BL 血液型擬人化(人数制限あり)

BL 血液型擬人化(人数制限あり)

AB型   2019-08-08 01:31:39 
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▲ロルは中~長
△本体様同士の喧嘩は×
▲置きレス形式


四つの血液型が四人の魅力的な男の人に擬人化して?!


一つ屋根の下で共同生活を始めたらしい。


〔募集〕

①A型
②B型
③O型
④AB型←管理人がやります


Pfテンプレート

名前
年齢 20歳~
性格
容姿
備考


>>1 主プロフィール




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  • No.2625 by 飯山 駿  2020-07-09 08:13:11 


>>2624 晃太

ふわふわで甘い卵焼き……あ、ああ…ありがとう。

(時折見せる彼の切なげな表情に胸が引き締められるような気持ちになるも、卵焼きの話になると彼の表情が少し明るくなったように思えて自分の心もほっこりと温かくなる。どんな卵焼きなのかも教えてくれて、その時食感や嗅覚や味覚…その記憶が浮上しかけるもやはり白い靄に掛かっていて思い出せずにもどかしさが残って。おにぎりも作ってくれて呼んだら駆けつけてくれるという彼に礼を言ってその背を見送っては扉がしまったところで胸に手を当ててキュッと握る。鼓動が早い。ここ最近はずっと感じていなかった温かさが胸に滲みる。でも自分には恋人が居て…こんなのはおかしい。自分が愛しているのは健二なのに…、これは浮気になるんじゃないか。ツキンと痛む頭を押さえて小さく首を横に振ると彼のシャンプーを手に浴室へと入り、カーゼの部分はあまり濡らさないようにして髪や体を洗っていきゆっくりとシャワーを浴びて。シャワーを済ますとタオルでしっかりと体を拭いて手を伸ばした着替え。何となく見覚えがあったがまさかそれが自分のだとは思わずに疑いなく袖を通すとドライヤーを借りて髪も乾かす。シャンプーの匂いはやはりどこかで嗅いだことがあり心が落ち着いて、メーカーを確認して今度探してみようなんて考えながらシャンプーボトルの水気をタオルで拭いてから包帯と一緒に手に持ってリビングへと足を進めて。「シャワーありがとう。さっぱり出来たよ。……こ……、あ…すごくいい匂いだな。なんのおにぎり作ってくれたんだ?」リビングに来るとキッチンに立つ彼の姿があり、その姿を見た瞬間トクンと鼓動が跳ねて僅かに頭が痛み片目を眇める。ざわざわと胸が騒いで彼の名を呼びかけるも、記憶の波が引いていくとその名が最後まで呼ぶことはなく何事も無かったかのように彼の隣へと足を進めてその手元を覗き込んで。キッチンに漂う香りは、市販の具材を使ったのとは違う香ばしい匂いがしていて、朝はあまり食欲がないはずなのにグウと腹の虫が鳴り「……今のはなんでもない。」気恥ずかしげに呟きシャンプーボトルを軽く握って視線を逸らして)





  • No.2626 by 山田 晃太  2020-07-09 10:01:23 


>>2625 駿さん

あ、お帰りなさい。…なんて、…中身が気になります?ふふ…その答えはここにあります。はい、こっちと交換…し…飯山さんはソファに座って先に食べて良いですよ。俺はこれ新しく替えて包帯巻きますね。

(エプロンを脱ごうとしていれば彼の声がして。キッチンへと近づいてきてくれる様子に何事もなく髪も体も洗えたのだなとホッとして髪もちゃんと乾かせているのを黙視しては泡よくば自分が乾かせたらなぁなんて思っていたから少し残念だがそれでも彼の体は昨日よりは回復しているように思えて素直に嬉しくて。脱いだエプロンを畳んで元の場所にしまっては笑顔でお帰りなさいと冗談混じりに言葉返し、中身が気になるのか聞いてくれた彼。此方が答えるより早く聞こえてきた可愛らしい音が愛しくて目を細めてクスクス笑っては彼の持つシャンプーボトル等と包帯にそっと触れて受け取り、二つのおにぎりと卵焼きが乗った皿を彼に交換だと告げて差し出しては洗ったばかりの昨日彼が使ったものと同じ箸を丁寧に乾いたタオルで拭いてから此方も差し出して。思わず名前を呼びそうになるも言い直してはソファに座って先に食べるように口にし、自分はこれ…とガーゼに再び優しく触れ包帯を見せてやりますねと伝えるとそのままキッチンから出て、リビングから自分の部屋に移動して中に入れば新しいガーゼと自分も彼のガーゼを替え、包帯を巻いてから朝食を食べた後にでもシャワーを浴びようかなと先程彼から受け取ったシャンプー等はそのまま手に持ったまま着替えを準備して部屋から出て脱衣所へ運んでからリビングへ。「…お待たせしました。あ、そのまま食べたままで…前、失礼しますね…すぐ終わりますんで…」ソファに座る彼に近づいては柔らかく微笑んで声をかけてガーゼにそっと触れてはゆっくり剥がしていき。傷跡も残らないと言っていた肌はまだ少し赤い気がしてまたズキリと胸は痛み。しかし手早くガーゼを新しいものに取り替えては包帯を丁寧に丁寧に綺麗に巻いては「…これでよしっと…」その出来映えに満足げに笑み溢して)


