ガードが堅い!もう少しオープンに和睦しましょう()って思います。)



【髭切】

ふふ。それ、姫事のお誘い?
( 嗚呼、矢張り駄目か。これは説得するのも難しそうだ。結局は強引に駆け落ちしてしまうのだろう。神隠しは最後の手段として未だ未だとっておきたい。皆々隠すとは一口に言うが其れも結構大変なのである。霊力の篭もった真名を抜けば幾分か楽にはなるが彼女の家柄真名を取るのは難しいだろうし、あまり望ましくは無い。そんな時に聞こえてきた彼女の言葉が余りにも可愛く愛おしいものだからつい笑ってしまう。其の儘重ねられた唇を追うように此方も口付けを返すと、少々意地悪く上記を問う。そんな簡単に身を差し出す様な発言をするだなんて。男の身としては煽る切っ掛けにしかならない。身重は彼女を独占する理由にもなるがやや子に彼女を取られてしまうのは癪だ。先ずは二人の時間を堪能してからでも遅くはないのだから、手を出すにしても子を成すのは後回しになるだろう。兎に角今は彼女が愛おしい。指で彼女の頬を撫で、輪郭を上から下へとなぞる。顎に手がくると、少し持ち上げるようにして引き寄せ、甘い口付けを。 )


【葵】

痛いよ。なんで私で試すの、夢じゃないから。
( 頬を抓られるだなんて、幼子を叱る時のような行為は随分と久々である。よく漫画等で夢かどうかを確かめる為に自分の頬を摘むシーンはあれど、真逆自分の頬でやらずに人の頬を使うとは思っていなかった。先程迄ときめいていた心情は一瞬で下がり、じとりと疎ましげに彼を見詰める。雰囲気が壊れてしまった。先程の発言も無かったことにしよう、暫くは彼に請われても好きとは言ってやらない。不貞腐れた子供の様に彼の手を払うと、パソコンに向き直る。「___莫迦、宗三の莫迦。もう知らない、絶対言わない。」女心を解さない随分と失礼な男だ。彼から何かあるまでは此方からは好意は伝えてやらないようにしよう。きっと一瞥をして告げると、パソコンの画面へと集中して報告書の文書を打ち込み。本当はさして怒っていない、ただ女心を弄ばれたことに拗ねているだけ。彼へはつとめて興味が無い振りをしながら、カタカタと小気味よくキーボードを叩きながら増えていく文書に目を通して。 )




  • No.263 by 宗三 / 朧  2019-05-07 19:40:17 





(/ 本編で小夜ちゃんも仰ってた通り、正直みっちゃんがいれば全てがどうにかなる気がします。ママ…スパダリ…いやママ…
女性がはしたないですよ、って言われて寂しくて隠れてちょっぴりぐずりたいです。それ見てあわわする近侍も見たい。今日だけですからね、とか言われて抱き締められたいなあ………
スミレ持ってる兄様ほんとにわぼわぼのわぼ。兄様の真剣必殺美しくて本当に好きです、みっただと声帯同じとか信じられない。)


【朧】

…………。…あの、髭切もそういうこと考えるの?
( 寵愛をひしひしと感じていれば、返された口付けと共に加えられた意地悪な笑みと言葉に、ぴたりと思考が止まる。じわじわと染まる頬を隠したくて俯くが、すぐに優しく顎を救われ唇が重ねられてしまった。甘ったるい。先程の接吻とはまた違った雰囲気に思えてしまうのは、きっと彼の意地悪のせい。一度唇を離し、熱い頬をを掌で包む。安易に否定出来ないのは、今夜が世間一般で言う“初夜”に当たるからだろうか。おずおずと梔子の瞳を見詰める。ああ、綺麗だ。刀剣男士は遍く美丈夫で、特に平安の世に打たれた刀は人外の美貌が眩い。そんな浮世離れした雰囲気の彼と、肉欲がいまいち自分の中で結び付かない。契るだの孕むだの自分で言っておいて、というのは重々承知だ。暫くの無言の後、躊躇いがちに口を開く。女性がこんなことを問うだなんて端ない、そんなことは分かっている。自分を想ったことも何度もあるのだろうか、そう考えると熱さを増す頬を見られたくなくて、再び俯き。)


【宗三左文字】

……ええ、言わなくて結構です。貴女は仕事さえしていれば良い。
( 彼女のこの無粋さ、確実に夢ではない。それを切に思うと、払われた手を大人しく落とす。此方に目もくれず業務に打ち込む彼女の姿に目を細めると、先の発言を口内で復唱する。好き、と言うのは。彼女の「絶対言わない」は、その二文字に向けられた言葉だろう。それだけ特別な意味を持った言葉、親愛ではない。まさかこんな形で想いが通じてしまうとは思わなかった、出来ることならもう少し雰囲気があれば彼女も喜んだだろうに。小さく溜息を一つ。自身に呆れたように上記を告げると、無防備な背中を抱き竦める。先日、他愛のない雑談で口走った生意気な台詞が脳を過る。彼女が望むのなら、だなんて。襟ぐりを緩めさせ、白い首筋に顔を埋める。熱に浮かされていて気付かなかったが、随分と大胆なことをしたものだ。先刻の自分に感心しつつ、彼女の耳に唇を寄せる。浅く息をし、抱き締めた腕に力を込める。意気地のない自分が必死に引き止めるのを余所に、独り言のように口が動き。)
___僕の方が、ずっと恋い焦がれているのに。



  • No.264 by 葵/髭切  2019-05-07 20:43:39 




(/そうですね、スパダリママならなんとかなるはず……ずるいなぁ。野菜口説くけど。
あーーーー可愛いー!可愛いですー!ツンデレ近侍思いっきり可愛がりたい…
演練開始の時の兄様から左文字をひしひしと感じて好きです。でも極々たまに息遣いがみっただだなぁと思います。好きです。)


【髭切】

ありゃ、知らなかったのかい?僕も"刀剣男士"なんだよ。
( 暫しの閉口と逡巡する様子、果実のように赤く熟れていく頬が実に愛らしく、扇情的だ。つい三日月に釣り上がっていく口角が自分の意地悪さを増しているだろうか。彼女はどうやら自分がそういった行為に及びたいと思わないとでも安心していたのだろうか。自分とて今迄抑えてきた欲や情は否定出来ず、とても貞淑であったなんて言えない。今迄理性のタガが外れて牙を剥き出しにしなかった事を寧ろ褒めて欲しい位だ。俯いてしまった彼女に意地悪ながらも現実を突きつけて、優しく頬に触れる。背を曲げて顔を覗き込むと、大層真っ赤に染まった頬に藍鉄の髪が掛かっていて。嗚呼、愛おしくて仕方が無い。「好い林檎だね、」悪戯心を煽る反応に笑いを零しながらまた一つ頬に口付けを落とす。甘い甘い果実だ、後程ゆっくり頂いてしまおうか。「先刻も言ったけど、僕は欲深いからね。」砂糖を溶かした声を煮詰めて、少し粘ついた声を耳許に囁いて。 )


【葵】

______え、嘘。宗三、今なんて……
( 現世に赴いた事で男士に霊力の枯渇が起きた。経口で霊力供給をしたら__報告書に先程迄の事実を書き連ねていく。ソフトが勝手に多少間違えた日本語を教えてくれるのが有難い。彼の話を半分聞き流しながら生真面目な性分がどんどんと文章を増やしていく。気にしていない振りをしていた分多少は彼を気にしていた刹那、首筋にひやりとした空気が触れたことに驚く。年端も行かない少女の服を緩めるだなんて、強ばる身体とは裏腹に文句を言おうと口を開くのだが。耳に触れる吐息と、それに重なって聞こえた言葉。恋い焦がれている、とは。自分の知る限りでは意味はひとつしかない。鼓動が途端に速まって、生唾を呑む。夢を見ているのは私の方なのでは。パソコンを一旦閉じて、身体に回された彼の腕に手を重ねる。現実であるならどんなに嬉しいことだろうか。願いを叶えてくれる神様の顔を伺えないかと首を彼の方へと回して。 )





  • No.265 by 宗三 / 朧  2019-05-07 22:39:01 





(/ 野菜と私どっちが好きなの!!!!!はーガチ勢のみっちゃんは想像するだけで栄養分です。割と隠れ勢だと思ってる。
冷たい男士もみんなすき……常々思ってたんですけど、今だけ、みたいなシチュがとてもすきです。演練場でたまたま周りが恋仲審神者しかいなくて、ごめん今だけ恋仲の振りして!みたいな。あっ適当に言ったけど結構すき…
兄様をみっただにする育成ゲームください。でもみっただを兄様にするのは鬱ゲーになりそうだからちょっと… )


【朧】

……だって、一つのお布団で寝てるのに何もしないし…
( 先程から厭に彼に羞恥心を煽られているような気がするのはきっと気のせいではない。熟主人を転がすのが上手い刀だ、無論意地悪な彼だって大好きなわけだが。耳許で囁かれた甘い声に、背筋が粟立つ。いつもはあんなに柔らかく落ち着いた声色だというのに、なんだか白い紙を汚しているようだ。何か言わなければ、様子を窺うように彼を見ると、小さな声で上記を。段々と小さくなる語尾が弱々しい。あの晩酌の宵だって、何も期待せず共寝を誘ったわけではない。「ねえ、今夜また晩酌しようか。」精一杯力なく笑みを浮かべてみせる。無論それは遠回しな閨への誘いであり、言い切った次の瞬間には羞恥心に耐え切れず彼の肩口へと顔を埋める。余りの羞恥心に心の何処かで、意図が彼に通じないことを祈る。彼の精悍な身体を抱き締め、小さく呻き。)


【宗三左文字】

___…職務中に無駄口とは良いご身分ですね。
( 腕の中に収められた柔らかな身体が、言葉を聞くや否や固くなる。愛しの主人の気を引く薄い箱が閉じられたことに、少しの満足感を得ている自分がいた。無機物にまで悋気とは筋金入りだ。自らの腕に彼女の手が重なる。本当は今すぐにでもその手を取り、前から彼女を抱き留めたい。___しかし、それを許さなかったのは他でもない彼女だ。ふっと顔を上げると、閉じられた電子機器に顔を上げさせる。前置きとして咳払いをした後、彼女越しに画面を見据えつつぴしゃりと上記を。主に似てしまったのか何なのか、我ながら幼子の如き意地の張りようだ。それだけ言うと再び厚い布へと顔を埋め、すん、と落ち着く香りへと包まれる。「ずっと前から。それこそ貴女に顕現されて間もない頃から、でしょうか。」何事もなかったかのように続け、淡々と一方的に語る。捻くれた自分でも、こうした捻くれた伝え方ならば上手くできるらしい。満足げに彼女の身体を軽く撫で。)



  • No.266 by 葵/髭切  2019-05-08 00:24:29 




(/わかりますー!!演練場とかでひっそりと「あの子僕のだから、ごめんね?」っていうタイプですよね、はーんずるい。
あっなんですかそれ好き…カップル割のあるカフェみたいなこう、何かを感じます。恋仲のフリして!って言ったらちゃんとやってくれるくらいには好感度高いのがよい…
あー、やってみたいです……和睦、わぼ……わぼ、かっこよく決めたい。逆はどんどん世の中に絶望していく感じがするので悲しくなってしまう……)



【髭切】

する訳ないでしょう、前までは主人だったんだから。不貞ははたらけないよ。
( くすり、笑を零して彼女の言葉に言葉を重ねて返す。上記は所詮は建前、半分は本音なのだが。恋仲でない彼女に拒否される事を嫌がったのと、年頃の娘を無理矢理組み敷くのは趣味ではないこと、近侍を外されてしまうかもしれない。その他諸々の懸念が邪魔して我慢する他無かっただけなのである。待ては苦手な方なのだが我ながら良く耐えたものだ、今宵の晩酌の誘いは話の流れからでもそういう事だと捉えて良いだろう。恥ずかしがる彼女の様子が其の欲をよく煽る。嗚呼、今晩が楽しみで仕方がない。多幸感と悪戯心に包まれる心は勝手に身体を動かしていくわけで。彼女の華奢な腰に手を回すと、薄い襦袢の上から指で曲線をなぞる様に腰を撫ぜる。少し意地悪だがこれもまた誘いに乗るという返事の一つである。「それじゃあ、楽しみにしてるね、奥さん。」次こそは酩酊の所為にせずに、記憶に残る状態で彼女との褥に思いを馳せて微笑むと。 )



【葵】

ひゃっ…………ん、もう。
( 全く生意気なことばかり言うものだ、頬を膨らませても集中できない以上は中々報告書も進まない。再び開かれたパソコンに渋々向き直る。元より書き途中で、少しの修正を加えたら完成だったのだからもうそろそろ良いのでは。締めの言葉を打ち終わり、データを保存する。保存完了と同時に背に走る快感にも似たぞわりとした感覚。思わず口から溢れた声に自分の羞恥を煽られる。朱がさしていく頬を片手で多いながら彼の言葉に耳を傾けてゆっくり時間を掛けて咀嚼する。そんなにも長い間想ってくれていただなんて思いもよらなかった。なにか都合の良いような気もする。どうせなら先程初期刀に整理を助けてもらった此方の思いの丈を吐き出すのも有りなのでは。否、先程言葉の安売りはしないと決めたばかりだ。どうせその内醒めるであろう夢の言葉を強めに噛み締めながら相手の言葉に度々相槌を打って。 )




  • No.267 by 宗三 / 朧  2019-05-08 02:26:09 





(/ 最高すぎる………「こう見えて僕、あの子にメロメロなんだ。」みたいなこと言ってほしい。でもこれ一体誰に言ってるんだ…
一回は何言ってるんだとかはしたないとか渋い顔してほしいです。でも駄々捏ねられて折れて恋仲の振りしちゃうんだ…是非それで主への恋心に気付いてほしい。無自覚ガチ勢が自分のガチ勢っぷりに悶々とする入り口になってほしい。うーん素敵。
でも同声優で括るならたまごっち方式で櫻井刀育てたいです。育て方によって三者三様たのしそう… )


【朧】

…そうだ、私義弟くんにご挨拶したいな。
( 彼の指が薄い布地を隔てて腰を撫でる。小さく息を呑んで身を捩り、凭れた彼の着流しを小さく握る。その手付きが酷く扇情的で、柔和な微笑みが他の意図を孕んでいるように思えた。どうやら此方の隠した意味合いは全て伝わってしまったらしい、余裕のある態度が悔しくて唇をむっと結ぶ。何かその表情を崩す材料はないだろうか。報告書が残っているからとそそくさ部屋を後にする、のは、自室まで来られて結局報告書どころでは無くなるのが目に見える。遠征指示でも出しに行って、少し他の男士と歓談、というのは彼らに迷惑が掛かるか。悋気を足掛かりとするのなら、もっと何か___ふとした名案に?を緩めて上記を。初めて演練場で弟君を見かけた時は、彼と似通った顔立ちで全く違う表情をするのだから思わず見惚れてしまったものだ。「…ねえ、膝丸に会いたい。」甘えた声色で弟である彼の名を呼ぶ。愉しげに目を細めると、愛しい旦那様を見上げ。)


【宗三左文字】

刀なんて一振りいれば十分だと、何度も思いましたよ。__浅ましいでしょう。
( 口から溢れる一年分の想いは止め処なく流れ出し、その内抱き締める腕はただ彼女の身体に触れるだけになり、甘えるように凭れる姿勢へと。別段未だ寝足りないわけではない。愛しい君が此方の想いを受け止めてくれているという状況が、この上なく心地良いだけだ。厚い巫女服から、微かに花の香りがする。ああ、また初期刀の処へでも行っていたのだろうか。僅かに眉を寄せると、ぽつりと上記を。刀集めは権力の象徴、ではなく彼女の半端に神経質な面から来ているのは重々承知だ。それでも、あの藤色を他の男に向ける彼女の姿は見たくはない。回した腕をそっと上げ、手触りの良い艶のある黒髪を手で梳く。「いつ誰に貴女を取られるか、そればかりですよ。」自分の情けなさに自嘲し、眉を下げる。混じりっ気のない純粋な墨の色を一束手に取ると、唇を寄せる。香る椿油に宥められるようで、僅かに笑みを浮かべ。)



  • No.268 by 葵/髭切  2019-05-08 20:50:57 





(/ナンパしてきた男ですかね……みっただは黒ずくめで割と見た目が極d…なので迂闊に声掛けられないかな…
あーーーっそういうの好きです……ツンデレというかなんというか……よき。「今回だけ」って自分で言っておきながら今回だけなのが名残惜しいって思った自分に頭抱えてほしい。
結局みんな筋肉ガッチガチになって行くのでプロテイン必須かなってちょっと思いました。楽しそう。)



【髭切】

弟?弟、ねぇ……__うーん、まぁ…。
( 随分と気を良くして彼女と触れ合っていた手がふと止まる。主人、もとい妻である彼女から別の男の名が出た事が実に面白くない。名前を聴いて久方振りに薄緑の影が頭に思い浮かぶ。回していた腕を離して、顎に手を遣る。自分の輪郭をなぞりながら眉を顰めて考え込む素振りを見せ。再三言うが彼女が別の男の名を呼ぶのは中々に面白くない。言の葉のやり取りをする上で必然と呼ばざるを得ない時は目を瞑る他無いのだが、まして本丸に居ない者、弟だなんて。愛しい君を取られまいと鍛刀する事をひたすらに避けて来た弟。彼女が手に入ってしまった以上はもう避ける理由も無いのだが、彼の育成に励むとしたら其方にばかり気がいって自分は放って置かれるのかもしれない。好かれていれどそれは詰まらない。__嗚呼、若しかして妬かせたいのだろうか。もう幾度目かも解らないほど彼女にはこう言った話で踊らされている。而して悋気を抱いてしまうのは愛情故だと言うのに、意地悪なものだ。唇を尖らせると、答えを渋りつつ。)
__まぁ、僕の事を放って置かないなら、いいんじゃないかな。



【葵】

……そっか。
( 彼の言葉の節々から感じる独占欲に、彼の悋気とは裏腹につい嬉しくなってしまう。知らない間に随分と彼の気を引いていたようだ。__それとも、期待し過ぎた夢なのだろうか。何の気なしに自分の手の甲を少々抓る。確かに走る痛みが夢では無いことを告げていた。髪を撫でる手や耳にかかる息遣いの一つ一つに胸が苦しくなる。浅ましい等とは思わない、受け入れる為に打った相槌の声はひどく穏やかで、頬が緩む。彼以外に手篭めにされる気はさらさらないのだが、どう伝えたものか。目に入るのは目の前にある電子機器。声に出して言うのが難しいなら、なんて。新しい文書を立ちあげると、まっさらな画面に文字を打ち込んでいく。"私は天下が取れるほどの器は無いし、前の主みたいに凄い人じゃない一般人だけど"、だなんて慣れた手つきで文章を書き始めるが、自虐から入るとは彼の皮肉っぽさが移ってしまっただろうか。"天下とか刀とかじゃなくて、宗三そのものが好きなんだよ"とまで打ち込むと、そこで手を止める。言わないとは決めたが声に出してないのでセーフ、だなんて自分に言い聞かせると画面を指差して。 )





  • No.269 by 宗三 / 朧  2019-05-08 22:43:21 





(/ じゃあやっぱり近侍同士で推し語り()してるときでしょうか。ママしてるけど本当は主のこと好きで好きでしょうがないみっちゃん素敵…
自分の嫉妬心とか恋心に全く気付かず、主と一緒にいると変な気分になってばかりだから近侍降りたい、なんて言っちゃうんですねわかります。あーよいぞ…妄想捗る…
蜻蛉さんにしようと思ったのにカカちゃんになった!!とか言ってみたいです。国広兄弟か村正かぎねか誰と一番交流したかで分岐しそう… )


【朧】

…ふふ。そうやって険しい顔してると、ちょっぴり膝丸に似てるね。
( 弟君の名前に顰められた眉を見ると、満足げに笑みを浮かべる。矢張り返事も快く、とはいかないらしい。普段は穏やかに弧を描く口許が結ばれてしまっている。彼を掌で転がしてしまっている優越感と背徳感から、緩く彼を抱き締める。勿論すぐに兄と同じ戦場に赴けるよう、暫くの間は構いきりになるかもしれない。それでも愛を向けるのは彼だけだというのに。愉しげに上記を呟きながら思うのは、矢張り本丸にもう一振りの源氏の太刀が来ないのは彼の所為だったかということ。審神者に就いて数年も経ち、未だに二振一具が居ないというのは中々に情けないと思っていたのだが。安堵すると共に聞こえた彼の声。苦渋といった様子だが、了承は素直に嬉しい。表情を明るくし、身体を離して彼を見詰める。__が、ふと懸念が頭を過る。彼が顕現してしまったら、愛おしい近侍を取られてしまうのでは。「___…もしかして取られちゃうかな、旦那さん。」口を開けば兄者兄者と慕う可愛らしい弟君のこと、呟きのように小さく一つ零すと、眉を下げ。)


【宗三左文字】

___…そう、ですか。
( きっと彼女に、浅ましい近侍を否定する気など更々ないのだろう。しかし、小さな相槌に邪推してしまう程度には自らを卑下してしまっている。天下人の刀だろうが、魔王の刻印があろうが、他の刀と同じように対等に目線を合わせる彼女に惹かれたというのに、本末転倒とはこのことか。欲深な自分から目を逸らすように、聞こえて来た子気味のよい音に顔を上げる。目に入るのは画面へと表示された、此方への伝言。今尚増える文字を目で追う。反芻すればする程身へと馴染み、彼女からの愛を甘んじて受け入れる自分の棘が溶かされていく。薄く笑むと、再び首筋に顔を埋める。「主、読めません。どうか読み上げてくれますか。」いつもの意地悪___と言うよりは、多少の甘えとして告げる。そういえばもう言わない、だなんて先程聞いたような。駄々をこねる子供のように、ぐ、と深く顔を押し付け。)



  • No.270 by 葵/髭切  2019-05-09 06:45:08 




(/女を骨抜きにする顔と性格を持ちながら主に骨抜きにされてるみっちゃんは可愛いなぁ。
あー素敵……近侍降りたら降りたで別の刀と仲良くしてる主を見て悶々と頭を抱えて欲しいです。
面白そうですね!!お出かけさせてもぎねちゃんにしか合わないから必然的にたぬになるんだよねーとか言ってみたいです。)



【髭切】

ありゃ、僕が取られてしまうのかい?……ふふ、それはないと思うけれど。
( 弟と似ていると称されると少し目を丸くする。見た目も矢張り兄弟である分似てしまうのは仕方が無いのだが。何かと生真面目な彼と柔和な自分とでは結構な違いがあると思っていた。似ているかなぁ、なんて呟きながら自分の頬を触っていると、不意に聞こえてきた彼女の呟き。__旦那さんが取られる。弟が来たら自分の方が弟に構いきりになってしまうと心配しているのか。そんな心配は要らないというのに。弟は確かに大切な弟なのだが、妻がいる以上は大切のベクトルが違う。兄弟は兄弟。線引きが自分の中でしっかりしている以上、と言うよりは弟への牽制も含めて彼女を放っておくことはないだろうに。可愛らしいことを心配するものだ、と思うとつい口許が緩んでしまう。安心させるように頭を撫でながら上記の様にやんわりと否定する。__まぁ、弟を放っておき過ぎても彼を泣かせてしまうのだが。今にも聞こえてきそうな"兄者"という呼び名を懐かしみながら、また一つ愉しそうにくすくすと笑って。 )


【葵】

えー、仕方ないなぁ……。__傾国の刀、籠の鳥、とか言うけどそれ抜きで純粋に宗三の事が好きだよ。
( 読み上げて欲しい、だなんていう意地悪にまたそんな事を言って、と物申したくなったが、甘えるような彼の行動につい絆されてしまう。一年弱近侍を任せている以上パソコンの文字が読めないということは無い筈なのだが、普段甘えない彼の姿が可愛らしくて眉を下げる。絶対言わない、というのは言ったものの二文字を言わないと愛情が伝えられないのが不便だと思う。一呼吸置いてから、穏やかな声で呟くように上記を零す。枝垂れる彼の退紅に手を伸ばし、一束掬うとそれを撫でながら続ける。「好きな人が居るって聞いた時ね、凄い妬いたの。でもそれは主としてじゃなくて、宗三が好きだったから、なんだけど。」退紅の髪を三つ編みにしたり、指で梳きながら話していた手を止めると、その髪に口付けを一つ落として彼の方へと振り向く。一人の恋する少女として眉を下げ、藤色の瞳に光を溜めながら一番の心配を問いかけ。 )
ねぇ宗三、私のこれも籠になっちゃう?




