無何有郷で踊る ( 〆 )

無何有郷で踊る ( 〆 )

匿名さん  2018-08-03 00:08:59 
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焔から生まれた夢の跡地、歪で壊れた夢。
それは全てを呑み、やがて消える。




ワンダーランドに迷い込んだ方のみ。

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  • No.7 by 23721の匿名  2018-08-04 23:28:03 

(/Pf、拝見しました!ほの暗い雰囲気と年相応な子供らしさのバランスが絶妙で、伺っている世界観からトピックに対して、こちらが抱いていたイメージともぴったり合致しており……絡むのが本当に楽しみな素敵なお子様ですね…!// それでは、参考にさせてもらい、こちらもPfをまとめていきたいと思います。投稿は明日か、もしかすると明後日辺りになってしまいそうなのですが、ご了承頂けますと幸いです…。初端からすみません↓)

  • No.8 by 匿名さん  2018-08-05 00:25:35 

(/お褒め頂きありがとうございます…!ヒヤヒヤしていましたので安心しました。参考になったのなら幸いです。pfの期日把握致しました、気にせずゆっくりと練って下さればと思います…! (返信不要です)

  • No.9 by 23721の匿名  2018-08-06 21:24:04 



名前:ハロルド・マードック
性別:男
年齢:34

容姿:地肌はもう少し明るい色なのだが、行動派の性質が見た目にも反映され、肌は往年の日焼けの所為で褐色を帯びている。どちらかと言うと面長で彫りは深い方だが、鼻筋は通っておらず、やや鷲鼻。ブルネットの髪は短く切っており、前髪は作っていない。瞳はヘーゼルカラーで眼力があり、真面目そうにしていれば渋い印象を与えそうな顔立ちだが、表情は豊かでシリアスそうにしていることの方が稀である。服装は如何にも英国の刑事らしく、白いシャツにオリーブグリーンのネクタイを締め、ベージュのコートを羽織っている。下はディープグレーのチノパンで、黒いベルトと、黒いマウンテンブーツを着用。ベルトには警棒や簡素なバッグが付属している。

性格:おっとりとした気質でマイペースな楽天家。大抵のことは何とかなると思っているし、持ち前の無根拠な自信によって、困難に遭遇しても自分には何とかできると思っている。考え事を始めるとその場を動かず、自分の世界に入ってしまう節があるが、本来、デスクワークよりもフィールドワークを好んでおり、思い立ったらすぐに動きたいタイプ。さらに、つまらないジョークが好きで周囲が白けようと思い付いた冗談は口に出したいという、やや傍迷惑な性質を持つ。探求心が強く、興味を持ったことには夢中で取り組んでしまう面もあり、気さくと言えば聞こえが良いが、少年染みているとも言える。しかし、職務に対しては真面目で責任感も強い。また、出歩くのが趣味とだけあって、危機管理は常に意識しており、楽天家だからと言って、不用意に危険な真似に走ることはなく、ことに知らない場所や不穏な空気を察知した時には用心深いぐらいである。

備考:英国のとある屋敷で発生した集団失踪事件を担当している刑事。既婚者で妻と子供がいる。どういうわけか、調査のため乗り込んだ屋敷に閉じ込められてしまい、そこの地下室を通じてワンダーランドへ迷い込んでしまう。あまりに予想外で自身の常識の範疇を超えた現状に驚くも、入れた場所なら出られるはずと前向きに捉え、脱出の方法を探り始める。拳銃は所持しておらず、携帯している武器は支給品の特殊警棒のみ。



(/大変お待たせしました。ちょっと間抜けっぽい雰囲気のキャラクターになってしまいましたが、ご査定のほど、宜しくお願いします。世界観にそぐわなかったり、理想と異なったりするようであれば、遠慮せずにお伝えください)


  • No.10 by 匿名さん  2018-08-07 00:17:34 

(/pf確認致しました。楽天家で気さくで妻子持ち……うっっ……語彙力の欠如により素晴らしさを上手く文章にする事ができず、とても悔やまれますが一言で表しますとめちゃんこどストライクです。少年らしい大人と大人らしい少年…凸凹コンビ…冒険……ドキがムネムネしております…

というわけで此方はいつでも始められます。タイミングが良い際にお声がけ下さい。出だしは此方がやらせて頂きますね。場面としては地下室の扉を開き、気がついたらワンダーランドに…というあらすじと同じ感じです。風景や状況などは出だしのロルで詳しくお伝え致します)

  • No.11 by 23721の匿名  2018-08-07 01:00:11 


(/確認を有難うございます!お褒めの言葉、恐縮ですが、合わないと思われたらどうしようと考えていたもので、ほっとしました(笑) ロールプレイも頑張ります。また、こちらも息子様のPfは拝見済みですし、辛辣な発言や皮肉·毒舌は全く問題ないことを一応お伝えしておきますね。むしろ、めげない性格や子供染みたところ等でイラッとさせてしまったらお伝えください…。ロスト、バッドエンドも、もし想定しているようでしたらご遠慮なく。こちらも心構えはできていますので、いつでも絡み文をお願いします!これから始まる冒険をとても楽しみにお待ちしています)

  • No.12 by レナード  2018-08-07 22:29:14 

( さて、地下室へ続く扉を開けた君の目の前にはいつの間にか異様な光景が広がっている。一言で表現するのなら薄暗い夜の海岸といった所か。泳ぐ気は起きない赤黒い海と、青色に発光する太陽が見事にミスマッチだ。太陽は熱を放っているが、毅然とした青い光は闇を微かに照らすだけ。空は常に朝方の様に暗く、冷たい風がただ自由気ままに走り回っている。風に吹かれながら脳を回転させると見えてくる異様さは、海と太陽の色などではなくこの状況だ。君が先程まで居たのは廃墟であり、地形上海岸に繋がっている事はまずあり得ない。そもそも背後には在るべきはずの開いた扉もない。異質、異様、異常、それは誰の目にも明らかだ。であれば、君はこれから常識が通じないこの状況、または世界でどのように立ち振る舞い行動するか考えなければならない。もしも君が常識という概念に固執するのなら、この状況は夢と考える方が現実的だ。そもそも今見ている光景が正しいなどという確証はどこにもないのだから。夢から覚めることをその場で両手を合わせて祈るしかできない。…ともかく行動を起こす事を決断したのなら、君は改めて様子を見てもいい。目の前には赤と黒に染まった海、後ろには聴いた事もない奇怪な鳴き声がこだまする森に続く橋、そして君を助け出してくれるであろう扉は何処にもないが。目ぼしいものと言えば遠くに見える打ち上げられた謎の白い物体。薄暗い空の元、判別できるのは物体が纏う色のみ。君は警戒して様子を見てもいいし、敢えて情報を得る為にそれに近づいてもいい。辺りを探索してもいいし、ただその場で祈り続けてもいい。君を見ているのは太陽だけなのだから。 )



(/ありがとうございます〜!早速出だし文を投げましたので、もしも場面が分かりにくかったりしたら気軽に教えてください。(蹴可)

  • No.13 by ハロルド・マードック   2018-08-08 01:11:24 



……え?

(冷たい空気が頬を霞め、突如、視界が広がったように思えた。反射的に閉じた瞳をゆっくりと開けて確認してみれば、その先にあったのはこの世のものとは思えない不気味な光景で。海……だろうか。大量の水を湛え、太陽を抱く空の下で静かに波を打つその様は、海そのものだろう。なのに、猜疑を向けてしまったのは、何よりもその色の不気味さゆえに他ならない。瞳を丸くし、無意識のうちに口をついて出たのは、意味を持たない、ただ一語。だが、そこで自分の手が空いていることに気付くと、すぐにさっきまで触れていたはずの扉の位置を確かめようとして、それがもう何処にも見当たらなくなっていることを知り。暫くはキョロキョロと周囲を伺っていたが、やがて「え?え?……どうなってんだよ。これは一体どういうことだ…!?」と答えてくれる相手の宛てもない疑問を叫んで。パニックを起こしかけるが、職業柄、冷静を保つことの重要性は身に染みているはずで、咄嗟に片手を額に押し当て、深く息をついてみると少しだけ落ち着き。それでも頭の中には様々な疑問が巡っているが、先程の片手をぶらりと落とせば、自分の衣服には特に変化を生じているようには思えないことも分かり、腰の警棒の存在も思い出して、一抹の安堵を得る。……ここがどこだかは分からない、何がどうしてしまったのかも全く見当がつかない。だけれど、俺は怪我はしていないようだし、武器も持っている。目の前には海があり、後ろには森もある。どこもかしこも食欲をそそられる雰囲気にはなっていないが、森からは何か……うん、チャーミングな鳴き声も聞こえてくるし、死刑を宣告されて砂漠に放り出されたわけではないんだ。探せば、きっと食べ物だって見つかるだろう。……周囲の様子をじっくりと伺い、自分なりに分析して、強引なぐらいのプラス思考を展開すると、そこでふと、遠くの浜に奇怪な白い物体が打ち上げられているのに気付いて。片方の眉をしかめ「なんだ、あれ…」と呟けば、もしかすると、アザラシか何かかもしれないと閃き、それなら癒しにも食料にもなるだろうし、幸先が良いと意味不明な期待を膨らませ、逃げられたらまずいとその点を警戒しつつも、こっそりかつ足早に接近を試みて)

よしよし……、逃げるなよ……?


