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主.  2018-02-02 02:06:06 
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募集板にてお声掛け下さった方( >392 )様!


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  • No.47 by 中林遼.  2018-02-14 00:44:34 



そう言われてみれば、元カノもそうだったかもな。(彼の発言でまた記憶の片隅で、忘れかけていた記憶が蘇る。彼女からのアプローチから始まり彼女から去っていった過去、思い返せば内気な性格だったなと思い返してみる。後者の発言に、小学生の頃のイメージで止まっている故の発言を多少誇張しつつ、「俺の中の圓は、いつまでも虫追いかけてるイメージだったわ。…つか、お前の好きなタイプって、どんな奴?」と。ふと、疑問に感じたことを問いかけてみて。)

  • No.48 by 涼木 圓  2018-02-14 01:09:10 

へぇ...
(思わせ振りな発言に内心気になりながらも態々掘り返すことでも無いだろうと軽く流しつつ、モテた気配がどうとか言っていた割に付き合った事はあったのかと改めて鈍感な彼に苦笑して。「虫て...そうでもないけど......。んー、可愛い系かな」確かに小学生の頃の自分を思い返せば虫取りが好きな少年という印象を抱くのも無理は無いかと諦め半分に反応して。好みについて、そこまで限定されては無いものの、これといった物も無い為当たり障りのない回答をして。)

  • No.49 by 中林遼.  2018-02-14 18:41:31 



…可愛い系か。意外だな。(彼はいつだって人の輪の中心にいるような人物であり、また揶揄う側が多い。年齢差も関係無しに人の懐に入るのも得意な為勝手なイメージとして特に先輩、所謂年上相手によく好かれる印象を持っていた。彼もまた、それを受け入れてくれる懐の大きさが理想なのだろうとこれもまた偏見ながらもそう思っていた為、返答に少しばかり目を丸く、)

(背後から失礼致します。再会の場面も終わりましたが、1つ提案として早速ではありますが何かイベントを発生させたいのですが如何でしょうか。勿論もう少し流れを作るのもアリかと思いますのでご希望ありましたら申し出下さい。今のところ考えているのは、数ヶ月後の話でどちらかに彼女が出来、片方は相手の話を聞きつつ無意識または意図的に間に入ってみたり、と。その点に関しては恋心を自覚している後か前かも話しあいたいと思っております。

  • No.50 by 涼木 圓  2018-02-14 19:40:17 

可愛いっちゅうても、見た目じゃなくて...中身が可愛いってのがええかな。見た目は......って何や急に、めんどくさくなってきた。
(自分の好みについて少し訂正を入れつつももういいかと欠伸を零し「お前は、どういうのが好みとかあんの?」と相手へ話をシフトチェンジして。なぜだか彼の好みというのが全くと言っていい程想像がつかず、恋愛に興味ないのではないかと少し疑問に思いながら返答を待って。案外妹系やったりしてと想像しながらじわじわと湧き上がる笑いを堪え。)



(/提案ありがとうございます。そうですね、再開シーンは後何回かのレスで終了してもいいかなと考えています。再開から数ヶ月後、片方に彼女が出来それを打ち明ける所からスタートという形で始めるのが無難かなと思います。

A.遼に彼女が出来る→圓はモヤモヤ→気晴らしに、自分も彼女を作る→でも遼の事が頭から離れない→ここで恋心に気づき彼女と破局(圓)→遼の彼女に嫉妬?から邪魔をする様に→...

B.圓に彼女が出来る→遼がデート現場目撃→お互いに気づくもののスルーor揶揄う→遼がモヤモヤ→鈍感故恋には気付かないものの、邪魔をしてしまう→二人で話し合う→ここで好きと気付く?→...


恋心に気付き気のせいだと誤魔化すために付き合う、というのも面白いかなと思います。主様の進めたい展開に添わせて頂きたいと考えております。又、他に展開について案があればご提示お願いします。長くなってしまいましたがよろしくお願いします。/)

  • No.51 by 中林遼.  2018-02-14 21:12:02 




…一緒に居て気楽な子。底抜けに明るくて、どちらかと言えば引っ張ってくれる性格なら尚良し。口数も多い方が助かる。(相手の問いに、ふと考える。一言目を口にした段階で、自分でも驚く程すらすらと言葉が出てくる。まるで、だれかを思い描いているような。それが誰かは分からない、ただ、たしかに明確な何かが脳裏にあり、表情は無ながらもそう答えて。)


素敵な提案ありがとうございます。
では、
遼に彼女が出来、時間差で圓にも(ここではまだ無自覚)彼女が出来、晴れて2人揃って恋人をゲットするがお互い、相手のことが頭から離れない。自分も彼女がいる身でありながら相手の彼女に嫉妬にも似た行動から邪魔をしてしまう。お互いが原因で圓が先に破局(ここで恋心に気付く)。その後、圓は邪魔をする行動がエスカレートするが遼もまた圓を優先して選び、結果時間差も僅かに破局。彼女から、友達(圓)といる方が楽しそう、という旨の別れ話をきっかけに、彼への感情が恋心だと確信。

という流れはどうでしょう。a.b.どちらの案も捨てがたくいいとこ取りという形になってしまいました。お互いの希望を尊重したいので添削してくださるとありがたいです。
打ち明けるシーンでの再開はぜひとも採用させて頂きたいと考えております。

  • No.52 by 涼木 圓  2018-02-15 00:30:36 

......
(突然饒舌な語り口へと変わった相手に驚き何度か眼を瞬かせながら眼鏡の位置を直し。「...別の意味で意外やわ」先程彼から言われた意外という言葉を引用しながら反応を返しては、具体的な彼女像に対し「お前と相性の良さ気な感じやん」彼の性格にはぴったりであると納得し賛同して。)