  • No.271 by 宗三 / 朧  2019-05-09 19:14:43 





(/ 今日は主と二人きりで食べたいな、なんて言われて特別にデザート付いてたりするんですよねわかります。スパダリめ…
結局近侍降りても悶々としちゃうから主に相談しちゃうやつ。それで主だけどぎまぎしちゃうやつ…個人的にはそれ恋煩いだよ、って言ったら納得してオープンガチ勢に早変わり、なんてされると最高です。
櫻井刀だと割と似通ってるからあれですけど、樽助刀とかだともっと面白そうです。長谷部予定だったのが千代ちゃんになったとか面白すぎる。
あ、良い感じなのでこの後翌朝の朝チュン描写()で〆を考えてたりします。次レスで適当に返してくれれば朝チュっておきますので…葵ちゃんの方はどうぞ焦らずに!まだ次誰にするかもあやふやですので、好きなだけいちゃついてくださいませ。)


【朧】

んー、私が多分遠慮しちゃうかな。でも髭切のこと大好きだから、我慢できなくて泣いちゃうかも。
( 頭を撫でる優しい手付きに少しだけ表情を緩める。それでも幾ら彼が愛しい人とはいえ、顕現してしまえば彼の弟も可愛い我が子と同然。此方が数年好きなだけ彼との時間を過ごした分、好きなだけ慕う兄との時間を過ごしてほしいと思うのもまた事実。愉しげに笑みを転がす彼につられ、大袈裟に溜息を吐いて上記を。だから、あと少しだけ彼を独り占めしていたい。そう願い目を細めると、ふわりと香る昼餉の香り。彼に感けて報告書が後回しになってしまったが、これは仕方がないだろう。彼と過ごす初めての甘い時間に、仕事で水を差すわけにもいかない。しかし昼餉には顔を出さなければ。そっと彼の頬を包むと、深く唇を重ねる。勿体付けていた霊気を最後まで流し込むと、最後に白い肌を一撫でし。「___よし。行こっか、お昼ご飯。」ある程度初期刀から話も伝ってあるだろう、元気な顔を見せて安心させてやらねばならない。一息吐いた後に微笑みを浮かべ、畳に手を付いて腰を上げ。)


【宗三左文字】

…ええ、結局今代も僕は籠の鳥ですね。
( 温かな言葉と柔らかな口調が、何処と無く微睡みに誘ってくる。先程からこんなことばかり考えてしまうのは、矢張り彼女と共に寝たことが甘美だったからか。未だ若干の疲れが抜けない身体に鞭を打ち、瞼を持ち上げる。寝てしまったら今までの事が全て夢として消えてしまいそうで怖かった。撫でられていた自らの髪に口付けが落ちるのが見える。髪への接吻は思慕の念、現代ではそんな風に伝えられているのだったか。やっと此方へと向いた藤色と目線が絡む。弱々しげに下げられた眉が嫋やかで、節操なく抱き締めたくなる衝動を抑え込む。彼女の言葉を咀嚼し、目を細める。表情を変えないまま、小さく上記を。今度こそと押し付けていた衝動を解き、包むように彼女の華奢な体躯を抱き締める。ガラス細工に触れるように丁寧に、美しい黒髪を撫で。)
それでも、僕も貴女の籠になれるなら。貴女の側なら、籠の鳥も悪くないかと思うんです。



  • No.272 by 葵/髭切  2019-05-09 21:42:53 




(/めっちゃくちゃ美味しいデザートだから主はもう胃袋ガッツリ掴まれるんだろうなって思います。ずるいです……
んんんーー好きです……恋煩い自覚した瞬間に「好きだから」を言い訳にしてオープンにしてくるの最高ですね…ツンデレがデレた!って言いたくなります。
樽助さんの刀は皆気色が違いますもんね、千代ちゃん育てるつもりでいたら曽根さんになる、とか見た目の年齢が違い過ぎて…
畏まりました!わわ、すみませんありがとうございます…!本格的に絞らなければなりません。青江ちゃんか歌仙ちゃんかで迷ってるんです…究極の二択…。)


【髭切】

ん、____甲斐性なしには、なりたくないねぇ。
( 彼女の言葉と微笑みに納得をしてしまう。確かに彼女は臣下想いの主人だ。兄弟憩いの場を必ず設けてくれるのを今迄も見てきた。同じ刀派や元同じ主だったりと、何かと縁があって仲睦まじく話していると彼女は身を引いてしまいがちだ。弟と腰を据えて話すのが楽しみではあれど、矢張り彼女を放っておきたくはない。口を開こうとして直ぐに塞がれた口に甘い霊気が流れ込んで来ることに驚くも、好意故である分嬉しくて気分が高揚する。浅い息を吐き出して霊力を飲み込むと、離れた唇を舐める。少し呼吸を整えてから彼女を泣かせる心算で上記を述べると、軽くなった身体を動かし布団から出る。「昼餉かぁ、なんだろうね。」鼻腔をくすぐる食事の匂いに鼻を鳴らす。魚だろうか、肉だろうか。美味しいものならば何でも良いか。小さく微笑んで彼女の後ろに続く。午後は彼女の仕事を手伝って、夕餉を食べて。__初夜、になる訳なのだが。「……でざあとは君かな。」くすり、と意地悪く笑うと甘い声で彼女の耳に囁き。 )


【葵】

____……うん、宗三の為なら。
( 微かに聴こえた言葉に心がひどく痛む。初期刀にあれだけ相談しても矢張り彼の感じ方には届かなかったらしい。駄目だった、と諦めかけた時に抱き竦められた事に対して身体を強ばらせて目を見開く。髪を撫でる大好きな手が、何時もよりも、今迄で一番優しく感じる。渦巻く胸中で気持ちの整理が追い付かず、じわりと目頭が熱くなる。息が詰まってなんと言えば良いのだろう。続けられた彼の声を咀嚼して、段々と温かくなっていく胸に、とうとう涙が溢れる。彼に独占欲を抱いて貰える事がこうも嬉しいだなんて。顔を隠す為に彼の着流しの胸元へと顔を埋め、背中に腕を回して抱き締める。彼に手篭めにされるならば本望だ、彼の欲の赴くままにして欲しい。上記を涙声で告げると、彼を強く抱き締める。何時も此方が言えばそれを甘受する彼だが、偶には彼の思うままに転がされてみたい、だなんて思えば。「……私にして欲しいことがあったら、何でも言ってよ?」そう云えば、この間褒美の話をした時にこんな事を彼に言った気がする。今思えば相手が彼だったからこその発言だったような。背を撫でながら少し甘えるように呟くと。 )





  • No.273 by 宗三 / 朧  2019-05-10 02:36:01 





(/ 今日は特別頑張ってたからね、とか言われたら惚れる他ない………はぁ天性の彼氏すぎる…さにわそんなの教えてない…
伽羅ちゃんとか弟者とかがなんとなくそういうイメージだったりします。????なんで????好きなんだから触れたくなって当然じゃん????って感じで開き直ってほしい。
曽祢さんの見た目年齢お幾つくらいなんでしょうか。結構人によって分かれそうですよね。まずはっちも見た目年齢よく分からないからなあ。
無理に足並み揃える必要はないのでどうぞ存分に迷っちゃってください!!参考程度に言っておくと、その二人だとやり易い、というか似非がマシなのは歌仙ちゃんかなあと思います。ぁぉぇたゃはフランクさ加減が難しいのなんの… )


【朧】

_____………ん、…
( 早朝の薄い光に瞼を持ち上げられる。身体全体が気怠い、しかしその気怠さが甘くて心地いい。原因は勿論、起きて一番に目に入る愛しの旦那様との夫婦の営みだ。腕を通しただけの長襦袢を深く着直し、軽く身を捩る。気恥ずかしさで翌朝顔も見れないのでは、なんて思っていたが、甘い気分が残ってそれ程でもない。___しかし、昔から人が肉欲に溺れる気が少しばかり分かった気がする。まさか自分の口からあんなにも蕩けた声が出るだなんて。初めてだというのにあんなにも嬌声を上げて、彼に淫らだと呆れられてないと良いが。ちらりと隣の端正な寝顔を見詰める。結局行為の後は疲れて碌に言葉も交わさず寝てしまった。ピロートークなるものに多少の憧れも持ち合わせていたのだが。ふつりと湧く愛おしさに目を細める。こんなにも綺麗な美丈夫に抱かれていただなんて、未だに信じ難い。そっと彼と唇を重ねると、食むように柔らかな感触を啄む。ああ、彼が起きてくれないだろうか。身体を抱き寄せられ、甘い言葉で囁かれたい。そんな我儘を湛えつつ、ちゅ、と部屋の中に小さくリップ音を響かせ。)


【宗三左文字】

…ああもう、またそんな事を言って。
( 皐月の藤色が揺れ、溢れる涙に一瞬目を見開き。しかし背へと回る腕が、その涙が嬉しさから来ることを伝えてくれる。安堵で身体の強張りを解くと、折れてしまいそうな身体を優しく抱き返す。涙で震えるか弱い声を聞くと、眉を寄せて大きな溜息と共に上記を。この状況で無防備な発言をされると、男の身を持つ以上多少は邪な考えが浮かぶわけで。甘えたな彼女の小さな背を撫で、なんとか庇護欲を増幅させる。困ったように床やら壁やらへと視線を逸らし、雰囲気を壊さないような台詞を模索し。「前も言ったでしょう、そういった発言はよく考えてからしてください。」矢張り耐えられなかった。いつも通り彼女のこととなると、全く余裕がなくなってしまう。この先も貴女の側に、だなんて台詞が後から浮かび、表情を顰める。覆水盆に返らず、仕方ないと腹を括ると彼女の肩を押し、密着していた身体を離す。背を丸めて瞳を合わせると、片手で木目細やかな頬を撫でながら目を細め。「……それとも、何を言われても従うと?」少しばかり痛い目を見せた方が今後のためになるのだろうか。此方としても彼女の白い肌を茜に染めるのは吝かではない。雰囲気を和らげる為に小首を傾げ、彼女の言葉を待ち。)



  • No.274 by 葵/髭切  2019-05-10 22:00:08 





(/彼氏にしたい刀剣男士ナンバーワンを飾ってそうですよね……伊達男素晴らしい……。でも同棲はしんどい…
伽羅ちゃんめっっちゃくちゃわかりみです……彼は開き直る…。スキンシップ多い弟者かわいいよ……
見た目年齢不詳ですね、虎徹兄弟。あ、でも浦島くんは男子中学生であってほしい。
わーー、本当にありがとうございます!優柔不断で本当に申し訳ないです……。歌仙ママでお願い致します!)


【髭切】


____…ん、寝込みを襲うのかい?
( 鼻腔を擽る甘い香り、唇に感じる柔い感触と耳に残る音に意識が浮上し、薄く瞼を持ち上げる。小鳥の囀りと柔らかい朝日が朝を告げていて、もうそんな時間なのかと寝足りない身体が夢現の狭間を行き来する。昨晩の事を思い出しながら幸せな気分に浸って居ると、唇に感じた柔らかさは彼女の口付けだという事を理解する。__嗚呼、無防備な娘だ。男の寝込みを襲うとは卑怯だ、なんてよく言うがこの位ならば可愛い方だ。然し同じ褥に入り、身体を重ねた男を朝から誘惑するだなんて。此方は昨晩の事もあって彼女に何時でも手を出せてしまうというのに。重たい腕を回し彼女の華奢な体躯を抱き寄せ、白桃の様に薄く色付いた頬に接吻をする。寝ぼけ眼の蕩けた甘い声で、少し意地悪く彼女の耳元で上記を訊ねる。ふ、と小さく微笑みを零すと「悪い子、」なんて続けて彼女の耳を軽く食む。尖った八重歯で痛めないように気をつけながら耳元でリップ音を響かせていく。半分夢心地のまま彼女を深く抱きしめると。 )


【葵】

私だって考えた上で言ってるんだよ、相手が宗三だから。
( 前々から思っていたが、熟心配性な刀だ。自己管理が出来ない訳では無いのだが、何かに付けて心配や小言を口にしてくる。今回だってそうだ、彼の余裕そうな顔を崩してみたい、此方にも何か求めて欲しいという好奇心と切望故の発言である。これが他の刀剣なら"何でも"とは言わないし、何か頼まれごとをされたいなら"出来ることがあったら"と付けるだろう。何をされてもいい、だなんて乙女心乍に思ってしまうのは彼だけだと言うのに。つまるところ、端的に言ってしまえば彼への誘惑、なのだが。意図が伝わるよう頬に添えられた手の甲に自分の手を重ね、寒色の瞳と視線を交差させる。先程流した涙で少し潤んだ瞳を上目遣いにして、彼の様子を伺う。普段はこんな事は言わない分、気恥しさからほんの少しだけ頬が赤く染まり、上記を試す様に呟く。最後に念押しで、ね?と付け加えると口の端を持ち上げて微笑み。 )




  • No.275 by 宗三 / 朧  2019-05-11 05:48:28 





(/ みっただのこと考えてると自然と夢夢しい妄想溢れてきて自分の浅ましさにびっくりです。ぐいぐい来るみっただも押されて戸惑っちゃうみっちゃんも好きだ…
弟は根っこは兄者とお揃いだといいなと密かに思ってたり。兄者ほど人目憚らずとはいかなくてもさり気なく人前で肩に腕とか回してきそうな…あっご兄弟なんですねって思いたい。
浦島くんは14歳…長男に憧れる14歳…尊い…。浦島くんが髪質はっちと同じなのに曽祢さんっぽくセットしてるって設定最高すぎて最高ですよね。
うわー言わせてしまったみたいで申し訳ない!!!歌仙ちゃんで大丈夫ですか!?!?私は別にどちらでも平気なので気兼ねなく!!! )


【朧】

__…悪い子は嫌い?
( かちり、未だ眠気の抜けない梔子色と視線が合う。途端に身体を抱き寄せられ、ぐっと距離が狭められる。望んでいた彼の体温に表情を緩め、頬へと落とされた口付けに気恥ずかしそうに肩を竦める。寝惚けた可愛らしい声色で紡がれる意地悪な文言に、頬を染めつつ表情を硬くし。しかし耳へと感じる弱い愛撫に肩を跳ねさせれば情けなく眉を下げ、時折肌を掠める尖った犬歯の感触が厭に扇情的で。薄く吐息を漏らしつつ、縋るように彼を見上げる。小さく上記を問うと、首へと腕を回して再び唇を重ねそっと離すと、そのままの距離で影の落とす金の瞳を見詰めて。「悪い子な旦那さんも好き、」悪戯な子供のように目を細めて付け加える。事実、目覚めた瞬間から甘い雰囲気をくれる彼が途方もなく愛おしい。昨晩の気分が抜けていないのだろうか、だとすればお互い様だ。愛しい疲れの抜けない重い身体を布団へと埋め、照れ臭そうに笑みを零し。)


【宗三左文字】

……何を期待しているんでしょうかね、僕の主は。
( 彼女の言葉を深く咀嚼し、一等眉を顰める。重ねられた掌も、上気した頬も、涙で潤んだ瞳も、誤魔化すように付け加えられた笑みも。全てが欲を煽り、彼女の掌の上で転がされている自分が客観視出来た。想い人のこんな姿を見て尚首を横に振れる男がいるだろうか。意中の人に恥をかかせるわけにもいかない、据え膳食わぬは何とやら、とは良く言ったものだ。睫毛を落として深く溜息を吐く。再び寒色の双眸を見せ、彼女の藤色と視線を絡め直す。努めて冷静に上記を告げ、細い腰をぐっと抱き寄せ、背を抱えるように彼女の柔らかな身体を密着させる。幾ら愛しい主人と言えど、素直に転がされてやる気は更々無い。「今晩は褥を整えておくように。」頬へと添えた手を解くと、彼女の唇を指の腹で撫でる。目を細め、その口端へと唇を寄せ。そっと離れれば藤色を覗き込み、「まあ、褥が無ければ廊下でも厨でも、」と底意地の悪い笑みを浮かべて手を離し。)



  • No.276 by 葵/髭切  2019-05-11 09:50:50 




(/みっただその辺の振れ幅大きいですよね……妄想の幅もより広くなる。
うーーん好きがすぎる。"俺の主"に近付くのを許さない番犬みたいな感じがします。膝くん現世とかで「俺か?俺は彼女の男だ。(無自覚)」みたいなことして欲しさあります。
わっっかります……兄弟大好きじゃん……って毎回悶えるんですよね。兄弟なかよしこよしは尊い。
大丈夫ですよ!!!歌仙ちゃんでお願いします!)



【髭切】

んーん、悪い子も好きさ。
( 耳に入る彼女の声が心地好く、つい表情が緩む。応える様に口付けをくれる微笑みも嫋やかで愛おしい。漸くハッキリしてきた意識によって瞼が確り開き始める。柔らかい藍鉄の髪が頬を撫で、擽ったさに少しばかり身を捩る。同じ色の硝子玉と視線が交わると、上記を間延びした声で言いながら目を細めて。今迄極力抑えてきた砂糖を口から好きなだけ零しても問題がない事がより愛おしさを増大させる。柔らかな敷蒲団のシーツも心地よく、何時もは直ぐに出る布団から離れることが名残惜しくて、もう少しこの狭くとも愛してやまない二人きりの世界を堪能したくなる。「未だ起きないで、暫くこうしていたいな。」なんて甘えるように小首を傾げながら、陶磁器の頬を優しく撫でると。__嗚呼、今迄で一番幸せな朝かもしれない。掛け蒲団を引き寄せ少し深く被ると、また彼女の細い腰を抱き寄せて嬉しそうに八重歯を見せ。 )


【葵】

……ん、わかっ__え、はい、わかりました…。
( 嗚呼、良かった。上手いこと乗ってくれた様子の彼を見てほっとする。今迄貞淑であった以上端ないだとかみっともないだとか言われてしまわないかと不安だった内心、安堵で肩の力が抜ける。それと同時に、気恥ずかしさも込み上げてきて。今朝方は本当に眠るだけだったのだが、今の彼の発言には本当に其れだけでは無いだろう。腰から抱き寄せられた事が嬉しくて期待が膨らんでしまう。褥を整える、甘美な響きに小さく返事を返そうと思った矢先の意地悪い発言に固まる。恥ずかしくも自分が想像している事は彼の挙げた場所でする様なことではない。どうやら確り用意しておかなければならないようで。赤く染まった頬を両手で包んで隠し、苦笑して返すと、本格的に漂ってきた洋食の香りに空腹感が主張を始める。「……そろそろお昼だね。」永い午前中だったな、と思いつつ襟元が緩められた着物を直して。 )




  • No.277 by 宗三 / 朧  2019-05-11 15:27:45 





(/ つつきすぎとか聞くに割とぐいぐい来そうですけど、いざ恋仲になったらちょっとおずおずしちゃうくらいが個人的に好きです。恋人だからこそ意識しちゃうみっちゃんきゃわわ。
すきーーーー!!!お熱い審神者さん見て恋仲羨ましいなーとか言ったら「何?俺たちは違うのか」とか大真面目な顔で言ってくるやつーーー!!しかも割とショックだったりするんですよね。お膝は可愛いなー!!!
はっちの修業先が曽祢さんの元っていう考察が好きすぎて好きすぎて…ああ虎徹好きです。はっちと曽祢さんが本当に人間臭くてだいすき。
すみません有難うございます…!!ついでにイメージ固めておきたいので推し語り兼ガチ勢タイプ()も語っていただけると今の内からもわもわできます。極も可能ですので!)


【朧】

………うん、私もまだ二人っきりでいたい。
( 首を傾げる甘えた仕草が可愛らしい。見目は既に成人男性の其れだというのに、幼い仕草も見苦しくないというのだから顔の良い男は狡い。それに絆されてしまうのだから彼だけを責めるわけにはいかないが。彼の腕に抱き寄せられ、心地良さに睫毛を落とす。今は本丸だとか審神者だとか刀剣男士だとか、難しい話は考えたくない。ただ只管に愛しい彼の妻として上記を告げ、頬を緩める。そっと彼の頬へと唇を寄せ、彼の胸へと顔を埋める。薄らと聞こえる鼓動の音が酷く心地良くて、呑気に笑みを溢しつつ彼の名を呼ぶ。ああ、温かい。この時間が永遠に続けば良いのに。少しだけ顔を上げ彼を見上げる。「ねえ、もう一回寝ちゃおうか。」まだ朝も早い。それに、情けない話このまま閨で二人で甘い時間を過ごしていれば、またそういった気分になってしまいそうで。流石に主人の嬌声を本丸の皆に聞かせるわけにはいかない。薄く頬が染まるのを悟られないよう、再び胸へと顔を埋めて。)


【宗三左文字】

…間の悪い……。
( 此方の言葉に顔を真っ赤に染め上げる彼女がいじらしく、口元が緩く弧を描く。想像でもしてしまったのだろうか、普段口が減らない分嫋やかに閉口する彼女は余りに愛おしい。目尻から頬の輪郭をなぞり、顎まで伝わせ、そのまま口付けを___と思った途端に漂う昼餉の香り。思わず表情が強張る。自らが乱した衣服を整える彼女の仕草が何となく癪だった。折角恋仲になれたというのに、待ち望んでいた甘露のような時間に水を差されれば誰だって不機嫌になるだろう。今は彼女の主人の顔は見たくない。意中の相手にだけ見せる、女性としての表情が見たい。ぽつりと上記を呟き、もう一度腰をぐっと抱き寄せると、そのまま唇を重ねる。逃さないよう彼女の艶やかな黒髪に指を通し、軽く後頭部に手を添える。先程霊気を流し込まれたように、彼女の口内を侵したくて温かな舌で柔い唇をぬらりと舐め。)



  • No.278 by 葵/髭切  2019-05-11 23:52:42 




(/本命に弱いみっちゃん本当に可愛いですね。しょっきりままそういうとこだぞ……うーかわいい……祖であり最高の彼氏……
あーー可愛いですね!!!膝くん!恋仲だと思ってたら相手が全くそう思ってなかったっていう悲しみに包まれてるのね膝くん。泣いてはない、泣いてはないぞ。
んーーすごくわかります。刀としての矜恃を持ちつつも中身がすごく人間らしくってなんだか安心します。
かしこまりました、歌仙ちゃん語りします!歌仙ちゃんは何ってぽんこつなのが最高に可愛いですよね。しっかりしてるんですけど何処か抜けてるというか。ぷりぷり怒るの可愛いけど何かと褒め倒したらすぐ根負けしそうなチョロさがあります。好意を歌で伝えて欲しさがあります。雅フィルターがある分スキンシップはそんなに多くないんじゃないかな、と。雰囲気めっちゃ大事にする子だと思います。極めると自分から情緒を作りに行くので少し積極性が増すといいな、増すと嬉しい。極めたて歌仙ちゃん辺りか がいいかな、なんてぼんやり思ってたりします。)



【髭切】

あと半刻位かな?じゃあ、二度寝しちゃおっか。
( 胸にすっぽりと収まる小さな体躯がどうしようもなく可愛くて、愛玩する様に抱き締める。小動物を可愛がるように撫でていると、ぱちりと交わった視線。嗚呼、本当に愛らしい。こんなにも可愛らしくて美しい妻を迎えられて自分はなんと幸せなのだろう。もっと上位の神様達に譲れと言われてしまいそうな可愛さだ、毛頭そんな気は無いが。彼女の言う言葉にくすりと柔らかい笑みを零すと、部屋の壁にかかる時計を見る。後寅から前卯の刻位だろうか、あと半刻程は寝ても食事当番達には怒られる事は無さそうだ。時計から目を離し、再び彼女の方へと向き直るとまた胸の中に顔が埋まってしまっている。少し擽ったいのだが、それも可愛い故に許せてしまう。熟我ながら彼女に甘すぎる気がする、なんて思いながら上記を笑いながら述べ、また髪をひとつ撫で。口付けをひとつしたいと思ったのだが、隠されしまった顔では仕様がないな、なんて思いながら。 )


【葵】

え、ちょっと、そう、ざ____!
( さあ立ち上がろうか、と言ったところで畳に手を付いた矢先、視界が途端に想像していた方向とは全然違う方向へと動く。バランスを崩して彼の胸へと凭れかかる様な体勢になり掛け不満を呈そうとした所で塞がる唇。何が起きたのか解らず思わず身が固まる。美丈夫の長い睫毛が眼前にあり、暫くしてから漸く口付けられている事に気がつくと、余計に顔が熱くなって。沸騰してしまいそうな頭の中で、初期刀がいつ来るか解らない焦りについ引け腰になってしまう。ぐ、と彼の肩を押して距離を取ろうとするも、なぜだか取れない距離にさらに頭が混乱する。もうじき初期刀の彼が来てしまうのに、一体どうしたというのだろう。唇を舐められる感覚がすると、ぞわりと背筋が粟立ち、彼の肩に置いていた手で縋るように彼の着物を掴む。驚きやら恥じらいやら焦りやらが入り交じって、思わず"やだ"の言葉を言いかけるためについ唇を開いてしまい。 )



  • No.279 by 宗三 / 朧  2019-05-12 01:13:54 





(/ すみません、ちょっぴり一回蹴っちゃいますね。取り敢えず片方締めておきましたーお疲れ様です!!!もー最高すぎる兄者本当にありがとうございました!!!!あとはのんびり宗三に徹しようと思います。主様との雑談で祖に寄ってたんですけど、最後の最後でがくっと膝に落ちた感あるので次は是非弟者をと思っているのですが如何でしょう。源氏万歳。
それと歌仙さん語り拝読しましたー!先人のお歌使ったりしなさそうなので歌で好意伝えるのは短冊を見せ、くらいしか出来ないと思いますがそれでも宜しければ() 極めたて歌仙ちゃんということですが、特時点の歌仙さんのガチ勢っぷりはどんなもんなのでしょうか。ああ語彙が足りてない。原作通り極で唐突なオープンガチ勢への転向なのか、特時点でも割とオープンだったのかみたいな…ううん語彙が足りない! )


【朧】

___…ふふ。おやすみ、旦那さん。
( 愛しむ彼の手が髪を撫でる度、気持ちが良くて瞼が重くなるのを感じる。出来る事なら毎日だってこうして彼と一つの寝具で寝たい。目が覚めたらまず一番に彼に口付けをして、互いに甘い愛の言葉を交わし、少しの気恥ずかしさに笑みを溢す。この関係を公表出来たら___否、彼に隠されてしまえばそんな生活も夢ではないのか。ほうと夢見心地に息を吐く。我慢してくれている彼に其れを言うわけにはいかないが。再び顔を上げて柔らかく笑うと、彼の頬を両の掌で包み、そっと唇を重ねる。もう一度起きたら、次は主の顔を作らなければ。遠征部隊を迎え、再び指示を出し、本日分の鍛刀を。ああでも、今日から暫くは投入する資源は最低値に抑えようか。布団に身体を預け、ぼんやりと愛しい彼を見詰める。取られたくない、そんな浅ましい思いを隠す気もなく悪戯な笑みと共に上記を告げ、そっと目を閉じた。〆


【宗三左文字】

( 力無い手が此方の衣服を握る。縋り付くような仕草は男体の欲を煽るだけで、いつもは皆の上で指揮を揮う彼女が今自分の腕の中で無力に転がされていると思うと、この上なく愉悦だ。卑しい支配欲が満たされる。合わさった唇を浅くした途端、丁度誘うように彼女の唇が薄く開く。態度からしてこの状況を喜んでいるわけでは無さそうだが、余りの隙の多さにそう勘違いしてしまいそうだ。間隙を縫って舌を割り込ませると、探りつつ彼女の柔らかな舌を捉え舌先を擦り合わせる。ぞくり、背筋を駆け上がる何かを感じると薄く目を開け眉を顰める。ああ、いけない。それは宵へのお楽しみだ。名残惜しくも舌を放し、彼女の歯列をなぞる。再び唇だけを重ね、何度か食みながら整えられてしまった襟を乱雑に乱す。白い肌が見えるとやっと口付けをやめ、首元へと顔を埋める。鎖骨の辺りへと唇を寄せ、リップ音と共に其処へと吸い付く。後に出来たのは小さな鬱血痕、満足そうに指先で撫でる。成程、刻印を入れたがる気が分かった。充足感に表情を緩めつつ身体を離して立ち上がり。)
…さて、行きましょうか。



  • No.280 by 葵/髭切  2019-05-12 07:27:42 





(/わわ、ありがとうこざいます……!いえいえ、こちらこそとっっても素敵な審神者さんと一緒になれて良かったです!!髭切さん完走出来て良かった……!似非にならないかヒヤヒヤでした。続けて膝くん了解しました!膝くんについてまたこう、語っていただけると嬉しいです。先程までの雑談の内容を見るに兄者同様オープンめでしょうか。
歌仙ちゃんは特の頃からそれなりにオープンだったらいいなと思っています。帰ってきてよりオープンになるといいますか……。オープンに好意を持っていることを伝えるけど「いい雰囲気」を待って空気めちゃくちゃ読んじゃうから奥手になりそうな感じがします。機を伺いすぎて失敗してそうな感じですね!他の男士との距離感が気になったら主にもその男士にもくどくどしそうな特歌仙ちゃん。極めたら牽制も兼ねて主にグイグイ行きそうかな、と。)



【葵】

( ぬるりとした感触と共に口内に舌が侵入すると、ビクリと肩が跳ねる。小さく呻きながらも、肩がを押す腕の力が段々と弱まり結局は彼のなすがままに。舌で歯列をなぞられると、背筋にゾクゾクと走る何かの衝動に身を震わせ、目尻に涙が滲む。呼吸を忘れていた分、唇を離された時に矢っ張り息が上がってしまっており、普段とは違って甘い声で彼の名を呼ぶ。完全に腰が抜けて脱力してしまった以上服の合わせを緩められる事にも抵抗を見せず、肌に触れる指や髪が擽ったくて身を捩る。ちり、と走る僅かな首元の心地の良い痛みに小さく声を上げると、漸く離れた身体。彼は立ち上がってこそいるものの、腰砕けの自分にはこうして座って自重を支えるだけで手一杯だ。息を整えながら彼をきっと睨むと、耳に残るリップ音を思い出しながら自分に散らされた赤い華を指でなぞり、疎ましげに下記を。 )
莫迦、立てるわけ、ないでしょ……!