  • No.14 by レナード  2018-08-08 22:58:30 


( 距離が縮まるにつれ、不気味な明かりに照らされた物体の境界線が顕になる。微かに、一定のリズムで動くそれは生命体だという事を示している。風と波の音が煩わしいほどに鳴り響き、それの指先が小さく動く。肢体は砂浜に投げ出され、瞳を閉じているそれは人間だ。黒に染まった毛髪は風と共に踊り、何かに苦しむ様に、足掻く様に、目を瞑り手を震わせる。悪夢に魘されている、と見るのが妥当だろうか。顔立ちと体つきから見て少年である事が伺える。すると、白い鴉が一つ犬の様に吠えながら、森から銃弾の様に飛び出した。地平線の彼方へ、何処へ向かうのかも分からず、遠くへ遠くへ消えていく。鴉の遠吠えを合図にする様に、海の底から何かが酷く響いた。空は泣き、波は意志を持ったかの様に風と共に暴れ狂う。嵐が突然やって来たかの様に冷たい雨は走り回り、波は今にも此方に襲いかかってきそうだ。幸いにも森は高い位置にあり、森へ逃げれば波が襲ってくる事は無いだろう。懸念すべくはその距離か。波は着々と君を呑み込もうとすべく勢いを増しており、早い判断と確実な行動が求められる。少年は未だ目を覚ましそうに無く、まず君は少年をどうするかを決めなければならない。置いていってもこの世界で君を咎める者は一人も居ないだろう。自分の命のみを優先するのなら、少年を担いで森へ逃げるのはリスクが高くメリットはない。それを考慮しながら、一かばちか少年と共に森へ駆け込んでもいい。勿論、自分の命を優先してもいい。別の道を探してもいい。太陽は雨を恐れ逃げ出してしまったようだ。 )

  • No.15 by ハロルド・マードック   2018-08-09 00:34:53 



人間?

(近付いてみれば、アザラシかもと目星をつけたそれは生物という点しか当たっていなくて。……人間が倒れている、それもまだ子供のようだと悟れば、弾かれたように地面を蹴り、大急ぎで駆け出す。すぐ隣まで辿り着くと、跪いて相手の顔色や息をしていることを改めて確認し、可能であれば手を取って脈も確めようと。だが、その時、さすがに美化しようもない不吉な咆哮が響き渡ると、周囲一帯が異様な雰囲気に包まれて。肌に感じたのは冷たい雨、どうやら機嫌を損ねてしまったらしい空を見上げれば「なんだよ、次は何だって言うんだ」と不満を漏らすも、聞き届けてくれる気配はなく。少なくとも、生きてはいる様子の少年に視線を戻せば、軽く頬を叩いて起きるかどうかを試してみようと考えついたが、実行に移す以前に、雨風の音に紛れて耳へ届いたのは不穏極まる波の音。つられるように海を見ると、今、悠長に振る舞うことは絶対に許されないようだと容易に察せ、そうとあれば、自身が取るべき行動は一つの他に考えられない。未だ瞳を閉じたままの少年に「ちょっと、ごめんよ!」と声をかければ、相手の腕を掴み、その下に自分の身体を滑り込ませるようにして背負うとおんぶの体勢を取り、やや前傾姿勢となって、森に向かって走り出し)



(/確定ロルを回しました。問題があった場合は教えてほしいです。セーフだった場合、この背後発言は蹴ってくださいませ)


  • No.16 by レナード  2018-08-09 20:45:26 


( 森へと駆けてゆく君を追うかの如く、波は素早く陸へ侵食してゆく。それは巨大な手の様であり、どうにか君を暗い海の底へと引き込みたいようだ。背後へ気を配る余裕はないものの、雨音と共に響く音によって波との距離は判断できるであろう。ただの嵐だとしても、この様に尋常でないスピードで海が陸地を侵食して行く事はあり得ない。この世界の異常さを易々と確信できる中、君は何とか木々が密集する森の入り口へ滑り込む。そんな君を出迎える様に道を開けていた木々は、扉を閉める様に枝を傾ける。するとすぐ後ろまで迫っていた波と勢いよく衝突し、葉が揺れる音が辺りに響き渡った。普通なら枝と枝の微かな隙間から水が流れてくるものだが、固形物のように自由自在に動く波は木々とただ衝突するだけ。枝は軋み、いつ折れても仕方がない状況だ。水と木の激しい戦いは数分間に及び、やがて波は元の場所へと引いていった。この森が味方してくれるとは限らないが、この場所にいる限り波に呑まれる心配はしなくていいだろう。それと同時に少年はゆっくりと瞳を開け、ぼんやりと声も出さずに意識を取り戻そうとしている。先程まで起こっていた奇想天外な出来事について覚えているのかは分からないが、君は無事に少年と共に森へと辿り着いた。しかし、動物の雄叫びには困惑と警戒が混じっており、決して此方を歓迎してくれているという訳ではない様だ。先程の鴉の例もある。君は最初に安全を確保する為に探索してもいいし、一息ついて少年を気にかけてもいい。 )

  • No.17 by ハロルド・マードック   2018-08-10 00:51:14 



……………………。

(背後に迫る波は、まるで意思を持っているかのよう。轟音から感じ取れるのは、理性を使って分析するまでもなく、本能で分かる脅威。意識の全ては視線の先にある森にのみ向けられて、声を出す余裕もなく、ただ走り。何とか目的としていた場所に滑り込んでみれば、視界の端で枝が動いたような気配があった。それでも構うことなく、もっと遠くへと走り続けるつもりであったが、次に後方から届いたのは衝突を連想させられる破壊的で大きな音と木の葉のざわめき、そして、幾らかの震動で。思わず足を止めて振り返ると、これまた理解し難い奇妙で奇怪な光景が展開されている。後退りしつつも暫し様子を伺ってみれば……やがて、波は諦めたみたいに引いていった。当面の脅威が去ったらしいことを認識しては、胸を撫で下ろし「ふぅー、やれやれ……吃驚した……」と息をついて独りごち。安心すると同時に冷や汗がどっと出る。しゃがみこんでしまいたい気分となったが、その時、背中の違和感に気付くと、背負っているのにも関わらず、忘れかけていた少年のことを思い出して。相手に向け、いつも通りの特に緊迫感もない声音で「起きたのかい?」と問いかけると、ここがどれほど安全で、留まっていて良い場所なのかは分からないが、可能ならば少し話をしてみようと、近くにあった木に寄りかからせるように下ろしてやって)


  • No.18 by レナード  2018-08-10 23:21:14 


…まだ状況は上手く飲み込めてないが。
(軽く咳き込んだ後にそう言えば、木に寄りかかりながら静かに呼吸を整え。先程までの嵐が嘘のように雲は何処かへと去り、再び青い太陽が暗闇に抱かれ瞬いている。 少年の目には警戒心が宿っており、まだ君に心を開いてはいないようだ。それを示すように重く口を閉じ、暫しの間沈黙が流れる。森の中は薄暗いものの、微かな青い光に照らされて目さえ慣れれば物の判別はつく。しかし森に潜む獣の方が、自分達よりも地形は熟知しているだろう。警戒しているのか、此方に姿は全く見せないが。目を伏せ、近くにあった枝で地面に意味も無く形を描きながら「お前は人間なのか?」と問いかける。初対面の大人にお前と呼び捨てに出来る程には元気があるようだ。地面には耳と尻尾が付いている動物が描かれたものの、お世辞にも上手とは言えない。本人もそう思ったのか、靴で地面を平らにすれば棒を放り投げ。棒は鈍い音を立てて地面に転がり、闇の中に消えていった。薄暗い森は何とも不気味で、独特の雰囲気を醸し出している。かと言ってここから出て行く当てもない。先程の砂浜に行って、また嵐にでも来られたら今度こそ海底に引き摺り込まれるだろう。予想不能の世界だからこそ、慎重に動く事が求められる。)

  • No.19 by ハロルド・マードック   2018-08-11 00:14:39 



おや。

(相手の言葉が自分の問い掛けへの返答だと認識するまでに、一瞬の間を要した。何せ、さっきの問い掛けに深い意味はなかったのだ。言わば、挨拶。冷静な切り返しは期待していなかったし、倒れていた子供が目を覚ました直後と言えば、ひたすらぼーっとしているか、泣き出すか、そうでなければ露骨に怯えているものと相場が決まっている。しかし、そのどれでもなかった少年の態度に思わず、返す言葉を失い……代わりに口をついて出たのは、間の抜けた一言だけで。軽く思案に耽るように自分の首筋へ手を添え、まじまじと相手を眺めている内に雨は止み。奇妙なことが続いている、あらゆるものに警戒が必要そうだと理性は囁くのだが、無意識に動くものを追っていた瞳が、地面に描かれていくアートの完成を見届ければ、つい、作者の不器用さが伺える愛らしいその作風にクスリと笑みを零してしまい。改めて、相手に向き直れば緩やかな笑顔で「人間だよ。俺の名前はハロルド・マードック。某市警の刑事だ」と告げ。その場にしゃがみこみ、目線の高さを少年に合わせると、続けてにこやかに)

皆はハルとかハリーって呼んでいるから、君もそうしてくれて構わない。言うなれば、お巡りさんだからね。怪しい男じゃないってとこは信用してほしいな。……君、名前は?


