人 も 妖 も / 3L 恋愛 戦闘

人 も 妖 も / 3L 恋愛 戦闘

kon  2015-03-03 05:24:14 
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これは未だ、
妖が存在していた頃の話____,

〝妖は人を騙し殺し奪い喰い
力を使いて生活を脅かす生き物〟

とされていた。

併し、全ての妖がその様な生き物ではなく
中には人と妖が手を取り合い生き行く
そんな世界を望むものも存在し_____,

そんな妖を信じるもの、認めぬもの
人もまた様々なものが存在する_____,


滅びゆくのは 人 か 妖 か。
それとも、共存は許されるのか____

これは
そんな時代に生まれた 人 と 妖 の 御話。

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  • No.123 by 鴇臣 ( 主 )  2015-03-07 00:42:46 


( / 募集枠が増えましたので、是非ご参加下さいませ。引き続き、大募集です )


壱 / 人 : 妖を敵視するもの 又は 払う者

a 男性 >71 キープ。
b 女性 >69 キープ。
c 性別自由枠


弐 / 人 : 妖との共存を望む者

芦屋 嶺 >11 ♂ : 大蛇の血を持つ者
胡蝶 >17-18 ♀ : 覚とのハーフ
千羽 花織 >114 ♀ : 人間



参 / 妖 : 人を敵視するもの 又は 喰らう者

楼狼 / 狼牙 >74 ♂ : 妖狼
薄雪 >25 ♀ : 大蛇
菊花 >63 ♀ : 絡新婦
桜弥 >88 ♂ : 化け猫


肆 / 妖 : 人との共存を望む者

j 男性
k 女性

鴇臣 >14 ♂ : 九尾

  • No.124 by 桜弥  2015-03-07 09:51:14 

>薄雪さん
それは悪かったねぇ、まぁ、やめる気は全くないよ?だってさぁ、少しくらいそういう緊張感がないとね?つまらないじゃん!僕、つまらないこと嫌いなんだぁ………
(相手の言葉に楽しそうに、狂ったように笑いながら、が、最後だけ真顔になりため息を小さくつきながら言って。すぐ笑顔に戻り相手の質問に「商人、家族構成はなーし、思想は僕が一番嫌いな考え方だよ、役人との関係もほぼなし」と言って。一応調べてはいたため問題なく答えられて。今度はどんな人間にしようか、と考えて。親だけを喰らい子供を独りにしようか、と悪趣味なことを考えて)


>鴇臣さん
あっれぇー?なんで悲しそうな顔してるの?隠しきれてないよ?あっははははははははっ!!!……おもしろくなーい、
(相手の様子に最初、訳がわからず不思議そうち少し首をかしげるがすぐに原因がわかり一瞬苛立ちが顔にあらわれるがすぐにいつもの人を嘲笑うかのような笑みを浮かべ、わざと相手に人だったものを投げて。狂ったように笑うと無表情で言って。「あ、もしかしてさ、君、人間と共存できるかもー、なんて甘い考えを持ってるの?」と相手の考えを見透かすかのように目をじっ、と見て。)

  • No.125 by 芦屋嶺  2015-03-07 13:37:14 

>薄雪さん


…貴女は、恨んではいないのですか。
(暫くして落ち着きを取り戻せば、不意に頭を引き寄せられて。降り注ぐ言葉はとても優しいもので、あの人の面影を残していて。酷く懐かしいその感覚に眉を顰めるも、俯いたままポツリと一言、自分にそうだと言い聞かせるように呟いて。あの時、まだ若かった自分は逃げ延びてしまった、生きながらえてしまった。それがこんなにも苦しむ事になるとは思ってもいなくて。もう誰も覚えていないのなら、一人で背負っていこうと思って生きてきたのに、こうして崩されて。呆気ないものだったと他人事のように思いつつ顔を上げては相手と少し距離を取ればゆっくりと立ち上がり、ふらりふらりと文机の定位置に戻れば、ゆっくりと腰をおろして正座をし。文机に頬杖をつけば、瞼を伏せて「憎いでしょうね…弟と言ってくださっている貴女は、本当にそう思っているか」皹の広がった手を摩りながら眉を下げて小さく笑みを浮かべて)


