助手 2018-05-23 21:25:11 |
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そうだ、君は仕事が終わったらまっすぐ僕らの221Bに帰ってくればいい。君のことを決して離しはしないし、寂しさも僕が癒す。君とずっと繋がっているから、嫉妬なんて…これ以上僕をおかしくさせないでくれ
(頬に手を添えられた時点でようやくキスを止めると動揺でぶれたままの目でなんとかジョンを捉える。シャーロックにはジョンとの関係が共依存であるかなんて考えも及ばなかった。ただ必死にジョンが自分のもとから離れていかないようにジョンが求めることを全て与える気でいた。項垂れるように頭をさげると互いの額がコツリと当たる。だがその瞬間にシャーロックの頭の中で小さな火花が散ったような気がした。次の瞬間、ゾクリとした悪寒が背中を走り思わずジョンから飛び退き立ち尽くす。今しがたまでシャーロックの思考は完全にジョンで埋めつくされていた。ここは呪いの仮面が鎮座する館で恐らく今夜悲劇がおこり、ゲームに備えて頭を覚ましておかなければならなかったのに。ジョンと密着していたその時間、シャーロックの頭から事件のことは弾きだされていた。両手を口にあて、また動揺で目がぶれる。頭を抱えて深く呼吸をした)
……おかしい、僕の分にはアルコールは入っていないはずなのに…君の言う通りだジョン、このままじゃ僕の心は君が半分か、それ以上になってしまう。僕は何も考えられない人間になる。やっぱりこんな感情は…ただの精神障害だ。ジョン、きっと君は明日には今夜のことを覚えていないだろう。僕も記憶のハードディスクから消去する。さっきのは…無かったことにしよう
(言い終わるとジョンに背中を向けて腕を組む。自分のアイデンティティでもある頭脳、それが失われた時自分がどうなってしまうのか分からない。端的に言えばシャーロックはこれ以上ジョンに夢中になってしまうのが怖かった。歯止めが効かず、ずっとジョンしか見えない、ジョンのことしか考えられない…それは諮問探偵失格であるとシャーロックは自分に言い訳をし、ジョンへの想いから目を背けるのだった)
(/いえいえ二人がいい方向になってきたなら気にすべきところですからね!探偵はまだ拗らせていますが…まだまだラブラブな描写したいです…!こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いします!こちらの返信蹴っていただいて構いません!)
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