【迷いびとのための列車】 指名制/3l 

【迷いびとのための列車】 指名制/3l 

車掌  2020-02-25 21:27:29 
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ようこそ、乗客のお連れ様。ここは浮かぶ列車のなかでございます。
切符はお持ちですね、そう、その薄緑色の切符です。こちらは乗客からの贈り物。

ええ、どうも、この列車の乗客は寂しがり屋ばかりのようで。あなたを自らの目的地へ連れていきたいと仰せです。遥か空から見下ろして、あなたに執着してしまったようなのです。ふふふ、全く困ったものですねぇ。
さて、n番目のお客様。あなたは、乗客についていきますか。それとも、現実へ戻りたいと願いますか……?



……それでは、出発の汽笛が鳴るまで、もう少しだけお待ちください。


世界観 >1

注意  >2

提供  >3

エンド >4

プロフ >5

なまえ >6

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  • No.62 by セオドア  2020-02-28 23:46:09 

>パルカ

(部屋の主が不満げながらも無理に進めてこなかったことには安心した。此処で賭け事をして大敗するようなことがあってはならない。彼の目の前で弱さを見せるのは避けたかった。せめて一時だけでも理想の兄でいたいのだ。「目的と違うことをする気はないのでね」主と話していると自分の本心まで見えなくなるような錯覚を覚える。否、元より本心を漏らすつもりは毛頭ないが。目の前には見覚えのある深い緑色の盤が置かれている。机を前にして、暫くぶりの興奮が沸き上がる。久しぶりだ、誰かとこうして遊ぶことは。久しくなるが勝てるだろうか。とはいえ遊びたいという密かな欲は既に満たされることが確定しているのだが。クッションのある椅子へと腰掛け彼と向かい合う。どうやら選ばせてくれるらしい。学生は迷いなくそのうちのひとつを選んだ。自分を表すような、暗い闇の色。対照的な純粋で無垢な明るい光の色はとても良く彼に似合うのだ。さあ、始めようか。彼へと向けた視線は早くも真剣味を帯びていて。)じゃあ、僕は黒で。

(/半端ではありますが、そろそろ眠気で纏まらなくなってきてしまいましたので、この続きは明日以降に。お返事は次回お訪ねする際に作成しておきますので宜しくお願い致します。では、短い時間ではありましたがお相手有り難うございました。主様も素敵な夜をお過ごしくださいませ。)

  • No.63 by パルカ/ネルソマ  2020-02-29 00:13:21 

>62 セオドア

( 貴方の言葉に、管理者は大袈裟に肩を竦めて、腕を組んで部屋の端にもたれ掛かる。口の端に笑みを湛えたままの管理者は、貴方と幼子のやり取りをその目に記憶する算段だ。
幼子はといえば黒を選んだ貴方をじっと見つめ、残された白を取る。先手を取った貴方の瞳に混じる感情は少し深めの暗い色。それと真摯な光の色。何はともあれ、貴方との対戦を開始しよう。ぱちぱちと置かれる白の数からして、幼子の腕は大したことがないようだ。「あれ、おかしいなぁ。僕機械には勝ってたのに」不満げな言葉とは裏腹に、その声音は限りなく弾んでいる。遠くから見つめる管理者の面白がるような視線にも頓着せず、貴方への尊敬を深めてはまた白を置く。「そういえば、ここのもう一人はザリって言うんだ。今はネルソマだけど。ザリは外での遊びが好きだからね、ザリだったらこの部屋は外の景色になるの」幼子はそうやって他愛ない話の隙間に、管理者へちらりと視線を送った。ひらりと手を振る管理者のもう一人の人格を、紹介する気はないらしい。幼子は僅かに気落ちしたような顔をするけれど、気を取り直して「外遊びの方が好きだった?」と聞いてみようか、貴方の事情も鑑みないで )


(/お休みなさいませ!こちらこそ、素敵な時間をありがとうございました!それでは、あなた様が楽しい夢を見られますように…)

