全部全部がすきなもの

全部全部がすきなもの

主ガチ勢の刀  2019-03-16 11:11:47 
通報


募集板にてお声掛け下さった466様をお待ちしております。

コメントを投稿する

  • No.310 by 宗三   2019-06-13 21:35:57 





(/ それはそれはお疲れ様です!!どうかゆっくり休んでくださいね。こちらは相変わらず暑さにやられてぐーすか寝ている次第です。ここから更に暑くなるとか信じられない…
貞さにとっっっっっても好きです……………。なぜかみっただのこと好きだと勘違いされてお節介焼かれたみある…。はぁ貞ちゃん………
おーーーーっ嫌味みたいになってしまった!!!!主様が締めると仰ってるのにやだやだ駄々捏ねてるのは私ですので!!!お気になさらず!!!葵ちゃん本当に可愛いです。)


【宗三左文字】

好み、と言えば伸ばすんですか?
( 成人を控えているというのに、一々言動が稚い__基可愛らしい人だ。食べ物を蓄える小動物のように膨らんでしまった頬を指先で撫でるように突き、愛しさに目を細める。華奢な肩をもう一度抱き寄せ、彼女を胸の中に覆い隠し。鼻先を黒髪に寄せ、椿の香りを取る小さな手に自分の手を重ねて。独言のような呟きへの返答に一瞬拍を置くと、薄く笑みを浮かべながら上記を返す。自分の言動が彼女に影響を与えていると思うと、幼稚な欲が満たされていくのを感じる。無論、髪が長かろうが短かろうが、愛しい彼女であるならば全てが許容範囲なのだが。「好みだ如何だというより、長ければ揃いだな、と。」付け加えるように後を追う。別段と髪の長い彼女が見たいわけではない。彼女に関する発言は何もかもが片生で、それを理解しながらも止め処なく溢れる言葉に呆れすら覚える。それだけです、余り唇を動かさず小さく言うと、腕の中の柔らかな身体を折ってしまわないよう優しく抱き締め。)



  • No.311 by 葵  2019-06-13 23:35:54 




(/ありゃりゃ、確かに最近気温の変化が著しいですもんね……。私も一時期まともに食事とれなくてやばかったです。夏生き残れるかな……
わかります、とっっっっっても好きなのわかります……貞ちゃんはただのイケメンなんだ…見た目が小さいだけで…!「主よぅ、みっちゃんがあっと驚く位可愛くしてやるよ!」って世話焼いて欲しいですね。違うんだ私が好きなのは貞ちゃんなんだ…!ってなるやつ。
大丈夫です!!可愛がっていただけてるのは本当に嬉しいですので!うちの子褒められるととっても嬉しくなります!)


【葵】

んー、まぁね。お揃い……ふふ、ぞっこんだってバレちゃうね。
( 乙女心のひとつとして出来る限り相手の好みに合わせたいというのがある。イメチェン、とやらを久しくしてもいないのだからその位なら全くもって容易いことである。伸ばすのが嫌になったらまた切れば良いという所も中々決断しやすい要因である。その上、"揃い"だなんて言葉を並べ立てられてしまったなら簡単に籠絡されてしまう。彼の思う壷とはわかっていれども、彼がそういった如何にも恋人らしい行動に興味があった事につい嬉しさが勝る。仮に揃いで髪を伸ばしたら、易々と受け入れる自分もそれを良しとする彼もお互いに想い合って居るのがこの本丸以外でも一目で解ってしまうだろうに、それが何だか面白そうでくすくすと小さく笑いを零すと。彼のものだという証の1つとして髪の毛を伸ばすのも良さそうだ、なんてだいぶ内心の方針が固まってくると、華奢であるのに確りと男性らしく筋肉のついた細い腕の中で愛おしい彼の心音を聞くと、応えるように背中に腕を回し、ぎゅっと抱き締めて。 )




  • No.312 by 宗三   2019-06-14 08:44:48 





(/ 栄養と睡眠は大事です。切実に。ウィダーじゅうじゅうしながらなんとか生きてるので大丈夫だと思うんですけど…お互いあまり無理はせずにいきましょうね。
前田くん平野くん貞ちゃん不動くんと短刀は王子様が揃いすぎている…アク強すぎる打刀以上の皆さんはどうか見習ってください。
しかし新しい審神者さんが楽しみすぎて心の歌仙さんがミヤミヤします。やっぱり歌仙さんは淑やかで操が固い人が雅なんだろうなあミヤミヤ…)


【宗三左文字】

それに、長ければ露見し辛いでしょう。
( 嬉々たる様子の好きな人を見るのは楽しい。愛らしいその笑みを作っているのが自分だとすれば尚のことだ。白魚のような指に漆黒の髪を巻き付け、動きを楽しむ。この緑髪を胸元程度まで伸ばした彼女を頭の中で描き、その内目線は自然と真っ白な首元へと。鎖骨の周辺にちらりと見えた紅い痕へと指先を這わせ、くるりと囲むように其処を撫でる。言ってしまえばただの小さな鬱血痕だが、意味するところは所有印。満足気に口角を上げると、底意地悪く上記を口にする。実のところ、耳裏だの項だのにも付けたかった。髪が長ければ更に彼女の肢体に自らの名を書けるというもの。風が吹いた拍子に見えてしまうかもしれないが、それもまた一興。所有印ならば、見せなければ意味はないのだから。くつりと喉を鳴らすと、抱き締めてくる彼女の口端にそっと唇を寄せ。)



  • No.313 by 葵  2019-06-14 21:50:27 





(/ウィダー楽ちんですけど無理しない程度に他のおかずも食べてくださいね…滅茶苦茶心配です……。
正統派王子様が短刀ちゃんに揃いすぎてて短刀ちゃんマジハイスペック……って驚嘆しました。打刀以上にクセが強いのは実践刀だからなのかしら。
ふふふ、そう言って頂けて何よりです!ママとお姉さんの中間を目指しましたのでぜひ是非お楽しみに!)


【葵】

ん___…もう!そういう事ばっかり考えて!
( 彼のわかり易い愛情が嬉しく、そのまま身を委ねていると不意に鎖骨に言い様もない擽ったさを感じて身をよじる。昨晩から散らされた彼の所有印をなぞっているのだろうと勘づくと、どうも気恥ずかしくて顔に熱が集まる。今は髪が短いから見えやすく彼も付け辛いが、髪を伸ばしてしまったらもっと増えるというのか。大事なものは自分のだと分かるように、という気持ちは非常に判るのだが、正直彼がここ迄独占欲の強い性格だとは思っていなかった。其れが嫌かと尋ねられたら否だが、意地悪く紡がれた独占の言葉も、寄せられた唇も含め接吻の数が多い。好きな相手から愛される事は当然嬉しいが、直に朝餉の時間にもなるだろうに。少しだけ距離を取ると、幼子を窘めるように上記を。 )




  • No.314 by 宗三   2019-06-15 10:50:52 





(/ 夏は切実に宇宙食欲しいですね。もっと栄養のある流動食をくれ。点滴は痛いので病院のお世話にはならないよう頑張ります…
打刀も太刀もわりと美術品だらけだからそれはなさそう…??多分うぐとか何か切った経験/zeroですよね。うぐちゃんボス踏むときの台詞うっきうきだもんね戦嬉しいね。
バブい歌仙さんにならないよう尽力したいと思います。修行直後ってことは7面入ってすぐくらいでしょうか。だとするとうちのさにわさんと同じ程度の進み具合なので是非仲良くしていただきたく…)


【宗三左文字】

僕を煽る貴女が悪いんですよ。
( 満更でもないだろうに、形だけで嫌がる彼女がまた愛おしい。今更幾ら主人の顔を繕ったところで、数時間前まではこの褥の上で嬌声を聞かせていたというのに。大体此方も好きで思考回路を淫猥に染めているわけではない。そんなことを言われたとして、男という性を持った以上結びつかざるを得ない欲だ。加えてただの鉄の塊だった自分に男身と恋心を与えたのは主人たる彼女で。窘められふっと笑みを浮かべると、敢えて距離は詰めず、薄ら笑いと共に上記を。片腕を伸ばすと柔らかな頬を掌で撫で、僅かに睫毛を落とす。戻ってしまうのか、主人の顔に。別段特別扱いされたいわけではないが、普段指を揮う主としての立場に戻られるのは気に食わない。朝だからと呑み込むしかないのだろうか、不満げに眉を顰め。)



  • No.315 by 葵  2019-06-16 20:58:23 





(/んーーわかります……胃腸が弱いので暑いだけでお腹痛くなるのすごい嫌なんですよね……。ざるそばちゅるちゅるしてばっかですぐ夏バテします…お互い気をつけましょうね…。
ああ、そっか美術品ですもんね…!戦える事にワクワクする子可愛らしいですよね、江雪兄様とか出陣させるの本当に申し訳なくなってしまう…
個人的に葵の初期刀が歌仙だった分次の歌仙ちゃんは初期刀じゃないかな……?なんて思っていたので、修行解放から歌仙ちゃんが極めるまでの間時間がありそうなので其方の審神者さんより少しだけ先輩かな、という所でしょうか。ほぼほぼ同じなので是非とも仲良くして頂けたら……!)


【葵】

あ、煽ってないよ、__多分!
( さも原因が此方にあると言いたげな台詞に目を丸くする。彼が妄りに所有印を散らす原因は自分にあると言うのか。確かに数時間前までは与えられる甘い快楽に呑まれるままに身を委ねていたし、自分でも恥ずかしい位の声を上げていたのが彼を昂らせたのかもしれない。然し一眠りして一日をリスタートした以上はそうもいくまい。直に日も高くなれば世話焼きな刀達が起こしに来るだろう、それ迄にある程度の身支度は整えなければならない。不満げに唇を尖らせて相手を見やると、彼も同じく不満げに眉を顰めている。彼との二人の時間も心地好く終わらせるのは惜しいが、職務があるならやる事は先にやるべきだ。変に生真面目な性分が働いて「お仕事頑張ったら甘えていいから。ね?」なんて励ましの言葉を掛けながら彼の頬にかかる薄桃の長い前髪に手を伸ばし、その隙間に手を入れるように頬を撫でて。 )




  • No.316 by 宗三   2019-06-16 22:20:46 





(/ 日々細くなる身体に呑気に喜びたかった…最近は雨ばかりで涼しくて快適ですね。ああ7月8月来なければいいのになあ…
江雪兄様遠征カンスト縛りとか江雪兄様根兵糖カンスト縛りとか和睦民も大概おかしくてすきです。兄様は永遠に馬のお世話してようね!(初太刀)
それ歌仙さんが初期刀にジェラシーなやつ!!!!!!!!!!でも最初に選ばれたの自分じゃないんだよなーって思っちゃうやつ…………うっ(死) )


【宗三左文字】

丸一日働くんでしょう、どうせ。
( 審神者に決められた勤務時間というものは特にない。日課や月課はただの目安であり、達成しなかったからといって目に余るようでなければ何を咎められることもないのだ。だからこそ、生真面目な彼女は少し働きすぎるきらいがある。それをとやかく言う気はないが、矢張り懸想している立場として余り面白くはない。滑らかな羽二重肌が自らの?を撫でる。ああ、今度は子供扱いか。二色の瞳で彼女を捉えると、深い溜息を一つ。重い身体に鞭を打ち半身を起こすと、畳に広がった着流しを手繰り寄せ羽織りながら上記を。若干の皺が出来た襟ぐりを直しつつ、それに、と付け加え。「僕が甘えるより、貴女に甘えて欲しいんですけどね。」彼女に背を向けたまま、一言だけ抗議を。もう貴女に励起された子供ではなく、番なのだから。不満を口内で一つ転がし、そっと呑み込んで。)



  • No.317 by 葵  2019-06-17 22:33:04 





(/生命の危機に陥るのでわーい痩せたーって喜べないんですよね。このままではやばいと解りつつも食欲はわかぬのです。寒過ぎると凍えかねないのでずっと11月くらいの気温がいいですね。
意地でも戦場に出さないお姉様方やばいですね!うちの江雪さんはバリバリ出陣させてるので本当に申し訳ないです。他の子レベリングしたいからもう一周しようね…(鬼)
ジェラシー歌仙ちゃんかわゆ……。初期刀に選べる五振りの中と言うだけあって他の子より初期刀へのジェラシーはとんでもないだろうなぁ……よしよししなきゃ。(使命感))


【葵】

長谷部じゃないんだから流石にそこまでしないよ。
( 日課や月課を熟せば追加で資材が貰えるし、刀帳埋めをする以上は資材の量が矢張り審神者としては気になる所。それを補うのに日課は丁度良いのだが、流石に明け暮れ迄仕事をし続ける気は毛頭ない。だらける時間というのは欲しいものだ、誰しも藤色の彼の様に仕事に喜びを感じるというわけでもないのだから。小さく笑って上記を返すと、雑に放られた襦袢を手繰り寄せ、緩慢な動作で起き上がり。襦袢の袖に腕を通しながら、甘えて欲しい、と零す彼の言葉に嬉しそうに耳を傾ける。甘やかしてくれるのは嬉しい事だが、甘え過ぎると仕事に身が入らなくなってしまう気がする。交際相手として甘えたい気持ちをぐっと抑えながら形ばかり主人の体裁を保ち、「昨日できなかったからその分、ね。」と付け加えて職務に向き合うよう自分に言い聞かせると。 )




  • No.318 by 宗三   2019-06-18 00:45:09 





(/ でも最近春も秋もないですからね!!!春物とか秋物の服の寿命10日くらいじゃありません??今年は5月頭からバテてました。
江雪兄様レア4の中でも屈指のステの高さだから仕方ない………。こりゅとか小豆さんとか兄様とか、戦嫌な子ほどステ高い傾向ありますよね。鬼畜。
出来れば最初に見出されたかったなーって常々思ってそうです。極歌仙は「今改めて選ぶんだったら云々」とか言って困らせてきそう感あります。きわ歌仙さん基本余裕ないよね… )


【宗三左文字】

____…長谷部………、
( 愛しい人の閨で発せられた他の男の名に、思わず柳眉が動く。ゆっくりとその名を復唱すると、宛もない声を埋めるように片手で顔を覆い、諦めたように深い溜息を。まるで間男へ向けるような思いから、奴も別段業務に喜びを見出しているわけではないだろう、と気持ちを無理くりに塗り替える。節くれだった手に無言で全てを吐き出すと、着流しの裾を整えがてら重い腰を上げる。乱れた髪を髪に掛け翻ると、二色の瞳を細め。「それならもたもたしていても仕方ないでしょう。ほら、」小憎たらしい同僚のお陰で気分も切り替わった。恋仲に向ける甘い声色ではなく、少し抜けた主人への多少の棘を添えた普段通りの声色を向ける。此方としても手早く業務を終わらせて二人の時間を作りたいのだから、この態度の方が合理的だ。立ち上がりやすいようそっと白い手を伸ばすと、急かすようにわざとらしく眉を寄せ。)



  • No.319 by 葵  2019-06-18 23:35:20 





(/此方は地域が該当しなかったので無事でおりますが、地震大丈夫でしたでしょうか?被災されてないといいな、なんて願ったりしております。仮に被災されてしまったら安全第一に、ですよ!
分かります、春秋物をいつ着たらいいか解らずにそのまま出番なく夏と冬が来るんですよね……季節が消えていく…。
んーーそうなんですよね……戦イヤイヤしてる子程戦で輝いてしまう……
あーーー思ってそうです!「君の審美眼を信じているけれど、」みたいな……あの頃は主も若かったから仕方ない、みたいに言い聞かせてそうな感じしますね。
葵ちゃんの方も次で締めようかな、と思います。何だかんだ滅茶苦茶長引かせてしまって申し訳ありませんでした…!駆け引きが上手いのに余裕がない所が凄く宗三さんらしくて終始きゅんきゅんし続けてました。本当に癒されまくってたのでありがたい限りです…!)



