AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2704 晃太
晃太……、ありがとう。きっと大丈夫だよな。いや…大丈夫だ。俺たちなら。
(助手席に座る彼に視線を向けてスマホに手を伸ばしかけてやめるのが目に止まれば首を傾げる。そうする内伸びて来た手に手を掴まれて綺麗な彼の笑顔を向けられればスゥと不安が和らいで胸の奥がキュッとして。彼が傍にいてくれるだけで強くなれる気がして自分にも言い聞かせるように微笑むといつものように彼の髪をくしゃくしゃと撫でてやり。彼のおかげで気持ちも落ち着き、いざオーディション会場へ。十数分車を走らせると会場に近い駐車場に到着。彼と共に車を降りては普段人目の付く場所であまり手を繋がないが彼の手を取るとそのまま会場があるビルへと足を進め。ロビーはちらほら人が居て、本日の案内標識を見るとオーディションは3階で行われる様子。しかし雰囲気的にはまだ男は来ていない気がして。「あっちのソファに座って男の人が来るの待とう。立ってると不審に思われるしあそこなら入り口も見やすいから。」ロビーの隅にあるいくつかソファとテーブルが設置される場所を指差しては彼の手を引いて、入り口が見える位置にあるソファに並んで腰掛けようと先に座ってクンと軽く繋いだ手を引いて)
>>2705 駿さん
………!………、
(自分はここにいる…一人じゃないと文字ではなくぬくもりで伝える。少しでも彼の不安を取りたくて。彼の笑顔、大丈夫だと紡ぐ彼の言葉に微笑んだままこくんと頷いては頭をワシャワシャされ目を細めて撫で受けて。自分は彼の不安を少しは和らげられたかな…その横顔を見つめては微少浮かべ車は走り出す。程なくしてオーディション会場近くの駐車場へと到着し、二人車を降りる。とりあえずは自分達が居ても怪しまれないロビーに向かわないと…人目のある場で彼は手を繋いだりするのは恥ずかしがるため自分も気を付けていて彼が歩き出せばそれに次いでせめて隣を歩くのが専ら。しかし彼は自然に自分の手を取り歩き出せば驚いたように僅かに目を見開くもきゅっと握り返し幸せそうにふわりと表情を緩めてロビーに向かう。中にいる人達は疎らで案内板でオーディションは3階で行われるのを知ればまだ時間もあるし何よりあの男…生き霊の気配がしない。彼の言葉に頷きその指先の向く方に視線向けてロビーの隅の方にあるソファを視界に入れて彼に手を引かれて移動する。先に座った彼が更に自分の手を引けば思っていたより勢い良く手を引かれグラリとバランスを崩す体。彼をソファに押し倒して上から覆い被さるような体勢になってしまえば一瞬時が止まったかのような錯覚に陥り。しかしすぐにハッとなってアワアワしながら眉を下げてごめんなさいと謝るように見つめては辺りを見渡すも隅の方にあるソファにこれからオーディションが行われ各々の事で手一杯な者達は注意を向けておらず、幸い誰一人気づいてはいないよう。ホッと息を吐けばソファに押し倒してしまう最中咄嗟に彼の頭は護ったが怪我をしていないか気が気でなく上から退きながら彼の上体起こしつつ隣に腰を下ろしてその髪や体に触れて確かめて)
>>2706 晃太
…っ……俺は平気。晃太も大丈夫か?