>鴇臣さん


ふっふっふ…では一つ、お伽噺をしましょうか。
(相手の不思議そうな顔に口元を袖で隠しつつ、どこか可笑しそうに小さく笑いを零しては、瞼を伏せて。頬に触れた相手の手を軽く撫でては静かに離していき、その手を見つめながら吐息を吐いて。聞きたいと思っているのなら、別に隠す必要もないだろう、しかし自分にあったのかという事には何も答えなくて、どう答えようかとぼんやり考えて)

私も聞いた話しです。その話しを思い出して懐かしいと…ある男の話しです。
(眉を下げてどこか悲しそうに笑みを浮かべては、自分の湯呑も正座した足元に引き寄せて。その湯呑を持ち上げては一口飲んで「ある男が子供の頃、親が早くに死に別れ、妖に拾われたんです…」どこか遠くを見つめるようにしてポツリと話始めて)

  • No.126 by 薄雪  2015-03-07 17:17:01 

>122 鴇臣様
遠慮しないで下さい。…貴方に、聞いて頂きたいこともありますから。
(部屋に相手が入っていったのを確認してから襖のところで小さく頭を下げ、意味深な台詞を口にすると茶を用意するためにそっとその場を離れて。粗末な湯のみに茶を注ぎ、お盆に乗せそれを運んでくると静かに襖を開けて相手を待たせていた自分の部屋に戻るとお盆に乗せたまま茶を相手の方に差し出し、それからそっと畳に正座して。)
…ど、どうぞお寛ぎ下さい。…そ、の…少し、見て頂きたいものがあるのですが…。
(相手に茶を勧め、その傍に控えたままぎこちなくももてなしの姿勢を見せると少しだけ躊躇っているような沈黙を挟んだ後、部屋を後にする前に口にしていた"聞いてもらいたいこと"に関係することなのか相手に話を持ちかけると、畳に手を添えゆっくり一礼してから顔を上げ。そっと顔に巻いている包帯に手を掛け、それを外していくとその下に隠していた鱗の生えた頬が露出し。)
お礼というのは、半ば建前で…この鱗を、妖怪である貴方に見て頂きたかったのです。

>124 桜弥
…ならいい。後始末だけはしっかりしておけよ。
(まるで自分の楽しさだけを追求する子供のような相手の考え方は癪に障るものの、このくらいのことで腹を立てるのも馬鹿らしく感じ相手をきつく睨み付けるだけに留めて。相手の調べた内容に不足はなく、その報告に満足したのか小さく息をついてから摘み上げていた着物を適当に放り投げると猫を抱え直しながら立ち上がり。「…お前、糞みてぇに趣味悪いこと考えてんだろ。」それなりの付き合いがある相手、それだけにこんな時相手が考えるような内容はどうせ次はどう人間を食うかだのといったものだろうと推測でき、相手の方を振り返りながら嫌悪感に満ちた表情を相手に向けるとそちらに歩み寄りながら口を開き。)
…子のいる人間は子供から殺れ、子を亡くした人間ほど醜く滑稽に狂うものはないぞ。

>125 芦屋様
…初めは、恨んでいましたよ。母を見殺しにした憎い人間…いつか探し出して、私の手で殺めてやろうと思っていました。
(人間は自分に同情し、その心を癒してくれる存在に酷く弱いもの。これまで出会った人間たちは皆そんな輩ばかりで、だからこそこうして相手を責めずに心の隙間に入り込んでやろうとしているのに中々相手の傷は深いようで、容易に操れないその心が酷く煩わしく感じ。それでも相手をこの世の誰よりも醜く辛い死に追いやるため、その内情をひた隠しにし相手の発言に困ったように眉を下げながら答えると頬を覆っていた包帯をしゅるりと解いて。)
…それでも、私の苦しみを理解出来るのはこの世に貴方だけ。貴方の後悔を分かち合えるのも、この世に私だけ。同じ母の鱗を持つ貴方だから、私は貴方を許せました。…貴方は、母を救うことも、貴方を守ることも出来なかった私を姉だなんて思えないだろうけれど…それでも、私は貴方をこの世にたったひとりの大切な弟だと思っています。
(今でも憎くて憎くて、今すぐにでも殺してしまいたいくらい恨む相手、だからこそ相手をこの場で食い殺し楽に母と同じ死の静寂に沈めてやるつもりなどさらさらなくて。相手の罪悪感を真綿で包み込みその暗い過去から守ってやるような、酷く優しい言葉で相手の心に入り込もうと試めばぼろりと深い青の瞳から大粒の涙を零し。相手がそんな慈愛ばかりを口から吐く異性に流されるのを着物の袖で後から後からこぼれ出す涙をそっと拭いながら待ち構えて。)

