協調性の無い二人/F系/NL/女性C募集

協調性の無い二人/F系/NL/女性C募集

匿名さん  2018-06-10 12:20:27 
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~ストーリー~

亜人、それは人間と神聖な動物(竜、一角獣等)が合わさって生まれる存在である。
普段の見た目は人と同じであるが、感情の高ぶりや己の意思により本来の姿へと戻ることが出来る。
彼ら、若しくは彼女らは、希少で貴重な存在であるが故にその身を裏の世界で高値にて取引されることもある。

「…厄介なもんを見つけちまったな」

──古城、そこには500年以上前に誰も住まなくなり、朽ちた外観と内装、石垣だけが過去の隆盛を伝えている。
普段は誰も訪れない、近づかないような場所で男は呟いていた。

『…人を勝手に起こしといて、厄介なもんとは随分な言い様じゃねえか。ああ?』

そんな男の呟きに、悪態をつく少女。その背には人にはないはずの「翼」が生えていた。


~概要とルール~
・トレジャーハンターの男と、亜人の少女がいがみ合いながらも仲良くイチャイチャ(笑)しながら旅をするお話です。募集は亜人の少女です。
・世界観は西洋ファンタジー、所々に機械や魔法が使われている、近代と中世が両方混じっているような世界。
・参加する際にはPF必須。PF作成時には過去に作ったPFを再利用しても構いません。というか主は過去に作ったPFを再利用するつもりです←。
・ロルは30字以上。少なくとも内容がしっかりしていれば大丈夫です。
・レスの速度は大体1日1レス以上は返せれそうな人。
・恋愛はNLです。
・敵の存在、ストーリーの流れなどは話し合いながら決めていければと思っています。
・掛け持ちは気にしない方向で。

~募集~
・亜人の少女。種類は竜か一角獣のどちらかで。
・性格は粗野で口が悪く生意気。ただ性格に関してはこの通りでなくとも構いません。
・人間が苦手or嫌い。
・見た目は人間時と覚醒時の2つをお願いします。大きく見た目が変わっても良いし、あまり変わらなくても構いません。
・見た目に関しての萎えはパッツンヘアーのみです。それが無ければ自由で大丈夫です。

~主PF~
「へえ、まぁ良いんじゃないか…え?いやいや、ちゃんと聞いてたって、嘘じゃないよ」
「難しいよな、自分の気持ち一つ伝えるの…嘘ばっかついてるからこうなっちまうのかな」

名前:アルドニック
性別:男 
年齢:24歳
性格:ひねくれ者。基本的に他人へ興味がなく人付き合いは悪く、交遊関係は極端に狭い。知り合いが居ても単にビジネスライクの付き合いだったりと友達はほぼ0、恋人も居ない。ただしビジネスライクな付き合いでも信頼のおける相手のみを選んでおり、人を見る目はある。好きなものは自分で見つけたお宝と報酬、あとはそれを見付けるまでの過程。

容姿: 髪はサラッサラな触り心地の(その内禿げそうな)金髪。後ろ髪は首くらい、前髪は眉に掛かる程度、横は耳の上、髪型はストレート。目鼻立ちは如何にも西洋人と言った顔立ち。鼻は高く、目は二重で釣り目、瞳は青色で三白眼。眉はシャープで釣り上がっている。人相占いの人曰く、「整っていて綺麗ではあるが悪人っぽい顔をしている」。 
体型は割りと鍛え上げられており無駄がなく、細マッチョと言っても過言ではないが着痩せするタイプなのか見た目は貧弱そうに見える。 
普段の上の服は西洋ファンタジーによく出てくる服に膝下まである長いポンチョを被った旅人スタイル。ズボンは何故かジーンズ、靴は何故かブーツ。荷物はリュックサックの中に、旅に必要な最低限のものとトレジャーハントに必要なものとが細かく整理されて入っている。武器は持っていないが、媒介等を必要とせずに魔法を使える為必要無し。 

武器と能力:武器と言えるものはないが、巻き戻し式のワイヤーがついたフック、ナイフといった冒険に必要な物を時折武器とする。
魔法の心得があり、また媒介無しに直接魔法を使えるタイプの人間で、主に火・氷系の魔法を得意とする。他には普通は覚えない人が多いが、冒険には役立つ魔法を幾つか習得している。

備考:13歳の頃から放浪を始める。実家はとある国の貴族でそこのサラブレットだったが、謀略により反逆の罪に問われて一族が自分を残して処刑され、自分は何とか落ち延び身分も名前も変えて現在に至る。
トレジャーハンターの技術は独力で学んだ所が多く、未熟な面もあるがそれは身体能力と魔法でカバーしている。
古い城の中から見つけ出した少女は、その希少性ゆえに狙われることを知っているため、信頼できる人間に買い取ってもらおうと今は考えている。

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  • No.221 by グラナーティア  2020-12-08 12:34:06 


…………多分それでも怒らないと思うけれど。

(一応自分では良いと思った呼称のみを提案しているため、殆ど直球の批判を述べられては、少々不満げに瞳を伏せ、それでも相手の提案にも受容的な台詞を返し。次に、相手に真っ直ぐ視線を戻せば「いや、雇い主の名前とか聞いてるか?あの市自体、結構な規模だし、当てずっぽうじゃ見つからないんじゃないのか?」と、元同僚の現在の居場所に対する見解を口にして。……表だろうが裏だろうが、人が集まって何かを催している場にはまとめ役がいるもので、恐らくあの奴隷市にも仕切っている者がいるだろう。その人物に本人の名前で尋ねてみるというのも手かもしれないが、末端の傭兵の名前をイベントリーダーが控えているかは怪しいものだし、そもそも、あの同胞が方々で本名を名乗り歩いているとも思いがたく。座り通しで会話を続けるにも飽きたので、不意に立ち上がっては腕を伸ばしたりひねったりしつつ、再度相手の方を見ると)

……オレたちみたいなのは、言うなれば根無し草ってやつだからな……そこそこの位がある人間と違って名字とかもないし。一旦はぐれちまうと、なかなか次に会うのは難しいもんだな。

(と、ただ前から知っていることをなぞるように、感情の読みがたい落ち着いた声音で語って。それから、自分のベッドにぼすんと腰を下ろせば「ん? そうか……」と懐具合について、反応を示し。相手は一切恩着せがましい態度は取らず、恨みがましいことも言ってこないが、財布事情が厳しくなったのなら、明らかに自分がいる分の経済的負荷が絡んでいるだろう。元々野営の時は、寝床作りや朝食用の果実探しなど、当然のように動いてきたつもりだが、村や町での滞在費に、今回買ってもらった様々な品は全て相手の出費によるもので、このままで穀潰しでいることはプライド的にも有り得ず。一度じっと相手を見つめれば、その瞳を逸らすのと同時に淡々とした口調で)