  • No.281 by 宗三   2019-05-12 09:17:16 





(/ 了解致しました!膝丸は自覚なしの隠れだと思ってます。正直原作のお膝って主に対して淡白な気がするんですよね、刀帳ボイスとかお前やる気ねーのかってくらい声小さいし。なので普段は割とそんな感じで、公私混同するわけにもいかないからきっちりしてると嬉しいです。でも本人は隠すつもりないから本丸の皆には雑談がてら普通に主人への感情話すし、こんなに公言するってことは恋仲なのかなーみたいに皆が思ってると良い。是非外堀からねっとり埋めて行って欲しいですね。触れたくなったら触れるけど好きとか口に出すでもなく職務中だからと内に留めて、でも自分の気持ち伝わってると思ってる勝手な源氏が好きです。
わっかりましたー!!では極になって今度は自分から雰囲気を作りにいく、という感じで宜しいでしょうか。個人的にきわ歌仙は相手からの好意を信じられた人見知り感が好きなので、審神者さんがどういった態度なのかで色々面白さも変わってきそうだなと思います。あと極つくと食事作るのもたまに嫌がりそう。主の側にいたい。)


【宗三左文字】

…ええ、そんな顔じゃ行かせるわけにはいきませんね。
( 高い位置から彼女を見下ろす。力の抜けてしまった身体を二本の腕で必死に支え、畳へとべたりと座るその姿が不恰好で、この上なく愛おしい。やっと此方へと向けられた視線に目を細めると、腰を折り身を屈める。目尻に浮かんだ涙を指でそっと掬い、先程刻まれたばかりの所有印を一瞥した後子犬のように睨む双眸を見詰め上記を。ふっと薄く笑み、そのまま頬へと手を滑らせる。「今の貴女、男を誘う顔以外の何物でもないですね。」半ば嘲るように告げると、此度は息の荒い彼女を宥めるように優しく身体を包み、背を撫でる。余り愛しい人の扇情的な表情を見続けるというのも目に毒だ。約したのは夜、今行為に及ぶ気はない。無論、こんなにも欲を煽る表情の彼女を人前に出すわけにもいかないのだが。どうしたものか、自分の行為が原因という嬉しい悩みに口許を緩ませ。)



  • No.282 by 葵/髭切  2019-05-12 22:14:34 




(/了解しました!確かにお膝くん最初声がよく聞こえなくて疑問符浮かべながら音量めっちゃ上げてました。仕事だから、って距離感の節度は守る感じですね!でも結局無自覚の上で主大好き、みたいな。兄者に「やぁ、鬼が居るねぇ」って言われちゃいそう。膝くんの静かに射抜く感じの目が好き……うまく表現できるよう精進します。兄者に対する感じとは全然違う分愛情がより伝わらなさそうです。肉食獣と言うよりは蛇な感じかなぁ。
そうですね、そんな感じでお願い致します!それなりに審神者さんの設定固まりつつあるので言っておきますと、大人しめで柔らかいタイプになりそうです。あらあらうふふ系かな、と。)


【葵】

……誰のせいだと思ってるのよ…もうすぐ歌仙くるのに…。
( 嘲る様に言われた言葉に、原因を作った本人が何を言う、という苛立ちを覚えると共に彼の欲を煽れていることが嬉しく思えて下腹部が疼く。身体を包んでもらうと布団に倒れ込む心配が消え、彼に凭れるようにして身を預ける。もう成人を控えているとはいえ未だ未成年な分、今晩のことに及んで良いのかという気にもなるのだが。昔はもっと嫁入りが早かった様だし、彼は気にしないのだろう。弱々しく背中に腕を回して、少し整ってきた息で深い溜息を吐く。唇を尖らせながらボソリと上記を呟き。呼びに来て欲しい、と初期刀にお願いしてしまった以上はもうじき彼が来るだろう。だがすぐ立てるかと言われたらそれは無理な話である。いっそ抱き抱えてでも貰おうか。お姫様抱っことやらで__そう考えるもそんな持ち方をしたら彼の細腕が折れてしまわないかと不安になる。「…宗三、私の事支えてくれる?」之ならば絵面的にも問題がなさそうだ、と考えた末に出した答えを彼に訊ねて。 )





  • No.283 by 宗三   2019-05-12 22:53:29 





(/ 自分は好意伝えてる(伝わってない)し、それに首を横に振らないということは勿論相思相愛なわけで、でも相手から何も行動がないということは公私混同したくないということだな成程みたいなちょいサイコな考え方に途中で転向してもいいかなと思ってます。触れたいから優しく抱き締める、ってよりは離れないようきつく抱き竦める、ってイメージです。蛇すき…
あらあらうふふ系お姉さんだいすきーーー!!!君は雅が分かる素晴らしい女人だねぇとか歌仙ちゃんめっちゃ喜ぶやつ!!!審神者同士で絡むのが今からとっても楽しみです。)


【宗三左文字】

…………はあ…?
( 意図せず漏れたのは気の抜ける頓狂な声で。支える、とは一体。彼女の意を汲めず、再び眉を寄せて。一番に思い浮かぶのは肩を支えて歩く姿。しかし怪我人でもあるまい、そんな出で立ちで皆の前に現れれば主人に何かあったのかと昼餉どころではなくなる。無論多少違和を感じるのみで流す輩もいるだろうが、確実に顔色を変えるであろう同僚が一人。大体すぐに初期刀の彼が来るのならば、恐らく近付けた身体を見るなり溜息でも吐かれてしまいそうだ。彼女の肩に手を置き、その身を離す。「歩くのすら億劫だから、部下に運ばせようと?」そこにある乙女心など察せる筈もない。訝しげな表情で首を傾げ、眉間に刻まれた皺を深くする。別段これは嘲りではなく、どういった意味なのか問いているだけに過ぎないのだが。腑に落ちない様子で自らの口許に手を遣り、傾けた首の角度を浅くし。)



  • No.284 by 葵  2019-05-14 06:36:35 





(/いやん膝くん独りよがりっぽい好き……!絶対独占欲強いですよね膝くん、可愛いなぁ。一緒に居たい、じゃなくて側仕えが当たり前だから離れるっていう選択肢が頭の中から消えてるといった感じでしょうか。審神者に対して何も言わないのに兄者には兄者ぁ!ってなるから余計伝わらなくて審神者さんは目が点になりそう。
やったーー好きって言って頂けて嬉しいです!うきうき歌仙ちゃん楽しみです。私も審神者さん同士の絡みが今からとっても楽しみです!)


【葵】

んー…………まぁそんなとこ。誰かさんのせいで腰砕けだから。
( どうやら此方の意図は全く伝わっていないらしい。首を傾げ質問を返してくる相手の訝しげな顔を見るに、此方の伝え方が悪かったのだろう。大体の答えは間違っていないのだから、と頷けば手を顎にやり、上記を呟く。__接吻だけでこうだというのに、明日の朝はそもそも起き上がれるのだろうか。そんな懸念が頭を過るが今はその前に昼食だ。かぶりをふって後の懸念を振り払うとひとつ溜息を吐く。矢張り一人で歩くほか無いのだろうか、少しばかり彼に甘えたいとも思ったのだが。随分とメルヘンな脳内だったようだ、そんなに甘くは無かったらしい。「でもそんな細い腕じゃ抱き抱えてもらうとか無理だし。」大概男性に対してこう言っていいものでは無いが、中々伝わらないもどかしさについ嫌味っぽく付け足してしまう。皮肉など昔は言わなかったのだが、彼の癖がうつってしまったのだろうか。 )




  • No.285 by 宗三   2019-05-14 08:27:02 





(/ おお……なんか一を言ったら十を理解してくれた感がマシマシでちょっと衝撃受けました。主様素敵。個人的にこっちは兄者もいる方が愉快かなと思ってます。あとそんなお膝に怖いって思ったらサイコ路線一直線なので、ある程度頭お花畑のちょろいわんこ系にしようかなと思ってます。如何でしょうか。
お姉さん系本当に大好きです……何気歌仙ちゃんは犬系だと思うので良い感じによしよしわふわふして頂けると雅毛ぶんぶんで喜びます。きわ歌仙は犬… )


【宗三左文字】

口付けだけで、ですか。__何とも情けない…基可愛らしい人だ。
( 物憂いな考えを振り払うように髪を揺らした後、容の良い唇から吐かれる薄い息。息の混じる若干鼻にかけた笑みを零すと、彼女の発言に気を良くし。浮かない顔を覗き込むと、上記を口にし。何かと意地を張りやすい彼女のこと、素直に甘えたいと凭れてくれるのは男冥利に尽きる。半ば嫌味として加えられた言葉も目の粗くなった籔は振い落とす。彼女の肩を強く抱くとそのまま膝を立たせ、布がもたつかないよう軽く太腿を鞣すように撫で。滑らせた手をそのまま膝裏へ通し、其処を中心に華奢な身体を持ち上げ立ち上がる。女人にこう言うのも失礼に値するが、予想していたよりずっと軽い。矢張り和装は着膨れするのだろうか、呑気にそんなことを考える余裕はある。「ご満足頂けましたか?」侮られたことに対して若干得意げに言葉尻を上げる。さて、本気でこのまま広間迄行くつもりなのだろうか。彼女にしては中々大胆だが__、ふっと笑みを一つ。目尻へと唇を寄せると、二つの藤色へと視線を落とし。)



  • No.286 by 葵  2019-05-15 22:48:13 




(/そんなに褒めたって膝くんしか出ませんよ!照れちゃいます()そうですね、私もこの本丸は兄者いるかなって思いました。ヤンデレルートのフラグを折ってくれるような子大好きです。ワンコ系女子本当に可愛いので大大大好きです。朧さんとはまた違ったド性癖です。
よしよしわふわふしたいです……!歌仙ちゃん人の面倒見がちなのでその歌仙の面倒を見るくらい器の大きい子だといいなと思いまして。沢山可愛がらせて頂きます!
そして最近返信が滞っていて申し訳ないです……少々多忙が重なって時間があまり取れませんで。失踪する訳では無いのですが、お待たせしてしまって本当に申し訳ない限りです。葵さんの方もそろそろ締めようかなと思いますので!)


【葵】

えっ、わ____!?す、凄い……。
( 情けない、の一言につい反論したくなってしまうのだが、彼の言う事もあながち間違いではないのが悔しい所だ。生娘とはいえ、接吻だけで腰を抜かすのは流石に初心が過ぎるだろうか。それだけ彼に骨抜きにされているということでもあるのだが__突如変わった視界に思わず驚きの声が出る。細い腕の上に自分が乗っている事実に驚くばかりで。彼は如何にも平気そうな顔をしているが心配なのは変わらず、驚嘆しながらも「大丈夫?腕折れない?」だなんて最近気になっている体重の増加の懸念を頭の片隅に入れつつ。嗚呼、そろそろ痩せなければ。かといって食事を減らすと厭に心配してくる刀もいる故にやりづらいのも事実。困ったなぁ、なんて思いつつも、結局今は甘える事にして。首に腕を回して落ちないよう捕まると、くすりと笑みを零して。「大好きだよ、なーんて。」屈託のない笑みではにかむと、抱き着く腕にほんの少しだけ力を込めて。 )




  • No.287 by 宗三   2019-05-16 00:59:26 





(/ 褒めなきゃ(使命感) 好みのタイプは兄者とか宣う癖に近侍から好かれてるのでは???と思った途端に意識しまくって子供の名前まで悩み始めるようなちょっとあれな子を想定してます。ちょっと朧さん煩悩だらけな癖に禁欲的だったので、次の子で発散を…()
ママ………なの………?おっとりお姉さん本当にだいすきです…にこにこしながら歌仙ちゃんの雅トークに相槌打ってほしい。でもあんまり面倒見られて弟とか子供扱いなのでは?ってちょっぴり不満な歌仙さんも見たい。はー楽しみです。ハードル上げておきますね!!!!
いえいえ、どうかお気になさらず!以前も言いましたけど、とにかく私生活優先で空いた時間にでも返して頂ければ結構ですからね。次回のイベントとか妄想しつつ審神者さんの設定練ってますので、葵ちゃんの方も焦って締める必要はありませんからね。もう暫く堪能させてくれてもいいのよ。)


【宗三左文字】

………男なんですけどね、これでも。
( 聞こえた自然な感嘆の声に無意識に口角を上げたのも束の間、すぐに唇が真一文字に結ばれる。腕が折れないか、だなんて。彼女越しに自らの腕を眺め、不満げに吐息を漏らす。無論自分が恰幅の良い方だとは微塵も思っていないが、それでも侮られるような発言は気に障る。折角想いが通じたというのに、これではまるで異性として見られていないかのようで。不貞腐れた幼子のように上記を呟き、深い溜息を一つ。冷や水を浴びせられたように冷静になった頭は、先程の彼女の言葉を復唱する。ああ、そう言えば初期刀が此方へと向かっているのだったか。「所で、こんな姿誰かに見られても___、」良いんですか、そう続ける筈の唇は息を呑む音だけを落とす。斜めだった気分も全て真っ新になり、頭は不意打ちの愛の言葉に喜色のみを示す。見開いた寒色の瞳を一度伏せ、ぎこちない動きで顔を逸らす。勘弁して欲しい、これだから好きなのだ。頬がじわりと熱い気がする。腕がもう一本あれば彼女の瞳を覆い隠していたものを、腰が抜けた彼女を放るわけにもいかず気まずげに表情を歪め。)



  • No.288 by 葵  2019-05-17 21:58:13 




(/えーーーなんですかその子めっちゃくちゃ可愛いですね!!抜けてる!可愛い!絡むのめちゃくちゃ楽しみです……!
葵さんが快活の塊みたいな感じだったので大人しいお姉さんやりたかったんです……()そうですね、子供扱いが不満な歌仙ちゃん可愛がりたいです!でもそんなに上手くいくかしら!
わーー本当にすみません、ありがとうございます……!お言葉に甘えてばかりで本当に申し訳ないです……ありがとうございます!お優しすぎて頭が上がりません。もう少しばかりいちゃいちゃさせていただきます。)


【葵】


え、嘘。宗三照れてる?可愛いね。
( 彼が何かを言いかけたのが気になって顔を上げると、普段からは想像もつかない気色の彼。少し頬が赤らんで、口元が歪んでいる。常々彼の澄ました余裕たっぷりな表情を崩してやりたいとそればかり思っていたが、まさか今日拝めるとは思わなんだ。目を丸くして、少しばかり腕に力を込め彼に顔を近づける。抜けた腰はそろそろ戻りつつあるが、甘えると決めた以上はそれは黙っておかなければ。覗き込むように彼の朱に染まった頬を眺めると、つい笑みが零れてしまう。揶揄いたい悪戯心が確りと働いて、上記のように悪戯っぽく話して。長い前髪が彼の顔を少し覆い隠してしまっているのが残念だ、もっと色々な表情を見たいのに。「素直じゃないんだから。」なんて年相応の少女の笑顔で付け加えると、廊下の奥に感じる他の男士の気配に気がつく。__ああ、この状況、もしかしてまた説明が面倒になるのでは。詰めが甘かったかな、なんてぼんやり思いつつ。 )




  • No.289 by 宗三   2019-05-18 10:03:29 





(/ そう言って頂けると幸いです!!!!!あまり頼り甲斐のない子ですので、程々に厳しく程々に優しく内心無意識サイコで支えて頂ければ嬉しいです。その内「俺たちは恋仲ではなかったのか…」って言われて好感度メーターぶち破る予定です。
君のために修行にも行ったのにね、なんてちょっぴりしょんぼりする歌仙さんが見たい!!!!強くなって更に頼られると思ってたら更に子供扱いになっちゃった歌仙ちゃんきゃわわ…
いえいえ、どうか気に病まないでくださいね。うちの不躾な宗三で宜しければいくらでも提供しますので、出来ることなら少しでも癒されればとても幸せです。とにかく無理はなさらず!! )


【宗三左文字】

………小生意気な…
( 屈託のない笑顔が小憎たらしく、その表情に見惚れてしまう自分がそれ以上に憎い。負け惜しみのように上記を零し、更に顔を背ける。未だ男の歯牙を知らない生娘の癖に、よくもまあ人の心を乱してくれるものだ。此方へと腕を伸ばす様から見て、未だこの甘い空気を堪能したいのだろう。障子を隔てた向こうに見える恰幅の良い影に一瞥を寄越すと、憂げに溜息を。全く以って間が悪い。「主、昼餉の用意が出来たから___手隙ならおいで。」何処か躊躇いの色を感じる細川の声。戸を開けず、廊下から声を掛けるだけというのも些か気になる。一言残して去る気配を目で追い、顔だけを腕の中の彼女の方へと向き直る。軈て遅れて目線も遣ると、「何ですか、あの気遣い方」だなんて訝しげに一つ。この時間に水を差されないのは僥倖だが、ああも分かりやすく気を遣われると居心地も悪いというもの。すっかり紅潮も引き、ただただ眉を寄せ。)



  • No.290 by 葵  2019-05-19 22:24:47 



(/かしこまりました!とってもとっても楽しみです、いい感じの膝くんを提供できるよう努めますね。
あーー可愛い歌仙ちゃん!!よしよししてあげたい!すごい!!可愛い!
そう言って頂けて本当に助かります、大好きです……。宗三さんにめちゃくちゃ癒されてるので本当にありがたい限りです。)


【葵】

はーい、ありがとね歌仙。
( 牡丹のふわりと香る初期刀の声、少し躊躇いがちな声をしているあたり、彼の雅センサーがまた働いているのだろう。蜜月な時間を邪魔するまい、と気を使ってくれているのだろうが彼には逆効果だったようだ。間延びしたいつも通りな返事を返すと、退紅の髪を指で救う。困った様に笑いながら、彼の髪を緩く三つ編みに編んで弄ぶ。「さっき同じ布団で寝てたの見られてたみたい。弁解はしたけど、お赤飯炊かれると思うよ。」身を預けながらこうして話す時間も悪くない、心理的にも距離が一等縮まった様な気がして中々気分が好い。そんな事を思いながら説明を加えてやると、一瞬で本丸に知れ渡ってしまうような料理名を一つ上げて。祝いの席位でしか並ばない料理なのだから察しの良い面々は直ぐに気が付いてしまうだろう。近侍の同僚である藤色の彼や、左文字の兄弟には特に。嗚呼、そうだ。兄弟と言えば。「江雪さんとか小夜ちゃんは嫌がらないかな。」弟君は初鍛刀だった分安心して良さそうだが、一応の確認を取っておきたい。あまり深い心配では無いが、大丈夫かどうかを尋ね。 )




  • No.291 by 宗三   2019-05-19 23:13:03 





(/ 何となく、兄者は舐める、弟は噛むってイメージあります。がぶがぶ。無意識に強く歯立てちゃっておろおろ謝りながら、自分の歯型付いたことに満たされててほしい。もうこれどうでもいい膝語りなので真面目に返信して下さらなくて結構ですすみません!!!
主様からのお返事嬉しくてだかだかっと返しちゃってますけど、決して急かしているわけでは!!!ありませんので!!!一週間程度開けてもちゃーんと待ってますので、無理だけはしないでくださいね。いーっぱい兄者に癒されちゃったのでせめてものお返しが出来れば幸いです。)


【宗三左文字】

___せきは…………ああもう…、
( 視界で揺れる撫子の色を隔てて見える彼女の嬉しそうな表情。一度に色々な情報を与えられ、脳が許容を超えてしまいそうだ。先程の妙な気遣いの真意を解し、苦々しい色を浮かべて溜息を落とす。彼女の巫女服から香った牡丹は、差し詰め相談でもしに行ったのだろうか。神妙な表情で初期刀に自らへの想いを吐露する彼女を考えると、非常にいじらしくて愛い。これが惚れた弱みというものか。しかしこの話を聞いてすぐに広間へと_加えて彼女を抱えたまま_向かう気にはなれない。一度布団へと腰を据えると、腕の中の華奢な身体を膝へと乗せ腰を抱き寄せる。再び深く息を吐くと、自由になった手で柔らかな黒髪を指先で掬うように撫で。彼女の口から出た兄弟の名前にふと目を細め、表情を変えずに唇を開き。「…実を言うと、兄様には前々から相談をしていたんですよ。」何かと厭世的な自分が恋に悩む様は長兄に取って気の良いものだったらしく、常々甘えてしまっていた。夕餉は赤飯、そして自分は今晩自室にはいない。さて、一体何を言われるやら。困ったように、それでも何処か満更でもなく、彼女へと視線を向け。)



  • No.292 by 葵  2019-05-20 21:18:08 




(/いえいえ、大丈夫ですよ!膝くんを回す際に理想に近づけるようにようにする為にも沢山語ってください!本当に!兄者より弟者の方が牙が鋭そうな感じはしますね。やっぱ蛇…
えーーんお優しいです、本当にありがとうございます…!時間が開いて見る度に頂けるお優しい言葉が本当にありがたい限りでそれだけで癒されるのに、素敵な宗三さんまで頂いてしまって本当に嬉しいです。膝くんでお返しできるように頑張りますね…!無理はしていないつもりですので!!)


【葵】

え、宗三と江雪さんが恋バナ…なんか意外。
( 露骨に肩を落とす彼に目を丸くする。寧ろ牽制する必要が無くなったのだから楽といえば楽なのではなかろうか、だなんてお気楽な事を考えながら彼の髪を編む。指通りの良い髪から香る椿油がお揃いであることが嬉しく、つい頬が緩む。愛おしげに髪を撫でてくれる手も、何もかもが好きだ、なんて。胸の奥が擽ったいような気がして息を吐くと同時に少しばかり身を捩る。そのまま彼の胸の中に収まるように体重を預けると、彼の口から紡がれた言葉にもう一度目を丸くして。口から零れた率直な感想。彼の兄が身に纏う仏教的な法衣や、純潔さを際立たせる立ち振る舞いから勝手にそういった話は全くしないと思っていたのだが、相談を受けていたのか。__否、この性格の弟が恋患いで兄を頼れば喜ばれるものなのだろう。一体どんな事を相談していたのだろうか。暫しの間を開けてから小さく笑みを零すと「それで、どんな事話してたの?」なんて悪戯な探究心のままに尋ねて。 )




  • No.293 by 宗三   2019-05-20 22:28:12 





(/ えへへーではお言葉に甘えて欲望をば。そこまで執着表に出さないだけで、実際執着出るとこまで掘りすすめると暫く離してくれないイメージあります蛇しゅき…………。兄者がタイプ云々とか言われても、それなのに選ばれたのは自分、みたいなかれぴの余裕()で流してくれそう。でも流石に誰々が好きは看過できないひざかわ…
というか葵ちゃん可愛すぎて捗る捗る………これしっかり朝チュンまでいっていいんですよね!?!?!?こんな可愛い葵ちゃん汚しちゃっていいんですか!?!?!? )


【宗三左文字】

……別段と特別な話はしていませんけどねぇ…
( 変わらず浮かれた様子の彼女が可愛らしい。高揚しているのは念願の想い人と結ばれたからなのだろうか、聞けるはずもなく勝手に自らで肯定する。力を入れれば折れてしまいそうなか弱い身体を改めて包み、愉しげな笑みから目を逸らす為に瞼を下ろす。同時に息を吐くと、暫く口内で言葉を転がす。軈て観念したように薄く睫毛を持ち上げ、保険と言わんばかりに上記を。色恋に沸き立つ早乙女に冷や水を浴びせようというわけでは決してないが、本当に大した話はしていない。あの仕草が好きだ、あの刀とは距離が近過ぎる、__そんな小さなことから始まり、刀からの恋着をどう思うのか、どういった異性が好みなのか、一体全体自分のことをどう思っているのか。ぽつりぽつり、普段兄に話すように言葉を綴ると、熟彼女で頭が一杯の自分が可笑しい。「僕はね、貴女に骨抜きにされてるんですよ。」目を細め穏やかに口許を緩めると、藤色を隠す艶やかな黒髪に口付けを。そう思うと早いところ兄弟を安心させなければならないような気もして、そんな余裕が生まれた自分に対しまた一つ笑いを。)



  • No.294 by 葵  2019-05-21 22:10:43 




(/んんんー好きです……!執着してるけど表に出さない、顕にしたら離さないタイプ……めもめもです。かれぴというか彼氏面というか。普通にやりそうですよね、何かあったら「俺は彼女のもの(刀も男も)だからな」みたいなとこありそうです。
いいんですよ!!!大丈夫です!!!素敵な素敵な宗三さんに捧げます!())


【葵】

……そう、なんだ。なんか新しい一面を垣間見た気がする…。
( 彼の口から少しずつ紡がれる言葉を聞こえて来た順に咀嚼していく。俗世から離れたようなイメージを抱えていた分、随分と俗物的な悩みに以外だと思う一方で、こんなにも想って貰えていたという事実がじわじわと押し寄せてくる。嗚呼、また頬が熱い。彼が言葉を紡ぐ度に、自分もそうだ、どう思っているかだなんて、好きに決まっている、そんな事を逐一心の中で答えていく。極めつけの一言にかあっと顔に熱が集まるのが解ってしまった。相好を崩してはいるものの、つとめて声を落ち着かせ上記を。嬉しさからつい調子良い声が出てしまいそうになるが、ぐっと堪えて。物欲を見せた事が余りない彼の独占欲が自分に向いている事が嬉しい。そういった意味でも彼の知らない一面を見て、また一つ愛おしい恋人の事を知られた気がする。編んでいた退紅の絹糸から手を離し、朱のさした頬を手で多いながら眉を下げる。それだけ話してくれているのなら兄に挨拶する分には問題ないだろうとの安堵も一つ。「小夜ちゃん……は、知ってるよね、多分。」では次は、と弟君の事を考えるも、初日から日々を共にしている大人びたあの子ならば知っていても何ら可笑しくない。言うまでもなく大丈夫かと笑いを零して。 )




  • No.295 by 宗三   2019-05-21 23:13:01 





(/ あぎゃあ膝すき…好き過ぎる……勝手に恋仲だと思ってる……。膝に限ったことじゃないんですけど、些細なことじゃ妬かないくらいのガチ勢って素敵だと思います。勿論一番愛してるし、主のこと一番愛せるのも自分、みたいな揺るぎない自信しんどい。しかし妬いたときが怖い。
やっぴーーー!!!!!一応宗三さんから勝手には手出させないので、主様が朝チュンしたいよーって思ったら言ってくださればチュンします。リアルのご予定もあるでしょうし基本的に受け身でいますのでー!!! )


【宗三左文字】

___…行くべきですかね、昼餉。
( 手が離れ、随分と緩くなった撫子色の編み目に指を入れる。そっと手櫛で梳かすと、赤く熟れた食べ頃の果実のような頬へと目線を滑らせる。想起されるのは先の初期刀の文言。手隙か、だなんて。最愛の女性が目の前でこんなにも愛らしい姿でいるというのに、手隙な筈がない。此の儘時が止まってしまえばいい__御伽を信じる稚児のような空言を思うと、深く溜息を。ぽつりと上記を呟くと、枝垂れる桜色を耳にかける。全く、文化人を気取っている癖に厄介な言い回しをする。手隙でないのなら、行かなくても良いとでも言うのだろうか。再び顔を上げ彼女の前髪を軽く払うと、羞恥に染まった目尻に口付けを送る。柳腰を抱き寄せ、露わになった滑らかな額に自らのそこも合わせて。腕を回した腰をそっと撫でると、二つの宝石をそっと細め。「…まだ貴女を占めていたい。」薄い唇を動かすと、空いた片手を頬を覆い隠す彼女の小さな手に重ねる。主人の矜持など何も感じないこの表情が、普段の色を取り戻してしまうのが意に染まない。彼女は知る由もないだろうが、唇を重ねなかっただけ理性の箍が働いているのだ。途方に暮れたように眉を下げ、藤の双眸を覗き込み。)



  • No.296 by 葵  2019-05-26 09:38:57 




(/ああぁ本当に遅くなって申し訳ないです……!本当に何もお返し出来ていないのが不甲斐ないばかりで…。
あーーわかります!!ほかの刀や他の人間が自分の愛を超えられるはずないって思ってるのいいです。自分が一番っていう自負があるの最高ですね。膝くんならやりかねない。
かしこまりましたー!!時期を見てチュンさせましょう!!!なかなか進められず申し訳ないです本当に…額が地面に埋まりそうです。)


【葵】

……じゃあ、あと十分だけね?
( 細められた二色の宝石と交差した視線にドキリと心臓が跳ねる。嗚呼、矢張り前々から思っていたが狡い人だ。こうして表情の一寸した変化だけで一喜一憂してしまう自分の腑抜けっぷりが情けなくも思えてくる。彼の強請る様な言葉につい頷いて仕舞いそうになるが、人としての食欲という物はそう我慢出来るものでは無い。少し恥ずかしそうに目線を泳がせて逡巡する素振りを見せ。確かに彼に独り占めされるのは悪くない。其の時間は夜に作ってしまったし、何より健康体の自分は朝から何も食べていない。だからといって今この時間を直ぐに終わらせて仕舞うのも名残惜しい__暫しの間小さく唸ると、軈てどちらとも言えない微妙な答えを出して。十分ならば作業をしている他の刀達が食堂に集まるのにも丁度良い時間だろう、そう思えば上記を告げ、困ったように微笑んで。 )





  • No.297 by 宗三   2019-05-26 12:14:49 





(/ よかったー主様生きてた!!!!!!!それだけで十分です!!!!!!!
鶴丸とか絶対そういうタイプだなって思います。何となく伽羅ちゃんも手練手管へたっぴそうだから鶴さんとは違うベクトルで謎の確信ありそう。んひぃガチ勢伽羅ちゃんきゃわわ…
いえ本当に生存報告だけで十分ですので!!本当にお忙しいようでしたら生きてますの一言だけでもほっと一息つけますし!ちゃんとご飯食べてるかなとかちゃんと眠れてるかなとか母のような心でいつも思ってます() )


【宗三左文字】

…………じゅっぷん…。
( 分かりやすく狼狽に泳ぐ視線を目で追い、その様子に些か不満を覚える。小さな呻き声と共に聞こえた単語を小さく復唱すると、合わせていた額を離し。細めたままの双眸を下へ下へと降ろすと、行き着く先は彼女の腹部へ。再び表情を確認するように一瞥すると、掌を相手の餌袋に宛行い。「………そんなに空き腹ですか。」全く以って色気がない。否、朝餉を摂っていないのだから本来ならば当然なのかもしれないが。確かに自分は他の刀に比べて人間としての欲求が希薄なきらいがある。それは承知の上だ。しかし想いの実ったばかりだというのに食欲を優先されては、片恋を続けてきた身として面白くない。と言うより、情緒に欠ける。当てていた手を指だけ残し、厚い布越しに身体の輪郭を撫で上げる。夜に十分な時間を設けるのだから我慢しろと伝えたいのか。結ばれてしまった以上、もう一時も離れたくないと云うのに。呆れた目線を最後に向けると、諦観を含め溜息を。昼餉に向かうのなら、いつまでも着流しのままでいるわけにもいかない。甚だ面倒だ、胸中で呟きつつ手を離してすっくと立ち上がり。)



  • No.298 by 葵  2019-05-28 21:06:27 





(/あーーわかります!!これだからおだては!!!!普段口には出さない癖に審神者ちゃんが「私の事一番好きって自信ある人ー!」って呼んだら誰とも言われてないのに「……騒々しい、何だ」って来るタイプですよね。どんな状況なのやら。
募集主は此方だと言うのに多忙と相まって体調管理が上手くいかなくて申し訳ない限りです……。本当に優しすぎませんか!!!好きです!!!)