  • No.127 by 芦屋嶺  2015-03-07 20:53:27 

>薄雪さん


私は、せめての償いとして…この毒と、広がる皹、不気味に思われるこの鱗を受け入れて生きていくと約束した…それでもいつかは、それが終わって欲しいと思っていたのかもしれません。
(憎んでいたと、殺してしまいたかった、と過去形で言っている、感情を押し殺しているつもりだがそれらは全て空気に伝わり此方にも全身に報せていて。きっと、今にもその牙を喉元に突き立てたいくらいなのだろうに。しかしそんな思いをさせてしまったのは、あの時の自分ではないのか。今更後悔したところで昔が変わるはずもないが、後悔の念というやつは、いつまでもついてまわるもので「苦しみを理解…ですか。それは私にはできません。本当の母親のように育ててはくれたけれど、実の親への思いとはまた違う。貴女と私の思いもまた…私自身からあの人への苦しい思いはあれど…貴女とは違うものです」深い瞳から溢れた涙を見つめては眉を下げて。苦しみを、理解するなとは言わないししたくないとも言わない。だがそれは単なる他人からの同情で、上辺だけに過ぎないのではないかと感じてしまい。湯呑にお茶を注げばゆっくりと立ち上がり相手の元へ、正座をし相手の前へ湯呑を差し出して)

  • No.128 by 薄雪  2015-03-07 22:03:01 

>127 芦屋様
…そうですね、すみません。貴方は母に育てられたとしてもやはりその身は人の子…私の言葉は、同情にしかなりませんよね。
(これだけ言えば今まで誑かし、食してきた人間たちは皆陥落し泣くなりなんなりで自分の想いを自分なんぞにさらけ出していた。それにも拘らずその身に酷く重苦しい罪悪感を抱いているはずの相手は崩れる様子もなく、中々に疑い深い人間だと判断するとこれ以上ごり押しするのは無駄だと察し。すっと自分の中で何かが覚めていくのを感じ、ほろほろと流していた涙を拭ってしまうと差し出された茶を小さく頭を下げてから受け取って。自分の言葉をまるで受け入れなかった相手を悲しんでいるような、寂しげな表情を浮かべながら謝罪の言葉を口にすると湯呑に口をつけ、熱い茶に思わずびくりと肩を震わせてから二度目は用心するように何度も息を吹きかけてから漸く茶を口にして。「…湿っぽい話をしてしまってすみません。でも、診てほしいというのも本当のことで…その、頬にいつも包帯を巻いているせいで鱗が少し軟化してしまっていて…。診て、頂けますでしょうか?」茶を少し飲んでからそれを傍に一旦置き、初めの口実も一応本当のことと自分の頬の鱗を指さしながら伝えると、まだ少し寂しげな様子を残しつつも薄く笑みを浮かべ、彼の反応を窺って。)

  • No.129 by 胡蝶  2015-03-08 04:31:56 

>111 鴇臣

__ここでいいのかな??
(時刻は深夜、人も寝静まり大通りは昼間の喧騒とは打って変わって静まり返っている。灯りもなく、一人で店の裏に出てみれば少しばかり不気味さも覚えて)
あの妖さんがここにいてって言ってたんだもんね。しばらく待っていよう。
(店裏にしゃがみ込んで空を見上げればたくさんの星が見えた。)
お父さんも、どこかでこの空を見てるのかな。

