協調性の無い二人/F系/NL/女性C募集

協調性の無い二人/F系/NL/女性C募集

匿名さん  2018-06-10 12:20:27 
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~ストーリー~

亜人、それは人間と神聖な動物(竜、一角獣等)が合わさって生まれる存在である。
普段の見た目は人と同じであるが、感情の高ぶりや己の意思により本来の姿へと戻ることが出来る。
彼ら、若しくは彼女らは、希少で貴重な存在であるが故にその身を裏の世界で高値にて取引されることもある。

「…厄介なもんを見つけちまったな」

──古城、そこには500年以上前に誰も住まなくなり、朽ちた外観と内装、石垣だけが過去の隆盛を伝えている。
普段は誰も訪れない、近づかないような場所で男は呟いていた。

『…人を勝手に起こしといて、厄介なもんとは随分な言い様じゃねえか。ああ?』

そんな男の呟きに、悪態をつく少女。その背には人にはないはずの「翼」が生えていた。


~概要とルール~
・トレジャーハンターの男と、亜人の少女がいがみ合いながらも仲良くイチャイチャ(笑)しながら旅をするお話です。募集は亜人の少女です。
・世界観は西洋ファンタジー、所々に機械や魔法が使われている、近代と中世が両方混じっているような世界。
・参加する際にはPF必須。PF作成時には過去に作ったPFを再利用しても構いません。というか主は過去に作ったPFを再利用するつもりです←。
・ロルは30字以上。少なくとも内容がしっかりしていれば大丈夫です。
・レスの速度は大体1日1レス以上は返せれそうな人。
・恋愛はNLです。
・敵の存在、ストーリーの流れなどは話し合いながら決めていければと思っています。
・掛け持ちは気にしない方向で。

~募集~
・亜人の少女。種類は竜か一角獣のどちらかで。
・性格は粗野で口が悪く生意気。ただ性格に関してはこの通りでなくとも構いません。
・人間が苦手or嫌い。
・見た目は人間時と覚醒時の2つをお願いします。大きく見た目が変わっても良いし、あまり変わらなくても構いません。
・見た目に関しての萎えはパッツンヘアーのみです。それが無ければ自由で大丈夫です。

~主PF~
「へえ、まぁ良いんじゃないか…え?いやいや、ちゃんと聞いてたって、嘘じゃないよ」
「難しいよな、自分の気持ち一つ伝えるの…嘘ばっかついてるからこうなっちまうのかな」

名前:アルドニック
性別:男 
年齢:24歳
性格:ひねくれ者。基本的に他人へ興味がなく人付き合いは悪く、交遊関係は極端に狭い。知り合いが居ても単にビジネスライクの付き合いだったりと友達はほぼ0、恋人も居ない。ただしビジネスライクな付き合いでも信頼のおける相手のみを選んでおり、人を見る目はある。好きなものは自分で見つけたお宝と報酬、あとはそれを見付けるまでの過程。

容姿: 髪はサラッサラな触り心地の(その内禿げそうな)金髪。後ろ髪は首くらい、前髪は眉に掛かる程度、横は耳の上、髪型はストレート。目鼻立ちは如何にも西洋人と言った顔立ち。鼻は高く、目は二重で釣り目、瞳は青色で三白眼。眉はシャープで釣り上がっている。人相占いの人曰く、「整っていて綺麗ではあるが悪人っぽい顔をしている」。 
体型は割りと鍛え上げられており無駄がなく、細マッチョと言っても過言ではないが着痩せするタイプなのか見た目は貧弱そうに見える。 
普段の上の服は西洋ファンタジーによく出てくる服に膝下まである長いポンチョを被った旅人スタイル。ズボンは何故かジーンズ、靴は何故かブーツ。荷物はリュックサックの中に、旅に必要な最低限のものとトレジャーハントに必要なものとが細かく整理されて入っている。武器は持っていないが、媒介等を必要とせずに魔法を使える為必要無し。 

武器と能力:武器と言えるものはないが、巻き戻し式のワイヤーがついたフック、ナイフといった冒険に必要な物を時折武器とする。
魔法の心得があり、また媒介無しに直接魔法を使えるタイプの人間で、主に火・氷系の魔法を得意とする。他には普通は覚えない人が多いが、冒険には役立つ魔法を幾つか習得している。

備考:13歳の頃から放浪を始める。実家はとある国の貴族でそこのサラブレットだったが、謀略により反逆の罪に問われて一族が自分を残して処刑され、自分は何とか落ち延び身分も名前も変えて現在に至る。
トレジャーハンターの技術は独力で学んだ所が多く、未熟な面もあるがそれは身体能力と魔法でカバーしている。
古い城の中から見つけ出した少女は、その希少性ゆえに狙われることを知っているため、信頼できる人間に買い取ってもらおうと今は考えている。

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  • No.305 by アルドニック  2021-04-19 15:47:19 


……俺は、逃げてる最中に国の中を見て思ったんだ。権力闘争の一番の被害者は誰なのかってさ。それは皇太子でも俺の家族でもなく、国民なんだ。反乱が起こったのだって、東王派の暴政も勿論あるだろうがそれはキッカケってやつで、それ以前に散々国民を蔑ろにして宮中での闘争に明け暮れた国への不満と怒りが最たる原因だろうさ。
(言うなれば、父親もそれを引き起こした一因である訳で。家族が全員処刑されたという事実には激しく憤りを覚えたものだったが、そうやって全体を俯瞰して見たときに、果たして本当に悪いのは誰なのか、真の犠牲者は誰なのか、そう考えていくと復讐というものや、貴族の誇りといったものに対する気持ちが薄れていったのだった。最初それは、逃亡生活を続ける中で、様々な感情に取り憑かれて平静を失いそうになる自身の精神の安定を図るために考えるようになった事だったが、他の平和な国や町、そこで生きる人々と関わるうちに本当にそう思うようになっていき、いつしか今のような自分が出来上がっていたのだ。無論、個人的な感情として東王派や先程の騎士への恨みや憎しみ、国への郷愁、死んだ家族や嘗ての友人達への想いはあるものの、それへ過度に執着する事はなく、貴族であるクアドルではなく、アルドニックとして今を生きていて)

まぁ幸い内乱のおかげで俺の方まで手が回らなかったのか追手が来るような事もなかったし、変に帰ってまた狙われるよりは今こうやって生きてる方が気楽だ。それに今はお前も居るしな。な?帰る理由ないだろ。

(/ありがとうございます……)

  • No.306 by グラナーティア  2021-04-19 23:19:44 


…………そうなのか。

(相手の話したところから、深い心理や積み重ねられた論理機構は読み取れなかったが、口振りで故郷に帰る気はないらしいと悟り。藍色の瞳でじっと相手を見つめたまま、表情には特に感情を乗せていないものの、内心では何をどう捉えて、どんな言葉を返せばいいのか判断しかね、結局中途半端に納得したようなニュアンスで一言の相槌のみを返し、小さく頷き。

しかし、相手にも思索があってなのだろうと捉えたからこそ、食い下がらなかっただけで、胸のうちでは "帰る気がないのなら、もしかすると、こいつはずっと日陰者になってしまう可能性もあるのでは" と懸念さえ抱き。ついでに、初めて出会った日、相手が "他人と一緒にいるのはそこまで好きじゃない" みたいに言っていた記憶も甦って。……非常に勝手な感想だとは承知だが、正直 "折角《人間》なのに、それでいいのか" と思い。

……これまで誰に伝えた覚えもないが、本心に目を向けるのであれば、自分の出自に恨みがないわけではなく。度々視界に映り込む《人間》たちは、よくよく楽しそうにつるんで過ごしていた。だが、その輪の中に自分が入ることは許されず、そもそも生まれてすぐに親とは引き離され、命を賭けて戦陣の先頭に立っても用済みになったら捨て置かれた経験が自身の原点にあり。その後、故郷を出てからも、行く先々で受けた扱いは、排斥か迫害か搾取か利用か。それにもこれにも自身が "亜人" であることが一枚噛んでいるのであって。

……"折角、人間なのに"、それは幾らかの羨望も込めた自身の本音なのだろう。だけれど、今相手にそう言い募っても仕方ないように考え。大体ここで聞かせてくれた内容が、相手の抱える真実の全てとも限らず。現時点で自分には黙っているだけで、本当は腹の底に復讐心を持っていようと、それを外から感知できる術などなく。さらに、相手はこうして事情こそ話してくれたものの、別に "聞いてほしかった" という雰囲気ではないし、恐らくは現状に応じて、誠実に向き合ってくれだけに感じられ。なら、相手が取り立てて "話したかった" 風でもないことを不必要に引っ張る意味はないだろう。

ようやく気を持ち直せば、少し歩を早めて、相手の隣に並び。ちらりと相手に視線を向け、努めて平常通りの特別緊張感もない調子で「……うん、うん、まぁ、事情は分かったよ」と告げ。続けて、一瞬だけ目をそらし小さめの声でぼそりと「……教えてくれてありがとな」と繋いだかと思えば、すぐにまた前を向き、普通の声量で相手の意思を確認するように)

……で、先の地滑りであいつらはどうなったんだろうな。出来れば、もう顔を合わせることなく、バイバイできたらいいって方向で大丈夫か?




(/この後の流れですが、背後発言のみのレスでまたちょっと相談させてくほしいです*´`*)

  • No.307 by グラナーティア背後  2021-04-19 23:39:14 


(/ということで背後発言なのですが、現状、息子様と拙娘は今いる場所が山賊のアジトだと気付いていません。また、今の時点では山賊の側も二人がアジトに迷い込んでいるとは知らないはずです。そこで再対峙の流れに持ち込むにあたり、まずは二人をモブの下っ端山賊か、あるいは凶暴化しているモンスターと遭遇させるのはどうかなと思います。

下っ端山賊と遭遇した場合、二人に逃がさせて下っ端から幹部に報告させれば、首領側から争いを仕掛けやすくなり、凶暴化したモンスターと遭遇させれば、ごたごたの中でより坑道の奥に踏み込む切っ掛けになるかと。何だったら、この後二人をはぐれさせるなども面白いかなと思っています。

また、山賊についての補足ですが、No.2は元々地元にいた山賊で、騎士崩れではないため、息子様と初対面という形でお願いしたいです。こちらで考えてみた流れはそんな感じなのですが、他に希望などあれば、お伝え頂くか、あるいはその通りのロールをお願いします。今回、アイディアの共有程度のつもりで背後発言をさせて頂いたため、次レスはロールと背後発言、どちらでもご自由にお願い致します/長文で済みません;;)

  • No.308 by アルドニック  2021-04-20 21:37:45 


そうなったらいいけどな……山賊退治なんか憲兵とかの仕事だし、俺達はさっさと目当てのもんを見つけて『あー!あそこだっ!居たぞー!!』……
(バイバイ出来たら良いなという言葉に深く頷いた矢先、向こうから山賊の声が聞こえてくる。どうやら偵察だったようで山賊は下っ端の一人だけであり、此方を見つけて早々に仲間の元へと帰っていったようで直ぐに居なくなっていて)

(/お手数かけます……諸々了解です。それでは下っ端に見つかって首領に報告がいって、という流れでやっていきましょー。)

  • No.309 by グラナーティア  2021-04-20 22:40:34 


……!? なんだ、あいつ、野盗の仲間か!?

