四季彩々【BL/NL】

四季彩々【BL/NL】

柊  2014-06-16 01:29:42 
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冬の私は春に焦がれておりました。
春の貴方に焦がれておりました。

***

四季の「春」と「冬」を擬人化させたオリチャになります。

▼柊(ヒイラギ)
・冬の擬人化、年齢は23歳。
・白く肩までかかるような髪の長さ。
・若葉色をした着物を着て過ごしている。
・喋り方は常に敬語、のんびりとした優しい雰囲気。
・生き物を殺してしまう自分の季節を嫌っており、そのため春がとても羨ましくて仕方が無い。
・常に眠そう。


○私のやるキャラのプロフはコチラ↑になります。
○募集人数は1~2名を予定しておりました、BL/NL問わず、ご希望に合わせてストーリーを進めていきたいです。
○ロルは短~中でお願い致します。
○もしお相手してくださる方がいましたら、できるだけ春っぽい名前で、上記のようなプロフを書いてくださると嬉しいです^^


どうぞよろしくお願い致します。

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  • No.61 by 柊  2014-06-23 16:40:07 

>物乃芽

無下に断れないから困ります、また眠ってしまってはいけないと思ってはいるのですがね。折角ですから、ハメを外しても罰は当たらないでしょうか。
(物乃芽に勧められたお酒をクイと飲むと、それからまた何度か口にして。次第に頬は紅く染まっていくが、それでもまだ飲めるようで)

そういえば、先ほど子供のようだと。
物乃芽さんも酷いことをおっしゃいます、これでも私は何十年と冬の役目を担ってきたのですから、……今考えると私たちは一体何歳なのでしょうか。途方にもなく長い年月を過ごしてきたのですから、感覚も鈍ってしまいそうです。
(子供のようだと言われたことについて思い出し、それから拗ねたように頬をふくらませて。しかしそこで自身は一体どれほどの時間を過ごしてきたのかと考え始めて。長い年月に懐かしむように目を細めて)

  • No.62 by 柊  2014-06-23 22:21:44 

【あげです(˘ω˘)】

  • No.63 by 物乃芽  2014-06-23 22:56:45 


>柊

独りで受ける罰は心苦しいが、共に分かち合うものが居れば乗り越えられる気がするな。
……あまり飲み過ぎると身体に触る。子供と、言ったことを気にしているのか?
(苦手というわりに飲みすすめる相手を心配し、杯を持つ手をそっと掴むと顔色を伺うように僅かに潤う瞳を見つめて


子供というのが悪い訳ではない。…純粋無垢であり何にでも新鮮に向き合えることはいいこことだ。
この姿も仮の姿だからな。…だが四季が平等にあるなら俺達は同い年ということになるのだろうか。……いや、でもあんたは弟にしか見えないな
(頬を朱に染め、膨らませる様は雅であるが子供っぽく内心笑ってしまうが表情には出さずその頬を指で突き)
年月など柊と出会うまでは考えたことがなかったな。次は俺に柊の見てきた世界を教えて欲しい。この夜桜の下で思い出ばなしを語り合うことが出来るほど附きことはない。

  • No.64 by 柊  2014-06-23 23:26:22 

>物乃芽

いいえ、気になどしていないのですよ。
ただ同じ年を生きてきた筈なのに、物乃芽さんの方が大人に見えてしまって。
取り残されてしまうのではないかと。駄目ですねぇ、私は物事を暗く考えてしまうようで。
物乃芽さんは私の目の前にいるというのに。
(そっと掴まれた手に目線を下ろし、それから僅かにだけ盃を持っていない方の手で触れ。しかしそれから上記を述べると、手を離し桜を見上げるように仰いで)

(突かれた頬はなぜか朱さが増し、きっとお酒の所為だろうと自身の冷たい手で静かに覆って)