(/遼に彼女が出来、遼が圓に彼女の事を打ち明ける。その数日後に圓にも彼女が出来、圓が遼に彼女の事を打ち明ける。お互いがどんな風に彼女と過ごしてるのか気になり始めるが、話しかけたくても彼女がいる為話しかけにくい雰囲気。
((圓サイド))
圓が一人で遼の彼女に接近。遼は普段通り圓と接し以前のように戻ったと見えるが、裏で圓が嘘の噂を流したりデートの約束出来ないよう手を回す。
ここで圓は何故こんなにも執着するのか(恋心に気付き始める)について考え始める。そうこうしている間に圓は彼女と破局。恋心に気付き葛藤しながらも、遼への気持ちを募らせる。
((遼サイド))
彼女との生活を楽しむ中、同時に圓との時間も大切。それをうまく理解されず彼女との仲に亀裂が入り始める。
又、彼女と二人でいる時間に、圓の事ばかり口にしていたり考えたりと無意識ながら既に圓に好意を寄せる。同時に、圓の彼女に対して嫉妬に似たような感情を抱き始める。彼女と破局してからそれらが恋心からくるモノだと気づく。


添削、出来ているかわかりませんが、主様の文章をベースに書いてみました。何か気になるところがあればお願いします。

彼女との会話や行動はストーリーの流れを見て動かしてくださると幸いです...。/)

  • No.53 by 中林遼.  2018-02-15 01:01:21 



俺も驚いたよ。あまり考えた事が無かったからな。(自分の性格もあってか所謂恋話をする機会が皆無であった。聞かれることもさほどなく、聞くこともない。好きなタイプも聞かれた事が無く今初めて考えたであろう。自分でも、明確なイメージがある事が驚きであり、同時に何処かモヤも掛かっている。「両想いになれるかが問題だけどな」も一言。)


___

ご丁寧かつ分かりやすい添削有難う御座います。
ストーリー展開が一気に構築され、大変、感動しております…。此方の漠然としたイメージを言語化してくださったら事、感謝いたします。ぜひ、上記の流れに沿って展開させて行きたいと思います。恋心に気付くまでの彼女と過ごす時間、圓(遼)と過ごす時間などの場面や時間軸はサクサクと進めたいのですが大丈夫でしょうか…?例として、彼女が出来たと話すシーンでもある程度進んだ後は次場面から放課後設定など各々が思うキリの良い所で次の場面でのロルをどんどん投下していく流れでお願いしたいと考えております。また、その都度、次の場面に進むか否かの話し合いは特別な限りせず、多少強引になりつつも気軽にどんどん次の場面に進める形を取りたいと思ってますがどうでしょうか…?重点を置きたい場面ありましたらお教え下さい!
次の返答があり次第、次の場面(遼が彼女が出来た事を伝えるシーン)のロルを投下したいと思います。文章が長く、分かりにくい箇所あると思いますがご一考頂けると幸いです。

  • No.54 by 涼木 圓  2018-02-15 02:03:11 

あー、そうなん?
(普段からジャッジでもしていたかのようなスムーズな滑り出しだった為にきょとんとして。両想いという言葉に唸りながら「確かにな。俺も、私も実は...なんて展開幻想やからな」とよく聞く台詞回しを思い出しながら現実の恋愛へと当てはめ。こんな事を言いながらも本心から人を好きになった事がない自分も、どこか憧れているのかもしれないなと考えて。ふと窓の外へ目をやるともう少しで夕闇に包まれそうな雰囲気で、「そろそろ暗くなりそうや。なんのお構いもできひんで申し訳ないな」とソファから立ち上がっては軽く体を動かしながら彼を見送り。)




(/こちらこそありがとうございます。恐縮です。
ストーリー展開の仕様について、主様の進め方に賛成です。先ほど提示させて頂きましたあらすじに沿りながらも、余分な時間は省いていければと思います。
重点を置きたい部分は現時点では特にありませんが、お互いが恋心を自覚し気持ちを打ち明けるシーンは慎重に進めていきたいです。またこのシーンになりましたら話し合いをするという形でお願いします。
いえいえ、とても分かり易い説明でした!助かります。
では、次の場面からよろしくお願いします。また何か相談や質問あればお気軽に。

再開シーンは今投稿しました圓サイドで終了ということで、このレスに対してのお返事は大丈夫です。/)

  • No.55 by 中林遼.  2018-02-15 10:09:05 



…俺、彼女出来た。(ある日の昼休憩。窓側の席、2人で前後の机を使い昼食を取る。午前の授業の事、午後の授業が憂鬱だ、昨日の晩のテレビの話、何の他愛ない事を話す。ふと、彼に伝えそびれていた事を思い出すと唐突ながらも簡素に伝える。続けて、「隣のクラスの、高村さん。髪の長い子。」と特徴を添えて。昨日一昨日の話であり、未ださん付け呼びから日の浅さを感じ取れる。会話の8割は彼の言葉で埋まるそんな仲、珍しく自分から話題兼要件を伝え終えると再び素の会話に戻り、「嗚呼、その場面面白かったよな。」なんてドラマの話を。)



__
(打ち明けるシーンのロル投下致しました。
また、何かありましたらそのときはご質問下さい。
恋心のシーンは此方も力を入れたいと思っているところでした…!では。(蹴可)

  • No.56 by 涼木 圓  2018-02-15 21:32:15 

...へー、おめでとう
(弁当のおかずをどれから食べようか迷っていれば、唐突に告げられた言葉に虚を突かれ乍も祝の言葉を返す。特別な感情も無いのか相変わらずの表情で淡々と話す彼に首をかしげながらも、ついにこんな日がと何処か虚しい気持ちになって。俺も彼女欲しいわ とボヤきながらも自分も世間話へと加わりその場を過ごして。)

......
____数日後の昼休憩
城内先輩、2個上の
(いつも通り変わらず弁当を広げながら駄べっていれば、隣席の生徒から、昨日女子と歩いてるの見たけど誰?と問われそう返しながら「告白されてさ、試しに付き合ってみるか言うて喋っててん...まさか見られてるとは思わんかったけどな」と苦虫を噛み潰したような表情になりながらも事のあらすじを語り。と、目の前にいた幼馴染である彼にも一応報告がてらに「俺もリア充なったわ」と笑いかけて。)

  • No.57 by 中林遼.  2018-02-15 22:15:14 




…、(いつもの日常、普段通り窓側で弁当を広げる。あれから数日、彼女の話は時折出てきつつも予想していた反応よりは薄く。他愛ない話が主となり、不意に女子生徒が彼に話しかける。箸を止める彼とは反対に一定のスピードで食べ進める。話は止まり、午後からの授業は何だったか、なんて考えながらも告白、という単語に耳を思わず傾ける。不意に自分へと報告の意を示す言葉が投げ掛けられると、「おめでとう。仲良くするんだぞ。」と目線そちらに静かに答えて。)