  • No.130 by 芦屋嶺  2015-03-08 09:26:38 

>薄雪さん


貴女の言葉が嬉しくない訳ではありません…ただ、それを全て受け止めてしまえば、あの時の事を忘れてしまうかもしれないのが怖いのです。
(早く楽になれたらなら、と何度も望んだのは確かだった。この息苦しい体から開放されるならいっそ捕まって幽閉されていた方が楽ではないのか、そう思うときも確かにあった。だが、それで過去から逃げては何も変わらない。妖との共存の世がくればと思えたのも、ああして昔、人の子にも関わらず育ててくれたあの人のお陰。ならば過去から逃げればその志も無くなってしまうのでは、あの楽しかった過去が無くなってしまうのではと思うと急に怖くなった。哀しいが、過去には戻ることはできなくてとも、その思い出はいつまでも持っていることができるのは事実で、ならば自分は育ての親の願いと共に生きていこうではないか、眉を下げては哀しくも優しい笑みを浮かべては相手の目をまっすぐ見つめて上記呟き。お茶を飲むその姿を眺めては申し訳なさそうに首を振り「貴女の憎んでいる気持ちはよく分かります。なので一つお願いです…私がもし、まだ調査の段階での仮定ですが、この妖の血、毒に呑まれ、いつか自我を忘れたときや、妖との共存の志から背いた時は…貴女の牙で息の根を止めてください。-身勝手な願いでしたね。今道具を持ってきます」酷く哀しいが笑みを浮かべては自身の首元に指を這わせて。しかし頭を下げるとゆっくりと立ち上がり棚へ向えば道具を集めて)

  • No.131 by 薄雪  2015-03-08 16:38:58 

>130 芦屋様
――いいですよ。貴方が貴方の志を違えた時、私は貴方を殺しましょう。…母の血を、再び誰とも分からぬ他人に絶えさせられるのは私も嫌ですから。
(先程から感じる相手の揺らぎのない視線、たとえ同情を嫌い自分の罪を抱えていく覚悟の元に生きている人間だとしてもこれ程までの甘言に揺らぎのひとつも見えないところを見るとどうやら隠し切れなかった自分の殺意が多少なりとも相手に伝わってしまっているのだろうということを察し。ならばわざわざ取り繕い続けるもの無意味だろうと、これまでひた隠しにしていた殺意をむき出し、まるで相手が相手の言う望まぬ姿に変わることを願っているかのような冷たい微笑みを浮かべながらその願いを承諾し。「…その代り、お前は俺を殺さねぇと誓え。いい加減俺がお前をどうしたくて近づいたか、分かってんだろ?折角愛い娘を演じてやったっていうのに…。この契りが結べねぇなら、俺はどっかの誰かにお前を掻っ攫われねぇうちに、それこそ今晩にでもお前を殺す。」取り繕った今までの口調も相手が揺らがないのならもはや無意味な行為、そう判断した途端本性の粗暴な言動を露わにすると正座に折りたたんでいた足を疲れたとばかりに投げ出し、身体を支える様に後ろ手をついて。拒否権を与えぬような一方的な交換条件を提示しながら首切りを暗示するように立てた親指を首の前で横に切ると嘲笑うような冷たい表情のままどうするとばかりに相手を窺い首を傾げて。)

  • No.132 by 鴇臣 ( 主 )  2015-03-08 19:46:53 


>124 桜弥

_____我々妖は、本来人間など食さずとも生きていける生き物だ。人間を襲わず、共存できる意を見せればそれは甘い考えなどで終わるはずがない。
(隠したつもりだった。笑顔の裏に、自身の本当の気持ちを知られてはいけないと強い思いを伏せた筈だった。しかし想いは溢れ、隠しきれぬ悲しみを相手は察知し、見破った様に何処か確信を突くような形で相手は其れを口にした。此処でばれてしまえばまた無駄な争いが起こるかも知れない、それは解っていようとも強い思いをこれ以上隠し通す自信など何処にもなく。一呼吸、小さな間を空けては徐に口を開きその意を其処に落として)


>125

_____、嗚呼。
(其れは、御前の事ではないのか。そう問いかけようとして、言葉には出来なかった。遠くを見つめる相手の表情は、先程と同じ様に何処か悲しげてそれでいて切なかったからだ。ぽつり、と空間に落ちていく”御伽噺”を、頭上に生える二つの獣耳で拾いながら静かに瞳を伏せれば、話が終わるまでの間はこうしていようと相手の話の続きを待ちて)