……街中のことはさ、オレはよく分からねぇけど、外のことなら割りと分かるから。この後大きな山でも川でも見つけたら、獲物ぐらい引っかけて、金に換えてやるよ。



(/息子様はおおらかなだけと信じています←←)

  • No.222 by アルドニック  2020-12-09 09:47:32 


……フェリコートって心広いんだな。まぁそれは置いといてだ、探すのは割と簡単だと思うんだよな。女の傭兵なんてそれだけで珍しいし、ましてあの見た目だからな、噂くらいにはなってるんじゃないか?「美人な傭兵が居る」って
(割と冗談のつもりだったがそれが通りそうになったのを見ては、少女のズレを気にすべきなのか気にしなさそうと言われるフェリコートの心の広さに感心すべきなのか、顎に手を当てどうでもいいことを考えて
←。それはともかく、存在自体が結構珍しい女性の傭兵、その上美人と来れば、仕事してるのは野郎だらけのあの奴隷市で噂になっていないはずがなく。そこから辿れば案外簡単に会えるのでは無いだろーか……という単純な考え。そんなことを言っているが、続くティアの言葉に少し考え込むように口を閉じて)
……ま、何にせよ、明日会えると良いな
(どこか切なそうにも見えるティアの言葉と表情に、自分も名字を捨てた人間としてどこか思う所があったのか、普段よりも優しい口調と表情でそう返して)

おお……始めてお前のことが頼もしく見えるぞ……しかし、随分とサバイバルな稼ぎ方だな。魚とか鹿とか捕まえて売るってことだろ?まぁ悪くは無いが、土地勘がないとそういうのって難しいんじゃないか?
(そんけいのまなざし←。しかしそこら辺は自分も多少サバイバルの心得というか経験があるため、食料として調達するならまだしもお金に換えられるほどしっかりと捕まえるのはかなり難しいことを知っており、それを事も無げに言うティアにそのままその疑問をぶつけて)

(/よく言えばおおらか、悪く言えば大雑把……そのくせ他人のことになると細かい、なんか最悪ですね←)

  • No.223 by グラナーティア  2020-12-09 12:41:42 

………………。

(明日同胞と再会できるかということについて、相手の見解を聞き終えれば、肯定も否定もせず、少々伏し目がちに相手の顔を見つつ黙って。正直なところ、会えないと思っており。相手は噂になっているのでは、と予測しているようだが、自分としては、だからこそルックスを悟られないように働いているのではと考えていて。つまり、甲冑や鎧を纏っているのでは、ということだ。普通に存在していて目立ってしまうなら、予防線を張っていると読んでおり。しかし、それは何も楽観的に見通しを立てている相手に対し、躍起になって捲し立てることでもないだろう。大体にして、自分の予測も結局は予測に過ぎないのだし。……そんなことを考えて沈黙していれば、相手から自分の狩猟の腕について、若干失礼な賛辞と共に疑問を呈されて。"初めて頼もしく見える" といった台詞には、事実今日まで特に格好のつくところを見せられてはおらず、見た目や普段の態度から辿るとある種妥当とも言える評価かもしれないのだが、本人としては、まじでどれだけ嘗められているんだ……と律儀に少々ムッとし。それでも悪意がないのは分かっているし、侮蔑されているわけでもないことも承諾済。むしろ、頼りないと思われているのなら、それは自分を庇護対象のように気にかけてくれている相手の優しさゆえという解釈もできることに気付いており。ともすれば、気分を害すという程ではなく、一瞬の感情はあっさりと刹那に流して、肘を折った片手をさらりと軽く上げては、相変わらずの特に愛想のない表情と、落ち着いた声音でえらく雑な自身の狩猟スタンスを述べ。一応相手と出会う以前の生活では、実際にやったこともある手法であり、却下されるとか疑義を持たれるとは思っておらず)

土地勘? 山川なんてどれも大した変わんねぇだろ? 熊でも鹿でもてきとーに殴って吊るせば売れるんじゃねぇの?




(/癖のある者同士ですからね笑 このトピのメインキャラ2名は← ちなみに、もしも、次の日でフェリコートとの再会を希望される場合、他の手法でも構わないのですが、>221での「自分たちは名字を持たない」というグラナーティアの発言と矛盾し、彼女が息子様に名字を名乗っていたことに突っ込んでくだされば、こちらから居場所が分かるロールを続けたいと考えています。特に翌日での再会希望がなければ、そのままスルーで構いません←)

  • No.224 by アルドニック  2020-12-09 13:10:53 


殴……なるほど、そりゃ売れるな……
(獲物を如何にキレイに捕らえるかで値段は変わってくる。なので自分の使う火炎魔法だったりなんかは表面を思いっきり焦がしてしまうので市場価値はかなり低くなるが、ティアの言うように殴って気絶させて捕まえれば鮮度も落ちず見た目も良いままというまさに理想的な状態を作ることが出来るだろう。殴るという言葉にちょっと目を丸くしつつもそう納得をする。余裕の顔だ、馬力が違いますよ←)
まさに野生児って感じだな……実にイメージ通りだ。外じゃ頼りにしてるからな
(そしてウンウンと頷き例の如く無礼な台詞を吐きつつ腕組みそう言って)

……そーいや今思い出したけど、フェリコートって最初あったとき自分のことフェリコート・ロイズって言ってたんだよな。ティアの言うように名字がないなら、このロイズっていうのは……何なんだろうな?何かティアは知らないか?
(あ、と口を開けてフェリコートの名字?について思い出したことを話す。しかしそれが何を指しているのかは分からず首を傾げ)

(/了解です!折角なので挨拶をばしておきませう)

  • No.225 by グラナーティア  2020-12-09 20:17:15 


…………? まあな。お金と交換してくれる奴もいるだろ、多分。

(自身の狩猟スタンスについて、特別なことを話しているつもりはないため、相手のリアクションに微かに違和感を覚えつつも、平然とした口調のまま、そうという自覚もなくややずれた返事をすれば、手を後ろにつき、足を投げ出すようなリラックスした姿勢となって。しかし、次に相手の口から再び元同僚の話が出てくると、その内容に驚き、一瞬目を丸くし。少し前に崩した姿勢を即座に改めれば、やや前のめりになって意外感たっぷりに「え、初耳だぞ!」と口にして。さらに、尚も全く予期していなかったという風のまま、相手をゆっくりと指差せば「……何だよ、それ。聞いてない。あいつ、結婚でもしたのか?」と繋げ。……何か知らないかと聞かれたのは自分の方なのだが、そんなことはもう忘却の彼方であり(←)