私の見てきた世界、ですか。
そうですねぇ、まず雪が降り積もり風も冷たくて。
空はとても高く見えるのですが、空気が澄んでいるため冬の夜空は大層星が綺麗に見えるのです。
それから動物たちの足跡。とても可愛らしいのですよ。
(物乃芽の質問に少しの間思案し、それから思い出すように次々よ言葉を紡ぎ。嬉しそうに微笑みながら)

  • No.65 by 物乃芽  2014-06-24 00:01:19 


>柊

どちらが大人に見えるだとか、子供だとかは関係ない。
あんたが想うことや感じることは理解したいし、其れが柊なのだと思っている。
それに例え離れてしまっても、俺はもう柊を感じずにはいられない…と思う
(相手の表情の豊かさや肌に触れる心地よい冷たい感触も色濃く己の中に残りつつあり、忘れられそうにないと思うが照れが生じれば語尾は小さくなり目線を外して

…あんたは本当に見ていて飽きないな
(より朱に染まる相手を見ては頬を覆う手を、今度は躊躇うことなく優しく握り込み顔を近付けると悪戯に小さく笑み「綺麗だ」と吐息混じりに囁いて

星か…。冬の星も見てみたいな。きっと綺麗に違いない
…この春生まれた子の足跡もあるかも知れないな。そう考えるとやはり四季は切っても切り離せない縁にある。
(黒よりも藍色に近い空を見上げては冬の夜空を想い描き、相手との繋がりがまた一つ増えればどこか嬉しそうに小さく笑んで


  • No.66 by 柊  2014-06-24 00:51:53 

>物乃芽

私も―――…。
物乃芽さんに出会い、様々な春の一面を知り。
例えば、いつかの話に。もし私たちが離れることになったとしても。
私は物乃芽さんを忘れることはありません。出来ることならば、ずっと――…。
(自身が物乃芽を慕っているということにはまだ気づかず、憧れとあまりにも酷似しているためだろうか。それでも今まで感じていたものとは明らかに違うそれに少し戸惑いを覚えながら。逸らされた視線にどこかホッと息を吐いて)


っ、あまり、そのような言葉を使ってはいけません。
それに、―――…少し、近くはありませんか。そんなに見られてしまっては、私は、
(物乃芽の語る星につられながらも藍色の空を見上げるが、それよりも触れられた手や言葉の数々は柊を戸惑わせるには十分で。お酒の所為もあってかあまり会話は成り立たず、しかし「綺麗」と言った物乃芽の悪戯な顔を思い出してはやはり頬を染めて)

  • No.67 by 物乃芽  2014-06-24 02:29:00 


>柊


(綺麗なもの、例えば草花や生き物を愛でることは日常的にしていることで、始めは相手を同じ感覚で見ていたが次第に見方が変わってきていることに気が付きかけていて。
その変化が良いものなのか分からずとりあえず胸の内にしまい、酒を口に含んで。


…柊は白いから赤くなるとすぐに分かるな
もっと嫌そうな顔をして拒絶してくれなければ、俺はあんたを求めてしまう
酒に酔っているか…
(一緒に居られる保証も出来ず求めてしまうのは無責任に感じ、また柊の悲しい表情を思いだしては頬に伸ばす手が微かに震える。
どうしようもなく相手に酔っている己を認めざるを得ず、その感情を抑えて頬にある手を頭に移し自然を慈しむように撫でて

  • No.68 by 柊  2014-06-24 07:57:57 

>物乃芽
きっと、きっと酔っているのでしょう。
お酒とは時に恐ろしいものです。
胸の内に秘めている言葉の数々が、嘘のようにするすると口から溢れてしまいそうになります。
しかし言葉とは容易に人を縛るものですから、それを口にさえするのも、例え理性が効かなくなろうとも危ぶまれるのです。
(頭を撫でられる感覚を素直に受け止め、まるで犬のように目を細めてそれを感じていると、しかしそれはお酒の所為だろうと)