(相手と会話を交わしながら、四方八方岩だらけの暗い道を歩いて行けば、不意に遠方に明かりがちらついて見え。目を凝らすとそこに立っているのは小さな人影、動きを止めたかと思えば、こちらを指差したことが分かり、坑道内にはその人物が発したらしい大きな声が反響して。一瞬瞳孔を丸くし、少々驚いた表情になると、思ったことをそのまま口にし。続いて相手の方を見れば、踵を返して姿を消した先の人物を追いかけるつもりで、今にも駆け出しそうな構えを取りつつ)

事情は分かんねぇけど、追っ手ぽかったよな!? アル、この辺りで待っていられるか? 今の話の後で何だが会っちまったもんは仕方ねぇよ。ちょっと捕まえて情報吐かせようぜ!



(/手数は全くです。流れについては了解しました^^ゞ 拙娘は下っ端を追い掛けようとしていますが、引き止めるなり一緒に追おうとするなり、あるいは一人で行かせるなりはご自由にお願いします。)

  • No.310 by アルドニック  2021-04-21 23:25:15 


待っていられるかって、オイ待て待て。この洞窟内で逸れたら……いや、大丈夫か。よし、行って来いティア!
(洞窟内で逸れることを心配するも、ふと腕輪の効力を思い出せばお互いに逸れる心配が無いことを思い出して。そうと分かれば全てティアに任せよう←、ニヤリと笑えばビシッと敵が逃げた先を指差してゴーサイン。その間自分は周囲の軽く探索でもしていようか、何か良いものでも落ちているかもしれないし……)

(/それでは折角なのでゴーサインを……契約の腕輪の効果って普通に有用ですね←)

  • No.311 by グラナーティア  2021-04-22 00:43:32 


任せとけ!

(相手の承認を得られれば、返事もそこそこに駆け出すように地面を蹴って。身体が軽く浮くのと合わせ、背から翼を生やすとそのまま低空を飛び、弾丸の如き速さで躊躇もなく、先程の人物が消えた闇の中へと。カンテラは手元にないが、坑道の随所にぽつぽつとある僅かな灯りでも自身では何とか足りて。

一瞬の記憶を頼りに風を切り、あっと言う間に相手の視界から消えれば、辿り着いたのは突き当たり。壁に気付いて速度を落とし、地面に足を着こうとすると、下方に大きな穴が空いていることが分かって。よく見てみると穴には紐梯子も降りており、恐らく先の人物はこれを伝って下に向かったのだろうと憶測でき。

……翼をゆっくりと羽ばたかせ、宙に浮いたまま、これ以上進んでいいものかと一抹の逡巡を覚え、今来た道を振り返るが、薄暗い通路の奥はひたすらに真っ暗で相手の姿は確認できず。やがて、一拍程の間を置けば "……まぁ、いいか、行ってこいと言ってくれたんだし" と一人で納得し、小さく頷いてから、大穴を下り始め。穴の深さは不明ながら、これだけの高速で追ったのだから、途中であの人物に追い付くはずと考えつつ)

何のつもりか知らねぇが、引っ捕らえたら、持ってる情報は洗いざらいに吐かせてやる。


 * * * * * *

(── だが、実際のところ、先の下っ端山賊は突き当たり以前の道中にあった、脇の隠し通路を使っていて。下っ端山賊は、有線を引いた連絡用の部屋に辿り着くと、伝声装置の蓋を開け、ベルを鳴らした後に『 親分っ、親分っ、こちら東側中断二層目のB坑道だ! 男とガキを見つけましたぜ! 増援お願いしやす! 』と叫び。旧式の伝声装置は、電話と異なり、1対1の通信を前提にした仕様とはなっていない。誰かが呼び出し音を鳴らせば、坑山内に無数に設置してある他の伝声装置がそれに反応して短くベルを鳴らし、近くにいたものが各々装置の蓋を開けると、全員に発信者の声が聞こえる仕組みであり。

ゆえに当然のように下っ端山賊の発言は、頭領以外の山賊仲間たちにも広く届いて。発信を傍受した者の一人であるNo.2の男は『 了解だ!お頭が辿り着くまで勝手に殺すなよ?近くにいる奴は現場に向かって生け捕りにしろ! 』と応じ。果たして己も今聞いた地点へと向かい出して)




(/テレグノシスは普通に有用ですね← 今回モブの挙動も回させて頂きました。敵が集まる流れは描写したため、次レスでは息子様のソロルでもいいですし、同じく山賊側のロールを返して頂いても大丈夫ですし、拙女の行き先に敵キャラを出して頂いても構わないですし、全部MIXでも歓迎です。ご自由にお願いします^^ゞ)

  • No.312 by アルドニック  2021-04-22 18:35:45 


……これは、マズったか。
(一緒に行動しなくても大丈夫だろうとタカを括って現在は洞窟内で珍しいものでもないかと探索をしていたが、微かに聞こえてくる伝声装置の声に、そんな装置があったのかよとサァっと血の気が引く思いがする。慌ててティアと合流しようとテレグノシスが示す方向へ向かおうとするが、連絡を聞いて駆けつけた山賊の集団に見つかりあっという間に囲まれて。どうやら首領はこちらに来ておらず、また生け捕りにという指示もあることから一先ず身の危険はないと思われるが……ともかく、この包囲を突破してティアと合流しなければそう思い目の前の山賊に攻撃を仕掛けて──)

『なんだ、貴様一人か。ボードウィン家の嫡男はどこだ』
(一方、ティアの元にも既に何人か山賊が来ていて。しかもそこには首領の姿があって。相変わらず尊大な態度と共にティアの事を見やり、フンとその姿を鼻で笑って)
『全く、低俗な主に相応しいひ弱そうな従者だ。やれ、殺しはするなよ。生け捕りだ。』
(完全に見た目だけでティアのことを侮っており、部下達に命じて襲いかからせて。自身はその場を去り目的であるアルドニックの元へと行こうとしていて)
『……ったく偉そうに』
『剣の腕以外はからっきしのクセによぉ』
『副団長もなんであんなのを親分にしてんのかねえ』
(自身の首領が去っていくのを見てから、部下達は口々に首領の悪口を言い始める。あの態度は普段からであり、部下の信頼も得ていない様子)

  • No.313 by グラナーティア背後  2021-04-22 18:45:26 


(/ロール有難うございます/// 念の為の事前確認なのですが、モブは確定で倒したり描写済の設定に盛ったり、諸々自由に動かして大丈夫でしょうか!? 頭領のみはこちらで勝手に確定は避けますw)

  • No.314 by グラナーティア背後  2021-04-22 19:28:03 


(/追伸。後細かくて申し訳ないのですが、頭領を含め、山賊の手持ちに刀剣類を想定している場合、ロールに活かしたいので教えて頂けると嬉しいです。此方の想定では、頭領は騎士崩れなら持っているかもしれないと思っていますが、モブはどうだろうというところ。自由で良ければ、此方で勝手に描写します^^ゞ なお、ご参考までに情報を足しておきますと、拙娘が最も嫌っているのはドラゴンスレイヤーを連想させられる両刃の直長剣です。曲剣、短剣、片刃剣なども好きではないですが、比べると苦手度には差がある想定です)

  • No.315 by アルドニック  2021-04-24 03:45:23 


(/勿論自由に動かしたり盛ったり倒してもらったりして大丈夫ですよ!名もなきモブ達ですから←
特にこれと言った刀剣類は想定していませんので、そこも自由にしてもらって大丈夫ですよ。
一応その中だと個人的には山賊と言えば曲剣のイメージが自分の中ではあります。重量が偏って叩き切る感覚で使えるから素人でも使いやすい剣なのかなぁって思ったり……←)

  • No.316 by グラナーティア  2021-04-24 08:09:12 


……んん、見失ったか?

(翼を出したまま、大穴へ飛び降り、紐梯子に目をやりつつ下降して行けば、あっさり地面に着いてしまい。あれ、誰もいなかった、と思った。先の人物が此方に向かったのなら、紐梯子を下っている途中で追い付けると踏んでいたのだが。大穴の底から入り口を仰ぎ見れば "先の人物は何処かで別のルートを使ったのかも" と思い至り、眉間に皺を寄せ、独り言を口にして。

それから小さく舌打ちし、キョロキョロと辺りを見回すと、一度肩を揺すって翼を引っ込め、奥へと続く横道に足を踏み出し。……何処かで別のルートを見逃したのだとすれば、今から引き返しても遅い気がして。ならいっそ、先の人物のことは諦め、他に拾えそうな情報はないか、進んでみることにし。

大穴と直結していた横道は、これもまた大きい。薄暗いが、先程までの坑道と同様、ぽつぽつとなら微かに光源があり、歩いて行くと両脇に幾つも通路が開けていることも分かって。何処に続いているのかは不明だが、所々に扉もあり。そういった情景を眺めていれば「……妙に生活感があるな。でも、現役の坑道っぽくは見えねぇし」と呟き、続きは頭の中だけで "誰かが棲み家にしているのかも。というか、あいつら" と推察して。

そこでふと、通路の先が丁字路になっていることに気付き。この道はどうやらここよりも少し明るい道と合流しているようで。何となく駆け足をし、そちらに近付いてみると、突如、合流している道から複数の人影が現れ、ばったり鉢合わせしてしまい)


……!

(一瞬驚き、瞳を見開くも、次の刹那にはほとんど無意識の内に目視で対峙した集団の人相と装備を確認し、一番偉ぶった態度の男が、土砂崩れの前に相手に一騎討ちを仕掛けようとした、例の騎士崩れであり、首領と思わしき人物だというところまで理解して。そうしている間にも、その男は何やら此方を煽った後、部下らしき連中に命令を下し。男がその場に背を向け、立ち去ろうと歩き出せば、部下らしき連中はぶつぶつと愚痴をこぼしながらも此方に襲いかかってきて。

小声の愚痴の全部を聞き取れたわけではないが、雰囲気から "なんか……こいつらも苦労しているんだな" と思うも、明らかな敵対関係が成立している今、容赦する気はなく。先陣を切って掴みかかろうとしてきたやや太めの男に、無表情のまま此方からも向かっていくと、瞬時に腕を伸ばして胸ぐらを掴み剛力で引き寄せ、体勢を崩させ、意表を突かれた様子で目を白黒させ『 ひ、ぐぇ 』と短く悲鳴を漏らした男の額に思いっきり頭突きをかまし。

ゴッと鈍く重たい音が響くと同時に男は膝から崩れたが、そこでさらに横蹴りを食らわせ、吹っ飛ばし。驚いた顔を此方に向けている他の男の内、より近くにいた者へ接近すれば、距離を詰めた時の勢いのまま、顔面にストレートを浴びせて昏倒させ。残った男たちも、戦闘意欲を感じようが感じまいが、淡々と続けざまに熨してしまい。途中で『 ……化け物! 』という馴染みの罵詈の他『 この、イカレ修道士、武道の覚えがあるぞ! 』といった台詞も耳に届いたが、今さら特に気に留めようとはせず。手早くほぼ全員を戦闘不能に追い込んだが、集団の最後列にいた男たちには逃げ出そうとする隙を与えてしまい。

最後列の男は3人。1人は踵を返し、駆け出そうとした瞬間に肩を掴み、強引に体勢を傾けさせ、鳩尾にブローを叩き込んで。その間に逃げ出した男の内、1人は追い付いて横から足を引っ掛け、転ばせた上で腕を掴み、サルトさせて背中から地面に叩きつけ。最後の1人だけが大慌てといった様子で先に首領が歩いていった道を走り、視界に捉えた首領の背中に向け、『 親分~っ!!あいつ、化け物っ!! 』と掠れた声で叫び。それを聞くやちょっとだけ "あんなに悪口言ってて、いざとなったら頼るのかよ" とも思い、渋く瞳を細めるが、わざわざ口には出さず。両者を追いながら挑発的に口角を少し上げ、目にも微かな光を灯し、声を張って紡いだ台詞は煽るように)

おい、お前らの目当てらしい "アイツ" がいるのはそっちじゃないぞ! ?