  • No.64 by 車掌  2020-02-29 00:18:32 

それでは皆様、お休みなさい。また目を開けたなら、切符を忘れずに。

(/お休みなさい。またのご乗車、お待ちしております)

  • No.65 by 車掌  2020-03-01 18:32:18 

お連れ様を探しています。……私がじゃありませんよ?本当に本当に。ふふふ。乗客たちが探していらっしゃるんです。それこそ血眼になって。



世界観 >1

注意  >2

提供  >3

エンド >4

プロフ >5

なまえ >6

※とうろく※

>17 篠宮花音 さま

>55 セオドア さま



(/それでは募集開始です!つたないなりにも世界を楽しんでいただけたらいいなぁ、同時に楽しみたいなぁと思うので、よろしくお願いします!)

  • No.66 by 篠宮花音  2020-03-01 18:55:29 

続き >53

(/こんばんわ!今宵もアンレスタとの旅路を楽しめればと思っております。個人的にはいつアンレスタが娘に告白をするのか、アンレスタが抱えている事情は何なのか等、謎ばかりですが追々分かってくるんだろうと思っております。)

  • No.67 by 車掌  2020-03-01 19:00:09 

>67篠宮花音
(/いらっしゃいませ!また来てくださって嬉しいです!アンレスタが面倒くさい性格ゆえにうだうだしてしまって大変申し訳ないです。告白はもうそう遠くない…と思っておりますので、どうぞ見守ってやってください。それでは、>50より続けてくださると幸いです!)

  • No.68 by 篠宮花音  2020-03-01 19:08:06 


>53 アンレスタ

(己の問いかけに男は自嘲と取れる表情をした。その表情に胸の奥が騒めき、そんな表情をして欲しくないと思ってしまった。願わくば談話室に入る前の柔らかい雰囲気や控え目な笑みのようにプラスの表情を見ていたい。男が自身に対して恋焦がれるような熱い激情を抱えているように、彼女自身もまた男に対してそういう気持ちを抱きつつあることを彼女はまだ知る由もない「銀隆糖?似たような名前のお菓子なら知っているけれど…。」と男が答えたのは己の知らない菓子名であり、それに近しい菓子名を思い浮かべつつそれはどういうものなのか男に聞こうとすれば、音楽が途切れると同時にロマンスグレーの髪を撫でつけた初老の紳士が現れれば、男がその紳士の名を呼んだので「貴方がシキさん?とても素敵な演奏だったわ。ねぇ、シキさんも一緒にティータイムにしない?勿論、シキさんの都合が良ければだけれど。」とこのシキと呼ばれた紳士がピアノを弾いていたのだろうと理解し、シキが己を見る目に今は亡き祖父を思い出せば一言二言交わすだけでは物足りないという気持ちからシキを誘って)

(/本当ですか?それはますます楽しみになりました!娘の方も上記のロルで分かると思われますが、アンレスタにそういう感情を抱きつつあることを伝えておきますね。一応返事自体は用意してあったのでコピペしたものを使用させてもらいました。)

  • No.69 by アンレスタ/シキ  2020-03-01 19:31:08 

>68 篠宮花音

( 貴女の前で手慣れた礼をした紳士───つまりシキは、貴女の誘いににっこり笑って「ありがとう、お嬢さん」と感謝を述べる。それは誘いを了承した合図である。紳士は貴女の斜め前に腰を下ろし、貴女の前でひとつクッキーを摘まむ。「美味しいですよ」なんて、貴女の前にも個包装の平凡な丸クッキーを置いてみよう。
一方の男は、その行為に貴女の問いを思い出し、貴女へ向けての説明を始めるだろう。「あァそうだ。銀隆糖は金平糖の対になる菓子でな。どこかの誰かが作ったらしいんだが、詳細は不明だ。まァ、こんなヤツだ」百聞は一見に如かず。男は菓子かごに近づいて、シンプルなパッケージの菓子を取る。貴女の表情は少し気になったものの、菓子を食べれば解決するとばかりに柔らかい菓子を差し出そう。それは恐らく甘いが、先の焼き菓子のような妙な効果はない。ただ、男が好きだとそれだけだが────「珍しいですね。アンレスタさんがそんなにも……」と濁した紳士の目が貴女をとらえた。そうして交互に見比べて、「お嬢さん、大変ですね」なんて意味深な笑みを浮かべて )