  • No.2627 by 飯山 駿  2020-07-09 11:06:30 


>>2626 晃太

あ……、ありがとう。

(お腹が鳴っても揶揄ったりせずに柔らかく笑う彼の笑顔にドキドキしながらシャンプーボトルと引き換えに渡されたおにぎりと卵焼きが乗った皿を受け取る。また名前を呼ばれかけた気がして気のせいだろうと思いつつ箸も受け取って、色々と気遣って貰うのに恐縮しながら先にソファに座らせて貰って。ただ先に食べるのは忍びなく彼がガーゼを手に戻ってくるまでは座ったままで、食べるように言って貰えたところで折角作って貰ったものを冷ますのも悪いかと手を合わせて箸を手にして。彼が丁寧にカーゼを張り替えて包帯を巻いてくれる中、まずは卵焼きに箸を伸ばす。一口サイズに箸で切ってからぱくりと頬張っては口内でふわりと解ける丁度いい甘さに頬を緩ませて。同時にまた少しだけ頭の奥が鈍く痛む感覚がして何か一歩思い出すところまで行くも思い出せずにこくりと卵焼きを飲み込み。「美味しい……、あ…ありがとう。すごい綺麗に巻けてるな。…山田も座って食べよう。一緒に食べてくれると落ち着く。」思わずほうと息を吐きながら“美味しい”と零したところで、彼も包帯を巻き終えた様子。お礼を言いつつ片手で具合を確かめると看護師が巻いてくれたのを寸分違わない出来栄えと違和感の無さに感嘆の声を漏らし。そして彼にも食べて貰おうとほぼ無意識に迎えのソファではなく隣の空いたスペースをぽんぽんと叩いて彼も一緒にと微笑んで)





  • No.2628 by 山田 晃太  2020-07-09 12:18:37 


>>2627 駿さん

ふふ…お口に合ったならよかったです…包帯も。…はい、俺も…ご一緒します。俺の分、向こうに置いたままなんで、 お茶と一緒に持ってきます。

(お腹が減っているとは言え、自分が戻るまでは料理に手をつけていなかった彼。自分が勧めた所で漸く箸を手に食べ始めてくれて。本当に…律儀な人だな…そうな風に思いながら巻き終えた包帯。口にした卵焼きに頬を緩ませているのも可愛くてずっと見ていられるなと愛しげに眺めては美味しいと言って貰え、包帯の出来まで褒めて貰えては嬉しげに笑い。そんな彼から笑顔で一緒に食べようとお誘いを受け、双眸を柔らかく細めて頷けば自分のはまだキッチンにあるため取って来るとお茶も一緒に持ってくると弾む声で伝えてはキッチンに足を向け。彼から顔が見えなくなればきゅっと胸元を握る。彼は卵焼きを食べた時、一瞬表情をしかめた…まるで頭痛に耐えるように。自分と“彼”を繋ぐ味に彼の体が脳が反応したのだろうか…。思い出して欲しい…思い出して欲しくない…反する気持ちがせめぎ合う。それでも彼と過ごせる時間は大切で愛しい…無駄にしたくない。痛み悲鳴を上げ続けている胸を労るように撫でては二つのコップにお茶を注ぎ、自分の朝食と一緒にお盆に乗せて彼の待つリビングへ。「はい、お茶…ここに置きますね」彼の分のお茶の入ったコップをそっとテーブルへと置いて隣に移動しお盆から自分のお茶とおにぎり達が乗る皿をテーブルに並べお盆を邪魔にならない所に置けば彼の隣に腰を下ろして)
       



  • No.2629 by 飯山 駿  2020-07-09 14:59:24 


>>2628 晃太

ン…何から何まで、さっきからお礼しか言ってない気がするけどありがとな。…おにぎりも美味しいよ。鮭もわざわざ焼いてくれたんだな。

(彼の分のお皿と御茶を取ってくるという彼の言葉に頷いては一度箸を置いておにぎりを一口一口小さく噛りついていく。ほろりと解けるおにぎり握り加減は一粒一粒しっかりと味わえてふんわりとしていて絶妙、中から鮭のほぐし身が見えてくれば先程の香ばしい匂いの正体が分かって。わざわざ焼いてくれたんだと思い微笑んでいれば彼が戻ってきて隣に座ってくれる。御茶を置いてくれた彼に礼を述べ、その顔色が少し優れなく哀愁を帯びていることを気にしながらおにぎりの感想を告げて微笑み。しかしやはり彼の儚げな表情が気になってしまえばおにぎりを片手に持ったままもう一方の手を彼の頬へと伸ばすと指の背をぴとりと当てて「…何かあったか?…って昨日あった男に言えないこともあるだろうけど…。…変な話、山田とは今日で終わりにはしたくない。偶にでいいから一緒にお互いのこと相談出来たら嬉しいな。」まぁ、健二はそれを許さないだろうが。バレたらまた酷く当たられるだろうか…とやや目を伏せるも少しでも彼の気持ちが晴れたらと、ある意味で逆効果になるとは思いもせずに彼の髪をくしゃくしゃと撫で回して微笑み。それからおにぎりと卵焼きを食べ進めていく途中、彼のスマホの通知音が鳴り、それは里山からのメッセージで【おはよー。飯山さんの調子はどう?あとついでに晃太くんも、忘れられてしょんぼりしてない?ま、それは良いんだけどさっき病院から連絡があって念の為にもう一度検査したいって話だから晃太くん今日休みだって言ってたし一緒に付き添って行ってくれないかな?ただ晃太くんも辛いだろうし無理そうなら大野に行かせるから、ってことで報告しておいたよ。…あ、飯山さん襲わないようにね?】と冗句を混じえながら軽い報告が。追加でイケメンの犬がウインクしてる犬のスタンプが送られてきてはそこでメッセージは終わって)





