匿名さん 2022-10-04 22:05:25 |
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『…そっか』(天使は、それならどうすればいいのだろうと考え、『ゆっくり深呼吸してもダメそう…?』とダメ元で尋ねて。悪魔は、悪魔の相手の様子を見て、相手に頼もうかと扉の方に行けば相手がおり、「ネイ、俺たちじゃ落ち着かせられないかもだし、頼んでもいいか?」と頼んで)
…ネロ、不安定になってるみたいだからそれがいいかもね
(自分は2人に任せるより自身が対応した方が安全だろうと考えてはそう伝え、「ネロと少し話するから、アンジェロたちは先にご飯食べてて」と天使の彼に声をかけて)
『うん…お願いね』(天使は、心配そうに悪魔の相手を見つつ、相手に任せて、悪魔と共に部屋を出てリビングに行き。悪魔は、弁当を温めたりと用意しつつ、天使を宥めていて)
『ネイばっかり信頼されて、ずるい…』
(悪魔は2人が部屋を去るとぽつりとそう呟き、自分は「そんなことないよ。皆ネロのこと大好きだし、アンジェロは誰よりもネロのこと大切にしてるじゃん」と宥めており)
そんな心配しなくても、すぐに元気になるって(悪魔は、未だ心配している天使の背中をぽんぽんとながら言っていて、食べようと声をかけ、食べることにして。天使は、食べることにするも、とてもゆっくり食べていたが、2口ほど食べては箸を置き、『…俺、後で食べる』と言っていて)
ネロが機嫌直してくれないと、アンジェロの元気なくなっちゃうからさ…
(自分は未だ機嫌を損ねている悪魔にそう声をかけ、「アンジェロが元気なくなって、具合悪くなっちゃってもいいの?」と尋ね。一方、悪魔はそれを聞くと『そ、それはやだ!』と立ち上がるもどうしていいのかわからずにいて)
…明るくしなくていいけどさ、飯だけはもうちょい食っといた方がいいんじゃねぇか?(悪魔は、一度食べるのをやめれば、「ネロが元気になった時、お前が食えてねぇと自分のせいだってなったりするだろ?だから、半分の半分くらいまで、頑張ってみねぇ?」と説得していて。天使は、悪魔の言葉に、そうかもと思い、食べ始めるも、とてもゆっくりで)
…ちょっと魔力が足りてないみたいだから、今度兄貴に補充してもらおっか
(自分は悪魔の様子を見つつもそう伝え、「とりあえずご飯食べれる?」と尋ねてみて。一方、悪魔は少し気持ちが落ち着いたようで、軽く頷いては自分と一緒にリビングへ向かい)
…あ、ほら来たぞ(悪魔は、天使と共に食べていれば、2人が来て、天使に声をかけ、相手の方を見ては、「ネロ、もう大丈夫か?」と尋ね。天使は、悪魔の声掛けでそちらを見ては、悪魔の相手がいて、食べるのをやめては、『ネロ、もう元気になった?』と不安げに尋ねて)
『うん、平気』
(悪魔は自分に促されるままに椅子に座り食事を待っていて、自分は悪魔の分の弁当を温めつつも「アン、ネロの魔力足りてないみたいだから今度兄貴のところに連れて行ってもらえる?」と伝えて)
『よかったぁ…』(天使は、悪魔の相手の様子から落ち着いたのだと感じ、心底安心していて。悪魔は、さっきの様子は魔力不足が原因なのだろうかと思いつつ、「ん、わかった」と言い)
『…そんなに心配だったの?』
(悪魔は天使の彼の顔をじっと見つめながらもそう尋ね、自分は温めた弁当を悪魔の前に置くと「ネロが元気ないと皆心配しちゃうんだよ」と教えてやり)
『当たり前でしょ?恋人だもん』(天使は、少し大きく頷いては、当然だと言い。悪魔は、「好きな人のことは心配になるけど、恋人ならもっと心配になるんだよ。俺もネロのこと心配だったし」と伝えて)
『ふーん…』
(悪魔はそんなものなのかと思い早速スプーンを使って食べ始め、自分は彼の隣に座ると「アン、まだ味しない?」と尋ねてみて)
『ネロ、美味しい?』(天使も、食事を再開しつつ、悪魔の相手に尋ねて。悪魔は、相手の問いに小さく頷いて、「今のとこ、戻る感じは無さそうなんだよなぁ」と呟いて)
『うん、おいしい』
(悪魔は食べながらもそう答え、天使の彼がまだあまり食べていないことに気がつくと『お腹すいてないの?』と尋ねてみて。一方、自分は「そっか…早く治るといいんだけど」と眉を下げて)
『!…ネロ、大丈夫かなって気になっちゃって、ご飯いらないってなっちゃったんだ』(天使は、食べていたが、悪魔の相手の質問に、どう答えるべきかと悩んだが、ちゃんと伝えても大丈夫と判断し、苦笑しながら言い、『でも、もう大丈夫ってわかったから、いっぱい食べるよ!』と伝えて。悪魔は、「魔力体を生み出せるせいなのか、悪魔の誰かに知らずのうちにかけられた呪いなのか、原因分かれば対処出来るんだけどな」と言い、食べ終われば片付けて)
『そうだったんだ…』
(悪魔は天使の彼の話を聞くとそこまで悩ませていたのかと後悔し、『俺のも食べていいよ』と1口差し出して。一方、自分は「原因か…」と呟くも全く思いつかずにいて)
『えっ、いいの?』(天使は、差し出されると驚き、いいのかと言っては食べ、『ん、おいしい』と幸せそうに言い。悪魔は、「明日も治んなけりゃ、兄貴かにぃ兄さんに頼んで調べてもらおうかな」と言い)
『うん、特別!』
(悪魔は天使の彼の喜ぶ姿を見ては嬉しそうにそう伝え、自分は「何かあってからじゃ遅いし…なるべく早めに診てもらった方がいいよ」と心配をしており)
『じゃあ、ネロにもあげる!』(天使は、悪魔の相手の言葉に嬉しそうにしつつ、お返しにと自分のもと言い、1口分取れば、悪魔の相手に差し出して。悪魔は、相手に心配かけてばかりだと思い、「ネロに魔力補給してもらわなきゃだし、明日兄貴に聞いてみるよ」と言い)
『あーんっ…』
(悪魔は差し出されたものを口に含むと『ん、アンジェロが好きそうな味だ』と嬉しそうに呟いて。一方、自分は「うん、そうした方がいいね」と言いつつ片付けを始めて)
『うん、この味好きなんだ』(天使は、悪魔の相手に好きそうと言われ、頷きながら言い、『俺の好み、よくわかってるね』と言い。悪魔は、相手の兄に『明日、そっち行くから魔力お願い』とメッセージを送っておき、「もし兄貴もわかんねぇってなったら、お手上げだよなぁ…」と言い)
『うん、アンジェロのことちゃんと見てるから!』
(悪魔は天使の彼を見ているからこそ分かるのだと得意げに話し、自分は「後は…やだかもだけど、病院に行くとか」と呟くも難しそうだなと考えており)
『俺も、ネロのことちゃんと見てるよ』(天使は、悪魔の相手の言葉に嬉しそうにしながら言い、食べ終われば片付けて。悪魔は、「病院…兄さんに教えてもらったけど、確か、魔界の病院は診察で終わりゃ良い方で、すげぇやべぇんだよな」と思い出しつつ言い)
『じゃあさ、アンジェロは俺のどんなところ知ってる?』
(悪魔は天使の彼と共に片付けながらも興味津々にそう尋ねてみて、自分は家に医者が来ていたため首を傾げつつも「俺は街の医者のことは知らないけど…兄貴がそう言うなら、やめといた方がいいのかな」と伝え)
『んー、そうだなぁ…』(天使は、どれがいいかと考えて、『これは好きそうだなとか、気に入りそうだなとか、これはネロ好きじゃないだろなってわかるよ』と言い。悪魔は、「兄貴がすげぇ拒絶してたって聞いたし、魔界の医者ってそうなのかと思ってたけど、違ぇの?」と尋ねてみて)
『じゃあ問題ね!んーと…俺はジュースが好きでしょうか!』
(悪魔はそれならばと問題を出してみることにし、思いついたものをそのまま言ってみて。一方、自分は「俺は他の医者のことは知らないけど…まあ、確かに嫌だったかも?」と呟いて)
『答えは、大好きだよね』(天使は、突然のクイズにくすっと笑って、考えることなく言い。悪魔は、相手もそう思うなら本当にヤバいのだろうなと思い、「…医者に頼る日が来ないといいけどな」と苦笑して言い)
『!すごい、よくわかったね』
(悪魔は天使の彼が当てたことに驚いてはそう伝え、『じゃあ、ピーマンは?』と聞いてみて。一方、自分は明日は早いのだろうかと考えては「そろそろお風呂入る?」と尋ねてみて)
『確か、それは嫌いだよね』(天使は、次のクイズも、考えることなく言い、『というか、ほとんどの野菜あんまりでしょ』と言ってみて。悪魔は、チラリと時計を見ては、もうこんな時間かと思い、「うん、そろそろ入ろうかな」と言い、お風呂に入る準備をして)
『な、なんで知ってるの!?』
(悪魔は天使の彼に言われたことが図星だったため目を丸くしながらそう尋ね、自分は「じゃあ残りは俺が片しておくね」と言いながら彼を見送って)
『だって、ネロのこと見てるもん』(天使は、驚いている悪魔の相手の様子に、ふふっと笑いつつ、悪魔の相手を見てる証拠だと言い。悪魔は、「ありがと、じゃあ入ってくる」と伝えて風呂場に行き)
『んへへ…』
(悪魔は見ているからだと言われては嬉しそうに目を細め、『アンジェロもクイズ出して!当てるから!』とねだり)
『え、俺も?』(天使は、悪魔の相手にクイズを出すように強請られ、何がいいのかと考えて、『じゃあ、問題です。俺の好きな飲み物は?』と言い)
『えーと…』
(悪魔は問題を出され考え始めると少しの間止まってしまい、自信がなさそうにしつつも『コーラ…とか、甘いやつ…?』と答えてみて)
『…正解!』(天使は、悪魔の相手の答えに、ココアは甘いからと思い、正解という事にし、『ネロすごいね』と褒めてやり)
『ほんと…!?』
(悪魔は天使の彼に正解と言われると安心したようにそう呟き、『俺、すぐ思いつかなくて…頑張って考えたから、合っててよかった』と微笑んで)
『俺は色んなの飲むから、悩んじゃうよね』(天使は、悪魔の相手が悩んだことを、すぐにわからなくても仕方ないと言い、悪魔の相手の頭を撫でてあげて)
『今度はちゃんと当てたい…』
(悪魔は頭を撫でられるもどこか不服そうにそう呟き、自分はある程度片付けを終えると彼がパジャマを持って行っていないことに気が付き、それらを持って浴室へ向かい)
『うーん、何がいいんだろ…』(天使は、悪魔の相手も把握していそうなものはないかと考えて。悪魔は、相手が来ると同じタイミングで上がってきて、「あれ、どしたの?」と不思議そうにしたが、相手の持つパジャマを見ては、すぐに理解し、「ありがと、忘れてたの、風呂入ってから気付いたから助かったぜ」とお礼を伝えて)
『なんでもいいよ!』
(悪魔は次こそどんな質問でも答えられると思いそう伝え、自分は「風邪引いちゃうからちゃんと服着てね…あ、髪乾かそっか?」と提案して)
『じゃあ問題ね、俺が1番好きなお菓子はケーキ?』(何がいいかと考えては、これならと思い、問題を出してみて。悪魔は、身体を拭きつつ、相手の提案に嬉しそうに「じゃあお願いしようかな」と言い)
『ケーキ!』
(悪魔は天使の彼からの問いに今度は自信満々に答えて、自分は「わかった、服着たらここ座ってね」と丸椅子を指しつつもドライヤーを手に取って)
『わ、さすがネロ!正解だよ!』(天使は、自信満々な様子に嬉しそうにしながら言い。悪魔は、服を着ては、丸椅子に座り、「じゃあ、美容師のネイさん、お願いします」と言い)
『えへへ、合ってた』
(悪魔は天使の彼に褒められると当然だと言うような表情を見せつつそう呟き、自分は「今日は美容室ごっこ?」とくすりと笑いながらも彼の髪を乾かし始めて)
『ネロもちゃんと見てくれてるね』(天使は、悪魔の相手を抱きしめつつ、嬉しそうに言い。悪魔は、「んー、なんとなく?ま、こんな美容師さんいたら、毎日でも通いたくなっちゃうけど」と楽しそうに言いつつ、相手の乾かす手に、心地よさそうにしていて)
『だってアンジェロのこと好きだもん』
(悪魔は天使の彼に擦り寄りながらもそう伝え、自分は「アンはほんとに俺のこと大好きだね」と言いつつも髪を乾かしていて)
『まぁ、ネロが俺のこと大好きなのは、ずっとわかってるけどね』(天使は、悪魔の相手の頭を撫でつつ、クイズが無くても伝わっていると言い。悪魔は、「当たり前じゃん。ネイはどうなの?もし俺が美容師だったら」と何気なく質問してみて)
『バレてたのかぁ』
(悪魔は天使の彼に頭を撫でられるとうとうととしながらもそう呟き、自分は彼が美容師だったらと考えるも、女性に囲まれる姿しか見えず「…アン、女の人に取られちゃいそうでやだな」とポツリと呟いて)
『…もう少ないのかな』(天使は、悪魔の相手の様子を見て、魔力が少ない影響でより眠いのかなと思いつつ、呟いては、『ネロ、今日はお風呂やめとく?』と尋ねて。悪魔は、自分も想像してみては、「あー…まぁあるかもな。でも、ネイがお客さんとして通ってくれたら、絶対サービスしちゃいそう」と言い)
『ううん、入りたい…』
(悪魔は入りたいと呟くもその目はほとんど閉じてしまっており、自分は「サービス?何してくれるの?」と尋ねつつ乾かし終えるとドライヤーをしまって)
『お風呂で寝ちゃったら大変だから、明日にしよ?』(天使は、悪魔の相手の様子を見ては、今は入るべきじゃないと思い、抱っこしては、明日にしようと説得していて。悪魔は、「んー、絶対料金は安くするし、他の子よりめちゃくちゃ可愛くしてあげるかも」とくすくすと笑って言い、椅子から立ち上がり)
『寝ない…』
(悪魔はそう呟きながらもついに眠りに落ちてしまい、自分は「他のお客さんから嫉妬されて大変そうだなぁ」と笑いながらも椅子を片しており)
『ふふ、おやすみ』(天使は、悪魔の相手の背中をぽんぽんとしつつ言い、部屋に連れて行き、ベッドに寝かせて。悪魔は、「つか、口説いちゃうかも」と楽しそうに笑って言い)
口説くのはいいけど、俺はそう簡単に落ちないよ?
(自分は口説くと言う彼を煽るようにそう告げ、「さて、俺もそろそろお風呂入ろっかな」と用意をしに向かい)
うん、わかった(悪魔は、相手を見送ると風呂場から出て、リビングに行くも、天使らの姿がなかったため、もう寝たのかと思い、水をコップに注いで飲み)
…ふぅ
(自分は用意を終えて風呂に入ると本当に彼の味覚は戻るのかと考えつつも溜息をつき。一方、兄は彼からのメールに気がつけば「…そろそろかもな」と呟きつつも了承の旨を伝え)
あ、兄貴からだ(テレビを眺めつつぼんやりとしていれば、兄から返事が来て、それを見ては、「明日には治ってるといいけど」と呟いて)
…あれ、アンまだ起きてたの?
(自分は風呂から上がり、着替えてからある程度髪を乾かすとリビングに向かうも、そこにいた彼の姿を見つけてはそう声をかけて)
風呂から上がったとこだったし、ゆっくりしてたんだ(悪魔は、そろそろ寝ようと、テレビを消し、ソファーから立ち上がったところ、丁度相手が来て、笑顔を向けながら言い、「俺先寝てるけど、ネイはゆっくりしててもいいからな」と伝えては、部屋に行き)
あ…うん
(自分はせっかくならもう少し彼と一緒にいたかったなと考えていたが、彼は明日も忙しいからと言い聞かせ元気のない返事をして)
明日も早く帰れりゃいいけどな…(悪魔はら相手に寂しい思いをさせていることを理解しているため、そう呟いては、ベッドに入り、眠りについて)
…ん、アン…?