(/楽しみにしていただけたなら何よりです!かわいい娘様にそんな感情を抱いていただけて、こちらまで嬉しくなりました。それと今気づいたのですがアンカーミス連発してしまってすみません!未熟でして…どうかご容赦ください)

  • No.70 by 篠宮花音  2020-03-01 20:02:16 


>69 アンレスタ

(己の誘いにシキは手慣れたように礼をしたのち、ニッコリと了承と取れる笑みを浮かべると己の斜め前へと座って「ありがとう、頂くわ。」とシキが手にしたクッキーは己の前へと置かれてそれについて礼を述べてば包装を解き中に入っているクッキーを取り出せば、それはごくごくありふれた丸型のクッキーでミルクティーと共に食べ始めて「成程。確かに金平糖と比べれば丸くて柔らかい触感ね。似たような名前のお菓子で豆銀糖というのがあるからそっちを思い浮かべてしまったわ。」と銀隆糖というお菓子の説明を男はしてから菓子かごに入っている菓子を取り出すと己へと差し出し、それを受け取るとその菓子の感触は柔らかく丸みを帯びたそれは、確かに金平糖の対になるものだが自身が聞いたこともないような知らないお菓子は先程の焼き菓子を思い起こさせるが、何か効果があるのなら男が言うはずだと徐に口に含めば甘未特有の甘さが口の中に広がり、少しだけ陰りがあった表情はあっという間にミルクティーを飲んだ時のような柔らかくて幸せな表情へと戻って「?大変って何のこと?確かに同意なしで強引に旅の同伴者にされたけれど、未知の世界を知ることが出来て楽しいわよ。」とシキに意味深な笑みを浮かべながら告げられた言葉は、何も知らない己にはシキが口にした大変だという意味合いを取り違え的外れな事を述べて)

(/あ、確かに改めて見返すとアンカー先が違ってますね。言われるまで全く気付いてなかったので大丈夫ですよ。)

  • No.71 by アンレスタ/シキ  2020-03-01 20:26:09 

>70 篠宮花音

豆銀糖?それは……知らなかった。もし良ければ、教えてくれねェか。
( 男は貴女の食べる様子に目を細めながら、自身には馴染みのない菓子の名を尋ねる。自分の知らないことを貴女から知ることができると言うのは、なんだか心地良い。と、そう思っていたのだが、突然の紳士の言葉に男はびくりと固まった。幸いにも貴女は視線の意味を違えてくれているようだが、「同意なし」の部分には少しだけ気まずそうな顔をする。意味深な視線の真の意味に気づいたなら、貴女はどんな顔をするだろうか。なんて、益体もないことに怯え。恨めしげな視線を紳士に向けるが、紳士はやはり穏やかに笑うだけ。「いやはや、なかなかに肝が座ったお嬢さんですね。楽しいとはなかなか言えないことです」空気には構いもせず、紳士は先のメイドを呼んで紅茶を注文した。メイドの肩を親しげに叩いて、「アンレスタさんのアルテミスってところかな?それともアフロディティ?あるいは月が綺麗に見える人?」なんて、貴女を見つめながらゆっくりと話そうか。ああ、とそのメイドも納得することだろう )

(/本当に大変申し訳ない…。ありがとうございます!)

