( あっ、危ない / 瞳を見開いた刹那に沈む身体は柔らかな布に勢いを殺されて / ぱちり、ぱちり、瞬く陽色に笑い声 / 「…なんか、びっくりするのも久し振りで、妙に感慨深いというか。髪の毛も香りもそうだけど、君のためにそれを仕立てた俺が好きなんでしょ?」 / 唇が離れれば悪戯っぽく笑み掛けて / お返しに、ちゅ / 頬を人差し指でつつきつつ )