(翌朝、自分はベッドで目を覚ますと寝ぼけつつも彼の姿を探していて、青年は珍しく寝起きがよく「ルー、起きて!」と部下の身体を揺さぶり)
あ、起きた?おはよう、ネイ(悪魔は、先に起きて服を着替えており、相手の様子を見てはそばに行き、髪を撫でつつ声を掛けて。天使は、珍しく起きており、キッチンで朝食を作っていて。一方、部下は、青年に起こされ、ゆっくりと目を覚まし、「おはよ、早いね…」と言い)
ん、おはよう…
(自分は彼に髪を撫でられると嬉しそうに頬を緩めつつそう返事をし、青年は「だって、今日は神様に会う日だもん」と部下にきちんと起きるように急かしていて)
今日はどうかわかんないけど、すぐ帰れるようにするね(悪魔は、相手の頬にキスをしては、そう言って。天使は、作り終えれば、寝室に戻り、悪魔の相手のそばに行き、『ネロ、起きて。朝だよ』と声をかけて。部下は、「はいはい…もう、そんな急かさないでよ」とくすくすと笑いつつ言い)
うん、気をつけてね
(自分は寝ぼけ眼を擦りながらもそう伝え、悪魔は起きる気配なく眠り続けており。一方、青年は「ルー、きっと神様変わったなってびっくりするよ!」と笑顔で告げつつ準備をしに向かい)
うん、頑張るね(悪魔は、相手の髪を撫で続けつつ言っては、頑張ると言い。天使は、起きないのを見て、身体を揺すって。一方、部下は、そんなになんだなと思いつつ、「…楽しみにしてる」と言い、起き上がっては、準備をすることにして。天使の兄は、先に目が覚めたため、キッチンで朝食を作っているも、まだ綺麗には出来ず、所々焦げてしまっていて)
ん…
(自分は彼の返事を聞けば安心したように二度寝を始め、悪魔は寝息を立てているものの起きる気配は全くなく。一方、青年は着替えを終えてキッチンへ向かうと天使の兄の姿が見え、「ジルおはよ、ご飯作ったの?」と声をかけて)
…あ、ネロはどう?(悪魔は、眠った相手を起こさないように、ゆっくりと離れては、用意も終わったため、部屋を出ていき、悪魔の相手の元に行くも、天使がいた為、様子を尋ね、起きないならそのまま連れてくかと思い、天使と共にリビングで朝食を食べて。一方、天使の兄は、「おはよ。ああ、せっかく誰よりも早く起きられたしな。どうだ?俺も成長してるだろ?」と言い。部下は、鏡を見ながら寝癖を直していて、終わればリビングに行き)
「うーん…まあまあかな」
(青年は出来上がった料理を見ては以前より成長を感じるもののやはり焦げが気になるためそう告げて、「ごはん食べたらすぐ人間界行くの?」と尋ねてみて)
『味覚、戻った?』(天使は、心配そうに悪魔に尋ねるも、悪魔は首を横に振っていて、残念そうにしていて、悪魔は手早く食べ終えては、天使の頭を撫でて、「すぐ戻るから、心配するな」と声を掛けて。一方、天使の兄は、青年の評価に、少しは褒めてくれているのはわかっているものの、「相変わらず手厳しいな」と言い、質問には、「昼頃にウィルが連れてくるみてぇだし、それまで人間界ぶらついててもいいが、どうする?」と尋ねてみて。部下は、元悪魔がいないのを見て、部屋に呼びに行こうとして)
「うん、兄さんたちのとこ行って…それからちょっと買い物したい!」
(青年は先に人間界に行けると聞けばそう伝え、元悪魔は支度をして部屋から出ようとしていたところ部下に会い「おはようございます、ルーカス様」と声をかけ)
じゃあ俺、そろそろネロ連れて行くね(悪魔は、天使に相手を任せては、そう言って、荷物を持てば、悪魔の相手のいる寝室に行き、悪魔の相手を抱っこすれば、そのまま魔界へ向かって。一方、天使は、「そうか、ならネイに連絡しておく」と伝え、携帯を操作し、青年らを連れて遊びに行く旨のメッセージを送り。部下は、元悪魔と会うと、「あ、おはようございます、ロイさん。丁度呼びに行こうと思ってたんです。朝ごはん、先輩が作ってくれたみたいですよ!」と言いつつ、元悪魔と共にリビングに行き)
「…あ、ロイだ」
(青年は相手からの許可を貰えば楽しそうに食卓についており、元悪魔に気がつけばそう声をかけて。一方、元悪魔は「レンさん、ジュリアス様、おはようございます」と挨拶をしていて)
「おはよう。よし、じゃあ揃ったし食うか、いただきます」(天使の兄は、2人が来ると、そう言って、食べ始めて。部下は、青年の座れば、「先輩の料理スキル、上がってる…」と呟きつつ食べ始めて。一方、悪魔は、兄の元に向かい、着くとノックをして、「兄貴、ネロ連れてきたよ」と声をかけて)
「…ん、味は悪くないね」
(青年は食べ進めながらもそう呟き、元悪魔は「ジュリアス様お一人で用意なさったのですか?」と尋ねつつも食べ始め。一方、兄は彼が来たことに気がつくと「来たか…そいつはベッドに寝かせておいてくれ」と伝え)
「ああ、誰もいなかったからな」(天使の兄は、元悪魔の言葉に頷いて、「お前から見てどうだ?」と尋ね。部下は、「レンも何回か教えたりしてたの?」と食べながら聞いてみて。一方、悪魔は、「わかった」と言いつつ相手の兄の部屋の中に入り、ベッドに悪魔の相手を寝かせて)
「とても上手だと思います」
(元悪魔は素直に思ったことを伝え、「成長なさいましたね」と微笑んで。一方、青年は「うん、ちょっとだけね」と言いつつも食べ進め、兄は寝かせられた悪魔の元へ向かうと「…それで、他になにか用があるんじゃないのか」と尋ね)
「お前らが教えてくれたおかげだな」(天使の兄は、元悪魔の素直な感想に少し嬉しく思いつつ、青年や元悪魔から教わったおかげだと言い。部下は、「そっか、じゃあ先輩が成長したのはレンのおかげでもあるんだね」と嬉しそうに言いつつ食べ進めて。一方、悪魔は、「…実はさ」と話し始め、昨日の夕方から味覚が無くなったこと、昼までは問題なかったことを説明して、「原因わかったりしない?」と尋ねて)
「そう、俺のおかげ!」
(青年は得意げにそう伝え、元悪魔は「流石レンさんですね」とそんな青年を褒めていて。一方、兄は悪魔の様子を確認しながらも「お前が味覚を感じなくなったのは家に戻ってからか?」と尋ね)
「レンはすごいね」(部下は、青年の頭を撫でてあげながら褒めてやり。天使の兄は、「次こそは凄いって言わせっから、覚悟しとけよな」と青年に言い。一方、悪魔は、「うん、あの後お菓子買って帰ったから、ネイと食べたんだけど、そん時に気付いたんだよね」と頷きつつ伝えて)
「今度は焦がさないでね」
(青年は食べ終えた皿を持ちつつも天使の兄にそう伝え、兄は「となると…こいつの影響もあるかもしれないな」と悪魔の頭を撫でて)
「綺麗に作ってやるっての」(天使の兄は、食べ終われば皿を片付けつつ言い、支度をしに部屋に戻り。部下は、「先輩のお父さんに会いに行くんですけど、ロイさんも一緒に行きますか?」と尋ねて。一方、悪魔は、「ネロの、影響…?」と首を傾げ、今まで何も無かったのにと思い)
「お父様に、ですか…」
(元悪魔は部下から話を聞けばあまり気乗りしないような表情でそう呟き、兄は「この魔力に何らかの不具合が起きて、近くにいるお前の味覚がなくなったんだろうな」と推測を述べ、携帯で悪魔の兄を部屋に呼び付けて)
「いい神様になったってレンが言ってたので、会ってみようかなって思ってて…」(部下は、元悪魔の様子を見ては、自身が会おうと思った理由を言い、「でも、これからは会おうと思えばいつでも会えるみたいですし、ロイさんが会おうって思ったらでいいと思いますけどね」と伝えて。一方、悪魔は、「天使の方の俺にはなんの影響もないのは…いやでも、俺とちーにだけなら、魔力関連でもおかしくは無いのか…?」と考え込んでいて。悪魔の兄は、相手の兄に呼び出されては、怠そうにしつつ相手の兄の部屋に行き)
「…いえ、私も同行させてください」
(元悪魔は少し考えた後そう伝え、青年は片付けをしつつも「ロイも来るの?」と尋ね。一方、兄は「俺の推測だが、悪魔にしか効かない力なんだろう」と伝えては、やって来た悪魔の兄にチョコレートを1粒渡し「これ、食ってみろ」と告げて)
「じゃあ、みんなでお出掛けですね」(部下は、元悪魔も行くと言うと、微笑みながら言い。天使の兄は、支度を終えて戻って来ると、部下から元悪魔も一緒に行くと聞き、「そうか…ロイ、大丈夫なのか?」と確認するように尋ねて。一方、悪魔の兄は、渡されたチョコに、不思議に思うも、食べてみては、「美味いのか不味いのかわかんねぇ変な味だな」と言い)
「はい…大丈夫です、準備して参りますね」
(元悪魔は相手からの質問にどこか浮かない表情でそう伝えてから部屋に戻り、青年は「…ロイ、行きたくないのかな」と心配をしていて。一方、兄は「これでほぼ確実になったな、問題はこの力の範囲だが…」と呟いており)
「…アイツも、親父に対して思うとこがあんだよ」(天使の兄は、心配そうな青年に、元悪魔の思いもなんとなく察してはいるため、行きたくないという訳ではないと言い。一方、悪魔は、ふと時計を見ては、「やば、遅刻するから、行ってくるね!」と言い、飛び出しては学校へ向かって。悪魔の兄は、「おい、どういう事か説明しろよ」と相手の兄に何があったのか説明を求め)
「そっかぁ…」
(青年は相手の話を聞けばどこかムスッとしたようにそう呟き、元悪魔は早々に支度を終えるとリビングへ戻ってきて。一方、兄は事情を話すと「…それと、今コイツはほとんど魔力が残っていない。俺の魔力を足したところでどうなるか…いや、ひとまず様子見だな」と言いつつ悪魔に魔力を流し入れ)
「じゃあ、全員もう出られるか?行くぞ」(天使の兄は、元悪魔が戻って来ると、そう声をかけて、人間界へと向かい。天使は、そろそろ相手を起こそうと、部屋に行き、『ネイ、そろそろ起きて』と声を掛けつつ身体を揺すって。一方、悪魔の兄は、「…上級であるお前でもどうも出来ねぇなら、どうしようもねぇのか?」と言いつつ、眠っている悪魔の相手を見つめて)
ん…アン…?まだ行ってないの…
(自分は天使の彼に起こされ目を開けるもまだ寝ぼけているようでそう呟きながらも頬にキスをし、兄は「…さあな、こればっかりはやってみないと分からない」と言いつつも魔力を流し続けており)
『!…ネイ、アンじゃなくてアンジェロだよ』(天使は、相手にキスをされれば驚くも、すぐに寝惚けてるとわかり、そう伝えて。一方、悪魔の兄は、「…お前でも無理ってことは、こいつん中にいやがる親父のせいなのか?」と尋ねつつ、悪魔の相手の頬をつついて)
アンジェロ…?
(自分は天使の彼の顔をじっと見つめながらしばらく考えると、ようやく理解したようで「あ、アンジェロかぁ…」と呟いて。一方、兄は「それもあるだろうが…とにかく、ネイ自身の魔力が減少しているのが原因だな」と言いつつ悪魔から手を離してみて)
『おはよ、ネイ。アンはとっくにネロ連れて行ったよ』(天使は、相手の様子を見て、起きただろうと思い、そう伝えて、ふと相手の携帯にメッセージが入っているのに気付き、『ネイ、なんかメッセージ来てるみたいだよ』と伝えて。一方、悪魔の兄は、魔力の減少と聞くと、「つーことは、このままだともうすぐ消えちまうってことだよな。もしマジでそうなったら、どうするんだよ?フレッチャー家の跡取り問題」と相手の兄を見つつ言い)
ん…あ、にぃ兄たち来るって
(自分は言われた通りに携帯を開くとそこに入っていたメッセージを読んでからそう伝え、兄は「まだ魔力が残っているうちに他の誰かに吸収させるのが良いのかもな…」と呟きつつも悪魔の顔を覗き込み)
『そうなんだ、じゃあ飲み物用意しとかないとだね』(天使は、相手から天使の兄たちが来ると聞けば、その様子から研究のために相手を迎えに来るということでは無いだろうと思い、そう言っては、『じゃあ、リビング行こ。ご飯、俺作ったんだよ』と言い、相手の手を優しく引きつつリビングに行き。一方、悪魔の兄は、少しの間黙って悪魔の相手を見ていたが、「…それ、俺じゃダメなのか?」と言い)
ほんと?ありがとう
(自分は天使の彼が作ったと聞けば微笑みながらそう礼を言い、食卓につくと「わ、俺の好きな物ばっかりだ」と目を輝かせ。一方、兄は「…少し考えさせてくれ。アンジェロにも話さないといけないからな」と伝えては、起きる様子のない悪魔の髪を撫でてから机に戻り)
『たまには誰かの好物尽くしもいいかなって思って作ったんだ』(天使は、相手の様子に嬉しそうにしつつそう言い、相手の飲み物を用意しては出してあげて。一方、悪魔の兄は、「そーいや、今日親父を兄貴に引き渡すんだったよな?」とふと思い出したことを言い、相手の兄が忙しいことを理解しているため、行けるのかと思っていて)
じゃあ早速いただきます!
(自分は手を合わせては早速食べ始め、「うん、やっぱりおいしい」と微笑んで。一方、兄は「ああ、だからしばらくの間こいつの事を見ておいてほしい」と伝えつつも引き渡すための支度を始め)
『えへへ、よかった』(天使は、相手の言葉に嬉しそうにして、天使の兄らの飲み物を用意していて。天使の兄は、相手らの家の前に着くとチャイムを鳴らして。一方、悪魔の兄は、「わかった」と頷いて了承し)
あ、にぃ兄たちかな
(自分はチャイムが鳴ると立ち上がり、インターフォンに出ては扉を開けて。一方、兄は「定期的にさっきのチョコレートを食べて、味覚に変化があったら教えてくれ」と伝えてから部屋を出て相手の父の元へ向かい)
「おはよ、突然悪いな」(天使の兄は、相手が扉を開けてくれれば、そう言い、「ウィルと会う予定なんだが、時間までどうするか聞いたら、レンが会いたがってな」と伝えて、部下は相手に手を振りながら、「久しぶり、ネイ」と声を掛けて。一方、悪魔の兄は、「へいへい、わぁってるよ」と返事をし、相手の兄を見送り)
「兄さん!」
(青年は自分の姿を目にしては天使の兄の隙間を抜けて自分に飛びつき、自分は慌てて青年を受け止めると「おはよう、レン」と頭を撫でて。一方、兄は相手の父のいる部屋に入ると「もうしばらくしたらここを出るが、体調はどうだ」と尋ね)
「おいレン、飛びついたら危ねぇだろ」(天使の兄は、青年に注意して。天使は、やって来ると、『いらっしゃい!あ、ロイさんだぁ』と嬉しそうに言い。一方、父は、「おかげさまで良好だな」と伝えて)
優しくしてくれたから大丈夫だよ
(自分は青年を庇うように相手にそう伝え、元悪魔は「お久しぶりです、朝早くにすみません…」と申し訳なさそうに眉を下げて。一方、兄は「ある程度荷物はまとめておいたが、他に持っていきたいものはあるか」と尋ね)
「それならいいが…」(天使の兄は、相手がそう言うならと引いて。天使は、首を横に振り、『全然大丈夫ですよ!また会えて嬉しいです』と笑顔で言い、飲み物を出してあげて。一方、父は、何個か伝えては、「それで大丈夫だ」と言い)
レンはちゃんとわかってるもんね
(自分は青年をリビングに連れて行きながらもそう伝え、元悪魔は「ありがとうございます、いただきます」と言えば早速飲み始めて。一方、兄は「そうか、それならこれ着てろ」と言えば服を手渡し着替えるように伝えて)
「そういや、ネロだっけか?あのちっこいの、いねぇんだな」(天使の兄は、リビングに行くも、悪魔の相手の姿がなく、そう言って。天使は、『どうですか?ロイさん、紅茶好きかなって思って淹れてみたんですけど…』と尋ねてみて。一方、父は、服を受け取るも、「…これにか?」と、何故だと言いたげな様子で見つめながら言い)
えっと…ネロは魔力が少なくなったから、兄貴に魔力を追加してもらいにいってるよ
(自分は天使の兄にソファーに座るよう促しつつそう伝え、元悪魔は「ええ、とても美味しいです」と微笑み。一方、兄は「そんな服着て外に出られねぇだろ」と現在の服について指摘をして)
「…、そうか」(天使の兄は、相手から魔力を補給する為に魔界にいると聞き、それだけなのかと気になりつつ、そう返事をしては、ソファーに座り。天使は、元悪魔の言葉に嬉しそうにし、『えへへ、よかったです』と言い、天使の兄にはコーヒー、青年と部下にはココアを淹れては出してあげていて。一方、父は相手の兄の指摘の言葉に、ふっと笑っては、「…それはそうだな。よくもまぁ服があったな?」と言い、着替え始めて)
ネロ、ちょっと不安定になっちゃったみたいだから…
(自分は青年と部下にも座るよう促しつつそう呟いて、元悪魔は「ネロさんになにかあったのですか…?」と天使の彼に尋ねていて。一方、兄は「わざわざ買ってきてやってんだよ」と溜息をつき、天使の兄にいつでも出られると伝えて)
「ネロくんが、不安定に…」(部下は、相手に促されてソファー座りつつ、悪魔の相手が不安定になったと聞けば、心配そうにして。天使は、『えっと…』とどう言うか考えてから簡潔に説明して、伝わったかなと様子を伺っていて。天使の兄は、相手の兄からのメッセージを見ては、『そうか、こっちはレンの要望でネイの家にいるから、出る時伝えてくれ』と返して。一方、父は、着替えつつ、「!そうだったのか…お前には助けられてばかりだな」と言い)
だ、大丈夫だよ!きっとすぐに元気になって帰ってくるから
(自分は心配そうな部下と青年に慌ててそう伝え、元悪魔は「そうでしたか、良くなるといいのですが…」と眉を下げて。一方、兄は「もう向こうも準備が出来ているらしい。お前が良ければすぐにでも行くが、どうする」と尋ね)
「そう、だよね…」(部下は、相手の言葉に、頷いて大丈夫だと思うことにするも、完全には拭えずにいて。天使の兄は、「ウィルにネロのこと聞いてみる。わかり次第お前に連絡する」と伝えて。天使は、『うん…ネロは俺と違うから、もうすぐ消えちゃうのかな…』と不安げに呟いて。一方、父は、「…構わんさ。最後の仕事を頼む」と言い)
「そ、そんな悲しいこと言わないでください!」
(元悪魔は不安げな天使の彼にそう告げると「それに、アンジェロ様も納得のいくお別れができていないのでしょう?」と尋ね。一方、兄は「わかった、それなら行くぞ」と告げ、天使の兄に今から向かうことを告げて)
『お別れ、したくない…』(天使は寂しげにしょんぼりしつつ言い。天使の兄は、「ウィルが今から向かうらしい。そろそろ行くぞ」と声をかけては立ち上がり。一方、父は、相手の兄について行き)
「あ…それでは失礼します」
(元悪魔は困ったように天使の彼を見ていたが、相手の言葉を聞けば慌てて立ち上がりそう告げて、青年は「じゃあね、兄さん、アンジェロ」と手を振って)
『…うん、またね』(天使は、寂しげにしつつ手を振って見送り、『ネロ、大丈夫だよね…?』と相手に尋ねて。天使の兄は、「邪魔したな」と言い、出て行けば、約束の場所に向かって)
アンジェロはどう思うの?
(自分は天使の彼がどう思っているのか気になり、頭を撫でてやりつつもそう尋ねて。一方、兄は待ち合わせ場所に着くと相手の姿を見つけ「ほら、連れてきたぞ」と伝えて)
『消えちゃうのかなって思うけど、一緒にいたい…』(天使は、寂しげにしゅんとしつつ話して。一方、天使の兄は、相手の兄が来ては、「色々親父が世話になったな」と言い、父を引き取り。部下は、相手の兄に、「あの、ネロくんの様子、どうなんですか…?」と心配そうに尋ねて。父は、天使の兄だけでなく、青年や部下、元悪魔もいるのを見て、「…随分盛大な迎えだな」と言い)
…どうして消えちゃうって思ったの?