  • No.72 by 篠宮花音  2020-03-01 21:17:50 


>71 アンレスタ

豆銀糖っていうのはね、私の住んでいる国のとある北の方の地方に伝わるお菓子なの。
(男にとって知っているお菓子を知らない様に、己が知っているお菓子を男は知らないようで口に入っていたものを飲み込んでから豆銀糖とは水飴・砂糖等を煮立てたものに青豆のきな粉を加え、金延べ棒のように細長い棒状し切れ目をいれて1個ずつ切り離せば、昔の通貨である“豆板銀”のような形になる珍しい菓子のことだと説明し「アンレスタさんにも肝が座っているって言われたわ。そうかしら?こんな夢みたいなことを経験できるなんて普通じゃありえないもの。だったら、じたばたせず楽しんだ方が良いと思ってね。」とシキの言葉に普通の人ならばパニックを起こしたりするところだが、今の自分はむしろ次はどんなことが待ち受けているだろうと楽しみで仕方がないようで「アルテミスにアフロディティ?…ちょっと待って、それってまさか…。」とシキが己を見ながら挙げた名前は有名な女神の名前であり、最後の言葉が何を意味するのか理解しそれを踏まえて分かった予想外過ぎる事実にシキから男へと視線を移すものの、その目も表情も驚きや戸惑い等を含んだ複雑なもので)

  • No.73 by アンレスタ/シキ  2020-03-01 21:49:04 

>72 篠宮花音

( 貴女の説明は男にとってとても楽しいもの。豆板銀なんて通貨の名前も初めて知った。是非とも食べてみたい、けれどもこの状況で言い出せるはずもない。紳士の言葉を受けた貴女が己の方に向ける視線を、今さらどうやってかわせようか。 ぐぅとくぐもった声をあげて、おもむろに立ち上がる。「恨む、シキ」「おやおや」届いた紅茶を啜りながら、紳士は笑んで見せる。「お嬢さん、アンレスタさんはかなりの厄介者です。私で良ければいつでも相談には乗りますよ」男の視線を受けながして、貴女に向けてカップを持ち上げた挨拶を。アールグレイに口をつけて、男にはふと思い出したような文言を。「……アンレスタさんも、想い人には告げた方がいいのでは?もっとも私もあなたの事情を知るわけじゃあないですけれどね。その様子じゃ、なにもかも説明不足でしょう。この列車についてだけなら、私が説明しても良いが─────」男は眉間に皺を寄せながら、深いためいきをひとつ付いて )
……からかわれたんじゃたまらない。部屋に戻りてェんだが、ついてきてくれるか?


(/少々席をはずしますので、返事に時間が掛かります)

  • No.74 by 篠宮花音  2020-03-01 22:14:22 


>73 アンレスタ

(男とシキのやり取りを横目にぐるぐると先程気付いた事が頭から離れない。己は男とはまったくの初対面だし顔を合わす機会があるとは思えない。ならばなぜ己を?一体何時から?そもそも己など人に愛させる資格などない。なんて徐々に思考回路はマイナスの方向へと流れていったときに、シキの挨拶にはっと気づいたような素振りをしたのち、取り繕うように微笑みを口元に浮かべながら挨拶に応じて。いつの間にか男は立ち上がっており、眉間に皺を寄せたまま深々とため息をついたのち己に向けられた言葉に対して「…ええ。色々と私が知るべきことがあるみたいだし。それじゃ、クーミルさん。シキさん。また後程、とても素敵な時間をありがとうね。」とカップに入っていたミルクティーを飲み干してからテーブルの上に置くとソファから立ち上がれば、一緒に時間を過ごした二人へと短めの挨拶を微笑みを浮かべながら述べて)

(/了解です!待つことは苦ではありませんので。)

  • No.75 by アンレスタ/シキ  2020-03-01 23:01:15 

>74 篠宮花音

( 「また来てくださいませ」「いつでも話は聞きますよ」貴女の席を立つ姿に向けて、紳士とメイドはそれぞれに言葉を掛ける。メイドは貴女に尊敬の視線を、紳士は貴女に慈愛の視線を送るだろう。男はこんなときでも貴女に手を伸ばさない。大股で歩きながらドアを開けて、来たときと同じ道順を辿ろう。 十と少しを歩いて─────宴、宴。また放送が流れる。車窓に映るは華やかで楽しげな祭りの様子。男はちらりと外を見ると、気まずさからか無言を作るまいとする。それは説明も兼ねているけれど、本当に大事なことはまだ明かさない。「こうやって放送が流れて、各駅に停車するンだ。でも、それぞれの乗客の『目的地』にいつ着くかは分からねェ。それに一方通行だ」足音が響く、気がする。「降りたいなら降りても良い。どれだけ長い時間居ても、列車が『置いていく』こと『は』ないからなァ……」そう言う男はあるいは誤魔化したがっているのかもしれない。そのまま部屋に着いてしまえば、何もかも言ってしまわなくてはならないから。囚人服にカンテラ。貴女への執着。貴女を何故知っている?そうしてどこに向かってる?何も何も知らせていない。よく貴女が怒らないものだ。そんな男のずるい逃げ道はいとも簡単に潰せるが、さて乗るか否かは貴女に委ねられていて )


