□ 160万℃のレチタティーヴォ / 〆

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*.+゚  2019-06-02 00:01:43 
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__輝くなら、キミの隣がいい。



(!)関係者以外立ち入り禁止/一般のお客様は速やかにご退場下さるようお願い申し上げます。

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  • No.3882 by 宝飾 周  2021-09-27 01:09:02 





( ふにゃんってした柔らかい笑い方が好き / 擦られる頬は柔らかくて、リングを纏った髪がさらさら揺れて / 腕の中にとても大事なものがいるとわかる / 「ご褒美、か。君にそう思ってもらえてるなら嬉しいなあ、同じこと考えてるってことだもの」 / 釣られて笑みが溶けていく / 呼吸をする濡れ羽に此方も顔を寄せ / ちゅ / 特別なこの頭へ )




  • No.3883 by 漆戸 アゲハ  2021-09-27 01:43:39 




ごめん、眠たくって、挨拶だけ。おやすみ周、今日もきみに会えて嬉しい。愛してる、……今日してないからちゅーだけさせてね、__……、ふふ、かわい、すき。おんなじ夢、見られるといいな。



  • No.3884 by 宝飾 周  2021-09-27 22:52:45 





ただい、…んん ( 喉の奥へ追いやった欠伸 / こうやって眠い時ほど会いたくなる気がする / こきり、首を鳴らして少しでも瞳が開くように / 片付けを終えたなら寝室とリビングの二択 / … / 少しばかり、期待を込めて覗くのは前者から )




  • No.3885 by 漆戸 アゲハ  2021-09-27 23:21:34 




( っくしゅ、 / んん / 湯冷めしちゃったかな / 丸くなりながらブランケット取ってこようかと迷っていた矢先 / おや / 最高のタイミングで獲物が現れてしまったようで / にま~っとあくどい笑い方 / ぴょいとソファから飛び降りて / 捕まえたー! / 「俺の湯たんぽちゃんが帰ってきたあ」 / ほく… / ぬくし )



  • No.3886 by 宝飾 周  2021-09-28 00:05:11 





( 捕まった! / とはいえ逃げる気も更々ないのだが / この時期になると少しばかり冷たい体は眠気を飛ばすには丁度いい / 楽しげなお顔に癒やされ口角が上がるのを感じながら / 「ふふ、なあにそれ。たしかに君専用ではあるけども」 / ぎゅっと包んでぬくぬく攻撃 / やや溶けるくらいでいいだろう / 今日も可愛くて偉い / すり、 )




  • No.3887 by 漆戸 アゲハ  2021-09-28 00:33:02 




( きみの声と匂い、体温、拍動の音 / 急速に身体がスリープモードに向かっていく / 擦り寄ったお顔に軽くキスして撫でて / 「寒かったからつい。でも、体もだけど、心がいちばんあったかいな」 / ふ / きめ細やかな頬の擦れるのがなくなってしまうのは心惜しいけれど、そっと両手で包んで目の前に持ってくると / 数秒か十数秒か、唇を合わせる時間をもらった / ベッド行こ / 二人で温もらないと意味がない )



  • No.3888 by 宝飾 周  2021-09-28 21:16:55 





( おやすみが言いたい / 最近の頭の中を占める密やかな願い事 / 気温が下がってきたぶん温かな布団の中で戯れるのは実に快適だろうと / 「ただいま、」 / とりあえず片付けを / 後かな、先かな )




  • No.3889 by 漆戸 アゲハ  2021-09-28 23:37:18 




( 随分遅くなってしまった / 明かりがついてる / 無事でいるのだと安心すると同時に強く焦がれだす / 居ても立ってもいられないような、身体が勝手に急き立てるような / 大股 / 「ただいま、」 / 探せ、 )



  • No.3890 by 漆戸 アゲハ  2021-09-28 23:37:18 




( 随分遅くなってしまった / 明かりがついてる / 無事でいるのだと安心すると同時に強く焦がれだす / 居ても立ってもいられないような、身体が勝手に急き立てるような / 大股 / 「ただいま、」 / 探せ、 )



  • No.3891 by 宝飾 周  2021-09-28 23:53:25 





( どたばたと、彼にしては物音が大きい気がした / おや / 何時もの自身と反対だ / 「__はい、ストップ。おかえり。」 / ガチャリ、寝室の扉を開けて立ちはだかり / そのままぎゅっと / 捕獲完了 )




  • No.3892 by 漆戸 アゲハ  2021-09-29 00:10:50 




( 喉が渇くような心地 / __いた / ! / 掛け声に合わせて身体が止まる / 包み込まれて / 数拍 / ええと、 何を焦っていたのだっけ / 緩んで、緩んで / 嗚呼、もう大丈夫なんだ / くた / 「周、……周」 / ぎゅう…… / 噛み締めるように )



  • No.3893 by 宝飾 周  2021-09-29 00:57:17 





( 空気を震わせた自身の名は深い色を纏っていた / 力を込めているのに力が抜けていくような目の前にふっと微笑んで / 「うん、ここは君の居場所。合ってるよ、大丈夫、…今日もいっぱい頑張ったね」 / さらりさらり、撫ぜながら / 耳に入れる音は何処までも柔らかく / いいこにはご褒美があって然るべきなのだから )




  • No.3894 by 漆戸 アゲハ  2021-09-29 22:33:46 




( すくい上げられた心地 / 少し申し訳ないような、少し照れるような、けれど嬉しいのは確か / 「ただいま」 / できれば迎える側に回りたいけれど、この時間では厳しいだろうか )



  • No.3895 by 宝飾 周  2021-09-29 23:15:45 





( お / 時間的に大差は無かったのか、片付けの最中に後ろから / 「おかえり。遅くまでお疲れ様、とはいえ似たような時間だけど」 / 数歩近寄りお出迎え / ようしよし )




  • No.3896 by 漆戸 アゲハ  2021-09-29 23:50:22 




( いた / 意識せずとも引き合うように動いていた / ぎゅ / 「ん、ただいま。きみもお疲れ様だ、アゲハさんに褒めさせて」 / 大きな動きで撫でる手のひらに頭を押し付けてから / ふわりふわり / ちゅ、鼻の先っぽにほっぺにキスして、笑って、また撫でて / 好きと労りと慈しみと )




  • No.3897 by 宝飾 周  2021-09-30 00:17:41 





( くっついて完成 / ああそう、この感じ / 「ふふ、ありがとう。…こっちもね」 / 視界の端で髪が舞う時、何時も決まって幸福なのだ / 優しい手と笑顔に癒やされる / ふと片側の頬に掌を添えたなら / ちゅ / 唇に / うん、満足だ )




  • No.3898 by 宝飾 周  2021-09-30 18:42:24 





ごめん、アゲハ。今夜はだいぶ遅くなりそう。起きてる時間…っていうのはちょっと難しいと思うから、先に体をあったかくして休んでて。ああ、あと冷蔵庫の三段目に肉じゃがが入ってるから、時間があれば召し上がれ。今日も一日お疲れ様。寂しくさせるけど、もう少しだけ頑張ったらちゃんと帰ってくるからね。



  • No.3899 by 漆戸 アゲハ  2021-09-30 21:35:38 




( むん… / 険 / 直帰して、諸々終わらせて / そうして真っ先に向かう先は寝室 / 横にはならず彼の枕だけ回収してソファに / 遂に持ち出された模様 / 人形と一緒くたに抱え込んで、丸くなって隅っこに収まり / 落ち着く / けど足りない / 頭空っぽにして、呼吸だけ )



  • No.3900 by 漆戸 アゲハ  2021-09-30 22:04:50 




っわ、ごめん、まだだろうって思って更新してなかった( びゃ )忙しいのに連絡ありがとうね。あと肉じゃがも。けど、うーん……先にベッドには入ってるけど、俺、明日の朝はそんなに早くないから、もし面倒じゃなければ帰ってきたことだけでも教えてくれると嬉しい。じゃないと、疲れて帰ってきたきみを枕なしで寝かせることになりそうだし( うむ )__なんてのは建前、きみに会いたい。……重いかな、ごめんね。全く無理はしてないし、寧ろ俺の精神衛生上はこうすることが正しいと思ってるから、きみが気に病む必要はないからね。お仕事頑張って、気をつけて帰っておいで( 手ふり、 / ふぁいと )




  • No.3901 by 宝飾 周  2021-10-01 21:26:06 





( ……ぱち / ベッドの上、ぼんやりと瞳を開いて / 夕方頃に帰ってきて、何も考えずに潜り込んで、そのまま / ただいまって言えなかったな / 脳裏に蔓延る靄に眉を寄せ / とりあえず何か声を掛ける必要があるだろう / ぺたり / 地面へと緩慢に足を付けばそのまま探索へ )




  • No.3902 by 漆戸 アゲハ  2021-10-01 21:36:03 




( 寝室の扉の前で鉢合わせ / おっとと / 「おはよう周。よく眠れたかい」 / 包むように腕を回し / ぽふり、ぽふり / 少し前に帰ってきて、寝息を確認してからシャワーを浴びて戻ってきたところ / それとなくベッドに着地させると「ゆっくりしてて。いるものがあるなら取ってくるよ」 / 額にキス )





  • No.3903 by 宝飾 周  2021-10-01 21:54:45 





( まさかこんなに早く見つかるとは / ぱち、ぱちり、思わず瞬きを / 「…ただいま。眠れた、けど」 / ひとつひとつ、音を確認するように言葉を紡いで / 戻されたベッドの上で口付けを受けた額を下げると / そっと / 俯いて、裾を握った ) ……君が要る。ここに居て、足りてないから。帰れなかった上に面倒なことしてごめんね、…ちょっと今、君と少しでも離れたくない気分で。




  • No.3904 by 漆戸 アゲハ  2021-10-01 22:17:52 




( 途切れ途切れの言葉を頷いて聞き / ほんとうに控えめに握っているそれをするりと自分の手に置き換えた / 俯いてしまった顔と視線が合うように足元にしゃがむと )ん、アゲハさんに任せて。くっつき虫になるの、俺得意なんだ。知ってた?( にぱ / きみの不安を吹き飛ばしたくて / 帰れなかったのはきみのせいじゃないし、面倒なことなんて何もないのに / 反応があってもなくても、いつもの位置に寝転んで抱き寄せた / ふわふわ髪に指を滑らせる、祈りを込めて / 痛いのも辛いのも、全部飛んでけ )



  • No.3905 by 宝飾 周  2021-10-01 22:39:20 





( あっさりと覗いて侵入してくるのだから / それを許さない選択肢だって己にはあるのだけど、抱き寄せられる体を突き放すなんてどう足掻いても無理な行動で / …すり、 / 柔らかな毛髪を揺らして、首筋に小さな口付けを落とし ) …それは知ってる。…ふふ、ありがとうね、アゲハ。君も会いたがってくれてたの、本当に嬉しかったんだよ。俺。 ( 僅かに聴こえる秋虫の演奏に包まれて / 世界が君とベッドで出来ているような錯覚 / 幸福な箱庭だと思った / ぎゅっと、抱き締める腕に力を込めて )




  • No.3906 by 漆戸 アゲハ  2021-10-01 23:15:40 




( 首に何か柔らかいものが小さく触れた / きみのくちびるだって分かるのと同じくらいに擽ったさに足の指を丸め / 余裕ぶってたいのに、けど、乱されるのもきみにならなんだか心地がいいように思えた / ふたり、固いものを溶かしていく )そっ、か。よかった……、きみの負担になってたらどうしようって、今日一日ずっと考えてて( 肩から力が抜けていくような気分 / へにょ / ちょっとだけ気も抜けたような、それでも安堵の色の滲む顔 / ほっとしたのに遅れて、あれを嬉しいと思ってくれた事実にじわじわと / 「……困った。きみが好き」 / ぎゅ / 困ったとかいいつついつもそうなのだけれど / 俺のって言うみたいに、腕も脚も使って繋ぎ止め )



  • No.3907 by 宝飾 周  2021-10-01 23:45:22 





( やんわりと / 気にしてるんじゃないかって、なんとなく思っていたのだけど / 察しが良くなってしまったのは君にとって良いことだろうか、それとも / まあいいか / 二人幸せで、心が温かいならそれで / 「ふふ、あんなの重石にもなんないからね。気にせずもっと俺のこと好きになればいいと思うよ」 / ほっぺた包むと優しくむにりむにり / 笑みはきっと柔らかかった / 引き寄せられるように顔を寄せて、ちう / 唇から離れる間際、「俺も」なんて / 目の前にだけ聴こえる声で )




  • No.3908 by 漆戸 アゲハ  2021-10-02 22:55:59 




( 本来腰を下ろす場所に膝から正座して、背もたれ側に顔から突っ込み / 奇行 / 「……あーーー」 / あのふわふわが死ぬほど恋しい / ぐるり体勢変えて、肘置き枕に横になり / 今何してるかな、どんな気持ちかな、想像 )



  • No.3909 by 宝飾 周  2021-10-02 23:38:49 





…ええっと、おーい…? ( 覗き込んだ湯上がり / 目の前でゆらゆら片手を揺らし / 横にはなっているけれど、眠いとは何となく違うような / ふわ / 溢れた髪が君の顔に影を映した )




  • No.3910 by 漆戸 アゲハ  2021-10-03 00:00:34 




( ぱちり目が合った / 揺れる魅惑の、しかもお風呂上がりの特典付き / 堪能する以外の全てのことを排除しよう / いっそ怖さすら感じさせる赤い目 / 目の前で振られた手をパシリと掴んで / 機敏に起き上がってぐいぐい引っ張り寝室 / ベッドの上まで辿り着いたら寝転びもしないで / ぎゅ、…さわ、ふわり、むぎゅ… / いい匂い、柔らかい / わさわさ乱してふわふわ整えてのサイクルを熱心に何度か )



  • No.3911 by 宝飾 周  2021-10-03 00:23:43 





( わ、 / 丸く開いた瞳が元に戻らぬうちに連行され / 待てないと、行動から伝わってきた / 無言の循環 / ぱちりぱちりと瞬きつつも大人しく受け入れて / 「……楽しい?嬉しい?どっちだろう、…どっちも?」 / 何度めか、整えられる過程で / じいと見つめる光の色 / 今は夜が紛れて少し暗い其れを眼前へと向けながら、質問というよりは呟きのように / 伸ばした指先を腕に触れさせ / ちょんちょん )




  • No.3912 by 漆戸 アゲハ  2021-10-03 01:21:43 




( 多分片手の指の数は越えた / ほう / やっと落ち着いてきて / ぴとりほっぺたくっつけると / 「うん。あとね、癒される、食べちゃいたいくらい可愛い、好き、って」 / ゆっくりと呼吸をする胸の動きが分かった / ふふ / のそり、抱えていたのを離して、引き合って / 跳ねるような水音のない穏やかなディープ / それなりには満たされたけれど、どうにも熱を逃がしきれずに / ごめんね、と断ってから / かぷ / 決して深くはない、けれど直ぐにも消えない溝 / 愛おしげに唇で触れてから指で撫でた / ころり、先に寝転ぶと )はあ、寝たくないし寝かせたくない、やっぱ疲れてると歯止め効きにくい気がする。……んん、ごめん、もういっかいだけ__ん、ぅ。……ありがと、明日もがんばる。おやすみ周、俺のおひさま。愛してる( ぎゅ、 / 一緒に眠るこの瞬間が好き / もらった幸せの中にとぷりと落ちていくように )



  • No.3913 by 宝飾 周  2021-10-03 22:51:47 





( ちょん / 泡をつけて洗った清潔な指先で薄く残る歯列の痕に触れる / 一番初めになぞった蝶の手を思い出しながら、するり、と横に動かして / そういえば隠しやすい季節になったなあと、そこまで考えたところで / … / 口の端がぴくりと跳ねる / 絆されてるなあ / 鏡に背を向けて、彼を探しに )




  • No.3914 by 漆戸 アゲハ  2021-10-03 23:14:35 




__ああ周、おかえり( うたたね / 気配に顔を上げて、ふにゃっと笑って / ぽて、ぽて、ぎゅ / 服越しにも分かる温もり / 特に温度の高い首や胸の辺りに惹かれ / 「このまま寝られる」 / すりり / ふわふわと感覚楽しむように髪に手を浮き沈みさせて暫く / ……ちゅ、 / 思い出したみたいにつむつむ啄み / 好きだよって )



  • No.3915 by 宝飾 周  2021-10-03 23:30:26 





ただいま、アゲハ。…ふ、こら、ちゃんと布団に潜らなきゃ ( ふにゃんと柔らかい表情に釣られるよう雰囲気も和らいで / 少し冷たいその皮膚に熱を分けるように / なあで、なあで / 背中側 / 幼さを感じるキスはなんとなく擽ったい / くつりくつり / 笑い掛けて、此方からも一度丁寧なお返しを / ちう / もっと心地の良い場所に行こう / 伸ばした手を包んで、絡めて、寝室まで )




  • No.3916 by 漆戸 アゲハ  2021-10-04 22:20:18 




( 寝られるとは言ったものの本当に眠ってしまうなんて / ぐぬ / おやすみを言うという意思だけは強く持って / 「ただいま」 / どっちかな / きょろ )



  • No.3917 by 宝飾 周  2021-10-04 23:02:02 





( 寝室の扉を開ければきっとすぐに目に映るはずだ / ベッドに腰掛け見遣っていた前方に君が現れたなら / あ、 / そんな顔をして開きかけた口を一度閉じ / もぞもぞ、…ころん / 布団の上で横になって両手を広げつつ / 「おかえり、おいで」 / お誘いの言葉を )




  • No.3918 by 漆戸 アゲハ  2021-10-04 23:32:30 




( お / 扉を開けた途端に目が合った / なんだかちょっと嬉しくて、思わず目尻緩めて / 座った状態の相手をいつも通り抱きしめようとしたのだけれど / 疑問符浮かべるもすぐに / 効果は抜群だ / 胸がきゅうう~って / 軽く飛んで / ぼふ / 「ただいま、会いたかった」 / ぎゅう / 少し痛いかもしれない )



  • No.3919 by 宝飾 周  2021-10-05 00:30:55 





( なんだか嬉しそう / 此方まで嬉しくなって、仕掛け人だというのに思わず顔が緩んでしまった / ぎゅっと / 強い腕の力に合わせて少しだけしっかりと / 「俺も。…ふふ、可愛い顔しちゃって。今日もお疲れ様」 / ちゅ / 鼻の頭にひとつ、愛情を落とし込んだ )




  • No.3920 by 漆戸 アゲハ  2021-10-05 01:27:47 




( 受け止めて、抱き締め返してくれる / 可愛いのはどう見てもきみの方なのだけれど、きみが言うならそうなのかもしれない / 幸せにとけてしまいそう / 頭の中がほわほわとしたものでいっぱいになる / 徐に、こちらからは唇へ / 軽く合わせるのを何度か / 頬擦り / このまま眠りに就いてしまいたい、けれど / 「だって、嬉しい。……あのね、周」 / 込めていた力を適度に抜いて / 視線合わせ / 言いづらいのが見て取れるような口の動き )ちょっと、忙しくなってきてて。長い方、もしかしたら時間もらうことになるかもしれないのと、夜、帰りが遅かったり帰れなかったりする日が出てくるかもしれなくて。できるだけ連絡するようにはするけど、予め把握しておいてほしいんだ。……ごめんね、( しょ / 言い終えてはきみの胸元に顔潜らせて / ぐり… / 今でも全然足りないのに / 寂しいを拗らせた怪物の対処をさせる羽目になるかもしれない )



  • No.3921 by 宝飾 周  2021-10-05 19:37:20 





( 唸りを上げる掃除機のスイッチをオフにして / よし / 少しばかり早く帰れたこんな日には彼と自分の帰る場所を綺麗にしておこう / 電気を消した暗闇の中でも居心地の良さが伝わるくらい / 玄関に物音が増えたなら思いっきり抱き締めて、労って、それから言葉の続きを返さねば / 少しでも重石を取り除くには / あれこれ考えながら黙々と手を動かして )




  • No.3922 by 漆戸 アゲハ  2021-10-05 23:33:44 




( ぐっ、 / 前方に腕伸ばし左右に首倒して / ぼきり / うわ / 早く周セラピーを受けなくては / 手を洗って探索タイム / 靴があったからいるはずだけれど )



  • No.3923 by 宝飾 周  2021-10-06 00:13:44 





( 耳の捉えた音にはっと顔上げて / 帰ってきた、 / 扉開けて廊下に出るとちょうど己を探す彼と鉢合わせ / 「っ、おかえり、」 / 考えるより先に体が動いた / ぎゅうと固く抱き寄せればそのままぴとり、密着させ )




  • No.3924 by 漆戸 アゲハ  2021-10-06 00:36:41 




( お / 開けようと思ったらその先に / ぱちりぱちり瞬いている間に / 歓迎されるってこんなに嬉しいのか / これだけで張り詰めていた糸が緩む心地 / そっと添えるように此方からも腕回して / 「うん。ただいま」 / 特に思考を伴わずに、なんとなく撫でてなんとなくキスした / 身体が動作を覚えているようだった )



  • No.3925 by 宝飾 周  2021-10-06 03:19:00 





んん…ごめん、寝ちゃって、ふっと目が覚めたから伝えるだけ。忙しくなるのは君のせいじゃないんだから、謝らないでね。お返事のこととか、帰りのこととか、どうしても気になっちゃうとは思うけど。俺は極論、君が毎日健康でいてくれればそれで安心できるから、…もちろん会えると嬉しいのは前提として、だけど。何となく察しがついてるかもしれないけど、俺の方もここ最近は少しだけ忙しくて。今日だってそうだ、あんまりお話できなくて、自業自得ではあるけどやっぱり…うん、寂しいね。君とのお話で元気を貰ってるものだから、わりと深刻な問題だったり。時間が限られるぶん君に贈る言葉も貰う言葉もひとつひとつ大切にしたいなあって思うよ。…駄目だ、なんだか変なこと言ってる気がしてきた。分かりにくければまた頭の回る時にでも伝えるね。おやすみアゲハ、愛してる。どうかゆっくり休んで。




  • No.3926 by 漆戸 アゲハ  2021-10-06 22:45:22 




( 微睡みながら聞いた言葉思い出して目元緩め / 言葉自体も、その内容も / 彼に想われていると思えば何だって乗り越えられる気がした / ただ、深く眠れていないことは心配だけれど / がちゃり「ただいま」 / さてきみはいるだろうか )



  • No.3927 by 宝飾 周  2021-10-07 00:03:21 





あ。おかえり、( 扉の音が蝶を運んでくる / ふっと顔を上げて、立ち上がろうとしたところで先に姿が現れた / 歩み寄る歩幅は無意識に広く / 数歩で目の前に辿り着くと / ぎゅ、 / 「お疲れ様。…会いたかった」 / ほっと心と体が弛緩するような感覚 )




  • No.3928 by 漆戸 アゲハ  2021-10-07 00:38:39 




( ぎゅう / 体重をこちらに預けさせるよう背と頭を軽く上から引いてくるように / 周りの音が少なくて、彼の鼓動の音がよくきこえた / 「きみもね。……うん、俺も会いたかったよ」 / ちゅ、何度か / 温もりを分けてもらって、少し暖かくなった頃に / 本当は抱き上げたい気分だったけれど、片手を取って / 隣 )





  • No.3929 by 宝飾 周  2021-10-07 01:16:51 





( 唇が触れるたび、温かいものが増えていく気がした / 混ざり合ってぬるくなる / 指と指をひとつずつ絡めて解けないように / そもそも解く気も解かれる気もないのだけど / 横並び、ふわふわに沈む / 布団の下に膨らみを増やし / すり / 優しく頬を撫でて、二つ嵌まった真赤を見つめた / 今日も綺麗だ )




  • No.3930 by 漆戸 アゲハ  2021-10-07 21:21:34 




( さら、さらり / …よし / きっと撫でたくなる髪の完成 / さて、あとは何をしようか / 微妙な時間 / 思い付かないから、何となくきみのことを考えてリラックスする時間にしよう / ぐいーっと身体伸ばして )



  • No.3931 by 宝飾 周  2021-10-07 22:43:09 





ただいま ( 扉を開けば見慣れた玄関 / ちら / 横目でさり気なくチェックした飾りはそろそろハロウィン仕様になったりするのだろうか / てきぱきと片付け済ませて彼の所へ / 「アゲハ、……お。」 / ひと目で分かる濡れ羽の光沢 / 引き寄せられるように近付いて )




  • No.3932 by 漆戸 アゲハ  2021-10-07 23:44:59 




( うと… / 人形抱えて深夜のニュースを他人事みたいに眺めていた / 物音 / のろりと頭もたげると、会いたかったその人が / 瞬きを数度、意識を覚醒させて / 持っていたそれを隣に座らせて / 御役御免、ありがとね / 「おかえり。今日は髪が会心の出来だよ」 / むぎゅ / 撫でるがよいとぐいぐい )



  • No.3933 by 宝飾 周  2021-10-08 00:49:14 





( 眠気でこっくりと深まる瞳の色が色付く紅葉を彷彿とさせた / ふと、視界に映る己の代理 / 貰うね / 軽く目配せして、今度は自身が腕の中に / 抱き締めた瞬間抗い難い良い香りが漂って / 「ああ、これは確かに上物だ。…髪の毛綺麗にするの、もちろん君自身のためだっていうのは分かってるんだけど、少なからず俺のためでもあるでしょう。だから嬉しいし、好き」 / さらりさらり / 夜色の絹を梳きながらぽつぽつと / 口許に寄せた一房には勿論口付けを贈って / こんなにも愛しい )




  • No.3934 by 宝飾 周  2021-10-08 02:56:39 





( 横に寝かせると肌色に髪が掛かる / カーテンみたいなそれを丁寧に横へ退けて、健やかな寝顔がよく見えるように / なあでなで / いつまでもなぞりたくなる掌もそろそろ我慢の時間 / 「おやすみ、アゲハ。いい夢を。…そうだなあ、君の髪の毛みたいに、綺麗でいい香りのするところに行けるといいよね。」 / 二人、手を繋いで / 朝日が迎えに来るまでのんびりと / 瞳を閉じる間際の口付けだけは本物にしよう )




  • No.3935 by 漆戸 アゲハ  2021-10-08 23:04:23 




( ぐぬぬ / おやすみが言いたい、寝顔が見たい、愛しい、好きだとたくさん伝えたい / 欠乏というより不満なのは一重に彼のお陰でしかないから / 「ただいま、」 / てきぱき身支度解いて手洗いうがい )



  • No.3936 by 宝飾 周  2021-10-08 23:20:18 





( 胸の内が明るくなるような物音に導かれて / 「おかえり」 / 顔を覗かせた先に会いたいと浮かべた人がいるのはなんて幸せなんだろう / 身軽になった頃合いに腕を回して / ぎゅっと / 考えるより先に頭を撫ぜていた )




  • No.3937 by 漆戸 アゲハ  2021-10-08 23:48:05 




( あ / 思わず手が止まる / 全部終わったあとのご褒美、目標にしていたものが目の前にあって / 待っていてくれるようだから、投げ出して抱き着きたいのを振り切って / 「……周」 / 包まれて、撫でられて / …ふにゃ / 少しずつ力が抜けていく / 指先を軽く引っ掛けるみたいに肩に手を添えて / すり、 / 好き / ほっぺた同士寄せてくっつけたあと、唇をスタンプみたいにふにっと押し付けて )



  • No.3938 by 宝飾 周  2021-10-09 00:15:34 





( いちいち動作が柔らかいのは力が抜けた証拠だろうか / 揺らせば呆気無く剥がれてしまいそうな指先を何処かに遣る意図はない / 相変わらずふんわりもっちりと心地良い頬と、それに負けないくらいの唇の感触 / 「うん、俺だよ、アゲハ。…ふふ。幸せって書いてある」 / 反対の頬をそっとなぞってやりながら / お返しの唇は揃いの桃色に / もうすっかりと秋だけれど、穏やかな春の日を思い出した )




  • No.3939 by 漆戸 アゲハ  2021-10-09 00:40:29 




( そろそろと頬を滑る細い指先の擽ったいような感覚すら、きみから与えられたものというだけで酷く心地いい / このまま溶けていけそうな気がした / 「うん。俺、今世界でいちばん幸せ者だとおもう」 / へへ / おかえりって迎えてもらって、抱き締めてキスまでしてもらって / 嬉しいって伝えるみたいに少し腕に力込めて、肩口に額を押し付けた / さて、この温かい腕の中で眠り転けてしまう前に向かわなくては / なけなしの理性で短いデートの準備 )



  • No.3940 by 宝飾 周  2021-10-09 00:59:55 





( 世界でいちばん / そんな台詞を臆面もなく言ってのける彼のことも、最高を引き出したこの時間も大好きで、大切で / とはいえこの箱庭を世界と捉えた場合にはたったの二票で総意となるのだけど / 当たり前に絡めた指先を時折握りながら / 沈み込む綿雲の上 ) __君がそうやって笑ってるのを見ると、一日が夜に集約されるかんじがする。…夢中になってるの、バレバレだよね ( 収めた腕の中、さらさらと髪を梳きながら / 二人でいる今が好き / すり、顔を寄せるともっと近くなった )




  • No.3941 by 漆戸 アゲハ  2021-10-09 22:26:06 




( で、結局寝てしまっている / む… / 幸せ、だけれど、もらってばかりな気がして / あと普通に寝顔見て癒されたい / 厄介なのは、この身体に休息が必要だと頭が理解してしまっていること / いつか絶対彼に合わせて休みをもぎ取って一日だらっといちゃついてやる、絶対にだ / 固く決意すればちょっと頑張れる気がしてきた / 「ただいま」 / いるかな / きょろ )




  • No.3942 by 宝飾 周  2021-10-10 20:38:32 





( デジャヴ / 引き寄せられるように転がったことだけ覚えているベッドの上で、薄ら開いた瞳をぱちりぱちり / …ああもう、 / 口がへの字を描く / 会って話さないと駄目だ / 視界に尻尾髪の先端を捉えるべく、静かに立ち上がり )




  • No.3943 by 漆戸 アゲハ  2021-10-10 21:54:23 




( くあ / 鏡の前で髪梳かしながら / 早く終わらせて抱き着いて寝てるとこ観察しよ / 心做しかこなし作業気味に / 無心ともいう / …よし / 振り返っては / 「……起きちゃったかあ」 / しょ / お風呂入る前に少し見られたから構わないといえばそうだけれど / ぎゅ / おはようのちゅう )



  • No.3944 by 宝飾 周  2021-10-10 22:14:03 





( いた / 見つけた後ろ姿は作業中 / 声を掛けるべきか、終わるまで待つべきか、悩んでいる間に顔が向いて / 「……ん。ごめん、連絡できなくて」 / いざとなったらそんなことしか言えなかった / 結ばれた唇にキスが降る / しょん / 眉毛がもう少しだけ下がった )




  • No.3945 by 漆戸 アゲハ  2021-10-10 22:48:46 




( 目に見えてしょんぼりしている / ああそうか / 「連絡できなかったから、今日は俺のこと嫌でも気にしちゃう一日だったでしょう。だからいいの、俺はきみの心を占拠できて大満足」 / ふふん / 得意気なねこ口でぎゅーっと / 俺のー / 自信満々に言い放ってみせるのは此方も何度か経験がある故か / 悪質な不法占拠の自覚はある / 動きがないようであれば目の前のふわふわ髪で気まぐれに遊び初めて )



  • No.3946 by 宝飾 周  2021-10-10 23:02:45 





( … / 腕の中に収まる黒色を眺めながら暫くの間考えごと / 固まっていた頭が解けた時、吸い込まれたのは肩口だった / ぐりぐりぐり / 擦りつけて、ちゅっと口を付けて、軽く食んで / 本当に君は、 / 「…上手いことを言うなあ。でもひとつ訂正ね、君のこと気にしてるのはいつもだから」 / 得意そうな言動が可愛くて、胸の内へ安堵を運んできた / きっとこの人が大好きだ / 数えるのをやめたその感情が胸の内へとじんわり広がって )




  • No.3947 by 漆戸 アゲハ  2021-10-10 23:50:29 




( 咎められないのをいいことにわふわふと / 楽しい / お、動いた / よく分からないが可愛いなあと呑気に / 「そうかな、狡いだけだと思うけど……ふふ。それは失敬」 / 彼からのキスは少し慣れてきたところだけれど、啄まれるのは珍しい / 彼がするととてつもなく愛くるしいということが分かった / 謝罪というよりはご機嫌取りみたいな額へのキス / で誤魔化したけれど、念を押すようなそれが嬉しかったのはきっとばれてしまっているのだろう / さてベッドへ戻ろう / 眠くなってきた )



  • No.3948 by 宝飾 周  2021-10-11 22:34:27 





( 軽く伸びをすると身体の何処かがぱきりぱきり、音を立てるのが分かった / 治したいなあ / こきり、首を倒しつつそんなことを / 蝶々はどこだろう / 抱き締めて、早めに布団へ転がりたい気分 )




  • No.3949 by 漆戸 アゲハ  2021-10-11 23:03:23 




( ぎゅむ… / 飛びついてはひしっと / 「おかえり」 / すり / 欠乏症らしく / 心臓の音聞いたり深呼吸して匂いを吸い込んだりで暫く充電したあと / ふう / 瞳に生気 / 「……凝ってそう。マッサージする?」 / 見ていた / 後ろに回した手の片方で首筋から肩までそっとなぞり )



  • No.3950 by 宝飾 周  2021-10-12 00:11:59 





( 吸い寄せられるように / 花の蜜にでもなった気分だ / 「ただいま。…ううん、また今度お願いしていい?今は君を抱えて横になりたくて。ありがとうね」 / ぽふ、ぽふ / 背に触れる手は優しく、感謝を込めて / 有り難い申し出なのは確かなのだ / 目蓋に乗る重石さえなければすぐに頷いていたのだけど / ちゅ / 額へ )




  • No.3951 by 漆戸 アゲハ  2021-10-12 23:13:08 




( んむ… / ほんの少しだけ、息苦しいような、気のせいと片付けてしまえるような / 確実な解決策を一つだけ知っている / きょろ、 / いるなら寝室だろうか )



  • No.3952 by 宝飾 周  2021-10-12 23:45:06 





( 月明かりの照らす部屋に人工の光が差し込んだ / うつら、としていた瞳をはっきり開いて / いる / 「おかえり、…こっち、」 / 片手をひらり / 存在を示せば両腕を広げて待ち構え )




  • No.3953 by 漆戸 アゲハ  2021-10-12 23:59:47 




( いた / ほっ、と息つくのも束の間 / ぱちりと電気を消して / 目が慣れるのなんて待っていられないから、先程確認した距離と体勢の情報を頼りに / ぎゅ、 / 「ただいま。……待っててくれてありがと」 / きみの身体に顔をうずめて温もりを貰って / 夜目が効くようになってふと顔を上げたすぐそこにあった、月光に照らされたきみの表情がほんとうに美しく見えた )



  • No.3954 by 宝飾 周  2021-10-13 00:25:28 





( 数歩で正確に辿り着くのは流石だと言える / 腕の中、飛び込む蝶を痛くない程度にぎゅうっと固く / 「ふふ。此方こそ、帰ってきてくれてありがとう。よく頑張ったね」 / 最近気付いたことなのだが、柔らかく笑む時の口角がこれほど緩くなるのは君の前だけらしい / 形のいい後頭部をなあでなあで / どうかこのまま癒やされてくれればいい / 自身からすれば少し下がった体温が、なんだかとても温かく感じた )




  • No.3955 by 漆戸 アゲハ  2021-10-13 23:11:24 




( ……あ / 気がついたら家の前だった / 考えている間に身体は自然にノブを回していて / 「__ただいま」 / 少し遅れて / 先か後か )



  • No.3956 by 宝飾 周  2021-10-13 23:51:20 





( きっかけはなんだっただろうか / たしかそう、テレビ画面に映る飼い主を待つ大型犬の動画が妙に記憶に残ったのだ / 毛布とホットミルクを準備して、玄関の壁に寄り掛かって / そうしてぽかぽかしながら待っていたのは / 「__あ。おかえり、」 / 包まった隙間から片手を出してひらひらり / 思わず顔が緩んでしまっただろうか )




  • No.3957 by 漆戸 アゲハ  2021-10-14 00:21:39 




……え( ぽかん / 呆然を絵に描いたような / 置いてけぼりにされた思考が戻ってきたとき、衝動に駆られたのが分かる動きで / 靴が片方飛んでった / ぎゅうう / 「なんでこんな寒いとこで待ってるの。好きになるじゃん」 / 思ったまま口にしたら支離滅裂になった / 心配から咎めたい気持ちと溢れた愛しさと )



  • No.3958 by 宝飾 周  2021-10-14 00:48:49 





( 踏み込んだ衝撃に地面が揺れる、気がした / マグの中身を飲み干していてよかったなあなんて / 目の前に反し呑気なことを考えている最中、感情が入り乱れた様子に思わず笑ってしまい / 「ふふ、…なんだかね、君の帰りが待ちきれなくて。寒さに関しては大丈夫。ほら、全然冷えてないでしょ?」 / ぎゅっと抱き締め返せば温かな体温が伝わるだろう / 浮かべた笑みは少し得意気に / そのまま背中をぽふぽふと )




  • No.3959 by 漆戸 アゲハ  2021-10-14 12:43:36 




__あ、もしもし! ふふ、周の声。うん、撮影お疲れ様、今大丈夫? ありがと、あのね。来月か再来月、もし分かってるお休みの日……っていうか、俺にくれてやってもいいよっていう日があったら、教えてほしいなって。ここ最近ずっと帰ってから言うぞ、って思ってたんだけど、俺帰ったらきみの腕の中でおやすみ3秒だから……。うん、ホールハンズじゃないのは単に声聞きたかっただけ、忙しいのにごめんね。お陰で午後からも頑張れるよ。返事はいつでも大丈夫、うん、うん、それじゃあまた夜にね。



  • No.3960 by 宝飾 周  2021-10-14 19:54:20 





__もしもし。っと、…ふふ、そんなに大きな声出さなくても聞こえるって。収録お疲れ様。すぐに伝えたかったから俺も電話しちゃった。時間の方は……わかった、手短に伝えるね。まず来月の休みについてだけど、土日なら13日か21日、それから27日あたりだったら合わせられると思う。都合が悪かったら再来月ぶんを伝えるから一度確認してみて。それから、平日でも合わせられそうな日がいくつかあるから、君さえ良ければ聞いてくれても大丈夫。ひとまずこれだけ、俺はもう帰ってるから、先に後片付けしとくよ。夜道には気を付けて。帰ったら……はいはい、もちろん、抱き心地よくしておくね。それじゃああと少し、頑張って。応援してる。




