主. 2018-02-02 02:06:06 |
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あー約束してたっけ、なんか悪いな
(流石に別れ話では無かったものの、前の事もあってやはり胸が痛むのを感じ苦笑いを浮かべる。勿論、彼が自分(俺)のせいでと恨みがましい思いで言ったという訳ではない事は分かるが謝って。久しぶりに遼の家や、昔よく遊んだ公園等も良いかな。「了解、決まったら連絡するわ」今手近で行きたいところ、と思い浮かんだのは前々から考えていた場所で。しかし高校生にもなって公園はどうだろうかと悩み。あ、普通に買い物とかでもいいな、引っ越してきてから足りなくなった物もいくつか出てきていた事を思い出せばもう一つ考えを絞り出して。ふと時計に目線を移動させ朝礼まで後数分だと気付き自分も席へと移動し。)
________放課後...
(ホームルームも終わり、後片付けを手早く済まし席から立ち上がった所で「ねぇ、彼女の家に泊まったって本当?」と付近の生徒に小声で話掛けられる。急になんだと顔を向けながらも耳に入ってきた内容に「そーやけど...誰から聞いたん?」と気になっていた出元を尋ねる。今更否定したところでどうにもならないだろうと判断し。言いずらそうな相手に不信感を抱きながらも、本人が周りの人に言い触らしていたとか、という情報を手に入れる。「そっか」簡素な言葉を返しながら両者共々神妙な面持になり。瞬間彼女への感情が一気に冷めるのと同時に、自分の軽率な行動に嫌気が差す。それから数度言葉を交わした後ちまた明日と挨拶をし、そのまま遼の元へと足を向けるも止まることはなく手をひらりと振って。)
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