……例の気難しげな魔道具師の老人のように、種族としての権威をそれなりに持っているタイプの亜人ならともかく、自分たちのような零細の亜人であれば、名字を貰える方法は限られている。勿論、自分で勝手に名乗るとか、そもそも偽名ということもあろうが、前者についてはそんなことをする意味が分からないし、後者としても本名にわざわざ偽の名字をつけるというのもおかしな話に思えて。仮に現在、本当にそういう名前になっているとすれば……多額の現金を積んだ上で有力な保証人をつけて身分を買った、功名を立ててもらった、どこかの養子になった、何か誤魔化して結婚している、等が考えつけるケースであり。……だが、今の状況ではどれであろうと根拠となる情報もなく、真相は分からず。唐突に聞き得た不可思議な話に、片手だけで頭を抱えては、しばし、思考を巡らせていたが、やがて「いや、とにかくそれはヒントになるかもな」と呟き。腕を下ろすと、真っ直ぐ相手の方を見て)

オレは……あっちこっちであいつがフルネームを名乗り歩いてるとは思い難いんだが。でも名字だけなら、出しても迷惑にならないかもな。明日、市でまとめ役みたいなことをやってそうな奴を掴まえて、ロイズって姓の傭兵がいないかは聞いてみようぜ。




(/合点です!)

  • No.226 by アルドニック  2020-12-10 03:29:14 


元々名乗ってた訳じゃないのなら、まぁそういう事か……?まぁあっちは何十年も生活してた訳だからな。色々と事情もあるんだろう
(同じく可能性を色々と考えてみるが、ティアが分からない以上自分にもそうしている理由は分からない。彼女個人の話なのか、それとももっと大きな話なのか、何れにしろ明日聞いてみればわかるだろう。ティアの提案にコクリと頷き同意を示せば、とりあえず話すべきことは済んだと思い「そろそろ寝るか」と言って、何やかんやしたあとに←電気を消して就寝して)


……ふぅーむ……これで良いのか?
(そして翌日、仕事が始まる前にと少し早めの時間に昨日鞄を渡した職人を訪ねると、約束通りルーン文字の刺繍が施された鞄を受け取って、その場で少し観察する。その出来は、正直ちょっと怖さすら感じる程。そんな文字だらけとなった鞄を少女に渡しつつ、完成品の出来を聞いてみて)

  • No.227 by グラナーティア  2020-12-10 05:05:55 


…………へぇ、随分丁寧な綴り口だな。

(翌朝、緊張感がないと言われたらそうかもしれないが、朝早くから出掛けるとは聞いていなかったため、些か機嫌を損ねつつ、相手と一緒に宿屋を飛び出すも、さすがに今日はトラブルが起きかねない日ということを思い出せば、道中を行くうちに冷静さを取り戻し。しかし、例の広場に辿り着くと、朝ゆえの独特な静けさこそあれど、炊事係など既に活動を始めている人もいて、そこに展開されているのは何と言うか、実に自然な日常の風景といったところ。殺気立ったような空気も、欲望に染まった視線も感じられない。また、昨日の男を訪ねれば、仲間は "あいつはまだ寝ている" と言ったが、丁度テントから起き出してきて。男は自分たちを見るなり青ざめ、突然地面に膝をついて "すぐ外れないなんて知らなかった" ということを告げてきたが、その謝罪からして裏切りはなかったようである。……内心ほっとしつつ、相手を経由して鞄を受け取れば、なるほど、腕のいい職人が手掛けたことが伺え。選んだ糸の色も記載する場所も、元々の鞄のデザインを考慮していることが察せられ、自分としては、異様とか異端といった雰囲気を感じる出来にはなっておらず。さらに一つ一つの文字もはっきりと美しく刻まれていることに気付いては、やや婉曲ながら賛辞を述べ。……それから鞄をぎゅっと抱き締めると、男に、男本人の名前と今回仕事をした職人の名前を聞き、そのままのポーズでにっこり笑って)

ジェイミー、ありがとう。エディって奴にもお礼を言っといてくれ

(そう告げれば、機嫌良さそうに鞄を肩掛けにし、相手の側に寄ってニコニコと嬉しそうに相手を見上げ「アルもありがとな」と言って。ここでの用事も終わりだろうと、相手と一緒に立ち去ろうとすれば、朝の散歩から戻ってきたらしい例の老魔道具師にも遭遇し。最後の会話がアレだったので怒られるかと思いきや、恐らく魔性ルミノールとオルセタイトを指し『どっちか見つかったのか?』と気の早いことを聞かれたので面食らい。だが、まだどちらも得ていないことが伝われば『そうか、待っているからな』と普通に返されて。……多分この老人は、怒りっぽいけれど、持続はさせないタイプなのだと判断した。最後にふと思いついては、もう平常通りの表情に戻って、相手の方を見つつ、少々迷うように)

あ、というか、ここの連中に聞けば、市を取り締まってる奴が分かるかな。あるいは……直接聞いても何か知っているかな……




(/アルドニック背後様は場面転換のプロ← 任せっ放しデイズ←)

  • No.228 by アルドニック  2020-12-12 10:24:58 


ああ、中々気の良いやつらだったな……一部除いて
(最初職人には変人が多いと言ったものの、実際に関わってみると確かに変わってはいるものの普通に気さくで新設で、今まで抱いていた印象が少し変わっったような気が、していたところでこの老人である。結局やっぱ職人って奇人変人が代表みたいな所あるよなっていう結論に至って←)

かもしれないな。んじゃ仕事始まる前にちゃちゃっと聞いてみようぜ
(すべき用事は終わり、あとはフェリコートを探すだけ。踵を返し再び彼らの方へと向かっていき、ジェイミーと呼ばれていた彼にまた声をかけ、ここを取り締まる人物がどの辺りに居るか、そしてロイズと呼ばれる傭兵を知っているかを尋ねて)

(/少し遅れてしまいすみません。ちょっとダウナー入ってました…)