(/ありがとうございます!ただいま戻りました!)

  • No.76 by 篠宮花音  2020-03-01 23:27:56 


>75 アンレスタ

(シキとクーミルに見送られる形で男に続くように談話室を出たが、ふとした疑問が浮かび上がる。好きな相手ならば何よりも触れたいと願うはず。なのに男は己に触れるどころかそれをしないようにしていように見受けられる。男の両手に巻かれた白い包帯が原因なのだろうか、なんて来たときと同じ順路のようだが己にとっては複雑で入り組んだ迷路のような道を歩いていると、耳に届いたのは車内放送でそれにつられるように窓の外を見れば先程の場所と打って変わって華やかで楽しげな祭りで「…やめておくわ。祭りには興味があるけれど、それよりも興味があるのは貴方の事と此処の事だもの。」と男の説明に耳を傾けつつ委ねられた選択肢に、少し間を置いたのち男のずるい逃げ道をつぶす様に降りないと今己が知りたいことを合わせるようにはっきりとした声色で告げて)

(/お帰りなさいませ!)

  • No.77 by アンレスタ  2020-03-01 23:58:23 

>76 篠宮花音

そう……か。
( 貴女の明確な返答に、男は僅かな動揺を見せる。部屋までは数歩。5、4、3、2、1。109号室。扉を開けて、貴女を部屋へと促そう。部屋の中の椅子は二脚で、男はぱたりと窓側の方に座る。カンテラだらけの部屋の明かりは男が部屋に入っ途端に明るくなって、貴女の顔を照らすだろう。「……まずどこから話そうか。とりあえず、俺は……罪人で、逃亡犯だ。目的地はもっとも輝いていた恒星。だが今は燃料が足りなくなって、輝きを失いつつあるようでなァ」カンテラが明るくなる。男がガシガシと頭をかく。「あァ、俺は説明が得意じゃねェ。すまん」ぱっと燃え盛ったような部屋に、沈黙は落ちるだろうか。男は説明が苦手だ。男の言葉に対して、貴女の許可がもし降りたなら、一から十まで全てを知る存在が、貴女の前へ現れる。それこそ男とこの場の何もかもを暴いて去るだろう。そうでないのなら、貴女への慕情ゆえに婉曲的で誤魔化しだらけで曖昧な、しかし懸命な男の説明を聞くことになる。いいや、もしかすると、貴女はそのどれもを覆すのかもしれない。どれにせよ貴女はその分岐の未来を知らないだろうけれども、貴女がどのような選択をするのかは───── )
車掌を、呼ぼうか。

  • No.78 by 篠宮花音  2020-03-02 00:22:18 


>77 アンレスタ

(出た時は気づかなかったが男の部屋はどうやら109号室のようで、部屋主がいない部屋は己が先に入っても明かりは一切灯らなかったが男が入った途端まるで魔法のように一斉に灯り、部屋の置かれた二脚の内男が座らなかった方へと座って「…逃亡犯、ね。一歩間違えば私もそんな風になるかもしれないわね…。」と男の正体と目的地を聞けば、ずっと大なり小なり様々な形で犯罪に手を染め続けている己は警察にとっては赦し難い存在だろうと自嘲気味に自身の事を述べて「…いいえ。私はアンレスタさん、貴方の口から聞きたいわ。どんなに拙くても上手くなくても、貴方の本心が知りたいの。」と男の提案を拒否しつつ名前を教えてもらった時からあえて“貴方”という二人称を使っていたが、大事な場面で相手の名前を呼び、男の口から男なりの心がこもった言葉で聞きたいと告げて)