  • No.58 by 涼木 圓  2018-02-15 23:50:25 

嗚呼、お互いにな
(簡素な言葉から彼なりの気持ちを感じ取れば微笑を浮かべ、暫くは遊びにくくなるかななんて考えながらも再び弁当へと手を付けて。こちらへ視線を向ける彼だが、女の子と付き合っている姿が一向に頭に浮かばずまず、どんな会話をしているのだろうかと気になり出し「あのさ...」と自ら切り出しながらも口から出るのは全く関係の無い話で。こんなに気になるのはやはり幼馴染という間柄だからかもしれないと自分の中で納得して。)

  • No.59 by 中林遼.  2018-02-16 00:20:37 




俺は今の所可もなく不可もなく。(彼の言葉に、ふと自分達の関係を思い出す。上記の言葉は良くも悪くも、浮き沈みのない関係。日にちが経っていないのもあるが、差し当たりない対応と関係に新鮮も無いのは事実。次いて、一瞬言葉に詰まる彼に疑問符を。続けて放たれる話題は昨晩のテレビの話題、相槌を打ちながら鳴り響く電話「ん?…あ、嗚呼。」と聞いているのか聞いていないのか、電話を取り出すと彼女からの着信。隣のクラスから掛けてくるあたり気を遣っているのだろうか、彼と過ごす昼休憩に再びポケットに仕まおうとするが、先程の彼の発言の手前、再び取り出すと電話に出る。帰りに暇があれば一緒に帰ろう、という所謂放課後デートのお誘い。しかし、彼と帰る日課が在る。当たり前のように、明日なら良い、と返事を行い電話を切ると「明日は一緒に帰れない。悪いな。」と彼に向けて言葉をかけ。)

  • No.60 by 涼木 圓  2018-02-17 01:28:54 

了解、そんなに遠慮しなくていいからな
(鳴り出した呼出音に気を取られ視線を移せば、何処か優しくなった彼の声音や表情に相手はおおよそ彼女だろうと感じ。簡潔な報告と謝罪に対し上記を返しながら微笑みかける。次の休みも当たり前のように彼と過ごすだろうなと考えていた所だったが、暫くは会えなくなるのだろうかと何故だか彼女と会える喜びよりも彼と会えなくなる寂しさを強く感じ、そんな思いを断ち切るように舌を噛んで。「ごちそーさまでした」パンッと軽く手を合わせ昼食を食べ終えて。)


____放課後

あれ、どうしたん?
(ホームルームも終わり、帰支度をしていると教室の外から自分の名を呼ぶ声がし、そちらの方へと顔を上げれば女子、もとい彼女が手を振っていた。荷物を机の上に起き早足で向かえば上記を問いかけ、"来ちゃった"と無邪気に表情を綻ばせる。自然と自分も笑いながら、ぽんぽんと頭を撫でて「俺もうすぐ遼と帰るから、先輩も気を付けてな」と軽く抱き締め乍帰りの挨拶を済ませて。)




(/遅くなってしまいすみません。昼食から少し時間を飛ばして放課後シーンも付け足してみました。昼食シーンは蹴っていただいてもどちらでも構いません。よろしくお願いします。)

  • No.61 by 中林遼.  2018-02-17 13:31:07 



…おい、帰るぞ。(1日を終え、教室は慌ただしく動く。部活に行く者、帰る者が足並み揃えどんどん教室を出て行く。マイペースな性格故に、淡々と帰り支度を済ませるも彼は先に教室を出た。しかし気にすることなく、忘れ物がないかの確認などを行い外に出ると彼と隣には女子生徒。包み込むように抱き締められる彼女、そして何かを囁く友人。言葉こそは聞こえなくとも、目線に入るや否や思わず遮るように声を掛けてしまった。元からそっけのない口調は更に簡素なものに、言ってしまった手前、取り敢えず隣の彼女は先輩なので軽く会釈。)


( いえいえ!ゆっくりで大丈夫です。
上記放課後シーンの続きになります。流れるような展開過程感謝致します…!(蹴)

  • No.62 by 涼木 圓  2018-02-17 18:19:22 

(周りからの視線を感じ顔を上げると野次馬達がちらほら蔑むような表情でこちらを見ている事に気付き苦笑。ふと彼女の視線が自分から外れて後ろに向けられる。その矢先耳に入ってきた声音に振り返り「悪い、今から行く」と何処か気まずく彼の目を見る事が出来ず。彼女と別れ急ぎ足で教室へまとめかけていた荷物を取りに戻っては「なんか奢るわ」と待たせてしまった詫びとしてジュースでもとそう話しかけて。)

  • No.63 by 中林遼.  2018-02-17 20:38:29 



俺の方こそ悪いな、邪魔した。(彼と彼女の視線が自分へと注がれる。どちらに目線を合わせても、気まずい。どうしたものかと、先に玄関へと足を進める。後ろから提案を投げかける彼に、振り向く事はなく「いや、大丈夫。喉乾いてねぇし。ありがとな。」そう答える彼の携帯から彼女の着信。バイブレーションが鞄越しに自分のみに伝わるも、気付かぬふり。)

  • No.64 by 涼木 圓  2018-02-17 22:50:58 

遼は何も気にする事無いから、ほんまに
(何処かいつもと様子の違う彼に首をかしげながら、自分も玄関へと急いで。「ん、わかった」無理強いする事もなくすんなり返事を返し、いつもの帰り道を歩きながら雑談をを交わす。そういえば明日は一緒に帰れないんだっけと思い出しながら、目に焼き付けるように彼の後ろ姿を眺める。もしかすると今後、自分が彼の横に並んで歩く事も少なくなるのかもしれない、いやそうなるだろう。でも変や、何でこんなにムカつくんやろ。小さく嘆息しながら、「じゃあ、また学校で」と声を掛けて。)

  • No.65 by 中林遼.  2018-02-18 19:30:44 



(翌日放課後)

…悪い、先に帰る。
(ホームルームが終わりいつも通り彼が先に準備を終え他愛ない話を持ちかける。彼もまた、1人で帰るのか彼女と帰るのかは知らないが待ち時間に付き合ってくれてるのだろうか。そんな矢先、遠くから手を振る彼女。口パクで今から行く、と声を掛け彼の話を遮る。立ち上がり「お前も気を付けて帰れよ。」と一言。自然に手が伸び、通り過ぎ様頭をぽんと。その先に見える彼女の元に向かい、声を掛けて歩を進める。手に残る温もりも、彼女に手を繋がれると混ざり。)

