緋色の研究 / 〆 

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助手  2018-05-23 21:25:11 
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ベーカー街221B



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  • No.81 by John Watson  2018-06-14 04:27:49 



──まあ君がそう言うなら、そうなんだろうな。僕としては既に十分不気味な体験をしたから、これ以上はあまり望んではいないけど、君は今か今かと待ちわびているようだ。随分生き生きしているよ、さすが探偵だな。
(相手の熱のこもった主張にそう頷きながら、自分としてはもう殺人事件が起きなくとも十分色々な事が不気味だったと、あの昼間に見たショブルーの仮面の渇いた笑みを思い出しては僅かに身震いして。相手の様子にそう笑いながら、不意に相手がカクテルに手を伸ばすのを見ると意外そうに相手を見つめて。先程まで明らかに思考の海を彷徨っていた相手のぼんやりとしていた瞳が光を宿してこちらを見ている事に、少しだけ優越感を感じたのは何故だろう。この状況下、どっぷりと事件に浸かっていたいはずの相手が多少なりとも自分を気にかけ時間を割いてくれることが嬉しくてこちらも笑みを浮かべて。つられるように談笑している参加者の方へ視線を向け、だいぶ時間をかけて会話をしたのだから当然だと自信を見せて。先ほど話していた時に簡単な占いをしてもらい、その結果は不服なのだと。)
お褒めに預かり光栄だよ。時間を掛けて色々な話を聞いた、皆自分の好きなことをたっぷり話して少しは旨い酒になった筈だ…女性には弱いんだ、君ももう十分知ってるだろう。占い師のミス・カメロンはなかなかの美人だ、…でも僕にはことごとく女性運が無いって言われた。恋愛運はそれほど悪くないけど、女性運が壊滅的だと。有名占い師にまでそう言われるなんて相当だよ。

  • No.82 by Sherlock Holmes  2018-06-14 18:40:53 


それは興味深いな、彼らが自分のことを君に話したのなら誰が犯人か特定するヒントになるかもしれない。後で教えてくれ。それにしても君の女癖はインチキでもお墨付きか…恋愛運が良くて女性運が壊滅的となると残るは男だけだな。心配するなジョン、恋愛感情は一時的な精神障害にすぎない。君がどんな人間を好きだと言い出しても僕は心配しない
(ジョンの楽しげな談笑の時間でさえシャーロックにとっては重要な情報源らしく、ジョンの言葉に鋭く目を光らせるとあとで彼らの情報を教えてもらうことを勝手に決める。シャーロックは占いなる神秘的なものは信じていないらしく『インチキ』と一蹴するが、占い結果については同意らしい。冗談なのか本気なのか、いつもの調子でどんな人間を好きだと言っても構わないと告げる。しかし、シャーロックはそこで僅かに違和感を覚えた。口からさらりと出た言葉のはずなのに宙に浮いているような、他人が言った言葉のような違和感。シャーロックはそれがどういう意味なのか理解できず、黙ったままでまたカクテルを口に運んで)

  • No.83 by John Watson  2018-06-14 20:15:41 



嘘をつけ、僕が好きだと言う女性にことごとく駄目出しをして来るのは君だろう。恋愛運がまずまずで女性運がないからといって男だと決まったわけじゃない、運が悪かったとしてもたった一人の運命の女性と出逢えればそれで良い。
(相手は自分の女性運が壊滅的と診断された事が大層愉快そうだ。一時的な精神障害など冗談じゃない、自分のこの想いは本物だといつもその時は思うのだ。しかし熱しやすく冷めやすいのは全くもってその通りで、外面が良すぎるのも敗因のひとつ。モテる方だとは思うがとにかく一瞬にして振られるのはどうにかならないかとため息をつきながら口から出るのはなんともロマンチックなことこの上ない言葉。先程少し飲んだワインのせいでやや気が大きくなっているのか全く普段と変わらない冷静な表情のまま自分の切実な思いを相手に語り始めて。ひとしきり話しせば明らかに同意を求めるように相手を見つめて。)
…そもそも、僕の外面が良いのは営業だから良いとして、内面に気付けない、上辺しか見ていない女性の方が悪いと思わないか?君は短い期間で僕の内面を理解してくれたから良い、他の女性たちだってそうあるべきだ。外面が良いのも含めて僕だって言うのに理想と違う?そんなのこっちから願い下げだ、なあ、シャーロック、そうだろう?