  • No.229 by グラナーティア  2020-12-12 11:45:36 


「え、ロイズ……?」

(思いついたように引き返し、再度頭にバンダナを巻いている彼を掴まえれば、彼は相変わらずの邪気のない表情で振り向き、癖なのか、またおどけたように両眉を一瞬上げたが、二つの質問をほとんど同時に尋ねてみれば、後者の質問を聞き終えた瞬間に怪訝そうに顔をしかめ、短く聞き返して。続けて、少し様子を探るように相手と自分の様子をそれとなく視線を泳がせて眺めたかと思えば、またすぐ相手と視線を合わせ直し『そのロイズって言うのは……例の血塗られた伯爵家と名高いアレだよな? ……いや、君たちは流れ者だっけ……?』と何やらまた物騒さの漂うことを言い出し。相手はともかく、自分としては元々流れ者な上に、人嫌いの野生児で、しかも何十年も(多分)棺で居眠りしていたために世情など "全然" と言って誇張にならない程度には知らない。一定の場所に留まることがなくとも、むしろそれで多種多様な情報を得て、さらに組合や仲間同士で共有するキャラバンの情報通っぷりとは雲泥よりも差があることだろう。他方、相手はお宝の情報以外にどこまで物事に詳しいのかはよく把握してしないが……。ともあれ、目の前の男は少々怪訝そうにしつつも質問には『ロイズって名前の兵士がいるかは分からねぇけれど、ロイズ伯爵家から駆り出されている傭兵なら、あのでかいテントの周りを左に辿っていけば、ここと同じように開けた場所があって、そこが駐屯地になっているはずだぞ』と答えてくれて。また、先のもう一つの質問にもざっくり回答を述べ。一発で目当ての彼女がいそうな場所が分かったところでは不要な話かもしれないが……話は黙って聞き)

「俺たちの商会のボスがいるテントはあっち。今回の奴隷市の頭は……強いて言うなら、マッキントッシュって奴かな。大体のことは把握しているんじゃないかと思うが、手下は青い腕章を付けているから、掴まえれば、居場所を教えてくれると思うぜ」




(/だ、だいじょうぶですか!? 割りとハイピッチにレスが続いていた場合は多少気になりますが常々無言でも一週間はお待ちしますよ! ……背後としても何かお悩みがあれば聞くぐらいはもしかすると出来るかもしれないので← 良ければご了承を……
 本編については、もし息子様がそれなりに軍事情報の細かなところまで把握している場合は、ロイズ伯爵家のことを知っていて問題ないです。あるいは「聞いたことがある」程度でも、初耳でも。初期では "別に山崎さんという人に出会っただけでヤマザキパンに繋がらないでしょ" みたいな気持ちで流しましたが←。ロイズ伯爵家は武力と軍事と軍需産業で名を馳せ、戦争が起こる度に儲けていることで知る人は知っている貴族です。その性質から「金と血にしか興味がない」「死の商人」「命の換金者」等とあだ名されており、傭兵も怖いという評判です。←)

  • No.230 by アルドニック  2020-12-12 21:17:52 


血塗られた伯爵家……なんだか今流行りの小説に出てくる吸血鬼みたいだな……
(物騒な物言いをする相手とは逆にのんびりと最近読んだ流行りの小説を思い出す。その小説、「THE UNDEAD」に出てくる、表の顔はとある名家の伯爵で、裏の顔は夜な夜なキレイな女性の血を吸う不死身の怪物という登場人物が居て、当然彼はロイズという名前では無いし、血塗られたの意味が色々と違うかもしれないが、妙な一致にほうほうと頷く。意外とモチーフはそれだったりするのかもしれない、なんて。とにかく、流行りの小説は知ってるがロイズ家に関してはろくに知らないらしい様子)

マッキントッシュに青い腕章か……何から何まで悪いな、助かった。これ、取っといてくれ
(ポケットから数枚銅貨を取り出せば彼に渡す。昨日今日と色々と親切にしてくれたことに対する僅かばかりの感謝の印である。協調性が無いとはいえこういったことをする辺りに育ちの良さ…みたいなものが出ているのかもしれない。そうでもないかも知れない←)
しかしマッキントッシュにロイズか……何だか初めて聞いたはずなのにどこか聞き覚えのある名前だな
(その後は職人と別れて目的であるロイズ傭兵軍団の駐屯地へと向かう。何故かこの2つの名前に妙な聞き覚えというか親近感というか、特にマッキントッシュに対してそれを感じつつ←。目的地付近に近付くと確かにそこの傭兵軍団は何か雰囲気が違い、「っし」「フー」「ゴキゴキ」と、何やら準備運動をしている最中なのか声や音が聞こえてくる。その集団はやたら筋肉モリモリで更に顔や露出している腕には傷がいくつも付いており……)
凄い迫力だな……ホントにここに彼女がいるのか……?
(一応フェリコートと名前は言わずに彼女と呼びつつキョロキョロと見回して。しかし全くその姿は見えず、とりあえずその場に居る筋骨隆々な男性の一人に声を掛けてみるが)
え?隣?……あ、すいませんでした
(どうやら場所が違ったらしい←。彼らは嘉様と呼ばれる異国からやってきた行商人の親衛隊らしく、カタコトの此方の言葉で親切に隣がロイズ傭兵軍団の駐屯地であることを教えてくれて、妙な迫力と拙いカタコト言葉のギャップに戸惑い何故か畏まってペコリと頭を下げつつその場を離れて)

(/昼夜逆転生活のし過ぎが精神衛生的に良くなかったみたいで…←
了解です、恐ろしい軍団ですね…)

  • No.231 by グラナーティア  2020-12-12 22:48:36 


おお……

(改めてネイビス商会の者たちに別れを告げれば、教えて貰った方へと。にしても、相手も "中々気の良いやつら" と言っていたが、正直本当にその通りだと思っていて。これまで安易に人を信じては裏切られてきたが、それでも最初から信じられない連中もそれ以上に多かった。今回のことは人によっては、もしかすると単なる会話や普通の商取引に過ぎないかもしれないが、自分としては、ひと時だけでも感じの良い対応をしてくれて、さらにルーン文字の刺繍も当然のように引き受け、高いクオリティーで仕上げてくれたことは……内心とても嬉しく。大体鞄にしても、必要だからという名目付きであれ、一応は "自分のもの" を買ってもらうなんてことは実に滅多になく、目的地に向けて足を進めつつも、隣にいる相手の横顔を盗み見ては、自然と肩掛けにしてある鞄に手をやり、こっそり撫でながら機嫌良さそうに笑みを溢してしまい。

やがて、道が開けた場所に出たかと思うと、そこは妙な雰囲気であり。少し驚き、同時に感心したように声を漏らせば、相手に付いて分け入ってみて。無意識のうちに相手の服の袖を掴んでしまう。辺りの様子をそれとなく伺っては、真顔で動揺しつつ、え、随分武骨な雰囲気の連中だが、まじでここにいるのか…?と考えていると、相手も同じような感想を呟き。しかし、一人掴まえたマッチョに相手が質問をすれば、勘違いが発覚し。失礼かもしれないが、意外さを覚えてしまうほどに親切だったマッチョに、相手に合わせて自分も思わず一礼をすると、そそくさとその場を退散して)