【葵】

だ、だって朝から何も食べてない……ごめん……。
( 目に見えて不機嫌になっていく愛おしい恋人の雰囲気を感じ取ってつい苦笑が零れる。ただでさえ何故か厨当番に日頃から沢山食べさせられて居る上に、偶に面倒みの良い刀が隣に座るとおかずを渡されてしまう位には量を食べている。それに慣れてしまった身体では空腹感の主張が強いもので。上記を彼に告げて申し訳なさそうに眉を下げる。流石に情緒感が足りていないのは解るが、生存欲求なのだから仕方があるまいと自分に言い聞かせる。離れてしまった彼の体温を名残惜しく思いながら乱された服を改めて整える。鎖骨の痕は隠しておかなければ。「……食べ終わったら、昼寝でもする?」普段は業務に明け暮れてしまう為こんな事を言うのは珍しいな、なんて自分でも思いつつ、半分彼のご機嫌取りの為に続けるとちらと彼の様子を伺い。__もう半分は宵に秘め事をする分の睡眠時間を宛てがおう、という物で。 )




  • No.299 by 宗三   2019-05-28 22:31:52 





(/ どうせまた政府が刀剣男士と審神者の云々を調べたいからうんちゃらしろとかそういうあれですよねわかります。何らかの事情で本丸が金欠だったりするんだ…(よくあるやつ) 慣れてそうだしみっちゃんとかに頼もうかなーとか言って自分じゃないことに驚愕するガチ勢見たい…見たい…
暦の上では春だというのにこの猛暑ですし夜は寒いですし、どうかお大事になさってくださいね。大体このくらいまで忙しいよーとか教えてくださればそれまでお座りして待つ所存ですので、本当に無理だけはなさらないように!! )


【宗三左文字】

……はあ、ご機嫌取りですか。
( 食べ盛りもとうに抜けたというのに、立派に食い意地を張る目の前の主人に幾つか瞬きを。実を言うと彼女は此方のせいで、彼女の知らないところで定期的に病に罹っていることになっているのだが、それが裏目に出てしまったか。持ち主に似て心配性な家臣だ、彼女の身の回りに気を配るのは自分だけで十分だというのに。乱されてしまった服を整える姿を見下げていると、様子を窺うような言葉に眉を動かさず上記を。澄ましてはいるが、その発言自体は好ましい。病を理由にすれば彼女と二人で、というのも可能だろうか。普段業務に追われる昼間に構ってもらえるというだけで、情けなくも舞い上がってしまう自分がいる。「それとも、房事の前倒しとか。」短刀のように浮かれる自分を隠すように少々意地悪を加えると、腰を落ち着けたままの彼女にそっと手を伸べ見下ろしつつ、ふっと笑み。)



  • No.300 by 葵  2019-05-29 19:15:14 




(/凄くよくあるけど凄く便利なシチュエーションですね……!!!!あー伽羅ちゃん可愛いなぁ。当然選ばれると思ってたら隣の光忠が選ばれて目ぱちくりさせて欲しい。何故俺じゃないんだ…!って悶々として欲しさあります。
すみません、ありがとうございます……!6月の頭まで少々忙しいのですが中旬以降は暇が少しずつ増えていくかな?と思いますので!体調とにらめっこしつつやらせて頂きます。
それからですが、次で締めてくださればキリも良さそうなのでチュンさせちゃいますね!)


【葵】

…普通に寝るだけです、急いでやる仕事もないし。
( 恋仲であっても皮肉っぽさの抜けない口調についつい苦笑してしまう。嫌じゃない癖に、なんて変に自惚れつつもその素直じゃない彼を愛おしく感じて、自分もと立ち上がろうとする。そんな矢先に聴こえてきた意地悪にピタリと固まってしまい。__前倒し。流石に白昼堂々そういった行為に及ぶのはとても恥ずかしくて出来そうにない。考えただけでほんのり熱くなる頬を内頬をきゅっと噛んで抑える。抑、皆が起きているのだから薄い障子と襖程度では筒抜けになってしまうだろうに。赤飯どころではなくなってしまいそうだ。それはどうしても避けたい、気を紛らわす為に大きめの溜息を態と吐くと、差し伸べられた手を取り、立ち上がりながら言い訳がましく上記を。立ち上がって服の皺を軽く整えると、微笑み返して彼の手を握る。「ご飯の時、隣座ろうね。」学生の頃に友達と交わしたようなほんの些細な頼み事を付け加えて。 )




  • No.301 by 宗三   2019-05-30 19:20:22 





(/ なまじ気が利くだけにみっちゃんが一番困るやつ…!!!こっそり裏で伽羅ちゃんの方が良いんじゃないかなーとか言われたいですね。それでまたこそこそ二人でと悶々とする伽羅ちゃんまで見えた!!!
了解しました!どんどん夏に近づくわけですし、夏真っ盛りになる前までにはのんびりできると良いですね…!といっても既に暑いので水分補給は忘れずに!
そしてこちらも畏まりましたー!お忙しい中文章量増えるのも申し訳ないですし、新規に始めるとしても歌仙ちゃんだけでも結構ですからね。締めたいなーと思ったら是非気兼ねなく!)


【宗三左文字】

ええ、易々と隣を譲れるほど無欲にはなれませんから。
( 大袈裟に吐かれた溜息がいじらしく、愛しさを募らせ苦笑を浮かべる。先程から普段の自分が呆れる程に胴欲で甘い言葉が内から溢れて止まらない。恋というものはこれ程までに人を狂わせてしまうのか、想いの通じた未知の恋慕に一周回って恐ろしささえ感じる。取られた小さな手を壊さぬようそっと握り返すと、可愛らしい小さな頼みに拍を入れず上記を答える。間髪を入れなかったのは、考える間を開けてしまうと羞恥が湧いてしまいそうで。薄い唇の端を上げ、穏やかに自らの恋人を一瞥すると、軽い身体を抱き寄せ腕を引く。付喪神は道具故、人から愛されることを良しとする性質が多い。そんな男共の前でこれ以上彼女を野晒しにするわけにはいかない、もう離してなるものか。そっと彼女の黒髪を分け、項へと再び吸い付く。白い肌に紅い鬱血痕をもう一輪咲かせると、満足そうにそれを眺め。ああ、強い風でも吹けば見えてしまうかもしれない。吹いてしまえばいい、だなんて願いつつ、きっと聞こえるであろう彼女の苦言に上書きするように「行きましょうか。」と一言。夜に再び戻って来るであろう主人の部屋の戸を引いた。)



  • No.302 by 葵  2019-05-31 21:41:50 





(/あーーー伽羅ちゃん癒しです!!!可愛い!!!最高に可愛いですねそれ!審神者ちゃんが部屋で一人になったらあんまり音を立てずに部屋入ってきて無言で隣に座って「何故あんたは俺を選ばない」みたいなこと聞くのかな……聞きそうだな。
わーーありがとうございます!そちらも同じく体調にはくれぐれも気をつけてくださいね…!!気温の変動も大きいですし、お互い気をつけていきましょう!
畏まりました!文章量の点は余り気にせずとも大丈夫ですよ!新しい審神者さんとの出会いがとっても楽しみです。
そしてチュンさせて置きましたので!此方ももうすぐ終わりでしょうか、キリが良さそうな時に締めさせて頂きますね!)


【葵】

____…ん………。
( 早朝の柔い陽射しが頬を撫でる。眩しさに薄く目を開くと、目の前に細やかな薄紅梅の絹糸が垂れ下がっており、揃いの椿油に混じって少しばかり汗の匂いが鼻をつく。そういえば、昨日は想いが通じ合って、それから__。思い出しただけでも顔がほんのり熱くなるが、それを加味しても実に幸せなひと時であったことは間違いない。繊細な体躯で女性的な所のある彼だったが、確りと男性らしかった所を思い知らされたものだ。まだ長い睫毛を伏せた儘の彼にかかる髪を避けると、胸元に見えるのは揚羽蝶の刻印。彼に刻印を入れた、誰もが知る先人を羨ましく思ってしまうのが情けない。抑、自分には彼に付けられた紅い鬱血痕が彼方此方に散っているのに、彼の白い肌は魔王の刻印以外まっさらである。子供じみているとは思うが、上書き、なんて誰に言うでもなく言い訳をしてその刻印にそっと口付けると。 )




  • No.303 by 宗三   2019-05-31 23:10:20 





(/ 無自覚隠れガチ勢すき………伽羅ちゃんの場合、サニーが何となく伽羅ちゃんに嫌われてる気がするとか思ってるやつ………でもサニーも結局伽羅ちゃん好きだから最終的に頭緩々ラブラブハッピーエンドなんだ……
連日の暑さにしっかりバテてます。まだ暦の上では春なのにまーーーったく食欲出ませんね!!体重ゴリゴリ減っていきます。主様もどうかお気をつけて…
私も!!!!!あらあらうふふ系の審神者さんがとっても楽しみです!!!!!早く歌仙さんで愛でたいと心の雅毛が抑えられません…心がミヤミヤするんじゃ。)


【宗三左文字】

____…身体、平気ですか。
( 目が醒めるや否や、自らの胸に埋まる華奢な円い身体を抱き寄せる。艶やかな黒髪に顔を埋め再び睫毛を落とすと、乱れた濡羽色を愛しむように手櫛で梳かす。つい数時間前迄与えられる享楽に悶えていたと思うと、瞼の裏に扇情的な光景が浮かび上がるようで。ふ、と小さく口角を上げると、そっと身体を離し顎を掬って、色付く唇を一つ啄む。徐々に明瞭になる意識に合わせて愛しい花妻の姿を捉えると、白い肌に咲く紅い花が目につく。刻印を疎む自分がここまで所有印に踊らされるとは、全く以って皮肉だ。もう一度彼女の体躯を抱き締め、存在を確かめるように柳腰を撫でる。昨夜の倦怠もあってか、矢張り睡眠は深かった。これからは毎晩でも同じ閨で夜を共にしたいものだ。幸せな気怠さに溜息を吐くと、そのまま再び寝入ってしまいそうな己に鞭を打つように唇を開く。僅かに声が掠れ、調整するように小さく咳を払い。)



  • No.304 by 葵  2019-06-02 16:49:55 




(/あーー可愛い癒しですね……鶴さんだと意外と内気だからこうはいかなさそうです。
ええぇめちゃくちゃ心配です……!無理しない程度にちゃんと食べて休んでくださいね!最近はまた冷えつつありますがまた急に蒸し暑くなったりしますのでくれぐれも気をつけましょう…!!!
気が早いことにpfができてしまったのでとっても楽しみです!!!彼氏面膝くんの用意もバッチリできておりますので!!)



【葵】

うん、平気。……ありがとね、宗三。
( 法衣越しでない細腕の中に抱き締められると胸がドキリと跳ねる。数時間前までこの腕の中で乱れていた事実が押し寄せて気恥ずかしくなってくる。彼がどう思ったかは解らないが、こうして一晩明かせた以上悪くは無かったのだろう。心地好い気怠さに身を委ねつつ平気であることを伝え。初めての相手が彼で良かった、好きな相手に自身を捧げられた事への多幸感に包まれながら、緩く間延びした声で彼の頬に手を添え上記と共に微笑むと。__そういえば、昔の風習では恋愛は結婚の前段階である。現代のように自由恋愛でない以上、彼にとって自分は「恋人」なのか「結婚相手」なのか。何となくそれが気になったのと、意地悪を言って困らせてみたいと言うのが相まってしばし脳内で言葉を巡らせると、んー、と小さく唸る。軈て言葉が思い付くと、甘えるように相手の名を呼んでから口を開いて。 )
__ね、私に縁談が来ちゃったら宗三はどうする?




  • No.305 by 宗三   2019-06-02 18:59:24 





(/ 伊達って鶴丸貞ちゃんは審神者のこと転がしてくれそうで、みっちゃん伽羅ちゃんは転がされてくれそうでkawaiiです。貞ちゃんに転がされてえなーーーー!!!
湿気と気温でむんむんでおえっぷです。栄養摂ってないから体力衰えて睡眠時間が増えてきて、ちょっぴり不穏な気配を感じてます生きてます…………せめて食べられない日でもサプリとか飲みましょうね!!
彼氏面サイコ童貞丸…ッッッッッ!!!!!!次の審神者ちゃん楽しみすぎて楽しみなのでサンプルボイス付けて頂けると滾りまくります。きゃわいい女の子のサンプルボイスだけで生きていける。)


【宗三左文字】

……嫁入り道具にでもなりましょうか。短刀でも太刀でもありませんけどねぇ。
( 小さな身体を壊さぬよう包むように抱き寄せ、首元に来る黒髪に自らの節くれだった指を通す。重い瞼を再び下ろし、薄く射し込む早朝の光に鬱陶しげに眉を顰め。暫くして聞こえてきた彼女の甘えた声に乗せられた自らの名に、小さな声を零して返事を。右から左へ、という予定だったのだが、どうやらそうもいかないらしい。重かった瞼は自然と上がり、二色の双眸が目の前の黒髪を捉える。肌を重ねた翌朝にする話ではないだろうに、徒らに此方を妬かせたいのだろうか。全く頑是のない子猫だ、深い溜息を返すと、止まっていた手を再び動かし髪を撫でる。そう易々と感情を露呈して堪るものか、気怠げな吐息混じりに上記を口にし、自らの睫毛と彼女の黒髪を絡める。さて、本当に彼女の元へ縁談が舞い込み、それに頷いたのだとしたら。___そこまで考えて、思考を打ち止める。この幸せな朝には不似合いだろう。)



  • No.306 by 葵  2019-06-02 20:57:04 





(/んんんんーーわかりみ深いです!!貞ちゃんがいい男過ぎて毎回打ちひしがれてるんですよね。みっちゃんは振れ幅大きいですけど結構繊細な所あるので絶対転がされてくれちゃいますね!!
冷たいものばかりに偏ると体調崩しがちですので気をつけていきましょうね!大根おろしとか美味しいですよ。ご無理だけはなさらないように……!
対兄者の時のナヨナヨ感無しの思い込みサイコやっちゃいますよーーー!!源氏の重宝としてのプライドもバリバリですよ!サンプルボイス畏まりました、pf載せる時にくっつけておきます!)


【葵】

むぅ。そこは冗談でも娶るって言ってほし……__あ。
( 扨、彼は一体どんな風に表情を曇らせてくれるのだろうか。胸が高鳴るような独占欲の強い台詞の一つでもくれないだろうか。そんな事に期待を膨らませながらにやりと口角を上げて彼の言葉を待つ。深い溜息と共に打ち出された答えが自分の満足のいくものでないと判ると、当然それが面白くなくて幼子のように唇を尖らせる。一夜明かしてすぐに無粋な質問をした自分も人の事が言えないが、女心を判って居ない。不満を思い切り露わにした声音で上記を紡ぎ始める。後に「嘘です」と付いても良いからそういった事を言って欲しい、と言いかけた所ではっと気付く。これを言ってしまったら確実に此方がプロポーズしている事になってしまう、というかその気がある事になってしまう。満更でないとはいえ之は軽い女と見られてしまうのでは。抑、神様に嫁入りなど甚だ身分不相応では。羞恥と懸念が降り混ざって「なんでもない」と小さく矢継ぎ早に付け加えると、そのまま口を閉じてしまい。 )




  • No.307 by 宗三   2019-06-05 23:41:25 





(/ 大変お待たせ致しました、栄養摂ろうね☆とか宣って即身体が限界を迎えました。いやあ情けない…睡眠時間が増えてきたら要注意、ですね。ひとまず良くはなったのでちゃんとレス返できる…はず…
前も言った気がするんですけど、伊達で一番刺さるのは貞ちゃんだったりします。貞ちゃんが朝早起きして髪セットしてるの考えるともう心がド派手になっちゃう…
膝が何気臆さないというか矜持あるのいいよね………それと何気もう一ヶ月程女の子動かしてないのでちょっぴり不安でそわそわしてます。主様の審神者ちゃん絶対可愛いからつらんい! )


【宗三左文字】

おや、冗談で言い入れるような男が好みでしたか。
( 鼻腔を突く椿油の香りと、彼女特有の甘くて蕩けるような匂い。一片の歪みもない黒髪の感触が心地良かった。薄く呼吸をすると、シーツに投げ出された髪の束を一つ一つ拾い集め、手櫛で柳の髪を梳かす。縮こまってしまった主人は何処吹く風、昨日までの自分ならば表情を曇らせていただろうが、想いが通じ合った以上心にも余裕が生まれるというもの。娶るも何も、既に逃れられないというのに。平然と上記を返すと、一度身体をを離して整えた髪を確認する。「髪、伸ばさないんですか。」最後に表面を撫でると、一つ目を細め気紛れに呟くように語り掛け。髪の長い女性が好みというわけではないが、この翡翠の髪が更に長ければ美しいのだろうなと、単純にそう思う。細めた涼しげな双眸で髪の流れを追い、一文字に結ばれた唇の端を指の腹でくっと上げさせ。)



  • No.308 by 宗三  2019-06-10 21:26:44 





(/ もしかして気付かれていないのでは…ということで一度だけ上げておきます。催促しているわけではないのでどうぞ焦らず!のんびりお待ちしています。)



  • No.309 by 葵  2019-06-12 08:29:03 





(/あわわわ、上げていただいてありがとうございます、すみません…!なんとか多忙期抜け出しましたので戻って来れました!体調崩してらしたようですがその後大丈夫でしょうか?心配です……。
あーーっわかりみの塊…!中身が完璧な伊達男なんですよね、煌びやかで…極の「服見繕ってやろうか」で完全に落とされました。貞ちゃ、貞さん……!ってなりました。
うっ、女の子動かさせてないの私ですね申し訳ない…。朧さんとってもとっても可愛かったので其方の審神者さん楽しみです!)


【葵】

そういう訳じゃ無いけど……
( 昨日までと打って変わって__否、出逢った時に戻っただろうか、余裕綽々と言った様子で自分を見てくる事にむっとする。どうやら余裕が無いのは自身だけらしい。それが悔しくて幼子の様に頬袋に空気を溜めて膨らませ、不満そうに上記を述べ。我儘というのは承知の上だが、もう少し嬉しい言葉を掛けてくれても良かったのでは、と女心ながらに思う。言葉の割に髪を梳かす指から感じる体温や手つきの優しさから愛情は感じる分、尚のこと言葉をくれないその口が惜しい。軈て何の脈絡もなく独り言の様な質問を聞き取ると、目を丸くして膨らませていた頬をしぼめて、数度瞬きを。そう言えば、数年前に切って以降ずっとこの長さを維持している、切った理由は本当に些細なものだったがまた伸ばしてみようか。「伸ばした方がいい?前は長かったんだけど……見る?」充電器と共に床に転がっている端末に当時の写真が残っている。手入れが面倒になるが、髪を伸ばせばこうして撫でて貰える時間も増える分悪いことはない。長い方が彼の好みなのかもしれない。整えてもらった髪を一束摘んでみて。 )




  • No.310 by 宗三   2019-06-13 21:35:57 





(/ それはそれはお疲れ様です!!どうかゆっくり休んでくださいね。こちらは相変わらず暑さにやられてぐーすか寝ている次第です。ここから更に暑くなるとか信じられない…
貞さにとっっっっっても好きです……………。なぜかみっただのこと好きだと勘違いされてお節介焼かれたみある…。はぁ貞ちゃん………
おーーーーっ嫌味みたいになってしまった!!!!主様が締めると仰ってるのにやだやだ駄々捏ねてるのは私ですので!!!お気になさらず!!!葵ちゃん本当に可愛いです。)


【宗三左文字】

好み、と言えば伸ばすんですか?
( 成人を控えているというのに、一々言動が稚い__基可愛らしい人だ。食べ物を蓄える小動物のように膨らんでしまった頬を指先で撫でるように突き、愛しさに目を細める。華奢な肩をもう一度抱き寄せ、彼女を胸の中に覆い隠し。鼻先を黒髪に寄せ、椿の香りを取る小さな手に自分の手を重ねて。独言のような呟きへの返答に一瞬拍を置くと、薄く笑みを浮かべながら上記を返す。自分の言動が彼女に影響を与えていると思うと、幼稚な欲が満たされていくのを感じる。無論、髪が長かろうが短かろうが、愛しい彼女であるならば全てが許容範囲なのだが。「好みだ如何だというより、長ければ揃いだな、と。」付け加えるように後を追う。別段と髪の長い彼女が見たいわけではない。彼女に関する発言は何もかもが片生で、それを理解しながらも止め処なく溢れる言葉に呆れすら覚える。それだけです、余り唇を動かさず小さく言うと、腕の中の柔らかな身体を折ってしまわないよう優しく抱き締め。)



  • No.311 by 葵  2019-06-13 23:35:54 




(/ありゃりゃ、確かに最近気温の変化が著しいですもんね……。私も一時期まともに食事とれなくてやばかったです。夏生き残れるかな……
わかります、とっっっっっても好きなのわかります……貞ちゃんはただのイケメンなんだ…見た目が小さいだけで…!「主よぅ、みっちゃんがあっと驚く位可愛くしてやるよ!」って世話焼いて欲しいですね。違うんだ私が好きなのは貞ちゃんなんだ…!ってなるやつ。
大丈夫です!!可愛がっていただけてるのは本当に嬉しいですので!うちの子褒められるととっても嬉しくなります!)


【葵】

んー、まぁね。お揃い……ふふ、ぞっこんだってバレちゃうね。
( 乙女心のひとつとして出来る限り相手の好みに合わせたいというのがある。イメチェン、とやらを久しくしてもいないのだからその位なら全くもって容易いことである。伸ばすのが嫌になったらまた切れば良いという所も中々決断しやすい要因である。その上、"揃い"だなんて言葉を並べ立てられてしまったなら簡単に籠絡されてしまう。彼の思う壷とはわかっていれども、彼がそういった如何にも恋人らしい行動に興味があった事につい嬉しさが勝る。仮に揃いで髪を伸ばしたら、易々と受け入れる自分もそれを良しとする彼もお互いに想い合って居るのがこの本丸以外でも一目で解ってしまうだろうに、それが何だか面白そうでくすくすと小さく笑いを零すと。彼のものだという証の1つとして髪の毛を伸ばすのも良さそうだ、なんてだいぶ内心の方針が固まってくると、華奢であるのに確りと男性らしく筋肉のついた細い腕の中で愛おしい彼の心音を聞くと、応えるように背中に腕を回し、ぎゅっと抱き締めて。 )




  • No.312 by 宗三   2019-06-14 08:44:48 





(/ 栄養と睡眠は大事です。切実に。ウィダーじゅうじゅうしながらなんとか生きてるので大丈夫だと思うんですけど…お互いあまり無理はせずにいきましょうね。
前田くん平野くん貞ちゃん不動くんと短刀は王子様が揃いすぎている…アク強すぎる打刀以上の皆さんはどうか見習ってください。
しかし新しい審神者さんが楽しみすぎて心の歌仙さんがミヤミヤします。やっぱり歌仙さんは淑やかで操が固い人が雅なんだろうなあミヤミヤ…)


【宗三左文字】

それに、長ければ露見し辛いでしょう。
( 嬉々たる様子の好きな人を見るのは楽しい。愛らしいその笑みを作っているのが自分だとすれば尚のことだ。白魚のような指に漆黒の髪を巻き付け、動きを楽しむ。この緑髪を胸元程度まで伸ばした彼女を頭の中で描き、その内目線は自然と真っ白な首元へと。鎖骨の周辺にちらりと見えた紅い痕へと指先を這わせ、くるりと囲むように其処を撫でる。言ってしまえばただの小さな鬱血痕だが、意味するところは所有印。満足気に口角を上げると、底意地悪く上記を口にする。実のところ、耳裏だの項だのにも付けたかった。髪が長ければ更に彼女の肢体に自らの名を書けるというもの。風が吹いた拍子に見えてしまうかもしれないが、それもまた一興。所有印ならば、見せなければ意味はないのだから。くつりと喉を鳴らすと、抱き締めてくる彼女の口端にそっと唇を寄せ。)



  • No.313 by 葵  2019-06-14 21:50:27 





(/ウィダー楽ちんですけど無理しない程度に他のおかずも食べてくださいね…滅茶苦茶心配です……。
正統派王子様が短刀ちゃんに揃いすぎてて短刀ちゃんマジハイスペック……って驚嘆しました。打刀以上にクセが強いのは実践刀だからなのかしら。
ふふふ、そう言って頂けて何よりです!ママとお姉さんの中間を目指しましたのでぜひ是非お楽しみに!)


【葵】

ん___…もう!そういう事ばっかり考えて!
( 彼のわかり易い愛情が嬉しく、そのまま身を委ねていると不意に鎖骨に言い様もない擽ったさを感じて身をよじる。昨晩から散らされた彼の所有印をなぞっているのだろうと勘づくと、どうも気恥ずかしくて顔に熱が集まる。今は髪が短いから見えやすく彼も付け辛いが、髪を伸ばしてしまったらもっと増えるというのか。大事なものは自分のだと分かるように、という気持ちは非常に判るのだが、正直彼がここ迄独占欲の強い性格だとは思っていなかった。其れが嫌かと尋ねられたら否だが、意地悪く紡がれた独占の言葉も、寄せられた唇も含め接吻の数が多い。好きな相手から愛される事は当然嬉しいが、直に朝餉の時間にもなるだろうに。少しだけ距離を取ると、幼子を窘めるように上記を。 )




  • No.314 by 宗三   2019-06-15 10:50:52 





(/ 夏は切実に宇宙食欲しいですね。もっと栄養のある流動食をくれ。点滴は痛いので病院のお世話にはならないよう頑張ります…
打刀も太刀もわりと美術品だらけだからそれはなさそう…??多分うぐとか何か切った経験/zeroですよね。うぐちゃんボス踏むときの台詞うっきうきだもんね戦嬉しいね。
バブい歌仙さんにならないよう尽力したいと思います。修行直後ってことは7面入ってすぐくらいでしょうか。だとするとうちのさにわさんと同じ程度の進み具合なので是非仲良くしていただきたく…)


【宗三左文字】

僕を煽る貴女が悪いんですよ。
( 満更でもないだろうに、形だけで嫌がる彼女がまた愛おしい。今更幾ら主人の顔を繕ったところで、数時間前まではこの褥の上で嬌声を聞かせていたというのに。大体此方も好きで思考回路を淫猥に染めているわけではない。そんなことを言われたとして、男という性を持った以上結びつかざるを得ない欲だ。加えてただの鉄の塊だった自分に男身と恋心を与えたのは主人たる彼女で。窘められふっと笑みを浮かべると、敢えて距離は詰めず、薄ら笑いと共に上記を。片腕を伸ばすと柔らかな頬を掌で撫で、僅かに睫毛を落とす。戻ってしまうのか、主人の顔に。別段特別扱いされたいわけではないが、普段指を揮う主としての立場に戻られるのは気に食わない。朝だからと呑み込むしかないのだろうか、不満げに眉を顰め。)



  • No.315 by 葵  2019-06-16 20:58:23 





(/んーーわかります……胃腸が弱いので暑いだけでお腹痛くなるのすごい嫌なんですよね……。ざるそばちゅるちゅるしてばっかですぐ夏バテします…お互い気をつけましょうね…。
ああ、そっか美術品ですもんね…!戦える事にワクワクする子可愛らしいですよね、江雪兄様とか出陣させるの本当に申し訳なくなってしまう…
個人的に葵の初期刀が歌仙だった分次の歌仙ちゃんは初期刀じゃないかな……?なんて思っていたので、修行解放から歌仙ちゃんが極めるまでの間時間がありそうなので其方の審神者さんより少しだけ先輩かな、という所でしょうか。ほぼほぼ同じなので是非とも仲良くして頂けたら……!)