  • No.84 by Sherlock Holmes  2018-06-15 00:05:24 



僕は心配しないとは言ったがダメ出しをしないとは言ってないぞ。運命のたった1人を見つけるために手当たり次第に手を出すのか?ジョン、今のやり方じゃ同じような女性しか捕まらないし、そもそも運命だなんて馬鹿げたものに期待してる時点で見込みはない
(ジョンとしては様々な女性と付き合っている気でいるようだがシャーロックからみればジョンの彼女はどれも同じようなもので見分けがつかない。ジョンを自分の都合よく解釈し、自分の都合にあわなくなるとあっさり捨てるような自分本意な人間…それがジョンの彼女と呼ばれた女性達に共通する性格だった。正確にはジョンの外面の良さが彼女達をそう足らしめているのだが、今のジョンに言っても聞きはしないだろう。ジョンが先ほどまでチャリティー参加者と話していた際に口にしたのは少量のワインだけだが、いつもより口がまわっているのはジョンが酔っている証拠だろう。ジョンはこちらをまっすぐ見つめている。その視線にシャーロックはなぜか興奮を覚えてしまっていた。大衆の前ではうまく立ち回り自分の前では愛想のないジョン、しかし今目の前にいるのはそれらとは違う様子のジョンだ。このままもっと酔ってしまったらどうなるのか…単なる探求心かそれともジョンのことをもっと知りたいという欲望か、シャーロックは嫌に自分が上機嫌になっていくのを感じていた。それを表に出さないようにしつつ数度頷いてからカクテルを飲み干し、一度席を立つと二人分のカクテルを持ってきてテーブルへと置いた。ジョンの分にだけアルコールをいれて)
その通りだ。でも言っただろう?僕の観察力と洞察力は他人より優れている、だからこそ君の内面を理解することができた。彼女らに僕と同じことを求めるのは不可能だよ、ジョン。君のことを深く理解できるのは僕だけだ

  • No.85 by John Watson  2018-06-15 07:48:22 



白衣を着てニコニコして、そんな僕に興味を持ってくれた女性とデートをする。それか新しい場所で出会った好みの女性を口説く。何が悪い、最も健全な恋愛だ。それに1回目のデートは大抵断られない。問題はその後だ。
(酔いが回り頰に赤みが差している訳でもないが、普段よりも感情的なことは確かでその理由も当然アルコールのせいだろう。ジョンは酔ってる素振りを一切見せずに酔うタイプらしい、側から見れば普段と全く代わりのない様子だが当然シャーロックにはすぐに酔っているのだと見抜かれて。他人のことは勿論、自分のことさえ普段は自分でやらない彼が珍しく自分のためにカクテルを持ってきてくれた事は今の彼にとってはこの上なく嬉しいこと。上機嫌のままグラスを取りまた口にしては、相手が自分をよく理解してくれることは本心でも非常に嬉しいようで頷きながら言葉には熱がこもって行き。)
そう、君は本当に良い奴だ、シャーロック。相当に洞察力の優れている君にしか見抜けない程に僕の営業モードは完璧ってことなのかな。今までどの女性も気付かなかった僕に、君はすぐに気がついたしそんな僕を受け入れてくれる。確かに変人だけど、君は最高だよ。

