2人掛けの玉座 【〆】

2人掛けの玉座 【〆】

魔王  2020-11-10 20:05:51 
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▽御相手決定済



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  • No.947 by 魔王  2021-08-09 20:40:56 


ゲイツもやっぱそう思う? 俺達の帰ってくる家だもんね。
(歪んだ時間軸でもこの場所は自分の家ではあったが、住人は自分と大叔父の二人だけだった。ゲイツとツクヨミのいる生活に慣れてしまった身ではそれは寂しくてやっぱり皆で住むことのできるこのクジゴジ堂が一番落ち着く。返ってきた「ただいま」から未来から来た相手がこの場所を帰ってくる家だと思ってくれてるのが伝わってきて素直に嬉しい。思えば二人の距離が縮んだのだって同じ屋根の下で暮らして生活を共にしたからだ。色んな意味で特別な場所。約1日違う時間軸に巻き込まれたせいかしみじみと其れを感じれば相手の言葉に同意を示す。軽く大叔父と会話を交わしてから階段を登る。そこにはちゃんと相手の部屋が存在して、中に入ると二人で揃えた筋トレグッズや本棚、服がある。相手がちゃんとここで生活している痕跡に安堵しては「何か今日は人一倍疲れたかも」とへらり笑えば当然のごとく相手のベットに腰がけて)

  • No.948 by マジェスティ  2021-08-09 21:26:25 


あぁ、俺達の帰るべき場所だな……何を言っている、俺の方が疲れたに決まってるだろ!
(階段をあがり自分の部屋へと戻る、まだ数は少ないもののこの時代で相手と共に自分の為に増やしたもので溢れたこの部屋が手元に戻ってきて酷く安心していた。無条件に安らげる大切な人と暮らす場所、いつだって、迷った時にはここに帰ってくればいい。そしてそんな場所をさらに安らげる場所にするために、そしてまた相手との絆を紡ぐためにこの部屋でもっともっとたくさんの時間を過ごしていたかった。相手がベッドに腰掛ける、ここで寝るのは当然だと受け入れたが納得いかない点がひとつあった。気の抜けた笑みに向かって半分文句を言うように、半分冗談を言うように抗議する。こっちは見知らぬ家から飛び出し他人の相手と触れ、最後には一戦やりあったのだどう考えても疲れが溜まっているのはこっちの方だろう。ようやく落ち着ける場所に帰ってこれたおかげが、途端に精神的疲労と戦闘のダメージが体に襲い来る。ベッドに近づくと倒れ込むように寝転ろぶ、その時にベッドに腰掛けた相手を腕の中に閉じ込めると無理やり体を押し倒して隣に並んで寝転ぶ体勢になる。ようやく帰ってきた安心出来る場所、ようやく腕の中に帰ってきた愛しい恋人、その心地良さを抱えながら深く深呼吸していて)

  • No.949 by 魔王  2021-08-09 22:09:03 

わ、…確かにそうかも。 お疲れ様、ありがとねゲイツ
(フラフラとベットに近付いてきたかと思えば自分を巻き込んでベッドに倒れ込む。思ってもない行動に声が上がるが相手の言っていることは最もだ。今日の出来事は自分も慣れない状況に巻き込まれたりウォズの説得などをしたが、相手の方が色んな行動をしたり記憶のない自分と付き合っていたのだ。最後の戦闘だって変身能力を失っていたから相手に任せっきりでダメージを受けたに違いない。相手の腕に包まれながらもこの環境を噛み締めるように深呼吸する相手に自らも腕を回してぎゅっと抱き着く。あたたかくて安心出来る相手の腕の中。今だけは世界を救う戦士ではない恋人としての相手を愛でていたくて、後ろに回した手で背中をぽんぽんと優しく撫でる。少しでも回復するように、安心できるようにと祈りながら言葉紡げば今一度大切な恋人の名前を呼び)

  • No.950 by マジェスティ  2021-08-10 19:58:53 


あれくらいの事だったら何度でもやってやる。……お前にそうされると今まで生きてきた中で一番落ち着くな…
(本音を言えばひとりだけ記憶を残されて現実が改変されてしまうなんて二度とゴメンだ。だが相手を取り戻すためなら、こうやって2人一緒にベッドに寝転がる時間を取り戻すためならば、何度だって立ち上がり戦うだろう。相手の腕がこちらの背中に回される、二人の体温がじんわりと共有されていくこの瞬間に確かに幸せを感じた。背中がポンポンと撫でられるとあやされているようだがとても心地いい。一定の優しいリズムが背中から伝わり無条件に安らぐ。目を閉じてそのリズムに集中しながら相手の額に頬を擦り寄せ、相手の髪を梳くようにして撫でていて)

  • No.951 by 魔王  2021-08-10 20:49:39 



…二度と起こさせないよ、ゲイツが辛そうなとこ見たくないし。 …そう? これから幾らでもやってあげるよ
(この時間を守るために頑張ってくれるという相手の言葉は素直に嬉しい。だけどその度にまた相手が傷付くというのなら話は違う。相手には常に笑っていて欲しいし、幸せでいて欲しい。それを邪魔して相手を苦しめる様な事をするのは何者であっても許されない。例え魔王の力を使うことになったとしても、だ。決意を告げるように呟く言葉は無意識に低い声色になっていて同時に存在を確かめるように腕に込める力を強める。目を閉じれば年相応かそれ以上に幼く見える無防備な顔も甘えるように擦り寄せられる仕草も優しく撫でられる行為も全てが好きで幸せだ。相手にとってもこれが落ち着く時間であるなら幾らでもやりたいと思う。背中を撫でる仕草を続けながらも愛でるように相手の首筋に唇触れさせて)

  • No.952 by マジェスティ  2021-08-10 21:30:59 


、……まったくまるで魔王の言い草だな。お前の側近として私利私欲で力は使わせんからな。……それならソウゴ、…お前の証を付けて欲しい
(腕の中に収まる暖かな恋人から発せられる腹の底を押さえつけられるような圧のある声、その声色には思わずゾクリと体が強ばる。時折みせる魔王の一面、だが今はそれが自分へと向けられている。こちらの為なら魔王にさえなってしまう相手の危うさ、独占欲、それを一身に受けていると思うとまた違う意味で体がゾクリと強ばった気がした。魔王の力をこちらの為に使うなんて背徳的だと分かっていても、それは相手から与えられる最大級の想いだ、その大きさに幸せを感じ高揚してしまっている自分がいる。一呼吸置いて相手を窘めるよう言うが首筋に口付けが落とされて思考が乱れた。噛み切られれば死んでしまうそこを許すくらいには相手のことを信頼していて愛してもいる。相手の想いを自分のものだけにしておきたくて、そしてもっとその想いを感じたくて、キスマークを強請った。面と向かって言うのはさすがに恥ずかしくて額に口付けを落として口元をそこへ寄せたままでいて)

  • No.953 by 魔王  2021-08-10 22:25:18 


んー…ゲイツが傍にいてくれるなら大丈夫。…、痛かったら言ってね
(世界を良くするために王様になるという夢も今では相手と共にが絶対条件として存在している。勿論その時は2人とも幸せであるべきだし、相手が傷付いたりした結果で得た未来なら意味が無い。それにその状況を何とかする為なら自分はどんな方法でも使うだろうという確信めいた自覚がある。だからこそ私利私欲の為に力は使わない、という嘘の約束はしたくなくて、宥めてくれる相手にどちらとも取れる曖昧な言い方で言葉を返す。相手が側に居てくれてそんな状況にならなければ問題ないはずだ。こちらの思考を読んだかの如くキスマークを強請られると視線を間近の相手に移す。額にキスを落とされ相手の表情まで見えないがゲイツなりの許容と甘え方に胸が高鳴りそして潜ませていた独占欲煽られるとそのまま首筋に吸い付く。この人物は自分のモノだと見えない誰かに主張するように色濃く所有跡を残していき、また一つだけじゃ満足出来なくてまた場所を変えて唇を落とせば今度は軽く歯を立てたりと綺麗な首元にマーキングして)

  • No.954 by マジェスティ  2021-08-11 18:43:34 


…俺は俺の責務を全うするからな。…っ、……ぁ、…ン、…ソウゴこっちも…
(まったく狡い言い方だ、はっきりノーとは言わないのに正しい方向には行けると言う。こいつが真に悪い事柄に魔王の力を使うことは無い、それは確信を持って言える。だからこそ、その力を2人のために使ったとしてこちらが小言を言うだけで終わる未来は目に見えていて、だが内心はその事を喜ぶ自分がいて、せめて自分を戒める意味でも側近たる判断をすることを曲げないことを誓い。そんな堅苦しい頭も相手の息遣いと体温で簡単に乱れてしまうのだからどうしようも無い。首元に相手の唇が当たる、淡い痛みの後に唇が離れるとそこにはくっきりと鬱血痕が浮かんだ。一度のマーキングでは足りなかったらしく再び首元に唇が近づくと目を軽く開く。次に襲い来たのは先程よりも刺激のある痛みで首元が僅かに圧迫されたのも伴い吐息のような声が漏れる。無意識のうち回した腕で相手の服をギュッと握りしめて、痛みの後にじわりと広がる甘い痺れを何度も享受していた。歯を立て付けられた証はじわりとその場所を主張し続けていて確かに自分が相手のモノだと証明するようだ。今頃首元は他人に見せられないものになっているだろうが、惚けた頭はそれを幸せだと認識している。もう我慢が効かなくて再び唇を相手の額へ擦り寄せると、唇への口付けを望んで)


(/お世話になっております。ゆっくりペースですが楽しくやりとりさせていただき、いつも感謝しております。めちゃくちゃいい所なのですが本日からお盆明けまで返信が難しくなりそうです……隙間時間でお返事できればいいのですが、最長で次の投稿は月曜日夜になってしまいそうです。お待たせしてしまうことになってしまい大変申し訳ありませんが、お待ちいただければ幸いです。)

  • No.955 by 魔王  2021-08-11 20:25:19 

ん、…綺麗についた。 今日のゲイツは何か甘えん坊さんだね? …っ、
(側近として相変わらず真面目な事を言っているがなんだかんだ魔王の力を使ってしまったとしてもまた頬を潰される程度で許してくれそうな気がする。それほど自分にとって相手が大切で、そして相手にとっても自分が一番である確信がある。その想いを伝えようと首筋にキスを落とす。最初の頃よりもずっとスムーズにくっきりと残す事か出来るようになった跡。その最中に相手から漏れる吐息と声が脳内を揺さぶって、もっともっとと夢中になって行為を続けていれば他人には見せられないような有様になっていた。だが今は後悔よりも自分のモノだという証が残せたという支配欲にうっとりと目を細めて指先で完全したそこをなぞっていく。そんな状態で可愛らしく口付け望まれるとつい笑みが零れて隠していた相手の表情を覗き込んでは少し焦らすように問いかけ。そのまま相手の後頭部に手を回せばしっかりと固定してお望みどおりにゆっくりと唇重ねていき)

(/こちらこそいつもお世話になっております。返信速度について把握致しました。とてもとても楽しくやり取りをさせて頂いておりますので、のんびりと返信の方お待ちしております! 連日暑さが続いておりますので体調にはお気を付けてお暇な時にでも返信頂けたらと思います。 こちら返信不要です。 )

  • No.956 by マジェスティ  2021-08-16 19:44:33 


ぁ、ッ……仕方ないだろ、ずっと同じ顔の違う奴と一緒にいたんだ。本物のお前が欲しくなって当然だろ……、…
(戦闘の傷は数え切れない程あるが、誰かからこんな愛や支配欲や興奮、そんな様々な感情が甘ったるく入り交じった傷を受けるなんて当然初めてだ。それがこちらの胸を掻き乱す程の恋人から受けるものなのだから、通常の思考など保っていられるはずも無い。肌色だった首筋には今や様々な濃さの赤色が浮かんでいる、明日は季節外れのタートルネックを着るしかなさそうだ。まだじわりと痺れが残るそこを指がなぞりこちらに陶酔するような目を向けられると、痺れは一段強くりさらに深く証を刻まれているようで背筋がゾクゾクと高揚で震える。頭を固定され視界が相手の表情で埋まった、焦らされるような言葉には言い訳を並べるしかない。相手に委ねることを覚えたせいか、それとも恋人が手元からこぼれ落ちそうになった反動か、今は相手が欲しい、この恋人は自分のものだと示したい。目を閉じれば程なくして唇が重なる、柔らかい何時もの感触に心が満たされていく。やはり体のどこをとっても相手は柔らかい気がする。相手の服を握りしめていた手は再びその体を抱き寄せるようにして、軽く唇を食むようにしながらその柔らかさを堪能していて)


(/結局この時間になってしまいました。大変お待たせいたしました。こちらこそとっても楽しくやりとりさせていただいており、こうやってこちらの事情をくんで下さること、とても感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。暑い日もあれば豪雨の日もありますがおかわりないでしょうか?感染症もあいまって大変な時期ではありますが、お気をつけてお過ごしください。こちら返信不要です!)

  • No.957 by 魔王  2021-08-16 20:28:51 


ふふ、そっか。 …俺は全部ゲイツの物だよ、愛してる
(先程の自分だって確かに別の時間軸の常磐ソウゴであるはずなのに相手にして見れば【同じ顔の違う奴】であるらしい。つまりこうやって自らに甘えて求めてくれる所を見ることが出来るのは今ここにいる自分だけ。他の時間軸の自分に優越感を覚えるなんて変な話だが、それだけ目の前の恋人が紡ぐ言い訳は魅力的で悪くない気分だ。求められるまま全てを支配したくなる。欲のまま少し焦らしてから重ねた唇は柔らかく温かい。抱き寄せられ、軽く唇を食まれるとどくどくと鼓動は早くなっていくのにそれが心地好く感じる。暫し触れるだけのキスをして、一旦唇を離せば再び甘ったるい言葉を囁く。自分は相手のモノであるし、相手は自分のモノだ。何度も誓った事をもう一度刻み込むように口にすればまた唇を重ねる。そのまま舌を伸ばせばゆっくりと相手の唇なぞってみて)

  • No.958 by マジェスティ  2021-08-17 21:19:22 


…ッ、ん……俺もソウゴを愛してる、他の誰でもないお前が好きだ
(愛してるもお前のものだという言葉も、何度も口にしたが何度聞いても幸福や優越感、独占欲などが複雑に入り乱れた感情がここ胸を心地よくみたす。そして同時に、互いの息遣いさえ聞こえる距離で唇同士を触れ合わせるのは、満たされた胸を掻きむしって体に火を付けていくようなものだ。相手の舌がこちらの唇を這っていく、ザラりとして生暖かいそれで唇をなぞられると、口付けで敏感になったそこをさらに刺激されてしまったようなもので、思わず腰を浮かすように体を跳ねさせてしまい。強ばった体で再び相手に回した手に縋るように力を込めながら、こちらからも改めて心の内を囁くと大切なものを抱え込むように相手のことをしっかりと抱きしめて)

  • No.959 by 魔王  2021-08-17 22:06:20 


…っ、は…、今日はこのまま寝ちゃおうか。起きた時も傍に居たいし
(自らの舌の動きに合わせて相手の身体も跳ねる。それに伴って力を込められる腕も独占欲とか支配欲とかそういう物を綯い交ぜににした幸福で満たされていく。呼ばれる名前も囁かれる言葉もずっとずっと聞いていたくて此方からもより身体を密着させる。反応をひとしきり楽しめば舌を引っ込めて再び口付けを交わす。自分のモノにしたいという激しい欲望も渦巻いていたが、今はそれよりも2人の時間を共有していたいという想いの方が上回る。暫しそうして唇を重ねていたが小さく息を吐いてそっと離れる。身体を満たす熱が心地好くて至近距離の愛おしい恋人の顔を見る。この距離感に慣れすぎて今朝の様に起きたら隣に相手の居ないなんて事は耐えられない気がする。離さないようにとより相手の身体に擦り寄りつつも口調も多少蕩けてきて)

  • No.960 by マジェスティ  2021-08-19 01:20:32 


…ん、ハァ……そうだな。朝目覚めた時にお前が確かに居るのが確認できて良い。……1人で目覚めるのはもうごめんだ。
(甘ったるい思考に支配されながら唇を重ねていると正しい呼吸の仕方も忘れてただ相手との口付けに夢中になってしまう。時折漏れるように鳴るリップ音が耳に官能的な刺激として伝わって思考を溶かしていた。唇がゆっくり離れるとようやく息の仕方を思い出して肺から息が溢れた。荒い呼吸を繰り返すが未だ体は熱いままだ。恋人と目線を交わす互いの体が熱を共有していつでも触れられる距離にある。離れていても繋がっている、とはよく言われる言葉だが、やはりこうやって目の前に居るのには敵わない。興奮の熱はゆっくりと心地よい微睡みの熱へ変わっていく。朝起きて隣に相手がいる、たったそれだけがどれほど大切か今回でよく分かった。擦り寄る体を抱き寄せつつその柔らかな頬の輪郭を親指の腹でなぞる。その存在を確かめるようにゆっくりと感触を味わっていると、その行為はやがて安心感へと変わって眠りを誘発していて)

  • No.961 by 魔王  2021-08-19 10:17:06 


んん…、大丈夫、ちゃんと俺が傍にいるから。…おやすみ、ゲイツ。 また明日ね
(戦いに身を置く身で将来最低最悪の魔王と呼ばれている自分とその側近。いつ何が起こるか分からない状態で明日も二人が無事で居られる保証も無い立場ではこうして相手の腕に包まれている瞬間が一番安心出来る。いつもより高い体温が今は居心地が良くて今日1日不足した分を充電するように身を寄せる。ゆっくりと頬をなぞる指が擽ったくて小さく笑ってしまいながらも大人しくされるがままだ。不安そうな相手を安心させるようにまたぽんぽんと背中を撫でる。もう誰にもこの空間は邪魔させない。そう心で誓えば何だか上手くいくような気がして確信を持った口調で告げる。目の前の恋人と自分と同じく眠気に誘われて居るように見えればこのまま寝てしまおうと声を掛けて頬を撫でていた指先に軽く口付けを落とす。明日もまた同じ時間を過ごせるように【また明日】とおまじないの様に呟けば誘われるまま瞼を閉じて眠りに落ちていき)

  • No.962 by マジェスティ  2021-08-20 00:39:42 


__あぁ、ありがとうソウゴ……今日は良く眠れそうだな、またあした……
(指で頬を撫でると緩まる頬と浮かぶ笑顔、それを視界いっぱいに収めるとこんなにも幸せで何度でも何度でも見てみたいと願ってしまう。ピタリと密着した体もそこから伝わる熱も吐息も、すぐ側に相手がいると分かる全ての要因がこの心を安心させる。たった一日それらを失っただけで自分の中の全てが崩れてしまうようだった、「相手がいなければ生きていけない」という言葉も冗談では済まされないものになってしまっている。相手を取り戻すためだけを考え行動した一日だったが、恋人を失うかもしれないという不安はそれなりに精神的負担がかかっていたらしい、背中を優しく撫でられただけで安心感はすぐ眠気へと変わっていく。戦士として生きてきて夜も油断ならない日々を過ごしてきた、おそらく今日は今まででもっとも深く眠れる日になるだろう。こちらの弱気な発言を汲んでか耳障りの良い相手の言葉が響く、こちらを包むような優しさと身を預けても良いという信頼感、それに遠慮なく甘えようと指に口付けて近づいていた相手の額に頬を寄せた。キスが落ちた指先はじんわり暖かい、それが明日もまた一緒だというおまじないなのだろう。相手と共に目を閉じる、恋人の腕の中で予想通り深く深く眠りへと落ちていって)

(/お世話になっております。最近返信時間が遅く、さらになかなか上手くロルが回せていなくて申し訳ないです…今週末に大きめの用事がある関係であまり頭が回せていない状況です…来週には復帰できると思います。
またこの後の展開のご相談なのですが、何かご希望のイベントなどありますでしょうか?季節にあった海やリゾート施設に行くだとか、定番デートっぽいことも楽しくなるかなと思っております!)

  • No.963 by 魔王  2021-08-20 13:25:38 


………、ゲイツ…
(相手程では無いが慣れない環境に巻き込まれたせいか随分と深く眠っていたらしい。ふと意識が浮上して目が覚める。夢心地の中、目の前に広がる相手の寝顔と抱き込まれた腕に今日はちゃんと傍にいる事が出来たと安堵の息が漏れる。力強く宣言した割には自分も心配だったらしい。今日も愛おしい恋人が居てくれることに幸せを感じてはその顔を見つめる、ちらりと視界に写った時計は普段規則正しい相手がとっくに目覚めている時間を指していたが起きない辺り大分疲れているのだろう。そのまま寝かせてあげようと思いつつも規則正しく寝息を立てる相手に興味を惹かれて起こさぬようそっと昨日痕を残した首元に触れる。一晩立ったというのに色濃く残った所有印は相手が自分の知っている恋人という証拠で大切な存在でいる証だ。同時に首筋の深い血管はどくどくと脈を打っていてちゃんと相手が生きているのだと主張する。当たり前のことなのに再度確認すればじわじわと安心感が広がって小さく名を呼んでその時間を噛み締めていて)

(/お世話になっております。 いえいえ、寧ろそんな忙しい中返信頂き本当にありがとうございます。 とてもマジェスティ様のロル好きですので、ゆっくり余裕がある時に返信頂く形でも大丈夫ですのでご安心ください。
海は私の方でも考えておりました!マジェスティ君は今の海を見たことないような気もしますので、海の家があるような海水浴場的な所に遊びに行くのとか楽しそうですよね。)

  • No.964 by マジェスティ  2021-08-21 22:54:00 


_____、……ん…お前が先に起きているとは珍しいな。おはよう、ソウゴ。
(その夜は様々な夢を見た気がする。つまりそれだけ深く長く眠っていたと言うことだ。そしてその夢ひとつひとつの内容は覚えていないにしてもどれも心穏やかな夢だったのは確かで、その理由はどの場面でも愛しい恋人が隣にいたからに他ならない。幸せな夢に浸っていると、不意に隣にいた恋人がこちらに近づきそこまま首元に顔を寄せる。突然のことに驚くも何の躊躇もなく自分の首を差し出した。首に甘い痛みが走る、一瞬息が詰まった後息を吐き出すと共に胸に広がるのは幸福だ。それを堪能しようとした所で甘い痛みと名前を呼ぶ相手の声がトリガーとなって、ようやく眠りから覚める。ゆっくり目を開けると視界に入るのは隣にいて欲しいと願う顔。朝目が覚めた時にこの愛しい顔を見られるようにと願ったことがきちんと叶えられたようだ。指先が首筋に添えられている、きっと先程夢で感じたのはコレかと納得がいった。想像通り、いやそれ以上に一日の始まりに相手がいるのは嬉しくて相手の体に回していた腕に思わず力が入った。こちらを見つめる目とまっすぐ視線を交え、柔らかい髪を指で梳いてやりつつおはようを言って)

(/そういっていただけると本当に有難いです。こちらもここまで楽しく、また相性の合う描写をされる方とは出会ったことがありませんので、度々お待たせしている現状ではありすが、これからも一緒に楽しんでいければと思っています。
やはりこの時期海ですよね!海で遊んだり海の家で夏の風物詩を食べたりといろいろ出来そうですし、是非海へ行く展開にしましょう!大叔父に海水浴場のビーチパラソル貸出無料券をもらっていくことにする、みたいな感じでいかがでしょうか?)

  • No.965 by 魔王  2021-08-21 23:33:18 


おはよ。 ちゃんとゲイツが居るか心配して起きちゃった。……良く眠れた?
(しばらく相手の寝顔を観察していれば名前を呼んだのが聞こえたのかゆっくりと恋人の瞼が開く。そして抱きしめられた腕に力が篭って寝起きの体温を分け合った。優しく梳くように動く手が心地よくて僅かに目を細めながらも此方からも挨拶を返す。差し込む陽はいつもより高い位置にあって寝起きの相手の表情がよく見える。相手よりも早く起きた事には少し得意げな顔しながらも一緒に朝を迎えられた事に安心しては回されていた腕に擦り寄る。様々なことがあった昨日だったが、少しでも安心して眠って良くなったかと問い掛けて)

(/こちらこそ毎度毎度楽しみにお相手させて頂いておりますので、お互いのペースで末永く楽しんでやり取りさせて貰えたらと思います!
是非是非そうしましょう! 夏や海特有のイベントなど色々とあると思うので、やりたいことがありましたらガンガンロルとかで巻き込んでください。
多少強引になりますが上記のままでサクッと朝食→その中で大叔父に貰う流れにするか一旦後日に仕切り直して魔王が無料券貰った事を伝えに来る流れにするかいかが致しましょうか?)

  • No.966 by マジェスティ  2021-08-24 07:50:44 


あぁお前のおかげでよく眠れた。…やはり目が覚めてお前が居るのはいいな。……首が隠れる服、持ってるか?
(こちらよりまた早起き出来たと得意げな顔は小生意気なと反射的に潰したくなるが、今日はその気持ちを抑え代わりに髪を撫でていた手を頬へ移してそこを撫でることて昇華する。昨日から引き続き素直に気持ちを言葉にすることができる、きっと夢の中でもずっと相手がそばにいたおかげだろう。それに実際今日の目覚めはいつもよりスッキリしていて気持ちがいい。こちらの腕に擦り寄ってきた所に頬を寄せる、世界一居心地が良い場所に居るとこのまま2度寝してしまいそうだ。名残惜しくはあるが回していた腕をほどいて上体を起こす。 体を動かすと昨日首周りに付いた鬱血痕がその存在を主張するように僅かにひりつく、これを隠す服装が必要だと思うもそう言えばこの時代でそんな服の用意はなく、隣に寝転がる相手に視線を落として)

(/そうですね!海といえばいろいろありますしその都度ロルに組み込ませていただきます。
思いたったが吉日ですし、上記ロル蹴っていただいて大丈夫ですので、無料券を貰ってた事を伝えに来てそのまま海にいく流れでいきましょう!)

  • No.967 by 魔王  2021-08-24 08:40:40 


ゲイツ、ゲイツ。おじさんに良い物貰っちゃった!
(土曜の朝、規則正しい生活を送る恋人と添い寝するようになってから休みの日も大分早起き出来るようになったおかげが朝食を皆で共に囲む。その後朝の日課だと言って相手は筋トレをやる為に二階に上がってしまい、ツクヨミも自室に帰ってしまった。特にやる事もなく大叔父の皿洗いを手伝っていれば『そう言えばこの前お客さんから貰ったんだけどおじさん店番があるし、良かったらゲイツ君達と行っておいで。』と何やらチケットを貰い。それを受け取ってよく見てみればここからそう遠くない海水浴場のビーチパラソル貸出無料券で綺麗な海の写真とチケットの使用方法が書かれている。相手と海に行くなんてとても楽しそうだ。そう思えばいても立っても居られなくなって大叔父に礼を伝えれば急いで二階の相手の部屋に向かう。ドアを開けて目的の相手を見つければテンション高く声を掛けてから「じゃーん!」と貰った無料券を見せてみて)

(/素敵なロルを蹴ってしまうのは心苦しいですが、海に行く流れになるよう仕切り直しさせていただきました! 割と勝手に状況とか作ったので上手く乗って頂けたらと思います)

  • No.968 by マジェスティ  2021-08-24 20:48:02 


なんだ騒々しい……ビーチパラソル貸出無料券?ビーチパラソルが使えて何になるんだ?
(しっかりと残った所有の証がようやく体内に吸収された頃、街のパトロールとアナザーライダーとの戦いに明け暮れる中鍛錬だけは怠るべからずと日課の筋トレに励んでいた。スクワット、腹筋と続けてこなしたあと腕立て伏せを始めて数回といったところで相手が室内へと入ってきた。俯いた姿勢だが声色だけでも相手のテンションがすごぶる高いことが分かる。腕立て伏せの体勢のまま顔だけ上げると掛け声と共に何かのチケットを見せられた。筋トレで温まってきた体を一旦置いておき立ち上がると相手に近寄りこちらに見せびらかしているそのチケットをじっくりと見てみる。海の風景をバッグにチケットの内容を示すようにビーチパラソルが描かれていたが頭の中には疑問符が浮かんだ。海水浴という文化がないせいでビーチパラソルと海へ遊びに行くという発想が結びつかず、チケットに向けていた目を相手へと移してわけが分からないといった顔を浮かべていて)

(/切り替えのロルありがとうございました!流れもいい感じに持っていっていただいてありがとうございます。それでは2人で夏の海を楽しみましょう…!/こちら蹴り可です!)