【葵】

__……ふふ、はいはい。
( 何処かちくりと刺すような声音の小姑__基、業務モードに切り替わった彼を見てついくすりと笑ってしまう。先程迄は自身を甘やかし、昨日は「ほかの刀は要らない」とまで宣った男がこうも真逆に切り替わると何だか面白い。しかも此方の業務モードの方が昨日までの彼だったのだから尚のこと。それだけ想われて居たというのは嬉しいことなのだが、突然切り替わったのは説得が効いたのか、はたまた先程並べ立てた犬猿の仲にある同僚の名が気に食わなかったのか。どちらにせよ自分も仕事をしなければならない、と彼の手を取り腰を上げると、所有印を隠す様に少しきつめに襦袢を着付ける。巫女服の表着や袴は寝る際には身につけない為に箪笥の中に仕舞っている。箪笥の方へと歩みを進め、目的のもの達を取り出し着々と準備を進めながら。 )




  • No.320 by 宗三   2019-06-19 02:53:04 





(/ おお…ご心配なく、太平洋側ですので津波やらの被害は一切ありませんでした。現状不調があるとすれば聚楽第に最推し送っちゃって寂しさに悶えてるくらいでしょうか()
葵ちゃん終わっちゃう……………………いえいえ、此方こそ可愛い女の子堪能させていただいてありがとうございました。前も言いましたが本当に付け焼き刃だったので、何とか形になれていたならよかったです。闇空っぽの主大好きハッピーケージバードな宗三さんに真剣に悩んでくれる葵ちゃん本当に可愛かった…(?) )


【宗三左文字】

…少し、動かずに__。
( 細い手を取り身体を引くと、此方に呼応するかのように手早く支度を始める主人の姿へと目線を投げる。いつもより締まった着付けは、首に散った紅い花弁が原因だろうか。ぼんやりとその背を見つめつつ身支度を終えると、いつも縛っている浅葱色の髪紐を手に持ち、二三瞬きを。そっと小さな背中に近寄ると、準備を進める彼女の髪をそっと手に取り再び掌で鞣すように撫でる。小さく上記を告げると、指を立て手を櫛に見立てる。耳の辺りから毛束を左右同じ程度たなごころに乗せ、後頭部で髪を傷めないよう細心の注意を払いつつ、普段自らが使っている髪紐で一つに括る。小動物の尻尾のように跳ねた髪に満足げに口を付けると、また目を細め。「結わえるのも、偶には良いでしょう?」自分の邪魔な髪を片方へと寄せつつ、支度を終えた身は障子の前へと。)



  • No.321 by 葵  2019-06-19 23:26:45 




(/ご無事なようで良かったです、聚楽第始まりましたもんね?!正体バレバレなのにちゃっかり監査官としてやってくる長義くん頑張っててとても可愛いです()
いえいえ!付け焼き刃とはとても思えない程の素敵な宗三三さんを提供して頂けて本当に嬉しかったです!もう日々のやり取りが楽しみで楽しみで仕方がありませんでした、長々とお付き合い頂きありがとうございました…!
次の膝くんのお相手審神者ちゃんも歌仙ちゃんもとっても楽しみにしております!)


【葵】

ん__……ふふ、そうだね。
( 動くな、の一言で大人しく動きを止め、彼の様子を伺う。髪を撫で、手櫛で髪が後ろに流されていくのを感じ取ると、一体どんな髪型になるのかと好奇心が湧く。この長さになってから髪を結ぶなどとは殆ど考えなかった分、こうして髪を弄って貰える時間というのが本当に幸せに感じる。この先もっと色々なアレンジが出来るように、矢張り髪は伸ばそう。そう心に決めると、結び終わったらしい髪と着付けの崩れがないかを確認する為に姿見の前で確認をしつつ。髪を結わえるゴムなどは無いが、何で結んだのだろうか。少し首を捻って確認すれば、見覚えのある結紐。神様の独占欲とやらは随分なものだ、くすりとはにかんだ笑みを零すと嬉しそうに結び目にそっと手をやる。嗚呼、こんなにも愛おしい人と共に過ごせるだなんて随分な幸せものだ。数日前迄の鈍感な自分を思い返しながらまた一度ふっと息を零すと、着付けのチェックをして障子の前の彼の元へと向かう。「じゃ、行こっか!」筋張った薄い手を取り、皆の待つ空間へと障子を開けた。 〆





  • No.322 by ___  2019-06-20 00:01:04 





(/ ちょぎ審神者さんが今回でどれだけ乱舞5に出来るのか野次馬根性で楽しみに見てます。推しが限定鍛刀とかイベ限とかだと習合大変そう…
改めてお疲れ様でした!次に行く前に何かこう、マイ本丸設定とかあれば好きなだけ語っちゃってくださいね。例えば審神者の部屋は離れにあるとか云々…なければそのままpf投げて頂けると心がミヤミヤします。)



  • No.323 by *  2019-06-21 21:41:45 




(/周回大変そうですもんね……推しちゃんといろんなお話したいだろうに、でもなかなか集まらないって悲しいですよね……ちょぎ推し審神者さんが周りにいるのでどうなるか勝手に楽しみにしてます。わくわく。
ありがとうございます、こちらこそとっても素敵な宗三さんありがとうございました…!
そうですね、強いて言うなら審神者さんの実家が今回和菓子屋さんなので厨が広い、とか食料の備蓄が沢山ある、とかでしょうか。他はあまり変わらないと思います!
先日のご希望通り台詞を添えさせていただきましたので!)


「あ、今日は何かいい事あったの?ご機嫌ね。」
「はい、今日のおやつ。一人2個までね。」

名前: 伊織(いおり)
年齢: 25
性格: 物腰柔らかで余り強い主張をしない。柔和で器量が広い事から何かと世話焼きで、色々な人の面倒を見たがる。人の話を聞くのが好きで、色々な人の意見を聞いて見聞を広めるのが好き。けれども決して流される程意思がないという事は無く、自分の芯は残しておく。刀達を我が子のように可愛がり、練度や修行で成長していく姿を見届ける事に楽しみを見出している。さしずめ甘やかし上手、かもしれないが自分からは余り深く突っ込まず、相手が話してくれるまで待つタイプ。趣味は料理で、就任当初から本丸の台所に立って料理やおやつを作っている。気が長いので余り怒らないうえ基本は自由きまま主義で、自分でも母か姉かのようなものだと思っている一方で、仕事は仕事と折々挟んでいくのでサボることはない。報告書は堅苦しくて苦手だが出納帳などの帳簿付けが得意で、案外記憶力が良い。
容姿: 栗毛の緩くウェーブした髪を胸あたりまで伸ばし、普段は右横に京紫の結紐で纏めている。琥珀色の優しげな瞳を持ち、見た目からもおっとりした印象が見て取れる。服装は基本は白ブラウスに季節の色合いのロングスカートを合わせ、その上にしょっちゅう焦げ茶のエプロンを掛けている。
備考: 審神者就任から数年が経った中堅審神者。本丸は結構な大所帯だが今いる刀剣達は大方育ってきてしまったので、最近は極の刀の育成に力を入れている。元々は老舗和菓子屋『伊織庵』の娘で、万屋の和菓子担当になる筈だったのが霊力の都合により審神者に抜擢されて審神者となる。最近は年齢的にもそろそろ結婚を考えなければならない歳で、偶にくる縁談に悩まされている。





  • No.324 by ___  2019-06-21 23:47:01 





(/ 夏連隊戦の謎の大包平バーゲンセールのおかげでコモン短脇打と同じくらいの早さで乱舞5になったので、いまいち感覚が掴めないんですよね。刀装失敗で無言の推しは寂しい。
畏まりましたー!此方もあまり変わることはないんですけど、一つさにわさんの自室の隣に近侍部屋なるものを置こうかと。薄い襖一枚隔てた向こうに近侍が寝てると思うと大興奮です。お気に召しましたら気軽に輸入してくださいね。
それと素敵すぎるpfありがとうございます!!!好き!!!!!これって近侍は歌仙さん、ということで宜しいのでしょうか。初期刀でもないようですし近侍の座おねだりする歌仙さんもかわいい気がしますね。
それと此方もpfをば…不備、ここが気に入らん直せ!という点がありましたらどうぞ何なりと。)


「いいないいなぁ。私も膝丸さんみたいなかわいー弟が欲しかったなー。」
「今年こそ!!彼氏と夢の国!!!付喪神がいるんだから言霊だってありますよね?ねっ?」

名前 : 千種 ( チグサ )
年齢 : 17

性格 : 人と接することを楽しみとする犬系女子。喜怒哀楽が分かりやすく明朗で、考えが表情に出やすい。単純思考故騙されやすく、一度思い込むとその考えに振り回されてしまうことも多々。少々夢見がちで、皮算用は最早癖。しかしそれが転じて中々のプラス思考。小難しいことを深く考えるのは好まず、直感を重視する如何にもな現代っ子。褒められて伸びる頑張り屋、なのだがどうも空回りしがちな不器用さん。仮とはいえ親元を離れているためか、未だ甘えたが抜けていない。

容姿 : 輪郭のぼやけた色素の薄い山鳩色の髪。緩く巻かれた髪を高い位置で一つに括り、結んだ髪は肩甲骨の半ば程度まで垂れる。前髪は向かって右側へと流し、触角が顎までの輪郭を隠している。くりっとした青鈍の瞳は生まれつきの二重で、頭頂部には主張の激しいアホ毛が一本。身長は平均程。大抵は制服姿で、白いカッターシャツの上にクリーム色のカーディガン、紺色のブレザーが基本。首元は緩め。規定のチェックのスカートを二三度折り、膝上まで上げられている。登校時はメイクを施すが、本丸では開き直ってついついノーメイク。部屋着兼寝間着は如何にもといったパステルカラーのふわもこパーカーにセットのショートパンツ。絶壁。

備考 : 公立高校に通いつつ審神者として活動している兼業審神者。学業との両立もあり、つい最近延享に出向き始めた程度。本丸から現代の好きな場所に向かった方が朝の支度に時間をかけられるから、という理由で本丸暮らしをしている。ちなみに審神者を引き受けた理由は、実を言うと刀剣男士との交際目当てという下心丸出しの邪なもの。しかし蓋を開けると顔が良すぎて腰が引け、おまけに目が肥えて彼氏が出来ないことが悩み。打刀や脇差で遣り繰りしていた中、やっと顕現した初太刀が近侍。近侍に対し悪い印象はないが、飽く迄ご意見番扱い。



  • No.325 by *  2019-06-22 23:58:27 




(/うんうん、わかります。白山くん推してる審神者さんは血涙流してるんだろうな…………ああ二回目のキャンペーンも来なかった…。
畏まりましたー!それでは膝くんをそちらの近侍部屋に住まわせますね!眠れない夜とかに襖越しに「起きてる?」みたいな会話するんだろうなって思うと萌え滾りました。最高だ…。
わわ、ありがとうございます…!そうですね、近侍は歌仙さんです!近侍の座を奪われまいと息を巻く歌仙ちゃんかわいい。
わあああ可愛い!!!今ちょっと心の膝丸さんがガタッと立ち上がりました!こんな可愛い子に若干の無自覚サイコ発揮していいのでしょうか!やりますけど!!感情に応じてアホ毛がぴこぴこするのかしら…
絡み文はどう致しましょう?前と同じく審神者さんのだけ交互に投下して始めていくのがいいですかね……?)





  • No.326 by 千種  2019-06-23 01:18:51 





(/ え、選ばれし民だ…2回目で白山くん乱舞5の審神者さん随分増えましたね。一体いくらの札と資源を使ったのやら…こわい。
お気に召されたようで嬉しいです…!!見ての通りのコメディ調の性格ですので、まあガチサイコにならないよう適度に泣いてはないぞしていただければ…() 不憫な膝かわいい。
前回は様子見がてら主様に先に出させてしまったので、今回は私から失礼しますね。あー早く歌仙さんで伊織さんとのんびりまったりしたい!!!一緒に厨に立ちたい!!!たまたま厨にいたみっちゃんに気遣われたい…!!!! )


【千種】

____……あった!
( 収納をひっくり返すこと十数分。つい先日、念願叶って踏破した池田屋の戦にて重傷を負った初期刀の手入れが終わったのが今日の昼頃。帰宅するなりその彼から告げられたのは、修行の申し出だった。優秀な審神者ならば縦に一つ頷けたのだろうか、未だ青さの抜けない空っぽの頭は、縦ではなく横に傾くのみだった。そういう訳で化粧も落とさず、修行とやらの説明の文書を探しているということだ。四つん這いで半身ごと押込みに入り、暗闇にも随分と慣れた目で一枚の紙を引き抜く。政府の印を確認すると、墨で書かれた文書へと目を通す。先程から通達を見つけてはその読み辛い草書を解読する作業の連続だ。いい加減少し休憩でも___そう思った矢先、目に入る“修行”の二文字。喜色に表情は輝き、思わず声を上げる。と同時に書面へと下がっていた頭も勢い良く上がり、室内に響く鈍い音。収納の仕切りに頭を打ち付けたと気付いたのは、声にならない悶絶に文字通りその場で頭を抱えてからで。)



  • No.327 by 膝丸/伊織  2019-06-23 23:28:24 





(/鶴丸さんお迎えしすぎて「なるほど、鶴が白山だったのか……」という錯覚さえ覚えましたね。白山くんキャラグラフィックめちゃめちゃ好みなので是非ともお迎えしたかった…。
はい、かしこまりました?!やり過ぎないサイコ気をつけますね!
早速可愛らしい絡み文ありがとうございます、おドジで可愛い…!
伊織さん早速厨に立たせておきましたので、是非!!みっちゃんは気の使えるいい子ですよね。いいママだ……)


【膝丸】

__全く、普段から整頓をした方が良いと言っていたのに…。
( 吐きたくなくとも口から溢れ出た大きな溜息。発端は初期刀が修行に出たいとの事で、其の準備を手伝いに__とはトントン拍子に行かず、こうして修行云々の内容が書かれた政府からの資料を探す事に必死の彼女を手伝う羽目になっていたのであった。修行許可の降りていない自分は身につけることのできない旅装束や旅道具がなんだか羨ましく感じる。__これで唯でさえ信頼の篤い初期刀殿がより彼女の信頼を得るだなんて、別に妬ましくなどは。そう思っていた矢先、あったと嬉しそうな声をあげる彼女にお小言を言うべく溜息混じりの言葉を吐こうとしていた時だった。明らかに鈍く痛そうな音が聞こえて吃驚し、音の出処へと目を向ける。何やら頭を抱えて蹲っている様子。抜けているところのある主人とはいえ、想い人が痛がっている様を何時までも見ていられる筈もなく。手に持っていた関係の無い通達を纏めて畳に置いてから彼女の方へと歩み寄り、再び頭をぶつけないように肩に手を回し、そっと抱き起こす。「大丈夫か主。」そんな言葉をかけながら、整理整頓を怠るからこうなるのだ、と矢張りお小言を含め上記を。 )