(/ご回答を有難う御座います!了解しました^^ゞ 少なくとも今回の下っ端には直長剣を想定せず、また、すごく長いですが、お返しさせて頂きました。次レスは息子様側のソロルでも、頭領の反応でも、両方でもどちらでも←)

  • No.317 by アルドニック  2021-04-28 02:03:27 


『なぁにぃ!?』
(悠然と歩いていた元貴族の首領だったが、背後から聞こえてくる手下共の情けない声、そして少女の台詞に思わず上ずった声を上げてしまう。バカな、5分も経っていない。踵を返し慌ててその場へ戻ってくればそこには死屍累々と言わんばかりに大の大人達が少女の周囲に転がっていて)

『……フッ、多少武術の心得があるようだな。良いだろう、どうやら貴様の相手はこの私で無ければ務まらんようだからな……貴様如き、我が剣"ストムノス"の錆にしてくれよう!』
(そう言い不敵な笑みと共にそこそこ立派なロングソードを腰から抜き、構える。街のゴロツキに毛が生えた程度の力しかない山賊の手下と違い、腐っても元騎士団隊長、剣術の腕はその構えからもそれなりにあることが伺えて──)


……フゥ、ザッとこんなもんだな。さてと、俺も向こうに行かないとな……無いとは思うが、まさかってこともあり得るしな。
(一方その頃、元騎士の首領が剣を抜きティアと対峙しているタイミングでアルドニックの方もようやく片が付いたようで。やはりというべきか、戦闘力に関してはティア程高くはなく、それほど多くなかった敵に大してもそれを倒すのに時間がかかっていて。それでも倒せている辺りある程度の力はあるのだろうと思われるが……それはともかく。パンパンと手を払いながら周囲を見回し、敵の様子が無いことを確認すれば合流するためにティアが走っていったと思われる方向へと自身も向かう。まだこっちに来ていないということは、恐らく誰かと戦っているのだろう。ここ数日の旅で度々見てきた実力からして、ティアが苦戦するというビジョンは全く浮かばない。しかし万が一と言うことも考えられる。焦りは禁物だが、とにかく急ごうと洞窟内を走っていって──)

(/それでは首領の方はティアと戦闘で……首領は一応長直剣使いです。そこそこ強いです、序盤のボスくらいの強さです。←)

  • No.318 by グラナーティア背後  2021-04-28 12:18:57 


(/序盤のボス、大した強くないけど(←)プレイヤーの思い出には残る系ですねww 次レスの内容は迷ったのですが、モブ相手にバリバリの確定をさせて頂きたいと思います。というか、頭領には惨めな目に遭って頂くことになるかと……もう少し花を持たせてほしい、そんな小悪党みたいに扱わないでもうちょっと強キャラとして描写して、等あれば、勝手ながら夜までに教えてください。今夜お返しします)

  • No.319 by アルドニック  2021-04-28 16:52:31 


(/特には無いので大丈夫ですよ!使い捨て小悪党なのでトコトンまで追い詰めてボコボコにしてやってくださいませ。←
最終的にはアルドニックとティアに捨て台詞を吐いたあと、やってきた副頭領に自分を助けろ!みたいな事を叫ぶもその副頭領に切り捨てられて……みたいな惨めな最期でも良いかもしれませんね←)

  • No.320 by グラナーティア背後  2021-04-28 19:11:51 


(/ご回答を有難うございますw 副首領、まさに次レスで登場させるつもりでしたw 先は決めていませんが一回は()助けさせますw また大容量のレスになると思いますが、もし良ければご容赦ください↓)

  • No.321 by グラナーティア  2021-04-29 01:07:57 


《東側中段二層目-坑道》

(──薄暗い坑道内には数名の山賊の体躯が転がっており。内一人が立ち上がれぬまま『……ぐぬぬ』と呻き声を漏らし。迷い込んだ鼠を見つけたという報告と、その情報を踏まえた伝令を又聞きし、たまたま近くにいた為、これ幸いと勇んで捕縛に駆け付けたが、あっさり返り討ちに遭ってしまい。一緒に駆け付けた仲間は火球の直撃を受け、そのまま気絶、自身も同じ攻撃で負傷し、戦闘不能。痛む足では最早起き上がることもできず、真っ暗な天井を見上げ『……こんなに強いなんて聞いてねぇよ』と愚痴を吐き。自分たちを倒した後の相手は何やら独り言を溢した後、ここにはもう用はないとばかりに坑道の奥を振り向いて。

地面に背中を預けた状態で顔だけを横に向け、恨みがましい瞳で駆け出していく後姿を見送れば、途中一度相手の手元で、何かが赤く光ったように思え。……一回だけでしかも一瞬、それでも先程の火球とは違った雰囲気であった。なんだろう?と、つい疑問に思うが、それ以上思考を巡らせる余力も残っておらず、次の間には瞼を閉じて。……他方、腕輪を付けている本人には、突然それが僅かな震動を帯び、不吉な赤色で発光したというだけではなく、直感で理解できるだろう。本来は、危険な任務を命じた奴隷が、逃げずに責務を全うした合図として役立つ -サイレン- という契約魔法の効果が発動したと)



《三層目-何処かの丁字路付近》

…………!?

(逃げた男を追って行けば、男の救援要請に反応し、先を歩いていた首領が突如引き返してきて。予想外の行動だったが、そのまま掴みかかってやろうかと速度を緩めず距離を詰めようとするものの、若干後方に先程投げた1名、大分後方となった丁字路の合流付近には相当数、子分が倒れていることを目視で捉えたらしい首領は、微妙に格好付けつつ決め台詞を吐いて、腰の鞘から長剣を引き抜き。白刃が坑道内の僅かな灯りを反射し、薄闇に鋭く煌めいた途端、自身は明らかに顔色を変え、咄嗟に足を止めてしまい。

やば、抜刀されてしまった、と思った。元騎士と聞いた時点で嫌な予感はしていたし、腰の鞘にも気付いていた。だからこそ、抜刀される前に蹴りを付けたかったのだが、一歩遅かったようで。何処かで剣を使ってくる可能性は予見できていたはずなのに、いざ、抜かれると自身でも想像外であるほどに足がすくみ、瞬時に感じた恐怖心の度合いとしては、腕輪を介して危険信号が相手に飛んだレベルなのだが、そこは当人の知るところではなく。

スッと血の気が失せ、代わりに冷や汗が吹き出ている自身とは対照的に、首領の方はノリノリの様子であり。まずい、動かないと斬られる、と頭では分かるが、剣身にばかり目が行き、向かっていく勇気は持てず、かといって "逃げる" という発想も今は失っていて。直前までの好戦的な雰囲気から一転、専守一本。表情を強張らせたまま、思考が真っ白になりかけるが、そこで不意に後方から掴みかかられ)


『……確保!!』

(どうやら、首領の剣に気を取られている内に、背後からまた別の連中が迫っていたらしく。しゃがれた野盗の声がすぐ頭上で響き、太い腕で羽交い締めにされ、かけられていく体重から地面に押さえつけられようとしていることを察し。……正直なところ、助かった。予期せぬ刺激でかえって身体の硬直が解けると、後は半ば反射的に膝を折って、かけられた体重を相殺し、組みかかられた腕を逆手に取っては、思いっきり目の前の首領に投げつけ。

吹っ飛ばされた男が発した『うわあああ!』という間抜けな悲鳴と、その男が首領にぶつかった衝突音を最後まで聞き届けることもなく、素早く意識を集中させれば、後は感覚のみで。少し身体に力を入れると、皮膚はまるでぞくりと波を打つよう。周囲にはほんの一瞬、こちらの身体が揺らいだように見えたことだろうか。瞬く間に全身を黒曜石のような黒紫色の鱗が包み、そう大きくはないサイズではあるが、背には翼が生え、指先には鈎爪、尾も太く丈夫な鞭のよう、正真正銘、怪物としか言い様のない姿に変化し。

掴みかかってきた男の他にも、背後にまだ野盗がいるらしく、後ろから『はあああ!?』『ええ、なんだ!?なんだ!?』といった声が聞こえたが、気にしてはいられず。今はこちらも懸命、一度男にぶつかられて転倒したものの、再度立ち上がって体勢を立て直そうとしていた首領に向け、坑道内の空気を広く鳴動させるようなボリュームで咆哮を発すれば、そのまま駆け出し、強烈な体当たりを仕掛け。


首領が吹き飛び、次の刹那には強かに人体が壁に打ち付けられた鈍い音と、取り落とされた剣の金属音が響くと、次はそれをきちんと聞き届けた後、一瞬で人容に戻り。続いて、崩れ落ちた首領の元に向かい、首の辺りを掴めば「……っ、てっめぇ、よくもビビらせやがって!!」と叫び、あろうことか、持ち上げた首領の顔面をガン、ガン、と地面に叩きつけ。声音からして怒っているが、興奮の所為なのか否か、瞳は潤んでいるし、首領の後ろ首を握り締めている手も、その場に立っている足も、よくよく見れば震えており。当人としては、必死かつ夢中、半ばパニックも入っていて。

しかし、執拗に甚振られる首領側にとっては堪ったものではないだろう。最初に首領に助けを求めた子分、及び羽交い締め男と共にこの場にやってきた他の子分連中、ともども眼前で展開されている光景に引いてしまい、固まっていれば、子分連中が立つ方向から突如その空気を割き『おい、やめろ!』と毅然とした雰囲気の声がして。振り向くと、そちらに立っていたのは例の副首領と思わしき男。その男はこちらと目が合えば、集団の前へと進み出て、片手を軽く広げ、口頭のみで説得する気なのか、静かな声音で)

「……それ以上やったら死んでしまう。やめてくれ」




(/多分今までで一番の長文で、分かりにくいところがあったら相済みません。サイレンの伏線を回収し(すぐに人型に戻っているものの)今回初めて一瞬だけ変身させました。なお、副首領の名前はセシルを想定しているので良かったらご了承を←)

  • No.322 by グラナーティア背後  2021-04-30 12:56:22 


(/見返していてやっぱり超長いなと思った為、蛇足かもしれませんが、端的な情報をまとめて置いておきますね。息子様側の視点だと恐らく下記のようになります。

①遭遇した山賊を撃退し、拙娘の元に向かおうとした直後にサイレンが発動、②それでも向かい続けた場合、道中で向かっている方向から得体の知れない怪物の咆哮が響いてくる、③近くまで来れた場合、向かっている方向からはどったんばったん激しい物音(首領が竜化した拙娘にバーンって轢かれたり、壁に打ち付けられてドーンってなったり、あるいは、取り落とした長剣の落下音)、④現場についたら、倒れている大量の山賊と立っている僅か数人の山賊、説得モードの副首領、少し離れた位置に顔面血まみれの首領とその後ろ首を掴んでいる拙娘、

THE・修羅場というセットになっています。無論、向かっている途中で他のルートに入って頂いても構いませんので、上記は「まっすぐ向かった場合、多分こうなる」というご参考までの仮定です。結局、補足も長文で相済まないのですが、宜しければご了承願います。また、もしも良ければ、次ターン、瞬殺ではなく副首領に会話の機会を貰えるととても嬉しいです!)