物乃芽さんはお優しい方だ。
私のことを気に掛けて下さっている。
私は、私は―――…この思いを、酒の所為にできるでしょうか。
(例えばそれを求めたとして、しかしそれは細い細い線で繋がるような、そんな不確かなものではないかと。いつかは消えてしまうかもしれないことなら、明かさなくてもよいのではないかと。目を伏せながらポツポツと、最後の方は相手に聞こえるか聞こえないか程の小さな声で)

  • No.69 by 物乃芽  2014-06-24 11:22:51 

>柊

確かに言霊は、時にその人がこの世を去っても何かに何かを縛り付ける力を持っている。
その力が酒によって成されるのは間違っているかも知れないが、…今抱いているこの気持ちと口にする言の葉が偽りの言霊で、あんたもそうであるなら少し憂いてしまうな。
それに今、胸の内に引っ掛かるものが無くなるのなら、理性を無くしてもいいとも思ってしまう。……本当におかしなことだ
(幼げに、それでいて愛らしく目を細める相手が酔いの覚めた時、何事もなかったようにされるのは少し寂しく感じて。また、酒の力でこのもどかしい蟠りをなくせるのならどんなに楽かと吐息混じりに述べ

俺は、臆病なだけだ。
…あんたを気に掛けている振りをして、自分が傷付かないようしているずるい奴さ。
きっと、まだ互いにこうして人とふれ合うことに慣れていないのだろう…
特に柊は、温かな心を持っているから……あんたの声は耳に優しい
(相手の頬に手を触れたまま、盃をことりと地面に置くと消え入りそうな声を聞こうと再び顔を近付ける。酒の所為だけにしないでほしい、そんな己でも気が付かない声にならない願いを秘めながら相手を見つめて

  • No.70 by 柊  2014-06-24 12:31:15 

>物乃芽
っ、そんな!
そんな意味で言ったのではありません。
私はただ真実を聞くのが恐ろしいだけなのです。物乃芽さんが、物乃芽さんの方が、それが後に偽りとなってしまうのではないかと。だから私は敢えて、自分が恐れずにこれからも物乃芽さんと接することができるようにと、……私は、私の方が臆病なのです。
(近づけられた顔に、今度は顔を逸らすことはなく。そのまま吸い込まれてしまいそうな程に美しい物乃芽の瞳をジと見つめながら)

嗚呼、駄目ですね。
私は物乃芽さんのことを知る度に欲張りになってしまいます。
(撫でられる頬はそのままに、空いている手で物乃芽の着物の袖を握りながら、しかし今度は顔を伏せて)

  • No.71 by 物乃芽  2014-06-24 13:44:36 


>柊

そうだな。すまない、あんたをまた不安な気持ちにさせてしまった。
でも此だけは知っていてほしい。俺があんたを大切に思う気持ちに偽りはない。
柊が何かに恐れるなら、それも受け止めたいと思っている
(人一倍、孤独と失望を味わってきた柊の優しさや暖かさに触れていたいのに己が傷心していてはいけないと気持ちを奮い立たせれば、まっすぐに瞳を見返して今言える想いをゆっくりと告げて

欲張りであってくれたほうが良い。
ものを教え、何かを与えるほどに恐れを感じてしまう時がある。
だから求められると、釣り合いが取れている気がして気持ちが落ち着くんだ
……別に無理に欲張りになれとは言っていないからな
(頬に触れる手を、袖を握る手に重ねるように移せば伏せられた顔を覗き込むように真剣に言うが、普段心の内を明かすことなどないため、最後は視線を逸らしぶっきらぼうに言って

…柊。今宵はこれくらいにして、そろそろ戻ろう。
あんたの身体も辛いだろう。……ゆっくり、時間をかければまた何か変わるかもしれない
(無理に答えを出さなくともこの先が永いと思えば楽しくなるのではないかと若干穏やかな声色で言えば、酒で覚束無いであろう相手を支えるように手を貸して