  • No.969 by 魔王  2021-08-24 21:19:44 


海に遊びに行った時に休憩するのに使うの。それで、この券は近くの海水浴場で使えるんだって。だからさ、外も暑いし今から海に泳ぎに行こうよ
(筋トレの邪魔をするのは多少忍びないが今はこの楽しそうな予定の方が大事だ。立ち上がった相手がチケットを見て不思議そうな表情をしている。この時代に生きる自分はビーチパラソルといえば海水浴、という発想に至るが相手の居た未来ではそんな文化もないのかもしれない。ならば尚更相手に海を見せてあげたいし、一緒に行って楽しみたい。そんなワクワクした気持ちのまま簡単に補足説明を加えながらこの券の使用用途を伝える。思い立ったが吉日って奴だ、きらきらと期待感溢れる表情で海に誘ってみて)

  • No.970 by マジェスティ  2021-08-25 07:04:44 


そうか、海の写真にこれが写っていたのはそういう意味なのか……海なら良いトレーニングもできそうだな。よし、行くか。用意して下で集合だ。
(相手からの説明を受けようやくこのチケットの意味する所が分かってくる。つまるところビーチパラソルといえば海水浴、ということらしい。過去歴史書でみた夏の風景を思い出しながら合点がいったと数度頷いていた。元の時代では海で遊ぶという文化も薄かった、ビーチというものがどういうものかは知らないまま海で泳げるならとりあえずトレーニングになるだろうと誘いに乗ることにした。最も相手ときちんと遠出して出かけるのも久しぶりのことで、トレーニング云々よりもまだ知らぬ景色をこの恋人と一緒に見られることへの期待が大きかった。それにこんな期待した目を相手に向けられて断れるはずもない。輝くその顔に思わずその頬をぶにと人差し指で潰したあと海へ行くならそこまで準備もいらないと踏んで早速準備を始め)

  • No.971 by 魔王  2021-08-25 13:59:54 


やった。多分ゲイツがビックリするような光景が見られると思うよ。 りょーかい。
(自分の説明に納得して誘いに乗ってくれた事に無邪気に喜びの表情を見せる。頬を突かれる人差し指もちょっとした照れ隠しだと分かっている。相手の様子を見る限り未来には海水浴という文化が薄いみたいだ。あったとしてもただ単に海を泳ぐだけの事かもしれない。そんな相手が海水浴場の空気や海の家などを見たらどんな反応をするかと考えれば今から楽しみでサプライズを予告するような口調で告げる。行くと決まれば早く準備をして少しでも長く楽しみたい。相手の指示に応えるように返事すれば自室に戻って準備を始める。家族以外と海に行くなんて初めてで、ウキウキした気分でバックに荷物を詰め終われば1階に降りていき)

  • No.972 by マジェスティ  2021-08-26 07:53:19 


ビックリ……?海に泳ぎに行くだけなのに大袈裟な奴だ。___準備は終わっているようだな。よし行くぞ。海まではどうやっていくんだ?電車かバイクか……
(今にも飛び上がりそうなほど浮き足立ちながら部屋を出ていった相手に目を瞬かせる。ビーチとはいえ海が広がりそこで泳ぐだけだ、元の時代ではゆとりが無いために海水浴を満喫する文化こそなかったものの泳ぐだけなら大した違いも無いだろう。全身からワクワクを溢れさせていた相手のことを思い出し呆れと愛おしさ半々で苦笑しながら荷造りを終え1階へと移動する。向こうの準備も終わっているようだ。出かけようとする所にちょうど大叔父がやってきたので海にいくことを伝えて「いってきます」と挨拶を交わす。早速チケットを使いに行くことに大叔父も嬉しそうだ。店の外へ出るとやはり心の内では海を楽しみしているのかいつもより少し早足になっていて、振り返って店から出てくる相手を待ち)

  • No.973 by 魔王  2021-08-26 12:51:12 


んー、帰りの方が疲れてるだろうし、行きはバイクで帰りが電車でどう?
(1階に降りてきた相手も準備バッチリらしい。一緒に大叔父に海に行く旨を伝えて「行ってきます」と言えば嬉しげに見送ってくれた。外に出れば正に夏といった暑さでいつもなら少し参ってしまいそうになるが今日は絶好の海日和だと感じられる。先に行った相手だっていつもよりも歩くスピードが早い気がして、なんだかんだ海に行くのを楽しみにしてくれてるのかもしれない。追いかけるように相手の横に並べば行き方について問われ少し悩む。バイクで海沿いを走るのも気持ち良いだろうし電車でのんびり景色を眺めるのも楽しそうだ。どちらの方法でも行けるが、もしかしたら帰る頃には遊び疲れて運転出来ないくらいヘトヘトになってるかもしれない。そう思えばどちらも楽しめる良いとこ取りの交通手段提案しつつバイクライドウォッチ取り出して)

  • No.974 by マジェスティ  2021-08-26 22:24:45 


確かにそうだな。せっかく海にいくなら行きはツーリングにするか。
(相手の言うことは尤もで納得するように頷く。海へ行くならバイクの方が早い。それに海岸線を走るのはさぞ気持ちいいだろう。先日のごとく2人乗りするのも良いだろうがバイクを走らせ海風をめいっぱい浴びて楽しむならそれぞれバイクに乗った方がいいだろう。それに帰りが電車というのも賛成だ。1人で海にトレーニングしに行くなら体力をコントロールして帰る余力も残せるだろうが、相手と行くとなるとある意味で何が起こるか分からない。そして相手のはしゃぎ様をみるに静かに行って帰るだけでは終わらないだろう。そう思うくらいには海へのデートに期待しているわけだが。相手に続いてバイクライドウォッチを取り出し起動させ、変形したバイクに早速跨るとヘルメットを装着する。相手の準備が終わるのを待ってから海の方角に向かってエンジンを吹かして走り始め)

  • No.975 by 魔王  2021-08-27 00:29:52 

そうしよっか。…なんだかんだ仲良くなってからツーリングって初めてじゃない?
(海で遊ぶのも勿論楽しみだが実はその目的地に行くまでの過程も好きだったりする。そう意味でも海風を浴びながら2人で海に向かうというのは今日だからこそ出来る良いアイデアだ。賛成の意思を示せば此方もバイクを出現させて跨る。出発の準備をしながらふと気付いたことを口に出す。遊園地に行った時なども2人乗りして移動していたし、その以前はアナザーライダーが出現した場所に駆け付ける時や相手に襲われて逃げる時などとてもじゃないがツーリングと言える状況でなかった。となるとこれが恋人になって初めてするツーリングで、何だか特別な物に思えてくる。にやけつつある口元をヘルメットで隠せば相手に続いてバイクを発進させる。何度か訪れた街からは逆方向に走っていけば徐々に高い建物は減っていく。途中細い道を抜ければ海沿いの大きな道に出てきては「海だ!」と弾んだ声ではしゃいで)

  • No.976 by マジェスティ  2021-08-27 08:15:06 


あぁ、大抵戦地へ向かう時にしか使っていなかったからな。それに初めて会った時のあれはツーリングとは言わん。
(言われて見れば別々でバイクを乗る機会は時折あれど、どこかへ出かけるために2人バイクを走らせるのは初めてだ。長らくバイクに乗る時は気を張り闘気を高める場面ばかりだったが、相手と2人乗りを始めて今日初めてツーリングしたことを思えばバイクに乗るという場面も随分と様変わりしてきたように思う。この時代に来て最初にバイクに乗った時など相手を消そうとしていたのだから。今はただ2人で海へ行くという目的のために乗り、心は期待やら楽しみやらそんなもので溢れている。そんな心持ちのままバイクを走らせていくと鼻に僅かだが塩の匂いを感じた。そして細い道を抜けた先で一気に海が広がると、その風景の変わりように目を開いた。そこからビーチへ行く道は思った通り潮風が全身を包んで心地よい。夏らしい海の匂いを受けながらビーチへと近づくとまた目を開く。ビーチには想像の何倍も人がいてチケットに描かれていたパラソルがいくつも浜辺に並んでいた。海の家や更衣室など様々な建物がたつ光景はただ海があるだけを想像していた自分にとっては衝撃で、バイクを降りて砂浜を目の前にしばらく立ち尽くしていて)

  • No.977 by 魔王  2021-08-27 14:34:51 


アレは追いかけっこの方が近いかも。たまにはこうやってツーリングするのもアリだね。
(出会った頃とは明確に関係性が変わったからこそ言える冗談。あの時は本当に自分を倒す為に追いかけられてそれから逃げる為に街を奔走したものだが、今は並んで遊びに行くためにバイクを走らせている。カンカン照りの中、横には海が広がって潮の匂いの混じった風が全身にふく。正しく夏といった風景に更にまた気分が上がっていく。2人乗りは相手の体温などを身近に感じる良さなどがあるがツーリングはまた別の良さがあってこれから先も両方の楽しさを味わいたいと感想口にして。そんなやり取りをしていれば目的地が見えてきた。同じ考えの人が多いのかビーチには多くの人がいて、それぞれがパラソルを立てたりビーチチェアを置いたりと随分賑やかだ。駐車場にバイクを停めて降りれば立ち尽くしている相手の隣に並べば「…ね、ビックリしたでしょ? 」と得意げに笑ってみせ)

  • No.978 by マジェスティ  2021-08-27 18:44:27 


あれを追いかけっこで片付けるな。___なぜお前が得意げなんだ。まぁだが確かにここまでひとつのレジャーとして確立されているとは驚きだ。
(当時は本当に相手を消そうと奔走したのにそれを追いかけっこと称されると相変わらずの呑気さにため息が出た。タイムマジーンで追い回したり武器を構えたりしたはずだがやはり相手の思考は緩い気がする。だが過去は過去だ、今は倒すべき敵から愛する恋人になった相手との時間を楽しむのが優先だ。白い砂浜と青い海、そこまでならば自分の時代にあったものだがこんな笑顔溢れる場所だとは思いもしなかった。パッと見回すだけでもボールで遊んだり、空気の入れた輪で浮いたり食事をしたりと遊戯が溢れている。隣に並んだ相手が得意げに話しかけてきて、いつもの様に頬を潰してやろうかとも思ったがここは素直に負けを認めざるを得ない。降り注ぐ夏の日差しに負けないくらい煌めく風景には嫌でも心が踊ってきて、周囲の建物から『更衣室』と文字が掲げられたものを見つけると「あそこで着替えるのか?」と問いかけ)

  • No.979 by 魔王  2021-08-27 20:13:00 

ゲイツが俺の説明、大袈裟とか言ってたし。ふふ、せっかく来たんだし全力で遊び尽くさないとね。 そうそう、早速着替えよっか。
(指摘こそされたものの今回は頬に手は伸びてこない。誘った時には少し呆れたような反応をされたがこの景色を見れば自分がテンション高かった理由も分かってくれただろう。綺麗な海と砂浜、夏らしい軽食やレジャー道具が準備された海の家、そしてそれを楽しむ人々の賑わい。どれも心が踊るには十分な物だ。その事をからかう様に告げながらも隣の相手がわくわくしているのが何となく伝わってくる。今日は早起きして時間も十分にある。満足行くまで遊び尽くそうと声掛けながら相手に問いかけられた方に視線を向ける。まずは何事にもこの場所らしい格好にならなくては。相手の手を掴めば楽しみなのが隠しきれずに早足で更衣室の中に入っていき、隣2つ並んで空いているロッカー探して)

  • No.980 by マジェスティ  2021-08-30 21:02:26 


……今回ばかりは俺が海水浴場を侮っていたことにしておく…なっ、おい!_____よし、これでいい。準備はいいか?
(こちらを揶揄う笑みが飛んでくるが正直反論の余地はない。遊園地でも平和な世界の娯楽に触れてはいたが、あちらはまったく想像だにしない光景だった。対して海は泳ぐだけなら自分の時代でも出来たこと、だからこそ同じ遊びでもここまでま豊かになっていることに驚いていたのだ。負けを認めるような発言をしかけたものの、言い切る前に相手に手を引かれて更衣室へと入っていく。子供か、なんて言ってやろうかとも思ったが内心は同じくらいこの光景に浮かれている。2つ並んだロッカーを見つけ出し少し前に買っていた水着を取り出す。いつかプールか海に行くかもしれないからと購入していたものだが早々に使う機会がやってきた。深い赤から黄色のグラデーションにをベースの色にヤシの木の影が立ち並ぶ絵柄はまるて夕日が沈むビーチのようだ。なんだかんだいって装甲と同じ色を選んでしまうのはもはや癖なのかもしれない。着替えが終わり荷物をまとめ終わると相手が着替え終わるのを待って更衣室を出て)

  • No.981 by 魔王  2021-08-30 21:51:11 


やっぱりゲイツくらい鍛えていると様になってカッコイイよね。 あ、その前に日焼け止め塗るの手伝ってくれない? 日焼けするとお風呂とかでヒリヒリしちゃうんだよね…
(大人しく負けを認めた様子に機嫌を良くしながら更衣室の中に入っていく。少し前に同じく買い直した水着は黒地のシンプルな物だがシルバーとマゼンタのラインが入っていて密かに気に入っていたりする。ストラップから始まって何となく相手と一緒にいる時はこの色がしっくりくる気がするのだ。着替え終わってちらりと隣を見れば相手も同じく装甲に似たカラーリングの水着を着ていていつの日にか見せて貰った鍛え上げられた腹筋を露出している。それに目を奪われまじまじと見つめていれば無意識に感想を零す。きっと他の人だってそう思うだろうし今日はちょっとだけ周りを警戒した方が良いかもしれない。そんな事を考えていれば更衣室を出ようとする相手に気付き慌てて荷物を纏めて後を追う。いざ海へ…といった所だがその前に家から持ってきた日焼け止めを見せながら相手にお願いする。普段は何ともないがこういう海などで日焼けすると肌が赤くなってヒリヒリしてしまう。せっかくの思い出にちょっとでもマイナスの要素を減らしたくて苦笑いしながらその時の記憶語れば自分では手の届かない背中見せて)

  • No.982 by マジェスティ  2021-08-31 09:41:48 


見せるために鍛えているわけではないが……お前はやはり緩いな。日焼け止め?……ほぉ、これで肌が焼けるのを防ぐのか。背中に均等に塗ればいいんだな?
(互いに水着姿になれば当然上半身は周囲の目に晒されるわけで、こちらへの視線に気がつけば目線を横へと移動させる。戦闘のために鍛えた自分の体と並んでしまうと、決してたるんでいるわけではないのだが相手の体つきは柔らかく見える。さぞ触り心地が良いだろう。夏に似合わぬ白い肌を眺めていると日焼け止めなる容器を見せられた。差し出されたそれを受け取り説明文を読むと、相手が何を要求しているのかすぐに理解した。海で泳げば肌は焼けるものと思っていたがこんなものもあるとは、海水浴が文化として確率しているだけはある。それにこの白い肌は日に晒されるといかにも赤く腫れてしまいそうだ。了解の意で頷くと近場のベンチに2人で座り、容器に書かれた説明に従って軽くそれを振る。先程触り心地が良さそうだとよぎった背中を実際に触るとなると少々邪な気持ちが顔を出してしまいそうだ。軽く息を吐いて思考を整えると、手のひらに日焼け止めを出す。ひんやりと冷たい緩いクリームを軽く手に馴染ませたあと相手の背中にペトりととりあえず触れてみて)

  • No.983 by 魔王  2021-08-31 12:48:52 


前よりも戦闘とかで動いてる方だとは思うんだけどね…。うん、お願いします。…ふふ、ちょっと擽ったい
(相手の目線が見比べるように腹部に移る。普通の男子高校生並の身体だとは思うがやっぱり相手と比べると差は歴然だ。これでも戦闘をこなしたりたまに相手の筋トレに混ぜて貰ったりと出会う前よりは頑張っているのだがどうやらまだまだらしい。密かにもう少し頑張ろうと心に決めながらも差し出した日焼け止めの裏面の説明を真剣に読んでいる相手を大人しく待つ。これも海水浴などが一大レジャーとして楽しむ現代ならではのアイテムなのかもしれない。納得した様子の相手とベンチに座れば再び背面を見せてお願いをする。それから少しして相手の手の体温で温くなった日焼け止めと共に背中に触れられると来ると分かっていながらも慣れない感覚に少し肩が跳ねる。滅多に直接人の触れることのない場所への触感は擽ったいような妙な感覚でつい笑い声零しながらも身を委ねていて)

  • No.984 by マジェスティ  2021-09-01 14:41:07 


まぁ、俺はこれくらいの体格のほうが良いと思うがな……均一に塗るのはなかなか難しいな
(日焼け止めという目的があるとはいえ液体を相手に塗るのは何とも言えない気持ちになる。おまけにこれで肩を跳ねさせているのだがら余計に如何わしいことに思えてきてしまった。これは信頼できる人物にしか任せられないなと頭の隅で思いながら今まさに触る体の感触に思いを馳せる。相手が望むなら止めはしないがもし自分と同じくらい鍛えてしまえばこの柔らかな触り心地は失われてしまうだろう。頬も脇腹も背中も、適度に緩いこの感触のほうが抱き締めがいがありそうだ。そんなことを考えているとつい下心が覗く返事をしてしまいつつ日焼け止めを塗るのを続行する。手のひらに出して背中に広げてみたものの少し体を引いてみれば白い部分とまだ肌色の部分とでムラができてしまっていて、手のひらに日焼け止めを追加しだんだん均一に綺麗に塗るのに躍起になって無意識に首筋や脇腹へと手のひらを滑らせていて)

  • No.985 by 魔王  2021-09-01 18:39:21 

…やっぱりこのままでいいかなあ。 何となく全体に塗れてればオッケーだか、ら…っ、もう大丈夫だって。 …ゲイツは塗らなくて大丈夫?
(日常の範疇の光景とはいえあまり経験のない行為を受けるとついぎこちなくなってしまう。男らしい相手の身体つきと比較して呟いた言葉に返ってきたのは肯定だった。恋人としてちょっぴり下心が見える相手の言葉は数秒前に誓った決意を無かった事にするには十分過ぎるもので、あっさりと現状維持の方に舵を取る。相手が今のままが良いというなら変わる必要もないだろう。呑気にそんな返事しつつも当の相手はいかに均一に塗れるかに集中しているようだ。簡単に塗って終わりっていうのを想定していたのだが何事にも真面目で几帳面な相手はそれはダメらしい。それとなく声は掛けるがそんな所も好きでいれば大人しく身を委ねていていたものの段々と首筋や脇腹にまで手が伸びてきた。初めは何とか耐えてみたものの限界迎えればベンチから立ち上がって相手の方を向きもう終わりだと告げる。これ以上は擽ったいし、変な気を起こしてしまうかもしれない。ひとまず日焼け止めも塗ってもらえれば懸念材料も無くなった訳だが相手はこのままでいいかと問いかけて)

  • No.986 by マジェスティ  2021-09-02 17:25:01 


あぁその方がいい。だがきちんと塗っておかないと日焼けが……まぁだいたいは塗り終わったか。それなら俺も背中を頼む。焼きすぎて皮がむけるのは避けたいからな。
(しっかりとした筋肉は回避されることとなったらしい。つまり今触れているこの感触も保たれるということだ。返事をしつつ今後一緒に筋トレをする時はこの体型を維持するメニューにしようと決心を固めた。筋トレと一口に言っても様々な種類がある。今後は体幹を中心として体型は維持する方向にすれば…などと考えながらまた日焼け止めを塗るのに集中していると、突然手元からその体が離れてしまう。怪訝そうな目で立ち上がった相手を見る。無意識にした行動では何が原因だったか分からず、まだ均一ではないのにと少々不満げな顔を浮かべる。とはいえ大方の部分は塗り終えた、このまま日焼け止めを追加していくとそのうち体が真っ白になってしまうだろう。そろそろ潮時かと手を引っ込めた。元の時代では当然日焼け止めを塗る習慣はなかったが日焼けで肌が痛くなったり剥けたりするのは事実、その効果の程を確かめたいという好奇心も相まって相手に背中を向けて座り直してお願いし)

  • No.987 by 魔王  2021-09-02 19:37:35 


首と脇腹はそんなに焼けないってば。 りょーかい、せっかくの海だし、痛い思いはしたくないもんね。
(急に立ち上がったせいか怪訝そうな視線を向けられる。丁寧に塗ってくれるのは嬉しいのだがそれはそれとして弱い所を撫でられつづけるのは耐え難い。訳が分かってなさそうな相手に言葉告げれば、ひとまずは手を引っ込めてくれたようだ。満足してないようだが自分でやるよりもしっかり塗れているだろう。今度は自分の番だ。お願いに軽い調子で返事しては相手の後ろに座り直し、日焼け止めを手に出して軽く馴染ませてから背中に触れる。 この前は腹筋は触らせてもらったが背筋をまじまじと見て触れるのは初めてな気がする。抱きしめる際に手を回したりした時も思っていたが鍛え上げられて男らしい。未来で沢山の物を守り戦ってきた背中だ。どれだけの物を抱えてきたのだろうか。つい「すご…」などと無意識に感想口にしながらも掌で丁寧に塗り広げていき)

  • No.988 by マジェスティ  2021-09-04 08:13:21 


なんだくすぐったかったのか。お前が脇腹が弱いのを忘れていた。痛みも避けたいが肌が痛むのを知られたらツクヨミに何をされるか……ん?
(相手の言葉を聞いてようやく何故急に立ち上がったのか理解すると納得するように小さく頷く。意図して触っていたわけではないが擽ったいのを我慢していたことを想像するとどこかしてやったりと不敵な笑みを浮かべた。もう少し無理やり続けても面白かったかもしれないが、それは次の機会にとっておこう。それに今は立場が入れ替わった、あまり煽ると仕返しをされるのでこれくらいにしておく。背中を向け暫し待ったが相手が動く気配がせず、何やら呟くのが聞こえると軽く後ろを振り返る。しかしその真意を聞く前に日焼け止めがのった手が背中に添えられると未知の感触に一瞬体が強ばった。最初触れた時は日焼け止めの冷たい感触がしたが段々と相手の手のひらによって温められ違和感はなくなってくる。日焼け止めを塗り広げられるのはある種マッサージのようでもあって、少しずつ心地よくなってきて目を瞑り)

  • No.989 by 魔王  2021-09-04 18:32:38 


う、これだけはいつまでたっても慣れないんだよね…。ふふ、ゲイツってツクヨミには結構弱い気がする。……こんなもんかな。
(自分から白状したものの不敵な笑みを向けられると何だか負けたような気がして悔しい。今まで他の人とここまで近付いたことも接触したこともあまり無かったから気にならなかったが、相手と過ごしてスキンシップを図るようになって出てきた弱点。手を繋いだりキスをしたりするのは大分慣れたはずなのにここに触れられるのは未だに慣れないしつい反応してしまう。皆を導く王様としては弱点はない方が良いとは思うが相手以外をここまで近付ける予定もないため放置している状態だ。とはいえ今は自分が塗る番だから心配はない。いつもより比較的丁寧に日焼け止めを塗って行く。相手にとっては日焼けよりも同居人の彼女のことの方が危惧されるらしい。戦士であり何者も怖くないみたいな態度の相手が同い年の女の子に怒られるのを心配するのが何だか面白くてつい背後で笑い事を漏らす。まあそう思う気持ちは十分に分かるのだが。そんな雑談を終えればある程度相手のおおきな背中やその周りにも塗り終われば満足げにそう呟き、離れようとするが擽られた仕返しにと最後背中をツーとゆっくり指先でなぞってみて)

  • No.990 by マジェスティ  2021-09-06 19:40:48 


あいつは普段冷静で判断も的確だがスイッチが入ると途端にな…俺が心霊の類が苦手だと知られた時は大変申し訳だった。あぁ、ありが__ひぁッ、!……っ、何をしている!
(ツクヨミは自分と同じく間違いなく戦士だ、自分と違い装甲もない中ハンドガンだけで様々な局面を切り抜けている。知識も豊富でツールの扱いも長けている、が、他人を弄るスイッチが入った時はとことん面倒だというのは出会って少しした頃に発覚した事実。転げるこちらをみて延々笑っていたのを思い出して軽くため息をついた。今はそんな心霊とは無縁の青空と海と太陽の下、おまけに後ろには恋人がいて背中に日焼け止めを塗ってもらっている。背中全面に順番に滑っていく手のひらを心地よく思っていると、すっかり気は緩まってしまっていた。終わったと声をかけられるとゆっくり目をあけ礼を言おうと思ったがその前に背中にゾクリとした感触が走った。悪霊を前にした時に感じる悪寒に似ていたが少々違う、擽ったさも伴った感触に思わず声が裏返ってしまった。盛大に声を挙げてしまい周囲の目がちらりとこちらに向けられたのを感じる。情けない声を出してしまった不甲斐なさと羞恥に顔を俯かせるもすぐにガバッと顔をあげそのままの勢いで振り返る。悪寒の犯人はすぐ後ろだ、そのまま相手の両頬を捕まえようと手を伸ばして)

  • No.991 by 魔王  2021-09-06 20:35:04 

何か想像つくかも。まあゲイツをからかいたくなる気持ちは俺も分かるけどね。…へー、ゲイツは背中が弱いんだ?
(相手と共に未来からこの時代に来た彼女は変身は出来ないもののその行動力と度胸は正しく戦士で欠かせない仲間だ。いつも冷静で同い年のはずなのに何処か姉のような雰囲気の彼女だが、その実ツボに入ると他人を弄る所があって何度かその場面も見た事ある。それを考えれば相手の心霊嫌いが絶好のネタであるのは想像に難くない。怖がる相手の反応を楽しげに笑うツクヨミの図なが浮かべば口元が緩みつつもその心境には同意を示す。普段は真面目で仏頂面の相手だからこそそれが崩れて良い反応をするのが面白いのだ。そんなちょっと好奇心から背中をなぞると裏返った情けない声が聞こえてきた。思った以上の反応に口元がニヤけるのが分かる。振り返った相手にその面のまま更にからかうように告げれば伸びてきた手から逃げるように立ち上がる。お互い日焼け止めも塗ったし準備は万全だ。ならばやることは1つ。楽しげな表情と共に「にげろー!」と無邪気に声をあげれば海に向かって走り始めて)

  • No.992 by マジェスティ  2021-09-07 17:52:35 


……2人がかりで俺を嵌めようとするなよ。普段触られない所をそんな触り方されたらこうなるのは当たり前……な、おい待て!!
(相手が怖がる姿を見たがっているのは分かっているが当然それを叶えてやろうという気にはどうしてもなれない。怖いものは怖いのだ、それに自分を全くコントロールできなくなるのだから他人に見せられたものてはない。いつかツクヨミと相手が結託しないことを願うばかりだ、それに2人が手を組んだ時点で必ずウォズが絡んできて余計に面倒なことになる。そうやって夏の風物詩だからと肝試しが選ばれなかったことに安心しつつ油断していた所に背筋をなぞられたのだからおかしな声も出る。振り向くとそこにはしてやったりのニヤケ顔がある、こうなればもう仕返ししなければ気が済まない。だが相手はこちらの手をすり抜け走り出してしまった。叫ぶと同時に勢いよく椅子を離れて走り出す。海水浴客の間を駆け抜けていき砂浜を走り抜ける。足裏に熱せられた砂が当たるのが気持ちいい、などというのを堪能するのも忘れ相手目掛け一直線に駆けていく。砂浜での走り込みに慣れたぶん相手との距離をどんどん詰めていくと、波打ち際でようやく追いついて「逃がすか!」と叫びつつ相手を後ろからその体を捕獲しようとし)

