傷口の毒味　［　指名制 ／ NL BL ／ 吸血鬼　］

（ギルが部屋を去った後、逃げることもなく部屋の中で血濡れたパーカーを脱ぎ、勝手に部屋にあったワイシャツを着ては首の傷の手当をしていた。自分でもわかるほどの血の匂い、手当もなしにいるのは危険だろうとガーゼを当ててテープで留めていれば響いた硬質な音。そちらを見れば数度がちゃがちゃと硬質な音がしたあと、聞き覚えのない声とノック音が響いた＿出ない方が良いのでは…なんてことを思ったが、それではこの部屋から一生出られやしないじゃないか。ガーゼもテープも床の上に転がしたまま、扉へ歩み寄っては鍵を外し扉を開けて）
＿…ドアノブが壊れたら困ります
（開口一番がこれだ。見上げれば薄い空を溶かしたような髪と目をした男がいた、ギルしか見たことのない自分にはもちろん相手が誰かはわからない。しかしここにいるということは、ギルの仲間か、もしくは自分と同じ境遇か…いやだとしたらこんなに正々堂々と扉を叩いたりはしないか。｢…ギル様のお知り合いの方ですか？｣一応確認をしたのは、これでそうだった場合早急に扉を閉めるべきだと本能が警鐘を鳴らしたからで）

(扉が開いたと同時に扉と部屋の間へ右足を挟み込んだ。これで扉を閉められてもつっかえの役割を果たしてくれる。＿＿己が吸血をする時によく使う手段だ。逃げられないように、逃がさないように。徹底的に。にこりというよりはにやりと言った表現が正しい笑みを浮かべ、お隣さんと目を合わせた。顔を見るからに東洋人だろう。彼女が呼ぶ名は紛れもなく知り合いの名、＿＿ギル様、趣味の悪い呼び方をさせているものだ。というか、彼女から漂う血の匂いが妙に生々しい。直近で吸血が行われたのかと首筋に目をやれば、手当をしたのであろう、ガーゼがあてられていた。なるほど大当たりだ。)
……勘の良い餌が来たモンだな。
(笑いが零れた。無駄に匂う血液が喉を刺激し、鼻腔をくすぐって仕方がない。「隣に餌が来たって堅物が言いやがったからなァ、挨拶に来てやった」言ってはいないけれど、言ったも同然だろう。壁に右手をつき、左手は茶色の扉に触れた。吸ってくれと言わんばかりの様子は求められているようで仕方なく、まだ出会ったばかりだというのに気持ちが昂る。＿＿挨拶は手短に済ますよりたっぷり時間をかけるタイプだ。もう痕がついていることは気に食わないけれど、血の味は大して変わらないから問題ない。人のモノに手を出すのもスリルがあって仕方がない。そんなことを考え、口角を緩めた。)

（目の前で揺れる大きな影、ふと視界の端でドアストッパーよろしく入り込んだ足に背中に冷や汗が伝う。嗚呼、これは開けない方が良かったのかもしれない。交わった視線となけなしの野生の勘というやつが逃げろと騒ぐ感覚＿お隣さん、その言葉に目を瞬いて数歩後ろへ。確かに、滲み出る威圧感と本能的に相手を押さえつけるような気配は怪物…いやもっと他に理由があるのかもしれない、知りたくはないけれど）
餌如きに挨拶だなんて、態々ありがとうございます＿怪物様
（名前は知らない。餌だとはっきりと口にされては…まるで図星をつかれ逆上する弱い奴らと同じかもしれないが少々棘のある言葉を返し距離を空けたまま相手の双眸を睨む。たった１つの出入口は塞がれて、逃げ場と言ったら部屋の中。ここでギルの名前を呼んだところで来るとは限らないし…どうしたものか。｢餌の部屋に踏み込む趣味はありませんよね…？高い靴で泥に踏み入るようなものですし｣揶揄するような言葉でそれ以上近寄るなと告げてはまた数歩下がる。ギルとはまた別の意味で、この人に無闇に近付くのは危険だと冷えた指先が告げていた）

＿＿あ？
(確かに告げられたのは、自分を呼んだらしい呼び名＿＿に聞こえなくもない単語。様付けでどうにかなる呼び名でもなく、侮辱されたと考えてもおかしくない名前だった。浮かべた笑みは消え去り、ただ眉間にシワを作る。飛び出たのは舌打ちだった。「…めんどくせェ奴連れて来ンじゃねェっての、」こちらを睨む瞳が腹ただしくて、後ずさる彼女を追うように数歩踏み出しては壁についていた手で彼女の鼻を思い切りつまんだ。優しい己はぐりぐりと鼻を捻りながら彼女の言葉にも答えてやることにする。)
ンなモン取り替えりゃ問題ねーだろ。
(好き好んで泥遊びをする趣味は彼女の言う通りないけれど、泥の先に目的のモノがあれば踏み込むくらいはする。靴なんてものはどうせ消耗品だし1つに構う必要なんてないだろう。＿＿餌と分かり合えるのは遠い未来らしいと、そんな会話が確かに告げている。…とりあえずその気色悪い呼び名は正した方が良く、名なんてあまり教えたくはないが教えるのが得策だということは分かる。「あとな、オレ様はエデンだ。覚えとけクソガキ」鼻をつまんだ手にぐぐと力を込めながら刻むように言った。＿＿確か、ギルだったかビビだったかが言っていたような気がする。己の名の意味は、「てめェらのとこじゃ楽園って意味らしいな、」目を細めてそう口にし。)

（舌打ちにびくりと肩が揺れる、だってそう教わったのだから仕方がないだろう＿そんな言い訳をする前に詰められた距離と摘まれた鼻に開いた口から｢い゛｣だとか｢あ゛｣なんて濁った声が漏れた。咄嗟に離せと伸ばした両手で相手の手首を掴む。ああもう思考まで贅沢だ、そんなことを必死に口から酸素を取り入れながら頭の片隅で思う。告げられた名前にこんな地獄の化身みたいな男が楽園でたまるか…クソガキはどっちだこの怪物、と内心悪態を吐きながら、必死に言葉を紡ぐ。目の前の水色が余裕そうに揺れるのが何よりも悔しい）
っ、エデン、様＿エデン様、離して、くださ
（睨んでいる筈の相手の双眸がぼやぼやと滲みだし、初めて自分の目に涙が浮かんでいるのだと自覚する。とんだ挨拶なものだ、痛みを持って名前を教えこまれるハメになるなんて。大層な趣味をお持ちで、ギル様と続いて＿いや、同じくらい悪趣味ですね、だなんて口に出来るような余裕は今は無く、ただ痛みから逃れるために縋るように名前を呼ぶ。口から漏れる無様な引き攣った呼吸音と相手の名前と、飲み下す余裕の無かった涎が口端をなぞって目尻からの水と共に落ちる。最悪だ、初対面の、しかも今のところ良い印象の無い相手にこんな醜態を晒すはめになるなんて、ついてない。客観的に自分の姿を見下ろして、惨めな姿に内心呆れ果てた）

(/お相手中失礼致します。
そろそろ眠気が限界のため眠ろうかと考えております…！

遅レスで申し訳ないのですが連日のお相手感謝しております。
またお時間が合えばぜひお相手したいと考えているので、是非お越しくださればと思います…！)

（ / 背後から失礼します！こちらこそ、連日のお相手ありがとうございます。
またお時間のある時にお相手して頂けたら嬉しいです、おやすみなさいませ！）

>>お相手募集 
















これからお1人お相手の募集を致します。


新規の方はpfの提出をお願いします。



pfの提出や質問などはお相手中でも受付。 
ぜひお越しください。 






＞1 世界観 

＞2 ルール、テンプレート 

＞3 >149 提供吸血鬼

（ /こんばんは、連日お相手をしていただいているので気が向いたら…程度の認識で構いません！一応続きからのお相手を希望させていただきます。）

(/気付かずすみません…！
またお時間のある時にお越しください！)






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＞1 世界観 

＞2 ルール、テンプレート 

＞3 >149 提供吸血鬼

（ / いえいえ、遅い時間に訪問したので申し訳なかったです！もし新規様優先で無ければお相手をお願いします…本当に連日で申し訳ないので、またの機会の方が良ければそうしますので！）

［ 名前 ］ヴィヴィアン・ベティ
［ 性別 ］女性
［ 年齢 ］17
［ 性格 ］凛とし折れることの無い気丈さを持つ性格、少々お転婆気味で我を想わない大胆で突飛な行動に出がちなのが偶に傷。大胆不敵、気丈で自信家と女性にしては強く己を確りと持った性分で少々口が悪いのが短所。自らがリードをしたい勝気なせいか、従う事が苦手で大人しくすると言うのが苦手。駄目だと言われた事に敢えて手を出しに行きたがる怖いもの知らずなチャレンジャー。明るく元気、風の子と言った様子で考えている事が喜怒哀楽として表情に確りと現れる感情表現が豊かなのが特徴的。正義感が強いが現状も弁える、時に強かで女狐のように裏を掻く策士。サバサバとした性分で無自覚の姉御肌、確り者と言うべきかちゃっかり者と言うべきか、常に自信に溢れる対応が多く面倒臭い事が苦手な大雑把。生粋の体育会系で細かい事が不得意、露出過多な服装や己の魅力をわかっているような自己愛に近い態度を取る癖に初心であり、女性扱いに弱く照れ屋。人並みに女の子らしいことに興味も有るし好奇心も旺盛だが、人前では手を出せない。馬鹿正直な絵に描いた素直であり、明朗快活と根に持つことの無いわんこ気質。一途であり一度好きになると揺らぐことなく思いを寄せる乙女な面も有ると同時に、恋愛面においては羞恥が勝り照れてしまうと天邪鬼を発動するデレツンでもある。
［ 容姿 ］金色の癖毛、腰に掛かる程の長髪を気分で結ぶ。金色の髪には差し色のようにネオンピンクのエクステを付けており、中にはラメ入りの物もあるようで角度によってキラキラと光る。意思の強さの見える凛とした紫色の瞳は西洋人形の様で睫毛がバチバチとした猫のような形。もちもちっとした肌ですこしふっくらとした体形。その分胸も大きく抱き心地が良い。黒色のキャミソールとジーンズ生地のホットパンツ、動きやすさ重視のスニーカー。赤みの強いリップを塗る事が多く、人並みのティーンエイジャーとして化粧もそれなりに。爪の先にはネオンピンクのネイルを忘れずに。臍に一つ、耳に数種類、舌に一つと多くのピアスと、首の裏に蝶々のタトゥーを入れている。背丈は168cmと女性としては高めだが西洋人としては特別高いと言う訳でも無く、色白すぎる事も無く健康的な肌色をしている。時に女であることを上手に武器にする為、または己が可愛いと本気で思っているからこそその魅力を最大限に出す為の自己管理を怠る事無く体型はこれ以上太る事が無いよう徹底としている。キラキラとした装飾品を好んでおり、いくつかのアクセサリーを纏っており、首にはピンクゴールドの蝶のネックレス、手首にはゴールドのシンプルな細身のリングブレスレットを数種類、歩くたびに何かしらがちゃりんと音を鳴らす為鈴替わり。
［ 備考 ］一人称は「私」「ヴィヴィ/ヴィヴィちゃん」、スクールに通うも素行は余り良いとは言えず休みがちの生活。授業を受けるよりも夜通し馬鹿騒ぎしている方が良いと言う始末でティーンエイジャーらしく安い悪に手を染めている。煙草を吸ってカクテルを飲み、ミュージックに合わせて踊る。それだけが囲われた箱庭。その癖、人を傷つけたりドラッグに手を染める事が無かったのは持ち前の正義感からだと言える。手先が器用でちょっとしたマジックが出来るのが特技。ムスクと柑橘の合さった爽やかな香りの香水を身に纏う。
［ ロルテ ］＿＿うえ、……嘘ッ！？(むにゃむにゃ、と警戒心の欠片も無い無防備な寝顔を晒しすぴーすぴーと寝息を立てていたのが数分前、暢気にもう食べられないとでも言った至福の表情で口元をむにゃむにゃ動かし微睡む瞳をぼんやりと開く。牧の燃える匂いがした、木の燃える温かく自然的な匂いに釣られ重たい瞼を開きつつゆらゆらと揺れる火の動きを眺めていれば次第に意識が鮮明となり。己の生活範囲の中で牧の燃える暖炉など無い、堪らず口を突いた戸惑いの声が早いかガバッと起き上がるのが早いか、自らが服を着ている事を確認すると一先ずは最悪の事態ではないらしいと言う事を確認し目一杯に吸い込んだ酸素をふーと長く長く吐き出して。ぺたん、と所謂女の子座りで周囲をキョロキョロと見渡せば「何処だぁ、ココ。＿＿＿ヴィヴィちゃん可愛いから誘拐されちった？」最初こそ神妙に戸惑うような声を上げてみるが、清々しい程情報が無ければ面白くなってしまう。きゃはー♡とおどける笑い声を業とらしく照れ照れと照れた様子で上げて見せて"よいせっ"と掛け声とともに立ち上がれば「見知らぬ場所なら探検してみるっきゃ無いかなっ」に、と口角を吊り上げ不敵な笑みと共に大人しく出来ない悪癖のまま探索に出ようとして)


(/以前より興味を持っており、素敵なトピックだと拝見しておりました…!ついに我慢できずお声掛けをさせて頂きます。好みを詰め込んでしまった娘の為、この時点で相性が合わないとの事でしたら遠慮なくお伝えくださいませ！不備など有ればどうぞお願い致します。)

(/


>299

急用で今までお返事できずにすみません…！
是非お相手をさせて頂きたいのですが新規様がいらっしゃったため、連日ということも考慮し申し訳ないのですが新規様がお相手をして頂けるようでしたらそちらとのお相手を優先したく思います。
23時頃から再募集もしくはお相手の追加をさせていただく予定なので、是非その時に声をかけていただければと…！


>300

以前より興味を持っていただいていたとのこととても嬉しく思います…！pfを確認したところ不備等ございませんので、吸血鬼の新しい餌として歓迎致します！
本日このままお相手が可能なのですが、いかがいたしましょうか？
お時間が合うようなら出迎えを希望する吸血鬼の名前を添えてお返事していただけたらと思います…！)

＞主様

(/確認して頂き有難う御座います…!早速交流可能との事ですので、お言葉に甘えさせて頂いて是非ビターさんとの交流をお願い致します…!交流の中で萎えに当たる要素などが見当たれば遠慮なくお伝えください…!)

(眠りから目覚めたらお気に入りの白衣がシワだらけになっていて、わざわざ予備のものをタンスから引っ張り出す羽目になった。いつも着ているものから微かに香る人間の匂いと温もりが好きだったのに、今着ているものから香るのは柔軟剤とやらの無駄に爽やかな匂いだけだ。しかも飯のことでイヴやエデンが喧嘩をするし、食器洗いをしていた人間の体調が悪くなったとやらで別の人間に食器洗いを頼むことになったし、とにかく今日はあまり良いことがないのだ。2日くらい前に不幸が重なった分の幸福はいつか訪れるなんて聞いたけど、そのいつかはいつだろう。何回寝た後かも知らないし、そんな幸福が訪れた時には重なった不幸のことなんて忘れているやもしれない。結局は不幸や幸福なんて言葉にテープで話を貼り付けただけだ。…そんなことを考えながら目的もなく歩けば辿り着くのは思いもよらぬ場所で、今日気付いた時には何故だか暖炉の前にいた。普段は特別な理由がない場合こんなところに来ることもない暖炉前。へえ珍しいなあなんて考えを巡らせていれば、ふと黄色に映ったのは女の姿だった。)
ふらふらして襲われても俺は知らねーぞ、
(金色の髪はルーネリコかルーネラを思わせたものの、背丈から違うと分かる。つまりは人間、ここにいる餌だ。今にも動き出しそうな女性は快活で活発にも見え、危険だなんて単語がその姿と直結するのは簡単だ。この館で興味本意に歩かない方が賢いことは一度血を吸われた人間なら大抵は理解するし、実際に吸血鬼が歩いている前に飛び出す命知らずはいない。それなのにこうして金髪が揺らめいているのは、なるほどその大抵に当て嵌まらない人間らしかった。ため息混じりに白衣のポケットへ両手を突っ込み言葉を投げれば、「それとも吸われて欲しかったか」にいと笑みを浮かべて継ぎ。)



(/それではビターでお迎えに上がらせていただきます…！こちらも萌萎等なにかに触れてしまうようでしたらお気軽にお声掛けいただければと思います。
では短い時間になってしまうやもしれませんが、よろしくお願い致します…！/蹴推奨)

＞ビター

＿＿！(周囲を見渡せど己にとって見覚えのある空間ではないことは明らかで、探検家気分にて立ち上がったお尻をぺちぺちと叩くように汚れを払っていた所で声を掛けられると"およっ"と暢気な声を上げて振り返り。そこに立っていた人物は当たり前の様に見知らぬ人物で。人見知り知らずと言った雰囲気の儘に人懐っこい笑顔を明るく浮かべれば、見知らぬ場所見知らぬ人物との対峙と言うのをお構いなしに警戒心など欠片も持たず「ハーイ！」右腕を天井に向けて大きく伸ばし挨拶を。耳に向けられた続く言葉が何を指すかなど見当も付かずに「私はクラブの美少女野郎ヴィヴィアンちゃん、色男のアンタは――だ・あ・れっ？」ばいん、と胸を寄せて己にとって一番自信のある角度にて数多のハートを纏う様な懐っこい自己紹介を、トトトと遠慮なく彼の傍に距離を詰めると切り替える様に瞳には真剣さを残し、初めて見つけた人物である彼が良い人なのか悪い人なのか見極めが付かない以上下手を打つ事も出来ずに情報収集でもするように口元に"にっこり"と笑みを浮かべながら尋ねかけ。両腕を後ろに回して腰元で組みながら「私ね、昨日は何時もの安いクラブにいたんだけど。気づいたら此処でおねむちゃんだったの」けたけた、と明るい笑い声を纏いつつあっけらかんと現状を答えれば「もしかして、私が酔い潰れてたのを助けてくれたの？ねぇ、色男さん」何よりも己に必要なのは情報なのだ、情報が知らなければ何も出来ない。身動きとて取れるかもわからない、何よりももし彼が"そうなんだ"と答えてくれれば元気にアリガトーっと伝えて朝日の下歩いて慣れた家に帰れるのだから。期待を僅かに持ちながら"んっ"と答えを待つべく頭を傾けて)

(聞いたことのない名前＿＿は普段より餌の名前なんて聞かないから良いとして、無駄にテンションが高く、単語で表すなら元気といった様子の彼女＿＿名前はヴィヴィアンと言ったか＿＿が紡ぐ言葉は紛れもなく示している。何をと言えば、来たばかりの新品だということに他ならない。距離を詰めて来た彼女から香る異質な匂いはきっと人間の世界のものなのだろう。その匂いに血が混じる瞬間を好む己としては受け付け難いモノだ。さてそんなにっこりと口元が弧を描く彼女とは対照的な己の驚いたような顔は、少なくとも彼女の言う酔い潰れたところを助けた色男には見えそうにもないと思う。こんな時咄嗟に対応できてこそ何百年と生きてきた吸血鬼の腕なのだろうけど、ここにいる同種の中でも新しい餌に出会うことが少なかったためか数秒体が止まった。やっとそこら辺に散らばるたくさんの情報を噛み砕いて飲み込めば、尋ねるように傾いたその整った顔と瞳を合わせ「…そーいや見たことなかったな」呟いて納得した。)
…その安いクラブだとかは知らねーな。
お前を見たのも初めてだし、おにーさんは倒れた女を襲うタイプだ。
(彼女の期待している状況でないことは分かった。首筋に吸血痕もなく、自ら吸血鬼に近付いて来ることも何より彼女の発言が確信を更に強い確信へ変える。 迷い込んだ、というよりか無差別的に送り込まれた新しい餌だ。つまり純情で純潔には見えない彼女も、この館では純情で純潔と言える。そんな純情で純潔な彼ら彼女らに吸血鬼が与えられる使命というのは言ってしまえば面倒だけど、これも何かの縁だ。ひとつくらい痕をつけてやってもいいかもしれない＿＿そう下心と言うべきものを10割胸に秘め、「＿＿運が悪かったな、ヴィヴィアン。俺らの餌に選ばれて連れて来られたらしい」口にしたのは回りくどく伝えることが苦手な己らしいと自負する言葉。)