  • No.86 by Sherlock Holmes  2018-06-15 19:40:51 


…なぁ、ジョン。君は何のために女性と付き合うんだ?君のことを好きだと言うからか?その気持ちに答えてやってるのが心地いいから?それともキスやそれ以上のことをする相手が欲しいからか?
(健全な付き合いといえどシャーロックからみれば何度も同じように女性と付き合い別れを繰り返す行為は理解することができない。何よりもそうやって他人との繋がりを積極的にもとうとすることは意味のないことだと思っていたのだ。ジョンのおかげで唯一無二の存在を持つことの喜びは知った。だがそれ以上に関係を広げることはないとシャーロックは考えている。それは徐々にジョンにとって自分は物足りない存在なのかという疑問へとかわっていって)
君を取り巻く環境を考えれば君の外面が良くなっていくのは当然、さらにそれを使いこなしている限り本当の君は誰にも知られることがない、僕以外には。僕のことを最高というのなら…僕以上の女性が、ひいては誰かが現れることはないぞ、ジョン

  • No.87 by John Watson  2018-06-16 11:13:06 



自分を好きだと言ってくれる人と愛を囁き合う、至高の幸せだろう?…ああ、あれだ、心理学的に言うと僕は承認欲求が強いんだ、多分。一時でも僕に興味を持って、どういう観点からでも存在を肯定してもらえるのが嬉しい。
(アルコールが入っていることなど気づきもせずにカクテルを口にするものだから、普段ならはぐらかすような話題にも自然と答えていて。特定の女性と付き合いたい訳ではない、身を焦がす程の恋を経験したこともない、ただ彼女という存在がいることでその女性に認められているような気がして安心するのだ。自分でも中々に厄介な人間だと思うが、地位と肩書きも、ある程度の容姿も持っているからこそ自分を認めて欲しいという欲が強い。心の底では、地位、肩書き、容姿といった飾りの付いていない全くの素の自分を認めて欲しいと思っているのに自分ではそれに気づいておらず、だからこそ長続きしないのだが。普段よりほんの少しばかり焦点の揺らいだ瞳が相手を見つめて、何の気なしに面白そうに笑いながらそう首を傾げ)
それもそうだ、僕は随分と良い同居人を持った。部屋中に煙を充満させたり、せっかくの休日に朝から僕を叩き起こしたりはするけれど。君以上の誰かが現れることはない、か…面白いことを言うじゃないか、君は僕の彼女になりたいのか?僕の欲求を満たしてくれるのかい、シャーロック。

  • No.88 by Sherlock Holmes  2018-06-16 16:45:22 


さすがだなドクター、自分のことをよく分かっている。愛を囁きあうのも誰かに必要以上に優しくするのも、常に君が誰かに求められたいからだ。そしてその次の段階として君が二人きりの時に見せるような無愛想な君の時も同様に求めてほしいと願っている。だが君に寄り付く女達はギャップが激しすぎて無愛想な君は受け入れられないんだ。そんなもの…一時は幸せでも後に必ず傷つく。それならずっと幸せな方がいいだろう?
(アルコールで精神的な壁を無理やり崩し、少しずつジョンの欲求を引き出していく…我ながら卑劣な手段だとは自覚しているが、どうしても今はジョンのことをもっと知りたいと思っていた。そしてそれは徐々に自分ではダメなのかという思考にすり変わっていっているのも薄々気づいていた。シャーロックにとって周囲の人間は劣ったバカなやつばかりで、自分の思考回路など鼻から理解できないと知っていた。だから人から疎まれようと気にしたことなどない。自分のそばには誰も寄り付かないと分かっていた。だがそんな時に現れたジョンという男は自分から離れていくこともなくルームシェアまでして挙げ句には捜査にも同行してくれる。無愛想で小言も多いが、確かに221Bでの暮らしは…シャーロックにとって幸せだった。そんな生活を与えてくれたジョンをもっと知りたいと、もっと側にいて欲しいと願うのは出すぎた想いなのだろうか。澄んだ青色の目をまっすぐジョンへと向けるもすぐに苦笑が漏れてしまう)
…僕も弱くなっしまったな……ジョン、僕なら君の欲求を満たせる。僕は君から離れていかないし、君が例え医者でなくても、もっと違う姿をしていようと、僕を殺そうなんて考えている人間でも…君には側にいてほしい。残念ながら『彼女』にはなれないが…あんなすぐに君から離れていく奴等と僕とは違う存在でいたい