………ちょっと、びっくりしたな。

(色んな意味で(←) の感想を呟きつつも、指し示された場所に行くと、ベージュの布で背の高い敷居が作られており。恐らく、この中が傭兵たちの待機所となっているのだろう。出入り口と思わしきところには、見張りと思わしき兵士が二人立っており、少々物々しい雰囲気で。それを察せば、やや難しい顔をし「……いても会ってくれるかな。あいつ」と溢し。しかも、遠目には気の所為かと思いきや、近付いてみるといよいよはっきり分かってしまったが、二人の兵士のうち、一人は先程のマッチョよりややボリュームに欠けた程度の所謂普通に屈強な男性であるが、もう片方の外見が印象的で(←)。確実に2mは越えている身長に、異様に厚い胸板、腕も脚も常人の3倍はありそうだ。ただ背が高いだけではなく、ボディプレスを食らっただけで確実に人を殺せそうな巨漢が重々しい甲冑に身を包んでそこにおり。

結局やばそうな雰囲気が消えないのだが、それでも元同僚の外見的な特徴を伝え "自分たちは彼女の知り合いなのだが、ここにいないか" といったことを伝えると、巨漢でない方の兵士が『リコのこと? いるよ。こっち』と答え、思いの外にあっさりと中に入れてくれたどころか、途中まで案内してくれて。内部は "商人たちの集まりか/兵士たちの集まりか" といった点こそ異なっていたが、テントが設営され、人がいる感じはネイビス商会の宿営地とそう変わりなく。一つの掘っ立て式テントの下で、椅子に座って他の兵士と雑談している同胞が見つかれば、案内の兵士は『おーい、リコー! 客人~!』と呼びかけ。同胞がこちらを振り向き、明らかに驚いたような表情をしたのを確認すると、相手と自分に向けてウインクし『じゃ、僕はこれで戻るから』と去っていき。代わりのように目の前までやってきた同胞は、軽装の騎士或いは歩兵といった格好で、腰には長剣を携えており。まだ少し意外そうな様子で、自分と相手を交互に見てから「* ガーネットにアルくん、どうしたの?」と聞かれたため、最初だけ軽く挨拶し、後はいつも通りの平然とした口調で)

「よぉ。アルがお前にすごく会いたがっていたから、探してここまで来たんだ」




(/生活の乱れは自律神経と精神衛生に響きがちですね>< 本編は超長文ですみません)

  • No.232 by アルドニック  2020-12-13 03:49:40 


ああ…あんまり見ない顔の上あの見た目だからな。まぁ顔的に恐らくは東洋から来た商団だろう。規模からしてかなりデカイ……特に最近は航路もより正確になったし、船も新しく、蒸気船なんつーもんが出来たりして、大量の物資をより早く、より安全に運べるようになってる。市場も広がっていってるんだろうな
(それが良いことなのか悪いことなのか。奴隷市場における彼らの存在はまず間違いなく悪しき側面であると言えるが……文化の流入はまた新しい文化を産み、人々の生活に寄与する訳で、そのことを一概に悪いとは言い切れない。「っし」「フー」「ゴキゴキ」なんてやってる彼らを見てそんな事を思って←)

どうだろうな……さっきの連中もピリピリしてるかと思ったが、意外とフランクに話してくれたし。見た目だけじゃ中々分からないもんかもしれない……あれは俺も予想外だが
(物々しい雰囲気も、さっきのアレを見た事もあってか軽く耐性が出来たようで。ただその長身な兵士に関してはシンプルにビビっており。傭兵っていうのは何とかビックリショーのように面白人間を集めたりもしているのだろうかなんて思ったりして。そして途中聞こえたフェリコートのあだ名に関しては「……あれが一般的で普通なネーミングセンスってやつだぞ」と指差しながら偉そうにティアに嘯いて←)

ああ、それは……っておい、その言い方はなんかすげえ語弊があるだろ!
(フェリコートに会えればそう会いに来た理由を話そうとするが、隣で突然会いたがっていたなんて言われれば、まるで恋しくて会いに来たみたいに捉えられかねない訳で←。ジト目でティアを見つつその言葉を違うからなと否定しながらゲフンと咳払いし、「ピジョンバングルのお礼を言いに来たんだよ。大分高価なものくれた訳だしな……ありがとう、って。んでまぁコイツが次いつ会えるか分からないよぉ、なんて寂しそうに言ってたからな、別れの挨拶も兼ねて会いに来たんだよ」そして仕返しとばかりに昨日の様子を大分誇張含めて言い放ち。実際それと近しいことをそんな雰囲気とも取れる形で言っていた訳で、嘘ではない)

(/まさにそれです…ちゃんと一定の睡眠時間と栄養ある食事取ったら治りました←
いえいえ、超長文は大丈夫ですよ!コチラの微妙な返信を笑って貰えるのならそれで……←←)

  • No.233 by グラナーティア  2020-12-13 05:02:32 


……?、なんだよ? そのまんまだろ?

(自分の解説した内容に予期せぬ突っ込みが入れば、きょとんとした様子で切り返し。しかし、同胞の方も先程の台詞を聞けば「* え、アル君が?」と明らかに一瞬ちょっと不審そうで若干の警戒を込めた瞳を相手に向けたので、恐らく正しいのは相手の認知の方なのだが、本人としてはおかしなことを言ったつもりはなく。何はともあれ、相手が身振りも添えて素早く自身の発言内容を否定し、改めてここに来た理由を説明すると、同胞も納得した表情となり。だが、訪ねてきた訳に対して口を開くより先に、自身が "寂しそうにしていたから" というエピソードまで付け加えられると、全て聞き終えてから「* ああ、そうなの?」と笑って自分の方を見てきて。こちらとしては、ばっと相手の方を向き、少し頬に朱を差して「何言ってんだよ! そんなことなかっただろ!?」と突っ込んでおき。同胞の方はそういう当人の態度の目にすれば、刹那だけやや切なそうな表情をしたのだが、当人は気付かず(←) 次の瞬間にはもう穏やかな顔に戻っていて。改めて相手と自分を見比べると優しげな雰囲気で静かに微笑み)

* にしても、よくここが分かったわね。バングルのことは……気にしなくて良かったのに。




(/キングダムや息子様のお説教やリアクションには笑っていますw 本編の方は会話回←)

