【迷いびとのための列車】 指名制/3l 

【迷いびとのための列車】 指名制/3l 

車掌  2020-02-25 21:27:29 
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ようこそ、乗客のお連れ様。ここは浮かぶ列車のなかでございます。
切符はお持ちですね、そう、その薄緑色の切符です。こちらは乗客からの贈り物。

ええ、どうも、この列車の乗客は寂しがり屋ばかりのようで。あなたを自らの目的地へ連れていきたいと仰せです。遥か空から見下ろして、あなたに執着してしまったようなのです。ふふふ、全く困ったものですねぇ。
さて、n番目のお客様。あなたは、乗客についていきますか。それとも、現実へ戻りたいと願いますか……?



……それでは、出発の汽笛が鳴るまで、もう少しだけお待ちください。


世界観 >1

注意  >2

提供  >3

エンド >4

プロフ >5

なまえ >6

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  • No.21 by 車掌  2020-02-27 12:05:03 

(/はい!今後もおつきあいくださると嬉しいです!)

  • No.22 by 篠宮花音  2020-02-27 12:18:55 


>アンレスタ

…大丈夫?体調がすぐれないのなら少し休んだ方がいいわ。
(男が何か呟きそれを聞き取ることは出来なかったが男の言葉に反応するように部屋に吊るされたカンテラの明かりは先程よりも増し、どういう仕掛けなのだろうと何気なく男が持っているカンテラへと視線をやりながら男の受け答えが先程よりも簡単で短めになりどこか様子の可笑しさを感じ取り、男の顔を覗き込むような体勢を取りながら乗り物酔いでもしたのだろうかと一般的な思考回路の元にし、男に起こっている状況を把握できるはずもなく、ただ己にできるのは男の身を案じるような言葉を投げかけることのみで「…っ。ごめんなさい、ごめんなさい…。」菓子を口にし咀嚼すれば口の中に広がるのは今まで食べたことのないような不思議な甘さと少しの苦さで、程よい大きさになったそれを飲み込めば唐突に蘇ったのは己の手で父親を殺めた時のことで、どんなに憎くて恨みつらみが積もっていても己にとっては唯一血の繋がった肉親だということには変わりはなく後悔等様々な感情がこみ上げ涙が一筋零れ落ちたのを皮切りに涙は止まることはなく、泣き顔を見られまいと両手で顔を覆い隠すと静かに時折嗚咽交じりに謝罪の言葉を繰り返しながら泣き続けて)

  • No.23 by アンレスタ  2020-02-27 12:37:50 

>篠宮 花音

花音……?大丈夫か?
( 身を案じてくれる優しい貴女に、大丈夫だと笑おうとした時はもう遅かったのか。貴女はなにかを思い出して涙をこぼしているようだ。そうだ、あの菓子を渡したのだ。涙を流すとわかっていても、やはり狼狽してしまう。辛そうな貴女にまた罪悪感が膨れ上がって、貴女をきらきらと照らした。これでは楽しませるなど虚言もいいところだ。「すまん、すまん」無骨な男に出来ることなんて限られている。どうすれば泣き止むのだったか。一分が過ぎたら収まるのだと、そんな過去の説明すら、男は彼方へ投げ捨てる。マッチポンプもいいところな発言を、そう考える余裕すらなく口に出すのだから始末におえない。「……すまねェ。俺はどうしたらいいのか、わからない……。花音が欲しいあまりに、こんなとこに引っ張ってきちまって、その上得たいの知れねェもン食わせちまった。……俺に出来ることは何でもするから、どうか泣き止んじゃくれねェか。そうだ、プレイルームや談話室にでも行くか?あそこは気晴らしがたくさんある。それとも医務室の方がいいか?大丈夫……か?」矢継ぎ早に繰り出される案じの言葉は、貴女のかけてくれたそれよりもはるかに不器用で、的はずれなものだ。貴女の流した涙を拭いたいと思いながらも、男はそれができないでいる。おろおろとするばかりの、図体ばかりが大きい男。聡明な貴女の顔を照らすまいと、せめてもカンテラを遠ざけようか )