  • No.89 by Sherlock Holmes  2018-06-16 16:45:23 


さすがだなドクター、自分のことをよく分かっている。愛を囁きあうのも誰かに必要以上に優しくするのも、常に君が誰かに求められたいからだ。そしてその次の段階として君が二人きりの時に見せるような無愛想な君の時も同様に求めてほしいと願っている。だが君に寄り付く女達はギャップが激しすぎて無愛想な君は受け入れられないんだ。そんなもの…一時は幸せでも後に必ず傷つく。それならずっと幸せな方がいいだろう?
(アルコールで精神的な壁を無理やり崩し、少しずつジョンの欲求を引き出していく…我ながら卑劣な手段だとは自覚しているが、どうしても今はジョンのことをもっと知りたいと思っていた。そしてそれは徐々に自分ではダメなのかという思考にすり変わっていっているのも薄々気づいていた。シャーロックにとって周囲の人間は劣ったバカなやつばかりで、自分の思考回路など鼻から理解できないと知っていた。だから人から疎まれようと気にしたことなどない。自分のそばには誰も寄り付かないと分かっていた。だがそんな時に現れたジョンという男は自分から離れていくこともなくルームシェアまでして挙げ句には捜査にも同行してくれる。無愛想で小言も多いが、確かに221Bでの暮らしは…シャーロックにとって幸せだった。そんな生活を与えてくれたジョンをもっと知りたいと、もっと側にいて欲しいと願うのは出すぎた想いなのだろうか。澄んだ青色の目をまっすぐジョンへと向けるもすぐに苦笑が漏れてしまう)
…僕も弱くなっしまったな……ジョン、僕なら君の欲求を満たせる。僕は君から離れていかないし、君が例え医者でなくても、もっと違う姿をしていようと、僕を殺そうなんて考えている人間でも…君には側にいてほしい。残念ながら『彼女』にはなれないが…あんなすぐに君から離れていく奴等と僕とは違う存在でいたい

  • No.90 by John Watson  2018-06-16 18:02:01 



彼女たちにとって僕は何なんだ?自分の魅力を高めてくれるアクセサリーか?僕だって幸せな方が良い、でも僕の外面の良さはもう無意識なんだ、改善出来ない。
…そういえば、少しアルコールが入ってるみたいだ。君の捜査に支障をきたさないようにノンアルコールにしたのに自分で間違えたのを持ってきたら駄目だろう、あんまり飲まない方が良い。
(いつもに増して饒舌に話していたもののはたと何かがおかしいと気づいたようで、残り少ないグラスの中身を見ながらそう言って。相手が持ってきてくれたのがアルコール入りだったようだ、彼に配慮してノンアルコールを持ってきたのに自分でアルコールを飲んでいるのでは意味がないじゃないかと可笑しそうに笑って。当然アルコール入りなのは自分のだけだとは気付いてもいない。気付けば談笑していた客人達は殆どが寝室に戻り、酔ってソファに眠っている人が一人いるだけで。相手の言葉は耳に優しい、自分をこれほどに必要としてくれる、しかも取り繕っていない素の自分だと言うのにそれを認めてもらえる事はなんて居心地の良いものだろうか。おもむろに立ち上がり相手の腰掛けているソファへと移動すれば、その隣に腰掛けて何が楽しいのか屈託のない笑顔をこぼす。普段なら恥ずかしいことを言うなと照れ隠しに怒っていただろうか、既に完全に酔っ払いのそれだが、遠慮なく彼の左の腕を背もたれにしてソファの上に足を上げる。紡がれた言葉は彼に対する一種の欲望なのだろう、彼の心を支配するのが自分だけであれば良い。彼の揺るぎない信頼と承認を自分だけが受けていたいと、到底酒の力がなければ到達しなかったであろう、明日になれば確実にこんな話を自分がしたとは覚えてもいないであろう深層心理が口をついて出て。そう言いながら甘える猫のようにちらりと相手に視線を向けて目を細めて)
今まで聞いたどんな愛の言葉より、君は良い事を言うね。僕への愛情に満ちている。大丈夫、僕は出て行ったりしないし、君を見捨てたりもしない。…僕に依存してくれれば良いんだ、そうやって心の底から僕を必要としてくれる君がいる事が、きっと何より幸せなんだ。そうだろう、シャーロック。