(彼の手を軽く引いたつもりだが此方に倒れてくる彼に驚いて押し倒される形になればその衝撃に目を瞑る。薄っすらと目を開くと近くに彼の綺麗な顔がありトクンと鼓動が跳ね上がってやや頬を染めるも彼が上から退いたことで我に返って。怪我の心配するように髪や体に触れられるとただ触れられているだけなのに鼓動が早まって、彼が咄嗟に頭を庇ってくれたことなんかを思い出すとイケメンの彼に一人惚れ直す。また一人考えに耽りそうになれば小さく首を横に振って伏目がちに平気と告げると彼も大丈夫だったかと顔を上げて尋ね。よしよしと頭を撫でてやっていれば入り口からあの男が入ってくるのが見えて。「…来た、テレビで見た男だ。」男はきょろきょろとしておりエレベーターを探している様子、声を潜めて不自然なく呟くと男と接触するために彼の手を引いて立ち上がり男の元へ。「ちょっとすみません…、あの…」『……お前は声の主!か、返さないぞ!俺はこの声で夢を掴んで名声を勝ち取るだ!』「落ち着いてください。何も無理矢理捕まえて急に返せって話じゃありませんから。貴方の話も聞きます。貴方がどうしたいのか、まだオーディションまでは時間がありますしあちらのソファに座って少し話しませんか?」『…声、取り返さないのか?』「……すぐにはしないってことです。」本当は愛しい彼の声、誰かのものになるなんて一秒だって許せない。こんな男に彼の声なんて不釣り合いだ。でも無理矢理奪い返したところで後味が悪いだけだし解決にはならない。何より優しい彼はきっとそれを望まない。まずは男に寄り添うことから。『…分かった。』男がしぶりながらも頷くのを見ると、有難う御座います。と微笑んでお礼を言い、隣にいる彼を見て“これで良いんだよな?”と声には出さず視線を送り)
>>2704
すみません、お返ししていたつもりがミスで此方が抜けていました。失礼しますのご挨拶ですので此方とともにスルーしてください!
( / あ、そう言えば飯山の女体化はまだでしたね!やらせて頂けるならやりたいです!多分晃太くんとの身長差にやきもきすると思います(笑)普段あまり怒らない人の逆鱗に触れると怖いですね、それが愛しい人のためだと思うとグッと来ます…!晃太くんに迎えられたら疲れも吹っ飛びます。飯山もにやけっぱなしです(笑)ではまた此方はこのへんで失礼させて頂きます…!お話もイラストも有難う御座いました。)
>>2707 駿さん
………。
(彼の赤く染まる頬に心音は速まったが彼が小さくでもどこかに怪我をしてしまったならという気持ちに飲まれひたすら彼にそっと優しく触れていたが平気だとの彼の声に此方を気遣ってくれる頭を撫でてくれる手に漸くまたホッとしてその手を離して。何やら彼は自分に触られている間、触れた指先に感じた脈拍の上昇を今更ながら思い出し遅れてドキドキと心臓は速くなって。そんな中、彼からの“男が来た”の言葉がクリアに聞こえ、取られた手のまま気も不思議と引き締まり彼と共に男の元へ。物言えぬ自分を見るや否や男はその感情を爆発させてくる。自分の代わりに彼が男と話をしてくれていて冷静且つ、男の気持ちに寄り添ってくれている姿に胸がきゅっとなり。何とか渋々ながらも話し合いに持ち込んでくれた彼の自然にこくんと小さく頷いて目元を和らげ笑み浮かべ。何も言わず…言えずとも彼は自分の心を優しく汲み取ってくれる。きっと早く自分の声を戻したいと躍起になってくれているはずなのに自分の気持ちや考えを尊重してくれる彼に惚れ直していて。ありがとうございますと男に笑う彼に自分も軽くぺこっと会釈して)
>>2709 晃太
(彼が頷いてくれたのを確認すると微笑んで彼の頭を撫でてやり男と共に先程のソファへ移動する。自分たちは並んで座って男は向かいのソファに座り早速本題を切り出して来て。『で、なんで俺が此処に居るって分かったんだ?』「テレビの街頭インタビューを見ました。…晃太の…、彼の声がしたのですぐに分かったんです。…貴方自身は今何処にいるんですか?」『…本体ってこと?本体なら家で寝てるよ。無職だし。』「…だから貴方が代わりに?」『そういうこと。ひとまず俺がオーディションで合格して本体に戻る。そしたら職も手に入るし夢も勝ち取れるし最高じゃん?』「…でもそれは貴方自身の声じゃない。