  • No.66 by 涼木 圓  2018-02-18 22:16:17 

嗚呼、また明日
(もう時間か。彼の掌の感触を確かめるように自分で自分の髪に触れる。一日の楽しみを奪われたような感覚に陥りながら何故自分よりも付き合いの浅い女を優先するのかという思いが頭を過ぎりゾッとした。自分は何様のつもりなのかと自責の念に苛まれていれば、ポケットに入れていたスマホから着信音が鳴る。無心で電話を取れば、スピーカーから聞こえる音声に安堵する。何度か言葉を交わしながら「今日先輩の家行ってもいい?一晩だけ泊めてほしい」と甘えるように質問。すんなり快諾する声を聞き取れば目的の場所へと向かって。)


____...
(彼女と一晩を明かしそのまま直接学校へ登校すれば、見知った顔におはようと挨拶を。そのまま自分の席へ腰を下ろしながら幼馴染が座る机へと視線を向ける。まだ来てないか。寝不足の眼を擦り乍欠伸を零し近辺の席の生徒と適当に雑談をして。窓の外から見える校庭をぼんやり眺めていれば、1人の生徒に目が釘付けになる。間違いなく、昨日教室へ来た遼の彼女だった。瞬間、「ちょっとトイレ行ってくるわ」と立ち上がれば早足で校庭へと駈けて。)

  • No.67 by 中林遼.  2018-02-19 01:22:16 



─…おはよう。(昨夕はあれから彼女と帰り道、ファーストフード店や雑貨屋等の寄り道をして帰路に着いた。会話は他愛ない話、彼女は率先して話をしてくれるタイプで嬉々として最近の出来事を話してくれた。その様子は、可愛いくもあり小動物のようで、どちらかといえば聞く側の己にとっては心地よいバランス。彼女と過ごす時間はあっという間で楽しいもの。しかし、常に頭の片隅にはどうしても友人である彼がよぎる。食べ物でも雑貨でも見るとあいつ、好きそうだな、なんて無意識に考える。彼の事を考えるのは罪悪感からだろうか、しかし彼にも彼女はいる。解散後は多少の悶々を抱えながら、一晩明け少し遅れて学校に着く。玄関で会う同級生に挨拶を交わしながら、クラスまで行く。ふと、聞き覚えのある女の声が聞こえた。彼の彼女だ。友人との話し声が聞こえ、そこに友人である彼の名が聞こえると思わず聴覚はそちらに研ぎ澄まされる。彼氏が昨日急に泊りにきたの、すごく甘えてた、との発言。周りの女子は囃し立て、彼女も照れながらも満更でもない顔。一気に血の気が引いたような感覚を覚え、脳内では先読み、彼女と一緒にいる姿を想像をしてしまいそうになる。友人であれどもデリカシーのない言動だと意識を振り払い、一呼吸。教室に戻るが彼の姿は無く、彼女と一晩過ごした事を考えると寝坊か、と思いながら机について。)

  • No.68 by 涼木 圓  2018-02-19 20:03:41 

おはよう、高村さん
(駆け足で校舎を駆け降り一目散に彼女を探していれば、一人玄関ホールへと入ってくる生徒の姿が目に入る。間近で顔を確認し聞いていた特徴と照らし合わせ同一人物であると確信し、彼女が人気のない廊下へとさしかかったところで挨拶をかける。びっくりしたような表情で自分を見上げる彼女に「俺のこと、知ってる?」と開口一番にそう尋ねる。控えめに頷き返す彼女の口から彼から何度か聞いたことがあるといった内容が返ってくる。まるであいつの事をなんでも知っているかのような口振りに内心嫌悪感を覚える。「遼の彼女やもんな。当たり前か」と平然を装った表情を纏いながら距離を詰め、にこやかに微笑みかける。彼女の表情も先程よりも和らいだのを感じ取り、お互い数秒の沈黙の後、「今すぐに遼と別れた方がいい、高村さんが傷付くだけや」と吐くように根拠の無い事を口にして。質問を遮るように「遼は君みたいな子を誑かすのが上手いねん。何人もの女の子泣かせてた...急にこんなこと言われてもって思うかもしれへんけど一応忠告はしたから」と突然の事で俯く彼女を目視しした後彼女の耳元で「俺が言ってたこと遼に言うなよ」と脅す様に付け加えその場を後にして。)

  • No.69 by 中林遼.  2018-02-19 21:38:05 




…(クラスメイトから、他愛ない話を振られる。いつもに増して相槌の声量やタイミングが控えめなのも彼が居ないからであろう。ふと、扉の外に見知った顔の女の子がいる。まぎれもない、彼の彼女。1人で歩み寄り、知らない振りをして首を傾けると彼の名を呼ぶ。忘れ物を届けに来た、とだけ伝えられる。昨晩の泊まりで充電器を忘れたのだろう、「まだ来てない。俺が渡しておくよ。きっと、またナンパでもしてるのかもな。」なんて余計な一言を付け加え受け取ると背を向け机に戻る。振り向けば、どんな顔をした彼女がいるだろうか。想像すらせず、机に戻ると外の景色を眺め。)

  • No.70 by 涼木 圓  2018-02-20 01:30:11 

(先程の自分の行動について特に罪悪感が芽生える事は無かったものの、もし本人にバラされたら...と今更事の重大性に気付き失笑する。彼の隣に居たいという願望と困惑が自分の衝動的な行動に良く現れているなと自己分析しながら、何事も無かったかのような顔で自クラスへと足を向ける。無表情で外を眺める彼の姿を視認しながら微かに心が弾むのを感じ、同時に今は自分だけが彼を独占できるという支配欲で頭が満たされる。自分の気配を悟られぬよう足音を立てずに近寄り覆い被さるように後から彼の机に手をついて。突然昨晩彼女の近くにいても感じなかった高揚感を全身に覚えればそのまま崩れ落ちる様背に凭れ掛かり一言「眠い」と呟いて。)