  • No.91 by Sherlock Holmes  2018-06-17 21:01:26 


っ、ジョン…君は今のままでいい。僕らの家以外では愛嬌を振り撒く君でいい、それがある意味で自然体なんだろう?僕だけが無愛想な君や怒っている君を知っていればそれでいい。君に近づく女は君の彼氏という肩書きが欲しいだけだ、そんなもの君の言う通りただのアクセサリーでしかない
(ジョンが不意に立ち上がり隣に座りさらには体をピタリと密着させてこちらを見上げてきた。体の血の巡りが激しくなっていくのを感じる。脈拍があがり、それなのに息が詰まりそうになる。ジョンが完全に酔っているのは分かっている、きっと明日になればこの会話は覚えていないだろう。だがアルコールによるものだとしても、もし今の言葉がジョンの心からの言葉だとすればなんて甘美な言葉なのだろう。『僕に依存してくれれば良いんだ』…その言葉がぐるぐると頭を巡り何度も頭の中で反復する。心を鷲掴みにされた気分だ。自分の頭の良さは自覚しているがそれ故に周りから疎まれもしたし、酷い言葉も言われた。それを気にしたこともなかったし、孤高であることは仕方がないことだと思っていた。だが今、自分のことを拒絶することもなく共にいてくれて、さらには依存しろなどと言う人間が目の前にいる。ジョンにはいつも側にいてほしい、構っていてほしい、少々の無茶は許してほしい…そんな想いを持っていても許されるならば、ずっと、永遠に、許していてほしい。隣に座るジョンのほうに少し体を向けると右手をジョンの首筋に伸ばし、後頭部を後ろから支える。理性はギリギリのところで保たれていた)
……あぁ、でも…ダメだジョン…僕は…これ以上弱くなったら、僕じゃなくなってしまう。君のことを幸せにしたい、でも僕はこのままじゃ…君のこと以外考えられなくなる。君は危険だ…

  • No.92 by John Watson  2018-06-17 22:05:04 




…君は随分と、独占欲が強いんだね。知らなかったよ。それじゃあ僕はこれからも女性と遊び歩いて、君を妬かせることになるのかな。
(相手の反応とその言葉に可笑しそうに笑いながら緩りと首を傾げてそう言って。彼も酔っているのだろうか、と考えながらも必死に自分に対する素直な気持ちをぶつけてくる相手が無性に愛おしい。これは自分の物だとおもちゃを譲らない少年のようだ。そんなことを考えている時に相手の手が自分の後頭部に回り、ああ、女性達もキスをねだる時にそうしていた、と酔った思考回路はそこへと繋がってしまう。その綺麗な青い瞳に映るのは自分だけで良い、そう思っている自分こそ独占欲が強いという考えには今は行き着かず、そのまま相手の方を向き状態を僅かに起こすようにして相手の唇に触れるだけのキスを落とし。酔っている今だからこそのなんの気無しの自然な行動。彼は体温が低い、今の火照った自分と比べると一層その温度差が顕著で、それさえも楽しいのかくすりと笑みをこぼして悪戯に相手を見つめる。こちらに言わせて見れば危険なのは彼の方、その上自分の事しか考えられなくなるのならそれで良いじゃないか、と冗談めかしたようにウインクを。)
…素敵な愛の言葉だ、シャーロック。この上なく甘美な。言ったろう、僕に依存してくれれば良い。僕の事しか考えられなくなったって良い、今の君の心は100%事件だけど、いずれ事件と僕とが50-50になる。きっとね。