  • No.234 by アルドニック  2020-12-13 06:07:55 


おいおい、本人の前だからって照れるなよ。全くティアは…
(ヤレヤレと言った風にわざとらしく肩を竦めるなどして煽る。やられたらやり返す、まぁこちらは完全確信犯であるが←。ティアとのじゃれ合い()を辞めて再びフェリコートに視線を戻しがああそれは、と言葉を返して)
最初に会ったときにロイズって名乗ってたのを思い出してな。そこから辿り着いたんだ。まぁバングルのお礼もそうなんだが、それより別れの挨拶をしてもらいたかったんだよな。……会えるなら、会っておきたいだろ?特に……いや、なんでもない
(探し当てた経緯を簡単に説明しつつ、やはり昨日のティアの様子が何時ぞやの自分と重なったこともあってかかなり印象に残っているようで、会いに来た本当の理由も話す。ティアもそうだが、特にフェリコートの方がより会いたかったのではないかと考えていて。何故ならティアのことを……というのを口に出そうとしたが、それは隠しておきたい事かもしれないと思い言わないようにして。ただの勘違いであるが←)

(/元ネタが伝わって良かったです、その内異国の地に旅立つとかもやってみると面白いかもしれませんね。風呂敷は広げるだけタダですし(畳めるとは言ってない←))

  • No.235 by グラナーティア  2020-12-13 07:48:41 


* そう、ありがとう。

(同胞は再度、相手の解説を聞けば、最後不自然な途切れ方をしたことには、シンプルに疑問を覚えたような表情となりつつも、恐らく些事だろうと割り切ったのか(←) すぐに真紅の瞳を細め、相手の心遣いに対して素直にお礼を言って、笑みを浮かべ。しかし、こちらは先の相手の台詞で別件の不審に感じていた点を思い出せば、同胞を見上げたまま「あ、そういえば……オレは初耳だったぞ。お前、今なんて名前になっているんだ?」と質問してみて。さらに指を立てれば、先に彼女が笑った時、特に印象的に思ったことも「あと、目の色どうした?」と続けて尋ね。この街で会った時からずっとそうだし、そうでなくとも彼女の瞳の色は元々翠色。だが、何故か今は赤色をしており(←) その上で、立てた指で彼女のことを軽く差しつつ、思い付いたように「そうそう、あと、ロイズなんちゃらって何か物騒な呼ばれ方をされてんのも聞いたし、お前、今、人に囲まれて過ごしてるのか? 大丈夫なのかよ」ということも聞き。

……事前に思考をまとめてから話すという技能はどぶに捨てただろうか、といった感じのスマートでない聞き方をしたが、当人は、現在素性がよく分からなくなっている元同僚を相手に、それなりに真面目な様子であり。すると、こちらの質問を途中で遮ることもなく、黙って聞き終えた彼女は、ある意味いつも通りの "穏やかだが少々本心の読みにくい表情" で「* そういえば、申し遅れたわね」と述べ。次に真摯な雰囲気を瞳に宿すと、相手と自分に改めて向き合い、軽く胸元に手を当て「* 私の今の本名は、リコリス・フェリコート・フォン・ロイズ。ロイズ伯爵家に仕える傭兵です。以後改めてお見知り置きを」と整然とした口調で告げ、最後はにっこり笑い。それから、自分の方に視線を流したかと思えば、柔和な表情のまま「* 人に囲まれて過ごしているわよ」と言って、突如ついと一歩、相手と自分の方に近付くと、至近距離でこっそり首元のスカーフをずらし、そこに付けているチョーカーが見えるようにし、合わせて己の左手首の辺りも服を少々まくって、腕輪の存在を示し)

* 契約と引き換えにそれなりの地位は頂いたので。

(そう告げて、元の立ち位置に戻り、服をゆっくり直せば「* 今の私には主人の指示が全てですが、困ったことがあった時は言ってくださいな。力になれることもたまにはあるかもしれません」と、事もなげに続け、言い終えるとやはり緩く微笑み、次にはまた自分の方に視線を寄越し「* 目の色は素性隠し。仕事中はわざと変えているの。秘密ね?」と己の口元に指を当て。……一度に聞いた自分の所為でもあるのだが、いざ回答されれば想定より情報量が多く、やや "付いていけない感" を味わい。取りあえず、目の色ってそんな変えられるものだっけ…?と思いつつも、まぁなんか多分……魔法とか、新しい技術とか、発明品とか、色々あるのかもな、と、表向きは惚けた顔立ちでぼさっと黙っているだけなのだが、内心では一人で納得し(←) 対する同胞は一通りの話を終えれば、茶目っ気を漂わせ、幾らか冗談っぽく)

* 二人ともそれぞれ本当に、私に会いたくて来てくれたって言うんだったら感動したのに。





(/目の色が変わっていることは先に描写しておくつもりが抜けており、ここが初出になってしまい、すみませんorz 異国……どこ行きましょうね?笑)

  • No.236 by アルドニック  2020-12-13 09:20:34 


まさにそのロイズなんちゃら様の駐屯地に居ながらよくそう言うことが言えるよなお前……
(物騒な呼ばれ方というのは傭兵集団だから致し方無いこととは言え、それを直接言われて良い気分になれる人間は少ないだろう。それを寄りにも寄ってここで言うか?と相手の言葉に呆れたような声でそう言いつつキョロキョロと周りを見回して。幸い聞こえていなかったのか、それともそう言った言葉には慣れっこで気にしていないのかは分からないが、ともかく妙な反感は買ってない様子でホッとする。流石にそこら辺の協調性というか危機管理はある様子、たまに抜けるけど。他人を客観視は出来ても自分は中々客観視出来ない←)

ふーん、自由の代わりに社会的な地位を得る、か。そういう生き方もあるってことか。良い勉強に…って、聞いてたのかお前は?
(現状のティアでは叶わないことであるが、自分とティアの腕輪を外した後に選ぶ選択肢として、フェリコートのような生き方もあるということ。それを選ぶかは別としても似たような道を行くに当たってその姿は参考になるものである。多少自由がなくなるとはいえ、最初に出会った時のように外を出歩けるし、名前を名乗れるし、一見するとそこまで悪くない環境にも思える。今後の生き方の可能性が少し広がったような気がして、良かったなと声をかけようとすると隣でアホ面をしているティアを見ればガクッと肩を落として、咎めるようにそう言って←。そして最後のフェリコートの冗談に対しては)
ん?いやまぁまだ出会って一週間も経ってないしな、俺の場合はそこまでの感情を持てっていうほうが無理だろう
(などと供述しており。このマジレスである。雰囲気ブレイカー、悪い意味で嘘の付けない男、協調性の無さが滲み出ている←。とはいえ遠慮なく物が言えるのはある意味で信頼の証である、のかもしれない)