  • No.71 by 中林遼.  2018-02-20 16:47:06 



…忘れ物。お前の彼女が届けてくれたぞ。(ふと後ろから掛かる圧と溢れる言葉はまぎれもない彼の声。不意ながら、ぞくりと背筋震わせつ、一呼吸。ポケットからコードも綺麗にまとめられた充電器を取り出すと彼の肩にぐっと押し付け離れろ、と天邪鬼な意思表示。「俺より、楽しんでるみたいだな。」なんて一言を付け加える。後ろを振り向くと姿勢から自然と顔も近くなる。まじまじと見ると、綺麗な顔してんな、なんて状況に相応しくない思いを胸に)

  • No.72 by 涼木 圓  2018-02-20 21:16:41 

...さんきゅ
(そういえば持って行ってたっけなと頭の片隅にあった記憶を探りながら充電器を受け取り礼を言って。離れろという言葉に「えー」と言いながら腕を体にまとわりつかせニヤニヤと嫌がる様子を楽しんで。昨日の自分の行動を何処かから聞いたかのようなセリフに目を細めれば「バレたー?」と茶化しながら「でも遼といる方が楽しいかも」と小声で言えばクスクスと笑って。遼か俺が女だったらなんて考えがふと頭に浮かんだ所で朝礼のチャイムが鳴り響き、名残惜しく思いながら渋々自分の席へと移動して。)

  • No.73 by 中林遼.  2018-02-20 22:34:29 



…せめて、彼女とうまく行ってない時に言え。(彼の言葉に内心しまったと後悔。側から見れば盗み聞き、しかし表情こそ変えることなく淡々とした顔を保つ。ばれた、との問いには答えることなく、後者の言葉に上記を返す。ますます絡まる手も、予鈴が鳴ると同時にさらりと離される。いっときの温もりだけが残った衣服、横目で彼を自然と追って。)


_____

(放課後)

…、(放課後、彼女からの連絡に目を通す。昨日に週末、どこか遠くにお出掛けしたい、との要望に承諾したばかり。行き先は彼女に任せ、具体的な時間などは追って連絡するとの約束だった。しかし、文面にうつしだされる言葉は週末の予定は無しにして欲しい、とのこと。何か急用でも入ったのだろうか、いつもより簡素なメールに了解、とだけ返信。彼は、きっと彼女と帰るであろう、通り過ぎ様に「お疲れ。また明日、」と言葉を掛け )

  • No.74 by 涼木 圓  2018-02-21 22:14:33 

今日も彼女と帰るんか?
(そそくさと帰ってしまいそうな彼に気付き急いで駆け付けながら尋ね首を傾げて。今までも特に約束をしていなかったが、いつも帰るタイミングが彼と一緒だった為並んで帰っていた。偶にお互いイレギュラーが発生したこともあったが欠かすことは無かった為一応尋ねて。確かにお互い彼女を優先しようと言葉は交わしたものの、全て断ち切る必要は無いのではないかと思う反面彼と帰る事が自分の中で特別な時間にもなっていたのもあり少々彼女が面倒だと感じ始め。)

  • No.75 by 中林遼.  2018-02-21 22:43:03 



今日は1人。(通り過ぎたはずが後ろから聞こえた声に立ち止まりふと振り返り蒸気を告げる。″は″という接続詞を使ったは良い物の、今日とは言わずしばらくは無いと思い返すと、「…いっとき会う予定はない。」と一言付け加え。今週は一緒に帰る予定もなく、週末も会う予定は無くなった。決まった日に会う、という約束事もないので現時点次に会う約束は皆無。彼女にも彼女の予定はあるだろう、疑問こそ残る物の、不思議と寂しさはない。となりに並ぶ彼の肩に手を回す。「一緒、帰るか?」なんてがらにもなく問いかけを掛けてみて。)

  • No.76 by 涼木 圓  2018-02-23 05:30:04 

おー、帰る帰る
(彼女との予定は暫く無いと言い切った彼の言葉に突っかかり覚え、少し様子を伺ってみるかと考えていれば、肩に手を回す彼に少々虚を突かれ、併しそれも彼なりの気遣いなのではと思えば応じるように笑い返して。たった一日一緒に帰れなかっただけで自暴自棄になりかけていた自分を恥ずかしく思いながらも、それ程彼の存在が自分にとって大切なのだと気付いて。今日あった出来事やらを話しながら帰り道を共にし、別れ道に差し掛かったところで「彼女の事やけどさ、どう?前言ってた理想の彼女像と似てた?」と遠回しながらも彼女の話題について振ってさり気なく今の状況に探りを入れ。今朝の出来事と彼の発言を鑑みるに、少し関係にヒビをいれることに成功したのではないかなと期待し。)

  • No.77 by 中林遼.  2018-02-23 15:33:14 




嗚呼、…真反対ではない。割と似てるかもな。(彼が一緒に帰る事を了承すると心なしか少しばかり頬も緩みそうになり、手をするりと解く。下駄箱にて靴を取る手をふと止めると、脳裏に彼女を思い浮かべる。以前語っていた像とは、類似点も多数ある。しかし、決定的な何かが違う。それが何かなんて分かる訳もなく、靴を履き替える。「…お前の方は、どうなんだ。」と簡素ながらも同じ質問を彼に投げかけて。)

  • No.78 by 涼木 圓  2018-02-24 09:20:04 

へー、上手くいくといいな
(何時も感情を表に出す事が少なかった彼から幸せオーラを感じるようになるとはと、彼女と出会ってからの変化に嬉しくもあり乍少し寂しいような気もして。切ない思いと同時に彼女に渡したくないという友情を超えた思いが鬩ぎ合い少々冷たい相槌を返してしまう。まさか聞き返されるとは考えておらずやや沈黙した後「まぁ可愛いよ」と彼女の事を思い浮かべ見た目も中身も女の子らしくて可愛いという言葉にピッタリではあるなと。)

  • No.79 by 中林遼.  2018-02-24 15:52:16 



…、お前の方こそ。(彼の一言に、思わず言葉が詰まった。彼の彼女とも面識があり、彼が言うのも頷ける。小柄で、綺麗な髪にぱっちりとした目。彼のタイプど真ん中である事は見て取れる。友人として嬉しい事のはず。なのに、寂しささえ覚える。自分が上手く行ってないからだろう、彼女との時間を作れない自分に対して猛省しつつも、彼と遊ぶ時間の方が充実した時間であるという事実を胸に。)