  • No.993 by 魔王  2021-09-07 20:13:43 


ふふ、珍しい声聞いちゃった。…わ、はやっ!
(確かに相手の怖がる反応が見たいという点ではツクヨミと意見が一致する。彼女とついでにウォズを巻き込んでこっそり仕掛けるのもアリかもしれない。此方が思い付いていなかったことをわざわざそれを言っちゃう辺りもからかいたくなる要因な気がする。今だって少し背筋をなぞっただけで普段なら上げることの無い類の声と反応が聞こえたのだから楽しくて仕方ない。いつもの様に頬を弄られるのを回避して海の方に走り出すと相手も追いかけてきた。白い砂浜はいつもの地面より走りにくいが独特の踏み心地が海って感じがして悪くない。それに何か鬼ごっこみたいだ。パラソルやビーチチェアが並ぶ地帯を抜けて波打ち際に近くなったところでふと後ろを見てみると思ったより距離を詰められていて驚きの声を上げる。装甲もない状態で現役の戦士の脚力から当然逃げられる訳もなく冷たい海水が足首まで浸かる辺りで捕まってしまい)

  • No.994 by マジェスティ  2021-09-07 20:52:02 


捕まえた…!___今からさっきの事を忘れさせてやる。
(海に行くといえば自分にとっては専らトレーニングに行くという意味だった、不安定な足場で走り込むことで体感と足の筋肉が鍛えられる。つまりどのように走れば良いか熟知しているのだ。そんな自分とただただ走るだけの相手とではスピードの差は歴然。後ろから抱きしめるように相手を捕らえると思わずニヤリと口元が不敵に歪む。恋人同士の戯れでもあればロマンチックな一面やもしれないがそこで終わらせるわけにはいかない。片手で相手の体をホールドしたまま手荷物で持ってきていたものを自分のも含め砂浜の方に適当に放り投げる。これで相手は丸腰、すなわちいくら海面に浸かってもよい状態となったわけだ。荷物を放り投げた流れで素早く膝裏に手を入れるとお姫様抱っこの要領で相手を持ち上げてしまった。ようやくこの悪戯な恋人と顔を付き合わせると企みを含んだ顔でニンマリと口を三日月の形にさせた。そしてグッと全身に力を入れて少しだけ屈むと、伸び上がると同時に「ふんっ!」と掛け声をかけ相手を海の中へと放り投げて)

  • No.995 by 魔王  2021-09-07 21:52:21 

げ、ゲイツ? あの…ちょっ、待っ…うわああ!
(後ろから抱きしめられるように捕まるともう逃げ場はない。普段なら相手の体温を感じられて心休まるような行為だが散々相手をからかった身としては拘束されてしまったという意味合いの方が強い。何をされるかと様子を伺うように恐る恐る声をかけてみるが答える間もなく2人分の手荷物が砂浜に放り投げられ身一つになる。嫌な予感しかしない。とりあえず話をしようと切り出そうとした所であっという間に膝裏に手を入れられ身体が持ち上がる。突然の浮遊感に焦った声をあげて相手の方に視線を向ければその顔は怒ってはいなくて、寧ろ先程の自分のような楽しげに口元が歪んでいた。仕返しという言葉が頭に浮かんでバタバタと足を動かして抵抗を試みるがその甲斐もなく海に放り投げられた。心構えも何もなく、叫び声をあげながらバシャンと大きな音を立てて海に落ちる。幸い浅瀬で直ぐに地面に足が付けば海から顔を出すもののもう全身びしょ濡れだ。手で濡れた顔を拭いながら「もー、投げなくてもいいじゃん」と抗議するがその表情は割と楽しげで)

  • No.996 by マジェスティ  2021-09-08 17:29:43 



ハハハッ!いろいろと吹き飛んだだろ?気持ちいい水温だな。
(海の中へ投げ込んだ相手は全身ずぶ濡れになって海面から上がってきた。一瞬で変わり果てた姿に思わず笑ってしまう。海へ放り出された相手と違いこちらは悠々と海の中へ入っていき、相手の傍へ並び立った。照りつける太陽の下では冷たい海の温度はちょうど良くて、これこそ海の醍醐味といった感じだ。潮の香りも相まって全身に夏を感じると軽く伸びをする。騒がしい入水になってしまったが相手へのお返しを兼ねたこれはなかなかに夏らしい遊びだろう。少々大袈裟なお返しになってしまったが良からぬ企みを持つ上こちらから逃げたのが悪い。楽しげな笑みを浮かべる相手にこちらも笑顔を返しつつ、軽く波に揺られる感覚を楽しんでいて)

  • No.997 by 魔王  2021-09-08 19:33:37 

まあね、俺も変な声あげちゃったしお互い様? 外が暑いからずっと浸かってたいかも。もうちょっと奥に行ってみる?
(一瞬にしてずぶ濡れになってしまったが海ならではの仕返しだろう。笑われたのも嫌な気はしなくて悠々と近付いてきた相手の方を向いて同意を示す。自分も放り投げられる瞬間情けない声で叫んでしまったしお互い様だろう。プールとは違って冷たい海水の中は強い日差しの元では心地好くて、肩まで浸かればぷかぷかと浮かびながら口元を緩ませる。周りを見れば同じように波に揺られる人や泳いでいる人、水鉄砲で撃ち合いをしてる人など皆が思い思いに楽しんでいて平和な光景だ。自分達もこの海水浴を楽しもうと思えば相手の手を取り沖を指させばもう少し深い所行こうと誘い)

  • No.998 by マジェスティ  2021-09-09 06:57:01 


そういう事にしておくか。あぁ向こうの方が人も少ないしゆっくり海に浸れそうだ。
(手を取られると頷いてそのままもっと沖の方へ歩いていく。こうやって手を繋いで歩くのも慣れたものだ、周囲に人はたくさんいると言うのに。何度も手を繋いで歩いて周りの目というものがそれほどこちらを見ていないと気づけたからだろうか。冷たい海の中ではいつもほんのり温かい相手の手も冷えていていつもと違う心地だ。少し歩いた所で海面は腰あたりから胸元まであがる位置にくる。じりじりと体が海に浸かっていくにつれより海の冷たさに包まれ潮の香りがより顔に近づいてくる。脳天を日差しで焼き続けられそろそろ限界だ、手を繋いだまま体を後ろに倒し海底を蹴るとふわりと海の浮力で海面に浮きその独特の浮遊感に揺られていて)

  • No.999 by 魔王  2021-09-09 12:56:40 



やっぱり沖の方が冷たい。……こうやって浮かんでると海って感じがするね。後から浮き輪借りてきても良いかも
(手を繋いでどんどん沖の方に進んでいけば周囲に人も少なくなっていき水位も上がっていく。当然のように繋がれたままの手が単に友達同士で遊びに来た訳ではないことを物語っていて悪くない気分だった。海面が上がっていくにつれ水温も冷たく感じられる。てっぺんに近いところから降り注ぐ日差しは暑さを増すばかりだ。相手も限界に近かったのか手を繋いだまま海の浮力に身を任せて揺られ始めた。それを見れば自らも力を抜いて海面にゆらゆらと浮かべば全身で波と日差しを感じることになる。正に夏の海って感じだ。戦いや色んな思惑に巻き込まれる中でこうやってゆったりする時間はなかなかに貴重でのんびりと空を見上げる。海の家に浮き輪のレンタルもあったことを思い出せばその事も提案しつつ波にただ身を任せていて)

  • No.1000 by マジェスティ  2021-09-09 21:10:50 


あぁ周りに人がいない分波も立たないし冷たくていい。浮き輪か、あの空気で膨れているビニールの__っ?!……どうやらあれを借りた方が良さそうだな…
(ゆらゆらと波に揺られながら恋人とは手は繋いだまま、何も考えずただ波に揺られ揺蕩う時間は2人の生き方に置いては貴重な時間かもしれない。目を閉じているにも関わらず真上にある太陽がじりじりと体を照りつけ眩しいのが分かる。だが半分浸かる体は海の水温で冷やされて、体温のコントラストに余計に思考が和らいでしまうようだ。海と太陽と恋人と、ただそれだけを感じる時間は贅沢の一言に尽きる。相手の言う浮き輪とはおそらく海に所々浮かんでいた丸い何かの事だろう。傍目でみただけだが海面にぷかぷかと受けるあれには興味がある。借りることに同意しつつ横目で近くにあった浮き輪を見ようとする。しかし次の瞬間に少し高めの波がやって来て僅かにバランスの崩れていた体は簡単に海面下へと引き込まれてしまった。急激に体内に入ってくる海水に驚きつつ、海底に足をつけ立ち上がる。思わぬところで全身が濡れてしまった。海面でゆっくりするには身体ひとつよりあの浮き輪なるものがあった方が良さそうだ。顔についた海水を手で拭いつつ「一旦海岸に戻るか?」と聞いて)


(/少しだけ本体失礼します。1000レスもいったの初めてでしたので思わず出てきてしまいました…こんなにも楽しく、長くやり取りできたのは魔王様が初めてです。こちらが不規則なせいでお待たせすることも多々ありますがずっと続けて下さっていること本当に感謝しています。至らぬところも多々あるとは思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします…!/こちら蹴り可です!)

  • No.1001 by 魔王  2021-09-09 22:32:48 

そうそう、大きい奴とか浮かんだら楽しそうだよね。わっ、…波もなかなか手強いかも。 そうしよっか、じゃあゲイツ連れてって
(ちらりと来る時に見た海の家に並んでいたレンタルの浮き輪達を思い出す。普通の物から二人で使えそうな大きさの物、果てはシャチのような物や船になりそうなものまで色々あった。きっとどれも楽しいに違いない。相手の同意を得られると弾んだ声と共に感想を告げるが今は不安定な身一つ。少し高い波が来たかと思えば繋いでいた相手の手が海面下に沈み、そのまま自分まで引き込まれる。道連れにされてしまったみたいだ。相手に続いて海面から顔を出せばすっかりお互い全身ずぶ濡れでその姿が面白くて思わずくすくすと笑みを零す。ゆらゆらとこちらをリラックスさせたかと思えば急に高くなって自分達をひっくり返そうとする。油断ならない敵だと冗談飛ばしながらも相手の提案に頷く。だが普通に歩いて帰るのもつまらない気がして、相手の後ろに周り肩に両手置けば自分は力を抜いて海面に浮き引っ張っていくように甘えてみて)

(/こちらも本体失礼します。実は密かに1000のカウントダウンをしていて、こうして4桁の大台をマジェスティ様と迎えられたこととても嬉しく思っております!ずっと長い間お話をしているようなあっという間だったような不思議な気分です。本当に日々やり取りが楽しく、色々な二人の物語が紡げることに感謝が尽きません。これからもお互い無理のないペースでのんびりと続けて行けたらなと考えております。こちらこそどうぞ今後もよろしくお願い致します! 蹴可能です。)

  • No.1002 by マジェスティ  2021-09-13 19:11:01 


海のデメリットは体内に入り込むと痛む事だな。、……全く。腕を伸ばしたら引っ張りにくい、もっと近寄れ。
(咄嗟に口や目を閉じたものの体内に侵入してきた海水はゼロではなく、軽く咳き込みつつ海水を体外へと出す。液体をのんだはずなのに喉はイガイガする、この独特の感触も海に来ればこそだが気持ちの良いものではない。やはり安定して海に浮かぶためにもあの浮き輪とやらが必要そうだ。図らずも全身海水まみれになってしまったがふと隣を見ると相手も全く同じ状況になっている。こちらが海面に沈むのに巻き込まれたらしい、すっかり海に浸かってしまい笑う相手につられてこちらも笑みを浮かべる。海に来てものの数分でこんな状態だ、やはりこの恋人といると予想だにしないことばかりで、そして決まってふたり笑っている。とりあえずは岸へ帰ろうとすると肩に手が置かれた、このまま帰れというらしい。文句のひとつも言いたいが相変わらず相手には甘い、軽くため息をついただけでそのまま相手を引っ張ろうとする。しかし2人の体が離れた状態では水の抵抗が大きくてひっぱりにくい。トレーニングという観点から言えばこのままの方がいいが、せっかくならばもっと「らしい」方がいい。肩にかけていた両手をとるとこちらの首周りに巻き付かせて体を密着させるような体勢にし、再びゆっくり歩き始め)

  • No.1003 by 魔王  2021-09-13 20:38:23 

海水だもんね。後から飲み物とか買おっか。 …ふふ、りょーかい。 あ、おじさんから貰ったビーチパラソルの券も引き換えないと
(お風呂やプールと違って海水は目に染みるししょっぱい。海ならではといったら言葉は良いが相手の言う通りデメリットでもある。だけどそんなアクシデントさえ相手と共になら気にならないし、寧ろちょっとした思い出だ。海水を飲み込んでしまった相手に水分補給も兼ねて飲み物買う提案して。子供っぽいお強請りをしたとしても必ず叶えてくれるという予想は今回も当たりだ。突然のわがままにも少し間を置いて溜息をつくだけで此方の意図を読み取ってくれて引っ張ってくれた。それだけでも割と満足していたのだがやりにくいと言ったと思えば手を取られぎゅっと首周りに抱き着く形になって密着した。傍から見ても言い逃れ出来そうにない体勢で、それを相手が求めて許容してくれてることに自然と口元が緩んでしまう。返事をする声が弾んでしまうのも仕方ないだろう。肩に顎を乗せて引っ張られていればここに来るきっかけの券の存在をふと思い出して声に出し)

  • No.1004 by マジェスティ  2021-09-15 23:43:37 


あぁ、口の中まで塩っぽくなる前に飲み物が必要だ。それに海岸に荷物を放り投げたまま置きっぱなしだ、パラソルも含めて一旦荷物を整えるか。
(ぴたりと密着した相手から弾んだ声が聞こえるとこちらも無意識に口元が緩む。こんな体勢誰かに見られれば恥ずかしいでは済まされないものだがここは海水浴客ばかり、周囲の客が何をしているのか気に止める人間はほぼ居ない。それに体が触れ合っているところはほとんど海面の下で見られることもなく堂々とこういうことが出来るわけだ。じゃれあいの流れで海に入ったせいで海水浴の準備がまるで出来ていない。それにせっかく大叔父にもらったチケットもこのままでは使わずじまいになってしまう。浜辺でゆっくりするのだって海水浴の醍醐味、ましてやあんなパラソルを使って微睡むのもきっと気持ちが良いはずだ。相手の体を引っ張り続けやがて岸へたどり着くと一旦海から上がり、投げ捨てたままだった荷物を拾いあげて)

  • No.1005 by 魔王  2021-09-16 09:19:29 


ありがと。今日1日使う拠点作りだね。じゃあ早速海の家に借りに行こ
(海水は冷たいが触れ合う相手の肌はほんのり温かい。相手と友達に、そして恋人にならなければ経験しなかった事だ。甘えるまま身体を任せて岸まで引っ張られると礼を伝えて相手に続き海から上がる。今日は一日中海を楽しむつもりで、それには浜辺で休憩する時間やご飯を食べる時間も含まれる。ならば過ごしやすい拠点を作るのも必要なことだろう。じゃれあいの末にほぼ飛び込むような形で海に入ったものだから荷物も投げっぱなしだ。自分の分の荷物を拾い上げると何だか秘密基地を作るようなワクワク感じつつもチケットの引き換え場所である海の家に向かう。繁盛時ということもあってお客さんも多く店員も慌ただしそうだ。荷物からチケットを取り出して借り出し場所に向かえば自分の背丈よりも幾らか大きいパラソルを借りる事が出来た。それを腕で抱えながらも「浮き輪も借りる?」と視線向け問いかけ)

  • No.1006 by マジェスティ  2021-09-18 03:35:58 


あぁ。___ついでに浮き輪も借りたいが…浮き輪と一口に言っても随分と種類があるんだな。2人で乗れて波に揺られるものが良さそうだな。
(相手につられるまま海の家へとたどり着く。今しがた訪れているのは道具を貸し出す店だが隣に並ぶ海の家は簡単なレストランのようになっているし、少し離れた別の海の家ではペットボトル飲料やお菓子類を売っている。祭りでみるような出店も並んでるいようで、遊べる海とその客の要望を満たす店が並ぶここは観光スポットとして人気も出るわけだと一人納得していた。今まさにパラソルを借りた店の中にもあらゆる道具が並べられている。中でも浮き輪は多種多様だ。海に入った時から気になってはいたが、相手に教えて貰っていたドーナツ状のものだけでなく、板状になったものやイルカの形をしたもの、ボートの形をしたものまである。当然この流れで浮き輪を借りるべきとは思うが種類が多く悩ましい。2人用と書かれたコーナーを見つつ板状のものと大きいドーナツ状の浮き輪をそれぞれ左右の手で取って)

  • No.1007 by 魔王  2021-09-18 09:47:44 


最近は色々な種類があるよね。 んー、最初はシンプルにドーナツ状の奴でどう? 返す時にまた違うやつを借りても良いと思うし
(パラソルを受け取ってから相手と共に浮き輪コーナーに目を向ける。相手よりも海水浴に馴染みがあるとはいえ、実際に海に来たのは久方ぶりで記憶にある物よりも多種多様なレジャー道具の並ぶ姿は新鮮だ。どれにするか異なる2つの浮き輪を持って悩んでいる姿を横にすれば案を申し出る。どちらも楽しそうだがまずは一番スタンダードなドーナツ状の浮き輪の方から使う方が良い気がする。1回しか借りることの出来ない決まりがある訳では無いし、どうせなら色々借りて違いを楽しむのも良いだろう。そう考えてみれば相手の意見も伺ってみて)

  • No.1008 by マジェスティ  2021-09-20 20:19:41 


そうか、一通り遊んだ後に別の物を借りればいいのか。よし、それならこれにするか。とりあえずパラソルを設置して、それから海に戻るぞ。
(相手の言い分に数度頷く、確かに借りるのが1度きりというルールはない。これだけ種類があるのだから順番に楽しむのが良いだろう。店員に声をかけドーナツ状の浮き輪を借り受けると両手に抱える。さすがに2人乗り用とあって簡単に持てる大きさでは無かった。自分の荷物を抱え直しつつまずは拠点作りをしようと再び浜辺の方に向かって歩きだす。砂浜にはパラソルやテントが並んでいるがまだそこそこのスペースは残っている。2人分の空きがあればいいのだからそこまで場所を選ぶ必要もないだろう。適度に開けた場所までたどり着くと「ここにするか」と声をかけ)

  • No.1009 by 魔王  2021-09-20 20:57:56 


おっけー、2人用の浮き輪とか初めてかも。 まずはパラソル立てないとね。…よいしょっと
(自分に納得してくれたようで相手の手元には借りてきた2人用の浮き輪が抱えられる。今まで使ったことのある1人用の物とは違う大きさは何だか新鮮できらきらと楽しみの満ちた表情でそれを見る。このサイズならのんびりと波に揺られる事が出来そうだ。そんなことを考えながら相手の後ろをついて砂浜を歩けばいい感じに空いたスペースにつく。ここが今日1日遊ぶための拠点という奴だ。自分の荷物を下ろせば抱えていたパラソルを持ち直して掛け声と共に砂浜に立てる。風で飛んでいかないようにぐりぐりとそれなりの深さに沈めて固定すれば「…こんな感じ?」と傘を開いて状態確認して)

  • No.1010 by マジェスティ  2021-09-21 22:07:55 


__これで良さそうだな。よし、荷物を置いて海に戻るか。……行くぞ。
(パラソルが砂浜に深く刺さり確かめるように軽く揺らしてみる。パラソルは十分深く刺さっているようだ、これなら少しくらい風が吹いても問題ないだろう。相手に持っていった方がいいからと預けられたレジャーシートを取り出すとパラソルの下に広げておく。その上に重しも兼ねて軽く砂を払った荷物を置けば立派な拠点の完成だ。レジャーシートはちょうど2人が寝転がれる大きさ、疲れて帰ってきてもゆっくり休むことが出来そうだ。準備は整った、後は海へ行くだけだと早速手にもつ浮き輪を抱え直し海へと足を向ける。しかしすぐに足を止めた。周囲の人々はそれぞれ遊ぶのに夢中になっていて周りを観察する暇もない。それにこの浮き輪はふたり用で、何より相手と乗らなければ意味が無い。だというのにそそくさと一人歩いて行ってしまうの薄情な気もする。相手と一緒に遊びたくて一緒に浮き輪で波にゆられたい。その気持ちをそのまま口に出すのはさすがに恥ずかしいが、態度で示すことだって出来るはずだ。相手の荷物もレジャーシートの上に置くと目で合図したあとその手を取って、気恥しさに耐えられずすぐに目線は海の方へ向けてからその手を引いて海へ向かい)

  • No.1011 by 魔王  2021-09-22 22:50:12 

うん、これで一日中楽しそう。…!はーい、海デートみたいだね?
(パラソルが立って座るためのレジャーシートが敷かれると海らしい拠点が完成だ。これなら遊び疲れても休憩して体力を回復してからまた海に行くなど出来るだろう。それに二人だけの拠点って感じで楽しさに顔が緩んでしまう。準備が出来たところで改めて海に向かうために方向を変えた相手についていこうとするが何故か立ち止まったままだ。忘れ物でもしたのかと聞こうとしたところで手を取られ、歩き始める。横目に見ると目線こそ海の方を向いて交わらないがこの表情は照れ隠しの奴だ。恥ずかしいのを承知の上で手を繋いでくれている。自分だけでなく相手も一緒に海に入るのが楽しみであることが伝わってきて、突然の行動にびっくりして固まった表情が情けなく緩んでしまうのが分かる。言葉でなくても相手の好意とか気遣いが身に染みて降り注ぐ日差し以上に頬が赤くなっていく。それならばと少し人の少ない海の方に向かえば更に距離を詰めて繋いでた方の腕に甘えるように軽く抱き着いてみる。どうせ誰も見ていないし、見られたとしても恥じるようなものでもない。足首に海水を浸しながらも隣の相手を見上げながら悪戯っぽく囁いてみて)

  • No.1012 by マジェスティ  2021-09-24 08:06:10 


おいどこいく……っ、あのな……これは立派な海デート、…だろうがっ!
(自ら人前で手を繋ぐなど、自分の中で言い訳を作ったつもりだったがやはり恥ずかしい。顔を逸らしているのでバレてはいないだろうが顔が熱くなっているのを考えると頬は赤くなってしまっているだろう。このまま真っ直ぐと海に向かうと思っていた所で相手に別の場所へと誘導される。海ならどこでも同じだろうと思っていたがどうやら人の少ない方へと移動しているらしい。人目が減っていくはずなのに、人目を避けるこの行動がやましいことをしているようで変に羞恥心を煽って胸の鼓動が早くなっていく。そんな状態で腕に抱きつかれたのだから、あからさまに体を強ばらせてしまった。これでは動揺しているのがバレバレだ。なんとか相手の言葉を正すことで正気を取り戻そうとする。しかしそれはそれで正面切って今の時間をデートだと宣言する不慣れな行為で、段々恥ずかしさが勝って声が小さくなっていってしまった。声が消え入りそうになった所で乱れた感情は爆発寸前になっていて、浮き輪を海面に置く、そのぐちゃぐちゃの胸の内を振り払うように手で海水を掬って相手の顔めがけてかけてやり)

  • No.1013 by 魔王  2021-09-24 09:43:43 

ふふ、そうだったね。… わ、やったなー。
(ぎゅっと抱きついてみると露骨に相手の体が強ばったのが分かる。何処か体が熱っぽいのも気の所為ではない気がする。見上げた顔も若干赤いし、そんな所が愛おしいとも思う。人が少なくなってきたのを良い事に更に密着するとより高い体温が伝わってくる。そんなことをしていれば相手から言葉の訂正が入る。普段なら自分がデートと騒ぎ立てて相手がそれを否定しないというのがありがちなパターンだが、今回はデートと相手の口から宣言された。狙い通りの言葉が引き出せたことにご機嫌になれば笑みが零れて自分もそれを肯定する。幸せを噛み締めていれば不意に顔面に海水が飛んできて小さく声をあげる。咄嗟に目を閉じたからいいものの乾いていた顔がびしょ濡れだ。顔を拭えば仕返しにと自らも海水を掬って相手にかけてやり)

  • No.1014 by マジェスティ  2021-09-27 20:36:01 


な、!お前が変な聞き方するからだろ!
(先程から言い慣れぬ言葉に直の肌から伝わる熱にと冷静さを削いでいくようなことばかりでまともに思考も出来ない。だからこそ相手に水をかけたわけだが、腕を組むようにして歩いている相手は至近距離にいるわけで、水をかけやすいかわりに水をかけられやすい。相手の腕はまだこちらに絡められたままで逃げる隙もない、結局掬いあげられた水は顔にかかってしまった。潮の匂いがする水を浴び頭を振って水滴を払う。少しずつ乾いてきていた顔に冷たい海水がまた心地よかった。互いに距離を取ればいいはずなのに腕を離そうとはしなくて、同じ体勢のまままた水を掬って相手に浴びせてやる。そうこうしているうち一旦海面に置いた浮き輪がふわふわと沖の方へと流れていってしまって)

  • No.1015 by 魔王  2021-09-27 23:10:32 


だってゲイツにデートって言って欲しかったし。またびしょ濡れになっちゃったね、…って浮き輪!
(照れ隠し故かこちらに責任を押し付けようとする相手に乗っかって笑みを見せる。わざと断言しきれない言い方で引き出した欲しかった言葉と未だ解かれない腕は今のふたりの関係を表しているようで嬉しい限りだ。そんな近い距離感で水をかけ合えば当然命中する訳でひと泳ぎしたかの如くびしょ濡れになってしまった。腕から伝わる体温と日差しの中浴びる冷たい海水は気持ちが良い。再び顔にかけられた海水を拭いながら視線を向けくすくすと笑う。子供のようにはしゃいでいると視界の端には先程借りた浮き輪が海面をぷかぷか浮かんで離れていくのが写りつい大声をあげてしまう。レンタルしたものを見失うのは不味い。思ったよりも早い波の攫われ方をする浮き輪を追いかけるのに必死になれば相手から離れ足の届かない沖に進もうとして)

  • No.1016 by マジェスティ  2021-09-29 21:29:32 

(/お返事お待たせしてしまって申し訳ないです。そして本日もお返事が難しくご連絡させて頂きました。今週から10月中にかけ仕事が立て込んでおり、11月までお返事が不安定になるかもしれません……夏イベントをしているのに季節に合わせることが出来なくてすみません。時間と体調の都合が着ききだいお返事いたしますので、お待ちいただければ幸いです。)

  • No.1017 by 魔王  2021-09-29 21:50:38 


(/いつもお世話になっております。そしてご連絡ありがとうございます。状況についても把握致しました。いつも楽しくお相手させていただいてますので、返信頻度等については気にしないでください。またお手隙な時に返すようなノリで大丈夫ですので…!
季節の変わり目ですのでお体に気をつけてお仕事頑張ってください。魔王共々のんびりお待ちしております。)

  • No.1018 by マジェスティ  2021-10-02 08:50:14 


まったくどういう理由だ……ん?浮き輪はここに……な、しまった。おい待て!
(すっかり頭から海水まみれになってしまった。2人寄り添ったままびしょ濡れなんて奇妙な状況他人には見せられない、ここが人目の少ない場所で良かった。そうやってすっかり相手とのじゃれ合いに夢中になっていれば時間も他の存在も忘れるもの、僅かな時間手を離すなら大丈夫だろうと海面に置いていた浮き輪は随分と遠くまで流されてしまっていた。借り物をなくす訳にはいかないが、相手は早々に腕を離れて泳ぎ始めてしまった。慌てて後を追いかけるように海の深い場所へ進んで行くと浮き輪と相手を追いかけ泳いでいき)

(/いつも本当にありがとうございます。こうやって長く続けられているのは一重に魔王様がお優しいからだと思っております。今月はお待たせすること多くなってしまいますが、まったりやっていければ嬉しいです…!今後ともよろしくお願いします!/こちら蹴り可です!)