  • No.3961 by 漆戸 アゲハ  2021-10-15 00:29:35 




( ふら… / 電話がなければ多分折れてた / やっとたどり着いたきみの傍 / 「ただいま、……ごめん、遅くなった」 / ぎゅう / 包み込むようで、自分に縛り付けるような / 彼の身体に顔を埋めて瞼を下ろして、何も見ないようにして深めの呼吸を繰り返して / ぐちゃぐちゃになった心とかそういう類の何かを正常に治すため / 愛しいひとの温度と匂いだった )




  • No.3962 by 宝飾 周  2021-10-15 01:47:05 





( …ぱち / 意識が浮上したのは予感を感じたからだろうか / 気付けば隣が埋まっていて、その息は落ち着いているようで何処か窮屈そうに感じて / 「アゲハ、」 / 小さく呼び掛けながら腕を回し / 望んでその身を側に置く / ちう、/ 寝ぼけ眼の拙い口付けを寄せてから / 「おかえり、お疲れ様、…それだけたくさん頑張ったんでしょう。偉いね、さすが自慢の相棒だ」 / わしゃ、わしゃ、 / 緩慢に掻き混ぜる濡れ羽色が広がっていき / 頑張る君に純粋な安寧を / 旋毛へのキスは上手に沈んでいけるおまじない / いいこいいこ、愛しい子 )




  • No.3963 by 漆戸 アゲハ  2021-10-15 23:58:49 




( 眠いながらの言葉とキスに心底から救われていた / ぎゅってしてお礼が言いたくて / この時間なら後の方が安心だけれど、迎える側に回りたい気もした / 「ただいま」 )



こっちでも失礼! 予定の話しなきゃと思って、手間かけちゃうけどごめんね。来月は俺、土曜日はちょっと休み取りにくいから、21日でお願いしたいな。あと、良ければ平日の方も教えてもらってもいい? 運がよかったら月に2回以上きみとごろごろできるかもしれない……! っといけない、取らぬ狸の皮算用だ。疲れてたりしてスケジュール考えるの大変だったらまた後でも大丈夫、一先ずこれだけ伝えておくね。……ふふ、楽しみだなあ。



  • No.3964 by 宝飾 周  2021-10-16 00:31:38 





( きた / 動物のように耳を立てたりはしないものの、背筋が少しだけ伸びるのは無意識の癖 / 「おかえり」 / お出迎えと抱擁がセット / 今日も安心を得られた )



手間なんてとんでもない、丁寧に声を掛けてくれて助かるよ。21日については了解。平日だと…8日、15日、18日、22日。このあたりなら調整できそうかな、どう?一日でも当て嵌まれば嬉しいし、もし難しくても既に一日確保できてるしね。また時間のある時にでも確認してみて。…なにしよう、とか。少し考え始めちゃってて、当日まで頭の中が楽しくなりそう。君のお陰、ふふ、ありがとうね。




  • No.3965 by 漆戸 アゲハ  2021-10-16 22:00:56 




( ソファに寝そべり足ぱたり / 簡単な掃除と洗濯、炊飯器の予約も済んだ / もう夜とはいえ時間ができてご機嫌 / あとはあの子の補充だけ / 昨日の分までいっぱいぎゅってしよう )




お返事ありがと! この中なら8日かな、多分大丈夫だと思うけどもしもぎ取れなかったらごめん、そのときは早めに連絡するよ。22日が大丈夫だったら小旅行とかできたかなあ……いつか行こうね、行きたい場所とかあったら今度教えて。それじゃあ特に問題なければこっちの返事は蹴ってもらって大丈夫、……きみのこと独り占めできる日があるの、本当に嬉しい。俺の方こそありがとう、大好き。



  • No.3966 by 宝飾 周  2021-10-17 00:03:22 





( ぬ / 時計の秒針に顰め面 / タイミングが合わない、彼が足りない / スケジュール帳に書き足した蝶のマークを思い出せばなんとか堪えられるのだけど / 「ただいま、」 / 急いで探索へ / この時間なら寝室だろうか )




  • No.3967 by 漆戸 アゲハ  2021-10-17 00:17:25 




__おかえり、周( すぐそこまで来たのが分かった上で寝室の扉の間からにゅっと顔出し / ちょっとした悪戯、未満 / ぎゅぎゅっと捕まえて / 後頭部にそっと片手添えては自身の肩へ相手の頭着地させ / 可愛い頭なでこなでこ / よく頑張りました )




  • No.3968 by 宝飾 周  2021-10-17 00:41:33 





( あ、生えた / なんとなくそんな印象を受け、見つめているうちに捕まって / 甘やかされているのを悟る / 「…ん。待っててくれてありがとう、…君のお陰で頑張れたよ」 / 呼吸をすれば彼が香る / 和らいだ眉間を肩口に擦り / こうも素直になってしまうのはこの腕の中だけなのだ )




  • No.3969 by 漆戸 アゲハ  2021-10-17 22:05:17 




__むり……( 寒すぎて半泣きになるちょうちょさん / 身体が冷たくても、前は何とも思わなかったけれど / 幸せというものは温かいらしく、今はそれに慣れてきてしまっているから / がちゃり「ただいまぁ、」 / いるかな / あらゆる意味で彼が恋しくて )



  • No.3970 by 宝飾 周  2021-10-17 22:36:36 





( ん / 音が届けば其方に顔を向け / 立ち上がっても背を覆うブランケットはそのままに / 「__ああ、おかえり。寒かったでしょう」 / 足を向けた先で君を見つければモモンガのように腕を広げ / えい / 包み込んで、内側に / ふわふわコーティング )




  • No.3971 by 漆戸 アゲハ  2021-10-17 22:57:42 




( 帰ってた / 視界に彼が入った途端に嬉しくなる / ふにゃ / 周ももんが宇宙一可愛いな、とか回らない頭で考えているうちに / もふ / __「ぬく……」 / 思わず声に出た / 中々に強めな力でひしっと抱き着いては / 磁力エグめの磁石レベルの接着力 / 「……はあ、ちょっと生き返った感じ。ありがと周、」 / 指先添えるのはきっと冷たさにびっくりさせてしまうから、抱き締めるだけ / すり、ちゅ )



  • No.3972 by 宝飾 周  2021-10-18 00:20:06 





( 早速高い評価を頂いた / そうでしょう、と満足気に口角を上げるモモンガの図 / 恐らく後ろから引っ張られても微動だにしないんだろうなというその力は、不思議と己を安心させた / 「それは何より。どういたしまして、効果があるなら継続を検討しようかな」 / ふふ / 擦り寄る頬をもっともっと温めたくて、此方からもすりすりと / かあわい )




  • No.3973 by 漆戸 アゲハ  2021-10-18 06:44:27 




( んむ / また眠ってしまったらしい / 今回こそおやすみが言えると思っていたのに / 休暇の約束は普段話せなくなってもいいという意味では決してない / 寒さから縋りついていた腕を優しく回し直して / むちゅ / 口付けると少しだけ胸がすいた / 「おはよう周。今日も愛してる」 / すっかり温もりを取り戻した指先添え / なぁで、なで )




  • No.3974 by 宝飾 周  2021-10-18 22:34:18 





( 寒い、寒い / 吐く息が白く染まっても不思議ではないくらいの気温 / 手と手をそっと擦り合わせ / 彼はもっと冷えているだろうか / 早急に湯たんぽの役目を果たさなければ / 「ただいま、」 / さて、探索を )




  • No.3975 by 漆戸 アゲハ  2021-10-18 22:54:40 




おかーえり!( ぎゅむー / 後ろから飛びついては毛布で包み込み / お風呂上がりで温まり厚手の服を纏った身体では外気に晒された彼の方が冷たく感じた / 「お疲れ様、手、ちょうだいね」 / 合わさった両手両側から更に包みすりりと / 温もれ温もれ / しながら寝室へ / この子をぬくぬくにするにはお布団の力を借りねばならないので )



  • No.3976 by 宝飾 周  2021-10-18 23:14:36 





( 不意打ち / 少々驚いた様子でぱっと振り向けば昨晩の己と同じようなスタイル / 分かるのはとてもとても温かいということ / 「ありがとう、…って。今はちょっと冷たいよ、嬉しいけども」 / 施されるそれを見つめながら / とはいえ捕らえられた手を引っ込められない時点で自身の心など分かりきっている / あったまるのは当然指先だけではなくて / いつの間にやら辿り着いたベッドへ沈んだなら、君を思いきり抱き締めよう / 好きだなあ、って強く思った )




  • No.3977 by 漆戸 アゲハ  2021-10-18 23:57:13 




( びっくりしてるのを見るのが好き / その後の笑顔はもっと好き / ふふ / 「いーの。触らせて」 / 両手の内でもにもにと / 一日頑張ったお手手 / ハンドクリームでも準備できてたら最高だったなあ、とないものねだり / 二人で沈んで / きついくらいの腕の力が心地良かった / そっとふんわり頭を撫ぜて / つむじに口付け / 愛しさと微睡みの中に身を委ねるようだった / キスしたいような、一緒に眠りたいような / 冷えてきた足の指先を彼のそれと擦り合わせながら )




  • No.3978 by 宝飾 周  2021-10-19 00:25:26 





( 足の先に触れるほんの少しの冷たさに意識を繋げられる / あたたかで、幸せで、とびきり優しい場所 / 自分一人ではどう頑張っても手に入らないそれを当たり前と呼べるのは / 「…贅沢、だなあ」 / ぽつ / 思ったことが口から零れ落ちた / 君を照らす光が選んだのは前者 / ちゅ、…ちゅ、 / やんわりと薄桃に触れ / 困ったことにこうしていると眠たくなってしまうのだけど )




  • No.3979 by 漆戸 アゲハ  2021-10-19 01:06:01 




( 贅沢 / ぱちりと瞬いて、ふす / その言葉を導く感性こそ凄く素敵で、愛しいと思う / ぼんやりしてたら先を越されてしまった / 可愛らしくこまごま食まれて瑞々しくふくり色付いた唇を此方からも / 深く絡ませると戻れないから、合わせるだけ / その代わり、うなじへかぷん / 寒いし丁度いい、なんて都合良く / 痕は残りそうでもまだ甘噛みの範囲で済んでいるのはきっと予約が取れているからに違いない / とはいえまだ先だから、近いうちに耐えきれなくなるかもしれないけれど / 幾つかつけて、満足そうにぎゅう )周、俺のおひさま。大好きだよ、愛してる。……おやすみ、( 在り来りな言葉に気持ちをいっぱい詰め込んで / ちゅ / きみがすぐ側にいてくれるから、眠る前でも怖くなかった )



  • No.3980 by 宝飾 周  2021-10-20 00:53:55 





__ごめんアゲハ、帰ったけど、ちょっと眠くて起きてられなさそう。待っててくれただろうに申し訳ないね。時間ができたら顔見せるから、…おやすみ。大好きな君と、心行くまで話をして触れ合いたいんだけど。 ( んん、 )




  • No.3981 by 漆戸 アゲハ  2021-10-20 06:56:56 




ん、いいよ、忙しいのに帰ってきて顔見せてくれただけで嬉しい。けどごめん、俺だけきみに触れられるみたいで狡いと思うけど、我慢できないからぎゅってするのだけは許してね。俺に対して申し訳ないとかは考えなくていいから、今は自分を労わってあげて。__おやすみ周、どうかゆっくり身体を休めてね。俺ももう眠るよ、すぐにいくから待ってて。……大好き。




__言ったと思ってたんだけど言えてなかったみたいだから勿体ない精神で、ごめんね。身体は大丈夫かな、無理はしないで、今日もふたりで頑張ろう。行ってきます、行ってらっしゃい。



  • No.3982 by 宝飾 周  2021-10-20 20:19:33 





ただいまアゲハ。昨日はごめんね。それと、ありがとう。…君に会えることが俺にとってすごく大きなモチベーションになってて、昨晩みたいにそれが果たせなかったりすると結構落ち込んじゃうんだけど。それでも、君の言葉を何度も何度も噛み締めると、調子の出ない時でも救われるから。今日も遅いかな。夜道には気を付けて、疲れててもそうじゃなくても無理しないようにね。俺は一足先にあったかくなってるから。




  • No.3983 by 漆戸 アゲハ  2021-10-20 23:14:29 




__ただいま!( 帰るなり姿探して一直線に / ぎゅう、 / コート着たまんま / 顔も手も冷たいけど、遠慮なくきみに触れて / きっと今はこの方がいい )




  • No.3984 by 宝飾 周  2021-10-20 23:24:57 





__!おかえり、 ( 現れた姿に思わず立ち上がり / 何も考えずに腕を伸ばして / ぎゅ、 / 触れる温度なんて気にならないくらい満ち足りるのがわかった / 強く強く、腕の中に収めた相手へ擦り寄って )




  • No.3985 by 漆戸 アゲハ  2021-10-20 23:53:55 




( 強い力と寄る頬にどうしようもなく愛おしくなる / 会いたいと、思ってくれていたのだと / わしゃり撫でて、キスして、笑い合って、また撫でて / 「昨日も今日もお疲れ様、よく頑張ったね。ちゃんと眠れた? ご飯とお風呂は? 辛いことはない?」 / 手のひらを滑らせる延長で髪を丁寧に梳きながら / 時折ほっぺた擽りつつ / 心配性 )



  • No.3986 by 宝飾 周  2021-10-21 00:41:25 





( 何をされても良薬にしかならないのだ / 撫ぜる手の優しさと、触れる唇の柔らかさと、浮かぶ笑顔の愛らしさと / 風の吹く隙間が簡単に埋まっていくのを感じる / 「ありがとう。君もね、遅くまでお疲れ様。睡眠も食事もその他も疎かにはしていないよ、大丈夫。辛いこと、じゃないけど、…そうだなあ。君と話せないのは寂しかったかな。」 / きちんと顔を見て答えよう / ちゅ、言葉の最後に口付けを / またひとつ隙間が消えた )




  • No.3987 by 漆戸 アゲハ  2021-10-21 23:19:09 




( む / 身体のコンディションがあんまりよくない / すると心も自然に引き摺られるもので / 寂しいような、悲しいような / 全部投げ出して布団にあの子ごとくるまって繭みたいに引きこもってしまいたい / 「ただいま」 / 彼に会えるのにこんな状態で話したくはないのだけれど / でも、きみのところに帰りたかった )




  • No.3988 by 宝飾 周  2021-10-22 00:03:33 





( すっと、寝室の扉から手を伸ばした / 「アゲハ」 / ちょいちょい手招いて / 少しばかり目蓋が重いのは知らないふりをしておこう / 引き寄せられてくれたならぎゅっと包み込んで、そのまま二人ベッドに倒れ込んでしまおう / おかえり、と肌を寄せるのは、視界が横になってから )




  • No.3989 by 漆戸 アゲハ  2021-10-22 00:31:49 




( あ / 名前 / あの頃と変わらない嬉しさで満たされて / 急いた足取りで向かえば /「…っ周、 わ、」 / ぼふん / 引き込まれるようだった / 声も振る舞いも何もかも優しくて / きゅっと眉根寄せては / ぐい / 頭がふたつとも布団の中へ / これで、きみだけ / こんなことしなくたってとっくにふたりぼっちだって、気付く余裕がなかった / 「ごめんね、…好きだよ」 / 多分痛いだろうなって分かっていたのに、離れてほしくない気持ちを優先してしまった / もぞり頭埋めて )



  • No.3990 by 宝飾 周  2021-10-22 01:27:44 





( 驚いたように上がる声にはじわじわ口角を上げてしたり顔 / きつくて、空気すら入る隙間の無い、君の愛の形 / 力の篭もる腕が己にとっては愛しさを感じる対象であると、告げたところで首を傾げられてしまうだろうか / 「うん、いいから。好きって、それだけ考えて、一緒に寝よう」 / 此方からも抱き締め返せばきっともう引き離すことなどできないだろうと / 寒さも痛さもきっとありふれたものだから、此処には確かな優しさだけがあればいい / ちゅ / 柔らかな口付けの音をさせた )




  • No.3991 by 漆戸 アゲハ  2021-10-22 23:13:37 




__ただいま、( はふ / 家に帰るとやっぱり落ち着く / 彼がいる場所だからだろうか / あ / 思い出したように鞄がさごそ / あった / ミニサイズのかぼちゃお化け / 飾っては少し満足げ / 小さな鼻歌歌いながらうちの中へ )




  • No.3992 by 宝飾 周  2021-10-23 22:38:29 





ごめん、今日もちょっと帰れそうにない。もっと早くに伝えられればよかったね、少しでも君に会いに来れる可能性を捨てたくなくて…なんて、言い訳じみてるけど。もう少し頑張ったらちゃんと帰ってくるから、待っててもらえると嬉しいよ。…本当に、ごめんね。君のこと、寂しがらせたくはないんだ。上手くいかないな。




  • No.3993 by 漆戸 アゲハ  2021-10-23 23:03:19 




ん、りょーかい。忙しいのに連絡ありがとね、お陰で安心した。すーぐきみの命の心配しちゃうんだよね、分かってても。帰ってくるの諦めたくない気持ち凄く分かる、生存報告さえあれば俺は割と平気だからこっちは気にしないで。大丈夫、帰ってきたらいっぱいくっつけばいいし、予約もあるでしょ。生きて元気でいてくれるなら機会はいくらでもあるし、作ればいいよ、いくらでも! それじゃああとちょっと、頑張って。愛してるし応援してるぞー( ふれっふれ )



  • No.3994 by 宝飾 周  2021-10-24 21:39:48 





……なんだろう。君の前向きな言葉が染み込むとすごく励みになるし、事実頑張れるんだけど。それとは別にああ、こんないい人に心配掛けちゃってるなっていう罪悪感と、…会いたいなっていう寂しさと。色々混ざってごちゃごちゃする。ああ、ちがう、責めてるつもりは全くないし言葉を改める必要もないからね、これは俺が勝手に考えてること。普段わりと前向きなぶんこういうことって珍しくてさ、やっぱり人間適度に息抜きしないと拗らせるんだなあって。…そう、予約。そのこと考えて乗り切った、提案してくれた君には本当に感謝してる。ありがとうね。そっちは疲れてない?大丈夫?両手を広げて待ってたら、飛び込んできてくれるかな。




  • No.3995 by 漆戸 アゲハ  2021-10-24 23:40:23 




( たんっ、たんっ、たんっ / 飛ぶように駆けて、きみのところへ / ぎゅ )__ただいま!( 幸せを噛み締めるように )



  • No.3996 by 宝飾 周  2021-10-24 23:58:04 





( 見ようによっては本当に羽が生えているような、軽やかな足取りであるように感じた / 抱き着いた片割れの笑みが柔いこと柔いこと / ぎゅ、 ) …おかえり。ねえアゲハ、好きだよ ( こてり、頭を凭れさせれば、溢れたそれが届くような気がして )




  • No.3997 by 漆戸 アゲハ  2021-10-25 00:18:34 




( 居場所を作って待っていてくれたから、弾丸みたいに飛び込んだ / 預けられた頭の重さの心地良いことといったら / ふわふわを顔と手の両方で堪能するように寄せて撫でて )ふふ、うん、俺も好き。お揃いで両想い( ふわ、ふわり / きみの頭の中を占拠するもやもやを吸い取ってしまおう / 大事に大事に )



  • No.3998 by 宝飾 周  2021-10-25 00:30:25 





( 幸福が形を伴えばこうなるのかもしれないと思った / 否、実際そうなのだろうか / 頭が包まれると嬉しくて、安心して / 温かなもので溶けていくような感覚 ) そっか、嬉しい。帰ってこれてよかった ( 好きな人の腕の中 / 現在地としてはこれ以上ない最高の / ねむ / 安堵に柔くなる蜂蜜で赤を見遣れば、導かれるようにそっと口付けた )



  • No.3999 by 漆戸 アゲハ  2021-10-25 01:00:19 




( ずっと気を張り詰めて固まっていたのであろう身体が弛緩していくのが分かる / 信頼、とは少し違うかもしれない何かを全幅此方に置いてくれていることが本当に嬉しくて / ずっとここにいてほしい、と / 眠気か心地良さか、とろけた瞳 / かわい / ちゅ、 )うん、おかえり。待ってたよ( ふたりとも寝ちゃう前にベッドへ / キスも足りないし話し足りないのに、時間が経つのが速くて困る / 重い瞼に逆らいながら額にちゅ / したらきっと、こっちもって唇ともう一度、なんて打算 )



  • No.4000 by 宝飾 周  2021-10-25 20:53:08 





( 溜まっていた息をつけば深く深く沈み込める / なんだかとても上質な眠りを得られたような / ありがとうって言いたい / ぺとりと皮膚に張り付く髪へドライヤーで風を送りつつ、考えるのは一人のこと / 待ってる間に君の声でも聞こうかな / ふんふんと、楽曲のイントロは鼻歌で )




  • No.4001 by 漆戸 アゲハ  2021-10-25 23:38:32 




ただいまー!( 元気な声 / 帰ってきたぞと報せるため / 靴があって抱き締められることが確定したのだから、嬉しくならない理由がない / どこだー / 探索 )



  • No.4002 by 宝飾 周  2021-10-26 00:01:44 





( 響いた / そろそろかなと思ってイヤフォンを外しておいたのは正解だったらしい / ベッドの上で横になっていた身体をむくりと起こし、扉を開けて存在を知らせよう / 「__おかえり。ふふ、アゲハ、こっち」 / 笑み掛けた理由は君の顔が見れたから / 寝室の扉から招く手は、近付いた腕を引き込んでしまうかもしれない )




  • No.4003 by 漆戸 アゲハ  2021-10-26 00:22:35 




( いた / ぱっと華やぐ表情 / 駆けて行けば腕を引かれて / 傾いだ身体を器用に反転させて足を意識的に滑らせた、繋いだ腕の先を道連れに / ぼふーん! / すっかり冬仕様のお布団へ / 何がおかしいかくつくつ笑えば / ぎゅう… / 「今日もふわふわだね、好き。いい匂い」 / 手のひらの中で感覚楽しんで / ちゅー )



  • No.4004 by 宝飾 周  2021-10-26 00:40:55 





( あっ、危ない / 瞳を見開いた刹那に沈む身体は柔らかな布に勢いを殺されて / ぱちり、ぱちり、瞬く陽色に笑い声 / 「…なんか、びっくりするのも久し振りで、妙に感慨深いというか。髪の毛も香りもそうだけど、君のためにそれを仕立てた俺が好きなんでしょ?」 / 唇が離れれば悪戯っぽく笑み掛けて / お返しに、ちゅ / 頬を人差し指でつつきつつ )




  • No.4005 by 漆戸 アゲハ  2021-10-26 23:30:21 




( ご明答!と明快に返事して甘えてたら寝てしまった / やっぱり好きだ、彼が / 胸の内を占める温かい感情 / 今日はおやすみって言えるだろうか / 「ただいま」 / きょろり )



  • No.4006 by 宝飾 周  2021-10-26 23:54:07 





( ふらっと、何も考えずに引き寄せられていく / 「おかえりアゲハ、」 / 目の前に彼を捉えるや否や勝手に腕が伸びていき / ぎゅっと / こうして抱き締められるだけでも嬉しくて、満たされていくのがわかる / なあでなで / お疲れ様の意を込めて )




  • No.4007 by 漆戸 アゲハ  2021-10-27 00:43:23 




( ぎゅう / ほとんど毎日行っているこれは習慣という言葉すら温い気がする / きみのにおい / 落ち着く / すり、手のひらに甘えて / 「これだけでも凄く幸せなのに、8日来たらどうなるんだろう」 / 自分の心臓が穏やかに拍動しているのが分かるような / ほっぺたくっつけて / むにー )



  • No.4008 by 宝飾 周  2021-10-27 22:41:13 





( 安心すると眠くなるのは同じらしい / とはいえ触れ合いが足りぬうちに瞳を閉じてしまうのでは面白くない / 早歩き、早片付け、早着替え / タイムを更新するのも慣れてきた / 「アゲハ、ただいま」 / 呼び掛けながらきょろきょろと )




  • No.4009 by 漆戸 アゲハ  2021-10-27 23:19:20 




( 髪に櫛をゆるり通して / 抵抗がないのを確認すれば目元が緩んだ / 頭に浮かぶのはただ一人のこと / よし / 立ち上がって物音の方面へ / 「ん、おかえり」 / ぎゅむ / 捕まえた )



  • No.4010 by 宝飾 周  2021-10-27 23:45:26 





( いた、というのを確認するのと同じくらいのタイミングで捕まった / くっついた彼からはいい香りがして、濡れ羽色の髪は艶めく輪を纏って / 素敵だ / 率直にそう思う / ぎゅう、と抱き締め返せばさらりさらり、撫ぜるついでに堪能する様子で / 「……いいなあ、君がいるの」 / ぽつり / 思った通りに言葉が溢れた )




  • No.4011 by 漆戸 アゲハ  2021-10-28 23:01:49 




( む… / じわじわ足りなくなってきている気がする / 誰も悪くはないけれど、起きていられない自分だけはどうにも / 「ただいま」 / いるかな、ぎゅってしたいな / きょろ )




  • No.4012 by 宝飾 周  2021-10-28 23:17:08 





( 音がした / となれば、向かう先は一つ / 一秒でも早く辿り着きたくて早足で向かう君の元 / 「おかえり、…ああもう、冷えちゃって。今日も頑張ったね」 / ぎゅうと力いっぱい身を寄せる / 冷たい表面を己の温度で塗り替えてしまいたくて / よし、よし / それでも濡れ羽は柔らかい )




  • No.4013 by 漆戸 アゲハ  2021-10-28 23:34:26 




( 経たずして / 迎えにきてくれた / それはもう嬉しそうにぎゅーっと / 「周ぬくいー、持っていきたい」 / 思ったことがそのまま口に出ていた / もぞもぞぐりぐり頭うずめて / すうぅー…… / 吸 / 片手で緩慢にふわふわ髪もふりつつ / 多分猫だと思っている )



  • No.4014 by 宝飾 周  2021-10-28 23:46:10 





( ぽんぽん花が飛んでいるように見えた / 側にいるだけで素晴らしく癒やされる / 「ふふ、何処に。何処にでも?」 / くすりくすり笑みながら / はたから見れば可笑しな光景も己の目には映し慣れている / なんだか楽しそうだけど、今度同じ事をやってみようかな / 旋毛を見つつ密かに思案顔 )




  • No.4015 by 漆戸 アゲハ  2021-10-29 00:23:36 




( ふう / 取り敢えず満足 / ぴとりと寄り添って温もりを分けてもらいながら / 「うん、一日中。あったかいし落ち着くし、休憩時間にこうやって癒されたい」 / 笑う顔がもうひたすらに可愛くて、もっと見たい、笑ってほしいと思うのだ / ふに、唇どうし何度か合わせては / ベッドいこ / 道中でポータブルになれない?と真面目な顔 )



  • No.4016 by 宝飾 周  2021-10-29 22:39:04 





( 残念ながら持ち運びサイズにはなれなかった / まあ、彼を抱えるのに適したこの体躯を縮める意思はないのだけど / 先か後か / 一言でもニ言でも、形の良い耳に多くの言葉を届けたい / 「ただいま、」 / もしかしたらおかえりになるかもしれないが / 翅の落とす影を探して )




  • No.4017 by 漆戸 アゲハ  2021-10-29 23:09:49 




( ソファの隅っこでうとり / 座り心地がそこそこいいのも眠くなるから困りものだ / ! / しまった出遅れた / 「おかえり周、」 / すぐそこでみいつけた / ぎゅーっ / 抱え込んで頭なでこ )




  • No.4018 by 宝飾 周  2021-10-29 23:26:17 





( 見つけた頭はおねむの様子 / 早歩きを一度止め、そろりそろり、足音を立てないように / __あ、 / 開いた赤と目が合った / 「ただい……っと。アゲハ、強い強い、…ふふ」 / 指摘の途中で思わず笑みが溢れてしまう / 咎めるつもりは皆無、むしろお返しに回した腕はこれまたしっかりと / ぎゅうむ / こうなったらもう離れない )




  • No.4019 by 漆戸 アゲハ  2021-10-29 23:44:38 




( 力加減を誤ったらしい / んぬ / 恐る恐るといった様子で抱き直しては / じゃあ / ちゅっちゅ、 / 多分彼が離さないでいてくれるから此方にシフト / 頬すりり / 「帰ってきてくれてありがとう。寒かった?」 / なぁで、なぁで / 自然甘くなる声色 / 疲れも寒さもはんぶんこしたくて )


  • No.4020 by 宝飾 周  2021-10-30 00:03:05 





( おや / 軽くなる力にぱちりと瞬いて / 大丈夫、嫌じゃないよと伝えるように背中を柔く撫ぜてみた / 小鳥の口付けは甘やかに / 「こちらこそ、待っててくれてありがとう。今日はよく冷えたけど、厚着してたから大丈夫だよ」 / 和らぐ、解れる / ふっと弛緩する身体は此処が居場所であることを知っている / ちゅ / お返ししながらのんびりと )




  • No.4021 by 漆戸 アゲハ  2021-10-30 00:51:02 




( 背を撫でる手が優しくて / 好きだ / 力が抜けると実は唇が少し柔らかくなってたりする、俺だけが知ってること / 「そっか、よかった。じゃあ今日も俺の方があっためてもらうことになりそうだなあ」 / 少しの申し訳なさはあるけれど / くっつくのは前提 / ああもうこんな時間 / きゅ、裾を引いた )__おやすみ、周。もう少し話ができたらいいのにな……今日も愛してる、明日もきっと。少し遅くなるかもしれないから、もし先に帰ってきたらベッドで待ってて。大好きだよ、俺のおひさま。




  • No.4022 by 宝飾 周  2021-10-30 21:35:08 





( 優しさと、あったかさと、兎角素敵なものを詰め込んだふわふわの中 / 彼が戻るまでに居心地を良くしておくのは己の役目 / くるまって、台本でも眺めようか / 読書灯の明かりに照らされながら白を捲くる / あ、ここ、二人で確認したい / 思考の海に早速君が登場した )




  • No.4023 by 漆戸 アゲハ  2021-10-31 00:13:59 




( 8日、8日、よーか…… / ぶつぶつ呪文 / 怖 / 本当に予定を合わせられてよかった、なければ精神がやられていた / そろり寝室 / 「ただいま、……周、起きてるかな」 / ひそひそ小声で / 起こしたくはなかった / きみの隣にゆっくりと潜り込んで )




  • No.4024 by 宝飾 周  2021-10-31 02:25:35 





……アゲハ。 ( ぽつ / 目覚めたその先に、蝶々 / 微睡みに包まれる小さな声 / もぞもぞと抱き締めて、拙く唇を押し付けて / 「おかえり、…とりあえず、お菓子の代わり。明日、もっとちゃんとしたのをあげたいな」 / 眠る顔に向けて / すやり / 再び寝息がふたつ )




  • No.4025 by 漆戸 アゲハ  2021-11-01 00:31:09 




……お菓子くれるって言ってたのに、日付け変わる前に帰ってこれなくて、連絡もできなくてごめん。ただいま、( 空高く冴える星々、自分で置いた玄関のカボチャの虚ろな目 / 喉が締まって痛い / 特別な夜にしたかった分だけ辛くなる / 眠ってるかな、起きてるかな / どちらにせよただきみが健やかであれと、半ば祈るような気持ちで )




  • No.4026 by 宝飾 周  2021-11-01 00:57:25 





__…ああ、そっちか。おかえり、…それと、今から君には毛布お化けの仲間入りをしてもらうよ。 ( キィ / 聞き慣れた声に呼び起こされ、寝室の扉から現れたのは頭から毛布を被った雑な化物 / 隙間からちらりと覗き方向を確認すれば迷う事なく近付いて / ふわり / 眼前に寄ると自身の纏うそれを被せ、ふわふわの中で漸く顔を向き合わせた / 浮かべたのは溶かすように甘い笑み / 「ふふ、なんて。しょげた顔してるから悪戯しちゃった。一生懸命頑張って、ただいまって言ってくれて。俺はそれだけでとっても嬉しい。えらいえらい、遅くまでお疲れ様」 / なあでなで / 抱き寄せた頭を何度も、何度も / 頑張りやさんの悲しい顔が少しでも柔くなるように )




  • No.4027 by 漆戸 アゲハ  2021-11-01 01:58:48 




( きょとん / 口にした内容をすぐに理解できなくて / お化け、らしいけれど、己に毛布を被せる瞬間のそれはベールを纏った天の御使いみたいだった / 泣きそうだ / ぎゅっと唇引き結んで耐え / 「……きみに出会えたことだけは、神様に何度感謝したって足りないや」 / きつく抱き締めて / 指の先まで力を込めた / 彼の言葉が染み込めば染み込むほど報われるような気がした / そこで初めて、自分が思っている以上に己は頑張っていたのだと、少しだけ認められた / 「ありがとう、今日もきみに救われた。……実はね、ちょっと嫌なことあって、凹んでたんだけど。元気でてきた」 / 少しずつ適正の力加減に / すり、ちゅ / トリックもトリートも、きみからもらうとどこまでも嬉しい )





  • No.4028 by 宝飾 周  2021-11-01 21:18:24 





( そう、例えば、彼の悪夢を食べる獏のようになりたいと / いつも元気を貰ってるから、なんてそんなことを考える / いつぞやの話ではないけど傍についていられればいいのに / ふと思い立って台所へ / 相手の鞄に忍ばせたフロランタン、の残り / 一個だけ / 口の中に放り込んで、また思考を再開させた )




  • No.4029 by 漆戸 アゲハ  2021-11-02 00:12:31 




( 同じ時間にひとつ食べた / 早い時間の軽い夕飯は時折エネルギー切れを起こす / 甘い味が彼の思い遣りとリンクして、物理的なエネルギーだけじゃない何かを貰って、頑張ろうって思えて / 会いたいな / 「……ただいま」 / 寝室 / 寝ていたら困るから小さな声だけれど / いるかな )




  • No.4030 by 宝飾 周  2021-11-02 01:20:38 





( いつしか開く扉の音を聞くと心と顔が和らぐようになっていた / こんもりとした膨らみから体を起こし、ここにいるよと手を振って / 終着点はこちら、受け止める代わりに飛び込むのはお任せしてしまおう / 「おかえりアゲハ、お疲れ様。遅くまで頑張ったね」 / 腕を広げて待ちながら / きっと収まる君の体をどれくらいの力で抱き締めよう )




  • No.4031 by 漆戸 アゲハ  2021-11-02 01:42:11 




( あ / 視線が合えばぱっと華やぐ / 両腕を広げるのは飛び込んでいいときのサイン / 身体は休息の状態だろうからびっくりさせないように、それでも十分な勢いを伴って / ぎゅむー / 「ただいま、周。待っててくれてありがとう、凄く嬉しい。暫くはこれくらいの時間になることが多いから、無理せず寝ててもいいからね」 / ちゅ、ちゅ / 温かくて眠くなるからその前に、できるだけたくさん贈っておこうと )



  • No.4032 by 宝飾 周  2021-11-02 22:49:26 





( 眠気という強敵に打ち勝つのはどうにも難しい / そのぶん帰る場所をしっかりと快適にしておくことにしよう / ベッドの中に身を潜めれば周囲がじわじわと暖かくなっていくのを感じ / ふわふわの布団、丁度いい温かさ、それから己という片割れの存在 / 君を迎える三点セット )




  • No.4033 by 漆戸 アゲハ  2021-11-02 23:52:03 




__ただいま!( ちょっとだけ早く帰れた / つまりきみと少しだけ長くいられる / ♪ / ぽふん、ぎゅ / ぬくぬくベッドで更にご機嫌 / 擦り寄って )



  • No.4034 by 漆戸 アゲハ  2021-11-03 05:45:20 




( ぱち / なんとなく目が覚めた / 隣にきみ / ふふ / 頬に手を添えて、ちゅ / なで、なで… / このまま早起きして彼を起こしたら一緒にご飯が食べられるけれど、まだくっついていたいような、ギリギリまで寝かせてあげたいような / 悩むことすら彼の傍なら幸せで / もう一度、今度は額にキス / ともあれ、この人が今日も一日元気で過ごせますように )



  • No.4035 by 宝飾 周  2021-11-03 23:34:58 





( まったくもって時間が合わない、眠気もままならない / 赤丸をつけた数日後をちらり / …もう少し、もう少し / 心の内を落ち着かせるためのおまじない / 「ただいま、」 / せめておやすみが言えるといいな )




  • No.4036 by 漆戸 アゲハ  2021-11-03 23:50:38 




__ふふ、おかえり。なんだかお疲れのようですねえ( その挨拶にヒリついた焦燥感を感じ取った / 大変身に覚えがあるやつ / 翅を広げて世界からきみを隠してしまうように抱き寄せて / 実際はただの二本の腕だけれど / 「それとも、俺が足りなかっただけかな」 / 言いながら、そうだったら嬉しいのにまにまが隠せない様子で / なーで )




  • No.4037 by 宝飾 周  2021-11-05 04:19:41 





時間が取れない、話ができない、君が足りない。ないない尽くしで非常によろしくないね、ううん。…連絡すらできなくてごめん。とりあえず、俺は大丈夫だよ。君もあんまり無理し過ぎないように。また、頭が回るようになったら声掛けさせて。




  • No.4038 by 漆戸 アゲハ  2021-11-05 11:06:28 




連絡ありがとう、良かった、無事で。了解したよ、きみもあまり無理しないようにね。……今苦しんでるきみにこんな話をするのは少し酷かもしれないけれど、俺たちの予定が合わないのって、なんかよくできてるなって最近思っててさ。ほら、時間の有無って心の余裕に直結するでしょう? 共倒れしないようになってるなって感じるっていうか、きみが余裕ないときにこうやってへっちゃらな顔で構えていられるのが、実は結構嬉しいんだよね。……とは言っても、最近はどっちも忙しかったし、週末が明けたらお待ちかねの日だけど。ふ、楽しみ。それじゃ、家のことは気にしないで、俺のことはちょっと気にして、いつでも帰っておいで。愛してる。



  • No.4039 by 宝飾 周  2021-11-05 15:51:09 





…普段前向きな方だって自負してるからこそ、気が滅入るのにはどうにも弱くて。健康的な人間が珍しく熱を出した時の感じ、って言えばいいのかな。あんまり耐性がなくてとことん落ち込む。…でも、隣に凭れ掛かれるものがあって、こうして声が聴こえて。そうやってあたたかいものに触れてるうちに、気付いたらまた顔が上がってる。ありがとう、大切な人。掬われて救われて、君には何度お礼を言っても足りないくらいだから、どうかこれからも俺のために隣を空けておいて。…言わなくたってそうしてくれるのかもしれないけど、君も疲れたなって感じたら遠慮なく甘えてね。心の穴なら俺が埋める。今頃頑張ってるかな、お疲れ様。帰ってきたら大好きな君を抱き締めさせて。ご飯とお風呂も選べるようにしておくから。