___
(翌日)

おはよう。(翌日、学校に着き教室に向かっていると、後ろから声を掛けられる。目線を下にさげると、彼女がおり、挨拶を交わす。来週の月木は予定ある?無かったら、放課後デートしたいんだけど、どうかな?との問い。それに、「悪い、その日は圓との約束がある。」と当たり前のように友人を優先する。その先の予定なんて無く、彼女は自分と違い部活動にも精を出している。多忙の中、2人の時間を作るには此方が合わせなければいけない。友人は、彼女との時間もあるが比較的都合は合わせやすい。言ってしまえば、明日急に、なんて約束も可能だろう。考える間もなく自然にそちらを優先した事に罪悪感さえ抱かなくなった。目の前で、膨れっ面の中、何処か冷めた眼差しさえ見せる彼女。分かった!急にごめんね!と言い再び友人の元へと戻る後ろ姿に声もかける事なく見送り。)

  • No.80 by 涼木 圓  2018-02-25 15:20:45 

(彼女の教室で時間を潰した後1年生のクラスがある棟へと向かっていれば遼に似た背格好の生徒をみかけ足を止める。ふと、そういやあいつって兄弟いるんかなと疑問に思えば後で聞いてみるかと再び足を進め。階段を登っていればすれ違いに遼の彼女と友達に遭遇。一瞬目が合ったものの小さく肩を竦めながら通り過ぎていく姿に、遼に会ったのかと確信。教室へと急ぎドア付近に彼の姿を発見すれば表情が綻び「遼、おはよ。何してんのー?こんな所で」と話しかけながら近付いて。こんな風な尋ねるのは彼の口から別れ話が聞けるかもしれないという期待も込めてだが、同時に彼女の名前が出る事に嫌悪感を感じている自分もいて。ただの幼馴染で友達なのに、どうしても彼を自分だけのものにしたいという欲求が止まらない。戸惑いながらも、こんな感覚前にもした気がするなと既視感を覚えながら。)

  • No.81 by 中林遼.  2018-02-25 22:48:21 



…嗚呼、おはよう。(不意に声を掛けられ、耳にした声と振り返り彼を視界に収めると不思議と安堵感を覚えた。一言、淡々と挨拶を交わす。問いかけに、「高村さんからデートに誘われたが、圓との約束があったから断った所だ。」と。後者に至っては黙っていても良い事だが、不思議とするする言葉が紡がれた。無論、彼のせいで約束が取り付けなかった、という嫌味ではない。彼を優先するのは当たり前の事で、続け様、自然な流れで、行きたい所考えておけよ。と付け加え机へと戻って。)

  • No.82 by 涼木 圓  2018-02-26 00:30:24 

あー約束してたっけ、なんか悪いな
(流石に別れ話では無かったものの、前の事もあってやはり胸が痛むのを感じ苦笑いを浮かべる。勿論、彼が自分(俺)のせいでと恨みがましい思いで言ったという訳ではない事は分かるが謝って。久しぶりに遼の家や、昔よく遊んだ公園等も良いかな。「了解、決まったら連絡するわ」今手近で行きたいところ、と思い浮かんだのは前々から考えていた場所で。しかし高校生にもなって公園はどうだろうかと悩み。あ、普通に買い物とかでもいいな、引っ越してきてから足りなくなった物もいくつか出てきていた事を思い出せばもう一つ考えを絞り出して。ふと時計に目線を移動させ朝礼まで後数分だと気付き自分も席へと移動し。)



________放課後...
(ホームルームも終わり、後片付けを手早く済まし席から立ち上がった所で「ねぇ、彼女の家に泊まったって本当?」と付近の生徒に小声で話掛けられる。急になんだと顔を向けながらも耳に入ってきた内容に「そーやけど...誰から聞いたん?」と気になっていた出元を尋ねる。今更否定したところでどうにもならないだろうと判断し。言いずらそうな相手に不信感を抱きながらも、本人が周りの人に言い触らしていたとか、という情報を手に入れる。「そっか」簡素な言葉を返しながら両者共々神妙な面持になり。瞬間彼女への感情が一気に冷めるのと同時に、自分の軽率な行動に嫌気が差す。それから数度言葉を交わした後ちまた明日と挨拶をし、そのまま遼の元へと足を向けるも止まることはなく手をひらりと振って。)

  • No.83 by 中林遼.  2018-02-26 01:37:22 



(1日の終わりを知らせるチャイムが学校に鳴り響く。皆が足早に各々部活動や帰路に着こうとする中、マイペースに帰り支度を進める。いつだって最後に近い緩慢さで、友人を待たせる事も多々。帰り仕度を終え、彼の机の方に目を向けるが、近場の女子生徒に話しかけられているのを目にする。会話の内容は聞き取れないが、やけに距離は近く耳元で語り合っている。普通の声で話す内容ではないのか、と憶測を。一見、彼女とは違う女子生徒、彼の容姿や社交性を考えると引く手数多なのは容易に考えられる。腹の底に募る苛立ちにも似た感情。足を進めそうになるが、以前の彼女のように遮る事はなく思いとどまる。2人の話は公にしていい内容ではない事は見て取れ、2人の秘密だと考えると更に嫉妬にも似た感情さえ芽生える。今日は1人で帰るかと一息ついたところで彼がくるりと振り返り己の元へ歩を進めた。手を振られ、自分だと確信すると振り返す。「話は終わったのか、」と遠回しに詮索するような問いを。)

  • No.84 by 涼木 圓  2018-02-26 20:56:35 

終わった
(彼女が出来てから宙に浮くような感覚で過ごしていた数日に、漸く終止符が打てるのかと自分自身安堵して。女の子一人大切に出来ない自分が招いた残念な結果ではあったが、特に初めから期待していたということも無かった為そこまで落胆はせず落ち着いた気持ちで。「遼今日は...どうするん」自分が話していた間も意識して待っていたわけでは無いだろうが、なんとなく尋ねながらふと今朝の彼女の事を思い出す。最近彼と彼女の仲を割くことに必死になっていた自分の行動。本来ならば自身の彼女へと向けるものであったはず。独り占めしたい、という感情が自分の彼女ではなく、友人である彼に無意識に向いていたのは、つい最近だけではなかったのでは...。目の前にある見慣れた顔と、幼い頃の記憶が交ざり脳裏を駆けぼんやりと蘇ってきて。)