  • No.72 by 柊  2014-06-24 18:34:04 

>物乃芽

―――…本当に、物乃芽さんはお優しい。
(その一言だけをポツリ呟くと、それから袖を握る手に力を込めて。この気持ちをなんて表せばよいのか。なにが正しいのか、そもそも正しいとはあるのか。しかし初め出会ったときの憧れとは大きく離れ、違う言葉で表したいその感情を。なんて名前を付ければよいのか分からずに)


――そうですね、今日はもう戻りましょう。
私の身体は結構丈夫なのですよ、ただどうにも眠気というものは付き纏うようで。
今まですんなりと眠りについてきましたが、最近はどうにも眠りたくないと思うようになりました。きっとその答えも、これからの時間で分かっていくのでしょう。そう思うと楽しみで仕方がないのです。
(そう言って眠気と酒の酔いで少しふらつく足に力を込めて立ち上がり、物乃芽の貸す手に素直に寄りかかりながら。少し着崩れた着物の襟を整えて歩めば、タイミングよく吹いた風に視線を逸らし小川を見つめれば、舞う桜と水面に映る月にほうと息を吐いて)

  • No.73 by 物乃芽  2014-06-24 20:17:50 


>柊

丈夫……には見えないが。まあ、あんたがそう言うなら…。
やっぱり柊は子供のような心を持っているな
(丈夫と聞けば、立ち上がる相手の華奢な体つきを見て一瞬黙るが本人が言うならきっとそうなのだろうと思い。茶化すわけではないが顔を逸らしては何処か可笑しそうに小さく笑って。

今日は長々と付き合わせてしまったな。ゆっくり休むと良い。
…夜半、雨風が強くなるかも知れない。身体を冷やさぬようにしておけ
(相手の布団を敷き、窓から見える空模様を見れば桜が咲く時期には多い雨風を感じ、桜が散ることを考えてはやや表情を曇らせるがすぐに柊の身を案じて

(翌日、早朝雨の匂いで目を覚ますと外は小雨が降っており、薄い灰色の雲が空を覆っていて。その天気の中、縁側の一角で着物が濡れるのを厭わずある光景を無表情にぼんやりと見ていて。産まれたばかりの雛が巣から落ちたのだろう。まだ息はあるが自力で戻ることは不可能で、まだ開かぬ羽を動かしては親鳥を呼ぶように鳴いている。その親鳥はどうすることも出来ず巣のある金木犀の上から我が子が弱っていくのを見ているだけで。

…落ちたのか(ぼそりと一言呟いては雛の末路を期しては静かに目を伏せて

  • No.74 by 柊  2014-06-24 21:43:59 

>物乃芽

(「子供のような心」という言葉に少し拗ねて、しかし物乃芽が笑う姿に同じように笑い。道中はどこか足取りも軽く早く明日が来て欲しいと願いながら)


雨風が――…、そうですか。
今日見た花々たちが無事だと良いのですが、物乃芽さんも私の身ばかりを案じずご自分も大切になさってください。貴方が床に伏せてしまっては、私は気が気ではなりません。温かくして寝てくださいね。それではおやすみなさい。
(物乃芽の視線を追って自身も空を見れば、夜にも関わらずその空はどこかどんよりと曇って見え。星は見えるどころかすっかり雲に隠れてしまい、あまり良い気持ちではないと自身の着物をぎゅと握りながら)


(翌日、昨日とは違った音を聞きながら朝目覚め。湿った土の匂いや雨音によって震える空気を感じながら床から起き上がり。それから窓を開け見てみると、縁側で雨に濡れているにも関わらずそこから動こうとしない物乃芽の姿を見つけ急いで駆けて行く。しかし彼の足元で静かに鳴く一羽の雛鳥を見つけると、着物が汚れるのも気にせずその場で膝をつき)

―――…可哀想に、巣から落ちてしまったのですね。
(それから優しく傷つけないように、けれど自身の纏う冷気では余計に死を早めるだけだなのではないかと。直接手では触れず、着物の袖を伸ばしながら雛鳥を両手で包むように持って)