  • No.2630 by 山田 晃太  2020-07-09 16:07:00 


>>2629 駿さん

いえ…俺は…貴方の笑顔が見られて嬉しいです…鮭フレークも美味しいとは思うんですけど…そうやって焼いた鮭入れるともっと美味しいから…卵焼きにも合うと思って…、…ッ…、

(彼はお礼とおにぎりの感想を教えてくれては美味しいと笑ってくれるその笑顔に見惚れながらも微笑んで彼にまた笑ってくれて嬉しいと告げる。甘い卵焼きには鮭ももう一つの具も合うだろうと思い、味のバランスを考えて作っていて。自分もそろそろ食べようといただきますと手を合わせるも自分の分の箸を持ってくるのを忘れていたのに今気づくも、おにぎりは手で食べようと思っていたし良いかと手で卵焼きを掴んで一口齧っては自分はそんなに顔に出してしまっていたのか…はたまた彼が敏感なのか頬に当たった彼の指の背にピクッと反応し目を見開くも此方を気遣い心配してくれて発してくれる言葉も今の自分には喜んで良いのか…更に痛みが寂しさが渦巻くもクシャクシャ頭を撫でて貰えてはまた何だか泣きそうになって顔を俯かせて。手に持っている残りの卵焼きを口へと入れて咀嚼して飲み込むとペロリと指を舐めては込み上げる衝動に体は動き彼の頬へ反対側の手を触れさせ親指の腹で優しく撫でてそのまま顔を近づけて後一センチで唇がくっつきそうな位置に到達した瞬間にそれを邪魔するようにスマホから通知音が鳴っては動きを止め、静かに一度目を閉じて開き眉を下げて笑い「…すみません…ここ、ご飯粒ついてます…」彼の口元からひょいと指でご飯粒を取っては席へと腰を下ろして。スマホを確認しては【 おはよう。病院の付き添いは俺がするよ。大野さんも辛いだろうし…。駿さんは落ち着いてくれてる…よく笑ってくれるし…でも俺…顔に出てるのかな…気も使われてる…。…あとメッセージくれて助かった…ありがとう。】そうメッセージだけを返してスマホを閉じて「…飯山さん、昨日会った里山くん覚えてますか?彼についさっき病院から連絡があって念の為に飯山さんをもう一度再検査したいって。…迷惑じゃなかったら…俺、一緒に行きましょうか?…って恋人でもないのに…図々しいですよね…」昨日会った里山の存在を覚えているか彼に問いかけながら病院から連絡が来て彼を再検査したい旨を伝えて。そして付き添いを買って出るも、今の自分は彼の恋人ではない。自分でそう口にしてズキズキ痛む胸に栓をしてまた俯いて)



  • No.2631 by 飯山 駿  2020-07-09 16:47:55 


>>2630 晃太

…俺の?…山田は料理が好きなんだな。

(自分の笑顔が見られて嬉しいと零す彼に疑問符を浮かべながら焼いた鮭を入れた理由を教えてくれる彼に柔らかく微笑み。ただ、先程から彼の浮かない表情は変わらない。自分が触れたことでそれは更に増してしまった気がして、もしかしたら自分が傍にいること事態が彼を苦しめているのではないかと胸奥がきしりと痛んで。自分に出来ることはないのかもしれないと俯いてしまう彼の頭から手を離したとき、卵焼きを飲み込みその指を舐めた彼が此方に向く。その手が頬に伸びてきてピクリと体を跳ねさせては彼の瞳から目を離せなくなって綺麗な顔が近づいてきても体は動かずトクトクと鼓動が早まる。キスされる…そう思った瞬間、通知音が鳴り響きビクッと肩を揺らしては口元を拭われてご飯粒を取られて「…あ…悪い…ありがとう…。」彼が離れていくとホッと胸を撫で下ろすも何故か残念な気持ちが残り。自分は何を期待した…?恋人がいるのに…こんなの変だ…自分は最低だ…と胸元を握り俯いていると彼がメッセージの内容を教えてくれて。「ああ、覚えてる。…再検査か。迷惑ではない、けど…正直此処までして貰うのは悪いし、彼に後ろめたい気持ちもある。……ただ俺の素直な気持ちとしては一人で病院に行くのはまだ不安だし付き添って貰うなら山田が良い。…でも山田は俺と居るのが辛いんじゃないか?……この指輪も…俺たち本当に昨日会ったばかりなのか?……って悪い…こんなこと聞かれても困るよな。」また彼の表情が曇り、何故かその度に自分の胸も酷く痛む。その理由が分からずに戸惑いながらも彼の前では嘘は吐きたくないと思い今の素直な気持ちを吐露して。ただ彼の気持ちも心配。自分と一緒にいることを無理しているようにも見えては、憶測でしかないが自分と彼には何らかの繋がりがあって自分はそれを忘れてしまっているのではないかと。眉を下げて問いかけるも野暮な質問だったと思い直して小さく首を横に振り自嘲気味に笑みを零しては「付き添いは頼むよ。山田とのが安心する。」と気持ちを切り替えて彼を迷わせないためにも答えをはっきり出したほうがいいだろうと微笑み、今度は梅おにぎりを美味しそうに食べ始めて)