【伊織】

__ふふ、やっぱり涼しげで素敵。
( 実家に置いていた或る荷物を両親に送ってもらうように頼み、其れが今日本丸に届いた。其れを本来の置き場である厨へと持っていき、桐の箱に結ばれた麻紐を丁寧に解く。その中に大事に仕舞われた目当てのものを取り出す。水を模した蒼の中に泳ぐ二匹の金魚がいる硝子の角小皿。菓子を一切れ載せるのに丁度よく、今の季節水羊羹などを乗せて食べたらきっとよく映えて見た目も美しく楽しめる事だろう。丁度冷蔵庫におやつ用にと作った水羊羹を冷やしてあるから、食べようか。手の中で皿を回し、皿の裏までをじっくり隅々まで眺める。向こうにいる頃に一目惚れして買ったものだが、数年経ってから見ても矢張り美しい。芸術の好きな近侍もきっとこの美しさには理解を寄せてくれるだろうと思うとつい心が弾む。和菓子とて見た目を楽しむ菓子である事に変わりは無いのだから。唯、このまま桐の箱に入り続けていたものを直接使う訳にもいかない。一度洗おうか、と二枚組の小皿を壊れ物を扱うようにそっと流しへ下ろし、軽く食器を洗い始めて。 )





  • No.328 by 千種 / 歌仙  2019-06-24 01:37:48 





(/ うむむ、白山くんはレシピが重すぎる…今回も30万ほど食べられました。30万使っても300回ちょいしか回せない事実…
うわーーーーっちょっと非常に申し訳ないので謝罪を!!!思っていたよりも極歌仙を掴めていないことが発覚!!しました!!なんかこの歌仙さん特の匂いがするー!!!頑張りますので生暖かく見守っていただけると幸いです…!!! )


【千種】

駄目です、更に頭悪く…___って、これですこれです!私ちゃーんと見つけましたよ!
( 和紙に落ちた墨が滲むように、鈍い痛みがじわりと広がる。喉奥から絞り出すような情けない声を止め処なく溢れさせていれば、肩に回された青年の腕。先程から耳に痛いお言葉ばかりをくれる近侍殿だ。ちらりと其方に目線を向けると、暗闇に煌めく金色の瞳と目が合う。泣き言を呑み込むと相手の前に草臥れた書類を突き出し、平時通りの小言を遮るように上記を。誇らしげに笑みを浮かべ無い胸を張ると、さて、と腰を上げる。見つけたのならもうこんなに埃っぽい場所にいる道理はない。いそいそと抜け出すと畳に座り込み、紙面を広げ内容を読み解く。初めは明るかった表情も徐々に暗雲が立ち込め、延いては再び眉を寄せて。最後まで読み終わったのか、行き場を失った視線は自然と近侍の彼へと。言い淀むように小さく唸った後、申し訳なさそうに口を開き。「池田屋の報酬に手紙一式、なんてありました?」池田屋一階に悉く苦戦した身としては、そんな遥か昔の記憶はない。否、正味な話、使い道が分からず何処か適当な場所にぽいっと置いたままなような。ああ、また怒られる。開いた通達で気まずそうに顔を隠し。)


【歌仙兼定】

( 歌を詠むのならば、彼女の隣が一番だ。四季の移ろう中庭に臨む縁側は良い。質の良い骨董品に囲まれる自室だって実に風流だ。しかし、愛しい君の隣程、内から溢れる心象を形容を悩む場所は無いだろう。無論、雅を感じるどんな場所よりも、彼女の隣が落ち着くというのも勿論のこと。だからこそ、遑の際は無意識に主を探しに爪先が向いてしまう。横切ろうとした厨の前で、ぴたりと足が止まる。流れる水の音に目を細め、音を立てないよう暖簾を潜る。そこから見えたのは恰幅の良い伊達の彼___ではなく、見紛う筈もない小さな後ろ姿だった。傍にある桐の箱に二三瞬くと、ああ、とわざと小さく息を漏らす。無作為に驚かせたいわけではない。そっと隣並ぶと、漱がれる小皿に目を這わせる。凪いだ水面の薄青の小皿に、身を捩った金魚が閉じ込められている。流れ落ちる水で光が屈折し、一瞬を切り取られた筈の魚が泳いでいるように映った。硝子を濯ぐ白魚の手から華奢な肩へ、そのまま美しい横顔へと目線を動かす。どれだけ美しい美術品でも、彼女よりも目を奪われる物は存在しないのだろう。翡翠の双玉を細めて笑みを浮かべ。)
___…きみの選ぶ物はいつだって雅だ。何か手伝わせてくれるかな?



  • No.329 by 膝丸/伊織  2019-06-24 09:17:35 




(/そうなんですよね、レシピの重さと出現率がえげつなくて資材カッツカツにされました……その後の刀装キャンペーンで充分に刀装確保できなかったのつらんい。
大丈夫ですよ!!!突然甘ったるい言葉を吐いてくる所凄くぽいのでどうかお気になさらず……!!)



【膝丸】

確かに間違いは無いな……って、きみ、散らかしたものを片付け無いからそうやって…!
( 鼻先に突きつけられた書状につい眉間に皺を寄せ目を通す。さらさらと綴られた草書体の文は当時の刀である自分達にとっては読み慣れているものだが、現代に生きる彼女には読み難いことこの上ないだろうに。内容を読み取ると修行の通達について間違いは無さそうで、険しくなった顔が少し緩む。唯、その後今まで違う違うと引っ張り出しては放り散らばった紙を片付けることもせず内容を読む事に集中し始めてしまった彼女を見てまた肩を落とす。__兄者同様、俺の話を聞いてくれないではないか。仕方がない、と畳に無造作に散らばった紙を拾い集めて、先程まで手に持って整理していた分と合わせる。池田屋では夜戦故太刀の自分は出陣出来なかったが、真逆源氏の重宝が紙拾いをしているとは先代も思うまい。池田屋に三度出陣している以上修行道具は一式揃っている筈だが。畳まれた旅装束と旅道具の中に手紙を認めるための一式は無い。「…真逆、きみ、無くしたのか。」三つ揃わねば修行には出られない、その事に良くも悪くも複雑な心境になるが、ものの整理をしない事で起こる弊害の連発に眉の間に皺を刻み、目頭を手で押さえて。 )


【伊織】

ありがとう歌仙、じゃあ畑を……なんて言うのは冗談なのだけれど。これで水羊羹食べない?
( ふと隣並んだ白い服に聞きなれた優しい声。真逆共に話を交わしたいと思っていた目的の相手から来てくれるとは。修行から帰ってきて以降、色々なものに目を向ける様になった彼が愛らしくて、つい前まで嫌がっていた畑仕事を、なんて意地悪を言ってしまいたくなる。大所帯である分今日の畑当番がやることはやってくれているし、今は特にすべきこともないのだが。それよりは寧ろ、今しがた水を止めた二枚の菓子皿で季節感を味わいたい。布巾でそっと皿から水気を取ると一枚を台の上に戻し、もう一枚を彼に見せるように傾けて顔を綻ばせる。水羊羹は沢山あれど、この皿は二枚しかない。近侍を頑張ってくれているご褒美になれば、なんて思いつつ、秘密を共有する子供のようにあどけなく微笑むと、「近侍さんいつも頑張ってくれてるから。」と付け加える。菓子作りの腕には自信が有るし、彼が今しがた雅だと言ったこの皿でなら、何か癒しにもなるのでは。__本音はそれだけではなく、彼との時間を作りたいだけなのだが。翡翠の瞳と目を合わせて、嬉しげに柳眉を下へと下げ目を細めると。 )




  • No.330 by 千種 / 歌仙  2019-06-24 21:39:55 





(/ あの優しくない刀装CPは一体…聚楽第の何らかが間に合わなかったのは分かるんですけど、それなら経験値CP続けて欲しかった…でも白山くんCPは続けてほしくない…苦しい…ウッ
そうでしょうか…ううん、実にもやもやしてます。もっとこうしてほしいああしてほしいがあったら気兼ねなく伝えてくださいね。このままだと迷走しそうでぐぬぬ。)


【千種】

う、………___ごめんなさい、呆れちゃいました?
( 墨の匂いのする紙から目だけを出し、申し訳なさそうに彼の様子を窺う。目頭を押さえる仕草に罪悪感が加速し、どう返すべきかで小さく喘ぎ。軈て口を噤み肩を落とすと、そっと彼の方へと近寄る。重力に逆らわず落ちる薄緑の髪を手で避け、曇ってしまった綺麗なお顔を覗き込む。顔立ちだけはお兄さんとそっくりで、しかし浮かべる表情は凡そ真逆で。出来ることならばその琥珀に穏やかさを湛えて欲しいのだが___如何せん他本丸の彼と比べて、若干表情が強張っているように思えてならない。矢張り主の差だろうか。真面目で実直な彼のこと、実のところ近侍の任は余り好ましくなかったりするのだろうか。邪推が邪推を呼び、眉が情けなく下がる。いつもは言うことを聞かない頭頂部の髪も垂れ下がったらしく、目端にだらりとした毛束が映る。「あのあの、近侍、嫌でしたらいつでも…」途中で切れてしまった言葉を思わず呑み込み、目線を下げる。顕現して間も無くからずっと近侍は彼なのだ。今更変えるのも何というか、寂しい。幼い子供のような言い分に思わず自身が呆れ。)


【歌仙兼定】

逢引の誘いのようだね、無下にするわけにはいかないな。
( 淑やかに細まる琥珀を見つめ、僅かに目尻を落とす。確かに清涼でこれからの季節に合う小皿だが、温かみのある彼女の色に負けてしまっている気がする。透明な器から滲んで見える柔らかな栗毛の色を、値踏みするように眉を寄せる。普段から彼女に合うものを探すのが最早癖になってしまっている。しかしそれも仕方のないこと、美しい人には美しい物が合う。日本刀だって、今の世では立派な美術品なのだ。つまり何が言いたいかというと、本丸に数ある美術品の中でも、彼女に相応しいのは自分である、これに尽きる。「執務はまだ途中かな?それならきみの部屋ででも。」片手で角皿の縁をなぞりながら、止まった水の中を泳ぐ金魚を眺める。今は秘密だが、きっと短刀達は喜びそうだ。お小夜にも是非見せてやりたい。緩く首を傾げて紫苑の髪を揺らすと、彼女の返答を待つ。出来ることなら、他の刀の横入りがない場所がいい。無論、最たる優先事項は彼女がいること、だが。)



  • No.331 by 膝丸/伊織  2019-06-25 23:24:46 





(/本当にわかります……資材カッツカツの状態で銃兵の補給が本当にきつかった。経験値二倍は欲しいです。本当に。極ちゃんただでさえレベル上がらないから…
なんだか無理難題を押し付けてしまったようで申し訳ない……!全然気にならないですから、大丈夫ですよ!)


【膝丸】

__……待て、俺の他に誰がきみの世話をすると言うんだ?
( 目の前で眉尻を落とししょんぼりと萎れる姿は宛らしょぼくれた仔犬の様だ。その姿が愛らしくてまた可愛いのだが、緩む頬を表に出すまいとするとつい眉間に皺が寄る。ちらと彼女を見遣ると、随分と落ち込んでしまっているようで。自身の素っ気なく見える態度が原因なのかもしれないが、それもこれも全て彼女が身を焦がすほど愛らしいのがいけない。物の管理のおざなりさに呆れると言うのも事実だが____それより、今彼女は何と。山鳩色の前髪の隙間から見える長い睫毛に隠されて目が合わない。別の意味で眉間に皺が寄る。自分が近侍の任を降りるなど有り得ない。彼女の側仕えは当然自分の仕事だ。他の誰にも彼女の隣を渡す気は無いし、自分以外に適任がいるなど到底思えない。手を顔から離し、彼女の薄い肩に置く。そっと腰を曲げて下から覗き込むように主人の顔色を伺い。青鈍色の不安に揺れる瞳と自身の琥珀とを交差させ、「俺は近侍を降りる心算は無い。」と真っ直ぐ言い放ち。 )


【伊織】

……ふふ、そうね。私の部屋行きましょうか。歌仙、冷茶を入れてくれる?
( 近侍の彼は本当によく自分に懐いてくれている。やんちゃな刀達が多い分、風流や優雅とは程遠い性格の子達も当然居るわけで。修行前はそういった刀達に憤慨している様子をよく見ていた。まぁ、偶に彼の言う"雅"が果たして雅なのかは疑問に思うこともあったが、季節感を重視する和菓子屋では、その辺の情景などに心動かされる性分に育ってしまった。その分彼の言う雅を解せる女ではあるのだろう、信頼を寄せて懐いて貰えるのは嬉しい事だとつい頬が緩む。部屋でお茶、というのは二人きりで話したい事の裏返しだろう、それについては此方も同じなので都合が良い。どうせならばゆっくり話が出来たら、と思うと水羊羹だけでは足りずお茶が欲しくなる。くすりと笑を零して頷くと、栗色の緩い髪を揺らす。一旦彼に背を向け、棚から一枚の小さめの盆と、グラスを二つ取り出し。急須は彼の側にあるから入れてもらおうか、流しの方へと戻ると、お願い事として少し眉を下げ。 )





  • No.332 by 千種 / 歌仙  2019-06-26 01:28:59 





(/ 個人的に江戸城がすごく苦手なイベントなので、2スロ打刀育てて一番楽しいのが2倍5倍なんですよね。ああ初期刀…
いえ、歌仙さんなら余裕余裕とタカを括ってました…!!極歌仙さんってあんまり余裕ないイメージだったんですけど、なんか意外と大人っぽくなってしまってコレジャナイ…!!これじゃ特…歌仙さんもいいけど歌仙ちゃんが見たい… )


【千種】

………うん。私も膝丸さんがいいです。
( 任を解くとして、誰に頼もうか。ぺらぺらのお手紙セットを一緒に探してくれそうなのは___そこまで考え、肩に置かれた手に疑問符を。緩慢に顔を上げようとすると、それよりも早く彼の金の瞳に射抜かれ思わず身が固くなる。目の前にある整った端正な顔を見詰めると、ぱちりぱちりと瞬きを。どうしてそんなに怖い顔をしているのかだとか、そんな表情なのに近侍は降りないのかだとか、色々疑問はある。しかし一端の女子高生の身としては、この男性の睫毛の長さに気を取られて他のことが頭に入らないのであった。全く以って目に毒だ。大人しく顔を上げると、穏やかに上記を告げる。気が緩みがちな自分にとっては、彼のように生真面目な近侍が有難い。こうして責任感から近侍を続けてくれるのは助かる___が、しかし。「別に他の人でもお世話出来ると思うんですけど。」むっと眉を寄せ口を尖らせる。これでも来年には結婚も出来る身。自分でなければ手に負えない、だなんて女性に対して失礼な言い草だ。彼だって見目麗しい青年なのは外見だけ、中身は一つを数えるか否かの幼子だというのに。不満げな目線を送ると、彼からの弁明の言葉を今か今かと待ちわび。)


【歌仙兼定】

玉露茶はどうだい?たまには氷出しも風流だろう。
( 整えられた柳眉を下げる主の姿を捉えると、側の急須を一瞥した後、彼女の方へと歩み寄る。結われた暖かな色の髪を爪の先で僅かに撫で、緩やかに口角を上げ上記を。玉露は少し贅沢な証。愛しい女性との秘密の茶会を贅沢と言わずに何と形容するのか。そして折角彼女が選んだ涼しげな水面の皿だ、ただの冷茶よりも氷茶の方が合うだろう。「準備をしたら急須を持って行くから、きみは先に部屋に向かっていてくれるかな。」まずは硝子の急須を洗うところから始めなければ。その後の歓談を思えば微塵も苦ではない。朝方氷も作っておいたことだし、日頃の行いが吉と出たのだろうか。結んだ裾を引き直すと、ふと再び彼女の方へと振り返る。大事なことを言い忘れていた。翠の双眸を小さく細めると、やや童心の見え隠れする笑みを浮かべ。一本立てた指を自らの唇に当てがい、くっと小さく喉を鳴らして笑って。「…誰にも見つからないように、ね。」ただの見苦しい独占欲を、秘密の茶会の雰囲気を守る文化人の殻で覆い隠す。我ながら彼女のことになると狭量だ。修行から帰って、更にそれが加速した気がする。呆れて眉尻を下げると、それを見られる前に流しへと顔を向け。)