  • No.323 by アルドニック  2021-06-03 04:42:34 


……これは……
(腕輪の発光が、その能力の一つサイレンであると気付くのに時間はかからなかった。直感に訴えかけるように達成感というべきか、そう言った感覚、感情が伝わってきたからだ。また、その達成感が何に依るものかも何となく分かっている。つまり、このサイレンが示すものはティアはひとまず無事だという事で、それが分かり少しホッとする、が……)
───ッ!!な、なんだ!?
(安心したのも束の間、突如聞こえてきた咆哮に体が一瞬硬直する。それは、自身よりはるかに強い生物が近くに来たときに感じる生物的な恐怖、そこからくる怯え、竦み……兎も角、体が動かなくなった。一体どんなバケモノがいるのだろうか、ティアは大丈夫なのか──そこに考えが至った時、恐怖より心配する気持ちが勝り、体が動くようになった。グッと足に力を込めて急いでティアの元へと走り出す。そしてその向かった先では……)

《三層目ーどこかの丁字路》

ティア!どこだ!今の咆哮が聞こえただろ、山賊よりもずっとヤバいのがこの山には居るんだ、ティア……!!
(先程の咆哮が、まさかその当人から発せられたものだとは思わず。少女に聞こえるよう大声を挙げながらその姿を探していて。そして三層目にまで辿り着くと、何者かが戦っているような……戦い、なのか?ともかく、激しい物音が聞こえてくる。もしさっきの咆哮を上げたバケモノがそこに居てティアと戦っているとしたら、そんな不安が頭をよぎり、迷わずその物音がする方へ走っていって)
!!ティ………え……?
(現場にまで辿り着き、山賊の一味とティアが居るのを見つければ慌てて近づく。が、近づいてその異様な光景がハッキリと見えてくれば、再び体が固まり、声がでなくなる。先程とは違う、その凄惨な光景に言葉を失った、といった所だろうか。そしてその光景の中心に居るティアと、少女に対して静かに語りかける副首領を、ただ交互に見やることしか出来なくて)


(/お久しぶりです!そしてすみません、完全に背後様の提案に乗っかるという形で返事を書かせて貰いました……←
副首領の名前について了解です!)

  • No.324 by グラナーティア  2021-06-04 02:54:56 


……! アル…っ

(首領の後ろ首をがっちり掴み、しゃがんだ姿勢のままながら、副首領の呼び掛けで動きを止めたところ、折良くその場に相手も現れ。冷めやらぬ興奮の所為なのか否か、頬は少々紅潮しているし、瞳は若干潤み、挙動もやや強張った雰囲気だが、やっていることとしては "完全に加害者" である。それでも相手の姿を見て、表情から荒みが引けば、変化に気付いた副首領も相手の方を振り向き。

副首領は、敵意がないことを示すかのように、いわゆる "やれやれ" に近いポーズで軽く手を広げて見せ『……来たな。坊っちゃん、ご覧の有り様だ。すっかり見た目に騙されたぜ』と言い。熱が引いてきた頭で、その台詞に対する二の句を継げない内に、副首領は一度ちらりとこちらを見ると、すぐに相手に視線を戻し、さらに辺りの惨状にも目を流しつつ、静かな声音で『とんでもない獣が暴れ回った後みてぇだ。恐ろしい野獣を連れ歩いていたんだな』と述べ、最後には一応、真っ直ぐな瞳を相手に向けて)

「親分を放すように言ってくれないか?……あんたも追っ手を撒いてここに来たんだろ?腕が立つのは分かったし、降参だからよ。親分には俺からも言っておくし、帰り道も教えるよ」


(/お久しぶりです! 相済みません、サイレンの解説、分かりにくかったみたいですね← 本来「危険のみを知らせる」魔法として想定しています。>321の解説は、あくまで何故 "下衆な契約の腕輪" に一見、相手の身を案じるような効果があるのかと云う背景のつもりでした←)

  • No.325 by アルドニック  2021-06-23 02:44:18 


………ああ
(奇しくも、己が言った指示をティアがこなした形にはなった。副首領の言葉と共に、頭の中で状況の整理が追い付いていく。彼らにもはや敵意はない──それを言葉だけでなく、その態度や表情からも感じ取り、副首領の頼みに頷きながらティアの側へと近づいて)

(近づいてその首領の顔を見てみると、あれだけ傲岸不遜で威張り散らしていたあの顔が、今は恐怖に怯えきっており、過剰な暴力によって変形してしまった様と合わせて、もはや別人と呼んでしまっても良いかもしれない。また、ほぼ廃人のようになったその姿に、自身の仇の一人であったことから少し胸の空くような想いがしたのは少し意外だった。過去を捨て、恨みも悲しみも全て忘れたつもりだったが、やはりどこかまだ思い入れが残っているのかもしれない)
……ティア、俺達の勝ちだ。もう離してやれよ
(しかし、これを勝利と呼んで良いのだろうか。勝つには勝った、相手は負けを認めている。復讐も出来た、もはやこの男は再起不能だろう。しかし、しかし……圧倒的な暴力による蹂躪、それは果たして勝利なのだろうか。そんな疑問を抱きつつも、ティアの肩にポンと手を置いて、安心させるように落ち着いた声でそう語りかけて)

(/色々了解です、ちゃんと設定はこまめに見返すようにします……!)

  • No.326 by グラナーティア  2021-06-23 09:36:41 


…………っ

(最初は相手の方を見ていたが、距離を詰められると、尚も続く軽微な混乱と直感的な後ろめたさから、無意識のうちに瞳を逸らしてしまい。出会った日の野盗との交戦に始まり、道中での狩りなど、拳を振るう様を見せるのは初めてではないが、それまでは対象が誰であれ何であれ、一度も過剰な攻撃はしてこなかったはずで。むしろ、必要最低限に留めてきたし、それはモンスターの力量を調べるために一人で夜の山に踏み入った時さえも同様だった。確かに、縄張りに上がり込んで殴りはしたが()無駄に痛め付ける真似はしておらず。

しかし、現状は弁解しようもなくやり過ぎである。最初からここまでやろうと思っていたわけではなく、元は "怖かった" だけだったのだが。……これは、流石に引かれるのではないか、あるいは先に副首領と思わしき男が述べたように、相手からも人でなしと罵られるかもしれない。居たたまれない心境で下方に落とした瞳を強く閉じると、がちがちに硬直させていた肩に、暖かな感触があり。触られるとは思っていなかったため、驚いて咄嗟に相手を見上げると、次に降ってきたのは、まるで子どもを宥める時みたいに落ち着いて、優しさを感じられる言葉。

心臓は依然、普段よりもうるさくドキドキと脈打っていたが、少しの間を置いて言われたことを理解すれば、視線を自身の片手に向け、ゆっくり掴んでいた人物を放してやって。どさりと音がすると、すかさず副首領と思わしき男が下っ端らしい別の男数人に対し『おい、カシラを介抱しろ』と命じ。指示された男たちは揃ってぎょっとした表情となり、副首領の顔とこちらの様子を見比べ。……こっちに近付きたくない、ということで間違いないだろう。だが、副首領と思わしき男の方はその態度に焦れたらしく、即座に不機嫌そうに眉をしかめては、低く舌打ちしてから『早くしやがれ!それでも山賊かよ!』と言って。

怯えが伺え、如何にも嫌々といった雰囲気で、ようやく下っ端らしい男たち数人がこちらに足を踏み出す。そのうちの一人がぼそりと『 ……急に噛みついたりしねぇだろうな? 』と呟き。すると、それを皮切りに、介抱を命じられず後方に留まっているメンバーからも "さっきのはなんだ?" などの囁きが漏れ聞こえ。仕舞いには向かってきている一人が渋い顔立ちで相手を見つつ、懇願口調で)

『 兄さん、話が通じるなら、そいつは押さえておいてくれないか 』




(/いえ、全然気張らずに!重めと受け取られかねないロールを続けてしまい申し訳ないのですが、モブの言動は割りとただの繋ぎ感覚で打っていますので、軽めに受け取って頂いて構わないことを念の為にお伝えいたします。また、この後の親分の動きは引き続きお任せしますね/蹴り推奨)

  • No.327 by アルドニック  2021-06-25 05:11:23 


……
(押さえて置いてくれという言葉に対して小さく頷くと、頭領を介抱する山賊達とティアの間に自身の体を置き、両者の距離を保つように注意する。それは果たしてティアを守っているのか、山賊達を守っているのか、自分でも少し分からない。先程はティアを落ち着かせるためにああ言った態度を取ったが、正直バケモノと感じ恐怖したのは山賊だけでなく自分自身もそうだったのだ。無論、これまでの旅や関わりから、ティアが単なる破壊者では無いことは分かっている。しかし、あんな底から凍りつくような恐怖を感じたのは生まれて始めてで、それを感じさせたティアに対して多少なりとも怯えがあるのは事実だった)

『ハッ……ひ、ひぃいいいい!?わ、私が悪かったァ!?!もう二度と関わらん!!関わらんからそいつを遠ざけてくれえ!!』
(そしてその恐怖を直に誰よりも肌で感じた頭領は、介抱をされて気を取り戻したものの、ティアの姿を視認するなり激しく取り乱し、腰が抜けて立ち上がれないまま這々の体といった様子でティアから遠ざかろうとしていて。バタバタと手足を動かし必死に這い回るその姿は実に滑稽であり、憐れなものだったが、その場にいる誰もが彼を責めず、笑わず、ただただ沈黙していた)

  • No.328 by グラナーティア  2021-06-26 01:25:28 


……!

(山賊の一人からなされた懇願に対し、相手がどう動くのかと思えば、まるで壁になるようにすっと前に立たれ。山賊の方に気を取られていたため、頷くところは見逃し、さらに今も立ち位置と姿勢から相手の表情は伺えず、見上げられるのは背中のみとなり。

正直、徐々に落ち着きを取り戻すにつれ、反比例するように、向けられている視線と騒然とした場の空気に意識が回り始め "居たたまれない" 感情が沸き上がってきていたので、このタイミングで視界を遮って貰えたのは有り難く。つい、自分の方からも相手の背に隠れるように一歩引いてしまい。

影から隠れ見るように視線をやれば、何人かの男が、相手を挟んで至近距離までやってきて、昏倒していた首領の介抱を始め。結果、途中で目覚めた首領は、こちらを視認するやひどい慌てよう。やったことからして仕方ないとは言え、むしろ、自身の行動によって血にまみれた顔でそうも怯えられては、さすがに心に痛むものがあり)


………………。

(……故意ではなかったからこそ、言葉が出てこず。加害者らしくない挙動ではあろうが、反射的にまた一層、相手の後ろに下がってしまい。位置的にそもそも見えないが、今は相手の表情を確認するのも相当怖く。ここで引かれていると分かったら、いよいよ "居たたまれなさ" がピークに達し、直ぐ様逃げ出してしまいそうだ。……そのような状態で、視線を斜め下方に落としていると、不意に視界の端で白刃が煌めき。

咄嗟に顔を上げては、そちらを凝視し「うわ!」と声を漏らしてしまい。地面に落ちていた首領の長剣を、手下の男が回収しようと持ち上げただけだったのだが、いっそ、あからさまな狼狽。そのリアクションに手下の男もびくりと肩を跳ねさせ、何かされるのかと怯えた様子でこちらを見返してきたが、こちらが強張った表情で見つめ返すと、恐る恐るといった雰囲気でゆっくり後退し、副首領のいる側へと戻っていき。

畜生、もう嫌だ、なんたって高々山賊風情があそこまで作りも手入れもやたらとしっかりしている上等そうな長剣を持っているんだ。……元騎士だからか、ふざけるな。様々な感情がないまぜになれば、次は心細さがピークに達し、ほとんど無意識の内にたまたま目の前にいた相手の腰回りにぎゅーっとすがりついて、表情も隠してしまい。

他方、副首領の方は最初こそ警戒ムードだったが、途中からは一連の動作をどこか興味深そうに見ており。だが、やがて地面に這いつくばる首領に瞳を戻すと、相手のこともちらちらと見ながら、口を開き)