  • No.20 by レナード  2018-08-11 17:44:22 


…レナード。姓は分からない。
( 緩かな笑みに押されつつ、そう曖昧な返答をすれば何かを訴えるかの様に目を伏せる。察しろ、とでも言いたいのだろうが残念ながらそれだけで事情を察する事が出来るのは超能力者ぐらいだ。肩書きと名を聞き少々安堵したらしいものの、神経が過敏になる独特の空気は解けそうにない。あらゆる事態に思考を張り巡らせる事も、此方の想像を易々と飛び越える現象が頻繁に起きるこの空間では無駄に終わる。それを理解したのか、少年はゆっくりと息を吐き、何かを諦めたかの様に空を見上げる。そしてまた新しい棒を拾えば、地面に今度は意味のある字と記号を描いていく。大きな四角の中に文字を書いていけば、現在の状況を整理しているらしく。角ばった字で書かれているのは現在地、左には海、そして?マークが四角の中の大部分を占めている。課題、目的、行動と単語を右上に書けば枝でカツンカツンと地面を叩き。そもそもここが現実の世界なのか、自分達は巨大なシュミレーション施設に囚われているのか、それたもまたそっくり別の世界に飛んでしまったのか。水槽の脳、麻薬によるトリップ、或いは精神異常者が見ている妄想説も可能性としては否定できない。悩みながら導き出した要点は、ここから現実世界への帰還が可能かどうか。それを書き出せば、一息つくように眼を擦り当てもない疑問をぶつけ。 )
この状況は何なんだろうな、僕らがさっきの現象を錯覚していたと考える方が簡単だが。…ハロルドは、ここに来る前に何をしていたんだ?

  • No.21 by ハロルド・マードック   2018-08-11 21:10:43 



よろしく、レニー。

(返答を聞けば、瞳を細めて嬉しそうに微笑み。利発そうな子だと思った。しかし、姓が分からないとはどういうことか。服装から考えて、少なくとも浮浪児のようには見えない。年齢も10代前後に見えるし、そうであれば、フルネームで自己紹介ができないのは不自然だ。だとすると、考えられるのは敢えて隠しているか、記憶の混乱……。どちらであろうと、もう少し話を聞いてみないことには分からないだろう。通っている学校、両親の名前、住んでいる町、何でもいい。取りあえず、質問を続けてみようと思ったが、自分が言葉を紡ぐより先に二作目のアートを仕上げ終えた相手に疑問を提示されれば、その大人びた語り口に少々驚き、感心しつつも、同時に生意気とも受け取れそうな雰囲気が当人の外見と不釣り合いに見えて。笑みを零し、少しだけおかしそうに「ふっ……俺は仕事中だったよ。職務柄、あまり詳しいことは話せないけどね、ある事件の捜査に当たってる最中だった」と答え。その後に、また片手をちょっと困ったように自分の首筋へ当てると、相手から返ってきた呼び名に引っ掛けて「にしても、他人行儀だなぁ」と続けて、如何にもヘラヘラとした苦笑いを浮かべ。だが、本心では呼び方を強要するつもりはさらさらなく……当人にその気があれば、好きなタイミングで変わるだろう。そろそろ、しゃがみっぱなしでいた為に足が疲れてきていたので、ゆっくりとその場に立ち上がり、ついでに軽く伸びもすると、存外に心地が良かった。ゆったりとした気分のまま、再び相手に視線をやれば、世間話を振るかのような軽い口調と笑顔で)

とにかく、俺ももっと君のことが知りたいんだけど? 何だってあんなところにいたんだい?


  • No.22 by レナード  2018-08-12 23:14:51 


知らん、気がついたらお前の背中の上だ。
(悪戯がバレた子供の様に、バツの悪い顔でそう答える。話す情報などないのは事実、この世界の事情については何も知らないのだから。おかしそうに笑う姿を見れば少々ムッとした表情を浮かべ「情報が無ければ信用にも値しないか」と意地悪な事を呟き。勿論、そんなつもりで尋ねているわけではないのは分かる。自分の事を詮索する相手への牽制と距離感の整理のため、遠ざけるような刺々しい態度をすれば子供の様にそっぽを向き。機嫌の悪さを隠そうともせずに堂々と振る舞う所は子供らしく、相手への配慮のかけらもない。特に思い出す事も考える事もなく、棒で地面を削りながら空を見上げる。残念ながら天候と木々の影が本来の姿を隠しているからか、こちらからは星など見当たらない。北極星さえ見つかればある程度の方角は分かるのだが。この類の知識は前から持っていたのだろうか、そう考えながら地面を見つめる。今後の事を考えるならば、やはり森を歩かなければならないだろう。引き返すにしろ探索するにしろ、此方には地形を把握する術も無ければ大した道具もない。熊にでも襲われたら少なくとも自分は食われて死ぬだろう。…相手をジッと見つめ、頭の中で熊との戦闘をシュミレーションしてみる。残酷ながら熊は何をしても怯むことなく、容易く此方の喉笛を切り裂く。無慈悲に食い荒らされる自分の胴体を想像すれば振り払い、手を大袈裟に広げながら問いかけ。)
とりあえず、今後どうするかを聞きたいんだけど。このままお喋りしてても構わないが、いつ熊に食われるかも分からないだろう。

  • No.23 by ハロルド・マードック   2018-08-13 00:35:44 



なに、本当に記憶喪失なのか。

(ぶっきらぼうな相手の言葉に、ほぐしていた腕をピタと止めると小首を傾げ。しかし、相手に向けた表情にも、吐いた台詞の声音にも緊迫感はない。だが、流石に頭の中では、ちょっと、この状況はあまり良くないんじゃないか、と危機感が告げる。……記憶喪失。そういった案件に遭遇するのは初めてだ。いや、交番に勤めていた頃、認知症のお年寄りなら何度か保護したことがあるけれど。若年者がエピソードのみを迷子にしてしまうタイプの記憶喪失ならば、すべき対処は全然分からない。しかし、ここで少年を責めても仕方がないし、動揺する姿を見せるのも駄目だ。普通に考えて、一番心細いのは当事者だろうに、そんなことをしてはもっと不安にさせてしまうかもしれない。そこで再び、ヘラりと微笑めば「まずは名前さえ分かれば、十分だ」と相手の問いかけに切り返して、止めていた腕を伸ばしきってから、ぶらりと落とし。続けて、相手が空を見上げれば、自分も倣うようにそれを仰ぎ見て。空の色は、やっぱりどこか不気味なままだ。……その後、こちらに語りかけてきた相手に視線を戻し、無言でずいずい近付いていくと、有無を言わせず、右手でがっしと片方の肩を掴まえ「こういう時は出だしが肝心だ。とりあえず、もうちょっと話そうぜ」と言って、ニッと笑い。それから左手を広げると「さっき、空を見たなら気付いただろう?レニーが目を覚まして、俺たちがちゃんと対面を果たしたタイミングで空は晴れたんだ。こんなに幸先が良いことはないよ」と楽しげに語り、最後に)

覚えていないことが多くても、ここが普通じゃないってのは分かるんだよね? じゃあ、一緒に帰ろう。とにかく、食べ物と水を探してみようぜ。




(/確定ロルは問題があれば、いつでも教えて下さい…>< 一応、私なりに流れを考えて使っており、確定で窮地を脱したり有利に立ったりするつもりはないことは断っておきます…。あと、オッサンの戯言がバカっぽくてレナード君の勘に障った時なんかは、それこそ確定で殴って貰っても構いませんので← /蹴可)



  • No.24 by レナード  2018-08-13 22:49:12 


…………悪いか?
(完全に図星を突かれ、暫し重い沈黙の後ついで出てきたのは堂々とした開き直り。まさか相手にピタリと言い当てられるなどと思ってもおらず、出来るだけ黙っておこうと思っていたのだが無慈悲にその目論見は物の見事に崩れ去る。刺すような言葉も不信感を煽るような仕草も効かないとなれば、遠ざける事は中々に難しい。人手があるのは合理的だし喜ぶべきか、と珍しく良い方向に捉えようと考えれば呆れたように溜息を吐く。もしも自分の立場なら生意気な口を利く子供などとうに見捨てているだろう。信じられる情報も根拠も無ければ記憶喪失と言うのだ、同行するメリットよりもデメリットの方が大きいなど一目瞭然。彼の真意が分からず、肩を掴まれれば狼狽したような表情。ただ黙って頷けばその真意と顔色を伺い、観察するように見上げ。「雲が移動しただけだろう、幸先が良いも悪いもない」真っ向から反論すればそっぽを向く。励まそうなどと思っているのか、それとも喧しく明るい性格なのか。正反対の人間を少しは理解しようと考えつつも、口は脳に不思議と従わない。帰る、そう告げられれば少々不安そうな表情を浮かべながら目を逸らす。そして直ぐ様いつもの顔に戻れば、相手の言葉に頷き。 )
それには賛成だ。海があるなら川もあるだろう。……あの色の水が飲めるのかは分からないけど。




(/いえいえ、全然構いませんよ!NPCの生死などの重要な事でなければ確定ロルは回していただいて大丈夫です…!此方こそ流れを断ってしまったりした際には遠慮なく申してくださいませ… いやいや、いつでも元気なハロルドおじさんを見るのはとても癒しです…!! 此方も息子の生意気発言にご気分を害されましたら引っ叩いてお灸を据えて貰って構いません() (蹴可)

  • No.25 by ハロルド・マードック   2018-08-13 23:30:51 



だからこそ、二人なら心強い。

(相手の発言のうち、同意を得られた部分のみを拾えば、奥底に期待を宿し、僅かに煌めいている瞳を向けて、本心からの言葉を口にし。おかしなことになってしまったが、目の前の少年とは常識を共有できている気がするのだ。ここでは、太陽は青く、海は赤黒く、波は意思を持っているかのようだったし、樹木も然りだ。佇む景色はそれが当然だとばかりに澄まし込んでいて、自身の常識の方にこそ、揺さぶりをかけてくる。だが、その中で唯一、相手はこの状況を自分と同じように異常だと思っているようなのである。今も"水の色"を疑う発言をしていた。心強さを感じつつ、冒頭の台詞に付け足すように下記を述べると、最後は苦笑いして)

飲食できそうな物を見つけたら、俺が毒味をする。食えそうなら絶対に分け合うよ。その代わり、毒があって参ってしまった時はレニーだけが頼りだ。見捨てないでくれよ?


