AB型 2019-08-08 01:31:39 |
通報 |
>>2627 駿さん
ふふ…お口に合ったならよかったです…包帯も。…はい、俺も…ご一緒します。俺の分、向こうに置いたままなんで、 お茶と一緒に持ってきます。
(お腹が減っているとは言え、自分が戻るまでは料理に手をつけていなかった彼。自分が勧めた所で漸く箸を手に食べ始めてくれて。本当に…律儀な人だな…そうな風に思いながら巻き終えた包帯。口にした卵焼きに頬を緩ませているのも可愛くてずっと見ていられるなと愛しげに眺めては美味しいと言って貰え、包帯の出来まで褒めて貰えては嬉しげに笑い。そんな彼から笑顔で一緒に食べようとお誘いを受け、双眸を柔らかく細めて頷けば自分のはまだキッチンにあるため取って来るとお茶も一緒に持ってくると弾む声で伝えてはキッチンに足を向け。彼から顔が見えなくなればきゅっと胸元を握る。彼は卵焼きを食べた時、一瞬表情をしかめた…まるで頭痛に耐えるように。自分と“彼”を繋ぐ味に彼の体が脳が反応したのだろうか…。思い出して欲しい…思い出して欲しくない…反する気持ちがせめぎ合う。それでも彼と過ごせる時間は大切で愛しい…無駄にしたくない。痛み悲鳴を上げ続けている胸を労るように撫でては二つのコップにお茶を注ぎ、自分の朝食と一緒にお盆に乗せて彼の待つリビングへ。「はい、お茶…ここに置きますね」彼の分のお茶の入ったコップをそっとテーブルへと置いて隣に移動しお盆から自分のお茶とおにぎり達が乗る皿をテーブルに並べお盆を邪魔にならない所に置けば彼の隣に腰を下ろして)
トピック検索 |