AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2630 晃太
…俺の?…山田は料理が好きなんだな。
(自分の笑顔が見られて嬉しいと零す彼に疑問符を浮かべながら焼いた鮭を入れた理由を教えてくれる彼に柔らかく微笑み。ただ、先程から彼の浮かない表情は変わらない。自分が触れたことでそれは更に増してしまった気がして、もしかしたら自分が傍にいること事態が彼を苦しめているのではないかと胸奥がきしりと痛んで。自分に出来ることはないのかもしれないと俯いてしまう彼の頭から手を離したとき、卵焼きを飲み込みその指を舐めた彼が此方に向く。その手が頬に伸びてきてピクリと体を跳ねさせては彼の瞳から目を離せなくなって綺麗な顔が近づいてきても体は動かずトクトクと鼓動が早まる。キスされる…そう思った瞬間、通知音が鳴り響きビクッと肩を揺らしては口元を拭われてご飯粒を取られて「…あ…悪い…ありがとう…。」彼が離れていくとホッと胸を撫で下ろすも何故か残念な気持ちが残り。自分は何を期待した…?恋人がいるのに…こんなの変だ…自分は最低だ…と胸元を握り俯いていると彼がメッセージの内容を教えてくれて。「ああ、覚えてる。…再検査か。迷惑ではない、けど…正直此処までして貰うのは悪いし、彼に後ろめたい気持ちもある。……ただ俺の素直な気持ちとしては一人で病院に行くのはまだ不安だし付き添って貰うなら山田が良い。…でも山田は俺と居るのが辛いんじゃないか?……この指輪も…俺たち本当に昨日会ったばかりなのか?……って悪い…こんなこと聞かれても困るよな。」また彼の表情が曇り、何故かその度に自分の胸も酷く痛む。その理由が分からずに戸惑いながらも彼の前では嘘は吐きたくないと思い今の素直な気持ちを吐露して。ただ彼の気持ちも心配。自分と一緒にいることを無理しているようにも見えては、憶測でしかないが自分と彼には何らかの繋がりがあって自分はそれを忘れてしまっているのではないかと。眉を下げて問いかけるも野暮な質問だったと思い直して小さく首を横に振り自嘲気味に笑みを零しては「付き添いは頼むよ。山田とのが安心する。」と気持ちを切り替えて彼を迷わせないためにも答えをはっきり出したほうがいいだろうと微笑み、今度は梅おにぎりを美味しそうに食べ始めて)
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