  • No.26 by レナード  2018-08-14 00:49:52 



変な奴。…その時の状況によるけど、助けられそうだったら助けるよ。
(社会的立場や家庭があるであろう彼は、何としてでもここから脱出しなければならないし本人もそれを望んでいるだろう。であるのに、何故素性もわからない自分にも気にかけるのかただ疑問でしかなく。それをそのまま口に出せば、幼い少年のように輝かしい瞳から視線を逸らし地面へと目を伏せ。少々照れ臭いのか背中を向ければ、何処が道に続いているか確かめる為辺りを見渡し。獣道が一つ何処かへ続いている。足元は悪く、獣と遭遇するかもしれないが一定の安全は確保されてるであろう。近くからは水音も、動物の鳴き声や地面を踏みしめる声も聞こえず草木が揺れる音のみが鳴り響き。獣道があるという事は哺乳類がこの森で生活しているという事、食えるかはさておきこの森にて生態系が組まれているという事は確かとなった。狐の類だろうか、そう考えれば暗い顔で呟きのような問いかけのような、行く当てもない疑問を口に出し。 )
とりあえず、大型の動物がいる事は確定したけど……狐って食べれるか?

  • No.27 by ハロルド・マードック   2018-08-14 06:52:30 



ああ、頼んだ。

(相手の返答はやや歯切れが悪かったが、断られなかっただけ良しとすべきだろう。そもそも、その歯切れの悪さも恐らく、感情的な迷いに寄るものではなく、理論的な根拠に基づいて考えたが為という風に見えて。満足そうに微笑むと、改めて信用する意思を口に出し。続いて、相手の挙動によって獣道の存在に気付き、相手が零した言葉も聞き拾っては「……仕留めたことはないが、贅沢は言ってられないね」と少しだけ真面目な面持ちで答えて。しかし、獣道に合流できたのは有り難いことだ。完全に道がないと、最悪、同じ場所をぐるぐる回ることにもなりかねった。また、本心を言うと、どうやって川を探そうかとも考えあぐねていたのだ。ここが普通の森なら、最適解は海に出て、沿岸を歩くことだっただろう。だが、つい先程、目の当たりにした異様な事態を思い返すと、とても足が進まなかった。もう一度、あんなことがあれば、今度こそ暗褐色の海底に連れ去られてしまうかもしれない。……その点、獣道を辿れば、もしかすると森の中を進んでも水場に辿り着けるかもしれないと思った。ここで進まない手はないだろう。少年の横に並び立ち、相手の頭にぽんと手を置くとやや明るいトーンで「とにかく、ちょっと前に君が言った通りだ。ここに留まっていてもジリ貧だからさ、進んでみよう」と声をかけ。ただ、万が一、道を外れた時、始発点にすら戻れないという状況は避けたい。目印に近くの樹木の枝を折りながら歩くことを考え付けば、足を踏み出すのと同時にまず近くの木の枝にも手をかけようとして)


  • No.28 by レナード  2018-08-14 22:48:16 


…わかった。
(言葉に同意し、折れていく木の枝に視線を移しながら背中を黙って着いていく。念のため背後に気を配り、振り返るものの先程まで留まっていた場所はもう何処にも映らない。地面を踏みしめる度に小枝が折れる音が響き、静かな森の中では一大事の様に感じられる。少し進むと仄かな火の明かりが、木々に囲まれた中にある。燃え上がる臭いもしない為、どうやら火事ではないようだ。それと同時に賑やかな人々の声、紛れもない人間の言葉、思わず安心感を覚える元の世界の言葉。しかしよく耳を澄ませると教育に宜しくない、記すのも憚れるようなとんでもない言葉が飛び交っているのが分かる。…一人の男がもう一人に食ってかかり、周りはそれを囃し立て、やがては殴り合いの乱闘。肉を刺し抉り、殴り、掴み、何でもありのデスマッチに当てられた観客はナイフと共に鮮血を撒き散らし下品な笑い声を響き渡らせ。まさに人間の皮を被った狂人達の集会、木々に囲まれている為此方から全貌は見えないのが唯一の救いか。非人道的で下品な言葉、乱痴気騒ぎに対する嫌悪感を隠そうともせず「行くぞ、ここに留まってる意味はない」と声をかければ少年は一人でずんずんと進む。しかし、人間の言葉が伝わる生物がここいるという事は分かった。君は情報を集めてもいいし、見なかった事にして先を急いでもいい。 )

  • No.29 by ハロルド・マードック   2018-08-14 23:56:42 



……お!……え?……はあぁぁあ!?

(森を包む静謐を破りながら進むことに少々の決まり悪さを覚えつつも、歩き続ければ、前方に火明かりの気配を感じて。僅かに首を伸ばし、目を凝らして少し遠くを覗き見てみると、なんと、そこには複数の人間がいた。しかも、使っている言語にも聞き覚えがあり、予期せぬ幸運に否応なく期待が膨らむ。弾んだ声を漏らせば、すぐにでも助けを乞おうと駆け出しかけたが、その途端に雰囲気がおかしいことを察知して、ぴたりと動きを止め。寸でのところで飛び出さずに済み、その場で暫し様子を伺うと、演じられた狂宴に素直に驚く。思わず、自身の手を口元に当てれば、声量だけはぎりぎりで抑えられたが、瞳は丸くなり、唖然として立ちすくみ。頭の中には幾つものクエスチョンマークが浮かび、漫画であれば、頬にも露骨に冷や汗が伝っていることだろう。それぐらいに、現実をどう解釈していいのかが分からなかった。だが、傍らの少年の"不快感に満ちていながらも甚く冷静な言葉"でハッと我に帰れば、身体の硬直も解けて。先を行こうとする少年の沈着さに内心では感心しつつも、その態度を倣うことはできず、慌てたように「待てよ…!」と声をかければ「……少し、様子を見てみないか」と続け。どう好意的に解釈しようにも、連中は紳士には見えない。はっきり言って関わりたくない部類の野蛮人だし、大人数で武器も持っているとあれば、話しかけるどころか、見つかりたくもない相手だ。襲われるようなことがあっては、元も子もない。しかし、自分たちの他に知的な生命体がいるのか、そこから全く怪しかったこの世界で出会うことのできた"人類"でもある。このまま素通りしてしまうことには、一抹の躊躇があった。聞きたくもない卑語が飛び交っているように思えるが、その中からでも何かヒントを得られないだろうか。もしくは……現状が夢でないのなら、この世界はあの失踪事件とも何らかの関連があるのかもしれないし、それなら、連中の中に人相を見た覚えのある者もいないだろうか。……確かめたい。子供には聞かせたくない言葉、見せたくない光景が展開されていることは分かる。それでも、情報が得られるかも、という期待が黙って立ち去ることを許してくれなかった。自分自身、連中の視界に入らないよう気を配り、身を屈めつつも)

レニーも伏せろ。何かあった時の為に耳は塞いじゃ駄目だ。ただ、茂みに隠れていて何も見なくていい。聞こえる言葉も意味は考えるな。


  • No.30 by レナード  2018-08-15 23:53:13 



……分かったよ、しょうがないな。
(黙って振り返れば露骨に嫌な顔をする。出来るだけこの場に居たくない、早いうちに離れたいという気持ちが先行するものの、彼らは一応人間の言葉を使い喋る知性体なのだ。情報を得たい、という相手の気持ちも充分に理解できるが、やはり狂気とでもいうべきエネルギーが満ちたあの場所へは留まって居たくない。…少々考えれば、嫌な顔をしながら茂みの中に紛れて言葉だけに耳を傾けて。神、母、救い、断片的にしか言葉を耳にする事は出来ないが抽象的な言葉が入り込んでは抜けていく。隙間から様子を伺うと、辺りに散らばる肉片と鮮血を気にもとめず群衆は謎の仮面を被った女性のスピーチを聞き入ってあり。時々女性が声を荒げれば群衆は湧き立ち、拳を振り上げれば歓声が上がる。安いパフォーマンスだと気にもとめず、視界に入れないように努めれば一枚の紙が風に運ばれてきて。音を立てないように掴むと目を通す。暫し食い入るようにその内容を脳味噌に入れれば、相手に注意を払いながら渡し。君は驚くだろう。事件関係者にしか出回っていない、例の集団失踪事件の失踪者の情報が載った調査資料だったのだから。屋敷の主は失踪した一人である若い画家、子供は居らず妻は数年前に事故で死亡している。妻を失ってからはスランプに陥り、とある新興宗教に入れ込んでいた。そしてある日、屋敷に出入りしていた使用人と教団関係者と共に忽然と姿を消した。…女性が仮面を外す。資料に貼り付けられた顔写真と一致するその容姿は、ニコニコと愛想を振りまきながら皆に手を振っている。彼女は例の新興宗教の教祖、教団内では『ルーシー』と呼ばれていたらしい。彼女も失踪者の一人だ。すると、群衆は唐突に動物へと変貌する。赤い鼠、白い鴉、青く変色した狐、何れもが現実の動物達とは違う。クレヨンで塗りたくられたようにそれは現実的では無く不可思議な色合いだ。バラけていく動物達を見送るルーシー、見たところ彼女は動物へは変貌しないらしい。となると彼女が今のところ唯一の人間という事か。漸く押し寄せてくる嫌悪感に終止符が打たれた喜びを感じながら、今度は疲れが押し寄せてくる事に呆れたような溜息を吐く。もうアレに関わりたくない、と手を振るジェスチャーで伝えるも決定権はないだろう。その事を察しながらも、確認の意図を含めて小さな声で尋ね。 )
さて、どうするんだ?僕は絶対にあんなのとは関わりたくないが。言葉が通じるかも分からないだろう。