  • No.24 by 篠宮花音  2020-02-27 13:12:57 


>アンレスタ

(両手を覆っても指の間や掌の隙間から止めどなく溢れる涙が零れ落ち、自身でも止めたくても止めらない状況で男が己の身を案じる矢継ぎ早な言葉に返答する余裕もなくただただ自身の口から零れるのは謝罪の言葉のみで、どれほど泣いていただろうか時間にすればたかが一分を過ぎたぐらいなのだが人前でこんなに泣いたことは久しぶりで泣き止んでもしばし泣いた余韻で嗚咽にも似たしゃっくりが落ち着くまで顔を両手で覆い俯いた状態でいたが「…色々と心配をかけてごめんなさい。あと私の事を案じてくれてありがとう。」と泣いた余韻もようやく収まり顔を覆っていた両手を解きつつ俯いた顔を上げれば散々泣いたため目は涙目かつ少し赤く腫れているがそんな己の体の状態よりもまずは泣いている最中、不器用で的外れなものばかりだったが己の身を男なりに案じてくれたことには変わりはなく迷惑と心配をかけた謝罪と自身の事を気遣ってくれたことに感謝の事を若干掠れた声で述べて「さてと、貴方が言っていたプレイルームと談話室に行きましょう?この列車がどんな構造をしているのか興味があるし。あぁ、医務室の方は行かなくても大丈夫だからね。」と徐に席から立ち上がるとこれ以上しんみりとした空気にならないようにするため、気分転換と言わんばかりに先程男が挙げた二つの部屋の存在を出しながら貴方に手を差し伸べて)

  • No.25 by アンレスタ  2020-02-27 13:49:37 

>篠宮 花音

あ、ああ……。
( 泣き止んだ貴女に安堵のため息をついて、若干混乱を残したままにさしのべられた手を掴もうとする。しかし途中でハッと気づくと、伸ばした左手を引っ込めた。「……拒否する訳じゃねェんだが、悪い」貴女の気遣いを無下にしたことをすまなく思いながらも、しかしやはりあなたのその白魚の手を掴むわけにはいかないのだ。男は立ち上がると、貴女に薄緑の小さな切符を渡すことにする。カンテラに埋もれるようにしてある机の上に、ポツンと置かれていた一枚だ。「これは列車の切符。この部屋を出るなら、肌身離さず持ち歩いておくんだ。さもなきゃ、牢屋に連れてかれるからな」無造作に差し出したそれを、貴女は受け取るだろうか。先ほどの自身の言葉を反芻し、二つの部屋のどちらに先に行くかを考える。プレイルームには二重人格の彼が、談話室には穏やかな彼がいることだろう。自分で考えても答えは出ない。結局判断を貴女に任せることにして、「どっちに行きたい」───── なんて )


(/これより先、返事が数時間単位で遅くなってしまいます……。ご了承頂けると幸いです)

  • No.26 by 篠宮花音  2020-02-27 14:16:59 


>アンレスタ

…特に気にしていないから、大丈夫よ。
(男に差し伸ばした手を男は掴もうとしたが何かに気付いたように引っ込めて己に謝罪する言葉によくよくみれば男の両手は白い包帯がまかれており怪我をしているだろうかと安易で単純な考えの元、ふるふると首を横に振って男の言葉を否定と取れる返答をし「無賃乗車は確かに罪になるけれど、ここではとても重いものなのね。」とカンテラで埋め尽くされた机の上に置かれていた薄緑色の切符を男は己へと差し出し、それに視線をやってから再度男へと視線を戻しながら切符を受け取るといつでも取り出せて落としにくい上着のチャック式の小さめの胸ポケットへと仕舞って「別にどっちでも私は構わないけれど、しいて選ぶなら談話室かしら。貴方以外の乗客にもしかしたら会えるかもしれないしね。」とどちらへ行くか判断をゆだねられればどちらの方が近いかなんて自身に分かるはずもなく、どちらを選んでも相手以外の乗客や乗務員に会える可能性があるが談話室ということは何かドリングサービスのようなものがあるかもしれないと先程散々泣いたため喉の渇きを覚えたため談話室へ選んで)

(/了解しました。何よりも優先すべきはリアルなので此方の事はお気になさらずに、ゆっくりと気長にまったりとしたやり取りを楽しみましょう!)