  • No.4040 by 漆戸 アゲハ  2021-11-05 17:19:53 




( そろ… / 背後から / ぎゅ! )へへ、ただいま! 会いたくて帰ってきちゃった。お疲れ様、頑張ってて偉い( そそそ / 前に回り込んで / なでー )なるほどね、俺なんかちょっとしたことですぐ落ち込んじゃって、駄目だな直さないとなって思ってたけど、回数踏んでるっていう意味では良かったりするんだね、新しい発見だ。とはいえ俺がきみの役に立ててるならこんなに嬉しいことはないよ、何かできることがあるなら教えてね。どういたしまして、こちらこそいつもありがとう。言われなくたって俺の隣はきみしか認めないし、甘えすぎってくらい辛いときもそうじゃないときも甘えてるよ( すり、ちゅ / やってみせては、ね? と / 再びむぎゅり )ねえ周、ご飯もお風呂もいいからさ、今は俺の傍にいてよ。だめ?( するする両手滑らせて、片方ずつ相手の指握り / じ、 )



  • No.4041 by 宝飾 周  2021-11-05 18:52:52 





わ、…油断してた。君もお疲れ様、二人とも偉いし頑張ってる。今日も一日よく乗り切ったね ( 反射的に両腕回し / 額こつり / なんだか一気に力が抜けた ) うん、うん。…打ったらちゃんと響くから、君に語り掛けるのが好きだし、君の話を聞くのも好き。できることかあ。それじゃあ早速になっちゃうんだけど、君の傍に、…って。…ふふ、もしかして似たようなこと考えてたかな。俺もそうしたかったから丁度よかった。こっちきて、アゲハ。何も考えずにくっついちゃおう。 ( 見つめる赤を見返せばくすくすと / 指と指をきつく握り返し、ソファの方向へと )




  • No.4042 by 漆戸 アゲハ  2021-11-05 20:06:59 




……やっぱり、きみに褒められるの好きだな( きょとんとしてから / ふふ / おでこのところから何かが共有できる気がして / 「ふ。うん、くっついていよう」 / 多分同じこと考えてたんだろう / 置きっぱなしししていたブランケットの中で身を寄せ合った / なんとなく付けた音量一桁の音楽番組と、窓の外で吹いた寒風の音 / 温かい飲み物でも淹れたらよかったかな / …… / 「ねえ、……寒くない?」 / どちらでも幸せだから、彼の返答に委ねてしまおうと思う / リングを嵌めた彼の片手の上に重ねたのと反対の、同じように冷えた手の指先で、そうっと彼の頬を触って此方を向かせた / つくづく誘い方が拙いと自分でも思うのだけれど / 休日でない休日を控えた金曜の夜 / 微笑んだ顔の八の字の眉 )




  • No.4043 by 宝飾 周  2021-11-05 20:53:59 





( それぞれで使うことこそあれど、二人で包まるのは久しい気がするふんわりとした温もり / この部屋の何より密やかな隣の拍動を鮮明に感じられるのは、直ぐ其処まで近付いた冬がその他一切をノイズとして吸収してしまったからだろうか / 黙り込むほど溶け合う思考を口に出したのは君だった / 「うん?そうだなあ、……ぬるいココアが飲みたい気分、かな。」 / 時間の経過と共に湯気が消え、周囲の冷気に熱を奪われた其れがこんな夜の喩え話にはぴったりだと / 言うなれば月の美しさを問われ生死の捉え方を答えるのと同じ / ほんの少し苦い眼前の顔と、優しく甘い自身の顔 / 触れる指に拒むことなく擦り寄ったのはダメ押しの一手 / 幸福と眼前の真紅が滲む金の色 / 数拍の後に響くのはどちらともない口付けの音 )





  • No.4044 by 漆戸 アゲハ  2021-11-05 21:47:57 




( 関係が壊れないことを知っていても、たとえどれだけ切望していようとも、その一歩を未だに酷く恐れていた / 一重に彼の優しさで気持ちを教えてくれる可愛らしい頬の寄り添いに、ああ、応えさせてしまったなどとすら / 胸のきゅうとなる痺れにも似た疼きとは裏腹に泣き出しそうな顔で、そっけなさすら感じる声でただ「そう」とだけ返し / 諦めることを今日も諦めた瞬間 / だからこそ、躊躇はなく / はく、少し吐いて、吸って、そこまでが猶予だった / 別人の、赤い赤い狩るものの目 / ちゅう、るる、じゅく、ぬらる / さっきまでの情緒は何処へと言いたくなる程生々しく、執拗に、呼吸すら許さずに舐り / きっと今までで一番きみを思いやれないキスなのは、それだけお預けが長くて辛かったからだろう / 止めてやる気はもうなくて / 押し倒すこともせず、体重を預けようとするならば此方を指定させた )



  • No.4045 by 宝飾 周  2021-11-05 22:34:20 





( 震えていないにも関わらず怯えているように見える表情筋の動きに気付かないふりをして、少しばかり腕を広げるのはずるいことだろうか / 初心を連想させるやりとりを直後にかなぐり捨てたなら、あとは考えるだけ無駄になる / 欲に染まる水の音が久しく鼓膜を刺激して / 当たり前のように息が出来ない / 必要最低限のインターバルを挟んで、再び熱が襲い掛かる / 光が滲み甘い蜜となる頃に / 力なんて入っていない形ばかりの指先で彼の服を掴み凭れたまま、肩口で浅く呼吸して / …ちゅ、 / お返しとしてはあまりに拙い口付けをやっとの思いで送り付ければ、小さく小さく舌先を差し出して / まだ足んない、でしょ / 言外に問うて誘ってみた )




  • No.4046 by 漆戸 アゲハ  2021-11-06 01:06:38 




( シャツが両手に握られて、シワどころか破れそうになるくらい力がこもって、それから指が辛うじて引っ掛かっているくらいになって / 背中引っ掻いてくれて良いのになあ、可愛いなあって思うのと同時、ああまたやりすぎちゃったと反省、 / ! / 「~~~っ、ばか」 / していたのに / 元々薄い色なのが己に吸われて赤味を増したその唇と舌に噛み付いて / じるる、 / 口の中がすっからかんになるまで / 月曜日までとっておくとか、急に襲ったから準備できてないとか、明日仕事とか、そういう理性が全く消えて、ただこの人を乱すことだけを考えてしまっていて / 多分、もうちょっと疲れていなかったら堪えられた、なんて言い訳を頭の中で並べたが最後 / 手際良く服の下へ侵入する冷たい手 / ちゅぷ / 引き抜いて、愛しい子の最後のをこくりと飲み込んで、酸素不足に喘いでいる彼にも良く聞こえるように耳元ではっきりと / 「今から抱く。……我慢しなくていいって、嬉しいね」 / 動けないのをいいことにももの下に腕を差し込んで膝に乗せ、腰から背中をそろりと撫で上げ / 思考を忘れて獣になったというのに、自分が美しさを備えていることを自覚していた / 背丈の差が気にならなかったのはきみがくったりしていたからだろうか / それはもう幸せそうに笑んでは、最早似つかわしくない優しい口付けをひとつ / 暗転 )



  • No.4047 by 宝飾 周  2021-11-06 21:53:08 





( くあ、 / ソファに凭れた途端、家の外で抑え込んでいた欠伸が溢れてしまう / 思い返すのは今朝の記憶 / 瞼を開いて確認できたのはいつの間にやら綺麗に整えられた身体と漂う朝食の香り、何事も無い日常の延長線を装う空間で記憶だけは鮮明で / …今日の収録、顔に出てなかったかな / スタッフやマネージャーからの指摘は特に受けていないけれど / ああでも、君なんかが聴けば今日の声は何処か甘やかだと言われてしまうのかもしれない )




  • No.4048 by 漆戸 アゲハ  2021-11-06 22:41:32 




ただーいま。なあに、可愛い顔してどしたの( にゅ / 凭れたソファの上から覗き込み / ふふ / 多分声どころか本当に僅かな表情の違いすら理解する、今みたいに / ほっぺふに、ふに / ご機嫌に表情綻ばせ )



  • No.4049 by 宝飾 周  2021-11-06 22:52:31 





…可愛い、なら一生分聞いた気がするんだけど。おかえり、アゲハ。ほら。 ( 頭の上に音符が見える / 落ちる影の主をじいと見上げ / しかし触れる場所が頬と分かればむ、と僅かに目を細め / 背後にいるにも関わらず目の前に向けて腕を広げた / 止り木はこっちでしょ )




  • No.4050 by 漆戸 アゲハ  2021-11-06 23:15:13 




残念、それでやっと一日分。……っふ、うん( くく / なんなら言い足りない / 見上げるときの上目遣いにまた安易にそれが零れそうになる / 不満そうな目と両腕に思わず笑ってしまった / こういうところ本当に可愛いと思うのだけれど自覚はおありだろうか / もし天然物なら保護という名目で閉じ込めてしまいたいくらい / 正面に回り込んでその腕の中へ / ぎゅう~っ / 想いがあまってつい強く )



  • No.4051 by 宝飾 周  2021-11-06 23:40:47 





わあ、とんでもないことを言われた。…ん、よし、くっついてた方が好きでしょ?俺は好き。 ( 降ってきたのは笑い声 / 鼻でも摘んでやろうかと思ったけど、大人しく寄ってきてくれたので大目に見ることに / 隙間無くくっつく体をぎゅっと抱き留めて / こうして力一杯に腕を回す仕草が愛おしくて仕方ない / なでこ、 / 頭を撫でつつ背中をぽんぽん、ダブルで癒やしをご提供 )




  • No.4052 by 漆戸 アゲハ  2021-11-07 23:06:09 




ただいまー!( 疲れきった身体とは裏腹に大変元気よく / やっとこのときがきた / やりたいことが沢山あって思考が纏まらないけれど、とりあえずきみをうんと抱きしめてから考えよう / 鼻歌歌いながら靴の確認 / 先かな後かな )



  • No.4053 by 宝飾 周  2021-11-07 23:14:42 





あ、おかえ、……ふふ。随分とご機嫌さんだね? ( 開け放たれた扉からひらひら飛び込む蝶々が一匹 / 振り返って、満面の笑みを見て、思わずふっと笑ってしまった / 可愛いんだから / 「なにかいいことでも?」 / 冗談でできた態とらしい問い掛けをしつつ歩み寄り )




  • No.4054 by 漆戸 アゲハ  2021-11-07 23:39:42 




周! ( いたー! / 一直線猫まっしぐら / ぎゅううう / ほっぺたむぎゅい / 質問にふっふっふ…と無駄にに不敵に / 「ふふ、実はねえ。今から明後日の朝まで、周のこと独り占めできるんだー。いいでしょ」 / 嬉しそうに幸せそうに / 最後は無論ドヤ顔 / むふ / 本人に遠慮なく惚気をかまし )



  • No.4055 by 宝飾 周  2021-11-08 00:35:16 





( グラウンドなら土煙が舞っていたかもしれない / 頬と頬がぴったりくっつく感覚 / もちもちである / 「おお。それはいいね、ちなみに俺も明日一日アゲハとくっつく予定が入ってるんだ。ふふん。」 / 鏡映しの得意顔 / 喜びのオーラが全身からひしひしと伝わってきて / ああもう好きだなあ / 我慢できなかったので離した餅にキスをした / ちゅ、 )




  • No.4056 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 09:23:33 




( 寝てしまった / なんなら夜更かしする予定だったのに / ころ、ほんの少しきみの方に転がると / ふ / いい匂い、あったかい、幸せ / もふんと顔沈みこませて )




  • No.4057 by 宝飾 周  2021-11-08 12:21:48 





( __ちゅ、 / 埋もれた顔の代わり、旋毛へと唇を寄せ / そのまま抱く腕に少しばかり力を込めては / 「…おはよう、…お昼だから、こんにちは?…いっか、君がいればなんでも」 / 平時よりも幾分かぼんやりとくぐもった声で / ひとまず幸福な目覚めが迎えられたことはわかった )




  • No.4058 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 12:33:57 




( 夢と現実の間をなんとなくたゆたっていると / つむじが擽ったい / 起きたのか / ふっと息吐き出して身体縮めると、同時にきみも強く抱きしめることになった / 「うん、おはよ。まだねむい?」 / ちゅ / 唇に触れるだけの朝の挨拶 / 重たそうな瞼 / 愛おしげな眼差し向けてゆっくり頭撫で付けて )



  • No.4059 by 宝飾 周  2021-11-08 12:51:40 





( 動き出せばじわじわと実感が伴っていく / 温かい布団の中、包まるのは二人 / なんだかとても嬉しくて、気付いたら口角が上がっていた / 「少しだけ。君がいるから二度寝はしないけど、…ん。」 / 一度言葉を切ると同時に片手を伸ばし / 顎を指で支えるように添えたなら先程の挨拶をなぞるように口付けを / おとぎ話ではないけれど、目を覚ますには効果的であるように思うから / 顔と手をするりと離せばこれでよしと何処か満足気に )




  • No.4060 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 13:18:44 




( 嬉しそう / 意識せずとも見ていたからすぐに分かった / それが己によって齎されたものであればいいなと、思うだけ / 「ええ、しても良いのに。寝てるとこ可愛いし、……ん、」 / からから笑いながら / 10割本心 / はいちゅ / 顎クイにちょっとだけきゅんときたのは秘密 / けれどそのほんの一瞬が終わってしまえば、簡単に離れていった手と満足そうな顔が / なんとなく、眠気覚ましだったのだろうと / …むむ / 対して不満気な顔 / むちゅ、ちゅ / 角度を変えて何度も何度も )




  • No.4061 by 宝飾 周  2021-11-08 13:44:02 





( この人は自分が側にいれば何でもいいのかもしれない、なんて / それでも自分だけが寝顔を見られるというのはなんとなく気に入らないため / 確りと目を開いた、つもりだったのに / 「…、…アゲハ。顔に全部出てる」 / 分かりやすくて可愛いことこの上ないのだけど / ちょんちょん、笑み混じりに控えめに背中をつついたところで止まる様子もないため諦めた / これはこれで / ちう / 時折此方からも返しながら )




  • No.4062 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 14:08:29 




( ちゅ、ちゅ / 求愛にも似ていた / 好きをせっせと伝えていたのだけれど、可愛らしく笑う顔に不満も不安も急速に萎んでいって / 多分この子の笑顔にとにかく弱い / 「笑いごとじゃないもん……」 / しな、ぎゅ… / 脱力したように肩口へ頭着地 / 代わりに力強く抱きしめて / …もそ / 疲れきってソファに倒れた日のテレビのリモコンに手を伸ばす余力みたいな動き方で頭の角度変え / かぷ / 首筋やわやわと甘噛み )



  • No.4063 by 宝飾 周  2021-11-08 14:41:03 





( 針の先でほんの少し突付いた風船のようだと / 萎んで萎んで、ぺたり / 力加減が緩まないのは流石と言えようか / 大きな子どもみたいだと思ったら、また笑声が溢れてしまった / ようしよし / あやすように撫ぜる濡れ羽色 / 然しながら唐突に始まったおやつの時間に一瞬手を止めては / 「……痕つけるなら、服の下にしてね」 / ぽつり / 念の為、と注意喚起を )




  • No.4064 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 15:11:30 




( 彼相手に限ってはそれはもう単純なもので、丁寧に髪を梳かれるだけでなんだかご機嫌になってしまうのだった / 多分一生手のひらの上でころころされてる / ♪ / 擦り寄ってちゅっと口付けて / かみ、 / 痕もつかず痛みもないものばかり / 忠告にはんー、と噛んだまま生返事 / 軽い空腹 / あ / 「そうだ、周、何かやりたいこととかあった? ……もう昼過ぎだけど。ごめんね、ついだらだらいちゃついちゃって」 / 彼のお顔の正面へ戻ってきて / じ )



  • No.4065 by 宝飾 周  2021-11-08 15:52:29 





( 楽しそうならそれでいいかと絆されてしまう此方も相当甘い / 愛しいこの子が花のように笑ってくれるならそれだけで幸せだと思った / 擽ったい透明な愛情の印 / 分かっているやらいないやら、長い髪がさらさらと / 「ん?…ああ。いや、君と思う存分くっつくことしか考えてなかったというか、…やりたいことなら今やってる。」 / 圧も何もない大きな瞳を見返して / 頬に手の平 / さり、擦ってやりつつ考えてみても十二分 / 君は? / 緩く首を傾げ、言外に問うてみた )




  • No.4066 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 16:59:36 




( お日様の色をしたふたつの瞳が此方を覗いている / 綺麗 / ハンドクリームで手入れされた、努力の痕がいっぱいある手 / 条件反射で表情緩めて、そっと上から手を被せて頬に擦り付けて / すき、この手が、この人が / 「そっか。俺もおんなじ感じだ、今はとにかくきみとくっついてたい。もう少し充電できてたら、デートとか、色々したいんだけど」 / うっとりした表情は眠そうなそれに似ている / どうやらこのままでいいみたいなので、脚を互い違いに挟み込むように擦り合わせ / 充電ー / ああけれど / するる、駄目押しに少し強く頬擦り付けてから滑らせて離し / 目の前の指をはくりと口の中へ / 軽く甘噛みして一度解放 / 「でもお腹は減った」 / 食べていい?と )



  • No.4067 by 宝飾 周  2021-11-08 17:35:49 





( 双方に離れる意思の無い緩い拘束 / 温かい布団の中に居たからか、彼にしては少しばかり体温が高い気がする / 「それは何より。…そろそろイルミネーションが飾られ始める時期だしね。並んで歩くだけでも楽しそうだ」 / 布の下に隠れた肌色が擦れる感覚 / 衣擦れの音、君が動いて、指が消える光景 / …指? / はっとした瞬間に一言、ぽつり / たったそれだけで全てを理解してしまう / 見つめ合って徐にずいと顔を寄せれば / はむ、…ちう / 下唇を甘く食み、離れる間際に舌先でなぞってやり / 「そうかい。君の好きなものを食べるといいよ」 / 双眸を細め、生意気な据え膳になってやろう )




  • No.4068 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 18:19:57 




( しかし寒がりとは困ったもので、たとえ自分の身体が温かかろうとも熱源を容易に離したがったりはしないのだった / 直ぐに冷えてしまうことをよく知っているから / ぎゅ / 「いいね、絶対綺麗。紅葉も見に行きたいし、かっこいいアウター一緒に選びたい。美味しいご飯食べに行きたいし、うちで二人で料理もしたいし、旅行も行きたい、……けど多分、次の休みもこうなる気がする」 / ぽんぽこ出てくる出てくる / 言い出したら尽きない / ただ、想像が簡単なのは休み直前に相棒不足に打ちひしがれる姿 / はは、苦笑い気味に / 急に近付いた距離にびくり肩小さく跳ねさせ / ている内に食べられてしまった / 去り際のぬらりとした感触にんッ、と変な声 / 完全に油断 / 煽るような / どれだけ甘やかして蕩かしても消えないその小さな反抗心が、己の心を鷲掴みにして離してくれない / きゅううと胸が鳴る幻聴がした / 「うん、ありがと。いただきます」 / 目元をゆるゆるにして、愛おしいと言わずとも分かる表情で、相手の三日月になった目尻に指を添え / 頭のてっぺんから足の指のつま先まで、文字通り全身くまなく口付けて赤色に色付かせることが決定した瞬間だった / 可愛いが一日分より多くなってしまうかもしれなかった )




  • No.4069 by 宝飾 周  2021-11-08 18:51:50 





( ああ、それは違いない / 肯定とともにくすりくすり、苦い笑みに軽い笑みを混ぜ / 全部全部魅力的で、それでも優先順位の上位はお互いを満たすこと / それも悪くないとは本心で / 奇襲は成功したらしい / 口の端を引き攣らせるでもなく、眉根を寄せるでもなく、ただただ愛情に染まったその顔が近付いて / 唇が重なれば最後、彼のことしか考えられなくなる / 浅い小鳥が熱を呼んで、深い獣を引き摺り出し / 合間に挟まる吐息が自身のものだと気付くのに随分と時間を要することとなった / ぎゅ / 無意識のまま背中に皺を寄せてしまう / 離れたならもう一度、当たり前のように引き合って )




  • No.4070 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 20:15:30 




>3776


__はい、分かったよ。どうぞ楽しんで。
(にこり。美しさと少しの冷気ばかりが存在する笑みですれ違いざまナイフのお返しにと彼の髪を揺らす。子供の遊びのようだったその動作が今ではすっかりと板について、傍から見れば親が子にするようなそれになっていたけれど、そのことに自身は勿論彼すらも気付かない、なぜならそれだけ彼は彼の目的を達成し損ねたという証左に他ならないのだから。視覚的には己の横っ腹にぶっすりと突き刺さっているはずなのに何の手応えもなかったそれを彼が引き抜いて、此方を一瞥もせずに建物の中へ歩んでいくその背中に、なんとなく、嗚呼あの先見で見た日は今日なのかと悟った。夢か現かも分からないこの身が朽ちようとどうだっていいのに、あの子がここを去るという詮無い事実にはなぜだかつきりと胸が痛むようだった。だが同時に、少なくとももうその辺りの魔物に食い殺されることも、生活できずに飢えて死んでいくこともないだろうと思う、前者はともかく後者はこの魔女の自活能力の無さに起因するのだが。心残りを挙げるならば終ぞ彼に“生きたい”を教えることができなかったことだろうか、しかしそれもこれから人間の間で暮らす内に自然と見つかることだろう。「アマネ」いつもと変わらない完璧な、それでも特筆すべき事項があるならばほんの少しだけ寂しそうな笑顔で、きっと本当に数える程しか呼ばなかった名前を。恐らくは振り返ってくれるだろう彼に銀製のそれを投げ渡し)
持ってお行き、開かずとも構わないから。輝かせ方が分からなければ、人に尋ねなさい。
(儀式に使われるような意匠のロケット。中にはかの石を嵌め込んであった、きっとこの世のどんな宝石より美しく輝くそれ。これ以上の説明をくれてやるつもりは毛頭なく、その場に留まるようならば「ちきん……何だったか。ニワトリを殺して焼くのではなかったかい?」と追い払うような真似を。ぬろぬろと彼のうしろを追い掛けて地面を這う“彼女”に妖精の言葉で何かをキイキイと告げたあと、もう扉の奥へ行ってしまった彼の背をもう一度だけ見遣って、別れとした。さてと、と言葉だけ切り替えて、いつものように瞬間移動はせずに家とは逆方向へと歩みを進め。少し行けば美しい湖があり、そのほとりまでの道すがら、このような森の中にあってはまず有り得ない、深い海のえずきそうになるほど濃い潮のにおいを嗅ぎながら。)
やあ、待たせたかい。俺の足止め如きに、遠路遥々ご苦労さまだ。__


(__さて、キッチンにて。慣れた手つきで彼がフライパンに火をかけた瞬間、数えでも十年近く過ごしただろうその家が突如轟音をたてて爆発する。皇帝サマと隊長曰く、マトモに戦って勝てる相手ではないから、不意をついてその隙に全てを済ませて逃げ帰るのが最善、らしい。どうにもヒーローらしからぬ作戦であまり気乗りはしないが、子供の命が掛かっているのだからそうも言っていられない、と特大の一発をお見舞いしたところ、調理場の点火と相俟って大変な威力になってしまったようだ。恐らくは救助対象がいると思われるその方面へ、ガレキを踏み越えて炎の中を慌てて駆けて)
__みつけた、無事ッスね! 良かったぁ~! ……っと、こども、じゃない? けど外見的特徴は一緒だし……んん、なんか聞いてた話と違うけどまあ良いッス、助けにきたッスよ!
(爆発の中にあって五体満足でいるのは傍らにいる見たことのない黒い生き物(?)のお陰だろうか。一先ずほっと胸を撫で下ろすも、自分よりも少し高い体躯を持った相手に首を傾げて。小さな子供が魔女に囚われているという話ではなかったか。しかし年齢がどうであろうと彼は人間で、だとすれば何としてでも奪還しなくてはならないことには何の変わりもない。仲間が引き付けてくれているとはいえ急がなくてはならないという焦燥感を若干滲ませつつ、それでも燃える炎のように熱く明朗な笑顔で其方へ手を差し伸ばして)


  • No.4071 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 20:27:24 




( 学食にて / おむらいす / 人手が足りなくて話題のあの子が作ったらしい / ケチャップはご自分で!とぞんざいに渡されたチューブ片手に「……。」 / つついっと、木 / ユニット名 / 同席の友人が、描かなくても十分森じゃんと小さな椀に盛ったもりもりブロッコリーの木を指してバカ笑いしてるのを横目に、思うはただひとりのこと / 今何してるかな )



  • No.4072 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 20:41:36 




__ふふ、可愛いね( 本日何回目か知れない言葉 / なで、なで、 / ついこの間と同じことをしたけれど、それに比べてずっと穏やかで細やかで、きみのことに気を配れた / ちゅ、額 / 頭の中を閉める満足感と幸福感を少しずつ分けて発散するように )



  • No.4073 by 宝飾 周  2021-11-08 21:16:36 





__…俺のことしか見えてない君も、大概だとは思うけどね ( たらんと垂れた前髪はきっと彼が直してくれるだろうと思って気に留めず / どこまでも嬉しそうで、幸福そうな顔をしていた / 耳にタコ、という程度では足りないくらいに聞いたその言葉へ反論しつつ / 態とらしい半目ではもう一度同じ言葉を投げられてしまうだろうか / ほんの少し、頭を押し付けた )




…サプライズ。好きだよね、君も俺も。お陰で一気に元気になっちゃった、…ああもう、まだ顔が緩む。ありがとうねアゲハ。ふふ、今日は胸を張って最高の休日だったって言えるよ。




  • No.4074 by 漆戸 アゲハ  2021-11-08 21:48:40 




なら、きみも俺のことだけ見てくれてるってことかな。ふふ、可愛い、嬉しい( きみしか見えていない俺が可愛くて、きみが可愛いということは / 理屈が通らないのは承知の上だけれど、楽天的思考で / 前髪が垂れ下がってくたっとした姿もこの上なく愛おしくて、このままにしておきたくもあったけれど / そろり、壊れやすいものを扱う手つき / 大好きな人の顔が見えた / ちゅ / じとっとした視線 / ご想像の通り可愛いって思ったけれど、口にすると拗ねるかなって控えようとして、でも不意に口からぽろっと零れてしまって / まあいいや、事実だから仕方ない / なで、なで )




ふふ、びっくりさせられてアゲハさん大満足。でも俺的にはサプライズっていうか、内容はさておきタイミングは然るべきときに投下した感じかなあ。多分俺がきみを一番喜ばせられるのってやっぱりこれで、だから、なんていうか、感情だけでもぐちゃぐちゃにできないかなって思った結果、というか……? 代わりに一番俺だけできみを独り占めしたいときに上がることになるから、割と苦渋の決断の末だったりするんだぜ。何となく察したかもだけどたまに妙に時間空いちゃったりとか、ごめんね、もうちょっと上手にできたらよかったんだけど。喜んでもらえて嬉しいよ、此方こそありがとうね、周。




  • No.4075 by 宝飾 周  2021-11-08 22:45:42 





わかりやすくご機嫌だなあ、美味しい食事は人を笑顔にするとは言うけど。…俺はね、アゲハ。甘やかされた経験なんて殆ど無いし、厳しさを与えられる方が慣れてるけど。それでも、君にこうやって撫でられるのは嫌いじゃないよ。…むしろ結構好き、なんて ( 予想以上にポジティブだった / 思わず笑って、でもそれでいい / 綺麗な赤色が眼前に迫る / そう、こうやって口付けられるのも / 溢したのは素直な胸の内 / 心を染めるルビーの色 / 心地良さに双眸を細め )




つまり計画的犯行ってわけだ。べつに君の言葉なら全部好きだけどね、…うん、やっぱり嬉しいものは嬉しいな。狙った通りぐちゃぐちゃにさせられたから、今度は俺が掻き乱すね。楽しみにしといて。なあに、そんなに俺のこと考えて悩んでたんだ?気分良いね。ふふ。上手にやろうとなんてしなくていいよ、その気持ちが一番嬉しいんだから。…好きだなあ、やっぱり。ずっと変わらずに好き。こっちは適当に蹴ってくれていいからね。愛しい君にありったけの感謝を。




  • No.4076 by 漆戸 アゲハ  2021-11-09 00:19:49 




だって、きみのことが好きなんだもの。……うん、…うん。……例えば、学院に入学したばかりの頃、あるいはもっと前。こんなことになるなんて、俺たちのどちらも、誰も予想してなかったわけで。きみに対して誰かや何かが厳しいのが、今までずっときみの当たり前だったかもしれないけど、それは絶対じゃなくて可変性のあるものだ。人生は短いけど、色んなことが起こるから。甘やかされることも、いつか、きみの当たり前になればいいなって、思うよ( ふにゃ、満面の笑み / 他の誰でも、何でも、きっとこうはならない / 貴重なきみの過去のはなし / 目の前の半身を大事に大事に抱きしめた / 塗り替えたいとか、忘れてほしいとかではない / やっぱり大元は変わらなくて、彼が新しいものに触れるところを見るのが好きなだけなのだろう / ただ、今も痛いなら何かしたいと思っていた、けれど多分、きっと、痛いと感じることすら分からなかったんだ、分かってしまえば痛くなるから / それならばべつに、それでもいい / それが己でも、己ではなくても / なにより愛されるべきひとに、もう一度口付けを贈って )




……!? 周なんかちょっとだけ怒ってない? わああ待って待って、どうかお慈悲を~! お手柔らかにお願いします、俺の繊細な心臓が嬉しさのショックで止まっちゃう……! ……ってそれは当然悩むよ、きみのことだもの。独占欲強いの知ってるでしょ、でもこうしたらきみが喜ぶだろうなって思ったから。偉いでしょ、褒めて、…なんちゃって。ん、俺も好き、やった、俺たち今日も両思いだよ。未来の俺が大変なことになりそうだから、蹴ってって言ってくれたのについ返信しちゃった、ごめんね。ふふ、此方こそありがとうだ、これからもよろしくね、愛しい俺のおひさま。



  • No.4077 by 宝飾 周  2021-11-09 22:20:51 





( もう少し話していたかったなあ、と / ひどく幸福な夢を見るのも心身のコンディションを整えるにはいいのだけど、やはり目を開けて交わす言葉は格別だから / ああ、でも、お陰で素晴らしく軽い / 開いたドアの内側へ「ただいま、」と声を掛けつつ )




  • No.4078 by 漆戸 アゲハ  2021-11-09 22:58:42 




( お / 上着を脱いでる最中にばったり / ふわ / 「おかえり、ついでにただいま」 / ちょっと待ってね / ハンガーに引っ掛けてから / ぎゅっぎゅ、ちゅ / 心が安定する感覚 / すりり )




  • No.4079 by 漆戸 アゲハ  2021-11-10 00:43:56 




ごめん、寝ちゃう前に言っておかないといけないことがあって。明日と、来週の月~水曜日の3日間、帰ってこれるのが日付が変わって1,2時間とかの真夜中になるから、どうしようか訊きたいんだ。ああえっと、勿論先に寝ててほしいんだけどね。夜中にベッドに忍び込むか、それともちゃんと話ができる時間が取れるまで帰ってこない方が逆にいいとか、教えてほしいなって思ってさ。俺自身は帰ってきたいって思ってるけど、話せなくて虚しいなってなる気持ちも分からないではないから。……ごめんね、もっと一緒にいたいのになあ。( 運んだ先 / 可愛い寝顔 / やるせない笑みで髪撫でて / ちゅ / 「おやすみ。きみが素敵な夢を見られますように」 / オリオン座にでも願おう / そっと、守るように抱き締めて瞳閉じ )



  • No.4080 by 宝飾 周  2021-11-10 19:39:12 





ただいま。俺の方こそ、全然話せなくてごめん。…体質改善の賜物といえば聞こえはいいんだけど、どうにも夜更かしが苦手になってるね。おやすみが言えないどころか君と触れあえないっていうのは自業自得にしてもなかなか辛いな。帰りの時間、連絡してくれてありがとう。…そうだね、これは完全に、俺の我儘になるんだけど。直接話ができなくてもただいまって言いたいし、君のただいまも聞きたい。一言でいいから、ああ、無事に帰ってこれたんだなって安心したい。もちろん無理せず、眠気や疲れが酷かったらすぐに休むんだよ。それじゃあ、頑張りすぎずに頑張って、最後まで乗り越えられますよう。かなり気温が下がってるから、温かい飲み物でも飲んで体を冷やさないようにね。あったかくして待ってるよ。




  • No.4081 by 漆戸 アゲハ  2021-11-11 01:29:37 




( もそ… / 熱いくらい温かった / きっとこのとききみが起きるなら、驚く程不自然に下がった温度のせいだろう / なんだか少し申し訳ない気持ちながら、けれどそうせずにはいられないから / ぎゅう / 「ただいま」 )



  • No.4082 by 宝飾 周  2021-11-11 23:01:02 





( 自らと一緒に仕込んだ湯たんぽの効果は発揮されただろうか / どうやら無事に帰ってこれたみたいだけれど / 寒い日が続いているから、せめて身体だけでも温めないと / 「ただいま、」 / 休めたかな、眠れたかな / 浮かぶのは君のことばかりだ )




  • No.4083 by 漆戸 アゲハ  2021-11-11 23:18:02 




( 急いで帰ってきたら僅差ではあるも迎える側に回れた / よし / 心配そうな表情のきみに思い切り抱きついて / 「おかえり!寒かったでしょ」 / ぎゅむ、わしゃしゃ / 少しでも温もればいいと )



  • No.4084 by 宝飾 周  2021-11-11 23:24:29 





( ! / 思わずびっくり顔 / ぎゅっと飛び付く勢いでつっこむ彼の体が少しばかり冷たくて、ああ、そんなに時間差はなかったのかなとか / 「…寒かったけど、今温かくなったよ。ふふ、魔法に掛かったみたい。いい気分」 / 抱き締め返して擦り寄って / 表面温度は低いまま、内側だけが春のようだった / 好き / 口元が緩む緩む )




  • No.4085 by 漆戸 アゲハ  2021-11-11 23:47:52 




( 一先ず憂いたような表情ではなくなった / 良かった、と心の中で / 「へへ、俺も一緒。家の中だったけど、寒いのに変わりなくて。今すっごくあったかい」 / この寒い日に、ぽかぽか、なんて表現がぴったり当て嵌るのは自分たちだけじゃないだろうか / ちゅっと軽く口付けて愛しさ少し発散 / とはいえ物理的には冷たいまんまなので / 彼の腕の中でくるりと反転 / お腹に相手の両腕設置し / れっつご )



  • No.4086 by 宝飾 周  2021-11-12 00:32:00 





( 電車になった / 子どもの戯れのような交流が愛しくて、歩きにくいのを承知でぎゅっと抱き締めてしまい / ぺたぺたと、それでも足がもつれて転ばないのは経験のお陰だろうか / 気が付けば終点、何時ものベッド / 揃って寝転べばこんもりとした蛹の完成 / 「昨晩毛布を足してみたんだけど、正解だったかな」 / ふうむ / これなら自信の熱と合わせて早めの解凍が望めそうだ / 寄せて寄せて、鼻先に口付けを / なんだかとても優しい気持ちになった )




  • No.4087 by 漆戸 アゲハ  2021-11-12 00:58:06 




( わっと / 「ふふ、甘えんぼさんだ、可愛い」 / 後ろにくっつき虫 / いつもは位置が逆だから少し新鮮、というか / 愛おしすぎて溶けそうなので普段くっつく側でよかったと / 後ろ手に擽るように頬撫でて / 二人くるまって / 温かい身体に張り付いて離れないまま頷いて / ぬく… / あ / 「そう、昨日、っていうか今日の朝だけど。身に覚えのない湯たんぽ抱いてて、寝ぼけてたからさ、周がほんとに湯たんぽになっちゃったーって凄いびっくりした。ありがとね」 / きみが家を出たあとの話 / 割と本気で焦ってしまった / 鼻先のキスに心地良さそうに両目細めて )



  • No.4088 by 宝飾 周  2021-11-12 22:31:56 





( 温められたらしいと聞けば当然喜びの感情が湧く / よかった / それでも、彼にとっての一番の温もりは物ではなく自分であってほしいと、なんとなしに願ってしまうのも独占欲の一種だったりするのだろうか / 「ただいま、アゲハ」 / 愛しい名前を呼んでみた / いるかな、お迎えする方かな )




  • No.4089 by 漆戸 アゲハ  2021-11-12 23:13:23 




( んお / 丁度お風呂上がりに / 流石に髪がしとしとでは冷えたあの子に抱きつけない / んぐう / 「おかえりー! あと5分待ってて、」 / 慌ててドライヤーのプラグ刺し / ぶろろろ )



  • No.4090 by 宝飾 周  2021-11-12 23:39:25 





( お / 突然届いた焦り声に振り向いて、思わず笑ってしまった / ゆっくりだっていいのにきっと急いでくれるんだろう / 「はあい。乾かせてるかチェックするから、念入りにね」 / 声を返してから、自身は一先ずソファで待機 / 合格ならば一緒に寝室へ向かおう )




  • No.4091 by 漆戸 アゲハ  2021-11-12 23:53:58 




( そこまで心血を注がずとも少しの手入れで髪通りが維持される体質が今ばかりは有難かった / 無論己よりも厳しいチェックの目があってのことではあるけれど / よし / 文字通り飛んでって / ぼふん、ぎゅ! / 「お待たせ。ふふーん、ぬくぬくさらさらだぞー」 / 得意げに / 癒されて、あわよくば夢中になってしまえと / おまけにほっぺたまで押し付けながら )




  • No.4092 by 宝飾 周  2021-11-13 01:08:24 





( ひらひら、飛び込む蝶々は普段よりほかほかとしていた / 言うまでもなくお風呂上がりだとわかるこの体温が心地良く / 「ああ、早かったね。…うん、上手にできてる、偉い偉い」 / 抱き締め返して髪を梳き / 完璧な指通り / 花丸満点の代わりにわしゃりと撫で付けて )




  • No.4093 by 漆戸 アゲハ  2021-11-13 01:37:07 




__ごめん、眠たいや。おやすみ周、今日も帰ってきてくれてありがとう。大好き( ベッドにて身を寄せ合い / ちゅー… / 必要な栄養を摂るように / 十数秒、満足はしたけれど / 「……、」 / …ちゅ / 首筋に一輪 / つけたという認識がなければ明日を乗り越えられない気がして / ん / もそもそと肩口に埋まって瞳閉じ / きみのにおいだった / ♪ / すり )




  • No.4094 by 宝飾 周  2021-11-13 22:56:12 





( 着る予定のなかったタートルネックを脱いで、軽い部屋着を身に纏う / 蝶々の悪戯に対する冬の対応策 / いつの間にか慣れていた / 「アゲハ、」 / 呼び掛けながらきょろと周囲を見回し / 今日の目標はおやすみの一言を伝えること )