  • No.1019 by 魔王  2021-10-02 22:22:39 


…、捕まえ、た、っ…!
(人目が少ないということは存分にじゃれ合う事が出来るわけだが同時に異変に気付いてくれない事でもある。遠く流されてしまった方に向かって泳げば波の影響はあるものの徐々に近付いていき、何とかして浮き輪を掴む。無事に浮き輪を確保出来た安堵感から顔を出して声を上げるがそこには着こうとした海底はなく予想外のことに焦ってしまい、反射的に浮き輪に抱きつけばそのまま流されそうになって)

  • No.1020 by マジェスティ  2021-10-05 09:03:10 


おいっ!大丈夫か?しっかり掴まれ。
(海面から顔を出し泳ぎながら相手のあとに続いていると無事に浮き輪に追いついたようで、浮き輪をなくさず済んだことにとりあえずは安堵した。しかし次の瞬間に相手の体が一瞬沈み焦る様子を見せる。もう浜からそこそこ距離のある場所だ、しかも人気も少ないところで万が一のことがあれば命に関わる。急いで泳ぎ近づくと浮き輪を掴み相手を抱えるように腰に手を回して掴んだ。海の上でパニックになればたとえ海水浴といえ危険だ。落ち着かせるよう声をかけつつその体をしっかり抱き寄せ固定し)

  • No.1021 by 魔王  2021-10-05 18:43:57 

っ…、ありがと。あっという間に流されちゃったね
(予想外のことに軽くパニックのような物を起こしてしまう。だが直ぐに近付いてきてくれた相手に抱き寄せられ声を掛けられると不思議と落ち着くことが出来て素直に首に抱き着いて顔を水面からあげる。しっかりと支えてくれている相手に縋りながら何度か荒く息すれば徐々に落ち着いてきて視線を向け礼を伝える。自らも浮き輪をもう一度掴んで浮かべばすっかり遠く離れた沖を見ながら苦笑い混じりに感想零し。「二人で戻ろっか」とひとまず足が届くような所に戻るよう提案して)

  • No.1022 by マジェスティ  2021-10-05 19:14:33 


あぁ……悪かった、俺が手を離したせいだ。せっかくならお前は浮き輪の中に入ったらどうだ?
(どうやら相手はこちらに体を寄せ落ち着きを取り戻したようだ。まだ荒い息が少しでも落ち着くよう、不安を与えないようにしっかりと支えておく。落ち着いてきたのか目があったところで謝罪を伝えた。自分の不注意で相手に怖い思いをさせたのは事実、相手と一緒に楽しむためにきた海水浴で何かあっては台無しだ。腕の中に収まるものが無事で良かったと相手と自分の額を合わせて軽く息を吐いた。ここは人気も少なく足がつかないとなるとまた何が起こるか分からない。とりあえず浜の方へ行こうと賛同するが、せっかく借りた浮き輪を使わないのももったいない。ちらりと浮き輪の方を見て入るかどうか尋ねて)

  • No.1023 by 魔王  2021-10-05 20:17:55 

俺こそ急に突っ走ちゃってごめん。 そうしよっかな、こんな大きな浮き輪初めてだし!
(腰に添えられた手はガッツリと自らの身体を支えてくれていてこんな状況だが戦士らしいと呑気な感想を抱く。謝罪を受けるとそこまで重く受け止められてしまったのかと僅かに目見開くも相手らしい反応につい口元を緩めてはこつんと合わせた額の熱を感じながら自らも反省点を述べる。浮き輪も身も無事だったことだしお互い様ということにしておこう。ならばもう終わったことだ。気を取り直して楽しもうとした所で相手からの提案を受ければ即座に頷く。そして息を吸って一旦海に潜れば浮き輪の穴から顔を出して両腕で身体を支えるように浮き輪の上に腕を置く。そのまま体の力を抜けば2人用の大きな浮き輪ということもあってなかなかの安定感で浮かび感嘆の声あげてはしゃいでみて)

  • No.1024 by マジェスティ  2021-10-05 20:49:42 


お前な……あとで俺も入れろよ。とりあえずもう少し浜に近づくか
(一瞬ヒヤリとしたが互いも浮き輪も無事だった、反省はこれくらいにしてまた海で楽しむことに集中する。冷たい海水の中で腕を回してこちらに絡む相手の温かい体は心地の良いものだったが、浮き輪の中に入るために腕の中から離れてしまった。少々名残惜しさを感じるも海面から再び顔を出して浮き輪にもたれはしゃぐ相手に思わず笑ってしまう。先程までの緊迫した空気を一気に吹き飛ばすその笑顔に救われるような気もするし、何度でも見たいと思う。その浮かれように釘を指すような口ぶりだが止める気は毛頭ない。浮き輪に手をかけると残りの手足で水をかき足のつくば所へと浮き輪と相手を引っ張っていって)

  • No.1025 by 魔王  2021-10-06 19:58:49 


何か王様って気分かも。 この辺でいいんじゃない? ほら、ゲイツも入ろ
(拠点を作る前のことといい優雅に浮かんでいる自分を引っ張って運んでくれている姿は健気で騎士を従える王様になったような気分だ。浮き輪にもたれながらもくすくすと笑みを零しながら大人しくなすがままに身を預けておく。上機嫌で運ばれていれば足が着く程度に浜の方に戻ってきた。ここなら多少波に揺られても帰って来れないということはないだろう。そう考えればとんとんと相手の肩叩いて声を掛ける。そしてせっかく借りたふたり用の浮き輪を楽しもうとひっくり返らないようにバランスを保ちながらも一緒に浮かぶように誘ってみて)

  • No.1026 by マジェスティ  2021-10-06 20:54:39 


お前は王様じゃなくて魔王だろ。あぁそうだな___……これ本当に二人用なのか?
(確かに相手を背負ったり乗り物に乗せたりして運んでいると、相手はまさに王様のようだ。一方でこちらは従者というより馬車引きの馬のようでもあるが、とりあえず深くはツッコまないでおく。こちらに労働ばかりさせたツケに冗談めかして魔王の単語を出しておいた。相手を魔王と称するのも今や冗談の域だ、魔王だと指さし消そうとしていたのが遠い過去に思える。今や恋人として海水浴デートをする関係なのだ。肩を叩かれるとひとつ頷き一度海面に頭まで浸かる。そして浮き輪の中でまた顔を海面から出すと二人用の浮き輪の中へと入り込む、ちょうど相手の背後に立つような位置となった。確かに二人用を借りたはずだが内側のスペースは思ったよりも小さくて、二人で入ると体を寄せなければ収まることができない。大きめの浮き輪は縦方向にも大きく、まるで二人っきりの空間に入り込んだようで妙な心地だ。どこに手を置くべきかしばらく迷ったあと結局体の真横に両腕を広げるようにして浮き輪へと掴まって)

  • No.1027 by 魔王  2021-10-07 18:19:14 


ならもっと悪い事しないとね。 __ 店員さんはそう言ってたはずだけど…。あ、こうやってカップルでくっつく為のサイズ感なのかも
(かつては最悪な未来と二人の間の隔たりを示すものであった魔王という単語は今では茶化したりからかう為のワードと化している。それは自分が魔王にならないと確信してくれてるからこその冗談で、大きく変わった関係性を示す重要なキーワードの1つかもしれない。そんな相手の言葉に乗っかればそれこそ魔王っぽく不敵に微笑んで見せる。どんな悪いことをしようかと思考を巡らせていれば相手は招いた通りに同じ浮き輪の穴から背後に立つように顔を出す。指摘通り2人でもゆったりのびのびと過ごせる程にはスペースには余裕はなく身体を寄せあっている状態だ。だが他の人が借りている1人用の浮き輪よりかは大きく二人用であるのは間違いないはずだ。少し考える素振りをすると思いついたように声をあげ、ますます相手の胸板にくっつくように頭を預ければそのまま足を浮かせる。浮き輪と相手の身体を借りて波に浮かべばこの距離感が適切だと無邪気に主張してみせて)

  • No.1028 by マジェスティ  2021-10-08 00:32:18 


何を言って……、そんなわけあるか。まったく……お前が悪い魔王ならここで倒しておいたほうが良さそうだな。
(かつては魔王になると思っていた相手が考える悪い事は意地が悪くとも他人に危害を加えるものではない。そんなはずの相手がなにか思いつたと言わんばかりに声を挙げるのを聞くと、いったい何を思いついたんだと未だ見えぬ後頭部を見つめておく。すると次の瞬間その体はゆっくりともたれかかるように後ろに倒れてきて、抱きとめるように片腕で相手の体を抱えた。だがそれはいらぬ心配だったようでその体は浮き輪と浮力とでふわふわと浮いている。浮き輪という区切られた二人だけの空間、確かに狭いがおそらく原因は男二人で入っているせいだろう。それをつらつらと説明するよりも胸に添えられた後頭部の愛おしさのほうが勝って軽く反論するだけにとどめた。楽しげに声を弾ませる姿にまた胸がじわりと温かくなる。体を預けている姿は全身でこちらへの信頼を表しているようで、それを甘受できるこの場所がたまらなく幸せだった。だがその幸せな気持ちと「悪い事」と称してこちらにもたれかかってきたのは別の話。おしおきでもしてやろうかとそれをチラつかせるように相手の体に巻き付けていた手を伸ばすと脇下から腰にかけてを人差し指でゆっくりなぞってやり)

  • No.1029 by 魔王  2021-10-08 23:22:25 

でもなかなか良いスペース感じゃない? えー、俺倒されちゃうの、…っ、それ駄目だって
(相手の胸に頭を預けてぷかぷかと海に浮かぶ今だけは使命とか未来とかそういう物から解き放たれて自由になったそんな感覚がする。狭いスペースの中更に密着するように身を預けている訳だが相手からも身体を抱えられていつも眠る時のようなそんな距離感だ。狭いが安心出来る空間でもあって少しの間瞼を閉じてその時間を噛み締める。そう言うことが出来る意味ではこのサイズの浮き輪を借りて正解だったかもしれない。幸せに満ちた空間でこの関係になったこそ出来る掛け合いを楽しむように惚けたフリをして言葉を返す。そんなことをしていれば、抱きついていた相手の手が一瞬離れたかと思えば脇下に移る。何となく感じた嫌な予感は当たるものでゆっくりと時間をかけて脇腹から腰へのなぞられる。普段着ている布地がない素肌を指先でなぞられるとぴくりと肩が震え、狭く密着したスペースでは軽く身を捩ることしか出来ずに身体強ばらせながら耐えつつも我慢しきれなくなれば抗議の声あげて)

  • No.1030 by マジェスティ  2021-10-11 21:39:06 


……確かにそうだな。ちょうど二人分で、誰にも邪魔されない。……力を抜かないと沈むぞ、悪い王様。
(二人用の浮き輪はちょうど二人分のスペースでいて、二人分の体重を支えられるように分厚い輪になっている。浮き輪に体重を預ける姿勢になれば浮き輪の壁が目線の高さまで迫っていて口から発せられる声は独特の響き方をする、半隔離空間とも言うべきか。そんな状況で少し悪戯をしてやるとピタリと接触していた体から窮屈そうに身を捩る感覚が伝わる。何も纏わない体同士でその動きはより鮮明に伝わって、さらに半隔離空間の中に相手の声が響いた。それらの要素は見事にこちらを煽る要因となって、もっと手を出したいと願望に変わる。それに今は悪い魔王を討伐する、という役割があるわけだ。当初の目的もそれなのだから今それを実行してもおかしくない。そんな冷静になれば無茶苦茶な理屈も今は自分の中で理由をつけるために通ってしまって、胸元によりかかる後頭部に後ろから顔を寄せる。腕は相手に回していて、本当に海面に沈みそうになれば相手を支えられる位置には残しつつ、今はその腕をわずかに離してしまう。脇腹へ至っていた指を今度は再び脇下へとゆっくり戻しながら、耳元で吐息がかかるよう我慢するように囁いて)

  • No.1031 by 魔王  2021-10-12 20:07:43 


…っ、ん、無理だ、って…、
(普段外に拡散してしまう声は浮き輪の側面に反響して2人して狭い密室にいるような錯覚に陥る。そんな中で独占欲が滲んだ相手の声が響けば本当に2人きりになってしまったかのようだ。何処か楽しげにも見えるような態度の相手の顔が更に近付く。ほんの冗談のつもりがやぶ蛇だったかもしれない。そんな後悔も既に遅くすっかり相手の手の上だ。相手の耳元にかかる吐息混じりの囁きと素肌をゆっくりとなぞる指のせいで身体を強ばらせてしまうのにそれをするなというアドバイスは意地悪だ。だが腕の支えが無くなった身では本当に沈んでしまいそうで結局は相手の狙い通り小さく身を震わせながら擽ったさに耐えるしかなく、太陽光だけではない熱に耳まで赤くながら行為を受け入れていて)

  • No.1032 by マジェスティ  2021-10-12 23:59:09 


海の中なのにのぼせそうなくらい熱いな、ソウゴ
(今や相手の弱点もよく知っている、そのよく知る弱点を重点的に攻めているのだから自分でございます言うのもなんだが質が悪い。海底に足をついて立ってしまえばいいのに、海に浮かび続けるため必死にこちらのちょっかいに耐えるその健気な姿はこちらの支配欲だとか嗜虐心を満たしていく。少し脇を撫でただけのはずだが、すっかり熱くなった体の熱が伝わってくる。後ろから抱きしめる形では顔は見えないがその分触れた体から伝わる動きはよく分かって、それに相手がどんな顔をしているか想像が掻き立てられてしまうのだ。とはいえあまりにやりすぎて相手の体が海底に沈むのも困る。脇を撫でていた手は相手を抱えるようにしてその体を支える、だがじわりと滲んた感情はまだ落ち着かなくて、冷えた海水に似合わない真っ赤になった右耳に唇を寄せると軽くそこを甘噛し)

  • No.1033 by 魔王  2021-10-13 17:57:20 

は…、分かっててやってたくせに、…っ、魔王でもゲイツだけの魔王なら悪くないでしょ?
(弱い場所を撫でていた手が離れ再び抱きしめるように支えられると思わず安堵の息が漏れる。相手の指摘通り身体が熱もっているのは自覚しているが素直に認めるのは少し負けたような気かまして暗に相手のせいだと拗ねたように呟く。普段は堅実な印象がある相手だが、こういう場面では良く意地悪されている気がする。それが本当に嫌なわけではないけども。こんな状況になったのもこの浮き輪のせいではあるが、今は他の人にこの顔色が見られないのは好都合だ。右耳を甘噛みされると小さく息洩らすも熱を共有しようと相手の胸板に擦り寄ればちょっとした仕返しにと甘い言葉投げかけてみて)

  • No.1034 by マジェスティ  2021-10-14 10:11:16 


まぁな。っ、……俺も魔王に対して甘くなったな。お前は決して他の奴のものにはさせない。
(明確な熱を持つ相手の体、どうしてやればこの体温になるのか当然もう理解しているわけで、拗ねて発せられた言葉を否定することはできずすんなりそれを受け入れてしまう。むしろそんな拗ねた顔もこちらの衝動を享受してくれている証拠のような気がして可愛らしいと思ってしまうから重症だ。またひとつ相手の弱い所をつく悪戯を加えて拗ねるのかと思ったが、予想に反してこちらに甘えるような仕草をみせた。こちらにかかる体重と煽るような言葉、それは見事にこちらの独占欲を掻き立てて一瞬息をつまらせた。息が震え動揺が悟られないようにゆっくり吐き出す、それでも相手を支える腕には多少力が入ってしまった。湧き上がる愛情と独占欲が入り混じった感情を抑えきれなくて浮き輪から再び手を離し相手の顎へ添えるとこちらに向かせ、その唇を奪ってしまって)

  • No.1035 by 魔王  2021-10-14 20:53:08 


ふふ、嬉しい変化だけど。…ん、ちゃんと見ててね。俺だけの騎士様?
(拗ねた言葉もあっさりと肯定されてしまえばそれだけ相手に理解されているという嬉しさに変わってしまう。惚れた弱みと言うべきか本当に狡い。一方で自分の言葉には直ぐに返事こそないものの抱きしめる相手の腕に力が入ったのが分かる。同時に耳元で息を吐くのも伝わってきて目論見が成功したと笑みを零す。自分と関わる内に相手にも変化が起きてこうやって甘やかしてくれるようになったのは素直に嬉しい。その事を噛み締めていれば不意に顎に添えられ唇が重なる。一瞬びっくりしたように目を見開くが直ぐに細めその熱と欲を享受する。少しの間そうして唇を離せば至近距離で相手を見つめ、こちらもとびっきりの独占欲と甘さの混じった言葉紡げば再び唇重ねて)

  • No.1036 by マジェスティ  2021-10-20 20:14:38 


(/お世話になっております。またお返事お待たせしている状態で本当に申し訳ありません……そして本日はまだ背後の手が空きそうでなく、お返事が難しいので取り急ぎご連絡させていただきました。明日か明後日には背後が落ち着くと思われます。いつもお待たせしご迷惑おかけしてばかりですみません……/こちら蹴り可です)

  • No.1037 by 魔王  2021-10-22 21:51:41 


(/いつもお世話になっております。そしてご連絡ありがとうございます。こちらも最近色々と環境が変わりまして返事ができない日等もありましたのでお気になさらずに…!リアルが最優先ですので、のんびりと待たせていただきます。マジェスティ様とのやり取りとても楽しくさせて頂いておりますので都合の良いペースでお返事して貰えたらと思います! こちら蹴可です。)

  • No.1038 by マジェスティ  2021-10-23 08:06:43 


当然だ、王の傍を離れる側近がどこにいる。……向こうの岩場に行ってみるか。
(こちらの胸を鷲掴みにするような甘い言葉と短い口付け、それらは腹の奥に潜む悦びと欲望を同時に引きずり出してくる。自らを騎士だ、側近だというのに、今腕の中にいる相手に望むことは決してそれらの人種が望まない事だ。こちらに向けられたその顔をもっと違う表情へと、その唇を喰らってしまいたいと願ってしまっている。だがここは大衆が集まる海水浴場、浮き輪である程度視界が遮られているとはいえ近くに人が来れば何をしているのか知られてしまうだろう。しばし相手を見つめたまま瞳が欲望と理性の間で揺れる。浮き輪の中で揺れる海面がちゃんぷんと弾ける音がして、そこで体は欲望の方へ傾いた。視線を向けた先には岩場があって人が居る様子はない。なるべく下心を潜めたつもりでそこへいく提案をすると、返事をききもせずき相手を浮き輪に掴まらせ、自分は浮き輪の外へ出ると相手ごと浮き輪を引っ張って人気のない岩場へとどんどん進んでいき)

(/本当に毎度ありがとうございます。魔王様の方も背後環境変わられたんですね。こちらもリアルと何より魔王様の体調が最優先だと思っておりますので、今後はより互いのペースでやり取りしていきましょう。あっという間に気温が下がって海といった季節ではなくなってきてしまいましたが、体調お気をつけてお過ごしください。/蹴り可です)

  • No.1039 by 魔王  2021-10-23 21:43:18 

なら、良かった。…ん、……ゲイツ。
(それが当たり前とばかりに帰ってくる返事はいつだって心を満たしてくれて何度でも聞きたくなってくる。ただの王と側近だけでは収まらないこの関係を二人だけが知っていて、在り来りな誓いの言葉に秘めた欲も受け取る事が出来る。相手の返事に満足したように笑み浮かべるものの肝心の相手はこちらを見つめたままだ。だけどその瞳はゆらゆらと海面の様に揺れていて“そういう時”の見覚えのある姿だ。だから急かすことはせず答えが出るのを見つめ返しながら待つことにする。少しして平然っぽい態度で示された提案につい口元が緩んでしまうのを感じながら相槌だけ打って身を任せる。海の家から更に離れた岩場は入り組んでいて覗き込みに来なければ見つからない様な場所だ。遠くに海水浴客のはしゃぐような声が聞こえながらも海底に足を付けて立てば若干脈が早くなっていくのを感じながらも誘うように名前呼んでみて)

  • No.1040 by マジェスティ  2021-10-25 06:22:53 


ソウゴ……人が多い場所に来ると何故かお前を独り占めにしたくなる。
(狙い通り浜から離れた岩場は人の気配はない、遠くに海水浴を楽しむ人々の声は聞こえるがそれよりも波が岩場へ打ち付けられて水が跳ねる音の方が大きい。ちょうど岩場に囲まれ小さな入り江のようになっている場所にたどり着く。そのタイミングで何時もの声色とは違う甘い誘惑の色を含んだ声が聞こえてきて、そこでタガは外れた。浮き輪を上から取り去って今度は流されないようにと岩場の上の方に置くと、ようやく相手へ手を伸ばす。熱の孕んだ腕は先程浮き輪の中でしていた体制と同じ、後ろから抱き抱えるように相手をその内に収めた。正面から抱きしめた時とは違って相手を丸ごと包んでしまうこの体制は恋人の全てを独占している気分になって胸中に潜ませていた昂りを満たしてくれる。体内の熱を隠さない言葉を囁くとその首筋に口付けを落とす。海水のかかるそこはいつもと違う味がする、新たな発見をしたようでまた胸がゾクゾクと高鳴るのが分かった。そこに魅了されたように暫くの間相手の首筋に口付けと、時折甘噛みとを交えて落とし続けて)

  • No.1041 by 魔王  2021-10-26 09:26:38 


ゲイツって意外と独占欲強いよね。……痕付けちゃう?
(ある意味2人きりとなった場所で肌が触れ合うと先程脇腹をなぞられた時よりも意識してしまって体温が上がるのか分かる。正面から抱き合う時はお互いの熱を共有するって感じがするが、後ろから包み込む様に抱き締められるのは守られて愛されているという感覚になる。少しだけ相手にもたれかかって更に密着して回された腕に手を添える。こういう関係になって初めて知った相手の一面。自分は相手のモノであるのに心配なのか何度も2人きりになろうとする所は恋人としては愛おしいとも思う。普段は理性的なのに自分のことになるとブレーキが効かなくなるのもそれだけ特別な存在と感じることが出来て心地好い。少し揶揄うような口調でその事を告げてみるがつい言葉に悦びが滲み出てしまった。首筋に口付けと甘噛みが何度も落とされるのを幸せそうに受け止めていたが何か物足りない。今は服を着てなくて人も多いこの状況では宜しくないと冷静に考えられるのに発したのは相手の所有痕強請るもので)

  • No.1042 by マジェスティ  2021-10-26 21:02:13 


……俺もここまで自分がたった1人に執着する人間だとは思わなかった。っ、……お前が言ったんだからな。
(今までレジスタンスとして、戦士として、必ずかの魔王を倒すという信念は貫き通してきたし、その為ならば手段は選ばず、ともすれば自分の命もかける覚悟でいた。それらの意思は大衆や友のためで、人類の幸せという大義のためだった。しかし今まさにこの体は相手を欲しいというただ一点のために突き動かされていて、同時に恋人の乱れた姿を決して誰にもみられたくないという歪んだ願望が胸に渦巻いている。人気のない先程の場所で浮き輪の中でひっそりと相手を愛でることだって出来たはず。しかし万が一誰かに見られることを考えたその時には、決して誰も踏み込まない地に行かなければと心は動いていた。大義や平和や戦士の意味なんて、どれも関係がない。ただ相手を自分たった一人のものにしたいとそれだけの感情で、腕に収まる体を抱きしめている。止める間もなく熱くなる身体にこちらも鼓動が早くなって暖かな血が全身を火照らせていく。吐き出す息も熱が篭っていた。そんな状態で悦びが滲む声と色のある誘い文句を向けられれば理性が崩れるなど簡単な事で、服がない以上隠す手段がないのに、なんて苦言を言うこともなく両腕は相手の体を這う。片腕はゆっくり上がり相手の頬に手をあて首筋を顕にさせ、もう片腕はゆっくり下がり体が動かぬよう腰をしっかり固定する。言い訳の言葉を口にしながら、熱い息を首筋に向かって吐いた後、その場所に口を寄せるとキツく吸い、軽く噛みつき所有の証を刻んで)

  • No.1043 by 魔王  2021-10-27 23:13:00 


ふふ、その相手が俺で本当に良かった。 ちゃんと、ゲイツのモノにして? っん……、付いた?
(元はといえば最低最悪の魔王のせいで苦しい目にあって、それを打破する為にこの時代に来た戦士だった相手。だが、そのおかげで違う時代の相手と出会う事が出来て恋に落ちることだって出来た。ある意味相手の人生は生まれた時から自分という存在を中心に回っていて、そしてこれからもずっと相手にとって一番の存在でいたいと思うのは“魔王”的な考え方だろうか。相手の抱く喜びも悲しみも欲望も全てが自分起点なら良いのにとさえ思う。だからこうやって熱の孕んだ腕や胸板に包み込まれてどくどくと何時もよりも早い心臓の音を聞きながら向けられる剥き出しの欲が愛おしくて堪らないと思う。小さく笑みを零しながら独占欲受け入れるように呟く。しっかりと首筋を明け渡すような形で体勢固定されてしまえば視線だけは相手の方に向けてとろとろと理性溶かす様に再度甘くお強請りの言葉を告げる。大人しく身を任せれば首筋に吸いつかれ小さく息を零す。日焼け止めのおかげで焼けていない肌に言い訳が出来ないほど所有痕浮かべばそれを確認するように問いかけ)

  • No.1044 by マジェスティ  2021-10-29 00:18:42 



っ、……あぁ、ちゃんと隠しようがないくらいくっきり跡が着いた。それに、言われなくともお前の爪先一片まで俺のものだ……ソウゴ……
(独占欲を満たすような言葉も蕩けた視線も甘ったるい問いかけも、その全てがこちらの劣情を煽ってくる。湧き上がる衝動で危うく息が詰まりそうだ。普段は堅物な思考も今や相手を愛したいと思う一心に支配されている。こうなることを分かっていてあんな言葉を投げかけてくる相手は紛うことなき魔王だろう。だがそれを甘んじて受け入れまんまと焚き付けられているのだがらどうしようもない。くっきりと浮かんだ所有の証にわざと指を添わせる。赤く膨らんだそこは触れられれば多少痛みを感じるだろうことは分かっているのに、その痛みによってこの証の存在を相手に示せると思っているのだがら自分も大概意地が悪いと思う。本音を言えばこのまま首にも背中にも胸筋にも、目も当てられないほど跡を付けてこれ以上誰の目前にも出せないような体にしてしまおうかと思考が過ぎる。そうすればこれ以上相手の体を不特定多数に晒す必要はなくなるが、流石にここから一歩も出られなくなるのは困る。跡はこれ以上残せない、しかしこの海の中で顕になっている体を全て喰らいたい。タガが外れた欲望に従い相手の体は固定したまま、今度は首筋からうなじ、鎖骨へと口付けを落とす場所を移動していき、やがて背中へ移動すると、暫く様々な箇所に跡を残さない程度にリップ音をさせながら口付けを降らせていって)