しかしまぁ、主人か……
(話の中で出てきたフェリコートの主人、つまりロイズ家の一族の誰かなのだろう。男か女かは知らないが、十中八九夜伽とかさせられてるんだろうかと勝手に予測、隣のティアとフェリコートを見比べてその一族の誰かがちょっと羨ましく思えたのは内緒である←。そしてセイチャじゃ書けないあんなことやこんなことをさせられて……ティアへの想いを我慢しつつそれに耐えるフェリコートの姿を想像するのは随分と背徳的でこれ以上考えてるといい加減怒られそうなので辞めておくことにした)
ま、邪推は置いといて……そろそろ仕事も始まるだろうし俺達もお暇しようぜ。あ、もし二人で話したいことがあれば俺は向こうで待ってるからな
(スケベ大明神な思考は一旦捨てつつ、一応自分としては目的が達せられたためその場を後にしようかと考えており、最後に何かあるかと二人に尋ねて)

(/了解です、いえいえ大丈夫ですよー
行くとすれば砂漠やジャングルのある地方にお宝を探しに行くのとか楽しそうかなと思ってます。砂漠の地下に埋もれる古代の大都市、ジャングルの奥地にある巨大迷宮……最近アンチャーテッドプレイして徹夜したのとかはあんまり関係ないです←)

  • No.237 by グラナーティア  2020-12-13 11:31:18 


* ガーネットには向かないでしょうね。

(良い勉強に…という相手の言葉を聞くと、同胞はこちらを一瞥しつつ、誰に向けているわけでもなさそうな物言いで率直な感想を即答し。……なんか、少なくとも同胞の口調に見下しや呆れといったニュアンスは感じなかったが、それでも相手の方は明らかに肩も落としたし、字面だけを追うと結局一度に二人から馬鹿にされたような気がして(←) 少々ムッとするも、同胞の腰に長剣が下がっていることは今日出会った瞬間から気付いており。単純な嗜好として、刀剣のそばで働くのは嫌だという思いもあれば、ただ傭兵というだけではなく、陰惨なあだ名で呼ばれている伯爵家の兵士という点に不穏な匂いも感じて。刀剣が本格的に苦手になったのは故郷を去ってからだが、まだ戦火の中の故郷にいた頃、自分が方々の作戦で戦績を上げながらも、内実では殺生に馴染みきれなかったということを同胞は多分理解している。……こいつは、また戦う道を選んだんだな、という感想を抱けば、それに文句をつける気などさらさらないが、確かにそれは自分の戻りたい世界ではない、と、次は視線を僅かに伏せ、表情にも真面目な雰囲気を帯び、静かに思考を回して。

しかし、続けられたジョークが耳に届くと、我に帰るように顔を上げ、相手ではなく同胞の方に向けて「あ? アルが言い出さなかったら来てねぇよ。最初どこにいるかも分かってなかったんだし、面倒くせぇだろ?」とあっさり口にし。……隣に立つ相手も相手で割りと心無い(←)発言をしているのを聞いている上でこの返答なのであり(←) 両者の悪意がなくともデリカシーもない言葉を聞き終えれば、同胞はさすがに苦笑して。その後、やや間を置いて相手の口から "邪推" というフレーズが出てくれば、自分も同胞も二人してきょとんとした瞳を一度相手に向けたが、そこまで拘るほどに気になる発言ではなく、何となくで流し(←) 同胞の方は相手が続けた言葉に頷きを返すと、いつも通りの柔和な口調に少し楽しそうなニュアンスを織り交ぜて)

* そうね。そろそろ仕事の時間よ。……私は、もうちょっとアルくんとも話してみたいんだけれど、生憎今日は時間がないですね。この後はどこに行くつもりなの?




(/良かったです。砂漠やジャングル、いいですねぇ// 普通にありだと思います。本編については、息子様の考えが実にその通りで、フェリコートの現状は、腕輪が外れた後のグラナーティアの道筋を考える一つの材料になるようにと創作しました。それで、彼女があまり幸せで自由を謳歌していると、未来が決まってしまうと思ったために、彼女の現在の立ち位置はグラナーティアには不向きになるようにと考えてあります← で、多分夜伽はしていますよね、十中八九←← ……少し真面目に言うなら、貴族名を貰っているぐらいですし、相応に重たい代価を支払っていると思います。ミョルニルどころか、逆らったら死ぬぐらいのこともあるだろうな、と←)

  • No.238 by アルドニック  2020-12-13 12:41:58 


おいおい、そこは嘘でも会いたくて来たって言うもんだぞ
(まさにお前が言うな、である。生意気な口を利くティアに向かって自覚があるのか無いのかそんな注意をしていて)

ん?別に俺と話したってそんな面白いことは……
(そこまで言いかけて、表情はそのままで少し考える。そう言えばフェリコートは初対面時から妙に此方へ興味を示しているような節があった。最初はティアの庇護者としての自分に対してそうであるのかと思っていたが、どうやら自分個人に興味があるように思える。その事が今少し気になって。流石に初対面で惚れて興味があるなんてことは無いだろうし、トレジャーハンターとしてはまだ経験の浅い自分の名前を知っているとも考えにくい。とすれば、それは元貴族という自分の過去、フェリコートがロイズ家の一族となっていると知って今結びついた考えだが、もしかするとロイズ家と自分を追い落とした貴族達との間に何らかの関係があるとすれば……国を超えて貴族が血縁関係を結ぶことは珍しくはなく、またフェリコートがいつロイズ家に入ったのかは分からない。もしかすると自分の家の追い落としに関わっていて、逃げた自分のことを覚えているのでは……無論それは飛躍したものの見方であり、可能性としては低いものの、警戒するに越した事はない。少しの無言を挟んで口を開いて)
……それは、これからコイツと飯でも食いながら決めようかと思ってるんだ。
(実際は今すぐ地図を見れば大まかな行き先を伝えることは出来るが、敢えてそれはせず。実際地図を見て次にどの街へ行くかなど決めるつもりでもあったため喋っている内容に嘘はない。ただそれを言わないだけで。なるべく変な疑いを持たれないよう余所余所しい素振りをしないよう意識して話して)
んじゃそろそろ行くか。じゃあな、フェリ……リコリスって呼んだ方が良いか?
(なるべく自然な風を装いながら、そう尋ねる。これは純粋に疑問でもあった。フェリコートと呼ぶのはあの一件で明らかに不味いことであり、かといってティアの言うようなコードネームは馴染みがない。なのでリコリス……もし上記の心配が杞憂なら、次は気持ちよく名前を呼びたいという思いもあって、最後にそう質問して)