＞ビター

(所詮は己が望む一縷の希望、あっと言う間に覆されてしまったのは予想の出来る答えで。"だよねぇ"なんて相槌があっさりと口を付いたあたり予想が付いていたのかも知れない。"倒れた女を襲うタイプ"と言う野蛮な言葉さえも"ひゅう"と軽さを含んだ口笛で囃し立てる様に笑い飛ばし「おにーさん見た目に寄らず肉食系だっ。＿＿じゃぁ私を助けてくれたの誰か知ってる？教えてくれたらチューしてあげる」余裕を持ち恐れや不安を表に出さない為に一番大事な物は笑顔で有る、そんな持論に基づくように口元には猫の様な笑みをぽってりとした唇で作り上げつつ、最初はケタケタと懐っこい笑い声を零しつつ軽口として、後半には重ねて情報を求める様に貪欲に探りつつ肩をちょんと持ち上げてパチンとしたウインクを。よもや、霞ほども考える事が無い。まさか、己が餌と言う立場で此処にいるなどと。だからこそストレートに伝えられた言葉に瞳を丸くしポカンと口を開けば見てわかる程のコミカルな動きで時間が止まり。餌、餌？それはどういった意味で言っているのか、気の良さそうなこのおにーさんはカニバリズムの癖が有るシリアルキラーだとでも？、そう言えば昨日のニュースで女の子の死体がバーガー店のゴミ捨て場に捨てられてたって話してたっけ。ありゃ、若しかして良いとは言えない状況下？堪らず背筋を冷たい汗がダラリ……。と伝った所で巡り巡ると繰り返されていた自問自答が止まり、「おにーさんお名前は？、新人のタレントさん？格好いいねっ。後で番号交換しよーね、＿＿んで、何処にカメラがあるのん？リアリティーショー？ドッキリ？」ゾッとする恐れを奥底に隠しつつ飽く迄もお道化る様に言葉を続けてみた、愛想のいいニコニコ笑顔が姿を消すと後ろに組んでいた手を解き「私まだ死にたくないんだ、こんなに可愛い女の子様なんだから死ぬなんて世界の大損失だもんね」パッとデコピンをするように親指を弾いて開き直る様に凛とした表情で向き直り、余裕を浮かべるような静かな笑みを表情に浮かべつつ「だから、出口はドコ？教えてね、良い子でしょ」気丈な姿勢、凛とし高飛車な物言いにて己の立場を作り上げながら逸らすことなく彼の動向を見つめて)

(餌と伝えて最初に食人を思い付くのはどの餌も同じらしい。なぜだろうか、何となく己は1番初めに吸血という言葉を使うのはあまり好きじゃないのだ。食人なんて言葉を聞いた後ならば吸血の方がマシだと思われ易いからだろうか。＿＿それならやはり根っこにあるのは下心で、吸血鬼も人外である割に人間と同じくらい狡いのだということ。…ここにきて度々口にされる狡いなんて言葉の意味が分かった気がする。良い子でしょとまるで歳上のような発言を黙って見つめることで返し白衣のポケットから右手を出せば、体温の低い人差し指を彼女の唇に押し付けた。黙れの合図と共に少しだけ顔を近づける。こんな行動も狡いと言われてしまうのだろうか分からないけれど、行動は言葉を代弁してくれるからとても楽で見せしめの役割も果たしてくれるからとんでもなく魅力的だ。彼女の唇は今までに見た餌の中でもとびきり赤く、血液がそれほどに巡っているのか、もしくは何かを塗っているのかなんて思考をぼんやりと回し、見慣れない紫色を見つめた。)
…おにーさん達はお前を助けちゃいないし、可愛い女の子様を食べる趣味も騙す趣味もねーよ。
殺すつもりはねーし、大人しく吸われてりゃいい。
(幾分か下にある表情は凛とこちらを見上げ、静かに口だけを動かす己は表情なく見下ろす。「そんでもって出口もない。＿＿分かるだろ、女の子様」騙す趣味はないなんて言葉を数秒で覆す。もちろん出口は己の中にあるなんてことを言うつもりはさらさらなかった。唇に押し当てた人差し指で彼女の唇をなぞり、指の腹に付着した微かな紅を舌で舐めとれば 「…血の味はしねーな、赤いのに」血液の味は皆無で期待外れだと少しだけ眉を寄せた。)

＞ビター

(向けられた人差し指が唇に触れるとその冷たさが縫い付ける様にお喋りな口を塞いでしまう、続けられる言葉は何一つ変わらないただ物騒なままなのに。餌、吸う、血、それらが導き出すのはレイトショーで気紛れに入ったシネマ館でポップコーンを食べる為に見たドラキュラ映画を思い出させる。まさか、そんな、なんて言葉は通用しないらしい。冷たい人差し指が唇をなぞればゾゾゾっと背筋がつい震えてしまう。経験したことの無い未知なる恐怖、にも拘らず怖いだけではなく見惚れてしまう緊張感を持つのは彼がアートのように端麗のせいだろう。口を開くことの無い間にも状況把握は欠かさない、”俺たち”の言葉から導くようにどうやら複数犯らしい、シネマに基づけば餌として利用価値が有る間は殺されることは無いのか、＿＿不意にあんなにも帰りたくなかった家に帰りたくなった。ママに会いたい、その思いに駆られたのは初めて事の重大さと向き合ったからで。ギリッ、と口内にて歯を立てると無理矢理気持ちを奮い立たせて。口内に感じる鉄の味は決して美味しくないが少なくとも今は未だ生きていると言う実感を与えてくれ、幾許かの勇気に姿を変える。ペチンと気合を入れる様に自分の頬を手の平で叩いてから「今は良い子ちゃんしてあげるっ。＿＿でもいつまでも囚われのお姫サマなんてしてるつもりも無いし、おにーさん達に黙って食べられるような大人しいコじゃないからさ」力を入れて叩きすぎたか、ピリピリとした痛みを訴える頬に”ひい”と瞳を細めつつキリッとした顔つきで割り切る様に「ヴィヴィちゃんが逃げるまで宜しく！、おにーさん」先ほど触れた冷たい彼の手めがけ己の手を伸ばし、包む様にぎゅうと繋ぐと己へ寄せてはーっと暖かい息を吹きかけて「手が冷たいなら心は暖かいって信じてる。」"それにしても冷た過ぎだけどね"結局最後にはケタケタと緊張感の欠片も持たない笑い声を交えて少しでも温める様にその手を包み)

(正体、環境に状況。何かに気付いたような彼女は思ったよりテンションを崩さない。吸血を良しとしているのかただ単にお気楽なのかはたまた別かなんて見当はつかないけれど、逃げる希望を見失っていないのは確かだ。逃がす気も逃げられる気もないのだけど、そんな心はしまっておいた方が良い。野心に破れて吸血に溺れる者のほうが諦めきったように脱力する者より好みだし、胸を寄せた時と何ら変わっていないように見える彼女が逃げることに失敗して殺されてしまうのも見たい気がするからだ。「＿勘違いされちゃ困んだけど、おにーさんも逃がすつもりはねーよ」逃がしてやる選択肢はないけど殺す選択肢はある。包まれた手から伝わる熱は血液の循環を知らせるようで好ましい。弾けるように笑う表情は自称ジェントルマンとして好む部類に入るのだろうけど、己が見てみたいのは違ってしまう。「だからさ、」＿＿何より囚われてもいいと発言したのは彼女だろう。にいと笑みを浮かべれば鋭く光る牙が顔を見せてきらめいた。…はい終わりで部屋に放り出すのはジェントルマンとしてどうなのだ。「その決意の証ってことで、」そんな自分への言い訳に、彼女への言い訳を重ねた。)
…血液くらいくれてもいーんじゃねーの、お姫さん。
(いつか魔王に攫われたお姫様を救うゲームをやった時は魔王がお姫様に手を出さなかったのは褒められるべきことだと素直に感じた。本当は手を出したくて出したくて汚したくてたまらなかったのだろうけど、自制が効いたのだ。勇者も半殺しくらいに留めておくべきだった。今自分が魔王だとは言わない。ただ魔王に近い者なら手を出すことくらい許してくれてもいいのではなかろうか。まだ何をされるのか相手側が分かっていないならともかく、牙と言葉が全てを説明しきっているだろう。罪を糾弾する勇者もいなければ剣もないわけだし、ひょっとしたらなんかじゃなくきっと許される。ダメだと言う人がいるならば、それはきっと魔王なら一捻りのモンスター共だ。)

＞ビター

(逃げてやると固めた決意は覆らずとも、馬鹿にも理解が出来るストレートな言葉で逃がさないと言われてしまえば言葉の重みは十分に感じる事が出来て。その割には現実と向き合った為か"だよねぇ"なんてそう来るだろう返事の予想も出来ており少しだけ唇をツンと尖らせ。鋭い牙が何を意味するのかは痛々しい未来予想を促すだけで、短い先の未来に何が起こるかが理解できているだけに心臓が痛くなる。ドクン、ドクン、と力強く脈打つのは隠せど隠し切れない恐怖心のせいでアドレナリンが過剰に出ているからかもしれない。黙っていればきっと、光る鋭い牙が己に突き刺さる筈。自分がステーキを食べる時にプスリとフォークを刺すその瞬間、躊躇いなど持ったこと無いのだから同じ原理のはず。それでもタダで血をやるのは癪でならない、餌と言う立場で少しでも対等を期すために己の出来る行動とは。耳に付けるピアスを一つ外せば同様にキラリと光るそれを手品の様に彼へ見せて「こんなに可愛い女の子様の血をあげるんだから感謝しなさいよねっ。言っとくけど煙草も吸うしお酒も飲むよ、夜更かしだってしてるから品質は劣化品。だけど、この美少女がおにーさんにあげるんだよ」"残すなんて許さない"鋭く光るピアスの挿し口を己の手首に向けて突き立てれば、ドクンドクンと迫る緊迫感に負けないようにツラツラ動く言葉のまま覚悟を決め。ブチ、と肉を割く様な音を立てつつピアスの先を引っ掻いてボタボタと血の込上げ滴る腕を差し出し「どーぞ、召し上がれ」心臓が手首に移動したと錯覚させるほど鋭い痛みだが、映画の様に密着して吸血されるよりは幾許もマシだ。初対面の男の人と密着するなんて恥ずかしいにもほどが有る、なんて自己天秤の後選ばれた自傷に近いその行動を示すことで吸われるだけの餌ではなく、餌を与える立場なのだと言う主張を示し。余りの痛みにじっとりと皮膚を伝う冷や汗に気をやらないよう赤赤とした血液の滴る手首へ目を向けて)

(動く口と手。片耳だけになったピアスが妙に生々しくてそそった。柔く脆い手に牙なんて突き刺せばどうなるかは目に見えていて、かと言って今流れる血液を無視するわけにもいかない。首筋に牙を立てて焦らしながら吸ってやる方が性分に合っているのだけど、＿＿。…まあこうなってしまっては仕方がない。ただこれだけで終わる訳も終わらせる訳もないのだから、何となく感じ取った自傷の意味には目を伏せているフリをして楽しみにしておこう。＿＿キスくらい貰ってやってもいい。時間にして数秒の決断はやはり己が血液に弱いことを示していて、これだから吸血鬼はと心内でため息を吐いてやった。「…これで終わらせねーことくらい、美少女なら分かるよな、」そんな細いモノから十分な血液が得られるなんて誰が考えるだろう。だってまだ決意の証がつけられていないし、ジェントルマンは嘘は吐こうと約束を破らない。首だ。首にふたつの穴を空けてやることが理想で究極なのだ。今日はこれで勘弁してやるとしても、次会った時、…否、会いに行ってやった時はこうはいかないし、もし何か彼女が原因で自制が効かないようなら次なんて言ってられない。本当に欲深い。こうして返事も聞かずに手首を掴んで傷口に舌を這わせるくらいには欲深い。)
ん、…ッ
(肌を滑る血液は舐めとって、傷口の周りは優しく舌で触れて。ピアスに無理やり刺された痕を慰めるようなリップ音、軽く噛んでやれば飛び出る血液も飲み込んで、再度肌を舌が滑った。酒やタバコに夜更かしなんてものは気にならないくらいに甘さを感じて、自然と口角が上がる。一度口を離して自身の唇に付着した血液を舌で舐め取り、傷口に唇を重ねた。唾液と血液で汚れた肌がさらに煽ったのがいけない。ああダメだと思った時には舌が傷口を舐め上げていて、何かが満たされる感覚ともっとやれなんて言う心が気持ちよかった。)

＞ビター

(蝶よ花よとは育てられていない。かと言って痛いのが好きなマゾヒストじゃないのだから、怪我なんて出来る限り遠ざけて生きてきた。普段なら血が出る怪我なんて大騒ぎするレベルな訳で、既に自ら血が出るほどの傷を付けるなんて正気の沙汰とは思えない。頭を埋めるのは只管に痛い痛い痛い痛いと言う繰り返しばかり、そこまでしてでも見せ付けたかったプライドは彼に伝わったのだろうか。「＿＿どーかな、っ。これ、すごく痛いから。ヴィヴィちゃんはコレで終わりにしたいね」ふ、は、と堪えようにも堪えきれない痛みの吐息で歯を食いしばりつつ負けん気だけが意識を保つ唯一として減らず口を返し。手首に寄せられた顔、それが食事だと理解しながらも一端のティーンエイジャーなのだから一丁前に羞恥を覚える。なんせ、色男が手首に口付けてるのだから。ぴちゃりと響く水音は血液を舐めてるだけなのに嫌にエロティックに耳に残り、吊り橋効果にも似た心臓の高鳴りが熱に頭を浮かそうとすると、傷を抉る舌の動きで痛みが蘇り我に戻る。「美味しい？おにーさん。＿＿ヴィヴィちゃんバージンだもん、美味しいでしょ」品質はいいとは言えない自覚があるが、折角食べられるのに不味いのは面白くない。付加価値を付けるべく痛みの熱に浮かされながらルージュを載せた唇を笑みにかえて、ドラキュラ映画の定番である処女の血に価値があると言うのを拾って。結局はシネマ知識、現実に何処まで力を貸してくれるか分からないが今頼れるのはそれしかない。額に滲む汗をもう片方の手の甲でグイッと拭い、痛い腕と、目の前の色男、どこかも分からない居場所、と、止めどない現実に堪らず″あ゛ー、くそ＿＿ッ″とやり切れない想いを吐露し「いったいなあ！、終わったら傷が残んないように手当してよっ。嫁入り前の美少女だぞ、傷物にされちゃ堪んないんだから」最初の一声は我慢出来ずについぼやいたと言った様子で、続けるのは余裕を保つための軽口を。少しでも痛みを気にしないように、ハーフアップに纏められる彼の髪を指先でソロりと触れて)

(ちうと音を立てて吸い付いたところで聞こえたのは笑みを浮かべた彼女の言葉。瞳だけを彼女へ向け妖艶な紫と絡ませれば、ヴァージンだなんだと垂れるのが妙に耳をくすぐった。＿＿だからそういう言葉が俺を煽んだって。もう少しで自制の効かなくなりそうな、効かせたくない心で零した言葉は口にすらしない。純潔特有の反応が好ましいとも伝える気はないけれど、含んだ血液を喉を鳴らし飲み下した後ひとつだけは伝えておいてやろうと口を開いた。「＿＿もーちょっと可愛く喘いでくれたら文句ねーな、」ゆるりと口角を上げて舌で八重歯を撫でてやる。とっとと突き刺してしまいたいのだけど、痛いと喚く彼女の首じゃ難しそうだ。かといって諦めようとは思わないし、むしろ執拗に狙いたくなるだけなのだけど。)
気にすんな。＿どうせ嫁入りもできねーよ。
(逃がしはしないと宣言したことをもう忘れているのだろうか。己の言葉を忘れているとは言わせない。結局威勢のいい彼女は血を捧げて一生を終える予定なのだ、吸血に恍惚とした表情を浮かべるのも時間の問題やもしれない。嫁入りだ傷が残るだ言ってられるわけもないし、むしろ傷の痕を見るたびに血を捧げたことを思い出せるのだから良いことだ。…ただ、残念なことに牙の痕とは違ってこのピアスの傷は塞がってしまうかもしれない。それが半永久的に塞がらない穴を空けたがる理由のひとつでもある。軽口を煩わしそうに手首をぐいと引き舌で肌を舐め上げ、ひとつキスを落とした。手首に唇を、ひとつひとつ指先にも啄むようなキスは弄ぶように。こうして遊びを挟むのも吸血には大事なことだろう。髪に触れる指は気にせず中指を甘噛みした。)

＿＿っ、んゃめろよう！(ここに来て反応のダメ出しを食らうとは思ってもみなかった。普段であればけたけたと笑い飛ばす余裕が有るが、今はそうも行かずにギリギリと下唇を噛み締めて。嫁入り出来ないという発言が己を自由にする気がないと言う答えだということに気づかない振りを白々しく舌を覗かせあっかんべーとばかりに勝気な表情を作り。痛みに慣れてきたか、将また痛みの感覚が強すぎて麻痺をしてきたか、どちらが正しいかは分からないが呼吸の感覚が落ち着き始めた頃合にて吸血とは言い難い慈しむかのようにキスを送られれば堪らずにボン！と爆発せん勢いで顔を赤く染め上げて。前述をぎゃあ！と可愛げのない悲鳴とともに告げれば髪に触れていた手でグイグイと引き剥がすように力を込めて。不良を真似ても生娘には刺激が強すぎる、キャパ超えの羞恥に顔を染めつつワアワアと騒ぎ立てれば差し出していた手を引っ込めて「乙女の手は安くないんだからっ」目を回すようにグルグルと戸惑いを前面に押し出して、彼にとっては遊びの一つのそれが初心な小娘には火傷の火遊び、「そりゃあヴィヴィちゃんは食べたくなるくらいの美少女だけど！名前も教えてくれないおにーさんに許すビッチじゃないわっ」こんな時でさえ口をつく軽口が恨めしい、ぷんすこぷんすこ、と気分を害しましたよ！と言わんばかりの膨れ面を披露しつつ「＿＿取り敢えず今は逃げれないんでしょ。私いい子ちゃんだからわかったけど、此処で過ごせって言うの？女の子様に雑魚寝すれって？」舐められたからだろうか、こみ上げていた血が止まったことに小さな驚きを持ちつつ、こんな事があったにも関わらず怖がることもなく彼に１歩詰め寄り「ヴィヴィちゃんの部屋はどこ？＿＿逃げないようにおにーさんが見張ってくれるのかしらん」おどければ自分のペースを保て、気丈さを忘れないでいられる。パチンとウインクを行いけたけたと笑い飛ばしつつ今後の己の身を置く場を訪ねかけ)

(酒やタバコに夜更かし、一部だけ変わった髪の色。そんな姿から想像は難しいくらいに彼女は純情だったらしい。手を弄んでやるだけで頬を染める反応は己を煽るのに十分だったけれど、勢いよく引っ込められたその手がそれを良しとしなかった。不完全燃焼にやりきれなさをかんじながら白衣の袖でぐいと口元を拭えば、鮮やかな紅が掠れて残る。「…そーだな。できんなら今すぐにでも食ってやりてーもんだけど、」逆説的に名前を教えれば食わせてもらえるということだろうか。短絡的に想像をして小さく笑った。「ビター。＿忘れたら吸うからな。覚えとけよ、」忘れなくても吸うつもりではいるけど。短く名乗ってやれば白衣のポケットに手を突っ込んだ。この感覚が妙に久々な気がするのは、この10何分かが濃く感じるからだろうか。)
それがいーならそーしてやるよ。…大人のおにーさんと楽しく過ごすのもアリだろ？
(ちょうど隣の部屋は空いているし、埋まる予定もなければ近付こうとする者もいない。無限に広がる館なら空き部屋なんて探せばいくらでもあるけど、吸血鬼の隣に住処を置くのは単純に吸血される頻度が高くなるということで。まあとにかく、どこでも自分の部屋にしたらいい、とは思うけれど＿見張りという可能性を提示されればそちらに転がりたくなるのは火を見るより明らかで、空き部屋がたくさんあるから好きな場所を選べなんて言えなくなってしまうだろう。望むなら自室にも招待してやるが＿＿さて彼女はどれを選ぶだろう。「隣に来るか俺と過ごすか、＿＿どっちがいい？」もっと自由な選択肢を打ち消し目を細めて笑ったのは、愉快だと思わざるを得なかったからで。)



(/お相手中失礼致します、そろそろ眠気が限界のため、これにてお相手を一旦中断したく思います…！

魅力的な娘様に吸血鬼も少々強引になってしまいましたが、何か嫌なこと等があったらお気軽に指摘してくだされば幸いです。
拙いロルに朝方までお付き合いくださりありがとうございました。次回もお待ちしております…！)

＞ビター

(/昨夜は明け方頃までの長い時間のお相手をありがとうございました！お返事を打っている途中にて睡魔に負けてしまい、ご挨拶もできすに申し訳ありませんでした。
魅力的との褒め言葉とても嬉しいです！ぎゃんぎゃんと煩いお転婆娘の為、萎えに当たっていないか不安でしたので本当に良かったです！ありがとうございます。
此方こそお兄さん気質のビターさんが余りにも魅力的でつい長居をしてしまいました！嫌な事だなんて飛んでも無いです…！
またタイミングが合いましたらお相手頂けるととても嬉しいです。寒い毎日のため、お体にお気をつけ下さいませ。/蹴り推奨)

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＞3 >149 提供吸血鬼
>271 優遇冷遇



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(/昨日お相手頂いている為、新規に当たるか怪しいのでもし対象外でしたら引っ込みますので…!
もし、当方がまだ新規に対象しておりましたらお相手をして頂けると幸いです。ご検討の程お願い致します！)

(/こんばんは！
お先にお声をお掛けしてらっしゃる方もいらっしゃいますが、もしも時間に余裕がありましたら是非前回の続きからお相手をお願いしたいです…！
お時間がなければまた次回絡ませていただきたいな、と思います！)