  • No.93 by Sherlock Holmes  2018-06-17 23:19:29 


ジョン、君は本当に…酷いことを言うな。僕に依存しろと言っておきながら君は僕と居てくれないのか?矛盾してる、理にかなってない!僕を妬かせるために女のところに行って傷ついて帰ってくるなんておかしいぞ、ジョン
(ジョンと違ってアルコールを体内に入れていないはずなのにどんどんと心に歯止めがきかなくなる。こちらを翻弄して笑っているのを頭では分かっていても、真正面から言葉を返してしまっていた。自分以外のところへ行くなと言ったのにジョンは女遊びを止めない、散々愚痴っておいて自分のもとにいろと言っているのに、わざと自分から離れていく。ジョンの後頭部にそえる手に力が入ってしまった。独占欲が強いという言葉は否定できない、ジョンを誰の手にも渡したくないのは事実だ。ジョンはずっと221Bに住む自分の助手であればいい、それ以上でも…そうやってジョンに心を支配されそうな瀬戸際で耐えていたのに、不意打ちで二人の唇が重なった。熱くて柔らかくて甘い痺れが伴ったとても軽いキス。だがそのキスでシャーロックの理性を崩壊させるのは十分だった。動揺で瞳が揺れ、そこにジョンの悪戯な笑みが映る。どうしても欲しい、誰にも渡したくない、ずっとそばにいてほしい、それこそ狭い部屋で永遠に二人でもいい…シャーロックは子供だ、人の愛し方も知らない。愛の表現法も知らない。だからただ今ジョンにされたことを繰り返すしかなかった。まずは一度自ら唇を重ねる。そして、何度も何度もそれを繰り返した)
ジョン…ジョンっ……君のせいだジョン……君が…あんなことをするからっ……ジョン………

  • No.94 by John Watson  2018-06-18 00:10:28 



…じゃあ僕はこれから毎日、仕事が終わったらそのまま家に帰れば良いのか?そうすると君が、僕の寂しさを癒してくれる?嫉妬だって大きな愛情表現だ、少し歪んでいるようだけど大切な人が自分の嫉妬してくれる、っていうのはきっと誰だって嬉しい筈だ。
(思いのほかムキになって返してきた相手に、笑いながらそう問いかけるとその瞳を見つめて。やはり彼は少年のようだ、少年のように純粋で、あどけない。自分のおもちゃを他人に取られることを何よりも嫌がる、ワガママな子供だ。そう思っていたのに、不意に唇を奪われ、思わず驚いたように目を丸くする。全く想定していなかった、彼がそんな事をするなんて。愛情なんて分からないと、精神障害の一種だと切り捨てる彼が、またいつもの如く鼻で笑ってこんな行為無意味だと言い切る物だとばかり思っていた。彼の冷たい唇が触れるたびに驚きは少しずつ失われ、ああ彼は、自分を誰の手にも渡したく無いのだと腑に落ちて。互いに依存し合っているのだ、結局のところ自分も社会に適合しているかと言われればそうではない気もする。似た者同士互いの存在が必要不可欠なのだと、するりとその頰に手を添えて相手の瞳を覗き込みながら笑って)
…分かった、分かったよシャーロック。僕を繋ぎとめていてくれ、僕は直ぐに遊び歩いてしまうから。君がその手綱をしっかり握ってくれれば良い。

(/いつもありがとうございます…!探偵と助手のペアがもう色々最高過ぎます!ちなみに声を小さくして伺いますがキスハグくらいなら、ここでも違反になったりはしないのでしょうか?笑 2人がラブラブ過ぎて、ここで規則破りになったりしないものかと不安になったもので…笑)

  • No.95 by Sherlock Holmes  2018-06-18 00:27:28 


(/本日はそろそろ就寝しますので本体会話だけお返事させていただきます。こちらこそいつも本当にお相手ありがとうございます!小悪魔な助手に本体共々クラクラしてしまいましてすっかり心を奪われている状態です。規約とルールを読み返したのですが『具体的な性描写』は明確に禁止されていました。他のトピの傾向をみるかぎりディープキスまでは可能かと…!)

  • No.96 by John Watson  2018-06-18 00:58:48 



(/なんと!わざわざありがとうございます!私も今さら規約の場所を発見しました…!良かったです、これで安心してラブラブできます!笑 こちらこそすっかり骨抜きですが、これからもどうぞよろしくお願い致します…!)