  • No.2632 by 山田 晃太  2020-07-09 17:42:23 


>>2631 駿さん

…はい、一緒に行きます…飯山さんがそう言ってくれるなら…。…ん、おにぎりも美味しく出来てる。

(きっと自分は表情に出すぎている。もっと上手くやらないとダメだ。彼の近くにいるならその表情を陰らせてどうするんだと…自分を叱咤して。彼は本当は色々と自分に聞きたいのかもしれない。でもその言葉を飲み込んでくれて。だから自分は彼の出してくれた答えに頷ける。一緒に行きますと言葉返してはきっと病院の再検査を終えてからはこうやって彼と食事をすることも言葉を交わすことも無くなってしまうかもしれない。だったら落ち着くと言ってくれた彼にはこれ以上自分のせいで憂い顔をさせるわけにはいかない…。カチリとスイッチを入れ替えては今度はおにぎりに手を伸ばす。一口齧っては表情を綻ばせまた一口食べて。全ての卵焼きやおにぎりを平らげてお茶を飲み、ごちそうさまでしたと手を合わせ。「…飯山さん、コーヒーって好きですか?良かったら淹れさせて下さい」柔らかく微笑んではそう告げて席を立ち、空いた食器をついでに運んで。“彼”が気に入ってくれたドリップコーヒーを作り始めると辺りに良い香りが広がって。出来上がったコーヒーの入ったカップを持ち彼の元へ。彼の前へ小皿付きのカップをそっと置いて「お待たせ致しました…コーヒーでございます…なんて。飯山さんがコーヒー飲んでくれてる間に俺もすぐにシャワー浴びてきちゃいます。準備終わったらタクシー呼ぶんで病院に行きましょう」片手を胸に当てて恭しくそう彼に声をかけては目を細めて。彼がコーヒーを飲んでくれている間に自分はシャワーを浴びることと、これからの段取りを伝え「じゃあ俺すぐに入って来ますんで、ちょっと待ってて下さい。あ、テレビ付けときますね」一人では落ち着かないだろうとテレビを付けると足早にリビングから脱衣所へ向かい。服を脱いで彼の服と一緒に洗濯機に入れて回してはお急ぎモードにセットして。自分が風呂から上がってから乾燥機に入れれば帰って来てから畳もうと思いながら浴室へ入浴セット持って入って) 



  • No.2633 by 飯山 駿  2020-07-09 18:20:25 


>>2632 晃太

ああ、コーヒーは好きだ。……分かった。ゆっくり入ってきてくれ。

(憂いを纏っていた彼だったが彼の中で何かが切り替わった様子。一緒に行きますと言ってくれておにぎりを頬張る姿を横目に見ながら自分も食べ進めて二人共食べ終えたところで彼がコーヒーを淹れると申し出てくれて。お言葉に甘えて待っていると鼻孔を擽る芳醇な香りが。また記憶のピースが動き掛けたところに彼がコーヒーを手に戻ってきて、その少し小洒落たカフェの店員を思わせる丁寧な振る舞いに目を惹かれ、一瞬彼にカフェの制服を着た姿が重なり瞠目して。しかしそれは一瞬。現実に引き戻されたようにシャワーに入ってくるという言葉に頷いては、準備をしてテレビを付けてくれた彼にお礼とゆっくり入るよう声を掛けて彼が浴室へと姿を消したところでぼんやりテレビに視線を向けて。コーヒーのカップを手に取ってふぅと息を吹きかけて一口飲むと優しくてほろ苦いまろやかな味わいが広がりホッと息を吐き、やはり懐かしいと思い。その時何気なくテレビを見ていたがニュースのキャスターが言った今日の日付にぞわりと背筋が冷える。そして昨日はあまり気にしていなかったが壁に掛けてあるカレンダーが横目に映るも何だか見てはいけない気がして目を背け、慌ててニュース番組からバラエティに番組を切り替えて。そう言えばお風呂の鏡で見た自分の顔は少し老けていたように今更感じて、いやまさか…と胸がざわつくも脳が無意識のうちに混乱を避けようとしているのか首を横に振って深くは考えないようにして。その後は彼が淹れてくれたコーヒーを飲むことで少し気持ちが安らぎ、勝手に動くは憚られたがキッチンを借りてカップを洗わせて貰うと再びソファに腰掛けて、バラエティ番組を眺めるも殆ど内容は入っておらず。言いようのない不安感から自分の腕を掴んで摩って)




  • No.2634 by 山田 晃太  2020-07-09 19:42:06 


>>2633 駿さん

……ッ…俺、何してんだ…っ…!

