【迷いびとのための列車】 指名制/3l 

【迷いびとのための列車】 指名制/3l 

車掌  2020-02-25 21:27:29 
通報
ようこそ、乗客のお連れ様。ここは浮かぶ列車のなかでございます。
切符はお持ちですね、そう、その薄緑色の切符です。こちらは乗客からの贈り物。

ええ、どうも、この列車の乗客は寂しがり屋ばかりのようで。あなたを自らの目的地へ連れていきたいと仰せです。遥か空から見下ろして、あなたに執着してしまったようなのです。ふふふ、全く困ったものですねぇ。
さて、n番目のお客様。あなたは、乗客についていきますか。それとも、現実へ戻りたいと願いますか……?



……それでは、出発の汽笛が鳴るまで、もう少しだけお待ちください。


世界観 >1

注意  >2

提供  >3

エンド >4

プロフ >5

なまえ >6

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  • No.102 by 篠宮花音  2020-03-04 22:26:41 


>101 アンレスタ

…そう、それくらいなら私が耐えればいいだけの話ね。
(己の問いかけに男は毒があると答えたがその毒の程度は息苦しいと感じるくらいのようでその程度ならば問題なしと判断し、両手に乗せていた手を離すと徐に男の頬を両手で包むような形で触れると、やはり何も飲食はしていないはずなのに何か喉に詰まったような息苦しさを覚え、眉間に若干皺を寄せながら男の目尻に溜った涙を指でそっと優しく拭おうとして「可燃性か助燃性かで違ってくるわよ?簡単に言えば自ら燃えるものと燃えるのを助けるもの、酸化されるものと酸化を促すものってね。」と男の冗談じみた言葉に毒というのは女や非力な人間でも容易に人を殺めることができる代物なため造詣は何も知らない一般人より深くさらさらと二つの違いについて述べて「ほんと、夜道ではありがたい明るさね。」と男が持っているカンテラの明かりの眩しさに目を細めながら見ていて)

(/いえいえ、こちらこそこんな娘にお付き合いくださってありがとうございます。アンレスタが持つ独の程度も知れたのでこれからアンレスタに触れる機会は多くなると思われますので何卒よろしくお願いしますね。)

  • No.103 by アンレスタ  2020-03-04 22:46:19 

>篠宮花音

( 触れられた頬に感じる手の暖かさに驚いて一瞬呼吸が止まる。数秒後状況を理解した男は、ぶわりと全身に汗をかくのを感じた。「か、花音っ……!?」止めようと手を伸ばすが、触れられないというのは止められないのと同じこと。結局されるがままで、「苦しいだろ、やめろ」と背中をのけ反らせるだけ。博識な貴女の見解に感心する暇もなく、ただわたわたと慌ててしまう。カンテラを見つめる貴女の目に宿る情はなんなのか、それも推し量れないままで。「あ、そうだ、か、花音の話!な!このままじゃ話せないだろ!?」と、できる限りそっぽを向いてみる。自身の赤くなった頬にはやはり気づかないで、つまり己の感情にも無頓着なまま、貴女の温もりを受け止めて。男がこんなにも慌てるのは久しぶりで、その久しぶりの感情についていけないでいる。こんなにも胸の内をかき回す存在を知らなかったから。「の、飲み物でも用意すッか!?」先ほど飲んだばかりなのにも思い至らず、自身の脳内に混乱をもたらす貴女の手から逃れようと椅子を立ち上がりかけて )

(/ありがとうございます!よろしくお願いします!)