>126 薄雪

…不思議な娘だ。
(聞いて欲しい事がある、と。人間にそう言われたのは初めてであった、嬉しい様な、その話がどんなものなのかという不安も交え複雑な心境をその心とすれば御茶を用意する為かその場を離れた相手の背を見送ってぽつりと言葉を落とし。数冊の本が転がる小さな部屋を一度見渡した後奥に腰を降ろし)

___そ、れは…。
(戸があき何処か緊張した様子の少女が御茶を差し出す。小さなお辞儀にすまない、と添え差し出された御茶へと手を伸ばし少し口にしただけで其れを戻して。ふと、相手が徐に口を開き返事をする前に小さな一礼。其れを視界に収めたかと思えば次に其処に現れたのは”見て欲しいもの”。思わず声を漏らせばその顔に広がる鱗に眉を寄せる「御前は…一体」その一部分のみが妖の様、初めて見る相手の様な存在に視線は反らせず)


>129 胡蝶

_____待たせた、寒くはないか。
(約束の場へと足を進めては辺りは宵闇に包まれすっかり暗く、相手をひとりきりで待たせてしまった事に眉を下げ申し訳なさそうにその場へ現れ。相手の元へと駆け寄れば冷え切ったであろうその身体へとひざ掛けの様な小さな布を掛けてやれば優しい笑みを浮かべ)

それでは行こう。
(相手の見上げていた空を見つめては、此れから何が起ころうともこの少女を護ろうと意を決して。立ち上がりを促す様に相手に手を伸ばし)


  • No.133 by 薄雪  2015-03-08 22:14:03 

>132 鴇臣様
…醜いものをお見せしてしまって、すみません。そ、の…これについて、妖怪の方から意見をお聞きしたくて…。
(年頃の人間の少女ならば、きっと顔に異形の鱗を宿していればそれは人には見せたくない酷く恥ずかしいものとなるだろう。人間を観察し得た"こうなるだろう"という感情面での推測から恥じらうように視線を揺らしながらもう一度深く頭を下げると頬の鱗に手を当て。)
…この鱗は、頬の他両足にも広がっています。成長するごとに少しずつ広がってきていて…物の怪憑きなのかも、呪いの一種なのかも分かりません。その道の方にお聞きしても分からなくて…だから、妖怪の方なら何か心当たりがあるんじゃないかって…。
(見たところ相手は共存派の妖怪、もしそんなものに人間を殺させるかと考えれば一番手っ取り早いのは他の人間よりも大切な人間を一人作ってしまうこと。大切なものを一つ作ってしまえばその者のために尽くすくらい、情の深いだろう相手はやってのけるはず。これまで誑かし、堕としてきた妖怪たちと同じように相手も手玉に取ってやるつもりなのかあくまで人間として相手との親交を深めようと身体を鱗に侵された哀れな娘を演じてやれば、そっと相手の方に近寄っていきまるで相手しか頼れないとばかりに微かに潤み始めた瞳で見つめてやれば唇をきゅっと結んで。)

  • No.134 by 芦屋嶺  2015-03-08 22:59:20 

>薄雪さん


ふふ…勿論、貴女の殺意は伝わっていましたから。
(決して殺意が分かっていたからこそ、の言葉ではないが本心が相手の蓋を開けたのだろう、本性が見えてはさして驚きはしていないのか、小さく笑みを零しては頷き。相手も承諾してくれたと思っていたが、どうやら条件があるようで。それを聞けば微かに眉を下げて。「おやおや…そんな掻っ攫うなんて物珍しい人なんていませんよ。居たとしてもせいぜい物店小屋ぐらいでしょう……その条件、約束致します。私は決して貴女を傷つけることはいたしません」どこか遠くを見つめるように悲しい笑みを浮かべては頷き。この約束をしてしまった以上、いざ自分の命が惜しくなったとき、対抗もできないだろうと分かってはいるがそれでもまだ早くに終わるよりはもう少しこの命、泳がせてもらっても良いのではと考えて)


