( 夢と現実の間をなんとなくたゆたっていると / つむじが擽ったい / 起きたのか / ふっと息吐き出して身体縮めると、同時にきみも強く抱きしめることになった / 「うん、おはよ。まだねむい?」 / ちゅ / 唇に触れるだけの朝の挨拶 / 重たそうな瞼 / 愛おしげな眼差し向けてゆっくり頭撫で付けて )