  • No.104 by 篠宮花音  2020-03-04 23:38:42 


>アンレスタ

(男の褐色肌の頬に触れれば人並みの温もりを感じ、ようやく直接相手に触れることが出来た。その満足感に浸りながら男の涙を拭ったのだが、今まで人に触れようとも触れられることも毒がある故躊躇してきたのだろう己が触れただけでわたわたと慌てて、そのまま引きはがせばいいのにそれすらできないでいる男に未だ息苦しさは続き、男の言葉には眉間に皺を寄せ苦しげだがどこか満ち足りたような複雑な表情で微笑んで見せて、ふと男の褐色肌で分かりづらいが赤く染まった頬にもっともっといろんな表情を見たいと欲が芽生えたのだが「…ぷっ、そんなに慌てなくていいでしょ?それとも、私に触られるのは嫌だったかしら?」と尚も己の手から逃れようと立ち上がりかけた相手にぱっと両手を離すと笑いを堪えきれず吹き出し、クツクツと肩を震わせながら笑い声を出しながら慌てふためく相手に対して悠然とした様子で試す様な表情と笑みを浮かべながら問いかけて)

  • No.105 by アンレスタ  2020-03-04 23:58:43 

>篠宮花音

い、嫌じゃねェが……!その、苦しいだろ!
( 貴女に触れられた。その事実だけで大混乱なのに、こぼされた笑みに試しの言葉までかけられては、かしこくない男の頭はオーバーヒートを起こす。染まった頬にいまさら気づいて、見られてはいないだろうかと咄嗟に顔を背けた。「だ、だから、俺は花音の話が聞きてェだけだ」もう一度繰り返したのは、目的を達しようという意思と、この格好悪い姿から逃れようという思惑が混在した言葉。貴女の表情は複雑ですべてを読み取ることはできなかったが、とても美しくて思考が麻痺した。麻痺したが故というわけではないが、放された両手を未練がましく見てしまったのは失敗だ。……失敗だけど。
誰かに触れられた。しかもその誰かは紛れもなく想い人。
「……な、聞かせてくれ」例えようもない多幸感なんてものが心に溢れる。「どんなこまけェ話でもいいんだ。花音の口から聞きたい」どこかで貴女が言ってくれたような、そんな台詞を繰り返して微笑んだ。なんだか薄暗くなった部屋。貴女の顔はそれでも尚綺麗に見える。不思議で理由はわからない。男自身ででもわからないまま、「嫌なことは言わなくていいからよ」と、どこか陽気な部分が少しだけ顔を覗かせていて )

  • No.106 by 車掌  2020-03-04 23:59:25 

そろそろ、夜が深いですね。それではまた会える日に。

(/おやすみなさい、良い夢を)

  • No.107 by 車掌  2020-03-08 09:43:56 

車掌の仕事も面白いですよ?終身雇用ですし。色々な人の話を聞いて回るのは何にも代えがたい愉悦です。ああ、与太話が過ぎましたね。それでは営業を開始致しましょう。


世界観 >1

注意  >2

提供  >3

エンド >4

プロフ >5

なまえ >6

※とうろく※

>17 篠宮花音 さま

>55 セオドア さま


(/少々お時間いただいてしまうかもしれませんが、受付を開始致します。お試しでも質問でも、以前のお子様でも、もちろん以前からのお客様でも大歓迎です!また当方の未熟さゆえに、ご迷惑お掛けしてしまうことがあるかもしれませんが……お許しくださると嬉しいです。仕方ないなぁ付き合ってあげるよと言う方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に!※夕方あたりまで受け付けております)

  • No.108 by セオドア  2020-03-08 10:00:01 

(/こんにちは。前回お邪魔させて頂いたときには挨拶もせずに寝落ちしてしまい申し訳ありませんでした……!宜しければ今回も>93の続きより交流をさせて頂きたいです。)