  • No.1045 by 魔王  2021-10-29 19:58:02 


やった、…っ、ここまでちゃんと付いてたら他の人にもバレちゃうね? …ん、ゲイツのそういう所好きだよ。……ねぇ、俺もキスしたい。
(自分からは見ることが出来ないがなぞられて小さく走った痛みと相手の言葉からそれなりにくっきりと痕が付いた事だろう。それが理性よりも自分を物にしたいという相手の欲や衝動が勝ったという証拠であり、それだけ愛されている証の様で喜びに口元が緩んだ。他のカップルだってここまで堂々と痕を残してる人はいないだろう。海水浴場に戻ればすれ違った人などから注目されてしまうのは容易に想像がつくが、今は寧ろ見せつけても良いとさえ思う。そんな意図を含ませれば悪戯っぽくくすくす笑い。爪先一片だなんて比喩表現の1つであるが、本当に自分の全てを求められているような気がして心が満たされていく。首筋から背中にかけて見えないマーキングをされているかという程多くのキスが落とされ、穏やかな海に不釣り合いなリップ音がクラクラと頭を酔わせていく。瞼を閉じて時折ぴくりと身体を反応させながらそれを受け入れていれば、見えている所全てが相手によって塗り潰されていくような気がしてくる。そんな幸せに包まれていたが今度は此方からも熱を注ぎたくなってきて、頬に添えられた手に自らの手を重ねてはそう声掛けて)

  • No.1046 by マジェスティ  2021-10-29 21:45:39 


、バレないように歩けよ?俺たちが何をしてたか知られるのはまずい。…好きな奴に好きだと言われるのは悪い気はしないな……な、…あ、あぁ……お前の望みなら、なんだって叶えてやる。
(所有の証を付けたのはこちらでそんな明確な跡を刻まれて恥ずかしがるのは相手のはずなのに、それを隠そうとすることもなく、劣情の証を晒しても言いという言葉は艶っぽい色でこちらの脳を揺さぶってくる。恥ずかしがるより寧ろこちらを責めて背徳感を撫でられているような妙な感覚、今や恋人の手のひらで見事に踊らされてしまっているのだ。だがそんな不安定な精神がよけいに自分の欲望を剥き出しにしてしまって、取り憑かれたように背中を口付けで愛でていく。いくら咎められようとも今は相手を愛したくて仕方がない、全身鬱血痕だらけにしていないのが最後の理性だ。時折体が跳ねるとそれを押さえつけてもっともっとキスを落としたくなる。いよいよ腹に潜めた欲望も限界で、もっと腕の中の恋人を貪ってしまおうと唇を上へと移動させるが、その前に相手のオネダリが飛んできた。こちらの体は熱を持っているはずだがそれ以上に熱い手が重ねられると、相手の体の内が伝わってくるようで胸が跳ねてしまう。体は今にも暴走しそうだが相手の熱を浴びたいのも確かだ、相手からの行為を受け入れるのは未だに恥ずかしいのだが、それに酔ってしまうのは嫌いじゃない。寧ろずっと酔っていたいと願う程でもある。相手を拘束していた腕をゆっくり緩めると今度はこちらから誘うように軽く耳にキスを落として)

  • No.1047 by 魔王  2021-10-30 00:46:44 


この位置だと隠すの難しくない? ん…、俺だってゲイツの事独り占めしたい。…好きだよ、ゲイツ
(本当に隠したいのであれば煽ったとはいえ他の見えにくい位置に残したりそもそも付けないという選択肢はあった上で誰からも見える首筋の位置に残された所有痕。手で隠すにしても不自然な位置で、傍から見れば随分独占欲の強い恋人がいると思われてしまいそうだ。まあ間違ってないけども。欲のまま目立つ位置にマーキングしたのだと支配欲煽るようにわざと顔を動かして問いかけてみる。背中に擽ったいくらい沢山のキスを受け、耳元への口付けと共に腕の拘束が一旦緩めばその中で身体を動かして向かい合うような体勢になる。いつもより熱で上気した相手の顔が見えてまた胸が跳ねる。重ねていた手を取って指先を絡めて握りつつも熱の孕んだ瞳向ければ今度は此方の欲を口にする。自分だけに夢中になってありのままの欲を受け入れたいのと同時にこのドロドロに蕩けた想いを受け取って欲しい。そのままおでこ、瞼、頬と触れるだけのキスを落としていけば熱い息とともに相手の名前を呼んで。愛おしい言葉をくれる唇を重ねて。)

  • No.1048 by マジェスティ  2021-11-02 23:04:23 


…それなら逆に堂々と歩けばいい。ここは浮かれた奴も多い、お前に近づこうとする不届き者への牽制にもなる。っ、ソウゴ……あぁ。俺も好きだソウゴ…
(どうやらこの恋人はあんなにくっきり残った劣情の跡を恥ずかしがるどころか隠す気もないらしい。それならそれで本来の目的が果たせば良いのだ。あれは相手が自分のものであることを示すマーキング、相手を誰にも取られないようにする呪いなのだから。目の前で所有の証がゆらゆら動くと思わず口元がニヤつく、またまんまと相手に煽られて乗せられてしまっているトイウコトダガ、それも今は心地いい。そうやって体の熱と欲とがまるで煮えたぎった状態で互いに顔を付き合わせる。こちらに比べ相手は衝動的ではないが、その瞳に宿る粘度の高い熱はこちらと同じかそれ以上だ。ゆっくり絡まっていく指ひとつひとつが熱くて、どうやって二人の指が絡まりあっていくのかがよくわかる。ストレートに向けられる独占欲に思わず息が詰まり、続いて降る短いキスの雨は落とされた場所が軽く痺れるような感覚を覚え体に感触が刻まれていく。その名を呼んで吐く息が頬を掠めると思わず体が強ばり繋がる手に力が入った。そしてようやく待ち望んだ口づけが唇に落とされる、自然と瞼を閉じてその感触にだけ集中していた。柔らかくて、今は不思議と甘い。たった一度のキスでは到底我慢できなくて、もっととねだるように舌先で軽く上唇をなぞり)

  • No.1049 by 魔王  2021-11-03 22:06:23 


確かに、堂々と見せつけちゃおうか。…ふ、…ん、げいつ、……っ(開けた海で暑い太陽に照らされ続けているせいかいつもよりも思考回路は開放的になっているようだ。他人にこの痕を見せ付けるという普段とは真逆の案が随分魅力的に思えて内緒話をするようにくすと口角を上げて同意を示す。本来隠すべきものを見せ付けるというのは背徳的で上がった体温と共に脳を酔わせていく。2人の指が絡まって繋いだ手は強く力が込められお互いの境界線すら溶けていくようだ。散々焦らしてから重ねた唇は柔らかくて熱くてこれを求めていたと全身が歓喜する。繋いでいない手を相手の腰に回して1ミリでも離れていたくないとこちらに引き寄せつつその感覚を楽しむ。息継ぎの為に少し唇を離すが急かすように上唇をなぞられると小さく笑みを零す。強請られるまま薄く空いた隙間から口内に舌を差し込んでやれば相手のそれと絡めつつも唇を食んでみて)

  • No.1050 by マジェスティ  2021-11-04 19:50:50 


まったくお前は……んっ…、ァ……そう、ご……っ、……
(秘事を語る悪戯っ子のような顔が相手に浮かぶ、だがその顔は同時に妖艶な雰囲気を纏っていてこちらの胸の中をぐちゃぐちゃに掻き乱してくる。思考はすでに互いの熱でオーバーヒートしてまともに動いていない、相手のことしか考えられないくらいに蕩けきっている。手が腰に当てられるとまるで敏感な所を触られたかのように体が強張って、口付けで酸素が薄くなった体ではそのまま腰が砕けてしまいそうになった。思わず相手にすがるように繋いでいない手を背中へ回す。冷たい水の中にいるはずなのに今やその海水を熱してしまっているのではと錯覚するほど2人の体は熱い。我慢できずに伸ばした舌に応えるように相手のものが口内へと入ってくる。それを拒むことなく受け入れる、同時に唇さえ相手の中へ取り込まれた。このまま相手に全てを飲み込まれてしまうのではないかと錯覚に陥って、それに対して恐怖心もそんなことをされるのは自分だけだという愉悦も相手と繋がっているという色欲も綯い交ぜになって脳を揺らしていた。唇同士が擦り合う度に背筋がゾクリと震え、それと連動して絡み合った手はギュッと握られ、目は蕩けて生理的な反応で薄っすらと濡れる。こちらからも舌を伸ばして相手のものを愛撫するよう動かすと、周囲の水面と似て非なる音が唇の間から漏れ出していて)

  • No.1051 by 魔王  2021-11-04 21:36:45 


…ッ、…ん、ぅ……は、げい、つ……、
(腰に回した手から分かりやすく身体が強ばったのが伝わる。腕の中で縋り付く相手にかつて魔王を倒そうと意気込んだ戦士の面影はなく、今はただただ愛おしい恋人でしかない。これが自分だけが知っている反応、表情、声だと思えば独占欲や支配欲といった奥底の粘度の高い欲望が沸き立つのが分かる。誘われるまま伸ばした舌は遮るものも無く口内に侵入して唇や相手の物をなぞる。いつもより熱い口内や舌は二人の興奮を表しているようだった。その熱に当てられてはマーキングをするかの如く更に深く舌を差し込む。相手の口から零れる吐息や紡がれる名前が鼓膜を震わせて満たしていく。不意にぎゅっと強く手を握られてキスに夢中になっていた瞼をうっすら開けば目の前には蕩けて扇情的とも言える相手の顔。それは僅かに残っていた理性だとか煽って優位に立っていた余裕だとかを吹き飛ばすには十分だった。腰のラインを撫でながら先程よりも自分勝手な動きで舌を絡ませる。時折甘噛み程度に唇や舌に歯を立てて喰らい尽くしたい衝動を満たしながら上顎の内側なぞってみて)

  • No.1052 by マジェスティ  2021-11-05 00:51:05 


んんッ、…ふ、…ァッ……く、ッ……ん、……
(今や自分の世界には愛しい恋人しかいない。絡まる体と指と唇と舌、それだけに意識が取られその僅かな一挙一動にさえ体が反応する。前触れなく舌をさらに奥へと差し込まれれば口内はさらに相手のもので支配されて呼吸のできるスペースは圧迫されていく。供給される酸素が減って息苦しいがその分相手を受け入れているということ、その苦しみさえ歪んだ悦楽に変わっていた。舌を動かすのがやっとの状態でいると、不意に相手の空気が変わったのが分かった。それを感じ取った瞬間に口内のものの動きは優しいそれからより乱暴で野生的なものに変わる。同時に腰を撫でられると甘い痺れに似たもが走って絡めた手を強く握りながら体を震わせてしまった。その動きは明瞭に海面へと伝わって、体が震えたことを強調するように水音を響かせる。こうも敏感に反応してしまうのは恥ずかしいが、普段こちらを翻弄している相手がここまで荒くこちらを求めるのは珍しくて、その事実だけでこの胸を満たしていく。相当に重症だ。口内を弄られ欲を刻むように甘噛が降り注ぐ、薄い酸素の中相手に縋り付きながらその痺れを享受していると生理的な涙はついに瞳から溢れて頬を伝い落ちた。普段触れられることのない上顎の内をなぞられると未知の感覚にまたゾクリと体が震える。同時に僅かに顎が上がれば口内に溜まっていたどちらのものとも分からない唾液が喉へと流れ込んできて、音を立ててそれを飲みこんで)

  • No.1053 by 魔王  2021-11-05 10:20:48 


……ふ、…ぁ、ン……、は、ぁ…、止まんなくなりそ…
(相手の口内を支配してしまえばただでさえ息継ぎしにくい状況で更に酸素が薄くなってしまう。腕の中でいる相手も苦しそうだと認識は出来るのに唇を離すという判断は無くて寧ろもっと反応が見たいと舌でなぞる。崩れ落ちそうな身体を支えながら手を握り返す。相手がこの場にいてこの関係でキスをしている奇跡の様な状況を刻み付けたい。独り占めしたい、支配して夢中にしたい。そんな自己中心的な欲に流されてはうっとりと目を細めてキスを続ける。不自然な海面の揺れも似つかわしくない水音も気にする余裕がない程に今は相手とこの行為だけに意識が奪われていた。自分だけが触れることが出来る上顎への初心な反応に気を良くしていればごくりと喉を鳴らして飲み込まれる二人の唾液。自分のものを取り込まれるというわかりやすい支配の形に更に頭が熱暴走しかけるがそろそろ相手も此方も息が限界に近い。長く繋がっていた唇を少しだけ離して酸素を求めるように呼吸を繰り返す。赤く上気して涙を流す表情に煽られてまた直ぐにキスしたくなるのを長く長く息を吐いて何とか押し留める。ここまで自分の制御が効かないのは初めてで有り余る熱の逃がし所を探すように相手の肌を撫でつつぽつり呟いて)

  • No.1054 by マジェスティ  2021-11-08 23:15:08 



、…はァ……は、……とめて、ほしくない……ソウゴ…やめないで、ほしい……もっとお前のがほしい
(もはや今自分がどんな表情をしていて何をされているのか全く分からない。ただ愛おしいには熱すぎる体温に縋りながら柔らかな手から刺激的な硬さの歯まで、様々な感触がこちらに襲い来る間意識を飛ばさないように絡まった恋人の手を必死に握るしかない。ようやく口が離れまともに息が吸えるようになったときには、顔全体を真っ赤にしながら涙を伝わせ荒く息を吐くことしかできない様になっていて、だがその瞳は未だ蕩けたまま相手との秘事に夢中になっていた。口が離れ肌を撫でられる、しかしもうそれだけでは到底足りない。肺に酸素は少ないのに今すぐにでも相手と口付けたい、そしてもうその口付けでさえこの欲望を満たすには足りなくなっている。全く我慢の効かなくなった口から出たのは、希う言葉だった。そこには戦士としての威厳や男としてのプライドなど微塵もなく、脳内を占めるのはただ恋人ともっと深く愛し合いたいという願望だけ。キスが止みまるでお預けを食らってオーバーヒート状態の口元は新たな触れる先を探し、絡めて繋いでいた手を口元へ持ち上げるとまずは手の甲に唇を当てる。続いて数度軽くキスを落としたあとにこれでは足りないと口内から舌を出すと絡まったままの中指にゆっくり舌先を這わせそのまま先端を口の中に含んでしまい)

  • No.1055 by 魔王  2021-11-09 00:58:38 


…、ほんと、そういうの駄目、だって。…っ、は、…、ここもゲイツの全部、俺のモノにしていいの?
(カンカン照りの太陽すら感じないほどお互いの熱に頭は茹だっている。そんなギリギリの所で止まろうとしているのに目の前の恋人は顔を真っ赤にして蕩けていてその上でもっとを強請られる。頭をガツンと殴られたような衝動とどくどくと全身をほとばしる血液。奥底にある自分でも制御出来そうにない欲望が顔を出してしまいそうで熱い息と共に躊躇するような言葉で誤魔化そうとするがその声は既に頼りない有様だ。もっと弱々しくてこちらに縋る表情が見たい。何があっても自分から離れられない程に相手を支配して征服して縛り付けていたい。正しく魔王とも呼べる身勝手な欲に揺れていればそれにしびれを切らしたのか相手に繋いでた手を取られキスが落とされる。思いもよらない行動に思わず身体が強ばるがその一連の動作に目を奪われてしまう。見せ付けるように指に舌が這う姿は酷く官能的で無意識に生唾を飲み込んだ。そのまま相手の口内に飲み込まれると生暖かい粘膜に包まれて自分の中の何かがカチリと外れた気がする。絡めて繋いでいた手をゆっくりと解けば咥えこまれた中指で相手の舌や口の粘膜をなぞる。普段誰も触れない場所に触れている。その征服感やら背徳感から背筋にぞくぞくと興奮走るのを感じればうっすら目元細めつつも改めて問いかけてみて)

  • No.1056 by マジェスティ  2021-11-10 00:20:18 


ここで止めて困るのは、お前も同じだろ?__ん、グ……っ、は……あぁ、…いい。っ……ぜんぶ、……おまえの、ものにして
(こちらのお強請りに反応するように密着する体が火が付いたよう熱を放つのが分かる。自分も劣情に塗れひどい有様になっているだろうが、それによってこうも乱れ暴走するのを見ると、この恋人を狂わしているのはまさに自分なのだと歪んだ悦びが脳を満たす。それはさながら麻薬のようで、何度でも、そしてより強いものを求めるようになってしまっている。ギリギリの理性で崖っぷちに留まる相手の背中をそっと後ろから押してやるように、もうここまで来ては戻れないと囁きかける。普段相手を戒めることが多いはずが今やとっくに枷は外れていた。思考を満たすのは僅かでも相手から離れたくない、互いの境界がなくなる程に溶け合ってしまいたいという考えだけ。我慢が効かずに舌で愛撫していた中指が意思を持って動き始め、口内を蠢き始める。思考外の動きをし到底触られることのない場所を動く指に、舌とは違った異物感や圧迫感を感じるがそれはまさに自分の求める所で、この苦しさこそ相手のものを取り込んでいる証明だ。強制的に開いたままになる口はすぐに唾液で満たされ、それが差し込まれている中指を濡らしていく。答えなど最初から決まっている。誰かに跪くことは決してしない、しかし愛する恋人になら高い声で希って欲を満たしたい。時折息を詰まらせながら、本能が支配し色の含んだ目で相手を見据えつつ、その問いかけに頷き答えて)

  • No.1057 by マジェスティ  2021-11-10 07:29:03 


(/夜中の投稿になって書きそびれてしまったので別投稿で失礼します。早いもので本日で出会って1年が経ちましたね。始めた当初はまさかこんなに長く続くとは思わず、今日を迎えられたこと嬉しく思います。こうやってやり取りできる方と出会えたのも、同じ作品が好きな方と出会えたことも、背後にとってとても嬉しい出来事です。いつも互いのペースで、とおっしゃってくださる魔王様には本当に感謝しております。牛歩な返信ですがこれからも変わらずお付き合いしていただければ幸いです。これからも末永くよろしくお願いします。)

  • No.1058 by 魔王  2021-11-10 09:44:51 

っ、は…、ゲイツには叶わないなぁ…。…なら、嫌と言っても離さないから、……愛してる
(ギリギリの所に立ってもはや“普通”の枠組みを声掛けた行為をしているのにそれを受けいれられるばかりか背中を押される言葉を紡がれる。本当に駄目かもしれない。優しくだけど熱持って誘われる言葉はゆっくりと最後の理性を溶かしていく。熱い息を吐いて降参だと困ったような笑みと共に呟きを洩らす。だけど自分の欲に歯止めが効かなくなっていたのも事実で欲に色付いた瞳で相手を見つめる。指を入れているせいか口が閉じられずに溜まりそれを濡らしていく。苦しいだろうに大人しく咥えたままの相手に愛おしさとか支配欲とかが募ってどうしようも無い高揚感に包まれる。ここが外で少し離れれば他の人がいるだとか借りた浮き輪がそのままだとかそんな事を考える隙もなく、今はただ相手にだけに夢中になっていれば人差し指も遠慮なく相手の口内に差し入れて舌先に触れる。そのまま中指と共に舌を挟んで濡れた舌を外に引っ張り出した。これからするのは優しいだけでは無い底なしの欲に相手を沈める行為で、もしかしたら苦しませてしまうかもしれない。だけどそれでも良いと言ってくれたのだ、ならば後はその愛おしい恋人に全てを注ぎ込んで満たすだけだ。低く頑固たる口調で最終宣告を告げて再び顔を近づける。理性の狭間、優しく愛を囁けば相手ごと飲み込んでしまうように舌を絡ませながら更に深い欲を満たすように熱もった其れに手を伸ばして)

(/1年間、あっという間のようで中身の濃いとても充実したやり取りが出来て本当に嬉しく感謝しております。同作への愛はもちろんの事、状況展開やロル回しがここまで魅力的で尚且つ相性の合う方に出会えてここまで続けられたことが幸せの一言に尽きます。長い月日の中でこれからもお互い環境が変わったり色々とあると思いますが、無理のない範囲で御付き合いを続けて行ければなと感じております。こちらこそ改めてよろしくお願いいたします。
また上記展開もそろそろ限界かなと思いますので暗転後良い感じに繋げて頂けると有難いです! )

  • No.1059 by マジェスティ  2021-11-11 19:37:08 


は、…おれが、そんなこというはずないだろ?____俺も愛してる、ソウゴ…
(相手の顔が困ったように笑う、しかし同時にその目尻や口元や息遣いがまた一段と熱を持つのが分かる。相手のリミッターが外れる音がした気がした。最後の一歩を踏み出し禁忌を犯したことに、そしてそこまで相手を狂わせてしまったことに、背徳感と優越感でゾクリと体が震えた。熱を持ち独占欲を剥き出しにした言葉さえこの身体を熱くする材料になる。未だ指が口内に差し入れられはっきりとしない言葉しか出せない、相手を甘受するように笑って見せようとするが熱でうかされた体では薄い笑みしかできない、まるで目尻も口元も熱で蕩けてしまったような仕草だ。口内の指がこちらの舌を弄る、閉じることを許されない口は唾液で満たされていて、舌を引っ張り出されると相手の指には銀色の糸が引く。恋人の愛の囁きは何度聞いたってこの胸を満たす、相手の隣にいることが限りなく幸せだと実感できる。だがそんな優しい愛情もここまで、この後はもっと欲に塗れた行為。再び唇が重なる、待ち望んだ感触にすぐさま夢中になっていく。例え多少苦しくとも今は相手から注がれる全てを受け入れたい、飲み込んで自分のものにしてしまいたい、そして誰よりも恋人を自分に夢中にさせてしまいたい。そう願う自分こそ相手のことしか考えられないほど夢中なことには気が付かず、相手から与えられる快楽を享受して)


____………熱いな
(誰もいない岩場、夏の日差しが照り続け波音だけがするたった二人だけの場所。恋人からの愛を強請り甘受しまた希って与えられを繰り返してついには二人共果ててしまって、体力の使った体を休めるために近場にあった日陰になっている小さな砂浜に移動すると砂の上に二人寝転がる。最中のことは思い出せはするものの白昼夢を見ているようだった。自分が何言って何をしたか覚えている分、冷静になった今は数々のことが恥ずかしくて口をつくんでしまう。相手の顔もまともに見れやしない。熱ではなく羞恥で赤くなってきた顔が相手にバレぬよう顔をそむけながらポツリと呟いて)

(/この界隈で好きな作品が同じでやり取りの相性が良い方に出会えるなんて本当に奇跡だと思っています…今後とも楽しく無理なくやっていきましょう…!
そして場面転換させていただきました!魔王にたくさん愛されて救世主としても幸せです…それではそろそろ背後は失礼いたします。/こちら蹴り可です!)

  • No.1060 by 魔王  2021-11-11 21:59:46 


…熱いね、…お陰で色々いいモノは見れたけど。ね、ゲイツ?
(日陰の砂浜は熱もった身体を冷ますにはもってこいだ。相手の事はそれなりに知っていると思っていたが今日初めて見る表情も反応も沢山あった。お互いを求めて愛を注いだ時間は幸せに満ち溢れていて、身体に残る疲労感すら心地好い余韻に思えてくる。行為の最中はあんなにも可愛らしく強請ってくれた恋人は冷静になったせいかそっぽを向いてしまっている。だけどそれが照れ隠しなのも分かってる。ならば無理に此方を向かせようとはせずに手だけ勝手に繋いで握る。周りに誰もいないにも関わらず内緒話のように小声で囁いて行為のこと思い返せばそのままわざとらしく名前を呼んでみて)

  • No.1061 by マジェスティ  2021-11-16 07:13:16 


っ、……余計なことを言うな!……さっきまでのことは誰にも言うなよ…
(先程まで十分相手の一挙一動に反応してしたというのに、不意に手を繋がれると触れ合う肌の感触に指先をピクリと強張らせてしまう。それに追い打ちをかけるように秘事を囁かれるのだから嫌でも先程までの記憶を呼び起こされる。反射的に叫びながら相手の方へ顔を向ける。その顔はどうしようもなく赤くなっていたが、まだ自分をコントロールできていないようだ。今日の姿は決して他人に見せられるようなものじゃない、しかし相手の手であんなに気狂いしてしまうことを悪い事とも思わない。むしろ相手の愛を感じると同時に自分がこんなにも恋人に惚れ込んでしまっていることを再認識できて、その事実がなんとも嬉しい。これまで二人が恋人だという事を隠してきた相手がここにきてこの情事をふれ回るようなことはしないと確信はあるが、照れ隠しの感情が勝つと繋いでいない方の手で相手の頬を人差し指で軽く潰し)

  • No.1062 by 魔王  2021-11-16 07:55:59 

ふふ、言う訳ないじゃん。せっかく俺だけが知ってることなんだし。……何だかお腹空いたかも。
(思った通り手を繋げば良い反応を見せてくれて顔も此方に向けてくれた。その表情は真っ赤で先程の行為を思い出しているのは明白だ。単純な反応が愛おしくてつい口元が緩んでしまう。照れ隠しに頬を潰されていながらも笑い声を零せば相手を見つめる。そもそも誰にも言うつもりはないし、聞かれたとしても言いたくはない。必死に求めてくれる声も蕩けた表情も全部自分だけが知っていたい。例えその人の想像上だとしてもそんな所は見せたくない。独占欲を隠すことなく曝け出せばぎゅと手を握り直す。そんな幸せな時間を噛み締めていた訳だが、行為も一段落つき緊張の糸が解けたのか穏やかな空間の中で腹の虫が鳴いた。自分でも驚いてぱちりと瞬きするも空腹を実感すれば照れ笑いと共にぽつり呟いて)

  • No.1063 by マジェスティ  2021-11-17 00:36:29 


ソウ、ゴ_____………はぁ、そういえばここに来てから何も食べてなかったな。…んん゛、何か食うか。浜辺に店があったはずだ。
(相手の顔にはいつもどおりの笑顔が浮かんでいて、しかしその瞳と言葉には隠す気のない独占欲が滲んでいる。繋いだ手がより強く結ばれるとまた胸が跳ねるような気がした。誰かに求められるながこんなにも幸せだとは、しかもその人物が自分も求める人だとは、この上ない幸せに胸が満ち満ちる。照れの感情も和らいで相手の名前を呼びかけた所でその言葉を引き裂くように腹の虫が鳴り響いた。ムードを一変させる音に思わず盛大にため息を吐くがなんともそれが相手らしくて思わず笑ってしまう。だが相手のことが言えないくらいには自分も腹が減っている。なにせこの海に来てからかなり『運動』したのだから。海の家なる食事処があったはずだ。そろそろ体の熱も落ち着いた頃合い、借りた浮き輪を持って戻ろうと浜辺から立ち上がったが、相手に骨抜きになってしまった体はまだ完全に戻っていないようで、どこかふらつく足取りで浮き輪を取りに向かう。体の鍛え方には自信があったが想定外のことをするとこんなにも脆いとは、相手の愛が体にしっかり刻みつけられていることを再認識させられると、再度せり上がってくる羞恥心を短い咳払いで払って浮き輪を手に取り)

  • No.1064 by 魔王  2021-11-18 21:37:46 


へへ、何か落ち着いたらつい。 そうだね、何食べよっか。焼きそばとかラーメンとか? あ、かき氷も食べたい!
(そこそこ良い雰囲気だったと思うが空腹には抗えないようだ。ため息の後に笑いだした相手に釣られて照れ笑いを浮かべる。相手とこうやって愛を深めるのもいいがせっかく海に来たのだ。海っぽいことも楽しまなければ。そう思えば続いて自分も立ち上がるが浮き輪を取りに行った相手の足取りは何処か怪しい。体力面や体幹は相手の方が上だろうがそれほど先程の事が影響しているということで心配な反面何処か満たされるような気分だ。直接指摘したらまたそっぽ向かれそうな気がして、会話こそ普通にしながらも背中に軽く腕を回して添え支えるようにしながら浜辺へと歩き出すことにする。砂浜なら浜辺に近づいて行くと人の姿も見えるようになってきて賑やかな海水浴場に戻ってきたようだ。すれ違う人の視線が一瞬首筋に留まるのに気付くとちょっとした優越感に満たされて悪くない気分だった。密かにその喜び噛み締めつつも海の家にありがちなメニューをあげて何を食べるかと悩みながら歩いていれば浜辺に戻ってきて)