  • No.333 by 膝丸/伊織  2019-06-27 02:59:04 





(/経験値美味しいキャンペーン好きです、個人的には悲報の里苦手なんですよね……江戸城は修行道具集めやすくて美味しいので割と好きです。
歌仙ちゃんはわふわふしてそうなイメージあります、まだ始まったばっかりですしここからわふわふ度上げていって頂ければ…!なんかこう、詠んだ歌片っ端から贈りそうです。「こんなにも焦がれてるのに」みたいな歌詠んではすぐ捧げてそうです。筆まめさんっぽそうです。)


【膝丸】

ああ、それでいい。____そういう意味では無いのだが…。
( 近侍は膝丸"が"いい。なんと自分に都合の良い響きの言葉だろうか。満たされる支配欲と多幸感に思わずふっと口が緩む。彼女が小さな顔を上げたのを見て肩から手を離し、屈めていた背中を元にぴんと伸ばして、数度主人の頭をぽんぽんしてやる。これではどちらが主人か解らないな、なんて思いつつも主はまだうら若き乙女なのだから甘えたい年頃なのだろう。その役目を自分が独占できるというのは実に満たされることで。__其のつもりで行ったのだが、どうも彼女には「他の刀には手が負えないほど駄目な主だ」という意味合いで聞こえてしまったようだ。貶す意味で放った訳では無い、寧ろ彼女への浅ましい欲望に満ちているというのに何を悪く言う所があるのか。確かに子供っぽい所もあるがそこを含めて愛しているのに。苦い顔をして否定をすると、暫し閉口して言葉に迷う。さて、なんと言うが良いか。頭の引き出しの中から出来る限り障りのない言葉を選び並べる。「そうだな……俺が一番この仕事に向いていると言うだけだ。」光をいっぱいに携えた幼子のような瞳が愛らしく、つい目を細めてそう穏やかに一つ述べると。 )


【伊織】

あら、季節感があってとっても素敵ね。……それじゃあ部屋で待ってるね、文化人さん。
( いつもより少し贅沢で深みのある玉露、確かにこういう良き日にはピッタリであろうか。幼い秘密を共有するようなくすぐったさがあるが、何だかそれも良い。少し苦味のある玉露は甘い水羊羹との飲み合わせも実に良い事だろう。本当に彼の風流心には目を見張る。優しげに顔を綻ばせると、菓子とグラスを載せた盆を手に持って厨の入口の方へと歩む。丁度厨を後にしようかというところで彼の声が聞こえ、其方を振り返る。しー、と秘密を表す身振りから感じる若干の幼さと愛らしさに矢張り頬が緩む。随分と懐かれたものだ、主人として誇らしい。愛おしげに眉尻を下げ、盆を片手に持ち帰ると同じく人差し指を立てて唇に宛てがい、秘密の約束を交わす。秘密の共有をしたがるだなんて、随分可愛らしい刀だと上記を述べてから今度こそ厨を出て、あまり足音を立てぬよう気を付けながら自室へと戻る。__ああ、刀に文化人だなんて言わない方が良かったか。道すがらそんな事を思いながら、彼との秘密の茶会に思いを馳せては頬を緩め。 )




  • No.334 by 千種 / 歌仙  2019-06-27 18:42:34 





(/ 里は絶対にオーバーランしたくないですね。運営ちゃん玉札抜いて。やっぱり脳死周回できる大阪城と経験値うまうますぎる連隊戦が好きです。夏連隊戦まだかな…
歌仙さんのわんちゃん感って結構他の刀を意識してると思うんですよね。となると他の刀より僕の方が云々系統になると思うんですけど、別にがっつり貶めたりはしないよな歌仙…と思って悶々です。言い回しというか、塩梅がむつかしい。)


【千種】

フォローになってない………ような。
( 素晴らしき哉、イケメンに頭を撫でられるお仕事。普段は刀を握っているというのに、彼の手は繊細で綺麗だ。その手が今度は優しく、まるで子供をあやすように私の頭を撫でる。___あやすように。その単語に引っ掛かると、若干不満の色が抜けないままに上記を呟き。それにしても、彼に撫でられたところで驚く程ときめかないのが面白いところだ。別段職場恋愛は望んでいない。審神者に就任したばかりの自分ならば、きっと期待に胸を躍らせていたことだろう。ああ、そういえば。先程の書類をぺらりと開くと、文字列に目を落とす。「4日もいなくなっちゃうんですね、修行って。」紙面を持った腕を伸ばし、物の散乱した畳に寝転がり。口に出すと初期刀のいない本丸を想像してしまい、何となく違和感を覚えた。1年間毎日顔を合わせ続けた彼が、暫くいなくなる。失くした手紙を探す気力が落ちていくのを感じる。何だか主人として恥ずかしく、寝返りを打つと近侍の彼に背を向け。)


【歌仙兼定】

___主、入るよ。
( 一声掛け、執務室の襖を開ける。彼女の姿を視認し薄く笑むと、卓の上に透き通った硝子の急須が乗った黒い盆を置く。黒字に僅かに散った金色が、光を屈折して揺れる。急須の底には新緑の色を湛えた玉露の茶葉が、その上には氷が幾つか重なっている。日が入るように障子を薄く開け、盆を光が当たる位置に置く。初夏の日差しが硝子に入り、氷を貫き、早く溶けるようにと僅かに注いだ水が揺れる。飲み負えたら茶殻はおひたしにでもしよう。そうすれば主は更に喜んでくれるだろうか。溶けるように笑んだ後、愛おしい彼女へと向き直り。「どうだい、風流だろう。こうしてきみを癒せるのは僕くらいだものね。」無意識に得意げに顎が上がる。氷出しを選んだのは、玉露に合うだろうから___というのもあるが、更に言えば数10分は彼女を独り占め出来るから、という理由も勿論あった。良い茶会には良い歓談が必要だ。氷が溶け、からり、と音を立てて急須の中を転がる音がし。)



  • No.335 by 膝丸/伊織  2019-07-03 00:38:00 





(/度々お待たせしてしまって本当に申し訳ありません……!!暫し体調崩してまして…胃腸弱いとこの季節すぐダメになりますね、怖や怖や。
んーーわかります……!そういえば次の悲報の里()の後連隊戦ですね!新刀剣誰だろう、楽しみだなぁ。
あーー、わかります、僕が一番雅な刀!っていう自負と自身はあるけど周りも名だたる名刀だから貶める気はない感じですよね。数ある中でも僕が一番主に合う刀、主に相応しい男!って思ってるといいです。)


【膝丸】

何っ!?……その、ふぉろー、とやらのつもりだったのだが。
( またしても上手く彼女に伝わらなかった様子、一体全体自身の何がいけなかったというのか。彼女を一番想い、彼女の側仕えに慣れ、彼女の隣に並ぶべき男は自分しかいないだけだというのに。浅ましいのかも知れないが、愛おしい主を独り占め出来る事ならば永劫にそうしていたい。渦巻く想いもつゆ知らず、ぐでりと此方に背を向けて寝そべる彼女に思わずまた眉が寄る。__否、こうして寛いでいる姿を見せてくれるのも自分だけと思えば良いのだろうか。そう言い聞かせるのも束の間、四日この場所を空ける初期刀を思い沈む彼女背が途端に面白くなくなる。視線は自然と散らかった畳に落ち、まつ毛が臥せる。確かに"初期刀"は就任当初から毎日顔を合わせてきた分思い入れも強い、それゆえ修行に行かせたくないとでも今更言うつもりなのだろうか。「__……、その四日で今後主を支える力が格段に上がるのだろう。」その四日を惜しまれ引き留められる初期刀を羨ましく思いつつも、少し寂しげな溜息を吐くと、散らばった紙に目を通しながら集めていき。 )


【伊織】

ええ、とっても。……氷出しの玉露だなんて、なんだか贅沢ねぇ。
( 硝子と水が光を屈折して盆を照らす。明るく綺麗な光なのに涼し気なのはその中身が氷だからであろうか、見ているだけで心が安らぐ心地がする。主思いでとても素敵な近侍に出逢えて良かった、なんて心の底から思う。自信ありげに趣向を凝らした日常の楽しみを提供してくれるのは、何時もの日々がさらに充実する気がしてとても心躍る時間になる。琥珀の瞳を細めて彼に微笑みかけると、卓に頬杖をついて楽な姿勢をつくる。切り分けられた水羊羹も艶があり、我ながら菓子屋の跡継ぎだっただけあり良い出来だと思う。もうじき遠征から帰ってくる面子もこの水羊羹なら喜んでくれるだろう。主と近侍だけでこの特別な時間を過ごすのは少し贅沢だろうか、なんて背徳感を得つつ、こうして腰を据えてなんでもない話が出来ることが同時に嬉しく、何だかくすぐったい。困ったように口許を緩めると、菓子切りを添えた金魚の皿を自分の向かい、彼のちょうど座るあたりであろう場所に置いて。「歌仙のおかげでいつもより特別なおやつになりそう。」小さくそう呟いて品の良い翡翠色の瞳を見つめると。 )




  • No.336 by 千種 / 歌仙  2019-07-04 00:23:55 





(/ わー良かったご存命でした…!!台風やら大雨やら寒いやら暑いやらで今年の夏は大変ですね…お互い負担にならないようがんばりましょう。
来週から連隊戦だと思ってた…大包平落ちました!(素振り) 連隊戦の前に小判ガンガン使う気にもなれませんし報酬貰ってしっぽりしたいです。そろそろ静ちゃんの確定報酬とかほしいなあ。
そうですね、ガチ勢だと刀というより異性の面を推してきそうだと思いました。なんとなく歌仙さんって主の恋人とかじっくり見極めそうじゃないですか??完全にお母さん。 )


【千種】

うーん、同棲してる彼氏と四日も会えないって辛いと思うんですよ。
( 聞こえてきた溜息に思わずそちらを一瞥すると、散らばった書類を再び集め始める近侍の姿。また呆れられてしまっただろうか。若干と表情を歪めると、おずおずと半身を起こし座り直す。寝転がったことで乱れたスカートの襞を直しつつ、また初期刀のいない本丸に思いを馳せる。ああ、そういえば。ふとした思いつきで上記を呟くように。既に刀剣男士とそういった関係性になっている審神者も、修行に送り出すのだろうか。今まで同じ屋根の下、しかも自分以外の異性のいない場所で暮らしていた恋人と、四日も会えないだなんて。加えて男士の方では何十年の月日が流れることもザラらしい。手に持っていた修行についての書類を彼の手元の紙束に重ねると、若干の安心感に表情を緩ませる。「でもでも、膝丸さんはまだ行かないんですよね?」当然一日の内で長く共に過ごすのは近侍だ。その彼が誰を送り出しても側にいてくれるというのは、大分有難いというか安心するというか。首を傾げて彼のかんばせを覗き、再びだらしなく笑みを零し。)


【歌仙兼定】

この本丸で雅を一番解してくれるのは間違いなく主だね。
( 歌仙のお陰で___その言葉の充足感で口角が上がってしまう。彼女の向かいに腰を下ろすと、得意気に顎を上げながらやや上擦った声で上記を。想う相手から褒められたというだけで高揚してしまうのは、些か単純だろうか。背後にちらりと薄桃の花弁を散らせつつ、落ち着かない様子で紫苑の髪を指に巻き付ける。本丸に揃う刀が幾ら名剣名刀ばかりであれ、雅さならば随一であると確固たる自信がある。つまり、こうして彼女を楽しませられるのは自分だけなのだ。「自分で言うのも何だけど、僕は近侍に向いていると思うよ。きみのような淑女には特に」語調を速めて告げる。決してこれは驕りではなく、彼女に妙な心変わりをしてほしくないだけだ。無論自分を見込んだ彼女のこと、何れはまた此方に帰ってきてくれると信じてはいるが。しかし刀剣に対し家族のように接する彼女のこと、近侍である自分に対しても隔たりがない、というのがやや気になる今日この頃。寵愛を___特別を願ってしまうのは、悪いことなのだろうか。ゆったりと姿勢を崩す彼女の様子をそっと窺い。)



  • No.337 by 膝丸/伊織  2019-07-08 19:31:22 




(/そうですね、もうなんか体重が日に日に減っていくので全然嬉しくないです……夏が来なければいいのに……。夏は雰囲気だけ味わって気温は味わいたくないですね。
大丈夫です、きっともうすぐですよ!!!新刀剣男士も来ますし楽しみだなぁ。静ちゃん欲しいですね……薙刀は岩融がドロップでちょこちょこ来てくれるんですけど静ちゃん中々こない。
あーーーぽいですね!!僕並に主に見合う男がいるのかどうか、っていうの凄い気にしそう…。伊織さん縁談ちょこちょこ来てますしその度に肝を冷やしてそうです。ママだ……。)



【膝丸】

__…そうだな、俺は少なくとも此処に居るだろう。きみのものだからな。
( 同棲している彼氏。その言葉にピタリと全身の動きが止まる。彼氏。詰まりは交際相手ということだが、はて彼女は何を言っているのか。顕現して以降ずっと彼女の近侍をしているが彼女と初期刀殿が恋仲な訳が無いということは重々承知である。よく見ているから、なのだが。比喩にしても心臓に悪い。彼女の隣は自分以外に有り得ないと言うのに何故そんな事を言うのか。後に続いた言葉を咀嚼するまで暫く瞬き以外の動作が出来ず、ようやく安堵したように眉を下げると。あどけない笑みに絆されて、固く結ばれていた口許を少しばかり緩めるとゆっくりと言い聞かせるように上記を述べる。主の刀であり、主を護る存在であり、主を一番に想う男でもある。その自負から来る分「きみのもの」という台詞は矢張り強調しておくべきもので。そこで、ふと拾い集めていた書類の中に、普段送られてくる書状とは紙質の硬いものを感じると、それを取り出す。「主、これではないか?」実物をしかと手に取って見たことがない故に確証はないが、手紙を書く便箋になるやもしれないものを手渡すと。 )


【伊織】

ふふ、そうねぇ。だから近侍を任せているのよ?頼りになるし。
( ひらり、舞った花弁が視界の中に入る。彼らにとって喜びの象徴であるそれを確認すると何だかこちらまで嬉しくなってしまう。くすくす、と小さく笑いを零すと、彼が一等愛らしく見えて、何となく仔犬のようだ、なんて思ってしまう。今の所彼以外に近侍を任せる心算は毛頭ない。それ程までに彼と価値観というか、波長が合うというか。それだけでなく、彼の世話焼きな性分のおかげで自分が随分と助けられている所もあるのだから。緩む口許を隠すように、菓子切りで一口分に切った水羊羹を口に運ぶ。丁度良い冷たさと甘さがよく合い、皆にお八つとして振舞っても良さそうだと一つ頷いて味わい。じわり、と溶け始めた氷を一瞥すると、奥に未だ目を通し終わっていない書類の束が見える。全て通達なら良いが、そうもいかないのが最近の悩み事である。楽しい筈の時間が書類に一気に邪魔されたように思って、小さく溜息を零すと、嫌な書類より紫苑を揺らす愛おしい刀へと視線を戻して。 )