  • No.4095 by 漆戸 アゲハ  2021-11-13 23:35:12 




( ソファに座った状態からそのまま横に倒れた体勢で / 何をするでもなくぼんやりと / あ / 呼ばれた、愛しい人に / 重そうに身体起こしてぽてぽてときみのもとまで / ぎゅ / 「ん、周。おかえり、ただいま」 / 少し息がしやすくなった )




  • No.4096 by 宝飾 周  2021-11-14 00:03:24 





ああ、いた。ただいま、おかえり、… ( 何時もの如く顔が綻びそうに、なったのだが / 全身から伝わる今の君の状態 / … / 抱き留めて、暫し黙り込んだかと思えば / ひょい / 「行くよ。落とすつもりはないけど暴れないでね、お姫様。」 / 有無を言わさぬ横抱き / そのまま顔を寄せ、耳の近くで囁いたのち / 踏み出した足の行き先は勿論寝室 )




  • No.4097 by 漆戸 アゲハ  2021-11-14 00:32:30 




( あれ、笑顔じゃない / 不思議そうに顔覗き込んで周?と / おっと、 / 慌てて首に腕回し姿勢整え / 耳が擽ったくなるような距離の言葉にも驚きが先行して、うん、とただ頷くだけになって / 「……格好良いね」 / ぽつり、どこか他人事みたいに / 過ぎった快くない考えを飲み込んで / すり、 / 彼の首の動脈に顔を近付けて、拍動するのを聴きながら )……心配させちゃったみたいだね、ごめん。きみに会えたから、今はもう平気なんだよ( 横たえられて、傍にきみがきたら頬に手を添えて / ふ / なで )




  • No.4098 by 宝飾 周  2021-11-14 01:03:01 





…本当に?無理はしてない?なにか、思う所とか、( 隣に並んで伸びる指先が冷たくて、考える前に握っていた / 穏やかに見える目の前にずいと顔を近付けて / あ、 / 「…ごめん、矢継ぎ早に。ただ、どうしても気になって」 / ぽつりぽつり / 今日の声はどうにも小さくなる / ちらりと向けた黄金の光が少しばかり揺れてしまった )




  • No.4099 by 漆戸 アゲハ  2021-11-14 01:31:42 




( ふふ / 心配性までうつっちゃったなあ / 額にちゅ / 愛おしさと温もりに満ちた表情で )うん、本当。思う所……ああ。気にしないで、って言っても気になるか。疲れてて、考えても仕方ないしょうもないこと思い浮かんじゃっただけなんだ、……本当は、格好良い王子さまにぴったりの可愛いお姫様がちゃんといて、その子がこうやって大事に抱えられるのが正しいんだろうな、みたいなこと。ね、つまんないでしょ、気にしないで( きみに心配かけて、あまつさえ不安にさせるなんて相棒失格だ / 安心してほしくて、のろりと持ち上げた腕で彼の頭抱え込み / 「ごめん、今日駄目だね俺。もう眠ってしまうことにするよ、おやすみ周。今日もありがとね、大好きだよ」 / きっと眠っても暫く撫で続けよう / 明日は笑顔が見られるといいなあ )




  • No.4100 by 宝飾 周  2021-11-14 03:10:07 





……なかなか一緒にいれなかったり、言葉を交わせなかったり。不安の種を巻いてる自覚はあるから強くは言えないし、そもそも安易にこういう言葉を使いたくはないんだけど、それでも言わせてね。馬鹿。…今定義付けた正しいの基準って、なに。君自身?世間一般?…少なくとも、俺の中での正しいは、君と二人で並んでること。相手は君がいいし、君じゃなきゃ意味がない。以上も、イコールも居ないんだよ。君だってそうなんじゃないかって、思うんだけど。…俺がおんなじこと呟いたら気にするでしょ。それと同じ。アゲハ、君を愛してる、夢から覚めても忘れないで。 ( 起きてさえいればでこぴんの一つくらいはお見舞いしていたかもしれない / ぐり、ぐり、肩口に埋めた額を強く擦り / 背と頭に回す腕に無意識のうち力がこもっていた / 離してなんかやるもんか / がじ、痕にならない程度に鎖骨を噛んでみた / ぎゅっと祈るように瞳を閉じ )




  • No.4101 by 漆戸 アゲハ  2021-11-14 17:59:08 




ごめん周、時間ないから要点だけ、( 冷蔵庫にメモべっ、 )

・今日多分遅くなるけど昨日のことは全然関係ない
・12月と年始の予定調整したい
・昨日はありがとう、またちゃんと謝らせて


とりあえずこんだけ、また会えたら夜に。( なげちゅ )


  • No.4102 by 宝飾 周  2021-11-14 23:15:28 





ただいま。…うん、うん。なるほどね、了解したよ。とりあえず、遅くまでお疲れ様。俺は既にちょっと眠たいから顔が見れるかどうかはわからないけど、もし起きてたらおかえりを言わせて。昨日のは、俺も少し詰め寄るような言い方になっちゃってたから、ごめん。あまり重くは捉えないように。予定については、そうだなあ。平日と休日どちらが合わせやすいとかある?不透明な部分も多いけど、参考までに聞かせてほしいな。あんまり無理せずほどほどに休むんだよ。応援してる、…もしかしたら、先に帰ってるのかもしれないけど。 ( 片手ひらり / はて )




  • No.4103 by 漆戸 アゲハ  2021-11-14 23:58:51 




ただいま、( っはあ、 / ダッシュ / 魔の3日を控えて今日会えないのは流石に辛い )っと、まずは昨日のこと。改めて酷いね、格好悪すぎて心底恥ずかしい、過去に戻れるなら迷わず自分の首を絞めてるよ。謝らないで、俺がもしきみに同じこと言われたら、きみの比じゃないくらい怒り狂う自信があるもの。だから寧ろ、優しいなあって思ってるくらいなんだ、……言葉を尽くしてくれてありがとう、わからず屋でごめんね。……なんだけど。正直に言うと、噛んでくれたのが嬉しくて反省するにしきれないところがあったりする、それもごめん( ごにょ、 )それで予定は、どちらかというと平日の方が都合つきやすいかなあ、そんなに変わんないけど。目安で何日くらい作るとか、希望あったら併せて教えてほしいな。因みに俺は、今月月2じゃ足りないって分かっちゃったのでできたら増やしたいなあって思ってる( ふへ )




  • No.4104 by 宝飾 周  2021-11-15 22:37:18 





ただいま、…ううん、大事なことを話すのはどうしても時間がかかるね。俺は別に構わないけど、帰る頃には疲れてるだろうし適当に切ってもらって構わないよ。…まあ、君も人間なんだし、後ろ向きな感情っていうのを完全に切り離すことなんてできないんだから、そういう時だってあるさ。上手に隠し通して潰してしまうこともできるんだろうけど、どんなに格好付かなくてもありのままを教えてくれる方が有り難いよ。…はい、これについてはもうおしまい、俺は君が大好き。君は俺が大好き。それで十分。 ( 手々ぱん、 ) 平日ね、了解。そうだなあ…できるだけたくさん、とは思うけど、そもそも予定が合うかどうかだよね。12月なら月曜日と、9日、16日なら都合がつきそうだけど、どうかな。 ( んん / スケジュール帳とにらめっこ )




  • No.4105 by 漆戸 アゲハ  2021-11-16 14:32:39 




……昨日帰って、きみが色々気遣ってくれてるの見て、ああ優しいな、好きだなって思ってたら安心して寝ちゃった。心配かけたかな、切っていいって言ってくれたのにただいまって言えなくてごめんね( しょ、 )予定だけど、そうだなあ、6日、16日、27日でなんとなく10日ごとに設けるとか。ううん、足りないかな、どう思う?( ちら )あと、年末年始どんな感じかも、差し支えなければ教えて貰えたら嬉しいかも、……根掘り葉掘り聞いちゃってごめん( こく、 / う )__だめだね、恋しい。何にも考えずにきみのことぎゅってしてたい。……俺の方が心配かけてばかりだけど、きみは大丈夫かな、疲れてない? 辛いこととか、嫌なこととか、ないかな。ただでさえ寒くなってきてるし、体調には気をつけて、温かくしててね。きみに何をしてあげられるでもないけど、ずっときみを想っているよ。



  • No.4106 by 宝飾 周  2021-11-17 00:30:36 





ふふ、余計なこと考えずにすっと眠りにつけたなら万々歳じゃない。心配半分、君ならきっと帰ってくるだろうっていう安心感が半分。予想が当たってなにより。10日ごと…ああ、いいかもしれないね。期間が一定だとより頑張れそうだし。俺はそのくらいでいいと思う。年末年始に関しては、実は未だに予定が確定してなくて。上手くいけば去年と同じくらい休めるとは思うんだけど…ううん、はっきり答えられなくてごめん。分かり次第教えるからね。 ( うんうん、 ) 俺の方は特に何ともないよ。昨日今日と少し帰りが遅くなっちゃったけど、大丈夫。心配してくれてありがとう、分かってはいるだろうけど、その優しさを自分にも向けてあげること。いいね? ( 緩く首傾げて ) 忙しい時間が終わったらのんびりくっつこうか。今日もお疲れ様、明日も一緒に頑張ろう。大切な君がどうかゆっくり休めますように。




  • No.4107 by 漆戸 アゲハ  2021-11-17 01:07:30 




( 頑張って急いだらもしかして、なんて / いきなりきみを冷たい温度に晒させることになるけれど / 扉の前で軽く呼吸整えて、そろりベッドに乗り上げた )……ただいま、



  • No.4108 by 漆戸 アゲハ  2021-11-17 15:48:03 




__返事ありがとうね、色々了解した。でもそうか……俺の方は、確実に休みたかったら今から予約しておく必要があるから、どうしようかな( む )……とりあえず、年末と年始で一日ずつ適当に空けておくよ、この日が休みになる確率が高そうだとか、もしあったらまた教えて。もう、謝らないで、一ヶ月以上も先のことなんだから決まってなくても全然おかしくないし、きみは何にも悪くないもの。お休み、合うといいね( ふふ )そっか、良かった。きみは強いなあ、本当に尊敬する。けどまた労らせて( ほ )……うん、……休日の約束、やっぱりいいね。気休めだけど安心できる。今日は早く帰れるのかな、きみがゆっくりできるといいな。




  • No.4109 by 宝飾 周  2021-11-18 01:43:35 





ありがとう、そうしてくれると助かるよ。…そうだね、現段階では祈ることしかできないけど、お互いが叶うといいなって願っていれば自然とその確率も高まりそうだから。君が思うより強くはないし、強いとすれば君の存在が支えになってるからだって答えるよ。もちろん、君のことも甘やかさせてもらうけど。…さて、こんな時間になっちゃったね。もしかしたら君とあまり変わらないくらいかな。それとも君はもっと遅かったり、…それは普通に心配になるなあ。お疲れ様、連日の疲れを吹き飛ばすためにもしっかり休んでね。布団に潜る時間は違っても、せめて同じ夢が見れるといいなって思ってるよ。




  • No.4110 by 漆戸 アゲハ  2021-11-18 01:52:49 




……びっくりした、てっきり寝ちゃったものだと思ってた。ただいま、……って、もう眠ってるかもしれないけど、言いたいから言っておくね。遅くまでお疲れ様、ゆっくり休んで( なーで )



  • No.4111 by 宝飾 周  2021-11-18 22:14:09 





ふふ、びっくりさせちゃった。昨日はわりと長引いてね、君はあの後よく眠れた?俺は変な夢を見ることもなくぐっすり。多分、君のおやすみのお陰だね。…さて、帰ってるかな、それとももう少し遅くなるかな。どちらにせよ少しでも顔が見れるといいんだけど。( ううん、 / きょろりと周囲見回して )




  • No.4112 by 漆戸 アゲハ  2021-11-18 23:10:57 




ただいま!( ぎゅ! / 飛びついて )はあ、久々の周だ……ん、中々寝付けなかったけど俺もちゃんと寝たよ。ふ、きみの役に立てたならよかった( 顔色観察しながら / なでなでー / 「あ、これお土産、おやつに食べよ」 / ふふ / 紙袋がさり / お饅頭 )



  • No.4113 by 宝飾 周  2021-11-18 23:40:48 





!……おかえり、 ( 瞳をまん丸にして受け止めて / 一秒、二秒 / じわじわと口角が緩くなっていく / ぎゅう ) それならよし。今日は俺とくっつくぶん昨日よりすっと寝付けるかも、なんて ( 此方も合わせてお顔のチェック / ぽんぽん / 鏡写しのような / 「わあ、ありがとう。…この店名、たしか老舗の和菓子屋さんだっけ?」 / ロゴの入った専用の紙袋 / じい / 正解ならばきっと背景に花が咲く )




  • No.4114 by 漆戸 アゲハ  2021-11-19 00:02:03 




かもじゃなくて確実にそうだね、ここ最近はきみ抜きで安眠できたためしがない( うむ / ぽふぽふと頭に乗る手のひらに背伸びするようにして自分から撫でられに / ぐいー / 「うん、本店の近くに行ったから。定番のと、新しく大きなフルーツ包んだ大福売り出したんだって。多分だけど、きみも好きだと思う」 / こくり頷き / 程なくして見られた喜びオーラにほっこり / かわいい / ぎゅうと頭抱え込めばほっぺた押し付けながらなでこなでこ )



  • No.4115 by 宝飾 周  2021-11-19 00:32:02 





それは責任重大だ。君にはいい夢を見て元気な顔でいてもらわないといけないから ( 伸びてきた / 要望に応えわしゃわしゃと / 大胆に、されど愛情を込めて / 「へえ、フルーツ大福か。きっと君の予想通りだよ、舌鼓を打ってる自分の姿が想像できる」 / 嬉しいって書いてある顔 / 頑張ったのは彼だろうに甘やかされている / 心地良さげに双眸細め / とりあえず冷蔵庫に入れたほうがいいだろうか、そんな思考も溶かされていくように )




  • No.4116 by 漆戸 アゲハ  2021-11-19 01:59:18 




ふ、そんなに気負わなくても。きみと一緒にベッドに寝転んだら、幸せできっとすぐに眠っちゃう( くすくす / 痛みなく盛大にかき混ぜられる髪 / いつだって一番欲しいものをくれる / また少し眠くなった / 赤色がとろりと滲んで / 「それならよかった。持って行って食べてほしいって思ってたけど、美味しそうに食べるとこ見たくなっちゃったなあ」 / その表情が何よりのご褒美 / これが見られると思うと際限なく貢いでしまいそうだ / 思わずちゅっと口付けて / 幸せになってほしいと心から願った )



__ごめん、眠たいからこっちで。おやすみ周、会えて本当に嬉しかった。胸が凄く温かくて、泣きたくなるくらい幸せなんだ。ありがとう、今日も大好き。( 身を寄せ合って抱きしめて、きみの鼓動を感じながら / 落ち着く / すう )



  • No.4117 by 宝飾 周  2021-11-19 22:51:37 





( 言葉の通りすっと眠りに就いてしまったらしい / ううむ / ふと見上げる今日の月は美しく / 綺麗ですね、とぼかすより、今は率直に愛を零したい気分だった / 回すドアノブ、扉の先に君の姿が見えることを願って ) __ただいま、




  • No.4118 by 漆戸 アゲハ  2021-11-19 23:17:44 




おかえり!( にぱ / 上着を片した頃合でぎゅむりと抱き着き / 帰ってきたばかりなのに今日も温い / 軽く頬擦り / あ / 「そうだ周、帰り、お月様見た? すっごく綺麗だよ」 / ふ / 毛繕いするようにぱらぱらと髪梳きながら / ふわふわ )


  • No.4119 by 宝飾 周  2021-11-19 23:47:59 





( いた / 軽い突撃でスイッチを入れられたように心が軽くなる / 可愛い可愛いと撫でるべく片手を伸ばしかけたところで / 「お月様。ああ、俺もちょうど同じこと考えてた。帰ったら君に話そうと思って」 / ふ / 以心伝心してしまった / なあでなで、愛しさを掌で伝えていれば唐突になにかを思い付いた顔で / __はむり / 「…月食。なんて、」 / ずいと寄り、軽く食んだのは下唇 / 蝶と月はどことなく被るもので / どこか楽しげな悪戯の笑み )




  • No.4120 by 漆戸 アゲハ  2021-11-20 00:15:53 




( 流石相棒 / 「おお。齧ったパンケーキみたいだったね」 / ふす / 心地よさそうに両目細めながら / なら、見ている間に考えていたことももしかして同じだったのかな、とか / 綺麗なものを見ると、何故だかきみを思い出すのだった / ? / やや首傾げていれば / んむ、 / 「……」 / なんだこのかわいいいきものは / 目元抑えて俯いたまま数秒時が止まって / きゅう~……っと胸が鳴っていた / 動き出したと思えば片手取って寝室 / 押し倒しはしなかったけれど、隣に寝転んだなら覆いかぶさって / 「……知ってるかい。月食の日に月から太陽を見るとね、」 / ちゅ、… / ゆっくり、蝕むように、溶かすように / 日食みたいに見えるんだよ / ご機嫌 )



  • No.4121 by 宝飾 周  2021-11-20 00:43:38 





( してやったりの裏、頭の中では呑気にパンケーキが焼けていた / 休日の朝ごはんにするのもいいかもしれない / だからこそ、むんずと掴まれた腕に何かを告げる事もできずその背に付いて歩くばかりで / 横になってから心臓が一回二回、血を送る間に彼が上になる / 何か返そうと口を開いたのがいけなかった / するり、潜り込んで、じわりじわり熱が伝う / 「ん、ん……いい顔してるね、まったくもう」 / ふっと息を継ぐと半分にした光の色で見つめ返し / するり / 顔の形をなぞるついでに軽く頬を摘んでみよう / 齧ったお餅 )




  • No.4122 by 漆戸 アゲハ  2021-11-20 23:13:25 




( 勿体ないところで眠っちゃったなあ、なんて / 明日があると自分に言い聞かせていた一日 / やっと帰ってこられた / 「ただいま、」 / あとのことは彼を抱き締めてから考えよう / きょろ )



  • No.4123 by 宝飾 周  2021-11-21 00:24:15 





( きっとそのうち辿り着くであろう寝室にて / 差し込む廊下の明かりか、はたまた聞き慣れた足音か、なにかに導かれるよう緩やかに目蓋を開いたなら / 「……アゲハ。おかえり?駄目だね、少し眠ってたみたいだ」 / ぼやける脳味噌を動かすようにふるりと頭を振って / ん / 抱き締めるために腕を伸ばした )




  • No.4124 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 00:48:06 




( いた / 「ありゃ。ただいま、起こしちゃったかい」 / 眉尻下げ / そっとベッドに乗り上げ、両腕でふわりと優しく包み込むように / きみのところに帰ってきたよ / なで、 / あわよくばもう一度眠りへと誘わんと / 「駄目じゃないさ、ゆっくり休んで。……俺の腕の中でそうしてくれたら、もっと嬉しいのは本当だけどね」 / ふふ / 此方の肩へ頭の重さ預けさせるように )



  • No.4125 by 宝飾 周  2021-11-21 01:22:03 





( 収まれば反射で抱き返し / この冷たさがなかなか落ち着いたりする / 毛髪へ触れる手はきっと睡魔を呼び戻そうとしているのだと / ずるい / せめてもの仕返しにぐりぐり、肩口へ額を擦りつつ / 「…君も一緒に休んで。べつに、君の腕から逃げる理由もないんだから、存分に喜んでくれてかまわないよ。…んん、先に言っておくね、おやすみアゲハ。明日のこと考えるだけで、嬉しくなる」 / ぎゅっと服の皺を増やして横になり / 瞼の限界を感じる / 浮かんだ言葉をそのまま伝えるうち、きっと眠ってしまうのだろう )




  • No.4126 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 10:25:29 




……ん、( 寝てしまった / 睡魔への耐性がまたなくなってきている気がする / 一先ず目の前にいるはずの彼を抱き直し / いいにおい、あたたかい、好き / すりり )



  • No.4127 by 宝飾 周  2021-11-21 12:07:44 





……絶対にお昼だね、この明るさ。おはよう、アゲハ ( ゆったりと浮上する意識 / 目蓋を半分ほど押し上げて映り込んだ世界は太陽の色に染まっていた / 隣に回していた手でぽんぽん、軽いリズムを贈り / 囁くように顔を寄せて )




  • No.4128 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 12:26:20 




( 穏やかなリズム / おきた? / んん、と唸ってから「おはよ」 / 寄ったお顔から温かい温度を感じる / なんだか擽ったくて、小さな笑い声零してからむにりと頬を押し付けた )



  • No.4129 by 宝飾 周  2021-11-21 12:49:07 





( ころころと鈴がなるように / 笑った声がなんだかとても綺麗で大切なものに思えて、抱き締める力を密かに強くした / 「ん。…目覚めの、ね」 / 双眸を細めつつ此方が押し付けたのは唇で / ふにり / ゆっくり、時間をかけて触れ合わせて、それからふっと微笑んで )




  • No.4130 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 13:31:57 




( あ、ちゅーされてる / 脳内麻薬で飽和して何も考えられなくなる感覚 / 今、ここだけ無重力だ / そっと離れていった彼の表情が本当に素敵で、自分が彼に想われているんだって分かってしまって / これはだめだ / あ う / 逃げるみたいにきみの身体と布団の中に潜っては / 「……ふわふわする、消えちゃう、から、まって」 / もぞ…、ぎゅ / 掴まって、どこかへ行ってしまわないように )




  • No.4131 by 宝飾 周  2021-11-21 14:43:56 





( それこそ何十回と繰り返したそれも、未だ新しい見方があるらしい / 巣穴に潜る小動物のような蝶々の呟きが、きゅっと心の臓器を絞り上げた / 消えちゃうらしい / それは困るとなあでなで / ああ、もう、 / 「……可愛いね、君。いいよ、今日一日は君と俺の時間だし、いくらでも待たせて」 / 旋毛にキスでもしてしまおうかと思ったけれど、持ち前の優しさがそれを留めた / 腕の中に閉じ込めて / 鍵を掛ける代わりに濡れ羽へ頬を擦らせた )




  • No.4132 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 15:00:41 




( 可愛いとかそういうことではないと思ったけれど、口を開く余裕もなくて / ただ、頭の形をかたどる手が、己の存在を確かなものにしてくれるような気がした / 沸騰してどうにかなりそうだったのが落ち着いていって / いつだって拙い俺に合わせてくれるから、やっぱり少し申し訳なくて / ほう、と息吐き出してから / …すり / 巣穴から顔を出しては手のひらにまた甘え / 「貰うの、未だに下手っぴだね、ごめん。それとも、きみが魅力的すぎるのかなあ」 / ぎゅむ / 捕まえて、ほっぺにちゅ / 謝罪の意味合いと、自身の調子を戻すためと )




  • No.4133 by 宝飾 周  2021-11-21 16:06:00 





( 少しずつ、少しずつ / 小分けにして注ぐ愛もきっといつしか山になる / 塵なんて吹いて飛ぶようなものではないけれど / 甘える仕草も、小さな口付けも、温かくて満たされる / 「まあ、慣れないことをしているんだもの。そうなるのも頷けるし、それは決して恥ずべきことじゃない。…なんでも出来るように見せられる君がこんなになっちゃうの、結構優越感を感じたりもするしね」 / 柔い頬にするりと指先で触れ / 立て直さずとも愛しいものの、彼がそれを望むなら静かに寄り添おう / 優しい時間、落ち着く温度 )




  • No.4134 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 16:43:31 




( 気遣いと優しさの塊が此方を慈しんでいた / 分不相応な気がしてならなくて、思わず眉八の字に / この人はなんで俺を選んでくれるんだろう、って / 「物好きだなあ、きみも。……この際だしついでに聞いておくね。気になってることとか、言いたいこととか、ないかい」 / 分からないから / 別にそこまで強い不安に駆られたわけではないのだけれど / 穏やかな時間の延長線上で / けれど、頬に宛てがわれた手を逃さないように、上からそっと手のひら重ね )




  • No.4135 by 宝飾 周  2021-11-21 17:15:47 





( あ、考えすぎてる顔だ / 見覚えのあるその表情から零れる次の言葉は、なんとなく予想がついていて / 「そうだなあ。…じゃあ、一つだけ教えて。最近食べて美味しかったもの、思い浮かばなければ俺の好きなところ。なんでもいいよ」 / きっと望まれる回答ではないのだろう / それでも、何もないと事実を述べるだけではどうにも寂しく感じて / 掌の触れる顔と少しばかり距離を詰めれば緩やかな眼差しで / ゆっくりでいいからね )




  • No.4136 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 17:58:38 




( しょ、 / ちがう… / 顔に書いてある / 近づいた顔にどきりとする暇もなく / 多分ないってことなんだろうけど / けれど質問は質問 / 目の前のことを考えることで少し気が紛れる気がした / ううん、 / 唸 / 「思い浮かばない、……食べたいものならあるけど。好きなところ……ひとつだけ……んん、」 / どちらも別方向に難問 / ひとつもないのとありすぎるのと / …ぷす / 頭から煙 / こつん、額合わせ / きゅうけい )



  • No.4137 by 宝飾 周  2021-11-21 18:38:53 





( 会話の手掛かりに用いられるような簡単な質問だって、解答者によっては途端に難問と化してしまう / あ / 合わさった額を感じて、こういうところは不器用だよなと密やかに / 「ふふ、難しいかな。それなら食べたいものを教えて。もうひとつの方については、そうやって考えてくれるだけで嬉しいから」 / よしよし / 余計なものを逃がすようにのんびりと背中を擦り / ふと、 / 「……逆に。言いたいこと、聞きたいこと。あるとしたら、なんでも答えられる今のうちに聞いておいて」 / そっと鼓膜に問い掛けよう )




  • No.4138 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 19:11:29 




( 優しい手 / これに何度救われたことか / 今も例に漏れず / 僅かに両目細めて / 「きみの作ったごはん。できたらお味噌汁がいい。あと、ちょっと違うけど、美味しいもの食べてるきみの顔が見たい。……聞きたいこと、」 / 即答 / 忙しいときずっと考えていたこと / ううん、 / さっき訊いたばかりだけど / 少し考えてから / 「キスしてもいいかい」 )



  • No.4139 by 宝飾 周  2021-11-21 19:40:41 





( 彼の言葉で形作られる頭の中の光景 / 湯気の立つお味噌汁、主菜副菜に至るまでたっぷりと使われた野菜たち、そうしてとびきり幸せそうに笑う愛しい人 / ものの数秒でずらりと並んだ冬野菜のリストに、我ながら苦笑を零してしまいそうだった / 考えることは同じなのかもしれない / それから、後づけされたもうひとつの言葉には / 「……もし、ごはんを作り過ぎちゃった時に、消費を手伝ってくれるんなら。いいよ、いくらでも」 / ちゅ / 軽くて柔い許可を出した / 触れる手はそのままに )




  • No.4140 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 21:08:25 




( また先を越されてしまった / きゅっと心臓が絞られる感覚 / 死んでしまいそうだと思った / 回数を重ねたところで慣れなどしないのかもしれない / 彼が如何に順応が得意なのかがよく分かる / はあ、と重く熱いため息 / 落ち着こう / 「……うん、いつでも、いくらでも。楽しみにしてるね、__」 / まだ耳元が赤いままだけれど、心臓の鼓動が何とか落ち着いたので / 両腕を伸ばして、頬の両側からそっと固定 / 許可が出たから / 触れて、離して、また触れて / きっと本当にゆっくりと、けれど確実にエスカレートして / 能動的に行えることに安堵していた / 「……きみのこと、好きでいさせてくれて、ありがとうね、周」 / 救われている / 感謝と愛しさ滲ませたとろりとした赤色で )



  • No.4141 by 宝飾 周  2021-11-21 21:45:25 





( 楽しみにしてる、なんて、無意識のうちに嬉しい言葉をくれるのだから / 料理人の表情筋がほんの少し緩んだことに、心を整えていた彼は気付いただろうか / 拘束とも言えない緩い指先 / けれど効果は絶大、その場で大人しく停止すれば唇を受け入れて / のろのろと上昇する熱っぽさは遅効性の薬のようで、ゆっくりと、確実に琥珀を煮詰めていく / 「……こっちの台詞。これからも、ね。俺の半分、貰ったままでいてよ」 / 片割れだとか相棒だとか / 呼び名なんてなくても、互いを置く位置が同じであればそれでいい / じいと己の惚れ込む宝石を見た / ああ、今日もかけがえなく綺麗だ )




  • No.4142 by 漆戸 アゲハ  2021-11-21 22:44:22 




( 熱に浮かされている心地 / あつ、 / けれど手のひらから伝わる肌の方が余程温度が高く感じて / 彼にとってこの手は冷たいのだろうか、詮無い考えごと / 返事に少しだけ目を見開いて / 覗き込む彼にとっては好都合だっただろうか / 「…、きみがいいなら。交換していよう、半分ずつ」 / 預けてもらえるならうんと大切にしよう / 花が綻ぶように / 一方で差し出したそれは、あんまり大事にされると困ってしまうけれど / けれど持っていてほしかった、自分の意思で切り分けて彼に差し出していたかった / 否、その半分はもう、彼から離れられないの間違いだ / 「……今日、本当はね。この前できなかったポッキーの日の遊び、やろっかなって思ってたんだけど。直接しちゃうね、堪え性がなくてごめん」 / 去年ちゃんと教えて実践しなかったのを、実は惜しく思っていたり / 来年に託そう / あけててね、と親指でそっと伝えてから / 浅瀬から、これまた時間をかけてじっくり、くたくたでふやふやになるまで / 自分と同じように、彼も何も考えられなくなってしまえばいいと思っていた )



  • No.4143 by 宝飾 周  2021-11-21 23:19:14 





( 林檎の飴、拍動を続ける命の色、愛すべきピジョンブラッド / 熱を分けてほんのりと浮かされた今、名も無き大衆のように惹き込まれてしまうのも致し方ないことのように感じた / 貰えるらしい、半分 / 自分のそれ以上に丁重に扱ってしまうことは覆せない決定事項のようなものだけれど、お互い様ということで大目に見ていただこう / きっと似てないものが似てきたのだ / 「……ふ。なあに、そんなこと考えてたんだ。別にいいよ、時間のある日に適当にこじつけて記念日を作ろう。君と俺以外、誰も知らないなら、文句なんて言われないさ」 / ちょっとした何かを考えてくれるのが嬉しかったりする / 君の喜ぶことを知っている利口な電灯なので、良い子らしく桃色のふたひらを開けていよう / 染まる、霞む / 半分どころか今この瞬間は全部まぜこぜになっているんじゃないかって / 吐く息の温度が自分のものであると、証明するには確信が足りていなかった )




  • No.4144 by 漆戸 アゲハ  2021-11-22 00:02:01 





( ただただしょんぼりする事実を伝えただけだったから / 笑った / ぽかんとやや呆けて / けれど程なくしてつられて笑ってしまうのだ / 「……ふ、ふ。そうだね、サラダ記念日があってもいいのだものね。……けど、忙しい身の上で何をって感じだけど、きみと季節を歩んでいきたいのも、本当で。……来年を約束させて保険をかける情けない男で恐縮だけど」 / なんでもない日にプレゼントを贈りあったって勿論いいけれど、それとは別に、たとえ遅くなろうと早まろうと、クリスマスやバレンタインデーに託けたいと思う / 頬に宛がった片方を髪を後ろに流すように撫でつけて / 暗闇に沈んでいくような / けれど怖いとは思わなかった / ふたりぼっちは、寧ろ心地が良い / 「……終わっちゃうなあ」 / ぽつり / ずっとこのままがいいと、子供みたいに / ぎゅう、 / おまけに次のそれが遠い / 彼のお陰で不安はもうほとんど無いけれど、未来の心の安寧のためにつけておきたいような気もした / 項、鎖骨、背中、腰 / む… )



  • No.4145 by 宝飾 周  2021-11-22 00:59:41 





( ああ、なるほど、そういう話か / 四季と呼ばれる移り変わりが存在するこの国で、名のある日はきっと特別な意味を持っているから / 特別ならば、君と楽しみたいと思う / その想いは確かに理解できた / 「__…そうだね、早いなあ。こういうときだけ一日がもっと長ければいいのにって思うよ」 / 抱き締め返す時は同じ力で / ふと、視線 / わかりやすくてついつい微笑ましげな視線を送ってしまう / 「…俺が寝ちゃった後でも、君が起きた朝にでも。好きにしてくれていいよ、今日くらいは個数制限を設けないでおくから」 / すり / 思考まで甘くなったのかもしれない )




  • No.4146 by 漆戸 アゲハ  2021-11-22 01:55:02 




( 表情から通じ合えたらしいと / 嬉しそうにふわりと笑み零し / 隣にいる半身が他でもないこの人で良かったと、心から / また口付けにおぼれた / __自分が言うのもお門違いだとは承知の上だけれど、あまりに甘い沙汰ではないだろうか / 両目ぱちくり / ああ、もしかして、「……あまやかされてる、」のか / 理解してしまった途端に胸がきゅうきゅうして / あうう / 撃沈 / ただ、己の相棒が世界一可愛くて格好良くて最高なんだって、それだけは声を大にして高らかに言える / …取られちゃ嫌だって、思った / 「……足は我慢するから、上だけちょっと寒いかもしれないけど、ごめんね。痛くしないし、最後はちゃんと暖かくして一緒に寝る。先に寝てていいからね、」 / つむ、つむと前のボタンに指をかけてゆっくりと捲り / 隠されているものを暴く感覚に、少しぞくぞくした / ちゅむ、手始めにひとつ / 愛しそうに指で撫でて、それから彼がまだ起きているなら唇に / 何度か繰り返して、そうして、きみが眠る間際か、もしくは既に眠ってしまった姿かに、これ以上なく甘い声でおやすみを贈ろう / この人の幸せのために明日があれと、心の底から祈っていた )




  • No.4147 by 宝飾 周  2021-11-22 23:44:01 





( 砂糖漬けのおやすみと彼の影を燃料にして動いていた / 密度の濃い幸せは何度だって思い出して糧となる / それはそうと、今日の君を抱き締めたくなるのは仕方無し / 「ただいま」 / 寝室だろうか / 目星をつけてまずはそこから )




  • No.4148 by 漆戸 アゲハ  2021-11-23 00:01:39 




__おかえり、こっち( 予想通り寝室の扉の隙間から白い手伸ばし / ちょいちょいと手招き / 近付いたら遠慮なく引き込んで腕の中に閉じ込めた / つむじにキスして、なぁで / 「遅くまでお疲れ様、頑張ったね」 / 意識とか疲れとかが溶けてしまうように )




  • No.4149 by 宝飾 周  2021-11-23 00:22:30 





( 見た目からは想像もつかない力で己を容易く引き込む細腕が、とびきり優しく包み込んでくる / 思わず寄り掛かってしまいたくなる声がして / 「…ありがとう。君も、だからね。お疲れ様」 / 急激な安堵が思考を鈍らせる / 途切れ途切れになりそうな言葉を繋ぎ合わせてぽつぽつと / すり / 肩口に )




  • No.4150 by 漆戸 アゲハ  2021-11-23 22:54:29 




( 寒いというかなんというか / 手が凍っている感覚 / ぼんやり左手眺め / これじゃああの子に触れないな / けれど、冷たさで指輪が固定されているような感覚もあって / ふふ / 温めたいようなこのままにしたいような )




  • No.4151 by 宝飾 周  2021-11-23 23:15:00 





ああ、いた。おかえり、…なにしてるの? ( 蝶の気配がして / 其方に歩を進めれば予想が確信に変わった / 疑問符 / 距離を詰めて、浮かぶ想いも知らぬままぎゅっと両手を握り / 「冷た。もう、これじゃ動かしにくいでしょ、明日はカイロを持たせるからね」 / 氷のお手々を溶かすように / にぎ、にぎ )




  • No.4152 by 漆戸 アゲハ  2021-11-23 23:40:25 




ん、ただいま。ああ待って、冷たいよ( 今日も変わらずずっと会いたかった人の姿 / ゆるりと目元 / ところがなにぶん触れないから困ってしまって / あ / 言葉にすれど時既に遅し / 温度する分からずただ柔らかいものに揉まれている感覚 / 真っ先に温まる心 / 愛おしくて、抱き締められない代わりに少し背伸びして / ちゅ / 「はぁい。……手と一緒に、指輪もここで固まってる気がして。きみのお陰で冷たいの中にも幸せを見つけられたよ、嬉しい」 / へへ / じきにじんじんと熱を得始め / 動かせるようになったら此方からも少し握り返してみよう / もに… )



  • No.4153 by 宝飾 周  2021-11-23 23:58:50 





君が冷えてる方が嫌なの。…ふふ、そっか。それを聞いて俺もなんだか嬉しくなった。幸せのお裾分けだね、ありがとう ( きっぱりと即答 / 熱は何度だって灯るけど、この左右は世界で一つしかないのだから / 唇が触れて、同じくらい柔い声で / 可愛い人 / 思わず顔が綻んでしまう / 心の温度がじわりじわりと伝わるように、段々と感覚を取り戻したらしい指先へ / 握ったままそっと持ち上げて、指輪の隣、関節の上へキスをした / あったかくなあれのおまじない )




  • No.4154 by 漆戸 アゲハ  2021-11-24 23:04:44 




( ぐあー / ソファに屍 / 三日前に補充したとは思えない不足具合 / 大体自分のせい / 痕はもう消えてしまっているんだろうか / 抱き締めたい、と蚊の鳴くような声でつい口に出た / ただいまかな、おかえりかな )




  • No.4155 by 宝飾 周  2021-11-24 23:34:59 





( ほかほかの身体で戻るリビングにはでろんとした相棒の姿 / 流石にぎょっとした / 大股で歩み寄れば少しばかり身を屈め / 「アゲハ、アゲハ。…ほら、お風呂上がりの俺だよ」 / 魔法の回復アイテムか何かのように / 己にとっての彼がそうである以上、逆も然りでないかと考えた結果 / そろりそろりと頬に触れ )




  • No.4156 by 漆戸 アゲハ  2021-11-25 00:10:18 




( あ / ただいまだったらしい / 自分の今の状態が相手を焦らせている原因であるという自覚がなく、なんか慌ててるなと他人事 / 好きなにおいに、温かい体温に、ふわふわの髪に、きみ自身 / 惹かれない理由がない / 極めつけは彼の言葉 / 可愛いが過ぎる / ぎゅ~… / 「元気ひゃくばいアゲハさん……」 / どう聞いても100倍のテンションではないけれど / 癒しのかたまりひしっと捕まえて、柔らかい髪に頬や鼻先を寄せて )