それにいくら声が良くても声優は声が良ければなれる仕事じゃないはずです。毎日練習して努力して色んな積み重ねがあってなれるものじゃないんですか。貴方もそれをしてきたはずなのに今こんな真似をしたら自分の頑張りを裏切ることになる。盗んだ声で万が一声優になれたとして、本当に貴方の無念は晴らせるんですか?」『でも、でも!俺は、このオーディションに掛けたい。あんたの声を奪ってでも…』男は明らかに揺らいでいたが彼を見ると目を鋭くして。「…オーディションに不合格だったら彼の声を返して頂けますか?」『はッ…不合格なわけないだろ?こんないい声なんだから。…まあ万が一不合格だったら返してやるよ。』彼の声で下品に笑う男に、彼の声を汚されているようで胸の奥が黒く染まる感覚になるも努めて冷静さを保つ。幸いオーディション結果は本日中の午後には出るため不合格であれば彼の声は返して貰える。一種の掛けだが自分には確信が持てた。でも彼の声だ。彼の意思が大事なため彼の方を見ると片手を握り反応を窺って)
>>2710 駿さん
………、………
(頭を撫でてくれ笑う彼に此方も微笑んでソファへと男を交えて座って。彼と男の話に耳を傾けていると鋭い視線が向けられ眉を下げつつ微笑んで。彼の機転で自分の声は男のオーディションの結果が不合格であれば返して貰えることになり。彼の表情から彼は目の前の男に憤りを感じつつも自分のために表には出さずにいてくれている気がしてじんわり胸が温かくなって。ぎゅっと手を握り自分の意思を大事にしてくれる彼の手をきゅっと握り返し反対側の手でスマホに文字を打ち込み【俺はそれ構いません。…でも正直言うと貴方に俺の声で合格して欲しくないです。それは声を返して欲しいからじゃない。貴方の今までした精一杯の努力や頑張りが報われなくなるから…。俺の声よりきっと…努力を重ねた貴方の声の方が…何万倍も素敵なのに…勿体無いって思います…。…でも貴方が信じてやろうとしていること…俺は止めるつもりはありません…やるならやり切って下さい。】悔いのないように…なんて付けずとも男の切羽詰まった表情を見れば言わずもがな。彼は隣に座っているから自分の手元は見えていただろうなと思いつつ打ち込んだ文字を男に見せて)
>>2711 晃太
『お前もそれかよ。…俺の声なんて聞いたことないくせに素敵なんて言われても嬉しくないね。…言われなくてもやってやるよ。』
(彼は自分と同じ気持ちだったようで、言い方は違えど男に彼自身の言葉で意思を伝えてくれて。だが男は切羽つまった表情から少し苛立った様子でソファを立つと啖呵を切って会場へと向かっていき。その背中に鋭い視線を送るも、概ねあの態度と性格が声に影響して夢半ばになったのではと思い嘆息を零して。ともあれオーディションの結果が出るまであと数時間はある。家に帰ってのんびりするのもいいが折角外に出たし気分転換をするのもいいかと。でも生き霊の実体化とはいえ霊と接触した訳だし、疲れているだろうかと思えば彼の少し体を向けて「この後どうする?オーディションの結果まで時間あるし、どこか出かけるか?…疲れてるなら休んでも良いし。」彼の頬に手を当ててその体温を確認しながら親指の腹で頬を撫でて優しい声色でたずねて)
>>2712 駿さん
……、……。
(自分の言葉に苛立ちを隠さずに啖呵を切って会場へ向かう男の背を見送る。自分の言葉は男を苛つかせてしまったよう。眉を下げるも自分を気遣うように優しい声でこれからどうするかと聞いてくれて。熱を測るように額に彼の手が触れる。不思議と怠さもないため熱もなく著しい体温の上昇はなく。頬を撫でる指先に笑み浮かべ【体は大丈夫です…俺…駿さんとデート…したい。街ぶらしながら頃合いでお昼もどこかで食べません?】スマホ手に男に向けて見せた文字を消しては文字を打ち込み彼に見せて。数時間あるとはいえ、あまりこの辺から離れない方が良いだろうと考える。加えて車で移動した際はまた駐車場の空きがあるとも限らないためこの近辺を街ぶらして時間を見てお昼も取るほうが良いだろうと思って。何よりこの辺りはあまり普段来ない場所なこともあり彼とデートしてみたいと率直に感じて。どうかなと彼を上目で見つめて)
(/おわっ!ロルに抜けた箇所がありますので書き直させて下さい!すみません!)
>>2712 駿さん
……、……。
(自分の言葉に苛立ちを隠さずに啖呵を切って会場へ向かう男の背を見送る。自分の言葉は男を苛つかせてしまったよう。眉を下げるも自分を気遣うように優しい声でこれからどうするかと聞いてくれて。熱を測るように額に彼の手が触れる。不思議と怠さもないため熱もなく著しい体温の上昇はなく。頬を撫でる指先に笑み浮かべ【体は大丈夫です…駿さんの体はどうですか…?大丈夫だったら俺…駿さんとデート…したい。街ぶらしながら頃合いでお昼もどこかで食べません?】スマホ手に男に向けて見せた文字を消しては文字を打ち込み彼に見せて。生き霊と対峙した彼の体も気になってそう文面で尋ねる。数時間あるとはいえ、あまりこの辺から離れない方が良いだろうと考える。加えて車で移動した際はまた駐車場の空きがあるとも限らないため彼の体も大丈夫なのであればこの近辺を街ぶらして時間を見てお昼も取るほうが良いだろうと思って。何よりこの辺りはあまり普段来ない場所なこともあり彼とデートしてみたいと率直に感じてはどうかなとちらりと彼を上目で見つめて)
>>2714 晃太
俺も何ともない。…そうしよう。折角の二人の休みを生き霊のわがままで潰されるのは癪だからな。…よし、そうと決まれば早速デートするぞ。
(体調は大丈夫だと聞くとホッとして自分も平気だと頷く。彼の街ぶらデートは魅力的で、デートしたいという彼にきゅんとしては二つ返事で頷き冗談混じりに“癪だから”と笑って。でもやっぱり一番は純粋に彼との時間を楽しみたいから。デートと決まれば一秒でも時間は惜しく彼の手を取って立ち上がりしっかりと恋人繋ぎしてロビーを出て。「それにしても、晃太の声だけど顔としゃべる人が違うだけで全然違って聞こえたな。すごく変な感じがしたよ。……晃太の声、すごく良いから万が一合格しちゃうって可能性もなくはないけど、その時はその時でちゃんと説得して取り返すから。…あ、向こうで何かイベントやってるみたいだから行ってみよう。」ロビーを出て商店街があるほうへ足を進めながら先程感じていた違和感について苦笑混じりに話す。やはり彼の声は彼でないと意味はない。普段透き通って耳に心地よく癒やしの効果がある彼の声は、彼の心が綺麗だからそうさせるのもあるのだろう。でも元々いい声だから審査員がその声を原石だと評価して合格にする可能性だってあるわけで。もしそうなったら勿論別の手筈を考えると微笑みを向け。と、丁度店が立ち並ぶ商店街に辿り着いた時、奥で賑わっている場所を見つければ“行ってみよう”と彼の手を引いてそちらに足を向けて)
>>2715 駿さん
………、………
(自分の言葉に二つ返事で頷いてくれ、癪だと冗談めかしに紡ぐ彼に此方も嬉しくなり微笑んでは恋人繋ぎをしてれるのにきゅんとときめいて。彼はこんなに人前で積極的だっただろうか…もちろん嫌なはずはなく。ロビーを出ては徐に彼は口を開く。顔と話す人が違えばその印象も違うと言うのは自分もそう思って。自分の声なのに話す人が変わればその姿はガラリと色を変える。これもある意味貴重な体験なのかなと考えて。しかし自分はと言えばベタ褒めしてくれる彼に照れてしまっているわけで。頬を染めながらもしあの男が合格してしまっても説得してくれるという彼のかっこよさに小さく頷いて。二人で辿り着いた商店街。何やら賑わう一角に行ってみようと告げる彼に手を引かれ自分も何があるんだろうと興味を惹かれてその一角に近づいて)
>>2716 晃太
…目隠しをして、4人の人に順番に手を握って貰ってその中で何番目に知り合いが握ったか当てられれば商店街で使える割引券が貰えるって。
(人集りに来るとそこには少し壇上になった場所あって、その上に司会者と挑戦者二名の他に何人かの人が居て、その周りをギャラリーが囲んでおり。イベントを説明する看板があった為それを読んでは思わず思ってしまう。自分たちがやったら楽勝だと。ただ彼の手が自分以外の誰かに握られるのは嫌だな…と思って。「…どうする?」割引券は魅力的ではあるため自分が目隠しをすればいいだろうかと思うも、そしたら彼がもしものことがあったらいけないからと自分がやると言い出しそうでもあり、好奇心と嫉妬の狭間で迷いながら彼はどうしたいか尋ねて)