「……カシラ、こいつらには出てって貰うってことでいいですね。なら、俺が出口まで案内しやしょう」



(/暴行犯は、怖かったら拒否されても大丈夫なので←/蹴り推奨)

  • No.329 by アルドニック  2021-07-03 04:18:20 


あっ……
(終わった──少なくともこの山賊との関わりは。そう思うと少し肩の力が抜け、様々な事が頭に浮かんでくる。今後、ティアとどのように付き合っていくのか、この山について詳しく教えてくれた老婆の仇討ちはどうなるのだろうか、そもそも当初の目的であるオルセタイトはいつ取れるのか、等……終わったら終わったで、また新たな課題が見つかっていく。特にティアとの関係はどうするべきなのか、先程の咆哮が頭から離れず、完全に少女へのイメージとして頭に焼きついている。

しかし、そんな恐怖が一瞬のうちに和らいでいく。すがりつかれ、思わず小さな声を上げつつ後ろを見るとまるで怖い物でも見て親から離れようとしない子供のような、そんな姿のティアが居た。その姿にこれまで一緒に過ごした中で生まれていた少女に対する温かなイメージが恐怖を抑え込んでいく。そうだ、自分は少女が、ただの野蛮なバケモノじゃない事を知っている。常識に疎い所があったり、妙なところでタフだったり弱かったり……自然と手が、すがりつく少女の頭を安心させるように撫でていて。そして、今は俺がしっかりしていないとなと思い、山賊達の方へ視線を向ける。最も、事後処理は既に始まっており、話がそのまま進むのであれば特に口を挟むつもりはないのだが。とりあえず、事の成り行きを見守ることにして──)

『あ、ああぁあ……恐ろしい、悪魔だ……あんなモノが、ううぅ……』
(首領は、既に精神が崩壊寸前のようだった。無理もない、プライドは粉々に砕かれ、そしてあれだけの攻撃を喰らったのだから。もはやリンチだったと言っていいだろう。それが故に副首領の言葉にも満足に答えられず、蹲ってガタガタと震えていて)

……なぁ、俺達も流石に早く帰りたい。そっちの首領もこんな状態だし、この場ではあんたの判断が一番正しいと思う。だから案内してくれないか?
(成り行きを見守るが、どうも話がまとまる気配がない。というか、そもそも首領と会話が成り立っていないようだった。正直、今はこの場から離れることを考えたい此方としては話の通じない首領との会話に時間を費やすよりも、明らかに正しい判断をしている副首領に動いてもらいたくて。そう声をかけて)

  • No.330 by グラナーティア  2021-07-03 05:39:46 


……っ!

(相手の手が自身に触れると、一度びくと身体を強張らせ。続けて表情を伏せたまま、一層強く相手にしがみつき。……もし、相手が動こうとしたら普通に邪魔になりそうな立ち位置なのであるが、少なくとも今はまだ山賊たちとの会話の最中で動く気配は見えず。

一方、副首領の方は元々の人相が悪いからそのように見えるだけか、あるいは本当に何か腹の底に感情を秘めているのか、何処か冷酷そうな瞳を地面に這いつくばる首領に向け、それから相手の台詞を聞くや、そちらに視線を戻し、顎だけをしゃくるように小さく頷いて『……麓まで一気に下りられる坑道がある。そこを案内しよう』と述べ。

近くにいる山賊に『カシラのことは任せたぞ』と言った後『お前とお前は着いてこい』と、2人の下っ端に声をかけて。うち1人は先程拾った首領の長剣を持っている男だったが、副首領はその時点で再度、ちらりと相手の方を見れば、念の為とばかりに口を開いて)

『……敵わねぇってのは分かってんだ。襲わせやしねぇよ。だが、これくらいの人員をつけるぐらいはいいだろ? こいつらはいざって時の使い走りだ』



(/付いていく場合は案内ロルをさせて頂きます/蹴り推奨)

  • No.331 by アルドニック  2021-07-06 06:00:00 


ああ、分かってる。それくらいは構わない。
(二人の男が副首領の元へ寄り、一人の手には先程の長剣が握られている。ほぼ間違いなくティアへの牽制目的だ。だがあくまでそれは牽制でしか無く、それを向けてこちらに仕掛けてくれば先程の二の舞を踏むこともわかっているだろう。最早此方に危害が加わることはない、先程見せた冷酷な視線が気にはなるものの、そう判断すれば副首領の言葉に頷いて)

ティア、俺の背中に掴まれ。…そして、山を出るまではずっと目を瞑ってるんだ。
(流石に腰にしがみつかれて居ては動けず、かと言ってこの山を出るまでの間、ずっと剣に怯えさせているというのも嫌な話である。なので、ティアをおんぶする形で移動しようと考えて、トントンとティアの肩を叩いてそう指示をする。これなら移動も出来て、且つ剣をティアの視界に入れることもないだろう。少女がそれに頷けば腰を下ろし、背中に乗れるようにするつもりで)

  • No.332 by グラナーティア  2021-07-06 09:12:43 


………!

(相手の言葉が耳に届けば、相変わらず顔は逸らしたままだが、密かに瞳を丸くし。相手がどういう心算で今のように言ったのかは全く分からない。話の内容からして、今まで幾度となくそうだったみたいに、庇ってくれようとしているのだろうか。

刀剣の類が苦手だと言ったことはなく、相手の前で本来の姿に戻ったこともなければ、今回の如く執拗に誰かを甚振ったこともない。どこまで相手がこの状況に至る過程を理解しているかは全く読めず。単純に "気に入らないから" 首将をなぶったが、引かれていることに気付いて怖じ気付いた、のように解釈されることも有り得るし、あるいは、最初に手加減して倒した下っ端の数からして、戦闘に没頭するうちに興奮が高まり、暴走して本来の狂暴性が剥き出しになった、みたいに思われてもそう不自然ではなさそうで。

視界を塞ぐ提案は落ち着かせる為なのだろうか、"掴まれ" と言うことは自分が怖くないのか、もしくは、怖いけれど、過敏な反応をして再度暴れられる事態を避ける為の演技なのか、どこを取ろうと相手の真意は掴めず。しかし、内心がどうであれ、少なくとも今すぐ "自分を遠ざけようとする意図はない" ように思え。……それならば、と、ゆっくり相手の腰から手を放せば、視線は少々俯けたままながら、はっきりした語調で)


……いい。平気だ。

(暗に自分の足で歩く気であることを伝え。引き続き、相手の顔を確認する勇気は持てず。他方で副首領の方は、そのやり取りもまた黙って、じっと見ており。会話が終わったと察すれば、相手の方を見て『じゃあ、いいな? ついてこい』と言って、こちらに向かって踏み出し。恐らく、自分たちの後方に案内しようとしている出口があるのだろう。そのまま、平然と相手と自分の隣をすり抜け、さらに奥へと向かい始め。

一方で、付き添いに指名された下っ端二人は、明らかに自身に対する怯みが見え。近付きたくなさそうだし、自分が相手に背負われるようなこともなく、自由の身である状況にも懸念を感じていることが伺える表情。だが、副首領が歩き始めた以上は、仕方なくといった雰囲気で後に続き出し。自分としては、相手が足を進め始めたら、ついていくつもりで)


……………………。




(/何もなければ案内ロルを続けます。現状、鉱山で山賊に遭ったと思ったら、リーダーが因縁の相手だった、というのみなので、①鉱山で死亡者が増えている理由を知っているか、②副首領はどういう経緯で首領に仕えているのか、や、もしくは③そもそも鉱石を採取しにきたので貰えないか()、等々、息子様からセシルに聞きたいことがあれば、ご自由にお願いします。勿論、何も聞かなくてもいいですし、拙娘の方に話しかけて頂いても構いません/蹴り自由)

  • No.333 by アルドニック  2021-07-06 14:29:52 


……ああ。
(拒否をされた、とは思わない。この状況や、先程の変身……様々なことが重なって精神的にマトモな状態では無いのかもしれないから。まぁマトモだったとしたら、それはそれでおんぶなんてゴメンだ、と考えるタイプのような気もするけど……何れにしろ、今は深く聞く気はない。まずは此処を出ることを考えるべきだ。話はそれからでも出来るのだから。そして副首領の後ろを付いていって)

──そう言えば、鉱山で死亡者が増えてるって話を此処に来る前に聞いたんだが……やっぱりアレはそっちの仕業なのか?
(そして少し経った後、ふとここへ来る前のことを思い出す。あのばあさんの言っていたことは、誰の仕業なのか……ここまでの経緯から、その犯人はこの山に巣食う彼ら山賊で有ることが予想出来る。まぁ、誰でも想像出来ることであるが、確認も兼ねて尋ねてみて)

(/すみません、キャラの知ってることと背後の知ってることが大分混ざってしまいました……刀剣に関する警戒は、単純に強い武器への警戒、ティアへの声掛けは先程何かあってティアも精神的に参っているのではという心配から、ということでお願いします……)

  • No.334 by グラナーティア  2021-07-06 15:10:40 


「……知らんね。入山者を殺して回っているのはモンスターだろ?」

(薄暗い坑道を進みつつ、相手から問い掛けられれば、副首領はこちらを振り向くこともなく、背中を見せたまま、落ち着いた声音で答えを返して。その後、一拍ほどの間を置き『……ここを根城にしている以上、奴等に襲われない為のコツなら知っているけれどな。まぁ、お前らがこの先出るのは麓だからよ、知っても仕方ねぇことだろう』と繋げ。それから、ある坑道の途中で壁に寄り、そのまま、ぐっと壁を押したかと思えば、隠し通路を開いて。先には階段が続いているようだが、副首領はそれを視認するや舌打ちし『暗いな。ここは灯りがなかったか』と呟き。そこで付き添いの下っ端と相手と自分が順に立つ後方を振り向いて)

「誰か灯りを持っていないか?いたら先に行くか、俺に貸せ。誰もいなけりゃ足元に気を付けて付いてくるこった」




(/えぇ、刀剣にびびっている描写を入れているので気にしていなかったですよ!笑 現状、>333の通りでも「気付いた」ていでもどちらも構いません。ただ、多分、変身は見ていないですね笑 駆け付けたのは、首領を苛めている場面であり、それは人容に戻った後だと思うので←)

  • No.335 by アルドニック  2021-07-06 21:14:32 



……?
(副首領の言葉に首を傾げる。犯人は彼らだと思っていたのもあるが、ここまで自分達を襲った以上嘘を付く意味があるように思えなかったからだ。犯行を隠したとしても、自分達が襲われたと言えば事実としてそれが伝わっていくわけで、今更隠す意味が分からない。まさか、本当に違うのか……?深く尋ねようと考えたが、これ以上聞いてもこの副首領が応えるとは思えず、また下っ端についてもこの副首領の前で下手なことは言えないだろうから話さないだろうと思い、口を閉ざしてついていって)

ああ、明かりなら俺が……
(そう言って手をかざし、魔力を集中させるとポゥ……と光の球体が手のひらから浮かんできて。それが浮遊し頭の上くらいまで来るとそこから動かなくなって留まり、アルドニックの動きに合わせてその球体も動き出す。現在はあまり使う人間のいない、「照らす光」というシンプルな魔術で。それを使えば前を歩くため副首領を追い抜こうとして)

(/一応声は聞いているので、あとの惨状からあの声はティアが出したものという認識はあり、変身は見てないもののティアに対して恐怖を覚えた、という感じでお願いします!)