  • No.85 by 中林遼.  2018-02-26 23:05:15 



嗚呼、彼女とは帰らないよ。お前の予定も無いのなら、ついでだ。一緒に帰るか。(何時もより落ち着きのある彼の様子、不思議に思いつつも彼を待っていた事に変わりなく上記を告げる。ふと「…そういえば、お得意のりょーちゃん呼びは無くなったんだな。」と思い出したように一言。呼び名に関してはさほど拘りや執着は無い物の、見方を変えると彼しか呼ばない呼び名に変わりはなく。彼以外がその名を呼ぶとどのような感情を持つのだろうか、考えら事も億劫で。目の前、どこか虚ろな瞳、しかしその瞳には自分だけが写っている。その些細な事実にさえ、ぞくりと何かが背筋を通る。我に帰り、誤魔化すように咳払いを。)

  • No.86 by 涼木 圓  2018-02-28 15:10:10 

おー、ほな行こ
(再び歩きだしながら、自分も約束などは無かった為同意して、「...あー確か遼が止めろって言ったんじゃなかったっけ?」名前について他の人に呼ばれると困ると言ったような事を言われたようなと思い出せばそう返し首を傾げて。相変わらず何を考えているのかわからないやつだなと小さく笑みを零しながら考えを巡らせて。でも、他の人に彼のことを愛称で呼ばないでほしいという思いもあった為自然とその申し入れを受け入れることが出来たのかもなと気付き、呼び方ひとつにすらも嫉妬してしまいそうになる自分に苦笑して。「そういえば、今度の休みやけど遼の家は?久しぶりに行きたいなーと思ってさ」今朝の考えておくと言った事について持ち出せば彼の実家を提案してみて。)

  • No.87 by 中林遼.  2018-02-28 20:45:11 



本当にやめるとはな。あっさりと諦めたか。(彼の性格上きっとこのまま続くのだろうと諦め半ばの提案であった。実際に彼があだ名で呼んだのは片手で数える程度。尾を引かれる思いもあるが名前呼びが新鮮な事も確か。上記をぽつりと呟いた後は後者に対して「俺はいいが、せっかくの休日だぞ。俺の家でいいのか。」と。自分は彼と一緒に過ごす時間に場所は問わず、寧ろ家から動かずに済むのなら好都合。しかし、自分の家だとしても面白い物は何もないのは承知。お持て成しはするが彼の貴重な休みを奪ってしまわないか心配で、その意図を吐露して。)

  • No.88 by 涼木 圓  2018-03-02 22:38:53 

(/遅れてすみません)


隙あらば呼んでみようと企んでるけど、最近こうやって会うことも中々無かったからなー
(クラスの皆の前以外で呼んでやろうと考えていたものの、プライベートで会うことは少なかった為実行出来ず。相手から持ち出されるとは思っていなかったものの、なんだかんだ相手も期待していたのだろうかと想像しては少し嬉しく思って。「よっしゃ、じゃ決定な。別に休日やからって遠出する必要ないやろ、家で駄べるんも1つの楽しみ方やと俺は思うで」久しぶりに遊ぶとなると張り切る気持ちも分かるが、遠出して疲れて帰ってきては休みの意味が無いんじゃないのかと常日頃から考えていて。)

  • No.89 by 中林遼 .  2018-03-03 13:31:32 



お互いに彼女と過ごす時間も出来たからな、(なんて言葉にするも自分はほんの一瞬の出来事であった。別れた訳ではないがこれからも関係が続くか問われればはっきりとした答えが出ないのも確か。彼女に非はない、だが現時点でデートの約束も無く彼と帰路に着いてる現実もまた心地よく。彼が了承の意を示すと「分かった。家、覚えてないだろうからお前の家まで迎えに行くよ。」と。最初の分かれ道、また週末、と手を振って。)

( いえいえ、お気になさらず、お返事は手が空いている時で構いません。これからの流れですが、先に貴方Cが彼女と別れ、数日空けて当方Cが破局、そこから数日お互いの自分の気持ちを考え恋心を自覚する…という流れで良かったか再確認致したいのですがよろしいでしょうか?勿論、希望変更ありましたら申し出下さい!

  • No.90 by 涼木 圓  2018-03-03 16:35:00 

…そうやな。
(彼に彼女が出来見守っているうち、ふと妙なことが頭をよぎる様になった。たかが友達である身分で、彼を独占したいという欲に塗れたその考えは見る見るうちに己の脳内で渦巻き状に広がっていき、自分自身が怖いと感じてしまう程に歯止めが効かない。苦しい。この胸の圧迫感は罪悪感からくるものであると信じたい気持ちと...もう一つのドス黒い想いに“違う”と自身を咎める。 真面に顔を向けることも出来ずに、上の空で生返事をする。また来週か...俺はその時も正体不明の苦しみとの狭間で翻弄されているのだろうか。そんな想像も彼女の存在が邪魔をして。)



_____翌日の昼休憩...
(借りていた本を返すと出任せを言いクラスを飛び出せば、適当な本を引っ掴んだまま俺は彼女を空き教室へと連れ出した。自分の気持ちと向き合う為に取ったこの行動が正解なのかは分からない。しかし、傷付けるのは避けられない事であろう。ならば傷は浅い方がいい。今の自分に出来るせめてもの配慮だった。「別れて欲しい」そう告げた瞬間耳元で破裂音が響く。頬から染みるように熱と痛みが伝わる。衝撃でズレた眼鏡を直していれば胸元にしがみつく彼女の姿が目に入った。小刻みに震えている事に気が付いたものの、窓に映る自分の顔に表情は無く、胸の律動も最後まで乱れる事は無かった。あっけなく幕を閉じた関係に尾を引かれる事もなく、冷えた掌を頬に当て冷却しながら、何を考えているのか分からないのはどっちだよ、と自問自答。持ってきていた本を机の中に放り込み教室のドアを後ろ手で閉める。途端鳴り出したチャイムにアホくさと頭を掻きながら欠伸を零して。)




(/有難うございます。はい、流れはそのままで、よろしくお願いします。
告白シーンですが休日家へ遊びに行った時にAが完全に自覚する(告白はしない)orその時点でお互い自覚していて、家で告白し付き合う。のどちらかにしようかと考えておりました。