【葵】

あ、煽ってないよ、__多分!
( さも原因が此方にあると言いたげな台詞に目を丸くする。彼が妄りに所有印を散らす原因は自分にあると言うのか。確かに数時間前までは与えられる甘い快楽に呑まれるままに身を委ねていたし、自分でも恥ずかしい位の声を上げていたのが彼を昂らせたのかもしれない。然し一眠りして一日をリスタートした以上はそうもいくまい。直に日も高くなれば世話焼きな刀達が起こしに来るだろう、それ迄にある程度の身支度は整えなければならない。不満げに唇を尖らせて相手を見やると、彼も同じく不満げに眉を顰めている。彼との二人の時間も心地好く終わらせるのは惜しいが、職務があるならやる事は先にやるべきだ。変に生真面目な性分が働いて「お仕事頑張ったら甘えていいから。ね?」なんて励ましの言葉を掛けながら彼の頬にかかる薄桃の長い前髪に手を伸ばし、その隙間に手を入れるように頬を撫でて。 )




  • No.316 by 宗三   2019-06-16 22:20:46 





(/ 日々細くなる身体に呑気に喜びたかった…最近は雨ばかりで涼しくて快適ですね。ああ7月8月来なければいいのになあ…
江雪兄様遠征カンスト縛りとか江雪兄様根兵糖カンスト縛りとか和睦民も大概おかしくてすきです。兄様は永遠に馬のお世話してようね!(初太刀)
それ歌仙さんが初期刀にジェラシーなやつ!!!!!!!!!!でも最初に選ばれたの自分じゃないんだよなーって思っちゃうやつ…………うっ(死) )


【宗三左文字】

丸一日働くんでしょう、どうせ。
( 審神者に決められた勤務時間というものは特にない。日課や月課はただの目安であり、達成しなかったからといって目に余るようでなければ何を咎められることもないのだ。だからこそ、生真面目な彼女は少し働きすぎるきらいがある。それをとやかく言う気はないが、矢張り懸想している立場として余り面白くはない。滑らかな羽二重肌が自らの?を撫でる。ああ、今度は子供扱いか。二色の瞳で彼女を捉えると、深い溜息を一つ。重い身体に鞭を打ち半身を起こすと、畳に広がった着流しを手繰り寄せ羽織りながら上記を。若干の皺が出来た襟ぐりを直しつつ、それに、と付け加え。「僕が甘えるより、貴女に甘えて欲しいんですけどね。」彼女に背を向けたまま、一言だけ抗議を。もう貴女に励起された子供ではなく、番なのだから。不満を口内で一つ転がし、そっと呑み込んで。)



  • No.317 by 葵  2019-06-17 22:33:04 





(/生命の危機に陥るのでわーい痩せたーって喜べないんですよね。このままではやばいと解りつつも食欲はわかぬのです。寒過ぎると凍えかねないのでずっと11月くらいの気温がいいですね。
意地でも戦場に出さないお姉様方やばいですね!うちの江雪さんはバリバリ出陣させてるので本当に申し訳ないです。他の子レベリングしたいからもう一周しようね…(鬼)
ジェラシー歌仙ちゃんかわゆ……。初期刀に選べる五振りの中と言うだけあって他の子より初期刀へのジェラシーはとんでもないだろうなぁ……よしよししなきゃ。(使命感))


【葵】

長谷部じゃないんだから流石にそこまでしないよ。
( 日課や月課を熟せば追加で資材が貰えるし、刀帳埋めをする以上は資材の量が矢張り審神者としては気になる所。それを補うのに日課は丁度良いのだが、流石に明け暮れ迄仕事をし続ける気は毛頭ない。だらける時間というのは欲しいものだ、誰しも藤色の彼の様に仕事に喜びを感じるというわけでもないのだから。小さく笑って上記を返すと、雑に放られた襦袢を手繰り寄せ、緩慢な動作で起き上がり。襦袢の袖に腕を通しながら、甘えて欲しい、と零す彼の言葉に嬉しそうに耳を傾ける。甘やかしてくれるのは嬉しい事だが、甘え過ぎると仕事に身が入らなくなってしまう気がする。交際相手として甘えたい気持ちをぐっと抑えながら形ばかり主人の体裁を保ち、「昨日できなかったからその分、ね。」と付け加えて職務に向き合うよう自分に言い聞かせると。 )




  • No.318 by 宗三   2019-06-18 00:45:09 





(/ でも最近春も秋もないですからね!!!春物とか秋物の服の寿命10日くらいじゃありません??今年は5月頭からバテてました。
江雪兄様レア4の中でも屈指のステの高さだから仕方ない………。こりゅとか小豆さんとか兄様とか、戦嫌な子ほどステ高い傾向ありますよね。鬼畜。
出来れば最初に見出されたかったなーって常々思ってそうです。極歌仙は「今改めて選ぶんだったら云々」とか言って困らせてきそう感あります。きわ歌仙さん基本余裕ないよね… )


【宗三左文字】

____…長谷部………、
( 愛しい人の閨で発せられた他の男の名に、思わず柳眉が動く。ゆっくりとその名を復唱すると、宛もない声を埋めるように片手で顔を覆い、諦めたように深い溜息を。まるで間男へ向けるような思いから、奴も別段業務に喜びを見出しているわけではないだろう、と気持ちを無理くりに塗り替える。節くれだった手に無言で全てを吐き出すと、着流しの裾を整えがてら重い腰を上げる。乱れた髪を髪に掛け翻ると、二色の瞳を細め。「それならもたもたしていても仕方ないでしょう。ほら、」小憎たらしい同僚のお陰で気分も切り替わった。恋仲に向ける甘い声色ではなく、少し抜けた主人への多少の棘を添えた普段通りの声色を向ける。此方としても手早く業務を終わらせて二人の時間を作りたいのだから、この態度の方が合理的だ。立ち上がりやすいようそっと白い手を伸ばすと、急かすようにわざとらしく眉を寄せ。)



  • No.319 by 葵  2019-06-18 23:35:20 





(/此方は地域が該当しなかったので無事でおりますが、地震大丈夫でしたでしょうか?被災されてないといいな、なんて願ったりしております。仮に被災されてしまったら安全第一に、ですよ!
分かります、春秋物をいつ着たらいいか解らずにそのまま出番なく夏と冬が来るんですよね……季節が消えていく…。
んーーそうなんですよね……戦イヤイヤしてる子程戦で輝いてしまう……
あーーー思ってそうです!「君の審美眼を信じているけれど、」みたいな……あの頃は主も若かったから仕方ない、みたいに言い聞かせてそうな感じしますね。
葵ちゃんの方も次で締めようかな、と思います。何だかんだ滅茶苦茶長引かせてしまって申し訳ありませんでした…!駆け引きが上手いのに余裕がない所が凄く宗三さんらしくて終始きゅんきゅんし続けてました。本当に癒されまくってたのでありがたい限りです…!)



【葵】

__……ふふ、はいはい。
( 何処かちくりと刺すような声音の小姑__基、業務モードに切り替わった彼を見てついくすりと笑ってしまう。先程迄は自身を甘やかし、昨日は「ほかの刀は要らない」とまで宣った男がこうも真逆に切り替わると何だか面白い。しかも此方の業務モードの方が昨日までの彼だったのだから尚のこと。それだけ想われて居たというのは嬉しいことなのだが、突然切り替わったのは説得が効いたのか、はたまた先程並べ立てた犬猿の仲にある同僚の名が気に食わなかったのか。どちらにせよ自分も仕事をしなければならない、と彼の手を取り腰を上げると、所有印を隠す様に少しきつめに襦袢を着付ける。巫女服の表着や袴は寝る際には身につけない為に箪笥の中に仕舞っている。箪笥の方へと歩みを進め、目的のもの達を取り出し着々と準備を進めながら。 )




  • No.320 by 宗三   2019-06-19 02:53:04 





(/ おお…ご心配なく、太平洋側ですので津波やらの被害は一切ありませんでした。現状不調があるとすれば聚楽第に最推し送っちゃって寂しさに悶えてるくらいでしょうか()
葵ちゃん終わっちゃう……………………いえいえ、此方こそ可愛い女の子堪能させていただいてありがとうございました。前も言いましたが本当に付け焼き刃だったので、何とか形になれていたならよかったです。闇空っぽの主大好きハッピーケージバードな宗三さんに真剣に悩んでくれる葵ちゃん本当に可愛かった…(?) )


【宗三左文字】

…少し、動かずに__。
( 細い手を取り身体を引くと、此方に呼応するかのように手早く支度を始める主人の姿へと目線を投げる。いつもより締まった着付けは、首に散った紅い花弁が原因だろうか。ぼんやりとその背を見つめつつ身支度を終えると、いつも縛っている浅葱色の髪紐を手に持ち、二三瞬きを。そっと小さな背中に近寄ると、準備を進める彼女の髪をそっと手に取り再び掌で鞣すように撫でる。小さく上記を告げると、指を立て手を櫛に見立てる。耳の辺りから毛束を左右同じ程度たなごころに乗せ、後頭部で髪を傷めないよう細心の注意を払いつつ、普段自らが使っている髪紐で一つに括る。小動物の尻尾のように跳ねた髪に満足げに口を付けると、また目を細め。「結わえるのも、偶には良いでしょう?」自分の邪魔な髪を片方へと寄せつつ、支度を終えた身は障子の前へと。)



  • No.321 by 葵  2019-06-19 23:26:45 




(/ご無事なようで良かったです、聚楽第始まりましたもんね?!正体バレバレなのにちゃっかり監査官としてやってくる長義くん頑張っててとても可愛いです()
いえいえ!付け焼き刃とはとても思えない程の素敵な宗三三さんを提供して頂けて本当に嬉しかったです!もう日々のやり取りが楽しみで楽しみで仕方がありませんでした、長々とお付き合い頂きありがとうございました…!
次の膝くんのお相手審神者ちゃんも歌仙ちゃんもとっても楽しみにしております!)


【葵】

ん__……ふふ、そうだね。
( 動くな、の一言で大人しく動きを止め、彼の様子を伺う。髪を撫で、手櫛で髪が後ろに流されていくのを感じ取ると、一体どんな髪型になるのかと好奇心が湧く。この長さになってから髪を結ぶなどとは殆ど考えなかった分、こうして髪を弄って貰える時間というのが本当に幸せに感じる。この先もっと色々なアレンジが出来るように、矢張り髪は伸ばそう。そう心に決めると、結び終わったらしい髪と着付けの崩れがないかを確認する為に姿見の前で確認をしつつ。髪を結わえるゴムなどは無いが、何で結んだのだろうか。少し首を捻って確認すれば、見覚えのある結紐。神様の独占欲とやらは随分なものだ、くすりとはにかんだ笑みを零すと嬉しそうに結び目にそっと手をやる。嗚呼、こんなにも愛おしい人と共に過ごせるだなんて随分な幸せものだ。数日前迄の鈍感な自分を思い返しながらまた一度ふっと息を零すと、着付けのチェックをして障子の前の彼の元へと向かう。「じゃ、行こっか!」筋張った薄い手を取り、皆の待つ空間へと障子を開けた。 〆





  • No.322 by ___  2019-06-20 00:01:04 





(/ ちょぎ審神者さんが今回でどれだけ乱舞5に出来るのか野次馬根性で楽しみに見てます。推しが限定鍛刀とかイベ限とかだと習合大変そう…
改めてお疲れ様でした!次に行く前に何かこう、マイ本丸設定とかあれば好きなだけ語っちゃってくださいね。例えば審神者の部屋は離れにあるとか云々…なければそのままpf投げて頂けると心がミヤミヤします。)



  • No.323 by *  2019-06-21 21:41:45 




(/周回大変そうですもんね……推しちゃんといろんなお話したいだろうに、でもなかなか集まらないって悲しいですよね……ちょぎ推し審神者さんが周りにいるのでどうなるか勝手に楽しみにしてます。わくわく。
ありがとうございます、こちらこそとっても素敵な宗三さんありがとうございました…!
そうですね、強いて言うなら審神者さんの実家が今回和菓子屋さんなので厨が広い、とか食料の備蓄が沢山ある、とかでしょうか。他はあまり変わらないと思います!
先日のご希望通り台詞を添えさせていただきましたので!)


「あ、今日は何かいい事あったの?ご機嫌ね。」
「はい、今日のおやつ。一人2個までね。」

名前: 伊織(いおり)
年齢: 25
性格: 物腰柔らかで余り強い主張をしない。柔和で器量が広い事から何かと世話焼きで、色々な人の面倒を見たがる。人の話を聞くのが好きで、色々な人の意見を聞いて見聞を広めるのが好き。けれども決して流される程意思がないという事は無く、自分の芯は残しておく。刀達を我が子のように可愛がり、練度や修行で成長していく姿を見届ける事に楽しみを見出している。さしずめ甘やかし上手、かもしれないが自分からは余り深く突っ込まず、相手が話してくれるまで待つタイプ。趣味は料理で、就任当初から本丸の台所に立って料理やおやつを作っている。気が長いので余り怒らないうえ基本は自由きまま主義で、自分でも母か姉かのようなものだと思っている一方で、仕事は仕事と折々挟んでいくのでサボることはない。報告書は堅苦しくて苦手だが出納帳などの帳簿付けが得意で、案外記憶力が良い。
容姿: 栗毛の緩くウェーブした髪を胸あたりまで伸ばし、普段は右横に京紫の結紐で纏めている。琥珀色の優しげな瞳を持ち、見た目からもおっとりした印象が見て取れる。服装は基本は白ブラウスに季節の色合いのロングスカートを合わせ、その上にしょっちゅう焦げ茶のエプロンを掛けている。
備考: 審神者就任から数年が経った中堅審神者。本丸は結構な大所帯だが今いる刀剣達は大方育ってきてしまったので、最近は極の刀の育成に力を入れている。元々は老舗和菓子屋『伊織庵』の娘で、万屋の和菓子担当になる筈だったのが霊力の都合により審神者に抜擢されて審神者となる。最近は年齢的にもそろそろ結婚を考えなければならない歳で、偶にくる縁談に悩まされている。





  • No.324 by ___  2019-06-21 23:47:01 





(/ 夏連隊戦の謎の大包平バーゲンセールのおかげでコモン短脇打と同じくらいの早さで乱舞5になったので、いまいち感覚が掴めないんですよね。刀装失敗で無言の推しは寂しい。
畏まりましたー!此方もあまり変わることはないんですけど、一つさにわさんの自室の隣に近侍部屋なるものを置こうかと。薄い襖一枚隔てた向こうに近侍が寝てると思うと大興奮です。お気に召しましたら気軽に輸入してくださいね。
それと素敵すぎるpfありがとうございます!!!好き!!!!!これって近侍は歌仙さん、ということで宜しいのでしょうか。初期刀でもないようですし近侍の座おねだりする歌仙さんもかわいい気がしますね。
それと此方もpfをば…不備、ここが気に入らん直せ!という点がありましたらどうぞ何なりと。)


「いいないいなぁ。私も膝丸さんみたいなかわいー弟が欲しかったなー。」
「今年こそ!!彼氏と夢の国!!!付喪神がいるんだから言霊だってありますよね?ねっ?」

名前 : 千種 ( チグサ )
年齢 : 17

性格 : 人と接することを楽しみとする犬系女子。喜怒哀楽が分かりやすく明朗で、考えが表情に出やすい。単純思考故騙されやすく、一度思い込むとその考えに振り回されてしまうことも多々。少々夢見がちで、皮算用は最早癖。しかしそれが転じて中々のプラス思考。小難しいことを深く考えるのは好まず、直感を重視する如何にもな現代っ子。褒められて伸びる頑張り屋、なのだがどうも空回りしがちな不器用さん。仮とはいえ親元を離れているためか、未だ甘えたが抜けていない。

容姿 : 輪郭のぼやけた色素の薄い山鳩色の髪。緩く巻かれた髪を高い位置で一つに括り、結んだ髪は肩甲骨の半ば程度まで垂れる。前髪は向かって右側へと流し、触角が顎までの輪郭を隠している。くりっとした青鈍の瞳は生まれつきの二重で、頭頂部には主張の激しいアホ毛が一本。身長は平均程。大抵は制服姿で、白いカッターシャツの上にクリーム色のカーディガン、紺色のブレザーが基本。首元は緩め。規定のチェックのスカートを二三度折り、膝上まで上げられている。登校時はメイクを施すが、本丸では開き直ってついついノーメイク。部屋着兼寝間着は如何にもといったパステルカラーのふわもこパーカーにセットのショートパンツ。絶壁。

備考 : 公立高校に通いつつ審神者として活動している兼業審神者。学業との両立もあり、つい最近延享に出向き始めた程度。本丸から現代の好きな場所に向かった方が朝の支度に時間をかけられるから、という理由で本丸暮らしをしている。ちなみに審神者を引き受けた理由は、実を言うと刀剣男士との交際目当てという下心丸出しの邪なもの。しかし蓋を開けると顔が良すぎて腰が引け、おまけに目が肥えて彼氏が出来ないことが悩み。打刀や脇差で遣り繰りしていた中、やっと顕現した初太刀が近侍。近侍に対し悪い印象はないが、飽く迄ご意見番扱い。



  • No.325 by *  2019-06-22 23:58:27 




(/うんうん、わかります。白山くん推してる審神者さんは血涙流してるんだろうな…………ああ二回目のキャンペーンも来なかった…。
畏まりましたー!それでは膝くんをそちらの近侍部屋に住まわせますね!眠れない夜とかに襖越しに「起きてる?」みたいな会話するんだろうなって思うと萌え滾りました。最高だ…。
わわ、ありがとうございます…!そうですね、近侍は歌仙さんです!近侍の座を奪われまいと息を巻く歌仙ちゃんかわいい。
わあああ可愛い!!!今ちょっと心の膝丸さんがガタッと立ち上がりました!こんな可愛い子に若干の無自覚サイコ発揮していいのでしょうか!やりますけど!!感情に応じてアホ毛がぴこぴこするのかしら…
絡み文はどう致しましょう?前と同じく審神者さんのだけ交互に投下して始めていくのがいいですかね……?)





  • No.326 by 千種  2019-06-23 01:18:51 





(/ え、選ばれし民だ…2回目で白山くん乱舞5の審神者さん随分増えましたね。一体いくらの札と資源を使ったのやら…こわい。
お気に召されたようで嬉しいです…!!見ての通りのコメディ調の性格ですので、まあガチサイコにならないよう適度に泣いてはないぞしていただければ…() 不憫な膝かわいい。
前回は様子見がてら主様に先に出させてしまったので、今回は私から失礼しますね。あー早く歌仙さんで伊織さんとのんびりまったりしたい!!!一緒に厨に立ちたい!!!たまたま厨にいたみっちゃんに気遣われたい…!!!! )


【千種】

____……あった!
( 収納をひっくり返すこと十数分。つい先日、念願叶って踏破した池田屋の戦にて重傷を負った初期刀の手入れが終わったのが今日の昼頃。帰宅するなりその彼から告げられたのは、修行の申し出だった。優秀な審神者ならば縦に一つ頷けたのだろうか、未だ青さの抜けない空っぽの頭は、縦ではなく横に傾くのみだった。そういう訳で化粧も落とさず、修行とやらの説明の文書を探しているということだ。四つん這いで半身ごと押込みに入り、暗闇にも随分と慣れた目で一枚の紙を引き抜く。政府の印を確認すると、墨で書かれた文書へと目を通す。先程から通達を見つけてはその読み辛い草書を解読する作業の連続だ。いい加減少し休憩でも___そう思った矢先、目に入る“修行”の二文字。喜色に表情は輝き、思わず声を上げる。と同時に書面へと下がっていた頭も勢い良く上がり、室内に響く鈍い音。収納の仕切りに頭を打ち付けたと気付いたのは、声にならない悶絶に文字通りその場で頭を抱えてからで。)



  • No.327 by 膝丸/伊織  2019-06-23 23:28:24 





(/鶴丸さんお迎えしすぎて「なるほど、鶴が白山だったのか……」という錯覚さえ覚えましたね。白山くんキャラグラフィックめちゃめちゃ好みなので是非ともお迎えしたかった…。
はい、かしこまりました?!やり過ぎないサイコ気をつけますね!
早速可愛らしい絡み文ありがとうございます、おドジで可愛い…!
伊織さん早速厨に立たせておきましたので、是非!!みっちゃんは気の使えるいい子ですよね。いいママだ……)


【膝丸】

__全く、普段から整頓をした方が良いと言っていたのに…。
( 吐きたくなくとも口から溢れ出た大きな溜息。発端は初期刀が修行に出たいとの事で、其の準備を手伝いに__とはトントン拍子に行かず、こうして修行云々の内容が書かれた政府からの資料を探す事に必死の彼女を手伝う羽目になっていたのであった。修行許可の降りていない自分は身につけることのできない旅装束や旅道具がなんだか羨ましく感じる。__これで唯でさえ信頼の篤い初期刀殿がより彼女の信頼を得るだなんて、別に妬ましくなどは。そう思っていた矢先、あったと嬉しそうな声をあげる彼女にお小言を言うべく溜息混じりの言葉を吐こうとしていた時だった。明らかに鈍く痛そうな音が聞こえて吃驚し、音の出処へと目を向ける。何やら頭を抱えて蹲っている様子。抜けているところのある主人とはいえ、想い人が痛がっている様を何時までも見ていられる筈もなく。手に持っていた関係の無い通達を纏めて畳に置いてから彼女の方へと歩み寄り、再び頭をぶつけないように肩に手を回し、そっと抱き起こす。「大丈夫か主。」そんな言葉をかけながら、整理整頓を怠るからこうなるのだ、と矢張りお小言を含め上記を。 )


【伊織】

__ふふ、やっぱり涼しげで素敵。
( 実家に置いていた或る荷物を両親に送ってもらうように頼み、其れが今日本丸に届いた。其れを本来の置き場である厨へと持っていき、桐の箱に結ばれた麻紐を丁寧に解く。その中に大事に仕舞われた目当てのものを取り出す。水を模した蒼の中に泳ぐ二匹の金魚がいる硝子の角小皿。菓子を一切れ載せるのに丁度よく、今の季節水羊羹などを乗せて食べたらきっとよく映えて見た目も美しく楽しめる事だろう。丁度冷蔵庫におやつ用にと作った水羊羹を冷やしてあるから、食べようか。手の中で皿を回し、皿の裏までをじっくり隅々まで眺める。向こうにいる頃に一目惚れして買ったものだが、数年経ってから見ても矢張り美しい。芸術の好きな近侍もきっとこの美しさには理解を寄せてくれるだろうと思うとつい心が弾む。和菓子とて見た目を楽しむ菓子である事に変わりは無いのだから。唯、このまま桐の箱に入り続けていたものを直接使う訳にもいかない。一度洗おうか、と二枚組の小皿を壊れ物を扱うようにそっと流しへ下ろし、軽く食器を洗い始めて。 )





  • No.328 by 千種 / 歌仙  2019-06-24 01:37:48 





(/ うむむ、白山くんはレシピが重すぎる…今回も30万ほど食べられました。30万使っても300回ちょいしか回せない事実…
うわーーーーっちょっと非常に申し訳ないので謝罪を!!!思っていたよりも極歌仙を掴めていないことが発覚!!しました!!なんかこの歌仙さん特の匂いがするー!!!頑張りますので生暖かく見守っていただけると幸いです…!!! )


【千種】

駄目です、更に頭悪く…___って、これですこれです!私ちゃーんと見つけましたよ!
( 和紙に落ちた墨が滲むように、鈍い痛みがじわりと広がる。喉奥から絞り出すような情けない声を止め処なく溢れさせていれば、肩に回された青年の腕。先程から耳に痛いお言葉ばかりをくれる近侍殿だ。ちらりと其方に目線を向けると、暗闇に煌めく金色の瞳と目が合う。泣き言を呑み込むと相手の前に草臥れた書類を突き出し、平時通りの小言を遮るように上記を。誇らしげに笑みを浮かべ無い胸を張ると、さて、と腰を上げる。見つけたのならもうこんなに埃っぽい場所にいる道理はない。いそいそと抜け出すと畳に座り込み、紙面を広げ内容を読み解く。初めは明るかった表情も徐々に暗雲が立ち込め、延いては再び眉を寄せて。最後まで読み終わったのか、行き場を失った視線は自然と近侍の彼へと。言い淀むように小さく唸った後、申し訳なさそうに口を開き。「池田屋の報酬に手紙一式、なんてありました?」池田屋一階に悉く苦戦した身としては、そんな遥か昔の記憶はない。否、正味な話、使い道が分からず何処か適当な場所にぽいっと置いたままなような。ああ、また怒られる。開いた通達で気まずそうに顔を隠し。)


【歌仙兼定】

( 歌を詠むのならば、彼女の隣が一番だ。四季の移ろう中庭に臨む縁側は良い。質の良い骨董品に囲まれる自室だって実に風流だ。しかし、愛しい君の隣程、内から溢れる心象を形容を悩む場所は無いだろう。無論、雅を感じるどんな場所よりも、彼女の隣が落ち着くというのも勿論のこと。だからこそ、遑の際は無意識に主を探しに爪先が向いてしまう。横切ろうとした厨の前で、ぴたりと足が止まる。流れる水の音に目を細め、音を立てないよう暖簾を潜る。そこから見えたのは恰幅の良い伊達の彼___ではなく、見紛う筈もない小さな後ろ姿だった。傍にある桐の箱に二三瞬くと、ああ、とわざと小さく息を漏らす。無作為に驚かせたいわけではない。そっと隣並ぶと、漱がれる小皿に目を這わせる。凪いだ水面の薄青の小皿に、身を捩った金魚が閉じ込められている。流れ落ちる水で光が屈折し、一瞬を切り取られた筈の魚が泳いでいるように映った。硝子を濯ぐ白魚の手から華奢な肩へ、そのまま美しい横顔へと目線を動かす。どれだけ美しい美術品でも、彼女よりも目を奪われる物は存在しないのだろう。翡翠の双玉を細めて笑みを浮かべ。)
___…きみの選ぶ物はいつだって雅だ。何か手伝わせてくれるかな?



  • No.329 by 膝丸/伊織  2019-06-24 09:17:35 




(/そうなんですよね、レシピの重さと出現率がえげつなくて資材カッツカツにされました……その後の刀装キャンペーンで充分に刀装確保できなかったのつらんい。
大丈夫ですよ!!!突然甘ったるい言葉を吐いてくる所凄くぽいのでどうかお気になさらず……!!)