もう少し、頑張ってみなさいな。
温かい春が貴方を待っているのですよ、大丈夫、大丈夫。
お母さんも貴方を待っています。
(それから優しく、けれど愛おしむようにぎゅぅと抱きしめて。どのような末路があるのか、柊はそれを考えずに。ただ強く、生きて欲しいと願いを込めて)

  • No.75 by 柊  2014-06-25 00:18:59 

【あげです(-ω-)】

  • No.76 by 物乃芽  2014-06-25 07:51:57 



>柊

(自分の身だけでなく、己の身も気に掛けてくれる柊の優しさに微かに目を細めれば、子供を寝かしつけるように柔らかな白い髪を撫でて。彼のそばで、彼の笑顔をずっと見られたらなどと、其れこそ欲張りなことを考えながら。


(小雨が髪や着物に染み込み、湿って僅かな重みを感じれば随分とそこに佇んでいたことを悟るが足は一向に動かずにいて。しかし相手が駆け寄ってきて雛を包み込むように持つのを見ると意識が浮上し、フとその光景を無表情の中、切なげに見つめて

…柊、すぐにそいつを元の場所に戻すんだ。もう、間に合わない。
巣から落ちたら、親鳥でもどうすることも出来ないんだ
(普段よりも低い冷酷さを纏った声色で静かに言い放つが、僅かに声が震えるのを感じて短い息を吐く。相手にどう思われるか考えれば顔を上げられず小さく俯いて

着物が汚れる…。それに、風邪を引く
(以前と冷ややかな声で言い、部屋に入るようにと屈む相手の肩に手を置いて促し。なにか説明してやらねばと思うが、こんな時に根の不器用さが出てしまい上手く言葉を紡げずに「もう、生きられないんだ」と一言呟いて

  • No.77 by 柊  2014-06-25 12:25:35 

>物乃芽

――…何度、何度私は命が消えゆく姿を見ればよいのでしょうか。
(小さく、けれど生きようと懸命に鳴き声をあげる雛鳥。持つ手には力が込められ、肩を震わせながら。涙を流すのは違うと、私ではないと。しかし溢れる涙はポタポタと頬を伝って)

何故、何故っ。
こんなにも生きようとしているのに。
きっと雨風の寒さで身が震えたでしょう、小さな鳴き声で叫んだのでしょう。助けてと、私がその声を聞くことができていれば、………ごめんなさい、ごめんなさい。――…っ、
(それから気づけなかった、助けることのできない己の無力さに嘆いて。今まで見てきた冬に消えてゆく命を思い出して柊の身体は次第に冷気を纏い、地面がピシピシと小さな音を立てて凍りづいていき)

  • No.78 by 物乃芽  2014-06-25 14:46:40 


>柊

柊の所為じゃない…。
(柊の悲痛な声と肩を振るわすその姿に己の浅はかな失言を悔いれば、息が詰まったように言葉が出なくなる。しかし少しでも相手の重荷を軽くしたく背後からそっと近付くと相手と同じ高さに屈みその肩に手を置いてゆっくりと口を開く、

……少し酷かも知れないが聞いて欲しいことがある。
この雛はもう助からない…。それは巣から落ちてしまった時から決まっている。
けどな、無駄ではないんだよ。…きっと暫くしたら烏の親鳥が我が子のために餌として持っていく。四季に繋がりがあるように命も同じように係わり合っているんだ。だから—-…
(相手の哀しみと痛みに比例するように辺りを包み込む冷気と霜に急速に身体が冷え、声が震え言葉が途切れるが、相手の苦しみと失望を考えるとそんなものは比にならず。
肩に置いた手をそっと相手の胸元に持ってくると、そのまま両腕で優しく包み込むように抱き締めて)