>鴇臣さん


その男は妖の親、母親ですね…母親の愛を受けて育っていきました。その妖は人間の事と妖の事を親身になって教えてくれたのです。
(どうやら静かに聞いてくれる相手の様子に目元を細めては悲しい笑みを一つ浮かべて。文机に広げられた文献へ視線を落としては、それを撫でながら一つ一つ話していき。「やがて母親が人に傷つけられた時がありました。男は必死に治療し、一命はとりとめましたが…男の体に変化が起きたのです。ちょっとしたかすり傷から妖の血が入り…その男の髪は色褪せ、見た目も変わっていきました」微かに眉を顰めては、一つ息を吐いて。手元の皹に視線を向ければ、それを撫で「妖でもなく、完全な人でもない…半妖とも言いきれない姿になりたしたが、人の役に立つ仕事がしたいと志、また、人と妖が共存できる世にしようと志ました。…それを教えてくれたのは母親の存在でしたが、母親は人間に命を奪われました…」あの時の光景は今でも脳裏に鮮明に覚えていて離れてはくれなくて。夢にも出てくるあの深紅の雨、血を震わす叫びを思い出しては唇を噛んで、手を握り締めれば皹が音を立てて欠片が落ちていき)

  • No.135 by 薄雪  2015-03-08 23:40:55 

>134 芦屋
…よし、なら今は一先ず生かしてやる。まあ、楽になりたくなったらさっさと堕ちて来い。すぐにでもその喉噛み切ってやる。
(妖界を追放され人間界をさ迷い歩き、そうして身に着けた自分の人間としての仮面が全く意味を成していなかったどころか、それを繕うことをやめた瞬間でさえも動揺を覗かせない相手に不満げに顔を顰めると小さく舌打ちし。退屈そうに相手の堕落を願う言葉を掛けてからゆっくりと立ち上がり、道具を取るため棚の方に向いていた相手の背後からひょいと顔を覗かせ、先程までのような無垢な振りをした柔らかな笑みを浮かべてやると相手の腕にぴとりとくっつき。「契りを結んだ以上、俺はこれからお前の身辺をうろつくことになる。そこでだ、お前はどちらの俺で接して欲しい?どうせ傍に居るなら先程までの愛らしい態度で接してやろうか?お前も男だ、若い娘を侍らせてみてぇだろ?」相手を誑かすことは一先ず難しいと分かった、しかしそれでも人間とは等しく欲に弱いものという認識はまだ自分の中で薄れず、効果はなくとも少しでも相手の隙を生む要因になればととある相談を持ちかけて。)

  • No.136 by 芦屋嶺  2015-03-09 10:39:15 

>薄雪さん


それはそれは…怖いですね。
(どうやら相手も承諾してくれた様で、しかし出てきた言葉には微かに苦笑を浮かべて呟くもどこか呑気で。まさか怒らせたかと、思いながらも道具を揃えて向き直ろうとすればその前に腕に感覚が伝わり、見下ろしては何だろうか訊前にす綴られた言葉には驚きを隠せなくて危うく手に持った道具を落としそうになるが、寸前でそれを回避して。「別に、彷徨かなくとも…私は逃げも隠れもしないんですから…―それに、いくら言葉が荒くても、貴女はまだ幼い女子です。男と一つ屋根の下、間違いが起こるとも限りません。お家に帰りなさい」眉を下げてはどこか困ったように笑みを浮かべて頬を微かに掻いて、しかし急に真顔になれば、まるで兄か父親のような言い草で相手に告げると道具を持って定位置に戻り)

  • No.137 by 薄雪  2015-03-09 12:37:13 

>136 芦屋
…お前、俺を見た目で判断してねぇか?言っとくが少なくともお前の何倍か年上だってのに、幼い女子って…。
(そもそも誑かすために近寄ったのだから間違いの一つでも起こしてくれればそれこそ万々歳だというのに、表情を崩すこともなくまるで僧侶か何かのようにきっぱりと断る相手に思わず困ったように眉を下げると相手の発言に呆れたような声を漏らして。確かに見た目で言えば相手よりも若いように映るだろうがそもそも妖怪に歳などあってないようなもの、数えるのもとうに放棄した位だというのに"幼い"などと言われてしまえば少し戸惑ってしまい、先程いた位置まで戻った相手についてその傍にこちらも腰を下ろすと右側の髪をそっと耳に掛け頬を露出させ。「まあいい、端から此処に住み着こうとは考えてねぇよ。ただ人なり妖怪なり、お前の奇怪な姿を見て近寄ってくる奴がいないとも限らねぇからな…暇が出来たら度々覗きに来てやるよ"お兄様"?」診てもらうために頬を相手の方に向けながら、断られはしたもののやはり自分の獲物としていくらか様子を見には通うつもりなのかその旨を話してやればどうやら先程の幼子扱いがそれなりに不満だったらしく、取り繕っていた時の弟扱いから打って変わりわざとらしく兄などと呼称してやればにい、と口角をつり上げて。)