(/それを選んでしまったのはなぜなのか…その背景も気になるところですね。そう選ばざるを得なかったのか、自分で選んだのか等々……あと夜伽羨ましいっすね←
そしてまた勝手に伏線?を貼ってみました、ロイズ家が実はアルドニックの家を追い落とした貴族達と関わりがあったのでは疑惑。なんかちょっとアルドニックが考え過ぎな人になってます、協調性ない割に神経質←)

  • No.239 by グラナーティア  2020-12-13 13:59:08 


* その子に嘘をついてほしいとは思わないわ。

(自身を嗜めるような相手の台詞に、肝心の同胞は若干程度、表情に寂寥感も滲ませつつも、笑顔で言葉を返し。思えば、要約すると片方は "あなたに会いたいと思うには無理がある" 、もう片方は "あなたに自発的に会おうとするのは面倒臭い" と言ってのけやがったわけで、お前ら何しにきたんだと怒っても自然な気もするし、露骨に怒らないにせよ、多少気分を害したり傷付いたりしてもおかしくなさそうなものだが、同胞の態度は表面的には平常通りに穏やか過ぎる程で、その内にあるであろう本心を読み取ることはできず。ようやく "少し悪かったかな…" とも思ったが、口に出すタイミングは逃がしてしまい。そうこうしているうちに相手と同胞の会話は進んでいき)

* そう、急ぎなのかなと思ったわ。また何処かで会えるといいですね

(行き先について相手の説明を聞けば、どうやらもうお別れモードで。しかし、その同胞の言葉に自分としては「いや、結構急ぎだぜ。ただこの後の行き先には幾つか候補があって、絞れてないだけなんだ」と、相手の警戒心も全く知らず、把握している限りの状況を正直に話し。それを聞けば、彼女は「* ……そう」とだけ答え、一拍ほど間を置いてから「* 気を付けてね」と少しばかり何処かしゅんとした雰囲気で述べて。その真面目なニュアンスの物言いに一抹動揺のような感情を覚えつつ「お、おう…」と答えれば、こちらも軽く手を上げ「……お前もさ、なんて言うか……まぁ……死ぬなよ?」と一応の激励を送り。そうすると、同胞はくすっと笑って「* 善処するわね」と爽やかに返し、続いて相手の方に向き直ると、すっかり取り戻した笑顔で「* アルくん、本当にありがとう。……リコか、あるいはリコリスって呼んでください。元々の名前の方は知っている人が全然いないから……不可抗力だったとは言え……アルくんは特別ですよ?」と告げ。不可抗力、の辺りでは明らかに一瞬こちらに冷めた目線を送ってきたので、つい後ろめたさから瞳をそらしてしまったが(←) 最後の方は、また己の口元に軽く指を当て、ちょっと悪戯っぽい表情になっていたし、深く恨まれているわけではないだろう……ないと信じたい(←) そこまで話せば、次に同胞は笑顔で「* じゃあ、出入り口まで送ります」と言って、その通りにしてくれて、最初の兵士が二人並んでいたところまで来れば、そこで足を止め、緩く片手を上げて見送る姿勢となり。だが、締めでは上げた片手を立てて口元に添え、忠言っぽく)

* じゃあ、またね。……アルくん、良かったら今度お茶してね。……あと、ガーネット、ルベウスが伝令玉を送ったのに返事がないと言っていたわよ。届いているんだったら、返してあげなさいね?




(/了解です笑 フェリコートが過去にした選択の理由については半々でしょうね。彼女は故郷の亜人の中では最弱だったということもあり、頭を使ったり我慢したり他人に媚びたり、処世術を使わないと自分が生きていけないことを理解していると思います。この先、息子様の過去も紐解いていくのであれば、ロイズ伯爵家が味方になるか敵になるかで、三者の関係もがらっと変わりそうですね笑 無関係一本だと穏やかですけれど笑
また、余談ですが、>181の伝令玉の解説で「貴族が下級の者への連絡手段として使うこともある」記載した通りに、フェリコートが二人に送ったバングルと伝令玉は、伯爵家にあった品を横流しにした物だったりします← ※盗んだわけではないです←)

  • No.240 by アルドニック  2020-12-13 16:09:23 


特別な。リコリスみたいな美人からそう言われて悪い気はしないが、不可抗力とはいえ知ってしまったことに申し訳ない気持ちもあるな……なー?
(わざとらしく視線だけ横に居る少女へ向けてニヤニヤしつつフェリコート、もといリコリスの発言に合わせるようにそう言う。イジメである←)

ああ、それじゃまたなリコリス、お茶に行くの楽しみにしてるぜ。……ふぅー……
(入り口から出て駐屯地から離れつつ、後ろを振り向き手を振りながらリコリスへ別れを告げる。そして結構離れた地点にやってくれば緊張から解き放たれたのか深く息を吐き出して。最後まで彼女の態度は変わることはなく、やはり興味というのも単純にティアと一緒にいる者としての興味なのかなと思える。今も周囲に追手のような存在は居ない。杞憂だったかなと思いつつ、これからの予定と最後に言っていたことについて聞こうとティアに声を掛けて)
んじゃちょっくらカフェにでも寄って遅めのモーニング済ませようぜ。そこで次の行き先についても話して、んでそのルベウスってのにも返信しといてやれよ、多分昔の同僚なんじゃないか?
(ラピスラズリ、ガーネット、ルビー、この分だとサファイアとかエメラルドも居そう←。彼女らのコードネームのパターンから恐らくそのルベウスも昔の仲間なのだろうと思いそう言って。そして奴隷市から離れ、表通りに出てくれば近くを歩きつつ手頃なカフェを見つければその中へ入っていって。実際宿を早くに出たため朝食は取っていないので、中に入れば早速二人分のモーニングを少女の同意もなく注文して←)

(/ある意味自分の武器を最大限に活かしてるけど……凄く悲しいものを背負ってますね。
ぼんやり考えてるのが、アルドニックの祖国でアルドニックの名前(本名)を騙る人間が首謀者となって反乱を起こしていて、国がそれを鎮圧するためにロイズ家の傭兵を雇う→結果反乱は鎮圧されて首謀者が全くの別人ということが分かるものの、このままではその名前を騙る反乱が何度も起きてしまうため再度本人を探して殺そうとする。そして容姿の特徴を聞いたフェリコートはアルドニックを思い浮かべて……という流れだと敵対しそうかなと思っています。ただ書いてて思ったんですけど、大分誰得シナリオですね……←←
貴族の間ではまだまだ現役の連絡手段なのでしょうね。電信とか色々と書いてますけど、普通にピジョンバングルとかが便利すぎて、普通に科学の力が魔法に及んでないですね←)

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