  • No.336 by グラナーティア  2021-07-06 22:37:54 


「ほぉ、魔法の心得があるとは。便利なもんだな」

(相手が光を生み出し、前方に進み出れば、副首領は大人しくその様子を見ており。一度 "すぐ後ろに付いて行かないのか?" とでも問いたげな瞳でこちらに視線を向けてきたが、自身が動こうとせず、最後尾を譲る気がなさそうであることを悟ると、相手の背に向け『それも貴族の嗜みってやつなのか?』とまるで世間話のようなことを尋ねつつ、相手に続いていき。下っ端たちも前を行き始めれば、自身はようやくその後を追って。

……無論、立ち位置を変えなかったのは警戒心ゆえだ。まして、山賊の一人が長剣を持っているとも分かった上で背中を見せる気はなく。……階段は短めで、下りた先にある扉を開けると、再度、両脇に小さいながらも光源がある道に出て。同時にその道はこれまでの道とは微かに違う匂いが漂っており。嗅覚の鋭さゆえに、自分にはよりハッキリと分かったが、恐らく常人にも "ちょっと匂いが変わったか" と気付けるくらいだろう。何処となく "生き物の気配" を連想させられる匂いと言えばいいだろうか。そして、その匂いは自分には若干の覚えがあるものであり。

特に考えもなく「……モンスターの匂いがする」と呟くと、丁度同じタイミングで副首領も顔をしかめ『……何か匂うな』と呟いたところで。発言が重なったのに気付けば、副首領は最後方にいるこちらを振り向き『分かるのか?』と問いかけ。しかし、その質問に対して、あえて回答はせず、上目遣いに副首領を見つめ返したのみで黙っていると、深追いする気はないようで前を向き直し。続けて副首領は、特別に匂いで躊躇するみたいな素振りはなく、道を進もうとしながら、やや怠そうに)

「言った経路はもうこの先だ。その後も麓まではなかなか歩くが、道なりに行けばいいだけだからよ。経路の入り口についたら、俺たちは退散させて貰いたいね」




(/了解です。この道を前に立ち止まるか、進むか、また会話を挟むかはお任せします☆ 山賊たちと別れる場面はこちらにやらせて頂けると嬉しいです///)

  • No.337 by アルドニック  2021-07-07 01:07:14 


ああ、魔法の基礎はそっちで学んだ。こういう応用は…とある人から学んだ。
(貴族というものは形式を重んじる。魔法の学習もその一つで、自分の国では代々貴族は最低一つは魔法を覚えるものとされてきた。昔はそれが様々な役に立ったが、徐々に魔法に対する評価が薄れてきており、最近ではあくまで勉強科目の一つでしかなく、真面目に覚える必要はあまり無い。しかし、運が良かったのか、自分には魔法の才能があり、基礎を学んでいたおかげで後になってから様々な魔法を修得することが出来たのだ。そんなことを話していると、不意に後ろ二人の声が聞こえてきて。自身も少し臭いを嗅いでみると確かに何か変わった臭いが感じられて)

……ああ、分かった。
(案内に関してはそこまで行けば大丈夫だろうと自分も判断する。何より、ティアのことを考えると彼ら山賊の一味とは早いこと分かれておいた方が良いだろう。副首領の言葉には素直に頷き、自分達二人は、そのまま山を降りようと考えていて)

(/とりあえず進んでみようかと思います!そして了解しました!)

  • No.338 by グラナーティア  2021-07-07 08:54:37 


…………いや、麓まで案内してほしい。

(副首領の台詞に対する相手の返事を聞くと、自身も口を開いて。振り向いた副首領に視線を返しつつ「……それと、坑道を出たら鉱石が採れる場所を教えてくれないか。そっちは口だけでいい」と繋げ。すると、副首領は長めのため息を吐きつつ、少々ダウナーな素振りで前を向き直しながら『使うねぇ』とこぼし。

さらに、明確には自身の要望に答えないまま『お前、正体はなんだ?魔術師かと思ったが、違う気もするな』と言って。口振りからして "亜人" を知らないのだろうか。しかし、身勝手だとは思いながらも、山賊たちに余計な情報を開示する気持ちはないため、また黙っていると、副首領は『大体、おかしいんだ。あの惨状を見て、貴族の坊っちゃんが用心棒に連れていたのかとも思ったが、その後の態度と来たら、違和感ばかりだった』と続け。

胡散臭い奴。普段なら "ごちゃごちゃうるさい、余計な詮索ばかりしているとぶっ潰すぞ" くらい言うところだが、今はとても言いたくない。そういう台詞はいつもブラフで使っていたわけだが、まさに本気で凄惨なことをやりかねないという実例を自分で示してしまった直後だからであり。どうせこの後すぐに別れる予定の山賊たちに怯えられるだけならともかく、物騒な啖呵を切って、相手に引かれたらつらい。

引き続き黙っておこうかとも思ったが、放って置いて追求され続けても決まりが悪いだろう。話題そらしのつもりで、初対面の人物には噤みがちな重めの口を開けば「……あんたは、アルとは知り合いじゃないみたいだな」と述べ。暗に副首領の出自を気にした言葉だったが、その意図は伝わったのか、副首領は前を向いたままながら、平然とした語調で切り返してきて)

「そうだな。俺は元々別の場所からの流れ者だ。だが、坊っちゃんの名前は知っていたぜ。カシラは騎士団長をしていた頃の話と、策略で名家を貶めてやったって武勇伝なら、しょっちゅう俺たちの前で話していたからな」



(/次レスにて、会話を続けて頂いても大丈夫ですし、何なら当初セシルがそこで退散しようとしていた梯子付きの大穴の前に辿り着いて頂いても構いません/蹴り推奨)

  • No.339 by アルドニック  2021-07-08 06:45:53 



……!
(自分に代わって堂々と副首領相手に交渉を行う姿を見て少し驚く。確かにそれくらい要求しても迷惑料としては安すぎるくらいに思えるが、それ以上に、自分もそうなのだがティアも長くこの連中と一緒に居たくないだろうと思っていて。それが故に少女のその発言に驚いたのだ。それから暫し、口は挟まずに二人の話を聞いていて)

「策略」ね……それが本当なら、どうして同じように追い落とされたんだろうな?
(しかし、流石に自分の出自に関わる話になり、しかもそれがあの男を含めて自分達を追いやった時の話になってくれば、感情的にも何か言いたくなり。実態を知っている自分からすれば、とんだ誇張の入った武勇伝を鼻で笑いながら、皮肉を込めつつそう言って)
……まぁ、それくらいは分かってるか。
(ふとムキになっていたことに気付けば、やはりまだ過去への遺恨というか、そういった物が自分にも残っているんだなと思い、溜息をつきながら誤魔化すようにそう言って。実際、この副首領なら恐らくは首領の力量を見抜いているだろう。元騎士団隊長なだけあって、腕っ節は強いがそれだけの男──評価としてはそんな所だろう。少なくとも、あれだけ優位な状況でまだ子供だった自分を逃がす程度の能力しかない、お世辞にも有能とは言い難い存在で。そこまで考えるととある疑問が湧き、それ副首領に尋ねてみて)
……アンタはどうして、あんな男に付き従っているんだ?正直言って、腕っ節はともかく器ならアレより十分首領に向いていると思うが…

  • No.340 by グラナーティア  2021-07-08 08:14:49 


「冗談だな」

(自分としても若干気になっていたことを相手が単刀直入に尋ねれば、副首領は冷静なトーンで切り返し、さらに『……さっき、別の場所から流れ着いたと言ったな』と繋げて。最後方を歩いている自分には、下っ端たちの表情も伺えないが、何か特別な事情でもあるのだろうか。内部の空気感は掴めないままだが、副首領が続けて語るところには)


「鉱山にいたのは俺の方が先だ。俺はガキの頃に、元々ここにいた山賊の仲間に引き入れられた。だが、腕力がなかったもんだからよ。ずっと下っ端で冷遇されていた。受けていた扱いときたら、酷いもんだったぜ?」

(自分たちの歩く音以外、雑音のない静かな坑道でどうやら身の上話のようなものが始まった気配であり。話からすると、身寄りのない子どもだったのか、もしくは身内を殺されでもしたのか。ただ、腕力がないというのは見た目から少々分かる気もして。彼は見るからに貧弱ではないが、屈強ではない外見であり、背もそう高くはなく。副首領は続けて『そこに今のカシラが、一緒に没落した子分連中と落ち延びてきたんだよ。たまたま俺が一番に会って、鉱山と元の山賊たちの情報を売った。元の山賊をカシラがぶっ倒して、アジトごと乗っ取って"今"だ』と明かし。

それから一度、こちらをちらりと見れば、やや忌々しげに『……それで俺も取り立てられて、上につかせて貰ったけどよ、騎士団長時代からカシラに仕えている剣士もいるし、下克上なんざする気はなかった。リスクがでかすぎる。何よりアウトローの世界じゃ "力" に勝るものはねぇしよ。全部上手くいっていたんだ。お前らが来るまでは』と言ってのけ。……自分が確認した限りでは、下っ端でもあの首領に愚痴をついている者はいた。分裂しそうな内部で、それでも本当に分裂したら色々と面倒だから、頑張って首領を立てて上手くやっていたというところなのだろうか。

だとしたら、少なくない人間が見ている前で、首領を徹底的になぶってしまったことは非常に "良くないこと" だったのかもしれず。力こそ全ての世界で、力のみで辛うじて統率力を持っていた人物の面子を潰してしまったことになる。……やり過ぎた自覚がある分、"襲ってきたお前らの自業自得" と言える気分にはなく。決まり悪さを覚えては、視線を斜め下方に落とし。そのうちに、突き当たりに差し掛かったようで。先を歩いていた下っ端たちに合わせ、足を止めて前を見ると、そこには大人3人くらいなら並べそうな幅の穴があり、下方に向かって紐梯子が降りていて)

「ああ、そこだ。その地下通路が言ってた道だ。梯子があるだろ? 長めだから気を付けて降りろ」

  • No.341 by アルドニック  2021-07-08 11:44:55 


……そういうもんか。
(副首領という立場になったのなら、それを利用しさらに奸知を使えば首領を含めて彼らを操る方法は幾らでもあったように思える。しかしそうせず、勿論リスクもあったのだろうが、欲を出さず騎士団の隊長である彼に対してあくまで彼を頂点としていたのには彼なりの忠誠心のようなものが感じられる。

しかし、力を信じた結果そうなったのなら文句は言えないだろう。誰かを踏みにじっておいて、自分がそうされるのは御免被るなんて道理は通らない。忌々しげにそう言われたとしても、まぁそう言いたい気持ちは分かるけれどというくらいで、そこに関してはどこ吹く風という様子で頷く。口にしない辺りは協調性がないとはいえ、流石に最低限の空気は読む、といったところか←。

そして紐梯子まで辿り着くと、若干不安を感じる。先に降りてもし途中で切られたりしたら…先程の発言自体は気にしていなかったが、その内容から此方に対する怒りは感じられた。とはいえ下手に尋ねて面倒な会話はしたくないという気持ちもあり、直ぐには進まず少し考えて……とりあえず荷物から取り出し腰にフックショットを取り付ける。これならば切られたとしてもぶら下がって助かるだろう。さり気なくそんな準備をしながら紐梯子を先に降りていく。ティアは…最後尾だし、切られてもそもそも落ちないから大丈夫という判断で)

  • No.342 by グラナーティア  2021-07-08 13:20:34 


(/次ターンにて、セシルに裏切らせたいと思うのですが、宜しいでしょうか?← 彼は二人を無事で返す気はなく、飢えたモンスターだらけの地下坑道に誘導して、処刑しようとしています。>330の時点で首領のことも見限っており、二人を追いやった後は首領も同じ坑道に捨てて、限られたメンバーのみでアジトの宝を持ち逃げし、鉱山も出て再出発する気でいます。

二人に対する加害の動機は、自身の逃亡後を安泰にするための口封じと、功績作り(やられっぱなしではダサくて人望を集めるのに締まらないから)です。また、一連の拙女の様子を見ていて、性格的な弱点と刀剣苦手疑惑を持っています。

問題なければ、次で上に残っている拙女を剣で襲わせ、息子様の降りている最中の穴には、下っ端の一人に命じてもう一人の下っ端を突き落とさせて復帰の妨害をさせたいです。気乗りしなければ、本当に遠慮なく言ってください! 飢えたモンスターのいる地下坑道にて、捨て石として落とされた下っ端の口などから、鉱山の事件の真相も全部明らかにできるとスッキリするかと。)

  • No.343 by アルドニック  2021-07-08 13:59:07 


(/了解です、その流れでお願いします!)