  • No.31 by ハロルド・マードック   2018-08-16 06:00:41 



……すまないね。

(相手から一応の承諾を得られれば、潜めた声で労いを述べるも実のところ、意識のほとんどは既に集団へ向けられていて。樹木と草の陰に隠れれば、注意深く、映像と音を拾おうと試みる。途切れ途切れに聞こえてくる言葉から、宗教的な儀式の最中なのかと憶測を立てて……リーダーらしい人物も認識できることから、全くの無秩序な集団というわけではなさそうだ。集中していると、不意に隣から一片の紙切れを差し出され。少々驚いたが、腕を視線で辿ると、その先にあるのは些か不機嫌そうながら、勝手にもう相棒と認識しつつあった少年の顔であり。黙って受け取り、目を通す。そして、そこに掲載されている顔写真と視界の先にいる女の符合にも気が付いた。……もっと衝撃を受けても良かったのかもしれないが、沸き上がった感情は血の気を帯びた驚愕ではなく、静かで冷ややかな興奮であった。……やっぱり、関連性がある。突然、非現実を押し付けられれば、それは驚くさ。だけれど、一見、難解で不可思議な状況に遭遇し、その中でヒントと成り得そうな情報に巡り会えたなら、そこで一々きゃーきゃー騒いでいるようじゃ、刑事なんて勤まらないんだ。すっかり仕事モードに入ってしまい、真面目な面立ちになると、手にした紙片は畳んで自分のポケットに差し入れ。隣の相手に小声で「レニー、ありがとう。後でこの紙をどこで手に入れたのかも教えてくれ」と告げると、再び、集団の様子を伺うことに気持ちを戻そうとし。だが、そこで予期せぬことにリーダーらしき女を除いた全員が動物へと姿を変えてしまった。……これには再び驚いた。散っていく動物の背中を見送りながら、またもどう解釈したものか、悩んでしまう。……元々動物だったのか?それとも人間を動物に変えていたのか?そもそも、あの宗教はどういう教義だっただろう。教祖の本名や経歴は押さえられていなかっただろうか。何か思い出せることはないものか……。明らかにヒントなのに、活かせないのはあまりに惜しい。傍らの少年は立ち去りたそうにしているが、こちらはいよいよ、そうする気がなくなって。留まろうという意思を体現するかのように一切姿勢も変えず、女の方を見つめたまま口を開けば「……近接格闘には自信があるんだ」と呟き。続けて、少年の方を見ると、少し困ったように半端で控えめな笑みを浮かべて)

組み伏せようと思ったんだがなぁ……。あんなの見せられると戸惑ってしまうね。俺はあの姉ちゃんを捕まえて取り調べしたいんだけど、普通の格闘技が通用すると思うかい?


  • No.32 by レナード  2018-08-16 22:59:44 



アイツが人間なら通用するだろうよ。そうでなければ確実に何か対策を練らないと…
(姿勢を変えない相手に向かって呆れた様に首を振れば、黙って言葉を聞き思案する。ふと、紙に書いてあった教団の詳細が思いついた。空の星に魔術的要素があると信仰し、信者達のみが世界の破滅の後ユートピアにて永遠に過ごせる…というまぁ何ともありがちな物だ。星が正しい刻、我らが父は降臨する。押さえられた聖書にはそう書いてあったそうだが、残念ながら自分にはただのカルト宗教が集金の為に作ったシステムとしか思えず。だが少なくとも教団がこの世界に一枚噛んでいる事は確かだろう。教祖の本名と経歴は不明、明るみに出ているのは教団設立後のみ。謎が多く、不確定要素が多いものの訓練を受けている警察官には女性一人捕らえる事など容易いだろう。しかし、あの女性も何らかの説明できないような力を持っていないとも限らない。対策を練らないと間違いなく危険、そう言いかけた際に傍の木が激しく揺れ鼓膜が破れんばかりの衝撃が走る。思わず耳を抑え、咳き込みながらも様子を見ればルーシーの手にはショットガンが握られており。残念ながら銃器を持っている相手に立ち向かえるほど自分の体は頑丈ではない事は一番理解している、そのまま息を潜めながら視線で自分の考えを伝え。相手には此方の居場所は今ので恐らくバレた、けれど攻撃を仕掛けてくるならもっと早いうちにする事も可能だったはずだ。居場所特定に銃器を選んでいる時点で、道具以外に相手は此方に対抗する術は無い可能性が高い。直後、女は口を開く。『大人しく此方に来ないと死にますよ』…彼女が手を下すにしろしないにしろ、危機的状況には変わりがない。さてどうしたものか、目を合わせ相手の意図を探ろうとした瞬間鼻に独特の臭いが染み付く。軽やかな蹄の音が一定の間隔で響き渡り、リズムを作りながら此方に迫ってくる。何かが駆けてくる音に紛れて響くのは独特の音、そしてこの臭い。恐る恐る目を凝らすと、遠くの木々が赤色に染まっている。信じたくはないが間違いなく火事だ、そして此方へ蹄と共に襲い掛かろうと葉から葉へ乗り移っているところだろうか。次から次へ起こる現象にやり場のない怒りをふつふつと沸かせながら、脳を回転させる。此方は葉と木々に囲まれ、炎に包まれるのは時間の問題だろう。一方ルーシーがいる場所は大きな広場になっており、不思議と木々は近くにはない。彼女も余裕そのものといった感じで、何か対策があるようだ。火を恐れるなら其方へ移動した方が賢明だが、移った瞬間に脳天を打ち抜かれない保証はない。加えて此方へ一直線に向かってくる何か。迷いない音は恐怖さえ覚える。よく観察してみると、炎には持続性がない。本来の物と違い、どうやらその場に留まり燃え続けるという機能は無いようだ。酷く冷静な脳内は動くを止める事なく、小さな声で相手の意見を求めるよう指示し。)
選択肢は三つ、この場に留まるか、女の方に行くか、それともここから逃げるか。…どれもメリットとデメリットはあるが、炎から逃げるなら女の方に行くのがいいだろう。安全を優先するなら自力で対処しなければなくなるが。

  • No.33 by ハロルド・マードック   2018-08-17 12:30:20 


(/背後発言のみで失礼します。私情により、普段よりも少し返信が遅れてしまいそうなので、報告に参りました。二日以内には戻って来られると思うので、急で申し訳ありませんが、お待ち頂けると嬉しいです。/蹴可)

  • No.34 by ハロルド・マードック   2018-08-17 20:34:00 



く、気付かれてたみたいだな…!

(突如、響いた発砲音に驚いて身を屈めたが、少年も自分も無事であり、狙撃がどこから誰によって行われたのかを悟ると悔しそうに口元を歪め。続けて投げ掛けられた台詞から考えるに、今のは威嚇射撃だったのだろうか。どのみち、飛び道具を持っていたとは相手が悪い。……だが、見たところ、相手が手にしているのはショットガンのようである。それなら、連射性も貫通性も幾らか他のタイプの銃より劣るはずだ。近接戦では強いが、草木の中を逐電すれば、追えない可能性が高いのではないか。逆に、今、女が立っているような障害物のない場所にのこのこ出ていくと、発砲された場合、まず避けられない。……つまり、圧倒的優位に立たれない為には逃げるしかない。しかし、そのように決断しかけた時、不審で不吉な足音と炎の気配に気が付いて顔を上げ、周囲の異常を認識すれば、苦々しげに「ああ、どうやら手厚く、もてなしてくれる気のようだな!」と言って。瞬時に頭の中には様々な思索が巡る。これはどういうことなのか。蹄の正体や突然、出現した炎があの女の差し金によるものなら、逃げても無駄かもしれない。どこまでが相手の手中なのか、分からないのだ。相手の能力も不明ならば、相手の目的も掴めていないのである。……分からないことだらけだ。また、他の可能性を考えるなら、今、周囲にある何もかもが敵と決まっているわけでもない。素直に出ていけば、案外、あの女も話が通じるかもしれないし、もしあの女が敵でも、蹄の主は救済者という可能性だってあるだろう。……駄目だな。適切な判断をするには情報が少な過ぎるが、これ以上、迷ってもいられない。選択肢を提示してきた傍らの少年に「出て行こう」と端的に答えては少し低く、潜めた声で「俺が先に行く。レニーは数歩あけて後ろから着いてきてくれ。発砲されたら……俺が壁になるから、君は逃げろよ」と告げ。さすがに、苦渋が冷たい汗となって背筋を伝うのを感じる。当然、この場で殺されるのは嫌だった。その可能性を考えてしまうと、恐怖で身動きができなくなりそうだ。だから、考えてはいけない。今は相手に温情があることを期待するしかない。だけれど、もしも撃たれるなら、ここで共倒れになることもないだろう。ゆえに、これは英雄的な自己犠牲の精神ではない。ただ合理に従っただけの結論だ。……一人納得をすれば、腰の警棒が相手の目に止まらぬよう、さりげなくコートを正して。下記の台詞を叫べば、敵意がないことを示すように両手をあげ、相手の立つ広場へと足を踏み出し)

分かった!今から出て行くから、撃つなよ!