(自分は天使の彼の手をぎゅっと握りながらもそう尋ね、兄は「ネロは…今はまだ寝ている。リアンが様子を見てくれているところだ」と告げて。一方、青年は相手の父を見つけてはそちらへ駆け寄り「神様!体調はもう大丈夫なの?」と笑顔を見せて)
『朝、ネロ起こそうとしたけど、起きる気配全くなかったから…』(天使は、不安げにしながら、揺すったり声をかけたりしても、眠っているだけで薄らと寝息が聞こえるだけだったため、消えるのではと心配していて。部下は、「そう、ですか…」と心配げに言い。父は、「ああ、安心しろ。もう治っている」と伝えて、相手の兄に、「ああそうだ、リアンに、伝えておいてくれ。お前は封印さえ解けば、悪魔として覚醒する、とな」と伝言を頼んでおき。一方、悪魔の兄は、チョコを食べてみたりしつつ、悪魔の相手の様子を見ており、「おーい、そろそろ起きねぇのかぁ」と声掛けてみたりしており)
…きっと戻ってくるよ
(自分は天使の彼にどう声をかけるべきかわからずそうとだけ伝え、青年は「よかった、俺心配だったから…」と言いつつ撫でてもらおうと相手の父の手の傍に寄り。一方、兄は相手の父の言葉の意味は分からなかったものの「とりあえず俺は帰るからな、何かあったらまた連絡くれ」と告げて)
『…うん』(天使は、不安からしょんぼりしたまま頷いて、『俺、引越しの準備しとこうかな』と言い、部屋に行き。天使の兄は、「ああ、ありがとな」と言い、相手の兄を見送り、父に「親父、家と最低限の家具は用意しておいた。食器とか服とかは、金は出してやるから好きにしろ」と伝え。父は、青年が手の方へ寄ってくれば、撫でてやり、「ああ、助かる」と天使の兄に返事をしては、元悪魔と部下を見ては、「…お前たちの扱いが悪かったとは思っている。許さなくても構わん」と言い)
「神様…えっと、エドワード!」
(青年は相手の父に頭を撫でられると満面の笑みを浮かべ、嬉しいのだということを伝えようと手を握りつつ相手の父の名前を呼んで。一方、元悪魔は今更何を言い出すのかと怒りそうになるも、青年の前で言う訳にもいかずぐっと堪えており)
「はいはい」(父は、名前を呼ばれ、青年を見ては、言いたいことがわかり、そう言い。天使の兄は、「とにかく、家に行くぞ」と言い、早速向かって。部下は、「今のところ、いい人を演じてるように見えなくもないけど…」と困惑しつつ呟いていて)
「ねえねえ、また遊びに行ったりしたい!」
(青年は相手の父と手を繋ぎながらも楽しそうに話していて、元悪魔は「…様子見でしょうか」と呟きつつも相手の父と青年の後ろを歩いていて)
「ここが親父の家だ」(天使の兄は、父に用意した家に着くと、鍵を開けて中に通してやり、「これが鍵だ。予備は渡さねぇ無くすなよ」と言って鍵となるカードを渡して。父は、「思ってたより広いな」と呟き、中を確認するように、部屋を見て周り。部下は、「アンジェロたちの家から遠いし、会ってしまうことも無さそう」)
「新しい家、いいなぁ…」
(青年は相手の父の後ろをついて周りつつそう呟き、元悪魔は黙りながらも少しだけ部屋の中を歩き見ており)
「…親父、これ一旦渡しとく。これで食器とか服とか買えばいい」(天気の兄は、金を渡しては父にそう伝えて、元悪魔の元に行けば、「ロイ、お前から見てどう思った?」と尋ねて。部下は、父から少し離れた場所に立ち、様子を見ていて)
「ねえ、遊びに来てもいい?」
(青年は一通り見終わると相手の父に家に遊びに来てもいいかと尋ね、元悪魔は「…改心したのだと、思いました」と言いつつも浮かない表情をしていて)
「好きにしろ、どうせやる事もないだろうしな」(父は、青年に好きにすればいいと言い。天使の兄は、改心したと感じている割に浮かない顔の元悪魔に不思議に思い、「何か気掛かりな事でもあるのか?」と尋ね、「2人で話したいとかなら、そうするから言ってくれ。まぁレンは親父にベッタリだし、話しずらいかもだがな」と青年の方を見つつ言い)
「やった!俺、神様と行きたいところいっぱいあるんだ」
(青年は相手の父の言葉に嬉しそうにそう返し、元悪魔は「いえ…私はもうあの方とお会いするつもりはありませんから」と呟いて)
「それは構わんが…お前の恋人はいいのか?」(父は、青年の様子を見ては、自身としては構わないのだが、ちらりと部下の方を見ては、自身にベッタリでいいのかと言い。天使の兄は、「…そうか。まぁ好んで会うのはレンくらいだろうがな」と言い、軽く元悪魔の頭を撫でて)
「ルーは神様と遊ぶの嫌かなって思ったんだけど…」
(青年は相手の父の言葉を聞くとそう呟いてから部下の方に駆け寄り、元悪魔は「…彼が改心して、レンさんにもう危害が及ばないのであれば何も言うことはありません」と呟いて)
「あれ、お父さんといなくていいの?」(部下は、青年がやって来ると不思議そうに尋ねて。天使の兄は、「…ロイが本当に納得出来んならいいけど」と言い)
「あのね、神様と一緒に遊びに行きたいねって話してたんだけど…そのときルーも一緒に来る?」
(青年は部下の手を握りながらもそう話し、元悪魔は「…そろそろ天界に戻ってもよろしいでしょうか」と尋ねて)
「えっ…」(部下は、青年の言葉に、どう言うか悩んでは、「…なんか、よくわかんなくなっちゃった。改心したってわかってるけど、前の態度もあったし…」と眉を下げながら言い。天使の兄は、「ああ、大丈夫だ。俺もそろそろ戻ろうと思ってるし、一緒に戻るか。…おいレン、ルーカス、俺たちは帰るが、お前らはもう少し残るか?」と尋ねて)
「…いやなの?」
(青年は部下の話を聞けば少し残念そうに呟き、天使の兄には「俺はまだいたいけど…」と言いつつ部下の方を見て)
「嫌って言うか…」(部下は、嫌かと聞かれると困った様子で言い、天使の兄に残るか聞かれると、少し考えてから、「もう少しだけ、見ておきたい…です」と言い。天使の兄は、「わかった、なら帰りはルーカスと帰ってこい」と伝えて、父の方を見ては、「…後日、仕事山程持ってきてやるから、覚悟しとけよ」と言い、元悪魔を連れて出て行き)
「…あ、俺なんか買ってくるね!」
(青年は2人を見送ると、折角なら皆で何かお菓子でも食べたいと思いそう伝えてから準備を始め、元悪魔は一緒に帰りながらも「…ジュリアス様は、どう思いましたか」と尋ね)
「そ、それなら俺が行くよ!」(部下は、父と2人は気まずいと思い、自身が行くと伝えるも、父が「なら2人でお菓子を買うといい。俺がその間に食器とか日用品を揃えておく、この家は家具と必要最低限の家電以外何も無いからな」と提案して。一方、天使の兄は、「ビビるくらいには改心しているとは思っている。でも、だからといって、今まで親父が弟たちやお前らにしてきた事を許す気はない」と言い)
「え…そ、それならお菓子も食器も3人で行こうよ」
(青年は相手の父の日用品は自身も一緒に買いに行きたかったためそう提案をして、元悪魔は相手の話を聞きつつも「どうやってあそこまで改心できたのでしょうか…」と呟き)
「…お前もそれでいいのか?」(父は、部下の方を見つつ、いいのかと尋ねて、部下は、「レンもいるし、大丈夫、です…」と伝え。一方、天使の兄は、「…親父は病気でくたばるからって諦めてたし、そん時にウィルかリアンが説得でもしたんじゃねぇかと俺は思ってる。実際は違うかもしれねぇがな」と言い、家に着けばリビングに行き、荷物を置けば何か飲もうと冷蔵庫を見ていて)
「じゃあ皆で行こ!」
(青年は部下がいいと言えば鞄を持ち楽しそうに尻尾を立てていて、元悪魔はコップを用意しつつも「…あの、ジュリアス様のお父様にとって、レンさんはどれほど特別な存在だったのですか」と尋ね)
「近くの雑貨屋は…少し歩くな」(父は、鞄を漁り、携帯を取り出せば、雑貨屋を調べれば、少し離れており、そう呟いては、「行くぞ」と声をかけ早速向かい。一方、天使の兄は、「…ハッキリしたことは知らねぇが、少なくとも実の息子よりも大切にするくらいには、だろうな」と言いつつ元悪魔にはジュースを入れ、自身のコップには水を入れては、ジュースの方を差し出して)
「わ、待って!」
(青年は相手の父が家を出ると慌てて手を繋ぎながら店へ向かい、元悪魔は「そうですか…」と呟くも出されたジュースを見ては「あ、あの、私は子供ではないので、ジュースではなくても…」と困惑したように伝え)
「それにしても、なぜ3人で行きたかったんだ?」(父は、2人がお菓子を、自身が食器やらを買いに行く方が効率がいいだろうと思っていたため不思議そうに尋ねて。部下はそんな2人から少し離れつつ歩いていて。一方、天使の兄は、「悪い、ロイは好きかと思ったんだが…間違っちまったみてぇだな」と苦笑しつつ言い、ジュースを引き取ろうとして)
「えっと、俺も食器見たかったから」
(青年は相手の父からの質問にきょとんとしたようにそう伝え、元悪魔は「いえ…折角ですからいただきます」と言えばジュースを手に取り)
「何か欲しい食器でもあるのか?」(父は、青年が欲しい食器があるから見たいのだろうかと思い、尋ねてみて、「恋人とお揃いにしたい者が多いらしいからな」と言い。一方、天使の兄は、「そうか?ありがとな」と言い、ソファーに座りつつ水を飲み)
「んー…それも見たいけど…」
(青年は部下とお揃いの食器も見たかったものの、単純に相手の父の食器も一緒に選びたかったため難しい顔をしていて)
「?よくわからんやつだな…」(父は、青年の様子を見ては、なぜ一緒に選びたいと思うのかわからず、そう呟いて。ようやく店に着くと、早速中に入り、探し始めて)
「んー…」
(青年は1人でマグカップを見ながらも悩んでおり、元悪魔はジュースを飲み終わると「…すみません、自室に戻りますね」と言い席を立って。一方、兄は家に戻ると部屋に向かい「…調子はどうだ」と尋ねて)
「食器は3つ程でいいか…」(父は色々見つつ、皿や箸などの食器類を選んでいて、調理道具をどうするか悩んでおり。部下は、父に合いそうなコップを見つけ、青年のそばに行き、「レン、これどう…?お父さんに、合うかなって思って…」と尋ねてみて。一方、天使の兄は、元悪魔を少し心配しつつ見送ると、相手に『詳しくは知らないが、ネロはまだ寝てるらしい』とメッセージを送っておき。悪魔の兄は、「…変わらず、だな。俺の味覚変化もねぇし、ネロも寝たままだ」と言い)
「ルーも選んでくれたの?すっごいいいと思う!」
(青年は部下に提案されるとそのコップを見て、「俺もね、ルーと俺が使うのにこんなのどうかなって思ったの」とペアのマグカップを見せて。一方、兄は「そうか…」と言いつつ椅子に座るも、先程相手の父から聞いた話を思い出してはそれを相手に伝え「何か心当たりはあるか?」と聞いてみて)
「!これ、可愛い…」(部下は、青年が選んだペアのマグカップを見ては、可愛さに目を輝かせて。父は、大方揃い、青年らの元に行くと、「いいもんは見つかったか?」と声を掛け。一方、悪魔の兄は、相手の兄から父の伝言を聞いては、「いや、知らねぇな…」と言うも、考えてみては、「もしかすりゃ、俺は元々悪魔の血が濃くて、力もあったからそれを封じられてる。だから、それを解けばお前らみてぇな生粋の悪魔みたくなる、ってことかもしれねぇな」と言い)
「うん、俺たちはこのマグカップにするの」
(青年は部下が気に入っている姿をワクワクしたような顔で見ており、相手の父が来ればそう伝えてから「神様の食器はもうちょっと待って!」と1人で勝手に他の棚を見に行ってしまい。一方、兄は「なるほど…その封印はどうやって解くんだ」と疑問を投げかけて)
「あっ、レン、一人で行っちゃ危ないよ!…もう」(部下は、青年が一人で行ってしまうと、慌てて引き止めるように声をかけるも、既に行ってしまっており、ため息をついて、ちらりと父を見ては、恐る恐るではあるが声を掛け、先程のコップを父に見せて。父は、部下からコップを受け取れば、「ほう…お前が俺にな。…お前が選んだんだ、貰っておく」と言い、持っていたカゴに入れて。一方、悪魔の兄は、「知らねぇけど、上級悪魔の力で出来たりすんじゃねぇの?」とわからないからと適当なことを言い)
「うーん…やっぱ猫のやつかなぁ」
(青年は色々な食器を見ながらも自身と同じ猫の柄の方がいいのではないかと呟いており、後ろから着いてくる人間には気づかずにいて。一方、兄は「…よく分からんが、少し見てみるか」と言えば相手の頭に手を当てて)
「…すみません、レン探してきます!」(部下は、父に受け取ってもらえ、安心するも、心配からそう言っては急いで青年を探しに行き、なんとか青年を見つけるも、その後ろに怪しげな人がいることに気付き、すぐに青年の傍に行き、腕を絡ませてくっつき、「もう、探したよ!レンはすっごく可愛いんだから、一人で行ったら危ないでしょ?」と言い。一方、悪魔の兄は、大人しく待っており、暫くすれば、「なんかわかりそうか?」と尋ねて)
「!ごめん…」
(青年は部下がくっついてくると訳も分からぬままに謝り、「あのね、このお皿にしようと思うんだ」と猫の柄の小皿を見せて。一方、兄は「…それらしきものはあるが…少し触ってみる」と言えば封じられている力を解放しようとしてみて)
「猫柄のお皿かぁ、いいね」(部下は、青年にくっついたまま、小声で「ごめん、レンを見てそうな怪しい人いたから、少しこのままでいるね」と伝え。父がようやく来ては、その人の方へ行き、「俺の子たちに何か用か?」と声を掛けて。一方、悪魔の兄は、少しずつ解け始めると、痛みが出てきて、手を握って耐えており、すると封印を示す紋様が額に浮かび)
「わ、わかった…」
(青年は部下の言葉を聞けば少し怯えつつもそう呟き、後ろにいた人間は強引に声をかけようとしていたものの相手の父が来れば萎縮して逃げてしまい。一方、兄は「…もう少しだ、我慢しろ」と言えば一気に力を解放させて)
「全く…もういいぞ」(父は、逃げて行った人間を見ては、呆れたようにため息をついて、2人に声を掛けて。部下は、諦めない様子にどうするか困っていたが、父のおかげで事なきを得て、息をつきつつ離れて、「よかったぁ…びっくりさせてごめんね」と言い。一方、悪魔の兄は、力が解放されれば、「…っ、やべぇ、これが俺の中にあったのかよ」と呟くも、暴れそうになるのを必死に堪えており、余裕無さげな表情で)
「エドワード、ありがとう」
(青年は部下が離れるとすぐに相手の父の元へ駆け寄りそう礼を言って、兄は「…今の気分はどうなんだ」と聞きつつも地下牢に移動させた方がいいかと考えており)
「あ…」(部下は、青年が父のそばに駆け寄ると、少し寂しげにして。父は、「…食器は決まったのか?早く行くぞ」と言い。一方、悪魔の兄は、「…最悪だっての」と言い、相手の兄なら止めてくれるとわかっているというのもあり、耐えきれず攻撃してしまい)
「うん、この猫のお皿にしたよ」
(青年は部下の寂しげな様子に気づかずに見つけた皿を見せていて、兄は相手の手を押さえつけると「場所を変えるぞ、そこでなら好きなだけ暴れて構わない」と言えばそのまま地下牢へ連れて行き)
「…猫の柄か」(父は、青年から受け取れば、そう言っては、カゴに入れて、「そろそろ買ってスーパーに行くか」と言い、レジに向かい。部下は、少し俯きつつ、ついて行き。一方、悪魔の兄は、「離せっ…!!」と言い、暴れていて)
「俺にそっくりでしょ」
(青年は得意げにそう紹介し、相手の父と共にレジに向かって。一方、兄は地下牢に着くと相手の足に枷をつけてから離してやり「ほら、離してやったぞ。好きに暴れてろ」と言ってから扉を閉めて。)
「…そうだな」(父は、全く部下を気にしない青年を見てはため息をついて。部下は、「…俺、外で待ってますね」と言い、店から出ては、入り口の傍で待ち。一方、悪魔の兄は、壁を壊す勢いで攻撃しており)
「あ…」
(青年は部下が外に行ってしまったのを見ては「俺も外行ってくる」と部下の元へ向かい、兄は念のためにと結界を張るも、いつ壊されてもおかしくないと思っており)
「はぁ…つい出てきちゃった」(部下は、しゃがみこんでは、呟いていて。父は、会計をしつつ、少し時間を稼いでおこうと思い。一方、悪魔の兄は、暴れていれば、ヒビが入り始め)
「ルー、大丈夫?具合悪い…?」
(青年は部下を追って外に出ると、しゃがみこんでいる姿が見えたため具合を悪くしたのだろうかと思いそう問いかけて)
「!ち、違うの…その…」(部下は、慌てて立ち上がり、首を横に振り、言いにくそうにして、どうするか考えては、「なんでもないから…大丈夫」と微笑んで。一方、悪魔の兄は、暫くして、壁が壊れると同時に気を失い、倒れてしまい)
「ほんとに…?」
(青年は部下が嘘をついているような気がしたためその隣にしゃがみこみつつ顔を覗き、兄は壁が壊れる音が聞こえると中に入り、「…ようやく落ち着いたか」と呟いては相手を別の部屋に移して)
「…嘘、大丈夫じゃない」(部下は、青年の様子を見ては、なんとなくバレてそうだと思い、白状することにして、「レン、ずっとお父さんにベッタリだから、寂しかったの」と言い)
「!…ご、ごめん」
(青年は部下の言葉を聞いてようやく気がつくと、眉を下げつつそう謝り「ルーも神様も大好きなの、だから…」と呟いて)
「わかってる、だから言えなかったの」(部下は、青年にとってどちらも大好きなのはわかっているからこそ、言えずにいて、どうすればいいのかわからず、眉を下げてしまい)
「…ルーはどうしてほしい?」
(青年は自身がどうすれば部下が納得してくれるのかわからずそう尋ねるも、相手の父から離れてほしいと言われても聞ける気がしなく困っており)