  • No.338 by 千種 / 歌仙  2019-07-08 21:08:59 





(/ でも今年の夏は冷夏って噂もありますね。梅雨が明けてないだけのような気がしますけど、確かに平成の今頃よりずっと過ごしやすいです。もう40度とか嫌だ…
静ちゃん…静ちゃんつつきすぎたい…というか真剣必殺回収せずにカンストしちゃったので純粋にもう一振り欲しいです。ともしずきゃわわ。
そういえば一応お聞きしておきたいんですけど、伊織さんは歌仙さんのことどうお思いなんでしょうか。ラブラブ両思いですか???ひゅーひゅー。
それと伊織さんと絡みたくて仕方ないのでちょっと提案を…。やっぱりまた演練が無難でしょうか。主様が最初に挙げられていたさにわ会議なんかも楽しそうだなーと思いました。ある程度さにレベのある審神者さんと、丁度7面入ったくらいのわかばマークさにわ集めて指南兼ねて会合、終わった後で落し物だとか何かしらの理由()で話しかけるみたいな…幼児でも5秒で考えつくレベルですけど!! )


【千種】

あー……と、ええっと____違う、かな?
( 君の物。彼は度々そういった表現を使うが、一主人としては嬉しいばかりだ。つい頬が緩み、気恥ずかしさから視線を畳の目へと落とす。本丸を受け持ってからというもの長らく太刀との縁に恵まれなかった自分にとって、彼は特別思い入れが強い一振りでもある。その鋭い眼光と、本丸に居もしない兄の話に怯えていたことも既に久しい。偶には働き者の近侍に感謝の言葉でも、そう思い顔を上げるなり手渡される便箋。呆けて見つめる内、ふと過るいつぞやの記憶。彼の言う通り、池田屋一階の報酬である手紙一式だ。近侍がいるのなら、先程までそう思っていた筈が、一瞬で寂しさに塗り替えられてしまった。だって初期刀のいない本丸だなんて、普通に考えて寂しすぎるだろうに。ふっと顔を上げると、ぎこちない笑みと共に上記を。「あのあの、今日はもうやめません?膝丸さんもお疲れでしょうし、修行はまた今度でも良いわけで…」数拍の後、空言を並べてしまった罪悪感から落ち着きなく目線の行き場を探しつつ、早口に適当な言葉を連ね。受け取った手紙を後ろ手に回すと、取り敢えずこの場から離れるため腰を上げようと。)


【歌仙兼定】

……!嗚呼、そうだろうとも。何と言っても僕は____…主?
( きみは何処まで僕を喜ばせれば気が済むんだ。そんな風情のない問いを嚥下し、いつの間にか見開かれていた双眸を下ろし、誇らしげに顎を上げる。巻き付けた紫苑を引き伸ばすと、指から解けた紫の色がくるりと小躍りをし、仲間の元へと戻って行く。これで何度目か、主人に恵まれたと常々思う。聞いた話によると、現代では濫りに肌を晒すことが当世風だとか。嗜好が人夫々だというのは尊重するが、余りに端ない。矢張り奥方になる女性には淑やかでいて欲しい__自らの中でそれを確認すると、確固たる理想の女性である目の前の彼女の姿を一瞥し、ぴたりと動きが止まる。すぐに金の瞳を視線が交わったが、その前の憂いのある表情と溜息が気にかかる。言葉尻を窄めると、僅かに眉を下げ。「風流じゃないな…何か気掛かりかい?」折角の茶会なのだ、懸念があっては息も吐けない。無論、主人への気配りも近侍の務めだ。加えてそれが“頼りになる近侍”であるのならば殊更。先程の彼女の言葉を脳内で反芻すると、再び薄っすらと誇らしげな色を浮かべて背を丸め。)



  • No.339 by 膝丸/伊織  2019-07-10 21:54:06 




(/そうなんですか!?あ、でも確かにもう7月ですけどこの気温ですものね……めっちゃ過ごしやすい…。五月で35度おか聞いた時はひっくり返りそうになりましたが今この気温だとすごく快適です。
あーーーレベル上がっちゃうと全然真剣必殺出なくなりますよね……それは是非とももう一振り訪れますように…!静ちゃんの「主ぃ」がめちゃんこ好きです。
両想いですねー!縁談もちょくちょくくるし結婚を真面目に考えてる節があるので「この人達と結婚するくらいなら波長がよく合う歌仙と結婚したいかな」って思ってる感じです。
あーいいですね!!個人的にさに会議ちょっとやりたかったので是非ともそれでいきましょう!忘れ物とか落し物とかって素敵なきっかけになりますし。)


【膝丸】

………きみがそう言うならそうしよう。
( 便箋と思しき物を手渡した瞬間に愛しいその表情が途端に曇る。__嗚呼、図星か。それを思えば二、三度の瞬きを。凡そ隠し事の下手な彼女だ、言葉では否定しているがこれが目当ての手紙一式とやらなのだろう。大切なものを放っておくなんて、というお小言が喉元まで出かかるも、それをぐっと呑み込み。それを告げれば彼女の気分は益々下がる事であろう、近侍とはいえ彼女を思う男の一人として想い人を斯様に傷付けることはしたくない。辞めたいのであれば一旦辞めても良いだろう。何せ主に修行の話をすれば、気に食わない事に自分ではなく初期刀のことばかり考えてしまうのだから。かといってこの話を何時までも宙吊りにしては折角修行を申し出た初期刀も憐れだと思うのも事実。「但し、何時までも此の儘にはして置かない方が良いと思うがな。」この話をなあなあにしないよう、取り敢えず彼女の"ご意見番"としての忠告をひとつ重ねると、畳に無造作に置かれた紙の残りをさっと拾い集めて。 )


【伊織】

あぁ……其処の書類の山が気になっちゃって。ごめんなさいね。
( どきり、心臓が一瞬だけ跳ねる。たった数秒の憂鬱に彼が気が付いたという事に酷く驚いていた。__それと同時に嬉しくも思う。気が効きすぎる気概もあるが、此れ程までに繊細な変化にも気付く彼を近侍に選んで心の底から安堵すると、つい眉尻が下がる。心配させてしまった、というのと憂えを見抜かれた驚嘆とでつい頬が緩んで苦笑を浮かべる。別段隠すような事でもない、急須の奥に見える書類の山を指し示すと、楽しい筈の茶会に水を差す様な真似をしてしまった事を申し訳なく思い上記を述べ。書類だけなら未だ良いが、偶に"書類でないもの"が混じっているのだから。和菓子屋を継ぐと思っていた頃はさしたる事も思わなかったのだが、こうして政府から身を固めることを薦められるのはどうも悩ましい。送られてくる縁談の勧めに書いてある事を遥かに上回って馬の合う人物が目の前に居るというのに。それ故余り見たくない書類を考えさせられるのが嫌で、つい美しい翡翠色を覗いてしまう。「ねぇ歌仙、お茶し終わったら少しだけ手伝ってもらえる?」眉尻を下げたままもう一度書類の山を一瞥して、再び彼に頼み込むように翡翠の蒼玉を覗いて。 )





  • No.340 by 千種 / 歌仙  2019-07-11 21:08:16 





(/ 地域にもよると思いますけど、日差しが弱いのがとてもありがたいです…曇りの日万歳。おうちの中だと本当に涼しくて寝やすい…
主ぃ好きー!!!!!でもお手紙どうするんでしょうか。主ぃへって書くの??審神者それ絶対笑っちゃう。
やっぱりそうでしたか!一応両片思い…という体なんでしょうか。伊織さんは歌仙さんからの好意気付いてるのかなー。きわ歌仙は愛されて当然って感じの人なので…
容赦無く家の鍵とかなくさせようと思います。低偵察高隠蔽のクソステータスが活きる時…!歌仙さん見て「初期刀修行に出すときって寂しくなかったんですか??」とか地雷ぶち抜く予定です。数日後でもいいですし、今日の夜会合がーとかでも良いですね。今夜の方が場面転換しやすいかな… )


【千種】

ひ、膝丸さん…………!
( 親に叱られた子供のように俯き、後ろへと回した手で手遊びがてらスカートの襞を整える。沈黙が耳に痛く響き、沈黙に耐えきれず僅かに顔を上げるが、途端聞こえた彼の声に反応し再び目線は畳の目へと。恐らく次の言葉は宥めるように諌める物だろう、そう予想していた為、思い掛けない弁にふっと顔を上げる。まさか許して貰えるとは。自然と頬が上がり、感動すら覚えてしまいそうだ。再び身を屈め、散漫した書類へと伸ばされた手を漁の手で包み距離を詰めると、喜色を満面にし。「ありがとうございます、やっぱり私膝丸さんが一番好____」普段厳しい人こそ、こういったギャップがしんどい。これでもう少し兄を相手にする時のような可愛らしさがあればあれば最高だが、この際それも気に掛からない。高揚に身を任せ、誰にでも言うような最愛の言葉を投げる__筈が、視線が吸い取られ言葉尻が切れる。彼が拾い集めていた紙束の一番上に、日付の新しい物が一枚。むっと眉を寄せて紙面の内容を読み取ると、審神者同士の会合、忘却の彼方であった上からの呼び出しに表情を歪める。流石にこれをサボるというのは許して貰えないだろう。ちらりと近侍の表情を物欲しげに窺い。)


【歌仙兼定】

……書類作業だけなら、そうも表情を曇らせるわけがない。何か他に憂慮があるんだろう?
( 書類の山、それを聞いて背後を一瞥する。山と表現する程ではないが、確かに彼女にしては仕事が溜まってしまっている。何か手を付けられなかった理由でもあるのだろうか。下がってしまった眉尻を見つめると、小さく息を吐く。水の球が浮かぶ急須の表面を指の腹で撫で、そのまま片手を添えて持ち上げる。彼女が盆に乗せてきた現代の茶器にとくりと注ぐと、色付いた水面が波を打って踊る。続いて自分の茶器にも注いだ後、袂を押さえて彼女の方へと。数拍の後、静かに上記を。目線を落としたまま器の縁へと口を付け、玉露の深さと氷出しの涼しい甘さにふわりと表情を溶かす。「きみの悩みは僕の悩み。教えてくれたって良いだろう?」変わらない柔らかな表情で、目線を彼女へと移す。愛しい女性の沈んだ表情は、決して風流ではない。広がった玉露の味が消えない内に、菓子切りで水羊羹を小さく切り、そのまま口へと運ぶ。小皿の底から金魚の朱色が覗くのが実に雅だ。優しく広がる和菓子の優しい甘みを舌の上で転がし、静かに嚥下する。再び表情を和らげると、「君は良い妻にも良い母にもなるね」と付け加え。無論、妻として娶るのならば自分以外有り得ないが。)



  • No.341 by 膝丸/伊織  2019-07-11 22:56:51 




(/わかります、超わかります……辟易しないし寒過ぎず暑すぎず超快適ですよね。寝る時窓開けてたら翌朝寒いくらいですし。
それは笑っちゃいますね、でも音をちゃんと言語化してくれる静ちゃんそれはそれできゃわわですね。
そんな感じですね?!!多分歌仙に懐かれてるのは自覚してるけど恋愛感情的な好意とは気付いて無いんじゃないかと思います。
家の鍵とか超大事だけど小さいから偵察低い膝丸くん見つけられないやつ……!!きわ歌仙が見つけちゃうやつ……!最高に絡むの楽しみです。場面転換的には今夜の方が動かしやすい気もします!)


【膝丸】

一番……一番、なんだ?__主?
( 残りあと少し、それを拾おうとしたところで柔い掌に自身の一回り大きな手が包まれる。顔を上げると愛おしい彼女が目の前に居ることに少し驚いてしまう。__現代の女性の距離感というのはどうも慣れない。そう易々と異性に距離を縮めて良いものかと思う反面、当然嬉しくもあり跳ねた心臓が強く脈打ち今にも拍動が狂いそうで仕方ない。ごくりと生唾を呑み少女が嬉しそうに紡ぐ言葉に耳を傾ける。"一番"。一番、何なのだろうか。一番好意的に捉えて貰えている、であれば願ったり叶ったりである。言葉の続きを欲する様に今一度目を見遣れば、今度は真反対に顔を顰めている。何が起きたのかと此方も同様に眉を寄せると、ふと自分の抱えている書類に目がいく。審神者の会合、日時の指定は今夜だ。正装及び近侍同伴の事。__成程、会合とは。ちら、と書類とモノ欲しげな表情をする主とを交互に見る。大方、欠席の理由を付けたいのだろうがそうも行くまい。「流石に此れは看過出来んぞ。」それが如何に欲を煽る愛らしい表情であっても。そうとは付けけ加えず、言い聞かせるように首を振り。 )


【伊織】

____……あぁ、そう、よね。妻ねぇ……。
( 良い母や妻になる、その気概が有るのは何となく自分でも察している。短刀達にとっての母のような物であると自覚はしているし、実際母性本能も強い。家事は全般出来るし、とはいえ、それとこれとは話が違うのである。彼が誉めてくれると言うのは何時になく嬉しいことなのだが、あの書類の中に交じる物を考えると妻や母といった単語は今は余り考えたく無い。差し出された玉露茶に口を付け、苦味の中にほんのり香る甘味を噛み締める。苦い顔をして暫し唸るように考えると、直に観念したように息を吐き肩を落とし。「実はね、最近政府から縁談の薦めが来るのよ。よく知らない審神者さんと結婚しろ、なんて言われてもねぇ。」悩みの種を冗談めかして話出せば、心の内に一抹の不安が過ぎる。__彼に「すれば良い」なんて事を言われてしまっては頼りの綱も無くなるというものだ。視線は段々と下に落ち、金魚の泳ぐ皿に目をやりつつ溜息をまた一つ。自由のない婚姻をする位ならば独り身のまま審神者を続けた方が絶対に良いのに。あわよくば、目の前の彼と夫婦になるのが一番幸せであろうに、なんて事を考えながら甘い水羊羹を口に含んで。 )





  • No.342 by 千種 / 歌仙  2019-07-12 00:41:40 





(/ 寒い夏の夜にくしゃみしながらタオルケット足の爪先から顎くらいまで包まって寝るの大好きです。冬におこたでアイス現象。
ともしずが中傷でスタンス逆転するのが好きです。近付くなって言う巴ちゃんと近付いていいって言う静ちゃん…すき…
まあ他のきわ歌仙も大体主すきすきだから仕方ない…恋を知ってる分伊織さん本丸の歌仙ちゃんの方が雅ですね。よかったねよしよし。
千種ちゃんと伊織さんの年齢が8歳差っていうのに割と…ときめき……8つ上のお姉ちゃん素晴らしい。わかばJKさにわに存分に地雷踏み抜かれてればいいと思います() )


【千種】

あーあ、長くかかるのかなぁ。それなら夜まで寝ちゃおうかな。
( 先程とは対照的にぴしゃりと言い切られ、不満げに肩を落として唇を尖らせる。握っていた手もおずおずと離し、書類を手に取り改めて要項を見直す。夜更け、という程の時間ではないが、この季節でも十分夜の帳は降りきっている時間ではある。如何せん基準は成人済みの審神者だろう、いつまで延びるかも分からない。服装は制服で良いとして、リボンを閉めてボタンを止めて、スカートをもう少し長くして___身支度に余り時間はかからなそうだ。それなら先に寝溜めておく方が吉だろうか。へたりとその場の座り込むと、疲労から来る溜息を一つ。ぼんやりと庭を見つめ、余り口を動かさずに上記を。「膝丸さんも一緒に寝ます?」ふっと視線を近侍へと戻すと、小さく首を傾ける。勿論、何も疚しい意味はない。聞きたかったのは“一緒のタイミングで”寝るか否かであり、少し言葉を省いただけ。会合についての紙と、先程の便箋を纏めて執務室の卓上へと置く。彼が寝るのならば、誰か他の刀に起こすよう頼まなければ。)