前者の場合、休日家で一緒に過ごしAが好きだと自覚。その後Bも恋を自覚した状態で、再度二人きりの場面を作り告白展開に持って行きたいです。(この場合休日家へ遊びに行く時は主様のキャラはまだ彼女持ちという事でお願いしたいです。)
後者の場合は、休日家で一緒に過ごす迄に、お互い恋心を自覚しているという状態に(同時に両キャラとも彼女とは関係解消済み)。と考えたのですが少し急展開過ぎるかなと悩んでいます。

あまり纏まった文章ではありませんが、今後の展開についての考察を書き出してみました。乱文のままでの提案になってしまい申し訳ありません。御一読の上ご意見をいただければ幸いに存じます。)

  • No.91 by 中林遼.  2018-03-04 00:38:11 





( 週末 )

__おはよう。(数日前、破局したとの報告を受けた。そうか、なんて素っ気のない相槌しか打てなかったのも自分の気持ちが同情ではなく心の底の安堵感からなるもの。彼もまた、くらい表情を見せる事は微塵もなく何処かスッキリとした様子であった。空元気かと思いもしたが、彼は心の底から毎日を楽しんでいるように感じた。その日から、僅か数日後。約束していた週末、時間に彼の家へと迎えに行く。嗚呼、幼少期とは逆だ。と思い返す。彼は毎日のように自分の家へと遊びの誘いに来てくれた。まさか、数年越しに逆の立場で彼を迎えに行くとは。休日な為、無地のシンプルな私服でインターホンを鳴らす。ドア越しに、声を掛けて。)

( 提案感謝致します。
どちらも素敵なエピソードになりそうですが、付き合う過程なので前者の案だとじっくりと物語を進める事が出来そうだな、と感じました。週末、貴方Cが恋心に気付き、その数日後に当方Cが破局。2人きりの場面としては当方Cが放課後に貴方Cの家に遊びに行き…なんてどうでしょうか。

  • No.92 by 涼木 圓  2018-03-04 21:37:56 

今行く
(自分から提案した行き先にもかかわらず、迎えに来てくれるという彼の気遣いに内心ちゃんと辿り着けるだろうかと不安に感じていた部分もあった為有難くお願いして。当日、約束の一時間前に目覚め適当に身支度を済ました後、晩御飯の残りを朝ご飯として平らげる。前日に買っておいた手土産の菓子や飲み物を鞄に入れていれば約束の時間通りに、来客者を知らせるチャイムが耳に入った。インターホン越しに返事をすれば、荷物を持ち玄関へと向かう。靴箱の表扉に付いている姿見で身だしなみを整えた後ドアを開ければ「おはよ、お待たせ」と笑いかけて。)


(/ありがとうございます。了解しました、ではその流れでよろしくお願いします。では失礼します)

  • No.93 by 中林遼 .  2018-03-06 23:07:16 


(遅れてすみません
今週いっぱいは返信頻度遅れそうです…。
ストーリーの流れは把握しました。


小学生振りか、俺の家に来るのは。(彼を目の前にすると、気分が高揚する。表情や言葉に現れなくとも、中にはたしかに浮ついた心がいる。いつも話すはずの彼がどこか新鮮に見えるのは私服のせいだろう。そういえば、学校以外で会うのも高校になってから初めてかと思いだす。自分の中で、彼は小学生で止まっていた。服装も、年相応のものになっている。お互い、親が買ったであろうキャラもののTシャツに短パンとよくいる小学生像だったが今となってはシンプルコーデ1択で。住所こそ変わっていない為、彼も少しは覚えているだろうか、歩幅を合わせるように上記をといかけてみて。)

  • No.94 by 涼木 圓  2018-03-07 23:57:59 

(/ご報告ありがとうございます。週一ペースで大丈夫ですので、無理はなさらないでください!では失礼します)


嗚呼、ほんま久しぶりや...
(彼の言葉に改めて考えるとそんなにも月日が流れていたんだなと感慨深く息を吐いて。見覚えのある街並みや隣に並んで歩く彼に視線を向けながら、あの頃と変わってしまった物もあるけれど残っているものも確かにあるなと自分の中で何か大切な物を見つけた様な嬉しい気持ちが芽生えて。「...今だけでいいしさ、あだ名で呼びあわへん?」お互いの家を行き来していた懐かしい記憶に触れれば、じっと彼の目を見つめ照れ臭い気持ちを押し隠しながら、秘密を共有するように小声でそう提案して。)

  • No.95 by 中林遼.  2018-03-10 16:14:45 



(有難うございます;;
気長にお待ちいただけると幸いです…
失礼致します。

…嗚呼、いいよ。(彼の突拍子も無い提案に思わず目を丸く。いつもの調子の中にも何処か照れを滲ませた彼が何故かどうしようもなく愛おしく写る。幼馴染で、しかも同性に対してのこのような感情を抱く事が初めてで、その気持ちをぐっと抑えつ了承。雲ひとつない綺麗な青空を見上げつ、よくこうして近くの公園に虫取りに行ってたな、なんて思いに馳せる。記憶が、過去に遡りどう呼んでいたかを思い出し「…まーくん。」と独り言のように呟く。そうだ、彼のことはまーくんと呼んでいたな、なんて思いながら隣を歩いて)

  • No.96 by 中林遼  2018-03-16 21:50:40 

( あげます

  • No.97 by 涼木 圓  2018-09-06 13:09:22 

(/長らくお待たせして申し訳ありません。もう、いらっしゃらないかと思いますが...、少しの間でしたがお付き合い頂きありがとうございました。すみません)



...フッ、なんか変な感じ
(再会して以降彼の口からあだ名で呼ばれることは無かった為、実際呼ばれてみると擽ったくあの頃に戻ったように感じ。同時に此奴は彼女と二人っきりの時なんて呼びあってたんやろ、という気持ちが沸きどうでもいい事の筈なのに女々しく考えてしまう自分を笑って。合間小さい嘆息を零し、横目で彼の表情を盗み見ながら所々感じる面影に見入ってしまう。地元に帰ってくることはあっても、また昔と同じように彼と肩を並べて歩くことなんて想像もしていなかったなと改めて考えながら「何、りょーちゃん」とからかうように顔を覗き込んではニヤリと笑って。)

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