  • No.4157 by 宝飾 周  2021-11-25 00:32:08 





( にゅっと腕が伸びたかと思えばそのまま捕まってしまった / 100倍 / 果たしてその数字がどれくらい合っているのだろうとか、そんなことは些細な疑問だろう / どうせなら200倍にしてやろうか / ぎゅう、と強く抱き返して、そのまま背中を緩りと撫でつつ / 「うん、お疲れ様だねアゲハさん。…ん。顔が食べられない代わりに、キスをあげよう」 / 顔を寄せて、ちう / 送り付ければ元のように自由にさせ / 少しばかり口角を上げた顔にはしてやったりと書いてあり )




  • No.4158 by 漆戸 アゲハ  2021-11-25 01:11:20 




( もふ / 柔らかくて気持ちいい / 堪能していたら呆気なく唇を奪われた / ぷわぷわと脳みそが幸せに侵される / 「すき…」 / 思考力の低下により思ったことがそのまま言葉になって / ああ眠いったら / ふるりと頭振れば / やや問答無用でしたり顔の彼抱き上げて / それが目的というよりはくっついたままさっさと移動してしまいたいといった様子 / そっと下ろすと / ちゅ、ちう、 / 寝転ぶより何より先に / 待てなかった )




  • No.4159 by 宝飾 周  2021-11-25 22:43:38 





( 細い腕に呆気無く持ち上げられるのは未だ恥じらいがあるのだが / その後の満足顔を思い出す / …まあいいか / なんだかんだ、此方だってどうにも甘い / 「ただいま」 / ガチャと音を響かせて / さて、今日も彼と眠りに向かおう )




  • No.4160 by 漆戸 アゲハ  2021-11-25 23:48:07 




( あの後ベッドのふちに腰掛けて彼のお腹の上に突っ伏したまま寝てしまったらしく / いっぱいキスできて幸せだったけれど流石に申し訳なかった / この時間ならベッドかな / ひょこり寝室覗き )



  • No.4161 by 宝飾 周  2021-11-26 22:54:57 





( これも一種の栄養不足と言えようか / 抗えない眠気がこんなにも恨めしい / んん / ひとまず彼の姿を見て安心したいところ / きょろり、箱庭の探索を )




  • No.4162 by 漆戸 アゲハ  2021-11-26 23:11:45 




__ん、おかえり、ただいま( 寝室より顔出してちょいちょいと手招き / こっち / 近くまで来てくれたら思い切り抱きつこう / きみを感じる一番身近な手段 )



  • No.4163 by 宝飾 周  2021-11-27 00:00:16 





……ただいま、おかえり。アゲハだ。( 見れば分かることをいちいち口に出して確認したい気分だった / 誘われるまま近付いて、なにも考えずに手を伸ばして / 半分と半分がくっついた / すり、静かに顔を寄せて )




  • No.4164 by 漆戸 アゲハ  2021-11-27 00:53:34 




うん、アゲハさんですよー( くふふ / 気持ちはとても分かる / 離れていることで生まれる不安定や不確かを安心に変える儀式 / 擦り寄ってきてくれるのが本当に可愛くて / ふわふわ優しく撫でてから、抱き締めたまま倒れ込んで布団に受け止めてもらおう / 「いっぱい触って確かめて」 / 俺がここにいること / 幸せそうな顔で )



  • No.4165 by 宝飾 周  2021-11-27 01:27:05 





( 肯定が返ってきた / こだまでない、この腕に抱き寄せることのできる生身の身体 / 声も指先も表情も、全てが優しさでできていた / 「…ふふ、ありがとう、それじゃあ遠慮無く。君もどうかそうしていて」 / こつんと額を合わせ / 至近距離で双眸を緩やかに / ぴたりとくっつけば、命を刻むリズムが伝わった )




  • No.4166 by 漆戸 アゲハ  2021-11-27 01:50:44 




( 近くなったお日様のいろ / とくん、とくんと彼の鼓動が分かった / 生きてる、ちゃんといる / 温かくて幸せ / ささくれた心が滑らかに穏やかに整えられていく / くっついているだけでも十分な充足感だったけれど、ふと / ちゅ / 寝そうだって思ったから、勿体ない精神 / 愛しい黄金を見つめて / 「おやすみ、おれのたからもの」 / 同じように眠って、同じ夢を見たいと思った )



  • No.4167 by 宝飾 周  2021-11-27 23:08:23 





( つかつかつか、 / 玄関を開けて片付けを終えたなら真っ先に寝室へ / そこに彼が居て、抱き締めて布団に沈むことができれば何も文句はないのだけど / 「ただいま、」 / 扉を開けると同時に声を掛けて )




  • No.4168 by 漆戸 アゲハ  2021-11-27 23:50:30 




……ん、おかえり( のろり / きみが望んだその場所でゆっくり頭持ち上げて / 「ごめん、少し寝てた」 / 身体があまり動かない、けれど抱きしめたくて / …、 / ゆるく両腕広げ / いつもきみがしてくれること / 叶うなら飛び付きたかったけれど )



  • No.4169 by 宝飾 周  2021-11-28 00:26:39 





ん。…起こしちゃったかな、なんて聞くと、いつもと反対だね。おかえりって聞かせてくれてありがとう、少しでも休めた? ( ほっと息を吐けた / 赤色の寝ぼけ眼が世界の何より愛しくて / ぎゅっと、どこまでも優しい力で / 寄り添うように、預けるように / すりと頭を擦って )




  • No.4170 by 漆戸 アゲハ  2021-11-28 00:48:28 




ううん、きみに会いたかったから、もっと早く起きたかった( 願った通りに包み込んでくれる腕 / 悪いものが抜けていく感覚がして、気分が楽になって / まだ重い瞼に従って瞳閉じ、同じく頭の重さを少しだけ預け / 「うん、大丈夫、……けど、今の方がもっと休めてる」 / 頭痛いの飛んでった / ふわ、ふわ、撫で / 俺の代わりに痛くなったりしませんように )



  • No.4171 by 宝飾 周  2021-11-28 01:29:35 





( そういう言い方をされると何も言えなくなってしまう / ぎゅっ、と唇を結び / 布団のお陰で少しばかり温まった彼の体温が心地良かった / 「そう、それは何より。…今度は一緒に休もうか。君と優しい夢が見たい。」 / ぽすん、横に倒れるとそっと顔を近付けて / ちゅ / まだまだ話をしたいけれど、そろそろ目蓋が重いから / 「おやすみ、アゲハ」 / ああ、やっと言えた / 嬉しくて嬉しくて、容赦無く抱き締めてしまったかもしれない )




  • No.4172 by 漆戸 アゲハ  2021-11-28 22:11:19 




( 眠る間際のきみの声がまだ耳に残っているようで / 夢は覚えていなかったけれど、いい眠りだったことは確かだ / 今日は先だろうか / 時計見やって / 彼の癒しになるようなお迎えがしたかった )



  • No.4173 by 宝飾 周  2021-11-28 23:29:45 





( 吐く息が白く染まる気温 / こんなときには体だけでなく心まで寒くなりそうだから / 「ただいま、」 / 随分と遅くなってしまったけれど / 温めたい人、一緒に温まりたい人 )




  • No.4174 by 漆戸 アゲハ  2021-11-28 23:39:32 




あ、おかえり周( ぱっ / 姿認めては途端に顔華やぎ / とととっ、ぎゅ / 準備を万端にするだけの時間があってよかった / ぬくぬくでさらさら / 「寒かったでしょ」 / 勢いのままなでなでなでー )



  • No.4175 by 宝飾 周  2021-11-28 23:56:25 





( 軽快な足取り / なんとも幸せそうな顔をしていて、釣られるように気持ちが和らいだ / 「うん、すっかり冬本番って感じ。君はちゃんと温まってたみたいだね、偉い偉い」 / 此方からもお返しに / なでなでー / 相手のことになると判定が緩くなってしまうのは自覚済み )




  • No.4176 by 漆戸 アゲハ  2021-11-29 00:27:13 




( 彼の指が髪を揺らすと、お揃いのシャンプーのそれに加え今日使った髪油のにおいがふっと香って / きみを思って選んで使っている事実は我ながら気恥しい / 「んへへ、ほめられたー」 / ゆるっと緩む頬 / 温度分けるみたいにぎゅうぎゅう抱き着いて / 嬉しいからキスもしちゃおう / ちゅー )



  • No.4177 by 宝飾 周  2021-11-29 00:42:22 





( 鼻孔を擽る仄かな香り / 彼からはいつだって自身の好む香りがする / 偶然でもなければ、思い過ごしでもないのだろう / 好きだな / そういう選択肢を選ぶ君が / 「ふふ、褒めちゃった。温かいと離れられなくなるね、どうしよう?」 / 全く困っていない問い掛け / 冷たくても離れ難いのは秘密にしておこう/ 触れる唇にやんわり双眸を細め )




  • No.4178 by 漆戸 アゲハ  2021-11-29 22:31:11 




( む… / どうしても寝てしまう / もっと話していたいのに / 眉間に縦皺 / 「ただいま」 / きょろりと姿探して / 先かな / 一週間が少しだけ遠く感じた )



  • No.4179 by 宝飾 周  2021-11-29 23:50:56 





( 急ぎ足 / 寝てるかな、起きてたとしても眠たいだろうな / 一先ず抱き締めて、それから、… / んんって顔 / 考えるのは後にしよう / 「ただいま、」 / 寝室の扉を開いて )




  • No.4180 by 漆戸 アゲハ  2021-11-30 00:12:29 




……あ、おかえり周。待ってたよ( 布団と毛布に包まる蝶々 / 暖をとらんと / けれどそんなに眠たくはなかった / のにきみの顔を見ると途端に安心して / 困ったものだ / 「寒い、こっちきてくっつこ」 / 布団から抜け出し毛布の裾広げ / 抱きしめると同時に閉じ込めてしまいたくて )



  • No.4181 by 宝飾 周  2021-11-30 00:38:18 





( 蛹モードになっている / するり、ふわふわの翅を広げられてしまえば抗う理由など皆無であり / とはいえそうでなくとも大股で近付いてしまうのだろうけど / ぎゅっ / 抱き締めればそのまま横に倒れ込み / 幸せ空間の出来上がり / 「待っててくれてありがとう、アゲハ。君の湯たんぽが来たからもう安心だよ」 / なあで / 心も体も一番に温められる自信があった )




  • No.4182 by 漆戸 アゲハ  2021-11-30 23:41:26 




( 端的に恋しい / 飢えというより渇きに近い感覚なのは季節のせいもあるのだろうか / うう" / 彷徨えるゾンビのように呻き声零しながら寝室覗き / いるかな )



  • No.4183 by 宝飾 周  2021-12-01 00:09:46 





( 扉の音だとか、僅かなうめき声だとか / そんな些細なものに彼を感じて顔が上がる / いた / 姿を認めればベッドの上で無意識に両腕を広げ / 「おかえり、」 / こっちにおいで )




  • No.4184 by 漆戸 アゲハ  2021-12-01 00:22:58 




( いた / 彼が無事に帰ってきていることだけでも十分なのに、此方を迎えてくれるものだから / 頭の中がぶわっと幸せで埋まって、疲れとかストレスとかそういうものが掻き消えてしまって / 即効性とかいうレベルじゃない / 何の躊躇いもなくその腕の中に収まり / ぎゅむむ / 「ただいま、周。好きだよ」 / すり / 脈絡のない告白はここ数日の己の戦歴を鑑みてか / 言えるうちに )




  • No.4185 by 宝飾 周  2021-12-01 00:57:29 





( 当たり前のように収まる身体を当たり前のように抱き締めて / ようやく完成した / 片割れのピースへ愛おしげに頬を寄せて / 「ふふ、それは嬉しいなあ。俺も好きだから両想いだね」 / 中身なんて無くたって価値なら見出だせる / 君の喉から生まれた言葉だ / 多幸感に後を押され、気付けば唇を寄せていて / ちゅ )




  • No.4186 by 漆戸 アゲハ  2021-12-01 23:05:27 




( ぐぬ / なんとかぎりぎりで保っている感 / 毎日顔を見られて言葉を聞けている状態で、本当に贅沢な話だとは分かっているのだが / 「ただいま、」 / いるかな / うんと抱き締めて頭を撫で回したい / あわよくばちゃんとおやすみが言いたくて )



  • No.4187 by 宝飾 周  2021-12-02 00:10:15 





( 日付を跨いでしまった / 想いだけでどうにかなればいいのに / さっと片付けを済ませれば急ぎ足で寝室へ / 思いきり開け放ちたい気持ちをぐっと堪え、そろり / 寝てるかな )




  • No.4188 by 漆戸 アゲハ  2021-12-02 00:21:49 




( 目を瞑って、何も考えないようにするという一点だけを思う / こうやって眠るように仕向けたところで熟睡などできやしない、半分がいないから / 音が聞こえたのか気配を感じ取ったのかはたまた第六感か、彼が扉を開く前にぱちっと両目開いて身体起こし / そっと覗いたお顔に微笑んでちょいちょいと手招き / ん / 両腕広げて / きて、のポーズ / もし捕まえられたならうんと甘い声でおかえりを贈ろう )




  • No.4189 by 宝飾 周  2021-12-02 22:35:30 





( おかえりでもただいまでもよかった / とにかく彼の声が聴きたくて、後のことは何も考えないまま / 早歩きで扉の前 / アゲハ、 / 愛する人の名前を、音に乗ったか乗らないかわからないほど小さく呼んだ )




  • No.4190 by 漆戸 アゲハ  2021-12-02 22:49:55 




( ぱちり / 開けたすぐそこに / 蝶番の軋む音に掻き消されかねない吐息のような三文字を、完全に拾い上げられる位置だった / 幸運 / 驚いたような顔もすぐに緩んで / 「ふ。はあい」 / 迎えに戻って、ぎゅう / アゲハさんですよ / 手癖でふわふわの頭撫でながら / おかえり )



  • No.4191 by 宝飾 周  2021-12-02 23:23:36 





( いた / 呼び声に戻る身体をなにも考えないまま抱き締めて / 「…ただいま。眠気に連敗してる時に言うのもなんだけど、会いたかった。君がいて嬉しい」 / 肩口へ頭を埋めるといい匂いがして / まるで花のようだ / 背中をゆっくり撫でつつ、すり、と擦り寄って )




  • No.4192 by 漆戸 アゲハ  2021-12-02 23:57:17 




( 認識から行動にラグが全くない / 多分だけれど、今の彼を動かしているのは一番根っこに近い部分だ / それでこれなのだから、幸せ満開なでれでれの顔になってしまうのも致し方ないと思う / 心の中で言い訳 / きっと何年経っても可愛い人なんだろうな / 「おかえり。分かるよ、俺も同じ気持ち。会えて嬉しい、ありがと」 / 擦り寄るお顔に此方からも少し肌寄せ / 明確に違う温度が少し申し訳ないけれど、やっぱり嬉しくて )




  • No.4193 by 宝飾 周  2021-12-03 01:11:59 





( 魔法か何かのように眠気の波が意識を包む / 安堵とか、好きとか、君に感じる何もかもが己の頭に作用して / 滑らかな肌の冷たさでなんとか瞳を開けられていた / もう少し、もう少し / 折角嬉しい言葉を聞けたのだから / 「そっか、よかった。此方こそありがとう。…好きだよアゲハ、愛してる。いい夢を見て、一緒にぐっすり眠ろうね。おやすみなさい、」 / 言い終えると同時にかくん、と / 体重をかけてしまうのが申し訳ない / 次は運ばせてもらおう、なんて、沈む思考の隅で決意を固め )




  • No.4194 by 漆戸 アゲハ  2021-12-03 02:54:38 




( 途端、ずしりとかかる重さ / 全幅の信頼がこんなにも嬉しい / 手馴れたように横向きに抱えて、運んで、横たえて / そうして、ふと、その綺麗な寝顔の上から唇を落とし / 特権 / さらりと落ちた毛先がきみの頬を撫でた / すっと両目を細めるだけの微笑みを浮かべてから隣へ / 「おやすみ、周」 / 多くは語らなかった / きっと夢で会えるから / 腕を一本もらって、少し丸くなって大事に抱き抱え )



  • No.4195 by 宝飾 周  2021-12-04 22:00:19 





ただいま。昨晩はごめん、連絡もなくて不安にさせちゃったかな。少し遅くまで立て込んでて、せめておやすみくらいはって思ったんだけど、言い切る前に目を閉じちゃったみたい。体調崩したりはしてないから大丈夫。君の方はどうかな、無理し過ぎたりしてない?今の俺が言っても説得力に欠けるかもしれないけど、頑張りすぎず適度に息を抜いてね。…お迎えする側でも、される側でも、思いきり抱き締めさせてもらえると嬉しいな。




  • No.4196 by 漆戸 アゲハ  2021-12-04 23:59:03 




! おかえり、……ああ、違う、ただいまか。どうにもきみが帰ってきたって意識が強くて……だからどっちも言わせてね。ん、最近忙しそうだったし、もしかして寝ちゃったかなとは思ってたんだ。だから寝る前か朝にでも何か残そうかなって考えてたんだけど上手くいかなくて、ごめんね。ともあれ何かあったとかじゃなくてよかった、……俺? 俺は平気、……だけど、きみとくっついて頭ん中幸せでいっぱいにして眠るのに慣れ過ぎちゃってたから、昨日は変な感じだったな。という訳で埋め合わせ失礼( ぎゅー / ようやく人心地 / ほ )




  • No.4197 by 宝飾 周  2021-12-05 00:17:48 





ん、ただいま。それとおかえり。ふふ、両方言うのも意味合いとしては合ってるでしょう。…そこは謝らなくていいの。君が悪いところは一個もないでしょ、まったく、優しいんだから。了解、身体の方が平気なら一先ず安心。あとは心の面だね、俺も足りてないから一緒に充電させてもらおう ( 確りと抱き締め返し / さらり、さらり、何度か髪を上下して / 考えることは多分同じだろう )




  • No.4198 by 漆戸 アゲハ  2021-12-05 01:16:03 




悪いから謝ってるっていうか……できることがあったのにやれなかったから、その罪悪感からかな。よく考えたら俺がすっきりしたいだけの言葉だったね、ごめん。……そうだ、ちょうどいいから聞いておきたいんだけど、今回みたいなときに仮に俺が寝る前や朝に顔出してたら、急かされてるな、負担だなって、ちょっとでも感じたりする? …実を言うとちょっとだけ迷っちゃったんだ、だから確認しておきたくて。うん、……うー、落ち着いちゃう、もう眠い( 撫でる手におめめとろり / すり… / 眠気自覚してはのろっと両手で彼の頭支え / ちむちむちゅっちゅ / 本当に軽く表面の薄皮だけを啄むような )



  • No.4199 by 宝飾 周  2021-12-05 01:59:25 





ふうん?俺としてはその善意だけで嬉しいものだけど。まあ、自分だと納得できないことってわりとあると思うし。……ふむ。負担どころかむしろ嬉しくなるかな、ああ、待っててくれてるんだって。安心もするね。君が俺のこと考えてくれてるなら、そんな君のためにも頑張ろうなんてやる気だって出る。少なくとも俺にとってはメリットばかりだよ。…ごめん、もう寝ちゃいそうだからこのあたりで。もしもうまく答えられてなかったら明日か明後日に聞いてみて。おやすみなさい、いい夢を。 ( 首が揺れる / かくん / 意識を手放す間際、一度だけ / ちゅ / ごめんね、また明日 )




  • No.4200 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 00:18:54 




( 家の中に飛び込むみたいに / 弾丸 / 息切らす暇もなく彼の姿探し / なければ寝室直行 / 寝ているかもしれないから気をつけなければと思いつつも、思い切り抱き締めたくて仕方がなくて / 「ただいま、」 / 何か切望するような声だった )




  • No.4201 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 03:07:41 




……おやすみ、周。帰ってくるの、遅くなってごめん。大好きだよ、愛してる__明日、もっとたくさんきみに伝えられたらいいな。



  • No.4202 by 宝飾 周  2021-12-06 13:39:32 





アゲハ、アゲハ。おはよう、…って言うには遅い時間だけど。ちょっと横になるつもりが寝ちゃってて、お迎えできなくてごめん。遅くまでお疲れ様。無理してない?あの後はうまく眠れた?ゆっくりでいいから、声を聞かせてくれたら嬉しいな。 ( 髪の毛さらり、さらり )




  • No.4203 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 13:59:31 




__んん、ぅ、( むきゅ… / 埋、 / 眠たそうな葛藤を暫く )……おはよ、周。気にしないで、寝顔見られて役得だったし、……ふぁ、ふ、ねむ…( やや舌足らず / 欠伸 / ちょいと失礼 / ちうー / 目覚まし / やっておいてなんだがあんまり効果がない気がした / ここは居心地が良すぎる / 眠たげなシャボン未だに作りつつ )



  • No.4204 by 宝飾 周  2021-12-06 14:24:57 





( 眠たげだ / 声とか動作とか、何かひとつ取り上げても容易に想像できそうだった / 重なった唇はほんの表面 / けれど、それで癒やされたのも事実 / ふっと顔緩めて此方からも / ちゅ / 「昨晩も頑張ってたものね。偉い偉い、もう少しごろごろしてようか?」 / ちゃっかりとさらさらを堪能しつつ寄り添って )




  • No.4205 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 14:53:33 




( 穏やかに金色の瞳を緩ませているのだろう微笑みは眠気に負けて見逃してしまっていたけれど、遅れて与えられた唇の感覚は鮮明に脳に刻まれて / どくりと胸が強く鳴って、少しだけ赤い目の焦点が合う / 「……お腹減った」 / 正しくは減っていることを思い出した / どうしようかな、どれでもいいけれど / 街へデートかキッチンで料理か、はたまた / じ、と観察するように少し眺めてから / かみ、首元へ甘くやわく / 彼の気分を伺うついでに小腹を満たして )



  • No.4206 by 宝飾 周  2021-12-06 15:59:17 





( 少しずつ、少しずつ / 海の底で力を抜いて、水面へと浮かんでいくように / 綺麗な色 / 互いに観察していたら、動いたのはあちらだった / 「ん、…後で。まずはちゃんとしたご飯を食べてもらうよ。作り置きで申し訳ないけど、お味噌汁とか色々用意しておいたから」 / ぽふ / 後頭部に軽く触れ / 精神的な其れも勿論だけれど、それよりも不摂生が心配だった / はい / エスコートの片手を差し出して )




  • No.4207 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 16:26:15 




( 告げられた食事の用意の存在にぱっと顔上げ / 現金 / 「ほんとう? やった、周のお味噌汁」 / ぎゅむぎゅむ抱き締めて頬押し付けて / だってずっと食べたかった / 離れ際にほっぺにちゅっとキスしてから / ぐぐっと伸びて / 起きた / 片手を取って繋いで、隣 / 今即興で作ったごはんのうた口ずさみながら )



  • No.4208 by 宝飾 周  2021-12-06 17:13:10 





( 釣れた / チョロい、出かかった一言をぐっと堪え、可愛い可愛いと撫でてしまおう / そうと決まれば早速連行 / 素直に繋がれた片手、るんるんと跳ねる音符にアホ毛 / 幸せだと、いつものように感じていた / 「__よし。それじゃあ次、こっち温めて」 / タッパーから移したおかずを一つずつ並べていき / 豚肉と玉ねぎの炒めもの、カボチャのサラダ、白米、キャベツと溶き卵のお味噌汁 / 簡単にしたつもりでも、並べてみればそこそこ豪華なのではと / お箸とお茶も用意しなければ / 考えることが増えるのが楽しくて、無意識に表情が緩んでいた )




  • No.4209 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 17:52:39 




( 撫でられ / 愛する人に胃袋を掴まれた人間なんてこんなものである / 単純なのはきみの前だけなのでどうぞ許されたい / 「__りょーかい、任せて」 / 改めて電子レンジは文明の利器 / それにしてもあの忙しい日々の中でこれを作り貯めていたのだろうか / もはや才能だ / 冷蔵庫を覗く時間さえ作れなかったのが本当に惜しまれた / 最近の食生活を鑑みれば豪華どころの話ではないラインナップ / ぐきゅ、鳴ったのは腹か喉か / 準備を手早く終わらせてしまえば、いただきますが許される時間を今か今かと待ち侘びて / まてを食らったわんこ )



  • No.4210 by 宝飾 周  2021-12-06 18:53:41 





( 並ぶ、並ぶ / 皿数に比例して辺りを包むあたたかな香り / 食事は五感すべてで味わうものだとは何処で聞いた言葉だったか / そう、隣から聞こえる音でさえも / くすり / 「うん、完璧だ。お手伝いありがとうね、…それじゃあ、いただきます。」 / 対岸に腰を下ろして、揃いの両手を合わせ食前の祈りとし / 君とのご飯 / それだけで踊る心をやんわりと宥めつつ、恐らく一番に手が伸びるであろう汁物を一口 / なかなかの味わい / さて、相方の評価は )




  • No.4211 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 19:29:38 




( 笑われてしまった / 今更とはいえなんだか少し恥ずかしい / けれどもそれだけ好きなのだから仕方ないだろうと思う気持ちもあったりして、結局開き直った / 「ね、やっぱり俺の相棒が一番最高。……いただきます、」 / うむ / 食卓の状態に対して発されただろう言葉をするりと彼自身への評価にすり替えて / 静かに両手合わせて同じ言葉を口に / その瞬間だけ何かの儀式みたいだった / 予想通り、箸は真っ先に味噌汁へ / ず…、…ほぅ / 寒いから湯気がよく見えた / 「おいしい」 / 何かが緩んで、ぽろりと零れた言葉 / どうしてこんなに安心するんだろう / 今だからちゃんと糧にできるものの、食べたいと強く思うような辛いときに本当に食べてしまったら、きっと泣いてしまう / だからこそ / はぐ / 少し行儀が悪いけれど、炒め物をご飯の上に乗っけて一緒に食べると美味しかった / 噛み締めるように、けれど詰め込むように )



  • No.4212 by 宝飾 周  2021-12-06 20:02:30 





( 白い靄の向こうにぼやける顔が綻んでいくのが分かる / ありきたりな魔法はどうやらきちんと作用したらしい / 味噌を溶かす延長に心が溶けていくような / 豪快なそれもまた、正しくて美味しい食べ方 / 見つめていれば食事の途中にも関わらずお腹が鳴りそうになって / 危ない / 同じものを同じ時に食べると何だかすごく満ち足りた気分になる / 「ふふ、お気に召したかな。おかわりもあるからね」 / どうせなら自身の皿の上のそれまで全部あげてしまいたかったけれど / 一緒に食べる時間を無くすのはあまりに惜しいので、渡す代わりに箸を動かした / 旬のカボチャは何とも甘い / 時折目の前を見て、笑みを零して )




  • No.4213 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 22:04:13 




( もっきゅもっきゅと詰め込んで / リス / お代わり有りの情報に「む」頷いて / 美味しいものってすぐなくなる / ご飯を山盛りにして、お味噌汁を一杯ついで戻ってきて / 頬張る最中にふと目が合った / 自分が食べるのより俺が食べるところを見て満足する、今日の彼はそちらの傾向がいつもより強く出ているように思えた / がっつきすぎたかもしれない、けどまあ / にへ / 何にせよ彼が幸せそうなのはいいことだ / キャベツと卵の優しい甘さ )__ご馳走様でした。はあ、生き返った。エネルギー補給ってやっぱ大事だなあ( けぷ / 作り置きを見事全部喰らい尽くしてのこの台詞 / 今朝だって死にそうだと思っていた訳ではなかったけれど、満たされるとなんとなくそう思う / お陰でまた頑張れそう、ではあるけれど / シンクに食器運びながら所謂サザエさん症候群 / …これとお風呂済ませた後ベッドでもう少し甘やかして貰おう / 固く決意すれば「先入ってて」 / 洗い物は任せろー、と背中押し / 作ってもらった代わりに、ではありつつもその実早くいちゃつきたいためでもあった )



  • No.4214 by 宝飾 周  2021-12-06 22:27:58 





ごちそうさまでした。その通り、時間がなくても社員食堂を使うとか、上手いこと色んな素材を摂取すること。もちろん俺のご飯も、…いや、こっちはわざわざ言わなくたっていい気もするけど。 ( ふふんと満足顔 / 米粒のひとつに至るまで彼の糧になったのなら何よりだろう / ここぞとばかりに口を挟むのは大目に見ていただきたく / 全てが綺麗に運ばれたところで / 「え、…いいの?ありがとう、それじゃあお先に」 / ぱちくり / 少しばかり考えて、辿り着いた理由は彼の前者と同じもの / すり、頭の上へ僅かに頬を寄せてから / ほかほかになって帰ってこよう )




  • No.4215 by 漆戸 アゲハ  2021-12-06 23:13:41 




( 帰ってきた言葉に言葉詰まらせ / 食事に対する信頼の無さが透けて見える / 実際彼の心配は大当たりなのだが / 「う。善処します…」 / 苦い顔 / けど、まあ、最後のちょっと得意げな顔にきゅんとしたので、やるだけはやってみようと思った / ありがとうと言いながらこっちがお礼言いたくなるような可愛いことをさらっとやっていった背中を見送って / ちゃっちゃと済ませてしまおうと / ふんす、腕まくり )__うん、今日もふわふわだねえ( 色々と最速で終わらせて戻ってきた寝室 / ころりと二人で転げて髪をいじくっていた / 近くにいるだけで温かくて素晴らしい / 鼻先をつむじに埋めるようにして心地よさそうに両目細めて / セラピー )




  • No.4216 by 宝飾 周  2021-12-06 23:47:07 





そう言う君はさらさらだね。ふふ、触り心地が良くて大変結構 ( 戯れはお互いに / つるり、輪を纏う濡れ羽を梳いたり、編み込んで解いたり / 少し揺らすだけでもいい匂いがする / どうやら思うことは同じであるようで / 寄ってきた鼻先 / 「…好きだなあ、俺の髪」 / ぽつり / 此方とて人のことは言えないのだけれど )




  • No.4217 by 漆戸 アゲハ  2021-12-07 00:17:16 




でしょ、惚れ直してくれてもいいよ( ふふん、と鼻高に言ってみたりして / 自分では大した思い入れもないそれを、きみが気に入ってくれるという一点で大切にしている / 呟かれたそれに少し遅れて、考えるような唸り声 / 合ってるけど違う / 「……きみの髪って、温度とか匂いと一緒で、物理的にきみだって手っ取り早く身体が理解できる大きな要素で。きみがいるって思考を伴わずにわかるから、だから好き」 / 無論触り心地が素晴らしいのはその通りだけれど / そっと視線の高さ合わせるよう戻っては / ちゅ / 「きみが好きなんだ」 / 静かに穏やかに、何度目かの告白をした )



  • No.4218 by 宝飾 周  2021-12-07 00:38:11 





( 瞬きをした / 何となく、触っていたら落ち着くだとかそういうものかなと思っていたから / 「…君なら、少し触っただけで俺の髪の感触が分かりそうだものね。存在の認識か、なあるほど」 / 重なる緋色はすっかりと思考を伴い生を燃やしていた / 真っ直ぐで、美しくて / 羽のような軽さに反しどこまでも力強く / 「じゃあ、俺は大好きかな」 / ふ / きっと悪戯な顔をしていたと思う / 返した口付けを離す間際、やわやわと下唇を食んで / 君らしく言えば夜食というものに該当するだろうか )




  • No.4219 by 漆戸 アゲハ  2021-12-07 01:08:26 




( そんなに意外だっただろうか / 確かに始めはそれだけだったし、今でも触っていて落ち着くのは変わらないけれど / 楽しそうに、寧ろ年相応に笑うきみ / 少なくとも彼の中では、自分の方が相手のことを好きでいるという確信があるらしかった / 「そうかい」 / ふす / 何かを心得たと言わんばかりの顔で深い口付けを / 此方をにこにこと見るばかりであまり満たされなかっただろう彼の腹が少しでも満たされればいいと、少し粘着質に / お夜食を強請らなかった代わりに、この子を如何に満足させるかの一点だけを考えていた / 飢えているのとどちらが彼にとって苦しいだろうか )




  • No.4220 by 宝飾 周  2021-12-07 01:55:38 





だめだ、寝ちゃいそうだからおやすみだけ。ごめんね、もう少し君の顔を見ていたいんだけど。たくさん話せて嬉しかったよ。それに、君と食べるご飯はやっぱり美味しい。お休みの時間をくれてありがとうね。おやすみアゲハ、俺と一緒に幸せな夢を見て。明日からも頑張りすぎない程度に頑張ろうね。




  • No.4221 by 漆戸 アゲハ  2021-12-07 02:20:45 




ん、了解。こちらこそ、きみの貴重な一日、俺にくれてありがとう。前にお味噌汁食べたいって言ってたの、覚えててくれた上に叶えてくれて本当に嬉しかった。ふふ、そうだね、一緒に世界一楽しい夢を見よう。頑張り過ぎない…ふむ。なら、俺はきみと同じくらい頑張ることにするよ、ふふ。おやすみ周、俺のおひさま。愛してるよ。




  • No.4222 by 宝飾 周  2021-12-07 23:37:44 





( 補充した途端に足りなくなる / んん / 恐らく解決はしないんだろうなと、薄々思ってはいるけれど / そっと扉を開いたなら / 「ただいま、」 / その内側へ / いるかな )




  • No.4223 by 漆戸 アゲハ  2021-12-08 00:04:07 




( くて / 疲れているのに休むに休めない感覚 / だってまだ半分が帰ってきてない / とうとう一人では休息すらままならなくなってしまったらしい / あ / 「……おかえり、」 / ぱ / 自然と華やぐ表情 / すぐに距離を詰めて / ぎゅう / やっと息ができる )



  • No.4224 by 宝飾 周  2021-12-08 00:38:55 





( くっついた / 無意識のうちに頭を寄せていたのは本能か / 抱き締め返して、ひと呼吸 / 「うん。遅くなってごめんね、待っててくれてありがとう」/ 急速に癒やされていく / 己の三大欲求には彼の名前が捩じ込まれている気がした / ぽふ、ぽふ / 優しい背中のリズム )




  • No.4225 by 漆戸 アゲハ  2021-12-09 00:05:48 




( ぼふーん / 相棒の姿未確認のままベッドに / 多分いるだろうと目の前を抱き締めて擦り寄り / 「ただいま」 / 返事があったらキスしようって言いながら何となく決めた )



  • No.4226 by 宝飾 周  2021-12-09 00:33:25 





( わ / 揺れと重みを察知して、寝ぼけ眼をぱちりぱちり / 「おかえり、…派手な登場だね?」 / もぞもぞ動いて向き合うように / じい / お顔を見つめてみた )




  • No.4227 by 漆戸 アゲハ  2021-12-09 00:52:21 




( 好きな匂いと好きな温度 / 幸福度が急速に上昇していく / 此方を向いて覗いてくるお目目が眠たげで可愛かった / 決めた通りに、ちゅ / … / 2回、3回、 / 一回触れたらなんだかもう止められなくなってしまって / 「……おこしちゃった?」 / 指の数を越えた辺りでやっと自制が効くようになったらしく / 両頬に添えた手はそのまま、すりりと慈しむように指先で撫でながら / 申し訳ないとか反省の色よりも、愛おしいが全面に出てしまっている赤い瞳で尋ね )



  • No.4228 by 宝飾 周  2021-12-09 01:11:49 





( 次々に降ってくるそれを大人しく享受する他なかった / んん / 時折身動いだり、瞬いたりしながら / … / 覗き込んだ赤い瞳はなんとも分かりやすい色をしていた / 見ている此方の方が照れてしまうような / 「…起こしてほしかった。おかえりって言いたかったし、だからありがと」 / ぎゅっと腕を回し / 込み上げる欠伸を誤魔化すように肩口へ顔を埋め )




  • No.4229 by 漆戸 アゲハ  2021-12-09 23:38:20 




( ぐぬ / また寝てしまった / まだなんとかもってるけれども甘やかし足りないし好きも言い足りない / 軽く姿探しつつ寝室へ / 「ただいま」 / さて今日はどちらだろう )



  • No.4230 by 漆戸 アゲハ  2021-12-10 01:46:56 




__無事に帰ってるか、ちょっと不安だけど。多分寝ちゃった、んだよね、なら俺も早くそっちに行かなくちゃ。おやすみ周、どうかゆっくり休んで。……すきだよ、( ぽつり、祈るよう )



  • No.4231 by 宝飾 周  2021-12-10 23:33:11 





本当にごめん。一先ず帰ってこれたんだけど、目を開けていられる自信がなくて。今日はもう寝るね、昨晩顔を見せられなかったっていうのに申し訳無い。お察しの通りだと思うけどいろいろと立て込んでて、正直なところちょっと参ってるんだ。…ごめんね。君の心の安寧に影響が及んでしまうのが、すごく心苦しい。温かくしてしっかり休んで。それじゃあ一足先に、おやすみなさい。




  • No.4232 by 漆戸 アゲハ  2021-12-11 00:01:36 




ん、分かった、忙しいのに連絡ありがとね。ふは、だいぶキてるねえ、頑張ってる証拠だ。流石は周、相棒として俺も鼻が高いね( なでなでー / 速 )んー……そうだなあ。本当はサプライズにしようかとも思ってたんだけど。次のおやすみの日さ、ちょっと早いけど、遊園地でクリスマスデートしよ。ふふ、そうそう夢の国、ああ映画のテーマパークの方でもいいけど。来てく服とか回る場所とか、今から考えるの楽しいかなって。……元気出た?( 覗 / じい、 )嬉しくてもそうじゃなくても俺は今のとこきみを連れ回す気満々だし、今日も問答無用できみのこと抱き締めて寝ます、( ふふん / 横暴 )きみが生きて無事でいるのが分かったから、教えてもらったから、俺は大丈夫。辛く思う必要はないから、ちゃんと自分の心配してゆっくり休んで。おやすみ、愛してるよ( ぎゅむ、包み込んできみの頭を隠すように / つむじにちゅ )



  • No.4233 by 宝飾 周  2021-12-12 00:53:45 





多くを望んでるわけじゃない。ただ、好きな人とゆっくり話したいだけなんだけどね、すべきことを終えて玄関を開けると途端に眠気が襲ってきて。いっそ時間が取れるまでは距離を置こうかとも考えたんだけど、目処が立たない状態で放置するなんてしたくなかったから。…ふふ。君の提案はいつも素敵だよね、考えるだけで気分が上がるものばかりだ。ありがとう。途中で時間切れになったら、次の次のおやすみに持ち越してもいいしね。その場合は一日遅れのクリスマスになるわけだけど。計画を立てるなら、そうだなあ、少しでもまとめられるように地続きで話をした方がいいかな。もちろん、それとは別におやすみなんかの挨拶は大歓迎ってことで。…多分、日付を越えてから帰る日も多くなると思う。ごめんね、寝る場所は変わらず君の隣だから。あわよくばもう少しって気持ちはあるけど、言えないのはもっと嫌だから、これだけ先に。おやすみアゲハ。愛してるよ、息をつかせてくれてありがとう。 ( 双眸を垂らし / 伸ばした手が、何かを掴めますように )