>パルカ

(当然のように決まった降車。自分の意思を汲み取って貰えるのはとても有り難いこと。我慢して譲ってばかりだったからこそ、主張するのは久しぶりのように感じられた。ふわりと地上に足を着くと安心できた。ああ、やっぱり地に足をつけている方が人間らしいと。とはいえ、飛ぶのが凄く楽しかったのもまた本当であるのだが。手を繋いだまま体操をする彼に倣うように緩く足首を回してみる。なるほど、慣れない飛行に身体が少し強張ってしまっていたらしい。「ああ。君はどんな羽が生えるんだろうね。楽しみだ」急に掛けられた声は確かにネルソマと同じで、しかしトーンや話すペースは違う。表情もネルソマよりもいくらか柔らかく、この人なら話しやすいと本能的に察する。二重人格というものはこんなにも異なるのかと内心驚きはしたが、思ったよりも戸惑うことはなかった。ただそうなんだ、とだけ。「宜しく、ザリ」挨拶には同じく此方も片手を挙げて答えよう。「ゲームね。どんなものかにもよるけれど……そういうことなら、本気で勝たせて貰おうかな」対価となるのがどのようなものであるのかはまだ知らされていない。普段ゲームは楽しめれば良いという程度のゆるゆる勢であるが、お金を貰えるかどうかが懸かっているのなら負けるわけにはいかない。無論、負けたとしても彼と飛ぶことができるだけで楽しいけれど。「で、どんなゲームで対戦するつもり?」車掌とはどんな人物なのだろうか。此処に、この列車に自分を連れてきた張本人。ふと気になったものの、なぜだか口に出すことは憚られ。) 

  • No.109 by パルカ/ザリ  2020-03-08 10:32:39 

>セオドア

( 「宜しくなー」貴方の返礼に管理人は緩く笑って、その手を方から退ける。それからまじまじと顔を見て、「兄ちゃん割と変わってんな。俺見て戸惑わない奴は久しぶりだ」と、遠慮もへったくれもなく率直な感想を告げ。貴方の言葉の中の本気という単語を聞き取っては「いいねえ、そういうの嫌いじゃないぜ。遊びは本気じゃないと面白くないよなあ!」なんて、微笑を大笑いに変えてみる。ひとしきり笑って一段落をつけば、笑から目尻に浮かんだ涙を拭い。「あーゲームって言ったって大したもんじゃねーよ?あんま複雑だと説明すんのも骨が折れるしな」裏の事情も包み隠さず話すのは、貴方がそれに不快を覚えはしないと踏んだからだろうか。少しもったいぶったような物言いに、幼子がぷくと頬を膨らませる。「それで?何をするの?」まあまあ、焦んな。管理人はスッと人差し指を立て。「要するに鬼ごっこだよ。俺から逃げて、列車の出口の扉までたどり着けば勝ちさ。パルお前、道順分かるよな?ナビゲーターとして着いてやれ」貴方に向けてルールの説明を。「どんな卑怯な手段を使っても良い、俺から逃げ切れりゃ勝ちさ。言っとくが強いぜ?捕まったらその時はそうだなぁ、牢屋見学ツアーにでもご招待しようか!あれは結構な罰ゲームだぜ!」何が面白いのか、またくくくと背筋を震わせる。貴方の背に生えた翼をちらりと見て、「ま、ハンデはあるか」と呟こう )

(/いらっしゃいませ!お越しくださってとても嬉しいです!いえいえ、前回は楽しい時間をありがとうございました、再び交流させていただけることを本心より幸せに思います…!またロルが未熟で申し訳ない限りですが、今回図らずも分岐が出来てしまったので…この鬼ごっこに勝つか負けるか、提示していただければと思います)

  • No.110 by セオドア  2020-03-08 11:16:23 

>パルカ

(主の緩い笑いには「驚きはするけど、何も聞かずに貴方を見たわけじゃないからね」とあくまでも冷静に返すに留めて。自分とて彼から二重人格だと知らされなければ戸惑っていたはずなのである。「生半可な気持ちで向き合うのは僕のポリシーに反するからね。それは貴方もでしょう、ザリ」恐らくザリは遠慮せずに挑んでくるのだろう。容易に想像でき、真剣な瞳を向ける。真剣勝負と言われたわけでもなければ、命など重要なものを賭けているわけでもないのだが。「鬼ごっこ……へえ、面白そうだ」彼がいないと自分一人では辿り着けそうにない。羽がある分有利ではあるが、しかし説明を受けなければわからない分不利でもある。成る程確かにそれは良いかもしれないと一人頷く。「パルカ、ナビゲーターになってくれるよね?もちろん最短ルートで」彼へと顔を向け、確認するように問い掛ける。勝負の鍵は彼であると言っても大袈裟ではないはず。強いなら立ち向かうべき。部屋の主が只者でないのは百も承知で、戦う意志を示すようにぶわりと勢い良く飛び上がる。始めの合図を聞いてから走り出せなどと言われていない、卑怯で良いのなら少しくらいの狡い手は許されるだろう。「そうそう。ザリ、君は誤用しているようだから言っておくよ。卑怯って、一時凌ぎって意味なんだってさ!」牢屋見学ツアーだなんて望んでいない。余裕たっぷりに煽る言葉を投げ掛けつつ、彼と手を繋ぐ。先程よりも速い飛行になるのだから、はぐれてしまわないようにとの配慮だった。それから少しして鬼ごっこは始まった。彼の導くのに合わせてくるりくるりと回ってみたり、あえて低空飛行してみたり。あくまでも楽しみながら飛行を続ける。出口へ辿り着くその瞬間。部屋の主が学生に手を伸ばすのと、勢い余ってどん、と扉へと頭をぶつけてしまうのはほぼ同時だった。頭の上を点滅しながら星が回る。「パルカ、良かった……」はぁはぁと呼吸を乱しながら、ザリへと振り返った。)

