匿名さん 2018-06-10 12:20:27 |
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* ガーネットには向かないでしょうね。
(良い勉強に…という相手の言葉を聞くと、同胞はこちらを一瞥しつつ、誰に向けているわけでもなさそうな物言いで率直な感想を即答し。……なんか、少なくとも同胞の口調に見下しや呆れといったニュアンスは感じなかったが、それでも相手の方は明らかに肩も落としたし、字面だけを追うと結局一度に二人から馬鹿にされたような気がして(←) 少々ムッとするも、同胞の腰に長剣が下がっていることは今日出会った瞬間から気付いており。単純な嗜好として、刀剣のそばで働くのは嫌だという思いもあれば、ただ傭兵というだけではなく、陰惨なあだ名で呼ばれている伯爵家の兵士という点に不穏な匂いも感じて。刀剣が本格的に苦手になったのは故郷を去ってからだが、まだ戦火の中の故郷にいた頃、自分が方々の作戦で戦績を上げながらも、内実では殺生に馴染みきれなかったということを同胞は多分理解している。……こいつは、また戦う道を選んだんだな、という感想を抱けば、それに文句をつける気などさらさらないが、確かにそれは自分の戻りたい世界ではない、と、次は視線を僅かに伏せ、表情にも真面目な雰囲気を帯び、静かに思考を回して。
しかし、続けられたジョークが耳に届くと、我に帰るように顔を上げ、相手ではなく同胞の方に向けて「あ? アルが言い出さなかったら来てねぇよ。最初どこにいるかも分かってなかったんだし、面倒くせぇだろ?」とあっさり口にし。……隣に立つ相手も相手で割りと心無い(←)発言をしているのを聞いている上でこの返答なのであり(←) 両者の悪意がなくともデリカシーもない言葉を聞き終えれば、同胞はさすがに苦笑して。その後、やや間を置いて相手の口から "邪推" というフレーズが出てくれば、自分も同胞も二人してきょとんとした瞳を一度相手に向けたが、そこまで拘るほどに気になる発言ではなく、何となくで流し(←) 同胞の方は相手が続けた言葉に頷きを返すと、いつも通りの柔和な口調に少し楽しそうなニュアンスを織り交ぜて)
* そうね。そろそろ仕事の時間よ。……私は、もうちょっとアルくんとも話してみたいんだけれど、生憎今日は時間がないですね。この後はどこに行くつもりなの?
(/良かったです。砂漠やジャングル、いいですねぇ// 普通にありだと思います。本編については、息子様の考えが実にその通りで、フェリコートの現状は、腕輪が外れた後のグラナーティアの道筋を考える一つの材料になるようにと創作しました。それで、彼女があまり幸せで自由を謳歌していると、未来が決まってしまうと思ったために、彼女の現在の立ち位置はグラナーティアには不向きになるようにと考えてあります← で、多分夜伽はしていますよね、十中八九←← ……少し真面目に言うなら、貴族名を貰っているぐらいですし、相応に重たい代価を支払っていると思います。ミョルニルどころか、逆らったら死ぬぐらいのこともあるだろうな、と←)
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