  • No.4234 by 漆戸 アゲハ  2021-12-12 01:42:16 




まずはおかえり、今日も遅くまでよく頑張りました! ぎゅってさせてねー、っと。それだけ身体が休みたがってるってことだね、……ちょっと心配だなあ、本当に無理はしないでね。忙しいのに今日も帰ってきてくれてありがとう、……きみが辛いときにあんまり言うべきじゃないのかもしれないけど、きみが言葉をくれるお陰で毎日乗り切れてるところがあるからさ。本当に嬉しい。……っと、ごめん、俺次の次のおやすみ27日の認識だったんだけど、もしかしてずれちゃってるかな。26日、予定入ってて、……うわあごめんちゃんと確認するんだった! 持ち越すの賛成、なんだけど、ちゃんと描写しちゃうと2日使っても帰れるか分かんないから、いっそ当日にお互いやりたいシーンだけ書き殴ってぶつけるのもありかなとは思ってたり。デート絶対楽しいけど、折角休日なのにキスとかできないわけだしね、……耐えられるかな、( う / ぽそ )りょーかい、前もって教えてもらえるだけで結構気が楽だよ、ありがとうね。ふふ、毎日俺の隣で寝てくれるの? 嬉しいなあ……ん、俺も愛してる。おやすみって、言いたいけど言っちゃうと寝なくちゃいけないの難しいよね。俺もおやすみって返すけど、まだ話せそうなら続けてくれても大丈夫、……俺も起きてられるか分かんないけど。おやすみ周、きみに少しでも何かできたのならよかった、本当に。( 同じように手を伸ばして、指を絡めて / お日様の目の、端っこにキスをした / 大好きなひと )




  • No.4235 by 宝飾 周  2021-12-13 01:10:37 





ただいま、君もお疲れ様。心配…まあ、そうだよね。俺も君の立場なら同じ言葉を掛けるだろうし。倒れないようにきちんと調整する。ありがとうね、君の言葉で元気になってるのは俺も同じだよ。……んん、……いや、多分俺のうっかりミスだ。本当にごめん、余裕の無さが色々なところに影響してるね。ちょっと落ち着かなきゃ。やりたいところだけ、…うん、いいね。特に制限も設けずに気楽な感じで、ぶつ切りでもいいからぽんぽんと。クリスマスツリーのオーナメントみたいに、後から全部纏めて眺めれば素敵なデートになって映るんじゃないかな。もしそうするとしたら共通認識としてなにが必要だろう。服装?あそこではたしか、耳みたいなものをつけるとより楽しめるんだよね?誰かからそんな話を聞いた覚えがある。ふふ、こうやって少しずつ話が進んでいくの、楽しいな。ありがとうね。…そうだなあ、お家に帰るまできちんと我慢できるように、毎日キスをしようか。なんて、言わなくたってやってるんだけど。おやすみアゲハ、良い夢を。大好きな君の眠りが安らぎに満ちたものでありますように。( 頬に両手を滑らせて / 静かに贈ったのは祈りに似た口付け / ふっと笑み掛けたなら、光の沈む水平線の向こうまで )




  • No.4236 by 漆戸 アゲハ  2021-12-13 01:38:59 




とりあえず挨拶だけ。おかえり周、帰ってきてくれてありがとう。お陰で今日もちゃんと眠れそうだ、いつもお世話になってます( むぎゅー / すり… )ン、……うん、おやすみなさい。寝てる間にくっついてたら、きみの疲れもストレスも、半分こできるよね( 重なるくちびる / ずっとこのままがいいのにって思った / 離れたあとも暫く添えられた手を逃がさないで、頬擦り寄せて甘え / 瞼がお日様を隠してしまったら、沢山働いたあとだろう頭のスイッチを切るみたいに額にキスをひとつ / 労わるように、意識が完全に途絶えるその瞬間までふわふわ頭を撫で続けながら )



  • No.4237 by 宝飾 周  2021-12-13 23:25:35 





( 扉を開けて、片付けをして / そしたら最短距離で会いに行こう / 多分寝室、いなくても待つ場所はそこがいい / 「ただいま」 / 数歩先へ見えるベッドに向かって )




  • No.4238 by 漆戸 アゲハ  2021-12-14 00:38:03 




( 頭が重たい / 煩わしいことを全部済ませたら、早くきみに会いたいというただ一つの思考が残った / ぼふ / 靴があった、匂いがする / ぎゅううと自分のものだと主張するようにきつく抱き締めて / 「ただいま、…おかえり」 / ぐり、頭埋め )



  • No.4239 by 漆戸 アゲハ  2021-12-14 21:21:17 





うん、そうして。きみがきみのことを大事にしてくれるなら俺も安心だ。……んーまあ、年末が近い日なのがラッキーだったね、よかった。大丈夫だから謝らないで、……そうだ、年末年始だけど、俺は30、31と2日にお休み取れたよ。被ってるといいなあ……( ぽわ )そうそう! 返したいなって思ったらレスポンスと、新しく入れたいシーンとで分けてもいいし。迷走するかもだけど自由にやろ、俺たちの十八番だ( ふへへ )おお、箱入りの周くんもそれは知ってたかあ。耳のついたカチューシャの他にも、ぬいぐるみみたいな帽子とか、この時期ならフード付きのマフラーとかあるんだよ。きっと寒いだろうしふわふわのやつを買ってあげよう、プーさんの。……うん可愛い( うむ / 脳内で相手の頭上に乗っけて )あとね、イメージコーデっていうのかな。コスプレって程じゃあないけど、コーディネートを特定のキャラクターに寄せる、みたいなのをするのもいいかなって。きみと対になるキャラの格好するの楽しそう。チップとデールとか、ズートピアとか。プリンセスと王子もいいな( ほわほわ / 多 )あとこれはちょっとずれるけど、もし西のほう行くなら俺はきみにハリーポッターのエリアでハッフルパフのローブ着せて杖持たせる、断言する( 強く頷き )お、思わぬ所で素晴らしい言質がとれちゃった。けどやっぱり反動はありそうだと思うんだよね、年末は多分ずっとひっつき虫かも。デート終わったら少しずつ掃除とか始めておいて、一緒に休める日はただごろごろしてたいなあ、なんて。
ともあれ、久々に早く帰ってこられたし、待ってる間何か作ってようかな。夜道に気を付けて、慌てずに帰っておいで。ちゃんと温かくしてるから、帰ってきたらぎゅってさせてね。( ふふ / 隻手ひらり )



  • No.4240 by 宝飾 周  2021-12-15 03:34:45 





うう、ん。…お返事、楽しみながら考えてる間に、うっかり寝ちゃったみたいだ。ごめんね。それとただいま。27日なんだけどさ、夕方くらいには帰ってこれるように調整できたから、少しだけ待っててもらっていいかな。それと、年末は…そうだなあ、たぶん31日は大丈夫だと思うんだけど。君と過ごせる時間が多いに越したことはないし、30日もお休みだといいな。ともあれ教えてくれてありがとうね ( こく、 ) 欲張りすぎてうっかり全部に返したくなりそうだから、そこだけ気を付ける。へえ…なんだか想像以上にいろいろあるみたいだね?特別に君の着せ替え人形になろうか。ふふ、なんて。イメージコーデみたいなのは俺が調べた情報のなかにも出てきて気になってたんだよね。どれも君に似合いそうで迷うけど、季節柄を考えて暖かそうなやつって考えると……あった。この、ダッフィーっていうキャラクターとその仲間とかいいかもしれないなって思った。どの子を選んでもコートとか厚手の服が似合いそうだし。ほら、このステラ・ルーって子なんかは誰かさんとお揃いの赤い目をしてるよ ( 端末の画像を見せ / 指差しくすり ) ふふ、野望があるようなら次回はそっちにも行きたいね。君はグリフィンドールでしょう?…いや、待てよ、あえて他の寮っていうのも… ( ぶつぶつ、 / 似た者同士 ) ひっつき虫なら大歓迎。なんにも考えずにのんびり過ごそう、きっとそういう時間も必要だから。…と、ついつい喋り過ぎちゃったね。外の世界が光に染まるにはまだ少し早いようだから、君の隣でもう一度眠ることにするよ。おやすみアゲハ、いい夢を。君が健康でありますように。




  • No.4241 by 漆戸 アゲハ  2021-12-16 00:14:52 




ただいま。気がついたらデート前日で凄い嬉しいけどびっくりしてる、12月ってあっという間だなあ。ええ、それほんと? きみと少しでも長くいられるなら嬉しい、けど無理してくれたとかじゃないかってちょっと心配だ。俺も26日、できるだけ早く帰ってこれるように頑張るね、……けど多分、今日よりちょっと早い、くらいの時間だろうなあ、( しょ )おっけ、少なくとも一日は一緒にいられる! ……ああ、嬉しくてとろとろしてきた、眠( 欠伸、 )嗚呼それはお互い様だ、俺も気をつけないと。……ええ……ちょっと待って、可愛いがすぎる……( 目元に手 / キャラクターが、ではあるがそれ以上に、それを選ぶ彼が / 甘く痛んだ胸が落ち着いたら後ろから覗き込んでいた体勢のままぎゅうっと抱き締めて / 愛が溢れる )……流石にスカートは持ってないけど、それっぽくできそうではあるからいいよ。きみは……じゃあ、この猫の子にしてよ、ジェラトーニ( むぎゅっと顔近ずけて同じ画面見ながら / うさ耳を装備するのだから相手の猫耳くらいの対価があってもいいだろう / うむ )ふふ、そっちもまた行こうね。__さて、今日はどっちが先かな。きみの帰りがあんまり遅くなければいいけど。( うむ / きょろり )



  • No.4242 by 宝飾 周  2021-12-16 02:09:08 





おかえり、それとただいま。本当だよね、カレンダーを捲って最後の月だなんて感慨に浸ったのが昨日のことのように思えるよ。ふふ、まあ、俺がやりたくてやってることだから。気にしない気にしない。……、 ( くぁ、ふるふる / 頭を振って誤魔化し / 欠伸は得てしてうつるもの ) うん?まあ、君も可愛らしい…というよりは綺麗寄りだけど、似合わない顔立ちをしているわけではないし大丈夫だと思うよ。この帽子の子ね。了解、お安い御用だ。…ふふ、普段は選ばない色合いだし、二人とも新鮮な感じになりそう。楽しみだな ( 振り向いた先へ甘く笑み掛けて / つん / 額をつついてみた ) どうだろう、案外似たような時間だったかも?お返事がのんびりで申し訳ないね、考えをそのまま連ねてたらとんでもない長さになっちゃうから。こんな時間だし今日はもう寝るね。おやすみアゲハ、また明日。夢から目覚めたら、ゲートをくぐって真昼の夢を見に行こう。きっと幸せな時間が過ごせるよ。ああ、楽しみ。 ( ちゅ / おやすみの口付けを送って目を瞑り / 口角を緩めるには早すぎるだろうか )




  • No.4243 by 漆戸 アゲハ  2021-12-16 08:59:05 




……ちょっと可愛すぎるか( ぐぬ… / 鏡の前 / ラベンダーに淡いブルー / 黒い髪を巻いて一部編み込んで纏めて / 顔立ちのキツさを和らげようと少し手を加えたら大分フェミニンに寄ってしまった / 学院の生徒をうっかり落とせてしまうかもしれない / 「周、周ー」 / 判定員呼びつつ彼のもとへ )



  • No.4244 by 宝飾 周  2021-12-16 12:50:26 





……ごめんね、ちょっと失礼 ( 立派な門の手前、少しばかりの待機列 / 真隣の肩へミントグリーンのセーターを纏った腕が伸び / ぐいと引き寄せれば淡い香水が薫った気がする / さて / にこり、斜め後ろの男性客へいい笑顔を向けてやれば声掛けのタイミングを窺う口が完全に塞がれた様子 / 油断も隙も無いのだから / 此方を見上げる赤色になんとなく、と言い訳を添えつつ回した手はそのままに / もう少しこのまま格好付けていたい気分だった )




  • No.4245 by 漆戸 アゲハ  2021-12-16 13:25:26 




……大丈夫? 人多いよね、疲れちゃった?( 狙い通り売店でカチューシャ装備したのち / 記念すべき第一回相棒着せ替え大会が開催されたのは余談 / 人でごった返した古い時代のアメリカの街並みを歩く最中 / よもや己へのナンパを尽く返り討ちにする激務に身を投じているとは思いもよらず / やっぱり家で休んでた方がよかったかな、 / 心配そうに眉寄せて覗き込んでは / 「ん、」 / 食べ歩き用に売ってたチュロス / 食べかけ / 照れもせず当然みたいな顔であーん )



  • No.4246 by 宝飾 周  2021-12-16 14:02:17 





__あ、アゲハ、ストップ。さっきの写真の人が食べてたのってあれだよね? ( 袖をくいと引いて / 指差す先には緑色、3個入りのおまんじゅう / 待ち時間に定番のフォトスポットを検索していた際見つけたシロモノ / チュロスにターキーに、時に半分こしながらお腹を満たして回復はしたものの、食べ盛りの胃袋にはまだ余裕があるようで / 「折角だし、俺達も同じポーズで撮ろうよ」 / 思い出なら多ければ多い方がいい / そうと決まれば並びに行こう / 肩に下げた猫のパスケースが楽しげに揺れて )




  • No.4247 by 漆戸 アゲハ  2021-12-16 14:38:59 




でっかいベイマックスだあ~!! 可愛い!( こっそり撮っていた相棒の食事シーンフォルダにみどりの三つ目を咥えたそれが追加され / ロック画面候補が増える増える / 道なりに進んだところのアトラクションにて / 二人乗りライドの驚きの近さにちょっぴり照れるのを隠したりしたあとの売店にて / お目目きらっきら / 巨大なぬいぐるみに吸い込まれていく蝶々 / むぎゅう / ほわ… / ケアロボットの本領発揮 / すぐそこにいるだろう相手を振り返って / 連れて帰っちゃだめかきいてみよう )



  • No.4248 by 宝飾 周  2021-12-16 15:17:56 





( 君が可愛い、と呟くのをなんとか堪え、帰る前にお迎えしに来ようねと説得を / 身軽さへの配慮はできるものの相棒への甘さは控える事ができなかった / まだまだ増えるような気がしないでもないが / ところ変わって世界一有名なネズミの拠点 / お隣さんのガールフレンドの家で井戸にコインを投げたり、ごっこ遊びの茶番を楽しんだりと存分にきゃっきゃしてから満を持して / 「えっと、…初めまして」 / ぺこ… / この方面に疎い己でも知っている有名人の登場に思わず頭が下がり / スタッフからの評判も良い完璧な30度 / 顔を上げるのと同時に、真隣から笑い声が上がった気がする )




  • No.4249 by 漆戸 アゲハ  2021-12-16 16:14:33 




( ぺっこりとお辞儀し合っている相棒と着ぐるみにそりゃもうひいひい笑って / ちょっと涙目 / 腹筋がつる心配と息ができない心配を同時にする羽目になった / やや困惑しながらも笑顔で対応してくれるキャストさんに謝りながらカメラ渡して / ぱしゃ / 良い1枚 // 笑い疲れて減ったお腹をポップコーンで満たしつつ / やって来ましたハニーハント、そのお隣 / お目当てのものみつけてはちょいちょいとつっつき / 頭のお耳を失礼して、代わりにファンキャップ被せ / 仕上げにぬいぐるみ持たせて完成 / 「うん」 / 何か納得したらしい / 来る前からこうなると十分に分かっていたけど実際本当に似合ってて可愛かった / 回収してレジへたったか / 下手にお金があるから尚のこといけない )




  • No.4250 by 宝飾 周  2021-12-16 17:00:17 





( 直ぐ様お買上げされたそれは一先ずアトラクションを降りるまでつけておいた / キャストさんに褒められた時、己より先に自慢気な顔を浮かべるコーディネーターが可愛くて / 思った通りと言うべきか手土産が増える増える / 帰ってからも楽しめそうだなと荷物置き場にそれらを乗せながら / はしゃぎ倒した後は休憩がてら幻想的な船旅へ / 小さな世界に響く子ども達の歌声が心地良い / CD音源にすらなり得る君とのハミング / ふと、上を見上げると / 「__!ねえ、あれって、」 / 丸くなった黄金が探し出した、お辞儀をし合った彼のシンボルマーク )




  • No.4251 by 漆戸 アゲハ  2021-12-16 18:15:55 




( 月も太陽もひとつだけで、笑顔は誰にとっても共通して親愛を意味するから、山が隔てて海が広がっていようとも世界は結局狭いのだと / 明るいだけのようで考えさせられる名曲 / そっときみの片手に手のひらを重ねた / 室内で少し暗いから、きっと誰にも分からないだろう / かけられた声に見事なはてなマーク / あれってどれだ / 指し示す方向を吟味して目を凝らしてみれば / ! / 通り過ぎるぎりぎりで言わんとすることを理解 / 隠れ / 見つけたからなんかいいことあるかもね、と、手の甲をするりと撫でておいた / ハートの女王の宴会場でちゃんとしたご飯 / 「パレード、時間近いけどどうしよっか。西側全然行けてないし、そっち回る? 」 / 一日あっても広さには勝てない / メインディッシュを3分の1ほど切り分けて相手のお皿へ乗せながら / シェアするのが当たり前になってきている )




  • No.4252 by 宝飾 周  2021-12-16 18:59:38 





( ありがとうと礼を述べれば乗せられたそれと同じだけの量を此方からも / 分け合って、感想だってつけられると知ってからは興味関心と選択肢の幅が広がった気がする / こっちも美味しい / 「うーん、…どうせならパレードを見たいな。定期的に内容が変わるんでしょう?次に来た時、同じアトラクションには乗れても同じパレードはお目にかかれないかもしれないから」 / こく / 夢見の回数は決められているわけじゃない / 未来を疑わないからこそ、今の景色を今の君と / 外に出るとすっかりと日が落ちていた / いい場所を見つけたいな / 経路を確認すれば袖を引いて )




  • No.4253 by 漆戸 アゲハ  2021-12-16 20:01:01 




( ぱちり、…ぱち / これだからこの子は / 己にはない強さを目の当たりにして、それに乗っかるみたいに頼りなく微笑んだ / 信じられなくても、そうであれと願っていた / ぱちん、両手 / ご馳走様でした / 周程ではないがなかなかやりおる、と謎の上からレポ / 冬の夜は早い / さっきまで明るかったのが嘘のように / 一緒に見たマップと服を引かれる方向から言わずとも考えは同じらしいと / 道中ホットドリンクを二人分購入して / 普段からお世話になっている二人一緒にくるまれるブランケットを自分と隣の膝の上に / 手袋をしていても冷える指先に気休めながらはあっと息を吐き / さすさす / 喧騒の中にあっても、近づいてくる音がかすかに分かった / … / 「デート、付き合ってくれてありがとね」 / する、 / 寒さを言い訳にして少しだけ近付いて )




  • No.4254 by 宝飾 周  2021-12-16 21:39:29 





( 光と音、色、動き / 純粋な楽しさがぎゅっと詰まったおもちゃ箱のようなショータイム / ブランケットの下で手を握って / 凄い凄いと笑顔になって / あの演出は自分達のライブでも取り入れたいだとか、ほんの少しいつもの癖が覗いてしまったのは反省点だけれど / 輝きに満ちた数分間は一秒であり永遠であった / / 「最後に此処で写真撮らない?」 / 言い出したのは此方から / お目当てのもの全部買い込んで、両手をいっぱいいっぱいにした状態で / 荷物を置くのは面倒かもしれないし、カメラロールは既にいっぱいになっているけれど / でも / ちらり、顔を向けた先にそびえるシンデレラのお城 / こんなに綺麗なんだもの / 細い首が縦に振られたなら、いそいそと準備をして / 自撮りの練習を始めて気付いたのだが、己の腕は案外とこういう場で役に立つらしい / はいチーズ / より詳しい相棒が夜間モードに設定してくれたお陰でなかなかいい写真が撮れた / 満足 / 心からのありがとうを伝えて、荷物を持ち直して、足を踏み出す直前に / 「デート、今度は俺が誘うね」 / 多分ちょっとだけ子どもっぽい笑顔になった / 手が空いていたらきっと繋いでしまうから、今だけは大量のお土産に感謝しないといけないのかもしれない )




  • No.4255 by 漆戸 アゲハ  2021-12-17 00:09:57 




( たとえ錯覚だったとしても掛けられた側がそう信じたのならばそれはもう魔法で、この世界に魔法は存在する / ただの子供になって夢中になって / ふと盗み見た顔には星が散っていて、ああ今日という日は一生の思い出になるのだなと他人事のように悟ったのだった // 巨大ベイマックス人形はなんと売れてしまっていた / しょんぼりしたり買い込んだり相棒を飾り付けたりして、あっという間に閉園間近 / ああそういえば撮っていなかったか / 顔色が良くなさそうなのを心配していた道 / 頷いて、カメラの設定を少し弄らせてもらって / ぱしゃりツーショット / ライトアップが美しく映えていた / よいせ、と全ての取っ手に指を引っ掛けていると / 次の約束 / ふにゃふにゃと笑って「楽しみにしてる」と、素直に答えておいた / ああ、しあわせだ // ……うと、ぱち / バスの中で船を漕ぎ / 寝そう、その前に / エンジンの音しかしない車内で会話は目立つから、耳元でこそこそと「たのしかった?」 / 肯定が返ってくればぺかりと笑って / 頭上と足元に預けたお陰で空いた手に無音で口付けた / 愛してる / 緩く絡めて、今度こそ眠りに誘われ )




遅くなってごめんね、途中から凄い眠くなっちゃって。多分もたないからこっちで挨拶、おやすみ周、今日は本当にありがとう。…、また、遊びに、来ようね。……ふふ、言えたよ、褒めて、なんて。ああでも、ちゅうしないと物足りないから今する、__……ん。それじゃあ、一緒にいい夢見ようね、先に行ってる。




  • No.4256 by 宝飾 周  2021-12-17 02:52:31 





終わり方を考えてたんだけどね。君があんまり綺麗に纏めてくれるから、なかなか思い浮かばなくって。うん**ねくり回してるうちに寝ちゃってた、…ふふ、偉い偉い。よくぞ言ってくれました。今日は本当にありがとうね、好きだよ。…この返答は多分、脈絡は無いけど間違いではないはず。おやすみアゲハ。あのね、本当に楽しかったんだ。また行こう。何回でも。




  • No.4257 by 漆戸 アゲハ  2021-12-18 00:03:34 




( 急ぎ足でベッドへ / 寒い寒い / 布団被って蛹の体勢 / 相手がいるなら本人、いなければ枕をひしっと抱き締めて / すぅーー、はぁ / そのままそこにぐりぐりと頭埋めて )



  • No.4258 by 宝飾 周  2021-12-18 00:59:46 





( ぱち、 / 背中に何かが擦り付けられている感覚 / 腕の中で器用に反転して、此方からも抱き締めるように / 「おかえり」 / ぎゅっと / 彼の為に溜め込んだ熱を、彼の為に使わねばならなかった )




  • No.4259 by 漆戸 アゲハ  2021-12-18 01:33:25 




( きみのにおい / 頭の中が幸福で満たされる / それでようやく心がスイッチを切って / 同じ布団に入って抱き着くだけで十二分に暖は取れたけれど、抱き締められたときの温もりはその比じゃない / 温かいぶん冷たい指で触れるのが忍びなくて、ほんの一瞬だけ頬に添えて此方を向いてもらった / ちう、ちゅ、ぺろ… / 唇、舌でさえ温度が違う / 本当にお日様みたいなひとだ / 「ただいま。周、ぬくいね」 / 何度かキスしてから漸く / 行儀が悪い )



  • No.4260 by 宝飾 周  2021-12-18 23:21:14 





( 本日の目標は逃げ癖のある両手を捕まえること / それとやはりおやすみを言うのは諦められない / 決意に満ちた顔で寝室の扉を開き / 「ただいま、」 / もしかしたらその反対かもしれないけれど / さてはて、視線の先に映るのは空のベッドか、それとも蛹か )




  • No.4261 by 漆戸 アゲハ  2021-12-18 23:45:05 




( お / 起き上がって被っていた布団の彼側を大きく捲り / 「おかえり」 / 意識せずとも緩む表情 / 迎え入れられたなら布団と腕で包みこもう / 長らくいた訳ではないから、彼の方が余程温かくて / 末端で触れたら驚かせてしまいそうだ / 心臓の音を聞くように胸元に頭近付けて )



  • No.4262 by 宝飾 周  2021-12-19 01:01:47 





( 引力が働いているかのように自然と身体が収まって / 直ぐ様此方を包む温もりに相好を崩し / 近付く頭を受け入れつつ、後ろ手で冷えた手指をやんわりと捕まえて / 「あっためないと、ね」 / ぎゅ、にぎにぎ / 口元に寄せて、息を吹きかけて )




  • No.4263 by 漆戸 アゲハ  2021-12-19 23:50:29 




( 手 / ぐっぱ / 朝までずっと繋いであっためてくれていた / きゅうと胸が絞まる / 愛しいと語る目で少しの間指先見詰めて / ああ、会いたい / 「ただいま、」 / 寝室覗いて )



こっちでも失礼! 寝るつもりはないけど寝ちゃったら困るから言っとく、1月のお休み決ーめよー。来月も多分平日の方が開けやすいと思う、良かったら参考にしてほしいな。



  • No.4264 by 宝飾 周  2021-12-20 20:11:24 





今日も遅くなりそうだから簡単に。昨晩は顔見せられなくてごめんね、帰ってきてすぐに寝ちゃったみたいで。今日も日付は越えちゃうと思うから、先に寝てて。必ず君の所に戻ってくる。1月についてだけど…ううん、実はかなり立て込んでて。24日か27日、もしくは31日。開けられるとしたらこのうちの1日なんだけど、どうかな。せっかく提案してくれたのに候補が少なくて申し訳ないね。うまく時間が合えばいいんだけど。




  • No.4265 by 漆戸 アゲハ  2021-12-21 01:03:43 




了解、教えてくれてありがとうね。ん、先にベッドには入ってるよ。けど俺、今日は夜中の2時過ぎくらいまでは余裕で起きてるから、もし負担じゃなかったら帰ってきたって声かけてくれると嬉しい。その後すぐに寝ちゃってもいいからさ、……ね( ちら / あざとく )おやすみ候補日もありがとう。この中なら、24日がほぼ確実に休めるから、きみの都合が悪くなければこの日にしようか。ふふ、年明けてからの3ヶ月って何かと忙しいもんね。そんな中できみの貴重な時間を丸一日貰えるのって、凄く恵まれてる。嬉しいよ、ありがと( ふへ )それじゃあ、気をつけて帰っておいで。



  • No.4266 by 宝飾 周  2021-12-21 01:59:03 





ただいま、遅くなってごめん。24日ね、了解したよ。都合があったみたいでよかった、ありがとう、…君は心を軽くさせるのがうまいよね ( じ ) もうちょっとまともなことを話したいんだけど、また時間のあるときに。目を開けていられる自信がないからおやすみを言わせて。おやすみアゲハ、好きだよ、一緒に寝て。君と同じ夢がみたい。




  • No.4267 by 漆戸 アゲハ  2021-12-21 23:06:24 




……、( ぐうう / 悔 / 絶対に起きていられる自信があったのに、声が聞こえた途端にびっくりするくらいコロっと / 自分の頭がチョロすぎる / 同じ時間に眠れたことは良かったけれど / 今日はお迎えできるかな / あのふわふわを撫でる脳内シュミレーションは完璧なのだった )



  • No.4268 by 漆戸 アゲハ  2021-12-23 13:52:56 




待ってる間に寝ちゃった、ごめんね。無理してないかな、ちゃんと休めてるかな。あと4日で少し話せるし、一週間頑張ればゆっくりできるよ、……ふふ、うん、自分に言い聞かせてる。忙しいと思うけど、できるだけ、俺の代わりに俺の相棒のこと、大事にしてあげて。約束。それじゃあ、お昼からも頑張ろう、応援してるよ。



  • No.4269 by 宝飾 周  2021-12-23 22:16:38 





ごめん、今日も帰れない。明日は遅くなる、明後日は、…帰れる、かも。断言はできないけど。…こんなこと言ったら君は怒るかもしれないし、自分勝手で失礼だとは思うけど、待たなくたっていいんだからね。それじゃあ、もう少し頑張ってくる。動いたぶんだけゆっくりお休み。



  • No.4270 by 漆戸 アゲハ  2021-12-24 00:13:35 




__良かった、いきてた。……うん、うん。教えてくれてありがとう、分かってるとちょっと安心するよ、やっぱり。ふふ、休みまで詰め込まれてるって感じだなあ。
……、怒るかもって分かってて言っちゃうくらいの思考力の低下を齎す程度には、きみの脳はストレスを受けているようだよ、ちゃんと休憩とってる? きみにそう言われてすんなり止められるくらいの想いなら、俺だってこんなに苦しんでないんだよ、おばかさん。こちとら昨日の朝からきみの生存を危ぶんでるんだからな。今回は連絡くれたことに免じて怒らないでいるけど、素面で言い放ったなら喧嘩だよ、覚えておいで。
……大丈夫、別に義理で無理して待ってる訳じゃない。きみが恋しくてしょうがないだけなんだ、自分でもどうしようもないから、きみが責任を感じることはないんだよ。まあどうしても重荷になるようなら、上手いこと隠して嘘つきになることもやぶさかじゃないけど。選ばせてあげる、どっちがいい?
とはいえ、今日はきみがきっと断腸の思いで帰れないって言ってくれたんだろうから、素直に寝ようかな。おやすみ周、今日も大好き。これの返事はいらない、質問してるけどそれも暇があって気が向いたときに答えてくれたらいい。だから明日はただいまって、それだけでいいから、聞かせて。それじゃあ、先に夢で待ってるよ。



  • No.4271 by 漆戸 アゲハ  2021-12-25 02:40:03 




[食卓の上に昨年飾った小さなツリー、小箱、メッセージカード。Sウェーブ、ピンクゴールドのシンプルな指輪]






  Merry Christmas, My love

 Please let me stay with you



                  」


  • No.4272 by 宝飾 周  2021-12-25 06:33:42 





同じものを渡せないのは自分が納得できないんだ。比重の偏ったシーソーじゃ楽しく遊べないでしょう?君が10くれたとして、今の俺は1も返せてる自信がない。…端的に言えば怒ってるんだよ。俺自身に。ただでさえ働かない頭が余計に働かなくなるし、大好きな君の言葉を潰してる気がして、そんな自分に嫌気がさす。何回謝っても足りないくらい酷いことをしてるなって、思う。待たなくていいって言ったのは、待たせるのが申し訳無いって気持ちから生まれた俺のエゴだ。本当にごめん。…クリスマスにする話じゃないよね。帰ったらそのまま寝ちゃって、だからこんな時間になるんだけど、ただいま。それから行ってきます。……プレゼント、ありがとう。もっと、それに相応しい気持ちの時に開けたいから、暫く飾ったままにしておいてもいいかな。俺も何か考えておくね。




  • No.4273 by 漆戸 アゲハ  2021-12-25 08:40:19 




おかえり、……いってらっしゃい。笑顔で見送れなくて悪いね。ちょっと今頭の中がぐちゃぐちゃなんだ、だからあんまりオブラートに包めないし大人になれない、ごめんね。きっときみを傷付ける。けどひとつだけ、……きみは勘違いしてるよ。シーソーで遊びたいなら俺を追い払わなくちゃ。なぜって、俺は平均台を伝ってきみの側にくるような人間だから。それじゃあ今日も頑張って。辛いだろうし無理して帰ってこようとしなくて大丈夫だよ。食卓の上は申し訳ないけど俺の精神衛生上片付けさせてもらうね、目に入るだけで悪心がやまない。きみの気持ちが“相応しく”なるまではちゃんと捨てるのを我慢するから、許して。……あんなもの、買わなければよかった。




  • No.4274 by 宝飾 周  2021-12-26 20:10:10 





あのね。現状が改善されない限り、また同じような日々が続いてゆっくり崩れていくと思うから。暫く時間を開けさせてもらってもいいかい。落ち着くまで、…っていうのは具体性がなくて不安かな。それならひとまず、来月の23日まで。自分のことばっかりで君のことを全然考えられていないとは思うけど、ちゃんと寝て、改めて君に吐いた言葉を見ると、自分でも異常だなって感じてさ。このまま心が磨り減って、君の顔が歪むことが増えたなら、自分自身への不審感が募って悪循環になるんじゃないかって。俺はきっと、少し落ち着かないといけない。…君は何ひとつ悪くないんだよ。本当に全部、こっちの問題。好きなのも、愛してるのも、なんにも変わんないのにな。…疲れてるだろうに、疲れる話をしちゃってごめんね。それと、そんなことを言わせてごめん。まだ仕事中だったら、気を付けて帰っておいで。




  • No.4275 by 漆戸 アゲハ  2021-12-26 23:15:00 




ただいま。ごめんね、結局あんまり早く帰ってこられなくて。飲み込むのにちょっと時間かかっちゃった。返事書くけど、絶対長くなるからちょっと待ってて。……良かったら、抱きしめてもいいかな。



  • No.4276 by 漆戸 アゲハ  2021-12-27 01:09:09 





__うん、その調子だとちゃんと眠れたのかな、よかった。
結論を先に言うとok、分かったってなる、細かい擦り合わせはお願いしたいけどね。……いやまあ本音をいうなら盛大に喚き散らしたくはあるよ、離れたくないもの。結局俺が認めようと認めまいときみが来ないなら来ない、ができるからっていうのはあるけど、それを抜きにしても了承してるって思ってくれて大丈夫。
きみの心が乱れていて落ち着く暇がない、っていうのは要因のひとつだろうけど、俺は俺で原因を見つけててね。俺、誰かに寄り添うとか気遣うとかって、あんまり得意じゃないんだ。基本的に自意識で生きてるから。……いつだったかな、俺が遅くなったり、帰れなかったりした日に、きみがお夜食作ってくれたでしょ。そういう距離と、思い遣りとを、俺はきみにあげられない。だから、時間に助けてもらうってことだ、分かりやすい。……ごめんね、力不足な相棒で。
ええとそれで、訊かなきゃいけないことが色々あって。まず確認したいことがひとつ、前に話そうって言ってた明日、というか今日の夜と、30、31はどうするのかってこと。次に相談したいことがひとつ。再来月、もし予定を擦り合わせて共通の休日を作るなら、24に聞くのではちょっと間に合わないかもしれなくて。なるたけ早く、できれば18くらいまでに候補日が聞けたら嬉しいんだけど、どうしようか。無論必要ない、作りたくないなら大丈夫だからね。最後、一ヶ月会わない上で俺がなんとかやっていくために、よかったら許可してほしいなってこと、要するに我儘がふたつ。ひとつめ、……申し訳なくて言いづらいんだけど、俺の心が限界になったら浮上を許してほしい。多分きみの枕吸うとかかな、何か適当に投げると思うけど放っておいてくれて全然大丈夫だから。そりゃ構ってくれたら泣いて喜ぶけど。ふたつめ、期間中に俺たちの作品を何か書かないと正直やってられないから、好きに動かしていいって許可がほしくて。目に触れないところでも、勝手に描写されるの嫌だったら蹴ってくれていいからね。
そんなこと言わせて、って、どの発言に対する言葉か分からないけど、俺の方こそごめん。朝は感情的になると何書くか分かんないからやめとけばよかった、お陰できみに不要に嫌な思いをさせたね。本当にごめん。……そうだ、あと、自制も兼ねて宣言させて。きみがいないからって浮気はしない、……で、伝わるかな。兎に角そういうこと、ちゃんとした言葉がほしければ解説する。それじゃあおやすみ、……ふふ、そうだね、俺たちは少し眠るだけだ。どうか、どうか、俺のいない幸せな夢を。



  • No.4277 by 宝飾 周  2021-12-27 22:58:26 





ありがとう。本当に。…ひとつ、勘違いしないでほしいのは、離れたいから距離を置くんじゃなくて、離れたくないから距離を置くんだってこと。未来を描くために、少し立ち止まって俺自身を取り戻したい。大好きだよ。それだけはどうか、覚えておいて。それと、君は君が考えてる以上に俺を気遣ってくれてるし、それに助けられてるから。できてないだとか力不足とか、そんなことはない。断じて。自分を損なわないで、…俺はそこが、少し心配。
そう、約束していたよね、覚えてるよ。…申し訳ないけど、その日も引っ込んでていいかな。感覚を取り戻すには時間が足りない。話が違うよね、本当にごめん。再来月のことについては予定が分かり次第伝えさせてもらうから、少し待っていて。
我儘。…ううん、俺の感覚ではまったく我儘じゃないんだけどなあ。どちらも全く構わないよ、嫌でもない。君が少しでも楽になるなら好きなだけ。何をしてもいいし、何を言わせてもいい。君の描く自分の姿を見れば、なんだ、元気にやれるじゃんって少し前向きになれるかもしれないし。
…それでも、確かに君が抱いた感情だったんでしょう。隠されるよりは断然いいよ、怒りは必要な感情だし、表に出さなければならないものだ。君のほうがよっぽど嫌な思いをしてるはずだから、ちゃんと自分のケアもしてあげてね。…真面目だなあ、まったくもう。
寝るのは一緒。君の隣。起きたら君がいて、俺がいるのがいい。だからベッドはひとつで十分。俺の夢に君は居るし、要るんだよ。わかった?…くっついて、あったかくしていようね。冬の寒さは少し苦手なんだ。




  • No.4278 by 漆戸 アゲハ  2021-12-28 00:50:10 




__わかった。……駄目だな、何か言おうとする程引き止めたくなる。泣くようなことじゃないのに、寂しがりでごめん。これ以上言葉を重ねるのは悪手だね、早く眠ってしまおう。
俺の精神にガタが来なければきっと次は来年だから、ついでに。今年もきみのお陰で幸せな一年だったよ、一緒にいてくれてありがとう。良いお年を。
寂しくて、辛くて悲しいけど。きみが隣にいてくれるのなら、寒くないね。……それじゃあ、おやすみ。大好きだよ。



  • No.4279 by 漆戸 アゲハ  2022-01-17 01:50:13 




やっほ、久しぶり。寒い日が続いているけど、あれから体調崩したりしてないかな。気持ちの方も、いい方向に向かっていればいいんだけど。
俺はまあ、なんとかやってるよ。初めの頃はそれはそれは酷いものだったけど、案外慣れるものだね。最近は思ったより平気だよ。だから限界がきたって訳じゃないんだけど、来月のこと確認しておきたくて。どうしようか、きみはどうしたい? きみの希望に合わせるよ、遠慮なく言って。忙しいのにごめんね、このことについてだけでいいから、お返事くれると嬉しいな。
連絡だけじゃ味気ないかなと思って、実はちょこっと書きものしてたんだけど、思ったより辛気臭い文章になっちゃったからやめておくよ、ごめんね。おやすみ周、遅くなったけどあけましておめでとう。きみが悪い夢を見ませんように。