  • No.344 by グラナーティア  2021-07-08 14:48:08 


「……何やってんだ?」

(下方に続く穴を前に相手が立ち止まって何やらゴソゴソやり出せば、副首領は軽くそちらを覗き込みつつ、疑問を口にし。だが、やがてそれが落ちない為の仕掛けのようだと悟れば『……ふぅん』と鼻を鳴らし、相手が梯子を降り始めると、入り口に跪いて見下ろしながら『……命綱か』と呟き。

それから下っ端の一人に向け『おい』と声をかければ、静かに立ち上がって近付いて行って。そこで初めて気付いたが、下っ端は顔色が悪く、明らかに不安げな表情をしており。……自分の所為かとも思ったが、果たして本当にそれだけなのだろうか。直感的に相手を先に行かせたのはまずかったのではないかという疑念が生まれ、もしもの裏切りに備えて、今すぐにでも副首領に飛び付き、腕力で場の主導権を奪取しておきたい気持ちになったが、そう思った頃には、例の薄闇に鈍く光る刀剣が、下っ端の手から副首領の手元に渡っており。

……咄嗟に怯んで飛び出せなかった。副首領は下っ端に『持ったままじゃ降りられねぇだろ。これは一旦ここに置いていくぞ』と、一見尤もらしいことを言っており。だが、その台詞は妙に大きな声で発せられていて、もしかしたら、梯子を降りて行っている相手にも聞こえるのではないか、と思えるボリュームだ。要するに、近くで聞いている者には "あえて、何気ない雑談を演じているかのように" わざとらしく感じられ。さらに、その台詞を言い終えた後、副首領の口元に小さく笑みが浮かんだことに気付けば、いよいよ疑惑が確信に変わり。


副首領の手元で煌めく長剣の圧に押され、足が軽く震えると、その場からは動けないままとなったが、それでも腹の底に気合いを入れれば「……アル!!戻ってこい!!多分その道、出口じゃないぞ!!」と叫んで。他方で、副首領の方は既に刀剣を構え、こちらに向かってきており『これは賭けだぜ。剣は苦手か?』と言っては、悪党らしい冷酷かつ楽しげな表情で、足をすくませてしまっているこちらを容赦なく斬りつけようとしてきて。

また、刀剣を取り上げられる時に命じられたのか、元々剣を持っていた下っ端は、あろうことか、突如、穴の近くに立っていたもう一人の下っ端に体当たりを仕掛け、相手が今、梯子をつたって降りているはずの下降路に突き落とし。バランスを崩した一人の下っ端が、悲鳴を上げながら穴の中に消え。……当たり前だが、そんなことをしたら危ない。落石さながら、相手にぶつかりかねないことが予期され。

しかし、今は自分にも相手の救援を試みられるだけの余裕はなく。一気に距離を詰めてきた副首領の剣に対し、何とか反射神経のみで僅かに身体を逸らすことはできたが、それは "一撃で致命傷を負う事態" を避けられた程度に過ぎず。割りとモロに斬撃を受けてしまい、鮮血が散って。痛みと恐怖に思わず悲鳴を上げたが、副首領は容赦なく、直ぐ様太刀筋を切り返し、メッタ斬りを仕掛けてきて。

咄嗟に姿勢を低くし、後方に下がろうとするものの、そしたら次は、一切の隙も与えないとばかりに瞬時に同じだけの距離を詰められ、剣を突き出されて刺されそうになり。恐らく常人ならそこでエンドだっただろうか、こちらは竜の亜人。即座に背から翼を出して、ギリギリで副首領の剣先から距離を取って。だが、目前で長剣を振り回され、先に斬られた痛みより、精神的に負担が大きく、正直、視界もくらくらしており。専守一本になり、また混乱に陥りつつ、それでも副首領に向け「……てっめぇ!騙したな!?」と涙目で抗議を口にすれば、副首領は冷たい瞳で剣を振るいながらも、口元では薄く笑って)

「山賊をなめてんじゃねぇぞ、ガキ! 後でカシラもそこに放ってやるから仲良く死にやがれ!!」




(/ご回答を有難うございました☆ 案内された通路の先は、道順を正確に把握していないとほぼ脱出不可能な入り組んでいて深い下層の坑道であり、濡れ衣を着せるために飢えさせて、凶暴化させられているモンスターがうろついています。ついでに、襲った人間の遺体の捨て場ともなっており、骨とか落ちていて、山賊たちの蛮行が若干伺える感じになっている想定です← 次レスで拙女にも落ちてもらいます←)

  • No.345 by グラナーティア背後  2021-07-08 15:15:59 


(/あと、書き忘れていましたが、この状況は普通に"サイレン"(従者の危機を知らせる魔法)の効果が発動していそうですね← 描写を入れるかどうかはお任せいたします↓)

  • No.346 by アルドニック  2021-07-08 21:06:36 


なにっ!?ぐおおっ、重い……う、うわぁあああっ!?
(紐梯子を切られるくらいのことは予想していたが、まさか部下を落として来るとは思わず。なんとかかわそうとするが、それではその落ちてくる部下が死んでしまう──放っておけば良いものを──そんな考えが頭を過るが、そう考えるより先に体が動いていた。落ちてくる山賊の部下の身体をキャッチするが、その重さと勢いに引っ張られ結局自分も紐梯子から手を離し落下してしまう。急いでフックショットを起動させ、先端のフックを岩壁に引っ掛けるも、二人分の重さ+落下の勢いを止めることは叶わず、引っ掛かりはしたものの勢いを多少殺しただけでガキン!と外れてしまい。そのままドスンと下まで落下する。ただそのフックショットのおかげか、勢いが無くなったため二人共一応無事ではあるようで……)
あークソ、駄目だ。フックもワイヤーもイカれてる……
(落下した後、直ぐに戻ろうとフックショットを再び起動させるも動かず。ワイヤーを射出回収する機能が壊れ、フック部分も折れ曲がっているため使い物にならない。とりあえず、自分の命が助かったことにホッとすべきだろうか……)

……しかし、何だこの匂いは。人の死骸の……うっぷ。おい、何なんだよ此処は……
(漂う悪臭に思わず鼻を摘みながら、一緒に落ちてきた山賊の一人に事情を尋ねて)

(/とりあえず無事落ちました←
落下お待ちしておりますね!サイレンは多分気にする余裕がなかったということで……←)

  • No.347 by グラナーティア  2021-07-08 22:20:20 


「 ぐっは!…………。!?、セシル!? セシルさぁんっ!! 」

(穴に突き落とされ、落下中、ひたすら絶叫を上げていた下っ端は、相手に支えられ、何とか大怪我を負わずにドスンと地面に着地すると、そこでも短く悲鳴を吐いて。だが、一度目を白黒させた後、すぐさま立ち上がれば、穴の入り口の方を見上げ、必死の形相ですがるように副首領格の男のものと思える名前を叫び。

しかし、返事のように落ちてきたのは切られた梯子。それから「ちっきしょう!!覚えてろよ!?てめぇ、顔を覚えたからな!?」と、やたら三下臭のする台詞が少女の声で降ってきて。既に周囲の様子に気を配り始めている相手とは対照的に、下っ端は尚も上ばかり見ており『 セシルさん! 見捨てないで!! 』と声を張っていたが、やがて、血まみれになった少女がほとんど落下みたいな速度で落ちてくると、地面間近で僅かに翼を羽ばたかせ、減速してから崩れるように着地し。

その姿を視界に留めた下っ端は、一層瞳を丸くすると『 嘘だ!嘘だ!オイラが何をやったって言うんだ!!助けて!! 』と上に向かって叫んでいたが、最後に聞こえたのは『発破持ってこい。この道は塞ぐぜ』という微かな副首領の声であり。さらに続けて、低く重たい音も響いてくれば、発破はまだだとしても、岩戸か何かで入り口が塞がれたことを悟れて。……恐らく、ここが下層だとすれば、追い落とせる場所は他にもあるのだろう。先に言っていた "カシラもそこに放ってやる" はそうして実行する気なのだろうと予想がつき。

つまり、色んな場所から一方的に繋がれている "ゴミ箱" のようなところに捨てられた状態。相手の質問は耳に届いていない雰囲気で、下っ端は顔色も蒼白に立ち尽くしており。他方の自分は、全身血まみれで地面に膝をついて縮こまった姿勢で。切り刻まれた恐怖と痛みで震えが止まらず、辛うじて呟くように)

あ、あのやろう……




(/了解です。道中だと熊も倒せる力量のため、拙女は今回(初日の呪いによる弱体化を除き、物理面だと)旅中で初めて、不自然なほどボコボコにやられています← モンスターが凶暴化する仕組みですが、食料のない荒んだ坑道に閉じ込められ、飢えていることと、さらに山賊たちが薬草を調合して作り出した "興奮を誘発させる粉薬" の相乗効果というのは如何でしょうか。よって、遭遇時に襲われない為に有効なのは、食料であるオルセタイトを投げてやることであり、山賊たちの自衛用として、この坑道のそこかしこにもオルセタイトの備蓄庫が隠されているとすれば、回収しやすいかなと。如何でしょうか。基本は犠牲者の遺品やモンスターの描写は自由にやっていきたいですね)

  • No.348 by アルドニック  2021-07-16 17:41:34 


ティア!?だ、大丈夫か?……随分手酷くやられちまったな…待ってろ、手当する道具を探してくるから。
(応急処置程度なら手持ちの道具でもなんとかできるが、これだけ傷付けられてしまっては足りない。包帯、無ければ汚れの少ない布、深い切り傷は縫わなければならないため針と糸に薬……代わりになるものはないかと周囲を見回せば、落ちているのは数多くの遺体であり……なんとなくここがどういう所なのかを把握した。とりあえず、この下層に落ちている死者の遺品を使えばなんとかなりそうな感じはする。そしてトレジャーハンターを生業とする自分にとっては、この匂いはともかく遺品漁りは手慣れたものであり、早速必要物の調達にかかって)

(/了解です。では早速遺品を頂戴しますか…アルドニックは一緒に金目の物もちょっと探してそうです←
まぁ大抵は山賊に取られてはいるでしょうけど……)

  • No.349 by グラナーティア  2021-07-16 20:38:48 


……っ!? アル……。

(動揺と寒気で自然と全身が震える中、それでも瞳に副首領への怒りを宿しつつ、傷口を押さえて踞っていると、相手に声をかけられ。毒気を抜かれたみたいに顔を上げ、そちらに視線をやれば、一言だけ相手の名前をつぶやき……しかし、すぐ決まり悪そうに目をそらしてしまって。片膝を立てた状態で相貌を隠すように丸くなりかけたが、続けられた相手の言葉を聞き取ると、少々驚いた様子で相手に視線を戻し「え、手当て…?」と口にし。

一方、蒼白な表情でその場に立ち尽くしていた下っ端は、しばし一人で『なんでだ……どうしてオイラがこんな目に……』等とぶつぶつ言っていたが、相手が動き始めたのを見れば、その背に向けて、やや絶望感を帯びた語調で『……お、おい。無駄だぞ。ここに投げ込まれている死体でまともな物を持ってる奴なんてない……』と告げ。さらに、怯えも明らかな雰囲気で)

『……それより、下手に動かない方がいいんじゃないか……。いや、絶対その方がいい。下手に動くな』




(/下っ端が"まともな物はない"と言っているのは、単なる認識違いだと思うので無視で大丈夫です← 彼はこの階層にモンスターが彷徨いているのを知っているため、巻き込まれたくなくて(誰かがモンスターに見つかる→一緒に自分も見つかる、の連鎖への警戒で)上記のように言っています)

  • No.350 by アルドニック  2021-07-17 03:54:12 


……遅かれ早かれ何か起こるのは確実なんだろ?しかも、俺達にとって良くないことが。なら動けるうちにやれるだけのことはやるべきだ。後悔は死んだあとにでもすれば良い。
(出来れば手伝ってくれ、と言いたいところだが、あの様子ではテコでも動かなさそうだ。まぁ邪魔をしないだけまだ良いか。そう考えれば上記を返して再び遺品漁りに向かい、なんとか使えそうなものを掻き集めればティアの元へ戻ってくる。死中に活を求めるというべきか、いずれにせよ、これまでの経験から絶体絶命の危機はジッと黙って動かずに居れば乗り切れるものではないと考えていて)

ティア、お前の手当は……「普通の人間」と同じで大丈夫か?
(最低限の医薬品を持ってティアの側に駆け寄り、その傷の処置について尋ねようとして、一瞬言い淀み視線が泳ぐが、今は気にしている場合ではないと判断し口にする。大丈夫、との言葉を聞けば早速手元にあるそれらを使ってティアの手当を始めるだろう)

(/了解です!)