(彼を待たせたくなくてゆっくりと言われたが急いで髪も体も洗うも、泡を流し終えシャワーを止めてはハタっと自分の過ちに気がついて。音があった方が良いだろうとつけたテレビ…何月何日ならまだ良いが何年と現在の年号を告げていたりしたら彼を混乱させてしまう。急いで浴室から脱衣所に出て髪と体を拭くと髪を乾かす時間さえ惜しくてすぐに服を着替えてスマホでタクシー会社に電話をかけて。「…タクシー一台お願いします。場所は○○のシェアハウスの前まで。…少しお願いがあるんですけど…」幸いタクシーは近くにいたようで2、3分で着くだろうと言われては電話を取ったオペレーターに迎えにきてくれるタクシーの運転手にお願い事も伝えて。それは日付の年号を隠してくれというもの。事情も説明したから快く応じて貰えて。スマホをポケットにしまい、足早にリビングへと向かい。そこにいた彼の変わりように目を見開くも落ち着け、落ち着け…と自分に言い聞かせて彼に歩み寄り「…飯山さん…お待たせしました…タクシーすぐに来てくれるみたいなんで…行きましょう…?」目線合わせて柔らかく微笑んで優しく話しかけて)



  • No.2635 by 飯山 駿  2020-07-09 20:20:38 


>>2634 晃太

あ…早かったな。タクシーもありがとう。…労災保険でタクシー代支給されるはずだから交通費は気にしなくていいからな…ってまだ髪濡れてるじゃないか。タクシー来るまで少しだけ時間あるだろ?ちょっとでも乾かそう。

(何とか気持ちを落ち着かせていると思いの外早く彼がシャワーから上がり、タクシーも呼んでくれたとのことで。彼が奮闘してくれていたとは露知らず、その優しく柔らかな微笑みに不安感がすぅと引いていけば、まだ少し残る胸騒ぎには蓋をしてソファから立ち上がって彼の元へ近付き。するとまだ髪が湿っていることに気付いて小さく目を見開いて、ほぼ自然な動作で彼の手を掴んで脱衣所まで足を進めて隅に置いてある椅子に座らせるとドライヤーをセットして髪を乾かし始め。「もしかして急いで来てくれたか?綺麗な髪なんだから大事にしないと。」彼が自分を想ってしてくれた行動なのに呑気にそんな事を言えば時間ギリギリまで髪を乾かしてドライヤーを止めるとぽんぽんと彼の髪を撫でて、そうすることで胸中の不安を和らげていき)




  • No.2636 by 山田 晃太  2020-07-09 20:57:35 


>>2635 駿さん

…飯山さん待たせたくなくて…いえ…あ、…はい…そうなんですね…労災保険か…俺はお金あんまり気にしてなかったです。飯山さんの再検査だから急いだ方が良いかなって…ッ…駿さ…、 

(此方に来てくれる彼に早かったなとタクシーを呼んだことに麗を言って貰えては待たせたくなくてと素直に告げて。労災保険が出るからと言われ、その距離感にまたズキリと胸は痛んだが表情には出さずに労災が無くても金銭面は気にしていなかったと本音を溢して。記憶はないのに自然に手を取る彼に平静を崩される。振り払うことは当たり前にしなく、そのまま手を引かれて脱衣所へ彼と二人入ってはあれよと言う間に椅子に座らされドライヤーで髪を乾かして貰っていて。彼から髪を褒められ大事にしないとと言われては「あはは…すみません…乾かして貰ってありがとうございます。…へへ…飯山さんの手気持ちいい…あんまり俺、甘やかしたらダメです…もっと欲しくなっちゃう…なんて…行きましょうか」苦笑い浮かべて謝っては髪を乾かしてくれたことにお礼を紡ぎ、頭を撫でてくれる手が心地よすぎてくしゃりと緩む顔…甘やかしたらと口にしては席を立ち、そろそろタクシーが来ているだろうと思っては行きましょうと声をかけ、此方も自然に彼の手を掴んで玄関へ向かい。一旦手を離して彼と自分の靴を履きやすい位置に移動させて靴を履いて。タクシー代や再検査のお金は掛かるかもと一応財布はポケットに入れていて。彼が靴を履くのを待ち、玄関の扉を開け彼に先に外へ出て貰い、玄関の鍵を掛けて。そして彼の手をまた繋いではシェアハウスの前で止まっているタクシーへ近づき。開かれたドア、彼を先に通してその後に自分が続き中に入ってはドアは閉まり「…山田です。○○病院までお願いします。」そう運転手に告げてはタクシーは走り始めて)