(/お二方ともこんばんは！お越し頂きありがとうございます。

お声掛け頂いてとても嬉しくお相手をお願いしたい気持ちでいっぱいなのですが、本日はpfの提出をまだなさっていない新規様優先とさせて頂いておりまして…。

新規様がいらっしゃらないようでしたらまた本日中にお相手の募集をかけるかと思いますので、その時にまたお越しいただけたらと思います…！)

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(/お返事ペースが遅くなってしまうかもしれないのですが、もし宜しければお相手をお願い致します…！ご検討をして頂ければ！)

>>主様

(/ぜひともお相手頂きたいです…！
が、お先に希望者様がいらっしゃいますので、もしお時間に余裕があれば前回の続きからお相手をお願い致します…！)

(/お時間あけてしまい申し訳ございません…！

今回は時間的にお1人が限界かなということで、先にお声をかけていただいたヴィヴィアン様にお相手をお願いしたく思います。

ただ前述の通り時間を空けてしまったため、1時間ヴィヴィアンさまからご連絡がなければ再募集をかけさせていただこうかと思います…！

勝手で申し訳ないのですがよろしくお願い致します。)

(/ご多忙の中お時間を作って下さりありがとうございます！それではお時間の許す限りお相手をして頂ければ幸いです。前回はあの後、ビターさんの隣の部屋を選んだ事と思いますので新規にまた別日と言うことでヴィヴィアンを出させて頂きます！ご気分さんや相性が良さそうな方がいましたらその方にお相手頂ければ幸いです！
それでは本日もどうぞよろしくお願いします。)

さーてとっ、探検行きますか！(今が何月何日の何時なのかはもう分からない。爛々とする瞳はこんな状況においても睡眠を確り取ることが出来る神経の図太さを表しており気合を入れる為長い髪を後頭部の高い位置にて結び、順応性の高さからだろうか怯えて部屋で過ごす気などこれっぽっちも無く、今流行りのティーンエイジャー向けの曲を鼻歌で口遊ながら屋敷の中を隠れることも無く堂々と進み。高価そうな品があれば価値観などわからずとも感心するように目を向けて「おにーさんは俺たちって言ってたから、此処にいるのは複数人。入ってきたってことは出る場所も必ずあるハズ、＿＿＿なんだっけ。こういう時って迷子にならないように兎に角右に進めば良いって」壁に手を当てて道を見失わないように恐れ知らずの探索を行えば状況整理のための内容をぶつぶつと独り言のように呟いて)

(痕を残せなかったと嘆くビターはその日中思い出しただけで笑えるネタになり、まだ痕のついていない獲物なんてものは数日気になる話になる。大抵は最初に見つけた吸血鬼がさっさと痕を残して部屋にぶち込むものであるから未だ痕のない餌というのはそれだけで話題になったりするもので、ビターの隣室という情報しかない彼女のことを何人かは痕なしの奴だと覚えていると思う。
己もその何人かの1人であり、まだ見ぬ得体の知れない餌に心が弾んでいるのは隠しようがない。部屋で待っていても訪れることはないと分かっているし、篭りきりなのは良くないと考える方であるから今日は外へ出てみた。外と言っても屋根と壁つきの廊下であるけど、太陽に草原に月なんて夢まがいのようなものすら見たことがない己にとってはここが外で間違いない。世界は狭いなんて延々と続く廊下を歩く中考え、見慣れた花瓶を目印とした曲がり角を右折し、桃色を交えた妙な金髪を捉えた。)
＿＿…本気なら笑いモンだな、お前。
(出る場所と出口はイコールで繋がり、更にイコールで彼女がここから出たがっていることを示す。出口を探しているらしい彼女の言葉を背後から鼻で笑い、明確に嘲る意を口にすれば大股で彼女との距離を詰めた。まとめられた髪から覗く首筋は妙に若々しく、背後からでも大体の年齢を感じさせる。見た目で言えばライブと同じくらいだと考えて良く、己はそれくらいの年代が妙に好奇心や野心が過ぎるということも知っていた。＿＿だから出口を探してんのか。出られるはずもないのにと呆れ混じりにそう考えれば、ぽんと右手を彼女の左肩に置き「殺されてーの？」そんなことはないと分かっていても尋ねてみた。)



(/それでは迷いましたがイヴでお迎えにあがります…！
ビターと同じくらいかそれ以上に強引な吸血鬼になりますがよろしくお願い致します！/蹴推奨)

＞イヴ

＿＿＿ッ。(気配なんて感じなかった、廊下の先に響くのは己の鼻歌だったりぶつぶつとした独り言だけなのだから足音ひとつ耳に届かずに突然の感触に堪らず眼を大きく見開いた。ただ触れただけでもこの環境ならば驚かすのに十分だが一層と恐怖心を煽るのは向けられたその一言で、一瞬にして喉が引っ付くように渇きを模した。「ヴィヴィちゃんの可愛さは確かに嫉妬で殺したくなるほどかもだけど、それは勘弁だなぁっ」肩に触れる手がある種で留め具のように下手な動きを留めることとなり、振り返ることも出来ずに数秒を。乾いた喉を無理やり起こして前述を述べるとクルリと軽い動きで翻すように勢いを持たせ振り返り「ハーイ、二人目の色男。デートのお誘いならまた今度にしてくれるかしらん」にぃ、と好戦的な笑みを口元に浮かべれば漸く対峙したその姿を真正面より確り捉え、ビターと名乗った男ではない事を確認し、俺たちの内の一人だと言うことを判断する。けたけたと無邪気な笑みを浮かべれば気取った様子は牙を隠し「ヴィヴィちゃん元気な子だから太陽の下にいないと具合悪くなっちゃうの。おにーさんが案内してくれるならエスコート役大歓迎かなっ」そんな都合よく展開が運ぶはずは無い、前提にそうわかっていても希望を持ってしまうのは浅はかにも人間である証拠。立派な部屋の中には外を感じさせるものが１つとしてないのだから述べる言葉も本音のそれで「今なら美少女野郎のヴィヴィちゃんを誘拐したこと、お尻ペンペンで許してあげる」ぴしっ、と指先まで真っ直ぐに伸ばした手のひらを向ければおどける様な口振りでそれを告げて自然な動きとして数歩分の距離を作り)

…じゃー逃げんな。
(殺されたくないのなら下手な行動を取らない方がいいのが1番で、逃げることはその下手に値する。もう何度も逃げたなんて理由で殺された人を見てきたし、太陽の下に出たいと言うのなら逃げないことが1番の策だ。矛盾しているように見えてこれが本当なのだから仕方がない。くるりと振り返った彼女。目が追ったのはその首筋で、確かに痕のないそこを赤に映す。数度瞬きをし「あぁ、」口にしたのは納得したような声で、ゆるりと口角を上げて掌の先に見える彼女の瞳を確かに捉えれば「お前か、痕ナシ」至極愉快だと言わんばかりに赤を揺らして。)
なら尚更。
…分かんだろ。帰れねーよ、お前。
(痕のない者がこの館にいなければ、帰った者も同じくいない。0に0を足しても0のままで、0に0をかけても0のままだ。つまり何をしても帰さないし出られない。無傷で出ようだなんてぬるくて甘い考えは通用しなくて、現実は夢でも幻でも代え難い尊いものだ。優しい己の稀に見る優しさだ。これ以上叶わない希望を抱かないための厳しい言葉は時として必要になるだろう。…ただ自分を正当化するための言い訳にすぎないけれど。「出口もエスコートもないよーなもんだろ」ないことはないけど、ひた隠して鍵を飲み込んでなかったことにする。だからあるようでなく、ないようである。きっと現実ってそんなものだ。)

(真直ぐな対峙の元、暗に死にたくないならば逃げる事を考えるなと忠告を受けてしまえばそれに逆らうメリットとデメリットを比較し余計な手立てに出るのを堪える方向に決める。欲を言うならば、もう少し一人で探索を行い役立ちそうな物の一つや二つを回収しておきたかった、と言うのが本音である。目の前の彼は余り表情が変わらない気質らしくその顔付を見る限りでは初めて此処で出会った男よりも洞察の困難さが伺えて。"ちぇっ"と空気を切り替える様な業とらしく拗ねる舌打ちを行ってから「可愛い女の子様にそんな可愛くない呼び名付けるの止めなっ。モテないよ」人差し指を真直ぐに立ててからちっちっち、と注目を引いた後にスクールの教師でも真似る口調で先ずは己に向けられた"痣なし"と言う呼称を追求する為話に触れて。最初から知っていた筈なのに、帰れないと直接的に告げられれば心にズーンと圧し掛かるような物が有る、それを無理やり振り切ると「じゃぁ代わりにキッチンに案内してほしーな。あと誰でも使えるリビングとか、ここで過ごすのに必要な部屋をぜーんぶ。オ・シ・エ・テ♡」今度は手の平をくるっと変えて彼におねだりを。気休めに優しい言葉や嘘の希望を与えない辺り、彼は良くも悪くも平等さを持っているのかもしれないと胸中にて彼の分析を行いながら一本二本と指を折り曲げれば己が今の生活の中で求めている場所を、そもそもその存在が此処に有るかもわからないが求めてみて。与えられた部屋以外にも行動範囲が広がれば囚われのお姫様にだって転機は訪れる筈だ、強気な思考も姿勢も崩されずにひっそりと火を燃やすばかり。キリっと眉を上げて彼の隣に並んでは両腕を万歳をするようにバッと持ち上げて"いえーい！"なんて楽しげな声を先に述べて「探検、探検」と語尾に音符でも続けるように能天気な発言を数度繰り返して)

(じゃあ、と代わりに彼女が提示した条件は面倒なものであったし、説明や案内に関しては己が1番不得意であると言っていい。話すのが怠いし歩くのは好まない。ガイドには全く不釣合いな己になぜそんな役目を押し付けようか。はあと大きくため息を吐き軽く眉を寄せれば、自然と目がいくのはその首筋で。真っ直ぐに立てられた人差し指には薄いものの傷が残っているからきっとビターはこれで妥協したのだろう。牙も立てずただ飲むだけの吸血になんの意味があるのか全く分からない。吸血は食欲も勿論その他いろんな欲を満たす役目があるし、生殺しを受けて何が楽しいのか。己だったら＿＿、……そう、例えば、)
…。
(警戒心もクソもヘドもなさそうに両腕を上げる楽しげな彼女。隙のあり過ぎるその首筋を人差し指でなぞり、爪を立てた。前も後ろも左右もガバガバなのだから、無理やりにでも奪ってやれば良かったのだ。そんなのだから人間如きにお預けをくらう。「＿＿の前に、」片方しか見えない紫色を見つめ、数拍置いた条件を出す。上下関係は吸血鬼の下に人間だということを忘れてはならず、忘れた愚かな者の末路はいずれも同じだ。タダで道案内をしてやるのは最初だけだし甘やかさない。他は知らないけれど、自分のポリシーは変わらずずっとそうだ。「……くれよ、首」そう首にあてた人差し指でくるりと円をかいた。)

――や・だ・よっ。(何かを頼むのには対価が要る、そんな事は解かっていたし今し方顔を合わせたばかりの情も何もない女一人に相手がハイハイと都合よく言う事を聞いてくれる筈が無いと言う事もわかっていた筈。それでも爪が首の肉に触れる感覚は食い込む其れが刃物を連想させるほど生きた心地がしない。ガバッと勢いを持たせて己の首を防御すべく両手で包む様に触れながらブンブンと頭を左右に揺らし否定の言葉を。血を取られる、その行為に対して怖くないと言えば勿論嘘だが此処で一日でも長く生き延びる為に必要な好意だと割り切ることが出来る。それでも、同じように初対面の色男相手に密着して首からその行為を受けるなんてことは羞恥に殺されてしまう。首から行う吸血が持つ意味など無知だからこそ単純に恥ずかしいから嫌だと餓鬼臭い我儘を前面に持ち出して"べーっ"と舌先を伸ばせば「ビターのおにーさんにも言ったけど、女の子様の肌をそーそー安く見てもらっちゃ困るなあ！」唯でさえ、ビターにされた吸血行為が頭を過るのだ。あの行為を首元でされるとあれば耐えられる気がしない。「ヴィヴィちゃんは手から、しかもヴィヴィちゃんがあげるって時にしかあげないの」しっし、と犬でも追い払う様に手払いを行って「そりゃね、タダで案内して貰おーなんて図々しい事は考えて無いってば。ちゃんとお礼はするけど、――首は駄目！」"破廉恥ばっかだな此処！"羞恥からポコポコと怒る様に勢いを持たせて文句を一つ二つ、縛った髪を鞭のようにぱさぱさと毛先を揺らしながら「えっちなおにーさんは探検に連れてってやんないよ」片方の頬へ酸素を溜め込みぷくりと膨らませ、このままでは一人で探索を再開しかねないじゃじゃ馬を全開に告げて)

(/お相手中失礼致します。お相手をする時間がとても短く申し訳ないのですが、急用のため一度中断させてくださいませ。

この後はヴィヴィさんと館の探検に出られればなあと思います…！
また本日もお相手の募集を致しますので、お時間があればお立ち寄りください…！)

(/とても楽しい時間を有難う御座いました…!またお時間が合いましたら是非お相手して頂けると嬉しいです！お相手有難う御座いました！)




［ 名前 ］ルイス

［ 性別 ］男性

［ 年齢 ］17歳

［ 性格 ］怠惰でどこか陰鬱とした雰囲気。皮肉屋の天邪鬼。人の求める行動の反対の事をしたがる。嫌がる顔が好物の下衆野郎。飽き性でふらふらと直ぐに気分が変わってしまう。数秒前に言ったことを平気で裏切り、舌の根も乾かぬうちに約束を破るなどざら。その反面、一度執着したものには執念深く、壊してでも手に入れたいといった破壊衝動に似たものを持っている。大切にしたいものほど関わり方、接し方が分からず、途端に不器用になってしまう。

［ 容姿 ］可愛げのない切れ上がったつり目、澄んだ碧眼。闇を溶け込ませたような漆黒の髪はショートパーマで、前髪は目を覆い隠し野暮ったい印象。非健康的な青白い肌、血色の良くない唇、目の下の隈が目立ち不健康そうな見た目。その割に体型はしなやかな筋肉に覆われており、細過ぎず太過ぎず。黒のシャツにズボン、その上からフードの付いたモッズコートを着ており、普段は目深くフードを被り、煩わしい他人の視線から逃れている。足元は黒のエンジニアブーツ。ポケットの中にはジッポと小型の折り畳みナイフが常備。

［ 備考 ］所謂貧民街で暮らす悪餓鬼。生きる為にある程度の悪どい事は行ってきた。そのくせ、性に対しては乙女か、と突っ込まれる程潔癖で他人と肌を合わせる事に嫌悪感を抱く。味覚音痴、食に対しても興味が薄く腹が膨れればそれで良い。

［ ロルテ ］
（永い眠りについていた気がする。目蓋の裏にチロチロと浮かぶ光に促されるように、薄っすらと瞳を開くと、暖かな光が視覚を通して脳へと伝えられる。ぼんやりと辺りを照らすような熾火が、冷えた心を温めるようで束の間の安堵感を無意識に抱かせる。だからか、未だ夢心地で虹彩に膜がかかったように、どこか現実味がない。のそりと起き上がる為についた掌、触れた感触は柔らかで、毛色の長い絨毯へと吸い込まれ。ハッ──、漸くここにきて覚醒、活発に動き出す脳細胞。手に触れた絨毯も、目の前の立派な暖炉も、見たことがない。眠りにつく直前まで何をしていたのか、それすらも曖昧模糊。確か悪友なる人物と朝まで飲み明かしそのまま廃れたアパートに帰って床で寝ていた筈だが。無意味に絨毯に織り込まれた幾何学模様を眺め、垂れてきた前髪を搔き上げる）
くっそ…、悪酔いでもしたか？（安酒を浴びるように飲んだのだ、只でさえ良い気分はしないというのに。溜め込んだ鬱憤を吐き出すように行儀悪くも舌打ちをし、徐に起き上がっては室内に飾られた、えらく年代物を思わせる洒落たインテリアを手に取り。出口を見付けがてら一つ二つくすめてやろうか、手グセが悪いのは生まれた環境がら。卑下する訳でもなく、むしろ堂々としているのだからタチが悪い。さて、そろそろ己が寝覚めた事を知る、ここの住人が迎えに来ても良い筈だ。厚く分厚い遮光カーテンが吊るされた窓側へ寄り、片手で端に手繰り寄せて、窓に気怠げに寄り掛かっては、靄のかかる不鮮明な広大な庭を見下ろす）


（／初めまして。以前より素敵なトピだな、と拝見しておりました。一癖も二癖もあるような息子ではありますので、もし相性が合わない受け付けないなどが有れば、遠慮せずお断りして下さいませ！）

(/本日は新たな提供吸血鬼を投下させていただきます…！お相手を募集するかは不明なのですが、お待ちいただけるのであればお相手の募集をしてみようかな、と思っております。新規の方のpfも随時募集しておりますので、よろしくお願い致します！)


リップ

［ 分かりやすい強がりで見栄っ張り。比率で言えばツンデレデレぐらいの素直になれない奴。他に負けず劣らず言葉遣いが悪く、ただ相手を侮辱する言葉は口にしないよく言えば紳士、悪く言えば臆病者でもある。照れ屋で拗ねやすいと面倒な子供らしい一面は構ってほしかったり褒めてほしいが故で、人一倍傷付きやすいガラスのハートの持ち主。超が付くほどのピュアだが吸血には積極的であり、血液に関しては強引になったり物言いが鋭くなったり。］
容姿年齢は20代前半。セットされた赤色の髪は標準より気持ち長めで、瞳の色は髪の色を深くしたワインレッド。身長は177cmの標準体型。末っ子に近い年齢故か吸血鬼の中でもわがままを口にすることが多々。

ボタンを全て開けた白のワイシャツ/ワイシャツの内に黒の半袖シャツ/黒の七分丈リブパンツ

「…お前は帰りたいかもしんねーけど、…帰したくねーよ、俺は。……分かんだろ。言わせんじゃねーって」

>337

(/なかなかお返事が返せずすみません…！お越しいただきありがとうございます！
pfに不備等ございませんので是非吸血鬼の新しい餌としてお迎えさせてくださいませ。

なかなかお相手の募集も不定期でこの時間に募集！とも言えないのですが、たまたま見かけた時でも構わないので初めのお迎えをさせていただけるのを楽しみにしております！)

>>お相手募集 

















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＞3 >149 >338 提供吸血鬼
>271 優遇冷遇



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［ 名前 ］雀部　八尋　(ささいべ　やひろ)
［ 性別 ］女
［ 年齢 ］19
［ 性格 ］好奇心旺盛で知識欲に飢えている。興味があることが出来ると、他の事をそっちのけで調べ始めるため年齢より幼く見られがち。興味のあることがあれば、目を輝かせどんな危険なことでも臆せず突っ込んでいくが、既に調べ終わった事など興味がない事に関してはとことん無視し、同じことを繰り返されることを酷く嫌う為強要されたりすると逃げ出す癖がある。子供っぽい一面から単純そうに見られるが、実際は頭の回転が早く観察眼が優れている。バカを演じているともとれる行動が多く、少しだけ隙でも見せればそこから口車で相手を丸裸にした過去を持つ。それ故か、自分に自信がありいつも余裕がぶった笑みを浮かべ、勝ち気である。そのため、下手に回ることを嫌いと負けず嫌いな一面も。そんな性格からか、色恋沙汰にはやや無頓着。というよりは、女性として扱われることがあまりなかったため気恥ずかしいという理由から。

［ 容姿 ］サラリと胸辺りまで伸びた艶のある柔らかな髪は元は見事な黒髪であったが、彼女の気の向くまま毛先のみ燃えるような赤に染めているため、奇抜な印象を与える。やや赤茶がかかった黒色の瞳は、威圧感を与えるようにつり上がりややキツイ印象を抱く。ただ、前髪が右側を軽くに覆い隠しており、その威圧感は少しは軽減しているか。色白な肌に線の細い身体の割に、そぐわない性格をしているため見た目詐欺なんて言われることも。171cmと図体だけはデカイ。
黒いハイネックのインナーの上に白いワイシャツ、黒のスキニーパンツと同色のスニーカーとかなりラフでシンプルな格好を好む。未成年だが煙草を嗜む為、胸ポケットはいつも四角い膨らみがある。
左耳に様々なピアスをつけており、常に2つから3つほどつけられている。

［ 備考 ］一人称、私。二人称、君、名前、貴方。性格上から、決まった職につけず色々な職を転々とするフリーター。やや治安の悪い街に住んでいるせいか、未成年でも簡単な悪事には手を染めやすく、たまたま興味を持ち煙草を手にしてから、ハマってしまいよく吸うように。そのため、仄かに煙たい匂いが彼女を包む。
煙草の他に、本が好きで見つければ他のことをそっちのけで読みに走る。