(/二枚舌で相済みません;; 急に入った予定が思いの外に早く片付いたので、想定よりも早めに返信を仕上げられました。今後とも宜しくお願いします↓/蹴可)


  • No.35 by レナード  2018-08-18 07:17:30 


………。
(相手次第の計画。彼女に人の心があればセーフ、なければ頭が破裂して終わり。なかった場合の光景を想像して口に手を当てれば、指示通りに数歩あけて道を辿って行く。抵抗の意思が二人にないと感じたのか、ルーシーは銃口を降ろし静かに此方を見据えている。炎が辺りを取り囲むものの、不思議と何かに隔てられているかの様に此方へ直接襲い掛かってくる事はない。蹄の音が止まり、音の主が木々の間から此方を見据えている。その形は現実にも存在する馬の形、しかし毛並みは蒼ざめており黒い蹄には赤い何かが絵の具の様にべったりと付いている。想像したくないが、動物達があの蹄に巻き込まれたのだろう。蒼色の毛は塗り潰された様に赤い炎からただ浮いており、恐怖と存在感を増長させる。暫くすると馬は踵を返し、また蹄の音と共に駆けていった。炎も弱まっていき、熱と共に君達は恐怖から解放される。あの馬は見境なく生物を狙い、現れては蹄で踏み潰しているのだろうか。疑問が口に出る事も無ければ答える訳でもない。警戒する様にルーシーと距離を取れば、愛想の良い口調でフレンドリーに話しかけて来て。『案内役の猫には会いました?会ってないのなら私がこのワンダーランドの案内を…』 ワンダーランド。教団内でさ神が住む楽園にして、世界の破滅が訪れた際に行くことができる永遠の理想郷として謳われていた。ここまで来れば確実だろう。事件の裏には例の教団が関わっている。その教祖は目の前に佇み、被っている帽子のつばを弄んでいるのだが。ショットガンを降ろしたものの、手放す気配はなく此方が行動を起こせば交戦する気なのだろう。嫌悪感の満ちた瞳で見上げながら背中に隠れ、姿を見せようとしない少年は小声で意思を伝え。)
話したいらしいぞ、何か話してやればいい。僕は絶対に勘弁だがな。



(/お伝えしてくださりありがとうございます。また急用などありましたら構わずそちらを優先してくださって構いません。此方こそ、至らない点など多々あると思いますがよろしくお願いしていただければと思います。(蹴可)

  • No.36 by ハロルド・マードック   2018-08-19 05:21:05 



……………………。

(相手の女を刺激しないよう、適当なところで足を止めれば、無言で正面を見据えつつ、話を伺い。……こちらは警戒心から、軽く上げたままとなっている手も下げられずにいるというのに、相手の方は妙に親しげな口調であり。……発砲による挨拶に始まって、今は銃を片手にフレンドリーを気取るとは、相当にクレイジーだ。本心を述べると、皮肉の一つでも言ってやりたくなったが、機嫌を損ねるわけには行かないだろう。相変わらず、相手の思惑や性格の傾向は掴みがたい。表面上、愛想良く振る舞われても、根底に悪意を感じるのなら"目的は何だ?"と噛み付くことも考えたが、本当に悪気がない人間なら、そういう真似は控えた方が良いだろう。……思索に耽っていると、背後から少年の声が耳に届き。真剣な表情で前を向いたままだが、タイミング的には彼の言葉と女の言葉、両方に答えるようにはっきりとした声で)

猫には会わなかった。案内をしてくれるなら、お願いしたい。




(/有難うございます。数日間、日が開いてしまいそうな時は今後も連絡をさせて頂きたく存じます。もしくは、主様の方から何日以上開きそうなら……という目安があれば、教えて頂ければ従いますね…! なければないでも構いませんが、こちらは不慮の出来事がない限り、一週間以上の無言はないようにしたいと思っていますので…!/蹴可)


  • No.37 by レナード  2018-08-20 06:14:56 



『分かりました、ではこれを持っていてください。この世界に干渉する為の鍵のような物ですから』
( そうして渡されたのは何も変哲がない真っ白で小さなカンバス。恐る恐るといった様子でそれを受け取り、まじまじと見れば相棒の男性へと手渡し。また何かトラブルが起こるかと思っていたからか、少々拍子抜けしていると今度は黄色と青の絵具を渡される。此方も特に変わった所はないが、蓋を開けると独特の匂いから油絵具だという事が分かり。果たしてこれがこの世界から出る鍵になり得るのだろうか。疑問だが、何回も遭遇している異常現象を目の当たりにしているからか大して真偽を確かめようとする気もなく。感覚が麻痺して来ているのだろうか。絵具を持ちながら地面を見つめ、女と目を合わせようとせず遠くの鳥の囀りに耳を傾け。気にも止めずに少々悩めば、真剣な表情に対しニコニコと緊張感のない笑みを浮かべ。そして言葉を放てば楽しそうにひらひらと手を振りつつ、最後の方は小声で呟く様に。 )
『まずはこの世界について説明しましょう。簡単に言えばここはアリスの役割を与えられた誰かの精神世界、世界の礎であるアリスを破壊すれば出られるのですが…一つ問題がありまして。』



(/此方は特に目安などありませんが、つけるのならば三日以上空きそうなら連絡…という事でよろしいでしょうか?勿論ご都合もありますでしょうし、余裕があれば入れていただく程度でしなくても此方は全然構いません。私も急用で間が空きそうでしたら遠慮なく連絡させていただきますね。(蹴可)

  • No.38 by ハロルド・マードック   2018-08-20 12:22:15 



ほう……。

(少年にカンバスを差し出されれば、片手で受け取って、上げたままとなっていたもう片方の手も静かに下ろし、無意識のうちに腰へ当て。まじまじと観察してみたところ、変わった物のようには見えないが、世界に干渉する為の鍵とはどういうことなのだろうか。疑問に思っていると、少年は女から絵の具も渡され、その後は何か思い悩んでいるかのように視線を下方に落としてしまい。もしかしたら、自分も彼と似たような表情となっているのかもしれない。依然、現状は謎ばかりで、少なくとも、ヘラヘラできる状況ではない。だが、目の前の女は対照的に気楽そうで。口を真一文字に結めば、そんな相手を真っ直ぐに見つめ、続きの話に耳を傾ける。そして、平然と語られた内容に対し、一瞬だけ僅かに瞳を丸くして。脱出の方法……!明らかなヒント。胸の鼓動が早まるも、思惑を掴めない相手に期待と動揺を悟られぬよう、表面的には平静を保ち。話の腰も折ってはいけない。笑みこそないが、何でもないような顔と声音で)

ふむ。その問題とは……?



(/承知しました^^ それでは目安としては三日と考えておきます。僭越ながら、主様もくれぐれもリアルを大切になさってくださいませ。/蹴り推奨)


  • No.39 by レナード  2018-08-20 18:59:03 


『いやそのね、肝心のアリスが居ないんです。正確に言えば役割を放棄している、という事でしょうか。例えるなら鍵はあるけどそもそも扉がないって感じですね!』
( なるほどなるほど、つまり脱出不可能というわけか!…自然にそういう思考へ移動した自分へ嫌悪を覚えつつも、女へ疑いを抱き。「なら何故僕たちはここに入ることができたんだ?」言葉と共に放たれた疑問を『私はここで作られた存在なのでよく分かりませ〜ん!』と茶化すように一刀両断。胡散臭さに磨きがかかる彼女へ冷たい視線を浴びせれば溜息を吐く。何かをこの女は隠している、根拠も証拠もないが直感がそう告げており。銃器を持った相手を無謀に睨みつける少年と負けじと睨み返す大人気ない女性の視線と視線の熱い戦いが繰り広げられれば、後ろを向いて女性から視線を外す。そして小声で相談するように「おい、あの女を今すぐ取り抑えて無理矢理情報を引き出す事はできるか。」とかなりの無理難題を容赦なく吹っかける。現実的でないしいつでも銃弾を放てるだろう事は理解しているので、それを実行させる気はないが気分を晴らすために冗談で持ちかけ。それを示すように首を小さく振り、そしてまた振り返る。このまま話していても仕方がない、さっさと何かあるなら勿体ぶらず話して欲しいのだが。悪態を感じ取ったのか笑顔を消し、不機嫌そうな顔を浮かべればまたすぐに笑顔になる。うーん、と悩むような素振りの後音と共に手を合わせ。 )
『アリスと思わしき候補なら知ってますよ。この人でほぼ確定!かも!って人。ま〜その情報を渡すかどうかは私次第なんですけど。…で!ここは取引といきません?』

  • No.40 by ハロルド・マードック   2018-08-21 18:06:23 



ハハハ……。

(振り返ってきた少年の少しばかり過激な台詞に曖昧な笑みを返せば、"冗談だろう?"と言わんばかりにカンバスを持っていない方の手を軽く広げ、首も横に振り。にしても、この女の話はとても興味深い。どこまで真実を語っているのかは分からないが、さっき何と言っただろう。"私はここで作られた存在なのでよく分からない"だと? この世界に引き込まれてから、なかなか早くに黒幕が黒幕らしいツラして現れてくれたのかと思いきや、女の発言を事実と仮定すれば、やはり事はそう簡単に行かないようである。質問したいこともあるが、強い押しが強い反発を招いてしまうのはよくある話だ。ヘラヘラして見える女もレニーに睨み付けられたら、思いっきり睨み返していたし、迂闊な行動を取ると機嫌を損ねてしまう可能性がある。ひとまずは相手の話に乗って行こうと腹を括れば、相手の瞳をやんわりと見据え、声色も平常通りに)

興味深いね。内容を聞かせてくれるかい?


