( 朝日が登ってからも一度目が覚めたのだけど / 軽く伸びて、今度こそ完全な覚醒を / 腕の中には此方の体温がうつって生温くなった蝶々 / よし / いつも通りに安堵して、その旋毛へ口付けを / 「おはよう。誕生日、おめでとう」 / やはり直接言っておきたい / 聞き飽きた、は今だけ我慢してもらおう )