だから、柊が謝る必要はない。…声を聞けず気付けなかったと自分を責めるなら、俺も同じ事だ。むしろ、その可能性を知っていた俺の方が罪深い。でもあんたはそんな俺を責めないはずだ。
それに…例え夜に雛が落ちたことに気付いたとしても俺たちには見守ることしかできない。
命の結び付きに関わりを持つことは許されないことだからな。
命が消えゆくのは自然の理。必要なことを受け止め支えるのが俺たちなんだ。
………柊、自分を責めないでくれ。傷付くあんたを見るのは辛いんだ
(吐く息が白くなり、喉元が冷え乾く初めての感覚に、冬はこんな風なのかと頭の片隅で思いながら、相手を落ち着かせようと穏やかな声色を努め、優しい口調で諭すように耳元で言葉を紡いで。語尾はやや小声で弱々しくなるが、それを感じさせぬよう強く抱き締め

  • No.79 by 柊  2014-06-25 15:56:07 

>物乃芽

(優しく抱きしめられると同時に、辺りを纏っていた冷気を少しずつ弱め。しかし地面は凍り、所々霜が伺える。それでもどうしても、消えゆく命の面影が雛鳥と被って見えてしまい。更には自身の纏った冷気の所為でますます命の灯火が消えそうな雛鳥を見つめて)

っ、私はまたっ―――…命とは、なんて儚いっ
悔いるばかりで、私には何もできないと、その通りなのです。
私たちは見守り、そして生き物たちが四季を巡れるように支えていくことしかできません。
なんて、なんて歯がゆくて、そしてこんなにも苦しい。
(段々弱っていく雛を見ていることができずに目を逸らし。それでも手を離すことはせず。耳元で紡がれる物乃芽の染みていくような言葉の数々に、やはり涙は頬を伝って。ぽたりぽたりと、地面に落ちたそれは広がり、次第にそこから凍っていた地面は徐々に解けてゆく)

―――っ、も、ののめ、さっ、物乃芽さんっ、…物乃芽さんっ。
(しかしそれも今の柊の目には映らず。堪らずにそのまま後ろを向き、物乃芽と向かい合う形になれば、物乃芽の胸に顔を埋める。そして彼の名前を何度も呼び、その度に物乃芽の着物は涙で黒く染みを作っていき。)

  • No.80 by 物乃芽  2014-06-25 17:17:20 


>柊

(此迄、気の遠くなるほど四季が巡ったが、相手は此程までに生命の死を重んじ受け止めきれずにいる。その永い年月で積み重なった痛みは計り知れないが、ある意味、生死を受け入れられないのは罪であり、優しさという名の弱さでもある。子供のように泣く相手は恨めしくもあるが、それ以上に相手の白く綺麗な心が羨ましく、愛おしく思って。

大丈夫だ。…あんたの想いはきっとこの雛に届いている。
…こんなことを言っても空虚にしか聞こえないかもしれないが……
俺が今あんたをこうして胸に抱き、癒すことが出来ているのなら、至極救われる。
今までは見守ることしか出来なかったものが自分の手で救うことが許されているんだ。
…それに、あんたが俺の名を呼び、すがってくれるだけで心が温かくなる
(何度も己の名を呼び、求めてくれる相手にどれ程心が洗われ癒されているのかを伝えたく、下手な言葉を落ち着きある声色で紡ぎながら、その震える小さな背中を落ち着くまで優しく撫でてやる。こんなことは消えゆく生命にはできぬこと。柊にしか出来ないことで、ずっと己が求めていたことでもあり。

柊の涙は暖かくて綺麗だ…。…見てみろ、草花が輝いている
こんな光景は、初めてみた。
(地面を溶かしていく涙がきらりと反射したのを見ると、いつのまにか上がった小雨に気が付き僅かに相手から身を離して。雲間から顔を覗かす太陽が地面や桃の花についた霜を溶かし、星のように煌めかせていて。静かに呟くように言うと柊の手の中で動かなくなった雛に視線をやり、相手の手と一緒に両手で優しく包み込むと目を静かに伏せて

柊…椿を植えよう(唐突にしかし至極やさしい声色で言うと小さな微笑みを浮かべて

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