  • No.1065 by マジェスティ  2021-11-20 09:55:30 


……こっちにはこんなに人がいるんだな。この香り……焼きそばにするか。かき氷もこの気温に良さそうだな。
(体のふらつきは相手の目をごまかせるものではなかったらしく、背中に手を添えられるとその優しさには感謝するが、こうなったのも相手のせいだろうと幸福やら羞恥やら優越感やらで気持ちがふわふわと浮ついた。浜辺に近づくうちにふらつきはマシになったがその代わりに人が増えてくる。すれ違う人の視線が一瞬恋人の首筋へと移ってすぐ逸らされる。そこにある跡に何を感じ取ったか分からないが、勘のいい奴なら二人の関係が読み取れるだろう。狙い通り人避けとして機能する。それにほくそ笑みはするものの、見えない跡でいえばこちらの方が圧倒的に多いのを思うとむず痒くもなる。こんな考えではいつ顔に何かしらの感情が出てもおかしくない。いつもよりも一層表情筋に力を入れ仏頂面をつくりつう、腹ごしらえのために海の家なるものに近づいた。リゾート調の簡単なコテージでいろいろと料理を売っているようだ。そこからは海からの潮風をもろともせずソースの香ばしい匂いが流れてくる。時刻は昼を少し過ぎて混雑もなく、同時に甘い疲労感が残る体を誘惑するには覿面の効果を持っていて、釣られるように海の家へと足を進めていく。すっかり焼きそばの気分になると、看板に掲げられたメニューを見つめながらオーダーを決めて)

  • No.1066 by 魔王  2021-11-20 21:31:20 

結構離れた所に居たもんね。 じゃあ俺は…アメリカンドッグとかき氷で! __ せっかくだし、パラソルの下で食べない?
(すっかり人の多い場所に辿り着けば先程の2人だけの時間が夢だったかと思うくらい賑やかだ。だが、二人の身体にも記憶にも行為の痕はちゃんと残されていて何だか不思議な気分だ。ちらりと相手の方を見るとその事を隠すためなのか表情はカチカチになってしまっていた。皆が気分に浮かれて楽しそうな中、一人だけ仏頂面というのはそこそこ目立つのだが当人は気付いてないらしい。一方で隠すべきだと思うくらい意識してくれていると思えば自分にとっては嬉しい限りで、此方も敢えて指摘せずに楽しげに言葉を返すに留める。相手に続いて向かったリゾート調の海の家では想像と違わないメニューが掲げられている。空腹の身ではどれも魅力的で相手が焼きそばを選んだのならと少し軽めの物とかき氷をチョイスして店員にオーダーをする。少し経って注文した物を受け取れば直ぐに食べてしまいたいのを我慢して朝に立てたパラソルのある拠点で食べる事提案して)

  • No.1067 by マジェスティ  2021-11-22 21:05:29 


そういえばまだパラソルを使ってなかったな。貰い物で借りたものだし、活用しないとな。
(海にきてパラソルを建てたのはいいもののすぐに海へ飛び出していってまともにそこを使っていない。今日の拠点だなんだといってはしゃいでいたのにこのまま使わないのはもったいないだろう。何より貸出無料のチケットをくれた大叔父に面目もたたない。ゆっくりと二人で昼ごはんを味わうことを考えても他人がざわつく場所よりかは二人の空間でゆっくりするほうがいい。なにせまだ先程の行為の疲労感は拭いきれていなくて、日差しが照りつける場所よりもパラソルが作る日陰の下でゆっくりしたほうがいい。何よりこんなに人が行き交う場所で何かしらの跡が残る身体を2つ置いておくには精神力が足りないのだ。自分の分も受け取ると朝立てたパラソルへと戻っていく。昼時で影は小さいがちょうど二人分になるくらいのスペースはあって、レジャーシートへと腰をおろし)

  • No.1068 by 魔王  2021-11-22 22:53:47 


ふふ、海らしい事も全部楽しまないとね。 じゃあいただきます。
(相手の意見に賛成すれば砂浜の二人の拠点へと戻る。朝立てたパラソルはしっかりと立ったままでちゃんと役割を果たしているようだ。2人だけの時間を楽しむのも良いが、せっかく海に来たのだから海らしいこともやって大事な思い出にしたい。パラソルで出来た影の中に2人が収まるように身をちょっぴり寄せてレジャーシートの上に座る。やはり日差しがあるのとないのでは感じる気温も違うようで落ち着いて食事が出来そうだ。ひとまずかき氷をレジャーシートの上に置けば空腹も限界で、早速とばかりにアメリカンドッグを齧る。味は至って普通の物だろうが疲れた身体で海という非日常の中で食べたせいか「美味しい」と素直な感想口にして)

  • No.1069 by マジェスティ  2021-11-23 20:48:39 


あぁ、時期的にも今年海に来れるのは今日が最後だろうしな。いただきます。……出先で食べる飯はどうしてこんなに美味いんだろうな。
(自分達専用のスペースに腰を下ろすとかき氷を脇において手元に焼きそばをおいた。人が多いのは賑やかでいいのだが一方で騒がしくて気疲れもする。そういう意味で周囲は賑やかでありながら二人だけのスペースがあるのは有り難いことだ。そこらかしこで聞こえる楽しそうな声に囲まれていると無条件にこちらも楽しくなるものだ。改めて大叔父には感謝しなければならない。透明のパックにつめられた焼きそばを一口啜る、特別な味付けも無ければ特段高い技術が使われているものではないはずなのに、いつもの焼きそばよりも数段美味しいように感じる。海の家で嗅いだ通りの濃いソース味は空腹の腹に染み渡っていくようだ。矢継ぎ早に二口目の焼きそばを食べ味わいつつ焼きそばを相手の方に差し出して)

  • No.1070 by 魔王  2021-11-23 21:16:45 

やっぱり一緒に食べる人とかその場の雰囲気とか含めての味だから、とか? …ん、こっちも美味しいね
(また来年も機会があれば海に来る事は出来るだろうが、今年のこの瞬間の海は今しか楽しむことが出来ない。そんな夏の空気感を相手と共有出来るのはやっぱり嬉しい事だ。大叔父の食事だって何時だって美味しいが未来人の2人と時折姿を見せる預言者とも食卓を囲むようになってからより美味しく楽しく感じるようになった。場所だって同じことだろう。ふと隣で焼きそばを啜る相手に目を向ければ濃いソースの匂いがしてきて豪快な食べ方も含めて随分と美味しく見えてきた。そんな考えを読み取ったのかの如く自然な流れで焼きそばを差し出された。それを当たり前の様に口にすると濃厚なソースと具材の味が広がって相手の言う通りいつもより美味しい。味わいながらも「こっちも食べる?」とアメリカンドッグ差し出して)

  • No.1071 by マジェスティ  2021-11-24 23:36:32 


実際そうなんだろうな。……この焼きそばは忘れられそうにない。あぁ___ん、コンビニのものと変わらないはずなのにやっぱり美味いな。
(海に来て塩水を被って体力を使うことをしてすっかり消耗した体に、誘うようなソースの香り、潮の香りに人々のざわめき、二人分の影を作るパラソルと僅かに肌が触れ合う距離に座る恋人……そんな中で食べたこのソース味の焼きそばの味は間違いなくこれらの情景と共に刻まれた。刻まれる思い出が多ければ多いほど共に食べる食事の味が鮮明に感じられてうまいと思うのだろうか。隣で同じ焼きそばを口にしている相手を見つつ恋人と一緒に食べたのだという情報も焼きそばの思い出として刻みつけておいた。代わりにと差し出されたアメリカンドッグは顔を近づけ一口分を齧り取る。さっきの焼きそばにしろアメリカンドッグにしろ相手と食べ物を共有することにすっかり慣れてしまった、間接キスだなんだと意識して同じスプーンを使っただけで照れていた頃がもはや懐かしい。全く恥ずかしくないといえば嘘になるが、少なくともこうやって自然と食べさせあえる間柄になったことを思うと無理やり仏頂面をしていた顔も緩んで小さな笑みが浮かんでいて)

  • No.1072 by 魔王  2021-11-25 22:04:14 


また一つ思い出が出来ちゃった。 でしょ? …、やっぱりゲイツは笑った顔の方が好きだな。
(相手の言う通り潮の香りと共にパラソルの下で食べているこの昼飯の味は思い出として残るだろう。些細なことかもしれないがこう言った記憶が積み重なって二人の時間になっていくはずだ。差し出したアメリカンドッグを慣れた様子で相手が齧る。最初の頃はあんなに意識してしまって固まったり顔が赤くなったのに今では自然に出来るようになったし、無意識に自分のものを食べさせている様になった気がする。慣れとは恐ろしいものだがこの距離感は幸せその物だ。自分が作った訳でもないが得意げに同意示していると相手の表情が緩んだのに気づく。最近では寧ろ仏頂面の方が見るのが珍しい訳だが、やっぱり自然に笑っている恋人の方が好きだし愛おしいと思う。ずっと幸せに笑っていて欲しい。無理矢理作った仏頂面に出会った頃のツンツンとしていた態度を重ねて思い出していれば笑みに変わった表情をじーと見つめながら無意識に感想を零していて)

  • No.1073 by マジェスティ  2021-11-28 21:17:19 


あぁ……お前とこの時間に一緒に居ることができて良かった。な、…そんなこと言っても俺はお前みたいにいつも緩い顔にはならんぞ。それに……こっちのセリフだ。
(常磐ソウゴと出会ってこんな関係になって、二人並んで海を眺めながらなんてことのない焼きそばを食べるなんて、きっと今この瞬間にここに居なければできなかったことだ。きっかけは違えどこの時代にくる決断をした自分は幸運だったと心底思う。砂埃と茶色の風景ばかりだった思い出が相手と出会ってからどれほど色鮮やかに変わったことだろう。青い海と薄茶色の砂浜と白い肌の相手と目に映るだけで色彩と感情が溢れてくるのだがら、この風景を手放すだなんてもう考えられやしない。そんか詩人的な考えに浸っていたのに、笑顔が好きなどと言われてしまうとそれはそれで恥ずかしいもので、素直に恥ずかしさから狼狽える。おまけにこちらをまっすぐ見つめてくるのだがら始末が悪い。きっと無意識なのだろうが、そうやって素直な気持ちを聞くときはどうも普通でいられなくなる。そんな感情を誤魔化すように焼きそばを腹にかきこんでしまうと、脇においていたかき氷を手に取る。フィーリングで選んだいちご味のそれを大口で一口食べると焼きそばで体が温まっていたせいか、頭にキーンと痛みが走り体の動きが止まって)

  • No.1074 by 魔王  2021-11-28 22:16:21 

でも、最近俺と居る時は結構ゆるゆるな気がするけど? …ふふ、慌て過ぎだって。
(相手がこの時代に来てから何もかもが変わった気がする。同じ出来事でも二人で共有すれば何倍も楽しい。今まで1人で過ごすことの方が多かったのだからこの時間を相手と共に歩んでいる幸せを何度だって噛み締めてしまうのも仕方ないだろう。不意に口から零れた言葉だったがそれを聞いた隣の相手からは狼狽えが見える。こういう言葉を直球で受けるのはまだ慣れないらしい。その態度に機嫌を良くすれば少し煽るように自信たっぷりな態度で指摘してみる。最近笑顔が多いのだって、それが自分に関するからこそということも自惚れではない自信がある。そんな態度や反応が愛おしいのは言うまでもないだろう。当の本人はかき氷をかき込んだかと思えば頭痛が走ったのか動きが止まった。夏の風物詩のお手本の様な反応に思わず笑いだしてしまえば大丈夫かと様子を伺いつつ自らも同じイチゴ味のかき氷を掬って口にして)

  • No.1075 by マジェスティ  2021-12-01 00:43:58 


そ、それは……お前がいつもゆるゆるしてるから、うつっただけだ。温かい焼きそばの後すぐにかき氷を食べるものじゃないな……
(こっちが狼狽えているというのに更に追い打ちをかけるように自信に溢れた顔を向けてくる相手が憎らしくも愛らしい。反論するもそれがより相手に心を許している告白をしていることに本人は気づいていなかった。写し鏡のように相手と同じように笑う、それは随分と気の許した相手にしかできないこと。恋人の癖がうつってしまった、といえばその親愛度の高さが窺えるというものだ。だがこれから命が尽きるまで共に居るというなら一緒に笑って泣いて悩んで、合わせ鏡のようにある方がいいだろう。しばらく額を押さえ痛みに耐えていると、少しずつキーンとした頭痛は引いていった。お揃いでかったいちご味のかき氷は夏の暑さで少々溶けていたとはいえまだまだしっかりと冷え切っているようだ。今度は控えめに一口分を口の中にいれる。程よい甘さと冷たさが口の中に広がった。頭痛が来ないよう小口でそのままかき氷を食べ進めていき)

  • No.1076 by マジェスティ  2021-12-01 00:43:59 


そ、それは……お前がいつもゆるゆるしてるから、うつっただけだ。温かい焼きそばの後すぐにかき氷を食べるものじゃないな……
(こっちが狼狽えているというのに更に追い打ちをかけるように自信に溢れた顔を向けてくる相手が憎らしくも愛らしい。反論するもそれがより相手に心を許している告白をしていることに本人は気づいていなかった。写し鏡のように相手と同じように笑う、それは随分と気の許した相手にしかできないこと。恋人の癖がうつってしまった、といえばその親愛度の高さが窺えるというものだ。だがこれから命が尽きるまで共に居るというなら一緒に笑って泣いて悩んで、合わせ鏡のようにある方がいいだろう。しばらく額を押さえ痛みに耐えていると、少しずつキーンとした頭痛は引いていった。お揃いでかったいちご味のかき氷は夏の暑さで少々溶けていたとはいえまだまだしっかりと冷え切っているようだ。今度は控えめに一口分を口の中にいれる。程よい甘さと冷たさが口の中に広がった。頭痛が来ないよう小口でそのままかき氷を食べ進めていき)

  • No.1077 by 魔王  2021-12-01 08:44:53 

…そっか、うつっちゃったんだ。なら仕方ないね。 確かに、でもこれもかき氷の醍醐味じゃない? ……ねぇねぇ、舌赤くなってる?
(てっきりいつも通り反論の言葉が並べられるかと思ったが実際に返ってきたのは自分の影響だと肯定するかわいらしい言葉だ。それはつまり癖や笑い方まで似てしまうほど相手と共に時間を過ごして仲を深めたという事でもあってそれを実感出来る変化が嬉しくない訳が無かった。噛み締めるように相手の言葉を繰り返して言ってみれば口角が上がっていく。結果的には相手のいう緩い笑みと共に話を纏めてしまう。少しすると頭痛が治まったのかまた相手もかき氷を口にする。分かっていても勢い良くかき氷を食べて頭が痛くなった経験は何度かある。ある意味これも夏らしい風物詩みたいなものかもしれない。そんな前向きの解釈をしつつも夏の暑さの中ではかき氷の冷たさと甘さは丁度良くてあっという間に食べ進めていく。8割程食べたところでふと以前かき氷を食べた時の経験思い出せば隣の相手に話しかけ、シロップで赤くなった舌を見せて問い掛け)

  • No.1078 by マジェスティ  2021-12-02 23:35:54 


、……いったそばから緩ませるな。まぁな。だが氷を砕いた食べ物は俺の時代にもあったがこんな甘いシロップをかけるのも良いもの……ハハハッ、何だそれは!確かに舌が赤くなってる。
(こちらとしては事実をありのまま述べただけのつもりだったが、段々と自分が口にした言葉の意味を理解し始め、それと同時に相手が満足げにしているのをみると恥ずかしさが拍車がかって襲いかかってくる。今日は妙に素直な受け答えをしてしまう、これも開放的な海に来ているせいだろうか。腹いせにその緩んだ頬をいつもどおり人差し指で潰しておいた。かき氷という食べ物は知っていたが甘みを加えるシロップをかける文化は自分の中になくて、赤いシャリシャリのかき氷をストローでかき混ぜながら食べ進める。夏の暑さで氷が溶けるのが早いがそれもそれで食感が変わって良い。そんな中、何やら舌がどうとか話しかけられ内容を理解せぬまま相手の方をみると、そこには真っ赤な舌を出す姿があって思わず吹き出してしまった。緩くなったと言われ照れたばかりなのに、今は思いっきり笑ってしまっている。見慣れぬ姿を指差し言うも同じものを食べている自身も舌の色が変わっていることには気づいていなくて)

  • No.1079 by 魔王  2021-12-03 22:01:06 

ん。 凄いでしょ、かき氷食べるとこうなっちゃうんだよね。そういうゲイツも舌赤くなってるよ
(これまでの付き合いで言葉にせずとも何となく相手の考えていることは分かるようになってきた訳だが、今日はいつもよりも素直でわかりやすい気がする。自分の影響で緩んでしまった表情と思えば今の相手の反応だって人一倍愛おしい。いつものように頬を人差し指で潰される行為に満足気な笑みが零れる。シャリシャリとした氷は夏の暑さで溶けて甘いシロップと一体化し始めている。そんな中でふと思い出した事だったが、相手にとっては初体験だったらしく予想以上の反応だ。年相応に噴き出して笑う相手にこちらもはしゃぐような口調で説明しながらも残りのかき氷を口に含む。そうやって笑う口元から覗く相手の舌も恐らく同じであろう赤色に染まっていてその事を指摘しながら「お揃いだね」と呟き)

  • No.1080 by マジェスティ  2021-12-06 22:40:53 


…なるほど、このシロップの色が舌につくわけか。ん、……あはくなってるは?
(こちらの舌も赤くなっていると言われ不思議そうに目を瞬かせる。かき氷を食べると舌の色が変わるとは不思議な現象だ、しばらく相手の舌と相手のもつかき氷を交互にみたところでようやく合点がいく。悪さをしているのはどうやら氷の上にかかった甘い密のせいらしい。さきほどかき氷を買った店にはイチゴ味の他にもメロン味だとかオレンジ味だとかが並んでいたが、それを選んでいたら舌が緑色や橙色になったのかもしれないと考えを巡らせていた。カップに残っているほぼ赤色の液体となってしまったものをすべて飲み干してしまうと、相手に習い顔を向けて舌を出してみる。イチゴ味のかき氷を堪能した後の舌はしっかり赤く染まっていて「赤くなってるか?」と口を開けたまま問いかけて)

  • No.1081 by 魔王  2021-12-06 23:37:31 


ブルーハワイ味だったら青色になっちゃうね。…っ、なってる …、
(自分も同じことになってるとは思わなかったらしい。自分の舌とかき氷に交互に視線が注がれた後に納得の言ったような反応が返ってきた。子供の頃は舌の色が変わる理由が分からず魔法とも思ったが原因は案外単純な物だ。どうせ見せるならもっと奇抜な青色のブルーハワイ味とかの方が面白かったかもとくすくすと笑い声を洩らす。そういったことを話しながらかき氷を食べると同時に相手に声をかけられ其方に顔を向ける。自分の真似だろうか真っ赤になった舌を出して問い掛けられると不意に先程の行為がフラッシュバックした。同時に無防備に晒された甘いシロップ色に染まった舌が随分と美味しそうに見えてしまえばぽつりとだけ呟いて欲に導かれるまま顔を近づけ唇重ねようとして)

  • No.1082 by マジェスティ  2021-12-06 23:54:55 


青色か、それも一度見てみた……!!まっ、……そういうのは二人だけの時にしろ!
(舌がまっかに染まっているさまもなかなかに面白かったが、人体から離れた色の方がより非日常的で面白いかもしれない。今度の機会にはもっと奇抜な色を食べようと思考している間に相手の様子が変わる。まるで甘い蜜に惹かれる蝶の如く、ふわりとゆっくりとした動作で顔が近づいてくる。最初こそ何を目的で近づいているのか分からなかったが、吐息がかかる距離になった途端相手の思惑を理解した。こちらに魅了された目と熱い吐息に先ほどの熱が一気にぶり返してくると、舌どころか頬と耳の端まで一気に赤くさせてしまった。恋人とのキスは何度しても甘美なものだし、幾らやっても飽きたらない。しかしここは人々が行き交う砂浜の真っ只中で視線を遮るものなど一切ないのだ。こんなところで口づけを交わせば人々の目につくのは必須、それを考えると余計に顔は赤くなり、言葉にならない言葉と共に、相手の両頬を両手で潰すようにしながら動きを制止した。そこでする説教は小声であるべきなのだが、目の前に迫る恋人の誘惑と公衆の面前でキスをする羞恥とで頭は渋滞してしまって、結果大声で叫ぶことになってしまい一気に周囲の人の目線が集まってしまい)

  • No.1083 by 魔王  2021-12-07 07:44:35 


…、ごめん。 でも逆に注目集めちゃった気がするけど。…辞めとく?
(両頬に手を当てられ動きを止められた事で漸くぱちりと瞬きして正気に戻る。その時には舌だけで無く、頬や耳の端まで真っ赤にした相手が至近距離にいてまた熱に煽られてしまいそうになる。この状況に頭がキャパオーバーになったのか大声でされる説教に素直に謝罪をするが、逆にその声に驚いた周囲の視線が集まった。吐息がかかりそうな距離で顔を突き合わせた状況と遠回しに2人きりならこういう事もすると認めたような言葉、ついでにお互いの身体に残る大小問わない痕を見れば多分おおよその人にはバレてしまっただろう。そのままキスをするよりも悪化した状況にここまで来たならするもしないも大した差は無い気がすると妙なポジティブ思考が働いて相手とは対照的に平然とした様子で言葉を返す。素直に離れることもせずにそのままの距離を保ったまま様子伺って)

  • No.1084 by マジェスティ  2021-12-08 19:14:52 


っ!!な、なぜそこでそういう……………………………こ、れで我慢しろ…!
(ただでさえ頭は正常に動いていない上、叫んだことで人々の注目を集めてしまったのは薄っすら自覚していたが、注目を集めたと念押しするように言われてしまうと脳はキャパオーバーどころかオーバーヒートしてしまって、顔を真っ赤にさせたまま固まってしまう。さらにその上、動きを止めさえすれば諦めるだろうと目論んでいたのに、よりにも寄って相手はこちらに口付けをするか否かの選択権を委ねてきたのだ。精一杯相手を戒める言葉を絞り出すも前にも後にも引けなくなってしまいここ最近では一番ながくフリーズして固まってしまった。その間今キスをせずに身を引くべきだという羞恥と相手の思考と同じくここまでくれば同じだと言う名の建前の欲情が永遠にせめぎ合っていたが、長引かせても意味がないと潜んでいたプライドが声をあげる。結果、相手の頬を両手に挟んだまま、相手の唇の僅かに下、顎へキスへ落とすと顔を再び突き合わせ、ギリギリ劣情を抑えたグズグズの顔で相手と対面しながらまた声を捻り出していて)

  • No.1085 by 魔王  2021-12-08 20:34:49 


…、ん。 ふふ、やっぱり好きだなあ、ゲイツのこと
(ただでさえ赤くなっていた相手の顔は今の状況を理解して更に真っ赤になって固まってしまった。ここまでキャパオーバーになっている姿を見るのは珍しく、相手には悪いがどんな反応をするか見たくてそのまま見詰めていた。唯一の懸念点はこの愛おしい恋人の姿を他人に見せたくないという事だが、二人の間のただならぬ空気を察してか集まっていた周囲の視線は露骨に逸らされ散ったみたいだ。恐らくその事にも気付いていない相手が出す答えを暫し待っていると顎に柔らかい感覚が触れる。キスすべきでは無いという理性としたいという欲望の丁度中間の様な行動に一瞬だけ驚いて直ぐに満足気に口端が吊り上がる。頬に触れ動きを止めているのだからそのまま突き放せばいいのに此方の望み通りの事をしてくれる恋人への愛情が募れば噛み締めるように呟き。流石にこれ以上からかったら怒られてしまいそうで少し距離を取って赤くなった相手の顔を周囲から隠すように胸元に引き寄せればぽんぽんと落ち着かせるように頭撫でて)

  • No.1086 by マジェスティ  2021-12-09 07:54:10 


、……俺も、お前のことが好きだ……好きだが、感情が忙しい…
(オーバーヒートした脳は精一杯の口付けを終え意識が遠のきそうだったが、引き寄せられるまま相手の胸元に収まると不思議と頭の熱は引いていく。こうして身を委ねている恋人丸出しの姿だって本来なら恥ずかしいものだが、今はそこまで考える思考力が抜け落ちていて大人しくそこに収まっていた。相手の心音が聞こえる、一定のリズムで聞こえる鼓動が恋人がそばにいることを証明しているようだ。大きく息を吸い込み吐き出して、たっぷりの酸素を体に取り込むと、同時に相手の香りが鼻孔を擽る。そうやって相手に包まれ程なくすると気持ちはすっかりと落ち着くが体温にあてられて何処かまだ夢心地のままだった。愛を囁く言葉はいつだってこの胸を幸せで満たす、条件反射のように無意識のうちに額を胸へと擦り寄せ返事をする。数刻前に互いの愛を刻み合って思い出の味に思いを馳せ、そうしているうちに恥ずかしくなり今は穏やかな気分になっている。ごく短い時間のはずなのにこんなにも自分の心情は目まぐるしく変わっている。そして今はじわじわとこの態勢も周囲からみればなかなかなものであることを理解できるほどに冷静になっていて、それは相手のおかげでもあるし、相手のせいであるとも言える。そんな相反する感情を滲ませながら最後には小さな声で文句を言っていて)

  • No.1087 by 魔王  2021-12-09 18:17:42 


…ん、知ってる。 ゲイツが良い反応するからちょっと意地悪しちゃった
(強引気味に引き寄せた恋人は大人しく胸元に収まっている。機嫌を損ねてしまったかと少し心配したが、程なくして甘える様に額を擦り寄られせるような仕草と素直な返事に更に愛おしさを覚えては優しく頭を撫でる。好きでも無ければ今頃戦士である相手の手によって無惨な姿になっているはずだ。こんな自分勝手な行為を許してくれて縋ってくれるのも恋人である自分にだけだと思えばこの世の何よりも愉快で幸せだった。どくどくといつもより早い鼓動が聞かれてるのは恥ずかしいが、相手だって同じ状況だろうしお互い様だ。そんな状況で相手の文句を拾い上げると思わず笑い声が漏れる。いつの日か約束した誓いのように自分に振り回されている相手の姿を見るのは面白いと同時に幸福なことで、また好きだという想いが募っていく。上機嫌に本心を告白しては「ごめんね」と謝罪の意よりも喜々としての色か目立つ声で囁いて。)

  • No.1088 by マジェスティ  2021-12-11 01:48:58 


お前、謝る気無いだろ。まったくお前は毎度毎度……お前と出会わなければこの感情は知らなかったな……
(寄りかかった胸板から心音が聞こえてくる、鼓動は早くより大きな音がこちらの鼓膜を揺らした。得意げな顔をしているが相手も相応に高揚したり緊張したりで余裕がなくなっているのだと思うと、じわりと胸が満たされるのを感じる。頭を優しく撫でられると胸の暖かさも相まってすっかり懐柔されてしまいぼんやり惚けた頭のまま身を任せていた。そんな地に足つかぬ時間がなんとも心地良い。口ではまた文句を言いつつもこの幸せな時間を噛みしめるような声色になってしまって、こちらの心境など筒抜けになってしまっているだろう。また相手を調子づかせてしまうとため息をつくと同時にそうやって得意げな顔をする恋人が大好きだと胸の内から自然と想いが溢れ出た。この夢心地も悪くないがやはり他人の目は気になる、それに冷静になればなるほど先程の情事を思い出して変に思考が乱れてしまいそうだ。相手の足を軽く叩いて合図すると体をお越し並んで座る態勢へと戻って)