    

  • No.2637 by 飯山 駿  2020-07-09 22:19:53 


>>2636 晃太

あー…えっとそういう決まりだから。気にしなくて良いって言うのは気を遣うとかそういう意味じゃない。…色々して貰ったから乾かすくらいはな。って山田も冗談言うんだな。

(労災に関しては恐らく記憶があってもなくても職場の決まりで自分がしたこと。彼の心情は分からなかったが訂正をいれておき軽く首を横に振って微笑み。それから彼の髪を乾かす際にも名前を呼ばれ掛けた気がしたが深くは問わずに、大人しく座っていてくれる彼の髪を乾かしていき。そんなこんな彼の表情の変化を気にしつつも髪を乾かし終えて細やかな彼のサポートでタクシーへと。行き先も告げてくれる彼にお礼を言ったあと、ゆるやかにタクシーが走り出せば車窓へと視線を流して。彼がタクシー会社に根回してくれていたおかげで日付について疑問に思うことはなく無事に病院へと到着して──…)



ふぅ…終わった。病院ってなんか緊張するよな。お医者さんの話では記憶の回復には直接関連するものじゃなくて良いからなるべく色んな物に触れたり聞いたりするほうがいいんだって。だから途中まででも良いから歩いて戻ろうかと思ってる。でも山田には色々して貰ったしこれ以上迷惑掛けられないから先にタクシー使うなりして帰ってていいぞ。

(彼の支えもあって無事に診察を終えて会計も全て終えては病院のロビーにて彼と横並びで椅子に腰掛け一休みしていて。記憶がいつ戻るかは医師にも分からないため、今日言われたことを彼に告げては、途中まででも良いから歩いて帰ろうと考えていることを伝えて。ただ自分にとっては昨日あったばかりの彼にこれ以上迷惑を掛けるのは居たたまれず、一人でも大丈夫だと。彼と一緒に帰りたい気持ちもあったが流石にそこまでは甘えられないかと彼に先に帰ってもいいと微笑んで)




( / 上はカットOKです!此方も蹴ってください(ペコリ))




  • No.2638 by 山田 晃太  2020-07-09 23:11:02 


>>2637 駿さん

お疲れさまです…迷惑なんて…あの…飯山さん…髪乾かして貰ったお礼…させて下さい。…俺、貴方と一緒に帰りたいです…。

(彼の再検査は終わり、徐に彼から告げられた言葉にズキリ胸は痛んだが彼に髪を乾かして貰った礼がしたいと言葉紡ぎ。咄嗟に隣にいる彼の片手をきゅっと取り両手で触れて握り、自分は彼と一緒に帰りたいのだとはっきりと伝えて。歩いて帰るなら尚更一人にはしたくない。一緒に居たい…ここまで来させて貰っていてもやっぱり離れるのは嫌で。真っ直ぐに彼を見つめて返答を待っていて。記憶を刺激するには尚の事、自分もいた方が…いや…一番は彼の身が心配だからで)


  • No.2639 by 飯山 駿  2020-07-10 00:28:16 


>>2638 晃太

はは、髪を乾かしたのは色々助けて貰ったからなのにそれをお礼って言われたらまた俺は何か返さないといけなくなるな。…っ…分かった。じゃあ付き添いまたお願いしてもいいか?

(やはり自分の言動は彼を傷つけてしまう様子。どうしたら良いのか分からずにやや目を伏せるも明るく振る舞い、お礼がしたいという彼にエンドレスになると小さく笑って。そこで手を握られれば小さく肩を跳ねさせて驚くも目が合うとその真摯な瞳に鼓動が早まって、これほど真剣に向き合ってくれるのを嬉しく思いながら付き添いをお願いして)



外歩くと気持ちがいいな。……何だか別の世界に来た感覚する。

(彼と共に病院を出てシェアハウスの道のりをゆっくりと歩くも、つい癖で健二に見られていないかと周囲を確認してしまう。健二の姿がないことにホッとすれば前に向き直って歩を進め、未だに記憶が朧気のせいか空や肌で感じる空気が違って感じてポツリと零し。「…山田、俺はお前とこのまま分かれて終わりにするのはやっぱり惜しく思うんだけど…山田はどう思う?」ふとそんな問い掛けを続けては歩みを進めながら彼の顔を見上げて)




  • No.2640 by 山田 晃太  2020-07-10 05:41:39 


>>2639 駿さん

え、此方はお返し不要で良いですよ?…はい、もちろんです…っ。

(彼が目を伏せるのを見て、また顔に出してたか…と申し訳なく思うも明るく振る舞ってくれることに感謝して自分もそれに乗っかる。またお返しをと言ってくれる彼にきょとんとし一緒に帰るのは自分のお礼なのだ。そのお返しは不要ですと不思議そうに答えて。そして彼から帰りの付き添いも頼むと言って貰えては嬉しそうに満面の笑顔を向けて頷いて──) 