［ ロルテ ］(パチパチと聞き慣れぬ音に、目を開け酷く重い身体を引きずり起こす。まず目に入ったのは、聞き慣れぬ音の源であろう大きく、見ただけで高価な代物だとわかるようなシックな暖炉。こんな場所、来たことも見たこともない。何かの拍子に迷い込んだにしては、余りにもおかしいのは明白。こんな大きな暖炉が置けるのは、そりゃあ随分と大きく立派なお屋敷かなにか。そんな金持ちは自身が住んでいる街を隅から隅まで念入りに探してもいやしない、だから酔った拍子にこの家へと野良猫のように入り込んで、ここでお昼寝などという暢気な真似は出来るわけがない。そうなってくると、余程の物好きが自分をこんな場所に招待したという安易な考えに行き着いた。自分自身だけでは解決しない考えよりも、興味を惹かれたのは未だに目を離せない暖炉のこと。家や実家にあったのは、有りふれている電気ストーブや石油ストーブで薪ストーブなら仕事の時に、目にする機会はあったが暖炉なんて小説や漫画という空想の世界のものでしかなった。危険だと警告をならす思考を無視し好奇心に従い、燃え盛る赤色へ手を伸ばそう。暖炉の火は、それは熱いだろう、それともこれが夢ならば瞬く間に目が覚めるかもしれないな。)

(/はじめまして、以前から気になっておりチラチラと覗かせていただいておりました。そのころから、作っていた娘がようやくできましたので、参加を希望させていただきたく。好みを詰め込んだせいで少々というよりは、かなり癖が強い娘になってしまいましたので、相性があわないことありましたら、遠慮無くお断り下さい。ご検討お願いします。)

>341


(/以前から気になられていたとのことで、今回お越し頂けていることを嬉しく思います…！
pfを確認させて頂いたところ不備等ございませんので吸血鬼の新しい餌として歓迎させていたただきます。

また今回すぐお相手が可能なのですが、いかがいたしましょうか？

お相手をご希望なさる場合は最初に八尋様を迎える吸血鬼をご指名いただくかざっくりとしたご希望をお伝えいただければと思います…！)

>主様

(/確認に加え、参加承諾ありがとうございます。
お言葉に甘えさせていただき、イヴ様を希望させていただきたいです。交流の途中で、主様の萎えに当たるようなものがありましたら、遠慮無くご指摘いただけますと幸いです。)

(変に色の付いた変な匂いの清涼飲料水なんかじゃなく、無臭で透明の水の方が好みである。変な匂いの癖して液体のプラスチックみたいな味のする清涼飲料水は吸血鬼に合わない。かといって水が合うのかといえば違うのだけど、水は匂いがないから個人的に苛立たなくて済むだろう。半分ほど中身の残ったペットボトルの液体を仰ぎ、喉を鳴らした。相変わらずのプラスチックの味に嫌気がさして仕方がない。暖炉にでも捨ててやろうかとひとつ舌打ちをすれば、その大きな暖炉の前、明るい火に手を伸ばそうとする少女の姿を見つけて目を細めた。今手元にあるペットボトルを投げ入れさえすれば消えてしまいそうな火でも火は火で、火傷はするしきちんと燃える。色の白い肌に焦げがつく画なんて簡単に想像がつき、大股で背後から近付けば今火に手を伸ばさんとする彼女の頭をぽんとペットボトルで叩いた。)
死ぬぞ、お前。
(更にぽんぽんと続けて二度ペットボトルで彼女の後頭部を叩いた。「死にたいなら殺してやんのに、」せめて血を吸われて＊＊ば良いのになんてものは吸血鬼の考えだけど、ここに来た餌が勝手に死ぬのは困る。「…それとも吸われてーのか、」ならお望み通りにしてやる以外の選択肢はない。今までの餌より少し高い位置にある彼女の頭を見据えてそう言えば、瞳の赤を揺らして尋ね。)



(/それではイヴにてお迎えに参ります。
最初のご案内が終わるまではイヴがお相手致しますが、途中こちらも何か気になるところや嫌だと思うことがあれば変更も可能ですのでお気軽にどうぞ…！/蹴可)

>イヴ

(普段ならば、背後から近づいてくる足音に直ぐ様気がついたのであろうが、好奇心に従っている今はそんなことさえ気づくことは叶わず、誰か来たということがわかったのは後頭部に走った微かな鈍い痛みのおかげ。背後から飛ぶ物騒な言葉、そして欲が満たされなかったこともあいまって、表情はそれはもうただでさえ目つきの悪い目は、さらに鋭くなっているか。そして手を引っ込めながら後ろを振り向いて。そこにいたのは、銀の髪と赤色の瞳が揺れる自分よりやや歳が上のような男性。まず驚いたのは、その容姿。頭頂部が見えないため髪は染めていると判断すればそれまでだが、揺れている瞳はコンタクトの作り物の色とは思えないほど、綺麗で美しかった。自分の勘に従うならば、それは生粋のもの。ならば、ここは外国だったりするのか。目まぐるしく回る思考は、彼の言葉でピタリと止まった。
「色々と言いたいこと、聞きたいことはあるけどどうでもよくなったや。吸われたいって、何を？銀髪に赤目なんて、物語に出てくる吸血鬼みたいだななんて思ったけど、まさかそんな面白い事言ったりしないよね？」一歩踏み出して、彼の顔を覗きこむように近づこうか。彼の一言で、一気に他のことがどうでもよくなって興味が大きく膨れ上がった。自分の瞳はいつもどおり輝きが増し、口角が上がっているだろう。今の状況より、彼のことに好奇心が大きく揺れ動いているのが嫌というほどよくわかる。未だにパチパチと火花の音が響く暖炉のことも、遊び終わった玩具のように興味は失せていた。)

…。
(こちらを覗き込んで爛々と瞳を輝かせる女の言葉からするに、どうやらこの女は初めてここに来た奴らしい。ついでに自身から吸血鬼の可能性を示唆しているにも関わらず警戒心なく近付く辺り、かなり危機感がないと言っていい。つまり、非常に面倒な相手である。怖がるやつならまだコントロールしやすいから良いとして、初対面で臆さず近付いてくる奴にコントロールしやすいのなんてまずいやしない。質問を投げかけてくる彼女の瞳を見つめ返せば、訪れる数秒の沈黙。さてどう説明しようか、でも回りくどいのは苦手だから、結局何を考えても比喩の言葉なんかは出てこない。)
＿＿案外勘はいいな、おまえ。
(だから出て来たのは真っ向から彼女の言葉を肯定するもので、己らを面白いと言う彼女に口角が緩んだ。あまり見ない髪の色から単純に考えてあまり頭はよろしくないと考えていたけれど、そうでもないらしい。ただ彼女に質問攻めにされるのは気分じゃない。相手の返事は聞かずに間髪入れず口を開けば、餌と最初に出会った吸血鬼の使命を果たすために説明を始めて。)
お前は俺らの餌。…で、拒否権はない。
…そこまで言えばわかんだろ。お前の頭が弱くなきゃさ、
(東洋人に似た顔の造形に光る彼女の瞳をしっかりと捉え、説明は簡潔に済ませる。…さて、彼女はどんな反応を見せてくれるだろう。ここに何人餌がいようとこの時の反応は三者三様というわけにもいかず、大抵が泣くか喚くかの人間共に飽きが来ていたところだ。何となくそんなのとは違う反応を見せてくれる気がして赤い瞳が鈍く光った。)

>イヴ

うん、ありがとう。褒められるのは大変気分が良いよ！
(まさか、自分のお伽話のような予想が当たっていたとは。先程の痛みで今現在の状況が自分が見ているファンタジックな夢ではないことはわかっていたため、余計に驚きは増した。それと一緒に、吸血鬼だなんて未知の存在である彼に対する興味も同様に増した。とりあえず、暴走しかける思考を冷静にさせるために、笑みを浮かべ一旦言葉を濁す。さて、今の状況は結論から言えばピンチというもの。自分は、彼という鬼に血を吸われる寸前であり、ここからは想像でしかないが誘拐という安易な考えが事実ならば、吸血を目的として招待されたというわけである。ここに、危機感や恐怖なんて有り触れた感情は生まれてこず、代わりに出てきたのは怒りに近いもの。吸血される側なんて、下というのが最初から決まっているようなものだ。自分の知らぬうちに、そんな立場にされるなんて癪だ。
「よくわかったよ。餌なんかに、わざわざご説明ありがとう。でもね、餌になんてなるつもりないよ？ただでは、ね」鈍く光るその瞳に気圧されることはなく、笑みはそのままただ目を細めて挑発的に言葉を言い放つ。吸血される感覚というのは、かなりそそられるほど気になりはするが、簡単にそれを受け入れてしまえば上下関係というのは自然と構築されてしまうのは目に見えていた。ならばと手を打ったのは、条件をつけるという平凡な案。彼の情報が、容姿と吸血鬼であることしか知らない今は下手に突飛なものを出すよりは、こちらのほうが堅実的だろう。ただ一つ問題があるとするならば、彼の気が長いか短いかを知らないことだ。短いならば、話を聞いてくれない可能性もあるだろう。効果はないかもしれないが、とりあえず二歩程下がり距離を取っておこうか。)

(すうと目を細める。提示されたものは吸血される側からの条件とやらで、帰せと殴りかかってくる人間よりはマシだが殴りかかって来てくれた方が楽なのも事実ではある。＿＿まあ、どちらが好みかと聞かれれば答えは明白なのだけど。良い。反抗的な奴は吸血のしがいが他と比べて違うし、諦めんとする者の希望を削いで吸血の虜にするのは嫌いじゃない。だって色んな欲を満たすには十分すぎる。
聞いてやるだけ聞いてやる。叶えてやるかは分からないなんて思いは胸に秘め、空いた距離を大股で詰めた。距離を詰めたのは彼女なのに、それを取り消してはいけない。そんな言い訳じみた理由付きで。)
…聞けない頼みだったら吸うからな、
(脅しじゃない、たった今決意したことだ。吸血鬼は気まぐれなものなのだから仕方がない。逃がせなんて言われたら吸う、近寄るななんて言われても吸う。聞けない話は聞かないのが1番良い。だってこの狭い館の中心は、己の世界の中心は彼女じゃないだろう。間違いなくど真ん中は己なのだから、自己中心的で、天下気質で良い。話を催促するようにじとりと色の混じる瞳を見つめ、「なに？」条件を提示されても余裕を見せつけるように口角を緩めた。…自身を殺すことができる吸血鬼を目の前に肝の据わった発言をよくできるものだ。できる頼み以外聞く気はないのだけど、その根気だけは評価してやってもいい。)

>イヴ

いいよ、提示するのは3つ。一つは、要求いや私からの質問に、いつでも答えてくれること。二つめは、吸血行為だっけ、それはこっちのタイミングに合わせてくれること。そして、最後は急所は避けてくれること。どうかな？
(簡単に相手の脅しといえる言葉を承諾したのは、半分は聞かせることが出来るという根拠はないが自信があったから。もう半分は、拒否したら問答無用でやられるそう本能が告げていたからだ。離した距離を詰めてくる彼の行動もその本能を裏付けていたような気がした。だが、目線を逸らしては負けだと言われているようで意地でも目線を外すことはなく、三本の指を立てれば話を続けていく。3つの条件の他に、まだ色々と足したかったがいつか読んだ交渉術の本に簡潔に、そして要求は3つまでという教えを律儀に守った。どれも、この短い時間で考えた中で絶対に外せなかったもの。家に返せとか、出口の場所を教えろなんてこの状況について陥った人が言いそうなものは、最初から除外されていた。だって、出てしまえばこんなにも膨れ上がった知識欲は絶対に満たされることはないと根拠のない確信があったから。だから、全てここで暮らす前提のものを提示した。最後の条件を提示するときは、薄い服で隠された首を指先でトントンと叩き、強調することは忘れない。そうして、その手を彼の顔の近くへ持って行こう。拒否することは許さないとでも言うように。)

＿＿へえ、
(ひとつ目は問題ない。聞かれたことに対して嘘をつかなければいいなんてのは簡単中の簡単だ。ふたつ目は＿＿まあ許容範囲内だろう。彼女がいなくても他がいる。吸いたくなったらそこらを歩いてる餌を襲えばいいだけの話で、それは普段と変わらない。問題はみっつ目で、急所という言葉と共に彼女が示したのは紛れもなく首だった。首筋、…吸血鬼が吸血において最も牙を刺しやすく、また好む場所でもある。わかっているのか単純に首元が弱いのか、まあどっちにしろ変わらないのは己が少しだけ不機嫌になったという事実だけだ。吸血の場所を限定されると満たされるモノも満たされなくなってしまうし、1番相手の反応が分かりやすく牙の立てやすい首がダメと言われてしまえば満足のいくものができなくなる。ああ面倒だな殺してしまおうかなんて考え、息の根を止めるのは何となく負けた気がするから取りやめた。吸血とはこんなに面倒なものだったか。)
…お前の言う急所がそこだけなら呑んでやる、
(顔でも手でも足でも唇でも良い。血液は体のいたるところに流れているのだから、みっつ目を呑むのなら首だけをやめろと彼女が言うべきだ。人間と吸血鬼は似ていて全く違うから人間の急所の場所なんて知らないし、今己の中で人間の急所は首元だけだ。＿＿ただ、もし彼女が否定の言葉を紡ごうものなら、それはいただけない。餌は主人に食べ方を指定してはいけない。人間だって焼かれた魚に尻尾は食うななんて命令されたことはないだろう。「…そこだけじゃねーなら、今お前を襲う」念を押すように半歩距離を詰め、瞳の赤が黒を織り交ぜた。)

>イヴ

わかった、首以外なら好きなところにすればいいよ
(背筋を伝ったのは、冷たい雫。それが何かなんて、わかりきっていたが名前をつけることはしない。絶対に認めたくなかったから、彼に赤に黒が混ざり始めたその瞳に一瞬でも恐怖を抱いたなんて。そして、改めて彼と自分は種類が違うのだと目に見えない線が見えた気がした。それらを悟られないように、クスリと作った笑みを溢し、止めるようにやや強い口調で承諾の意を述べる。本当はもっと制限をつけたかった、だが否定をして首から吸われるよりはずっとマシ。首筋を拒むのは恥ずかしいという理由もあるが、それよりも、想像しただけで屈辱感で満たされたという理由が強かったからだ。たとえ、どんなに自分がピラミッドの上の人間だと主張しても、そこを許してしまえばたちまち下へ引きずり降ろされるそんな気がしてならないだけ。
「飢えてるなら今吸ってもいいけど、先に一つだけ聞くよ。君、君達にとって首筋への吸血は何か意味を持つものなの？」手を下ろすことはなく、そのままの状態で早速質問を言い放つ。小説でも漫画でもなんでも、吸血鬼という存在は首筋へ吸血を行う描写ばかり。彼が3つ目の条件を、呑んだことからそんなこともないのかと思い始めているが、本人に聞くのが確実。君達と言い直したのは、吸血鬼にはという意味も込めたから。先程、彼が『俺らの餌』ということを溢していたから、他にも吸血鬼がここにはいると見て間違いない、帰ってきた答えが是ならばまだ見ぬ彼らからも首は守らなければいけないなと考えていた。)


(/お相手して頂いている中、失礼します。
眠気が来まして、思考が段々回らなくなってきましたので途中ではありますが、申し訳ありません落ちさせていただきます。とても素敵なロルに感動しながら楽しませていただきました。もし、またタイミングが合いましたらお相手して頂けると幸いです。ありがとうございました。)

(/わざわざありがとうございます…！こちらも素敵な娘様にわくわくしながらレスを返しておりました。
また明日もお相手の募集をしようかと思いますので、是非お立ち寄りください…！)

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＞3 >149 >338 提供吸血鬼
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>>本日休みのため、夜ごろまで募集をかけさせていただきます

(/こんにちは、先日は楽しいお時間をありがとうございました！もしご都合が宜しければ、ぜひ続きからのお相手をして頂ければ幸いです。ご検討をどうぞお願いします。)

（/お久しぶりです、新規様優先でなければお相手をお願いしたく思いまして…続きからお願いできれば嬉しいです）

＿＿礼、ね。
(彼女から飛び出たお礼なんて単語がひどく心をくすぐって仕方がない。思い当たる節は吸血の一択で、復唱を迷いの塊にして口に出したおかげで頭は欲に忠実だ。「…止めはしねーけどさ。帰れねーよ、ここ1人で歩いたら」少しだけ誇張した言葉を告げたのはこれが盛大な前フリで、自分が得意とする恩売りにかかろうとしているからだった。無限に広がる館を1人で練り歩き探検するというのは闇の中を彷徨うのと同じで、どこかに行きたいのならマップとして吸血鬼は連れていた方がいいものではある。もちろん己らも館の全てを見たわけではないから、マップといっても不完全なものなのだけど。)
俺が案内してやる。
…お礼、期待してもいーでしょ。
(案内、すなわち命と引き換えに血液をくれと言っている。血液と命を天秤にかけることくらい人間でもできるだろう。人間の命と血液、吸血鬼であれば迷わず血液の方をとるけれど、自らの命を自らでかける人間自身であればどちらを取るかは明白＿＿だ、と思いたい。出口を探していた彼女なのだから命より血液をとるのだと勝手にふんでいるものの、もし外れたら＿＿まあそれはその時に考えれば良い。ちらりと紫色から外した視線は彼女の肩や肌に向けられ、瞳の赤が揺らめいた。無駄に赤みのある唇は何かを塗っているのだろうか、血液の循環量が非常に多いのかわからないけれど、前者ならその仮面を剥がしてやるのも後者なら唇から血を吸ってやるのでも良い。どうしてやろうかとふと考え、目がすうと細まった。)

>356

(/こんにちは、お越しいただきありがとうございます…！

本日新規様優先ではないのですが、先に希望を出してくださった方がおりまして…。
時間の都合上お一人が限界かなと感じましたので申し訳ないのですがまたの機会にお相手をお願いしてもよろしいでしょうか。)

（/了解致しました！またの機会にお邪魔させていただきますね！対応ありがとうございます/蹴）

＿＿いいよ、約束する。(口を付いた礼の言葉が此処まで効果が有るとは思わなかった、それでも何処を伝えば辿り着くのか分からない道を我武者羅に迷いながら進むより、此処で暮らす彼の力を借りれるなら万々歳である。口角を吊り上げてに、と自信の満ちる笑みを浮かべれば今度は片手を彼に向けて差し出してから「よろしくね、おにーさん。ヴィヴィちゃんは可愛い可愛いヴィヴィアンちゃん、最後はビターのお兄さんの部屋の隣まで連れてってくれたら助かるや」年相応の幼さと実年齢よりも幾許か大人びたそんなアンバランスな雰囲気で笑みを浮かべつつ、最後にはちゃっかりと帰る部屋の指定も行って。共に散策をしてくれると言う事になれば、一先ずは彼は敵ではなく味方になる。何よりも、謝礼を払うと言う条件が有るからこそ味方と言う言葉も力強く、今度は右手を壁に伝う回りくどい方法を取らなくても良いのだと言う事で彼の横に並び「先ずはキッチン。動いてたらお腹空いたんだ」大きく開いた瞳で今一度彼の事を確りと覚える為に”じ、”と真直ぐに見つめ。端正に整った顔は先日出会ったおにーさんよりも何処か冷たい雰囲気を持っていた。勿論、両者とも現実世界では中々お目に掛かれないレベルの色男で間違いが無いのだ、と感じたところで見つめてるだけで魂が抜かれてしまいそうな錯覚に至りギュウと瞳を瞑ってから顔を引いて"れっつらごー！"と能天気でマイペースな掛け声を共にホットパンツから覗く足を大きく開き行き先も分らないのに一歩二歩と散策の為の足を進ませて)

(/お相手中失礼致します、始めたばかりで申し訳ないのですが、急用が入ってしまったため中断させてくださいませ…。

2時間で間に合うようでしたらレスを返させていただきますので、間に合うかどうかはわかりませんが少しだけお待ちいただければと思います…！)

(/ご丁寧に連絡を有難う御座います…!畏まりました！のんびりと待っておりますのでお気になさらず…!)