  • No.79 by アンレスタ  2020-03-02 00:50:20 

>78 篠宮花音

( 無言。無言。男の頭の中で、色々な感情が渦巻く。貴女に呼ばれた自身の名前、アンレスタ。「重ねて言っとくが……、俺は本心を語るのも、理路整然と説明をするのも苦手だ。だからもしかしたら、花音を苛つかせるかもしれねェ」貴女の言葉に答えて、貴女の目をまっすぐ見つめて。イラついたら、すぐ言ってくれ。やめる─────と前置きして。「俺は……俺のこの体は、毒性がある。特に両手の平、こいつで三回生き物に触れると、相手を死なせてしまう訳だ」包帯を引っ掻いて、抱き締められない理由を話して。「……まァ、そういう訳でなァ、俺ァ……それでも触れるのを我慢できなかったから……たくさん。……でも今度は触れないから、だから、短い間でも俺と一緒に行ってほしかった」花音に。罪の味を知っている、それでも懸命に生きている貴女に連れになって欲しかった。「車掌にたのンでなァ、時々色んな人を見る。まだ乗客になってない奴らをな。……そん中で、俺は花音に勝手に惚れた。ほそっこい体で、本当に、一生懸命。どうしようもなかった。どうするつもりもなかった。でもどうしても欲しかった」小刻みに肩が震える。不似合いなほど場が明るく照らされた。そろそろ貴女は、そのカンテラの明るさが、『罪悪感』によるものだと気づくのかもしれない。あるいはそうでないかもしれない。「この旅は……贖罪だったんだ。知ってるか、この体は一等強い毒性があるが、よく燃えるんだ。燃料にはぴったりだろう?」先に話した恒星の話。燃え付きかけている恒星でも、おびただしいカンテラを光らせる男の体は状況を覆すことができるらしい。「苦労してきた、辛かった、でも頑張ってた、そんな花音に惚れて─────せめてもそんな惚れたヤツに、俺の見届け人になってほしくて」この贖罪が終わったなら、きっと貴女は帰ることができるから、だなんて。一生手放してやれない気がするのなら、自身がいなくなってしまえばいいのだ、なんて。身勝手なのは分かっている。支離滅裂なのも分かっている。けれど男は、そう語り終えて腕を組んだ。それはまるで、断罪を待つかのようで )

  • No.80 by 車掌  2020-03-02 01:00:41 

……お休みなさい。良い夢を。

(/誠に勝手ながら、今日はここで幕引きとさせていただきます。楽しい時間をありがとうございました。またのお越しをお待ちしております)

  • No.81 by 篠宮花音  2020-03-02 01:18:47 


>79 アンレスタ

(己の言葉に男はしばし無言だったがやがて己を真っ直ぐ見つめながら重々しかった口を開き、前置きを述べた後自身の事、旅の目的地の事、なぜ己を選んだのか。男の言葉を一切遮ることなくただ黙って全てを聞き終えれば、男はまるで断罪を待つ罪人のように腕を組んでおり“手の平で三回触れた生き物は死ぬ”という相手の言葉を思い出しながら自ら男に触れるためそっと引っ掛かれていない包帯の箇所へと両手を載せて「貴方が初めてよ、私にそんな言葉かけてくれたのは。…貴方の事が好きよ。でも貴方がこれからすることを止めはしないわ。その代わり、私の事を片時だって手放さないで欲しいの。」今まで己のを見て本心から理解し労ってくれた人などいなかった、男の労いの言葉に高ぶった感情から感極まった涙が零れ、震えた涙声かつ普段浮かべている表情からは想像もつかない必死さと懇願にも似たような表情だが、自身もまた男の支離滅裂で身勝手な告白で自身に芽生えた男に対する感情に気付き、見届け人になるがその代わり自身も男と同じ末路を辿ると述べて)

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