  • No.27 by アンレスタ  2020-02-27 17:13:22 

>篠宮 花音 

談話室な。……そうだな、それがいい。
( 貴女の「気にしていない」と言う言葉をありがたく受け止めて、男は自身の両手をぎゅっと握る。貴女に委ねた判断に躊躇いもなく乗っかったなら、きっともうこの話は仕舞いになるだろう。聡明な貴女が切符を受け取ってくれて、腰が抜けるくらいの安堵を覚えたのも重ねて秘密にしておこう。談話室に向かうべく扉に手をかけノブを回せば、そこに広がるのは殺風景な廊下にはめ殺しの窓という光景。窓の外は目まぐるしく移り変わり、あるいは貴女の目が回ってしまうかもしれない。
─────あやしの在処、あやしの在処。ちょうどそのタイミングで流れた車内放送に、列車の窓の景色が止まる。車窓から見えるのはどこもかしこも粗末な灰色の貧しい景色、しかし男はそれに頓着する様子はない。ただ扉を開いて歩を進め、貴女の着いてくるのを待つばかり。もしかすると談話室には、穏やかな彼以外におとなしい彼女もいるだろうか。だとすれば年若い女性同士、話は弾むのではないか……と、そんな思惑を胸に秘めながら、貴女と共に静かな廊下を歩いてみようか )

(/お待たせしました。緩くまったり、そうですね!ありがとうございます、楽しんでいきましょう!)

  • No.28 by 篠宮花音  2020-02-27 18:22:44 


>アンレスタ

(談話室を選べば男も文句を言うことなく肯定するような言葉に相槌を打つように頷いて見せれば、男は部屋の扉のドアノブに手をかけ回してから開かれた扉の先に広がるのは殺風景な廊下とはめ殺しの窓という光景で、窓の外に映る景色はまるで早送りの映像を見ているように目まぐるしく移り変わりこれ以上見ていたら目を回すと視線を窓から外したが、時すでに遅く目が回るような感覚とふらつく体を倒れることを防ぐため咄嗟に近くの壁へと片手をついて窓を見ない様に顔を俯かせた状態で)…ごめんなさいー(己を導くように前を歩いている男へ少し待ってほしいと謝りから始めた言葉の続きを述べようした時だった、聞いたことのない場所を告げる車内放送と列車が止まったのでおそるおそるゆっくりと俯かせていた顔を上げ窓を見れば、どこまでも粗末な灰色の貧しい景色で当然身に覚えなどない光景を見ていればめまいは収まったので男の後をついていくように少し歩くスピードをは速め、男に追いつけば己達以外の靴音しか聞こえないほど静まり返った廊下を男と共に歩いていて)

(/お帰りなさいませ!こちらこそ少々お待たせてして申し訳ありませんでした。もしも絡み辛かったり切れるところは適宜切ってくださって構いませんので、お互いやり取りがしやすく少しでも楽しめる様にしましょうね。)

  • No.29 by 匿名さん  2020-02-27 18:23:42 

名前/セオドア
性別/男
年齢/17
性格/人当たりの良い笑顔を浮かべてはいるがその実口が悪く、素の状態では口を開けば出てくるのは毒ばかり。その為本心は滅多に話すことはなく、基本的に話は聞く側。自分から話すこともあるが大半が嘘。
容姿/何度も染めて傷みきった銀髪に切れ長の瞳。服への頓着がなく適当に選んだパーカーやTシャツでいることが多い。身長は169cmであと1cm欲しかったが成長せず。
人生/元々明るく快活な性格であったが、信じていた友人が大切な恋人と付き合っていたことが発覚。それだけならばよくある話であるが、その友人が次に手を出したのは自身の親であった。女癖が悪かっただけでなく、様々な詐欺を繰り返し警察に目をつけられていた友人は御用となり、現在は警察の元に。両親は離婚し、高校へと上がるタイミングで家庭から逃げるように一人暮らしを選ぶ。それからはアルバイトと勉学の両立に励んでいたが、愛想笑いしていないとついていけない環境に限界がくる。何事もなかったかのように「お金に困っている」と母親が訪ねてきたのをきっかけに必要とされていないことを悟り、どうせ誰も本当は自分のことを信頼してくれない、との考えから本心を隠すようになる。
備考/17歳にして一人で生きることを決意した芯の強さを持ち、人に流されないわりに何かに巻き込まれやすい苦労人。人との付き合いは上部だけに留めることもあり、本当に信じることができると思った相手には無意識に依存する。