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（／今日は、先日はPF確認有難う御座いました。まだお相手募集されているようでしたら、是非ともお相手をお願いしたい所存です。お相手の方ですが癖のある息子でも相性的に大丈夫そうな方ならばどなた様でも…！もし登録がまだの新規様優先でしたら、場違いなお声掛け申し訳ありません、その場合は蹴っていただいて構いませんので。礼）

>364

(/募集したにも関わらず席を外していてすみませんでした。
これからお相手の募集を致しますので、まだいらっしゃるようでしたらお声掛けくださいませ…！)

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（／此方こそ反応が遅れてしまいすみません…！再度お相手を募集されているという事で、お時間合えば是非ともお相手お願いします。礼）

>367

(/お越しいただきありがとうございます…！此方の不手際であるにも関わらずお相手することができてとても嬉しいです。

さて指名相手はお任せとのことですが、こちらでギル、エデン、ルーネリコ、ルーネラの4人に絞っておきましたのでそちらからお選びいただければと思います。)

（／此方こそお相手していただけるとのことで、嬉しく思います！四人の方を候補に出して下さり有難う御座います。どなた様も素敵で迷いますが、本日はギル様でお願いしたく思います。礼）

>369

(/了解致しました。では次レスからギルでお迎えに上がらせて頂きます。

また吸血鬼達は非常に自我が強く、強引な面もありますので、というか強引な面しかありませんので何かルイス様の萎えにあたる部分がありましたらお気軽におっしゃってください…！/蹴可)

(面倒ごとを押し付けられた末、吸血鬼の中でも年下の3人が雑用に対するストライキを起こし、己の計画していた仕事のスケジュールが噛み合わなくなった。それだけでも十分に腹ただしいのに、放棄された分の仕事が此方に回り余計に頭は苛立ちと疲労を訴えて仕方がない。少なくとも上機嫌と言えない気分の中急ぐ足で踏みしめたのは誰の趣味なのか暖炉前にのみ敷かれているワインレッドのカーペットで、その延長線上、急いでいても緑の瞳に人間の姿を映してしまうのは吸血鬼の本能ということなのだろうか。喉が渇いていても喉は鳴ってしまうものだけど、構っている余裕はない。頭では分かっていても窓に佇む人間に声をかけてしまったのは、何となく窓を割って人間が逃げだそうとする図が浮かんだからだろう。)
おい、
(疲労と苛立ち、そして疲労、更にその上から疲労が重なって自然と眉間は皺を作る。大股で人間に近付けば自分でも驚くほどに不機嫌さが表れる声を掛け、モッズコートのフードを掴めばぐいと引き寄せた。「…これ以上仕事を増やす気か？」前髪に隠れて瞳は見えないものの、その前髪を燃やす勢いで睨みつけてやる。大人しくしておけばいいのに何故こうも逃げたがる奴がいるのだろうか、全くもって意味が分からない。そもそもここは生活環境が整っているし、楽ができるという点は評価すべきであるのに。自ら生活を立てていくのでもいいから元の世界に戻せという輩が増えていて困る＿＿＿と、目の前の彼が勝手に窓を破って逃げ出す算段を立てた餌であると決めつけながら思考を回し、「そもそも餌如きの力じゃ窓を破ることすらできないだろう。抵抗せず生活していればいいのに＿＿」苛立ちから愚痴まがいのことを呟いて。)

> 371

（揺蕩う霧がいい具合に薄汚い現実を隠してくれる。そこだけは評価に値する、悪趣味な屋敷。不意に扉が開き、刹那廊下から入ってくる冷気が頬を伝う。ちらりとフード越しに見えた、彼の輝くような髪色はまるで雪の結晶のように綺麗で反吐が出る。出迎えたこの屋敷の主人公たる人物は、雅な風貌の割に口が悪く、ピリつく周囲の空気に、強者たる傲慢さが見え隠れしているようだ。突然現れ、服を掴みあげるように引き寄せられては堪ったものじゃない。僅かに塞がる気道、近付く他人の気配に寒気が弥立ち、生理的な嫌悪感から腕を突っぱね相手から距離を取る。僅かに寄った服の皺、そんな大層高価な服でもなければ、普段見綺麗にするたちでもなく気にもしない皺だが、この時ばかりは無言で抗議するようにピッと手で服の皺を態とらしく整えてみせた。初っ端から決めつけ、上から目線で喋る彼が気に入らない。己には持ち得ない尊大で自分勝手なまでの自信、それがいたく嫌悪感を刺激する。思わずケッ、と吐き捨て）
ぴーちくぱーちく喋って満足したかヨ？誰かも知れないテメェの仕事なんざ、知るか。勝手に喋るのは構わねえが、決め付けンじゃねえ。何でもかんでもテメェが正しいとは限らねえんだヨ（前髪の隙間から爛々と薄光の中でも存在感を示す若葉の如く鮮やかな瞳を睨み、陰鬱さを含んだネットリとした口調で詰る。折角光量が届かぬ、薄暗い空間を気に入っていたというのに。目の前の彼のせいで台無しだ。瞳に映すのも嫌になる、人形じみた端麗な顔から目を逸らし、コン、と手背で窓を軽くて叩いてみる。成る程、中々の強度をほこっている様だ。痛い思いをするつもりなどさらさら無い、何もしません、との意思表示に両手を頭の高さにあげブラブラと振り。このまま窓際にいて更なる彼の愚痴に付き合うなど御免被る、ゆったりとした足取りで暖炉付近に置かれたソファへ遠慮なく腰を落とせば、退屈げに足を組んで）
で？そろそろアンタの勘違いだって分かったかよ。幼気な少年にココの説明するぐらいの理性は残ってんだろ？


（／お迎え有難う御座います。此方も可愛げのない口汚い息子ですので、絡みにくい、萎えにあたるなどあれば途中でもお断りしてもらって構いませんので…！では暫しお相手宜しくお願いします。蹴り推奨）

(命知らずか自暴自棄かストライキか記憶喪失か。いずれにせよ面倒で仕方がない＿＿とそこまで考え、ソファにどっかりと座った彼に頭が痛くなった。どうやら無鉄砲でもヤケでもないらしい。挙げた六つより遥かに面倒で、何ならストライキの方が仕事を増やされずに済んだろうに。「…よりによって俺か、」嫌だと言うわけではないが、俺と言うか今の己だったか。独り言を零して彼の座るソファへ革靴の音を響かせて近付けば、「幼気のある奴からキツい酒の匂いはしない」見た目は随分と若そうに見える彼にそう吐き捨てて。)
若い頃から酒、か。
＿＿お前の血液は苦そうだな。
(小さく息を吐いた。酒やタバコ、薬物なんかが血液の味に与える影響は微々たるものだけれど、血液を食物としている己らからすれば相対する補色のように違う。タバコは苦みを助長し、酒や薬物は後味を悪くする。当たり前に何もしていない純潔の餌と比べれば格段に味は落ちる、し正直言えば萎える。…それを補って余りあるほどに甘い味の血液を持つ人間もいるが。己の影を彼に被せるようにソファの前に立ち、じとりと緑の双眸が彼を見下ろす。減らない口を耳に入れて噛み砕き数度瞬きをすれば、自称幼気のあるうざったい前髪に説明してやろうと「聞け」一言指示を出した。)
＿＿帰れないこともないが、お前は帰れないし出れない。
俺は吸血鬼で、お前は俺らの餌。…分かるだろ？

> 373


（見下ろす様にソファ前に立たれ、己の上に影が落ちる。面倒で仕方ない、そう言わんばかりの彼の様子は第三者として傍観する分では面白い。先程の仕返し、とまではいかないが、僅かばかり溜飲が下がる。磨かれた艶の美しい革靴の先を意味もなく眺め乍、紡がれる話に耳を傾ける。相槌も何もなく、相手からしたらさぞや話し甲斐のない態度であろう。説明は簡潔でシンプル。全く馬鹿馬鹿しくて笑えない冗句。クッ、喉奥が低く震える。次には大口を開けて哄笑を）
そりゃ傑作だ！グルメなアンタにとっちゃ、さぞや俺の血は不味かろうヨ。酒もクスリも数え切れねえ程、呑んできたんだ。───にしても、アンタも意地汚いねえ…。これ見よがしに帰れるっつー、希望をチラつかせときながら絶望に落ちたエサの血でも啜るのが好きってか？悪趣味なことで（俺ら、と複数形を使う所からこの屋敷には何人かの吸血鬼なる人物がいるのだろう。彼の会話からそれとなく情報を脳内で纏め整理しながら、口からは嘲る様な言葉がポンポンと出る。要はエサとしての価値が無くなれば、自ずと放り出されるだろう。最悪、死という名の今生の別れやも知れぬが。肌に触れ血を吸われるぐらいなら、その方がよっぽと良い。どうせエサにするならば見目麗しく健全で美味しい血が良かろう、ボソボソと卑屈に己れを乏しめ、遠回しにお役御免させてもらう算段で。ここに用はない、ソファから立ち上がっては彼を迂回し、扉の方まで歩み徐に開けてみて。鍵が掛かっていない事から閉じ込められてはいないようだ）
お、開いた。アンタさ、悪い事は言わねえからエサなら他の奴にしな。面倒なの、嫌いだろ？

…そうだな。
＿＿面倒も仕事も算段が狂うのも嫌いだ。反吐が出る。
(ストライキという算段の狂いで仕事を押し付けられた上面倒な案内役を担っている今の状況が最高に腹立たしい。それに下にいるべき餌から飛び出た他にしろなんて発言が苛立ちを煽る。だからこそ、だ。算段が狂って面倒で仕方がない今、自身への被害を、苛立ちを最小限に抑えるべきである。これ以上計算が崩されて苛立ちが募るのはいただけず、これから待つ仕事へのストレスを軽減するためにも彼を思い通りにしなければいけない。＿＿そう、いくら不味くてもその体に傷を残してやらなくばならないのだ。
＿＿なんて、ただの言い訳だけど。)
お前が野垂れ死にする前に忠告しといてやる。
その先に帰る道はない。
(外は終わりなく広がる霧、無限に廊下が広がる館。外も中も現在地を把握するどころか歩くことさえできないだろう。餌が帰る道は己と吸血鬼達にあるのだから外から元の世界へ出ることはできないし、忠告はきちんと欠片ほどの良心から生まれた言葉だ。ただ、だからと言って彼が帰る道があるわけじゃない。「＿＿お前の帰る道はない」餌の帰る道はあっても、彼の帰る道は無だ。例外という便利な言葉が己の本心を上手く隠すのだから、やりやすくて困る。
…自尊心が、侮辱された言葉がストライキや仕事より自身を余計に煽って仕方がないのだ。苛立たせて仕方がないのだ。ただ仕返しに痕をつけろと、この館で逃げられない時を過ごさせろと頭が言う。ストレスの軽減だとか計算だとかはどうでもいい、死より辛いものを与えるべきである。何百年かで培ったプライドと自己中心を舐めてもらっちゃいけない。片手で彼の左手首を掴み、少しだけ力を込めた。「今俺が無くした」緑が似たような碧を映した。)

> 375

あれま、本当だわ。正攻法なやり方じゃ、帰れねーって訳ね。御忠告どうも。飲まず食わずしてりゃ、野垂れ死ぬことはできるってか？そりゃいいねえ。エサに自殺されりゃ、アンタも滑稽だわ（開いた扉から廊下へ顔を出し左右を確認してみても、彼の言葉を証明するように同じような道が延々と続いている。まるで出口のない迷宮。謎解きは得意ではない、口の達者な彼からこれ以上有用な情報を聞き出せるとも思えず、お手上げだと扉から首を引っ込め思考を放棄。憂鬱げに扉へ背中を預けてはみるも、口元には皮肉げな笑みが滲む。エサに拒絶され野垂れ死なれたら、招き入れたホストの身としては面目も立たないのではないか。プライドの高そうな彼ならば尚の事、予定外の事には発狂しそうだとクツクツと笑いが漏れる。苛立ちが滲み出ている彼の口調も、その周囲を取り巻く空気感も心地良い。もっと嫌悪に顔を歪め、さっさと自分など捨て置けは良い。愉悦に仄暗くほくそ笑んでいたからか、反応が遅れた。握られた左手首から、ぞわりと寒気が走る。ひやりと冷たい体温が、己れに彼という存在をリアルに伝える。っ、声にならぬ叫びが漏れて）
───触れるなっ！…さっきから何の断りもなく手出してくるなんて、案外品にかけるのなアンタ。手洗い場、どこヨ？（思わず、といった風に掴まれた手を払いのけ。右手で掴まれていた左手首辺りを摩る。僅かに上がった息を落ち着かせ、今の激昂が嘘だったかの如く、冷めた口調で言葉を続ける。つい無意識に庇ってしまった手、彼に弱点を教えてしまったようで居心地が悪い。チッ、と汚く舌打ちを吐き捨て、ぶっきら棒な口調で手洗い場の場所を尋ね。彼が果たして親切に教えてくれるかどうか、教えてくれなければ無礼にも彼の服に触れられた箇所を摩り付け帳消しとしようか）

(/お相手中に失礼致します…！

素敵な息子様のお相手ができて嬉しい限りです。反抗心があればあるほど吸血のしがいがあると言いますか、ギルでお迎えできたのが嬉しい限りです…！

そんな楽しい時間を過ごさせていただいて申し訳ないのですが、眠気が出てきたため寝落ちする前にご挨拶をして中断させていただこうと思います。

またお相手の募集をさせていただくのでお時間が空いていましたらぜひお越しください…！)

（／愛想がなく生意気な息子だけに、そのように言っていただけて嬉しいかぎりです！

素敵な時間を有難う御座いました。此方こそまたお時間が合った際にはお相手して頂けると嬉しいです。お休みなさいませ。礼）

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これからお1人お相手の募集を致します。


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>271 優遇冷遇



【 イベントについて 】

このトピを始めて1ヶ月と半分が過ぎようとしている中、たくさんの方にお越し頂いて嬉しい限りです。
そこで、日々の生活を幾らか楽しくできないかとイベントを計画させていただきました…！

季節的に1番合うのはバレンタインデーかとも思ったのですが、吸血鬼は血液以外で味を感じないためどうかなあと思案中でございます。
勿論ホワイトデーには吸血鬼達からお返しをさせて頂く所存ですが、恐らくまともなお返しは少ないかなあとも…。

主としてはイベントの計画をしたい一心なのですが迷うところもあるため、そこで皆様のご意見を聞かせていただきたいなと思います…！

賛成してくださる方がいらっしゃいましたら近日中に詳細をアップしますので、一言だけでもご意見を頂けたら嬉しいです！

（ / こんにちは、新規様優先でなければお相手をと思いお声がけをさせていただきます…早い反応で申し訳ありません。
イベント…こちらとしてはとてもワクワクしております、賛成です…賛成です）

(/こんにちは。お越しいただきありがとうございます…！

記憶が正しければ久々のお相手となってしまうのでしょうか…、こうしてお声を掛けて頂いて嬉しい限りです。

イベントの件について、賛成ありがとうございます！
難しいところがあるため案に案を重ねてという形にはなるかと思いますが、間に合うようでしたらイベントの発表をさせえいただくやもしれませんのでお待ちいただけたらと思います…！


では、今回はどのようなシチュエーションでお相手致しましょうか？それだけお聞かせくださいませ。)

（/ 前回の続きからお願いしたいのですが…時間も空いてしまったので主様が大変な様でしたら屋敷内を散策して回ろうかと！何かレクリエーション室のような場所があるようでしたらそちらに出向くのも楽しそうかと考えております、その際のお相手様は主様のお好みにおまかせ出来ればと思います…何分生意気な娘ですので）

(/了解致しました。
では隣人への挨拶が何らかの形で中断され、それから日を跨いだ設定でご案内させていただきます。

特に指定がないようでしたら引き続きエデンでお迎えにあがりたいと思っているのですが、レスはどちらが先にいたしましょうか？
こちらが適当に歩いていたら佳様が現れたという体でもそちらが歩いていたら吸血鬼が話しかけた、でもスムーズかと思います…！)

（/配慮のほど、ありがとうございます。
そうですね…迷ったのですが、主様に先をお願いしてもよろしいでしょうか？必要であればこちらの娘の立ち位置や場所なども指定していただいて構いません、吸血鬼様の動きやすいように動いていただければ娘を突撃させますので…何卒よろしくお願い致します）

(隣人への挨拶が中断させられて一夜、思い通りに行かない物事には不満や苛立ちが募るものである。廊下を1人歩きながら舌打ちをすれば両手をズボンのポケットに突っ込み、はあとため息を吐いた。貧血気味に苛立ちと欲への不満が重なって少なくとも良い気とは言えない。人間1人くらい襲ってやろうかなんて血液の足りない脳で考えれば白に誰かの血の跡が残る壁へ体を預け、ずるずると座り込み天井から下がる明かりを睨みつけ。飛び出たのはまた舌打ちだった。)
…何もやる気起きねえ、
(呟いた言葉は更に己のやる気を低下させて仕方がない。眠る気も起きなければ人を襲ってやる気も起きないとは救いようがなさそうだ。余計な頭を使いたくない。目を閉じて静かに息をすれば、感じた人間の気配にまたその水色の双眸を開く。体内に残る僅かな血液が吸えと運搬を早め、ただ立ち上がる気は起きずじとりと気配のした方を睨み。)


(/幾分か短くなりましたが先に上げさせていただきます…！
何か萎えにあたる部分や質問なんかがあればお気軽にお尋ねくださいませ。/蹴推奨)

（この屋敷には似つかわしくない履き古した靴で廊下を進む。適当に部屋から持ち出した白いワイシャツと首の傷を覆うガーゼ、部屋の鍵も開けっ放し。自分の頭の中にあるこの屋敷の地図はお隣りの部屋と暖炉のあったあの部屋だけが埋まっている。生活するにも逃げ出すにも不便なそれを埋めるべく、気分のままに歩いた先に彼はいた。この前と似た気配を纏って…ただそこに数滴の苛立ちを付加して。こちらへ寄越される視線に気がつけば、少し逡巡した後そちらへと足を進めパーソナルスペースを無視した位置で立ち止まり_足先が触れる距離で）
廊下で座り込むと蹴られますよ、エデン様
（誰に、とは言わないが。この前覚えたばかり名前を口にしては失礼を承知のまま上から見下ろすように声をかけ。手を差し出すこともなく、蹴ることもなく、体調を心配することもなく吐き出した声は思いのほか相手の不調を楽しんでいるように響いてしまったかもしれない。前回会ったときよりも少しばかり沈んで見える相手にはつい軽口を叩いてしまうというもの、｢こうしていらっしゃると、エデン様もコンパクトサイズですね｣と続けては心中で_いや勿論スタイルが良いので脚や腕は少々余るが_なんて。相手を見下ろす感覚というものはこの屋敷に来てから初めてで、ほんの少しだけ気が緩む）

殺すぞ、
(誰かと思えば不機嫌と不満と苛立ちの元凶だ。彼女の発した言葉をまとめて4音で返してやれば、見下ろされることが気に入らないのに立ち上がることができないためか睨み上げて。しかし何の用があってこんな場所をふらついていたのだろう。まさか吸血されに来たとは言うまい、ならば問答無用で吸ってやるまでだが。いずれにせよ今己は腹が減っていて、目の前にいるのは吸血し損ねた餌である。後者だけでもすべきことはひとつ限られているというのに、前者が加わりもすればやることはひとつだ。相手の膝の裏に掌を回し、関節を折るようにぐいとこちら側へ寄せてやろう。すかさず彼女の左手を取れば、マウントはこちら側にあると言っていいだろう。吸血鬼と餌の関係でこんなことを考えるのは違うだろうか。)
…お前、何してやがる。
(理由なくほっつき歩いていたわけではあるまい。彼女の手を掴んだからこそ聞いた言葉は、吸血を急いでいることを如実に表す。ただ理由なく襲ってやるのは彼女に大義名分を与えてやるのに等しいし、反抗の材料を増やすのを己は好まない。吸血の理由にくらいしてやってもいいかなんてぼんやりとした考えは貧血から来るものなのだろうか。)

（物騒な言葉だ。こちらを睨みあげる双眸を眺めていたが、関節的に苦手な方向へかかった圧に｢うわ｣だなんて色気もない声を出して崩れ落ち、上半身を床に叩きつけずに済んだのはおそらく掴まれた左手のお陰。近くなった距離とひやりとした冷気が足元を撫でる廊下、目の前にいるのは先日喧嘩を売ったのか売られたのか定かではないが_一応は近付きすぎると危険な人物として認識している相手。咄嗟に空いていた右手で相手の顔の横、壁に手をついて突っ張っては膝立ち）
…屋敷の散策です、ついでに先日の御礼参りでしょうか
（触れる体温は低い、こんな状況であっても相手をからかうような口調になってしまうのはきっと先日のように逃げ場が無い状況では無いからだ。何かあれば殴ってでも振り払って走れば…少しは見込みがあるかもしれない、叫べば、少しは。ぐっと身を引くように力を入れた左手と脚、このまま後ろに転がってでも離れればろくに動けそうもない相手を見下げ笑ってやろうか）

(/お相手中失礼致します。これから少しばかりお返事が遅くなりそうなのでご報告だけさせて頂きます…！

そして少しばかり質問をさせてくださいませ。
此方の理解力の問題ではあるのですが…、佳様は離れようと策を立てたのか、実際に離れたのかどちらでしょうか。

初歩的な質問になってしまうのをお許しくださいませ。またレスが可能になり次第ご報告させていただきます…！)

（/了解致しました！ご飯時ですし、お時間に余裕のある時で構いませんので…！

そして分かりにくいロルで大変申し訳ありません！あああ申し訳ないです本当に…
策を立てた体で書かせていただきました、なるべく気をつけますが今後ともわかりにくい点がありましたら何なりと…！お声かけありがとうございます！）

(/思ったより時間がかかり、お待たせしてすみません…！レス返が可能となりましたのでご報告させていただきます。

まだいらっしゃるようでしたらレスを返させて頂きますので、何かお返事をくだされば幸いです。

またロルについての回答ありがとうございます！此方の理解力に問題がありますのでお気になさらず…！)