  • No.1089 by 魔王  2021-12-12 21:14:40 


バレた? 俺に振り回されんのも悪くないでしょ。 …海だね。
(流石に声色でバレてしまったらしくツッコミが入る。それを咎められる訳ではなく此方も謝る訳でもなく、じゃれ合うようなやり取りが続いて何だか擽ったくも感じる。言葉にせずとも何となく相手の考えていることが分かるし、ある程度のことは相手なら許してくれるだろうという甘えの上で好き勝手動いている節はある。そんな幸せな状況に緩みきった口元は収まらないまま自信たっぷりに宣言して見せる。そうやってずっとくっついていたのだが冷静になって今の状況を客観視出来るようになったのか足をとんとんと叩かれ合図を受ける。腕の中を熱を離すのは少々惜しい気もするが十分に楽しんだからいっかと離れて並ぶように隣に座り直す。ある程度熱も落ち着いて空腹も満たされてると少し力も抜けて降り注ぐ日光と波の音を感じれば改めて相手と海水浴に来ているのだと実感してぽつり呟いて)

  • No.1090 by マジェスティ  2021-12-14 00:00:53 


……自分で言うな。___海だな。……また来年もお前とここに来たい。
(得意げな顔には大きなため息をつく他なかった。といっても、この恋人に振り回されるのが悪くないのは紛れもない事実で、つい先程もそんな渦中に身を置いて夢心地に浸っていたところなのだ。出会った当初ならば『そんなわけあるか』と根拠なく一蹴していたところだが、今はため息と小言で反撃にもならない反撃をするしかない。またその頬を潰してやろうかとも思ったがその前に相手が隣に座り直したので手を出すのは止めておいた。隣から海中から上がってきた泡が如くポツリと言葉が呟かれる。その言葉を受け、しばらくこの海というものに神経を集中させた。打ち寄せる波の音とそれに調和する人々の声、その人々と砂浜とを照らす日照り、そして隣から聞こえる相手の声、息遣い。もう昼もすぎて、まもなく日が落ち始めるだろう。そうなるとそろそろこの状況も終わりだ。これからもいろいろなところに一緒に行きたい気持ちとまだこの瞬間を楽しんでいたい気持ちが交差する。それらと折り合いをつけるように、隣にいる相手の手に自分の手を重ねると視線は海へ向けたままそう願いを口にして)

  • No.1091 by 魔王  2021-12-14 09:42:25 

友達と…、恋人とこうやって海に来れると思わなかったな。……来ようよ、来年も再来年もその先も、夏が来たら海に。
(自分の言葉に応じるように相手からも呟きが零れる。先程まで賑やかにやり取りをしていたのに自然と口を閉ざしてこの風景に浸っていた。一人で居た時間が長くてそれが当たり前になってしまっていたから未だ誰かと一緒にいる現状は擽ったい。友達と、恋人と海水浴に来るという誰にも言わなかったけどやってみたかったこと。日常から離れた海にいるのも相まってもしかしたら自分は長い長い夢を見ているのではともふと思ってしまう。だけど重ねられた血の通った温かい手は紛れもなく現実で、一緒に海に居るのだと何度目かの実感を抱く。そんな相手が口にした呟きは未来への願い。来年もそばに居るのが前提の願いがまた愛おしくて海へ向いたままの相手の横顔を見つめる。今日の相手のような笑みが見られるのなら夏という季節が巡る度に何度だって来れば良い。重なった手を拾い上げて軽く繋げばいつもの緩い笑みと共にそう告げて)

  • No.1092 by マジェスティ  2021-12-14 20:37:31 


…………あぁ、何度だって行く。この海でもまだ知らない場所でも。俺は、この手を決して離さない。
(海を視線に向けたまま隣から聞こえてきた言葉は確かに喜びの言葉だった。しかしそれは何処か儚げで、繋いでいる手がするりとそのまま抜け落ちてしまいそうな錯覚に陥る。こいつが変わっているのは間違いない、こんな争いとは無縁の世界で王様になりたいなんて言えばそうなるのは必然だ。だがそうやって周りに誰もいないまま突き進んだ先にあの悲しい魔王が生まれている。こいつをあんなふうにさせたくない、一緒に歩んで間違った道を進みそうになればその腕を引けるような、そんな存在でありたい。何より目の前にいる恋人を一人にしようなどとそんなことを思えるはずもない。普段なら自分の本音は目をそらしたまま口にすることが多い、心を相手にぶつけるのが恥ずかしいからだ。だが今は、確かに自分がそばにいることをより確かめて欲しくて握った手に少し力を込めると、こちらに向いていた顔と正面に自らの顔を突き合わせる。変に緊張する心を押さえつけながら、はっきりとした口調で誓いを立て)

  • No.1093 by 魔王  2021-12-14 23:09:51 


…、…うん。 ゲイツが一緒に居てくれるなら何処でも楽しいはずだもんね。 …よーし、じゃあ日が暮れない内にもうひと泳ぎしよう!
(今の状況が幸せなのは間違いないし相手の事を信頼していない訳ではない。たが今が幸せだからこそ“もしも居なくなってしまったら”を考えてしまう時がある。ただの思い過ごしでしかないと分かっているから表に出していなかったのに、何かを感じ取ったのか繋いだ手を強く握られる。温かくて力強いちゃんと存在している人の手だ。同時に海を向いていた顔が此方を向いてはっきりした口調で告げられた。本当にこの恋人は何時だって欲しい言葉をくれるのだ。真っ直ぐ過ぎる誓いにいつもの様な得意げな顔や茶化しは出来なくて繋がりを確かめる様に手を握り返す。その熱と言葉で抱えていた不安が嘘みたいに溶けていく。根拠はないけど、どんな場所でも状況でも相手ならば傍に居てくれるはずだ。暫し手を繋いで相手と見つめあっていれば何を悩んでいたのか忘れるくらい満たされてはすっかりいつものテンションで宣言して繋いだ手ごと引っ張って立ち上がろうとして)

  • No.1094 by マジェスティ  2021-12-16 20:27:55 



…、……それはこっちの台詞……なっ、おい!急に引っ張るな!まぁだが、せっかくの海だ。まだ泳ぎ足りないからな。
(誤魔化さず真っ直ぐに口にした言葉は儚げだった相手のオーラをゆっくりと取り去っていく。それに伴うように繋いだ手が握り返されて、こちらの胸も満たされていくようだった。だがそれはそれとして、じっと見つめ合うのはやはり恥ずかしい。だが今ここで目をそらしてしまうのは先程の言葉が嘘になってしまう気がして、必死に動こうとする体を押し止める。何故か息も詰まってしまい体が震えそうになってしまったが、その前に相手の口が開く。喜ばしい言葉だが何時だって日々の楽しみや発見を連れてきてくれるのは相手の方だ。その思いは脳を通ることなく反射的に口から溢れる。相手といればどこにいたって騒がしくて胸が熱くなって穏やかにだってなる。しみじみと恋人の存在の大きさに浸ろうとしていたが、その前に繋いだ手を引っ張られてしまった。やはり相手の行動は予測不可能、だがそんな存在だからこそいつでも自分の知らない未来に連れていってくれる。ワンテンポ遅れ引っ張られるようにして立ち上がる、だが泳ぎに行くのは賛成だ。昼過ぎの強この日差しで入る海はまた格別だろう。繋いだままにした手を今度はこちらが引っ張ると海へと向かって早足で歩きだし)

  • No.1095 by 魔王  2021-12-17 17:59:39 


でしょ? また来年も来るとしても今年の海は今だけだからね。精一杯楽しまないと !
(相手の性格を考えれば真っ直ぐに思った事を言葉にするのは最近は割と増えたとはいえ珍しい事だ。それでも自分の不安を取り除こうと言葉にしてくれたのが素直に嬉しい。慣れないことをした自覚があるのか視線を合わせたままの相手は落ち着かない様子だが此方も目は反らさないで少しの間見つめ合っていた。モヤモヤが晴れてしまえば大人しくしているのが勿体なく感じて相手を引っ張る。それに釣られて立ち上がった相手と賛成を示す言葉にご機嫌になれば今度は相手に引っ張られるような形で海へ向かって歩き出す。これから先ずっと相手と一緒にいるとしても今のこの瞬間が大切であることには変わりない。今日という日は人生で1回だけだ。子供のように無邪気にはしゃぎながらそう力説すれば手を繋いだまま海に入っていき)

(/いつもお世話になっております! 救世主君と海でデートすることが出来てとてもとても楽しませて貰っています! あらかた海を楽しんだと思うのですが、他にやりたい事などありますでしょうか?上記の展開だと似たような描写が続くかな、とも思いますので何か希望がありましたら其方に飛ぶのもアリかなと考えております。その場合、上を蹴って新たに初めて頂いて大丈夫です。リアルとは季節は逆転してしまっていますが、一緒に良い夏の思い出を作れたらと思います…!)

  • No.1096 by マジェスティ  2021-12-21 00:01:18 


(/お待たせしている上に背後だけで失礼します;こちらこそ魔王君と存分に夏を楽しませてもらっています……海でのあれこれたくさん思い出ができました。こちらとしてもやりたいと思ったことはできたのでそろそろ締めかなと思っておりました。このまま夕刻まで飛ばして帰宅する展開にするか、一気に帰宅のロルを回したあと違う展開をするかどちらかかなと考えているのですが、魔王様はこの後どんな感じがよろしいでしょうか?)

  • No.1097 by 魔王  2021-12-21 09:17:36 


(/問題ないようで良かったです。何もなければ後者のようにサクッとまとめちゃっても良いと思います。海ならではの事が出来てとても楽しかったです。その後の新しく始める展開ですが、何かご希望とかあったりしますか?二人でお昼ご飯作る話や激戦の後のあれこれ、季節ネタなら年末年始の年越し・初詣など面白そうな展開は色々あるのですがマジェスティ様のやりたいこと等ありましたらお聞かせください!)

  • No.1098 by マジェスティ  2021-12-21 10:31:35 


(/了解しました!では次でサクッとまとめてしまいますね。次の展開ですが、連続で季節ものとなってしまいますが一緒に神社に赴いて年越し、そのまま初詣が良いかなと思っておりました。ついでに露店で遊べれば楽しいかなと。今回のペースだとまた長いこと年末年始パートになってしまいそうですが……それか挙げていただいたなかだと激戦後の一幕でちょっとシリアスな感じもいいかなと思います。魔王様は如何でしょう?)

  • No.1099 by 魔王  2021-12-21 13:57:14 


(/お手数おかけしますがお願いします! 長くなる分は全然構わないので年末年始一緒に過ごすのはいかがでしょうか? マジェスティ様の提案通り初詣とか色々イベントを過ごせるかなと思います。露店巡りとか正月っぽいことも出来たら楽しそうですし!)

  • No.1100 by マジェスティ  2021-12-21 21:50:20 


あぁ。とりあえず一番沖まで泳ぐぞ。
(これから先二人でずっと過ごそうとも、今の思い出は今しか作れない。それに今日は初めて二人で海に来た日だ。印象深い出来事の他にも何気ない会話や相手の動作、そんなものまできっと忘れられないものになる。2人手を繋いだまま海へと入っていく、少しの間海から離れていた体は海水をまた冷たいと感じて気持ちがいい。だが繋いだ手はいつまでも温かい。思い切り海を楽しむならまずは泳ぐところからだと、勢いのまま沖へと泳いでいった。
そうやってまた思い出を重ねながら海で遊ぶうちすっかり時刻は夕方になりお開きとなる。抵抗ある水の中で一日遊べば流石に体はクタクタで、帰りは電車で帰る手はずとなった。電車では二人揃って肩を寄せ合い眠ってしまって降りるべき駅を寝過ごすところだったが、既のところで降車したのもまた思い出となるだろう。当然その日の夜は2人体を寄せ合って深く深く眠りについた。)

……クリスマスの浮かれっぷりもなかなかだったが、年の瀬も同じ具合だな。
(季節は流れ12月31日、大晦日の夜を迎えたクジゴジ堂は24日まで西洋風の飾りに包まれていたかと思えば、今や門松や鏡餅が飾られすっかり年末年始モードだ。一週間ほどで様変わりしてしまったクジゴジ堂を興味深げに眺めながらも、どこか呆れるような口調でそうつぶやく。食卓横にあるテレビは特別番組と表されたものばかりが並び、一歩街に出てみればセールだ福袋だの文字が並ぶ。世界中がどことなく浮き足立った雰囲気だ。新しい年を祝う風習は自分の時代にもあったものの、ここまでのものではなかった。例の如く眉間にシワを寄せ難しい顔をしながら鏡餅を睨みつけていて)

(/ありがとうございます。では強引ではありますが一気に大晦日まで進めさせていただきました!季節ものはいろんなことが一緒にできるので楽しいですね……!露店や初詣ややることたくさんありそうなので今から楽しみです。もし上記ロルに不都合な点などあれば適宜変換して返信いただければと思います。それではそろそろ背後は失礼いたしますね!/こちら蹴り可です)

  • No.1101 by 魔王  2021-12-21 23:50:19 


まあそうかも、だって明日から新しい1年だと思うと何かワクワクしない? 俺はこの光景好きだなあ…、…! ねぇねぇ。どうせなら俺達も今から神社行かない?
(1年の終わりである12月31日。行事を大切にする大叔父の計らいで門松や鏡餅で飾られたクジコジ堂もすっかり年末年始の仕様だ。毎年見る光景ではあるが、いつもと違うのは大叔父と二人だけではないという点である。年末特有の空気感の中、大叔父の作ってくれた年越し蕎麦を食べ終わるとそのまままったりとした時間を過ごす。隣を見ればこの雰囲気に慣れないのか相変わらず眉間に皺を寄せ呆れたようすの恋人の姿がある。相手の呟きをポジティブに受け取れば此方は浮かれた様子で言葉を返す。年越しまでのカウントダウンを楽しむようなこの時間は割とすきな方だ。そんな中、特別番組でタレント達が神社を訪れている中継が映る。夜遅くにも関わらずそこそこの人が訪れていて年越しの瞬間を待っているようだ。その光景が楽しそうだと思えば即座に隣の恋人の肩をぽんぽんと叩いて声を掛ける。善は急げと言うやつだ。テレビを指さしながら期待するような瞳向けて)

(/ロル回しありがとうございます! とても自然でしたのでそのまま続けさせて貰いました。海と同様色々やりたいことをやって行けたらと思いますので是非とも好きに動かしてください!マジェスティ君と素敵な年末年始が過ごせるのがとても楽しみです。長くなると思いますがよろしくお願いします。 こちら蹴り可能です。 )

  • No.1102 by マジェスティ  2021-12-24 11:10:43 


(/本体だけ失礼します。せっかく新しい展開が始まったばかりなのにお返事遅れてしまってすみません…現在背後が年末トラブルでごたついておりなかなか時間が確保できず、今日か週末にお返事できればいいのですが最長月曜日までおまたせするかもしれません。申し訳ありません……お返事今しばらくお待ちいただければ幸いです。本体からだけになってしまいますが、良きクリスマスをお過ごし下さい。)

  • No.1103 by 魔王  2021-12-24 17:01:18 


(/ご連絡ありがとうございます。承知致しました。年の瀬ということもあり何かと忙しい時期ですのでお気にさらずにリアルの方優先してください。こちらの方は手が空いた時にくらいの感じで大丈夫ですので、のんびりとお返事お待ちしております。体調には気をつけて良きクリスマスをお過ごし下さい!)

  • No.1104 by マジェスティ  2021-12-27 23:54:27 


……お前は年の区切りだとか関係なくいつもワクワクしてるだろ。神社?……なるほど神社に集まってカウントダウンと初詣か。いいな、行くか。
(この時代における年末の当たり前の光景がテレビに映し出されており興味と呆れ半々でそれを見ていたが、四角の中に映る景色はどれも見慣れないものばかりでこちらの気分も浮ついてくる。それを押し止めるため余計に眉間の皺を深くしていたところ、楽しげな相手の声が聞こえてた。目線を向けるとそこにはいつもの楽しげな表情、今が特別楽しいわけではないだろうか、いつでも心を踊らせているところが好きだと思う点でもある。昔は冷たくあしらうように言えた言葉も、今は愛しさが滲み出る言い方になってしまった。そしてお決まりの突拍子もない提案、この人がごった返したところに今から行くと思うと若干気が引けるが、それでも見たことのない数々の風景に飛び込んでみたい思いもある。提案にはひとつ頷いて答え、椅子から立ち上がる。こちらも相手と気持ちは同じ、善は急げだ。食卓をあとにし2階で軽く準備を済ませると、厚めのコートを手にして再び一階へと降りてきて店の出入り口前で相手を待ち)

  • No.1105 by 魔王  2021-12-28 09:10:16 

…確かにそうかも? やった、じゃあコート取ってくる! __ う、やっぱ夜となると寒いね
(何かと前向きだのポジティブだの言われる事は多いし自覚もしているが、最近は特にワクワクする事が多い気がする。それもこれも相手と過ごすようになってからだろう。相手と一緒にいれば普通の日常でもキラキラとした時間に感じられるし、行事事なら尚更だ。出会った頃なら浮ついていると釘を刺された事だろうが今は甘さを含んだ言葉が返ってくる。それが嬉しくて緩んだ表情のまま肯定をして。そんな中でした年越しの提案。すっかりこのノリにも慣れたのか二つ返事が返ってくれば更にぱあと表情を輝かせ、相手に続いて2階にかけ上がる。最低限の荷物とお気に入りのダッフルコートを身につければまた1階に戻る。大叔父に行先と要件を伝えてから出入り口に戻ってくれば浮き足気味になりながら店を出る。12月の夜ということもあって外は凍えるような寒さだ。一瞬情けない声を上げながらも感想口にすれば神社に向かって歩き始め)

  • No.1106 by マジェスティ  2021-12-29 11:50:48 


あぁ、冬真っ只中で真夜中となるとそれなりに寒いな。雪が降る前に帰れるといいんだが……
(肯定の返事をすると恋人の顔はその心を映し出すようにパッと明るくなる。その表情にグッと胸を掴まれた感覚があって、次にじんわりとした暖かさに変わっていく。何度見たってこの表情には心奪われてしまって、その度にこの恋人が好きだと自覚させられる。胸の暖かさを携えつつ店の外へと出ると日付が変わる前とあって澄み切っていてそれでいて鋭い空気が体を覆った、思わず身を縮こませてしまう。相手に同意する返事をする間も口からは白い息が吐き出されていて、外が凍える寒さであることを示していた。頭上は星も見えるが灰色の雲も見える、年越しそばを食べながら見たテレビの中でキャスターが『今晩は雪が振るかもしれません』なんて言っていたことを思い出しながら、これからさらに寒くなる予感に空を見上げていて)

  • No.1107 by 魔王  2021-12-29 13:04:24 


どうだろ、でもどうせ寒いなら雪が降った方が珍しくて良いんじゃない? …こうやってくっつける訳だし
(温かな店内とは打って変わって凍えるような寒さは何時もなら辛い物であるのに今は年越しへの期待の方が上回って白い息を楽しむ余裕すらある。そんな寒さの中で相手に倣って空を見上げる。灰色の雲間から星が見えるが確かにいつ雪が降っても可笑しくない天気だ。この辺りで冬の間に雪を見る事が出来るのはそう多い方ではない。相手は嫌そうではあるが、年越しを雪の舞う中でというのもなかなか悪くない風景な気がする。相変わらずの前向きな考えを並べながらもこっそり相手との距離を詰める。ふと重なった手を取ればぎゅっと握ってそのまま相手のポケットに2人の手ごと入れた。これなら他の人にもバレにくいし寒くないだろう。得意げな顔を向けながらも歩いていけば徐々に神社が近づき人も増えてきて)

  • No.1108 by マジェスティ  2021-12-29 17:10:14 


まぁ雪なんてそうそう見れるものじゃないことを考えれば年越しの瞬間に雪景色になるのは…、……まぁ、良い言い訳だ。人が多くなってきたな、はぐれるなよ。とりあえずこれは……初詣の列に並ぶべきか?
(自分の時代でも雪景色はまったくないものではなかったが、それでも珍しい光景であったのは間違いない。そんな特別な景色が特別な日に刻まれるとなればより忘れられない記憶になるのは間違いない。そう思えば雪が降らないうちに家へ、と思っていた心は、この寒いだけの景色を雪景色に変えてくれればいいのにという願望にさえなってくる。そんなふうに思っていれば不意に互いの手が当たって、次の瞬間には手が繋がれて、その次の瞬間には二人の手はポケットの中に収まる。外気で冷やされた相手の手は繋いだ瞬間こそ冷たくて目を開いてしまったが、ポケットに仕舞われるうちにじわじわと暖かさが手の内側から伝わってきて互いの手を温め合う。あいも変わらず相手の唐突な行動には驚かされるばかりで束の間動きを止めてしまう、しかし手の暖かさが伝わるうちにゆっくり思考は冷静に戻る。こう人がごった返した中では他人に構う人間なんてごく少数、加えて理由があるならこのままでいない手はない。ポケットの中で繋がった手を相手のものを温めるよう握り返しながら騒がしくなってきた道を進む。そのうち境内の中へ入ればそこらかしこに露店が並び、新年を今か今かと待つ人々が初詣のため列をなしている。テレビでみるよりもより一層浮ついた空気にあてられ落ち着かない心地になりつつ、列の最後尾に目をやって)

  • No.1109 by 魔王  2021-12-29 18:43:36 


ホワイト年越しってのもなかなかロマンチックだよね。はーい、ちゃんとくっついとくから。 んー、そうだね。先に初詣しちゃおうか。……なんか年末まであっという間だったね。
(自分の言葉で物事の捉え方が変わって好意的に見てくれるようになる所が相手の好きな所である。今だって勝手に相手の手を取って握ったのに少し動きを止めただけで直ぐに受け入れるように握り返してくれる。それだけ相手の懐に入るのを許されている気がしてこの空気感も相まって心が踊るようだ。外気で冷たかった手はお互いの体温でじわじわと温められて何処よりも熱を持っている気すらする。相手の忠告通りはぐれぬようにもう一度手を握り直せばそのまま境内を訪れる。やはり年末ということもあって人通りが多く、両端は露店が立ち並びちょっとしたお祭りの様だ。冬の夜に良い意味で似つかわしくない騒がしさはテレビ越しで見るよりも肌身に感じられてやっぱり来てみて正解だったと思う。相手の問いかけにふと手元の時計を見る。年越しまであと少しってとこまで時間は迫っていて、今から何かをするよりもカウントダウンをしながら列に並ぶ方が良さそうだ。露店は帰りに見るのでも問題ないだろう。繋いだ手を引いて列の最後尾に並びつつ新年まであともう少しと思えば自然に今年のことを振り返っては感想を口にしてみて)

  • No.1110 by マジェスティ  2021-12-31 07:49:08 


この中ではぐれたらもう一度合流するのには骨が折れそうだからな。……あぁ、少し前までお前と一緒に居なかったのが嘘みたいだな。
(手を引かれるまま初詣の列へ並ぶ。境内はきらびやかな露店と提灯の灯りに照らされ、時計の針が0時を指すのを皆今か今かと待ちわびていて、今やテレビ越しに「浮ついている」としかめっ面をしていた景色の一員になってしまっている。こんな戦士としての使命からかけ離れた場所へ赴くのに随分と足が軽くなったものだ。白い息を吐きながら今年を振り返る恋人の方に目をやり、そのままじっと見つめる。この一年で自分の周りの景色は劇的に変わった。砂埃の茶色と先の見えない暗闇の世界から、たったひとつ、しかし決して離したくない灯りを見つけた。ポケットの中で繋がる手が温かい、この温もりが自分の全てを変えたものだった。それに長く戦いに身において様々なことを経験したはずなのに、その時よりもより多く、濃く、相手との時間を過ごしていて、相手との思い出がここ最近で全て起こったとは信じられなかった。その膨大な記憶と僅かな時間に改めて圧倒されると軽く息を吐いて、口元からは白い息が立ち上り)

  • No.1111 by 魔王  2021-12-31 18:13:35 


ふふ、確かに。 なんかずっと昔から一緒に居るような気もするのにね。 こうやってゲイツと年越しを迎えられるの幸せだなあ、来年も宜しくね。って言ってもあともう少しだけど
(多くの人がそれぞれ友人や家族、恋人と年越しの瞬間を待ち侘びている。未来から来た相手もすっかりこの光景に馴染んでいて改めて2人ともこの時代に生きているのだと実感していた。相手が来て過ごしたこの1年は今までの中でも本当に特別な年だった。色々な困難や怪我に見舞われたこともあったがそれ以上に手にした物の方が大きくて、人生の中でも忘れられない一年だろう。それこれも相手の存在があってこそで手に伝わる体温がその証拠だ。もうこの状態が当たり前になってしまっていて、それ以前の事が遠い昔のようだ。ふと視線を感じて相手の方に顔を向ける。視線が重なって見つめ合う形になる。何よりも大事な人と今年の終わりと来年の始まりを過ごせることに喜びが込み上げてくれば想いが口から漏れていた。その事に気づけば少し照れ臭そうに言葉を続けて繋いだ手をぎゅっと握って。)

(/今年の返信はおそらくこれが最後だと思いますので少しご挨拶の方を。今年はまるまる1年大変お世話になりました。お互い色々と私生活等変わったこともありましたが、こうやって変わらずやり取りができていることとても嬉しく思っております。また来年も引き続きよろしくお願いします。良いお年をお迎えくださいませ!)

  • No.1112 by マジェスティ  2021-12-31 22:24:51 


……あぁ、俺も幸せだ。俺は過去の経験を辛いとも不幸だったとも思わない。だがお前と過ごしたこの一年は、今まで生きてきた中でこの上なく幸せだった。俺達は平穏な日々を生きているわけじゃないし、お前といるとトラブルも多い。だが、来年も、その先も……よろしく。
(二人の視線が重なる、照れ臭そうに話す姿はなんとも愛おしく心奪われて、心自然と意識は恋人だけに吸い寄せられていく。周囲の人々の姿と声はぼやけて相手だけがくっきりと浮かび上がる、露店の煌めきは二人だけを照らしているようだ。ここに居るのは、自分の責務や使命を投げ出したいからじゃない。ただ相手と一緒に居たいと、そう願う心が一番だ。そしてその責務は相手と一緒なら果たすことができる。そう確信した一年でもあった。強く握り返された手の温もりと強さで胸が暖かくなると同時に締め付けられる。この想いからは生涯逃れられることはないだろう、決してこの手を離したくはない。年の終わりが近づいて周囲の人々がスマートフォンや時計をみてソワソワとし始める。やがてどこからか自然とカウントダウンの声が響いてきた。その声は少しずつ大きくなって、境内の人々が一体となっていく。年を越すという特別な瞬間、より相手の近くにいたくて、しかし周囲の目を気にしないほど大胆にもなれず、一歩だけ相手に近づくと額同士をくっつけて目を閉じて)

(/こちらも今年最後の投稿となります。こちらこそこの一年はお世話になりました。本体ももう一年もお付き合いしているのかと驚くばかりですが、今も変わらずこうやってやり取りしていること、心から感謝すると共にとても嬉しく思います。これからも魔王君と救世主で仲良く楽しくやり取りしていきましょう。こちらこそ来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年を!)

