魔王 2020-11-10 20:05:51 |
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…っ、ん、無理だ、って…、
(普段外に拡散してしまう声は浮き輪の側面に反響して2人して狭い密室にいるような錯覚に陥る。そんな中で独占欲が滲んだ相手の声が響けば本当に2人きりになってしまったかのようだ。何処か楽しげにも見えるような態度の相手の顔が更に近付く。ほんの冗談のつもりがやぶ蛇だったかもしれない。そんな後悔も既に遅くすっかり相手の手の上だ。相手の耳元にかかる吐息混じりの囁きと素肌をゆっくりとなぞる指のせいで身体を強ばらせてしまうのにそれをするなというアドバイスは意地悪だ。だが腕の支えが無くなった身では本当に沈んでしまいそうで結局は相手の狙い通り小さく身を震わせながら擽ったさに耐えるしかなく、太陽光だけではない熱に耳まで赤くながら行為を受け入れていて)
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