（/参じるのが遅くなり申し訳ありません！主様はまだいらっしゃいますでしょうか…！こちらが遅くなってしまいました、申し訳ないです。

いえいえ質問ありがとうございました、感謝しかありません…以後気をつけますので！）

(掴んだ手に力を込め、幾分か近くなったら相手との距離を更に詰めるように顔を近付けた。彼女の手に力が入ったのは逃げ出そうとしているのだろうか。まさか男に、人外に手を掴まれた状態から思い通りにできるだなんて考えを巡らせているのだろうか、＿＿だとしたら愚かだと言いたい。言う気はさらさらないが、力の差くらい分かれと、女と男の差を分かれと内心で挑発をした。「分かった、」発すると共に双眸の水色が鈍く光った。時間をとってはいられない。大義名分を与えない上で反抗心を育てずに吸血をするというのはこんなにも難しいことなのだろうか。ああ面倒臭い＿＿とっとと人間を襲えば良かった。)
てめえがどこに行こうとしてるか知んねーし知るつもりもねーが、俺様が命より尊い助言をしてやる。
(掴んだ手に力を込めれば込めるほど脈の動きが伝わり、そこに血液があるのだと感じる。血液を感じれば感じるほど喉が渇いてしまう吸血鬼の体の仕組みはトップクラスに不便であるからいつか自制のための何かをしなければいけないだろう。それも面倒だからやはり人間を襲った方が早いか。結論は結局いつもこうで、でもギルは反抗心が生まれれば何とかと小言を言うから従うしかないのだ。「てめえがどんなに賢かろうが想像力が豊かだろうがな、てめえの頭ひとつじゃ迷って死ぬ」だからこうして自身の何かを対価に吸血をする。人間を好きにできるのはやはり暖炉の前で出会ったその時だけで、それ以降は欲を押さえつけてまでどうにかしなくてはいけない。不便で面倒で仕方がない。)
＿＿お前は賢そうにも見えねーから尚更だ。
…言いたいこと分かんだろ、なあ。
(彼女の双眸を混ぜるように目を合わせ、軽く眉を寄せた。苛立ちが如実に表れて仕方がない。まだこいつじゃなきゃ襲えたのになんて不満は捌け口もないから胸に秘めておくことにした。＿＿全く、不便な隣人だ。)


(/此方も遅くなってすみません、再開させて頂きますのでよろしくお願い致します…！)

（どくどくと握りこまれた箇所が強く脈打って、血液が痛みと窮屈な感覚から逃れようとしているのが分かる、ズキズキと痛む感覚は好きになれそうもなく眉を寄せ目の前の二つの水色を睨んで。近い、飲み込まれそうな瞳の色は恐怖と同時に好奇心を刺激してくるからたまったもんじゃない。形のいい唇が確実に迷う、そして死ぬと端的に告げる_きっとこの言葉に嘘はない。実際、自分の部屋を出てからここまでどれほど歩いたのか、どのくらい歩いたのか、しっかりと覚えているのかと問われれば首を静かに横に振るだろう。そのまま相手の言葉を逡巡して…言いたい事、逃げるな、無駄だ、黙って_）
“黙って俺様に喰われてろ”とでもおっしゃいますか_そんな余裕のない犬のような表情で？
（相手からして見れば、子猫に噛まれるより痛くもないだろう喧嘩をふっかけては口角を歪めるようにして笑う。｢実際、自室に戻れるかも危ういので…お隣様についていきましょうかね、貴方様が動けるのなら｣、続けたこれは賢そうに見えないと言われたことに対する仕返しだ。それでも小さく指先は震える、確実に目の前の相手を捕食者だと理解しているからだろうが心とちぐはぐな身体の反応に思考がぐちゃぐちゃになる感覚は不慣れで強く奥歯を噛んで。壁についていた右手を離して、首辺りのガーゼに指先を這わせれば挑発するようにエデンに微笑んで）

＿＿なんだお前、余裕がない吸血鬼に激しく吸えっつってんのか？
(余裕がないことが分かった上でそんな挑発をしているのならそれに応えてやろう。口角を歪めて笑う相手を双眸におさめ、こちらの口角も緩んだのは必然だろうか。…それに指先は見る限り震えているのに、彼女の減らず口は治らないようだ。「…俺が動くんじゃねー。てめえが俺を動かすんだよ」そう吸血を示唆すれば、首元のガーゼに触れる彼女の手首をぐいと引っ張り「違う」苛立ったように少しばかり目を細め。)
俺以外の痕を見ながら吸血なんざしねえよ。
出せっつってんのは肩だ、バーカ。
(他の吸血鬼が付けた痕を見ていい気がするなんて者はいない。自我が強い吸血鬼という生き物は当然のように様々な欲を持っているものだから、自分以外の痕を見れば不機嫌になるし自らの痕をそれ以上に残したくなる。
そして首からの吸血が不可であるなら次に選ぶのは肩だ。特段血液の流れる量が多いというわけではないけれど、相手の反応が表れるという点では肩を選ぶ。急いでいる時に相手の反応を見るというのも矛盾している気がするけれど、遊びというのも必要だろう。味は美味い方が良いし、反応は良い方が気分が上がる。空いていた片手の人差し指で彼女の肩を指し、「はやく」急かすように言えば。)

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【 イベントについて 】

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季節的に1番合うのはバレンタインデーかとも思ったのですが、吸血鬼は血液以外で味を感じないためどうかなあと思案中でございます。
勿論ホワイトデーには吸血鬼達からお返しをさせて頂く所存ですが、恐らくまともなお返しは少ないかなあとも…。

主としてはイベントの計画をしたい一心なのですが迷うところもあるため、そこで皆様のご意見を聞かせていただきたいなと思います…！

賛成してくださる方がいらっしゃいましたら近日中に詳細をアップしますので、一言だけでもご意見を頂けたら嬉しいです！

（ / 先日は寝落ち失礼いたしました…！連日になってしまいますので、他に希望者様がいらっしゃいましたら大人しく身を引かせていただきますが一応お相手をお願いしたく思っております。続きからで大丈夫なようでしたらこちらから絡み文を落とさせていただきますのでご判断下さいませ ）

(/こんばんは。本日もお越し頂きありがとうございます…！
愚息でよろしければ是非お相手をお願いしたいです。)

（緩む口元、意地の悪い笑みから目を逸らす。急かすような言葉など聞こえないふりをする様にワイシャツの襟元を手繰り寄せては目を伏せ少し考えた。ここで差し出さずに…下手をしたら恐らく命の保証が_あったにしても痛手を負う。けれど、ここで大人しく食われるのはなけなしのプライドというやつが許さないし_何より、一応はギル様のお手つきモノなわけで…いや、ギル様が他者に勝手に食われたからと怒るほど自分に執着していると考えるのは自惚れか？そもそも食料なら沢山あるのだろう…だったら）
肩なんて絶対痛いじゃないですか…痛いの嫌いなんです。腹とかあんまり痛くなさそうな場所は選択肢に無しなのですか？
（まあ、選択肢にあったとしても大人しく食われてやるつもりはないけれど。煽るというよりはまるで商談の様に言っては襟元から手を離し噛まれてもいない肩を擦る。想像しただけで痛くなってきた。白い壁に所々ついている赤を横目に、こんな所で食べられるのも嫌だったろうにと他人事のように思っては｢食事のマナーもなっていない方ばかりなのかもしれないなぁ｣と独り言のように呟いて乾いた息を吐き）

（/ありがとうございます、いえこんな生意気な娘で申し訳ありません。よろしくお願いします/蹴）

臓物噛み千切っていいならな
(血管が通っているならどこでもいいけれど、生憎己には腑千切って食べる趣味なんてない。それを相手が望んで興奮するというなら尊重してやる気がしないでもないけれど、命を終わらせるだけだからあまりおすすめはしない。そもそも痛いのが嫌だと言うのがこの館において間違っているのだと思う。血管が通っていて神経が通っていないところなんてないし、等しく痛みは訪れるし、痛みのバランスは俺の牙と気分が決める。馬鹿だと思う。学習のしない餓鬼だと思う。吸血鬼は言われれば逆のことをしたくなってしまうと泣き喚くここの餌共が理解するのはいつなのだろうか。)
…なげえよ、お前の話。ンなこと何百年も聞き飽きてんだっつーの。
(己とお前で利害が一致して、もう捧げると決めたのならそれでいいだろう。何が気に食わない、今まで全部はいはいで通してきたじゃねーか。決着ついた後からべちゃくちゃ小言つけんじゃねーよてめーはビビかようっせーな。不機嫌不満ストレス抑圧、様々なものが折り重なった感情は毒と八つ当たりだけを生み出し、心内がドス黒くて仕方がない。ああもう面倒だと左手を伸ばした先は彼女の首裏で、強引に引き寄せればもう片手でその無駄に細い肩を露出させた。)
俺様が出せっつったら出せ。うるせえっつったら黙れ。泣けって言うまで泣くんじゃねえ。
(睨むような水色は渇きと苛立ちを如実に表しているようで。)

（/主様、申し訳ありません返信を考えている間に２時間が経ってしまいました…お約束、明け方ですのでまた次の機会を待って完成したお返事を投げさせていただきますね。ろくにお相手も出来ず申し訳ありませんでした、今日のお相手ありがとうございました！）

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（ バレンタインは終了しましたが、隙あらば開催しようとしてます…笑 ）

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>>本日闇落ちの可能性がありますので、コメントを頂いても返信できない場合がございます。

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【 イベントについて 】


（ バレンタインは終了しましたが、隙あらば開催しようとしてます…笑 ）

このトピを始めて1ヶ月と半分が過ぎようとしている中、たくさんの方にお越し頂いて嬉しい限りです。
そこで、日々の生活を幾らか楽しくできないかとイベントを計画させていただきました…！

季節的に1番合うのはバレンタインデーかとも思ったのですが、吸血鬼は血液以外で味を感じないためどうかなあと思案中でございます。
勿論ホワイトデーには吸血鬼達からお返しをさせて頂く所存ですが、恐らくまともなお返しは少ないかなあとも…。

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(/もし新規様優遇で無ければぜひお相手をお願い致します…！イベントの件ですが是非とも参加させて頂きたいです。もし交流可能でしたらイベントを絡めましてビターさんにお相手をして頂ければ嬉しいです。)

(/こんにちは！お越し頂きありがとうございます！

イベントの件につきましても賛成とのことでありがとうございます…！
まだ詳しいところまで決めていないのですが、バレンタイン用として何か吸血鬼に贈り物をすればホワイトデーのお返しを、と言った王道なものにしようかなあと考えておりまして…。

もうそろそろ発表できるかと思うのですが、イベントを絡めてとのことであればイベントの詳細を今発表したほうがよろしいでしょうか？)

(/早とちりを申し訳有りません…！折角のイベントと言う事でつい早まってしまいました…！もし、ご負担で無ければ是非イベント参加をしたいと言う申し出でしたので、急かしてしまうようでしたら通常の交流でも大丈夫ですので…！)

【 イベントについて 】


終わってしまいましたが、せっかくの季節ということでイベント〈 バレンタイン 〉を開催させていただきます…！


本日からホワイトデー前日の3/13まで、お相手中の吸血鬼へバレンタインの贈り物をしていただくことができます。
贈り物の種類は問いませんが吸血鬼は血液以外で味覚を感じないため、小物やアクセサリーなんかが好まれる場合もあります。
そんなものよりチョコレートが欲しいと意気込む吸血鬼も混じっていますので、お好きなものをお好きな吸血鬼に贈っていただければと思います…！

小物やアクセサリー、お菓子などは取り扱うお店も館内にはあるため、そちらに出向いたシチュエーションで購入する描写をしていただいても事前に用意している体でも構いません。
また、王道の気持ちのこもった手作りを渡すでも共同のキッチンスペースで一緒に作るでも無限にシチュエーションはございます。こちらもお好きなものをお選び頂けたらと…！


バレンタインに贈り物をした方へは吸血鬼からきちんとホワイトデーにお返しをお渡し致しますので、日常の軽いスパイス程度になれば嬉しいです。ちょっとしたシークレットイベントもいくつかご用意しております。


・参加をご希望なさる方はお相手の募集時イベントへ参加の旨を伝えていただければ幸いです。
・また、都合上最初のご案内が終わって部屋へ通された方のみイベントへの参加が可能となっております。期間中に最初のご案内が終われば参加も可能です。
・こちらも都合上となってはしまうのですが、一度でも絡みのある吸血鬼にのみ贈り物をすることができます。こちらも期間中に一度でも絡みがあればその日から贈り物が可能です。


長々とした文をお読みくださってありがとうございます。質問はお気軽にどうぞ。

それでは、皆様の参加を心待ちにしております…！

(/せっかくのお申し出でしたのでイベントの詳細を発表させていただきました…！
内容は王道なものになってしまったのですが、発表した通り日常の軽いスパイスになればと思っております。

遅くなってはしまいましたが、今回のお相手はバレンタインイベントを絡めてとのことでよろしいでしょうか？
よろしければどこかをふらつく文を落とさせていただきますのでご検討ください…！)

(/とても分かり易い説明文を有難う御座います…！それでは是非とも参加させて頂きます…！早速交流させて頂ければと思いますので、交流文の投下をお願いしても宜しいでしょうか！)

(普通の食べ物で味覚を感じないと言うのなら、嗅覚ぐらい封じてもいいのではないかと思う。味のしないものの匂いがわからないからといって特に不便はないし、館を包む鼻に付くチョコレートとやらの匂い、それに混じった血の匂いが吸血鬼の心を逆撫でしているのだと嫌に教えてくれて仕方ない。口にしても味がしないのなら別に匂いも感じなくていいだろう。己からしたら変な匂いのする固形のものとしか認識できないし、それもそれでなんだか負けた気がして嫌なのだ。吸血鬼は非常にデリケートである。)
…。甘、
(匂いから逃げるように人間の部屋に押し入り、ちょうど腹が減ったから牙を立ててやった。突然部屋に入られた人間は最初こそ戸惑っていたものの、いざ吸血となったら騒ぎも抵抗もしないのだから面倒がかからなくて良い。最初から最後まで無言で終われるというのは楽で、でも部屋から出たらまたあのチョコレートとやらの匂いが立ち込めるからうざったく思ってしまう。このバレンタインとやらを持ち込んだのは何年か前に来た東洋の人間だと聞いたけれど、そいつがいるならすぐ出て来いと言うもんだ。吸い捨てて二度とやんじゃねえと怒りつけたくなるような匂いがどうも苦手で、口の端にまだ残る血液を下で丁寧に舐めとれば鼻をひとつ鳴らし何に対しての言葉だか上記を呟き。)


(/それではビターで文を落とさせて頂きます…！闇落ちをするやもしれませんがよろしくお願い致します。)

(探索探索、この屋敷を出る場所が何処かに一つくらい見つかる筈だと暢気なマイペースさで屋敷を徘徊していれば偶然見つけたのはキラキラとした小物、美味しそうなチョコレート、様々な物が並ぶ店で。店内に並ぶ商品の羅列から、日付感覚の薄い生活の中で今がバレンタインの近くなのだろうかと言う事を感じる。気づいた頃にはあげる予定の無い生活の中で自分へのプレゼントとして数種類のチョコレートを、物珍しい小物やアクセサリーは此処での生活が夢じゃ無かったと言う証拠の為に、紫色の水晶で作られる髪飾りと同じシリーズだろうか、似たようなデザインのイヤーカフを購入し。ほくほく、と満たされた気分のままご機嫌に鼻歌を歌いつつ再び徘徊を再開して。一先ず購入したそれらを楽しむべく部屋に戻り、チョコレートを広げて購入した髪留めやイヤーカフを見つめ。自然とにまにまとにやけてしまう表情で数秒其れを見つめてから、一人で愉しむのは勿体ない、その思いで隣人である彼の部屋を訪ね。部屋にいるのかどうか、分からないがトントンと扉をノックすると「ビターのおにーさん。いる？」やっほー、なんて呑気な挨拶を共にしつつ扉の向こうへ声を掛け)

(/先出し有難う御座います…！闇落ちはどうぞお気になさらず！どうぞ、宜しくお願い致します/蹴り推奨)

どこ探してんだよ、
(匂いから逃げる先はそこまで多くない。人間の部屋か己の部屋か、吸血鬼の集うリビングルームかの3択である。特にリビングルームに用もなければ腹も特段空いていないし、じゃあどうするかと言われれば選ぶのは自室な訳で。気怠さと面倒さを感じながらふらふらと部屋に戻れば、自室の扉を叩いて己の名前を呼んでいたのは紛れも無い隣人である。人のいない部屋に呼びかける彼女の肩を叩きぐいと引けば呆れたように「何か用？」軽く首を傾げ尋ねてやろうか。彼女からほのかに香るのは今日飽きるほど嗅いだチョコレートとやらのもので、表情が硬くなるのに時間はいらない。そういやこいつはバレンタイン世代ど真ん中の女の子様だったか、そりゃはしゃぎもするよなめんどくせえ。自分でも面白いくらい己のバレンタインへの印象は悪いままで。)
おまえもバレンタインがどーだとか言ってんじゃねーだろーな、
(こっちは嫌という程聞いた単語だ。いや興味を持つのはいいのだけど、はしゃいできゃーきゃーいい回る奴らの気がしれないのだ。ため息を吐き肩を掴む手に力を込めてやれば、「匂いが女くせえ、」文句を言うようにわざとらしくやれやれと肩をすくめて見せ。)

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>271 優遇冷遇


【 イベントについて 】

過ぎてはしまいましたが、バレンタインのイベントを計画させていただきました…！

詳細は >409 にまとめておりますので、是非ご参加ください。

(/こんばんは…！
前回お相手頂いてから少しお時間が空いてしまっているのですが、もしよろしければ続きからお相手をお願いしてもよろしいでしょうか…？)

(/こんばんは、お久しぶりです…！
またマリカ様とお会いできて嬉しい限りです。是非ともお相手をお願いしたく思います…！

前回の続きからとのことですが、>268からビビのお相手でよろしいでしょうか？
よろしければ続きから落とさせていただきますのでよろしくお願い致します…！)

>>主様

(/はい！>268の続きから、是非よろしくお願いいたします…！)

＿＿…そうだね。
ここにいるのには血縁のある双子もいるけど、ない奴の方が多い。当然僕にもない。
(親だと名乗る者を知らないから、自分の中じゃ親はいない。己は物心つく前のことを知らないし、物心ついた時周りにいたのは吸血鬼だ。知らないものはないと言って良いのだから血縁はないと言えるしそう言うし、恋人だの何だのに対しても同じようなことだ。物心つくまえに恋人がいたとしても己はその存在を知らない。尋ねられたことがないから分からないけれど必要かどうかと尋ねられてもいらないと答えるだろう。己に恋人がいなくてもどうなるってことじゃない。)
僕もキミも、大切な人やモノは作らない方が身のためだよ。
(人は死ぬ上モノは壊れる。それに例え死ななくても嫌なところは見えるだろう。情があればあるほど欠点が疎まれてしまうものだし、自分ではない存在を嫌がってしまったり、それで負の感情を抱えるくらいなら無機物として扱った方がいい。汚い感情を持ちたくないと叫ぶ綺麗な心の持ち主ではないものの、人間如きに己を汚されるのが嫌だ。…そんな理由を大袈裟に掲げて人間を餌として扱うわけではないけれど、ワケの一部にはあっていいはずである。全く誰に対しての言い訳なんだか。「…キミは幸運だね。これから悲しまずに済む」隣を歩く彼女ににこりと微笑みかけた。目の前の餌が涙を流す場面があるとすれば吸血くらいだろうか。)

──作るも何も、こんなに誰とも出会いのない閉鎖的な空間じゃ大切な人なんてできないけれど。

(大切な人、だなんて両親しか思い浮かばない。それにどうせ外に出られないのならばこれから先出会いだなんて絶対にないだろう、そんなことを脳内で考えていた隙に形の良いさくらんぼ色の唇からはいつの間にか言葉が漏れてしまっており。あら、とサファイアブルーをぱちくり丸くさせたあとに少しごまかすような小さな咳払いをひとつ。マリカはにこりと彼の機嫌を取るように綻ぶ花のような笑顔を浮かべては「でも、そうかもしれないわ。誰だって大切な人の終わりだなんて見たくないもの。」と自分の脳内に浮かんだ愛する自分の両親に意識を飛ばしながら答え。ふっ、と横を歩く彼をちらりと見て視線を絡ませてはそうでしょう？ときらりとした金色を揺らしながら首を傾げて。)

案外消極的だね。…キミは余程両親が好きらしい。
(生物や植物との関わりに積極的と見えるなんてのは己の黒い双眸を通して見た偏見だけど、予想は外れた。関わりに消極的というかここでの生活に希望を見出していないようにも見え、ここまで落ち込むなんてそんなに両親が大切なら引き離すなんて悪いことをしただろうか。その割に牙を立てれば飛び出たのは甘い甘い声だけど、前の世界が忘れられなくて枕を濡らすなんてことはこの館の主の1人としては悲しい事実でもある。暮らすからには楽しく過ごしてほしい＿＿、それは人間を餌として扱う己には似合わない願いだろうか。心からそうは思っていないから当たり前か。)
少し違うな。
…まあ、当たりでいいよ。
(別れの悲しさだけじゃない。他人の嫌なところ、不満に思える箇所、嫌いな部分＿＿そんなものは関われば山ほど出てくる。汚い感情を持つ人間は汚くなるのだから、何人との関わりを断てば汚い人間にならずに済むとそんな思いも込めて口にしたのだけど……まだ心の綺麗な彼女には伝わらなかったらしい。)
だから言っただろう。キミは僕だけを見ていれば良い。
(進めていた足を止めたのは、空室になっている部屋の前だ。アンティーク調の扉は他の部屋と同じものだけど、今後この部屋は死ぬまで彼女のものになる。鍵のない扉のノブを捻って軽く開いてやれば再度彼女に笑いかけた。「僕ならキミの感情に封をしてやれるからね」吸血鬼と人間の間に必ず存在するのは捕食者と餌という関係で、それ以下になることはあれどそれ以上になることはない。植え付けられたものが門番となって立ち塞がるから、今まで生きてきた何百年もに人間との思い出はないのだ。)