「えっと…お父さんといるけど、俺ともいる、とか?」(部下は、どうすればいいか考えては、ハッキリとはわからないため、曖昧になってしまい、父から離れさせるのは違う気がしていて、「お父さんと仲良くしてるのはいいんだけど、それだと俺が寂しいって言うか…でも、離れろってことも無いし…」と伝えて)
「…わかった、そうする」
(青年は部下の言葉に納得したようにそう返事をしては、「ルーのこと寂しくさせちゃってごめんね」と部下に抱きついて)
「…ううん、俺の方こそ水差しちゃってごめんね」(部下は、青年を抱き返しつつ謝って。父は、少し離れた場所で様子を見ており、そろそろいいかと思えばそばに行き、「待たせたな。ほら、こっちがお前たちのマグカップだ」と言いつつ部下に渡して)
「次はお菓子?」
(青年は相手の父が戻ってくるとその手を握り、反対の手で部下の手を握りながらそう尋ね。一方、兄は悪魔の様子を見に行くも起きる気配は全く見られず溜息をつき)
「ああ、菓子はお前らで好きに選ぶといい」(父は、お菓子を好きに選ぶように言いつつ、スーパーに向かっていて。部下は、青年に手を繋がれては驚くも、嬉しそうに繋ぎ返していて、「じゃあ、お菓子は俺たちで出さない?」と言い。一方、悪魔の兄は、暫くして目を覚ますも、解放されてからの記憶がなく、「…俺の、部屋?」と不思議に思いつつ、部屋を出て歩いていて)
「あ、それがいいかも!」
(青年は部下の提案を聞くと嬉しそうに伝え、「神様は何買うの?」と尋ねてみて。一方、兄は彼らに悪魔の状態をどう伝えるべきかと考えながらもただ魔力を流し続けていて)
「甘くないやつだと有難いんだがな…」(父は、甘いものは苦手だが、青年の為だと思い、甘くないものがいいと伝えていて。部下は、青年が乗ってくれると嬉しそうにして、何があるかと考えては「甘くない…スナック系とかかな」と言い。一方、悪魔の兄は、歩いていれば、なんとなくすれ違う使用人全員に避けられている気がしていて、不思議に思っていて)
「あと、おせんべいとか!」
(青年は甘くないものと言われ考えてはそう伝え、兄はしばらく魔力を流し続けていたもののこれ以上は自身が危険だと感じてはそれを止めて)
「思ったよりあるんだな…」(父は、2人の言葉を聞いては、そんなに無いだろうと思っていたため、意外そうに呟き、スーパーに着けば、カゴを持ち、「俺は日用品を買っておくから、2人でお菓子を選んでなさい。すぐに合流する」と伝えては早速向かって。一方、悪魔の兄は、近くの使用人に声をかけようとすれば怯えたように逃げられ、「なんなんだよ…」と呟いて、相手の兄の部屋に向かって)
「…あ」
(青年は相手の父が行ってしまうと悲しそうに眉を下げるも、部下の手を握り直しては「お菓子見る」と歩き始め。一方、兄はチョコレートを1つ口に入れるも味は分からないままで、どうしたものかと思いながら部屋を出て)
「お菓子、どんなのにする?」(部下は、カゴを持てばお菓子売り場に行くと、どうするかと考えていて。一方、悪魔の兄は、相手の兄の部屋に着けば、ノックなしに入り、「…そいつの様子どうだ?」と声をかけつつそばに行き)
「んー…とりあえずクッキーたべたい」
(青年はお菓子コーナーを見つつもまず最初に目に付いたクッキーを手に取り、兄は相手が入ってくれば「ああ…全く変わらずだな」と溜息をつき)
「クッキーいいね、俺はこのチョコにしようかな」(部下は、どれにするか悩み、チョコレートを手に取り、それをカゴに入れて。父は、ある程度必要な日用品をカゴに入れ終わると、お菓子売り場に向かって。一方、悪魔の兄は、相手の兄の返答に、「そうか…アイツらに話した方がいいんじゃねぇか?」と言い、チョコを1つ食べて)
「あと神様の甘くないお菓子でしょ」
(青年はある程度食べたいものをカゴに入れると相手の父のためのお菓子を探し始め、兄は「…そうだよな、それがいいんだろうが…」と言いつつも納得がいかないようで)
「随分選んでいるようだな」(部下は青年と父が食べそうな甘くないお菓子を選んでいれば、父が来て、声をかけていて。一方、悪魔の兄は、「…お前の中で何が引っかかってんだ?」と尋ね)
「あ、神様!」
(青年は相手の父がやって来ると喜んで駆け寄り、「あのね、このおせんべいとチップスがいいと思ったんだ」と選んだお菓子を見せていて。一方、兄は「…あいつらを悲しませたくない」とだけ呟けば意を決したように再び悪魔に魔力を流し始め)
「ほう、これか」(父は、見せられたお菓子を見ては、そう呟いて、「選んでくれたんだな」と言い、青年の頭を撫でてあげて。部下は、「じゃあ、飲み物選んでお家戻ろっか?」と声をかけて。一方、悪魔の兄は、それを見ては、「悲しませたくねぇのはわかってる。けど、そんなに魔力流しちまったらお前が…」と心配からそう呟いて)
「!えへへ…」
(青年は父から頭を撫でられることは滅多にないため嬉しそうに頬を緩め、「俺、オレンジジュースにする」と言いながら飲み物を取りに向かい。一方、兄は「…それくらいわかってる」と言いながらも無理をしながら流し続け)
「…えっと、ヴィクトールさんは、何にしますか?」(部下と父も飲み物売り場に行き、自身は炭酸にしようと思い、カゴに入れては、自身たちを見ている父に声をかけ。父は、部下が関わろうとしている事に驚きつつ、「俺もか?」と言い。一方、悪魔の兄は、相手の兄を無理やり引き離し、「いい加減やめろ」と睨みつけて言い)
「だって神様も一緒に食べるもん!」
(青年は一緒に食べるのだから当然だろうといったようにそう伝え、兄は「…じゃあ、見殺しにしろって言うのかよ」と呟きつつもフラフラとしており)
「そう言うもんなのか…」
(父は、2人の言葉にそう呟いてら部下は、甘いものが苦手ならと考えては、「コーヒーなんてどうですか?」と提案して。一方、悪魔の兄は、相手の兄をソファーに寝かせては、「そうは言ってねぇだろ…俺にもやらせろって言ってんだよ」と言い、悪魔のあいてのそばに行くと、全ての魔力を流す勢いで悪魔の相手に流していて)
「お茶とかもあるよ!」
(青年は甘くないものと考えてはお茶を見つけそう告げて、兄は激しく咳き込みながらも「お前がそこまでする必要、ないだろ…」と訴え。一方、悪魔は相手の魔力に反応してか薄らと目を開けて)
「…なら、お茶を買おう」(父は、どうするか悩んだが、お茶を買うことにして。部下は、選ばれなかったことに残念そうにして。一方、悪魔の兄は、悪魔の相手が目を覚ましたことに気付くと、「おい、ネロ、わかるか?」と声を掛けて)
「じゃあレジだね」
(青年は残念そうな部下に気づくことなくレジへと向かい、悪魔は身体を起こすもその様子はいつもと違い、相手の顔を見ては『…俺に魔力入れたのお前?』と尋ね)
「うん、行こっか」(部下は、微笑みながらそう言うとレジに行き、青年と半分ずつ出して会計し。父も日用品を会計して。一方、悪魔の兄は、様子がおかしいのを見て、「それがどうした」と言いつつ、何があってもいいようにと警戒していて)
「これでお菓子パーティーできるね」
(青年は部下と半分ずつ荷物を持ちながらもそう微笑みかけて、悪魔は『本当は元天使の魔力なんて嫌だけど…まあいいや、こうして戻れたわけだし』と言いながら伸びをして)
「まさか、この歳にしてお菓子パーティーをすることになるとはな」(父は、苦笑しつつ言い、家へと向かって。一方、悪魔の兄は、悪魔の相手を押さえつけては、「俺を他の元天使共と一緒にすんな」と言い、手を離して、相手の兄に「起きたぞ」と言い)
「神様も楽しみ?」
(青年は家に向かいながらも相手の父も楽しみにしているのかと尋ねてみて、悪魔は押さえつけられても動じることなく『天使なんてどれも一緒だろ』と告げて。一方、兄は半分意識を飛ばしかけていたものの無理やり体を起こすと「…調子はどうなんだ」と尋ね)
「…まぁ、そうだな」(父は、青年の質問に、少し考えてから頷いて、暫く歩くと家に着き、中に入って。一方、悪魔の兄は、相手の兄に、「こいつ変だぞ。悪魔時代のネイより悪魔してる」と言い)
「俺手洗ってくる!」
(青年は家に着くとすぐに耳と尻尾を出して手を洗いに向かい、兄は相手が何を言っているのかと思い悪魔を見ては「…お前、誰だ」と尋ね。一方、悪魔は兄の質問に対し退屈そうに髪を弄りつつ『俺はネイの魔力だよ、お前らはネロって呼んでたみたいだけど』と答え)
「じゃあ、俺が用意しますね」(部下は、買ってきた皿やコップを洗ったり、お菓子を開けたりと手際よく用意していき。父は、部下の様子を見ては、「手際がいいな…」と呟いていて。一方、悪魔の兄は、上手く理解できず、「どういう事だよ?ネイの魔力体がネロじゃねぇのかよ」と言っていて)
(/いえいえ、大丈夫ですよ!
わざわざありがとうございます…!)
「ルーはね、なんでもできちゃうんだよ」
(青年は手を洗い終えると相手の父の横に座りつつそう教え、兄はその話を聞いては「…ネイの魔力本来の性格ってことか」と呟いて。一方、悪魔は『今までは魔力が足りなかったから俺自身のことも忘れちゃってたわけ。でもお前が魔力くれたから思い出せたんだよね』と言いながら今度は自身の指の爪を見ていて)
「お待たせしました!じゃあ、始めましょうか」
(部下は、用意が終わると、テーブルに運び、それぞれの前に飲み物を入れたコップを並べ。父は、「…そうなのか」と呟いては、部下を見ており。一方、悪魔の兄は、理解していけば、「…お前、恋人のことどう思ってんだ?」と尋ねてみて)
「うん、いただきます!」
(青年は部下がやって来ると早速食べ始めるも、相手の父が部下を見ていることに気がつくと「神様、どうしたの?」と尋ね。一方、悪魔は『恋人?あー…天使だから無理かな、ネロは好きだったみたいだけど』と答え)
「…なんでもない」(父は、部下から視線を逸らし、なんでもないと言い、お菓子をひとつ食べ。部下は、「ヴィクトールさんに見られると、なんか緊張する…」と呟いて。一方、悪魔の兄は、予想通りな答えに、小さく息をついて、ふと今の悪魔の相手ならわかるのではと思い、「…アイツのブラコンはお前のせいか?」と質問して)
「ルー、これ美味しいよ」
(青年は部下が緊張していることに気がつくと自身の食べていたお菓子を1つ口元に持っていきながらそう伝え、悪魔は『半分は俺だけど、もう半分はコイツの意思だと思うよ』と言いながらも少し外に出かけようと支度をしていて)
「!美味しい…ありがとう」(部下は、青年に差し出されたお菓子を食べては、少し緊張も和らぎ、お礼を言い。父は、「俺はお前と同じ下位なんだ、そう緊張するな」と言い。一方、悪魔の兄は、「半分?…おい、どこ行く気だ」と言い、首根っこ掴んで強引に引き止めては、動けないように縛り上げて)
「神様、このチップス食べた?」
(青年は部下が落ち着いたことに気がついてはホッと息をつき、相手の父にチップスを差し出して。一方、悪魔は『ちょっと散歩に行くだけなんだけど。それがこれから当主になるひとに対する態度なわけ?』と若干苛立ったように尋ね)
「ふむ…確かに美味いな」(父は、青年に言われるままにチップスを食べては、悪くないなと思い。一方、悪魔の兄は、「ちょこまか動くお前が悪い」と言い、相手の兄に「ウィル、説明どうすんだよ?会わせらんねぇだろ」と尋ねて)
「でしょ!これね、前人間界で食べて美味しかったから神様にも食べてもらいたかったんだ」
(青年は相手の父に美味しいと言ってもらえれば嬉しそうに話し、兄はまだ寝ていると誤魔化すのも難しいだろうと考えては「…ひとまず、悪魔の方のアンジェロにだけは話した方がいいかもな」と伝え)
「そうなのか」(父は、青年の話を聞きつつ、お菓子を食べていて。部下は、父のことは受け入れたものの仲良くする日が来ると思ってなかったため、不思議な感じがしつつお菓子を食べていて。一方、悪魔の兄は、時計を見ては、そろそろだなと思い、「まさか、こんなのが隠れてやがったとはな…」と呟いて。悪魔は、スクールを終え、悪魔の相手の元に急いでいて)
「…おいしかったぁ!」
(青年はお菓子を一通り食べ終わるとソファーにもたれ掛かりつつもそう呟いて、悪魔は『こんなのって言い方すんなよ、俺が本物なんだけど』と不満を漏らしていて)
「お前ら、まだ帰らなくて大丈夫なのか?」
(父は、暫く青年らとお菓子食べたりしていたが、それも食べ終われば、青年と部下に尋ねて。部下は、「レン、そろそろ帰ろう?」と声をかけて。一方、悪魔の兄は、「あーはいはい…で、本物サマとネロ…つか、ネイの性格が違ぇのは原因でもあんのか?」と質問してみて。悪魔は、相手の兄の部屋に着くと、ノックしてから入り、「兄貴、兄さんも、ただいま。ネロの様子どう?」と声を掛けて)
「えー…わかった…」
(青年はまだ相手の父と一緒にいたかったものの素直にそう呟き、悪魔は『俺は優れた魔力だから、本体のネイとは別の人格を持ってるってだけ』と伝え。一方、兄は彼が来たことに気がつくと「リアン、出てやってくれ」と頼み)
「…レンのこと、よろしくお願いします。エドワード・ヴィクトールさん」(部下は、青年の頭を撫でてあげては、父の元に行き、頭を下げつつ言い。父は、そんな部下を見て驚いたが、「…ああ、任しておけ」と言い、青年に「またいつでも…あー、ジュリアスの振り分ける仕事量にもよって断るかもしれんが、遊びに来い」と伝えて。一方、悪魔の兄は、扉の方に行き悪魔を入れては、「起きたのは起きたが、ネロじゃねぇネロだぞ」と伝えていて。悪魔は、悪魔の兄の言葉にきょとんとして、悪魔の相手のそばに行くと、「ただいま、体調どう?」と尋ねていて)
「!うん、遊びに来る」
(青年は相手の父からの誘いに嬉しそうにそう答え、最後に1度抱きついてから家を出て。一方、悪魔は彼が近づいてくると『こっち来んな、俺お前のこと嫌い』と顔を背け)
「レン、楽しかった?」(部下は、青年と共に家を出ては、天界に戻りつつ尋ねて、天使の兄に今から帰ると連絡しておき。一方、悪魔は、悪魔の相手に嫌いと言われ、少しショックを受けつつ、「兄さんの言う通り、ネロじゃない…」と呟いて。悪魔の兄は、悪魔の様子を見ては溜息をつき、「だから説明してやっただろ」と言い)
「うん、楽しかった!」
(青年は相手の父と久々にちゃんと遊べたと嬉しそうに話しており、兄は「…恐らく、リアンの流した魔力に反応して本来の人格が引き出されたんだろうな」と彼に伝え)
「それならよかった」(部下は、嬉しそうな青年を見て、安堵してはそう言って。一方、悪魔は、「本来の、人格…」と呟いては、「なんで兄さんは許されて俺はダメなんだよ…俺だって兄さんと同じなのに」と不満げに呟いていて)
「ルーも楽しかった?」
(青年は部下は最初緊張していたが大丈夫だったのかと気になりそう尋ね、悪魔は彼の呟きを聞いては『お前がいなけりゃネイは今頃上級悪魔になってたんだよ、お前がネイのこと誑かしたから!』と言い返して)
「…楽しかったよ。初めは戸惑ったし、元々凄い人だって噂聞いてたから緊張したけど、俺にも優しくなってたから、大丈夫って思えたから」(部下は、微笑みながら、父について思っていたことを話して、「俺はもう、ヴィクトールさんのこと、怖くないから」と言い。一方、悪魔は、悪魔の相手の言葉に、上級になるには試験突破が必須条件と聞いていたため、少し考えては、「…兄貴、魔力が強かったら試験無しで上級なれるの?」と質問し)
「ほんと?よかった!」
(青年は怖くないと聞けば嬉しそうに部下に抱きついて、家に着くと早速天使の兄にこの話をしようとリビングへ向かい。一方、兄は2人の話を聞いては「…完全免除とまではいかなくても、親父が上手く手を回して上級に上がらせていただろうな」と伝え)
「お、帰ってきたか。おかえり」(天使の兄は、ちょっとした嫌がらせとして、仕事を多めに振り分けるようにしていて。一方、悪魔は、それを聞けば、「…自分の名前以外読めない、お金もまともに使えない、戦闘論外の状態で、か。完全なお飾り上級悪魔の当主様って感じだな」と呟いて)
「ただいま!あのね、すっごく楽しかったよ」
(青年はリビングに天使の兄の姿を見つけるとすぐに一緒に遊んだことを話し、「また遊びにおいでって言ってた!」と伝えて。一方、悪魔はその言葉を聞けば『…自分がなかなか上手くいかないからって、嫉妬か?』と尋ね)
「そうか、よかったじゃねぇか」(天使の兄は、青年の話をうんうんと聞いており、頭を撫でてやりつつ言い。部下は、「あの、ロイさんはやっぱり、ヴィクトールさんのこと、嫌いなんですか?」と尋ねれば、天使の兄は少し視線を逸らし、「嫌いというか、だな…」とどういうかを必死に考えており。一方、悪魔は、「あの頃のネイがどう思うかはわかんないけど、少なくとも俺は嫌だ。ちゃんと俺の実力で認められたいから」と言い)
「ロイも一緒に遊べたらいいのに…」
(青年は元悪魔がなぜ相手の父を避けているのかわからず一緒に遊べたらと思いそう呟いて、悪魔は『…いつまでもそう思ってたらいいよ、どうせ無駄だから』と言えば悪魔の兄に拘束を解くように訴えて)
「色々事情があんだよ」(天使の兄は、元悪魔にも思うところがあるのだと言い。部下は、元悪魔を心配していて。一方、悪魔は、「…わかってるよ。できるとこまでやるって決めてるから」と言い。悪魔の兄は、「やだね、お前好き勝手して面倒なんだよ」と言い)
「ふーん…」
(青年は元悪魔が心配なもののこれ以上詮索するべきではないと考えそう呟き、兄は「…リアン、そいつを離してやれ。少し確認したいことがある」と悪魔の兄に告げて)
「これはロイの問題だ、俺たちは見守るしかねぇよ」