…ですね、俺もこうやって歩くの好きです。

(二人病院を後にしてシェアハウスまでの道を急ぐ必要もないのでゆっくり歩く。自分は記憶喪失にはなったことはないが、少しでも彼の感じている感覚を味わいたくて想像してみる。自分に記憶がなくて歩いて見る景色はどんな感じなのか…。その全てを理解は出来ないがほんの少しそれを感じられた気がして彼の言葉に頷いて。彼は辺りをキョロキョロしているのは気づいていたが深く問うようなことはせず、彼と二人足を進める。そして彼からの問いには複雑な心境を抱きながらもこれからも自分は…やっぱり彼の近くにいたいと思っては目を細めて柔らかく微笑んで「…嬉しいです…俺も…貴方とこのままバイバイは…嫌だなって思ってます…」スッと伸ばした左手は彼の左手をそっと…きゅっと掴み指輪同士が軽く触れ合いキン…と小さく音が鳴る。自分も離れるのは嫌だと真っ直ぐに彼を見つめて紡いで)



  • No.2641 by 飯山 駿  2020-07-10 08:12:59 


>>2640 晃太

…っ…そうか…、ならシェアハウスに戻ったら連絡先渡すよ。…こう…、

(彼もまた自分とはこのまま離れるのは嫌だと言ってくれる。それが嬉しくて、健二の影を恐れながらも彼に近づくことをやめられない。本来の自分なら健二を気にして自分から連絡先を渡すなんてあり得ないはず。まるで自分が自分でない感覚に戸惑いを感じながらもどんどん彼に惹かれていくのを止められない。手を握られて指輪が触れ合った瞬間ビクッと肩が揺れるも嫌とは感じずに微かな頭の鈍痛と共に胸がトクトクと熱くなり視線を絡めて口を開きかけた時───『あれ、もしかして駿?あー、やっぱりそうだ。誰その男?新しい彼氏?』今一番聞きたくなかった声…愛しいはずの声が響き、全身ぞわりと震えて身を固くしては咄嗟に握られていた手を突き放してしまう。それは健二を恐れてだが一番怖いのは彼に危害が及ぶこと。健二は自分の扱い方をよく知っている。自分よりも他人が傷付くことに心を痛める自分。その心理を利用して、自分が友人と遊びに行けば自分だけでなくその友人も健二は攻撃した。それも健二自身の立場は汚さずに。今彼との関係を誤解されれば自分は勿論、彼まで傷つけてしまうと反射的に取ってしまった行動で。健二は派手な女性と一緒で女性は健二の腕に抱きついている。健二が女性に何か耳打ちすると『えー』と文句を言いながらも女性は健二の頬に口付けその場を離れていき。その光景に不思議と心はあまり痛まない。でも震えが止められずに自分を片腕で抱きしめ健二が此方に近づいてくると微かに後退して。『で、新しい彼氏?』「…ち、違う…このひとは俺を助けてくれただけで…」『ふーん……てかさ、…あーもしかしてそういうこと?めっちゃ面白いことになってるじゃねーか』「……?」『…なぁ、そこのイケメン君、彼氏じゃないなら駿のこと連れ帰ってもいいよな?怪我してるみたいだし超心配。』健二は飯山の頭に巻かれた包帯や挙動を見て何となく状況を把握したのか口端を上げる。自分は何のことか分からずに怪訝そうにするも不意に腕をグッと引かれて健二に抱き寄せられれば目を見開き本能的に嫌悪感を抱いて体を震わせて。でもこの時はすぐには拒否出来ずに視線を地面に落としながら健二が彼に問いかけるのを何処か遠くで聞いていて)




  • No.2642 by 山田 晃太  2020-07-10 11:21:04 


>>2641 駿さん

……駿さん…ッ…どうか…貴方が幸せだと感じられる場所に…心から笑える場所に…いて下さい…!

(一度は受け入れられた手…絡み合う視線…彼の唇が自分の名前を呼ぼうと開くも全て紡がれる前にそれを遮るように聞こえてきた声により繋いでいた手は振り払われる。此方に近づいてきた健二はなにも言わずともこの状況をいち速く察知し彼を掴んで引き寄せているのが視界に入り嫉妬心でどうにかなりそうになる。彼と健二の会話を聞くも自分を彼氏ではないときっぱり告げているのを見て、また痛みで胸が引き裂かれそうになり。それでも健二に触れられ震える彼から視線は逸らさずに此方に話しかけてくる健二の言葉には何も答えることはなくただ彼だけを見つめて。…駿さん…お願いです…応えて…応えて…!…俺は…貴方の…側に居たいんです…!俯く彼にそう言葉にならない声で祈るように心が今にも叫びそうなほど暴れまわりながらもただ彼に言葉を届けて)