【歌仙兼定】

____…………縁談?
( 良妻賢母、その言葉に余り良い反応を得られなかったことに、自然と疑問符を浮かべ。折角入れた冷たい玉露を飲んでも表情は晴れない。一体何が彼女をここまで気負わせているというのか。理解の及ばない自分に納得がいかず、僅かに肩を落とす。しかしそれも束の間、翡翠の双玉をすっと細め反芻を。嗚呼、政府も余計なことをしてくれる。持っていた菓子切りを置き、膝の上で手を握る。皺を寄せる眉を抑えることもせず、一貫して不満な口振りで続きを。「縦に頷けるわけがない。きみは僕の主だろう?」自分以外の腕に抱かれる彼女____悋気だ何だと言う前に、雅で可憐な花妻の隣に相応しい存在が自分以外に思い当たらない。無論、この本丸にいる刀剣は全て素晴らしい逸品のみ。鋭く、美しく、人に取り入る付喪の姿。しかし、雅さで自らの横に立つ輩は一人とていない。つまるところ、自分が彼女に一番相応しいということだろう。不快感から厭に喉が渇き、再び透明の茶器に口をつけ、唇を濡らす。良く冷えた茶が心地良かったが、先決はそれではない。不満の色を前面に出して彼女を見つめ。)



  • No.343 by 膝丸/伊織  2019-07-13 20:14:47 




(/あーーーーわかります!!さむーいーって思いながらタオルケットの中でぬくぬくするの大好きです。
ともしず癒しの癒しなのに怪我すると突然審神者の心臓をえぐってきますよね。はぁ好き……
きわ歌仙同士で歌詠み会してそうな感じです。恋の歌さらさらーっと詠めるね雅だね歌仙ちゃん。よしよし。
確かに結構歳の差ありますよね。年の離れた妹分は超絶可愛いんだろうな…。伊織さんに「恋仲?」って聞かれた後千種ちゃんに否定された膝くんを泣いてはないぞさせたいです。膝くんめっちゃ無愛想ですけど大丈夫でしょうか、なんか不安になってきました……。)


【膝丸】

そうだな、主には学業もあろう。
( 時刻を見ればさ程遅い時間でもないが、それでも彼女にとっては慣れないものである会合というのは普段の生活習慣に精神的にも身体的にも披露が上乗せされてしまうであろう。学級の徒である主人の体調を気遣うのも当然近侍としての仕事であり、今のうちに多少なりと寝ておくべきという意見には一つ首を縦に振り、賛同の様子を見せ。__そして、一緒に寝るか、と聞かれた事には胸が躍る。近時同伴故に、自分とて人の身を持つのだから休める内に休んでおいた方がいい。扨、添寝か、腕枕か。どちらにせよ小さな体躯の温もりを感じながら眠りにつくと言うのは大層よく眠れるだろう。自然と緩む頬を抑えるように手で口許を隠すと態とらしく目線を右往左往させる。嗚呼、それにしても。「__日の高いのに同衾とは、君も随分と大胆過ぎやしないか。」漸く絞り出した答えを目を細めて呟けば。本当に愛らしい娘だ、なんてまた一つ頭を撫で。 )


【伊織】

そ___そうよね、良かった。じゃあお断りの方向で…!
( 縁談、そのひと単語に露骨に気色を変えてきた彼にしばしの間目を丸くしてしまう。修行に出る前に馬当番や畑当番を頼んだ時並に嫌がっている時の顔を見るのが何だか久々に感じる。自身が嫁ぐのを引き留めてくれている、と言うのを段々と理解していくと、じわじわと嬉しさが込み上げてくる。曇っていた表情は瞬く間に晴れ、彼の表情とは対照的に嬉しそうに顔を綻ばせると、ほっと胸を撫で下ろす。良かった、頷かれなくて。抑抑気の進まなかった縁談だ、その上近侍殿にまで引き止められてしまったら縁談を受ける理由など無いだろう。寧ろ断るちょうど良い口実が出来てしまったようだ。矢張り彼とは気が合う。嬉しそうに上記を述べる。そう、縁談よりもずっと結婚に向いている人が目の前にいる。歌仙みたいな人と結婚出来たら__なんて言いかけたが、そういった仲でも無いのにそんな事を言うのは少々飛びすぎではないだろうか、彼に寧ろ迷惑を掛けてしまうのでは。そう思いとどまると喉まで出かかった言葉を呑み込んで小さく咳払いを一つ。 )




  • No.344 by 千種 / 歌仙  2019-07-13 21:27:52 





(/ 一年通して夏の涼しい日が一番好きだったりします。個人的に雨もとっても好きなので、本当に今年の夏は素晴らしい……雨の音聞きながらのお昼寝、最高です。
生まれたての雛鳥なともしず好き…かわいい…静ちゃん派だったんですけど、図録の巴ちゃんのインナーにノックアウトされました。薙刀ぐるじい。
冷静に考えたらきわ歌仙って若干空回ってる感じのぽんこつ味がかわいいのに、これで両思いだったらただの雅な歌人ですね好き。歌仙さんしゅきぃ…
「恋仲?」は「まっさかー(笑)」ですけど、「好い仲?」だと仲良しかどうかを聞かれてると捉えていいお返事するはず。日本語むつかしいね。主様のお膝とっても保護者み溢れてて好きです。兄者になった気分だ…個人的にはもう少しぽんこつどぎまぎガチ勢丸だととっても捗ります。あと語呂がいい。)


【千種】

どうき、……?
( 男性らしい手に頭を撫でられ、不思議そうに其方を見遣る。__はて、何と言ったか。彼の使う言葉はいつも古めかしく堅苦しく難しい。訝しげに目を細めて考える。どうきん、だろうか。頭の中で必死に漢字へと変換するが、当てはまるものはなかった。どうきんというのが何なのかも分からないし、どの辺りが大胆なのかも分からなければ、彼は妙に上機嫌なご様子で。余りの理解し難さから不気味にまで感じてくる。「大胆、ですか?……普通だと思うけど。誰でもしますよ」話の流れから考えると、仮眠、昼寝のことを指しているのだろうか。だとすれば更に分からない。丁度彼に撫でられ乱れた髪を解き、手櫛を通す。偶にこうやって話が噛み合わないんだよなー。「お布団敷いといて貰えますか?」内心ううんと唸りながら一つ言付けると、彼の横を通り部屋に備えられた洗面所へと。)


【歌仙兼定】

__きみ、もしここで僕が縁談を勧めていたら、どうするつもりだったのかな。
( 此方が否定の言葉を返すなり、沈んでいた表情はいつも通りに彩られ、ふわりと花が咲いた。心から安心している様子で、それは結構。しかしそれは裏を返せば、自らが縦に頷いていれば彼女は話を受けていたのだろうかという話に繋がる。喜色溢れる彼女の言葉を遮るように、上記を問う。彼女からの寵愛は常々感じている。だというのに、縁談を受ける可能性が僅かでもあったということに心を掻き乱されてしまう。___ああ、いけない。瞼を下ろし、深く溜息を吐く。別段彼女を怯えさせたいわけではない。菓子切りを手に持ち、水羊羹を口へと運ぶ。柔らかな甘さが彼女を表しているようで、言葉でないところで宥められているような気がしてくる。舌の上で甘味が溶け崩れると長い睫毛の下から翡翠を覗かせ。「きみには僕がいる。身を固める必要なんてないだろう?」緩い角度で口角を上げ、雰囲気を和らげる。本当は、刀だって一振りあれば___そうとまで考えているというのに。浅く息を吐くと、冷たい玉露で唇を濡らし。)



  • No.345 by 膝丸/伊織  2019-07-14 12:46:56 




(/あーーーわかります。モコモコ着込まなくていいからそれなりに身軽だけど過ごしやすいからついうとうとしちゃいます。個人的には秋が一番好きですねー、紅葉が色付くのを見ながらお散歩するのが楽しくて。
私は巴ちゃんの真剣必殺でヒィッってなりました。お背中綺麗すぎてダメだと思いますあれ。心臓がくるしい。ピンヒール似合いすぎじゃないですかね。
た、確かに……!歌仙ちゃん周りの刀剣達に「今日は主が?」みたいにすぐ惚気けて「はいはい」ってされてると可愛いです。
千種ちゃん現代っ子ですもんね、昔の日本語余りわかんないよね。また勘違い丸になっていく……。ですよね!なんかこう私の動かす膝くんシャッキリしすぎてるなって思ったのでお聞きできて良かったです。ぽんこつ丸に軌道修正していこう。)


【膝丸】

ふ、普通……!?そ、そうか……。
( 同衾が普通である。その事に衝撃を受けた様子で彼女の発した"ふつう"の二文字を繰り返し反芻する。移動してしまった彼女とは逆に正座のままぽつんと一人考え込む。上手く飲み込めていないのだが、現代では想い人同士が同じ布団で真昼から寝ると言うのは普通のことなのだろうか。だとすれば現代の男と言うのはそう簡単には理性の箍が外れないような強い精神力を持っているということか。邪推が邪推を呼んでいき、思考は変な方向へ転々としていく。__嗚呼、恐るべきかな、現代。其の結論に達した所でふと思いとどまる。今しがた洗面所へ姿を消してしまった彼女は同衾についてよく知らなかった様子。若しかして只言葉の意味を知らなかっただけでは。だとすれば変な解釈を起こしていただけかもしれない。残念だがそういう事にしておこう、共に寝るのは決定しているのだから。漸くそう結論づけて、主人に布団を敷くよう頼まれていた事を思い出す。どの位呆然としていたかは解らないが、帰ってきてしまう前にやらなければ。部屋に置かれた卓を端に寄せ、布団を入れている襖をそっと開ける。ふわりと甘く香る愛しい人の匂いにごくりと唾を飲む。__変な気を起こしてはいけない。悶々としながら敷布団を押し入れから取り出し。 )


【伊織】

えっ……あー…歌仙が頷くような人なら信頼出来そうだし……。
( 不満を露わにしてくれたおかげでこうして肩の力を抜いている事が出来た、とはいえ確かに頷かれてしまった場合の先はぼんやりとしか考えていなかった。誰か一人でも結婚を引き留めてくれる刀が出るまで手当り次第に相談していたかもしれないし、或いは彼の審美眼にかなった人なら信頼出来る人なのだろうと妥協して縁談を受けていたかもしれない。目を泳がせながら暫し言葉に迷うと、眉尻を下げて上記を。__嗚呼、それにしても自分にとって嬉しい言葉を投げ掛けてくれる近侍だ。まるで自分の心が見透かされているようで。「ふふ、そうね。ありがとう、歌仙。」顕現当初から色々と手助けしてくれる彼の優しさが身に染みる。他の本丸よりも少し主人として好かれすぎているような気もするが、そこもまた愛らしい。琥珀の瞳を優しげに細めると、また一口お茶を飲む。うん、美味しい、と顔を綻ばせれば、ふと思い出したことがひとつ。「そういえば、放置してた書類の中に会合がどう、みたいな通達があった気がしたんだけど何時だったっけ。」最近来た通達だしそう近い日時では無いだろう、そうタカをくくってまた一つ玉露で喉を湿し。 )





  • No.346 by 千種 / 歌仙  2019-07-14 14:13:54 





(/ 秋はとても過ごしやすい…最近の日本では消えかけてますけど。やっぱり肌出したくないので長袖着られて、且つ着込むほど寒くない季節は最高ですね!!タイツが許され始めるのもありがたや…
ともしずはピンヒールで戦闘とか完全に舐め腐ってる…いいぞもっと舐めろ!ヒール履いちゃう系男士好きです。ずおばみが極でヒールになるのいい…
はいはいで流したら怒りそう。歌仙ちゃんのそういう面倒なところめちゃくちゃ好きです。みっちゃんとか飽きるほど惚気聞いてるんだろうなあ。
しゃっきりしてるからぽんこつなところが可愛く見えるので全然平気です!!!ただ可愛いのでもう暫し勘違い丸でいてほしいですね。ひざかわ。上げて上げて落とさなきゃ(使命感) )


【千種】

お昼寝、嫌なのかな……。
( ___大胆すぎる。その言葉を反芻し、柔らかなタオルに埋めた顔をむっと歪める。あれを咎められていると解釈するならば、寝るか、という問いに対してのNOサインだと捉えるべきなのだろうか。全く以って分かり辛い。彼らからしたら、此方が使う横文字も同じようなものなのか。数時間の惰眠に部屋着を纏う気にはなれず、メンズサイズのTシャツにショートパンツを履くといそいそと自室へと戻る。戻るなり目に入るのは寝具を整える最中の近侍で。普通ならとうに済んでいるはず、矢張り考え事でもしていたのだろうか。「あのあの、どうきん?嫌でしたら、無理に合わせなくても平気ですけど…」そうっと歩み寄り声を掛け。寧ろ此方からしたら、彼が起きていてくれる方が目覚まし代わりになって有難い。よく分からない会話だなあ。腑に落ちないのを兼ね、表情を窺うように首を傾げて覗き込み。)


【歌仙兼定】

___会合?
( 彼女の言葉に思わず溜息を。信頼を置いてもらえるというのは嬉しいが、そういった類の話は彼女の気持ち次第だというのに。自ら以外と懇ろな関係の主人なんて、考えるのも苦痛だ。それは彼女とて一緒ではないのか、そう問おうとしたところ、茶に口を付け落ち着いた様子の、普段通りの主人の声に阻まれる。唐突な業務の話だったことと、その言葉の聞き覚えが曖昧だったこと、その二つに疑問符を浮かべて復唱し、腰を上げる。茶会の途中で席を立つなど言語道断だが、上からの命ならば彼女の名誉にも関わる。書類ならばと用箪笥を開く。上から何枚かを手に取り流して目を通すと、余り時間の掛からない内に目当ての物が見つかり、眉を寄せる。「僕としたことが頭から抜けていた。今夜戌の刻、だそうだよ。」申し訳なさそうに髪を垂らし、彼女に書類を手渡す。取り出した紙束を整えもう一度収納へと仕舞い。)



  • No.347 by 膝丸/伊織  2019-07-15 12:34:35 




(/秋の過ごしやすさは異常ですよね……最近ちょっと涼しくなったかな?って言うのが数日続いたらいつの間にか極寒になっちゃうけど。悲しい。着込まなくていいのは本当にありがたいです。
わかります……ヒール履いてる男士超好き好きなのでもっとやってほしい。あれで戦場駆け回るとか本当に舐め腐ってるけど愛おしさは増し増しです。
ちょっと、ちゃんと聞いているのかい?大事な事なのに。とか言いそうですよね。ぷりぷり怒るの可愛いな。
本当ですか、よかったです……!理想の勘違い丸君に近付けるように色々と試行錯誤してみます。兄者にも千種ちゃん関連で色々とからかわれてるといいな。)