(/だらだらと無駄に長くなってしまいましたが、学生はパルカくんに良いところを見せたいという確固たる意志を持っているようですので(勢い余って痴態を晒していますが……)ギリギリの勝利、とさせて頂けると有り難いです。また、なぜ列車に牢屋が?と頭に疑問が浮かんでもいる状態ですので、そちらについてもいずれ話を伺えたらと考えております。/蹴り可)

  • No.111 by パルカ/ザリ  2020-03-08 12:04:24 

>セオドア

( いいねえいいねえ!はしゃいだように声を上げた管理人。幼子は不安そうに貴方を見上げるが、頼られていると分かれば少し誇らしげに顔を引き締めて「任せてよ!」と、ぱたぱた羽を動かす。合図もなしに駆け出した貴方の背に、管理人はさも愉快そうに腹を抱え、「ひっさびさに面白いの来たなぁ!よくやったパル!」なんておどけた声援を投げ掛けて。遊びのためには手を抜かないの信条に背かないよう、「じゃあ行くぜ!」と地面を蹴る。幼子はといえば「こっち!」「あそこで旋回!」まるで自分が海賊船の船長になったかのような高揚感に浮かされて、またそれを他でもない貴方と共に逃げることができて、何だか楽しくて仕方ない。ばさばさと羽ばたく翼、たまに見える乗客たちが一瞬驚いてそして応援する。「がんばれよ!」「逃げ切れー!」掛け声からしてどちらを励ましているのかは明白。狭い道に広い道、急旋回に垂直落下!初めから翼があるかのようだ!引かれた手の暖かさにくふふと笑って、後ろからの猛追をかわす。ラストスパートに差し掛かればぎゅんと一気に急加速。加速の勢いが殺しきれずに、『ごちん!』貴方と一緒に激突した扉はとても固かったけれど、伸びてきた手には掴まれず。肩で息をしながら、「やったー!勝ったー!!」と貴方に抱きつこう。ぎゅう、と、些か強すぎるくらいの抱擁は、幼子の喜びを示すもの。「おめでとさん。…あーあもうちょいだったのに」一方貴方の振り返った先には髪を乱した管理人。余裕を取り繕っているけれど、その表情は本当に悔しげで。「約束通り、商品。たぶんそこそこはいってんぜ。大事に使うんだぞ、無駄遣いは禁物!ああそれと、列車の外に行っても切符は無くさないように!」いつのまにか右手に握っていた白い巾着の袋の中を見せたなら、ぽいと投げるように貴方に渡そうか。扉が開く。空気がなだれ込む。「じゃあなあ、またのお越しをお待ちしてるぜ!」大声が列車に響いて、管理人はぽんと姿を消す。「ふふ、勝ったー勝ったー!!セオドアすごい!かっこいー!よーし行くぞー!!」幼子の大声もついでとばかりに、貴方の手をぐいぐいと引いて。見えるは抜けるような青い天に彩り豊かな散らばった丸石、ぽつぽつ立ち並ぶ丸い家。快晴の空を背にしながら、満面の笑みで扉の外へ踏み出そうか )