(天使の兄は、心配そうな2人にそう言って。一方、悪魔の兄は、不満気ではあるも、仕方なく拘束を解いてやり。悪魔は、「アイツになんて伝えよう…」と呟いて)
「あ…あのさ、あんまり神様に仕事振り分けないでほしい…」
(青年は相手の父に仕事を振り分けすぎるとあまり遊んでもらえなくなると思いそう伝え、悪魔は拘束を解かれると『ったく、最初から俺の言うこと聞けって』と不満を漏らしていて。一方、兄は「アンジェロ、とりあえずコイツはここで預かっておく。それと、当主もコイツに任せるつもりだ」と伝えて)
「…それは、遊べなくなるからか?」(天使の兄は、青年に父の仕事量について言われると、見つめながら尋ね、「親父の年齢的にも、仕事もらえるだけ有難いんだ。そんな理由で減らせないからな」と言い。一方、悪魔の兄は、「お前の言うこと聞くつもりねぇし、当主だからって敬うつもりもねぇ」と言い。悪魔は、今の様子からそれが妥当だと思い、「それがいいと俺も思う」と言うも、それに付け加えるように、「でも、アイツ…天使の俺にどう説明するの?」と尋ねて)
「…ごめん」
(青年は減らせないと聞けばしょんぼりとした様子でそう答え、悪魔は『そう言ってればいいよ、俺と一緒にいたら聞くようになるから』と言いながら部屋の外へ出て行き。一方、兄は「…お前の判断に任せる。正直に話して、会いたいと言うなら連れてくればいい」と告げて)
「親父には基本的に自分で稼いでもらうんだ、ただ老後を過ごせばいいわけじゃねぇんだよ」(天使の兄は、しょんぼりしている青年に、そう伝えて。一方、悪魔の兄は、悪魔の相手が出て行けば、「…おいウィル、アイツほっといていいのか?」と尋ね。悪魔は、「…わかった。やれるだけやってみる。ありがとな」と言い、考え込みつつ相手の兄の家を出て行き)
「俺が手伝えることとかないの…?」
(青年は少しでも相手の父の負担を減らせないかと思いそう尋ね、兄は「…アイツは賢そうだし、そのうち帰ってくるだろ」と言えば当主を交代するための書類を用意し。)
「…あるわけないだろ」(天使の兄は、呆れたようにため息をついて言い。部下は、自身のお店については断るのに父のは率先してやるんだと思えば、少し悲しくなり。一方、悪魔の兄は、「問題起こして帰ってきそうだけどな」と言い。悪魔は、人間界に着けば、相手に『2人で話したいから、アイツには適当に誤魔化して、ネイだけで来て欲しい。家の近くのカフェで待ってる』とメッセージを送り、そのカフェに入り)
「そっか…ごめん」
(青年はないと聞けば落ち込んだように部屋に戻り、兄は「…あれを無理に縛る方が危険だからな」と呟けば作業を続け。一方、自分は彼からのメッセージに気がつくと「俺、夕飯の食材買ってくるね」と天使の彼に声をかけてからカフェに向かい)
「れ、レン、大丈夫…?」(部下は、慌てて青年を追いかけ、心配そうに声をかけて。天使の兄は、青年の様子を見て、強い言い方だっただろうかと少し反省し。一方、悪魔の兄は、「…そーかよ。あんなののサポートなんかしねぇからな」と言い。悪魔は、頼んでいたクリームソーダが来ると、どう言うべきかと必死に考えていて)
「…大丈夫」
(青年は部屋に戻るとベッドに寝転がりながらもそう呟き、兄は「それは、アイツの態度が気に入らないからか?」と尋ねてみて。一方、自分はカフェに着くと彼の姿を見つけ「お待たせ、話って何?」と尋ねつつ席に座り)
「…レン、なんでヴィクトールさんの為にあそこまでやろうとしたの?」(部下は、ベッドに座りつつ尋ねてみて、「レンには研究のお手伝いが忙しいでしょ?」と言ってみて。一方、悪魔の兄は、「…それもある。俺の勘だけど、なんか嫌な感じすんだよ」と言い。悪魔は、相手を見ては、「わざわざありがとな。ネロのこと、なんだけど…」と言い、伝えようとするも口篭ってしまい)
「そうだけど…神様、仕事ばっかりだったら可哀想だから」
(青年はゆっくり身体を起こすと部下の隣に座りつつそう語り、兄は「とにかく、お前は大人しくしてろ。そうすれば危害はないだろ」と言い。一方、自分は彼が口篭ると「…ネロに何かあったの?」と尋ね)
「…でも、曲がりなりにも元上位天使だし、大丈夫じゃないかな?」(部下は、青年の心配する気持ちもなんとなくわかるため、そう言ってみて。一方、悪魔の兄は、不服そうではあるも、「…へいへい」と返事していて。悪魔は、相手の質問に頷いて、「…兄さんの魔力の影響で、本来の人格になったみたいで、俺たちのよく知るネロじゃなくなってた」と話し)
「そうかなぁ」
(青年はあまり無理をさせたくないと思いながらもそう呟き、自分は戸惑いながらも「えっと…どんな人格なの?」と聞いてみて)
「きっと大丈夫だよ」(部下は、青年の髪を撫でながら、大丈夫だと言い聞かせていて。一方、悪魔は、「俺が、調子どう?って声掛けたら、こっち来んな、俺お前のこと嫌いって言ったり、俺は実力で認められたいから上級になりたいってこと言ったら、いつまでもそう思ってたらいいよ、どうせ無駄だからって言ったりしてた」と伝えて)
「…ルーはさ、なんでもできて凄いね」
(青年は部下に撫でられるとそのまま寄っ掛かりながらそう呟き、「俺、わがままばっかりだし、皆に迷惑かけちゃう」と眉を下げて。一方、自分は「!…それは、だいぶ…」とショックを受けたように呟いて)
「さっきもそう言ってたけど、なんでもは出来ないよ?」(部下は、青年を撫で続けながら、苦笑して、なんでも出来るわけではないと言い。一方、悪魔は、「ネロのことは兄貴たちが預かるって言ってた。アイツにどう言えばいいかわかんねぇし、家だとアイツに聞かれるから、わざわざ黙って来てもらったんだ」と言い。天使は、悪魔の相手が大事にしていたぬいぐるみを抱きしめ、『ネロ…大丈夫なのかな』と不安げに呟いていて)
「俺にとってはなんでもだもん」
(青年は部下に擦り寄りながらもそう伝え、自分は天使の彼にとって悪魔が消えてしまうより辛いことだと思い「そっか…アンジェロ、ショックでまた塞ぎ込んじゃいそうだよね」と呟いて)
「…なんか、そう言われると、照れちゃうなぁ」(部下は、まだまだできないことが多いと思っていたため、少し照れつつ言い、「そう言ってくれてありがとう」と言い。一方、悪魔は、「俺だってネイが変わっちまったら、どうなるかわかんないし…アイツの場合はよりなぁ…」と呟いては天を仰ぎ、「でもだからって、ずっと向こう泊まってるって誤魔化せないし…会いたいなら会わせてもいいって言われてるけど、あんま会わせたくねぇし…」と呟いて)
「…あのさ、ルー。赤ちゃんのことなんだけど…」
(青年は部下に褒められ気分を良くしていたが、ふと思い出したようにそう告げては「俺、欲しいのかわかんなくなっちゃって…どうしたらいいんだろ」と眉を下げて。一方、自分は「…これからのことも考えると、正直に話すのが1番なんだろうけど…」と言うも天使の彼がどのような反応をするか簡単に想像ができるため溜息をつき)
「そうなの?あんなに欲しがってたのに…」(部下は、子供について言われると、きょとんとして、「赤ちゃんできないのは残念だけど、また欲しくなったら作れるように頑張ろ」と言い。一方、悪魔は、色々考えた結果、「…素直に話す、しかねぇのかな」と呟いて、「そういや、なんて言って出てきたんだ?」とふと思ったことを尋ねて)
「…ルーは、すごく欲しかった?」
(青年はきょとんとしている部下にもしそうだったら申し訳ないと思いながらもそう尋ね、自分は「えっと、夕飯の買い出しに行くって…」と伝えたところで彼がクリームソーダを飲んでいることに気がつくと「味覚、戻ったの?」と聞いてみて)
「そりゃあ欲しいなーとは思うけど、絶対じゃないから」(部下は、少し考えてみては、そう伝えて、「レンが好きって思った時から、猫とはいえ、男の子だし、出来ないと思ってたから、諦めてたし」と伝えて。一方、悪魔は、それならあまり長居できないなと思い、相手に味覚が戻ったのか聞かれると、「戻った訳じゃないけど、何か頼まないと申し訳ないし、これ飲んだら気分出るかなーと思って」と苦笑して言い)
「そうなんだ…」
(青年は部下が欲しいのだと聞けばまた少し考え、「前は神様が作れって言うから俺も欲しかったんだけど、もう言わなくなっちゃったし、どうしたらいいかわかんなくて…」と理由を話して。一方、自分は「そっか…兄貴に話して原因とかはわかった?」と尋ねてみて)
「…レンは、ヴィクトールさんのことばっかりだよね」(部下は、青年にとっては父が全てなんだと思えば、寂しげに言い。一方、悪魔は、「兄貴は、ネロの影響じゃないかって言ってたけど…」と言い。悪魔の兄は、チョコを1つ食べては、何も感じず、首を傾げていて)
「え…そ、そんなことないよ!」
(青年は自身できちんと考えて行動しているつもりだったためそう否定し、自分は「まだ味がしないってことは、他の原因があるのかな…」と呟き)
「もちろん、ちゃんとレンが考えてくれてることはわかってるよ?」(部下は、青年が考えてくれているのはわかっていると言い、「でも、レンの中心になってるのは、全部神様…ヴィクトールさん、でしょ?」と尋ねて。一方、悪魔は、「なんなんだろうな、ほんと」と言い、相手に「ネイも飲む?」と差し出して)
「そうなのかな…」
(青年は無意識に相手の父の為にと行動していたため眉間に皺を寄せながらも考えており、自分は「ううん、俺はいいや。もう夕飯の食材買わないとだし」と言い席を立ち)
「俺がカフェの話した時、研究所あるからって断ってたのに、ヴィクトールさんの仕事は率先してやろうしてたし、ヴィクトールさんいたら、絶対ヴィクトールさんの方行くし、赤ちゃんの事だって…」(部下は、しょんぼりしつつ、感じたことを話しては、泣きそうになるのを堪えつつ、「ごめん、なんでもない!ちょっと出てくるね!」と言い、そのまま家を飛び出していき。一方、悪魔は「そう?…まぁいいや、じゃあ行こ」と言って飲み干すと、席を立ち、行こうと言い)
「え、わ…」
(青年は部下が急に外に飛び出して行ってしまうとぽかんとしながら扉の方を見ていて、「俺、ルーのこと悲しませちゃってたのかな」と呟いて。一方、自分は「今日の夕飯はどうしようかなぁ」と呟きつつ彼とスーパーに向かっていて)
「ほんと何してんだろ…レンは悪くないじゃん…」(部下は、意図せず青年を責めてしまったと思い、反省しており、当てもなく歩いていて。一方、悪魔は、「何がいいかな?」と考えつつスーパーに行き、着けば相手の代わりにカゴを持ち)
「…お、ルーカスか?」
(青年はしばらくどうするか悩んでいたものの部下が帰るまで待つことにし、店主は買い出しに出かけていたところ部下の姿を見つけてはそう声をかけて。一方、自分は「野菜炒めとかにしようかな…」と呟きつつ食材を選んでいて)
「んえ?…あ、おじさん…」(部下は、突然声をかけられ、思わず間抜けな返事をしてしまい、その相手を見ては、少し安心し、「…あの、もし時間あれば、お話聞いてもらってもいいですか?」と眉を下げつつ頼んでみて。一方、悪魔は、「あ、野菜炒めいいね」と言い、一緒に食材を選びながら、天使にどう伝えるかを必死に考えていて)
「ああ、店でいいか」
(店主は話があると聞けば不思議に思いつつも店へと一緒に向かい、着けばお茶を出してやり「またレンと何かあったのか?」と尋ね。一方、自分は一通り具材を選び終わると「アン、他に欲しいものある?」と尋ねて)
「まぁ、レン関係、ではあるんですけど…」(部下は、青年と何かあったというより自身の問題だと思っているため、青年関係だと言い、先程のことを軽く話して、「レンが考えてくれてるのはわかってるし、違う好きなのもわかってるんです。でも、どうしても気になってしまって…つい、レンにぶつけちゃったんです」と話して。一方、悪魔は、味覚がない以上申し訳なく感じるため、弁当にするか悩み、「んー、俺ご飯買ってこうかな…」と言い、考えていて)
「…お前は、レンにお前中心に考えてもらいたいのか?」
(店主は部下の話を聞いてはそう尋ね、「少し荒っぽいが、方法ならある。まあ、お前は嫌がると思うが…」と呟いて。一方、自分は彼が遠慮しているのだと気がつけば「そっか、わかった」と言い)
「…そう、かもしれません」(部下は、自身を中心にしてくれと思っていたつもりはないが、それを気にするということはそうなのかもと思い、方法があると聞けば、「…その方法、というのは?」と尋ねて。一方、悪魔は、惣菜コーナーに行き、「どれにしよ…」と考えつつ選んでいて)
「アイツと同じ手段…つまり、支配をすればいい。お前は今レンと対等に接しているんだろ?」
(店主は相手の父がしていたように青年を支配するつもりで接すればいいと伝え、自分は何か天使の彼が食べたいものはないかと一緒に惣菜を見ていて。一方、悪魔はしばらくして何人かの荷物を持った悪魔と共に家に戻ると『ただいまー。あれ、アイツ帰ったんだ』と呟いて)
「レンを、支配…?」(部下は、店主に教えてもらった方法は、確かに効果がありそうなものだが、できる想像が出来ず、「そんな、俺には無理ですっ…今のまま、ヴィクトールさん中心を変えられないんですか…?」と尋ねてみて。一方、悪魔は、惣菜を決めれば、「よし、これにしよ」と呟き、カゴに入れて。悪魔の兄は、無視しようかと思ったが、後ろにいる数人の悪魔を見ては、「…その後ろのはなんだよ」と言い)
「そう言うと思ったよ」
(店主は部下が無理だと言えば溜息をつきつつそう呟き、「悪いが、俺はこれ以上思い浮かばねぇ」と答えて。一方、自分は彼と共に会計を済ませると「アンジェロにどう言うか決まった?」と尋ね、悪魔はソファーに座ると『これ?街歩いてたら俺のこと狙ってるぽかったから、適当に支配してこいつらの持ち金全部で服買ってもらったの』と答え)
「そう、ですよね…」(部下は、やはり無いのかと落胆して、「…もう、俺がどう思ってるのか、わかんなくなってきました」と言い。一方、悪魔は、眉を下げては首を横に振り、「どう伝えようとしても、脳内イメージでは暴れちまう」と言い。悪魔の兄は、それを聞けば、「…気持ちわりぃ」と呟いて)
「…結局のところ、レンは愛玩用なんだ。対等な関係だけを築くのは難しいだろうな」
(店主は落胆している部下にそう伝え、自分は「そうだよね…」と言いながらも自身でも考えてみたが、彼と同じ結果になってしまい。一方、悪魔は『気持ち悪いって何が?俺は自分で自分の身を守ってるだけだけど』と言えば連れてきた悪魔たちに帰るよう命令し)
「…それしか、ないのかなぁ」(部下は、店主の言う通りなのだろうなと思うも、それ以外に選択肢はないのだろうかと呟き。一方、悪魔は、「…伝えんの無理なのかな」と呟きつつ家に向かって。悪魔の兄は、「あーはいはい、そーかよ。お前、アイツ…アンジェロは嫌いなくせに俺は嫌いじゃねぇの?」と言い)
「お前はレンにどうなってほしい?自分だけに気を向けてほしいのか?」
(店主は納得のいっていなさそうな部下にそう尋ね、自分は「でも、今伝えないと後からもっと酷いことになりそうだよね」と言いながらも家に着けば鍵を開けて。一方、悪魔は『お前には母さんの魔力が入ってるだろ?だからまだマシ』と言いながらも買った服を出していて)
「ヴィクトールさんも含めて色んな人と仲良くして欲しいです…でも、多分俺中心でいて欲しいかもです」(部下は、店主の質問に考えてみては浮かぶ言葉を言い。一方、悪魔は、「だよなぁ…」と呟いて、天使はちょうど出ようとしていたところだったようで鉢合わせ、『おかえり!遅いから迎えに行こうとしたんだよ!』と言い。悪魔の兄は、「なるほどなぁ…」と納得したように言うと部屋を出て行き)
「…そうか、まあどうするかはお前次第だけどな」
(店主は部下の気持ちを聞けば結局は部下次第なのだと告げ、青年は部下がなかなか帰ってこないことが心配になり、無意識に部下の服をクローゼットから引っ張り出してはそれらに包まっていて。一方、自分は天使の彼と鉢合わせると「ご、ごめん、アンと偶然会っちゃってさ」と誤魔化すも、彼はどう切り出すのかと心配でいて)
「…わかってます」(部下は、頷きつつ分かってると言い、お茶を飲んでは、どうしたらいいんだろうとぐるぐる考えてしまって。天使の兄は、部下に仕事はどうするのか聞こうと思い、青年の部屋に行くも、数枚の部下の服に包まる青年を見ては、「ルーカス…って、お前なにしてんだ?副なんかに包まって」一方、悪魔は、少し黙ったあと真剣な顔で「…お前に、ネロの事で大事な話がある」と言い。天使は、悪魔の言葉に首を傾げ、『ネロがいないのと、関係する…?』と尋ねて)
「…ゆっくり考えてな」
(店主は部下が考え込んでいることに気がつくとそう声をかけて、青年は「…ルーが飛び出して行っちゃって…まだ戻ってこないの」と言いながらもぎゅっと部下の服を握っており。一方、自分は「…とりあえずリビング行こうか」と天使の彼をリビングに誘導し)
「ありがとうございます…」(部下は、店主の言葉にお礼を言うと、また考え込んでは、「やっぱり、支配するしか術はないもんなぁ…」と呟いて。天使の兄は、「飛び出した?またなんか喧嘩した…訳じゃなさそうだな」と喧嘩かと思ったが違いそうだと思い、否定しては、「ま、何かあったら言いに来い。メールでもいいから」と伝えて部屋を出て行き。一方、天使は、2人に連れられるままにリビングに戻り、ソファーに座っては、『それで、ネロのことで大事な話ってなに?』と尋ねて、悪魔は、「ネロは…その…」と言いずらさから口篭り)
「うん…ありがとう」
(青年は天使の兄が出て行くとまた服の中に包まり、「ルー、早く帰ってこないかな…」と呟いて。一方、自分はスーパーで買った食材を冷蔵庫にしまいつつも心配しながら2人の様子を見ていて)