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【 イベントについて 】

過ぎてはしまいましたが、バレンタインのイベントを計画させていただきました…！

詳細は >409 にまとめておりますので、是非ご参加ください。

（/こんばんは。お時間があればお相手をお願いしたく思います！イベントと迷ったのですが今のエデン様との会話が丁度いいところで終わり期限内だった場合にさせて頂こうかと思い、今回は前回の続きからお願いできればと考えております。大丈夫なようでしたら前回の続きにこちらからお返事を投下いたします！）

（／今晩は、先日はお相手有難う御座いました。本日お時間良ければ前回からの続きでお相手をお願いしたいです…！礼）

（／すみません、先着様が居られましたね…！タイミングが悪くて申し訳ないです。またお時間ある時にお相手お願い致します。そしてイベントの件ですが是非お部屋への案内が終わった際には参加させて頂ければと思っております。楽しいイベントの提案、有難うございます！）

>423

(/お越しいただきありがとうございます…！
お相手をお願いしたいのですが、前回のレスのアンカをお教えいただけないでしょうか…？
エデンとの絡みがひと段落した後ぜひイベントにもご参加いただければと思います。よろしくお願い致します…！)


>425

(/せっかくお越しいただいたのに此方の都合で申し訳ございません…。2名同時にお相手できるよう努めてはいるのですが、何分時間の問題があり、難しそうです。
ぜひまたお越しいただいた時最初のご案内を終わらせることができたらと思います。イベントへの参加もお待ちしておりますので…！)

（/ありがとうございます、前回の主様のレスが>>400でしてそちらに返事を書く形で繋げさせていただければと思います。大丈夫な様でしたら次のレスでお返事を出させていただきますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします！）

(/ありがとうございます。ではレスに続く形でお返事したいただければと思います…！
お話が一通り終わりましたら館内を案内させますので、お好きな場所に連れ回していただけたら嬉しいです。/蹴り可)

（ぞわり。自分のことを見下げるような声色、きっと相手からすれば物わかりの悪い人間で、餓鬼なのだろうが…それならそれで構わない、相手が飽きて外へ放り捨てるまで好き勝手してやろうと思ってしまうのはきっと自分の悪癖だ。エデンの大きな手が身体を引き寄せるように強く動き、がくりと揺れた視界に映るのは彼の色素の薄い髪と血で汚れた壁。外気に触れた肩がひやりとして軽く肩が震えた。ギル様とはまた別だ、この人は逆らってはいけない、頭に刷り込まれる恐怖にくらくらと脳髄が痺れる）
聞き飽きても治らないだなんて…ええ、ではエデン様のお望み通り黙ってさしあげましょう
（上から目線な言葉だと自分でも笑った。震える体とは裏腹に強がりな挑発を吐いて同じく震える指先で縋るようにエデンの肩を掴む。いやになる、言葉と身体と心がちぐはぐで少しずつ追い詰められる感覚に全て忘れて献身的なただの餌になり下がれたらどんなに楽か。今にも口に出して助けを乞うてしまいそうなギルの名前を必死に飲み込んで、歯が鳴りそうな恐怖に耐え）

…てめえは素直になんねえな、
(体は震えている今もその上から目線を続け、嫌になるくらい挑発的な言葉を音にする。うんざりするくらい頭にくるけど、その減らず口を黙らせることができるまで付き合ってやらないでもない。生憎、己は自分の下に人を作るのを好むタイプだ。ああ面倒、本当に面倒。そうだここまで面倒をかけたのだからとっとと犬になればいい。ギリギリまでその上から目線を崩さずに、最後まで生意気な瞳で、でも足を踏み入れて従順になればそれで満足だ。)
とっとと餌になりてえって言やいーのに。
(まだ距離が空いている。ぐいと引き寄せその首筋に長いキスを落としてやれば、少しだけ赤みがついたそれにちょっとした満足感。でもまだ足りないから、こうして言葉を投げかけて揺さぶってやろうか。さてその尖った口調と態度が命取りだなんてことに彼女は気付くのだろうか。…気付かないなら気付かないままいればいい。手遅れだと知って、自分の首を絞めていたのは自分だと分かって落ちれば最高だ。それで己の支配欲が満たされればそれでいいのだ。だって彼女は吸血鬼の下にいるべき餌だろう。吸血の前に無駄なお喋りはいらないとキスを落とした箇所へ噛みつく。ちょっとした痛みで慣らしてやれば、熱を持つそこへ一気に牙を突き立てた。)

（誰がそんな無様な言葉を吐いてやるものか、落とされた口付けは不慣れな感覚を手繰り寄せて背筋にぞわりとした感覚が這う。けれど、頭の片隅ではふと…もし餌になりたいと懇願すれば、プライドだとか意地だとか、そういうものを全て捨てれば楽になれると…本当は分かっているのではないかと何度も問いかける。助けて欲しい、こんなチグハグな本能と理性がせめぎ合う感覚は苦しくて仕方がない。やわい痛み、じくじくと熱を持つそこに意識が無理矢理向かされれば深く入り込んだ牙に背が仰け反る。熱くて痛い）
あ゛っ…ぐ、
（飛び出そうな叫び声は奥歯を噛みしめて押し殺す。黙ると言った手前痛いと叫ぶことはしたくない。熱い感覚に見開いた瞳が嫌でも涙を滲ませて…けれど自分の奥で痛みではない何かがあることを知っているかのように、頬へと熱が集まる気配がする。まるで野良の雌犬じゃないか、見下げるような思考に混乱して認めまいと拒絶するように首を振り、エデンから離れようと脚に力を込めて。堕ちたくはない、知りたくはない、ここから逃げたい…堕ちればいい、認めてしまえ、どうせ逃げられないのだから…相反する考えと感情に喉から引きつった音が漏れて壁の汚れが滲む。泣けというまで泣くな、その言葉を守るつもりはないけれど必死に何かに縋り付いてこの前のように涙をこぼすことはしまいとしている自分が滑稽で仕方ない）

(/わーーすみませんすっごく忘れてました！！吸血の場所を首から肩に脳内変換してください…！！！首に吸血したくねえって言いながら首に吸血してるエデンおかしいですね…笑)

（/わーっお気になさらず！お気になさらずに！こちらのお返事でも都合の悪いところはふんわりとしていただければ問題ありませんので！大丈夫です！ありがとうございます/蹴推奨）

(首に比べたら相手の反応が見れない分欲は満たしきれなくなるけれど、声を抑えんとする彼女の漏れた響きは充分すぎるくらいに己を煽ってくれる。牙を深くへ刺し、思い切り吸い上げればその分の血液が喉へ流れ込んで渇きを潤して腹を満たす。限界だった空腹が徐々に消えていくこの感覚を好んで仕方がない。愛を持たない吸血は久々で、ただひたすら相手を下に落とすために、瞳を黒く燻んだものにするために牙を刺して皮膚を引きちぎる。抵抗したところで無駄で、角度によっては希望に満ちたものに見える2文字はただの延命治療に過ぎないのだ。＿＿…そんなヒント、教えてやるつもりはないけど。)
…うぜえくらいによく耐えるモンだな。
なあ、楽しいかよ、上から目線ってのは。
(一度牙を抜き、見上げた双眸に捉えたのは何かを溜めた彼女の瞳だった。潤んだようにも見えるそれを押さえ込んでいるのは残る反抗心だろうか。早くに降参していればその涙さえ拭ってやったと言うのに、まだ諦めないか。抵抗したいのかまだ虐めてほしいのか考えるのは億劫だけれど、どちらにせよ痛みを加えるのが今すべきことでしたいことなのに変わりはない。牙の痕に舌を這わせて付着した血液を舐めとり、異常に甘く感じるそれを飲み込む。大きなリップ音は行為を彼女の頭に埋め込ませるための合図だ。「いいか、俺様は泣くなと言った」揺れる瞳を見上げるというのは悪くない。「…分かんだろ、泣いたら＿＿」お前の負け。直接的な言葉は使わず、自分で理解させてやる。事の重さは、行動によっての結末は、自分で初めて気付く方が良い。牙は再度皮膚を突き破った。これで2個目の痕だ。)

（慣れるはずもない、熱い液体が外へと無理矢理取り出されて少しずつ身体は熱を持って、それでも何かが抜け落ちていく感覚に慣れろという方が無理なのだ。牙が抜ける感覚にまた短い悲鳴を飲み込めばこちらを見やる双眸をどこかぼんやりと見つめて理解する、嗚呼本当に隣人は怪物だ…なんてことを。脳髄を焦がすような音、猫のように甘い嬌声なんてあげるわけもなくただエデンの残酷で何よりもスリルのある言葉を受け止めた。泣くものか＿負けなんて認めない、そう頭では叫ぶのに身体だけが細かく震えて仕方がない。許して欲しいと身体は叫ぶのに、頭だけがエデンへの白旗を許さない）
…ま、何で、い゛っ、
（そんな混乱する思考に気を取られていれば視界から消えた双眸、再度口が寄せられる感覚に思わず震える声で抗議するも奥深く刺さった牙に目を見開いてエデンの服を握り締める。涙を我慢して、けれどだらし無く開いた口から抑えきれなかった声が漏れれば頭の奥が麻痺して…痛みを拾い上げる度に目の前がチカチカと点滅するようで。泣かないように、意識が痛みとその呪縛だけに向けば他が疎かになる。売り言葉に買い言葉…とはいえ相手の言葉を忠実に守るだなんて似合わない、けれど泣きたくなんかない、ぐるぐると回る思考の中で目に張った涙の膜が厚くなるのがわかる。ぱちり、瞬きをすればたった一滴だけが床へと落ちた。もういっそのこと、一思いに、戻ることのできない場所まで堕として楽にしてくれれば良いのに…まるで懺悔をするようにエデンの髪に唇を寄せて口付けようとしたのは完全に無意識）

(/昨晩は寝落ち失礼致しました…！
短い時間とはなってしまいましたが、お相手することができてとても楽しかったです。是非またお越し頂ければと思います！)

>>お相手募集 
















これからお1人お相手の募集を致します。


新規の方はpfの提出をお願いします。



pfの提出や質問などはお相手中でも受付。 
ぜひお越しください。 





本日闇落ち寝落ちの可能性がありますので、短い時間のお相手になってしまうことがあるやもしれません。



＞1 世界観 

＞2 ルール、テンプレート 

＞3 >149 >338 提供吸血鬼
>271 優遇冷遇


【 イベントについて 】

過ぎてはしまいましたが、バレンタインのイベントを計画させていただきました…！

詳細は >409 にまとめておりますので、是非ご参加ください。

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(/前回は闇落ちしてしまい申し訳ございませんでした…！！
お相手募集ということですので、もしよろしければまたお相手をお願いしたいです…！もしお時間に余裕があればよろしくお願い致します！)

(/お返事遅れてしまい申し訳ございません…！
まだいらっしゃるようでしたらぜひお相手をお願いしたいです！)

──感情に封、だなんて。……少し悲しいことですね。本当にただ血を吸われるだけのお人形みたい。
(彼の言う通り、もう元の世界のことなど考えずに彼のことだけを見ていてこれから生きていけばそれはそれで楽なのかもしれない。感情に封をしてしまい、何も考えられなくしてしまうのも。だがそれは今までの自分の人生を簡単に投げ捨ててしまうようで小さな針で刺されてしまったかのように少し心がチクリと痛む。その痛みを無視するかのようにマリカはふと扉の開かれた部屋を見れば自身が思っていたものの数倍はしっかりとした部屋──というか、元々自分が生活していた家よりも造りの良い個室で悔しがるべきか喜んでも良いものかと微妙な表情を浮かべて。「本当に、こんなにちゃんとしたお部屋をお借りしても良いんですか？」お借り、という言葉に少し引っ掛かりを覚えつつも彼に問いかける。どうせ死ぬまでここから出られないのなら、そして有無を言わさず連れてこられたのだから部屋を借りるという言葉もなんだかヘンテコなのだが、それでも家の一部を借りるということには間違いはなくマリカはふと背の高い彼を見上げて。)


(/ありがとうございます！
早速ですが、続きから始めさせていただきます！)

悲しくもなんともないさ。
…ほら、キミはもとより餌だろう？
(お人形みたい、じゃない。お人形だ。しっかりと的の中心を射ている。ここに連れてこられる彼ら彼女らは人間である前にひとつの存在であり、ひとつの存在である前に吸血の餌なのだ。だからそんなのないなんて叫ぶ必要はないし、悲嘆にくれる意味もない。決められたレールの上を走るのに何故悲しさが付き纏う。安泰で死の待たない道を行けと言われて何故嫌がる。荒波に飛び込みたいというのなら止めはしないが、おすすめはしない。待つのはきっと止まる息の根だから。「運命を悲観したってネガティブになるだけだからやめた方がいい。…これもキミのためだよ」こちらを見上げる彼女の頭に片手を乗せて撫でてやり、眉を下げた。今の自分が可哀想だと思えば思うほど前の世界が恋しくなるし、それは己にとっても不都合だ。彼女も苦しくなるはずだし、双方に不都合があるだろう。)
僕らはこの部屋を貸すつもりなんてないよ。キミにあげるんだ。
(それは部屋にしても同じだ。下げた眉の下、口角が緩んで苦笑いを作る。借りるなんてまるで返すことがあるみたいじゃないか。己らはこの部屋を返してもらう気はないし、元よりあげるつもりでこうして無限の館へ招待している。逃げることはできないし逃がすつもりもない。「キミはこの部屋で生涯を終えるんだろう？」尋ねるように言ったけれど、有無は言わさない。逃げられると思われても困る。)

……貴方のこと、私勘違いしてました。とても優しい人だと思っていたけど、そうじゃないみたい。…優しいフリをしてるだけの、悪魔みたいな人。──それに、私は自分の運命を悲観なんてしません。私は自分を哀れむような悲しい人間なんかにはなりたくないもの。
(自身の頭に優しく乗せられた彼の手がひどく冷たく感じて、マリカの背筋にはぞくりと何かが這ったかのような感触が走った。初めて彼を見た時はとても優しそうな笑顔で、安心したはずなのに何故か今はこの笑顔がどうしようもなく、怖い。マリカは自身の頭を撫でる彼の手をやんわりと振り払ったあとに上記を述べればきゅ、と唇を結んで彼の漆黒の双眸と視線を絡めて。)
……聞いた私がバカでした。
(何だかだんだん開き直ってきたようで、自身の先程の質問が馬鹿らしくなってしまったのかマリカは静かに溜息を一つ吐いて。どうせ逃がす気も、逃げられる気も無いのだろう。自分だって勝てないと分かっている相手に対して抵抗する気なんて今更サラサラ無いが、如何せん自分の頭の中で理解をしているのと直接それを突きつけられるのとではやはり違うものでマリカはまた改めて自分がこれから生涯を過ごす部屋を一瞥して。)

(/昨晩は寝落ちを失礼いたしました…！

ただ前回の分でちょうど最初のご案内が完了しましたので、次回からご希望のシチュエーションを記入していただいてからのお相手になるかと思います。
イベントへの参加も受け付けておりますので是非…！)

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過ぎてはしまいましたが、バレンタインのイベントを計画させていただきました…！

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（/こんばんは、遅くにお邪魔致します。お時間がありましたらお相手を続きからお願いしたく思います…）

(/わーー気付かずすみません…！！
今からお相手の募集をいたしますので、お時間が合えばぜひいらしてください…！)

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＞3 >149 >338 提供吸血鬼
>271 優遇冷遇


【 イベントについて 】

過ぎてはしまいましたが、バレンタインのイベントを計画させていただきました…！

詳細は >409 にまとめておりますので、是非ご参加ください。

>>主様

(/こんばんは、連続になってしまいますがもしよろしければお相手をまたお願いしたいです…！
希望されている方もいらっしゃいますので、もしその方がいらっしゃれば其方の方を優先していただいて大丈夫です！)

(/こんばんは、お越し頂きありがとうございます…！是非お相手をお願いしたいです。
前回は寝落ちという形で終わってしまいましたが、最初のご案内は終わりましたので今回からシチュエーションなどのご希望をお聞かせくだされば嬉しいです。)

>>主様

(/希望のシチュエーション…！
此方としてはこのままビビ様にお相手をお願いするのも、他の吸血鬼さんとお話をするのもどちらも魅力的だと思います…！特に希望等は無いのですが、他の吸血鬼さんとお話させていただけるようでしたら指名等はございませんので、何方でも絡んで下さる吸血鬼さんが居ましたら幸いです…！もしいらっしゃらないようでしたら、是非またビビさんとお話したいです！)

(/でしたらこちらで5人に絞っておきますので、その中からご指名を頂きたいです。

イヴ、エデン、ビビ、リップ、ルーネラ いずれを選んで頂いても構いませんのでご検討くださいませ。
状況やシチュエーションはそちらにお任せいたしますので自由に指定していただければと思います…！)

>>主様

(/では、是非イヴさんにお相手をお願いしたいです…！
シチュエーションは、お屋敷に連れて来られた翌日や翌々日などあまりまだ屋敷に慣れていない時などが望ましいです…！マリカが色々と探検している時に偶然、といった形でよろしくお願い致します…！)

(/屋敷内の簡単な案内をする、といった形でよろしいでしょうか？もしくはあまり詳しく決めたくない、流れに任せるとのことであれば次レスから出だしをお願いしたいです…！

イヴもイヴで癖がある奴なのですが、飽きずお相手していただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します…！)

>>主様

(/はい、軽く屋敷内の案内をお願いしたいです…！！
ではこちらから始めさせていただきますね！

こちらこそ、よろしくお願いいたします……！)

……本当に広いお屋敷。
(どんなに歩いても行き止まりの無い屋敷。マリカは小さくため息をつきながら上記を呟けばはらりと耳から落ちてきた髪をまた改めて耳にかけて。屋敷に連れてこられて数日、慣れたといえば嘘になるが貧血もだんだんと治ってきてここまで出歩けるようになった。調子が良くて思わず廊下を歩いて数分経ったが、そこでマリカはふと自身の部屋にどう戻れば良いのかわからない事に気付き。「……この年齢で迷子だなんて、どうしましょう。」数日前に牙を立てられた跡を隠すかのように首元を覆うリボンをさらりと撫でたあとに首を傾げては、マリカは取り敢えず元来た道を戻ってみようと踵を返してクッション性のある廊下をゆったり歩き始めて。)

(そこかしこにある茶色の扉ひとつひとつが食事処でキッチンだ。腹が減ったら近くの扉を開けて食事を済まし、その吸血痕を舐めてやればそれがごちそうさまの代わりになる。今回も例に漏れず手早く食事を済ませて扉を閉め、そのまま廊下を曲がった瞳が捉えた先に思わず眉を寄せる。鮮やかな金色の髪は糸のように綺麗ではあるが、首に巻かれた煩わしいリボンがその美しさをかき消しているようで仕方ない。その近くに見える赤みは生々しく吸血を表していて、この館じゃ痕無しは珍しいものであるものの気分は悪い。)
＿＿似合わねーな、
(ただあまり館に慣れているわけでもなさそうで、どちらかと言えば目的もなく歩いているようにも見える。そんな彼女に声を掛けた第一声はそのリボンに対する率直な感想だった。似合わない、というか目障りだ。誰かの痕も、それを隠すように巻かれたリボンも、隠しきれない赤みも全てが煩わしい。「…よう、人間」きっと順序の違う挨拶を一方的に交わし、目を細め彼女を見下ろした。)

！

(似合わない、とかけられた声に思わず首筋を抑える。牙を立てられた跡を顕にしながら出歩くよりはマシだと思い出来るだけ目立たないようにとつけたこのリボンは彼女自身どこか浮いている自覚はあったらしくその顔は苦虫を噛み潰したように眉を寄せていた。ゆっくりと首筋から手を離せば声のした方向を振り返り、美しく咲き誇る赤薔薇のような色をした瞳と視線を絡め「──御機嫌よう、吸血鬼さん。」と、彼の言葉に言い返すように後半を強調しつつドレスの両端を掴んで小さくお辞儀をする。決して彼に喧嘩を売りたい訳では無いが、どこかトゲのあるか言い方になってしまったことに自身で小さく反省すればちらりとまた自分より背の高い彼を見上げ。蠱惑的で美しい、まるで絵画に出てくるような見目麗しい彼を見つめては吸血鬼ってみんなこんなに綺麗なのかしら、とどこか間の抜けたことをぼんやりと思いつつ首を傾げて。)