  • No.112 by セオドア  2020-03-08 12:48:40 

>パルカ

(まさか勝てるとは思わなかった。ザリの追う速さは尋常ではないくらいのもので、二人で逃げても決して余裕とは言い切れなかった程。危なかった、と力が抜けてしまいそうで、しかし彼が抱きついてきたことで何とか倒れずに済み。「パルカ、有り難う。君がいなかったら多分、勝ててなかった」優しく抱き留め、背に回した手でぽんぽんと軽く叩いてあげようか。歳相応と言うべきか、彼の高い体温に自然と頬が緩むのがわかった。こんなに暖かさを感じたのはいつぶりだろうか。「凄かったよ、ザリ。もう一回やったら普通に負けそうだ」とても悔しいと気持ちが溢れているような表情に、管理人も本気で追ってきたのだとわかる。本気で戦いたいときには彼と遊ぶのも悪くないかもしれない。もちろん、隣の愛らしい幼子と三人で。「うわっ。まったく、投げないでくれる?……それくらいわかってるよ、無賃乗車なんて失礼なことはしないから安心して」投げられた巾着を受け取ると、まるで親のように次々と重なる注意に堪えきれない笑いと共に頷いて軽く掲げてみせ。「ああ、楽しかった!有り難う!」お礼を告げながら消えゆく管理人へと手を振った。プレイルームというひとつの部屋の中にいたはずが様々な遊びが出来てまったく退屈しなかったのは"彼ら"のおかげだろう。ネルソマのことはなかなか好きになれそうにないけれど。開いた扉から流れ込む空気を吸い込み深呼吸。雲ひとつない快晴の空に美しい景色。どれもこれも久しぶりな気がして、眩しさに目を細めた。こんなに空は青かったのか、なんて今更すぎて笑えてしまう。「うん、何とか勝てたって感じかな。パルカのくれたクッキーが勝敗をわけたみたい!」凄い凄いと褒めてくれるのは悪い気がせず、大声を出さないでと窘めることもなく引かれるままに歩きだそう。扉の外の解放感に浮き足立ちながら彼へと声を掛けようか。「ねぇパルカ、案内してよ。お気に入りの場所、僕に教えてくれる?」いつもよりもいくらか柔らかい声色で彼へと願いを告げ。)

  • No.113 by パルカ  2020-03-08 13:45:06 

>セオドア

( 「へへー」貴方の賛辞に胸を張り、幼子は得意顔をして見せる。貴方と一緒に消えた管理人に手を振って、またやっても良いなあとこっそり思う。叩かれた背中がまだぽかぽかと暖かい。貴方の手を引いたまま無人の駅へと降りれば久々の地面の感触。「うぅーん、お気に入りの場所?絵では見せてもらってたけど、僕も初めてだから……」考え込んで、ぱっと顔を上げて。「そうだ!ここ空から見たらすっごくきれいなんだって!足元に石が転がってるでしょ?めちゃくちゃマズイけど、色はいっぱい!」あそこの山まで飛んでみよーよ!元気に叫んで、先ほどへとへとになったばかりの貴方を急かしてみる。大きすぎる山はまだらに入り乱れた緑が特徴的で、なんだかちょっと威圧感。が、そこではたと思い出したことがあるようで。「あっ、えーとね、あっちには飴屋さん、こっちにも飴屋さん。ここは飴が有名なんだって。売店にはここの飴が売ってるよ!」立ち並ぶ家はどうやらお店という事実。幼子が異常なほど持っているお菓子は、こうやって途中下車で補充されるのだ。さてここの飴はどういった効果があるのか、また無いのか。「あー、でも落ちてるのは食べない方がいいね」と、キラリと光る虹色の石を蹴ってみる。「石に見えた?これ、飴なんだ。僕の目は誤魔化せないぞ!」なんて、ちょっとだけふざけて見せて。「どうしよっかなー、飴を買っても良いしー、飛んでも良いしー、石蹴りしても良いし!ねえねえセオドアどうする!?」あちこちを指差して、あれもいいこれもいい。こんなにも選択肢が増えたことは久しぶりだった。繋いだ手を放して、今度は後ろからどーんと抱きついて見上げて。「どこいくー?」貴方に選択を委ねよう )