「…レンと話し合ってみようかな」(部下は、一人で考えても答えが出ないため、話し合ってみようと思い、「まぁ、支配することになったとしても、やり方わかんないけど」と呟いて。一方、天使は、悪魔の様子を見ては、『…ネロ、消えちゃったんでしょ?それならそう言ってよ』と言い、悪魔は「…お前の思ってる消えるじゃねぇんだよ」と伝えれば、天使は戸惑っていて)
「決まったか?」
(店主は仕込みをしながらも部下にそう声をかけ、自分は「…アンジェロ、落ち着いて聞いてね」と天使の彼の背中に手を当てながらその隣に座り)
「家に帰って、レンと話し合ってみることにしました」(部下は、立ち上がりつつ店主に伝えて、「いつもすみません、今回もお話聞いて下さりありがとうございました」とお礼を言い。一方、天使は、手をぎゅっと握り、『…頑張る。だから、話していいよ』と悪魔に言い、悪魔は、天使の様子を見つつ、丁寧に説明して、「兄貴は、会わせてもいいって言ってくれてるけど、俺は会わない方がいいと思ってる。悪魔側の天使の俺ですら、すげぇ嫌われてるし」と言い。その話を黙って聞いていたが、『なんでっ…ずっと一緒って言った!ネロじゃないとやなの!』と悪魔にぶつけるように言い)
「気にすんな、気をつけて帰れよ」
(店主は部下を出口まで見送ればそう伝え、自分は必死に天使の彼の手を握りながらも「ア、アンジェロ、落ち着いて…!」と伝えていて)
「レンに連絡しておかなきゃな」(部下は、家に急ぎつつ、そう呟いては青年に『逃げちゃってごめんね。今帰ってるから、ちゃんと話し合おう』とメッセージ送り。一方、悪魔は、「お前はどうしたい?会わない方がいいと思うのは俺が思ってるだけだし、会いたいなら連れてく」と尋ねれば、天使は、その言葉で少し落ち着き、『…ネロと、いっぱいお話したら、前みたいに仲良くできる?』と泣きそうな顔で尋ねて)
「ルー…」
(青年は不安から追加で服を引っ張り出しベッドの上で丸まっていたが、部下からのメッセージを見てはポツリとそう呟いて。一方、自分は前みたいに仲良くできるかという問いに難しいのではないかと考えてしまい、どう答えるのかと彼の方を見ていて)
「…レン、ただいま。ごめんね、不安にさせちゃったね」(部下は、家に着くと青年の部屋に行き、ベッドの上に何枚も出ている自身の服を見ては、申し訳なさそうに声を掛け、優しく撫でてやり。一方、悪魔は、少し黙ったあと、「お前の為にならないと思うから、あえてはっきり言うけど、今のネロの様子的に、無理だと思う」と伝えて。天使は、悪魔の答えに、泣いてしまい、『ネロ返してよぉ…』と何度も言い、何度も悪魔の相手の名前を呼んでいて)
「…おかえり」
(青年は部下に頭を撫でられるとゆっくりと起き上がりそう声をかけて、自分は泣き出してしまった天使の彼を抱きしめては「…ごめん、ごめんね」と伝えて)
「レン、さっきは逃げちゃってごめんね」(部下は、青年の隣に座り、そう言っては、店主と話したことを説明しては、「…俺、考えてみたけど答え出なくて…レンの事でもあるから、話して決めることにしたんだ」と言い。一方、悪魔は、「そんなに呼ぶなら、一度会ってみるか?」と尋ねて。天使は、泣きながら、首を横に振り、『…もういい』と言い)
「そうなんだ…」
(青年は部下の話を聞けばポツリとそう呟き、「俺が、ルーのこと中心で考えられればいいんだよね」と伝え。一方、自分は「アンジェロ…本当にいいの?」と心配そうに尋ね)
「多分、ロイさんでも先輩でも、中心になってたらやだなってなりそうだがら」(部下は、小さく頷いては、そう言って、「ヴィクトールさんみたいに出来ると思えないんだよね」と言い。一方、天使は、『ネロいないならもういい、俺を消してよ』と悪魔に頼むも、悪魔は「…今のお前が本心で言ってると思えない。もう一度よく考えて、それでも消して欲しいなら消すし、会いたいなら連れてく」と真剣に伝えて)
「…俺も、その支配?っていうの、よく分かんない…」
(青年は相手の父に支配されていた記憶がないため困ったようにそう呟き、自分は「…アンジェロ、本当はどうしたいの?」と天使の彼としっかり目を合わせながら問いかけて。一方、悪魔は買った服を当てて楽しんでいたが、『んー…ねえ、アンジェロ。どっちの方が…』と思わず天使の彼の名前を呼んでしまい、首を傾げていて)
「どうしたら、レンの中心になるんだろ…」(部下も、するにしてもやり方が分からず、困っていて、「レンは、もしそのやり方がわかったとして、されてもいいの?」と尋ねて。一方、天使は『…ネロと、いたい……でも、ネロじゃないから、どうしたらいいか、わかんない…』と俯きながら言い)
「…ルーになら、いいよ」
(青年は部下がするならと思いぎゅっと手を握りながらそう伝え、自分は「そうだよね…」と呟きつつも何か解決策はないかと考えており)
「…そっか、じゃあ、もしやり方がわかったらしてもいい?」(部下は、青年の手を握りつつ、確認するよう尋ねて。一方、悪魔は、相手の兄に『天使の俺に話した。前みたいに仲良くしたいみたいなんだけど、兄貴から見て、なれそう?』とメッセージを送って。悪魔の兄は、いつものように屋根に寝転んで、ぼんやりしつつ、どこで聞いたかもわからない歌を歌っていて)
「うん、もちろん」
(青年は部下に笑顔を向けつつもそう伝え、兄は彼からのメッセージを見ては「前の記憶は残ってるみたいだが、あまり期待はしない方がいい」と返信し)
「よかった」(部下は、嬉しそうに言うものの、すぐにどうすればいいのかと考えて、「支配って、どうしたらいいんだろ…」と呟いて。一方、悪魔は、やはりかと思い、「兄貴に聞いてみたけど、一応、前の記憶は残ってるけど望み薄みたい」と伝えて、天使は、それを聞くと、『決めた…もしかしたら無理かもだけど、ネロが会いたいって言ってくれたら会う』と言い)
「わかんないけど…とにかくやってみる?」
(青年はやり方はよく分からないもののとりあえず部下の言うことに従ってみようと思いじっと部下を見つめ、自分は「そっか…そしたら、それまでは我慢だね」と言いつつ天使の彼から離れて)
「え…うーん…」(部下は、やってみると言われても、何を言えば支配になるかわからず、考え込んでしまい、浮かぶと「えっと…じゃあ、ヴィクトールとのベタベタ、ちょっとだけ控えて…?」と遠慮がちに言い。一方、天使は、『もし、ネロが戻んなかったら、あのお家どうしよう…せっかく、お家も家具も、お兄さんに買ってもらったのに』と困ったように言い)
「え?う、うん…」
(青年は何を言われるのかと待っていたものの部下の遠慮がちな言葉に拍子抜けし、キョトンとしたようにそう呟いて。一方、自分は「うーん…とりあえずアンジェロだけで住んでみる?」と提案してみて)
「あーやっぱダメだぁ」(部下は、頑張ってやってみたが、やはりできないと思い、「俺、命令なんて出来ないよぉ」と言い。一方、天使は、『そう、しようかな…』と言うも、悪魔の相手が楽しみにしていたため少し寂しげにしていて。悪魔は、相手の兄に、『来るかわかんないけど、ネロが、天使の俺に会いたいって言ってくれるのを待つことにしたみたい。だから、その時は教えて』と言い)
「だめかぁ…」
(青年は少し残念そうに呟きつつも部下の頭を撫でてやり、自分は「…日中は俺も遊びに行くからさ、寂しくないよ」と伝えてやり)
「俺、今まで誰かに命令した事ないもん」(部下は、命令したことが無いため、より出来ないと言い、「レンなら、なんて命令する?」と尋ねてみて。一方、悪魔も、「俺も、たまに遊び行くし、元気出せって」と言いつつ、天使の頭を撫でてやり、天使は、2人に励まされ、笑顔を作っては、『ありがと、2人とも。荷物はある程度纏めてるし、そろそろ引っ越そうかな』と言い)
「俺だったら…うーん…」
(青年は自身だったらどうするかと考えれば「…俺の傍から離れないで、いっぱい撫でて…とか?」と首を傾げ。一方、自分は天使の彼が笑顔を作ると安心したように息をつき「そっか…ネロの物も持ってく?」と尋ね)
「離れないで…撫でて…そうなんだ」(部下は、青年の言葉を繰り返しつつ、納得しては、「えっと、じゃあ…いっぱい、甘えてくれる…じゃなくて、甘えてっ!!」と不慣れから必死に命令をしてみるも、言葉を気を付けようとするあまり、強めの口調になってしまっていて。一方、天使は、『とりあえず、運ぶだけ運んでおこうかな。無理なら魔界に持ってけばいいし、来るならその時開ければいいし』と言い)
「え、う、うん」
(青年は部下の慣れていない命令に戸惑いつつも部下に擦り寄ってみて、自分は天使の彼が少しずつ元気になっていることに安心しつつ「わかった、じゃあ俺も手伝うよ」と伝え)
「うぅ、俺やっは向いてないのかな…」(部下は擦り寄ってくれる青年の頭を撫でつつ、そう呟いて。一方、天使は、『あ、そうだ、ぬいぐるみ持ってってあげてくれる?元々ネロが気に入ってたやつだし』と悪魔に頼んで、悪魔は、「それってあれ?ネロが出来た時にゲーセンで取ってきたってやつ」と言うと、そう!と元気よく返ってきて)
「そんなことないよ?」
(青年は部下の上に跨るとその頬にキスをしてやり、自分は「ぬいぐるみ見て、アンジェロに会いたいって思ってくれるといいね」と言いつつ椅子から立ち上がり)
「…そう?」(部下は、青年を支えるように抱きしめつつ、不安げに見つめて。一方、天使は寂しげに微笑みつつ、『…うん』と言い。悪魔は、「とりあえずよかった、なんとか受け入れてくれて」と言い、ご飯にしようと言い)
「ルーは俺のご主人様になるんだから、しっかりしないと」
(青年は不安げな部下の目元を撫でつつもそう伝え、自分は「じゃあアンジェロ、手伝ってくれる?」と言いながらもキッチンへ向かい)
「う、うん、そうだね!」(部下は、青年の言う通りだと思い、「命令出来るようにならなきゃ…!」と決意するように呟いて。一方、天使は、『わかった』と言い、相手とキッチンに行き)
「それで、ルーは何してくれるの?」
(青年は部下が自信を取り戻すと嬉しそうに尻尾を立てながらもそう尋ね、自分は天使の彼と共に夕飯を作れば食卓に並べて)
「え、えっと、どうしよ…」(部下は、青年の言葉に、何するか考えては、「レン、遊ぶ?」と浮かんだものを提案してみて。一方、悪魔は、「いいなぁー、俺もネイと料理したぁい」と羨ましそうに言い。天使は、机に並ぶ惣菜を見ては、『味覚、戻ってないんだ…』と呟いて)
「いいよ、何して遊ぶ?」
(青年は部下に遊ぶかと聞かれ、素直に頷いてはそのまま首を傾げて。一方、自分は「アンの味覚が戻ったらね」と言いながら飲み物を用意し、「じゃあ、食べよっか」と椅子に座って)
「んー、まだ決めてないんだよね…」(部下は、何して遊ぼうかと考えては、「いつもみたいに猫のレンとおもちゃで遊ぶのもいいし…お絵描きするのもいいかも」とあれこれ考えていて。一方、悪魔は、「やった、約束な?」と嬉しそうに言っては、いただきますと言って、食べ始めて)
「…ルーって結構優柔不断だよね」
(青年は悩んでいる部下をじっと見つめながらもそう呟き、自分は「…うん、結構上手くできたかも」と言いながら野菜炒めを食べ進めていて)
「決めたっ!お絵描きして遊ぼ!」(部下は考えていて青年の呟きは聞こえておらず、決めればそう言って。一方、天使は、相手と共に野菜炒めを食べており、『ん、美味しい…』と幸せそうに言っていて。悪魔は、そんな天使を羨ましく思いつつ、惣菜を食べており)
「うん、いいよ」
(青年はそれを聞くと棚から紙やペンを取り出して、自分は天使の彼の口元に米粒がついていることに気がつくとそれを手で取ってやり)
「ありがとう」(部下は、青年が用意してくれたことにお礼を言い、「レンのご主人様になるの、難しいね」と言い。一方、天使は、口元のご飯を取られると、恥ずかしそうに笑って、『えへへ、ありがとう』と笑って)
「…ルーの好きなようにしていいんだよ?」
(青年は紙を広げながらも部下がそこまで気にする必要はないと伝え、自分は食べ終えると「俺片付けしとくからさ、アンジェロは持って行く荷物の確認してきていいよ」と伝え)
「好きなようにって言っても、前からしてるからなぁ」(部下は、青年の言葉にそう呟いては、ペンを持っては、何を描こうかと考え。一方、天使は、『いいの?ありがと!』と言い、食べ終わると、部屋に戻って悪魔の相手の荷物と自分の荷物を整理しつつ確認していて。悪魔は、天使を見送りつつ食べ終われば、片付けつつ、「何も起きずに伝えられてよかった…」と呟いて)
「でもさ、俺のやりたいこと優先してるでしょ?」
(青年は適当に絵を描き始めながらもそう尋ね、「もっと、ルーの今これやりたい!ってことしてほしい」と伝え。一方、自分は「もっと暴れるかと思ったけど…そんなことなかったね」と言いつつ皿を洗っていて)
「…そうかも」(青年の言葉に、振り返ってみては、そんな気がしてきて、そう呟いて、「俺はレンファーストになっちゃってるから、つい優先しちゃうのかも」と言いつつ、なんとなく元悪魔を描き始めて。一方、悪魔は、「ほんとにな。天使の力暴走してもおかしくなかったしな」と言いつつ相手を手伝って)
「だから、ルーのしたいようにやってみていいよ」
(青年は部下に心当たりがあると分かればそう伝えつつ猫の絵を描いていて、自分は「もしアンジェロが暴走したら、アンでも止めるの難しいの?」と尋ねてみて)
「頑張ってみるね」(部下は、うんと頷いて、頑張って直そうと思い、少しして絵が出来ると、「描けた…けど、なんか違う気がする…」と首を傾げつつ、描いた絵を見ていて。一方、悪魔は、「んー、多分大丈夫だとは思うけど、もしかしたら力によっては俺は悪魔だし、ダメかもしんないな」と言い)
「ルーは何描いたの?」
(青年は猫の絵に色を塗りつつも部下の絵を覗き込んで、自分は「そっか…アン、強いもんね」と言いつつ洗い物を終えては手を洗い)
「絵描く時はレンが多いから、今日はロイさん描いてみたんだ」(部下は、青年に絵を見せつつ言うと、「でも、なんか違う気がするんだけど、レンどこが違うかわかる?」と尋ねてみて。一方、悪魔は、「もしダメな時はネイに頼むしかなくなるけどな」と苦笑して言い)
「うーん…」
(青年は部下の絵をじっと見つめては「…あ、ホクロがない」と呟いて、自分は「俺?そんなに強くないけど…」と眉を下げて)
「ホクロ?うそっ、ホクロなんてどこあったっけ?」(部下は、人の顔は覚えるのが得意だと自負していたが、青年に言われても思い出せず、場所を尋ねて。一方、悪魔は、「俺も頑張るからネイも頑張れ…になるな」と言い、お風呂を沸かしに行き)
「この目の下のとこだよ」
(青年は身を乗り出しながらも絵の目の下を指さし、自分は「ネロじゃないネロかぁ…」と呟きながらも、今の悪魔は天使になった自分を恨んでいるのだろうなと考えていて)
「ここにホクロあったんだぁ…」(部下は、青年に教えてもらい、そう呟いては、ホクロを描き足して、もう一度絵を見てみては、「うん、完璧かも。レン、よく見てるね、ありがとう」と言い。一方、悪魔は、お風呂を沸かし終えると、そのままお風呂の用意してから、天使の元に行き、軽く話してはぬいぐるみを受け取り、それを抱えてリビングに戻り)
「俺にもあるの、知ってる?」
(青年は褒められ嬉しそうにしながらも自身のホクロは知っているかと尋ね、自分は彼が戻ってくると「ぬいぐるみ預かってきたんだね」と声をかけて)
「それはわかるよ、ここでしょ?」(部下は、青年の質問に頷いて、口元にあるホクロに触れつつ言い。一方、悪魔は、「アイツ、ネロのぬいぐるみ並べてたんだけど、色々あったんだなって感じたわ」と言いつつ、忘れないように鞄のそばに置いておき)
「そこも正解だけど、他は?」
(青年は顔以外にもあるはずだと部下の目をじっと見つめ、自分は「…やっぱり、まだ辛いんだ」と呟きつつも彼が持ってきたぬいぐるみの頭を撫でていて)
「後は、お腹と胸元、かな」(部下は、他を聞かれると、思い出しつつ言い。一方、悪魔は、「てか、なんかネロが好きじゃなさそうなぬいぐるみもあったんだけど」と言い)
「んー…残念!」
(青年は部下の答えを聞くと指で小さくバツを作りながらもそう伝え、自分は彼の言葉を聞くと「好きそうじゃないぬいぐるみ?どんなの?」と聞いてみて)
「え、うそ!?どこだっけ?!」(部下は、不正解と言われると、青年の事だからとら自信があり、驚きつつ尋ねて。一方、悪魔は、「クマのぬいぐるみなんだけど、可愛いか?って感じのやつだった」と伝えては、ふと「もしかしたら、今のネロなら好きとかありえそう…?」と言い)
「わかんないの?」
(青年は部下の反応を見ては少し不満げにそう尋ね、自分は「んー、どうなんだろ…」と返しつつもどんなぬいぐるみなのか気になっており)
「う…ごめん…」(部下は、必死に考えても思い浮かばず、しょんぼりしつつ謝り、「レンのことなら自信あったのに…」と呟いて。一方、悪魔は、「後で見せて…」と、言いかけた所で、遊園地で買ったぬいぐるみや、悪魔の兄から貰ったぬいぐるみを抱えた天使が来て、天使が『やっぱり、この子たちもネロのとこ連れてってあげた方がいいかなぁ』と2人に言っていて)
「…ちゃんと覚えてね」
(青年は部下のしょんぼりしている様子に溜息をついては、足を伸ばし少しズボンをたくし上げると「ほら、ここ」と太ももを指さして。一方、自分は「あ…このぬいぐるみ?」と彼に問いかけて)
