AB型 2019-08-08 01:31:39 |
通報 |
>>2721 駿さん
………、
(イベントスタッフは彼が他の人と手を繋ぐ度に盛り上げる。正直、愛しい恋人が他の人と手を繋ぐ様など自分としては盛り上がるはずもなく。上書きしてくれ…彼の言葉だけが唯一自分を支えてくれている。一人目、二人目と彼が手を繋いでいく。その度にどうしても嫉妬してしまいながらも次はいよいよ自分の番。嫉妬心を抑えて彼に歩みより手を差し出す。彼の目は塞がれているため自分が彼の手に指先を触れさせる。ここに自分はいる…ここに俺はいます…駿さん…そう心で祈りながらきゅっと違反しないように彼の手を握り。誰の視線もないのならその手の甲に口づけてしまいたい…そんな気持ちを押し殺し揺れる瞳は彼を見つめる。程どなくして離れていく彼の手を自分はまた目で追ってしまう。今の一瞬で彼は気づいてくれただろうか…彼ならきっと…。そんな思いを胸に4人目のイベントスタッフが彼の手を握って。自分は固唾を飲んでその様子を見守るしかなくて)
トピック検索 |