登録/無登録、相性次第で登録も検討
指名/パルカ
希望・エンド/2、友情もしくは家族愛

ロルテ/……はぁ。(何もない、何も変わらない毎日。ずっと勉強して、アルバイトしての毎日には嫌気が差す。同じことばかりで刺激を求めていた部分もあるのかもしれない。いっそこのままどこか遠くへと行ってしまえたら良いのに。綺麗に片付けられた机と椅子、時計くらいしかない自室。思い出のひとつも残さないとばかりに破かれて散乱した写真は、触れないまま部屋の片隅で埃を被っている。その中にいてもたまに思い出すのは考えたくもない元友人と元家族のこと。自分の目の前から姿を消してからもこうしてずっと自分を苦しめ続ける。姿を変え、違う存在となって夢へと現れる彼らにどうして、と何度も問い掛けた。頭の中の悪い感情を消すべく瞳を閉じる。暫くずっとこのままでいようか。幸いこの後はシフトも入っていない。少しばかり無でいたところで、それを咎める相手は誰もいない。そう、もう自分には____。自然と目からは熱いものが零れた。目を開き、袖でそれを拭う。その時眼前に広がるのは見覚えのない場所であり、思わず声が漏れた。自分のいる場所がガタンゴトンと揺れていることに気付いたのも、そのときであった。)え、何此処……

(/お忙しい中、割り込み失礼致します。顔を出そうかどうしようかと悩んでおりましたが、ロルのブランクを取り戻すべく迷い込ませて頂きたいです。相性などあるかと思いますので、ご検討頂けると幸いです。)

  • No.30 by アンレスタ  2020-02-27 18:51:25 

>篠宮 花音

( 貴女に合わせて歩調を緩め、男はゆっくり廊下を歩く。「談話室にはシキという紳士やメイドのクーミルがいる……花音の好きな場所だと良いな。花音は何が好きだ?お菓子や飲み物もあるんだが」俺が一等好きなのはミルクティーだな、とそう言って控え目な笑みを浮かべる。代わり映えのない廊下のどこをどう通ったのか、貴女はもしかすると混乱するかもしれないけれど、男は迷いもせずある扉の前で立ち止まった。「ここが談話室だ」所々に花のレリーフが彫られたアンティークな扉に、talkと小さな看板が掛かっている。男もこの場所が好きなのだろう、どことなく柔らかい雰囲気で貴女の顔を見つめている。木製のドアノブを握って押すと、さて現れるのはどこか懐かしく物悲しいピアノの音と、テーブルを拭いている幼いメイドの少女だろう )

  • No.31 by 車掌  2020-02-27 18:52:03 

>セオドア

(/お越しくださりありがとうございます!危ういながらも退廃的な魅力を秘めている息子様に来ていただけて、とても嬉しいです!ではパルカが迎えに行きますので、暫しお待ちください)

  • No.32 by 篠宮花音  2020-02-27 19:15:30 


>30 アンレスタ

それはありがたいわね。ちょうど喉が渇いていたところだったの。私?基本的には好き嫌いはない方よ。食べること自体好きだし、料理をするのも好きだから。
(目まぐるしく移り変わる窓の外の景色でも今停まっている場所も男は躊躇することなく、むしろ己に歩調を合わせてくれることに無言の優しいと気遣いにこっそり感謝しつつ控え目な笑みを共に好きな、物を答える男に問われたことに対して、細身の体格だが太りにくいことを良いことに好きなものを食べたり料理しているためふわりと柔らかい表情で微笑んで見せながら表情と同じような声色で答えて「…まるで迷路ね。貴方の傍を離れたら貴方の部屋にすら戻れなさそう。ふふ、貴方はここが好きなのね。」と男の傍を離れず歩いていたが代わり映えのしない廊下を勝手知ったように歩を進める男についていけば、やがて花のレリーフが彫られたアンティークな扉にtalkと小さな看板が掛かっている部屋の前へと辿り着きここまで来た道程に思いをはせれば、まるで迷路のようだと苦笑交じりに表現しつつ男の雰囲気が柔らかいものになっていることに気付けば、小さく笑い声を零しながら思ったことを口にしつつ男がドアノブを握って押せばどこか懐かしく物悲しいピアノの音と幼いメイド姿の少女が出迎えて、男が入ろうとすればそれにづくように中に入ろうとして)