  • No.97 by Sherlock Holmes  2018-06-18 13:00:58 


そうだ、君は仕事が終わったらまっすぐ僕らの221Bに帰ってくればいい。君のことを決して離しはしないし、寂しさも僕が癒す。君とずっと繋がっているから、嫉妬なんて…これ以上僕をおかしくさせないでくれ
(頬に手を添えられた時点でようやくキスを止めると動揺でぶれたままの目でなんとかジョンを捉える。シャーロックにはジョンとの関係が共依存であるかなんて考えも及ばなかった。ただ必死にジョンが自分のもとから離れていかないようにジョンが求めることを全て与える気でいた。項垂れるように頭をさげると互いの額がコツリと当たる。だがその瞬間にシャーロックの頭の中で小さな火花が散ったような気がした。次の瞬間、ゾクリとした悪寒が背中を走り思わずジョンから飛び退き立ち尽くす。今しがたまでシャーロックの思考は完全にジョンで埋めつくされていた。ここは呪いの仮面が鎮座する館で恐らく今夜悲劇がおこり、ゲームに備えて頭を覚ましておかなければならなかったのに。ジョンと密着していたその時間、シャーロックの頭から事件のことは弾きだされていた。両手を口にあて、また動揺で目がぶれる。頭を抱えて深く呼吸をした)
……おかしい、僕の分にはアルコールは入っていないはずなのに…君の言う通りだジョン、このままじゃ僕の心は君が半分か、それ以上になってしまう。僕は何も考えられない人間になる。やっぱりこんな感情は…ただの精神障害だ。ジョン、きっと君は明日には今夜のことを覚えていないだろう。僕も記憶のハードディスクから消去する。さっきのは…無かったことにしよう
(言い終わるとジョンに背中を向けて腕を組む。自分のアイデンティティでもある頭脳、それが失われた時自分がどうなってしまうのか分からない。端的に言えばシャーロックはこれ以上ジョンに夢中になってしまうのが怖かった。歯止めが効かず、ずっとジョンしか見えない、ジョンのことしか考えられない…それは諮問探偵失格であるとシャーロックは自分に言い訳をし、ジョンへの想いから目を背けるのだった)

(/いえいえ二人がいい方向になってきたなら気にすべきところですからね!探偵はまだ拗らせていますが…まだまだラブラブな描写したいです…!こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いします!こちらの返信蹴っていただいて構いません!)

  • No.98 by John Watson  2018-06-18 20:15:08 




…それは残念だな、僕の心の穴を君が埋めてくれるのかと思ったんだけど。…さて、そろそろ寝ようかな、先に部屋に戻ってるよ。おやすみ、シャーロック。
(相手が不意に我に返ったように口元を覆うのを見て緩慢な動作で首を傾げる。残念だ、と言いながらも怒ることも悲しむこともなく、にこりと爽やかな笑みを見せただけ。しかしそれが、彼がいつも用意している外用の笑顔だと言うことくらい、探偵なら一瞬で見抜くだろう。無かったことにする、その言葉で酔いに任せて相手に向けて大きく開いていた心の扉が再び閉じ、いつも女性や患者たちに見せる笑顔を無意識に彼にも向けた。それは一種の自己防衛、自分を認めてもらう為に無意識に出てしまう笑顔だ。その笑顔もやがてすぐに普段彼に見せている表情へと変わり、何事もなかったかのように小さく欠伸をするとそのまま立ち上がる。足元が覚束ないほどでは無いが、若干視界が揺らめいた気がした。部屋まで運べ、君のせいで酔った、と普段ならワガママを言う所だっただろうか。彼が自分への気持ちから目を逸らした時、それを拒絶と受け取ってしまったのはいつもの女性たちに感じていたものと似た感情。──「君も、僕を認めてはくれない」。それを表に出すことはなく、第一表に出さずとも彼には前々から気付かれていたのかもしれないが、せめて嫌われないようにと彼女と別れる時はその思いを隠し普段通りを装って優しく笑う。自分が傷付いているという事実さえひた隠しにして。彼に向けたのは、そんな笑顔だった。明日になれば忘れる、と彼は言ったが到底そんな気はしない。酔っぱらいは自分は酔っていないと言い切るのが常だけれど、本当に今は酔っていないと思っていた。おやすみ、と声を掛けながら談話室の扉に手を掛けて)