【膝丸】

っ………い、嫌ではない!寧ろその、何だ。なんというか、君の方こそ__
( 敷布団の次は薄い毛布に枕、などと寝具を整えていると、何時もならもう少しゆっくり用意して来るであろう主人が早くも戻ってきてしまった声が聞こえる。否、それより。愛しい人との同衾が厭なはずが無い。心配そうに覗き込んで来る彼女に少々食い気味に返事をすると、ずいっと身を乗り出して彼女と視線を合わせる。無理に手を出す訳にはいかないが、それでも想い合う同士なのだから共に添い寝をする位は。それだけでも大分気恥ずかしくて頬に熱が集まるのだが。彼女の同意を求める様にじっと見つめると、視界の端に白い何かが映り言葉が止まる。少し視線を下に落とすと、普段の制服よりも少し露出の多い服。上の服は男性物だろうか、彼女の小柄な体躯には少し大きい。それに短い袴、とも言えないもの。惜しげも無く晒された脚が眩しい。ドキリと心臓が跳ねる一方で、今まで世話を焼いてきた分の心配と言うのも生まれる。どうしてこう現代の女性には危機感というものが無いのか。目のやり場に困り暫し視線を泳がせると、溜息を一つ。寝る時に掛け布団をしっかり掛ければ見えまい。休むなら休みやすい格好の方がいいのかもしれない。あれこれ言い聞かせてもう一度彼女と目を合わせて。 )



【伊織】

え。__……え、今夜?嘘。
( 目当ての書類を見つけ目を通すなり随分と苦い顔をする近侍の様子に小さく首を傾げる。何か不味いことが書いてあったのだろうか。彼の言葉と書類とを受け取ると、それに目を通し暫し反芻する。そう近くは無いだろう、と思っていた分と今突きつけられている情報との日時の差が余りにも開いていて気の抜けた声を出してしまう。彼は申し訳なさそうだが、別段彼が悪いわけではない。「いいのよ歌仙、忘れてた私も私だから。」安心させるように微笑むと垂れた髪を耳に掛けてやる。嗚呼、折角彼と楽しくお茶をしていたのに。かと言って大事な会合に無断欠席など愛おしい刀剣達にも迷惑を掛けてしまう。それにしても真逆今夜だとは。正装、及び近侍同伴の事。近侍は言えば付いてきてくれるのだから問題は無いだろう。扨、ここで問題になってくるのは長らく着ていない正装である。着物で行くべきかスーツで行くべきか。「正装、ねぇ。なんにも用意してなかったわ……」困ったように小さく溜息を吐くと、気晴らしに水羊羹を口に含み、また肩を落とす。彼ならばピッタリなものを選んでくれそうだが、そこまで頼りきりな訳にもいかない。どうしたものか、と部屋の箪笥をぼんやり眺め。 )





  • No.348 by 千種 / 歌仙  2019-07-15 14:18:46 





(/ 割と家の近くが自然でいっぱいなので、帰り道に紅葉の木が見れるんですよね。毎年色付き始めると緑に混じるのがとても綺麗で、今年も楽しみです。みやび。
男士の足元事情が好き……内番のときに靴下変えてる子たちが好きです。というか男士の謎のこだわりが見えると死にそう。図録三で死ぬ準備万端だ!!!
雅毛ぷりぷりさせてそう………それ言うの何回目だよ之定ぁとかぐだぐだ言う兼さん見たいです。歌仙さんに色々聞かせられたせいで伊織さんの些細な変化に敏感になってきた兼さんとか良いと思う…すき…
なんとなく兄者は一方通行なの気付いてそうじゃないですか?あれれ?おやおや??まあいっかで流す兄者好きなの…。世の中は兄者を中心に回ってるくらいで丁度いいです。)


【千種】

もう、嫌なわけないじゃないですか。私の方から言ったのに。
( 食い気味且つ勢いの良い返事に鈍色の目を丸くし、何度か瞬きを。不自然な程に矢鱈と視線を向けられ、否応なく目を合わせる。真っ直ぐに此方を射抜く深い琥珀の瞳が眩しい。淀んでしまった彼の言葉尻を補うように上記を続けると、薄く目を細める。可笑しな態度ばかりに気を取られていたが、作り物のような白い肌に朱が差している。__いやいや、何でだよ。胸裏で呟く。照れる要素なんて一つもない。だとすれば先程からの珍妙な態度から察するに___もしや、具合でも悪いのだろうか。刀の付喪神とは云え今は人の身、不調の日だってあるだろう。だとすれば悪いことをしてしまった。彼は至誠な気質だ、きっと主人の前だからと席を外し難いのだろう。ここは一主として気を利かせてやらねば。「あ、会合のこと誰かに伝えておきますね。お疲れでしょうし先に休んでてください!」なんて良い主なのだろうか。きっとそう思うに違いない。想像すると思わず頬が緩み、声が弾む。お休みなさい、と一言残すと軽い足取りで自室を後にし。)


【歌仙兼定】

ああ、それなら僕が見立ててあげようじゃないか。
( 白魚のような手が此方へと伸び、自らの紫の髪を撫でる。ふっと顔を上げると、柔らかな日差しのような笑みが厭に眩しく感じられた。好いた女性に気を遣わせ慰められるなんて、情けないだろうか。呼応して彼女を安心させるように頬を上げて笑むと、礼の言葉を一言。再び彼女の表情が曇るのを見、小さな溜息と共に溢れた呟きに翡翠の緑が輝く。揚々といった様子で上記を問うと、口角を上げつつ付け加え。「君の魅力を一番知ってるのは僕だろう?」さも当然のように宣うと、迅る気持ちの表れる落ち着かない手許を茶菓子へと行き着かせ、水羊羹を一口。何、まだ時間はある。茶請けに装いの話題が加わる程度、何の不都合もない。「矢張り君は洋装がお好みかい?」普段から彼女の装いは洋風だ。現代での主流が洋装だというのだから仕方がないのだろうが、当初は見慣れない格好に驚いたものだ。ああ、すうつ、だとかいう細い輪郭の洋装も正装なのだったか。確かに柔らかい栗毛の髪には洋装の方が誂え易いかもしれない。顎に手を遣り視線を動かす。ふと向かいの彼女を一瞥し、様子を窺い。)



  • No.349 by 膝丸/伊織  2019-07-21 23:14:00 



(/全然お返事出来ておらずすみません…………!毎度毎度本当に何度も申し訳ありません、また多忙期に入ってしまいまして現状お返事出来そうにないので来週位まで待たせてしまうかも知れません……!空き時間にちょっとずつ進めてはおりますので暫しお待ち頂けると幸いです。募集主は私であるというのにご迷惑をお掛けして本当に申し訳ありません…!)




  • No.350 by 千種 / 歌仙  2019-07-21 23:45:12 





(/ いえいえ、どうか謝らないでください…!再三言ってはいますが、どうかリアル優先で気楽にお考えくださいね。趣味が負担に転じて失踪されてしまうのが一番寂しいので、時間が余ったらゆっくり休んで、それでも更に暇だったら返す、程度のペースで構いませんよ。来週返せなかったとしても全く気にしませんので!
またいつ暑くなるかも分かりませんし、くれぐれもご自愛くださいね。のんびりお待ちしています。お忙しいでしょうし返信は不要です。 )



  • No.351 by 膝丸/伊織  2019-07-30 12:20:55 





(/大変長らくお待たせしてしまって申し訳ありません……!とりあえず一段落はつきましたのでお返事させていただきますね、本当に待たせてしまって申し訳ありませんでした。連隊戦までに間に合ってよかった…!
そしてあたたかいお言葉ありがとうございました!本当にありがたい限りです。
多分ですがむこうしばらくは安定した生活が出来そうですので今後とも何卒よろしくお願いします!一方通行のぽんこつ勘違い膝丸くん動かすぞー!)


【膝丸】

あ、あぁ……おやすみ…?
( 部屋を出ていってしまった彼女を、数度瞬きをしながら覚束無い返事で見送る。部屋に一人ぽつんと残された状態で思考に耽ける。彼女自信が言った。嫌なわけが無い、そんな都合の良い言葉が頭の中を駆け巡って離れない。ばくばくと脈打つ心臓が苦しくてきゅっと抑えることしか出来ず、暫し部屋の彼方此方に視線をに泳がせる。__変な気は起こしては行けない。繰り返し繰り返し言い聞かせながらそっと彼女の普段使っている布団に潜り込む。想い人が普段就寝時に使っているせいか、ふわりと花の香りに包まれる。好きな人と眠る、その幸せと気恥ずかしさといったら言葉には出来ないほどのもので。気を紛らわす為に目を閉じて身体を休める事だけに集中する。__愛おしい彼女の香りに包まれながら眠ったなら、さぞかし疲れが取れる事だろう。自身の背後にちらつく薄桃色の花弁には気が付かず、ふとそのまま眠りに落ちて。 )


【伊織】

そうね、洋装の方が着やすいし動きやすいから出来ればそっちの方がいいかも。
( 見立ててくれる、嬉々とした目で期待通りの言葉を投げ掛けてくれる相手が愛おしい。風流を重んじる彼は、矢張り会合などの厳粛な場では主にも当然厳粛な雰囲気でいて欲しいのだろうか。そんな事を考えながらまた水羊羹を口に含む。冷たい喉越しが心地好い。くす、と小さく笑むとありがとうと一言告げて面持ちを明るくさせる。和装か洋装か、悩みどころではあるが希望としては矢張りスーツの方が着るのに時間も要さないしある程度行動の自由がきく。別段動きやすさが必要かと言われたらそういう場でもないが、着物では上手く屈めなかったりと何かと不便が多い。それを考慮すればやはりスーツで行ったほうが何かと都合が良いことが多いだろう。彼に甘えてばかりな気もするが、それを言えば彼はまた気にすることは無いと笑ってくれるのだろう。相手の事をよく理解しているのは此方も同じではなかろうか。「ふふ、私だって歌仙の素敵な所ちゃんと理解してるからね。」小さく付け加えるも言ってみて何だか気恥ずかしくなり、口を噤むべく玉露茶で唇を濡らし。 )




  • No.352 by 千種 / 歌仙  2019-07-30 20:19:32 





(/ お待ちしておりましたー!お帰りなさいませ!また一ヶ月程続くのかなと心配でしたので、少し安心しました。お待ちかねの連隊戦も優しいことに超難に大包平を撒いてくれているようなので、また返信が滞るようなことがあっても気になさらないでくださいね。きわたんちゃん達と楽しく水鉄砲撃ってますので!!
それと大分拙いんですが、場面転換出来るように締めておきました。勿論まだ話したいんじゃ!って感じでしたら続けちゃって平気です!伊織さんと一対一の会談の場面に飛ばしても良いですし、手っ取り早く会議終了でも分かりやすいかなと…割とぶん投げてる!すみません!)


【千種】

ふふ、これで好感度爆上げ間違いなし____。
( 先の修行云々のせいで随分と呆れられてしまった分を取り戻せただろうか。いや、寧ろ心配りの出来る優しい主はプラスに傾いてくれるかも。自室へと戻る間も頭の中はそればかりで、矢張り表情は無意識に明るくなっていたようで、すれ違った何振りから怪訝な顔をされた。襖に手を掛け、中を覗き、___そして、再びそっと閉める。一体どうして彼は、自らの主人の布団で身体を休めているのだろうか。背後の壁に凭れ掛かり、いつの間にか怒っていた肩をゆっくりと落とす。幾ら調子が悪いとはいえ、自らの主の、異性の寝具で寝るものなのだろうか。それもあの真面目かつお堅い彼が。主人として指摘してやるべきなのか、生きた時代の差と呑み込むべきなのか。取り敢えずは行き場を失った足を、空いた近侍部屋へと向かわせ。無論普段彼が使っている布団で寝るわけにもいかず、途方に暮れたまま一つ溜息を。彼が起きたとき、一体どう接すれば良いのだろう。)


【歌仙兼定】

………!…そうか。そうだね、そうだった。まるで僕の一方通行のように言ってしまった。
( 頭の中で一通りの構想を描くと、残り少なくなった水羊羹を一口。彼女は堅く考えているようだが、政府主催とはいえ審神者同士の会談に近い。そこまで形式張った粧は求められていないはず。舌触りの良い羊羹がとろりと溶け、聞こえてきた声に落としていた目線を上げる。ああ、この人は。自然と見開かれていた翠色を細め、呟くように上記を。何処かからはらりと花弁が舞い、凪いだ玉露の水面に揺れる。目を逸らすように冷えたそれを口に含み飲み干すと、薄紅に緋袴を連想し。偶には袴も悪くないだろう。だとすれば先日万屋で彼女にと買った髪留めが合うかもしれない。いや、考えてみれば、洋装に見合う装飾品もいつだか購入していた筈。しかし部屋の何処に置いたか、それを考えると居ても立っても居られない思いで。「…ねえ、後で僕の部屋においで。色々と用意しておくから、好きな物を選ぶと良い。」気も漫ろな儘ではとても風流ではない。非礼を承知で席を立つと、自らの角皿と茶器を盆へと戻し、一つの詫びを残し急ぎ足で執務室を後に。)



  • No.353 by 膝丸/伊織  2019-08-01 18:40:57 




(/さすがにこの酷暑の中一ヶ月は真面目に倒れかねない……たまの休日は引きこもりライフをエンジョイしてます。本当にお優しいお相手様で心の底から感謝してもしきれません。水鉄砲ちょこちょこ周回してるけど時間のなさで10万行くか不安な今日この頃です。ちゃたんなきり……
わー、ありがとうございます!切りもよさげなのでこのまま場面飛ばしちゃいましょう!どの展開でも楽しそうで悩みましたが手っ取り早く会合終了まで飛ばしてしまいました!会議のお付き合いよりそのあとのお付き合いの方が親密度が上がりそうだな、と思いまして。それなりに熟練審神者さんなので伊織さん勝手に人前で喋ったことにしてありますが、審神者の会合って政府のお偉いさんがべらべら話してる感じあるので話を聞いてるか否かはお任せします!)