  • No.33 by パルカ  2020-02-27 19:15:39 

>セオドア

( 目覚めた貴方がまず目にするのは、乱雑に散らかった積み木たちか折り紙の残骸か、赤や白、青で構成されたカラフルな部屋の壁か、はたまたポツンと残されている銀河の地図か。いずれにせよその部屋はずいぶん子どもっぽい部屋だと映ることだろう。そんな中、ちゃちな椅子に腰かけて、にこにこと笑うのは部屋の主。くるくると跳ねた栗毛にキャスケット帽を被っている様子は、なんだかちぐはぐにも感じられる。部屋の主は「ようこそ。僕の部屋へ」なんて、貴方の混乱を混乱を助長させるような言葉を吐きながら、貴方に幼いなりの説明を。
「ここはね、目的地までを走る不思議な列車の中。君は僕に、この列車につれてこられたの。だってね君、嫌いでしょ?」 現実が、なんて省略された言葉も、賢い貴方なら読み取るだろうか。少年はぴょこんと椅子から飛び降りると、躊躇いもなく自身よりも身長の高い貴方へ近寄った。「僕はパルカだよ。君はセオドアだよね?そうだ、君に渡すものがあるんだ」小さな手のひらの上の、薄緑の小さな四角形の両端を摘まんで貴方に見せたなら、貴方はそれを切符だと思うだろうか。訳の分からないこの事態に、取り乱すか、怒るか、─────それとも? )

  • No.34 by アンレスタ  2020-02-27 19:32:18 

>篠宮 花音

好き嫌いはねェのか?それは良いことだな。ま、ここなら大体なんでも揃うだろうよ。
( 貴女の言葉にくつくつと笑いを溢して、談話室へ踏み入れた。大きなソファが点在し、その中心にはなんだか見たことのあるようなないような花が飾られていて、それを囲うようにかごにお菓子が盛られている。静かな空間は、空いていることを示すもの。そこにはクラシカルなロングのメイド服、茶の混じる黒髪のサイドテールの少女がいるだけだ。「あら……見ないお客様ですわ。お可愛らしい」伏し目がちなその少女は、貴女を目に留めて口の端に笑みを浮かべる。テーブルを拭いた布巾を手際よく片付けたかと思えば、男と貴女の前で静かに畏まるのだ。「クーミル、花音になにか飲み物を」男は彼女をクーミルと呼んだ。「畏まりました。種類は何がよろしいですか?」なんでもございますよと貴女に語りかけるメイドの目には、きっと尊敬と賛美が見てとれる。物悲しいピアノの音は、まだ続いているけれど )

  • No.35 by セオドア  2020-02-27 19:53:53 

>パルカ

(今までいたのは真っ白な自室。空っぽな空間だった。しかし目を開けばそこは色の世界が広がっていた。辺りをぐるりと見回すと、そこらは様々な色で溢れている。まるで満たされていた頃のようなその雰囲気に頭にはクエスチョンマークが複数浮かび。此処はどこなのだろう、との答えはすぐに得られた。目の前の幼い子どもがこの部屋の主であるらしい。そしてどうやら今は列車の中にいるらしい。ああ、多分夢だ。そうでなければ説明がつかない。目を瞑っている間に自宅から列車へと移動した、なんてよくわからない状況にこれはリアルすぎる夢である、と判断された。「その口振りからすると君も好きではないみたいだけど?__パルカ、ね。OK、覚えた」彼が己の名前を知っていることについては不思議に思わない。ただ、この夢が覚めぬように。これが満たされた幸せな夢であるのなら、現実よりも数段ましだ。退屈な時間を埋めてくれるのなら何でも構わない。それ程までに自分が空っぽであるという自覚はまだ持っていなかった。差し出された四角の紙を受け取ると緩く首を傾げ。その表情に浮かぶのは純粋な疑問の色で)これは、切符?……パルカ、僕らはどこへ向かっているの?

