車掌 2020-02-25 21:27:29 |
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>セオドア
( 貴方の様子に、あ、と口をぽかりと開ける。「はしゃぎすぎちゃった。ごめんね」呟きの内容は聞こえないまでも、自らがテンションを上げすぎたことを悟る。少しトーンを下げたなら、貴方への返答を。「たぶん、売ってる飴がどれも違うからかなー。あそこは銀太郎飴で、あっちはぐりぐりキャンディで、あそこはええと何だったっけ?」予習したはずなんだけど忘れちゃった、と、ちょっと悔しそうに鼻にぎゅっとシワを寄せる。貴方の提案にはもろ手を上げて賛成して「!それならぜーんぶできるもんね!すごいやセオドア、天才!」と、跳ね回って見せようか。それからにんまり笑ったなら、「石は飴だよ?虹色のやつはね!マズイけどね!」嘘か本当か分からないような噂話一つ。「ここらへん飛ぶ人は少ないみたいだから、驚いちゃうかもね。セオドアと散歩ー!」ふわりと地面を蹴って、ほんの数センチ浮かんで。ぱたぱたと貴方の回りを遊ぶように飛んで、逆さ向きに顔を覗きこんでみる。数秒。「ねえセオドア、楽しい?」それは少しだけ不安の表情を滲ませていて。「僕ねえ、セオドアと一緒にいたい。でもね、無理矢理連れてくるのはほんとはいけないってわかってるの。だからせめて、セオドアに楽しんでほしくて」僕の方が楽しくなっちゃってるけど、セオドアは大丈夫?と、もう一度確認。否定の言葉が現れたとしても放せないだろうなと思いつつ、それでも答えが聞きたくて。答えを聞く前にはくるりと一回転、都合が悪いなら誤魔化すつもりで笑顔の準備を整えて )
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