「ここかぁ…うん、覚えとくね」(部下は、青年の太もものホクロを軽く撫でつつ呟いて、「もう忘れない!」と言い。一方、悪魔は、「あ、そうそう!このぬいぐるみ!」と頷いて、天使は、『え、なんの話?この子がどしたの?』と不思議そうに尋ねて)
「絶対だよ」
(青年は部下に撫でられくすぐったく感じながらもそう伝え、自分は「このぬいぐるみ、どこで買ったの?」と尋ねてみて)
「もう大丈夫!」(部下は、うんと頷いて大丈夫と言い、「レンは俺のホクロの位置知ってるの?」と尋ねてみて。一方、天使は、『この子はね、兄様がネロにくれたの。俺はキーホルダー貰ったんだよ』と話して。悪魔は、「兄さんが、ネロたちに…?」と不思議そうに呟いて)
「え、んーと…」
(青年は部下の質問に対し眉を下げながらも考えており、自分は悪魔の兄が選んだと聞けば納得したように「そうだったんだ…」と呟くも、なぜあげたのかと不思議に思っていて
「良かったぁ、俺だけがわかんない訳じゃなくて」(部下は、青年が悩むと、自身と同じなことに、嬉しそうにして。一方、天使は、『俺とネロの家の家具見に行った日にくれたんだよ。ネロに、兄様に返すか聞いたけど、せっかく選んでくれたから持っとくって言ってたんだ』と伝えて)
「…あ、右腕?」
(青年はそういえば右腕にあったと思いそう伝えてみて、自分は「そうだったんだ…これも持ってくの、いいかもね」とぬいぐるみを見ていて)
「あー、残念!」(部下は、眉を下げつつ言うと、左袖を捲ると、肘近くにあるホクロを見せて。一方、天使は、『じゃあ、この子たちも持ってって!』と悪魔に頼んで。悪魔は、受け取れば、「明日スクールあるし、行く前に持っていくよ」と言い)
「逆かぁ…」
(青年は部下に正解を教えられては残念そうに呟き、自分は「ネロ、喜んでくれるといいね」と言いつつ天使の彼の頭を撫でて)
「ホクロって意外とわかんないものだね」(部下は、自身も青年も上手く把握できていないため、そう言って。一方、天使は、『うんっ』と嬉しそうに笑って言い)
「あんまり意識して見ないからなぁ…」
(青年は部下のホクロをじっと見ながらもそう呟き、自分は天使の彼に「じゃあ今日はもうお風呂入って寝ておいで」と促して)
「だね」(部下は、青年の言葉に頷きつつ言い、「これ、ロイさんにあげようかな…」と考えて。一方、天使は、『うん…一緒に入ろ?』と悪魔に頼んで、悪魔は、「え、俺?まぁいいけど…」ときょとんとしつつ頷いて)
「…ロイにあげるの?」
(青年は部下の言葉を聞けば少し不満げにそう聞き返し、自分は久しぶりに彼と一緒に入りたいと思っていたため寂しく思うも「そっか、行っておいで」と伝え)
「レン欲しいの?じゃあ…」(部下は、せっかく描いたのだからと思っていたが、青年の様子を見て、譲ろうとして、好きにしていいと言われたのを思い出しては、「レンには別のあげるから、これはロイさんの」と言い。一方、悪魔は、「ネイも一緒に入んない?久しぶりにさ」と相手を誘ってみて)
「!でも、俺のルーなのに…」
(青年はだめだと言われると更に不満げにそう呟き、自分は「え…俺も入っていいの?」と確認するように2人を見て)
「…コピーでいいならあげるけど、どうする?」(部下は、青年を見つつ、そう伝えてみて。一方、天使は、『俺もいいよ!3人で入るの、久しぶりだね』と笑顔で言い、悪魔も、「当たり前じゃん、ほら行こ」と言い)
「…じゃあ、俺用の描いて」
(青年はコピーではなくそのまま欲しかったため、不満ではありながらも別のをもらった方がいいと考えそう伝え。一方、自分は2人の言葉を聞くと「!ありがとう」と笑顔を見せつつ浴室へ向かい)
「わかった」(部下は、選んだ青年を褒めるように頭を撫でてやり、何を描こうかなと考えては、猫の姿の青年と、青年の友達の猫が遊ぶ姿を描くことに決め、描き始めて。一方、悪魔は浴室に着き、「ネイ、俺の頭洗ってくれる?」と頼んで、服を脱ぎ。天使は、『俺、お前の背中洗いたい!』と楽しそうに言いつつ服を脱いでいて)
「これ俺?」
(青年は部下が描く様子をじっと見ながらもそう尋ね、自分は「もちろんいいよ」と言いつつ浴室に入れば「アン、ここ座って」と椅子を指さし)
「あ、わかる?そう、こっちがレンなんだ」(部下は、描いていれば、青年に聞かれると、嬉しそうに答えて、「レンが友達と遊んでるとこにしたんだ」と嬉しそうに言い。一方、悪魔は、嬉しそうに椅子に座って、「お願いしまぁす」と言い。天使は、身体を洗ってから、湯船に浸かって)
「可愛く描けてる!」
(青年は嬉しそうに絵を見つめながらもそう褒めて、自分は早速彼の髪を洗い始めながらも「大丈夫?痛くない?」と聞いていて)
「えへへ、ありがとう」(部下は、青年に褒められ、照れつつお礼を言い、完成すれば、「出来たよ!はい、レンにプレゼント」と言い。一方、悪魔は、目を瞑っては、「大丈夫、気持ちいいよ」と言い。天使は、湯船に浸かりながら、よく悪魔の兄が歌っていた歌をうる覚えながらに歌っていて)
「やった、ありがとう!」
(青年は絵を貰えば嬉しさから抱きついて、自分は天使の彼が歌っている歌が気になっては「アンジェロ、それなんの歌?」と尋ねてみて)
「喜んでもらえてなによりだよ」(部下は、青年の頭を撫でつつ言うと、「そういえば、レンは何描いたの?」と尋ねて。一方、天使は、『タイトルとかはわかんない。なんかね、兄様がよく歌ってたの』と言い)
「ん?俺は普通に猫かいたよ」
(青年は部下に自身の描いた絵を見せつつそう伝え、自分は「そうなんだ…いい歌だね」と褒めながらも彼の頭を流してやり)
「え、これも可愛いじゃん!」(部下は、青年の描いた絵を見ては、目を輝かせて褒め、「これ、もらってもいい?」と尋ねて。一方、天使は、『もしかして、兄様が子供の時にお母様が歌ってたのかな』と言い。悪魔は、流してもらうと、「ありがとう、ネイ」とお礼言い)
「いいけど…」
(青年はいつもより上手く描けなかったため、そんなものでいいのかと不思議に思いながらもそう伝え。一方、自分は「お母様…っていうのは、アンたちのお母さんのこと?」と尋ねてみて)
「うん、だってかわいいもん」(部下は、充分可愛いから欲しいのだと言い。一方、天使は、『うん、俺のお母さん。でも、兄様だけ歌ってるから、違うのかな』と考えてはわからなくなり、悪魔は、身体を洗っていて、「ネイも知らないなら、ネイのお母さんも違う?」と尋ねて)
「そっか、じゃああげる」
(青年は部下に可愛いと言われると自信がついてきて、満足気にそう伝えて。一方、自分は「俺が忘れてるだけで母さんなのかな…」と呟いて)
「ありがと!大切にするね」(部下は、青年から絵を貰っては嬉しそうに言っていて、青年の絵を入れているクリアファイルに入れて。一方、悪魔は、「それもありそうだよな」と言い、天使を呼んで背中を洗わさせてやり。天使は、悪魔に呼ばれ、湯船を出れば洗ってやりつつ、悪魔の兄が相手らに母のことを伝えていた時は相手の兄と話していて知らないため、『兄様の話だよ?なんでネイのお母さんが関係あんの?』と不思議そうに言い)
「ルー、俺の絵そこに入れてるんだ」
(青年は部下の持つクリアファイルを覗き込んではそう呟き、自分はそういえば天使の彼は知らなかったと思い出しては「えっと、リアンはアンジェロたちの親父の愛人…俺の母さんの子なんだ」と説明をしていて)
「うん、これはレンの絵だけ入れてるんだ」(部下は、青年からもらった絵だけを入れてると言い、今までにもらった絵を見せて。一方、天使は、『親父に愛人いたんだ…ネイのお母さんと俺のお父様の子供ってことは、天使と悪魔の子ってこと?』と言うもよくわからず首を傾げてて)
「わ、すごい…」
(青年は自身の絵が全て綺麗に保管されていることに驚きつつもどこか恥ずかしさを感じており、自分は「多分そういうことだと思うよ」と言いながらも湯船に移動して)
「俺の宝物なんだ」(部下は、嬉しそうに笑いながら、宝物だと言うと、それをクリアファイルに戻して、「ロイさんに渡してこようかな」と呟いては、その絵を持ち。一方、悪魔は、泡を流しつつ、「あ、そういや兄さんが生粋の悪魔みたな雰囲気になってたんだよな」と思い出したことを言い。天使は、『兄様が悪魔の血が覚醒した、とかなのかな』と呟いて)
「俺待ってるから、行ってきていいよ」
(青年は元悪魔に渡す様子を見ると不満に思ってしまう気がしたためそう伝え、自分は「そうなんだ…本物の悪魔になったのかな」と呟きつつもお湯で遊んでいて)
「すぐ戻ってくるからね」(部下は、青年に伝えては、そう言って、元悪魔の部屋に行き、ノックをして、「ルーカスです、今大丈夫ですか?」と声をかけて。一方、悪魔は、「かな…ネロの事でいっぱいになってて聞きそびれたからわかんないけど」と言い)
「ええ…どうぞ」
(元悪魔は気を紛らわせるために本を読んでいたものの、部下から声がかかれば部屋に通してやり。一方、自分は「リアンも大変なのかなぁ…」と呟きつつ湯に沈み)
「失礼します」(部下は、元悪魔に通してもらっては、そう言って中に入り、「実は、さっきレンとお絵描きしてたんですけど、ロイさん描いてみたんです。良ければもらってください」と言い、その絵を見せて。一方、悪魔は、「よくわかんねぇな」と呟いて、自分も湯に浸かって。天使は、『難しいね』と呟いて)
「絵、ですか…」
(元悪魔は部下に絵を見せてもらうと少し考えた後「…ありがとうございます、いただきますね」と絵を受け取って。一方、自分は「俺たちがあんまり考えることじゃないのかな」と言いつつも湯船に入ってきた彼にくっついて)
「…こういうの、あまり好きじゃなかったですか?」(部下は、元悪魔の様子を見て、そう尋ねてみて。一方、悪魔は、「ネイはさ、さっきの歌聞いて、なんとなくでも知ってる感じした?」と尋ねてみて。天使は、『俺、先上がってるね』と伝え、浴室から上がり)
「いえ、そういうわけではないのですが…」
(元悪魔は気まずそうに目を逸らしながらもそう呟き、「…とにかく、いただきます」と言えば扉を閉めて。一方、自分は「うーん…あんまり覚えてないけど、いい歌だなって思ったよ」と伝え)
「…どうしたんだろ?」(部下は、なんだか申し訳なく思いつつ、青年の元に戻り。一方、悪魔は、「じゃあ、違うのかな…もしかしたら今のネロが知ってるかもだけど」と言い)
「…あ、おかえり、渡せた?」
(青年は紙とペンを片付けながら部下の帰りを待っていたが、戻ってくればきちんと渡せたのかと確認をして。一方、自分は「…アン、そんなに気になってるの?」と不思議そうに尋ねてみて)
「うん、渡せたには渡せたけど…」(部下は、渡せたかという質問には頷くも、元悪魔の様子が気になっていて。一方、悪魔は、「兄さんってあんま歌興味ないのに、兄さんが知ってるのが気になるんだよね」と言い)
「何かあったの?」
(青年は微妙な反応を見せる部下に顔を寄せてはそう尋ね、自分は「そうだったんだ…本人から聞けるのが1番だけど…」と眉を下げて)
「ロイさんは貰ってはくれたけど…」(部下は、少し眉を下げつつ、先程の事を話して。一方、悪魔は、「ま、とにかく明日聞いてみるよ」と言い。天使は、そろそろ2人も上がるだろうと思い、飲み物を用意していて)
「そうだったんだ…やっぱり、神様とのことなのかな」
(青年は元悪魔がまだ相手の父とのことを気にしているのではないかと思いそう呟いて、自分はそれがいいだろうと考えつつも「そろそろ上がる?」と聞いて)
「先輩もそう言ってたし、かもしれないね」(部下は、事情があると天使の兄も言っていたため、自身の絵を引き金になにか思い出させたことがあるのかもと思い。一方、悪魔は、「これ以上は逆上せるし、上がるか」と言い、湯船から上がり、浴室から出ては相手にタオルを渡してから自分もタオルで体や髪を拭いて)
「…ルー、ロイのことが心配なの?」
(青年は部下の考え込む様子を見ては不満げにそう尋ねて、自分はタオルを受け取ると身体を拭きつつ彼の方をぼーっと見ていて)
「ちょっと、ね…」(部下は、心配はしているも、少しだと言い。一方、悪魔は、服を着ては、相手に声をかけようとそちらを見ては、その様子を見て、「…もしかして、のぼせた?大丈夫?」と心配して)
「ちょっとだけなら俺のこと見てて!」
(青年は部下をじっと見つめながらもそう我儘を言い、自分は「あ、ううん、のぼせたとかじゃないんだけど…」と彼から目を逸らして)
「!…レンだって、ヴィクトールさんといる時俺のこと一切見なかったじゃん」(部下は、青年の我儘に少し黙ると、そう呟いて、「人の事考えられないレンなんてやだ」と言い。一方、悪魔は、首を傾げ、「じゃあどうしたの?怪我はほぼ治ってるし、他に気になることあった?」と尋ねて)
「そ、それは…」
(青年はまさか反論されるとは思わず少し戸惑うも、「で、でも、一緒に神様中心になっちゃうの直していこうって話になったじゃん!」と言い返し。一方、自分は久々に一緒に風呂に入ったのに何もないのかと言える訳もなく、ただ顔を赤くして「なんでもない…」と呟いて)
「…俺が、他の人のこと心配しちゃダメなの?」(部下は、不安げに眉を下げながら、人を心配してはいけないのかと言い、「俺、みんな好きなの、だから心配だってしちゃうんだよ」と言い。一方、悪魔は、相手の顔を赤くする様子を見て察すると、そばに行けば、相手にキスをして、「…これで勘弁頂けますか?坊ちゃん」と言い)
「…俺だけがいい」
(青年は部下の言葉を聞いてはポツリとそう呟き、自身でも我儘を言っている自覚はあるため逃げるようにベッドの上に置きっぱなしにしていた部下の服の中に潜り込んで。一方、自分は「か、からかわないで…」と言いつつも彼に背を向け着替えていて)
「…どうしたら、いいんだろうね」(部下は、自身の服の中に潜り込んだ青年を見つめつつ、そう呟いて。一方、悪魔は、「…じゃあ、先リビング行ってる」と言い、リビングに向かって)
「…」
(青年は部下の気持ちも分かるものの、自身だけを見てもらいたいという思いも強く葛藤しており、自分は彼が行ってしまうと慌てて支度をし続いてリビングへ向かって)
「…俺が、心配し過ぎなのかな」(部下は、なにか無いかと考えては、浮かんだものを言い。一方、天使は、2人が来れば、『あ、やっと来た!これ、飲み物用意しといたよ。ネイは紅茶、お前は水でよかったよな?』と言いつつ渡して)
「…なんでそう思うの」
(青年は尻尾をペシペシと動かしながらも部下の言葉にそう質問し、自分は「紅茶作ってくれたんだ…ありがとう」と礼を言えば彼から少し離れたところに座り)
「わかんないけど…他の人より心配してるのかなって思って…」(部下は、なんとなく思ったこと言い、「レンはどう思う?」と尋ねてみて。一方、天使は、2人の距離を見て、『…喧嘩した?』と尋ねて。悪魔は、天使から受け取った水を一気に飲めば、コップを置いて、ぬいぐるみで顔を隠しつつ、「ネイくん、アンジェロくんが、軽率な行動してごめんなさいだって!」とぬいぐるみを動かしながら言い)
「…ルーは心配性だと思う」
(青年は服の山の隙間から顔を覗かせてはそう呟き、自分は「喧嘩とかじゃないんだけど…」と言いつつ紅茶を飲んでいたが、彼の方を見ては「…アン、別に怒ってないよ」と苦笑いしながら伝え)
「やっぱりそうだよね…」(部下は、青年にも言われては、直した方がいいかもなと考えていて。一方、天使は、不思議そうにキョトンとして、『じゃあ、なんで離れてんの?いつも隣にいるじゃん』と言い。悪魔は、相手の言葉を聞けば、ぬいぐるみを置き直しては、「ほんと?!」と嬉しそうに言い)
「…じゃあ、今日はもう俺だけにして」
(青年はいきなり心配性を直せというのも難しいだろうと思い、せめて今日は自身だけを見てほしいと伝え。一方、自分は「え、んーと…俺のワガママで、気まずいって言うか…」と目線を逸らし)
「…それならいいよ」(部下は、顔を出している青年に、おいでと言うように膝をぽんぽんとしつつ言い。一方、天使は、『そうなの?…じゃあ、俺寝るから、ふたりで話しなよ』と言い、部屋に行き。悪魔は、「…俺はワガママだと思わないけどな」と言い)
「…にゃあ」
(青年は部下に誘われるがままに服の山から出ては膝の上に乗っかり、自分は「でも、アンはスクールで疲れてるし…ネロのことだってあるのに、変に期待しちゃったから」と眉を下げつつ紅茶を飲んでいて)
「よしよし…」(部下は、膝に乗った青年を撫でていて、「なんで俺の服に隠れたの?」と尋ねてみて。一方、悪魔は、「全然我儘じゃないよ。むしろ、我慢ばっかさせてごめんな」と謝り、相手の手を握り)
「ルーの服に包まれてると、安心するから…」
(青年は気持ちよさそうに撫で受けつつもそう話していて、自分は「…ううん、アンたちが頑張ってるの、知ってるから」と言いつつも彼の頬にキスをして)
「そうなんだ…」(部下は、青年から理由聞けば、嬉しいような恥ずかしいような感覚になりつつ、撫で続け、「自分で俺の服いっぱい出して、自分で安心出来る空間作ったの、凄いね」と褒めて。一方、悪魔は、「明日行ったら、2日休みになるし、丁度2人きりになるじゃん?だから、明日帰ってからスクール行く日まで、ネイの日にしよ?」と提案して)
「!俺、凄い?」
(青年は部下に褒められると尻尾をピンと立てつつ何度もそう聞き返し、自分は「ほんとに?」と尋ねつつも嬉しそうに頬を緩めており)
「うん、凄いよ」(部下は、何度も聞いてくることから、よっぽど嬉しいんだなと思いつつそう返しては、「でも、お片付けまで出来たらもっと凄いな」と言い。一方、悪魔は、「もっちろん!ほら、今までは時間取れなくて、そういうの出来なかったじゃん?だから、ちょうど良い機会だし、ネイのご褒美」と言い、にっと笑って)