【膝丸】

__終わったか。主、帰ろう。
( 解散の挨拶が為されると、今迄強ばっていた肩の力が少し抜け、小さく息をつく。其の儘目を暫し閉じ、各本丸の定例報告や政府の役人からの新たな戦場等の説明、熟練した審神者の助言などを一通り耳にして覚えるべきと思った事を頭の中で反芻する。向こう暫くは忘れずに覚えていることだろう、少し抜けている所のある主人を支えるべく自身が覚えて置かなければ。そう心に決めて一つ小さく頷き目を開くと、既にちらほらと帰り始めている審神者達の姿も多い。疎らにだが知り合いであろう審神者に話し掛け世間話に興じている者も居るようだ。主の友人は大抵学友であり審神者の知り合いは余り多くなかった筈。そも、日中休むと言いつつ彼女は余り休めていない様子だった。夕方以降彼女の様子も可笑しく、何か気がかりで。明日もまた学業に勤しまなければならない主人を余り遅くまで拘束しておく理由はない、ならば帰城の一途だろう。そう考え付くと買えるように促すよう上記を述べ。 )


【伊織】

はぁ……真逆喋らされるなんて。
( 今回の会合では自身は中々に年季の入った審神者だったらしい。定例報告は兎も角として、先達として若手の審神者にアドバイスをと云う役人の無茶振りを振られるのはてっきり自分ではないとばかり思っていた分、苦笑で済ませようと思った瞬間自分の名を呼ばれた事には背筋が凍り付いた。抑自分は会合の存在さえ今日思い出したばかりであるし、余り用意も出来ていない。人前で話すことに慣れているかと言えばそれも違う。そんな無茶振りを振られて驚かない訳もなく、最初の方は随分と変な事を言っていたのではないかという不安が産まれてくる。最後に実家の和菓子をサラリと勧める文句は入れてしまったが、無茶振りされただけなのだからそのくらいは問題あるまい。会合が終わると緊張の糸が解けた様子で深い溜息を吐きながら上記を。頬に手を当て眉を下げると「ごめんね歌仙、恥ずかしい所見せちゃって。」ちら、と隣の近侍の様子を伺うように付け加え。 )





  • No.354 by 千種 / 歌仙  2019-08-01 21:59:59 





(/ 早速1カネヒラ取っ捕まえてほくほくです。推しの落ちるイベント最高か………。ぽっけだと周回もきついですよね。1ヶ月あるのでせめて千代ちゃんがいれば里とかよりは多少楽かな。
毎度毎度良い感じに飛ばして頂いてとても助かります…!ばっちり鍵なくさせておきました。更に拾って頂ければ伊織先輩マジリスペクト!初期刀極すごーい!!ってなると思います(地雷) )


【千種】

はーい、これ書き終えたら___よし。それじゃあ帰…………って、あれ?
( 掌に収まる小さなメモ帳に、筆が追いつかなかった事項を簡易に書き留め。延享の時代からは今迄との戦場とは毛色が変わると聞く。主人として出来る限り気を引き締めておかなければ。帰城を勧める近侍に空返事を返すと紙面に芯を押し付けノックし、走り書きをざっと眺める。よし、一先ずこれで良いだろう。第一ボタンを外しリボンを緩めると、ふっと安堵の息が漏れ。スカートのポケットにメモ帳を押し込むと、聞き慣れない金属の擦れる音が聞こえ身を固める。中の金属といえばと小さなキーケースを取り出すと、フックが緩くなっていたらしく鍵は一つも入っていない。出費の予感に眉を寄せ、散乱した鍵を取り出し。ぉれは自転車の鍵、これは本丸の鍵、これは学校のロッカーの鍵…一つ一つ数え、次第に顔色を変える。咄嗟にその場に屈み込み、今し方使っていた卓や椅子の下へと目線を動かす。一通り見渡すと背後の彼へとおずおず振り返り、眉を下げて笑みを浮かべ。「膝丸さん、おうちの鍵がない、んですけど…」実は彼が拾っていたりはしないだろうか。我ながら情けない主人だ。縋るようにゆっくりと首を傾け、申し訳無さげに目線を逸らし。)


【歌仙兼定】

全く、政府にも困ったものだね。こういう事は事前に話をつけておくべきだろうに。
( 隣にいる彼女の纏う堅い雰囲気がふっと崩れ、やっと此方も少しだけ背筋が曲がり。聞こえた深い溜息に其方を向くと、下がった柳眉に下唇を小さく噛み。器具を片付け始める政府職員を横目で睥睨し息衝く。恥ずかしいなどとは微塵も思わないが、唐突に人前に出され慌てふためく主を見るのは中々堪えるものがあった。無論、心労は彼女の方が余程大きいだろうが。「さて、きみも疲れただろう。今日は早めに休____おや」近侍として、そして文化人として、彼女を労らなければ。先に立ち上がると、打って変わって凪いだ双眸を彼女に向け、柔らかく笑んでみせ。ふと視界の端に照明を受け何かが光る。言葉を途中で切ると、屈み彼女の座している椅子の足元に落ちている小さな其れを拾い上げる。何かと思えば特に変哲もない鍵で、そのまま顔を上げ主を見上げ。「きみの物かい?」冷たい金属を掌に乗せ、彼女へと差し出しつつ問い掛け。)



  • No.355 by 膝丸/伊織  2019-08-07 08:33:13 





(/おおぉ、おめでとうございます!ぽっけ勢だとなかなか厳しいですがこの間のアップデートからHTML版になったのに合わせて少し動作早くなったかな?って感じがします。
水鉄砲ぱしゃぱしゃしてる割に近侍さんが千代ちゃん全然出してくれなくてかなしいです。
この歌仙ちゃんに初期刀っていうワードが地雷でしかないですよね、すごい眉間に皺よりそう。カレカノ勘違い丸くん頑張れ…!)


【膝丸】

__鍵?きみ、何時もひとつに纏めているだろう。
( 纏めた資料を丁寧に持ち帰る為の荷物として入れて居ると、何やら視界の端で慌てふためいた様子でわたわたと忙しなく動く彼女。何かあったのか、と顔を上げ訝しげな視線を送ると、次第に震えた声でぽつりと響く言葉に目を丸くする。お家の鍵、とは即ち彼女の本丸ではなく母君等がいる自宅の鍵の事だろうが、彼女は何時も様々な鍵をひとつに纏めて居たはずだ。彼女が持つ鍵を纏めているものには何一つついていない訳だが。なおの事不思議極まりないが、無いと言うならば何処かで落としたのが定石だろう。此処からさして動いては居ないのだからこの辺にある筈、とも思い腰を屈めて先程の主人と同じ様に鍵を探し始めて。然し余りもの探しや偵察といった行為自体は不得手で、別段何の代わりも無いように見える。「むぅ、見当たらないな。すまない主。」暫し探し回った後に顔を上げて溜息を吐きながら一言、愛おしい主人の役に立てない歯痒さに眉を下げながら肩を落とし。 )


【伊織】

__私のではないかな。落し物じゃない?
( 彼からの労いの言葉に安堵すると共に矢張り申し訳なさも込み上げてくる。歴史も由緒もある名刀としてはこんなに情けない主人の姿というのは見るに堪えないだろうに。彼に恥をかかせない為にももっとしっかりしなくては、そんな戒めを自分の中で唱えると、視界に煌めく金属に目を丸くする。彼の掌から差し出された鍵を手に取り、小さく首を傾げ。何かの鍵、なのは解るのだが全くもって見覚えのない鍵だ。キーリングを一応確認してみても自身の所持する鍵は全て揃っている。なればこの会場に来ていた誰かの落し物であろう。近くに誰か鍵を落とした人は居ないだろうか、もう幾組かは帰り始めてしまっていて持ち主は見つからないかもしれないが。「政府の職員さんに届け__あ、あの子達じゃない?」他人に無闇に話し掛けるより上に届け出た方がいいだろうか。彼に確認しようとした矢先、彼の肩より少し向こうに学生服を着た少女とその近侍であろう源氏の重宝がしゃがみ込んで何かを探している様子。行きましょう歌仙、と彼女の方へと歩みを進めると、「あの、捜し物って之だったりしませんか?」至って物腰柔らかに、ふっと微笑みながら鍵を差し出して。 )




  • No.356 by 千種 / 歌仙  2019-08-07 12:40:03 





(/ ただいま5カネヒラで前回よりも豊作です。ところで一昨日運営ちゃん直々に青江村を焼き払ったわけですが、主様は息災でしょうか。柳柄の着物とても最高でしたね…ゲーム内立ち絵よりも髪纏めてたりするのかな…普段より巻いてるように見えます青江ちゃんぐるじい
勘違い丸きゃわわ。公私混同が良くないのは分かってるけどもう少し恋仲っぽいことしたいなーとか悶々してると可愛いです。ああ膝かわ… )


【千種】

あーいや、あの!平気ですからそんな顔しないでください!
( 悔しげに表情を歪める彼の姿を見るなり、慌てて笑みを作り首を横に振る。偵察の値は太刀ワーストだったか、申し訳ないことをしてしまった。そも落としたのが会場であるとも限らず、来る途中で失くしたのかもしれない。それが一番まずい事態だが。彼につられて出かけた溜息が女性の声に喉奥へと押し込められる。其方へと向くと、柔らかそうな白い掌の上に乗せられた小さな鍵。貼られた小さな星のシールは見紛うことなく自宅の鍵で、反射的に立ち上がり女性の手ごと両手で包み。「します!すみません、ありがとうござ___…あ、さっき話してた人…」安堵から泣きそうになるのをぐっと堪え、心優しい美人のお姉さんの手を握る。どこか耳馴染んだ声に先程の会合が想起され、眼前の審神者が大先輩だと気付き。数歩遅れた位置に立つ彼女の近侍を見、昼の会話が浮かび。何処か思うところがあったのか顎を引き、再び彼女へと向き直り。「あのあのっ、個人的に聞きたいことがあるんですけど、お時間頂けますか?」辿々しく堅い敬語を紡ぎ、唇を結んで。)


【歌仙兼定】

あの子………?…主、大人しく政府に届けた方が__、
( 自らの肩越しに視線が向いていることに気付き、遅れて其方を振り返る。確かに近侍と二人で何かを探していると思われる審神者がいるが、それだけで決めつけてしまうのはやや尚早なのではないか。何より、見知らぬ相手と話すのは余り気が進まない。そうこう言っている内に主は歩みを進め、渋い思いをしつつも後を追う。重い足取りで彼女の隣へと並ぶと、丁度しなやかな白い手が包まれる瞬間だった。これで相手が異性であれば首を__と迄はいかないが、今のように涼しい顔は出来ていなかっただろう。聞けば直々に質問があるとのこと。審神者として主人を仰がれるのは悪い気分ではない。その近侍として無意識に表情を作ると紫の髪を指に巻き付け。「これも何かの縁だろう、良いんじゃないか。」こうして質問が来るということは矢張り先程の講話も恥ずべきものではなかったのだろう。そのことが嬉しく口角を上げると、背を押すように彼女の肩をとんと叩き。)



  • No.357 by 千種 / 歌仙  2019-08-15 08:09:59 





(/ すみません、どうしても心配過ぎたので少し書き置きを…!決して!決して催促ではありませんので!!絶対にそこはお間違えなきよう!!!
長くなりすぎても気持ち悪いので端的にいこうと思います。茹だるような暑さですが、主様はご無事でしょうか。体調は崩してないでしょうか…。失踪はしないというお言葉は以前頂きましたし、繁忙期が終わるまでは無理に返信しないでください。返信に割く時間身体休めて!!!もう也関係なく主様のお人柄に惹かれている面もありますので、どうかご自愛ください。罪悪感とか本当に感じなくていいので…!
すみません結局割と長くなりました。とにかく私が言いたいのは主様大好きってことだけです。以上乱文失礼しました。早く涼しくなりますように。)



  • No.358 by 膝丸/伊織  2019-08-23 09:19:30 





(/生存報告です、此方生きております!ここの所ずっと体の調子が悪くまともにご飯も食べられていなかったのですが何とか回復の方向にありますので返信の余裕が出てきました…!お待たせしてしまって本当に申し訳ございません、温かいお言葉を頂けて本当に嬉しかったです、これからも無理ない範囲で返信は行っていきますので時間がかかってしまうかもしれませんが何卒よろしくお願い致します。一方的で非常に申し訳ないです…!
青江ちゃんの低い位置で髪を結わえていそうな軽装の実装もされてだいぶ元気になりました。あまりの尊さに打ちのめされかけましたが軽装いいですね…。)


【伊織】

わ!__えっと、はい、私で力になれるなら。
( 彼女が振り向き鍵を視認した瞬間、他人に手を包まれるというあまり経験したことの無い事態に驚いた様子で目を見開き。否、それにも驚いたが一番の驚きはその動きの機敏さであろうか。若い子って元気だなぁ、なんてぼんやり思いつつも鍵の持ち主が存外早く見つかったことに安堵する。聞けば、何やら此方に質問がある様子。彼女の自分を見詰める眼差しはどうやら尊敬の色が混じっているようで。前で講話を仰がれるだけのことはあったのかな、なんてちょっと誇らしげに今しがた肩をとんと叩いた自らの近侍にちらと目を遣り。矢張り彼も異論は無さそうだ。それを確認して上記を口にし、ふわりと目を細めると、少々気にしていそうな彼女の近侍にも目をやって気にしないで、と小さく口を動かし。 )


【膝丸】

あ、主。きみ、いきなり其れは失礼に当たるだろう!?
( 目の前にふっと現れ、目的の鍵を差し出してくれた恩人にいきなり懐いた仔犬のように飛び付くのは如何なものだろうか。幾ら相手が女性とはいえ、両手で手を握るだなんて。自分もされた事がないと言うのに。否、そうではなくて。相手は先程壇上で講義をしていた先輩であるというのに。ずけずけと彼是質問するのも失礼に当たらないだろうか、否、先達に教えを乞うことは悪い事では無いような。ぐるぐると巡り、迷走しかけた思考を何とか但して主人との間に割って入り。彼女の後ろに控えている修行を既に終えた、凡そ初期刀であろう刀に小さく頭を下げ。「主人の非礼を詫びよう、悪意は無いんだ。」と付け加えると、どうやら向こう方の主人も質問されたこと自体は悪く思って居ないようで。折角新しい知識を得られようとしているのに臣下があまり表出るのも良くないだろうか、と一歩引き下がって。 )




  • No.359 by 千種 / 歌仙  2019-08-24 09:57:25 





(/ うわーーーーーん主様ーーーーー!!!!!ご無事とはいかなかったようですが、生存報告に心から安堵しています…!本当にご自分のお身体を第一に考えてくださいね。待てというならいつまでも待ちますので…!!体調は不可抗力ですし不満など少しも持っていませんので、気楽に考えて頂けたらと思います。寧ろそんな状態の中お相手をさせてしまって此方が申し訳ない…!常々有難うございます。
それと軽装は青江ちゃんが一番ぐっと来ましたね………表情が素敵だ………。夏の夜と合いまくりでもう…あれ足元が泥濘んで……(沼) )


【歌仙兼定】

いや、構わないよ。寧ろ見る目があるくらいだ。
( 天真爛漫といった様子の主人に代わり頭を下げる近侍に軽く手を上げ首を振り、翡翠の瞳を柔らかく細め。矢張り自らの主が認められるというのは側仕えとして嬉しいものだ。微笑ましげに表情を緩ませ、主の肩越しに見えない尻尾を振る少女を見つめ。肩に置いた手で僅かに彼女を引き寄せ、「矢張り講話も失敗ではなかったようだね。」と一言囁くように伝え。一歩後ろに下がり、邪魔にならないよう口を閉じ静観する___筈だったのだが、今し方聞いた少女の問いに思わず眉を寄せ。初期刀殿についての話ならば残念ながら自分の出る幕はない。何処も彼処も初期刀初期刀と、初期刀という地位はそこまで重要なのだろうか。選ばれる機会が用意されていたにも関わらず、その座を譲ってしまった自らには皮肉な話だ。薄く溜息を吐き、出来る限り相手方が気にしないよう引き攣った笑みを浮かべ。)


【千種】

か、代わりに謝られたら私の立つ瀬がないじゃないですか!___ごほん。すみません、えっと、それで…。
( 勝手に非礼を詫び始める自らの近侍を見ると顔色変えて慌て始め、包んでいた掌から鍵を受け取ると一つ会釈を。主人は自分だというのに、恥ずかしい。羞恥で熱を持つ頬をぱたぱたと手で仰いで冷ましつつ、鍵をポケットへとしまい込み。優しい言葉を掛けてくれる両先輩に一つ咳払いをすると、横目で彼女の近侍の姿を窺い。煌びやかな蝶の装い、胸元の桔梗。態度も悠然としていて立派だ。自然と自本丸の初期刀を思い描いて重ね、彼もこんな風になるのだろうか、と目を細め、再び目の前の先輩へと視線を戻し。「あの、初期刀…さんを修行に出すの、寂しくありませんでしたか?」本人の手前呼称を付け、幾らか不安そうな表情で問い。質問を口にした途端、肩越しに見える初期刀の雰囲気が変わったような気がし、また何か非常識だったかと問うように自らの近侍の表情をちらりと見て。)



  • No.360 by _  2019-10-01 00:20:57 





(/ 毎回毎回催促のようで申し訳ありません、矢張りどうしても抑えが効かず…。
本当にご負担になるようでしたら、どうかこのトピのことはすっぱり忘れてくださいね。元より私生活優先という事でしたし、気が咎めるようであれば打ち切りの宣言も不要です。何ヶ月か後落ち着いた頃に、また続けたい、と思ってくださるなら一言頂ければそれでも十分ですので。

どうか主様が健康でいられますように。のんびりお返事をお待ちしていますね。)



[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:1対1のなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック