魔王 2020-11-10 20:05:51 |
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……今回ばかりは俺が海水浴場を侮っていたことにしておく…なっ、おい!_____よし、これでいい。準備はいいか?
(こちらを揶揄う笑みが飛んでくるが正直反論の余地はない。遊園地でも平和な世界の娯楽に触れてはいたが、あちらはまったく想像だにしない光景だった。対して海は泳ぐだけなら自分の時代でも出来たこと、だからこそ同じ遊びでもここまでま豊かになっていることに驚いていたのだ。負けを認めるような発言をしかけたものの、言い切る前に相手に手を引かれて更衣室へと入っていく。子供か、なんて言ってやろうかとも思ったが内心は同じくらいこの光景に浮かれている。2つ並んだロッカーを見つけ出し少し前に買っていた水着を取り出す。いつかプールか海に行くかもしれないからと購入していたものだが早々に使う機会がやってきた。深い赤から黄色のグラデーションにをベースの色にヤシの木の影が立ち並ぶ絵柄はまるて夕日が沈むビーチのようだ。なんだかんだいって装甲と同じ色を選んでしまうのはもはや癖なのかもしれない。着替えが終わり荷物をまとめ終わると相手が着替え終わるのを待って更衣室を出て)
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