AB型 2019-08-08 01:31:39 |
通報 |
>>2705 駿さん
………!………、
(自分はここにいる…一人じゃないと文字ではなくぬくもりで伝える。少しでも彼の不安を取りたくて。彼の笑顔、大丈夫だと紡ぐ彼の言葉に微笑んだままこくんと頷いては頭をワシャワシャされ目を細めて撫で受けて。自分は彼の不安を少しは和らげられたかな…その横顔を見つめては微少浮かべ車は走り出す。程なくしてオーディション会場近くの駐車場へと到着し、二人車を降りる。とりあえずは自分達が居ても怪しまれないロビーに向かわないと…人目のある場で彼は手を繋いだりするのは恥ずかしがるため自分も気を付けていて彼が歩き出せばそれに次いでせめて隣を歩くのが専ら。しかし彼は自然に自分の手を取り歩き出せば驚いたように僅かに目を見開くもきゅっと握り返し幸せそうにふわりと表情を緩めてロビーに向かう。中にいる人達は疎らで案内板でオーディションは3階で行われるのを知ればまだ時間もあるし何よりあの男…生き霊の気配がしない。彼の言葉に頷きその指先の向く方に視線向けてロビーの隅の方にあるソファを視界に入れて彼に手を引かれて移動する。先に座った彼が更に自分の手を引けば思っていたより勢い良く手を引かれグラリとバランスを崩す体。彼をソファに押し倒して上から覆い被さるような体勢になってしまえば一瞬時が止まったかのような錯覚に陥り。しかしすぐにハッとなってアワアワしながら眉を下げてごめんなさいと謝るように見つめては辺りを見渡すも隅の方にあるソファにこれからオーディションが行われ各々の事で手一杯な者達は注意を向けておらず、幸い誰一人気づいてはいないよう。ホッと息を吐けばソファに押し倒してしまう最中咄嗟に彼の頭は護ったが怪我をしていないか気が気でなく上から退きながら彼の上体起こしつつ隣に腰を下ろしてその髪や体に触れて確かめて)
トピック検索 |