  • No.114 by セオドア  2020-03-08 14:10:28 

>パルカ

(楽しげにぐいぐいと引っ張られるとどうしたものかと少しだけ考える。同じように、同じ速度で飛んで、遊んでいたはずの彼はまだ元気一杯。対して自分はまだ疲れが残っていて本調子ではない。「僕ちょっと疲れちゃった。パルカは元気だなあ……空から見たらきっと綺麗だろうね、こうしてるだけでも凄く綺麗なんだから」呟くくらいの声はきっとはしゃぐ彼には聞こえないだろう。そこで矢継ぎ早に告げられる説明を聞きながらああ、楽しそうだ、勝負に勝って良かった、と嬉しく思う。牢屋見学ツアーよりもずっと楽しいことだろう。「そんなに飴屋さんがあって喧嘩してないの凄いね。競争しあって潰れそうなものだけど」家でなかったことの驚きよりも、その店の多さに目を奪われる。確かに店からきらきらした宝石のような飴を持って出てくる人が何人か見受けられる。もしかして此処に売られている飴も飛べるやら透明になるやら、何らかの効果があるのだろうか。魔法が起きることへの抵抗は既になくなっていた。「え、これが飴?いやいや、さすがにそれは……」嘘でしょ、と続けようとしてぴたりと止まる。明らかに虚偽であると思う反面、嘘とも言い切れない程の美しさを持つ石は飴だと言われても不思議ではない。普段見ているのが灰色の薄汚れた砂利であるからこそ、余計にそう見えるのかもしれないが。「うーん、ほんとは全部叶えたいところだけど……わっ、こら。まったく、急に抱き付かないの」提案されたものはどれも楽しそうで、ひとつに絞りきるのは難しい。どこから見ようか。選択権を渡されると迷ってしまうのは優柔不断の悪いところだろう。彼の温もりを感じながら思案すること数秒、頭の中で纏めた答えを出し。「そうだなあ、少し飛びながらこの辺りを散策、お散歩しようか。それで、気になるものがあったら止まって、疲れたらお菓子を買って休憩しよう」それは模範解答にでも聞こえるだろうか。面白味のない答えであったが、すべてを叶えたい欲の捨てられない大人になりかけの子どもの願いでもあり。それで良い?と確認するべくちらりと視線を向けて。)

  • No.115 by パルカ  2020-03-08 14:40:12 

>セオドア

( 貴方の様子に、あ、と口をぽかりと開ける。「はしゃぎすぎちゃった。ごめんね」呟きの内容は聞こえないまでも、自らがテンションを上げすぎたことを悟る。少しトーンを下げたなら、貴方への返答を。「たぶん、売ってる飴がどれも違うからかなー。あそこは銀太郎飴で、あっちはぐりぐりキャンディで、あそこはええと何だったっけ?」予習したはずなんだけど忘れちゃった、と、ちょっと悔しそうに鼻にぎゅっとシワを寄せる。貴方の提案にはもろ手を上げて賛成して「!それならぜーんぶできるもんね!すごいやセオドア、天才!」と、跳ね回って見せようか。それからにんまり笑ったなら、「石は飴だよ?虹色のやつはね!マズイけどね!」嘘か本当か分からないような噂話一つ。「ここらへん飛ぶ人は少ないみたいだから、驚いちゃうかもね。セオドアと散歩ー!」ふわりと地面を蹴って、ほんの数センチ浮かんで。ぱたぱたと貴方の回りを遊ぶように飛んで、逆さ向きに顔を覗きこんでみる。数秒。「ねえセオドア、楽しい?」それは少しだけ不安の表情を滲ませていて。「僕ねえ、セオドアと一緒にいたい。でもね、無理矢理連れてくるのはほんとはいけないってわかってるの。だからせめて、セオドアに楽しんでほしくて」僕の方が楽しくなっちゃってるけど、セオドアは大丈夫?と、もう一度確認。否定の言葉が現れたとしても放せないだろうなと思いつつ、それでも答えが聞きたくて。答えを聞く前にはくるりと一回転、都合が悪いなら誤魔化すつもりで笑顔の準備を整えて )     