  • No.1113 by 魔王  2022-01-01 08:58:55 


…ん、あけましておめでとう。 今年初めての貰っちゃった。
(相手の紡ぐ言葉はここに来るまでの歩みを語っているようだ。きっと何一つでも欠けたらこうやって隣合っている事が無かったかもしれない状況で、それでも自分と一緒に居たいと思ってくれるのが愛おしくて心が満たされていく。いつだって欲しい言葉をくれる大切な恋人。相手に出逢えたことが今年1番の幸せなのだろう。いよいよ年が終わりを迎えようとしている。皆がカウントダウンをする中今年最後の相手を見納めようとそのまま見つめていると相手が更に1歩近づいてきた。こつんと額を合わせると視界いっぱいに愛おしい恋人の顔がある。その顔を見ていればもっと欲しくなって「0」と周りが喜びの声をあげる中、一瞬触れるだけの口付けをする。何処かのお寺でついた除夜の鐘が鳴り響いて周りが沸き立つ。今年初めての挨拶を交わしては満足気に笑って)

  • No.1114 by マジェスティ  2022-01-03 07:38:06 


な、……まったく俺が思い留まったというのに……あけましておめでとう。今年もよろしく。
(カウントダウンはゼロになり、新しい年が始まった。沸き立つ歓声を聞きつつ額と手とで相手の存在を感じていると、不意に唇に柔らかなものが触れる。それが何なのか分からないほどもう鈍感ではない、去年という短い間に何度この感触を味わってきたことか。慌てて目を開くとそこには満足げな笑顔を浮かべる愛しい人が視界いっぱいに広がっていて、咄嗟に口をついて出かけていた文句の言葉は有耶無耶と溶かされてしまう。思い留まった、なんて言葉を使ってしまったが本当はこの群衆の中で口付けを交わすのが恥ずかしかっただけだ。それを言いように言い換え、続いて新年の挨拶を交わした。今年だけよろしくされるだけでは済まないのは重々承知だが、これも形式的なものだろう。そこらで同じような挨拶が交わされ、同時に初詣の列が少しずつ前へと進み始めた。くっつけていた額を名残惜しくも離しつつ、手は未だポケットの中で繋いだまま列に従い足を進め)

  • No.1115 by 魔王  2022-01-03 18:33:36 



色々気にするより、こういうのはやった方が得でしょ? ふふ、今年も良い1年になる気がする。 …あ、ゲイツはお願いすること決めた?
(慌てて相手の目が開いて照れ隠しのような言葉が続く。思いとどまったということは相手もしたかった事で、つまり二人とも考えていたことは同じということだ。年越しの特別な瞬間まで一緒だった事により口元が緩む。文化祭や海水浴の経験から意外と周りの人は他人に興味が無いことを知った。ならばある程度は好き勝手する方が得って事だ。大叔父以外と元旦に新年の挨拶をするのは何だか擽ったいが嬉しい限りだ。額は離れたが手は繋がったままで、今年もまたこうやって相手と共に過ごせるのなら幸せな1年になるに違いないだろう。確信に近い予測を口にしながら初詣への列に続く。このペースなら直ぐに参拝出来そうだ。その際神様に何をお願いするか完全には決まりきってなくて、相手に尋ねてみて)

  • No.1116 by マジェスティ  2022-01-06 18:17:34 


(/背後から失礼します。お返事遅れており申し訳ありません。年明け早々背後がごたついておりまして本日もお返事できそうになく……明日にはなんとか時間作りますのでもうしばらくお待ちいただければ幸いです……/こちら蹴り可です)

  • No.1117 by マジェスティ  2022-01-07 18:34:24 


そうだな、お前といると退屈することはないだろうし、また良い一年になりそうだ。そのことなんだが……2つで迷っている。ごく個人的なことを願うか、それとも責務に関わることか……お前はどうするんだ?
(いつも通り軽い調子で、しかしそれがどこか決まった未来であるかの重さで、期待の予感を相手が口にする。それをいつもならまた言っていると軽く相手をする程度に留めているのだが、今日はその言葉がほぼ確定した未来のことのように思える。まだ果たしていない約束は山積みで、未知の場所にいけばまた新たな経験を2人で歩むだろう、それにもう行ったことある場所だってそこでの景色はまた違って見えるはずだ。つまるところ、どこへ行こうと何をしようと、相手とならば良い思い出になるということだ。ただでさえ新年早々一緒に初詣、と初めてのことをしているのだから。列が着々と進む中、願い事を聞かれれば唸りながら俯く、願いは2つまで簡単に絞れたものの最後の1つに絞れてはいない。前にならってゆっくり足を進めながら、参考にしようと相手の願いを問うてみて)

  • No.1118 by 魔王  2022-01-07 19:45:48 


今年はまるまる1年ゲイツと一緒に居られるもんね。 うーん、色々あって悩むけどやっぱり皆と一緒に楽しく過ごせますように、かなあ。 そしたら王様になるって夢も世界を平和にしたいってのも叶えられる気がするし
(根拠のない予感ではあるが、こうやって二人でまだまだ始まったばかりの今年のことを考えるだけでワクワクするのだ。今年も良い年になるに違いない。それに去年の途中で相手と出会い生活を共にするようになったが、今年は初めから一緒に過ごすことが出来る。初めて一緒に迎える季節や行事もあるだろうし、再び迎える物もあるだろう。だが、その全てがきっと心躍らせる思い出になるに違いない。興味本位で聞いたお願い事だったが、真面目な相手らしく二つで悩んでいるらしい。此方も直ぐに即答出来るほど決まってはなかったが一つだけと言われたらやはり皆とそして相手と共にこの1年を過ごしたいという願いだろう。去年初めて出来た仲間と共に居たい。悩みながらも実際に口にしてみればしっくりと来てそれに決めることにする。他の候補だった王様になるという昔からの夢も相手と誓った平和も皆と一緒なら叶えられると思うのだ。ある意味では全てを兼ね備えたワガママなお願いだが、年の初めくらい神様も許してくれるだろう。列も進み社殿も見えて来ながらも相手の様子伺って)

  • No.1119 by マジェスティ  2022-01-09 00:37:17 


なるほど、お前らしく欲張りで……だが民を幸せにする願いだな。……それなら俺は今までと変わらない願いにする。お前のそばにいて側近として、恋人として、王になるお前の夢を叶えること。それなら俺の2つの願い、お前と一緒に要られますようにという願いとこの世界が俺の未来まで平和であるようにという願い、どちらも願うことができる。
(相手のお願いは実にシンプルな文言で、しかし自分自身も周りの人々も全てを包括する願いだった。こんな全てを巻き込むような願いをすぐさま口にできるところが王の器だと改めてその資質に驚かされる。本人はそのつもりで言っているか分からないが。その願いは出会ってから何度も聞いた願いで、それならばこちらの願いも決まってくる。相手と繰り返し誓ったことを願いとするだけだ。迷っていた2つの願いはすんなりとひとつに統合される。つまりは相手と一緒に居て同じ志であれば、2人が望むものは全て叶えられるということだ。そう言ってしまうと自分の願いだって随分と欲張りなものになってしまうが、神様のお願いならばこれくらいがふさわしいだろう。無論、神頼みではなく自らの手で願いを実現していくつもりではあるが。列は着実に進み賽銭箱はもう間もなくだ。列の前の方をちらりと除きこむとジャラジャラと鈴を鳴らす姿が目に入りそこからの一連の動きを興味深げに眺めていて)

  • No.1120 by 魔王  2022-01-09 23:06:35 


ふふ、願うことは一緒だね。二人でお願いするんだから神様もきっと叶えてくれそうじゃない? …二礼二拍手一礼って言って参拝する時の作法なんだけど分かんなかったら俺の真似すれば良いから
(結局は今年の初めだろうと願うことは今までと一緒だ。愛おしい恋人と一緒に居ることと世界を平和にすること。全く違う二つの願いのように聞こえるが本質的には同義に等しい。相手と共に過ごして同じ志を持っていればきっと世界を平和にすることだって出来るだろう。相手も同じような願いを持っていたことを知れば思わず笑みが零れる。欲張りかもしれないが二人で同時に願うなら効果も二倍と率直過ぎる考えを述べながら列を進める。お願いごとが決まったところであとは実際に参拝するだけであるが、相手が興味深そうに前列の人の動作を観察していることに気づく。もしかしたら相手の居た未来には新年を祝う文化はあれどこの様な作法は残っていないのかもしれない。横から動作の説明を加えつつも見様見真似を提案していると順番が来た。お手本を見せるようにジャラジャラと鈴を鳴らし、2回深く礼をした後に2回拍手して目を閉じ願いを祈り)

  • No.1121 by マジェスティ  2022-01-11 21:41:00 


あぁ。もっとも神様とやらに全てを任せるわけではないが、2人で願えばいい方向には転ぶようになりそうだ。にれい……なんだ?なるほど、理解した。
(あの日の誓いを違えてはいない、それを今は願いという形で再度胸に刻むだけだ。神様だなんだがいないことは自分の時代を生きていれば重々承知だったが、それでもアシストくらいの役目は果たしてくれそうだ。この願いは正真正銘本物、少しくらい運が味方する機会が増えても良さそうだ。賽銭箱に立った人間が一律に同じ動きをしているとは思っていたが作法だと言われればなるほどと納得がいく。その動作を示す言葉を最初は聞き取れなかったものの、2回頭をさげ、2回手を叩いたところでようやくその言葉の漢字が頭に浮かんだ。正面に向き直ると見様見真似で2回頭を下げ2回手を叩く、そして目を閉じた。相手と共にあり、同じ理想を掲げこの世界を未来まで守ることを改めて胸に誓うと、目を開け律儀に90°まで頭をさげて)

  • No.1122 by 魔王  2022-01-11 23:36:26 


…これでお願いは完璧だね。 せっかくだし露店回ってから帰らない?
(今までよりも幾らか長い間お願い事をしてから目を開け一礼する。ふと隣を見れば直角とも言えるぐらい深く礼をするのが見えた。自分を含め他の人はそこまで深く頭を下げている人はなかなか居ないのだが、こういう所が律儀というか真っ直ぐというか何とも相手らしいとも思う。何はともあれ初詣をするという目的は達成した。後ろで待つ人のために相手のコートの袖を掴んで端に捌ける。参拝へ向かう列から離れると比較的人の流れも緩やかだ。本来ならばこのまま帰ってもいいのだが、今日はもう少しだけ夜更かししたいのと来る途中で見掛けた露店が気になっては喜色を浮かべて見て回ること提案して)

  • No.1123 by マジェスティ  2022-01-14 23:36:57 


ん、……あぁそうだな。それにしても同じ店が並ぶ状況とはいえ文化祭とはまた違った雰囲気だな。
(深々とした頭をあげたあと、相手に引かれるまま参拝列から退散する。ふと後ろを振り返れば初詣客はまだまだ途切れることがないようで、この時がいかに特別かがよく分かった。皆今か今かと自分の番を待ちながら一緒に来ただれかとその時を待っている。自分達もそのうちの一組だと思うとすっかり浮かれているなと思いつつ、この光景に一緒に加われたことにまたひとつ喜びを覚えていた。その背景には綺羅びやかに輝く露店が目に入っていたが、それに負けない輝く笑顔を向けられるとその気がなくとも行こうと声をかけたくなる。もとより行く気はあったのだが。ひとつ頷き露店の方に目線を向けるが、同じく露店が並んだ文化祭のときとはまた違った空気にマジマジと興味深げに店の並びを眺めていて)

  • No.1124 by 魔王  2022-01-15 08:51:56 


夜っていうのもあるけど屋台って感じの見た目とか売ってるものが違うもんね。 寒いからあったかいもの欲しいなぁ。 …あ、甘酒とかいいかも
(例年なら初詣と言っても人混みをある程度避けて大叔父と昼間に軽く訪れる程度だっただろう。わざわざ人の多い年越しの瞬間に初詣に来たのはきっと相手がいるこそで二人でこの賑わいに混じることが出来たのが嬉しい。相手の同意が得られると露店の方に歩き出す。暗い夜にそれぞれの露店が光を発していてでかでかと商品名の並ぶ看板や店先に並んだ商品などがお祭りって感じだ。文化祭に参加したり海の家に行ったり夜食を食べたりはしたが夜の露店っていうの初めてである。慣れてきたとはいえ冬の寒さでは暖が欲しくなって出店を見ていると甘酒の看板が目に入る。正月らしいし身体が温まりそうで相手を引いて店先に移動してみて)

  • No.1125 by マジェスティ  2022-01-18 21:17:18 


あぁ、昼間にみるのは活気の象徴のようだったが、夜の露店はより幻想的だな。甘酒?俺達はまだ飲める年齢では……____甘い香りだ。
(参拝の列に並んでいる時も感じたことだが、暗い夜の中吊るされた電球と煌々と光る露店の明かりとは、夜闇に溶けていくような儚さもあり、動物の本能のせいかどこかほっとするところもありで浮世離れしているように思う。普段の生活とはまるで違うその中を歩きながら、文化祭とも海の家とも違うラインナップの店々をキョロキョロ珍しげに見回していた。その最中相手が欲しいと口にしたのは酒と名がつくもので不可解に眉を寄せる。自分の時代では法律も何もなかったが酒は二十歳を超えてからというのが常識だったし、この時代には法律での規制があったはずだ。普段相手の無茶に振り回されるのは慣れているものの、これは看過できないと口を挟もうとするがその前に手を引かれて移動が始まってしまった。程なくして甘酒というのぼりが見えてくると、独特の甘い匂いが鼻を擽ってくる。それが甘酒のものだと分かるのに時間はかからず、店の前までやってくるとその芳しい香りを一度たっぷり吸い込んでみる。嗅ぐだけで頭がぼやけそうな甘さに思わず素直な感想を呟いていて)

  • No.1126 by 魔王  2022-01-19 00:55:34 


いいからいいから。 __ 独特の匂いだよね。甘酒っていうけどアルコールは殆ど入ってないらしいから俺達が飲んでも問題無いんだって。
(普段は静かで真っ暗な参道を露店の灯りが照らしている。1年に1回という非日常の風景は確かに幻想的で初めての景色に相手がキョロキョロしてしまうのも仕方ないだろう。そんな中で自分の出した酒とつく言葉が引っかかったのか相手の眉が怪訝そうに寄ったが説明するよりも見た方が早いだろうと手を引いて移動を急かす。すると甘酒特有の発酵した甘い匂いがしてくる。普段あまり口にする事はないが、何となく神社やお正月といえば甘酒というイメージがある。せっかくならばそういう神社っぽい事も一緒にしたい。過去に同じことを疑問に思った時に大叔父に教えてもらった知識をそのまま相手に伝えて説明すればお店の人に二杯分を注文する。 少しして紙コップに入った温かい甘酒を受け取れば「ゲイツも飲むでしょ?」と片方を当然のように差し出して)

  • No.1127 by マジェスティ  2022-01-19 19:47:38 


あぁ、いただこうか。_____これは、なんというか……甘くて、体の芯から温まるような……
(どうやらこれは酒という文字はあっても酒ではないらしい、周りを見渡せば小さな子供も当たり前のように飲んでいるのが目に入る。飲酒には当たらないと理解すると頷きつつ差し出された甘酒を受け取った。口に出さずとも当然のように2つ注文されてそのうちひとつがこちらに差し出されるのを心底心地よいと漂う甘い香りも後押しして思わず口が緩む。紙コップを受け取り遠慮がちに一口飲んでみると、先程まで鼻を擽っていた甘い香りが口いっぱいに広がり、温かい液体が喉を通って行くのがわかる。体が冷えているせいか、暖かく甘い飲み物は体のどこを通っているのかわかるくらいには暖かくて、思わずホッと息を付きつつ、その不思議な感覚に半分困惑しながら相手の方をみて)

  • No.1128 by 魔王  2022-01-19 23:28:01 



…あったか。 何か自然と落ち着くよね。…どうかした?
(相手が甘酒を受け取ったのを確認すれば反応を見つつも自分の分に口をつける。寒さの中では自分が思っているよりも身体は冷えていたようで甘酒の温かい甘さが身に染みる。無意識にしていた人混みに対する緊張が解けていくようで自然と安堵の声が洩れた。次第に身体もぽかぽかと温まってきたような気もしてきて緩い笑みを零しながらまたもう一口飲む。前に飲んだ時よりも落ち着くのは相手と一緒だからだろうか。リラックスしている中安心している様な困惑しているような相手の視線を受ければきょとんと不思議そうに尋ねて)

  • No.1129 by マジェスティ  2022-01-22 08:58:51 


なんというか……独特の甘さで普通の温かい飲み物よりも体の芯まで温められような、他にはない飲み物だな。冬の夜にちょうど良い。
(甘酒を飲んで頬が緩む様子を見て心から温かいと思っているであろう相手にこちらも釣られるように頬が緩む。こうやって感情を溢れさせる姿は油断しすぎだと言ってやりたくなることはあるものの、それこそが相手の魅力だと分かっているのだから始末が悪い。今日は正月だからと甘酒を飲み進めることに決めるが、やはり他とは違う飲み口には戸惑いの方が大きかった。体に入った甘酒はやがて服の中全体をポカポカと温めてくれている感覚へと変わる。飲み慣れないそれの感想を伝えているうちにすっかり冬の寒さはなくなっていて)

  • No.1130 by 魔王  2022-01-22 21:43:11 


なかなか珍しいよね。お正月の時くらいしか飲む機会無いし、ある程度風物詩みたいな物かも。 …手までポカポカになっちゃった
(苦手という訳では無いが飲み慣れないといった反応に同意を示す。ジュースやお茶などとも違う発酵食品としての甘さは他の物とは大分違う。現世に生きていた自分も甘酒を口にするのはお正月の時にあるかないかといった程度だ。そういう意味ではこれも正月というイベントならではの飲み物なのかもしれない。身体が温まったのも相まって年末年始を相手と過ごしている幸せを実感しては口元が緩む。時間をかけて甘酒を飲み終えればすっかり身体は温まって冬の外なのに不思議な感じだ。それを共有しようと温かくなったてのひらで相手の頬に触れてみて)

  • No.1131 by 魔王  2022-02-06 21:29:34 




(/一旦上げさせて貰います! 急かしてる訳では決してないので、お手隙の際にでもお返事頂けると嬉しいです。流行病もありますのでお体には気をつけてください。
また、今の展開がやりづらかったり新たにやりたい事があるなどありましたら仕切り直し等もさせて頂くので気軽にお声がけください。
のんびりとお待ちしてます。)

  • No.1132 by 魔王  2022-03-01 15:00:17 




(/未練がましいと思われるのは百も承知で最後にもう一度だけ上げさせてください。)

  • No.1133 by マジェスティ  2022-03-02 07:12:39 

(/2ヶ月もの長い間返事をせずに大変申し訳ありませんでした。その間魔王様の気持ちを踏みにじり続けたこと、重ねて申し訳ありません。私生活が変わってから心身共に負担が大きく、最近ではこちらに顔を出す気力さえ奪われてしまってお返事を返せず、時間が空くにつれてもう遅いのではないかと思い筆が進みませんでした。魔王様とのやりとりが大好きなのは事実で、こうやって大好きなものを同じ調子で共有しあえること、とても幸せに感じています。しかし、おそらく今後ともこちらの背後事情が変わることはなく、お返事するのに長い期間が空いてしまうと思います。その間魔王様をお待たせするのも申し訳なく、気持ちを維持するのも難しいのではと思っています。ですので、本当に申し訳ないのですが、ここでのやりとりはここまでとさせていただけないでしょうか。魔王様ともっとながくお付き合いしたいのですが、こちらの返信頻度を考えればいつまでも魔王様をお待たせするのも申し訳ない気持ちが勝ります。ずっとこちらで待ち続けていただきこうやって声をかけ続けていただいているのに、それを裏切るようなお返事をしてしまって本当にごめんなさい。魔王様に何も落ち度はありません、ただただ筆を進めることができないこちらのせいです。一年以上も続いたご縁を途切れさせてしまうこと、本当にすみません。)

  • No.1134 by 魔王  2022-03-02 09:25:49 


(/ご連絡ありがとうございます。何かあったのではないかと心配しておりましたのでひとまず無事で安心しました。
ご事情についても把握しました。こちらとしては事前に言って頂ければ何ヶ月や半年でも待つことも構わないのですが、待たせるといったこともマジェスティ様の御負担になるかと思います。
また最後まで未練がましくてほんと恐縮ですが、低頻度でも動かしたくなったり他の単車キャラでもやってみたいと思われたらこの板の通知は入れっぱなしにしておきますのでいつでもお声掛けください。それくらいマジェスティ様との縁はとても貴重で好きなので押し売りになってしまいすみません。

本当にマジェスティ様とのやり取りが大大大好きで紡ぐロルとか言葉も魅力で、毎日楽しく幸せなやり取りが出来ました。色々ご迷惑をかけたこともありましたが、ここまで縁が続いたこと嬉しく思っています。出会えてよかったです。
一年以上の長い間、お相手していただきありがとうございました。

  • No.1135 by マジェスティ  2022-03-03 00:34:28 

(/ご心配していただいていたなんて、嬉しいです。ありがとうございます。
こちらのワガママを聞いていただいてありがとうございました。そして通知を入れたままにしていただけること本当に嬉しいです。こちらも通知は切らずにおいておきます。お返事の頻度も文量も、少なくなってしまうと思うのですが、魔王様とはぜひまた物語を紡ぎたいです。こちらから閉じておいてこんなことを言うのは狡くて矛盾していますが……
魔王様とのやりとりが本当に大好きです。この場所にきてそこそこの時間が経ちますが、間違いなく一番大好きで大切で忘れられないお相手様です。こちらの最大限のワガママですが、ここに戻って来られたときにはまたお相手していただけると嬉しいです。)

  • No.1136 by 魔王  2022-03-03 09:37:29 

(/そう言って頂いて凄く嬉しいです。ここまで魅力的で相性の良い方と出会えることなんてそうそうないですし、こちらこそワガママでどうしてもこの縁は切りたくないと思ったのでまた物語を紡げること嬉しく思います。
また仕切り直しでも短~短中ロルでさくさくっと閑話的なやりとりでも新しく出来たやりたいことでも行けるので頻度・文量はほんと気にしないでください!!
また物語が紡ぎたいと思いましたら是非お越しください。お待ちしております。)

  • No.1137 by 魔王  2022-07-07 17:41:40 




(/お久しぶりです。七夕ということもあり勢い余って書き込んでしまいました。
近頃は7月と思えない程の猛暑でまだまだこの暑さも続きそうなので救世主様もどうか体調にはお気をつけてお過ごしください。
またいつかお話出来るのを楽しみにしております。)

  • No.1138 by 救世主  2022-07-07 21:28:59 


(/投稿通知がきて飛んできてしまいました。
お久しぶりです。暑さにすっかりやられてクーラーが手放せませんが、なんとか日々を過ごしております。

こちらのジャンルはすっかりご無沙汰ですが、またゆっくりでもお話できたらと思います。

魔王様もお元気でしたでしょうか?まだまだ夏はこれからが本番ですが、どうぞご自愛ください。)

  • No.1139 by 魔王  2022-07-07 22:00:47 




(/書き込んだは良いものの此方から連絡してご迷惑でないかと心配しておりましたのでこんなにも早く飛んできて貰って凄く嬉しいです。

こちらも同じく暑さは辛いですが元気にしておりました。
最近本当に暑いので熱中症などにはお気をつけ下さい。

お忙しい中、七夕にこうしてお返事して頂きありがとうございます!久々にお話出来て良かったです。
通知が来ましたら私も飛んで駆けつけると思いますので落ち着いた時にでもお声掛けして頂けると嬉しいです。)

  • No.1140 by 救世主  2022-07-09 01:51:30 


(/いえいえそんな!こうやってここのことをいつまでも覚えてくださっていること、本当に嬉しいですし、また声をかけていただいたことにとても感謝しています。

背後の方は今はひとまず落ち着きを取り戻しており、またやりとり再開したい思いはあるのですが、相変わらず返信が遅いのとまたいつ背後が忙しくなるやらわからない状態です……またもし魔王様とやりとりを再開するなら、もう一度最初からお話を紡ぎたいと思っています。また魔王と救世主の組み合わせでもいいですし、別の組み合わせでも、魔王様となら楽しくやれると思っています。

わがままなのは重々承知なのですが、魔王様がもしよろしければやり取りをまた始めたいです。ご検討よろしくお願いします。)

  • No.1141 by 魔王  2022-07-09 10:45:54 




(/ホントですか!? 救世主様御相手ならば数ヶ月単位で待つことも厭わないので是非こちらこそ御相手をお願いしたいです。

組み合わせに関してはどちらでも構いません。同作であれば魔王だけの提供になってしまうので救世主様の選択に委ねたいと思います。また、他作品でもやってみたいとあれば幾つか候補を出させて頂きます。

ひとまずお返事ということで宜しくお願いします。)


  • No.1142 by 救世主  2022-07-09 14:28:13 


(/本当にいつもいつもこちらのワガママや事情を汲んでくださりありがとうございます。どんな物語をするにしても、魔王様以上のお相手がいるとは到底思えませんので、こんな不躾な申し出を受け入れてくださり感謝しております。

同作でしたらこちらも救世主だけなので同じ組み合わせになりますね。ただここまでしてきたやり取りも大切にしたいので、他の組み合わせもありかなと思っています。他作品の組み合わせの候補をお伺いしてもよろしいでしょうか?こちらはまだ歯抜けにしかシリーズ履修できていないのですが、半分以上は網羅できています。)

  • No.1143 by 魔王  2022-07-09 16:42:06 



(/救世主様とのやり取りは本当に楽しく唯一無二の御相手様だと思ってますのでこうしてまたやり取りをしたいと仰ってくれた事が本当に嬉しいです。

承知しました。こちらは平成2期中心にしか見ておらず、提供出来るものとなるとさらに少なくなってしまうのですが以下の通りです。
【提供→希望】
電車:切符→特異点
探偵:半熟、検索→検索、半熟、刑事
果物:葡萄→メロン、オレンジ
運転:追跡→運転、死神
医療:無免許医、外科医→外科医、無免許医、研修医、社長

破壊者・メダル・宇宙・幽霊・密林・創造・零一は履修済ですが大分似非になりそうなので一旦こちらで提出させてください。

救世主様のやりたいものや興味がある組み合わせもお聞かせ頂けたらと思います…!)

  • No.1144 by 救世主  2022-07-09 18:25:54 


(/ありがとうございます。ゆっくりペースにはなるかと思いますが、改めてよろしくお願いしますね!

こちらの希望も書き出していたのですが、魔王様と一致しているのは、希望→こちら提供の順で
検索→半熟、外科医→研修医の二組でした。
半熟と研修医であればどちらもやってみたいのですが、魔王様はこちらのほうが良いという組み合わせはありますでしょうか?)

  • No.1145 by 魔王  2022-07-09 19:04:46 



(/こちらこそまた宜しくお願いします。

どちらも好みの2組なので非常に悩ましいのですが、半熟君をお願いしても宜しいでしょうか?もし研修医の方がやりたいのならば其方でも大歓迎です。

また新しく始めるにあたり別のスレを新規作成した方が宜しいでしょうか? 乱立は避けた方が良いとは思いますが心機一転というのと魔王と救世主君の思い出はこのままにしておきたいという気持ちもありまして…。)

  • No.1146 by 救世主  2022-07-09 19:43:04 


(/それでは半熟と検索の探偵コンビでいきましょうか!半熟をするのは初めてですので、ちょこちょこ観直しておきます。

スレですが新しくする方に賛成です。やはりここはここで思い出深いので、ここはそのままにしておいて新しく区切りよく始めましょう。)

  • No.1147 by 魔王  2022-07-09 20:51:04 


(/初めの方は試運転みたいな感じでこちらもキャラがブレブレかもしれませんがお互い様という形で行きましょう。

承知致しました。かっこいいのを付けたかったんですけど浮かばなかったんで直球で「相乗りで何処までも」というタイトルで新しいスレ立てさせてもらいました。それに伴い名前も検索に変えましたので把握とご移動のほどよろしくお願いします!)

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