【膝丸】

確かに間違いは無いな……って、きみ、散らかしたものを片付け無いからそうやって…!
( 鼻先に突きつけられた書状につい眉間に皺を寄せ目を通す。さらさらと綴られた草書体の文は当時の刀である自分達にとっては読み慣れているものだが、現代に生きる彼女には読み難いことこの上ないだろうに。内容を読み取ると修行の通達について間違いは無さそうで、険しくなった顔が少し緩む。唯、その後今まで違う違うと引っ張り出しては放り散らばった紙を片付けることもせず内容を読む事に集中し始めてしまった彼女を見てまた肩を落とす。__兄者同様、俺の話を聞いてくれないではないか。仕方がない、と畳に無造作に散らばった紙を拾い集めて、先程まで手に持って整理していた分と合わせる。池田屋では夜戦故太刀の自分は出陣出来なかったが、真逆源氏の重宝が紙拾いをしているとは先代も思うまい。池田屋に三度出陣している以上修行道具は一式揃っている筈だが。畳まれた旅装束と旅道具の中に手紙を認めるための一式は無い。「…真逆、きみ、無くしたのか。」三つ揃わねば修行には出られない、その事に良くも悪くも複雑な心境になるが、ものの整理をしない事で起こる弊害の連発に眉の間に皺を刻み、目頭を手で押さえて。 )


【伊織】

ありがとう歌仙、じゃあ畑を……なんて言うのは冗談なのだけれど。これで水羊羹食べない?
( ふと隣並んだ白い服に聞きなれた優しい声。真逆共に話を交わしたいと思っていた目的の相手から来てくれるとは。修行から帰ってきて以降、色々なものに目を向ける様になった彼が愛らしくて、つい前まで嫌がっていた畑仕事を、なんて意地悪を言ってしまいたくなる。大所帯である分今日の畑当番がやることはやってくれているし、今は特にすべきこともないのだが。それよりは寧ろ、今しがた水を止めた二枚の菓子皿で季節感を味わいたい。布巾でそっと皿から水気を取ると一枚を台の上に戻し、もう一枚を彼に見せるように傾けて顔を綻ばせる。水羊羹は沢山あれど、この皿は二枚しかない。近侍を頑張ってくれているご褒美になれば、なんて思いつつ、秘密を共有する子供のようにあどけなく微笑むと、「近侍さんいつも頑張ってくれてるから。」と付け加える。菓子作りの腕には自信が有るし、彼が今しがた雅だと言ったこの皿でなら、何か癒しにもなるのでは。__本音はそれだけではなく、彼との時間を作りたいだけなのだが。翡翠の瞳と目を合わせて、嬉しげに柳眉を下へと下げ目を細めると。 )




  • No.330 by 千種 / 歌仙  2019-06-24 21:39:55 





(/ あの優しくない刀装CPは一体…聚楽第の何らかが間に合わなかったのは分かるんですけど、それなら経験値CP続けて欲しかった…でも白山くんCPは続けてほしくない…苦しい…ウッ
そうでしょうか…ううん、実にもやもやしてます。もっとこうしてほしいああしてほしいがあったら気兼ねなく伝えてくださいね。このままだと迷走しそうでぐぬぬ。)


【千種】

う、………___ごめんなさい、呆れちゃいました?
( 墨の匂いのする紙から目だけを出し、申し訳なさそうに彼の様子を窺う。目頭を押さえる仕草に罪悪感が加速し、どう返すべきかで小さく喘ぎ。軈て口を噤み肩を落とすと、そっと彼の方へと近寄る。重力に逆らわず落ちる薄緑の髪を手で避け、曇ってしまった綺麗なお顔を覗き込む。顔立ちだけはお兄さんとそっくりで、しかし浮かべる表情は凡そ真逆で。出来ることならばその琥珀に穏やかさを湛えて欲しいのだが___如何せん他本丸の彼と比べて、若干表情が強張っているように思えてならない。矢張り主の差だろうか。真面目で実直な彼のこと、実のところ近侍の任は余り好ましくなかったりするのだろうか。邪推が邪推を呼び、眉が情けなく下がる。いつもは言うことを聞かない頭頂部の髪も垂れ下がったらしく、目端にだらりとした毛束が映る。「あのあの、近侍、嫌でしたらいつでも…」途中で切れてしまった言葉を思わず呑み込み、目線を下げる。顕現して間も無くからずっと近侍は彼なのだ。今更変えるのも何というか、寂しい。幼い子供のような言い分に思わず自身が呆れ。)


【歌仙兼定】

逢引の誘いのようだね、無下にするわけにはいかないな。
( 淑やかに細まる琥珀を見つめ、僅かに目尻を落とす。確かに清涼でこれからの季節に合う小皿だが、温かみのある彼女の色に負けてしまっている気がする。透明な器から滲んで見える柔らかな栗毛の色を、値踏みするように眉を寄せる。普段から彼女に合うものを探すのが最早癖になってしまっている。しかしそれも仕方のないこと、美しい人には美しい物が合う。日本刀だって、今の世では立派な美術品なのだ。つまり何が言いたいかというと、本丸に数ある美術品の中でも、彼女に相応しいのは自分である、これに尽きる。「執務はまだ途中かな?それならきみの部屋ででも。」片手で角皿の縁をなぞりながら、止まった水の中を泳ぐ金魚を眺める。今は秘密だが、きっと短刀達は喜びそうだ。お小夜にも是非見せてやりたい。緩く首を傾げて紫苑の髪を揺らすと、彼女の返答を待つ。出来ることなら、他の刀の横入りがない場所がいい。無論、最たる優先事項は彼女がいること、だが。)



  • No.331 by 膝丸/伊織  2019-06-25 23:24:46 





(/本当にわかります……資材カッツカツの状態で銃兵の補給が本当にきつかった。経験値二倍は欲しいです。本当に。極ちゃんただでさえレベル上がらないから…
なんだか無理難題を押し付けてしまったようで申し訳ない……!全然気にならないですから、大丈夫ですよ!)


【膝丸】

__……待て、俺の他に誰がきみの世話をすると言うんだ?
( 目の前で眉尻を落とししょんぼりと萎れる姿は宛らしょぼくれた仔犬の様だ。その姿が愛らしくてまた可愛いのだが、緩む頬を表に出すまいとするとつい眉間に皺が寄る。ちらと彼女を見遣ると、随分と落ち込んでしまっているようで。自身の素っ気なく見える態度が原因なのかもしれないが、それもこれも全て彼女が身を焦がすほど愛らしいのがいけない。物の管理のおざなりさに呆れると言うのも事実だが____それより、今彼女は何と。山鳩色の前髪の隙間から見える長い睫毛に隠されて目が合わない。別の意味で眉間に皺が寄る。自分が近侍の任を降りるなど有り得ない。彼女の側仕えは当然自分の仕事だ。他の誰にも彼女の隣を渡す気は無いし、自分以外に適任がいるなど到底思えない。手を顔から離し、彼女の薄い肩に置く。そっと腰を曲げて下から覗き込むように主人の顔色を伺い。青鈍色の不安に揺れる瞳と自身の琥珀とを交差させ、「俺は近侍を降りる心算は無い。」と真っ直ぐ言い放ち。 )


【伊織】

……ふふ、そうね。私の部屋行きましょうか。歌仙、冷茶を入れてくれる?
( 近侍の彼は本当によく自分に懐いてくれている。やんちゃな刀達が多い分、風流や優雅とは程遠い性格の子達も当然居るわけで。修行前はそういった刀達に憤慨している様子をよく見ていた。まぁ、偶に彼の言う"雅"が果たして雅なのかは疑問に思うこともあったが、季節感を重視する和菓子屋では、その辺の情景などに心動かされる性分に育ってしまった。その分彼の言う雅を解せる女ではあるのだろう、信頼を寄せて懐いて貰えるのは嬉しい事だとつい頬が緩む。部屋でお茶、というのは二人きりで話したい事の裏返しだろう、それについては此方も同じなので都合が良い。どうせならばゆっくり話が出来たら、と思うと水羊羹だけでは足りずお茶が欲しくなる。くすりと笑を零して頷くと、栗色の緩い髪を揺らす。一旦彼に背を向け、棚から一枚の小さめの盆と、グラスを二つ取り出し。急須は彼の側にあるから入れてもらおうか、流しの方へと戻ると、お願い事として少し眉を下げ。 )





  • No.332 by 千種 / 歌仙  2019-06-26 01:28:59 





(/ 個人的に江戸城がすごく苦手なイベントなので、2スロ打刀育てて一番楽しいのが2倍5倍なんですよね。ああ初期刀…
いえ、歌仙さんなら余裕余裕とタカを括ってました…!!極歌仙さんってあんまり余裕ないイメージだったんですけど、なんか意外と大人っぽくなってしまってコレジャナイ…!!これじゃ特…歌仙さんもいいけど歌仙ちゃんが見たい… )


【千種】

………うん。私も膝丸さんがいいです。
( 任を解くとして、誰に頼もうか。ぺらぺらのお手紙セットを一緒に探してくれそうなのは___そこまで考え、肩に置かれた手に疑問符を。緩慢に顔を上げようとすると、それよりも早く彼の金の瞳に射抜かれ思わず身が固くなる。目の前にある整った端正な顔を見詰めると、ぱちりぱちりと瞬きを。どうしてそんなに怖い顔をしているのかだとか、そんな表情なのに近侍は降りないのかだとか、色々疑問はある。しかし一端の女子高生の身としては、この男性の睫毛の長さに気を取られて他のことが頭に入らないのであった。全く以って目に毒だ。大人しく顔を上げると、穏やかに上記を告げる。気が緩みがちな自分にとっては、彼のように生真面目な近侍が有難い。こうして責任感から近侍を続けてくれるのは助かる___が、しかし。「別に他の人でもお世話出来ると思うんですけど。」むっと眉を寄せ口を尖らせる。これでも来年には結婚も出来る身。自分でなければ手に負えない、だなんて女性に対して失礼な言い草だ。彼だって見目麗しい青年なのは外見だけ、中身は一つを数えるか否かの幼子だというのに。不満げな目線を送ると、彼からの弁明の言葉を今か今かと待ちわび。)


【歌仙兼定】

玉露茶はどうだい?たまには氷出しも風流だろう。
( 整えられた柳眉を下げる主の姿を捉えると、側の急須を一瞥した後、彼女の方へと歩み寄る。結われた暖かな色の髪を爪の先で僅かに撫で、緩やかに口角を上げ上記を。玉露は少し贅沢な証。愛しい女性との秘密の茶会を贅沢と言わずに何と形容するのか。そして折角彼女が選んだ涼しげな水面の皿だ、ただの冷茶よりも氷茶の方が合うだろう。「準備をしたら急須を持って行くから、きみは先に部屋に向かっていてくれるかな。」まずは硝子の急須を洗うところから始めなければ。その後の歓談を思えば微塵も苦ではない。朝方氷も作っておいたことだし、日頃の行いが吉と出たのだろうか。結んだ裾を引き直すと、ふと再び彼女の方へと振り返る。大事なことを言い忘れていた。翠の双眸を小さく細めると、やや童心の見え隠れする笑みを浮かべ。一本立てた指を自らの唇に当てがい、くっと小さく喉を鳴らして笑って。「…誰にも見つからないように、ね。」ただの見苦しい独占欲を、秘密の茶会の雰囲気を守る文化人の殻で覆い隠す。我ながら彼女のことになると狭量だ。修行から帰って、更にそれが加速した気がする。呆れて眉尻を下げると、それを見られる前に流しへと顔を向け。)



  • No.333 by 膝丸/伊織  2019-06-27 02:59:04 





(/経験値美味しいキャンペーン好きです、個人的には悲報の里苦手なんですよね……江戸城は修行道具集めやすくて美味しいので割と好きです。
歌仙ちゃんはわふわふしてそうなイメージあります、まだ始まったばっかりですしここからわふわふ度上げていって頂ければ…!なんかこう、詠んだ歌片っ端から贈りそうです。「こんなにも焦がれてるのに」みたいな歌詠んではすぐ捧げてそうです。筆まめさんっぽそうです。)


【膝丸】

ああ、それでいい。____そういう意味では無いのだが…。
( 近侍は膝丸"が"いい。なんと自分に都合の良い響きの言葉だろうか。満たされる支配欲と多幸感に思わずふっと口が緩む。彼女が小さな顔を上げたのを見て肩から手を離し、屈めていた背中を元にぴんと伸ばして、数度主人の頭をぽんぽんしてやる。これではどちらが主人か解らないな、なんて思いつつも主はまだうら若き乙女なのだから甘えたい年頃なのだろう。その役目を自分が独占できるというのは実に満たされることで。__其のつもりで行ったのだが、どうも彼女には「他の刀には手が負えないほど駄目な主だ」という意味合いで聞こえてしまったようだ。貶す意味で放った訳では無い、寧ろ彼女への浅ましい欲望に満ちているというのに何を悪く言う所があるのか。確かに子供っぽい所もあるがそこを含めて愛しているのに。苦い顔をして否定をすると、暫し閉口して言葉に迷う。さて、なんと言うが良いか。頭の引き出しの中から出来る限り障りのない言葉を選び並べる。「そうだな……俺が一番この仕事に向いていると言うだけだ。」光をいっぱいに携えた幼子のような瞳が愛らしく、つい目を細めてそう穏やかに一つ述べると。 )


【伊織】

あら、季節感があってとっても素敵ね。……それじゃあ部屋で待ってるね、文化人さん。
( いつもより少し贅沢で深みのある玉露、確かにこういう良き日にはピッタリであろうか。幼い秘密を共有するようなくすぐったさがあるが、何だかそれも良い。少し苦味のある玉露は甘い水羊羹との飲み合わせも実に良い事だろう。本当に彼の風流心には目を見張る。優しげに顔を綻ばせると、菓子とグラスを載せた盆を手に持って厨の入口の方へと歩む。丁度厨を後にしようかというところで彼の声が聞こえ、其方を振り返る。しー、と秘密を表す身振りから感じる若干の幼さと愛らしさに矢張り頬が緩む。随分と懐かれたものだ、主人として誇らしい。愛おしげに眉尻を下げ、盆を片手に持ち帰ると同じく人差し指を立てて唇に宛てがい、秘密の約束を交わす。秘密の共有をしたがるだなんて、随分可愛らしい刀だと上記を述べてから今度こそ厨を出て、あまり足音を立てぬよう気を付けながら自室へと戻る。__ああ、刀に文化人だなんて言わない方が良かったか。道すがらそんな事を思いながら、彼との秘密の茶会に思いを馳せては頬を緩め。 )




  • No.334 by 千種 / 歌仙  2019-06-27 18:42:34 





(/ 里は絶対にオーバーランしたくないですね。運営ちゃん玉札抜いて。やっぱり脳死周回できる大阪城と経験値うまうますぎる連隊戦が好きです。夏連隊戦まだかな…
歌仙さんのわんちゃん感って結構他の刀を意識してると思うんですよね。となると他の刀より僕の方が云々系統になると思うんですけど、別にがっつり貶めたりはしないよな歌仙…と思って悶々です。言い回しというか、塩梅がむつかしい。)


【千種】

フォローになってない………ような。
( 素晴らしき哉、イケメンに頭を撫でられるお仕事。普段は刀を握っているというのに、彼の手は繊細で綺麗だ。その手が今度は優しく、まるで子供をあやすように私の頭を撫でる。___あやすように。その単語に引っ掛かると、若干不満の色が抜けないままに上記を呟き。それにしても、彼に撫でられたところで驚く程ときめかないのが面白いところだ。別段職場恋愛は望んでいない。審神者に就任したばかりの自分ならば、きっと期待に胸を躍らせていたことだろう。ああ、そういえば。先程の書類をぺらりと開くと、文字列に目を落とす。「4日もいなくなっちゃうんですね、修行って。」紙面を持った腕を伸ばし、物の散乱した畳に寝転がり。口に出すと初期刀のいない本丸を想像してしまい、何となく違和感を覚えた。1年間毎日顔を合わせ続けた彼が、暫くいなくなる。失くした手紙を探す気力が落ちていくのを感じる。何だか主人として恥ずかしく、寝返りを打つと近侍の彼に背を向け。)


【歌仙兼定】

___主、入るよ。
( 一声掛け、執務室の襖を開ける。彼女の姿を視認し薄く笑むと、卓の上に透き通った硝子の急須が乗った黒い盆を置く。黒字に僅かに散った金色が、光を屈折して揺れる。急須の底には新緑の色を湛えた玉露の茶葉が、その上には氷が幾つか重なっている。日が入るように障子を薄く開け、盆を光が当たる位置に置く。初夏の日差しが硝子に入り、氷を貫き、早く溶けるようにと僅かに注いだ水が揺れる。飲み負えたら茶殻はおひたしにでもしよう。そうすれば主は更に喜んでくれるだろうか。溶けるように笑んだ後、愛おしい彼女へと向き直り。「どうだい、風流だろう。こうしてきみを癒せるのは僕くらいだものね。」無意識に得意げに顎が上がる。氷出しを選んだのは、玉露に合うだろうから___というのもあるが、更に言えば数10分は彼女を独り占め出来るから、という理由も勿論あった。良い茶会には良い歓談が必要だ。氷が溶け、からり、と音を立てて急須の中を転がる音がし。)



  • No.335 by 膝丸/伊織  2019-07-03 00:38:00 





(/度々お待たせしてしまって本当に申し訳ありません……!!暫し体調崩してまして…胃腸弱いとこの季節すぐダメになりますね、怖や怖や。
んーーわかります……!そういえば次の悲報の里()の後連隊戦ですね!新刀剣誰だろう、楽しみだなぁ。
あーー、わかります、僕が一番雅な刀!っていう自負と自身はあるけど周りも名だたる名刀だから貶める気はない感じですよね。数ある中でも僕が一番主に合う刀、主に相応しい男!って思ってるといいです。)


【膝丸】

何っ!?……その、ふぉろー、とやらのつもりだったのだが。
( またしても上手く彼女に伝わらなかった様子、一体全体自身の何がいけなかったというのか。彼女を一番想い、彼女の側仕えに慣れ、彼女の隣に並ぶべき男は自分しかいないだけだというのに。浅ましいのかも知れないが、愛おしい主を独り占め出来る事ならば永劫にそうしていたい。渦巻く想いもつゆ知らず、ぐでりと此方に背を向けて寝そべる彼女に思わずまた眉が寄る。__否、こうして寛いでいる姿を見せてくれるのも自分だけと思えば良いのだろうか。そう言い聞かせるのも束の間、四日この場所を空ける初期刀を思い沈む彼女背が途端に面白くなくなる。視線は自然と散らかった畳に落ち、まつ毛が臥せる。確かに"初期刀"は就任当初から毎日顔を合わせてきた分思い入れも強い、それゆえ修行に行かせたくないとでも今更言うつもりなのだろうか。「__……、その四日で今後主を支える力が格段に上がるのだろう。」その四日を惜しまれ引き留められる初期刀を羨ましく思いつつも、少し寂しげな溜息を吐くと、散らばった紙に目を通しながら集めていき。 )


【伊織】

ええ、とっても。……氷出しの玉露だなんて、なんだか贅沢ねぇ。
( 硝子と水が光を屈折して盆を照らす。明るく綺麗な光なのに涼し気なのはその中身が氷だからであろうか、見ているだけで心が安らぐ心地がする。主思いでとても素敵な近侍に出逢えて良かった、なんて心の底から思う。自信ありげに趣向を凝らした日常の楽しみを提供してくれるのは、何時もの日々がさらに充実する気がしてとても心躍る時間になる。琥珀の瞳を細めて彼に微笑みかけると、卓に頬杖をついて楽な姿勢をつくる。切り分けられた水羊羹も艶があり、我ながら菓子屋の跡継ぎだっただけあり良い出来だと思う。もうじき遠征から帰ってくる面子もこの水羊羹なら喜んでくれるだろう。主と近侍だけでこの特別な時間を過ごすのは少し贅沢だろうか、なんて背徳感を得つつ、こうして腰を据えてなんでもない話が出来ることが同時に嬉しく、何だかくすぐったい。困ったように口許を緩めると、菓子切りを添えた金魚の皿を自分の向かい、彼のちょうど座るあたりであろう場所に置いて。「歌仙のおかげでいつもより特別なおやつになりそう。」小さくそう呟いて品の良い翡翠色の瞳を見つめると。 )




  • No.336 by 千種 / 歌仙  2019-07-04 00:23:55 





(/ わー良かったご存命でした…!!台風やら大雨やら寒いやら暑いやらで今年の夏は大変ですね…お互い負担にならないようがんばりましょう。
来週から連隊戦だと思ってた…大包平落ちました!(素振り) 連隊戦の前に小判ガンガン使う気にもなれませんし報酬貰ってしっぽりしたいです。そろそろ静ちゃんの確定報酬とかほしいなあ。
そうですね、ガチ勢だと刀というより異性の面を推してきそうだと思いました。なんとなく歌仙さんって主の恋人とかじっくり見極めそうじゃないですか??完全にお母さん。 )


【千種】

うーん、同棲してる彼氏と四日も会えないって辛いと思うんですよ。
( 聞こえてきた溜息に思わずそちらを一瞥すると、散らばった書類を再び集め始める近侍の姿。また呆れられてしまっただろうか。若干と表情を歪めると、おずおずと半身を起こし座り直す。寝転がったことで乱れたスカートの襞を直しつつ、また初期刀のいない本丸に思いを馳せる。ああ、そういえば。ふとした思いつきで上記を呟くように。既に刀剣男士とそういった関係性になっている審神者も、修行に送り出すのだろうか。今まで同じ屋根の下、しかも自分以外の異性のいない場所で暮らしていた恋人と、四日も会えないだなんて。加えて男士の方では何十年の月日が流れることもザラらしい。手に持っていた修行についての書類を彼の手元の紙束に重ねると、若干の安心感に表情を緩ませる。「でもでも、膝丸さんはまだ行かないんですよね?」当然一日の内で長く共に過ごすのは近侍だ。その彼が誰を送り出しても側にいてくれるというのは、大分有難いというか安心するというか。首を傾げて彼のかんばせを覗き、再びだらしなく笑みを零し。)


【歌仙兼定】

この本丸で雅を一番解してくれるのは間違いなく主だね。
( 歌仙のお陰で___その言葉の充足感で口角が上がってしまう。彼女の向かいに腰を下ろすと、得意気に顎を上げながらやや上擦った声で上記を。想う相手から褒められたというだけで高揚してしまうのは、些か単純だろうか。背後にちらりと薄桃の花弁を散らせつつ、落ち着かない様子で紫苑の髪を指に巻き付ける。本丸に揃う刀が幾ら名剣名刀ばかりであれ、雅さならば随一であると確固たる自信がある。つまり、こうして彼女を楽しませられるのは自分だけなのだ。「自分で言うのも何だけど、僕は近侍に向いていると思うよ。きみのような淑女には特に」語調を速めて告げる。決してこれは驕りではなく、彼女に妙な心変わりをしてほしくないだけだ。無論自分を見込んだ彼女のこと、何れはまた此方に帰ってきてくれると信じてはいるが。しかし刀剣に対し家族のように接する彼女のこと、近侍である自分に対しても隔たりがない、というのがやや気になる今日この頃。寵愛を___特別を願ってしまうのは、悪いことなのだろうか。ゆったりと姿勢を崩す彼女の様子をそっと窺い。)



  • No.337 by 膝丸/伊織  2019-07-08 19:31:22 




(/そうですね、もうなんか体重が日に日に減っていくので全然嬉しくないです……夏が来なければいいのに……。夏は雰囲気だけ味わって気温は味わいたくないですね。
大丈夫です、きっともうすぐですよ!!!新刀剣男士も来ますし楽しみだなぁ。静ちゃん欲しいですね……薙刀は岩融がドロップでちょこちょこ来てくれるんですけど静ちゃん中々こない。
あーーーぽいですね!!僕並に主に見合う男がいるのかどうか、っていうの凄い気にしそう…。伊織さん縁談ちょこちょこ来てますしその度に肝を冷やしてそうです。ママだ……。)



【膝丸】

__…そうだな、俺は少なくとも此処に居るだろう。きみのものだからな。
( 同棲している彼氏。その言葉にピタリと全身の動きが止まる。彼氏。詰まりは交際相手ということだが、はて彼女は何を言っているのか。顕現して以降ずっと彼女の近侍をしているが彼女と初期刀殿が恋仲な訳が無いということは重々承知である。よく見ているから、なのだが。比喩にしても心臓に悪い。彼女の隣は自分以外に有り得ないと言うのに何故そんな事を言うのか。後に続いた言葉を咀嚼するまで暫く瞬き以外の動作が出来ず、ようやく安堵したように眉を下げると。あどけない笑みに絆されて、固く結ばれていた口許を少しばかり緩めるとゆっくりと言い聞かせるように上記を述べる。主の刀であり、主を護る存在であり、主を一番に想う男でもある。その自負から来る分「きみのもの」という台詞は矢張り強調しておくべきもので。そこで、ふと拾い集めていた書類の中に、普段送られてくる書状とは紙質の硬いものを感じると、それを取り出す。「主、これではないか?」実物をしかと手に取って見たことがない故に確証はないが、手紙を書く便箋になるやもしれないものを手渡すと。 )


【伊織】

ふふ、そうねぇ。だから近侍を任せているのよ?頼りになるし。
( ひらり、舞った花弁が視界の中に入る。彼らにとって喜びの象徴であるそれを確認すると何だかこちらまで嬉しくなってしまう。くすくす、と小さく笑いを零すと、彼が一等愛らしく見えて、何となく仔犬のようだ、なんて思ってしまう。今の所彼以外に近侍を任せる心算は毛頭ない。それ程までに彼と価値観というか、波長が合うというか。それだけでなく、彼の世話焼きな性分のおかげで自分が随分と助けられている所もあるのだから。緩む口許を隠すように、菓子切りで一口分に切った水羊羹を口に運ぶ。丁度良い冷たさと甘さがよく合い、皆にお八つとして振舞っても良さそうだと一つ頷いて味わい。じわり、と溶け始めた氷を一瞥すると、奥に未だ目を通し終わっていない書類の束が見える。全て通達なら良いが、そうもいかないのが最近の悩み事である。楽しい筈の時間が書類に一気に邪魔されたように思って、小さく溜息を零すと、嫌な書類より紫苑を揺らす愛おしい刀へと視線を戻して。 )




  • No.338 by 千種 / 歌仙  2019-07-08 21:08:59 





(/ でも今年の夏は冷夏って噂もありますね。梅雨が明けてないだけのような気がしますけど、確かに平成の今頃よりずっと過ごしやすいです。もう40度とか嫌だ…
静ちゃん…静ちゃんつつきすぎたい…というか真剣必殺回収せずにカンストしちゃったので純粋にもう一振り欲しいです。ともしずきゃわわ。
そういえば一応お聞きしておきたいんですけど、伊織さんは歌仙さんのことどうお思いなんでしょうか。ラブラブ両思いですか???ひゅーひゅー。
それと伊織さんと絡みたくて仕方ないのでちょっと提案を…。やっぱりまた演練が無難でしょうか。主様が最初に挙げられていたさにわ会議なんかも楽しそうだなーと思いました。ある程度さにレベのある審神者さんと、丁度7面入ったくらいのわかばマークさにわ集めて指南兼ねて会合、終わった後で落し物だとか何かしらの理由()で話しかけるみたいな…幼児でも5秒で考えつくレベルですけど!! )


【千種】

あー……と、ええっと____違う、かな?
( 君の物。彼は度々そういった表現を使うが、一主人としては嬉しいばかりだ。つい頬が緩み、気恥ずかしさから視線を畳の目へと落とす。本丸を受け持ってからというもの長らく太刀との縁に恵まれなかった自分にとって、彼は特別思い入れが強い一振りでもある。その鋭い眼光と、本丸に居もしない兄の話に怯えていたことも既に久しい。偶には働き者の近侍に感謝の言葉でも、そう思い顔を上げるなり手渡される便箋。呆けて見つめる内、ふと過るいつぞやの記憶。彼の言う通り、池田屋一階の報酬である手紙一式だ。近侍がいるのなら、先程までそう思っていた筈が、一瞬で寂しさに塗り替えられてしまった。だって初期刀のいない本丸だなんて、普通に考えて寂しすぎるだろうに。ふっと顔を上げると、ぎこちない笑みと共に上記を。「あのあの、今日はもうやめません?膝丸さんもお疲れでしょうし、修行はまた今度でも良いわけで…」数拍の後、空言を並べてしまった罪悪感から落ち着きなく目線の行き場を探しつつ、早口に適当な言葉を連ね。受け取った手紙を後ろ手に回すと、取り敢えずこの場から離れるため腰を上げようと。)


【歌仙兼定】

……!嗚呼、そうだろうとも。何と言っても僕は____…主?
( きみは何処まで僕を喜ばせれば気が済むんだ。そんな風情のない問いを嚥下し、いつの間にか見開かれていた双眸を下ろし、誇らしげに顎を上げる。巻き付けた紫苑を引き伸ばすと、指から解けた紫の色がくるりと小躍りをし、仲間の元へと戻って行く。これで何度目か、主人に恵まれたと常々思う。聞いた話によると、現代では濫りに肌を晒すことが当世風だとか。嗜好が人夫々だというのは尊重するが、余りに端ない。矢張り奥方になる女性には淑やかでいて欲しい__自らの中でそれを確認すると、確固たる理想の女性である目の前の彼女の姿を一瞥し、ぴたりと動きが止まる。すぐに金の瞳を視線が交わったが、その前の憂いのある表情と溜息が気にかかる。言葉尻を窄めると、僅かに眉を下げ。「風流じゃないな…何か気掛かりかい?」折角の茶会なのだ、懸念があっては息も吐けない。無論、主人への気配りも近侍の務めだ。加えてそれが“頼りになる近侍”であるのならば殊更。先程の彼女の言葉を脳内で反芻すると、再び薄っすらと誇らしげな色を浮かべて背を丸め。)



  • No.339 by 膝丸/伊織  2019-07-10 21:54:06 




(/そうなんですか!?あ、でも確かにもう7月ですけどこの気温ですものね……めっちゃ過ごしやすい…。五月で35度おか聞いた時はひっくり返りそうになりましたが今この気温だとすごく快適です。
あーーーレベル上がっちゃうと全然真剣必殺出なくなりますよね……それは是非とももう一振り訪れますように…!静ちゃんの「主ぃ」がめちゃんこ好きです。
両想いですねー!縁談もちょくちょくくるし結婚を真面目に考えてる節があるので「この人達と結婚するくらいなら波長がよく合う歌仙と結婚したいかな」って思ってる感じです。
あーいいですね!!個人的にさに会議ちょっとやりたかったので是非ともそれでいきましょう!忘れ物とか落し物とかって素敵なきっかけになりますし。)