「お片付けもできるよ!」
(青年はゴロゴロと喉を鳴らしながらも褒められていたが、片付けと言われればすぐに服を畳んでクローゼットにしまい。一方、自分は嬉しさのあまり抱きついてしまいながらも「わかった、約束ね」と言い)
「わぁー、すごいね!ちゃんと綺麗にお片付けも出来たね!」(部下は、青年が片付ける様子を見て、パチパチと拍手しながら褒めて、「さすが、レンは偉いね」と言い。一方、悪魔は、相手を抱きとめ、頭を撫でつつ、「そんな喜んでもらえて嬉しいよ」と笑って言い)
「俺は凄いからね!」
(青年は部下に褒められ満足したように膝の上に戻り、自分は「だって、最近そういう機会なかったからさ…」と呟くも、いつも彼が疲れて帰ってきていることを思い出しては「…アンの無理しない範囲でいいからね?」と念のため伝えて)
「レンはお利口さんのいい子で嬉しいな」(部下は、膝に戻ってきた青年を抱きしめて言い、ご褒美として青年の頬にキスをして。一方、悪魔は、「前も言ったけど、俺はネイに癒されてるから大丈夫」と言い、相手の頭を撫でて)
「ほっぺだけ?」
(青年は頬にキスをされると首を傾げつつもそう尋ね、自分は「俺、その癒されてるっていうのよく分かんないんだけど…」と呟きつつも撫で受けており)
「どこがいい?」(部下は、青年の答えは察しているが、どこがいいか尋ねてみて。一方、悪魔は、「疲れたーってなって帰ってきても、ネイがいて、こうして触れ合えて、安心するし疲れも和らぐんだよね」と言い)
「…口」
(青年は部下がわざと聞いてきていることに気づくも素直にそう答え、自分は「そうなんだ…俺、なんにもしてないのにね」と不思議そうに首を傾げ)
「ふふ、わかった」(部下は、青年が応えると、嬉しそうに笑いつつ言うと、青年にキスをしてやり。一方、悪魔は、「これ以上無いくらい幸せだから、無理とかじゃないから大丈夫」と言い)
「…もっとして!」
(青年は部下にキスをされると1回では足りないと告げて、自分は「アンが幸せならいいんだけど」と言いながらも彼に擦り寄っていて)
「もう、わかったよ」(部下は、青年にもっととねだられると、くすっと笑いつつ言い、青年に何度もキスをしてやり。一方、悪魔は、「ネイはどうなの?」と尋ねてみて)
「ん、えへへ…」
(青年は何度もキスをされると満足したように笑い、自分は「俺は疲れとかじゃないけど…アンに会えたら寂しいのが一気になくなる感じする」と言いながら彼の頬にキスをして)
「レン、大好きだよ」(部下は、幸せそうに笑いながら、大好きだと言い。一方、悪魔は、「そっか、じゃあ似たような感じだな」と嬉しそうに言い、キスを返して)
「俺も大好き…」
(青年は部下の顔に何度もキスをしながらもそう伝え、自分は「恋人同士だもんね」と笑いながらも嬉しそうにキスを受けていて)
「レンと、結婚したいなぁ」(部下は、青年にキスをされ、幸せそうにしつつ言い。一方、悪魔は、相手に恋人と言われ、悪魔の相手に言われた唆したという言葉が過ぎり、一瞬視線逸らしては、すぐに笑顔を作り、「…そうだね」と言い)
「結婚?しないの?」
(青年は部下の言葉を聞いては当然するものだと思っていたため不思議そうにそう尋ね、自分は彼が少し視線を逸らしたことに気がつくと「…アン、何かあった?」と聞いてみて)
「するけど…俺、仕事決めてからにしたいんだよね」(部下は、青年の言葉に、したいとは思っているが、仕事を始めてからにしたいと言い。一方、悪魔は、言うか迷ったが、「…なんでもない。もう寝よ!」と誤魔化すように言い)
「仕事…」
(青年は部下の言葉を聞いてはそう繰り返し、「それっていつ決まるの?明日?」と尋ねていて。一方、自分は「…何かあったらちゃんと言ってね」と心配そうに告げてから彼と寝る支度をして)
「まだわかんないけど…」(部下は、青年の質問にそう言っては、どうするか考え、「レンはどんなのがいいと思う?」と尋ねて。一方、悪魔は、「…うん」と言い、部屋に行き、寝る支度をして)
「天界だと働けないんだもんね…」
(青年は部下に合う仕事はあるかと考えながらもそう呟き、「ルーにとって、元の仕事に戻れるのが1番なの?」と聞いてみて。一方、自分は「明日、楽しみにしてる」と彼の額にキスをしてから眠りについて)
「人間界でも天界でもよかったんだけど、カフェとかのお店で働けるのが1番なんだけど…」(部下は、前にも言っていた通り、カフェがいいと思っていて、そう伝えてみて、「カフェはレンに嫌って言われたし…」と呟いて。一方、悪魔は、「…おやすみ、ネイ」と言い、眠りについて)
「…じゃあ、おじさんの所は?」
(青年は確かに嫌だと言った覚えがあるため少し考えると、カフェではないが店主の店はどうかと提案して)
「俺はありがたいけど、天界だしなぁ…」(部下は、店主の店なら働きたいと思うものの、人間界で働けと言われているため、ダメだろうと思っていて、「でも人間界でお店やるのはレン嫌がるし…」と呟いて)
「…じゃあもうわかんないよ」
(青年は部下の考え込む様子を見てはムッとしながらも分からないと告げて、「俺はルーと一緒にいたいだけなのに…」と呟いて)
「…ごめんね、俺のせいで」(部下は、自身が上位天使を攻撃したばっかりに、働き場に制限が出来ていることに申し訳なく感じていて)
「…ルーのせいじゃない」
(青年は部下に謝られると自身の発情期に反応してしまっただけだと思いそう伝え、「俺が悪いんだよ、俺のせいで…」と眉を下げ)
「レンも悪くないよ…」(部下は、青年が謝ると眉を下げつつ言い、頭を撫でてやり、「ダメ元で、おじさんに働けないか聞いてみようかな…」と呟いて)
「そうかな…」
(青年はしょんぼりとしながらも撫で受けており、部下が店主の元で働ければ幸せなのにと考えていて)
「俺が天界で働いちゃダメってなったの、おじさんの知り合いの天使攻撃したからだし、ダメかな…」(部下は、前に条件を緩くしてもらっていることは理解している為、上手くいくとは思っておらず、「とりあえず、明日行ってみようかな」と言い)
「確かに、それならいけるかも…?」
(青年は店主が見守っている状態なら問題ないのではないかと思いそう呟いて、「お仕事決まるといいね」と部下の頭を撫でていて)
「お仕事決まったら、結婚しようね」(部下は、青年の両手を指を絡めて繋ぎ微笑みながら言い、そのままキスをして)
「!…うん、絶対だよ」
(青年は部下のプロポーズに嬉しくなり頬を緩めては、「ルーが俺の旦那さんになるんだぁ…」と幸せそうに呟いて)
「レン、今日はもう遅いし、そろそろ寝よ?」(部下は、幸せそうな青年の頭を撫でてやりつつ、時計を見て時間を確認し、そう言って)
「寝ちゃうの…?」
(青年は目を細めつつ撫で受けていたが、部下に寝ようと促されるともう終わりなのかと言うように首を傾げて)
「したいことあるの?」(部下は、青年の様子を見ては、そう尋ねて、「早く起きなきゃダメってこともないし、もうちょっと起きててもいいけど…」と言い)
「したいことって言うか…その…」
(青年は部下の質問に対し答えを濁らせながらも目を逸らし、「る、ルーはなんかないの」と聞いてみて)
「んー…あ、レン食べたい、かな」(部下は、何かあるかと考えては、したいと思ったものを言うも、少し声が小さくなっていて)
「!いいよ」
(青年は部下の言葉を聞けばそれを待っていたと言うように前のめりになり、プチプチとパジャマのボタンを外していて)
「!…ふふ、同じだったんだ?」(部下は、青年の様子から、同じことを考えたと思い、そう言って、「レン、ほんと肌白いよね」と言いつつ、青年の腹を撫で)
「ち、ちがうよ、ルーがしたいって言うから…」
(青年は部下に同じだと言われれば顔を赤くしながらもそう否定し、「でも、全然筋肉つかないよ」と言いながらもくすぐったそうにしていて)
「そうなの?」(部下は、筋肉がつかないと言われ、意外そうに呟いて、やはり作り物だからなのだろうと思い、「俺はこのままの方がレンって感じして好きだけどなぁ」と言い)
「ルーがいいならいいんだけど…」
(青年は部下がこのままでいいと言うのならと思いそう呟いて、「ルーはちょっと筋肉あるね」と言いながら部下の腕や腹を触っていて)
「っ…くすぐったい」(部下は、お腹撫でられては、擽ったそうにしながら言い、「これ以上ついたら、可愛い服着られなくなるし、これくらいでいいんだけどね」と言い)
「くすぐったいの?」
(青年は部下の反応を見ては更に腹を撫でていて、「俺はどんなルーでも好きだよ」と言いながら部下にキスをして)
「んっ…ありがと」(青年に更に撫でられれば身体を捩り、キスされ、好きと言われては、照れながらお礼を言い、キスを返しては、そのまま深くして)
「…ん、に…」
(青年はキスを深くされると段々と目が蕩けていき、部下に抱きつきながらも「…ルー、ほしい」と強請り)
んー…
(翌朝、自分は目を覚ますと久しぶりに朝食を作ろうと思いキッチンへ向かって、兄は眠ることなく一晩中悪魔について調べており)
んん…(悪魔は、相手より少し遅くに目覚め、相手がいないのを見て、もう起きたのかと思い、軽く伸びをしたりしてから着替えて。天使は、起きると悪魔の相手がいないことに、少し寂しさを感じるも、それを振り払いつつ立ち上がり、リビングに行き。一方、悪魔の兄は、起きるなり、悪魔の相手の様子を見るべく、相手の兄の部屋に行き、相手の兄を見ては、「…お前、また寝てねぇのかよ」と言い)
あ、アンジェロおはよ
(自分は食事を作り終えるとテーブルに並べており、天使の彼がやって来るとそう声をかけて。一方、兄は「…仕事があるからな。この時間しか調べられないんだ」と告げて)
『おはよ、ネイ早いね!』(天使は、相手に笑顔を向けて言うと、テーブルに並んだ料理を見て、『美味しそう!』と言い、飲み物を用意していて。悪魔は、着替え終われば、リビングに行き、「おはよう、今日はみんな早いな」と言い一方、悪魔の兄は、少し考えたあと、「…調べもんはお前任せた方がいいだろうが…仕事くらいなら、俺がやってやるよ」と言い)
アンジェロほどじゃないけど…でも、頑張ったよ
(自分は天使の彼に褒められると照れくさそうにそう話し、彼がやって来れば「おはよ、ご飯できてるよ」と伝えて。一方、兄は「いや、今日は俺が行かなきゃなんねぇからな…お前はアイツと一緒にいろ」と悪魔といるよう指示し)
充分凄いよ!(天使は、相手の作ったものでも充分出来てると言い、悪魔におはようと言っていて。悪魔は、「美味しそう、ありがとな」と嬉しそうに言い、いただきますと言い、食べ始めて。一方、悪魔は、小さく舌打ちしては、「…わぁったよ」と返事し、悪魔の相手のそばに行くと、「おい、あんま勝手なことすんなよな」と言い)
俺も食べよっと
(自分は支度を終えては席に着き食べ始め、悪魔は『そっちこそ俺の邪魔しないでよね』と言いながらマニキュアを塗っていて)
ん、美味しい(悪魔は、美味しそうに食べつつ言い。天使も食べては、幸せそうに笑って言い。一方、悪魔の兄は、「はいはい」と言い、ソファーにどかりと座って、携帯を弄りつつ歌っていて)
よかった、いっぱい食べてね
(自分は食べ進めながらも喜んでくれている2人にそう伝え、悪魔は相手の歌を聞けば『…その歌、聞いたことある』と呟いて)
『ほんと、ネイすごいよ!』(天使は、食べながら美味しいと言い、悪魔は、あっという間に食べては、おかわりするか迷っていて。一方、悪魔の兄は、何処で知ったのか、タイトルはなんなのか、何も知らないため、「この歌、有名なのか?」と不思議そうに尋ねて)
アン、おかわりする?
(自分は彼の様子を見てはおかわりをしたいのだろうと思いそう尋ね、悪魔は『俺が…ネイが小さい時に、母さんが歌ってた』とだけ言えば相手に背を向けて)
!うん、しようかな(悪魔は、相手に当てられると少し驚きつつ言うと、立ち上がってよそいに行き。天使は、『ネイ、よくわかったね』と言い。一方、悪魔の兄は、「あー、通りで誰も知らねぇ訳だ」と納得したように言い)
そりゃアンの恋人だもん
(自分は天使の彼に褒められると得意げにそう伝え、悪魔は『…お前は母さんのこと覚えてるの?』と尋ねてみて)
俺のことよく見てんね(悪魔は、席に戻ると、嬉しそうに言っては食べて。天使は、『2人は長いんだもんね、凄いなぁ』と言い、食べ終わればごちそうさまと言い、皿を片付け、そのまま洗い始めて。一方、悪魔の兄は、母親のことを言われては手が止まり、「…それがなんだよ」と言い)
アンジェロは…
(自分は天使の彼に悪魔のことを聞こうとしたものの、今その話をするべきではないと考えてはハッと口を閉じ、悪魔は『別に…聞いてみただけじゃん』と不満気な様子を見せて)
ごちそうさま、じゃあそろそろ行こうかな
(悪魔は、食べ終わればそう言って立ち上がり、皿を洗う天使に渡しては、上着を着たりしては、「じゃあ、引越し頑張れよ。行ってきます」と言い、鞄とぬいぐるみを抱えて家を出て。天使は、あえて明るく振舞っていて、『うん、俺もネロのことわかるよ!』と笑顔で言い。一方、悪魔の兄は、「…最悪なことも、全部知ってる」と言い、立ち上がればそのまま部屋を出ていき)
行ってらっしゃい
(自分は彼を見送ると天使の彼に「そ、そうなんだ…変なこと聞いちゃってごめんね」と謝って。一方、悪魔は『…変なの』と呟けばベッドに寝転がり)
『俺、気にしてないよ!』(天使は、笑顔を浮かべたまま、気にしてないと言い、相手が食べ終わったのを見て、『それも洗うよ?』と言い。一方、悪魔は、悪魔の相手がいる家に着くと、メッセージで悪魔の兄を呼んでは、ぬいぐるみを悪魔の相手に渡して欲しいと頼んでは、すぐにスクールに行き。悪魔の兄は、自分から受け取ったぬいぐるみを見ては、面倒そうにため息をついて、それを抱えて、悪魔の相手の元に戻ることにして)
…ありがとう
(自分は食べ終えた食器を天使の彼に渡し、「それ終わったら引越しする?」と尋ねて。一方、悪魔は相手が部屋に戻ってくると『また来たの?』と少し迷惑そうにしていて)
『うん、そうしようかな』(天使は、相手から受け取った食器洗いつつ、少し考えてはそう言って。一方、悪魔の兄は、「これ渡しに来ただけだっつの」と言い、ぬいぐるみを渡してやり)
じゃあ俺準備してくるね
(自分は天使の彼に任せている間に身支度を整えることにして、悪魔はぬいぐるみを受け取ると『…これ、アイツから?』と天使の彼から送られてきたものかと尋ね)
『…よし、俺も準備しよ』(天使は、少しして洗い終われば、手を拭いて、そう呟いて部屋に戻り、支度をしていて。一方、悪魔の兄は、「知らねぇよ。アンジェロ…あー、悪魔の方に、『これネロのだから渡しといて』って言われただけだし」と言い)
…ネロが会いたいって言うまでか…
(自分は支度をしながらも天使の彼が言っていたことを呟くと大きく溜息をつき、悪魔は『ふーん…』と言いながらもぬいぐるみをベッドに置いて)
『…大丈夫、一人は慣れてるもん』(天使は、悪魔の相手とした色んな記憶が過ぎり、寂しくなるも、そう呟いては、荷物を玄関に運んで。一方、悪魔の兄は、「…お前、それ持っとくんだな」と意外そうに言い)
…アンジェロ、準備できたよ
(自分は支度を終えては玄関に向かいそう声をかけ、悪魔は相手の指摘にハッとしては『い、いらないよ、お前にあげる!』とぬいぐるみを押し返して)
『俺も準備出来たよ、じゃあお手伝いお願いします』(天使は、荷物の最終確認していれば相手が来て、そう伝えてはダンボールの荷物を持ち、『ネロの軽いからそっち運んでくれる?』と相手に頼んで。一方、悪魔の兄は、大きくため息をついては、「俺がもらうわけねぇだろ。持っとけばいいだろ」と言い)
うん、わかった
(自分は天使の彼に言われた通り悪魔の荷物を持ち、悪魔は『持っといても仕方ないし、いらないし』と言いながらもベッドにぬいぐるみを戻し)
『あ、家具置いてからは見てないよね?いい感じになったんだよ』(天使は、必死に明るく喋り続けながら新居に向かい、着けば鍵を開けて中に入り、『ようこそ!俺の新しいお家へ!』と言い。一方、悪魔の兄は、本心ではないのではと思い、「引きちぎったり、武器ぶっ刺したりしてもいいのか?」と尋ね)
わ、すごい…
(自分は天使の彼の家に着けばそう呟き、「2人の好きそうな家になったね」と伝えて。一方、悪魔は『!そ、それは、違うじゃん』と慌てて伝え)
『でしょ?2人で選んだもん』(天使は、笑顔でそう言って、服などの箱は寝室へ、リビングに置く用の荷物はリビングに置いては、荷解きをやり始め。一方、悪魔の兄は、「ほら、大切なんじゃねぇか。最初から素直に言えっての」と言い、呆れたようにため息をついて)
…この部屋、お花あったら素敵かもね
(自分は荷解きを手伝いつつもそう呟き、「後で買ってこようかな」と伝えて。一方、悪魔は『…うるさい、大切とかじゃないし』と言いながらも相手に背を向けて)
『あ、後で日用品とか食材とか買いたいし、一緒に行く?』(天使は、荷解きしつつ、相手の言葉に確かにと思い、そう言ってみて。一方、悪魔の兄は、「はいはい、そーかよ」と言い、「…お前ってさ、母親が死んだ時のこと覚えてんのか?」と尋ねてみて)
あ、そうしようかな
(自分は天使の彼の提案に頷いてはそう伝え、悪魔は『…ちょっとだけ覚えてる、でも俺にとってはそんなに重要なことじゃない』と言いながらぬいぐるみをベッドの端に寄せて)
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