  • No.4280 by 宝飾 周  2022-01-17 04:08:06 





久しぶり、アゲハ。あけましておめでとう。結局言えずに1月の半ばまできちゃった事は謝らないといけないな。ごめんね。それと、今年もよろしく。
来月は14日と24日なら空けられると思う。…だから、もしも予定が合えば、どちらか一日だけでも一緒に居たいんだけど。どうかな。俺の希望だけじゃなくて、君の意思もきちんと反映させてね。会話は二人でするものだから、二人で考えよう。
それと、もうひとつ。…我儘で、だいぶ自己中心的なお願いになるんだけど、俺のリハビリに付き合ってくれないかな。日記を書きたいんだ。一日交代で、例えば俺が今日書いたら、明日は君の番って感じで。日記なんて言ったけど内容は自由。日常の些細な出来事でもいいし、こんな事ができたらいいなって想像でもいい。もちろん夢の話でも。リレーじゃなくて継ぎ接ぎで、長さとかも考えずにとにかく気楽にさ。…どうかな。俺の心と同じくらい君の心だって乱れてるだろうから、無理に良い返事を考えようとしなくてもいいからね。嫌な気持ちにさせたら謝るよ。放ったらかしにした癖にそんな事言い出して、って怒られたって、君が言うなら正論だから。…ああ、でも、決して罪滅ぼしのつもりじゃないとだけ。…いや、正確に言えば申し訳無さは感じてるけども。俺の気持ちが少し上向きになった証拠であって、渋々だとか、そんな事はない。断じて違う。これは俺がやりたい事、俺の意思で提案した事。それだけは伝わるといいなって祈っておく。
体調については大丈夫だよ。むしろ君の方が心配だな、ご飯は食べてる?睡眠は摂ってる?ちゃんと休んでる?…一先ず明日はこれ使って。寒いとそれだけで気持ちが落ち込んじゃうから。 ( 貼らないタイプの使い捨てカイロ / 端に虎らしき獣の絵を描いて、鞄へ忍ばせておこう )




  • No.4281 by 漆戸 アゲハ  2022-01-18 02:26:01 




14と24ね、分かった。一応両日空けられるようにするけど、14は確実じゃないかもしれないからそれだけ把握しておいて。
__日記。いいけど、上手くできる自信ないなあ……続いたためしもないし。俺の方が交換日記みたいになってもいいならいいよ、否やったことないから交換日記がどんなのか雰囲気でしか知らないけど。きみに見せる文章として書きたい、って言うと伝わるかな。リハビリが必要なのは俺も同じだし、賛成ではあるんだけどね。
期間が空いたことについてだけど、特に怒ったりだとか何か思ったりとかはないよ。寂しかったけど、それだけ。きみが思う程精神が荒んでたりだとかもしないから、そんなに気を遣わないで。ない傷を労られているみたいで落ち着かない。もしかして、昨日の言葉が少し淡白だったかな。だとしたらごめんね、そんなつもりはなかったのだけど。
ただ、俺からもひとつだけ。開始は24日以降にしてもらってもいいかな。24まではずっと話さない前提であの日からやってきてるから、心の準備ができてないんだ。昨日話し掛けたのだって、来月の日付聞くだけの最低限、ってつもりだったしね。……もしかしてリハビリって、24日に向けての、って意味合いだったりする? だとしたら……うん、まあ、そのときは頑張って対応するからもしそうなら教えて。
大事ないならよかった。俺も特に変わりないよ、心配しないで。カイロありがとう、おやすみ。



  • No.4282 by 宝飾 周  2022-01-21 02:58:55 





お疲れ様、お返事遅くなってごめんね。日付については了解、都合が付かなかったらまた教えて。
…ううん、言い方が悪かったかな。日記っていうのはそれらしい名称を宛てがっただけで、実際のところは自由帳というか、独り言?そんな感じを想定してたんだけど。俺に宛てて書いてくれるのは嬉しいから、君のやりやすいように。…24日、会って話して、それから決めようか。乗り気になれなかったら反対してもいいからね。賛成だって言ってもらってるけど、念押し。開始時期についてはそれで問題ないよ。
他になにかなければまた月曜日に。それじゃあ、もう少しだけ頑張るね。君もどうか無理だけはしないで。




  • No.4283 by 漆戸 アゲハ  2022-01-24 11:35:30 




( 倦怠感と筋肉痛の間のような重み / 何かに逆らうようにゆっくりと薄ら瞼を開いて / 当然のことみたいにきみがいる / 「……キレーな顔」 / 何事か考えてから呟くことには )



  • No.4284 by 宝飾 周  2022-01-24 12:14:54 





( 薄らと開く琥珀に刺さる陽光は些か眩し過ぎた / 上げた目蓋を閉じて、ぎゅっと眉間を押さえてからもう一度 / ピジョンレッドとの邂逅 / 「……君がそれを言うのかい。相手を間違えれば皮肉と捉えられてしまうよ」 / 白磁の肌に冬を想う )




  • No.4285 by 漆戸 アゲハ  2022-01-24 13:21:40 




( 覚醒の様子をなにとはなしに見ていた / 怯えるみたいな目覚めだ / 「言わない方がよかったかい」 / まだ眩しいのか少し細まった黄金に / あまり長く見ていられなくて、目を伏せては枕に顔を埋めて / ぽふ / 先に起き上がって距離を取れる程元気でもなかった / 「……おはよう、」 / 半分以上布に吸い込まれて消えた挨拶 / 言葉とは相反して二度寝してしまいたい気持ちもあった )



  • No.4286 by 宝飾 周  2022-01-24 13:45:44 





( 篭った音が示す想いに気付かないほど鈍くはない / ただでさえ少ない情報が隠れてしまう不安に声を掛けたくて、助走の前に留まって / 双眸を細めたのは光のせいでなく / 「俺は生憎言われ慣れてる。…おはよう、…夢が見たいの?」 / ゆっくりと、時間を掛けて、濡れ羽の先に指先を触れさせた / 掠めるだけ / 肯定される覚悟も足りない癖に、馬鹿な事を聞いたなあと )




  • No.4287 by 漆戸 アゲハ  2022-01-24 14:31:50 




( ちらりと相手に視線向け / 此方からでは触れられている感覚すらないような / 未だ眠たげな双眸を一度ゆっくりと瞬かせ、そう、と簡素な返事 / 続く質問にそうだと返せば、この子はどうするんだろう / 少しの探究心が疼くも、ぼんやりとした思考の中で結局止めておいた / 「……夢ね。今、見てるとこ」 / 掠めて、もう此方に触れる気のない手を冷たい両手で捕まえて / 布団の中、近くまで引き込んでうっそりと笑ってはまた両目を閉じ / 夢ならきっと、全て許されるから )



  • No.4288 by 宝飾 周  2022-01-24 16:34:53 





( 兎の後を追った少女のように / 穴の中に落ちるでも、不思議の国に辿り着くでもなかったけれど / ただ、つくりものめいた笑顔は物語の住人を彷彿とさせた / 眉間に皺が寄る / これは人だと誰よりも知っていたから / 噛み締めて歪めた口の端から溜息を一つ / 「そう、それじゃあ起きて。…二度寝するなら顔も見たくないのかなって解釈する。」 / 先に目を閉じたのは此方だと重々承知しているというのに / だからこれは理不尽な文句だ / 手と手を握り、強く強く握り締めて )




  • No.4289 by 漆戸 アゲハ  2022-01-24 17:11:33 




( 目見開いてぱちぱちと / 怒るんだ / ふふ、と不敵に、息の塊をつい吐き出したみたいに笑って )いいや? きみが起きて、動いて、俺のことを見てくれている。夢じゃなければ何だって? 起きたくない、このまま死んでしまいたいよ、だってこんなにも幸せなんだ( 似つかわしくない、ふわふわとした柔らかな表情で / 力強く握られた手の指を1本ずつ解いて、叶わなければそのままで、自身の頬に宛がって擦らせた / それから前腕をテディベアでも抱くかのようにぎゅうと抱え / 夢だからやりたいことができる、勘違いしていれば幸せでいられた / 「起きてほしけりゃ起こせばいい、やり方ぐらい知ってるだろ。まあできないだろうけど。……顔も見たくないのはきみの方じゃないか」 / 不意に吐き捨てるように / 近くにある手の指で遊びながら / 右手なのが本当に残念だ / そっと絡めて、ほどいて )



  • No.4290 by 宝飾 周  2022-01-24 18:29:58 





…そういう考え方をさせてごめんって謝りたいんだけど、君は聞いてくれるかな。一先ず無事を喜んで、長い眠りに詫びを入れて、…それで、これからどうしようって。君と未来の話がしたいって思ってた。目を開けて、君の顔が見たかったんだよ。都合の良い話だけれど。俺は君が思うほど聡明な人間ではないから、起こし方はごめん、一人じゃ思い浮かばない。……もしかしてヒントも寄越したくないかな。らしくもなく弱って感情的になってる痴れ者とは話す価値がないと思う? ( 鎖が外れた後の指は動かなかった / 思い描くだけでは叶わないと実感する / 俯くのと共に垂れる前髪が光の色を隠して )




  • No.4291 by 漆戸 アゲハ  2022-01-24 19:26:23 




……はあ( ため息 / 捕まえていた手を解放してやって / 代わりに俯いてしまった彼を抱き寄せた )クソ真面目、素直じゃない、律儀、甘え下手。ちゃんと助けてって言ってくれないと分からないよ。……俺もごめん、大人げなかった。正直、ああ言われたところで、“嗚呼俺のこといよいよ嫌いになったんだ、だから距離おいたんだ”って、思わずにはいられなくて。不安で、怖くて、逃げたくて、試すようなことした。ごめんね、きみが忙しくて大変なの、ちゃんと知ってたのに。ごめん( ぎゅ / もっと嫌われないかとか、言ってる場合じゃなかった / きみのことを大事に思っていると、ちゃんと伝わるように抱き締めて )きみのプランをぶち壊すようで申し訳ないのだけど、今が覚束無いのに過去や未来に比重を置きたくない。ずっと寝てたのは互いに了承済みのことだし、明日からは交換日記するってもう話し合いした。それで今お互いが万全の精神状態だったなら、どっちかを掘り下げてもいいけど、違うでしょ。ズタボロになってる今のきみを何とかするのが最優先だと思うんだけど( 穏やかな声、ふわふわの頭をゆっくり撫でながら )



  • No.4292 by 宝飾 周  2022-01-24 20:12:11 





…愛してるから、信じて。お願い。そればっかりは、いくら言葉を尽くしたところで君に受け入れてもらわなくちゃどうにもならない。逆に君は、散々な事をした俺の事をまだ好きでいてくれる?…それが一番心配だったんだ。状態を言い訳にするのは褒められることではないけれど、今は剣先を差し込む駆け引きよりも即物的な愛が欲しい。逃げられても追い掛けるだけの元気がないから、どうか、振りほどかないで。人間臭いなあ、ごめんね。我儘だけど聞くだけ聞いて。 ( 肩口に額を預け / 腕を回すのはまだ怖い / 代わりにちょっとだけ頭をくっつけてみた ) すぐにはなんともならないかもしれないけど、いいかな。…それさ。君には苦手意識があるんじゃないの。あくまで俺の希望を込めた提案であって、強要はしたくないんだけど。




  • No.4293 by 漆戸 アゲハ  2022-01-24 21:48:57 




ふ。追い掛けるどころか傍にいたって抱き締められもしないのに、その手前までならできるみたいな口振りはよしなよ。そんな体たらくで愛の告白なんて薄っぺらいぜ、自分の言葉に自信を持てるようになってから出直してきて。……いつまでだって待ってるからさ。__はあ、それにしても酷く疲れた。というか疲れてたことに今気付いた、きみを抱き締めるのこんなに癒されるんだね、癖になる訳だ。ふわふわぁ、可愛い~( 一足先に吹っ切ってしまえば随分と楽なもので / 嫌われていないことが分かればもう無敵なのだった / いっそ能天気 / むぎゅいー )ああでも明日からもこうやって触れ合えないのは続行かあ、またちょっと考えたくなってきたぞ、なんて。前も言ったけど、きみに宛てる文章を考えるのは好きだから大丈夫。自由帳なんでしょ、何でも書いていいなら尚更。嫌なら嫌ってはっきり言うし、強要されているとも感じてない。まだ何か言う必要があるかい? ( 覗き込み / じ、 )




  • No.4294 by 宝飾 周  2022-01-24 23:32:44 





…自信も確信も持ってる。欠けた言葉は雑音に聴こえるかもしれないけど、使うことで磨けるものだとも思うから勝手に用いることにするよ。…ごめん、アゲハ、もう酷く眠い。せっかくのお休みなのに、…いや、お休みだからなのかもしれないけど。ともかく、なんにも言えないのは嫌だから先に。おやすみなさい、いい夢を。また明日?でいいのかな、これは。




  • No.4295 by 漆戸 アゲハ  2022-01-25 00:21:36 




そうかい。……多分、これに関しては、きみが時間をかけて少しずつ慣らしていってくれたのが今全部ないから、拒否反応が強く出てるんだろうと思う。……正直に話してしまうね。俺が予定を聞いた後にくれた返事で、きみが俺の身を案じてくれたところがあったでしょう。そこを読んだだけでもう駄目だったんだ、自分でも相当な自覚はあるよ。だから、少なくともきみの傷が癒えるまでは、俺に直接的に好意を伝えるのはお勧めしない、とだけ。嘘つきって言って糾弾して、全部に反論して完膚なきまでに否定したくなる。きみがボロボロなの、分かっててもそうなるから、余計に辛い。さっきも、ごめんね。弱くてごめん。
うん、疲れたでしょ、ゆっくりお休み。ああ、悪いけど今日は抱き枕になってもらうからね、何か文句があるなら明日、存分にどうぞ。……おやすみ周、大好きだよ。今日はありがとう、話せて嬉しかった。またね。



  • No.4296 by 宝飾 周  2022-01-25 21:33:17 





君には君の気持ちがあって、俺には俺の気持ちがあって。別々の存在から生まれた感情である以上完全な調和を求めるのは難しい。だから、…うん、君のお返事はそういうものなんだって受け取っておくよ。教えてくれてありがとう。
それで、この話はおしまいにすることにして。これくらい軽いのを想定してたっていうお手本ついでに、花粉の話をひとつ。本格的に飛び出すのはもう少し先なんだろうけど、鼻が利く人なんかはそろそろ辛くなってるみたいでね、ケータリングの横にポケットティッシュが積まれてて少し驚いた。君は大丈夫かな?出先はともかくうちには柔らかいティッシュを揃えておこう。




  • No.4297 by 漆戸 アゲハ  2022-01-28 00:57:31 




ああもう、何書こうか考えてたら寝ちゃった! きみのお手本が本当に綺麗に纏まってるから、結構難しく感じちゃってるんだよね。きみの言葉が見たいけど、日記っていうからには一日……一晩に一頁だよね、嗚呼勿体ないことした。取り敢えずコウガが最近半べそかいてる理由は分かったし、そういう細やかな気遣いは好きになっちゃうから程々でお願いしまーす!
どうしようか沢山迷ったけど、初めは無難に夜空の話。今の季節は特に綺麗だからよく眺めながら帰るんだ、星の名前とかからっきしなんだけどね。でもオリオン座だけは見たらすぐ分かるから少し嬉しい。月も綺麗だなって思うんだけど、見てるとどうしてかきみのことが浮かんでくるんだ、何処かで見てるかなって。昔の人が星じゃなくて月を詠んだ気持ちが少し分かる気がするな。ともあれ、アイドルはよく星に喩えられることだし、オリオン座に負けないくらい皆にすぐ気付いてもらえる星になれるといいね。冬よりは夏な気がするから、対抗馬は彼じゃなくて織姫と彦星になりそうだけど。




  • No.4298 by 宝飾 周  2022-01-29 01:00:54 





ふふ、そんなに考え込まなくたっていいのに。ともあれ新しいことに慣れるのにはそれなりの時間が必要だし、俺に宛てる言葉を考えるのに時間を割いてくれるのは素直に嬉しいわけだけど。
星も月も、よく分からない光さえ、この時期は夜の空に浮かぶあれやこれやが一等澄んで見えるよね。降り積もる雪の色が景色を浄化した、…なんてロマンチックな事が言えたらいいんだけど、生憎無神経な科学はそれを許さないようで。冬の空気は水蒸気や塵が少ないぶん透明度が高いんだってさ。ラジオ番組の収録があった時に小ネタとして教わった。それになぞらえて考えれば、人の目に留まりやすいのは今の時期だったりするのかなって、…そんなことを考えたら余計に覆したくなる。デネブ、アルタイル、ベガ、アンタレス。夏の一等星、好きなものをどうぞ。俺はそれに一番近い星を選ぼう。




  • No.4299 by 漆戸 アゲハ  2022-01-30 14:51:22 




リレーじゃなく、って言ってたから、新しい話題を何か少しは話そうと思ってたんだけど、眠たくて仕方ないから思いつくことを書き連ねられるだけ並べて寝ようと思うよ、ごめんね。
ふふ。けど実際、降る雪が空気を洗ってくれてる感じはするよね。科学とか理屈じゃなくて、肌で分かる感覚としてさ。まあこれは雨にも言えることだけど。……はは、きみらしいや。そりゃあ親近感を抱くのはさそりの心臓だけど、星としては短命なことも含めてね。……ごめんって、他意はないよ、本当本当。たとえ話にすぎないけど、物理的にすぐ隣にある訳でもない星どうしが地球から見れば線で結ばれてるって、なんだかちょっぴり心強い。離れてても大丈夫だ、まではいかないけど、あとちょっと頑張ろう、はできる気がする、今度辛くなったら思い出してみよう。




__っていう昨日の夜の供養。多分今日も夜あんまり余裕ないから置けるうちに置いとく。日曜だけど今日も忙しいのかな、あんまり無理しないでね。



  • No.4300 by 宝飾 周  2022-01-30 23:14:49 





怒られる予感がしても止められなかったのかな?まあ、他ならぬ君の口から他意はないって紡がれるんだから、俺としてはそれを信じる他にないんだけど。
自由帳に正解なんてないよ。新しい線を足さずに上から色を塗るだけでもいい、リレーじゃないとは言ったけどリレーが悪いとは言ってない。…うん、そう、今は『それなら初めからそう言っておけ』ってことを言っている。今日も相変わらずってかんじの一日だったけど、帰りに飲んだフルーツティーが美味しくて少し幸せな気持ちになった。君はコンビニのレジで飲み物を注文したことがあるかい?支払いを済ませたらね、店員さんがその場で機械を作動させて提供してくれるんだ。まるで喫茶店みたいだったよ。ああいう商品は栄養成分もチェックできるし、なにより手軽でいいね。あまりこういうものを活用することはなかったからいい経験になった。無理をしないではこちらの台詞でもある。君にも何か、息抜きになるようなものがあるといいな。




  • No.4301 by 漆戸 アゲハ  2022-02-01 22:25:28 




ははあ、成程。……少し安心した。このことと、“日記”って言葉とがあいまって、きみがしたいのは俺と言葉のキャッチボールすることじゃなくて、ただ単純に文章を書くリハビリなんだなって、そんなニュアンスを感じてしまっていたんだ。まあ俺が勝手にきみの言葉拾って返す許可は交換日記のくだりで取れてたし、それならそれで構わなかったけれど。やっぱり嬉しいものだね、思った程嫌われていなくてよかった。
またえらく可愛いものを飲んでるなあ。いや、きみが飲むから可愛いのか? まあどっちでもいいや、しかし箱入りのきみがコンビニを使いこなす姿は是非見てみたかったな、残念だ。喫茶店かあ、そういうのってコップだけ貰ってあとは自分でやるものだと思っていたけど、少し行かない内に変わるものだね。息抜き……とは、少し違うかもしれないけど。今日面会に行ったら、セセリが俺の髪を触って撫でてくれたんだ。いやまあ、明らかに興味本位で、って感じだったけど、一瞬何が起こったのか分からなくて前後不覚になっちゃった。もしかしたらきみの髪にも興味を示すかもしれない、そのときは良かったら触らせてあげてくれると嬉しいよ。

また遅くなってごめんね。書きながら寝ちゃう癖がつきはじめている気がする、何とかしなくちゃなあ。



  • No.4302 by 宝飾 周  2022-02-03 21:19:12 





ふむ。どうやら悩み事を増やしてたみたいだね、言葉が足りなくて申し訳ない。…嫌いになんて、なれないよ。君のこと。例え頭を下げて頼まれたってそれだけは聞けないや。
実はこれ、鳴上君のおすすめで。ミネラルウォーターばかりじゃ味気ないし、たまにはってことで教えてもらったんだ。見たところ自分で操作するような機械もあったし、商品によって提供方法が違うんじゃないかな。興味深い。…!へえ、妹さ、…セセリちゃんが。…ふふ。チョウチョだ、って思って捕まえようとしたのかもね、なんて。俺の髪でよければいくらでも。君曰く触り心地は悪くないんでしょう?お兄様には勝てないだろうけど、何か得られる刺激があるかもしれないから。
俺も夜は遅くなりがちだから、あまり気にしないで。こうして付き合ってくれてるだけで嬉しいよ。どうか自分の身体を労る事を優先してね。気が付けば月も変わって、今日は節分だ。この間、珍しくバラエティーの収録に呼ばれたかと思えば、企画の内容が鬼チームと豆撒きチームに分かれて追いかけっこをするっていうものだったんだけど。あれは確か今日放送される予定だったような。見逃し配信もあるみたいだし、後でチェックしておこう。




  • No.4303 by 漆戸 アゲハ  2022-02-04 23:24:24 




ああ通りで、如何にも彼らしい。……きみのこと可愛いって思うの、勿論俺の贔屓目はあるんだろうけど、それを抜きにしてもきみ自身が友達の影響を受けて可愛くなってるのはあると思うなあ俺。……うん、ありがとう。きみがセセリのこと気遣ってくれるの、凄く嬉しいよ。あの子、虫を素手で掴むくらいは平気でしそうだから案外ありそうだな、それ。きみの場合はなんだろう、兄妹だからやっぱりふわふわに惹かれちゃうかな。
ふふん、きみの出てる番組は全部録画予約してあるアゲハさんに抜かりはないぜ、見るの楽しみだなあ。節分っていうと、俺も収録で青虫ちゃんたちと遊んできたんだ、もうすーっごい可愛かった。ずっと鬼役になって豆投げられてやられた~~ってする仕事だけやってたいって思っちゃったよ、だって毎回きゃらきゃら笑ってくれるんだもの。……脅かすとき何人か泣かせちゃったけど。内緒ね。




  • No.4304 by 宝飾 周  2022-02-06 01:05:23 





記憶の中で君以外の人間に可愛いって言われた覚えはないから、その考えも恐らく君特有のものだよ。真偽はともかくオリジナリティーがあっていいんじゃないかな。あの子と関わるのは嫌いじゃないから。些細な仕草も、指先が生み出すものも、纏う雰囲気も、どことなく惹かれて魅入っちゃう。 " おしゃべり " だってとっても上手だ。…君が俺のことを連れて行ってもいいって思えるようになったら、また会いに行きたいな。ふわふわだけじゃ手土産としては心許無いから、旬の果物でも買っていこう。
おや、流石だね。俺が見るまで消さないように。……あれかい、勢い余ってというやつかな?その画を撮ってたカメラマンさんも怖がってなかった?君の基準が定める軽い演技は一般的に見ると結構ヘビーだったりするから。この業界もわりと殺伐としてるし、そういう純粋無垢な存在との関わりが尊く感じられるのはわかる気がする。君、そういう子に好かれやすいものね、気質かな。




  • No.4305 by 漆戸 アゲハ  2022-02-07 22:58:57 




もう、褒めてないでしょそれ。考え方が独特っていうよりはみんな気付いてないだけなんだって、きみが可愛い奴だってこと。別に気付かせるつもりもないけど。それじゃあ明日の休憩時間にでも抜け出しちゃおうか? きみなら別に俺の許可はいらないし、なんなら俺抜きで会いにいってくれても構わないくらいさ。……俺たちに必要なのは、互いじゃなくて自分を許す心なのかもしれないね。
録画、今日やっと見られたよ。やっぱり周はサポートが得意だねえ、ちょっと妬いちゃいそうだった、なんて。実際に捕まえたのはきみじゃなかったから映ってなかったけど、負けず嫌いなきみのことだから、きっとカメラの外で噛み締めるみたいに喜んでたんだろうな。かっこよかったよ。……うん。俺としてはそこまでって感じだったんだけど、誰かの息を呑む音が聞こえた瞬間にしまった、って思って。それから目の前にいた子たちがびゃあってね。正義感を発揮した周りの子にコテンパンにされてる間に泣き止んでくれたから本当によかったよ。ふふ、そうかな、そうだと嬉しいなあ。けど、ドロドロした日々の癒しっていう面がなくても、ちっちゃい子は大切にしたいと思うかな。いつの時代もどんな場所でも、子は宝であるべきだ。
来週、空けてくれてありがとうね、もうずっと心待ちにしてる。触れられる距離にいるって分かった途端に欲張りになるの、我ながら現金だよなあ。おやすみ周、明日も頑張ろうね。



  • No.4306 by 宝飾 周  2022-02-09 21:19:21 





やきもち焼き。番組じゃなくて俺を見てるでしょ、ディレクターさんが泣くよ。…うん、まあ、俺らしさはそれなりに出せた気がする。最近は君の紹介もあって個人の仕事もちらほら増えてきたってかんじだけど、チームでの頭脳戦はやっぱり性に合ってて動きやすかった。はは、俺もその場にいればうちの相棒がすみませんの意を込めて懲らしめる側へ加勢してたのに。優しい愛に包まれた子どもは次の世代の子ども達にも同じものを分けられる。…とは限らないけれど、そうである確率は高められるだろうから、君の考え方は正しいと思う。少なくとも俺は支持するよ。
こちらこそありがとう。もしかしたら難しいかもしれないって聞いていたけど、スケジュールは大丈夫そう?隠そうにも街に蔓延るハート型で勘付かれそうなものだし、先にネタバレをしておくとなにか甘いものを用意するつもりでいる。リクエストがあれば今のうちにどうぞ、前日までなら聞いてあげよう。




  • No.4307 by 漆戸 アゲハ  2022-02-11 18:00:09 




しょうがないじゃない、推しのアイドルが出てるんだもの。ふ、そっか。きみが楽しく仕事できたのならよかった。…うわあ、誰よりもいい笑顔で誰よりも容赦なく豆投げてくるきみが容易に想像できる、アゲハさんこわーい。おお、全然深く考えてない言葉から凄い意見が引き出せちゃった。別に賛同されたい訳ではなくて、こう思うからこうする、というだけなんだけど、他でもないきみが同じ考えでいてくれるのは嬉しいな。
うん、ちゃんと一日空けられたよ。わ、やったね、ありがとう。ううん、甘いものか…… my sweetie って言葉もあるくらいだし、きみのことぎゅーってさせてもらえるのが一番エネルギーになりそうではあるけれど。そうだな、じゃあ、ホワイトチョコレートがいい。市販でも板チョコでも、それ以外でも。
寒い日が続いてるけど、体調とか崩してないかな。今夜もちゃんと温かくして眠ってね。



  • No.4308 by 宝飾 周  2022-02-14 04:32:21 





それは何より。ありがとうね、時間をくれて。__なんて、少しごたついてこんな時間になっちゃったけど、太陽が昇ればちゃんと目を覚ますから安心して。ハグには幸福に関するホルモン分泌の効果もあるようだから、君の言う事も一理あるかもしれないね。…と、相棒ができる前の俺が言いそうなことは置いといて。了解。俺の味覚が衰えてなければなかなか良い物が作れたはず。楽しみにしておいて。さて、語り足りないぶんは明日の俺に任せて、さっさと夢を見に行かないと。…君におはようって言えるのを、楽しみにしているよ。それじゃあ、おやすみなさい。




  • No.4309 by 漆戸 アゲハ  2022-02-14 11:10:55 




( 丸めた身体を少しだけ伸ばして / ぱち / 酷い時間に帰ってきたきみが眠っていた / 少し考えて、二回ほどふわりふわりと頭を撫で / おつかれさま / きみが起きるまでもう少し眠ろう / うとり )



  • No.4310 by 宝飾 周  2022-02-14 13:16:26 





( 柔らかで優しい何かに見守られている気がする / それが何かは何となく分かっていて、だからこそ甘えたくなったのだけれど、ぐっと堪えて目を開けて / 高い位置から降り注ぐ日差しと虹彩を馴染ませるようゆっくりと瞬きを / 艷やかな輪を纏う漆の色、それから / 「…おはよう、アゲハ」 / うれしいが顔に乗っていた )




  • No.4311 by 漆戸 アゲハ  2022-02-14 13:50:18 




( 長い睫毛が震えて持ち上がる / 綺麗なものの生まれる瞬間 / 寝ているのか起きているのか分からないようなぼんやりとした、細やかに血管の透ける赤でじっとその咲うのを見ていた / なんとなく、本当に何とはなく / たぶん理由なんてそんなものでよかった / ちゅ / 何も考えないで頬に手のひら添えて撫でている最中に / はっ / 止 / 「……え、っと。……うん、おはよう、」 / やってしまったと書いてある顔 )



  • No.4312 by 宝飾 周  2022-02-14 14:23:05 





( 撫ぜる感覚に包まれたまま、やんわりと弛緩して / 瞬きは顔が離れてから / 焦ってる / 何処か他人事のように眺めるのと同時、どうにも可笑しくなってしまい / 「ふ、…なあに。やましいことでも? 」 / 揶揄いの手で彼の甲を縫い止める / 緩りと擦り寄った白磁を頬から口許へ移動させ、その掌に / ちう / 瞳を伏せて、丁寧に唇を )




  • No.4313 by 漆戸 アゲハ  2022-02-14 14:55:27 




( 捕まったのは此方なのかもしれない / 胸が締まるのに耐えるべくぎゅっと下唇を噛んで / 「疚しいっていうか……ヤじゃなかったかなって」 / どうにも杞憂だったらしいけれど / 抱きしめるために唇を落とされた手をそっと抜け出させ / ぎゅう…… / 少し苦しいくらいに / 「うれしい」 / 穏やかに打つこの心臓の音はどちらのものだろう )




  • No.4314 by 宝飾 周  2022-02-14 15:42:53 





( 少しだけ呼吸がしにくくなったけれど、気に留めるまでもなくて/ 離さないでいてくれることの方が大切だ / 回した腕で薄い身体を抱き返し / 「あのね。君が好きだっていうのは変わらないから、ね。…あと何回したら信じてもらえる?ずっと?」 / とん、とんと背中にリズムを送りながら、顔を埋める首筋にもう一度 / 柔らかな / 毛髪と永遠を押し付けるように問う )




  • No.4315 by 漆戸 アゲハ  2022-02-14 16:31:09 




( 首に触れた二片に先程とは違う意味で息詰めて / ぐ / 相手の柔らかさと裏腹に眉間に強い皺刻み / 「……、死ぬ間際にならないと無理だね、きっと」 / 諦めたような声 / 一番最後に裏切られるビジョンが消えない / 擽ったいからこっちにして、と埋まった頭を起こして固定して、境界が分からなくなるようなキスをした )




  • No.4316 by 宝飾 周  2022-02-14 18:09:02 





( 絞滓に火を付けて灰にしたような声 / 刺さる棘の痛みと共に生き続けるのだろうか / 穏やかなカーブを描いた眉が下がる / 「……手を繋いで奈落に落ちたところで納得してもらえなさそうだけど。来世か、その次の次ってところかな」 / 抵抗する気も無い頭は簡単に正される / 苦しくて、それでも幸せだな、なんて / 急速に思考力を奪われる頭で、どうしようもない心を自覚した )




  • No.4317 by 漆戸 アゲハ  2022-02-14 19:24:39 




( 死んだあとも一緒にいてくれるらしい / 望んだ以上の言葉 / 目元が緩んだことになんか気に留めている暇もないだろうけれど / 溶け合う / __何の話の途中だったのだっけ / 思考が幸せに奪われていた / 髪をよけてさりさりと目元指で撫ぜながら / 「……きみになら、殺されてもいいよ。けど、きみと生きていたいな」 / ふに / ほっぺたつっついて )




  • No.4318 by 宝飾 周  2022-02-14 19:39:37 





( 呼吸のコツを取り戻すのに少しばかり時間が掛かった / ぺたりと腑抜けた体躯を隣に密着させながら、されるがまま / されど溶け切らない鼓膜だけは正常で / 「……漸く生きたいって聞けるようになったんだ、易々と手に掛けるわけがないでしょう。君の家系で一番の長生きにさせるよ」 / つつかれた頬から呪詛が漏れ / ぐっと肢体に力を入れ、緩慢に身を起こし / おいで / 双眸を見据えたまま手首を引いて )




  • No.4319 by 漆戸 アゲハ  2022-02-14 20:33:18 




( じとっとした目線すら愛おしい / かわいいの / 「なんだ、残念だな。早く信じたいのに」 / 一番大切なひとが、自分を好きでいてくれること / 手を引かれるまま転げるように布団から出て / 今いくよ / きっとリクエストしたものが待ってる / 道中で手を繋ぎ直して遊びながら )




  • No.4320 by 宝飾 周  2022-02-14 22:12:32 





( 文句が言えないと知りながら意地悪をされている / 繋ぐ手に力を込めたところで仕返しどころか喜ばれてしまうかもしれないけれど / リビングの椅子へ着席を促して、テーブルを挟んだ向かい側へ / ことり、 / 直ぐに渡せるよう近くへ忍ばせておいた小箱を差し出せば、視線が向いているのを確認してからゆっくりと蓋を開け / ホワイトチョコのオランジェット / 几帳面に並べた其れが現れると、ちら、と反応を窺って )




  • No.4321 by 漆戸 アゲハ  2022-02-14 22:51:23 




( 予想通り強くなった連結にくふくふと笑うのみで / にぎにぎ、 / 片時も離れたくなかったために席につくとき軽く一悶着あったのは置いておいて / 箱 / 口ぶりから手作りのはずだけれど / 凝ってるなあと呟きながらお目見えを待ち / …ぽかん / 数秒、時間が止まった / 「……俺がオレンジ食べたいって、なんで分かったの」 / 希望を訊かれて、過ぎったオレンジのズコット / バレンタインだからって口を噤んだ / 迷子の子どもみたいに机の上から視線をうろうろと上げて目の前を縋るように見つめ )




  • No.4322 by 宝飾 周  2022-02-14 23:40:52 





( 呆け顔 / 大本命は無邪気な笑顔だったのだが、これは思わぬ大穴かもしれない / なんでなんて、答えるとすれば唯一つ / とびきり悪戯な笑顔で迷わずに / 「愛してるから。」 / 殴られる覚悟なら口にする前からできていた / 白と橙の優しい色合いをひとつ手に取れば、迷える蝶々の口許へ / 食べるかな / 味は悪くない事だし、断られれば甘味好きのクラスメイトにでもあげようかとぼんやり考えつつ )




  • No.4323 by 漆戸 アゲハ  2022-02-15 00:11:12 




( 心臓に電気が走ったのだと思った / びっくりしすぎて脳が処理落ちしていた / 質問に返ってきた答えの内容もよく理解しないまま / 綺麗な長い指が果実のスライスを摘んでいる / …あ、 / 目の前に差し出されたものを何も考えずに口に含んで暫く、本当に暫く / “ 愛してるから ” / 頭の中でリフレインして、 / 顔に熱が集まる感覚 / ほっぺたと耳が異常なくらい熱い / 両腕で頭抱えて突っ伏した / どうしよう / ただでさえ余裕がないのに、オランジェットの甘さが優しいことを理解してしまってもう駄目だった / ぱたた…と目から鼻筋を伝って机の上に雫が落ちる / いっぱいいっぱい )




  • No.4324 by 宝飾 周  2022-02-15 01:05:53 





( 離乳食、もしくは餌付けの様子 / 機械的な動きで吸い込まれていった贈り物が喉元を通過して腹に落ちた時 / 太陽が身を焦がし、硝子の雨が降り出した / がた、 / 思わず立ち上がった拍子に椅子が鳴くのも厭わずに / 一秒、二秒、 / 兎角長い間、不謹慎にも美しい光景を眺めるだけ / それからゆっくりと距離を詰めて、包み込むように腕を回し / ぎゅって / 言葉を吐こうとした瞬間から音を奪われるような感覚に、今は空白を埋めるべきではないのかもしれないと / 肩と背中の境界に顔を押し付けた / 愛する人の感情に、漸く触れられるような気がして )




  • No.4325 by 漆戸 アゲハ  2022-02-15 02:15:37 




……ごめん、理解が追いついちゃった途端頭ふわふわして何も書けなくなっちゃった。死ぬ時まで無理って否定した次の瞬間ちょっと分かっちゃうの何なんだろう。前もこんなんだったよね、ほら櫛のとき。ふふ、両想いってこんな感じなんだ、あのあとのホワイトデーのときのきみの気持ちが少し分かった気がする。……正直今の自分が自分で一番信じられないし、多分また疑いたくなる日が来るんだろうけど、今は純粋に今の自分の気持ちと感覚を大事にしたいと思うよ。嗚呼どうして明日休みじゃないんだろう、もっときみとごろごろいちゃいちゃしてたいのにな。
周。信じさせてくれてありがとう。根気強く向き合ってくれてありがとう。きみの深い愛情にはぜんぜん、及ばないかもしれないけど、きみを愛してる。どうか一緒に眠って、離れるのは寂しいから同じ夢を見ようよ。



  • No.4326 by 漆戸 アゲハ  2022-02-16 00:56:06 




伝言、そろそろ来月のお休み決めたいから、候補日教えてくれると嬉しい! あと、4月からは土日のほうが空けやすくなるから、把握お願いね。今日も遅くまでお疲れ様、よく頑張ったね。温かくして寝るんだよ、愛してる、おやすみ!( なげちゅ、 )



  • No.4327 by 宝飾 周  2022-02-16 01:27:15 





やあ、ただいま。…ありがとうって、たくさん言われると少し照れるね。こっちからすれば受け取ってくれてありがとうって感じだから。兎角、君の見る夢がほんの少しでも優しいものになってたらいいな。俺はまだ、あげるのがそんなに上手な訳じゃないから。勿論他者評価は考慮しないものとして。幸せな休日をありがとう、次の一日も楽しみにしてる。
それで、ええと、来月のことだっけ。後半はばたばたするから入れるとすれば前半かな、…4日、7日、14日。このあたりだと助かるよ、都合が悪ければまた教えて。4月からのことについても了解、俺も多分そうなる予定だから丁度良かった。ふふ、運命かもね。なんて。君も一日お疲れ様、俺からの花丸をあげよう。朝まで目覚めることなくぐっすり眠れますように。おやすみアゲハ、君を愛してる。( 少しだけ考えて、最近覚えたこの技を / 指ハート )