>>2717 駿さん
………、
(彼とその人集りに来てみては彼が看板を読んでくれ何が行われているか理解出来て。割引き券は正直魅力的。きっと彼もそう思ってくれている。そして自分逹ならこれをやったなら容易に達成出来るということも。しかしどちらがこれをやるか…。そう思っていれば彼はどうしたいか自分に聞いてくれて。敢えてここはスマホは使わない。こくんと彼の目を見つめて頷く。これはやらない手はないですと思いを込めて。問題はどちらが目隠しをしてやるか…彼の瞳からは嫉妬も好奇心も感じられる。でも彼の手が自分以外に触れるのは嫌だ…。しかしそれは彼も自分に感じてくれているかもしれない…。でもここはイベント会場話せない自分がやっても果たして盛り上がるかどうか…彼に視線を向けてくいくい服を引っ張って“駿さんが目隠しの方して下さい”と見つめて訴えて)
>>2718 晃太
…俺が?…分かった。あとでいっぱい上書きしてくれよ?
(彼の返答を待っているとスマホではなく視線を向けてくる。服を引っ張られてときめきながらその意図をしっかり汲み取ると少し意外そうに目を瞬かせて。きっと彼も自分の気持ちを汲み取ってくれたのだろう。擽ったい気持ちになりながら頷くと彼の耳元に顔を近付けて悪戯に囁いて微笑み。そして人集りを一旦抜けてイベントスタッフに参加の希望を伝える。すると順番はすぐに回ってきて、自分たちの番。一旦彼と手を離すと自分は壇上に立たされて目隠しをされて。目隠しはアイマスクで本当に何も見えなく真っ暗。商店街のざわめきが聞こえて騒がしいのに妙な焦燥感と不安感を煽る。鼓動が早まるのを感じていれば司会者がマイクを手に話し出して『さぁ、本日5組目の挑戦者です!まだ正解者は出ていません。お二人はお友達なんでしょうかねぇ、お二人の友情が確かめられる時が来ました…!』明るい声で喋る司会者に心の中で恋人だけど…と訂正を入れつつゲームが始まるの待ち。因みに彼以外に自分の手を握るのはイベントスタッフ。順番は彼が4枚数字の書かれたカードから一枚選んで、書かれた数字が彼が自分の手を握る順番。『どうぞ引いてください。』一人のイベントスタッフが彼に近づいていくと4枚のカードを伏せて差し出して)
>>2719 駿さん
………!……、
(本当は嫌だった…でも…だけど…そう思っていると彼から悪戯な囁きが。ドキンッと鼓動が跳ねるも彼も自分の気持ちを汲んでくれているのか、はたまた彼の願望か…。それが嬉しくて堪らなくて表情を緩める。彼の手が離れていき寂しそうに視線を向けるもそんな自分を余所にイベントは進行していき。彼は目隠しをされ何だか不安そう。やっぱり俺があっちやればよかったかなと思いつつイベントスタッフが自分に4枚のカードを伏せて差し出してきて。引いて下さいと言われてはどれにしようかな…と少し迷った後に4枚の内の左から二番目に触れて引いてみてはそこに書かれたのは3と書かれたカードで。それをイベントスタッフに微笑んで差し出して。これで彼は自分と手を繋ぐのは三番目となる。彼ならきっと分かってくれるだろうと確信に近い感情で思っていて。ドキドキしながら彼が他の人と手を繋ぐ様子を複雑な心境で見つめていて)
>>2720 晃太
『これでお友達が何番目に手を握るかが決まりました!では早速4人順番に手を握って貰います!ちなみにギュッと握ったり引っ掻いたり合図を送るのは反則ですよ。スタッフがしっかり見ているのでルールは守ってくださいね。まずは一人目です!』