  • No.36 by パルカ  2020-02-27 20:19:17 

>35 セオドア

( 貴方の冷静な様子に、幼子はにんまり笑う。現実が好きじゃないのかという質問に対する答えはもちろんイエス。言葉の代わりに共犯者のような笑みでもって示そうか。リアルが嫌いな幼子の願いは至極簡単、自分と一緒にいてくれて、遊んでくれること。そのために目指している場所がある。即座に核心を突いた貴方の問いに、どこか嬉しげな様子を見せるのは、それだけ貴方に共感を覚えるからか。「僕らが向かうのは、白い光の溢れてる野原だよ!すごく綺麗で、ふわふわしてるの。セオドアもきっと気に入るよ」まとわりつくようにして、貴方の周りでぴょんぴょん跳び跳ねて、幼子は貴方の同意を引き出そうとする。「ね、ね、いいでしょ、そこに向かう列車なの!車掌さんに頼めば、その野原の絵も見せてくれるよ。車掌さんは何だって持ってるから!」幼いなりに必死なのだ。その必死さが少なからずの大人の胸を打つことも、経験則で知っている。年若い貴方にその戦法が通じるかは定かでないが、キャスケットがずれてしまうほどの勢いは、幼子の本気を示すもので。貴方は絆されてくれるのか否か )

  • No.37 by 車掌  2020-02-27 20:29:32 

(/少し返事に時間がかかります)

  • No.38 by セオドア  2020-02-27 20:37:18 

>パルカ

(子どものように無垢な、しかしどこか達観している笑みにどこか親近感を覚える。きっとこの子も昔何かがあったのだろう、突っ込んで聞く程無礼なことをするつもりは微塵もないが。「光が溢れてて、ふわふわ……そっか。それは素敵だね。パルカは綺麗なものが好きなの?この地図なんてまさにきらきらしてる」楽しげに話す彼が年齢よりも小さな子どもに思え、相槌を打ちながらも微笑し。やはり子どもというのは良いものだ。大人にはない純粋さには時にはっとさせられる。無意識に彼を撫でようと伸ばした手を引っ込め、代わりに部屋に置かれた地図を指差し。「うーん、でも見るのはやめておこうかな。ほら、その場所についたときの感動が薄れるから」何でも持っている人がいるのならば会ってみたいものだ。人は何かしら欠けている。その車掌とやらも完璧ではない、なんて考えてしまう辺り性格が悪い。首を振って否定しつつ、少しずれてしまったキャスケット帽を直してやり。この部屋にはたくさんのものがあるようだ。目的地に辿り着くまでには時間がかかることだろう。その間何か暇を潰せるものはないかと問い掛けて)パルカ、一緒に遊ぼうか。何か持ってる?

  • No.39 by 篠宮花音  2020-02-27 20:52:00 


>34 アンレスタ

(談話室へと足を踏み入れば大きなソファが点在しその中心には見覚えがあるようでない花が飾られ、それを囲うようにかごに様々なお菓子が盛られており談話室なのだが物悲しいピアノの音以外、人々の談笑はないなぜならば己達以外人はおらず殺風景な廊下と同じように静かなもので「ふふ、ありがとう。可愛らしいメイドさん。」と伏し目がちな茶の混じる黒髪のサイドテールの少女はクラシカルなロングのメイド服を着ており少女の口の端に笑みを浮かべながら告げられた誉め言葉にニコリと人当たりの良い微笑みを浮かべつつさらりと少女の事を可愛いと褒め返して「…それじゃ、バニラのフレーバーティーでロイヤルミルクティーをお願いできるかしら。」と己に飲み物を問いかけてきたクーミルと呼ばれた少女の目は尊敬と賛美の色が含まれており、しばし逡巡するように少し間を置いたのちいわゆる煮出しミルクティーと呼ばれる暖かい紅茶を紅茶の種類を指定しながら少女に注文し)

  • No.40 by パルカ  2020-02-27 22:18:15 

>38 セオドア

( 綺麗なものは好きか?先だっての幼子への問いは至極簡単だったけれど、首をかしげてしまう。好きなときもあるし嫌いなときもある。うまく伝えられなくて、曖昧にうんと返事をした。けれどもどうやら、貴方は自身に付き合ってくれるようだ!嬉しくて嬉しくて、それに気づいた幼子はパァッと顔を輝かせる。撫でてくれようとした手が引っ込められたのは名残惜しいが、些細なこととばかりに満面の笑み。直してもらったキャスケット帽を照れ臭そうに弄りながら、大きな目に大好きの感情を滲ませて )
遊ぶもの、僕はいっぱい持ってるよ。変なお菓子もあるし、星空のパズルもあるし、宇宙の積み木もあるの。あ、それとも、列車を案内しようか?お店もあるし遊ぶ場所もあるよ!どっちがいい?どうする?どれも楽しいよ!

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