  • No.116 by セオドア  2020-03-08 15:12:00 

>パルカ

(彼のしゅんとした顔は苦手だ。甘えられるとついつい甘やかしたくなるし、悲しまれると何でも許しそうになってしまうのだ。「大丈夫、気にしないで」キャスケット帽の上からぽんと頭を撫で、微笑む。彼は聡い、だから嘘はつけないのだろうとわかっている。「そっか、色々あるんだね。あはは、じゃあ後で皆見て回ろうよ」悔しそうにする彼を見て微笑ましく思うとうんうんと頷きながら手を繋いであげよう。「天才って。僕がそうしたいって思っただけだよ、パルカ」一言一言に反応し褒めてくれる彼が可愛く思えて、少しだけ恥ずかしい。こんなに称賛されることは今までなかったのではないだろうか。「虹色なのに不味いだなんて、夢がないなあ」きらきらしたものが美味しそうに見えるはずが、どうやら美味しくはないらしい。食べてみたことあるの?とは尋ねないが。「良いね、驚かせちゃおう」同じように数センチふわりと浮いて、ゆっくりと進む。それはゆったりと、歩く速さと変わらないくらいのもので。「急にどうしたの。楽しいよ、もちろん。もっと此処にいたいし、白くてふわふわした野原にも行ってみたい。だってさ、現実は──つまらないから」不安げに揺れる瞳は儚く消えてしまいそうで、酷く怖く思えた。返す言葉によっては消滅してしまいそうな、そんな感覚に囚われる。それを払拭しようと、ほとんど即答で答えよう。つまらない現実から救ってくれたのは、無色透明な日々に色を与えてくれたのは、間違いなく彼なのだ。「……僕のことは、また列車の中で話すよ。だから今は楽しもう!」話す気のなかった過去も彼には話しても良いと思え、そう真剣な表情で付け加えた後、表情を明るくしてくるりと一回転してみせた。)

  • No.117 by パルカ  2020-03-08 16:01:07 

>セオドア

( 貴方の言葉は幼子の胸にひとつひとつ暖かく染みた。後で回ろうと提案された店をぐるりと目に入れて、「うん」と小さな肯定を。「夢?…でも美味しかったら食べちゃうからいいの!飲み込んだらもう動けないしね!」続く声はわざとはりあげて。野原に行ってみたい、行ってくれる、こんなにもはっきりと示されたのははじめてだった。「うん…うん!絶対に行こうね!」頬に血が上り、視界がぱっと色づく。約束だよ、と小指だけを差し出す格好。「そうだよね、現実なんてつまんないもん!セオドアと居るほうがずっといいや!」即座に返された返答に、改めて貴方への思慕を募らせる。無理矢理引っ張りこんだと言うのに、貴方はそれを優しく笑って許してしまう。幼子の企みもなにもかも、貴方の前では通用しないようで。真剣な顔に一変した貴方を見つめながら「うん、でも、セオドアの話も聞きたいな」と静かなトーンで告げよう。そんな話が終わったなら、「うんー!楽しむ!」と良い子のお返事。自分の真似をしたものか、綺麗な一回転を見せた貴方にくすくすとくすぐったげな笑み。しばらくふよふよと飛んで、時折驚いた目を向けられて。緩やかな低空飛行を続けたなら、いくら空の旅とは言えどそろそろ疲れてくるのか幼子はさらに高度を下げる。拍子に見つけたのは青い暖簾と赤い暖簾。「あ、見てよセオドア、あそこにも飴屋さんがあるよ」とふたつ指を差し。「絵で見たときは気づかなかったなぁ、ひっそりしてるね」とまるで重大な秘密を打ち明けるかのように貴方の耳に口を寄せ )