  • No.41 by レナード  2018-08-22 20:49:37 


『先程の怪物いるでしょう?あの炎の。アイツを殺して、胃袋の中にある絵具を取り出して欲しいんです!』
( 酷く冷静、平常な声にニッコリと目を細める。それがただの装いなのか、それとも本心なのか。彼女の知るところではないだろう。絵具は先程渡されたものと同じ物なのだろうか。どのような役割があるから分からないが、恐らくカンバスと共に使用すると思われる。脱出に必要な道具なら、協力しない手はないだろう。すると女はカンバスをもう一つ何処からか取り出し、黄色の絵具を自身の手から頂戴する。白いそれに絵具を直接手で塗りたくれば、カンバスの中に手を突っ込み。…突っ込む?思わず目を擦り、もう一度その状況を見る。どう見ても普通のカンバスの中に手を入れ、何かを探っているように手を動かしているのだ。驚くものの、大して追求すべき事案でもない、と思うのは感覚が麻痺しているのだろうか。そしてカンバスよりもどう見ても大きい猟銃を取り出せば、扱えそうな大人にそれを渡し。代わりに少年には同じく取り出した双眼鏡を渡した後、絵具のキャップを閉める。黄色の猟銃と黄色の双眼鏡、この自然の中では浮いているものの何もないよりかは良いだろう。勿論、怪物を殺す事が出来るのかは不明だが。銃器を得たからと言ってあの怪物に踏み潰されでもしたら終わりであろう。やはりリスクを最小限にするならば、この女を銃で脅し情報だけを抜き取る事が一番良い方法にも思える。勿論、彼女と戦闘に入れば情報を得られるかどうかも分からないが。死んでしまえば元も子もない、やってみる価値があるともないとも思えない。であれば、やはりあの怪物を退治するのが一番良いのだろうか。どうするか、行動についての意見を相手に小声で求め。 )
「…おい、冗談抜きでアイツを取り押さえる事はできないのか。引き受けて炎で丸焦げなんて僕は絶対に遠慮したいが。」

  • No.42 by ハロルド・マードック   2018-08-23 21:15:57 



炎の怪物……。

(話を聞けば、ふむ、とその内容を吟味するように片手を自身の顎に寄せて。女が言っているのは、あの馬のことか。姿を見せたタイミングから、てっきり彼女の下僕なのかと思いきや、退治を依頼してくるとは対立関係にあったのだろうか。思案に耽っていると、突如、少年の手から絵の具を取り返した女の行動にまたも瞳が丸くなる。……今、カンバスの中に手が入ったよな? 何か言うべきかと口を微かにパクパクさせている内に、女は平然と作業を終え、少年には双眼鏡を、こちらには猟銃を手渡してきて。ずしりとした重みを感じていれば、少年が小声で話しかけてくる。さて、どうしたものだろうか。こちらの最終目標は、現実世界に無事帰ることだ。そして、その為にはアリスとやらを破壊する必要があるそうだが、肝心のアリスは職務放棄中……それが誰でどこにいるかもこっちは知らないが、女は目ぼしい人物を知っているらしい……。少年に対して、安心して少し任せてほしい、とでも言うように黙ったまま、一瞬だけ笑みを向けると身体の向きを変え、さっきの馬が消えていった方向を仰ぎ見て。チラリと、女に横目をやれば、割りと乗り気そうな声色で)

怪物というのは、あの馬みたいな奴のことだよね? そう悪い条件じゃなさそうだ。だが、一つ聞いて置きたいんだが、この世界でも"死"は"死"なのかい?


  • No.43 by レナード  2018-08-24 21:33:18 


『勿論。肉体を持つ貴方達にも、私達にも、あの怪物にも死は平等です。死んでから何処に行くかはわかりませんが…大方この世界に取り込まれるのでしょう』
( 笑みを向けられれば、それに応えるかのように静かに口を噤む。若干不服だが、下手に煽るよりも愛想の良い相手に任せれば良いだろうと判断し。現実世界への帰還には情報が必要だ。多少のリスクを背負わなければ道を切り拓くのは難しいだろうが、自分達は冒険者などではない。ただ巻き込まれてしまった不幸な一般人なのだ。双眼鏡を観察するが、良くも悪くも平凡だ。特別な怪物に対抗できる程の効果があるとは思えない。それは猟銃にも通じる事であろう。そもそもアリスとは何なのだろうか。人なのか、物なのか、はたまた別の何かか。口振りからは人名の様にも聞こえるが。確認してみても良いかもしれないが、二人の間に割って入る勇気はなく。今重要なのは彼女の依頼を受けるかどうかだろう。判断に身を委ねる様に相手の男を見上げれば、服の裾を掴み。何となく今更込み上げてきた不安感からか、それともこの世界の不安定さに当てられたか。すぐに離せば気まずそうに目を伏せ。そんな事気にせず気丈な声で判断を急かせば、突き放すような意思を臆する事なく露わにし。 )
『どーします?受けるのならさっさとここから離れてくださいね。巻き込まれるのは勘弁なので!』

  • No.44 by ハロルド・マードック   2018-08-25 23:36:46 



ふーん……分かったよ。

(相手は先にここが"誰かの精神世界"だと明かしたが、それが具体的にどういうもので、自分たちはどのようにして入り込んでしまったのかは不明なまま……取りあえず、悪い夢を見た時のように"最大級にまずいことが起これば、目が覚めて現実世界に戻れる"というわけでもなさそうだ。それどころか、取り込まれる、だと? 冗談じゃない。考えていれば、一瞬だけ、少年にコートの裾を掴まれたような気がして、そちらに視線を移す。しかし、相手はすぐに手を離してしまったようで、瞳も伏せており。対して、目の前の女にパワフルな声音で回答を急かされると、物を持っていない方の手をひらりとさせて「引き受けるのも、ここも離れるのも構わん」と言い切り。相手の方ではなく、今にも歩き出しそうに森の方を見ながら続けて)

だが、こっちも条件があるぞ。次の3つの情報を明かしてくれ。1つ、自分では怪物退治をしない理由、次の1つ、知っている限りのあの怪物の情報、最後、退治後の待ち合わせ場所だ。



(/用心深くて面倒が過ぎそうな息子ですが…;; 最後のはロールプレイの一環で回した台詞なので、背後としては無視して貰っても構いません--; 本人は無自覚ですが、先に"引き受ける"と断っており、そこはもう確定になっていますしね^^; 返し難かったら申し訳ありませんが、つくづく、こちらは楽しくレスをさせて頂いています!物語りの全容を想像したり推測したりするのも大変楽しいです。返信はゆっくり気味ですが、今後ともどうか宜しくお願いします…!/蹴り推奨)


  • No.45 by レナード  2018-08-26 22:31:57 


『…ふ〜ん』
( 女の顔から笑顔が消える。先程までの愛想の良さは何処へと、敵視するような様子を伺うような瞳で二人を見据え。ただの優男だと油断していたのか、暫し沈黙を挟めば再び笑顔を取り戻し。此方は貴方達がどうなろうと知った事ではない、そう言いたげに森の方へと視線を向け。足元を見るような下衆な笑みに露骨に嫌な顔をすれば、足は自然に森の方へと動き。…流石に相手の意図も確認せず勝手に今更行動する気はない。女から情報を得て怪物を倒し、アリスとやらを探す方が近道ではあるだろう。冷静に考えればそれが一番いいのだ。だが、敢えて従わず別の道を探しても自分に異議はない。偶然が引き合わせてくれるかもしれないし、試して見るのも良いだろう。そもそも、アリスと思わしき人物を教えてくれると言っているもののその場所まで教えてくれるとは限らないのだ。顔を上げ、二人のやり取りと判断をただその場で待ち。女が口を開く。鳥が飛ぶ。 )
『あの怪物の優先順位は精神よりも肉体、炎を自由自在に操れるわけではない。障害物を認識でき、此方の攻撃を理解できるほどの知能がある…これぐらいですね。待ち合わせはここでいいです。』

  • No.46 by ハロルド・マードック   2018-08-26 23:01:47 



オーケー。じゃあ、契約成立だ。必ず絵の具を手に入れて、ここに戻ってこよう。

( 内心では、この女、初めの質問には答えなかったな、と思いつつ、敢えてそこには触れないで。握った拳で自分の胸をトンと一回叩けば、相手の女に"良く言えば"頼もしげで茶目っ気のある、"そのまま言うと"皮肉たっぷりで些か意地の悪そうな、笑顔を返し。次いで、傍らの少年に「よし、行こう?」と声をかけると、森へと足を踏み出す。さすがに今のような会話があった後で、突然、背後から撃たれるということはないだろうが、余裕ありげに振る舞いつつも、正直なところ、ショットガンを持っている相手に背を向けることには多少のプレッシャーを感じており。その気持ちを反映するように歩を進める速度は普段よりも少し早めで)