(司会者のそんな声が聞こえてきて一人目に手を握られる。指先が触れた瞬間、というか触れる前から気配だけで彼ではないと察して。元々他人の気配に敏感で唯一彼が、彼だけが落ち着ける存在なので手を繋がなくても彼でないことは分かり。ただ4人全員手を握ることがルールなのでひとまず大人しく手を握られ『では、二人目です!』との声にまた誰かが近づいてくる。これも秒で彼ではないと分かり。なんだか落ち着かない。でもきっと彼の方が落ち着かないのではないか。自分だって彼が他の誰かと手を繋ぐところは見たくないから。二人目の手が離れていくとホッと息を吐き次の合図を待つ。これで彼は3番目か4番目は確定。どちらで来るだろうとドキドキしていると『では3人目です!』と司会者の声が掛かって)
>>2721 駿さん
………、
(イベントスタッフは彼が他の人と手を繋ぐ度に盛り上げる。正直、愛しい恋人が他の人と手を繋ぐ様など自分としては盛り上がるはずもなく。上書きしてくれ…彼の言葉だけが唯一自分を支えてくれている。一人目、二人目と彼が手を繋いでいく。その度にどうしても嫉妬してしまいながらも次はいよいよ自分の番。嫉妬心を抑えて彼に歩みより手を差し出す。彼の目は塞がれているため自分が彼の手に指先を触れさせる。ここに自分はいる…ここに俺はいます…駿さん…そう心で祈りながらきゅっと違反しないように彼の手を握り。誰の視線もないのならその手の甲に口づけてしまいたい…そんな気持ちを押し殺し揺れる瞳は彼を見つめる。程どなくして離れていく彼の手を自分はまた目で追ってしまう。今の一瞬で彼は気づいてくれただろうか…彼ならきっと…。そんな思いを胸に4人目のイベントスタッフが彼の手を握って。自分は固唾を飲んでその様子を見守るしかなくて)
>>2722 晃太
………、
(3人目、誰だろう…彼だろうかとドキドキしながら立っているとふわりと香る愛しい人の匂い。そして近づく気配。あ、…晃太だと悟った瞬間指先が触れて手を握られる。やっぱり彼だ。触れ合う手から彼の気持ちが流れ込んでくるようで胸がキュウと引き締められる。もう今すぐにでも「3人目が彼です!」と叫びたかったが4人目まで握ってもらって最後に答えるルールなのでグッと我慢して。彼の指先が離れていくと早く握り直してやりたい気持ちを堪えつつ、司会者の合図と共に4人目が近づいてきて手を握られる。4人目をやる必要なんてないのにな…と考えながらいよいよアンサーの時間。目隠しを外して良いと言われてアイマスクを外すと眩しさに目を細めて軽く片手で日差しを避けて。『ではお兄さん!お友達は何人目に貴方の手を握ったか分かりましたか?お答えをどうぞ!』「3人目です。」『おや、自信たっぷりですね!間違いはありませんか?』「はい、間違いありません。」司会者の問い掛けに即答で答えると揺るぎなく頷いて。『おお、ではお答えはお友達に教えて貰いましょう。お友達は正解だったら両腕を頭の上に持ってきて大きな丸を作ってください。間違っていたらばってんを作ってください。さぁ、お答えを教えてください!』司会者はお友達と言って彼を見ると、腕で丸とバツを作って見せながら彼に答え合わせをするよう頼んで)
>>2723 駿さん
………!
(彼と手が触れ握り会う以前になんとなく彼は自分を分かってくれているんじゃないかと不思議と思って。自分も彼も不正はしていない。彼の手は4人目と手を繋いでは漸く彼の回答の時間。ドキドキして見つめていれば彼の口から迷うことなく自分が触れた3番目だとはっきり口にしてくれきゅうっと胸が甘く締め付けられるような気がして。そしてイベントスタッフは今度は自分に答え合わせだとジェスチャーの指示が入る。でもよかった…これで返事をしてあげて下さいなんて言われた日には自分は出来なかっただろう。彼に視線を向けては満面の笑みを見せて自分の両手を頭上へ上げ、大きく○と示して見せて。その瞬間、ドッと一気に沸き上がるイベント会場。やっぱり彼は凄いなぁと眩しそうに見つめていれば拍手喝采の中、自分もパチパチと笑顔で拍手を行っては彼にイベントスタッフから割引券が贈呈されていて)
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