  • No.138 by 胡蝶  2015-03-09 14:27:27 

>132 鴇臣

__大丈夫です。
(闇に出てしばらくすれば現れた相手の姿にホッとして、心なしか強張っていた表情が緩む
方から手触りの良い布を掛けてもらい、何から何まで申し訳ないと思いつつも、こういう時は謝るよりも礼を述べるほうが良いことを知っていて)
ありがとうございます。とても暖かいです。夜はまだまだ冷えますからね。
(と、ここで平然とした相手を見れば、差し出された手を取りつつ妖は寒さを感じたりはしないのだろうかという疑問が湧いて、気づいたときには口から漏れ)
あの…私ばかりこんな…貴方は寒くはないのですか?

  • No.139 by 匿名さん  2015-03-09 15:39:53 

(/すみません、jで参加させて頂きたいのですが、妖が妖を襲った場合は罰せられたりするのでしょうか?
現在乱暴者を演じ、過激な妖を武力で食い止め密かに人を守っている…というようなキャラを考えております。共存派であることがバレなければ追放されたりはしないでしょうか。
問題があったり趣旨に合わなければ変更しますので、ご回答よろしくお願い致します。)


  • No.140 by 芦屋嶺  2015-03-10 11:05:48 

>薄雪さん


確かに年齢は上でしょうけど…人は先入観がありますから。
(妖が人の倍生きているのは分かるが、それでも人という欲深い生き物は、先入観で物事を判断する所があり、それはもう性というもので。だからまだ人間を忘れていない自分もその先入観は残っているわけで、何があるとも分かりきっていない。自分よりいくら強い相手であっても何かあった時の罪悪感はきっと心をポッキリ折るのにはきっと充分になってしまうだろうと、色々考えた事で言ったのだがどうやら相手には呆れてしまったようで。しかしその相手の様子に可笑しそうに小さく笑みを零して、大人しく座る相手を目で追いつつ、見せられた頬を見ては真剣な表情になりながらも、紡がれた言葉には困った様に眉を下げて「私に近付く人なんて、そんな人がいればそれこそ物好きですね…まぁ、『可愛い妹』が心配してくれるのなら悪い気もしませんが」あくまで年下として見るようで、瞼を伏せれば微かに肩を竦めて道具を片手に相手の鱗を1枚容赦なく剥がして)

  • No.141 by 薄雪  2015-03-10 12:38:47 

>140 芦屋
ッい、ってぇ!?――ッお、前…仮にも医者なら試料くらい丁寧に取れよ、血出てきただろうが。
("可愛い妹"などという此方を甘く見ているような表現から自分の言葉に改める気もなく年下とする姿勢を見せた相手に思わず小さなため息をつき。別に年下に見られることなど正直に言ってしまえばどうでもいいことだが、それによって自分が嘗められているような感覚だけがどうにも気持ちが悪くて、そんなことをぼんやりと考えているうちに相手に鱗の一枚を剥がされ。純粋に痛かったことに加えうっかり気を抜いていたせいで思わず大きな声を上げてしまえば両手で頬を押さえ、痛みにより反射的に滲んできた涙を堪えながらじんじんと疼くような痛みを訴える頬の熱さに耐えて。痛みのせいとはいえ嘘泣きでもなく涙してしまうことが嫌だったのか潤みを帯びた瞳を乾かすようにぱちぱちと目を瞬かせながら相手に不満を訴えると鱗が一部の皮膚ごと持っていかれたために血の滲んだ頬を指さして。)

  • No.142 by 薄雪  2015-03-14 18:48:12 

(/少々トピックが沈み気味になってきてしまったようですね。僭越ながらトピ上げに貢献させて頂きます!)

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