  • No.118 by セオドア  2020-03-08 16:27:15 

>パルカ

(何気無い言葉に嬉しそうに笑う彼を見て、此方まで嬉しくなった。「うん、約束。指切りげんまーん、なんてな」出された小指に自分のものを絡め、わざとらしくけらりと笑って約束を。彼といればとても楽しい、一緒にいるだけでとても満たされる。「僕もそうだな。パルカがいてくれたらずっと退屈しないや」現実が嫌いで、どうしようもない日々。いっそのこと命を、なんて思ったこともあった。だが、やはりそれは間違いだったようで、目の前の彼と出会えて良かったと心から思うのだ。過去に触れるような静かな言葉の後にみせられた無邪気な笑みはすっかり子どものそれ。お互いの寂しさをさらけ出して、寄り添えたらどんなに良いだろうか。ゆるゆると低空飛行のまま飛び続けては、見えてきたのはカラフルな飴屋さん。耳元で告げられた言葉にびく、と反応を見せてしまったのは不覚。「そうだね、行ってみようか?」そっと地面に降り立つとじゃりじゃりと足下の石が音を立てた。気付かれてはいないだろうか、そんな気持ちを抱えながらも相変わらずの冷静さを見せつつ飴屋さんへと歩みを進めよう。近付くにつれてふわりと甘い香りが鼻腔を掠める。「甘いね、凄く」思わずそう口に出していた。外から店内を覗くとどちらも綺麗な飴がたくさん並んでいるのが見える。「どっちに入ろうか?両方見る?」かたや動物の形の飴、かたやフルーツや宝石の形の飴。どちらもそそられるが、彼はどちらを選ぶだろうか。)

  • No.119 by パルカ  2020-03-08 17:06:14 

>セオドア

( 温もりの残る小指がこそばゆい。指切りげんまん、物騒な言葉だけれどそれが誠実さの印のようで。貴方の言葉にぽわぽわと全身さえも暖かく、そうしてほんの少し貴方へすり寄った。囁いた後の貴方の見せた反応にはちょっとだけ嬉しくなって、しっかりしたお兄さんの弱点を発見してしまったかも?なんて。きっとこれを知っているのは自分だけに違いない!とにまにましてみる。そのまま降り立った場所で貴方の背についていきながら、自分の胸にこっそりその秘密を仕舞おう。そうして届く甘い香りは大好きなお菓子の匂い。「うん、甘い!きっとおいしいよ!」未だ食べたことのない飴に想像を馳せ、歩調が少し早くなる。貴方の真似をするようにして覗いた店内はお菓子の宝庫、何度見ても飽きないそれを見て、わくわくと胸が膨らんだ。「うーーん、両方みたいなぁ~……でも、最初はこっちに入ってみる!」と指し示したのは動物の形の飴、つまり青い暖簾。「セオドアの動物を探すの!セオドアはー、ライオンがいいかなー、虎が良いかなー、パンダが良いかなー?それともまだ居ない動物がいーかなー?」歌うように節を付けながら、貴方の服をツンツンと引っ張って。貴方みたいな動物を見つけたなら、はいとプレゼントするつもりで足取りは軽い。暖簾の下を潜れば、「いらっしゃい」と年を召した男店主の声。「仲の良いご兄弟じゃ」ちらり、貴方と幼子を見てそうとだけ呟く。幼子はビックリマークを飛ばしたような顔をするけれど、「へへ」と否定もせずに微笑んで。貴方へ向けて、照れたような顔を向けよう )





(/本日はお越しくださってありがとうございました…!息子様のお兄ちゃん感にとても癒されてほのぼのしました。これよりお相手させていただくことが難しいので、一旦終了とさせていただきます。またお越しくださると嬉しいです…!)

  • No.120 by 車掌  2020-03-08 17:07:36 

本日のご乗車、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。

(/本日はありがとうございました!またお越しくださると嬉しいです!)

  • No.121 by セオドア  2020-03-08 17:12:44 

(/此方こそお相手して頂き有り難うございました!此方もパルカくんの愛らしさの中に見える賢さやザリさんとの絡みに癒されていつも楽しくやり取りさせて頂いております。また時間が合いましたらお邪魔させて頂きますね!)

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