  • No.351 by グラナーティア  2021-07-17 06:09:12 


……………………。

(依然震えは止まらず、ズキズキと響く傷の痛みに冷や汗も出てきているが、何とか縮こまって我慢しており。そのうちに動こうとする相手と、怯えた様子の下っ端の間で会話が交わされ、最終的に相手が作業に戻ると、下っ端はまた小さな声で『……こ、この。そもそもお前らの所為で』と呟き。

痛みの中ながら、彼の一連の発言に興味を持てば、少々表情に苦悶を滲ませつつも「おい、ここにある "危険" はなんだ?」と聞いてみて。顔を上げた下っ端と視線が合う。そこで「ガスか?それとも、兵糧攻めか? 見たところ、水責めや火あぶりはなさそうだけど」と続けて。

尋ねながら内心でだけ "あと、ここには絶対モンスターがいるな" と思いつつ。それは、匂いと落ちている遺体の状況からの予測だったが、口に出さなかったのは、自分自身が周囲から怪物と思われるような言動を取った直後だという自覚ゆえであり。モンスターの脅威に言及し、わざわざ "同族だろ。お前が言うな" みたいな反応を返されても癪なため。


他方、質問された下っ端の方は、しばらくまじまじとこちらを見ていたが、やがて『……丈夫なモンだな』とだけ述べ。……質問に答えろよ、と思ったが、そのタイミングで相手が戻ってきて。自身の手当てについて聞かれれば、相手を見上げた後、やや頬を赤くし、無言になってしまい。

少し間を空けてから、次は視線を泳がし出せば「……その、手当てはいい。そこに置いといて」と、暗に、集めて貰った道具は有り難く受け取るにしても "手当ては自分でやる" 意思を伝えて。

正直、相手に対する感情も現在はかなり複雑である。先に首領を痛めつけたことについて、どう思われているかも気にかかっているし、あの惨状を目撃した上で、当然のように自分を助けようとしてくれていることにも、実は驚きがあり。……凶暴な怪物が弱っているとあれば、好機として見捨てるかトドメを刺す方がまともな気もしてしまって。実際、仲間だと思っていた人物から、窮地に陥ったタイミングでそのように裏切られた経験もあり。


ただ、色々と思うところはあるが、取りあえず、今、助けてくれようとしていることは伝わっている。なのに、あっさり手当てを求められないのにはちゃんと他にも理由があって。……何せ、腕とか足だけではなく、がっつり正面から切りつけられている。包帯を巻くだけでも、袖をまくる程度では済まないだろう。つまり "相手が女性だったら任せたけれど" という話で。

勿論、もっと重症ならそんな呑気なことも言っていられないが、今は意識も鮮明。自然治癒力は常人を上回るし、多分傷は内臓には達していない。もう少し時間を置けば、血ぐらいは止まってくれるはず、という見通しもあり。震えは止まらず、翼も出した状態のままながら、小さくなって視線をそらせば、無言に戻ってしまい)

……………………。




(/アル君以外、面倒な人しかいないターン← 拙女については、これまで実質的には平和主義だったのに突如首領をリンチにかけたり、かと思えば、それが本意ではなさそうだったり、その次には一転して不自然なくらいボコられたり、奇怪な言動が続いているので、何かしら言及されても構いませんし、
下っ端については、結局まだろくに有益な情報を吐いていないので、事件の真相でも、下層に存在する脅威や下層からの脱出の可能性についても、何を聞いて頂いても構いません。無論、特に会話を入れない流れもご自由にどうぞ。適当に繋げますので/蹴り自由)

  • No.352 by アルドニック  2021-07-23 20:00:43 


そうか……あっ……じゃ、じゃあ後は自分でな……
(ティアからの手当は良いという言葉に実はそこまで傷が深くないのかと一瞬思ったが、そのティアの恥ずかしげな表情と、自分でするから道具を置いてくれという意図の言葉にハッとなって引き下がる。そうだ、ティアは女の子なのだ(←)。無意識だったとはいえ失礼な申し出をしたなと思い、顔を少し赤らめながら頬を掻く。まぁそれ以外にも理由はあるのかもしれないが、どちらにせよ深く聞くべきことではないと思いそれ以上は何も言わず)

さてと…それじゃ今のうち聞いときたいんだが、此処は何だ?山賊は何に此処を使ってたんだ?危険って何だ?とりあえず、お前が知ってることを全部話してくれ。助かりたいのならな。
(そしてティアが手当をしている間に、先程自分もティアもした質問を下っ端へと再び投げかける。ここへ来る前にあの婆さんが言っていた話の謎も含めて、ここで起こっていた事について聞けば突破口も見えてくるはず………助かりたいのなら、と念を押して)

(/ティアちゃんの貴重な女の子シーン……←
了解です!いつも丁寧に聞いてくださり、ありがとうございます(*´ω`*))

  • No.353 by グラナーティア  2021-07-24 01:10:50 


……オレは、アルとかそこにいる奴みたいな人間より、傷の治りは早いはずだから。

(こちらの意図を察した様子の相手に "後は自分で" と告げられては、ちらりと視線を返し、こくりと頷き、また視線をそらしてから、暗に "すぐには動けないだろうけれど""暫く放っておいてくれたら動けるようになると思う" との憶測を裏に交えた言葉を繋いで。出したままの翼をゆっくりと動かすと、再度小さく縮こまり。震えは止まっていないが、それも少しでも押さえられるよう、自分の身体を抱いてひたすらじっとしていようとし。

他方、自身から離れた相手に詰め寄られた下っ端は、話しかけられた瞬間にびくりと肩を跳ねさせ。相手の方を向き直り、真剣な雰囲気を察せれば、視線を斜め下方に流したが、やがて見つめ返して『……お前らは助かる気なのか?』と逆質問を口にし。それから、突如ばっと手を広げると、次は強い口調でややまくしたてるように『此所が何だだと!?見りゃ分かるだろ、ゴミ捨て場さ!もっと、詳しく言うなら別の用途の方が主なんだけど、何だって変わらないだろ。オイラたちが助からないのは、もう変わりそうにねェよ』と言って、その後、絶望的な表情になり、頭を抱え。

その状態でボソボソと『……まったく、オイラが何をしたって言うんだよ、本当に。クソが。何も悪いことはしてねェのによ』と、山賊なのであれば、それは有り得ないだろうと予測できる台詞を続け。だが、そこで急に何かを思いついたように、縮こまって荒く息を吐き、痛みに耐えている様子の少女の方を見て。次に相手に視線をやれば、無言でそっと少女から距離を置きつつ、如何にも "そいつには聞かせたくない" 感を醸し出しながら、静かに手招きをし。何か情報を付け足す気なのかは不明ながら、相手に聞こえるギリギリくらいの声量で)

「おい……おい……ちょっと、こっちこい。聞きたいことがある」



(/いえいえ! 現状この下っ端は裏切る気はないです。胡散臭いですが←)

  • No.354 by アルドニック  2021-07-24 20:49:38 


……ネガティブなんだかポジティブなんだか……
(助からないとか悲観的な割に、自分のやってることへの罪悪感がない様子の相手に呆れたように呟く。山賊やってこんなことに加担してる時点で地獄行きもいいとこだろ、と心のなかでツッコミ←。まぁ少なくともこの男は詳しい事情を知っているようだ。此処を抜ければあとは憲兵なりに突き出してたっぷり絞ってもらうことにしよう…なんて考えていると、その下っ端から声がかかり、チラとティアを見遣ってから近づいて「……なんだよ?」と小声で会話を始める。正直こんな至近距離でティアに隠し事をしているようで嫌なのだが……気にもなるから)

(/一人称オイラですからね、胡散臭さがすごいです←←)

  • No.355 by グラナーティア  2021-07-24 21:47:00 


「あれ、あれ。お前の言うことなら聞くのか? もしかして、人を抱えて飛べる?」

(相手が寄っていくと、下っ端は自身の口元に片手を添え、声を潜め、すっかり縮こまっている少女の方をもう片方の手でこっそり指し示しつつ、その背から生えている翼を気にしている様子で問い掛け。さらに、相手に視線を戻せば、眉間にシワを寄せ、やや恐怖心が滲んでいる顔立ちに、やや掠れた声で『……どうせ、こうなっちゃもう黙っていても意味ねェし……言うけどな?此所にいるのは……人喰いモンスターだ』と続けて。

それから、広がっている坑道の奥の方へと視線を流すと『……息遣い、聞こえるか?まだ近くには来ていないのかな。人喰いモンスターって元々は人を喰う連中じゃなかったが、オイラたちがそう育ててた』と告白し。……特に坑道内にそれらしい物音は聞こえないが、下っ端は奥の方を見るにつけ、また露骨に顔色が悪くなり、苦い物でも食べさせられたような表情で『……降りてきた道みたいに、幾つか降りられる道は他にもあったはずだが、数は少ないし、こんな場所普段うろついたりしないから、下から上がろうとした時、どのへんにあるのかはオイラも分からん。それに、あの分じゃ全部セシルさんが塞いじゃっているだろ』と言って。

そこで再度、少女の方を盗み見ると『だから、助からないと思ったんだけれど……モンスターに人の味を覚えさせるのにはさ、上から死体を落としていた。坑道内で崖になっている場所があるんだ。上るのは無理だと思うが、もし、あれがオイラたちを担いで飛べるなら、天井の高い場所まで行けば、それで助かるかも』と呟くみたいに語り、最後に渋い面持ちのまま、相手に視線を戻せば、軽く片手を広げ)

「あれ、役に立ちそうにないなら、囮にでもした方がいいと思うぞ。あんなに血まみれじゃ、匂いでモンスターが来ちまうかもしれないじゃねェか。お前の言うことを聞かないなら、手当てしても危ないだけだろうし、言うことを聞くのでもあの重傷で飛べないなら、もう邪魔なだけだろ。……オイラを抱えても飛べそうなら、隠してある薬草の在処を教えてもいいぞ。止血に効くのもある」




(/~やんす、とか言い出しても違和感なさそうですね←)

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