＿＿…ふーん、
(意図してかせずかは知らないが、少しだけトゲが見え隠れする声を出す勇気だけは認めてやろう。酷い奴だと言葉を交わそうともしないし、声を出したかと思ったらイラつくくらいにか細くて聞こえるには程遠い。「吸われるために歩いてんのかと思ったけど」言葉に含まれる小さなトゲが違うとうるさいくらいに訴えた。望んでいる都合に合わないとつまらなそうに瞳を合わせれば、ぼんやりとこちらを見るその鮮やかな色に口元を緩め「…捕食者に見惚れてんじゃねーよ」鼻で笑って揶揄い。構えもせず吸血鬼と対峙するその行為が首を差し出しているようなものだということを恐らく彼女は知らない。館に来て日が浅いのだろうが、まるで警戒心がないように見えるそれを見る度、無知は怖いものだと思う度、牙が鈍く光る。こいつはここでの常識を知らないのだと分かってはいるがお構いなしに欲というのは膨れ上がってくるもので。)
で？
何してんの、なんもねーとこで。
(こびりついた欲を振り払うように小さくため息を吐き、目の前の餌が何をしているのかを尋ねた。残念ながら己に廊下で食い尽くす様な趣味はないし、他の奴の痕を見た後の吸血がどうなるかくらい自分が一番良く分かっている。自分に限ったことじゃあないが経験上ロクなことにはならない。「…俺でも全部見たことねー館で迷ってんの？」口にしたのはひとつだけ浮かんだ可能性で。迷ったと弱音を吐くなら大歓迎の大歓迎、警戒心は欠片も感じられないが少なくとも敵意は持っているらしい彼女が弱音を口にするならそれはそれで愉快だし、恩を売るのは嫌いじゃない。)

吸血鬼の方は、皆さんとても顔が整っていらっしゃるのかなぁと思って少し見てしまっただけです！
(見蕩れているという彼の指摘にぶわりと白い頬に朱を散らしては決して見とれてはいないと首を振って。最も、自分の会ったことのある吸血鬼など彼と初めて会った吸血鬼であるビビしか居ないがそれでもどちらも人間離れした美しさを持っており、その見目麗しい顔立ちと陶器のような肌は年頃の女性としては羨ましさと少しの嫉妬心も芽生えてしまうものでマリカはまたちらりと彼の顔を見あげ。)

たっ……探索です。別に迷ってなんていません。
(彼も全部見たことがない館、というのはつまりそういうことなのだろう。ただ何となく暇つぶがてらふらりと屋敷の中を見ようと歩き始めただけなのに、いつの間にか自分が迷ってしまったということは彼には悟られまいと視線を逸らしつつ後半に包むにつれその声は小さくなっていき。「これから部屋に帰ろうと思っていたんです。……決して！迷った訳ではありませんから！」ここまで迷子ではないと強調してしまえばもう自分は迷子ですと言っているようなものだが、マリカの顔は真剣そのもので。)

あそ。
(迷っていないと繰り返す彼女の真意は馬鹿じゃなけりゃ分かる。そんでもって己は馬鹿じゃない。間違いなく彼女はこの館で迷い、大方元来た道を戻るところとかそんなとこだろう。にいと笑った。
＿＿まあでも、彼女がそこまで真剣に迷っていないと言うのなら本当に迷っていないのかもしれないし＿＿迷っていたとしても助けられたくないなんて奴もいるだろう。なら軽率に助けるわけにはいかない。「…ひとつだけアドバイスしてやる」＿＿なんて、そんなこと思うわけないだろう。ばーか。)
意地張ってたら死ぬぞ、お前。
(良心が彼女を生かすのも恐らく一回きりだ。ここでの経験が浅い餌に野垂れ死にしてもらっても血が勿体ないが、物分かりが悪い奴は面倒で仕方ない。己はビビほど人間を蔑視してはいないものの崇高な生き物だとは思っていないし、手にかけることは気が引けようと死んだ人間に思いを馳せることはしない。教育が必要な猿に仕方なく言葉を教えてやっている様なものだから、甘やかさないし甘やかせない。「…ほら、」これもそのひとつだ。両親にぐずぐずに甘やかされた彼女を冷水で清めてやる。氷水じゃないだけまだ感謝してほしいというもので。)
困った時はどーすんの。
(浮かべた笑みはそのままで、少しだけ首を傾げてみせた。)

………………。

(確かに、こんな意地を張っていても仕方が無いのは分かっているしきっと自分が迷って屋敷内で野垂れ死のうと彼らには関係の無い話だ。──キミは餌だろう？という初めて会った吸血鬼の彼の言葉を思い出す。折角ようやく治り始めた貧血が、案内をした礼としてまた血を強請られたらまたぶり返してしまうのてまはないかと要らない心配をしつう、マリカはちらりと彼を一瞥したあとに「私の部屋──いいえ。大きな暖炉のあるお部屋まで、案内して下さい。」と小さな声で告げた後、彼の顔が見えないように深く頭を下げて。頭を下げるのが悔しいとか、人に弱みを見せたいとかそういうものでは決してないが。吸血鬼である彼らに借りを作るのはあまり頭の良い判断ではないと自分でもちゃんと理解しているつもりだが、背に腹はかえられない。最初にいた暖炉のある部屋まで行けば、自身の部屋までの道のりは分かる。彼らも一々『餌』の個々の部屋など把握していないだろうし、似たような扉がいくつもあって自分もまずそこで脳内のマップを整理しないと自身の部屋がわからない。ぎゅう、とスカートの裾を握り締めれば首筋の傷がズキンと疼いたような気がしてそっと眉をひそめて。)

＿＿…ん、上出来。
(頭を下げられるのは人間だろうと吸血鬼だろうと見ていて心地が良い。上に立った気がすると気分が良くなるのはきっと誰でも同じだろう、少なくともここにいる吸血鬼共はみんなそうだ。緩めた口角が更に上がり、片手を彼女に伸ばす。人差し指がリボンに触れ、布の上から凹凸のある吸血痕を撫でた。己のものより太い牙が皮膚を貫いた痕は誰がここに触れたかを明確に表し、あまり好まない人物が頭に浮かんで眉が寄った。「…ビビか、」嫌な奴に痕をつけられたものだ。少なくとも良くは思っていない彼に牙をたてられたとは、こればかりは少しだけ同情しなくもない。)
…部屋の案内だけでいーの、お前。
(同じことを繰り返すことはしたくない。面倒だし、何より相手が無能だということが身に染みてわかるからだ。頭の良くない人間はあまり好きじゃない。「二度目はねーけど」直接的な言葉は用いることがなかったが、どこか案内してほしい場所はないかと尋ねたつもりだ。この分では今己が暖炉の部屋まで送ったとしても二度目がある。二度あることは三度あるし、三度あればもう直らない。だったらせめて娯楽程度の部屋がある場所くらいは教えてやってもいいし、忘れたら死ぬと刻み込んでおけば早々全て忘れることはない。金色の彼女がよほど甘やかされて育った馬鹿じゃなければ、だが。)

(/あっ普通に間違えてました、NNビビじゃなくてイヴですね…。
脳内変換お願いします…() )

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【 イベントについて 】

過ぎてはしまいましたが、バレンタインのイベントを計画させていただきました…！

詳細は >409 にまとめておりますので、是非ご参加ください。

（／募集からお時間が空いてますがまだ居られるでしょうか？まだ居られましたら前回の続きよりお相手をお願いしたく思います。礼）

(/こんばんは、お越し頂きありがとうございます…！
ぜひお相手をお願いしたいと思います。最初のご案内中だったかと思いますので、案内が終わり次第イベントにも参加して頂きたいなあと密かに願っております…！

また、お相手するにあたって誠に申し訳ないのですが前回のレスのアンカーを頂いてもよろしいでしょうか…？)

（／アンカー忘れすみません。良ければ>376から宜しくお願い致します！礼）

(大きな声は感情の揺れを如実に表し、直接己に伝えてくれる。…触れただけでこうも反応してくれるとは嬉しいものだ。影響を与え、相手の中で少なくとも感情を揺さぶるだけの存在であるということが分かるから好ましい。＿＿へえ、いい表情の歪みを見せてくれる。舌打ちを吐き手を摩る彼はとんでもなく無礼で神経を逆撫でする存在であるはずだけど、感じたのは愉快だった。水道場を探すというのもその摩る手を洗いたいがためだろう。思い当たる節は10いくつかあるが、そのうち10いくつかは吸血鬼のための設備だ。残りのいくつかはむしろ人間用ではあるものの＿＿、…さて、どうしたものか。良く考えてみれば彼が素直に使うとは思えない。)
お前が俺を気に入ろうが嫌おうが、お前を最初に見つけたのは俺だ。規律に従って案内はしてやろう。
…使うかどうかはお前次第だがな。
(ただそれは彼が素直に使うかどうかの問題で、彼という存在を取っ払って逃げられないただの餌として見れば使うべきものではある。「いいか、」元の世界へ戻れないこの状況下、生きねばと無礼で生意気で口煩い彼は思うだろうか。「…案内するのは、お前の部屋だ」一拍の呼吸。彼の瞳を見つめる。「手洗いでも風呂でも捻れば水は出る。ここでお前が暮らすと決めるなら、好きなだけ洗えばいい」ここに連れ込まれ、尚且つここで暮らすと決めた餌が住む部屋。そこかしこに立ち並ぶ茶色の扉の数が元の世界へ帰ることを建前上諦めた人間たちの数で、死ぬまで餌にくれてやる部屋に入るのなら暮らすと同然だ。部屋に入った上で逃げ出そうとして死ぬ輩もいるにはいるが、＿＿いずれにせよ彼は素直にはい行きますと言い難そうだ。)

（何かを企んでいそうな狡猾な表情は、ムカムカとした感情を胸に齎らし不愉快で反吐がでる。矢張り先程の過剰なまでの反応をみすみすと見逃してはくれぬか。今は其れに触れぬでも、今後隙を見て良からぬ事を仕掛けてくるつもりか。もう一度胸糞悪さを昇華するように舌打ちを吐き捨てた。水洗い場への案内も思っていたほど簡単にはいかないようだ。何やら自分たち人間が使える場所も彼等なりのルールがあるのか、手洗い場として提示された場は押し付けがましくも己の部屋とは名ばかりの豚小屋だ。荒々しくも溜息を吐き、可愛げもなく髪を掻き毟っては、最初に座っていた暖炉前のソファへ逆戻り。倒れ込むようにドサリと身を沈めると、暫し思案するように目蓋伏せ沈黙の時間を作る）
自分達から招いておいて規律云々、案内してやろうなんざ上から目線でお高くとまりすぎじゃね？
んでその部屋に入ったら強制的に目出度くもアンタらの下僕に決定ってか？（嫌な予感しかしない。大業そうに足を組み、ソファの背に頭を乗せるように仰げぞっては、下から睨むように鋭い眼光で彼を射る。詳しい説明はなかったが彼等の素性と餌というワードから察する事は出来る。想像するだに身の毛が弥立つ。先刻扉から覗き見た廊下の様子を思うと無限回廊のようで出口がなく、また窓を突き破って庭へ身を放り投げる程の考え知らずでもない。果たしてこの場合は己にとってどの選択が一番好都合か。少なくとも素直に案内される事は良しとせず、相手にチクリと棘を残してやりたい）
部屋なんざいらねーよ。こちとら道端で寝てたようなもんだ。地面がありゃ何処でも寝れる。それかアンタがどうしてもって案内したいなら土下座して 乞えよ（部屋などいらぬ。相手に触れられるのが嫌であって潔癖症ではない自身にとって毎日風呂に入れなくても大した痛手ではなし。寧ろ汚れていく毎に汚いやら臭う、と顔を顰める彼等の顔を見られて良いかもしれない。あわよくばそのまま放り出してくれれば万々歳。そんな考えもあって片手をシッシッと払い除けるように振れば、部屋の案内を一度は拒否。だが、と前置きを一つ。にぃ、と口角吊り上げ犬歯を覗かせては人の悪い笑みをニタニタと浮かべながら、きっと高潔な彼ならばしないであろう、そんな要求を面白半分に口にして）

(/お相手中失礼致します。こちらの都合で申し訳ないのですが、そろそろ眠気が…ということで一旦ここで中断していただこうかと思いまして…。

生意気な息子様にめちゃくちゃプライドの高い奴をぶつけるのがとても楽しく、ロルの綺麗さにも感動するばかりです。
レスが遅くてお待たせしてしまうのですが、またお時間が合えばぜひお越しいただきたいと思っております…！

本日はありがとうございました！)

（／ご一報有難う御座います。夜遅くのお相手感謝致します。礼

此方こそプライドの高い息子様の反応が素敵過ぎていつも生意気ばかりですみません！主様のロルの見易さ、表現の仕方を勝手ながら勉強させて頂いている身としては、とても嬉しいお言葉も頂けて光栄です。深礼

また時間が合いましたらお相手お願い致します。有難う御座いました！）

>>お相手募集 














これからお1人お相手の募集を致します。


新規の方はpfの提出をお願いします。



pfの提出や質問などはお相手中でも受付。 
ぜひお越しください。 





本日闇落ち寝落ちの可能性がありますので、短い時間のお相手になってしまうことがあるやもしれません。



＞1 世界観 

＞2 ルール、テンプレート 

＞3 >149 >338 提供吸血鬼
>271 優遇冷遇


【 イベントについて 】

過ぎてはしまいましたが、バレンタインのイベントを計画させていただきました…！

詳細は >409 にまとめておりますので、是非ご参加ください。

(/お久しぶりです、前回は楽しいお時間をありがとうございました。もしよろしければ前回(>351)の続きからお相手お願い致したく思います。ご検討お願い致します。)

…哀れだな。
お前は俺の上に立っちゃいねーのに。
(哀の漢字とは裏腹に、口角は歪んで心は愉快だと笑う。小動物が食物連鎖に抗うような、そんな感動ドラマを見せられている気分だ。俺の行動を制限するように聞こえて、その実首以外に牙を立てられても文句が言えないと己の自由を奪っている。首に縄をかけてその縄を彼女に渡したのは此方だけれど、締めているのは彼女だ。右手で彼女の左頬に触れ軽く撫でてやる。「…かわいそ、」笑みは剥がれないままそう呟き、聞こえた彼女の質問にも答えてやることにした。約束を破らないような奴じゃあない。)
特にねーよ、んなもん。
(特別血液の循環が多いわけでも感触がいいわけでもない。血を吸ってしまえば正直そこらは関係ないと言えるし、後はもう欲を満たすためだけの行為だ。それでもなぜ首筋を選ぶのかと言えば、「…強いて言や、見えるからじゃねーの」主観で考えると色々な物が見える、とそういうことになる。相手の反応がより近く、己がつけた牙の痕がよりリアルに分かるから首筋を選ぶ。支配欲が満たされる。ここの吸血鬼はいずれも首筋への吸血を好むけれど、餌のことを考えて首筋を選ぶ奴はいない。大抵私欲だ。)


(/こんはんは、お越し頂きありがとうございます…！
前回の続きからとのことで、アンカーの記載もありがとうございます。早速レスを返させていただきましたのでお相手をよろしくお願い致します…！/蹴推奨)

>イヴ

ッ…へぇ、それはどうかな。やってみなきゃ、分からない。だからこそ面白いんだよ、おわかり？
(まるで、心の内を見透かされたような言葉に怒りと羞恥、その2つで血流が押し上げられ顔が真っ赤になりそうだ。たとえ、感情が籠っていないにしろ憐れみの言葉は大嫌いだ。憐れまれるのは、下にいる証拠だと知っているから尚更のこと。反射で噛んだ唇を窘めるように一つ舐め上げ、ニヤリと質の悪く挑発的な笑みを浮かべる。「それはどっちだろうね」彼と同じく笑みは変えぬまま、一つ呟けば言葉とは対象的に左頬を撫でる彼の右手を、悪戯を諌める親のようにパシンと軽く叩いたか。
「見えるから、ね。」何も行動を起こす様子がなく、二人の間に差し出されている己の手が不格好に見えそっと、気づかれぬように手を下ろすと共に、相手の言葉を反復して。それが意味をするのは、いわゆるマーキングに近い行為なのだろう。わざわざ、見える場所に跡をつけるのは人が行うキスマークと同様のように感じ、勝手にそう決めつけた。もしそうならば、彼らは人よりも欲深い生き物だ。そんな彼らに勝てたらどんなに楽しいか。)

理由があったらお前の願いも呑まねーよ。
(周りについては知ったこっちゃないが、伊達に何百年か一緒に過ごしていない。どうせまともな理由はないし似たようなものに違いないだろう。叩かれた右手にちらと視線をやり、小さく息を吐く。最近の餌はこれだからいけない＿＿勝てるはずがないものを無駄に足掻き、それが吸血鬼の気に触れると知ってか知らずか反抗の意を伝える。なら此方としても強く牙を立てなければいけないと無知故に分からないのだろう。これで良く食物連鎖の頂点を名乗れるというものである。…まあここじゃ俺らが頂点なんだけど。)
＿＿お望みなら、俺の痕くらい見えるとこに付けてやるよ。
(小さく出した舌が唇を舐める。湿っていたそれは吸血を欲しているようで、乾いた笑いが漏れ出た。見下ろす視線から黒は消え、純粋な赤が爛々と輝く。待ち望んでいることは心に問わずとも分かりきったことで、彼女がどう答えようとこの先の吸血というのは決まったこと。欲が疼いて溜まるこの時はそこまで嫌いじゃない。「…ねー、」念を押すように声が出る。そろそろいいでしょ、の代わりの言葉だ。)

>イヴ

それもそうか。遠慮しておくよ、って言いたいところだけど首以外なら好きにすればいいよ、ここでもここでも、ここでも、ね。
(柘榴石のように輝く瞳は、飢えた肉食獣のようだ。どうやら、彼は己の血に興味がないなんて淡い希望はあっさりと打ち砕かれたらしい。彼、吸血鬼の理性がどこまで持つのか気になるところだが本能的に約束を破られたらたまったものではない。そんなハイリスクをとっても、リターンは僅かなもの。もう少し安全を確保してから、この好奇心を満たすとしよう。そうして、改めて念を押せば指を言葉に合わせて、腕から頬、最後はからかいとして腹部を指し示してみよう。前者の2つ、特に頬からの吸血は首と同じぐらい羞恥心を抱きそうだが、文句なんて言えやしない。自ら取り付けた約束なのだから。もし、なんて儚すぎる期待だが腹部ならば何故だか首や頬よりはずっとマシに思える。からかっているのは、彼にも当然伝わっているだろうから良くて腕、悪くて頬、もしくは彼が選んだ場所となるのだが果たしてどうなるか。そんな思いは、余裕ぶった笑みで覆い隠して。)

(/お相手していただいている中、失礼致します。申し訳ありません、眠気がそろそろ限界に達しそうで寝落ちする前に失礼させていただきます。
僅かな時間でしたが、とても楽しい一時をありがとうございました。また、タイミングが合いましたらお相手していただけますと幸いです。)

(/わざわざお返事まで下さってありがとうございます…！

素敵な娘様にお相手していただけて嬉しい限りです。ロルもまだまだ稚拙ではありますが、またお越しください…！)

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（/お久しぶりです、お時間があればお相手を…と思いまして。可能であれば前回の続き（>>435）からお願い出来ればと思います。時間が経っておりますので、場を改めた方が良いようでしたらなんなりと仰ってくださいませ）

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＞3 >149 >338 提供吸血鬼
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（／今晩は。此方も短時間になってしまいそうなのですが、良ければ>470の続きからお相手お願い出来ればと思います。ご検討お願い致します！礼）

(/気付かずそのままになってしまっていて申し訳ございません…！
本日もまたお相手を募集させていただこうかと思っておりますので、お時間があれば是非お越しください。お待ちしております…！)

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（　／　しえん　）

(/ >487 様

支援ありがとうございます！
参加してくださっている方かどうかは分かりませんが、またお会いできる機会があれば是非お相手をさせてください…！


>参加者様へ

上記のように挨拶した手前、このような話をするのは憚られるのですが…。このまま放置をして顔を出さなくなるのは皆様との会話を蔑ろにするようで気が引けましたのでお知らせさせていただきます。

この度、こちらのトピを閉鎖させていただく運びとなりました。
理由といたしましては、リアルの多忙によるものです。元々このトピの性質上まとまった時間がないと皆様にお相手をしていただけないのですが、サイト自体に顔を出せる機会も少なくなっていました。
このトピは閉鎖となりますが、参加者様はもちろん支援をしてくださった方や見てくださった方皆様にお礼を言わせて頂きます。

ただ、またリアルの状態が落ち着きましたら同じカテゴリーにてトピを再現したいなと考えております。
その際少し手は加わるやもしれませんが、今まで参加してくださっていた皆様や新しい方々とまたお話がしたい…！と切実な思いでいっぱいです。

長くなりましたが、これにて閉鎖とさせて頂きます。
短い間でしたがありがとうございました！)

（／閉鎖されるとの事でコメントを残さない方が良いのかな、とも思ったのですが一言お礼を伝えたく、下げてのコメントを申し訳御座いません。短い間では有りましたが、素敵な時間を有難う御座いました。とても魅力的な息子様、娘様が多く、主様が綴られる文章が素敵で、いつも楽しくお話をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。私生活あってこそのなりきりですので、どうかお気になさらず私生活の方を優先して下さいませ。季節の変わり目ですので主様も無理はなさらずご自愛下さい。またどこかでお会いした際には、懲りずにお相手願えればと思います。最後に閉鎖後のトピにコメントを残す無礼をお許しください。今まで有難う御座いました。深礼）