  • No.47 by レナード  2018-08-28 23:14:52 

ん、ああ、分かった。
( 声を掛けられればはっとしたように顔を上げ、言われるがままその後を歩く。話は終わった。自分は怪物退治を命を投げうってする事となったのだ。…少々、いや、大分不安が残る。あの体が鉛玉一発で簡単に倒れる姿は想像できない。足を動かし、相手に着いて行きながらもちらりと後ろを見る。女はただそこで佇んでおり、表情までは見えない。視界が良くない事もあり、少しでもしたら直ぐに瞳の中からは居なくなるだろう。それがかえって恐怖心を軽く煽る。「…一応聞いておくが、一発で怪物を鎮めるほどの銃の腕前はあるか?」それを少しでも和らげる為の情報を得ようと、足を取られない様に注意を払いながらそう聞き。返答がどちらにせよやって貰うしかないのだが。相手は警官だ。銃の訓練など嫌でも受けているだろうし、災害などの危険から身を守る方法も知っているだろう。怪物にその猟銃が通用するかはさておき、銃の扱いに慣れている人物が持っていれば安心だ。森は静かで、先程までの喧騒は何処へやら。風が吹く音も、草が揺れる音も、蹄の音も聞こえない。ただ自分達が地面を踏む音だけが響く無音の世界と化しており。顔を上げるも、やはり青い太陽が世界を照らすだけ。光は仄かに届き、木々の間に手をかざすと手は薄い蒼色に輝く。女はあの怪物を退けていた。対処法を知っているのなら、教えてくれても良い筈だろう。いや、あの女は自分達になど大して興味もないか。怪物が彼女を嫌う要素があるのか、それとも殺してはいけない理由でもあるのか。考えれば考えるほど思考が雁字搦めに鎖で縛られていくようで、億劫になっていく。一旦思考を停止させれば、一先ずはこのひと時の散歩から何かを得ようとし。 )
ここの自然だけはいいな、伸び伸びとして見飽きない。…こんな所で見たくなかったけど。

  • No.48 by ハロルド・マードック   2018-08-30 19:01:30 


(/相済みません;; 私情により返信にお時間を頂いています;; 遅くとも明後日にはお返しできると思いますので、今少しお待ち頂けるととても有り難いです。/蹴りご自由に)

  • No.49 by レナード  2018-08-30 23:50:03 

(/いえいえ大丈夫ですよ。ご報告わざわざありがとうございます。どうかごゆっくり、無理はしないで下さいね!(蹴推奨)

  • No.50 by ハロルド・マードック   2018-09-01 21:59:56 



ははは、馬鹿言うなよ。
(森に踏み入り、歩きながら猟銃を眺めていれば、少年に銃の腕前を問われ。相手の方を見ないまま、呑気そうに笑うと「ライフルなんて、触るのも初めてさ」と全く自覚なしに相手の不安を増幅させるような返答を口にして。生憎と、クレー射撃や鹿撃ちといった趣味は持っていなかった。拳銃であれば、平常からの装備は許されておらずとも、一応、有事の際も対応できるようにと一通り習っているし、銃器については勉強してきたので、"全く扱えない"ということはないだろうが……だからこそ、今はカンバスと共に抱えているそれを興味深げに繁々と眺めていたのである。まぁ、何とかなるだろう。だけれど、一度くらいは練習しておきたい。ライフルが強力で射程に優れているのは有名な話だ。となると、練習に相応しいのはある程度離れた距離にある樹木だろうか? さすがにいきなり小鳥は狙えないだろうし、今までに体験したことを振り返れば、ここの動物へあまり不用意には手を出さない方が良い気もする。そんなことを考えていると、傍らの少年が周囲の景色についての感想を述べて。自分も辺りを見回せば、彼の言葉にも応えるように)
うん、なかなか豊かな風景だよな。ついでに、ここらで試し撃ちに使えそうなものが見つかると良いんだが……。


  • No.51 by レナード  2018-09-02 21:53:15 


成る程、つまりは仕留め損なって殺される可能性もあると。
( ははは、と此方も笑えば重い溜息を吐く。明るく陽気な笑みとは対照的に暗く、不安が滲み出た笑みだ。触るのも始めて、なんて言葉を聞けばますます不安になるが…かと言って自分がライフルを扱えるとは思えない。ここは任せるしか選択肢がなさそうだ、そう思いつつ辺りを見回す。すると、丁度近くに動物も居なさそうな一本の木を見つける。目を凝らすと太枝が腐食したのか千切れかかっており、そして今まさに不穏な音を立てて地へと落ちた。音に反応して何かが動く気配もなく、どうやらここには自分達しか居ないらしい。綺麗に千切れた太枝の断面は的を連想させ、ある程度の大きさがあり尚且つ何処に当たったかを直ぐに判断できる。距離はあるが銃弾を遮断する障害物もない。これ以上とない好条件だ。くいっと服の裾を引っ張れば木の断面を指さし、直ぐ様耳の穴を両手で塞げば操縦するかのように指示を繰り出し。 )
よし、あそこの断面に向かって一つ撃ってみよう。当たっても当たらなくても結果は同じだが。

  • No.52 by ハロルド・マードック   2018-09-03 00:23:33 



なぁに、大丈夫大丈夫。
(声のトーンこそ明るいが、内容は悲観的で不安が滲んでいるような少年の台詞を聞けば、猟銃を片手に持ち変え、重量を確かめるように軽く上下させつつ、ヘラヘラと。何せ、今手元にあるのは狙撃に優れていると伝え聞く、ライフルという銃器なのだ。そして、少年は双眼鏡も持っている。練習を終えたらなるべく高台か、それがどちらにあるか見当をつけられなければ、取りあえず、見通しの良さそうな場所を探そうと考えていた。思惑通りに出てきてくれるか保証はないが、とにかく、標的を狙うのは遠距離からにするつもりであり。それなら、もし、一度くらい撃ち損じてもすぐ報復に遭うことはないだろうと見込んでいて……尤も、猟の経験がない身で、しかも、相手は怪物となれば、その認識が妥当なものか、それとも甘い見通しなのかも分からないのだが。……と、その時、不意に少年に袖を引かれれば、次は的に持ってこいな樹木の存在を教えられて。感心したように「おぉ」と呟くや、ライフルと対象を見比べ。下記を述べた後に少し微笑み、コッキングレバーを引けば、その場にしゃがんで構えを取り、標的への発砲を試みて)
危ないから、そこを絶対に動くなよ。いやぁ……にしても、やっぱりツイてるな。


  • No.53 by レナード  2018-09-03 21:18:32 


ツイているならそもそもこんな所に……
( そこまで言いかけた瞬間、体に衝撃が広がっていく。銃声が響き、数秒時が止まったかのように静寂が訪れればゆっくりと耳から手を離して。いつまで経っても慣れる事は無いであろう音に内心怯えながらも、目を凝らして的を見つめ。黄色いインクが辺りに撒き散らされ、そして驚く事に先程まであった的は半分ほど抉れ何処かへと消え果てている。人間一人の頭なら易々と吹っ飛ばせるだろうそれは、一般の獣を狩るための役割を果たしてくれるだろう。怪物に効くかは不明だが、威力は充分確認できた。後はその時に当たるかどうかだ。双眼鏡で的を覗き、命中した事を確認すればぐっと親指を立てる。嬉しそうな笑みを浮かべ、先程までの不安は何処へやら。少年らしい年相応の素振りを見せながらも大人びた口調で賛辞を呈する。銃声に驚いたのかそれとも何かの予兆か、一羽の鳥が飛び立ったのにも気づきはせず。 )
よし!当たった!良くやったぞ、本番もこの調子でバンバンと仕留めてくれ!出来るだけ早くな!

  • No.54 by ハロルド・マードック   2018-09-05 20:40:35 


(/度々申し訳ありません;; リアルの多忙により、今回も少しお返事が遅れそうです。必ず戻ってきますので、気長にお付き合い頂けると嬉しいです…!;; ペースはゆっくりめでも、いつも本当に楽しくやり取りさせて貰っていますので…!何とぞお願いします´`* /蹴推奨)

  • No.55 by ハロルド・マードック   2018-09-08 21:10:51 



ふっふっふ……初弾は命中!

(重たく鋭い銃声が自身の耳にのみ余韻を残して消え去れば、肉眼でも視界の先に抉れた的を確認でき。狙い通りに標的を仕留められた爽快感と満足感に頬を緩めると上記を呟き、少年の賛辞を受けつつ、ゆっくりと立ち上がって。理性では、弾数にも限りがあるし、静止している樹木と襲いかかってこないとも限らない怪物では、撃ち抜く難易度が異なるであろうことも分かる。調子に乗れるような局面ではないかもしれない。しかし、思いの外に上手くいった初撃に気分がすっかり良くなってしまっていることもまた、一つの事実であり、ついつい笑顔のまま「俺、狙撃の才能があるのかもな」と軽口を叩き。……だが、そこで何ともなしに眺めていた先程の標的に対し、どこか違和感を覚えると片手を眉の辺りにかざし、よく目を凝らしてみて。周囲に黄色いインクが散っていることに気付けば、首を傾げ「何だろうな、あれは。まだまだ分からないことも多そうだ」と一言。それでも、すぐに緩い笑みを取り戻すと少年の方を振り向き、下記を述べて探索を始めようとし)

よぉし、練習も済んだし、それじゃあいよいよ化け物探しと行くか。何か異常に気付いたらすぐに教えてくれよ。




(/大変お待たせしました。もし良ければ、またどうか宜しくお願いします。/蹴可)

  • No.56 by ハロルド・マードック   2018-09-12 20:00:30 


(/一度、上げておきますね´`*)

  • No.57 by ハロルド・マードック   2018-09-17 20:30:10 


(/こちらの最終レスより、一週間以上が経過しました。勝手ながら、このあたりで一度、待機を打ち切らせて貰います。以降は返信を頂いてもそのお返しは保証できかねますので、ご了承下さい。本日までのお付き合いを誠に有難うございました↓)

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