  • No.4328 by 漆戸 アゲハ  2022-02-17 11:18:41 




お返事ありがと。7は無理だから4と14だね、了解。うーんそれにしても半月開くのか、月末から再来月頭にかけてが猛烈に不安だなあ。仕事詰め込んでおかないと。
ええっと、それで、日記形式は継続なのかな。きみのリハビリという話だったけれど、一日一回って時間に優しいから、たとえば文章の調子が戻ってきていたとしても、まだきみが大変なようならそのままでも大丈夫だよ。俺はどちらでも、……っていうとちょっぴり嘘になるけど。きみと挨拶し合うのはやっぱり力になるし、今回みたいに寝ちゃうこともままあるしね。でも、きみのお陰で俺の方はそこそこ安定しているから、きみの健康を損なう可能性が少しでもあるならそっちを優先してほしい。
折角だしひとつ話そうか。雪が降ってるのに屋根のあるところに置いてない迂闊なバイクを発見したから、積もった雪を使って赤い目でハンカチのマントつけたなんちゃって吸血鬼の雪だるまをサドルの上に作る悪戯をしてきたよ。楽しかった!
昨日の満月は見られたかな、スノームーンって言うんだって。まだまだ寒いから体調に気をつけてね、あでも風邪ひいたらちゃんと看病するから大丈夫、アゲハさんに任せて! 今日も一緒に頑張ろ、大好きだよ周ー( むぎゅーっと抱き締めてから離れ / 接触しないことに耐えられなかった )



  • No.4329 by 宝飾 周  2022-02-18 02:11:20 





こちらこそ。そこの二日間ね、了解したよ。…仕事に精が出るのはいいけど、人間には限度があるんだから程々にね。蓄積した疲労はきちんとケアしてあげるように。
形式か。ううん、…お陰でわりと感覚は掴めてきたんだけど、生活リズムの方が然程変わっていなくて。続けて話をするにしても一往復くらいになっちゃいそう。もしくは、返せない日だってあるかもしれない。…そうなると気が滅入った時の状況に似てくるから少し不安だったり。それでもよければ毎日顔を出すこともできると思うけど、どうかな。話がしたいっていう気持ちは変わらないんだけど。
おや、悪戯っ子がいるね。吸血鬼ってことならもう一つ作って兄弟にしてみてもよかったかもしれない。俺の中では赤い目といえば君だから、その子を見つけたら尻尾みたいな後ろ髪を生やしちゃいそうだ。満月はね、帰り道に写真を撮って君に見せようと思っていたんだけど、どう足掻いても残像みたいなものしか写らなくて。来月にリベンジすることにしたから、それまでに色んなものを撮って練習しておこうと思う。…ふ、そんなことを言ってる君が風邪を引くことになったりするんだから、お互い気を付けようね。それじゃあ、おやすみなさい。 ( もぞ / さも当然であるかのような面持ちで同じ布団に潜り / 意識が途切れるまでさん、に、いち )




  • No.4330 by 漆戸 アゲハ  2022-02-19 01:35:40 




ああ、やっぱりそうだよね。なら暫くはこれまで通りにしておこう、余裕ができたらまたそのときに教えて。文章が出てこない日は短く済ませてくれてもいいから、どうか無理はしないでね。俺もそうする。
もう、ブラコンに兄弟を与えたら悪戯じゃなくてただのご褒美になるじゃない。……俺の纏めた髪のこと尻尾って思ってる猛者は絶対きみだけだろうなあ……、けど、ふふ、きみの中の赤い目が俺なのは割と気分がいいや。写真か、いいね。不慣れなきみが頑張って撮ってるって思ったらいくらブレてても愛しいし沢山褒めたいから、失敗した写真も練習中の写真も全部見たいけど。来月まで我慢するよ、楽しみにしてる。上手く撮れたら他も見せてよ、きみが綺麗だと思うもの。俺が風邪ひいたらか、今だったらうつしたくないから近くに寄らないでって言えるけど、実際罹ったら傍にいてほしいって思っちゃうんだろうな。はあい、気をつけまーす。
今日の帰りはどうなのかな、遅くなければいいけれど。どうあれ、少しの時間でもきみの隣で眠れるのは幸せだ。おやすみ周、きみが素敵な夢を見られますように。



  • No.4331 by 漆戸 アゲハ  2022-02-21 00:50:17 




忙しそうだなあ、身体とか壊してないといいけど。もう少し起きてるけど、寝ちゃうかもしれないから挨拶にきたよ、催促みたいに感じちゃったらごめん。たとえ寝てても、すぐ近くの触れる距離に寝そべってくれたらきっと抱き締めて撫でちゃう自信があるから、癒しになるなら、……ううん、嫌じゃないならきて。おやすみ周、ゆっくり休んでね。



  • No.4332 by 宝飾 周  2022-02-21 18:59:13 





ごめんね、お察しの通りバタついてた。ここに制限の類は何も無いから、君が声を掛けたいと思ったら自由にしてくれていいんだよ。待っててくれてるって思ったら安心できるしね。…昨晩はそのせいで気が緩んで寝ちゃったわけだけど。とはいえ、自分の言葉を受け取る相手の姿が見えなきゃ寂しいし、きちんと帰ってこれるように頑張らないと。…あ、もちろん無理するつもりはないから安心してね。寝る時は君の近く、これは変えるつもりがないからいくらでも触っていいよ。
寒い上に風が強くて防寒具が手放せない。週末は寒さが和らぐって聞いたから、それが現時点での救いかな。君も温かくしていてね。特に末端。指先とか、少し気を付けるだけでも大分違うから。




  • No.4333 by 漆戸 アゲハ  2022-02-22 00:50:19 




もう、周はやっぱり俺に甘々だなあ、そんなこと言ってるとその日の内に返ってきて忙しいのに返信しなきゃいけない頻度が増えちゃうんだぞ。ふふん、お言葉に甘えて今日は顔出しちゃうもんねー。あ、昨日なかったのはやっぱりそういうことだったんだ。ちょっとでも元気付られたらなって思ってたんだけど、狙い通りきみを喜ばせられたようで嬉しいな。おお流石は俺の湯たんぽちゃん、安眠が確約されてアゲハさんはハッピーだよ。
んふ、心配性だね、誰に似たのやら。分かった気をつける、指が冷えてると遠慮なくきみに触れられないしね。週末か、なら木曜日はまだ寒いのかな、よしよしきみに一日中くっついている口実ができた。それじゃあおやすみ、愛しいひと。



  • No.4334 by 宝飾 周  2022-02-22 22:49:09 





おや、ネガティブキャンペーンかい?悪いけどそれは無効だよ、俺は君を一等好いている。合間を縫ってコミュニケーションを図ろうとするくらいにはね。ふふ、理解したなら観念することだ。心配性なのは……ううん、ここで君以外の名前を挙げたら膨れ面が向けられそうだなあ。ともあれ分かったならよし、俺も体温の低い誰かさんのために温かくなっておくよ。
さてと。イベント事でもないのになんだか騒がしい一日だったけれど、君はどう感じたかな?なんでも末尾の数字まで揃うのは百年に一度なんだとか。そんなわけで、…こほん、…おやすみにゃさい、アゲにゃん。…各所で似たようなことを言わされたけど、個人への呼び掛けとしては些か気恥ずかしいね、これ。




  • No.4335 by 漆戸 アゲハ  2022-02-24 10:22:08 




( もそ / 寝てしまった / 錆び付いたような倦怠感 / 少し気分が下向いたから、片割れに抱き着いて自分の機嫌をとった / 晒されたうなじに唇をふにりと押し付け、上から下までぴたりと身体添わせ / 幸せ / 後ろから肩の辺りにくりくり甘え )




  • No.4336 by 宝飾 周  2022-02-24 12:58:10 





( 日輪が目蓋を透過して色を付けた / ぱち、ぱちり / 並んで寝転んで、尚余裕があるベッドの空白を密着する身体が更に広げ / 冷たくてあたたかい片割れに目覚めを伝えようと、腹を守る細い腕をそっとなぞり / 「ねえ、なにが食べたい?」 / おはようの四文字を疑問符に圧縮し、代わりの音を付け足して )




  • No.4337 by 漆戸 アゲハ  2022-02-24 13:31:06 




( 愛しい人肌 / ぬく… / 夢の中へ再度ドロップアウトするか否かのところで / あ、起きた / ぱち、ぱち / ん~~、と寝起きの少し掠れた声で唸っては / がぶ / 綺麗なうなじにまん丸の歯型 / 「なんでもいい」 / 適当に丸投げしたというよりは揶揄うような楽しそうな口調 / 好きな子を困らせたい気分らしかった / 後頭部にもそもそ鼻先埋め )



  • No.4338 by 宝飾 周  2022-02-24 14:08:17 





( 食事の範囲に自分が含まれることを忘れていた / 気付いた頃には遅く、反射的に肩を揺らせば全てを悟り / やられた / 「……レタス抜きサラダ、ライス抜きオムライス、コンソメ抜きスープ」 / 呪文の様に唱えたないない尽くしの献立 / 隠すのは此方なのだから、反撃くらいは許されるはずだ / 一ミリの反省が窺えればないもの全部入れてあげよう )




  • No.4339 by 漆戸 アゲハ  2022-02-24 15:02:28 




( スペルで攻撃する魔法使い / 3hit / 心做しか巻き付く腕の力が萎びて / しお… / もそり、埋まるように額押し付けて / 「俺ね、今日……昨日の夜からだけど。疲れてるのかな、なんか独占欲強くて、上手く制御できなくて。離れたくないし、離れてほしくない。……痕つけてごめん」 / ぎゅ / それでもご飯は食べた方が良いのだろうけれど / 怒られるかな / 温い背中に引っ付いたまま )




  • No.4340 by 宝飾 周  2022-02-24 16:03:41 





( 効果は抜群だ / と、明るいフォントで示すには少しばかり暗い声 / 弱まる腕に反してくっつく身体が彼の心を示しているように感じる / 独白 / ぽつぽつと並べられるそれを分析するに、足りないのはきっと / もぞり、反転して一回り萎縮した蝶を向く / ちう / 頭のてっぺん / 「甘え方を忘れちゃった?…まあ、君の事だから俺のスケジュールくらい把握しているとは思うんだけど、万が一ってことがあるからさっきみたいなことをしたいと思ったら一声掛けてくれると嬉しいかな。…それで、」 / ちゅ / 触れるだけの何でもない口付け / 食べる?なんて / なぞるつま先に意味を持たせるかは君次第 )




  • No.4341 by 漆戸 アゲハ  2022-02-24 17:13:06 




( こっち向いてくれた / それだけで嬉しかったのに、キスまでもらった / 胸がきゅうきゅうする / 腰の辺りにあったままの両手を首に回して / 「……うん。ん、…俺の」 / 色はあってもなくても、どちらでもよかった / 執着はどうあってもどこか病的だ / 唇を、ゆっくりゆっくり、重ねて、重ねて、また重ねて / 足先の滑りをどう捉えたのか、遊ぶみたいに同じものを絡めあって、捕まえるように挟んで / 「きみより下手だけど、ごはん、作るから」 / 耳の縁をかりりと引っ掻くようになぞった / エスカレートしていた口付けに反してライトなキス / ちゅっ、 / 誘いの体をした強制 )



  • No.4342 by 宝飾 周  2022-02-24 18:39:28 





( 特効薬になろう / その通り、君のものだと理解してもらうにはきっとこれが一番良い / 24時間より短いだけ強い心を持っていると思う / 「…俺は君のご飯も好きだけど。いいよ、それを考えるのは後回しで。心の食事が先。」 / 吸って吐いてを繰り返して、引っ掻かれる其処はほんの僅かに朱を増していた / 絶対に台所へ立ってやると密やかな反抗を / 骨盤の辺りにぐっと力を入れて、続きのキスから再開し / きっと明日には熟れた桃のような色になっているのだろう / 寒い夜に選んだ寝間着を重ねなかった時点で、受け入れる準備は出来ていたのだ )




  • No.4343 by 漆戸 アゲハ  2022-02-24 20:02:36 




( 俺を救ってくれるひと / きっと、もっと、ロマンチックであるべきで、手段にするべきではないのかもしれないけれど / 盲目になって溺れてしまおう / このかわいい人が今だけは、己だけのものになってくれるから // 殺したがる嬌声と執拗な愛のことば / どうしてかずっと泣きたかった // 「__猫の日ね、本当にかわいくて、どうしてやろうって思った。嬉しくて凄い元気でた、でも同時に、……他の人の前でもやったんだって、妬いた」 / 面倒でしょ、とくつくつ / 少し冷たい指で彼の髪を弄りながら / ふわふわ )




  • No.4344 by 宝飾 周  2022-02-24 21:06:30 





( まだ立てる / けれど、密やかに仕掛けた勝敗など既にどうでも良くなっていて / 特有の倦怠感と溜まった熱を冷ますのに、彼の指先は誂えたような親和性をみせた / 蝶曰く / 「…面倒な自覚があるのは褒めてあげよう。ああいうのはギャップとして好まれるらしいね、カメラマンさんがそんなことを言っていた。…アゲにゃん。スマホ取って」 / 感じたことは包み隠さず / とはいえこれには事前の対策を講じていたりする / ちょいちょい、手指を丸めてお願い事 / 連絡があればすぐに対応できるよう、置き場所はベッドサイドの棚の上 )




  • No.4345 by 漆戸 アゲハ  2022-02-24 21:59:59 




( 少し触れると心地良さそうにしてくれるのが堪らない / 少し油断するとほろりと口説きそうになるのを抑えながら / 麻薬 / 「ファンの中でも俺みたいなのはきみが何しても大体嬉しいけど、猫って万人受けするしね。……うん? ん。…というか俺も猫なんだ、きみには犬っぽいって思われてると思ってた」 / 怠さの見える仕草ですら愛しくて、つい可愛、と零れた / 丸々腕一本外気にさらけて手に取ると、渡したそれを覗き込むためにぴたりと身を寄せ / なんだなんだ )




  • No.4346 by 宝飾 周  2022-02-24 22:39:18 





( 犬っぽい / 思わずきょとりと抜けた表情を浮かべ、緩慢な瞬きを数度繰り返したのち / くす、くすり / 「へえ、自覚があったんだ?気まぐれなところは猫っぽいけど、俺に対しては基本的に犬みたいだなって思うよ。尻尾が見えるもの。ただ、これは猫の日の延長だから」 / つらつらとイメージを口にして / ありがとう、とのお礼と共に受け取ると、ロックを解除してファンシーなアイコンをタップ / 一見してよくあるカメラアプリなのだが / 「見てて。…ほら、猫になった。口を開けたら牙も生えるよ」 / スタンプという機能らしい / 画面に映った顔には耳とヒゲと鼻の三点セットが加えられ / くあ、と開けた口を閉じて楽しげな横目を向け )




  • No.4347 by 漆戸 アゲハ  2022-02-24 23:17:19 




( 笑った可愛い / やっぱ何しても嬉しいな、と先程の自分の言葉を再確認 / 「きみ見ると尻尾揺れちゃうからしょうがないね。…ふぅん」 / 何とはなしに一連の動作眺めて / きみのスマホではおよそ目にしないだろうと思っていたアプリに目を見開き / 嘘だろ / 画面と相手交互に見てから見事枕に撃沈 / 「~~~っ、……~~~~!!」 / どれだけ可愛いことしたら気が済むんだ勘弁してくれ / 声にはならなかった / 数秒悶えたあと唐突にはああっと息吐き出して / スマホ奪い取ると相手とほっぺたくっつけて自撮りの構え / がお、と口開き爪たてのポーズ / ぱしゃり / そのままスリープにすると元の棚へ直行させ / 「もっかいしよ」 / ただ単純に、相手が愛おしいから / さっきより心が軽くなっていた / ちゅ、ちゅと頬啄みながら / 猫の恋 )



  • No.4348 by 宝飾 周  2022-02-25 00:17:28 





( あ、埋まった / どうやら悶えているらしいと判明した最近では、隣の奇行も軽くスルーできるようになり / この為にインストールした甲斐があるというもの / 教えてくれた友人の名前を出すのは逆効果な気がするから、後でこっそりお礼をしようと決意した矢先 / 手許の機械が宙に浮く / 窘める前に餅がくっつくと、反射的に目線がカメラを向き / 咄嗟に取った揃いのポーズは場馴れの証左 / ブレずに撮れた一枚がカメラロールに収まった直後、告げられた誘いにぽかんと口を開け / 「……今度は可愛いばっか言わないでね」 / 溜め息、そして / ちう / こっちでしょ、と教えるように唇同士 / にゃあとでも鳴いてやったらどんな顔をするんだろうか )



  • No.4349 by 漆戸 アゲハ  2022-02-25 17:25:31 




寝ちゃうかもしれないから今の内に、手短だけどごめんね。一日中きみといられたらよかったんだけど、心配だ、体調悪くなってないかな。難しいかもしれないけど、できたら早く帰ってきてゆっくり休んでほしいな。昨日できなかった代わりに晩御飯準備してるからよかったら。あたたかくなる兆しが出てきたけど、油断しないように……って、きみなら言わなくても大丈夫だろうけど。それじゃ、もう少し頑張ってくるよ。大好き。



  • No.4350 by 宝飾 周  2022-02-27 04:03:41 





目が覚めた。…一日の終わり、横たわって力を抜いた状態で君への言葉を考えようとすると、どうにも眠気に抗えない。分かってはいても、こうするのが一番考えやすいから仕方ないなんて言い訳をしてみたり。ご飯、作ってくれてありがとうね、美味しくて元気が出た。今日、…いや、もう昨日か。ぽかぽかとした理想的な陽気で、君と一緒に散歩に行きたいなって思った。それからこっちはもう少し先になるけど、お花見も。時間が合わなければお互いに桜の写真を撮ってきて、見せ合いっこするのもいいなって。…ふふ、やりたいことはいつもたくさん浮かぶんだけどね。改めておやすみ、アゲハ。朝日が登るまで、俺の隣で幸せな夢を見るんだよ。




  • No.4351 by 漆戸 アゲハ  2022-02-28 02:03:37 




ああ、気持ち分かるなあ……一先ずの煩わしいことを全部処理して最後、きみだけに集中できるようにしたら、気が抜けるのにきみのこと考えてるときの幸せ気分が加わってとんでもなく眠くなるんだ、今みたいに。散歩にお花見、いいなあ。なーんにも考えないで、きみと隣り合わせでゆっくり景色を見て歩くんだ、なんて贅沢な時間の使い方だろう。近くに桜並木でもあれば最高だったんだけど。お弁当持ってレジャーシート敷いてがっつりやるのもいいな、ああけど俺ああいう場に行くと大道芸とかやりたくなっちゃう。アコギでも持ってってきみと陽気に歌ったら、きっと最高に楽しいだろうな。写真の見せ合いね、その様子だと練習は上手くいってるのかな。カメラロールを見るのが楽しみだ。…ふ、本当に。お陰で夢に事欠かない。そういえば桜で思い出したのだけど、前に会ったあの猫をもし飼えたらってのをあの日のあと暫く考えてて。二人とも忙しいから実現はさせない方がいいっていうのは置いておいて、もし可能だったとしても多分俺が猫に妬いちゃうから止めとこうって考えてたなあって。うちの子になってくれるなら絶対に溺愛する自信があるのに、同時に嫉妬心も湧くんだから不思議だよなあ。全くきみのことになると途端に心が狭くなるんだからやれ困った。それじゃあおやすみ周、狭量な相棒のために今日も隣で寝ておくれ。



  • No.4352 by 宝飾 周  2022-03-01 00:00:16 





( サプライズをしませんかと向かい側に座る彼女が口を開いた時、正直な話これと言って驚きは生まれなかった。半年と少し前、真後ろのモニターが映し出した蝶からの祝辞は今も記憶に埋もれることなく自身の心奥に残留し、仄かな熱源となり続けている。目には目を、歯には歯を。報復論とは趣旨が異なるものの、同じを返してイコールにするという点では自身の元に話が舞い込むのも極めて自然な流れであると納得できる。了承は二つ返事。有能なプロデューサーが提示した作成済みのスケジュールを目にした時は、断られる想定など皆無だったのかと思わず苦笑を零してしまったのだけれど。__ビデオメッセージ、ケーキの作成、プレゼントの受け渡し。過去の事例は多種多様で、そのどれもに親愛と感謝の念が込められていた。会場の主役は言わずもがな本人で、一歩下がって引き立て役に回るのは己の得意分野。かっちりと噛み合った歯車が想定通り円滑に回り出すかと思いきや、方程式に準拠しない現実は予定調和を毛嫌いしている様子。彼が喜ぶもの。ファンが見守る会場で見せるべきもの。片割れとして、いちアイドルとして己が提案できるもの。うんうんと唸って終わる休憩時間が両手両足の指を越えようかとしていたとき、ふと、異世界への入り口であったかつての薄暗がりと邂逅した。)





(弥生の風が頬を掠めていく。録画を選択するのであれば撤収だって早かったに違いないが、その選択を蹴った己に肌寒さを堪える以外の選択は齎されない。会場からの合図を待って三秒前。にい、いち、…数字が消えた瞬間、いつも通りを装いレンズ越しに柔和な笑みを振り撒いて。)
__やあアゲハ、お誕生日おめでとう。今日という日を楽しんでいるかい?バースデーイベントも終盤に差し掛かった頃だと思うけど、『In Forest』の宝飾周から親愛なる相棒へ向けてサプライズを贈らせてもらうよ。…ふふ、何かあることくらい分かっていたくせに、あからさまに驚こうとしなくても大丈夫だって。これからきちんとびっくりしてもらうから。……さて。アゲハ、そして会場にいるファンのみんな。俺の後ろを見てもらえるかな。…うん、そう、大きな木とステージが見えるでしょう。これは桜の木でね、元々はこの辺りの路地裏を抜けた先にひっそりと佇んでいたんだけど、ESの大開発に伴って野外ステージのシンボルとして採用されたんだ。木そのものをどうにかする方が楽だったと思うんだけど、あまりに立派だったから保全のついでに周りを変えてみたんだって。天祥院先輩も強引だよね。ああ、本日の主役のために一応言っておくと、可愛らしい猫は保護会の皆様の元で平和に暮らしているようだからご安心を。…なんで俺がこの場所にいるんだって不思議そうに傾ぐ首が増えてきたところで本題に移ろうか。突然だけど、一ヶ月後の今日にこの場所で俺達二人のイベントを開催する。内容は「漆戸アゲハの『専用衣装』お披露目ライブ」。…そう、アゲハ、君の番だよ。今日から話を詰めていけば、当日には衣装も完成するだろう。俺のは知っての通りだいぶ前に完成しているからね、ようやく二人分揃うわけだ。予告も何もなかったからファンのみんなを動揺させちゃったかもしれないけど、察しの良すぎる蝶々相手には極力情報を絞るしか無くってさ。ごめんね。当日にしっかり楽しませるから許してほしい。……ライブに衣装。それから、時間をかけて蕾を広げる美しい桜の景色。これが君へのサプライズプレゼント。どうかな、喜んでくれた?羽音が聞こえる前に俺は撤収するから、感想なら後で聞かせてね。それじゃあ、残りも素敵な時間を過ごせますように。お時間を頂きありがとうございます、宝飾周でした。ばいばい、ア~ゲハ♪
(__ぷつん。中継が途絶え、協力を依頼していたスタッフと視線で合図を交わすやいなや、ひらひらと振っていた片手を下ろし強く握り締め。部類としては自己満足に近いこの行動が果たして何処まで受け入れられるのか、会場の雰囲気を確認したい気持ちは決して少なく無く。されど既に終わったこと、決まったこと。次の成功に向けて歩み出すのがストイックで知られる己の最善たる選択。帰りにご機嫌取りのオレンジを買っていこうと脳内のメモに綴ってから、周囲への謝礼と共に頭を下げ、ガチャガチャとした片付けの音を響かせた。)




  • No.4353 by 漆戸 アゲハ  2022-03-03 01:40:16 






……伝えたいことがたくさんあるのだけど、まずは。最高の誕生日プレゼントをありがとう、周。ライブをプレゼントされたのなんて生まれて初めてだ、あの子と何かしようとしてたのは知っていたけど、まさかこんなに粋な企みだとは思わなかった。本当に嬉しくて、嬉しいんだけど、……なんだか感慨深くて。きみは相棒で彼女はプロデューサー、それは2年の頃からそうだったし、そのときからそうやって接するようにはしてたけど、立派に成長した今でもやっぱりきみたちは俺のかわいい青虫ちゃんだからさ。俺の誕生日の時期も悪いんだろうけど、卒業シーズンにこのサプライズはちょっとこみあげてくるものがあって。本当にありがとうね。明日二人まとめてハグするから覚悟しておいて。
二人で桜を見に行ったこと、きみの中でも大切な思い出になってるのも嬉しかった。あのあと皇帝サマに連絡入れて、遠回しに環境保全オツカレサマって笑われた過去の俺も報われるよ。……なんか今になって腹立ってきたな、考えるのやめよう。
それじゃあ、こっちまだかかりそうだから先に寝てて……え、デザート? ……ふふ、そっか。じゃあ一緒に食べて共犯になろう。できるだけ早く帰るよ、待ってて。それじゃあ。




(星の冴える寒空の下で鼻を赤くしながら、伏し目がちに入れた一本の電話。)


  • No.4354 by 宝飾 周  2022-03-04 03:13:47 





( ぱちり、瞬き / 起きたというより起きてしまった / 隣の寝息をそっと手繰り寄せる / 同い年の君 / 何かが変わったようで、何も変わらないようで / ただ愛しさだけは以前に増して / 「……よかった」 / ぽつり、呟いたならもう一度夢に溶けよう )




  • No.4355 by 漆戸 アゲハ  2022-03-04 10:29:07 




( むにゃ / 目の前に胸板 / 顔を上げるとふわふわちゃん / かぁい / ってあんまり言うと拗ねるけど / なあでなあでと手のひら滑らせながら、食べちゃいたいほっぺを時折つつき )



  • No.4356 by 宝飾 周  2022-03-04 13:56:22 





( 朝日が登ってからも一度目が覚めたのだけど / 軽く伸びて、今度こそ完全な覚醒を / 腕の中には此方の体温がうつって生温くなった蝶々 / よし / いつも通りに安堵して、その旋毛へ口付けを / 「おはよう。誕生日、おめでとう」 / やはり直接言っておきたい / 聞き飽きた、は今だけ我慢してもらおう )




  • No.4357 by 漆戸 アゲハ  2022-03-04 14:38:23 




( あ、伸びた / 同じようにぐうっと身体伸ばして / 起きてからずっと腕の中に収まっていても苦じゃないのは不思議だ / のそのそと木に掴まるコアラみたいにまた腕回し / 落ちてきたキスに小さくきゃあと悲鳴 / 「おはよう周。ん、ありがと」 / 律儀なの / ぬるい両手でまろい両頬を包み / 鼻の先にお返し / ちゅ )



  • No.4358 by 宝飾 周  2022-03-04 15:10:46 





( 楽しそうだなって / 転がる鈴の音に微笑みを / 君が触れた先から温かな春に染まるような / 「喜んでもらえるか少し不安だったから。…お揃いの期間の方が短いなんて、少し面白いよね。」 / あいも変わらず美しい濡れ羽色を透過する日差しに翳してみた / 綺麗なものに惹かれてしまう )




  • No.4359 by 漆戸 アゲハ  2022-03-04 15:58:03 




( 穏やかに凪いだシトリン / ずっとこうして笑っていてほしいと思う / 親指で目の下をなぞるように動かして、今度は瞼に口付けて / 「電話も帰りも遅くなっちゃったもんね、ごめん。あのあとすぐに言うつもりだったんだけど、上手くいかなくて。本当に嬉しかったんだよ」 / ぎゅう / 自分より温かいのがよく分かる / すり、と頬擦らせながら / 甲斐性のない当日の自分の代わりに、いっぱいありがとうを伝えておこう / 「ええと、8ヶ月くらいかな。…けど、ずっと一緒にいるなら、8ヶ月の差なんて実質同い年みたいなものだよ、多分。……俺の髪、まだ好き?」 / 希望的観測から、ほんの、ほんの少しだけ現実に寄った“ずっと一緒” / 口が滑ったのは少し眠いのもあるかもしれない / 指で掬ってお日様に透かす姿が、不思議なことに何かとても素敵な習慣をしているように見えた / 少し遠い眼差しをした己のお日様になんとなく問いかけ )




  • No.4360 by 宝飾 周  2022-03-04 16:58:18 





( 拇指の合図を受け入れて目を閉じれば、瞼越しの陽気を柔いふたひらが擽って / 甘えのように密着する体躯へ掌を乗せてやる / ぽん、ぽん、 / 「ううん、むしろ主役が早帰りしてたら怒ってた。じっくり噛み締めてくれたんならいいよ、計画した甲斐があるってものだ。…多分ね、ふふ、まあそれもそうか。」 / 事実、上だとか下だとかを意識した覚えはなし / 記号のようなものなんだろう / ふと視線を感じる方向を向けば、願いの篭もるルビーに射抜かれた / くすり / 「ずっと好き。」 / 一言を返すのと同じペースで掬うそれに口付けて / 同じ顔になってくれるかな )




  • No.4361 by 漆戸 アゲハ  2022-03-04 18:13:46 




( 何もかも理解して受け入れてくれるように閉じられた瞳も、ぴったりのリズムで背を叩く指も / とにかく、どうしようもなく心地が良くて / 眠い、何もせずにずっとこうしてたい / 怠惰 / 「この先ひと月はずっと噛み締めることになるよ、…ふぁ。ねえ、きみの傍ね、凄く息がしやすくて、眠いんだけどね。俺がこのまま寝ちゃうのと、目覚めのキスするのだったらどっちがいい?」 / 離れてベッドから出る選択肢はないらしく / むにゃむにゃいいながら首元に顔埋めて / あ、見てるの気付かれた / 隠すつもりも更々なかったけれど / 「そっか。じゃあ、まだ切れないなあ」 / 少しだけ困ったような、けれどそれ以上に幸せで仕方ないというような笑み / きみの気持ちが分かるかなって、柔らかな相手のそれを同じように掬って口付けた / 結果ただ愛しい / うーん )




  • No.4362 by 宝飾 周  2022-03-04 19:15:53 





( 眠たいのならば寝ればいい / と、気遣いたい反面、この美しい宝石をできるだけ永く眺めたい気持ちもあり / ううむ / 「…寝るのは構わないよ。その場合、勝手にキスさせてもらうけど」 / なんだか我儘っぽくなった / その時はきっと、埋まる顔を少しだけ持ち上げて / 浮かぶ顔には願った通りの花が咲いていて、そんなことでいちいち安心してしまう / お返しというより反復か / 思考が漏れるのを期待して、頭の横をくっつけてみた )




  • No.4363 by 漆戸 アゲハ  2022-03-04 19:59:23 




( 眠るに眠れない返事 / 「それ、寝ちゃうときみだけずるいやつだ」 / ぐぬ…と唸り声あげて葛藤 / やがていそいそ頭を上げると / ちむ / 唇に吸い付いて、少しだけ甘噛み / 離れて、けどまだ眠いのでもう一度 / 王子様に起こしてもらおう / 傍にきた好きな人のお顔 / すり、 / 「俺がきみの髪にキスするのと、何か違うなって。きみの口付けの方が素敵な気がするんだ。どうしてだと思う?」 / さら、近くの髪のひと房に指を通しながら )




  • No.4364 by 宝飾 周  2022-03-04 21:52:08 





( 気付いたようだ / 逡巡の末此方へ向いた顔と重なる柔らかさが答えだろう / 浅く当てられる硬質な白の感触は痛みの代わりに微笑ましさを齎してくれる / 戻っていく、その既でやんわりと頬を包み / こっち向いて / 目立たないリップ音を添えたお返しを / 「どうしてって、それは判定するのが君だからでしょう。俺にとことん甘いんだから。気付いてない?」 / 指の腹でふにふにと、揶揄うように頬をつついてみた / 此方からすればその評価は真逆になる / なんて、そこまでは零さないまま )




  • No.4365 by 漆戸 アゲハ  2022-03-04 22:42:05 





( 何度食べても今ひとつ眠たい / むむ / 一旦引っこもうと戻りかけたらその手に捕まって / キスに夢中だったから、ようやっとまともに彼の目を見た / 甘く、愛しいと伝えてくる金眼 / あ、と思った瞬間に重なって / 重さなんて全くないそれだったけれど、十分だった / 「…どうしよう、え、周俺のことすきなの……?」 / 軽度な混乱と少しずつ赤くなる頬 / ふとした瞬間正気に戻って好きな人が想いを寄せてくれていることに堪えられなくなる / 多分何回でも繰り返す / さっきとは違い逃げるように肩口へ / 頭から湯気 / 完全に起きた / 「ううん、そうかなあ……? 俺の場合さ、ただハートマーク飛んで好き好きーって感じだけど。きみがやるとなんていうか、綺麗で神聖で、貴ぶべきものみたいで、それでいてスマートさもあって、でも可愛いし好意も込められてるじゃない」 / 首捻りながら / 納得がいかないらしい / 相棒は誰の目から見てもどこまでも魅力的だと信じて疑わない男なので / つつかれたのでぷくっとしておいた / もち )



  • No.4366 by 漆戸 アゲハ  2022-03-07 23:54:10 




ただいま。また少し冷え込んできたけど、疲れと相まって体調崩したりしてないかな。俺は防寒してたから平気だよ、撮影で山に行ってね。寒かったけど梅がとても綺麗だったんだ、今度見て。それじゃあ、面倒かもしれないけど温かいお湯に浸かって俺の隣まで辿り着いてから眠るんだよ。おやすみ。



  • No.4367 by 漆戸 アゲハ  2022-03-12 17:21:48 




……体調は大丈夫かい、心は? 便りがないのはいい便りとは言うけれど、それでも心配してしまうのが過保護の性ってやつでさ。きみがどうか無事であるようにと、祈ることだけは許しておくれ。年度末で忙しいだろうし、難しそうなら無理に顔出さなくても大丈夫だからね。ただ、……明後日には会えるかな、会いたいなって、それはつい、考えてしまってはいるけど、……それも、難しそうなら構わないから。きみはきみを大切にすることを一番に考えて。…もし来られるようなら、長い言葉も凝った表現もいらないから、難しいことは何も考えずに、気楽においで、ね。




  • No.4368 by 漆戸 アゲハ  2022-04-02 00:16:42 




__眠るときがきたんだね。ゆっくり、どうか安らかにお休み。……まだ、ちゃんと受け入れられた訳ではないのだけどね。生きていかないといけないって、俺より身体の方がよく知ってて、眠る度にきみのことを記憶のより奥底へしまい込むんだ。お陰で、思ったよりよくやれてるよ。時折、なんていうのかな、上手く言えないけど、前後左右の地面が全て失せてしまってそこから一歩も動けなくなるような瞬間が金縛りのようにふっとやってきたり、戻ってはいけない正気に戻ったように胃の中のものを全て吐き出して泣き出したくなったりしてしまって、どうしようもなく怖くて厄介だけど。でも、それがあるから、嗚呼俺はまだきみを忘れてないって安心もできる。
心中も全く吝かじゃないけど、今はやるべきこととやりたいことが残り過ぎてて。ごめんね。いつ死んでもいいようにしていた筈なのにな。でもずっと傍にいるよ、……いや、離れられないの間違いか、気持ち悪いね、ふふ。気持ち悪いくらいきみのこと好きだからしょうがないんだ。もしかしたら何かの拍子にきみが起き出してくるかも、って期待も、うん、ある。それも含めて、まだ踏み切りがつかないから。覚悟と精算が済んだら、俺もそっちへ行くよ。気が向いたら待ってて。




  • No.4370 by 漆戸 アゲハ  2022-04-18 22:18:01 




……反応しようか迷ったんだけど、ずっともやもやしそうだから返事することにするよ。
ええと、見たところファンの子かな。口調は俺の後輩に少しだけ似ているけど。応援ありがとう、嬉しかったし少し元気が出たよ。俺の言葉がもし周以外の人も幸せにできていたのなら、それはとても幸運なことだと思う。……けど、そう考えるのは俺だけかもしれないし、一対一のところに支援のメッセージは考えた方が良いかもしれないね。今は俺ひとりだから別に良いかと思う心の方が大きいけど、そんな俺ですら“他人に踏み込まれた”って感覚がない訳ではなかったから。きみはきっと俺たちを短くない期間見守って応援してくれていて、今回も純粋な気持ちで言葉を残してくれたんだろうって、分かっててもね。……俺たちとは違う形や状況の場所もあるだろうし、一概には言えないけど。気を悪くしたならごめん。態々立ち入り禁止の立て看板を無視してまで言葉を伝えにきてくれた心優しいきみだからこそ、伝えておきたいと思ったんだ。
きみは、周は今どうしてると思う? 俺も色々考えてみるんだけど、最近は異世界転生したんじゃないかって思ってるんだよね。ふふ、そうそう、今流行りの。ああいや、この場合は転移というのかな、憑依? 分からないけど。……ふ、あっはは! 真に受けてる、冗談だよ。
さて、大したもてなしもできずに悪いとは思うけど。返事はいらないから、こんな辺鄙で鬱蒼としたところなんて覗いてないで、明るい場所へ行って楽しんでおいで。ほら帰った帰った! __きみにも、…俺たちを愛してくれた全ての人たちにも、願わくば素敵な幸運がありますように。



  • No.4372 by 漆戸 アゲハ  2022-09-09 23:36:11 







おかえり!……待ってた、っていうと、重いかなあ。けど、ねえ、ごめん。抱き締めてもいいかい、




  • No.4373 by 漆戸 アゲハ  2022-09-13 08:26:22 




夢で凄く険しい顔をしたきみを見た気がするから、余計だと思うけど気休めになればいいなと思って言うね。
そんなに深刻にならなくても大丈夫。上手に言葉が出てこなくても、言葉にする元気が足りなくても、世界が終わったり誰かが死んだりしないよ。俺のことは幾らでも待たせておいていいから、ちゃんと寝て美味しいもの食べて、深呼吸することを優先して。焦らなくて大丈夫だからね。




  • No.4375 by 漆戸 アゲハ  2022-10-02 03:07:45 




じゃあまたきみを好きになれるね、嬉しいな。
それにしても随分思い詰めた口振りだ。人でも殺しちゃった?




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