【膝丸】

………きみがそう言うならそうしよう。
( 便箋と思しき物を手渡した瞬間に愛しいその表情が途端に曇る。__嗚呼、図星か。それを思えば二、三度の瞬きを。凡そ隠し事の下手な彼女だ、言葉では否定しているがこれが目当ての手紙一式とやらなのだろう。大切なものを放っておくなんて、というお小言が喉元まで出かかるも、それをぐっと呑み込み。それを告げれば彼女の気分は益々下がる事であろう、近侍とはいえ彼女を思う男の一人として想い人を斯様に傷付けることはしたくない。辞めたいのであれば一旦辞めても良いだろう。何せ主に修行の話をすれば、気に食わない事に自分ではなく初期刀のことばかり考えてしまうのだから。かといってこの話を何時までも宙吊りにしては折角修行を申し出た初期刀も憐れだと思うのも事実。「但し、何時までも此の儘にはして置かない方が良いと思うがな。」この話をなあなあにしないよう、取り敢えず彼女の"ご意見番"としての忠告をひとつ重ねると、畳に無造作に置かれた紙の残りをさっと拾い集めて。 )


【伊織】

あぁ……其処の書類の山が気になっちゃって。ごめんなさいね。
( どきり、心臓が一瞬だけ跳ねる。たった数秒の憂鬱に彼が気が付いたという事に酷く驚いていた。__それと同時に嬉しくも思う。気が効きすぎる気概もあるが、此れ程までに繊細な変化にも気付く彼を近侍に選んで心の底から安堵すると、つい眉尻が下がる。心配させてしまった、というのと憂えを見抜かれた驚嘆とでつい頬が緩んで苦笑を浮かべる。別段隠すような事でもない、急須の奥に見える書類の山を指し示すと、楽しい筈の茶会に水を差す様な真似をしてしまった事を申し訳なく思い上記を述べ。書類だけなら未だ良いが、偶に"書類でないもの"が混じっているのだから。和菓子屋を継ぐと思っていた頃はさしたる事も思わなかったのだが、こうして政府から身を固めることを薦められるのはどうも悩ましい。送られてくる縁談の勧めに書いてある事を遥かに上回って馬の合う人物が目の前に居るというのに。それ故余り見たくない書類を考えさせられるのが嫌で、つい美しい翡翠色を覗いてしまう。「ねぇ歌仙、お茶し終わったら少しだけ手伝ってもらえる?」眉尻を下げたままもう一度書類の山を一瞥して、再び彼に頼み込むように翡翠の蒼玉を覗いて。 )





  • No.340 by 千種 / 歌仙  2019-07-11 21:08:16 





(/ 地域にもよると思いますけど、日差しが弱いのがとてもありがたいです…曇りの日万歳。おうちの中だと本当に涼しくて寝やすい…
主ぃ好きー!!!!!でもお手紙どうするんでしょうか。主ぃへって書くの??審神者それ絶対笑っちゃう。
やっぱりそうでしたか!一応両片思い…という体なんでしょうか。伊織さんは歌仙さんからの好意気付いてるのかなー。きわ歌仙は愛されて当然って感じの人なので…
容赦無く家の鍵とかなくさせようと思います。低偵察高隠蔽のクソステータスが活きる時…!歌仙さん見て「初期刀修行に出すときって寂しくなかったんですか??」とか地雷ぶち抜く予定です。数日後でもいいですし、今日の夜会合がーとかでも良いですね。今夜の方が場面転換しやすいかな… )


【千種】

ひ、膝丸さん…………!
( 親に叱られた子供のように俯き、後ろへと回した手で手遊びがてらスカートの襞を整える。沈黙が耳に痛く響き、沈黙に耐えきれず僅かに顔を上げるが、途端聞こえた彼の声に反応し再び目線は畳の目へと。恐らく次の言葉は宥めるように諌める物だろう、そう予想していた為、思い掛けない弁にふっと顔を上げる。まさか許して貰えるとは。自然と頬が上がり、感動すら覚えてしまいそうだ。再び身を屈め、散漫した書類へと伸ばされた手を漁の手で包み距離を詰めると、喜色を満面にし。「ありがとうございます、やっぱり私膝丸さんが一番好____」普段厳しい人こそ、こういったギャップがしんどい。これでもう少し兄を相手にする時のような可愛らしさがあればあれば最高だが、この際それも気に掛からない。高揚に身を任せ、誰にでも言うような最愛の言葉を投げる__筈が、視線が吸い取られ言葉尻が切れる。彼が拾い集めていた紙束の一番上に、日付の新しい物が一枚。むっと眉を寄せて紙面の内容を読み取ると、審神者同士の会合、忘却の彼方であった上からの呼び出しに表情を歪める。流石にこれをサボるというのは許して貰えないだろう。ちらりと近侍の表情を物欲しげに窺い。)


【歌仙兼定】

……書類作業だけなら、そうも表情を曇らせるわけがない。何か他に憂慮があるんだろう?
( 書類の山、それを聞いて背後を一瞥する。山と表現する程ではないが、確かに彼女にしては仕事が溜まってしまっている。何か手を付けられなかった理由でもあるのだろうか。下がってしまった眉尻を見つめると、小さく息を吐く。水の球が浮かぶ急須の表面を指の腹で撫で、そのまま片手を添えて持ち上げる。彼女が盆に乗せてきた現代の茶器にとくりと注ぐと、色付いた水面が波を打って踊る。続いて自分の茶器にも注いだ後、袂を押さえて彼女の方へと。数拍の後、静かに上記を。目線を落としたまま器の縁へと口を付け、玉露の深さと氷出しの涼しい甘さにふわりと表情を溶かす。「きみの悩みは僕の悩み。教えてくれたって良いだろう?」変わらない柔らかな表情で、目線を彼女へと移す。愛しい女性の沈んだ表情は、決して風流ではない。広がった玉露の味が消えない内に、菓子切りで水羊羹を小さく切り、そのまま口へと運ぶ。小皿の底から金魚の朱色が覗くのが実に雅だ。優しく広がる和菓子の優しい甘みを舌の上で転がし、静かに嚥下する。再び表情を和らげると、「君は良い妻にも良い母にもなるね」と付け加え。無論、妻として娶るのならば自分以外有り得ないが。)



  • No.341 by 膝丸/伊織  2019-07-11 22:56:51 




(/わかります、超わかります……辟易しないし寒過ぎず暑すぎず超快適ですよね。寝る時窓開けてたら翌朝寒いくらいですし。
それは笑っちゃいますね、でも音をちゃんと言語化してくれる静ちゃんそれはそれできゃわわですね。
そんな感じですね?!!多分歌仙に懐かれてるのは自覚してるけど恋愛感情的な好意とは気付いて無いんじゃないかと思います。
家の鍵とか超大事だけど小さいから偵察低い膝丸くん見つけられないやつ……!!きわ歌仙が見つけちゃうやつ……!最高に絡むの楽しみです。場面転換的には今夜の方が動かしやすい気もします!)


【膝丸】

一番……一番、なんだ?__主?
( 残りあと少し、それを拾おうとしたところで柔い掌に自身の一回り大きな手が包まれる。顔を上げると愛おしい彼女が目の前に居ることに少し驚いてしまう。__現代の女性の距離感というのはどうも慣れない。そう易々と異性に距離を縮めて良いものかと思う反面、当然嬉しくもあり跳ねた心臓が強く脈打ち今にも拍動が狂いそうで仕方ない。ごくりと生唾を呑み少女が嬉しそうに紡ぐ言葉に耳を傾ける。"一番"。一番、何なのだろうか。一番好意的に捉えて貰えている、であれば願ったり叶ったりである。言葉の続きを欲する様に今一度目を見遣れば、今度は真反対に顔を顰めている。何が起きたのかと此方も同様に眉を寄せると、ふと自分の抱えている書類に目がいく。審神者の会合、日時の指定は今夜だ。正装及び近侍同伴の事。__成程、会合とは。ちら、と書類とモノ欲しげな表情をする主とを交互に見る。大方、欠席の理由を付けたいのだろうがそうも行くまい。「流石に此れは看過出来んぞ。」それが如何に欲を煽る愛らしい表情であっても。そうとは付けけ加えず、言い聞かせるように首を振り。 )


【伊織】

____……あぁ、そう、よね。妻ねぇ……。
( 良い母や妻になる、その気概が有るのは何となく自分でも察している。短刀達にとっての母のような物であると自覚はしているし、実際母性本能も強い。家事は全般出来るし、とはいえ、それとこれとは話が違うのである。彼が誉めてくれると言うのは何時になく嬉しいことなのだが、あの書類の中に交じる物を考えると妻や母といった単語は今は余り考えたく無い。差し出された玉露茶に口を付け、苦味の中にほんのり香る甘味を噛み締める。苦い顔をして暫し唸るように考えると、直に観念したように息を吐き肩を落とし。「実はね、最近政府から縁談の薦めが来るのよ。よく知らない審神者さんと結婚しろ、なんて言われてもねぇ。」悩みの種を冗談めかして話出せば、心の内に一抹の不安が過ぎる。__彼に「すれば良い」なんて事を言われてしまっては頼りの綱も無くなるというものだ。視線は段々と下に落ち、金魚の泳ぐ皿に目をやりつつ溜息をまた一つ。自由のない婚姻をする位ならば独り身のまま審神者を続けた方が絶対に良いのに。あわよくば、目の前の彼と夫婦になるのが一番幸せであろうに、なんて事を考えながら甘い水羊羹を口に含んで。 )





  • No.342 by 千種 / 歌仙  2019-07-12 00:41:40 





(/ 寒い夏の夜にくしゃみしながらタオルケット足の爪先から顎くらいまで包まって寝るの大好きです。冬におこたでアイス現象。
ともしずが中傷でスタンス逆転するのが好きです。近付くなって言う巴ちゃんと近付いていいって言う静ちゃん…すき…
まあ他のきわ歌仙も大体主すきすきだから仕方ない…恋を知ってる分伊織さん本丸の歌仙ちゃんの方が雅ですね。よかったねよしよし。
千種ちゃんと伊織さんの年齢が8歳差っていうのに割と…ときめき……8つ上のお姉ちゃん素晴らしい。わかばJKさにわに存分に地雷踏み抜かれてればいいと思います() )


【千種】

あーあ、長くかかるのかなぁ。それなら夜まで寝ちゃおうかな。
( 先程とは対照的にぴしゃりと言い切られ、不満げに肩を落として唇を尖らせる。握っていた手もおずおずと離し、書類を手に取り改めて要項を見直す。夜更け、という程の時間ではないが、この季節でも十分夜の帳は降りきっている時間ではある。如何せん基準は成人済みの審神者だろう、いつまで延びるかも分からない。服装は制服で良いとして、リボンを閉めてボタンを止めて、スカートをもう少し長くして___身支度に余り時間はかからなそうだ。それなら先に寝溜めておく方が吉だろうか。へたりとその場の座り込むと、疲労から来る溜息を一つ。ぼんやりと庭を見つめ、余り口を動かさずに上記を。「膝丸さんも一緒に寝ます?」ふっと視線を近侍へと戻すと、小さく首を傾ける。勿論、何も疚しい意味はない。聞きたかったのは“一緒のタイミングで”寝るか否かであり、少し言葉を省いただけ。会合についての紙と、先程の便箋を纏めて執務室の卓上へと置く。彼が寝るのならば、誰か他の刀に起こすよう頼まなければ。)


【歌仙兼定】

____…………縁談?
( 良妻賢母、その言葉に余り良い反応を得られなかったことに、自然と疑問符を浮かべ。折角入れた冷たい玉露を飲んでも表情は晴れない。一体何が彼女をここまで気負わせているというのか。理解の及ばない自分に納得がいかず、僅かに肩を落とす。しかしそれも束の間、翡翠の双玉をすっと細め反芻を。嗚呼、政府も余計なことをしてくれる。持っていた菓子切りを置き、膝の上で手を握る。皺を寄せる眉を抑えることもせず、一貫して不満な口振りで続きを。「縦に頷けるわけがない。きみは僕の主だろう?」自分以外の腕に抱かれる彼女____悋気だ何だと言う前に、雅で可憐な花妻の隣に相応しい存在が自分以外に思い当たらない。無論、この本丸にいる刀剣は全て素晴らしい逸品のみ。鋭く、美しく、人に取り入る付喪の姿。しかし、雅さで自らの横に立つ輩は一人とていない。つまるところ、自分が彼女に一番相応しいということだろう。不快感から厭に喉が渇き、再び透明の茶器に口をつけ、唇を濡らす。良く冷えた茶が心地良かったが、先決はそれではない。不満の色を前面に出して彼女を見つめ。)



  • No.343 by 膝丸/伊織  2019-07-13 20:14:47 




(/あーーーーわかります!!さむーいーって思いながらタオルケットの中でぬくぬくするの大好きです。
ともしず癒しの癒しなのに怪我すると突然審神者の心臓をえぐってきますよね。はぁ好き……
きわ歌仙同士で歌詠み会してそうな感じです。恋の歌さらさらーっと詠めるね雅だね歌仙ちゃん。よしよし。
確かに結構歳の差ありますよね。年の離れた妹分は超絶可愛いんだろうな…。伊織さんに「恋仲?」って聞かれた後千種ちゃんに否定された膝くんを泣いてはないぞさせたいです。膝くんめっちゃ無愛想ですけど大丈夫でしょうか、なんか不安になってきました……。)


【膝丸】

そうだな、主には学業もあろう。
( 時刻を見ればさ程遅い時間でもないが、それでも彼女にとっては慣れないものである会合というのは普段の生活習慣に精神的にも身体的にも披露が上乗せされてしまうであろう。学級の徒である主人の体調を気遣うのも当然近侍としての仕事であり、今のうちに多少なりと寝ておくべきという意見には一つ首を縦に振り、賛同の様子を見せ。__そして、一緒に寝るか、と聞かれた事には胸が躍る。近時同伴故に、自分とて人の身を持つのだから休める内に休んでおいた方がいい。扨、添寝か、腕枕か。どちらにせよ小さな体躯の温もりを感じながら眠りにつくと言うのは大層よく眠れるだろう。自然と緩む頬を抑えるように手で口許を隠すと態とらしく目線を右往左往させる。嗚呼、それにしても。「__日の高いのに同衾とは、君も随分と大胆過ぎやしないか。」漸く絞り出した答えを目を細めて呟けば。本当に愛らしい娘だ、なんてまた一つ頭を撫で。 )


【伊織】

そ___そうよね、良かった。じゃあお断りの方向で…!
( 縁談、そのひと単語に露骨に気色を変えてきた彼にしばしの間目を丸くしてしまう。修行に出る前に馬当番や畑当番を頼んだ時並に嫌がっている時の顔を見るのが何だか久々に感じる。自身が嫁ぐのを引き留めてくれている、と言うのを段々と理解していくと、じわじわと嬉しさが込み上げてくる。曇っていた表情は瞬く間に晴れ、彼の表情とは対照的に嬉しそうに顔を綻ばせると、ほっと胸を撫で下ろす。良かった、頷かれなくて。抑抑気の進まなかった縁談だ、その上近侍殿にまで引き止められてしまったら縁談を受ける理由など無いだろう。寧ろ断るちょうど良い口実が出来てしまったようだ。矢張り彼とは気が合う。嬉しそうに上記を述べる。そう、縁談よりもずっと結婚に向いている人が目の前にいる。歌仙みたいな人と結婚出来たら__なんて言いかけたが、そういった仲でも無いのにそんな事を言うのは少々飛びすぎではないだろうか、彼に寧ろ迷惑を掛けてしまうのでは。そう思いとどまると喉まで出かかった言葉を呑み込んで小さく咳払いを一つ。 )




  • No.344 by 千種 / 歌仙  2019-07-13 21:27:52 





(/ 一年通して夏の涼しい日が一番好きだったりします。個人的に雨もとっても好きなので、本当に今年の夏は素晴らしい……雨の音聞きながらのお昼寝、最高です。
生まれたての雛鳥なともしず好き…かわいい…静ちゃん派だったんですけど、図録の巴ちゃんのインナーにノックアウトされました。薙刀ぐるじい。
冷静に考えたらきわ歌仙って若干空回ってる感じのぽんこつ味がかわいいのに、これで両思いだったらただの雅な歌人ですね好き。歌仙さんしゅきぃ…
「恋仲?」は「まっさかー(笑)」ですけど、「好い仲?」だと仲良しかどうかを聞かれてると捉えていいお返事するはず。日本語むつかしいね。主様のお膝とっても保護者み溢れてて好きです。兄者になった気分だ…個人的にはもう少しぽんこつどぎまぎガチ勢丸だととっても捗ります。あと語呂がいい。)


【千種】

どうき、……?
( 男性らしい手に頭を撫でられ、不思議そうに其方を見遣る。__はて、何と言ったか。彼の使う言葉はいつも古めかしく堅苦しく難しい。訝しげに目を細めて考える。どうきん、だろうか。頭の中で必死に漢字へと変換するが、当てはまるものはなかった。どうきんというのが何なのかも分からないし、どの辺りが大胆なのかも分からなければ、彼は妙に上機嫌なご様子で。余りの理解し難さから不気味にまで感じてくる。「大胆、ですか?……普通だと思うけど。誰でもしますよ」話の流れから考えると、仮眠、昼寝のことを指しているのだろうか。だとすれば更に分からない。丁度彼に撫でられ乱れた髪を解き、手櫛を通す。偶にこうやって話が噛み合わないんだよなー。「お布団敷いといて貰えますか?」内心ううんと唸りながら一つ言付けると、彼の横を通り部屋に備えられた洗面所へと。)


【歌仙兼定】

__きみ、もしここで僕が縁談を勧めていたら、どうするつもりだったのかな。
( 此方が否定の言葉を返すなり、沈んでいた表情はいつも通りに彩られ、ふわりと花が咲いた。心から安心している様子で、それは結構。しかしそれは裏を返せば、自らが縦に頷いていれば彼女は話を受けていたのだろうかという話に繋がる。喜色溢れる彼女の言葉を遮るように、上記を問う。彼女からの寵愛は常々感じている。だというのに、縁談を受ける可能性が僅かでもあったということに心を掻き乱されてしまう。___ああ、いけない。瞼を下ろし、深く溜息を吐く。別段彼女を怯えさせたいわけではない。菓子切りを手に持ち、水羊羹を口へと運ぶ。柔らかな甘さが彼女を表しているようで、言葉でないところで宥められているような気がしてくる。舌の上で甘味が溶け崩れると長い睫毛の下から翡翠を覗かせ。「きみには僕がいる。身を固める必要なんてないだろう?」緩い角度で口角を上げ、雰囲気を和らげる。本当は、刀だって一振りあれば___そうとまで考えているというのに。浅く息を吐くと、冷たい玉露で唇を濡らし。)



  • No.345 by 膝丸/伊織  2019-07-14 12:46:56 




(/あーーーわかります。モコモコ着込まなくていいからそれなりに身軽だけど過ごしやすいからついうとうとしちゃいます。個人的には秋が一番好きですねー、紅葉が色付くのを見ながらお散歩するのが楽しくて。
私は巴ちゃんの真剣必殺でヒィッってなりました。お背中綺麗すぎてダメだと思いますあれ。心臓がくるしい。ピンヒール似合いすぎじゃないですかね。
た、確かに……!歌仙ちゃん周りの刀剣達に「今日は主が?」みたいにすぐ惚気けて「はいはい」ってされてると可愛いです。
千種ちゃん現代っ子ですもんね、昔の日本語余りわかんないよね。また勘違い丸になっていく……。ですよね!なんかこう私の動かす膝くんシャッキリしすぎてるなって思ったのでお聞きできて良かったです。ぽんこつ丸に軌道修正していこう。)


【膝丸】

ふ、普通……!?そ、そうか……。
( 同衾が普通である。その事に衝撃を受けた様子で彼女の発した"ふつう"の二文字を繰り返し反芻する。移動してしまった彼女とは逆に正座のままぽつんと一人考え込む。上手く飲み込めていないのだが、現代では想い人同士が同じ布団で真昼から寝ると言うのは普通のことなのだろうか。だとすれば現代の男と言うのはそう簡単には理性の箍が外れないような強い精神力を持っているということか。邪推が邪推を呼んでいき、思考は変な方向へ転々としていく。__嗚呼、恐るべきかな、現代。其の結論に達した所でふと思いとどまる。今しがた洗面所へ姿を消してしまった彼女は同衾についてよく知らなかった様子。若しかして只言葉の意味を知らなかっただけでは。だとすれば変な解釈を起こしていただけかもしれない。残念だがそういう事にしておこう、共に寝るのは決定しているのだから。漸くそう結論づけて、主人に布団を敷くよう頼まれていた事を思い出す。どの位呆然としていたかは解らないが、帰ってきてしまう前にやらなければ。部屋に置かれた卓を端に寄せ、布団を入れている襖をそっと開ける。ふわりと甘く香る愛しい人の匂いにごくりと唾を飲む。__変な気を起こしてはいけない。悶々としながら敷布団を押し入れから取り出し。 )


【伊織】

えっ……あー…歌仙が頷くような人なら信頼出来そうだし……。
( 不満を露わにしてくれたおかげでこうして肩の力を抜いている事が出来た、とはいえ確かに頷かれてしまった場合の先はぼんやりとしか考えていなかった。誰か一人でも結婚を引き留めてくれる刀が出るまで手当り次第に相談していたかもしれないし、或いは彼の審美眼にかなった人なら信頼出来る人なのだろうと妥協して縁談を受けていたかもしれない。目を泳がせながら暫し言葉に迷うと、眉尻を下げて上記を。__嗚呼、それにしても自分にとって嬉しい言葉を投げ掛けてくれる近侍だ。まるで自分の心が見透かされているようで。「ふふ、そうね。ありがとう、歌仙。」顕現当初から色々と手助けしてくれる彼の優しさが身に染みる。他の本丸よりも少し主人として好かれすぎているような気もするが、そこもまた愛らしい。琥珀の瞳を優しげに細めると、また一口お茶を飲む。うん、美味しい、と顔を綻ばせれば、ふと思い出したことがひとつ。「そういえば、放置してた書類の中に会合がどう、みたいな通達があった気がしたんだけど何時だったっけ。」最近来た通達だしそう近い日時では無いだろう、そうタカをくくってまた一つ玉露で喉を湿し。 )





  • No.346 by 千種 / 歌仙  2019-07-14 14:13:54 





(/ 秋はとても過ごしやすい…最近の日本では消えかけてますけど。やっぱり肌出したくないので長袖着られて、且つ着込むほど寒くない季節は最高ですね!!タイツが許され始めるのもありがたや…
ともしずはピンヒールで戦闘とか完全に舐め腐ってる…いいぞもっと舐めろ!ヒール履いちゃう系男士好きです。ずおばみが極でヒールになるのいい…
はいはいで流したら怒りそう。歌仙ちゃんのそういう面倒なところめちゃくちゃ好きです。みっちゃんとか飽きるほど惚気聞いてるんだろうなあ。
しゃっきりしてるからぽんこつなところが可愛く見えるので全然平気です!!!ただ可愛いのでもう暫し勘違い丸でいてほしいですね。ひざかわ。上げて上げて落とさなきゃ(使命感) )


【千種】

お昼寝、嫌なのかな……。
( ___大胆すぎる。その言葉を反芻し、柔らかなタオルに埋めた顔をむっと歪める。あれを咎められていると解釈するならば、寝るか、という問いに対してのNOサインだと捉えるべきなのだろうか。全く以って分かり辛い。彼らからしたら、此方が使う横文字も同じようなものなのか。数時間の惰眠に部屋着を纏う気にはなれず、メンズサイズのTシャツにショートパンツを履くといそいそと自室へと戻る。戻るなり目に入るのは寝具を整える最中の近侍で。普通ならとうに済んでいるはず、矢張り考え事でもしていたのだろうか。「あのあの、どうきん?嫌でしたら、無理に合わせなくても平気ですけど…」そうっと歩み寄り声を掛け。寧ろ此方からしたら、彼が起きていてくれる方が目覚まし代わりになって有難い。よく分からない会話だなあ。腑に落ちないのを兼ね、表情を窺うように首を傾げて覗き込み。)


【歌仙兼定】

___会合?
( 彼女の言葉に思わず溜息を。信頼を置いてもらえるというのは嬉しいが、そういった類の話は彼女の気持ち次第だというのに。自ら以外と懇ろな関係の主人なんて、考えるのも苦痛だ。それは彼女とて一緒ではないのか、そう問おうとしたところ、茶に口を付け落ち着いた様子の、普段通りの主人の声に阻まれる。唐突な業務の話だったことと、その言葉の聞き覚えが曖昧だったこと、その二つに疑問符を浮かべて復唱し、腰を上げる。茶会の途中で席を立つなど言語道断だが、上からの命ならば彼女の名誉にも関わる。書類ならばと用箪笥を開く。上から何枚かを手に取り流して目を通すと、余り時間の掛からない内に目当ての物が見つかり、眉を寄せる。「僕としたことが頭から抜けていた。今夜戌の刻、だそうだよ。」申し訳なさそうに髪を垂らし、彼女に書類を手渡す。取り出した紙束を整えもう一度収納へと仕舞い。)



  • No.347 by 膝丸/伊織  2019-07-15 12:34:35 




(/秋の過ごしやすさは異常ですよね……最近ちょっと涼しくなったかな?って言うのが数日続いたらいつの間にか極寒になっちゃうけど。悲しい。着込まなくていいのは本当にありがたいです。
わかります……ヒール履いてる男士超好き好きなのでもっとやってほしい。あれで戦場駆け回るとか本当に舐め腐ってるけど愛おしさは増し増しです。
ちょっと、ちゃんと聞いているのかい?大事な事なのに。とか言いそうですよね。ぷりぷり怒るの可愛いな。
本当ですか、よかったです……!理想の勘違い丸君に近付けるように色々と試行錯誤してみます。兄者にも千種ちゃん関連で色々とからかわれてるといいな。)


【膝丸】

っ………い、嫌ではない!寧ろその、何だ。なんというか、君の方こそ__
( 敷布団の次は薄い毛布に枕、などと寝具を整えていると、何時もならもう少しゆっくり用意して来るであろう主人が早くも戻ってきてしまった声が聞こえる。否、それより。愛しい人との同衾が厭なはずが無い。心配そうに覗き込んで来る彼女に少々食い気味に返事をすると、ずいっと身を乗り出して彼女と視線を合わせる。無理に手を出す訳にはいかないが、それでも想い合う同士なのだから共に添い寝をする位は。それだけでも大分気恥ずかしくて頬に熱が集まるのだが。彼女の同意を求める様にじっと見つめると、視界の端に白い何かが映り言葉が止まる。少し視線を下に落とすと、普段の制服よりも少し露出の多い服。上の服は男性物だろうか、彼女の小柄な体躯には少し大きい。それに短い袴、とも言えないもの。惜しげも無く晒された脚が眩しい。ドキリと心臓が跳ねる一方で、今まで世話を焼いてきた分の心配と言うのも生まれる。どうしてこう現代の女性には危機感というものが無いのか。目のやり場に困り暫し視線を泳がせると、溜息を一つ。寝る時に掛け布団をしっかり掛ければ見えまい。休むなら休みやすい格好の方がいいのかもしれない。あれこれ言い聞かせてもう一度彼女と目を合わせて。 )



【伊織】

え。__……え、今夜?嘘。
( 目当ての書類を見つけ目を通すなり随分と苦い顔をする近侍の様子に小さく首を傾げる。何か不味いことが書いてあったのだろうか。彼の言葉と書類とを受け取ると、それに目を通し暫し反芻する。そう近くは無いだろう、と思っていた分と今突きつけられている情報との日時の差が余りにも開いていて気の抜けた声を出してしまう。彼は申し訳なさそうだが、別段彼が悪いわけではない。「いいのよ歌仙、忘れてた私も私だから。」安心させるように微笑むと垂れた髪を耳に掛けてやる。嗚呼、折角彼と楽しくお茶をしていたのに。かと言って大事な会合に無断欠席など愛おしい刀剣達にも迷惑を掛けてしまう。それにしても真逆今夜だとは。正装、及び近侍同伴の事。近侍は言えば付いてきてくれるのだから問題は無いだろう。扨、ここで問題になってくるのは長らく着ていない正装である。着物で行くべきかスーツで行くべきか。「正装、ねぇ。なんにも用意してなかったわ……」困ったように小さく溜息を吐くと、気晴らしに水羊羹を口に含み、また肩を落とす。彼ならばピッタリなものを選んでくれそうだが、そこまで頼りきりな訳にもいかない。どうしたものか、と部屋の箪笥をぼんやり眺め。 )





  • No.348 by 千種 / 歌仙  2019-07-15 14:18:46 





(/ 割と家の近くが自然でいっぱいなので、帰り道に紅葉の木が見れるんですよね。毎年色付き始めると緑に混じるのがとても綺麗で、今年も楽しみです。みやび。
男士の足元事情が好き……内番のときに靴下変えてる子たちが好きです。というか男士の謎のこだわりが見えると死にそう。図録三で死ぬ準備万端だ!!!
雅毛ぷりぷりさせてそう………それ言うの何回目だよ之定ぁとかぐだぐだ言う兼さん見たいです。歌仙さんに色々聞かせられたせいで伊織さんの些細な変化に敏感になってきた兼さんとか良いと思う…すき…
なんとなく兄者は一方通行なの気付いてそうじゃないですか?あれれ?おやおや??まあいっかで流す兄者好きなの…。世の中は兄者を中心に回ってるくらいで丁度いいです。)


【千種】

もう、嫌なわけないじゃないですか。私の方から言ったのに。
( 食い気味且つ勢いの良い返事に鈍色の目を丸くし、何度か瞬きを。不自然な程に矢鱈と視線を向けられ、否応なく目を合わせる。真っ直ぐに此方を射抜く深い琥珀の瞳が眩しい。淀んでしまった彼の言葉尻を補うように上記を続けると、薄く目を細める。可笑しな態度ばかりに気を取られていたが、作り物のような白い肌に朱が差している。__いやいや、何でだよ。胸裏で呟く。照れる要素なんて一つもない。だとすれば先程からの珍妙な態度から察するに___もしや、具合でも悪いのだろうか。刀の付喪神とは云え今は人の身、不調の日だってあるだろう。だとすれば悪いことをしてしまった。彼は至誠な気質だ、きっと主人の前だからと席を外し難いのだろう。ここは一主として気を利かせてやらねば。「あ、会合のこと誰かに伝えておきますね。お疲れでしょうし先に休んでてください!」なんて良い主なのだろうか。きっとそう思うに違いない。想像すると思わず頬が緩み、声が弾む。お休みなさい、と一言残すと軽い足取りで自室を後にし。)


【歌仙兼定】

ああ、それなら僕が見立ててあげようじゃないか。
( 白魚のような手が此方へと伸び、自らの紫の髪を撫でる。ふっと顔を上げると、柔らかな日差しのような笑みが厭に眩しく感じられた。好いた女性に気を遣わせ慰められるなんて、情けないだろうか。呼応して彼女を安心させるように頬を上げて笑むと、礼の言葉を一言。再び彼女の表情が曇るのを見、小さな溜息と共に溢れた呟きに翡翠の緑が輝く。揚々といった様子で上記を問うと、口角を上げつつ付け加え。「君の魅力を一番知ってるのは僕だろう?」さも当然のように宣うと、迅る気持ちの表れる落ち着かない手許を茶菓子へと行き着かせ、水羊羹を一口。何、まだ時間はある。茶請けに装いの話題が加わる程度、何の不都合もない。「矢張り君は洋装がお好みかい?」普段から彼女の装いは洋風だ。現代での主流が洋装だというのだから仕方がないのだろうが、当初は見慣れない格好に驚いたものだ。ああ、すうつ、だとかいう細い輪郭の洋装も正装なのだったか。確かに柔らかい栗毛の髪には洋装の方が誂え易いかもしれない。顎に手を遣り視線を動かす。ふと向かいの彼女を一瞥し、様子を窺い。)



  • No.349 by 膝丸/伊織  2019-07-21 23:14:00 



(/全然お返事出来ておらずすみません…………!毎度毎度本当に何度も申し訳ありません、また多忙期に入ってしまいまして現状お返事出来そうにないので来週位まで待たせてしまうかも知れません……!空き時間にちょっとずつ進めてはおりますので暫しお待ち頂けると幸いです。募集主は私であるというのにご迷惑をお掛けして本当に申し訳ありません…!)