  • No.2643 by 飯山 駿  2020-07-10 13:27:02 


>>2642 晃太

『その反応、もしかして本当のこと言ってない感じ?本当のこと言ってコイツに拒絶されるのが怖かったんだろ。…ま、無言ってことは肯定と受け取って連れ帰らせて貰うぞ。』

(健二は何も答えずに自分のほうを見る彼にやや苛立ちを見せるも口端を上げて彼を煽る言葉を並べ立てて無言を都合の良いように受け取っては腕の中の自分の手首を掴む手を強めて彼に見せつけるように無理矢理唇を深く奪って。「…ぃッ……ン!?んん…っは…やめろ!」ミシリと音を立てる手首の骨、その痛みに怯んだ隙に唇を奪われては目を見開く。ぬるりとした舌が唇の割れ目をなぞって、全身が目の前の恋人であるはずの男を拒絶してサッと血の気が引き、咄嗟に空いている手で健二の肩を目一杯押しながら唇を噛んでやり。『…いったッ…てめ噛みやがったな!浮気した癖に生意気なんだよっ!』健二は血の滲む唇を片手で拭いながら身を離したが顔を赤くして激怒すると手を大きく振り上げて手加減無く飯山の顔頭を横殴りして、そのまま住宅の塀に体を投げ飛ばして片手で首を締め上げて。身長も高く筋肉質で体育会系の体躯をした健二は同じ男でも力の差は歴然、頭の衝撃と共に視界がグワンと揺れればひとたまりもなく、次の瞬間には背に痛みが走り首元の息苦しさに表情を歪めて、首を締め上げる健二の腕を解こうとその腕をグッと握り「…けん、じ…苦しッ…、」『は、俺を拒絶するわけ?お前は黙って俺に付いてくればいいんだよ。俺のこと愛してるんだろ』「…ぃ…、」『…あ?』「…付いて…行かない。…こんな、ことする健二は…嫌い、だ」『へぇ………前みたいに従順に従ってればいいものを。こいつと出来て強くなったってか。でもお前は変わってない。あの時と同じ、ずっと弱いままだ。』健二は反抗的な自分の態度にピクリと片眉を動かしては冷たい表情で見下ろしギシリと首を締める力を強めると態と彼にもはっきり見えるように折りたたみ式のナイフを取り出す。そして刃を取り出してまるで彼を誘うように口端を上げては飯山に向かってナイフを振り落として)




  • No.2644 by 山田 晃太  2020-07-10 17:49:02 


>>2653 駿さん

…ッ…駿さん…!

(彼が殴られた瞬間、全身の血液が沸騰したような気がした。彼目掛けて振り落とされるナイフに体は駆け出していた──彼にナイフの刃が届く前に割って入った一枚の皮膚を思いきり貫く。自分の左手が貫かれたままナイフをしっかり握り締める…これ以上進ませないとでも言うように。血が溢れ出し留まり切れなくなっては腕へ垂れ地面へポタポタ落ちて赤い染みを作り。ジリジリ焼けるような痛みが左手を襲ったが一切表情を変えず怯むことなく彼の首を掴む健二の手首を右手で掴みミシミシ音を立てさせる。射るような怒りで染まる瞳で健二を睨み付け「……お前が…駿さんを語るな…一度でも愛した人にこんなもの向けるな…ッ…力で押さえつけようとするな…ッ…!駿さんは…ッ…駿さんは…俺の唯一無二…飯山 駿は…俺の全てだ…!俺の…かけがえのない人だ…!」痛みで彼の首から手を離した健二へ抑え付けていた気持ちを爆発させて。彼の心も体も傷つけたことが許せない…ナイフの刺さったままの左手を後ろへと引きナイフを握ったままの健二の体は無条件に引き寄せられる。そこへ勢いのままに右手の拳で渾身の一撃を健二の頬へと繰り出して。ナイフから手は離れ健二の体は吹っ飛んでいく。倒れる健二に近づく間にも血はどんどん流れて地面に赤いラインを引いて。そんなことはお構いなしに痛みなど感じていないが如く自分は足を止めることなく健二の目の前まで来てその胸ぐらを掴み上げ「…人に殴られたの初めて…?めちゃくちゃ痛いだろ…?でも駿さんが心に感じた痛みはこんなもんじゃない…。駿さんは弱くない…弱い人がどうして考えるのを放棄しない…?あんたに歩み寄るのを止めなかった…?どれだけ辛くても…苦しくても…あんたと向き合うことを諦めなかった駿さんが弱いわけない…。あんた駿さんの何見てたんだ…?」正直もう一発くらい殴ってやりたかった。でも…それをしたらこいつと何ら変わりない。自分は健二を裁きたいわけじゃない。ただ彼の痛みを知って欲しかった。理解しろとは言わないしきっと言ってもこの男には伝わらない。彼にも弱い部分があったのかもしれない。でも…悩んでもがいて苦しんだ彼は強さもちゃんと持っている。それを知って欲しかった。掴んでいた胸ぐらから手を離しては抑え込んでいたもう一つの感情が涙が堰を切ったように溢れていく「……誰よりも近くにいたいのに…誰よりも遠くなっていく…触れたいのに…触れられない…抱き締めたいのに…抱き締められない…苦しくて…痛くて…すごく…寂しかった…ッ…でも…俺は…駿さんの傍に居たい…忘れられても…彼が安心して寄りかかれる居場所で在りたい…だから…ッ…駿さんを傷つけるあんたに…駿さんは渡さない…絶対に…ッ…」拭っても拭っても涙は止まってくれない。小さな子供みたいにしゃくり上げながらも目の前の健二を睨み付けて)
 


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