  • No.99 by Sherlock Holmes  2018-06-18 20:54:27 


っ…
(ジョン、というその言葉さえ出なかった。声をかけられゆっくり振り返った先にあったのは『外面のジョン』愛想を振り撒き自分を偽りでも本当はもっと求められたいと願うジョン。数歩で触れられる距離にいるのにそこまでが随分と遠い。これでは同じだ、先程まで散々非難していたジョンをアクセサリーとしか考えない女たちとなんら変わらない。都合が悪くなったら繋がりを簡単に断つ、彼女らと自分とになんの違いがあるのだろうか。ジョンから目を反らしたことで再び機能しだした観察力がジョンの心境を浮き彫りにさせる。失望、落胆、幻滅、傷心、悲壮…次々にジョンの顔の回りにそんな言葉が浮かんでは消える。その中心に浮かぶ「君も、僕を認めてはくれない」という言葉)
…違う
(思わず口をついてでる。体が震えて喉が無性に乾く、ぼやけた視界が談話室の扉に手をかけるジョンを捉える。この部屋を出たらきっと今までの生活が待っている、それは先ほどまでのシャーロックが望んだものだった。だが頭の中で何度も先ほどのキスがよぎる、『依存しろ』というジョンがよぎる。あんな想いを抱く相手は初めてだ、あんなことを言う人間も初めてだ、その相手が誰でもないかけがえのないジョン・ワトソンだ。気がついた時にはジョンのもとに無様に駆け寄っていた。そして扉にかけた手を止めるために自分の手をそこに重ね、もう一方の手を後ろからジョンの体に回して抱き寄せる。いつの間にか声は震えて目は潤んでいた)
違うんだ、ジョン…僕が認められないのは僕なんだ。君に落ちて、落ちて……元の僕に二度と戻れなくなるのが、怖いんだ…そんな僕、僕と認められない。このままじゃ、ジョン…僕は君の理想の僕じゃなくなるかもしれない。推理もできない事件も解決できない僕になるかもしれない、君しか考えられなくなるから。ジョン、でも、僕は…ジョン……僕は…君がもし許してくれるなら…ジョン、君と一緒に落ちたい…

  • No.100 by John Watson  2018-06-18 22:01:04 



…君は困った奴だな、好きだと言ったり突き放したり、矛盾してるのは君の方だ。本当に、僕がいないと何も出来ない、困った探偵だ。
(不意に駆け寄って背後から抱き竦められれば驚いたようにその手を止める。困った奴だ、と言いながら呆れたように笑うその表情は普段通りのもの。離れて行くなと、泣きそうになりながらしがみついてくる相手から思い出されるのは、やはり小さな子ども。何だか自分が母親のような気持ちになって再び困ったように溜息をつく。相手の腕の中で身体の向きを変えて相手を見つめると、シャーロック、と彼の名前を呼ぶ。)
そんな事はない、君が推理の出来ない鈍間な探偵になるなんて事はあり得ない。君は日中嫌でも1人になる訳だし、君があんまり僕にくっついて邪魔だと感じたら、君をソファの隅に押しやる。…知ってるだろう、僕は君に遠慮はしないよ、シャーロック。仕事をしなかったら出て行くって、君を脅す事だって出来る。
(相手と向かい合ってその瞳を見つめたまま、その口から出るのはからかうような言葉。きっと彼にしか見せないのであろう悪戯な笑みを浮かべながら、情けの無い顔をした探偵の頰に軽くキスをひとつ落とし、愉快そうに笑いながら。)
別に落ちたって良い、…もし君があんまり僕に夢中になって何も手に付かないようになったら、良い精神科医を紹介してやるさ。

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