  • No.350 by 千種 / 歌仙  2019-07-21 23:45:12 





(/ いえいえ、どうか謝らないでください…!再三言ってはいますが、どうかリアル優先で気楽にお考えくださいね。趣味が負担に転じて失踪されてしまうのが一番寂しいので、時間が余ったらゆっくり休んで、それでも更に暇だったら返す、程度のペースで構いませんよ。来週返せなかったとしても全く気にしませんので!
またいつ暑くなるかも分かりませんし、くれぐれもご自愛くださいね。のんびりお待ちしています。お忙しいでしょうし返信は不要です。 )



  • No.351 by 膝丸/伊織  2019-07-30 12:20:55 





(/大変長らくお待たせしてしまって申し訳ありません……!とりあえず一段落はつきましたのでお返事させていただきますね、本当に待たせてしまって申し訳ありませんでした。連隊戦までに間に合ってよかった…!
そしてあたたかいお言葉ありがとうございました!本当にありがたい限りです。
多分ですがむこうしばらくは安定した生活が出来そうですので今後とも何卒よろしくお願いします!一方通行のぽんこつ勘違い膝丸くん動かすぞー!)


【膝丸】

あ、あぁ……おやすみ…?
( 部屋を出ていってしまった彼女を、数度瞬きをしながら覚束無い返事で見送る。部屋に一人ぽつんと残された状態で思考に耽ける。彼女自信が言った。嫌なわけが無い、そんな都合の良い言葉が頭の中を駆け巡って離れない。ばくばくと脈打つ心臓が苦しくてきゅっと抑えることしか出来ず、暫し部屋の彼方此方に視線をに泳がせる。__変な気は起こしては行けない。繰り返し繰り返し言い聞かせながらそっと彼女の普段使っている布団に潜り込む。想い人が普段就寝時に使っているせいか、ふわりと花の香りに包まれる。好きな人と眠る、その幸せと気恥ずかしさといったら言葉には出来ないほどのもので。気を紛らわす為に目を閉じて身体を休める事だけに集中する。__愛おしい彼女の香りに包まれながら眠ったなら、さぞかし疲れが取れる事だろう。自身の背後にちらつく薄桃色の花弁には気が付かず、ふとそのまま眠りに落ちて。 )


【伊織】

そうね、洋装の方が着やすいし動きやすいから出来ればそっちの方がいいかも。
( 見立ててくれる、嬉々とした目で期待通りの言葉を投げ掛けてくれる相手が愛おしい。風流を重んじる彼は、矢張り会合などの厳粛な場では主にも当然厳粛な雰囲気でいて欲しいのだろうか。そんな事を考えながらまた水羊羹を口に含む。冷たい喉越しが心地好い。くす、と小さく笑むとありがとうと一言告げて面持ちを明るくさせる。和装か洋装か、悩みどころではあるが希望としては矢張りスーツの方が着るのに時間も要さないしある程度行動の自由がきく。別段動きやすさが必要かと言われたらそういう場でもないが、着物では上手く屈めなかったりと何かと不便が多い。それを考慮すればやはりスーツで行ったほうが何かと都合が良いことが多いだろう。彼に甘えてばかりな気もするが、それを言えば彼はまた気にすることは無いと笑ってくれるのだろう。相手の事をよく理解しているのは此方も同じではなかろうか。「ふふ、私だって歌仙の素敵な所ちゃんと理解してるからね。」小さく付け加えるも言ってみて何だか気恥ずかしくなり、口を噤むべく玉露茶で唇を濡らし。 )




  • No.352 by 千種 / 歌仙  2019-07-30 20:19:32 





(/ お待ちしておりましたー!お帰りなさいませ!また一ヶ月程続くのかなと心配でしたので、少し安心しました。お待ちかねの連隊戦も優しいことに超難に大包平を撒いてくれているようなので、また返信が滞るようなことがあっても気になさらないでくださいね。きわたんちゃん達と楽しく水鉄砲撃ってますので!!
それと大分拙いんですが、場面転換出来るように締めておきました。勿論まだ話したいんじゃ!って感じでしたら続けちゃって平気です!伊織さんと一対一の会談の場面に飛ばしても良いですし、手っ取り早く会議終了でも分かりやすいかなと…割とぶん投げてる!すみません!)


【千種】

ふふ、これで好感度爆上げ間違いなし____。
( 先の修行云々のせいで随分と呆れられてしまった分を取り戻せただろうか。いや、寧ろ心配りの出来る優しい主はプラスに傾いてくれるかも。自室へと戻る間も頭の中はそればかりで、矢張り表情は無意識に明るくなっていたようで、すれ違った何振りから怪訝な顔をされた。襖に手を掛け、中を覗き、___そして、再びそっと閉める。一体どうして彼は、自らの主人の布団で身体を休めているのだろうか。背後の壁に凭れ掛かり、いつの間にか怒っていた肩をゆっくりと落とす。幾ら調子が悪いとはいえ、自らの主の、異性の寝具で寝るものなのだろうか。それもあの真面目かつお堅い彼が。主人として指摘してやるべきなのか、生きた時代の差と呑み込むべきなのか。取り敢えずは行き場を失った足を、空いた近侍部屋へと向かわせ。無論普段彼が使っている布団で寝るわけにもいかず、途方に暮れたまま一つ溜息を。彼が起きたとき、一体どう接すれば良いのだろう。)


【歌仙兼定】

………!…そうか。そうだね、そうだった。まるで僕の一方通行のように言ってしまった。
( 頭の中で一通りの構想を描くと、残り少なくなった水羊羹を一口。彼女は堅く考えているようだが、政府主催とはいえ審神者同士の会談に近い。そこまで形式張った粧は求められていないはず。舌触りの良い羊羹がとろりと溶け、聞こえてきた声に落としていた目線を上げる。ああ、この人は。自然と見開かれていた翠色を細め、呟くように上記を。何処かからはらりと花弁が舞い、凪いだ玉露の水面に揺れる。目を逸らすように冷えたそれを口に含み飲み干すと、薄紅に緋袴を連想し。偶には袴も悪くないだろう。だとすれば先日万屋で彼女にと買った髪留めが合うかもしれない。いや、考えてみれば、洋装に見合う装飾品もいつだか購入していた筈。しかし部屋の何処に置いたか、それを考えると居ても立っても居られない思いで。「…ねえ、後で僕の部屋においで。色々と用意しておくから、好きな物を選ぶと良い。」気も漫ろな儘ではとても風流ではない。非礼を承知で席を立つと、自らの角皿と茶器を盆へと戻し、一つの詫びを残し急ぎ足で執務室を後に。)



  • No.353 by 膝丸/伊織  2019-08-01 18:40:57 




(/さすがにこの酷暑の中一ヶ月は真面目に倒れかねない……たまの休日は引きこもりライフをエンジョイしてます。本当にお優しいお相手様で心の底から感謝してもしきれません。水鉄砲ちょこちょこ周回してるけど時間のなさで10万行くか不安な今日この頃です。ちゃたんなきり……
わー、ありがとうございます!切りもよさげなのでこのまま場面飛ばしちゃいましょう!どの展開でも楽しそうで悩みましたが手っ取り早く会合終了まで飛ばしてしまいました!会議のお付き合いよりそのあとのお付き合いの方が親密度が上がりそうだな、と思いまして。それなりに熟練審神者さんなので伊織さん勝手に人前で喋ったことにしてありますが、審神者の会合って政府のお偉いさんがべらべら話してる感じあるので話を聞いてるか否かはお任せします!)



【膝丸】

__終わったか。主、帰ろう。
( 解散の挨拶が為されると、今迄強ばっていた肩の力が少し抜け、小さく息をつく。其の儘目を暫し閉じ、各本丸の定例報告や政府の役人からの新たな戦場等の説明、熟練した審神者の助言などを一通り耳にして覚えるべきと思った事を頭の中で反芻する。向こう暫くは忘れずに覚えていることだろう、少し抜けている所のある主人を支えるべく自身が覚えて置かなければ。そう心に決めて一つ小さく頷き目を開くと、既にちらほらと帰り始めている審神者達の姿も多い。疎らにだが知り合いであろう審神者に話し掛け世間話に興じている者も居るようだ。主の友人は大抵学友であり審神者の知り合いは余り多くなかった筈。そも、日中休むと言いつつ彼女は余り休めていない様子だった。夕方以降彼女の様子も可笑しく、何か気がかりで。明日もまた学業に勤しまなければならない主人を余り遅くまで拘束しておく理由はない、ならば帰城の一途だろう。そう考え付くと買えるように促すよう上記を述べ。 )


【伊織】

はぁ……真逆喋らされるなんて。
( 今回の会合では自身は中々に年季の入った審神者だったらしい。定例報告は兎も角として、先達として若手の審神者にアドバイスをと云う役人の無茶振りを振られるのはてっきり自分ではないとばかり思っていた分、苦笑で済ませようと思った瞬間自分の名を呼ばれた事には背筋が凍り付いた。抑自分は会合の存在さえ今日思い出したばかりであるし、余り用意も出来ていない。人前で話すことに慣れているかと言えばそれも違う。そんな無茶振りを振られて驚かない訳もなく、最初の方は随分と変な事を言っていたのではないかという不安が産まれてくる。最後に実家の和菓子をサラリと勧める文句は入れてしまったが、無茶振りされただけなのだからそのくらいは問題あるまい。会合が終わると緊張の糸が解けた様子で深い溜息を吐きながら上記を。頬に手を当て眉を下げると「ごめんね歌仙、恥ずかしい所見せちゃって。」ちら、と隣の近侍の様子を伺うように付け加え。 )





  • No.354 by 千種 / 歌仙  2019-08-01 21:59:59 





(/ 早速1カネヒラ取っ捕まえてほくほくです。推しの落ちるイベント最高か………。ぽっけだと周回もきついですよね。1ヶ月あるのでせめて千代ちゃんがいれば里とかよりは多少楽かな。
毎度毎度良い感じに飛ばして頂いてとても助かります…!ばっちり鍵なくさせておきました。更に拾って頂ければ伊織先輩マジリスペクト!初期刀極すごーい!!ってなると思います(地雷) )


【千種】

はーい、これ書き終えたら___よし。それじゃあ帰…………って、あれ?
( 掌に収まる小さなメモ帳に、筆が追いつかなかった事項を簡易に書き留め。延享の時代からは今迄との戦場とは毛色が変わると聞く。主人として出来る限り気を引き締めておかなければ。帰城を勧める近侍に空返事を返すと紙面に芯を押し付けノックし、走り書きをざっと眺める。よし、一先ずこれで良いだろう。第一ボタンを外しリボンを緩めると、ふっと安堵の息が漏れ。スカートのポケットにメモ帳を押し込むと、聞き慣れない金属の擦れる音が聞こえ身を固める。中の金属といえばと小さなキーケースを取り出すと、フックが緩くなっていたらしく鍵は一つも入っていない。出費の予感に眉を寄せ、散乱した鍵を取り出し。ぉれは自転車の鍵、これは本丸の鍵、これは学校のロッカーの鍵…一つ一つ数え、次第に顔色を変える。咄嗟にその場に屈み込み、今し方使っていた卓や椅子の下へと目線を動かす。一通り見渡すと背後の彼へとおずおず振り返り、眉を下げて笑みを浮かべ。「膝丸さん、おうちの鍵がない、んですけど…」実は彼が拾っていたりはしないだろうか。我ながら情けない主人だ。縋るようにゆっくりと首を傾け、申し訳無さげに目線を逸らし。)


【歌仙兼定】

全く、政府にも困ったものだね。こういう事は事前に話をつけておくべきだろうに。
( 隣にいる彼女の纏う堅い雰囲気がふっと崩れ、やっと此方も少しだけ背筋が曲がり。聞こえた深い溜息に其方を向くと、下がった柳眉に下唇を小さく噛み。器具を片付け始める政府職員を横目で睥睨し息衝く。恥ずかしいなどとは微塵も思わないが、唐突に人前に出され慌てふためく主を見るのは中々堪えるものがあった。無論、心労は彼女の方が余程大きいだろうが。「さて、きみも疲れただろう。今日は早めに休____おや」近侍として、そして文化人として、彼女を労らなければ。先に立ち上がると、打って変わって凪いだ双眸を彼女に向け、柔らかく笑んでみせ。ふと視界の端に照明を受け何かが光る。言葉を途中で切ると、屈み彼女の座している椅子の足元に落ちている小さな其れを拾い上げる。何かと思えば特に変哲もない鍵で、そのまま顔を上げ主を見上げ。「きみの物かい?」冷たい金属を掌に乗せ、彼女へと差し出しつつ問い掛け。)



  • No.355 by 膝丸/伊織  2019-08-07 08:33:13 





(/おおぉ、おめでとうございます!ぽっけ勢だとなかなか厳しいですがこの間のアップデートからHTML版になったのに合わせて少し動作早くなったかな?って感じがします。
水鉄砲ぱしゃぱしゃしてる割に近侍さんが千代ちゃん全然出してくれなくてかなしいです。
この歌仙ちゃんに初期刀っていうワードが地雷でしかないですよね、すごい眉間に皺よりそう。カレカノ勘違い丸くん頑張れ…!)


【膝丸】

__鍵?きみ、何時もひとつに纏めているだろう。
( 纏めた資料を丁寧に持ち帰る為の荷物として入れて居ると、何やら視界の端で慌てふためいた様子でわたわたと忙しなく動く彼女。何かあったのか、と顔を上げ訝しげな視線を送ると、次第に震えた声でぽつりと響く言葉に目を丸くする。お家の鍵、とは即ち彼女の本丸ではなく母君等がいる自宅の鍵の事だろうが、彼女は何時も様々な鍵をひとつに纏めて居たはずだ。彼女が持つ鍵を纏めているものには何一つついていない訳だが。なおの事不思議極まりないが、無いと言うならば何処かで落としたのが定石だろう。此処からさして動いては居ないのだからこの辺にある筈、とも思い腰を屈めて先程の主人と同じ様に鍵を探し始めて。然し余りもの探しや偵察といった行為自体は不得手で、別段何の代わりも無いように見える。「むぅ、見当たらないな。すまない主。」暫し探し回った後に顔を上げて溜息を吐きながら一言、愛おしい主人の役に立てない歯痒さに眉を下げながら肩を落とし。 )


【伊織】

__私のではないかな。落し物じゃない?
( 彼からの労いの言葉に安堵すると共に矢張り申し訳なさも込み上げてくる。歴史も由緒もある名刀としてはこんなに情けない主人の姿というのは見るに堪えないだろうに。彼に恥をかかせない為にももっとしっかりしなくては、そんな戒めを自分の中で唱えると、視界に煌めく金属に目を丸くする。彼の掌から差し出された鍵を手に取り、小さく首を傾げ。何かの鍵、なのは解るのだが全くもって見覚えのない鍵だ。キーリングを一応確認してみても自身の所持する鍵は全て揃っている。なればこの会場に来ていた誰かの落し物であろう。近くに誰か鍵を落とした人は居ないだろうか、もう幾組かは帰り始めてしまっていて持ち主は見つからないかもしれないが。「政府の職員さんに届け__あ、あの子達じゃない?」他人に無闇に話し掛けるより上に届け出た方がいいだろうか。彼に確認しようとした矢先、彼の肩より少し向こうに学生服を着た少女とその近侍であろう源氏の重宝がしゃがみ込んで何かを探している様子。行きましょう歌仙、と彼女の方へと歩みを進めると、「あの、捜し物って之だったりしませんか?」至って物腰柔らかに、ふっと微笑みながら鍵を差し出して。 )




  • No.356 by 千種 / 歌仙  2019-08-07 12:40:03 





(/ ただいま5カネヒラで前回よりも豊作です。ところで一昨日運営ちゃん直々に青江村を焼き払ったわけですが、主様は息災でしょうか。柳柄の着物とても最高でしたね…ゲーム内立ち絵よりも髪纏めてたりするのかな…普段より巻いてるように見えます青江ちゃんぐるじい
勘違い丸きゃわわ。公私混同が良くないのは分かってるけどもう少し恋仲っぽいことしたいなーとか悶々してると可愛いです。ああ膝かわ… )


【千種】

あーいや、あの!平気ですからそんな顔しないでください!
( 悔しげに表情を歪める彼の姿を見るなり、慌てて笑みを作り首を横に振る。偵察の値は太刀ワーストだったか、申し訳ないことをしてしまった。そも落としたのが会場であるとも限らず、来る途中で失くしたのかもしれない。それが一番まずい事態だが。彼につられて出かけた溜息が女性の声に喉奥へと押し込められる。其方へと向くと、柔らかそうな白い掌の上に乗せられた小さな鍵。貼られた小さな星のシールは見紛うことなく自宅の鍵で、反射的に立ち上がり女性の手ごと両手で包み。「します!すみません、ありがとうござ___…あ、さっき話してた人…」安堵から泣きそうになるのをぐっと堪え、心優しい美人のお姉さんの手を握る。どこか耳馴染んだ声に先程の会合が想起され、眼前の審神者が大先輩だと気付き。数歩遅れた位置に立つ彼女の近侍を見、昼の会話が浮かび。何処か思うところがあったのか顎を引き、再び彼女へと向き直り。「あのあのっ、個人的に聞きたいことがあるんですけど、お時間頂けますか?」辿々しく堅い敬語を紡ぎ、唇を結んで。)


【歌仙兼定】

あの子………?…主、大人しく政府に届けた方が__、
( 自らの肩越しに視線が向いていることに気付き、遅れて其方を振り返る。確かに近侍と二人で何かを探していると思われる審神者がいるが、それだけで決めつけてしまうのはやや尚早なのではないか。何より、見知らぬ相手と話すのは余り気が進まない。そうこう言っている内に主は歩みを進め、渋い思いをしつつも後を追う。重い足取りで彼女の隣へと並ぶと、丁度しなやかな白い手が包まれる瞬間だった。これで相手が異性であれば首を__と迄はいかないが、今のように涼しい顔は出来ていなかっただろう。聞けば直々に質問があるとのこと。審神者として主人を仰がれるのは悪い気分ではない。その近侍として無意識に表情を作ると紫の髪を指に巻き付け。「これも何かの縁だろう、良いんじゃないか。」こうして質問が来るということは矢張り先程の講話も恥ずべきものではなかったのだろう。そのことが嬉しく口角を上げると、背を押すように彼女の肩をとんと叩き。)



  • No.357 by 千種 / 歌仙  2019-08-15 08:09:59 





(/ すみません、どうしても心配過ぎたので少し書き置きを…!決して!決して催促ではありませんので!!絶対にそこはお間違えなきよう!!!
長くなりすぎても気持ち悪いので端的にいこうと思います。茹だるような暑さですが、主様はご無事でしょうか。体調は崩してないでしょうか…。失踪はしないというお言葉は以前頂きましたし、繁忙期が終わるまでは無理に返信しないでください。返信に割く時間身体休めて!!!もう也関係なく主様のお人柄に惹かれている面もありますので、どうかご自愛ください。罪悪感とか本当に感じなくていいので…!
すみません結局割と長くなりました。とにかく私が言いたいのは主様大好きってことだけです。以上乱文失礼しました。早く涼しくなりますように。)



  • No.358 by 膝丸/伊織  2019-08-23 09:19:30 





(/生存報告です、此方生きております!ここの所ずっと体の調子が悪くまともにご飯も食べられていなかったのですが何とか回復の方向にありますので返信の余裕が出てきました…!お待たせしてしまって本当に申し訳ございません、温かいお言葉を頂けて本当に嬉しかったです、これからも無理ない範囲で返信は行っていきますので時間がかかってしまうかもしれませんが何卒よろしくお願い致します。一方的で非常に申し訳ないです…!
青江ちゃんの低い位置で髪を結わえていそうな軽装の実装もされてだいぶ元気になりました。あまりの尊さに打ちのめされかけましたが軽装いいですね…。)


【伊織】

わ!__えっと、はい、私で力になれるなら。
( 彼女が振り向き鍵を視認した瞬間、他人に手を包まれるというあまり経験したことの無い事態に驚いた様子で目を見開き。否、それにも驚いたが一番の驚きはその動きの機敏さであろうか。若い子って元気だなぁ、なんてぼんやり思いつつも鍵の持ち主が存外早く見つかったことに安堵する。聞けば、何やら此方に質問がある様子。彼女の自分を見詰める眼差しはどうやら尊敬の色が混じっているようで。前で講話を仰がれるだけのことはあったのかな、なんてちょっと誇らしげに今しがた肩をとんと叩いた自らの近侍にちらと目を遣り。矢張り彼も異論は無さそうだ。それを確認して上記を口にし、ふわりと目を細めると、少々気にしていそうな彼女の近侍にも目をやって気にしないで、と小さく口を動かし。 )


【膝丸】

あ、主。きみ、いきなり其れは失礼に当たるだろう!?
( 目の前にふっと現れ、目的の鍵を差し出してくれた恩人にいきなり懐いた仔犬のように飛び付くのは如何なものだろうか。幾ら相手が女性とはいえ、両手で手を握るだなんて。自分もされた事がないと言うのに。否、そうではなくて。相手は先程壇上で講義をしていた先輩であるというのに。ずけずけと彼是質問するのも失礼に当たらないだろうか、否、先達に教えを乞うことは悪い事では無いような。ぐるぐると巡り、迷走しかけた思考を何とか但して主人との間に割って入り。彼女の後ろに控えている修行を既に終えた、凡そ初期刀であろう刀に小さく頭を下げ。「主人の非礼を詫びよう、悪意は無いんだ。」と付け加えると、どうやら向こう方の主人も質問されたこと自体は悪く思って居ないようで。折角新しい知識を得られようとしているのに臣下があまり表出るのも良くないだろうか、と一歩引き下がって。 )




  • No.359 by 千種 / 歌仙  2019-08-24 09:57:25 





(/ うわーーーーーん主様ーーーーー!!!!!ご無事とはいかなかったようですが、生存報告に心から安堵しています…!本当にご自分のお身体を第一に考えてくださいね。待てというならいつまでも待ちますので…!!体調は不可抗力ですし不満など少しも持っていませんので、気楽に考えて頂けたらと思います。寧ろそんな状態の中お相手をさせてしまって此方が申し訳ない…!常々有難うございます。
それと軽装は青江ちゃんが一番ぐっと来ましたね………表情が素敵だ………。夏の夜と合いまくりでもう…あれ足元が泥濘んで……(沼) )


【歌仙兼定】

いや、構わないよ。寧ろ見る目があるくらいだ。
( 天真爛漫といった様子の主人に代わり頭を下げる近侍に軽く手を上げ首を振り、翡翠の瞳を柔らかく細め。矢張り自らの主が認められるというのは側仕えとして嬉しいものだ。微笑ましげに表情を緩ませ、主の肩越しに見えない尻尾を振る少女を見つめ。肩に置いた手で僅かに彼女を引き寄せ、「矢張り講話も失敗ではなかったようだね。」と一言囁くように伝え。一歩後ろに下がり、邪魔にならないよう口を閉じ静観する___筈だったのだが、今し方聞いた少女の問いに思わず眉を寄せ。初期刀殿についての話ならば残念ながら自分の出る幕はない。何処も彼処も初期刀初期刀と、初期刀という地位はそこまで重要なのだろうか。選ばれる機会が用意されていたにも関わらず、その座を譲ってしまった自らには皮肉な話だ。薄く溜息を吐き、出来る限り相手方が気にしないよう引き攣った笑みを浮かべ。)


【千種】

か、代わりに謝られたら私の立つ瀬がないじゃないですか!___ごほん。すみません、えっと、それで…。
( 勝手に非礼を詫び始める自らの近侍を見ると顔色変えて慌て始め、包んでいた掌から鍵を受け取ると一つ会釈を。主人は自分だというのに、恥ずかしい。羞恥で熱を持つ頬をぱたぱたと手で仰いで冷ましつつ、鍵をポケットへとしまい込み。優しい言葉を掛けてくれる両先輩に一つ咳払いをすると、横目で彼女の近侍の姿を窺い。煌びやかな蝶の装い、胸元の桔梗。態度も悠然としていて立派だ。自然と自本丸の初期刀を思い描いて重ね、彼もこんな風になるのだろうか、と目を細め、再び目の前の先輩へと視線を戻し。「あの、初期刀…さんを修行に出すの、寂しくありませんでしたか?」本人の手前呼称を付け、幾らか不安そうな表情で問い。質問を口にした途端、肩越しに見える初期刀の雰囲気が変わったような気がし、また何か非常識だったかと問うように自らの近侍の表情をちらりと見て。)



  • No.360 by _  2019-10-01 00:20:57 





(/ 毎回毎回催促のようで申し訳ありません、矢張りどうしても抑えが効かず…。
本当にご負担になるようでしたら、どうかこのトピのことはすっぱり忘れてくださいね。元より私生活優先という事でしたし、気が咎めるようであれば打ち切りの宣言も不要です。何ヶ月か後落ち着いた頃に、また続けたい、と思ってくださるなら一言頂ければそれでも十分ですので。

どうか主様が健康でいられますように。のんびりお返事をお待ちしていますね。)



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